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2020-11-16 長崎市:令和2年総務委員会 本文

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  1. 長崎市議会 2020-11-16
    2020-11-16 長崎市:令和2年総務委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯中里泰則委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから総務委員会を開会いたします。  総務委員皆様におかれましては、お忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。本日は閉会中ではありますが、10月に行った委員会に引き続き、長崎市第五次総合計画について、委員会としての所管事務調査を行うということで皆様にお集まりいただきました。 〔審査日程について協議した結果、審査日程(案) のとおりとすることに決定した。〕 2 ◯中里泰則委員長 それでは、長崎市第五次総合計画について、所管事務調査を行います。  理事者説明を求めます。 3 ◯片岡企画財政部長 本日は、10月に引き続きまして閉会中の所管事務調査を開催いただきまして誠にありがとうございます。前回の10月の所管事務調査におきまして、第四次総合計画の振り返り、第五次総合計画策定基本方針、第五次総合基本計画の中の基本構想素案などについてお示しさせていただきまして、委員皆様からのご意見をいただいたところでございます。前回いただきましたご意見につきましては、全て非常に貴重なご意見でありましたので、この全てを今回、反映させていただいております。それらの対応を踏まえまして、本日、改めまして基本構想素案についてご説明させていただきたいと存じます。  詳細につきまして、担当主幹よりご説明させていただきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。 4 ◯星原都市経営室主幹 まず初めに、資料表紙をご覧いただきたいと思います。本日の資料のご説明についてでございますが、表紙右側資料番号で、まず資料1として、第五次総合計画策定スケジュールについてをおつけしております。それから、資料2といたしまして、10月の所管事務調査総務委員会からの意見とその対応を、そのご意見などを踏まえた追加・修正等を加えまして、資料3といたしまして、長崎市第五次総合計画基本構想素案)をつけてございます。それから、資料4といたしまして、前回10月に五次総をどのように進め、実現していくのかが大事であるといったようなご意見を踏まえまして、長崎市第五次総合計画推進体制をつけてございます。また、参考資料(1)、(2)としまして、第五次総合計画体系図、それから、総合計画の構成と期間資料をおつけしております。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは続きまして、五次総の策定スケジュールについてご説明させていただきたいと思います。資料1のA3の資料をご覧ください。資料上段には基本構想について、下段には基本計画について記載させていただいております。資料上段真ん中辺り、赤色の点線囲み記載してございますが、前回、10月27日の所管事務調査におきまして、四次総を踏まえどのように五次総につなげていくのかという四次総の振り返り、それから、五次総の策定趣旨計画の位置づけ、期間などをお示しした策定基本方針、それから、将来の都市像や2030年の目指す姿などの議案部分に当たる基本構想素案内容についてお示しし、貴重なご意見をいただきました。今回11月16日の所管事務調査黄色でお示ししておりますが、前回いただきましたご意見などを踏まえまして、本日改めて、基本構想素案等につきましてご説明させていただきたいと思います。  それでは次に、資料2をご覧ください。資料2には、前回、10月の所管事務調査にて、総務委員会からいただきましたご意見とその対応について記載してございます。資料左側にはご意見を、それに対する対応右側整理しております。対応につきましては、次の資料3、資料4も併せてご覧いただきながらご説明をさせていただければと存じます。まず、(1)につきましては、人口に関するご意見をいただきました。人口減少対策について、減少スピードを遅らせるという表現は弱いので、歯止めをかけるなど強い言葉で市の強い姿勢を表現してほしいといったようなご意見をいただきました。  対応といたしましては、資料3をご覧ください。修正追加箇所について、黄色網かけ記載してございます。1ページ28行目から修正を加えておりまして、雇用や教育、産業振興などの分野で様々な問題が重層的に発生することが予測されています。そのような中、長崎市においては、65歳以上人口が全国よりも15年早い2025年にピークを迎える予測となっているほか、若い世代の社会減が継続し、少子化も進行しており、これらの問題を喫緊の課題と捉えて対策に取り組んでいくとともにの後に、ここが表現を強調したところでございますが、35行目からでございます、急激な人口減少歯止めをかけるための対策を、これまで以上に強化していくとの表現を新たに追加し、ご指摘趣旨に改めたものでございます。  恐れ入ります、資料の2にお戻りいただきたいと思います。次に、(2)については、平和に関するご意見をいただきました。被爆者が高齢化し、被爆の継承についても市民、企業、研究者行政それぞれの役割を担って取り組んでいかなければならないということ。それから、行政横串を刺して取り組んでいくことが大事であるということ、といったようなご意見をいただきました。  対応といたしましては、資料3の15ページをご覧ください。15ページ下段黄色網かけ記載しております、まちづくり方針Bの(3)主な取組方針としまして、国内外平和団体関係機関等連携・協働しながらとの表現を追加し、ご指摘趣旨に改めたものでございます。  なお、指摘事項ではございませんが、次の16ページをお開きください。関連する外部環境の一番上の四角核兵器禁止条約記載箇所についてでございますが、先月24日に批准国が50カ国・地域に達しましたことから時点修正を行っておりますので併せてご報告いたします。  恐れ入ります、資料の2にお戻りいただきたいと思います。次に、(3)から(5)につきましては、農業・漁業に関するご意見をいただきました。(3)では、農村部地方環境が変わってきており、所有者不明の土地などが多くなっているため、災害が起こる前にそのような土地行政対策を打てるようにしてほしいということ、農業担い手減少したことなどにより大雨が降った際に水路が詰まり、田畑や住居の浸水につながっているといったような課題認識をしっかりと持つということ。(4)では、夢のある漁業者農業者を育成するという視点記載してほしいということ。(5)では、新規農業者が少しずつ増えてきている中で、農地の貸し借りが促進されるよう行政も積極的に取り組んでほしいということといったようなご意見をいただきました。
     対応といたしましては、資料3の17ページをお開きください。17ページ該当箇所に、それぞれ黄色網かけ記載してございます。いただきましたこれらのご意見につきましては、農業担い手が不足し、使われない農地が拡大していることに起因するといったような考え方に基づきまして、まちづくり方針Cの(1)長崎市の現状と課題2つ目四角耕作面積減少により、農地遊休化、荒廃が拡大しているという課題認識を1項目追加いたしました。次に、中段辺りの(2)長崎市が目指す方向の1行目から、水産農林業収益性を向上し、職業としての魅力を高めに加えまして、次世代につながる水産農林業を目指しますとの表現を追加いたしました。次に、下段の(3)主な取組方針1つ目項目に、生産基盤の強化という文言を追加するとともに、その次に、地域との連携の下、小規模で分散した農地を集約し、意欲ある担い手にまとめて託すなど、地域農業を守り持続するための取組を推進しますという項目を新たに追加したものでございます。  恐れ入ります、資料の2にお戻りください。資料2の一番下の(6)と次の裏面の一番上、(7)につきましては、市政運営についての視点から財源仕事進め方につきまして、それぞれご意見をいただきました。まず、(6)につきましては、財源に関するご意見で、今後、さらに財政は厳しくなることから、総合計画についてはしっかりと財源を意識するとともに、過疎債など有利な財源を十分に活用していくことが重要であるといったご意見をいただきました。また、次の裏面ページの(7)につきましては、仕事進め方の中でも、特にデジタル化ペーパーレス化に関するご意見で、市役所のデジタル化ペーパーレス化についてもっと推進する旨を記載するべきであるとのご意見をいただきました。  それぞれの対応といたしましては、資料3の38ページをご覧ください。38ページ該当箇所に、それぞれ黄色網かけ記載してございます。38ページは前のページからの続きで、まちづくり方針Hの(3)主な取組方針箇所でございますが、その上段一番上の四角、まず、財源についてでございますが、冒頭に、自律的な財政運営を行うためのとの表現を追加するとともに、ご指摘趣旨に添うよう、3行目から、また、引き続き国等動きを注視しながら、財源確保に努めますという一文を追加したものでございます。次に、デジタル化ペーパーレス化につきましては、4行目から5行目にかけまして、業務自動化ペーパーレス化文言を追加し、取組方向性をさらに明確化したものでございます。以上、(1)から(7)までのご意見資料3に係るものでございまして、この部分基本構想として最終的に議案となる部分でございます。  なお、補足といたしまして、資料3の6ページをご覧いただきたいと思います。前回、10月の際にもご説明をさせていただきましたが、めざす2030年の姿の各テーマの後ろに記載しております6ページの166行目からのようなPOINT部分につきましては、議案の外の参考記載として整理し、議案本文には記載いたしませんが、計画を冊子にした際などの説明書きということで整理をさせていただきたいと思っております。  また、資料12ページをご覧ください。各まちづくり方針のAからHごとに、関連が深いSDGs関連する外部環境につきまして、線囲みでそれぞれ記載してございますが、この部分についても先ほどのPOINT箇所と同様の整理とさせていただきたいと考えております。  以上が補足説明になります。  次に、恐れ入ります、資料の2にお戻りいただければと思います。資料2の裏面の(8)につきましては、五次総の推進体制人材育成に関するご意見をいただきました。計画を立て、推進していくためには市民の協力が必要であるが、推進力となるのは職員であり、職員がこの計画をしっかり理解し、自分のものにすることが大事であること。それから、全体を見る力を身につけるなど、人材育成にもしっかり取り組んでほしいこととのご意見をいただいたところでございます。  対応といたしましては、資料4をご覧ください。A4横の資料で、第五次総合計画推進体制について記載しております。真ん中より上段の大きな黒色の四角囲みにつきましては、総合計画策定委員会について記載してございます。その中で、上段点線囲み策定委員会本体部分でございまして、市長、両副市長委員長、副委員長とし、庁内の全部局長等の26名で構成してございまして、総合計画基本構想基本計画等策定に係る審議や全庁的な情報共有を行うこととしてございます。また、その下の点線囲み記載している中の左側施策策定検討課長会議でございまして、基本施策個別施策等策定し、右側施策策定会議は、企画財政部長総務部長等で構成し、より多角的・全庁横断的な視点等により各施策横串を通すなど、施策策定検討課長会議で出された意見素案をブラッシュアップする役割を担ってございます。次に、真ん中より下段の赤の二重線囲みにつきましては、全庁的な職員参加による計画策定実行について記載してございます。まず、左側には、策定段階取組記載しています。1つ目の丸は、五次総の策定に当たり、昨年度、23の関係団体へヒアリングを実施いたしましたが、その際には、私ども都市経営室職員関係部局職員が一緒に伺ってご意見を聞くなど、課題や目指すべき方向性共有等に努めてきたものでございます。2つ目の丸は、五次総の策定に際し、審議会委員とのオンラインワークショップ実施いたしましたが、その際には、全部局長に加え若手職員も参加し、若い視点での意見や理想の長崎市像など、若手ならでは意見素案へ反映させる取組を行ってまいりました。3つ目の丸は、計画策定時の部局内及び部局間での協議実施ということで、部局内の取組事例といたしましては基本構想策定時に部内でワークショップ実施するなどして、若手職員や階層、職種の垣根を越えた意見集約実施や、それから部局間での協議では、例えば、商工部水産農林部等経済関連部局連携しまして経済関連するテーマ意見調整を行うなどの取組を行ってまいりました。次に、右側計画実行段階取組といたしましては、1つ目の丸でございますが、計画策定後の職員研修など人材育成への活用として、新規採用職員をはじめとした階層別研修実施いたします。これは、これまでも新規採用職員階層別研修におきまして、総合計画内容をしっかりと理解するための研修を行ってきておりますが、それらに加え、例えば、1つの例といたしまして、数日間にわたり実施される新規採用研修の初日に総合計画についての説明を行いまして、それをそれぞれの職場へ持って帰っていただいて、係長、課長等自分や所属の仕事は、総合計画のどこに位置づけられ、どのように貢献していくのかというのを話し合って、それを最終日に発表してもらうなど、自ら考え、主体的・積極的に総合計画に関わってもらえるような取組を検討したいと考えています。それから、2つ目の丸として、基本計画業務との連動を図るため、人事異動時等の職場内研修の徹底を図ることとしてございます。これは、自分たち業務総合計画のどの部分に貢献しているのか、部や課、係、各職員のミッションを確認するなど、職員が行っているふだんの業務についてしっかりと、総合計画との関連性や目指すべき成果に対する意識づけを行っていきます。それらに加えて、次の丸ですが、予算編成時において、総合計画予算とをしっかりと連動させ、それぞれの予算事業総合計画の各施策成果等にどのように貢献するのかを、先ほどの2つの丸の取組などによりしっかりと意識づけを行った上で、これまでより強固に総合計画を意識した予算編成を進めてまいります。そして、最後の丸ですが、施策評価における施策の総合的な評価を行うに当たっては、適切な指標等の設定により施策成果を明確に把握することなどを通しまして、これまで以上にしっかりとPDCAのサイクルを回してまいります。  以上のような取組により、総合計画職員への浸透と全体を見る力などの育成にも努めてまいりたいと思います。  以上、前回のご意見等を踏まえ、修正追加部分についてご説明させていただきましたが、もし、本日ご了承いただきましたならば、この案をもって年内にパブリックコメント実施したいと考えてございます。スケジュールとしましては、11月24日から12月23日までを想定しております。その内容を踏まえた上で、2月議会での基本構想上程に向けて作業を進めてまいりたいと考えております。そして、最終的には、来年11月の基本計画完成に向けて策定を行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 5 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対して、ご質問等ございませんか。 6 ◯中村俊介委員 一定のご説明いただきましてありがとうございました。本来であれば、10月27日の所管事務調査意見を述べなければいけなかったのかなと、この場で言うのは恐縮なんですが、その後にリージョナルクリエーション長崎意見をお伺いする機会がございまして、今日の資料を拝見していても、前回資料もそうなんですけれども、11ページには一応長崎スタジアムシティプロジェクトという文言があるんですが、どうしても方針の中で具体的な方針といいますか、言葉が見つからないのでお伺いしておきますけれども、平成30年、2018年の議会の一般質問のときも、これに関わる質問に対する市長の答弁の中で、当時、加藤副市長を筆頭に関係部長などで構成するプロジェクトチームを新たに設置、そして支援体制充実強化を図っていきたいというお言葉がありました。今度の五次総の向こう9年の計画の中で、まさにスタジアムシティというのも2024年開業予定ということで、令和6年ですから約3年後になるわけですが、そういった重要な位置づけにある中で、何かしらもうちょっと具体的なご説明といいますか、この五次総の中に入らないのかなという質問が1点。それから、プロジェクトチームも具体的にどうなっているのかというのも、その後全く説明がないものですから、その辺をお伺いしたい。  それから、令和元年12月に環境経済委員会から現在の両副市長に対して、これは一体的管理ですけれども、稲佐山のスロープカーであるとか、ロープウェイ延伸計画もあるということで、このリージョナルクリエーション長崎に関わって、今後一体的な管理を行うため所管する、これは中央総合事務所土木部、そして文化観光部連携して管理監督体制を構築してほしいという話もありました。ところが、文字どおり立地もそうなんですけれども、長崎市の今後のまちづくりで非常に重要な役割を果たしていくだろうと思うこの民間事業ですけれども、これに対して相談できる窓口がないんですよと、県は一本化した窓口があってスムーズに話、協議ができるということなんですけど、長崎市としては今後、専門の室をつくれとは言わないんですけれども、どこかの部署がそういった一本化した窓口機能を果たしていかなきゃいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、これに関してお考えがあればお伺いしておきたいと思います。 7 ◯星原都市経営室主幹 今、委員からご意見をいただきました、この長崎スタジアムシティ構想につきましては、この長崎まちに新しい楽しみを生み出すというような、非常に大きな動きとして捉えてございます。例えば、雇用経済の波及をはじめとしたにぎわいの創出ですとか、あるいは、スポーツを通じた様々な効果や貢献、そういったところが期待されるところでございまして、これからの長崎都市機能のレベルアップには欠かすことのできない、まさに官民を挙げた一大プロジェクトであると認識してございます。  そうした中で今、委員から、文言として書けないのかというご意見もございましたが、例えば、めざす2030年の姿の中で、資料3の6ページをご覧ください。201行目の終わりから一流の芸術文化、学術、スポーツなどに触れられる機会が増えたりしていることで、一人ひとりが夢や希望を持って成長していますとの記載や、あるいは、同じく211行目からスポーツ、レジャーを楽しむといった心の豊かさにつながる活動の充実といったような記載をしてございまして、目指す姿として、まずそういった姿を目指すといったところで記載をしてございます。その姿を目指すまちづくり方針の主な取組方針の中におきましても、例えば、ハード面の整備につきましては、33ページをご覧いただきたいんですけれども、一番下の四角スポーツ施設などのハード面の整備を、次の34ページにかけまして、官民連携して行っていきますという記載、それに加えて平和についても、16ページ部分になるんですけれども、上から2つ目四角でございますが、国内外の多くの市民が当事者として平和を考え行動する機会づくりが重要であることから芸術やスポーツなどを通してその活動の入り口を増やしていきますといったような記載をしてございます。  これらの記載は、まずこの基本構想という段階で、スポーツということで大きく包含した表現記載としてございますが、これはまさにこのスタジアムシティ構想を意識した内容ということでご理解をいただきたいと思います。本市としても、これまで、例えば工業地域から商業地域への都市計画の変更でございますとか、あるいは税制の特例措置に向けた取組、こういったことに全庁一丸となって必要な支援に取り組んでまいりましたが、いただきましたご意見趣旨を踏まえながら、今後とも全庁を挙げた体制で支援し、本構想の実現に向けてしっかりと取り組んでいきたいと考えてございます。  ご質問スタジアム検討推進会議動きについては、具体的にいつどういった動きをしているのかといったところまでは、すみません、私の段階では把握をしていないところなんですけれども、大きな考え方としましては、先ほどの考え方に沿って、全庁一丸となってしっかりと取り組んでいくというようなことでご理解をいただければと思います。3番目に、相談できる一本化した窓口が要るんじゃないかというようなご意見をいただきました。これについては、今、まちづくり部窓口になって、この件については全て承るといったようなことで、事業者等とも連携を図りながら官民一体となってプロジェクトをしっかりと成功に導いていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 8 ◯中村俊介委員 今のご説明一定理解はいたしました。ただ、最後のまちづくり部がということですけれども、結局この前の時点でお伺いして、いろんな案件がある中でお伺いしようとするんだけれども、うちじゃないですねといったようなことがどうもまだあっているようですから、その辺はしっかりと対応していただきたいと思います。  それから、中心部の活力は道路交通網という文言もありますけれども、今後交通渋滞も非常に懸念されることですから、そういったことも含めて、これは基本構想ですから、今後しっかり深く掘り下げていっていただいて、一つ一つ事業が円滑に進むようにお願いして、私の意見として終わります。 9 ◯片岡企画財政部長 リージョナルクリエーション長崎が進められております幸町のスタジアムシティにつきましては、これは民間サイド実施される地方創生ということで、長崎市としても非常に重要な事業であるという意識は持っております。私も、商工部長のときには、そこで生まれる雇用も含めて、まちづくり部と連動しながら協議を進めておりまして、当時プロジェクトチームのメンバーとしても入っておりました。今年度もプロジェクトチームの開催はしておるということを聞いてございます。それと、その点につきまして、先ほどフロントとしてまちづくり部の認識がということですけれども、担当政策監とも話をする中で、意識はしっかりしておるということでございまして、ただ、今年4月に来た政策監でございますけれども、もしまだ先方に伝わっていないことがあるのであればそれは非常に残念なことでございますので、そこは改めてもう一度お話をして、全庁にまたがるこの事業について進捗がうまくいくように、私どもとしても調整をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 10 ◯佐藤正洋委員 今の意見と少し関係しますけど、先ほど話があったとおり、これは今の時点ではまだ構想段階ですから、私はこれでいいと思いますけど、次の6月定例会で今度は基本計画ですね。だから、今度計画の時点ではもっと、今話があったように、それぞれの分野で具体的なことを書いていただくのがいいんじゃないかと思いますし、前回も話しましたように国の方針が大きく変わっていきよりますので、そこら辺のことをしっかり把握していただいて国との連携を十分取っていただかないと、せっかくの予算補助制度が使えないことにもなりかねませんので、ぜひ具体的な基本計画素案のときに出せるように準備をよろしくお願いしたいと思います。 11 ◯片岡企画財政部長 委員指摘のとおり、今回、基本構想ということで大きな方向性をお示しさせていただきまして、今後、基本計画実施計画、それから、各部局のそれぞれの事業という形でより具体的な形になってまいります。そこについては、私どももしっかり意識しながら事業を進めてまいりたいと考えてございます。それからあと、国の動き等にも注視するということにつきましては、基本構想策定の基本方針におきましても、国や県との計画と十分に整合を図りながら進めるということを掲げてございますので、これは掲げるだけではございません、しっかり動向を確認しながら漏れなく反映できるように進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 12 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  以上で所管事務調査を終了したいと思います。  なお、第五次総合計画基本構想については、先ほど来ご説明があっているとおり、11月24日からパブリックコメントを行う必要があるとのことですので、本日の委員会で出された意見を踏まえ、今週中に企画財政部から意見を出された委員に個別に説明いただきたいと考えておりますが、そのように進めてよろしいでしょうか。〔「もうさっきのやりとりでよかとやろう」と言う者あり〕〔「はい、大丈夫です」と言う者あり〕分かりました。それでは、今の質疑の答弁で了解したということで、24日のパブリックコメントのほうに進んでいくということでご了解をいただくようお願いいたします。  以上で、閉会中に予定しておりました委員会は終了となります。今後は、2月定例会において基本構想議案の提案を受けて審査していくことになりますのでどうぞよろしくお願いいたします。  これをもちまして、総務委員会を散会いたします。           =散会 午前10時29分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。           総務委員長 中里 泰則 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...