平戸市議会 > 2023-08-28 >
09月04日-01号

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  1. 平戸市議会 2023-08-28
    09月04日-01号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和 5年 9月定例会               開会 午前10時 ○議長(山田能新君)  皆さん、おはようございます。出席議員、定足数以上であります。               開議 午前10時 ○議長(山田能新君)  これより、令和5年9月平戸市議会定例会を開会いたします。 議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、2番、吉住龍三議員、5番、池田議員、6番、山内政夫議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る8月28日に議会運営委員会を開催し、本日より20日までの17日間と御協議いただいた次第です。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より20日までの17日間と決定いたしました。なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告及び日程第4、監査報告は、配付しております印刷物により報告に代えますので、御了承をお願いいたします。 なお、定期監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、産業建設文教委員会行政視察報告は、産業建設文教委員会が閉会中に行った行政視察の報告であります。配付しております印刷物により報告に代えますので、御了承をお願いいたします。 日程第6、報告第6号から日程第34、議案第80号までの29件を一括上程いたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(黒田成彦君) 登壇  皆様、おはようございます。 本日は、令和5年9月平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。 今期定例会におきましては、報告4件、決算認定議案11件、条例議案6件、一般会計補正予算をはじめとする予算議案7件、事件議案1件、合わせまして29件の御審議をお願いするものであります。 御説明に入ります前に、幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、去る7月1日、令和4年平戸市観光統計を発表いたしました。観光客数は全体で160万4,000人と、前年より約12万9,000人、8.7%増、宿泊客数も24万6,000人で、前年より約8万3,000人、50.5%の増加となり、日帰り観光客は133万4,000人で、前年より約4万4,000人、3.4%の増加となっております。 観光消費額については、宿泊客が増加したことに伴い94億4,000万円で、約19億6,000万円、26.2%の増加となっております。 宿泊客数は、新型コロナウイルス感染症により大幅に減少していたことから、宿泊支援対策として実施した特割宿泊キャンペーン全国旅行支援の効果により、前年より増加となりました。そのほか、コロナ禍においての誘客対策として実施した平戸満喫ドライブキャンペーンナイトミュージアム開催事業などにより、観光客数が増加したものであります。 今後、アフターコロナへの誘客対応として、インバウンド誘客やDX観光などに着手しながら、観光客の満足度向上と観光消費額増を目指し、地域DMOを中心に関係機関と連携を図り、観光客数の増加に努めてまいります。 次に、去る7月16日、平戸文化センターを受付会場として、午前中に平戸市街地、午後に平戸城、亀岡公園、白浜地区で、ごみ拾いとスポーツを融合させた高校生向けの「スポGOMI甲子園長崎県大会」と一般参加者向けの「スポGOMIワールドカップ2023長崎STAGE」を開催いたしました。 当日は好天にも恵まれたことから、市内外の約100チーム、約300人の皆様に御参加いただき、空き缶やペットボトルなど計320kg以上を集め、観光地平戸の美化清掃を図ることができました。 今回の大会で優勝されたチームの皆さんは、11月開催予定の全国大会への出場を決定したものであり、全国大会でのさらなる活躍と御健闘を御祈念いたします。 次に、去る7月29日に、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産である、「平戸の聖地と集落」の世界文化遺産登録5周年記念イベントを開催しました。 5周年を市内外にアピールするため、2,200個のろうそくの灯りを使って世界遺産のシンボルマークや文字を描き、ライトアップされた平戸城を背景にスカイランタンで夜空を彩り、市民や観光客約200人が世界遺産に思いをはせました。 次に、去る8月7日から10日までの4日間、中国南安市・平戸市中学生交流事業を実施しました。 この事業は、鄭成功で歴史的にゆかりがあり友好都市である中国福建省南安市と隔年で受入れ・訪問を行っている交流事業で、今年度は南安市から中学生12名を本市へ受け入れました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外渡航による交流事業が中止となっておりましたが、4年ぶりの実施となりました。 今回は、中学生訪問団と併せて、南安市政府、邱雪亮副市長を含む6名の南安市政府訪問団も2日間の日程で来平されました。期間中は台風6号の影響であいにく悪天候と重なりましたが、本市の鄭成功関連史跡の視察や自然・文化体験など実施可能な交流プログラムを行い、両市のさらなる友好と交流の発展につながるものとなりました。 次に、8月4日から9月30日まで、平戸観光協会において、平戸クルージングを運行しております。このクルージングでは、平戸港からチャーター船で、平戸の美しい海と世界遺産中江ノ島を巡るほか、平戸大橋や生月大橋を海上から間近で見上げることができる期間限定のクルーズとなっております。 海を生かした平戸の夏の新たな観光メニューとして、さらなる観光誘客と魅力の向上に期待するものです。 次に、本市の財政状況につきまして御説明いたします。 令和4年度一般会計決算における実質収支は、5億8,617万4,000円の黒字となっております。特に、財政状況の健全性を客観的に表す健全化判断比率においては、これまでの計画的な市債の償還の実施及び経常経費の削減などの効果により、いずれの指標も基準値以下となっており、財政運営における一定の健全性は保たれている状況にあります。 今後も安定的に健全な財政を推進するため、事務事業の見直しはもちろんのこと、自主財源の確保、有利な地方債の活用、経常経費の削減など、継続した取り組みを進めてまいりたいと考えております。 次に、令和5年度一般会計の見通しでございますが、歳入の根幹である普通交付税については、91億9,107万3,000円で決定され、前年度の当初算定と比較しますとマイナス0.9%、7,916万円の減となっております。また、臨時財政対策債を含めた額で見ますと、対前年度比マイナス1.6%、1億4,818万6,000円の減となっております。 本市において、普通交付税の全体に占める割合は約4割と、国に大きく依存した財政構造となっているため、今後とも国の動向については十分注視しながら、健全な財政運営に努めてまいります。 それでは、提案いたしております各議案について、順次その概要を御説明いたします。 報告第6号は、市長において専決処分することができる事項として指定された損害賠償の額の決定及び和解に関することについて報告するものであります。 報告第7号は、令和4年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について、議会に報告するものであります。 報告第8号は、一般財団法人平戸市振興公社の令和4年度経営状況について、議会に提出するものであります。 報告第9号は、令和4年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等について、議会に提出するものであります。 議案第56号から議案第66号までの11件は、令和4年度の一般会計、各特別会計及び各企業会計の決算について、議会の認定に付するものであります。 各会計の決算の概要を申し上げますと、一般会計は、歳入総額269億1,857万7,000円、歳出総額260億1,683万7,000円で、歳入歳出差引き9億174万円から、繰り越すべき財源3億1,556万6,000円を差し引いた5億8,617万4,000円の実質収支となっております。 国民健康保険特別会計の事業勘定は、歳入総額42億3,422万4,000円、歳出総額41億7,620万6,000円で、歳入歳出差引き5,801万8,000円の実質収支となっております。 また、度島直営診療所施設勘定は、歳入歳出決算総額7,081万円、大島直営診療所施設勘定は、歳入歳出決算総額8,929万5,000円となっております。 後期高齢者医療特別会計は、歳入総額4億8,189万1,000円、歳出総額4億8,015万8,000円で、歳入歳出差引き173万3,000円の実質収支となっております。 介護保険特別会計保険事業勘定は、歳入総額42億9,621万9,000円、歳出総額42億1,204万9,000円、歳入歳出差引き8,417万円の実質収支となっております。 サービス事業勘定は、歳入歳出総額2,832万4,000円となっております。 その他の特別会計の歳入歳出総額は、農業集落排水事業特別会計1,117万9,000円、宅地開発事業特別会計10万4,000円、あづち大島いさびの里事業特別会計3,173万2,000円、駐車場事業特別会計536万7,000円となっております。 水道事業会計は、収益的収支では、収入総額11億7,352万8,000円、支出総額9億5,129万6,000円、差引き2億2,223万2,000円の利益で、税抜き後の純利益が1億738万9,000円となっております。 資本的収支では、収入総額7億9,123万2,000円、支出総額12億1,627万8,000円で、収支不足額4億2,504万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額8,439万5,000円、当年度分損益勘定留保資金2億3,285万1,000円及び減債積立金1億780万円で補填しております。 また、利益剰余金の処分額については、2億780万円となっております。 病院事業会計は、収益的収支では、収入総額24億1,016万7,000円、支出総額22億6,308万6,000円、差引き1億4,708万1,000円の利益で、税抜き後の純利益が1億439万2,000円となっております。資本的収支では、収入総額3億2,346万7,000円、支出総額4億2,315万6,000円で、収支不足額9,968万9,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額228万円、過年度分損益勘定留保資金9,740万9,000円で補填しております。 交通船事業会計は、収益的収支では、収入支出総額ともに2億8,297万6,000円となっております。また、資本的収支では、収入支出総額ともに4,456万円となっております。 併せて、決算に係る監査意見書、財産に関する調書、主要な施策の成果についての報告書及び基金運用状況報告書を添えておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 議案第67号「平戸市職員定数条例の一部改正について」は、交通船事業の職員定数の改正に伴うものであります。 議案第68号「平戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」は、交通船事業における船員の勤務手当を見直し処遇改善を図るためのものであります。 議案第69号「平戸市手数料条例の一部改正について」は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律の一部改正に伴うものであります。 議案第70号「平戸市火災予防条例の一部改正について」は、対象火気設備等として定められている蓄電池設備及び固体燃料を使用する火気設備に係る条例制定基準が見直されたことに伴うものであります。 議案第71号「平戸市教職員住宅条例の一部改正について」は、野子中学校の閉校により空室のままとなっている教職員住宅1戸を廃止するためのものであります。 議案第72号「平戸市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正について」は、病院局の介護事業に従事する職員の処遇改善を図るためのものであります。 議案第73号「令和5年度平戸市一般会計補正予算(第5号)」は、歳出で、令和4年度国・県支出金の精算に伴う返還金、令和4年度決算に伴う決算剰余金について、地方財政法第7条第1項の規定に基づく財政調整基金積立金、職員の異動等に伴う人件費の増減のほか、7月の梅雨前線豪雨災害による災害復旧工事、水道未普及地域解消事業が主なもので、歳入では、国・県支出金、繰入金、繰越金、市債などを見込み、収支を合わせて4億4,354万3,000円を増額し、補正後の予算総額は、268億9,165万1,000円となっております。 議案第74号「令和5年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」は、事業勘定において、歳出で前年度決算剰余金財政調整基金への積立て、令和4年度県支出金の精算に伴う返還金の増額が主なもので、収支を合わせて5,801万9,000円を増額し、補正後の予算総額は42億1,281万9,000円となっております。 度島直営診療所施設勘定は、職員の異動等に伴う人件費を増額するもので、収支を合わせて160万3,000円を増額し、補正後の予算総額は、8,580万3,000円となっております。 議案第75号「令和5年度平戸市介護保険特別会計補正予算(第1号)」は、保険事業勘定において、歳出で前年度国庫支出金等の精算に伴う返還金及び前年度決算剰余金介護給付費準備基金への積立金などの増額、職員の異動等に伴う人件費の増減が主なもので、収支を合わせて8,195万5,000円を増額し、補正後の予算総額は46億3,002万4,000円となっております。 議案第76号「令和5年度平戸市あづち大島いさびの里事業特別会計補正予算(第1号)」は、宿泊施設の高付加価値化改修事業に伴う設計委託料が主なもので収支を合わせて1,555万円を増額し、補正後の予算総額は2,892万6,000円となっております。 議案第77号「令和5年度平戸市水道事業会計補正予算(第1号)」は、収益的収支において、職員の異動等に伴う人件費及びこれに伴う退職給付引当金の戻入額の減が主なもので、収入を47万円減額し、補正後の総額は11億296万3,000円、支出は6万4,000円を減額し、補正後の総額は10億1,798万7,000円となっております。また、資本的支出において、職員の異動等に伴う人件費の減によるもので、支出を10万5,000円減額し、補正後の総額は7億2,896万2,000円となっております。 議案第78号「令和5年度平戸市病院事業会計補正予算(第1号)」は、収益的収支において、職員の異動等に伴う人件費及びこれに伴う一般会計からの繰入金の増減で、収支を合わせて219万6,000円を増額し、補正後の収益的収入及び支出予定額は24億5,519万6,000円となっております。 議案第79号「令和5年度平戸市交通船事業会計補正予算(第1号)」は、職員の異動等に伴う人件費及び条例改正に伴う手当等の増が主なもので、収入16万4,000円、支出452万7,000円を増額し、補正後の収益的収入の予定額は2億7,234万1,000円、支出の予定額は3億174万7,000円、損失額は2,940万6,000円となっております。 議案第80号は、長崎県知事から公有水面埋立てについての意見を求められましたので、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、提案いたしました諸議案についての説明を終わります。内容の詳細については、各担当部長に説明させますので、何卒よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山田能新君)  これより議案説明を行います。 まず、報告第6号の説明を求めます。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  報告第6号「専決処分の報告について」御説明いたします。 本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分することができる事項として指定された、法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分を行いましたので、同法第180条第2項の規定により報告するものであります。 今回の専決処分は、インターネットに掲載されたイラストの無断使用による著作権の侵害による損害賠償請求に関して、示談による損害賠償の額の決定及び和解を行ったものであります。 著作権侵害の概要につきましては、平成30年10月発行のCOLAS平戸だより第39号において、本来、著作権者の使用許諾が必要なイラスト1点を無断使用したこと、また、COLAS平戸だよりのデータを、今回指摘がありました令和5年4月までの5年間、市ホームページに掲載し相手方の著作権を侵害したものであります。 なお、損害賠償の額、相手方の住所、氏名につきましては記載のとおりでございます。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ただいまの報告第6号に対し、質疑があればお願いします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  ないようですので、報告第6号は、これをもって報告済みといたします。 報告第7号の説明を求めます。 ◎財務部長(桝田俊介君)  おはようございます。 報告第7号「令和4年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」御説明いたします。 本報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、令和4年度の決算における健全化判断比率及び資金不足比率について、監査委員の審査に付して、その意見をつけて報告するものであります。 1枚目をお開き願います。 まず、健全化判断比率でありますが、健全化法においては、地方公共団体の財政状況を客観的に表し、財政の早期健全化や再生の必要性を判断するためのものとして、4つの財政指標を健全化判断比率として定めています。 簡単に説明しますと、実質赤字比率は、一般会計に生じている赤字の大きさを財政規模に対する割合で表したものです。連結実質赤字比率は、公営企業を含む地方公共団体の全会計に生じている赤字の大きさを財政規模に対する割合で表したものです。実質公債費比率は、地方公共団体の借入金の返済額の大きさを財政規模に対する割合で表したものです。将来負担比率は、地方公共団体の借入金など、現在抱えている負債の大きさを財政規模に対する割合で表したものです。 令和4年度の本市の状況は、実質赤字比率連結実質赤字比率につきましては発生しておりません。 実質公債費比率は1.7%で、前年度の1.5%と比べ、若干ですが0.2ポイント上昇しております。 また、将来負担比率については、令和4年度末における地方債残高が257億円、水道事業会計病院事業会計などの公営企業債に対する今後繰り出すべき残高が27億円、その他、債務を含めて将来負担すべき額が321億円となっております。これに対し、その債務を負担できる財源として、基金残高が150億円、普通交付税で算入される額が206億円、その他財源を合わせた財源総額が365億円となっており、将来負担すべき債務よりもそれを賄うことができる財源が上回っていることから、将来負担比率は生じておりません。 次に、資金不足比率は、公営企業の資金不足を公営企業の事業規模である料金収入の規模と比較して指標化し、経営状態の悪い度合いを示すものです。令和4年度本市の状況は、資金不足額は生じておりません。 以上、いずれの指標も一定の良好な状況を保っております。今後におきましても、これらの指標を注視しながら、健全な行財政運営に努めてまいりたいと考えております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ただいまの報告第7号に対し、質疑があればお願いします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  ないようですので、報告第7号は、これをもって報告済みといたします。 報告第8号の説明を求めます。なお、本日は説明のみを受け、質疑は議案質疑の日に行います。 ◎財務部長(桝田俊介君)  報告第8号「一般財団法人平戸市振興公社の経営状況を説明する書類の提出について」御説明いたします。 資料としまして、令和4年度の事業報告、収支計算書及びその明細書、また正味財産増減計算書、貸借対照表及び財産目録等を添付しております。 それでは、事業報告1ページをお願いいたします。 初めに、1の指定管理事業について説明いたします。 平戸市切支丹資料館管理運営事業につきましては、昭和57年の開館から40周年の節目を迎え、長年支えていただいた地域の皆様への感謝を込めて、近隣の小中学校や芸術団体の協力の下、根獅子・飯良まちづくり運営協議会と共催で記念イベントを開催いたしました。 次に、平戸市生月町博物館・島の館の管理運営事業につきましては、生月町の捕鯨やかくれキリシタンの歴史及び海を中心とした産業に関する資料を紹介するとともに、世界遺産サテライトセンターの役割として、長崎県の受託事業で、構成資産の普及啓発及びキリシタンに関するシンポジウム「キリシタンと日本」を行いました。 次に、4ページの平戸市春日集落拠点施設「かたりな」の管理運営事業につきましては、令和4年度から指定管理を受託しており、春日地区の歴史や文化、魅力の発信を行い、構成資産の価値や内容についての普及に努めました。また、長崎県と合同で実施した平戸地域のかくれキリシタン信仰用具調査で分かったタイ・メナムノイ窯産四耳壺の特別展示も行いました。 次に、平戸市総合運動公園管理運営事業では、新型コロナウイルス感染症の行動制限の緩和により、9月以降の大会や練習が予定どおり開催されるようになり、一般利用に混じってプロの試合やアマチュア強豪チームの合宿も行われました。特に、10月に開催された平戸で2回目となるV・ファーレン長崎エリートリーグの試合や、野球場で2月と3月に開催された福岡北九州フェニックス平林金属ソフトボール部の合宿には、多くのファンが集まりにぎわいを見せました。新しい取り組みとしては、市内宿泊を伴う県外の中学生クラブチームを対象としたU14サッカー大会の開催や、これまでに合宿利用のある大学を直接訪問し、新たな合宿誘致活動も行いました。 次に、5ページの平戸市市民プールの管理運営事業では、新型コロナウイルス感染防止等マニュアルを基に感染予防対策に努め、利用者の受入れや各種事業を実施しました。また、例年開催している水泳教室等とは別に、利用者拡大を目指し、2月と3月には、火曜日と日曜日にクロール習得のためのフリーアドバイスコースを試験的に実施しました。 7ページをお願いいたします。 平戸市たびら昆虫自然園管理運営事業では、開園30周年を迎え、これまで園を支えていただいた皆様への感謝と今後の新たな可能性を探るべく、4月の記念式典を皮切りに、20余りの事業を県立大学の学生や平戸市からのサポートを受けながら実施いたしました。また、初の試みであるクラウドファンディングでは、約2か月間で一般寄附と合わせて380万円を超える支援金が集まりました。このほか、初めての取り組みとして、64むしまつりや昆虫園まつりを開催しました。特に昆虫園まつりでは、1日の来園者としては過去最高の818人の入園がありました。 12ページをお願いいたします。 平戸市生月町B&G海洋センター管理運営事業では、カヌーなどの屋外スポーツも活動が徐々に再開され、スポーツ少年団や部活動の利用に加え、1階トレーニングルーム定期利用者も出てきました。また、職員が指導サポートに入っている市内小中学校授業受入れ人数も前年比21.1%の増となりました。 13ページをお願いいたします。 続きまして、2の受託事業を説明いたします。 受託事業としましては、田平学校給食共同調理場管理運営事業及び一般廃棄物収集事業があります。 まず、平戸市田平学校給食共同調理場管理運営事業では、通常の衛生管理と新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安全・安心な給食の提供に努めました。給食の内容につきましては、栄養士の指導の下、地産地消を推進するほか、毎年1月に実施されている全国学校給食週間では、平戸の特産品であるアゴや牛蒡餅を献立に取り入れました。 14ページをお願いいたします。 次に、一般廃棄物収集事業では、田平地区の一般廃棄物をその種類により定めた回収日に合わせて収集しております。昨年から始まった小学校のごみに関する授業に職員の派遣を行い、収集車の仕組みやごみの分別方法などに関する説明を行いました。 続きまして、3の販売事業について御説明いたします。 販売事業は、島の館、かたりな及びたびら昆虫自然園の売店事業でございます。初年度のかたりなを除いて、前年度を上回る売上げ実績となっております。 15ページをお願いいたします。 理事会・評議委員会の開催状況のほか、役員及び職員の状況につきましては16ページに記載しておりますので、御一読のほどお願いいたします。 続きまして、ただいま説明しました各事業の令和4年度決算状況につきまして説明させていただきますが、正味財産増減計算書により決算の概要を説明いたします。 それでは、31ページの正味財産増減計算書の内訳表をお開き願います。 初めに、科目でⅠ一般正味財産増減の部、1、経常増減の部を御説明いたします。 まず、一番左端になりますが、指定管理事業につきましては、上から17行目にあります経常収益計1億7,276万1,759円に対して、下から18行目にありますが、経常費用計は1億7,151万8,985円で、当期経常増減額は124万2,774円の黒字となっております。 次に、その右の受託事業につきましては、同じく経常収益計5,159万969円に対して、経常費用計は5,159万969円で、収支差引きゼロとなっております。 次に、その右の販売事業につきましては、経常収益計365万7,105円に対して、経常費用計は291万4,374円で、当期経常増減額は74万2,731円の黒字となっております。 次に、その右の管理業務に係る法人会計につきましては、それぞれの事業に係る管理費を法人会計へ振替処理した結果、経常収益計1,610万5,009円に対して、経常費用計は1,533万8,654円で、当期経常増減額は76万6,355円の黒字となっております。 これらを合計した、一番右の列の公社計では、経常収益計2億4,411万4,842円に対して経常費用計は2億4,136万2,982円で、当期経常増減額は275万1,860円の黒字となりました。 これに当期経常外増減額3万4,999円を加えた当期一般正味財産増減額は、278万6,859円となります。 今期の一般正味財産期末残高は1,331万9,695円で、当期指定正味財産増減額及び指定正味財産期首残高700万円を加えた当期の正味財産期末残高は、一番右下の数字ですが、2,420万1,282円となっております。 また、正味財産増減計算書のもととなる収支計算書のほか、貸借対照表、財産目録、附属資料としまして令和4年度収支明細書に各事業の収入、支出の主な内容を説明欄に記載しておりますので、併せて御覧いただきますようお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  次に、報告第9号の説明を求めます。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  報告第9号「令和4年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の提出について」御説明いたします。 この報告書は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき、令和4年度に執行した事務事業について点検評価を行い、報告書を作成し提出するものでございます。 報告書の構成につきましては、1つ目に教育委員会の活動、2つ目に教育委員会が管理・執行する事務、3つ目に教育委員会が管理・執行を教育長に委任する事務、この3項目について、それぞれ評価を行っております。 まず、1つ目の教育委員会の活動についてですが、2ページをお願いいたします。 (1)会議の運営から(6)学校及び教育施設に対する支援・条件整備までの6項目について、活動内容を記載しております。 続きまして、2つ目の教育委員会が管理・執行する事務ですが、3ページをお願いいたします。 平戸市教育長に対する事務委任規則第2条に規定されている事務14項目のうち、令和4年度に管理・執行した6項目を表2に記載しております。 なお、教育委員会で審議した議案等につきましては、5ページ、6ページに記載をしております。 最後に、3つ目の教育委員会が管理・執行を教育長に委任する事務ですが、第3期平戸市教育振興基本計画の施策体系ごとに表3に記載しております。 7ページをお願いいたします。 まず、主に学校教育課、教育総務課で取り組みました重点目標Ⅰ平戸の未来を担う人材の育成では、1、未来を切り拓く子どもの育成、2、人生を豊かにする心と体の育成、3、子どもの学びを支える教育環境の充実について、7ページから12ページに記載をしております。 次に、主に生涯学習課で取り組みました重点目標Ⅱ生涯にわたる学びの充実では、1、いきがいにつながる学びの充実、2、子どもたちの健やかな成長の支援、3、生涯にわたるスポーツの推進について、13ページから16ページに記載をしております。 次に、主に文化交流課で取り組みました重点目標Ⅲ歴史・伝統文化の保存・継承・活用では、1、平戸学の推進、2、文化遺産の保存・保全・活用の推進、3、芸術文化活動の推進について、17ページから21ページに記載をしております。 なお、それぞれの項目における目標の達成度合いを客観的に判断、測定できる成果指標を施策ごとに示し、令和元年度を基準値に、計画最終年度の令和6年度を目標値として進捗管理を行っているところであります。 なお、22ページからは外部有識者の知見として、平戸市教育行政に造詣の深いお2人の方からいただきました所見を添付させていただいております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ただいまの報告第9号に対し、質疑があればお願いします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  ないようですので、報告第9号は、これをもって報告済みといたします。 次に、議案第56号の説明を求めます。 ◎財務部長(桝田俊介君)  議案第56号「令和4年度平戸市一般会計決算認定」につきまして御説明いたします。 今回提案いたしております令和4年度の決算につきましては、監査委員の審査を受け、その意見をいただきましたので、地方自治法第233条の第3項の規定に基づき、監査委員の審査意見書を併せて提出し、議会の認定をお願いするものであります。 なお、各課所管に係る事務事業等につきましては、地方自治法第233条第5項の規定に基づき、別冊として、決算に係る主要な施策の成果についての報告書を添付しております。 初めに、決算書の附属資料として配付しております決算資料により、令和4年度の決算の概要と財政状況等につきまして概略を説明させていただきますので、御準備のほどをお願いいたします。 それでは、決算資料1ページをお願いいたします。 1ページから2ページにかけての資料は、総務省に報告する統計資料を簡略にまとめたもので、通常「決算カード」と呼ばれております。この決算カードは普通会計によるもので、一般会計とは差が生じておりますが、歳入歳出について同額の調整をしていることから、形式収支や実質収支などは一般会計と同額となっております。 まず、歳入総額は268億9,370万5,000円で、前年度と比較して18億1,736万4,000円、6.3%の減となっております。 一方、歳出総額は259億9,196万5,000円で、前年度と比較して18億6,790万3,000円、6.7%の減であり、歳入歳出ともに前年度と比較して減額となっておりますが、この主な要因といたしましては、令和3年度に新型コロナウイルス感染症対策として実施した子育て世帯への臨時特別給付金事業の減、住民非課税世帯等に対する臨時特別給付金の減などによるものでございます。 歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は9億174万円。この形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源3億1,556万6,000円を差し引いた実質収支は、5億8,617万4,000円の黒字となっております。 当該年度決算の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は4,781万4,000円の赤字で、当該単年度収支に積立金を加えた実質単年度収支では2億7,842万5,000円の黒字となっております。 右側の欄の財政指標等について、若干説明をさせていただきます。 まず、財政力指数でありますが、この指数は地方公共団体の財政力の強弱を示す指数で、1に近いほど財政に余裕があるとされています。当該年度の財政力指数は0.24で前年度と変わっていませんが、普通交付税を算定する上では必要な経費の約4分の1程度しか市税等では賄えないという極めて脆弱な財政構造となっております。 次に、経常収支比率でありますが、毎年度経常的に収入される一般財源に対して、毎年度経常的に支出される経費に充当された一般財源が占める割合で、財政構造の弾力性を表す指標となっております。この指標が高いほど財政構造が弾力性を失っていることを示します。 当該年度の経常収支比率は87.4%で前年度と比較して3ポイント上昇しております。これは、歳入において普通交付税及び臨時財政対策債の減額と、歳出において公債費の元利償還金の増額などの影響によるもので、依然として財政構造に弾力性があるとは言い難い状況にあります。 公債費比率から起債制限比率までの公債費に関する指標につきましては、前年度と比較して若干上昇しております。これは、普通交付税及び臨時財政対策債の減並びに通常償還の増によるものです。 積立金現在高につきましては142億3,834万円で、前年度と比較して7億4,987万円の増額となっております。その要因としては、財政調整基金に3億2,623万9,000円、さらには今後の公共施設整備をはじめ、魅力あるまちづくりの財源に充てるため、新しいまちづくり基金に5億1,096万1,000円を積み立てたことが主なものであります。 また、地方債現在高は257億770万6,000円で、前年度と比較して10億1,491万8,000円の減額となりました。 今後につきましては、財政状況を見ながら、状況に応じて繰上償還を実施していきたいと考えております。 なお、これらの地方債のうち臨時財政対策債については、各償還年度において普通交付税に全額算入されるのをはじめ、過疎債、辺地債などの交付税算入率が高い有利な地方債を優先して借り入れており、地方債現在高うち71.4%については普通交付税に算入されることとなっております。 3ページには財政状況の推移を、4ページには基金の状況について記載していますので、御一読をお願いいたします。 資料の説明は終わります。 次に、決算書のほうをお願いいたします。一般会計決算書の7ページをお願いいたします。 まず、歳入でありますが、歳入合計の欄で、調定額274億3,664万7,396円に対し、収入済額は269億1,857万6,603円で、不納欠損額は1,403万2,078円であります。 なお、不納欠損につきましては、4ページに記載の市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税及び8ページ記載の雑入をそれぞれ行っております。 次に、11ページをお願いいたします。 歳出でありますが、歳出合計の欄で、予算現額281億2,246万4,690円に対し、支出済額は260億1,683万6,612円で、翌年度繰越額が13億5,787万5,000円ありますので、不用額が7億4,775万3,078円となっております。したがいまして、欄外に記載のとおり、歳入歳出差引残額は9億173万9,991円となります。 なお、千円単位にした実質収支に関する調書につきましては、13ページに記載しておりますが、翌年度へ繰り返すべき財源を除いた実質収支は5億8,617万4,000円で、先ほど説明いたしました普通会計と同額となります。 続いて、決算内容について、お手元に令和4年度会計別決算状況という資料をお配りしておりますが、1ページに一般会計歳入歳出決算を掲載し、各款ごとの令和3年度との増減額及び増減率を記載しております。 増減額の大きな事業等につきましては、決算に係る主要な施策の成果についての報告書1ページから4ページにかけて記載しておりますので、各款ごとの説明は割愛させていただきます。 以上が、歳入歳出決算額の主な内容でございますが、説明いたしましたように、令和4年度の決算規模につきましては、歳出で6.7%の減と大きく減少しています。これは、新型コロナウイルス感染症対策で実施した子育て世帯や住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の減によるものです。 また、財政指標では、経常収支比率、実質公債費比率が若干上昇しているものの、財政調整基金を取り崩すことなく財政運営ができていることや、積立金現在高も前年度から7億5,000万円程度の増加、地方債現在高も10億円程度の減少など、財政状況は一定の良好な状況を保っているものと考えます。 しかしながら、依然として進行する人口減少や、少子化対策のための子育て支援などの各種支援施策に伴う扶助費の増加に加え、今後予定されている大型の建設事業や老朽化した施設の維持管理・更新経費、さらにはDX推進による物件費の増加、エネルギー・物価高騰対策なども予想されることから、今後の財政運営は必ずしも楽観できない状況にあります。 このため、今後も事業の取捨選択を図りながら、持続可能な財政運営に努めてまいりたいと考えております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  次に、議案第57号及び第58号の説明を求めます。 ◎市民生活部長(平松貫治君)  議案第57号「令和4年度平戸市国民健康保険特別会計決算認定について」説明いたします。 まず、国民健康保険の概要でございますが、決算に係る主要な施策の成果についての報告書の167ページの下段の表を御覧いただきたいと思います。 令和4年度国民健康保険被保険者の加入状況につきましては、平均世帯数5,081世帯、被保険者数8,107人で、被保険者数は対前年比5.1%の減となっております。 また、168ページの医療機関における1人当たりの年間診療費では、令和4年度は、円単位まで申し上げますと、33万7,948円で、対前年比0.5%の増となっております。 それでは、事業勘定について御説明いたします。 特別会計決算書、1ページから4ページをお願いいたします。 事業勘定歳入総額は42億3,422万3,983円、歳出総額は41億7,620万5,539円で、歳入歳出差引き5,801万8,444円の実質収支となっております。 続きまして、決算書事項別明細書で主なものについて御説明をいたします。 歳入でありますが、7ページをお願いいたします。 1款国民健康保険税は、一般被保険者現年課税分の収納率は97.6%で、滞納繰越分を合わせた収納率は93.6%となっております。県内市町の中でも高い収納率を維持いたしておるところでございます。 3款1項1目保険給付費等交付金は、医療費等の実績に対するものであります。 9ページをお願いいたします。 6款1項1目一般会計繰入金は、地方財政計画における国民健康保険制度の運営に関する基本的な考え方に基づく保険基盤安定負担金などの繰入金であります。 次に、歳出でありますが、15ページの下段から20ページにかけての2款保険給付費は、対前年比5.4%の減額となっておりまして、主な要因といたしましては、療養給付費及び高額療養費の減少でありまして、少子高齢化に伴う被保険者数の減少によるものと考えております。 19ページをお願いいたします。 3款国民健康保険事業費納付金は、医療給付費分事業費納付金のほか、後期高齢者支援金及び介護納付金として県へ納付したものであります。 4款保険事業費は、特定健康診査等事業及び特定健診受診率向上対策事業などの事業実績となっております。 23ページをお願いいたします。 5款基金積立金は、地方財政法第7条第1項に基づき、令和3年度決算剰余金財政調整基金へ積立てを行ったものであります。 次のページにかけての7款2項繰出金でございますが、度島及び大島直営診療所における運営費に対するものなどの国庫の特別調整交付金を直診勘定特別会計へ、また、市民病院及び生月病院における医療機器整備に対するものなど、同様に特別調整交付金を病院事業会計へそれぞれ繰り出しを行ったものであります。 続きまして、度島直営診療所施設勘定について説明をいたします。 成果報告書の169ページをお願いいたします。 度島診療所における令和4年度患者総数は4,902人で対前年比11.9%の増、診療収入につきましては3,088万9,656円で対前年比1.8%の減額となっております。 決算額は、歳入歳出総額7,080万9,883円になっており、歳入が歳出に対して不足する額につきましては、一般会計繰入金により収支の均衡を図っております。 歳入歳出につきまして、主なものを御説明いたします。 決算書にお戻りいただきまして、33ページをお願いいたします。 歳入の1款診療収入総額は3,088万9,656円で、対前年比1.8%の減額となっております。先ほど申し上げましたように、患者数の増により外来収入が増額となった一方で、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種者の減少による諸検査等収入が前年より減額となったものであります。 続きまして、37ページをお願いいたします。 歳出の1款総務費は、職員給与費及び一般管理事務経費であります。 このページから40ページにかけての2款医業費は、医療用機械器具管理事業及び医薬品衛生材料購入事業が主なものとなっております。 続きまして、大島直営診療所施設勘定について御説明いたします。 恐れ入りますが、成果報告書の170ページをお願いいたします。 令和4年度の診療所患者総数は2,660人、対前年比1.1%の減、歯科診療所患者総数は1,519人、対前年比101.5%の増となっております。 決算額は、歳入歳出ともに8,929万4,951円となっており、歳入が歳出に対して不足する額については、度島直営診療所施設勘定と同様に、一般会計繰入金により収支の均衡を図っております。 歳入歳出について主なものを御説明いたします。 決算書の47ページをお願いいたします。 歳入の1款診療収入の収入済額は4,597万8,997円、対前年比6.8%の増額となっております。増額となった要因といたしましては、歯科診療収入の増額が主なもので、歯科診療所施設のリニューアルに加え、現在の2名の歯科医師の診療体制になったことによって患者数が伸びたものではないかと考えているところでございます。 51ページをお願いいたします。 歳出の1款総務費は、職員給与費及び一般管理事務経費が主なものでございます。 このページから54ページにかけての2款医業費は、医療用機械器具管理事業及び医薬品衛生材料購入事業が主なものとなっております。 3款歯科診療所費は、歯科診療所維持管理事業及び歯科医業に要する経費でございます。 続きまして、議案第58号「令和4年度平戸市後期高齢者医療特別会計決算認定について」御説明いたします。 まず、後期高齢者医療特別会計の概要について御説明いたします。 恐れ入ります。また成果報告書の177ページをお願いいたします。 下のグラフの令和4年度における被保険者数は6,520人、対前年比1.0%の増となっております。上のグラフの総医療費に当たる費用額につきましては61億9,036万円、対前年比2.5%の増額となっております。 決算書の57ページから60ページをお願いいたします。 決算額は、歳入総額4億8,189万1,517円、歳出総額は4億8,015万8,201円で、歳入歳出差引残高は173万3,316円の実質収支となっております。 歳入歳出について主なものを御説明いたします。 63ページをお願いいたします。 歳入の1款後期高齢者医療保険料は、75歳以上の方の個人負担の保険料が主なものでございます。 4款1項2目保険基盤安定繰入金は、高齢者医療確保法第99条に基づく繰入金で、低所得者等の保険料軽減相当額であります。 67ページをお願いいたします。 歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合に対する事務費負担金、保険料等納付金及び保険基盤安定負担金となっております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○議長(山田能新君)  次に、議案第59号の説明を求めます。 ◎福祉部長(尾崎利美君)  議案第59号「令和4年度平戸市介護保険特別会計決算認定について」御説明いたします。 まず、概要についてでございますが、65歳以上の第1号被保険者で介護保険の要支援・要介護認定者数は、令和5年3月末で2,308人、要介護認定率は19.1%と、前年度と比較しますと44人の減、0.1ポイント減少しております。 また、介護保険特別会計の歳出の多くを占める介護保険給付費につきましても、要介護認定率に比例して減少しております。 なお、要介護認定者数などの指標につきましては、決算に係る主要な施策の成果についての報告書に掲載しておりますので、御一読をお願いしたいと思います。 それではまず、保険事業勘定について御説明いたします。 71から74ページをお願いいたします。 保険事業勘定の決算額は、歳入総額42億9,621万8,889円、歳出総額は42億1,204万9,335円で、歳入歳出差引き8,416万9,554円の実質収支となっております。 次に、事項別明細書で主なものについて御説明させていただきます。 77ページをお願いいたします。 歳入でありますが、1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者保険料で、収入済額は7億4,026万1,687円で、収納率は現年度分で99.7%、滞納分で42.7%となっております。 3款国庫支出金から79ページの5款県支出金までの収入済額は、定められたそれぞれの負担率による給付費等の負担金であります。 7款繰入金は、介護保険給付費等に係る定められた負担率による一般会計からの繰入金であります。 83ページをお願いいたします。 歳出について御説明いたします。 1款総務費の決算額は7,452万5,000円で、主な経費といたしまして、職員人件費や介護認定調査等に係る経費でございます。 87ページをお願いいたします。 2款保険給付費の決算額は38億6,485万2,654円で、要介護認定者を対象とする介護給付費と要支援認定者を対象とする介護予防給付費が主なものになります。 89ページをお願いいたします。 3款地域支援事業費の決算額は2億1,743万6,041円で、要支援1・2の認定者及び総合事業該当者を対象とするもので、介護予防生活支援サービス事業費などが主なものとなっております。 99ページをお願いいたします。 4款保険福祉事業費の決算額は277万4,562円で、離島のサービス利用者、サービス提供事業者及び送迎者への渡航費等の支援を行ったものでございます。 5款基金積立金の決算額は3,669万8,757円で、令和3年度決算剰余金等を介護給付費準備基金へ積み立てたものであります。 101ページをお願いいたします。 7款諸支出金の決算額は1,576万2,321円で、令和3年度決算に伴う国・県支出金等の過年度分返還金が主なものでございます。 次に、サービス事業勘定決算認定について御説明いたします。 103ページから106ページをお願いいたします。 決算額は、歳入歳出ともに総額2,832万4,358円で、決算調整により、歳入が歳出に対して不足する額につきましては、一般会計からの繰入れにより収支の均衡を図っております。 109ページをお願いいたします。 事項別明細書により御説明いたします。 歳入の1款サービス収入の決算額は2,709万1,620円で、これは介護予防プラン作成に係る収入でございます。 2款繰入金の決算額は113万162円で、収支を見合わせ、一般会計から不足額を繰り入れたものでございます。 111ページをお願いいたします。 歳出でありますが、1款地域支援事業費の決算額は2,832万4,358円で、介護予防プラン作成事業に係る経費でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ここで暫時休憩いたします。10分間休憩いたします。             休憩 午前11時06分              再開 午前11時18分 ○議長(山田能新君)  会議を再開いたします。 引き続き、議案説明を行います。 議案第60号の説明を求めます。 ◎生月支所長(田中和広君)  議案第60号「令和4年度平戸市農業集落排水事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 113ページから116ページをお願いいたします。 歳入歳出決算額は、それぞれ1,117万9,171円となっております。 主な内容につきましては、歳入歳出決算事項別明細書により御説明いたしますので、119ページ、120ページをお開き願います。 まず、歳入につきましては、1款1項1目の使用料及び2款1項1目の一般会計繰入金が主なものでございます。 次に、121、122ページの歳出でございますが、1款1項2目の施設管理費及び2款1項1目の長期債元金、同じく2目の長期債利子が主なものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第61号の説明を求めます。 ◎田平支所長(岩永耕一君)  議案第61号「令和4年度平戸市宅地開発事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 特別会計決算書123ページから126ページを御覧ください。 歳入歳出それぞれ10万4,000円の決算額となっております。 主な内容につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 129ページ、130ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、1款財産収入は、ボックスカルバート式車庫の貸付収入でございます。 次に、131ページ、132ページをお開きください。 歳出でございますが、備考欄1、グリーンヒルズ管理運営事業のうち、需用費の未売却宅地ほか管理用地に係る除草作業の消耗品費、及び当初予算書の印刷製本費、街路灯電気料の光熱水費でございます。 令和4年度は、収支の差額2万3,359円を一般会計に繰り出しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  次に、議案第62号の説明を求めます。 ◎大島支所長(白石二也君)  議案第62号「令和4年度平戸市あづち大島いさびの里事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 特別会計決算書133ページから138ページをお願いいたします。 歳入歳出決算額は、それぞれ3,173万1,606円となっております。 主な内容につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 139ページ、140ページをお願いいたします。 収入済額は3,173万1,606円で、1款1項1目一般会計繰入金が主なものでございます。 次に、141ページ、142ページをお願いいたします。 支出済額は3,173万1,606円で、1款1項1目いさりびの里における物価高騰の影響による委託料の増額分を含めました指定管理委託料、経年劣化による維持補修のための外構工事補修事業、空調の取りかえ及び照明のLED化事業、高圧受電設備の改修が主なものでございます。 利用者数等につきましては、主要な施策の成果報告191ページに記載しておりますので、御一読ください。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  次に、議案第63号の説明を求めます。 ◎建設部長(山下正剛君)  議案第63号「令和4年度平戸市駐車場事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 決算書の143ページから146ページをお願いいたします。 歳入歳出決算額は、それぞれ536万6,784円となっております。 次に、主な内容につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 149ページ、150ページをお願いいたします。 歳入につきましては、1款1項1目使用料の収入済額526万2,050円は、平戸港交流広場駐車場の使用料で、3款1項1目一般会計繰入金の収入済額10万4,734円は、駐車場の出口精算機の故障により取りかえ修繕が必要となり、管理運営経費の増額に対し、駐車場使用料で不足する分を一般会計から繰り入れたものでございます。 次に、151ページ、152ページをお願いいたします。 歳出につきましては、1款1項1目施設管理費の支出済額536万6,784円は、駐車場の管理運営に要した経費でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  次に、議案第64号の説明を求めます。 ◎水道局長(濱崎吉男君)  議案第64号「令和4年度平戸市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について」御説明いたします。 まず初めに、経営状況の概況でありますが、給水人口は減少したものの、年間総配水量、有収水量は前年度を上回る中、収入の確保、経常経費の節減など経営の健全化に努め、令和4年度純利益は2億2,223万2,293円となっております。 それでは、決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。 平戸市水道事業決算報告書でありますが、本報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みで記載しております。 まず、収益的収入及び支出でありますが、水道事業収益決算額は11億7,352万8,757円、水道事業費用決算額は9億5,129万6,464円となっております。 次に、3ページ、4ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出でありますが、資本的収入決算額は7億9,123万2,000円、資本的支出決算額は12億1,627万8,505円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、4億2,504万6,505円につきましては、欄外に補填方法を記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 次に、5ページをお願いいたします。 5ページ以降につきましては、消費税及び地方消費税を除いた金額で表示しております。 損益計算書でありますが、経常利益、特別利益、特別損失合わせまして、当年度純利益は1億738万9,557円となっております。 次に、6ページの剰余金計算書につきましては、御一読をお願いいたします。 次に、7ページをお願いいたします。 剰余金処分計算書案でありますが、当年度未処分利益剰余金から1億円を減債積立金へ積み立て、1億780万238円を組入資本金へ組み入れ、繰越利益剰余金を4億6,763万8,473円とするものであります。 次に、8ページ、9ページをお願いいたします。 貸借対照表でありますが、本表は令和4年度末の資産、負債及び資本の状況を総括的に示したものであります。 10ページには注記を記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 次に、11ページから16ページまでの水道事業報告書につきまして御説明いたします。 11ページ、12ページは水道事業に関する概況、13ページ、14ページは建設工事の概況、15ページは業務量、事業収入及び事業費に関する事項、16ページには企業債及び一時借入金等の概況及び他会計補助金の使途について記載をしておりますので、御一読をお願いいたします。 次に、17ページのキャッシュ・フロー計算書につきましては、当年度間における資金の変動を示したものであります。 次に、18ページから21ページまでの収益費用明細書につきまして御説明いたします。 18ページをお願いいたします。 1款1項1目給水収益につきましては、7億2,571万9,603円となっております。 2項2目他会計補助金につきましては、統合前簡易水道の建設改良などに係る一般会計補助金であります。 3目長期前受金戻入につきましては、長期前受国県補助金及びその他長期前受金が主なものであります。 19ページから21ページまでの水道事業費用につきましては、企業の経営活動に伴う人件費、動力費、委託料などの物件費及び減価償却費などが主なものであります。 次に、22ページ、23ページの資本的収支明細書につきまして御説明いたします。 22ページをお願いいたします。 1款1項1目企業債につきましては、神の川浄水場改修事業等に係る企業債、4項1目県補助金につきましては、基幹管路更新事業などに係る補助金、2目他会計補助金につきましては、統合前簡易水道の建設改良などに係る一般会計補助金であります。 23ページの1款1項建設改良費につきましては、基幹管路更新事業、老朽管路更新事業等に伴う水道管布設替え工事、神の川浄水場改修事業などが主なものであります。 次に、24ページには固定資産明細書、25ページ、26ページには企業債明細書を記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第65号の説明を求めます。 ◎病院局長(小出圭治君)  議案第65号「令和4年度平戸市病院事業会計決算認定について」御説明いたします。 初めに、経営状況の概況でございますが、令和4年度は、市民病院、生月病院ともに純利益を確保できましたことから、両病院を合わせて1億439万2,173円の純利益となりました。 令和4年度の病院事業は、生月病院において令和4年5月から、一般病床を8床減少として52床とし、7月から、うち10床を地域包括ケア病床へ転換いたしました。 新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、両病院ともに発熱外来の設置、入院患者の受入れや病床確保、ワクチン接種業務に取り組み、使命感を持って新興感染症医療を進めてまいりました。 それでは、決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。 平戸市病院事業決算報告書でございますが、本報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みで計上いたしております。 まず、収益的収入及び支出でありますが、収入の決算額は24億1,016万6,915円、支出の決算額は22億6,308万6,310円であります。 3ページ、4ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出でありますが、収入の決算額は3億2,346万6,480円、支出の決算額は4億2,315万5,609円で、資本的収入額が資本的支出額に不足する額9,968万9,129円につきましては、欄外に記載のとおり補填いたしております。 次に、5ページ、6ページをお願いいたします。 このページ以降は、15ページ、16ページを除き、消費税及び地方消費税を除いた金額で計上いたしております。 損益計算書でございますが、当年度純利益が1億439万2,173円、内訳は、市民病院が5,622万2,840円の純利益、生月病院が4,816万9,333円の純利益でございます。 次に、7ページの剰余金計算書でありますが、未処分利益剰余金は1億7,602万4,773円で、内訳は、市民病院が未処分利益剰余金2億8,913万6,583円、生月病院が未処理欠損金1億1,311万1,810円でございます。 8ページの剰余金処分計算書は、当年度未処分利益剰余金を翌年度に繰り越すものでございます。 9ページ、10ページをお願いいたします。 貸借対照表でございますが、病院事業における令和4年度末の資産、負債及び資本の状況について総括的に表したものでございます。 11ページ、12ページには注記を記載いたしておりますので、お目通しのほうをお願いいたします。 次に、13ページから18ページの事業報告書でありますが、13ページ、14ページには概況の総括事項、議会議決事項、許認可に関する事項及び職員に関する事項を、15ページから18ページにかけては、建設工事等の概況、業務量等について記載をいたしておりますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。 19ページのキャッシュ・フロー計算書につきましては、令和4年度における資金の変動を示したものでございます。 次に、20ページから27ページの収益費用明細書について御説明いたします。 20ページから23ページの収益でありますが、主なものは入院収益、外来収益などの医業収益、不採算地区病院の運営に要する経費等に対する一般会計負担金、新型コロナウイルス感染症の病床確保に係る補助金等でございます。 なお、入院収益と外来収益が総収益に占める割合は、平戸市民病院事業で58.9%、生月病院事業で57.2%となっております。 24ページから27ページの費用でございますが、主なものは、病院経営に係る人件費、材料費、委託料、賃借料などの物件費、固定資産の減価消却費でございます。 なお、給与費の医業収益に占める割合は、平戸市民病院事業で70.8%、生月病院事業で77.4%となっております。 次に、28ページをお願いいたします。 資本的収支明細書について御説明いたします。 収入でありますが、医療機器等の整備に伴う企業債の元金償還に伴う一般会計、国民健康保険特別会計の負担金、一般会計の出資金が主なものでございます。 29ページの支出でありますが、医療機器等の資産購入費、施設の改修工事費、企業債の元金償還が主なものでございます。 資産購入費及び建設改良費の主なものにつきましては、15ページから16ページに記載をいたしております。 30ページは固定資産明細書、31ページは企業債明細書を記載いたしておりますので、お目通しのほうをよろしくお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第66号の説明を求めます。 ◎総務部長(野口雅文君)  議案第66号「令和4年度平戸市交通船事業会計決算認定について」御説明いたします。 まず初めに、運営状況につきましては、1,824回の運航計画に対し、1,778.5回の運航であり、旅客運送実績は7万9,041.5人、対前年比2.8%の減、車両運送実績は2万6,279台で、対前年比2.1%の減となっております。 経営状況でございますが、総収益、総費用ともに同じく税抜きで2億6,890万6,520円で、対前年比7.1%の増となっております。 以下、決算書の内容について御説明申し上げます。 1ページ、2ページをお願いいたします。 平戸市交通船事業決算報告でございますが、本報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みの金額で記載しております。 まず、収益的収入でございますが、1款海上運送事業収益の決算額は、2億8,297万6,591円となっております。 次に、収益的支出でございますが、1款海上運送事業費用の決算額についても、同額の2億8,297万6,591円となっております。 次に、資本的収入及び支出でございますが、1款資本的支出の決算額は、企業債償還金4,456万360円となっており、その支出額分を過年度分損益勘上留保資金で補填をしております。 次に、3ページをお願いします。 このページ以降は、消費税及び地方消費税を除いた金額で計上をしております。 損益計算書でございますが、当年度におきましては、純利益、純損失はございません。 次に、4ページをお願いします。 剰余金処分計算書につきましては、お目通しをよろしくお願いいたします。 5ページをお願いします。 貸借対照表につきましては、交通船事業における令和4年度末の状況につきまして、資産、負債及び資本を総括的に表したものでございます。 6ページには注記を、7ページ、8ページの事業報告でございますが、7ページは概況の総括事項、議会議決事項、行政官庁認可事項及び職員に関する事項、料金その他運航条件の設定変更に関する事項を記載しております。 8ページは、令和4年度における工事、業務量について記載をしておりますので、お目通しをお願いいたします。 9ページのキャッシュ・フロー計算書につきましては、当年度間における資金の変動を示すものでございます。 続きまして、10ページから13ページの収益費用明細書の主なものについて簡単に説明をします。 10ページをお願いします。 1款1項1目運送収益は、1億4,029万1,264円で、総収益の52.1%を占めております。 次に、2項1目補助金は、航路損益及び離島住民運賃割引制度に対する国県からの補助金でございます。 2目は、一般会計からの補助金でございます。 4目長期前受金戻入は、補助金等により取得した資産の減価償却見合い分を収益化したものでございます。 次に、11ページから13ページにかけての海上運送事業費用につきましては、企業の経営活動に伴う人件費、動力費、修繕費、委託料等の物件費が主なものでございます。 14ページには資本的収支明細書、15ページには固定資産明細書、16ページには企業債明細書を記載しておりますので、お目通しのほどどうぞよろしくお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第67号及び第68号の説明を求めます。 ◎総務部長(野口雅文君)  それでは、議案第67号「平戸市職員定数条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の一部改正につきましては、交通船事業における船員の職場環境の改善を図るため、船員の職員定数を8人から2名増員し、10人とするものであります。 続きまして、議案第68号「平戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の一部改正につきましては、交通船船員に支給する食料手当について、従来の月額支給から日額支給に見直しを行い、併せて新たに航海手当を新設するため、条例の一部を改正するものであります。 以上でございます。御審議のほどどうぞよろしくお願いします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第69号の説明を求めます。 ◎建設部長(山下正剛君)  議案第69号「平戸市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律が令和2年6月に改正され、地方公共団体がマンション管理に関与できることとなり、県と市の共同により、長崎県マンション管理適正化推進計画を令和5年6月に作成し、管理計画認定制度を運用することに伴い、平戸市手数料条例の別表第2に、29、30の部を新たに追加する改正を行うものでございます。 また、手数料の額については、長崎県建築関係手数料条例に準じております。 なお、施行日は公布の日からとしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第70号の説明を求めます。 ◎消防長(本山繁治君)  議案第70号「平戸市火災予防条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、火災予防条例の蓄電池設備及び固体燃料を使用する火気設備等について、条例の一部を改正するものでございます。 蓄電池設備につきましては、その種別や安全性に応じた内容となるよう、所要の見直しが行われたものです。 また、まきストーブや炭火焼き器などの固体燃料を使用する火気設備等については、火災上の安全措置が講じられているものもあることから基準の見直しが行われ、別表第3の一部を改正するものでございます。 施行日につきましては、令和6年1月1日とするものでございます。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第71号の説明を求めます。 ◎教育次長(鴨川恵介君)  議案第71号「平戸市教職員住宅条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、管理職用の住宅として管理している野子町教職員住宅3戸のうち、令和3年3月31日の野子中学校の閉校により空室となっている第1号住宅について、今後の入居見込みもないことから用途廃止を行うため、条例の一部を改正するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第72号の説明を求めます。 ◎病院局長(小出圭治君)  議案第72号「平戸市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正につきましては、介護職員の処遇改善措置としての手当を支給するため、条例の一部改正をするものでございます。 改正の内容でありますが、第9条第5号処遇改善手当におきまして、既存の「看護師及び準看護師」の手当をアとしまして、アの次にイとして「介護職員処遇改善加算の算定対象である事業所において介護福祉士として勤務する者」、ウとして「ア又はイの対象者の属する病院及び事業所において看護補助員又は介護補助員として勤務する者」を加える者でございます。 施行日は令和5年10月1日からとするものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第73号の説明を求めます。 ◎財務部長(桝田俊介君)  議案第73号「令和5年度平戸市一般会計補正予算(第5号)」につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ4億4,354万3,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ268億9,165万1,000円とするものであります。 今回の補正予算は、令和4年度決算に伴う決算上の剰余金処分として、地方財政法に基づく財政調整基金への積立て、梅雨前線豪雨に伴う災害復旧費、生活保護費等の令和4年度国県支出金の精算に伴う返還金、水道未普及地域解消事業のほか、職員の異動等に伴う職員給与費の増減額などの経費を調整し、提案させていただいております。 4ページをお願いいたします。 第2表地方債補正につきましては、自然災害防止事業及び災害復旧事業の追加、並びに臨時財政対策債の変更を行うものであります。 それでは、補正の内容につきまして、事項別明細書により御説明いたしますが、歳入におきまして、歳出の各事業で特定財源として充当しているものについては説明が重複することから、内容を簡略に御説明させていただきます。 まず、歳入についてでありますが、8ページをお願いいたします。 12款1項分担金は、自然災害防止事業及び現年補助災害復旧事業に係る受益者分担金であります。 14款1項1目民生費国庫負担金は、それぞれ説明欄記載経費に係る国庫負担金の令和4年度精算交付に伴うものであります。 4目災害復旧費国庫負担金は、公共土木施設の現年補助災害復旧事業に係るものであります。 15款1項1目民生費県負担金及び2項2目民生費県補助金は、それぞれ説明欄記載経費に係る県支出金の令和4年度精算交付に伴うものであります。 2項4目農林水産業費県補助金は、自然災害防止事業に係るものであります。 10ページをお願いいたします。 9目災害復旧費県補助金は、農地等の現年補助災害復旧事業に係るものであります。 16款1項2目利子及び配当金は、基金の財産運用として電力債を購入したところでございますが、当初見込みより高い利率となったことによる増額でございます。 17款1項寄附金は、一般寄附及びひらどふれあい福祉基金に対し、福祉課からの寄附があったものであります。 18款1項1目財政調整基金繰入金は、繰越金の増額により一定の財源確保ができる見通しとなったことから、今回、一部減額を行うものであります。 19款1項1目繰越金は、令和4年度決算に伴う剰余金であります。 21款1項市債の4目農林水産業債、6目土木債及び10目災害復旧債は、それぞれ建設事業費の増額に伴うもので、9目臨時財政対策債は、今年度の普通交付税の算定結果に伴い、減額するものであります。 次に、歳出について御説明いたします。 なお、今回の補正予算におきまして、人事異動等に伴う職員給与費の増減、それから、民生費及び衛生費における令和4年度の精算に伴う国県支出金返還金につきましては説明を省略し、主な内容につきまして御説明いたします。 16ページをお願いいたします。 2款1項5目財産管理費は、令和4年度決算に伴う剰余金処分として3億円を地方財政法第7条第1項に基づき、財政調整基金への積立てを行うもの、及び基金の財産運用として電力債の購入に伴う利子を、それぞれの基金に積み立てるものであります。 6目企画費は、新しいまちづくり基金の財産運用として、電力債の購入に伴う利子を基金に積み立てるものでございます。 14目交通政策費のうち、1、路線バス維持対策事業は、市ふれあいバス紐差宮の浦線において、登下校時の利用客の集中及び積み残しを解消するために増便することに伴う増額であります。 2、松浦鉄道燃油高騰対策支援事業は、燃油価格高騰による影響を受けている松浦鉄道に対して、沿線自治体で協調し、補助金を交付するものです。 20ページをお願いいたします。 3款1項1目社会福祉総務費のうち、2、ひらどふれあい福祉基金積立金は、指定寄附及び一般寄附を基金へ積み立てるものであります。 8目介護保険事務費は、介護保険特別会計における人事異動等に係る職員給与費の補正に伴い、繰出金を増額するものであります。 24ページをお願いいたします。 4款1項6目企業等施設整備費のうち、1、国民健康保険(度島直診勘定)特別会計繰出金は、職員の産前産後休暇及び育児休業の取得に伴う代替職員の雇用に際し、人件費の増額を行うものです。 説明欄2、説明欄3、説明欄4については、企業会計における人事異動等に係る職員給与費の補正に伴い、繰出金を補正するものであります。 26ページをお願いいたします。 7目飲料水供給施設管理費の1、水道未普及地域解消事業は、水道未普及地域において住民の飲料水等を確保し、生活環境及び公衆衛生の向上を図るため、飲料水等の供給施設を設置する者に対し補助金を交付するもので、大山地区の水道未普及地域に係るものであります。 28ページをお願いいたします。 6款2項2目林業振興費は、7月豪雨により崩壊した山中町の山林の対策工事を行うものであります。 次に、32ページをお願いいたします。 7款1項5目観光施設費の1、あづち大島いさびの里事業特別会計繰出金は、国の補助の事業採択を受けたことから、漁火館の改修のための設計委託料の2分の1及び給湯器修繕に伴う繰出金でございます。 34ページをお願いいたします。 8款2項3目道路新設改良費のうち、2、自然災害防止事業は、7月豪雨により崩壊した市道春日海岸線の復旧工事を実施するものであります。 飛びますが、44ページをお願いいたします。 11款1項1目農地等災害復旧費のうち、2、現年補助災害復旧事業は、6月末から7月にかけての豪雨により被災した農地8か所、農業用施設1か所の復旧工事を実施するものであります。 2項1目公共土木施設災害復旧費は、7月豪雨により被災した公共土木施設の復旧工事で、1、現年単独災害復旧事業は、道路15か所、河川1か所、2、現年補助災害復旧事業は、道路6か所の復旧工事を実施するものであります。 次に、46ページをお願いいたします。 13款2項1目交通船事業会計費は、交通船事業会計における人事異動等に係る職員給与費の補正に伴い、繰出金を補正するものであります。 なお、人事異動等による職員数や増減額の内訳などにつきましては、48ページ以降の給与費明細書に記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  それでは、ここで休憩いたします。午後の会議は午後1時30分に再開いたします。             休憩 午前11時56分              再開 午後1時30分 ○議長(山田能新君)  会議を再開いたします。 引き続き、議案説明を行います。 ここで、財務部長より発言の申出があっておりますので、これを許可します。 ◎財務部長(桝田俊介君)  先ほどの議案説明の中で、議案第73号「令和5年度平戸市一般会計補正予算(第5号)」の中で、ページ34ページではございますが(発言する者あり)よろしいでしょうか。34ページの8款2項3目道路新設改良費のうち、2、自然災害防止事業は、7月豪雨により崩壊した市道春日海岸線の復旧工事を実施するものと申し上げたところでございますが、正しくは5月に風化により落石したもので、道路の落石防止工事を行うものでございます。訂正しておわび申し上げます。申し訳ありませんでした。 ○議長(山田能新君)  引き続き、議案第74号の説明を求めます。 ◎市民生活部長(平松貫治君)  議案第74号「令和5年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明をいたします。 まず、事業勘定につきましては、令和4年度決算に伴う決算上の剰余金処分として、地方財政法に基づく財政調整基金への積立てが主なもので、予算総額に歳入歳出それぞれ5,801万9,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ42億1,281万9,000円とするもので、歳入予算に新たに9款として国庫支出金を設けるものであります。 また、度島直営診療施設勘定につきましては、同診療所における職員の異動等に伴う人件費の増減でありまして、予算総額に歳入歳出それぞれ160万3,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ8,580万3,000円とするものであります。 それでは、補正の内容につきまして、勘定ごとに歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 まず、事業勘定についてでありますが、8ページをお開きください。 歳入の1款国民健康保険税は、今回の補正予算における収支均衡を保つため、減額をするものであります。 7款繰越金でございますが、令和4年度決算剰余金の確定に伴い、増額するものであります。 9款1項1目保険給付費国庫補助金は、出産一時金の増額に伴う保険税負担の支援措置として、本年度に限り交付されるものであります。 続きまして、歳出を御説明いたします。 10ページをお願いいたします。 2款4項1目出産育児一時金は、歳入で御説明いたしましたように、増額となった当該一時金について、本年度に限り国庫補助金が交付されることになったことから、財源の組み替えをお願いするものであります。 12ページをお願いします。 5款1項1目財政調整基金積立金は、冒頭に申し上げましたように、令和4年度決算に伴う決算上の剰余金処分として、地方財政法第7条第1項に基づき積立てを行うものであります。 14ページをお願いします。 7款1項2目償還金は、令和4年度保険給付費等交付金の精算に伴う県支出金返還金であります。 続きまして、度島直営診療所施設勘定について御説明をいたします。 19ページをお願いいたします。 歳入の4款1項1目一般会計繰入金は、今回の補正予算の歳出予算の財源として増額するものであります。 21ページをお願いします。 歳出の1款1項1目一般管理費の1、職員給与費は、度島診療所における看護師の産前産後休暇及び育児休暇取得に伴う正規職員の人件費の減額で、2の一般管理事務経費は、産前産後休暇及び育児休暇に伴う代替の会計年度任用職員の雇用に係る人件費の増額であります。 なお、23ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、御一読いただきますようお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第75号の説明を求めます。 ◎福祉部長(尾崎利美君)  議案第75号「令和5年度平戸市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正は、保険事業勘定におきまして、前年度国庫支出金等の精算に伴う返還金及び前年度決算剰余金介護給付費準備基金への積立金、職員の異動等に伴う人件費などが増減の主な理由で、歳入歳出それぞれ8,195万5,000円を増額し、補正後の予算総額を46億3,002万4,000円とするものです。 事項別明細書により、主なものについて御説明いたします。 6、7ページをお願いいたします。 歳入の1款1項1目第一号被保険者保険料につきましては、歳出との収支を見合わせ、現年度分普通徴収保険料を減額するものでございます。 3款1項1目国庫支出金の介護給付費負担金につきましては、前年度決算に伴う追加交付分として増額補正するものでございます。 2項3目地域支援事業、包括的支援事業等交付金、5款2項2目県支出金の地域支援事業、包括的支援事業等交付金、7款1項3目一般会計繰入金の地域支援事業、包括的支援事業等繰入金につきましては、地域包括支援センター運営に係る職員の異動等に伴う人件費の減額により補正するものであります。 7款1項5目その他一般会計繰入金につきましては、職員の異動等に伴う人件費の減額により補正するものでございます。 8款1項1目繰越金につきましては、令和4年度決算に伴う剰余金であります。 8、9ページをお願いいたします。 歳出でありますが、1款1項1目一般管理費及び3項1目介護認定審査会費、次ページ、10、11ページの3款3項1目包括的支援事業費につきましては、職員の異動等に伴う職員給与費の減額であります。 12、13ページをお願いいたします。 5款1項1目介護給付費、準備基金積立金は、令和4年度決算に伴う剰余金から、国庫支出金の追加交付及び国県支出金等返還金を調整した額を積み立てるものです。 14、15ページをお願いいたします。 7款1項2目償還金は、令和4年度の精算に伴う国県支出金及び支払基金への返還であります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第76号の説明を求めます。 ◎大島支所長(白石二也君)  議案第76号「令和5年度平戸市あづち大島いさびの里事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 令和5年度平戸市あづち大島いさびの里事業特別会計補正予算につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1,555万円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ2,892万6,000円とするもので、歳入予算中、1款の次に2款国庫支出金を設けることとしております。 歳入歳出補正予算の内容につきましては、事項別明細書により御説明いたします。 6ページをお願いします。 歳入につきましては、一般会計からの繰入金及び2款1項1目国庫補助金は、漁火館の改修事業について、観光協会が取り組んでおります地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業による補助事業の採択を受け、内示を受けたものであります。 次に、8ページ、歳出は、1款運営費、いさりびの里費の内訳としまして、温泉用給湯機の着火不良による燃焼不調が頻繁に起きており、機器の取り替え及び高付加価値化事業の補助事業による漁火館改修事業のための設計委託料であります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第77号の説明を求めます。 ◎水道局長(濱崎吉男君)  議案第77号「令和5年度平戸市水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正は、職員の異動等に伴う人件費の減額により補正するものであります。 まず、第2条の収益的収入及び支出ですが、収入につきましては、営業外収益11万円及び特別利益36万円を減額し、補正後の予定額を11億296万3,000円とするものであります。 支出につきましては、営業費用6万4,000円を減額し、補正後の予定額を10億1,798万7,000円とするものであります。 次に、第3条の資本的支出ですが、建設改良費10万5,000円を減額し、補正後の予定額を7億2,896万2,000円とするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、3億7,286万9,000円の補填につきましては、記載のとおりでありますので、御一読をお願いいたします。 次に、第4条は、予算第8条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費ですが、職員給与費1万4,000円を減額し、補正後の予定額を1億5,560万4,000円とするものであります。 次に、第5条は、予算第9条に定めた他会計からの補助金ですが、11万円を減額し、補正後の予定額を1億8,731万2,000円とするものであります。 それでは、補正の内容につきまして、予算説明書により御説明いたします。 8ページをお願いいたします。 まず、収益的収入の水道事業収益ですが、1款2項2目他会計補助金11万円の減額は、児童手当に要する経費の減額によるもの、3項3目その他特別利益36万円の減額は、職員の異動に伴う退職給付引当金戻入の減額によるもので、補正後の予定額を11億296万3,000円とするものであります。 次に、収益的支出ですが、職員の異動等に伴う給料、手当、法定福利等の増減によるもので、1款1項営業費を6万4,000円を減額し、補正後の予定額を10億1,798万7,000円とするものであります。 次に、9ページの下段をお願いいたします。 資本的支出ですが、職員の人事異動等に伴う給料、手当、法定福利等の増減によるもので、1款1項1目水道施設改良費10万5,000円を減額し、補正後の予定額を7億2,896万2,000円とするものであります。 なお、給与費の詳細につきましては、3ページから5ページまでの給与費明細書を御参照お願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第78号の説明を求めます。 ◎病院局長(小出圭治君)  議案第78号「令和5年度平戸市病院事業会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正は、職員の異動及び職員の処遇改善手当に伴う人件費の増減のため、補正をするものでございます。 第2条は、令和5年度平戸市病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定総額をそれぞれ219万6,000円増額し、補正後の収益的収入及び支出の予定総額を24億5,519万6,000円とするものでございます。 第3条は、予算第8条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、給与費について219万6,000円増額し、13億3,627万7,000円とするものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 10ページをお願いいたします。 1款平戸市民病院事業収益につきまして、医業外収益の一般会計負担金は、地方公営企業職員に係る児童手当に要する経費のほか、職員の異動等に伴う一般会計からの繰入金を20万5,000円減額するものでございます。 なお、入院収益につきましては、市民病院事業の補正額の収支を合わせるため、収益の増額を行うものでございます。 次に、2款生月病院事業収益につきまして、医業外収益の一般会計負担金は、地方公営企業職員に係る児童手当に要する経費のほか、職員の異動等に伴う一般会計からの繰入金を9万8,000円増額し、また特別利益において、職員の異動等に伴う退職給与引当金戻入について401万8,000円減額するものでございます。 なお、入院収益につきましては、生月病院事業の補正額の収支を合わせるため、収益の減額を行うものでございます。 11ページをお願いいたします。 1款平戸市民病院事業費用の給与費につきましては、職員の異動等に伴う給料及び令和5年10月からの介護職員の処遇改善手当を導入することに伴う、手当等の増減額を行うものでございます。2款生月病院事業費用の給与費につきましては、職員の異動等に伴う給料と、令和4年度の実績により看護職員処遇改善評価料の支給要件を満たすようになったことから、令和5年10月から看護職員の処遇改善手当の支給を実施するなどの増減額を行うものでございます。 なお、両病院の給与費の詳細につきましては、3ページから6ページまでの給与費明細書を御参照くださいますようお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第79号の説明を求めます。 ◎総務部長(野口雅文君)  議案第79号「令和5年度平戸市交通船事業会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正は、交通船船員の異動による人件費の増額及び条例改正に伴う手当の増額が主なものでございます。 まず、第2条は、令和5年度平戸市交通船事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、収入16万4,000円、支出452万7,000円をそれぞれ増額し、補正後の収入予定総額を2億7,234万1,000円、支出予定総額を3億174万7,000円、損失額を2,940万6,000円とするものでございます。 第3条は、予算第7条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費について、職員給与費を419万2,000円増額し、9,225万円とするものでございます。 第4条は、予算第8条中、一般会計から本会計補助を受ける金額につきまして、16万4,000円を増額し、3,956万5,000円とするものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、予算説明書により説明をいたします。 10ページをお願いいたします。 収入でございますが、1款2項2目他会計補助金は、支出に伴う財源として、一般会計からの補助金を16万4,000円増額するものでございます。 次に、支出でございますが、1款1項2目貨物費の33万5,000円の増額につきましては、郵便取扱費において、燃油高騰及び車両損料の見直しによる委託料の増額でございます。 次に、3目船員費の419万2,000円の増額につきましては、人事異動に伴う人件費の増額、また、本定例会に提案しております条例改正に伴う手当の増額でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどどうぞよろしくお願いします。 ○議長(山田能新君)  続いて、議案第80号の説明を求めます。 ◎農林水産部長(下川隆利君)  議案第80号「公有水面埋立免許出願に係る意見について」御説明いたします。 本件につきましては、公有水面埋立法第3条第1項の規定に基づき、長崎県知事から意見を求められたものでございます。 出願場所は、平戸市大島村神浦字三軒家の地先公有水面で、長崎県管理の地方港湾、大島港神浦地区でございます。 埋立ての理由ですが、港湾管理者である県が、臨港道路の老朽化対策を検討した結果、埋立てによる対策工法となったことから、新たに895.21m2を埋め立てるものでございます。 なお、埋立てに要する期間は、5年を予定しております。 市といたしましては、施設の安全性を維持するために必要なものと考えており、公有水面埋立法第3条第4項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 なお、議案書に関係する図面等を添付しておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 6日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。お疲れさまでした。             散会 午後1時51分...