平戸市議会 > 2018-11-26 >
12月03日-01号

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  1. 平戸市議会 2018-11-26
    12月03日-01号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    平成30年12月定例会                開会 午前10時 ○議長(大久保堅太君)  おはようございます。 出席議員、定足数以上であります。                開議 午前10時 ○議長(大久保堅太君)  これより平成30年12月平戸市議会定例会を開会いたします。 議事日程第1号により本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、17番山内清二議員、18番綾香議員、1番山崎議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る11月26日に議会運営委員会を開催し、本日より14日までの12日間と御協議いただいた次第です。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より14日までの12日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告及び日程第4、監査報告は、配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。 なお、定期監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、総務厚生委員会行政視察報告及び日程第6、産業建設文教委員会行政視察報告は、各常任委員会が閉会中に行った行政視察の報告であります。配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。 日程第7、議案第63号から日程第19、議案第75号までの13件を一括議題といたします。 決算特別委員長の審査報告を求めます。 ◆決算特別委員長(神田全記君) 登壇 皆さん、おはようございます。 それでは、決算特別委員会委員長報告をさせていただきます。 決算特別委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 平成30年9月定例会において、本特別委員会に付託されました議案第63号から第75号までの13件について、6日間にわたり審査いたしました結果、平成29年度平戸市一般・特別・事業会計の剰余金の処分及び決算の認定について、原案可決及び認定すべきものと決定されました。 さて、平成29年度一般会計の決算状況でありますが、歳入総額273億5,089万5,000円、歳出総額268億3,067万5,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源1億2,782万6,000円を差し引いた5億2,022万円が実質収支となっていました。普通会計で見てみると、実質公債費比率は6.3%で、前年度の6.9%と比べ0.6ポイント改善していました。また、前年度に引き続き、将来負担比率については、平成29年度決算においても発生しておりません。 今後もこれらの指標を注視しながら、健全な行財政運営に努めるよう求めるところであります。 一方、財政力指数は0.24で、前年度と変わらないものの、極めて脆弱な財政構造が続いています。経常収支比率については91.4%で、前年度と比較して1.1ポイント上昇しており、財政の硬直化が進んでいる状況でありました。自主財源比率についても25.1%で、県内13市中、第9位と依然低迷していました。 このような財政状況を踏まえ、本特別委員会における主な論議のうち、指摘事項について御報告いたします。 まず、議案第63号「平成29年度平戸市一般会計決算認定について」の歳入でありますが、財務部企画財政課所管では、「やらんば!平戸」応援寄附金が前年度と比較して約5億8,000万円減少し、普通交付税が合併算定替措置の逓減2年目で約1億9,000万円減少をしていました。 今後の財政運営を考える上で、転換点になる歳入状況ではないか。つまり、この数年続いた「やらんば!平戸」応援基金に頼った予算編成を見直し、イベントを含む各事業についても、あり方を再考するなど、財政を司る部署として今後厳しく査定していくべきではないのかとの指摘に対し、財政状況を考えるとき、当然厳しく査定する場面もあるが、市政浮揚のためにメリハリのある予算編成に努めたいとの答弁がありました。 続いて、歳出について。 財務部税務課所管では、督促状の発送に関し、納税状況をよく確認せずに発送をしているのではないかとの指摘に対し、発送する直前まで確認作業はしているものの、金融機関とのシステム間調整で難しい部分がある。今後とも納税者に不利益が出ないよう細心の注意を払いたいとの答弁がありました。 総務部総務課所管では、自主防災組織育成事業に関し、全体研修会を1回、参加者175人、研修会訓練を26回、参加者1,767人を行っているが、組織化されて訓練が一度も行われていない地区がある。よって、地区清掃などの活動日にあわせて事業を行う工夫が必要であるとの指摘がありました。 また、災害対策事務経費に関し、大雨や台風などによる災害が各地で多発する中で、警報が出されていない段階での避難指示のあり方を整理すべきではないかとの指摘に対し、現在のマニュアル化された市長等への連絡体制から、避難指示を出すタイミングなどについて適宜修正を加えながら、状況に応じた判断や体制等を整えるようにしたいとの答弁がありました。 総務部人事課所管では、職員研修事業に関し、職員が行った研修についてはどのような効果があったのか、見える形で検証すべきとの指摘がありました。 また、行政改革事務経費に関し、公共施設等総合管理計画が策定されたものの、どのように進捗管理されているのかが見えない状況にある。よって、マネジメントする部署のあり方について、真剣に検討すべきではないかとの指摘に対し、かねてから検討を加速することは答弁してきたが、より具体的に市有財産を総合的、一元的に管理し、効果的で戦略的な利活用等を推進できる体制を整理したいとの答弁がありました。 総務部地域協働課所管では、路線バス維持対策事業に関し、バスの運行に対し多額の補助を出しているが、利用者が非常に少ないようである。今後、利便性向上につながる運行や路線の改編などを行う必要があるのではないか。また、中南部地区のふれあいバスについても、乗客が余りいない中、定時定路線で運行しているが、運行法のあり方を検討すべきではとの指摘に対し、現在、地域公共交通網形成計画の策定の中で、市内全域の交通体系の見直しを図っている。その中で路線改編も含めて検討しており、現在、愛のり交通活性化委員会に方向性を提示して、意見をもらっているところである。 また、中南部地区のふれあいバスについては、定時定路線の運行となっているが、デマンド方式という予約制の運行方式などを含め、検討をしていきたいとの答弁がありました。 福祉部長寿介護課所管では、ワンコインまごころサービス事業に関し、本事業はシルバー人材センターに委託し、1時間以内の業務を100円で提供したとのことであるが、拠点から離れた地域では依頼者が仕事を頼みにくいこともあると思うので、各地区のまちづくり運営協議会とも連携する必要があるのではないかとの指摘がありました。 また、これに関連し、シルバー人材センターの会員数が伸び悩んでいるとのことであるが、拠点を1カ所に集約したことも、会員が伸び悩んでいる要因である可能性があるため、各地にある空き家を拠点として活用することも検討すべきであるとの指摘がありました。 福祉部こども未来課所管では、公立認定こども園管理運営事業に関し、当初、平成29年度と平成30年度の2カ年予定していた旧生月保育所から生月認定こども園への送迎バスの運行を中止した理由は何かとの指摘に対し、平成29年度は8人の利用を予定していたが、各家庭の諸事情により、年度途中で3人が利用を中止。また、卒園などの理由により、平成30年度からは利用者がいなくなったため、運行を中止したとの答弁がありました。 委員からは、送迎バスの運行は保護者の要望により実施したが、議会への説明漏れのため、議論がないまま実施され、危惧していた結果となってしまった。議会でしっかり議論されなければ、また同じことが起きてしまうとの指摘に対し、保護者からの強い要望があり、運行を決定したが、このような結果となり反省している。今後は、説明漏れがないよう最新の注意を払い、将来の見通しをしっかりと立てて事業実施するとの答弁がありました。 福祉部福祉課所管では、生活困窮者自立支援事業に関し、就労支援希望者29人のうち、21人を一般就労につなげることができたとのことであるが、就労につながっていない残り8人へはどのような支援をしているのかとの質問に対し、生活面や体調面など複雑な問題があるが、福祉的就労を支援するなど、個々人に応じた支援を実施している。しかし、どうしても就労することが困難な場合もあるため、そのときは、生活保護や他制度で活用できる支援がないか検討し、支援しているとの答弁がありました。 委員からは、就労希望者全員が就労に結びつくことが理想であるが、年齢や体調面など問題もあるため、これらも個々人に応じた支援を充実していくようにとの指摘がありました。 市民生活部健康ほけん課所管では、がん検診事業に関し、平成28年度から胃・肺・大腸がんの受診料を無料としたが、平成29年度に受診者数、受診率とも減少している要因は何かとの質問に対し、毎年受診勧奨はしているが、受診は2年に1度で大丈夫という個人の思いで受診しなかった方がいたのではないかとの答弁がありました。 委員からは、がんは予防と早期発見、早期治療が重要であるが、受診率向上のためには行政だけでは限界があるため、ピンクリボンなどのボランティア団体や各地区のまちづくり運営協議会とも連携し、受診率の向上に努めるようにとの指摘がありました。 市民生活部市民課所管では、海岸漂着物地域対策推進事業に関し、市内26カ所で海岸漂着ごみの回収を行っているとのことであるが、何年もごみが放置されている場所が見受けられる。住民も困っているため、現地を確認し、しっかりと対応するようにとの指摘がありました。 また、財源である県支出金の補助率が下がってきていることから、外国製のポリ缶や注射針など危険なものが数多く漂着している現状を訴え、補助金の継続と補助率のアップをしっかりと要望していくとともに、漂着ごみの回収に御協力いただいているボランティア団体と連携して、効果的な事業推進に努めるようにとの指摘がありました。 農林水産部農林課所管では、イノシシ被害まちなか対策事業に関し、北部地区など住宅密集地においてもイノシシが出没しており、市民生活に支障を来している。事故を未然に防ぐために、市民への注意喚起を行うとともに、より効果的な対策に取り組むべきとの指摘に対し、猟友会とも協力し、イノシシの捕獲や防御、住み分け対策にさらに力を入れるとともに、先進事例などを研究し、より効果的な対策に取り組んでいきたいとの答弁がありました。 また、土地改良推進事業に関し、土地改良区に対する運営費の助成について、地域によって差異があり、いまだ統一されていないことから、全市的に均衡がとれる方法について検討すべきであるとの指摘に対し、まずは、旧平戸市内の4つの土地改良区に対し、現状や課題について意見交換を行う予定である。また、地域間の格差解消については、これまでの経緯も踏まえ、調整をしていきたいとの答弁がありました。 農林水産部水産課所管では、生月大橋架橋関連沿岸漁業振興対策事業に関し、生月大橋架橋に伴う生月、舘浦、両漁協の共同漁業権内への旧獅子漁協所属のあご網漁船の入漁による沿岸漁業者への影響対策措置として補助金を交付しているが、その財源である生月大橋架橋関連沿岸漁業振興基金が底をついた後の対応をどのように考えているのかとの指摘に対し、昭和58年当時、入漁については期限を定めないとした協定書を生月漁協、舘浦漁協、旧獅子漁協の3者間で取り交わしているが、平成31年度末で基金残高が底をつくことを踏まえ、これまでの経緯や法的根拠などについて十分検討した上で、各関係漁協と調整を図っていきたいとの答弁がありました。 建設部建設課所管では、地籍調査事業に関し、平成29年度までに平戸地区の全体面積166.01km2のうち、16.44km2が完了し、進捗率9.9%となっているとの説明を受けた。事業完了までに約50年かかるため、住宅密集地の調査を優先的に行うなど、円滑に事業を遂行する取り組みを進めているとのことだが、地主の高齢化などにより、今後ますます現地立ち会い調査などが難しくなることが予想されるため、計画どおりに事業を遂行するためにも、引き続き成果を高める努力を続けていくようにとの指摘がありました。 建設部都市計画課所管では、公営住宅整備事業に関し、平成30年3月31日現在、管理戸数984戸中、109戸空き家が政策的空き家、解体を予定し、入居募集を停止している住宅となっている。市内には新しい民間アパートが幾つも建ち、人口も減少しているが、計画のとおり建てかえは必要なのかとの質問に対し、建てかえは、現在解体を予定している住宅の入居者の転居先や、新しい住宅に住みたいという市民のニーズに応えるためにも必要である。今後も平戸市公営住宅等長寿命化計画に基づき、集約化により管理戸数を減らすなど、適切に整備していくとの答弁がありました。 委員からは、住環境や家賃設定など、市民のニーズを的確に捉え、計画を進めていくようにとの指摘がありました。 また、政策的空き家の中には、草が生い茂り、景観的にも悪く、危険家屋的要素がある住宅が見られる。この空き家は早急に解体するのかとの質問に対し、目途を立ててまとめて解体する予定であるとの答弁がありました。 委員からは、近隣住民の安全を守る観点からも、適切に対応をするようにとの指摘がありました。 文化観光商工部商工物産課所管では、平戸ブランド戦略的プロモーション推進事業に関し、関西圏・福岡都市圏の取り引き金額が伸びていない状況にあるので、強化すべきであるとの指摘に対し、首都圏のように小売店の販売拠点ができていない点が弱い部分であると認識しているので、取り組みを強化していきたいとの答弁がありました。 文化観光商工部観光課所管では、自然公園管理運営事業に関し、以前から指摘している土地借り上げ料の平準化について、いまだ実行されていない。全庁的な調整も必要であろうが、進んでいないことは怠慢であるとの指摘に対し、確かに検討に至っていない状況にある。関係者と接触するなど、具体的な取り組みを始めていきたいとの答弁がありました。 また、平戸温泉給湯センター管理運営事業に関し、平戸温泉を使用する宿泊施設については、入湯税を徴収しているのであるから、入れ替え頻度など施設間に差があるのはいかがなものかと考える。使用状況を把握するなど、必要に応じて指導をしていくようにとの指摘がありました。あわせて、個人の温泉給湯の利用促進にも力を入れるようにとの指摘がありました。 消防本部所管では、消防団活動事業に関し、各地区の訓練出動率について、高いところでは86.56%、低いところでは42.86%と差が出ている。昼夜、曜日などによって状況が変わるだろうが、訓練出動率が高いほうが消防団活動の充実につながるだろうから、改善策についてはどんどん提起していくべきであるとの指摘に対し、早朝に訓練をしたところでは出動率が上がったという実績もあったので、さまざまな活動報告を分団長会議で示し、全地区の出動率が向上するよう指導していきたいとの答弁がありました。 教育委員会教育総務課学校教育課所管では、平戸市ICT教育推進整備事業に関し、タブレットパソコン1台当たりの単価が非常に高いが、県下の他市町の学校と十分な比較検討がなされたのかとの質問に対し、子供たちとともに双方向の授業を行うことで、より効果的な授業に改善したいというのが第一にある。しかし、低スペックなものだと動きがとまってしまうなど、授業に支障を来すことになることから、ICT検討委員会等で検証を重ねてきた結果、今のタブレットパソコンの購入となったとの答弁がありました。 また、ICT教育の推進にかかわる総経費をどのように見込んでいるのかとの質問に対し、平成35年度までの実施計画上の費用として、教師用タブレット児童生徒用タブレット授業支援ソフトアクセスポイント等の購入費用として約1億9,000万円程度を見込んでいる。その他、保守料やLAN工事費が必要になるとの答弁がありました。このように、タブレットパソコンを初め、機器等の整備には多額の経費を要し、さらに、ふるさと納税の減少により財源の確保も厳しくなる中で、将来の更新費用等の負担増大が非常に懸念されることから、来年度以降に計画している機器の購入については、機種の選定などを含め、経費の軽減に努めるべきであるとの指摘に対し、使用する機器等の構成を小学校と中学校の学習方法での差別化や保守契約のあり方の見直しの検討により、少しでも経費削減につなげたいとの答弁がありました。 文化観光商工部文化交流課所管では、平戸オランダ商館管理運営事業に関し、入館者数が3万1,565人と、目標の5万人を大きく下回っていることから、交易時代の展示をふやすなどの企画展のあり方、商館への経路、入場方法、高齢者対策、周辺商店街との連携や指定管理者である松浦史料博物館とのタイアップ改善など、さまざまな見直しを講ずるべきであるとの指摘に対し、展示方法に制約があることから、マンネリ感は否めない状況である。指定管理者とも協力しながら、市民も楽しめる施設になるよう改善に取り組みたいとの答弁がありました。 次に、市民生活部健康ほけん課所管の議案第65号「平成29年度平戸市後期高齢者医療特別会計決算認定について」に関し、被保険者数6,823人に対し、1人当たり91万8,176円の医療費がかかっているが、後期高齢者でもいきいきサロンに来ている人など、健康で医療を受けていない人は何人もいる。後期高齢者で医療を受けている人の延べ人数は把握しているものの、実人数を把握していないとのことであるので、情報をしっかりと把握し、高齢者の健康づくりを推進する他事業などとも連携して、健康寿命を延ばす取り組みを進めていくようにとの指摘がありました。 次に、議案第66号「平成29年度平戸市介護保険特別会計決算認定について」、福祉部長寿介護課所管に関し、介護サービスについて、市は、地域住民の協力も得ながら在宅サービスを推進していくとのことであるが、在宅サービスは、家庭で常時介護する人がいないと難しい。また、介護度が上がれば、在宅での介護が難しくなるため、施設に入所することになると思うが、団塊の世代が75歳以上となる2025年に施設が不足しないかとの指摘に対し、高齢者は今後減少していく見込みであること。また、住民主体の通いの場の拡充などの介護予防の推進や見守り活動など、地域の方々の協力を得ながら在宅における介護サービスを推進することで、今の施設数で施設サービスが必要な人を賄うことができると考えている。あわせて、介護サービスに必要なホームヘルパー等の介護職の人材確保にも力を入れていくとの答弁がありました。 次に、生月支所所管の議案第67号「平成29年度平戸市農業集落排水事業特別会計決算認定について」に関し、設備等の改修には相当な予算を要すると聞いているが、今後どのような改修を見込んでいるのかとの質問に対し、平成29年度に設備類を含めた機能診断調査を行っており、現在、最適整備構想を策定中で、今後どのように維持管理していくのか計画中であるとの答弁がありました。 また、今後、加入世帯数はどう推移していく見込みかとの質問に対し、現在、対象地域の77戸中、47戸が加入し、加入率61%となっている。しかし、当地域は他地域に比べ高齢化が進んでおり、今後は加入世帯の減少が想定されるため、最適整備構想の策定とあわせ、農業集落排水事業を今のまま維持していくのか、または、合併浄化槽に変更するか、効果を比較できるようにして検討をしていくとの答弁がありました。 委員からは、合併浄化槽も当然維持管理費がかかるため、今後の方針を決定する際は、十分に住民に説明し、協議をしていくようにとの指摘がありました。 次に、田平支所所管の議案第68号「平成29年度平戸市宅地開発事業特別会計決算認定について」に関し、グリーンヒルズ販売促進事業について、6区画の分譲地販売の実績を上げたことは大きな成果である。今後は、ボックスカルバート式区画のあり方検討と、残り区画の販売促進を図るようにとの指摘がありました。 次に、病院局所管の議案第74号「平成29年度平戸市病院事業会計決算認定について」に関し、本市の両市立病院は深刻な医師不足の問題を抱えており、現在は、管理者や両病院長の人脈などで医師を確保している状況である。県内離島の公立病院の医師給与と比較して給与が低くなっているが、安易に給与引き上げもできない。しかし、医師がふえれば、その分、収益もふえ、何よりも市民に安定した医療を提供できるため、経営状況を考慮して、今後も医師確保に努めるようにとの指摘がありました。 ところで、各部署を統括すべき部署において、説明資料の提供不足から審査に時間を要した場面がありました。説明資料については、十分精査の上、提供するよう、強く苦言を呈しました。 まとめに、冒頭でも触れましたように、「やらんば!平戸」応援基金に頼った財政運営に限界が見えてきました。この基金を使った事業は、人口減少対策が主だったものの、来年度からは特に取捨選択し、中長期的な視点で事業効果が見込まれる分野のみに注力すべきであるとの指摘がありました。 一方で、本格的に動き出した平戸市未来創造羅針盤(第2次平戸市総合計画)を確実に進めていくためには、自主財源の確保、起債の抑制、経常経費の節減など、常に行財政改革を意識しながらも、夢あふれる未来のまち平戸の実現のために、本特別委員会での指摘事項を真摯に受けとめ、次年度以降、めり張りのある予算編成が行われることを期待いたします。 以上をもちまして、平成29年度決算審査における決算特別委員会の報告といたします。議員各位の御賛同をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大久保堅太君)  委員長報告に対する質疑を行います。 ◆14番(吉住威三美君)  御苦労さんでした。 二、三点お尋ねしたいと思います。 まず、6ページの文化観光商工部の所管、自然公園事業の中で、土地の借地料が平準化にいまだ実行されていないということですが、平均点はいいですが、一番高いところと一番安いところがどこなのか教えてください。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  金額的なものでいうと、生月のほうが高く、旧平戸のほうが低いといった状況でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  金額を教えてくださいと私は尋ねたんですよ。金額を尋ねて、どこが高くて、どこが安かったのか。別に隠す必要もないことで、決算報告もしているわけですから、そこは適切に、明確にお答えいただきたいと思います。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  そこの分の詳細な分については、今、私は持ち合わせておりません。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、あなた、報告して、審査したんでしょう。審査した後に、詳細な資料を持たずに決算報告されるんですか。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  決算委員会の中で、委員から出た分、それから、答弁あった分を私はまとめて持ってきておりますので、詳細については準備をしておりません。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、委員から土地の平準化がされていないということはあったんでしょう、質問が。書いてある以上。全庁的な調整も必要であるということですが、委員から出された中で、所管は、どこが幾らで、どこが幾らでと報告か資料かは出されなかったのかお尋ねします。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  その辺の詳細的な数字は出ておりませんで、この件につきましては、これまで各委員会等ずっと議論をされてきた内容でございまして、今回の委員会の中で出てきたものは、数字的なものではなく、どこが高いか安いかというのは、それぞれの委員がわかっている中で、もともとの算定基準というものが違う部分から、なかなか平準化に向けて話が進めていくのが困難であったというふうな意見のやりとりがありました。 ちなみに、旧生月と旧平戸の場合は、年額の計算式と月額の計算式で、その辺から全然ずれがあっている分が、全然まだ調整が整っていないというようなことで、この辺から今後見直していくというふうな答弁がございました。 ◆14番(吉住威三美君)  わかりました。 それでは、もう一点。10ページの病院の74号の中で、給与比較で、低くなっているという。県内離島公立病院の医師給与と比較して低くなっているということですが、それは低いのかもしれんが、安易に給与を引き上げもできないと、こういうことで書いておりますが、引き上げはしたでしょう、前議会で。上げたはずなんです。何でここでまだ、あれでも安いと言っておられるのかどうか、そこをお尋ねします。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  この場合の答弁は、平成29年度の時点においてでの理事者側からの答弁なので、こういうふうな書き方になりました。 ◆14番(吉住威三美君)  答弁はわかりました。でも、幸いにして平成30年度議会に値上げが実現できたのでとか何とか書くべきじゃないですか。既に上げると決まった金額ですよ。平成29年度は安かった。上げもできないということですが、この文言、削除すべきじゃないですか。実際も現に上がって動いているはずですから、9月議会の後は。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  私もこの委員会であったことを基準にこういったまとめをちょっといたした次第なので、私がその辺、勉強不足であることは、またそれなりに反省を踏まえながら、今後につなげていきたいというふうに思います。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、もう一点。この文書の中で、「指摘」という文言が、私の計算では、たしか13回か14回書いています。その指摘に対するお答えはないのか、あるのか、そこをお尋ねします。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  それぞれの担当所管で問題となっていることが、全体的にそうだこうだという住み分けにはならないので、この指摘に対する答弁というものが、全部署そろったような答弁ということではありませんでした。
    ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、そげん言うなら、一点一点聞いていきましょうか。相対的にわからんと言うと。じゃあ、単純に、2ページの中段付近にあります自主防災組織の中で、清掃や活動費に合わせて事業を行う工夫が必要であるとの指摘がありましたということですが、ここは総務課ではどのようなお答えしましたか。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  全体で百数十地区ある中で、まだ行政も人的な、そういった対応をできる人材がまだできないといいますか、そういったことで、まだ全体の把握が難しいというような答弁でありました。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、そこは聞いていませんよ。地区清掃などの活動日にあわせて事業を行う必要、工夫が必要であるという指摘ですから、そのようにしたいと言ったのか、したくないと言ったのか、今んとこできませんというか、何かの答えがあったんじゃないですかと、こう聞きよるわけです。「指摘して」と書いてあるけん、指摘したら必ず答えがあるはずなんですよ。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  この部分に関しては、委員からの指摘でございますので、きっちりそのようなことで進めていくとの答弁でございました。 ◆14番(吉住威三美君)  そうであると同じように、この中で指摘という、今抜いて、あと十二、三回出ていますけど、そういう指摘ということを書いたら、委員長報告の中では、所管は、じゃあ、次はこのようにしたいですとか、今んとこできませんとか、何かの答弁があったはずなんですよ。だから、そういうことをちゃんと決算には書いてもらわんと、あなた方が一生懸命努力されて審査したことが全然あらわれていないのは、大変まことに、私は、報告書のあり方の問題なのか、答弁者の所管の方々のあれなのかわかりませんけど、そういうことも含めて、今後、理事者にも猛省を促したいと思います。 あと、もう一点。最後のページ、10ページの上段のとこですが、今回の中に、資料提出について十分精査の上、提供するように強く苦言を呈したという。ここはどこなんですか。こういうことをするところはどこですか。お尋ねします。 ◆決算特別委員長(神田全記君)  この場合の当たる所管は、総務部です。 ◆14番(吉住威三美君)  総務部というのは、うちの中で一番重要なポストでありますよね、総務、財政とかというのは。そういうところがこういうことを手本にすることなら、ほかの部署は、なおさらだれてくるんじゃないですか。今後やっぱりこういうものは、きちっとそれぞれの部署が決算をしやすいように、時間がとらないように努力をされることを求めて、私の質疑を終わります。 ○議長(大久保堅太君)  ほか、ございませんか。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  質疑を終結いたします。 これより討論、採決を行います。 議案第63号の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  御異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり認定することに決しました。 議案第64号から第72号までの9件に対する討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  討論がありませんので、採決いたします。以上の9件に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  御異議なしと認めます。よって、以上の9件は認定することに決しました。 議案第73号の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決及び認定であります。委員長の報告どおり原案可決及び認定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  御異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案可決及び認定することに決しました。 議案第74号及び議案第75号の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  討論がありませんので、採決いたします。以上の2件に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり認定することに決しました。 これを持ちまして、決算特別委員会は解散となります。委員の皆様には、終始熱心に御審議いただきありがとうございました。 日程第20、報告第15号から日程第36、議案第105号までの17件を一括上程いたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(黒田成彦君) 登壇 皆様、おはようございます。本日は、平成30年12月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。 今期定例会におきましては、報告1件、条例議案3件、一般会計補正予算を初めとする予算議案4件、事件議案9件、合わせまして17件の御審議をお願いするものであります。 御説明に入ります前に、幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、去る11月3日に発令された秋の叙勲において、元平戸市立山田保育所保育士で前生月こども園長の大畑まゆみ様が児童福祉功労により、元日本郵政公社職員の戸村嚴様が郵政業務功労により瑞宝単光章を、第31回危険業務従事者叙勲におきまして、元長崎県警部の原田喜輔様が警察功労により瑞宝双光章を受章されました。 また、11月20日に県民表彰の受賞者が発表され、元平戸市議会議員の川上茂次様、元平戸市農業委員会委員の須藤豊博様が地方自治功労により、民生委員児童委員の豊嶋信子様が社会福祉功労により、平戸地区交通安全協会田平支部の皆様が交通安全・防犯に係る優良団体により、それぞれ受賞されました。 受章(賞)されました皆様に対し、心からお喜び申し上げますとともに、今後ますますの御活躍を御祈念申し上げます。 次に、去る10月14日に福井県坂出市で開催された第18回全国障害者スポーツ大会において、生月町の大崎洋子選手、藤永貴之選手がフライングディスク競技の長崎県代表として出場いたしました。 大崎選手は、レディース・スタンディングの部で見事優勝し、藤永選手においては、メンズ・スタンディングの部で3位入賞を果たしました。 御両名に対し、心からお祝いを申し上げるとともに、今後ますますの御活躍を期待するものでございます。 次に、平戸城再築城300周年記念事業「平戸、海のものがたり」についてでありますが、去る9月1日から10月31日までの2カ月間、平戸城内を舞台に夜間のライトアップイベントを開催し、約2万3,000人の方に御来場いただきました。 開催期間中は、議員各位を初め、関係機関の皆様には、イベントの御支援並びに御協力を賜り、お礼を申し上げます。 前半は、相次ぐ週末の悪天候もあって、目標としていた7万人には及びませんでしたが、しっかりと現状分析を行い、反省と課題の抽出を行いながら、次の観光振興につなげていきたいと考えております。 引き続き、本市観光の再生に向けて努力してまいりますので、議員各位の御理解、御協力をお願いいたします。 次に、去る9月25日から10月25日にかけて行った三浦按針墓地周辺の発掘調査において、人骨を伴う円形の座棺7基が確認されました。これが三浦按針に直接つながるかは不明確でありますが、大航海時代の外国人墓地の姿を解明する手がかりになることが期待されます。 次に、現在首都圏等で展開しております平戸ブランド戦略的プロモーション推進事業におきまして、去る10月13日に東京有楽町駅前の東京交通会館において、平戸産品をいつでも購入できる平戸市単独のアンテナショップ、有楽町ひらど商館をオープンいたしました。平戸市のアンテナショップとしては、東京恵比寿に続き2店舗目となり、平戸産品の販売促進を初め、平戸の旬な観光物産の情報発信拠点として、さらなる首都圏での認知度向上につながるものと期待しております。 次に、去る10月13日、14日の両日、第12回ひらどツーデーウォーク2018が、晴天のもと開催されました。市内はもとより、北は北海道から南は沖縄まで、昨年より166人多い延べ2,234人の参加者が集まり、世界文化遺産の景観や海上保安庁のヘリコプターデモフライトなどを楽しみながら、秋の平戸路を満喫されていました。 次に、去る10月21日に平戸文化センターにおいて、平戸市福祉健康まつりが開催され、好天にも恵まれたことから、延べ4,400人の皆様に御来場いただきました。 当日は、知的障がいのあるメンバーで結成されたプロの和太鼓集団、瑞宝太鼓のコンサートを初め、保育園児のアトラクション、福祉施設の作品展や専門家による相談コーナーなど各種イベントが実施され、健康の大事さと福祉への理解を深めていただく一日となりました。 次に、西九州自動車道の建設促進についてでありますが、新聞報道にもありましたとおり、去る10月30日に、大久保議長、神田産業建設文教委員長、観光協会など民間6団体の方々にも御参加いただき、平戸市独自の要望活動を行いました。 おかげさまをもちまして、金子参議院予算委員長のお力添えをいただき、長崎県選出の国会議員、財務省事務次官、国土交通省政務官を初めとする幹部の方々に対して、一日も早い完成を願う地元の熱意をお伝えすることができ、大変有意義な活動となりました。 今後においても、引き続き関係機関と連携しながら、国に働きかけてまいります。 それでは、提案いたしております各議案について、順次その概要を御説明いたします。 報告第15号「専決処分の報告について」は、損害賠償の額の決定及び和解について報告するものであります。 議案第90号は、公職選挙法の改正に伴い、市議会議員の選挙における選挙運動用ビラの作成経費についても公費負担できるよう、条例の一部を改正するものであります。 議案第91号「平戸市公平委員会設置条例の廃止について」は、議案第104号で御説明いたします長崎県市町村公平委員会を共同設置している構成団体へ加入することに伴い、設置条例の廃止及び廃止に伴う関係条例の一部を改正するものであります。 議案第92号は、平戸待合所及び的山待合所の位置について条例の一部を改正するものであります。 議案第93号「平成30年度平戸市一般会計補正予算(第4号)」は、歳出で、生活保護事業、被災農業者向け経営体育成支援事業、ブロック塀対策事業、学校施設空調設置事業及び特別支援学校分教室開設準備事業の増額のほか、職員の異動等に伴う職員人件費の増減額が主なもので、歳入では、地方交付税、国・県支出金、繰入金などを見込み、収支を合わせて1億3,545万3,000円を増額し、補正後の予算総額は276億3,889万8,000円となっております。 議案第94号「平成30年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」は、大島直営診療施設勘定において、職員の退職に伴う職員給与費を減額するもので、歳入歳出それぞれ338万7,000円を減額し、補正後の予算総額は1億161万3,000円となっております。 議案第95号「平成30年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第1号)」は、指定管理料について債務負担行為を設定するものであります。 議案第96号「平成30年度平戸市水道事業会計補正予算(第2号)」は、収益的収入において、他会計補助金8万8,000円を増額し、補正後の総額は9億9,257万7,000円、収益的支出は、職員の異動等に伴う人件費の補正で55万8,000円を増額し、補正後の総額は9億4,927万9,000円、資本的支出においては、人権費の補正で4万5,000円を増額し、補正後の総額は8億2,708万9,000円となっております。 議案第97号から議案第101号までは、市の公の施設の指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。 議案第102号は、佐世保市及び平戸市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について、議会の議決を求めるものであります。 議案第103号は、平成31年度から北松北部環境組合の共同処理区域に大島村及び松浦市鷹島町の区域を加えることに伴い、規約を変更することについて議会の議決を求めるものであります。 議案第104号は、長崎県市町村公平委員会を共同設置する構成団体に平成31年4月1日から加入する協議に関し、議会の議決を求めるものであります。 議案第105号は、工業団地整地工事設計施工管理等業務の委託契約を変更するに当たり、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、提案いたしました各議案についての説明を終わります。内部の詳細については、各担当部局長に説明させますので、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保堅太君)  これより議案説明を行います。 報告第15号の説明を求めます。 ◎総務部長(松田隆也君)  おはようございます。 報告第15号「専決処分の報告について」御説明いたします。 地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分ができる事項として指定された法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分を行いましたので、同法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 今回専決処分をいたしました案件につきましては、平戸市民病院敷地内で市ふれあいバスが起こした物損事故について、示談による損害賠償の額の決定及び和解を行ったものであります。 損害賠償の額及び事故の概要につきましては、記載のとおりでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  ただいまの報告第15号に対し、質疑があればお願いいたします。よろしいですか。  〔なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  報告第15号は、これをもって報告済みといたします。 議案第90号の説明を求めます。 ◎監査・選管事務局長(加藤栄一君)  おはようございます。 議案第90号「平戸市議会議員及び平戸市長の選挙における選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラ及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 今回の改正につきましては、公職選挙法の一部改正により、市議会議員選挙においても、市長選挙同様、選挙運動用のためのビラの頒布が可能となっております。 これに伴い、頒布が可能となったビラについては、市長選挙と同様に、その作成に係る経費についても公費負担できるよう、条例の一部を改正するものでございます。 この条例は平成31年3月1日から施行し、施行の日以後、告示される市議会議員の選挙から適用するものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第91号の説明を求めます。 ◎総務部長(松田隆也君)  議案第91号「平戸市公平委員会設置条例の廃止について」は、平成31年4月より長崎県市町村公平委員会を共同設置している構成団体へ加入することに伴い、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、同条例の廃止及び廃止に伴う関係条例の一部を改正するものでございます。 条文といたしましては、ごらんのとおり、公平委員会の廃止の条文に加えまして、これに伴い、公平委員会が記載されております情報公開条例ほか6本の条例を附則によりそれぞれ改正するものでございます。 以上でございます。 ○議長(大久保堅太君)  議案第92号の説明を求めます。 ◎大島支所長(久保川宏和君)  議案第92号「平戸市市営交通船船客待合所設置条例の一部改正する条例について」御説明いたします。 今回の改正につきましては、旧大島村時代から使用しておりました平戸市市営交通船平戸待合所が売却されたため、平戸待合所の位置を平戸市観光交通ターミナルの位置に改正するものでございます。 また、的山待合所につきましては、南風強風時に入港しておりました的山港奥の的山桟橋への入港が、平成31年3月1日から大型新船の導入に伴い、入港が困難になるため、的山待合所を廃止、新的山待合所を的山待合所に改めるものでございます。 なお、条例の施行日につきましては、平戸待合所の位置の改正につきましては公布の日から、新的山待合所を的山待合所に改めるものにつきましては、平成31年3月1日でございます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第93号の説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  議案第93号「平成30年度平戸市一般会計補正予算(第4号)」につきまして御説明申し上げます。 歳入歳出それぞれ1億3,545万3,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ276億3,889万8,000円とするものであります。 今回の補正予算は、歳出で、生活保護事業、被災農業者向け経営体育成支援事業、ブロック塀安全対策事業、学校施設空調設置事業、特別支援学校分教室開設準備事業のほか、職員の異動等に伴う職員人件費の増減額などの経費を調整し、提案させていただいております。 3ページをお願いします。 3ページの第2表、繰越明許費につきましては、農村地域防災減災事業など8事業について、年度内に完了が見込めないことから、その経費の支出を翌年度に繰り越すものであります。 4ページをお願いします。 4ページの第3表、債務負担行為補正の追加につきましては、公益財団法人長崎県林業公社が日本政策金融公庫から受けた融資について、県が行う損失補償の一部を関係市町で負担する損失補償の追加と、田平港シーサイドエリア活性化施設及び平戸オランダ商館の指定管理料に係るもので、平成31年度以降分について契約を行うために予算を計上するものであります。 また、5ページの第4表、地方債補正の変更につきましては、自然災害防止事業費の変更及び臨時財政対策債の減額に伴う補正であります。 それでは、補正の内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、まず、9ページから12ページまでの歳入につきまして御説明を申し上げます。 9ページをお願いします。 9款1項1目地方交付税は、普通交付税を5,700万円増額し、補正後の額を104億5,700万円とするものであります。 本年度の普通交付税につきましては、9月議会でも報告させていただきましたが、92億4,748万7,000円、対前年度比1億7,703万9,000円、1.9%の減となっております。減額の主な要因は、合併特例による逓減が昨年度の30%から50%に増加したことであります。 なお、普通交付税は、今後の財政運営の補填財源として4,048万7,000円を留保させていただいております。 13款1項1目民生費国庫負担金、13款2項2目民生費国庫補助金、14款1項1目民生費県負担金及び14款2項2目民生費県補助金につきましては、説明欄の記載事業に係る決算見込みなどによる補正となっております。なお、13款2項2目民生費国庫補助金のうち、地域介護・福祉空間整備事業費については、認知症高齢者グループホーム等防災改修等支援事業補助金に係るものであります。 13款3項2目民生費委託金は、国民年金制度改正に係るシステム改修に伴うものであります。 11ページをお願いします。 14款2項4目農林水産業費県補助金中、被災農業者向け経営体育成支援事業費につきましては、本年7月の台風により被災したハウスの復旧に係るものであります。 17款1項2目「やらんば!平戸」応援基金繰入金は、説明欄記載事業につきまして繰入金を充当するものでありますが、扇風機設置事業については、入札により事業費が減少したため、繰入金の充当額を減額するものであります。 同じく、7目再生可能エネルギー活用離島活性化基金繰入金は、離島航路対策事業につきまして繰入金を充当するものであります。 19款諸収入は、財源調整によるものであります。 20款1項4目農林水産業債につきましては、県が実施する護岸の整備工事に伴う県工事負担に係る追加、同じく11目臨時財政対策債は、発行可能額の決定に伴い、あわせて減額させていただくものであります。 次に、13ページから26ページの歳出につきまして御説明申し上げます。 なお、冒頭申し上げましたように、今回の補正予算は、10月の人事異動等に伴う人件費の増減が一部の費目に出てまいります。これらは説明を省略し、主な内容について御説明させていただきます。 初めに、13ページをお願いします。 2款1項15目交通政策費の離島航路対策事業につきましては、今年度は荒れた天候が多かったことから、薄香港への回航がふえ、その際の臨時バス運行回数及び利用者の増加が見込まれるため、運行委託料を増額するものであります。 15ページをお願いします。 3款1項2目障害福祉費の地域生活支援事業及び更生医療給付事業につきましては、決算見込みに伴う増額補正で、利用者の増加によるものが主な要因となっております。 同じく、3目老人福祉費の地域介護・福祉空間整備事業につきましては、認知症高齢者グループホーム等3施設の外壁、スプリンクラーなど、防災改修等に係る支援事業補助金であります。 7目国民年金事務費につきましては、国民年金制度改正に伴う1号被保険者の産前産後期間免除対応及び処理結果の電子媒体化に係るシステム改修費用であります。 2項2目児童措置費の児童手当給付事業は、決算見込みに伴う給付額の増額、また、助産施設入所措置事業は、児童福祉法第22条第1項の規定による経済的理由に伴う助産施設における出産費用を追加するものであります。 同じく、3項2目扶助費の生活保護事業につきましては、決算見込みに伴う増額補正で、生活保護世帯及び保護者数の増加及び高額な医療費が増加していることが主な要因となっております。 17ページをお願いします。 4款4項6目企業等施設整備費の水道事業会計への繰出金につきましては、人件費の補正に伴う公営企業会計繰出基準に基づく繰出金の増額であります。 19ページをお願いします。 6款1項3目農業振興費の機構集積協力金事業につきましては、決算見込みに伴う増額補正で、大根板地区など6カ所で取り組みが増加したことなどが主な要因であり、被災農業者向け経営体育成支援事業補助金は、本年7月の台風7号に伴う暴風雨により被災したハウスの復旧に係るものであります。 5目農地費の農村地域防災減災事業につきましては、ため池のハザードマップ作成で、早期対応を図るため、対象ため池を4カ所追加したことによる事業費の増加であり、自然災害防止事業県工事負担金は、生月早崎地区の海岸保全施設、これは護岸でありますが、この整備に伴う追加であります。 23ページをお願いします。 8款6項1目住宅管理費の公営住宅維持管理経費につきましては、決算見込みに伴う増額補正で、施設の老朽化に伴い、居住年数の長い入居者が退去した場合の修繕費が高額になっていることなどが主な要因となっております。 25ページをお願いします。 10款2項1目及び3項1目の学校管理費中、扇風機設置事業につきましては、入札による事業費の減に伴う減額であり、ブロック塀安全対策事業は、小学校2校3カ所、中学校4校4カ所のブロック塀で安全基準を満たしていないことが確認され、その全部または一部撤去及びフェンスを新設するための安全対策を講じるものであります。 10款2項3目及び3項3目の学校建設費中、学校施設空調設置事業につきましては、小学校15校108教室及び中学校9校42教室にエアコンを設置するための設計委託料を追加するものであります。なお、工事費については、設計後、3月議会に補正予算上程を予定しております。 次に、3項3目学校建設費中、特別支援学校分教室開設準備事業は、県が田平中学校内に併設し、平成33年度に予定している県立佐世保特別支援学校北松分校小・中学部の開校に伴い、現在ある田平中学校の特別教室の移動に伴う工事を行うため、その設計委託を追加するものであります。 なお、人事異動等による職員数や増減額の内訳等につきましては、27ページ以降の給与費明細書に記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第94号の説明を求めます。 ◎市民生活部長(濱田裕孝君)  議案第94号「平成30年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。 大島直営診療施設勘定についてでございますが、今回の補正は、職員の退職に伴い、職員給与費を減額するもので、歳入歳出それぞれ338万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億161万3,000円とするものであります。 それでは、事項別明細書により御説明をいたします。 まず、歳入につきまして、6、7ページをお願いいたします。 1款1項1目国民健康保険診療報酬収入及び3目後期高齢者診療報酬収入について、外来患者数の減などにより、歳出との均衡を図るため、減額するものであります。 次に、歳出につきまして、8、9ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費につきましては、平成30年5月31日付にて看護師1名が退職したことに伴い、職員給与費を減額するものであります。 なお、減額の内訳につきましては、10、11ページの給与費明細書に記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第95号の説明を求めます。 ◎大島支所長(久保川宏和君)  議案第95号「平成30年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正を行います第1表、債務負担行為は、議案第98号で提案予定のあるあづち大島いさりびの里指定管理者指定に伴う委託料に係るものでございます。平成31年度からの契約を行うために、平成31年度以降分について、債務負担のための4年分の予算4,000万円を計上するものでございます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第96号の説明を求めます。 ◎水道局長(橋口幹生君)  議案第96号「平成30年度平戸市水道事業会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は、職員の人事異動等による人件費の増によるものでございます。 まず、第2条の収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、営業外収益を8万8,000円増額し、補正後の総額を9億9,257万7,000円とするものでございます。また、支出につきましては、営業費用を55万8,000円増額し、補正後の総額を9億4,927万9,000円とするものでございます。 次に、第3条は、資本的支出でございますが、4万5,000円を増額し、補正後の総額を8億2,708万9,000円とするものでございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億2,986万2,000円の補填につきましては、記載のとおりでございますので、御一読をお願いいたします。 次に、第4条は、今回の補正に伴い、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきまして、今回、職員の給与費につきまして60万3,000円を増額し、補正後の総額を1億5,009万円とするものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、7ページから8ページの予算説明書により御説明申し上げます。 今回の補正の原因といたしましては、10月1日付の人事異動等に伴う人件費の増額及び職員児童手当に対する一般会計からの補助金の増額が主なものでございます。 まず、収益的収入におきましては、営業外収益の一般会計補助金を8万8,000円増額いたしまして、補正後の予算総額を9億9,257万7,000円とするものでございます。 次に、収益的支出につきましては、それぞれの目におきまして人件費を増減いたしまして、営業費用の総額を55万8,000円増額し、補正後の予算総額を9億4,927万9,000円とするものでございます。 8ページをお願いいたします。 資本的支出でございますが、同じく人件費を4万5,000円増額し、補正後の支出総額を8億2,708万9,000円とするものでございます。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第97号の説明を求めます。 ◎総務部長(松田隆也君)  議案第97号「指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者を指定することについて議会の議決をお願いするものであります。 施設の名称は、平戸市飯盛漁港フェリー待合所、施設の指定管理者となる団体は、度島三免区、指定の期間は、平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間でございます。 指定管理者となる度島三免区の概要につきましては、次のページに資料を記載しておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第98号の説明を求めます。 ◎大島支所長(久保川宏和君)  議案第98号「指定管理者の指定について」御説明いたします。 地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 施設の名称は、平戸市あづち大島いさりびの里、指定管理者となる団体の名称は、株式会社シイヤマ、指定の期間は、平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間でございます。 指定管理者となる株式会社シイヤマの概要につきましては、次のページに記載しておりますので、御一読をよろしくお願いいたします。 どうぞ御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第99号の説明を求めます。 ◎文化観光商工部長(白石二也君)  議案第99号「指定管理者の指定について」御説明いたします。 本議案は、平戸市平戸オランダ商館1639年築造倉庫の指定管理者として、公益財団法人松浦史料博物館を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 施設の名称は、平戸市平戸オランダ商館1639年築造倉庫、指定管理者となる団体の名称は、公益財団法人松浦史料博物館、指定の期間は、平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間でございます。 指定管理者となる公益財団法人松浦史料博物館の概要につきましては、次のページに記載しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第100号の説明を求めます。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  議案第100号「指定管理者の指定について」を御説明いたします。 本議案は、平戸市田平港シーサイドエリア荷捌施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 施設の名称は、平戸市田平港シーサイドエリア荷捌施設、指定管理者となる団体の名称は、平戸魚市株式会社、指定の期間は、平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間でございます。 指定管理者となる平戸魚市株式会社の概要につきましては、次ページに記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第101号の説明を求めます。 ◎文化観光商工部長(白石二也君)  議案第101号「指定管理者の指定について」を御説明いたします。 本議案は、平戸市田平港シーサイドエリア活性化施設の指定管理者として平戸瀬戸市場協同組合を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 施設の名称は、平戸市田平港シーサイドエリア活性化施設、指定管理者となる団体の名称は、平戸瀬戸市場協同組合、指定の期間は、平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間でございます。 指定管理者となる平戸瀬戸市場協同組合の概要につきましては、次のページに記載しておりますので、よろしくお願いします。 以上で終わります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第102号の説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  議案第102号「佐世保市及び平戸市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について」御説明申し上げます。 本議案は、中核市である佐世保市を中心とする5市7町で構成する連携中枢都市圏を形成するため、佐世保市と平戸市が連携協約の締結につき佐世保市と協議することに関し、地方自治法第252条の2第3項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 この連携中枢都市圏の名称は、西九州させぼ広域都市圏、構成する自治体は、佐世保市、平戸市、松浦市、西海市、東彼杵町、川棚町、波佐見町、小値賀町、佐々町、新上五島町及び佐賀県の伊万里市、有田町の5市7町でございます。圏域人口は約48万人となっております。 国が掲げる連携中枢都市圏構想の目的は、地域において、相当の規模と中核性を備える圏域において、コンパクト化とネットワーク化により、人口減少・少子高齢社会においても一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための拠点を形成することとされております。 そのようなことから、佐世保市を中心とするこの圏域においても、国の目的を踏襲しているところであり、これまで各担当部局において連携事業の精査、協議を進めてまいりました。 今後のスケジュールとしましては、本市と同様に他の自治体も佐世保市との連携協約議案をそれぞれ議決いただき、来年1月12日に連携協約締結式、その後、3月末ごろに都市圏ビジョンが公表され、4月1日から連携が開始される予定となっております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第103号の説明を求めます。 ◎市民生活部長(濱田裕孝君)  議案第103号「北松北部環境組合規約の一部変更について」を御説明いたします。 今回の規約の一部変更については、長崎県ごみ処理広域化計画及び一般廃棄物処理基本計画に従い、平成31年度からの北松北部環境組合の処理区域に、大島村及び松浦市鷹島町の区域を新たに加えるため規約変更をするもので、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、この規約変更により、北松北部環境組合の処理区域については、平戸市及び松浦市の全域ということになります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第104号の説明を求めます。 ◎総務部長(松田隆也君)  議案第104号「公平委員会を共同設置する地方公共団体への加入について」でございますが、長崎県市町村公平委員会を共同設置する構成団体に平成31年4月1日から加入する協議に関し、地方自治法第252条の7第3項で準用する同法第252条の2の2第3項の規定により、長崎県市町村公平委員会共同設置規約について、議会の議決を求めるものでございます。 規約の内容につきましては、記載のとおり、既に加入済みである対馬市、壱岐市、西海市、南島原市及び長崎県市町村総合事務組合に続いて、本市が新たに加わる規約となっております。委員会の執務場所は、市町村総合事務組合の事務所内に置くことになっております。 事務については、これまで本市が行ってきた事務をそのまま行うことになっておりまして、委員会委員のメンバーは、県の弁護士会から推薦された弁護士を含む経験豊富なメンバーで構成されておりますので、そうした該当する事案が生じた場合については、対処能力については格段にアップするものと考えております。 以上でございます。よろしく御審議のほど賜りますようお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  議案第105号の説明を求めます。 ◎文化観光商工部長(白石二也君)  議案第105号「業務委託契約の変更について」を御説明いたします。 本議案は、田平地区に整備を進めております工業団地整地工事設計施工管理等業務を施行するため、長崎県土地開発公社との業務委託契約を変更したいので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約変更の理由は、平成29年6月21日付で本契約を締結した業務委託費、工業団地整地工事が確定したため、当初契約金額2億9,860万円を19万1,680円減額し、2億9,840万8,320円に変更するものでございます。 なお、仮契約につきましては、11月15日に行っております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって本日の議事日程は全て終了いたしました。 5日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。                散会 午前11時23分...