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平成27年第4回定例会(第3号) 本文 開催日:2015年12月08日
平成27年第4回定例会(第3号) 本文 開催日:2015年12月08日
平成27年第4回定例会(第3号) 名簿 開催日:2015年12月08日
平成27年第4回定例会(第3号) 名簿 開催日:2015年12月08日

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  1. 松浦市議会 2015-12-08
    平成27年第4回定例会(第3号) 本文 開催日:2015年12月08日


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時 開議 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  おはようございます。  川下議員から遅刻届が出ております。  出席議員は定足数に達しております。  これより、議事日程第3号により本日の会議を開きます。  日程第1 市政一般質問 を行います。  それでは、質問順位に従い、4番・徳田議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (徳田議員 一般質問席 登壇)(拍手) 2 ◯ 4番(徳田詳吾君)  おはようございます。  清風会の徳田でございます。本日は1番目ということで、皆さんの頭がさわやかなうちに明快な回答を期待をいたします。よろしくお願いします。  私は市議会議員になりまして1年10カ月が過ぎました。3月定例議会と6月議会で1年の反省を込めて、1年間に行った一般質問について進捗状況を確認の意味で質問を行いましたので、9月は1回休みましたが、今回は新たな課題で取り組みますので、よろしくお願いをいたします。  福島のほうでは、9月に土谷棚田の火祭りが行われました。県職員、自衛隊員、市の職員ほかボランティアの方々の御協力、大変ありがとうございました。おかげさまで6,000人を超える人の来客を迎えることができました。駐車場は予定外の場所まで使用して飽和状態となり、帰りのシャトルバスは一時は1時間を超える待ち時間となり、そのような状況の中、いろんな問題が発生しましたが、それは今後の課題として解決してまいりたいと思います。課題は多少残りましたが、全体としては大成功だったと思います。これも皆様の御支援、御協力のおかげと感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。  それでは、質問に移ります。第1項目めは、「防犯カメラ設置状況と活用について」であります。  最近、テレビや新聞のニュースを見ますと、凶悪な犯罪や突発的な事件、事故が多発しております。最近では靖国神社の爆発事件、幸いにも大事には至りませんでした。このような中、事件解決への大きな手がかりとなるのが防犯カメラによる記録です。この防犯カメラの設置についてお尋ねしたいと思います。  市内での防犯カメラ設置状況はどのようになっておりますか。一般の商店や銀行及び公共施設などの状況について、旧市、旧町ごとにお願いできればと思います。よろしくお願いします。 3 ◯ 防災課長福岡一男君)  おはようございます。
     ただいまの質問でございますが、旧市町ごと設置状況につきましては、市が設置運用しております防犯カメラにつきましては、公共施設や公園、駅前など市民活動場所を含めて、現在ありません。また、個人、民間企業等設置運用状況につきましては、正確な把握はできておりませんが、市内各金融機関や大型店舗、コンビニエンスストアなどに問い合わせてみたところ、旧町別に申しますと、御厨町で6、星鹿町で2、志佐町18、調川町3、今福町4、福島町4、鷹島町5の施設という状況でございます。ただし、そのほとんどが店内、または店舗駐車場用として設置運用されているという状況にございます。  以上でございます。 4 ◯ 4番(徳田詳吾君)  今の分は、福島の分につきましては、これはガス基地の分は入っておりますか。 5 ◯ 防災課長福岡一男君)  申しわけありません。福島基地の分は入っておりません。 6 ◯ 4番(徳田詳吾君)  全体的に見ますと、ほとんど市のものは設置していないということで、市全体から見ますと、大変無防備といいますか、そういった状況なのかなと推察するところです。  合併前の福島町では、福島大橋のたもとの検問所に防犯カメラ設置計画がなされていたと聞いておりますが、合併とともに計画が消滅したようですが、今日のように凶悪で異様な事件、事故が多発する中、福島町の出入り口にも必要ではないかと思われますけれども、計画が消滅した経緯についてお尋ねをいたします。 7 ◯ 防災課長福岡一男君)  旧福島町時代に、合併前に設置運用の計画が進められておりました防犯カメラにつきましては、運用に当たっての個人情報等の保護の観点から例規等の整備が必要であったということから運用に至っておりません。 8 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ちょっと先ほど聞き忘れましたけれども、鷹島町につきましては、公的な施設についてはないと聞いたんですけれども、鷹島肥前大橋に6基か7基かついていると思いますが、その台数についてはわかりませんか。 9 ◯ 防災課長福岡一男君)  大橋に設置されているというのは把握しておりますが、今言われた台数等については把握はしておりません。 10 ◯ 4番(徳田詳吾君)  先ほども述べましたけれども、今日のように凶悪で異様な事件、事故が多発する中、事件の防止や犯罪の早期解決のため、防犯カメラの設置がぜひ必要と思います。今後、市として福島町も含めまして、防犯カメラの設置についてどのように考えておられますか。 11 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  おはようございます。  防犯カメラの設置についてでございますが、防災課長が申し上げましたとおり、この市民の安全・安心を守るということからは、その必要性は認めておりますけれども、個人情報保護の観点から、例規等の整備が必要であるということも前提条件となりますので、この防犯カメラの設置につきましては、今後、庁内で十分検討を進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。(降壇) 12 ◯ 4番(徳田詳吾君)  そのようにプライバシーの関係もあると思いますけれども、防犯、それから事件、事故の解決の上からも大変重要と思われます。  松浦市においては、交流人口の増大も市の振興策の一つとされておりますが、福島の土谷棚田の火祭りの折にも、町外からたくさんの方が見えました。このような折に事件、事故が発生した場合など、さらに重要性が増してくると思われます。昨年などは、家族に黙って勝手に帰られて、行方不明者として遅くまで捜索をされております。このようなとき、重要な役割を担うことになります。ぜひとも防犯カメラの設置をお願いしたいと思います。先ほど、庁内で検討するということですので、ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  市外からの来客や市民の安全・安心を祈って、この項を終わります。  第2項めに移ります。「市の余剰金等の運用について」お尋ねします。  余剰金といいますか、基金といいますか、預金の形で存在し、予算の中で余り使用されずに動かないお金があると思いますが、その点について質問をしたいと思います。  平成26年度の決算において、歳入267億3,156万1,755円、歳出259億7,327万4,107円のほかに基金がありますが、平成26年度末でどのくらいございますか。一般会計特別会計、それぞれお願いします。 13 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  おはようございます。  平成26年度における基金の運用状況についてですが、決算書の財産に関する調書の基金の記載順に、各基金ごと運用状況及び利率について御説明いたします。  財政調整基金定期預金9億円、利率0.075から0.33%、減債基金人材育成基金定期預金はございません。(発言する者あり)  基金の状況だけお知らせいたします。財政調整基金定期預金が9億円、公共施設維持基金定期預金2億円、地域振興基金定期預金2億5,000万円、工業用地造成事業基金定期預金1億円、地域福祉基金定期預金5,000万円、中山間ふるさと・水と土基金、定期預金1,500万円、文化・スポーツ振興基金定期預金1,000万円、合併振興基金定期預金9億円、公共用施設維持補修基金定期預金500万円、松浦市奨学基金定期預金2,000万円、鉱害復旧灌漑用水施設維持管理基金、国債12億6,000万円、国民健康保険財政調整基金定期預金1億5,000万円、介護給付費準備基金定期預金5,000万円、簡易水道事業基金定期預金2,000万円、水資源開発基金定期預金2,000万円。  以上でございます。 14 ◯ 4番(徳田詳吾君)  私の質問の仕方がちょっと悪かったと思いますけれども、一応平成26年度末で基金がどのくらいかというのは、総額で尋ねたかったんですけれども、一般会計で56億5,737万円、特別会計で18億1,400万円程度ですね。それから、合計で74億7,200万円ぐらいあるんですけれども、平成26年度とその前年度末の増減の差は幾らになりますか。 15 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  資料を持ち合わせておりません。 16 ◯ 4番(徳田詳吾君)  決算書の58ページに書いてあると思うんですけれども、2億8,795万9,570円の減になっております。  それでは、もう1つ聞きますけれども、平成26年度にかけての繰入金はどのようになっておりますか。 17 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  調べておりません。 18 ◯ 4番(徳田詳吾君)  これは7億2,834万5,309円が2年間の間に10億2,304万6,972円ということで、2億9,470万1,663円、これが繰入金がふえております。同じように市債もあるんですけれども、市債が24年度から26年度にかけてどのようになっているかわかりますか。 19 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  申しわけございません。調べておりません。 20 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ちゃんと決算書を参考にして質問しますということは聞き取りのときに言っておったと思うんですけどね。これは13億2,290万円、これが23億9,530万円と、この間に10億7,240万円の増額になっておるんですよね。今、答えてもらえませんでしたけれども、預金が減って借金がふえております。基金取り崩しの3.6倍もの借金をしている計算になります。平成26年度の自主財源から繰入金と繰越金を除くと、実質自主財源は42億4,175万6,843円で、自主財源の56%借金している計算になります。ほかにも依存財源がありますが、これはあくまでも依存財源で、このままいきますと、財政再建団体に陥るのも目前に迫っているんじゃないかと思って仕方ありません。  そこで基金についてお尋ねしますけれども、各基金はどのような状態で管理されておりますか。先ほど金額を言われましたけれども、一般会計19件と特別会計8件がございますけども、基金ごとに先ほど答えておられましたけれども、これのいろいろあったんですけども、債権とか有価証券とか、その他の形なのか示していただきたいんですけれども、先ほどは金額だけ言っておられましたけれども、運用利率がわかればお願いしたいと思います。 21 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  失礼しました。  財政調整基金が利率0.075から0.33%、公共用施設維持基金が利率0.13%、地域振興基金が0.02から0.125%、工業用地造成事業基金が0.125%、地域福祉基金が0.13%、中山間ふるさと・水と土基金が利率0.125%、文化・スポーツ振興基金が0.025%、合併振興基金、利率0.025から0.13%、公共用施設維持補修基金0.13%、松浦市奨学基金0.075%、国債の利率ですけれども、0.8から1.4%で推移しております。国民健康保険財政調整基金0.025から0.125%、介護給付費準備基金0.125%、簡易水道事業基金0.13%、水資源開発基金0.125%。  以上でございます。 22 ◯ 4番(徳田詳吾君)  私が事前に調べた分といいますか、そのほかに決算委員会でも聞いた分もあったんですけれども、別に私が決算の資料から調べたんですけれども、全体的に利率が低かったと思うんですよね。平成26年度末の現金額というのがありましたけれども、これは52億7,185万円余り記載がされておりました。これを見ますと、余剰金といいますか、この金額からすると、とても運用しているというか、もうちょっと頑張ってもらわないといけないというふうに感じておるところです。  それから、決算審査の中で資料として14件の基金について預け入れ状況をいただいたんですけれども、預け先については教えていただけませんでした。情報公開条例の何条に該当して、どういう状況だからだめなのか、その辺を教えていただきたいと思います。 23 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  個別の基金預け入れ先については各金融機関との個別の交渉としておりますので、差し控えさせていただきたいと思います。 24 ◯ 4番(徳田詳吾君)  いや、私はそういうことを聞いておるんじゃないですよ。それは私もわかります。情報公開条例の何条に該当するのかというのを聞いているんですよ。 25 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  把握しておりません。 26 ◯ 4番(徳田詳吾君)  総務課長はわかりますか。 27 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)  情報公開条例で開示しない場合の条文はございますけれども、今、条文を持ち合わせておりませんので、ちょっとお答えはできないところでございます。 28 ◯ 4番(徳田詳吾君)  では、後で何条の何項に該当するのか、教えていただければと思います。  今後、わからなければ、私も情報公開条例に沿って請求せんばいかんのかなと思ったりしますので、それはそれとして、大体示された分、委員会の中で示された分で、6口で26億9,000万円の預け入れ額で、利子収入額が全部で217万1,876円。これは全体的なものでしたんですけれども、全体で利率が0.0807%ですね。  それから、利率別の表を出していただきましたんですけど、17億3,000万円は0.1%以下の低い利率、それから9億6,000万円が0.1%以上の利率で、約64%が0.1%以下の低い利率で預けられております。この辺、なぜ高い利率での預け入れがなされていないのか、その辺をお聞かせください。 29 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  それぞれの基金について、できるだけ利率をそれぞれの金融機関と交渉する中で、昨年よりもちょっと上げてくれという形で交渉しておりますけれども、それはそれぞれ金融機関等の事情もありまして、こういう状態になっておりますけれども、交渉の際には昨年より上げてくれという感じで要望はしております。 30 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ここで上下水道課長にお伺いしたいと思いますけれども、工業用水道、工水の会計に余剰金といいますか、あると思うんですが、これの平成25年度の預金利子と金額、平成26年度の預金利子と金額を教えていただきたいと思いますが、利率だけでも結構です。 31 ◯ 上下水道課長丸形啓二君)  失礼いたします。  工業用水道事業会計におけます預金利率につきましては、平成25年度が年利0.075%、それから平成26年度が年利0.075%から0.23%で預金をいたしております。  以上でございます。 32 ◯ 4番(徳田詳吾君)  この0.75から0.23%というふうに利率が上がっておりますけれども、努力をされたんじゃないかと思いますが、どのようなことをなされたんでしょうか。 33 ◯ 上下水道課長丸形啓二君)  これも金融機関のほうから預金の依頼がありまして、その過程の中で利率の交渉をさせていただいております。 34 ◯ 4番(徳田詳吾君)  交渉の過程の中で努力をされたんじゃないかと思っております。  私が市内の金融機関で調べたところ、各金融機関最高利率は──金融機関も教えてくれるところ、公表しているのを見ていきなさいとかいろいろございましたけれども、ゆうちょ銀行が定期預金5年で0.06%、親和銀行の自由金利定期預金が10年の0.15%、十八銀行の自由定期5年が0.05%、JAながさき西海農協、10年が0.12%、このほかにJAさんについてはサンキュー定期といって50万円以上、1から5年で0.39%があるようです。12月末には新聞折り込みも入りましてPRをされておりました。  このように、金融機関にはいろんなものがございました。それぞれの金融機関と交渉してみる価値があるのではないかと思っております。  会計課長にお尋ねしますけれども、先ほどの中のもらった分の中に0.33%というのが1口あったんですけれども、これはどのような形で預けてあるんでしょうか、わかりますか。 35 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  定期預金でございます。 36 ◯ 4番(徳田詳吾君)  これも努力されたと思うんですけれども、そのように努力すれば、もうちょっと何とかなるのではないかと思います。  先月の16日から産業経済委員会の行政視察に行ってまいりました。その折、目的外ではありましたが、個人的に基金の管理についてお尋ねをいたしました。回答としては、定期預金にする場合、数社の銀行により入札を行い、利率は平均0.213%になっているとのことでありました。基金及び余剰金等、入札による預金にかえることは考えられませんか。 37 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  現在、まだ検討をしておりません。 38 ◯ 4番(徳田詳吾君)  これは市民の大切なお金なんですよ。もうちょっと真剣に取り組んでください。ぜひとも入札等による対応ができるように検討をしてください。  鉱害復旧灌漑用水施設維持管理基金では、国債の購入で維持管理費を捻出されておりますが、ほかの利率より相当に高いと思うんですけれども、お尋ねいたしますけれども、平均すると利回りはどのようになっておりますか。先ほども聞いたかと思いますが、もう一回お願いします。 39 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  鉱害復旧灌漑用水の維持管理基金については、今申されたとおり、国債で運用しております。20年の長期国債で表面利率が1.2%程度、利回りが1.15%程度と認識しております。 40 ◯ 4番(徳田詳吾君
     私は長崎新聞を取っておるんですけども、この新聞に載っているんでけれども、きのうの新発の10年国債の利率は幾らかわかりますか。 41 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  済みません、調べておりません。 42 ◯ 4番(徳田詳吾君)  けさの新聞に載っているんですけども、10年国債で0.325%でございました。ほかのとも見ていないと思います。今の状況であれば見ていないと思うんですけれども、円相場の対ドルレートが123円27銭から123円28銭、金曜日からするとマイナス50銭の円安になっておるようです。日経平均の株価が1万9,698円15銭、これが先週からしますと193円67銭の株価が上がっております。こういったものに目を向けて、きちっとやらないと、金利の状況がどうあるかと、経済動向も大変重要となってきますので、その辺気をつけてもらいたいと思います。  20年国債、30年国債、最近は長期の40年国債もありますけれども、それぞれ最近の金利は御存じでしょうか。 43 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  申しわけございません。把握しておりません。 44 ◯ 4番(徳田詳吾君)  私が調べたところでは、基準日が11月26日の5年国債で0.039%、10年国債で0.31%、20年国債で1.081%、30年国債で1.381%、40年国債で1.516%でありました。長期国債であれば高い利回りが得られます。このように高い利回りであれば国債への投資による基金の運用は考えられませんでしょうか。 45 ◯ 会計管理者松瀬美治君)  今後検討してまいりたいと思っております。 46 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ぜひ、そのようにお願いをしたいと思います。全額はなかなか市の運営もありますので難しいと思いますけれども、できる範囲でお願いをしたいと思います。職員1人の給料分くらい、利子で年間にすぐ出てきます。  12月1日の長崎新聞ですが、年金運用赤字7兆8,000億円とありました。7月から9月期の資産別収益が国内株式、外国株式、外国債券が赤字、国内債券は黒字だったとありました。乱暴な言い方でございますけれども、国債の購入であれば、国が潰れたときは地方はないと思われるわけですから、ぜひ考えてみてほしいと思います。  最後に、市長はどのように考えられますか。 47 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  利子収入も貴重な財源でございますので、今、徳田議員御指摘のように、より有利な利子収入が得られるように努めていかなければならないと思っておりますが、一方、やはり運用の収入ということとあわせまして、安全性、確実性、あるいは支払いの予定等々、そういうこともございますので、やはり基金の目的、あるいは利子収入ということを十分勘案しながら、より安全で的確で、さらに利子収入が多く図られるような取り組みを今後、庁内で十分検討してまいりたいと思っております。  起債等につきましては、入札制度を設けまして、なるべく安い金利のところにお借りするようにしておりますので、そういう手法もとっておりますので、基金等の関係についても、それに倣った取り組みをできればなという思いを持っているところでございます。(降壇) 48 ◯ 4番(徳田詳吾君)  会計課長さんには経済動向もぜひ勉強していただいて、市長についても会計課長の指導をお願いをしたいと思います。  高率定期預金、これの入札制度とか、国の保証つきの国債の活用をぜひ求めておきたいと思います。この件につきましては、今後、どの程度進んだか、折あるごとに確認を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  3項目めに移ります。「キャンプ場等施設の整備について」であります。  平成27年第2回定例会において、「福島の北部の初崎地区をどのように捉えているか」との質問に対し、「初崎地区を通る市道初崎公園線と初崎線の維持管理については、現時点においては延長も相当数ございますので、やはり部分的な対応でやらせていただかなければならないと思っておりますし、安全ということを基本に通行に支障を来すところから、部分的補修で対応させていただきたい」と答えておられます。  また、建設課長からも、「路面のほうに段差があったりブロック積みと縁石との間に開きがあって、そこに水が入るようなところもございました。そういうところにつきましては、早急に対応して補修をかけていきたいというふうに考えております」と答えておられました。  ことしの10月23日に現地を確認をいたしました。私の見る限りでは3カ所の対応があったようですが、間違いございませんでしょうか。 49 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  初崎線と初崎公園線につきましては、議会のほうで御質問をいただきまして、支障を来している部分の舗装と、それから先ほど言われたように、路肩のほうに水が流れ込むところがございましたので、その辺の補修を2カ所させていただきました。それと、ブロック積みがかなり経年劣化で支障を来しているところがございましたけども、そちらは待避所のところでございましたので、そこに入り込まないような形の対応をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 50 ◯ 4番(徳田詳吾君)  対応していただきまして、ありがとうございます。しかし、全体的に傷んでおるもんですから、私としてはまだ満足しておりませんですので、今後とも状況を見ながら維持管理をよろしくお願いしたいと思います。  先ほどと同じ10月23日に現地を確認しました。その折に、福島オートキャンプ場と初崎キャンプ場を見てきました。どちらも老朽化したりして、施設がひどく傷んでおりました。観光施設の中で海水浴場とキャンプ場等宿泊施設の来場者数はどのようになっておりますか。利用料もわかればお願いをしたいと思います。平成25年から26年の実績でお願いしたいと思います。 51 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  利用料金等につきましては、市の施設もありますけども、民間さんの施設とかそういったところもありますので、わかる範囲というか概算の数字になりますが、あと海水浴場もカウントしているわけではございませんので、概算の数字になります。  海水浴場ですけれども、大崎海水浴場が平成25年度が約3,000名の利用です。平成26年度が1,600名の利用です。次、ぎぎが浜海水浴場が25年度が約1,500名、26年度が1,600名、青島の宝の浜海水浴場が25年度が1,400名、26年度が400名、この分は恐らく体験型関係で25年度はカウントが多かったものと思われます。それから、初崎海水浴場、25年度は4,000名、26年度が1,700名、鷹島の白浜海水浴場、これが25年度が2,900名、26年度が2,200名でございます。  それから、民間さんの施設としまして、鷹島にございますオアシス村、これが観光統計で聞き取りした数字ですけれども、平成25年度が約130名、26年度が約140名、夕映キャンプ場、もう1つございます、鷹島の民間さん。これが平成25年が約1,700名、26年も同じく1,700名です。  あと、キャンプ場でいいますと、上志佐にございます柚木川キャンプ場、これが25年度の宿泊客が5名、日帰りの利用者数が330名、この分の利用料金はバンガロー等の利用料金で4,000円いただいております。平成26年度は宿泊はゼロでした。日帰り客が191名でございます。ちなみに、柚木川キャンプ場はことしに入りましてちょっと伸びておりまして24名の方が宿泊されておられます。  それから、初崎キャンプ場、これが平成25年度が宿泊客が400名、日帰り客が70名、利用料が約30万円です。平成26年度、宿泊客が330名、日帰り客が30名、利用料が約27万円。  福島のオートキャンプ場、25年度が宿泊者が260名、日帰り客はゼロ、利用料金が約38万円、平成26年度が宿泊者が200名、日帰りが30名、利用料が約30万円でございます。  以上です。 52 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ありがとうございました。  それぞれ差があるようですけれども、福島の初崎キャンプ場、オートキャンプ場もそこそこ来場者があって、利用料金も上がっているようでございます。リピーターも来ているんじゃないかというふうに感じているところです。  10月にキャンプ場を見たときに、初崎キャンプ場の施設全体が老朽化しておりました。テントは二十数年たっており、経年劣化で何か固まっているようだと聞いております。これについては料金を取ってあるようですので、更新する考えはございませんでしょうか。リピーターがいなくなるのではないかと、ちょっと心配しておるところです。 53 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  初崎のキャンプ場ですけれども、私も現場見ていますが、今、議員がおっしゃったように、テントにつきましては平成11年に整備されておりますし、あと周辺の木枠、柵が約120メーターございますが、これも平成の4年、5年に整備されているということで、かなり老朽化して原形がないような状況まで来ている状況にございます。これにつきましては、シルバー人材センターさんのほうに、今指定管理をお願いしていますが、その都度、その都度、指定管理者さんのほうで補修等をやっていただいているというような状況にございますけども、おっしゃったように、かなり年月がたっておりますので、これに関しまして改めて整備できるように、一つはやっぱり財源の確保ということで、そのあたりを今後詰めていきたいと。財源の確保を努めて、できるところからきちんとやっぱり来訪者のためにやっていきたいという考えを持っております。 54 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ありがとうございました。できるだけその方向でよろしくお願いをしたいと思います。  それから、福島オートキャンプ場についてですけれども、ここについても老朽化が激しくて、浄化槽に水が流れ込んで、維持管理費が増大しております。これについても何か対応できませんでしょうか。 55 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  同じく福島のオートキャンプ場も、私も現場を見ておりますけども、遊具が後ろに結構立派なやつがあるんですが、やはりちょっと老朽化をしていまして、破損しております。今、利用できないように一応柵等はしていますけれども、やっぱり危ないところもございますんで、我々としましては早急にそこも撤去してしまったがいいのか、あるいは既存のやつを修繕して、また来訪者の方が使えるようにしたがいいのかも含めて、一番は財源の確保なんですけども、そこも踏まえて、毎年、財源を検討しながら早目に対応せんばいかんということで動いているんですが、今現状、申しわけございませんが、今の状態になっているということで、浄化槽につきましても、雨水の流入ということも確認しておりますので、これも早急な対応をしたいと思っております。財源の確保に努めていきたいと思っております。  以上です。 56 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ありがとうございます。よろしくお願いします。順番に行こうと思ったら、まとめて答えてもらいまして、ありがとうございます。  確認の意味で、一応初崎キャンプ場と、それからオートキャンプ場、この両方ともについて、今ある程度リピーターが来ているんじゃないかと思っております。ここでリピーターが来なくなること、それからまた特に子どもさんあたりのけがなどが心配をしておるところです。  両キャンプ場について、市長、再度どう思われますか。よろしくお願いします。 57 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  現状等については私も把握をいたしておりまして、基本的にはオープンにして利用料をいただいております。利用をしていただく方に安心して利用していただく、そのことについては一遍にはできませんけど、やはり危険箇所、あるいは修繕を要しなければならない箇所等を精査をいたしまして、利用の方々が今、徳田議員申されますとおり、リピーターとしてまた御利用いただけるような整備については取り組んでまいりたいと、このように思っております。                  (降壇) 58 ◯ 4番(徳田詳吾君)  なかなか財政的には厳しいと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。この項は終わりたいと思います。  5項目めに移ります。「市道整備について」であります。  私が議員となりまして、最初の議会、平成26年3月議会において、福島町内の市道整備の推進についての中で…… 59 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  徳田議員、4番はされませんか。 60 ◯ 4番(徳田詳吾君)続  失礼しました。後ろについて飛ばしております。  4項目めに移ります。「道の駅的直売所の設置について」であります。  福島には直売所海の駅があり、朝から行列ができるような大変な人気であります。しかし、中に入りますと、狭くて非常に混雑をします。このため、商品の見きわめが大変厳しい状況にあります。また、農産物の販売としては、毎週日曜日の午前中に「うるうる福島」としてテントでの販売が行われております。道の駅的直売所を設置するとの話を聞いておりますが、その後どのようになっておりますでしょうか。 61 ◯ 福島支所長(樋口勇次君)  現在の施設整理計画の進捗状況といたしましては、施設の規模、場所、運営方法、整備計画など、関係各課との協議により最終の事業計画案をまとめているところであります。  施設の規模といたしましては、運営コストや採算性を考慮し、道の駅の性格を有する直売所程度の施設と考えており、水産品、農産品、商工観光品コーナーなど、合わせて約120平方メートルの面積で計画をしております。  設置場所につきましては、新松浦漁業協同組合で運営されております海の駅と同じ場所、また、この場所が玄海国定公園の喜内瀬園地に位置づけられていることから、関係機関との協議を進めております。  施設の運営方法といたしましては、公設民営化方式とし、指定管理者制度で考えております。  施設の整備計画といたしましては、直売施設1棟、駐車場約1,000平方メートル、進入路の整備80メートル、また現在の店舗と旧歴史民俗資料館の解体を考えております。  今後の計画につきましては、平成28年度に調査設計に着手したいと考えております。  以上です。 62 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ぜひとも計画を進めていただきたいと思います。後から質問しますふるさと納税の返礼品の確保の面からも大変重要と考えておりますけれども、その辺についてはどう考えられますか。 63 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  返礼品につきまして、今現在も各団体を通じまして、いろんな御協力をいただいておりますけども、間口を広げていくことは大変重要でございますので、こういった道の駅も含めて考えてまいりたいというふうに思っております。 64 ◯ 4番(徳田詳吾君)  ぜひ、でき上がれば活用をお願いしたいと思います。  ぜひとも28年度の予算の確保についてよろしくお願いをいたしまして、この項については終わります。  第5項目めに移ります。  途中まで言っておりますので、その辺は飛ばしまして、市道整備の推進ということで、前にお願いしておったんですけれども、この中で市道大山白土線が大型車の通行が困難であり──この辺につきましては、昨日は看板の設置、建設課長さん、ありがとうございました。市道祝崎線の改良をお願いし、効果が早く出る道路網の整備を優先してお願いしますとしておりましたが、先月11月18日にはこの市道祝崎新田線において交通事故が発生し、4人が負傷し、3台の救急車で搬送されました。この路線については急カーブが多く危険でありますので、大型車の通行規制を行うか、道路の早急な改良整備を改めてお願いをします。  本日の質問項目に入っておりませんでしたが、事故防止の面からもよろしくお願いします。  さて、本日は市道カキビ日の浦線改良についてであります。  市道カキビ日の浦線は、その他の市道でありますが、福島の行政の中心地、伊万里釜地区と市の体育施設及び公園が設置されている日の浦地区を結ぶ重要な路線となっております。また、福島港湾施設で一番広い荷揚げ場へ入る連絡道にもなっており、産業の振興の上からも重要な路線となっております。しかしながら、市営仏坂団地付近から200メーター余りが未改良のため、狭小で危険な状態にあります。道路の改良の考えはございませんでしょうか。 65 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  失礼いたします。  市道カキビ日の浦線の改良につきましての御質問でございますけども、この市道につきましては、本年7月に福島町区長会からも、先ほど言われました区間の改良御要望をいただいておるところでございます。  8月の20日に行われました区長会の皆様との意見交換の場におきまして、市の考え方をお伝えしたところでございます。要望箇所におきましては、現道幅員が4メーターほど確保されているということ、それから、ふだんの交通量も少ないこと。また、この区間が先ほどおっしゃられたように福島の港湾区域となっておりますけれども、隣接する荷揚げ場等港湾施設の利活用につきまして、地域の御協力がいただけないという状況であるというふうにお聞きしており、今後の交通量の増加も見込めないことから早急な改良の実現は難しいというふうにお答えしたところでございます。  以上でございます。 66 ◯ 4番(徳田詳吾君)  それはちょっと残念ですけども、福島港湾で一番広い荷揚げ場も備えており、これの活用についてはどのように考えられますか。 67 ◯ 水産課長(齋藤周二朗君)  その荷揚げ場が県の管理の地区というところもございますので、施設の管理者でございます県北振興局のほうに確認をいたしましたところ、今後も施設の整備目的でございます野積み場として利用をしていくというところで御回答を得ているところでございます。 68 ◯ 4番(徳田詳吾君)  最初の挨拶でも申し上げましたが、福島の土谷棚田の火祭りは多くの皆様の御協力により6,000人を超える来場者を迎え成功したと受けとめております。このイベントを成功させられたのも、この港湾荷揚げ場をシャトルバスの発着場及び駐車場として活用できたからと考えております。
     それから、ことしは11月8日に行われ、毎年恒例となっております福島ふるさと祭りや、ほかの行事につきましても活用をしておるところでございます。  また、本来の福島港湾の荷揚げ場として活用するためにも、市道カキビ日の浦線改良がぜひとも必要と考えておりますので、今後の検討をよろしくお願いをいたします。  続きまして、市道尊光寺線改良についてお尋ねをいたします。  本路線につきましては、平成22年度に福島町のはりま釜地区より側溝整備として要望されましたが、お寺の下のカーブが狭小で、この改良とあわせて改良しなければ効果が出ないとのことで、カーブ箇所の用地交渉を地元が中心となって進めてこられました。  平成23年2月7日には福岡市、9日には佐世保市まで出向くなど努力をされましたが、相続関係が複雑でなかなか進展をいたしませんでした。そのような中、平成26年9月30日には付近で火災が発生し、消防車が渋滞し、火災現場に到達できない事態も発生いたしました。幸いにも大事には至りませんでしたが、道路改良の必要性を再認識したところでございます。  その後、市の弁護士への相談、あるいは福岡市の弁護士への相談など努力を重ねてまいりました。ことしの8月20日の福島地区の市長への陳情においても、用地のめどが立ったらお願いしたいと市長のほうにも申し上げておりましたがが、やっとこのたび、めどが立ちましたので、市道尊光寺線の改良をお願いするものです。  この用地については、22年ごろから約5年程度、用地交渉を重ねてきたところでございます。この計画の推進については、どのように考えられますでしょうか。 69 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  失礼いたします。  この尊光寺線の改良につきましては、先ほど議員が申されていましたとおりでございまして、そのカーブ改良と一体的に側溝整備も進めていく必要があるということで私どもは考えております。その関係で、用地の問題が片づきましたら、事業計画について地域とお話し合いを進めていきたいというふうに、今回、福島地区区長会のほうにもそういうふうなお答えをしてお伝えしたところでございます。  地域の御努力によりまして、その用地の関係も片づきそうであるということはお聞きしておりますので、今後、登記事項等を確認しながら進めてまいりたいというふうに考えております。 70 ◯ 4番(徳田詳吾君)  よろしくお願いいたします。この道路につきましては、保育園、それからお寺もございます。お寺というと政教分離とおっしゃるかもしれませんが、万一の場合は子どもたちの重要な避難道路にもなります。ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  未来を支える子どもたちの安全を祈りまして、次の質問に移ります。  「ふるさと納税について」であります。  今回は5人の方がふるさと納税についての質問をされますが、昨日は宮本議員が思ったより優しく質問されました。私も優しく質問したいと思います。私の後ろにも3人の方がふるさと納税についての質問を考えておられるようです。それだけ議員の皆さんが、ふるさと納税の重要性を認識されているものと思います。  政策企画課課長補佐兼ふるさと魅力発信係長金子英樹さんが10月1日付でふるさと納税担当に就任されたと聞き、これで松浦市のふるさと納税もうまくいくのではないかと思いましたが、たまたま16日に各課を回り、政策企画課まで行きますと、課長の横に金子補佐がでんと座っていらっしゃいました。これを見て、この状況ではとても無理かなというふうに思いました。なぜかといいますと、ふるさと納税について研修をしたり勉強会に参加をしてきました。この中で感じたことは、やはり完全な専任の職員を配置して、そのほかに臨時職員なりパートを配置して、専門の部屋を確保して専門的にやる以外にないということで感じておるところでございます。  ちょっと時間がございませんので、端折ってやりますけれども、ぜひとも専任職員を配置して、ふるさと納税室を設置し、責任ある部分で市が対応してもらいたいと思います。  時間がなくて回答は求めませんけれども、後の人に任せて、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。  (徳田議員 一般質問席 降壇) 71 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  以上をもって徳田議員一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時   休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時15分 再開 72 ◯ 副議長(白石光一郎君)  再開いたします。  議長にかわって職務を行います。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、質問順位に従い、1番・山崎議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (山崎議員 一般質問席 登壇)(拍手) 73 ◯ 1番(山崎誠也君)  おはようございます。  新政会の山崎です。通告に従いまして、質問させていただきたいと思います。  まず初めに、挨拶なんですけども、ちょっとこの前の土曜日に地区の草刈り作業でハゼを切ったら、ちょっとうつってしまって顔が少しぼこぼこなんですけども、それと、けさ、高橋議員のまね、きのう言われた運勢を見てきましたら、余りいいことないんで、きょうはちょっと控えようかなと思ってですね。それでも市勢発展のために立派な質問をしようと、昨晩というよりけさ方近くまで原稿を考え、けさは本当にめちゃくちゃ眠くて、ここに来る途中に松尾農園さんに寄って、今月12月1日からコーヒー店をオープンされています。そこでおいしいコーヒーをいただいてすっきり爽快になりましたので、きょうは全項目で市長に所感をお願いして、「市長、ぜひやりましょうでスタイル」ということで質問に臨んでいきたいと思います。ぜひともよろしくお願いします。  それでは、最初の項目の「松浦高校のこれからについて」です。  もちろん皆さん御存じと思うんですけども、県教育委員会の公表で、2016年度公立高校進学状況が11月5日の新聞に載っていました、松高は120名の定員で今のところ希望者が63名、まだこれが最終ではないので、これから多少変わっていくんでしょうけども、市内唯一の高校の危機感をすごく感じたところです。  まず、単純な質問からなんですけども、市内の中学3年生というのは何名ほどおられるんでしょうか。 74 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  市内中学3年生の、これは10月1日現在の生徒数ですが、242名です。 75 ◯ 1番(山崎誠也君)  市内242名中63名ということではないのでしょうが、これは、市外のほうからは何名ぐらいの希望者なんでしょうか。 76 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  市外からは何名かということですが、63名というのは先ほど議員がおっしゃいました。そのうち、松浦市内からは50名であります。これは10月の調査です。市外からは13名が希望しているということになると思います。 77 ◯ 1番(山崎誠也君)  市内のほうからは242名中50名しか松高の希望者っていないんですね。じゃ、松高進学希望者の50名の地域の振り分けなんかを聞かせていただけたらうれしいんですけども、その地域に何名ぐらいおって、できればその中で何名が松高を希望しているというのを聞きたいんですけども、よろしくお願いします。 78 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  この63名というのは新聞にも公表をされたところです。ただ、現在、2月の進路決定に向けて各学校で進路指導を行っております。生徒もまだ進路についていろいろ悩みを持っておる生徒も多うございます。12月にも調査が実施されておりまして、これはまだ公表されておりません。若干私たちもふえればいいなと期待をしているところですが、そういうまだ進路指導の途中ということで、各地区、各中学校ごとの希望人数については控えさせていただきたいと思います。 79 ◯ 1番(山崎誠也君)  それでは、松浦市って本土があって、海があって、海を囲むように、飛島、福島、鷹島、黒島、青島ってあるんですけども、その離島のほうで、島のほうで、そこから松高の希望者数というのは何名ほどおられるんでしょうか。 80 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  市内離島部からは2名、今希望しております。 81 ◯ 1番(山崎誠也君)  青島、鷹島、福島で2名ということで、どっからかは絶対一人も行かないということなんでしょうけど、少ないですね。ちなみに、鷹島とか福島というのは佐賀県のほうに橋がかかっていますけども、やっぱりその子たちの進学というのは、考えればわかるかもしらんですけど、どの辺が多いんでしょうか。 82 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  現在の高校に通っている生徒の様子を見ましても、福島からは伊万里市、鷹島からは唐津市が多くなっております。 83 ◯ 1番(山崎誠也君)  では、今度は松高への支援についてお尋ねします。  これまでの松高を支援する事業と補助額をお示しください。 84 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  松浦高校への松浦市からの支援でございますけども、平成25年度からこの支援に取り組んでおるところでございます。  内容につきましては、生徒の確保支援事業といたしまして、入学準備金として3万円、それから下宿費用としまして毎月1万円、それから市内の航路通学費補助は、航路運賃の2分の1を補助いたしております。  そのほかにも、進学及び就職支援事業といたしまして、進学でありますとか、就職でありますとか、そういった模試、それから、資格試験等の各受験費用の2分の1も補助をいたしております。それに加えまして、その他にも、部活動でありますとか芸術祭、あるいはオープンスクールの送迎バス借り上げ、こういったものにも2分の1補助を行っているところでございます。  御参考までに申し上げますと、補助金の実績ベースでのお話でございますけども、平成25年度におきまして、補助金の実績が912万4,000円でございます。それから、平成26年度が924万2,000円という状況でございます。 85 ◯ 1番(山崎誠也君)  ざっと見積もって、支援が年間1,000万円弱、それだけしても生徒数が伸びてこないということなんですね。  きのう、宮本議員の質問の答弁で、市長は、「10月に松高のOB会が設立され、市としてはOB会を中心に今後の松高のことについても考えていきたい」とおっしゃられていました。私は松高出身ではないので、そういうことについて差し出がましいんですけども、2点だけ提案というか思いを伝えさせていただきたいと思います。  1点目は、宮本議員も言われていました寮です。  鷹島、福島、青島から2名ということで、やはり松浦市というのは独特の地形ですし、だからこそ通学が厳しくて島から生徒が少ないと思います。それは当たり前ですけども、寮があれば可能性が広がります。鷹島、福島からふえる可能性はもちろんです。それプラス、そして、松浦市の場合は体験型修学旅行生がたくさん来ます。そして、松浦に来ていただいた中2、そしてあるいは中3の前半に来ていただいた都会の中学に、ぜひ地方留学という名のもとに案内やパンフレットなんかを送ることができると思うんですよ。そして、都会で生活している子どもが田舎で生活をしたい、そして、田舎に憧れている、せわしい都会から離れたいと思っている子は少なくないと思うんですよ。そんな子らが、ある日修学旅行で松浦に来て、釣りをしたり、地引網をしたり、イカダに乗ったり、手づくりでそばをつくったり、都会ではなかなかできないことをやって、そして、楽しかった松浦の体験修学旅行を終え、そして、飛行機に乗って、電車に乗って、空気の悪い地下鉄に乗って、都会に帰っていって、現実に帰り、思い返すわけです。修学旅行楽しかったな、海楽しかったな、山楽しかったなと、松浦よかったなと。都会の現実に戻ったら、進路についてその子たちはいよいよ考えんばいかんとです。そうしたときに、「松浦に住んで勉強してみませんか」、松浦の地方留学、離島留学なんか聞きますけど、「地方留学してみませんか」という案内が来れば、「あ、やってみたいな」と思う子は少なくないと思うんですよ。きっと保護者の方の田舎のイメージというか、田舎から都会に行くというのはちょっと怖いイメージなんですけども、都会から田舎に来るというのは、何となく大丈夫じゃないかなと、そういう感じがするんですよ。そうした中で、ちなみにですよ、松浦に体験型で来ている中2、そして中3の前半のほうにですね、松浦に来られる生徒というのは何名ぐらい、体験型で来られる生徒っていうのはおられるんでしょうか。 86 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  平成26年度の実績でお答えをいたしますけども、まつうら党交流公社に確認いたしましたところ、受け入れ総数は約3万人でございますけども、このうち中学2年生が18校の2,194人でございます。それから、中学3年生が85校の1万1,872人でございます。  以上でございます。 87 ◯ 1番(山崎誠也君)  済みません、中3の前半のほうに来られる方というのは、中3というのは、もう前期でですか。 88 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  先ほど申し上げましたのは、26年度の年間を通しての人数でございます。 89 ◯ 1番(山崎誠也君)  中3の方が半分としても5,000人以上、7,000人ぐらい来ているのかなと思うんですけども、そんなにいれば、地方留学のパンフレットを送ったり案内をしていくと、10人や20人はいるんじゃないかと思うんですよね。その中で、寮があればそういうことが考えられると思うんですけども、そういう思いがありますので御検討ください。  そして、もう1点あります。とりあえず、今、寮の話はさっぱり忘れてください。その中で、僕がすごく単純に考えて、何で松高に行かず佐世保や平戸のほうに中学生が高校を選ぶかというのを思ったんですけども、やっぱり学力が高いところということですよね。とりあえず自分のことはもう棚の上に置いて話しますよ。学力さえ向上していけば入学希望者というのはふえていくと思うんですよ。保護者もぜひ、学力が上がっていけばですね、松高の。そしたら、競争してでもぜひ入れたいという気持ちになると思うんですね。それは生徒に一生懸命勉強をしてもろうて学力を上げる、それは1つだと思います。  松高支援事業の中に補習の補助事業というのもありましたが、ここは思い切って政策で松高生は塾が無料というのを考えたらどうかとちょっと思ったんですが、市内に高校生向けの塾が幾つあるかというのはわかりませんけども、そうしたことをすれば需要もあるし、お願いすれば有名塾さんなんかも来てくれるんじゃないかと、そこまで考えたんですけども、そこまですれば松高は生き残っていけるというか、逆にここまでしていかないと、市内の唯一、松高が生き残れないのかなとすごく危機感を感じて思ったんですけども、ここは、「きょうは市長に、ぜひやりましょうでスタイル」ということで、市長、何らかのことを、寮にしかり、塾無償化にしかり、ぜひ市長、何かやりましょうで。所感お願いします。 90 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  松浦高校につきましては、先ほど教育委員会からお答えいたしましたとおり、現在63名の応募にとどまっているということで、私といたしましても非常に危機感を持っておるわけでございます。その危機感の一つは、242名の卒業生がおりながら、もう50名しか応募しないということは、約2割ですね、それをどうするかということが1つあろうと思いますし、もう1つはやはり市外から松浦高校に来ていただくということにしなければならないというふうに思っているところでございます。そういう2つの取り組みをしなければならないと思っておりますが、この松浦高校を選ぶといいますか、一般的な高校を選ぶということの条件といたしましては、やはり1つは、就職、進学がどうなのかということと、自分が希望する部があるのか、部活ができるのかと、そういう要件があるというふうに認識をいたしております。  そういうことからいたしますと、まず、市内の子どもさんたちが松高に来ていただくということについては、25年度からいろいろな施策をとらせていただいておりますので、さらにこのことについてはしっかりとやっていかなきゃならないと思っておるわけでございますが、第1点の下宿といいますか、そういうことについては、やはり今申し上げましたように、通学時間が問題になって、例えば福島・鷹島から──離島から松高に通学するということになると、通学ができたとしても部活ができないということで応募をしない、それが数字的にもあらわれておるわけでございますので、やはり部活をすることができるというのも高校を選ぶ大きなポイントになっておりますので、私といたしましても、部活動が制約できないような形での対応ということになると、やっぱり寮を設けるとか下宿をしっかりと対応するということになろうと思いますので、このことについてはやはり、まずは本人といいますか、ニーズといいますか、そういうことからいたしまして、どういうところが要件になるかということで、やっぱり中学生に対するアンケートとか生徒のニーズというものをしっかりと把握していかなきゃならないと思っておりますし、そういう下宿とか寮とかというようなことがやはりこの松高を選択する大きな、何人でもそういうのがあるとすれば、私としてもしっかりと対応していかなければならないと思っておりますので、このことについても松浦高校とよく相談して、施設といいますか、場所の確保については市としても積極的にかかわってまいりたいと、このように思っているところでございます。  それから、一つの提案として、体験型修学旅行として市内に多くの生徒さんがお見えになっている、その中の数名でも松浦高校にということに、そういう道を開いたらどうかという御提案でございますが、私たちとしましても、先ほど申し上げましたように、市外からどう生徒を呼び込むかということについては大変重要なことだと思っております。  1つは、県外の生徒を公募するということにつきましては、県教育委員会の判断が必要ということがございます。そういうハードルがあるわけでございますけれども、私といたしましては、そういうことは言っておられないというふうな認識を持っておりまして、そういうハードルを超えるためにはどうするかということも、教育委員会、また県の教育委員会ともよく話をしていきたいというふうに思っておりますが、いずれにいたしましても、私といたしましては、冒頭申し上げましたとおり、危機感を持っておりますので、松浦高校に定員の120名を超える生徒さんの応募がある、そのためには何をすべきかということについてはしっかりと今後取り組んでまいりたいと思っておりまして、松浦市の行政としてやるべきこと、高校みずから、やっぱり魅力化というものをしっかりと磨き上げていただくと、このことについても、高校のほうへ、また、松高卒業生の市職員のOB会も立ち上げておりますので、そういうことについてもやっていきたいと思っております。  あわせて、学力向上のことについての支援策というのは現在検討いたしております。例えば補習の経費とかインターネットを使っていろいろ勉強ができるときのインターネット代の助成をするとか、そういうことも具体的に今検討をいたしておりまして、一定の支援策がまとまれば、また、予算措置をさせていただきますので、議会で御議論いただければと、このように思います。(降壇) 91 ◯ 1番(山崎誠也君)  はい、わかりました。補習やインターネット等で学力、どうかなとかちょっと思ったんですけど、はい、わかりました。これから市も行政もOB会も一生懸命考えて松高の人員を確保していくという上で知恵を出してされるんでしょうし、僕の言うように松高出身でなくて差し出がましいんで、余りどうなのかなと思ったんですけども、この項については終わりたいと思います。  次に、「市内の公衆便所について」です。  この項につきましても、前回9月議会の折、森田議員が調川の道路公園の公衆便所が汚いということで取り上げられておりました。私もちょっと時々耳にしておりまして、公衆便所が汚い、特に女性トイレのほうが汚いとかいう、そういう話も聞くんですけども、そうしたことを聞いた折、先週ぐらいに、市内の公衆便所をちょっとずっと軽トラで見て回ったんですけども、そんなに僕は気にならなかったんですね、実は。項目に上げていたんですけども。やはり女性用なのかなと思ったんですけども、確認するわけにはいかない、先週か先々週ぐらいも、何かテレビのほうで捕まっていたり、自衛隊か何かあったんですけども、もう入るわけにはいかないんで、汚さというのは人それぞれ価値観なんかでも違ったりしますし、今回の一般質問の項目に上げたことでわかったんですけども、公衆便所のある場所によって、担当課、所管が違うということで「大変難しい質問をしてしまったな」と、そう思ったりするわけでもあるんですけども、ちなみに、市内の公衆便所というのは、どれぐらいのペースで掃除、清掃されているものなんでしょうか、お尋ねします。 92 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  市内のいろんなトイレの関係で、うちのほうが清掃等の管理を行っていますので、私のほうからお答えしますけども、大体55ほど市内の公衆便所があるということで把握しております。その中で施設の持ち主というか、それはいろいろ分かれておりまして、うちのほうで把握できている範囲で言いますと、市が管理しているトイレ等に関しましては、大体、土日以外は週に5日間は営繕さん、管理人さんで回っていただいて清掃していただいております。不老山公園なんかのトイレにつきましては、ほぼ毎日やっているというふうな状況にございます。 93 ◯ 1番(山崎誠也君)  かなりされているんですね。ちょっと回ってみた感じで、もうそんなに汚いように感じなかったんですけども、それだけやっていて汚いということを耳にするということは、老朽化で便器や壁が黄ばんで汚い、あるいはたまたま便所の使い方が毎回汚い方がおられるというか、そういうのがあるのかなと思ったんですね。老朽化や黄ばみというのはしようがないと思うんですけども、使い方というのは改善する余地があると思うんですが、改善処置として、毎日掃除されているとか週に5日以上されていると言われていますが、そのほかにトイレの使い方をきれいにしましょう的な改善処置というのはされていますでしょうか。 94 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  改善措置といいますか、我々もいろいろなサービス施設なんかを使うときに、「お客様の御協力できれいにされております。ありがとうございます」みたいな、告知のようなポスターというか、シールとか張ってありますので、そういったふうな形での、いわゆる啓発というか、トイレを皆さんきれいに使ってくださいというふうなところでのいろんな掲示であるとか、そういったことは心がけている。今あるトイレ全てにそういうふうになっているというわけではございませんけども、そういったふうな方向で今やっている状況にはございます。 95 ◯ 1番(山崎誠也君)  そうですよね、そうだと思っています。そうされているということで、この項は満足ではあるんですけども、もっと市内のトイレをきれいに使っていただくために1つ提案させてもらいたいんですが、市内の小学生に授業の一環で、もっとトイレをきれいに使いましょう的な標語というのをつくってもらって市内の公衆便所に張っていけば、普通の大人でしたら、何かほほ笑ましく感じるであろうし、公衆便所の使い方がより向上していくと思うんですけども、そうしたことを学校の授業でやることとか、やっていくこと、そういうことはできないんでしょうか。 96 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)
     今言われました標語についてですが、市内のトイレに小学生がつくった標語を張るというのはまた今からのことだと思うんですが、標語的な取り組みについては、各学校、詳細までは把握しておりませんが、心の教育の一つとして取り組んでいる学校もあります。実際、私が平成25年度までおりました大崎小学校においても、スリッパ並べ等をあわせまして、花を飾ったり標語をつくったりして校内のトイレに張っておりました。小学校のトイレも、広い意味で言えばみんなが使うトイレですので、公衆便所であります。  小学校では、そういったトイレの使い方というのは大事な指導の一つでありまして、まず入学したらすぐ担任が指導を行います。この私も1回だけ1年生の担任をしたことがあります。そのときも、ノックの仕方から水の流し方から、そういった指導をしたことがあります。ペーパーの使い方もですね。  あと、トイレの使い方ということで、学校においては、遠足とか見学旅行に行く前に、事前指導としてそういうトイレの使い方の指導をしております。現に、例えば御厨グラウンドに遠足で行きますと、帰りにはそのグラウンドのトイレを掃除して帰るというようなこともほとんど学校で実践しております。  道徳の時間においても、公共心とか公徳心とかいう内容項目がありますので、そういう指導もしておるところです。  さらには、全校朝会で、校長や生活指導担当者がそういった公のものに対する使い方、そういうことも指導しております。  以上でございます。 97 ◯ 1番(山崎誠也君)  ありがとうございます。既にいろいろされているんですね。  そして、この項の最後に1点、既に西九州道が今福まで来ていて、順調にいけば平成29年に調川、平成30年には志佐まで来ます。しかし、西九州ができたところで、そこを使った旅行者というのは、志佐でおりてそのまま、これ平戸まで観光に行かれる可能性は結構高いと思うんですよ。そこで、松浦に少しでも金を落としていただく、交流人口をふやしていくというのになるのかわかんないですけど、トイレ休憩ぐらいで。そういうことで、トイレ休憩は松浦でしていただく。そして、ちょうどいいところに、松浦自慢の高級旅館みたいな公衆便所があります、海のふるさと館の横に。済みません、ちなみにあそこのトイレの建設費用というのはどれくらいかかっているものなんでしょうか。 98 ◯ 水産課長(齋籐周二朗君)  事業費のほうは、おおよそ7,500万円かかっております。 99 ◯ 1番(山崎誠也君)  そこで、あそこの道の横に大きな看板をつくって、「トイレ休憩は高級旅館みたいなここで」とか、生々しいかもしらんですけど、「7,500万円のトイレを使ってみんね」とか、看板の文句でトイレアピールすることで、車からおりていただいて、おりていただいてトイレを使って、海ふるの中に入ってさえもらえば、品ぞろえも豊富ですし、もしかしたらもうお土産なんかも平戸に寄っていって観光された後、「あそこもよかったな、品ぞろえ豊富だったな」といってもう一回買っていかれるかもしれないと思うんですよ。そうした松浦市のトイレアピールの看板を、ぜひ西九州道ができるまでに看板をつくりましょうで、市長ということで所感をお願いします。 100 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  トイレに対する私の認識でございますが、私はきれいなトイレであればきれいに使っていただけるというふうに思います。きれいであれば、人もそこを使っていただけるようになれば、今、山崎議員の御指摘のような効果もあってくるというふうに思っておりまして、海のふるさと館をつくるときに、ホテル並みのトイレをという思いでつくらせていただいた事実もございますので、やはりそういうふうなことをしっかりとPRできるような看板は今後必要であろうというふう思っておりまして、ただ、トイレだけということではなかなか難しい点もございますので、やはり施設の特徴である豊富なお魚とか、農水産物があるとか、そういうことも抱き合わせながらPRをしたらどうかというふうに思っているところでございます。  西九州自動車道は、御承知のとおりサービスエリアがございませんので、やはり箇所的には一度インターからおりていただいてトイレ休憩していただくということも一つの今後の大きな取り組むべき課題であろうというふうに思っておりますので、今の御提案はしっかりと受けとめて今後取り組んでまいりたいと、このように思います。(降壇) 101 ◯ 1番(山崎誠也君)  僕の一般質問のタイミングが悪いというのか、お昼前に便所の話をして、何かこの辺タイミングが悪いなと思っていたんですけど、この項については終わりたいと思います。  次に、「保育園、幼稚園の児童数と保育士数について」です。  まず、教えていただきたいんですけども、そこの保育園や幼稚園の上限の園児数というものは、どうやって計算されるものなんでしょうか。 102 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)  保育所等の定員につきましては、設置者が施設の規模や保育士数、それから、地域の児童数などを勘案して県のほうに認可申請をいたしまして、そして、その審査の上、認可を受けられたものでございます。  ただ、実際のところ、実際に入所している児童数でございますけれども、認可定員の中でお預かりするのが基本ではございますが、実際のところは、施設の子ども1人当たりの面積と、それから保育士数を満たしておりましたら、定員数を超えてお預かりすることができます。その場合、大体、一応目安といたしましては、認可定員の120%以内であれば、最低限、施設の面積、子ども1人にかかる面積と保育士の数を満たしていればお預かりすることができるということになっております。 103 ◯ 1番(山崎誠也君)  なかなかわかりづらいんですけども、松浦市は安心して産み育てることができるということで、松浦市の目玉施策で、2人目から保育料を無料化ということで、小さな子を持つ子育て世代には大変喜ばれております。2人目から無料ということで、保育園、幼稚園の園児の数は増加していると思うんですが、今現在の松浦市内で、定員数を100%とした場合、100%を超える園というのはどれくらいあるものなんでしょうか。 104 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)  市内には、保育所が13カ所と認定こども園が2カ所、それから小規模保育事業所が1カ所ございます。  このうち、保育所の入所率で申し上げますと、13保育所の定員合計が690人でございます。11月1日現在の入所児童数は798人でありますので、全体の入所率は115.7%となっております。そして、13カ所のうち12カ所が今100%以上の子どもさんをお預かりいたしております。 105 ◯ 1番(山崎誠也君)  待機児童というのは、100%も超えているので、園によっては待機児童という方がおられると思うんですけど、松浦市ではどれくらい把握されていますでしょうか。 106 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)  現在のところ、どこの保育所にも入所ができないという、真の意味での待機児童というのはございません。ただ、園に希望される場合、第1希望、第2希望ということで出していただきますけれども、その御希望された園に入所ができずに違う園に入所をされたという事例はございます。 107 ◯ 1番(山崎誠也君)  その中で、例えば市が把握できていない待機児童、その園に行きたいがために、その保育園に相談行ったら断られて、でも、その保育園しか行かないのになという感じで、市には相談に来られないという、市が把握できていない方もおられると思うんですけども、そうした方もおられるものなんでしょうかね。 108 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)  保育所入所の際には、必ず市のほうに入所申し込みを出さなければいけないことになっておりますので、入所を希望される方は、まず市のほうに御相談に来られるとこちらは考えておりますが、もし、例えば直接保育所のほうに御相談されて、その場で断られたということで入所を諦められたという事例があるとしましたら、それは保育所の対応がちょっとよくなかったといいますか、市のほうに相談に行くようにというふうに促すべきだったと思いますので、もしそういう事例がありましたら保育所のほうにも指導はしたいと思いますけれども、まず、市のほうに御相談された場合につきましては、一応、希望された園が入所ができないという場合でも、ほかの入所できる園を御紹介しておりますので、現在のところは希望される方については入所はできているというふうに思っております。 109 ◯ 1番(山崎誠也君)  済みません、事例を言います。  ちょっと市民の方から相談を受けたんですけども、2人目が生まれました。その2人目が生まれて、しばらくたってそろそろお母さんが「働きたいな」ということで保育園のほうに2人目を預けようとしたら、保育園がいっぱいで預けられなかったということなんですよ。しようがないので、2人目の赤ちゃんをおうちで育児しながら求職、仕事を探していたら、保育園から言われたのか市のほうから言われたか、ようわからないんですけども、「家にいますよね、仕事していませんよね」ということで、「そしたら、保育園に預けないで家で見てくれませんか」と言われたということをお聞きしたんですけども、そのお母さんの状況というのは、何か普通というか普通によくあることと思うんですけども、そういった事例というのは多々あったりするんでしょうか。 110 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)  今、議員が申されました事例については、私自身はちょっと今お聞きしまして把握はしておりませんでしたけれども、実際、保育所に入所できる子どもといいますか、入所できるのには理由がございまして、両親が働いていることとか、ちょっと病気療養中であるとか、親御さんの介護をしているとか、出産等、保育所に入所できる理由が定められておりまして、先ほどおっしゃいました求職中の方についても、保育所に預けることはできます。ただ、どうしても保育所が子どもがたくさん入っている状態でございますと、優先順位がございますので、やはり仕事を探されている方よりは、今現在、仕事をされて子どもを預けられている方のほうがどうしても優先になりますので、そういう状況になったのではないかとは思っております。  ただ、お母様が求職をされているけれども、仕事が今のところまだ就職ができずに家におられるということであれば子どもさんを見ることができるということになりますので、結局、就労をしていないという状態になりますので、どうしても今、預けられているお子様についても、ずっとそのような状態であれば御自宅のほうで保育をしていただくということになってまいります。その場合には、例えば就労とは関係なく、認定こども園等には仕事をしていなくても預けることができますので、そちらを選択していただくか、あとはお仕事を探される期間ですね、一応、求職中の場合は2カ月間の期間を区切ってお預かりすることはできますので、またもしそれが難しいところであれば、一時保育等を御利用していただいてお仕事を見つけていただければ、また保育は可能ということになると思います。 111 ◯ 1番(山崎誠也君)  こういうことは、僕は都会のことばっかりかなと思っていて身近でもあるんだなって大変驚いたんですけども、これは今後、保育園や幼稚園に保育士がふえていけば解消できることなのかなとすごく感じたんですが、その辺はどうでしょうか。 112 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)  先ほども最初のほうに申しましたけれども、保育をできる子どもの数というのが、まず認可定員がございますけれども、それを超えても施設の面積ですね、施設に余裕があって、そして保育士に余裕があれば定員数を超えてお預かりすることができます。その場合に、やはり一番今、市内の保育所でも全国的にもそうですけれども、保育士の数が不足といいますか。そこが一応深刻な、全国的にも問題になっております。  市内におきましても、今現在、施設の規模としてはもう少しお預かりできる余裕がございますので、保育士の確保ができればさらに預かることはできると思いますが、ただ、一応先ほど申しました定員の120%というのが目安でございますので、それを超えるようであれば、定員の変更からしていただくように指導をしていかないといけないかなというふうには考えておりますが、まずは保育士の確保ができればもう少し余裕が出てくるのではないかとは考えております。 113 ◯ 1番(山崎誠也君)  国全体で問題のことだと思いますし、小さい子どもがいる家庭にとって、この松浦市の保育料が2人目から無料というのはすごいすばらしい政策ですし、しかし、逆に困っている人がいる、その政策自体が直接困っている政策で直接困っているというわけじゃないんでしょうが、それが間接的に大変な、それが原因じゃないんでしょうけど、大変な思いをされている方がいるということで、最近、国のほうでも保育士確保の施策もできてきているようですし、それとはまた別に松浦市も、僕からの提案というのは特にこの項についてないんですけども、2人目から無料という政策とセットで、保育士確保の政策もぜひ重要視して考えていきたいんですけども、このことについても、市長、できれば所感のほうをお願いしたいんですが。 114 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  結婚、妊娠、出産、子育てという子どもを産み育てやすい松浦を目指しておるわけでございまして、その中でやはり子育て、保育所にお預けしていただくという、その受け皿ということについては重要な問題であろうというふうに思っております。  今、子育て・こども課長と山崎議員とのやりとりに中でもいろいろ課題、問題も浮き彫りになってまいりました。そういうことも踏まえて、今後やはり今の課題は保育士をどう確保していくかということが最優先課題だというふうに思いましたので、そのためにはどうすべきかということについては、よく担当課とも私も協議をしながら、よりよい保育士の確保という施策についてもまた検討してまいりたいと、このように思います。(降壇) 115 ◯ 1番(山崎誠也君)  全国的な問題でもありますので、なかなかちょっと難しいかもしれないですけども、ぜひよろしくお願いします。  最後の項になりました。ふるさと納税に関することなんですけども、僕の場合はこの項に「ふるさと納税パンフレットについて」と入れたんですけど、「ふるさと納税カタログについて」ですね。  今回、ふるさと納税については、最初に宮本議員からされまして、先ほど徳田議員もされまして、私の後、二方されるということなんですけども、私だけパンフレットについて、カタログについてということで、そのカタログのことだけを質問するわけなんですけども、質問と提案をさせていただきたいと思います。  思いはいろいろあられるでしょうけども、今回できたこのカタログについては、僕は「やっとまともなカタログができたな」とほっとしてはいるんです、安心というか喜んでいます。ちなみに、このカタログの制作は何部ほどされておられるんでしょうか。 116 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  ただいま議員のほうから御紹介がありましたカタログですけども、11月に1,000部印刷をいたしております。 117 ◯ 1番(山崎誠也君)  このカタログは、市内、市外、また県外、設置されるというか置かれると思うんですけども、置かれているか、それかこれから設置される予定、そうしたものはどういうところに置かれるものなんでしょうか。 118 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  パンフレットの活用の関係でございますけども、市内で申し上げますと、松浦観光物産協会が入っております松浦駅、それから松浦郵便局のほうに置かせていただいております。  それから、市外のほうでは、松浦市の福岡事務所、それからアンテナショップ、それから長崎県の東京事務所、こういったところに置かせてもらっておる状況でございます。  ほかにも、概況報告で申し上げましたように、11月14、15日に東京のほうでふるさと納税フェスタも開かれましたし、また、東京とか大阪などで開かれております移住相談にも参加いたしております。  こういったいろんなイベントにも参加する折にも配布をしておる状況でございます。  それから、松浦の御出身者ということで、東京・松浦ふるさと会を初めとしたそういった団体もございますので、そういった総会の折にも送付をさせていただいているところでございます。  今後のことでございますけども、やはり道の駅でありますとか、つばき荘でありますとか、市外の方々がやっぱりたくさんお集まりになるところには当然やっぱり今後置いていかんばいかんというふうに思っておりますし、また、市内の企業を通じまして、市外の関連企業でありますとか、あるいは市外から通勤されている方々、こういった方々にもPRをしてまいりたいと、そのように考えております。 119 ◯ 1番(山崎誠也君)  部数が少な過ぎる気がしますが、足りますでしょうか。 120 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  先ほど11月に1,000部というお話を申し上げましたけども、非常に最近パンフレットのほうもどんどんはけておりまして、実は来春にですね、今回こういう秋冬をつくりましたけども、春夏用のパンフレットといたしまして、3,000部をつくりたいというふうに考えておりまして、実は今回の12月の補正予算のほうにもお願いしておるところでございます。 121 ◯ 1番(山崎誠也君)  そしたら、来春号というのは、中身というのは変わるんですか。 122 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  中身は基本的には変わってこないというふうに思っております。お礼品等々が今後ふえていけばその分を追加いたしますし、基本的には変わってまいりません。 123 ◯ 1番(山崎誠也君)  じゃ、そしたら、外側だけ変わるんですか、秋冬って書いてあるんですけど、ちょっとこれだけ済みません。 124 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  まだ正確な形を決めているわけではございませんけども、やはり情報発信の効果があるようなカタログをつくってまいりたいというふうに考えております。 125 ◯ 1番(山崎誠也君)  ちょっと急に気づいたことなので済みません。中身を見てみても、僕の感じでは、いい感じでできているなと思って、これ、先ほども言われましたけども、松浦にゆかりのある会社とか、関東、関西に配られますし、あと松浦でいうと、九電関係にも配ってもいいのかなと思ったりしたんですけども、といっても、パンフレットを莫大につくって、どんどんどんどんもう紙くずのようにどんどん配っていったら、お金もすごくかかると思うんですけども、ちょっと最後に簡単な提案になってしまうんですけども、僕の考えでは、これぐらいの名刺ぐらいのパンフレットというか、カタログじゃないですけども松浦の案内をつくっていただいて、そこの中にQRコードというんですかね、バーコード、携帯で撮ったら携帯で画像が、カタログの中身が見られるようなシステムをつくっていただいて、そうすれば、紙代というかカタログ代というのもそんなかからないですし、つくるのにもそんなにお金かからないのかなと、僕はちょっとシステムのことは詳しくないんですけども、そう思ったというか感じたんですけども、ここはもうちょっとそんな難しいことじゃないんで、ぜひこれは即答で、市長、やりましょう。よろしくお願いします。 126 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  10月からふるさと魅力発信係もつくっておるところでございまして、やはり今御提案のようなSNSなどを使ったPRというのも非常に重要なテーマでございますので、今、議員から御提案がございましたように、QRコードを使ってのふるさと納税のPRといいますか、これにつきましては、先ほど申し上げましたように、次回のパンフレット作成のときにぜひ準備したいと考えております。 127 ◯ 1番(山崎誠也君)  なんか本当にこのカタログというのは、興味ない人は多分、すぐぽんて捨てられると思うですもんね。でも、名刺型のやったら、もう多分渡したら捨てるのもいかんし、もうポケットに入れたり財布になおしたりされると思うんでいいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  このふるさと納税ですね、ちょっと平戸の市議さんもそこにおられまして言いづらいんですけども、平戸のほうに大分差をつけられて、平戸との差というか、人口がちょっと多いぐらいですし、農産物、水産物も余り、そんなに大差はない、変わらない、そうした目と鼻の先の平戸と、この大差、スタートが出おくれたせいかなと、それとも、知名度、意気込みなんでしょうかね、いろいろ原因は考えられるんですけども、松浦市は最近、魅力発信係もできて、このお礼品カタログもパンフレットもできて、今ようやくスタート地点に立ったと思います。ぜひオール松浦でふるさと納税を盛り上げていきましょう、よろしくお願いします。  これで私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。  (山崎議員 一般質問席 降壇) 128 ◯ 副議長(白石光一郎君)  以上をもって山崎議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午後0時13分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時15分 再開 129 ◯ 副議長(白石光一郎君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、質問順位に従い、12番・久枝議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (久枝議員 一般質問席 登壇)(拍手)
    130 ◯ 12番(久枝邦彦君)  こんにちは。  2日目の昼からの1番手、皆様が眠くならないように頑張ります。  昨日、宮本議員が「当選以来2年間、毎議会一般質問をされる」と発言されておられました。私も当選以来12年間、毎年一般質問をしています。今後もなるべく質問を継続したいと思っております。  以前、新人のとき、松瀬輝治議員に「きょうの私の質問はだめだった」と言いましたところ、「自分の発言をだめだったと言ったらだめですよ」と注意を受けました。懐かしく思い出しました。  さて、去る11月29日、松浦ロードレースがありました。500名以上の参加者があり、年齢も70歳、遠くは山口県からの参加者もありました。今回は特に、高橋商工会議所会頭、山口労政協会長、皆川陸協会長初め役員の方々の頑張りにより、59社の企業からの協賛金があり、トラフグ、クルマエビ、おさんじ、アールスメロン、米等、多数の商品がありました。かつまた、表彰式のバックには形はいろいろでありましたが、協力企業名が入っている畳2枚ぐらいのバックボードがつくってあり、生涯学習課の努力であったであろうと思います。協力いただいた企業の方にもバックボードを見ていただきたかったと思いました。ありがとうございました。  それでは、質問に入ります。  まことに申しわけありませんが、4番目の「高齢者等わくわく・おでかけ支援事業について」を時間の配分上、1番目に変更願います。  1番目、「高齢者等わくわく・おでかけ支援事業」についてであります。  この件は、前の議会で安江議員、森田議員が質問されています。両議員には承諾のもとに質問させていただいております。  先ほど言いましたように、利用状況などは既に理事者側で答えられています。平成26年度の利用実績は、対象者7,112人、これは安江議員の質問に対して答えておられますね。7,112人名に対し4,142人、利用総額は約2,453万円、利用率は外出支援金が81.6%、温泉優待券が14.7%です。そのときの理事者側の答えで、「費用対効果を含め制度の検証作業を行い、見直しを進める」と答えられている。今回、補正予算946万円が組まれていますが、議会初日前、2日、3日と西九州自動車道の陳情のため上京し、一般質問準備に時間をとられ、補正予算を読む時間がなく、正直言いまして知りませんでした。委員会で946万円の中身をもむことになる。中身は聞いたら委員会に失礼ですので、概略の中で答えられる範囲でよろしいので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、森田議員の質問の中で「外出支援のほうをふやしてもらいたい」との質問に対し、理事者側の返事に、「費用対効果を含めて見直す必要があろうかと思います」と答えていますが、この支援制度に費用対効果の検証が要るのか、検証したのなら、どのように検証したのか、担当課長にお伺いいたします。 131 ◯ 長寿介護課長(辻 嘉文君)  9月の議会の一般質問の後に検証するということでございました。その中身は、外出支援券と温泉券の利用状況でありますとか、外出支援券の利用の目的でありますとか、そこら辺を課内で検討しているというところでございます。 132 ◯ 12番(久枝邦彦君)  検討というのは、その程度の検討だったんですか。 133 ◯ 長寿介護課長(辻 嘉文君)  金額等につきましては、9月の議会でお示ししております。それをもとに今年度10月までの分も利用状況、発行枚数等を勘案して、来年度に向けての見直しに向けて協議を進めているというところでございます。 134 ◯ 12番(久枝邦彦君)  はい、わかりました。  この中で、市民の方々に耳を傾けますと、身障者の方に対しましては、健常者の方と比較しタクシーの利用度が多いと思うと、外出券としてタクシー、バス等交通費として5,000円の利用であるが、温泉優待券が14.7%しか利用されていないのであるならば、その分を身障者の方々に対し健常者の方々の何割かをふやすべきじゃないかと、そういう中で特に併用を、温泉券をその交通等に併用させるべきだと思うが、これは市長のほうを見なくちゃいけなかったですね。予算替えや新制度の適用は新年度になるでしょうけど、どうか併用ができるようにならないものか、市長にお答えをいただきたいと思います。 135 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  高齢者等のわくわく・おでかけ支援事業につきましては、これまで続けさせていただいて、いろいろな御要望を受け、最初の外出支援券だけから入浴券も入れるというようなこともやってきたわけでございますが、それぞれ外出支援券には外出支援券の目的がございますし、温泉入浴券にはその目的がございますので、現時点におきましては併用は考えておりません。                  (降壇) 136 ◯ 12番(久枝邦彦君)  学校に歩道などをですね、目を隠して実験台に、車椅子に乗って押していただいて実験したときもあります。目の見えない方は非常に大変だし、また、体の不自由な方、そういう方に対してやっぱり目配りなど大いにすべきであると思いますし、こういう併用というのはいろんな検証も、仕方もあるだろうし、これは費用対効果なんて検証しないで、新年度には併用ができるように、ぜひ検討していただきたいと思います。どうぞ市長よろしくお願いします。  全然応答なしですけど、そういうことでよろしくお願いします。  併用していただくと確信しながら、2番目に移っていきたいと思います。  「電源立地地域対策交付金について」であります。  経緯として、平成13年度、工事着手と同時に、電源立地対策交付金のうち電源立地促進対策交付金の交付決定がなされ、平成13年度から15年度までの3カ年、そういう中で、16年度に工事が中断しました。その間、交付を受けていたものが工事再開に伴い平成28年度から再度交付対象となるもの、交付は合併前の旧市町村単位で行われ、松浦市は国から直接、そのほかは県を経由する間接補助となるそうです。九電2号機工事再開に伴う電源立地対策交付金が来年度からそういうことで再交付され、交付額については、昨日の宮本議員とのタイトルでかぶっていますが、勝手に許していただいて、なるべく質問が重ならないように我なりに質問をさせていただきます。  この交付金については、電源立地地域交付金のうち電源立地促進対策交付金であり、電源移出県等交付金とは別物であります。  担当課にお尋ねします。九電2号機に対する今後の収入と減価償却、また、建物、機械等、多種多様であるので一概には言われないでしょうが、並びに固定資産税等は何年間で幾らの収入増になるのか、担当課にお尋ねいたします。 137 ◯ 税務課長(川原 直君)  お答えいたします。  九州電力2号機に係る固定資産税、償却資産についての想定額でございますが、平成10年に電源開発2号機の償却資産への課税が行われまして、両電力の対前年比としまして、約17億円の税収増ということになっております。単純に比較はできないわけでございますが、平成32年の九州電力2号機を電源開発2号機と同様、同価格の構築物や機械装置等と仮定しますと、約17億円の増収となりまして、2社合わせまして約23億円の償却資産による税収が見込まれるというふうに思っております。 138 ◯ 12番(久枝邦彦君)  これ、こういう償却資産や増収について聞くのは、白浜5地区に対する質問の中の糧として今聞いているわけであります。  それとともに、市長あるいは担当課長でいいですけど、松浦市として2号機が2001年に着工したが、電力事業の伸び悩みなどを利用に2004年に工事を中断、そのときに地域協力金として──固有名詞が間違っていたらお許しいただきたい。地域協力金として約21億5,000万円を九電からいただき、起債に対し利息等を浮かせるためですか、繰り上げ償還等に利用したと記憶していますが、そのときに全額使用したのか、それとともに、毎年支払う金額をもとに戻すとなっていたと思いますが、その財源はどのような状況であるのか、お伺いいたします。 139 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  ただいまの御質問の九電の2号機の建設繰り延べに伴います地域振興協力金でございますけども、まず最初、17年度に協力いただきましたので、基金のほうに積み立てをいたしまして、その後、各種インフラ整備でありますとかソフト事業、こういった地域振興を図るためのさまざまな事業を実施いたしておりまして、主なものを申し上げますと、水産加工施設の整備事業でありますとか、東部交流センターの建設といったハード事業、それから、母牛の増頭事業、それから定住促進といったソフト事業にも活用しておるところでございます。  それから、今、議員のほうからお話がございましたように、起債の繰り上げ償還につきましても、この分を一部運用をして使わせていただいておりまして、今現在、本来繰り戻しをすべき運用額としての残が約5億3,000万円ございまして、これも含めた26年度末の21億円のうちの残額というのが約13億6,000万円という状況でございます。 140 ◯ 12番(久枝邦彦君)  一応、現在13億6,000万円あるということで確認いたしました。  そこで市長にお尋ねします。九電2号機の工事再開に伴う電源立地地域対策交付金が来年度工事中から運転開始を5年間で事業ごとに申請することで交付され、松浦の分9年間における見込み額は、きのうも答えられておりますが、約13億2,400万円あります。もちろん、事業を申請しないことにはそのお金はありませんけど、どのように使われるのか、再度お答えをいただきたいと思います。 141 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  九電2号機の建設再開に伴いまして、電源立地促進対策交付金として、今、久枝議員が申されましたとおり、13億2,400万円が交付される予定となっておりまして、当然のことながら、この貴重な財源を地域振興に充てていきたいというふうに思っているところでございます。  このことにつきましては、私といたしましては、やはりしっかりとした事業計画を立てて有効に使いたいというふうに思っておるところでございまして、今後、この事業の必要性、効果、あるいは緊急性と、そういうものを十分勘案しながら、平成28年度から九電2号機の営業運転開始する期間、その辺をこの事業実施期間と想定といいますか、一応そういう期間を設定いたしまして、今後事業計画を立てることとしておりまして、その計画の取りまとめといいますか、その準備に今かかろうとしている状況でございます。(降壇) 142 ◯ 12番(久枝邦彦君)  きのうの宮本議員の質問よりも詳しくお答えをいただいたみたいですね。地域振興として事業計画を練り、緊急性、必要性に鑑みて今回に受けての事業計画をやるということですね。  きのう宮本議員の質問の中では、ハードやソフトの面といいますか、中身を精査しながらやるということで返事をされたかなと思いますけど、多少語尾が違っているかとも思いますけど、これを聞きましたのは、先ほど言いましたように、九電2号機に対する白浜5地区の交通対策についてのことを念頭に置いて質問を入れました。ありがとうございます。  それでは、3番目の「九電2号機工事に対する白浜5地区の交通対策及び新道、新しい道建設について」であります。  去る11月11日、午後6時半から当役所4階委員会室におきまして、5地区の区長さん初め、合計20名の関係市民の参加により、それに対し、市長初め理事者側7名との白浜5地区要望書に対する3項目の要望事項に対し、30年間進展していない理事者からの通り一遍の回答がありました。  議員の皆様の机の上に参考の写真を置いていますので、見ていただきたいと思います。  要望文面に、5地区住民の多くが日夜利用している国道204号線、御厨寄りの西側から、1番目に、九州電力入り口間に接する西山線、MR線九州電力所前駅の踏切の拡幅の件。2番目に、白浜中央線、要するに白浜団地の入り口である日の前バス停付近と交差点のボタンで信号機、ボタンを押さないと稼働しない信号機に対し何らかの対応ができないものかと。3番目に、黒潮地区の松田米穀店様前に地面のペンキで書くのでなく、押しボタン式の信号機設置ができないものか。まさに先ほど言いましたように、30年来の切実なる要望であります。  それでは、要望順に沿ってお聞きいたします。  九州電力2号機建設では、最盛期に約2,000人の作業員が従事し、さらに両電力の定期工事を含めると約3,000人の作業員が予想され、これに伴って危険度が増すとのこと。当然の訴えであります。今回、行政側が頑張らないなら100年先も現況のままであろうし、両電力会社は、国家がある限り、国民がいる限り、廃止にならない限り、未来永劫、両火電の社員や協力会社や定期修理の作業員の出入りや通勤の車が今回の工事とともに将来未来について増量するのは当然であり、地区住民の思いをしかりとすることであります。  かつまた、先月21日、調川2号トンネルの貫通式がありました。現在、地元調川町新口の方々の家の前を通るダンプの通行量制限のために、現場の南側、山際寄りに昔の炭鉱の納屋がいっぱい建っていた旭町の空き地に高さ10メートル以上、何万立方メートルかわかりませんが、残土が積み重ねてあります。風に飛ばされないように固く押しつけられて、すごい山であります。その残土は、先ほど言いました2号機トンネルの貫通後、要するに貫通しました。トンネルを通って御厨港に2万立方メートル、要するに2万トンですね、運ぶことになっています。実際は御厨の埋め立てにはかなりの土砂が既に運ばれているので数量は私にはわかりませんが、要するに一段と今回の5地区の方々の各種要望の箇所の国道の信号機の設置等が必然性を増すのは間違いはありません。  技術的なことは担当課が、実効性については市長にお伺いいたします。  まず西側、1番目の九州電力入り口に接する西山入り口、両火電の奥に行きますと悪太郎川という小さいきれいな川がありますけど、その悪太郎川線、それと通山線の拡幅について、技術的に可能なのか。当日、夜の理事者の回答では、踏切と国道に段差があり過ぎるから困難であるとの回答でありました。国道からの数メートルのコンクリート道路がその段差の中にあります。今そこは当然離合はできないんですけど、その離合の道路をつくるのは難しいというふうなことが言われておりまして、MRとの折衝もなかなか大変だと思いますけど、以前であれば門司港ですか、門司まで行かないと折衝もできなかったでしょうけど、今は佐世保でできる。そういうもろもろありますけど、松浦市も年間MRに1,000万円ずつぐらいお金を出していることと思います。しかし、そういう中で、協議するのに時間はかかりますでしょうから、あそこに、陳情のときは出てきませんでしたけど、先ほど言った悪太郎川線、通山線に接するところに民有地が24坪あるそうで、無償で市に譲渡するとの話も聞いています。確約はわかりません。その土地の活用で対向車が通るとき、かつまた電車が通行するとき、当然ながら線路が遮断されているので、待機する場所に提供してよいとも聞いていますが、住民の方々の意向です。  先ほど言ったように、技術のことは担当課が、実効性については市長に、どうぞよろしくお願いします。 143 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  失礼いたします。  白浜5地区からの御要望に対してでございます。  今、議員申されましたように、九電の入り口側の西山入り口踏切の安全対策ということで御要望いただいております。  市といたしましても、抜本的な踏切対策については、数多くの課題があるということで早急な実現は難しいというふうにお答えしたところでございますけども、当面支障を来しております舗装の補修や一時的な退避場所の確保については実施をしたいというふうにお答えしたところでございまして、現在、踏切付近の、申されました白浜地区の用地を活用させていただきながら、退避場所の設置について現在事業に向けて準備を進めているところでございます。 144 ◯ 12番(久枝邦彦君)  今、課長から明確に地元の方の土地を活用し、そちらのほうから先に進めていくということで確約をできました。よろしくお願いします。  それでは、2番目の白浜中央線、日の前バス停付近、交差点ですね、安全対策についても全然進展していない回答でありました。ここ10年ほどで2人の方が亡くなり、中には日の前バス停に突っ込んでバス停を壊した車もあったそうです。議員の皆様方の机に置いているこの左側の上と下の踏切のことです。  先ほど言いましたように、バス停に突っ込んでバス停を壊した車もあったそうです。まして、団地や白浜の皆さんが山際からおりてきて踏切を通過して右折れをするとき、後続に何台車がいても、国道側に出るのは1台しか待機できなく、まして混雑時、後続が続くには自動感知式でないから、信号機がですね、自動感知式でないから、車からおりて一回一回踏切を越えて国道側の停止ボタンを押さないと機能を発揮できなく、中には通学時、子どもに押しボタンを押させにいき、通路側でまた子どもを再度乗せるのも、1人で御婦人方がボタンを押しに行ってもスムーズにスタートできないと再度待機の状態になるとの切実なる言葉も聞きました。  私の知り合いの保険屋さんがたまたまうちに来ましたけど、「あの踏切では年に数回は追突事故が私の事務所だけでもあります」と、「合計するなら、かなりの事故が生じている」とのことでありました。このような事故と不便を感じるとのことで、異常な状態が日常茶飯事であるとのことで、当夜での発言、「白浜団地をあの場所につくったのは間違いであったのではないか」と、鋭い的確な指摘もありました。  白浜中央線からおりてくる踏切の手前に感知式の機能性を持った器具を設置できないものか、警察が了解しないことにはどうしようもないだろうけど、「ベストを尽くしました。しかし、だめでした」で納まらないと思います。あの場所に適時な時間帯に行けば、もう一目瞭然であると思います。担当課、市長、どのように思われますでしょうか。 145 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  九州電力並びに電源開発株式会社の4基の発電所建設につきましては、昭和52年からこの問題がありまして、白浜を初めとする関係地区並びに漁協、そして、市民の皆さん方の御理解のもとに今日まで来ておるわけでございまして、ようやく九電2号機の建設が来年2月に本格着工するということで一定の計画が達成されるというところでございまして、一方、この地元が発電所の立地によって大変な御迷惑をおかけしている、それはこの交通問題がまだ未処理だというふうに私も認識をいたしております。このことにつきましては、再三にわたって地元から御要望をいただいておりまして、それに伴って解決できるものは解決してきたというふうに思っておりますが、11月11日に地元からの御要望がございました3カ所、白浜中央線の関係と西山入り口と黒潮の松田米屋さんのところの3カ所のことがまだ解決できていないということでございまして、今御質問の白浜中央線へ入る踏切については、車両感知式の信号機の設置ということで取り組まなければならないと思っております。これまでも取り組んできたわけでございますが、なかなか具体化していないということで、私といたしましては、この経費は負担してでもできないのかというところまでいろいろ協議をしておるわけでございますが、現在のところ前進をいたしておりませんが、解決のためには、やはり今申しました車両感知式の信号機を設置することにあろうというふうに思いますので、このことについては引き続き5地区の皆さん、議会、そして市一体となって強く関係の警察署を初めいろいろなところに要望して、市民の皆さん方、特に白浜5地区の皆さん方が安心して白浜中央線と国道の出入りができるようなことについては全力を挙げて取り組んでまいりたいと、このように思っているところでございます。(降壇) 146 ◯ 12番(久枝邦彦君)  市長は、解決できるところは解決していただくと、しかし、そういう中でこの3つの要望がまだ残っていると、これが最終的であるかどうかはわかりませんけど、まさに切実なるこの要望、もう当然やっぱり怒りますよね、これね。今回やらないと、どうしようもないです。  だから、先ほど言われました感知式の信号機、あそこの、今の日本の技術なら、普通なら簡単ですよね、あの鉄道の下に通してですね。  私は以前、まだ議員になる前でしたけど、プライベートで当時の交通課長と飲みましたときに、志佐中学校に行く産婦人科さんから上がっていくところの感知器があの狭い道路の真ん中にありましたもんで、中学校のほうに行く車も感知しますので、変則的な4差路ですけど、中学校のほうに車が1台行くと、ほかの車が全部とまっている状態。そのときに、飲みながら課長に「こういうことですよ」と言ったら、「わかりました」と。そしたら、3週間目に感知器を、ちょっと家のほうに移動してくれまして、「ああ、飲んでいたけど覚えていたんだなあ」と思って感謝したこともありましたけど。ぜひこれはですね、市長、汗水流してきたのは大いにわかりますし、この件、2番目の件も100%、120%感知式を実現してほしい、お願いします。  それでは、3番目の要望であります黒潮地区の松田米穀店前横断歩道付近の安全対策であります。  地区としましては、押しボタン式の信号機の設置を要望されています。その中で、理事者側から「車両の通行量が少ないとの公安委員会での回答であった」と発言されていましたが、ふだんは、日中の交通量は少ないでしょうが、出勤・退社時間帯であれば、時間当たり1,200から1,300台の通行量であるとのことであります。5地区内での交通量はそのような状態であります。議員の皆様の前に置いておるこの写真の右側の上と下がそのような状態でありますが、この11月21日の写真は、土曜日の午前10時の状態です。だから、出勤・退社時の状態ははかり知れないものがあります。要するに、この米屋さんの前は御厨に行くのと志佐側に向かう車両にとってはお互いに坂道です。当然ながら車に加速がつきます。あそこは40キロ制限が50キロになったのはもう2年ぐらいなりますかね、あそこの米屋さんの前の道路上に横断歩道の絵、白ペンキを塗った横断歩道があります。道にペンキを塗ったぐらいでは追いつかない。  岩佐市長のとき、当時の黒潮自治会長の署名、サインのもと、昭和60年7月21日付で松浦署に位置図と見取り図をつけて嘆願がされています。そのときから30年が経過しています。  平成27年4月16日夕方、黒潮住民の後期高齢者のバイクと発電所関係者のライトバンが白菊ビル前、国道で衝突、バイクの運転手さんははね飛ばされ、ドクターヘリで佐世保に搬送され、命は助かりましたが、足の骨を折り、ボルトナットで固定し長期の入院をされたそうです。中には乳母車で黒潮港の多目的広場からの帰り道、横断歩道で車が停止したので渡り始めようとしたところ、この後ろの車が停止中の車を追い越し、あわや横断歩道上ではねられる、恐ろしい目に遭っています。真向かいの黒潮港の多目的広場にも子ども連れで散歩にも行けない危険箇所であります。  下から見ましてこちら側の岸山公民館前の押しボタン式の信号機は、10年ほど前に死亡事故があった後に設置されたそうです。死亡者が出ないことには設置できないでは情けない。強力に松浦警察署に市長みずから汗を流されるであろうと思いますし、なすべきだと思います。  駅舎をふやしたときなどに財源を考えたとき、迂回融資ではないけど、結果的に関係自治体が出すことを考えたとき、そういうことを想定しながら、先ほど2番目の項目、質問に入れた次第であります。この財源をどこにということじゃなくて、市長も先ほど言われましたように、そういう財源を地元で出すことを前提にして交渉し、されると思います。  この公共用地施設の整備や地域活性化に資する事業に幅広く活用できる交付金は私などが指示するものではありませんけど、かつまた、産業の活性化、道路をつくることが産業の活性化につながることもあるし、信号機をつけることもその地域の活性化じゃないかと思います。そういう中の一つに電力移出県等交付金なども産業振興のために使えるお金だと思います。まさに5地区の方々だけでなく、市民並びに国道を利用している方々及び横断する方々の利便性、かつまた交通安全の安心・安全の先取りで、まさに有効利用であると思います。  11日の夜での地域の方々の切実なる要望、100%、120%実現の方向で考えるだけでなく、実行しないといけない。市長、再度見解をよろしくお願いします。 147 ◯ 防災課長福岡一男君)  御指摘の箇所につきましては、この部分は押しボタン式の信号機の設置ということでございましたので、このことにつきまして、改めまして松浦警察署のほうにも要望をいたしておりますが、現在のところ、横断歩道の利用者や出入りの車両が少ないことなどの理由によりまして、県内全体として見たときに、新たに押しボタン式の信号設置というのは現在のところ非常に困難であるというふうな回答を得ております。  なお、現在、署に聞きましたところでは、松浦署のほうで早朝の混乱する時間帯に日がわりで市内各所で車の流れを確認しておられまして、御指摘の箇所についても実施をしているということを聞いております。  そういったことで、署のほうといたしましてもデータ等をとっていかれながら、ここの交通量と信号機設置ということについて検討を深められていくものと思っておりますので、市といたしましても、今後とも松浦警察署と連携いたしまして、この部分を含めて交通安全対策というものに引き続き取り組んでいきたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 148 ◯ 12番(久枝邦彦君)  どこを見たら交通量の少ないて言われるっちゃろうかね。もう、それは課長のせいじゃないけど、本当に言葉を繰り返すけど、どこが交通量の少ないか、納得できんね。  ぜひ2番目の質問の感知式の信号機と3番目の米穀店さん前の押しボタン、これはもう絶対せにゃいかんですよ。  それで、警察の方が時間を見て来るて言うたって、時間も一定していないだろうし、いつなのかわかりもしない。  そこで提案です。この工事ができるまで本当はもうできない、ずっとですよ。差し当たって工事が完了するまでの、この2号機の件だけではなく、J-POWER──電源開発さんですね、昔の──で当然ながら定期修理などをされているわけで、先日のタービンの落下事故関連の修理のときも道路混雑が2年越しですごかったそうで、両火電で割合を相談されて、朝夕の混雑時間帯に交通員の派遣並びに配置の希望もあります。  先ほど言いました松浦署において交通監視をしてくれるとのことでありますが、とてもとても毎日のことで無理であります。両火電との折衝でしてほしい。調川のトンネル工事でのトラック輸送も、先ほど言いましたようにふえます。  調川におきましては、郵便局から入りまして、残土の運送について200メートルぐらいの距離で4名の旗振りの警備員さんを立たせています。  やはり新口の方もそうなんですけど、「うわあ、もう嫌だ嫌だ」と思ったら、もうトラウマになりますからね。だから、この5地区の方々の204号線はスピードが出ています。新口の方たちのところは20キロで制限されておりますけど、白浜地区、要するに50キロ制限になれば59キロまで出しますからね。なかなかとまらないと思いますよ。  そこで──まだ言いたいですけど、よしましょう。だから、この工事が少なくともできるまで警備員をJ-POWERとの割合の中で立たせて、まずはその時間帯に出社時、退社時に両火電のほうで費用を出すなり人員を出すなりして対処していただきたいと理事者側で要望していただきたいと思いますけど、市長どうですか。 149 ◯ 企業立地課長(吉永弘治君)
     失礼します。  九州電力松浦発電所2号機の建設に関しまして、交通安全対策の協議会を関係地区、白浜5地区とプラス御厨のほうの3地区をあわせて設置しております。そこには、松浦市と松浦警察署、それと建設関係の事業者も入って組織をしておりますので、その協議会の中で交通安全対策については火電も入りますので、その中で協議をさせていただきたいと思っております。12月10日の日に開催をいたしますので、その中で協議をさせていただきたいと思っております。 150 ◯ 12番(久枝邦彦君)  普通は市民の方々が知る前に私たち議員が知らないことには、市民の方から聞かれたときに、「そりゃ知らん」と言うたって、「知らんじゃ、議員のくせ何しよっとか」と言われますよ。しかし、今回の場合、ああやって11日に地区の方が来ておられますし、今何日と言われたですかね。何日に地区の方と協議される(発言する者あり)ああ、10日ですか。一生懸命になり過ぎたら、その10日は聞こえなかった。  先ほど言いましたように、本来なら私なんかが先に知っとかにゃ恥かく。しかし、今回10日ですね。わかりました。ぜひ前向きじゃなくて、実現する方向でよろしくお願いします。  それでは、この最後に、自分なりの地区の方の要望でありません。私なりの考えです。あの現場にも日の前交差点の住宅側にも行きましたし、私は過去にも何十回てあそこは通っております。今回しげしげと周りを見渡しました。自分なんか高校時代、あそこの上の友達のミカン山に温州ミカンを取り入れの手伝いに行ったこともありますし、あそこはもう何十回と通った道でよく知っている道です。そこで見渡したときに、白浜中央線と白浜団地が交差する地点から西の方向、MRの発電所駅裏に向かって新道をつくられないものか、当然費用と日数がかかります。きょう言うて、あした着工しましょうというわけにはいかないのは百も承知であります。西プラの寮からもかなりの車の通行量がふえるそうです。国道で車を流して自分ではかってみましたところ、約600メートルあります。途中左側を見ますと、草が、雑草が生えておりますけど、用地売買の看板が出ています。つくるなら踏切がもう1つふえるのでMR側との調整が、これも簡単にいかないと思います。発電所駅前の踏切と白浜団地側の踏切機能を停止して、ある一定渡られる人を渡られるようにして、これも白浜団地の方々の承諾といいますか、許可じゃなくてそういう承諾も要るだろうけど、あそこに新道をつくらないことには、1番目の要望、2番目の要望の最終的な解決はなかなか難しいんじゃないかと。そして、2つの踏切を1つにする。そして、J-POWERの入り口に、あそこの4差路でもって信号機で団地の方もスムーズに出ると、しかし、そういう中におきまして、団地の方などがタクシーなどを使うときにワンメーター、ツーメーター、タクシー料金もかかるでしょうけど、その辺を団地の方々がどう理解をしていただくかということも課題でありますから、簡単ではないと思いますけど、こうやって両火電がある限り、2020年6月から370万キロワット、定期検査などが毎年あります。交通渋滞の解消にはそういう抜本的な手を打たないことにはどうしようもないんじゃないかと、100年先を見計らったときに一考すべきであります。  市長にここで「はい」という返事は無理なことは承知の中で、市長にどういう今後の、私の提案に対し、今、担当課長に市長が指を指しましたけど、本来は市長に、しかし100年先は市長もいないんだからなんだけど、どうぞよろしくお願いします。 151 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  失礼いたします。  ただいま議員が申されました新設道路をつくってはどうかということの御質問でございます。  この御質問の通告を受けまして、私ども何度も、現場は知っておりますけども、再度現場の確認をさせていただきました。  お話の白浜中央線より悪太郎川線を結ぶ新設道路をつくりまして、電発入り口の交差点部で接続させたらどうだろうかという御計画でございますけども、市道間を結ぶ600メーターの新規道路につきましては、用地の制約や補償物件の制約等がなければ、道路構造令基準に見合った線型が確保できるんじゃないかというふうに私も考えて見てまいりました。  しかしながら、路線の中ほどには大きな谷部がございまして、準用河川の白浜川という河川も流れておりまして、この工法の選定等にはかなり難しい問題があるんじゃないかということで考えて見たところでございます。  また、この道路を計画する際には、一番の課題となりますのは、新設道路から国道への取りつけ道路、それから国道の交差点部の改良だというふうに考えてまいりました。  そう申しますのは、新設道路と踏切との間がかなり短いと、そうしまして、MRの線路と国道側にもかなりの段差がございまして、その取りつけについて数多くの課題があると、安全性に課題があるということで、なかなか計画については厳しいんじゃないかというふうに判断したところでございます。 152 ◯ 12番(久枝邦彦君)  踏切の問題は簡単にいかないのは百も承知でありますし、その国道側との段差の部分は、その4差路を多少ずらすことによって国道と同じ高さの部分がつくられるんじゃないかと思いますし、先ほど両サイドの踏切を歩行者だけの専用にできないものか。  白浜団地の志佐寄り側のほうから、昔、吉原工業さんがおられたほうの屋敷のほうには何ら踏切があるわけじゃなし、渡り石といいますか、そういう感じだったんじゃないかと思いますけど、最近通っていませんけど、もちろん車椅子などが通るぐらいの機能は持っとかなくちゃいけないけど、その2つの踏切を廃止することによって4差路をつくって、そこに国道と段差がない箇所に設けると、これももう最終的にそういう方向に持っていかないと、両火電がある限り、なかなか難しいと思う。いい返事はいただけないでしょうけど、今後の都市計画などに入れてほしい、切に思います。松浦の財源でなくて県のほうからでも何らかの要望ができるように検証していただきたいというお願いです。  ただ、地区の方から見たら、「久枝はちょっとテンポの外れたごと言いよっぞ」と思わすか知らないけど、いろんな提案をすることによって、ディスカッションすることによって何らかの知恵が出てくるんじゃないかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、4番目に「野球場並びに多目的広場の進捗状況と運動公園のその後の計画について」であります。  このタイトルの半分は、昨日、高橋議員の質問の中で、私は原稿用紙2枚つくってきたんですけど、高橋議員のたくみな質問により、もう1分間で答えが出てきました。29年度までに今福の野球場並びに多目的広場が供用開始されるということで市長は言われまして、それは市長間違いないですね。29年度。 153 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  きのう高橋議員にお答えいたしましたのは、平成29年度末には野球ができるグラウンドとなるよう整備を取り組んでまいりますと、そうお答えしたところでございます。(降壇) 154 ◯ 12番(久枝邦彦君)  難しい、日本語は。私もそのようにとっていたんですけど、私の発言の仕方が悪かったですね。  だから、野球ができる、供用開始ということでしょう、併用という言葉は使っていないし。だから、野球ができるということはソフトボールもできるということで関係者は喜んでいると。だから、29年度ですね、僕は29年と言うたからいけないですね。29年度(「の末」と言う者あり)末ですね。30年の3月31日までに使えるということで、わかりました。  その中で、私はこのタイトルの後につけております運動公園とその後の計画についてを質問させていただきます。  その30年3月31日、今福が供用開始される。そういう中において、運動公園の改良事業が同時にぐらい着工できることがあるのか。  2年前でしたか、3月の当初予算で基礎設計費用でしたか、600万円つきました。私はもうあれで運動公園が400メートルのトラック、それとテニス場などが今後精査されて予算がつくもの、仕事ができるものと思っていましたところ、今福東部交流センターにおいて橋口副市長が市長の代理で、今福の振興策で梶谷の定住促進住宅をつくるためにあそこの地域広場を潰すと、そういう中で野球場をつくるんだということを言われました。即、運動公園の改良事業に入りますね、市長。(発言する者あり)市長、どこ見よっですか。 155 ◯ 副議長(白石光一郎君)  どこの話をしよると。(「梶谷公園」と言う者あり)こっちの公園。志佐の公園の話をしよると。 156 ◯ 12番(久枝邦彦君)  運動公園というのは、志佐ですよ。以前からそうでしょう。記憶しておる。 157 ◯ 教育長(松尾 紘君)(登壇)  ただいまの御質問なんですけれども、先ほど議員さんが言われましたけれども、やはりまず今福のほうを先取りしまして、運動ができるように、野球ができるような範囲内でやるということで、今、市長のほうからの話もあったと思いますけれども、その後ですね、30年以降それに入っていくということで以前議会でも話があったんじゃないかなと思います。  以上です。(降壇) 158 ◯ 12番(久枝邦彦君)  その志佐町運動公園におきましては、位置、トラックの位置などですね、そういうのはもう別館において数回、担当課長のほうで…… 159 ◯ 副議長(白石光一郎君)  あなたの質問の内容が違う。運動公園の話は書いていない。 160 ◯ 12番(久枝邦彦君)続  ああ、そうですか。はい、わかりました。  失礼しました。それでは、「2020年オリンピックに対する練習場提供支援事業について」でありますけど、もうこれは時間がありませんけど、こういうまちの振興策に対して誘致運動をする必要もあるかと思いますけど、市長どうでしょうか。 161 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  2020年東京オリンピックに向けてのそういう誘致ということについては、一つの御提案だと思いますが、そういうキャンプ誘致をするだけの松浦市には、公認といいますか、そういう施設が整備できないということから、この誘致については困難というふうに考えているところでございます。(降壇) 162 ◯ 12番(久枝邦彦君)  きょうタイムリー的に長崎新聞に誘致の記事が載っておりました。  以上です。ありがとうございました。  (久枝議員 一般質問席 降壇) 163 ◯ 副議長(白石光一郎君)  以上をもって久枝議員の一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。       午後2時16分 散会 ───────── ◇ ───────── この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....