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  1. 松浦市議会 2014-09-05
    平成26年第3回定例会(第1号) 本文 開催日:2014年09月05日


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  おはようございます。  出席議員は全員であります。  長崎新聞社から写真撮影の許可願があり、これを許可いたしております。  これより平成26年第3回松浦市議会定例会を開会いたします。  ここで今期定例会の議事運営について協議のため、去る8月29日に議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 2 ◯ 議会運営委員長(木原勇一君)(登壇)  おはようございます。  今期定例会の議事運営について協議のため、去る8月29日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。  会期日程につきましては、本日から9月18日までの14日間といたしております。  今期定例会に提出されます案件は、条例7件、補正予算13件、その他の議案7件、報告2件、認定4件、請願1件、陳情1件の合計35件となっております。  本日は、会期の決定、会議録署名議員の指名、議長の報告、市長の市政概況報告、監査報告の後、特別委員会の中間報告を行います。  続いて、市長提出の諸事項報告、市長提出案件の上程・説明・質疑及び主管委員会への審査の付託を行います。  なお、議案第120号の財産の取得については、委員会付託を省略して、初日に全員審査とすることといたしております。  次いで、請願の受理報告・主管委員会付託の後、陳情の受理報告を行います。  明日6日、7日は土曜、日曜のため休会といたしております。  市政一般質問は、質問通告者が10名であり、8日、9日及び10日の3日間といたしております。  質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は、本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で1人当たり5分以内、今会期中1回限りといたしておりますので、よろしくお願いいたします。  11日、12日及び16日は各常任委員会を開催することといたしております。
     13日、14日及び15日は土曜、日曜及び祝日のため、17日は事務整理日のため休会といたし、18日を最終日といたしております。  最終日には、各常任委員会付託案件について委員長報告・採決を行うとともに、市長提出案件として、諮問1件及び認定13件の追加上程を行います。  なお、追加案件の諮問1件につきましては、委員会付託を省略して全員審査とすることといたしております。  また、決算認定13件につきましては、決算審査特別委員会を設置し、審査を付託することといたしております。  以上、議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇) 3 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。  日程第1 会期の決定 を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月18日までの14日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から9月18日までの14日間と決定いたしました。  なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております会期日程表によることといたしますので、御了承をお願いいたします。  次に、  日程第2 会議録署名議員の指名 を行います。  会議規則第87条の規定により、会議録署名議員に  11番 崎田議員  12番 久枝議員 を指名いたします。  日程第3 議長の報告 につきましては、報告書を各議員に印刷配付いたしております。また、関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただきたいと思います。  日程第4 市長の市政概況報告 について説明を求めます。 4 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  おはようございます。  市政の概況について御報告いたします。  本日、ここに平成26年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  8月20日に発生いたしました広島市北部の土砂災害を初め、全国各地において集中豪雨による多くの死者、行方不明者が出ておられます。亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。  さて、いよいよ長崎がんばらんば国体なぎなた競技会の開催まで、あと43日となりました。  7月13日には、九州近県7県と次期開催地である和歌山県の8県によるプレ国体なぎなた競技が開催されました。大会では、演技競技と試合競技が行われ、長崎県代表が見事に総合優勝を果たされました。  さらに、8月2日から4日まで東京都で開催されました全国高等学校総合体育大会(インターハイ)なぎなた競技において、松浦高等学校なぎなた部が10年ぶりに団体試合で5位入賞という快挙をなし遂げております。  このように、競技力は着実に向上しており、国体においても長崎県代表の活躍を期待しているところでございます。  また、8月4日から9日までクリーンアップウイークとして会場周辺の環境美化活動を行い、延べ442人の市民ボランティアの皆様に御協力をいただきました。ここに深く感謝を申し上げます。  8月9日の午前中には、松浦市史談会を初め、地域皆様の御協力を得て、市内全小学校でオリンピックの聖火に当たる炬火の採火式を行いました。午後からは文化会館において集火式を開催し、約400人の参加者が見守る中、本市の炬火名「松浦の 心ひとつに つながる火」の命名者であります上志佐小学校4年生の納冨琴葉さんの表彰式や代表児童による集火を行って「炬火」を灯しました。  国体に向けて準備は着々と進んでおります。引き続き機運を高め、全国の選手や観客の皆様をおもてなしの心でお迎えいたします。  市議会におかれましても、今後とも大会の成功に向けて御協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取り組みにつきまして概況を御報告いたします。 1.総務行政について  普通交付税の合併算定替え終了後における新たな財源支援措置につきましては、地元選出国会議員、市議会及び関係自治体に御協力をいただき、要望活動に取り組んでまいりました。その結果、7月25日の閣議決定において、平成26年度以降、普通交付税の一本算定において、支所に要する経費が算定されるようになり、一定の成果を得ることができました。一方、国において廃止を含めた抜本的な見直しが検討されている固定資産税の償却資産分については、現行制度を堅持することが必要であり、関係自治体と連携して国に働きかけてまいりますので、市議会におかれましても、引き続き御協力を賜りますようお願い申し上げます。  行政改革の推進につきましては、8月29日に松浦市行政改革推進委員会を開催し、第2次松浦市行政改革実施計画の実施状況等について報告を行いました。市議会に対しましても、後日、全員協議会において御報告させていただきたいと考えております。 2.防災行政について  7月から8月にかけての集中豪雨に伴い、市内各地において災害が発生しております。被害状況は、8月21日現在、道路10カ所で2,970万円、河川1カ所で540万円、農地6カ所で1,100万円、農業用施設8カ所で1,500万円となっており、合計で6,110万円の被害が発生しております。  なお、大雨や土砂災害などの自然災害による人的被害の事前防止を図り、あわせて地域防災計画の見直しを推進するため、専門知識を持つ自衛隊幹部OBの雇用に向けて自衛隊長崎地方協力本部と協議を進めております。  原子力災害対策施設整備事業につきましては、旧鷹島小学校黒島分校跡施設の実施設計を発注し、年度内の完成を目指して取り組んでおります。  非常備消防につきましては、8月3日に大村市の長崎県消防学校において開催された長崎県消防ポンプ操法大会小型ポンプ操法の部」に上志佐地区及び「ポンプ車操法の部」に調川地区が本市の代表として出場し、それぞれ敢闘賞を受賞いたしました。 3.常備消防について  本年の火災件数につきましては、8月24日現在で6件の火災が発生しており、残念ながら死者1名が出ております。昨年同時期と同件数となっておりますが、今後も火災件数の減少を目標に、火災予防に取り組んでまいります。  救急出動件数につきましては710件、救助活動につきましては交通事故等8件に出動し、うち3件の現場で活動を行っております。  消防庁舎建設につきましては、造成工事は順調に進捗しており、あわせて庁舎建設工事に係る諸準備を進めております。  また、消防救急デジタル無線システム整備工事につきましても、27年度中の供用開始に向けて庁舎建設と並行して準備を進めており、関係議案を今議会に提案しております。 4.まちづくり行政について  本年度第1回目の地域審議会につきましては、7月3日に福島地域、鷹島地域、7月4日に松浦地域でそれぞれ開催し、産業振興、教育、子育てなど、さまざまな分野において委員皆様から貴重な御意見を賜りました。  広報広聴業務につきましては、8月までに市民との「対話しゅうかい」を2回、自治会や地域振興会からの要望提案に対する意見交換会を26回実施しており、これからの市政運営に反映してまいります。  国際交流につきましては、松浦市国際親善協会事業として市民親善訪問団を7月5日から12日までの8日間、青少年親善使節団を8月2日から12日までの11日間、姉妹都市であるオーストラリア・マッカイ市へそれぞれ派遣し、友好を深めております。  国内交流につきましては、ホークス交流として北海道鷹栖町の小学生が8月6日から10日までの5日間、松浦市・木曽町・福島町生徒学習交流として長野県木曽町と北海道福島町の中学生が8月8日から11日までの4日間、それぞれ本市を訪ねられ、相互交流を深めております。  ふるさと納税につきましては、平成20年度の制度発足以来、多くの皆様に御協力を賜ってまいりました。ここに厚くお礼を申し上げます。これまでは、御寄附をいただいた方に対し、感謝の気持ちとして、お礼状及び市報等をお送りしてまいりましたが、今後は、本市のPRと地域経済への波及効果を図るために特産品を返礼品として贈呈することとし、今議会に関係予算を計上しております。 5.農林行政について  全国の米の作況指数につきましては、7月末現在で「やや良」の102となる見込みです。長崎県においては「平年並み」となる見込みですが、台風や豪雨、長雨の影響で稲の生育がおくれるなどの被害が見られることから、今後の作柄が悪くなる可能性がございます。また、福島地域では、長雨により早期水稲の刈り取りが遅れ、品質・収量への影響が懸念されます。  JR九州の農業参入に向けた誘致活動につきましては、新たな候補地である御厨町狩原免の圃場整備地区の地権者から合意が得られ、JR九州に提案いたしました。今後、農業用水の確保を初めとした事業計画の策定について、関係機関と連携して進めてまいります。  畜産振興につきましては、松浦市優良雌牛保留事業として、これまでに51頭の優良な雌子牛を導入するとともに、精液補助によって158頭の優良な雌子牛が生まれるなど、肉用牛繁殖経営の基盤となる優良な母牛の確保が進んでおります。また、長崎がんばらんば国体なぎなた競技において長崎和牛のPRを行うため、今議会に関係予算を計上しております。  有害鳥獣対策につきましては、捕獲対策として、7月末までにイノシシ454頭を駆除し、対前年比115%となっております。また、本年度からイノシシ用箱わな用ICTセンサーを導入し、さらなる捕獲を推進してまいります。防護対策においては、国庫補助事業を活用したワイヤーメッシュ柵(34集落8万1,735メートル)、電気柵(2集落3,345メートル)の導入に係る作業を進めております。  林業振興につきましては、森林環境保全直接支援事業を活用し、池成地区の間伐約30ヘクタールを実施しております。今後は、赤木地区及び田ノ平地区の約20ヘクタールの実施に向けて地元との調整を進めてまいります。  木質バイオマス事業につきましては、中国木材株式会社伊万里事業所における木質バイオマス発電計画の事業概要説明がございましたので、引き続き松浦市森林組合などの関係機関と連携して間伐材等の有効活用に取り組んでまいります。 6.水産行政について  養殖業の振興につきましては、長崎県及び新松浦漁業協同組合と連携して養殖トラフグの販路拡大のため、市場調査及び販売促進活動並びに新松浦漁業協同組合水産加工場の対米HACCP認証取得に取り組んでおります。  漁船漁業対策につきましては、水産資源の増殖を目的とした種苗放流事業として、マダイやトラフグなどの放流を行いました。今後は、オニオコゼ、メガイアワビなどの放流を行うこととしております。  松浦魚市場の水揚げ実績につきましては、7月末現在の取扱数量が2万4,514トン、金額が48億4,550万円で、対前年比は取扱数量が89%と落ち込んでおりますが、取扱金額は108%となっております。引き続き卸売業者と連携して集荷対策に取り組んでまいります。  第18回松浦おさかなまつりにつきましては、10月4日に開催いたします。 7.商工観光行政について  商工業の振興を図るための松浦市商工業振興ビジョンの具現化につきましては、本市における中小企業の重要性を認識し、中小企業の振興を重要施策として位置づけるとともに、市民、企業及び行政の役割や責務を明確にし、それぞれが一体となって地域経済の活性化を推進していくことを基本とする「中小企業振興基本条例」の制定に向けて関係団体と協議を行っております。  また、6月20日に長崎県内で2番目に国の認定を受けた「産業競争力強化法における市町村の創業支援計画」に基づき、10月から商工観光課に「ワンストップ創業支援窓口」を設置し、商工団体及び金融機関との連携を図りながら創業者の育成に努めてまいります。  あわせて、松浦商工会議所が事業主体となり、志佐地区及び今福地区において「まちなか活性化推進事業」を活用した商店街活性化のためのさまざまな事業に取り組まれます。  観光振興につきましては、市内への集客、交流人口の拡大を目的とし、各地域の祭り及びグルメ観光行事を予定しております。各地域の祭りとして、9月21日に土谷棚田の火祭り、10月25日、26日に松浦水軍まつり、11月1日に鷹島モンゴルまつり、11月9日に福島ふるさとまつりがそれぞれの実行委員会の主催によって開催されます。グルメ観光としては、7月末までの旬あじまつり、8月に究極逸品フェアを開催し、10月1日から旬さばまつり、松浦とらふぐまつりが計画されております。  体験型旅行事業につきましては、4月から7月までに97校、約1万9,000人の受け入れが無事に終了しております。  なお、本年の秋の受け入れにおいては、平成15年5月の事業開始以来、受け入れ人数が延べ20万人に到達する見込みであり、該当する学校に対し記念品の贈呈を行うこととしております。  物産振興につきましては、本市産品の販路拡大及び生産者の所得向上を図るために、関西圏の量販店において、養殖トラフグのPRを行うなど、仕入れ拡大に向けた取り組みを実施してまいります。  また、一般社団法人まつうら観光物産協会を初め、関係事業者と連携し、11月15日、16日に福岡県古賀市のサンリブ古賀店において観光物産展を開催いたします。地域産品や観光のPRなどを行い、本市産品の販売拡大及び認知度向上に努めてまいります。  福岡都市圏交流促進事業につきましては、7月1日に観光素材の編集とデザインの専門家2名を推進員として委嘱し、福岡事務所を拠点とするシティープロモーション活動を展開しております。  アンテナショップにつきましては、6月26日に開設2周年記念イベントを開催し、多くの方でにぎわいました。また、8月には青島産の岩ガキが登場し、夕市の人気メニューとなりました。引き続き福岡都市圏において本市を売り込むとともに、ファンになっていただいた方に本市を訪れていただけるような仕組みづくりを進めてまいります。 8.企業振興行政について  企業誘致につきましては、「企業立地課」を7月に新設し、企業訪問を柱に積極的に誘致活動に取り組んでおります。今後も県関係機関と連携を図り、松浦市東部工業団地への早期企業立地の実現に努めてまいります。  なお、企業立地の状況といたしましては、6月に御厨町坊ノ上において智洋水産株式会社が操業を開始されました。7月には株式会社三陽の事業拡張に伴い、新たに立地協定を締結しております。  九州電力松浦発電所2号機建設促進につきましては、7月31日に入札説明会が開催されました。平成27年2月には落札者が決定される予定と伺っており、引き続き建設再開に向けた動向を注視してまいります。 9.交通対策について  陸上交通につきましては、6月26日に鷹島地区陸上交通対策分科会を開催し、生活交通ネットワーク計画の承認を受け、国に対し地域内フィーダー系統確保維持計画認定申請書を提出いたしました。  海上交通につきましては、7月30日に殿ノ浦~今福航路対策分科会を開催し、国の調査事業補助による航路診断や経営診断を行い、航路改善計画を策定することといたしました。 10.建設行政について  市道整備につきましては、交付金事業として市道塩浜里線の通学路安全対策工事を発注し、起債事業として市道山崎線改良事業の業務委託を発注しております。  国土調査事業につきましては、今福町北免ほか7地区の地籍簿及び地籍図を県、国の認証を得て法務局へ提出し、志佐町長野免ほか2地区の一筆地調査を実施しており、計画どおりに進捗しております。 11.都市計画行政について  西九州自動車道伊万里松浦道路につきましては、橋梁やトンネル等の本体工事が順調に進捗しております。  なお、調川1号、2号トンネル(仮称)工事においては、本格掘削に向けた準備が進められております。  本年度、新規事業化されました松浦佐々道路につきましては、8月上旬に市内3カ所において測量、地質調査立ち入りに関する説明会が開催され、地権者の皆様の御理解をいただきましたので、国において準備が整い次第、現地作業に着手される予定です。  今福定住促進住宅建設事業につきましては、8月上旬から既存施設解体工事及び造成工事に着手いたしました。建築本体工事につきましても、計画的な事業進捗に向けて取り組んでまいります。  空き家等の適正管理につきましては、本年度内の条例化に向けて10月にパブリックコメントの実施を予定しております。 12.健康ほけん行政について  市民の健康づくり事業につきましては、集団検診を6月10日から7月8日までに17日間実施し、3,906人の方が受診されました。健診後の取り組みとして、健診結果説明会を開催し、生活習慣病予防の動機づけや積極的支援の必要な方について特定保健指導を実施しております。  介護保険事業につきましては、第6期介護保険事業計画策定に向けての具体的な施策を講じるため、6月から8月にかけて、生活支援、介護予防、認知症予防の3つをテーマとして、関係機関を交えて地域ケア会議を開催いたしました。今後、介護保険事業計画策定委員会を開催し、事業計画策定を進めてまいります。
     また、昨年度実施しました介護予防・地域支えあいサポーター養成講座の受講生のうち、調川地区では自主組織による集いの場が立ち上げられ、地域の高齢者同士がお互いに支え合う地域づくりが進められております。このような地域活動が各地域に広まっていくよう、引き続き支援してまいります。 13.子育て・こども行政について  子ども・子育て支援新制度の施行につきましては、市において、特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等教育保育施設等に関する基準及び放課後児童健全育成事業に関する基準を定める必要がありますので、今議会に関係議案を提案しております。  公設民営保育所の完全民営化につきましては、8月18日開催の市議会全員協議会で基本方針等を御説明し、御理解をいただきましたので、翌年度の完全民営化に向けて手続を進めてまいります。  ひとり親家庭への支援につきましては、児童扶養手当の現況届の受け付け及びひとり親家庭等医療費受給者証の更新受け付けを8月に実施いたしました。あわせて、未就労の方に対しては自立に向けた就労支援を行っております。 14.福祉行政について  障害者福祉につきましては、聴覚障害の方への理解と認識を深めることを目的に、手話奉仕員養成講座の基礎課程を6月26日から翌年1月まで実施を予定しております。  高齢者福祉につきましては、長寿祝い金を例年どおり9月1日を基準日として支給いたします。本年度の対象者は、米寿の方が181人、喜寿の方が307人でございます。敬老行事を開催される地区に対しての助成金につきましても、例年どおり支給することとしております。  また、10月4日から栃木県で開催されます第27回ねんりんピック全国大会グラウンドゴルフ競技に6人、11月1日から長崎県で開催されます第14回全国障害者スポーツ大会(長崎がんばらんば大会)陸上競技に1人が長崎県代表として出場されます。  更生保護につきましては、7月の社会を明るくする運動強調月間に合わせ、保護司会、更生保護女性会などの関係団体による啓発パレードが松浦・福島・鷹島の3地区で実施されました。  臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金につきましては、8月20日現在で、ともに対象者の8割以上の方が申請され、速やかに支給を行っております。  なお、申請をされていない方については、申請の勧奨を行っております。 15.市民生活行政について  消費者行政につきましては、4月から7月までに市民相談を含めて107件の相談を受けております。このうち消費生活相談では65歳以上の方からの相談が23件で約30%を占めております。相談については、県消費生活センター、関係機関と連携を図りながら事案の解決に努めております。  なお、消費者被害未然防止について、特に高齢者への啓発に重点を置き、出前講座等を実施しております。  平成31年度以降の平戸市、松浦市のごみ処理広域化計画につきましては、7月2日から北松北部環境組合において、関係する地元への説明会が開催され、協議がそれぞれ進められております。  環境美化推進につきましては、長崎県保健環境連合会が提唱する「クリーンながさき推進月間」に合わせ、8月3日に松浦市保健環境連合会と共催し、市民大清掃を実施いたしました。また、6月1日に実施いたしました空き缶回収キャンペーンと合わせた参加者数は約4,200人となり、市民皆様の御協力によって環境美化の推進に大きな成果を上げることができ、お礼を申し上げます。 16.教育行政について  学校教育につきましては、学校指導訪問を1学期に13校実施し、学校経営、教職員の資質の向上及び教育環境の整備について指導を行いました。残り3校につきましては、2学期に実施いたします。また、各学校に学力向上プランの策定と実践を指示し、学力向上に向けた取り組みを推進しております。さらに、学校図書支援員を8月から3人雇用し、児童生徒の読書活動のさらなる充実に努めてまいります。  生徒指導の充実につきましては、いじめの根絶を目的とした児童生徒代表者会議を夏季休業中に開催し、各学校の取り組みを紹介し合うとともに、活発な意見交換を行いました。また、昨年成立した「いじめ防止対策推進法」に基づき、本市として、いじめ防止等のための対策を効果的に推進するため、関係議案を今議会に提案しております。  文化活動につきましては、御厨小学校において、郷土出身の劇作家 岡部耕大氏の指導を受けながらミュージカル「むらさき色の雨」に取り組んでおり、10月25日に文化会館で上演を予定しております。  体育の推進につきましては、毎年行っている「中学校運動部活動活性化推進事業」の効果もあり、長崎県中学校総合体育大会において、志佐中学校の男子卓球部が団体の部第3位、今福中学校の男子リレーが第6位の成績をおさめました。  学校施設の整備につきましては、6月下旬に星鹿小学校の校舎改築2期工事に着手いたしました。10月末までの工期で、屋内運動場へ通じるスロープ建設やグラウンド整備等を進めることとしております。  福島地区小中学校整備事業につきましては、学校建設予定地の造成工事等の概要に関する住民説明会を7月下旬から8月上旬にかけて開催いたしました。現在、福島中学校校舎の一部解体工事を9月末までの工期で進めており、10月からは建設用地の造成工事を実施する予定です。  生涯学習の主要事業として取り組んでおります「まつうら出前講座」につきましては、7月末までにボランティア編、行政編で53講座を実施し、延べ1,645人が受講されております。  8月30日、31日に本市で開催されました長崎県地域婦人団体研究大会・松浦大会は県内から約250人の参加があり、「婦人会活動の輪を広げ地域活性化を進めよう」を大会テーマに研究、協議が行われ、盛会のうちに終了いたしました。  文化会館自主事業につきましては、7月9日に岡部耕大氏の脚本、演出による演劇「知覧にて」の公演を予定しておりましたが、台風の接近に伴い、市民皆様の安全を優先することとして、やむを得ず中止いたしました。また、今後の予定といたしましては9月20日に文化会館、翌21日に鷹島開発総合センターにおいて、懐かしさあふれる映画4本を「懐かしの映画祭」として上映することとしております。  社会体育の振興につきましては、田代体育館の改修に向けた調査設計を行うため、今議会に関係予算を計上しております。  鷹島海底遺跡につきましては、本年度も長崎県教育委員会と連携して床浪地区で8月17日から26日までの分布調査を行いました。また、琉球大学の池田教授を中心とする研究チームは、6月に実施された海底探査の分析結果をもとに、9月18日から10月2日までの予定で、国史跡鷹島神崎遺跡周辺一帯で突き棒による調査が予定されております。本市といたしましても、積極的に調査に参画してまいります。さらに、琉球大学水中文化遺産研究施設の開設に伴い、琉球大学・松浦市鷹島神崎遺跡発掘調査連携協議会を設置して調査研究成果の利活用等について協議を進めてまいります。 17.補正予算について  今回の一般会計補正予算につきましては、前年度繰越金、普通交付税の決定、8月豪雨等に係る災害復旧費の計上であり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。  また、後年度の健全な財政運営を確保する観点から平成25年度決算剰余金の2分の1を財政調整基金へ、4分の1を減債基金へ積み立てることといたしております。 補正前の額        181億588万7,000円 今回補正額       6億3,055万6,000円   計         187億3,644万3,000円 となります。  以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には一層の御支援、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇) 5 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  日程第5 監査報告 につきましては、報告書を別途送付いたしております。  本件は、地方自治法第199条第9項及び同法第235条の2第3項の規定に基づき報告されたものでありますので、同報告書により御了承をお願いいたします。  次に、特別委員会の中間報告を行います。  日程第6 西九州自動車道整備促進特別委員       会の中間報告について を議題とし、特別委員長の報告を求めます。 6 ◯ 西九州自動車道整備促進特別委員長(久枝邦彦君)(登壇)  おはようございます。  西九州自動車道整備促進特別委員会中間報告をさせていただきます。  平成26年第2回定例会以降における本特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。  8月5日、伊万里市において、伊万里・平戸・松浦市議会・佐々町議会西九州自動車道建設促進協議会総会が開催され、西九州自動車道の早期完成に向けた平成26年度の活動計画等を決定するとともに、「道路整備予算の確保等に関する決議」を全会一致で採択し、政府及び関係機関へ決議文を送付いたしました。  8月26日、協議会の活動計画に基づき長崎河川国道事務所長及び佐賀国道事務所長に対し、唐津伊万里道路、伊万里道路、伊万里松浦道路、松浦佐々道路の事業促進と早期完成及び道路整備予算の安定的な財源確保を要望いたしました。  両国道事務所長から、北波多インターから谷口インター(仮称)及び山代インター(仮称)から今福インター(仮称)までにつきましては、8月の長雨の影響で計画どおり工事が進まなかったが、本年度開通に向け、工事を急ピッチで進めていると説明を受けました。  また、本年度事業化が決定した松浦佐々道路についても、測量・地質調査に入る予定であるとの説明を受けました。  以上、西九州自動車道整備促進特別委員会の中間報告といたします。 7 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (久枝西九州自動車道整備促進特別委員長 降壇)  お諮りいたします。  ただいまの西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。  次に、市長提出の諸事項報告を行います。  日程第7 報告第6号 平成26年度松浦市健       全化判断比率及び資金不足比率の       報告について 及び  日程第8 報告第7号 株式会社鷹島公社の       経営状況の報告について の2件を一括して議題とし、理事者の報告を求めます。 8 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)  報告第6号「平成26年度松浦市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」御説明いたします。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、平成26年度健全化判断比率及び資金不足比率を次のとおり報告するものでございます。  このことにつきましては、平成25年度の決算に基づき財政状況を指標化して議会に御報告するというものでございます。  次のページをお願いいたします。  1.健全化判断比率(法第3条関係)でございます。  健全化判断比率とは、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率という4つの財政指標の総称でございますが、まず、実質赤字比率につきましては、一般会計及び特別会計のうち、普通会計に相当する会計が対象となりますが、平成25年度決算において実質赤字額は生じておらず、該当数値はございませんでした。  連結実質赤字比率につきましては、公営事業会計を含む全会計が対象となりますが、連結実質赤字額は生じておらず、該当数値はございません。  実質公債費比率につきましては、全会計に加えて、一部事務組合、広域連合が対象となります。その中で、一般会計が負担する公債費等の比率を3カ年平均で示すものでございますが、11.0%となっております。これは平成23年度から25年度の数値を平均したものでございます。早期健全化基準が25.0%、財政再生基準は35.0%でありますので、財政の健全化を図るべきという基準を下回っております。  次に、将来負担比率につきましては、地方公共団体が将来負担すべき実質的な負債を指標化したものでございますが、89.4%となっております。早期健全化基準は350.0%でありますので、財政の健全化を図るべき基準の数値を大きく下回っております。  続きまして、2の資金不足比率(法第22条関係)でございます。  これは公営企業会計ごとに資金の不足額の事業規模に対する比率を算定するものでございますが、水道事業会計以下、工業団地造成事業特別会計まで、いずれの会計とも平成25年度決算において資金不足は生じておらず、該当数値はございませんでした。  なお、別紙にて監査意見書を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。  以上でございます。御了承賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 9 ◯ 鷹島支所長(梶村寿登君)(登壇)  報告第7号「株式会社鷹島公社の経営状況の報告について」御説明申し上げます。  地方自治法第243条の3第2項の規定により、株式会社鷹島公社の経営状況を説明する書類を別紙のとおり提出するものでございます。  1ページをお願いいたします。  第24期の業務報告書でございますが、期間といたしましては、平成25年4月1日から平成26年3月31日でございます。  2ページをお願いいたします。  業務内容といたしましては、鷹島モンゴル村指定管理業務がショッピングセンター管理運営から温泉施設管理運営まで6項目でございます。  このほかに、直営業務としては、し尿収集、塵芥収集受託業務、浄化槽等の保守点検業務、白浜海水浴場清掃管理業務、原石販売事業の4項目となっております。  次に、3ページをお願いいたします。  主な業務の内容でございます。  5月16日に取締役会を開催され、同日、第20回モンゴル祭り実行委員会を立ち上げられています。  6月13日及び27日に取締役会を開催され、28日には第24回鷹島公社定時株主総会を開催されています。  7月4日及び24日に取締役会を開催され、12日には文榮出版社「外戸本」が取材されております。  次の4ページをお願いいたします。  8月7日及び26日には取締役会を開催されています。  9月7日には佐世保市フリーペーパー「ぺっとっと」が取材され、21日には第20回鷹島モンゴルまつりを開催されています。  10月4日にはテレビ長崎「ながさキレイ」が取材され、23日には取締役会を開催されています。
     11月25日及び12月19日には取締役会を開催されています。  5ページをお願いいたします。  26年に入り、1月12日から2月28日まで「日帰り温泉プラン」を実施されています。  2月8日には体育協会鷹島支部主催の第6回鷹島町リレーマラソン大会がモンゴル村で開催されています。  3月5日には九州スポーツの新聞取材を受けられ、26日には取締役会を開催されています。  次の6ページをお願いいたします。  モンゴル村の年度別来場者数の推移が16年度分から掲載されています。25年度の全入場者数は、一番下でございますけれども、5万5,398人、宿泊客1,711人と、対前年度と比較いたしますと、入場者数でマイナス6,540人、率にして10.6%の減となっております。宿泊者数につきましても、対前年比355人の減となっております。  7ページをお願いいたします。  バイキングツアー等の集客数ですが、対前年比25.5%の減となっております。  次の8ページをお願いいたします。  第24期の決算報告について御説明いたします。  期間は平成25年4月1日から平成26年3月31日でございます。  9ページをお願いいたします。  貸借対照表でございます。  資産の部の流動資産の合計が1,072万7,071円でございます。  次に、固定資産でございますが、有形固定資産の計が618万235円、無形固定資産が14万9,968円、投資その他の資産の計が33万5,838円で、固定資産の合計額は666万6,041円でございます。  流動資産と固定資産の合計額は1,739万3,112円でございます。  次に、負債の部でございます。  短期借入金等の流動負債の計が3,215万7,470円で、長期借入金等の固定負債の計が940万6,470円で、負債の部の合計額は4,156万3,940円でございます。  次に、純資産の部でございます。  株主資本の資本金は1,000万円、利益剰余金がマイナス3,417万828円でございますので、純資産の部の合計はマイナス2,417万828円で、負債及び純資産の合計額は1,739万3,112円となっております。  10ページをお願いいたします。  次に、損益計算書について御説明いたします。  経常損益の部でございますが、飲食店、売店、衛生事業等及びモンゴル村の指定管理料を含めたところの売上高の合計額は8,913万6,559円でございます。  次に、営業費用でございますが、売上原価の期首商品棚卸高が442万718円、当期商品仕入高2,153万7,433円で、この合計額が2,595万8,151円となっております。  それと、期末商品棚卸高が394万4,969円でございますので、売上原価の合計が2,201万3,182円で、売上総利益金額は6,712万3,377円となっております。  次に、販売費及び一般管理費でございますが、このことにつきましては、次の11ページで御説明しますので、11ページをお願いいたします。  主なものについて御説明いたします。  まず、役員報酬でございますが、社長の報酬が263万7,000円で、対前年比58万3,000円の減となっておりますが、報酬月額を平成25年6月分から21万円に減額したことなどによるものでございます。  給与手当は1,700万9,000円で、対前年比777万2,000円の減となっていますが、社員数が9名から6名に削減されたことによるものでございます。  なお、雑給1,118万8,855円は対前年比193万5,000円の減となっており、臨時及びパート職も14名から3名削減され、11名となっています。  また、法定福利費につきましても、社員の削減等により対前年比113万9,000円の減となっております。  水道光熱費につきましては1,483万4,414円で、対前年比156万3,000円の増となっておりますが、このことは夏場の猛暑により使用量がふえ、基本料金が上がったことや温泉の灯油単価の値上がり等によるものでございます。  販売費及び一般管理費の合計といたしましては6,252万1,351円でございます。  それでは、もう一度10ページをお願いいたします。  さきに述べました売上総利益が6,712万3,377円となっていますので、営業利益といたしましては460万2,026円でございます。  営業外収益合計が21万6,983円、営業外費用合計が52万8,302円でございますので、経常利益金額といたしましては429万707円でございます。  経常利益金額に特別損失及び法人税を加えた当期純利益金額は374万2,841円でございます。  この後、12ページに株主資本等変動計算書、13ページに監査報告書、そして、14ページ、15ページに比較貸借対照表、そして、16ページ、17ページには比較損益計算書、18ページに部門別損益計算書を添付しておりますが、説明につきましては省略させていただきます。  次に、19ページをお願いいたします。  ここからは第25期業務計画書でございます。  期間は平成26年4月1日から平成27年3月31日でございます。  20ページをお願いいたします。  第25期経営基本方針が示されています。朗読をもって説明にかえさせていただきます。  今期弊社は、鷹島モンゴル村指定管理者として指定期間の最終年度を迎える。取り巻く環境は、佐世保市ハウステンボス一極集中で県北の観光地は観光客の減少傾向で苦戦を強いられているが、市から託された協定期間を大過なく全うすべく全従業員が一丸となって努力することが大きな課題となる。さらに、消費税や諸物価の高騰を視野に入れ、慎重かつ収支のバランスのとれる経営が必要となる。  経営戦略としてキッズを中心としたファミリー客の増加策を講じ、施設の整備管理に心がけ、ちり一つない手入れの行き届いたモンゴル村にすべく全従業員で努力し、みんなに愛されつつも自立運営のため黒字化体質の実現、また、販管費の中で削減可能な費用を抽出し削減する。  営業戦略としては、ファミリー客の増加を念頭に置き、案内看板を充実させ、鷹島から150キロ圏内の旅行社へ閑散期の日帰りバスツアーを企画提案、販売をする。宿泊増売が経営の鍵となることから、教育旅行や研修旅行のゲル利用客の増加のために、まつうら党交流公社や福島つばき荘とも連携し、企画を造成販売をする。福岡、佐賀、長崎県へ放送媒体を利用したPRやネットを通じての企画販売に力を入れる。  今期も「松浦市の観光の核」となり得る鷹島モンゴル村を目指し、まつうら観光物産協会等、関係団体と連携し、交流人口の増加を図る。  全従業員が日々の業務の中で松浦市鷹島町を訪れるお客様に対し、おもてなしの心で接客し、また、地元とのコミュニケーションを持つ開かれた施設づくりに邁進する。  以上でございます。  次に、21ページ、22ページ、23ページには経営改善計画として、経営理念、経営ビジョン、経営改善方針、今期計画、入場客増加策のほか、各施設の利用計画等が示されています。説明については省略させていただきます。  次に、24ページをお願いいたします。  第25期の販売計画でございます。  26年度の売上利益予算といたしましては7,970万6,000円、25年度の実績に対し、1,258万3,000円の増となっております。  次に、25ページをお願いいたします。  第25期の販売管理計画でございます。  26年度の予算といたしましては7,367万円で、対前年実績に対し、1,114万9,000円の増となっております。  以上、株式会社鷹島公社の経営状況についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(降壇) 10 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ここで暫時休憩いたします。       午前11時4分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時15分 再開 11 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより報告第6号及び報告第7号の2件について一括して質疑を行います。 12 ◯ 8番(安江結子君)  報告第6号について伺います。  実質赤字比率は、赤字が出ていないのでということで、なしになっていますけど、では、黒字は幾らか。  それから、連結実質赤字も出ていないということですけど、じゃ、これの黒字。  それから、実質公債費比率が11.0ということですけど、じゃ、金額は幾らで、市民1人当たりの公債費は幾らになるかということをお尋ねします。 13 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)  まず、実質赤字比率は生じていないために該当数値がございませんと言いましたが、これが黒字でありますので、パーセントに直しますとマイナス4.65ですかね、実質赤字比率というのがマイナス4.65になります。  連結実質赤字比率につきましても、全ての会計で黒字と、赤字は出ていないということでございまして、マイナス17.16ということになります。  それから、実質公債費比率ですが、ちょっと今、額に直す数値を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えさせていただくということでよろしいでしょうか。 14 ◯ 8番(安江結子君)  実質赤字比率じゃなくてですね、金額は幾らですかとお尋ねしたと思うんですけど。だから、マイナスの4.65とか、連結がマイナス17.16じゃなくて、金額はお幾らですかとお尋ねしたんですけど。  それから、実質公債費比率も、これは金額は幾らで、市民1人当たりの借金は幾らですかというふうにお尋ねしたんですけど。 15 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)  まず、実質赤字比率を出す上での金額ということでございましたが、実質赤字比率の部分で申しますと、4億5,722万1,000円の黒字ということでございます。  それから、連結実質赤字比率でいいますと、16億8,727万6,000円の黒字になるということでございます。  それから、実質公債費比率の1人当たりということになりますが、これは地方債の元利償還金だけではなくて、組合とかが借り入れた分に対して一般会計で負担する可能性がある金額とか、一時借入金の利子であるとか、債務負担行為で公債費に準ずるものとか、いろいろな数値がございまして、今、総数を幾らということがちょっと言えない、金額としてはちょっとお示しできないところでありますが、標準財政規模から基準財政需要額に算入される額を差し引いた額、それが70億円程度だと思いますが、それに対する比率ということで御理解いただきたいと思います。 16 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにありませんか。 17 ◯ 8番(安江結子君)  報告第7号について伺います。  業務内容で、モンゴル村の指定管理業務と、それから、し尿と浄化槽点検、白浜海水浴場、原石販売事業とあるんですけど、それぞれの収支というのはどうなっているかという点と、それから、広告宣伝費が今年度予算が380万円という予算ですけども、これまでから見てですね、820%になっているということから見て、どんなことを検討されての380万円かという点。  それから、温泉施設の売上原価が18万円から40万円に上がっていますけど、ここのところの理由はどうなっているかという点。  それから、今後の方向について、予定はどのように検討されて、この金額、予算を出されたのかということについて伺いたいというふうに思います。 18 ◯ 鷹島支所長(梶村寿登君)  済みません、まず、1点目の衛生事業関係について御説明いたします。  18ページに衛生事業の売り上げが載っております。売上高の合計が2,271万1,090円ということで、この内訳でございますけれども、し尿処理の部門が1,166万2,493円、ごみの部門が218万2,198円、合わせまして、し尿とごみで1,384万4,691円でございまして、このうち営業利益が182万7,296円でございます。  それと、上下水道課のほうで契約しております漁業集落排水処理施設維持管理委託業務が490万円、個人、あるいは法人等の浄化槽の保守点検が396万6,000円余りで、合わせまして888万6,000円、うち営業利益が367万8,000円となっております。  これが衛生関係の数値でございます。──ちょっと休憩よかですか。 19 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  暫時休憩します。       午前11時24分 休憩 ───────── ◇ ─────────
          午前11時24分 再開 20 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  再開します。 21 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  私のほうからお答えします。  2番目の広告宣伝費につきましては、やはりしっかりと外部のほうにPR、宣伝することによってお客様を呼び込むということで、そういったふうな媒体を利用したところに力を入れたいというふうな御説明を受けております。  それと、光熱水費につきましては、やっぱり原油等の高騰によりまして、そのあたりの額になってきているというふうに聞いております。  それと、今後の予定につきましては、一応今年度で指定管理が切れるということでございまして、我々市のほうからは、以前も御説明していますように、株の譲渡等による第三セクターからの脱退というふうなところでの御説明を公社の取締役のほうにさせていただいている状況にございまして、現在、取締役、公社のほうでその中身についての検討をされているという状況にございます。  来年度以降につきましては、そういうことで、御存じと思いますけれども、全国的に指定管理者の公募を今させていただいている状況にございます。  以上です。 22 ◯ 8番(安江結子君)  温泉施設の売上原価が18万円から40万円というのは原油なんかが高騰したと言われますけど、温泉利用者数が減っているということは関係ないんですか。 23 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  済みませんでした。一応そういったところの要因もあるというふうに聞いております。 24 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。(「いいです」と言う者あり) 25 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  報告第7号の件ですけども、去年はたしかモンゴル村開設20周年記念の年だったと思います。その20周年に向けて、いろんなことをやって集客も図るという報告も受けておりましたが、なかなか客足が伸びないというか、減る一方であるということ。それから、さっき広告宣伝費についても、25年度は一応120万円ほどの予算がついていましたけど、決算として41万3,000円しか上がってきていない。結局、書面上は一生懸命やるんだというようなことを書いてありますけども、この20周年の機会をうまく使えなかったというのがやっぱり一つ、ちょっと今後、モンゴル村を経営するに当たって考えていくべきところなのかなと思ったりもしております。  それから、一番肝心な松浦市民が果たしてモンゴル村に遊びに行きたいと思っているのかどうか。御厨から行くと、ぐるっと回って1時間半かかります。モンゴル村となると、もうちょっとかかるかなという距離ですよね。随分遠いというイメージがあります。それを考えたときに、まず、市民が足を運ぶ、市民が足を運びたいというような、そういうふうなやり方をしていかないと、目先が変わり、経営者がかわっても全く同じような状況が続く、あるいはこれ以上悪くなる、そういうことしかちょっと考えられないような状況でございます。  それで、今後、指定管理者がお決まりになるかどうかわかりませんけれども、まずは市民が憩いの場所として使いたいと思うようなですね、そういうふうな施策をまず考えていただきたいと思っています。福岡からお客さんを呼ぼうと、結局、2時間そこそこかかるわけですから、それを考えたときに、御厨から1時間半かけてでも市民がまず行きたいんだというようなやり方というとを考えていかない限りですね、先はないと私は思うんですが、その辺についての検討、あるいは今後の考え方というのがありましたらお知らせください。 26 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  議員がおっしゃったとおりだと我々も思います。ことしも含めて、当然、今の経営の皆様方は一生懸命頑張ってはいただいておりますけれども、厳しい状況はありますが、今、議員がおっしゃったように、まず、地元の皆様に認知、周知していただくような方策──これまでも教育委員会のほうといろいろと検討とか続けてきている状況はありますが、学校のいろんな体験行事とかですね、そういった形でも使っていただけないかというふうな検討もしているところではございます。  そういったところも含めて、来年度以降も新たな指定管理者が決まっていく中で、当然、我々施設を設置している者としまして、今の議員がおっしゃったようなところは、しっかりと指定管理者になっていただくところにおつなぎしながら、施策を打っていただくようにお願いしていきたいと考えております。 27 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  報告第6号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項に基づき、報告第7号については、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づいて報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承を願います。  次に、市長提出案件の上程・説明・審議を行います。  日程第9 議案第120号 財産の取得につい       て を議題とし、理事者の説明を求めます。 28 ◯ 会計課長(松瀬美治君)(登壇)  議案第120号「財産の取得について」御説明いたします。  松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得することについて、議会の議決を求めるものでございます。          記  1.取得する財産  災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車(水II型)  2.契約予定金額  5,238万円  3.契約の相手方  佐世保市福石町22番6号  株式会社 ツクモ  代表取締役 永田次郎氏  4.契約の方法  指名競争入札  提案理由でございますが、老朽化に伴い、新規車両へ更新するため取得するものでございます。  次ページ以降に仮契約書の写し、諸元表及び完成予想図を添付しておりますので、御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇) 29 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ここでお諮りいたします。  日程第9.議案第120号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  異議なしと認めます。よって、議案第120号については委員会付託を省略することと決しました。  これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成、反対を表明するなど、自己の意見を避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。  それでは、質疑を行います。 30 ◯ 8番(安江結子君)  このはしご車は、はしごは何メートル伸びるんですか。 31 ◯ 消防長(前田英彦君)  おはようございます。  この車は、はしご車ではございませんで、水槽を積んだ消防のポンプ車になります。はしごは車の上に積んで、大体5メートル程度の長さに伸ばして使うというような形になろうかと思っております。 32 ◯ 8番(安江結子君)  松浦市内に高層というか、11階建てですかね、マンションがあるの。そこに火災があった場合に、松浦市内にははしご車がないのでということを一回議会でも言ったんですけど、この5メートルぐらいじゃ11階建てのマンションが火災のときに、じゃ、役に立たないということですか。 33 ◯ 消防長(前田英彦君)  御存じのとおり、私どもの消防本部のほうにははしご車はございませんので、ただいまおっしゃられましたような火災の折には、直接はしごを利用して最上階の方等についての救助というのは大変難しいと思いますが、それとは別にですね、各階段等、また、いろんな施設を使って救助等については当たらせていただきたいというふうに考えております。  今回のこのポンプ自動車につきましては、今、鷹島地区の出張所に配置しております消防ポンプ自動車のほうが老朽化いたしておりますので、それに伴いまして、今回、更新をさせていただきたいということで御提案、お願いをしているところでございます。 34 ◯ 8番(安江結子君)  前というか、随分前になるんですけど、松浦市内にはしご車がないとき、じゃ、火災が起きたらどうするんだというときは、伊万里から応援を頼みますということやったんですよね。だから、鷹島にあっても、松浦の火災のときに、時間的にすごく厳しい面はあるかとはわかりますけど、やっぱりないということが問題だなと思って聞いたわけです。  そうすると、鷹島町では、この5メートルのはしごで何とかいけるという、そういう状況なんですか。 35 ◯ 消防長(前田英彦君)  基本的な長さの部分での配置になりますので、通常、3階程度までは届くというふうに私どもとしては考えております。  先ほどおっしゃいましたはしご車の部分につきましては、伊万里市さんのほうがお持ちでございますので、いざというときには、やはりお願いをするということは十分していかなければならないというふうには考えます。 36 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ほかにありませんか。 37 ◯ 10番(山口芳正君)  この契約書の中に契約の相手方が書いてあるわけですけども、松浦市内の方じゃないわけですけど、入札の場合は松浦市内の業者は入っていたのか、その辺をちょっとお尋ねいたします。 38 ◯ 会計課長(松瀬美治君)  特殊車両ということで、消防関係に指名の登録をされております市外の業者についてお願いをしております。5者を予定しました。 39 ◯ 10番(山口芳正君)  特殊車両については、そういう業者が入札の指名の中に入れるようになっているわけですね。そして、松浦にはそういう業者がいないということですか。そしたら、消防車あたりについては松浦の業者には難しいということですか。普通の消防車はできるわけですよね。その辺、ちょっとお尋ねします。 40 ◯ 会計課長(松瀬美治君)  このたびの5者につきましては、市内の整備工場関係については、普通の車はできるんですけども、消防自動車につきましても車検等整備については指名をお願いしているところですけれども、消防車につきましては特殊車両ということで、市外の業者を指名させていただきました。 41 ◯ 10番(山口芳正君)  もう少しお尋ねしますけども、消防自動車は、普通の消防自動車もやっぱりそういう形式やったですかね。これは特殊の特殊だということで理解すればいいんですか。普通の消防車。搭載車だったり──搭載車はちょっと違うかもしれんばってんですね。ポンプ車あたりは、それに該当するものか。ちょっと今までは何か市内の業者がしよらしたかなという感じがしたわけですけれども、これは特殊の特殊ですね。お尋ねいたします。 42 ◯ 会計課長(松瀬美治君)  失礼いたしました。  消防関係の特殊自動車ということで市内の業者は指名申請がしておりませんでしたので、これをしたということでございます。 43 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  同一議員で3回ですので、とどめたいと思いますが、ほかにございませんか。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  これより討論を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、討論を終結し、採決いたします。  日程第9.議案第120号「財産の取得について」を採決いたします。  議案第120号について、原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第120号については原案のとおり可決されました。  次に、市長提出案件の上程・説明・質疑・主管委員会付託を行います。  日程第10 議案第98号
    から  日程第39 認定第4号 まで、以上30件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。 44 ◯ まちづくり推進課長(末永和彦君)(登壇)  議案第98号「松浦市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」説明いたします。  松浦市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、この後、議案第104号で提案いたします松浦市いじめ問題対策委員会及び松浦市いじめ問題第三者委員会の委員の報酬額を定めることに伴い、条例の一部を改正するため本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  松浦市特別職の職員で非常勤のものの  報酬及び費用弁償に関する条例の一部  を改正する条例  松浦市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を次のように改正するものでございます。  改正内容につきましては、次のページ以降の新旧対照表で御説明いたします。  ここで別表第1といたしまして、各委員の報酬額を定めております。ここの一番最後のところになりますけども、提案理由で申し上げました松浦市いじめ問題対策委員会と松浦市いじめ問題第三者委員会の委員長及び委員の報酬を記載のとおり定めるものでございます。  改正本文に戻っていただきまして、附則でございますけれども、この条例は、平成26年10月1日から施行するというものでございます。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇) 45 ◯ 子育て・こども課長(福守尚美君)(登壇)  議案第99号「松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」御説明いたします。  松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例を別紙のとおり制定するものでございます。  提案理由でございますが、子ども・子育て支援法第34条第2項及び第46条第2項の規定に基づき、本市における特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定めることに伴い、条例を制定するため本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例でございます。  条例の構成といたしましては、第1章で総則、第2章で特定教育・保育施設の運営に関する基準といたしまして、利用定員に関する基準、運営に関する基準、特例施設型給付費に関する基準を、第3章で特定地域型保育事業の運営に関する基準といたしまして、利用定員に関する基準、運営に関する基準、特例地域型保育給付費に関する基準を、第4章で雑則を定めております。  この条例の制定に当たりましては、内閣府令におきまして、国が定める基準に従い定める事項と国が定める基準を参酌して定める事項に分けられておりますが、今回、全て国の基準に従い定めることといたしております。  恐れ入りますが、最後から3ページ目の附則の部分をお願いいたします。  附則でございますが、第1条で施行日を定めております。この条例は、子ども・子育て支援法の施行の日から施行するものでございます。平成27年4月1日を予定いたしております。  第2条以降の特例、経過措置等も国が示すとおりに定めることといたしております。  以上でございます。  続きまして、議案第100号「松浦市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」御説明いたします。  松浦市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例を別紙のとおり制定するものでございます。  提案理由でございますが、児童福祉法第34条の16第1項の規定に基づき、本市における家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、条例を制定するため本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例でございます。  条例の構成といたしましては、第1章で総則、第2章で家庭的保育事業について、第3章で小規模保育事業について、第4章で居宅訪問型保育事業について、第5章で事業所内保育事業について、それぞれ設備や職員の配置、保育時間等の運営に関する基準を定め、第6章で雑則を定めております。  この条例の制定に当たりましては、厚生労働省令におきまして、国の基準に従い定める事項と国の基準を参酌して定める事項に分けられておりますので、今回、全て国の基準に従い定めることといたしております。  恐れ入りますが、最後から2ページ目の附則をお願いいたします。  附則でございますが、第1条で施行日を定めております。  附則、第1条 この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日から施行するものでございます。平成27年4月1日を予定いたしております。  第2条以降の経過措置につきましても、国が示すとおりに定めることといたしております。  以上でございます。  続きまして、議案第101号「松浦市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」御説明いたします。  松浦市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例を別紙のとおり制定するものでございます。  提案理由でございますが、児童福祉法第34条の8の2第1項の規定に基づき、本市における放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、条例を制定するため本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例でございます。  この条例の制定に当たりましては、厚生労働省令に国の基準に従って定める事項と国の基準を参酌して定める事項がございますが、今回、全て国の基準どおりに定めることといたしております。  内容でございますが、第1条から次ページの第8条までは、趣旨、定義、事業の一般原則や職員の一般的要件など、総則的な事項を定めております。  第9条から最後のページの第21条までは、設備の基準、職員の資格、開所時間及び日数や事故発生時の対応など、設備と運営に関する基準を定めております。  第22条は規則への委任について定めております。  最後のページの附則をお願いいたします。  附則でございますが、第1条 この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日から施行するものでございます。平成27年4月1日を予定いたしております。  次条の経過措置につきましても、国の示すとおりに定めることといたしております。  以上でございます。  続きまして、議案第102号「松浦市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、母子及び寡婦福祉法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する条例でございます。  恐れ入りますが、次ページの新旧対照表をお願いいたします。  まず、第2条第1号アでございますが、現行の「母子及び寡婦福祉法」とあるところを、今回の改正で法律名が変更になることから、改正後は「母子及び父子並びに寡婦福祉法」と改めるものでございます。  次に、同条第3号アの父子家庭における父の定義を現行「配偶者と死別した男子で現に婚姻していないもの及びこれに準じる者として母子及び寡婦福祉法施行令第25条に規定する者」とあるのを、改正後は「法第6条第2項に定める配偶者のない男子」と改めるものでございます。  次のページをお願いいたします。  同条第5号の寡婦等の定義中、現行「法第6条第3項」とあるのを、改正後は「法第6条第4項」に改めるものでございます。これは改正法の第6条第2項に配偶者のない男子の定義が新設されたことに伴い、第6条第3項が第4項に繰り下がったことによるものでございます。  本文に戻っていただきまして、附則でございます。  この条例は、平成26年10月1日から施行するものでございます。  以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 46 ◯ 都市計画課長(和田大介君)(登壇)  議案第103号「松浦市公営住宅条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市公営住宅条例の一部を別紙のとおり改正するものです。  提案理由ですが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正するために本案を提出するものです。  次のページをお願いいたします。 松浦市公営住宅条例の一部を改正する条例  松浦市公営住宅条例の一部を次のように改正する。  次のページに新旧対照表がございますので、そちらをごらんいただきながら御説明いたします。よろしいでしょうか。  第5条、入居者の資格の第2項第8号中「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」を「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」に改め、「規定する被害者」の次に、「又は配偶者暴力防止等法第28条の2に規定する関係にある相手からの暴力を受けた者」を加え、同号ア中「第3条第3項第3号」及び「第5条」の次に、「(配偶者暴力防止等法第28条の2において準用する場合を含む。)」を加え、同号イ中「第10条第1項」の次に、「(配偶者暴力防止等法第28条の2において読み替えて準用する場合を含む。)」を加えるものです。  本文に戻っていただきまして、附則、この条例は、公布の日から施行するというものでございます。  以上で説明を終わります。御審議方よろしくお願いいたします。(降壇) 47 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)(登壇)  議案第104号「松浦市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例の制定について」説明を申し上げます。  松浦市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例を別紙のとおり制定するものでございます。  提案理由ですが、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、松浦市いじめ問題対策連絡協議会等を設置することに伴い、条例を制定するため本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  松浦市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例でございます。  第1条は趣旨でございまして、この条例は、いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処のための対策を効果的に推進するため、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、松浦市いじめ問題対策連絡協議会その他の組織の設置に関し必要な事項を定めるものとするといたしております。  第2条は設置でございまして、第1項は松浦市いじめ問題対策連絡協議会、第2項は松浦市いじめ問題対策委員会、第3項は松浦市いじめ問題第三者委員会をそれぞれ置くことを定めております。  第3条は連絡協議会の所掌事務でございまして、連絡協議会は、次に掲げる第1号から第3号までの事項について協議すると定めております。  第4条は連絡協議会の組織でございまして、連絡協議会は、次に掲げる第1号から第8号までの関係機関等をもって組織すると定めております。  第5条は対策委員会の所掌事務でございまして、対策委員会は、次に掲げる第1号から第3号までの事項について処理を行い、その結果を速やかに教育委員会に報告すると定めております。  次のページをお願いいたします。  第6条は対策委員会の組織でございまして、対策委員会の委員は5人以内で組織し、次の第1号から第3号に掲げる者のうちから教育委員会が委嘱すると定めております。  第7条は第三者委員会の所掌事務でございまして、第三者委員会は、次に掲げる第1号から第4号までの事項に関し調査を行い、その結果を市長に報告すると定めております。  第8条は第三者委員会の組織でございまして、第三者委員会の委員は5人以内で組織し、学識経験を有する者のうちから、必要な都度、市長が委嘱すると定めております。  第9条は委任でございまして、この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定めるといたしております。  附則ですが、この条例は、平成26年10月1日から施行する。  以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。(降壇) 48 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ここで暫時休憩いたします。        午後0時 休憩 ───────── ◇ ─────────        午後1時 再開
    49 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。 50 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)  議案第105号「平成26年度松浦市一般会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。  平成26年度松浦市の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億3,055万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ187億3,644万3,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  (地方債の補正)  第2条 地方債の追加・変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。  今回の補正の主なものにつきましては、歳入においては前年度繰越金の計上、普通交付税の決定に伴う追加等であり、歳出では8月豪雨等に係る災害復旧費や平成25年度決算剰余金に係る財政調整基金及び減債基金への積立金を計上しているものであります。  また、主な事業につきましては、市政概況報告の巻末に掲載しておりますので、御参照いただきたいと思います。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正。  まず、歳入でございますが、8款.地方特例交付金につきましては、106万6,000円を減額いたしまして、計を563万4,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.地方特例交付金でございます。  9款.地方交付税に7,455万3,000円を追加いたしまして、計を60億6,435万3,000円とするものでございます。  1項.地方交付税でございます。  11款.分担金及び負担金に109万9,000円を追加いたしまして、計を1億9,670万7,000円とするものでございます。  1項の分担金でございます。  13款.国庫支出金に2,556万1,000円を追加いたしまして、計を22億9,158万9,000円とするものでございます。  1項.国庫負担金と2項の国庫補助金でございます。  14款.県支出金に6,592万3,000円を追加いたしまして、計を13億7,209万2,000円とするものでございます。  2項.県補助金でございます。  15款.財産収入に271万7,000円を追加いたしまして、計を1,570万4,000円とするものでございます。  2項.財産売払収入でございます。  16款.寄附金に172万5,000円を追加いたしまして、計を276万8,000円とするものでございます。  1項の寄附金でございます。  17款.繰入金につきましては、6,891万4,000円を減額いたしまして、計を10億2,084万2,000円とするものでございます。  1項.基金繰入金の減額と2項.特別会計繰入金の追加でございます。  18款.繰越金に4億5,548万9,000円を追加いたしまして、計を4億5,549万円とするものでございます。  1項.繰越金でございます。  19款.諸収入に2,386万9,000円を追加いたしまして、計を1億8,815万3,000円とするものでございます。  4項.貸付金元利収入と5項.雑入でございます。  次のページをお願いいたします。  20款.市債に4,960万円を追加いたしまして、計を30億7,800万円とするものでございます。  1項.市債でございます。  歳入合計ですが、6億3,055万6,000円を追加いたしまして、合計を187億3,644万3,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  歳出でございますが、2款.総務費に3億6,674万6,000円を追加いたしまして、計を24億3,856万円とするものでごございます。  項につきましては、1項.総務管理費から4項.選挙費まで、また、6項.監査委員費でございます。  3款.民生費に4,831万5,000円を追加いたしまして、計を52億6,765万円とするものでございます。  1項.社会福祉費から4項.災害救助費の補正でございます。  4款.衛生費に564万6,000円を追加いたしまして、計を17億6,560万4,000円とするものでございます。  1項.保健衛生費と2項.清掃費でございます。  5款.労働費に616万5,000円を追加いたしまして、1,600万2,000円とするものでございます。  1項.労働諸費でございます。  6款.農林水産業費に2,578万2,000円を追加いたしまして、計を12億7,297万2,000円とするものでございます。  1項.農業費から3項.水産業費でございます。  7款.商工費に3,549万9,000円を追加いたしまして、計を5億5,832万3,000円とするものでございます。  1項.商工費でございます。  8款.土木費に349万4,000円を追加いたしまして、計を15億4,876万9,000円とするものでございます。  1項.土木費と2項.道路橋りょう費、それから、次のページになりますが、4項.港湾費と5項.都市計画費の補正でございます。  9款.消防費に2,965万6,000円を追加いたしまして、計を18億1,364万4,000円とするものでございます。  1項.消防費でございます。  10款.教育費に2,445万3,000円を追加いたしまして、計を15億3,128万8,000円とするものでございます。  1項.教育総務費から5項.保健体育費の補正でございます。  11款.災害復旧費に8,480万円を追加いたしまして、計を1億4,731万8,000円とするものでございます。  1項.農林水産施設災害復旧費と2項.公共土木施設災害復旧費でございます。  歳出合計ですが、6億3,055万6,000円を追加いたしまして、合計を187億3,644万3,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  第2表 地方債補正でございます。  1の追加でございますが、新規に地方債をお願いするものでありまして、起債の目的と限度額を申し上げます。  体育施設整備事業費240万円、これは合併特例債であります。  それから、農地農業用施設災害復旧債1,000万円、公共土木施設災害復旧債1,340万円、以上のとおりでございます。  なお、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。  続いて、2の変更でございますが、起債の目的である臨時財政対策債について、補正前の限度額6億5,490万円に2,380万円を追加し、補正後の限度額を6億7,870万円とするものでございます。  次のページ以降に事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 51 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)  議案第106号「平成26年度松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、前年度繰越金の計上、それと、平成25年度の僻地医療対策事業補助金の精算に伴います返還が主な内容となっております。  本文に戻りまして、平成26年度松浦市の松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ236万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3,971万8,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  1ページをごらんいただきたいと思います。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入でございます。  4款.繰入金に112万3,000円を追加しまして、計を1,402万9,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.他会計繰入金でございます。  5款.繰越金に124万5,000円を追加し、計を124万6,000円とするものでございます。  1項.繰越金でございます。  歳入合計ですが、236万8,000円を追加し、合計で3,971万8,000円とするものでございます。  続きまして、歳出でございます。  1款.総務費に4万3,000円を追加し、2,997万7,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.施設管理費でございます。  3款.諸支出金に232万5,000円を追加しまして、計を232万6,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.償還金でございます。  歳出合計ですが、236万8,000円を追加しまして、合計を3,971万8,000円とするものでございます。  次ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書を添付しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、議案第107号「平成26年度松浦市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、前年度の繰越金の計上及び国保財政調整繰入金の調整、それから、平成25年度の国県負担金等の精算に伴います調整を行っております。  本文に戻りまして、平成26年度松浦市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,988万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ34億3,668万9,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  1ページをごらんください。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入でございます。
     3款.国庫支出金から105万円を減額し、計を9億1,686万7,000円とするものでございます。  項につきましては、2項.国庫補助金でございます。  6款.県支出金に445万5,000円を追加いたしまして、計を1億8,682万7,000円とするものでございます。  項につきましては、2項.県補助金でございます。  9款.繰入金から1億6,035万6,000円を減額し、計を2億2,425万円とするものでございます。  項につきましては、2項.基金繰入金でございます。  10款.繰越金に1億7,684万円を追加し、計を1億7,684万2,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.繰越金でございます。  歳入合計ですが、1,988万9,000円を追加し、計を34億3,668万9,000円とするものでございます。  歳出でございます。  11款.諸支出金に1,988万9,000円を追加いたしまして、計を3,581万8,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.償還金及び還付加算金と3項.繰出金でございます。  歳出合計につきましては、1,988万9,000円を追加いたしまして、合計を34億3,668万9,000円とするものでございます。  次ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。  続きまして、議案第108号「平成26年度松浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、25年度の精算に伴います広域連合の負担金及び一般会計への繰り出しが主な内容となっております。  本文に戻りまして、平成26年度松浦市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ63万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2億6,437万8,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  1ページをごらんください。  第1表 歳入歳出予算補正でございます。  まず、歳入でございます。  4款.繰越金に63万6,000円を追加いたしまして、計を63万7,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.繰越金でございます。  歳入合計につきましては、63万6,000円を追加いたしまして、合計を2億6,437万8,000円とするものでございます。  歳出でございます。  2款.後期高齢者医療広域連合納付金に14万円を追加いたしまして、計を2億5,376万7,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.後期高齢者医療広域連合納付金でございます。  4款.諸支出金に49万6,000円を追加いたしまして、計を79万8,000円とするものでございます。  項につきましては、2項.繰出金でございます。  歳出合計ですが、63万6,000円を追加いたしまして、合計を2億6,437万8,000円とするものでございます。  次ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第109号「平成26年度松浦市介護保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、前年度繰越金の計上及び平成25年度精算に伴います国県支出金、それから、支払基金、市負担金等の調整が主な内容となってございます。  本文に戻りまして、平成26年度松浦市の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるというものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,142万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ30億3,240万9,000円とするものでございます。  2 保険事業勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  1ページをごらんください。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入でございます。  3款.国庫支出金に12万1,000円を追加いたしまして、計を8億321万4,000円とするものでございます。  項につきましては、2項.国庫補助金でございます。  4款.支払基金交付金に321万8,000円を追加いたしまして、計を8億3,293万円とするものでございます。  項につきましては、1項.支払基金交付金でございます。  5款.県支出金に6万円を追加いたしまして、4億2,364万5,000円とするものでございます。  項につきましては、2項.県補助金でございます。  7款.繰入金に6万円を追加いたしまして、4億7,210万8,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.一般会計繰入金でございます。  8款.繰越金に8,796万5,000円を追加いたしまして、計を8,896万5,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.繰越金でございます。  歳入合計ですが、9,142万4,000円を追加いたしまして、合計を30億3,240万9,000円とするものでございます。  歳出でございます。  3款.地域支援事業費に30万7,000円を追加いたしまして、計を5,782万6,000円とするものでございます。  項につきましては、2項.包括的支援事業・任意事業費でございます。  4款.基金積立金に5,229万円を追加いたしまして、計を5,236万5,000円とするものでございます。  項につきましては、1項.基金積立金でございます。  6款.諸支出金に3,882万7,000円を追加いたしまして、計を4,033万円とするものでございます。  項につきましては、2項.償還金及び還付加算金、3項.繰出金でございます。  歳出合計でございます。9,142万4,000円を追加いたしまして、合計を30億3,240万9,000円とするものでございます。  次ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 52 ◯ 上下水道課長(辻 嘉文君)(登壇)  議案第110号「平成26年度松浦市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、前年度繰越金と備品購入費の追加でございます。  本文でございますが、平成26年度松浦市の簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ53万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3億4,971万5,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正で、まず、歳入でございますが、3款.繰入金から127万5,000円を減額し、計を1億7,815万6,000円とするもので、項につきましては、1項の一般会計繰入金でございます。  4款.繰越金に181万3,000円を追加し、計を181万4,000円とするもので、項につきましては、1項の繰越金でございます。  歳入合計ですが、今回、53万8,000円を追加し、計を3億4,971万5,000円とするものでございます。  次に、歳出でございますが、1款.簡易水道事業費に53万8,000円を追加し、計を1億5,626万円とするもので、項につきましては、1項の営業費でございます。  歳出合計ですが、今回、53万8,000円を追加し、計を3億4,971万5,000円とするものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 53 ◯ 福島診療所事務長(樋口勇次君)(登壇)  議案第111号「平成26年度松浦市福島診療所事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、歳入については前年度の繰越金と補助金の変更によるもので、歳出については備品購入費の追加によるものでございます。  本文ですが、平成26年度松浦市の福島診療所事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ326万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3億5,187万1,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  (地方債の補正)  第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  まず、歳入ですが、5款.繰入金に216万1,000円を追加し、計を1億5,465万3,000円とするもので、項につきましては、1項.他会計繰入金でございます。  6款.繰越金に460万8,000円を追加し、計を460万9,000円とするもので、項につきましては、1項.繰越金でございます。  8款.市債につきましては、350万円を減額し、計を510万円とするもので、項につきましては、1項.市債でございます。  歳入合計ですが、今回、326万9,000円を追加し、計を3億5,187万1,000円とするものでございます。  次に、歳出ですが、2款.医業費に326万9,000円を追加し、計を6,519万円とするもので、項につきましては、1項.医業費でございます。  歳出合計ですが、今回、326万9,000円を追加し、計を3億5,187万1,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  第2表 地方債補正の変更ですが、起債の目的、過疎対策事業費についてですが、補正前の限度額860万円から350万円を減額し、補正後の限度額を510万円とするものでございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 54 ◯ 鷹島診療所事務長(梶村寿登君)(登壇)  議案第112号「平成26年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。  今回の補正は、歳入につきましては前年度繰越金の計上、歳出につきましては人事異動に伴う人件費等の調整が主なものでございます。  本文ですが、平成26年度松浦市の鷹島診療所事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)
     第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ424万8,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億7,709万3,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正。  まず、歳入でございますが、5款.繰入金から751万2,000円を減額し、計を3,467万7,000円とするもので、項につきましては、1項.他会計繰入金でございます。  6款.繰越金に326万4,000円を追加し、計を326万5,000円とするもので、項につきましては、1項.繰越金でございます。  歳入合計ですが、今回、424万8,000円を減額し、計を1億7,709万3,000円とするものでございます。  次に、歳出ですが、1款.総務費から629万1,000円を減額し、計を1億712万4,000円とするもので、項につきましては、1項.施設管理費でございます。  3款.介護サービス事業費に148万6,000円を追加し、計を1,677万9,000円とするもので、項につきましては、1項.施設介護サービス事業費でございます。  4款.歯科事業費に55万7,000円を追加し、計を485万7,000円とするもので、項につきましては、1項.歯科事業費でございます。  歳出合計ですが、今回、424万8,000円を減額し、計を1億7,709万3,000円とするものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 55 ◯ 上下水道課長(辻 嘉文君)(登壇)  議案第113号「平成26年度松浦市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、前年度繰越金と修繕料の追加でございます。  本文でございますが、平成26年度松浦市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ49万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ9,845万4,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正で、まず、歳入でございますが、3款.繰入金から15万2,000円を減額し、計を8,592万4,000円とするもので、項につきましては、1項の他会計繰入金でございます。  4款.繰越金に64万4,000円を追加し、計を64万5,000円とするもので、項につきましては、1項の繰越金でございます。  歳入合計ですが、今回、49万2,000円を追加し、計を9,845万4,000円とするものでございます。  次に、歳出でございますが、1款.下水道施設費に49万2,000円を追加し、計を2,401万6,000円とするもので、項につきましては、1項の下水道管理費でございます。  歳出合計ですが、今回、49万2,000円を追加し、計を9,845万4,000円とするものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 56 ◯ 水産課長(石川章浩君)(登壇)  議案第114号「平成26年度松浦市松浦魚市場特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。  今回の補正につきましては、平成25年度決算に伴う繰越金の増額及び魚市場運営基金繰入金の増額による修繕料等の増額補正でございます。  本文でございますが、平成26年度松浦市の松浦魚市場特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ376万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億2,620万8,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正でございます。  まず、歳入でございますが、3款.繰入金に312万8,000円を追加し、計を312万9,000円とするもので、項につきましては、1項の基金繰入金でございます。  続きまして、4款.繰越金に64万1,000円を追加し、計を64万2,000円とするもので、項につきましては、1項の繰越金でございます。  歳入合計でございますが、今回、376万9,000円を追加し、計を1億2,620万8,000円とするものでございます。  次に、歳出でございます。  1款.農林水産業費に376万9,000円を追加し、計を7,451万9,000円とするもので、項につきましては、1項の水産業費でございます。  歳出合計でございますが、今回、376万9,000円を追加し、計を1億2,620万8,000円とするものでございます。  次のページ以降に事項別明細書を添付しておりますので、御参照いただきまして、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第115号「平成26年度松浦市臨海土地造成事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。  今回の補正につきましては、平成25年度決算に伴う繰越金の増額及び修繕料等の増額補正でございます。  本文でございますが、平成26年度松浦市の臨海土地造成事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ78万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3,335万1,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正でございます。  まず、歳入でございますが、4款.繰越金に78万7,000円を追加し、計を78万8,000円とするもので、項につきましては、1項の繰越金でございます。  歳入合計でございますが、今回、78万7,000円を追加し、計を3,335万1,000円とするものでございます。  次に、歳出でございます。  1款.臨海土地造成事業費に78万7,000円を追加し、計を3,325万1,000円とするもので、項につきましては、1項の臨海土地造成事業費でございます。  歳出合計でございますが、今回、78万7,000円を追加し、計を3,335万1,000円とするものでございます。  次のページ以降に事項別明細書を添付しておりますので、御参照いただきまして、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 57 ◯ 上下水道課長(辻 嘉文君)(登壇)  議案第116号「平成26年度松浦市水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、人事異動に伴う人件費の補正でございます。  本文でございますが、第1条 平成26年度水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 平成26年度水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  まず、収入でございますが、第1款.水道事業収益から3万9,000円を減額し、計を3億6,717万2,000円とするもので、項につきましては、第1項の営業収益でございます。  次に、支出でございますが、第1款.水道事業費に111万5,000円を追加し、計を3億3,557万6,000円とするもので、項につきましては、第1項の営業費用でございます。  第3条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。  (1)職員給与費に111万5,000円を追加し、計を7,949万2,000円とするものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第117号「平成26年度松浦市工業用水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、人事異動に伴う人件費の補正が主なものでございます。  本文でございますが、第1条 平成26年度工業用水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 平成26年度工業用水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  第1款.工業用水道事業費に8万7,000円を追加し、計を3億7,872万円とするもので、項につきましては、第1項の営業費用でございます。  第3条 予算第5条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。  (1)職員給与費から13万1,000円を減額し、計を2,726万9,000円とするものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第118号「平成25年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」御説明申し上げます。  地方公営企業法第32条第2項の規定により、平成25年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金を別紙のとおり建設改良積立金に積み立てることについて、議会の議決を求めるものでございます。  提案理由でございますが、平成25年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金を建設改良積立金に積み立てたいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  平成25年度松浦市工業用水道事業剰余金処分計算書でございますが、平成25年度の決算において、未処分利益剰余金の年度末残高が3,636万5,881円生じましたので、このうちの3,000万円を建設改良積立金に積み立てるものでございます。  なお、処分後の残高は636万5,881円となるものでございます。  以上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇) 58 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)(登壇)  議案第119号「損害賠償額の決定について」御説明いたします。  地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。          記  損害賠償の額を次のとおり決定する。  1 損害賠償義務の発生の原因となる事実  平成26年7月9日午後3時00分ごろ、松浦市市民休養施設柚木川内キャンプ場施設内で発生した倒木による物損事故でございます。  2 損害賠償の相手方は、記載のとおりでございます。  3 損害賠償の額は、25万9,200円でございます。  次のページをお願いいたします。  上の図が位置図になっていまして、柚木川内キャンプ場の入り口付近の駐車場から先の橋を渡ったあたりでございまして、下の拡大図をごらんください。  7月9日の15時ごろにキャンプ場の施設内におきまして、管理人の方が荷物等の運搬のために管理人の方が所有される車を管理棟の付近にバックにて駐車をさせようとしておられたところ、自然といいますか、発生当時は台風8号の接近の影響もあり風が強かったということで、木が根元から折れましてルーフに落下しまして、運転手の方にけがはありませんでしたけれども、車のルーフの陥没とサイドミラー、フロントガラス等が破損したところでございます。  実際、現場を職員が確認したところ、倒れた木を確認したところが、やっぱり根元付近が腐食が進んでいた状況にございました。いわゆる我々の管理体制が十分ではなかったということで、大変申しわけなく思っておりまして、今後、十分に注意してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。(降壇) 59 ◯ 水産課長(石川章浩君)(登壇)  議案第121号「公有水面埋立地の用途変更許可申請に対する意見について」御説明いたします。  公有水面埋立法第13条ノ2第2項において準用する同法第3条第1項の規定に基づき、長崎県知事から意見の諮問があった下記公有水面埋立地の用途変更許可申請に対し、異存のない旨答申することにつきまして、公有水面埋立法第3条第4項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  まず、申請人でありますが、所在地、長崎市江戸町2番13号、名称、長崎県、氏名、長崎県知事中村法道でございます。  次に、埋め立ての位置でございますが、松浦市御厨町里免字掛川原877番に隣接する道路から同町里免字掛泉931番68を経て同町里免字坊ノ上966番2に至る間の地先公有水面でございます。
     次に、埋立地の用途でございますが、変更前、緑地、変更後、緑地、道路用地、水路用地でございます。  提案理由でございますが、公有水面埋立法第13条ノ2第2項において準用する同法第3条第1項の規定に基づく知事からの意見の諮問に対し、市長が意見を述べるに当たって、同法第3条第4項の規定により議会の議決を経ることが必要であるためでございます。  2ページ目と3ページ目に位置図と平面図を添付しております。  御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇) 60 ◯ 消防長(前田英彦君)(登壇)  それでは、議案第122号「消防救急デジタル無線システム整備工事請負契約の締結について」御説明いたします。  平成26年8月12日、制限つき一般競争入札に付した消防救急デジタル無線システム整備工事について、下記のとおり請負契約を締結したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  本入札につきましては、九州地方に本店、支店等を持ち、松浦市入札参加資格者名簿に登載されました特定建設業許可業者によります入札を行い、下記のとおり決定したものでございます。          記  1.契約の目的  消防救急デジタル無線システム整備工事  2.契約の方法  制限付一般競争入札  3.契約金額  2億4,624万円  4.契約の相手方  福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目13番34号  株式会社日立国際電気 九州支店  支社長 小川一宏氏でございます。  なお、次ページ以降に関係資料といたしまして、請負仮契約書の写し、デジタル無線の鉄塔配置予定図を添付いたしております。御参照いただき、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇) 61 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ここで暫時休憩いたします。       午後1時52分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時37分 再開 62 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  再開いたします。  〔椎山議員 退場〕  休憩前に引き続き、理事者の説明を求めます。 63 ◯ 消防長(前田英彦君)(登壇)  それでは、議案第123号「松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(建築 庁舎棟)請負契約の締結について」御説明いたします。  平成26年8月28日、制限付一般競争入札に付した松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(建築 庁舎棟)について、下記のとおり請負契約を締結したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  本入札につきましては、県内に本社、支店、営業所を持ち、松浦市入札参加資格者名簿に登載された特定建設業許可業者と市内の業者で松浦市入札参加資格者名簿の建築一式工事A級に登載された特定建設業許可業者による特定共同企業体による入札を行い、下記のとおり決定したものでございます。          記  1.契約の目的  松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(建築 庁舎棟)  2.契約の方法  共同企業体方式による制限付一般競争入札  3.契約金額  6億4,152万円  4.契約の相手方  株式会社堀内組・鷹島建設株式会社  松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(建築 庁舎棟)特定共同企業体  代表者 株式会社堀内組 松浦営業所  所長 中野日出男氏でございます。  なお、次ページ以降に関係資料といたしまして、請負仮契約書の写し、配置図、平面図を添付いたしております。御参照いただき、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。  〔椎山議員 着席〕  続きまして、議案第124号「松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(電気設備)請負契約の締結について」御説明いたします。  平成26年8月28日、指名競争入札に付した松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(電気設備)について、下記のとおり請負契約を締結したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  本入札につきましては、市内に営業所を持ち、松浦市入札参加資格者名簿に登載された特定建設業許可業者による入札を行い、下記のとおり決定したものでございます。          記  1.契約の目的  松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(電気設備)  2.契約の方法  指名競争入札  3.契約金額  1億8,293万400円  4.契約の相手方  株式会社 九電工 松浦営業所  所長 時津秋広氏でございます。  なお、次ページ以降に関係資料といたしまして、請負仮契約書の写し、電気工事概要を添付いたしております。御参照いただき、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇) 64 ◯ 上下水道課長(辻 嘉文君)(登壇)  認定第1号「平成25年度松浦市水道事業の決算認定について」御説明を申し上げます。  次のページをお願いいたします。  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成25年度松浦市水道事業会計決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。  恐れ入りますが、10ページをお願いいたします。  平成25年度松浦市水道事業報告書でございます。  1.概況、(1)総括事項、平成26年3月末現在、給水件数は7,237件で、年間総配水量277万4,759立方メートル、有収水量239万6,924立方メートルで有収率86.4%でありました。  営業面におきましては、事業収益は前年度より2.2%増の3億812万8,713円で、給水収益については2億8,165万304円でありました。  一方、事業費用は前年度より2.7%減の3億721万4,217円となり、差し引き91万4,496円の当年度純利益を生じております。  資本的収支につきましては、収入は負担金1,171万500円、補助金2,562万6,625円、計3,733万7,125円に対しまして、支出は建設改良費3,195万2,739円、企業債償還金9,128万6,615円、計1億2,323万9,354円で、資本的収支不足額8,590万2,229円は損益勘定留保資金で補填いたしました。  今後とも水道水の安定供給等効率的運営による経営の健全化に努め、公営企業の使命達成のため努力してまいります。  恐れ入りますが、1ページにお戻りください。  平成25年度松浦市水道事業決算報告書でございます。  (1)収益的収入及び支出で、まず、収入でございますが、第1款.水道事業収益の予算額3億1,980万円に対しまして、決算額は3億2,262万8,283円で、282万8,283円の増となっております。  内訳といたしまして、第1項の営業収益3億1,253万9,585円、第2項の営業外収益1,008万8,698円、第3項の特別利益はありません。  続きまして、支出でございますが、第1款.水道事業費の予算額3億2,607万7,000円に対しまして、決算額は3億2,134万3,663円で、不用額は473万3,337円となっております。  内訳といたしまして、第1項の営業費用2億7,843万5,632円、第2項の営業外費用4,276万9,023円、第3項の特別損失13万9,008円、第4項の予備費はございません。  次のページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出でございます。  まず、収入でございますが、第1款.資本的収入の予算額4,187万2,000円に対しまして、決算額は3,733万7,125円で、453万4,875円の減となっております。  内訳といたしまして、第1項の負担金1,171万500円、第2項の補助金2,562万6,625円となっております。  次に、支出でございますが、第1款.資本的支出の予算額1億4,889万4,000円に対しまして、決算額は1億2,323万9,354円で、不用額は2,565万4,646円となっております。  内訳といたしまして、第1項の建設改良費3,195万2,739円、第2項の企業債償還金9,128万6,615円となっております。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額8,590万2,229円は、過年度分損益勘定留保資金6,285万254円及び当年度分損益勘定留保資金2,305万1,975円で補填いたしました。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、認定第2号「平成25年度松浦市工業用水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。  次のページをお願いいたします。  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成25年度松浦市工業用水道事業会計の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。  恐れ入りますが、10ページをお願いいたします。  平成25年度松浦市工業用水道事業報告書でございます。  1.概況、(1)総括事項、平成25年度の責任使用水量制に基づく総給水量は448万9,500立方メートルで、順調に給水をいたしました。  営業面におきましては、事業収益は1億5,831万6,570円で、うち給水収益は1億5,713万2,500円でありました。  一方、事業費用は1億2,858万7,558円となり、差し引き2,972万9,012円の当年度純利益を計上することができました。  資本的支出の建設改良費2,976万4,350円は、当年度分損益勘定留保資金188万8,709円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額141万7,350円、建設改良積立金2,645万8,291円で補填いたしました。  今後とも工業用水の安定供給等効率的運営による経営の健全化に努め、公営企業の使命達成のため努力してまいります。  恐れ入りますが、1ページにお戻りください。  平成25年度松浦市工業用水道事業決算報告書でございます。  (1)資本的収入及び支出で、まず、収入でございますが、第1款.工業用水道事業収益の予算額1億6,614万7,000円に対しまして、決算額は1億6,617万3,162円で、2万6,162円の増となっております。  内訳といたしまして、第1項の営業収益1億6,498万9,125円、第2項の営業外収益118万4,037円、第3項の特別利益はございません。
     次に、支出でございますが、第1款.工業用水道事業費の予算額1億5,990万5,000円に対しまして、決算額は1億3,502万6,800円で、2,487万8,200円の不用額となっております。  内訳といたしまして、第1項の営業費用1億3,294万4,300円、第2項の営業外費用208万2,500円、第3項の特別損失と第4項の予備費はございません。  次のページをお願いいたします。  (2)資本的支出でございますが、第1款.資本的支出の予算額3,890万円に対しまして、決算額は2,976万4,350円で、不用額は913万5,650円となっております。  内訳は、第1項の建設改良費でございます。  なお、資本的支出額2,976万4,350円は、当年度分損益勘定留保資金188万8,709円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額141万7,350円及び建設改良積立金2,645万8,291円で補填いたしました。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、認定第3号「平成25年度松浦市下水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。  次のページをお願いいたします。 認定第3号    平成25年度松浦市下水道事業の    決算認定について  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成25年度松浦市下水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。  恐れ入りますが、11ページをお願いいたします。  平成25年度松浦市下水道事業報告書でございます。  1.概況、(1)総括事項、公共下水道事業は、生活環境の改善、公共用水域の水質保全などを目的とし、松浦市公共下水道基本計画(面積398ヘクタール、人口1万4,800人)に基づき、平成15年度から下水道の整備を進めております。  本年度は、管渠布設工事6件で、延長は1,201.3メートルを施工し、平成26年3月31日に6.9ヘクタールを供用開始いたしましたので、本年度末における供用開始面積は156.9ヘクタール、供用開始人口は4,810人となっております。  また、本年度末における排水設備設置戸数は1,198戸であり、今後も積極的に広報活動を行い、水洗化率の向上と有収水量の増加に努めてまいります。  収益的収支につきましては、営業収益4,614万5,082円、営業外収益9,161万6,596円に対しまして、営業費用1億5,310万4,808円、営業外費用6,522万8,881円であり、当年度純損失は8,057万2,011円であります。  資本的収支につきましては、収入は企業債1億3,840万円、国庫補助金1億3,370万円、一般会計補助金1億29万3,000円、受益者負担金652万1,700円の計3億7,891万4,700円に対しまして、支出は建設改良費2億9,053万8,116円、企業債償還金9,168万3,536円の計3億8,222万1,652円となっております。  今後も効率的運営による経営の健全化に努め、公営企業の使命達成のため努力してまいります。  恐れ入りますが、1ページをお願いいたします。  平成25年度松浦市下水道事業決算報告書でございます。  (1)収益的収入及び支出で、まず、収入でございますが、第1款.下水道事業収益の予算額1億4,008万8,000円に対しまして、決算額は1億4,233万8,129円で、225万129円の増となっております。  内訳といたしまして、第1項の営業収益4,845万2,336円、第2項の営業外収益9,388万5,793円、第3項の特別利益はございません。  次に、支出でございますが、第1款.下水道事業費用の予算額2億2,509万4,000円に対しまして、決算額は2億1,973万4,837円で、不用額は535万9,163円となっております。  内訳といたしましては、第1項の営業費用1億5,453万6,622円、第2項の営業外費用6,519万8,215円、第3項の特別損失と第4項の予備費はございません。  次のページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出で、まず、収入でございますが、第1款.資本的収入の予算額4億6,546万3,000円に対しまして、決算額は3億7,891万4,700円で、8,654万8,300円の減となっております。  内訳といたしまして、第1項の企業債1億3,840万円、第2項の補助金2億3,399万3,000円、第3項の受益者負担金652万1,700円、第4項の受益者分担金はございません。  次に、支出でございますが、第1款.資本的支出の予算額4億7,291万円に対しまして、決算額は3億8,222万1,652円で、不用額は208万8,348円となっております。  内訳といたしまして、第1項の建設改良費2億9,053万8,116円、第2項の企業債償還金9,168万3,536円、第3項の予備費はございません。  翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額410万円を引いた資本的収入が資本的支出に不足する額740万6,952円は、前年度から繰り越された支出の財源に充当する収入特定財源480万円と当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額231万7,632円、過年度分損益勘定留保資金28万9,320円で補填いたしました。  次のページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 65 ◯ 交通課長(吉永弘治君)(登壇)  失礼いたします。  認定第4号「平成25年度松浦市交通事業の決算認定について」御説明させていただきます。  次のページをお願いいたします。  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき平成25年度松浦市交通事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定をお願いするものでございます。  恐れ入りますが、6ページをお願いいたします。  ここに事業の概況をまとめておりますので、朗読をさせていただきます。    平成25年度松浦市交通事業報告書  1.概況、(1)総括事項、平成25年度3月末現在、輸送人員は旅客運送3万2,944人、貸し切り運送961人、計3万3,905人となっております。  営業面におきましては、事業収益は3,026万100円で、運送収益につきましては726万2,100円でありました。  事業費用は2,999万8,706円となり、差し引き26万1,394円の当年度純利益を生じております。  事業収益の中には、一般会計繰入補助金2,294万2,000円、国県補助金5万6,000円が含まれております。  資本的収支につきましては、収入、支出ともありませんでした。  恐れ入りますが、1ページをお願いいたします。   平成25年度松浦市交通事業決算報告書  (1)収益的収入及び支出、まず、収入でございます。  1款.自動車運送事業収益、予算額合計3,074万3,000円に対しまして、決算額3,026万100円でございます。予算額に比べ、48万2,900円の減となっております。  決算額の内訳といたしましては、1項.営業収益726万2,100円、営業外収益2,299万8,000円でございます。  次に、支出でございます。  1款.自動車運送事業費用、予算額合計3,074万3,000円に対しまして、決算額2,999万8,706円で、不用額といたしまして74万4,294円でございます。  決算額の内訳といたしましては、1項.営業費用2,999万8,706円、2項の予備費の支出はございません。  次ページ以降、損益計算書等関係資料を添付いたしておりますので、御参照いただき、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇) 66 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  以上で理事者の説明が終わりました。  これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成、反対を表明するなど、自己の意見は避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。  それでは、議事の整理上、まず、日程第10.議案第98号「松浦市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」から日程第16.議案第104号「松浦市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例の制定について」までの条例7件について一括して質疑を行います。ありませんか。 67 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  議案第104号「松浦市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例の制定について」で、ちょっとお尋ねをいたします。  まず、連絡協議会、それから、対策委員会、第三者委員会等、委員会がございまして、その所掌する事務の違いというのがちょっとわかりづらいかなと思ったんですが、その点を流れを、例えば、いじめが発覚してからの流れだったり、あるいは防止の段階でこの連絡協議会というのがどこまで何をなさるのかとか、流れという段階から、ちょっともう少し具体的に教えていただきたいと思います。 68 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  失礼いたします。  3つの機関を設置するということで先ほど説明をいたしましたが、まず、連絡協議会は、主として未然防止のための関係機関及び団体との連携強化を図ります。連絡協議会を設置して、いじめ防止の対策に関することや啓発に関することなどを協議します。例えば、学校でいじめが発生したとしたときに、当然、学校でもいじめ調査機関を持っておりますので、学校がまず調査をいたします。当然、教育委員会も調査をするわけですが、その教育委員会が調査をした後に保護者などが納得がいかない、もっと調査をしてくれといった場合に、対策委員会が調査に当たるようになります。特に、法第28条第1項に規定する調査というのは重大事態に対する調査なんですけれども、この重大事態というのは、命にかかわったりとか、自殺をはかったりとか、不登校に陥ったりとか、そういった事例に対しては対策委員会で調査に当たります。その対策委員会は教育委員会の附属機関として設置します。第6条にも書いておりますけれども、5人以内で組織するということで、心理を専門とする者、福祉を専門とする者、弁護士や精神科医等、学識経験者を想定しております。  それで、そこで調査したことが教育委員会に報告があるんですけれども、その報告にもまだ納得がいかない、再調査を求めるといった場合には第三者委員会で再調査を行うという流れになります。よろしいでしょうか。 69 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  そうすると、まず、いじめ防止ということで連絡協議会ですよね。対策委員会というのは、そういう事例があった場合に招集をかけて、そういう対策の会議をされるということですかね。全然防止、いろんな事案が出る前に、この対策委員会というのは全然機能をしないということでいいんですか。 70 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  失礼しました。対策委員会は、調査のことばかり先ほど申しましたが、所掌事務の第5条第1号に上げておりますけれども、いじめ防止等に向けた指導及び支援に関することも業務なので、当然、連絡協議会と一緒になって未然防止や啓発に当たることも想定しております。 71 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。 72 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  何かわかってはいるんですが、ちょっと例えば、この法第28条第1項だったりとか、それから第24条とか、こういう重大事案というのが果たして何であるかということがちょっとわかりづらいかなと思ったんですよね。それで、できましたらもう少しわかりやすく重大事案というか、そういうことについての答弁をいただければなと思います。  それで、今回でしたっけ、1人3回分ですかね、予算が上がっていますよね。それは今年度分でしょうから、半年で3回ということになると、2カ月に1回ぐらいの会議の頻度ということになるのかなと考えているんですけれども、もちろん第三者委員会の場合はそういう話ではないんでしょうけど、ある程度、2カ月に1回という頻度で、いじめ防止の話し合いというか、指導とか支援とかですね、そこら辺がもし具体的に考えていらっしゃることがあれば、それも一緒に答弁をお願いします。 73 ◯ 学校教育課長(黒川政信君)  まず、連絡協議会は、この後、議会終了後、早急に招集したいと考えております。対策委員会につきましては、これは常時設置するとしておりますので、これも早目に会を設けたいと思っております。3回というのは、1回は会議をしまして、あと、調査に当たる部分もとっておかなければいけませんので、3回とも会議をするということは考えておりません。  また、最初に言われました重大事態とか24条とか28条とかいうところは、法の24条というのは、ちょっと語弊があるかもしれませんが、一般的ないじめといいますか、割と発生しやすいいじめ的なことを指しておりまして、28条の重大事態なものというのは、例えば、例を挙げますと、児童生徒が自殺をはかった場合とか身体に重大な障害を負った場合、金品等に重大な被害をこうむった場合、精神性の疾患を発症した場合、相当の期間、学校を休むような場合、そういう場合でございます。 74 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。(「はい」と言う者あり)  ほかにありませんか。  〔「なし」と言う者あり〕  なければ、次に、日程第17.議案第105号「平成26年度松浦市一般会計補正予算(第2号)」から日程第29.議案第117号「平成26年度松浦市工業用水道事業会計補正予算(第1号)」までの補正予算13件について一括して質疑を行います。ありませんか。 75 ◯ 8番(安江結子君)  議案第105号で、35ページの11節、修繕料257万1,000円はどこの修理かということと、46ページの15節、農地の災害復旧工事費2,526万円、それから、公共土木の災害復旧3,230万円は今年度中にどれくらい進むというふうに計画されているのか。  それから、110号、施設用備品53万8,000円、これは何を購入するのか。そして、現状では給水に支障があるのかないのかということを伺います。 76 ◯ 商工観光課長(近藤寿一君)  お答えします。  修繕料ですけれども、これは鷹島モンゴル村の高圧ケーブル等がかなり老朽化しておりまして、この分の修繕料でございます。 77 ◯ 農林課長(大久保 整君)  こちらは46ページの分の農林水産業施設災害復旧費のほうでございますけれども、工事請負費の2,526万円の今年度中でどのくらい進むかというふうな御質問でございました。  現時点では、農地、施設14カ所の予算を計上させていただいておりまして、できるだけ今年度中に終えたいということで考えておるところでございます。 78 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  失礼いたします。  公共土木災の災害復旧費の工事請負費3,230万円でございますけれども、これは今年度の7月から8月にかけての災害復旧事業にのせる11カ所の復旧工事費でございますけれども、私どもも査定を受けます関係で時期的なこともございますけれども、できるだけ3月までに終えるように努力したいと考えております。 79 ◯ 上下水道課長(辻 嘉文君)  備品につきましては、鷹島支所の漏水探知機でございます。現在、漏水が発生した場合には福島支所などから漏水探知機を借りまして漏水調査に当たっているというところでございます。 80 ◯ 8番(安江結子君)  補正予算の農地の災害復旧なんですけど、今年度中にというふうに言われたんですけど、作付とかのことを考えると、今年度中に終わるかどうかという、そこら辺はどういうふうに考えられているんですか。
    81 ◯ 農林課長(大久保 整君)  今回の災害というのが8月の豪雨でございました。そのようなことで、一応国の査定を10月というふうに考えておるところです。その後、実施設計、それから、県の承認、補助金の割り当て等を経て、そして、発注するとなりますと、大体12月ぐらいになるのかなと思っております。  一応標準的な工期等の関係もございまして、3月ということになりますれば、早期の方になりますと、ちょっと4月以降にしか水田等にかかれないということがあって厳しいというようなところはございますけども、あと、農家の方がその辺は調整をしていただければ、何とか作付には間に合うんじゃないかということを考えております。 82 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ほかにありませんか。 83 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  105号、35ページの一番下の交通対策費、負担金、補助及び交付金についてですけども、この金額というのが国庫補助金を差し引いた額の県が2分の1、市が2分の1の分の551万9,000円、あるいは次のページもその金額なのかなと思うんですが、この確定欠損額というのから国庫補助金の算定方法というのはどういうふうになっているんですかね。 84 ◯ 企業立地課長(吉永弘治君)  国のほうで運航業者のほうが査定を受けまして、査定を受けた鷹島汽船のほうが国のほうに欠損金はこれだけですと報告をするわけですが、その報告をもって国のほうで査定をして、その査定をした金額に対して国のほうが何割補助を出しますということで確定が来ます。その残りを市と県でお支払いをしているという状況でございます。 85 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  その査定の方法というか、例えば、2つ航路がありますよね。これは国の補助金の算定額というか、パーセントが違いますよね、2つ、航路が。その算定方法というのは、何をもってこの補助額が多かったり少なかったりするんですか。 86 ◯ 企業立地課長(吉永弘治君)  欠損額の報告をした年度年度によって国の査定金額が少しずつ違ってはくるんですが、基本、最低50%となっております、国の補助額が。認められた分があれば、60%補助になったりするという状態にはなってまいります。年度年度によって査定額が変わってはきております。その基準というのは国で決められた基準ですので、何ともこちらのほうで回答することができないんですが、そういう形になっております。 87 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第30.議案第118号「平成25年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」から日程第32.議案第121号「公有水面埋立地の用途変更許可申請に対する意見について」まで、以上3件について一括して質疑を行います。 88 ◯ 8番(安江結子君)  議案第121号で、県知事から意見の諮問があったということですけど、諮問はいつあったのかということと、それから、水路の工事はされている、取りかかられているんじゃないかというふうに見えるんですけど、そこの辺は問題はないわけですか。 89 ◯ 水産課長(石川章浩君)  お答えいたします。  諮問につきましては8月にございまして、縦覧を8月29日までに14日間しております。工事につきましては、港湾のほうで泉地区のほうをされております。今回の用途変更許可申請につきましては、県からの諮問がありましたので、縦覧のほうに供して、縦覧者がいなかったということで県のほうに報告するように、議会の議決を経て出すようにしております。  以上であります。 90 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  ここで暫時休憩いたします。       午後3時22分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後3時35分 再開 91 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第33.議案第122号「消防救急デジタル無線システム整備工事請負契約の締結について」の質疑を行います。 92 ◯ 8番(安江結子君)  制限つき一般競争入札ということで、制限の内容は何だったのかということと、それから、点数か何か決まってあれば、その点数は何点だったのか。  それから、入札が8月12日の14時から始まっておりますけども、契約書も同じ8月12日に契約がなされていますけども、入札から契約されるまでの時間というのはどういうふうになっているのか。開札して、落札者が決定して、契約までの流れというのを時間を追ってお示しをお願いします。 93 ◯ 消防長(前田英彦君)  デジタル無線の制限つきということにつきましては、地域をまず限定させていただいたというのが1つあるところでございます。九州地方ということで今回はさせていただいたところでございます。  点数につきましては、一応県内と県外と分けさせていただいた点数を今回は使用させていただいておりまして、具体的なところはちょっと探してからまた後で──ちょっと待ってください。県外を1,000点でしたかね。県外を1,000点にさせていただいております。県外を1,000点とさせていただいて、総合評定値ということでさせていただいておりまして、県内の本店等がある分の点数は、今回のこのデジタルについては800点ということで公告のほうには示させていただいたところでございます。 94 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  入札の案件でございますけれども、12日に入札を行いまして、入札者が決定しましたので、仮契約書をつくって持ってきていただいてから、すぐに決裁をとったところでございます。 95 ◯ 8番(安江結子君)  時間はどうでしたかとお聞きしましたので、そこのところをお願いします。 96 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  入札自体は12日の14時から行って、1回だけだったので、すぐに入札を終わりました。仮契約書をつくってきていただいて、決裁がおりた時間というのは、ちょっと今、私の記憶の中では、いつ何時だったかというのはちょっと覚えておりません。 97 ◯ 8番(安江結子君)  そしたら、それは総務委員会の審議の中でまた質問が出るかと思うんですけど、それからもう1つ、この契約の請負契約書の中で、7番の住宅建設瑕疵担保責任保険のところの6行、「上記の工事について、」云々があって、「また、受注者が共同企業体を結成している場合には、受注者は、別紙の共同企業体協定書により契約書記載の工事を共同連帯して請け負う。」とあるんですけれども、この契約の相手方は1者なんですけど、これは入札結果一覧では共同企業体となっていないんですけど、これは共同企業体を想定してある契約書なんですか。 98 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  この契約書は標準的な契約約款を採用しておりますので、今回は共同企業体ではございません。 99 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。 100 ◯ 8番(安江結子君)  そうすると、こういう契約書は何といいますか、ひな形があって、それを使ったのでと、そういう意味ですか。この条文が入っているというところは。だから、関係がないところも──関係がないといいますか、省略してもいいようなところが入っている契約書を使っているんですよと、そういう意味ですか。 101 ◯ 建設課長(吉田安秀君)  はい、この契約書につきましては標準な契約書でございますので、ひな形をつくっておるところでございます。 102 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第34.議案第123号「松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(建築 庁舎棟)請負契約の締結について」の質疑を行います。  〔椎山議員 退場〕 103 ◯ 8番(安江結子君)  123号で、まず、市長に伺いますけど、一般競争入札、どのような経過で制限つきの一般競争入札と決められたのかどうか。  それから、入札参加資格者の確認で、1者だけの参加であったことについて、市長はどのようにそのことを判断されたのか。  それから、指名審査委員会への報告はどのようになされたのか。  それから、1者だけの参加では、入札に参加の名乗りを上げただけで、土俵に乗っただけで、価格競争はできていると判断された根拠は何か。  それから、1者応札で競争原理が働くという根拠を、先ほど言いましたけれども、具体的にそれをお示しいただきたい。  それから、地場企業の育成支援がなされると考えられたのは、どういうところから育成支援がなされると考えられたか。  それから、指名審査委員会で一般競争入札を行うことについてどのような検討内容であったのか。  それから、1者だけの応札との報告を受け、指名審査委員会ではどのような検討内容であったのか。  それから、1者だけの応札で一般競争入札の競争原理が働くのかという検討はどのような内容であったのか。  それから、入札参加者の資格要件では、応札者の申請内容と事実確認はどのようにされたのか。事実との食い違いはあったのかなかったのか。  それから、指名審査委員会で指名競争入札としなかった理由は何か。  それから、県内1,000点以上のほかの事業者に指名を出さなかった理由は何か。  それから、1,000点以上と決めた者は誰か。 104 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  安江議員、骨格だけ質問して、あと、総務委員会のほうにこの件については付託されますので、今ぐらいでよろしいですか。いいですか。 105 ◯ 8番(安江結子君)続  いや、総務委員会で審査なされますでしょうけど、総務委員会でどういうことを審査されましたかと後でお聞きするのに、今、申し上げておかないと言う場所がありませんので、言わせていただきます。 106 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  安江議員、総務委員会で審議を十分にするということでなっておりますので、付託をされますから、今、相当な質問事項になりましたので、よろしいですか。 107 ◯ 8番(安江結子君)  そうです。もうあと1点で結構です。  入札担当課の方に伺います。  入札のあり方は、数者ある場合と今回の1者しかない場合は同じ入札の方法かということをお聞きしたいと思います。 108 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  今、数多くの項目を御質問いただいたわけなんですが、私が松浦市の消防本部・消防署庁舎新築工事につきましては、消防本部のほうから都市計画課のほうに積算、設計監理等全般において業務委託を受けておりますので、都市計画課の私のほうからお答えさせていただきます。  ただ、項目が何点かかぶるようなお答えもございますので、私のお答えが一個一個、一問一答にならないかもしれませんが、いましばらくお時間をいただきまして、庁舎の新築工事の概要を含めて御説明させていただきます。  まず、庁舎の新築工事につきましては、契約議案の建築工事であります庁舎棟と庁舎の電気設備、これとは別に、建築工事といたしまして、訓練棟、庁舎機械設備及び植栽の計5件に分割発注する予定をしております。まず、それが1点でございます。  それと、建築の庁舎棟におきましては、さきに実施をいたしました基本設計におきまして、必要な耐震性能、地震に耐え得る性能ですね、これが決定されてございます。国が定める官庁施設の総合耐震計画基準の目標値ということで、対象施設が消防関係施設のうち、災害時に拠点施設として機能すべき施設であることから、耐震性能は最上ランクであります構造体はI類、これは公告の中にも記載してございました。建築非構造部材、A類、建築設備、甲類という、いずれの各分野におきましても最上ランクのものであるということが規定されてございます。  また、消防庁舎の敷地の選定に当たりましても、以前に議会から貴重な御意見をいただきまして、地震時の液状化、こういうふうなことが心配のないようにということと昨今の津波の問題もございます。まさに災害時の拠点施設となり得る最高の耐震性、対災害性を持った場所を選定したところでございます。  さらに、新築する庁舎棟内におきましては、消防救急デジタル無線システムの整備も予定しておりまして、消防救急無線のアナログ波が平成28年5月31日までしか使用できないということから、調整期間も考慮いたしまして、平成27年度中のなるだけ早い時期に庁舎棟を完成させるということが必須条件になってございます。  これらのことから、庁舎棟の建設に当たっては、施工において高度の技術的判断が可能で、かつ全国的に建築資材の価格高騰、品不足、人材不足等が懸念されている中で、資材等の調達も可能で、期間内に確実に完成が見込まれる一定規模の建設業者を選定することが発注者責任として必要であったという判断に至ったところでございます。  請負業者の選定方法に当たりましては、市として類似する入札案件が近年ございませんでしたので、国の基準を準用することといたしました。結果、国土交通省の取り扱いを参考にしたところでございます。  九州地方整備局の建設工事等級別予定価格総合点数表というのがございまして、これによれば、建築工事の予定価格3億円以上7億2,000万円未満の工事において、一般競争入札の参加対象となる建設業者の点数、総合点数が示されておりまして、その資料から判断をして、本入札案件の参加対象となる建設業者の経営事項審査の総合評定値はおおむね1,000点以上と決定したところでございます。  以上が総合評定値を1,000点とした理由でございまして、この条件を満たす建設業者は市内には営業所を含めて1社しかございませんでした。ですので、県内にその範囲を広げまして調査をしたところ、11社が該当したところでございます。また一方で、市の発注工事では市内企業の優先発注を原則としておりますので、市内の建設業者の方にも参画していただけるように、あわせて特定企業体、いわゆるJV方式を採用したところでございます。さらに、設計金額が3億円以上の工事にあっては、松浦市の要綱におきまして一般競争入札の対象となりますので、結果的にJV方式の制限つき一般競争入札としたところでございます。  JVに参加していただく市内業者の条件は、建築一式工事のA級の特定建設業といたしましたので、該当業者は7社となり、うち1社は代表者となり得る業者であったため、私たちがこの入札に際して実施いたしました組み合わせのシミュレーションでは最高7組、少なくとも6組のJVが可能であったと判断したところでございます。  また、1者入札の合法性、妥当性ということのお尋ねなんですが、一般競争入札における1者入札の例は、国や他の地方公共団体においても多くの例がございます。国土交通省や長崎県においても、1者入札については有効であるとの判断を示されております。本入札案件におきましては、事前に仮に応札者が1者であっても入札を執行すると指名委員会のほうで確認しておりますので、その結果においても有効であるとの認識を持っております。  本入札案件は地域要件や経営事項審査の総合評定値に一定の制限は設けているものの、その中で、地元の業者さんも含めて入札に参加できる機会を入札公告として提供しておりますので、結果的に1者入札となりましたが、入札公告の時点で平等に入札に参加する機会を設けていることから競争性は発揮されており、透明性、公平性においても、あわせて妥当であるというふうに考えております。  以上でございます。 109 ◯ 8番(安江結子君)  1者入札で価格競争はできているかという判断はどうでしたかという質問には、まだお答えできていませんけど。
    110 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  一般競争入札において、どの時点で競争原理が働いているかということにつきましては、一般的に公告の時点で広く参加者を求めているところにおいて競争の原理が発揮されているということでございます。 111 ◯ 8番(安江結子君)  1,000点以上の業者を県内で11社ですかね、該当していて、そして、松浦市内のAランクのところが何社かあるので、その11社と松浦市内のところのAランクの業者と組み合わせて、7組から6組が応札されるんじゃないかというふうに判断されたという回答ですけども、松浦市内のA社のほうから1,000点以上持っているところに一緒に組んで応札をお願いしますよということが言えるというふうに判断なされた、そういうことなんですかね。 112 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  通常、一般競争入札のJV方式を採用した場合には、それを組んでいただくのが営業努力と考えております。 113 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ほかにありませんか。 114 ◯ 10番(山口芳正君)  ただいま課長のほうから、事情はるるわかるわけですけれども、非常に高度な、災害どきに対応とか、建物に対して最高のレベルをつくるんだということで、こうした1,000点以上にしたんだということで、明らかに松浦にはないわけですよね。通常、普通ならば、言われることはわかります。地場企業育成、企業の方にどうしてもやっていただきたいという思いがあるならばですね、私は別に最高レベルはできると思うんですね、ちゃんとした図面があって。なぜこうなったのかが、本当に地元の業者にしてみれば、財政がきついときは仕事がなくて、一生懸命頑張ってやられてきた。そして、ここに来て、今から大型事業がどんどん来るかなというときに、こういう事業ですね。目の前にこうした事業が、自分たちは参加できないという線引きをされた。そして、その言いわけとしては、企業体を組んで門を広げておりますよと言われるけどですね、それで本当に地元の方が納得できるものか。それも1者だけだということですね。これは入札参加されんだったけん、あなたたちが悪いですよと、それは言われてもわかるわけですけどもね、確かに入札の制度に違反はしていないと、そう言われております。確かにそうでしょう。それだけで通されたら、地元の業者の方については非常に行政に対して不満を感じる。これからの事業はどうなるんだとか、あると思います。  そして、近くの自治体についても、こういう消防庁舎建て替え、どこでもありよるわけですよね。なぜ松浦だけこれだけしなければならないか。私は素人で、そういう疑問感が湧くというかな、しっかりとその辺は説明をしてほしい。今、課長が自信持って言われたけど、私は納得できません。 115 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  冒頭に申し上げましたとおり、今回の松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事におきましては、分割可能なところは分割しているところでございます。ですので、今後、訓練棟においては分割発注を市内業者に対してするような予定をしてございます。  それと、近年行われております県内の消防署の発注事例でございますが、県央消防署、五島消防署につきましても制限つきの一般競争入札のJVで発注されてございます。  以上でございます。(発言する者あり)  平戸については、制限つき一般競争入札の単独で発注をされてございます。  それとあと1件、壱岐消防署につきましては、規模が小そうございますが、単独の発注をされてございます。  それと、あと1点つけ加えるならば、先ほど来申し上げますように、今後の入札方式がこうなるということじゃなくて、今回の消防庁舎が耐震性能を求めるのが最高ランクであるということについて、確実に成果品を期限内につくっていただくということにおいて、発注者側の責任として一定の制限を設けさせていただきましたということでございます。 116 ◯ 10番(山口芳正君)  それはわかるわけですよね。本当に地元の業者でできないのか。何か地元の業者に対して失礼だと思いますし、建物だから、私はできると思います、図面と設計書とあればですね。その辺がちょっと、出されるなら、後でこういうことにならないように、しっかり説明すべきだったと私は思うとですよね。したと言われるかもしれません。本当に私たちがぱっと聞いたときに、何でやろうかとやっぱり思うわけですよね。その辺が何か腑に落ちないというかな。  そしてあと、今からは部分的に少し分割して出すところもありますよということですけれども、その辺、残りが幾らあるですか。まだどれだけあると思うんですか。 117 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  入札前の案件でございますので、金額等は申し上げられませんが、相当額の金額があるということで、例えば、庁舎棟につきましては、先ほど申し上げました耐震構造基準が構造体がI類、建築非構造部材がA類、建築設備がB類でございますが、今後発注いたします訓練棟におきましての同じ求める耐震性能につきましては、構造体がIII類、建築非構造部材につきましてがB類、建築設備についてが乙類ということで、いずれもランクが下ということで、今回の庁舎の建築についての部分が特殊だったということで御理解いただきたいと思っています。 118 ◯ 10番(山口芳正君)  3回目になります。非常に何か聞けば聞くほど、聞いても、何かしっかり私も納得できないというかな、そういう感じがいたします。特定な仕事ですから、特定建設業者を設定されたという先ほどの説明もあっておりますけども、あと、それに加えて、本当に地元の建設業者の方のことについてどう考えて、この入札制度をされたのか。できないからできないんだと、特定な仕事だからということは先ほど言われたけど、何か地元の建設業者に対してのもう少し配慮というか、何というかな、そういうものが必要じゃないかと、入札する前にですね。そういう思いをつくづく感じます。何かあれば。 119 ◯ 副市長(橋口忠美君)  地元業者への配慮というか、思いを御質問でございましたけれども、私どもとしては、松浦市が発注する公共事業につきまして、地元業者に優先的に発注するという基本的な考え方、これを変えるつもりはございません。今回も別に基本方針が変わったわけじゃございませんで、先ほど都市計画課長がるる説明申し上げましたように、要求されている施設がちょっと特殊の要素があったから、これまでと違う選定方法をやったと、そういうことでございます、簡単に申し上げれば。基本的には地元優先発注を変えていくという考えはございません。  以上です。 120 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  ほかにありませんか。 121 ◯ 9番(高橋勝幸君)  この建物について要求するランクというのがI類とかA類とかおっしゃっていますけれども、この消防署の新築工事に当たっては、今、県央とか五島とか平戸とかおっしゃっていますけれども、このほかの自治体も最高ランクで建てるという前提で仕事を進めてあったんでしょうか。これは松浦だけのやり方。 122 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  私どものほうで調べておりますところでわかっておりますのは、県央消防署については同じランクでございます。平戸市については、問い合わせましたところ、構造体は1ランク下のII類ということで基本設計のときに考えておられたということでございます。 123 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにありませんか。よろしいですか。  〔「ありません」と言う者あり〕  〔椎山議員 着席〕  次に、日程第35.議案第124号「松浦市消防本部・消防署庁舎新築工事(電気設備)請負契約の締結について」の質疑を行います。ありませんか。 124 ◯ 8番(安江結子君)  この指名競争入札の指名の基準というのは、どういうところだったんですか。 125 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  電気工事のAランクの業者の中の特定建設業許可をお持ちの業者さんということで選定をさせていただいたところでございます。 126 ◯ 8番(安江結子君)  特定工事をこれまでしたことがないところは、この指名には全く入らないということなんですか。いろんなところで実績を積まれておっても、特定というのを持っていない事業者は全然指名の対象外だったということですか。 127 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  今回の庁舎の電気工事の発注案件につきましては、先ほど来御説明いたしましたように、耐震性能がAランクの一番上のほうのを求めているということで、技術的水準が高いというふうに客観的に評価できるのが特定建設業の許可であるということから、特定建設業という制限をかけさせていただいたところでございます。 128 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにありませんか。 129 ◯ 9番(高橋勝幸君)  この電気工事についても、今回、地場本店の会社が外されているんですよ。これは特定を持っていないというふうなことなんだけども、本当に地場本店、地元の業者育成の観点でね、そういうことについてのしんしゃくはなされないのか。どうしても特定というのを持っていないと、この工事が電気工事でもできないのか、そこらについての判断をもう一回示していただきたい。 130 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  工事を実際にできるかできないかということについて、地元の業者ができないという判断をしたものではございません。ただ、特定建設業の許可を持っていただいているところのほうが、より経営基盤が高かったり、技術水準が高いということで、私たちが求める要求性能に対して確実に応えていただける業者ではないかということで、今回の庁舎建設、新築工事に当たっては、そういう判断をしたというところでございます。  それと、長崎県の建築部の資料によりますと、県では一般的に発注工事の設計金額が5,000万円以上というところでは、特定建設業の縛りをかけているというふうに聞いてございます。 131 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにございませんか。──なければ、次に、日程第36.認定第1号「平成25年度松浦市水道事業の決算認定について」から日程第39.認定第4号「平成25年度松浦市交通事業の決算認定について」までの認定4件について一括して質疑を行います。ありませんか。 132 ◯ 8番(安江結子君)  水道事業の中で、よその市町村なんかは給水管が老朽化して、それで、工事をして水道料の値上げにはね返ってというところが新聞なんかに出るわけなんですけど、松浦市の水道事業の給水管なんかの維持管理、これからの事業上の見通しというのはどういうふうになっているかというのをお知らせ願いたいと思います。  それから、下水道についても、供給の面積が6割ぐらいなって、供給人口も4,800人とかなっているんですけど、接続率というのはこれと同じなんですか。そこのところだけお願いします。 133 ◯ 上下水道課長(辻 嘉文君)  水道事業におきましては、計画的な老朽管の更新という事業は進めておるところでございますけれども、具体的に今のところ計画書をもって計画を上げているところではなくて、例えば、昨年度、エンマキのほうで配水管が破裂したというのがございますので、そういう関係のところで、本年度はそこら辺を重点的にやるとか、そのようなことで年度を計画的にやっているところでございます。  それにつきまして、水道料金にどうなるかということでございますけれども、現在のところ、この上水道に関しましての水道料金の改定というところは今のところは考えてございません。  続きまして、下水道の接続でございますけれども、3月末現在で大体56%ほどの接続率となっております。よろしくお願いいたします。 134 ◯ 議長(鈴立靖幸君)  よろしいですか。  ほかにございませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。  これより市長提出案件の主管委員会付託を行います。  日程第10.議案第98号から日程第39.認定第4号まで、以上30件をお手元に配付しております委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。  次に、請願の受理報告・主管委員会付託を行います。  日程第40.請願第2号を受理しておりますので、委員会付託一覧表のとおり、所管の委員会へ審査を付託いたします。  次に、陳情の受理報告を行います。  日程第41.陳情第6号を受理いたしておりますので、その写しを各議員に参考のため配付いたしております。  以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。       午後4時10分 散会 ───────── ◇ ───────── この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....