令和 5年 3月定例会 開会 午前10時
○議長(山田能新君) 皆さん、おはようございます。 出席議員、定足数以上であります。 開議 午前10時
○議長(山田能新君) これより、令和5年3月
平戸市議会定例会を開会いたします。 議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、14番
吉住威三美議員、15番竹山議員、16番井元議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る2月27日
議会運営委員会を開催し、本日より24日までの19日間と御協議いただいた次第です。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より24日までの19日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告及び日程第4、監査報告は、配付しております印刷物により報告に代えますので、御了承をお願いいたします。 なお、監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、
総務厚生委員会所管事務調査報告でありますが、閉会中の同委員会に付託中の今後の
行財政運営について、会議規則第42条第1項の規定により、
総務厚生委員長の報告を求めます。
◆
総務厚生委員長(松本正治君) 登壇 おはようございます。
総務厚生委員会の
所管事務調査の
委員長報告を行います。 本委員会は、令和4年9月定例会において、閉会中の
所管事務調査として付託を受けておりました今後の
行財政運営について、3回にわたり委員会を開催し、調査を行いましたので、その概要について報告を行います。 令和4年11月8日及び11月17日に開かれた委員会については、令和4年12月定例会において中間報告を行ったところであります。 次に、令和5年1月26日に開かれた委員会では、出席を求めた企画財政課より、平戸市
公共施設等総合管理計画について説明を受け、質疑を行ったところであります。 これらを受け、本委員会では次のとおり意見を取りまとめましたので、お手元の資料の2ページ目からとなりますが、その概要について御報告いたします。 1、現状のまま施設を維持し続けた場合、人口減少に伴い公共施設の更新に係る市民一人当たりの費用負担が増加することから、現状より負担を増加させないため、平成29年度から令和38年度までの40年間で、公共施設に係る更新費用を約40%削減すると目標を掲げている。この削減目標を達成するためには、市民に対して公共施設に関する現状、課題、役割等を周知し、共通認識を持つ必要がある。市民との合意形成は必要不可欠であり、市民や地域自らが必要とする施設を考えていただくことも必要である。 計画の進捗状況を定期的に公表し、広報ひらどの特集号を発行するなど、公共施設の適正化は、施設の集約や廃止といった市民にとっても身近な問題として意識を高めるため、積極的に情報を発信すべきである。 2、公共施設の適正化は、市民生活へ直接影響を与えることもあり、市民の理解や合意形成を得るためには一定の期間が必要となる。そのために長期的かつ計画的な管理を行う
公共施設等総合管理計画が策定されているものと考える。 施設を所管する担当部署においては、
個別施設計画や運営方針があると考えるが、各部署と連携、調整を行い、長期的な視点で公共施設全体の方向性をマネジメントする必要がある。 3、今後、人口減少等の影響により、公共施設の利用需要が減少するものと考えられる。施設の維持管理に加え、老朽化に伴う多額の更新費用も見込まれるため、施設の利用状況に基づいた費用対効果の観点も踏まえた公共施設の在り方を検討すべきである。 4、小学校の統廃合などにより用途廃止となった施設については、その後は売却も含めた活用方針を検討されているものと考える。売却は、法令に沿って適正な対価で売却しなければならないという原則はあると思うが、用途廃止後、有効な活用が見られない場合は、公費で
維持管理費を負担し続けることとなるため、売却価格の見直しを含め、市民や地域のため、よりよい有効活用を議会等とともに協議を重ねながら検討するべきである。 5、公共施設に係る更新費用の削減目標を達成することは、行政・議会・市民の共通認識として推進しなければならない。 市の推進体制としては、各部署の進捗状況と市内全体を見通しながら公共施設の全体を把握し、進捗管理を行う専門部署の設置が必要であり、併せて、議会としても情報共有や協議を行える支援体制を整えることも必要と考える。 専門組織としては、5年ごとの中間検証・見直しにおいても長期計画であることから、専任職員が必要であり、長期的な人員配置、外部人材の登用も視野に推進体制を整えることが必要である。 最後に、本市ではこれまでも健全な
行財政運営を行うため、積極的に行財政改革に取り組んできたところであります。しかし、人口減少や高齢化の進展、老朽化に伴う公共施設の適正な管理など、今後も厳しい財政運営が予想されます。 特に公共施設の適正化については、今後の
行財政運営に大きく影響する重要な課題の一つであります。 これらの意見を踏まえ、公共施設に係る
維持管理費の削減や施設の集約・廃止など、
更新費用削減の目標達成に向けた積極的な推進と、将来を見据えた
行財政運営を強く望むものであります。 以上をもって、
総務厚生委員会の
所管事務調査報告といたします。
○議長(山田能新君) ただいまの
委員長報告に対し、質問がありましたらお願いします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田能新君) 質問を終了いたします。 これをもって、
総務厚生委員会所管事務調査報告を終わります。 日程第6、報告第1号から日程第44、議案第38号までの39件を一括上程いたします。 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 皆様、おはようございます。 本日は、令和5年3月
平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
今期定例会におきましては、報告1件、条例議案17件、令和5年度平戸市
一般会計予算をはじめとする予算議案17件、事件議案4件、合わせまして39件の御審議をお願いするものであります。 それでは、御説明に入ります前に、幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、去る2月4日、
平戸文化センターにおきまして、
宝くじおしゃべり音楽館「想い出の
スクリーンミュージック」を開催いたしました。この
音楽イベントは、宝くじの助成による
社会貢献広報事業の一環として、地域文化の充実を図ることを目的に実施したものです。 当日は、落語家の春風亭小朝さんの愉快なトークを交え、
ミュージカル舞台女優の島田歌穂さんの美しく迫力ある歌声と、小原孝さんのピアノをメインとするオーケストラの演奏により観客の皆様を魅了し、お楽しみいただきました。 次に、去る2月5日、春の訪れを告げる野焼きを市内各地で行い、川内峠では3年ぶりに観光客を入れての実施となりました。この野焼きによって、春から夏には緑の草原が広がり、また秋にはススキの穂で黄金色に輝くことになり、多くの観光客が訪れることと思います。御協力いただいた関係各位の皆様に心よりお礼を申し上げます。 次に、去る2月12日、
平戸文化センターにおきまして、令和4年度平戸市表彰式を挙行いたしました。市民表彰では地方自治、社会福祉、防犯防災など各分野で御功績があった個人37人、団体12団体を表彰いたしました。 さらに、
教育委員会表彰として、個人15人、団体1団体、
スポーツ表彰として、個人25人、団体6団体を表彰し、それぞれの立場で貢献された皆様の御功績をたたえ、喜びを分かち合うことができました。 表彰を受けられた皆様には、さらなる御活躍を心から御祈念申し上げます。 次に、去る2月14日、
平戸まちづくり運営協議会が主管する平戸市民生涯
学習講演会「まちを元気にする灯のチカラとは」を開催し、
照明デザイナーの長町志穂さんに御講演いただき、明かりを使った
まちづくりで平戸を魅力アップする手法などを御教示いただきました。 また、2月23日には、
平戸商工会議所青年部が主管する平戸市民生涯
学習講演会を開催し、
プロ野球チーム北九州下関フェニックスの
選手兼任監督の西岡剛さんに、「夢の実現に向けて」と題して御講演いただき、スポーツのすばらしさ、楽しさ、夢を持ち続けることの大切さなどを伝えていただきました。 次に、去る2月18日、
平戸オランダ商館におきまして、
ポルトガル民俗歌謡ファドのコンサートを開催いたしました。このコンサートは、本県において令和7年度に開催される国民文化祭に向けた文化活動の一環として、歴史的にポルトガルとゆかりのある本市で開催されたものです。 当日は、国内を代表するファド歌手の津森久美子さんが
ポルトガルギター奏者に合わせ、ファド魂を表現する歌声を披露されました。 次に、去る3月18日から4月9日まで、平戸城及び
亀岡神社周辺におきまして、
平戸城さくらまつりを開催いたします。 このイベントでは、桜の名所である平戸城内において、桜の開花時にライトアップを行うこととしており、平戸城の魅力向上と夜間帯の観光客誘致が図られるものと期待しています。 それでは、令和5年度の予算編成の概要と政策運営の基本的な考え方について、所信を申し述べます。 政府は、コロナ禍からの
社会経済活動の正常化が進みつつある中で、世界的なエネルギー・食料価格の高騰など、我が国経済を取り巻く環境は厳しさが増していることから、物価高・円安への対応、構造的な賃上げ、成長のための投資と改革を重点分野とする物価高克服・
経済再生実現のための
総合経済対策を策定しました。 また、
経済財政運営に当たっては、
総合経済対策を迅速かつ着実に実行し、物価高を克服しつつ、社会課題の解決に向けた取り組みを成長のエンジンへと転換し、経済を民需主導で持続可能な成長路線に乗せていくとしています。 一方、本市の財政状況でありますが、令和3年度決算までにおいて、財政の健全度を示す
財政健全化指標は一定の良好な状況を保っておりますが、依然として進行する人口減少に加え、
新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰の影響など多くの課題に対応していくとともに、持続可能かつ健全な財政運営を目指していく必要があると考えております。 このような中、令和5年度当初予算編成に当たっては、
まちづくりの指針である平戸市
総合計画後期基本計画に掲げる各種施策を推進するため、より効果的な事業予算への配分を行ったところであります。 この結果、令和5年度一般会計当初予算は257億3,700万円、対前年度比3%の増、
特別会計予算は95億7,214万1,000円、対前年度比2.6%の減、
公営企業会計予算は48億8,498万6,000円、対前年度比4.8%の減、総会計予算は401億9,412万7,000円、対前年度比0.6%の増となっております。 以下、第2次平戸市総合計画に掲げた目標と施策に沿って、重点施策を中心に市政運営につきまして説明を申し上げます。 1 きずなをつなぐ
プロジェクト (1)みんなで進める協働の
まちづくり 市民協働型社会の確立につきましては、市民一人一人の理解と協力が大切であることから、市民への意識啓発や市職員による協働意識の向上に努めるとともに、公益的な活動を行う
市民活動団体に対して支援してまいります。 また、市内全域に設置された
まちづくり運営協議会が行うそれぞれの地域における特色ある活動に対し、引き続き寄り添った支援を行うことで、地域住民の交流の促進、福祉や生活環境の向上、安全安心な生活の確保など、持続可能な集落形成をさらに推進してまいります。 (2)誇りと夢を持てる
まちづくり シビックプライドの意識醸成につきましては、本市の地域資源を市民が知り、学び、保全することを通じて、まちへの愛着や誇りを高めつつ、平戸市のイメージと認知度の向上を図り、全国への魅力発信の取り組みを推進してまいります。 2 しごとをひろげる
プロジェクト (1)たくましく元気な産業の振興 意欲のある担い手の確保・育成につきましては、イチゴやアスパラガスの生産部会と連携した
研修システムや
労力支援組織との連携を推進するとともに、本年度は、
就農相談支援員を新たに設置することで、新規就農者へのきめ細やかな対応に努めてまいります。 もうかる農林業の実現につきましては、施設園芸や肉用牛において、JAと連携したリース方式による施設整備や
スマート農業の推進による省力化を支援することで、経営の規模拡大や生産性向上による産地力の強化を進めてまいります。
有害鳥獣対策の強化につきましては、引き続き防護柵の設置、地元猟友会との連携による捕獲体制の維持、まちなかにおける
被害防止対策に取り組んでまいります。 地域農業の生産体制の維持につきましては、担い手への農地の集積・集約化や中山間地域等直接
支払交付金制度などを推進するとともに、本年度は、地域の農業者や関係機関等と連携し、将来の地域農業の在り方を示す地域計画の策定に取り組んでまいります。
農業生産基盤の整備につきましては、圃場の整備と併せた農業経営体の育成や老朽化によるため池の改修など、農村環境の整備に努めてまいります。 森林環境の整備・森林資源の利用の促進につきましては、森林の適正な管理を図るため、
森林経営管理制度に基づく森林所有者の明確化や計画的な森林整備の推進、また、
森林環境譲与税を活用した地域産木材の推進に対する支援を継続してまいります。 また、市内の豊富な広葉樹を活用した
木質バイオマスエネルギーについて、民間と連携した利用の推進を図ってまいります。 漁場環境の維持保全・漁業生産の安定化につきましては、磯焼け対策や栽培漁業による資源管理への取り組みを強化するとともに、令和4年度から実施しているカワハギの陸上養殖の実証試験に引き続き取り組んでまいります。 戦略的な流通・販売体制の構築につきましては、鮮度保持や衛生管理の徹底による水産物の高品質化と販売力を強化するため、漁協が主体となって実施する新たな販路開拓に対し支援してまいります。
漁業後継者対策・漁家と漁協経営の安定化につきましては、
漁船機器整備に対する支援対象を、本年度から漁村の中核を担う漁家までに拡大するとともに、漁協が行う
共同利用施設の集約化・
長寿命化対策を支援してまいります。 また、第4次
漁港漁場整備長期計画に基づき、漁港の機能充実、防災、
老朽化対策などの環境整備に取り組んでまいります。 活力のある商工業の振興につきましては、
中小企業振興資金制度を活用した資金調達や、
設備投資支援などにより経営基盤の強化を図るとともに、新たに事業主などを対象とした
DXセミナーを開催してまいります。 また、企業が行う人材育成に対する支援や
地元企業説明会の開催のほか、これまで高校生を対象とした
企業見学バスツアーについて、本年度から中学生などを対象に加えることにより、幅広い世代に対し地元企業に関心を持ってもらう取り組みを進めてまいります。 さらに、平戸の特産品を活用した
商店街活性化イベントへの支援を継続するとともに、新たな取り組みとして、アルベルゴ・ディフーゾタウンの推進に向け、商店街が行う観光客など
受入体制整備に対し支援してまいります。 平戸産品の販路拡大につきましては、アンテナショップの運営や販路開拓を担う地域商社と連携し、首都圏や関西圏・福岡都市圏における
ブランド化事業をさらに推進してまいります。また、本年度は、平戸産品の受注・発注を行うアプリケーションの開発に取り組み、効率的な取引量の拡大につなげてまいります。 さらに、6次産業化の取り組みについて、市内で生産される農林水産物などを生かして加工製造される新商品開発に対する支援を引き続き行ってまいります。 (2)魅力あるしごとの創造 企業誘致の推進につきましては、新たな工業団地の整備や
企業立地奨励制度による支援、民間企業と連携した
オフィス系企業の誘致を推進してまいります。 また、
創業セミナーや
個別相談会の開催、創業における設備投資や融資制度による支援を行ってまいります。 3 ひとをそだてる
プロジェクト (1)健やかに成長する
子育て環境の整備
子育て支援の充実につきましては、妊産婦や乳幼児の健康・貧困・虐待などに対する地域ぐるみによる
子育て支援の推進や、
ひとり親家庭等における
子育て世帯の自立を支援するほか、本年度は第3期子ども・
子育て支援事業計画の策定に向けたニーズ調査を実施してまいります。 また、国が妊産婦への
伴走型相談支援と
経済的支援として実施する出産・
子育て応援交付金や
こども家庭センターの設置に取り組んでまいります。 子供の健全な発達のための環境整備につきましては、保育人材の確保や施設整備の充実に対する支援に努めるほか、本年度から、保育所や
認定こども園における保育料の完全無償化を行うとともに、他方で、家庭において子供の保育を行う世帯に対する支援に新たに取り組み、
子育て世帯における抜本的な
経済的負担の充実を図ってまいります。 (2)生涯にわたる学習による人づくり 令和4年度に策定する第3期平戸市生涯
学習推進計画に基づき、公民館や図書館などにおける学びの機会の充実とともに、学びの成果や能力を発揮できる活躍の場の提供に努めてまいります。 また、
子供会活動や
青少年健全育成活動に対する支援、学校・家庭・地域住民がそれぞれの役割と責任により、子供を育む取り組みを推進するとともに、
社会教育施設の利便性を高めるための整備を図ってまいります。人権に対する正しい理解や意識の高揚を図るため、
人権教育講座等を開催してまいります。
男女共同参画社会の実現につきましては、第5次平戸市
男女共同参画計画に基づき、意識の醸成のための情報発信とともに、意思決定を行う審議会や
まちづくり活動における女性参画を推進してまいります。 恒久平和の実現につきましては、引き続き、平和意識の高揚や啓発のための活動を行ってまいります。 未来を切り開く子供の育成につきましては、義務教育の全学年を対象に学力調査を実施し、学習指導の充実に役立ててまいります。 また、ALTの配置やイングリッシュ・タウン事業により英語力の向上を図るとともに、ICT機器を活用した学習環境の充実に努めてまいります。 さらに、幼児教育から高等教育までを見通した校種間連携により、つながりのある教育を目指すとともに、
県立佐世保特別支援学校北松分校との連携や支援員の配置により、
特別支援教育の充実を図ってまいります。 人生を豊かにする心と体の育成につきましては、地域と連携した
ふるさと学習に取り組むとともに、
学校図書館支援員の配置や学校・
公立図書館ネットワークの活用により、読書の質の向上に努めてまいります。 また、保健指導などによる健康の保持増進を図るとともに、いじめ・不登校対策として、
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの活用や
教育支援教室による支援を継続してまいります。 さらに、
中学校部活動の地域移行については、それぞれの地域の実情を把握するとともに、代表者会議を開催するなど、慎重に検討してまいります。 子供の学びを支える教育環境の充実につきましては、老朽化した学校施設の改修などの安全対策に努めるとともに、照明のLED化やトイレの洋式化など、教育環境の改善に努めてまいります。 また、安全安心な
学校給食調理施設の運営に努めるとともに、物価高騰の影響に伴い改定する学校給食費について、
保護者負担の軽減を図ってまいります。 さらに、要保護・準要保護世帯等への就学支援を行うとともに、
奨学資金貸付制度について、社会情勢に沿った制度の見直しを行い経済的な支援に努めてまいります。 市民が気軽に参加できるスポーツの推進につきましては、公民館講座を活用し、気軽に参加できるスポーツの機会の提供に努めてまいります。また、
少年スポーツ団体の指導者の育成などを通じた競技力の向上を図るとともに、老朽化した
南部市民屋内運動場の整備など、
スポーツ環境の充実に努めてまいります。 さらに、体育協会をはじめとする
スポーツ団体に対する支援とともに、
プロスポーツ団体の合宿誘致や交流を通して、市民のスポーツへの意識向上を図ってまいります。 4 くらしをまもる
プロジェクト (1)笑顔輝く健康生活の実現 市民の健康寿命の延伸を図るため、いきいき平戸21に基づき、健康診査やがん検診のほか、食生活改善や高齢者の
フレイル予防などの
健康づくり事業を推進してまいります。 また、
国民健康保険事業について、本年度は保険税率を据え置くこととし、
糖尿病性腎臓病などの
重症化予防等により医療費の抑制に努め、国保財政の健全化を図ってまいります。さらに、長崎県
後期高齢者医療広域連合と連携しながら、適切な医療給付に努めてまいります。
感染予防対策の推進につきましては、
季節性インフルエンザや
高齢者肺炎球菌などの感染を防止するための予防接種を推進してまいります。 また、
新型コロナウイルス感染症について、国は本年度においても
ワクチン接種を検討していることから、医師会や医療機関と連携するとともに、市民に分かりやすい情報提供に努めてまいります。 子供の健全な成長発達の支援につきましては、妊娠・出産から青年期までの子供に対する切れ目ない相談体制を充実することで、不安や悩みの解消に努めてまいります。また、妊娠・出産時における健診費用などに対する
経済的支援を継続してまいります。 (2)安全安心な
医療提供体制の充実
医療提供体制の充実につきましては、
在宅当番医制による
初期救急医療体制や、3市1町で構成する
重症救急患者受入れのための二次
救急医療体制を継続してまいります。 また、長崎大学と連携し、海外での医療活動を志す医療人材の育成に取り組むとともに、海外での医療活動における
経済的負担の軽減を図ることで、医師の
リクルート活動のインセンティブにつなげてまいります。 離島医療の充実につきましては、大島・度島診療所の医師をはじめとする
医療スタッフの安定的な確保や医療設備の計画的な整備を行ってまいります。 市立病院につきましては、令和4年度に策定した
平戸市立病院経営強化プランに基づき、両病院の機能分化や連携などに取り組んでまいります。また、重要項目である医師の確保について長崎大学との連携を継続するとともに、長崎県に対し積極的な支援を呼びかけるなど、あらゆる方策を駆使しながら医師確保に努めてまいります。 (3)みんなが活躍できる福祉の充実
地域包括ケアシステムの深化・推進に向け、介護人材の確保や認知症施策などの充実をはじめ、本年度は、ボランティアによる高齢者の
生活支援体制の構築に向けた試験的事業に取り組んでまいります。 また、高齢者が地域で生きがいをもって生活できる
環境づくりに向け、各種団体が行う活動への支援や交流の場の確保を推進するとともに、外出機会の拡大に対する支援を拡充してまいります。 さらに、
健康づくりの場の提供や地域を支える
生活支援コーディネーターの養成に努めてまいります。 障害者福祉の充実につきましては、障害のある人が個人として尊重され、自分らしい自立した生活を送ることができるよう、
社会参加機会の充実を図るとともに、
相談支援体制を強化することで適切なサービスの利用を推進してまいります。 本年度は、
地域福祉計画の中間見直しを行うとともに、複数の問題を抱える市民のための
総合相談窓口の体制整備に取り組んでまいります。また、関係団体と連携し
生活困窮者の早期の自立を支援するとともに、
生活保護制度の適正な運用に努めてまいります。 5 まちをつくる
プロジェクト (1)住みたい住み続けたい
まちづくり 移住希望者に対する情報発信・相談体制の充実や住宅取得等に対する支援とともに、
地域おこし協力隊制度の活用による移住者の受入態勢の強化を図り、その活動を地域の活性化につなげてまいります。 市内在住者の定着の推進につきましては、
子育て環境の充実や教育環境の整備、また、本市の基幹産業である農林水産業・商工業の担い手の育成や企業誘致による雇用環境基盤の整備を行うなど、多角的な人口減少対策に努めてまいります。 (2)未来へつなぐ自然環境 本市の良好な自然的条件など、地域特性を生かした再生可能エネルギーの導入を拡大するため、家庭における太陽光発電等の導入を支援してまいります。 また、省エネルギー・省資源対策を推進するため、エコフェスタの開催などによる普及啓発や住宅における省エネ機器等の導入支援、また、公共施設における照明のLED化を推進するとともに、本年度はバイオディーゼル燃料の利用促進に向けた実証実験に取り組んでまいります。 さらに、家庭や職場で実践できる緑のカーテン事業をはじめ、市民や事業者、行政が連携した都市緑化等を推進してまいります。 美しい自然環境を守るために、海岸漂着ごみの回収や不法投棄パトロールの強化とともに、環境学習やボランティアによる清掃活動を推進してまいります。 循環型社会の構築につきましては、ごみの減量化に対する意識高揚に努めるとともに、各種団体と連携した4R運動や一般廃棄物の適正処理を推進してまいります。 良好な生活環境の確保につきましては、適正な排水処理に対する普及啓発を図るとともに、合併処理浄化槽設置に対する支援により汚水処理人口普及率の向上に努めてまいります。 (3)住み良いまちを支える生活基盤の実現 公営住宅の居住環境の改善に努めるとともに、空室の解消と若者の定住を図るための一般住宅のリフォーム工事を実施してまいります。 また、公園施設の充実を図るため、長寿命化計画に基づく都市公園の更新整備や緑地の適切な維持管理に努めるとともに、本年度から自治会等が行うコミュニティ広場の整備に対する支援を行ってまいります。 安全で安心な水道水の安定供給につきましては、水道事業の経営の効率化・運営基盤の強化を図ってまいります。また、老朽化した管路を計画的に更新するとともに、主師地区における未普及地域解消について、令和6年4月の供用開始に向け事業を推進してまいります。 良好な都市環境の形成につきましては、市道土肥町線等の無電柱化を推進するとともに、旧城下町の景観やまち並みを保全する取り組みとして、本年度は、魅力ある夜間景観づくりを推進するための夜間景観基本計画を策定してまいります。 また、空き家対策につきましては、引き続き、老朽化した危険な空き家の解消に向けた指導・助言や解体に対する支援を行うとともに、
まちづくり運営協議会と連携し空き家バンクへの登録を推進することで、空き家の解消に努めてまいります。 災害に対応できる人材の育成・強化や災害時における円滑な避難誘導・避難所運営に努めるとともに、災害危険箇所等における防災・減災対策の推進、防災ネットワークなどと連携した自主防災組織の育成・強化を図ってまいります。また、本年度は、関係機関と連携し、2年に1度の総合防災訓練を田平地区において実施してまいります。 生命財産を守る消防救急体制の充実につきましては、多種多様化する災害に備え、消防職員や消防団員の育成、消防水利や消防車両の整備など消防力の強化に努めるとともに、老朽化による田平出張所の庁舎建て替えを進めてまいります。 また、救命率を向上するための応急手当の普及促進や救急救命士の育成に努めるとともに、本年度から、離島の救急搬送に協力する海上輸送業者に対する支援を行うことで搬送体制の強化を図ってまいります。 さらに、火災予防啓発や防火対象物等への立入検査、住宅用火災報知器の普及を図り、火災を出さない
環境づくりに努めてまいります。 交通指導員などによる立哨指導や高齢者交通安全講習会など交通安全教育を実施するとともに、道路における交通安全施設の整備を進めてまいります。 消費生活環境や防犯対策の推進につきましては、市民への防犯意識の高揚や平戸地区連合防犯協会など、関係機関と連携した防犯活動に努めてまいります。また、偽電話詐欺や悪質商法などから市民を守るため、消費者相談窓口の強化を図るとともに消費者教育を推進してまいります。 暮らしを支える公共交通基盤の確保につきましては、路線バスや鉄道、航路が相互に連携した効率的なネットワークを図ることで、持続可能で利便性の高い交通サービスの維持に努めてまいります。 また、市営路線バスの運行とともに、民間路線バスやコミュニティバスを支援することで、交通弱者の移動手段の確保に努めるとともに、鉄道路線を維持するため松浦鉄道への支援を行ってまいります。 さらに、離島航路事業者に対する財政支援を行うとともに、島民の
経済的負担を軽減するため、旅客運賃の割引制度を継続してまいります。加えて、交通船事業について、経営の安定化を図るとともに安全な航行に努めてまいります。 西九州自動車道における松浦佐々間の早期完成のため、関係団体と連携した継続要望を行うとともに、国の補助制度を活用し、市道山中・紐差線をはじめとした市内幹線道路の整備を進めてまいります。 また、生活に密着した道路網の整備について、過疎・辺地対策事業債の活用や市単独の維持・改良による安全性の確保を図るとともに、市民と協働した伐木や除草活動の推進により道路環境の向上に努めてまいります。 さらに、これまで整備してきた道路インフラの長寿命化を図るため、定期点検を実施するとともに、点検結果に基づく計画的な整備を行ってまいります。 6 たからをみせる
プロジェクト (1)キラリ輝く観光地平戸 現在の観光客動向は、国や県と連動した市独自の宿泊支援策などにより、コロナ禍前の水準まで戻りつつあります。 このような中、DMOに登録された観光協会が中心となり、国の補助制度を積極的に活用しながら、平戸の魅力を生かしたテーマ観光や世界遺産を活用した広域型観光を推進してまいります。 また、令和4年度にアルベルゴ・ディフーゾタウンのスタートアップ認証自治体として本市が認定されたことを受け、本年度は、その実現に向けた新たな施策の展開に加えて、令和6年度の鄭成功生誕400周年に向けた周知啓発事業に取り組んでまいります。 観光客の受入体制の整備につきましては、ウイズコロナ対策や持続可能な観光など、新しい生活に対応した観光地づくりに取り組むとともに、観光人材の育成や案内機能の強化を図ってまいります。 観光誘客プロモーションの強化につきましては、観光客の行動や情報ニーズの分析による効果的な情報発信を行うとともに、城泊施設の魅力を最大限に活用したプロモーションを展開してまいります。 国内の交流都市との市民交流を推進するとともに、市民が行う国際交流活動への支援や中国南安市や台湾台南市、オランダ王国ノールトワイク市との交流推進により、市民の国際感覚の醸成や将来を担う国際感覚に優れた子供の育成に努めてまいります。 (2)後世に伝える平戸の宝 平戸学の基礎となる調査研究を進めるとともに、市民参加型の学習機会を提供することで平戸学の普及を図ってまいります。 文化遺産の保存と継承の推進につきましては、史跡や名勝などの保存継承、また、伝統的建造物群や文化的景観の保存保護に努めてまいります。 また、本年度、棲霞園と梅ケ谷津偕楽園の国指定名勝の10周年記念事業を開催し、その価値を広く内外へ発信するとともに、博物館島の館の来訪者の利便性向上のための環境整備を図ってまいります。 文化遺産の活用につきましては、地域資源のデータベースとして構築した文化遺産保全活用ポータルサイトについて、市民の学習活動や市外への情報発信ツールとして活用してまいります。 芸術文化活動の推進につきましては、文化活動団体を支援するとともに、市美術展覧会や青少年劇場の開催により、芸術鑑賞の機会提供に努めてまいります。 また、令和7年度に長崎県で開催される国民文化祭に向け、文化芸術活動ブラッシュアップ事業による
音楽イベントの開催を通じた機運醸成に努めてまいります。 (3)シティプロモーション戦略の推進 市民・行政・民間が一体となって、本市の宝である文化、自然、特産品などの豊かな資源を包括的かつ効果的に全国に向けて発信し、より多くの平戸ファンを獲得することで、観光客や移住等の交流人口の増加につなげ、まちの活性化を図ってまいります。 7 ちからをつける
プロジェクト (1)将来を見据えた
行財政運営 行政改革推進計画に基づく実効性の高い行政改革の推進や、市民に信頼される職員の育成、また、民間活力の積極的な導入に努めるとともに、
公共施設等総合管理計画に基づく公共施設の適正な配置・管理に努めてまいります。 自治体DXの推進につきましては、デジタル技術を活用した行政事務の効率化を推進するとともに、本年2月から開始したマイナポータルを活用した電子申請の受付をはじめ、今後も利用できる手続を順次拡大し、市民サービスの向上に努めてまいります。 安定した健全財政の推進につきましては、財政健全化計画に基づく経常経費の削減や自主財源の確保を推進し、将来を見据えた足腰の強い持続可能な財政基盤の確立に努めてまいります。 これらを踏まえ、令和5年度当初予算編成においては、人口減少対策をはじめとした課題の解消に向けた未来への投資を積極的に行うため、ふるさと納税である「やらんば!平戸」応援基金を活用した各種施策の充実を図ることとしたところであります。 以上、第2次平戸市総合計画に掲げた施策に沿って、一部特別会計等を含め、令和5年度一般会計当初予算の概要と所信の一端を申し延べさせていただきました。 市民の皆様の信頼に応えるべく、主要事業の推進に全力を傾注してまいる所存でありますので、より一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 なお、その他、各特別会計及び企業会計の令和5年度当初予算の総額は、国民健康保険特別会計43億4,440万円、後期高齢者医療特別会計5億120万2,000円、介護保険特別会計45億7,664万5,000円、農業集落排水事業特別会計1,269万円、宅地開発事業特別会計338万9,000円、あづち大島いさりびの里事業特別会計1,337万6,000円、駐車場事業特別会計2,322万4,000円、工業団地事業特別会計9,721万5,000円、水道事業会計17億4,711万8,000円、病院事業会計27億9,608万3,000円、交通船事業会計3億4,178万5,000円となっております。 引き続き、その他、諸議案について御説明いたします。 報告第1号は、一般財団法人平戸市振興公社の令和5年度事業計画等について、議会に報告するものであります。 議案第1号「平戸市
健康づくり推進協議会条例の一部改正について」は、協議会の審議事項に健康増進計画の策定等を追加するためのものであります。 議案第2号「平戸市国民健康保険条例の一部改正について」は、出産育児一時金の額を増額するためのものであります。 議案第3号は、子供の医療費助成の対象を高校生世代までに拡大することに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第4号は、野子町へき地保育所について入所児童の減少に伴い、令和4年度末をもって閉所するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第5号と議案第6号は、こども家庭庁設置法の施行等に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第7号は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、関係条例の一部を改正するものであります。 議案第8号は、放課後児童健全育成事業において、児童の安全確保計画策定の義務化等の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第9号は、生活保護法に準じた保護を受けている外国人が、令和5年度から医療給付を受ける際の資格確認において個人番号を利用することから、条例の一部を改正するものであります。 議案第10号は、平成30年3月に策定した
地域福祉計画において中間見直しを行い、併せて自殺対策計画及び再犯防止計画を策定するため、条例を制定するものであります。 議案第11号は、工業団地事業特別会計を新たに設置することから、条例の一部を改正するものであります。 議案第12号は、土地改良法施行規則の引用条項を変更するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第13号は、都市の低炭素化の促進に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第14号は、生月地区の堂の崎団地及び大島地区の緑ヶ丘住宅の供用廃止に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第15号は、高等教育修学に係る
奨学資金貸付制度の充実を図るため、条例の一部を改正するものであります。 議案第16号は、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する教育指針に基づき、条例の一部を改正するものであります。 議案第17号「平戸市あづち大島いさりびの里条例の一部改正について」は、原材料費や電気料金等の高騰により利用料金を見直すため、条例の一部を改正するものであります。 議案第18号「令和4年度平戸市一般会計補正予算(第9号)」は、歳出で、国の補正予算に伴う水産物供給基盤機能保全事業、紐差小学校屋外運動場改修事業などの増額のほか、ふるさと応援寄附金推進事業、企業立地奨励事業などの減額が主なもので、歳入では、地方交付税、国・県支出金、繰入金などを見込み、収支を合わせて4億8,492万6,000円を減額し、補正後の予算総額は268億5,174万7,000円となっております。 議案第19号「令和4年度平戸市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)」は、令和4年度の保険基盤安定負担金の額の確定に伴い減額するもので、収支を合わせて806万2,000円を減額し、補正後の予算総額は4億8,378万6,000円となっております。 議案第20号「令和4年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第2号)」は、
新型コロナウイルス感染症等の影響による指定管理料の増額が主なもので、収支を合わせて471万4,000円を増額し、補正後の予算総額は3,154万8,000円となっております。 議案第21号「令和4年度平戸市水道事業会計補正予算(第3号)」は、資本的収支において、神の川浄水場改修事業の事業費減に伴う財源収入及び工事請負費の補正を行うもので、収入を2,517万5,000円減額し、補正後の総額は6億4,367万8,000円、支出は2,000万円を減額し、補正後の総額は10億8,467万9,000円となっております。 議案第22号「令和4年度平戸市病院事業会計補正予算(第3号)」は、収益的収支において、
新型コロナウイルス感染症関連の補助金及び材料費等の増額が主なもので、収支を合わせて6,672万円を増額し、補正後の収益的収入及び支出予定額は23億9,177万円となっております。 資本的収入では、企業債及び一般会計出資金の決算見込みに伴い860万円減額し、補正後の資本的収入総額は3億968万3,000円となっております。 議案第35号「平戸市過疎地域持続的発展計画の変更について」は、児童福祉施設における事業の追加に伴い、事業計画の変更について議会の議決を求めるものであります。 議案第36号は、度島辺地、深月辺地、神浦辺地及び外目辺地に係る総合計画の変更について、議会の議決を求めるものであります。 議案第37号は、宝亀辺地、猪渡谷辺地、西宇戸辺地及び大根坂辺地に係る令和5年度から令和9年度までの5年間の総合整備計画の策定について、議会の議決を求めるものであります。 議案第38号「市有財産の無償譲渡について」は、御崎野営場シャワー室兼炊事場を無償譲渡することについて、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、提案しております諸議案についての説明を終わります。 内容の詳細については、各担当部局長により御説明申し上げますので、何とぞよろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(山田能新君) これより議案説明を行います。 報告第1号についての説明を求めます。 なお、報告第1号については、議案質疑の日に質疑を行います。
◎財務部長(平松貫治君) おはようございます。 報告第1号「一般財団法人平戸市振興公社の経営状況を説明する書類の提出について」御説明いたします。 資料として、令和5年度事業計画書及び令和5年度収支予算書、そして、附属資料といたしまして収支予算総括表及び予算実施計画書を添付しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 初めに、令和5年度の事業計画について、事業計画書の1ページをお開き願いたいと思います。 まず、最初に基本方針についてでありますが、指定管理事業では、切支丹資料館をはじめとする6施設が指定管理期間の最終年度であり、期間集大成の年度と位置づけを行い、利用者のニーズを取り入れた自主事業の実施や、今後を見据えた営業活動を積極的に推進し、顧客満足度の向上に努めることとしております。 受託事業では、安心・安全・正確な業務遂行を第一に、快適な市民サービスの提供に努めることとしております。 販売事業では、施設関連商品を中心として、日々変化する消費動向を踏まえた上で、新規商品の開発や、新たな取引先の開拓を進めていくこととしております。 さらには、一般財団法人への移行を契機として、柔軟かつスピード感のある事業展開が可能となったことから、市の施策などをこれまで以上に注視しながら、新たな事業の可能性を探り、事業拡大に取り組んでいくこととしております。 大きな1番の指定管理事業でありますが、切支丹資料館、島の館、かたりな、総合運動公園、市民プール、昆虫自然園、B&G海洋センターの7か所の指定管理施設の管理を行うこととしております。 まず、切支丹資料館につきましては、根獅子地域のかくれキリシタンに関連する歴史や風習を分かりやすく紹介していくこととしております。また、昆虫標本展を地元の小学生を招待して開催するほか、世界文化遺産登録5周年を記念して、世界遺産スタンプラリーを開催することとしております。 2ページをお願いします。 生月町博物館島の館につきましては、インバウンド対策を兼ねて、4か国語対応の音声ガイドシステムを導入し、古式捕鯨などに関する資料について紹介することとしております。 本年度は、世界遺産の登録5周年事業として、長崎県や各構成資産のガイダンス施設と連携した事業の展開を図り、世界遺産の普及啓発と入館者増に努めていくこととしております。 3ページをお願いします。 春日集落拠点施設かたりなにつきましては、住民の語りを通して春日集落の文化的価値や魅力を発信するというスタイルを大切にしながら、来訪者をもてなししていくこととしております。 総合運動公園につきましては、増加傾向にある県外からの合宿やプロ・実業団の利用実績を足がかりとしまして、新たな利用者開拓の営業活動を積極的に展開していくこととしております。 また、多目的グラウンドでは、外周をウォーキングコースとして活用推進を図るほか、無料開放イベントを実施することとしております。 4ページをお願いします。 市民プールにつきましては、利用者が比較的少ない時間帯を利用した泳ぎのワンポイントアドバイスや、60歳以上のシニアを対象とした無料デーを設定するなど、水泳人口の拡大に取り組むこととしております。 5ページをお願いします。 たびら昆虫自然園につきましては、ファミリー向けに、会員制で有料の昆虫クラブの充実と、里山での自然体験などを実施することとしております。 さらに、園の新たな収入源確保のため、バラ園などを活用したデイキャンプや、シイタケのほだ木オーナー制度の取り組みを行うこととしております。 6ページをお願いします。 生月町B&G海洋センターにつきましては、引き続き、夏場のカヤックやサップを活用するマリンスポーツや、地元の小中学生の水泳授業の受入れ、初心者用の水泳教室を行いながら、新たな利用拡大を目指して、BG塾やボッチャ、モルックなどの軽スポーツ体験などに取り組むこととしております。 次に、7ページの大きな2番の受託事業についてでございますが、田平学校給食共同調理場管理運営事業と一般廃棄物収集事業について、いずれも田平地区において、安全安心を念頭に、それぞれの業務を遂行していくこととしております。 次に3番、販売事業についてでありますが、まず、島の館、かたりな及び昆虫自然園の各施設で売店事業を行いますが、それぞれの施設の特徴を生かしたグッズや、地元の特産品販売などを行っていきます。 特に島の館では、世界遺産登録5周年事業に関連しまして、県内の各構成資産で販売されている商品も取り扱うこととし、また、かたりなでは、引き続き、集落の散策をサポートする電動アシスト付自転車の貸出しも行うこととしております。 以上が、事業計画であります。 続きまして、収支予算でありますが、8ページから14ページにかけましては、先ほど御説明いたしました各指定管理施設の収支予算であります。 15ページ及び16ページは、受託事業の収支予算であります。 また、17ページから19ページにかけましては、3施設の売店に係る販売事業の収支予算となっております。 36ページをお願いします。 一番下段になりますが、令和5年度の予算総額は2億5,194万9,000円で、前年度と比較いたしまして0.8%、187万7,000円の増となっております。主な要因は、物価高騰に伴う燃料費や光熱費の増額が主なものでございます。 以上で、報告第1号の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第1号及び議案第2号の説明を求めます。
◎市民生活部長(楠富誉君) 議案第1号「平戸市
健康づくり推進協議会条例の一部改正」につきまして、説明いたします。 今回の改正は、当協議会の事業及び手続等を明確化するため、各条項につきまして一部改正するものであります。 第2条につきましては、第1項に
健康づくり計画の策定に関することの追加、第3条につきましては、団体名称の修正、第6条につきましては、初回の会長選任等に係る手続規定の補足、第7条につきましては、当該委員報酬及び費用弁償の規定を追加するものであります。なお、施行日は、令和5年4月1日とするものであります。 次に、議案第2号「平戸市国民健康保険条例の一部改正」につきまして、説明いたします。 今回の改正は、出産育児一時金の支給額の見直しに関する健康保険法施行令等の一部を改正する政令が、令和5年4月1日に施行されることに伴い、現在の出産育児一時金の支給額40万8,000円を8万円増額し48万8,000円とするもので、産科医療補償制度掛金1万2,000円と合わせて、一時金総額は50万円を支給することとしております。 また、各条項の字句修正等につきましては、法令に倣った形式により修正・整理するものであります。施行日は、令和5年4月1日からとするものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第3号から議案第10号までの8件について、一括説明を求めます。
◎福祉部長(尾崎利美君) 議案第3号「平戸市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、福祉医療費の支給対象年齢を中学生世代の満15歳から高校生世代の満18歳に拡大することに伴い、子供の定義及び支給の方法について、条例の一部を改正するものであります。なお、拡大分の支給方法につきましては、償還払いといたします。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものでございます。 議案第4号「平戸市へき地保育所条例の一部改正について」御説明いたします。 本条例の改正は、入所園児数の減少により、野子町へき地保育所を令和4年度末をもって閉園することに伴い、別表の施設を削除する条例の一部を改正するものであります。 平成24年度に作成した平戸市へき地保育所適正化計画では、入所児童6人未満が2年間継続し、その後も6人を超える見込みがない場合は閉園の対象とするとしております。野子町へき地保育所の園児数の状況でありますが、令和3年度末6名、令和4年度は入所者はおらず、さらに令和5年度の入所申込みもいなかったことから、保護者、地区への説明を行い、本年度末をもって閉園することで協議が整ったものでございます。 これに伴い、へき地保育所は度島町へき地保育所のみとなります。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものであります。 議案第5号「平戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、政府の子供施策の新たな司令塔を担うこども家庭庁の設置に係るこども家庭庁設置法の制定と、その施行による関連法令の整備に関する法律及び民法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係規定を改正するものであります。 改正内容は、こども家庭庁設置法及びその施行による関連法律の整備に関する法律が、令和5年4月から施行されることによる関連法令であります児童福祉法の改正に伴い、保育所における保育の内容に係る指針を定めるものを主務大臣に改正するとともに、子ども・
子育て支援法等の一部改正による引用条文に係る改正を行うものです。 また、民法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、懲戒に係る権限の濫用禁止の規定を削除するものです。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものです。 議案第6号「平戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、議案第5号と同様の理由により改正するものであります。 改正内容につきましては、児童福祉法の改正に伴い、保育所における保育の内容に係る指針を定めるものを主務大臣に改正するとともに、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う、安全計画の策定等の義務化及びバス送迎時における点呼等による所在確認とブザー等の安全装置の装備の義務化、感染症・食中毒の予防及び蔓延防止に必要な措置の明確化などの規定を追加するとともに、懲戒に係る権限の濫用禁止の規定を削除するものです。 なお、ブザー等の安全装置の装備につきましては、令和6年3月31日までの経過措置が設けられております。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものです。 議案第7号「こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」御説明いたします。 本案は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う子ども・
子育て支援法の改正により、関係条例の改正を行うものであります。 内容につきましては、第1条は平戸市立保育所条例の一部改正、第2条は子ども・
子育て支援会議条例の一部改正で、いずれも子ども・
子育て支援法の一部改正に伴う引用条文の改正でございます。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものであります。 議案第8号「平戸市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布に伴う、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正を行うもの及び放課後児童支援員に関する経過措置を延長する改正を行うものです。 改正内容は、児童の安全の確保に関する安全計画の策定等及びバス送迎時における点呼等による所在確認の義務化、業務継続計画の策定等の努力義務化、感染症・食中毒の予防及び蔓延防止に必要な措置の明確化などの規定を追加するものです。 また、附則におきまして、放課後児童支援員の任用資格に関する経過措置の期間を延長する改正でございます。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものです。 議案第9号「平戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、生活保護における医療扶助オンライン資格認定におきまして、生活保護法に基づく保護に準じた保護を受けている外国人に対して適用できるようにするための規定を加える改正を行うものであります。 改正内容は、生活保護法に基づく保護に準じた保護を受給している外国人が医療を受ける際に、マイナンバーカードの提示によって資格情報や医療券情報等のオンライン資格の確認を可能とするため、必要事項を定めるものです。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものであります。 議案第10号「平戸市
地域福祉計画等策定委員会条例の制定について」御説明いたします。 本条例は、本市の地域福祉の推進の指針となる
地域福祉計画について、社会福祉法の改正による包括的な支援体制の整備に係る事業に関する事項を新たに追加するなどの見直し及び基本的事項の調査審議や事業等の進捗管理を行うため、条例の制定を行うものであります。 また、地域福祉として一体的な展開を図るため、再犯防止推進計画及び自殺対策計画も併せて策定いたします。施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) ここで暫時休憩いたします。10分間休憩いたします。 休憩 午前11時04分 再開 午前11時15分
○議長(山田能新君) 会議を再開いたします。 引き続き、議案説明を行います。 ここで、福祉部長より発言の申出があっておりますので、この際許可します。
◎福祉部長(尾崎利美君) 先ほど説明しました議案第9号の議案説明の中で、施行日につきまして、令和5年4月1日から施行するというふうに説明しておりましたが、公布の日からの誤りでございます。大変申し訳ございませんでした。
○議長(山田能新君) 引き続き、議案第11号の説明を求めます。
◎文化観光商工部長(度嶋悟君) 議案第11号「平戸市特別会計条例の一部改正について」御説明いたします。 本議案は、本市特別会計に工業団地事業特別会計を新設しようとするもので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 設置する提案理由でございますが、工業団地整備に要する経費が、その事業の性格上、地方自治法第209条に規定する特別会計に該当し、一般の歳入歳出と区分して経理する必要があることから特別会計を設置し予算を執行しようとするものでございます。 条例の施行日は、令和5年4月1日としております。 説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第12号の説明を求めます。
◎農林水産部長(下川隆利君) 議案第12号「平戸市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、土地改良法施行規則第68条の4の6で定められている分担金の徴収に関する規定に関し、国の法改正により条文が第68条の4の11に繰り下げられましたが、市の条例については改正がされないままとなっているため、今回、市の条例第2条中、「第68条の4の6」を「第68条の4の11」に改正するものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第13号及び第14号の説明を求めます。
◎建設部長(山下正剛君) 議案第13号「平戸市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、令和4年9月16日に公布された都市の低炭素化の促進に関する法律施行規則の一部を改正する省令が令和4年10月1日に施行され、低炭素建築物新築等計画の認定申請の申請単位が変更されたことに伴い、長崎県建築関係手数料条例の一部が改正されたことから、平戸市手数料条例の別表第2の21、22の部を改正するものでございます。 今回の改正により、いずれの手数料も住宅の戸数、共用部分や非住居の床面積に応じた金額に変更はありません。 なお、施行日は令和5年4月1日といたしております。 次に、議案第14号「平戸市営住宅条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、老朽化による市営住宅の用途廃止に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、生月地区の堂の崎団地、大島地区の緑ヶ丘住宅の用途を廃止し、今年度解体を行うことから、本条例の別表第2条関係より削除するものでございます。 また、本条例第14条第4項及び第15条第3項中の引用部分におきまして、公営住宅法第34条と本条例第36条第1項収入状況の報告の請求等が同じ条文であることから、本条例に統一するよう改めるものでございます。 なお、施行日は公布の日からといたしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第15号及び第16号の説明を求めます。
◎教育次長(鴨川恵介君) 議案第15号及び第16号について御説明申し上げます。 議案第15号「平戸市奨学資金貸付基金条例の一部改正について」でありますが、日本学生支援機構などの奨学金制度が拡充されている中、本市の奨学金制度を利用するものが年々減少していることから、奨学生にとって充実した制度とするための改正を行うもので、主な改正の内容につきましては、貸付額を日本学生支援機構などと同程度とすること、制服などの購入で一時的に多額の費用を要する高校生入学者まで就学一時金を拡充すること、返還金の返還免除制度について、平成23年度以降利用者がない産業後継者の認定制度を廃止し、新たな定住施策の一環としてふるさと奨学生の認定制度を新設することから条例の一部を改正するものであります。 続いて、議案第16号「平戸市適応指導教室条例の一部改正について」でありますが、設置に関する基本指針における基本的な考え方として、社会的自立に向けての支援が示されていること及び従来使用していた適用指導教室の呼称について、不登校児童生徒や保護者の抵抗感を減らし、親しみやすい名称への変更について文部科学省から通知を受けたことに伴い、名称を平戸市
教育支援教室に変更するため条例の一部を改正するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第17号の説明を求めます。
◎大島支所長(白石二也君) 議案第17号「平戸市あづち大島いさりびの里条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正の主な理由は、いさりび館については、新型コロナの影響で利用者は減少し、その回復が思わしくない中に昨年来からの不安定な国際情勢などによる度重なる物価上昇により経営が厳しい状況に陥っております。 また、このまま市からの赤字補填による経営では、令和2年6月に定めた平戸市における受益者負担の適正化に関する指針に基づいた施設の使用料について、受益者負担と公費負担との公平を保つことができなくなることから今回条例改正を行うものであります。 改正の主な内容については、和室・洋室の利用料金については約20%の増額改正としておりますが、条例で利用料金は別表で定める範囲内とされており、利用者からいただく利用料金は激変緩和や過去の実績を見て、現段階で収支バランスが取れる約10%の設定を予定しております。 また、これまで利用者の要望に応えられなかった食事料金、利用実績が全くなかったもの、サービスの対価として費用的にそぐわないのものも見直し改正することとしております。 施行日は、令和5年4月1日としております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第18号の説明を求めます。
◎財務部長(平松貫治君) 議案第18号「令和4年度平戸市一般会計補正予算(第9号)」につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ4億8,492万6,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ268億5,174万7,000円とするものであります。 今回の補正予算は、国の補正予算に伴う水産物供給基盤機能保全事業、紐差小学校屋外運動場改修事業などの増額のほか、決算見込みによるふるさと応援寄附金推進事業、企業立地奨励事業などの減額を調整の上、提案させていただいております。 3ページをお願いします。 第2表繰越明許費補正につきましては、年度内に完了が見込まれない事業で、その経費の支出を翌年度に繰越し執行するもので、総合計画策定事業ほか28事業の追加と農村地域防災・減災事業ほか2事業の変更を行うものであります。 4ページをお願いします。 第3表債務負担行為補正につきましては、ふるさと応援寄附金推進事業の追加を行うものであります。 5ページをお願いします。 第4表地方債補正につきましては、自然災害防止事業費の追加と水道事業出資債ほか10事業費の変更を行うものであります。 それでは、補正の内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたしますが、歳入におきまして歳出の各事業で特定財源として充当しているものについては、説明が重複することから、内容を簡略に説明させていただきます。 まず、9ページから14ページにかけての歳入について御説明いたします。9から10ページをお願いします。 10款1項1目地方交付税は、普通交付税を1億4,982万1,000円を増額し、補正後の額を本年度算定額の94億2,005万4,000円とするものであります。 なお、この普通交付税につきましては、昨年度に引き続き臨時経済対策費として再算定が行われたことに伴い増額するものであります。 12款1項1目農林水産業費分担金は、農業競争力強化基盤整備事業などに係る分担金の増額であります。 14款1項1目民生費国庫負担金は決算見込みによるもので、4目災害復旧費国庫負担金は公共土木施設災害復旧費に係るもので、令和2年災分として交付されるものであります。2項5目土木費国庫補助金は、内示額の減額によるものであります。7目教育費国庫補助金のうち、1節小学校費補助金及び2節中学校費補助金は国の補正予算に伴うもので、4節社会教育費補助金は決算見込みによるものであります。 11から12ページをお願いします。 15款1項1目民生費県負担金は決算見込みによるもので、2項4目農林水産業費県補助金のうち、農地利用最適化交付金及び浜の活力再生・成長促進交付金は県費の内示によるものであります。水産物供給基盤機能保全事業以下3事業費は国の補正予算に伴うもので、8目教育費県補助金は決算見込みによるものであります。 16款1項2目利子及び配当金は、説明欄に記載の基金につきまして電力債購入に伴う利子の増額によるものであります。 17款1項2目総務費寄附金は、決算見込みによる増額であります。 18款1項1目「やらんば!平戸」応援基金繰入金は、説明欄記載の事業の決算見込みにより減額するものであります。10目財政調整基金繰入金は、今回の補正予算編成におきまして、一定の財源確保ができる見通しとなったことから今回一部減額を行うものであります。 13から14ページをお願いします。 21款1項市債は、決算見込みによる建設事業等における事業費の確定や国の補正予算に伴うものであります。 次に、15ページから30ページにかけての歳出について御説明をいたします。 なお、今回の補正予算は、事業費の確定に伴う減額が各費目に出てまいりますが、これらは若干説明を省略し、主な内容について説明させていただきます。 15から16ページをお願いします。 2款1項5目財産管理費は電力債購入に伴う利子の増額に伴うもので、6目企画費のうち、ふるさと応援寄附金推進事業は決算見込みによる減額で、新しい
まちづくり基金積立金は電力債購入に伴う利子の増額に伴うもの、「やらんば!平戸」応援基金積立金は寄附金の決算見込みに伴い増額するものであります。10目文化センター費は電気料高騰に伴い指定管理料を増額するもので、14目交通政策費は民間バス事業者において燃油高騰などに伴い経営収支が悪化していることから運行補助を増額するものであります。 17、18ページをお願いします。 3款1項2目障害福祉費は利用者の増などによるもので、5目後期高齢者医療費は後期高齢者医療費に対する市負担分の確定に伴う減額であります。 19から20ページをお願いします。 4款1項6目企業等施設整備費のうち、水道事業会計繰出金は神の川浄水場改修事業の実績による減額で、病院事業会計繰出金は平戸市民病院及び生月病院における医療機器整備事業の実績による減額であります。2項1目清掃総務費は北松北部環境組合における前年度繰越金の確定を含めた決算見込みに伴う運営負担金の減額であります。 21から22ページをお願いします。 6款1項1目農業委員会費は農地利用最適化推進委員の活動に係る県費の追加内示に伴い増額するもので、5目農地費のうち、農村地域防災・減災事業は、国の補正予算に伴い県が施行する黒岩地区及び茅場地区のため池整備に係る負担金を増額するもので、農業競争力強化基盤整備事業は、国の補正予算に伴い県が施行する大野地区及び向月地区の農地基盤整備に係る負担金の増額が主なもので、海岸堤防等高潮侵食対策事業県工事負担金は、国の補正予算に伴う大崎地区の海岸保全施設整備に係る負担金の増額が主なもので、自然災害防止事業県工事負担金は、大山・川内在地区、水垂地区及び神鳥地区に係る地滑り防止工事に対する負担金であります。4目漁港建設費のうち、浜の活力再生・成長促進交付金事業は、新獅子漁港、根獅子でございますが、車止め整備について、補助事業メニューを漁港機能増進事業へ変更し実施することによる減額であります。 水産物供給基盤機能保全事業は、国の補正予算に伴い、木ケ津漁港、新獅子漁港、獅子ですね、及び早福漁港の整備費をそれぞれ計上するもので、水産生産基盤整備事業は、国の補正予算に伴い、新獅子漁港の獅子と根獅子の整備費を増額するものであります。 漁港機能増進事業は、国の補正予算に伴い、中野漁港、新獅子漁港の根獅子、同じく新獅子漁港の春日及び新獅子漁港の高越の、いずれも車止め整備費をそれぞれ計上するものでございます。 漁港整備事業県工事負担金は、県が施工する漁港整備について、国の補正予算や事業費の確定に伴い負担金を増額するものであります。 23から24ページをお願いします。 7款1項2目商工業振興費は、決算見込みにより減額するもので、5目観光施設費は、あづち大島いさりびの里における感染症の影響及び電力料高騰に伴う指定管理料の増額に対するものであります。 25から26ページをお願いします。 8款4項1目港湾費は、県が施工する港湾整備事業費の確定に伴う減額で、5項2目公園費は、国費内示額の減額に伴うもので、3目
まちづくり推進費は、無電柱化推進事業に関しまして、起債借入れ枠の都合により過疎債から公共事業等へ財源を振り替えるものであります。 27から28ページをお願いします。 10款2項1目及び3項1目の小学校及び中学校の学校管理費は、国の補正予算に伴い感染症対策に要する保健衛生用品整備として消毒液などの消耗品及び空気清浄機などの備品の購入を行うもので、2項3目学校建設費は、国の補正予算に伴い、紐差小学校のグラウンドの暗渠排水、舗装工事などを行うもの。3項3目学校建設費は、国の補正予算に伴い大島中学校の校舎の外壁改修などを行うもの。5項5目文化財保護費は、決算見込みにより減額するもので、6項2目体育施設費は、電力料高騰に伴い指定管理料を増額するものであります。 29から30ページをお願いします。 12款1項1目元金は、令和元年度現年補助災害復旧事業債において限度額を超えて発行していたことによる繰上償還で、3目公債諸費は、この繰上償還に伴う加算金であります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第19号の説明を求めます。
◎市民生活部長(楠富誉君) 議案第19号「令和4年度平戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について説明いたします。 今回の補正は、令和4年度保険基盤安定負担金が確定したことに伴い歳入歳出それぞれ806万2,000円を減額し、補正後の予算総額を4億8,378万6,000円とするものであります。 6ページをお願いいたします。 4款1項2目保険基盤安定繰入金については、低所得者の保険料均等割の軽減分について県4分の3、市4分の1で公費負担するもので、806万2,000円を減額するものであります。 次に、8ページ、9ページをお願いいたします。 2款1項1目につきましては、
後期高齢者医療広域連合納付金についても同額を減額するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第20号の説明を求めます。
◎大島支所長(白石二也君) 議案第20号「令和4年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。 令和4年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第2号)」につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ471万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ3,154万8,000円とするものでございます。 歳入歳出補正予算の内容につきましては、事項別明細書により御説明いたします。 6ページをお願いします。 歳入につきましては、一般会計からの繰入金であります。 次に、8ページをお願いします。 歳出は、1款運営費であります。 内訳としましては、説明欄1のいさりびの里管理運営事業費471万4,000円は、コロナ感染症の影響から、利用料金収入の減少、電気料金、食材の原材料費、燃油等の高騰によります支出見込額の増による指定管理料、委託料の増加分が主なものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、第21号の説明を求めます。
◎水道局長(濱崎吉男君) 議案第21号「令和4年度平戸市水道事業会計補正予算(第3号)」について御説明いたします。 今回の補正は、主に神の川浄水場改修事業の事業費減額に伴う財源収入及び工事請負費の減額により補正するものであります。 第2条の資本的収支ですが、収入につきましては企業債、出資金、補助金を合わせまして2,517万5,000円を減額し、補正後の予定額を6億4,367万8,000円とするものであります。支出につきましては、建設改良費2,000万円を減額し、補正後の予定額を10億8,467万9,000円とするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億4,100万1,000円の補填につきましては、記載のとおりでありますので御一読をお願いいたします。 それでは、補正の内容につきまして予算説明書により御説明いたします。 5ページをお願いいたします。 まず、資本的収入ですが、神の川浄水場改修事業の事業費が減額になったことによるもので、1款1項1目企業債1,800万円、2項1目他会計出資金600万円及び4項1目県補助金117万5,000円を減額し、補正後の予定額を6億4,367万8,000円とするものであります。 次に、資本的支出ですが、神の川浄水場改修事業に係る工事請負費の減額が主なもので、1款1項1目水道施設改良費2,000万円を減額し、補正後の予定額を10億8,467万9,000円とするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第22号の説明を求めます。
◎病院局長(小出圭治君) 議案第22号「令和4年度平戸市病院事業会計補正予算(第3号)」について御説明いたします。 今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症関連の補助金及び材料費等の増額により補正するものでございます。 第2条において、令和4年度平戸市病院事業会計予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定総額を収入支出それぞれ6,672万円増額し、補正後の収入支出予定総額を23億9,177万円とするものでございます。 第3条は、同じく予算第4条に定めた資本的収入において860万円減額し、補正後の資本的収入総額を3億968万3,000円とするものでございます。 第4条は、同じく予算第5条に定めた企業債を表のとおり440万円減額し、限度額総額を7,980万円とするものでございます。 第5条は、同じく予算第8条に定めた議会の議決を得なければ流用することのできない経費について、給与費を210万2,000円増額し、12億9,251万3,000円とするものでございます。 第6条は、同じく予算第9条に定めた棚卸資産の購入現度額を2,410万5,000円増額し、2億6,589万8,000円とするものでございます。 それでは、補正の内容につきまして補正予算説明書により御説明いたします。 9ページをお願いいたします。 1款平戸市民病院事業収益の県補助金につきましては、新型コロナ感染症緊急包括支援事業の補助金を計上するものでございます。 2款生月病院事業収益の入院収益につきましては、補正額の収支を合わせるため減額を行うものでございます。県補助金につきましては、市民病院と同様でございます。 9ページの下段をお願いいたします。 1款平戸市民病院事業費用の給与費の時間外手当及び材料費につきましては、決算見込みに伴う増額をするものでございます。資産減耗費につきましては、決算見込みに伴う固定資産除却費の精算による増額でございます。 1款市民病院事業費用及び2款生月病院事業費用の消費税及び地方消費税につきましては、新型コロナウイルス
ワクチン接種収益の増加に伴い増額するものでございます。 なお、給与費の詳細につきましては、3ページ以降の給与費明細書を御参照お願いいたします。 次に、10ページをお願いいたします。 資本的収入につきまして御説明申し上げます。 1款平戸市民病院資本的収入の企業債及び一般会計出資金は、建設改良費の確定により減額するものでございます。 2款生月病院資本的収入の企業債及び一般会計出資金は、市民病院と同様でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第23号の説明を求めます。
◎財務部長(平松貫治君) 議案第23号「令和5年度平戸市
一般会計予算」について御説明申し上げます。 まず初めに、予算書の附属資料として配付いたしております令和5年度当初予算(案)の概要について概略を説明させていただきますので、準備方をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。 1ページを御覧いただきたいと思います。 令和5年度一般会計当初予算総額は257億3,700万円で、前年度予算総額249億8,800万円と比較いたしまして、伸び率にして3.0%、7億4,900万円の増額となっております。 次に、歳入歳出において主な特徴を記載しておりますが、歳入につきましては後ほど予算書で説明させていただきたいと思いますので、割愛をさせていただきます。 歳出でありますが、補助費等は36億5,667万2,000円で、構成比は14.2%、伸び率にして7.8%の減となっております。この主な要因でございますが、企業立地奨励金をはじめ水道事業及び病院事業会計繰出金の減額によるものであります。 積立金は9億4,316万9,000円で、構成比は3.7%、伸び率にして13.7%の増となっております。主な要因は、「やらんば!平戸」応援基金について、令和4年度決算見込みをベースとしまして寄附金を9億円と見込み、予算計上をしたことによるものでございます。 投資的経費は35億3,686万8,000円で、構成比は13.8%、伸び率にしまして24.4%の増となっております。主な要因は、文化センターをはじめ小学校8校、学校給食施設、
社会教育施設及び社会体育施設のLED化、愛の園保育所、小鳩保育園及び生月こども園の児童福祉施設整備、無電柱化推進事業、
南部市民屋内運動場整備の増額が主なものであります。 次のページをお願いします。 2ページから4ページにかけましては、歳入歳出の前年度との比較表を、5ページには第2次平戸市総合計画の施策体系別に前年度と比較したものを掲載いたしております。 6ページから8ページにかけましては、当初予算額の状況、そして市債残高などを、9ページから19ページには、主要施策事業一覧を掲載しておりまして、新規事業は丸印、事業区分の欄には総合戦略総合計画におけるシン・平戸に該当する事業をそれぞれ記載をいたしております。 20ページには基金の状況、21ページには目的税の使途状況、22ページには地方消費税交付金、社会保障財源化分でございますが、こちらの使途状況。23ページから25ページには、特別会計あるいは企業会計の当初予算(案)の概要を掲載しておりますので、後ほど御一読をお願いしたいと思います。 それでは、予算書のほうをお願いいたします。
○議長(山田能新君) 説明の途中ですが、ここで休憩をいたします。 午後の会議は、午後1時30分より再開いたします。 休憩 午前11時48分 再開 午後1時30分
○議長(山田能新君) 会議を再開いたします。 引き続き、議案説明を行います。
◎財務部長(平松貫治君) 引き続きまして、議案第23号「令和5年度平戸市
一般会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 予算書のほうをお願いいたします。 令和5年度
一般会計予算、当初予算の内容につきまして簡潔に御説明を申し上げます。 1ページをお願いいたします。 第1条歳入歳出予算は、それぞれ257億3,700万円でありまして、第2条債務負担行為、第3条地方債につきましては、後ほど説明をさせていただきます。第4条一時借入金は、資金運用面における歳計現金が不足し一時的に資金を借り入れる必要が生じた場合の最高限度額を24億円と定めるものであります。第5条の歳出予算の流用につきましては、予算の執行上流用の必要が生じた場合、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により流用ができるようお願いをするものであります。 6ページをお願いします。 第2表債務負担行為につきましては、事項欄に記載している事業に関しまして、翌年度以降に歳務を履行するもので、期間及び限度額を定めるものであります。田平支所庁舎空調設備改修工事ほか1件について計上をいたしております。 7ページの第3表の地方債につきましては、記載の目的欄のとおり建設事業費等に対する財源として起債の借り入れを予定しているもので、この内容は後ほど21款市債のところで説明をさせていただきます。 続きまして、歳入歳出予算事項別明細書11ページから54ページまでの歳入について御説明をさせていただきます。 それぞれの内容は説明欄に記載をしているとおりでございますが、このうち主なものについて内容を簡潔に御説明をいたしたいと思います。 11ページをお願いします。 1款市税のうち1項市民税は、個人及び法人ともに令和4年度の決算見込額をベースとして予算計上をいたしております。特に、法人につきましては、景気回復傾向によるものが主な増額要因であります。2項固定資産税及び6項都市計画税は、土地、家屋及び償却資産について、令和4年度の課税をベースといたしまして令和4年中の異動を見込み、予算を計上しておりまして、家屋に係る新築家屋の増、それから償却資産の新規取得の増が主な増額要因となっております。 その他の税目につきましても、令和4年度の決算見込額をベースとして見込みを立て計上をいたしているところでございます。 続きまして、11ページから16ページにかけての2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までは、令和4年度の普通交付税算定結果における基準財政収入額や地方財政計画の伸び率等により算定を行い計上をいたしているところであります。 15ページをお願いします。 10款地方交付税のうち普通交付税は90億6,800万円を計上しておりますが、令和5年度の交付見込額につきましては、地方財政計画の伸び率などを勘案した上で91億6,800万円と試算しているところでありまして、差額の1億円は今後における行政需要の財源として留保させていただいております。 また、特別交付税は、これまでの交付状況などを勘案しまして13億5,000万円を計上いたしております。12款分担金及び負担金のうち1項分担金は、説明欄に記載の農業競争力強化基盤整備事業負担金などの建設事業に係るもので、2項負担金は、老人福祉施設入所負担金などであります。 なお、令和4年度まで予算計上をいたしておりました保育所及び
認定こども園入所児童
保護者負担金につきましては、
子育て支援施策に関しまして出生率の向上を図る上でさらなる子育てに対する
経済的支援の抜本的拡充を行うため、令和5年度から入所児童
保護者負担金を全て無償とするものであります。 15ページから20ページの13款使用料及び手数料は、各施設の使用料と各種証明等の手数料でありまして、それぞれ説明欄記載のとおりであります。 19ページをお願いします。 14款1項国庫負担金のうち1目民生費国庫負担金の主なものは、1節社会福祉負担金の障害者自立支援給付費、2節児童福祉費負担金の児童手当給付費や子供のための保育給付費、ページをめくっていただきまして、3節生活
保護者負担金のうち生活保護費であります。 2項国庫補助金のうち1目総務費国庫補助金の主なものは、1節総務管理費補助金の地方創生推進交付金、2節戸籍住民基本台帳費補助金のマイナンバーカード交付事務費であります。2目民生費国庫補助金の主なものは、2節児童福祉費補助金の子ども・
子育て支援交付金、ページをめくっていただきまして、就学前教育保育施設整備交付金は新規事業でありまして、愛の園保育所及び小鳩保育園の園舎大規模改修工事に係るものであります。 23ページをお願いします。 3目衛生費国庫補助金の主なものは、1節保健衛生費補助金の出産・
子育て応援交付金であります。6目土木費国庫補助金の主なものは、1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金や地方創生道整備推進交付金、ページをめくっていただきまして、2節都市計画費補助金の無電柱化推進事業費であります。 27ページをお願いします。 15款1項県負担金のうち1目民生費県負担金の主なものは、1節社会福祉負担金の障害者自立支援給付費、後期高齢者医療費及び国民健康保険費の保険基盤安定負担金、ページをめくっていただきまして、2節児童福祉費負担金の子どものための保育給付費であります。 31ページをお願いします。 2項県補助金のうち1目総務費県補助金の主なものは、地籍調査事業費であります。2目民生費県補助金の主なものは、1節社会福祉補助金の福祉医療給付事業費、2節児童福祉費補助金の福祉医療給付事業費、子ども・
子育て支援交付金及び保育対策総合支援事業費であります。 33ページをお願いします。 3目衛生費県補助金の主なものは、2節清掃費補助金の浄化槽設置整備事業費であります。4目農林水産業費県補助金の主なものは、1節農業費補助金の園芸用リースハウス整備事業費、ページをめくっていただきまして、ながさき鳥獣被害防止総合対策事業費、中山間地域等直接支払交付金、多面的機能支払交付金、畜産クラスター構築事業費、3節水産業費補助金の漁村再生交付金、漁港施設機能強化事業費であります。 37ページをお願いします。 3項委託金の主なものは、1目総務費委託金のうち2節徴税費委託金の個人県民税徴収取扱費交付金、4節選挙費委託金の長崎県議会議員一般選挙費であります。 41ページをお願いします。 17款寄附金は、1項2目総務費寄附金の「やらんば!平戸」応援基金寄附金が主なもので、目標額を9億円として計上をいたしております。 続きまして、41ページから46ページにかけましての18款1項基金繰入金のうち1目財政調整基金繰入金は、予算編成におきまして不足する財源を補填するため、今回6億円の計上をさせていただいております。2目新しい
まちづくり基金繰入金は、
南部市民屋内運動場整備事業の財源として計上をいたしております。 なお、今後の当該基金につきましては、地方交付税措置がある有利な起債発行が見込めない公共施設の整備の財源として有効に活用してまいりたいと考えております。 3目「やらんば!平戸」応援基金繰入金をはじめとする各基金繰入金は、それぞれ各課が所管するソフト事業あるいはハード事業への財源充当するための各種基金からの繰入金となっております。 47ページからの20款諸収入のうち5項雑入の主なものでございますが、4目給食事業収入の学校給食費の
保護者負担分であります。 なお、この学校給食費につきましては、昨今の食材価格の高騰に伴いまして、今後における学校給食の安定的な質と量の提供が見込めないことから現行の額を月額、小学生で500円、中学生で600円それぞれ引き上げることといたしているところでございますが、当分の間経過措置を設けることによりまして保護者の急激な負担軽減を図ることといたしております。 49ページをお願いします。 49ページから54ページにかけての21款市債につきましては、引き続き事業の適債性を考慮し、普通交付税に参入される有利な過疎対策事業債あるいは辺地対策事業債を中心に借入れを行いたいと考えております。 なお、53ページ、9目臨時財政対策債は、地方の財源不足を補うため普通交付税から振り替えて発行するもので、地方財政計画の伸び率により見込みを立て計上いたしているところでございます。 以上が歳入の内容でございます。 引き続き、55ページから196ページにかけての歳出の内容につきまして、款ごとに説明させていただきますが、それぞれの主な事業等につきましては、市長の施政方針でも詳しく述べられておりますので、ここでは増減の主なもの、それから新規事業について御説明を申し上げたいと思います。 冒頭に説明いたしました当初予算(案)の概要資料の9ページから19ページにかけまして主要事業を款ごとに予算書のページを明記した一覧表を掲載しておりますので、併せて御参照いただければ幸いでございます。 それでは、予算書55ページをお願いします。 初めに、1款議会費でありますが、予算額は1億7,758万5,000円で、前年度と比較いたしまして295万2,000円、1.6%の減となっております。 57ページをお願いします。 2款総務費の予算額は48億9,503万円で、前年度と比較いたしまして2億4,858万7,000円、5.4%の増であります。主な要因は、62ページの1項6目企画費の8番、「やらんば!平戸」応援基金積立金、68ページ、13目国土調査費の2、地籍調査事業費の増額によるものであります。 新規事業といたしましては、66ページ10目文化センター費の2番、文化センター照明LED化改修事業、同じページの11目ふるさと振興費の5番、コミュニティ広場整備支援事業などを計上いたしております。 83ページをお願いします。 3款民生費の予算額は72億2,290万1,000円で、前年度と比較いたしまして2億5,495万9,000円、3.7%の増であります。主な要因は、84ページの1項1目社会福祉総務費の13番、福祉保健センター改修事業、94ページ、2項4目の児童福祉施設費の5番、保育所等
施設整備事業及び8番、生月こども園園舎改修事業のいずれも投資的経費の増額となっております。 新規事業といたしましては、84ページ、1項1目社会福祉総務費の14番、重層的支援体制整備事業、飛びますが、92ページの2項1目児童福祉総務費の8番、
子育て世帯家庭保育支援事業などを計上いたしております。 99ページをお願いします。 4款衛生費の予算額は27億7,773万6,000で、前年度と比較いたしまして1,373万5,000円、0.5%の減であります。 新規事業といたしましては、100ページ、1項1目保健衛生総務費の9番、出産・
子育て応援交付金事業、102ページの4目環境衛生費の5番、平戸エコフェスタ開催事業、その下の6番、配食用油再利用実証事業であります。 111ページをお願いいたします。 5款労働費の予算額は1,253万3,000円で、前年度と比較いたしまして9万6,000円、0.8%の減であり、シルバー人材センター支援事業を計上いたしております。 113ページをお願いいたします。 6款農林水産業費の予算額は15億9,145万5,000円で、前年度と比較して1億8,022万8,000円、10.2%の減であります。 主な要因は、116ページの1項3目農業振興費の7番、園芸用リースハウス整備事業の減額や前年度に計上いたしておりました漁港建設費の水産生産基盤整備事業の皆減によるものであります。 新規事業といたしましては、116ページの1項3目農業振興費の6番、新規就農者育成総合対策事業や、飛びますが、128ページの3項4目漁港建設費の6番、漁業集落環境整備事業などを計上いたしております。 131ページをお願いいたします。 7款商工費の予算額は7億561万7,000円で、前年度と比較して3億6,992万5,000円、34.4%の減であります。 主な要因は、134ページ、1項2目商工業振興費の22番、企業立地奨励事業の減額や前年度に計上いたしておりました観光費の特割宿泊キャンペーン事業の皆減によるものであります。 新規事業といたしましては、134ページ、1項2目商工業振興費の10番、アルベルゴ・ディフーゾタウン受入れ体制支援事業、同じく18番、平戸産品デジタル取引推進事業。 136ページの1項4目観光費の9番、アルベルゴ・ディフーゾタウン推進事業。 138ページ、1項5目観光施設費の12番、平戸城観光魅力化創出事業などを計上しております。 139ページをお願いいたします。 8款土木費の予算額は19億7,487万1,000円で、前年度と比較いたしまして2億5,402万3,000円、14.8%の増であります。 主な要因は、142ページ、2項3目道路新設改良費の2番、交付金道路整備事業及び、飛びますが、152ページです、152ページの5項3目
まちづくり推進費の2番、無電柱化推進事業の増額。154ページ、6項2目住宅建設費の1番、公営住宅長寿命化事業の皆増などによるものであります。 新規事業といたしましては、146ページの3項1目河川改良費の3番、緊急浚渫推進事業、152ページ、5項3目
まちづくり推進費の4番、夜間景観基本計画策定事業などを計上いたしております。 155ページをお願いします。 9款消防費の予算額は10億2,356万7,000円で、前年度と比較して1億2,911万9,000円、14.4%の増であります。 主な要因は、158ページ、1項3目消防施設費の3番、田平出張所消防庁舎整備事業、4目災害対策費の7番、旧原子力防災器具等保管施設解体事業の増額によるものであります。 新規事業といたしましては、156ページ、1項1目常備消防費の7番、離島緊急搬送支援事業を計上いたしております。 159ページをお願いします。 10款教育費の予算額は22億2,007万3,000円で、前年度と比較して3億8,287万7,000円、20.8%の増であります。 主な要因は、166ページをお願いします。 2項3目学校建設費の1番、学校施設照明LED化改修事業、それから飛びますが、182ページ、6項2目体育施設費の7番、社会体育施設照明LED化改修事業の皆増、同じく6番、
南部市民屋内運動場整備事業の増額によるものであります。 新規事業といたしましては、166ページ、2項3目学校建設費の2番、学校施設トイレ洋式化改修事業、それから飛びますが、180ページです、5項7目文化施設費の2番、
平戸オランダ商館跡周辺整備事業などを計上いたしております。 185ページをお願いします。 11款災害復旧費の予算額は2,164万7,000円で、前年度と比較して114万9,000円、5.6%の増であります。 185ページの1項1目農地等災害復旧費及び187ページの2項1目公共土木施設災害復旧費ともに現年の単独災害復旧事業を計上いたしております。 189ページをお願いします。 12款公債費の予算額は30億2,655万円で、前年度と比較して3,079万2,000円、1.0%の増であります。 191ページをお願いします。 13款諸支出金の予算額は5,743万5,000円で、前年度と比較して1,443万円、33.6%の増となっております。 主な要因は、194ページの2項2目駐車場事業会計費の1番、駐車場事業特別会計繰出金の計上によるものであります。 195ページをお願いします。 最後になりますが、14款予備費は年度中途における不測の事態に対処するために3,000万円を計上いたしております。 そのほか、197ページから202ページにかけましては給与費明細書、203ページから228ページには、これまで議決をいただきました債務負担行為に関する調書、229ページから230ページには、地方債に関する調書を記載いたしております。 以上が、令和5年度
一般会計予算の概要であります。 予算の執行に当たりましては、効率的かつ効果的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第24号及び第25号の説明を求めます。
◎市民生活部長(楠富誉君) 議案第24号「令和5年度平戸市国民健康保険
特別会計予算」について説明いたします。
特別会計予算書の9ページをお願いいたします。 事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ41億5,480万円で、前年度と比較して3億9,750万円、8.7%の減となっております。 減額の主な要因といたしましては、被保険者数の減少見込みに伴う保険給付費の減額及び県への納付金である
国民健康保険事業納付金の減額によるものであります。 それでは、歳入歳出の主なものについて説明いたします。 12ページをお願いいたします。 1款国民健康保険税は、次年度の被保険者や所得見込み等から積算し、総額6億6,550万円を見込んでおり、対前年比1,674万7,000円、2.5%の減となっております。 次に、3款1項1目保険給付費等交付金のうち、節の1普通交付金は、保険給付の実績に基づき交付されるものであります。 14ページをお願いいたします。 6款繰入金は、国民健康保険の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金であります。 次に、歳出について説明いたします。 18ページをお願いいたします。 1款総務費は、一般管理費、賦課徴収費、そして医療費抑制につなげるための医療費適正化対策事業費などを計上いたしております。 次に、28ページをお願いいたします。 2款保険給付費は、一般被保険者の医療費の保険者負担や高額療養費の給付等であります。医療の高度化等に伴いまして、1人当たりの医療費は高い数値を推移しておりますが、被保険者数の減少見込みにより、総額30億673万9,000円、対前年比3億6,286万円、10.7%の減としております。 次に、40ページをお願いいたします。 3款
国民健康保険事業費納付金は、各市町の医療費水準、所得水準及び被保険者数の状況等を踏まえ、一般被保険者に係る医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分ごとに県が算出した額を納付金として計上しております。 46ページをお願いいたします。 4款1項1目特定健康審査等事業費は、特定健康審査、特定保健指導に要する医療機関等への委託料が主なものであります。 48ページをお願いいたします。 2項1目保健衛生普及費は、受診勧奨や未受診者等への受診率向上対策、2目疾病予防対策事業に要する経費が主なものであります。 次に、56ページをお願いいたします。 7款2項の繰出金は、度島及び大島診療所の直営診療施設運営に係る特別調整交付金及び市立病院の救急患者等受入れ体制整備に係る特別調整交付金を病院事業会計へ繰り出すものであります。 次に、62ページをお願いいたします。 度島直営診療施設勘定について説明いたします。 予算総額は、歳入歳出それぞれ8,420万円としております。歳入歳出の主なものについて説明いたします。 65ページをお願いいたします。 1款診療収入は、前年度の実績等により2,865万4,000円を計上し、前年度比127万6,000円、4.2%の減となっております。4款繰入金は、診療所運営に係る運営費等として一般会計及び
国民健康保険事業会計から繰り入れるものであります。 次に、69ページをお願いいたします。 歳出について説明いたします。 1款総務費は、医師と職員の人件費及び一般管理事務に要する経費が主なものであります。 73ページをお願いいたします。 2款1項1目医療用機械器具費は、医療機器の保守管理委託料及び医療機器購入費分を、3目医療費衛生材料費は、昨年度の実績に基づき医薬品の購入経費を計上いたしております。 次に、86ページをお願いいたします。 大島直営診療施設勘定について説明をさせていただきます。 予算総額は、歳入歳出それぞれ1億540万円としております。 歳入歳出の主なものについて説明いたします。 89ページをお願いいたします。 1款診療収入は、前年度の実績等により4,308万円を計上しており、対前年比114万円、2.6%の減としております。4款繰入金は、診療所運営に係る運営費等として一般会計
国民健康保険事業勘定から繰入れするものであります。 次に、93ページをお願いいたします。 歳出のほうになりますが、1款総務費は、医師と職員の人件費が主なものであります。 97ページをお願いいたします。 2款1項1目医療用機械器具費は、医療機器の保守管理委託料及び医療機器購入費分を計上しております。 次に、99ページをお願いいたします。 3款1項1目一般管理費は、歯科診療所維持管理に要する経費について、歯科医師と職員の人件費が主なものであります。2目医療費は、歯科診療所の医療運営に要する経費について、歯科診療所用の医薬品、技工料及び歯科医療機器購入費を計上させていただいております。 次に、議案第25号「令和5年度平戸市後期高齢者医療
特別会計予算」について説明をいたします。 115ページをお願いいたします。 予算総額は、歳入歳出それぞれ5億120万2,000円で、前年度と比較して935万4,000円、1.9%の増となっております。 増額の主な要因といたしましては、被保険者数の増加見込みに伴う後期高齢者医療保険料の増額によるものであります。 それでは、歳入歳出の主なものについて説明いたします。 118ページをお願いいたします。 1款後期高齢者医療保険料は、広域連合の試算に基づき予算計上しており、団塊の世代の後期高齢者医療保険への移行等に伴う被保険者数の増加が見込まれ、保険料は734万1,000円の増としております。 次に、歳出に移らせていただきます。 124ページをお願いいたします。 2款1項1目
後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合運営負担金及び保険料相当額並びに保険基盤安定負担金等を計上しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどをよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第26号の説明を求めます。
◎福祉部長(尾崎利美君) 議案第26号「令和5年度平戸市介護保険
特別会計予算」について御説明いたします。 132ページをお願いいたします。 保険事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ45億4,806万9,000円、サービス事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ2,857万6,000円を計上しております。 前年度予算と比較して、保険事業勘定で241万2,000円の減、サービス事業勘定で428万2,000円の減となっております。 初めに、介護保険における保険者数等の現況でありますが、65歳以上の被保険者数は、令和5年1月1日現在で1万2,105人、令和3年度末と比較して103人の減となっております。介護認定者数は2,369人で、17人の増となっており、介護認定率は平成27年度をピークに低下してきておりましたが、令和2年度からは上昇傾向となり、現在は19.4%となっている状況であります。 それでは、保険事業勘定につきまして、歳入歳出の主なものについて事項別明細書により御説明いたします。 140ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款保険料は、特別徴収分、普通徴収分を合わせまして7億4,292万8,000円を計上しており、前年度と比較して307万2,000円の減でございます。 3款国庫支出金から142ページの5款県支出金までにつきましては、介護給付費負担金、調整交付金及び地域支援事業交付金として、それぞれ定められた負担率で乗じた額を計上しております。 7款1項一般会計繰入金は、定められた給付費見込額にそれぞれ定められた負担率で乗じた額を計上しております。2項1目介護給付費準備基金繰入金は、介護給付費を賄うために必要な介護保険料の不足分を基金から繰り入れ補填するもので、5,199万7,000円を計上しております。 次に、歳出について御説明いたします。 146ページをお願いいたします。 1款総務費につきましては、8,350万8,000円を計上しており、職員の人件費及び要介護・要支援認定の審査判定に伴う審査会の運営・認定調査、介護保険事業計画等策定に係る事務経費が主なものでございます。 156ページをお願いいたします。 2款保険給付費は42億1,100万円を計上しており、要介護認定者を対象とする介護給付費と要支援認定者を対象とする介護予防給付費及び高額介護給付費並びに施設入所者で低所得者に対する補足的給付等が主なものでございます。前年比と比較して1,800万円の減額となっております。 166ページをお願いいたします。 3款地域支援事業費といたしまして、要支援1、2の認定者及び総合事業対象者を対象とするもので、介護予防・生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費、包括的支援事業費、任意事業費など2億4,834万4,000円を計上しております。 174ページをお願いいたします。 4款保健福祉事業費につきましては、1項1目離島介護サービス支援事業として、本土と離島の介護環境の格差是正を図るため、介護サービスに係る利用者及びサービス提供事業者に対し、渡航費等の助成に要する経費として330万円を計上しております。 176ページをお願いいたします。 5款基金積立金につきましては、介護給付費準備基金に預金利子を積み立てるものでございます。 次に、サービス事業勘定の歳入歳出の主なものについて、事項別明細書により御説明いたします。 193ページをお願いいたします。 この勘定は、市が所管する地域包括支援センターにおいて、要支援認定者及び総合事業対象者のサービス利用に係る介護予防プランをサービス提供したいとして作成するための勘定でございます。 歳入でありますが、1款サービス収入は2,769万4,000円を計上しており、要支援認定者及び総合事業対象者の介護予防プラン作成料であります。 2款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金として73万2,000円を計上しております。 195ページをお願いいたします。 1款1項1目居宅介護予防支援事業費につきましては、2,857万1,000円を計上しており、介護予防プラン作成事業として、要支援1、2の認定者及び総合事業対象者に対しまして介護予防プランを作成し、訪問、評価を行うための経費で、ケアマネジャーの報酬及び介護予防プランの委託料が主なものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第27号の説明を求めます。
◎生月支所長(田中和広君) 議案第27号「令和5年度平戸市農業集落排水事業
特別会計予算」について御説明いたします。 201ページをお願いいたします。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,269万円とするものでございます。 第2条におきましては、一時借入金の最高限度額を1,100万円と定めております。 次に、歳入歳出予算につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 207ページをお願いいたします。 歳入につきましては、使用料及び一般会計からの繰入金が主なものでございます。 次に、歳出ですが、209ページをお願いいたします。 1款1項2目の施設管理費につきましては、施設の
維持管理費用及び機器保守管理委託料が主なものでございます。 次に、211ページには公債費に係る償還金を、また、213ページには予備費を計上しております。 なお、215ページには、地方債に係る現在高の見込みに関する調書を掲載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第28号の説明を求めます。
◎田平支所長(野口雅文君) 議案第28号「令和5年度平戸市宅地開発事業
特別会計予算」について御説明いたします。
特別会計予算書の216ページをお願いいたします。 令和5年度の平戸市宅地開発事業
特別会計予算の歳入歳出総額をそれぞれ338万9,000円とするものでございます。内容につきましては、事項別明細書により御説明いたします。 222ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款1項1目不動産売払い収入は、分譲宅地1区画分の土地売払い収入を、1款2項1目財産貸付収入は、未売却地の駐車場の貸付収入を計上しております。 次に、歳出でございますけれども、224ページをお願いいたします。 1款1項1目総務管理費のうち、グリーンヒルズ内の除草及び陰切り業務に係る委託料など管理運営経費、また、販売促進報奨金など販売促進のための経費を計上しております。 なお、226ページには、一般会計操出金として280万円を計上しております。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第29号の説明を求めます。
◎大島支所長(白石二也君) 議案第29号「令和5年度平戸市あづち大島いさりびの里事業
特別会計予算」について御説明いたします。 232ページをお願いいたします。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,337万6,000円とするものでございます。 第2条には、一時借入金の最高額を300万円と定めております。 歳入歳出予算につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 238ページをお願いします。 歳入につきましては、1款1項1目一般会計からの繰入金でございます。 240ページをお願いします。 歳出につきましては、1款1項1目いさりびの里費として、指定管理委託料及び非常警報設備、非常照明器具等取替え、修繕等需要費、客室等エアコン4台取替えに伴う備品購入費が主なものでございます。 なお、242ページには、公債費として一時借入金の利子を計上しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第30号の説明を求めます。
◎建設部長(山下正剛君) 議案第30号「令和5年度平戸市駐車場事業
特別会計予算」について御説明いたします。
特別会計予算書の246ページをお願いいたします。 令和5年度の平戸市駐車場事業の歳入歳出予算総額をそれぞれ2,322万4,000円とするものでございます。また、当事業に関する一時借入金の最高額を300万円と定めております。 次に、予算の内容について、事項別明細書により御説明いたします。 252ページをお願いいたします。 歳入につきましては、平戸港交流広場の駐車場使用料520万円と一般会計繰入金1,801万4,000円が主なものでございます。 次に、254ページをお願いいたします。 歳出につきましては、駐車場管理運営事業543万5,000円は、料金徴収機械の保守点検業務や施設運営に要する管理委託料が主なものでございます。 また、駐車場リニューアル事業1,778万8,000円は、普通自動車の駐車スペース拡張工事、駐車券発行機及び料金精算機の更新に要する経費が主なものでございます。 なお、256ページには、公債費として、一時借入金の利子を計上しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第31号の説明を求めます。
◎文化観光商工部長(度嶋悟君) 議案第31号「令和5年度平戸市工業団地事業
特別会計予算」について御説明いたします。 予算書の258ページをお願いいたします。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,721万5,000円と定めております。第2条地方債につきましては、第2表地方債の中で説明をさせていただきます。第3条につきましては、一時借入金の最高限度額を9,720万円と定めております。 261ページをお願いいたします。 第2表地方債につきましては、工業団地整備事業費に対する起債の借入れを予定するもので、限度額は9,720万円としております。 歳入歳出の予算につきましては、事項別明細書により御説明をいたします。 265ページ、266ページをお願いいたします。 歳入につきましては、一般会計からの繰入金及び事業債を計上いたしております。 次に、267ページ、268ページをお願いいたします。 歳出につきましては、工業団地の整備設計に係る業務委託料、用地購入費、立木補償に係る補償金が主なものとなっております。 次に、269ページ、270ページにつきましては、一時借入金の利子の償還金を計上いたしております。 なお、271ページにつきましては、地方債における現在高の見込みに関する調書を掲載いたしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第32号の説明を求めます。
◎水道局長(濱崎吉男君) 議案第32号「令和5年度平戸市水道事業会計予算」について御説明いたします。 それでは、1ページをお願いいたします。 第2条の業務の予定量ですが、給水戸数1万4,048戸、年間総配水量346万4,159m3、1日平均配水量9,465m3を見込んでおります。 建設改良事業につきましては、水道施設改良費、営業設備費を合わせまして3億6,046万9,000円を計上しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出ですが、水道事業収益は11億343万3,000円、水道事業費用は10億1,805万1,000円を計上しております。 次に、第4条の資本的収入及び支出ですが、資本的収入は3億5,609万3,000円、資本的支出は7億2,906万7,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億7,297万4,000円につきましては、記載のとおり補填するように予定しております。 次に、2ページをお願いします。 第5条の企業債ですが、平戸上水道基幹管路更新事業、水道未普及地域解消事業及び水道局庁舎照明器具更新事業の施行に伴う起債の限度額などを定めるものであります。 次に、第6条から第10条ですが、一時借入金、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金及び棚卸資産購入限度額を定めるものであります。 次に、3ページから17ページにつきましては、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び財務諸表を記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 次に、予算の内容の主なものにつきまして、予算説明書により御説明いたします。 18ページをお願いいたします。 まず、水道事業収益ですが、1款1項1目給水収益7億9,179万9,000円は、対前年度比123万8,000円の減額を見込んでおりますが、その主たる要因は、給水戸数の減少によるものであります。 2項2目他会計補助金5,027万2,000円は、統合前簡易水道の建設改良に要する経費など、国の繰出基準に基づく一般会計繰入金であります。 2項3目の長期前受金戻入2億4,174万5,000円は、統合前簡易水道の建設改良に係る国庫補助金の減価償却相当分、国の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金、企業債の元金分について繰延収益から収益化したのものが主なものであります。 そのほか合わせまして、水道事業収益11億343万3,000円を計上しております。 次に、20ページをお願いいたします。 水道事業費用ですが、1款1項1目原水及び浄水費1億8,894万2,000円は、各浄水場、ダムなどの維持管理経費及び5名の人件費が主なものであります。 1項2目配水及び給水費1億3,050万5,000円は、配水池、中継ポンプ場などの維持管理経費及び6名の人件費が主なものであります。 次に、21ページをお願いいたします。 1項3目総係費9,560万6,000円は、料金収納に要する事務的経費などの運営経費及び5名の人件費であります。 次に、22ページをお願いいたします。 1項4目減価償却費4億7,943万1,000円は、有形・無形固定資産の減価償却費であります。 そのほか合わせまして、水道事業費用10億1,805万1,000円を計上しております。 次に、24ページをお願いいたします。 まず資本的収入ですが、資本的収入総額は3億5,609万3,000円を計上しております。平戸上水道基幹管路更新事業、水道未普及地域解消事業及び水道局庁舎照明器具更新事業に要する財源が主なものであります。 次に、25ページをお願いいたします。 資本的支出ですが、資本的支出総額は7億2,906万7,000円を計上しております。平戸上水道基幹管路更新事業、水道未普及地域解消事業及び老朽管路更新事業などに要する経費が主なものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第33号の説明を求めます。
◎病院局長(小出圭治君) 議案第33号「令和5年度平戸市病院事業会計予算」について御説明いたします。 1ページ及び2ページをお願いいたします。 まず、第2条の業務の予定量でございますが、患者総数について、市民病院においては入院を2万5,620人、外来を4万1,553人、生月病院においては入院を1万5,372人、外来を2万3,571人と見込んでおります。 第3条の収益的収入及び支出でございますが、両病院を合わせ、収入支出それぞれ24億5,300万円を計上いたしております。 第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入では両病院を合わせ、2億5,574万1,000円、支出では両病院を合わせ、3億4,308万3,000円を計上いたしております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額8,734万2,000円につきましては、記載のとおり補填をするよう予定いたしております。 第5条の企業債につきましては、建設改良事業の実施に伴う起債の限度額等を定めるものでございます。 第6条から第9条までにつきましては、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、棚卸資産の購入限度額について定めるものでございます。 3ページから20ページにつきましては、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び財務諸表について記載いたしておりますので、御一読をお願いいたします。 次に、予算の内容の主なものにつきまして、予算説明書により御説明いたします。 21ページをお願いいたします。 まず、平戸市民病院の事業収益でございますが、1項医業収益のうち入院収益を前年度と比較して3,436万4,000円増額の7億1,450万5,000円、外来収益を6,032万5,000円増額の4億1,345万2,000円、介護医療院収益を28万1,000円減額の7,089万4,000円と予定いたしております。 6目その他医業収益のうち公衆衛生活動収益は、事業所健診や予防接種、健康診断等の収益を計上いたしております。 また、一般会計負担金につきましては、救急医療の確保に要する経費について繰り出し基準に基づく負担金を計上いたしております。 2項医業外収益でございますが、2目負担金交付金は不採算地区病院の運営に要する経費等について、繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金が主なものでございます。 4目長期前受金戻入は、償却資産の取得のために交付された補助金等の減価償却見合い分を収益化するものでございます。 3項特別利益でございますが、3目長期前受金戻入は、過年度の未収益化分を特別利益として計上するものでございます。 次に、22ページの生月病院の事業収益でございますが、1項医業収益のうち入院収益を前年度と比較して2,907万6,000円増額の3億3,950万1,000円、外来収益を1,969万5,000円増額の1億6,028万2,000円と予定いたしております。 3目その他医業収益のうち公衆衛生活動収益及び一般会計負担金につきましては、市民病院と同様でございます。 2項医業外収益の2目負担金交付金及び4目長期前受金戻入は、市民病院と同様でございます。 次に、支出について御説明いたします。 23ページをお願いいたします。 平戸市民病院の事業費用でございますが、1項1目給与費は、職員87名及び会計年度任用職員22名分の給料及び手当、法定福利費等でございます。 2目材料費は、薬品や診療材料の購入が主なものでございます。 3目経費は、病院運営の一般経費で、派遣医師の報償費、施設の維持管理経費、給食業の維持業務、医療機械の保守管理等の委託料が主なものでございます。 2項医業外費用につきましては、企業債の償還利息が主なものでございます。 25ページをお願いいたします。 生月病院の事業費用でございますが、1項1目給与費は、事業管理者1名、職員39名及び会計年度任用職員8名分の給料及び手当、法定福利等、市民病院と同様でございます。 2目材料費、3目経費並びに2項医業外費用につきましては、市民病院と同様でございます。 27ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出について御説明をいたします。 まず、平戸市民病院の資本的収入でございますが、1項1目企業債及び3項1目出資金は、建設改良事業の財源でございます。 2項1目負担金は、企業債償還元金のうち繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金でございます。 次に、生月病院の資本的収入でございますが、1項1目企業債及び3項1目出資金並びに2項1目負担金は、市民病院と同様でございます。 次に、平戸市民病院の資本的支出でございますが、28ページになります。1項1目資産購入費は、公営企業会計システム更新及び大腸ビデオスコープ等の医療関係資産の購入費でございます。 2目建設改良費は、空調設備及び蒸気ボイラー等の改修に係る工事請負費でございます。 2項1目企業債償還金は、企業債元金の定期償還分でございます。 次に、生月病院の資本的支出でございますが、1項1目資産購入費は公営企業会計システム更新及び診療画像モニター等の医療関係資産の購入が主なものでございます。 2項1目企業債償還金は、市民病院と同様でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第34号の説明を求めます。
◎総務部長(桝田俊介君) 議案第34号「令和5年度平戸市交通船事業会計予算」につきまして御説明いたします。 1ページをお願いいたします。 第2条の業務の予定量でございますが、年間運行回数1,829回、年間総運送人員8万3,837人、年間自動車航送台数2万6,340台、年間貨物運送量195トンを見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、事業収益2億7,217万7,000円、事業費用2億9,722万円を計上しております。 次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は4,456万5,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,456万5,000円は記載のとおり補填するようにいたしております。 次に、第5条から次のページ、2ページの第8条につきましては、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を得なければ流用することができない経費、他会計からの補助金について定めるものでございます。 次に、3ページから16ページにつきましては、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び財務書表を記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 次に、予算の内容につきまして予算説明書により御説明いたします。 飛びますが、17ページをお願いいたします。 まず、1款会場運送事業収益、1項1目運送収益でございますが、旅客、貨物合わせて1億5,762万6,000円を見込んでおります。 次に、2項1目補助金4,033万6,000円でございますが、運行経費の欠損分及び離島住民運賃割引制度分の国及び県の補助金を計上いたしております。 次に、2目他会計補助金3,940万1,000円でございますが、離島航路運営損失額に係る市負担分、旅客運賃低廉化事業、職員人件費、児童手当に要する経費を一般会計から繰り入れるものでございます。 一般会計繰入金につきましては、これまで3条予算の収益的収支の赤字部分を繰り入れておりましたが、令和5年度から新たに国、県の航路運営損失補助金を基準とした一般会計繰り出し基準を定め、公営企業としての独立採算制の維持及び長期的な視野に立った経営の健全化を図ることとしたものでございます。 次に、4目長期前受金戻入でございますが、船舶建造時に交付された補助金等の減価償却見合い分を収益化するものでございます。 18ページをお願いいたします。 支出について御説明いたします。 1款会場運送事業費用でございますが、フェリー大島を運航するために要する経費及びそれに伴う事務経費でございます。 主なものについて御説明いたします。 1項3目船員費は、職員8人、会計年度任用職員3人分の給料及び手当、法定福利費などでございます。5目修繕費でございますが、定期検査、機器修繕に係る費用を見込んでおります。 19ページをお願いいたします。 6目燃料潤滑油費は、前年度A重油単価と比較して上昇傾向であるため価格上昇分と燃料使用量の増加分を見込み、計上いたしております。 11目固定資産減価償却費は、フェリー大島の減価償却費でございます。 次に、20ページをお願いいたします。 2項1目支払利息は、船舶建造時に借り入れた企業債の支払利息でございます。 次に、21ページをお願いいたします。 資本的支出、1款1項1目企業債償還金は、船舶建造時に借り入れた企業債の元金償還金でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第35号から第37号までの3件について一括説明を求めます。
◎財務部長(平松貫治君) 議案第35号「平戸市過疎地域持続的発展計画の変更について」御説明いたします。 平戸市過疎地域持続的発展計画につきまして、別紙のとおり変更したいことから、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10項により準用する同条第1項の規定により議会の議決をお願いするものであります。 内容につきましては、別添計画のとおり、令和5年度におきまして財源といたしまして過疎対策事業債により整備を予定しております生月こども園及び小鳩こども園について、同計画の「第7章
子育て環境の確保、高齢者等の保健及び福祉の向上並びに増進」中、「第3節 計画」に「(1)児童福祉施設」の「保育所」の下に、説明として「
認定こども園」を、「事業内容」に、「
認定こども園施設整備事業」として、「両
認定こども園の整備」を追加するものであります。 続きまして、議案第36号「平戸市辺地に係る総合整備計画の変更について」でありますが、度島辺地、深月辺地、神浦辺地及び外目辺地に係る総合整備計画を変更することについて、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 それぞれ辺地ごとの内容でございますが、度島辺地は、まず2項目めの診療施設としての医療機械器具等整備の事業費の増額でありまして、変更となった事業費は既決の計画事業費に対し692万5,000円増の1,571万円で、特定財源が新たに396万5,000円増の506万5,000円、一般財源が296万円増の1,064万5,000円、うち辺地対策事業債予定額が290万円増の1,050万円であります。 また、市道細水線も事業費を増額するもので、変更となった事業費、一般財源及び辺地対策事業債予定額は、いずれも530万円増の1,530万円であります。 ページをめくっていただきたいと思います。 続きまして、深月辺地でございますが、道路として市道深月線の事業費を増額するもので、変更となった事業費、一般財源及び辺地対策事業債、予定額はいずれも1,000万円増の2億840万円であります。 続きまして、神浦辺地でございますが、ページをめくっていただきまして、2項目めの診療施設として医療機械器具等整備の事業費を増額するもので、変更となった事業費は、既決の計画事業費に対しまして518万4,000円増の4,022万1,000円で、特定財源が新たに243万5,000円増の1,632万9,000円、一般財源が274万9,000円増の2,389万2,000円、うち辺地対策事業債予定額が、190万円増の2,300万円であります。 外目辺地でございますが、市道生向線の事業費を増額するもので、変更となった事業費、一般財源及び辺地対策事業債予定額は、いずれも8,880万円増の1億7,000万円であります。 続きまして、議案第37号をお願いします。 議案第37号「平戸市辺地に係る総合整備計画の策定について」でありますが、こちらは宝亀辺地、猪渡谷辺地、西宇戸辺地及び大根坂辺地に係る総合整備計画を策定することについて、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により議会の議決をお願いするものであります。 なお、いずれの辺地も今回新たに策定するもので、令和5年度からの5か年からの整備計画を策定するものであります。 内容につきましては、別添計画書のとおり、宝亀辺地につきましては、消防施設として耐震性貯水槽整備及びスクールバス購入を計画するものであります。 ページをめくっていただきまして、猪渡谷辺地につきましては、消防施設として小型動力ポンプ付積載車購入を計画するものであります。 西宇戸辺地につきましては、市道石原線整備を計画するものであります。 最後に、大根坂辺地につきましては、市道長崎鼻線整備を計画するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 続いて、議案第38号の説明を求めます。
◎文化観光商工部長(度嶋悟君) 議案第38号「市有財産の無償譲渡について」は、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、市有財産を無償譲渡することにつきまして議会の議決をお願いするものでございます。 無償譲渡する財産は、御崎野営場シャワー室兼炊事場で、無償譲渡する相手方は佐世保市に住所を置く株式会社ガッタライでございます。無償譲渡に至った経緯でございますが、昨年の12月議会で平戸市営キャンプ場条例の一部改正により、御崎野営場の廃止を議決いただき、キャンプ場内の施設については解体を行う予定でございましたが、キャンプ場の運営予定者である相手方から施設払下げの申入れがあり、双方の有益性を考慮し無償による譲渡を行うものでございます。 なお、無償譲渡の期日は令和5年4月1日を予定しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 8日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 散会 午後2時47分...