6
◯総務部長(
高橋英敏君)[ 203頁]
職員団体との
交渉状況についてという御
質問に御答弁申し上げます。
本年の
給与改定につきましては、8月10日の
人事院勧告を受けまして、10月19日から
職員団体との事務的な
交渉を開始いたしまして、10月30日と11月12日に
団体交渉を行い、
合意に至ったところでございます。
合意に至るまでに
職員団体との事務的な
交渉を5回、
団体交渉を2回行ったところでございます。よって、この
給与改定につきましては、現在、
交渉が継続中ということではなくて、この
改定につきましては
一定、妥結をしたところでございます。
7
◯田添政継君[ 203頁]
若干関連して
質問をさせていただきたいと思うのですけれども、ことしの
人事院勧告の中には、
給与改定の中で、特に
若年層に対する厚い配分とか、あるいは
国家公務員の
定年延長の問題などについても
勧告でふれられているというふうに思うのです。やがて、地方自治体にも及ぶような問題であるというふうに思いますので、特に
定年延長については、非常に関心のあるところではないかと思うのですが、どういう
勧告内容であったのかどうかということを
質問したいと思います。
8
◯総務部長(
高橋英敏君)[ 203頁]
勧告の
内容といたしましては、今
条例で御提案しております
給料表の
改定、
宿日直手当の
改定、それと
勤勉手当、
期末手当の
改定という
内容でございます。
それで、
若年層という
部分につきましては、
給料表の
引き上げの中で、
初任給につきまして1,500円、それと
若年層といたしまして2級24
号級まで、概ね30歳
程度ですけれども、ここまでを1,000円
程度の
引き上げ、それ以降は、一番上の8級までだんだん落としていって、
最後は1
号級につき400円というふうな
給料表の
改定になっております。
それと、
定年延長につきましては、
報告の中で上がっております。これにつきましては、現在、
年金の
支給開始年齢が、
基礎年金につきましては65歳、
職域分について63歳、将来的に65歳まで
引き上げられるということで、今後、3年後ぐらいからだったですか、61歳、62歳と順次
引き上げていくと。最終的に
制度完成時は65歳ということでございまして、その中身につきましては、
役職定年でありますとか、
給与につきましては7割
程度とか、そういう情報は入っておりますけど、具体的な
内容につきましてはまだこれからという段階でございます。
9
◯田添政継君[ 204頁]
済みません、確認しますけど、65歳
定年制という
方向性が出されたということは確認してよろしいですね。
10
◯総務部長(
高橋英敏君)[ 204頁]
まだ、
法改正等は行われておりませんけれども、65歳まで
定年を
引き上げる必要があるというふうな
報告がなされているというところでございます。
11
◯議長(
松本正則君)[ 204頁]
ただいまの
質疑の
関連質問はありませんか。
(「
なし」と言う者あり)
12
◯議長(
松本正則君)[ 204頁]
なければ、これをもって
議案第66号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
議案第67号「
諫早市議会議員及び
諫早市長の
選挙における
選挙運動用自動車の
使用及び
選挙運動用ポスター等の作成の公営に関する
条例の一部を
改正する
条例」に対する
質疑に入りますが、
質疑の
通告がありませんので、これをもって
議案第67号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
議案第68号「
諫早市いこいの森たかき
条例」に対する
質疑に入ります。
13
◯田添政継君[ 204頁]
議案第68号の
いこいの森たかき
条例について、3点ほど
お尋ねをいたします。
いこいの村長崎の現在の
経営状況について
お尋ねします。2点目が、
いこいの森たかきの
施設ごとの
利用見通し及び
採算ラインについて
お尋ねします。3点目は設備の
老朽化への
対策です。かなり建設されてから年月がたっているようでありますけれども、そこら辺の
対策について
お尋ねします。
14
◯商工振興部長(
中田誠人君)[ 204頁]
いこいの村長崎の
経営状況につきましては、
利用者数の
減少に伴い
営業収入が
減少傾向にある中、
平成28年度までの
店舗収支は
黒字経営となっておりましたが、
営業収入の
減少に加え、
人件費の上昇や
燃料費の高騰などにより
経費がかさみ、
平成29年度は約440万円の赤字となり、本年度はさらにふくらむ
見込みと伺っております。
次に、
いこいの森たかきの
施設ごとの
利用見通し及び
採算ラインについてですが、現在、
いこいの森たかきには、
有料施設として
テニスコート、
グラウンド、
屋外プールの3
施設がございます。このうち
テニスコートにつきましては、
平成27年度までは
年間1,000人ほどあった
利用者がこの一、二年は
施設老朽化の影響もあって500人
程度に
減少しており、今後も
利用者の増加は難しいのではないかと思っております。
次に、
グラウンドは、
年間約200人の
市民の
皆様が
グラウンドゴルフなどで
利用されており、
屋外プールも
年間約850人の
皆様が
利用されております。
グラウンド、
プールにつきましては、今後も
一定の
利用が見込まれるものと思っております。
採算につきましては、
テニスコート、
グラウンド、
屋外プールの
年間収入があわせまして約50万円
程度なのに対し、
プール監視員や受付、
草刈り等の
人件費や
施設維持費で
年間約400万円の
経費を要しているところでございます。
最後に、
施設の
老朽化への
対策ですけれども、
いこいの森たかきの
整備につきましては、
設置されてから約30年が経過し、
老朽化が進んでいることから、
利用者の
安全確保のため必要な補修を続けながら
維持管理を行っているところでございます。
この中で、
林業資料館につきましては、
地元有志の
皆様によりますとどろき
紙工房として利
活用いただいておりますが、
グラススキー用の
リフトを初め、現在、
運営を
休止している
施設の再
利用は難しいものと考えております。
今後、
施設全体の
老朽化対策を含めた
管理につきまして、
地元要望にも配慮しながら
個別施設計画を策定してまいりたいと考えております。
15
◯田添政継君[ 205頁]
現状の
いこいの村長崎の
経営形態、行政との関係というのは、
委託契約だと思うのですが、そこの会社から一応、受けることはできないというふうな話があったのか、ないのかということと。
非常に私が
危惧したのは、今のホテルを中心とした
経営というのは客商売になってくるわけで、
競争力が激しい業界だというふうに思うのですけれども、
交通網の
整備を含めて、先ほど、
部長がおっしゃったような
老朽化の問題を含めて、一体とすることで、本当にいろんな
問題点が改善していくのかなというようなこと。例えば、例に出して失礼ですけれども、森山の
農村レストランみたいな形になるような
危惧がないのかどうかということを含めて、
老朽化に対する建てかえなんかもおいおい出てくるだろうと思うのですけれども、そういうことを考えたときに、一言で言えば、
諫早市のお荷物になりはしないのかというような
危惧を持ったものですから、今回、
質問をさせていただいているわけです。
再度、
お尋ねしますけど、
いこいの森たかきということで、一体的に
経営をする、
運営をすることで
指定管理者制度の中で、うまく
事業が
運営されていくのかどうかということについて、若干の
危惧はありますので、再度、御答弁をいただければと思います。
16
◯商工振興部長(
中田誠人君)[ 205頁]
まず、
いこいの村長崎のほうですけど、これは
宿泊施設ですけども、こちらのほうは、今現在は
普通財産という形で
管理しておりまして、有償で貸しつけておるということでございます。したがいまして、市からの
委託とかそういった形では今現在はございません。これを今回、
条例をかえることで公の
施設というふうに位置づけまして、
指定管理者制度を導入したいと考えております。
今回の
条例のきっかけとなりましたのは、
貸しつけ先であります
西洋フード・
コンパスグループ株式会社のほうから今後の
運営につきましては、先ほど申し上げたとおり、
経営が厳しくなっているということから、存続については市の支援がほしいというようなことがあったというのは事実でございます。
それから、今回の
条例改正におきまして一体的な、
いこいの村長崎と
いこいの森たかきを
一つの
施設として
指定管理者制度を導入するということにつきまして、
議員が
危惧されておりますように、
施設の
老朽化が進んでおりますので、国体のときに3
年間ほどかけて1億1,000万円近くかけてかなり、
いこいの村長崎については
改修を行っているんですけれども、今後も
いこいの森たかきの分の
施設も含めて
老朽化は進んでおりますので、そういった
管理を一体的に行うためにも、今回の
条例をお願いしているというところでございます。
17
◯田添政継君[ 205頁]
一体的に
指定管理をすることで、新たに
指定管理者として応募するということについては自信というか、
見通しみたいなのはあるのですか。
18
◯商工振興部長(
中田誠人君)[ 205頁]
私どもとしましては一体的に
指定管理をすることになりますけれども、今の
いこいの森たかきは、既に、
西洋フード・
コンパスグループ株式会社のほうに
指定管理者として4
年間の
指定管理をお願いしております。
今回、
条例改正をすることによって、
いこいの森たかきの中に
いこいの村長崎という大きな
施設が入ってきますので、これはこれで別に3月
議会のほうで
指定管理の議決をいただきたいと思っております。
ですから、今後は、現在の
いこいの村長崎に関しての
指定管理の
仕様書を
西洋フード・
コンパスグループ株式会社のほうにお示しして、その
仕様書に基づいて相手方から
指定管理の申出書をいただけるものと。
ただし、
期間については、
西洋フード・
コンパスグループ株式会社の御意向もありますので、ちょっと
期間的にどれぐらいになるかというのは申し上げにくいのですけれども、
指定管理に応じていただけるものと、そうお願いしたいと考えております。
19
◯土井信幸君[ 205頁]
議案第68号「
諫早市いこいの森たかき
条例」についてですけど、2点
質問をしておりました。1点目の、
施設の
管理運営については、先ほど、
田添議員のほうから詳しく
質問がありましたので、私のほうからはこれは割愛したいと思います。また、
委員会で協議をしていただきたいと思っております。
2点目の、
いこいの森の
現況施設が、この68号の
資料では1から12まであります。この中で、森を
利用されているところもありますけれども、
遊休施設もいくらかあると思うのですがどのくらいあるのか。また、この
遊休施設が今後
利用されるのか、撤収になるのか、
個別計画を作成するということでございますけども、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。
20
◯商工振興部長(
中田誠人君)[ 206頁]
いこいの森たかきの各
施設のうち、現在、
利用を
休止している
施設といたしましては、
議案第68
号資料のうち、1番の
グラススキー場、2番の
リフト、4番の
水車小屋、8番の
野外遊戯施設、11番の
サイクリングコースの5
施設でございます。なお、これらの
施設について、再
使用、再
活用というのは難しいものと考えております。
また、
有料の
施設といたしましては、先ほど、
田添議員の御
質問にお答えいたしましたとおり、9番の
グラウンド、10番の
テニスコート、12番の
屋外プールがあり、その
利用料金の
管理・徴収につきましては、現在、
指定管理者であります
西洋フード・
コンパスグループ株式会社が行っており、
平成33年度までの
指定管理期間中は当社での
管理を基本と考えているところでございます。
21
◯土井信幸君[ 206頁]
5
施設は
遊休施設ですね。せっかく
指定管理者で
いこいの村長崎と一緒になりますから、
いこいの村長崎のお客さんに
利用していただくためにリニューアルとかというのは考えられないのですか。
22
◯商工振興部長(
中田誠人君)[ 206頁]
先ほど、お答えいたしましたけれども、民間の
考え方を導入すると、
指定管理者制度を導入するということでございますので、その方々の
考え方、他の市の例になりますけれども、
指定管理を受けられたところが自ら投資をされるというような例もありますし、あるいは、先ほど申し上げたとおり、
地元のほうからも御
要望とかをいただいておりますので、そういったものを勘案しながら
一つ一つの
施設について
改修対応ができるものとか、新設するものとか、廃止せざるを得ないものとか、そういうことを考えていきたいと思っております。
23
◯議長(
松本正則君)[ 206頁]
ただいまの
質疑の
関連質問はありませんか。
(「
なし」と言う者あり)
24
◯議長(
松本正則君)[ 206頁]
なければ、これをもって
議案第68号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
議案第69号「
諫早市上下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を
改正する
条例」に対する
質疑に入ります。
25
◯土井信幸君[ 206頁]
議案第69号「
諫早市上下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を
改正する
条例」で
質問をいたします。
4点
質問をしておりますけども、まず、
契約水量の
推移と今後の
見込みはどうなのか、そして
水源、
給水能力、これは十分なのか、
お尋ねいたします。
26
◯議長(
松本正則君)[ 206頁]
4項目、全部
一括がよろしくないですか。
27
◯土井信幸君[ 206頁]
わかりました。そしたら
一括していきます。
当然、1万3,000から1万6,000にふえますけども、
施設の
整備更新は必要なのかどうなのか、そして、これに対して
収支がどうかわるのか、4点
お尋ねいたします。
28
◯上下水道局長(
馬場康明君)[ 206頁]
議案第69号でございますが、
内容は
工業用水道事業の
増量のことでございます。
工業用水道事業は良質で低廉な
工業用水を
供給しまして、
工業の健全な発展に寄与することを目的としております。昭和62年から
供給をしておりますので、現在32年ほど経過をしております。
この
供給量を1日1万3,000トンから1万6,000トンへ
増量をするという
条例の
改正のお願いでございます。
御
質問の
契約水量の
推移と今後の
見込みはどうかということでございますが、
契約水量の
推移ということで、
平成26年度までは1日9,400立方メートルを
供給しておりました。
平成27年度が9,450、
平成28年度が9,650、そして
平成29年度から現在までが1万150立方メートルでございます。
今後の
給水量の
見通しでございますけれども、現在、
給水を6社に行っておりますけども、この6社の
事業所のうち、大手の
事業者の
給水の申し込みによりまして、1日当たりの
給水量は来年度に1万3,800立方メートル、その後、1万5,300立方メートル、そして最終的に1万6,000立方メートル
程度に増加する
見込みでございます。
次に、
水源と
給水能力はどうかという御
質問でございます。
今回、3,000立方メートルの
増量を行うに当たりまして、新たな
井戸を掘削するのではなくて、
休止中の
水源、あるいは
ボーリング調査まで済ませておりました
水源など、
既存の
井戸を
整備をして対応することで
給水可能と考えております。
それから、次の
施設の
整備更新は必要であるかという御
質問でございますが、
休止をしておりました
水源などを
活用をするために、
ポンプの
設置であるとか、あるいは電気計装の
整備や一部
配水管などの
整備を新たに行いまして、
安定供給ができるように
施設の
整備を進めてまいります。
また、
中継ポンプ場や
配水池の
給水能力につきましては、
既存施設で対応可能でございます。
最後に、
収支はどのようにかわるのかという御
質問でございますが、今回の3,000トンの
増量に対します
施設整備の費用というものは、およそ3億円
程度を見込んでおります。この
増量に対します収益でございますが、
年間で1,900万円
程度ではないかと試算をしております。
施設整備費を
改修をするには、法定耐用年数が40年でございますが、15年、20年
程度で回収できるのではないかと見込んでおります。しかし、その後の
施設の更新などの支出がございますことから、
収支につきましてはバランスをしていけるものと考えているところでございます。
今後も長期的な
経営計画のもとに収入と支出の調整を図りながら、
工業用水の
安定供給と
経営の健全化に努めてまいりたいと考えているところでございます。
29
◯土井信幸君[ 207頁]
1日の
給水量、
平成28年度が1万243立方メートル、そして
平成29年度は9,718立方メートルに減っているんですね。それで、今、局長の説明ではふえますよということですけれども、そのあたりの
見通しというのはどうなのですか。
30
◯上下水道局長(
馬場康明君)[ 207頁]
今、申し上げたのは、
平成28年度は9,650立方メートルと、順次ふえている方向で申し上げたと思うのですが、ちょっともう一度、申し上げます。
平成26年度が9,400立方メートルです。
平成27年度が9,450立方メートル、
平成28年度が9,650立方メートル、それ以降が、現在まで1万150立方メートルということで、増加の傾向でございます。
31
◯土井信幸君[ 207頁]
決算の
資料では全然違うのですよ。決算の
資料で、
平成28年度
平成29年度もですが
契約水量が1万150立方メートルということになっておりまして、1日の
給水量が
平成28年度が1万243立方メートル、
平成29年度が9,718立方メートルということで減っておりますので、この用量がふえるのがどうなのかなと、ちょっと
危惧いたしました。
32
◯上下水道局長(
馬場康明君)[ 207頁]
契約水量と実際の
使用した水量の違いではないかなと思うのですが、今、見られている決算の
資料、ちょっと済みません、存じ上げませんのであれですが、
契約水量というのは、企業と1日最大の
供給量を契約しておりますが、実際はそれを若干超えることもございます。あるいはそれよりも少なく使うこともございます。
したがいまして、超えた場合には別途料金をいただくようにしておりますので、基本的な契約はしておりますけれども、それよりも多いときもあるし少ないときもあるということでございます。
33
◯議長(
松本正則君)[ 207頁]
ただいまの
質疑の
関連質問はありませんか。
(「
なし」と言う者あり)
34
◯議長(
松本正則君)[ 207頁]
なければ、これをもって
議案第69号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
議案第70号「新市建設計画の変更について」の
質疑に入りますが、
質疑の
通告がありませんので、これをもって
議案第70号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
議案第71号「工事請負契約の締結について((仮称)諫早駅東地区再開発ビルI棟建設工事(2工区))」に対する
質疑に入ります。
35
◯田添政継君[ 207頁]
議案第71号「工事請負契約の締結について((仮称)諫早駅東地区再開発ビルI棟建設工事(2工区))」について3点ほど
お尋ねいたします。
入札の有資格業者は何社なのか。2点目、入札は1社でも成立をするのか。3点目、最低制限価格との乖離が大きく、競争原理が働いていないのではないかと思うのですが、この3点について
質問いたします。
36 ◯財務
部長(中村秀憲君)[ 207頁]
御
質問の
内容が入札に関することでございますので、財務部から御答弁申し上げます。
本件に対する入札有資格者は最大で14社でございました。
次、入札1社でも成立するのかということでございますけれども、本件は、参加資格等を公告いたしております。公告をすることで広く入札参加者を募る、制限付一般競争入札という入札方式でございます。
また、入札に当たりましては、電子入札システムを
使用した入札を実施しておりますので、競争性は確保されていると考えております。
結果として1社の参加となりましたが、競争入札は成立をしているということになります。
3点目、最低制限価格との乖離が大きく、競争原理が働いていないのではないかということでございます。競争原理ということにつきましては、先ほど申し上げた競争入札が成立をしているということになりますけれども、予定価格に近い落札額となった理由でございますけれども、これは企業のことで、推測になりますけれども、鉄道近接工事という専門の技術者とか調整にも時間を要するということでございますので、通常の工事と比較して施工条件が厳しい工事と捉えられたのではないかということもございます。
それに加えまして、全国的に東日本大震災でありますとか熊本地震、東京オリンピック・パラリンピック、最近では西日本豪雨の復旧工事がございますので、こういうことの影響に伴いまして、技術者が全国的に不足をしていること、それから長崎近辺で申し上げますと、ほかの九州新幹線西九州ルートの工事、こういうのもありますので、特に工事
管理者を含めた技術者の確保が難しい面などが入札金額に影響したのではないかと思われます。
37
◯田添政継君[ 208頁]
一般的なことですけれども、14社も有資格業者がいらっしゃって、1社しか応募がなかったというのは、ちょっとどうしてなのかというようなことで、今
部長がおっしゃったように、人手不足の中でのいろんな関連かなというようなことも考えたりはするのですけれども、ちょっと疑問に感じたものですから、今回取り上げさせていただきました。
特に、最低制限価格との関係でいけば、通常は複数応募があったときには最低制限価格以下で失格する業者も普通は出るような状況です。ところが、今回は最低制限価格と2億5,000万円近くの差があって、限りなく予定価格のほうに近いと。そのことで、競争原理が働いていないのではないかなというふうに思ったのですが、まだ余りこの種の問題に詳しくないのでよくわからないのですけれども、今後もこういうことが、今のような経済、人手不足の状況の中では駅ビル等の再開発などにおいては考えられるのでしょうか。いかがでしょうか。
38 ◯財務
部長(中村秀憲君)[ 208頁]
これは、民間の会社のことでございますので、ちょっとよくわからない。経済の景気の問題もございますので、ここでははっきりと申し上げられませんが、当分はオリンピック、それからいろいろな災害復旧工事がございます。したがいまして、人手不足の状況はかわらないのかなと。それが工事の入札価格にどのように影響するのかというのはちょっと計り兼ねているところでございます。
39
◯議長(
松本正則君)[ 208頁]
ただいまの
質疑の
関連質問はありませんか。
(「
なし」と言う者あり)
40
◯議長(
松本正則君)[ 208頁]
なければ、これをもって
議案第71号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
議案第72号「
平成30年度
諫早市一般会計補正予算(第4号)」に関する
質疑に入りますが、
質疑の
通告がありませんので、これをもって
議案第72号に対する
質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
議案第66号から
議案第72号までの7
議案につきましては、お手元に配付しております
委員会日程表のとおり、それぞれ関係
委員会に審査を付託いたします。
次に、
日程第2、請願第5号「教
職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の請願書」を議題とし、これより
質疑に入ります。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
(「
なし」と言う者あり)
41
◯議長(
松本正則君)[ 208頁]
なければ、これをもって請願第5号に対する
質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております請願第5号につきましては、お手元に配付しております
委員会日程表のとおり、関係
委員会に審査を付託いたします。
以上で、本日の
日程は全部終了いたしました。
次の本会議は12月19日、予算決算
委員会全体会終了後から開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午前10時36分 散会
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