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03月09日-04号

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  1. 平戸市議会 2018-03-01
    03月09日-04号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成30年 3月定例会                開議 午前10時 ○議長(大久保堅太君)  おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 これより議事日程第4号により本日の会議を開きます。 日程に従い議案質疑を行います。 なお、議案質疑においては申し合わせ事項を遵守していただき、質疑に当たっては意見、要望等は避け、できる限り大綱的に行うとともに、細部に渡っては委員会に一任していただきますようにお願いいたします。 それでは、日程第1、議案第1号から日程第10、議案第10号までの条例案の質疑を行います。 よろしいですか。 ◆6番(山内政夫君)  議案第1号について、今回改正されている部分なんですが、その中で公民館長の報酬等について位置づけが変わっております。金額も若干変わっておるように思うんですけど、そこら辺の説明をいただきたい。(発言する者あり) ○議長(大久保堅太君)  そうですね。ほかございませんか。 よろしいですね。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第1号から第10号までの質疑を終結いたします。 日程第11、議案第11号から日程第23、議案第23号までの条例案の質疑を行います。 よろしいですね。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第11号から第23号までの質疑を終結いたします。 日程第24、議案第24号から日程第33、議案第33号までの条例案の質疑を行います。 ◆5番(田島輝美君)  議案第24号、この平戸市企業立地奨励条例の全部改正ということであります。 これまでのこの条例については、継ぎ足し継ぎ足しの条例だったものを、きちっと整理をして全部改正ということでありますけども、その中で第2条第1項第2号に、「この農業と陸上養殖及びその他産業で市長が特に認めるもの」というふうに文言が入って、この5号の新設、増設、移設、この移設が市内の工場の移設というふうになったんですが、この中でちょっと部長にお聞きをするんですが、この移設っていうのは、市内のもともとの企業が移設した場合じゃなくして、今あるその企業、あるいはその製造業の人たちが後継者がいなくて、きれいに廃業に新たな、全く親族ではない新たな人がその工場を買い取って、そこに入る場合については、これは全く該当にならないんですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  おはようございます。今、田島議員の御質問された例では、それは移設とは解釈しにくいところがあります。新たに進出するということになりますので、それはケース・バイ・ケースかもしれませんけれども、新設もしくはそういった取り扱いを検討しなければならないかということで考えているところでございます。 ◆5番(田島輝美君)  じゃあ、もう一つだけ、ひとつこの雇用に新たに3名以上とかっていうのがありますね。小さい製造業で3名とか5名ならいいんですが、例えば大きく何十人規模で雇用している工場、あるいはホテル業とかこういうところありますよね。この人たちがきれいに撤退をして、今まで雇用してきた従業員をそのまま横滑りして受ければ、それは新たな雇用にならんですたい。 ところが、完全にその工場が撤退をするときに、雇用も全てきれいに清算をして、そこに新たな企業が経営者が入ってきたときも、そのまま従業員を受ける。それは1回きれいに清算をして、新たに雇用をする場合には、横滑りでなくして新たなこの企業立地条例の中に該当するんですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  その分につきましては、事業の継承なのか、名義を引き継ぐなのか、そして新たに進出してっていうのが、市内でもございましたけれども、そういったところは微妙なところがあろうかと思います。 一旦廃業いたしまして、新たに進出してとなるとなりますと、限りなく新設に近いところがあろうかと思います。しかし、この条例をつくるに当たっては、例えば固定資産税の免税とか、減免とか、それとか奨励措置が継続中であれば、そういったものを継承いたしますけれども、新たに廃止ってなりますと、限りなく先ほども申しましたように、新設に近い扱い方をしなければなりませんので、この条例の解釈については整理整頓をして臨まなければならないことかなということで考えているとこでございます。 ◆5番(田島輝美君)  いや、要するにそういう状況下の中では、やっぱりケース・バイ・ケースという状況がきちっとしたものじゃなくして、いろんなパターンがあったり、ケース・バイ・ケースでこれはこの条例のきちっと適用であるのかっていうのは、そのときの協議がいるわけですたい。 だから、1つきちっとしたものは、条例はつくってるけれども、あくまでもそれはそのときの状況判断とか、あるいはあなたたちの判断とかってあるんで、そこは慎重にやっぱり対処してほしいなというふうに思いますんでね、はい。 ◆14番(吉住威三美君)  同じく24号、この条例はね、しょっちゅう変更を進めるわけですよね。こういうもんじゃなくて、例えばうちにそういう事例がなくても、あっても、全てを網羅できるような条例をひとつ完璧なものをつくったらどうですか。何回つくり直しました、そうでしょう。それからすれば、もう少ししっかりした条例をつくって、平戸市は今は全然関係ないけれども、こういうのもちゃんと立地の条例の中にあるんですよというような条例を、ひとつあなた方は利口だから、つくったらどうかなと私は思うんですよ。 それで、要するにつくった以上、この条例をできるだけ活用して、そしてまた追跡的に来た企業がどのように飛躍するのか、どのように落ち込むのか、廃業するのか、そういうところもしっかりやっぱり監督責任があるわけですから、やっていただくようなことを、できればこういうことは新たな追加事案じゃ、条例の要するに経緯とかそういうものを含めて、委員会でよく協議していただきますようにお願いして、終わります。 ○議長(大久保堅太君)  他ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第24号から第33号までの質疑を終結いたします。 日程第34、議案第34号「平成29年度平戸市一般会計補正予算(第6号)」の質疑を行います。 質疑は、事項別明細書により9ページから28ページまでの歳入歳出全部、3ページの第2表繰越明許費補正、4ページの第3表債務負担行為補正、5ページの第4表地方債補正を一括して行いますので、ページ数を明示してからお願いいたします。よろしいですか。 ◆15番(竹山俊郎君)  28ページの工事請負費310万2,000円ですけど、これは生月町最終処分場災害復旧事業なんですが、これは今回310万2,000円の補正を組んで行った工事、それと今後全体的に地滑り地帯において、今後いろんな災害の危険性、それはちゃんと担保できるのかどうか、そこら辺までお願いします。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  今回の310万2,000円の増額についてでありますが、これについては地滑り工事の中のアンカーくいの延長等が主なものでありまして、なぜ延長になったかといいますと、当初ボーリング調査を実施したんですが、ちょうどボーリング調査を実施した相半、ちょうど中間の地盤がそれ以上に深かった、ボーリングしたところよりも深い状況だったということで、これはもう工事着工時に先進ボーリングというものを3本実施して、そこの深さが明確になったというところで、総延長で245.6mの延長、これは受圧板が大きいほうが、これは本数が33本ですけども、延長が245.6m延長になったということと、あと受圧板の小さなほう、これ26本あるんですが、これが66.5m延長になったということから、このような補正をさせていただいております。 また、ほかの増減等もございますが、あと一つ理由としましては、国立公園の協議によりまして、緑化工ということでのり面工事緑化ネットを張ったということから、増額になっております。 それと、今後の安全の担保ですけれども、議員が言われるように、この地域は、ここの地帯は地滑り地帯にはなってないんですけれども、やはり周りが地滑り地帯ということで、不安定な土地となってます。 そういったことで、特に今回地盤沈下等でありましたので、掘ってみないと周りの状況がまだ見えない部分というのがございます。ですから、そういったところで現段階では、まだ不確定な部分があろうかなというふうに思います。ですから、そういうことで、今後また専決等もあるかもしれないというふうには、こちらとしては予想をしているとこであります。 以上です。 ◆15番(竹山俊郎君)  補正の内容についてはわかりましたけれども、今後とも不安要素はたくさん抱えているということで理解していいんじゃないかと思います。 それと、3ページの繰越明許費補正の中に、生月町最終処分場災害復旧事業で、1億2,200万円繰越明許費補正の中にあるんですが、この予算額というのは、今後どのような工事を予想して、これだけの繰越額が残っているのか、そこら辺の説明をお願いします。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  本来なら、この金額は前金払いを払った残額、全額を繰り越しております。業者のほうに出来高というところで確認をしたんですが、工事完了後でいいというところで、残りの全額を繰り越しさせていただいたというとこであります。 ◆15番(竹山俊郎君)  これは、工事費は完成検査後40日以内に工事金は支払うということになってるでしょう、ね。それで、いまだにこうして繰越明許費の中に残っているというのが、我々は不思議に思うんですね。 それで、この分も今後災害復旧事業として何らかの含みがあるのかなという思いがあるもんですから、尋ねたんですけど、これは全額完成後の工事金として支払われるんですね。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  はい、そのとおりです。
    ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第34号の質疑を終結いたします。 日程第35、議案第35号から日程第38、議案第38号までの4件は、特別会計補正予算でありますので、一括質疑をお願いします。 よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第35号から議案第38号までの質疑を終結いたします。 日程第39、議案第39号「平成30年度平戸市一般会計予算」の質疑を行います。 質疑は、事項別明細書により区分して行いますので、ページ数を明示してからお願いいたします。 歳入全部、11ページから52ページまでの質疑を行います。  (「何ページ」と呼ぶ者あり) 11ページから52までです。 よろしいですか。 ◆15番(竹山俊郎君)  12ページの市税の中の市民税、個人、法人の増収要因と、固定資産税が減額になっていますけれども、これは恐らく家屋の分だと思うんですが、その家屋がこれだけ減額になるという原因、そこら辺を説明願いたいと思います。 ◎財務部長吉住龍三君)  市税の市民税につきましては、所得割がふえておりまして、給与所得等が平成28年度ぐらいからふえたということで、所得割のほうでふえております。 それから、固定資産税につきましては、家屋が評価がえによりまして減少しておりまして、木造家屋が0.5%の上昇率、それから非木造が0.6%の上昇率ということで、経年減価していきますので、木造家屋、非木造ともにですね。その減価率のほうが大きかったということで、評価が下落したということで、固定資産税につきましては家屋が一番大きく減になっているということで、御了解いただければと思います。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 よろしいですね。 ◆9番(神田全記君)  11ページの1款4項1目の市のたばこ税、この件についてお尋ねしますけど、前年度に比べたらマイナス170万円ということで、このたばこ税というのは意外と市の税収には大きく貢献していただいているものでございます。 その中でお尋ねがあるのは、これ大体市の販売業者からたばこを購入した分についてのみ、その税金が市税に入ると思うんですけども、市外の業者が幾つか市内にありますけれども、そちらのほうから購入すると、全部外に税金が逃げますよね。この割合っていうのは、大体どのぐらいか見当つかれてますか。 ◎財務部長吉住龍三君)  済みません。そこまでちょっと把握しておりません。 ◆9番(神田全記君)  私思うに、意外とこのたばこ税っていうのは、できるだけ市内の業者から買ってもらうと、まだまだ税収として伸びるって思ってるんですね。 前も1回質問したことがあるんですけども、できるだけやっぱり市内の業者から買っていただくような、そういう啓発っていうか、そういうことはこれまでやられたことはありますか。 ◎財務部長吉住龍三君)  広報とか納税通知書等の中には、市内で買ってくださいっていうことは周知しておりますが、それ以外では特段大きな周知等は行ってないと思います。 ◆9番(神田全記君)  なかなか難しい部分かもしれないのですけども、できるだけそういった周知といいますか、促してもらうと、また税収のほうもふえるのかなと思いますので、今後よろしくお願いいたします。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  よろしいですね。 歳出1款議会費から5款労働費、53ページから112ページまでの質疑を行います。53から112です。 ◆14番(吉住威三美君)  ぼちぼち始めます。よろしくお願いします。 国際交流員招致事業というのは。 ○議長(大久保堅太君)  ページ数をお願いします。 ◆14番(吉住威三美君)  済みません。66ページ。 ○議長(大久保堅太君)  66。 ◆14番(吉住威三美君)  はい。2款1項13目のうちの国際交流員招致事業の中で、交流員の方は、うちで、今現時点で招致っていうのをどのぐらい招致されているのか、お尋ねします。まずは。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  CIR国際交流員につきましては、国のJETプログラムに基づいて、各自治体が招致してさまざまな業務についておりますけれども、本市では平成11年から招致をして業務に当たっていただいております。 当初は、(発言する者あり)はい。今年度から2人に増員いたしまして、今2人招致して従事させているところです。 ◆14番(吉住威三美君)  質問と内容の違うし、今んとはカウントせんでくださいよ。何人でっても何も言いよらんと、要するに前の270万円と、それからこれは補助事業の分が200万円ですが、下の932万1,000円に対して招致事業って、外国人を招致するんでしょう。仕事の内容とか何とか、そういうことを尋ねとるわけですよ。招致2人来れば、例えば5万人来るとか、2,000人来るとか、そういうのも何もないんですか。ただいるだけですか、うちの役所の中に。この方たちの本来の仕事は何ですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  国際交流員の業務ですけれども、交流員の任用規則というのを設けておりまして、職務につきましては、市の国際交流関係の事務の補助、市の職員及び地域住民に対する語学指導、そして民間交流団体事業活動に対する助言、参画、そして市民の異文化理解のための交流活動及び外国人住民生活支援活動とすることで従事をさせていただいております。 本市における具体的な業務といたしましては、姉妹都市でありますノールトワイケルハウト市との交流、そして南安市、市民交流促進協定を結びました台南市との交流事業に関しての相手国との連絡調整交流プログラムの作成等、児童生徒の研修、また小学生、中学生の国際感覚を養うための学校訪問、そして公民館活動、そういったものに従事させております。 また、本市は外交もたくさんありますので、大使館との接遇、外国との連絡調整、そういったものには当たらせているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、市民に語学の機会、勉強の機会とか何とかって、そういうものは年何回ぐらいやっているんですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  現時点で公民館講座には、2人の交流員CIRが4回、そしてイングリッシュサークルにつきましては、小中学生を対象に6回、またオランダ、中国訪問を事前に控えてのオリエンテーションなどにつきましては、二十数回当たらせているとこでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  この目の中の下段にノールトワイケルハウト市とか何とか、交流事業費で400万円とかっていろいろ書いてあるんだから、この中でも幾らか活動はできるんだろうし、2人もうちにおらなきゃならないっていうのか、国の制度で絶対置けっていうのか、そこはどうなんでしょうか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  先ほど申し上げましたように、このCIRの配置につきましては、平成11年から配置しておりまして、必要性を感じまして中国の交流員を新たに採用いたしまして、平成29年度から2人を配置しているところでございます。 本市の国際交流との実情を理解していただければおわかりかと思いますけれども、なかなか国際感覚に長けた職員が存在しないというところもありますし、県内の状況を見ても、国際交流員は複数名配置しているところもございます。 そういったところを見てみますと、やはり国際交流を積極的に推進しているところでございまして、例えば県においても3人、長崎市においても3人、佐世保市においても2名という状況でございます。 私どもの本市にとっても、2名というのはそれ相応の配置だと理解して、平成29年度から配置してる、そういった背景を御理解していただきたいと思います。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、もう最後にしますけども、佐世保市が2人でうちが2人で妥当と。財政力と交流等の関係の機会からすれば、私はちょっとおかしいかなと思ってますけど、この辺については、もういろいろ細かく言ってもあれですから、委員会にお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆15番(竹山俊郎君)  60ページの未来を担う人材創出事業ですが、これは市内高校の魅力の向上などにより、定員充足を図り、市の魅力を伝え定住人口の増加を目指すための経費としていますが、恐らく私が考えるに、これは市外、あるいは県内全域の高校進学者を平戸の市内の高校になるべく来てもらおうという企画だと思うんですが、そのとおりですかね。 ◎財務部長吉住龍三君)  議員のおっしゃるところまでいければいいんですが、市内の今中学生の、市内の高校への進学率が約53%ぐらいなんですね。ですので、少なくとももう少し魅力を高めて、まず市内の中学生の市内の高校への進学率をふやしたいということで、魅力をアップしたい。 今議員がおっしゃいますように、今は全国から募集するような、高校生をですね、そのような傾向もありますので、そういったところも考えてもいいのかなというふうに思っておりますが、とりあえず今言いよりますように、まずは市内の中学生の進学率を市内の高校への高めるというようなための、やっぱり魅力アップをするための検討をしたいというふうに考えております。 ◆15番(竹山俊郎君)  市内の中学校からの進学が50%ね、やっぱり将来の大学進学などを考慮して、市外の高校に行くんだろうと思うんですよ。 ただ、平戸市の魅力を発信して、なるべく定住につなげたいっちゅう思いも、あなた方にはあるようですけど、やはり家を出て下宿とか何とかして進学するということになれば、それなりの出費が家庭には生じるわけですよね。そこまでして平戸のほうに高校にやろうかっていうようなことには、なかなかつながりにくいんじゃないかなと。これは、お互いだと思うんですよ。 しかし、平戸から市外の高校に進学する人は、やっぱり将来の進学、就職などを考えていくだろうと思いますから、これも事業費の予算が基金100%ですけれども、やはりこれも今回試験的にやるのはいいですけども、なかなか効果が、成果が上がらないと思うんで、やはりそういうものを継続的にやる必要もないし、今回は試験的にですけれども、あなた方も予算つけて基金を使うわけですから、それなりの努力をしていただきたいということを申し添えて、終わります。 ◎財務部長吉住龍三君)  当初予算の財源上は、今基金を10としておりますが、これは国の事業に採択されますと、特別交付税で見られるようになっておりますので、そういうことで御理解をお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆15番(竹山俊郎君)  議案の64ページ、地域おこし協力隊導入事業、これ予算が2,963万5,000円ですけど、これは何人採用して、募集して、どういうところに配置するのか、そこら辺をお願いします。 ◎総務部長松田隆也君)  地域おこし協力隊につきましては、退任今回されまして、残り2人です。今回追加で4人募集するように予定をいたしておりまして、配属先につきましては、観光課、それから文化交流課、それから農林課、企画財政課という4カ所にまたがる形で、4人を募集するようにいたしております。 ◆15番(竹山俊郎君)  地域おこし協力隊員、これ本来ならそれぞれ今まちづくり協議会が発足してるでしょ。そこら辺に配置されるのかなと期待していたんですが、4名とも庁舎内の各部署に配置ということですが、そこら辺でしっかりとあなた方が目標を設定して、頑張ってもらうということであれば、今まで協力隊を見ると何をしているのか、ただあなたたちの仕事の臨時職員的なことをやるのか、そこら辺はどうでしょう。 ◎総務部長松田隆也君)  ちょっと説明が不足しておりましたが、新しい配属先、所管課を私申し述べたんですけども、まず1点目の観光課につきましては、観光協会組織体制を改めて、今回平戸版のDMOの設立に向けた動きがありますので、それの調査研究体制づくりのために、観光協会に主に常駐しながら、双方の調整をしていくということ。 それから、文化交流課につきましては、世界遺産候補の春日に設置されております拠点施設の運営補助、あるいは管理、そういった面で来訪者への地域へのいろんな地元の新規就労であるとか、特産品の販売であるとか、そういうことに尽力していただこうと考えておりまして、農林課の所属の関係では、生月の和牛ヘルパーの関係で、畜産農家の荷重労働を軽減するために、ヘルパー組合を設立して、生月に主に立ち入っていただいて、業務を担い、飼養管理技術を学んで、ゆくゆくは畜産農家として自立をしてもらいたいという思いで配置をいたします。 それから、もう一つの企画財政課につきましては、市ふるさと納税班に基本的に配属しまして、提携団体、いろんな事業所との調整とか直売所への就職、起業とか、そういった面での幅広い調整機能を持たせる、そういう能力を持つ職員をということで期待をして、配属を予定いたしております。 ◆15番(竹山俊郎君)  今部長の説明を聞いていますと、年間どれぐらい役所の中で仕事が生じるのかということなんですよね。それで、やはり副市長にもみずから市内をくまなく回ってくださいよということで、副市長も少しは回っているようですけど、やはりかなり時間もあるだろうと思うんですね。生月のヘルパーさん以外は。 それで、やっぱり各地区を知ってもらって、どういうことが今平戸市内で課題になって、どういうことを市民が求めているのかっちゅうところまで、あなた方はちゃんと把握して、協力隊を有効に使っていただきたいというふうに思います。いかがですか、その点は。 ◎総務部長松田隆也君)  はい、議員の御指摘のとおりでありまして、過去私どももなかなかその私たちの思いと、彼らが来たときの本業のあり方等についてかなりそごがあって、非常に人生を狂わせたような方もおられたというようなことも反省をしながら、同じ轍を踏まないような形で、自由な発想で地元に定着してもらうということが最大の目的でもありますし、そういう面では意に沿った形で配属を、また支援をしていきたいと思っています。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆15番(竹山俊郎君)  66ページの路線バス維持対策事業、これは一般質問の中でも聞きましたけれども、志々伎宮の浦間が年間2,800万円西肥バスに補助を支出しているということですが、今後ともこの路線をあなた方は継続しようと思っているのか、別にもっと安価で運行ができるような方策を今後考えようとしているのか、もう考えてちゃんと持っているのか、そこら辺はいかがでしょう。 ◎総務部長松田隆也君)  この補助につきましては、非常に頭が痛い問題でございまして、議員からもるる御指摘を受けているところでございまして、今後これを肥大化して、これ以上支出がふえるちゅうことになれば、非常に危機感を私どもも持っています。ですから、そのためにも、その既存の事業者に頼らない、あるいはまた乗り合いタクシーとか、そういう転換のことができないのか。 ただ、だんだん高齢化も伴いまして、バス停まで行くことができない方もふえております。そうした方々の救済をどうしていくのか。交通空白地と言いながらも、なかなか基準が不明確な部分ございまして、交通事業者とのいろんな住み分けをこれから行っていくための、この前から申し上げておりますように、地域公共交通網形成計画というものをきちんと策定をして、平戸市におけるありようがどういうことなのか、いろんな方策が考えられないのか、専門的な知見をもってそういう計画をまとめ上げながら、そういうことを事業所も含めた形で、愛のり交通活性化委員会を指定しようというのは、そこに意図がございまして、議員のおっしゃることも十分踏まえながら対処してまいりたいと思ってます。 ◆15番(竹山俊郎君)  この2,800万円っちゅう補助金はね、総体的な西肥バスに補助金を出している予算の約半分ぐらいあるでしょう。それで、私は常々地元でも運行補助金額も教えてるし、いつ廃止されてもおかしくないんだよという話はしております。 ただ、住民の足を確保するために、ふれあいバスの運行とか、そういうものも考えられるんじゃないかと思うんですけど、これは西肥バスの路線を廃止すれば、ふれあいバス運行できるでしょう。そこら辺をしっかりと考えていただいて、なるべく支障を来さないような方策であれば、受け入れるんじゃないかなというふうに思っています。 1億2,100円のうちね、もうほとんどがこの一財と基金なんですよ。だから、こういうものを将来引きずっても、大変財政的にも厳しくなるんじゃないかということで、これにかわることでやっていただきたいと思います。いかがですか。 ◎総務部長松田隆也君)  確かに、額を見る上では非常に持ち出しが多くなっておりますが、もともとこれもう交通事業者が悪いっちゅうことじゃなくて、乗る方が少なくなった関係で収支が不均衡になってるっちゅうことでありまして、仮にそこをまた切ってふれあいバスを回すということにしても、既存の交通事業者に聞いても、運転手の確保がとにかく深刻だというようなこともありますので、片や切っても、そっちのほうに寄せてでも、それが確保できるか、一部非常に不安な要素もございますので、そういう意味で両面から、いろんな形の観点から検討していくべき事項だと思いますので、議員がおっしゃることも十分理解しますけれども、そういうことを含めて検討させていただきたいと思っています。 ◆8番(小山田輔雄君)  済みません。先ほどふれあいバス、それで乗り合いバスの活性委員会っていう形であるんですけれども、私1点心配するのは、実は世界遺産ですね、なった場合の恐らくアクセスとして、多くの方が平戸にお越し願えると思います。 そういった観点を含めて、恐らくなかなか既存のバスのような、さっき言った雇用も確保するということは難しいことがありますから、そういった観点を含めて、総合的な議論をしていただければ幸いと思います。よろしくお願いいたします。(発言する者あり) ○議長(大久保堅太君)  質疑の際は、ページ数と内容についてお願いします。 ほかございませんか。 ◆15番(竹山俊郎君)  議案の88ページ、高齢者いきいきお出かけ支援事業、これは議案説明の中でだったかな。  (「一般質問」と呼ぶ者あり) あ、一般質問の中か。老人会とかいきいきサロンに出かけるときに、高齢者に利用していただくということの答弁がありましたけど、この老人会とかいきいきサロンっちゅうのはね、総務部長、どれぐらいの範囲でやっていると把握してますか。あ、市民福祉部長。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  どれぐらいやってるかって、その介護とか。  (「範囲」と呼ぶ者あり) 範囲は、やはりいきいきサロンというものは、ある程度地域地域というところでやってるというふうに、それが極端に言うと、高齢者が集まりやすい範囲というところで考えてやっております。 ◆15番(竹山俊郎君)  集まりやすい範囲内でね、狭い地域でバスとかタクシーに乗る必要はなかとね。そう思いませんか。 それで、やはりうちあたりが月1回いきいきサロンしていたけど、もうおもしろくてみんなと顔を合わせるのが楽しいっちゅうことで、月2回やろうかっちゅう話が出ています。それも、地域内で自分の車でなるべくさ、家から出そうとして迎えに行っとるとね。 それで、テレビ見てますと、京都の南丹市、あそこは地域内の人が誰さんはどこどこ迎えに行ってねっちゅうことで、小額のお金でそういう活動をしとるとけど、やっぱりそのバスとかタクシー券っちゅうのは、この事業にはそぐわないんじゃないかと思ってね。 それで、あなたのところ関係ないけど、もうちょっとまちづくり運営協議会の中に、そういう利用したときの費用については、考慮してもいいんじゃないかと思うんですけど、これはこの予算約3,400万円ありますけど、どれぐらいこれを使って地域のいきいきサロンとか老人会に行くのかなと思うんですよ。 それで、利用するとすればね、南部の老人会とか平戸市連合老人会とか、そういうときにはもう遠いところからなかなか高齢者は正直言って行かないんですね。それで、志々伎のコミュニティバスは出されんとかっていうけども、あれも市民病院まで限定されています。 だから、もっと身近で使いやすくできるような施策を、今後は考えていただきたいと思うんですが、市長いかがでしょうか。 ◎市長(黒田成彦君)  今、竹山議員から御紹介いただいた南部地区におけるいきいきサロンの、そういった住民相互の移動支援というのは、非常に喜ばしいことであり、きずなをつくる上での原動力になるものと思っています。それはそれで一定の評価をしながら、今回の事業は、そのいきいきサロンも含めた高齢者が外出するのをおっくうにならないという意味での健康増進を促す意味であり、外出機会をふやすことで、さらなる交流を生み出す、そういう背中を押す事業になるんではないかという意味でやっております。 これに限らず、いきいきサロンに限らず、さまざまな会合とか図書館に通うこととか、それぞれの個人個人の用務にいわゆる移動支援をすることで、活性化を図るという意味プラス、老人会の加入が少ないということも、一方で課題としてあることから、それに加入促進を促す意味で、インセンティブを与えたという効果もありますので、そういったものの事業効果を期待しながらこの事業を推進し、また次につなげていきたいと思っています。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆12番(松本正治君)  92ページをお願いします。下段の子どものための保育給付事業、これについて20ページと28ページで歳入の部分がありますが、再度国、県、市の負担割合をお教え願います。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  子供のための保育給付事業ですけれども、国が2分の1、県が4分の1ということになっております。 ◆12番(松本正治君)  当初予算の概要の資料の中で18ページの中に、一般財源の負担区分が記載されております。4億4,342万8,000円、市も4分の1近く出していることだと思いますが、これについて今年度の予算を組むに当たっても、当然前年、前々年度あたりの審査を行っているかと思うんですが、それについては、市もしくは県、どこが行っているのかをお尋ねします。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  この子供のための保育給付事業については、この普通の一般保育所等の入所の分ということで、29年度の実績を見ながら、市のほうで予算を立てているということになります。 ◆12番(松本正治君)  市もそれなりの支出をして、予算を組んでおるみたいですから、きちんとした内容把握を行って、新年度の予算執行をお願いしたいと思います。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  保育所の運営等については、多分議員が言われているのは、保育所の実態に即した保育給付事業だろうというふうに思いますけれども、国では、やはり社会福祉法人に対する留保財源等の問題等もこのごろ上がってきております。それで監査というところで、児童数がちゃんと申請した数いるのかというところで、これについても監査は、社会福祉法人の監査は市が行って、保育事業の事業に対する監査は県で行っております。これは、毎年本来行うべきとこなんですが、件数が多いということもあって、2年に1度の監査を実施しているところであります。 また、平成29年度から社会福祉法人の財務調査がありまして、社会福祉充実残額を超えた場合は、その資産が社会福祉充実残額というものを国が定めまして、それを超えた場合は、地域福祉あるいはそこの法人の職員の処遇改善、そういったものに充てなさいというところで、計画書作成が求められております。そういったところで、適正な社会福祉法人の運営がなされているというふうに思っております。 ○議長(大久保堅太君)  ほかありませんか。 ◆15番(竹山俊郎君)  100ページの地域医療人材育成事業2,300万円なんですが、この医師確保と過疎へき地の医療を担う人材育成にかかる経費としていますけど、これは医師確保をするために就学支援か何かをしているのか。この中身のまず説明をしていただきたいと思います。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  事業のですけれども、これについては、研修生等を受け入れまして、現在医師が不足して充実していない部分をこの研修生で賄うというというようなところで、医師不足を解消する、1つの事業というところで御理解いただければというふうに思います。 ◆15番(竹山俊郎君)  市民病院、生月病院への研修生の配置なんですか。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  そういうことです。 ◆15番(竹山俊郎君)  病院の研修生であれば、研修医、そういうのであれば、当然病院事業会計でやるべきだと思うんですが、そこら辺は何で保健センターからやっているのか。それとこの2,300万円、研修医が年間何日来て、日当がどれぐらいになっているとか、そこら辺の答弁までお願いします。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  月2名から3名の研修医を受け入れております。ですから、年間で20名から30名以内というところでの研修生受け入れということでなっています。 ◆15番(竹山俊郎君)  これ、前年度の実績でことしも予算を組んでいるだろうと思うんですが、20名で2,300万円なら時間当たり、1日当たりどれぐらいになりますか。もうちょっと正確な数字を示してください。 ◎市民福祉部長岡部輝幸君)  大変申しわけありませんでした。28年度が71名で29年度が85名というふうに研修生を受け入れております。大変申しわけございません。(発言する者あり) ちょっと内訳については手持ち資料を持ち合わせておりませんので、後で御回答させていただきます。 ◎病院局長(村田範保君)  済みません、研修医に関してですけれども、研修医の人件費は、基本機関病院のほうが支払いますので、私どもとしては実費としては、当直を月に3回大体1人でされますので、そのときに1万円ずつ出しているぐらいです。 ○議長(大久保堅太君)  竹山議員、詳細は委員会に送っていただければと思いますけど、これ以上は。 ◆15番(竹山俊郎君)  やっぱりこれは、夜勤で1万円て言いよるばってんさ、もうちょっと委員会のほうには詳しく資料も出して、委員長報告でちゃんとしていただきたいというふうに思います。 ○議長(大久保堅太君)  詳細は委員会でお願いします。ほかございませんか。よろしいですね。 6款農林水産業費から8款土木費、113ページから154ページまでの質疑をお願いします。113から154です。 ◆14番(吉住威三美君)  126ページ、水産業振興費の中の11番、平戸市水産物流通改善対策事業についての質問をいたしたいと思います。500万円ですが、この件については市長の今年度、初日の施政方針の中にもありましたが、事業の具体的な中身をもうちょっと詳しくお願いします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  この事業の中身についてでございますが、平戸市にあります産地市場としての平戸魚市、ここを核として水産物の流通、改善策について、市内の各漁協、それから平戸魚市、県漁連、仲卸業者、そして市、これらを主たるメンバーとして、今後の流通改善、魚価を少しでも上げるための流通改善方法について協議、検証を加え、改善計画を策定するための経費でございます。 これらの課題に精通したコンサルタントをコーディネーターとして委託をし、また必要に応じて専門家などからのアドバイスを受ける予定としております。 以上です。 ◆14番(吉住威三美君)  大体そうじゃないのかなと思ったんですが、こん中で再三議会でも言われておりますが、やっぱり平戸魚市株式会社に設備を投資する妥当性というのはどのように捉えておられるのか。 それと市場の昨年計画書をつくってあったと思うんですが、市場の人から資料をいただいたし、アゴ、大体4億円のつもりだったけど、ことしはアゴが大体去年の3分の1以下しかしなかったんで、多分市場としても改善計画のとおりいかなくて、非常に私の個人的感覚ですが、赤字がふえたんじゃないかというような感触を持っているんですが、その辺についても、わかれば答弁お願いします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  まず、魚市の経営の状況でございますが、今議員御指摘のとおり、昨年はアゴの魚価がもとに戻ったといいますか、高騰していたのが落ち着いたものですから、その分どうしても収益が減って、私が聞いているところでも、経営は非常に厳しいというような状況でございます。 平戸魚市の施設整備に投資をするのかということでございますが、平戸魚市の設備の整備についてのストレートなといいますか、そのための計画づくり、そこもあるんですが、それ以外に平戸市内の水産物、漁師さんたちがとったものを少しでも高く売るために、自分たちのところにある市場ですので、そこをうまく活用して、大手の流通に乗せたりしながら販売をすれば、どういうふうな効果があるのかということを議論していきたいというふうに考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  要するに、今の市場には魚が出てこないんですね。平戸市内のもちろん生月も含めて、平戸市内の漁協さんが出している魚が1割前後ぐらいということで、ここを3割も4割も出していただければ、市場としての成り立ちもあるわけですけども。いかんせん各漁協は県漁連を通じた系統販売に対してかなり出資をしている。自分たちの出資が減らんごと、やっぱり系統への出荷が主力を占めているわけですので、そこについても収益は上がれるように、この専門家コンサルタントがそういうものをつくって、平戸の魚市が自活できるようなものがあればいいですけども。 新聞だったかな、県の松浦の漁協に対して100億円近くの投資をして新たな市場をするちゅう。向こうがそういう立派なもんがまたできれば、こっちへ出す人が減るんじゃないかというな感触ですが。やっぱり、設備の整って入札ちゅうか仕入れ業者、仲卸業者ちゅうか、競りをするために、多くの関係者が集まるところのほうが高値はするというふうに思うんです。 このせっかく500万円つけたからやむを得んだろうけども、よくよく調査して、そして本当に平戸魚市が自立して立ちいくのか、そういうことをしっかり検証して、もしだめなら、だめという答えが出たら、ここはいさぎよくやめて、例えば松浦の魚市さんに吸収合併でも何でもいいから、やっぱりそこの大きな組織の傘下に入って運営できるような体制も、一つの方法策として考えるべきじゃないかと思いますんで、あと言われませんので、あと委員会でしっかり協議していただきますようにお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  答弁よろしいですね。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  申しわけありません。議員御指摘のとおり、松浦魚市がこれから高度衛生型の市場へと整備が進みます。これは福岡にある市場も脅威に感じているぐらいの衛生管理をするところで、売り方というのもHACCPなどに準拠したような衛生管理をしないと、なかなか売れなくなるような、そういう時代をこれから迎えます。 平戸市内にある市場として、それぞれ特徴を出していかないと、生き残りというのが非常に難しいと私も思っています。 それで、いろんな今あそこにシャーベットアイスというのがあるんですが、こういったものもうまく活用されているとはいえない状況だというふうに思っていますので、これらをうまく使いながら、小さいながらも何とか自活していけるような、そういうふうな計画になるように検討してまいりたいと思います。 以上です。 ◆6番(山内政夫君)  150ページ、公園費のとこですが、説明で(仮称)戸石川公園整備事業が1億4,210万9,000円ということで出ていますけど、内容、概要を御説明いただきたいと思います。 ◎建設部長(川上利之君)  整備の中の内容でよろしいですか。この公園整備についてでございますが、まずは造成工事を一応2,500m3、それとあと主なものとしましては、駐車場の舗装、石張り舗装、駐車場が一応1,000m2ほど予定しております。それとあと複合遊具が1基、健康遊具が6基、あとベンチ等ですね、それとかあと主なものというか、金額の高いもので言うならばそのトイレとかそういうものを整備予定としております。 以上でございます。 ◆6番(山内政夫君)  概要なので、それはそれでいいんです。主たる目的というのは、狙いというのは何か持っておられるんですか。 ◎建設部長(川上利之君)  この地域には、小さい子供さんが遊ぶとか、高齢者の方が憩うとか、そういう場所もありません。それで防災観点からも情報の提供とか、そのような目的で整備したいと考えております。 ◆6番(山内政夫君)  これについて、当然平成30年度の予算なので、工程的にはどういうふうにお考えなんでしょうか。 ◎建設部長(川上利之君)  繰り越しで、今解体をするようにしております。それで大体8月ごろ解体が終わると思いますので、その後から整備に入りたいと考えております。  (「スケジュールですよ、部長、スケジュールその後どのくらい、今年度で終わるのか」と呼ぶ者あり) 私としては、年度内完成を目指したいとは考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  128ページの同じ2目の15番、生月大橋架橋関連沿岸漁業振興対策事業の360万円ですが、これ多分、旧平戸市と生月町時代に大橋架橋のアゴ網か何かの関係で補償金を払うというような話だったと思うんですが、原資は何であったか、その辺をもう一度確認をしたいと思いますのでお願いします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  この原資になっておりますのは、特定目的基金でありまして、生月大橋架橋関連沿岸漁業振興対策事業基金でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  平戸市と生月町が合併してからもうかなりになるんですが、それでもまだ払い続けておると。これは地方財政の性質上も少しおかしいと思うんですが。そういうところに寄附してあげなさいということは、地方財政法ではうたっていないと思うんですが、その辺についてはどのようになっていますか。今後も、もう余りなかろうとは思うんですが、いつまで払い続けて優遇してあげるのか。法的な根拠的にいろいろ不穏当な部分があれば、即座に中止すべきような予算と思いますがどうでしょうか。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  これは生月大橋が架橋されるときに、橋脚によって共同漁業権が失われるということで、その補償行為の一環として、旧獅子漁協のいわゆるアゴ網を操業している皆さんが、生月の漁場の中に入れるという覚書を交わしております。そのことによって、本来の操業ができるはずの生月の漁業者の皆さんが、旧獅子漁協から来るということで、その分見合う沿岸漁業の振興対策ということで、補助金を従来ずっと交付をしてきております。 議員御指摘のとおり、原資も間もなく底をつくような状況でございまして、今のところ、平成31年度まででこの特定目的基金もなくなりますので、市町村合併後に一度、生月漁協並びに舘浦漁協と交渉を持った経緯がございますが、合意に至っておりません。 これまでの経緯も含めて、今後の沿岸漁業のあり方等につきまして、早急に両漁協とも協議を進めなければならないというふうに思っております。 ◆14番(吉住威三美君)  だから、やっぱりおかしいでしょ、金に詳しい方ならわかると思うんです。合併した以上同じ自治体になって、同じ自治体で補償金やり取りしたりなんだりって、そがんばかな話があるもんですか、世の中に。やっぱりここはひとつ、私もちょっと調べたら地方財政計画上もおかしいはずと思います。あえて答弁をここで求めれば、ネットで流れますので聞きませんが。 そういうようなものをいつまでも支出するなんておかしいから、ここはひとつ、しっかり委員会でしていただきますようにお願いしますし、この辺について、部長の見解を求めて終わります。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  先ほども答弁申し上げましたように、これまでの経過もあります。ただ、補償見合いのような補助金の側面もございますので、今後の支出のあり方も含めまして、慎重に検討してまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  同じく17番、そこの下段の。大中型まき網漁業後継者育成奨学補助金、これは何人に幾ら出してあるのかお尋ねします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  これは、今現在1名の方に、高校生に奨学金を出しておりまして、月額はちょっと済みません、調べます。 ◆14番(吉住威三美君)  これ多分300万円予算持っておって、17番の額は300万円じゃろ。そうすれば1名分ぐらいで1カ月10万円やっても120万円、20万円やって240万円、見込みがないのにこれだけの額がいるのか、まだふえている要素があるのか、そこをお尋ねします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  この17番の水産業振興事務経費としての302万8,000円でございまして、そのうちの54万円が大中型巻き網漁業の奨学補助金ということになります。 ◆14番(吉住威三美君)  これは、事務経費は上の巻き網と大中巻き網とどう違うのか、私ども理解できんとですが、その基準とか分けるあれはどうなります。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  説明欄16の共済組合の運営事業。(発言する者あり) これは、生月地区の大中型巻き網の漁船に乗っている乗組員の皆さんの共済組合の運営の補助金、それから大中型巻き網、この奨学金も高校卒業して将来生月地区の大中型巻き網の船団に乗組員として乗られるという場合に支給されるものでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  いや、だから、上んとが巻き網せん、これも大中型巻き網でしょ、上も下も同じ規模のようになるんでしょ。ならここん中も大中型巻き網、漁業従業員共済連合の補助金て書いてもおかしいのに、ちょっと見れば巻き網ちゅうたら、例えばちょっとこまかとかな、大中型ていうたらふとかとかなとかというな理解とか誤解を招くような目の立て方しておるけども、それもおかしいような気がするし、この辺は、どっちにしてもいろいろ言ってもひまがいりますので、委員会でしっかりもんでいただきますようにお願いをします。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  130ページの説明の9番の漁港整備事業県工事負担金ですが、これ昨年からすれば2,000万円近くふえたような感じがすると思うんですが、ふえる要因があったのかどうなのかお尋ねします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  漁港整備事業県工事負担金でございますが、昨年度と比較しまして増額になっている主なものは舘浦漁港の、今話がありました大中型巻き網の漁船を係留するための岸壁の整備でございます。これが平成30年度から新規事業として始まります。平成33年度までの4カ年事業の予定でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  県工事負担金て、農林にも建設にもいろいろありますけど、こっちからお願いしてしていただく分については、うちも負担金払わないかんのですけど、水産課として生月の舘浦に護岸か何かをしてくださいという要望、要請がしたのかしなかったのか、そこはどうなりますか。
    ◎農林水産部長(染川勝英君)  舘浦漁協のほうから生月の巻き網船、大中型巻き網船が大型化しておりまして、今の岸壁では水深が浅いということから整備をお願いしたいという声が上がっております。 ◆14番(吉住威三美君)  今んとは数に入らんぞ、うちから頼んだのかと言いよるっちゃん、漁協からって聞いとらんとよ。お宅の水産部として、県にぜひともこうしてもらわにゃ困るってお願いをしたのかって、こう聞きよるわけです。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  これは逆に県のほうから、地元から要望があったのでということで計画に上がったというふうに聞きました。 ◆14番(吉住威三美君)  だから、そこを確認しとかんと。やっぱり市長、そういう事業するときは、うちの所管課を通してやってもらわんと、自分たちだけやって県からつけてえたせんって、一応県には要望しておりますよぐらいの話もしてもろて、市としても協力してもらえませんかと。総額ではかなりの額じゃろ、水深ば深くするわけじゃから。大体負担金は1億円ぐらいかかるはず、うちとしての負担金がよ。平戸市に1億円も払わせるとに、なしのつぶてって、そぎゃん話のあるもんかって。農協でも漁協でもあれですが、うちの所管部を通してもらってしていただかんと、平戸市の県道の県工事負担金もそうですけど、やっぱりそれなりにする以上、地元の皆さんの要望とか何とかを受けてやってもらうっていうこと、そこを徹底していただくようにお願いできますか、市長。 ◎市長(黒田成彦君)  確かにこういった形の事業の流れというものは、関係者はそれぞれ合意のもとに進めなきゃならないと思っておりますし、制度がそうだからといって、後追いになってはいけないと思っています。これも町時代からのそういった流れを引きずっている部分もあると思いますので、今議員御指摘のとおり、手順としてはやはり地域の声と言う形で、我々が県にお願いに行く、そういう形を整えながら、きちんとした合意形成と、負担に対する理解を議会にも求め、きちんとした整備をするのが妥当であると思っておりますので、そういうことを漁協にも申し入れたいと思います。 ◆14番(吉住威三美君)  先ほどのもらうものはもらう、負担させるものは負担させる、余り虫のよか話のごたるせん、私はちょっとこの辺についてはきつく話をしよるわけですので。やっぱり自分たちが我慢しなければならないところは我慢してもらって、同じ市民の財布の中から払うわけですから、自分たちだけで払い切れば、地元負担だけでできればいいけれども、地元自治体に払わせるときには、やっぱり市を通して、いいんですよ、舘浦が県にお願いしたって、それはそれで構いませんけど、県に行くとなら、こがんして県に行くってしよりますぐらいの話はあってしかるべき。負担金だけ出してってそれは虫のよか話じゃもの。 その辺をしっかりやっぱり生月支所長あたりも考えていただいて、地域の皆さんには、うちの例えば水産課でも農林課でも建設でもいいから、県工事負担金については、通してやっていただくようにお願いしますというの、周知徹底するようにお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  次、行かせていただきます。よろしいですね。 ◆5番(田島輝美君)  いいですか、114ページなんですが。6款の農林水産業費のこの農業委員会運営事業で金額分けられていますけれども、3月1日にかな、新しい農業委員さん、新しい今度の農業法の中で新しい農業委員会が発足をして19名の農業委員さんと18名の最適化推進委員さんが決まって発足をしているわけですけれども。当然農業委員会の運営費として1,600万円って、昨年からすると400万円ぐらいの増、当然これは上がってしかるべきなんですけども、それで局長にちょっとお尋ねしますけども、今以上にこの平戸の農地の管理というのは、農業委員会がきちんと把握をしなきゃならない。そういう中で、非農地の届け出あるいは、この農地は、再度農地に復帰できるのか、全くできないという、そういう集積をきちんともって一覧で端的でできるような、そういう集積事業っていうのは必要になってくると思うんだけども、これも予算の中で、そういうきちんとしたもんができているもんなのか、ちょっと。 ◎農委事務局長(吉村藤夫君)  非農地等の関係もありまして、利用状況調査を毎年行っておるんですが、この事業では、調査を3番の機構集積支援事業も絡んでおりますので、この金額とあと農業委員会の運営事業、農業委員の報酬と推進委員の報酬プラス今年度からの農地の最適化の交付金事業、これが260万円ほど予算が来るようになっておりまして、これ全額そういう農地の集積等の活動に、農業委員指導推進委員の報酬として支払うことができるということになっておりますので、その分を組ませていただいております。 ◆5番(田島輝美君)  そこが、私が一番気になるところで、なぜ農業委員さんと、この最適化の地域の推進委員さんを分けているかっていうのは、やはり今までの農業委員さんの業務イコールこの農地の集積事業でもあったわけ、それを完全にある程度分離をして、今回、機能集積の370万円、あるいは最適化の補助金の250万円で、私が言う、市内全体のそういう農地のきちんとしたもんが、ことし1年でできるって理解していいですか。 ◎農委事務局長(吉村藤夫君)  この利用状況調査は毎年行っておりますので、この経費については今までどおりでございますが、さらに農地中間管理機構への集積を図るという意味での、この260万円ほどの交付金が来るようになっていますので、その辺は地域とよく話をして、農業者が貸してもいいという農地を、例えばアンケート調査を実施するなりのような形で、集積にもっていこうというこの事業でございます。 ◆5番(田島輝美君)  そういうアンケートとかいろんなものが必要なのは、職員の今の段階ではできないじゃないですか。だから、そういうものを最適化の推進委員さん、この人たちに頑張ってもらって、やっぱり地域に密着しているわけだから。そういうもんで、これから県との、今中間管理機構との連絡の中で、連携の中で、きちんとやっぱり集積をしていかないと、農業法人をつくる、あるいは後継者を育成する中でも、一番主になってくるのは営農集落のこういう事業、あるいは法人化だから。そういうのに基礎になるのがこの集積事業なんです。だから、そういうもんについても、やはりこれぐらいの予算で本当にそういうのができるのかなと思って、農業委員さんの最適化のこの推進担当には頑張ってほしいなと思って。ぜひともそういうことで農業委員会の中でもきちんとそういう話をしながら、この推進にはきちんと当たっていただきたいなと思います。 ○議長(大久保堅太君)  よろしいですか。進めてよろしいですね。 ◆14番(吉住威三美君)  132ページの商工業振興費の中の3番の一番下段中小企業振興資金預託金として、1億5,000万円が出ておりますが、現在幾ら預託があって、利用がどのくらいあっているのか、そこお願いします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  いわゆる平戸市中小企業振興資金の融資状況ですけれども1億5,000万円の預託に対しまして、これは昨年末の融資残高ですけれども、親和・十八銀行両銀行で、168件5億8,357万8,000円でございます。  (「もう1回、数字もう1回」と呼ぶ者あり) 5億8,357万8,000円でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  前にも預託してあったと思うんですが、全部でこれだけですか。今度1億5,000万円積み増すんですか、そこをお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  この預託金は、もう御存じだと思いますけれども、融資をする担保となるものですから、協調倍率で3倍になっております。以前は2億円を積み立てておりましたけども、現在1億5,000万円で、預託を繰り返しております。当然のとおり、年度当初に預託をして、年度末には利息をつけてまた戻ってくると、この繰り返しになるかと思います。 ◆14番(吉住威三美君)  そしたらあなたの言う3倍なら4億5,000万円しかできんとに5億円幾らあるっちゃろ。数の合わんとのその辺の整合性はどうなりますか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  これは、貸し付け側の銀行側がそこの部分を担保しながら貸すわけでございますので、最終的にはそちらのほうの判断に委ねられるということで考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  いやあなたが3倍ちゅうたせん、私は聞きよるだけばい。1億5,000万円で、あとは貸す側の裁量権ですよちゅうたら何も言わんとよ。あんたが3倍ちゅうたでしょ。それば言わんとなら聞かんとよ。それは結局もう1回お願いします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  金融機関側の裁量でございます。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  134ページの観光費の1番、平戸観光応援隊設置運営事業として705万8,000円ありますが、どのようなことをするのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  この事業につきましては、平成25年度から創設させていただいております。事業内容、目的につきましては、近年の交流人口の拡大を図るために、行政だけではなく、民間主体の事業運営方法というのを導入しようということで、発足したわけでございますけれども、現在、市内のイベント企画運営会社法人に委託しておりますけれども、市内外向けのPR、それとタブレットを用いました観光案内、イベントの録画、それを用いました動画配信、そしてボランティアガイド派遣と運営、そして、四季めぐりフェイスブック等の企画と運営、さまざまな分野において、市とタイアップしながら事業運営をさせていただいているところです。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、民間にお願いしているということですが、費用対効果として人間でもいいし見込み売り上げでもいいし、どのようになっているのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  数字として私どもが把握させていただいている分については、発足当時ボランティアとして登録していただいた方が三百数人でございました。現在は2,700名に上っております。 また、こういった事業、さまざまな観光行事にイベントに対して協力をいただける協力店舗も当初30軒にも満たなかったんですけど、今60軒ということで上がっています。 また、ボランティアとして、各種イベントに協力、派遣していただいた方々も、当初100名にも満たなかったんですけども、いまや500名ということです。 また、フェイスブックのフォロワー数もゼロから始まって、現在2,300、ラインの登録数もゼロから始まって1,400ということで、事業実績も確実に上がってきているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃああなたが言う、当初300とか100人とかっていう数字を上げましたが、そのときの予算幾らでそれぐらい上がったんですか。前んとこ言わんなら聞かんばってん言えば聞く。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  当初から同じ予算額で始めさせていただいたと思います。途中、業務数もふえましたけれども、当初この予算額でスタートいたしまして、途中私どもの観光課内の職員もこれに合わせて1名を減員いたしまして、そしてこちらのほうに充当していくということも人事当局とお話をしまして進めてきているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、当初から額は変わらんということであれば、今日に至るまで3,500万円ぐらい投資してきたということですね。それから言えば、あんまり費用対効が上っとらん。まあ、それは結構です。もし、委員会で機会があれば、よくよく深く調査していただきたいと思います。 ○議長(大久保堅太君)  それでは、よろしいですかね。 9款消防費から歳出の(発言する者あり) ◆14番(吉住威三美君)  では、次の九州オルレ平戸コース誘客促進事業を聞きます。 この金について平戸コースの誘客促進事業ですが、何人ぐらい参加して、どこどこで1カ所だけなのか、開催場所とかコースとかをどのようにしているのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  この九州オルレ平戸コースにつきましては、平成25年に九州観光推進機構と韓国済州島のオルレ協議会が締結した1つのコースとして選定されております。ここにつきましては、これまで平成28年度の実績といたしまして、韓国人に限っては2,600人、そして日本人に関しては、2,300人がこのコースを利用しております。これ、あくまでも観光推進機構が把握したイベント等における数値でございますので、ごらんのとおり、平日も飛び込みで来てコースを満喫してる方もいらっしゃいますので、その分については正確にはカウントしてないところでございます。あくまでも推進機構が公のところで開催したイベントとして把握しているのがこの数字でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  同じところの6番、観光人財育成プログラム事業835万円ですが、これどういうことされるのか、まずお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  これにつきましては、一般質問にもございましたように、市では総合計画の中でもこれまでおもてなし再生の再構築を図ってきておりましたけれども、平成30年度より平戸版のDMO化を進めるために母体となるべき平戸観光協会へ専門家1名を招聘し、DMO化に向けた調査・分析、組織化を2年かけて計画では行っていく予定でございます。そのための専門家の招聘委託料となっているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  では、単純に言えばこれ専門家の人件費ですか。2年間ということは、来年も835万円出すということですか。835万円といえば、うちではかなり上級者の費用と同じぐらいですが、そういう偉い方が来られるんであれば一回お会いしたいなと思ってますが、そのとおりかどうかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  確かに、専門性を有するところでございまして、最終的な組織をつくるためにはそれ相応の知識をもった方々が必要と考えているところでございます。幸いに県の補助金制度もございまして、これに充当します補助金が約560万円ほどございます。そういったものを活用して推進を図って行きたいと考えているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  まあ、あるせんかで、そがんもんのあるせんってしゃにむに使ってしまわんでよかっちゃからさ、それはそれでよかせん。 次、5番の宿泊施設バリアフリー化支援事業というのは、今年度どの程度予定して予算化したのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  本年度は4施設、上限額の200万円を計800万円予定して計上させていただきました。 ◆14番(吉住威三美君)  これは、まあ4施設ということはホテルですよね、大体。小さい宿泊施設は入らんちゃろ、どうですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  要綱では、市内の宿泊施設で当然のところ市税に滞納のないこと、対象者といたしましては旅館業法に基づきます旅館宿泊業を行う施設としておりますので、大小にかかわらず対象となります。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、あとは宿泊定員とかの数とかはないわけですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  あくまでも旅館業法によります営業許可をいただいているというとこにあります。 ◆14番(吉住威三美君)  それでは、次のページ136ページ。平戸城大規模改修事業の中でどのような工事を、何とかやぐら、狸櫓か乾櫓かっていろいろ書いてましたが、それと市長の今年度の初日の挨拶の中で宿泊可能なとかいうふうに聞いた覚えがあるんですが、そのへんはどうなるのか、どのような事業をするのか、そして何カ所するのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  この事業につきましては、一般質問でもございましたように日之岳城が焼失して再築城が完成した後、300周年を迎えるために大改修を行うということで、平成29年度2,000万円をかけまして調査、実施計画をいたしまして、大規模改修を予定しております。もうおっしゃるように全て本丸以下、4つのやぐらがありますけども、それを全て行うとこで考えております。約3カ年計画で考えておりますけども、当年度は狸櫓、乾櫓、北虎口門、塀の改修、それと北虎口書院等々の外周、内装等々を全面改修行う予定でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  内も外も全てリニューアルするっていう理解でいいんですね、どうですか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  御指摘のとおりです。 ◆14番(吉住威三美君)  リニューアルのあれとして、本漆喰を使うわけですか、仮漆喰を使うわけですか。塗装についてはどうされるのか、それから空調なんかはどうするのか、そのへんも詳しくお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  改修内容ですけれども、大きなところでクラック発生部のところにつきましては補修をさせていただきます、当然のとおりです。それと、塗膜の浮き部の補償についても、ポリマーセメント系のモルタルについてリニューアルを図るようにしております。 漆喰の浮部補修についてでも、本漆喰で改修を予定しているところです。鉄筋爆裂部分もございますので、ここの部分についてははつりを行いまして、ポリマーセメント系モルタルについて形状補修正後、塗装にて仕上げるようにしております。 内部につきましては、当然補修もするようにしておりますし、屋根の改修につきましては、永年もてるようなところで全面吹きかえということで予定しているところでございます。空調のこともございましたけども、適宜その部分につきましては改修をしてきておりますけれども、経年劣化が進む部分については改修を予定しているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  まだ答弁もろうとらんとのありますが。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  市長の施政方針演説の時にありましたけれども、これに伴いまして懐柔櫓を宿泊施設に衣がえしようという計画もあわせて持っております。これは、次年度以降の計画に載せておりますけども、これにつきましては、耐震の関係、それとか消防法、旅館業法等の制約等もございますので、その調整を今現在図っているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  よかよ、今度はこの2億1,700万円の予算について聞いたとせん、来年また聞けばよかっちゃろうけんさ。ただ、市長がそういう話出したもんせん確認のため聞いただけでございますが、それから同じところの16番、自然公園管理運営事業の中にこの金額の中に借地料がどのくらいで、平米的にどうなるのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  自然公園の借地料ですけども、自然公園だけではなく海水浴場等も入っておりますけれども、約300万円が借地料となっております。 ◆14番(吉住威三美君)  自然公園って、まあ海も自然かもしれんばってん、下の海浜公園にそれ入れてよかっちゃなかと。あなたどんが分け方でおいどんが勝手と言われればそれまでばってん。それなら面積幾らで平米当たりどのぐらいで借っているとかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  契約面積は50万8,707m2でございます。そして、単価でございますけれども平米80銭から240円まで幅がございます。 ◆14番(吉住威三美君)  そうしますと、大島、田平、平戸、生月とございますが、その50万8,770m2のうち、そう分けますとどのようになりますか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  平戸地区で48万2,693m2、51万9,860円、生月地区で……  (「面積で」と呼ぶ者あり) 面積で、はいわかりました。面積は平戸地区で48万2,693m2、生月地区で2万6,000m2、田平地区で14m2です。 ◆14番(吉住威三美君)  まあ、いろいろ言ってもあれですから、多分借地料がいろいろ、それこそ80銭から240円までの差があるというのは、このへんのあれは再契約できるのかできないのかしらんけど、ある程度の単価統一というのは考えられんのか、最後にそこだけお願いします。 あとは、まあ聞かれませんので委員会にお任せします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  この質問につきましては、一昨年の3月議会で吉住議員が同様の質問をされたと記憶しておりますけれども、現在行革の中で負担金、補助金そういったものの見直しをしているところでございます。これにつきましては、引き続き検討課題として我々も承知しておりますので、これの是非については何らかのことも考えた中で検討してまいりたいということは考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  海浜公園はどこどこあるのかお尋ねします。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  根獅子、そして御崎、そして早崎、この3カ所です。 ◆14番(吉住威三美君)  ここについては、ただ管理運営事業だけで借地料とか何とかは伴ってないわけですよね。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  御崎の海浜公園につきましては、借り上げ料が定額で10万円発生しております。 ◆14番(吉住威三美君)  あとは無償で借りて、管理運営ということですから清掃とか何とか委託してあるのかどうか、そこはどのようなことで500万円いってるのか、10万円の借地料は構いませんけど、どうなるでしょうか。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  大宗につきましては、シルバー人材センター等に清掃等については委託しておりますし、軽易な分につきましては地元、根獅子につきましては地元の方々にボランティアで出ていただくなどして清掃管理り当たっていただいているところでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  そりゃあおかしかろう。根獅子は地元で御崎は借地料があってシルバーで、早崎もシルバーにさせよるちゃろうせん、やっぱり市民公平に扱うためには根獅子もシルバーに頼んであげるべきじゃない、軽微なもんって、あそこも結構作業があると私は見るけど。 ◎文化観光商工部長松田範夫君)  答弁が少し、あの誤解を招いたかもしれませんけれども、基本的なところにつきましては、直営、委託でもって私どものほうが責任をもってやっていっているところでございます。 また、借地料につきましては、平戸市の所有地でもあったりしまして地域事情が違いますので、そのへんについては考慮しながらこういったことは配慮しているとこでございます。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  次は、148ページ。港湾整備事業県工事負担金についてお尋ねします。 これは、県工事が正確にどこどこであってるかというのを把握しておりませんので、港湾はどこどこやっておられるのかお尋ねします。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  県営港湾の整備箇所につきましては、大島港、それから川内港、平戸港の白浜地区。 以上でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  これ、3港でいいんですね。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  自然災害防止事業まで含めますと、古江港もございます。それから田平港。 以上でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  私は、この2番の説明の中の4,288万7,000円に含まれている場所というふうに理解していただいて結構です。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  申しわけありません。今のもう一回繰り返しますと、大島港、川内港、平戸港の白浜地区、田平港、古江港ということになります。 ◆14番(吉住威三美君)  このあとは自然災の話のようなごとでもありましたが、大島、川内、平戸白浜で事業費が多いのはどこでしょうか。 ◎農林水産部長(染川勝英君)  大島港、これは神浦港地区になります。 ◆14番(吉住威三美君)  150ページ、都市計画総務費でここで7人おるんですね、こう見てますと、次の公園費の中で職員が1人、それからあとは、土地計画費の中でございますが、まちづくり推進費で2人とあとそれが土地計画費の中での人件費ですが、都市計画総務でございますが、この中で審議会とか景観、審議会の運営事業とか、さまざまございますが、金額の割にその人が多いのではないかというような感触を受けるんですが、上の都市計画総務費の中で7人の方がされている仕事をお尋ねします。 ◎建設部長(川上利之君)  この総務費での業務内容でございますけれども、ここに掲げております特には特殊地下壕安全対策整備事業等が主になるとは思いますけれども、あと景観審議会とか土地計画審議会等の事務業務ですね、そのようなことをこの中では行っております。 ◆14番(吉住威三美君)  いやね、私が疑問に思ったのは公園費で1億4,200万円は職員1人でしょう、こっちまちづくりのほうでは2人でしょう、ここも1億2,700万円街なみ環境整備まあ補助金ですから、これはあれでしょうけど、仕事は2人か3人かでせんで7人もおるばってん、この都市計画としてどのような業務をされてるかというお尋ねですよ。(発言する者あり) ○議長(大久保堅太君)  吉住議員、ちょっと時間が必要なので委員会に申し送りしてもらえませんか。(発言する者あり) 午後からの答弁でよろしいですか。 それでは、ここで休憩いたします。午後の会議は午後1時30分に再開いたします。                休憩 午前11時56分                再開 午後1時30分 ○議長(大久保堅太君)  会議を再開いたします。 引き続き、議案質疑を行います。 ◎建設部長(川上利之君)  午前中は、大変申しわけございませんでした。 吉住議員の御質問にお答えいたします。 都市計画総務費の7名分につきましては、課長以下建築営繕班6名の人件費であります。 事業分掌に基づきそれぞれの業務を行っているわけですが、建築営繕班については、他課からの業務委託も年間約140件ほど受けております。その人件費を都市計画総務費で組んでいるところでございます。 以上でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  午前中、そう答えていただければよかったんですけど、仕事が何かちゅうことだけですので。 単純に見ますと、7人だけであれだけの、ここに書いている目だけの事務量であればかなり少ないのかなと思って、人員削減に値するのじゃないかと思って聞いたわけでございます。 結構です。 ○議長(大久保堅太君)  ほか、ございませんか。 それでは、9款消防費から歳出の終わりまで、155ページから198ページまで。また、第2表債務負担行為6ページ、第3表地方債7ページもあわせて質疑を行います。 ◆6番(山内政夫君)  164ページ。小学校費、学校管理費の中に扇風機設置事業と新しく出ております。大枠で考えていいことだなというふうには思っておりますが、1、2ちょっと教えてもらいたいのは、扇風機をつけるということになった原因ですか、それは保護者のほうからの要請なのか、理事者のほうが子供たちを大事にしようと思って出したものなのか、そこら辺の提案の、予算化の原因をひとまず先に。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この扇風機設置につきましては、議会からの要望もありましたし、他市の状況も踏まえまして検討したところでございます。 ◆6番(山内政夫君)  今の答弁は、いろんなこと考えた上で、教育委員会のほうで自主的に考えられたというふうに受け取っていいわけですね。 じゃあもう一つ。本当は、エアコンを付けてあげたいです。扇風機で足りるのかどうかというのは一つある。だんだん夏が気候の変動で暑くなっています。家はほとんどエアコンあるんですよね。小中学校だけない。高校は、保護者会でやっているところもあるし、ある程度あるんですけども。小中学生がちょっとかわいそうだなと思うんですけど。扇風機を使った場合、不便なことが考えられるんですけど、そこら辺も検討されたのかなと思いまして、その点、お聞きしたい。 ◎教育次長(佐々木信二君)  議員おっしゃられますように、本来であれば空調機があったほうが一番望ましかとは思いますけれども、実際に実行するというふうになりますと、例えば実際にエアコンを付けた場合には4億円以上、そしてまた電気料のランニングコスト、これは毎年発生しますけれども、これが1,100万円以上かかるという試算もございました。 そこで、他市の事例等見て、扇風機でどのような効果があるのかなということも調査したりしまして、扇風機を付けますと、体感的に教室は2度余り低くなるということもありますし、学校の教室の壁用として専用のそういった扇風機もございますので、他市の状況を見て設置を検討したという経過でございます。 ◆6番(山内政夫君)  3回目ですので。もう一点、家庭の扇風機となると私どもも使ったことがあるのでわかるんですが、学校用の扇風機というのは、耐用年数がどのくらいあるのかなというのが1つ。 それからもう一つ、寒冷地の小中学校、寒いときどういうふうにしているのかなと。公的な援助か何かで暖房とか、そういうのをされているのかどうか。いわゆる高校と小中学校、義務教育と当然違いますので、例えば小学校で何か保護者会がするってしても、高校は当然、保護者会がしますが、小中学校はなかなかそういかないところもあるんじゃないかなと思いまして、参考までに1点目は、寒冷地のほうは、小中学校の、寒さ対策はどうしているのかというのが1つ。 もう一つは、現在計画しておる、扇風機の耐用年数はどのくらいあるものかなというのを、念のため、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この、今回導入を検討しております扇風機につきましては、耐用年数は一応5年と。ただ、設計上の使用期間というのは10年あまりはもてるというふうにはなっております。 寒冷地の対応ですけれども、今のところ私のほうではちょっと、市内のほうでは特にそこの対策は、今のところ見い出せてないというのが現状です。 ◆6番(山内政夫君)  後で結構ですので、寒冷地の小学校、寒さが大変だと思うんですけど、どういうふうにしているのか、教えていただければと思います。あとは委員会のほうでお願いします。 ◆5番(田島輝美君)  今のちょっと同じ事業の関連でお聞きをいたしますが、これまでの主な学校施設というのは、学校を建てて、体育館を建てるで、それで終わりだったんですね。ところが今、この学校施設については耐震化も含めて、こういうランニングコスト、要するにICTなんかもずっとそういうランニングコストがかかるような施設になるわけです。 そうしたときに5年後、今、耐用年数5年、この扇風機あと10年、学校生徒数がかなり減る、最終的には私は小学校なんて4人、5人、複式にしたって、七、八人です。そういう部屋は学校の施設が余っていくと。 改めて聞くけども、この扇風機を中学校で何室に設置をして、小学校で何室に設置するのか、トータル的にこの扇風機が何台になるのか。 じゃああと5年後、10年後、どれだけこの複式の中で教室が余っていくのか。こういう教室も全てに扇風機を設置するわけ。その数字と、あなた方の見込みばちょっと言って。そしたらランニングコストが幾らになるというのが出てくるんだけども、そこまではっきり協議をしてこの事業に取り組んだのか。もう一回。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この扇風機の設置に当たりましては、小学校では普通教室の116教室に、1教室を4台考えております。中学校については、普通教室の39教室、これも1教室当たり4台と考えております。 5年後につきましては、今、おっしゃられているのはおそらく、今度、学校の適正規模、適正配置というふうなことで、今回、中津良と堤の小学校が統合になったわけですけれども、そこ当然行きまして、ただ今の適正配置の中で、やはり小規模校ということで、私たちも回らせていただいて、もうしばらくは統合まで至らない。 ただ、おっしゃるように小規模校でも教室としては、ただ複式にはなって幾らかの教室は少なくはなるのかなと言いますけども、それほどはならないということで考えております。 ◆5番(田島輝美君)  確かに扇風機といっても、そんなに家庭で直接子供が受けるような扇風機じゃなくして、窓を開けて教室の風が対流する、それぐらいの壁掛けの扇風機ぐらいなのかなって想像するとばってん、今こちらが言うように、もう一回、それは扇風機は夏だけ、冬場のあの寒さの中に子供たちに、招待給食なんかに私たちが行ったりした時も寒いんです。その中にやっぱり洋服着て、我慢できている部分もあるけども、他市の場合って、今、次長言いましたが他市の場合は、そういう将来を見越して、閉校あるいは複式になる、そういう集約した教室に対してクーラーを設置しているわけ。 だから、最後にもう一回聞く。あなた方は担当者として、このランニングコストが高くなるっていうけども、将来5年後、10年後するならば、そういう計画をして、むしろ冬も夏も対応できるような、そのクーラーっていうのは、担当者として財務に対してはそういう意見というか、議論はなかったのか。そこだけ聞いて終わりたいと思います。 ◎教育次長(佐々木信二君)  正直申し上げまして、学校の校長会のほうからも、やはり空調にならないだろうかというふうな、確かに要望ありました。ただ、今現在できることについては、とりあえずそういうことで、扇風機でさせていただきたいということで、議員おっしゃられるように、今後、確かに5年、10年後を見据えて、やはり近隣の市町村でも、例えば長崎とか佐世保なんかについては、やはり今のところ、まだ扇風機ということで、隣の市につきましては、統合をすることによって空調に切りかえていうというふうなことも実際あっておりますので、そこのところは十分にそこの辺も踏まえて、今後その5年、10年の中で検討をさせていただければというふうに考えております。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  同じ扇風機の下の4番のスクールバス・ボート運行事業。スクールバスが今現在、何路線で何台動いてあるのかをお尋ねしたいと思います。 ◎教育次長(佐々木信二君)  現在、スクールバスにつきましては、6路線で6台でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  じゃあ、今度、閉校したのも含めてなんですね、これ。新年度せんね。それでよかと、確認して間違いない。 ◎教育次長(佐々木信二君)  済みません。現在が6路線で6台、今回新年度は2台ふえまして8路線の8台ということでございます。 ◆14番(吉住威三美君)  だから、この2,800万円というのは、新年度予算で聞きよるちゃから、4月から動かんとかなと思って確認しただけでございますので、それと船については1カ所だけと思うんですが、船だけでどのくらい費用がいっていますか。
    ◎教育次長(佐々木信二君)  スクールボートの委託料につきましては、400万円程度となります。 ○議長(大久保堅太君)  ほか、ございませんか。 ◆15番(竹山俊郎君)  158ページの自主防災組織育成事業なんですが、自主防災組織が全自治区、組織ができあがりました。組織立ち上げのときは、専任の担当者を雇用して組織をつくっていったと思うんですが、今回は組織の育成、強化に要する経費として予算が組まれているんですが、どういうような内容で強化しようとしているのか、そこら辺をお聞かせいただきたいと思います。 ◎総務部長松田隆也君)  自主防災組織育成事業につきましては、行政及び関係機関並びにそういった各地区にできました自主防災組織と連携をしながら、防災、減災に関する取り組みを行って、災害に強いまちづくりに寄与しようということで、平戸防災ネットワークの力を借りながら、各地区に推進を図り、行政としても各区長さんたちの集まりの際に必ず年に1回そういう訓練をしてくれませんか。あるいはまた、防災士の育成に協力してくれませんかと呼びかけしながら、両方で連携を深めていこうということで、防災ネットワークの団体への委託料ということで100万円、それから残り16万円につきましては防災士の育成、資格取得を目指して20人分を想定をして、受験料の8,000円の20人分ちゅうことで16万円を加えて116万円を計上しております。 ◆15番(竹山俊郎君)  自主防災組織が立ち上げられたというだけで、各自治区の自主防災組織がいざというときにどういう活動をするか、いろんな面でまだまだ問題があると思うんですが、そこら辺の防災ネットワークもいいですけども、消防職員の退職者とか専任できるような方を雇用して、やっぱりきめ細かく、せっかくの防災組織ですから、いろんなものの相談ちゅうか、それがうまく活用できるような施策は考えられないですか。 ◎総務部長松田隆也君)  同様の質問も、きのうは2番議員からも出ましたけれども、本当に研修会とかそういった訓練等、各地区、今163のある中で今、実際25から30地区くらいしか実施できておりません。再三、私ども呼びかけますけども、なかなか区長さんたちの温度差ございまして、議員おっしゃったように消防上がり、あるいは団長さん上がりとか、そういう精通した方いっぱいおられますので、そういった地域に根ざした方々のルートをたどりながら、各地区できるだけ均一にまた推進を図りながら、私どもの目標とすれば5自治区は最低したいなという見込みで、30年度また取り込もうと思っておりますので、そういう面では、今ある区長さん方の集まり、それからいろんな方々と通じながら、そういうネットワーク張りながら努力してまいりたいと思っています。 ○議長(大久保堅太君)  ほか、ございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  174ページの説明欄の8番、市民大学開校事業について、少々詳しく御説明をお願いしたいと思います。 ◎教育次長(佐々木信二君)  このたび市民大学開校ということで、事業ということで御提案させていただいております。 この開催趣旨につきましては、現代は生活が多様化しまして、地域との住民の関係が希薄となってきているということで、互いにこのような中、助け合い、協力し合うことが必要であるにもかかわらず低下しているというふうなことと、また地域でやはり活動をしていらっしゃるリーダーというのが現在、たくさんおられますけれども、その方々の高齢化というのも1つには要因がありますけれども、そういったことで、そういった方々の人材不足といいますか、地域のリーダー不足というふうなことが言われております。 そこで、生涯学習の役割といたしましては、そういった地域で能動的に活動できる人材を育てていくというか、手を取り合っていくというふうなことが必要であるかと思います。 また、地域でまちづくり協議会というのも発足されて、そこではやはり地域を引っ張っていく、まとめていくような人材が必要でないかと思います。そういうことから、やはり私たちとしても継続的に、この人材育成というのはなかなか簡単にできる、育っていくというものではなくて、やはり気長くしていくということで、普段、学ぶことができないことを継続的に学んで、そこで皆さん知り合った中で協働していくというふうなことでの目的であります。 一応、期間としては1年、1学期生ということで、対象を高校生以上、対象人員を30名から50名ということで、場所は市立の公民館等それぞれ予定しております。これには、やはり受講料ということで、ある程度、対価を払って、対価というか受講料を払って、やっぱりそれに応じた、受益を受けるというふうな関係を築きたいということもありまして、入学金制度で入学金を一般の方を2,000円と、大学生を1,000円と。年間の受講料を一般の方で1,000円ということ。聴講料ということで、そこに講座にそのときだけ集いたいという方については500円ということでさせていただきたいと考えております。高校生は無料というふうなことです。 内容につきましては、一応専門家に講師をお願いして、講師につきましては、大学連携をしております県立大学とか国際大学の教授や、あるいは市長を初めその地域で活躍されている方を講師にできればということで、講座を6月から3月まで月1回で年に10回程度としまして、6月に開校して3月に閉講式というふうなことができればということで、1講座を1単位としまして22単位取得で卒業ということで、少なくてもだから2年から3年受講していただかないと卒業できないというふうな形でさせていただければなと。そういった形で、受講いただいた、卒業した方に、人材バンクというか、平戸市の人材バンクというのをそこで登録していただいて、活躍できる場を提供できればなというふうなことで考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  高齢者になってきたからちゅうことですから、年齢制限があるのかどうかが1つと、それから短期講義を聞きたい人は500円ということで、何かちょっと2回までとかってそういう回数制限してあったような感じもするんですが、それが1つと、それぞれの専門分野のエキスパートということでございますが、専門分野というのはどういうカリキュラムなのか、お答えいただきたいと思います。 ◎教育次長(佐々木信二君)  確かに年齢につきましては、できれば私たちの希望としましては50代とか60代とか、そういった方を中心にできればいいと思っておりますが、そこは年齢制限は設けておりません。 聴講料は確かに、済みません、私じゃなかったんですけれども、2回までということでさせていただければと。 あと、専門講義の内容なんですけれども、先日、生涯学習の公民館大会とあわせてやったんですけれども、そこでアンケートをとらせていただきました。そのアンケートの中でやはり1番、皆さんが興味があったのが健康づくりとか、歴史関係に興味があられた、もし講義を受けるとすればというふうなことでありましたので、そういったものを参考にしながら、進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  答弁になってないよ。あのね、500円で2回って、なぜ限定したのかって聞いたとよ。もう一つは、各分野専門家によるということで、あなた方、健康に関すること、それから歴史に関するこということは、それだけで1年間暮らさんちゃろせん、10回、年間するってこう言いながら、例えば市長も講師になって政治経済するとかどうかわからんけども、そういうのをしたり、あといわゆる、6月からかな始まるのは、6月は健康づくり、その次は歴史、その次は何とか、そういうふうなものはまだ、はっきり何もしとらんわけですか。それで予算だけというのはあんまり虫のよすぎるちゃないですか。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この講義の内容につきましては、まずは大学のほうに今、県立大と国際大のほうに2回、ちょっと実際お邪魔をしまして、そういった講義の内容について、具体的に大学のほうでも扱っている講座がありますので、そことうちの方とすり合わせながら、そこは進めているところでございます。 聴講料の2回につきましては、基本的にはもう30名から50名ということで、その方々をターゲットに考えております。その分野に限って特に聞きたいということであれば、そこで聴講料として2回ほどは、そこはいいんじゃないかということで、考えていたところです。 ◆14番(吉住威三美君)  私は2回ほどいいんじゃないかって考えてってばってん、教育委員会の総意なの、それ、生涯学習の。聴講2回というのがなぜかと聞いてるんです。4回でもいいんじゃないかという意味ですよ、これは。なんで2回かという、その答弁をください。何遍もしろって言うたって、弁今、まだもらっとらんけん、今ので1回にならんけんね。 ○議長(大久保堅太君)  明確な答弁お願いします。 ◎教育次長(佐々木信二君)  私どもといたしましては、今、言ったように対象人数をある程度絞りながら、絞りながらというか、ターゲットを絞りながらこういったことをさせていただきたいということで、30名から50名ということで、そこは縛りをさせていただきたいと思います。 2回ということにつきましては、そういった中で皆さんが多く集まるということになれば、なかなか専門的に厳しいということで考えておりまして、年間を通じたということを基本というふうにしているものですから、特殊なものとか興味を引かせるものについて、そういったことでの参加ということでさせていただきたいと思います。 ◆14番(吉住威三美君)  させていただきたいじゃ、あなた答弁になっとらんじゃん。それなら例えば、あなたが30から50人と、30人のときはあと20人は聴講してよかわけか、50人のときは1人か2人しかできないのか。例えば、さっき言った健康づくりは2回まで、歴史なら2回までって4回ぐらい聞きたいって、興味のあるものについてはってあなたおっしゃったけども、その辺のとこといっちょん話のかみ合わんとばってん、どうですか、いいんじゃないの、別に。50人が55人になっても。多いほどいいと思いますよ、私は。 ◎教育長(小川茂敏君)  私のほうからお答えさせていただきます。 このたびの市民大学講座というのは、この1つの1年間を通じた学習を通じて、人材育成をしていこうということを基本といたしております。ただ、おっしゃるようにどうしても興味があるものというのは、あるだろうと思うんです。私はこれを聞きたいという方がいらっしゃるだろうと思うんです。ただ、それはあくまでもその講義を受けている、次回、受けてみようかって試しのつもりで受けるのには了とします。我々はあくまでも50人のこの人たちをしっかり教育をするということで、したがいまして、2回までというのは、2回ぐらいまでに制限しないと、好きなところだけをつまみ食いするようなことでは、この我々の成果は上がらないだろうと思っています。あくまでも2回というのは、2回参加してみて、次年どうしようかというような思いのために2回というふうに考えているところであります。 ◆14番(吉住威三美君)  もうあんまり言われんせん、言わんばってんさ、あなたがたの基本的な今回の目標は、地域の将来の指導者をつくるんでしょ。60代の人は3年間勉強させたら63です。80まで生きたとしても、そんなに地域の指導者として地域が認めないと私は思います。やっぱり、歳の80になってから何しようっちゃか、あのおじいはとか、あのおばあちゃんはとかってことにならないようにするためには、この制限の60歳ちゅうのは少し高いんじゃないかと私は思います。それはあなた方の感覚ですから。 それともう一つは、教育長が今、1年と言いましたけど、おたくは22回まで受けないと卒業生とは認めないとかしてあるわけだからつまらないんでしょ。それからすればあなたの言う数字は合わない。年間10回で2年しても卒業できんわけです。2年プラスあと2回せんと、最低22回でないと卒業したとは認めないと書いてるごたったけん、そういうことなら2年と、6月からすれば7月、8月、せいぜい2年と盆すぎまで、9月ごろまで行かんなら卒業という立場にならんということですけど、それだけの長期間をして、地域に将来の指導者、高校生はタダということは、よそに出ていくかもしれん人もただじゃろうし、地域に残って頑張ってくれる人もただ、この辺のところも少しおかしいんじゃないかと思う。地域の指導者と言いながら、他市に行く人も指導したって意味なかっちゃない。 平戸市の銭でする以上は、地元に残って、地域に根ざした地域のリーダーを目指して頑張ってくれるような人、そういう人が理想的、やっぱり選択の一つじゃないかと思うんです。その辺はもう総合的に含めて、これは市長の思い入れもあったんだろうと思うんですが、市長に最終的に締めていただくわけにはいきませんか。あとは委員会に任せますが。 ◎市長(黒田成彦君)  今回のこの市民大学というのは、9月定例議会のときに生涯学習10周年を迎える本市が、次のステップとしてどのような人材育成をするのかという議論があったことを踏まえて制度設計したものだと思っております。その際、先進自治体の事例を参考にさせていただきながら、当時はそこの先進自治体の市長が校長か何かの役割をやりながらやっていたこともあって、私も講師の一人で市民に思いを述べよというオファーがあっておりますので、今後の平戸市のあり方とか、行政や住民との連携とかについて、理解を求めていこうと思っています。 いずれにしても、吉住議員おっしゃるように、この大学で学んだ人材が地域に残って、地域づくりのリーダーとして活躍いただくことを目的としておりますので、詳しい制度設計は、もう一回、教育委員会のほうから答弁させたいと思います。 ◆14番(吉住威三美君)  もう詳しい制度設計等々については、委員会にお任せしたいと思いますので、次にいいでしょうか。 ◆13番(辻賢治君)  ページ数、155から156、消防費の2目の……  (「マイク」と呼ぶ者あり) ごめんなさい。155ページ、156ページになるのかな。消防費の2目非常備消防費の156ページの区分の9に旅費ってあるんですけども、旅費が3,458万6,000円って計上されているんですけど、内訳をちょっと、概略で結構ですので教えていただけますか。 ◎消防長(川口智和君)  旅費の概略ですけども、消防団活動につきましては、主に機械器具点検とか水火災出場の費用弁償でございます。 あと団訓練につきましても、幹部訓練とか(発言する者あり)費用弁償ということで旅費で計上しております。 まず、消防団活動につきましては旅費(発言する者あり)2,981万4,000円でございます。団訓練のほうですけども、旅費につきましては。 ◆13番(辻賢治君)  通常、我々が考える費目の旅費というのは、例えば移動とかそういう場合に旅費で計上されるというふうに思っているんで、金額が3,000万円を超している旅費なものですから、何で旅費がこんなに大きいのかなと思って、ちょっとわからなかったので質疑をしたところですので、費目が、今言った費用弁償がどうのこうのって言ってるそういう感覚は、正直言って全くなかったわけです。あくまでも費目は旅費ですから、ですからそれを、費用弁償等々もそこに、旅費に含んでいる理由は何なんでしょうか。そこをまず、ちょっと私が理解しないと話にならないと思いますので。(発言する者あり) ◎消防長(川口智和君)  先ほども申しましたように、旅費につきましては、費用弁償としまして機械器具点検とか水火災出場の出場手当、また訓練等の出動手当を費用弁償として計上しております。 ◆13番(辻賢治君)  消防のほうではそういうことで旅費にということでされていると思うんですけど、何か違う形で委員会等に出すときには、もうちょっとわかりやすくしたほうがいいのかなと思うんですけど、あくまでも感覚が違うんです、旅費と。どなたか、費目の。 ◎財務部長吉住龍三君)  以前は、出動手当ということで負担金補助及び交付金とかで出していた時期もあったんですが、先ほど消防長が答えましたように、今、実費弁償という形で費用弁償のほうで旅費で。大体、県下どこの消防団も一緒です。ということで、今は費用弁償で組むというのが普通のあれになっています、出動手当に関しては。ということで、御理解お願いしたいと思います。 ◆13番(辻賢治君)  そう言っていただければわかる。はい、いいです。 ○議長(大久保堅太君)  ほか。 ◆3番(山田能新君)  174ページ、2番の放課後子ども教育推進事業はどのような内容の事業なのですか。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この放課後子ども教室推進事業につきましては、放課後や週末等に小学校の余裕教室やあるいは公民館を活用して、子供たちの安心安全な居場所を設け、地域の方々の参画を得て、交流活動等の取り組みを実施することによりまして、子供たちが地域の中で心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進するという目的で行っております。 ◆3番(山田能新君)  このときの一般財源、特定財源の内訳はどのようになっていますか。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この事業が282万3,000円ということでお願いしております。国県支出金がございまして188万2,000円で残りの分が一般財源ということになります。 ○議長(大久保堅太君)  ほか、よろしいですか。 ◆14番(吉住威三美君)  176ページの平戸図書館へCOLAS事業、図書館に何か集めると、当初案の中に15人以上の団体を対象として平戸図書館へマイクロバス送迎、図書に触れあう機会を提供すると、こう書いてありますが、17万7,000円で1回当たりどのくらいの費用を見て、何回を想定しているのか、お尋ねします。 ◎教育次長(佐々木信二君)  この事業につきましては、20回を見ております。この金額で見ております。 ◆14番(吉住威三美君)  ちょっと不親切じゃない。こっちが聞いたこと、1回幾らで何回かちゅうのに、これ20で割ればこれ大体、八千幾らか。これどっからでもいいのかどうか。要するに宮ノ浦からでもよかし、松浦の境のところからよかし、江迎の境の深月あたりでもいいのか、その辺の距離的な問題とか、どのような手段でやるのか、車は何を使うのか。民間営業所を使うのか、スクールバスの空いた時間だけ使おうと考えているのか、その辺のところをお答えください。 ◎教育次長(佐々木信二君)  説明不足で済みませんでした。このことについては、一応市内の方々を対象にして、スクールバスを使わせていただきまして、マイクロバスの運転手の賃金とガソリン代、そのマイクロバスのガソリン代ということを考えております。 ○議長(大久保堅太君)  1回幾らというのも答えが返ってないです。 ◎教育次長(佐々木信二君)  済みません、マイクロバスの運転手が20回とガソリン代ということで、1回でいけば8,800円余りになります。 ◆14番(吉住威三美君)  まだ答弁になっとらん。 ○議長(大久保堅太君)  地域はどこからでもいいんですか。 ◎教育次長(佐々木信二君)  地域につきましては、市内の(発言する者あり) ○議長(大久保堅太君)  場所で端々でもどこでもいいんですか。 ◎教育次長(佐々木信二君)  はい。 ◆14番(吉住威三美君)  もう一回、お尋ねしますけど、言ったでしょ、深月でもいいのか宮ノ浦でもいいのか、そこいらの何とか町でもいいのかって、それでも8,000円とは違うんじゃろ。宮ノ浦から来ても新町から来ても8,000円か。あなたが言う値段はおかしいんじゃない。距離相当でやるのか、1回でやるのか。その辺もちゃんとしてもらわなし、スクールバスの運転手さんは、通常の業務以外にここをするわけだから、この人が何時間をめどにやるのか、そういう話も何もなかもん、わからんもん、これでは。 ◎教育次長(佐々木信二君)  済みません、このことについては、確かに距離によって時間的な制約があろうかと思います。一応、これはあくまでも今までの実績値の平均ということでさせていただいております。 ◆14番(吉住威三美君)  あのね、あなた方もよう理解しとかにゃ。学校のスクールバス、子供の登下校が主でしょ、この仕事、スクールバスを使うということは。そのあい中に使うんだから、例えば学校に連れてきた後で10時から12時までですよとか、2時までですよとかっていう時間を利用してやるはずなんで、スクールバスの運転手さんの拘束時間は何時間で時間給幾らで幾らになりますよという計算はしてあると私は思うんです。 それと、今までの実績でって、そんなら今まで来ていた人だけば車で連れてきて、新たな人はこれ連れてこないのか。新たなことを想定すれば、例えば志々伎の地域まちづくりの事務所からスタートして平戸の図書館に連れてきますと。15人以上じゃなければだめですよと。運転手さんは何時間拘束します。来られた方は図書館に何時ごろ着いて、何時ごろ送りますとか、そういうものがあってしかるべきでしょ。 まあ、もういいですよ。あと委員会でとくと協議していただきますようにお願いします。 ○議長(大久保堅太君)  ほか、ございませんか。 ◆14番(吉住威三美君)  182ページ、保健体育総務費の中の6番説明、フレンドリータウン推進事業36万2,000円、額が少額なんですが、これは何をされようとしているのか、お尋ねします。 ◎教育次長(佐々木信二君)  このフレンドリータウン事業でございますけれども、県内唯一のスポーツクラブと連携をいたしまして、運動機能の維持向上、スポーツを通じた地域振興を行うというふうなことで、具体的にはⅤ・ファーレン長崎の応援をさせていただきたいというふうに考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  おかしかろう。フレンドリータウンって、ただ応援に、どっから応援すると。あなた応援しますって、学校で応援するの、家でするの、場所まで行くの。何にもわからんじゃん、これ。もっと、例えばそれこそ通学バスを使って諫早まで行きますよとか何ないとあるっちゃなかと、これ。今のとじゃ、ちょっとこの予算認められんよ。 ◎教育次長(佐々木信二君)  済みません、内容が抜けておりまして。市民応援デーといたしまして、スクールバスを借り上げまして、そこで平戸から諫早の会場のほうに行って応援をするというふうなことで考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  おかしかっちゃない。今んとは市民ちゅうたろ。子供じゃなかとね。子供じゃなかとならスクールバスは使用外目的に値するし、市境を超えたらなお、おかしくなるんじゃないですか。 ◎教育次長(佐々木信二君)  そこのところは、子供さんも一緒に行ける分については行くというふうなことになりますので、そこは私どもとしてはできるものというふうに考えております。 ◆14番(吉住威三美君)  何回も聞かれんばってん、今んとじゃ話にならんじゃん。あなた市民って言ったら、子供も市民じゃあるばってん、普通、市民って言うときは親のことと私は思ったんですが、学生も市民には間違いない。おまけにいくら市民がするとに、市の境を越えてスクールバスが本来の使用目的に反するっちゃないかと言いよると。(発言する者あり)V・ファーレンに応援に行きましょうというだけで、何人想定してるとかも、じゃあ教えて。あんまり言いよれば、また委員会て言わなばってん、委員会も私の希望どおり聞いてくれればよかばってん、なかなか聞いてくれん。 ◎教育次長(佐々木信二君)  スクールバスの利用につきましては、目的外の利用の申請をしていただければ、スクールバスの利用はできることとなっております。 予定人員といたしましては、一応100名を予定しております。(発言する者あり) 済みません、平戸から諫早のほうというふうに考えております。台数につきましても、一応4台ということで。 ○議長(大久保堅太君)  ちょっと説明がうまくいっていないので、もう一回、一から答弁できるようにちょっと休憩しますので、よろしいですか。お願いします。                休憩 午後2時21分                再開 午後2時38分 ○議長(大久保堅太君)  休憩中の会議を再開いたします。 ◎教育次長(佐々木信二君)  大変申し訳ございませんでした。 このフレンドリー協定を、最初に自治体として平戸市がV・ファーレン長崎と結んでおります。その協定の目的の一つに、プロスポーツを身近で観戦して、スポーツに対する関心を、理解を生むというふうなことを目的に、親子観戦ということで50組、親子で100名ということで、1組5,000円の50組ということで、25万円の費用をかけまして、平戸のほうからスクールバスを4台利用しまして、諫早の方に応援に行くというふうな事業内容でございます。 ◆14番(吉住威三美君)  大体わかりました。あなたの説明で、大体、自治体同士のフレンドリー契約を明社長の地元である平戸が、一番に契約した経緯もあるということであればそうだし、市民じゃなくて、児童を中心に、児童生徒を中心にして、保護者が随行しなければいけないようになっとるって言えば、なんのことはなかとに、結局、後は、大体、おおむね、いつ頃を想定してあるのかだけ、教えてください。 ◎教育次長(佐々木信二君)  今のところ、私どもは、夏休みの期間中ということで想定しております。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。 ◆2番(池田稔巳君)  156ページになりますが、県消防ポンプ操法大会参加事業となっていますけども、これ、毎回当番で変わっていっているのかなと思いますけど、今年度はどこになっていますか。 ◎消防長(川口智和君)  今年度は、生月の3分団、舘浦でございます。 ◆2番(池田稔巳君)  私も昔、消防団に入って、そういう大会に出たこともあったんですけども、この当該の分団は、非常に、世話がかかるというかですね、しかし、事業としてはそこの当番になっておる分団だけが、一生懸命しとるような感じで、せっかく県に代表として行くというようなところでありますから、盛り上がりがいまいち市民にも足りないと、私は感じたところがあるわけですよ。それで、もう少し、総務部長、自主防災組織育成事業とか、防災会議運営事業とか、158ページにもありますけども、そういった方々のところも聞きたいんですけど、もう一口、その予算も取ってでも、市全体で盛り上げるようなことを考えられませんか。 ◎総務部長松田隆也君)  この活動も支援すると非常にいい事業でもありますし、そういう点では、今度、再来週、総会もありますので、その中でまた、議案として提案をしながら、どういう応援ができるのか、そういう自主防災のそういったチームとして、応援する姿勢も大事だろうと思いますので、提案してみたいと思います。 ◆2番(池田稔巳君)  158の防災会議運営事業の15万4,000円、この、何人ぐらいおられて、どういうふうな会議をやっとるんですかね。 ◎総務部長松田隆也君)  防災会議の委員は、40名ございまして、任期は2カ年間で、毎年1回、やっとるわけです。(発言する者あり)危険個所の遵守のとか、国、県からきた、新たに指定を受けた危険個所の確認であるとかですね、そういった改正を修正をし、その時々の状況、経過とか、それから検証すべきところとか、そういうところをお互い、この防災会議の中で確認をして、ここで、決めなければ補助対象にならないような、そういう指定を、そこで改めて確認するとか、そういう、いろいろ、さまざまな業務がございまして、そういう法定的なものも含めて協議をいたしております。 ◆2番(池田稔巳君)  きのうも一般質問で言いましたけども、消火栓ボックスの普及なんかもあるし、消防意識の高まりにもつながりますので、ぜひ消防ポンプ大会を機に、市でもっと盛り上げてやるような形で、皆さんが周知をできるような活動をしていただきたいと思います。 終わります。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  それでは、議案第39号の質疑を終結いたします。 日程第40、議案第40号から日程第48、議案第48号までの9件は特別会計予算でありますので、一括質疑を行います。 よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第40号から第48号までの質疑を終結いたします。 日程第49、議案第49号から日程第51、議案第51号までの3件は、事業会計予算でありますので、一括質疑を行います。 ◆14番(吉住威三美君)  水道事業会計をお尋ねします。 ページ数は、19ページの支出の分でお尋ねしますが、原水及び浄水費が559万円ほどアップをしておりますが、この件につきましては有収配水の給水費の方では少し、水量も減ったし、件数も減ったように説明を受けましたが、現実的にどのようになっているのかをまずお尋ねします。 ◎水道局長(橋口幹生君)  原水及び浄水費の559万円の増の件ですけど、これ支出の部で559万円ですけど、その大半を占めるのは、委託料の増であります。委託料につきましては、汚泥処理の委託料を300万円ほどふやしておりますので、その分が大きなものであります。 ◆14番(吉住威三美君)  水道の汚泥っていうか、あれじゃろ、浄水場の通常の汚泥じゃなくて、汚れのことじゃろ。 このへんで、結局、予算の、水道を生み出すお金はふえて、使う人は減って、販売数量も減ったじゃろ。それなのに、要するに、将来、負担がまた出る可能性があるんじゃないかと思って、念のために参考のためにお聞きしてるんですが、通常のまんまで水道料金を繰り越した場合、あと何年、あなたの立場で保証できるかをお尋ねします。 ◎水道局長(橋口幹生君)  以前の一般質問等でも同様な質問がありまして、お答えいたしたんですけど、経営戦略を立てたときには、平成29年の3月に立てているんですけど、その平成29年から10年間で立てとりますけど、期間の後半ということで、35、6年ごろ改定の必要がでてくるのかなと。昨日の池田議員さんの質問であったような、老朽管の修理とかも出てきますので、そのへんでまた、よく検討する時期が来るのかなと思っております。 ◆14番(吉住威三美君)  水道はやっぱ、市民にとっての命の水でもありますし、ぎりぎりになって考えるんじゃなくて、早目早目の推定をして、できるだけ、早い時期に少しづつでも改良できるものは変えていかないといけないし、水道行政を始めてから、かなり老朽化の施設もでてきてあってございますので、十分に考慮しながら、事業運営をやっていただきたいと思います。 終わります。 ○議長(大久保堅太君)  ほかございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  それでは、議案第49号から第51号までの質疑を終結いたします。 日程第52、議案第52号から日程第56、議案第56号までの5件について、一括質疑を行います。 56号まで、よろしいですね。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  議案第52号から第56号までの質疑を終結いたします。 以上で、全議案に対する質疑を終結いたしましたので、配付しております付託区分表により審査日程表のとおり、各常任委員会に付託いたします。 日程第57、報告第4号でありますが、招集日に説明を受けておりました報告に対する質疑を行います。 よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  質疑を終結いたします。 報告第4号はこれをもって報告済みといたします。 日程第58、定期監査報告でありますが、招集日に配付しておりました報告に対する質疑を行います。 よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大久保堅太君)  質疑を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 23日の本会議は、午前10時より開き、議案審議を行います。 本日は、これにて散会いたします。                散会 午後2時50分...