松浦市議会 > 2011-06-20 >
平成23年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2011年06月20日
平成23年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2011年06月20日
平成23年第2回定例会(第5号) 名簿 開催日:2011年06月20日
平成23年第2回定例会(第5号) 名簿 開催日:2011年06月20日

ツイート シェア
  1. 松浦市議会 2011-06-20
    平成23年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2011年06月20日


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開議 ◯ 議長木原勇一君)  おはようございます。  出席議員は全員であります。  NBC、NHK、KTN及びまちづくり推進課から撮影及び録音の許可願があり、これを許可いたしております。  議事に入ります前に、去る6月15日、東京都日比谷公会堂において開催されました全国市議会議長会第87回定期総会におきまして、議員10年以上の表彰状を椎山賢治議員に対し、全国市議会議長会会長から贈呈されましたので、ただいまから議長より伝達を行いたいと思います。 2 ◯ 議会事務局長宮原宗尚君)  椎山議員、御登壇をお願いいたします。 ───────── ◇ ─────────        表 彰 状             椎 山 賢 治 殿  あなたは市議会議員として10年市政の振興に 努められその功績は著しいものがあります。  第87回定期総会にあたり本会表彰規程により 表彰いたします  平成23年6月15日            全国市議会議長会            会長 関 谷   博 ───────── ◇ ───────── (表彰状及び記念品伝達)(拍手)
    3 ◯ 議長木原勇一君)  椎山議員におかれましてはおめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。  これより、議事日程第5号により本日の会議を開きます。  主管委員会付託案件審査報告並びに採決を行います。  なお、議案第58号「平成23年度一般会計補正予算(第2号)」につきましては、各常任委員会に分割して付託した関係上、他の案件を採決した後に審査報告をお願いし、一括して採決することといたしております。  それでは、去る6月3日、総務委員会に付託いたしました案件のうち、  日程第1 議案第52号 松浦市職員の育児休       業等に関する条例の一部改正につ       いて から  日程第6 請願第2号 原子力発電に関する       請願について までの以上6件を一括議題とし、総務委員長審査報告を求めます。 4 ◯ 総務委員長吉原順穂君)(登壇)  おはようございます。  総務委員会に付託の案件につき審査の結果を読み上げ、報告にかえさせていただきます。        審査報告書  本委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告をいたします。          記  事件番号、件名、審査の結果、決定の理由の順に読み上げ報告をいたします。  議案第52号 松浦市職員の育児休業等に関す        る条例の一部改正について  原案可決であります。  平成23年4月1日に施行された地方公務員育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第53号 松浦市税条例の一部改正につい        て  原案可決であります。  地方税法等の一部を改正する法律(平成23年法律第30号)が平成23年4月27日に公布され、同日から順次施行されることに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第54号 松浦市国民健康保険税条例の一        部を改正について  原案可決であります。  地方税法施行令の一部を改正する政令(平成23年政令第44号)が平成23年3月30日に公布され、平成23年4月1日から施行されたこと及び国民健康保険に係る療費負担適正化を図ることを目的として、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第76号 長崎県市町村総合事務組合を組        織する地方公共団体の数の減少        について  原案可決であります。  平成23年3月31日をもって南高北東部環境衛生組合が解散したことに伴い、長崎県市町村総合事務組合の共同処理する団体に変更が生じたものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第77号 市有財産の譲与について  原案可決であります。  昭和22年政令第15号の施行により、神崎免有地から松浦市へ帰属させた土地について、合併前に鷹島町長神崎免駐在主事において締結された協定書に基づき、平成22年8月3日付で松浦市鷹島町神崎地区自治会から公有財産譲渡申請書が提出されたことに伴い、神崎地区自治会に無償で譲渡するものであり、現地調査の結果妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  請願第2号 原子力発電に関する請願につい        て  採択であります。  願意妥当と認め採択し、市長に送付すべきものと決定いたしました。  なお、皆様のお手元に配付しておりますように、請願者より請願事項の一部を訂正したい旨の申し出があり、これを了承の上、審査を行った結果、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。  審査の経緯について、口頭で御報告をさせていただきます。  6月14日、請願者代表である玄海原発と日本のエネルギー政策を考える会の会長である宮本正則様をお呼び出しし、願意についての基本的なお考えをお聞きいたしました。  その中で、会としては、会長さんのお話では原子力の廃止を目指して、それにかわる未来エネルギー政策を目指すこと、また、請願事項の実現に向けての取り組みについては、議会が単独で行動するのではなく、理事者議会が両輪となり、そして玄海原発と日本のエネルギー政策を考える会とのお話し合い、協議をしながら請願事項の実現に向けて行動することを確認いたしまして、そういった趣旨であることを確認いたしました上で審査をいたしました。  請願事項の中に3項目の請願の内容があるわけですが、その中で今ちょっと理事者のほうからも願意と違うんじゃないかという声もちょっと伝わってきましたけれども、会長さん独自としては将来的には原発を廃止して、そして未来エネルギーにかわる電源を求めていくようにということでしたけれども、それはこの願意の第1番目に書いてある──済みません、ちょっと請願書を読ませていただきますかね。  玄海原発の増設の件ですけれども、これについては増設計画が今あるのではなくて、それは今後そういったことも計画をしてほしくない、そういった願意だということでありました。  それと、請願の2項目めにあります電源三法を早急に見直すこと、このことについては今理事者のほうからちょっと願意と違うんじゃないかというのが、請願の内容と違うんじゃないということ、ここだろうと思うんですけれども、将来的には原発を廃止していくということが、ほしいということが請願者の会長のお考えでしたけれども、そうであれば、ちょっと内容的にですね、電源三法──玄海原発がなくなってから三法のことに触れるのは、何か整合性がとれないんじゃないかということを懸念したわけですが、審査したわけですが、現在、玄海原発で稼働しております1、4号機ですか、それについては現在も稼働しております。2、3号機については点検で現在のところは稼働をしておりませんけれども、そういった現在まだ原発が存在していく中ということを念頭においてこの電源三法を早急に見直すように努力してほしいということでありました。  それから、3項目めのことですが、ちょっとこれについては少し内容的にちょっと文面もわかりづらいところもあったんですけれども、重要な一応その電源の3つの電源をこの近くに抱えておるということで重要な位置を示しておると、この松浦市が。だから、テロ対策についてのこれは示しているのですよ、そういったことを請願者及び紹介議員の方から御説明がありましたので、そういったことであれば、これは今本当に鷹島地区住民を中心に、一番近い鷹島地区の住民の方を中心に、また、この30キロ圏内すべてが入る松浦地区の住民としては、本当に心配をしておることであるから、このことについては採択し、市長にこの実現に向かって、なお一層の努力をしてほしいということで採択に至ったわけであります。  以上、口頭で審査の経緯の報告をいたします。  以上であります。 5 ◯ 議長木原勇一君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (吉原総務委員長 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。 6 ◯ 2番(安江結子君)(登壇)  日本共産党安江結子です。  請願第2号 原子力発電に関する請願に賛成の討論を行います。  請願の第1項目には3点にあります。  まず、玄海原発の増設の中止であります。これは福島の原発事故でも集中立地がどれだけ危険であるかが明らかになりました。これ以上の増設中止の要求は当然であります。  次に2点目、使用済み核燃料一時保管倉庫新設の中止であります。これも福島の原発事故使用済み核燃料危険性は明らかであり、中止は市民の要求です。ここで指摘しておかなければならないのは、玄海原発はこのまま運転を続けるなら、あと三、四年で使用済み核燃料の保管が満杯になります。この点からも玄海原発2号機、3号機の運転再開は認められません。  次に3点目、未来エネルギー政策への転換です。未来エネルギーとは再生可能な自然エネルギーへのことだと思いますが、これこそ市民の要求です。特に松浦市では風力や太陽光だけでなく、海の波の力を利用する研究を進めていくべきではないでしょうか。  請願第2項目は、電源三法の見直しについてであります。  日本共産党は6月13日に原発からの速やかな撤退、自然エネルギーの本格的な導入をという政策を提言しましたが、その中で原発立地市町村で先進的な自然エネルギー開発を進め、新しい仕事と雇用を創出していくことも必要です。現行の原発立地自治体への交付金などをこういう取り組みを支援するものに改善し、自然エネルギー開発と地域の雇用創出を促進していきますと述べています。また、原発事故による放射能汚染に県境など関係ありません。特に秋から春にかけて北東の風が吹くときに事故が起きれば松浦市全域が避難しなければならないのは明白です。災害対策のためにも電源三法の見直しは必要だと思います。  請願第3項目は、国の安全基準見直しであります。  国もIAEAに対する報告書の中で、安全基準の根本的な見直しをうたっていますが、これも当然のことであります。と同時に、福島原発の事故後の対応は到底、国民の理解を得られるものではありません。東京電力任せの事故対応では国民に正確な情報は伝えられません。安全基準見直しだけでなく、独立した規制機関が絶対に必要です。  最後になりましたが、市長も認めておられたように、原発安全神話は崩壊しました。どんな技術も歴史的、社会的制約のもとにあり、絶対安全ということはあり得ません。分けても現在の原発は本質的に未完成で危険なものです。そして、一たび重大事故が起こった場合には、他に類を見ない異質の危険が生じることも今私たちが体験させられています。安全な原発などあり得ません。一たび重大事故が起きれば、取り返しのつかない事態を引き起こす原発をとりわけ地震、津波の危険な大きな国、日本において、私たち日本国民が社会的に許容していいのか、現在の原発日本社会は共存し得るのか、それこそが今、福島原発が突きつけている問題です。そのことを指摘して私の賛成討論といたします。(降壇) 7 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。 8 ◯ 3番(下久保直人君)(登壇)  請願第2号 原子力発電に関する請願について、賛成の答弁をいたします。  総務委員会に付託されたこの案件については、先ほど委員長が口頭で詳しく報告されたように2日間の中で慎重に審議がなされました。この請願については、国、県内部九州電力への働きかけ議会請願しているものであります。しかし、国へ働きかけになる意見書の提出はさきに行われた臨時議会で既に採択され、送付されております。そして、九州電力への働きかけについては議会としてもその裁量権を超えるものというふうに見ております。  審査の中では、これまでも市長を初めとする理事者サイド動き等の確認もなされました。3月11日の震災後、市長や理事者サイド、議長についても積極的な働きかけをされているところであります。  また、さきに行われた一般質問でもこの請願に関連した質問が出され、市長の考え方とも同調できる部分が多いのではないかというふうに見ているところであります。  そういったことを勘案しますと今後の議会からの働きかけについては先ほど委員長が言われましたように、市長を先頭に理事者側議会が一緒になっての働きかけを求めるものというふうなことを確認してきたところであり、そのこと受けながら市長に送付すべきものというふうにしたところであります。  今回は、審査中、新聞各社等々からの傍聴の申し出があり、そういった中で一部から議会語学力が問われるのではないかといった心配の声が上がりました。確かにそういったことも考えられますし、指摘も受けるかもしれません。しかし、議会への請願等については別に語学力審査や審議を行うところではないと考えます。市民の声をどう受けとめるか、そのことをしっかりと聞き合わせながら審査の中で議論していくものであり、今回の議論はそういったことを勘案しながらの慎重審議であったと考えます。  議員各位におかれましては、よくよく御理解御賛同賜りますようお願いし、賛成の討論といたします。(降壇) 9 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、討論を終結し、採決いたします。  日程第1.議案第52号「松浦市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」から日程第3.議案第54号「松浦市国民健康保険税条例の一部改正について」まで、以上3件を一括して採決いたします。  議案第52号、議案第53号及び議案第54号、以上3件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第52号、議案第53号及び議案第54号の以上3件につきましては、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第4.議案第76号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について」及び日程第5.議案第77号「市有財産の譲与について」以上2件を一括して採決いたします。  議案第76号及び議案第77号、以上2件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第76号及び議案第77号の以上2件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第6.請願第2号「原子力発電に関する請願について」を採決いたします。  請願第2号に対する委員長報告は採択であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、請願第2号については採択することに決しました。  次に、去る6月3日、文教厚生委員会に付託いたしました案件のうち、
     日程第7 議案第59号 平成23年度松浦市青       島診療所事業特別会計補正予算       (第1号) から  日程第14 請願第3号 義務教育費国庫負担       制度の堅持と30人以下学級の実現       を求める意見書の採択に関する請       願について まで、以上8件を一括議題とし、文教厚生委員長審査報告を求めます。 10 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)(登壇)  文教厚生委員会に付託をされました案件について、審査報告書を読み上げながら報告をいたします。  文教厚生委員会に付託の案件につき審査の結果を、次のとおり会議規則第102条の規定により報告をいたします。  事件番号、件名、審査の結果、決定の理由について申し上げます。  議案第59号 平成23年度松浦市青島診療所事        業特別会計補正予算(第1号)  原案可決であります。  青島診療所事業運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第60号 平成23年度松浦市国民健康保険        特別会計補正予算(第1号)  原案可決であります。  国民健康保険事業運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第61号 平成23年度松浦市介護保険特別        会計補正予算(第1号)  原案可決であります。  介護保険事業運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第63号 平成23年度松浦市福島診療所事        業特別会計補正予算(第1号)  原案可決であります。  福島診療所事業運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第64号 平成23年度松浦市鷹島診療所事        業特別会計補正予算(第1号)  原案可決であります。  鷹島診療所事業運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第68号 平成23年度松浦市診療所事業会        計補正予算(第1号)  原案可決であります。  中央診療所事業運営に必要な収益的支出予定額補正であり、妥当と認められる。  また、経費の流用に関する事項を改めることについても妥当な措置と認められるので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第74号 損害賠償額の決定について  原案可決であります。  松浦市志佐町白浜免2026番地5で発生した松浦市公用車による公務上の事故に対する損害賠償であり、妥当と認め、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  請願第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持        と30人以下学級実現を求める意        見書の採択に関する請願につい        て であります。  採択であります。  願意妥当と認め採択し、政府関係機関意見書を提出すべきものと決定いたしました。  以上であります。 11 ◯ 議長木原勇一君)  これより、委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。 12 ◯ 2番(安江結子君)  議案第68号の診療所事業会計補正予算についてですけど、無償化されて患者さんたちが安心されているかどうかというか、運営上の問題点などはないかということは審議されましたか。 13 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)  診療所事業会計について、今の安江議員の質問でありますが、経営内容について現状は患者さんがどうなっているのか、また、どういう患者さんたちの意見なのかということでお尋ねをいたしたところであります。今のところ、昨年の状況と先生が1人減られておりますので、その分がどうかということで、まだ今現在その状況を見ているところでありますが、変わっていない状況だと思っております。 14 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。 15 ◯ 2番(安江結子君)  請願第3号ですけど、どのように審議がなされたかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 16 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)  請願第3号の義務教育費国庫負担制度の堅持というのは、現在のところ、松浦市自体としては大きく30人以下学級実現というのは、小さい学校ばかりでありますので、ほとんどが30人以下の学校が多いと。ただし、志佐小学校だけが少しこれに該当するのかなと思っているんですが、しかし、全体的に見れば30人学級と、この国庫負担制度というのの堅持を絶対必要であると確認しましたので、採択といたしました。 17 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (白石文教厚生委員長 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。 18 ◯ 14番(鈴立靖幸君)(登壇)  おはようございます。  74号について反対の討論をいたしたいと思います。  冒頭、上程のときも申し上げましたように、公務員たるものは、みだりに職場を離れてはならいと。それから、公務中は市民すべてに対して平等に最高の行政サービスを提供するということは基本中の基本でございます。  そういう中で、最近、交通事故が行われているのは7対3、6対4とかといって相手にも応分の非があるわけでございますが、今回の74号議案損害賠償額決定については全額的に、全面的に公務員としての服務規範の欠落が生じた事故でございます。このようなのに夜の夜中1時、2時まで内職をし、非常に厳しい中で税金を納めている、その税金がそういう欠落者の給与に充てられるということについては非常に私はむなしさを感じるわけでございます。行政は厳しい市民の皆様方の目線に立った行政を遂行いくべきだろうと思っておりますし、私もそのように心に命じているところでございます。  そういうことからしますと、こういうことが起きる、これを沿線上のことだから、たかがたばこだからということでこれを許し、そしてあとは保険で賄うという安易な考え方というものは市民にとりましては到底受けられざるを得ない事案でございます。やはりその指導ができなかった管理職、市長を初め副市長、教育長、そして担当課長、それにかかわる判断をした多くの課長たちもやはり指導力欠落による責任をちゃんと負うべきあると、私はこのように思っております。  公務員たるものは、やはり先ほど申しましたように平等に最高の行政サービスを行っていく、理由なくして職場を離れることはできない。これは公務員の宿命であり、厳しい規範の中で遂行していく立場であります。そのことの自覚を察することができなかった管理職、先ほど申しました方々はしっかりと胸に置いて、自分で自分を律して指導を徹底し、みずから自分たちのちゃんと処分をすべきであると、こういうふうに思う。これを許すならば、今後沿線上で買いが頻繁に行うことを認めることになるということでございます。たかがたばこ、されどたばこでございます。そのことをしっかり私は反対をいたしまして、自分の意思を通そうと思っております。  以上でございます。(降壇) 19 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。──なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第7.議案第59号「平成23年度松浦市島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」から日程第9.議案第61号「平成23年度松浦市介護保険特別会計補正予算(第1号)」まで以上3件を一括して採決いたします。  議案第59号、議案第60号及び議案第61号、以上3件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第59号、議案第60号及び議案第61号の以上3件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第10.議案第63号「平成23年度松浦市島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」から日程第12.議案第68号「平成23年度松浦市診療所事業会計補正予算(第1号)」まで、以上3件を一括して採決いたします。  議案第63号、議案第64号及び議案第68号、以上3件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第63号、議案第64号及び議案第68号、以上3件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第13.議案第74号「損害賠償額の決定について」を採決いたします。  議案第74号に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第74号については原案のとおり可決されました。  次に、日程第14.請願第3号「義務教育費国庫負担制度の堅持と30人以下学級実現を求める意見書の採択に関する請願について」を採決いたします。  請願第3号に対する委員長報告は採択であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、請願第3号については採択することに決しました。  次に、去る6月3日、産業経済委員会に付託いたしました案件のうち、  日程第15 議案第55号 鷹島モンゴル村の設       置及び管理に関する条例の一部改       正について から
     日程第27 議案第75号 損害賠償額の決定に       ついて までの13件及び去る2月25日、産業経済委員会に付託し、継続審査としておりました  日程第28 請願第1号 「今福神社に通ずる       跨線橋(里道)」の機能維持を求       める請願について の以上14件を一括議題とし、産業経済委員長審査報告を求めます。 20 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)(登壇)  本委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告いたします。  事件番号、件名、審査の結果、決定の理由の順に述べさせていただきます。  議案第55号 鷹島モンゴル村の設置及び管理        に関する条例の一部改正につい        て  原案可決。  株式会社鷹島公社が保有する鷹島モンゴル村の資産の譲渡を受けることに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第56号 松浦市水道企業職員の給与の種        類及び基準に関する条例の一部        改正について  原案可決。  国家公務員の退職手当法等の一部を改正する法律(平成20年法律第95号)の施行に伴い、退職後に在職期間中に懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認められる場合、退職した者に退職手当の返納を命ずることができることとするなど、新たな支給制限及び返納制度が設けられたことに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第57号 松浦市営交通事業の企業職員の        給与の種類及び基準に関する条        例の一部改正について  原案可決。  国家公務員の退職手当法等の一部を改正する法律(平成20年法律第95号)の施行に伴い、退職後に在職期間中に懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認められる場合、退職した者に退職手当の返納を命ずることができることとするなど、新たな支給制限及び返納制度が設けられたことに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第62号 平成23年度松浦市簡易水道事業        特別会計補正予算(第1号)  原案可決。  人事異動などに伴う歳出予算の補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第65号 平成23年度松浦市下水道事業特        別会計補正予算(第1号)  原案可決。  人事異動などに伴う歳出予算の補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第66号 平成23年度松浦市松浦魚市場特        別会計補正予算(第1号)  原案可決。  松浦魚市場運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第67号 平成23年度松浦市臨海土地造成        事業特別会計補正予算(第1号)  原案可決。  臨海土地造成事業運営に必要な歳入歳出予算補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第69号 平成23年度松浦市水道事業会計        補正予算(第1号)  原案可決。  人事異動などに伴う収益的収支の予定額などの補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第70号 平成23年度松浦市工業用水道事        業会計補正予算(第1号)  原案可決。  人事異動などに伴う収益的支出予定額の計上であり、妥当と認められる。  また、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第71号 平成23年度松浦市下水道事業会        計補正予算(第1号)  原案可決。  下水道事業運営に必要な業務の予定量及び収益的収支並びに資本的収支の予定額補正であり、妥当と認められる。  また、経費の流用、起債の限度額及び他会計からの補助金を改めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第72号 平成23年度松浦市交通事業会計        補正予算(第1号)  原案可決。  交通事業運営に必要な収益的収支の予定額補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第73号 損害賠償額の決定について  原案可決。  松浦市志佐町高野免124番6付近の県道交差点で発生した松浦市公用車による公務上の自動車人身事故に対する損害賠償であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第75号 損害賠償額の決定について  原案可決。  松浦市調川町下免695番地(松浦魚市場)で側溝ぶたが損壊したことにより発生した事故に対する損害賠償であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  さらに、請願審査についての結果を申し述べます。        審査報告書  本委員会に付託の案件つき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  件名  請願第1号 「今福神社に通ずる跨線橋(里        道)」の機能維持を求める請願        について  審査の経緯  平成23年第1回定例会において本委員会に付託を受け、議会閉会中の継続審査となっておりましたが、去る5月10日及び6月13日の委員会において慎重審査を行いました。  決定及びその理由  願意妥当と認め採択し、市長に送付すべきものと決定いたしました。  以上であります。 21 ◯ 議長木原勇一君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。 22 ◯ 2番(安江結子君)  議案第55号です。レストハウス、バーベキュー施設、ショッピングバザール、これらの施設は抵当権が設定されていたかどうかの確認はされましたか。 23 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)  抵当権云々についての議論はありませんでした。 24 ◯ 2番(安江結子君)  公社の資産は松浦市に寄附することで、松浦市以外の株主の原資の割合は一律かどうかという、そのような、ほかの株主の同意というのはどうなっているかということは審査されましたか。 25 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)  その点については、議論をしておりません。 26 ◯ 2番(安江結子君)  登記料が発生しますけども、どちらが負担するかということはどうですか。 27 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)  このモンゴル村の条例改正及び財政の措置については、この目的が所有する資産を松浦市の資産として一本化することにより資産規模を縮小することで収益性を高めると、このことによって設置者である松浦市と施設を利用して運営を行う指定管理者との区別を明確にするとともに、施設維持費などの負担軽減を図るという大きな目的のための議論を積み重ねてきたわけであります。おっしゃった質問の内容については議論しておりません。 28 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (高橋産業経済委員長 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。 29 ◯ 2番(安江結子君)(登壇)  議案第55号について反対の討論を行います。  レストハウス、バーベキュー施設、ショッピングバザール、これらの施設は抵当権が設定されているかどうか確認ができていない点、それから、もし抵当権が松浦市に移るとなれば、負債を抱えて倒産したときはだれが責任を持つのかという点が不明な点、それから、公社の資産を松浦市に寄附することで松浦市以外の株主の資産の割合は一律かどうか、ほかの株主の同意はどうなっているのかということが不明な点、そして登記料はどちらが負担するのかということが不明な点、このようなことが明らかになっていない段階ではこの55号は賛成できません。また、公社そのものがどうなっていくのか、公社に指定管理を受けさせることがどうなのかと考える時期に来ていることを指摘して私の反対討論とします。(降壇)
    30 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。──なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第15.議案第55号「鷹島モンゴル村の設置及び管理に関する条例の一部改正について」から日程第17.議案第57号「松浦市営交通事業の企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」まで、以上3件を一括して採決いたします。(「分割」と言う者あり) 31 ◯ 10番(久枝邦彦君)  これは55号は分割するべきじゃないですか、分離といいますか。 32 ◯ 議長木原勇一君)  通常はこういう形をとって御本人の了解も得ながら進めておるわけでございますが、確かに今反対討論もありましたので、分割するのが本当ではあると思いますが、ほかの議員の皆さん方、分割しますか。  暫時休憩いたします。       午前10時51分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前10時54分 再開 33 ◯ 議長木原勇一君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第15.議案第55号「鷹島モンゴル村の設置及び管理に関する条例の一部改正について」採決いたします。  議案第55号、委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第55号につきましては原案のとおり可決されました。  次に、日程第16.議案第56号「松浦市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」及び日程第17.議案第57号「松浦市営交通事業の企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」まで、以上2件を一括して採決いたします。  議案第56号及び議案第57号、以上2件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第56号及び議案第57号、以上2件につきましては、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第18.議案第62号「平成23年度松浦市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」から日程第21.議案第67号「平成23年度松浦市臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)」まで、以上4件を一括して採決いたします。  議案第62号、議案第65号、議案第66号及び議案第67号、以上4件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第62号、議案第65号、議案第66号及び議案第67号の以上4件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第22.議案第69号「平成23年度松浦市水道事業会計補正予算(第1号)から日程第25.議案第72号「平成23年度松浦市交通事業会計補正予算(第1号)」まで、以上4件を一括して採決いたします。  議案第69号、議案第70号、議案第71号及び議案第72号、以上4件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第69号、議案第70号、議案第71号及び議案第72号、以上4件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第26.議案第73号「損害賠償額の決定について」及び日程第27.議案第75号「損害賠償額の決定について」の以上2件を一括して採決いたします。  議案第73号及び議案第75号、以上2件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第73号及び議案第75号、以上2件につきましては、いずれも原案のとおり可決されました。  次に日程第28.請願第1号「「今福神社に通ずる跨線橋(里道)」の機能維持を求める請願について」を採決いたします。  請願第1号に対する委員長報告は採択であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、請願第1号につきましては、採択することに決しました。  ここで暫時休憩いたします。  再開は11時10分といたします。       午前10時59分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時10分 再開 34 ◯ 議長木原勇一君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、各主管委員会分割付託案件の審査報告・採決を行います。  去る6月3日、関係常任委員会に分割付託いたしました  日程第29 議案第58号 平成23年度松浦市一       般会計補正予算(第2号) を議題とし、各委員長審査報告を求めます。  なお、念のため申し上げますが、この審査順序は各委員長審査報告、質疑の後、一括して討論、採決を行います。  それでは、まず総務委員長審査報告を求めます。 35 ◯ 総務委員長吉原順穂君)(登壇)  総務委員会に分割付託の案件につきまして審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告書を読み上げ報告とさせていただきます。  事件番号  議案第58号  件  名  平成23年度松浦市一般会計補正        予算(第2号)~関係分  審査の結果 原案可決であります。  決定の理由 第1表歳入の全部及び歳出のうち1款議会費、2款総務費(関係分)、4款衛生費の1項8・9目、6款農林水産業費の3項4目、8款土木費の5項2目、9款消防費は行政事務並びに事業遂行に必要な経費の補正と認められる。  第3表地方債補正についても、妥当な財政措置と認められるので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上であります。 36 ◯ 議長木原勇一君)  これより、委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (吉原総務委員長 降壇)  討論・採決は、各委員長審査報告の後に行います。  次に、同じく議案第58号関係分について、文教厚生委員長審査報告を求めます。 37 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)(登壇)  文教厚生委員会に付託の案件について審査の結果を審査報告書を読み上げまして報告をいたしたいと思います。  本委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号  議案第58号  件  名  平成23年度松浦市一般会計補正        予算(第2号)~関係分  審査の結果 原案可決であります。  決定の理由 第1表歳出のうち2款総務費の1項8目、3項、3款民生費、4款衛生費(関係分)及び10款教育費は、行政事務並びに事業遂行に必要な経費の補正であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上であります。 38 ◯ 議長木原勇一君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (白石文教厚生委員長 降壇)  次に、同じく議案第58号関係分について、産業経済委員長審査報告を求めます。 39 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)(登壇)        審査報告書  本委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号  議案第58号  件  名  平成23年度松浦市一般会計補正        予算(第2号)~関係分  審査の結果 原案可決であります。  決定の理由 第1表歳出のうち2款総務費1項14目、5款労働費、6款農林水産業費(関係分)、7款商工費、8款土木費(関係分)は行政事務並びに事業遂行に必要な経費の補正と認められる。  また、第2表債務負担行為についても妥当な財政措置と認められるので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上であります。
    40 ◯ 議長木原勇一君)  これより、委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。 41 ◯ 2番(安江結子君)  7款.商工費で鷹島モンゴル村再生支援費についてお尋ねします。  一昨年の赤字のもとのバイキングを再開とありますが、どんな内容で進められるのか聞かれましたか。  それから、再生計画についての説明はどのような内容でありましたか、お尋ねします。 42 ◯ 議長木原勇一君)  挙手をお願いします。 43 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)  済みません。もう一回ちょっと質問内容を復唱願います。 44 ◯ 2番(安江結子君)  7款の商工費で、1項8目.鷹島モンゴル村再生支援費についてお尋ねします。  一昨年の赤字のもとのバイキングを再開とありますが、どんな内容で進められるのか。  また、再生計画についての説明はどのようなものの内容でありましたか、お尋ねします。 45 ◯ 産業経済委員長(高橋勝幸君)  再生計画で柱となりますバイキングの再開については、鷹島モンゴル村再生支援業務委託料として388万5,000円の予算を計上してあります。これは1人分の雇用をして、それでバイキングを再開するというふうな内容になっております。  さらに再生計画については、長期の債務と短期の債務がありまして、それぞれの返済計画をもとに払っていくと。大きな全体的な再生計画については今調整中というふうなことを聞いております。ただ、平成22年度の状況でいきますと200万円の赤字、それから23年度は黒字となるような状況で今推移しているということで、頑張っているというふうな状況説明を受けたところであります。 46 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (高橋産業経済委員長 降壇)  これより各委員長報告に対する討論を行います。ありませんか。 47 ◯ 2番(安江結子君)(登壇)  議案第58号 一般会計の補正予算に反対の討論を行います。  今回の補正予算に組まれている事業にすべて反対するものではありません。東日本大震災被災者支援事業、それから福島町の喜内瀬地区の多目的広場整備事業、それから今福中学校運動場整備事業、これらは市民の要求でありましたので、大いに賛成いたします。しかし、7款.商工費、鷹島モンゴル村再生支援事業4,104万4,000円です。内訳はゲルインフォメーションセンター空調機器等修繕料914万2,000円、ボイラーシステム改修、足湯温泉新設、駐車場舗装、それから入り口の左側と正面の分ですけど、2,600万円、モンゴル村バイキング施設購入421万8,000円、それから備品購入が174万4,000円で、先ほど言われたふるさと雇用再生事業で鷹島モンゴル村再生支援業務委託料が388万5,000円、これはバイキングの調理人7月から9カ月分の賃金と聞いています。両方合わせて4,528万9,000円と当初の指定管理料1,224万2,000円、合計5,753万1,000円になります。  鷹島モンゴル村の赤字の原因は、大橋開通の年にバイキングを開始し、バイキングの調理人の方の人件費が高かった点と、それから仕入れ価格を度外視した点と、それからスタッフの接客になれていなかった点などが指摘されていました。  赤字のもう1点は、温泉のボイラーの故障の頻度が高くて、それもあるということで指摘されていました。  また、取締役会は経営について、専門的な意見が出ずに財務体質、経営体質に問題があったと指摘されておりました。これらの問題点を改善しつつ、モンゴル村を観光の核とし、また、重要な雇用の場として再生を図らなければならないということは十分わかります。そして、取締役会の刷新は当然のことです。しかし、市がバイキング施設購入することは5月10日の取締役会で決まれば税金投入ができますか。それはおかしいのではありませんか。  御厨公民館の調理室の壁は破れています。いまだに星鹿公民館のロビーの明かりは故障しています。調川出張所のロビーの床は水はけが悪くてべちゃべちゃしています。そういう市民が毎日使うというところに予算がないと一言で終わって、一方、取締役会で決まったから鷹島公社のバイキングの設備を買うというのは余りにも安易ではありませんか。  バイキングの跡を使って7月ごろから営業を開始したいと説明がありましたが、もう既に営業は開始されています。メニューはカレー、スパゲティなどの洋食でした。料理人の賃金は7月からの補正予算ですけれども、もう現場は動いています。6月分の賃金はどうなっているかわかりません。  公社の再生計画に不透明さを指摘し、モンゴル村関係分について市民が納得できる税金の使い方を示されることを求めて、私の反対討論とします。(降壇) 48 ◯ 議長木原勇一君)  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第29.議案第58号「平成23年度松浦市一般会計補正予算(第2号)」を採決いたします。  議案第58号に対する各委員長報告はいずれも原案可決であります。  各委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第58号については原案とおり可決されました。  ここで議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。       午前11時25分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時45分 再開 49 ◯ 議長木原勇一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、休憩中に開催されました議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。  議案提出議案として、請願第3号が採択されたことに伴う「義務教育費国庫負担制度の堅持と30人以下学級の実現を求める意見書の提出について」を本日の日程に追加上程することに協議が整いましたので、御報告いたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしておりますとおり、議案提出議案1件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  異議なしと認めます。よって、議員提出議案1件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。  これより議事日程第5号の2により、議員提出議案の上程・説明・審議を行います。  日程第30 議員提出議案第2号 義務教育費       国庫負担制度の堅持と30人以下学       級の実現を求める意見書の提出に       ついて を議題とし、提案理由等について提出者の説明を求めます。 50 ◯ 14番(鈴立靖幸君)(登壇)  先ほど議会運営委員会を開催いたしましたので、その内容について皆様方に御報告いたしたいと思います。  議員提出議案第2号  松浦市議会議長 木 原 勇 一 様   提出者 松浦市議会議員 鈴 立 靖 幸   賛成者    同    山 口 芳 正          同    高 橋 勝 幸          同    崎 田 廣 美          同    久 枝 邦 彦          同    椎 山 賢 治  義務教育費国庫負担制度の堅持と30人以下  学級の実現を求める意見書の提出について  標記議案を別紙のとおり会議規則第14条の規 定により提出いたします。  提案理由を朗読いたします。  義務教育費国庫負担制度の堅持と30人以下  学級の実現を求める意見書  義務教育は憲法の「教育の機会均等」と「義 務教育無償の原則」に基づいて、子どもたち一 人ひとりに国民として必要な基礎的資質を培い、 日本の未来を担う子どもたちを心豊かに育てる 使命を負っています。未来を担う子どもたちに 対し、一人ひとりに国民として必要な基礎的資 質を培うための豊かな教育を保障することは、 国の社会基盤形成の根幹ともなるものです。義 務教育の全国水準の維持向上や機会均等の確保 は国の責務でもあります。  しかし、平成18年度において、義務教育費国 庫負担制度は堅持されたものの、義務教育費の 国庫負担率は2分の1から3分の1に引き下げ られました。また、地方分権改革推進委員会は、 平成21年11月9日に発表した第4次勧告で国庫 補助負担金の一括交付金化にかかわり「社会保 障や義務教育関係を除く。」としていますが、 政府は地域主権戦略会議を立ち上げ、都道府県 から市町村への権限移譲を検討し、「国の義務 づけ、枠づけ」についても検討される予定です。  現在、義務教育費国庫負担金が減額された分 は地方交付税で措置されており、平成23年度予 算の地方交付税は、約17.4兆円(前年度比 2.8%増)で国庫負担率変更前の水準に戻され
    ていますが、一括交付金化を見越した増額であ り、義務教育にとって恒久的に安定した財源と はいえません。全国的な教育水準を確保し、安 定した地方財源を構築するためには、義務教育 費国庫負担率の2分の1に復元すべきです。  加えて、社会の変化とともに子どもたち一人 ひとりを取り巻く環境は変化し、教育諸課題や 子どもたちの安全確保等の課題が山積していま す。教育環境整備を一層すすめるとともに、地 方において地域の実情に応じた多様な教育が可 能となるよう、きめ細かな取り組みも一層必要 になります。教育予算は未来への先行投資であ り、子どもたちに最善の教育環境を提供してい くことは社会的な使命です。  よって、政府におかれては、次の事項につい て実現されるよう要望します。          記 1.義務教育費国庫負担制度については、制度  を堅持し国の負担率を2分の1に復元するこ  と。 2.30人以下学級を進め、長期的展望に立って  学校現場に必要な教職員の人員を拡充するこ  と。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書 を提出します。  平成23年6月20日        長崎県松浦市議会  以上でございます。 51 ◯ 議長木原勇一君)  以上で提出者の説明が終わりました。  お諮りいたします。  日程第30.議員提出議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (鈴立議員 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第30.議員提出議案第2号「義務教育費国庫負担制度の堅持と30人以下学級の実現を求める意見書の提出について」を原案のとおり可決することに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議員提出議案第2号については、原案のとおり可決されました。  なお、ただいま可決されました意見書につきましては、本日付をもって関係機関に対し提出いたしますので、御了承を願います。  以上で予定されました議事は終了いたしましたが、この際、お諮りいたします。  今期定例会において議決されました議案について、その条項、字句、数字、その他整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  異議なしと認めます。よって、さよう取り計らうことに決しました。  以上をもちまして今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  これをもちまして平成23年第2回松浦市議会定例会を閉会いたします。       午前11時53分 閉会 ───────── ◇ ───────── 上記のとおり会議録を調製し署名する  議  長   木 原 勇 一  署名議員   久 枝 邦 彦  署名議員   尾 野 一 男 この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....