平戸市議会 > 2024-03-22 >
03月08日-04号

  • "契約"(/)
ツイート シェア
  1. 平戸市議会 2024-03-22
    03月08日-04号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和 6年 3月定例会               開議 午前10時 ○議長(松本正治君)  おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 欠席の届出が山内政夫議員よりあっておりますので、御報告いたします。 日程第1、「議案第13号の訂正について」、日程第2、「議案第27号の訂正について」、日程第3、「議案第45号の訂正について」を一括議題といたします。 今般、市長より議案第13号及び議案第27号並びに議案第45号について訂正をしたい旨の申出があっておりますので、ここで市長の発言を求めます。 ◎市長(黒田成彦君) 登壇  議長のお許しをいただきまして、議案質疑に入ります前に、今回の議案の訂正についておわびを申し上げます。 今回の訂正議案は、議案第13号「平戸市介護保健条例の一部改正について」、議案第27号「平戸市企業職員給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正について」及び議案第45号「令和6年度平戸市市営交通船事業会計予算」に係る3つの議案に関する訂正でございます。 訂正の内容でございますが、議案の原稿を作る過程で、議案第13号が改正する別表への追加漏れ、議案第27号は改正条例案本文中の誤りの訂正、議案第45号は給与費明細書説明欄の記載誤り、予定貸借対照表の記載誤り、予定損益計算書数値誤りでございます。 いずれも内部チェック体制が十分でなかったために生じたもので、交通船事業会計は、9月議会に続いて今年度2回目でございます。議会への提出後の訂正差し替えということで大変御迷惑をおかけし、あわせて不信感を抱かせましたことを誠に申し訳なく心からおわびを申し上げます。 今後は担当職員を含め、改めて組織挙げての内部チェック体制を十分に行い、スキルを上げるよう努めてまいりますので、何とぞ御理解くださいますようお願い申し上げます。誠に申し訳ございません。 この後、詳細につきましては、担当部長より説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松本正治君)  今回の議案訂正についてでありますが、昨年9月定例会においても上程後の議案訂正があり、再発防止に向けた対策を講じるよう強く要請したところであります。 理事者におかれましては、このたびの事態に対し、多くの議員より厳しい声が上がっておりますことを真摯に受け止め、議案の提出に当たっては、部内等において複数の目によるチェックを行うなど、再発防止策をこれまで以上に徹底するよう厳重に注意いたします。 それでは、「議案第13号の訂正について」、説明を求めます。 ◎福祉部長尾崎利美君)  このたびは、大変御迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。 議案第13号「平戸市介護保険条例の一部改正について」の訂正について、本日配付させていただいておりますようにて説明をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 別紙(1)議案第13号関連につきましては、別表に指定介護予防支援事業者指定申請手数料1万円、及び指定介護予防支援事業者指定更新申請手数料7,000円の欄を追加するための訂正をお願いするものでございます。 この訂正は、介護保険法の改正により、令和6年度より居宅介護支援事業者介護予防支援事業者の指定を受けることができることとなったことから改正が必要となっておりましたが、議案の確認等を行ったため、ミスの発見が遅れたものでございます。 今後におきましては、細心の注意を払い、複数体制での確認や各法令との整合性を確認するなど、二度とこのようなミスがないよう再発防止に努めてまいりたいと思っております。 議会提出後、議案説明を行った上に、このような事態になりましたことを深く反省しております。どうぞ御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(松本正治君)  ただいまの説明に対し質疑はございませんか。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  次に、「議案第27号の訂正について」、説明を求めます。 ◎病院局長小出圭治君)  大変御迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。 議案第27号「平戸市企業職員給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正」につきまして、訂正について本日配付させていただいております別紙(2)によりまして御説明をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、訂正箇所2点につきまして御説明させていただきます。 1点目でございます。パートタイム会計年度任用職員に対し、勤勉手当を支給できる改正を行うため、第2条第4項を削り、第2条第1項にただし書きを追加しておりました。これは「期末手当」を「手当」と改めることにより、その他の手当を支給可能となるように改正するものを提出したところでございます。 しかしながら、地方自治法第203条の2第4項により、令和6年度より「期末手当又は勤勉手当を支給することができる」と規定されていることから、第1項にただし書きを追加するのではなく、第2条第4項に勤勉手当を追加するように訂正するものでございます。 2点目でございますが、改正条例案文中、末尾の第25条第1項中「第15条及び第18条」を「及び第15条」に改め、以下、フルタイム会計年度任用職員と言うを削るとなっておりますが、これをアンダーライン部分の「削る」を削り、「同条第2項中第18条を削る」と訂正するものでございます。 第25条第2項に係る改正部分が欠落しておりました。この改正を訂正を行わなければ、令和6年度からの支給予定としておりますパートタイム会計年度任用職員勤勉手当支給対象とならないこととなります。 今回議案を作成する際に転記ミスが生じたことが原因でございます。またさらに作成した議案の確認等を怠ったため、ミスの発見が遅れたものでございます。 今後につきましては、複数の目で確認することはもちろんのこと、例規を再度確認し、二度とこのようなミスがないように努めてまいりたいと考えております。 議会提出後、議案説明を行った上に、このような事態になりましたことを深く反省しております。どうぞ御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(松本正治君)  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  では、次に、「議案第45号の訂正について」、説明を求めます。 ◎総務部長野口雅文君)  初めに、9月議会においても交通船補正予算議案において訂正をお願いした上に、さらに本3月定例会におきましても同様の訂正をお願いすることとなってしまい、深く反省をし、心よりおわび申し上げます。 それでは、資料に沿いまして説明をさせていただきます。 (3)の議案第45号関連でございますが、議案9ページの令和6年度平戸市市営交通船事業会計給与明細書についてでございますが、上段に訂正前、下段に訂正後を提示しております。訂正後のほうを御覧いただきたいと思いますが、中段、児童手当の欄ですけれども、「児童手当の拡充による増加分」という文言が漏れておりましたので、加えさせていただいております。 それから、それぞれの項目が、訂正前のほうですけれども、「増減分」という表示が説明欄等にございますが、増加分だけしかございませんので、表現を「増加分」と改めさせていただいております。 それから、訂正前の分で児童手当欄に「(令和5年度人事院勧告に伴うもの)」という括弧書きがありますけれども、これを削除しております。 次ページお願いいたします。議案の13ページ、令和6年度平戸市市営交通船事業予定貸借対照表の当年度未処理欠損金及び欠損金合計欄マイナスをしておりますけれども、そのマイナスを削除しております。 次ですけれども、議案14ページの令和5年度平戸市市営交通船事業予定損益計算書について説明をさせていただきます。 次ページお願いします。次ページが修正前でございますが、下段のほうに原因を記しております。 まず最初に、この予定損益計算書を作成するに当たっては、予備費予算額消費税予算額については、数字を中に含めて行うという調整をした上で、この損益計算書を作っております。 予備費につきましては、②の燃料潤滑油の中に含め、消費税については、1番の欄の雑収益のところで差引きをした数値を計上しているところです。この際、訂正前の分で言いますと、マイナス56万9,694円という形になっておりますけれども、本来であれば収入から支出を引いて計上するところを数値を取り間違い、支出から収入を引いたためマイナス表記となったものです。 この数値の訂正をしますと、システムで出ました純損失の額に差異が生じてしまいます。この時点で調整が間違えているということに気づけばよかったんですが、気づかずにその差異分を②の燃料潤滑油の中で相殺をして作成したというのが事実でございます。 修正後をお開きください。網掛けの部分が修正を今回した部分になりますけれども、②につきましては、同様に予備費税抜き分燃料潤滑油で相殺を含めた形で相殺をしております。 消費税分につきましては、雑収益、それから雑支出の欄でそれぞれ入りと出を提示し、相殺はせずに訂正をしているところです。 説明は以上でございますけれども、今回の間違いの原因につきましては、単純な人為的ミスであり、チェック体制が甘かったためであります。申し開きができない状況であります。心からおわびを申し上げます。 今後は、議案の作成時期をもっと早め、企業会計に精通した課内の職員のチェックを受けながら、システム化により希薄となった複式簿記スキル向上に努め、私も含め、議案提出の重みを再度自覚いたしまして事務に当たってまいります。議会に対しまして大変な御迷惑をおかけいたしましたこと、誠に申し訳ございませんでした。 以上でございます。 ○議長(松本正治君)  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  それでは、会議規則第20条第1項の規定により、議案の訂正についてお諮りいたします。 「議案第13号の訂正について」、これを承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  御異議なしと認めます。よって、「議案第13号の訂正について」はこれを承認することに決しました。 次に、「議案第27号の訂正について」、これを承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  御異議なしと認めます。よって、「議案第27号の訂正について」はこれを承認することに決しました。 次に、「議案第45号の訂正について」、これを承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  御異議なしと認めます。よって、「議案第45号の訂正について」はこれを承認することに決しました。 ここで、職員に訂正後の議案を配付させます。  〔議案配付〕 ○議長(松本正治君)  配付漏れはございませんね。  (「はい」と呼ぶ者あり) これより議案質疑を行います。 議案質疑におきましては、申合せ事項を遵守していただき、意見、要望等は避け、できる限り大綱的に行うとともに、細部にわたっては委員会に一任していただきますようお願いいたします。 日程第4、議案第2号から日程第29、議案第27号までの26件は、条例案でありますので一括質疑を行います。ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  議案第2号から議案第27号までの質疑を終結いたします。 日程第30、議案第28号の質疑を行います。 質疑は、事項別明細書により区分して行いますので、ページ数を明示してからお願いいたします。 歳入全部、9ページから14ページまでの質疑を行います。 ◆15番(竹山俊郎君)  22ページ園芸用リースハウスの整備。  (「まだ」と呼ぶ者あり) まだ。(発言する者あり) ○議長(松本正治君)  竹山議員、9ページから14ページまで、歳入全部です。  (「ああ、歳入ね」と呼ぶ者あり) 歳入はよろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(松本正治君)  続きまして歳出全部、15ページから28ページまで、また3ページの第2表繰越明許費補正、4ページの第3表債務負担行為補正、5ページの第4表地方債補正もあわせて質疑を行います。 ◆15番(竹山俊郎君)  22ページ園芸用リースハウス整備事業、この1,805万7,000円が今の時点で補正になった要因、これについてお尋ねします。 ◎農林水産部長下川隆利君)  お答えいたします。 6款1項3目説明欄1、園芸用リースハウス整備事業1,805万7,000円でございます。これにつきましては、本年度、アスパラガスハウス3戸の支援を予定し、進めていったところでございますが、JAが実施した入札等によりまして事業費が大きく減少いたしました。 この残った国費につきまして国と協議した結果、今年度に有効活用してはどうかというところで、令和6年度に整備を予定していたイチゴハウス1戸を今回追加をさせていただきまして、前倒しをして整備を予定したいというふうに考えてございます。事業費の内訳もよろしい、いいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) 以上です。 ◆15番(竹山俊郎君)  アスパラハウス入札執行残が出たので、イチゴハウス1棟分の補正をしたということですが、この補正によってイチゴハウスの建物、この着工ちゅうのは昨年も遅れて一番稼ぎどきに稼げなかったちゅう事例がありますけれども、この補正によってその工期遅れとかなんとか解消できるのかどうか、そこら辺をお願いします。 ◎農林水産部長下川隆利君)  この前倒しで行うことによりまして、イチゴの収穫が早めに収穫できるようになるということで、令和6年度当初にした場合は、どうしても国の予算措置等の関係で少し遅れてまいります。なので、数か月早まることによって、その辺が解消できるものと考えております。 以上です。 ◆15番(竹山俊郎君)  直接この補正額とは関係ないんだけど、やはり新規就農者ということで、随分とこうやっぱり知らない土地に来て、いろんな気を使っているんじゃないかと思うんですよ。 それで、担当部署として、もう少しこの新規就農者に対してやっぱり気を配って寄り添う、そういうことをしていただきたいなと思うんですけど、だから部長が、担当課の職員も少ないかもしれませんけれども、なるべく要所要所で不安を抱かないように努めていただければ幸いかなと思いますけど、いかがでしょうか。 ◎農林水産部長下川隆利君)  議員おっしゃるとおり、知らない土地で農業を開始されるということですので、県や生産団体、それから市が一体となって生産者を支援していくということは、本当に重要なことだと考えておりますし、私も職員に対してそのように指導していっております。 関係各課とも、関係部局とは常に連携を取りながら、新規就農者の支援に努めたいと考えております。 以上です。 ○議長(松本正治君)  ほかの議員さん、ございませんか。 ◆2番(池田稔巳君)  20ページ公衆便所維持管理事業のところでお伺いしますけど、これはそもそも最初の予算からこの減額になったその理由があるんでしょうけど、これを少し詳しく、もう少し説明してもらえますか。 ◎市民生活部長平松貫治君)  お答えいたします。 ここの公衆便所維持管理事業につきましては、市内13か所の公衆便所維持管理経費を予算計上しているところでございますが、この中に、実は浦の町の公衆便所解体工事を予算計上いたしておりました。 このことにつきましては、このトイレにつきましては平成4年度に整備した公衆トイレでございまして、平成4年3月に公共施設等総合管理計画の第1次アクションプランで、近隣に交流広場トイレがあるということで廃止を検討した上で、そのような中、令和4年10月に区長会の陳情の際に、施設の廃止及び解体について浦の町区長から口頭にて市長に対して廃止の要望が出されたところでございます。このことを受けまして、令和5年度当初予算において施設解体工事の予算を計上いたしました。 それで、そのような中、令和5年11月に浦の町の行政区から、再度やっぱり町内で公衆トイレの在り方について協議を行った結果、観光バス等で訪れた多くのお客様が現在も利用しておられると。近隣には交流広場トイレはありますけれども、公衆トイレの数が少なくて、一度に多くのお客様が来られたとき、やっぱり困っている状況が見られるということから、やはり一定の改修を行った上で存続していただけないかという要望をいただいたものですから、そこを要望を酌み取った上で、今回一定の改修を行いましていきたいということで、解体工事事前事後調査の委託料を減額するものでございます。 経過としては、以上でございます。 ◆2番(池田稔巳君)  大体近くにトイレがあるということで、解体ということで私どもは納得して聞いておりましたけれども、トイレが足りないということで言うならば、バランス的に考えるならば、これは議案外になりますけど、この駐車場トイレも解体したままにしてですよ、誰も要望をしなかったからという話になるでしょうけど。 そして、この管理が、地元がもうできないからということでの解体と聞いていましたけれども、この後また管理とそれから維持料が出てくると思いますが、これはもうそこはもう仕方ないということで認めて、観光客が足りないって近くの人たちが言って、その全体的なアンケートを取ってからやるならまだしも、何かその大きな声を上げた人がおったりなんかするのか知りませんけどね。そこら辺を言ったもの勝ちで残るというようなことはするようなことではちょっと、市としても計画をしとって、ころころ変えるようなことではいけないと思いますが、そこは毅然として解体と決めたら解体をするようなことで、せっかく、じゃあ市民にしてみれば、市の駐車場のところは今度要望があったらするのかという話に私はなっていくと思います。まあそれは議案外ですけど、そこら辺は考えてちゃんとやっていますか。今後は、また管理はそして誰がやっていくんですか。 ◎市民生活部長平松貫治君)  議員の御指摘も分からないわけでもないですけれども、浦の町の公衆便所そのものが、浦の町での要望から現在まで計画していきたいという経緯がございます。なので、今後につきましては、管理を浦の町にお願いしたいということを条件をつけて今協議を行っているところでございますので、そこら辺は浦の町での管理をお願いするということで考えているところでございます。 以上です。 ◆2番(池田稔巳君)  お願いはそれはしなきゃいけませんが、結局お願いしとってできないっていうことになって、もう維持管理できないからもう壊してもいいですよという話になったと聞いていますよ。 また、その契約というか、その管理は見ますよっていうふうな手続をしたにしても、この時代の進み方にしてみれば、高齢化もあって、当時の方々がおられなくなれば、また管理ができなくなりましたという話で言ってこられたときに、じゃあ、どこがしますかと言うことになりますよ。また。 そこら辺は徹底して、またどうせトイレも古いところもありますから、浄化槽の整備等なんかも出てくるんじゃないですかね。それをまたしてくれという話にやっぱりなってくると思いますから、ほかにも公共的に考えればトイレの足らないところはいっぱいあって、しなきゃいけないところもあるんですから、そこはもうバランスを考えて今後はやってもらわないと、そこだけが、交流広場にもあそこにはあって、バスターミナルにもある、そういうところに集中して、それじゃなくてバランスを考えてやってもらわなきゃいけないと思いますので、よくよくそこは計画をしていただいて、管理も最後までやっぱりしていただくようにお願いを、契約なりしてってもらわないと困ると思いますので、注意しとってください。 ◎市民生活部長平松貫治君)  議員の御指摘もごもっともだと思います。しかしながら、今回ばかりは、浦の町地区からの再度、いろんな悩まれたと思います。結果、このような要望につながりましたので、そこは我々としてもやっぱり民意を反映していくということが責務でございますので、そこら辺も含めて適正に管理を行っていければというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(松本正治君)  ほかの議員さん、ございませんか。  (「ちょっと今ので」と呼ぶ者あり) ◆7番(松尾実君)  市民生活部長の答弁で、観光客というような、が利用というお話でちょっと気になったんですけど、観光客の方は、交流広場に止まってトイレのしたい方はもう既にそこにあるわけですので、あそこのトイレを利用する頻度というのはそうないと思うんですよね。 そうした中に、あと一つは、地区の方の管理をしていただくというような強い条件というのをつけなければ、また同じようなことの繰り返しで管理ができなくなったのでという話になると思うんですけど、池田議員の質問に対して、まあしていただくだろうというような感じの何か推測的なお話の答弁だったので、その辺はきちんともうしていただく条件でというふうに言っていただければ納得できるんですけど、その辺をもう一度確認したいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎市民生活部長平松貫治君)  先ほど観光客がと言われるのを申しましたのは、浦の町からの要望の内容としてそのような表現があったということでございます。御指摘のとおり、そこは浦の町地区に清掃管理お願いするということで、お願いしたいということで考えております。よろしくお願いします。 ◆7番(松尾実君)  お願いしたいじゃなくてお願いするという条件をつけなければ、また同じような話になるよということで池田議員は言っていたと思うんですけども、お願いしたいじゃなくてお願いする条件で、今後継続するという形を進めていかなければ、同じことの繰り返しになるということを言いたいんですよ。いいでしょうか。 ◎市民生活部長平松貫治君)  おっしゃるとおりお願いする条件で交渉してまいりたいと思います。よろしくお願いします。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ◆18番(近藤芳人君)  議案質疑というのは、この後、委員会につなぐためのまず大綱議案に対する基本的な内容を聞くものだと私は理解しておりまして、議長も冒頭そのような内容での質疑をお願いしたいということをおっしゃったと理解しております。 今いろんな質疑が出ておりますが、おっしゃっていることはごもっともだと思うんです。ただ、議案質疑としてこういう条件をつけないと駄目だろうっていうね、そういった辺りまで、議長も何か少しもぞもぞしながら、少し微妙な感じで反応されていたのをずっと私も見ておりました。 いろんなグレーな部分の質問ってあると思います。ここからよくて、ここから駄目という。そこにはグレーな領域があると思いますが、今のレベルが議長として許されるのであれば、今後とも同じルールでいかなきゃいけませんので、そこははっきりさせておいてください。今のはいいんですか。 ○議長(松本正治君)  今、議事進行ということで近藤議員のほうから、先ほど来の質問の形態についての意見が出されております。それで最初に私のほうでも申しましたように、質問については大局的に、要望等については避けていただき、委員会でということでお願いしております。 そういったことから議員の皆さんにおかれましては、気になる点は多々あるかと思いますが、簡潔に明瞭な質問もない、そしてその後についての詳細については委員会に付託していただくということで、特に要望等については、これは度々議会でも出ておりますけど、私はそういう思いは十分理解できますので、そこら辺、その当該委員会の委員さんとお話をしたりして、自分の形を伝えていただき、今回の場合は新年度の予算に反映していただくようなそういうふうな考えで取り組んでいただきたいと思います。 今回の件につきまして、今、近藤議員のほうからもありましたけど、若干ファジーな部分が、微妙な部分がございます。ですから、まず私のほうから再度確認という意味で議案質疑については大綱的に行い、要望等は極力避けていただき、後については委員会に付託していただくということで、皆さんの了解をいただければと思います。そういったことでよろしいですか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) では、そういったことで、今後の議案質疑についてはよろしくお願いいたします。 議案第28号について質疑を続けます。質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  では、議案第28号の質疑を終結いたします。 日程第31、議案第29号から日程第33、議案第31号の3件は、特別会計補正予算でありますので、一括して質疑を行います。 ◆14番(吉住威三美君)  31号の工業団地ですけど、入札結果とかなんとかで減額は分かりますが、この立ち木補償分がどうしてこのように差異が出たのかをお尋ねします。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  立ち木補償につきましては、当初3,195万4,000円を計上しておりました。実績として2,500トンで5万円という形で、立ち木補償については減額としては690万4,000円の減額となっております。これは補償費の確定による部分での減額ということでなっております。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、それは、立ち木補償で補償金の差が安うなったと分かるばってん、当初はどういう見積りをして、三千何百万円を上げて2,500万円で済んだとかというのか。例えば、木の本数を数え間違うったとか、何かなければ安うならんわけだから、なぜ安うなったのかというのをお尋ねしているんですけど。私は。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  この立ち木補償の木の単価というか、その額が、県の林業公社のほうが、毎年その単価がこう変わっております。それで平成5年度においては、その単価が、令和4年度に比較して下がったということがございます。最終的には、その令和5年度の単価で、本数と逆算してというか、精査をした上で、立ち木補償をしたということで、額としては下がったというところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  あのね、あんたの説明おかしかとよ。見積もったときは令和4年度で見積もった。令和5年度は安かったって言うちゃろ。初めからそう言えばよかっちゃ。いや、本数が間違えたのかなと思って聞いたけど、本数は変わらんやったし、単価が安くなったということですから、それはそれでいいんですけど、やっぱり聞いとることに対して的確に答えてもらわんとね、さっきから言うごと、予算から差があけば、690万円の差が出たというのは、それは分かるんですよ。資料を見れば。ただ、なぜ下がったかというのは、あなたが最後に言うたとが、まあそんなら納得できるけど、計画段階では令和4年度の単価で計画したけど、実際令和5年度は、実際令和4年度よりも安く上がったということで安くなったということでしょうから、それはそれでいいんですけど。 そういうようにね、やっぱり計画する段階と実施段階の差は、もちろん計画は想定でするわけですから出てくると思いますが、今後については十分注意をしていただきたいと思います。 終わります。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  大変申し訳ございませんでした。以後、十分注意して答弁をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松本正治君)  ほかの議員さん、ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  まだまだ。まだです。(発言する者あり) 次に、議案第29号から議案第31号の質疑を終結いたします。 日程第34、議案第32号から日程第36、議案第34号の3件は、事業会計補正予算でありますので一括して質疑を行います。質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  議案第32号から議案第34号の質疑を終結いたします。 日程第37、議案第35号の質疑を行います。質疑は事項別明細書により区分して行いますので、ページ数を明示してからお願いいたします。 まず、歳入全部11ページから52ページまでの質疑を行います。歳入はよろしかったですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  次に、歳出、1款議会費から5款労働費、53ページから112ページまでの質疑を行います。よろしかったですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  では、質疑を終わります。 次に、6款農林水産業費から8款土木費、113ページから154ページまでの質疑を行います。 ◆15番(竹山俊郎君)  132ページ説明欄7のアルベルゴ・ディフーゾタウン受入体制支援事業、この454万8,000円なんですけど、たしか一般会計補正予算のほうで600万円の減額になっていましたけど、この受入体制支援ちゅうのは、どういうその受入体制をするのか、これはどういった人たちが、団体とかそこら辺で受入体制を行うのか、聞かせていただきたいと思います。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  お答えいたします。 アルベルゴ・ディフーゾタウン受入体制支援事業でございますけれども、この事業につきましては、アルベルゴ・ディフーゾタウンを推進していく上において、令和5年度において九州大学地域デザインスクール、そこからの政策提言を受けまして、それを具現化するために予算化した事業でございまして、内容的には委託事業にはなりますけれども、おもてなしの体制構築ということで、専門家の招聘によるおもてなしの向上ということでの勉強会ですとか、あと既存商店街等でのワークショップの開催、あと「おもてなしガイドブック」の作成ですとか、あと商店主や旧町地区でのエリアの有志によるおもてなし隊の結成とか、そういうのも予定をして予算化した事業でございます。 以上でございます。 ◆15番(竹山俊郎君)  この受入体制の支援ちゅうことで、委託事業かなんかでどこかにぽんと任せるのかなと思っていたんですけれども、地元も関わっていくということでございますので、それでいいのかなというふうに思います。 それともう一つ、136ページ説明欄8、推進事業なんですが、これは大体これだけの予算を組むということになれば、ある程度目安があって予算立てをしたと思うんですが、そこら辺の内容について詳しく聞かせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  説明欄8のアルベルゴ・ディフーゾタウン推進事業についてでございますけれども、この事業につきましては、今年度、国の事業を受けてソフト事業や調査事業をやっておりますけれども、これを具現化するための予算ということで、内容的には予算総額は7,235万8,000円予算措置をしておりますけれども、そのうち6,500万円が補助金という形で予算措置をしております。 この内容につきましては、このアルベルゴ・ディフーゾ推進をするに当たりまして、国の事業、これが観光庁の歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業というのがございまして、その補助を活用して、宿泊関係の店舗改修ですとか、飲食店の改修ですとか、そういうのに事業としてこう使えるわけですが、その国の事業を活用して、その国の事業が補助率が2分の1で最大2億円が上限として国の事業予算がメニューがございます。その補助金を活用した残りの補助の残の上乗せ補助として、市の予算を6,500万円補助金としては予算措置をしているという部分です。残りの……。  (「変なこと言わんと、どぎゃんことするとかって言いよるじゃなかな」と呼ぶ者あり) 失礼しました。 ○議長(松本正治君)  内容。  (「もう一回言おうか」と呼ぶ者あり) ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  はい、すみません。 ◆15番(竹山俊郎君)  この予算額を組むときに何件ぐらい予想して予算を組んだのか、それと、どういうふうに実現した場合、関わっていくのか、いろいろ食事とかなんとかいろいろあるでしょう。ね。家を改修して宿泊を行うということじゃなくてさ。そこら辺ば聞かせてもらえばよかたい。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  一応今予定している改修の店舗数といたしましては、全部で5棟分を予定をしております。 一応この事業につきましては、アルベルゴの当然ながら宿泊事業者ですとか、飲食店とか、そういうのがこう連携しながら事業をやっていくとなりますので、そこはDMO、また市のほうはいろんな助言、アドバイスという形の中で関わっていきたいというふうに考えています。 ◆15番(竹山俊郎君)  もう最後ですけれども、この35号では、目ごとに予算区分があるわけですよ。しかし、この当初予算案の概要ちゅうのには、これだけの事業がありながらその予算区分がないんですね。事業費と一財としているだけで。このアルベルゴ・ディフーゾタウンの推進事業なんかでも、一財が20万円、これは2.8%ですよね。後はどっから出たのかなと思って聞いたんですが。 やっぱりこれだけ事業があるんであれば、資料のスペースもあるかもしれませんけども、一財と特定財源の区分ぐらいはしてくれたほうが、議員にとってはやさしい対応かなと思うんですね。 それで、国庫支出金、県支出金は分かるんですが、起債とその他ってあるでしょう。起債は分かるんですが、その他の区分は、このその他ちゅうのはほとんど基金じゃないかと思うんですが、そうでしょうか。 ○議長(松本正治君)  要は、アルベルゴの内容ですね。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  お答えします。 アルベルゴ・ディフーゾタウンの推進事業につきましては、その他の部分につきましては基金、「やらんば!平戸」応援基金から6,500万円を繰り入れております。 以上です。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(松本正治君)  今のですか。  (「具体的にね」と呼ぶ者あり) 一応今回で4回目になりますけど、1回目と2回目の質疑の状態がまともにいっていなくて、2回目は再度同じ質問をしたという解釈で、今回3回目ということで、最後の質問ということで。 ◆15番(竹山俊郎君)  はい。ちょっと総務委員会に所属しているんで財務部長に本当は聞きたいんですけど、配分はね。でも聞かれないもんだから、もう総体的にですよ、アルベルゴだけじゃなくて、予算の区分をちゃんとしてくれたほうが我々も分かるし、そうしていただくように、お願いになりますけど、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(松本正治君)  今のは個別じゃなくて。 ◎財務部長(桝田俊介君)  今のこの当初予算の概要のところの主要事業一覧のところで、これまでは財源区分が入った資料を出したことはございません。今年度、令和6年度からはちょっと分かりにくいだろうということで、うち一般財源という欄をつくらさせていただいたところでございます。 議会の審査において財源区分のある表が必要であるということであれば、来年度予算案等で検討をして出すこともやぶさかではないというふうには思っているところでございます。 以上でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  132ページ、この地域おこしの分ですけど、この市外企業とか関係人口流入を図るためのここは予算概要では戦略的と書いてあるんですが、どういう方向性でこの方たちを地域おこし協力隊をつくって、どのような働きかけをさせるつもりなのか、お尋ねします。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  9番の地域おこし協力隊活用事業でございますけれども、まず事業の目的といたしましては、地域おこし協力隊を地域コミュニティマネージャーとして雇用しまして、市内企業や関係人口、移住者を呼び込むことで、人口減少により深刻化する地域の担い手不足の緩和に寄与することを目的としております。 また、市外企業等と市内企業等との連携や商店街活性化などの地域課題に取り組むことを目的としたところでございます。 事業内容といたしましては、地域おこし協力隊を1名を配置をしまして、活動内容といたしましては、令和6年から令和8年の3か年の予定をしておりますけども、内容的には地域SNSのメディア作成ですとか、地元とのコミュニティーの形成、あと地域の情報発信拠点・コワーキングスペースの構築準備ですとか、あと商店街活性化のための企画設計、あと多拠点ワーク体験ツアーや移住体験ツアーなどの実施とか、そういうのを事業目的として予算措置をしたところでございます。 以上でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  いやね、この当初予算の概要案の中では、地域おこし協力隊については、市外企業と関係人口の流入と書いてあるだけで、市内とは全然うたっていないんだよ。その辺はどうなるんですか。 あとこれだけの資料だから、もう後は金額を書いているところしかなかっちゃから、その辺の説明をもう少ししてもらわんと、この当初予算の案、概要では、市外企業と書いてあるとね。ここ。だから私は聞いたんですけど、あなたは市内と言ったばってん、市外や関係人口というのは、要するにこの人方を市内企業を中心にやるんじゃなくて、市外と関係人口の流入を図るという意味で、1人雇っておいでまっせってさせるということじゃろうとは思うばってん、そうであれば、この概要の中にも市内と市外とのコラボによりとかと書いてもらえば分かりやすかったとばってんが。どうでしょうか。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  私の説明がまずかったかもしれませんけども、冒頭申し上げましたとおり市外企業や関係人口、移住者を呼び込む等で人口減少により深刻化する地域の担い手不足の緩和に寄与するということが目的でございます。 その市外企業と市内企業との連携の部分が、この中にちょっともう少し書き込めばよかったんですが、その辺につきましては、おわび申し上げます。 ◆14番(吉住威三美君)  142ページの上段の道路台帳関係で、これを令和6年から令和8年ぐらいでやって、ここでは5,300万円強ありますが、この辺のところは、今も道路台帳的にあると思うんですが、もうちょっと明確化をやるということじゃろうかなと思いますので、お尋ねします。 ◎建設部長(山下正剛君)  説明欄2、道路台帳電子化整備事業の内容でございますが、これは今現在道路台帳を紙ベースで整備しております。それを電子化に今回整備を行う費用で計上しております。 整備の期間としては、3か年で計画しておりまして、次年度は、今は紙ベースであるものを座標化する作業と、車を全線走らせて現状を把握するという業務と、一部電子化に向けて整備をするという費用に当たっております。 今回、紙では道路台帳路線のみをしておりますが、今回電子化をすることによって道路附属施設であります安全標識とか道路照明灯、あとカーブミラー等もその台帳の中に盛り込んでいこうというふうに思っております。 電子化することによってホームページ上で閲覧することができるので、今現在、市民の皆様とか問合せ等来ていただいている部分が、ウェブ上でできるようになるようになるかというふうに思っております。 以上です。 ◆14番(吉住威三美君)  道路台帳は、建設のほうですけど、118ページと124ページに農道と林道というのもありますが、この辺のところとの整合性かなんかあれば教えてください。  (「建設」と呼ぶ者あり) えっ。  (「建設と」と呼ぶ者あり) ○議長(松本正治君)  整合性ですね。はい。 ◎農林水産部長下川隆利君)  お答えいたします。 先ほど建設部長が申しましたように、DX推進の一環として台帳のデジタル化というものを進めておりまして、先ほど部長が言いましたように、市民サービスの向上であったり、施設管理の円滑化というところにつながっていくということで考えておりまして、農林整備課におきましても農道の台帳と林道台帳、これをデジタル化するために令和6年度で予算計上をさせていただいております。 以上です。  (「整合性は」と呼ぶ者あり) システムについては、建設と同じシステムでございます。 以上です。 ◆14番(吉住威三美君)  今言うとは、建設も通常一般道路も農道も林道も同じようなシステムの中に入れ込んで、農林でも建設でもどっちも見れるような体制のシステムなのかどうか、そこはどうですか。 ◎建設部長(山下正剛君)  まずシステムは、同じシステム上に両方とも盛り込むようにしております。 ただ、所管が違いますので、制限をかけて部署部署で見れる見れないというふうになってくるかと思います。 あと一般市民の方については、全てにおいて閲覧できる範囲を閲覧するというような格好になります。 以上です。 ○議長(松本正治君)  ほかはございませんか。 ◆17番(山田能新君)  ページ数の126ページ、水産振興費の8番、カワハギの陸上養殖の実証試験ですけれども、この500万円は前年か前にも上がった記憶がありますけれども、同じところの上乗せの予算ですか、それとも別なところでまた新たな試験をするということですか。 ◎農林水産部長下川隆利君)  お答えいたします。 同じ箇所でございまして、数年かけて実証試験を行うというところで、令和6年度は3年目となります。 以上です。 ◆16番(吉福弘実君)  この席ばかり言いよるごたるばってんが、お尋ねしますが、132ページの説明の10番、持続可能型平戸産品流通商社構築事業、アンテナショップのことだというふうに思いますけれど、これも今年度、来年度ちゅうか、予算に2,000万円、基金ないし一財からされるんだろうと、充てるんだろうというふうに思いますけれど、これの効果というのもどういうふうに捉えておられるのかお尋ねをいたします。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  10番の持続可能型平戸産品流通商社構築事業でございますが、これにつきましては東京の物産型のアンテナショップ、あと飲食型のアンテナショップ、あとネットショッピング型のアンテナショップに係る経費が主なものでございます。 これにつきましては、首都圏に平戸市単独のアンテナショップを継続してこう出店をしているわけですが、取引による外貨の獲得ですとか、商品等消費者に関わる機会を活性化するとともに観光情報をあわせて発信をしておりまして、平戸の産品の売上げの増加ですとか、そういう観光情報の発信とか、そういう部分の効果があるというふうに考えております。 ◆16番(吉福弘実君)  効果をそういうふうに捉えておられるんだろうというふうに思いますが、市長もこれには力を入れておられるんだろうというふうに思いますが、参加者の収支がやっぱりよくないからこれだけの財を投じてしなければならないんだろうというふうに思うんですね。 だからそういったその財とその投資効果というか、その辺をどういうふうに捉えておられるのかなと。実情は今説明されたとおりでしょうけど、これだけのことをまた延々とやられるのか。事業というのは始めるのは割と簡単なんですけど、辞めるとなると大変こう力が要るんだろうというふうに思いますけど、その辺、今後もずっとこれだけの財を投じてやる効果があるのかな、どうなのかなというのをお尋ねします。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  本事業につきましては、国の交付金、デジタル田園関係の推進交付金がございまして、そこで約半分、970万円は財源としてそれを活用させてもらっております。 あと残りをやらんば!応援寄附金と、後はアンテナショップのその生産者の負担金等々を見て合計2,000万円という形で事業を推進させてもらっております。 このデジタル交付金が約半分来るということで、この交付金がある間は、十分それを活用しながらやっていきたいと思っていますし、その後につきましてはまた検討が必要かと思いますが、当面それが続く間は活用しながら継続したいというふうに思っております。  (「地方創生」と呼ぶ者あり) 失礼しました。私、デジタル田園と言いましたね。失礼しました。地方創生交付金の誤りでございました。申し訳ございませんでした。 ◆14番(吉住威三美君)  もう同じアンテナショップに関わってお尋ねしますが、私も有楽町でしょう。行ってみました。ああいう狭かところで丼を食おうかなと思って行ったら、とても座れる体勢じゃありませんでした。 あと物産をしよるところも、よそのブースには結構おるけど、平戸にはぱらっとおったりおらんやったりというぐらいの感覚でしたが、それに約半分の九百何十万円、1,000万円ぐらいはいろいろもらっているんでしょうけど、あと1,000万円で投じて、どれだけの費用対効果が出ているのかなと私は思いましたけど、その辺のところは、部長、どうでしょうか。 ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  まず物販型ですけれども、これにつきましては、令和5年度の実績で言いますと売上げは1,463万1,000円ございます。飲食型ですね、これにつきましては、年間で売上げ額が3月は推計になりますけれども、今のところ年間で3,177万6,000円程度の売上げがあると見込んでおるところでございますので、一定の効果があると思っています。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、店が売り上げると言ったって、平戸市にはどれだけの益をもたらしているのかを聞かにゃ、店の何千万円、何億円をもうけよるとは関係なかっちゃろう。ただ、うちとしては魚ば買うてもらってどのぐらい、その3,000万円と言いよるばってん、魚代として幾らになりよるとかは知らんけど、あの辺のところで、もう少し、もうちょっと広い場所とかというのがなかったのかなというとが一つ。 それから、魚を漬け丼的に出しよったばってん、もうとにかく狭くてあってね、六、七人ぐらいしか座れんかな。せいぜいいっぱい詰めて。部長はあそこを何回か食いに行ったことはあると。(発言する者あり) ◎文化観光商工部長(度嶋悟君)  私も2度は行ったことはございますので、広さ的なものは承知はしております。ほかにそういう場所はなかったのかということがございますが、あそこ、ほかの場所がなかなか空いてないのではないかという形では理解しておりますけれども。 ちょっとそこは調べた上で答弁させてもらいたいと思います。  (「分からんならよかよ」と呼ぶ者あり) ○議長(松本正治君)  ですね。詳細については、委員会のほうでやっていただければと思います。  (「委員会でよか」と呼ぶ者あり) ◆16番(吉福弘実君)  142ページ。142ページの要するに道路新設改良費のところでございますけれど、人件費は別に2番からずっと9番まで予算計上されていますけれど、この事業が新年度、議会を通れば新年度でなるわけでしょうけれど、この事業が全て国庫出資金が2億3,000万円ほどありますし、地方債が6億3,800万円ですか、そういう財源があるわけですけれど、平戸市の議会が通れば、この事業は100%できると理解していいものかどうかお尋ねをします。 ◎建設部長(山下正剛君)  100%できるのか、着手のほうは計画しておりますので行っていきます。 なお、前年度、今年度からの繰り越し事業もありますので、それを進めながら国の補助につきましては内示が決定した後、起債についても起債決定した後に着手するという格好になります。 起債については、おおむね9月から11月ごろ決定していきますので、それからの着手になるかと思っております。 以上です。 ◆16番(吉福弘実君)  なぜ聞いたかというと、今年度、令和5年度は、結局事業を組んでありましたけれど、ある路線では、要するに予算は通りましたけど、補正予算が初めて、国の補正予算が認められて初めて事業に着手できますよということでしたよね。ですね。そういうことがあるものですからお尋ねしていますけれど、私たちは、もう地元ではこれだけの市の予算がつきましたよと言うけれど、結局は国の補正がつかなかったもので、ついたものでできますよというふうなことになるわけですたい。令和5年度はよ。令和5年度はよ。 だから、地元で説明するときに、我々もこうできますよという説明はするけれど、実際は国の補正がつかなくてできませんでしたというふうになるじゃないですか。往々にして。令和5年度がそうだから聞きよるわけだけど。今、部長の言うように、部長のような答弁も聞くと、できるんだろうとこう判断しますけど、そういった意味でお聞きをしているわけでございますので、御理解を賜りたいというふうに思います。 ◎建設部長(山下正剛君)  令和6年度の当初予算につきましては、国に対して要望しておる額について計上させていただいております。その後、国からの内示が来ますので、どうしても要望額、満額つくわけではございませんので、今年度においては、ある路線ではほとんどもうつかなかったというのが現実でございます。 その後、補正の予算がつきまして、それで対応していくというような形で今年度はなっております。 来年度の予算につきましても、まだ内示が確定しているわけではございませんので、この予算どおり100%着手できるという見込みはないということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(松本正治君)  よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ここで暫時休憩いたします。10分間休憩いたします。             休憩 午前11時12分              再開 午前11時23分 ○議長(松本正治君)  会議を再開いたします。 引き続き議案質疑を行います。 よろしいですか。 では、次に、9款消防費から歳出の終わり、155ページから196ページまで、また6ページの第2表債務負担行為、7ページの第3表地方債もあわせて質疑を行います。 ◆7番(松尾実君)  157ページの消防施設費、説明の6番、度島分遣所兼消防団格納庫整備事業の823万6,000円の件についてお尋ねをいたします。 まず、この議案に上程された経緯、理由をお尋ねいたしたいと思います。 ◎消防長(本山繁治君)  今回、度島分遣所及び格納庫の整備については、さきの平成3年に策定しました消防配置適正化方針に基づき検討を行ってまいりまして、その中で、これまで常備消防がなく、消防団による火災対応等をしてきたところでございますけれども、高齢化、人口減少等により団員の減少など、消防団員のみでは対応が非常に困難な状況の中、一昨年、度島町において建物火災が発生をしました。 これまで度島町での建物火災はなかったこともあり、そこら辺の対策が不十分であるというようなところが明確になったことを受けまして、今回、度島地区に常備化の庁舎及び消防格納庫のあわせた形での整備をすることとしたところでございます。 ◆7番(松尾実君)  823万6,000円ということですので、最終的には1億2,700万円だったかな。余りの1億円からの予算ということになっていたかなと思うんですけれども、この823万6,000円の内訳、多分調査費等の予算計上かなと思うんですけども。 ◎消防長(本山繁治君)  予算の内訳につきましては、委託料として敷地の測量調査、地質調査、及び造成・建築の設計業務委託料、それから用地取得の経費等でございます。 ◆7番(松尾実君)  そういう手順を踏んで、最終的には令和7年度中に完成予定ということで理解してよろしいんでしょうか。 ◎消防長(本山繁治君)  そのとおり、令和7年度で完成を予定をしております。 ◆14番(吉住威三美君)  180ページの下段のほうの9番、LED化に1億4,500万円ありますけど、174ページにもLEDってあるんですね。これは何で一緒にせんじゃったが一つと、この1億円幾らをどの程度の施設で改修するのか、お尋ねします。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  まず174ページのLED化につきましては、社会教育施設になります。後ろの分は社会体育施設になりますので、2つに分けて一応予算計上しているところです。まず174ページ。(発言する者あり) はい。社会体育施設のLED化改修事業につきましては、中部市民運動場、亀岡庭球場、大島中学校の夜間照明施設、それから田平北小学校の夜間照明施設のLED改修を行う事業でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  そがん言われたばってん、1億5,000万円もあるとけんさ。もう少し、例えば田平北小には幾らぐらいとか、そういうふうに親切みはなかとか。 ○議長(松本正治君)  細部については、言えるところまでで結構です。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  LED化工事1本で出す関係で、その予算額をお伝えすると、予定価格にも予想にもなるかと思いますので、そのそれぞれの額についてはちょっと控えさせていただきます。  (「分かった」と呼ぶ者あり) ◆12番(神田全記君)  消防費ですけど、158ページ、ちょっと2点お尋ねしたいんですが、まず一つは自動心肺蘇生器整備事業、このことについては、内容的に救急車に配備する自動心肺蘇生器の購入というふうなことで新規ということでございますね。 これまでもそういった心肺蘇生器はあったんだろうと思うんですけれども、どういうふうに機能が違ってきているのか、それだけのものなのか、まずそこをお尋ねします。 ◎消防長(本山繁治君)  この自動心肺蘇生器ですけれども、これは今までになかったものでございます。心臓マッサージをする、今までは救急隊員が手でもって心臓マッサージをしておりましたけれども、それを機械的にすることで中断することなく継続的にできるというところで、搬送中の心肺蘇生とか、移動中、狭い場所などでも継続して心肺蘇生ができるということで効果的であるということで、今回導入をするものです。 ◆12番(神田全記君)  そのようなこう大変すばらしい機能であることは、今の答弁で理解できました。これは簡単に持てるものなんですか。それとも救急車に必ずもう固定で配備するものなんですか。 ◎消防長(本山繁治君)  これは持ち運びもできまして、現場のほうにも持っていけるものでございまして、セットでリュック式のケースに入っておりまして、持って行って現場でまず取りつけて、そのまま車内に収容するまでも使用できるというようなものでございます。 ◆12番(神田全記君)  この配備、救急車に配備するということがちょっと気になって、本所、中津良田、生月、田平、大島ということでございますけれども、他の議案でも度島がちょっとこう消防設備を充実するようなことにもなっておりますけれども、みんなやっぱりこういった恩恵は受けるべきだというふうに思いながら見ておりまして、この救急車だけにしか配備できないではなくて、本所、出張所、その施設自体にこう配備という考え方をすれば、度島も何か考えられるのかなとか思ったりしたもので、その辺ちょっと言える範囲でいいです。 ◎消防長(本山繁治君)  今回につきましては、救急車に配置をいたしまして、現場活動に対応していきたいと思っております。 度島については、今後また検討をしていきたいと思っております。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(松本正治君)  別。  (「別です」と呼ぶ者あり) ◆12番(神田全記君)  しっかり別です。続いて、災害ボランティア若年人材育成プログラム事業ということが158ページにありますけれども。 ○議長(松本正治君)  ページ数は。 ◆12番(神田全記君)  158。 ○議長(松本正治君)  同じですね。はい。 ◆12番(神田全記君)  いいですか。
    ○議長(松本正治君)  はい、どうぞ。 ◆12番(神田全記君)  高校生を対象とした災害ボランティア人材の育成ということでございますけれども、これ災害はどのようなところまでを、この市内で起こり得る想定をした中での人材育成であるとか、その辺をちょっと詳しく教えてください。 ◎総務部長野口雅文君)  今回の事業につきましては、避難所の運営に係るところが、現在高齢化もこれから先予想されることから、若年層の方にも避難所の運営についての知識を知ってほしいという目的で、高校生を対象に研修等を行うものでございます。 想定している災害というところは、ちょっと具体的にこういう災害をではなくて、全般的に避難所の運営が必要な災害ということで御理解をいただきたいと思います。 ちょうど現在、能登のほうでも大規模災害が発生しておりますが、仮にああいう災害が来たときに避難所の運営が長期化するわけですよね。そうしたときには、避難所の運営に若い方の手も借りれるように前知識を備えてほしいということでの事業でございます。 ◆12番(神田全記君)  そういうことなんですね。ちょっとこう一見、見たら、やっぱりいろいろ災害にこう対応、災害ごとにボランティアのやり方、在り方って変わってきていますよね。そういうことをやっぱり想定したそういった教育というのを、なお裾野を広げてするということが大事なのかなとそう思いましたので、そういったことでも今後検討をお願いいたしたいと思います。 ◎総務部長野口雅文君)  ありがとうございます。今回初めて執り行う事業でございますので、災害の種類ごとの想定も今後は想定をした上でカリキュラム等をつくっていきたいというふうに思います。 以上です。 ◆2番(池田稔巳君)  今の案件ですけど、この市内の3高校を全部やるんですか。そのやり方としては募集をするんですか。どういったやり方。 ◎総務部長野口雅文君)  まず、市内3校で防災講話をやろうと思っています。その各学校で参加の希望は違うかと思うんですけれども、各学校で1回、まず入り口として防災講話を行います。その後、3回のカリキュラムをつくって希望者に受講していただくわけですけれども、中身といたしましては、自衛隊の御協力をいただきました炊き出し訓練であったり、消防によります救助活動実習であったり、発泡スチロールベッドの組立て研修であったりというような中身で、3回の個別の研修をやろうと思っています。 ◆13番(辻賢治君)  私も消防で、158ページ、災害対策費欄の中の説明欄の3番目、自主防災組織育成事業、自主防災組織活動支援事業補助、これは277万円で補助は160万円なんですけど、その活動の補助の内容を教えていただけますか。 ◎総務部長野口雅文君)  まずいろいろな自主防災組織の研修等をお願いしております防災ネットワークに対しましての中から──すみません。これ委託やった。すみません。補助につきましては、避難所開設を自主的に行った自主防災組織に対する補助、それから防災資機材整備等補助金の2種類になります。 ◆13番(辻賢治君)  ということは、防災ネットワークの協力、いろんな特に講習会等では御協力をいただいているところですけれども、110万円程度がその委託料というか、そういうことになるわけですよね。今後、例えば講習会とか避難訓練とか、そういういわゆる活動の回数が増えていくことも予想されるんですけれども、もうあくまでも例えば令和6年度については、この110万円の中で全部賄ってくださいという捉え方でよろしいんでしょうか。 ◎総務部長野口雅文君)  すみません。防災ネットワークに対する支援につきましては、支援といいますか、委託料で払っておりまして、委託をしておりまして、自主防災組織の研修の講師であったり、全体の市内全域を対象とした研修会だったり、例えばそのほかには防災士の資格を取られる方への支援であったりというようなところが委託の内容になっております。 自主防災組織が実施されます研修等については、直接的には支援を今している状況にはないということで御理解ください。 ◆13番(辻賢治君)  例えば避難訓練等々に、その自主防災組織がする避難訓練等において、例えば防災ネットワークの方々の協力があった場合には、もうさっきちょっと言いましたけど、この中で賄ってくれという解釈でいいんでしょうかと私は聞いたつもりだったんですけど、ちょっと聞き方が悪かったですかね。 ◎総務部長野口雅文君)  すみません。自主防災組織の研修等に当たってネットワークのほうから講師を賄っていただきますが、委託の中では年間20回を想定しておりまして、この委託料の中だけで、今は運営を行っていただいています。(発言する者あり) ◆2番(池田稔巳君)  同じページの158ページの消防のデジタル無線・通信指令台のほうは、更新整備となっていますけれども、これは何年のサイクルになっているのか、そしてその規模としては、基盤の部分なのか、土台からか、どういうところをお聞かせください。 ◎消防長(本山繁治君)  デジタル無線・通信指令台等整備事業につきましては、令和3年度に一度中間整備を行っております。その機器の中の令和3年度にできなかった部分の残りの部分を今回再度整備ということでするものでございます。今後もそういった形で更新を続けていくということでございます。 ◆2番(池田稔巳君)  ほぼ3年で変わっていくということで理解してよかったですかね。システムによっては年度が替わるということなんでしょうけれども、こういう更新のついでといいますか、のときに、以前も消防団のほうからアプリで現場が分かるようなシステムになればいいなというような要望も出ておりましたので、更新するときにそういうものを目的としてまで更新を考えたことで構想にあるのか。 ◎消防長(本山繁治君)  その件につきましては、以前、池田議員からも御指摘をいただいたところでございます。 今回のシステムの部分については、その部分ではないというところで、今後また次回のときには、この辺も含めて検討したいと思います。 ◆14番(吉住威三美君)  180ページの上段の8番、フレンドリーのことですが、これはV・ファーレンとヴェルカというような注釈があったと思うんですが、これの人数には、どのぐらいとこう触れ合いがあっているのか、そこはどうですか。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  事業で申し上げますと、まず市民親子観戦ということで、親子50組、それからV─DREAMというV・ファーレンから講師が来られて小学校へ行って、その体育に関する考え方であったりとか、そういったところを昨年度については山田小学校のほうで実施をしております。 それから、ヴェルカにつきましても、同じように親子観戦ということで、親子50組を対象に事業を実施する予定としております。 ◆14番(吉住威三美君)  もう少し拡大してもいいんじゃないかと思いますし、V・ファーレンに高校から行くという人も結構市内にもおるようでございますので、そういうのがこういうのに功を奏しているのかなという思いはありますが、それはそれとして、上のスポーツ推進事業については補助金・助成金がほとんどですけど、これはどういう団体にやってあるのか、お尋ねします。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  スポーツ推進事業につきましては、実績といたしましてツーデーウオーク大会、それから平戸縦断駅伝大会、それからいきつきロード大会、それから郡市対抗の県下一周駅伝この4つへの補助というのが主なものになります。 参加者で申し上げますと、ツーデーウオークにつきましては、昨年度951人、縦断駅伝につきましては、一般が15チーム、高校生が4チーム、いきつきロードにつきましては、延べ469組の545人が参加をしていただいております。 以上です。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、これは例えば体育協会、こうしてあるけども、社会体育振興事業というところは受皿はどこなのか、そこら辺なのは分からんですかね。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  申し訳ございません。その他の各体育振興会ですね。平戸北部・中部・南部、それから生月、田平、大島への体育振興会へも補助をしております。また体育協会へも補助をしております。 それから、各予選会を通って九州大会であったり全国大会へ行ったりといった。  (「それはよか」と呼ぶ者あり) いいですか。はい、以上になります。 ◆18番(近藤芳人君)  同じく180ページ、体育施設費の中の南部市民屋内運動場整備事業です。2億9,840万円が計上されておりまして、私もちょっと記憶が曖昧なもんですから、まずは概要を教えてもらいたいんですが。 一つは債務負担行為、6ページの中で4億5,000万円余りが債務負担行為としてありますので、両方を合わせて7億5,000万円程度の現状を見える予算があるわけです。これが、この2か年分というか、債務負担ですから、これを合わせて総額になるのか、それともまだこれ以外にこれ以上の費用が発生するものなのか、それがまず1点。 そして、全体の施設としてどんなものが出来上がるのか、全体のイメージですね。面積とか何が機能としてあるのか、その辺りが2点。 そして、かつ記憶が定かでないと申し上げましたのは、この7億5,000万円という金額、当初から予定していたんだったっけなというのがちょっと自分の中でないものですから、もともと幾らぐらいで予定していたのか。もともとこうだったんだったらそれをお答えいただければいいし、もっと安い金額だったとしたらどのようにこう推移して上がっていったのか、またその上がったとしたら何がその要因になったのか、その3点をお知らせください。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  この施設につきましては、本来、旧南部中学校の体育館を改装いたしまして、内部人工芝の体育館として活用してまいりました。経年劣化により地区からの要望もございまして、令和元年度から2地区の要望を受け、その後、改修に向けた計画が進んできているというところになります。 議員御指摘のように、今年度の予算といたしまして2億9,840万円、それから債務負担行為が4億5,143万8,000円ということで、2か年の建設事業費で7億4,900万円強という額になります。 この施設の概要ですが、構造といたしましては、RC造の一部2階建てになります。延べ床面積が1,434m2、うち1階が1,074m2となります。 施設の概要といたしましては、男女の更衣室、それからトイレ、それから多機能のトイレ、それから屋内運動場と2階部分にジムスペースと倉庫を計画しております。 今後は、このジムスペースに設置する器具等については、来年度予算での計上を考えております。 総額につきましては、実際に積算をしているのが今年度でございまして、しっかりした金額としてはあくまで今年度ということになります。地区要望を受けた時点で実施計画等に計上をしてきておりますが、その時点の金額はちょっとすみません。正確な数字を今持っておりませんのでお答えできませんが、当初実施計画に計上した時点では、詳細な積算ではないところでの計画をしていたと思います。 ◆18番(近藤芳人君)  今、実施計画の金額はまた委員会等で示していただければとは思いますが、ちょっと私のおぼろげな記憶では、もっと少なかっただろうというのがあったものですから、それが増やすから駄目というわけじゃないんですけどね。もともと実施計画に載っていたものが実際蓋を開けてみたらこんな金額になっていたというふうに、もしなってしまうとしたら、この事業を私は否定しているわけじゃないんですよ。あらゆるその事業において建設計画がどんどん膨らんでしまうということになりゃしないかというのをしっかり検証してもらいながら、この事業を認めてもらいたいなというふうに思うわけです。それが1つありました。そこはもう委員会にお任せします。 そして、あと別の質問ですけれども、この議案の概要ですね。概要で見ますと、19ページに予算2億9,800万円のうち、一般財源がゼロというふうに記載されております。この2億9,800万円がどのような内訳で財源が組まれているのか、その内容をお知らせください。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  財源の内訳でございますが、繰入金として9,840万円、これは新しいまちづくり基金からの繰入れになります。それから市債、起債を2億円の充当の予定でございます。 ◆18番(近藤芳人君)  3回目になりますのでもう聞けませんが、債務負担行為の4億5,000万円の内訳も教えていただきたいのと、もう一点は新しいまちづくり基金を充当するためのルールといいますか、基準といいますか、それがありましたらそれも併せて教えてください。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  債務負担行為の内訳ですが、今年度、先ほど申し上げました7億4,983万8,000円の4割に当たる部分を今年度の予算として計上しておりまして、残りの6割分を債務負担行為にしております。 ◎財務部長(桝田俊介君)  私のほうからは、新しいまちづくり基金の活用についてお答えいたします。 新しいまちづくり基金につきましては、合併特例債を使った基金でございます。これまであまり活用してこなかったというところもございますが、合併特例債がもうなくなった時点において、合併特例債というのは結構使いやすい地方債でございました。これがなくなったときに、新たにこういった適債、地方債が借りることができない事業というのもございます。そういったときにこの合併特例債を活用して公共施設の整備であったり、公共施設の更新、そういった有利な地方債が借りることができないようなものについては、この新しいまちづくり基金を使って整備していこうという方針を立てているところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本正治君)  ほかにございますか。 ◆3番(山内貴史君)  教育費の164ページ、168ページのICT教育推進事業についてちょっとお尋ねなんですけれども、これは164ページと同名目でICT推進事業がありますけれども、それぞれ1,500万円と800万円と合わせで2,300万円ほど予算ついていますけど、すみません、事業内容をもう一回ちょっと教えていただければと思います。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  一人一台端末の高速通信ネットワークを活用して、ICT教育を推進するための経費でございまして、ネットワーク環境、各市内小中学校からそのネットワーク、クラウドへアクセスするための回線の費用であったり、あとGIGAスクール運営支援センターということで、そのデジタルの教材を使う中で、運用面でのトラブルとかといったところを問い合せをするところをちょっと外部に委託をしておりまして、先生方が授業をする上での問い合せ、ヘルプデスク機能であったりとか、ネットワークの障害対応、保守であったり、教職員を対象としたそういった各種研修に係る費用、それから学年が変わるごとの年度更新費用等を委託しているところがあります。 それからあとソフトウエアライセンスといたしまして、小学校ではミライシードというシステムを教材を入れておりますが、それに係る費用と、それから教師の端末から児童生徒の端末を閲覧したり、制御をしたりとするソフトがあるんですが、そういった支援ソフトの費用になります。 ◆3番(山内貴史君)  事業内容で、一人一台端末を普及するという方向で、記憶が正しければ令和3年度ぐらいか令和4年度ぐらいからこの事業が計画されていると思うんですけれども、普及率、要は今は一人一台端末を普及するということなんですけど、今、市内の小学校、中学校の子供たちにどのくらいの普及率になっているかをちょっとお尋ねいたします。 それと、もし日頃使っているときのさっき言った保守点検の保険関係も、もし分かる範囲で教えていただければと思います。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  一人一台端末につきましては、令和2年度に整備をしております。保守というのは特に個別2,000台には掛けていないというところです。  (「普及率は」と呼ぶ者あり) もう100%です。 ◆3番(山内貴史君)  すみません。知らなかったもので、100%ということで安心しました。 それで、最後にお聞きしたいのは、さっき言った保守点検のほうで、もう端末機械の更新時期が恐らく来ているんじゃないかなと思うんですけれども、それの端末機自体の更新時期のサイクル時期を教えていただきたいというのと、差し支えなければ更新の係る1台に当たる費用を教えていただければと思います。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  端末機の更新につきましては、164ページの下段、教育振興費、説明欄5の学習用情報通信機器整備事業というところで、来年度から計画をしております。令和2年度に一遍に導入しておりますので、更新につきましては、令和6年度から令和8年度の3か年計画によりまして、全体の更新をしたいと思っております。 毎年小学校1年生、小学校4年生、中学校1年生というところで、これを3年間、毎年1年、4年、中1というのを更新をしていく予定としております。 来年度の予算としましては、その更新に係る費用といたしまして、480台の小学校で2,640万円。(発言する者あり)入札につきましては、前回、令和2年度の導入の際も県下で統一、共同購入しております。今回も基本的に補助金が県のほうで基金を造成しまして、それから各市に補助が交付されるわけですが、今回も同様に県での一括調達というふうになる予定になっております。 ○議長(松本正治君)  ほかはございますか。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  では、議案第35号の質疑を終結いたします。 それでは、ここで休憩いたします。午後の会議は午後1時30分に再開いたします。             休憩 午前11時59分              再開 午後1時30分 ○議長(松本正治君)  会議を再開いたします。 引き続き議案質疑を行います。 日程第38、議案第36号から日程第44、議案第42号までの7件は、特別会計予算でありますので一括して質疑を行います。質疑ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  議案第36号から議案第42号までの質疑を終結いたします。 日程第45、議案第43号から日程第47、議案第45号までの3件は、事業会計予算でありますので、一括して質疑を行います。質疑ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  質疑を終了いたします。議案第43号から議案第45号までの質疑を終結いたします。 日程第48、議案第46号の質疑を行います。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  議案第46号の質疑を終結いたします。 日程第49、議案第47号及び日程第50、議案第48号の2件について、一括して質疑を行います。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  議案第47号及び議案第48号の質疑を終結いたします。 日程第51、議案第49号の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  よろしいですね。議案第49号の質疑を終結いたします。 日程第52、報告6号でありますが、招集日に説明を受けておりました報告に対する質疑を行います。 ◆5番(吉住龍三君)  昨年の基本方針では、一般財団法人への変更を機に新たな事業の可能性を探り、事業拡大に向けた取り組みをしていくんですよというふうな記述があって、意欲に満ちた方針を掲げているなということでちょっとお聞きしたんですが、今年は若干それからすると後退しているような気もするんですが。 その昨年の質疑で、そういったのを機にそもそもの指定管理制度の始まったときの原点であります民間活力なり民間手法を導入するという基本的な考え方を持って、その民営化に、完全に民営化するというような議論をしてもいいんじゃないかという質疑をしていたんですが、指定管理の期間がちょうど今年から更新される時期だったもんですから、そのときに答弁の中で、そのことについては十分内部で検討させていただきたいと思いますという答弁をいただいているんですが、検討した結果があれば教えていただきたいんですが。 ◎財務部長(桝田俊介君)  まず令和2年の10月に、平戸市が考える公益財団法人と振興公社の在り方ということで、振興公社のほうに通知をしておるところでございます。 その中で、本来であれば指定管理制度上、公社はいつまでも行政に依存する体制を残すのではなく、独立した法人として民間的な発想に転換し、自ら組織を維持・発展させる方向性を推進していくものであると。こういったことから理事長職は民間の経営ノウハウを有する適切な人材を外部から登用し、出資金等の財政支援についてはこれまでの市への貢献もあり、市としても新たな独立に向けて考慮すべきと思われるということで、振興公社に対しては、民間の転換というところを促してきたところでございます。 その後、協議をしてどうなったかというところでございますが、この間ずっと振興公社とは協議をしているところでございますが、今回また4年間の指定管理も始まったというところもあって、まだまだ独立した民間組織としての、についてはまだ結論は出ておりません。 しかしながら、今後そういった市から独立してといいますか、完全民営化といいますか、そういったものも視野に入れながら振興公社のほうは考えているところはあると思っております。私どももそれについては一緒に協議をしていきたいというふうに思っているところでございます。 ◆5番(吉住龍三君)  前段は分かっているんです。分かっているから昨年度の議案質疑の中で、民営化についてもっと考えていくべきじゃないかということで、答弁として内部で十分検討しますと言ったんですね。ですから去年1年間かけてどんな検討がされたかを聞いているんですよ。何回検討の場を持たれたんですか。 ◎財務部長(桝田俊介君)  その公式的な検討というところは行っておりませんが、振興公社の事務局との協議の中で、そういったものは何回も協議はしているところでございますが、まだまだそういったその公式なといいますか、本当の方向性を出せるような協議にはなっていないということでございます。 ◆5番(吉住龍三君)  その協議と検討の使い分けが私は分からないんですけど、内部で検討されると言ったんですけど、その財務部内部なり、市長なり、副市長を入れて検討をされたのか、その協議が単純に振興公社とだけされたのか、そこら辺が分からないと、一応検討するという答弁をいただいたものですから、そこら辺がどれぐらいかということなんですよね。 ですから、そういった検討がされていないなら検討されていないでもいいんですよ。それも含めて方向性をいつまで出すのかというのぐらいは協議したのかどうか、そこら辺をきちんとしないと、検討しないなら検討しないでもいいんですよ。そのまま行くというのならですね。さっきも言ったように令和2年度の協議なりの中できちんとしてきたんでしょうから、一定の方向性はもう出さなくちゃいけないというのと、ちょうど去年が新しいその更新時期に向けてちょうどするいい時期じゃないかなということで、昨年議案質疑して、その中で検討するという話をもらっていたと思うんですね。ですので、タイミング的にもちょうどいいのかなという中で検討がされたのか、例えば今言ったように市長なり副市長と検討されたのか、そこら辺を教えていただきたいんです。 ◎財務部長(桝田俊介君)  その検討というのが、副市長とは協議は行っているところでございますが、そういった内部のこういった方向性というところについて協議をしてはおりません。 ただ、これにつきましては、先ほどから申し上げますとおり、令和2年にすべきということで通知を出しております。そしてこれにつきましては、振興公社内部でも、やっぱりその辺の方向性がないことには、私どもも一緒に協議ができないというところもありますので、そういった方向性の確認を事務局とやっていっていると。振興公社としてこうやっていきたいというところが出れば、私どもも一緒になって協議をしていきたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(松本正治君)  いいですか。  (「3回目いいですか。3回目です」と呼ぶ者あり) ◆5番(吉住龍三君)  それならそうで、その振興公社に促さなくちゃいけないですよね。協議を令和2年度からしているのであれば、内部で協議を進めてくださいという申入れなりは行った上での今の答弁なんですかね。 ◎財務部長(桝田俊介君)  先ほど申し上げましたとおり、令和2年10月に行った申入れを基に振興公社内部でも検討はされているものと思っておりますが、具体的な協議にはなっていないというところでございます。 ◆5番(吉住龍三君)  もう終わりますけど、結局アプローチしたかどうかの話なんですよね。令和2年に言っているのは、もう誰だって皆さん、分かっているんですよ。それが去年のあえて指摘した部分について検討するという話だったので、検討が進んだのかなというお話を聞いているんですよ。 今の答弁を聞くと、そもそも振興公社には令和2年から指摘しているから、あちらのほうが協議が進まないとという話なんですけど、協議が進まないから去年あえて指摘しているんですよね。だから担当部署のほうから多分協議を進めてくださいというやっぱり申し入れないと、多分もうそのままになるから去年指摘したつもりなんですよね。一応そのことも考えて、今年はどうされるのかだけ教えてください。 ◎財務部長(桝田俊介君)  すみません、答弁が悪くて。実際この辺に、今の分については事務局のほうに対して検討を行ってくださいということは申し上げておるところでございます。 ですので、今、この4年間の指定管理がまた今年度から始まっておりますので、振興公社としては、4年後を見据えて検討していくということで私は聞いておりますので、それに向けてまた協議を行うことになろうかと思っております。 ◆14番(吉住威三美君)  今、財務部長の話を聞きますと、相手は振興公社だけというようなふうに聞こえるんですが、別に振興公社じゃなくて、うち自体でどのようにするのかというのを決めんことには、公募ですよ、これは。公募ですよね。振興公社に指定しよるわけじゃないですよね。であれば、やっぱり公募できるような条件その他を、今、財務部が所管しているならば、所管をしているところを中心に、副市長とか行政区の部長さん方が一緒になって考える方法もありますし、様々な方法でどのようにするのかというのは結論を出さんと、もう今の話をずっと聞いていれば、振興公社ありきの話ばっかりですので、そういうための指定管理じゃないはずなんですので、その辺は十分部内で、いわゆる平戸市側として結論を持つべきだというふうに思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎財務部長(桝田俊介君)  指定管理と振興公社というものの今の分はおっしゃられていると思うんですけど、今、指定管理については、振興公社に決めているわけではなく、公募によりやっておるところでございますので、そうではなくて振興公社自体の今後の在り方については、やはり一般財団法人である振興公社が決めることであるというふうに思っておりますので、そこは市と、出資者としての市の責任、そこも含めて振興公社と協議をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(松本正治君)  いいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ◆18番(近藤芳人君)  報告書の中の9、10、11ページ辺りをちょっと確認したいんですが、9ページに切支丹資料館の収支予算書、10ページに生月町博物館「島の館」、11ページが春日集落拠点というそれぞれ比較的外部といいますか、市外の人も使えるような観光的な意味合いも含む施設の収支が出ております。 それ以外の施設につきましては、市民が中心に使う運動公園──運動公園もよそから来ますけど、プールとかB&Gとかそういった感じだと思いますので、市外から来るいわゆる観光的な視野で考えたときのこの収支を見てみると、この3つ、特に特筆すべきは「島の館」、10ページですが、10ページの上からすぐのところに観覧料収入というのがありまして、昨年度は852万円の予算に対して、今年度は700万円というふうに152万円減額になっております。 9ページに戻りますと、切支丹資料館も80万円ですね。去年80万円に対して、今年57万3,000円と。もともと数字はあまり大きくありませんが、22万7,000円の減と。そして11ページの春日集落拠点については昨年並みというこういう感じの予算が提示されているわけです。 恐らくこの数年来のコロナの影響で、昨年の5月でしたかね、5類に引き下げられたというのが。ですから昨年度辺りから観光が随分復活してくるというふうな中で、昨年度の結果というか、まだ結論は出ていないでしょうけど、見込みの下に令和6年度の予算を立てていると思うんですが、この予算がこれだけ少ないものなのかなというのがちょっともう正直言ってがっかりするところです。 何らか大きな理由があればそれはもちろんお聞かせしていただきたいし、昨年度で言うと、まだ平戸市においても大きなイベントって何かあったかなと思うと、来年度は鄭成功の400周年という大きなものがあって、それが近隣のこういう施設にも何なり好影響、いい意味での影響があるんじゃないかと期待したいし、この施設もそれぞれそういう意味での相乗りを考えるべきだろうと思うんですね。その辺りの戦略といいますか、数値がどういうふうにしてこう出たのか。がっかりしないような説明をいただきたいんですが。 ◎財務部長(桝田俊介君)  おっしゃるように、この観覧料等の収入が落ちているところでございます。例えば、生月町博物館「島の館」で言いますと、150万円程度の減となっております。ちょっと昨年が少し計上し過ぎたというところは、実績としてあり、令和5年度はここまで伸びていないというのが状況でございます。 そうしたときに、この積算をするときに、コロナの前の令和元年度の観覧料収入が660万円でございます。それよりも増やすということで、そこから6%増をいたしまして700万円ということで計上しておりまして、コロナ禍前からいたしますと、増ということで計上いたしておるところでございます。 以上でございます。 ◆18番(近藤芳人君)  その意味で、V字に回復するという結論にはなるんだというふうに理解したいということですね。じゃあ、前年度のこの予算の見方というのは、あまりにも甘かったということで、そちらからは何らか反省を促すようなこともあるんでしょうか。 それとも、私は大いに営業努力して同じぐらいの数字を出してもいいんじゃないのかとも思うんですけどね。何かこう覇気がちょっと伝わってこないなと。民間活力って先ほど話もありましたけど、結局そういうことなんですよね。こういうのがずばっとこういい感じで出てくれば、なるほどというふうに思えるんですが、せっかくこの鄭成功の400周年記念がありながら、この数字で終わるのかというそういうがっかりした見方があるというのは、ぜひ伝えていただきたいというふうに思います。これ以上答弁は無理でしょうかね。そういうふうにお伝えください。 ○議長(松本正治君)  答弁はいいですね。ほかの議員さん、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  よろしいですか。では、報告第6号の質疑を終結いたします。報告第6号はこれをもって報告済みといたします。 日程第53、財政援助団体等監査報告・定期監査報告でありますが、招集日に配付しておりました報告に対する質疑を行います。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本正治君)  質疑を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 22日の本会議は午前10時より開き、議案審議を行います。 本日は、これにて散会いたします。お疲れさまでした。             散会 午後1時49分...