佐世保市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-07号

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  1. 佐世保市議会 2020-03-19
    03月19日-07号


    取得元: 佐世保市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    令和 2年  3月 定例会           3月定例会議事日程            第7号                 令和2年3月19日(木曜)午後1時開議第1 第50号議案 佐世保市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正の件の一部訂正の件第2 第1号報告 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第9号)市長専決処分報告の件第3 第59号議案 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)第4 第15号議案 令和2年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計予算第5 第16号議案 令和2年度佐世保市土地取得事業特別会計予算第6 第18号議案 令和2年度佐世保市交通船事業特別会計予算第7 第28号議案 佐世保市職員定数条例の一部改正の件第8 第29号議案 佐世保市事務分掌条例の一部改正の件第9 第30号議案 佐世保市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の一部改正の件第10 第31号議案 佐世保市博物館島瀬美術センター条例の全部改正の件第11 第32号議案 佐世保市民文化ホール条例の全部改正の件第12 第33号議案 アルカスSASEBO条例の一部改正の件第13 第34号議案 佐世保市附属機関の定足数等の整理に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件第14 第35号議案 佐世保市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例制定の件第15 第36号議案 佐世保市職員の給与に関する条例の一部改正の件第16 第37号議案 佐世保市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正の件第17 第51号議案 工事請負契約締結の件(佐世保市デジタル同報系無線システム整備工事)第18 第55号議案 包括外部監査契約締結の件第19 第56号議案 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更に関する協議の件第20 第11号議案 令和2年度佐世保市住宅事業特別会計予算第21 第22号議案 令和2年度佐世保市港湾整備事業特別会計予算第22 第23号議案 令和2年度佐世保市臨海土地造成事業特別会計予算第23 第38号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件第24 第39号議案 佐世保市営住宅条例及び佐世保市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定の件第25 第40号議案 佐世保市九十九島観光公園の管理に関する条例制定の件第26 第41号議案 佐世保市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例制定の件第27 第42号議案 佐世保市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部改正の件第28 第53号議案 佐世保市中央公園の指定管理者の指定の件第29 第57号議案 事業契約締結の件(中央公園整備及び管理運営事業)第30 第12号議案 令和2年度佐世保市国民健康保険事業特別会計予算第31 第17号議案 令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計予算第32 第20号議案 令和2年度佐世保市後期高齢者医療事業特別会計予算第33 第24号議案 令和2年度佐世保市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算第34 第25号議案 令和2年度佐世保市病院資金貸付事業特別会計予算第35 第43号議案 地方独立行政法人法第19条の2第4項の規定に基づく役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例制定の件第36 第44号議案 佐世保市動物愛護管理員の設置に関する条例制定の件第37 第45号議案 佐世保市公衆浴場法施行条例及び佐世保市旅館業法施行条例の一部を改正する条例制定の件第38 第46号議案 佐世保市国民健康保険条例の一部改正の件第39 第47号議案 佐世保市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第40 第48号議案 佐世保市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第41 第54号議案 佐世保市立図書館駐車場の指定管理者の指定の件第42 第58号議案 地方独立行政法人北松中央病院第6期中期計画の認可の件第43 第62号議案 制作請負契約(変更契約)締結の件(福井洞窟ガイダンス施設(仮称)展示制作)第44 第13号議案 令和2年度佐世保市競輪事業特別会計予算第45 第14号議案 令和2年度佐世保市卸売市場事業特別会計予算第46 第19号議案 令和2年度佐世保市集落排水事業特別会計予算第47 第21号議案 令和2年度佐世保市工業団地整備事業特別会計予算第48 第26号議案 令和2年度佐世保市水道事業会計予算第49 第27号議案 令和2年度佐世保市下水道事業会計予算第50 第49号議案 佐世保市地方卸売市場業務条例の一部改正の件第51 第50号議案 佐世保市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正の件第52 第52号議案 工事請負契約締結の件(木場漁港木場北防波堤災害復旧工事)第53 第10号議案 令和2年度佐世保市一般会計予算第54 第61号議案 令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第55 第60号議案 令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)第56 第9号議案 九州・長崎特定複合観光施設区域整備実施方針に係る同意の件第57 第63号議案 佐世保市固定資産評価審査委員会委員選任の件第58 第1号諮問案 人権擁護委員の候補者推薦の件-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(32名) 1番 田山藤丸君    2番 鶴 大地君 3番 松尾俊哉君    4番 小田徳顕君 5番 角田隆一郎君   6番 宮田京子君 7番 橋之口裕太君   8番 久保葉人君 9番 萩原 活君    10番 宮島武雄君 11番 佐藤文子君    12番 久野秀敏君 13番 永田秀人君    14番 北野正徳君 15番 山下廣大君    16番 永安健次君 17番 湊 浩二郎君   18番 山口裕二君 19番 崎山信幸君    20番 林 健二君 21番 森田 浩君    22番 柴山賢一君 23番 小野原 茂君   24番 大村哲史君 25番 田中 稔君    26番 草津俊比古君 27番          28番 長野孝道君 29番 松尾裕幸君    30番 市岡博道君 31番 大塚克史君    32番 古家 勉君 33番 山下隆良君-----------------------------------説明のため出席した者 市長        朝長則男君   副市長       山口智久君 副市長       田中英隆君   基地政策局長    東 隆一郎君 行財政改革推進局長 佐々木謙一君  企業立地推進局長  豊原 稔君 防災危機管理局長  中尾和章君   契約監理室長    小寺紀彰君 企画部長      中島勝利君   総務部長      田所和行君 財務部長      橋口昌浩君   観光商工部長    井元保雅君 農林水産部長    吉田敏之君   都市整備部長    池田正樹君 土木部長      杉本和孝君   港湾部長      神崎良平君 市民生活部長    中西あけみ君  保健福祉部長    塚元 勝君 子ども未来部長   渡辺恵美君   環境部長      木村陽三君 水道局長      谷本薫治君   消防局長      西崎正明君 教育委員会教育長  西本眞也君   農業委員会会長   八並秀敏君 代表監査委員    宮崎祐輔君   選挙管理委員会委員長                             玉井 晃君-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長      池田真二君   事務局次長兼議会運営課長                             宮崎謙一郎君 課長補佐兼議事調査係長           藤原理教君     13時00分 開議 ○議長(崎山信幸君)  出席議員は定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △事務報告 ○議長(崎山信幸君)  諸般の報告は、お手元に配付いたしておりますので、朗読を省略いたします。----------------------------------- 事務報告                           第2号                           令和2年3月19日1.監査委員から次の報告が提出された。 ①監査委員報告第35号 随時監査の結果について(都市整備部、教育委員会、契約監理室) ②監査委員報告第36号 例月現金出納検査結果について(佐世保市一般会計及び特別会計の令和元年12月分) ③監査委員報告第37号 例月現金出納検査結果について(佐世保市水道、下水道各事業会計の令和元年12月分)----------------------------------- △日程第1 第50号議案の一部訂正の件 ○議長(崎山信幸君)  日程第1第50号議案佐世保市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正の件の一部訂正の件を議題といたします。 当局から訂正理由の説明を求めます。 ◎市長(朝長則男君) (登壇) 議会開会冒頭の大変貴重な時間を拝借いたしまして、大変恐縮に存じますが、議案の一部訂正をさせていただきたく、訂正理由を説明申し上げます。 今定例会に提案いたしております第50号議案佐世保市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正の件につきまして、議案中に誤字脱字がございました。 本来、このようなことがあってはならないということは認識をしており、深くおわびを申し上げるとともに、議員の皆様にも大変御迷惑をおかけし、誠に申し訳なく思っております。 今後につきましては、今回の誤りを検証し、チェック体制を確立した上で、再発防止に万全を期してまいりたいと存じます。 今回の記載誤りにつきましては、配付いたしております正誤表のとおり訂正をさせていただきたいと存じます。 誠に恐縮に存じますが、ここに改めて、おわびを申し上げ、議案の訂正につきまして、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(崎山信幸君)  これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第50号議案の一部訂正の件については、承認することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定をいたしました。----------------------------------- △日程第2 第1号報告 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第2第1号報告を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一           企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第1号報告 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第9号)市長専決処分報告の件中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第7款 商工費 以上、承認した。-----------------------------------企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 第1号報告令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第9号)市長専決処分報告の件中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算につきましては、ふるさと納税による寄附金が当初予算額である20億円を超過し、24億円に達する見込みとなり、返礼品等に要する経費が不足することから、地方自治法第179条の規定により、第7款商工費におきまして、ふるさと納税推進事業費2億4,000万円の増額補正の専決処分がなされ、その承認が求められたものであります。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で承認することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳           総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第1号報告 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第9号)市長専決処分報告の件中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳入 全部     歳出 第2款 総務費 以上、承認した。----------------------------------- ◆総務委員長(北野正徳君) (登壇) 第1号報告令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第9号)市長専決処分報告の件中、本委員会に付託された案件につきましては、ただいま企業経済委員長から報告がありました、ふるさと納税推進事業費及び本委員会所管部局の事業に係る歳入予算として4億円、また、歳出予算として、第2款総務費におきまして、ふるさと佐世保元気基金へ積立てを行う基金造成費1億6,000万円が計上されており、地方自治法第179条の規定により専決処分の承認が求められたものであります。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で承認することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第1号報告は承認することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は承認されました。----------------------------------- △日程第3 第59号議案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第3第59号議案を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       都市整備委員長 久保葉人           都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第59号議案 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第2款 総務費    第2条 第2表 繰越明許費補正(追加)のうち        第2款 総務費 以上、原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長(久保葉人君) (登壇) 第59号議案令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、去る1月30日に成立した国の令和元年度補正予算(第1号)を受けて実施されるもので、第2款総務費におきまして、交通安全施設等整備事業費1,222万円が計上されております。 あわせて、年度内での事業完了が困難なことから、同額の繰越明許費補正の追加が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活           文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第59号議案 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第3款 民生費、第11款 教育費    第2条 第2表 繰越明許費補正(追加)のうち        第3款 民生費、第11款 教育費 以上、原案を可決した。-----------------------------------文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 第59号議案令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、去る1月30日に成立した国の令和元年度補正予算(第1号)を受けて実施されるもので、第3款民生費におきましては、社会福祉費におきまして、社会福祉施設における介護ロボット等を導入する際に補助を行う社会福祉施設整備補助事業費268万円が計上されております。 また、国庫補助の早期確定が可能になる等の理由から、令和2年度当初予算に計上していた事業の前倒しとして、第11款教育費におきましては、小学校費におきまして、老朽化などによる危険部位解消のため外壁改修などを行う小学校施設整備事業費など3億8,947万円を計上し、中学校費におきましては、中学校施設整備事業費など1億3,675万円が計上されております。 また、各事業においては、年度内の事業完了が困難なことから、それぞれ同額の繰越明許費補正の追加が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一           企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第59号議案 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第6款 農林水産業費    第2条 第2表 繰越明許費補正(変更) 以上、原案を可決した。-----------------------------------企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 第59号議案令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 本補正予算における各事業につきましては、去る1月30日に成立した国の令和元年度補正予算(第1号)を受け実施されるものであります。 まず、第6款農林水産業費の農地費における土地基盤整備事業費として5,098万円が計上されております。 また、第6款農林水産業費の農地費における県営事業負担金土地改良事業)において2,977万円から5,275万円へ、ため池調査事業において6,497万円から9,297万円へ繰越明許費補正の変更が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳           総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第59号議案 令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳入 全部     歳出 第2款 総務費    第3条 第3表 地方債補正(追加・変更) 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆総務委員長(北野正徳君) (登壇) 第59号議案令和元年度佐世保市一般会計補正予算(第11号)中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、「災害からの復旧・復興と安全・安心の確保」や「未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上」等を実施するための措置として、令和2年1月30日に成立した国の令和元年度補正予算(第1号)を受けて、令和2年度当初予算に計上している事業の前倒しなどを行うものであります。 まず、歳入につきましては、ただいま各常任委員長から報告がありました各事業及び本委員会所管部局の事業に係るものとして、6億104万円が計上されております。 歳出につきましては、第2款総務費において、マイナンバーカードの普及の推進に係る地方公共団体情報システム費893万円が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第59号議案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。-----------------------------------
    △日程第4 第15号議案から △日程第19 第56号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第4第15号議案から日程第19第56号議案までの16件を一括議題といたします。 総務委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳           総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第15号議案 令和2年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計予算2 第16号議案 令和2年度佐世保市土地取得事業特別会計予算3 第18号議案 令和2年度佐世保市交通船事業特別会計予算4 第28号議案 佐世保市職員定数条例の一部改正の件5 第29号議案 佐世保市事務分掌条例の一部改正の件6 第30号議案 佐世保市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の一部改正の件7 第31号議案 佐世保市博物館島瀬美術センター条例の全部改正の件8 第32号議案 佐世保市民文化ホール条例の全部改正の件9 第33号議案 アルカスSASEBO条例の一部改正の件10 第34号議案 佐世保市附属機関の定足数等の整理に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件11 第35号議案 佐世保市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例制定の件12 第36号議案 佐世保市職員の給与に関する条例の一部改正の件13 第37号議案 佐世保市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正の件14 第51号議案 工事請負契約締結の件(佐世保市デジタル同報系無線システム整備工事)15 第55号議案 包括外部監査契約締結の件16 第56号議案 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更に関する協議の件 以上、いずれも原案を可決した。----------------------------------- ◆総務委員長(北野正徳君) (登壇) 本委員会に付託された各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第15号議案令和2年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計予算につきましては、松浦鉄道の経営等に資するため、基金の管理運用に係る経費など28万円が計上されております。 次に、第16号議案令和2年度佐世保市土地取得事業特別会計予算につきましては、先行取得土地購入費など2億9,087万円が計上されております。 続いて、第18号議案令和2年度佐世保市交通船事業特別会計予算につきましては、宇久町の神浦と寺島、小値賀町の柳を結ぶ市営交通船の航路運航に係る経費など3,620万円が計上されております。 以上3件につきまして、委員会といたしましては、採決の結果、いずれも全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第30号議案佐世保市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の一部改正の件につきましては、令和元年6月の地方教育行政の組織及び運営に関する法律並びに博物館法の改正に伴い、佐世保市博物館島瀬美術センターの施設について教育委員会から市長部局への所管替えを行うものであります。 これに関連し、第31号議案佐世保博物館島瀬美術センター条例の全部改正の件、第32号議案佐世保市民文化ホール条例の全部改正の件及び第33号議案アルカスSASEBO条例の一部改正の件の3件につきましては、佐世保市博物館島瀬美術センターを令和3年4月1日から指定管理者による管理に移行するとともに、アルカスSASEBO、佐世保市民文化ホール、佐世保市博物館島瀬美術センターの文化施設3館の一元的な指定管理化に向けて、3施設に関する条例間の整合を図るため、各条例の改正を行うものであります。 委員会では、「これら文化施設3館以外にも、本市には相浦地区公民館や江迎地区文化会館インフィニタスなどの文化施設的な性格を持つ施設が複数所在することから、それらを含めた中で、一元的な指定管理化を検討するべきではないか」とただしましたところ、当局から、「それらの施設については、公民館や支所等との複合施設や附帯施設であることも多く、今後の社会情勢を踏まえ、施設の在り方や所管等を含め総合的に検証する必要がある。しかし、まずは単独の文化施設であるこれら3施設を一元的に指定管理化することで、指定管理者として予定している佐世保地域文化事業財団について、現在の音楽・舞台芸術の分野に加え、美術等の分野も担い、広く文化振興を図る財団へと機能強化を図りたいと考えている」との答弁があっております。 これを受け、「考え方については理解するものの、長期的な視点に立ち、他の施設についても一定の整理を行った上で、取り組む方法もあると思われるが、なぜ、今回のタイミングなのか。また、今回の3施設のうち、島瀬美術センターについては、独自性を求められる点において、他の2施設と性質を異にするため、一元的な指定管理にはなじまないのではないか」とただしましたところ、当局から、「昨年6月の法改正により、島瀬美術センターの施設の所管替えが可能となったことに加え、指定管理者として予定している佐世保地域文化事業財団については、第2次佐世保市文化振興基本計画の策定及び第7次佐世保市総合計画において、文化行政上のパートナーと位置づけ、本市とともに地域の文化を担っていくとの考えの下に、まちなかの文化施設3館を当財団が一元的に管理することで、新たな文化事業の面的展開や質の高い事業の提供などが期待されることから、それらの要素を総合的に勘案し、今回のタイミングで議案を提案したものである」との答弁があっております。 委員会といたしましては、このほか、第28号議案、第29号議案及び第34号議案から第37号議案並びに第51号議案、第55号議案、第56号議案を含む、以上13件につきまして、採決の結果、いずれも全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第15号議案から第56号議案までの16件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上16件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第20 第11号議案から △日程第29 第57号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第20第11号議案から日程第29第57号議案までの10件を一括議題といたします。 都市整備委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       都市整備委員長 久保葉人           都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第11号議案 令和2年度佐世保市住宅事業特別会計予算2 第22号議案 令和2年度佐世保市港湾整備事業特別会計予算3 第23号議案 令和2年度佐世保市臨海土地造成事業特別会計予算4 第38号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件5 第39号議案 佐世保市営住宅条例及び佐世保市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定の件6 第40号議案 佐世保市九十九島観光公園の管理に関する条例制定の件7 第41号議案 佐世保市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例制定の件8 第42号議案 佐世保市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部改正の件9 第53号議案 佐世保市中央公園の指定管理者の指定の件10 第57号議案 事業契約締結の件(中央公園整備及び管理運営事業) 以上、いずれも原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長(久保葉人君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第11号議案令和2年度佐世保市住宅事業特別会計予算についてでありますが、総額31億5,781万円が計上されております。 令和2年度におきましては、継続中の事業として、泉福寺住宅建替4期事業54戸、大黒住宅建替3期事業91戸、花高1住宅建替2期事業90戸、新規事業として、新田住宅建替2期事業50戸、直谷住宅建替2期事業21戸の建設に取り組む予定となっております。 次に、第22号議案令和2年度佐世保市港湾整備事業特別会計予算についてでありますが、港湾施設の埠頭用地、各旅客ターミナル、大型荷役機械などを適正に管理し、港湾機能の促進を図るため、総額2億8,640万円が計上されております。 次に、第23号議案令和2年度佐世保市臨海土地造成事業特別会計予算についてでありますが、三浦地区みなとまちづくり計画用地の維持管理経費や地方債の償還元金及び利子など、総額1億4,165万円が計上されております。 委員会といたしましては、以上の3件の特別会計予算につきまして、採決の結果、いずれも全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第39号議案佐世保市営住宅条例及び佐世保市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定の件についてでありますが、過去に市営住宅等において重大な契約違反をした者等の新規入居を制限するため、入居者資格として、「入居しようとする者、または、同居しようとする親族が過去に市営住宅及び特定公共賃貸住宅の入居、または、退去に係る重大な契約違反がなく、かつ、現に家賃等債務に未納がないこと」の事由を追加するとともに、家賃債務保証業者のサービス導入に伴い、関係規定を整備することと合わせ、民法の一部改正に伴う明渡請求時の遅延損害金の利率の変更などを行うため、当該議案が提案されたものであります。 次に、第40号議案佐世保市九十九島観光公園の管理に関する条例制定の件についてでありますが、市民へのレクリエーションや憩いのを提供するとともに、本市の観光振興を目的として、つくも苑跡地に九十九島等の景観を眺望できる公園を設置するに当たり、その管理を指定管理者に行わせるための指定の手続、業務並びにその他必要な事項を条例に定める必要があるため、当該議案が提案されたものであります。 委員会といたしましては、以上2件につきまして、採決の結果、いずれも全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第41号議案佐世保市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例制定の件についてでありますが、今回の条例制定の趣旨等について、当局から、「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律第9条により、急傾斜地の所有者等に対する土地保全の努力義務、また、急傾斜地の崩壊により被害を受けるおそれのある者に対する自らの被害除去、または軽減のための努力義務がそれぞれ規定されているが、土地所有者や被害を受けるおそれのある者などが急傾斜地の崩壊を防止するための対策工事を行うことが困難・不適当と認められ、かつ、一定の要件を満たす場合に限り、地元から提出される要望書に基づき、行政が土地の所有者等に代わり、対策工事を実施することが可能である。この対策工事は、住民の生命を保護するために大変有効な手段であり、急傾斜地崩壊防止施設が整備された場合、その施設周辺の生活環境は向上するが、施設整備には多額の費用を要する上、整備により利益を受けることができるのは、当該急傾斜地の所有者や施設周辺住民に限られることとなる。この費用の全てを公費で賄うとなれば、利益を受けられない方との公平性を欠くこととなるため、地方自治法第224条の規定に基づき、急傾斜地崩壊防止施設の整備により利益を受ける方に、その整備費の一部を分担金として納付してもらうために条例を制定するものである。なお、受益者から徴収する分担金の額は、被害想定区域内の保全人家戸数に10万円を乗じた額とし、実際の各受益者の分担額は、地元における協議で決定してもらいたいと考えている」との説明がなされております。 委員会では、新制度導入に伴う地元への負担の増加を懸念する意見に対し、当局から、「費用の負担については、平成31年3月時点で、県事業及び市事業として申請中の地区をモデルに試算した結果、地元負担額が事業費に占める割合の平均値は約0.9%となり、県内で最低の負担割合である諫早市及び時津町の「事業費の1%」を下回ることとなり、加えて、急傾斜地崩壊防止施設の整備により、土地の利用価値は大きく向上するものと考えている。また、地元での各受益者間の負担割合に係る合意形成についても、地元だけに任せるのではなく、市としても、必要な情報を提供するなど、地元への支援は行っていきたい」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 なお、委員会といたしましては、受益者負担は理解するものの、合意形成などの地元負担の増加が懸念されることから、地元に寄り添った対応について、十分に意を用いることとの要望を付しておきます。 次に、第53号議案佐世保市中央公園の指定管理者の指定の件についてでありますが、佐世保市中央公園の事業区域における管理運営について、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、「庭建パークマネジメント株式会社」を指定管理者として指定するため、当該議案が提案されたものであります。なお、指定の期間は、令和4年4月1日から令和22年3月31日までの18年間となっております。 また、これに関連する第57号議案事業契約締結の件についてでありますが、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI法第12条に基づき、「庭建パークマネジメント株式会社」と事業契約を締結するため、当該議案が提案されたものであります。なお、契約の期間は、令和2年4月1日から令和22年3月31日までの20年間となっております。 委員会では、事業者からの提案が1社のみであったことから、「公募時の要求水準書に問題はなかったのか」とただしましたところ、当局から、「市としても複数の提案を得るべく、事前のサウンディングで得られた情報を基に要求水準書を作成したが、実際の応募は1社にとどまっている。市としては初めてのPark-PFI制度を活用した事例でもあるため、今回の反省点を生かしながら、今後の公募の在り方について検討していきたい」との答弁があっております。 さらに、委員会では、当該事業者の審査結果において、内容評価点が170点満点中、121.25点であり、100点満点に換算すると約71点となることから、「今後の事業内容の精査が必要ではないか」とただしましたところ、当局から、「市が示した要求水準書は全て満たした提案とはなっているが、今回、提案している議案の議決を得られたならば、事業者と本契約を締結した後、基本設計、実施設計を行っていく中で、事業内容の精査を行っていきたい」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、以上の2件につきまして、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 そのほか、第38号議案佐世保市手数料条例の一部改正の件及び第42号議案佐世保浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部改正の件の2件につきましても、いずれも全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第11号議案から第57号議案までの10件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上10件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第30 第12号議案から △日程第43 第62号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第30第12号議案から日程第43第62号議案までの14件を一括議題といたします。 文教厚生委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活           文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第12号議案 令和2年度佐世保市国民健康保険事業特別会計予算2 第17号議案 令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計予算3 第20号議案 令和2年度佐世保市後期高齢者医療事業特別会計予算4 第24号議案 令和2年度佐世保市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算5 第25号議案 令和2年度佐世保市病院資金貸付事業特別会計予算6 第43号議案 地方独立行政法人法第19条の2第4項の規定に基づく役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例制定の件7 第44号議案 佐世保市動物愛護管理員の設置に関する条例制定の件8 第45号議案 佐世保市公衆浴場法施行条例及び佐世保市旅館業法施行条例の一部を改正する条例制定の件9 第46号議案 佐世保市国民健康保険条例の一部改正の件10 第47号議案 佐世保市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件11 第48号議案 佐世保市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件12 第54号議案 佐世保市立図書館駐車場の指定管理者の指定の件13 第58号議案 地方独立行政法人北松中央病院第6期中期計画の認可の件14 第62号議案 制作請負契約(変更契約)締結の件(福井洞窟ガイダンス施設(仮称)展示制作) 以上、いずれも原案を可決した。-----------------------------------文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第46号議案佐世保国民健康保険条例の一部改正の件についてでありますが、令和2年度国民健康保険事業特別会計において、健全な運営を目的として、国民健康保険税の税率を改定するため、条例の一部改正が提案されるものであります。 また、これに関連する第12号議案令和2年度佐世保市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、被保険者数を5万2,600人と見込み、保険給付費、国民健康保険事業費納付金など、予算総額271億1,343万円が計上されております。 委員会では、国民健康保険税の税率改定の考え方について、当局から、「国から長崎県に医療給付費の控除財源となる前期高齢者交付金の追加交付が行われることにより、県への国民健康保険事業費納付金が前年度比で6億6,443万円の減となることから、現行の保険税率における令和2年度国民健康保険事業の収支見込みとしては、医療分で1億4,190万円の歳入超過となるため税率の引下げを行うものである。一方、後期高齢者支援金分で3,345万円、介護納付金分で4,362万円の収支不足となるため税率の引上げを行うが、全体ではマイナス改定になるものである」との説明があっております。 これを受け、委員から、「県への納付金が減額となることで、全体の保険税が減額になるとのことだが、個々の事例によっては、増額となる場合もあり得るので、国民健康保険財政調整基金を繰り入れることで、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の税率引下げを行うことも可能ではないか」との質疑があり、当局から、「令和2年度は、納付金が減額となることで、全体の保険税が引下げとなることから、基金の繰入れは行わなかったものである。基金の繰入れを行えば、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の税率引下げを行うことも可能ではあるが、将来的な医療費の増加傾向が見られる中で、保険税を引き上げざるを得ないことが見込まれており、被保険者の急激な負担増につながらないよう、計画的に基金を活用していきたい」との答弁があっております。 さらに、委員会では、国民健康保険健康増進事業における脳ドック事業において、受入れ予定人数を、前年度の500人から450人に減じた理由をただしましたところ、当局から、「脳ドックの受入れ人数は、被保険者数の減少等もあり、年々減少している。さらに、受入れを行う医療機関が、令和元年度に6施設から5施設へ減少したこともあり、令和2年度の予定数を450人としたものである。以前は受診希望者が多く、受診できない方もいたが、現在は、450人の受入れ予定数で十分対応できると見込んでいる」との答弁があっております。 委員会といたしましては、以上2件につきまして、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に、第17号議案令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、第1号被保険者を7万8,291人、そのうち要支援認定者を5,212人、要介護認定者を1万189人、合計1万5,401人と見込み、予算総額253億1,408万円が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に、第45号議案佐世保公衆浴場法施行条例及び佐世保市旅館業法施行条例の一部を改正する条例制定の件についてでありますが、厚生労働省のレジオネラ症発生防止に関する最新の知見を踏まえ、令和元年9月に改正された、「公衆浴場における衛生等管理要領等」に準拠し、当該条例における浴場の構造設備基準等について、一部改正及び条文中の文言整理が行われるものであります。 委員会では、今回の条例改正により、既存の施設における構造設備の改修の必要性についてただしましたところ、当局から、「今回の条例改正における構造設備基準の適用については、新規に設置するものが対象となるが、既存の施設においては、経過措置により、構造設備を増築または改築した場合を除き、従前の例によることとなっている。ただし、清掃や消毒などの衛生等措置基準については、既存施設も含め、全ての施設が改正後の基準で運営を行う必要がある」との答弁があっております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 このほか、第20号議案、第24号議案及び第25号議案、第43号議案及び第44号議案、第47号議案及び第48号議案、第54号議案、第58号議案、第62号議案の以上10件につきましても、採決の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。4番小田徳顕議員。 ◆4番(小田徳顕君) (登壇) 日本共産党の小田徳顕です。 第17号議案令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計予算について、反対の討論を行います。 介護保険が開始され20年がたちましたが、介護離職は後を絶たず、老老介護、家族介護といった介護負担の増大が社会問題となっています。 家族介護に追い打ちをかけるような介護保険の負担増と給付抑制は見直すべきです。 介護士不足も深刻で、介護現場の処遇改善は急務です。国の公費負担を増やし、誰もが安心できる制度に再建することを強く求めます。 続きまして、第20号議案令和2年度佐世保市後期高齢者医療事業特別会計予算に反対の討論を行います。 新年度も保険料に関する負担が増えます。後期高齢者医療保険は年齢で別枠の医療保険に囲い込んで、保険料負担を我慢して払い続けるか、医療を受けることを制限するかを迫るような制度であり、このような制度は認められないとの立場から反対するものです。 ○議長(崎山信幸君)  討論をとどめます。 これより、まず、第12号議案を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第17号議案令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第20号議案令和2年度佐世保市後期高齢者医療事業特別会計予算を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第24号議案から第62号議案までの11件を一括して採決いたします。以上11件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上11件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第44 第13号議案から △日程第52 第52号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第44第13号議案から日程第52第52号議案までの9件を一括議題といたします。 企業経済委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一           企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第13号議案 令和2年度佐世保市競輪事業特別会計予算2 第14号議案 令和2年度佐世保市卸売市場事業特別会計予算3 第19号議案 令和2年度佐世保市集落排水事業特別会計予算4 第21号議案 令和2年度佐世保市工業団地整備事業特別会計予算5 第26号議案 令和2年度佐世保市水道事業会計予算6 第27号議案 令和2年度佐世保市下水道事業会計予算7 第49号議案 佐世保市地方卸売市場業務条例の一部改正の件8 第50号議案 佐世保市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正の件9 第52号議案 工事請負契約締結の件(木場漁港木場北防波堤災害復旧工事) 以上、いずれも原案を可決した。-----------------------------------企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第13号議案令和2年度佐世保市競輪事業特別会計予算についてであります。 まず、歳入として、令和2年度は12月17日から20日にかけて開催される「開設70周年記念佐世保競輪」での車券売上げを48億円、また、普通競輪においては、ナイター競輪やミッドナイト競輪、モーニング7競輪等の開催により、108億4,000万円の車券売上げが見込まれております。 次に、歳出として一般会計への1億円の繰出金及び施設改修費として大規模改修工事設計業務委託料など1億1,445万円、また競輪開催に係る経費などが計上された結果、総額は、159億5,590万円となっております。 委員会では、一般会計繰出金が前年度よりも9,000万円の増となったことを受け、今後の一般会計への繰出金の考え方についてただしましたところ、当局から、「平成26年10月に、平成31年度までの5か年計画である佐世保競輪経営方針を定め、黒字化できたことにより優先して老朽化施設の整備を目的とした基金の積立てを行ってきた。そして、当座の目標であったメインスタンド建て替え工事費の積立てにある程度めどがついたことから、次年度から始まる新たな5か年の経営方針の中で、今後も必要な施設整備の基金は積み立てつつ、可能な範囲で一般会計への繰り出しを行っていくこととした」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に、第14号議案令和2年度佐世保市卸売市場事業特別会計予算についてであります。 青果市場の取扱い数量を前年度比99.2%の2万3,413トン、それに係る事業費を7,804万円、水産市場の取扱い数量を前年度比98.5%の3万5,170トン、それに係る事業費を2億3,409万円、食肉市場の取扱い数量を前年度比109.5%の3万8,110頭、それに係る事業費を3億5,311万円、花き市場の取扱い数量を前年度比86.4%の994万本、それに係る事業費を923万円と、それぞれ見込まれております。これらの結果、卸売市場事業費といたしましては、総額11億8,382万円が計上されております。 次に、第19号議案令和2年度佐世保市集落排水事業特別会計予算につきましては、漁業集落排水管理運営事業費1,236万円など、総額3,517万円が計上されております。 次に、第21号議案令和2年度佐世保市工業団地整備事業特別会計予算につきましては、佐世保相浦工業団地に係る下水道受益者負担金など、総額6,302万円が計上されております。 委員会といたしましては、以上3件の特別会計予算につきまして、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に、第26号議案令和2年度佐世保市水道事業会計予算につきましては、給水人口24万1,722人、年間総配水量2,821万3,932立方メートルを予定し、石木ダム建設関連事業費、再構築事業費、更新事業費など、総額121億6,329万円が計上されております。なお、収益的収支につきましては、3億7,580万円の純利益が見込まれております。 委員会では、地域格差解消に係る北部エリア送水管整備に関して、小佐々地区までの送水ルートをただしましたところ、当局から、「相浦地区の配水池から小佐々地区の田原浄水まで送水することを想定しているが、地質調査などの結果により検討することになるため、現在、ルートは確定していない」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「送水が開始されるまでにどれくらいの期間を要するのか」とただしましたところ、当局から、「北部五つのエリアについては、旧市内エリアと同等のサービスを提供することが行政として当然のことであり、基本的に、その水源は石木ダムだと考えている。しかし、度重なる工期延長により、特に小佐々地区の住民には御不便をおかけしていることから、今回策定した「佐世保市水道ビジョン2020」の計画期間である令和11年度までの10年間での実現を目指していく」との答弁があっております。 次に、第27号議案令和2年度佐世保市下水道事業会計予算につきましては、処理区域内人口14万7,904人、普及率60.2%、排水設備設置戸数6万9,656戸、年間総有収排水量1,437万4,000立方メートルを予定し、施設整備事業費、施設更新事業費など、総額105億244万円が計上されております。なお、収益的収支につきましては、9,146万円の純利益が見込まれております。 また、そのほか、第49号議案佐世保地方卸売市場業務条例の一部改正の件、第50号議案佐世保市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正の件、第52号議案工事請負契約締結の件(木場漁港木場北防波堤災害復旧工事)の以上5件につきましても、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。4番小田徳顕議員。 ◆4番(小田徳顕君) (登壇) 第13号議案令和2年度佐世保市競輪事業特別会計予算に反対の立場で討論を行います。 競輪事業は、第二次世界大戦による戦災からの復興を主目的にした公営ギャンブルの一つとして開催され、地方財源の確保や地域振興に一定の貢献をしてきたことは言うまでもありません。 しかしながら、財源の確保を公営ギャンブルに頼るのは、健全な市民生活を支えるべき地方公共団体として、本来あってはならないことだと私は考えます。 公営ギャンブルについては、根本的に見直すべき時期に来ているとの立場から、この議案には反対いたします。 続きまして、第26号議案令和2年度佐世保市水道事業会計予算に反対の立場から討論いたします。 第9期拡張事業費、石木ダム関連事業に3億8,361万円が計上されています。石木ダム建設計画は、1972年の予備調査から半世紀近くが経過した今、地球規模の気候変動といった時代の趨勢に見合ったものではなくなっています。 国土交通省では、昨年11月に、台風19号など近年の激甚災害を受けて、諮問機関である社会資本整備審議会の小委員会で、河川やダムの検証に着手しました。石木ダムについても、改めて、その治水効果を見直し、必要性を再検証すべきです。 また、国土交通省は、戦後一貫して進めてきた道路、港湾、ダムなどを中心としたインフラ整備の在り方を根本的に見直すグリーンインフラ政策を推進することも表明しています。自然環境が本来有する機能を活用して社会資本整備を行うことが政策骨子です。 このような情勢の中で、国の政策を無視するかのように、ダム建設に邁進する長崎県の時勢を顧みない旧態依然とした行政の在り方には疑問を感じます。 一方、建設目的の一つとされる佐世保市の利水面について、事業再評価のための佐世保市上下水道事業経営検討委員会が、去る2月28日に事業継続を是認する答申書を市水道局に提出し、これを踏まえて、市水道局は事業継続の方針を決め、3月10日に県を通じて報告書を国に提出しました。 しかし、検討委員会の人選については、中立性に大変疑問があり、また、検討内容に関して、佐世保市水道局が提示した水需要予測などの各データには明確な根拠がありません。 そもそも石木ダム建設事業は、自然環境保全の観点からも許されるものではありません。建設予定地の石木川流域は、発展の名の下で、自然破壊を止められなかった現代日本の国土において、本来の里山の豊かな生態系が残存する希少な地域です。 それにもかかわらず、長崎県は、石木ダム建設事業認定を申請するために、2008年に行った環境アセスメントでは、驚くべきことに、ダム建設が環境に与える悪影響は回避できるとしています。 ダム建設が環境に少なからずダメージを与えることは、これまで、この国で建設されてきたあまたのダムの状況を検証すれば明らかな事実です。 特に、希少生物が数多く生息する石木川流域の豊かな生態系は、ダム建設で失われれば、二度と戻ることはありません。 市民、県民の声に真摯に耳を傾け、ダム建設事業推進を既定路線とする姿勢を改め、石木ダム建設事業を見直すことを強く求めます。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(崎山信幸君)  討論をとどめます。 これより、まず、第13号議案令和2年度佐世保市競輪事業特別会計予算を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第14号議案から第21号議案までの3件を一括して採決いたします。以上3件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 次に、第26号議案令和2年度佐世保市水道事業会計予算を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第27号議案から第52号議案までの4件を一括して採決いたします。以上4件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第53 第10号議案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第53第10号議案を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       都市整備委員長 久保葉人           都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第10号議案 令和2年度佐世保市一般会計予算中    第1条 第1表 歳入歳出予算のうち     歳出 第2款 総務費、第3款 民生費、第4款 衛生費、第8款 土木費、第9款 港湾費、第12款 災害復旧費    第2条 第2表 継続費のうち        第8款 土木費    第3条 第3表 債務負担行為 以上、原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長(久保葉人君) (登壇) 第10号議案令和2年度佐世保市一般会計予算中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、予算の概要について申し述べます。 契約監理室関係につきましては、第2款総務費におきまして、契約事業費3,238万円、技術監理事業費1,227万円、総額4,465万円が計上されております。 次に、都市整備部関係につきましては、第2款総務費におきまして、住居表示等整備事業費231万円、第3款民生費におきまして、東日本大震災緊急支援事業費65万円、第8款土木費におきまして、九十九島観光公園整備事業などから構成される「特色ある公園整備事業費」7億4,321万円、公園の安全性・快適性確保事業費5億7,589万円、斜面密集市街地対策事業費2億2,779万円、中央公園整備事業費1,043万円など、総額28億1,520万円が計上されております。 次に、土木部関係につきましては、第2款総務費におきまして、交通安全施設等整備事業費6,600万円、第8款土木費におきまして、道路整備事業費18億6,466万円、道路環境維持管理事業費12億8,795万円、急傾斜地崩壊対策事業費5億200万円、第12款災害復旧費におきまして、土木施設災害復旧事業費5,000万円など、総額53億241万円が計上されております。 次に、環境部関係につきましては、第3款民生費におきまして、災害し尿収集補助金21万円、第4款衛生費におきまして、ごみ処理施設運営事業費16億6,212万円、ごみ収集運搬事業費5億1,276万円、し尿処理施設運営事業費3億9,060万円など、総額43億8,520万円が計上されております。 最後に、港湾部関係につきましては、第9款港湾費におきまして、港湾施設改良事業費7億2,931万円、港湾施設保安対策事業費1億5,438万円、佐世保港国際クルーズ拠点形成事業費1億2,899万円など、総額24億8,428万円が計上されております。 では、審査の概要について申し述べます。 まず、委員会では、港湾政策における実施計画において、令和2年度のクルーズ客船による乗降人員数の目標を108万人と掲げられていることに対し、「昨今の新型コロナウイルスの影響を考えれば、目標値を見直す必要があるのではないか」とただしましたところ、当局から、「現状から考えれば、目標値の見直しの必要性は認識しているものの、新型コロナウイルスがいつ終息となるのか、また、終息したとしても、いつになれば入港隻数が回復するのか、見通しが立たない状況であり、現時点での見直し作業への着手は困難な状況である」との答弁があっております。 さらに、委員会では、「令和2年度のクルーズ客船の入港隻数が減少した場合、委託料など歳出予算への影響があるのではないか」とただしましたところ、当局から、「例えば、クルーズ客船等の誘致活動については、将来を見据えた活動であるため、入港隻数にかかわらず、新型コロナウイルスの影響などを踏まえながら、令和2年度の事業の進め方を検討していきたい。また、SOLASの警備業務委託、クルーズ客船寄港に係る交通誘導等業務委託においては、単価契約を締結する予定であり、実績に応じた支払いを行うことになる」との答弁があっております。 次に、中央公園整備事業についてでありますが、委員会では、YOSAKOIさせぼ祭りに係る関係団体との今後の協議の方向性について、改めてただしましたところ、当局から、「中央公園整備及び管理運営事業の要求水準書において、「市、または、佐世保観光コンベンション協会、佐世保商工会議所等の団体や近隣施設から、YOSAKOIさせぼ祭りを含むイベント等の実施に伴う相談があった場合は、可能な限り協力するとともに、行為許可の申請を受けた場合は、適切に対応すること」と記載をしていることと合わせ、事業者からの提案の際には、YOSAKOI実行委員会からの「事業者の提案に対して協力を検討する」旨の関心表明書も提出されたことを評価し、優先交渉権者と決定したものである。従来と全く同様とはならないものの、本件に関わる第57号議案の議決を得た場合には、契約締結後、市、事業者、実行委員会の3者において、現在の場所で実施ができるような方向で十分協議を行いたい」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 なお、委員会といたしましては、「九十九島観光公園整備事業においては、クルーズ客のみならず、市民や市外からの観光客にとって魅力ある施設となるよう努めるとともに、広報・啓発にも十分意を用いること」との要望を付しておきます。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活           文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第10号議案 令和2年度佐世保市一般会計予算中    第1条 第1表 歳入歳出予算のうち     歳出 第3款 民生費、第4款 衛生費、第8款 土木費、第11款 教育費    第2条 第2表 継続費のうち        第11款 教育費    第3条 第3表 債務負担行為 以上、原案を可決した。-----------------------------------文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 第10号議案令和2年度佐世保市一般会計予算中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、予算の概要として、保健福祉部関係についてでありますが、障がい者介護給付事業費、障がい者訓練等給付事業費、生活保護措置事業費、健康増進事業費、予防接種事業費など、総額383億3,729万円が計上されております。 次に、教育委員会関係についてでありますが、小中学校管理運営事業費、小中学校施設整備事業費、小中学校施設維持改修事業費、文化財の調査・保護・活用事業費、図書館運営事業費、吉井地区複合施設整備事業費など、総額102億25万円が計上されております。 最後に、子ども未来部関係についてでありますが、児童クラブ事業費、病児保育事業費、私立保育所・幼稚園等運営事業費、公立幼稚園管理運営事業費など、総額194億1,186万円が計上されております。 審査の概要として、まず、保健福祉部所管の公的介護施設整備補助事業費として、認知症対応型共同生活介護施設1か所と看護小規模多機能型居宅介護施設1か所の整備補助金など8,998万円が計上されております。 委員会では、「前年度と比較し、整備する施設が1か所増え、予算額が約2倍となっている。この施設整備の公募を行う場合に、事業者からの応募が確実にあるとの見込みで予算計上を行っているのか」との質疑があり、当局から、「看護小規模多機能型居宅介護施設1か所の整備は、以前から計画していたものであるので、事業者に対して意向調査を行い、応募があるとの見込みはある。追加となった認知症対応型共同生活介護施設1か所の整備については、昨年12月の最高裁判決により、同施設1か所を運営していた事業者に対する指定取消処分が確定したことにより、急遽、その補充をするための施設整備が必要となったものである。認知症対応型共同生活介護施設は、介護保険事業計画に基づき、一定の整備が必要な施設であり、補充を必要としている状況は、介護事業者も理解している。意向調査等は行っていないが、公募を行えば、事業者からの応募はあるとの見込みで、予算計上を行ったものである」との答弁があっております。 次に、教育委員会所管の徳育推進事業費についてでありますが、広報啓発活動及び徳育推進事業交付金など650万円が計上されております。 委員会では、「徳育推進事業がスタートして10年以上が経過しているが、本事業の広報啓発活動や事業内容にあまり変化が見られない。今後は、何らかの積極的な見直しを行う必要があるのではないか」との質疑があり、当局から、「徳育推進事業については、息の長い取組を行う必要があり、事業効果に対して特効薬があるものではない。活動主体として本事業を連携して取り組んでいる佐世保徳育推進会議とも協議を行い、効果が期待できる何らかの工夫を加えられるよう、検討を進めていきたい」との答弁があっております。 次に、中学校体育推進事業費についてでありますが、中学校運動部活動外部指導者補助金として、312万円が計上されております。 委員会では、「教員の負担軽減が求められている中、部活動における外部指導者の存在は非常に大きく、競技力向上の面でも積極的に拡充していく必要があると考えるが、1部活動当たり年額2万4,000円の補助金では、外部指導者の協力は得にくいのではないか」との質疑があり、当局から、「現在、学校や指導者からの増額の要望に十分応えられていない状況であるが、今後は、外部指導者の積極的な拡充が図られるよう、補助金の見直しに向けた協議・検討を行っていきたい」との答弁があっております。 次に、子ども未来部所管の安心出産支援事業についてでありますが、妊婦が一人でいる場合の急な陣痛時のタクシー利用に助成する陣痛タクシー助成費として、27万円が計上されております。 委員会では、「1回当たりの助成額の上限が、2,000円と設定されていることについて、事前に、対象妊婦とかかりつけ産科医院を登録するのであれば、実際に必要なタクシー料金の算出はできるはずであり、個々のケースに応じた柔軟な対応はできないのか」との質疑があり、当局から、「本事業は、令和2年度からの新規事業であり、助成金の設定については、先進自治体の事例などを参考とし、近隣のかかりつけ産科医院までの、おおむね片道分の料金として設定したものである。本事業については、今後の事業実績を見ながら、助成金の算定等の検証を行いたい」との答弁があっております。 さらに、委員会では、「陣痛タクシーとして登録される運転手については、陣痛時の妊婦への対応などの基礎知識を習得してもらう必要があるのではないか」とただしましたところ、当局から、「運転手に対しては、タクシー協会を通して、助産師等による研修会を開催する予定である。本事業の実施により安全安心な出産が迎えられるよう、取り組んでいきたい」との答弁があっております。 これを受けて、一部委員から、「新規事業であるので、制度設計に一定の制約や予算計上の限界があることは理解できるが、周りに頼る人がおらず、一人で陣痛を迎えている妊婦を支援し、安全安心な出産ができることを目的とするのであれば、上限を2,000円とする助成額の設定等については、十分な検証や検討を行い、よりよい制度となるよう、意を用いて取り組んでもらいたい」との意見があっております。 次に、名切地区官民連携事業についてでありますが、中央公園屋内遊び場整備事業費として、835万円が計上されております。 委員会では、施設躯体の購入費用の支出根拠や子どもの発育・発達を促すような魅力的な遊具の設置の考え方についての質疑があり、当局から、「令和2年度においては、設計費の2分の1に当たる社会資本整備総合交付金相当額を支払うものである。また、設置する遊具については、市民への意識調査を行っており、その結果、体を動かす遊具の設置を求める意見や、簡単な食事スペースを求める意見があり、そのようなニーズを一定反映させた提案となっている」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「本施設は、中心市街地に立地していることから、周辺環境における安全な動線の確保や図書館などの周辺機能と効果的な連携を図り、子ども・子育てを通じて人々が集い、つながり合うの創造に寄与するよう、意を用いて取り組んでもらいたい」との意見があっております。 次に、ファミリーサポートセンター事業費についてでありますが、運営委託料及び選定委員会関係経費など、1,311万円が計上されております。 委員会では、平成30年度一般会計決算において、本事業への当局の関わり方や、事業内容の把握が不十分な点などを理由に不認定となったことを受け、今後の事業運営についての質疑があり、当局から、「令和2年度は、現在の契約方法を見直し、令和3年度から公募を開始するための準備として、選定委員会の開催等を行う予定である。また、事業内容の把握を行うため、事業者から、毎月、事業活動報告書の提出時において、情報交換をしながら運営状況の把握に努め、必要に応じて調査等を行い、改善点がある場合は、指導を行うこととしている」との答弁があっております。 この件に関して、委員会といたしましては、「事業者との連携を密に行い、事業内容の把握に努めるとともに、令和3年度以降の契約手法等について十分な研究・検討を行うこと。また、その進捗状況等については、定例会ごとに委員会に報告を行うなど、事業の透明性の確保に努めること」との要望を付しておきます。 以上が審査の概要でありますが、委員会では、結論に際し、「第4款衛生費の中に、石木ダム建設関連事業に対する一般会計出資金が含まれている。石木ダム建設事業が停滞している中、その在り方について検討を要すべきものと考えるため、本議案には賛成できない」旨の反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一           企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第10号議案 令和2年度佐世保市一般会計予算中    第1条 第1表 歳入歳出予算のうち     歳出 第5款 労働費、第6款 農林水産業費、第7款 商工費、第12款 災害復旧費    第3条 第3表 債務負担行為 以上、原案を可決した。 なお、本委員会は、第6款 農林水産業費中、農水産物等特産品販路拡大事業費に対し、次のとおり附帯決議をした。     附帯決議1.次年度以降の契約に当たっては、随意契約とすることなく、広く公募を行うこと。2.令和元年度の事業実績書について、十分に精査を行い次年度の計画に反映させること。3.関係所管部局との協議を密にし、重複する事業については十分精査すること。-----------------------------------企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 第10号議案令和2年度佐世保市一般会計予算中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第5款労働費におきましては、勤労者福祉推進事業費、シルバー人材センター支援事業費など、7,276万円が計上されております。 次に、第6款農林水産業費におきましては、農業担い手育成事業費、農業経営の安定強化事業費、農業生産基盤整備事業費、付加価値の高い一次産品育成対策事業費、有害鳥獣対策事業費、中山間地域等振興対策事業費、家畜保健衛生対策事業費、土地基盤整備助成事業費、ため池整備事業費、森林総合整備事業費、漁業経営の安定強化事業費など、24億8,880万円が計上されております。 次に、第7款商工費におきましては、観光客誘致促進事業費、中小企業経営支援事業費、産学官連携技術振興事業費、ふるさと納税推進事業費、動植物園管理運営事業費、企業立地推進事業費など、75億24万円が計上されております。 次に、第12款災害復旧費におきましては、農林水産業施設災害復旧事業費3,000万円が計上されております。 それでは、第7款商工費関係について申し上げます。 まず、世界で最も美しい九十九島湾クラブ推進事業における九十九島写真素材拡充・カメラ活用事業について、当局から、「新たなPRの取組として、首都圏在住・一人旅志向・顔出しオーケーの女性による撮影ツアーを実施し、女性受けするSNS映えを意識した写真を参加者がインスタグラムに投稿してもらうとともに、撮影写真を活用して九十九島の魅力を伝える広告記事を作成するものである」との説明があっております。 一部委員から、「過去においても九十九島など本市の観光地を撮影する事業が行われている。今後、撮影された写真素材については本市に著作権が帰属されるような契約を行い、各部局においても自由にその写真素材を使用できるように本市で一元的に管理してもらいたい」との意見があっております。 次に、委員会では、観光客誘致促進事業に係るクルーズ客船受入関係補助金など訪日外国人を対象とした予算が計上されているが、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響によりクルーズ船の寄港がない中での令和2年度の予算執行への影響をただしましたところ、当局から、「当初、本市の観光事業に与える新型コロナウイルス感染の影響は、クルーズ船のキャンセルなどインバウンドのみと想定していたが、現在、国内での移動も自粛傾向にあり、市民も市内の観光施設にも行きづらく、本市の観光事業は低迷している状況である。そのため、令和2年度の予算については、新型コロナウイルス感染症などの影響から予算執行できない事業が発生することも危惧されるが、その際には議会に報告しながら、適正に予算の執行を行っていきたいと考えている」との答弁があっております。 なお、委員会といたしましては、「新型コロナウイルス感染症の影響により新年度予算への影響がある場合には、適切な予算措置に努めるとともに、議会への報告にも意を用いること」との要望を付しておきます。 それでは、第6款農林水産業費関係について申し上げます。 まず、委員会では、「農業振興費に係る有害鳥獣被害防止対策において、これまで捕獲されたイノシシなどについては、西部クリーンセンターで焼却処理されていたが、4月から新たに稼働する西部クリーンセンター新施設は焼却能力が縮小することから受入れに制限はあるのか」とただしましたところ、当局から、「本年3月16日以降、西部クリーンセンターにおいては20キログラム以上の有害鳥獣の受入れができないため、焼却処理が可能な東部クリーンセンターへの搬入をお願いすることになる」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「これまで西部クリーンセンターに搬入していた方が、東部クリーンセンターまで運搬する際の経費は本市が負担するのか」とただしましたところ、当局から、「猟友会に対して運搬経費の一部を有害鳥獣捕獲業務委託料に上乗せする形で、東部クリーンセンターまでの運搬をお願いしたところ、「別の方法を検討してもらいたい」との回答であったため、4月1日以降に、西部クリーンセンターに20キログラムを超える有害鳥獣が搬入された際には、環境部のごみ収集車で東部クリーンセンターへ移送することができないか、現在環境部と協議を行っている」との答弁があっております。 一部委員から、「4月1日からは猟友会に負担をかけない対応を環境部と検討してもらいたい」との意見があっております。 次に、当局から、「水産センター機能強化事業として令和元年度に基本設計業務を行い、施設整備工程等を作成したことから、各施設の改修を行うための実施設計の委託費を計上したものである」との説明があっております。 委員会では、当該施設は連携市町を含めた栽培漁業の拠点的役割を担う施設であるにもかかわらず、令和9年度まで施設整備が完了しないことについてただしましたところ、当局から、「水産庁や防衛省の補助事業による施設整備を予定していたが、防衛省側から、予算申請などの手続の関係もあり、令和5年度まで事業開始を待ってもらいたい旨の話があったことから、令和5年度に事業を開始し、令和9年度に完了する工程となっている」との答弁があっております。 それを受け、委員から、「当該施設の重要性を考えると早急な整備を要するが、ほかの補助金等の活用は検討していないのか」とただしましたところ、当局から、「先月、基本設計の成果が提出されており、それを基に令和2年度中に実施設計を策定することとなる。その実施設計により正確な事業費の算定と項目を整理した上で、令和3年度に資料を作成し、その後、補助金についての要望活動を国と県へ行うことになる。また、令和9年度までの工程であるが、種苗生産業務を一旦休止し、全ての施設を建て替えれば、5年程度で工事は完了するが、種苗生産を行いながら工事を進めていく工程としている。現在、生産している種苗は11魚種あるため、令和9年度ぐらいまでの工程は必要だと考えていたが、令和2年度に実施設計ができれば、水産庁などの補助も活用し、工程を前倒ししながら進めていきたいと思っている」との答弁があっております。 なお、この件に関し、委員会といたしましては、「水産センター機能強化事業については、令和9年度まで施設整備スケジュールが組まれているが、財源確保等も含めて少しでも早い施設整備を図っていくこと」との要望を付しておきます。 次に、農水産物等特産品販路拡大事業費に係る西九州圏域連携によるブランド創出及びプロモーション業務において当局から、「この事業は、広域連携事業の一環としての取組であり、広域圏における特産品の販路拡大・生産性の向上・担い手の確保に結びつけていくものである。現在、本市のほかに、松浦市、川棚町、新上五島町、伊万里市が参加しており佐々町も参加の予定で、令和元年からの継続事業である。事業内容については、情報発信拠点の整備として、サイトや動画により各産品の情報を紹介し、認知度向上を図る。また、国内では九州のインバウンドの玄関口でもある博多や沖縄、国外では台湾においてフェアや商談会を開催し、産地の認知度向上と販路拡大を行っていく。さらに、消費地の百貨店・量販店等のバイヤー、飲食店のオーナーなどを対象とした圏域での産地ツアーを開催し、産地食材の認知度向上を図るとともに商談の機会を創設するものである」との説明があっております。 委員会では、5か年で実施される事業であることから毎年業者の選定は実施されるのかとただしましたところ、当局から、「契約は単年度契約であるが、この事業は令和2年度で2年目となり、1年目の成果を生かすためにも、随意契約により引き続き同じ業者に委託することが最も好ましいのではないかと現時点では考えている」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「当該事業の業務仕様書において、委託業者は、事業の実施結果を踏まえて課題などを整理し、次年度以降の活動計画を提出しなければならないと定められていることを勘案すれば、来年度も同じ業者である必要性はない。また、令和元年度の委託業者は東京の業者であるため、広域圏の特産物を理解しているのかは甚だ疑問である。そのため、令和2年度についても公募を実施し、公平にチャンスを与えた中で、より良い事業として進めていく仕組みづくりはできないのか」とただしましたところ、当局から、「令和2年度に向けた計画書が提出されるため、それを我々が精査し、新たな仕様書を作成して、来年度も公募を行うこととする」との答弁があっております。 また、委員から、観光商工部など同様の事業との連携についてただしましたところ、当局から、「今後の連携の可能性について観光商工部と意見交換を行っている」との答弁があっております。 委員会といたしましては、結論に際し、次のとおり附帯決議を行っております。 1、次年度以降の契約に当たっては、随意契約とすることなく、広く公募を行うこと。 2、令和元年度の事業実績書について、十分に精査を行い次年度の計画に反映させること。 3、関係所管部局との協議を密にし、重複する事業については十分精査すること。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳            総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第10号議案 令和2年度佐世保市一般会計予算中    第1条 第1表 歳入歳出予算のうち     歳入 全部     歳出 第1款 議会費、第2款 総務費、第3款 民生費、第10款 消防費、第13款 公債費、第14款 諸支出金、第15款 予備費    第2条 第2表 継続費のうち        第2款 総務費    第3条 第3表 債務負担行為    第4条 第4表 地方債    第5条 一時借入金    第6条 歳出予算の流用 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆総務委員長(北野正徳君) (登壇) 第10号議案令和2年度佐世保市一般会計予算中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 令和2年度の予算編成につきましては、時代の変化や課題に的確に対応する「まちづくりの設計図」として策定した第7次佐世保市総合計画の方向性に沿って取り組むとともに、「圏域の活性化と健全財政の両立」を掲げ、改革を進めつつ、財源の重点的な配分に努められております。 なお、社会保障や教育など市民生活の基盤を支える施策について所要の財源を確保した上で、第7次総合計画が目指すまちづくりの方向性である四つの都市像(「しごと」、「ひと」、「まち」、「くらし」)を牽引する八つのリーディングプロジェクトや西九州させぼ広域都市圏に係る連携事業などに財源を優先配分するなど、「選択と集中」の徹底による戦略的財源配分を基本方針とし、一般会計総額1,208億4,764万円の予算が計上されております。 それでは、まず歳入について申し上げます。 市税につきましては、法人市民税の法人税割の税率引下げによる影響はあるものの、個人住民税における給与所得者の賃金上昇や、固定資産税における家屋の新・増築の増などを見込み、前年度と同額の295億円が計上されております。 また、地方交付税につきましては、前年度比1.2%減の248億円、市債につきましては、38.3%減の79億3,530万円が計上されております。 以上の結果、自主財源比率は、前年度比1.5ポイント増の38.9%となっております。 次に、歳出について申し上げます。 まず、第1款議会費では、議会一般管理経費7,937万円などを含む5億9,272万円が計上されております。 次に、第2款総務費では、本庁舎リニューアル事業費7億2,143万円、アルカスSASEBO運営事業費3億5,180万円、特定複合観光施設(IR)推進事業費1億4,798万円、地方公共団体情報システム費2億2,594万円などを含む117億6,196万円が計上されております。 次に、第3款民生費では、戦没者等援護事業費690万円、災害援護事業費772万円などを含む2,162万円が計上されております。 続いて、第10款消防費では、消防庁舎整備事業費2億1,179万円、防災行政無線整備事業費10億1,550万円などを含む54億1,675万円が計上されております。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、総務部関係についてであります。 委員会では、令和2年4月から導入される会計年度任用職員制度における非正規職員数の見込みについてただしましたところ、当局から、「現行制度では、常勤嘱託職員や常勤パート職員、日々雇用職員などの様々な種別があるが、今後は、会計年度任用職員へ統一されることになる。そのため、1回の任期が会計年度ごとの最長1年の者から、1日や2日といった短期間の雇用者までを含めると、現時点では1,500名程度と想定している」との答弁があっております。 これを受け、「本市における行財政改革の状況を踏まえると、長期的な視点に立った事務事業の見直しになかなか進捗が見られない一方で、正規職員数に対する非正規職員数の比率が高まってきているような印象を受ける。また、正規職員の年齢構成についても、ある年代の職員数が極端に少なく、いびつな構成となっている。この現状を考慮すると、今後の円滑な行政運営について支障を来す可能性が懸念されることから、事務事業の見直しに注力しつつも、これらを大きな課題と認識し、早急な取組に着手する必要があるのではないか」とただしましたところ、当局から、「会計年度任用職員については、その対象とする業務内容を見極め、正規職員との業務の整理を行った上での導入を予定しているが、事務事業の見直しなどを含めた業務の在り方などの議論については進捗が図られていない状況もある。そのような課題については、行財政改革推進本部会議などの全庁横断的な会議において、各部局の課題や正規職員の年齢構成を踏まえた採用計画など、今後、20年後、30年後の中長期的な視野を持った総体的な議論や検討を始めなければならない時期に来ていると認識している」との答弁があっております。 次に、市民生活部関係についてであります。 委員会では、市民生活一般管理事業における集会所等施設維持管理経費の概要についてただしましたところ、当局から「旧町では、行政が整備した地区集会所を地域の自治会に無償で貸し付ける運用がなされていたが、旧市では、各自治会が独自で集会所を建設し、所有している形態であった。そのため、各旧町との合併協議において、このような集会所等については、条件が整い次第、地元自治会に無償で譲渡する方針決定がなされているが、現在のところ、譲渡未済施設となっている6地区の地区集会所等については、地元へ無償貸与しており、これらの維持管理を行うものである」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「合併から一定の年数が経過している中で、これら6地区の地区集会所等については、施設の維持管理に要する経費を踏まえると、他自治会との公平性の観点からも早期の譲渡完了を図るべきではないのか」とただしましたところ、当局から、「町内会等へ無償譲渡する際、土地や建物の取得に要した過疎債や補助金の償還等が終了していること。また、土地や建物を取得するためにその町内会が、認可地縁団体を設立していなければならないなどの要件があるが、6地区のうち、4地区については、認可地縁団体を設立されていないことから、無償譲渡に向けての進捗に時間を要している状況にある」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「無償譲渡の要件の一つである認可地縁団体の設立については、当局からも地元へ積極的な働きかけを行うなど、早期の譲渡に向け、意を用いて取り組んでもらいたい」との指摘があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会では、結論に際し、一部委員から、「特定複合観光施設(IR)の推進については、ギャンブル依存症対策などへの懸念に加え、昨年末からのIR誘致に関連する国会議員の不祥事なども生じており、県民や市民の理解が得られていると思えないことから、IR推進に係る事業費が計上されている本議案については反対である」との反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。4番小田徳顕議員。 ◆4番(小田徳顕君) (登壇) 第10号議案令和2年度佐世保市一般会計予算について反対の討論を行います。 反対の第1の理由は、石木ダム建設を推進するために、水道事業会計に2億6,790万円の出資金が計上されています。現在も人が住み続ける家や土地を奪うという、いまだかつて例のない行政代執行を促す、そんな事業を認めることはできません。 第2の理由は、カジノ誘致のためにIR推進事業として負担金1億4,091万円、そして、事務費として706万円が計上されています。 これまでの懸念事項に加えて、昨年末の事件により市民の理解が得られているとは言い難いです。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(崎山信幸君)  討論をとどめます。 これより第10号議案令和2年度佐世保市一般会計予算を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第54 第61号議案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第54第61号議案を議題といたします。 文教厚生委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活           文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第61号議案 令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 以上、原案を可決した。-----------------------------------文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 本委員会に付託されました第61号議案令和2年度佐世保市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、佐々町との西九州させぼ広域都市圏形成に係る連携協約の締結に伴う関連予算4万円が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第61号議案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第55 第60号議案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第55第60号議案を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       都市整備委員長 久保葉人           都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第60号議案 令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第2款 総務費 以上、原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長(久保葉人君) (登壇) 第60号議案令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、さきに報告いたしました第59号議案に関連し、令和元年度への前倒しに伴う予算が減額されるもので、第2款総務費におきまして、交通安全施設等整備事業費676万円の減額補正が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活           文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第60号議案 令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第3款 民生費、第4款 衛生費、第11款 教育費    第2条 第2表 債務負担行為補正(変更) 以上、原案を可決した。-----------------------------------文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 第60号議案令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、さきに報告いたしました第59号議案に関連し、令和元年度への前倒しに伴う減額及び債務負担行為の変更を行うとともに、佐々町との西九州させぼ広域都市圏形成に係る連携協約の締結に伴う関連予算をそれぞれ関係各費目に計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一           企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第60号議案 令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第6款 農林水産業費 以上、原案を可決した。-----------------------------------企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 第60号議案令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、さきに報告いたしました第59号議案に関連し、令和元年度への前倒しに伴う予算が減額されるものであります。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和2年3月13日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳            総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第60号議案 令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳入 全部     歳出 第2款 総務費    第3条 第3表 地方債補正(変更) 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆総務委員長(北野正徳君) (登壇) 第60号議案令和2年度佐世保市一般会計補正予算(第1号)中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算は、さきの第59号議案に関連し、令和2年度当初予算に計上している事業の前倒しに伴う減額を行うとともに、佐々町との西九州させぼ広域都市圏形成に係る連携協約の締結に伴う関連予算が関係各費目に計上されております。 まず、歳入につきましては、ただいま各常任委員長から報告がありました各事業及び本委員会所管部局の事業に係るものとして、4億7,079万円が減額計上されております。 歳出につきましては、第2款総務費において、佐々町との連携協約締結に伴い、文化振興基本計画推進事業費やUJIターン促進事業費、男女共同参画推進事業に係るセンター運営事業費など36万円が計上されております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第60号議案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第56 第9号議案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第56第9号議案を議題といたします。 特定複合観光施設(IR)推進特別委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和2年3月16日 佐世保市議会議長 崎山信幸様           特定複合観光施設(IR)推進特別委員長 市岡博道     特定複合観光施設(IR)推進特別委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第9号議案 九州・長崎特定複合観光施設区域整備実施方針に係る同意の件 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆特定複合観光施設[IR]推進特別委員長(市岡博道君) (登壇) 本委員会に付託されました第9号議案九州・長崎特定複合観光施設区域整備実施方針に係る同意の件につきまして、審査の結果を報告いたします。 第9号議案の実施方針に係る同意については、令和元年12月定例会において、「地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条例」が改正され、IR整備法第6条第5項並びに第9条第6項及び第9項に規定する立地市町村の同意について、議会の議決すべき事件としたことから、今回、実施方針のうち、立地市町村等が実施する施策及び措置に係る事項についての同意の件が議案として上程されたものです。 委員会としましては、実施方針のうち、同意の対象は、「IR予定区域を含む周辺地域の土地利用の誘導」、「交通環境の改善等」、「MICE誘致支援と広域滞在型観光の推進」、「ギャンブル依存症対策」、「治安維持等対策」の5項目とされていることから、以上の5項目を中心に審査を行ってまいりました。 まず、「IR予定区域を含む周辺地域の土地利用の誘導」についてであります。 委員会では、IRは日本で3か所しか選定されず、九州圏内への経済波及効果としては、建設に係るもので6,100億円から8,100億円、運営に係るもので3,200億円から4,200億円というスケールであることを踏まえ、IR予定区域を核として近隣も盛り上げていけるよう、周辺地域の用途地域も変更、見直しをしていく考えがあるのかただしましたところ、当局から、「周辺地域は市街化調整区域になっているが、現在の都市計画法の考えとしては、人口減少社会において市街化区域を拡大する考え方は持ち合わせていない。コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりの中で、居住誘導も含めて市街化区域をいかにコンパクト化していくかという考え方であるので、御指摘を踏まえて周辺のまちづくりをどうしていくかの点も含めて研究課題としたい。 なお、IRの従業員の居住についても大きな課題としてあり、周辺の市街化調整区域、近隣の市街化区域の中で全従業員がまとまって住むことは難しいことから、現在、庁内のプロジェクトチームで検討しているので、方向性が見えてきたら報告をしたい」との答弁があっております。 次に「治安維持等対策」についてであります。 委員会では、防犯パレードやテロ対策等の治安の維持に取り組まなければならないことは理解するが、それがIRのイメージの悪化を助長する側面もあるため、まずはIRを正しく認識・理解してもらえるよう、シンガポールやマカオの治安の現状を県民、市民の方々に示すことが大前提ではないかとただしましたところ、当局から、「実施方針は、IR事業者の選定公募の募集要項のようなもので、懸念される事項を記載した上で、それに対する提案を受け、それを住民の方々にお示しするのが我々の責務であることから、実施方針に治安維持等について記載していることを御理解いただきたい。我々も、IRは治安の悪化を招くものではないと考えている」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。4番小田徳顕議員。 ◆4番(小田徳顕君) (登壇) 第9号議案九州・長崎特定複合観光施設区域整備実施方針に係る同意の件に反対の討論を行います。 いわゆるIR推進法とは、国際観光、地域振興、税収増などを図るとして、カジノを中核にした総合型リゾート(IR)の整備を進める法律です。 刑法の賭博禁止の規定を外し、民間事業者が営利目的で賭博を開場する民営賭博を国内で初めて認めるものです。 競馬、競輪、ボートレース、競艇、宝くじなどは賭博の一種ですが、それぞれ特別法によって公営賭博として合法とされてきました。 ところが、カジノ解禁は民営を前提としており、公設公営公益の下で合法とされてきたこれまでの法体系で説明できません。 日本で賭博行為は刑法で禁止されています。その理由について法務省は、「勤労の美風を害するばかりでなく、副次的な犯罪を誘発し、さらに、国民経済の機能に重大な障がいを与えるおそれすらある」という政府の正式見解を述べています。 今なぜ解禁なのか、国民への説明はありません。そして、法案の成立のさせ方も乱暴を極めました。 2018年に成立したIR整備法の参院での附帯決議では、海外の事業者が選定されることを目指した働きかけに対し、収賄等の不正行為を防止するよう国に義務づけました。 しかし、昨年末には現職の国会議員が収賄容疑で逮捕されるという事件が起こりました。世論の6割、7割がカジノ設置に反対しています。市民の理解が得られるとは言い難い状況です。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(崎山信幸君)  討論をとどめます。 これより第9号議案九州・長崎特定複合観光施設区域整備実施方針に係る同意の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第57 第63号議案及び △日程第58 第1号諮問案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第57第63号議案及び日程第58第1号諮問案の2件を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(朝長則男君) (登壇) ただいま上程されました議案及び諮問案につきまして、提案理由を説明申し上げます。 第63号議案佐世保固定資産評価審査委員会委員選任の件……初瀬一夫委員が、来る3月30日をもって任期満了となりますので、その後任として新たに杉山和宏氏を選任するものでございます。 第1号諮問案人権擁護委員の候補者推薦の件……豊田裕子委員が、来る6月30日をもって任期満了となりますので、その後任としてさらに同氏を候補者として推薦するものでございます。 以上、簡単ではございますが、何とぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(崎山信幸君)  これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件につきましては、会議規則第31条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第63号議案及び第1号諮問案の2件は同意することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上2件は同意することに決定をいたしました。----------------------------------- △字句等整理の議長への委任及び閉会中における議員の派遣の件 ○議長(崎山信幸君)  次に、お諮りいたします。本定例会以降、明年3月定例会までに開催予定の定例会及び臨時会において議決される各案件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第37条の規定により、その整理を議長に委任されたいと存じます。また、令和2年度中の閉会中における議員の視察等については、その目的を達成するため、関係方面に議員を派遣することとし、派遣議員については、その都度、議長において指名いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。----------------------------------- △退任挨拶 ○議長(崎山信幸君)  次に、山口副市長から発言の申出があっておりますので、これを許します。 ◎副市長(山口智久君) (登壇) 審議終了後、大変お疲れのところ、誠に恐縮ですが、来る3月31日をもって退任をいたします理事者を御紹介いたします。 佐々木謙一行財政改革推進局長、豊原稔企業立地推進局長、小寺紀彰契約監理室長、池田正樹都市整備部長、神崎良平港湾部長、塚元勝保健福祉部長、以上6名でございます。 お許しをいただきまして、在任中、皆様からお寄せいただきました御指導、御厚情に対し、各退任者からお礼の御挨拶を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎行財政改革推進局長(佐々木謙一君) (登壇) 議会最終日の大変お疲れのところ、このような機会を与えてくださいまして、誠にありがとうございます。 私が佐世保市職員に採用されましたのが昭和57年でしたが、前年の昭和56年から取り組まれていました第1次行財政改革の影響によりまして、職員採用試験が採用直前にまでずれ込み、4月15日付という半端な日付の採用でございました。そういう私が役所生活の最終年度に行財政改革推進局長の任に就いていることは、これも御縁かと思います。 私が最初に配属されましたのは、国民年金と国民健康保険を所掌いたします市民生活部保険年金課でした。その後、総務部総務課、都市整備部管理住宅課、企画調整部企画調整課、財務部財政課、行財政改革推進局、基地政策局、防災危機管理局、そして、再び行財政改革推進局と、八つの部署で38年間様々な経験をさせていただき、また、それぞれの立場で職責を何とか果たすことができたのではないかと考えています。 思い返しますと、総務課と企画調整課に在籍いたしましたときに、情報公開制度、個人情報保護制度、行政評価システム、交通バリアフリー計画という時代の大きな変わり目に新たな仕組みづくりが求められ、そこに従事をしたこと、第5次佐世保市総合計画や戸尾小学校跡地利用計画の策定の際に、市民の生活者目線を取り入れたこと、管理住宅課在籍時に建設事務を担当した県営、市営の併設団地であります崎岡団地が全日本建設技術協会の全建賞を受賞したことなどなど、目標達成の充実感や思いがけない御褒美をいただいた喜びはそれとして、そこに至る過程において、その時々の問題や課題に懸命に向き合って得られました経験を通して、自身の仕事のやり方、向き合い方が形づくられるものと思っております。 その後、在籍いたしました、それぞれの部署を含め、これまで多くの市民の方々に大変お世話になりましたが、このように今日という日を迎えることができましたのは、議員の皆様、職場の上司、同僚、部下職員各位の厳しい御指摘や御指導、御支援があったればこそと大変感謝をいたしております。 また、これまで支えてくれた家族にも感謝を伝えたいと思います。 結びになりますが、崎山議長、山口副議長をはじめ、市議会議員の皆様、朝長市長、山口、田中両副市長をはじめ、理事者の皆様には、これまでお寄せいただいた御厚情に感謝を申し上げますとともに、佐世保市政がますます発展いたしますよう、今後とも御健勝で御活躍なさいますことを祈念いたしまして、退職の御挨拶といたします。 長い間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ◎企業立地推進局長(豊原稔君) (登壇) 私は、昭和53年4月に世知原町役場に入り、27年間、その後、平成17年4月に佐世保市との合併により市職員として15年でありました。振り返りますと、世知原町では、教育、企画、産業振興、福祉と6課8係を務めながら、当時、人口が4,000人だった世知原を「元気にしないといけない、世知原を世に知られる世知原、世界に知られる世知原に」と、私は世知原の原始村、国際交流、劇団、そして、事業などなど、まちおこしに仲間と奔走してきました。 私がこうして頑張ってこられたのも、役所の仲間以外にも多くの方々のお支えがあったことを感謝申し上げます。 それから、平成17年4月、平成の最初の佐世保市との合併でありました。まさか、当時、私が、本日このように議場で挨拶することなど、夢にも思っておりませんでした。ただ、世知原と合併してよかったと言われるような仕事をしたい。頑張らないといけない、今に見ていろという精神で頑張ってきました。 配属されましたのが、国民健康保険税の収納の係でした。当時、ずっと国保税の収納率は県下で最下位、毎年、国の補助金、調整交付金が多いときは1億5,000万円、補助金の減額がありました。職場の仲間と、まずは国庫補助金の減額解除を目標に立てて、一つずつ取り組んできました。 滞納処分の強化、遅出の勤務開始、県下で初めての佐賀県との合同の差押え物件の公売などを行ってきました。 結果、減額制度始まって以来、28年ぶりという減額の解除、全国20万都市でも上位の収納率となり、国からは特別の調整交付金も得ることができ、達成したときは仲間とのうれし涙を流しました。「きつい、厳しい、帰れない」と、3Kと言われた職場が、工夫を凝らし、気合を入れて改革改善したことで、達成できた瞬間でありました。 当時の記録は、NHKのあさイチで全国放送されました。私はこのDVDが宝物になっております。 その後、第10回全国和牛能力共進会の事務局の企画部長として、ハウステンボスのメイン会場に北海道から沖縄まで480頭の全国のエリート牛と来場者48万6,000人が集まる仕事に携わることができました。そのときも、全国の誘客活動に回ったときは、市議会議員の皆様をはじめ、県、市職員の方々、また、全国のまちおこしの仲間たちにも随分助けられました。仕事もまちおこしも、自分のやっていることにほれ込むことが運気を呼び込むと実感をいたしました。 その後、これまで7年3か月、企業立地推進局であります。企業立地推進局のミッションは、魅力ある工業団地を整備し、若い人が未来をかけられるような企業を誘致することであります。工業団地では、造成工事では、用地交渉、地元説明会から始まり、50年ぶりの大雨による濁水、工事中断、漁協の対応などなど、また、誘致活動では、企業訪問を重ね、徐々に役員の方々に会えるようになったときの喜び、その後、企業様への提案、理詰めでパンチのある提案を目指し、各自治体との綱引きに負けないような提案を重ね、立地実現できたときの喜びは、生涯忘れられない感動がありました。 今、ウエストテクノ佐世保は平均年齢が29.1歳の若者が約850名働いております。しばらくしますと、1,000名を超える工業団地になるでしょう。童謡の「ふるさと」の歌に、「志を果たして、いつの日にか帰らん」とあります。「果たして」を「果たしに」に変えて、志を果たしに、都会に出ている優秀な佐世保の若者が戻ってくるような佐世保になっていくことを願っております。 最後になりましたが、崎山議長をはじめ、議員の皆様、そして、朝長市長、職員の皆様、長い間、大変お世話さまになりました。ありがとうございました。(拍手) ◎契約監理室長(小寺紀彰君) (登壇) 貴重なお時間に、このような挨拶の機会をいただき、誠にありがとうございます。 私は、昭和57年4月に採用され、38年間勤務させていただきました。崎山議長、山口副議長をはじめ、市議会議員の皆様方には、これまで所属した各部署での委員会審議や本会議において、長年にわたり、御指導、御鞭撻を賜り、衷心より厚くお礼申し上げます。 本日、このに立たせていただき、お一人お一人のお顔を拝見しながら、御挨拶をさせていただきますと、これまで皆様方から厳しくも温かい御指導や激励をいただいたことなどを思い出し、万感胸に迫る思いでございます。 私は、38年間の勤務のうち、2分の1を超える19年半は保健福祉部に所属いたしました。その保健福祉部では、地域福祉、地域医療、介護保険等の業務を担当し、市民の皆様の誰もが住み慣れた地域で健康で安心して、いつまでも暮らせる佐世保の実現のためにじっくり取り組むことができました。 土木部と契約監理室での通算8年2か月間は、建設工事等の入札契約を担当し、そのうち2年間は契約監理室長として、この本会議にも出席させていただきましたが、本市入札契約の透明性の確保、公正な競争の促進、適正な施工の確保などに努めてまいりました。 また、東京の全国市長会での2年間の派遣研修では、国の会議等の出席や全国の自治体の先進事例を学ぶとともに、地方自治体の要望等が国の政策に反映される様子を肌で感じることができました。 そのほか、秘書課では、桟市長と光武市長の随行秘書を5年半務めました。そのときには、市長の激務と、それから、政治と行政の仕事がどのように動いているかを身近に学ぶことができました。 このように大変貴重な経験もさせていただいたところでございます。 その38年間の間、私は一貫して、自分たちが行っていることは本当に市民の皆様の役に立っているのかということを第一に考え、上司や同僚の皆さんと議論をするとともに、市議会の皆様や関係団体の皆様の御意見も十分に拝聴しながら、業務を遂行してまいったつもりでございます。 今日まで、困難なことにも幾度か遭遇いたしましたが、何とか職責を果たすことができましたのも、崎山議長、山口副議長をはじめ、市議会議員の皆様方、また、朝長市長、山口、田中両副市長をはじめ、理事者の皆様方、そして、職場で机を並べた先輩や同僚の皆様方、また、関係団体の皆様方から御指導、御鞭撻をいただいたおかげだと、改めて、心より厚くお礼を申し上げます。 これからは一市民として、佐世保市のために微力ですが、力を尽くしてまいる所存でございます。 結びになりますが、皆様の御健勝と御活躍並びに佐世保市の限りない発展を心から祈念申し上げまして、お礼の挨拶に代えさせていただきます。 私は佐世保市の職員として38年間勤務することができて、本当に幸せでした。長い間、お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ◎都市整備部長(池田正樹君) (登壇) まずは、本日はこのような時間を設けていただきまして、誠にありがとうございます。 この2年間という時間は、私にとっては長いものでございましたが、終わってみれば、非常に短い時間でもございました。 この間、崎山議長、山口副議長をはじめ、議員の皆様方、また、朝長市長、山口、田中両副市長をはじめ、理事者の方々に温かい御指導、御鞭撻をいただきましたことに大変感謝申し上げます。ありがとうございました。 2年前、私が参りましてから、最も感じたことは、直接、あるいは議員の方々を通じまして、多くの市民の方々の声を聞ける、それをまちづくりに生かしていかなければいけないということでございました。まさに、佐世保市が、佐世保市という基礎的自治体が最も住民の皆様の身近にあり、行政の中心にあり、基盤であることを改めて実感したものでございました。 また、私は、赴任しましてから一番の使命は県との連絡、連携、まさにパイプ役としての使命が最も重要だと感じておりましたが、その点に関しては、十分な成果が果たせず、期待に沿えずに誠に申し訳なく思っているところでございますが、悔しくも思っております。 一方、私の職務といたしまして、佐世保市のまちづくりのバイブルとなります都市計画マスタープランの改定作業、あるいはリーディングプロジェクトにおきましては、名切地区の再整備、また、俵ヶ浦半島の再開発における公園事業に携わることができました。 私は土木技術者であります。形に残るもの、それから、自らも利用できるもの、こういうもののものづくりに携われたこと、これは非常に有意義で、今後の私の宝物になるものだと思っております。 4月からは、また県に復帰することになると思っておりますが、立場上、佐世保市だけのためにというわけにはまいりませんが、私は生まれも育ちも、住まいも佐世保市、佐世保市民でございます。今後とも、佐世保市のために、特に、市長が常々おっしゃっております成長可能性都市ではなく、成長を実現するまちとなるように、今後とも微力ながら尽力、御協力させていただきたいと思っております。 結びとなりますが、佐世保市のますますの発展と皆様方の御健勝、御活躍を祈念いたしまして、今後ともよろしくお願いしますということを申し添えまして、お礼の言葉といたします。 どうもお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ◎港湾部長(神崎良平君) (登壇) 本日は、このような挨拶の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、市役所に昭和57年4月15日に採用となり、これまで保健所に3年、総務部納税課に10年、総合病院に16年、最後の港湾部に9年と1か所に長く勤務いたしました。それぞれの部署でいろいろな取組を行わせていただきましたが、特に総合病院では、20年前に日本で7番目となる電子カルテの導入をさせていただきました。今ではどこの病院でも電子カルテは当たり前なのですが、当時は、「紙のカルテを電子媒体にするなどとんでもない」、「使いにくい、めくりにくい、システムダウンや患者様の情報が漏えいする、診療に時間がかかる」と、多くの意見があり、連日連夜、怒られながらも、病院内の説明に追われる毎日でございました。 議員の皆様も、タブレット端末使用に関しましては、紙からタブレットと戸惑いを感じられたことと存じ上げます。そういう中におきまして、電子カルテのメーカーから、ホストコンピューターの名前を何にしましょうかと尋ねられたときに、私、最初は「アトム」と名づけようと考えましたが、最終的に「黒船」と名づけさせていただきました。これは、必ずや医療の世界には電子カルテの時代が来る、また、来てほしいという願いから、近代日本の夜明けとなった黒船に由来して名づけたものでございます。 その後、希望を持って業務を行う日々があったことを思い出されます。 港湾部に参りまして、皆様の御協力の下、クルーズ事業を取り組ませていただき、大変感謝しております。 今、新型コロナウイルスで厳しい状況にございます。数年後は必ず、電子カルテと同様、クルーズ事業の新時代がやって来ると私は信じておりますので、皆様には、それまでの間、温かく見守っていただきますようよろしくお願いいたします。 最後になりましたが、崎山議長をはじめ、議員の皆様、朝長市長をはじめ、理事者の皆様、そして、佐世保市民の皆様におかれましては、長きにわたり、温かい御支援と御指導をいただき、大変感謝しております。誠にありがとうございました。(拍手) ◎保健福祉部長(塚元勝君) (登壇) 退任に当たりまして、貴重な時間をいただき、誠にありがとうございます。 さすがに、6人目となりますと、皆様、お疲れになったと思いますが、いましばらくお時間をいただきたいと思います。 私も、昭和57年の4月15日に採用されまして、最初の配属先が議会事務局でございました。それから、14年間在籍いたしましたが、この議場では、1人で作業することが多かったものですから、この議場には特別な思いというか、愛着がございます。こので最後の御挨拶をさせていただくことは誠にうれしく思っているところでございます。 その後は、財産管理課に10年、総務部総務課に8年などを経験いたしまして、平成28年の4月1日付で保健福祉部長を拝命いたしました。この日は、佐世保市立総合病院が地方独立行政法人に移行する日でございましたので、総合医療センターの第1期中期計画の策定の件を議決していただく必要がございました。当初は市長専決処分でと思っていたのですが、4月1日に臨時会を開くということになりましたので、当時の市岡議長さんが「4月1日に臨時会を開くのであれば、国保条例の件も市長専決ではなくて、議案として出せば」とおっしゃって、当時の私の前の部長が、「それいいですね」というふうなことをおっしゃっていたのを総務課長として横で聞いていて、4月1日に部長になる人は大変だなと思っていたところでございました。 私がその部長になったわけですが、その二つの議案に対して、やはり二つとも議案質疑がございまして、特に国保条例のほうは全く想定外の質問をされたものですから、「ただいま資料を持ち合わせておりませんので、答弁できません」と、初日から散々な部長デビューでございました。 その後も、文教厚生委員会で紛糾したという苦い思い出もありますし、今回の議会は、私にとって最後の議会でしたので、気持ちよく終わりたいと思っていたところ、新型コロナウイルスが現れまして、まだ終息しておりませんので、気持ちよく終わることができなくなりましたが、この38年間を振り返りますと、総じて、よき上司、よき先輩、よき同僚、そして、よき部下に恵まれた大変幸せな役所人生だったと思っております。 私は、皆様にこれをやりましたと自慢できるような功績は全くございませんが、仲間とともに、一つ一つ課題を解決していって、無事定年退職を迎えることができたことが、私にとっては何よりの喜びだと感じております。 第二の人生におきましては、地域福祉の向上のために少しでも尽力できればと思っておりますので、皆様方の御助言等もいただければと思っております。 結びになりますけれども、崎山議長、山口副議長をはじめとして、議員各位の今後のますますの御活躍を祈念申し上げますとともに、4年間保健福祉部長として使っていただいた朝長市長、いつも厳しく、たまに優しく指導してくださった山口副市長、それから、いつも優しく声かけをしていただいた田中副市長、それから、総務課の当時は総務課長補佐として、総務課長のときには、総務部長として御指導いただいた西本教育長をはじめとして、関係した皆様方に心より感謝とお礼を申し上げまして、私の退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(崎山信幸君)  退任をされます皆様、それぞれに大変お疲れさまでございました。 以上で、3月定例会に付議された事件は全て終了いたしました。 なお、新型コロナウイルスに関しましては、3月14日に本県1例目の感染者が確認されています。本市においても、いつ発生してもおかしくない厳しい状況であり、各位におかれましては、十分に御自身の健康管理に留意いただきながら、感染拡大の予防、感染リスクの低下に努めていただきますようお願い申し上げます。 また、当局におかれましては、新型コロナウイルスに対する対策については、日々取り組まれているところではありますが、常に迅速な対応と情報共有を心がけ、さらに、行政機関としての機能を維持するための万全な対策を取っていただきますようお願い申し上げます。 我々、議会といたしましても、即時必要な対応ができるよう準備しておりますので、よろしくお願いいたします。 これをもって3月定例会を閉会いたします。     15時30分 閉会----------------------------------- 佐世保市議会議長    崎山信幸 佐世保市議会副議長   山口裕二 佐世保市議会議員    佐藤文子 佐世保市議会議員    久野秀敏...