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平成31年予算決算委員会(全体会) 本文 開催日:2019-03-20
平成31年予算決算委員会(全体会) 名簿 開催日:2019-03-20

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  1. 諫早市議会 2019-03-20
    平成31年予算決算委員会(全体会) 本文 開催日:2019-03-20


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    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時 開会 ◯委員長木下政儀君)[ 310頁]  おはようございます。ただいまから予算決算委員会・全大会を開会いたします。  議案第11号から議案第22号までの12議案を議題とし、これより各分科会長の報告を求めます。  まず、総務分科会長。 2 ◯総務分科会長(林田直記君)登壇[ 310頁]  おはようございます。総務分科会長報告を行います。  総務分科会で審査を担当しました議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳入全般、歳出中関係分、繰越明許費補正中関係分及び地方債補正、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳入全般、歳出中関係分、債務負担行為中関係分及び地方債につきましては、(仮称)久山港スポーツ施設整備事業(久山町)、諫早文化会館(仮称)文芸・音楽ホール整備事業(宇都町)及び諫早市役所4階防災会議室現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、議案第11号については、全会一致により、議案第14号については、賛否の意見があり、挙手採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきとの結論に至ったところであります。  なお、審査の過程における質疑や意見の主なものは次のとおりです。  まず、議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」についてです。  歳入全般について、14款国庫支出金、2項国庫補助金ブロック塀冷房設備対応臨時特例交付金【予算額2億3,604万9,000円】について、エアコン設置に係る補助対象経費はどのように算出するのか、との質疑に対し、エアコン設置を行う部屋の広さに平方メートルあたり2万2,000円を乗じた額が補助対象経費となり、そのうち3分の1が補助されることになる、との答弁がありました。  次に、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」についてです。  歳入全般について、8款自動車取得税交付金【予算額5,100万円】について、平成30年度と比較し6,900万円の減少となっている理由は、との質疑に対し、本年10月に予定されている消費税率の10%への引き上げに伴い自動車取得税が廃止されることになっており、国の地方財政計画では、対前年度比52.3%で試算されていることから、これに基づき計上している、との答弁がありました。  10款地方交付税、【予算額127億4,300万円】について、地方交付税が平成30年度と比較し、11億1,200万円の減額となっているが、主な内容は、との質疑に対し、減の主な要因として、平成30年度の超過交付約8億円の減額調整、平成27年度から始まった合併算定替制度の特例加算の縮減による約4億円の減及び公債償還費の減少に伴う約6億円の減などがある。また、増の主な要因として、税収推計に基づく基準財政収入額の減に伴う約4億円の増及び地方財政計画に基づく臨時財政対策債振替額の減少に伴う約3億円の増などがある。総額として約11億円の減額となる、との答弁がありました。  20款諸収入、6項雑入、環境整備費交付金【予算額704万1,000円】について、交付金の算出根拠と充当事業は、との質疑に対し、サテライト長崎競輪売上金が約14億円と試算され、その売上金の0.5%を予算額として計上している。また、充当事業サテライト長崎運営協議会との調整に係る事務費と、市道田結古賀線整備事業への活用を予定している、との答弁がありました。  なお、分科員から、本交付金は協定に基づき、地域のために目に見えるような活用に努めてほしいとの意見がありました。  地方債について、上水道事業出資金【限度額6,930万円】について、伊木力上水場設計業務等に着手するために計上するとのことであるが、一般会計に計上するのはなぜか、との質疑に対し、水道事業の建設に係る出資金については、国が定める一般会計からの繰り出し基準に基づき出資しており、その財源については全額地方債を活用し、50%の交付税措置を受けることができる、との答弁がありました。  歳出中関係分について、2款総務費、3項人事費、専門研修事務【予算額738万円】について、各種研修に職員を派遣しているが、研修終了後にその成果を本市行政に生かす取り組みは、との質疑に対し、先進的な取り組みや改善すべきことなど、学んだ内容を課室職員で共有することはもちろんであるが、研修は中長期的視点に立った人材育成の一環であり、研修の成果は将来諫早市に還元されるものと考えている。なお、自治大学校研修を終了した職員は、翌年度の新規採用職員の研修時に地方自治に関する研修の講師を務めている、との答弁がありました。  4項情報電算費地域情報費機器管理事務【予算額1,400万円】について、小長井ケーブルテレビ施設の安定運用のため改修工事費を計上してあるが、本施設は指定管理者制度ではなく民間事業者への譲渡を検討すべきではないか、との質疑に対し、本施設は補助事業で整備されているが、10年間その目的に利用した後であれば、利用者の不利益にならないことを条件に譲渡が可能である。今後、事業継続が可能な民間事業者と協議を行いたい、との答弁がありました。  5項選挙費、選挙啓発事業、【予算額39万2,000円】について、若年層の投票立会人の募集を行っているとのことであるが、募集方法とその実績は、との質疑に対し、市報及びホームページにて募集を行っており、対象は応募時の年齢が18歳以上39歳以下の方で、現在24名の登録をいただいている、との答弁がありました。
     3款政策振興費、2項文化振興費諫早文化会館(仮称)文芸・音楽ホール整備事業【予算額4,900万円】について、旧市営野球場諫早文化会館の高低差が約12メートルあるが、建設場所を旧市営野球場の1塁側スタンド付近に決定した理由は、との質疑に対し、文化会館とのスムーズな動線をつくり、効率的な管理運営を行うため、できるだけ文化会館に近い場所にホールを建設することとした。旧市営野球場文化会館の高低差を、利用者が無理なく移動できるように、ホール内にはエスカレーターやエレベーターを設置する考えである、との答弁がありました。  また、客席数は500席程度を想定しているとのことであるが、客席数はどうやって決定したのか、との質疑に対し、文化会館の前年度利用実績では約80%が入場者数500人以下の催し物であること、文化団体へのアンケート調査結果では、ホールに求める規模としては400から600席が65%であったことなどから、客席数は500席程度を考えている、との答弁がありました。  3項スポーツ振興費、(仮称)諫早市テニス場整備事業【予算額4,800万円】について、県立総合運動公園サッカー場に新たに人工芝テニスコートを8面整備し、合計16面にする計画であるが、テニス競技団体とはどのような協議を行ったのか、との質疑に対し、競技団体との協議の中で、整備用地内にテニスコートに加えて壁打ち施設駐車場スペースを確保することとしたことから、テニスコートは8面を整備し、合計16面としたもので、競技団体の要望でもある1会場で一定規模の大会開催が可能になると考えている、との答弁がありました。  また、施設の管理運営はどのように行うのか、との質疑に対し、県立総合運動公園内に諫早市がテニスコートを整備することから、隣接する既存の県立テニスコートとあわせて一体的に管理運営を行う方向で、県と協議を行い御理解をいただいたところである、との答弁がありました。  4項地域振興統計費、いさはや生活実現事業【予算額790万円】について、移住支援補助金は東京圏からの移住者で中小企業等へ就職した者が対象とのことであるが、中小企業等の定義はどうなっているのか、との質疑に対し、本補助金は、国の制度を活用し取り組むもので、東京圏からの移住者で、県が構築する就職マッチングシステムに登録されている中小企業等に就職した者が対象となる。この中小企業等は、資本金が10億円以上の法人でないこと、みなし大企業でないこと、本店在住地が東京圏以外の地域であること、雇用保険の適用事業主であることなどの要件が定められている。なお、具体的な業種については、今後、県から示される予定である、との答弁がありました。  11款消防防災費、1項防災費、地域防災啓発事業【予算額100万円】について、自治会単位防災マップ作成を支援するとのことであるが、現在の作成状況は、との質疑に対し、226自治会中190自治会が作成済みであり、約84%の作成状況である、との答弁がありました。  また、被介護者や病気の人などが避難生活を送ることを想定した避難所は特別に設けているのか、との質疑に対し、長崎県老人福祉施設協議会県央ブロック施設代表者会と協定を締結し、現在10カ所の施設を確保している。なお、福祉避難所は専門的な支援や援護の必要性の高い避難者のために確保されるものであり、協定では市の要請により開設されることになっている、との答弁がありました。  2項消防費、団員報酬・出動手当【予算額2億3,069万6,000円】について、団員数の減少に伴い団員報酬・出動手当を減額しているとのことだが、分団統合の議論はあっているのか、との質疑に対し、平成31年度から消防団本部に火災時などにおける必要団員数と柔軟な組織体制の見直しを検討する作業部会を立ち上げ、その中には分団長も数名参加する予定であると聞いている、との答弁がありました。  また、消防水利整備事業【予算額4,897万2,000円】について、地域や消防分団から防火水槽等消防水利整備の要望があると思うが、要望に対応できる予算は確保できているのか、との質疑に対し、防火水槽の新設については国の補助が4基単位となっていることから、要望や地域性等を考慮し毎年4基をめどに整備している。また、既存の防火水槽の修繕については、年に一度、消防分団からの要望を集約し、優先順位をつけ順次対応しているところである、との答弁がありました。  なお、分科会として、消防力に直結する消防水利整備事業については、消防団の要望に対し、迅速に対応できるようさらなる配慮を求めるものであります。  結論を出すにあたり、反対の立場から情報電算費の社会保障・税番号制度システム整備事業について、本市のマイナンバーカード普及率はわずか9.5%であるにもかかわらず、システム改修費の予算を計上することに疑問があること、また、企画費の新幹線推進費について、費用対効果が不明瞭であり、一度立ちどまり凍結を考える必要があることから、本議案には反対である、との意見がありました。  また、賛成の立場から、企画費の新幹線推進費について、諫早市の将来に向け新幹線の開業効果を生かしたまちづくりに取り組むための必要な予算であること、また、地方交付税が削減される中、歳出の無駄を省く努力が見られる予算編成であることから、本議案には賛成である、との意見がありました。  挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により原案どおり可決すべきとの結論に至りました。  以上で、総務分科会長報告を終わります。(降壇) 3 ◯委員長木下政儀君)[ 312頁]  次に、教育福祉分科会長。 4 ◯教育福祉分科会長(北島守幸君)登壇[ 312頁]  それでは、教育福祉分科会長報告をいたします。  教育福祉分科会で審査を担当しました議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳出中関係分及び繰越明許費補正中関係分、議案第12号「平成30年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第13号「平成30年度諫早市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳出中関係分及び債務負担行為中関係分、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」、議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」及び議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」につきましては、(仮称)子ども・子育て総合センター(栄町)、西諫早中学校(馬渡町)、みはる台小学校(平山町)及び清和保育園(小長井町打越)の現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、いずれも全会一致により原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。  なお、審査の過程における質疑や意見の主なものは次のとおりです。  まず、議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳出中関係分についてです。  12款教育費、2項学校施設費学校施設空調設備整備事業【予算額23億4,660万円】について、早期にエアコンの設置が完了されることを望むが、その工程について問う、との質疑に対し、エアコン設置に係る実施設計業務委託が3月25日に完了し、設計図面の確認などの事務を経て、入札参加業者見積もり期間などを考慮し6月中には契約したいと考えている。工事については、外部工事を先行して行い、夏休み期間も利用して実施するなど12月までには完了したいと考えている。なお、工事の完了時期によって学校間での不公平感がないように工事の進捗管理に努めていきたい、との答弁がありました。  エアコンの電気代は予算計上されているのか、との質疑に対し、当初予算では通常の電気代のみを計上しており、エアコンを使用することによる電気代の増額分については、補正予算で対応したいと考えている、との答弁がありました。  次に、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳出中関係分についてです。  5款健康費、1項健康予防費、(仮称)子ども・子育て総合センター整備事業【予算額4億2,234万7,000円】について、平成32年度には(仮称)子ども・子育て総合センターが供用開始される予定だが、それに伴う健康福祉部の組織改編はあるのか。また、センターの構想について問う、との質疑に対し、(仮称)子ども・子育て総合センターについては、子育て世代包括支援センター母子保健事業及び親子交流広場の3つの機能を兼ね備えた施設になる予定であるが、部の組織体制やセンターの具体的な内容については、現在検討を行っているところである、との答弁がありました。  分科会として、(仮称)子ども・子育て総合センターは、市の重要な施策のひとつであり、市民の関心も高いことから、できるだけ早くセンターの内容を明らかにするよう求めるものであります。  特定不妊治療費助成事業【予算額1,450万円】について、平成31年度からは男性不妊治療への助成が拡充されるということで、受診の促進を図ってもらいたいと考えているが、助成要件の中の年齢について、妻には基準があるようだが、夫には基準がないのか、との質疑に対し、本事業では治療開始時の妻の年齢を基準とすることから、夫の年齢に基準は設けていない、との答弁がありました。  6款福祉費、1項地域福祉費社会福祉法人等指導監査事務【予算額265万円】について、今回新たに指導監査に伴う事務費が計上されているが、具体的な内容を問う、との質疑に対し、社会福祉法人等への指導監査は以前から行っているが、平成31年度からは介護施設等への指導監査を行う際に、ケアマネジャーの資格を持った嘱託員を同行させるため、その嘱託員を採用するための経費を計上したものである、との答弁がありました。  2項社会福祉費補装具交付修理事業【予算額3,600万円】について、子どもの身体の成長に伴う、短期間での補装具の交換についても支給の対象となるのか、との質疑に対し、本事業では補装具の耐用年数が経過した場合や故障した場合、また、子どもの身体が大きくなったことで補装具が合わなくなった場合などについても、医師の意見書に基づき支給の対象となる、との答弁がありました。  コミュニケーション支援事業【予算額727万5,000円】について、手話言語条例が制定されて1年が経過したが、今後の取り組みについて問う、との質疑に対し、この1年間は手話言語条例を広く市民へ周知することに努めてきたが、今後は手話に対する理解をより深めていただくために、出前講座の回数をふやすことなどを考えており、推進方針についても当事者の方たちと協議しながら進めていきたい、との答弁がありました。  認可外保育施設助成事業【予算額8万円】について、市内に認可外保育施設は何カ所あるのか、との質疑に対し、市が助成している保育施設が2カ所、病院の敷地内等に設置される院内保育施設が5カ所、提携企業向け企業主導型保育施設が1カ所である、との答弁がありました。  放課後児童健全育成事業【予算額4億1,501万4,000円】について、諫早市子ども子育て支援事業計画で見込まれていた放課後児童クラブ数は確保できているのか、との質疑に対し、事業計画で見込んでいた43クラブに対し、現在44カ所目のクラブを設置する予定であることから、計画は達成しているが、高来西小学校区にクラブが設置できておらず、このことは次期計画に向けての課題だと考えている、との答弁がありました。  緊急通報システム事業【予算額87万5,000円】について、昨年度と比較して登録者が減少している理由は、との質疑に対し、登録者が施設へ入所されたことなどとあわせて、携帯電話の普及なども影響しているのではないかと考えている、との答弁がありました。  生活保護嘱託員報酬【予算額979万6,000円】の中の、生活保護特別専門員は元暴力団員や威圧的な言動をする指導困難なケースに対して面接同席等を行うとのことだが、同席するケースはどのくらいあるのか、との質疑に対し、今年度では窓口での面接同席が18件、家庭への訪問同行が449件実施された、との答弁がありました。  生活保護費支給事務【予算額32億3,000万円】について、生活保護の受給資格を満たしているが申請をしていない方に対して、受給の権利があるというPRが必要だと考えるがどうか、との質疑に対し、生活保護の制度については、市のホームページ等で周知を行っているところである。生活困窮者自立支援制度の相談の中でも、生活保護の受給資格を満たす方については生活保護の案内を行っている。また、地区の民生委員児童委員協議会定例会などで生活保護に関する出前講座を行うなど、日ごろから民生委員との連携に努めており、必要な情報は保護課に提供してもらっている、との答弁がありました。  12款教育費、3項学校教育費特別支援教育支援事業【予算額6,093万5,000円】について、発達障害など特別な教育的支援を必要とする児童・生徒などが在籍する学校に特別支援教育補助員を50名配置し、教育効果の安定と安全性の確保を図るとのことだが、対象となる児童・生徒などはどのくらいいるのか、との質疑に対し、気になる子どもとして、平成31年度では400名を見込んでいる、との答弁がありました。  小学校教育費コンピュータ活用事業【予算額6,000万円】について、小学校では2020年からプログラミング教育が必修化されるが、市としての対応を問う、との質疑に対し、教職員向けプログラミング研修等を充実させ、円滑にプログラミング教育を導入できるよう準備していきたい、との答弁がありました。  4項幼稚園費幼稚園管理事務【予算額650万円】について、来年度の市立幼稚園への入園希望者はどのくらいか、との質疑に対し、諫早幼稚園が定員160名に対し61名、北諫早幼稚園が定員90名に対し42名である、との答弁がありました。  分科会として、公立幼稚園への入園希望者は減少しており、ここ数年も定員割れが続いている状況である。今後も少子化等の影響により増加は見込めないと考えられることから、定員の見直し等について検討するよう求めるものであります。  5項学校給食費西部学校給食センター管理事業【予算額2億1,400万円】について、平成31年度の2学期から民間委託による学校給食の提供を行うとのことだが、市の直営から民間委託に移行する理由は、との質疑に対し、豊富な調理実績を持った民間事業者に委託することで、効率的な学校給食の運営を図り、引き続き安全で安心な学校給食の提供ができるものと考えている、との答弁がありました。  6項生涯学習費、多良見のぞみ会館管理事務【予算額3,985万4,000円】について、多良見のぞみ会館小長井文化ホールなどは、老朽化等の影響で施設の修繕費がかさんでいるようだが、市としての考えを問う、との質疑に対し、施設の長寿命化を図るため、今後も適切な維持管理を行っていきたいと考えている、との答弁がありました。  移動図書館運営事業【予算額126万4,000円】について、移動図書館の稼働状況について問う、との質疑に対し、諫早図書館どんぐり号は、37ステーションたらみ図書館の本吉は、29ステーションを定期的に巡回している、との答弁がありました。  次に、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」について、平成29年度の特定健診の受診率は40.3%とのことだが、今後の目標値は、との質疑に対し、市で策定した第2期データヘルス計画の中で、特定健診の受診率を50%まで引き上げるという目標を定めており、今後6年間の計画期間の中で、徐々に受診率を引き上げていきたいと考えている、との答弁がありました。  最後に、議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」について、ふれあいいきいきサロンの活動を支援する経費を一般会計から特別会計に移行した理由は、との質疑に対し、介護保険制度の改正に伴い、特別会計の中の介護予防の取り組みを進めるための一般介護予防事業に、ふれあいいきいきサロンの活動が対象になると考えたものである、との答弁がありました。  以上で、教育福祉分科会長報告を終わります。(降壇) 5 ◯委員長木下政儀君)[ 314頁]  次に、経済環境分科会長。 6 ◯経済環境分科会長(林田 保君)登壇[ 314頁]  経済環境分科会長報告を行います。  経済環境分科会で審査を担当しました議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳出中関係分及び繰越明許費補正中関係分、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳出中関係分及び債務負担行為中関係分、議案第18号「平成31年度諫早市駐車場事業特別会計予算」及び議案第19号「平成31年度諫早市墓園事業特別会計予算」につきましては、多良見クリーンセンター(多良見町木床)、道の駅調査検討事務(飯森町上原)、栄町東西街区市街地再開発支援事業(栄町)及び南諫早産業団地整備事業(平山町、栗面町、小ヶ倉町)の合計4カ所の現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、いずれも全会一致により、原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。  なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。  まず、議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち歳出中関係分についてです。  7款市民生活環境費、2項生活安全費、地方バス路線維持対策事業【予算額2億835万7,000円】について、自然の家バス路線は利用者が非常に少ないが、市単独補助金の交付予定額は449万7,000円となっている。このバス路線を維持するための補助金を交付するより、乗合タクシー運行事業のほうが支出額を低く抑えられると考えるが、バス路線の廃止や乗合タクシー運行事業の実施について検討はできないか、との質疑に対し、地元から乗合タクシー運行の要望があれば長崎県交通局と協議し、当該バス路線の廃止や乗合タクシーの導入を検討することは可能だと考える、との答弁がありました。  8款農林水産費、3項農業振興費、園芸ハウス整備推進事業【予算額1億3,817万9,000円】について、産地パワーアップ事業の全体的な経営計画の指導はどのように行っているのか、との質疑に対し、県央振興局、農協、市それぞれの担当職員や当事者などの関係機関で返済計画等十分に検討した上で全体計画を立てている、との答弁がありました。  9款商工振興費、1項商工費、プレミアム付商品券事業【予算額1,091万2,000円】について、市報、ホームページによる広報及び非課税者分個別広報活動を実施するということであるが、子育て世帯への周知はこれだけで足りるのか、との質疑に対し、プレミアム付商品券については、国においてもテレビや新聞等での全体的なPRが行われるものと考えており、市においても、実行委員会等を通じ利用期間や利用可能店舗等について、ケーブルテレビや地元広報誌等のメディアを活用したPR方法も検討したい、との答弁がありました。  次に、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳出中関係分についてです。  7款市民生活環境費、1項環境費、廃棄物処理施設解体事業【予算額474万円】について、平成31年度は実施設計のみ行うのか、との質疑に対し、予算計上しているのは、解体工事に係る設計業務及び曝露対策を踏まえたダイオキシン等の処理計画の作成業務委託料である、との答弁がありました。  2項生活安全費、消費生活相談・啓発事業【予算額1,183万6,000円】について、消費生活出前講座はどのようなところに出向くのか、との質疑に対し、平成30年度は老人会、自治会、民生委員、ホームヘルパー・ケアマネジャーなど各種団体から依頼を受け約30カ所に出向き、パンフレットを利用した説明を行った。今後も、このような機会を捉え、情報発信を行うなど、特殊詐欺等の被害防止のための啓発活動に努めていきたい、との答弁がありました。  3項戸籍住民費、個人番号カード普及事務【予算額3,471万7,000円】について、個人番号カードの交付率が9.52%ということであるが、普及に向けた取り組みは、との質疑に対し、普及に向けた取り組みとしては、市報やホームページにより周知するとともに、昨年12月に平日の手続きが困難な方に対して、休日におけるカードの新規申請受付やカードの交付業務を実施し、また、確定申告の会場にポスターを掲示するなどの普及促進キャンペーンを行った。さらには申請に必要な写真の撮影を無料で行うなど個人番号カードの普及に努めている、との答弁がありました。  8款農林水産費、1項農業委員会費、農地調査事業【予算額190万円】について、遊休農地面積が減少している要因は何か。また、多良見地域の遊休農地率は13.2%であり他の地域と比べ高い理由は何か、との質疑に対し、遊休農地面積が減少している要因は、非農地化が進み農地でなくなったことや基盤整備が実施されたことなどによる。また、多良見地域の遊休農地率が高い要因は、樹園地が急斜面で機械が入れないため作業が重労働になっていることが考えられ、傾斜が急な場所になるほど遊休農地が多くなっている状況である。なお、多良見地域では樹園地の基盤整備についての調査・研究が進められている、との答弁がありました。  2項農政費、道の駅調査検討事務【予算額300万円】について、どのような調査を行うのか、との質疑に対し、現地近辺の平日や土日の交通量、長崎市や島原市の類似店の状況、既存の直売所を生かして整備された道の駅の研究、運営者の経営状況等の調査、施設の規模やゾーニングまでの検討を行う。なお、既存の土地のまま、または土地を拡大しての活用など複数計画案を作成することで整備計画の見通しができる。土地の拡大活用に関しては、周辺が農用地区域のため農用地利用計画の変更が必要であるが、平成32年5月までは変更ができないため、それ以降に県と協議することとなり、完成の時期も含めて検討したい、との答弁がありました。  3項農業振興費、施設園芸経営支援事業【予算額872万5,000円】について、新たに園芸用ハウスを整備した場合、経営費に対し建設費の1%以内を3カ年間補助するということであるが、資材購入費は対象にならないのか、との質疑に対し、資材購入費に対しては補助対象外としているが、資材を購入し、高額のハウスを自分で建てる事例も考えられるため、制度の見直しについて検討をしたい、との答弁がありました。  4項農村振興費、環境保全型農業直接支払交付金【予算額5,382万2,000円】について、化学肥料・化学合成農薬5割低減使用や炭素貯留効果の高い堆肥使用などの確認方法は、との質疑に対し、提出された生産記録や資材の伝票などにより、取り組み内容、農薬の種類及び使用量などの確認を行っている、との答弁がありました。  有害鳥獣被害防止緊急対策事業【予算額4,769万円】について、昨年度は当初予算に計上されていた、侵入防止対策事業費を補正予算で対応するとのことであるが、平成31年度のみなのか、との質疑に対し、県からの内報により補助金の額が判明するのは4月から5月頃であること、6月補正予算または当初予算のいずれかに計上の場合も交付決定は7月から8月中旬頃になることから、今回は6月補正予算で対応することとなった。予算計上の時期については、状況に応じて検討していきたい、との答弁がありました。  7項水産業費、運搬施設整備事業【予算額948万7,000円】について、冷蔵・活魚一体型の車輛整備後の運搬ルート見直しによる効果は、との質疑に対し、これまではそれぞれの運搬先と橘湾中央漁協を往復していたが、冷蔵・活魚一体型の車輛整備により各運搬先を周回できるようになるため、走行距離が180キロメートルから120キロメートルに短縮可能となり、時間短縮並びに燃料費削減につながる、との答弁がありました。  8項地籍調査費、成果維持管理費【予算額330万円】について、地籍図根点亡失の原因は何か、との質疑に対し、公共事業にかかる工事が亡失の主な原因である。そのため、年度当初に各課に対し、説明会や指導を行っている。また、民間の工事においても、地籍図根点の一時撤去を行う際は、もとに戻す位置を5ミリメートル以内に収めるように規制を設け、地籍図根点の復元後、職員が検査を行っている、との答弁がありました。  9款商工振興費、1項商工費、がんばる地域雇用促進応援事業【予算額900万円】について、当該事業の中の事業拡充促進事業の募集はいつから行うのか、との質疑に対し、まずは補助金交付要領の整備を行い、平成31年度5月から6月を目標に、できるだけ早い時期に募集を開始したいと考えている、との答弁がありました。  栄町東西街区市外地再開発支援事業(都市開発資金貸付事業)【予算額6億1,800万円】について、テナントはどういうものが入るのか、との質疑に対し、再入居として、いさはや市場、洋菓子店、茶屋、呉服店、飲食店、ギフト雑貨店、新規として、ベーカリー店、ファストフード店、日用品・雑貨店、カフェ、ドラッグストアなど、店舗施用面積の約8割について入店申し込みがなされており、残りの部分については、現在、交渉中である、との答弁がありました。  2項観光物産費、いこいの森たかき管理事業【予算額4,500万円】について、施設整備計画の内容は、との質疑に対し、地元からの要望であるリフトの撤去、遊歩道の設置、支障木伐採等による眺望の確保などを含め、新たな事業としてオートキャンプ場の設置など子どもと一緒に楽しめるような施設整備を検討しており、具体的な計画については、平成31年度中に決定し、3年をめどに整備を行いたい、との答弁がありました。  3項産業労働費、工場等設置奨励事業【予算額1,352万8,000円】について、諫早市工場等設置奨励条例に基づく奨励金の交付金額は、減価償却資産の取得価格に対して割合が低いが、奨励策となっているのか、との質疑に対し、生産性の向上に寄与する機械・装置等に対する固定資産税について、工業団地及び産業団地においては課税免除制度があることから、それ以外の地区についても固定資産税相当額を3年間交付することで、市内全域において同じ条件となるように本事業を実施しているところである、との答弁がありました。  企業誘致事業【予算額346万円】について、具体的な誘致活動方法は、との質疑に対し、南諫早産業団地のパンフレットを作成し、関連事業が多く事業の裾野が広い製造業を中心に市外・県外の企業等を訪問し、誘致に向けてのPRを図りたい、との答弁がありました。  以上で、経済環境分科会長報告を終わります。(降壇) 7 ◯委員長木下政儀君)[ 317頁]  次に、建設分科会長。 8 ◯建設分科会長(島田和憲君)登壇[ 317頁]  建設分科会長報告をいたします。  建設分科会で審査を担当しました議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち繰越明許費補正中関係分、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳出中関係分及び債務負担行為中関係分、議案第20号「平成31年度諫早市水道事業会計予算」、議案第21号「平成31年度諫早市工業用水道事業会計予算」、議案第22号「平成31年度諫早市下水道事業会計予算」につきましては、長寿命化対策事業(多良見町化屋)、中核工業団地2号線道路改良事業(津久葉町)、南諫早産業団地関連道路整備事業(栗面町外)など合計9カ所の現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、議案第11号、議案第20号、議案第21号及び議案第22号については、いずれも全会一致により、議案第14号については、賛否の意見があり、挙手採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。  なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。  まず、議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」のうち繰越明許費補正中関係分についてです。  10款建設費、2項道路橋りょう費、県営道路改良事業【繰越明許費1,050万円】について、県営道路改良事業の繰り越しに伴い、市の負担金を繰り越すものであるが、県営事業が繰り越しとなった理由は、との質疑に対し、県営道路改良事業の対象路線7路線のうち、県道諫早外環状線及び県道諫早多良岳線の2路線が繰り越しとなっている。県道諫早外環状線については、本線高架下の管理用通路や環境施設帯整備を地元と協議・調整しながら実施されていること、また、県道諫早多良岳線については、周辺の保安林の解除に不測の日数を要したことから繰り越しとなるものである、との答弁がありました。  7項諫早駅周辺整備費、諫早駅周辺整備事業【繰越明許費7億4,300万円】について、平成34年度の九州新幹線西九州ルートの開業までに諫早駅周辺整備事業は完了できるのか、との質疑に対し、一部で工事等に不測の日数を要することはあるが、現時点では新幹線開業に間に合うよう事業を完了できる見込みである、との答弁がありました。また、繰り越しに用地取得・建物移転補償が含まれているが、契約交渉は順調に進んでいるのか、との質疑に対し、該当箇所は権利者の都合により平成30年度中の移転契約が難しくなったことから、繰り越しを行い継続して契約交渉を行うものである。事業に対する反対は特になく、スケジュールについても十分理解を得ているため、事業に遅れがないよう協力してもらえるものと考えている、との答弁がありました。  次に、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」のうち歳出中関係分についてです。  10款建設費、2項道路橋りょう費【予算額7億3,683万円】について、道路橋りょう費全体を見ると、平成30年度の当初予算と比較して約30%の減となっているが、その主な理由は、との質疑に対し、まず、2目道路橋りょう維持費が1億8,440万7,000円の減となっている。舗装整備事業において、今年度までは国の補助事業と市の単独事業を実施していたが、国が補助事業の採択要件を改定したことに伴い、市内に補助採択要件を満たす箇所がなくなり、市の単独事業のみを行うこととなったことで7,000万円程度の減、道路ストック点検事業において、市が管理する880橋の橋りょうを5カ年に分けて年次的に点検しているが、平成31年度に予定している点検を今年度の繰り越し予算と合わせて実施することにより7,500万円程度の減となっている。3目交通安全施設費、5目街路費については、国・県からの来年度の補助事業の内示があり次第、補正予算を計上する予定である、との答弁がありました。  道路橋りょう整備事業、【予算額3億6,793万円】について、上宇土橋公園線道路改良事業で実施する雨水排水ポンプ場の移設先はどこか。また、移設後のポンプの排水能力は、との質疑に対し、現在のポンプは諫早公園脇の建屋内に設置しているが、道路拡幅の際に支障となるため、排水対象となる水路内へ移設を計画している。また、移設後の排水能力は従前と同等である、との答弁がありました。  南諫早産業団地関連道路整備事業について、産業団地の完成に伴い、交通量の増大が予想されるが、市道栗面小ヶ倉線と県道諫早飯盛線との交差点はどのような設計になっているか、との質疑に対し、現在は詳細な道路設計を行っており、該当の交差点については公安委員会、県道諫早飯盛線の道路管理者である長崎県と協議しながら、安全で走行しやすい交差点となるよう設計したい、との答弁がありました。  3項治水費、治水施設管理事務【予算額3,655万4,000円】について、本明川、半造川に設置されている捲上機、招扉、陸閘の点検操作を諫早市消防団等に管理委託しているが、消防団員は減少傾向にある。管理委託先についての今後の方針は、との質疑に対し、毎年出水期前に管理委託先である諫早市消防団等に対し、樋門、樋管の点検とあわせて講習会を実施しているが、その際に、管理が困難といった意見は特に聞いていない。今後も継続して管理をお願いしていきたいと考えている、との答弁がありました。  排水路整備事業【予算額2,250万円】について、平成30年度の当初予算が3,150万円であるのに対し、平成31年度は2,250万円と1,000万円程度減となっている理由は、との質疑に対し、事業箇所数は平成30年度と変わらないが、事業規模の違いにより工事費に差が生じている、との答弁がありました。  建設促進事務【予算額1,441万1,000円】について、本明川ダム周辺地域振興計画策定が平成31年度も継続となっているが、進捗状況と今後の予定は、との質疑に対し、本明川ダム周辺地域振興計画は地域住民の生活再建を見据えた地域づくり及び自然環境の保全と歴史的資源を活用した環境拠点づくり等を目標に、本明川ダム建設対策協議会、国、県、市において検討を進めているところである。平成30年度は同計画の核となる富川渓谷の河川公園を初め、各集落からの要望を地域振興計画へ反映するための現地調査及び資料集約を行っている。平成31年度においても、引き続き計画策定に向け、検討を行うための予算を計上している。また、現在、水源地域対策特別措置法に基づき県から国へ水源地域の指定を申請中であり、今後、地域振興計画が策定された後、水源地域整備計画の決定へと進んでいく見込みである、との答弁がありました。  5項都市政策費、定住化支援事業【予算額60万円】について、定住促進につながる新たな土地利用施策の実現化を図るとあるが、これまでの実績と今後の見通しは、との質疑に対し、市街化調整区域における許可建築物は、平成29年度が85戸、平成30年度が2月末現在で170戸である。そのうち規制緩和によるものが101戸となっている。また、現在、分譲宅地の相談等も多く寄せられていることから、許可建築物は今後さらにふえていくと見込んでいる、との答弁がありました。  6項住宅費、3世代同居・近居促進事業【予算額1,200万円】について、平成30年度の当初予算額と比較すると県の支出金1,200万円が減額されているが、事業への影響は、との質疑に対し、この事業は、3世代で新たに同居または近居するために新築等を行う方に補助するもので、平成30年度は限度額40万円の補助を60件実施するよう予算計上した。平成31年度は、限度額20万円の補助を60件実施するよう予算をお願いしている。事業による市内の建築業者等への波及効果も大きいため、60件という件数を確保している、との答弁がありました。  7項諫早駅周辺整備費、諫早駅東地区第二種市街地再開発事業【予算額11億800万円】について、駅東交通広場敷地整地工事と駅東交通広場用地取得・移転補償のスケジュールは、との質疑に対し、駅東交通広場敷地整備工事については、建物の借家人が夏ごろまで店舗営業を続ける予定である。営業終了後、繰り越しとなった建物の解体と水路工事を進めていくとともに、並行して解体後の敷地の整地等を行う予定である。駅東交通広場用地取得移転補償については、平成31年度内の契約締結及び建物解体を目標に交渉していく、との答弁がありました。  結論を出すに当たり、反対の立場から、多額の建設費及び年3億円の維持費がかかる本明川ダム建設費には賛同できないことから、ダム対策費を含む本議案には反対である、との意見がありました。  また、賛成の立場から、市民の生命・財産を守る治水対策として本明川ダム建設事業が必要不可欠であり、県道のつけかえ工事、工事用道路の整備及び集団代替地の造成が進められる等、これまで着実に事業が進んできている。本議案には賛成である、との意見がありました。  挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により可決すべきとの結論に至りました。  最後に、議案第20号「平成31年度諫早市水道事業会計予算」についてです。  (仮称)伊木力浄水場整備事業について、総合評価一般競争入札方式とはどういった入札方式か、との質疑に対し、総合評価一般競争入札方式とは、入札価格と価格以外の技術的な要素等を総合的に評価して事業者を決定する方式である。価格と品質が総合的に優れた調達となるため、優良な整備が可能となること、及び学識経験者等で審査した結果を公表するため、公平性や透明性が確保できることが特徴とされている。総合評価方式については、国土交通省から「総合評価方式活用ガイドライン」等の指針が示されており、また、社団法人日本水道協会が示した「水道事業における総合評価導入に関する手引き」においても推奨されており、浄水場建設においては、全国的に多くの自治体で採用されている、との答弁がありました。  以上で、建設分科会長報告を終わります。(降壇) 9 ◯委員長木下政儀君)[ 319頁]  議事整理のため、しばらく休憩いたします。       午前11時4分 休憩
          午前11時30分 再開 10 ◯委員長木下政儀君)[ 319頁]  休憩前に引き続き全体会を開きます。  これより、各分科会長の報告に対し一括して質疑に入ります。 11 ◯西口雪夫君[ 319頁]  教育福祉分科会長にお聞きします。  4項幼稚園費幼稚園管理事務の予算額650万円についてお聞きします。  分科会長報告では、諫早幼稚園が定員160名に対し61名、北諫早幼稚園が定員90名に対し42名とどちらも半数を切っておりまして、正直、この数字を聞いてびっくりしているんですけども、今後も増加が見込めないということで、一応、委員会としては定員の見直しを提案されたということですけども、この件に関しまして、もう少しどういう議論があったのか、お聞かせください。 12 ◯教育福祉分科会長(北島守幸君)[ 319頁]  お答えします。  先ほど報告しましたとおり、定員と実態の数字がかなりかけ離れているということで、皆さん、数字でもってよくわかると思います。その折、この質疑に対しては、当局は公立幼稚園の入居者は年々減っていると、3歳児の定員が20名、四、五歳児が35名であると。そこで、20名から35名にふえるというところが非常に厳しいということで、今後、定員の見直しが必要になってくることと、教室の数もあるのでその辺を考慮しながら定員の見直しの検討についても考えていきたいということの答弁があっております。 13 ◯西口雪夫君[ 319頁]  公立保育所の場合は、長田保育所とか深山保育園ですか、民間にかわられたんですけども、これだけ減った中で、職員数の減については検討をされなかったんですか。 14 ◯教育福祉分科会長(北島守幸君)[ 319頁]  確かに委員から指摘がございましたけども、今現在において職員配置については現状のままという答弁で終わっております。  以上です。 15 ◯坂口慎一君[ 319頁]  教育福祉分科会長にお尋ねいたします。  議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」、5款健康費、1項健康予防費、(仮称)子ども・子育て総合センター整備事業についてお伺いします。  分科会の意見として、(仮称)子ども・子育て総合センターは市の重要な施策の一つであり、市民の関心も高いことから、できるだけ早くセンターの内容を明らかにするよう求めるものでありますとされておりますけれども、そもそも平成28年9月予算決算委員会分科会長報告の中で、同じ内容の附帯決議がついておりますが、これに対して分科会に対する、正式な回答をいただいていないように記憶をしておりますが、分科会として、あるいは執行部のほうから、このことに対する言及があったのかどうかについてお伺いいたします。 16 ◯教育福祉分科会長(北島守幸君)[ 319頁]  お答えします。  今、坂口議員の御質問については、委員会として、あるいは当局としてはその分については、一切、言及はしてありませんし、我々も質疑をしておりません。  よろしくお願いします。 17 ◯相浦喜代子君[ 320頁]  それでは、総務分科会長に質疑いたします。  分科会長報告で申し上げますと2ページ下段、3款政策振興費、2項文化振興費諫早文化会館(仮称)文芸・音楽ホール整備事業についてでございます。報告文章の、一番最後の行にあります高低差12メートルをどうするのかという問いに対して、利用者が無理なく移動できるようホール内にはエスカレーターやエレベーターを設置する考えであるという答弁がございますが、これはエスカレーター、エレベーターで上がって、そのあと今ある文化会館に移動するということを想定してあるということだと思うんですが、それまでのところは外をまた歩くという形で考えているのか、もしくは壁、天井等のついた通路、渡り廊下というか、そういったものが設置されるということで説明等があったのか、まずその点が1点であります。  それと、今回の分科会長報告は、客席についての議論を中心に書かれてあるようですが、この舞台側についての質疑については、どういったものがあったのかをお尋ねします。なぜかと申し上げますと、これは目的等にも書いてあるように、芸術・文化活動の発表や鑑賞する機会を提供できる場所づくりということで書いてあります。文化庁の定義する芸術文化とは、音楽、演劇、舞踊、映画、アニメーション、漫画などというように記載されております。  ということは、(仮称)と言えども、ここに芸術・文化活動の発表やということで文芸ということが書かれていると、当然、音楽は入っているわけですが、そうなると音楽・音楽ホールというような読み方もできますので、舞台上の設置については音楽中心という舞台を想定しての、これから設計に入っていくのか、もしくは全てのこととなると、文化会館の大ホールと余り変わりないということになりますので、そういった意味で分科会の中で議論がなされていたかということについて、まずお尋ねをいたします。  それから、建設分科会で報告の分の、これもまた2ページ、これ中段部分に南諫早産業団地関連道路整備事業ということで書いてございます。この中の、市道栗面小ヶ倉線と県道諫早飯盛線との交差点はどのような設計になっているか、という質疑に対して、現在は詳細な道路設計を行っており、ということで、該当の交差点についてとなっております。該当の交差点というのは、地図等で見ますと三叉路に今なっているところを指しているのかという気がいたしますが、ここにつきましては、公安委員会、県と協議をするとなっておりますので、当然、信号の設置も含めたところでの議論ということが、説明があっているのかどうかについて、まずはお尋ねいたします。 18 ◯総務分科会長(林田直記君)[ 320頁]  相浦議員の質疑にお答えをいたします。  まず、下の今の市営野球場から上に上がる分ですけども、その上がる方法については、先ほど申したとおりで説明を受けておりますが、あと、その先につきましては、とにかくスムーズな導線を確保するというふうなことで、説明を受けておりまして、それが具体的にどういうふうな工法かということまで質疑とかいろいろ議論はしておりません。  ただ、今回は基本設計並びに実施設計ということになっておりますので、その基本設計の中において駐車場の利用の仕方とか、車の導線とかそういうものについて詳しく、いわゆる基本設計が行われるものと、そういうことで認識しているところでございます。  それと、あと舞台についてでございますけども、一番初めに説明を受けたのは、今の諫早文化会館の大ホールをコンパクトにしたようなものだというふうなことで、基本的にはまず説明を受けました。それで、あとは客席についてどうだろかということで、いろいろ議論がありましたけども、ここに報告したとおりです。一応、500席程度というふうになりましたけど、ただ、そこでいろいろよそのホールのこととか話に出ました。  それで、やはりつくった後に、これはこうだった、ああだったと、あそこが悪かったとそうならないように、十分にそういう経験がある設計業者を選んで欲しいというようなことで、それは強い意見があったところでございますので、そこら辺は使い勝手については、何を具体的に使うのか、そういうものを参考にしながら基本設計にまとまっていくものと、そういうことで判断したところでございます。  以上でございます。 19 ◯建設分科会長(島田和憲君)[ 320頁]  相浦議員の質疑にお答えします。  南諫早産業団地関連道路整備事業についてということで、交差点の構造等についての質疑でございますが、分科会といたしましては、ここに記載しておりますような内容についての質疑がなされたところであります。該当の栗面小ヶ倉線と飯盛線の交差点ということで、産業団地の完成に伴って交通量の増大が見込まれるということで、危険は生じないのかというような質疑の中で、このような意見があっております。  今後、詳細な設計が行われるというような理解の中で、それ以上の交差点の具体的な内容までについての質疑はあっておりません。  以上でございます。 20 ◯相浦喜代子君[ 321頁]  それでは、総務分科会長にお尋ねなんですが、渡り廊下タイプでいくのか、外に完全に出てしまうのかっていうところについて。今、文化会館には駐車場にとめて、それから駐車場から文化会館の横側を上がって行く。それから、市営野球場側のほうで言えば、歩いてこられる方で、今、長い階段があって、そのまま文化会館の正面に着くという行き方があるわけですが、そうなってくると、現状でいくと、今、文化会館は駐車場も一方通行式になっています。市営球場をちょうど囲むような形で、ぐるっと一回りするわけですが、新しくこのホールができるに当たっての道路、車の動線、それから人の動線というのが変わってくるんではないかと思うんですが、そういったところについての議論というか、質問等はどのようになさっていたんでしょうか。 21 ◯総務分科会長(林田直記君)[ 321頁]  お答えをいたします。  いろいろやり取りの中では、話はありましたが、ただ、それは具体的にこうだっていう明言はされていませんので、その結論は申しませんけども、ただ、そういうのを今からいろいろ検討して行くのが今からの段階だと、そのために基本設計に予算を上げているということで理解しておりますので、今後、それぞれ関係の団体の皆様とか、やはり利用する人が一番利用しやすいような設計にするのが当然だと思いますので、今言われたようなことも聞いておられますので、いろいろ考慮しながら基本設計に入っていかれるものと、そのように認識しているところでございます。 22 ◯委員長木下政儀君)[ 321頁]  ほかになければ、これをもって質疑を終結いたします。  討論は、この後の本会議で行うこととしておりますので、本委員会では省略をいたします。  これより、順次、採決に入ります。  まず、議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」について採決いたします。  議案第11号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 23 ◯委員長木下政儀君)[ 321頁]  異議ありませんので、議案第11号は原案どおり可決されました。  次に、議案第12号「平成30年度諫早市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について採決いたします。  議案第12号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 24 ◯委員長木下政儀君)[ 321頁]  異議ありませんので、議案第12号は原案どおり可決されました。  次に、議案第13号「平成30年度諫早市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について採決いたします。  議案第13号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 25 ◯委員長木下政儀君)[ 321頁]  異議ありませんので、議案第13号は原案どおり可決されました。  次に、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」について採決いたします。  議案第14号に対する分科会長の報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議あり」と言う者あり) 26 ◯委員長木下政儀君)[ 321頁]  異議がありますので、挙手により採決いたします。  分科会長の報告どおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。   (賛成者挙手) 27 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  挙手多数。よって、議案第14号は原案どおり可決されました。  次に、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」について採決いたします。  議案第15号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議あり」と言う者あり) 28 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議がありますので、挙手により採決いたします。  分科会長の報告どおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。   (賛成者挙手) 29 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  挙手多数。よって、議案第15号は原案どおり可決されました。  次に、議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」について採決いたします。  議案第16号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議あり」と言う者あり) 30 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議がありますので、挙手により採決いたします。  分科会長の報告どおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。   (賛成者挙手) 31 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  挙手多数。よって、議案第16号は原案どおり可決されました。  次に、議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」について採決いたします。  議案第17号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議あり」と言う者あり) 32 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議がありますので、挙手により採決いたします。  分科会長の報告どおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。   (賛成者挙手)
    33 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  挙手多数。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。  次に、議案第18号「平成31年度諫早市駐車場事業特別会計予算」について採決いたします。  議案第18号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 34 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議ありませんので、議案第18号は原案どおり可決されました。  次に、議案第19号「平成31年度諫早市墓園事業特別会計予算」について採決いたします。  議案第19号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 35 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議ありませんので、議案第19号は原案どおり可決されました。  次に、議案第20号「平成31年度諫早市水道事業会計予算」について採決いたします。  議案第20号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 36 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議がありませんので、議案第20号は原案どおり可決されました。  次に、議案第21号「平成31年度諫早市工業用水道事業会計予算」について採決いたします。  議案第21号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 37 ◯委員長木下政儀君)[ 322頁]  異議がありませんので、議案第21号は原案どおり可決されました。  次に、議案第22号「平成31年度諫早市下水道事業会計予算」について採決いたします。  議案第22号に対する分科会長報告は原案可決であります。分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 38 ◯委員長木下政儀君)[ 323頁]  異議がありませんので、議案第22号は原案どおり可決されました。  お諮りいたします。予算決算委員長報告につきましては、委員長に一任いただくことで御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 39 ◯委員長木下政儀君)[ 323頁]  異議ありませんので、そのように取り計らいます。  次に、予算決算委員会において議決されました案件について、条項、字句、その他の整理を要する者がありました場合、その整理を委員長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) 40 ◯委員長木下政儀君)[ 323頁]  異議ありませんので、これら整理を要するものにつきましては、委員長に委任することに決定をいたしました。  これをもって予算決算委員会・全大会を閉会いたします。       午前11時51分 閉会  上記、会議録を調製し署名する。        予算決算委員長 木 下 政 儀 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...