諫早駅周辺整備事業においては、
完成イメージ図などを用いて駅構内や
市ホームページで
情報発信を行っているが、(仮称)子ども・
子育て総合センターにおいても同様の取り組みを行う予定はあるか、との質疑に対し、市民へのPRのため、内観の
イメージ図の作成も検討したい、との答弁がありました。
施設利用者の安全性・利便性に配慮した整備を行ってほしいが、どのような配慮がされているのか、との質疑に対し、
車椅子利用者に配慮したカウンターの高さ設定、2段手すりの設置、授乳室へのパーテーションの設置、多
機能トイレへの手すりの設置など利用者に配慮している。今後、
障害福祉課と連携して整備を進めていきたい、との答弁がありました。
6
款福祉費、2項
社会福祉費、
高齢者施設非
常用自家発電設備整備事業、予算額1,543万円について、この事業はグループホーム以外にも
認知症対応型通所介護などの
高齢者施設が対象となるが、対象となる施設への告知の方法は、との質疑に対し、対象となる全ての施設に電話などで告知を行った、との答弁がありました。
12
款教育費、2項
学校施設費、
小・中学校管理事務、予算額3,380万円について、
エアコン稼働に係る
光熱費予算の算定根拠は、との質疑に対し、稼働日数を12月から2月までは全登校日、比較的暖かい日が多くなる3月は登校日の半分とし、1日当たりの稼働時間は、午前8時から午後4時までの8時間を目安に、体育や清掃等の時間を考慮して、小学校が6.4時間、中学校が7.2時間、機器能力の80%で稼働することを想定の上算定している、との答弁がありました。
また、エアコンの使用に当たっては、職員室での
集中管理は必要であるが、
教室ごとに温度差があるため、各教室に設置しているリモコンでも温度調節できるような柔軟な運用が望ましいと思うが、との質疑に対し、稼働期間や室温の目安、扇風機の併用など全
小・中学校が統一した基準で使用することとしており、電源のオン・オフなどは職員室での
集中管理を原則としている。ただし、
教室ごとに日当たりなどが異なるため、担任等が児童・生徒の
健康管理を考えて、各教室でも調整できることとしている、との答弁がありました。
以上で、
教育福祉分科会長報告を終わります。(降壇)
5
◯委員長(
西口雪夫君)[ 243頁]
次に、
経済環境分科会長。
6
◯経済環境分科会長(土井信幸君)登壇[ 243頁]
おはようございます。
経済環境分科会長報告を行います。
経済環境分科会で審査を担当いたしました議案第80号「令和元
年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳出中関係分、
繰越明許費中関係分及び
債務負担行為補正中関係分につきましては、
農地農業用施設災害復旧事業(小長井町小川原浦)及び
被災農業者向け経営体育成支援事業(小長井町遠竹)の
現地調査を行うとともに、提出された
関係資料をもとに慎重審査をした結果、
全会一致により原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。
なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。
歳出中関係分、8
款農林水産費、3項
農業振興費、
被災農業者向け経営体育成支援事業、予算額227万1,000円について、台風17号の暴風により被害を受けた農業者に対し
施設復旧の支援を行う事業であるが、市内の
農業用施設の
被害件数は、との質疑に対し、
農業用ハウスが72件、
畜産用施設が4件の計76件である。被害の大きかった
農業用ハウス2件が本事業に申請を行っている、との答弁がありました。
事業費に対し補助率は国が30%以内、県及び市が3%以内となっているが、市の3%以内の根拠は、との質疑に対し、県が3%以内と決定したことにより市も3%以内とすることに決定したものである、との答弁がありました。
アフリカ豚コレラ侵入防止緊急支援事業、予算額138万3,000円について、
侵入防止柵設置に対する補助であるが、
有害鳥獣被害防止緊急対策事業と比較すると
自己負担が大きい理由は、との質疑に対し、
有害鳥獣被害防止緊急対策事業は資材費のみが補助対象であり、受益者による直営施工の経費がかかるのに対し、本事業は資材費だけでなく、設置費も含めて補助の対象となっていることなどから違いが出てきている、との答弁がありました。
侵入防止柵を設置するために
市内養豚農場の15経営体の全てが本事業を利用するのか、との質疑に対し、本事業を利用するのは10経営体であり、残りの5経営体は、3経営体が廃業予定で、
侵入防止柵設置済みが1経営体、
侵入防止柵の材料を確保済みで自力施工を行うものが1経営体である、との答弁がありました。
アフリカ豚コレラは日本ではまだ発生していないが、本事業を実施しようとする理由は、との質疑に対し、昨年の8月にアジアで初めて中国において発生し、韓国を含めアジアの11の国や地域で蔓延している状況である。また、日本への旅行者が持ち込もうとした
豚肉ソーセージからウイルスの遺伝子が検出される事案が発生するなど、既に日本の水際まで到達している状況である。これらのことから国が制度を創設したものである、との答弁がありました。
以上で、
経済環境分科会長報告を終わります。(降壇)
7
◯委員長(
西口雪夫君)[ 244頁]
次に、
建設分科会長。
8
◯建設分科会長(
山口喜久雄君)登壇[ 244頁]
おはようございます。
建設分科会で審査を担当しました議案第80号「令和元
年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳出中関係分、
繰越明許費中関係分及び
債務負担行為補正中関係分につきましては、
諫早駅周辺整備事業、
諫早駅東地区第二種市街地再
開発事業(永昌東町)、
県営海岸保全施設整備事業(早見町)及び県営急
傾斜地崩壊対策事業(中通町)の
現地調査を行うとともに、提出された
関係資料をもとに慎重審査した結果、
全会一致により原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。
なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。
繰越明許費中関係分、10
款建設費、2項
道路橋りょう費、
道路橋りょう維持事業、
繰越明許費3億4,646万8,000円について、
化屋跨線橋の
事業内容が
撤去等設計となっているが、設計費を繰り越すのか、との質疑に対し、現在、跨線橋の撤去と道路の
基本設計を一括して発注しており、跨線橋の撤去については、
撤去工事を翌年度に
実施予定であり、そのための
測量設計を現在、行っているところである。道路の
基本設計については、現場の状況において、地元の協力を得ながら測量や設計を行っているが、JR敷地内のため、き電停止などもあり時間を要している。これにより、
設計委託料を繰り越すものである、との答弁がありました。
道路橋りょう整備事業、
繰越明許費2億5,111万6,000円について、市道上
宇戸橋公園線で、公園橋から少し離れたところにある大きな木はどうする予定なのか、との質疑に対し、かなりの大木であることと、
拡幅工事に支障となる位置にあるため移植が必要となる。移植については、大きな枝などを全部切り落とし、クレーンでつり上げることなどが必要となるが、実際に工事をするときに、専門の樹木医などに相談をしながら移植の方法などを検討していきたいと考えている、との答弁がありました。
また、街灯は何カ所くらい設置するのか、との質疑に対し、基本的には現在ある街灯の数よりは少なくならないようにする予定である。今回、
拡幅整備にあわせて、諫早公園の一部の
切土工事を行うので見通しがよくなり、
カーブ区間においても新たに街灯を設置する計画なので、今まで暗かった箇所もかなり明るくなると思われる、との答弁がありました。
7項
諫早駅周辺整備費、
諫早駅周辺整備事業、
繰越明許費4億5,600万円について、事業の進捗率は、との質疑に対し、11月末現在で、再
開発ビルI棟2工区については約40%、再
開発ビルII棟については約20%の進捗率であり、
自由通路西口北側昇降路建設については、まだ着工していない、との答弁がありました。
債務負担行為補正中関係分、
諫早駅東地区第二種市街地再
開発事業(再
開発ビルI棟(2工区))、限度額7,000万円について、今回の
補正予算はホテルの整備に係る
内装工事費等の増によるものということだが、具体的な内容は、との質疑に対し、壁のクロスや床のカーペット、客室のドアなどについては、諫早市で考える標準仕様をもとに
ホテル事業者の公募を行い、
工事発注を行っているが、
ホテル事業者との協議の結果、客室の鍵を
シリンダータイプからカードキータイプに変更することや、ロビーに
喫煙ルームを新たに設置することなど、
ホテル事業者の要望により内装の仕様を一部変更することが主な内容である。
なお、
ホテル事業者からの要望に伴って変更になる部分については、
全額ホテル事業者側の負担になる。今後、詳細を詰めて、工事の変更契約を3月議会に上程する予定である、との答弁がありました。
排水機場外維持管理業務、限度額1,421万8,000円のうち、田井原第一
排水機場外16カ所
保守点検業務について、老朽化している
ポンプ場はあるのか、との質疑に対し、
簡易ポンプ場10カ所において、耐用年数20年を超え、30年前後経過している
ポンプ場が5カ所ある、との答弁がありました。
また、その5カ所の
ポンプ場は適正に運転できているのか、との質疑に対し、毎年、年3回の
保守点検を実施し、修繕が必要な部分は適宜修繕を行い、適正に運転できている、との答弁がありました。
以上で、
建設分科会長報告を終わります。(降壇)
9
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
質疑受け付けのため、しばらく休憩いたします。
午前10時21分 休憩
午前10時21分 再開
10
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
休憩前に引き続き、全体会を開きます。
これより各
分科会長の報告に対し、一括して質疑に入ります。
質疑のある方。
(「なし」と言う者あり)
11
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
なければ、これをもって質疑を終結いたします。
討論は、この後の本会議で行うこととしておりますので、本委員会では省略いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第80号「令和元
年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」について、採決いたします。
議案第80号に対する
分科会長報告は
原案可決であります。
分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
12
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
異議がありませんので、議案第80号は原案どおり可決されました。
次に、議案第81号「令和元
年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について、採決いたします。
議案第81号に対する
分科会長報告は
原案可決であります。
分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
13
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
異議がありませんので、議案第81号は原案どおり可決されました。
次に、議案第82号「令和元
年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、採決いたします。
議案第82号に対する
分科会長報告は
原案可決であります。
分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
14
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
異議がありませんので、議案第82号は原案どおり可決されました。
お諮りたします。
予算決算委員長報告につきましては、委員長に御一任いただくことに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
15
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
異議がありませんので、そのように取り計らいます。
次に、
予算決算委員会において議決されました案件について、条項、字句、その他の整理を要するものがありました場合、その整理を委員長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
16
◯委員長(
西口雪夫君)[ 245頁]
異議がありませんので、これら整理を要するものにつきましては、委員長に委任することに決定いたしました。
これをもって、
予算決算委員会・全体会を閉会いたします。
午前10時24分 閉会
上記、会議録を調製し署名する。
予算決算委員長 西 口 雪 夫
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