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  1. 諫早市議会 1991-11-01
    平成3年第7回(11月)臨時会(第1日目)  本文


    取得元: 諫早市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 開会=午前十時二分 ◯議長(指方盛夫君)[ 7頁]  おはようございます。  開会に先立ちまして、去る十月八日付をもって市職員の人事異動が発令されました。そのうち幹部職員につきまして、市長より紹介があります。 2 ◯市長(野田 あきら君)[ 7頁]  十月八日付の人事異動による幹部職員を御紹介申し上げます。      (幹部職員四名の紹介)  以上、四名でございます。よろしくお願い申し上げます。 3 ◯議長(指方盛夫君)[ 7頁]  これより平成三年第七回諫早市議会臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第一「会期決定の件」を議題といたします。  今期臨時会の会期は、本日十一月七日の一日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 4 ◯議長(指方盛夫君)[ 7頁]  御異議なしと認めます。よって会期は一日間と決定いたしました。  会期中の日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、御了承願います。  次に、日程第二「諸般の報告」について、市当局において報告事項がありましたら、この際発言を許します。 5 ◯都市整備部長(田川久幸君)[ 7頁]  台風十七号及び十九号の被災に伴うかわら等の対策の経過について御報告申し上げます。
     御承知のとおり、九月二十七日、台風十九号が発生いたしまして、諫早市を中心としまして、かなりの被害をこうむっております。従来からかわらの不足等につきましては話題になっておりましたが、九月の二十八日午後、市民へのかわらのあっせん等を骨子といたします対策が発表されました。この発表を受けまして、九月二十九日、対策協議をいたしたわけでございますが、結果といたしまして、土木部と都市整備部の両部がかわらのあっせんを担当するということに相なりました。  九月三十日、建設業協会の方へ協力を依頼いたしました。佐世保及び伊万里のかわらの製造元へ、かわらの入荷について交渉をいたしたわけでございます。これは、従来、建築業等でかわうの取り引き等があった業界の方の顔を活用させていただいたということになろうかと思います。  十月一日、二日に合わせまして、六千枚のかわらが、そのうちもう既に入荷をいたしておりました。これは、陶器がわらと粘土がわらでございます。  それから、十月の四日に市民へかわら及びビニールシートのあっせんの要領について記者発表を行いまして、受け付け期間十月の十五日から二十五日まで、ビニールシートにつきましては十月の七日から九日の三日間ということで、市役所玄関ホールで受け付けを行うという旨発表いたしました。  さらに、十月の五日、臨時の市報を発行いたしまして、各家庭へ配布して、周知を図ったところでございます。  ところが、十日ぐらいまでの間に市民からの問い合わせ等が非常に多うございまして、電話もかなり混雑するような状態に陥っています。混乱を予想されました市長の指示がありまして、急遽、十月十一日に受け付け場所を玄関ホールから上山公園の駐車場へ変更することにいたしました。この変更につきましては、市内の要所へ看板等を三十枚ほど立て、また、消防団等の広報によりまして周知を図ったわけでございますが、十月の十五日の初日は若干の混乱を来しました。また、周囲の皆様に御迷惑をおかけした結果となりました。  会場を移したことにつきましては、結果的には非常によかったというふうに考えております。特に、十五日は時間前から周囲の方々がたくさんお見えになりまして、いろいろお話も聞きながら、かわらのことについて御相談を申し上げたということになります。  特に、かわらにつきましては、種類、材質、形状というのが非常に多岐にわたりまして、現物を見ていただきながら判断していただくのが一番よろしかろうということで、時間をかけていろいろ申し込みを受けられたということでは、上山の駐車場に受付を移したのは正解ではなかったかというふうに考えております。  それから、十月の五日の日でございますが、セメントがわらが一番引き合いとして多うございましたので、セメントがわらを入手すべく、各所へ手配をしたわけでございますが、結果的には宮崎県の西都市に渡りがつきまして、そこで製造されるセメントがわらを諫早市に入荷するということになりました。  十月中に四万枚、それから、十一月の初旬に二万枚ということで、計六万枚の約束ができたわけでございまして、そういったことで、十月の十五日から二十五日まで受け付けを行ったわけでございますが、お手元にかわらの申し込み及び配付の状況というのが、一枚の紙でございます。この真ん中の欄でございますが、真ん中の欄にセメントがわらの申し込みの枚数、それから、下段に粘土がわら、それから、陶器がわらの枚数、それから、一番下の欄に総計として数字が記載してございます。十月二十五日の最終締め切りまでに七百七十五件、八万三千四百八十四枚という申し込みがあってございます。  内訳としましては、ここにごらんになりますとおり、セメントがわらが七万七千六百七十八枚と、それから陶器、粘土がわらが五千八百六枚ということになっております。  二十五日過ぎましてから、二十八日の日だったと思いますが、さらに製造元と交渉を重ねまして、結果的にはさきに約束しました六万枚を十月中に入荷させると。それから、さらに、若干足りませんので、一万八千枚ほどを十一月の初旬に入荷させていただきたいということでこの約束ができましたので、二十九日に、それまでは申し込み多数の場合は抽選ということで処理しようということで予定したおったわけなんですが、抽選をしなくて、枚数が確保できたということで、PRを始めました。  三十一日から、さらに十一月一日、それから二日と、三日間にわたりまして配付を行っております。現在のところ六万七千枚が配付済みでございまして、十一月七日、つまり本日でございますが、本日約一万六千枚を配付すれば、今回のかわらのあっせんは終わるということになろうかと思います。現在、三カ所におきまして、五百枚以上の申し込みの方々に対しまして、または期間中所定の日に取りに来れなかった方に対して、現在、配付を行っているところでございます。  なお、このかわらに関しましての職員の動員でございますが、延べ六百四十四人がこの作業に従事したということになります。  以上でございます。 6 ◯議長(指方盛夫君)[ 9頁]  次に、上程議案等の提案理由につきまして、総括的に市長の説明を求めます。 7 ◯市長(野田 あきら君)登壇[ 9頁]  このたび臨時市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御多忙の中を御出席賜り、厚くお礼を申し上げます。  提出の平成二年度各会計決算について、私から概要を御説明申し上げます。  平成二年度の我が国経済は、湾岸危機も小さな影響にとどまり、外需が縮小の一方では、堅調な個人消費や増勢を続ける民間設備投資を中心として、内需指導型の「いざなぎ景気」を超す息の長い景況が続いてきました。  変転事態の内外社会情勢の中で、日本では「ふるさと創生一律一億円配分」が起爆剤となり、自主自立に基づく個性豊かなまちづくりが全国一斉に起き、加えて、自治省が創設した地域づくり推進事業により、みずからが考え自分たちが実践するふるさとづくりと、地域連帯の広域化づくりが加速した年と考えます。  一方、地方財政構造は依然として借入残高等により厳しく、行財政の見直し、生活関連施設や高齢者福祉の充実とふるさとづくりを推進する適債事業を重点とした地方財政計画が実行されました。  本市は、周辺の経済情勢を見守りつつ、市民の行政需要に対処し、国及び県等に各種要望も重ね、事業消化上、有利な補助事業、適債事業の吸収に努め、健全な市政運営に努めたところであります。  市執行機関及び市議会を初め、関係各位の御理解と御協力によって、御提出の「主要施策の成果説明書」のとおり、市制五十周年の大きな節目に、「まちづくりに飛躍する記念の年」と考えた基本構想の改定等を次代に向け能動的に走らせることができたと考えます。  以下、主な執行点について、施政方針を振り返りながら、現況も加味して御説明と所見を申し上げます。  (1) 市制五十周年記念事業の推進  五十一年目へのスタートにする願いも込めて、「来んしゃい・見んしゃい・上がんしゃい・彩あるいさはや」を合い言葉に、市民皆様とともに市制五十周年を喜び、祝い、楽しみ、自覚・自立・自助を呼び起こす多くの意義ある事業を開催しました。日本の子供ふるさと継承事業は、本市から子供とふるさとの温かいぬくもりの大切さを全国に発信できたと考え、市のイメージアップと市民の学習意識を促すため、継続したいと考えています。  (2) 諸計画の改定調査と地域基盤づくり  「花とみずからをささえつつ歩む田園文化交流都市」を都市像とする新しい基本構想が定められ、橘湾岸開発も企図する二十一健康長寿のまちづくり計画、継続の生涯学習活動重点地域整備計画、策定中の西部開発計画を主軸とする地域開発促進住宅供給計画、都市計画の見地から市中心地区を再開発し、文芸施設の建設を決める諫早中南部都市整備調査、新斎場建設計画、農業集落排水調査など、基本計画も見据えた各種の計画調査を進展させ、構想が意図する自然と市民が潤いを持って生き続けるまちづくりの方向を大きく示したと考えています。  その中で、すべての人間が社会生活を健康で文化的に営むため、公益的な発想で物事づくりをみんなのものと考えつくる「パブリックデザインフォーラム」は、公共機関がこれから着目すべき視点と考え、他の計画事業とともに、本市からさらに提唱実践を促したいと考えています。  基盤づくりとなる各種計画事業の進展は、根気よく、タイミングよく、正念場をわきまえ、思い切った融合化の決断による誘導、誘発が必要と考えています。  (3) 治水と防災の安全なまちづくりへの推進  治水対策は、小河川暗渠、下水路の整備、急傾斜地対策等、国・県の事業にあわせた市単独事業も投入し、整備を進展させたところであります。  小野地区湛水防除事業は排水施設すべてが予定より早く完了し、長田地区も着工させて、小野地区排水路整備計画小豆崎地区編入の採択を運動して、全体設計も行いました。  単独治水対策事業としては、旭町に第八番目の内水排除ポンプを設置し、排水路の整備としゅんせつも予算を増額して推進しました。  また、防火水槽の増設と市域建築物の高層化に伴う三十メートル級はしご消防車を諫早消防署に配置することにいたしました。  防災と治水の懸案解決は市民の宿願であり、特に「平和都市諫早」を宣言した本市は、安全の追求こそ市民平和の基盤と考え、今後、まちづくりの基本に置く事業であります。  なお、ことしは島原方面の大変事もあり、梅雨時の長雨、豪雨、冷夏に加え、台風十七号、十九号が本市を直撃し、市各界に大きな被災を与え、市民生活と経済活動に停滞を与えた試練の年になりました。今後、各搬にわたる発展計画をこの天の試練を乗り切り、今明年に消化できるかが市政の正念場となり、特に凶作、不作による生計不安の農林業部門の希望ある再建転換策が先決事項と見ています。  (4) 快適な環境づくりの整備  自然景観と明るい生活環境をより整備し、潤いの田園文化交流都市基盤を進展させる緑花推進運動と、まちかど文化整備事業(辻づくり)の継続実施、市中心地の市道改修等の年次的施行、自治省の「地域づくり推進事業」の指定を受けた白木峰高原地域整備事業の本格的着手、川まつりを行う本明川を国・県とも協議しながら、公園橋と高城橋等の整備など環境の健康化を意識して進展させ、小ぎれいになった諫早と評価を得ることができました。  高齢化社会の到来を予期して、地方公共団体がその対策を積極的に考えねばならぬとの思いもあり、パブリックデザインの考えから、地域に適合するモデル住宅設計の緑ケ丘団地の第一期建設、利用の高い道路等の改良補修や、交通安全施設の整備も補助をできる限り取り込み実施し、出張所管内の生活環境等で緊急を要するものを直ちに措置する出張所即決事業の採用など、市単独事業も五十周年を意識して増額し、住みよいまちづくりを始め得たと考え、今後も進捗を図ります。  なお、今大きな社会問題となっているごみ対策につきましては、廃棄物対策室の新設とあわせ「ごみ対策本部」も設置し、各種ごみ減量化実験事業を開始して、今後、市民皆様の御協力を得た新しい方途を全市に定着させたいと考えています。  (5) 高齢者と弱者への思いやり  行政とまちづくりの理念は究極的に市民の福祉と文化の向上にあり、「市民の心と体と環境の健康都市」を就任当初から提唱していますが、福祉は市民の思いやりと助け合いの地域ケアが基調であり、高齢者及び障害者等、弱者にある立場の人の生活状況等を分析、検討し、地域システム化を開発育成させる地域老人福祉システムモデル事業の着手、保健婦の出張所勤務体制とともに、家事援助サービス身体介護サービスも加えた家庭奉仕員十四名による巡回派遣制度の採用開始、心身障害者小規模通所作業所の効果的な運営法及び地域社会との有機的な連携を社会福祉協議会とともに実践、調査研究するモデル事業などを記念の年として踏み切り、着手しました。  健康づくりについては、成人病予防と運動習慣を日常生活に取り入れることを促すための運動普及推進員の養成、検診や健康診査、人間ドック等、補助制度の充実に努め、今後は子供を健やかに産み育て、地元で生活させる総合施策も必要と考えているところであります。  (6) あらゆる産業おこし  農産物の自由化と消費動向、高齢化の進行と若年層の減少等は、営農と麗しい集落形成にとって重大かつ火急な解決課題であります。特に、小規模兼業農家の多い本市としては、農道、農地等、生産・生活・環境基盤の整備拡大と、農産園芸的な特産物の一、一、一、運動展開が現在の中核農家の選抜と育成によって達成できると信じます。  このため、思い切った施策が大切と考え、高品質米生産拡大対策、生産組織の育成強化、ミカン、イチゴ、大根等のハウス施設の拡大、菜園からの朝市出品、新農産品の開発助成、農業集約化実践モデル事業の継続、ミカンの優良更新事業など市単独補助制度も加え、従来から農協と協調して進めましたが、これからは生産消費を一体とした現況脱出の諸施策を推進せねば、離農が加速すると存じます。  完成した長田地区構造改善センター園芸伝習所等の活用と設置、農産、畜産、林産、工芸等の複合営農学習実習活動、経営グループの育成を企図して、地域活性化にも資する総合朝市や青ごしょう店、及び干拓の里づくり事業などの新しい経営施設の展開をさらに試み、多角営農手法の拡大、技術技能の取得、新規市場開拓、土壌の保全改良等について産業活性化基金も投じ、関係者と懸命の努力を傾け、魅力ある方策を開拓したいと存じています。  漁業についても、増養殖場改良事業、クルマエビ、ヨシエビ、ヒラメ、アワビ等、橘湾種苗放流事業などを実施していますが、つくる水産業と活魚及び加工の市場開拓、親海施設経営等の転進方策をさらに検討、実施させたいと考えています。  中小企業の育成は、地場商工業の振興支援事業を行ってきましたが、市所在企業の人材不足が各業種とも深刻化しており、求人対策本部を設置して、求人開拓を関係者と協議し、ある程度の効果もありました。今後は、要員の育成、就職の総合対策が教育問題としても必要と存じます。新しい情報文化技術の導入と商店街活性化も企図したハイビジョンの設置、長崎ソフトウェアセンターを核とした技術企業群を集積するナガサキBVL(小鳥のさえずる丘)計画を実行する土地取得も行い、ソフト生産部門の誘導は終期に入ると考えています。  中核工業団地の分譲率がほぼ完売となった現在、本市工業の中核的な集積は、新技術技能の機械類製造部門の導入と形成用地及び要員の確保が必要となって、そのための現地予備調査や物流計画調査を実施し、今後、計画を進展させる諸種の動きを黙行中であります。  また、地元中小企業活性化融資預託金の増額融資なども措置し、商店街等関係筋の自発的な近代化発想を求めているところでございます。  (7) 市民憲章と生涯学習の定着化  あなたが主役の活性化を期待して、五十周年記念事業を主催する実施委員会、市民憲章推進協議会などの各界各層の団体等が地域と組織ぐるみで催事等に参加をいただきましたが、やればできるとの実感と、新しい姿と動きの芽が出始めたと考え、私もうれしく、市民皆様の自覚・自立・自助の心が大きく立志できればと思っています。今のところ、子孫に残しておきたいもの、個や地域の問題、市全体の物事を分別して、三位一体の動きが集約されたときに、魅力ある諫早が輝き続けられると感じています。  教育の充実については、かねてから地域に根差した人間性豊かな人間形成を目標に各施設を進展していますが、今後の市教育方針に照らした学校づくりを意図する御館山小学校移転改築事業の着工、既設校施設等の改修、改良とともに、教具教材等の施設用品費の増額、充実も年次的に図っているところであります。  学校教育は、生涯学習の一環であり、その一課程であると考え、能力と学習に応じた学科偏重でない、個性ある豊かな人間形成に役立つよう、幼稚園マーチングバンド事業小学校金管楽器事業、六十二年度から年次的に整備を図った中学校ブラスバンド事業は、市管弦楽団を段階的に組成させる導入手法であり、情報化社会に適応する能力育成のための中学校パソコン導入促進等も同じ考えであります。今後とも諫早市の将来を担う児童、生徒、若人等に個性ある能力開発と文化分野への育成向上策については、管理教育を廃して、積極的に取り組んでまいりたいと存じます。  生涯学習は、欲求が多種多様化し、高齢化社会の進行とともに世代的に志向が変化をしています。長田いこいの広場の建設など施設整備を行っていますが、地域における生活特色を生かした活性化事業の創設も必要であり、婦人、青年層の積極的な各種まちづくりへの参加も大切な起爆要因と言われています。  また、知識を吸収する図書館活動等文芸部門の充実も着実に推進を促しており、日本の子どもふるさと大賞や伊東静雄賞の全国募集などは、市内外から高く評価を得て、今後を期待したいと存じています。  体力と体質を高めるスポーツは、市民に心の健康と活力を与え、楽しむスポーツと強いスポーツづくりは諫早の自信と誇りを持たせるため、かねてからその推進を強化しています。  長田地区小・中学校と共用する五十メートル公認の「大地記念プール」は、九州ジュニア水泳大会の開催により、市民の関心を呼び起こしたと考え、競技施設は諫早スポーツの活性化を求めながら、県立総合運動公園の施設再配計画と、今次被災の市体育館の再建方針を固めて、恒久的敷地と施設内容及び順位を定め、計画化を図る考えであります。  以下は各会計の決算状況を申し上げます。  一般会計におきましては、予想以上の税収の伸びと特別交付税の交付等もあり、歳入総額二百五十五億一千九百八十三万一千円、歳出総額二百四十八億九千三百六十四万五千円となり、各種積立金十二億五千七百一万四千円のうち、財政調整基金から他基金への積みかえ額二億円と、交付税で措置された減債基金に積み立てた三億五千百万円等を除き、実質四億円を積み立てた後、歳入歳出差し引き額六億二千六百十八万六千円の黒字決算を行い、執行及び資金状況ともおおむね良好と思っています。  特別会計では、まず、国民健康保険事業特別会計でありますが、料金据え置き措置から依然として厳しい運営状況ではありました。しかし、平成二年度は市民の御協力等もあって、幸いにも黒字決算とすることができましたが、次年度は基金取り崩しが絶対必要と見ています。  と畜場事業特別会計は、処理頭数の増加(前年比一・九%の増)と、経費等の節減にも努め、歳入歳出差し引き額一千四百三十五万三千円の黒字決算となりました。  その他の特別会計につきましては、おおむね所期の目的を達成できた決算と考え、省略させていただきます。  ここに議員各位の御理解ある御協力と、市民皆様の御支援に対し、深甚な感謝の意を重ねて申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  今後の地方財政は、昨今の社会経済に伴って税の減収も予測され、加えて全国的災害復旧地方交付税改革論争もあり、厳しい環境下に置かれると存じます。市政執行の重さをより大きく受けとめ、国・県及び民間活力と広域圏の協力も得て、自立・自助の地力の道を市民皆様とともに歩むほかはないと存じています。  変化と競争の新時代であり、先送りせず、責任を持ち、今後とも職員とともに明るく汗を出して、まちづくりは人づくりを基本に、各課題を体系的に進行させる対話と改革と創造を臆することなく所信も述べ、淡々として励んでいきたいと考えます。  議案第八十八号で提案いたしております財産の取得は、九月議会で議決いただきました台風対策費の備品購入にかかわるものでございます。  以上をもちまして私からの説明を終わり、詳細につきましては関係部局長等から説明をいたさせますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。(降壇) 8 ◯議長(指方盛夫君)[13頁]  次に、日程第三「報告第十号」から日程第六「報告第十三号」までの報告四件を一括議題といたします。  これより順次報告を求めます。  まず、報告第十号。 9 ◯副収入役(東 常弘君)[14頁]  報告第十号「平成二年度諫早市用品調達基金の運用状況について」御報告申し上げます。  本件は、地方自治法第二百四十一条第五項の規定に基づきまして、基金の運用状況を報告するものでございます。  御承知のとおり、この基金は事務用消耗品、消耗器材の一括購入、各種共用印刷物の一括発注を行いまして、用品調達の円滑かつ効率化を図っているものでございます。  それでは、別紙で御説明を申し上げます。  総括表をごらんいただきたいと思います。  前年度末現在高の現金が百三十六万三千九百三円、用品現物が三百万九千六百三十三円、合計が四百三十七万三千五百三十六円。  決算年度中増減高では、現金が六十四万一千四百二十二円の増、用品現物はマイナス二十五万四千六百二十一円の減で、合計では三十八万六千八百一円の増加となっております。  決算年度末現在高でございますが、現金が二百万五千三百二十五円、用品現物が二百七十五万五千十二円、合わせて四百七十六万三百三十七円となっております。  現金出納状況、裏面の三、用品現物出納状況は記載のとおりで、省略させていただきたいと思います。  原資でございますが、前年度末現在高で三百八十一万四千八百九十四円、決算年度中増減高、いわゆる平成元年度運用益金が五十五万八千六百四十二円を加えますと、決算年度末現在高が四百三十七万三千五百三十六円となります。  運用益金の処分でございますが、運用益金三十八万六千八百一円を一般会計基金運用収入へ繰り出しまして、改めて十二月の補正で用品調達基金に繰り入れをお願いしたいと思っております。  以上で報告を終わります。 10 ◯議長(指方盛夫君)[14頁]  次に、報告第十一号。 11 ◯副収入役(東 常弘君)[14頁]  報告第十一号「平成二年度諫早市土地開発基金の運用状況について」、御報告を申し上げます。  本件も、地方自治法第二百四十一条第五項の規定に基づきまして、基金の運用状況を報告するものでございます。  この基金は、公共用地の先行取得を行うことによりまして、各種事業の円滑な推進を図っているものでございます。  それでは、別紙で御説明を申し上げます。  総括表をごらんいただきたいと思います。  前年度末現在高の現金が四億二千五百九十三万四千三百十二円、土地が一億四千二百四十万八千四百二十四円、合計で五億六千八百三十四万二千七百三十六円となっております。  次に、決算年度中増減高では、現金が三千六百七十九万二千四百三円の増、土地が二千四十一万三千二百五十三円の増で、合計で五千七百二十万五千六百五十六円の増加となっております。  次に、決算年度末現在高でございますが、現金が四億六千二百七十二万六千七百十五円、土地が一億六千二百八十二万一千六百七十七円、合わせまして六億二千五百五十四万八千三百九十二円となっております。
     次の表の現金増減高、収入の欄の繰り戻し加算金と預金利子等を合わせた五千七百二十万五千六百五十六円が平成二年度の運用益金で、上の総括表の決算年度中の増減高と一致をしております。  なお、現金、土地は説明を省略させていただきたいと思います。  原資でございますが、前年度末現在高が五億五千四百七十二万五千八百三十八円に、決算年度中増減高、いわゆる平成元年度運用益金一千三百六十一万六千八百九十八円を加えますと、決算年度末現在高が五億六千八百三十四万二千七百三十六円になります。  運用益金の処理につきましては、さきに説明を申し上げました運用益金の五千七百二十万五千六百五十六円を一般会計基金運用収入へ繰り出しまして、改めて十二月の補正、土地開発基金に繰り入れをお願いをしたいと思っております。  以上で報告を終わります。 12 ◯議長(指方盛夫君)[15頁]  次に、報告第十二号。 13 ◯教育長(山口利男君)[15頁]  報告第十二号「平成二年度諫早市奨学金貸付基金の運用状況について」御報告を申し上げます。  これは、地方自治法第二百四十一条第五項の規定に基づき、御報告を申し上げるものでございます。  別紙をお開きください。  まず、二の債権の貸付金から御説明を申し上げます。  平成二年度に納期到来のものが三百七十五万七千円、償還額が三百七十二万七千円で、未収金が三万円となっております。  次に、前年度からの未収金が九万円で、決算年度末現在高で七万円の未収金となっております。  次に、納期未到来のものが一千九百十八万四千円、平成二年度新規に貸し付けたものが二百十六万円、合計二千百三十四万四千円となっております。  したがいまして、債権金額二千三百三万一千円に、新規貸付額を加え、償還額を差し引きますと、決算年度末現在高が二千百四十四万四千円となっております。  次に、現金でございますが、前年度から繰り越されました現金が一千百八万三千四十七円、それから、債権のところで申し上げました平成二年度で償還された額三百七十四万七千円、平成二年度の運用益金、預金利子でございますが、六十一万三千七十四円、一般会計繰入金三十四万五千四十八円、計一千五百七十八万八千百六十九円の収入となっております。  支出では、平成二年度の貸付金が二百十六万円、一般会計繰出金三十四万五千四十八円、計二百五十万五千四十八円となり、収入から支出を差し引きました一千三百二十八万三千百二十一円が、平成三年度に繰り越された金額でございます。  総括表は債権及び現金の欄を総括したものでございます。説明を省略させていただきます。  次のページをお開き願います。  原資につきましては、前年度末現在高が三千三百七十六万八千九百九十九円、決算年度中増減高三十四万五千四十八円、決算年度末現在高三千四百十一万四千四十七円となっております。  次に、貸し付け及び償還状況でございますが、貸し付けは規則によりまして、六月、九月、十二月、二月に貸し付けを行っております。平成二年度の貸し付け対象人員は三十六名で、平成二年度の新規のものが七名、償還対象者が百三十二名となっております。  運用益金の処分につきましては記載のとおり、平成二年度運用益金六十一万三千七十四円につきましては、一般会計財産運用収入へ一たん繰り出して、奨学金貸付基金として支出することにいたしております。  以上で報告を終わります。 14 ◯議長(指方盛夫君)[16頁]  次に、報告第十三号。 15 ◯健康福祉部長(塚原優季君)[16頁]  報告第十三号「平成二年度諫早市国民健康保険高額療養費貸付基金の運用状況について」御報告申し上げます。  これは、地方自治法第二百四十一条第五項の規定に基づき、御報告するものでございます。  この基金は、原資三百万円をもって、医療費の支払いが困難な被保険者に対し、高額療養費が支給されるまでの間、資金の貸し付けをすることにより、被保険者の生活の安定を図るために設置している基金でございます。  それでは、次のページにございます別紙をお開きいただきたいと存じます。  まず、一の総括表でございますが、右の欄の決算年度末現在高で、貸付金七十五万九千円、現金で二百二十四万一千円、合計で三百万円となっております。  次の二の貸付金でございますが、前年度末未償還額が二件の五十八万一千円、新規に貸し付けたものが三十八件で二百四十六万三千円でございまして、償還は三十件の二百二十八万五千円となっており、右の欄の七十五万九千円は、前年度末現在における貸し付け中のもので、十件の七十五万九千円で、償還期限が未到来の分でございます。  次に、三の現金でございますが、収入の運用益金十四万三千八百五十三円については、決算年度末現在高の原資三百万円を超えるための支出の一般会計繰出金として、平成元年度運用益金六万七千七百九十一円とともに、合計二十一万一千六百四十四円をこの基金の運用益金として一般会計財産運用収入へ繰り出したものでございます。  ほかは説明を省略させていただきますが、この益金は設置目的に沿って円滑に運用されておりますことをつけ加えまして、報告を終わらせていただきます。 16 ◯議長(指方盛夫君)[16頁]  ただいまの報告に対し質疑がありましたら、この際、質疑を許します。  まず、報告第十号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 17 ◯議長(指方盛夫君)[17頁]  なければ、次に、報告第十一号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 18 ◯議長(指方盛夫君)[17頁]  なければ、次に、報告第十二号に対する質疑に入ります。 19 ◯二十七番(江頭 学君)[17頁]  一点質問申しますが、奨学金が月額五千円という金額がかなり前からだというふうに思うんですけれども、現況から見れば、こういう決算から見ましても決して赤字ではないわけで、若干、原資をふやすことも考えて、増額する考えなどが論議されていないのかどうかお尋ねします。 20 ◯教育長(山口利男君)[17頁]  奨学金の制度の基本的な見直しを、実は今年度行っております。見直しの主な内容でございますが、奨学金の対象者の範囲とか、あるいは選考基準など、あるいは貸付額の問題だとか、償還方法等も具体的に事務局としては検討をいたしておるわけでございまして、現在の生涯学習社会になりましたもんですから、ただ単に高等や四年制大学を対象にしてありますけれども、それだけでいいのかどうか、そういう問題を含めまして、学校教育の施行、あるいは生涯学習、あるいは特技、個性というような面等を、合計画を煮詰めているところでございます。  以上です。 21 ◯二十七番(江頭 学君)[17頁]  そういうふうに対象を広げるとか、いろいろの点で改良を考えておるということはわかりましたけれども、最初質問しましたように、この五千円という金額がですね、かなり長い間、年度覚えてませんけれども、十年以上なるんじゃないかと思いますけれども、五千円のままですね。原資自体も非常に小さいわけですけれども、これはやっぱり必要に応じてはいろいろの面でも、基金その他も設けられておりますようにですね、必要な原資についてはふやすことも含めて、金額も今五千円で、月額というのはですね、余りにも少ないんじゃないかと思いますので、そこらは検討されていますか。 22 ◯教育長(山口利男君)[17頁]  五十一年度から五千円になっているわけでございまして、その後、貸付金の問題は変更があっておりませんが、そういうことも含めまして検討をいたしております。 23 ◯議長(指方盛夫君)[17頁]  ほかになければ、報告第十三号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 24 ◯議長(指方盛夫君)[17頁]  なければ、報告四件はただいまの報告をもって御了承願います。  次に、日程第七「議案第七十九号」から日程第十「議案第八十八号」までの十議案を一括議題といたします。  各議案ごとに関係部長の補足説明を求めます。  まず、議案第七十九号。 25 ◯総務部長(前田純男君)[17頁]  議案第七十九号「平成二年度諫早市一般会計歳入歳出決算書」につきまして、市長の説明に重複する点もあろうかと思いますけれども、補足して説明申し上げます。  これは、地方自治法第二百三十三条第三項の規定によりまして、別冊の監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。  それでは、別冊の主要施策の成果説明書の三十四ページをお開きいただきたいと思います。これによって説明をさせていただきます。  平成二年度決算収支の状況でありますが、先ほど市長からも説明がございましたけれども、一般会計の歳入決算額は二百五十五億一千九百八十三万六百九十四円、歳出決算額で二百四十八億九千三百六十四万四千八百五十四円、差し引き残額六億二千六百十八万五千八百四十円となっております。  これには翌年度へ繰り越すべき財源が、そこにも書いておりますとおり、干拓の里づくり事業など合わせまして八千百三十万五千六百三十円が含まれておりますので、実質収支額におきましては五億四千四百八十八万二百十円となっております。  それから、決算額を前年と比較してみますと、中ほどに表で記載しておりますとおり、歳入で対前年に対しまして四十二億一千七百二十九万五千六百六十一円、率にして一九・八%の増、歳出におきましては、四十一億四千二百七十三万五千百八十七円、二〇%の増ということになっておりますが、主な増の理由といたしましては、そこの表の下に記載しておりますとおり、御館山小学校建設事業十八億九千九百十五万一千円、あるいは長田ふれあい広場建設事業、市営土地改良区画整理事業、長崎ソフトウェアセンター用地取得費等が主な増の要因となっております。  それから、減となっております主なものといたしましては、田園文化のまちづくり創造基金、図書文化施設建設基金など、基金積み立ての五億四千百二十八万六千円、それから、土木施設災害復旧費、農業構造改善事業費、元カブリー文化センター土地建物購入費等が減の主なものでございます。  その他、増減につきましては、そこに記載のとおりでございます。  ちなみに、予算の執行状況を申し上げてみますと、歳入で予算額に対しまして九九・六%の収入、歳出におきましては九七・二%の執行率ということになっております。  平成二年度の財政運営に当たりましては、国・県補助金等特定財源の確保に十分注意を払いつつ、財源の重点配分と経費支出の効率化に徹しまして、諸施策の実現に努めてまいったところでございますが、おおむね所期の目的を達成することができたというふうに考えております。  その他も含めまして、重点施策の成果につきましては、四ページから三十三ページにわたりまして概要を詳しく記載しておりますので、説明を省略させていただきますが、次に、三十五ページの財政構造につきまして説明をいたします。  まず、財政力指数についてでございますが、財政力指数は前年度に対しまして〇・〇一減ということになっております。これは類似都市に比較しましても、若干低い結果ということになっておるようでございます。  次に、中ほどの経常収支比率でございますが、二年度におきましては、中ほどの表の欄に記載のとおり、七二・五%ということになっておりまして、前年度より一%好転しているという結果になっております。これは市税の伸び、あるいは財源対策債償還基金等の交付税算入に伴う伸びによって、こういう結果になったということでございます。  それから、公債比率でございますが、これは前年度に対しまして〇・三%低くなっておりますけれども、これは財源対策債償還基金等の、先ほど説明しました交付税算入等によって、こういう結果になったということでございます。  以上、財政構造について申し上げましたが、現在の時点では、まずもって健全な財政状況にあるということで考えております。  次に、三十六ページをお開きいただきたいと思います。歳入の決算の関係でございますが、この表にも記載しておりますとおり、決算額、増減額、それから、増減の主な内訳につきまして記載をいたしておりますけれども、このうち主なものにつきまして簡単に説明を申し上げます。  一款の市税でございますが、決算額で本年度は八十五億五千七百四十二万五千円ということになっておりますが、前年に比較いたしまして二億二千七百万七千円、二・七%の増となっております。これは、内訳にも記載しておりますとおり、法人市民税、固定資産税の伸び等が主な要因ということになっておるようでございます。  それから、次の六款地方交付税のところで申しますと、四十五億二千三百六十二万一千円の決算ということでございます。対前年と比較いたしますと、三億二千四百八十五万円の増ということになっております。この増の理由といたしましては、先ほど市長からも説明があっておりましたとおりでございます。  それから、十款国庫支出金でございますが、これは二十五億一千二百三十七万三千円。二億四千百四万三千円の僧ということでございます。率にして〇・六%伸んでおりますけれども、主な理由は記載のとおり、道路改良事業費補助金、街路改良事業補助金の増額に伴うものが主な要因でございます。  次に、十一款県支出金でございますが、これも対前年に比較いたしまして一億五千二百七十一万四千円、一一・二%の増でございますが、主なものとしては土地改良事業費補助金、農林災害復旧費等その他ということになっております。  それから、一番最後の市債でございますが、三十三億九千三百四十四万円という決算額に対しまして、二十四億二百七十九万六千円。かなりの増になっておりますけれども、これは教育債が十七億六千六百五十万円ということになっておりまして、これは御承知のように、御館山小学校建設に伴う用地取得、あるいは長田ふれあい広場の事業関係等が影響しておるという結果になっております。  その他の歳入につきましては、それぞれここに記載しておりますとおりでございますので、説明を省略させていただきまして、次のページをお開きいただきたいと思います。  次は、歳出の関係でございますが、これも目的別に決算額、増減額、増減の主な内訳という形であらわしておりますけれども、歳入同様主なものについて簡単に触れてみたいと思います。  二款の総務費の決算額三十九億三千五百六十六万二千円。これは前年に対して三億五千六百四十五万八千円の減ということになっておりますけれども、これは元カブリー文化センターの土地建物購入費が一億四千五百八十八万円減になっておりますのと、田園文化のまちづくり創造基金積立金一億二千七百四十二万一千円の減になっておるもの、あるいは財政調整基金の減、取り崩し等によるものでございます。  それから、三款の民生費でございますが、三十九億一千六百一万九千円。二億三千二百八十五万円の増ということになっておりますが、主なものといたしましては、民間保育所の措置費、それから、老人福祉施設入所委託費、心身障害者施設入所委託費、デイ・サービス事業等が増の主なる要因ということのようでございます。  それから、六款の農林水産業費でございますが、決算額二十四億四千五百九十八万九千円。五億三千七百二十四万九千円の二八・一%の伸びという形になっておりますけれども、これも主なものといたしましては、市営土地改良区画整理事業二億七千六百二十五万七千円を初め、干拓の里づくり事業、いさはや産業活性化推進基金積立金等が大きな要因となっておるようでございます。  それから、八款の土木費三十八億二千四百四十四万九千円。これは十億百八十五万一千円、三五・五%の伸びになっておりますけれども、これも街路改良事業費二億四千二百八十万六千円を初め、道路改良事業、公営住宅建設事業、遊歩広場整備事業、それから、道路維持修繕費等も大きな要因になっておるようでございます。  それから、十款教育費でございますが、四十五億八千五百八十一万四千円。二十一億三千三百九十二万一千円、八七%の伸びになっておりますが、これは先ほどもちょっと市債で触れましたように、御館山小学校建設事業が百八十九億九千十五万一千円をトップに、長田ふれあい広場建設事業、それから、新体育館等建設基金積立金などが主なものでございます。(発言する者あり)失礼しました。御館山小学校建設事業は十八億九千九百十五万一千円でございます。  以上で説明を終わらせていただきますが、性質別経費につきましては、次の四十ページから四十七ページにかけまして詳細に記載しておりますので、説明は省略させていただきます。  また、決算状況の資料といたしまして、六十一ページ以降に取りまとめておりますので、後もってごらんをいただきたいと存じます。  以上で一般会計決算の説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議を賜りまして、御承認をいただきますようお願い申し上げます。 26 ◯議長(指方盛夫君)[20頁]  しばらく休憩いたします。                 休憩=午前十一時九分                 再開=午前十一時二十一分 27 ◯議長(指方盛夫君)[20頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第八十号。
    28 ◯健康福祉部長(塚原優季君)[20頁]  議案第八十号「平成二年度諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算書」について御説明申し上げます。  成果説明書の四十八ページをお開きいただきたいと存じます。  本会計の歳入決算額は五十三億一千五百十五万六千七百十九円で、歳出決算額は五十二億九千八百三十九万五千五百三十五円となり、歳入歳出差し引き残額一千六百七十六万一千百八十四円となっております。  歳入歳出決算額を予算現在額に対し、歳入で五千八百六十二万八千二百八十一円の減となり、九八・九%の収入率になっており、歳出決算額は予算に対しまして七千五百三十八万九千四百六十五円の不用額を生じ、九八・六%の執行状況となっております。  それでは、歳入について主なるものを御説明申し上げます。四十九ページでございます。  まず、国民健康保険料でございますが、十七億四千四百十二万五千円の決算額となり、歳入全体に占める割合からは三二・八%、国庫支出金ば二十五億四千六百七十四万二千円で、割合は四七・九%、療養給付費交付金で六億一千七百二十二万三千円で、一一・六%からなっております。  保険料及び国庫支出金、療養給付費交付金で九二・三%を占めておりますが、保険料が前年度決算額に比較し六百万円の増額になっておりますのは、所得額の微増によるものと、それから、療養給付費交付金の八千百七十九万六千円等の増加によるものであります。  一方、財政調整交付金の五・三%、繰越金等の減少もあり、総体で二・六%の減率になったところでございます。  歳出につきましては、保険給付費で三十六億四千六百六十八万円で、歳入全体に占める割合からは六八・八%を占めております。老人保健拠出金で十三億三千六百三十五万二千円で、二五・二%の二件となっております。双方の合計で九四%を占めているところでございます。  保険給付費については前年度と比較し、三・七%の伸び率となっており、元年度伸び率からは若干の伸びが見られたところであります。  次に、老人保険拠出金は、老人医療費の高い伸びの傾向の中において、平成二年度においてはマイナス一一・九%となり、これは入院等の減とあわせ、中間施設利用による効果が出ているものと思われます。  そのほかにつきましては、事務経費等によるものでございますので、省略させていただきますが、数字が示しておりますとおり、国保事業を取り巻く経済環境からは厳しい状況にあり、国保財政においては、なお慎重に対処してまいりたいと存じております。  以上、まことに簡単でございますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げ、説明を終わらせていただきたいと思います。 29 ◯議長(指方盛夫君)[21頁]  次に、議案第八十一号。 30 ◯農林水産部長(末松広行君)[21頁]  議案第八十一号「平成二年度諫早市と畜事業特別会計歳入歳出決算書」につきまして、市長の説明に補足して説明を申し上げます。  お手元の主要施策の成果説明書の五十一ページをお開きいただきたいと思います。  そこに記載してございますとおり、歳入決算額は一億九千三百四万一千三百四円、歳出決算額は一億七千八百六十八万八千三百五円、歳入歳出差し引き残額は一千四百三十五万二千九百九十九円となっております。  本年度の家畜処理頭数につきましては、大動物四千七百四十八頭、小動物十四万九千七百六十五頭で、小動物換算いたしますと、十六万四千九頭となり、対前年比で一・九%の伸びとなっております。  また、と畜場の稼働日数は二百六十四・五日で、一日当たりの処理数は小動物換算で六百二十頭となりまして、稼働率は八八・六%ということになっております。  歳入につきましては、予算額に対して事業収入が八百二十五万一千円の増となりまして、一方、歳出は予算額に対しまして四百六十七万三千円の減となっております。この結果、先ほど申し上げましたように、一千四百三十五万三千円の黒字を計上することができました。今後とも家畜処理の適正化と畜産振興に寄与できるように努力してまいりたいと思います。  歳入歳出決算の具体的な内容につきましては、次のページ、五十二ページに記載してございます。今申し上げましたことが細かく書いてありますので、お目通しをいただきたいと存じます。  何とぞよろしく御審議の上、御承認をいただきますようお願い申し上げます。  以上であります。 31 ◯議長(指方盛夫君)[22頁]  次に、議案第八十二号。 32 ◯生活環境部長(前田昭紀君)[22頁]  議案第八十二号「平成二年度諫早市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算書」について、御説明申し上げます。  成果説明書の五十三ページをお開きいただきたいと存じます。  本事業会計の歳入決算額は二千百七十八万八千二百四十九円、歳出決算額は一千九百五万五百三十円、歳入歳出差し引き残額二百七十三万七千七百十九円となっております。  本事業は、交通事故に遭った場合の市民の共済制度でありますが、会員加入率がここ数年、市民総数の四〇%台で推移する一方、会員の中で事故に遭われる方が、この五年間で約二倍になっておりまして、今後、加入率を上げると同時に、交通事故防止にさらに努力をせねばならないと存じます。  まず、歳入でございますが、分担金及び負担金は一人三百六十五円の年会費でございます。次の財産収入は、交通災害共済基金の利子収入でございます。  なお、歳出の関係につきましては、共済見舞金と事務的経費でございまして、内訳は記載のとおりでございます。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 33 ◯議長(指方盛夫君)[22頁]  次に、議案第八十三号。 34 ◯都市整備部長(田川久幸君)[22頁]  議案第八十三号「平成二年度諫早市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算書」について、御説明申し上げます。  成果説明書の五十四ページ、五十五ページに記載してございます。  これをもって説明させていただきます。  平成二年度の公共下水道事業は、歳入決算額、歳出決算額ともに十四億七千八百三十一万五千七百三十六円となっております。したがいまして、歳入歳出差し引きの残額はゼロとなります。  当事業は、西諫早新住宅市街地開発事業として昭和四十五年度から着手いたしておりました。新住宅団地百五十一ヘクタールに居住する市民の生活環境整備のため、昭和四十八年度から特別会計として発足いたしたものでございます。  一方、本明川流域の都市環境の改善並びに水質汚濁防止のため、昭和五十七年度に百五十ヘクタールの事業認可を受けまして、昭和五十八年度から着手いたしております。途中、本明川左岸側の一部六十ヘクタールを追加いたしまして、平成二年度末には事業認可区域二百十ヘクタールのうち、整備済み面積七十八ヘクタール、事業認可面積に対しまして約三七%の整備が進んでおります。この本明川流域につきましては、平成六年四月、供用開始を予定しております。  歳入歳出の主なものは、五十四ページの下方にございますとおりでございます。歳出の主なものにつきましては、建設費十一億九千二十四万二千円がございますが、これは五十五ページの上段に掲げてございます。  平成二年度は本明川流域の浄化センター、つまり処理場でございますが、処理場の建設に着手した年でございます。  建設事業の主な内容といたしましては、処理場の建設工事が一億九千万円、それから、汚水管の布設工事でございますが、延べで四千百六十五メートルになっておりますが、六億八千四百五十九万四千円でございます。それから、管渠、処理場等の実施設計を行っております。  それから、下水道管を道路へ布設する関係上、ほとんどの道路に水道及びガス管が埋設されております。そこへ管径が大きい下水道管をいけます関係上、どうしても水道、ガス管の移設というのが伴ってまいります。水道、ガス管の移設費が一億一千三百九十五万五千円ございます。その他事務的経費等ございまして、十一億九千二十四万二千円でございます。  今後も西諫早処理区の管理の万全と、本明川処理区の早期整備を心がけたいと存じます。  簡単でございますが、以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 35 ◯議長(指方盛夫君)[23頁]  次に、議案第八十四号。 36 ◯生活環境部長(前田昭紀君)[23頁]  議案第八十四号「平成二年度諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算書」について、御説明を申し上げます。  成果説明書の五十五ページをお開きいただきたいと存じます。  本事業会計の歳入決算額は三千百二十九万四千三百五十七円、歳出決算額は二千九十三万九千四百一円、歳入歳出差し引き残額一千三十五万四千九百五十六円となっております。  本事業は、駐車場法に基づいて昭和四十九年に高城町に駐車場を開設して、市営により経営をしているものでございます。  まず、歳入でございますが、事業収入は駐車場使用料が前年度に比較いたしまして七十三万一千円、三・三%の増となっております。繰越金は前年度繰越金、諸収入は預金利子でございます。  歳出でございますが、駐車場事業費は駐車場管理委託料が主なものでございまして、諸支出金は一般会計への繰出金でございます。  なお、駐車場の利用状況につきましては、次の五十六ページに記載のとおりでございます。  どうぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 37 ◯議長(指方盛夫君)[24頁]  次に、議案第八十五号。 38 ◯総務部長(前田純男君)[24頁]  議案第八十五号「平成二年度諫早市公共用地等先行取得事業特別会計歳入歳出決算書」につきまして、御説明申し上げます。  成果説明書の五十六ページをお開きいただきたいと思います。五十六ページの(6)のところでございます。  歳入決算額四億二千八百十七万一千八十円、歳出決算額も同額でございまして、歳入歳出差引額ゼロ円でございます。  内容につきまして申し上げますと、下の表の歳出欄の公共用地等先行取得事業費一億五千十八万四千円は、白木峰高原整備用地の取得費でございます。この財源といたしまして、上の歳入の表でございますが、市債の一億四千六百十万円、それから、一般会計の繰入金四百八万四千円によって購入したものでございます。  また、歳出の公債費二億七千七百九十八万七千円につきましては、次の五十七ページの上段の方に内訳を記載しておりますが、六十一年度分のコミュニティ・センター用地、以下の記載しております事業の元利償還金でございまして、その財源として償還相当額を毎年一般会計で買い取っていくような処理をいたしておるわけでございます。したがいまして、歳入欄に記載しておりますとおり、土地売払収入二億七千七百九十八万七千円が歳入に計上されておりまして、それが財源ということになるわけでございます。  以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りまして、御承認をいただきますようお願い申し上げます。 39 ◯議長(指方盛夫君)[24頁]  次に、議案第八十六号。 40 ◯生活環境部長(前田昭紀君)[24頁]  議案第八十六号「平成二年度諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算書」について、御説明を申し上げます。  成果説明書の五十七ページをお開きいただきたいと存じます。  本事業会計の歳入決算額は六千七百九十五万六千三百九十五円、歳出決算額は六千三百十二万五千七百九十三円でございまして、歳入歳出差し引き残額四百八十三万六百二円となっております。  平成二年度の使用許可は百十六基でございまして、面積で申しますと、一千七十四平方メートルとなっております。  なお、面積による現在までの許可率は八二%でございます。  まず、歳入でございますが、事業収入は永代使用料五千六百六十二万六千円、管理料三百六十七万五千円などが主なものでございまして、前年度繰越金は七百六十五万三千円となっております。  次に、歳出でございますが、起債償還金五千七百一万一千円が主なものでございまして、その他は墓園管理委託料などでございます。  墓地使用許可数等は、五十八ページに記載をいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 41 ◯議長(指方盛夫君)[25頁]  次に、議案第八十七号。 42 ◯健康福祉部長(塚原優季君)[25頁]  議案第八十七号「平成二年度諫早市老人保健特別会計歳入歳出決算書」について説明申し上げます。  成果説明書の五十八ページをお開きいただきたいと存じます。  本会計の歳入決算額五十五億六百五十三万三千百四十七円となり、歳出決算額五十四億六千八百六十万二千百三十二円で、歳入歳出差し引き残額三千七百九十三万一千十五円となっております。  それでは、内容について主なものを御説明申し上げます。  まず、歳入でございます。  本制度は医療給付費などに要する経費を支払基金交付金、国庫支出金、県支出金などで負担されることとなっており、それぞれ概算交付され、次年度に過不足額を調整することになっているため、本年度内に交付された概算交付額をもって決算を行っているところでございます。  次に、歳出の医療諸費でございますが、これは医療給付費などに要した費用であり、五十四億四千三百六十七万四千六百七十九円となり、歳出全体からの割合で九九・五%を占め、前年決算に対し四・三%の伸びとなっております。  そのほかは本事業に要する事務的経費などでございますので、省略させていただきます。  以上、まことに簡単でございますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。  終わります。 43 ◯議長(指方盛夫君)[25頁]  次に、議案第八十八号。 44 ◯副収入役(東 常弘君)[25頁]  議案第八十八号「財産の取得について」御説明を申し上げます。
     本案は、提案理由に記載をしておりますように、非常用として自家発電装置を取得したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  取得する動産は、自家発電装置四十一台分。  取得の目的、非常用自家発電装置でございます。  取得金額、九千三百七十三万円。  相手方、諫早市真崎町一九〇三番地、協和機電工業株式会社、諫早営業所所長、竹市浩氏でございます。  裏面に四十一台分の購入の内訳一覧表を記載しておりますので、よろしく御審議賜りますようにお願い申し上げます。 45 ◯議長(指方盛夫君)[25頁]  これより質疑に入ります。質疑はこの際、簡明にお願いします。  まず、議案第七十九号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 46 ◯議長(指方盛夫君)[25頁]  なければ、次に、議案第八十号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 47 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十一号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 48 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十二号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 49 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十三号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 50 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十四号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 51 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十五号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 52 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十六号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 53 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十七号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 54 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、次に、議案第八十八号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 55 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  なければ、これにて上程議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第七十九号から議案第八十七号までの九議案につきましては、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 56 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  御異議なしと認めます。よって議案第七十九号から議案第八十七号までの九議案につきましては、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  なお、議案第八十八号「財産の取得について(非常用自家発電装置)」は、総務文教委員会に審査を付託いたします。  総務文教委員会開催のため、暫時休憩をいたします。                 休憩=午前十一時四十六分                 再開=午後二時十五分 57 ◯議長(指方盛夫君)[26頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。休憩前に設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第五条第一項の規定により、   一番吉井研介君、 四番宮崎博通君、   六番岩谷隆義君、 七番野中瀧雄君、   八番北浦定昭君、十一番嘉藤 昇君、  十四番大塚 梓君、十九番前田隆志君、 二十七番江頭 学君、三十番田中 巽君、  以上十人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 58 ◯議長(指方盛夫君)[27頁]  御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました十人の諸君を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。  なお、ただいま選任されました決算審査特別委員会の正・副委員長互選と、議案第七十九号から議案第八十七号までの議案審査のため、しばらく休憩いたします。                 休憩=午後二時十七分                 再開=午後二時三十四分 59 ◯議長(指方盛夫君)[27頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました決算審査特別委員会において  委員長前田隆志君  副委員長江頭学君 が当選されましたので、御報告いたします。  次に、本委員会に付託されました議案第七十九号から議案第八十七号までの九議案に対する審査結果については、決算審査特別委員長から慎重審査の必要があるため、閉会中の継続審査に付されたい、審査に当たっては、地方自治法第九十八条第一項及び第百条第一項の権限を委任されたい旨の申し出がありました。  よってこの際、お諮りいたします。議案第七十九号から議案第八十七号までの九議案につきましては、決算審査特別委員長の申し出どおり、閉会中の継続審査にすることに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 60 ◯議長(指方盛夫君)[27頁]  御異議なしと認めます。よって議案第七十九号から議案第八十七号までの九議案は、閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、お諮りいたします。議案第七十九号から議案第八十七号までの審査に当たっては、決算審査特別委員長の申し出どおり、地方自治法第九十八条第一項、検閲・検査及び同法第百条第一項、調査・出頭証言及び記録の提出請求の権限を決算審査特別委員会に委任したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 61 ◯議長(指方盛夫君)[27頁]  御異議なしと認めます。よって議案第七十九号から議案第八十七号までの審査に当たっては、地方自治法第九十八条第一項、及び同法第百条第一項の権限を決算審査特別委員会に委任することに決しました。  次に、総務文教委員会に審査を付託いたしました議案第八十八号を議題とし、これより総務文教委員長の報告を求めます。 62 ◯総務文教委員長(田代菊次君)登壇[27頁]  先ほど総務文教委員会に付託されました議案第八十八号「財産の取得について(非常用自家発電装置)」四十一台につきまして、審査の経過と結果について御報告いたします。  この財産の取得の財源については、九月の定例市議会において補正予算に計上されたものであります。  これは、災害時の非常用自家発電装置として四十一台を指名競争入札の結果、諫早市真崎町一九〇三番地、協和機電工業株式会社諫早営業所長、竹市浩から九千三百七十三万円で取得しようとするものであります。  慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、維持管理については十分配慮されるよう、要望いたしたところであります。  以上で総務文教委員会の審査報告を終わります。(降壇) 63 ◯議長(指方盛夫君)[28頁]  これより委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 64 ◯議長(指方盛夫君)[28頁]  なければ、これにて委員長報告に対する質疑を終結し、討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 65 ◯議長(指方盛夫君)[28頁]  なければ、これにて討論を終結し、採決いたします。  議案第八十八号に対する委員長報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 66 ◯議長(指方盛夫君)[28頁]  御異議なしと認めます。よって議案第八十八号は原案どおり可決されました。  以上をもちまして、今期臨時会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。  お諮りいたします。今期臨時会において議決されました案件について、その条項、字句、数字、その他整理を要するものがありました場合、会議規則第四十三条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり)
    67 ◯議長(指方盛夫君)[28頁]  御異議なしと認めます。よってこれらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。  これにて平成三年第七回諫早市議会臨時会を閉会いたします。                 閉会=午後二時四十一分  右、会議録を調整し署名する。       諫早市議会議長   指 方 盛 夫       会議録署名議員   吉 井 研 介       会議録署名議員   稲 冨 英 子 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...