大村市議会 2016-02-29
02月29日-01号
①進捗状況と今後の
スケジュールについて
(4)
子ども医療費の無料化について
(5) 旧
大村浜屋ビルの活用について
①今後の方針について
2 総務行政について
(1)
職員採用試験について
(2)
ふるさとづくり寄附事業について
3
市民環境行政について
(1)
住民主導型地域活性化事業について
①評価と今後について
4
子ども未来行政について
(1) 乳幼児期から青少年までの育ちの支援について933大崎敏明1 大村湾を生かした
まちづくりについて
(1) アオサの処理対策について
(2) 森園海岸での浅場造成への対応について
(3) ICM(沿岸域の総合管理)
モデルサイト登録について
(4) 「海の日」の啓発事業について
2
国際交流事業について
(1) ベトナムとの交流事業の進展について
(2)
ベトナム領事館の誘致について1054村上信行1 新幹線の開業問題について
(1) 施政方針について
①フリーゲージトレインの開発が遅れ、全面開業が2025年春以降の見通しとなる現状の中で、本市の新幹線を生かした
まちづくりを進めるための態度決定と実現への取り組みについて
2
新幹線工事の地元対策について
(1) 柴田地区の対策について
①地権者の代表を
対策協議会のメンバーに入れることについて
(2) 協議会での地元要望8項目の解決策の進捗状況について
①協議会の事務局である大村市が地元要望を実現させる可能性について
②協議会の運営について
3
高速バス利用対策について
(1) 身体の不自由な方の
高速バス利用について
4 教育行政について
(1) 教職員の超過勤務時間の削減対策と産業医の選任状況について
5 農林行政(
TPP対策)について
(1)
TPP協定発効による大村市の農業に及ぼす影響額について
(2) 政府方針でTPPに備え引き上げられる計画の
耕作放棄地の
固定資産税を据え置くことについて1143月4日5永尾高宣1 教育行政について
(1)
中高一貫教育について
(2) 北部地域の小中学校の
マンモス化について
2
スポーツ行政について
(1) 大村市を
全国高等学校男子ソフトボール選抜大会の会場とすることについて
3 公園を活用した市民の
健康づくりについて
(1) 市民の
健康づくりを進めるため、地域の公園に健康器具や遊具を設置することについて
4
保護観察対象者について
(1)
保護観察対象者の雇用の進捗状況について1276朝長英美1
危機管理行政について
(1) 防災訓練について
(2) 防災公園について
(3)
防災リーダーについて
(4)
ハザードマップについて
(5) 避難場所の設定について
(6)
防災ラジオについて
2 福祉行政について
(1) 国保問題について
(2) 病児保育問題について
(3)
アルコール依存症について
(4) 障がい者の生活について
(5) 老老介護について
(6) ねんりんピックについて
3 農業行政について
(1)
地元農産物と運送会社について
(2) 農産物の生産高について
(3)
ふるさと納税と農産物との関係について
4
商工観光行政について
(1)
コミュニティバスや
デマンドタクシーなどの都市交通について
(2) 車両基地駅問題について
5
市民環境行政について
(1)
最終処分場と
中間処理場について
(2) 屋内プールや火葬場の運営について
(3) 生ごみ回収とごみ屋敷問題について1347神近 寛1 市民参加の
まちづくりについて
(1) 「オール大村」の理念、しくみ、
責任分担等を規定する条例の制定について
(2) 市民活動の拠点整備について
2 人と動物の支え合いについて
(1) 義犬華丸、美犬華子の大村市マスコットキャラクターへの昇格について
(2) 動物の殺処分ゼロと
里親制度充実のための具体的施策について
(3) 県との連携による
動物愛護センターの設置について
3 大村の歴史遺産について
(1)
キリスト教関連遺産について
(2) 偉人の顕彰を全国発信することについて
4
次世代支援策について
(1)
奨学金制度の再構築について
(2) ひとり親家庭の税の減免について
5
自主財源確保策について
(1)
ふるさと納税制度の有効活用について
(2)
電力自由化への対応について
(3) 市財政に与える
マイナス金利の影響について
(4) 資金の運用と調達に関する検討状況について
(5) 市税の
クレジット収納の導入について
(6) 特別職の退職金に対する市長の所見について1458水上 享1 企画行政について
(1)
大学等誘致推進事業について
2 福祉行政について
(1) 学童保育について
3 都市整備について
(1) 新幹線新大村駅(仮称)
周辺地域まちづくり計画について
①民間施設の誘致や導入促進のための助成制度の新設について
(2) 郡川堤防敷きに植栽されている桜の管理について
(3)
総合運動公園整備事業について
4 農林行政について
(1) 大村市における
農業生産額について
(2)
大村ブランド品について
5 教育行政について
(1)
郷土芸能伝承館の建設について
6 競艇事業について
(1)
ナイターレース開催に向けての進捗状況について
(2) 学力向上を目指す政策について
(3)
中学校給食について
5
市民環境部行政について
(1)
住民センターの管理人について
6
都市整備部行政について
(1) 森園公園の整備について23516宮田真美1 商工行政について
(1)
住宅リフォーム等緊急支援事業を継続しないことについて
①継続をとりやめた経緯について
②今後の見通しについて
(2)
地場企業販売促進力強化支援事業及び
中小企業人材育成支援事業について
①事業の活用が想定される事業所の規模について
②中小企業振興基本条例との関連性について
(3)
公契約条例の制定について
①実効性のある条例の制定について
②市内事業所への意識調査の実施について
2 福祉行政について
(1) 国保税の引き下げについて
(2)
子ども医療費助成制度の現物給付の実施について
①地方創生先行型交付金の活用について
3
子育て支援について
(1) 5歳児健診の実施について
①発達障害の早期発見のための5歳児健診の実施について2463月9日17岩永愼太郎1
市長公室行政について
(1) 旧
大村浜屋ビルの再整備事業の進捗状況について
(2) 同ビルの整備計画及び今後の展開と
スケジュールについて
(3) 同ビルのネーミングについて
2
商工観光行政について
(1) 旧
大村浜屋ビルと
市民交流プラザを生かした商店街の活性化について
(2) 大村市
産業支援センターの構想、目標、
スケジュールについて
(3) 大村市
地域公共交通網形成計画(案)について
3
中学校給食について
(1) 実施のための全体計画、目標、
スケジュールについて
4 市民環境・農水行政について
(1) 大村湾の水質浄化と環境改善への取り組みについて
(2) 漁業資源の調査及び改善事業の実施について
5 市長の情報発信のあり方について
(1)
トップセールスと市長の情報発信について
(2) 災害情報などの危機管理に関わる情報発信の現状と先日の大雪における情報発信の評価について25918小林史政1 松本市政から園田市政へとなって初の当初予算編成について
(1) 自ら編成した当初予算の評価について
(2) 基金残高約41億4,400万円、市債残高約350億円の中での財政運営について
(3) 全体事業の見直しによる
財源ねん出の成果について
2 大村市単独による第2子、第3子の保育料について
(1) 国の制度に該当しない年収の世帯に対する取り組みについて
3
中学校給食について
(1) モデル校としての期間について
(2)
モデル校指定をどのように最短最速の実現につなげるのかについて
4
長崎新幹線の本格開業の遅れについて
(1)
新幹線本格開業の遅れにより生じる支障と、本市の平成27年度までと平成28年度以降の財政負担について
(2)
フリーゲージトレインの実用化の可能性と、実用化についての確信や根拠について
(3)
フリーゲージトレインか次のステップを考えるべきなのか、市長の見解について
5 飲料水の長崎送水について
(1) 萱瀬ダムから長崎市に送水している1日1万2,000トンの分水協定を全面解約、若しくは見直すことについて26819村崎浩史1
都市整備行政について
(1) 上諏訪の変則6差路の改良工事の進捗状況について
(2)
乾馬場空港線整備事業について
2 市長の政治姿勢について
(1) 大村市の成長戦略の指標について
(2) 大村市の
シティプロモーション及び
セールスプロモーションの具体的な手法について
(3)
産業支援センターの開設に向けた今後の取り組みについて
(4) 県立・大村市立一
体型図書館(仮称)の進捗状況と今後の方向性について
(5)
国際交流活動の今後の方向性について
(6) 若年層の
投票率向上について
3 総務行政について
(1) 庁内FA及び
庁内ベンチャーについて
(2) 窓口業務のサービスについて27920山北正久1 市長の政治姿勢について
(1) 平成28年度の「
施政方針説明」について
(2) 旧
大村浜屋ビルを医療・介護・保健・福祉の総合百貨店化した(仮称)
包括ケアセンタービル構想の提案と実現について
(3) 長崎の教会群と
キリスト教関連遺産が世界遺産への
推薦取り下げとなったことに対する本市の対応について
(4)
市内水産物の代表である「ナマコ・イイダコ・サザエ」を高
付加価値化と拡販するために、県特産物の平成「長崎俵物」への認定にチャレンジし、ブランド化することについて
2
市長公室行政について
(1) 1月24日から降り続いた記録的な大雪により、市内で発生した
帰宅困難者への対応と対策について
3 総務部行政について
(1) 再任用職員の任用のあり方について
(2) 市役所1階の受付(インフォメーション)に正職員1人を交代制で配置することについて
4 福祉保健部行政について
(1) 補聴器購入の一部助成の拡充について
(2) 「障害者差別解消法」成立を踏まえた本市での取り組みについて
(3) 「脳脊髄液減少症」の治療に有効で、4月から保険適用となる「ブラッドパッチ療法」の市内の患者に対するケアと啓発について
5 こども未来部について
(1) 生活困難に陥りがちな未婚の一人親世帯の支援を目的として、公営住宅入居の際に追加された優遇措置の対象者となる実数と受け入れ態勢について
(2) 本市における「病児保育」の現状と今後の取り組みついて
6 商工観光部行政について
(1) 長崎街道松原宿のシンボルである(旧)松屋旅館の買収を所有者と協議することについて
(2) 全国に先駆けて「地産地消」を確実に実行するための条例を制定した岡山県総社市を見習うことについて
(3) 「B-1グランプリ」に本市の代表として常連で出場されている「大村あま辛カレーうまか隊」に対する助成について
7
都市整備部行政について
(1) 今議会に「
都市計画道路、大村駅前・原口線の区間認可と
早期拡幅整備について」の陳情書が提出されているが、路線計画から55年が経過し、何一つ進展せず、生活設計の障害となっている
都市計画道路の早急な解決策について291◯出席議員は次のとおりである。 1番 田中博文君 14番 三浦正司君 2番 神近 寛君 15番 村崎浩史君 3番 野島進吾君 16番 水上 享君 4番 井上潤一君 17番 村上信行君 5番 北村貴寿君 18番 中瀬昭隆君 6番 岩永愼太郎君 19番 山口弘宣君 7番 田中秀和君 20番 古閑森秀幸君 8番 小林史政君 21番 山北正久君 9番 宮田真美君 22番 永尾高宣君 11番 城 幸太郎君 23番 伊川京子君 12番 大崎敏明君 24番 廣瀬政和君 13番 朝長英美君 25番 村上秀明君◯欠席議員は次のとおりである。 なし◯地方自治法第121条により出席した者は次のとおりである。 市長 園田裕史君 農林水産部長 森 慎二君 副市長 小野道彦君 商工観光部長 高濱広司君 副市長 吉野 哲君 都市整備部長 黒崎広美君 市長公室長 大槻 隆君 教育長 溝江宏俊君 市長公室理事(危機管理監)兼危機管理課長 教育次長 山下健一郎君 中尾謙二君 総務部長 長濱海介君
上下水道事業管理者 福田和典君 財政部長 平本一彦君 上下水道局次長 桑川満君 財政部理事 小峰 武君 競艇事業管理者 小川完二君 市民環境部長 相田俊樹君 競艇企業局次長 馬場宏幸君 福祉保健部長 楠本勝典君 総務課長兼行革推進室長 田中博文君 こども未来部長 上野真澄君◯本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 朝長 悟君 書記 松山誠一君 次長 高木義治君 書記 山下大輔君 課長補佐 針山 健君 書記 中村宏昭君 係長 福江都志君 書記 吉原周平君----------------------------------- 第1回定例会議事日程 第1号 平成28年2月29日(月曜)午前10時開議第1 会期の決定について第2 平成28年の会議録署名議員の指名について第3 第4号議案 一般職の職員の給与に関する条例及び市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例第4 第13号議案 損害賠償の額を定め和解することについて第5 第17号議案 平成27年度大村市
一般会計補正予算(第5号)第6 第18号議案 平成27年度大村市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)第7 第19号議案 平成27年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)第8 第20号議案 平成27年度大村市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)第9 第21号議案 平成27年度大村市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)第10 第22号議案 平成27年度大村市
モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)第11 報告第1号 専決処分の報告について(
工事請負契約の変更契約を締結することについて)第12 報告第2号 専決処分の報告について(公用車の交通事故について)第13 報告第3号 専決処分の報告について(市営住宅の家賃の支払に係る和解について)第14 市長の
施政方針説明について
△開会 午前10時
○議長(村上秀明君) おはようございます。出席議員は定足数に達しております。 ただいまから、平成28年第1回大村市議会定例会を開会します。 議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 なお、市から撮影の申し出があっており、これを許可しておりますので、御承知おきください。 日程第1、会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。第1回定例会の会期は、本日から3月22日までの23日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、会期は23日間と決定しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、御了承願います。 日程第2、平成28年の会議録署名議員の指名についてを議題とします。 本件は、大村市議会会議規則第84条第1項の規定により、議長において、平成28年の会議録署名議員に、2番、神近寛議員、16番、水上享議員の2名を指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議がありませんので、平成28年の会議録署名議員に、2番、神近寛議員、16番、水上享議員の2名を指名します。 日程第3、第4号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎総務部長(長濱海介君) -----------------------------------
△第4号議案 一般職の職員の給与に関する条例及び市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する
条例-----------------------------------でございます。 議案集は13ページから29ページ、議案参考資料は21ページから27ページでございます。 提案理由でございます。国家公務員の給与に関する国の取り扱い状況等に鑑み、一般職の職員及び市長、副市長等の給与に関する改定を行うため、この条例を提案するものでございます。 国家公務員につきましては、人事院勧告に基づいて一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が平成28年1月20日に成立し、同月26日に公布されております。改正の内容につきましては、議案参考資料で御説明いたします。 議案参考資料の21ページをお願いします。 改正内容のうち、月例給給料表について若年層に重点を置いた改定で、平均改定率は0.5%の増となっております。次に、期末勤勉手当について年間支給月数を一般職は0.1月、特別職及び再任用職員は0.05月それぞれ引き上げ、一般職は合計で4.2月、特別職は3.15月に、再任用職員は2.2月にするものでございます。なお、増加月数については今年度は12月期での引き上げを行い、来年度以降は6月期と12月期においてそれぞれ引き上げ月数の2分の1の引き上げを行うものであります。実施月につきましては、記載のとおりでございます。 なお、今回の給与改定に伴う所要額は約3,800万円でございます。 説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。
◆2番(神近寛君) 所管委員会なんですけれども、ちょっと上下水道局にお尋ねしたいことがございまして、よろしいでしょうか。 今回、議案に料金改定が上げられております。上下水道局の場合は企業局ですから、議会の議決なくして給与を改定できるんですけれども、市民の方に料金改定をお願いをする。そして、今回この議案が議決をされると企業職員も給与が上がるということになると思うんですが、その件についての御見解をお聞きしたいと思います。
◎
上下水道事業管理者(福田和典君) 今回の国の法律改正に伴って条例改正されますけども、企業職員についても同様に改正をしたいというふうに考えています。ですから、うちのほうは規程ですので、条例改正は必要ございません。
○議長(村上秀明君) これで、質疑を終結します。 本案は、総務委員会に付託します。 日程第4、第13号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎市民環境部長(相田俊樹君) おはようございます。-----------------------------------
△第13号議案 損害賠償の額を定め和解することについて-----------------------------------でございます。 議案集は53ページをお願いいたします。 本市市民環境部の職員の運転する公用車が交通事故を起こし、相手方に対し損害を与えたため、その損害賠償の額を定め和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 損害賠償の額及び相手方につきましては、記載のとおりでございます。 議案参考資料68ページ、69ページをお願いいたします。 事故の経緯につきましてですけども、平成27年10月11日日曜日でございます。午前8時ごろ、本市市民環境部の職員の運転する公用車が、大村市森園町663番地9付近の交差点を右折する際、対向車線を直進してきた原動機付自転車①と公用車の左後部を接触し、その車両に損害を与え、運転者に左肩打撲・挫創などのけがを負わせたものです。また、その直後、原付①の後方を走行していた原付②が先行の原付①に追突し、原付②にも損傷を与えたものであります。 事故の原因につきましては、当該職員が交差点を右折する際、原付①が対向車線を直進していることは認識していましたが、その速度の目測を誤ったことによるものです。当該職員には今後細心の注意を払って運転し、二度とこのような事故を起こさないように厳重に注意を行いました。示談の内容でございますが、市の過失割合を85%とし、相手方①に対し記載のとおり支払うものでございます。 なお、相手方②に対しましては、専決処分をしておりますので、報告第2号により報告させていただきます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。
◆15番(村崎浩史君) 御説明ありがとうございました。市長にお尋ねしたいんですけども、市長は議員時代に公用車の事故に対して、対応策に対して、厳しく鋭く市のほうに追及をされ、しっかり管理をしてほしいというふうに要望されてきましたけども、市長になられてこういう公用車の事故が起こりました。この公用車の事故のあり方に関して、いざ市長になられたときに今後どのようにされていくか、市長の方向性を、方針を、ちょっとお示しいただけたらと思います。
◎市長(園田裕史君) お答えいたします。 これまでも議会のときに、事故に関しては再三にわたって指摘を繰り返してきました。 当然ながら、精神的にといいますか、気持ちとして車を運転するという意味での心構え、この点についてはこれまでも行政内、市役所内で取り組んでまいりました。ただ、それだけでは事故が減っていないのは数字としてあらわれています。そこで、今後の
一般会計補正予算、当初予算等にも盛り込んでおりますが、具体的なドライブレコーダーもしくは車を運転する際に、市の車、公用車を運転するという意識をしっかりと持っていただけるような、車に対するラッピング等々、そういったことを、今回予算や、当初予算の中で盛り込んでおりますので、その点で対応を進めたいと、事故をなくしていきたいというふうに思っております。
◆21番(山北正久君) 今、大変重要な発言をしたんです。市長は。車に対するラッピングをして事故を減らす。これだけじゃとてもじゃないけど、減りませんよ。こんなの当り前だよ、公用車ということを考えれば。そういうことだろう。それより以前にあなたが市長になってから、幹部職員に訓示をしたはず、そのときどういう話をしたのか、まずその辺から聞きたい。
◎市長(園田裕史君) 私が市長に就任をしまして事故が起こったことに対しては、事故の内容と分析、さらにはその事故が何で起こったのか、当然確認をいたしております。議員御指摘のとおりラッピングだけで事故が減るなんてことは全く思っておりません。重要なのは、その事故を振り返りどういった形で事故が発生して、どういう対処をすれば事故が発生をしなかったのかというところにあります。 そういったところからも、まずは訓示を通して職員に対して事故防止に努めることを伝え、担当部課長含めそのことに対して意識づけを促しています。そして、先ほど村崎議員にも説明をいたしましたが、ドライブレコーダーという形で自分が運転していることに対する意識を高めるという具体的な措置、そしてラッピングは、何もラッピングをするだけで事故が予防できると思っているわけではなく、ラッピングをする効果はそれ以外のシティープロモーションというところでの効果が第一であり、それに伴う副産物として事故防止にもつながるという考え方をいたしております。
◆21番(山北正久君) 再三再四にわたって今村崎議員からも話があったように、あなたはこの点については厳しく行政側を追及してきた。このことはあなたが一番知っている。今度は、あなたが逆の立場になったということです。そして今回、この議案を見ていると、逆に、事故の報告はふえている。この点については、どう思いますか。
◎市長(園田裕史君) 全て私の責任でございます。ですから、事故を減らすための方策を打ちたいというふうに思っております。御理解いただければと思っております。
◆21番(山北正久君) 方策だけではだめなんです。これは。執行部も緩んでいる。職員も緩んでいるというふうに市民からは見られます。したがって、この際、全国に先駆けてでも--いわゆる交通法規上の違反はちゃんとそれなりの違反としてペナルティーが科せられますが、市職員に対するペナルティーをそろそろ考えるべきじゃないかな。過失でも過失度合がある。違反なのか、あるいは本当に過失なのか、その辺をしっかり見極めなきゃいかん。ただ、この種のものがずっと毎回議会ごとに実は上がってきておる。私ももう約20年になるわけですから、前々からこの問題については注視をしておりますけれども、減るどころか逆に若干ながらふえている傾向にある。これは、職員たちの緩みのあらわれだと。我々はそういうふうに市民を代表する立場としては言わなければなりません。 我々議員も、議員が事故を起こす、違反を起こすということは社会的制裁を受けるわけです。そうすると、国家公務員というのも公務員、地方公務員であっても公務員である以上は、公である以上は、市民の模範となるべきものでありますから、ペナルティーをそろそろ考えるべきだと思うんです。その点、どうですか。
◎市長(園田裕史君) これまでも、事故が起きたときにはその事故の内容を振り返る。さらには、それに対する審議会を設けております。その審議会の中で懲罰も含めて議論をしていることは、これまでも同様でございます。ただ、議員が御指摘のようにその点に対してより厳しくその内容を審査をするということ、そして私をはじめ特別職、特に幹部においては、そこを管理するということにおいて、議員の御指摘をしっかり受けとめ、今後研究をしてまいりたいと思っております。
◆21番(山北正久君) この問題については、該当委員会にひとつしっかりこの際、人身に至らなかったから了とするものの人身というものにつきましては大変なペナルティーが出てくるわけですから、職員の規範、この辺を徹底するように該当委員会でしっかり議論をしていただきたいと思います。 以上です。 (「これは人身です」と呼ぶ者あり) 人身だからこそ、さらにしっかり議論をしていただくようにお願いします。
◎財政部理事(小峰武君) 公用車の事故防止対策について、ちょっと説明をいたしますけれども、庁内LANのインフォメーションコーナーを通じて安全運転の意識づけや公用車駐車場への交通安全標語の掲示など、注意喚起に努めております。 平成27年度の事故発生件数は、現在のところ自損事故も含めて4件と、以前に比べて大分少なくなっておりますけれども、今回人身事故が発生したということで、さらに注意喚起に努めてまいりたいと考えております。
○議長(村上秀明君) これで質疑を終結します。 本案は、総務委員会に付託します。 日程第5、第17号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎財政部長(平本一彦君) -----------------------------------
△第17号議案 平成27年度大村市
一般会計補正予算(第5号
)-----------------------------------でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額に12億7,819万9,000円を追加し、総額を389億1,846万6,000円とするものであります。補正後の予算額を前年度同期と比較いたしますと、3.5%の減というふうになっております。 2ページのほうをお願いいたします。第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入の主なものを御説明いたします。 11款地方交付税は、交付額の決定に伴いまして補正するものでございます。 15款国庫支出金は、国の補正予算で創設された交付金や社会保障関係経費の実績に伴い、補正するものでございます。 20款繰越金につきましては、前年度の繰越金でございます。 3ページをお願いいたします。歳出の主なものでございますけれども、2款総務費は歳入で御説明しました国の補正予算で創設された交付金、これを活用した事業費や市庁舎建設基金の積立金3億円などを計上いたしております。 3款民生費は、社会保障関係経費など実績に伴い補正を行うものでございます。 5ページをお願いいたします。繰越明許費の補正でございます。国の補正予算で対応した
シティプロモーション推進事業、ソーシャル・ビジネス創出事業など15の事業につきまして、年度内に事業完了が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。 6ページをお願いいたします。債務負担行為の補正でございます。道の駅長崎街道鈴田峠運営委託のほか、記載のとおり新たに設定するものでございます。 7ページをお願いいたします。地方債の補正でございます。情報セキュリティー強化対策事業費ほか、記載のとおり補正するものでございます。 以下は附属資料でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。
◆5番(北村貴寿君) 商工振興課分ですか、ソーシャル・ビジネス創出事業についてお尋ねなんですが、官民共同ということでどこかと組まれてやられるというようなことなんですけども、これは今やられているところとはまた別にということですか。アストライ、どこやったっけ(発言する者あり)そうそうそれと継続してというか、また別にというか、その辺のところを教えてください。
◎商工観光部長(高濱広司君) プロポーザルにかけましてやっていく予定にしております。
◆5番(北村貴寿君) 公募をされるということですか。その
スケジュールを教えていただけませんか。
◎商工観光部長(高濱広司君) 繰り越してやる予定にしていまして、この繰り越しが認められれば、間もなくやっていく予定なんですけれども、大体4月を予定いたしております。
◆5番(北村貴寿君) 私の理解が--私は最初、今スポーツタウンのその事業の拡大かなと思っていたんです。そしたら、じゃなくて新しく公募をして旧浜屋ですか、旧浜屋に入れていくということで考えていいんですね。その具体的な内容をどういった事業をされるのかというのが、
子育て支援、若者支援、UIJターン、健康寿命延伸ということでかなり幅広いなということで、それにしては事業費がちょっと少ないんじゃないかなという気がしているんですけども。その辺のところをお願いします。
◎商工観光部長(高濱広司君) 公募にかけまして、そしてさまざまな事業を展開しようということなんですけども、事業は今、長崎STMがやっている事業とはまた別でして、こういう社会的課題、ソーシャルの部分をやりたいという人たちを集めまして、そしてその方々を育成してビジネスとしてやっていただくということで、特に場所をどうのこうのというふうに今のところは考えているわけではありません。 金額的には2,500万円というのが少ないというのはちょっと。我々としてはこの範囲で、この金額でやりたいと考えております。
◆5番(北村貴寿君) 十分だという。この4種類やるんだったらちょっと少ないんじゃないかなという気がしますし、そのソーシャルビジネスでちょっとベンチャー的な要素もあると思うんです。所管の委員会で議論をしていただきたいんですけれども、ビジネスという言葉を使われたということはしっかり利益を出すということですね。ということであれば、少し継続的な、例えば1年で結果が出るというものではないでしょうから、長期的な視野も含めて事業をやっていただきたいなということで要望して、あとは委員会にお任せいたします。 以上です。
○議長(村上秀明君) これで質疑を終結します。 本案は、各常任委員会に付託します。 なお、各常任委員会の付託内容は、配付しております分割付託表によって御承知願います。 日程第6、第18号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎福祉保健部長(楠本勝典君) -----------------------------------
△第18号議案 平成27年度大村市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号
)-----------------------------------でございます。 第1条は、歳入歳出にそれぞれ1億8,708万3,000円を追加し、歳入歳出の予算総額を108億6,932万円とするものです。 内容につきましては、2ページからの第1表歳入歳出予算補正で説明をいたします。まず、歳入でございます。 3款国庫支出金から9款の一般会計繰入金までは、歳出の補正や額の確定などに伴い補正をするものでございます。 10款繰越金は、前年度の繰越金でございます。 次に、3ページをお願いいたします。歳出の主なものです。 2款保険給付費は、医療費の増加に伴い補正をお願いするものでございます。 5款後期高齢者支援金、7款共同事業拠出金につきましては、今年度の額の確定に伴い減額をするものでございます。 10款は、前年度分の実績報告に伴う国・県への返還金でございます。 以下は附属資料でございます。御審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は、厚生文教委員会に付託します。 日程第7、第19号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎福祉保健部長(楠本勝典君) -----------------------------------
△第19号議案 平成27年度大村市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号
)-----------------------------------でございます。 第1条は、歳入歳出にそれぞれ684万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を9億950万3,000円とするものです。 内容につきましては、2ページからの第1表歳入歳出予算補正で説明をいたします。 まず、歳入でございます。1款後期高齢者医療保険料につきましては、被保険者数が当初見込みより増加したことなどにより増額するものでございます。 3款繰入金は、事務費繰入金の減などにより減額をするものでございます。 5款繰越金は、前年度繰越金です。 次に、3ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費は、事業経費の減などにより減額するものでございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、歳入で説明をいたしました保険料の増額などに伴い、広域連合への納付金を増額するものでございます。 以下は附属資料でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は、厚生文教委員会に付託します。 日程第8、第20号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎福祉保健部長(楠本勝典君) -----------------------------------
△第20号議案 平成27年度大村市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号
)-----------------------------------でございます。 今回の補正予算は、平成26年度決算における介護給付費等に対する国及び県への精算返納金と、本市が平成27年度から実施をいたしております介護予防日常生活支援総合事業に関する予算について補正をお願いするものでございます。 まず、第1条でございます。保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,670万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億5,974万7,000円といたします。また、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ260万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,050万6,000円とするものでございます。 2ページ、3ページ目をお願いをいたします。第1表の歳入歳出予算補正で主なものを御説明をいたします。まず、保険事業勘定の歳入でございます。 3款国庫支出金から5款県支出金は、平成27年度の総合事業の実績に伴い、国・県等の交付金の増額が主なものでございます。 7款の繰入金は、一般会計からの繰入金が主なものでございます。所得に応じて、所得水準が一番低い第一階層の保険料を軽減するために公費を投入するためのものでございます。 それから、8款繰越金でございます。前年度からの繰越金でございます。 次に、歳出をお願いいたします。2款保険給付費及び3款地域支援事業費につきましては、要支援者を対象に実施している訪問・通所系の介護予防サービスが、総合事業のサービスに移行が進んだことにより予算を組み替えるものでございます。 5款基金積立金は、平成27年度の事業の実績に伴い保険料財源を平成28年度以降に活用するため、介護保険金に積み立てるものでございます。 6款諸支出金は、平成26年度の給付実績に伴う国及び県等への精算返納金でございます。 以上、補正後の保険事業勘定は歳入歳出ともに64億5,974万7,000円でございます。 4ページ、5ページをお願いいたします。介護サービス事業勘定でございます。 まず、歳入でございます。 1款サービス収入は介護予防事業や総合事業のサービスに関し、地域包括支援センターが作成するケアプラン作成に対する国保連からの給付費収入でございます。 今回の補正では、総合事業の実施にあたりまして、介護予防プランから総合事業ケアマネジメントプランへの財源変更を行うものでございます。 次に、歳出でございます。 1款事業費は、介護予防プラン作成件数の増加に伴い、外部の居宅支援事業所14事業所にプラン作成を委託するための委託料を増額するものでございます。 以上、補正後のサービス事業勘定は歳入歳出ともに5,050万6,000円でございます。 以下は、附属資料です。御審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は、厚生文教委員会に付託します。 日程第9、第21号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎商工観光部長(高濱広司君) -----------------------------------
△第21号議案 平成27年度大村市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号
)-----------------------------------でございます。 議案1ページに記載いたしておりますとおり繰越明許費の補正であります。 2ページをお願いいたします。第1表繰越明許費1款1項新工業団地整備事業について、2億677万4,000円を繰り越すものであります。内訳は、用地取得費及び補償費でございます。繰り越し理由につきましては、用地交渉に不測の時間を要しました。そのため、その後の法手続き、許認可後の土地の登記や補償物件の移転などに必要な期間が年度内にとれないということになったものであります。 説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は、経済建設委員会に付託します。 日程第10、第22号議案を議題とします。 提案理由について、理事者の説明を求めます。
◎競艇企業局次長(馬場宏幸君) -----------------------------------
△第22号議案 平成27年度大村市
モーターボート競走事業会計補正予算(第1号
)-----------------------------------でございます。 第1条は省略いたします。 第2条は財政調整基金を取り崩し、平成27年度大村市
モーターボート競走事業会計予算第4条に定めた資本的収入として3億円を受け入れ、収入総額を3億1,000円とするものです。これは、
ナイターレース導入の準備など、今後の資金需要に対応するため、手元資金を増加させておくものです。 以下は、附属資料でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は、経済建設委員会に付託します。 日程第11、報告第1号を議題とします。 理事者の報告を求めます。
◎市長公室長(大槻隆君) 皆さん、おはようございます。-----------------------------------
△報告第1号 専決処分の報告について(
工事請負契約の変更契約を締結することについて
)-----------------------------------でございます。 議案集59ページをお願いいたします。 昨年、8月20日の臨時議会で議決を経て締結いたしました中心市街地複合ビル改修建築工事の
工事請負契約の変更契約を締結することについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分書のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により議会に報告するものでございます。 議案集60ページをお願いいたします。 専決処分書でございます。変更前の契約金額1億7,319万4,200円。変更後の契約金額1億7,681万1,120円、361万6,920円の増額となります。 議案参考資料74ページをお開きください。 工事名、契約の相手方、竣工期限については記載のとおりです。主な変更理由は、1、建築基準法の規定により、1階商業施設の出入り口の形状を、入居者が自由にレイアウトできるよう正面玄関扉の上部に排煙窓を設置いたしました。2、視覚障害者の方が施設をより利用しやすくするため、床の誘導タイルを増設しました。3、エレベーターをビル内部の機械警備と連動させて制御を行うため、エレベーターに警備連動機能を追加しました。4、2階多目的室の既設手すりが一部腐食していたため、手すりを追加いたしました。 以上が内容でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。
◆2番(神近寛君) 警備連動機能なんですが、これについてもう少し御説明いただいてよろしいですか。
◎市長公室長(大槻隆君) エレベーターに支障あるいは事故があった場合に、ビル内部の警備と連動させて緊急事態の対応ができるようにエレベーター警備連動機能を設置するものでございます。
◆2番(神近寛君) 同様の機能を付加したエレベーターというのは市の施設でほかにございますか。
◎市長公室長(大槻隆君) 浜屋のビルのエレベーターが大分古いものでございましたので、この機能を設置いたしました。ちょっと他の施設における機能の確認についてはできていないところでございます。
◆2番(神近寛君) この事業については、これまで紆余曲折があったわけですけれども、今回の変更理由の4点、これは当初からこういうことについては、把握をして当然設計に入れるべきものじゃないんでしょうか。今後また、このようなことが出てくる可能性があると、そのように思ってもよろしいですか。
◎市長公室長(大槻隆君) 当初の設計に盛り込むべきという御指摘については、その部分も多分にあると思います。ただ、今後の変更契約というのは今回の契約が1階、2階部分の
工事請負契約でございますので、その契約についてはこの変更のみになると考えております。
◆2番(神近寛君) 今後、その上のほうも工事が始まっていくわけですが、これ市長、もともとこの件については反対をされていて非常に立場的に悩んでおられることもあるかと思いますが、今後このようなことのないように、都度都度こういうことをされると、ちょっと信用できないということになりますので御見解をお聞きしたいと思います。
◎市長(園田裕史君) 今議員が御指摘になった分は十分しっかりと重く受けとめて対応を重ねてまいりたいと思っております。 今回、27年度の予算で上程をさせていただいて、今工事が進んでいるものに関しては当然ながら1階、2階、全体にかかわる部分の形で予算を上げて議会に御理解をいただいた部分でございます。今回、3階以上の部分については、先般全員協議会の中でお知らせをしました他機関の動向等々もありますので、3階以上についてはどういった形で進めていくか、まだ内部協議をいたしておりますし、今後一般質問でもその内容が出てまいります。そういったことにおきまして、しっかりと方向性を定めた後には、今議員が御指摘されたことを、しっかりこちらで協議をし、3階以上の部分について追加でということがないようにしっかりとした設計、そして中身という形で議論を進めてまいりたいと思っております。
◆16番(水上享君) 1点お尋ねをいたします。 契約の相手方、富永・竹松特定建設工事共同企業体ということなんですが、年末でしたか、ひとつ経営が思わしくないということで会社を閉められているというふうに私は思っているんですが、いわゆる工事の進捗あるいは完成度あるいは契約のあり方というか、その後について支障がなかったのかどうなのかをお尋ねをいたします。
◎市長公室長(大槻隆君) ただいまおっしゃいました件については、昨年の10月末から破産手続等に入られておりますが、契約の相手方については変更が必要ないということの確認もとりながら工事を順調に進めてまいってきました。 以上でございます。
○議長(村上秀明君) これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第12、報告第2号を議題とします。 理事者の報告を求めます。
◎市民環境部長(相田俊樹君) -----------------------------------
△報告第2号 専決処分の報告について(公用車の交通事故について
)-----------------------------------でございます。 議案集は61ページ、62ページをお願いいたします。 公用車の交通事故による被害者に対する損害賠償の額を定め、和解することについて地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、議会に報告するものでございます。専決処分の内容につきましては、62ページの専決処分書に記載のとおりでございます。 議案参考資料の68ページ、69ページをお願いいたします。 事故の経緯、原因及び処理につきましては先ほど上程いたしました第13号議案の説明時に概要は御説明しておりますが、改めて簡単に御説明いたしますと、市の公用車と原付①との衝突事故の直後、原付①の後続を直進していた原付②が原付①に追突し、原付②に損傷を与えたものです。相手方②に対しましては、市の過失割合を34%とし、記載のとおり支払うものとして専決処分をしたものです。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第13、報告第3号を議題とします。 理事者の報告を求めます。
◎都市整備部長(黒崎広美君) -----------------------------------
△報告第3号 専決処分の報告について(市営住宅の家賃の支払に係る和解について
)-----------------------------------でございます。 議案集63ページから65ページをお願いいたします。 市営住宅の家賃の支払いに係る和解について、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものでございます。 議案集64ページをお願いいたします。 専決第3号でございます。和解の相手方は記載の2名で、和解条項の要旨につきましては記載のとおりで、毎月の家賃を納めていきながら、滞納家賃は毎月の分割払いとし、その分割して支払うべき滞納家賃、または当月分の家賃の支払いを2回分以上怠ったときは、当該市営住宅を大村市に明け渡すというものでございます。 以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。
○議長(村上秀明君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第14、市長の
施政方針説明について。 これより、市長の説明を求めます。
◎市長(園田裕史君) 登壇 皆様、こんにちは。また、おおむらケーブルテレビをごらんの皆様、FMおおむらをお聞きの皆様、インターネット中継をごらんの皆様、こんにちは。 それでは、本定例市議会にあたり平成28年度の施政に関する方針と予算の概要について御説明いたします。 我が国の経済は、緩やかな回復基調が続いており、経済の好循環のさらなる拡大に向けた取り組みが進められているものの、今後の景気の先行きは世界経済の動向など、不安定な要素を含んでいます。 社会を取り巻く環境は少子高齢化や人口減少が大きな課題となっており、特に地方の人口減少は深刻化しています。 このため、国においては地方の実情に応じた活性化の取り組みをさらに強化しています。 本市においては、将来の人口減少に対応するため、地方創生への取り組みを進めてまいります。また、質の高い市民サービスを継続的に提供し、全ての市民が安心して楽しく活き活きと暮らせるよう市民とともに新しい大村市を創ってまいります。 平成28年度は、教育・文化、農林水産業、
子育て支援、都市整備、経済・雇用、高齢者・障害者支援の6項目を柱として市政運営に取り組んでまいります。 1、教育・文化について。 未来を担う子供たちが、郷土に誇りと愛着を持てるよう、ふるさと学習の充実を図るほか、プロの合奏団による未就学児を対象にしたコンサート等を実施し、豊かな感性を育む取り組みを推進してまいります。 子供たちが、スポーツの世界で将来大きく羽ばたくことができるよう、
スポーツ能力の測定を行い、適性を助言いたします。
中学校給食につきましては、本格実施に向け食育指導計画の作成等を行うため、モデル校を1校指定し、平成28年度中に開始いたします。 小・中学校の図書室へエアコンを整備し、快適な読書環境づくりを進めるとともに、理科室や音楽室などの特別教室へ扇風機を設置し、快適な学習環境づくりを進めてまいります。 改正公職選挙法によって選挙権年齢が18歳以上になることから、子ども議会の開催や、外部のアドバイザー及びNPO法人と連携し、若い世代の政治や選挙への関心を高めてまいります。 大村市野球場のグラウンドや電光掲示板等の平成29年度中の完成を目指し、整備に着手してまいります。また、黒丸町に整備を進めている大村市
総合運動公園において、砂入り人工芝テニスコートの整備に着手してまいります。 2、農林水産業について。 消費者のニーズ等を把握するため、マーケティング調査に着手いたします。 また、外部のブランディングマネージャーを活用し、地場産品を掘り起し、磨き上げ、大村ブランドの確立を目指してまいります。 将来の農業を担う意欲、技術、経営能力にすぐれた45歳未満の新規就農者に対し給付金を給付するなど、担い手の育成を図ってまいります。 営農コストの削減を図るため、バイオマスエネルギーの導入に向け、研究に着手してまいります。 また、優良素畜の導入を促進し、安全安心で良質な畜産物の安定生産を目指してまいります。 漁業の基盤施設である漁協等の老朽化などを調査する機能診断を実施し、長寿命化やライフサイクルコストの縮減を図るため、機能保全計画を策定し、漁業の振興に努めてまいります。 3、
子育て支援について。 妊婦健診等の状況をリアルタイムで確認できるシステムを活用し、早期に健診未受診者への受診勧奨や保健指導などを行い、母子保健のさらなる充実に努めてまいります。 ゼロから2歳児の保育ニーズが高い現状を踏まえ、受け皿となる小規模保育施設の設置を進めるなど、保育環境をさらに充実してまいります。 放課後の児童の安全で快適な環境を整備するため、学童保育施設の新築や増改築を支援してまいります。 本年1月から小学生まで拡大した
子ども医療費につきましては、中学生までの拡大と無料化に向け、調査研究してまいります。また、インフルエンザの予防や重症化を防止するため、これまで未就学児までを対象としていた予防接種費用の助成を小学生まで拡大いたします。 民間のNPO法人と連携し、子供の事故発生に関する調査分析を踏まえ、事故の防止等を市民へ啓発するなど、子供の安全な環境づくりを進めてまいります。 4、都市整備について。 九州新幹線西九州ルートの開業に向け、新たな本市の玄関口となる新大村駅(仮称)周辺を一体的に整備するため、土地区画整理事業に着手いたします。 コンパクトで機能的な
まちづくりを推進するため、居住や都市機能の適正な誘導を図る立地適正化計画を平成28年度中に策定いたします。 国道34号大村・諫早間4車線化の整備につきましては、平成29年度中の新規事業化に向け、今後も、国道34号大村・諫早間整備促進期成会や県等ともに、国や地元選出国会議員等への要望活動を積極的に進めてまいります。 また、高速道路アクセスの利便性向上や地域経済の活性化に大きく寄与する木場スマートインターチェンジ(仮称)につきましては、平成29年度中の完成を目指し整備を進めてまいります。 県立・大村市立一
体型図書館(仮称)につきましては、平成30年度中の開館に向け、整備に着手いたします。 今後、コレモおおむら、
市民交流プラザとの連携を進め、3核1モールとして中心市街地のさらなる活性化を進めてまいります。 5、経済・雇用について。 市内に立地する誘致企業と地場企業など企業間のマッチングの場を創出し、それぞれの強みを生かした技術協力や業務連携等を積極的に促進してまいります。 地場企業の販売促進を強化するため、大都市圏等で開催される商談会などへの出展を推進し、中小企業を支援してまいります。 中小企業の経営改善や売り上げ増加に関する指導、創業希望者等へ相談を行う(仮称)大村市
産業支援センターにつきましては、平成28年度中の設置に向け積極的に取り組んでまいります。 また、多様な社会課題をビジネスモデルとして解決するための人材を育成し、創業につなげるソーシャル・ビジネスの創出に取り組んでまいります。 雇用創出の大きな核となる新工業団地につきましては、平成31年度の分譲開始を目指し、工事に着手してまいります。 今後、本市で計画している大型事業等につきましては、市内経済の活性化を図るため、市内業者が入札に参加できるよう取り組んでまいります。 ヒト・モノの流れが飛躍的に向上する、長崎空港の24時間化の実現に向け、県等と連携して取り組んでまいります。 私たちの生活に多くの恵みをもたらしてきた、宝の海である大村湾につきましては、大村湾流域自治体5市5町で組織する大村湾を活かした
まちづくり自治体ネットワークを活かし、広域的な交流を促進してまいります。 6、高齢者・障害者支援について。 全ての高齢者が、元気に安心して暮らすことができる地域づくりを実現するため、
地域包括ケアシステムを推進いたします。 そのため、医療や介護、地域コミュニティなど高齢者の生活を支える多様な人材で構成する地域ケア会議を各中学校区に設置し、市民が主体となって地域課題の解決を図る高齢者地域ネットワークを構築いたします。 高齢者や障害者の介護支援のほか、市民生活を取り巻く多様な社会の課題解決に向け、市、企業、市民が連携・協力しながら取り組む拠点施設として中心市街地複合ビルの整備を年次的に進めてまいります。 また、平成27年度から実施した飲食店バリアフリー改修事業は、改修面積等の補助対象要件を緩和し、高齢者や障害者の外出支援をさらに促進してまいります。 これらに加え、取り組む主な事業として、
上下水道事業について。
上下水道事業の経営につきましては、今後の水需要予測や施設更新に必要な財源などを考慮し、将来にわたって持続可能な経営基盤の確立を図ってまいります。 また、安全でおいしい水を供給するため、市内全域で実施した漏水調査の結果を踏まえ、総合的に評価した大村市水道事業
管路更新計画に基づき、老朽化した水道管路の計画的な更新に取り組んでまいります。 さらに、大村湾の水質改善に向け汚水の高度処理に着手してまいります。 モーターボート競走事業について。2年連続のSGレースとなるチャレンジカップ競走を開催いたします。また、さらなる場外発売所の開設などを進め、収益の拡大を図ってまいります。 平成29年度中の
ナイターレース導入を目指し、関係機関と協議を進め、平成28年度中の着工に向け取り組んでまいります。 新たな顧客層の拡大を図るため、若者に人気のスポーツやマリンスポーツを取り入れるなど、話題性を高め、これまでのボートレース場のイメージを一新してまいります。 病院事業について。建てかえ工事に着手した
市立大村市民病院は、本市の中核病院として質の高い医療サービスを提供するため、平成29年4月の開院に向け、着実に工事を進めていくとともに、診療体制等について
指定管理者と十分に協議してまいります。 行財政改革について。今後、少子高齢化などによる社会保障費の増大や、公共施設の老朽化による再整備など、限られた財源の中でさまざまな課題に対応していく必要があります。このため、改めて事業の必要性や実施手法、対象等を見直し、将来にわたって安定した財政基盤の構築を図ってまいります。 ねんりんピックの成功に向けて。本年10月に長崎県で初めて全国健康福祉祭(ねんりんピック)が開催され、本市では卓球、ラグビーフットボール、ボウリングの3種目が行われます。 全国から訪れる選手や観客などに満足いただけるよう、おもてなしや地域の情報発信に取り組み、大会の成功を目指してまいります。 また、この大会を契機に、さらに市民の健康保持や増進、社会参加、生きがいづくりを図ってまいります。 平成28年度の予算規模につきましては、一般会計378億3,000万円。特別会計、国民健康保険事業会計など191億9,000万円。企業会計、モーターボート競走事業会計など878億円を計上しております。これを、前年度当初予算と比較しますと、一般会計6.3%の増、特別会計2.3%の減、企業会計6.7%の増となっております。 主な新規事業につきましては、
中学校給食について、本格実施に向け食育指導計画の作成等を行うため、モデル校を1校指定し、平成28年度中に開始します。 学校施設環境改善事業について。快適な学習環境づくりを進めるため、市内の小・中学校の図書室へのエアコン整備や理科室、音楽室などの特別教室へ扇風機を設置します。 自殺対策のさらなる推進について。厚生労働省が実施する、自殺の実態解明と効果的な介入プログラムの開発に関する学際的研究へ、連携自治体として参加し、支え合い、いのちを守る大村市を目指します。 にこにこ畜産経営事業について。良質な畜産物の安定生産による経営基盤の強化を図るため、優良素畜の導入等に対し助成します。 子どもの
学習支援事業について。生活困窮世帯の子供に対して学習支援を行い、学習意欲や学力向上を図ります。
中小企業人材育成支援事業について。優秀な人材の確保や育成を推進するため、中小企業大学校などへの研修費用を助成します。
地場企業販売促進力強化支援事業について。中小企業の販路拡大を支援するため、大都市圏等でビジネスマッチングなどの商談会に出展する費用を助成します。 廃油リサイクル推進事業について。循環型社会を推進するため、家庭から排出される使用済み食用油を回収し、バイオディーゼル燃料としてリサイクルします。 ふれあい収集事業について。ごみの搬出が困難な高齢者や障害者等を対象に戸別収集を実施します。 乳がんエコー検査費用の助成について。乳がんを早期に発見するため、30歳から39歳の女性のエコー検査に係る費用を助成します。
シティプロモーション推進事業について。厳しくなる自治体間競争の中で、選ばれる大村市を目指し、本市の魅力や地域資源を市民とともに再発見し、磨き上げ、効果的かつ戦略的に市内外へ発信していきます。 以上、平成28年度の施政方針を申し述べました。これからも、長崎県を牽引するトップランナーとして、「行きたい!働きたい!住み続けたい!」幸せを実感できるまちの実現に向け、
一般会計予算378億3,000万円、3783、みんなでやるぞオール大村で取り組んでまいります。市議会並びに市民の皆さまの御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 〔市長降壇〕
○議長(村上秀明君) これで、市長の
施政方針説明を終わります。 以上で、本日の日程は全て終了しました。 本日は、これで散会します。
△散会 午前11時08分 上記会議録を調製し署名する。 議長 村上秀明 署名議員 神近 寛 署名議員 水上 享...