ツイート シェア
  1. 島原市議会 1994-09-01
    平成6年9月定例会(第4号) 本文


    取得元: 島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    1994-09-14 : 平成6年9月定例会(第4号) 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前10時15分開議 副議長(中川忠則君)  皆さんおはようございます。これより本日の会議を開きます。  日程第1.市政一般質問を前日に引き続き行います。 2 22番(木村一守君)(登壇)  おはようございます。通告の順序に従いまして質問をいたします。  道路の問題を幾つか質問しますけれども、議会あるごとに道路についての質問もし、また、要望、お願いなどもいたしてまいりましたが、なかなか前向きな道路行政がなされていない感じも受けますので質問をいたしますが、今や、全国では保有台数が国民2人に1台というこの車社会において道路行政は避けて通れない問題でもあり、これから先にも車の増加はふえるものと思うが、それに伴って道路整備などはおくればせながらもやらなくてはならない課題でもあり、この現在の状況を、市長、あなたはどう受けとめておられるのか、お聞きしたいものであります。  まず、道路問題の質問の第1点目として、一昨日より同僚議員の質問にもありましたが、重複する点もあろうかと思いますが、私は私なりの質問をしてみたいと思います。  島原半島地域高規格自動車専用道路の実現に向けて島原半島内の商工会を初め、観光業、産業、文化のあらゆる団体からも切実なる訴えや要望がなされているが、島原市を初めとして、各町あたりの行政側が積極性に欠けている感じがするが、三県架橋の実現してからとの見方をなされているのかどうか、また、この問題で半島全域の行政側で話し合い、また会議等があっておれば、その経緯と反応についてお知らせ願いたいものであります。もっと島原市が率先して音頭を取って会合を重ねて、県、また中央あたりに働きかけをするべきと思うが、市長の考えをお聞きしたい。  先日、9月5日九州国際空港を有明海にというシンポジウムが荒尾市の国際文化センターで開催されたので、参加して感じたことは、対岸の熊本、荒尾、大牟田、佐賀県の鹿島を結ぶ湾岸高規格道路を実現させたいとの話もあり、島原半島にも地域高規格道路がぜひ必要であることを再認識して痛感してまいりました。島原市でも近いうちに国際空港シンポジウムをぜひ開催したい話もあっておりました。地域高規格道路制限速度80キロ程度の自動車専用道路で、97年度までにあと3年間で2,000キロを事業化するとなっているようであるが、諫早より島原半島への距離はその枠に入っているのかどうか。たしか5月ごろその指定があったと聞いていたが、わかっていればお知らせ願いたいものであります。  2015年までには距離を6,000キロから8,000キロの地域高規格道路を完成させたいとなっているが、有明海に国際空港が実現すればなおさらのこと道路網は整備する必要があると思うが、市長のこれから先見通しなり、受けとめ方をお聞かせ願いたいものであります。  次に、広域農道について。  広域農道北部地の愛野―島原間が本年1月より供用開始になって、国道251号の渋滞緩和に非常に役立っていると言われているように、大変に便利になっているが、市内に入ってわずかな距離が地権者話し合いができずに不便をもたらしている。また、島原市にとっても恥とも言えるし、残念な気持ちもするが、その後の地権者との話し合い等の推移はどのようになっているのかお尋ねしたい。  次に、農免道路について、進みぐあいはどうなっているのか。  昨年、農水省より調査費として予算も計上されていたと思うが、この農免道路の地域の方々に、説明会では広域農道より接続の意味で市内に入る基幹道路としての役割があるとの計画がなされた経緯があり、関係する地域の方々はもとより市民の関心、また期待も大きいと思うが、その後の経過、また進捗など詳しくお知らせください。  次に、県道野田島原線の稗田町より本町制札の間は一部着工はしているものの、地権者の同意は得ているのに非常におくれている感じがするが、地元住民、また地権者なども早く完成を望んでいるようであるが、なぜおくれているのか。  さきにも述べたとおり、広域農道の開通により市内に入る接続する道路としての役割も大であり、また、災害どきに緊急避難道としても重要であろうかと思うが、市長はいかが思っておられるのかお伺いしたい。  次に、市内一般道について質問する前に申し述べておきたいことは、水無川、中尾川の土砂運搬用大型ダンプについて私が感じて思うことは、運転手のマナーのよさ、また思いやりのある運転手が多いこと。これは建設業界、建設省、県あたり施行業者運転教育がなされているのか、また運転手の方々の申し合わせなのか、その点高く評価し、また敬意をあらわすものであります。  一般道について質問しますが、一番混雑する時間帯に通ってみると、交差点は2回以上の信号待ちがあるのは普通であり、場合によっては3回以上もなっている状態であるが、交差点に右折帯のあるところは案外にスムーズに流れているようであるが、これを見るとき、道路の拡幅などはなかなか早急には困難もあるが、交差点に右折帯の設置はぜひ必要であり、取り組む考えはあるのかどうか。この件は2年ぐらい前にも質問した経緯もあるが、都会に限らず地方都市でも車の増加は年々ふえる一方で、道路行政は車の増加には追いつかず、道路行政後手後手となっているが、非常に深刻な問題でもあります。道路の拡幅、また整備する場合に地権者あたりとの交渉、話し合いをするに当たり、建設課、また職員では大変な負担になると思う。そこで、地域ごとに何名かの世話役というか、委員というか、そういう人にぜひお願いする方法を考えてはどうかと思うが、市長の考えをお聞きしたいものであります。  次に、環境美化についてでありますが、この問題は、前市長時代から私は何回となくお願い、要望しながら質問してきましたが、いよいよ条例化に踏み切られる段階になったことを、関係機関皆さん方の御尽力により実現の運びとなったことを心から敬意をあらわします。本当に御苦労さまでした。
     この仕事は、観光、文化、また経済性にも目に見えない深いつながりがあることを忘れてはならないことであり、毎朝、朝早く地域ごと、一部の人たち、また団体などが空き缶、たばこの吸い殻を拾っておられることも決して忘れることはできないのであります。  福岡県の粕屋郡北野町は平成4年10月から、長崎市は昨年12月条例化が施行されているが、島原市においては隣接町との兼ね合いがあるのでと聞いていたが、隣接町も条例を施行しようとしておられるのかお知らせ願いたい。  また、罰則規定の内容、根拠について、罰則の適用はどのようになっているのか。北野町での条例は空き缶ポイ捨てなどについては罰則の規定が設けられているが、島原市の条例の規定には入っておるのかどうかお知らせ願いたい。  最後に、杉谷地域公民館、第四小学校の移転についてでありますが、現在の位置に昭和19年10月に移って約50年、数多くの人たちが学び育ったわけでありますが、普賢岳災害により余儀なく移転せざるを得なくなり、移転敷地用地もほぼ決まりつつあるようであるが、道路の問題でも述べたとおり、車社会であり、あらゆる地域の行事、また催し物は公民館及び学校が主体となるので、学校、公民館の敷地と一緒に最初から駐車場のスペースを十二分に確保すべきと思うが、小学校、公民館などの計画設計が内部でなされているのかどうかお知らせ願いたいものであります。  壇上からの質問を終わりますが、自席から再質問いたします。 3 市長(吉岡庭二郎君)(登壇)  木村議員さんの御質問に対してお答えいたします。  島原半島高規格道路についてでありますが、島原半島主要幹線道路である国道251号、国道57号は、普賢岳の噴火による土石流発生により交通が遮断されるおそれがあります。島原半島地域の復興、活性化を図るためには、県央地域と本市を結ぶ規格の高い道路の建設が緊急かつ最大の課題であります。このため、島原―深江間約4.6キロメートルについて建設省直轄による災害の強い規格の高い道路の建設を進めていただいております。これを一つの契機として、島原半島に規格の高い道路を早く整備していただくよう、さらに国、県に働きかけていかなければならないと思っております。  長崎県におかれましても、昨年12月長崎県広域道路整備基本計画の中に、深江町から諫早市の間の約45キロメートルを規格の高い、仮称島原道路として位置づけられておりますので、さらに地域高規格道路として国の指定を受けるよう島原半島一丸となって要望してまいりたいと存じます。  なお、8月9日村山総理大臣が雲仙・普賢岳の災害視察のため来島された際、及び去る6日衆議院災害対策特別委員会が来島された際にも、規格の高い道路の早期実現についてお願いいたしたところであります。  国の方針として、97年までに2,000キロの整備についてでありますが、この中に島原市が入っているのかという御質問に対しては、指定はまだなされておらず、ぜひこの2,000キロの枠の中に入れてもらうよう努力してまいりたいと思います。  なお、島原半島隣接町村とのこの地域高規格道路についての取り組みでありますが、去る7月28日開催しました島原半島幹線道路整備促進期成会の中でも、今後は地域高規格道路について強く関係先に要望すべきだという結論になっているところであります。  広域農道推進状況でございますが、昭和47年度に着工されまして、島原半島内の全体延長65キロメートルのうち約60キロメートルが完成し、供用開始されているところでございます。  島原工区の進捗につきましては、有明町との境から市道寺中縦線までの延長590メートルが平成5年度において完成したところでございます。残りの市道寺中縦線から出の川町までの区間970メートルは、早期完成に向け県や推進員の皆様と一緒になって精力的に用地交渉を進めているところでございます。  交渉の状況は、地権者32名のうち18名の方々につきましては契約をいただいているところでございます。また、未契約の方につきましてもかなりの御理解をいただける状況にありますので、今後もなお一層努力してまいりたいと存じます。  農免農道についてでありますが、この農道は市内と広域農道を結ぶ道路として計画されたものであります。進捗状況につきましては、平成5年度に第1期の事業採択を受けまして、一部を除き測量調査が終わったところであります。今後は測量調査の同意を得ていない一部の方の同意取りつけとともに、実施計画図に従った地権者の方々の同意を得る手順となっておりますが、何といたしましても、広域農道早期開通を図るべく、現在広域農道用地交渉に全力を傾注いたしているところでございます。  いずれにいたしましても、市内中心部広域農道を結ぶ道路の整備は終息の見通しのない継続する災害に対して避難道路、あるいは復興を支える道路として緊急に必要でありますので、早急な着工について国、県に対して強く要望しており、県におかれても現在種々検討を行っていただいているところであります。  県道野田島原線進捗状況についてでありますが、県道野田島原線は、県事業として平成5年度から国の補助事業により平成9年度完成予定で、稗田町から本町までの970メートルを整備する計画であります。用地の進捗は全体の約7割が買収済みであり、工事につきましても平成5年度で稗田町側の約140メートルを施工されております。平成5年12月20日に中尾川砂防計画が発表されたことに伴い変更区間詳細設計が必要となり、今後工事については建設省と調整を図りながら整備を進めていきたいとのことであります。  交通渋滞緩和のための右折帯についてでありますが、市内の道路及び交差点におきましては、右折帯の設置してある箇所は国、県道で6カ所、市道で8カ所となっております。右折帯設置につきましては、島原警察署道路管理者と協議しながら設置いたしているところであります。  最近では、国道につきましては国道251号の新港前、市道につきましては外港大手広馬場線の寺町の寿屋入り口、宮の町鉄砲町線の城内一丁目の南陽堂前に新設したところであります。今後も交差点で道路の幅員に余裕のある箇所につきましては島原警察署と協議を重ねながら推進してまいりたいと思います。  なお、道路委員的な会を設置してはどうかとのことでありますが、道路の新設や改良に伴う用地交渉は現在担当課職員用地管財課の職員で対応いたしているところであり、今後もさらに用地の確保など速やかに行い、事業が推進できますよう努力してまいりたいと思いますので、御理解をお願いいたします。  次に、環境美化の推進に関する罰則規定の内容についてでありますが、規定容器に入った飲料を販売する業者が回収容器設置義務を怠った場合、勧告、命令をすることができると規定しておりますので、勧告に従わず、命令にも違反した者に対し5万円以下の罰金に処すると規定しているところであります。  罰金の規定を設ける根拠につきましては、地方自治法第14条第5項で普通地方公共団体は、法律に定めがあるものを除くほか、その条例の中に条例に違反した者に対し2年以下の懲役、もしくは禁錮、100万円以下の罰金、拘留、科料、または没収の刑を科する旨の規定を設けることができるとなっています。  次に、罰則の適用はどのようになるのかでありますが、本条例は、市民及び事業者の環境美化に対する意識の高揚を図ることが重要なことで、モラルに関するものと考えておりますので、積極的に罰則を適用することは考えていないところでございます。  また、違反行為者が明らかとなった場合のことですが、手続として警察への告白、検察庁へ書類送検、裁判所で罰金刑が確定するような仕組みとなっているところでございます。  本市において空き缶等ポイ捨てに対し罰則を設けなかった理由といたしましては、自治省の見解で投げ捨てについては多くの他法令で罰則規定が設けられており、さらに条例で定めることはできない旨指導があっております。したがいまして、本条例では定めていないところでございます。  なお、近隣の町村につきましては、9月議会によって提案されるところが多いようでございます。  第四小学校及び杉谷公民館の移転についてでありますが、第四小学校の校地面積は17,402平方メートル、杉谷公民館の敷地は1,761平方メートル、合わせまして19,163平方メートルが現有面積であります。  学校敷地については、文部省が示す基準面積などがあり制約を受けますが、現在の杉谷公民館の駐車場は駐車スペースが狭いようでありますので、移転先の駐車場については今後検討をしてみたいと思います。なお、設計書等についてはまだできていないところであります。 4 22番(木村一守君)  いろいろ答弁ありがとうございました。  まず第1番に、地域高規格道路についてでありますが、島原半島に今期成会というのは三県架橋の誘致の期成会であって、この島原半島地域高規格道路期成会というのはできておるのかどうか、その辺をお伺いいたします。 5 市長(吉岡庭二郎君)  島原半島幹線道路整備促進期成会と申しますのは、国道昇格をするためにできた期成会の名前がこのように変わったわけでございますけれども、これを今度高規格の方にしたらどうかという話もあっておりますけど、まだ高規格を促進するための期成会はできていないところであります。 6 22番(木村一守君)  そしたら、本当のやはりまだ地域高規格道路として中央あたりに正式に要望というか、あれはしたことあるんですか、まだやはりやらねばならんというぐらいの考えなのか、本当に期成会で中央に島原半島高規格道の専用道路をという正式に申し込んだ経緯があるのかどうか、その辺をお聞きします。 7 市長(吉岡庭二郎君)  今半島でやっておりますのは、半島振興協議会陳情活動を続けておりますし、島原広域市町村圏組合でも陳情しているところでございます。 8 22番(木村一守君)  例えば、さっき3年間のうちに2,000キロという高規格道路の指定がたしか5月ごろあると聞いていたんですが、まだあっていないということは、まだ望みが、その2,000キロメートルの中に、枠に入っていないというのは、正式に申し、この期成会であれ、何か要望とかしていない関係上入っていないのかどうか、その辺をひとつお願いいたします。 9 市長(吉岡庭二郎君)  入っているかどうかについては確認はしておりませんけれども、私たちは県の計画でも最優先に上げているということを聞いておりますので、ぜひ取り組んでいただけるものと思っておりますし、またこれからも強く要望していきたいと思っております。 10 22番(木村一守君)  例えばですよ、その2,000キロの中に島原半島が入っていないならば、やはり5月の指定がなされていないならば、今こそやはり正式な要望とか陳情をするべきと思うんですが、その辺その気があるのかどうか。  例えば、この2,000キロの枠を外れた場合に、2015年までのうちに6,000キロから8,000キロと、その分になるぎやはり18年ぐらいかかると思うんですよね、今度3年のうちの2,000キロの枠に入らない場合は。だから、せっかく機運が高まっているならばその2,000キロの中に入れてもらうような陳情なり要望をしたらどうかと思うんですが、その辺市長の考えをお願いいたします。 11 市長(吉岡庭二郎君)  これにつきましては、村山総理大臣が9日の日においでになったときに、いい機会と思いまして私もこの地域高規格道路には強く要望いたしたところであります。また、衆議院災害対策特別委員会がおいでになったときにも、同じくこの地域高規格道路についてはぜひ建設していただきたいということを要望しておりますし、また、島原半島振興協議会でも近々また要望を出そうかと思っているところでございます。 12 22番(木村一守君)  昨年島原―深江間の高規格道路として着工されて、今徐々に橋台がなされておるんですが、その時点で質問もして、島原半島の諫早間の高規格道路の一部として受けとめていいのかどうかという質問をした経緯があるんですよね。そのときには、やはり一部として受けとめてよいという答弁が返ってきたあれを覚えているんですが、そういう一部が高規格道路として受けとめてよいならば、この機会にやはり見逃してはいけないと思うんですよね。2,000キロの中にぜひそれは半島一円となって進むべきと思うんですよ。けさの新聞にもあったように、国道57号線の熊本を通っている57号を高規格として高架式にやろうという構想がけさの新聞に載っているように、やはりこの車──さっきも申しましたように、車社会でもあるし、やはり時の流れを見てやはり対処すべきと思うんですが、その辺、特に高規格道路の3年間のうちの2,000キロに入れてもらうような運動を市長みずから他町村に呼びかけて、積極的に陳情なり要望なりしてもらいたいと、これは要望して、この道路の件を終わります。  次に、広域農道でありますが、何回となくこれも話も進捗状況も尋ねたわけですが、いろんな方々が骨折ってくださっていると聞いているが、その人たちには本当に心から感謝を申し上げますとともに、今後も島原市、また市民のために非常に重大なことでもありますので、御尽力くださることをよろしくお願いいたします。  次に、農免道路でありますが、農免道路はさっき壇上からも質問の中に、昨年農林省から予算もついていたことだし、非常に地権者、関係者あたりがどうなっておるのかという質問が相次いでおりますが、私たちもどんなになって遅くなっているということも説明をしなくてはならないし、国道251の迂回路としても非常に重要であるし、何か今聞くところによれば、非常に何かこの農免道路の話が一時は非常に盛り上がってきたのが薄れているような感じがするんですが、さっき市長の答弁の中にもあったように、やはり進めておるということは確認いたしましたけれども、大体この農免道路を何年に完成しようとされておるのか、その辺をひとつお聞かせ願いたい。 13 農林水産課長松本正身君)  実は農免道路の推進でございますけれども、いずれにいたしましても、そのもとになります広域農道の開通に全力を注いでおるところでございますが、そういうことで、ある程度広域農道がめどがついてからという考えでおります。それから着工いたしますと三、四年ぐらいはかかるんじゃなかろうかというふうに予測をされるところですが、今現在で何年度までに完成をできますということは、広域農道との関連もございますのではっきり申し上げられないところでございますが、できるだけ広域農道が完成をしますと、早い時期に着工をして、早く完成をさせたいという考え方は持っておるところでございます。 14 22番(木村一守君)  広域農道に集中しているという答弁だったんですが、やはり広域農道広域農道なりに進めて、広域農道がいつめどがつくというのも今はっきりしないんでしょう。だから、農免道路農免道路なりにやはり積極的にやるべきと思うんですが、その辺どうですか。 15 農林水産課長松本正身君)  ただいま申し上げましたように、広域農道に対してはある程度の御理解をいただいておるというふうに思っておりますので、それをできるだけ早く完了をさせたいというふうに思っておりますので、この用地交渉がある程度めどがついてからというふうに考えておるところでございます。よろしく御理解をお願いします。 16 22番(木村一守君)  広域農道の32名の方の18名が同意を得ておる、あとわずかだからということですけれども、それは非常に御苦労であるけれども、なるべく早く、やはりこの農免道路も早く言えば、今通称開拓道路というか、あれが遮断されている状態でもあるし、非常に重要ですよね、島原市内に入る基幹道路として。そしてまた、あの広域農道が最初は出の川から三会新港に行くのがルートであったけれども、広域農道を新港で251と一緒に合流させるのは非常に渋滞、あるいは混雑に拍車かけるような状態になるのは、もうこれははっきり目に見えているんですよね。だから、広域農道の延長線としてやはり、今地権者がわずかですけれども、早く解決して、それはそれ、農免道路もやはり非常に重要でありますので、なるべく早急な対応をしてくださるように強く要望いたします。  次に、野田島原線でありますが、この野田島原線も、道路はどこも、何というか、今車社会である現在、大事ですけれども、この野田島原線というのも地権者の同意はほとんどの人が得ていながら、例えば、国道251の中尾川の遮断されたときの建設省で仮の架橋をつくって1月ぐらいで完成した経緯もあるし、やはりやればできる問題でありますから、地権者がどうのこうのじゃなくて、広域農道と違って、この野田島原線というのはほとんどの人がもう地権者は同意している関係上、ただ一つ問題なのは、中尾川の拡幅でちょっと変更になるということは聞いておりますけど、やはり──これは県道ですけれども、地元島原市が少しあれというか、手ぬるいというか、その辺にあるのじゃないですか、その辺をちょっとお聞かせ願いたい。 17 建設課長(大久保良明君)  現在までの進捗状況は、さっきもお話をしましたように、7割が一応用地買収は完了しております。ただ、昨年全体的にできなかったというのは、事業費が不足したというふうなことでですね、平成6年でやろうというようなことであったんでございますが、今次の災害に伴いまして一部の変更等があるようでございます。そういうことから、平成7年度を一応完成というふうに予定をしておったわけでございますが、ちょっと2年ぐらいおくれるというふうな県の話でございます。 18 22番(木村一守君)  7年度完成というのは、あと2年ぐらい延期になろうという答弁ですけれども、なぜ島原の、こういう災害どきだから非常に避難道としても重大でもあるし、もっと島原市が県あたりに積極的に動くべきと思うんですが、その辺あれでしょう、何というか、2年も延期になるということは、大体地権者というのは、もう自分たちは同意しているんだから、なぜ県あたりが来んとじゃろうかいというのが地権者の気持ちですよね。だから、広域農道みたいにやらんというところは非常にこっちから、何かイタチごっこみたいな──だから、野田島原線というのは地権者も十分理解もして、みんな同意を得ているんですから、その辺はやはり県にもっと働きかけて、そしてまた、国道251の迂回路としても非常に重要ですからね。その辺やはり県あたりにもっと働きかける気持ちはないのかどうか、その辺をひとつ。 19 建設課長(大久保良明君)  用地の件について同意をしていただいている方々には、いわゆるどういう事情でちょっとおくれますよというふうなことをぜひ地権者の方に話をしてくれというようなことで、私も過去県の用地の方にもそういう話もしております。あと2年ぐらいということに関しましては、現在の工事延長をさらに延ばすというふうに今度災害の関係でなったようでございますので、その辺も含めてあと2年ぐらい延期になるんじゃないかというふうな話でございます。 20 22番(木村一守君)  積極的にひとつ、これは県道ですからもうどうのこうのじゃなくて、やはり働きかけは市がするべきであって、強く要望──働きかけを要望いたします。  一般道についてですけれども、壇上でダンプの方々のちょっとあれしたんですが、一部はやはりまだ不心得な運転手もおるんですよね。しかし、案外あれだけダンプが走りながら島原市内でいろんな事故とかトラブルがないというのは、非常にやはりルールを守っておると思うんですよ。その辺やはりもう本当に、さっき申したとおりありがたくもあるし、敬意を表するものであります。一部やはり──さっき言ったように、横着な運転手もおるけど、私も一回突き当たるまでよけずにあれしたら、向こうもちょっとあれして、道路はあんたたちの道路でないということも道路でやっさもっさやったことがあるんですが、案外ルールを守っておるということは非常に島原市内の運転手あたりからも非常に聞いておるし、市民からもやはりいつかそのことは言ってくださいよという声があったもんですから、さっき申し述べたわけでございます。  それと、この間北門循環線の開通があって、今供用開始になっておるんですが、やはり市民の方々から島原市にもこんな道路ができるんだなあというお褒めの言葉もいただいたこともあるんですよ。というのは、島原市に入って、あの道路というか、街路はあるし、そして、何かすっきりしていいという称讃もあったもんですから、議会で一回だけは、これは褒めもせにゃんじゃろうと思って、本当にやはりああいう道路を、また、あれにまさるような道路をひとつ計画し、また施工してもらいたいと思っております。  次は、環境美化についてでありますが、さっき申しましたとおり、長崎市も昨年からやって、きのうの新聞だったですか、県内の壱岐郡で郷ノ浦とか芦辺、勝本、石田町が9月議会から条例化しようという報道がなされておりましたが、この問題はやはり先輩議員の元島議員あたりの分野となると思うんですよね。しかし、横取りしたみたいであしからず、その辺は。  このことについていつも私たちに苦情を申し込んでくださる人がおるんですが、島原城周辺にですよ、犬なんかを散歩に連れてきて、そしてそのふんなんかをそのままにして帰られるという苦情があるんですよね。そういうのは罰則の対象になるのか。例えば、罰則はできなくても、こうこうしなさいよという勧告ぐらいの通告はできるのかどうか、その辺をひとつお願いいたします。 21 保健衛生課長(横田一彦君)  ただいま犬の排せつ物についての御質問でございましたが、現在この環境美化の新しく制定する条例の中では、特にこの件については規定はいたしていないところでございますが、ただ、ごみの投棄の禁止等という条項もありますように、やはり公共の場所等におきましてのそういう排せつ物については、犬を飼っておいでの愛犬家の方といいましょうか、そういった方々のやっぱりマナーにお願いをいたしまして、地域島原の環境美化に努めていただきたいなというふうに思います。  また、例年犬の登録、それから予防注射とチラシを各世帯を通じまして世帯の方への回覧をいたしておりますが、その際にも犬の散歩等につきまして、そういう犬の排せつ物等についてもどうか愛犬家の方はマナーをお守りいただきたいというふうなことで周知もいたしておりますので、その辺でどうか御理解を賜りたいと思います。 22 22番(木村一守君)  お城周辺を空き缶とかごみなんかを拾っているボランティアの方々が毎朝奉仕されていらっしゃるんですが、その人たちがやはり空き缶とかたばこの吸い殼なんかは拾うけれども、やはり犬のふんはその準備もしていないし、困るんですよという苦情が、もうこれは再々あるんですよね。だから、そういう人にはやはり、ただ、この条例が自動販売機の近くに回収容器を設置しなさいというだけのあれだったら、例えば、この条例もあんまり生きたあれじゃないんじゃないですかね。だから、その辺を勧告なり通告して、こうこうしなさいよと、犬を飼っておる方々にはやはり文書でなり、散歩をなさるときはこうしなさいよというぐらいの通告はしてよいと思うんですよね。  例えば、それもですけど、市営住宅なんかに、あれはたしか入居者の時点でペットは飼ってはいけないというあれが確かにあるんでしょう、その辺はどうですか。猫、犬とか飼ってもいいのかどうか。居住者の話を聞けば、猫、犬は飼いませんという書類に私たちは判を押しましたという人が、隣は1匹ぐらいだったらいいけど5匹も6匹も飼って、そして、習性が、やはり猫というのは自分の屋敷にはふんはせずに、隣の家に行ってやるのが、これは習性ですよね。だから、そういうのも少しは、この条例化ができたならばできたで取り締まりをするべきと思うんですが、その辺はどうですか。 23 建設課長(大久保良明君)  公営住宅につきましては、昭和61年度以降に建設をしました公営住宅に関しましては、入居の条件としてペットの飼育はだめですよというようなことになっておるわけでございますが、それ以前にいわゆる建設をしました古い公営住宅でございますが、そういう古い公営住宅の中で庭があるところというふうな、公営住宅に関しましては当時からだめですよというふうな規制をしてなかったということでございます。  そういうことから、たびたび、やはり公営住宅に入っておられる方からそのような苦情等の電話もかかってくるものですから、職員が一々行って対応をしておるわけでございまして、平成6年6月3日付でも公営住宅の情報として犬の正しい飼い方というような、他人に迷惑をかけないようにというふうなことでも、先ほど申しました平成6年6月3日にそういうふうな書類も配布をしておるところでございます。 24 22番(木村一守君)  やはり建設課の建築係あたりも、あなたんところには猫のおるげなけん、それはもう飼いなさんなとか、そういうのはなかなか言いにくいんですよね。だから、この条例化を機会に、ひとつ通告とか、やはり迷惑をかけないような処置をしてもらいたいという、この機会を、この条例化を機会にひとつそういうのも取り締まったらどうですか。そういうあれはないんですか。  それと、北野町あたりではたばこの──車に乗ってたばこの吸い殼をあれした場合には処罰というあれがなされておるようですが、実際にして、そういう罰金とか罰則をあれするんじゃなくて、さっき言われたように、それは人間のモラルであって、まだ今も島原あたりに33ナンバーの黒ナンバーで行く人がたばこの吸い殻を捨てる人もおるし、そういうのはやはり見て醜い点もあるんですが、さっき保健課長の答弁の中に、やはりそれはもう人間のモラルであって、やはりこういう条例化というのはいろんな面で各家庭にたばこの投げ捨てはやめましょうとか、そういうのをチラシにしてでもやはり啓蒙に、PRしたらどうですか、その辺は考えていませんか。 25 保健衛生課長(横田一彦君)  ただいま犬の排せつ物、それからたばこ等の車上からの投げ捨て等の質問でございます。  犬の排せつ物等につきましてはなかなかですね、特定をするというのは難しい面もございます。ただ、今さっきお話しになりました住宅等での特定される部分等があるというようなことになりますと、そういった通報をいただきますと、従来からもでございますが、一応は私ども関係の方で出向きまして、それぞれの飼い主の方への協力を従来から続けておりますので、それは続けていきたいと存じます。  また、この条例の施行に関しまして、来年の4月1日を予定しているわけでございますが、その間の啓蒙等も、いろいろ啓蒙方法についても予定をいたしておりますので、その中で今の御質問等のたばこの投棄等についても文面等、それから広報の方法について今後検討をしていきたいと存じております。 26 22番(木村一守君)  だから、さっきも申したとおり、この条例化を契機として、やはり今農家あたりに行けば、収穫どきになればもう、何というか、空き缶が稲の中に、今はわかりませんけど、収穫どきになればもう本当に1枚の畑に10個も20個もあるのが常であって、そういうようなことがないように、やはり条例化を機会にひとつ、さっき申し上げましたペットのふんとか、そういうのもひとつないように啓蒙に力を入れてもらいたい、これは要望いたしておきます。  最後になりましたが、四小の敷地問題も今決まりつつあるけれども、まだ内部ではどういうふうにしたいというのはなさっておられると思うんですが、まあそういう車社会でもあるし、やはり十二分に公民館と四小が一緒になおるんですから、そういう駐車台数の確保というのを頭に置きながら計画なさってくださるように要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 27 副議長(中川忠則君)  しばらく休憩いたします。                                午前11時13分休憩                                午前11時29分再開 28 副議長(中川忠則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 29 11番(安藤幽明君)(登壇)  最後になりましたけど、市長並びに教育長に質問をさせていただきますけれども、その前に、前の6月議会で私がアーケード街の自転車通行の指導についてということで質問させていただきましたけれども、早速教育委員会並びに少年センターの補導員さんたちを初めとして、皆さん方で指導に当たっていただきました。いろいろ問題点もございましょうけれども、今後とも予定されております年5回ということではなくって、随時していただきますことをお願い申し上げまして、お礼を申し上げたいと思います。  それでは、通告の順に従いまして質問に入りたいと思います。
     まず、埋め立て構想についてでございます。  水無川、中尾川、そして眉山などから流出してくる土砂の処理方法として、安徳海岸の埋め立てが行われますし、新たに三会海岸の埋め立て、そして、安中三角地帯へと事業が計画されています。また、来月からは多比良港に29ヘクタールの埋め立て事業が着工されるということでございます。また、有家町の堂崎海岸にも22ヘクタールの計画がされています。これから10年以上にわたって土砂の流出が続くと考えられます。国見町、有家町の埋め立て計画、三会海岸、安中三角地帯だけではどうにもならない状態と聞いております。多くの市民は大型の埋め立てを望む声が日増しに大きくなっているようでございます。特に今月、関西国際空港が開港に伴いその声はますます大きくなっているように思われます。このような市民の声に何と答えていけばよいのか。また、知事は埋め立て事業による新都市建設について必要であるならば新規の法律を要求していきたいということも発言されております。  災害からの復興、再生する方法はいろいろとあるでしょうが、その中の一つには、海岸を大きく埋め立てて新しい都市をつくり出すことも一つの方法であろうと思われます。大型の埋め立てによる新都市建設に対するお考えをお尋ねいたしたいと思います。  次に、観光についてでございます。  島原半島を広域的観光圏として、あるいは1日観光コースとしての充実を図ることを目的として、島原半島南部地区観光素材等調査研究会が「ルイス・フロイスのみち」という報告書ができ上がったとなっております。この報告書に基づいて1市10町ではいろんな施策が立案されていくと思いますが、今どのようなことが考えられているのかお尋ねをいたしたいと思います。  また、北有馬町では日野江城址環境整備計画があり、島原市など各町に協力をお願いしながら計画を進めていきたいとのことでございます。今島原半島のキリシタン哀史、西洋文明の伝来の地として歴史的、文化的、観光的に注目を集め、脚光を浴びつつあります。島原半島全体が観光施設として充実をするために、南高各町と連絡をとり、協力をしながら発展させなければならないと思います。そのことについてどのようにお考えかお尋ねをいたしたいと思います。  次に、教育問題でございます。  まず、社会教育の社会教育団体に現状についてでありますが、社会教育は生涯学習の場として、教育の中でも最も大切で重要なことであろうと思われます。それに参加している社会教育関係団体は大切に育てていかなければならないと思うのであります。現在、青年団、婦人会等の社会教育関係団体の活動状況、組織等はどのようになっているのかお尋ねをいたしたいと思います。  次に、町内公民館についてでございます。  町内公民館は、現在、三会、杉谷、安中地区を中心にほとんどの町内会に設置されています。そこを拠点として町内会活動等の住民のコミュニケーションの場として活用、利用されております。しかし、中央3地区にはほとんど持っていないのが現状でございます。地区公民館や公共施設が近くにあればよいのですが、ほとんどが個人の家とか町内会長さんの自宅を利用している状況であります。  そこで、町内公民館を建設するために公有地を借用することはできないのか、あるいはふるさと夢づくり支援事業の補助金で土地を購入したり借地資金に充てることはできないのか、あるいは借家を公民館として利用する場合、家賃補助に充てることはできないのか。今、災害の継続中であります。地区住民間のコミュニケーションの場として公民館を活用、利用することは大切なことであります。以上のことについて、町内公民館についてお尋ねをいたします。  次に、郷土芸能についてでございます。  私たちの祖先が生活の中から、仕事の中から生み出し、うたい継ぎ、踊り継いでまいりました郷土の文化、郷土芸能、郷土民謡を守り育てていくことは、今生きている者の使命であると思います。  現在、本市に伝承されている民謡、芸能等はどのようになっているのか、その後、伝承芸能の発掘等、その保存方法はその後どのようになされてきたのかお尋ねをいたしたいと思います。  また、50曲ぐらい伝承芸能、民謡等を収集、収録されていると聞いておりますが、これを広く市民に公開、公表する、そして、冊子にて紹介することは考えられないのかお尋ねをいたしたいと思います。  先日、島原新聞紙上で先踊り保存会の赤星会長さんは、先踊りの後継者の問題が深刻であることを訴えられておりました。それは先踊りに限らず、島原ハイヤ節、萩原の棒踊り、三会の浮立等々深刻であり、島原の文化の火が消えていくことになると思います。どのようにお考えかお尋ねをいたしたいと思います。  また、本年11月13日に第8回の長崎県民俗芸能大会が開催されるそうですが、本市の取り組み方や参加団体等はどのようになっているのかお尋ねをいたしたいと思います。  以上、壇上よりの質問を終わりますけれども、答弁によりましては自席よりさらに質問を続けさせていただきたいと思います。 30 市長(吉岡庭二郎君)(登壇)  安藤議員さんの御質問に対してお答えいたします。  まず埋め立てでございますが、本市における海面埋め立て事業といたしましては、昭和48年に三会新港工業団地15ヘクタールを造成いたしております。また、現在、県、市の事業として安徳海岸の埋め立て事業を実施しております。この埋め立て事業は公有地造成を目的としたもので、埋め立て面積は25.3ヘクタールであります。さらに、今回は三会海岸の44ヘクタールを埋め立て、住宅用地を主とした新たなまちづくり計画を考えているところであります。  今次、雲仙・普賢岳噴火災害により一瞬にして広大な土地を失い、本市にとりましては多大なる損失を受けているところで、これにかわる新たな土地をつくり出すということは大変重要なことだと認識いたしております。  しかし、新たに大規模に海面を埋め立てるということは、漁業者皆様の生産の場を縮小することになり、まず、漁業者皆様の御理解と御協力を必要といたします。さらに、埋め立て事業には莫大な経費を必要といたしますので、そうした財政的な面、また、公有水面埋め立てに関係する法律上の問題など、いろいろと繰り合わせなければならない課題があります。  このように御意見のような大規模に公有水面を埋め立てることは容易にできるものではなく、国、県の補助を受けなければ到底実施が不可能であります。国の補助事業を受けたとしても、長期にわたる事業にならざるを得ませんし、その土地利用についても大幅に制限されることになります。今回の三会海岸埋め立て事業は、緊急な被災者の住宅用地の確保ということもあり、住宅用地造成事業の企業債を活用し、さらには、土砂処分料や災害対策基金の支援をいただき、短期間で実施する市単独事業として計画しているところであり、御理解をいただきたいと思います。  島原半島南部地域観光素材等調査研究会の研究内容と今後の活用についてでありますが、島原半島南部地区にはいまだよく知られていない埋もれた観光素材等も多く所在し、今後の火山観光を含め、観光面での将来性は大きいものと思います。  研究会では、そうした将来性を背景に、観光素材等の発見と既存資源の掘り起こし、また、新たな観光資源開発など地区振興のための調査研究を行い、提言をすることを目的に、昨年12月から現地踏査や検討会、シンポジウムが行われてきたところであります。  報告では、観光体制の現状と課題、観光振興への手法、半島南部とポルトガル交流の3部で構成されており、特に、従来型あるいは天草型のキリシタン殉教をアピールする方向でなく、むしろ西欧文化伝来の地としてのイメージをアピールするもので、明るいイメージを提言しております。  今後の活用については、半島南部の1市10町を周回する観光ルートを設定し、口之津町を中心に布教活動を行い、土地にゆかりの深いポルトガル人宣教師ルイス・フロイスにちなみ「ルイス・フロイスのみち」と命名して統一イメージの観光標識を設置するなど、将来に向けて整備することとしているところであります。本市においては、この報告書内容を参考にして観光振興に役立ててまいりたいと思います。 31 教育長(北田 久君)  青年団活動につきましては、以前に比べて団員の減少が見られ、しかも、災害により一時は活動が鈍ったところも見られましたが、最近は自主的な活動に取り組み、徐々に団員がふえるケースも見受けられ、災害復興に向けて大きな弾みとなっております。  婦人会につきましては、普賢岳噴火災害により各公民館が避難所になったときの炊き出しなど積極的な活動を行っていただいておりますが、一部には会員の確保に苦慮しておられる実態もあります。これらの社会教育団体に対しましては、今後とも組織の充実と健全な発展のため、指導、支援を行ってまいりたいと思います。  町内公民館の建設につきましては、県のふるさと夢づくり支援事業補助金制度がありますが、昭和53年度から平成5年度までに27の町内公民館がこの制度を利用され建設されております。補助対象は建物だけで、土地の購入の費用や借家は該当いたしません。借地をされて建設される建物については該当いたします。  島原の民謡につきましては、現在までに原稿が集まりました分をとりあえず印刷をし、市民の皆様にごらんいただき、御意見を賜り、今後の民謡発掘のもとにいたしたいと考えております。  先踊りなどの郷土芸能の後継者の育成につきましては、代表者と話し合いを進めており、小学校などに協力をお願いして育成を図る検討をいたしているところです。  11月に開催されます長崎県民俗芸能大会は、県の主催で行われ、島原市から島原の子守歌と先踊りの出場が決定いたしており、その他、県外からも小倉祗園太鼓等が予定されております。 32 11番(安藤幽明君)  それぞれ御答弁をいただきました。若干この場より質問をさせていただきたいと思います。  まず、埋め立ての問題でございますけれども、海を埋め立てていくということは、答弁でございましたように、大変重要で大切なことではあるけれども、いろんな問題を抱えている、漁業者の生活の問題もある。大変理解できますし、よくわかるんでございますけれども、いろいろなところのお話をお伺いしますと、普賢から流れてくる土砂の量が中尾川から1年につき約100万立米、水無川が160万立米、これが10年間続くとなると2,600万立米が流下してくるというふうにお聞きいたしております。あわせて、今度三会の海岸もできるとして、それぞれ多比良、堂崎等々を足しても1,000万立米にしかならないと、あと半分以上の1,600万立米はどうなるんだろうかということも計算上は出てくるわけでございます。もちろん、これ2,600万が全部流れてくるということも言えませんし、あるいはこれ以上流れてくるということも予測されようと思うんです。そしたら、それをどうするのか。いろいろ熊本県にとか佐賀県にとかという話もうわさでは聞いておりますけれども、事ここに至っては、まちのうわさとしては、島原の土砂をよそに持っていって埋め立てて、よそのまちの面積がふえるのは何たることだという話も出てくるわけでございます。いろいろ考えていけば使い道はいろいろ考えられると思うんです。いろいろ問題もございましょうけれども、やはり私は大きく──大きくがどのくらいかは別として、大きく埋め立てて、ひとつそこに三会海岸で考えられていらっしゃるそういうまちじゃなくって、あれよりはさらに大きいまちづくりということも考えてみてはどうか。  例えば、三会の海岸にも考えられていましょうけれども、工場の誘致とか、あるいは大学の誘致あたりも考えてみてはどうかと思うんです。工場誘致はなかなか今の時代には難しい問題もございましょうけれども、大学誘致あたりは広大な土地を持ち、それを提供することによってある程度可能になってこようかと思うんです。  特に、最近大学の問題では福祉関係の大学とか、あるいはその大学の学部とかというものも考えられておりますし、最近私が見ました新聞によりますと、市長も多分ごらんになったかと思うんですけれども、運輸省が観光大学をつくったらどうかというようなことを検討なさっておりまして、いろんな業界とか学識経験者等で今その発足に対する準備を進めていらっしゃるということですけれども、これ長崎新聞で見ましたけれども、市長ごらんになりましたでしょうか。 33 市長(吉岡庭二郎君)  はい、長崎新聞の記事は見ております。 34 11番(安藤幽明君)  200年前に眉山の崩壊後島原藩が最初に取り組んだのは、もちろん救済もあったでしょうけれども、学校を、藩校をつくったということを聞いております。そういった意味で、この200年後にまた起きた大きな災害でございます。復興の道いろいろございましょうけれども、私はやはり土地を求め、そしていろんな事業を起こす中に大学の誘致というのも一つの方法ではなかろうかというふうに思うんですけれども、記事を読まれてどのような感想を持たれたかお尋ねをいたしたいと思います。 35 市長(吉岡庭二郎君)  この記事を見て考えましたことは、今まで大学誘致、大学誘致というのは、どちらかというと、文部省をターゲットにした大学誘致ということを今まで進めてきたのじゃないかと思っております。  議員御指摘の福祉大学とか、あるいは看護大学とか、あるいはこの記事に載っております観光大学ということは、文部省以外で運輸省、あるいは労働省あたりもあるかと思いますけれども、あるいは厚生省ということで、最近非常に文部省以外の省庁が教育の方に進出してきているということは私も別の方でも認識しておりますし、もしこの観光大学という形が本当に実現するとすれば、本当に島原市あたりにはうってつけの大学じゃないかという気はしているところでございます。 36 11番(安藤幽明君)  ぜひこれは検討に値するのではなかろうかと思いますし、あわせて、そのためにはやはり海岸に土地を求め、海に土地を新たに求めるということが必要になってこようかと思います。そういった面も含めて、余り大型、大型と言うとよくありませんけれども、しかし、まちの声はそういう声でございますんで、新しい新都市構想という面からいっても、ぜひ検討をしていただきたいと思います。  特に、大阪に埋め立て──海を埋め立てて国際空港が誕生しましたことによって、島原市民の声というのはそういった方向に向いておりますし、人が寄ればそういう話になってまいります。有明海の真ん中に大きく海を埋め立てて、熊本、福岡、佐賀、長崎からそれぞれ橋をかけて空港をつくったらどうかというのは、もちろん市長の耳にもたくさん入っておると思います。少しは夢物語も語りながら、島原の発展、復興再建、再生、そういった道に歩んでいきたい、いかなければならないというふうに思っておりますので、ぜひ検討していただきたい、御要望申し上げたいと思います。  続きまして、観光問題でございます。  島原半島を一つの観光圏として、1日の観光コースとして島原半島全体が観光施設としてということでいろいろ検討されている中に、この春ですか、出されました「ルイス・フロイスのみち」という報告書、こういうのがいいのか悪いのか、適当なのかどうなのかは別といたしまして、島原半島は一つの観光──島原半島全体が観光施設だということでいろいろと検討していくことは大事かろうと思うんです。この半島の中には山があり、海があり、温泉がわき、お城があり、いろいろ産物もございます。  たまたまきのう17番議員の質問に答えて、島原市は一つの博物館だというお言葉をたしかおっしゃっておったと思うんですけれども、私は島原半島は一つの観光施設だというふうに考えております。そういった意味から市長の今後の島原の観光、あるいは島原半島のこの観光についてどういうふうなお考えをお持ちなのか、そして、将来についてどういうふうなお考えをお持ちなのか、そういった点を少しお尋ねいたしたいと思います。 37 市長(吉岡庭二郎君)  このことについては、実はきのうも申し上げたのでございますけれども、今や見る博物館ではない──まとまったところで見る博物館じゃなくて、歩いて回る博物館というのが今後検討されなければならないのじゃないかと、それが本当の博物館ではないかと思っております。そういうことできのう島原市内を中心としてと申し上げましたけれども、しかし、やはり島原半島には大変歴史、あるいは史跡ございますので、その島原市を中心としたような形での博物館という構想は当然考えていかなければならないんじゃないかと思っております。それには、やはり島原市だけでなく、特にここで提案されております1市10町ということを含めまして、ここでどのような島原半島南部地域観光素材等調査研究会から提案されておりますことも含めまして、いろいろ島原半島内の観光資源等につきましても、南高の各関係町と連絡をとりながら今後いろいろ発掘していくことは大変重要なことじゃないかと思っているところでございます。 38 11番(安藤幽明君)  今私ども災害の最中でございます。この災害の最中でございますんで、将来のこと、10年先のこと、20年先のことを見通しながら事を進め──特に進めていかなければならないというふうに考えております。  時々思うんですけれども、今山がおさまって、噴火がおさまって、火山博物館をつくり、火山公園をつくり、そしたらたくさんのお客さんがお見えになって、島原はそういう意味では観光と何とかでにぎわうだろうというふうな、物すごく期待を、期待を、そのことについて大変かけている部分、私も含めてあるわけです。もちろん、県もそういうことでこれを逆手にとって何とか利用できないか、観光面で利用できないかということで物すごく期待を、夢を膨らまかしておるんですけれども、それはそれでいいとは思うんですけれども、ただそれに、そのことだけに物事を集中させておくことが本当にそれでいいんだろうか、山が噴いておるときといいますか、災害を起こしておるときは皆さん注目するけれども、おさまってしまったときに果たしてその後を見に来る人たちがどの程度おるのだろうか。余りそのことに期待をし過ぎると何か物すごく大変なことをしでかすんじゃなかろうかというような感じもいたしております。それよりも、それがなかってもお客さんが来る状態、要するに普賢とか災害とか、そういったものを抜きにしたところの中で島原の観光はまず考えていかなければならない。それに火山関係の観光施設といいますか、博物館といいますか、そういったものがつけばさらに大きくなるんだということで事を進めていかんと、何かそればっかりに期待していると、何か後で物すごくしっぺ返しが来るような気がしてならないわけです。ですから、今報告書が出ました、そういった島原半島全体、あるいは島原南部地区の全体の中での今ある状態の中でどう開拓していけばいいのか、開発していけばいいのかと、そのことにも目を向けていかないと、私は島原の観光というのはどうなのか、大丈夫なのかという気がいたしておるわけです。オランダ村とかハウステンボスとかいうのは大変な巨額を投資して、要するに、まさに島原半島にあるようなものを、市長がおっしゃる島原市にあるようなものを、島原半島にあるようなものをわざわざつくっておるわけですからですね、狭い面積ではございますけれども、何がありかにがあり、かにがあり、そして、それを一巡する観光施設。私たちの島原市には、私たちの島原半島にはそういったものはせずにそれぞれの施設があると。その中には山があり川があり海があるというようなことですから、それを生かす方法を考えていかなければならない。まさに島原半島は半島ですから、ある意味ではそういうことがしやすい地域、地形じゃなかろうかと、逆にですね。ですから、そういう意味では物すごく開発なりがしやすい観光施設になってくるんじゃないかというふうに考えております。ぜひそこらあたりもお考えいただいて、火山観光に将来を託するんじゃなくして、きょう今あるやつで何とかやっていけないかということを考えていただきたいことをお願いしておきたいと思います。  次に教育問題でございます。  私自身が青年団活動をしてまいりました、同僚議員の中にも同じ立場の方も先輩もたくさんございます。そういった意味では青年、社会教育に非常に関心を持ちながら議会活動も進めているわけです。青年団がどうなっているんだろうか、婦人会がどうなっておるんだろうかというのが気がかりでございます。災害というのを真ん中に挟んで非常に活動が難しかった面もたくさんあったかと思うんですけれども、教育委員会、青年団にしても婦人会にしても、あるいは老人会、町内会にしてもそれぞれが独立した組織でございますんで、それぞれが自分たちでやっていく、それを外側からお助けするのが教育委員会の役目だろうとは思いますけれども、ただ、こういう状況ですから、やはりもう少し中に入っていただいて、組織の中に入っていただいて指導をしていくというのも方法だろうと思うんですけれども、先ほど教育長からの答弁ございましたけれども、そういった青年団体、あるいは婦人会に対して、具体的にどういうふうな方法で取り組んでいくかというのがもう少しございましたら、教えていただきたいと思うんです。 39 教育長(北田 久君)  この青年団、それから婦人会につきましては、以前と違いまして、やはりこうして社会情勢、この社会の進歩というようなことから、やはりこの周囲の状態を見きわめながら、やはり青年団活動、あるいは婦人会活動というのを推進しなければならないと、このように考えておるわけでございます。  そういうことで、いろいろとまた青年の方々がつくられるサークル活動、御婦人の方がつくられるサークル活動、いろいろと現在多くできておるわけなんですね。そのようなことも十分見きわめながら、長い歴史を持った青年団、婦人会でありますから、これにつきましては青年団の役員、あるいは今度は婦人会の役員の皆様方と十分内容的に意見を交換しながら、そして、これからどのように青年団、婦人会活動を推進したらよろしいか、そして、団体の会員はどうすればよろしいかということを今この役員の皆様方とさらにいろんな研究を深めておるところでございます。 40 11番(安藤幽明君)  それぞれの社会教育関係団体というのは自分たちの手で組織をし、自分たちの手で運動をしていく団体でございます。しかしながら、先ほどから申し上げますように、教育委員会のお力──お力というのは、指導だけじゃなくして、資金的な御援助も含めた御指導を今後ともお願いしたいと思います。  それから、町内公民館でございますけれども、制度資金を利用してもう27の町内会がそれぞれ公民館を建設、新築なり改築なりなさったということでございますけれども、このふるさと夢づくり支援事業でございますけど、今の御答弁によりますと、上物というか、建物だけの補助というふうに理解しているわけですけれども、土地を買う、あるいは借りるということについてこの補助金は利用できないんですか、もう一度お尋ねしたいと思います。 41 教育長(北田 久君)  補助金は建物だけになっております。 42 11番(安藤幽明君)  改めて申し上げるまでもございませんけれども、町内会活動、町内の町内会活動、あるいは婦人会活動、あるいは子供会の活動等々にそれぞれの会長さんの御自宅を利用していろんな活動が各町内でなされております、特に中央3地区につきましては。地区の公民館とか、あるいは公共施設が近くにございますとそこを利用できるんですけれども、ほとんど個人のうちでなさっているわけでございます。そういう中で狭くてもいいから公民館があったら便利だけどというのはいつのときでも会話になるわけでございます。夢づくり支援事業の制度が建物だけということであるならば、それでは仕方ございませんけれども、何かいい方法ございませんか。 43 教育長(北田 久君)  仰せのとおりに、三会、杉谷、そして安中というのは、この3地区に比べて多いわけなんですが、そして、やはりいろんな自治活動なり、そして、婦人会、あるいは青年団、社会教育関係団体の活動もこの町内公民館の役は非常に大きな役割を持っておるわけですが、もう大事だというのは十分心得ておるわけですが、御質問のこうすればいいんだという、そういった点は今のところ考えを持っていないところでございます。 44 11番(安藤幽明君)  こういう災害のときでございますから、地域住民のコミュニケーションと申しますか、連帯と申しますか、そういったものは平常時以上に大切になってこようかと思うんです。それはきのうまでそれぞれの会長さんの御自宅を利用して町内会活動とか子供会活動ができておったわけですから、あしたからそれができないというわけじゃございませんけれども、それにしてもほとんど中央地区の町内の役員さん、婦人会の役員さん、子供会の役員さん、それぞれそういうお気持ちでいらっしゃるわけです。土地がないばっかりにその資金が活用できない、利用できないというのは大変残念ではございますけれども、今後に向けてぜひそういった何かいい方法、なければ新しい補助制度でも考えるということで、ぜひ御検討をいただきますよう御要望を申し上げておきたいと思います。  次に、郷土芸能についてでございます。  約50ほど集まっております私たちの祖先が残した民謡等々を冊子にして配布してくださるということでございます。このことによってもっともっとたくさんのものがまた市民の中から、こういうのもありますよ、ああいうのもありますよということで紹介がなされてくるんではなかろうかという期待をいたしております。  それから、後継者の問題でございますけれども、かつて地域の民謡と申しますか、芸能と申しますか、それはこの地区の、三会地区の芸能でした、安中地区の芸能でした、萩原のそれでした、棒踊りでしたということで伝承されてきております。それがそのまま引き継がれていくことが一番理想であり、いいことだろうとは思うんですけれども、先ほどの社会教育関係団体じゃございませんけれども、なかなか厳しい状況でございます。島原市に残る伝統芸能は、伝統民謡は島原市全体の財産だと、島原市全体の宝だというふうに考えるものでございます。各学校でお願いしているということでございますけど、具体的には、きょう今考えられていることは具体的に何かございましたら、御紹介いただきたいと思うんですけど。 45 教育長(北田 久君)  この島原の民謡につきましては、ただ、原稿を集めるというだけではいけないだろう、掘り起こしが必要であろうということで、それぞれ公民館主事、そして三会支所長さん等にいろいろ話をしまして、それぞれ6地区にそういった民謡等がございますから、これにつきまして実は三会の土搗唄、これについては、実は実際笛太鼓、踊りというようなことで20名の方が主になってやっておられて、会員が150名と。したがって、これは23日にその発表会をするということで、特に三会の支所長さんたちには御苦労いただいておるところでございます。これにつきましてまだかまぶたかぶせとか、あるいはさっき出ました萩原の棒踊りとか三会浮立とか、こういったものも今相談をいたしておるところでございます。 46 11番(安藤幽明君)  着実に成果を上げていただいておりまして、大変うれしく思っております。今後ともよろしくお願いしたいと思います。  それにあわせてそういった発掘された、あるいは発掘してある郷土芸能といいますか、民謡と申しますか、そういったものを今度は発表する場、発表する機会をつくってあげるのは、これはいよいよ行政のあれだろうと思うんですけれども、11月に県の民俗芸能大会が開催されるということで、島原から子守歌と先踊りが出場といいますか、出演といいますか、されるそうですけれども、島原半島全体のこと、先ほどの観光の問題じゃございませんけど、島原半島でこういったものをという動きはございませんか、半島内でと。 47 教育長(北田 久君)  それぞれにこの社会教育課の方も南高16町との同じ会議を持っておる、会議の中にも出席をしておりますので、いろいろ連携とっておるわけですが、こういった郷土芸能の発表の場というのを私どもが考えておりますことは、島原市がリードをして、そして16町に呼びかけて、この県民の芸能大会には出場できないけれども、素朴なそういったグループ、サークルが研究しておりますそういった発表の場をつくってみようということで今努力をしておるところでございます。 48 11番(安藤幽明君)  ぜひそういう機会をつくっていただいて、その発表する場があるから伝承していかなければならない、発表の場があるからけいこをしなければならない、練習をしなければならないということにもなってこようかと思います。それがそういった郷土芸能、郷土民謡の伝承、後継者の育成にもつながってこようかと思います。  今まではただ祭りだけに参加するだけのものであっ──神社仏閣のお祭りだけに参加するものであったのが、別にも発表する機会ができてくるというのは、先ほどから申し上げます後継者の育成にもつながってこようかと思います。  かつて、私どもが青年団活動をやっておりましたときに島原半島芸能合戦というのがテレビで放映されまして、そのために2カ月、3カ月かけて、私ども含めて皆さんが練習をし、発掘もしてまいりました。その中で、例えば、北有馬町の先踊りはそれを機会にして発掘──何年ぶりかに発掘され、その後ずっと伝承をして、青年団が中心になってやっておるわけです。彼らはとうとう外国まで先踊りの披露に行ったわけでございます。そういったこともございます。発表する場をぜひつくっていただきたいというふうに考えます。  いろいろ質問をし、御要望を申し上げましたけれども、以上をもって終わります。 49 副議長(中川忠則君)  午後1時20分まで休憩いたします。  休憩中に関連質問がございましたら、通告をお願いいたします。                                午後0時19分休憩                                午後1時20分再開 50 議長(中村光利君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これにて市政一般質問を終結いたします。  これより日程第2から日程第17までを一括議題とし、順次議案の質疑に入ります。  まず、第45号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    51 議長(中村光利君)  第45号議案に対する質疑をとどめ、第46号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52 議長(中村光利君)  第46号議案に対する質疑をとどめ、第47号議案に対する質疑を行います。 53 9番(楠 大典君)  お尋ねいたしたいと思います。  47号議案の16ページです。2番で「市長は事業者の事業活動により、その周辺の景観が損なわれていると認めるときは当該事業者に対し緑化の措置について必要な指導、または助言をすることができる」というふうになっておりますけども、これは市長が周辺の景観が損なわれているということを認めるということになるわけですけども、「いや、おれんところはそういうふうに損なわれとるとは思わん」と、そういうふうな異論が出たときにですね、「いや、なっとっじゃっか」と、一方では市側は言うと。そういうときにやはりいうなら行政の方が一方的にといいますかね、一方的にならんかもしれんでしょうけども、そんときのその判断ですね、第三者にその判断をゆだねるようにするのか、どのような形でそのところを解決していくのかですね、ちょっとお尋ねしたいというふうに思います。 54 保健衛生課長(横田一彦君)  ただいま御質問のあっておりました事業者の事業活動の条項になるわけですが、この辺で今まで関係部署でいろいろ論議をしてきました中で具体的なことを申し上げますと、例えば、大きな道路等で事業活動でですね、大変そのまま道路から物が見えるような状況での山積み状況があった場合等、やっぱり周辺の環境上、よくないというふうな事実等が見られるというふうな場合、そこに職員として出向きましてその事業者の方々とお話し合いをするなどして具体的にはですね、土地等がございますと景観に協力をしていただくというふうなことから植栽等の方法、ないしはそういう土地がないというふうなことになりますと今はやっております草花等のプランターの方法等、そういった環境の緑化等についての協議を両者でやろうというふうなことでの内容から、こういうことで御提案の内容になっておるわけでございますが。 55 9番(楠 大典君)  ということはその事業者に対して指導、助言という前に協力していただけんかということでお互いに納得いくまで話し合いの中で、この第8条の2項が実行されていくということで理解していいわけですね。したがって、市長が一方的に景観が損なわれているじゃないかということでいきなり指導とか助言とかということじゃなくてですね、わかりました。 56 議長(中村光利君)  21番はよかと、さっき手ば挙げとったやった。 57 21番(宮崎東介君)  今まだ返答もあっとばいと思うとった。質疑と思うとったもんじゃから。  中で罰金5万円以下と決めてあるわけですがね。さっき22番の質疑の中で何か格好だけだととれるような返答をされよったわけですが、そこんところ要するに5万円以下ということ、いろんな判定の仕方があると思うわけですがね。例えば、5万円以下でこの程度は幾らだ、そういう判定の、それとかそういうのは決めずにただ漠然と5万円以下だという決め方、それを判定するのは市長が1人でやるわけかどうか、その辺の考え方はどがんなっとっとですかな。 58 保健衛生課長(横田一彦君)  ただいま罰則、罰金の額の内容等の質問があっておりますが、実はこの額につきましては、こういう違反行為等がはっきりいたしました対象者に対しましては、市といたしましては警察の方への告発、それから検察庁、裁判所というふうな手続を経て確定するものでございますが、その間におきまして他法の関係法律等の抵触、そういったものも最後の裁判所の方での決定にはかかわってくるかと存じます。そういうふうなことで、一応、この条例の中では5万円以下という規定になっておりますが、そういう手順の中で額の決定なり違反行為の認定等が行われるものと、そういうふうに思っております。 59 21番(宮崎東介君)  一般質問の中では、ただそういうふうなものがありますよというふうに感じる程度だということをちょっと我々には聞こえたわけですがね。どうせ警察、検察庁、裁判所を経にゃいかんと、それで決まるんだということであれば額というのはどうせ裁判所なら裁判所で決めるわけでしょうから、であれば5万円というのを条例に書き入るっということはちょっと言えばおどしのために入れると。市民の規則でありながら市民をおどすような条例の中に文言を入れるというのはおかしいと思うわけですよね。だから、警察なんかに告発するというふうに条例の中には入れた方が適当じゃないかと、こう考えるわけですがね、そこはどがんですかな。 60 保健衛生課長(横田一彦君)  この条例の中でうたっておりますのが、いわゆる販売業者の回収容器の分でございまして、その分についての罰金規定を出しておるわけですが、ほかの部分に関するものというのが関係法例というのがいろいろ出てまいります。そういうふうなこともございまして、ほかの法にはいわゆる回収容器等の設置という項目がないもんですから、この条例の法に出しておるわけでございまして、今回、こういうふうなことで出させていただいております。 61 21番(宮崎東介君)  だからですよ、関係法規でちゃんとするということになれば、それを縛るような条例の中に5万円以下だというような規則がなじむもんかどうか、ちょっと私はそういうことよりも検察庁なら検察庁というふうに正式に告発するというふうなもんにした方がいいんじゃないかと思うんですがね。そこんとこのどういうふうな感覚で入れられたか、ちょっとはっきり、さっきの一般質問で聞けば何かおどしのためにするんだというようにも聞こえたわけですがね。ちょっとそこんにきはっきり、どうせ委員会でもまれることでしょうから、委員会等で十分協議してもらわにゃいかんわけですけどね、どういうふうな感覚ですかな。 62 保健衛生課長(横田一彦君)  この罰則、条例に定める罰金等につきまして、地方自治法関係にも100万円以下の内容でというふうなことになっておりました。今回、回収容器等の勧告命令につきましても違反があったということに対する場合は、その額内の5万円ということで設定を今させていただいておるわけでございます。 63 2番(松井大助君)  待望久しかったというか、やっとここまでこぎつけたなという感じがするわけで、こういう条例ができますのは非常に本員としては喜ばしい、いいなと。ただ、こういう条例で縛らなければだめなのかというような、そういう残念だなという気持ちもございますけども、まあよかったなという感じでございます。  この際、新しくできる条例ですから、ちょっとその辺の市の考え方というものを伺いをしておきたいんですけども、条例をつくられるのはまことに結構でございます。大賛成でございます。ただ、こういうふうなまちをきれいにしましょう、汚してはなりませんと、リサイクルをやりましょう、ごみは分別をしましょうというようなことを今までもいろんな機会あるごとに市は指導をされてきたと思います。しかしながら、なかなかそれが実現化できないと、思ったようにそれがなされていないというのが現況ではないかと思うわけですね。そこでお尋ねと申しますのは、この条例をどこここではなくてですね、特に申し上げるならば第9条でございますが、これは後刻ちょっと触れさせていただきたいんですけども、こういうふうなことをされるに当たりまして、結局、市としては市民に対するこれは協力体制が一番でございますから、協力がなければもう何もできないわけですから、その辺でどういうふうな具体的なですね、市民に対するところの指導と申しましょうか、そういうふうなものを考えておられるのかですね。例えば、この19条一つをとりましてもですね、これは本員も過去にごみのリサイクルや、それから分別収集、そういうふうなことは当議会で申し上げてきたことでございますが、何といいましてもここまでにするための市民への啓蒙ですね、非常にこれは難しいんじゃないかと。  例えば、私個人的に申し上げて恐縮ですが、私の家でもこれを実はやれと言ってもう2年ぐらい前から実はやらせておるわけですが、それでもなおどうしてもうまくいかない。生ごみ、缶々、瓶、それから今はやりのビニール類、みんな一緒に入れてしまう。しかも、そういうふうなものも何で一緒に入れるかと言えば、「いえ、収集される人が生ごみと紙類は一緒に入れていいと言うた」というようなことで、私は「そんなことごみ収集の人が言うはずがない」と、こう言う。それじゃ、片一方は「いや言った」と言う。水かけ論になるわけでございますが、そういうふうな状況で分別収集をやろうと思ってやっておる私でさえなかなかそれを統一できないというのが現状でございます。  ですから、これを広く市民に対して生ごみは生ごみですよと、ビニール類はビニール類、缶々、瓶、こういうふうなものをですね、これは整理する、あるいはごみの出す量を減らせるという、その辺のそういうふうな裏打ちといいますか、この条例の裏打ちですね、こういうふうなことを考えとってこういう条例を出しますという、その辺のところをですね、私委員会におらないもんですから直接伺いできませんもんですから、ここでお伺いをするわけですが、全部一々言えば非常にこれは大変だと思いますが、その姿勢といいますか、さわりだけでもひとつお聞かせをいただきたいと思います。 64 保健衛生課長(横田一彦君)  お尋ねのありました資源の再利用、リサイクル、こういった事柄でございますが、大変重要なことでございまして、まず、ごみの分別、それから燃えるもの、燃えないもの、それと特に空き缶等になりますと瓶類もですが、燃えないごみの方に属してまいります。そういうことになりますと当然分別収集も加わってまいります。それから、これも今後いろいろ内容を具体的に詰めていく必要があろうかと思いますが、その中でも古紙等、古い紙ですね、こういったもの等も今現在私どもの方で扱っておりますが、何せ空き缶にしましても、この紙等につきましても中央情勢の方でなかなか引き取り業者といいますか、こういったシステムがなかなか活用できない状況にあるもんですから、これも時期を定めて取り組む方向と、それと個人の方々についても物をやっぱり買うという生活の中でやはり資源を大量に使わないような、いわゆる浪費型から節約型へのいろいろな物の購入の仕方とか生活の仕方とか、こういった面で環境に優しい生活様式をというふうに条文出しておりますが、そういう資源になるようなものの今後の分別、それから家庭での出し方の工夫、こういったもので今後進めていきたいというふうに考え方ております。 65 2番(松井大助君)  わかりました。どうぞひとつこれはもうこの条例の一番根幹の問題でございますから大いに詰めてですね、とにかく市民の皆様方の一人でも多くの協力をいただくと。この項の条例に照らして罰則なんかするというふうなことがないようにですね、そこまで徹底して御指導を願いたいと思います。  それから、一番私がちょっとここでももう一つ申し上げたいのは、主に家庭から出すやつは主婦の方が主体であろうというようなことでございますけども、いろんな各種会合あたりにそういうふうな協力、あるいは市の広報等も使われましょうし、あるいは別のそういうパンフレット等もお出しになりましょうし、今までもそれやっていらっしゃいましょうけどもですね、なお一層そういうふうなところやっていただきたい。  問題は、これはぽんとはねてですね、衛生課から実は今度教育委員会にちょっと伺いをしたいんですが、実はよく私のところあたりは地域上、石垣あたりが非常に多いんですけども、よくこの子供たちが一例をとりますというと石垣の穴に、あるいは石垣の上にコーラの缶、瓶、そういうふうなものをあれは一つの遊びでしょうかね、きれいに並べていくんですね。ですから、そういうふうな子供たちのですね、やはり自分の住んでいるまちを汚さない、そういうふうなものはむやみやたらにぽい捨てはしないというようなですね、やはり今までもそういう指導は学校の方でしてあろうと思うんですがね、なかなかそういう例を見ますというと指導が行き届いていなんじゃないかと、もちろんそれは学校だけじゃない。家庭でのそういう指導もあろうかと思いますが、ぜひひとつ学校でもそういうふうな条例もこんなしてできますことですし、あわせてですね、やはりこれは二人三脚で衛生課等ですね、みんなでやっぱりこれはやっていかなければならない、そのように思いますので、その辺の教育長さんのちょっとお考えをお伺いをしておきたいと思いますが。 66 教育長(北田 久君)  この食べた袋の、飲んだ缶のという問題につきましては、最初は高校生の通学生が朝御飯を食べずに駅でおりて、そして学校に行くときにこの上新丁等の石垣の穴に、上にというようなこと等が出ておったんですが、仰せのとおりに、今、今度は中学生、小学生にもこれが出てきておるようでございます。これで少年センターの方で街頭補導のときに補導員さん方がこう聞いてみると、自分の家に持っていけば、なぜここに入れるのかと聞いてみると、きれいに掃除してあるもんだから捨てるのは捨てにくいと、だから入れるんだというような小学生の話だそうですけども、そのようなことがありませんように学校では学校、そして今度はやはり社会教育の面では地域の方で、あるいは家庭でというようなことで、やはりこのような点については基本的なものですから指導していきたいと、このように考えます。(「終わります」と呼ぶ者あり) 67 22番(木村一守君)  私も朝質問の中でいろいろお聞きをしたんですが、ちょっとわからない点があるもんですから、ただ、この22条の5万円以下というのは何というか、自動販売機の近くに回収容器を備えつけなさいという意味の一部の例だろうと思うんですよ。だから、市民の中には、やはり来年の4月1日の施行の日までは、この内容に基づいて微細にわたってこういうことをすればどういう処罰を受けますよという促しをされるのかどうか、その辺をひとつ。 68 保健衛生課長(横田一彦君)  今お尋ねのありましたいろいろ違反行為などの質問でございまして、実は今度補正予算でもお願いをしているところでございますが、この条例で今予定しておりますのが、平成7年4月1日での施行を予定させていただいております。そうしますと、これが発行をするということになりますと、今から先、来年の3月までがその広報啓蒙の期間に当たりますので、そういう事柄を市内の世帯並びに家庭に向けての内容等を研究しまして、いろいろそういうことで啓蒙を図っていきたいと。その中には、先ほどお話のありましたようなことにつきましても検討をさせていただきたいと思います。 69 11番(安藤幽明君)  一つ、二つ、お尋ねいたします。  20条の環境美化推進員という項目がございますけども、この環境美化推進員の方はどういう方にお願いされるのか、そして人数は大体どの程度になるのか、お願いします。 70 保健衛生課長(横田一彦君)  環境美化推進員のお尋ねでございます。このことにつきましては、一応、今私どもの方でいろいろ研究させていただいておりますのが、この条項の中にも出てまいりますが、事業所等のかかわりもございます。それから、市民等とのかかわりもございますので、こういった関係者、いわゆる各種民間団体、こういった方々の中からのお願いもすべきではなかろうかと。当然、町内会等もございますけれども、実は先進団体の意見等も聞いてみますと、大変町内会長さん方には多くの役がついておられると、そういうふうなことから実際こういう環境美化という実践舞台ですか、実践の仕事につく場合にはかなりの時間をとる可能性があるので、その辺は考慮いただきたいという先進団体の話ですが、そういう情報もいただいておりますので、その辺も考慮に入れながら今後進めていきたいと考えております。  人数につきましては、今のところまだそういう骨組みでいったがいいのか検討中でございますので、人数まではまだ今明らかにしていないところでございます。 71 11番(安藤幽明君)  人数は今からということでございますけど、そういう事業所とか、あるいは各種団体の長の方たち、役員の方々にお願いされるという方向でございますけども、そういう方、20条の中にいろいろお仕事というか実施の内容が書いてはございますけども、条文でいいます10条、11条に関するチェック、まあチェックといいますか監視といいますか、そういったのはこの方々とのかかわり合いはどうなるわけですか。 72 保健衛生課長(横田一彦君)  いわゆる仕事の内容の部分に関することでございますが、この環境美化推進員の方々につきましても、環境美化、これは20ページの第3号になりますが、環境美化活動団体相互間、それから市との連携調整とか、そのほか環境美化の促進というふうな事項もうたっておりますので、この環境美化の実際の推進活動の中では、やっぱり幾らかかかってくるかとは思いますけれども、主には環境美化の方での活躍をお願いしたいというふうに考えているところでございます。 73 11番(安藤幽明君)  民間の方々に美化推進をお願いされるわけでございますから、推進とか啓蒙とか、そういったものを主にせんと、この10条、11条関係に携わってくれば、いろいろ問題も生じてこようかと思うんです。そこらあたりはどういうふうに考えていらっしゃるのか、またどういうふうに進めようとなさっているのか、推進員を民間にお願いされるということでございますんで、大変重要になってこようかと思いますんで、その点を申し上げて終わります。 74 7番(中川忠則君)  2点ほどお尋ねをします。  第10条の「市民等はみだりに空き缶等のごみを捨て、また混乱させてはならない」という規定があり、第2条で空き缶等のごみについての定義がされておりますが、最後のチューインガム等ということでまだほかにもごみが入ると思いますが、先ほど一般質問で木村議員の質問に対する答弁を聞かせてもらいまして、一番大事な犬や猫のふん等がですね、あちこちに散らばっておるわけですが、これはこの定義の中でごみという解釈ができないものかどうか、お尋ねをいたします。  それと、第21条の「施行に関し必要な事項は規則で定める」という条文がありますが、どういう事柄を規則で定められる予定なのか、そしてまた条例の検討会等でもし検討がされておればその模様も答弁をしてもらいたいと思います。 75 保健衛生課長(横田一彦君)  まず、ごみの種類の御質問でございましたが、確かに当初、空き缶等のごみというようなことでチューインガム等というふうに扱ってございます。この等というのが実は一般廃棄物、これに出しておりますのは空き缶、空き瓶、紙くず、たばこの吸い殻、それからチューインガム、ここに列挙しておりますが、等というのがそれ以外の一般廃棄物ということになるわけでございます。それと先ほどこの説明が不足しておりました。大変御迷惑をおかけいたしました。  それと規則の定め方ということでございますが、規則につきましては、事業所でのいわゆる販売を行うような場合のいわゆるジュース缶、それから瓶、こういった飲料容器に入れて売るような飲み物、こういったものの種類、ですからアルミ缶であるとかスチール缶であるとか、いわゆるぽい捨て物件になるようなものの規定、それから、それをそのまんま放置することでなくて、その販売機の横に回収容器等を置くといったような事柄を規則等で定めるようにいたしておるものでございます。 76 7番(中川忠則君)  その規則に定める項目はちょっとはっきりしないようですが、先ほどの二人の議員の質問とも関連するわけですが、指導をするような方法というのはどういうふうになるわけですかね。この条例でいきますとどうしても業者中心の指導、啓蒙が主になって、あとはただ条文で文章化しておるだけというような感じしか受けないわけですが、その点はどうですかね。 77 保健衛生課長(横田一彦君)  指導につきましては、実は各関係事業所で絡んでまいります商品等の使い残り後での散乱防止などについては事業所の方にいろいろと働きかけたいと思いますし、また、環境美化推進員の協力もいただきながら市内のパトロールも実施をしたい、そういうふうに思っておりますので、そういった場面での情報等が得られますとそれをもとにして、いろいろな指導を行っていこうというふうに考えております。 78 議長(中村光利君)  第47号議案に対する質疑をとどめ、第48号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79 議長(中村光利君)  第48号議案に対する質疑をとどめ、第49号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 議長(中村光利君)  第49号議案に対する質疑をとどめ、第50号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 議長(中村光利君)  第50号議案に対する質疑をとどめ、第51号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 議長(中村光利君)  第51号議案に対する質疑をとどめ、第52号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 議長(中村光利君)  第52号議案に対する質疑をとどめ、第53号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 議長(中村光利君)  第53号議案に対する質疑をとどめ、第55号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 議長(中村光利君)  第55号議案に対する質疑をとどめ、第56号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86 議長(中村光利君)  第56号議案に対する質疑をとどめ、第57号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87 議長(中村光利君)  第57号議案に対する質疑をとどめ、第58号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88 議長(中村光利君)  第58号議案に対する質疑をとどめ、第59号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    89 議長(中村光利君)  第59号議案に対する質疑をとどめ、第60号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 議長(中村光利君)  第60号議案に対する質疑をとどめ、第61号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 議長(中村光利君)  第61号議案に対する質疑をとどめ、各議案に対する質疑を終結いたします。  これより議案の委員会付託を行います。第45号議案、第50号議案、第51号議案、第55号議案及び第59号議案を総務委員会に、第48号議案、第49号議案、第57号議案及び第58号議案を産業経済委員会に、第61号議案を建設委員会に、第46号議案、第47号議案、第53号議案、第56号議案及び第60号議案を教育厚生委員会に、それぞれ付託いたします。  お諮りいたします。第52号議案 平成6年度島原市一般会計補正予算(第2号)については、24名の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 92 議長(中村光利君)  御異議なしと認めます。よって本件については、24名の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において議長及び監査委員を除くお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93 議長(中村光利君)  御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました24名の議員を予算審査特別委員に選任することに決定いたしました。  次に、今期定例会において本日まで受理した請願はお手元に配付の請願文書表のとおり所管の委員会に付託しましたので、御報告いたします。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は9月29日定刻より開きます。  本日はこれにて散会いたします。  引き続き、予算審査特別委員会を開きますので、会議室に御参集をお願いいたします。                                午後1時58分散会             予算審査特別委員会委員名簿        ┌────────────┬────────────┐        │   委  員  名  │   委  員  名  │        ├────────────┼────────────┤        │  片 山  郁 雄  │  中 川  忠 則  │        ├────────────┼────────────┤        │  霜 田  重 満  │  山 下  博 正  │        ├────────────┼────────────┤        │  松 井  大 助  │  松 本    匠  │        ├────────────┼────────────┤        │  河 野  信 久  │  宮 崎  東 介  │        ├────────────┼────────────┤        │  池 原  安 則  │  楠    大 典  │        ├────────────┼────────────┤        │  前 田  道 孝  │  木 村  一 守  │        ├────────────┼────────────┤        │  吉 田  昭 義  │  西 田 運之六郎  │        ├────────────┼────────────┤        │  元 島  和 男  │  荒 木  昭 蔵  │        ├────────────┼────────────┤        │  元 田  岩太郎  │  安 藤  幽 明  │        ├────────────┼────────────┤        │  上 田    泉  │  小 鉢  義 輔  │        ├────────────┼────────────┤        │  田 中  義 往  │  馬 場  勝 郎  │        ├────────────┼────────────┤        │  井 村  成 俊  │  横 田  豊 松  │        └────────────┴────────────┘ Copyright © Shimabara City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...