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  1. 島原市議会 2019-12-01
    令和元年12月定例会(第5号) 本文


    取得元: 島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    2019-12-06 : 令和元年12月定例会(第5号) 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前10時開議 議長(生田忠照君)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  日程第1.市政一般質問を前日に引き続き行います。 2 12番(永尾邦忠君)(登壇)  おはようございます。公明党、永尾邦忠でございます。寒くなってまいりましたので、本当に風邪を引かれないようにしていただきたいと思います。常日ごろから皮下脂肪を蓄えているんですが、やはり寒いのは寒いです。しっかりと今月を乗り切って、すばらしい年を迎えたいというふうに思っております。  公明党が取り組んでまいりました幼保無償化が10月から開始されました。さらに充実させるため、全国で事業者、利用者へのアンケート調査を実施しております。島原市の回答の中間報告にはなりますが、事業者からの回答としては、事務負担がふえた、保育の質の向上のため、処遇改善配置改善、施設・設備の整備をお願いしたい、また、人材の育成・確保への支援が必要であるというふうな回答が来ております。  また、利用者からの要望、それから評価ですが、評価する、やや評価する──この評価すると、やや評価するがほぼ100%で、高評価と言えるようであります。  要望の内容といたしましては、ゼロ歳から2歳の無償化の対象拡大が最も多い答えでした。障害のある子供の教育・保育の充実、医療的ケアを必要とする子供への支援、それから、保育の質の向上等が挙げられております。  12月半ばまでアンケートを持って回りたいと思いますので、御協力のほうもよろしくお願いしたいと思います。  今回は、手話言語条例について、補聴器の助成について、有明大野浜バス停付近横断歩道設置について、九州横断サイクリングコースについて、避難所としての中央高校体育館トイレ設置について、それから、中小企業の年末の資金繰りについての項目を質問させていただきます。  最初の質問でありますが、9月の定例会において手話言語条例が制定をされました。制定後の取り組みが真摯に行われないと意味をなさないもの、そういうふうになってしまうと考えております。  条例の基本理念としては、手話に対する理解の促進及び手話の普及、それから、市の責務として、手話環境整備に必要な施策の推進、それから、財政措置としては、必要な財政上の措置を講じるというふうになっております。  条例制定後の取り組みについて、まず、お聞きをいたしますので、答弁をよろしくお願いします。  あとは自席にて質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 3 市長(古川隆三郎君)(登壇)  皆さんおはようございます。永尾邦忠議員の御質問に答弁をいたします。  本年7月に制定いたしました手話言語条例の制定後の取り組みにつきましては、まず、手話言語条例が制定されたことを市民に周知する必要があることから、条例の概要や手話に関する施策等を市の広報紙とホームページ上でお知らせをして、市民の理解促進に努めております。  このほか、聴覚障害者の外出等を支援するコミュニケーション支援事業手話奉仕員養成講座を引き続き実施しており、手話による情報取得の拡充や意思疎通支援を図っております。  また、福祉課内では、職員同士による手話のワンポイント講座を実施しています。手話への理解とともに窓口での接遇向上に取り組んでいるところであります。
     今後は、市民の皆さんに、出前講座を初め、手話や手話を使われる聴覚障害者等に対する理解促進のための事業などに取り組んでいきたいと考えているところであります。 4 12番(永尾邦忠君)  大変に取り組みをしていただいて感謝をしております。  それで、今お話がありましたけれども、手話奉仕員養成講座の現状については、どのように取り組まれているでしょうか。 5 福祉保健部長湯田喜雅君)  手話奉仕員養成講座は、聴覚障害者の自立と社会参加の促進を理解し、手話奉仕員として活動する意思がある方を養成する講座でありまして、一般社団法人長崎ろうあ協会に委託し、事業を実施しております。  1年目の入門課程と2年目の基礎課程があり、それぞれ40から50時間の講座を実施しております。  入門講座の閉講式の際には、ほとんどの方がみずから手話を交えての感想を述べることができるようになられておりますし、昨夜は今年度の養成講座の閉講式を行いましたけれども、今回も修了者5名全員がおのおの手話を使ってスピーチを行われる場面を私も見せていただきました。  実績としますと、平成27年度が8名、平成28年度が5名、平成29年度が4名、平成30年度が2名、今年度が5名ということで、5年間で24名の方がこの講座を修了されております。 6 12番(永尾邦忠君)  次の質問が人数だったんですが、答えていただきましたので。  この24名の卒業された方ですけれども、その先が手話通訳者養成講座というふうに一歩進めるようになっているようでありますが、島原市の取り組みは現状、この講座についてはどのように取り組んでおられますか。 7 福祉保健部長湯田喜雅君)  議員おっしゃるとおり、手話通訳者養成講座というのは、手話奉仕員養成講座を修了された方々を対象に、さらに高度な手話通訳の技術を取得するための養成講座であります。  長崎県におきましては、この講座を、国から県への補助事業である手話通訳者養成研修事業を活用して、これまでは長崎市や諫早市、佐世保市等で開催されてきておりますけれども、本市を含む島原半島ではまだ開催されていないところであります。 8 12番(永尾邦忠君)  何か、どこかしているようなといううわさもちょっと聞いたんですが、じゃ、島原半島ではまだなされていないということですね。 9 福祉保健部長湯田喜雅君)  県が実施をしておりますのは、先ほど言いましたように、長崎市や諫早市等ということで、半島の中では南島原市さんが自主的にされているようなことはちょっと聞いておりますけれども、県の事業としては島原市ではまだ開催されたことはありません。 10 12番(永尾邦忠君)  ぜひ県のほうに申請をしていただいて、島原市でもこの講座を展開していただくようにお願いをしたいんですが。 11 福祉保健部長湯田喜雅君)  島原半島のほうでは県の事業としてはまだ開催されていないということで、県に対して本市での実施を要望しているところでありますし、ある程度受講者の数も必要ということで、例えば、島原地域ということで、島原市に限定せずに、島原半島でもこういうことができないかということを、ほかの2市とも協議してみたいと思っています。 12 12番(永尾邦忠君)  ぜひこの講座を開いて、3市でも結構ですから、開いていただいて、ろうあ協会から派遣をしていただかなければならないという手続もあると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それで、手話通訳のボランティアの会の方ですけれども、島原市でいろいろイベントがあって、何かのときには市長さんがお話しするときに手話通訳がつくけれども、例えば、この前の健康福祉まつりだとか、それから、有明のフェスタだとか、そういうところでも少し普及活動も兼ねながら、手話通訳のグループの方に来ていただいて、そういうイベントにしていただきたいという声があるんですけれども、いかがでしょうか。 13 福祉保健部長湯田喜雅君)  この条例の制定の趣旨というのが、手話を市民の方にわかっていただきたいと。だから、そういう手話の場面というのを市民に見ていただいて、手話というのを市民の方に理解してもらうのがまず第一歩だと考えておりまして、そういうお声があれば、イベントとかそういうところにも手話通訳者を派遣できるような形で今後は考えていきたいと考えております。 14 12番(永尾邦忠君)  最後に市長にお答えいただいたんですが、職員同士の勉強会みたいなことをされているというふうにおっしゃっていました。私もずっと前から、挨拶程度は手話ができるようにしていただければということで要望していたんですが、いろいろ聞きますと、やはり現場に行って、受付に行って、おはようだとか、こんにちはだとか、それくらいの一番最初の取っかかりが手話でしていただくと、あとは筆記でも何でも、最初のうちはそれでも構わないというふうな声を聞いているんですが、もう少し広げていただけるような勉強会にしていただけないでしょうか。 15 福祉保健部長湯田喜雅君)  冒頭、市長のほうから、私どもの福祉課のほうで手話を少し知っている職員がいるということで今回配置された関係で、まずは福祉課内で、議員がおっしゃるように、挨拶程度の手話を知っておくことで窓口での接遇向上につながるということで、ワンポイントといいましょうか、このような漫画的なものもあるんですけど、挨拶とかそういうものがあって、こういうのを覚えようということで自主的に講座を始めて、今そういう形で取り組んでいるところであります。  聴覚障害者に対する情報の保障であるとか意思疎通の支援というのは重要なことでありますけれども、今できることをやるということで、手話ができる職員の配置と、あと、手話以外でも筆談であるとか、そういう形の方法もありますし、いろんな形で私たちも勉強しながら、聴覚障害者に対しての配慮などを進めていきたいと考えているところであります。 16 12番(永尾邦忠君)  制定された以上、どんどん活用できるように、また、どなたでも平等に情報が入るように、ぜひそういう世界に、島原市にしていただきたいというふうに思いますので、さらなる充実をお願いして、次の質問に行きたいと思います。  補聴器の助成についてですが、高齢者難聴者、それから、聴覚障害者の人数についてはお調べになったでしょうか。 17 福祉保健部長湯田喜雅君)  高齢者で難聴の方の人数については、なかなか調査が行えずに行っていないところでありますけれども、全国的なデータを紹介しますと、少し前の数字になりますけれども、平成25年9月15日現在の推計なんですが、高齢者が3,100万人ほどいるうちに、難聴の方が半分近くの1,500万人程度いらっしゃるのではないかと推計した調査結果がありまして、難聴の高齢者の方は相当いらっしゃるものと思っているところであります。  なお、聴覚障害者の人数につきましては、身体障害者の聴覚・平衡機能障害の種別として、国の過去の調査では聴覚障害者が約29万人ほどいらっしゃるという結果がありまして、本市におきましても、ことしの4月現在ですけれども、269名の方が身体障害者手帳を取得されているような状況であります。 18 12番(永尾邦忠君)  島原市では269名の方が手帳を持っていらっしゃるということですが、手帳を持っている方は何らかの助成、補助があって補聴器の購入ができるということになっていると思うんですが、少し説明をお願いします。 19 福祉保健部長湯田喜雅君)  補聴器助成制度で、補装具の中で助成制度があります。1割程度の負担がありますけれども、購入ができるような、そういう補装具としての助成制度があるところであります。 20 12番(永尾邦忠君)  次に、また項目になるんですが、施設入居者の要望で、職員との会話がうまくいかないので何とかしてほしいというふうな要望をいただきました。  この方たちは多分、手帳は持っていなくて、助成もできていないというふうに思うんですが、今これだけの人数の手帳を持っている人がいるとすると、倍以上はやはり、耳がなかなか、対話としての聞き取りができないような状況の方も施設に入っている方はたくさんいらっしゃると思うんですが、その方たちに何とか手を差し伸べていただきたいというふうに思うんですけれども、何かいい方法はございますか。 21 福祉保健部長湯田喜雅君)  コミュニケーションを図り、意思の疎通を図ることは、お互いの人間関係を構築する上で非常に重要なことでありますが、耳が聞こえにくい難聴のような状況では、会話自体が成り立たず双方の関係性を維持することが厳しくなり、施設に入所されている方にとっては生活に支障を来すことも考えられるところであります。  解決する方法の一つとしましては、補聴器をつけていただくということが考えられますけれども、高額であることから、購入についてはかなり負担が大きいという問題があるのではないかと考えております。 22 12番(永尾邦忠君)  確かにそうなんですけれども、やっぱり高齢者の方の会話を聞いていると、夫婦間でもだんだん声が大きくなって、テレビもだんだん音が大きくなってというふうな状況がありますので、補聴器を買えば全員に補助するというのではなくて、手帳をもらう一歩手前ぐらいの方たち、お医者さんに相談をしていただいて、この方はやはり補聴器を購入する必要があるなという診断書とかなんかがあれば、その方だけでも、1割でも2割でも構いませんが、余り高額なものを1割、2割というのは考えられないと思いますけれども、基準を決めていただいて、何かの手だてをしていただきたいということを思うんですけれども、いかがでしょうか。 23 福祉保健部長湯田喜雅君)  高齢の難聴者に対する補聴器の助成ということですけれども、全国的には、聴力レベルの条件等を設けて独自に取り組んでいる自治体があることも承知しておりますので、本市の厳しい財政状況もありますけれども、まずはそういうふうな取り組みを行っている先進自治体の事例を研究させてもらいたいと思います。 24 12番(永尾邦忠君)  高齢化が進む中で、やはり先進地もきちっと見ていただいて、調査していただいて、一歩でも前進するような方向で進んでいただきたいというふうに思っています。  関連として、高齢者の外出を阻害し、ひきこもりの状況が発生していないのか、こういう調査をされましたかということで質問しておりますが、いかがでしょうか。 25 福祉保健部長湯田喜雅君)  議員のおっしゃる調査については行っていないところでありますけれども、確かに、聞こえにくいことでコミュニケーションがうまくとれないことで、引きこもったり家にいらっしゃるということは、高齢者社会参加において大きな障害になることは考えられるところであります。  今後さらに高齢化の進展が予想されますし、高齢者が健やかで自立した生活を送るためには社会参加の機会を確保し、さらにその社会参加の機会を拡充する必要があると思いますので、調査の実施がどういうふうな形でできるかどうかについてもちょっと考えさせてもらいたいと思います。 26 12番(永尾邦忠君)  今おっしゃったように、高齢化はどんどん進んでいきますので、こういう状況が発生すると、引きこもって寝たきりになってという状況が悪循環の方向に向くと思うんですが、やはり補聴器でもつけていただいて、よく聞こえる、そういう状況の中で外出していただいて、買い物に行くとか、いろいろな娯楽に行くとか、そういう方向に一歩でも前進できるように御努力をお願いしたいというふうに思っております。  次、ヒアリングループの活用をなされているのかということでお聞きをしますが、補聴器、それから、人工内耳を利用されている方々は、ホールや体育館、教室などで、さまざまな音が入ってくるので言葉としてどうしても聞き取りにくいというふうな状況なんですが、声がきちっと聞こえるという機械だと思います。ヒアリングループというのは、以前は磁気誘導ループというふうに言っていたそうですが、これを活用すると声として聞こえると。私も、父は亡くなりましたけれども、ちょっと補聴器をはめて、いろいろ聞いてみました。そしたら、言葉も入ってきますけれども、コトンという音だとか、全部同じ大きさで全部入ってくるので、音声、人の言葉として聞こえないというふうな状況も自分で体験をしたことがあります。  そういうことを考えると、市のほうにいらっしゃった方とか、それから、聴覚障害者の方がいらっしゃるときに、補聴器人工内耳をつけている方にスムーズに声が入ってくるような装置になっていると思うんですが、この活用についてお聞かせください。 27 福祉保健部長湯田喜雅君)  ヒアリングループとは、磁気を利用して難聴者の聞こえを支援する設備ということで、携帯型の補聴器やヘッドホン型があり、雑音を遮断し、クリアに聞き取りができる設備であるということで聞いております。  窓口での対応や、会合の席での活用などの事例があるようですので、今後、市のほうでも研究してまいりたいと思っております。 28 12番(永尾邦忠君)  ある市では早速実験ということで、そう高額なものでもないみたいなので、携帯用のやつを準備して、早速、市のほうでも取り入れて実証実験をしていくというふうなことまで考えておられる市もあります。  島原市としても、できれば少しこの方向で取り組んでいけるように、実証実験みたいな形で一台でも購入していただいて、耳の不自由な方たちにも平等に音が聞こえるようにしていただきたいと思うんですが、再度答弁をお願いします。 29 福祉保健部長湯田喜雅君)  先ほども言いましたように、このヒアリングループというのは難聴者の聞こえを支援する設備ということで、とても有効なものであると考えておりますので、まずは研究をさせていただきたいと思います。 30 12番(永尾邦忠君)  部長は研究どまりですので、市長、答弁を求めたいと思うんですが、いかがですか。 31 市長(古川隆三郎君)  済みません、ヒアリングループという言葉を僕は今回初めて耳にしました。確かに、補聴器等をはめられている方々からよく聞く声が、誰かの話を聞いているんだけど、周辺の雑音のほうが大きく聞こえてみたり、突発的な音のほうが入ったりで、聞き分けするのが非常にわかりにくいという話を聞きます。  先ほど議員もおっしゃっていたように、手話言語条例を制定したということは、全く聴覚が反応できない方々の対応をするということであります。それに準じて、今の議員と福祉保健部長の話を聞いておれば、例えば、うちの窓口の中で、非常に聞こえが不自由な方が来られたときに、筆談以前の部分だと思うんですが、庁舎も新しくなることですので、少なくとも窓口の対応の中で何かできることがないのか、そういった部分で研究、検討だと言っていると私は聞いておりますので、一緒になってそこら辺を検討させていただければと思います。 32 12番(永尾邦忠君)  ぜひ新庁舎とともに、一つでも準備していただいてスムーズな運営ができるようにしていただきたいというふうに思いますので、ぜひ御努力をよろしくお願いします。  3番目の質問に行かせていただきます。  国道251号、有明町大野浜バス停付近の横断歩道設置についてお尋ねをいたします。  住民の要望をお願いしております。既にお願いしておりますが、進捗状況について教えてください。 33 市民部長(片山武則君)  御要望の横断歩道の設置につきましては、地元の皆様から要望がありまして、本年7月に島原警察署と現場を確認しております。  協議をした結果、歩道に歩行者の待機場所がなく、現状の道路形状では横断歩道の設置は難しいということでお聞きをしている状況でございます。 34 12番(永尾邦忠君)  それもお聞きしておりますが、待機場所がなければ待機場所をつくる──次の質問にも関連するので次の質問と兼ねて聞きますが、スーパーがあって、量販店もあって、それから、酒屋さんがあって、薬局もありますよね。真っすぐ行けばすぐ買えるんですが、有明庁舎の交差点まで横断歩道がないですよね。そこまでが約750メートル、反対側のお食事どころがある手押し信号のところ、あそこまでが大体180メートルぐらいあるんですね。そうすると、近いほうに行って180メートル行って横断歩道を渡って、また180メートル戻って買い物をするというふうな状況があります。  警察がそういうふうに人が待機する場所がないというのであれば、待機場所をつくってでも住民の方々の利便性を図るべきではないかというふうに思うんですが、そういうことは可能でしょうか。 35 市民部長(片山武則君)  現地につきましては、今の話のとおり、そこの交差点を渡るときには横断歩道がかなり遠い状況というふうなことです。  待機場所の設置については、現場は国道ということもありまして、国なり県なりのほうとのまた協議が必要になろうかと思いますけれども、まず、警察のほうからも地元の関係者の皆様に今後現場で説明させていただくというふうなことで調整をしていますから、そのときに再度皆様方のほうにも御説明をさせていただきたいと思います。 36 12番(永尾邦忠君)  待機場所は、こっち側の薬局さんのほうは厳しいかもしれませんが、酒屋さんのほうは自動販売機のところは土地も結構ありますので、あそこら辺にきちっとした交渉をしていただいて、市で土地を買うとかなんとかしながら工夫をしていただいて、警察の方々が、ああ、こういうことができるのであればつくりましょうという方向に持っていくのが市の仕事だと思うんですけど、いかがですか。 37 市民部長(片山武則君)  今おっしゃった場所につきましては、商店のほうの駐車場というふうなことになっていますから、そこはまた地元、商店との交渉が必要になってくるかと思いますけれども、今後そういった点についても検討はさせていただきたいと思います。 38 12番(永尾邦忠君)  先ほどと一緒で、高齢化はどんどん進んでいきますので、やはり住民の方が安心して国道を渡れる、そういう状況にしていただきたいと思います。  県道野田島原線ですかね、杉谷の原町のところの温泉熊野神社前バス停付近に横断歩道があります。これは2本並んでいます。あそこは変則の五差路みたいになっているので、住民の方のことを考えて2本並んでいると思います。それがなかったら、例えば、南側のほうに行けば大きな交差点があって横断歩道もあります。今度反対側に行くと、杉谷郵便局のあたりまで行かないと横断歩道がないということで、住民の方の利便性としては、上にもお店がありますし、あそこを下って大きな量販店もありますしということで、利便性はあると思うんですが、やはりそうやって2本、横断歩道を設置されている場所もありますので、距離が近いとか近くないとか、それから、待機場所がないからとか、南陽堂のところなんかは壁を削って待機場所をつくったじゃないですか。ああいうことをやはり努力していただいて、住民の方が横断歩道を渡れるというふうな方向になっていると思うんですよ。そこら辺のことを努力していただきたいと思うんだけど、再度、もう一回お願いします。 39 市民部長(片山武則君)  先ほどもお話をさせていただきましたけれども、住民の方に現場で説明をさせていただくようにしております。そのときにも十分話を聞きながら、そういったことも検討させていただきたいと思います。 40 12番(永尾邦忠君
     早くに話をしていて、警察の方と現地で一緒にお話をしましょうという話を伺ってから、もう半年ぐらいになりますので、警察の方も忙しいでしょうからね、こっちに合わせるということは難しいかもしれませんけど、住民の方は待っていらっしゃいますので、諦めるという方向にならないように、何とか市のほうで努力をしていただきたいと思います。  できるできないは別として、こういう考えで住民の方はいらっしゃるということを市長はどういうふうに思われますか。 41 市長(古川隆三郎君)  きのうも横断歩道の話で私説明したのが、どうしても待機スペースが、いつも警察と協議する場合、横断歩道を渡る前に待っているスペースがあるかどうかというのを必ず求められています。今のやりとりでも、その求めるスペースが確保できれば横断歩道──信号機の設置は非常に時間がかかるし、もっと条件が厳しいです。  ですから、そういうことでありますので、議員も当然その辺の地権者の方は詳しいと思いますので、渡る人の安全を確保できる滞留するスペースを地権者の方あたりが御協力いただけるようなことにつながっていけば、私は可能性はあるというふうに思っています。  優先順位等もあるわけですが、特に国道は速い車が通過します。若い人たちはさっと渡れるんですけど、高齢者の方は横断歩道を渡るのにすごく時間がかかる方々です。そういう意味では、安全確保の面から地元の地権者の方々にそういう説明を丁寧に繰り返させていただきたいと思います。 42 12番(永尾邦忠君)  住民の方に聞きますと、ぜひつくってほしいという声が多いわけですから、もう一回住民の方と相談をしていただいて、それから、待機場所をきちっとつくれるような方向で、そして、こういう条件になったので横断歩道はいかがですかと警察の方にお願いできるような、そういう方向をつくっていただきたい。それが市の仕事ではないかというふうにお願いをして、次の質問に行きたいと思います。  2017年施行の自転車活用推進法に伴っての質問になりますが、九州横断サイクリングコース(仮称)についてお伺いをいたします。  熊本県の阿蘇や天草、島原半島を活用したコースが提案されているようでありますが、市長の御意見をお伺いしたいと思います。 43 市長(古川隆三郎君)  自転車の活用が今、特に国土交通省のほうからいろいろ提案が始まったようであります。その一つに、自転車活用推進法というのが施行され、平成30年からは計画が策定されています。  その中で、現在、実は南島原市さんが島原鉄道の廃線跡をサイクリングロードとして計画をお持ちであります。その延長線で私の耳に入ってくるのが、国土交通省のほうが九州横断サイクリングロード、このような大きな構想を国のほうも考えているという話があります。そうすれば、南島原市さんだけじゃなくて、当然、大分、阿蘇、熊本、船で渡って島原半島、こういった流れを見ますと、さらには天草の島々、当然、島原半島もその中に入るのではないかというふうに思えます。  特に島原外港は、有明海を挟んで九州への大きな拠点であります。ましてや、現在、島原鉄道が、島原港駅と名称が変わりましたが、終着駅もありますので、こういったことを考えれば、自転車活用の南島原市さんの計画、国の方向性、ある意味でチャンスが来ているのかなというふうに今捉えているところであります。 44 12番(永尾邦忠君)  南島原市が取り組んでいらっしゃるということは私もお聞きしておりますし、秋野参議院議員と、それから、自転車活用の担当の国の方も、10月14日だったと思うんですが、視察をして、線路跡は走れませんけれども、実際、秋野議員も国道あたりを自転車で走ったというふうなこともお聞きをしております。  そういうこともありますので、島原市としても協力体制に入っていただいて、ぜひお願いしたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 45 市長(古川隆三郎君)  秋野参議院議員と私、外港のターミナルに視察に行きました。その際、今、特に健康志向の中で、自転車を活用した、年齢はちょっと高い方々も含めて、そういった機運があるので、ぜひ船の航路を活用したらどうかというアドバイスをいただきました。  その際、大牟田高速船のほうも見ていただきましたら、やまさ海運におかれては、今でも自転車が2台積めるようになっているそうですが、もっとたくさん積めるように、船の後部のデッキのところに自転車をたくさん並べて積めるような考えをお持ちですので、大牟田のほうにも自転車で行ける、こういったこともあわせて、ぜひ南島原市さんの計画を応援するような形で、島原半島というくくりで構想ができないかということを進めてみたいと思っております。 46 12番(永尾邦忠君)  次の質問で、船、島原鉄道を活用し、サイクリングのハブとしての拠点づくりをお願いしたいということで質問をしていたんですが、今おっしゃったとおりの内容であるというふうに思っております。  自転車については、なかなか島原は平らな部分が少ないので難しいんですが、これを活用した島原市の自転車活用の魅力発信ということでしていただきたいというふうに思っています。これは答弁が重複するかもしれませんが、再度お願いします。 47 市長(古川隆三郎君)  スローライフという言葉があるように、田舎の風景だったり、田舎の食だったり、やっぱり自然が豊かなところほどそういったイメージが湧きやすいので、自動車がさっと行くのではなくして、自転車の、時速15キロぐらいだと僕は思っているんですが、そんなもので地域の──NHKのBSで朝7時45分から「にっぽん縦断 こころ旅」という自転車番組をよく見るんですが、ああいったふうに、スローでもいろんな発見があると思いますので、ぜひ島原ならではの情報発信、これを海路、それから対岸、そういった結んだことの考え方を何か表現できるようなことをしてみたいというふうに思います。 48 12番(永尾邦忠君)  立川市の昭和記念公園、あそこは結構広い、やっぱり国の施設ですから広いんですが、公園内で自転車に乗れたりするんですね。自転車のコースを特別に設けてある。百花台はそういうことがなくて、自転車は乗り入れられないような状況だと思うんですが、島原市でも例えば、運動公園の周りだとか、ああいうところでも自転車が入れるような、そういう施設的な部分をつくっていただきたいなというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。 49 市長(古川隆三郎君)  自転車も今聞くところによれば、非常に負荷が、抵抗があるハードな、山道を走るようなクライムレース、何とかと言うんだそうですが、そういった志向の方とゆっくり走る人がいるということですから、どんなところが向いているのかなと考えてみたいと思いますが、例えば、平成町の復興アリーナ周辺、あそこは場合によってはほとんど車が通らない時間帯とかも設定できますので、あすは大学駅伝の女子のコースでもあるぐらいですので、管理がしやすいところもありますので。  それと、議員、ぜひ自転車で船に乗ってこられる方、あるいは列車で来られて、今、輪行といって、自転車を簡単に組み立てて出発されます、列車からおりて。そんな人が外港のターミナルあたりで自転車を組み立てられたり、あるいは近隣のホテル、旅館なんかで汗を流す、シャワーでも浴びて、温泉につかっていただく、そういった可能性が島原市にはあるのではないかというふうに考えているんですが、いかがでしょうか──いかがでしょうかと言ったら質問しよるようですね。 50 12番(永尾邦忠君)  いかがでしょうかと言われたら答弁しないといけないでしょうか。  ぜひ、いい方向でやっていただきたい。私も自転車で自宅から外港庁舎まで行くんですが、今、現行の大きな通りを通ると上り下りが激しいんですけど、旧道を通っていくと結構楽に庁舎まで行けるというふうなこともありますので、サイクリングの一つのコース、オルレもできますし、自転車用のそういうコース、提案していただけるような方向でも考えていただきたいというふうに思っております。  もう一つは、別のところからの提案があってお聞きするんですが、島原港駅と水無川間のアクセスについて、島原鉄道の延伸はできないのか。旧秩父が浦駅、そこら辺までとか、例えば、中央高校あたりまでとか、そういうことをおっしゃっている方もいらっしゃるんですが、いかがでしょうか。 51 市長(古川隆三郎君)  僕にもそういった考えをお持ちの方の声も入ってきています。そして、うちの市議会の方の中にも、深江までとか、もうちょっと延伸を、復活をという声があるんですが、現状、島原外港駅が島原港駅になり、終点駅であります。今後、島鉄南目線を廃止後、南島原市が一定の活用方針を決められたんですが、私としては終着駅は今の島原港駅であって、残った島原市内の廃線跡地は別の形で今後考えていくべきかなと。  島原鉄道自体もバス事業、鉄道事業で非常に厳しい中でも、公共交通のあり方で頑張っておられますので、これは当然、するとなれば我々の負担も生じる、そして、島鉄も経営上、それがメリットがあるのか、赤字の拡大につながるのかという、非常に経営的な問題もありますので、現時点では私は島原港駅が鉄道の終着駅、これを起点として何ができるかを考えるべきだと思います。 52 12番(永尾邦忠君)  わかりました。またあそこの終着駅からどういうふうにして人が動く動線をつくるかというのが一つの責務になってくるだろうと思いますので、線路跡の活用は十分注意していただきたい。安徳駅の先の鉄橋がありますよね。あそこら辺なんかすごくビューポイントなので、あそこら辺に本当は……(「あそこも何とかしてほしいって」と呼ぶ者あり)あそこも何とか活用していただきたいということで提案していますし、自転車の道でもいいですし、そういうことも早目に手を打っていただきたいなというふうに思っております。  それと兼ねて、もう一つは、島原鉄道、バスでサイクルトレインだとか、サイクルバスだとか、そういう提案もお受けしているんですが、そういうことについて島原鉄道に御相談をされたことはございますか。 53 市長(古川隆三郎君)  大変すばらしいアイデアだと思います。さっき言いましたように、今、輪行といって、簡易に組み立てられる、例えば、二つ折りの自転車なんかを荷物として積んで乗って、到着地点から自転車で移動する、これがはやっているんです。それと同時に、大きな車体をそのまま積むために、車両の中に自転車を固定できる装置をつける──先般、肥薩おれんじ鉄道がサイクルトレインを走らせています。全部の車両が無理なので、時間のダイヤはきちんと、この時間はサイクルトレインですということをやっています。  よそでやれているので、私もそういった話を島鉄にしたこともありますので、再度提案という形で、今回の自転車活用、九州横断、島原港の活用、終着駅等々を含めて申し入れをしたいと思います。 54 12番(永尾邦忠君)  ぜひ御協力をしていただけるような方向でお願いしていただきたいと思います。  次のフェリーについては、もうお答えをいただいたので、次の質問で、中学生、高校生の通学路の自転車道の整備をきちっとしていただきたいというふうな要望もあっているんですが、島原市として、道は狭いところもあるんですけれども、安心して自転車で通学できる、そういう道路をつくっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 55 建設部長(野口一敏君)  中高生の自転車利用者がより安全に通行できるようにということでございます。  現道において幅員が広い道路については、自転車通行帯の設置とか路側帯の拡幅、また、自転車が通行するときの段差等の解消など、道路の状況の確認を行いながら、今後、安全対策についても講じていきたいというふうに考えております。 56 12番(永尾邦忠君)  中学生でも自転車通学をされている方もいらっしゃいますし、高校生も結構いらっしゃいます。先ほどのサイクルトレインだとかを活用して、遠くのほうから自転車を乗せてきて、駅から自転車で高校に通うというふうなことも可能になってくると思いますので、そういうこともきちっと捉えた上で、安心・安全な電車の、路側帯でも何でも構いませんが、自転車のマークをつくっていただいて安心して通れるような、そういう方向で進んでいきたいと思うんですが、再度お願いします。 57 市長(古川隆三郎君)  議員もおわかりのように、非常に島原市はコンパクトという言葉では聞こえがいいようなんですが、現道の道路がどこも狭くて、さっきから横断歩道を言っているように、余裕の土地がないところに国道が走っていて、そしてまた、車社会になって、その国道自体も狭い。拡張するにも一定の用地の取得が非常に困難なことが続いているんですが、かといっても、やはり自転車の安全走行は大事なことですので、今の現道の中で何ができるのか。例えば、おっしゃるように、標示をちゃんとするとか、時間帯においては、通勤、通学の時間帯にどのような規制ができるのか、これは交通安全の問題でもありますので、警察、交通安全協会、いろんなところと協議をして、現道の中でできることがあれば考えてみたいと思います。 58 12番(永尾邦忠君)  ありがとうございます。今、高齢の方も電動機つき自転車というんですかね、あれを利用してお買い物とかも行かれるときがあるので、(「シニアカー」と呼ぶ者あり)そうですね、シニアカーもありますし、そこら辺のことも安全を確保できるような方向でお願いしたいというふうに思いますので、ぜひ推進をお願いしたいと思います。  次に移ります。避難所としての中央高校体育館のトイレの設置についてでございます。  トイレカー及び設置型トイレの整備推進、ここは避難所として指定されておりますので、この関係でお聞きしておりますが、いかがでございましょうか。 59 市民部長(片山武則君)  島原中央高校につきましては、安中地区の避難所に指定しておりまして、特に、溶岩ドーム崩落時の重要な避難所であります。  このため、先般実施されました安中地区の自主防災会主催の避難訓練においても、島原中央高校へ避難をされたところであります。  現在、中央高校体育館にはトイレがなく、避難者は校舎のトイレを使用することとなります。  体育館へのトイレ設置につきましては、地元の皆様からも要望がありまして、本年9月に秋野参議院議員が現地を調査されております。  島原中央高校体育館へのトイレの整備につきましては、必要であることは認識をしておりますけれども、私立の学校でありまして、今後、島原中央高校並びに関係者の皆さんと相談をしてまいりたいと考えております。 60 12番(永尾邦忠君)  防災、減災のほうでも費用を取れるかもしれないと、いろいろな方法はあると思いますので、ぜひですね──この前も随分体育館に地元の方がお集まりになったとお聞きをしております。健康な方はちょっと離れてもいいんですが、やはり高齢者で足が不自由な方とか、本番になってそういう方が避難されたときのことを考えると、避難所として成立するかどうかというふうなこともありますので、ぜひ学校並びに県、国のほうにも何かの形でお願いしていただきたいと思っています。  先般、中央高校の校長先生ともお会いして、ぜひ高校としても、避難所としての要望を出してくれというふうなことでお話をさせていただきました。そのうち市のほうにも提出されるかもしれませんが、そういうことで、避難所としては本当に大切なところということは校長先生も認識されています。避難所として、今度生徒たちにも、避難してこられた方たちに何かの手だて、応援はできないかという勉強も、決まれば勉強をさせてみたいなというお考えもあるようですけれども、ぜひ御協力をしていただきたいと思うんですが、再度いかがですか。 61 市長(古川隆三郎君)  安中地区におかれては、市が主催します総合防災訓練は4年に1回ぐらいしか回ってこないんですが、それがない3年間も毎年、万が一溶岩ドームだとか、万が一大地震ということで、ことしも自分たちみずからで防災避難訓練をされています。その拠点が集合避難施設だったり、中央高校もその拠点の一つとして、地域の安全・安心の拠点になりつつあります。さらに、高校生がボランティアで避難所の運営等々にもかかわるような研修を積んでくれた経緯もあります。  先ほど部長が言いましたように、これは私立の学校ということになりますので、所管が県になると思います。ですから、我々が要望を受けても、やっぱり県との調整等が必要ですので、そういったことを県、国のほうへいろいろ申し入れをすることによって、現場が一番何があったほうがいいのか、設備なのか、物なのか、制度なのか、こういったことを見きわめた上で、地域の安全・安心のために何ができるか検討させていただければと思います。 62 12番(永尾邦忠君)  ぜひ避難所の拡充をしていただきたいと思います。  今、常設のトイレの話になっていたと思うんですが、以前、トイレカーについてもお話をさせていただきましたが、今般、9月の長崎県議会での文教厚生分科会で公明党の宮本県議がトイレカーについて質問されておりまして、渡辺福祉保健課長さんは答弁として、避難所は避難場所とは違って、「避難者の方が一定の期間生活をする」「トイレカーにつきましても一つの有効な手段と考えております」と。また、中田福祉保健部長さんは、「避難所の環境整備につきましては、その後の避難者の健康を維持する上でも非常に大事な事項だと思っております」「関係する市町と連携しまして、きちんと関係課と協議して対応していきたいと思います」という答弁をされております。  ということは、ある程度、相談に行けば、トイレカーについては一歩前進できる状況にまで県も考えておられるようですが、トイレカーは維持費等々を考えるとなかなか難しいかなというお話も聞いていますし、トイレカーとか、それから、トレーラー型のトイレだとか、いろいろ形があると思うんですが、そういうことについて市長のお考えをお聞かせください。 63 市長(古川隆三郎君)  トイレカーにつきまして、今、県の文教厚生委員会のお話がありましたように、一定有効ではあると思います。さらに軽自動車のトイレカーもあります。中にはトレーラー型、トレーラー型は、近郊で大きな災害、例えば、熊本地震のようなことがあったときには、そのトイレカー自体を被災地に持っていって、それを使っていただくことで、災害時の相互支援協定を結んでいる自治体もあり、実はうちの担当課長にはそういったことを現地に行って見させてきました。ただ、経費の問題はいろいろあります。  一つ、私、有効だとは言いながら気になるのが、体が不自由な、車椅子やなんかの方々にとっては、どうしてもステップがあったりで、そこまでまだ対応が行き届いていないのかなということも思います。  補助メニューとしては緊急防災・減災事業債等が該当するのではないかと思うんですが、これも仮に島原中央高校、安中地区だと限定した場合に、地元の方々がどのようなことを望んでおられるのか、実効的なことに相談に乗るべきだと思いますので、参考にはなり得ると思います。 64 12番(永尾邦忠君)  ぜひ、そういう方法もあるということで、住民の方にも相談をしていただいて、あれば便利だなとおっしゃったら取り組んでいただく方向でお願いしたいと思います。  もう一つは、避難所としては、あそこは避難の経路の確保についてはなかなか難しいです。国道側から入る道しかないわけですね。以前、僕は特別支援学校の高等部の保護者の方から話を聞いて、国道からおりて支援学校に行く場合には、あそこの南側を通って、そして、線路跡を越えて砂利道をおりていくと危険があるということだったんですが、あそこら辺は少し拡張していただければ、あそこも中央高校に避難するときに経路として使えると思うんですけれども。  またもう一つは、極端な話なんですが、線路で、あれは何というか、高架橋みたいにつくっているじゃないですか。(「壁になっています」と呼ぶ者あり)壁になっていますよ。あそこにトンネルみたいにして避難所に入れるようにしてはどうかと、そういう2案をお聞きしたんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 65 市長(古川隆三郎君)  中央高校のもう少し南側に行けば道路があるんですね。もとの職業訓練校の一番南側の端のほうから抜けてくることがあります。僕もその避難所たる島原中央高校の体育館を秋野参議院議員と見に行きました。島鉄の旧廃線跡の高架の壁が、これは一定の、万が一、火砕流だとか土石流だとかを考えたとき、これは堤防がわりにもなり得ますねという話をしていました。  ただ、それがあるがために体育館より山側からの移動が非常にしにくいという現実がありますので、船泊団地と上の道路の今の状況、どのように人々が移動されているのかと、その壁といいますか、擁壁の状況等を勘案して、今後、大きな道路はなくても、小さな車あたりがそこを通過できれば、避難道という位置づけができるかもしれませんので、これは一回、現地の実情をきちんと調べさせていただかなければ、今どうだこうだということはできないと思いますが、その辺の形状をきちんと調べさせていただいてからのことだと思います。 66 12番(永尾邦忠君)  ぜひ調査していただいて、安中地区は自主防災会に非常に力を入れていただいて、またこの前も防災訓練を自主的にされておりましたけれども、そういうことも鑑みると、やはり地元の人たちも危機感というのは随分あって、協力していただいて、中央高校に避難をされたという状況というふうに確認をしておりますので、今お話をさせていただいた部分については、もう一回、再度検討していただいて、住民の方たち、特に溶岩ドームの崩落については気にされているようでありますし、シミュレーションもできているようでありますので、ぜひ御協力をお願いしたいというふうに思っております。  次の質問に移らせていただきます。中小企業に対する年末の資金繰りについてということで、年末及び年度末に向けての資金需要に対する方針と制度の紹介をしていただきたいと思います。 67 産業部長(西村 栄君)  年末、年度末におきまして資金需要が増加する中小企業の方々の資金繰りについてでございますけれども、事業者の方からの相談に対するきめ細かな対応が必要であると考えております。  本市におきましても窓口での相談を初め、島原商工会議所及び有明町商工会におきまして、随時相談を受け付けております。また、日本政策金融公庫とも連携を図りながら対応を行っているところでございます。  なお、制度につきましては、まず、市の融資制度といたしまして、市内中小企業者を対象に経営に必要な資金を融資いたします島原市中小企業振興資金融資制度がございます。制度の内容といたしましては、市内に住所及び事業所を有し、同一業種を引き続き1年以上経営している方を対象といたしまして、融資額が700万円以内、融資期間が7年以内、また、利率が1.8%となってございます。  また、日本政策金融公庫の融資につきましては、さまざまな融資がございますが、一例を紹介いたしますと、ほとんどの業種の中小企業の方に御利用いただけます一般貸し付けにつきましては、運転資金で融資額が4,800万円以内、融資期間が5年以内、なお、利率は使い道や融資の期間、担保の有無などによりまして異なる利率が適用されるということになっております。 68 12番(永尾邦忠君)  これはやはり年末になりますと、なかなか集金ができなくて、中小企業の方は資金繰りに困るというふうなこともお聞きしましたので、市として何か紹介する、そういう体制はできていないのかということでお聞きをしました。  事業承継についても今は非常に厳しく、子供さんたちが帰ってこなくて、もう事業が終わると、そういうふうなことを考えている方もいらっしゃいますけれども、何とか年末、年度末を越えていただいて、新しい承継をできる、そういう環境をつくるのも一つの島原市の責任ではないかなというふうに思いますが、その辺についてお聞かせください。 69 産業部長(西村 栄君)  先ほど申しました、こういった制度につきましては、私どもも商工会議所、あるいは商工会等の会報に制度の折り込み等も行いまして周知をしているところでございますけれども、事業承継等々につきましても、今後、関係団体、金融機関、そういったところと連携をより密にしながら取り組んでいきたいと考えております。 70 12番(永尾邦忠君)  なかなか資金繰りについては、金融公庫とか活用するのが一番いいと思うんですけれども、島原市内の銀行さんだとか、信用金庫だとか、そういうところにも一応お話をしていただいて、御協力できるところはお願いしますぐらいは市のほうで手を打っていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。 71 産業部長(西村 栄君)
     こういった融資制度等々につきましても、やはり地元の、市内の金融機関との連携は十分必要だと思っております。また、関係団体、商工会議所、商工会ともよく話をさせていただきながら取り組んでまいりたいと考えております。 72 12番(永尾邦忠君)  大変にありがとうございます。これは最後に市長にお伺いしたいんですが、就職氷河期世代がありまして、要するに、卒業するときに就職難だとか、そういう時代があって、就職しても給料が安くて、後から募集がたくさんあるときには、その人たちの給料はよかったりとかという、そういう就職氷河期世代の人たち、結局はひきこもりになったりとか、そういうふうなことをお聞きしております。  国でも就職氷河期世代の方たちを雇用するという方針であるようでありますけれども、島原市役所として就職氷河期世代の方たちを、たくさん入れるというわけにはいかないでしょうけれども、障害の方たちと同じように枠を設けていただいて市の職員として就職するというふうなことができるかどうかお聞きします。 73 市長(古川隆三郎君)  ありがとうございます。実は、本当に人口減少の中で、いろんなIターン、Uターンを含め、移住、定住も我々は取り組んでおります。その一端で、既にここ数年、職員の募集枠の年齢上限を上に上げまして、30代、40代の社会人、それから、いろんな技術をお持ちの方や社会人として経験を積まれた方を社会人枠というようなことで募集をかけています。そうれすば、年齢上限の40代の方あたりも応募いただいています。  ぜひ高卒、あるいは大学卒、そういった形で受け入れをしていますが、氷河期の中でどこかに就職をされて、そして、今まで貴重な経験を積まれた方、島原へ帰りたい、あるいは島原へ行って環境がいいところで働きたい、大いに歓迎をしておりますので、議員もそういったときにいろんなところで島原は頑張っているというふうなことで協力いただければと思います。既に取り組んでおります。 74 12番(永尾邦忠君)  大変ありがたいことだというふうに思っております。就職氷河期世代でひきこもりというのは結構全国でもあるみたいですので、島原市としても、また、各企業さんにも呼びかけていただいて、就職氷河期世代の方々で就職ができるということになれば、また島原も別の形で人口がふえていくのではないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。市民の皆様がよい年を迎えられますようにお祈りしながら終わりたいと思います。ありがとうございました。 75 議長(生田忠照君)  しばらく休憩いたします。                              午前11時2分休憩                              午前11時10分再開 76 議長(生田忠照君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 77 1番(草野勝義君)(登壇)  皆様おはようございます。令和元年大トリといたしまして、今回12番目に市民の声、労働者の声を柱に一般質問をさせていただきます。  今回は、1つ、ワークライフバランスと市職員の働き方改革について、2つ、教育現場での労働環境について、3つ、産業振興展示会出展に対しての支援、4つ、オルレによる観光交流の強化を、5つ、島原温泉ゆとろぎの湯・歩行湯の現状についての5件について通告させていただきました。  初めに、近年、甚大な災害が起こり続けています。8月の記録的な九州北部豪雨や台風19号、そして21号に伴う豪雨は広域大災害となりました。多くの方が犠牲となり、長期避難生活をいまだ余儀なくされています。一日でも早い復興と生活再建をお祈りいたします。  また、今、高速シュレッダーで問題となっています桜を見る会に5,500万円の税金が使われました。高額の公費が組めるなら、災害被災者の復興支援に早急に活用する施策が先ではないでしょうか。私たちは国民の生活を第一に考える政策を求めていかなければなりません。  島原市も市民生活を守りながら、安心して働ける環境が求められます。その役割が市の行政です。  質問に入ります。市民サービスにつながる市職員の働き方改革についてです。  私たちの生活時間には、労働時間だけではなく、仕事以外の自由時間や家族との触れ合いの時間などさまざまな生活の時間があります。長時間労働や休日出勤、休暇が取得できない状態が続くと、労働時間や休暇取得の満足度が下がっていくだけではなく、自身の健康状態に対する不安も増大していきます。  労働時間や休暇に関する企業の実態や意識を把握した調査からも、週の労働時間が50時間を超えると、過半数の社員が労働時間に対する不満を感じるそうです。  実際、長時間労働を経営上改善すべき課題と考えている企業の割合は9割を超え、また、メンタルヘルスへの悪影響などを懸念していることもわかっています。  これらのリスクは多くの事業所で確認されています。労働時間や休日、休暇に関して課題を把握し、管理を適切に行うことは、事業や経営に直結するとても重要な取り組みです。厳しい経済情勢の中で、民間企業は残業時間を大幅に減らすために、基本的にはゼロベースへの取り組みに大変な努力をされています。  まず、時間外勤務、休日出勤に歯どめをかけるため、業務の見直し、効率化を行い、人員配置の見直し、ワークシェアリング、分業を進めることで時間外勤務の削減に努めています。  その中心的役割が市の職員です。市の職員でも、若い方は将来的に島原市を背負っていく大切な宝です。しかし、働き方の改善や、特に長時間労働対策が進んでいないようでは大きく育ちません。市役所の皆さんは本当に夜遅くまで働いていますが、仕事に追い込まれ、個々が納得しないような形で労働しているのではないかという危惧もあります。  サービス残業もあってはなりません。そのために仕事と家庭を調和させてワークライフバランス向上を実現できる労働環境整備を進めなければなりません。  本市では具体的にどのような対策をとっていますか。  以上、壇上からの質問を終わります。あとは議席よりさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 78 市長(古川隆三郎君)(登壇)  草野勝義議員の御質問に答弁をさせていただきます。  ワークライフバランスと市職員の働き方改革について、どのような対策を行っているかということでありますが、本市職員のワークライフバランスの推進策につきましては、健康増進を目的とした健康保持休暇の計画的な取得、長時間労働の是正を目的とした毎週水曜日のノー残業デーの実施に取り組んでいるところであります。本年度はさらに時間外勤務命令の上限規制の導入、年5日間の年次有給休暇の計画的付与にも取り組んでいるところであります。今後も全ての職員がワークライフバランスを実現し、一人一人が活躍できる環境の整備に努めてまいります。 79 1番(草野勝義君)  どうもありがとうございます。先ほど言いましたとおり、なかなか計画的には進めていらっしゃると思いますが、実態がまだまだ現実とは、職員の気持ちというか、それとあわせて対応がずれているところがあるのじゃないかなという形で質問をさせていただいております。  この前も言いましたが、やはりこの仕事の改善というか、ある程度働き方を変えなければワークライフのバランスの実現が遠くなるという考え方のもとで、アンケートの中でも67%がまだまだ改善できる状況があるという回答があっております。その辺については、今後どういう形で具体化し強化していくかお尋ねします。 80 市長公室長(伊藤太一君)  長時間労働の是正につきましては、これまでに時間外勤務の事前命令、あるいは事後確認の徹底、毎週水曜日のノー残業デーの実施、効率的な業務配分の実施により取り組んでいるところでございまして、本年度は新たに時間外勤務命令の上限規制を導入しております。  内容としましては、時間外勤務を命令できる上限時間を原則月45時間、年360時間として定め、上限時間を超えて時間外勤務命令を命ずる場合にはその都度報告を求めているところでございます。  上限規制を導入する際は、改めて所属長に対し適正な管理を行うよう通知したところでございまして、今後も時間外勤務命令を行う際の確認の徹底による適正な管理に努めてまいりたいと考えております。 81 1番(草野勝義君)  一つの考え方なんですが、やはり勤務時間の具体的な中身をある程度まとめないと、労働時間の時間外の形というのが短くなっていかないと考えております。その辺では業務改善見直し対策委員会、そういうような一つの形で協議していく機関というか、委員会というか、そういうのは考えられないかどうでしょうか。 82 市長公室長(伊藤太一君)  現在、行政改革の一環として、各職員が持つ業務の内容について調査を行っているところでございます。そして、各業務についてのヒアリングを今月から1月末にかけて実施する予定でございますので、業務の改善についてはその中で洗い出されてくるものと考えております。 83 1番(草野勝義君)  どうぞよろしくお願いいたします。やはり、一つ一つの意見を大切にしなければ改善につながっていかないと考えますので、ぜひ強化していただきたいと思っております。  この長時間労働改善で時間外勤務は減少しているのか、また、その業務の見直しはどのように進んでいるのかということで、改めて現状をちょっと確認したいと思います。 84 市長公室長(伊藤太一君)  平成30年、そして令和元年ということで、本年度、令和元年度につきましては、選挙があったということで、単純な比較はできませんが、まだ中途でございますが、こういった時間外勤務の是正の呼びかけの効果は出ているものと実感しているところでございます。 85 1番(草野勝義君)  ちょっと古いデータなんですが、平成28年度で時間外総支給額が1億1,500万円という額がありました。近いデータはわかりませんが。  ただ、この額を使うということで、例えば1割減らしたとして1,150万円が生まれるわけです。逆に言えば、これをほかにいろんな形で、職員をふやすこともできると思います。そういう格好に向かった人事としての考え方についてはいかがでしょうか。 86 市長公室長(伊藤太一君)  お話の平成28年度、確かに1億1,500万円ほどの時間外を出しております。ちなみに、平成30年度、昨年度の実績でいきますと7,800万円ほどになっておりまして、時間外、あるいは時間数、そして金額とも減少傾向にあって、その分についてはさまざまな事業に展開できているものと考えております。 87 1番(草野勝義君)  どうも減っているということで、一応、逆に言えば時間外をする人が少なくなってきているという格好では理解したいと思います。  もう一つ、この年休取得、先ほど回答がありましたとおり、義務づけられてスタートしておりますけど、この年休取得の取り組みについてある程度改善というか、今後どういう形で具体的に進んでいくのか現状を教えてください。 88 市長公室長(伊藤太一君)  年次有給休暇の取得5日の取り組みについてでありますが、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律、いわゆる働き方改革関連法が本年4月に施行され、使用者が年次有給休暇を取得する時季を指定することが義務化されているところでございます。  市におきましても、年10日以上の年次有給休暇が付与される職員につきましては、取得計画表を作成させ、年5日の年次有給休暇の使用促進に努めているところでございます。 89 1番(草野勝義君)  今あったとおり、年次有給休暇取得計画の関係が果たしてどういう形で今皆さん方に理解されているのか、またどういう形で、お互いが話し合いをしながら休もうねという意識強化にもつなげるためにもこの計画表は役割を果たしていくと思うんですけど、現状についてはどうでしょうか。 90 市長公室長(伊藤太一君)  本年は初年度ということでございますが、年次有給休暇の取得状況を、上期の分については各部署へ文書によって伝達して、年間5日の取得をするよう働きかけているところでございます。  また、経営会議、あるいは部課長を対象とした人事管理ヒアリング、管理職の人事評価の場を通じて、年次有給休暇が取得しやすいような職場づくりを進めていくよう、所属長に強く求めているところであります。 91 1番(草野勝義君)  年休の取得ですが、先日の回答の中でも、現在、平均が10.9日という形で回答いただいております。政府はこのワークライフバランスの充実を目指すためにも、取得率を70%という目標が指導されていると思います。その辺ではやはりまだまだ低いという格好になりますので、今後それに向かっての計画という形は考えていらっしゃいますか。 92 市長公室長(伊藤太一君)  計画表を作成した成果については、年度当初に5日間の計画を記入させることによって、職員各人が年間業務の確認、あるいは取得に対する意識づけにつながっているものと考えております。  また、所属長についてもそういった職員の取得計画を把握することによって環境づくりにつながっていくものと考えておりますので、今後も次年度の計画表の作成に向けて取り組みを行い、職員の意識づけも指導してまいりたいと考えております。 93 1番(草野勝義君)  また、職員の労働に関して、昨日も同僚議員の質問にもあったわけですけど、この土日開庁、また平日早朝サービスといいますか、この関係について、これからも続けていくんですか。きのうは見直しをある程度検討していきたいということもあったんですけど。  もう一つ、やっぱり具体的に、きのうもあったわけですけど、職員も本当に大変な状況、また、市民にもやはり市役所の勤務改善にも協力もしていただきたいと考えれば、ある程度、もう少しなくしていく、きのうもなくしていくような方向を質問されたと思うんですけど、私も逆に見直しをと考えているわけですけど、その辺についてはどうでしょうか。 94 市長(古川隆三郎君)  きのうも同様の質問をいただきました。現在、土日開庁の利用者の状況を言いますと、土曜日と日曜日で年間7,000名の方が利用をしていただいています。土曜と日曜と合わせた数であります。  確かに働き方改革等で、職員のいい働く環境を求めております。しかしながら、職員におかれても、利用者の方が、ああ、来てよかった、あいていてよかった、助かったというような、市民の喜ぶ声や顔を見るという達成感を感じることも、僕はあってしかるべきだという思いもあります。  と同時に、市民の方の働き方改革もこれから進んでいく必要もありますので、いろんな市民の利便性、それから職員の環境等も含めて、今後、時間をかけていろんな研究をする必要があるかと思っているところであります。  また、土日等に半日でありますが、出勤した職員につきましては、それの代替たる休日の取得、こういったことを働き方改革の中できちんと整理する必要もあると思います。  それとあわせて、きのう早朝に出て子供さんのお世話なんかで大変と言われたケースもあるんですが、逆に、早く出勤をして──これ窓口だけじゃございません、早く出勤して電話がかかってこない、非常に静かな環境の中でコンパクトに事務処理を進めて、早く退庁できる、いわゆるフレックスという制度もありますので、こういったことも働き方、職場のあり方の中で検討するような余地がないのかなと、こういったことも研究する必要があるんじゃないかと私は思っております。 95 1番(草野勝義君)  その振替休日も取得率は6割という形があるんですね。完璧でないという形もあると思うんですけど、せめて日曜日はもう休ませましょうという考え方があります。土曜日にひとつ市民の協力をいただいて、土曜日だけでサービスを行う。または、もう土曜日も予約制にする。そういうことで、お互いが助かるし、職員も効率化が生まれてくる。そういう形、予約制なんかは特に本当にいい形かなと思っておりますし、土曜日である程度対応できるんじゃないかと。そういう形も含めて、やはり効率化に向かった、また時短に向かった協議をぜひお願いしておきたいと思います。  それについては、もう一回お願いします。 96 市長(古川隆三郎君)  市長になりまして、土日のサービスを取り入れていただきました。実は、そういったことを提案する中で、予約制ということを僕も調べたことがあります。役所に電話をして、どこの誰ですと、こういう書類を取りに行きますので、準備をしておいてくださいと、それで行った時間に直ぐ受け取れるという制度を導入しているところも実際はあり得ます。  ですから、さっき言いましたように、職員の皆さんの働き方の改革の一連の中で、どのような環境が職員にとっていいのか、と同時に市民から見た市役所のあり方、サービスが行き届いている、本当に市民に寄り添っている市役所だというようなことも、これも重要なことでありますので、その辺、両方のバランスが整うようなことを、これから研究させていただければと思います。 97 1番(草野勝義君)  他市を考えても、いろんな形で、開庁しなくても対応できている自治体も数多くあるわけですね。長崎県でも幾つかがあるようですけど、その辺でやはり改めて、市民のサービスは予約制が一番いいかなと思っております。土曜日開庁でですね。ぜひそこを含めて検討をお願いしておきたいと思います。  もう一つ、長期休職者も相変わらずという話をさせていただきたいと思います。  メンタルヘルスをどういう形で考えているのか、ぜひお願いします。 98 市長公室長(伊藤太一君)  職員の病気休暇等の実態についてでございますが、ことしの11月1日現在におきまして、メンタルヘルス不調による病気療養中の職員は8人、うち休職中の職員は5人となっているところであります。  メンタルヘルス対策としましては、気づきを促すためのストレスチェックを実施しているところでありまして、職場における対策としては、上司と部下のコミュニケーションの向上のほか、自己管理、上司や部下からのサポートの必要性を理解させるため、管理監督職員に対してメンタルヘルス研修を受講させているところでございます。  また、先般においては、全職員を対象としてハラスメント研修も実施したところでございます。  休職中の職員に対しましては、職員本人の所属部署のほか、人事担当者から適宜連絡をとりながら面談を実施しているところであり、今後とも職員がメンタルヘルス不調とならないような取り組み、早期に復帰できるような取り組みを講じてまいりたいと考えております。 99 1番(草野勝義君)  やはり、管理職の皆さんが一人一人の立場を考えていただいて、職員が家族とどれくらいの時間がとれるのかというようなことも含めまして、学校行事とかいろいろな地域行事があることもあるわけですよね。その辺での一つの行動を心配していただいて、やはり仕事一筋にならないような指導の仕方を求めたいんですけど、いかがでしょうか。 100 市長公室長(伊藤太一君)  当然、長時間労働の改善、あるいは休日取得の推進については、全庁挙げて継続して取り組んでまいりたいと思います。
     それに加えて、メンタルヘルス不調については、職場環境の改善をなお一層取り組んでまいりたいということで考えております。 101 1番(草野勝義君)  ありがとうございます。もう一つ、今回提案されておりますけど、会計年度任用職員制度が提案されて、来年度4月から始まるようです。まず、制度の説明をお願いします。 102 秘書人事課長(山口一久君)  会計年度任用職員制度の主な制度内容についてでございますが、地方公務員法及び地方自治法の一部改正によりまして、一会計年度内において非常勤職員を任用する新たな制度が創設され、現行の一般職の非常勤職員制度は会計年度任用職員制度に移行されるとともに、会計年度任用職員に対して期末手当の支給が可能となるよう定められたところでございます。  会計年度任用職員を、1週間当たりの勤務時間が常勤職員より短いパートタイムの職、1週間当たりの勤務時間が常勤職員と同じであるフルタイムの職の2つに分類をしまして、パートタイムの職員には報酬及び期末手当のほか通勤及び出張に係る費用を、フルタイムの職員には給料及び各種手当のほか旅費を支給することとなります。  今定例会におきまして御提案いたしております会計年度任用職員の報酬等の条例案におきましては、常勤職員との均衡などを考慮しまして、パートタイム会計年度任用職員には報酬、期末手当(年間2.6月分)、通勤等に要する費用を支給し、フルタイム会計年度任用職員には給料及び各種手当を支給しようとする内容になっているところでございます。 103 1番(草野勝義君)  ありがとうございます。基本的には、これまでの非正規職員の方が名称が変わって、ある程度賃金などの条件が補強されているような形だと理解しているわけですけど、ただ問題が、フルタイム職員とパートタイム職員の場合で大きく人件費が変わってくるわけですね。フルタイムになれば退職金まで考えていくような格好で、資料を調べてみますと、やはり各自治体も抑え込んでするためにパートタイム労働者に切りかえていくというようなおそれがあるという記事もありました。その辺については、現行の一生懸命に働いている皆さんがこれからも、名称が変わっても生き生きと働ける環境を続けていくためには、こういう条件を引き下げるようなおそれがありますので、本市としてはぜひ現状の労働条件を守っていく姿勢で切りかえていただきたい、そういう考え方をもっているんですけど、いかがでしょうか。 104 市長公室長(伊藤太一君)  非常勤の職員の勤務時間については、これまで国の非常勤職員の均衡を考慮して決定してきたところでございます。  そういった中、令和2年度から会計年度任用職員に移行するわけでございますが、勤務時間等の条件についてはおおむね現行どおりやっていくと、ただ、今回、会計年度任用職員の導入に当たって、非常勤職員の働き方についても見直しを行ってきたところでございますので、現行より長くなるという可能性がある職もあるということでございます。そういったことで、今回の制度導入によって、フルタイム、あるいはパートタイム会計年度任用職員が規定されたということで、とりあえずは令和2年度についてはほぼ現行どおりで、勤務時間については規定していきたいと考えております。 105 1番(草野勝義君)  やはり契約の条件が下がるような形であれば、本当に魅力のない市の職場になってしまいますので、正職員も非正規職員の方も助け合って市をまとめていく作業を行っていますので、先ほど言いました一つの業務の土日開庁も含めて、いろんな業務の見直しもしていただき、いい方向につなげていただきたいと要望しておきたいと思います。  もう一つ、教育委員会になるんですけど、公民館に公用車をお願いしたいという質問です。ぜひ検討をお願いします。 106 教育次長(平山慎一君)  各公民館に公用車を配備することについてでございますが、現在、公民館には公用車の常時の配備はしていないところでございますが、公民館主事が外勤する際には庁内のネットワークシステムを通しまして、各庁舎にあります公用車使用の予約ができる体制となっておりますので、そちらのほうを活用していきたいと思っております。 107 1番(草野勝義君)  必要なときに本部のほうに届け出れば、その車を手配してできるということで理解していいですか。 108 教育次長(平山慎一君)  そのとおりです。 109 1番(草野勝義君)  いろいろな行事の関係でも職員の方が自分の車で、もう本当にいろんな形でマイカーを使って荷物を運んだりやっているわけですね。一回も公用車が来たということはちょっと記憶にないんでですね。そういう形なものですから、ぜひ自然に公用車が利用できるようなことを、各地区、本当に地域のために頑張っている公民館の職員でありますので、そういう条件を、幾らか金はかかりますけど、前向きに検討していただきたいと思っているんですけど、いかがでしょうか。 110 教育次長(平山慎一君)  議員さんおっしゃいますように、公用車を使えないときは私用車を使っているケースもございます。できるだけ、先ほども申しましたように公用車を使うようにしたいと思っております。そういう活用を促してまいりたいと思っております。 111 1番(草野勝義君)  ぜひスムーズに、やはり大変な格好で働いていますので、手配の手順というか、そういうのをまとめていただいて、どこの公民館でもいろんなときに、助けていくような形──公用車を使えるように、出せるようにお願いしておきたいと思います。  では、次に入らせていただきます。  教員の多忙化が毎年問題となっておりまして、それに関連して教育現場での労働環境についての質問をさせていただきます。  教職員一人一人の時間外勤務、そこについて学校としてどういう形で管理──記録的なところをまとめていただいて意識づけを強化して、やっぱり労働時間を少なくしていくようなことを全体で考えていただきたいと思っているんですけど、こういう時間外勤務の記録というのはどういう形で動いていますか。 112 教育次長(平山慎一君)  教職員の時間外勤務の取り扱い、状況についてですが、毎月の出退勤記録簿の提出によります自己申告によって校長が職員の勤務状況を把握しております。公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインを国が策定したことに伴いまして、本市では、昨年度までは月ごとの時間外勤務状況を年2回調査しておりましたものを、今年度はこれに加えまして、4月から7月の期間、毎月実施し、実態把握と時間外勤務の縮減に向けて管理職や教職員の意識を高めてきたところでございます。  また、教職員の事務負担が軽減されますように、今年度11月にICカード及びICカードリーダーを各学校に導入しております。勤務時間を客観的に把握できるよう、整備いたしたところでございます。 113 1番(草野勝義君)  一つはタイムカードというのも考えられると思うんですけど、本市の状況、取り入れていないのかどうか。 114 教育次長(平山慎一君)  今説明しましたけれども、タイムカードにかわるものとして、ICカードを使ってデータとして管理できるようにしたところでございます。 115 1番(草野勝義君)  どうもよろしくお願いします。文科省が来年度予算概算要求で、12%ふえて約5兆9,600億円ということで、これは学校間を結ぶ高速大容量の通信ネットワークの整備に375億円というような発表があっているわけですけど、本市としてはいろいろな学校間でやっぱり仕事をスムーズに進めていく上で、学校間のこの通信ネットワーク整備というのはやはり関係してくると思うんですけど、現状についてはいかがでしょうか。 116 教育次長(平山慎一君)  通信ネットワーク整備についてでございます。  文部科学省は、さまざまな先端技術の活用や教育ビックデータの収集、分析などに対応する通信環境の整備を目的とした、高速大容量のネットワーク通信整備を来年度以降3カ年で全校へ整備しようとしていますGIGAスクールネットワーク構想、これを公表しております。来年度の当初予算にも多額の予算が概算要求されているようでございます。  本市におきましても、文部科学省が提唱します新しい教育の形態に対応した通信環境の整備は不可欠であると考えておりまして、こうした国の財源を有効活用しながら、計画的に整備を進めていきたいと考えております。 117 1番(草野勝義君)  その延長で、校務分掌ですかね、学校における運営上の業務分担なんかも見直しが生まれてくるかなと思うんですけど、それについての構想というか、そういうのが何かあれば教えてください。 118 学校教育課長(古瀬唯二君)  学校の環境整備についてですけれども、現在、学校では、職員会議や学校行事等の校務分掌に係る関係文書について、校務の種類ごとにファイリングが行われておりまして、職員室の共有ネットワーク上で管理、保存をされておりまして、いつでも全職員で情報の共有ができるようになっておりまして、引き継ぎや情報の共有が円滑に行われるように環境が整備されております。 119 1番(草野勝義君)  どうもありがとうございます。やはりお互いが共有できて情報交換を強化していただきたいと思います。  今、教職員定数も全国的には本当に大変な要員不足なんかをうたわれていますけど、本市につきましては、予算もまたこういう形で、スクールサポートスタッフとか、部活動指導員とかの増を国は発表されていますけど、本市としては要員をふやしていくような要求というか、その辺の考え方はございますか。 120 教育長(森本和孝君)  今、議員がおっしゃいましたように、いわゆる教員の、例えば採点業務とか、印刷業務等をサポートするスクールサポートスタッフですね、あるいは部活動を専門に指導する部活動指導員、これを今回の概算要求では文科省のほうも増員をいたしております。  本市におきましては、平成20年度から学習支援員、いわゆる児童・生徒に直接的に支援をする者を本年度は20名配置いたしております。各学校1から2名でございます。  また、学校図書館の仕事を専門にする学校司書も全ての学校に配置をいたしております。これは他市に先駆けて行ったものでございまして、本市といたしましては、児童・生徒に直接支援をする、かかわる者たちを配置いたしまして、教育効果を上げようといたしております。そのことが、いわゆる教職員の負担軽減につながるのではなかろうかと、そういった認識でいたしております。  また、部活動指導員におきましても、約60名になりますけれども、外部指導者の方に協力をいただいておりまして、当然、文科省が言う部活動指導員とは若干の権限は違いますけれども、こういった皆さん方の協力を得て教職員の負担軽減を図っているところでございます。 121 1番(草野勝義君)  本当にありがとうございます。よろしく、またいろんな形を、支援員を含めてふやしていただけることで、本当に先生の労働も減ってくるかなと思っております。  5)は、これはインフルエンザ補助事業を、中学校まで伸ばしていただきたいという質問です。もうこれについては、両サイドの行政が先にやっていますので、ぜひ本市もということでお願いしたいんですけど、いかがでしょうか。 122 福祉保健部長湯田喜雅君)  季節性インフルエンザの予防接種につきましては、生後6カ月から小学生までを任意接種として1人当たり2回、また、高齢者のほうは定期接種として65歳以上の方と60歳から64歳までの心臓、腎臓、呼吸器の機能等に障害のある方に1人当たり1回、季節性インフルエンザの予防接種の一部を助成してきているところであります。  中学生まで拡大をするという議員からの要望でありますけれども、本市では任意の予防接種として乳幼児、小学生に予防接種をしておりますけれども、ロタウイルスワクチンという任意の予防接種も平成30年度から始めてきておりますので、この中学生まで拡大することにつきましては、厳しい財政状況、あるいは県内各市町の動向を考慮しながら引き続き検討させていただきたいと思います。 123 1番(草野勝義君)  本当にですね、ロタウイルスワクチンもスタートしているということも知っているんですけど、またインフルエンザもやはり本当にはやってきている状況を防止するために、やっぱり中学生まで見ていただきたいというのが趣旨でありましたので、ぜひ今後も検討をしてください。財政の面もあると思いますけど、雲仙市、南島原市もやっていますので、ぜひ肩を並べるようにお願いしておきたいと思います。  もう一つ、近年、図書教育というのは進んでいると思います。図書司書や図書ボランティアの皆さんによって、各学校図書室の季節を感じるような環境や新書のお知らせ、また、子供たちが読書欲が出てくる工夫がされていると聞いております。  各学校、バーコードによって図書の貸し出しや返却などもされておりますけど、もう一歩進んでいただいて、銀行の通帳のように借りた本を記録していく読書通帳というのを、ある程度強化されていってはどうかという形で質問させていただいたんですけど、見解をお願いします。 124 教育次長(平山慎一君)  読書活動につきましては、子供が言葉を学び、感性を磨き、想像力豊かにするなど、人生をより深く生きていく上で欠くことのできないものであると認識しております。  本市でも、平成21年度から全小学校、平成22年度から全中学校に学校司書を1名ずつ配置し、読書活動の活性化に力を入れてまいりました。  平成28年度に第1期島原市教育振興基本計画において年間の1人平均貸出冊数の目標を小学校で120冊、中学校で12冊と設定しておりましたが、平成30年度は小学校で166.8冊、中学校で25.5冊という平均貸出数になっております。現在、目標を大幅に達成しておりまして、読書意欲の向上を図られております。  先ほど議員おっしゃいました読書通帳につきましては、市全体としての導入は現在のところ考えておりませんが、各学校の独自の取り組みとして、そういう活動をされていらっしゃるところもございます。 125 1番(草野勝義君)  手づくりでやっているという学校もあるということもちょっとお聞きしたんですけど、銀行のように機械でやるようなことも実際にもあるわけですね。結構かかるような格好ではあるんですけど、各学校でこういう機械でできれば理想なんですが、せめて本市の図書館にでも1台は、500万円ぐらい予算が要るんですけど、そういう形をひとつ構えていただいければ、学生さんはもちろんのこと、あと一般の大人の方も一つの読書に向かうということで、やはり全体的な方の読書欲がふえていくし、またいろいろな形で楽しんでいくような状況も生まれるのじゃないかと思うんですけど、そういう本市の図書館についての──もう何台でもとは言いませんので、1台だけでも土台に構えていただけないかということですけど、いかがでしょうか。 126 教育長(森本和孝君)  いわゆる読書通帳ですね、これは何かの商標登録みたいなので、この言葉というのは今後使えませんけれども、これは他市では公立図書館に入れているところも確かにございます。これは公立図書館で、子供たちが行って、子供たちが読書意欲を増すと、そういった手法で使われているようであります。本市のほうでは、先ほど次長が答弁いたしましたけれども、学校では児童・生徒の読書意欲というのはどんどん増しているということを把握いたしておりますので、今のところ公立図書館への導入というのは考えていないところでございます。 127 1番(草野勝義君)  ふえているということで、本当に成果は出ているんでしょうけど、子供さんたちが思い出とか、いろいろ楽しめる、また、幾らの本を読んだのかなというようなことを、積み重ねて記録できるような格好でまた読書欲がふえていくんじゃないかなと思っていますので、一応検討をお願いしておきます。  次に、産業振興展示会出展に対しての支援ということで、やはり地場産業の振興を進めていくためにも、いろんな企業の販売促進のためにも展示会が有効な手段としてあると思います。  ただ、中小企業もこの出展代も高額なためになかなか思い切って行けないというような状況もございまして、やはり一つの支援というのを考えてもらいたいという市民の声もあったものですから、今回、通告しているわけですけど、こういう事業、展示をするための国の補助事業というのが何かございましたら教えてください。 128 産業部長(西村 栄君)  国におきます支援策といたしましては、まず小規模事業者を対象に、補助率3分の2、原則50万円を上限といたしまして、展示会等の出展費、旅費等を補助いたします小規模事業者持続化補助金がございます。  また、このほか公益財団法人の長崎県産業振興財団におきましては、販路開拓のため見本市等に出展を行う場合の経費に対しまして、助成率3分の2、100万円を限度といたしまして助成がされております見本市出展支援事業が実施されているところでございます。 129 1番(草野勝義君)  ということは、国も長崎県も上限が違いますけど3分の2の補助事業があるということで理解していいですか。 130 産業部長(西村 栄君)  先ほど答弁差し上げましたけれども、そのようなことでございます。 131 1番(草野勝義君)  本市ではこういう似たような形の補助事業というのは何かございますでしょうか。 132 産業部長(西村 栄君)  本市におきましては、島原市において企画して市外で開催するこういった展示会、物産展等に参加する場合において、宿泊費、また旅費等を補助いたします島原市物産流通促進事業費補助金を設けているところでございます。 133 1番(草野勝義君)  具体的に内容がわかれば教えてください。上限幾らとか、何割とか、お願いします。 134 しまばらブランド営業課長(高田順次君)  島原市物産流通促進事業費補助金でございますが、具体的には、まず補助の上限といたしましては、島原市の旅費支給条例に基づきます、かかった旅費1人分の2分の1の額が上限ということでございまして、その行かれた人1人分の交通費であり、宿泊費、機械器具の借上料、輸送料、販売補助員の雇用料等を、その範囲の中で補助するという制度でございます。  その補助の対象となります催しでございますが、島原市が企画して、そして市外で開催される物産展等が対象になるところでございます。 135 1番(草野勝義君)  ありがとうございます。一応、宿泊と旅費については申請が来れば対応していくと。  一つは先ほど言いましたとおり、展示するときには1コマというんですか、大体、いろんなパターンがあると思うんですけど、出展代というのが絡んでくるんですけど、そこについての補助事業というのを考えていただきたいという要望だったんですけど、それについては今後検討できますか。 136 産業部長(西村 栄君)  国等の支援につきましては、先ほど御紹介したとおりでございます。  議員御質問の、市においてそういった出展費用について支援ができないかという御質問だと思いますけれども、市において企画いたします場合は旅費等々についての一定の率で支援を行ってございます。
     事業者皆様が個々に出展される場合のその支援等についての御質問だと思いますけれども、本市におきましては、先ほど申し上げましたように、販路開拓に効果的に資する、そういった展示会等については市が主体となって企画をしておるわけでございますけれども、他市にあるような、個々の方の、事業者の方が出展される支援制度につきましては、やはり市内事業者の皆様方の現状、あるいはそのニーズを把握することも必要でありますし、その販路開拓に効果が直接的につながるのかということの検証等も必要になってくるかと思います。関係の商工会議所、商工会等の意見も聞きながら検討する必要があると考えております。 137 1番(草野勝義君)  雲仙市には、そういう似たような形で補助事業があるものですから、これもあわせて島原市の産業振興の発展のためにも、ある程度助成をして中小企業、またはいろんな方が元気になっていく手助けをできればと思って質問させていただきました。  次に入ります。  オルレによる観光交流の強化をということで、これはもう先日同僚議員の質問で詳しく回答をいただいているんですけど、6回目やったですかね、6回目でようやく条件内定という話だったと思うんですけど、改めて今回内定されたまでの経過について、どういうのが難しくて、今回内定につながったかということを、ちょっと感想をお願いします。 138 市長(古川隆三郎君)  過去5回チャレンジして、1次、2次、3次と審査があるんですが、最終ステージまで行くけどなかなか達成できませんでした。僕はもうオルレの関係者に、オルレになれないオルレコースを歩きに来てくださいと言うぐらい、もう逆説的なことも言っておったんですが、一番求められるのが舗装道じゃないことなんです。やっぱり自然の田んぼのあぜ道だったり、山の道であったりでですね、極力舗装でないところの割合が多いほどいいと言われて、これが一番ネックです。  というのが、島原はコンパクトですから、限られた部分しかないので、海も山もありますが、郊外だとか、そこが一番苦慮したところですが、今回、火山を対象にしたコースでゲットすることができそうです。皆さんに予算でもお願いしています。ぜひ、ユネスコ世界ジオパーク島原オルレコースとして、インバウンドを含める観光資源に育てていきたいと思っていますので、御協力をよろしくお願いいたします。 139 1番(草野勝義君)  あとの条件をクリアしていくための今後の整備という形があったと思うんですけど、どういう形で、どういう分野について具体的な形の準備を進めていきますか、お願いします。 140 産業部長(西村 栄君)  今後の取り組みについてでございますけれども、コース内の案内板の整備など指摘された部分の改善を行いまして、九州観光推進機構が確認をし、正式に認定される見込みになっております。本年度中のオープンを目指しているところでございます。  なお、今議会に関連予算につきましては計上をさせていただいているところでございます。 141 1番(草野勝義君)  今の時点でわかっておればですが、コースはきのう、ある程度聞いてわかっているんですけど、参加費というか、そういうのももうある程度、これくらいでやろうかというのがわかって──参加費、要するにこのオルレに参加する方にはある程度参加費が、1,000円か2,000円ぐらいいただいていろいろなサービスを行ってということで楽しませていくようです。その辺がわかれば、ちょっと具体的な形があれば教えてください。 142 市長(古川隆三郎君)  私も九州内のコース、済州島も歩いたことあるんですが、普通行って歩こうと思うときは全く無料で歩けます。いつでもスタートとゴールがあって、自分で標識を探して歩きますので。  ただ、何かの関連でイベントをするときには、例えば1,000円程度の参加費を払って、何か参加賞や記念品がついて、誰かと一緒に歩こうというようなイベントもいろんなコースではよく開催をされています。 143 1番(草野勝義君)  やはりきのうもあったんですが、南島原市のオルレとセットにして1泊を含めて呼び込めればと思いますし、その辺ではある程度1,000円とかかかるかもしれませんが、一つのオリジナルのような格好での物産でもいいから、やはり参加された方に一つの記念するような形も考えていくべきかなと思っておるんですけど、改めてそれについてどうでしょうか。 144 市長(古川隆三郎君)  本場の済州島もそうなんですが、コースの中には売店とか休憩所があったりして、そこではオリジナルのバンダナとか、ブローチだとか、ガイドブックだとか、関連商品が結構売ってあります。地元の産物も準備してありますので、そういった物を買っていただくことだってできるし、それはある程度自由な範囲の中でできそうな気がしています。 145 1番(草野勝義君)  いろいろこれから詰めていくと思いますので、ぜひお願いしておきたいと思います。  コースですね、島原港駅以降の線路跡地というのもオルレのコースで私は考えていたんです。同僚議員は自転車やったですけど。あそこも歩かせることで、一つの魅力を発信できるんじゃないかなと、このオルレとちょっとあわせて考えていたんですけど、その辺については見解何かございますでしょうか。 146 市長(古川隆三郎君)  過去5回チャレンジしたケースの中で、中央高校から少し島原港駅側の砂利の島鉄の跡を歩くコースも設定してトライもしたこともありました。やっぱりそういった場合に、陸橋があるとか、危険であるというような判定とかありまして、それも僕も楽しみにして過去にトライした経緯はあります。 147 1番(草野勝義君)  やっぱり一つ条件で危ないというところがあるようですから、なかなかかなと思いますけど、あれば面白いなと私も思っていましたので、今回オルレとあわせてうまくできないかなと思って質問させていただきました。  最後です。前回も質問しましたが、島原温泉ゆとろぎの湯・歩行湯の現状についてをもう一回質問させていただきます。  やはり利用者の意見としては、散歩もしますけど、もう年をとると足への負担が大きいということで、お湯の中での歩行は足の筋肉を和らげ負担が少なくなって助かると言われております。  また、年をとっても元気にしていくということで、健康増進にもつながると思います。  改めて、費用対効果もあるとは思いますけど、現状についてどういう形で検討されていますか教えてください。 148 産業部長(西村 栄君)  歩行湯の現状につきましては、現在、ろ過装置等にふぐあいがあるため、歩行湯が公衆浴場としての水質基準を満たしていないということで、利用者が安全に使用できるか、機器の点検、あるいは水質検査等を行ってございまして、時間を要しているところでございます。  なお、オープンから11年が経過いたしまして、施設全体として浴場を含めて近年修繕箇所も多くなってきておりますが、今後の歩行湯のあり方につきましては、利用状況を踏まえ、利用者皆様のお声、また指定管理者とも協議しながら、ほかの活用を含めて総合的に検討させていただきたいと考えております。 149 1番(草野勝義君)  前回も早急に報告させていただきますということだったので、その早急が長くならないような形で、やはりある程度の方針をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  とにかく、働きやすい環境を島原市で、元気な島原市をつくっていくことをお互いに頑張っていくことで、草野勝義の質問を終わります。どうもありがとうございました。 150 議長(生田忠照君)  通告による市政一般質問はこれにて終了いたします。  関連質問がございましたら、休憩中に通告をお願いいたします。  午後1時10分まで休憩をいたします。                              午後0時11分休憩                              午後1時10分再開 151 議長(生田忠照君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これにて市政一般質問を終結いたします。  これより日程第2.第70号議案から日程第9.第78号議案までを一括議題とし、順次議案の質疑に入ります。  まず、第70号議案 島原市会計年度任用職員の報酬等に関する条例について質疑を行います。 152 2番(松坂昌應君)  今回、自治法等の改正で、この地方の私たちの市役所の職員の、正規の職員以外の非正規と言われる人たち、名前もちょっと変わるようですけれども、そのパートとフルタイムという分類みたいですけれども、この人たちの待遇がよくなるというふうに私は考えておるんですけれども、大きな部分だけをお尋ねしたいと思います。  これは新聞報道等によると、そういうボーナスと、いわゆる期末手当とか通勤手当とか、そういった手当が支給できるというような書き方をされるのだけど、これは支給しなければならないというふうに解釈していいでしょうか。  質問3回ですので、ちょっと細かいことも質問しておきたいんですけど、今回の1カ所、特に確認したいのは、参考資料で条例(案)逐条解説の6ページですね。6ページにパートタイム会計年度任用職員の期末手当ということで、この手当とは、本来ある、今私たちが使っている給与条例に準じるということで、ここでは「給与条例第17条から第17条の3までの規定を準用し、期末手当を支給する」とあるんです。それでここの解説の部分に、6月が1.3月分、12月が1.3月分、合わせて2.6月分というふうにもうここに書いてはあるんですけど、これは本来であれば規則で定める部分をここに書いてあるのかなと思うんです。私はこの条例を見たところではそこに数字まで書いていないんですね。17条のほうを見ても、そこに数字は出ていないで、そういった期末の額とかは規則で定めるみたいになっているようなんですけど、ここであえて2.6という数字を示したのは、一例なんでしょうけど、どういう意味なんでしょうか。  ちなみに、現状の島原市の非正規の皆さんのボーナスは夏に0.7月、冬に1.3月、合わせて2.0月ということで動いていますよね。私もずっと非正規のボーナスをもう少し早く上げるべきじゃないかと言っていましたけど、そういう意味で言えば、ここに示された数字を見ると、もう2.6で今動いているよという話みたいですけど、この辺を教えてください。よろしくお願いします。 153 市長公室長(伊藤太一君)  この逐条解説については、1.3月、1.3月の表記については説明資料ということで、本来であれば規則のほうに記載する分でございますけど、説明用に記載させていただいた分でございます。  それと、処遇については先ほどの一般質問の中にもありましたが、処遇の見直しを行っているところで、大幅に勤務時間が削減する職というのは見当たらないという状況でございますので、処遇改善、あるいは勤務の位置づけを明確にしたということで御理解いただければと思います。 154 2番(松坂昌應君)  例えば6月だったかの質問で、パートさんに給料を払うときに交通費を支給していないじゃないか、東京都の職員の非常勤の人は、ただでさえ最低賃金も高いものですから、金額も高い上に交通費までもらっているのに、何で島原は交通費出さないのって話をしておりましたけれども、今回のこの条例をそのまま読めば、交通費も新たに発生する手当に入るのかなと思っておりますけれども、そういう解釈でよろしいでしょうか。 155 市長公室長(伊藤太一君)  パートタイム会計年度任用職員については通勤手当に相当する報酬を、フルタイム会計年度任用職員については通勤手当を支給するということに変更になります。 156 2番(松坂昌應君)  そういう意味で言うと、ここでは規則で定めようとする部分の一部を紹介してあるみたいですけど、総務委員会のほうではその規則の部分もぜひ示していただいて、現状との変更点ぐらいは説明をしていただければと思います。傍聴に伺いますので、よろしくお願いしておきます。 157 議長(生田忠照君)  いま一度ここで確認をしておきたいと思います。  平成31年3月1日の議運においての申し合わせ事項をお話しいたします。  本会議での議案質疑の取り扱いについて、「本会議での議案質疑に際しては、市長等に対する市の重要な方針にとどめ、事務、実務に関する内容は自粛する」と一部変更しておりますので、御協力のほど皆様よろしくお願いしたいと思います。  第70号議案に対する質疑をとどめ、第71号議案 市長及び副市長の給与に関する条例及び島原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 158 2番(松坂昌應君)  今回の提案ですけれども、島原市には報酬等審議会条例というのがあって、市長や我々議員の報酬の額が変わるときには報酬等審議会に意見を聞くというようになっておるんですけれども、報酬等審議会ではどういうことがありましたでしょうか。  それから、私は前にも申し上げましたけれども、市長は執行部の長であり、我々議員は決定機関の代表なんですね。そういう意味で言うと、仕事の内容は違うと思うんです。そういう意味で言うと、この確かに提案では市長のボーナスを上げる幅と我々議員のボーナスを上げる幅が同じ数字だというのは、たまたま一致しておりますけれども、これはやはり提出する場合には2つにわけて、市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正、島原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正というふうに、2つにわけて提案するべきではないかと思うんですけれども、これをあえて一緒に出した理由を教えてください。 159 市長公室長(伊藤太一君)  審議会において諮るべき内容につきましては、報酬、給与の額の月額そのものについて審議をお願いして、ほかの類似団体との均衡を図りながら諮っていくということで、月額そのものを審議内容とするということで、今回提出しております期末手当については、市長、副市長、市議会議員とも県内13市において国家公務員の指定職に準じてしておることから、既に均衡を保っているということで審議の対象になっていないということでございます。  また、市長、副市長とあわせて議員の報酬についても提案させていただいた分については、県内13市の中のほとんどの市において同様の形態をとっていることから、このような提案の方法となったところでございます。 160 2番(松坂昌應君)  今の話で言えば、県内のほとんどということは、そうじゃないところもあるわけでしょう。きちんとやっているところもあるということですね。  それから、この報酬等審議会にかけるかどうかという判断は、これは法解釈というかな、条例の解釈だと思うんですけれども、結果的に我々議員の、市長の、本来の報酬額はいじらないで、ボーナスの額の月数を変化させることによって最終的にもらう額が決定するわけですね。そういう意味で言えば、額を決定するのに当たるんです。この数年間で毎年0.5とか0.05とか、そういう感じで上げてきているわけですから、これはもうその当時からすればかなりの額の変化になっておるんです。どこかできちんと報酬等審議会の意見を私は聞くべきだと思いますけれども、もうしようがないのかな、質問で終わりますけれどもね。ただ、その辺のことはきちんと考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 161 議長(生田忠照君)  今のは要望でよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)はい。  71号議案に対する質疑をとどめ、第72号議案 一般職の職員の給与に関する条例及び島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162 議長(生田忠照君)  第72号議案に対する質疑をとどめ、第73号議案 島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 議長(生田忠照君)  第73号議案に対する質疑をとどめ、第75号議案 公の施設(有明の森フラワー公園)の指定管理者の指定について質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164 議長(生田忠照君)  第75号議案に対する質疑をとどめ、第76号議案 公の施設(有明プール)の指定管理者の指定について質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165 議長(生田忠照君)  第76号議案に対する質疑をとどめ、第77号議案 公の施設(平成町人工芝グラウンド)の指定管理者の指定について質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 166 議長(生田忠照君)  第77号議案に対する質疑をとどめ、第78号議案 平成31年度(令和元年度)島原市一般会計補正予算(第3号)に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 議長(生田忠照君)  第78号議案に対する質疑をとどめ、各議案に対する質疑を終結いたします。  次に、日程第10.第74号議案 公の施設(有明福祉センター)の指定管理者の指定についてを議題といたします。
     本件については、地方自治法第117条の規定により除斥の必要がありますので、種村繁徳議員の退場を求めます。     〔種村繁徳君退場〕 168 議長(生田忠照君)  それでは質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 議長(生田忠照君)  第74号議案に対する質疑を終結いたします。  種村繁徳議員の入場を求めます。     〔種村繁徳君入場〕 170 議長(生田忠照君)  これより各議案の委員会付託を行います。  第70号議案から第72号議案まで及び第74号議案を総務委員会に、第75号議案を産業建設委員会に、第73号議案、第76号議案及び第77号議案を教育厚生委員会にそれぞれ付託いたします。  お諮りいたします。第78号議案については、17人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 171 議長(生田忠照君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、17人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、議長及び議会選出の監査委員を除くお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 172 議長(生田忠照君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました17人の議員を予算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  次に、今期定例会において本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の委員会に付託しましたので、御報告いたします。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は18日定刻より開きます。  本日はこれにて散会いたします。  引き続き予算審査特別委員会を開きますので、議会会議室に御参集をお願いいたします。                              午後1時24分散会 Copyright © Shimabara City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...