大村市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-08号

  • 自転車事故(/)
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  1. 大村市議会 2020-03-19
    03月19日-08号


    取得元: 大村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-31
    令和 2年  3月 定例会(第1回)◯出席議員は次のとおりである。    1番  堀内 学君        13番  宮田真美君    2番  高濱広司君        14番  野島進吾君    3番  光山千絵君        15番  朝長英美君    4番  晦日房和君        16番  岩永愼太郎君    5番  松尾祥秀君        17番  田中秀和君    6番  村崎浩史君        18番  小林史政君    7番  城 幸太郎君       19番  永尾高宣君    8番  中崎秀紀君        20番  山北正久君    9番  田中博文君        21番  古閑森秀幸君    10番  竹森 学君        22番  山口弘宣君    11番  吉田 博君        24番  村上秀明君    12番  水上 享君        25番  伊川京子◯欠席議員は次のとおりである。    23番  三浦正司君◯地方自治法第121条により出席した者は次のとおりである。 市長        園田裕史君     都市整備部長    増田正治君 副市長       吉野 哲君     教育長       遠藤雅己君 大村市技監     田坂朋裕君     教育政策監     丸山克彦君 企画政策部長    山下健一郎君    教育次長      吉村武史君 総務部長      田中博文君     上下水道事業管理者 朝長 定君 財政部長      楠本勝典君     上下水道局次長   原 慶一郎君 市民環境部長    杉野幸夫君     競艇事業管理者   馬場宏幸君 福祉保健部長    川下隆治君     競艇企業局次長   濱崎賢二君 こども未来部長   山中さと子君    総務課長      高木義治君 産業振興部長    高取和也君◯本会議の書記は次のとおりである。 事務局長      大槻 隆君     書記        吉原周平君 次長        長石弘顕君     書記        向 美樹君 係長        山下大輔君     書記        川口隆士君 係長        中村宏昭君     書記        法村俊弥君-----------------------------------          第1回定例会議事日程 第8号        令和2年3月19日(木曜)午前10時開議第1 第1号議案 大村市用品調達基金条例を廃止する条例(総務委員会審査報告)第2 第2号議案 市長の専決処分事項に関する条例等の一部を改正する条例(総務委員会審査報告)第3 第3号議案 大村市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例(総務委員会審査報告)第4 第4号議案 大村市体育施設条例の一部を改正する条例(総務委員会審査報告)第5 第5号議案 大村市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例(総務委員会審査報告)第6 第8号議案 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について(総務委員会審査報告)第7 第29号議案 大村市自転車安全利用及び自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例(総務委員会審査報告)第8 第6号議案 大村市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(厚生文教委員会審査報告)第9 第7号議案 大村市営住宅条例の一部を改正する条例(経済建設委員会審査報告)第10 第30号議案 損害賠償の額を定め和解することについて(経済建設委員会審査報告)第11 第18号議案 令和2年度大村市一般会計予算(総務、厚生文教経済建設委員会審査報告)追加 議会第2号議案 第18号議案令和2年度大村市一般会計予算に対する付帯決議第12 第19号議案 令和2年度大村市モーターボート競走事業会計予算総務委員会審査報告)第13 第20号議案 令和2年度大村市国民健康保険事業特別会計予算厚生文教委員会審査報告)第14 第21号議案 令和2年度大村市後期高齢者医療事業特別会計予算厚生文教委員会審査報告)第15 第22号議案 令和2年度大村市介護保険事業特別会計予算厚生文教委員会審査報告)第16 第23号議案 令和2年度大村市病院事業会計予算厚生文教委員会審査報告)第17 第24号議案 令和2年度大村市工業団地整備事業特別会計予算経済建設委員会審査報告)第18 第25号議案 令和2年度大村市水道事業会計予算経済建設委員会審査報告)第19 第26号議案 令和2年度大村市工業用水道事業会計予算経済建設委員会審査報告)第20 第27号議案 令和2年度大村市下水道事業会計予算経済建設委員会審査報告)第21 第28号議案 令和2年度大村市農業集落排水事業会計予算経済建設委員会審査報告)第22 第31号議案 副市長の選任について第23 第32号議案 人権擁護委員候補者の推薦について第24 第33号議案 人権擁護委員候補者の推薦について第25 議会第1号議案 市長に対する市政運営の改善を求める決議第26 常任委員会及び議会運営委員会の所管事項に基づく行政調査の報告について第27 常任委員会及び議会運営委員会行政調査に伴う閉会中の継続調査について △開議 午前10時12分 ○議長(伊川京子君)  皆様、おはようございます。 出席議員は定足数に達しております。 議事日程第8号により、本日の会議を開きます。 なお、三浦正司議員から欠席の届けが出ております。 また、田坂大村市技監から欠席の届けが出ております。 日程第1、第1号議案大村用品調達基金条例を廃止する条例から日程第7、第29号議案大村自転車安全利用及び自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例までの7件を一括議題とします。 総務委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長小林史政君) 登壇-----------------------------------総務委員会審査報告  第1号議案 大村市用品調達基金条例を廃止する条例 第2号議案 市長の専決処分事項に関する条例等の一部を改正する条例 第3号議案 大村市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 第4号議案 大村市体育施設条例の一部を改正する条例 第5号議案 大村市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 第8号議案 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について及び 第29号議案 大村市自転車安全利用及び自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の7件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 初めに、第1号議案大村用品調達基金条例を廃止する条例について申し上げます。 本議案は、市役所で使用する主要物品を集中購買することで、用品の取得、管理事務を円滑かつ効率的に行うため、昭和39年に設置した大村市用品調達基金を廃止するものであります。 委員会におきましては、基金廃止の理由について説明を求め、理事者からは、現在、品種の多様化、価格の低廉化、納期の短縮化が進み、集中購買のメリットが薄れている。また、基金を介した用品の集中購買や管理は、在庫管理や事務処理の煩雑さもあることから、基金を活用せず用品調達を行うよう事務を見直したとの答弁がありました。 委員からは、基金廃止後の用品購入先はどのようになるのか質問をし、理事者からは、用品の購入先については、これまでどおり市内業者を利用するとの答弁がありました。 次に、第2号議案市長専決処分事項に関する条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、地方自治法の改正に伴い、関連する4つの条例について所要の条文整理を行うものであります。 次に、第3号議案大村固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、所要の条文整理を行うものであります。 次に、第4号議案大村体育施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、大村市屋内プール個人利用に係る使用料に時間制を設け、大人については、75歳以上の大村市民を除き、2時間まで440円、2時間を超える場合は1時間ごとに220円を加え、小学生の児童または中学生の生徒については、2時間まで220円、2時間を超える場合は1時間ごとに110円を加えるものであります。 委員会におきましては、使用料変更の経緯について理事者から、金額の変更については、大村市水泳連盟からの陳情を初め、市議会、一日婦人議会等において、かねてから値下げの要望があり、県内他市と比較して料金が高いことから、個人利用に係る使用料の値下げを行うとの答弁がありました。 委員からは、2時間以上利用される方はどのくらいいるのか、また、利用時間の確認方法はどのように行うのか質問をし、理事者からは、2時間未満の利用者がほとんどである。また、利用時間の確認方法については、発券機で購入した入場券に時刻が印字されており、入場時にその半券を受け付け、利用者が退場する際に所持している半券を提示してもらい確認するとの答弁がありました。 これを受け、委員からは、今までなかった確認作業が発生するが、県内他市においてはどのようにしているのか質問し、理事者から、長崎市内にはゲートを設置し、機械での確認ができるようになっているところもあるが、そのほかは、基本的に有人窓口で確認をする本市と同様の取り扱いが一番多い。利用者への周知をしっかり行い、指定管理者とも協議をしていきたいとの答弁がありました。 次に、第5号議案大村印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化が図られたことに伴い、成年被後見人のうち意思能力を有する者が印鑑を登録できるようにするものであります。 委員会におきましては、成年被後見人のうち意思能力を有する者とはどのように判断するのか質問をし、理事者からは、総務省から、成年被後見人が成年後見人と一緒に来庁をして印鑑登録の申請をしたときには、意思能力があるとみなして登録の申請を受け付けることができるという見解が示されているとの答弁がありました。 次に、第8号議案長崎市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について申し上げます。 本議案は、令和2年4月30日をもって、長崎市が長崎県市町村総合事務組合から脱退することに伴い、長崎県市町村総合事務組合規約を変更するものであります。 委員会におきましては、長崎市が脱退する理由について理事者から、長崎市においては、市町村合併後、退職者の著しい増減が見込まれたことから、退職手当支出予算の平準化を図るため、平成17年1月4日に組合に加入した。しかし、今後は退職者の著しい増減が見込まれないことから、退職手当支給事務を市単独で行うとのことであるとの説明がありました。 委員からは、長崎市のような大きな自治体が脱退することにより、他の自治体などへの影響はないのか質問をし、理事者からは、退職手当の事務については、各市町で今後5年間に退職する職員の退職手当の金額を算出したものを5年間で平準化し、毎年同じ金額を組合に支払うという形になっており、長崎市が脱退したことによる影響はないと考えるとの説明がありました。 最後に、第29号議案大村自転車安全利用及び自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本議案は、ミライon図書館のオープンに伴い、大村市駐輪場が所在する土地を分筆したため、所要の改正を行うものであります。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対し、まず、第1号議案大村用品調達基金条例を廃止する条例の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第2号議案市長専決処分事項に関する条例等の一部を改正する条例の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第3号議案大村固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第4号議案大村体育施設条例の一部を改正する条例の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第5号議案大村印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第8号議案長崎市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についての質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第29号議案大村自転車安全利用及び自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の質疑を行います。 ◆20番(山北正久君)  これは、ミライon図書館に駐輪場を一部移すという条例変更でありますけれども、これは、ちょっと私どもの会派で調整する中でお尋ねしていなかった点があったものですから、あえて手を挙げたんですが、安全利用という件で、今、全国で自転車事故が多発して、多額の補償金を払っておるわけです。それから盗難等も含めてです。 それで、全国の自治体で、今、自転車保険の義務化、条例化というのが、結構、実は進捗しているというか、数がふえているわけですが、その辺の関連した質問は、全く何も出なかったですか。 ◆総務委員長小林史政君)  ただいま御質問いただきました内容につきましては、委員会において審査をしておりません。 ○議長(伊川京子君)  これで質疑を終結します。          〔総務委員長降壇〕 これより、まず、第1号議案大村用品調達基金条例を廃止する条例の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第1号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第1号議案は原案のとおり決定します。 次に、第2号議案市長専決処分事項に関する条例等の一部を改正する条例の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第2号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第2号議案は原案のとおり決定します。 次に、第3号議案大村固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第3号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第3号議案は原案のとおり決定します。 次に、第4号議案大村体育施設条例の一部を改正する条例の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第4号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第4号議案は原案のとおり決定します。 次に、第5号議案大村印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第5号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第5号議案は原案のとおり決定します。 次に、第8号議案長崎市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についての討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第8号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第8号議案は原案のとおり決定します。 次に、第29号議案大村自転車安全利用及び自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第29号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第29号議案は原案のとおり決定します。 日程第8、第6号議案大村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。厚生文教委員長の報告を求めます。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君) 登壇-----------------------------------厚生文教委員会審査報告  第6号議案 大村市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 本議案は、法令改正に伴い、放課後児童健全育成事業に従事する放課後児童支援員の資格について、県が実施する認定資格研修修了予定者放課後児童支援員として取り扱うことができる経過措置の期限を、令和2年3月末から5年間延長するものであります。 委員会におきましては、今後の市内における利用のニーズと、それに応じた放課後児童支援員の必要数について質問し、理事者から、令和2年度から6年度までの5年間を計画期間とする第2期子ども・子育て支援プランを策定する際に実施した保護者へのアンケート調査の結果に基づき、今後、5年間で約370名の利用ニーズの増を見込んでいる。ニーズを満たすために13の放課後児童クラブが新規開設された場合は、40名程度の放課後児童支援員が必要になると見込まれるとの答弁があっております。 また、認定資格研修について、開催期間や受講実績について説明を求めるなど、内容を確認した次第であります。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、議案の内容について慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定した次第であります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔厚生文教委員長降壇〕 これより、討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第6号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第6号議案は原案のとおり決定します。 日程第9、第7号議案大村市営住宅条例の一部を改正する条例及び日程第10、第30号議案損害賠償の額を定め和解することについての2件を一括議題とします。 経済建設委員長の報告を求めます。 ◆経済建設委員長岩永愼太郎君) 登壇-----------------------------------経済建設委員会審査報告  第7号議案 大村市営住宅条例の一部を改正する条例及び 第30号議案 損害賠償の額を定め和解することについての2件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 まず、第7号議案は、民法の改正に伴い、市営住宅明け渡し請求において不当利得を返還請求する際の利息利率の見直し及び入居者が賃貸借に基づき生じる債務を履行しない場合、敷金をその債務の弁済に充てることができる規定の明文化などを行うものであります。 次に、第30号議案は、令和元年11月に国道34号線市役所前交差点において発生した公用車の交通事故による被害者に対し、損害賠償の額を定め和解するものであります。 委員会におきましては、採決時の討論において、第7号議案に関連して、市営住宅には全体で約8%の空き部屋があると聞いている。令和2年度の予算でも三点給湯等設置工事などの施設改修費が計上されているが、引き続き入居者がふえるような対策を研究してほしいとの意見が出されました。 以上、議案の内容について慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で原案を可決するべきものと決定したものであります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対し、まず、第7号議案大村市営住宅条例の一部を改正する条例の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第30号議案損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔経済建設委員長降壇〕 これより、まず、第7号議案大村市営住宅条例の一部を改正する条例の討論を行います。 ◆13番(宮田真美君)  賛成の立場ではありますが、一言、意見を付したいと思います。 市営住宅の保証人が、これまでの2人から1人へと変更されることはありがたく、高く評価しておりますが、最終的には保証人をなくすべきであるというのが私の考えです。 緊急連絡先のみの確認とし保証人はなくす、このことを、今後検討していただきたい。この意見を付して賛成といたします。 ○議長(伊川京子君)  これで討論を終結します。 採決します。第7号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第7号議案は原案のとおり決定します。 次に、第30号議案損害賠償の額を定め和解することについての討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第30号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第30号議案は原案のとおり決定します。 日程第11、第18号議案令和2年度大村市一般会計予算を議題とします。 まず、総務委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長小林史政君) 登壇-----------------------------------総務委員会審査報告  第18号議案 令和2年度大村市一般会計予算中、総務委員会付託分 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 今回の一般会計予算の主な内容について申し上げます。 本議案は、令和2年度大村市一般会計予算歳入歳出総額を411億6,000万円とするものであり、対前年度当初予算比30億4,000万円の減となっております。 まず、財政調整基金等繰入金について申し上げます。 委員会におきましては、予算概要について説明を求め、理事者から、令和2年度の予算編成上、財源不足となる約24億円について、モーターボート競走事業収益基金から15億円、残りの約9億円を財政調整基金地域振興基金減債基金から取り崩し、一般会計へ繰り入れる。モーターボート競走事業収益基金については、使途目的を公共施設等の整備のための財源またはその整備のために発行した市債の償還に充てることと条例で規定していることから、福祉や教育などの経常的に実施している各種事業の財源として活用できるのは、ボート基金を除く財政調整基金等4基金となる。この4基金の残高は、平成30年度以降減少傾向にあり、この残高をいかにキープしていくかが今後の財政運営上、非常に重要になってくる。 このため、令和2年度予算は、よりボート基金の活用に比重を置いたものとなっているとの説明がありました。 委員からは、モーターボート競走事業収益基金の使途については、議会からも、できるだけ教育関連のハード整備への活用など、市民にとってどのように使われたかわかるような使い方をしてほしいと要望しているが、活用事業の中には、教育関連でないものも含まれており、今後もこのような活用になるのか質問をし、理事者からは、ボート基金については、その時々の財政状況に応じて活用する必要があると考えている。基金の活用順位については、まずは教育関連の施設整備費、次にその公債費、次に資金手当を要するその他公共施設の整備に活用することとしている。 現在、教育施設等の公債費は、かなり昔に起債したものであり、予算上少額であるが、ここ数年で中学校給食センターやミライon、中地区公民館、小中学校のエアコン整備などの大型の建設事業を実施しており、数年後には、その元金償還が開始されるため、このようなところで重点的にボート基金を活用していきたい。 なお、ボートからの繰入金については、臨時的な収入であるため、中期財政見通しには見込んでおらず、新たな起債の発行抑制や、既に発行している起債の繰り上げ償還など、経常経費の縮減に活用し、将来を見据えた財政運営を行っていくとの答弁がありました。 次に、おむらんちゃん活用事業について申し上げます。 本事業は、大村市のマスコットキャラクターおむらんちゃんを活用し、関連グッズの製作及び販売、そのほか各種イベントなどにおいて企業や団体に着ぐるみを貸し出し、市内外に本市の情報発信やPRを行い、観光・物産振興など地域活性化に寄与するための経費を計上するものであります。 委員会におきましては、グッズの製作費に対し、販売代金が少ないように思うが、どのような状況になっているのか質問をし、理事者から、グッズ販売代金については、年々落ちてきており、その要因の一つとして、以前は全国的なブームであったゆるキャラの人気が落ちてきたことがある。毎年、おむらんちゃんも出場しているゆるキャラグランプリについても、2020年を最後に終了するとのことである。しかし、そのような中、企業や学校、団体からのおむらんちゃんの貸し出し要請については横ばい、もしくは、やや増加している状況である。 なお、グッズの製作費については、市民課窓口で出生届に来庁した市民に、お祝いとしてバスタオルやぬいぐるみをプレゼントしており、その経費が主なものであるとの答弁がありました。 次に、高齢者安全運転支援装置設置促進事業について申し上げます。 本事業は、国のいわゆるサポカー補助金のうち、後づけ装置導入補助を受けて装置を設置した大村市民の高齢運転者に対し、自己負担額の一部を補助するものであります。 委員会におきましては、事業内容について説明を求め、理事者からは、国が高齢運転者のペダル踏み間違い事故防止のため、後づけの急発進抑制装置の設置に対する補助事業を開始したことに伴い、本市においても国の補助を除いた自己負担額の2分の1、上限1万円までの補助を行う。予算額としては200万円を計上し、少なくとも200人分を確保することとしているとの説明がありました。 次に、委員からは、申請受付は先着順になるのか質問をし、理事者からは、国の事業は予算がなくなり次第終了となっているが、それよりも前に市の事業の予算に不足が生じた場合には、補正予算を計上して対応したい。なお、国の補助対象となるのが国の認定を受けた店舗で設置した場合のみとなっているとの答弁がありました。 次に、委員から、本事業の周知方法について質問をし、理事者からは、国から事業の詳細が示されたばかりであり、市でも事業の詳細をまだ決定できておらず、順次進めている状況である。周知方法については、まずは今月末に発行される広報おおむらにチラシを折り込み、班回覧の形で広報を行う。その後は、改めて広報おおむらへの掲載や、SNSなどを活用し、さまざまな手段で周知を行っていきたいとの答弁がありました。 次に、住民主導型地域活性化事業について申し上げます。 本事業は、市内8地区の地域づくり団体向けの地域げんき交付金と、市民グループ向けの市民いきいき助成金の2つの補助事業を行うものであります。 委員会におきましては、令和2年度における事業の見直し点について質問をし、理事者からは、まず、地域げんき交付金については、対象経費について1つの町内会で行う行事の経費を除外するなど、対象経費に制限をかけている。また、交付額について、ある地区の執行残を別の地区で活用できるようにする。また、各年度の交付申請期限について、これまでは明確に定めていなかったが、令和2年度からは8月31日までとする。 次に、市民いきいき助成金については、対象団体の構成員の条件について、これまで2名以上としていたが、病気などで人手が減った場合に1人で代表となり、事業継続の不安があることから3人以上に変更し、構成員の名簿についても提出してもらうよう変更する。 今後のスケジュールについては要綱変更のための審査会を経た後に市民への周知を行い、説明会を実施し、募集を行っていきたいとの答弁がありました。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
    ◆20番(山北正久君)  総務は非常に内容が多くて深くて、委員長も大変だったと思います。1点だけお尋ねしますけれども、高齢者安全運転支援装置設置促進事業の件でありますけれども、今、大村市の負担として1人当たり1万円、それで200名、この200名の根拠というのは、お聞きになりましたか。 そして、仮に200名で足りないときには、どういう措置を今後やるのかという、そういう議論はなされなかったか、その辺を。 ◆総務委員長小林史政君)  ただいま御質問いただきました、なぜ200名なのか、その根拠はというところの審議はしておりませんが、もし、その200名を超えた場合についてという御質問をいただきましたけれども、これは国の事業内で200名を超した場合については、市のほうから補正予算を計上して対応していきたいというふうな説明があっております。 ○議長(伊川京子君)  これで質疑を終結します。          〔総務委員長降壇〕 次に、厚生文教委員長の報告を求めます。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君) 登壇-----------------------------------厚生文教委員会審査報告  第18号議案 令和2年度大村市一般会計予算中、厚生文教委員会付託分 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 まず、こども未来部におきましては、未就学の児童や保護者に対し、きめ細やかな入所案内や相談等を行う体制を整えるため、大村市こどもセンターに保育コンシェルジュ1名を配置する利用者支援事業が新たに計上されております。 委員会におきましては、保育コンシェルジュの勤務条件や応募資格について質問し、理事者から、保育コンシェルジュは1日当たり6時間、週5日勤務するパートタイム会計年度任用職員として採用する。募集する際には、特段の条件を設けず、子育て経験がある方などを採用した後、保育制度などについて勉強していただくことを想定しているとの答弁があっております。 そのほか、不妊症・不育症に悩む夫婦に対し、治療費の助成を行う不妊症・不育症等支援対策事業の助成金の交付実績や、結婚応援事業における婚活イベントの実施回数、婚活サポートセンターの活動による成婚数を確認するなど、内容を検討した次第であります。 次に、福祉保健部におきましては、民生委員活動に対して運営費の補助を行う民生委員活動事業について、現在の民生委員の欠員の状況及び民生委員と町内会長を兼務することは可能か質問し、理事者から、民生委員の人員については定員191名に対して現員が174名で欠員が17名となっている。 また、民生委員と町内会長を兼務することは可能であるが、町内での役割が重なり多忙になることもあるので、地区ごとの判断に委ねているとの答弁があっております。 そのほか、障害者雇用促進事業を今年度で終了し、令和2年度からは実施しない理由や、徘徊のおそれがある高齢者に対し、GPSつきの緊急通報装置を貸与する高齢者生活安全対策事業の利用者数やサービスの加入料、毎月の利用料における市の負担額について説明を求めるなど、内容を確認した次第であります。 最後に、教育委員会におきましては、学校給食費の公会計化を実施する学校給食管理事業について、給食費の滞納が発生した場合の学校との情報共有について質問し、理事者から、市が給食費の徴収事務を行う中で、学校に協力を要請することも考えられる。学校と連携しながら、滞納対策に努めたいとの答弁があっております。 また、歴史資料館管理運営事業において、大村市歴史資料館で展示するデジタルコンテンツについて、理事者から、デジタルコンテンツの維持管理費は、ライセンス料、保守メンテナンス料、サーバー維持費として月額24万7,500円、年間297万円となるとの説明を受けております。 これに対して、現在展示されている内容を変更するには、維持管理費とは別に料金が必要になるか質問をし、理事者から、この金額は現状のプログラムを運用するためのものであり、コンテンツの内容を追加・変更するためには、新たな料金が必要となるとの答弁があっております。 また、デジタルコンテンツの保守メンテナンス契約は、いつまで継続するのか質問をし、理事者から、今後の契約期間について、現時点でいつまで継続するか、具体的に考えていないが、コンテンツの観覧者数の推移などを踏まえ、将来的な方向性を検討したいとの答弁があっております。 さらに、開館からこれまでのデジタルコンテンツの観覧者数や維持管理費に占めるライセンス料の割合について確認するなど、内容を検討した次第であります。 以上、審査経過を踏まえ、委員からは歴史資料館管理運営事業について、今回の保守メンテナンス契約は競争入札やプロポーザル審査を経ることなく、随意契約でなされている。初期投資が無駄になる可能性もあるが、現契約を白紙に戻し、公平に選定を行える状況のもとで事業者を決定すべきであるとの反対意見が出されました。 一方、賛成せざるを得ないが、費用対効果の観点から、このコンテンツが大村市に必要なのか検証した上で、今後1年間で本事業の運営管理の方向性を決定し、議会に報告するよう意見を付すべきであるとの意見や、昨年の9月議会でデジタルコンテンツに関する支出が不適切とされ、決算が不認定となった後、市は不認定を踏まえた措置について所管委員会に説明していないが、一方で市民に対してデジタルコンテンツを十分に周知できていない部分もある。 本予算案に賛成するが、今後1年間の観覧者の推移等の状況を踏まえ、令和3年度の予算計上の可否を判断するよう求める付帯決議案を提出すべきであるとの意見に加え、本事業における事業者との契約金額の妥当性に疑問を持っているが、4月からも引き続き市民が利用する施設であるため、本事業の執行をとめるのは望ましくない。今後1年間で事業の妥当性や代替案を、理事者、議会がともに検討できるよう、付帯決議を付すべきであるとの意見が出ております。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 ◆24番(村上秀明君)  ちょっと保護課のことでお尋ねします。 生活保護費の返還金のことなんですが、ことしは昨年度に比べて1,454万9,000円減額と雑入があるわけですが、返還金の予定で予算を立ててあるわけですが、この半額近い理由は何なんですか。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君)  ただいま御質問のあった生活保護の返還金についてでございますが、今回、委員会では審査しておりません。 ◆24番(村上秀明君)  審査していないということですね。それはもう、ちょっと審査していないということは、これはおかしいんではないですか。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君)  審査していないことでございますので、ちょっと理事者のほうにお伺いしたいと……。(発言する者あり) ◆24番(村上秀明君)  済みません。返還金の、これは、未収入は発生しないんですか。徴収方法はどのようにしてあるんですか。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君)  同じく返還金そのものについて審査をしておりませんので、その関連についても、ちょっとお答えができない状況です。 ○議長(伊川京子君)  よろしいですか。 ◆20番(山北正久君)  同会派ですから、大変心苦しいのですが、意見調整をやったのですが、ちょっと時間が足りなくて、1点だけです。 非常に重要な案件が協議されたかどうかというのをお尋ねします。 というのは、民生委員が、大村市は定足数に不足をしている。大変重要な民生委員が不足をしている。これは、ここ二、三年、この現象が町内会単位で起こってきておりますので、その対策については、担当部とは協議はしましたか、していないですか。していなければ、また6月にやりますから、その辺だけ。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君)  結果についてのみ質問させていただきまして、対策については具体的なところは審査に至りませんでした。 委員の方で、何か補足がございましたら-- 以上です。 ○議長(伊川京子君)  これで質疑を終結します。          〔厚生文教委員長降壇〕 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 ◆経済建設委員長岩永愼太郎君) 登壇-----------------------------------経済建設委員会審査報告  第18号議案 令和2年度大村市一般会計予算中、経済建設委員会付託分 審査結果 原案可決 審査経過について、特に質疑、意見が集中した点を御報告申し上げます。 まず、産業振興部について申し上げます。 新規事業の、大村の漁師と水産物あさいち開催事業について概要説明を求め、理事者からは、昨年1月に漁業者と市長との意見交換の中で、漁業者から、とった魚を高く売れる仕組みをつくってほしいという要望があった。 その後、検討を進めた中で、水産庁が漁村地域の活性化を目指し、5年間で漁業所得を1割以上向上させることを目標に進めている浜の活力再生プランに着目し、市内漁協と共同でプラン作成を行い、昨年12月に水産庁の承認をいただいた。 そのプランの中の魚価の向上策として、あさいち開催事業を実施する。この事業については、令和2年度から令和5年度までの4年間の事業として予定しており、令和2年10月以降に月一、二回の開催を想定している。単に朝市を開催するだけではなく、大村の水産物に魅力を感じていただくためにユーチューブを活用した情報発信などを行い、漁業者の方や関係団体も巻き込みながら、販路拡大を含めて水産業全体の振興を図っていきたいとの答弁がありました。 次に、森林経営管理推進事業について、委員からは、私有林の管理について行政としてどこまでの支援が必要なのかと質問し、理事者からは、本来は所有者が管理を行うべきものだが、停滞している森林の整備を進めるために、国から森林環境譲与税の交付が始まった。今年度は、森林環境譲与税を財源として、業務委託により所有者に対し、私有林の管理に関する意向調査などを進めている。 スタートしたばかりで、ほかの自治体の動きも活発ではないために、十分に研究をしながら事業の進捗を図りたいとの答弁がありました。 これを受けて、委員からは、意向調査などはどれくらいの期間がかかるのかと質問し、理事者からは、市内では管理ができていない私有林が約630ヘクタールある。1年に約60ヘクタールの調査を進めて、約10年での完了を目標としている。調査が終わったところから、順次整備を進めていくとの答弁がありました。 次に、シルバー人材センター事業について、委員からは、年々会員数もふえ、事業が拡大する中、事務所が手狭になっていると聞いているが、事務所移転についてどのように考えているのか質問し、理事者からは、当該センターについては、さまざまな場面で活躍いただき、大村市にとってはなくてはならない存在だと認識している。事務所が手狭である件は以前から聞いており、市の遊休施設の活用を検討している。ほかの団体からも同様の要望が上がっているので、市全体で協議を行い移転先の確保に努めたいとの答弁がありました。 そのほか、中山間地域等直接支払制度事業におけるスマート農業への取り組みの概要や、インキュベーション施設整備事業におけるコワーキングスペースの運営方法、また、着地型観光推進事業の事業概要の説明などを求めております。 次に、都市整備部について申し上げます。 まず、都市計画道路見直し事業において、未着手路線の整備方針の決定方法について説明を求め、理事者からは、今年度は、将来交通量の推計を行っており、今後この推計をもとに、路線ごとに評価カルテを作成する。都市計画決定後、相当な期間が経過しているのにもかかわらず整備に着手していない路線があるため、丁寧に評価等を行い、あわせて市民の皆様から御意見を伺いながら整備方針を決定していきたいとの答弁がありました。 次に、新幹線アクションプラン事業に関連して、委員から、アクションプランに参加できていない地元の商工業者を巻き込むように努力してほしいとの要望に対し、理事者からは、市としても地元商工会などの関係団体に働きかけを行う予定であり、地元と気持ちを一つにして開業を迎えたいとの答弁がありました。 次に、総合運動公園整備事業について、現在の公園整備計画を変更して、V・ファーレン長崎の拠点整備を進める場合の国庫補助金の返還の可能性について説明を求め、理事者からは、まず、今回の令和2年度に計上している冒険広場の整備については、現在の事業認可に基づき実施をしているものであり、この整備に係る補助金返還は生じないと考えている。今後、計画変更を行う場合の取り扱いについては国土交通省九州地方整備局へ確認中であるが、補助金返還額は、実際に補助対象施設を取り壊す時期に算定すると聞いている。 去る1月31日の全員協議会において、企画政策部が説明したV・ファーレン長崎拠点の3段階での整備計画によれば、第3段階において多目的広場に取り壊しの必要性が生じてくる。ただ、国交省が示す財産処分承認基準を踏まえると、第3段階の時点では、現在の多目的広場は供用開始から相当の年数が経過していることになるために、国の承認が得られる可能性が高く、補助金返還額が減額もしくは免除される可能性も十分にあるとの答弁がありました。 そのほか、屋外広告物許可手数料の歳入見込みの増額理由や、建築確認申請事務事業における申請件数、また、市道中里原町線整備事業における事業計画期間の変更理由などの説明を求めております。 次に、農業委員会について申し上げます。 農業委員会活動費に計上されている保守点検委託料について、現在、農業委員会事務局で使用している農地台帳システムは、以前、在籍していた職員が独自に構築したものであり、ソフトウエアのサポート期間が終了していることや、関係法改正に伴い、今までより詳細なデータ作成が必要になることから、現在のシステムをもとにして改修を行うと説明がありました。 これに対し、委員からは、独自の開発システムであるために、データの解析や更新などに手間がかかり、改修予算が高額になるおそれがあるが、将来的な管理を考えると全国的に導入例がある汎用性の高いシステムの導入を検討してほしいとの意見が出されました。 また、採決時の討論においては、企業誘致推進事業については、第2大村ハイテクパークは、当初分譲開始と同時に完売をする目標を掲げていたが、思うような誘致が進んでいない。誘致活動強化のために、来年度からは長崎県産業振興財団に職員1名を派遣するとのことだが、今後より一層、首長を中心に一丸となり、誘致に向けた取り組みを進めてほしいとの意見や、総合運動公園整備事業について、担当課は現在予定されている計画に沿って粛々と整備を進めてほしいとの意見が出されました。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、議案の内容について慎重に審査をした結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決するべきものと決定したものであります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 ◆12番(水上享君)  私のほうから1点だけお尋ねをいたします。 経済建設委員会での予算の審議の中で、農林水産振興課の中で地域振興事業ということで1,778万3,000円計上されておるんですが、これは、公民館の増改築に対する補助ということで計上されておるんですが、私の認識では、公民館の新設あるいは増改築の件については、教育委員会社会教育課の所管の事業として、私も町内の役員を、公民館の役員をしておるんですが、毎年、そういった計画がありますかというような調査表が送られてきて、年次計画で予算組みをされていると思うんですが、今回、そういった社会教育課での公民館建設の補助じゃなくて、農林水産振興課からの補助ということで、これは何なのかなということと、あと、都市整備部においては、道路改良工事等々において公民館が支障になれば、補償物件として市が全面的に建てかえとか補助をするんですが、今回、農林水産振興課の中で10分の10の補助金を出して、公民館の増改築をされるということについて、どういった審議をされたのかなということでお尋ねをいたします。 ◆経済建設委員長岩永愼太郎君)  この件は、一昨年の同地域のほうの農道の側溝の整備の件でも話題になったんですけれども、森園にありました豚舎の移転に伴いまして、その対応策として、市とそれから地元の東大村の関係者と当事者で、平成10年に、一応、もしその豚舎を移転して、そこで事業を開始する場合は、それなりの地域の振興策を図ってほしいと、そういう申し合わせができておりまして、それによって、その事業で実施するということで、一応、農業関係の総務費ということで、地域振興というか、三者で決めた約束事を実行したと、そういうふうに委員会のほうで判断いたしました。 ○議長(伊川京子君)  これで質疑を終結します。          〔経済建設委員長降壇〕 これより討論を行います。 ◆13番(宮田真美君)  反対の立場で討論をいたします。 本議案には、福祉総務課における生活困窮者自立支援事業の新規事業として、就労準備支援事業に係る予算が計上されています。 一般質問で、この事業の実施を要求しておりましたので、この点については大変喜ばしく思っておりますが、以下、3件については賛成をすることができません。 1つ目は個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードに関する事業です。 繰り返し申し上げますが、マイナンバーカードは情報漏えいの危険や、それに伴う深刻なプライバシーの侵害、犯罪への懸念があります。各地で自治体による文書の誤送付も以前起こっておりました。大村市の今後も、起こらないとは限りません。 大村市のカードの普及率は約22%です。普及率からいっても、市民にとってメリットのある必要なカードとは言えません。逆に個人の資産や健康など、個人情報が番号によって管理、あるいは監視される危険性をはらんでいます。日本共産党は、一貫して制度の廃止を主張しています。 2つ目は新幹線関連事業です。 今回も多額の税金が投入されています。こちらも何度も申し上げておりますが、フリーゲージトレインの導入が断念された時点で、事業計画は成り立たなくなっています。佐賀県との交渉も、まだまだこれからという段階です。 長崎県が主張しているフル規格が実現するかどうかも不透明な状態であり、事業の凍結も含めて計画の検討が必要で、工事は中止すべきです。 最後に文化振興課における、大村市歴史資料館の管理運営事業についてです。 この事業に含まれるデジタルアートコンテンツについて、委員会審査の中で、市は今後も現企業との契約を継続する意向であることが明らかとなりました。 この企業は、歴史資料館建設の際は下請として入っており、展示内容や保守点検料等について、一般競争入札やプロポーザル審査等を経て契約したわけではありません。私は、展示内容や保守点検について、競争や審査を経た企業との契約が適切であると考えます。 初期投資が無駄になってしまうかもしれませんが、今、この時点で判断しなければ今後は随意契約となり不適切な契約が継続することになってしまいます。長期的な視野に立ち、一定期間、上映されるプログラムが制限されたとしても、現企業との契約は一旦白紙に戻し、公平な競争・審査を行い、契約企業を決定すべきです。 以上の理由により、本予算案には反対をいたします。 ○議長(伊川京子君)  これで討論を終結します。 採決します。第18号議案を原案のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、第18号議案は原案のとおり決定します。 議事の都合により、しばらく休憩します。 △休憩 午前11時18分 △再開 午前11時37分 ○議長(伊川京子君)  再開します。 ただいま古閑森秀幸議員ほか6名から、議会第2号議案第18号議案令和2年度大村市一般会計予算に対する付帯決議が提出されました。 お諮りします。議会第2号議案を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、議会第2号議案を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることに決定します。 議案を配付します。  〔議案配付〕 議案の配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 追加日程、議会第2号議案第18号議案令和2年度大村市一般会計予算に対する付帯決議を議題とします。 提案理由について提出者の説明を求めます。 ◆21番(古閑森秀幸君) 登壇----------------------------------- △議会第2号議案 第18号議案令和2年度大村市一般会計予算に対する付帯決議----------------------------------- 上記議案を別紙のとおり、大村市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 提案理由を申し上げます。 本当初予算中、歴史資料館管理運営事業に計上されている大村市歴史資料館のデジタルアートコンテンツ維持管理費の予算執行に当たっては、維持管理費用が観覧者数及び観覧者の評価に見合ったものとなっているのか、その費用対効果の検証を行った上で、令和3年度以降の展示内容の方向性を検討し、その経過及び結果を議会に報告するよう市に求めるため、本決議を提出するものであります。 本決議の内容はお手元に配付しておるとおりでございます。 提出者は古閑森秀幸、村崎浩史、光山千絵、吉田博、朝長英美、田中秀和、山口弘宣、各議員であります。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(伊川京子君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔提出者降壇〕 これより討論を行います。 ◆13番(宮田真美君)  反対の立場で討論をいたします。 付帯決議の趣旨については理解をいたしております。しかし、1年間であっても猶予を与えてしまうことに対しては、どうしてもこのまま契約が継続されるのではないかという懸念を払拭することができません。 第18号議案の討論の繰り返しになりますが、猶予を与えるのではなく、今、契約を白紙に戻し、公平な競争、審査を経た上で契約企業を決定すべきであるというのが私の主張です。 以上の理由により、付帯決議には反対をいたします。 ◆20番(山北正久君)  私は、本付帯決議に賛成の立場で少し討論をさせていただきたいと思っております。 まず、行政当局担当部課は、なぜ、この付帯決議が出されたのかということをしっかり受けとめて、しっかり反省をしていただきたい。 さきの9月議会でも相当問題になっておりましたし、この委員会の委員長の報告の中にもありましたように、我々議会とすれば、本来はこれは承認をしたくない。その思いでありますけれども、既に5,000万円近くの予算を投資し、そして、今回もメンテ費用等々も出てまいります。あるいは、ライセンス費用とか、こういうものを全く議会に報告なくして進めていくことに対して非常に議会の大半が不信感を持っております。特に教育長、あなたの所管でありますから、その辺のところは猛省をいただきたい。 今後、こういうことがあれば--我々は、今回はお涙頂戴ということじゃないんです。まず、1年間それでやらせればいいじゃないかと。今、歴史資料館が新しくオープンした後、その入場者数を見ておりますと、下降線の一途をたどっておる。そういうことを鑑みながら、このデジタルアートコンテンツがどれほどの効果があるのかということについては、我々は疑問視しております。 しかしながら、行政遂行上、やはり、市民から負託を受けた我々議員としては市民の血税をどうしても無駄にすることができないということから、1年間の猶予を与えたわけですから、その辺を市長を初め執行部含めてしっかりと御理解をいただきたい。 このことを申し上げながら、我々もこれから新年度予算が通りましたら、しっかりとチェックをしてまいります。そして、どうしても今回我々が出した付帯決議のようにいかなければ、1年間でこの事業はしまいになるかもわかりません。 そのことをしっかりと教育委員会は踏まえておいていただきたいということを申し上げながら、この付帯決議に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(伊川京子君)  これで討論を終結します。 採決します。議会第2号議案を原案のとおり決することに賛成の方は、御起立願います。  〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議会第2号議案は原案のとおり決定します。 日程第12、第19号議案令和2年度大村市モーターボート競走事業会計予算を議題とします。 総務委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長小林史政君) 登壇-----------------------------------総務委員会審査報告  第19号議案 令和2年度大村市モーターボート競走事業会計予算 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 令和2年度の競艇事業は、6月にGⅠ開設68周年記念競走、7月にGⅡ第24回モーターボート誕生祭、10月に2年連続のSG開催となるボートレースダービー、来年2月には5年に1度のGⅠ九州地区選手権競走が予定され、自場開催日数は前年度と同じ198日となっております。 令和2年度の売り上げは、自場開催分1,000億円、他場開催分236億4,000万円、合計売り上げは前年度より21.6%増の1,236億4,000万円が見込まれております。収支予算については、純利益58.5%増の50億7,300万円が見込まれております。 委員会におきましては、令和元年度4月から2月までの11カ月間における全国24場の売り上げ状況について、理事者から、大村売り上げは全国24場中、総売り上げ2位、自場売り上げ14位、電話投票売り上げ1位、他場売り上げ3位であるとの説明がありました。 これを受け、委員からは、大村がここまで上位に来るのはすばらしい躍進であり、ナンバーワンも夢ではないところまで来た。そのような中、自場売り上げについては14位と他の部門と比べて弱いように思う。 今後、ボートレース大村は電話投票にさらに力を入れるのか、それとも本場売り上げの改善も図っていくのか質問し、理事者からは、大村の強みは電話投票や15場の場外発売場などの広域販売であるため、売り上げ確保のためには広域販売に軸足を置くことが一番と考えている。 本場売り上げが伸びないことについては、背景人口からするといたし方ない面はあるが、子供から大人までが集えるような場所、ボートレースパーク化の推進やキャッシュレス投票の分析・活用など、積極的な取り組みをしていきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、ボートレースパーク化事業の内容について質問し、理事者からは、ボートレースパーク化については既に大村では先進的な取り組みを行っている。今回の事業は、さらなる新規ファンの獲得及び地域貢献の場の提供を目的とした中央団体のモデル事業であり、例えば、芝生や桜の植樹などの整備を行う。 中央団体が整備費用の2分の1、最大1億円まで助成することとなっており、令和2年度から3年間で9場、各年度3場までの申請となっている。詳細については、まだ、中央団体から示されていないが、大村としてはイの一番に手を挙げたいと考えているとの答弁がありました。 そのほか、新型コロナウイルス感染拡大防止のための無観客レースによる今後の影響及び動向や、旧ブルードラゴンの施設利用の募集状況などについて説明を求めております。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 ◆20番(山北正久君)  今、委員長報告わかりました。ただ、懸念するところは、今おっしゃったように、新型コロナウイルスの影響で全国24場、プロのスポーツはほとんど無観客レース、試合をやっておるわけですが、その中身をもう少し、例えば売り上げは、今、私も毎日、実はボート場の売り上げを、客がいなくてどの程度、電話投票、これは全国一になっていますから、そんなにめちゃくちゃ崩れんだろうと思いながらも注視しておりますけれども、今、大体3億円程度ぐらいでずっと行っているわけです。 その委員会での中身をもうちょっと詳しく、どういうふうな答弁だったのか御報告いただけませんか。 ◆総務委員長小林史政君)  ただいま御質問いただきましたコロナウイルスの感染の影響による状況はどうかというような御質問だと思いますが、大村開催分の一般戦、去年の4月1日から2月27日までの1日平均売り上げは4億1,665万7,000円という1日平均の売り上げでございましたが、無観客となってから28日以降の1日平均売り上げが、先ほど山北議員からお話ありましたが、現在3億7,135万8,000円と約10.9%の減という状況で推移をしているとの説明、答弁があっております。 ◆20番(山北正久君)  これは、当初予算ですから、当然、予算の変更もあり得るだろうと思いますが、その辺の審議は質問ありましたか。 ◆総務委員長小林史政君)  今後の動向といいますか、今後の売り上げの影響についてはということでも質問がありまして、ただ、先ほどの約10.9%減という状況で、これがいつまで無観客になるのか、どういう影響になるのかということ、また、他場の分については、もう無観客のため皆減という状況になっていることから大きな影響があるんではないかというところもありますが、しっかりできることを努めてまいりたいというような答弁があっております。 ◆20番(山北正久君)  それから、もう一点懸念するのは、場外を我が大村市競艇場は15カ所ですが、本場はいいとしても、場外の経営者、経営対策、そういうものについても質問は出ませんでしたか。恐らく、場外の直接経営で市がやっているところと、それから、場外ではオーナー経営があったりしておりますが、そういうところの対策というのは全く質問がなかったですか。 一番大変なのは、場外の関係者だと思っております。その辺のところについては質問しませんでしたか、ありませんか。なかったら、なかったでいいです。 ◆総務委員長小林史政君)  場外のトップに対する意見という内容については、委員会のほうで質疑、質問等は委員からもありませんでしたが、ただ、他のチケットショップ等、加治木だとか、この間の、由布だとかいうところの売り上げは非常に伸びているということで、例えばチケットショップの由布であれば1日500万円の売り上げ目標としていたところが、現在、約650万円、150万円増と、また、加治木については、1日目標を350万円としていたところが、現在は約514万円というふうに非常にいい売り上げで推移しているという状況の説明はありました。 ○議長(伊川京子君)  これで質疑を終結します。          〔総務委員長降壇〕 これより、討論を行います。 ◆20番(山北正久君)  ボートの関連ですから、討論なしでは余りにも当初予算で寂しいかなと思っておりますから、私も随分担当委員会に所属をしておりましたけれども、おかげさまでボートは先代の過去の市長さんたちが随分頑張った、その礎のもとに今回発展を遂げておりますが、ただ、浮かれたらだめなんです。 それだけの努力は当然やってきましたけども、せんだって不祥事もありました。これは、新聞紙上、マスコミ等でも報じられまして、大村市民も大変驚いたような状況もあります。特にこういう時期、無観客というような状況で続きますから、経営的にはそんなに今年度は楽なもんじゃないと、厳しい状況に追い込まれているということは、もう当然目に見えておりますから、それとあわせながら職員の綱紀粛正といいますか、そういうところをもう一回、これはボートに限らず、全職員です。この放送を聞いている、議会の放送を聞いているところの全職員に申し上げたいのは、業者さんが大村へ来て、大村市内のいろんな施設に電気を取りかえたり云々される。ボート場も一緒なんです。 しかし、職員が御苦労さまの一言もかけない。そういう状況が、特に若い職員たちからは全くそれが見えないという御指摘をいただいております。これは、あえて今回、ボートの関係の予算の討論の中で申し上げておきますけれども、ボートに限らず大村市全体が、この市役所の中がたがが緩んでいるというような捉え方をしておりますが、ぜひ、若い職員を中心にして綱紀粛正そういった、もう一回再教育をやるように強く、ボート場も含めてお願いをしながら、賛成討論といたします。 ○議長(伊川京子君)  これで討論を終結します。 採決します。 第19号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第19号議案は原案のとおり決定します。 日程第13、第20号議案令和2年度大村市国民健康保険事業特別会計予算から日程第16、第23号議案令和2年度大村市病院事業会計予算までの4件を一括議題とします。 厚生文教委員長の報告を求めます。 ◆厚生文教委員長古閑森秀幸君) 登壇----------------------------------- △厚生委員会審査報告  第20号議案 令和2年度大村市国民健康保険事業特別会計予算 第21号議案 令和2年度大村市後期高齢者医療事業特別会計予算 第22号議案 令和2年度大村市介護保険事業特別会計予算及び 第23号議案 令和2年度大村市病院事業会計予算の4件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 初めに、第20号議案国民健康保険事業特別会計予算につきましては、理事者から、国民健康保険税について県に納付する国民健康保険事業費納付金の算定に当たり、県から示された標準保険料率が大村市の現行の保険税率を上回ったが、平成29年度から積み立ててきた基金を活用することにより、令和2年度の保険税率は据え置くこととしたとの説明がなされております。 また、特定健康診査等事業において、新たに実施する特定健診受診者へのインセンティブ事業及び若年者健診の概要について確認し、若年者健診については対象人数と想定している受診率について説明を求め、理事者から、対象となる19歳から39歳までの国民健康保険加入者は約2,200人で、受診率については県内他市町の状況を踏まえ3%を想定しているとの答弁がなされるなど内容を検討した次第であります。 次に、第21号議案後期高齢者医療事業特別会計予算につきましては、被保険者数や1人当たりの医療費の推移について確認するなど、内容を検討した次第であります。 次に、第22号議案介護保険事業特別会計予算につきましては、サービス事業勘定において、地域包括支援センターに在籍し、介護予防ケアプランを作成するケアプランナーの人数及び1人当たりの担当件数について質問し、理事者から、ケアプランナーは18名在籍しており、1人当たりのケアプランの担当件数については1日の勤務時間により差があるが、35件から50件程度となっているとの答弁があっております。また、大村市介護保険基金の残高について確認するなど内容を検討した次第であります。 最後に、第23号議案病院事業会計予算について長期療養を必要とする患者に対して病床が不足していないか確認するなど内容を検討した次第であります。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、内容について慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定した次第であります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  それでは、質疑を留保することとし、しばらく休憩し、午後1時から再開します。 △休憩 午後0時02分 △再開 午後1時 ○議長(伊川京子君)  再開します。 先ほどの厚生文教委員長報告に対する質疑を行います。 まず、第20号議案令和2年度大村市国民健康保険事業特別会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第21号議案令和2年度大村市後期高齢者医療事業特別会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第22号議案令和2年度大村市介護保険事業特別会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第23号議案令和2年度大村市病院事業会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔厚生文教委員長降壇〕 これより、まず、第20号議案令和2年度大村市国民健康保険事業特別会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第20号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第20号議案は原案のとおり決定します。 次に、第21号議案令和2年度大村市後期高齢者医療事業特別会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第21号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第21号議案は原案のとおり決定します。 次に、第22号議案令和2年度大村市介護保険事業特別会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第22号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第22号議案は原案のとおり決定します。 次に、第23号議案令和2年度大村市病院事業会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第23号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第23号議案は原案のとおり決定します。 日程第17、第24号議案令和2年度大村市工業団地整備事業特別会計予算から日程第21、第28号議案令和2年度大村市農業集落排水事業会計予算までの5件を一括議題とします。 経済建設委員長の報告を求めます。 ◆経済建設委員長岩永愼太郎君) 登壇-----------------------------------経済建設委員会審査報告  第24号議案 令和2年度大村市工業団地整備事業特別会計予算 第25号議案 令和2年度大村市水道事業会計予算 第26号議案 令和2年度大村市工業用水道事業会計予算 第27号議案 令和2年度大村市下水道事業会計予算及び 第28号議案 令和2年度大村市農業集落排水事業会計予算の5件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 まず、産業振興部関係分について申し上げます。 第24号議案工業団地整備事業は、既存工業団地の完売に伴い、雇用の場の確保や定住人口の増加及び商工業の振興を図るために約21ヘクタールの新たな工業団地の整備を平成30年度までに完了し、平成31年4月より第2大村ハイテクパークとして分譲開始しております。 その新工業団地整備に係る市債の償還金や令和元年7月の豪雨で崩壊したのり面の復旧に係る工事請負費などが計上された予算となっております。 次に、上下水道局関係分について申し上げます。 第25号議案水道事業は、管路更新計画及び中期経営計画に沿って実施する老朽管路の更新、水源開発に係る松原水源浄水処理変更事業、野田地区民営水道統合事業などを反映した予算となっております。 次に、第26号議案工業用水道事業は、新規水源の開発や老朽化が進みつつある既存施設、設備の更新などを行う予算となっております。 次に、第27号議案下水道事業は、中期経営計画に基づく汚水・雨水管布設工事や浄水管理センターの汚泥脱水設備改築工事などを行う予算となっております。 次に、第28号議案農業集落排水事業は、九州新幹線西九州ルートの整備工事に伴う汚水管移設工事や鈴田小学校マンホールトイレ整備工事などを行う予算となっております。 委員からは、水道事業において有収率の向上を図るため、漏水調査委託料を前年度から大幅に増額しているが、どれくらいの効果を見込んでいるのか質問し、理事者からは、平成28年度以降、有収率が年々落ちている。以前、有収率向上対策として平成25年度から平成27年度にかけて、水道管の漏水調査及び修繕工事に対して集中的に予算を投入した結果、平成24年度は82.4%だった有収率が、平成28年度には91.2%へと大きく向上した。当時と比較すると管路の老朽化が進んでいるために同じような効果を見込むのは少し難しいと思うが、有収率向上につながるものと思っているとの答弁がありました。 次に、委員からは、老朽管敷設がえ工事の進捗状況について質問し、理事者からは、中期経営計画に基づき年間6キロ、事業費3億円程度で工事を行っている。5年計画での目標値30.1キロに対して計画最終年度の来年度を残した現時点で22.79キロ、約75%の進捗率であるとの答弁がありました。 そのほか、上下水道料金の収納率及びコンビニでの収納割合などについて説明を求めています。 次に、工業用水道事業について理事者から、九州新幹線西九州ルートの木場トンネル工事に伴う湧き水対策として、工事主体の鉄道・運輸機構が揚水設備を設置し、トンネル外に放流していたことから、湧き水を単に放流するのでなく、新規水源として活用できないか相談したところ前向きな回答があった。 そこで、令和2年度において、年間を通した湧水量の調査を行うとともに工業用水道として活用するため、導水管の整備などの概略設計業務委託を予算計上しているとの説明がありました。 これに対し委員からは、日量どれくらいの湧き水が出ているのかと質問し、理事者からは鉄道・運輸機構に確認したところ、日量約4,000立法メートル程度であると聞いているとの答弁がありました。 その他、討論において第27号議案下水道事業について、下水道事業の計画区域の拡大により令和5年度までに大村・福重・松原地区の一部が順次整備される予定になっているが、住宅が密集している区域については計画区域外であってもこの機会に計画区域に編入してほしいとの意見が出されました。 また、第28号議案農業集落排水事業に関して、平成6年の供用開始から25年ほど経過しており、今後は、施設の維持管理や管路更新に多額の費用が必要になってくると聞いている。このような状況を踏まえ、今後の予算確保について検討を進めてほしいとの意見が出されました。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、議案内容について慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。----------------------------------- ○議長(伊川京子君)  ただいまの委員長報告に対し、まず、第24号議案令和2年度大村市工業団地整備事業特別会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第25号議案令和2年度大村市水道事業会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第26議案令和2年度大村市工業用水道事業会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第27号議案令和2年度大村市下水道事業会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第28号議案令和2年度大村市農業集落排水事業会計予算の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔経済建設委員長降壇〕 これより、まず、第24号議案令和2年度大村市工業団地整備事業特別会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第24号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第24号議案は原案のとおり決定します。 次に、第25議案令和2年度大村市水道事業会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第25号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第25号議案は原案のとおり決定します。 次に、第26号議案令和2年度大村市工業用水道事業会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第26号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第26号議案は原案のとおり決定します。 次に、第27号議案令和2度大村市下水道事業会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第27号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第27号議案は原案のとおり決定します。 次に、第28号議案令和2年度大村市農業集落排水事業会計予算の討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第28号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第28号議案は原案のとおり決定します。 日程第22、第31号議案副市長の選任についてを議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。 ◎市長(園田裕史君) 登壇----------------------------------- △第31号議案 副市長の選任について----------------------------------- 御説明いたします。 山下健一郎氏を副市長として選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。          〔市長降壇〕 ○議長(伊川京子君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議がありませんので、本案は委員会の付託を省略します。 これより、討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第31号議案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第31号議案は原案のとおり同意することに決定します。 日程第23、第32号議案人権擁護委員候補者の推薦について及び日程第24、第33号議案人権擁護委員候補者の推薦についての2件を一括議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。 ◎市長(園田裕史君) 登壇----------------------------------- △第32号議案 人権擁護委員候補者の推薦について-----------------------------------及び----------------------------------- △第33号議案 人権擁護委員候補者の推薦について----------------------------------- 御説明いたします。 6月30日をもって任期満了となられる坂井則雄委員を引き続き推薦し、また、吉田優子委員の後任として川元理恵氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により意見を求めるものです。 以上、よろしくお願いいたします。          〔市長降壇〕 ○議長(伊川京子君)  これより、まず、第32号議案人権擁護委員候補者の推薦についての質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第33号議案人権擁護委員候補者の推薦についての質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 お諮りします。第32号議案及び第33号議案の2件は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第32号議案及び第33号議案の2件は、委員会の付託を省略します。 これより、まず、第32号議案人権擁護委員候補者の推薦についての討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第32号議案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第32議案は原案のとおり同意することに決定します。 次に、第33号議案人権擁護委員候補者の推薦についての討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第33号議案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第33号議案は原案のとおり同意することに決定します。 日程第25、議会第1号議案市長に対する市政運営の改善を求める決議を議題とします。 提案理由について提出者の説明を求めます。 ◆議会運営委員長(朝長英美君) 登壇----------------------------------- △議会第1号議案 市長に対する市政運営の改善を求める決議----------------------------------- 上記議案を別紙のとおり大村市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。 本決議の内容につきましては、重要な案件でございますので、決議文全文を読み上げます。 市長に対する市政運営の改善を求める決議。 市は、新工業団地(第2大村ハイテクパーク)へのV・ファーレン長崎(以下、「V・ファーレン」という)練習拠点の誘致断念後、親会社のジャパネットホールディングス(以下、「ジャパネット」という)との協議を重ね、本年1月31日拠点整備についての基本的な考え方が一致に至ったことから、議会全員協議会においてその報告を行った。 市は、総合運動公園内にサッカー場などを3段階に分けて整備するとともに、スポーツを軸としたまちづくり、いわゆるスポーツシューレ構想の実現に向けた取り組みを進め、V・ファーレンは隣接地にクラブハウスなどを建設するというものである。 多くの議員からは、整備に係る費用負担のあり方、総合運動公園整備事業への国の補助金の返還、市民の施設利用などについて懸念の声が噴出したものの、これらに対する明確な説明はなされなかった。 ところが、全員協議会の直後に開かれた市長とジャパネット社長との共同記者会見に関する報道各社の翌日の新聞記事では、2022年にクラブハウスとサッカー場2面での運用開始を目指すことで両者が合意したと報じられた。 しかし、我々議会は、まだ本件に関し十分な協議及び認識の一致すらしておらず、このような市長の議会軽視とも受け取れる姿勢には憤りを覚えるものである。また、本報道以降、多くの市民や関係団体に誤った認識を与える結果となったことは極めて遺憾である。 今回の事態を招いた大きな原因は、市長の軽率な判断による拙速な市政運営にあったと言わざるを得ない。よって、市長に対し猛省を促すとともに、速やかに市民や関係団体の誤解を解くための記者会見を開き、今後の、ジャパネットとの主体的かつ市民の立場に立った協議の実施、議会への説明責任の誠実な履行を強く求めるものである。 以上、決議する。 令和2年3月19日、大村市議会。 なお、本決議は議会運営委員会の提出であります。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(伊川京子君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔議会運営委員長降壇〕 これより討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。議会第1号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、議会第1号議案は原案のとおり決定します。 日程第26、常任委員会及び議会運営委員会の所管事項に基づく行政調査の報告についてを議題とします。 本件につきましては、閉会中の継続調査事件として、常任委員会及び議会運営委員会に付託しておりましたが、常任委員会及び議会運営委員会とも調査を実施し、その結果が議長宛てに報告されておりますので、それにより御了承願います。 日程第27、常任委員会及び議会運営委員会行政調査に伴う閉会中の継続調査についてを議題とします。 本定例会閉会後、来年第1回目の定例会開会前までに実施される常任委員会及び議会運営委員会の所管事項に係る先進都市等の調査については、それぞれ調査が終了するまで、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、それぞれ調査が終了するまで、閉会中の継続調査とすることに決定します。 お諮りします。令和2年中に開催される定例会及び臨時会において議決される各案件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、大村市議会会議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定します。 ここで吉野副市長ほか、今回、退任・退職される理事者から、発言の申し出があっておりますので、これを許可します。 ◎副市長(吉野哲君)  皆さん、どうも、今回、3月31日で退任をさせていただきます。 私は、昭和51年に大村市役所に奉職しまして、3月31日で丸44年となります。職員として36年間、副市長として8年間でした。 ただ、その44年間の間に部署では財政課の一般職員で5年半というのが最長だったんですけども、この議場におきましては平成12年の12月から世話になっております。もう、一番長い部署が、ここ議場だったかなというふうにちょっと思っております。 そういった中で、長い中において、いろいろ思いも駆けめぐっておるんですけども、その全てを話すには少し会期を延長してもらわないと語り切れないような状況でございます。 ただ、この場で平成12年から皆さんと御議論させていただき、さまざまな御提案をいただき、また、そのおかげで市政も大きく変わってきたかなというふうに思います。 それに増して私自身も人としての、職員としての成長も大いにさせていただいたということで非常に感謝をしております。 ただ、現状は、今、世の中、新型コロナウイルスで右往左往しております。そういった中でありますことと、先ほど残念ながら議会からの決議を2件いただきました。それも、一つは私の力が至らなかったというところもございます。調整不足のところもありまして、大いに反省をしているところでございます。 それと、まだまだ大きな案件が引き続き継続をしておりますけども、そういうところにつきましても、私が本来まとめなければならなかった部分もございますので、そこら辺が非常に心残りでもあるし、心苦しく思い、後悔の念を拭い切れないところでございます。 こうして皆様方とこの場で副市長として丸8年間仕事をできたことは、非常に私自身、今後、まだ先は決まっておりませんけども、その糧として、もう私も44年間ずっとこれだったので、人生の3分の2以上は市役所に勤めていました。はっきり言って、今後、何をすればいいのかわからない状態です。そういった中で、こういった思い出をしっかり大きな袋に包んで卒業させていただいて、この後ゆっくりと過ごしていきたいというふうに思います。 本当に皆さんには感謝しております。どうもありがとうございました。(拍手) ◎上下水道事業管理者(朝長定君)  4年前の4月、着任早々に熊本地震が発災をいたしました。その後も毎年、国内各地で大規模な自然災害が発生をいたしまして、現在でもまだ完全に復旧をしていない被災地域もあるようでございます。 また、昨年末に発症しました新型コロナウイルスも瞬く間に地球規模で感染蔓延をして、各国ともその対応に苦慮しているのはマスコミ等で報道されているとおりでございます。 また、ある識者は、近年の異常気象によって、今後、風速60メートルを超えるようなスーパー台風が日本国内に上陸するであろうというような発表もしております。 このような自然災害を見るときに、平時の備えの大切さ、あるいは、その都度の危機管理対応の難しさというものをこの4年間改めて再認識をしたところでございます。 話は変わりますけれど、私は飛行機から、あるいはビルの上層階から市街地を見下ろすときにいつも思うことがございます。 それは、ビル群、あるいは民家の地下にはあまたの水道管や下水道管が縦横に布設されていて、人々は快適な毎日を過ごすことができているんだよなと、一人、官民の関係者のこれまでの長い取り組みによる成果なんだよなと感じております。 上下水道事業は、多くの環境や設備を有する装置産業と言われておりますけれども、本市の両事業も同様に多くの施設・設備を利用しておりますが、これらの施設・設備が今後改築・更新の時期を次々に迎えてまいります。また、安定供給のためにも新たな水源の確保なども必要ではないかと思っておりますが、いずれも多額の事業費を要する非常に市にとっても重大な事業が控えております。 議員の皆様には、こういうことに十分な御理解と御支援をいただいて、今後の上下水道事業に一層の、これまで以上の御支援をいただければなと、この場をお借りして切にお願いをしたいと思っております。 終わりになりますが、伊川議長様、城副議長様、それと、各議員の皆様の今後ますますの御隆盛と御健勝を心から祈念をいたしまして、退任に際しての挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ◎企画政策部長山下健一郎君)  このような発言の機会をいただき本当にありがとうございます。私は、昭和57年4月に市民課勤務を最初に会計課、人事課と渡り歩きまして、ことし今月末で38年間の定年退職を迎えます。 この間、歴代の市長、副市長を初め、特別職の皆さん、また、歴代の市議会議員の皆さん、また、現職の市議会議員の皆さんには大変お世話になりました。また、先輩職員の皆さんには、時に厳しく、また、時には優しく御指導をいただきました。同僚や57年の同期の職員、あるいは後輩の職員には随分と助けられたことも多く、失敗や困難を乗り越えてこられたというふうに思っております。 皆様には本当に長い間お世話になりました。また、4月からは吉野副市長の後を継ぐという形で、吉野副市長とは、吉野副市長が職員時代から随分と御指導と御助言と、相談をさせていただくのが本当に多くて、ここ3年隣同士で座っておりましたけども、本当に頼りになる先輩職員という形でつき合いをさせていただいたところでございます。 この吉野副市長の後を継ぐという重責を本当にプレッシャーと感じております。しかしながら、覚悟を持って市長と一緒に職員と一緒に、また、市議会のほうにはしっかりと調整、説明、御理解をいただけるように邁進していきたいというふうに思っております。 もう覚悟を持ってやっていきたいというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手) ◎教育政策監(丸山克彦君)  平成29年4月から3年間でございましたが、大変お世話になりました。 文部科学省から出向いたしまして、ここ大村市において国と地方、双方の立場から教育行政に関われたことは私にとって何物にもかえがたい経験でございました。また、多くのすばらしい出会いもあったところでございます。 こちらに参りまして改めて思ったことですけれども、教育行政は地方が主役、主体であるということ、それから、地方にもすばらしい取り組みや人がいる。国の政策を考えるときに、東京中心の、大都市圏中心ではなくて常に地方を意識するといったことが非常に大事なんだなというふうなことを改めて感じたところでございます。 4月には国の機関に参りますけれども、この経験を多くの仲間に伝え、また、みずからが実践することで少しでも恩返しができればというふうに考えているところでございます。 最後になりますけれども、伊川議長を初め、市議会議員の皆様、子供の成長を第一に考え尽力している教職員、PTAや地域団体など、学校、家庭、地域で本市の教育を支えていただいている皆様、お世話になった全ての皆様にこの場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。(拍手) ◎上下水道局次長(原慶一郎君)  皆さん、大変お世話になりました。 私も山下部長と同期でございまして、今から思い起こせば38年前です。私はとんでもない職員でした。今では考えられませんけど、大学の4年の夏休みまで遊びほうけて、気がついたら、もう全ての採用試験が終わって市役所しか残っておりませんでした。地方自治も全然知識がない私が何とか市役所に拾い上げていただいて、それでありながら3年間ぐらいで学生時代の借金を返したら役所をやめて上京しようかなと密かに思い続けておりました。 しかしながら、当時の上司の方、諸先輩方から半分あきれられながらも御指導を受け、叱られもし、考え方もだんだん変わってまいりました。 それで、当時の私からすれば、ここの席に座っておるというのは全く考えられないことだったんですけれども、本当に当時の皆さんのおかげでここにあると思っております。 また、市議会の議員の皆様方にも、ここに座る以前からいろいろな御意見と御指導をいただきまして、いろいろ勉強させていただきました。本当に心から感謝いたします。 そして最後に、今の若い市役所の職員に一言言いたいと思います。これは、私が先輩から言われて、いわゆる改心した一つのきっかけになった言葉です。  「お前はさ、机の上の書類ばっかり見て仕事しよっばってんが、そん向こうにある血の通った市民の顔ばちゃんと思い浮かべて仕事ばせんば。そこにおいたちのやりがいもあっとぞ」 以上です。ありがとうございました。(拍手) ○議長(伊川京子君)  それでは、皆様、御苦労さまでございました。 以上で、本定例会に付議された案件の審議はすべて終了しました。 これで、令和2年第1回大村市議会定例会を閉会します。 △閉会 午後1時44分 上記会議録を調製し署名する。    議長    伊川京子    署名議員  高濱広司    署名議員  岩永愼太郎...