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1. 長崎市議会 2021-06-11
   2021-06-11 長崎市：令和３年第３回定例会（１日目）　本文

   
   取得元: 長崎市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-09-09
   ↓ 最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 　　　　　　　　　　＝開会　午前10時０分＝ ◯議長（井上重久君）　出席議員半数以上であります。これより令和３年第３回長崎市議会定例会を開会いたします。 　新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、議場の換気のため出入口を開放して会議を運営することといたします。 　議事日程の前に、市長から新任紹介がございます。市長。 2 ◯市長（田上富久君）　去る４月１日付で選任いたしました監査委員１名及び４月１日付の人事異動で昇任などいたしました職員を紹介させていただきたいと存じます。 　監査委員　三谷利博氏でございます。（拍手） 　次に、次長級の職員を紹介させていただきます。 　久田　浩　秘書広報部次長兼秘書課長でございます。 　阿波村功一　理財部次長兼市民税課長でございます。 　福田健太郎　市民生活部次長兼人権男女共同参画室長でございます。 　渋谷浩司　福祉部次長兼地域包括ケアシステム推進室長でございます。 　山田尚登　市民健康部付（長崎市立病院機構派遣）でございます。 　西原政彦　教育委員会事務局教育総務部次長兼施設課長でございます。 　瀬崎義行　上下水道局業務部次長兼総務課長でございます。 　以上が次長級の職員でございます。（拍手） 　次に、課長級の職員でございますが、４班に分けて紹介させていただきます。 　中野尚志　情報政策推進室長でございます。 　菖蒲　浩　秘書広報部広報広聴課長でございます。 　野田智浩　秘書広報部広報戦略室長でございます。 　松尾龍太　秘書広報部国際課長でございます。
   　中里昌弘　企画財政部都市経営室主幹でございます。 　山田　剛　企画財政部都市経営室主幹でございます。 　比良章吾　企画財政部都市経営室主幹でございます。（拍手） 　福田直美　企画財政部地域コミュニティ推進室長でございます。 　井上洋子　総務部職員研修所長でございます。 　松本敏宏　理財部検査指導室長でございます。 　山口英俊　市民健康部地域保健課長兼野母崎診療所事務長でございます。 　松永　太　市民健康部地域医療室長でございます。 　村元靖子　こども部幼児課主幹でございます。 　坂本陽一　こども部こどもみらい課教育管理官兼少年センター所長でございます。（拍手） 　東　　亮　環境部廃棄物対策課長でございます。 　中田浩二　環境部環境整備課長でございます。 　酒井康成　東部環境センター所長でございます。 　金原哲治　まちづくり部公共交通対策室長でございます。 　西田　潤　教育委員会事務局学校教育部学校給食センター整備室長でございます。 　片岡勝志　教育委員会事務局学校教育部学校教育課長でございます。 　沖島理恵子　教育委員会事務局学校教育部学校教育課教育管理官でございます。（拍手） 　北村和則　教育委員会事務局学校教育部学校教育課教育管理官でございます。 　一瀬裕之　教育委員会事務局学校教育部学校教育課教育管理官兼生徒指導係長でございます。 　山本高靖　教育研究所長でございます。 　岡田政宏　教育研究所教育管理官兼情報教育推進係長でございます。 　古瀬治男　上下水道局事業部給水課長でございます。 　森川　隆　上下水道局事業部水質管理室長でございます。 　山崎　保　上下水道局事業部下水道施設課長でございます。（拍手） 　以上で新任紹介を終わらせていただきます。 3 ◯議長（井上重久君）　次に、４月１日付で任命いたしました議会事務局の職員の紹介をいたします。 　萩原哲郎　議会事務局総務課長でございます。（拍手） 　以上で新任紹介を終わります。 4 ◯議長（井上重久君）　次に、市長から長崎市における新型コロナウイルス感染症の現状と対応状況について報告したい旨の申出があっておりますので、この際、報告を求めることにいたします。市長。 　　　　　　〔田上富久君登壇〕 5 ◯市長（田上富久君）　本会議冒頭の貴重なお時間をいただきまして、５月臨時議会以降の長崎市における新型コロナウイルス感染症の現状と対応状況について行政報告をさせていただきます。 　長崎市において新型コロナウイルスの感染者は、昨日までで計1,505人確認されています。その中で、41人の方がお亡くなりになられました。謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様方に心よりお悔やみを申し上げます。また、現在療養中の皆様及びご家族の皆様に対し、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈り申し上げます。 　まず、国・県・市の感染状況等についてご報告いたします。 　国の状況ですが、全国の新規感染者数については５月中旬以降減少に転じている一方で、依然として国の感染ステージ４に該当している地域もあり、予断を許さない状況が続いています。感染力が強く重症化しやすいとされる変異株に置き換わりが進む中、入院が長期化しているといった状況から、国の緊急事態宣言は、10都道府県で６月20日まで再延長されるとともに、まん延防止等重点措置については、８県で適用されています。 　長崎県及び長崎市の状況ですが、県内の新規感染者数はピークを過ぎて減少傾向にあります。長崎市の第４波における１週間の10万人当たり新規感染者数は、最大時で約60人と当時の東京都に匹敵する数値でありましたが、昨日時点では約６人となっており、市民の皆様や事業者の皆様のご努力とご協力により、市内感染者数は低い水準に抑えられています。長崎医療圏の病床使用率も、一時期100％に迫り危機的状況でしたが、直近では15％まで改善しています。長崎県は感染状況に一定の改善が見られたとして、６月７日をもって、長崎市に発令していた県独自の緊急事態宣言を解除するとともに、感染の広がりを示す感染段階をステージ３に引き下げました。緊急事態宣言は解除されましたが、決して安全になったということではありません。県の感染段階はいまだ警戒警報の位置づけであり、感染の再拡大を招かないよう注意が必要です。 　次に、長崎市の対応についてご説明します。 　新型コロナウイルス感染症対策については、これまで感染拡大防止対策、社会経済対策、ポストコロナ対策の３つに分けて取組を進めてきました。現在は、この中でも、感染拡大防止対策を継続しながらも、第４波により影響を受けられた皆様に対して支援を行う社会経済対策に力点を置いて取り組むこととしています。 　感染拡大防止対策については、感染者を減少させ、医療の崩壊を防ぐことに重点を置き取組を進めており、具体的には、１つ目にクラスター発生の未然防止と最小化、２つ目に円滑なワクチン接種体制の構築を図ることとしています。 　対策の１つ目、クラスター発生の未然防止と最少化については、日常生活における感染拡大防止を徹底し、感染状況に応じた対応を継続しています。市民の皆様に対しては、不要不急の外出自粛や長崎市非常事態行動の徹底などの行動変容を６月７日までお願いしていましたが、緊急事態宣言の解除に伴い、現在は県外との不要不急の往来自粛などの慎重な行動をお願いしています。また、老人福祉施設やふれあいセンター、観光施設などの市の施設は休館するとともに、市主催イベント等については、緊急性や必要性が高いものを除き、原則、中止または延期とする対策をとっていましたが、いずれも６月８日からは再開しています。 　事業者の皆様に対しては、４月28日から飲食店等へ営業時間の短縮要請を行っていましたが、２回の延長を経て、６月７日をもって要請が解除されました。ご協力いただいた飲食店には、早期に協力金を支給する観点から、第１期から第３期に期間を区切って順次、売上高またはその減少額に応じた協力金を支給することとしています。第１期の協力金については、５月17日から申請の受付を開始し、申請見込み数約2,600店舗に対して、おとといまでに約８割の店舗から申請があっており、約６億6,000万円の支給を完了しています。第２期については６月１日から申請の受付を開始しており、第３期については、６月15日の開始を予定しています。 　また、感染者を早期発見し感染の広がりを抑えるため、クラスターが発生していた思案橋、銅座周辺の接待を伴う飲食店約700店舗の従業員等を対象に無料のＰＣＲ検査を行っており、昨日までに384人の検査を完了し、そのうち５人の陽性を確認しました。感染が判明した際には、速やかに疫学調査に着手し、接触者等の検査を実施することで、クラスターの未然防止や最小化を図ったところです。 　次に、対策の２つ目、円滑なワクチン接種体制の構築についてご説明します。 　長崎市においては、政府の要請どおり、７月末までに接種を希望する65歳以上の高齢者を対象とした接種を終える予定としています。接種券については、医療機関に混乱が生じないよう年代を分けて段階的に送付しており、昨日までに65歳以上の高齢者の接種券の発送を完了したところです。接種方法については、市内医療機関による個別接種を基本としながら、それに集団接種を併用しており、集団接種については、６月13日から市内中央部・東部・南部・北部の６カ所で毎週土日に実施する予定ですが、今後のワクチン接種のさらなる加速化を図るため、６月27日の週からは、中央部及び北部の２カ所の会場を増やすとともに、併せて夜間における接種を実施する予定です。 　なお、直近での65歳以上の高齢者における長崎市の接種率は、おおむね２週間で２万1,883件、16.4％と低水準にとどまっています。これは混乱を避けるため比較的慎重にスタートしたためですが、先ほどご説明した集団接種会場を拡大することや医療従事者の接種を優先していた病院においても完了次第、一般の方が接種可能となってきたことから医療従事者の皆様のご尽力をいただきながら、６月13日の週には１週間で約２万5,000件、６月27日の週以降には１週間で３万件を超える接種が可能となるなど、接種数は時間とともに増加しています。今後一層、接種スピードを加速して取り組んでいきたいと考えています。また、長崎県においても、明日から県庁に大規模接種会場を設けることとされており、市民の皆様にとっても接種場所の選択肢が増えることとなりますので、積極的な活用をお願いいたします。 　次に、64歳以下の方の接種についてはワクチンの供給量、医療機関での予約及び接種状況等を踏まえながら市民の皆様や医療機関の混乱を招かないよう、６月末頃から接種券を送付し、７月中旬頃までに16歳以上の対象者全てに接種券が届くよう調整を進めています。高齢者の次の接種順位につきましては、当初予定していた、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の方に加えまして、小中学校の教職員、保育士等、障害者施設入所者、訪問・通所介護事業の従事者についても対象を拡大して、優先的に予約できる期間を設けたいと考えています。今後のワクチン接種につきましては、各医療機関や長崎県と連携し、国において示された接種終了時期も踏まえながら、一日も早く希望する市民への接種を終えるよう、取組を進めていきたいと考えています。 　次に、感染症対応予算の考え方についてご説明します。 　長崎市においては、これまでも感染拡大防止効果の最大化と社会経済への影響の最小化の両立を目指しており、社会経済対策については、救急期、リハビリ期、復活期の３つの時期に分けて段階的な取組を行ってきましたが、現在は第４波の影響による救急期へ対応する必要があります。５月臨時会後の動きとしましては、緊急事態宣言の延長に伴う飲食店の営業時間短縮要請協力金について、早期の予算措置を行うため、議会の皆様の特段のご配慮により、６月１日付で補正予算を専決処分させていただきました。これにより、事業者の皆様に、いち早く協力金をお届けするための手続に着手することが可能となりましたので、この場をお借りし、改めてお礼を申し上げます。 　さきの５月臨時会では、緊急の対応が必要な感染拡大防止対策を中心に補正予算をお願いしておりましたが、本定例会では、社会経済対策について計上させていただいています。 　まず、国、県との連携によるきめ細やかな支援として、売上が減少した市内の中堅・中小事業者に対し一時金を支給するための中小事業者等一時金、観光需要の落ち込みにより大きな影響を受けている宿泊事業者等への事業持続化支援金を計上しています。また、市民生活を支える機能の維持として、市民の足を支える公共交通事業者に対し緊急的に運行経費の一部を支援する公共交通確保支援金などの予算を計上しており、これらの事業については、社会経済への影響を最小限に抑え込むため、スピード感をもって実施したいと考えています。 　最後に、私から市民の皆様にお伝えいたします。 　新規感染者数は、多くの皆さんの努力でようやく感染者は減少傾向になりました。感染拡大防止の取組にご協力いただいた全ての市民の皆様並びに事業者の皆様に心より御礼を申し上げますとともに、医療・福祉・保健などの現場で対応していただいている関係者の皆様にも、重ねて感謝申し上げます。 　しかしながら、減少傾向とはいえ、ここで緩めばすぐに元に戻ってしまいます。感染の再拡大を防ぐため、引き続き高いレベルで感染の予防が必要です。 　そこで、市民の皆様には日常生活において、ポイントを押さえた対策へご協力をお願いいたします。ポイントは、県外、カラオケ、変異株の３つです。初発と考えられる感染の多くが県外との接触関連となっており、引き続き注意が必要です。県外との不要不急の往来は自粛してください。必要な往来であっても、県外の方との会食は控えてください。また、第４波では特にカラオケを介して感染が広がったケースが多発しました。しばらくの間、カラオケの利用は控えてください。 　変異株については、長崎県における感染はイギリス型変異株・アルファにほぼ置き換わっていることが分かっています。さらに他県で拡大の兆しを見せているインド型変異株・デルタは従来株と比較して２倍の感染力があるとの報告もあります。「今までは大丈夫だったから」と決して油断しないでください。これまで以上に基本的な感染予防策を徹底するよう、改めてお願いします。 　長崎市では、これまで３度の緊急事態宣言を経験しました。感染の再拡大を繰り返さないためには、これからも市民の皆様のご協力が必要です。感染しない、感染させない行動を継続しながら、ゆっくりと日常の社会経済活動を取り戻す取組を進めていきましょう。引き続き、市民の皆様並びに議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、行政報告といたします。＝（降壇）＝ 6 ◯議長（井上重久君）　次に、去る５月26日に開催されました全国市議会議長会定期総会におきまして、吉原　孝議員、内田隆英議員、佐藤正洋議員、相川和彦議員、武次良治議員、梅原和喜議員、岩永敏博副議長、平野　剛議員、中村俊介議員並びに中西敦信議員が永年勤続表彰を受けられました。 　これより表彰状の伝達を行います。 　表彰を受けられました各議員は、演壇の前にお進みください。 7 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　吉原　孝殿 　あなたは、市議会議員として30年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって特別表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 8 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　内田隆英殿 　あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって特別表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 9 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　佐藤正洋殿 　あなたは、市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 10 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　相川和彦殿 　あなたは、市議会議員として11年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 11 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　武次良治殿 　あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 12 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状
   　長崎市　梅原和喜殿 　あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 13 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　岩永敏博殿 　あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 14 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　平野　剛殿 　あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 15 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　中村俊介殿 　あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 16 ◯議長（井上重久君） 　　　　　　　　表　彰　状 　長崎市　中西敦信殿 　あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。 　令和３年５月26日 　　　　　　　全国市議会議長会会長　清水富雄 　〔表彰状を朗読の上、記念品と一緒に贈呈〕 　（拍手） 17 ◯議長（井上重久君）　以上で伝達を終わります。 　これより、議事日程第１号により本日の会議を開きます。 日程１ 　会期決定について を議題といたします。 　お諮りいたします。 　今定例会の会期は、本日から６月30日までの20日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 　　　　〔「異議なし」と言う者あり〕 18 ◯議長（井上重久君）　ご異議ないと認めます。 　よって、今定例会の会期は20日間と決定いたしました。 　なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付いたしております日程案のとおりご了承をお願いいたします。 　次に 日程２ 　第64号議案　令和３年度長崎市一般会計補正予 　算（第８号） から 日程24 　第87号議案　財産の取得について まで、以上23件を一括議題といたします。 　市長の説明を求めます。市長。 　　　　　　〔田上富久君登壇〕 19 ◯市長（田上富久君）　令和３年第３回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。 　それでは、ただいま上程されました議案のうち、主なものについて提案理由をご説明いたします。 　まず、令和３年度６月補正予算に係る議案からご説明いたします。 　第64号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第８号）」につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る社会経済対策として、中小事業者等一時金及び公共交通確保支援金などを計上しております。 　第65号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第９号）」につきましては、洪水ハザードマップ作成費及び障害者福祉施設整備事業費並びに新東工場整備運営事業に係る債務負担行為などを計上しております。このほか、国民健康保険事業特別会計及び水道事業会計において、補正予算を計上しております。 　以上が令和３年度６月補正予算に係る議案でございます。 　次に、予算以外の議案についてご説明いたします。 　第68号議案「長崎市役所地域センター設置条例の一部を改正する条例」は、滑石地域センターの移転に伴い、その位置を変更するものでございます。 　第71号議案「長崎市文化センター条例の一部を改正する条例」は、利用状況等を総合的に勘案し、長崎市ヴィラ・オリンピカ伊王島を廃止するものでございます。 　第78号議案「長崎市地区計画の区域内における建築物に係る制限に関する条例の一部を改正する条例」は、長崎スタジアムシティ地区計画において地区整備計画が定められた区域内の良好な商業・業務地の形成を図るため、当該区域内における建築物の用途の制限を定めるものでございます。 　第81号議案「工事の請負契約の締結について」は、全天候型子ども遊戯施設新築主体工事の請負契約を締結するものでございます。 　その他の議案の提案理由につきましては、議案書に記載しておりますので、ご参照いただきますようお願いいたします。 　以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。＝（降壇）＝ 20 ◯議長（井上重久君）　これより質疑を行います。 　質疑を終結いたします。 　ただいま議題となっております23件につきましては、お手元に配付いたしております議案審査付託表に記載のとおり、日程２第64号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第８号）」及び日程３第65号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第９号）」以上２件は、それぞれ所管の各常任委員会に分割付託し、残る21件につきましては、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 　各常任委員会審査のため、暫時休憩いたします。 　各常任委員会は、直ちに開会をお願いいたします。 　　　　　　　　　　＝休憩　午前10時43分＝ 　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～ 　　　　　　　　　　＝再開　午後２時０分＝ 21 ◯議長（井上重久君）　休憩前に引き続き会議を開きます。 　この際、お諮りいたします。 　お手元に配付いたしましたとおり、本日の日程に議事日程第１号の１を追加いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 　　　　〔「異議なし」と言う者あり〕 22 ◯議長（井上重久君）　ご異議ないと認めます。 　よって、議事日程第１号の１を本日の日程に追加することに決定いたしました。 　なお、本日、日程を追加いたしましたが、これからの議事はお手元に配付の日程番号により行い、後刻、各号の整理をいたしますのでご了承をお願いいたします。 　次に 日程25 　第64号議案　令和３年度長崎市一般会計補正予 　算（第８号） を議題といたします。 　まず、総務委員長の審査報告を求めます。28番山口政嘉議員。 　　　　　〔山口総務委員長登壇〕 23 ◯28番（総務委員長　山口政嘉君）　ただいま議題となりました第64号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第８号）」につきまして、総務委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 　委員会におきましては、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。 　以上で、総務委員会における審査報告を終わります。＝（降壇）＝ 24 ◯議長（井上重久君）　次に、教育厚生委員長の審査報告を求めます。22番木森俊也議員。 　　　　〔木森教育厚生委員長登壇〕 25 ◯22番（教育厚生委員長　木森俊也君）　ただいま議題となっております第64号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第８号）」につきまして、教育厚生委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に質疑・意見が集中した点をご報告申し上げます。
   　まず、民生費において、新型コロナウイルス感染症の感染判明により、放課後児童クラブが閉所となった場合などに、利用者へ返還する利用料相当額を事業者に対して補助するための放課後児童健全育成費が計上されております。 　委員会におきましては、放課後児童クラブを閉所する基準について質すなど、内容を検討した次第であります。 　次に、教育費において、コロナ禍での外出抑制時等に、在宅で過ごす時間を豊かなものとするためにスマートフォンやタブレット端末、パソコン等の機器で利用できる商用電子書籍を整備するための市立図書館運営費が計上されております。 　委員会におきましては、商用利用される可能性、電子書籍の需要や利用年齢層、貸出期間について質すなど、内容を検討した次第であります。 　以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。 　以上で、教育厚生委員会における審査報告を終わります。＝（降壇）＝ 26 ◯議長（井上重久君）　次に、環境経済委員長の審査報告を求めます。18番相川和彦議員。 　　　　〔相川環境経済委員長登壇〕 27 ◯18番（環境経済委員長　相川和彦君）　ただいま議題となっております第64号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第８号）」につきまして、環境経済委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に質疑・意見が集中した点をご報告申し上げます。 　まず、商工費において、県知事から要請された飲食店の時短営業や長崎市における緊急事態宣言の発令に伴う不要不急の外出・移動の自粛要請により、直接・間接の影響を受けて売上が減少した中堅・中小事業者に対して、県と協調して一時金を支給するための中小事業者等一時金が計上されております。 　委員会におきましては、１日も早く一時金を支給するため、申請期間前に事前審査を実施する考え、オンラインでの申請受付や前回提出者の手続の簡素化など、申請者の負担を減らすための取組、市内事業者と市外事業者とで県の財政負担が異なる理由、今後、同様の一時金については、県との協議を待たず、速やかに支援を実施する考え、第１期の一時金の申請件数が見込みを下回った中で、申請要件となっている収入の減収率を緩和する考えの有無について質すなど、内容を検討した次第であります。 　次に、同じく商工費において、新型コロナウイルス感染症の影響による観光需要の落ち込みにより、経営が悪化している宿泊事業者、端島航路事業者及び観光バス事業者に対し、事業継続のための支援金を交付するための事業持続化支援金が計上されております。 　委員会におきましては、行政が運営するバス事業者を支援金の交付対象に含めている理由について質すなど、内容を検討した次第であります。 　以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第でございます。 　以上で、環境経済委員会における審査報告を終わります。＝（降壇）＝ 28 ◯議長（井上重久君）　次に、建設水道委員長の審査報告を求めます。12番永尾春文議員。 　　　　〔永尾建設水道委員長登壇〕 29 ◯12番（建設水道委員長　永尾春文君）　ただいま議題となっております第64号議案「令和３年度長崎市一般会計補正予算（第８号）」につきまして、建設水道委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 　土木費において、新型コロナウイルス感染症の影響により、公共交通利用者が減少する中で、公共交通事業者が引き続き市民生活に必要な移動手段の確保に努めることができるよう緊急的に支援を行うための公共交通確保支援金が計上されております。 　委員会におきましては、公共交通事業者の収入減の把握状況及び本支援金の積算の考え方、本事業は、緊急支援措置として理解するが、今後、県にも支援を働きかけていく考えの有無、路線バス網を維持するために、市内の路線バス事業者が共同経営に向けた協定を締結したが、その内容と市の果たす役割について質すなど、内容を検討した次第であります。 　以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。 　以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。＝（降壇）＝ 30 ◯議長（井上重久君）　これより質疑、討論を行います。 　質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第64号議案について採決いたします。 　本案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 　　　　〔「異議なし」と言う者あり〕 31 ◯議長（井上重久君）　ご異議ないと認めます。 　よって、第64号議案は原案のとおり可決されました。 　次に 日程26 　長崎市議決事件に該当しない契約についての報 　告に関する条例に基づく報告について は、お手元に配付されております報告書のとおりであります。 　本件は、同条例の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。 　この際、お諮りいたします。 　本日、議決されました事件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第41条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 　　　　〔「異議なし」と言う者あり〕 32 ◯議長（井上重久君）　ご異議ないと認めます。 　よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。 　以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 　次回の本会議は、６月22日午前10時から開きます。 　本日は、これをもって散会いたします。 　　　　　　　　　　＝散会　午後２時14分＝ ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ 地方自治法第123条第２項の規定により署名する。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　議　　長　井上　重久 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　署名議員　平　　剛志 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　署名議員　山谷　好弘 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...