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  1. 諫早市議会 2019-03-08
    平成31年第1回(3月)定例会(第8日目)  本文


    取得元: 諫早市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午後1時 開議 ◯議長(松本正則君)[ 285頁]  皆さん、こんにちは。  これより、議事日程第8号により本日の会議を開きます。  日程第1「議員定数等調査検討特別委員長報告」を議題とし、委員長の報告を求めます。 2 ◯議員定数等調査検討特別委員長(並川和則君) 登壇[ 285頁]  それでは、議員定数等調査検討特別委員長報告をいたします。  平成30年6月の第2回諫早市議会定例会最終日に設置され、議員定数及び議員報酬について調査、検討するため、閉会中の調査終了まで継続調査となっております、議員定数等調査検討特別委員会においての議員報酬に関します検討経過及び内容を報告いたします。  これまでに、委員会を10回開催し、議員定数及び議員報酬について、全国及び類似都市等の市議会の状況を調査するとともに、本市の実情にあった定数と報酬を検討してまいりました。  議員定数につきましては、去る平成30年12月定例会において検討結果を中間報告し、これを受け、同定例会最終日諫早市議会基本条例が改正され、2年後に執行されます一般選挙から、現行の30人が26人となったところであります。  議員報酬につきましては、第4回の委員会において、まず先に、議員定数について結論を出し、その後に議員報酬について議論を進めることとなりましたので、第4回委員会までの意見を踏まえつつ、第8回委員会以降、引き続き議論を進めてきたところであります。  全国的な課題となっております地方議員なり手不足は、平成29年の諫早市議会議員一般選挙立候補者の状況から見ますと、本市におきましても同じような現象が生じていると言えます。これは、以前と比較して、議員報酬が議員の生活給としての意味合いが大きくなってきていることが、要因の一つと考えられます。  いわゆる子育て中の若い世代をはじめ、多様な層の立候補者の確保に向けた環境づくりにつきましては、決定的な方策はないと思われますが、議員報酬について検討することも、なり手不足を考えていく上での一つの手段になるのではないか、という視点から議論してまいりました。  各会派での協議を踏まえ、委員からさまざまな意見がありましたので、その主なものを申し上げます。  「議員定数と同じく検討する時期にはきている」、「報酬は労務の対価であるが、現実的には生活費となっており、現在の報酬額は低いと考えている。議員年金制度が廃止され老後についても不安であり、議員を目指す人にとっては、会社を辞めてまでとなると、なおさら不安がある」、「生活基盤を安定させなければ若い世代が議員に立候補しない」、「報酬の増額は必要と考えるが、額については特別職報酬等審議会に一任すべきである」、「現状維持でいい。なり手不足は議会の必要性や努力不足に原因があり、報酬を増額することによって立候補がふえることにつながるか疑問である」といった意見がありました。  現状維持という意見もありましたが、最終的には、前回の一般選挙の状況等から考えると、議員報酬を増額することが望ましいとの意見が多数を占めたところであります。  本年4月の統一地方選挙を前に、各報道機関でも議員のなり手不足議員定数議員報酬等の問題について、さまざまな角度から取り上げられています。  議員報酬につきましては、専門家の多様な考え方や市民のさまざまな御意見がある中、本特別委員会といたしましては、2年後の一般選挙以降、市議会議員を目指す市民が、議員活動に専念できるような環境づくりの一つの策として、生活給としての観点から一定の報酬を確保し、多様な層の市民が市議会議員選挙に立候補できるよう、議員報酬の増額が必要であると結論づけたところであります。  以上を踏まえ、諫早市議会基本条例第24条の規定に基づき、本特別委員会の検討結果を議長から市長に提出するとともに、市長において特別職報酬等審議会への諮問を望むものであります。  結びに、次回の一般選挙時には、一人でも多くの方の参加、立候補を切に願いつつ、議員定数等調査検討特別委員長報告を終わります。
     御理解のほど、よろしくお願いします。(降壇) 3 ◯議長(松本正則君)[ 285頁]  しばらく休憩いたします。                 午後1時8分 休憩                 午後1時8分 再開 4 ◯議長(松本正則君)[ 286頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告に対する質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、これをもって議員定数等調査検討特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。  以上をもって、議員定数等調査検討特別委員長報告を終わります。  次に、日程第2「議案第1号から議案第22号」までの22議案及び「請願第1号及び請願第2号」を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長。 5 ◯総務委員長(林田直記君)登壇[ 286頁]  総務委員長報告をいたします。  総務委員会に審査を付託されました議案第1号「諫早市体育施設条例の一部を改正する条例」及び議案第8号「土地の処分について(ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社事業用地)」につきましては、諫早市第2野球場(久山町)、諫早市サッカー広場(久山町)及び議案第8号の売却予定地(津久葉町及び貝津町)の現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、いずれも全会一致により原案どおり可決すべきものと決定しました。  また、請願第2号「国に対し「消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書」の提出を求める請願書」につきましては、協議会の中で請願者から請願趣旨の説明を受け、意見の聴取を行うなど慎重審査を行い、挙手採決の結果、賛成少数により不採択にすべきものと決定しました。  なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。  まず、議案第1号「諫早市体育施設条例の一部を改正する条例」について、諫早市サッカー広場小中学生及び高校生の使用料はどうなるのか、との質疑に対し、体育施設においては市内の高校生が使用する場合は使用料の3割を減免し、市内の小中学生が使用する場合は通常は使用料の全額を免除しており、サッカー広場においても同じ扱いとなる、との答弁がありました。  体育施設使用の優先順位はどのようになっているのか、との質疑に対し、日本体育協会加盟の競技団体が主催する全国大会や九州大会、諫早市が主催する大会、市体育協会が主催する大会については、前年度において事前に施設の利用調整を行っている。また、市内に宿泊を伴う大会等についても、通常の利用申請が始まる前に施設の予約を受けている、との答弁がありました。  次に、議案第8号「土地の処分について(ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社事業用地)」について、土地の売却単価はどのように算出しているのか、との質疑に対し、不動産鑑定評価額の単価をもとに、諫早市有財産評価委員会で評定を行い、鑑定料などの諸経費等を考慮して決定している、との答弁がありました。  津久葉町の土地売却によって中核工業団地緑地割合に法的影響はないのか、との質疑に対し、現在の中核工業団地土地利用割合は、工業用地が45.6%、公園・緑地が38.5%、道路等が15.9%となっている。今回の売却により緑地割合は32.5%となるが、工場立地法に規定する20%以上の条件を満たしており、法的に問題はない、との答弁がありました。  津久葉町の土地取得は将来の事業拡大が目的であると理解できるが、貝津町の土地取得の目的は、との質疑に対し、同社では隣接する長崎県大村湾南部浄化センター下水処理水工業用水として再利用できる施設を同地に整備する計画であると聞いている、との答弁がありました。  市は事業拡大をどのように捉えているのか、との質疑に対し、同社は中核工業団地の中枢を担っている企業であり、事業拡大によりさらなる地域経済の発展や優良な雇用の場の創出など市勢振興に大きな効果が出るものと期待している、との答弁がありました。  以上で、総務委員長報告を終わります。(降壇) 6 ◯議長(松本正則君)[ 286頁]  次に、教育福祉委員長。 7 ◯教育福祉委員長北島守幸君)登壇[ 286頁]  教育福祉委員長報告をいたします。  教育福祉委員会に審査を付託されたました議案第2号「諫早市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第3号「諫早市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第4号「諫早市国民健康保険条例の一部を改正する条例」、議案第5号「諫早市奨学金貸付基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第9号「訴えの提起について(国民健康保険法に基づく損害賠償請求に係るもの)」につきましては、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、いずれも全会一致により原案どおり可決すべきものと決定しました。  なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。  まず、議案第2号「諫早市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」について、災害援護資金貸し付けの対象となる災害はどのようなものか。また、貸し付け条件にある保証人の要件は、との質疑に対し、災害援護資金貸し付けについては、災害救助法が適用された災害が対象となる。保証人については、保証人自身災害援護資金の借受人でないことなど県が定めた5項目の要件がある、との答弁がありました。  次に、議案第3号「諫早市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について、現在、市内に介護支援専門員及び主任介護支援専門員はどのくらいいるのか、との質疑に対し、地域包括支援センター及び指定居宅介護支援事業所に勤務している介護支援専門員は172名で、うち主任介護支援専門員は56名である、との答弁がありました。  最後に、議案第5号「諫早市奨学金貸付基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について、貸付金の利用実績償還状況について問う、との質疑に対し、利用実績については、平成28年度は48名、平成29年度は39名、平成30年度は37名の利用があった。また、償還状況については、平成29年度の現年度分の収納率は91.33%であった、との答弁がありました。  以上で、教育福祉委員長報告を終わります。(降壇) 8 ◯議長(松本正則君)[ 287頁]  次に、経済環境委員長。 9 ◯経済環境委員長(林田 保君)登壇[ 287頁]  経済環境委員長報告を行います。  経済環境委員会に審査を付託されました議案第6号「諫早市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第10号「諫早市いこいの森たかきの指定管理者の指定について」につきましては、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、いずれも全会一致により原案どおり可決すべきものと決定しました。  なお、審査の過程における質疑の主なものは次のとおりです。  まず、議案第6号「諫早市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」について、今回の改正により、技術管理者の資格対象がふえたということなのか、との質疑に対し、学校教育法の改正により専門職大学が創設され、その前期課程を終了した者は、短期大学を卒業した者に相当することとされたことに伴い、環境省令が改正されたことから、本条例における技術管理者の資格基準も同様の取り扱いにしようとするものである、との答弁がありました。  次に、議案第10号「諫早市いこいの森たかきの指定管理者の指定について」、指定管理者である西洋フードコンパスグループ株式会社の会社概要は、との質疑に対し、資本金1億円、パートを含めた従業員総数約2万4,000人、事業所数約1,800カ所、総収入額約925億円、総支出額約905億円となっている、との答弁がありました。  以上で、経済環境委員長報告を終わります。(降壇) 10 ◯議長(松本正則君)[ 287頁]  次に、建設委員長。 11 ◯建設委員長(島田和憲君)登壇[ 287頁]  建設委員長報告を行います。  建設委員会に審査を付託されました議案第7号「諫早市技術上の監督業務を行わせる水道の布設工事及び布設工事を監督する者の資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、全会一致により、原案どおり可決すべきものと決定しました。  また、請願第1号「国道34号(諫早北バイパス小船越トンネル交差点~本野入口交差点)の早期4車線化を国に要請することを求める請願書」につきましては、協議会において、請願者から請願趣旨の説明を受け、意見を聴取するなど慎重審査した結果、願意を妥当と認め、全会一致により採択すべきものと決定しました。  以上、建設委員長報告を終わります。(降壇) 12 ◯議長(松本正則君)[ 287頁]  次に、予算決算委員長。 13 ◯予算決算委員長(木下政儀君)登壇[ 288頁]  予算決算委員長報告をいたします。  予算決算委員会に審査を付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。  本委員会は、議長を除く議員全員が委員でありますので、審査の経過を省略し結果のみを御報告いたします。  議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」、議案第12号「平成30年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第13号「平成30年度諫早市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」、議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」、議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」、議案第18号「平成31年度諫早市駐車場事業特別会計予算」、議案第19号「平成31年度諫早市墓園事業特別会計予算」、議案第20号「平成31年度諫早市水道事業会計予算」、議案第21号「平成31年度諫早市工業用水道事業会計予算」及び議案第22号「平成31年度諫早市下水道事業会計予算」につきましては、各分科会で審査を分担し、本日の本会議に先立って開催いたしました全体会において、別紙のとおり各分科会長の報告を受け、採決の結果、議案第11号から議案第13号及び議案第18号から議案第22号までにつきましては全会一致により、議案第14号から議案第17号までにつきましては賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、予算決算委員長報告を終わります。(降壇) 14 ◯議長(松本正則君)[ 288頁]  質疑受付のため、しばらく休憩いたします。                 午後1時25分 休憩                 午後1時31分 再開 15 ◯議長(松本正則君)[ 288頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各委員長の報告に対して、一括して質疑に入ります。 16 ◯中野太陽君[ 288頁]  教育福祉委員長報告に対して、質問をいたします。  質問の内容は2点です。同じ項目から質問いたします。  議案第5号の「諫早市奨学金貸付基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」についてというところで、利用実績が年々減ってきております。この利用実績が減少してきた理由をまず1つ目伺います。  2点目は、同じ議案第5号なのですが、この議案の内容は4年連続で100万円の寄附が同じ方からあったということで、増額改める形になるというふうな説明が本会議の中でございました。400万円、非常に大きな額でもありますので、そういった意味では御寄附いただいた御本人さんとのコンタクト、どのような折衝というのがされたのか、要は本人さんが100万円を寄附するごとに、どういったものに使いましょうかというような、そういう交渉、もしくは向こう側からの要望などがあったのか、もしくは先ほどの利用実績や収納率が書かれておりますけれども、いただいた御寄附のうちこれこれの人たちに利用をしてもらっていますと。そのうち収納率がこれくらいありますよというような結果の報告など、そういったことをコンタクトをとってされたりしてきているのかについて質問があったか、お聞きしたいと思います。 17 ◯教育福祉委員長北島守幸君)[ 288頁]  中野議員の質問にお答えします。  今、質疑されたことに関しての質疑等はいたしておりません。利用実績の減少の原因という形では、過去には報告書にありますように、平成28年度48名、その後30名台に下がっておりますが、過去はやはり40名から50名台各年度、そういう利用実績があったが、最近は高校生の人数が、いわゆるそれを必要とされる方の人数自体が減っているという説明があって、そういう理由から利用実績が下がっていると、少なくなっているという答弁があっております。  以上です。 18 ◯議長(松本正則君)[ 288頁]  よろしいですか。ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 19 ◯議長(松本正則君)[ 288頁]  ほかになければ、これをもって質疑を終結いたします。  討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。                 午後1時35分 休憩                 午後1時40分 再開 20 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、議案ごとに、順次、討論、採決いたします。  なお、討論は、反対討論賛成討論の順に行いますが、請願第2号につきましては、委員長報告が不採択でありますので、賛成討論反対討論の順に交互に行います。  まず、議案第1号「諫早市体育施設条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第1号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 21 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  異議ありませんので、議案第1号は原案どおり可決されました。  次に、議案第2号「諫早市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第2号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 22 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  異議ありませんので、議案第2号は原案どおり可決されました。  次に、議案第3号「諫早市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第3号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 23 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  異議ありませんので、議案第3号は原案どおり可決されました。
     次に、議案第4号「諫早市国民健康保険条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第4号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 24 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  異議ありませんので、議案第4号は原案どおり可決されました。  次に、議案第5号「諫早市奨学金貸付基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第5号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 25 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  異議ありませんので、議案第5号は原案どおり可決されました。  次に、議案第6号「諫早市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第6号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 26 ◯議長(松本正則君)[ 289頁]  異議ありませんので、議案第6号は原案どおり可決されました。  次に、議案第7号「諫早市技術上の監督業務を行わせる水道の布設工事及び布設工事を監督する者の資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第7号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 27 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第7号は原案どおり可決されました。  次に、議案第8号「土地の処分について(ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社事業用地)」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第8号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 28 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第8号は原案どおり可決されました。  次に、議案第9号「訴えの提起について(国民健康保険法に基づく損害賠償請求に係るもの)」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第9号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 29 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第9号は原案どおり可決されました。  次に、議案第10号「諫早市いこいの森たかきの指定管理者の指定について」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第10号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 30 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第10号は原案どおり可決されました。  次に、議案第11号「平成30年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第11号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 31 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第11号は原案どおり可決されました。  次に、議案第12号「平成30年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第12号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 32 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第12号は原案どおり可決されました。  次に、議案第13号「平成30年度諫早市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第13号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 33 ◯議長(松本正則君)[ 290頁]  異議ありませんので、議案第13号は原案どおり可決されました。  次に、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」に対する討論に入ります。  まず、反対討論から。 34 ◯中野太陽君 登壇[ 290頁]  議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」について、反対の立場で討論をさせていただきます。  幾つかの予算項目において認められないものがありますので、その内容を述べてまいります。  1つ目は、政策振興費の新幹線推進費1億8,207万2,000円についてです。フリーゲージトレインの開発に約500億円の血税を投入し、結局開発は頓挫、九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)の計画を土台から狂わす事態となりました。工事ありきで進められ、計画が頓挫したその代償を市民に背負わせるのでしょうか、その上、今度はフル規格を進めるために、約6,000億円以上の税金を投入することがわかりました。  さらに、県は佐賀県分の負担を肩代わりする可能性まで示唆をしています。それだけ莫大な予算をかけて、県民市民に多大な負担を強いる事業は許されません。小さく始めて、大きく育てる無駄な公共事業の典型だと言えます。  諫早市民への影響もあります。トンネル工事により、地下水の減渇水が起きる事態となり、地元住民の不安は大きなものがあります。また、利用者にとっても特急よりも確実に新幹線の乗車料金は上がります。さらにその特急はなくなり、上下分離方式が終了後は、JRが並行在来線を運営する保証もありません。地域がすたれていく危険性が伴う本事業を進めてよいのでしょうか。一旦立ちどまり計画を見直す必要性があるのではないでしょうか。  2つ目は、2款4項1目総務費の情報電算費、社会保障・税番号制度システム整備事業の1,800万円と、7款3項2目市民生活環境費の住民登録費、個人番号カード普及事務の3,471万7,000円、いわゆるマイナンバーカード関連事業についてです。  マイナンバーカードの発行率は、諫早市で10%にも達しておらず、市民にとって必要性は感じられておりません。整備費だけでこれだけの費用を使うのは無駄遣いな事業と言わざるを得ません。  3つ目は、10款3項5目建設費のダム対策費、本明川ダム建設事業推進事務2億7,251万1,000円についてです。  市はこれまで、費用的に一番安い方法がダムなのだとして、治水対策にはダムしかないと説明をしてまいりました。しかし、維持管理費に年間3億円も使うことになります。過去に建設の反対を表明していた漁業者に対しても、ダムの必要性を十分に説明をいたしておりません。山、川、海はつながっており、自然の恵みあふれる本明川と諫早湾が見るに堪えない状況にさらに追い込まれていくのではないでしょうか。自然環境を守り、市民の命と財産を守る治水定対策を早急に行うべきだと繰り返し述べておきます。  以上のこと、市民の御理解を得られないと申し上げまして、議案第14号に反対の討論とさせていただきます。(降壇) 35 ◯議長(松本正則君)[ 291頁]  次に、賛成討論。 36 ◯大久保正博君 登壇[ 291頁]  それでは、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」について、賛成の立場で討論をいたします。  今回の予算は、合併算定がえによる特例加算の縮減などで、地方交付税の減額が見られる中、歳入確保の積極的な取り組み、また歳出においては無駄を省くとともに、定住促進及び子育て支援などに力を注いである予算だと考えております。私は、将来の諫早市のまちづくりの核となる予算であります新幹線推進費について述べさせていただきます。  九州新幹線西九州ルートの整備は、本市のみならず長崎県全体、ひいては西九州地域全体の将来のために欠くことのできない重要な事業であります。平成30年7月、国はフリーゲージトレインについて山陽新幹線への乗り入れが困難であることから断念し、現在フル規格及びミニ新幹線のいずれかを選択する方針のもと、総合的に検討中でございます。  それに対し、長崎県及び沿線5市は、フル規格による整備が投資効果が高く、速達性、安全性、定時性にすぐれるとともに関西圏に直結することで、西九州全体の発展により寄与するものとして、国と関係機関に対し働きかけているものであります。  市内の新幹線工事については、用地取得をはじめトンネル、高架橋、新幹線駅舎工事などが予定どおり進められておりまして、本市以外の西九州ルート全体の工事につきましても、順調に進捗が図られております。  本市では、平成34年度中の開業を見据え、新幹線効果を最大限に発揮させるため、駅周辺整備事業として昨年8月には諫早駅の東西を結ぶ自由通路が供用を開始いたしました。また、鉄道と二次交通との結節強化や商業施設、ホテル、マンション用として二棟の再開発ビルが今年度中の着工を図るなど、交流人口の増加や企業誘致、雇用の確保につなげるための市街地再開発事業を核とした整備が着々と振興をいたしております。  新幹線建設負担金は、国、県、市、それぞれ負担の枠組みが決められており、本市も県と締結しております協定に基づくものであり、本市だけが負担しないということは許されるものではございません。よって、新幹線推進費につきましては必要不可欠の予算であると考えております。  以上、議案第14号「平成31年度諫早市一般会計予算」について、賛成の討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(降壇) 37 ◯議長(松本正則君)[ 292頁]  以上をもって討論を終結し、採決いたします。  異議がありますので、起立により採決いたします。議案第14号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 38 ◯議長(松本正則君)[ 292頁]  起立多数、議案第14号は原案どおり可決されました。  ここで、しばらく休憩いたします。                 午後1時57分 休憩                 午後2時10分 再開 39 ◯議長(松本正則君)[ 292頁]  休憩前に引き続、会議を開きます。  次に、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」に対する討論に入ります。  まず、反対討論から。 40 ◯西田京子君 登壇[ 292頁]  議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」に反対の立場で討論をいたします。国民健康保険制度は、国民の4人に1人が加入し、国民皆保険の重要な柱になっています。  しかし、保険料の重い負担に市民が悲鳴を上げております。国民健康保険は、所得水準が低い無職や非正規雇用の方々が多く加入され、諫早市の国民健康保険加入者の所得階層は、平成30年度で所得100万円以下が1万1,277世帯で、国保加入世帯の55.5%、100万円から300万円未満が、6,754世帯で33.3%です。半分以上の世帯が所得100万円以下という状況の中、保険料は平成31年度見込み額で1人当たり10万8,669円となっております。  平成30年度と比べ1万1,801円の引き上げ、さらに平成29年度と比べますと、1万5,335円の引き上げとなる、この平成31年度予算は認めることができません。国民健康保険の加入者は、高齢者の割合が多く、1人当たり医療費が多いという構造的問題を抱えております。  一方、所得水準が低いにもかかわらず、保険料の算定に均等割と平等割があります。世帯の人数を最低基礎とする均等割は、多人数世帯、特に子育て世代にとってより負担が重くなっております。また、各世帯に定額でかかる平等割があり、協会けんぽなどと比べ国保は加入者に重い負担を強いる制度となっております。  国保の都道府県化のもと、国のガイドラインに従って県が示す標準保険料率は参考値に過ぎず、自治体に従う義務はありません。国保の都道府県化が実施された後も、地方自治の原則に基づいて、自治体の判断で公費投入ができるということは厚生労働省も答弁をしております。  国保加入者の貧困化、高齢化が進む中で、国保料の連続値上げは住民の命と健康を脅かすことになります。一般会計からの繰り入れを考え、国保料の引き下げを求めるものであります。特に、子どもの均等割減免を考えるべきではないかということを申し添えたいと思います。  予算の4款1項1目健康づくり事業費ですが、人間ドック、ミニ人間ドックなどへの補助事業です。病気の早期発見、早期治療につながり、重要な予算だと考えます。しかし、当初予算は、前年度と比べ減額です。また、平成28年度、人間ドック個人負担割合をふやし、その結果、受診者は減り続け、保険事業の推進を掲げた基本方針に逆行しております。  以上を述べまして、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」に反対の討論といたします。(降壇) 41 ◯議長(松本正則君)[ 292頁]  次に、賛成討論。 42 ◯南条 博君 登壇[ 292頁]  議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」に賛成の立場で討論いたします。
     我が国の最近の医療費は、ここ10年間で約1.3倍に増加し、団塊の世代の人たちが75歳以上になる2025年には、現在の約40兆円から60兆円上の増加が見込まれると聞いております。  このような状況の中、制度発足以来の大改革により、平成30年度から広域化が図られております。これにより、国保事業は市と県との共同運営となり、財政運営の責任は県が担い、保険給付に必要な費用は県から交付され、市は県が算出する納付金をおさめているので、今回の予算編成となっております。  本年度予算総額は、歳入歳出とも174億3,000万円であり、歳入では保険料32億5,165万4,000円で18.7%と、県支出金、諸収入、その他を合わせた額が81.3%となっております。  歳出では、保険給付費124億4,529万1,000円と71.4%を占め、国保給付金、その他を合わせた額が28.6%となっております。歳出の71.4%を占める医療給付金に対し、保険料は歳入の18.7%であります。国保事業の歳入は公費などの財源の割合が高く、保険者はこれまでも厳しい財政運営を行っております。  これに対し、諫早市では本年度から国保第2期データヘルス計画を実施し、被保険者の健康課題の分析や特定健診を推進し、生活習慣病の予防など健康増進につなげ、医療給付の抑制に努めております。今後も、高齢化の進行と医療の高度化等により、国保財源はさらに厳しいと思われますが、県と共同運営やデータヘルス計画の実施により、被保険者の方々の健康増進と医療費の適正化に取り組みつつ、保険料収納率向上に向けて努力していく必要があると思います。  以上、議案第15号「平成31年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」は、このように将来的に安定した制度維持のため、国の制度に基づいた適正な予算であります。  よって、この議案には賛成でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(降壇) 43 ◯議長(松本正則君)[ 293頁]  以上をもって討論を終結し、採決いたします。  異議がありますので、起立により採決いたします。議案第15号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 44 ◯議長(松本正則君)[ 293頁]  起立多数。よって、議案第15号は原案どおり可決されました。  次に、議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」に対する討論に入ります。  まず、反対討論から。 45 ◯西田京子君 登壇[ 293頁]  議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」に反対の立場で討論をいたします。  平成20年4月から老人保健制度が廃止され、かわりに始まったのが後期高齢者医療制度です。75歳の誕生日を迎えると、それまで加入していた国民健康保険や被用者保険から、後期高齢者医療保険制度に移ります。75歳以上の人を国保やけんぽから切り離し、高齢者だけの医療保険にして負担増と差別医療を強いる医療制度であります。しかも、年金月額1万5,000円以上の高齢者からは、保険料は年金から引き落とす特別徴収であります。  諫早市の特別徴収対象者は約1万6,000人、年金引き落としができない年金月額1万5,000円未満の高齢者は約4,000人と推定され、滞納せざるを得ない高齢者もあります。ほとんどの高齢者の暮らしの糧である年金は減額、医療や介護の負担増、その上、消費税率増も強行されようとしております。  また、平成29年4月から始まった段階的な軽減特例の見直しの影響で、保険料負担は引き上げられます。諫早市によると、これまで9割軽減されていた保険料が、平成31年度8割軽減になる高齢者は4,626人、2,100万円の保険料増収見込みと言われております。これを単純に計算しますと、1人約4,500円の増額ということになります。  高齢者の暮らしは厳しさを増し、本来国民の暮らしや命を守るはずの医療保険制度が、高齢者を苦しめております。高齢者を取り巻く状況を考えますと、健康で長生きすることを応援する後期高齢者医療保険の制度設計が必要であると思います。年齢で差別し、高齢者に負担増をもたらす本予算には賛同できません。  よって、議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」の反対討論といたします。(降壇) 46 ◯議長(松本正則君)[ 293頁]  次に、賛成討論。 47 ◯中村太郎君 登壇[ 293頁]  議案第16号「平成31年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」について賛成の立場から討論をいたします。  後期高齢者医療制度は、相互扶助の精神のもと、増加し続ける高齢者の医療費について、高齢者と現役世代の医療費負担を明確化し、公平でわかりやすい制度とすることを目的として、75歳以上の後期高齢者を対象に開始された医療保険制度であります。保険料につきましては、特に低所得世帯への経済的な負担を緩和するため、所得に応じた軽減制度が実施されるとともに、施政方針の全世代型社会保障の基盤強化に向け本制度を持続可能なものとしていくために必要な改善が適宜図られている状況であります。  また、後期高齢者医療制度にかかる費用につきましては、高齢者医療費を社会全体で支えるという観点から、高齢者自身の保険料として1割を負担していただき、現役世代の保険料からの支援金が4割、残りの5割に公費が投入されております。現役世代への負担に着目しますと、現在、租税負担と社会保障負担の合計である国民負担率は、平成20年から平成30年までで3.2%増加する一方、生涯賃金は1997年をピークに減少傾向にあります。  このように、現役世代への経済的な負担がますます増加している状況で、この医療保険制度を存続させるにはそれぞれの所得による応分の負担が不可欠であります。このような情勢の中、本議案は本市が長崎県後期高齢者医療広域連合と一体となって、後期高齢者医療制度を適正に運用していくために欠かすことのできない予算であるとともに、この時局に際しては妥当なものであると考えます。  以上の観点により私は本議案に賛成するものです。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(降壇) 48 ◯議長(松本正則君)[ 294頁]  以上をもって討論を終結し、採決いたします。  異議がありますので、起立により採決いたします。議案第16号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 49 ◯議長(松本正則君)[ 294頁]  起立多数。よって、議案第16号は原案どおり可決されました。  次に、議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」に対する討論に入ります。  まず、反対討論から。 50 ◯西田京子君 登壇[ 294頁]  議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」に反対の立場で討論をいたします。  介護保険制度は、介護を必要とする状況になっても安心して生活がおくれるよう、介護を社会全体で支えることを目的として、平成12年4月からスタートをいたしました。  しかし、政府の社会保障削減のもとに、要支援者サービス切り捨てにつながる介護予防日常生活支援総合事業が実施され、特養ホーム入所は要介護1、2の閉め出し、施設に入所している低所得者への補助であった補足給付の対象を縮小、合計所得160万円以上で、利用料は2割負担などさまざまなサービス切り下げと負担増が行なわれてきました。  一方で、高齢者の支払う介護保険料は介護スタート時点から、3年ごとの見直しのたびに引き上げが続き、高齢者の暮らしの厳しさに追い打ちをかけるものとなっております。  諫早市の介護保険料も上がり続け、第7期となる平成30年度から32年度の保険料は第6期より年額9,600円の引き上げとなっております。  平成29年度には614人の滞納者があり、介護サービス利用に影響を受けた高齢者もあったということであります。高過ぎる保険料のため、滞納し、介護を受けようとする高齢者が介護サービスを断念するという問題も発生しかねません。介護保険制度の財源の負担割合は、公費50%、保険料50%としたため、高齢化とともに保険料がはね上がるという矛盾を持っておりました。高齢者だけでなく、現役世代にも影響を与えております。  全ての世代の生活を支え、誰もが安心して老後を迎え、手厚い介護を受けられるよう、国庫負担金の増額や抜本的な制度の見直しが必要ではないでしょうか。諫早市としても介護保険料の引き下げに向け検討されることを求めて、議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」に反対の討論といたします。(降壇) 51 ◯議長(松本正則君)[ 294頁]  次に、賛成討論。 52 ◯福田美子君 登壇[ 294頁]  議案第17号「平成31年度諫早市介護保険事業特別会計予算」について、賛成の立場で討論いたします。  介護保険制度が施行されて19年になり、全国の高齢者人口の増加が続く中で、本市においても要支援、要介護認定者が増加していくと推測されます。そのため、諫早市では脳トレや筋トレ、口トレなどの介護予防の実施がされております。  平成31年度諫早市介護保険事業特別会計の歳入総額は127億9,200万円で、前年度の予算額は122億5,900万円と5億3,300万円の増となっております。  平成29年に65歳以上の高齢者の数は3万9,010人となっています。平成29年度要支援と要介護との合計が7,242人で、平成32年には7,539人と見込まれております。諫早市の現状からして、この予算額は妥当であることから賛成といたします。  議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。(降壇) 53 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  以上をもって討論を終結し、採決いたします。  異議がありますので、起立により採決いたします。議案第17号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 54 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  起立多数。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。  次に、議案第18号「平成31年度諫早市駐車場事業特別会計予算」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第18号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 55 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  異議ありませんので、議案第18号は原案どおり可決されました。  次に、議案第19号「平成31年度諫早市墓園事業特別会計予算」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第19号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 56 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  異議ありませんので、議案第19号は原案どおり可決されました。  次に、議案第20号「平成31年度諫早市水道事業会計予算」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第20号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 57 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  異議ありませんので、議案第20号は原案どおり可決されました。  次に、議案第21号「平成31年度諫早市工業用水道事業会計予算」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第21号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 58 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  異議ありませんので、議案第21号は原案どおり可決されました。  次に、議案第22号「平成31年度諫早市下水道事業会計予算」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第22号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 59 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  異議ありませんので、議案第22号は原案どおり可決されました。  次に、請願第1号「国道34号(諫早北バイパス小船越トンネル交差点~本野入口交差点)の早期4車線化を国に要請することを求める請願書」に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  請願第1号に対する委員長報告は採択するものであります。委員長の報告どおり採択することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 60 ◯議長(松本正則君)[ 295頁]  異議ありませんので、請願第1号は採択することに決定いたしました。  次に、請願第2号「国に対し「消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書」の提出を求める請願書」に対する討論に入ります。  まず、賛成討論から。 61 ◯中野太陽君 登壇[ 296頁]  請願第2号「国に対し「消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書」の提出を求める請願書」に賛成の立場で討論をいたします。  消費税は、低所得者であればあるほど、税率の割合が重くのしかかる逆進性が極めて強い税金です。私たち日本共産党が、これまで消費税が導入されてから今日に至るまで、一貫して反対を貫いてきた理由はここにあります。本来の税制のあり方は、強い、弱い、高所得、低所得、それぞれに応分の負担を担っていただく、応能負担が原則です。しかし、日本の税制度は均等割や消費税など、広く取りやすいところから税金を取り立てる仕組みが顕著であります。  これでは、高齢者や子育て世代などへの負担はますます重くなるばかりです。安倍政権になって、消費税率が8%へと3%引き上げられてから、日本経済は長期間、景気低迷が続いており、円安誘導によって名目賃金の上昇よりも物価上昇の影響が大きく、消費不況に陥っています。  これでは、財布のひもがゆるむはずもなく、景気が回復しないのも当たり前です。しかも、毎月勤労統計調査の隠蔽偽装が発覚し、実質賃金が上がっていないことや、非正規雇用者の増加によるつくられた好景気だということがはっきりいたしました。  景気回復を実感していない人の割合が81%との新聞報道があるとおり、国民の生活は大変厳しいものです。もうけたのは、一部の大企業や資産家の富裕層だけであり、その理由も大幅な減税政策による恩恵であることが明らかになっています。  2015年までの消費税総額約304兆円に対し、法人税を減税した総額は約262兆円です。消費税でおさめたおよそ86%が法人税の減税の穴埋めに使われた計算になります。消費税を引き上げなければ、医療費や社会保障費の負担を、将来の若い世代に押し付けることになるとして引き上げを迫っていますが、空前のもうけを上げた企業や資産家に応分の負担を求めることが必要なのではないでしょうか。  企業がため込んだ内部留保446兆円を、労働者の賃金に充てるなど個人消費を促すよう求めると同時に、それだけため込めるもうけを通常の法人税率に戻すだけで財源は生まれます。消費税増税に頼る必要はありません。また、消費税10%の導入に、諫早市民への影響は、特に企業では約9,000もの事業所が免税事業者であり、インボイス制度の影響を大きく受けることになります。
     加えて約9割の農漁業従事者も同様の影響を受けることになります。インボイス制度の導入には、日本税理士会連合会や日本商工会議所など、多くの業者団体が実施反対の声を上げており、その影響がはかり知れないものだとおわかりだと思います。  今回の消費税10%への引き上げでは、複雑な飲食品の据え置き税率やポイント還元など、消費者も事業者も混乱する幾つもの矛盾をはらんだ複数税率があります。それさえも低所得者ほど恩恵が薄いものと明らかになっています。さらに、低所得者対策として、期間限定の減税に6兆円のばらまき政策を行うことなど、本末転倒であります。  結局は1世帯当たり、年間約8万円の納税がその後続いていくということを考えると、ばらまき減税するくらいなら増税するなと言いたのが、市民の声ではないでしょうか。  子育て支援にしても、無償化とは聞こえはいいものの、全国的に待機児童がふえ続けている現状や、保育士の待遇を改善する取り組みがおくれているほうが問題であり、見当外れの政策であります。このままの景気状況の中、増税すると多くの市民、中小企業が大打撃を受けるのは目に見えています。これ以上の負担を押し付けることは許されません。  低所得者や高齢者、多子家庭の負担が重くなるこの逆進性の強い消費税率10%への増税はやめるべきであり、今こそ地方からその声を上げるべきではないでしょうか。そういった理由から私は今回の請願に賛成をいたします。  以上のことを申し上げまして、賛成の討論といたします。議員各位の御賛同をどうぞよろしくお願いをいたします。(降壇) 62 ◯議長(松本正則君)[ 296頁]  次に、反対討論。 63 ◯村川喜信君 登壇[ 296頁]  請願に反対の立場で討論します。  本請願は「消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書」の提出を求める請願であります。  委員長報告は不採択であり、当然ながら支持するものであります。社会保障と税の一体改革で、消費税率の引き上げによる増収分全てを社会保障の財源とするとなっております。この財源で、高齢化が進んだ社会でも世代を問わず一人一人が安心して暮らせるように、全世代を対象とする社会保障の充実を図るものであります。  社会保障は医療、介護、年金、子育てなどにかかる費用の負担を分かち合う制度であります。この制度の前提となる社会情勢は現在の社会保障がつくられた1970年代当時と比較して、今日では大きく変わってきております。少子高齢化に伴い、年金や医療、介護などの社会保障費用は急激に増加しております。  税収は歳出に対して大幅に不足しており、このままでは将来、社会保障制度が崩壊する危険性があります。消費税増税の使い道は、子ども・子育て支援の充実にあて、子どもを産み育てやすい社会、全ての子どもたちが健やかに成長する社会を目指し、また医療、介護の充実や年金制度の維持に充当するものとし、地方消費税の引き上げ分も社会福祉、社会保障、保健衛生のみに充てると限定されていることも十分評価すべきものと考えます。  全国的な課題である子育て支援の充実は、誰もが願うものであり、誰もが負担を分かち合い、支え合うことは社会保障の原点であります。  以上の観点から、本請願は不採択とすべきであります。議員各位の御賛同をお願いし、討論といたします。(降壇) 64 ◯議長(松本正則君)[ 297頁]  次に、賛成討論。 65 ◯松永隆志君 登壇[ 297頁]  請願第2号に賛成の立場で討論させていただきます。  税金は少ないほうがいい、消費税は上げないほうがいい、これはもう皆さん共通の認識であろうかと思います。ですので、今回の請願の願意、そのものについては皆さん御理解いただけているものだと思います。ただ、先ほど来あるように社会保障への財源、医療、介護、子育て支援のための財源、これに充てていくんだ。このことについては、私も一定理解いたします。しかしながら、今回の消費税引き上げについては大きな問題がございます。  まず、第1点はわかりにくいということです。税はわかりやすく、そして誰もが納得できるような形のもの、これが税の徴収方法だと思います。例えば、今回導入されます軽減税率、非常にわかりにくい。なおかつ、低所得者層への対策ということで考えられておりますけれども、その手法ならばほかにも方法はあるはずです。もっとわかりやすくと、これが大切なことです。  それと、もう一つ本請願にもあります適格請求書、インボイスの導入、これがもたらす混乱についても十分考慮していく必要があろうかと思います。そして、それよりも一番大切な、今考えなくてはいけないことが、今の経済状況ではないかと思います。  世界の経済状況は今不安定な状況に向かいつつあります。アメリカと中国の貿易摩擦、そしてイギリスのEU離脱など、今世界の経済というのはどちらかというと、減速傾向に向かいつつある。これは世界中の認識ではないでしょうか。  このようなときに、日本において消費税の引き上げを行うということは、大きな経済的打撃を与えることになります。これまで、消費税引き上げにつきましては2度延期がなされております。この2回の延期の時期と、今の時期を比べて状況がよくなってきているのでしょうか。むしろその前、延期した2回のときよりも経済的な状況を考えると、今消費税を引き上げる時期ではない、そのように考えております。  政府も、消費税引き上げについての最終判断は、2019年度予算成立後に行う。そして、まさしく本日20日の日には、政府の月例の経済報告が出される日でございます。ここ数カ月の月例報告を見ていきますと、日本全体、景気は上向きどころか横ばい、もしくは減速傾向にあります。  このような中で、恐らく安倍総理もどのように判断していくのか、苦慮しておられるところではないかと思います。そのような意味からも、地方の状況、そして今後与えていくであろう地方経済に対する打撃を考えるならば、地方議会として安倍総理の適切な判断を求めるためにも、今回の請願の趣旨、これを踏まえた形での採択が必要になってくるのではないかと思います。  以上、賛成の討論とさせていただきます。(降壇) 66 ◯議長(松本正則君)[ 297頁]  次に、反対討論。 67 ◯湯田清美君 登壇[ 298頁]  請願第2号「国に対し「消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書」の提出を求める請願書」について、反対の立場で討論いたします。  現在、日本は少子高齢化が急速に進み、年々医療費は増大し、財政を圧迫しています。請願の中でも社会保障費はますばかりで必要な医療や介護、子育て支援などが受けられないとの不安の声を紹介してあるように、現在のままでは社会保障は不十分なままです。消費税10%への引き上げは、このような日本の課題である少子高齢社会への対応や、財政健全化を確実に進めるために必要なことであり、2012年に民主党、自民党、公明党の3党合意で決定いたしました。  2019年10月からは、幼児教育の無償化が実施されることが予定されており、該当する方々は喜びと期待の声を寄せてくださっています。また、公明党としては家計への負担を少しでも軽減するために、軽減税率制度の導入を始め、低所得、子育て世帯向けのプレミアム付商品券などの実施を推進してまいりました。  軽減税率については、所得の低い世帯にとって、所得に占める、食費の割合が高く、消費税の税率アップのたびに、消費税の逆進性が問題にされています。そのために、今回導入しないと消費税の逆進性を改善することができず、所得の低い世帯には負担感が大きくなってしまいます。  軽減税率を導入することで、将来的にさらなる消費税率アップになったとき、本税率と軽減税率との差は大きくなり、低所得世帯への恩恵は大きくなってまいります。そのことからも、軽減税率の導入は必要と思います。また、軽減税率に際してのインボイスの導入は、税の専門家からも必要不可欠と指摘されています。  請願文の中に記載してある日本税理士連合会と日本商工会議所は、軽減税率やインボイスに関しては見解を異にしていますが、10%増税に関しては歓迎、極めて妥当との見解が示されています。また、政府は複数税率のもとで、適正な課税を確保する観点から、インボイス制度を導入することとしていますが、事業所に事務負担を生じさせるものであることから、準備期間を考えて軽減税率制度の実施から4年後に導入することとし、経過措置として免税事業者からの収納については、導入後から3年間は80%、その後、3年間は50%の控除を可能にするなど、中小事業者にも配慮することとしています。  加えて、軽減税率制度の導入後、3年以内をめどにインボイス制度の導入にかかる業者の準備状況及び事業者取引への影響の可能性などを検証し、必要な場合には一定の措置を講ずることとされております。  以上のことから、請願第2号「国に対し「消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書」の提出を求める請願書」については、明確に反対いたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(降壇) 68 ◯議長(松本正則君)[ 298頁]  以上をもって討論を終結し、採決いたします。請願第2号に対する委員長報告は不採択とするものであります。  したがって、原案についてお諮りいたします。請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 69 ◯議長(松本正則君)[ 298頁]  起立少数。よって、請願第2号は不採択とすることに決定いたしました。  次に、日程第3「議案第23号から議案第27号」の5議案を一括議題とし、提案理由につき市当局の説明を求めます。 70 ◯総務部長(高橋英敏君)[ 298頁]  議案第23号から議案第25号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この3議案は、人権擁護委員の候補者を法務大臣に推薦することにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めようとするものでございます。  最初に議案第23号について、御説明申し上げます。  候補者は田中一幸氏でございます。同氏は、平成25年4月から人権擁護委員を務められ、現在2期目でございますが、平成31年6月30日で任期満了となりますので、同氏の再任をお願いしようとするものでございます。  略歴等につきましては、裏面に記載のどおりでございます。  次に、議案第24号について、御説明申し上げます。  候補者は福富力氏でございます。同氏は平成28年7月から人権擁護委員を務められ、現在1期目でございますが、平成31年6月30日で任期満了となりますので、同氏の再任をお願いしようとするものでございます。  略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。  次に、議案第25号について、御説明申し上げます。  候補者は杉野真生氏でございます。同氏は、平成28年7月から人権擁護委員を務められ、現在1期目でございますが、平成31年6月30日で任期満了となりますので、同氏の再任をお願いしようとするものでございます。  略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。  続きまして、議案第26号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、教育委員会委員の任命につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めようとするものでございます。現教育委員会委員であります大石竜基氏の任期が、平成31年4月27日で満了となりますので、その後任について同意をお願いしようとするものでございます。  候補者は、原田裕介氏でございます。長年、諫早商工会議所の議員として活躍されており、また諫早商工会議所青年部会長や諫早地域審議会委員も歴任され、本市の発展に貢献されております。人格、識見ともに教育委員会委員として適任と存じ、御提案申し上げる次第でございます。  略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。  続きまして、議案第27号「農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、農業委員会委員の任命につきまして、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めようとするものでございます。農業委員会委員であった小川秀幸氏が、平成30年12月31日付で辞任されたことに伴い、欠員を補充するため、その後任について同意をお願いしようとするものでございます。  候補者は、長谷川博氏でございます。同氏は、農業に従事されており、農業に関する識見を有し、農業委員会の所掌に属する事項に関し、その職務を適切に行うことができる方であり、農業委員会委員として適任と存じ、御提案申し上げる次第でございます。  略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。  以上で、議案第23号から議案第27号までの説明を終わらせていただきます。  よろしく御賛同、御同意を賜わりますようお願い申し上げます。 71 ◯議長(松本正則君)[ 299頁]  これより議案ごとに質疑に入ります。  まず、議案第23号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 72 ◯議長(松本正則君)[ 299頁]  なければ、これをもって議案第23号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第24号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 73 ◯議長(松本正則君)[ 299頁]  なければ、これをもって議案第24号に対する質疑を終結します。  次に、議案第25号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 74 ◯議長(松本正則君)[ 299頁]  なければ、これをもって議案第25号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第26号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 75 ◯議長(松本正則君)[ 299頁]  なければ、これをもって議案第26号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第27号「農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 76 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  なければ、これをもって議案第27号に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号から議案第27号の5議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 77 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  異議ありませんので、議案第23号から議案第27号までの5議案につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。                 午後3時1分 休憩                 午後3時2分 再開 78 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案ごとに順次、討論、採決いたします。
     まず、議案第23号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第23号は、田中一幸さんの推薦に御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 79 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  異議ありませんので、議案第23号は、田中一幸さんの推薦に異議なしと決定いたしました。  次に、議案第24号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第24号は、福富力さんの推薦に御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 80 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  異議ありませんので、議案第24号は、福富力氏さんの推薦に異議なしと決定いたしました。  次に、議案第25号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第25号は、杉野真生さんの推薦に御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 81 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  異議ありませんので、議案第25号は、杉野真生さんの推薦に異議なしと決定いたしました。  次に、議案第26号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第26号は、原田裕介さんの任命に同意することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 82 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  異議ありませんので、議案第26号は、原田裕介さんの任命に同意することに決定いたしました。  次に、議案第27号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第27号は、長谷川博さんの任命に同意することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 83 ◯議長(松本正則君)[ 300頁]  異議ありませんので、議案第27号は、長谷川博さんの任命に同意することに決定いたしました。  次に、日程第4、意見書案第1号「国道34号(諫早北バイパス小船越トンネル交差点~本野入口交差点)の早期4車線化を求める意見書」を議題とし、提案理由につき提出者の説明を求めます。 84 ◯島田和憲君 登壇[ 300頁]  意見書案第1号「国道34号(諫早北バイパス小船越トンネル交差点~本野入口交差点)の早期4車線化を求める意見書」の提出について、諫早市議会会議規則第14条の規定により、提出いたします。  提出者は私、島田和憲、賛同者は川崎剛議員、田中哲三郎議員、田川伸隆議員、西田京子議員、木下政儀議員、並川和則議員、以上、いずれも建設委員会委員でございます。  それでは、意見書を読み上げて、御提案申し上げます。  意見書案第1号「国道34号(諫早北バイパス小船越トンネル交差点~本野入口交差点)の早期4車線化を求める意見書」。  国道34号は、佐賀県鳥栖市を起点として、東彼杵町、大村市、諫早市を経由して長崎市に至る長崎県の中央を南北に縦断する幹線道路で、沿線には、長崎空港や長崎医療センター、諫早中核工業団地、スポーツ・文化施設などが整備されており、その効果は長崎県の主要都市間を連絡し、社会経済活動に大きな役割を果たしている。  そうした中、国道34号(諫早北バイパス)の小船越トンネル交差点から本野入口交差点までの区間、延長約5.2キロメートルについては、昭和48年に都市計画道路貝津下大渡野線(諫早北バイパス)として都市計画決定がなされ、昭和49年からは工事にも着手されたが、大気汚染などの環境問題から建設反対運動が起こり、昭和53年1月に工事が一時中断となった。  その後、地元関係者との協議を経て、同年9月に暫定2車線での工事着手となり、現在に至っている。  しかしながら、近年は排気ガス規制などにより、自動車やバイクの排気ガスやエンジン音などの環境性能は、道路の建設当時に比べて大きく改善されており、さらに暫定供用開始した当時に設けられた緑地帯の植栽も大きく成長するなど、沿道の環境課題も大きく改善されている。  当該区間は、近接する西諫早ニュータウンやいさはや西部台などの大型住宅団地の開発や周辺の宅地開発による人口の増加に加え、いさはや西部台への大型商業施設の進出、諫早中核工業団地や、諫早流通産業団地、西諫早産業団地、現在施工中の南諫早産業団地などの整備に伴う工場や事務所の進出、さらには諫早市中央体育館や新野球場、新サッカー場及び(仮称)諫早市テニス場などのスポーツ施設の整備により、通行車両が今後ますます増加することが想定されるものである。  現在、朝夕の通勤時間帯を中心に交通渋滞が頻発しており、交通事故が発生した場合には、さらなる渋滞が発生するなど、社会経済活動への支障はもとより、地域住民への生活への影響も懸念される。さらに、救急車や消防車、災害時の緊急輸送車両などの通行にも支障をきたすおそれがあり、地域住民からは心配する声が上がっている。  よって、国におかれては、国道34号(諫早北バイパス)の小船越トンネル交差点から本野入口交差点までの区間、延長約5.2キロメートルについて早期4車線化を行うよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。  提案理由、国道34号(諫早北バイパス)の小船越トンネル交差点から本野入口交差点までの区間の早期4車線化を求めるもの。  以上でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願いします。(降壇) 85 ◯議長(松本正則君)[ 301頁]  これより、意見書案第1号に対する質疑に入ります。質疑のある方は、どうぞ。      (「なし」と言う者あり) 86 ◯議長(松本正則君)[ 301頁]  なければ、これをもって意見書案第1号に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 87 ◯議長(松本正則君)[ 301頁]  異議ありませんので、意見書案第1号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。                 午後3時10分 休憩                 午後3時10分 再開 88 ◯議長(松本正則君)[ 301頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、討論、採決いたします。  まず、意見書案第1号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。  意見書案第1号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 89 ◯議長(松本正則君)[ 301頁]  異議ありませんので、意見書案第1号は原案どおり可決されました。  以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  お諮りいたします。今期定例会において議決されました案件につきましては、その条項、字句、数字、その他整理を要するものがありました場合、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 90 ◯議長(松本正則君)[ 302頁]  異議ありませんので、これら整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。  ここで市長から発言の申し出があっておりますので、発言を求めます。 91 ◯市長(宮本明雄君)登壇[ 302頁]  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、2月22日から本日までの27日間にわたり開催されましたが、議員の皆様におかれましては、提出いたしました各案件につきまして、本会議並びに各委員会を通じ、慎重かつ熱心な御審議を賜わり、それぞれ御承認、御決定をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。  追加上程いたしました人事案件につきましても、特段の御配慮を賜わりまして感謝を申し上げる次第でございます。  今期定例会における代表質問、一般質問並びに議案審議で頂戴いたしました御意見等につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと存じます。  九州新幹線西九州ルートにつきましては、今月7日に開催された与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム「九州新幹線西九州ルート検討委員会」におきまして、現在未着工区間となっております新鳥栖から武雄温泉間の整備方法について、全線フル規格またはミニ新幹線のどちらの整備方式を採用するか、今後長崎県、佐賀県及びJR九州から意見聴取を行った上で、できるだけ速やかに一定の方向性をまとめたいとの意向が示されました。  今回の検討委員会では、新たに単線でのフル規格整備についても費用対効果が示されたと伺っておりますが、本市といたしましては、投資効果が高く、西九州地域全体の発展に寄与することが期待される複線での全線フル規格整備に向けて、県や沿線自治体などと連携を図りながら、引き続き国と関係機関に対しまして、働きかけてまいる所存でございます。  先月、23日、諫早市こどもの城10周年記念事業といたしまして、諫早市ALL子育て結集シンポジウムを開催いたしました。同館の利用者やボランティアとして運営に携わっていただいている方々による実践発表のほか、外部から講師をお招きして子どもの自立などをテーマとした分科会などを開催し、多くの市民の皆様に御参加いただいたところでございます。  諫早市こどもの城は、平成21年3月の開館以来、恵まれた自然環境の中での活動や交流を通じ、子どもたちの生きる力を培う場として、市民の皆様はじめ、多くの方々に御利用いただいており、今後も施設の特色を生かしながら、子育て支援の充実に努めてまいりたいと考えております。  先月27日、日本穀物検定協会が実施する平成30年産米の食味ランキングが発表され、長崎県では本市での作付面積が県全体の約4割を占める「にこまる」が6年ぶりに最高ランクとなる特Aを獲得いたしました。このほか、作付面積が基準を満たさないため、参考品種としてではございますが、昨年から本市でも栽培が始められた「なつほのか」も初出品で特Aを獲得しており、新たなブランド米として今後に期待をしてまいりたいと思っております。  今月2日には、しゃくなげ高原におきまして、諫早市の花であります。ツクシシャクナゲの植樹祭が開催されました。これは高来町山林協議会の皆様が主体となり、本市のツクシシャクナゲの森整備事業と連携して、継続的に実施していただいているものでございます。この地で自生する多良岳ツクシシャクナゲ群叢は、全国で2カ所しかない国指定の天然記念物であり、本年は4月中旬ごろから、淡紅色の美しい花が見ごろを迎える見込みとなっております。  散策に適した気候でもございますので、ぜひ多くの市民の皆様に御鑑賞をいただきたいと存じます。  グリーンヒルズいさはや西部台の商業用地につきましては、進出が決定しておりますイオンタウン株式会社におきまして、かねてから造成工事が進められておりましたが、来月19日には商業施設の新築工事に伴う起工式が同社によりとり行われる予定でございます。  本年秋の開業時には、店舗面積約5,700平方メートルの中に、スーパーマーケットをはじめ、十数店舗のテナントが出店予定であると伺っており、本市といたしましても市民生活の利便性向上とともに、雇用の創出など地域経済の活性化につながることを期待いたしております。  桜前線の北上とともに、日一日と暖かさを増して参りました。  本市におきましても、明後日22日からは、市民の皆様にお花見を楽しんでいただくため、国土交通省の御理解を得て、半造川左岸の管理用道路を開放し、本明川桜づつみへのアクセス向上を図るなど、待ちわびた春の訪れを迎える準備を進めているところでございます。  春は別れの季節であると同時に、新たな旅立ちの季節でもございます。去る14日は中学校で、また昨日は小学校で卒業式が行われ、子どもたちが夢と希望を胸にたくさんの思い出が詰まった学び舎を巣立っていきました。  また、本市におきましても、この3月末をもちまして、ここに出席しております高橋総務部長、御所市民生活環境部長、今里議会事務局長、山田上下水道局次長をはじめ、土橋総務部理事など、27名の職員が退職をいたします。長年にわたり、市政の発展に御貢献をいただきました御労苦に対しまして、議員の皆様方とともに感謝の意を表したいと存じます。まことにありがとうございました。  最後になりましたが、季節の変わり目とともに、体調を崩しやすい時期でございます。議員各位におかれましては、体調管理には十分御留意をされ、御活躍いただきますようお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。(降壇) 92 ◯議長(松本正則君)[ 303頁]  閉会にあたりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。  平成最後の定例会となります、平成31年第1回定例会は2月22日に開会し、一般会計予算など慎重な審議の上、いずれも適切なる御決定をいただき、ここに全ての日程を終了し、本日、閉会の運びとなりました。  会期中における議員各位の議事運営への御協力に対してまして、心から感謝を申し上げます。また、市長をはじめ、執行機関の各位におかれましては、常に真摯な態度をもって審議に協力されましたことに、深く敬意を表します。議員各位から述べられました意見等につきましては、今後の市政運営に際しまして、十分反映されますよう要望する次第であります。  次に、本日全会一致で可決されました「国道34号(諫早北バイパス小船越トンネル交差点~本野入口交差点)の早期4車線化を求める意見書」につきましては、速やかに国の関係機関に送付し必要な措置を講ずるよう要請いたします。  また、昨年6月定例会で設置されました議員定数等調査検討特別委員会は、10回の委員会を開催され、本日その最終報告が委員長からありましたが、市議会といたしましては、今後も市議会基本条例に基づき、市民に開かれた議会、市民に信頼される議会を目指してまいります。  あわせて、住民参画の場としても位置づけております議会報告会などを通して、引き続き市民の皆様への積極的な情報公開と説明責任を果たし、皆様の声を政策に反映してまいりたいと存じます。  そして、市長の施政方針にもありましたように、50年に一度の大型事業が進んでおります。このような中、最優先事項であります少子高齢化、人口減少対策を着実に実施していく上で、時には議会が行政にブレーキをかけ、また、市民福祉の増進と市政のより一層の発展のために、時にはアクセルとなりながら、行政と議会はよい意味で車の両輪のように、それぞれの使命により市民の皆様の負託に応えるべく、最大限努力をする必要があると改めて感じているところでございます。  さて、今月末をもちまして退職されます職員の皆様におかれましては、これまで長年にわたり市政運営に卓越した手腕を発揮していただきました。その御労苦に対してまして、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。退職後におかれましても、引き続き本市のまちづくりに御尽力、御協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。  結びになりますが、平成においては最後となります桜の開花だよりも届き始めるころとなり、春の暖かさを一段と感じられる季節となりましたが、まだまだ気温の変化が激しい時期でもあります。  皆様におかれましては、くれぐれも体調管理に御留意いただき、今後ともさらなる市勢発展のため、一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。まことにありがとうございました。  これをもって、平成31年第1回諫早市議会定例会を閉会いたします。                 午後3時24分 閉会
     上記、会議録を調製し署名する。      諫早市議会議長   松 本 正 則      会議録署名議員   村 川 喜 信      会議録署名議員   土 井 信 幸 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...