令和 1年 9月 定例会(第4回)◯出席議員は次のとおりである。 1番 堀内 学君 14番 野島進吾君 2番 高濱広司君 15番 朝長英美君 3番 光山千絵君 16番 岩永愼太郎君 4番 晦日房和君 17番 田中秀和君 5番 松尾祥秀君 18番 小林史政君 6番 村崎浩史君 19番 永尾高宣君 7番 城 幸太郎君 20番 山北正久君 8番 中崎秀紀君 21番 古閑森秀幸君 9番 田中博文君 22番 山口弘宣君 10番 竹森 学君 23番 三浦正司君 11番 吉田 博君 24番 村上秀明君 12番 水上 享君 25番 伊川京子君 13番 宮田真美君◯欠席議員は次のとおりである。 なし◯地方自治法第121条により出席した者は次のとおりである。 市長 園田裕史君
都市整備部長 増田正治君 副市長 吉野 哲君 教育長 遠藤雅己君 大村市技監 田坂朋裕君 教育政策監 丸山克彦君 企画政策部長 山下健一郎君 教育次長 吉村武史君 総務部長 田中博文君
上下水道事業管理者 朝長 定君 財政部長 楠本勝典君
上下水道局次長 原 慶一郎君
市民環境部長 杉野幸夫君
競艇事業管理者 馬場宏幸君 福祉保健部長 川下隆治君
競艇企業局次長 濱崎賢二君
こども未来部長 山中さと子君 総務課長 高木義治君 産業振興部長 高取和也君◯本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 大槻 隆君 書記 吉原周平君 次長 長石弘顕君 書記 向 美樹君 係長 山下大輔君 書記 川口隆士君 係長 中村宏昭君 書記 法村俊弥君
----------------------------------- 第4回
定例会議事日程 第7号 令和元年10月3日(木曜)午前10時開議第1 第48号議案 大村市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例(
総務委員会審査報告)第2 第49号議案 大村市印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例(
総務委員会審査報告)第3 第50号議案 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例(
厚生文教委員会審査報告)第4 第51号議案
大村市立認定こども園等の
利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例(
厚生文教委員会審査報告)第5 第52号議案 大村市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(
厚生文教委員会審査報告)第6 第54号議案 公の施設の指定管理者の指定について(「伊勢町ふれあい館」及び「中地区ふれあい館」)(
厚生文教委員会審査報告)第7 第55号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市
西大村地区コミュニティセンター)(
厚生文教委員会審査報告)第8 第56号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市西大村本町
地区コミュニティセンター)(
厚生文教委員会審査報告)第9 第57号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市
松並地区コミュニティセンター)(
厚生文教委員会審査報告)第10 第53号議案 大村市
水道事業給水条例の一部を改正する条例(
経済建設委員会審査報告)第11 第58号議案 公の施設の指定管理者の指定について(
大村市民交流プラザ(こども未来館を除く。))(
経済建設委員会審査報告)第12 第59号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市野岳湖公園)(
経済建設委員会審査報告)第13 第60号議案 市道路線の認定について(
経済建設委員会審査報告)第14 第61号議案 土地の買入れについて(
経済建設委員会審査報告)第15 第62号議案 土地の売払いについて(
経済建設委員会審査報告)第16 第65号議案 令和元年度大村市
一般会計補正予算(第4号)(総務、厚生文教、
経済建設委員会審査報告)第17 第66号議案 令和元年度大村市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)(
総務委員会審査報告)第18 第67号議案 令和元年度大村市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)(
厚生文教委員会審査報告)第19 第68号議案 令和元年度大村市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)(
経済建設委員会審査報告)第20 第69号議案 平成30年度大村市
一般会計歳入歳出決算の認定について(総務、厚生文教、
経済建設委員会審査報告)第21 第70号議案 平成30年度大村市
モーターボート競走事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について(
総務委員会審査報告)第22 第71号議案 平成30年度大村市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(
厚生文教委員会審査報告)第23 第72号議案 平成30年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について(
厚生文教委員会審査報告)第24 第73号議案 平成30年度大村市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(
厚生文教委員会審査報告)第25 第74号議案 平成30年度大村市
病院事業決算の認定について(
厚生文教委員会審査報告)第26 第75号議案 平成30年度大村市
工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について(
経済建設委員会審査報告)第27 第76号議案 平成30年度大村市水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について(
経済建設委員会審査報告)第28 第77号議案 平成30年度大村市
工業用水道事業決算の認定について(
経済建設委員会審査報告)第29 第78号議案 平成30年度大村市下水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について(
経済建設委員会審査報告)第30 第79号議案 平成30年度大村市
農業集落排水事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について(
経済建設委員会審査報告)第31 第81号議案
公平委員会委員の選任について第32
選挙管理委員及び同補充員の選挙について追加 議会第4号議案
村川一恵大村市
教育委員会委員に対する
辞職勧告決議
△開議 午後1時13分
○議長(伊川京子君) 皆様こんにちは。出席議員は定足数に達しております。議事日程第7号により、本日の会議を開きます。 日程第1、第48号議案大村市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例及び日程第2、第49号議案大村市印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例の2件を一括議題とします。 総務委員長の報告を求めます。
◆総務委員長(小林史政君)
登壇-----------------------------------
△
総務委員会審査報告 第48号議案 大村市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例及び 第49号議案 大村市印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例の2件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 初めに、第48号議案大村市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、成年被後見人等の人権が尊重され、不当に差別されないよう、成年被後見人等に係る欠格条項、その他の権利の制限に係る措置について適正化を図るために公布された、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、
地方公務員法等の法律が改正されたことを踏まえ、これに影響を受ける条例の改正を行うものであります。 委員会におきましては、成年被後見人となった場合、公務員として職務遂行が難しいと思われるが、具体的にはどのようになるのか質問し、理事者からは、例えば、市の職員が成年被後見人となった場合、改正前は即失職となっていたものを、改正後は個々に医師の診断などをもとに判断した上で、分限処分や失職という形になる。また、職員等の採用試験に際しても、改正前は成年被後見人であれば一律に受験資格がなかったが、改正後は本人それぞれの能力を見て、しっかりと判断するようになるとの答弁がありました。 次に、第49号議案大村市印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、
住民基本台帳法施行令等の改正により、住民票等への旧氏の記載が可能となることを踏まえ、婚姻や養子縁組等により氏に変更があった者について、本年11月5日以降、住民票への旧氏記載の請求によって、住民基本台帳に記録された旧氏の印鑑も登録できるようにするものであります。 委員会におきましては、今回の改正の背景について質問し、理事者からは、結婚などで姓が変わっても旧姓のまま働く女性が一般的にふえてきていることから、女性の活躍を促進するためということが考えられるとの答弁がありました。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、いずれの議案につきましても慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対し、まず、第48号議案大村市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第49号議案大村市印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔総務委員長降壇〕 これより、まず、第48号議案大村市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第48号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第48号議案は原案のとおり決定します。 次に、第49号議案大村市印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第49号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第49号議案は原案のとおり決定します。 日程第3、第50
号議案災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例から、日程第9、第57号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市
松並地区コミュニティセンター)までの7件を一括議題とします。
厚生文教委員長の報告を求めます。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君)
登壇-----------------------------------
△
厚生文教委員会審査報告 第50号議案 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 第51号議案
大村市立認定こども園等の
利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例 第52号議案 大村市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 第54号議案 公の施設の指定管理者の指定について(「伊勢町ふれあい館」及び「中地区ふれあい館」) 第55号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市
西大村地区コミュニティセンター) 第56号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市西大村本町
地区コミュニティセンター)及び 第57号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市
松並地区コミュニティセンター)の7件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 初めに、第50
号議案災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給に関する法律施行令の改正に伴い、所要の条文整理を行うものであります。 次に、第51
号議案大村市立認定こども園等の
利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例は、幼児教育・保育の無償化による子ども・
子育て支援法施行令の改正に伴い、
大村市立認定こども園等の
利用者負担額を改定するものであり、これにより、大村市立の
認定こども園、幼稚園及び保育園を利用する3歳から5歳児及び
市民税非課税世帯に属する0歳から2歳児の
利用者負担額が無償となるものであります。 次に、第52号議案大村市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、幼児教育・保育の無償化等による特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準の改正に伴い、食事の提供に要する費用の取り扱い及び連携施設の確保に関する規定について改正するものであります。 委員会におきましては、給食費のうち、おかずやおやつなどにかかる費用、いわゆる副食費の価格について質問し、理事者から、副食費の価格については各園で差がある。各園から詳細な聞き取りは行っていないが、おおむね国が示している基準である月額4,500円程度で設定していると聞いているとの答弁があっております。 次に、第54号議案公の施設の指定管理者の指定について(「伊勢町ふれあい館」及び「中地区ふれあい館」)は、伊勢町ふれあい館及び中地区ふれあい館の令和2年度以降5年間の指定管理者を指定するものです。 委員会におきましては、非公募にもかかわらず、市が示した指定管理料の参考金額よりも
指定管理者候補者の提案額が低くなったことについて質問し、理事者から、
指定管理者候補者側から人件費の面で企業努力を行ったと聞いているとの答弁があっております。 次に、第55号議案から第57号議案までの3件については、いずれも地区の
コミュニティセンターの令和2年度以降5年間の指定管理者を指定するものです。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、議案の内容について慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対し、まず第50
号議案災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第51
号議案大村市立認定こども園等の
利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第52号議案大村市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第54号議案公の施設の指定管理者の指定について(「伊勢町ふれあい館」及び「中地区ふれあい館」)の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第55号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市
西大村地区コミュニティセンター)の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第56号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市西大村本町
地区コミュニティセンター)の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第57号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市
松並地区コミュニティセンター)の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
厚生文教委員長降壇〕 これより、まず、第50
号議案災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第50号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第50号議案は原案のとおり決定します。 次に、第51
号議案大村市立認定こども園等の
利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第51号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第51号議案は原案のとおり決定します。 次に、第52号議案大村市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の討論を行います。
◆13番(宮田真美君) 賛成の立場ではありますが、意見を付したいと思います。 本案は、保育無償化に係る条例の改正案です。保育無償化の財源は、消費税の増税分が充てられることになっており、低所得世帯にとっては無償化の恩恵が少なく、増税の負担が生活にのしかかってくるということになりますので、財源を消費税の増税分に求めるという点については共産党は反対をしております。 しかし、本市では、全国でも先進的な取り組みである第2子無償化を継続しながらの3歳から5歳の保育無償化の実施ですので、現状を考慮し、反対はいたしません。 ただし、第2子無償化を、令和3年度以降もぜひ継続をしていただきたいということ、そして保育会からも令和元年6月14日付で議会に対しても副食費の保護者負担の無償化を求めるという要望が出されておりますが、同様の要望は市にも出されていると思います。やはりこのことを真摯に受けとめて、この検討をしていただきたい、この2点の意見を付して、賛成といたします。
○議長(伊川京子君) これで討論を終結します。 採決します。第52号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第52号議案は原案のとおり決定します。 次に、第54号議案公の施設の指定管理者の指定について(「伊勢町ふれあい館」及び「中地区ふれあい館」)の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第54号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第54号議案は原案のとおり決定します。 次に、第55号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市
西大村地区コミュニティセンター)の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第55号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第55号議案は原案のとおり決定します。 次に、第56号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市西大村本町
地区コミュニティセンター)の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第56号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第56号議案は原案のとおり決定します。 次に、第57号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市
松並地区コミュニティセンター)の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第57号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第57号議案は原案のとおり決定します。 日程第10、第53号議案大村市
水道事業給水条例の一部を改正する条例から日程第15、第62号議案土地の売払いについてまでの6件を一括議題とします。
経済建設委員長の報告を求めます。
◆
経済建設委員長(岩永愼太郎君)
登壇-----------------------------------
△
経済建設委員会審査報告 第53号議案 大村市
水道事業給水条例の一部を改正する条例 第58号議案 公の施設の指定管理者の指定について(
大村市民交流プラザ(こども未来館を除く。)) 第59号議案 公の施設の指定管理者の指定について(大村市野岳湖公園) 第60号議案 市道路線の認定について 第61号議案 土地の買入れについて及び 第62号議案 土地の売払いについて以上の6件を一括して報告します。 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 まず、第53号議案は、水道法の改正に伴い、
指定給水装置工事事業者の指定の更新に係る手数料を定めるとともに、所要の条文整理を行うものです。 次に、第58号議案は、公の施設の指定管理者の指定に関するもので、令和2年度から3年間の、こども未来館を除く
大村市民交流プラザの指定管理者を、本市の
指定管理者制度の運用方針で定める再指定制度により、公募は行わず、選定審査会の審査、市議会の議決を経た上で指定するものであります。 次に、第59号議案は、公の施設の指定管理者の指定に関するもので、令和2年度から3年間の大村市野岳湖公園の指定管理者を指定するものであります。 次に、第60号議案は、地域からの要望への対応、民間開発による宅地造成及び新工業団地の造成により、新たに設けられた5路線を市道として認定するものです。 次に、第61号議案は、新幹線新大村駅(仮称)
周辺整備事業に必要な用地として、長崎県及び大村市土地開発公社から土地を買い入れるものであります。 次に、第62号議案は、新工業団地として整備した第2
大村ハイテクパーク区画2の一部を売却するものであります。 委員会におきましては、まず、第58号議案について、再指定制度により指定に至った経緯について質問し、理事者からは、利用者へ実施した
アンケート調査においても、職員の対応もよく非常に利用しやすい、清潔感があり掃除が行き届いているなど大変好評を得ている。交流事業についても、民間が有するノウハウを活用することにより、限られた予算の中で多彩な事業が展開されており、
市民サービスの質の向上につながっている。以上のようなことも含め、選定審査会での評価も高く、良好な管理運営の継続性を考えたときに再指定でお願いするのが最適だと判断したとの答弁がありました。 次に、第59号議案について、応募が1者のみだった要因についてどう考えているか質問し、理事者からは、指定管理の業務の内容を、これまでは公園内に設置された浄化槽や
キャンプ場施設の管理としていたが、今回新たに植栽の剪定、除草、トイレ掃除等含めた内容としたので、幅広く応募があると思っていたが、このような結果になったとの答弁がありました。 これに対して、委員からは、浄化槽は特殊なシステムになっていると聞いているが、応募がない理由の一つになっているのではないかと質問し、理事者からは、浄化槽はバイオマスを活用した特殊な浄化システムとなっているが、システムの維持管理については専門業者へ別に委託しており、指定管理者は主に清掃業務を行うとの答弁がありました。 また、
指定管理期間を5年から3年にした経緯について確認をしております。 さらに、第53号議案に関して、
指定給水装置工事事業者の指定の基準、第61号議案に関して、買い入れる土地の取得予定価格の算定方法などの説明を求めております。 そのほか、委員間の討論において、指定管理者の再指定制度について、市は、その業者しかできないという誤解を招かないよう、再指定に至った経緯・理由を、より明確にする基準等が必要であるとの意見や、再指定制度による指定は、本市では2例目であり、前例も少ないことから、他市町の状況も調査してほしいとの意見が出されております。 以上、議案内容について慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対し、まず、第53号議案大村市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第58号議案公の施設の指定管理者の指定について(
大村市民交流プラザ(こども未来館を除く。))の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第59号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市野岳湖公園)の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第60号議案市道路線の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第61号議案土地の買入れについての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第62号議案土地の売払いについての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
経済建設委員長降壇〕 これより、まず、第53号議案大村市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第53号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第53号議案は原案のとおり決定します。 次に、第58号議案公の施設の指定管理者の指定について(
大村市民交流プラザ(こども未来館を除く。))の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第58号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第58号議案は原案のとおり決定します。 次に、第59号議案公の施設の指定管理者の指定について(大村市野岳湖公園)の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第59号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第59号議案は原案のとおり決定します。 次に、第60号議案市道路線の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第60号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第60号議案は原案のとおり決定します。 次に、第61号議案土地の買入れについての討論を行います。
◆13番(宮田真美君) 反対の立場で討論をいたします。 本議案は、新幹線新駅
周辺整備事業に係る土地の買い入れについてです。この場所で繰り返し申し上げておりますが、新幹線はフリーゲージトレイン導入という当初の計画はなくなっています。県は、フル規格を目指すと言っておりますが、フル規格導入という事業計画が立っているわけではありません。また、佐賀県との協議も、いまだ進んでいない状況です。正式な計画がないままに市民の税金がつぎ込まれ、工事だけが進んでいるという状況になっております。 日本共産党は、工事は一旦中止し、凍結も含めて計画を検討し直すべきだと主張しております。 以上の理由により、本議案には反対をいたします。
○議長(伊川京子君) これで討論を終結します。 採決します。第61号議案を原案のとおり決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、第61号議案は原案のとおり決定します。 次に、第62号議案土地の売払いについての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第62号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第62号議案は原案のとおり決定します。 日程第16、第65号議案令和元年度大村市
一般会計補正予算(第4号)を議題とします。 まず、総務委員長の報告を求めます。
◆総務委員長(小林史政君)
登壇-----------------------------------
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総務委員会審査報告 第65号議案 令和元年度大村市
一般会計補正予算(第4号)中、総務委員会付託分 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 今回の補正予算の概要につきましては、歳入歳出8億7,043万7,000円を追加し、総額を455億8,092万4,000円とするものであります。 主な内容について申し上げます。 まず、地域経済循環創造事業について申し上げます。 本事業は、国の地方創生支援施策、ローカル10,000プロジェクトを活用し、松原地区にある築約100年の店舗つき空き家を改修し、レンタルスペース、飲食店舗、宿泊施設の複合施設として整備するための補助金を交付するものであります。 なお、本事業については、さきの6月定例会本会議において、関連予算を削除する修正議決がなされております。 委員会におきましては、事業内容について説明を求め、理事者からは、事業名は、松原宿を体験できる宿「いっぽMATSUBARA」プロジェクトである。ローカル10,000プロジェクトは、産学金官の連携により、地域の資源と資金を活用し、地域密着型企業の立ち上げを支援することとなっている。原則、地域金融機関による融資が必須であり、その融資と同額を国と自治体が負担する。大村市において人口が増加している一方、人口減少率が最も高い松原地区の豊富な地域資源による活性化を図り、市全体の交流人口増から関係人口増、ひいては移住定住への取り組みを推進するものであるとの答弁がありました。 次に、さきの6月定例会からの改善点について説明を求め、理事者からは、6月定例会で議決された修正案の修正理由3項目に対し、まず1項目め、松原地区住民等のコンセンサスを得ることについては、8月18日に松原出張所で事業者による住民説明会を開催し、64名の参加があり、参加者の不安や疑問については一定解消されたものと考えている。 次に、2項目め、収支計画書の数値根拠については、東京都大田区のG.U.Style社を訪問し、実際に店舗つき住宅を改築し、事務所や店舗として使用している施設や、他の施工施設を視察し、改築状況や工法の説明を受け、事業計画の精査を行った。 最後に3項目め、事業開始後の不測の事態への方策については、四半期ごとにモニタリング会議を開催し、収支計画が確実に遂行されるよう事業の進捗管理を行う。 なお、市としても、施設や事業の周知・PRのサポートを行うため、チラシ等の広告宣伝費用として今回新たに12万5,000円を計上している。今後さらに地元住民の理解を得られるよう、事業者とともに丁寧な事業説明に努めるとの答弁がありました。 次に、委員から、8月18日に行われた住民説明会における説明内容や雰囲気はどのようなものだったのか質問をし、質問内容については、議会で指摘されたような内容が多く、事業が失敗した場合はどうするのか、働く人をどこで雇用するのか、どのようにして人を集めていくのか、外国の方が来ることへの対応はできるのかなどであった。雰囲気としては、反対ではないが、不安に思うことがあるというような御意見で、それに対し、一つ一つ丁寧に説明を行ったとの答弁がありました。 次に、万が一事業が失敗した場合、市や地元へのマイナス要素としてはどのようなものがあるのか質問し、新たな取り組みをこの松原で行うということについては、松原の住民の方々も期待していることと認識している。万が一事業が失敗となった場合には、その地元の期待を裏切ることとなり、地方創生の観点からは、本事業の計画の読みが非常に甘かったと言わざるを得ない。そのような事態にならないよう心して取り組むとの答弁がありました。 次に、貸しオフィスに大村湾商事の入居が決定しているにもかかわらず、収支計画書の固定収入にその賃料が計上されていない理由について質問し、理事者からは、貸しオフィスについてはレンタルスペースの長期貸しという形になるが、計画書の作成時点においては、まだ金額等がはっきりしていなかったとの答弁がありました。 次に、委員から、地方創生の国家プロジェクト1万分の1、その1をこの大村市が担う事業として、これは進めていかなければならないとは思う。だからこそ地域の方々の見える地域活性化、地方創生であるべきである。これまで地元との話し合い、顔の見えるミーティング、そういった場を設ける機会も少なく、コンセンサスを得る取り組みが不十分であったのではないかとさまざまな反省すべき点があろうかと思う。市には、地元住民を置き去りにしない、一人でも反対の方がいたら説得をするような情熱を持って臨んでもらいたいが、どのように考えるか質問し、成功させることが絶対の条件だと思っている。そのためには、事業実施主体にも来てもらいながら、地元の理解をさらに高めるような努力をしていく必要がある。今後そのように取り組んでいきたいとの答弁がありました。 このほか、宿泊施設に関する市内類似施設の価格帯や目標とする稼働率、事業申請の際の総務省への事前の相談内容、市に企画書が持ち込まれる以前の経過などについて説明を求めた次第であります。 次に、カーブミラー設置事業について申し上げます。 本事業は、当初予算において、カーブミラー設置費用として113万3,000円を計上しておりましたが、本年度は例年よりも設置の申請が多く、申請があった17件のうち、設置の必要性が認められた6件を設置することで、これ以上のカーブミラー設置ができない状況となったため、過年度における申請分で保留中のものが5件、今後約半年間で最大10件程度の申請を見込み、合計15件分の設置費用として400万円を増額補正するものであります。 次に、廃棄物処理施設維持管理事業について申し上げます。 本事業は、経年劣化による環境センターの焼却処理設備の耐火物補修工事、ガス冷却室ケーシング補修工事、バグフィルター補修工事、粗大処理施設の切断機補修工事、破砕機補修工事などを行うものであります。 委員会におきましては、本事業に関し、環境センターへの現地視察を行い、理事者から工事の概要説明を受けております。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、地域経済循環創造事業に関し、反対意見として、さきの6月定例会において、関連予算を削除する修正議決がなされたにもかかわらず、再度同様の予算議案が何ら説明もなく上程されたことは、議会軽視の最たるものである。また、修正理由に申し述べられた地元住民のコンセンサスについては、地元の十分な理解が得られたとは言い難く、収支計画についても依然として数値根拠が薄弱であり、6月議会から3カ月近く経過しているにもかかわらず、全く議会が納得できるようなものになっていない。本予算案は、今定例会において提出されるべきものではないという意見が出された一方、賛成意見として、6月定例会から余り大きな変化はなかったが、今後、四半期ごとにモニタリングを行い、市としても本事業をサポートしながら進めていきたいという理事者の説明に期待をする。本事業の実施主体は、あくまでも民間の事業者であり、市ではないが、松原の活性化のために、市としてしっかりとバックアップしていくという約束の上で賛成するとの意見が出されました。 以上、委員会におきましては、地域経済循環創造事業に関して、反対意見もありましたが、大村市議会先例・申し合わせにより、分割付託された議案については、委員会において修正は行わないとしていることから、採決の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
◆20番(山北正久君) 今、委員長報告を聞いておりまして、担当部局からは一定の理解を得たということでありましたけれども、私も8月18日、64名の一人で、実はお聞きしましたけれども、先ほど委員長から報告があったとおりですね。だから、この一定の理解というのは、恐らく我々の理解と全く違う理解ではないかなと思うので、その辺についての議論はなかったんですか。
◆総務委員長(小林史政君) 委員の中には、同様の、やはり理解を得られたということには理解しがたいということになりまして、その内容について質問をしたところ、市としては、この説明会をもって、質問があったことに対して答弁をして理解を得られたものというふうな説明がございました。
◆22番(山口弘宣君) 今の議案についての質問ですけれども、前回の6月議会で最終本会議ごろに慌てて要望書が出されておりますよね。松原地区開発促進協議会、松原地区町内会長会、松原地区社会福祉協議会、松原宿活性化協議会、各会長名で、これは松原地区の主要組織だと思うんですよね。その会長名で要望書が出されておりますけれども、この要望書について、何か委員会として討議をされたのかお尋ねをいたします。
◆総務委員長(小林史政君) 6月議会の際に出された資料についての説明、市のほうに対する、地元から出された内容でございましたので、市のほうとしてどう考えているかということには質問はありませんでした。
◆22番(山口弘宣君) この事業は、松原地区を活性化するための事業なので、幾ら民間の事業者がやるとは言え、やはり松原地区の住民の方々の協力なしにはできないと思うんですよ。ですから、その松原地区の住民の方を巻き込んで、この松原地区をもっとよくしていこう、活性化していこうという気持ちがない限りは、幾ら事業を立ち上げてもうまくいかないと思うんですよ。 それで私も、この町内会長会の会長さんは電話をかけましたけど、お電話に出られなかったので確認できませんでしたけど、ほかの町内会長さんに電話をかけて聞いたりしたら、私たちは知らない、わからないと言われたんですよ。この6月議会に出されたときは、急遽、修正がかけられるかもしれないので、松原地区の現状を少しでも知っていただこうと思って会長名で急遽出されたと思いますので、各町内会長さんが知られなかったり、住民の方が理解をされていないということはあったかもしれないですけど、あれからもう3カ月たっているんですから、これだけの要望書を普通出していたら、例えば、その会合でこの話を持ち上げて、こういう事業が出ているので松原地区でもう少し盛り上げてやっていこうよというような話をされて当然だと思うんですけど、そういうことが一切なされていないように私は感じました。 ですから、委員会で、これは地区の要望ですから、審査はしていないとおっしゃいましたけれども、やっぱりこの要望書に対しても、もう少し審査をして、例えばその地元の人たちとかこの会長さんたちに、少しなりとも意見を聞いて、委員会の意思を決めるべきじゃないのかなというふうに思います。 それと、せっかく日ごろから松原地区は人口減少しているし、子供たちも少ないので、活性化策を何かしてくださいと、何か常日ごろ言われている割には、松原地区の住民の方々には、本当に活性化に対するやる気というのが私は見えてこないというふうに思っておりますので、委員会としてもそういう点についても、もっと白熱した議論をしてほしいと思いましたけれども、その点について委員長の御回答をお願いいたします。
◆総務委員長(小林史政君) 確かに、皆さん、その意見書というのが出たことに関してもちろん存在は知っておりましたが、8月18日でしたか、地元の説明会があっておりますので、基本的に委員の皆様、それに参加をされているんですが、その内容をもってして地元の説明ということで、また、先ほど申し上げましたが、その地元から出た内容について審査をするというような話は出ませんでしたので、山口議員がおっしゃるように、その内容が出たらその内容についても説明すべき、意見を聞くべきというところは、今後の審査の際にしっかり注意しながら行っていきたいと思います。
◆17番(田中秀和君) 1点だけ、ちょっとお尋ねをいたします。 6月議会で、修正といいますか、この事業はだめだということで否決をされて、その後、私の感覚では余り進捗がない状態でまた、ほとんど変わらない議案が出てきているということで、先ほどからちょっと話があっていますように、議会を非常に軽視しているのではないかという声が、多く上がっております。 本来であれば、予算の議案を修正なり、否決なりするということは、私は基本的に市長不信任に値するのではないかと考えております。 前回、反対をして、また今回はこの議案で反対をするという考え、意見が多数あるみたいですが、そういう状況であれば、市長に対する不信任を出すべきだという、そういう考えはなかったでしょうか。もちろん、市長に対する不信任を出すということは、市長には議会解散権が発生しますので、議会としましても、もろ刃の剣といいますか、非常にリスクは負いますが、それだけの思いの中で議会軽視であるという意見が出されたのでしょうか。不信任に対しての意見がありましたでしょうか。お尋ねします。
◆総務委員長(小林史政君) そのような、市長不信任という言葉は、委員会では出ませんでした。
◆15番(朝長英美君) 前回、6月のときも、今回のときも、あの建物が築何年で、今後何年もつかというのは話し合われましたか。あの、柱から何からの古さから見て。棟の曲がっているところとか状態を見たとき、どうせ委員会は現場を見にいったわけでしょう。そのときに、そんなのを見たわけでしょう。そのときに、あと何年もつかという話をされましたか。
◆総務委員長(小林史政君) 現場を見にはいったんですが、確かに今、老朽化しているところは老朽化をしておりまして、建物は木造で、工事費でしっかり人が宿泊できるような、耐震だとかそういった問題をしっかり解消できるのかというような質問はありましたが、実際にじゃあ具体的に何年というような質問はありませんでした。
◆15番(朝長英美君) 結局、国の補助金を出していただいて、大村市もローカル10,000プロジェクトの中で、これをやってもらいたいと言っている割には、耐震化ができない、そして、もしあれができなくて、あの建物を解体すれば幾らかかるかとか、ほかにもこれをしないほうがもっとすばらしい案が出てくるんじゃないかという話は出なかったですか。
◆総務委員長(小林史政君) 耐震につきましては、その施工者がその内容をもって、実際に現場を見てやっていくということでございまして、先ほどおっしゃられた何年というようなことはありませんでした。 そして、御質問の内容のところです。ほかの新しい、別のものがいいんじゃないかというような意見としてはありましたが、ほかのところは考えていないのかというような質問はありませんでした。
○議長(伊川京子君) これで質疑を終結します。 〔総務委員長降壇〕 次に、
厚生文教委員長の報告を求めます。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君)
登壇-----------------------------------
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厚生文教委員会審査報告 第65号議案 令和元年度大村市
一般会計補正予算(第4号)中、厚生文教委員会付託分 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 初めに、民生費におきましては、幼児教育・保育の無償化に伴い、幼稚園を利用する低所得世帯を対象に、副食費や教材費を給付する実費徴収補足給付事業などが計上されております。 委員会におきましては、第2子保育料無料化制度における副食費の取り扱いについて質問し、理事者からは、今回の制度改正で3歳児から5歳児まで保育料が無償となり、ゼロ歳児から2歳児までは市独自の制度がある第2子保育料無料化の対象となるが、この部分はもともと副食費の徴収を行っていないので、保育料も副食費も徴収しないと答弁があっております。 また、既存の施設の改修、新規施設の開設を行う教育・保育施設の整備事業について、今回の施設整備における定員がどれだけふえるのかを確認した次第であります。 そのほか、高齢者施設等の安全対策に係る整備に対して補助を行う高齢者施設等防火防犯対策・耐震化事業について、委員会におきましては、市内高齢者施設のスプリンクラーの設置状況について質問し、理事者から、今回の補正予算によって市内全ての有料老人ホームへの設置が完了するとの答弁があっております。 次に、教育費におきましては、小学校のトイレ洋式化改修工事を行う小学校施設環境改善事業などが計上されております。 委員会におきましては、小学校におけるトイレの配置状況について確認した次第であります。 また、委員からは、現在和式トイレを使用したことがない児童がほとんどであるため、早期に事業を進めてほしいとの意見が出ております。 そのほか、本経寺内の大村藩主大村家墓所をさまざまな言語により解説する、携帯端末向けのアプリケーションを制作、整備する文化財管理事業が計上されており、内容を検討した次第であります。 以上の審査経過を踏まえ、委員からは、民生費の生活保護業務効率化事業において、進学準備給付金創設に伴うマイナンバー情報連携システム改修業務への補助金が計上されているが、マイナンバー制度は個人情報が漏えいしないとは言えず、生活保護の受給というプライバシーにかかわる重大な情報が漏えいする危険性があるとの反対意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
厚生文教委員長降壇〕 次に、
経済建設委員長の報告を求めます。
◆
経済建設委員長(岩永愼太郎君)
登壇-----------------------------------
△
経済建設委員会審査報告 第65号議案 令和元年度大村市
一般会計補正予算(第4号)中、経済建設委員会付託分 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 本議案は、大村市漁業協同組合が予定する漁礁ブロック整備に対して行う補助について、整備費用の増額に伴う漁港周辺施設整備事業の増額補正。 本年7月、8月の台風等による豪雨で被災した施設等の災害復旧を行う農林施設災害復旧事業及び土木施設災害復旧事業。 今年度を計画最終年度として、市道乾馬場空港線の歩道のバリアフリー化を行う西大村地区都市再構築戦略事業。 国庫補助金の内示額の増に伴い、区画整理区域内の電線共同溝工事の進捗を図る新幹線新大村駅(仮称)
周辺整備事業。 野岳湖公園のリニューアルの方向性を見出すため、大村市全体のアウトドア活動促進に向けたグランドデザインの作成業務委託を行う野岳湖公園リニューアル事業。 地区要望により、鈴田公園、竹松本町公園のトイレ改修等を行う公園維持管理事業などが主なものでございます。 委員会におきましては、まず野岳湖公園リニューアル事業について概要説明を求め、理事者からは、以前からオートキャンプ場の導入を求める声が上がっていたことや、施設等の老朽化もあり、リニューアルは検討していた。近年、県外からの利用者がふえている状況を踏まえて、観光公園としての野岳湖公園の強みであるアウトドアをより明確に打ち出すことで、市内はもとより、市外、県外からのさらなる集客を見込めると考えられることから、野岳湖公園をコアとしたリニューアルの方向性を見出すために、まず大村市全体のアウトドア活動促進に向けたグランドデザインを作成するものであるとの答弁がありました。 これに対して、委員からは、観光振興課やスポーツ振興課とも協議を行い、連携を図ってほしいとの意見が出されました。 次に、委員からは、募集はプロポーザル方式で行うと聞いているが、どういった経緯でそのように決定したのかと質問し、理事者からは、通常のコンサル等では、アウトドアに特化したリニューアルの方向性や計画を出せるのかという懸念がある。先進的なほかのキャンプ場等を見たときに、大きなアウトドアメーカーが参画してリニューアルを行っているところが九州にも何か所かある。そうした先進事例を参考に、都市圏の方にも魅力を感じていただけるような施設にしていければと考えている。そのような答弁がございました。 次に、委員からは、地区要望により実施した鈴田公園及び竹松本町公園のトイレ改修工事の概要説明を求め、理事者からは、既存のトイレが老朽化していたり、和便器しかない公園トイレなどについて水洗化等のリニューアル計画を進めており、今回は2カ所の改修を行ったとの答弁がありました。 これに対し、委員からは、公園のトイレについての要望は多いと思うが、工事が必要な箇所はどれぐらいあるのかと質問し、理事者からは、緊急的に改修が必要な箇所は、把握している分では今回の2カ所を含めて8カ所ある。地区要望を注視しながら計画的に行っていきたいとの答弁がありました。 そのほか、西大村地区都市再構築戦略事業の総事業費等の確認を行っております。 また、委員間の討論において、野岳湖公園のリニューアル事業について、足を運びやすい環境をつくっていくことが集客増につながる要因だと考えるため、周辺道路の拡幅整備などにも目を向けたリニューアル計画を進めてほしいという意見や、野岳湖公園は、多良岳県立自然公園の区域内にあることから、県からの財政支援も要望するべきとの意見も出されました。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、議案内容について慎重に審査した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
経済建設委員長降壇〕 本案に対し、村上秀明議員ほか2名から、修正の動議が提出されておりますので、提出者の説明を求めます。
◆24番(村上秀明君) 登壇 第65号議案令和元年度大村市
一般会計補正予算(第4号)に対する修正動議。 上記動議を、大村市議会会議規則第17条の規定により、別紙の修正案を添えて提出します。 発議者は、村上秀明、山北正久、村崎浩史議員3名でございます。 修正理由を申し上げます。 今回の補正予算において計上されている地方創生課主管の地域経済循環創造事業については、前回の6月定例会において関連予算を削除する修正議決がなされたにもかかわらず、再度同じ内容で計上されたものであり、以下の理由により認めることができないことから、本修正案を提出するものであります。 市は、8月18日に、本事業の対象地域である松原地区において説明会を開催しているが、出席者から事業を疑問視する意見があったことや、その後の経過を踏まえると、地域住民及び地域活性化団体等の十分なコンセンサスを得たとは言いがたく、市の取り組みは不十分である。 2番目に、今回の市の事業説明及び提出資料においては、本事業の収支計画書に示された収入見込み、経常的支出等の数値(金額)の根拠が依然として薄弱であり、計画自体に不明瞭な点がある。 以上です。
○議長(伊川京子君) ただいまの修正案に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔提出者降壇〕 これより、原案及び修正案に対する討論を行います。
◆20番(山北正久君) 私は、修正案に賛成の立場で討論いたしますが、今、るる時間を割いて委員長報告、そして修正案の説明が出ております。 私は、まず最初に、市長にも個人的に申し上げたと思いますが、6月議会にこの議案が同じような形で補正予算で出てまいりました。そのときに、議会の意思として修正案に賛成し、他の補正予算については可決をしております。これから3カ月間、時間がありましたけれども、何ら全く内容は変わっておらず、むしろ宣伝広告費と言ってもいいと思いますが、予算が12万5,000円増えております。この内容を聞きましては、甚だ納得できる内容ではありません。やはり、地方創生の極めて大事な事業といえども、先ほどから話が出ておりますように、地元のコンセンサスがほとんど得られていない、ごく一部の住民にしか得られていない。これはもう、いわゆる公共工事としてやるものについては最も大きな問題。これを、私は第一義的にこの事業そのものには反対ですから、この修正案に賛成の立場で討論をしております。 もう1点は、先ほど22番議員からもございましたように、やはり地域の主導的な役割をやられる町内会連合会、この町内会連合会のもとに3団体、計4団体の要望書が6月に出ました。そのときの状況を当時は確認をしておりませんでしたけれども、やはり今回、2度提出されたことによって確認をいたしましたところ、連合会長のみが印鑑を押し、そして他の地域の町内会長は、全く内容も知らない。先ほどありましたように、6月以降、7月、8月、9月、この中で当然のことながら松原地区の町内会の定例会というのが開催されたそうでありますけれども、その中でも全く一言もないので、相当町内会の一部の方が連合会長に対して抗議をしたということも聞いております。 さらには、一番大事な地元松原本町の町内会長さん、これは今回市が計画しているところの町内会長さんでありますけれども、その会長さんも私は直接お聞きをいたしましたけれども、我々は承知をしていない、どうなのかということで、何もわからないまま8月18日の説明会には出たとおっしゃいます。しかし、そのときも、今修正案の発議者から説明がありましたように、多くの方々が疑問視をして、そして積極的な意見はほとんどなかった。これ、私も現場におりましたから、一番承知をしております。 松原は、確かに人口減少しておりますから、我々もいろんな形の中でバックアップをし、そして応援をしていきながら、少しでも人口をふやしていく。このことは、この大村市にとって大きな使命であります。我々議員に課された課題でもありますけれども、今回のこの地方創生、国が認めたから、あるいは銀行が認めたから、こんな理由で地元の皆さんが知らないような事業をこの議会に出してくること自体が問題であります。全く審議をされていない。我々議会は相当審議をしました。その結論が、今回修正案を再び出しておるわけでありますから、これは、私は市長を初め関係の執行部側、担当部課に対しては猛省を求めておきたいと思います。 このことを討論といたします。 以上です。
◆7番(城幸太郎君) 修正動議に反対の立場で討論をします。 私は、6月定例会補正予算に計上された本予算に、事業計画及び改修計画において、それぞれの計画が脆弱ではないかと理事者側に質問をし、納得のいく十分な説明も得られなかったので、修正案に賛成した経緯がございます。 今回、同様の計画書で再度予算計上されましたが、前回、計画が脆弱と判断した物差しは、私個人の物差しであり、その判断は絶対的なものではなかったということが、まず1点。 また、先月、秋田の小さな町を視察した際、外部からの人間により、最初は小さかったが今では他自治体が見習うべき大きな地方創生、地域活性化となっているまちおこしを勉強させていただきました。初めの一歩は外部の人間の小さな一歩であったが、今は地元の人たちも取り込んで、町の活性化、地方創生という大きな波になり始めているのを目の当たりにし、何事もやってみないと結果はわからないものだなと感じた。 この2点により、修正案に反対し、補正予算原案に賛成いたします。 ただし、大村市は関係自治体として、事業主体は民間事業者ではありますが、民間企業への丸投げで終わることなく、委員会で答弁された四半期ごとのモニタリングを確実にかつ丁寧に行い、事業者、地元住民、行政である大村市が一体となって活性化に努めることを切望して反対討論といたします。
○議長(伊川京子君) これで討論を終結します。 採決します。これより、まず、村上秀明議員ほか2名から提出された修正案について、起立により採決します。 本修正案に賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、村上秀明議員ほか2名から提出された修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した村上秀明議員ほか2名から提出された修正案に係る部分を除く原案について賛成の方は、御起立願います。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く原案は可決されました。 よって、第65号議案は、原案一部修正可決されました。 ここで10分間休憩します。
△休憩 午後2時28分
△再開 午後2時37分
○議長(伊川京子君) 再開します。 日程第17、第66号議案令和元年度大村市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)を議題とします。 総務委員長の報告を求めます。
◆総務委員長(小林史政君)
登壇-----------------------------------
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総務委員会審査報告 第66号議案 令和元年度大村市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 本議案は、本年12月に鹿児島県姶良市に開設するボートレース大村の場外発売場ボートレースチケットショップ加治木の舟券販売収益及びそれに伴う発売経費を増額補正するもの及びナイター照明による航空機パイロットのまぶしさ対策として、照明灯にルーバーを設置するため、建設改良費を増額補正するものであります。 委員会におきましては、ボートレースチケットショップ加治木の施設概要について説明を求め、理事者からはボートレース大村の場外発売場としては15カ所目であり、施行は大村市と芦屋町の共同施行である。開設後の一日平均入場者数を約250人、一日平均売上額を350万円、年間売上額を約12億3,000万円、通年営業時の利益を年間1,890万円と見込んでいるとの答弁がありました。 次に、ナイター照明による航空機パイロットのまぶしさ対策について、ナイターレース移行計画の段階において、航空局との調整は行ったのか、またルーバー設置により、まぶしさは軽減されるのか質問し、理事者からは、ナイターレース移行の際に航空局への届け出が必要であるため、調整は行っている。今回のルーバー設置は、ある一定の角度から滑走路に進入する際のまぶしさに対応するためのものであり、角度を調整して設置するため、まぶしさは解消されると考えているとの答弁がありました。 そのほか、今後の新規場外発売場設置の方向性やナイターレース移行による課題・対応状況などについて確認をしております。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
◆20番(山北正久君) 会派調整の中で、ちょっとわからないことがありましたから聞きますけれども、ボートレースチケットショップ加治木、これ15カ所目というのはわかるんですね。まず、供用開始はいつぐらいに、供用開始、オープニング。
◆総務委員長(小林史政君) 供用開始の見込みは、ちょっと今、手元の資料にございません。
◎
競艇事業管理者(馬場宏幸君) 12月の中旬ごろを予定いたしております。
◆20番(山北正久君) 総務委員会は、ぜひ視察に行かれるべきと思いますが、その辺の話は出ましたか、これ絶対見にいかなければいけませんよ。どうですか。
◆総務委員長(小林史政君) 審査の質問の中に、局長より、お越しいただけるのであればというような御発言はありましたが、ちょっと距離的なものもございますので、大分の由布のほうには、ぜひお越しいただきたい。そして、この鹿児島県の姶良市についても調整をさせていただいて、もし来られるのであれば、お越しくださいというようなお話はありました。
○議長(伊川京子君) これで質疑を終結します。 〔総務委員長降壇〕 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第66議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第66号議案は原案のとおり決定します。 日程第18、第67号議案令和元年度大村市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
厚生文教委員長の報告を求めます。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君)
登壇-----------------------------------
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厚生文教委員会審査報告 第67号議案 令和元年度大村市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 本議案は、保険事業勘定の歳出について、前年度事業実績の確定に伴い、事業の財源に充てた1号被保険者保険料の充当残額を介護保険基金積立金に積み立てるとともに、支払基金交付金の精算返納を行い、歳入については、歳出と同額を前年度繰越金として補正するものであります。 委員会におきましては、議案の内容について慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
厚生文教委員長降壇〕 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第67号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第67号議案は原案のとおり決定します。 日程第19、第68号議案令和元年度大村市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
経済建設委員長の報告を求めます。
◆
経済建設委員長(岩永愼太郎君)
登壇-----------------------------------
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経済建設委員会審査報告 第68号議案 令和元年度大村市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号) 審査結果 原案可決 審査経過について申し上げます。 本議案は、第2
大村ハイテクパーク区画2の一部を売却する第62号議案の関連議案であり、売却予定区画内の汚水及び雨水排水施設整備を地方債による借り入れで実施するものであります。 委員会におきましては、議案内容について慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案を可決すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
経済建設委員長降壇〕 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第68号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第68号議案は原案のとおり決定します。 日程第20、第69号議案平成30年度大村市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。 まず、総務委員長の報告を求めます。
◆総務委員長(小林史政君)
登壇-----------------------------------
△
総務委員会審査報告 第69号議案 平成30年度大村市
一般会計歳入歳出決算の認定について中、総務委員会付託分 審査結果 認定 審査経過について申し上げます。 まず、財政部につきましては、市税等の収納状況について、理事者から、平成30年度の収納率は97.64%で、前年度より0.31ポイントの増加となっており、これまで収納強化に取り組んできたことの結果として、平成23年度以降の順調な伸びを継続している。特に、現年課税分の収納率は99.40%と本市における過去最高の収納率で、県内13市中、2位の収納率である。また、収納率の向上対策については、催告書に口座振替の申込書を同封して口座振替を推進したり、延滞金の徴収や滞納処分について丁寧に説明を行うことにより、納期内自主納付を促すよう努めている。今後も滞納者の経済状況等の調査を十分に行い、滞納者の担税力に合った納付計画により早期完納を促すとともに、適正な滞納処分を実施し、収納率の維持・向上に努めていきたいとの報告を受けております。 そのほかにも、今後の国からの地方交付税の収入見込み、収納率向上の取り組み状況、地籍調査の進捗率及びスケジュール、市庁舎建設事業における地籍調査業務委託の進捗状況、市共用車へのドライブレコーダー装着状況について質問するなど、内容を検討した次第であります。 次に、企画政策部につきましては、移住・定住促進事業について、平成30年度の移住実績は移住相談件数112件、移住実績34件の74名と相談件数、移住実績ともに、平成27年から年々増加しているが、県内における状況はどうなっているのか質問をし、理事者からは、県内で移住者数が多いところは五島市や小値賀町である。県の移住相談窓口では、人口減少が深刻な市町を優先的に案内されており、人口がふえている本市にとっては不利な状況でもあるが、東京都にあるながさき移住サポートセンターの担当者によると、大村市に住みたいという相談件数は増加してきており、大村市が浸透してきているのではないかと考えるとの答弁がありました。 そのほかにも、航空基地関係騒音等対策協議会による住民との協議や国の関係機関との協議状況、アジア国際戦略推進事業におけるセミナーの開催状況、友好・姉妹都市との交流活動の状況、地方創生ジェネラルマネージャーの提案・関連事業について質問するなど、内容を検討した次第であります。 次に、総務部につきましては、空家等対策事業について、特定空き家等に該当する市内の1件の空き家に対し、略式代執行による瓦等の飛散防止工事、屋根全体に網をかける工事を実施したことに関して、今後、空き家がふえていく中、早期の空き家対策を行い、略式代執行に係る経費についても、市の負担とならないよう請求・回収ができるようにしてもらいたいが、どのように考えているのか質問し、理事者からは、今回の略式代執行に当たっては、所有者の行方がわからないことを踏まえ、周辺住民の安全安心のため、さまざまな方法を慎重に検討した結果、まずは、最低限の措置を講じたところである。空き家対策については、現在のところ市の指導等により解体されたものもあるため、これまでどおり地道な指導等を行い、場合によっては略式代執行も検討していかなければいけないと考えるとの答弁がありました。 そのほかにも、大村市史の各巻の在庫部数、市職員の職種別の採用状況、ボランティアセンターの活動内容及び登録件数の状況、市内の放置自転車数とその対応状況、防災ラジオの運用・活用状況について質問するなど内容を検討した次第であります。 次に、市民環境部につきましては、野良猫対策事業における申請の受付が毎月7月からとなっていることについて、4月から6月までの狂犬病予防月間とずらしていることは理解しているが、やはり子猫がたくさん生まれる春先、4月からの対応はできないものか質問をし、理事者からは、狂犬病予防月間の4月から6月は動物病院の繁忙期となり、野良猫の不妊・去勢手術の受け入れが難しい状況である。また、本当に野良猫であるかどうか実際に現場に向かい、確認を行う必要もあり、現時点では4月からの対応は難しいが、今後の対応について研究していきたいとの答弁がありました。 そのほかにも、市民いきいき助成金の申請状況及び審査基準、出張所の機能強化、マイナンバーカードの交付率と県内の状況、不法投棄の現状と巡回パトロールの実施状況、大村市斎場建てかえの検討状況、ふれあい収集の現状、指定ごみ袋の作成と保管・配送の業務委託のあり方について質問するなど、内容を検討した次第であります。 以上、主なものについて審査経過を申し上げましたが、委員会におきましては慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
◆15番(朝長英美君) 先ほどジェネラルマネージャーの件が出ましたけど、ジェネラルマネージャーの出張費はどうなっているのか話は聞きましたか。年間に何回の出張があってどのくらい費用がかかっているのか、聞きましたか。
◆総務委員長(小林史政君) 布施ジェネラルマネージャーにつきましては、提案関連事業等の平成28年度からかかわってきた事業等の内容についての説明はありましたが、今、御質問がありました出張の回数、費用等の質疑はあっておりませんでした。
◆15番(朝長英美君) ジェネラルマネージャーの出張費のあれはわからないということになると、その審査が足りないんじゃないかと思うんですが、いかがなものですか。
◆総務委員長(小林史政君) 委員の中からどういう状況でしっかりかかわっているのかと、姿が余り見えないのではないかというような、どういう仕事をしているかという内容について厳しく審査をすることはありましたが、具体的な旅費、回数というのは、おっしゃるように、ちょっと質問がありませんで審査をしておりませんでしたので、その点は改めて……。(発言する者あり)委員会としては、その審査はしておりませんでした。 委員会の審査としては、審査の時点ではこの内容は出てきませんでした。
◆15番(朝長英美君) それでは部長にちょっと聞いてください、お願いします。
○議長(伊川京子君) ここは委員長報告の場ですので、委員会の内容を報告していただくということで、御了承いただきたいと思いますが。よろしいですか。
◆20番(山北正久君) 委員会で、今、委員長が質問はなかったから、わからないと、これは当然ですよ。委員会でなければ委員長はわからないわけですから。ただ、私が言うのは議長、これ年に1回の決算の議会なんです。わからないことをそれでは我々が認められませんよ。質問があったときに、それはこういう議会であればこそ、議論していなければちゃんと担当部長は答えるべきでしょう、そうじゃないですか。大事な議会ですよ、これは。本会議だから、議長、判断してよ。
○議長(伊川京子君) ここで、企画政策部長、答弁できますでしょうか。
◎企画政策部長(山下健一郎君) 申しわけございません。GMだけの旅費というのは積算をしておりません。現時点でここに資料はございません。
◆20番(山北正久君) 我々も会派で、いろいろ調整する中で、何か行動表というのかは、もらっているんだけど。ダーッと書いてあるだけで、これ議長、見られていると思うんだよ。日付もなければ何もない。こんなものどんな形でも書けますよね。なぜかと言うと、GMはうちの昔からの職員ではなくて、いろんな形の中で今来ているわけでしょう、任期つきで。それならば我々議会としては、彼がどういうふうな実績があってどういうふうなことをやっているか、これは当然で、聞くべき権利があるんですよ。だから、それも委員会で調整しても調整にならないから、ただ、羅列しただけですよ。去年の実績はこれです。ことしはこれだけのことをやっています。中身は全く見えないじゃないですか。それを議論していなければ、当然それは言うべきでしょう。
○議長(伊川京子君) 調整のためしばらく休憩します。
△休憩 午後3時
△再開 午後3時05分
○議長(伊川京子君) 再開します。 朝長議員の質問に対する答弁は、少し時間がかかるようですので、調査をしていただく間、総務委員会についての質問を続けさせていただきたいと思います。総務委員長に対する質問がありましたら--ないですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔総務委員長降壇〕 それでは、朝長議員の質問に対する調査が済むまで、しばらく休憩をいたします。
△休憩 午後3時06分
△再開 午後3時35分
○議長(伊川京子君) 再開します。 なお、市から撮影の申し出があっており、これを許可しておりますので御了承ください。 それでは、先ほどの質問に対する理事者の答弁を求めたいと思います。
◎企画政策部長(山下健一郎君) 先ほどのGM--ジェネラルマネージャーの出張の件でございます。昨年度の決算という形で申し上げます。 まず、出張が全体で27回、金額が102万6,130円でございます。27回のうち、県外が21回、県内は6回でございます。県外21回のうち、東京が16回、福岡が2回、そのほか青森、奈良、兵庫が各1件ずつでございます。なお、青森と奈良につきましては、そこで事業構想大学院大学のシティプロモーション研究会が開催されて、私どもも、その会の構成員となっていることで出張をしております。 先ほど言いました、主な出張の内容でございます。 県外でございます。複数いろいろありますけども、主なものを言います。シティプロモーション関係が8回、移住関係が8回、それとスマートシティ、スーパーシティの関係が5件というふうな形で、合わせて21回となります。 なお、東京出張はそれだけではなくて、ほかにシティプロモーションと、あるいは羽田空港ビルディングとの協議とか、そのほかの用務も複数ついておりますが、先ほど言いました主な内容については、先ほど言ったとおりでございます。 以上でございます。
○議長(伊川京子君) 次に、
厚生文教委員長の報告を求めます。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君)
登壇-----------------------------------
△
厚生文教委員会審査報告 第69号議案 平成30年度大村市
一般会計歳入歳出決算の認定について中、厚生文教委員会付託分 審査結果 不認定 審査経過について申し上げます。 初めに、こども未来部におきましては、放課後児童クラブ育成事業における市内の放課後児童クラブの利用者層や利用料について質問し、理事者からは、利用者の多くは小学校1・2年生である。利用料の範囲については、1人当たり月額2,800円から1万円となっており、平均的な料金は6,000円から8,000円の間になっている。兄弟割等の割引制度は施設によって異なるが、基本的には利用者の人数分をお支払いしていただいているとの答弁があっております。 そのほか、待機児童解消緊急保育士確保事業における子育て支援員研修の実施状況や、病児保育事業における利用者の推移について確認するなど、内容を検討した次第であります。 次に、福祉保健部におきましては、プレミアム付商品券事業に携わる職員の体制や国からの支援について質問し、理事者からは、本事業にかかわる正規職員は課長級1名、係長級1名、職員1名となっており、正規職員の人件費については国からの支援はない。ほかにパート職員や臨時職員で合計7名の非正規職員を雇用しているが、これらの費用については国からの財政支援があるとの答弁があっております。 また、AED推進事業におけるAED機器のリース契約の期間や金額、そして市内の消防団における配備について質問し、理事者からは、リース契約は税抜きで1台当たり月額7,300円、期間は5年間となっている。消防団への配備については、AEDの普及という観点から、消防団を所管する総務部に話を伝えたいとの答弁があっております。 そのほか、老人クラブの活動費を助成する老人クラブ活動推進事業においては、助成対象となる要件や、生活保護対策事業において生活保護が廃止となる主な理由について確認するなど、内容を検討した次第であります。 最後に、教育委員会におきましては、学校給食管理事業における、将来的に市内業者に調理・配送業務を委託する可能性はあるか質問し、理事者から、委託業者の選定は、ノウハウや運営方法に関する業者の提案を審査するプロポーザル方式で行っている。現在締結している5年間の契約が終了した後に、新たに業者を選定することになるので、その時点で考えたいとの答弁があっております。 また、大村市歴史資料館(仮称)整備事業に関して、委員会では、平成30年度予算を今年度予算に繰り越して執行している、資料館内でのチームラボによるデジタルコンテンツの展示に係る費用について質問し、理事者からは、初期費用は設計額で約5,000万円、維持管理費は保守・メンテナンス料など1カ月当たり35万円を要するとの説明があっております。これについて、委員からは、維持管理費に1カ月当たり35万円を要することを予測していたか質問し、理事者からは、一般論としてデジタルコンテンツに関して保守・メンテナンスが通常より多額の費用を要することは調査していたが、金額の詳細な想定までには至らなかったと答弁があっております。 このほか、心の教室相談員配置事業における、心の教室相談員となるために必要な資格や、長崎県立・大村市立一体型図書館におけるカフェ施設出店業者選定委員会の委員構成について確認するなど、内容を検討した次第であります。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員からは、大村市歴史資料館(仮称)整備事業については、大村市の新しいシンボルとなる事業であるため、議会に対し予算執行状況をしっかりと説明すべきだった。過去にも、類似した事業で議会を二分するような論議が行われたにもかかわらず、巨額の経費がかかる本事業について、議会に詳細な報告をせずに進めてしまった。市は説明責任を果たしていないとの意見が出ており、採決の結果、賛成少数で不認定とすべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
◆20番(山北正久君) この問題については、全員協議会で市長から、また教育委員会から謝罪がありました。チームラボの関係がありましたけれども、このメンテ費用が月35万円という、年間にすると400万円を超えるわけでしょう。これが1年限りなのか、あるいはずっと未来永劫続くのか、そういうふうな議論がなかったんですよね、質問はなかったんですよね。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君) この月35万円のメンテナンス費用については、未来永劫ずっと続くということで説明を受けております。
◆20番(山北正久君) これは、私がおりましたら絶対そのことは内容を聞いたと思うんですよ。未来永劫でしょう。未来永劫というのは、このチームラボのデジタルコンテンツを続ける限りはずっとということで、これを質問していないというのは。やっぱり大変な問題なんです、委員長。同会派で大変申しわけないんだけど。これは先ほどの問題と一緒で、やはり担当部署の説明が非常に不足。質問しないから、質問しないのも悪いかもわからんけれども、こういうものは質問外でも、やっぱりちゃんと説明すべきなんですよ。 それと、委員長が我が会派から出ているんですから、何でこういうことを論議しなかったのかと。私から相当やかましく怒られたんです。申しわけないけれども。 それで、この問題については、ある御夫人から僕に電話があったんです。月35万円というものの中身は何ですかということだったから、私もわかりませんということで、それで、この間の調整の中でも、それを言ったんです。きょう委員会が不認定をしたということですから当然それは私もわかることでありますけれども、遠隔操作という言葉が、委員会の中で出てきたんですか、出てきていないんですか。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君) 遠隔操作というやり方、方法については、理事者から説明を受けております。すなわち、こちらにいらっしゃらなくて、東京のほうでそういうメンテナンスをやられるということです。それが、遠隔操作です。
◆20番(山北正久君) この種の遠隔装置というのは、僕は初めて聞いたんです。大体、遠隔装置というのは、極端にいいますとエレベーターとか人命を預かるような、何か大きな事故があったときには本部というか、そういう基地から遠隔操作をやる。例えばエレベーターとか大きな受電施設とか、そういうものが多いんですが、スクリーンというかデジタル事業で遠隔装置というのは、僕が勉強不足かもわからんけども、その内容はどうなんですか、どういう内容だったのか。遠隔をするとは。毎月メンテが35万円かかるわけですから、僕が一番疑問視しているのは、そこです。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君) 遠隔そのものをどういった形でするのか、例えば今あるようなアプリをアップデートするためのそういったものを例えば今のSNSとかいろんな情報ツールをもってやれるのかどうかというのは、審査しておりません。ですので、その点につきましては、理事者のほうに説明を求めたいと思います。(発言する者あり) 委員会では、しておりません。
◆17番(田中秀和君) 今、35万円という話が出ておりますけれども、これはランニングコストということで、来年度以降の話であります。今回の決算には直接関係する内容ではありませんので、審査をしておりません。
◆20番(山北正久君) これ来年度以降ということは、来年に徹底的にこの中身はお聞きしたいと思っております。 以上です。
○議長(伊川京子君) これで質疑を終結します。 〔
厚生文教委員長降壇〕 次に、
経済建設委員長の報告を求めます。
◆
経済建設委員長(岩永愼太郎君)
登壇-----------------------------------
△
経済建設委員会審査報告 第69号議案 平成30年度大村市
一般会計歳入歳出決算の認定について中、経済建設委員会付託分 審査結果 認定 審査経過について申し上げます。 まず、産業振興部におきましては、理事者に対し、「純忠と世界遺産」プロモーション事業における、事業実施による集客効果について質問し、理事者からは、正直うまくPRができていない部分もある。今年度は、純米酒純忠の開発や、現在、大村市観光コンベンション協会において、市内飲食店への純忠御膳開発の働きかけを行っている。このような活動を通じ、観光客の増加につながっていくことを期待しているとの答弁がございました。 そのほか、ふるさとづくり寄附推進事業に関し、寄附活用までの流れや有害鳥獣駆除事業における鳥獣駆除の状況、新たな漁業者育成事業における補助金交付の条件などについて説明を求めるなど、内容を検討した次第であります。 次に、都市整備部におきましては、理事者に対し、運輸行政関連事業に関して、九州新幹線西九州ルートの大村地区における工事進捗率が80%近くに到達してきている中、新幹線新大村駅(仮称)周辺の土地売却に関する方針についてどのように考えているか質問し、理事者からは、新大村駅周辺公有地への企業誘致については庁内で検討を重ねており、今年度の秋から冬にかけて方針を固めて、年度末には事業者の公募を開始するようなスケジュールで進んでいる。基本的には一括売却の方針で進めているが、定期借地権の方針も含めて最終的な検証を行っているところである。それぞれのメリット、デメリットを考え、総合的に判断し、方針決定の前に議会に説明したいとの答弁がありました。 また、総合運動公園整備事業に関して、現時点での今後の整備方針について質問し、理事者からは、企画政策部においてV・ファーレン長崎の提案について調査・協議を行っているところであるが、現時点での方向性は未定である。公園整備については、国・県に対し来年度の予算要望もきっちり行っているところであり、今年度の事業においても着実に発注し、整備を進めているところである。都市計画決定上は、3期工事まで実施するということで決定しているとの答弁がありました。これに対し、委員からは、3期工事予定地はどんどん開発が進んでおり、整備は厳しい状況である。関係地権者のことも考え、早急な見直しを求めるとの意見が出ております。 そのほか、よし川都市基盤河川改修事業の進捗状況や、公営住宅等整備事業に関して、今後の整備スケジュールなどについて理事者に説明を求めるなど、内容を検討した次第であります。 以上、主なものについて審査経過を申し上げましたが、議案の内容について慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
経済建設委員長降壇〕 これより討論を行います。
◆13番(宮田真美君) 本議案に反対の立場で討論をいたします。 理由は2点です。 1点目は、マイナンバー制度に関する事業の決算が含まれているということです。 マイナンバー制度は、将来的には銀行口座や医療情報、クレジットカードとの連携など、その人の健康状態や経済の状態、生活の実態など、あらゆる情報が取り込まれようとしています。一たび情報漏えいが起これば、深刻なプライバシーに関する情報が漏れてしまうことになります。市民を守るためには、多額の税金をかけてシステム改修などを行うのではなく、制度自体を廃止すべきであると考えております。 また、もう1点目は、新幹線に関する事業が含まれているという点です。 新幹線に反対をしているというのは先ほど61号議案でも申し述べておりますが、現在、明確な事業計画というのはないままに工事だけが進んでおります。日本共産党は、工事は一旦中止をし、凍結も含めて、計画を検討すべきであるという考えを持っておりますので、本決算案にも反対をいたします。 以上です。
◆6番(村崎浩史君) 私は、第69号議案平成30年度大村市
一般会計歳入歳出決算の認定に反対、不認定の立場から討論いたします。 その理由として、教育委員会文化振興課所管の歴史資料館整備事業の歳出及び執行状況に問題点があるからです。 本年9月14日の園田市長のフェイスブックあるいは9月15日の長崎新聞の記事にて、新しい資料館の常設展示品として、チームラボが制作した、インタラクティブな体験で天正遣欧少年使節について学べる作品「南蛮屏風図 天正遣欧少年使節」が展示されることが、初めて明らかにされました。また、厚生文教委員会審査におきましては、チームラボによるデジタルアートコンテンツの設置費用は、先ほど委員長も報告されましたように5,000万円、来年度からの維持管理は月額35万円、年間420万円を要することが明らかにされました。平成30年10月に資料館の展示工事、展示制作業務委託契約を、丹青社という企業と行っております。また、昨年12月には、チームラボが常設展示品制作を受け持つことは、市教委は把握していたと、説明がありました。 この新しい資料館は、ミライonの一角を担う、肝いりの資料館です。市教委は当然、その意識を常に持ち、懸命に準備を進めてきたことは、間違いないと確信しています。現に、平成30年2月13日、全員協議会で、常設展示品の方向性に関して丁寧な説明がありました。その時点で、常設展示品としてデジタル絵巻、南蛮屏風をモチーフにしたものと、説明がなされています。また、6月議会、19番、永尾議員の一般質問においては、展示品の目玉は何かという問いかけに対して、南蛮屏風をモチーフにしたデジタル絵巻であると、開口一番に教育次長が答弁されています。 しかし、先ほど述べましたように、平成30年10月に丹青社と資料館の展示工事、展示制作業務委託を契約したにもかかわらず、開館直前の本年、令和元年9月に至るまで、およそ1年間、何も説明がありませんでした。これは、議会に対して説明しにくいことがあった、後ろめたい何かがあったと邪推しても、いたし方ありません。 委員会審査で教育次長は、チームラボが南蛮屏風を受け持つことを初めて知ったのは、いつ把握したか覚えていないと、正直かつ誠実に答弁されました。部下をかばっての御答弁かもしれませんが、この御答弁を額面どおりに受けとめるとすれば、教育委員会の事務方トップが全くもって機能していない。資料館整備に関するマネジメント不全を、みずから、お認めになられたようなものです。かくのごとき行政組織が、市民の血税を預かり、執行することを、どれだけ多くの市民が許容するでしょうか。 また、担当課長からは、デジタルコンテンツの維持管理費は、高額なことは把握していたが、月額35万円、年間420万円という維持管理費の想定はしていなかったとのお答えがありました。これも先ほど委員長からございました。現場の担当責任者ですら想定外というわけですから、これは議会に対して早期に説明するべきだったと私は思います。 9月議会の審査で明らかになったことを考慮しますと、事実上、運営コストを明確に把握し管理をせずに資料館内の展示品整備の契約に至ってしまったことは、まことに遺憾であります。換言しますと、維持管理費といった運営コストについては明確な算定根拠、算定基準なしに、開館に向けて、見切り発車的に、常設展示品を整備したようなものです。次年度以降の資料館の運営について不安を残す契約と予算執行であったと言わざるを得ません。 以上、るる申し上げましたが、ずさんな積算及び市教委内の連携・マネジメントが不十分であったこと、そして何より、議会への適切な説明がなされなかったことは、厳しく弾劾されるべきです。大村市という行政組織が議会パッシングです、議会飛ばしをしていることは論を待ちません。それとも、業務量が一定量を超えると議会への説明責任を果たせなくなるというのでしょうか。本案件は、庁内の状況を象徴的に物語っていると言わざるを得ません。 市長、副市長におかれましては、人員配置、意識改革により、組織強化の具体策を講じていただくことを切に要望します。 最後に、一言つけ加えます。 園田市長が4年前の市議会議員選挙に立候補される際におつくりになったビラの中に、以下のような文言がございました。 昨年の旧浜屋ビル跡地の購入を初め、一つ一つの事業計画、制度設計、財政計画は行き当たりばったりで、極めて見通しが甘いものばかりです。こんな形で税金が使われて本当に大丈夫なのでしょうか、と市長がビラに書かれています。当然、覚えていらっしゃることと思います。まさに、その言葉、私から今の園田市長に申し上げたい状況です。 予算の執行、契約に際しては、各部課内における情報共有、連携、管理、監督を適切に行う。議会、市民にとって影響力、関心の大きい案件については、適宜、情報を公開していただく、そうしていただかないと、二元代表制としての、両輪としての機能は成り立ちません。原点に立ち返っていただくためにも、市議会としては、この決算認定、不認定というメッセージを、議会から強く訴えるべきではないでしょうか。議員各位の良識ある御判断を心からお願い申し上げ、不認定討論とさせていただきます。 御清聴、ありがとうございました。
◆20番(山北正久君) 私もベテラン議員の1人として、不認定討論というのは過去やったことがないんです。思い出しますと、平成19年度に、ちょうど私が当時はまだいなくて県におったときだと思いますが、実は1回だけあっております。 今、6番議員あるいは13番議員からも反対討論があっておりますが、基本的に決算というのは、執行された後ですから、大枠でいけば今までずっと認めてきた経緯があったと思うんですが、ただ今回は、市長が市長になって初めての4年間、議員の立場で相当、私の前側でかなり激しく言っていたことも思い出しておりますけれども、今、私がずっと見ておりますと、やはり、この決算の不認定に至るような内容が多々あるということを、肌で感じております。 今回も、先ほどのチームラボの問題、これは、さきに大村公園で実施しましたときもけんけんがくがくやった案件でありまして、市民からも、我々は相当お叱りを受けました。議会人は市民を代表しているのかというような、大変なお叱りをいただいた。そのチームラボが、この歴史資料館に今回こういうふうな形で組み込まれるということは、私は夢にも思っておりませんでしたけども、現実に、先ほど討論の中でありましたように、議会に何も報告をすることなく盛り込まれ、これが暴露して我々から相当叱咤をされたというのが、大きな原因だと思います。 やはり議会と行政は二元代表制の両輪ということを言われておりますように、やはり議会人と行政側は腹を割って、常日ごろからやらなければ、こういう実態が生まれる。これは、私の長きの議員生活からも言えると思います。過去におきましては、委員会で議論をしていなければ、やり直してこいというふうに先輩たちから言われてやり直した委員会も、実は多数あるわけです。 これは今回--まあ、どうなるかわかりません。私も不認定の立場で討論をしておりますから、これは議会も含めて、こういうことに至らないような形で、議会を本来やるべきだ。今回は行政側に、大きな落ち度、報告ミス、それから日ごろの委員会での設問不足と、こういうものがあるということを申し上げておきたいと思います。どうぞ--そういう意味から、30年のこの議案については不認定という立場で討論を終わっておきたいと思う。 市長。一つ肝に銘じて、今回の我々の討論あるいは議員の思いを受けとめていただければなと、要望をしておきます。 以上です。
○議長(伊川京子君) これで討論を終結します。 採決します。第69号議案を認定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、第69号議案は不認定とすることに決定します。 日程第21、第70号議案平成30年度大村市
モーターボート競走事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についてを議題とします。 総務委員長の報告を求めます。
◆総務委員長(小林史政君)
登壇-----------------------------------
△
総務委員会審査報告 第70号議案 平成30年度大村市
モーターボート競走事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について 審査結果 原案可決及び認定 審査経過について申し上げます。 平成30年度のボートレース事業は、SGやプレミアムGⅠレースなどのビッグレースの開催はなかったものの、9月23日からのナイターレース参入後の売り上げが好調に推移し、昭和27年の開設以来、売り上げ、利益ともに過去最高を更新したナイターレース元年となりました。 大村開催レースの売り上げは、販売日数が前年度よりも6日少ない192日で、過去最高額の728億3,760万円を売り上げ、全国24場中、第6位の成績を残しております。対前年度比では、151億6,041万円(26.3%)の増加となっております。特に、ナイターレースに参入してからは、収益の柱である電話投票のさらなる売上向上のために、インターネット環境の充実や積極的な営業活動の結果、ナイターレース移行後の110日間で579億円を売り上げております。また、大村開催レースと他場開催レースを合わせた総売上額は933億8,058万円、前年度比157億5,297万円(20.3%)の増加となっております。 施設整備では、ナイター設備実施設計及び設置工事などのナイター設備整備関連工事のほか、場外発売場の投票機や映像機器の更新などを実施しております。 経営状況については、平成17年度以降、14年間連続で経常利益は黒字となり、当年度純利益は過去最高の50億1,556万円、当年度未処分利益剰余金も同額となっております。利益剰余金については、一般会計へ11億6,000万円を繰り出し、残りを減債積立金へ積み立てることにより、処分するものであります。また、令和元年度当初予算において、予定処分として一般会計への繰出金15億円を計上、本年7月に繰り出しを行っており、これにより令和元年度の一般会計への繰出金は26億6,000万円の予定となります。 委員会におきましては、本年度も売り上げが好調に進んでおり、平成30年度以上の高い利益が見込まれるが、今後の一般会計への繰出金額についてどのように考えているのかを質問し、理事者からは、公営競技の第一の使命は市財政へ貢献をしていくことであり、また一方では、競艇事業を永続して健全な経営を行うという使命もある。一般会計への繰り出しについては、市財政への貢献と健全経営とのバランスをとり、大村市にとって一番有利な方法で行っていきたいとの答弁がありました。 そのほか、ファンサービスや場外発売場の売上向上策、ボート場駐車場の免税店の売上状況や用地の賃借料などについて質問をしております。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員会におきましては、慎重に審査した結果、特に異議はなく、全会一致で原案可決及び認定すべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔総務委員長降壇〕 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第70号議案は原案のとおり決し、認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第70号議案は原案のとおり決し、認定することに決定します。 日程第22、第71号議案平成30年度大村市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第25、第74号議案平成30年度大村市
病院事業決算の認定についてまでの4件を一括議題とします。
厚生文教委員長の報告を求めます。
◆
厚生文教委員長(古閑森秀幸君)
登壇-----------------------------------
△
厚生文教委員会審査報告 第71号議案 平成30年度大村市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第72号議案 平成30年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第73号議案 平成30年度大村市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び 第74号議案 平成30年度大村市
病院事業決算の認定についての4件を一括して報告します。 審査結果 認定 審査経過について申し上げます。 初めに、第71号議案平成30年度大村市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。 委員会におきましては、単年度収入が赤字になっているため、今後、保険税率を上げることはあるか質問し、理事者からは、現状は、基金積立金と繰越金を合わせて4億円程度が本市の国保会計にある。令和元年度は、基金を取り崩すことで対応をするが、基金がなくなれば税率を上げることも考えなければならない。令和2年度の県への保険料納付金がどの程度になるかを見きわめながら検討したいとの答弁があっております。 次に、第72号議案平成30年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。 委員会におきましては、理事者から、平成26年度から平成30年度までの歳入歳出決算及び世帯数・被保険者数の推移などの説明を受けるとともに、内容を検討した次第であります。 次に、第73号議案平成30年度大村市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。 委員会におきましては、保険給付費の不用額が1億7,000万円に上がったことについて質問し、理事者から、給付費の予算額は、過去3カ年の決算額と高齢者数や要介護(要支援)認定者数の伸び等を勘案して算出している。かなり大きな額ではあるが、執行率では97%以上になっており、万が一、給付費が足りなくなった場合には、支出ができなくなるおそれがあるとの答弁があっております。 最後に、第74号議案平成30年度大村市
病院事業決算の認定について申し上げます。 委員会におきましては、
モーターボート競走事業会計から借り入れている長期借入金の返済方法について質問し、理事者から、財政当局とも協議を行い、早急に返済するよう調整を行っている。具体的な時期は言えないが、早く対応したいとの答弁があっております。 以上、審査経過の概要を申し上げましたが、委員から、第71号議案について、全国的に進んでいる国保税の子供の均等割の減免制度の導入など、市民の負担軽減に取り組むべきだとの反対意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定し、第72号議案、第73号議案、第74号議案については全会一致で認定すべきものと決定した次第であります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対し、まず、第71号議案平成30年度大村市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第72号議案平成30年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第73号議案平成30年度大村市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第74号議案平成30年度大村市
病院事業決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
厚生文教委員長降壇〕 これより、まず、第71号議案平成30年度大村市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。
◆13番(宮田真美君) 反対の立場で討論をいたします。 委員会でも発言をしており、再度繰り返しにはなりますが、発言をいたします。 国保会計の運営が都道府県へと移行されてから初めての決算となりました。県内の自治体が国保税や国保料の値上げを実施する中、値上げを行わずに奮闘をされ、繰越金が約2億2,000万円という運営をされているということについては、高く評価をしております。 しかし、上がり続ける医療費と、減り続ける国保の加入者のバランスを見ると、国保税の引き上げは待ったなしの状態にあります。委員会の審査の中でも、先ほど委員長報告にもありましたように、今後の国保税の引き上げの検討、この可能性も示唆をされております。また、一般会計からの法定外繰り入れはできないのかという問いかけに対しても、それはできませんという答弁がされておりますが、全国では、そういう中でも、子供の均等割の減免など、独自の軽減策に乗り出す自治体がふえているのも事実です。本市も、市民の願いに寄り添い、決断をすべきであるということを強く思っておりますので、本議案に反対をいたします。 以上です。
○議長(伊川京子君) これで討論を終結します。 採決します。第71号議案を認定することに賛成の方は、御起立願います。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、第71号議案は認定することに決定します。 次に、第72号議案平成30年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第72号議案は認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第72号議案は認定することに決定します。 次に、第73号議案平成30年度大村市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第73号議案は認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第73号議案は認定することに決定します。 次に、第74号議案平成30年度大村市
病院事業決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第74号議案は認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第74号議案は認定することに決定します。 日程第26、第75号議案平成30年度大村市
工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第30、第79号議案平成30年度大村市
農業集落排水事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についてまでの5件を一括議題とします。
経済建設委員長の報告を求めます。
◆
経済建設委員長(岩永愼太郎君)
登壇-----------------------------------
△
経済建設委員会審査報告 第75号議案 平成30年度大村市
工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第76号議案 平成30年度大村市水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について 第77号議案 平成30年度大村市
工業用水道事業決算の認定について 第78号議案 平成30年度大村市下水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定について及び 第79号議案 平成30年度大村市
農業集落排水事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての5件を一括して報告いたします。 審査結果 第75号議案及び第77号議案、認定 第76号議案、第78号議案及び第79号議案、原案可決及び認定 審査経過について申し上げます。 まず、産業振興部について申し上げます。 第75号議案工業団地整備事業は、既存工業団地の完売に伴い、雇用の場の確保や定住人口の増加及び商工業の振興を図るために、約21ヘクタールの新たな工業団地を整備するものです。平成30年度で整備が完了し、31年4月より分譲開始をしております。 次に、上下水道局分について申し上げます。 まず、第76号議案水道事業は、平成28年3月に策定した5カ年の中期経営計画の3年目に当たり、水道管路の更新、坂口浄水場中央監視設備更新、松原浄水場に紫外線処理方式を導入するための実施設計などを実施しております。 次に、第77号議案工業用水道事業は、施設の維持管理に努めるとともに、第2大村ハイテクパークを供給区域に含め、既設水源の劣化などに伴い、水源能力の見直しを実施しております。 次に、第78号議案下水道事業についても、平成28年3月に策定した5カ年の中期経営計画の3年目に当たりますが、平成30年度についても、生活環境の改善と公共用水域の水質改善を目的に下水道の整備を実施しております。 次に、第79号議案
農業集落排水事業は、汚水管の修繕など維持管理に努めるとともに、下水道事業と同様に、平成30年5月分から、農業集落排水施設使用料を平均改定率3.71%の減額改定を実施しました。 経営面では、第76号議案水道事業、それから第78号議案下水道事業、第79号議案
農業集落排水事業については、いずれの事業も純利益が生じております。 また、第77号議案工業用水道事業は、純損失が生じております。 また、水道事業と下水道事業については、平成29年度と同様、利益剰余金の一部を新局舎の建設のために建設改良積立金へ、それぞれ5,000万円ずつ積み立て、残りを資本金に組み入れることにより処分するものです。 委員会におきましては、水道事業に関し、管路の更新等の業務が前年比でふえているが、管路更新のピークは、いつごろと見積もっているのかと質問し、理事者からは、中期経営計画策定時の管路延長532キロメートルのうち、敷設後60年以上の老朽資産の割合は約8.9%であったが、何もしなければ20年後には43.5%、40年後には100%に達すると予測している。 そのようなことから、中期経営計画の中で、危険度が高く、早急な更新が必要と評価された約30キロメートルについて、年間約6キロメートルを目標として、平成28年度から平成32年度の5カ年に約15億円をかけて更新を進めている。引き続き、同程度の事業費をかけて更新した場合、40年後の老朽資産の割合は55%になるという予測をしているとの答弁がありました。 これに対し委員からは、計画に沿ってやっていただいているが、今後、漏水等も含めてさまざまな課題が出てくるものと考えている。この決算を見ると、今後、起債によって事業を実施していかなければならないだろうという不安定さを感じるとの意見が出されました。 次に、
農業集落排水事業について、委員会におきましては、公共下水道に統合されるまでは、一般会計補助金で赤字補填され続けるのかと質問し、理事者からは、今年度決算でいえば、使用料単価150.29円で、実際の原価が238.24円であり、使用料では63.1%しか回収できておらず、どうしても一般会計頼みになる。今後、公共下水道に計画的に接続していけば、一般会計の負担も大きく改善されるものと考えているとの答弁がありました。 これに対し、委員からは、一般会計からの補助がなければ維持管理できない状況であり、早急な手当てが必要と感じている。地区によっては立派な農業集落排水施設が整備されており、公共下水道との統合後は、そのような施設の利用等も検討しなければならないのではと意見が出され、理事者からは、関係者の声も聞きながら、早目の検討が必要だと思っているとの答弁がございました。 そのほか、ディスポーザーの導入の動きや、今後の小中学校へのマンホールトイレの整備予定などについても理事者に説明を求めております。 以上、議案の内容について慎重に審査した結果、いずれの議案も特に異議はなく、全会一致で、先ほど申し上げた審査結果のとおり決定したものであります。
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○議長(伊川京子君) ただいまの委員長報告に対し、まず、第75号議案平成30年度大村市
工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第76号議案平成30年度大村市水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第77号議案平成30年度大村市
工業用水道事業決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第78号議案平成30年度大村市下水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、第79号議案平成30年度大村市
農業集落排水事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔
経済建設委員長降壇〕 これより、まず、第75号議案平成30年度大村市
工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第75号議案は認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第75号議案は認定することに決定します。 次に、第76号議案平成30年度大村市水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第76号議案は原案のとおり決し、認定することに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませので、第76号議案は原案のとおり決し、認定することに決定します。 次に、第77号議案平成30年度大村市
工業用水道事業決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第77号議案は認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第77号議案は認定することに決定します。 次に、第78号議案平成30年度大村市下水道事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第78号議案は原案のとおり決し、認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第78号議案は原案のとおり決し、認定することに決定します。 次に、第79号議案平成30年度大村市
農業集落排水事業の
利益剰余金処分の議決及び決算の認定についての討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第79号議案は原案のとおり決し、認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第79号議案は原案のとおり決し、認定することに決定します。 日程第31、第81号議案
公平委員会委員の選任についてを議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎市長(園田裕史君)
登壇-----------------------------------
△第81号議案
公平委員会委員の選任について
----------------------------------- 御説明いたします。 今月11日をもって任期満了となります福田年子委員の後任として、伊藤萬里子氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、同意を求めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 〔市長降壇〕
○議長(伊川京子君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、本案は委員会の付託を省略します。 これより、討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第81号議案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、第81号議案は原案のとおり同意することに決定します。 日程第32、
選挙管理委員及び同補充員の選挙についてを議題とします。 本件につきましては、
選挙管理委員及び同補充員の任期が本年10月20日をもって満了となりますので、地方自治法第182条の規定により、それぞれ4人の選挙を行うものであります。 お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、議長の指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、選挙の方法は、議長の指名推選によることに決定します。 これより、まず、
選挙管理委員を指名します。
選挙管理委員に、岡本富子さん、田添清美さん、馬場國利さん、江口武夫さん、以上の4人を指名します。 お諮りします。ただいま指名いたしました4人を
選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、ただいま指名いたしました岡本富子さん、田添清美さん、馬場國利さん、江口武夫さん、以上の4人が
選挙管理委員に当選されました。 次に、
選挙管理委員の補充員を指名します。 なお、補充の順序につきましては、指名の順序のとおりといたします。
選挙管理委員の補充員に、喜々津保則さん、坂口修さん、石橋正道さん、中村秀樹さん、以上の4人を指名します。 お諮りします。ただいま指名いたしました4人を
選挙管理委員の補充員の当選人と定め、補充の順序は指名の順序のとおりとすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、ただいま指名いたしました喜々津保則さん、坂口修さん、石橋正道さん、中村秀樹さん、以上の4人が
選挙管理委員の補充員に当選され、補充の順序は指名の順序のとおりとすることに決定されました。 ただいま、議会運営委員会から、議会第4号議案
村川一恵大村市
教育委員会委員に対する
辞職勧告決議が提出されました。 お諮りします。議会第4号議案は緊急を要する事件と認め、これを日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、議会第4号議案を緊急を要する事件と認め、これを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定します。 議案を配付します。 〔議案配付〕 議案の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 追加日程、議会第4号議案
村川一恵大村市
教育委員会委員に対する
辞職勧告決議を議題とします。 提案理由について提出者の説明を求めます。
◆議会運営委員長(朝長英美君)
登壇-----------------------------------
△議会第4号議案
村川一恵大村市
教育委員会委員に対する
辞職勧告決議----------------------------------- 上記議案を、別紙のとおり大村市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 提案理由を申し上げます。
村川一恵大村市
教育委員会委員は、教育委員としての公的な立場もわきまえず、自身のフェイスブックを通じて不適切な発言を公開投稿したことから、教育委員としての適格性に強い疑念を感じざるを得ず、村川委員に対する
辞職勧告決議を提出するものであります。 本
決議の内容は、お手元に配付してあるとおりであります。 なお、本
決議につきましては、議会運営委員会の提出であります。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(伊川京子君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 〔議会運営委員長降壇〕 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。議会第4号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、議会第4号議案は原案のとおり決定します。 ここで市長から、発言の申し出があっておりますので、これを許可します。
◎市長(園田裕史君) 登壇 発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 今定例会閉会に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。 9月11日から開会いたしました9月定例市議会に際しましては、本会議及び各常任委員会に際しまして、各議員の皆様に、慎重かつ丁寧な御議論をいただき、御審議いただき、まことにありがとうございました。 今任期最後ということで、ここに立っておりますが、議員各位の皆様におかれましては、これまで4年間に際しまして、御支援と御協力、御指導をいただきまして、心から感謝を申し上げます。引き続き、議員各位の御健勝、御多幸を心から御祈念申し上げ、今任期最後の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 〔市長降壇〕
○議長(伊川京子君) 以上で、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。 これで、令和元年第4回大村市議会定例会を閉会します。
△閉会 午後4時45分 上記会議録を調製し署名する。 議長 伊川京子 署名議員 堀内 学 署名議員 朝長英美...