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  1. 長崎市議会 2020-03-11
    2020-03-11 長崎市:令和2年総務委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時8分= ◯中里泰則委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから総務委員会を開会いたします。  本日は、東日本大震災から9年に当たり、国から弔意表明についての通知が来ております。長崎市議会においても、午後2時46分に黙祷をささげることになりました。当時刻に近くなりましたら、黙祷を行うため、審査中でも暫時休憩いたしますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 〔審査日程について協議した結果、第72号議案 「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第2 号)」及び中央総合事務所所管事項調査「長崎 市手数料条例の一部を改正する条例について」の 2つを日程の最後に追加し審査することに決定し た。〕 2 ◯中里泰則委員長 それでは、議案審査に入ります。  昨日中断しておりました第9号議案「長崎市一般会計予算」のうち、第11款災害復旧費第3項市有施設等災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 3 ◯小田理財部長 第11款第3項第1目市有施設等災害復旧費についてご説明いたします。  予算に関する説明書は310ページから311ページまででございます。これは大雨などの災害により、市有施設に被害が生じた際、迅速に復旧に当たる事業に要する経費で工事請負費3,000万円を計上しております。  説明は以上でございます。 4 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。
              =休憩 午前10時10分=           =再開 午前10時11分= 5 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第12款公債費第1項公債費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 6 ◯羽佐古財政課長 それでは、第12款公債費についてご説明いたします。  予算説明書は310ページから311ページでございます。第12款公債費の総額は225億9,469万2,000円で、前年度と比較いたしまして6億3,763万2,000円、2.9%の増となっております。まず、第1目元金は211億4,693万6,000円で、前年度と比較いたしますと10億125万4,000円の増となっております。これは、地方交付税振りかわりである臨時財政対策債に係る元金償還が増となったこと、また、交流拠点施設用地に係る元金償還が増となったことなどによるものでございます。次に、第2目利子は14億4,775万6,000円で、前年度と比較いたしまして3億6,362万2,000円、20.1%の減となっております。これは、過去に借り入れた高い利率の市債の償還が進んでいること、また、近年の金利低下により利払いが減少する見込みであることなどにより減となったものでございます。  説明は以上でございます。 7 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第13款予備費第1項予備費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 8 ◯羽佐古財政課長 第13款予備費についてご説明いたします。  予算説明書は312ページから313ページでございます。予備費につきましては、前年度と同額の6,000万円を計上しております。  説明は以上でございます。 9 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時13分=           =再開 午前10時15分= 10 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、歳入の審査に入ります。  なお、歳入につきましては、まず、第1款を審査し、次に、第2款から第11款までを一括審査、その後、第12款以降を各款ごとに審査したいと思います。  それでは、第1款市税について、理事者の説明を求めます。 11 ◯小田理財部長 第1款市税についてご説明いたします。  予算説明書は20ページから25ページまででございます。令和2年度における市税収入でございますが、個人市民税法人市民税の減などにより、前年度当初予算に比べ2億4,604万2,000円、率にして0.4%減の546億7,865万9,000円を計上いたしております。なお、市税につきましては重要な自主財源となっておりますことから、各種施策に積極的に取り組み、その確保に努めてまいりたいと考えております。  それでは、各項ごとの内容につきましては、歳入管理監から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 12 ◯原田歳入管理監 それでは、第1款各項の内容についてご説明いたします。  予算説明書の20ページ、21ページをごらんください。まず、第1項市民税につきましては、前年度当初予算に比べ7億5,915万3,000円、3.0%減の247億4,392万4,000円を計上しております。内訳としましては、第1目個人市民税給与所得納税義務者数の減などにより1億5,487万5,000円、0.8%減の199億2,461万1,000円、第2目法人市民税は税制改正に伴う法人税割の税率引き下げによる減などにより6億427万8,000円、11.1%減の48億1,931万3,000円となっております。次に、第2項固定資産税につきましては、前年度当初予算に比べ4億7,783万3,000円、2.4%増の207億5,485万5,000円を計上しております。内訳としましては、第1目固定資産税は商業地や中心市街地の住宅地の地価上昇に伴う増、新・増築家屋に伴う増などにより4億7,894万1,000円、2.4%増の204億4,067万7,000円。第2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金は国または地方公共団体の所有する資産のうち、職員に貸与している宿舎などの資産について交付さされるもので、110万8,000円、0.4%減の3億1,417万8,000円となっております。  次に、第3項軽自動車税につきましては、22ページ、23ページの一番上の欄をごらんいただき、前年度当初予算に比べ4,590万3,000円、4.9%増の9億8,751万1,000円を計上しております。内訳としましては、20ページ、21ページに戻っていただき、下の欄の第1目環境性能割消費税率引き上げと同時に県税である自動車取得税が廃止となり燃費や排ガス性能に応じた環境性能割が新設され、このうちの軽自動車税に係る分について市税として県を通し払い込まれるもので、皆増の3,523万8,000円を計上しております。第2目種別割は、第1目環境性能割の新設に伴い、これまでの軽自動車税が種別割に名称を変更されたもので、旧税率の車両から税率が高い新税率車両への買いかえが進んでいることなどにより、1,066万5,000円、1.1%増の9億5,227万3,000円を計上しております。  再度、22ページ、23ページをお開きください。第4項市たばこ税につきましては、喫煙者数の減少に伴う売り渡し本数の減などにより前年度当初予算に比べ1億3,504万3,000円、5.1%減の24億9,789万8,000円を計上しております。次に、第5項特別土地保有税は、投機的な土地取引の抑制及び土地の有効利用の促進を目的としたもので地方税法の規定により平成15年度以降の年度分の税を課さないとなっていることから、滞納繰越分などについて2,000円を存目計上しております。次に、第6項入湯税につきましては、既存施設のリニューアルに伴う宿泊による入湯者数の増などにより前年度当初予算に比べ170万6,000円、5.2%増の3,459万5,000円を計上しております。  次に、24ページ、25ページをお願いします。第7項事業所税につきましては、既存事業の拡大などにより前年度当初予算に比べ5,140万9,000円、3.0%増の17億7,133万円を計上しております。  次に、第8項都市計画税につきましては、固定資産税と同様、商業地や中心市街地の住宅地の地価上昇に伴う増、新・増築家屋に伴う増などにより、前年度当初予算に比べ7,130万3,000円、1.9%増の38億8,854万4,000円を計上しております。  ここで、恐れ入りますが、理財部から提出しております第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」の総務委員会資料、歳入、市税の推移の1ページをお願いします。1ページは、市税収入額の推移について、平成23年度から30年度までは決算額を、令和元年度と2年度は当初予算を示したものです。棒グラフの下から2段目の法人市民税について、景気の影響や税制改正による税率の引き下げによる変動はありますが全体的には横ばい傾向となっております。  2ページは、市税の収入率の推移を示したものです。現年課税分滞納繰越分については、棒グラフで、総計については折れ線グラフで示しております。現年課税分早期滞納整理を行うことによる滞納繰越分の縮減に取り組んでおり、総計は平成23年度から平成30年度決算まで毎年向上しております。令和元年度当初は総計で97.5%を見込んでおりましたが、決算見込みにつきましては、前年度を超える97.6%、令和2年度予算は97.7%と見込んでおります。  3ページ、4ページにつきましては、税収のうち、大きな割合を占めます個人市民税法人市民税固定資産税の現年課税分調定額の推移を、また、5ページは平成30年度決算における中核市54市の住民1人当たりの市税負担額及びその平均額を掲載しておりますのでご参照ください。  第1款市税についての説明は以上でございます。 13 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 14 ◯野口達也委員 ちょっと理財部また市としての方向性をお尋ねしたいんですが、たばこ税が今減ってきとるばってん25億円入ってきよるですたい。このうちの1割でも2億5,000万円、1%でも2,500万円、これ新市庁舎ができて一種の部分についてはできませんよと。でも、二種についてはこれからも分煙でできるわけでしょう。そういった意味では、目的税じゃなかばってんが、たばこ吸いよる者からしか税金は取らんとやけん、そこから25億円来よるとやけん、そのうちの1%ぐらいは毎年何かしてやってよかというの、それが結局、国の方針とかいろんな形の中で禁煙禁煙ってなりよるばってん、禁煙にならんわけたい。なっとらんで、現実的に25億円入ってきよるとやけんさ。そしたら、やはりそれなりの対応はしてやらんば、逆に市としてまちが汚くなっていくし、ここで吸っていけません、ここで吸ってはいけませんてなれば、隠れて吸う人って絶対おるとやけんさ。そういった意味で、毎年、私は1%だけでも、市として何か方向性ば出してよかとじゃなかとかな。ちなみに私はもうやめていますからね。私のことば言いよるとじゃなかとよ。やはりね、そういったことを私は考えてよかとじゃなかとかなと思っとうですけど、いかがでしょうかね。 15 ◯小田理財部長 企画財政部も隣にいますけど、理財部としては、確かに非常に貴重な財源だとは思っておるんですが、今の健康増進法のつくり方というか、今、野口委員がご指摘のように、一種の公共施設はもうなかなか厳しいと。今回、議会のほうでもあれですけど、二種の部分はいいということで分かれているんですけど、健康増進法の中で、やはり地方公共団体の責務というのがかなり書かれていますので、そこと財源と政策のこれからの健康づくりまちづくりとそのバランスの問題だと思うんですけど、そこは施策として市民のご意見もいただきながら市民健康部のほうで、附属機関の中でも審議をしていただいているんですけど、なかなかそこのところが出てこないという部分と、この前、確かに県内でも諫早市のほうが庁内の中であった部分で、やはりそこを結構厳しい指摘を受けたということでして、なかなかそこがちょっと踏み切れないというか、我々庁舎管理もあわせて持っているんですけれども、そこもいろいろ敷地内の一種の部分でも考えたんですけど、今の敷地内ではなかなか難しいと。これも、新庁舎になった場合も今の設計の中ある一定の部分を少し削らないとなかなか難しいだろうと。そこをまだなかなか財源と市民健康のつくりという中でいろんな方向性を導き出せていないのが現実でございます。財源としては非常に貴重な財源だとは確かに思っております。  以上でございます。 16 ◯野口達也委員 健康増進法とかいろいろあるけど、それは現実的に売りよるとやけんさ、これがとまっとったなら、私たちも何も言わんばってんが、売りよるし現実に25億円入ってきて、例えば公立小中学校なんか、敷地内では禁煙ですよって。じゃ、先生たちはどこで吸いよるかと。どこて学校名は言わんばってん、校長先生から、校門の外で吸いよると。それこそ逆に私はみたんなかと思うとよ。そういうのが例えば新庁舎とか、公共の施設の中で吸ってはだめですよと、やはり売っとって、持っとったら吸うとさ。携帯灰皿とか持っとって。それよりも、私は分煙という部分の中できちんと吸える部分、一種がだめというのは決まっとるけんそのところはだめやけど、そういう分煙ができるところは、私はしてやったほうが、まちとしてもきれいになるしと思うんですよね。ですから、その辺はあわせて、これからの検討としてやはりしっかりしてもらったほうが私はよかと思いますけどね。どうですか。まちをきれいにするという意味でもさ。 17 ◯小田理財部長 なかなか理財部としては、先ほどから申しますように、非常に貴重な財源だとは思うんですが、その後そこに市民の健康と、やはり野口委員がご指摘のように、まちづくりのきれいな部分、確かにそこはあると思います。そこをやはり職員にも、吸われている方もいらっしゃるという部分もあって。だから、先ほども申し上げたように、今の敷地内でいろいろ基準を設けたときには、なかなか見つけられなかったというのが事実でございます。  そこを、だから今度、公共施設の中でどうやっていくか、ここはやはりもう長崎市の政策として、理財部で答えるのはなかなか厳しいんですけれども、市民の健康とまちづくりの観点の中からそこは政策的に考えていく部分だとは考えています。  以上でございます。 18 ◯野口達也委員 お願いしますよ。これ教育委員会も入れて、いや、外で先生たちが吸うときの子どもたちも、昔の私らが、若いころ不良不良って言われよったばってんさ。高校、正門の外に座ってからこうやって吸いよってみんね。子どもたちにもよか影響じゃなかとやけん。やはりきちんとしたところで分煙で、私はしてやれれば一番よかと思いますんで、それ全庁的に考えてくださいよ。お願いします。 19 ◯佐藤正洋委員 私はたばこは吸わんとですけど、やはり吸わん者が言わんばいかんと思うてから。たばこは、今もお話あったとおり、売ってある。そして、税金も先にちゃんと取られよる。税金を取らんとならよかとですよ、取るけん、ここに上がっとるわけで、理財部だから施設の整備もあなたたちの守備範囲だから、やはりそこは吸えるような施設をちゃんと整備すべきだと私も思いますよ。そうすれば、吸う人はそこに来て吸われるし、さっき言われるように、格好の悪か、よそから見てもおかしかと言われんように、この際、ちゃんとした施設も整備すればいいんじゃないでしょうかね。敷地の問題があるんなら、敷地も確保すればいいじゃないですか、分筆してすれば、どがんでもやろうと思えばできる。やる気があればということですけど、どうですか、やる気はないですか。 20 ◯小田理財部長 今の佐藤委員のご指摘も、敷地内は基準に合うか合わないかという場所は実際検討した経緯はございます。ただ、そこがなかなか、佐藤委員は吸われないという方ですけれども、市民の方からも、昨年まで中央地域センターのあそこのところに喫煙室があったんですけど、やはりにおいがするとか結構吸われない方からの指摘もあったのも事実でございます。そういった中でやはり、先ほど申し上げた敷地の中でいろいろ場所を見つけたんですけど、なかなかそこが合うところがなかったということが事実でございます。今度、新庁舎もどうかなという部分もあるんですけど、やはりそこはもう設計に入っている段階で、本当に見つけられるのがあるのかどうかという部分と、やはり今後、先ほど野口委員の質問もありましたけど、長崎市のまちの中でたばこを吸うところの場所をどうするのかという、この部分はやはりいろいろ出てくるかと思いますので、今後の、今の厚生労働省のほうも法律の解釈論もいろいろ変わってきたりする部分もありますので、そういった部分を見きわめながら考えていきたいと思います。  以上でございます。 21 ◯佐藤正洋委員 いろんな全体的なことを把握しながら、議員だけのことじゃなかですよ、市民が25億円納めよるわけですから。だから、その人たちのことも考えんば、声なき声に耳を傾ける、これも大事だと思いますよ。ぜひ長崎市の新庁舎については特に配慮していただきたいと思います。 22 ◯深堀義昭委員 25億円の使途は目的税じゃなしに、どこに、これ全部丸めて番号がたばこ税ですって書いてなかから、どこにでも使うてよかとかな。 23 ◯羽佐古財政課長 今ご発言がございましたように、市たばこ税については、目的税ではございません、普通税になります。例えば目的税で申しますと、入湯税ですとか、都市計画税というものがありまして、それらは法によって明確に使途が定められておりますが、この分については、そういった制限がございません、全くの一般財源でございます。  以上でございます。 24 ◯深堀義昭委員 逆に言えば、なければどうでも使えると。ただ、法的規制があるからで。ただ、皆さん方がこの長崎の都から離れたことはないのかどうか知りませんが、ほとんど大きな駅前に行くと、2坪か3坪ぐらい、喫煙者のコーナーが駅の正面のところか、すぐ横ぐらいにあって、機械を置いて、大体、上は煙突、青空ですけど、一部屋根がかかっている部分、これは新しい駅舎のところもありますよ。だから、公園等について、広い公園、あなた方は稲佐山を一生懸命売りよりますが、稲佐山は喫煙をする場所を指定してあると思いますが、こういう整備をする必要があると思います。お金はあるんだから、25億円。1つだけ本当、稲佐山の展望公園の横のみっともない便所の横、あるんですよ、雨ざらし、日ざらし、たばこ会社から寄附してもらった灰皿が2つ、誰がつけたらわからん個人的な灰皿が1つ、3つありますがね。既存の観光地で青空のところだって、何も整備しとらんたい。こんげんとにお金のなかとは言わせんばい、どうですか。土木部を呼ぼうか。あれ、あれだけのお金を投資してスロープカーをつくったり、整備をやっとって、本当、展望所の横の便所の隣の板で囲うた塀みたいなのがあるかないかわからん、そのすぐ前に2つある。現場確認しています。土木部か、中央総合事務所か、きちんと終わるまでに見解を求めておきます。 25 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  それでは、次に、第2款地方譲与税から第11款地方特例交付金まで理事者の一括説明を求めます。 26 ◯原田歳入管理監 第2款地方譲与税から第10款国有提供施設等所在市町村助成交付金までを一括してご説明いたします。  予算説明書の24ページから33ページまででございます。予算説明書24ページから29ページの第2款地方譲与税ですが、これは国税として徴収されたものが地方に譲与されるもので過去の実績を参考に計上しております。  まず、24ページ、25ページの第1項地方揮発油譲与税ですが、揮発油に対して課される地方揮発油税収入について、法に基づき案分され譲与されるもので、前年度当初予算に比べ3,103万3,000円、11.7%減の2億3,447万5,000円を計上しております。  次に、26ページ、27ページの第2項自動車重量譲与税ですが、車検等の際に課される自動車重量税収入について法に基づき案分され、譲与されるもので、前年度当初予算に比べ3,892万3,000円、6.0%増の6億8,876万円を計上しております。次に、平成20年度をもって廃止されている第3項地方道路譲与税は、過年度相当分として1,000円を存目計上しております。次に、第4項特別とん譲与税ですが、これは外国貿易船が入港したときに課税され、その全額が、入港地市町村に対し譲与されるもので、前年度当初予算に比べ164万4,000円、22.8%減の557万2,000円を計上しております。次に、第5項森林環境譲与税ですが、これは令和元年度に創設されたもので温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るための森林整備等に充てることとされており、法に基づき案分され譲与されるもので、前年度当初予算から皆増の5,212万4,000円を計上しております。  次に、28ページ、利子割交付金から33ページ、第9款環境性能割交付金までの交付金は県税として徴収されたものが市に交付されるもので、県の見込み及び過去の交付実績等を参考に計上しております。  まず、28ページ、29ページの2段目の第3款利子割交付金ですが、これは、預貯金の利子等に対し5%が課される県民税利子割収入について、法令に基づき交付されるもので、前年度当初予算に比べ6,322万円、68.4%減の2,921万円を計上しております。次に、第4款配当割交付金ですが、これは個人に係る一定の上場株式等の配当に対し、5%が課される県民税配当割収入について、法令に基づき案分され交付されるもので、前年度当初予算に比べ5,533万円、33.5%減の1億998万9,000円を計上しております。次に、第5款株式等譲渡所得割交付金ですが、これは、個人に係る上場株式等の譲渡益に対し5%が課される県民税株式等譲渡所得割収入について、法令に基づき案分され、交付されるもので、前年度当初予算に比べ5,173万円、30.4%減の1億1,844万9,000円を計上しております。  次は、30ページ、31ページをお開き願います。第6款法人事業税交付金ですが、これは、令和2年度から新たに交付されるものです。事務所、事業所を設けて事業を営む法人等に県税として課される法人事業税について、法令に基づき案分され市町村に交付されるもので、皆増の4億1,993万9,000円を計上しております。次に、第7款地方消費税交付金ですが、令和元年10月から軽減税率対象分を除き消費税10%のうち2.2%が地方消費税になります。この地方消費税は、都道府県税ですが、消費に関連する統計調査の数値により都道府県間で清算した後、法令に基づき案分され市町村に交付されるもので、前年度当初予算に比べ27億1,911万1,000円、35.1%増の104億7,211万9,000円を計上しております。次に、第8款ゴルフ場利用税交付金ですが、これは、ゴルフ場利用税収入の10分の7の額が、そのゴルフ場が所在する市町村に交付されるもので、前年度当初予算に比べ344万2,000円、7.1%増の5,167万円を計上しております。次に、第9款環境性能割交付金ですが、これは、令和元年10月の消費税率引き上げにあわせて自動車取得税が廃止され、かわりに環境性能割が新設され、このうちの普通自動車に係る分に交付されるもので自動車取得税交付金から環境性能割交付金に名称変更になっております。これは、県の環境性能割収入について、法令に基づき案分され市町村に交付されますが、前年度当初予算に比べ1億1,866万5,000円の75.1%減の3,928万2,000円を計上しております。  次に、32ページ、33ページをごらんください。最後に、第10款国有提供施設等所在市町村助成交付金ですが、これは、国が所有する固定資産のうち、自衛隊等の基地施設に供する固定資産について交付されるもので、長浦岳に所在する自衛隊の気象レーダー観測所について国から交付されており、前年度当初予算と同額の30万円を計上しております。  私からの説明は以上でございます。 27 ◯羽佐古財政課長 それでは、第11款地方特例交付金について説明させていただきます。  予算説明書は32ページから33ページでございます。第11款地方特例交付金は2億6,188万8,000円で、前年度比5,042万6,000円、16.1%の減となっております。説明欄の1.減収補填特例交付金でございますが、これは、住宅ローン控除に伴う個人住民税の減収及び消費税増税の対応としての自動車税環境性能割税率軽減による減収を補填するための交付金でございます。  説明は以上でございます。 28 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 29 ◯深堀義昭委員 前は、軽油引取税入っとったと思うんですが、これは今、廃止されたの。 30 ◯原田歳入管理監 軽油引取税については県税のほうになっています。〔「それからは市には入ってこない」と言う者あり〕入ってきていません。 31 ◯深堀義昭委員 これ特に合併地区のバス停の建築に関して、バス協会に対してその配当が出てきて、その権限が県税であって、事業者のほうに直接行く仕組みになっているもんですから、そういう野母であるとか、外海であるとかというところで、大体設置はしているんですけれども、もう逆に言うと古くなって建て替えをせんば、台風の来れば危なかっていうような箇所が何十カ所もあるんですよね。ただ、新規も含めて、野母あたりも要求をしても出てこないと。前はこの軽油引取税のお金がバス協会に来よって、バス協会が優先的に場所を選定して、事業を起こしとったという。だから、地方が今、する前に、バス停が今、市有地の一部について、都市計画のほうで準備をしてっていうのがある。このバス停自体が箱物では許可にならない。不燃物対策事業で、航空機その他に使用されている塗料とかなんとかを使わなければ、バス停での立地がきかないと。そのために、地方がするとなれば、誰かに土地を提供してもらって、私有地に建てるとしか、基準が厳しいというのが1つあるんですが、これは、県は地方のバス停について、事業者じゃなしに地方に譲与できないのかな、そういう事業の補助を現実じゃない形であって、議会で幾ら質問をしても、お金をつけるところはないというような状況ですが、これ何らかの形で県と協議をしていただくわけにはいかないでしょうか、今のような事情があるんですけれども。 32 ◯原田歳入管理監 県税収入からの交付金については、地方税法でそれに対する交付の割合とか決まっていますのですみません。 33 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時52分=           =再開 午前10時52分= 34 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。 35 ◯深堀義昭委員 私が言っているのは、無理は無理でいいんですよ、もう交付先がバス協会に決まっているとやけん。だから、今、長崎市がやっているのは都市計画で民有地を借り上げてやるか、もともと市の土地にバス停をつくりかえるか。そうすれば、高いので500万円以上かかるんですよ。そしたら、学校が統廃合したから海岸端だからバス停をつくってくれと、全部要望に沿い切らないから言っているんですよ。じゃ、財源的にもそうねと理解をする。バス会社に言うても、バス会社は長崎県下のバスの箇所づけで、この税が下がっていけば下がっていくほど、実行する手段がなくなっていると。地方はどうするかということについての協議をしますぐらい、言うてよ。そういう県税があるとでしよりますとおっしゃるから、私、軽油引取税があるんだけれどもって聞いて、それは県税ですからって言うから、長崎市は都市計画の中でバス停をこういうふうにしてつくっているじゃないですかと。だから、何らかの県との軽油引取税について、バス協会ばかりの意見じゃなしに、県下全部をやりよるわけですからこれは長崎市ばかりの意見じゃないと思うんですよ。だから、ここで問題点を提起したのは、相談をしてもらえませんかと。そうじゃなかったら長崎市が要請のある分は予算をつけますと、先ほど言われたように、たばこ税なんか全然目的税じゃないんだから、そういうものを使って、子どもたちのためにバス停にも運用しますとぐらい言うてくれれば、私は言わんよ。 36 ◯小田理財部長 財源の使い方とバス停の整備という、そういった考え方があるかと思いますけど、今の深堀委員からのご指摘を、県下一斉ということなので、県の市長会あたりとどういった調整ができるか、バス停をつくるとき、例えばおっしゃるとおり、学校が統廃合したときに、やはりバス停の問題とか、今後とも出てくるかと思いますので、そういった場合に、市長会を通じて、県内の21市町とお話をさせていただきながら、要望なら要望で市長会には通して上げたいと思います。  以上でございます。 37 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時55分=           =再開 午前10時56分= 38 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第12款地方交付税について、理事者の説明を求めます。 39 ◯羽佐古財政課長 それでは、第12款地方交付税についてご説明いたします。  予算説明書は32ページから33ページでございます。第12款地方交付税は346億4,000万円で、前年度比8億2,000万円、2.4%の増となっております。  まず、説明欄の1.普通交付税は327億8,000万円でございまして、前年度当初予算と比較いたしますと5億6,000万円の増となっております。これは、消費税及び地方消費税率の引き上げに伴う地方消費税交付金の収入増により普通交付税額は減するものの、社会福祉費や会計年度任用職員に係る経費などの需要の増及び地方財政計画の財源不足額の縮小による臨時財政対策債の減により、普通交付税が増するものでございます。なお、普通交付税につきましては、年間の見込み額を332億8,000万円と見込んでおりまして、当初予算との差額5億円につきましては今後の補正予算の財源として留保させていただいております。  次に、説明欄の2.特別交付税は18億6,000万円で、前年度比2億6,000万円、16.2%の増となっております。これは、これまでの実績に加え、追加要素といたしまして、交流拠点施設事業の元利償還金や救命救急センターの運営費などの増額を見込んだことによるものでございます。  説明は以上でございます。 40 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第13款交通安全対策特別交付金について、理事者の説明を求めます。 41 ◯羽佐古財政課長 それでは、第13款交通安全対策特別交付金についてご説明いたします。  予算説明書は34ページから35ページをお願いいたします。第13款交通安全対策特別交付金は7,000万円で、前年度比4,000万円の減となっております。これは、地方公共団体における道路交通安全施設の設置及び管理経費に充てるために交付されるものでございます。  説明は以上でございます。 42 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第14款分担金及び負担金について、理事者の説明を求めます。 43 ◯羽佐古財政課長 それでは、第14款分担金及び負担金についてご説明いたします。  予算説明書は34ページ、35ページでございます。第14款分担金及び負担金は14億4,523万9,000円で、前年度比7億5,717万6,000円、34.4%の減となっております。これは、第1項負担金第1目民生費負担金第2節児童福祉費負担金、説明欄の1.児童措置費負担金におきまして、幼児教育・保育の無償化に伴う保護者負担金の減などにより7億7,846万3,000円の減となったことなどによるものでございます。  説明は以上でございます。 44 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
     次に、第15款使用料及び手数料について、理事者の説明を求めます。 45 ◯羽佐古財政課長 次に、第15款使用料及び手数料についてご説明いたします。  第15款使用料及び手数料は40億1,344万2,000円で、前年度比3億6,448万3,000円、8.3%の減となっております。  まず、予算説明書36ページから47ページの第1項使用料は33億4,783万4,000円で、前年度比3億4,961万7,000円の減となっております。これは、予算説明書38ページの第5目商工使用料第1節商工使用料において、出島が令和2年4月から利用料金制による指定管理者制度の導入を予定していることにより1億9,530万5,000円の減となったことが主な理由でございます。  次に、予算説明書の46ページから51ページの第2項手数料でございますが、こちらは6億6,560万8,000円で、前年度比1,486万6,000円の減となっております。これは、予算説明書46ページの第1目総務手数料において、各地域センターにおける証明手数料がマイナンバーカードの普及等により減したことで531万3,000円の減となったことが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 46 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  暫時休憩します。           =休憩 午前11時1分=           =再開 午前11時2分= 47 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  第14款分担金及び負担金の質疑のほうに一旦戻りたいと思います。  何かご質問ございませんか。 48 ◯深堀義昭委員 常備消防費負担金、時津町、長与町から幾ら入っているのか。 49 ◯羽佐古財政課長 こちらの予算書のほうに記載の常備消防費負担金の5億5,600万円につきましては、全額が時津町、長与町からの負担金という内容でございます。  以上でございます。 50 ◯深堀義昭委員 これ、前から市の負担金のほうが太いじゃなしに、両町が100%出していないという議論をしてきたところですが、今、これ5億5,600万円で、どのぐらい市の持ち出しがあるんですか。 51 ◯羽佐古財政課長 市の持ち出しという点でございますけれども、予算説明書の264ページをごらんいただいてよろしいでしょうか。264ページでございます。こちらが第9款消防費第1項消防費で第1目常備消防費として本年度の歳出の予算額が約38億円ということで計上させていただいております。そちらの財源内訳の一般財源のところですが、約33億5,800万円ということで、こちらが市の持ち出しの分で、その左のほうに記載がございますその他のところが、先ほど申し上げました関係町からの分担金というものも充てておりますが、こちらの一般財源の約33億5,000万円というのが基本的に市の持ち出しと考えていただくことができるかと思います。  以上でございます。 52 ◯深堀義昭委員 それは全体でしょう。私が言ってんのは、歳入予定にあるお金と市が運営していくための時津町、長与町の負担金がまだ100%になっていないはずなんです。交渉過程なんですよ。そこが全然進展していない。町長選挙もあるんで、この際、きちんといい形にしたほうがいいんだけれども、長崎市と長与町を含めていろいろ政策的に議論をやっている中の1つなもんですから、どういう進捗状況になっているのか、年に何回ぐらいして、いつ上げたのかっていう、これ今まで議論をしてきよったんですが、時を逃してしまったみたいで、その説明を求めたいと思います。わからなければ、消防局を呼ぶか。これは広域連携で火葬場も含めていろいろあるんだよ、基本的には。 53 ◯羽佐古財政課長 手元に資料がございませんので、正確な数字を申し上げることができないんですが、今ご指摘がありましたように、この時津町、長与町からの消防の運営費負担金については、もう10年、それ以上来の課題ということでございます。  消防局のほうで、もちろん両町とは継続的に協議は進めておりまして、例えば指標となる地方交付税が時津町、長与町がどれだけ措置をされているかですとか、あとは例えば中央消防署の建設をしました。その元利償還金が公債費の支払い、長崎市出てまいりますけれども、そういったところについても、もちろん人件費も元利償還金も含めたところで、今は両町から分担金をいただいているという認識でございます。  以上でございます。 54 ◯深堀義昭委員 委員長に要望ですが、総括質疑までに、今質疑をしました段階の資料を消防局のほうに、どうなっているのかという総括質疑があるよという警告をやっといてください。 55 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時8分=           =再開 午前11時8分= 56 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  今、深堀委員のほうからお話があったように、総括質疑までに消防局のほうから答弁をするように理事者のほうに求めたいと思います。  ほかにございませんか。  それでは、第15款使用料及び手数料のほうに移りたいと思います。  何か質問ございませんか。  それでは、次に、第16款国庫支出金について、理事者の説明を求めます。 57 ◯羽佐古財政課長 それでは、第16款国庫支出金についてご説明いたします。  予算説明書は52ページから61ページ、あわせまして、企画財政部・総務部連名で提出しております総括説明資料の26ページから37ページのほうをお願いいたします。第16款国庫支出金は582億5,606万5,000円で、前年度比27億1,913万3,000円、4.9%の増となっております。  まず、予算説明書の52ページから53ページ、第1項国庫負担金につきましては、349億7,476万3,000円で、前年度比10億5,877万4,000円の増となっております。  このうち、52ページの第1目民生費国庫負担金は347億9,196万4,000円で、前年度比15億5,109万1,000円の増となっております。これは、総括説明資料の26ページ上に記載しております、節の1.社会福祉費負担金、説明欄の2.障害者福祉費負担金において障害福祉サービス等による利用延べ日数の増などに伴い3億1,113万7,000円の増となったことや、説明欄の4.介護保険事業費負担金において消費税10%引き上げに伴う低所得者に対する保険料軽減強化費の増などに伴い1億7,670万9,000円の増となったこと、また、26ページ中ほどに記載しております節の2.児童福祉費負担金のうち、説明欄の1.児童措置費負担金において幼児教育・保育の無償化に伴う民間保育所等に対する施設型給付費に係る国庫負担金が増したことなどに伴い14億1,244万3,000円の増となったことが主な理由でございます。次に、第3目教育費国庫負担金は64万8,000円で、前年度比4億7,387万9,000円の減となっております。これは、国庫補助対象となる部分の仁田佐古小学校の校舎等建設事業が完了したことに伴い、小学校費負担金が皆減したことなどによるものでございます。  次に、予算説明書の54ページから59ページの第2項国庫補助金の予算額は92億1,862万9,000円で前年度比21億2,418万8,000円の増となっております。このうち、予算説明書54ページの第1目総務費国庫補助金は8億9,779万8,000円で、前年度比4億8,424万1,000円の増となっております。これは、総括説明資料27ページの下のほうに記載しております節の1.総務管理費補助金、説明欄の1.地方創生推進交付金において、全天候型子ども遊戯施設整備事業費及びDMO推進費に係る補助金が増したことなどにより、1億1,956万1,000円の増となったことや、30ページ上段に記載しております節の2.戸籍住民基本台帳費補助金、説明欄の1.戸籍住民基本台帳費補助金において、個人番号カード推進事業に係る補助金が増したことなどにより2億9,098万7,000円の増となったことが主な理由でございます。次に、第2目民生費国庫補助金は30億7,333万1,000円で、前年度比6億2,139万5,000円の増となっております。これは、総括説明資料30ページの一番下、節の2.児童福祉費補助金のうち、説明欄の1.児童福祉総務費補助金において認可外保育施設等利用給付に係る補助金が皆増となったこと、また、民間保育所及び認定こども園の施設整備に係る補助金が皆増したことなどにより6億3,128万1,000円の増となったことが主な理由でございます。  次に、予算説明書56ページの第5目商工費国庫補助金は12億1,105万3,000円で、前年度比8億1,727万8,000円の増となっております。これは、総括説明資料33ページの中ほどに記載しております節の1.商工費補助金の説明欄の1.観光費補助金において、交流拠点施設整備事業費に係る補助金が増となったことなどによるものでございます。次に、第6目土木費国庫補助金は33億7,329万9,000円で、前年度比3億8,557万7,000円の増となっております。これは、総括説明資料の33ページ下段の節の2.道路橋りょう費補助金の説明欄の1.道路橋りょう新設改良費補助金において、道路新設改良事業費に係る補助金が2億3,315万円の減となったものの、34ページの中ほど、節の4.都市計画費補助金の説明欄の2.都市開発費補助金において、新大工町地区市街地再開発事業に係る補助金の増などに伴い5億9,549万9,000円の増となったことなどが主な理由でございます。  次に、予算説明書は58ページから61ページの第3項委託金の予算でございますが、こちらは140億6,267万3,000円で、前年度比4億6,382万9,000円の減となっております。これは、予算説明書60ページの第2目民生費委託金のうち、総括説明資料37ページの中ほどの節の4.原爆被爆者対策費委託金、説明欄の3.原爆被爆者特別援護費委託金が健康管理手当の減などにより4億4,078万1,000円の減となったことが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 58 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第17款県支出金について、理事者の説明を求めます。 59 ◯羽佐古財政課長 次に、第17款県支出金についてご説明いたします。  予算説明書は60ページから68ページでございます。あわせまして、総括説明資料は37ページから45ページをお願いいたします。第17款県支出金は137億4,867万7,000円で、前年度比14億2,917万3,000円、11.6%の増となっております。  まず、予算説明書60ページから63ページ、第1項県負担金の予算額は102億8,542万1,000円で、前年度比10億1,158万3,000円の増となっております。このうち、60ページの第2目民生費県負担金は101億3,694万5,000円で、前年度比9億5,256万8,000円の増となっております。これは、総括説明資料38ページ中ほどの節の1.社会福祉費負担金説明欄の1.障害者福祉費負担金において障害福祉サービス等に係る利用延べ日数の増などに伴い1億5,721万7,000円の増となったこと、また、節の2.児童福祉費負担金、説明欄の1.児童措置費負担金において幼児教育・保育の無償化に伴う民間保育所等に対する施設型給付費の増などにより6億3,487万9,000円の増となったことが主な理由でございます。  続きまして、予算説明書の62ページから67ページの第2項県補助金の予算額は26億2,984万2,000円で、前年度比4億4,427万7,000円の増となっております。  このうち、予算説明書の62ページ、第2目民生費県補助金の予算額は15億4,199万4,000円で、前年度比2億9,879万5,000円の増となっております。これは、総括説明資料41ページ上段の節の2.児童福祉費補助金のうち、説明欄の1.児童福祉総務費補助金において民間認定こども園施設整備に係る県補助金が皆増したことなどに伴い3億78万4,000円の増となったことが主な理由でございます。  また、予算説明書の64ページ、第6目土木費県補助金の予算額は6億1,795万8,000円で、前年度比2億1,963万円の増となっております。これは、総括説明資料43ページ下段の節の3.都市計画費補助金、44ページ上段の説明欄の2.都市開発費補助金において、新大工町地区市街地再開発事業費が2億1,399万3,000円の増となったことが主な理由でございます。  次に、予算説明書66ページから69ページの第3項委託金の予算額でございますが、こちらは8億3,341万4,000円で、前年度比2,668万7,000円の減でございます。これは、総括説明資料45ページ上段の節の3.統計調査費委託金、説明欄の1.基幹統計費委託金において、国勢調査の実施に係る県補助金の増などに伴う1億9,058万3,000円の増はあるものの、節の2.選挙費委託金において、参議院議員選挙及び県議会議員選挙に係る県委託金の皆減に伴い2億1,203万6,000円の減となったことが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 60 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 61 ◯深堀義昭委員 認定こども園の関係で、前は、県の教育委員会が所管をしとったものが、全て長崎市に移譲されて予算が計上されたと理解していいんですか。 62 ◯羽佐古財政課長 こちらの第17款県支出金に計上させていただいている財源は、民間の認定こども園に係る補助金になりまして、財源構成としましては、国と県と市でそれぞれ3分の1ずつ公費負担を行うと、その分の県負担分をこちらに計上させていただいているものでございます。 63 ◯深堀義昭委員 認識が違うんだ。私が言っているのは、民間だけれども、今まで県の教育委員会が認可権を持っていたわけ。それが認定こども園を地方のほうに移譲したために、許可認可権も県から長崎市のほうに移譲したんじゃないの。だから、幼稚園がもともとあって、それが子どもの認定こども園として成立をした以上は、今度はその許可認可権が、監督権が長崎市に来たんじゃないのかって聞いているんです。そのまま長崎県にあるの。二重構造になるか聞いてんだ。 64 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時22分=           =再開 午前11時23分= 65 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  先ほどの深堀委員からの質問については、理事者のほうで確認をとっていただいて、答弁できる方にきちんと答弁をしていただくようにお願いいたします。  ほかにございませんか。  次に、第18款財産収入について、理事者の説明を求めます。 66 ◯羽佐古財政課長 それでは、第18款財産収入についてご説明いたします。  予算説明書は68ページから71ページでございます。第18款財産収入は10億9,008万7,000円で、前年度比2億9,617万2,000円、21.4%の減となっております。このうち、予算説明書70ページ上段、第2項財産売払収入は8億613万8,000円で、前年度比3億3,524万8,000円の減となっております。これは、第1目不動産売払収入において、未活用地及び代替地の売却見込みが減したことなどにより土地売り払い収入が2億9,957万5,000円の減となったことなどが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 67 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第19款寄附金について、理事者の説明を求めます。 68 ◯羽佐古財政課長 それでは、次に、第19款寄附金についてご説明いたします。  予算説明書は70ページから73ページでございます。第19款寄附金の予算額は10億4,879万円で、前年度比1,388万円、1.3%の増となっております。これは、第1項寄附金のうち、第1目総務費寄附金第1節総務管理費寄附金、説明欄の1.一般管理費寄附金が1,600万円の増となったことが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 69 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第20款繰入金について、理事者の説明を求めます。 70 ◯羽佐古財政課長 それでは、第20款繰入金についてご説明いたします。  予算説明書は72ページから79ページでございます。第20款繰入金の予算額は64億8,320万3,000円で、前年度比9億7,144万1,000円、17.6%の増となっております。このうち、予算説明書74ページから79ページの第2項基金繰入金の予算額は64億4,364万4,000円で、前年度比9億8,815万7,000円の増となっております。これは、予算説明書74ページの第2目減債基金繰入金において公債費の財源とするための繰り入れが17億9,843万4,000円の減となったものの、第1目財政調整基金繰入金において交流拠点施設整備事業などの大型事業の所要一般財源相当額として23億6,470万3,000円を繰り入れること、また、第3目市庁舎建設整備基金繰入金において新市庁舎建設事業の進捗に伴い4億3,206万2,000円の増となったことが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 71 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第21款繰越金について、理事者の説明を求めます。 72 ◯羽佐古財政課長 それでは、第21款繰越金についてご説明いたします。  予算説明書は80ページから81ページでございます。第21款繰越金の予算額は5億5,152万7,000円で、前年度比3億7,717万3,000円、40.6%の減となっております。この繰越金につきましては、令和元年12月末時点におけるふるさと納税に係る寄附金について寄附をいただいた皆様の意向に沿った令和2年度の事業に充当するため、繰越金として計上しているものですが、このふるさと納税に係る寄附金が減となったことが前年比減の主な要因となっております。なお、令和元年度の一般会計に係る決算剰余金につきましては、令和元年度決算確定後に補正予算として計上させていただくこととしております。  説明は以上でございます。 73 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第22款諸収入について、理事者の説明を求めます。 74 ◯羽佐古財政課長 それでは、第22款諸収入についてご説明いたします。  予算説明書は80ページから97ページでございます。第21款諸収入は81億6,293万3,000円で、前年度比18億5,842万8,000円、29.5%の増となっております。  主なものを申し上げますと、まず、予算説明書の82ページから85ページの第3項貸付金元利収入は15億2,990万9,000円で、前年度比7億6,498万6,000円の減となっております。これは、予算説明書82ページの第4目農業振興資金貸付金元利収入が6億171万8,000円の減、また、第7目商工業振興資金貸付金元利収入が1億270万円の減となったことが主な理由でございます。  次に、予算説明書84ページから97ページの第5項雑入は64億7,600万1,000円で、前年度比26億1,924万5,000円の増となっております。これは、第3目雑入において、予算説明書96ページの第61節戸別受信機売り払い収入が9,680万1,000円の減となったものの、88ページの第20節退職手当負担金還付金が22億3,629万5,000円の皆増、また、92ページの第45節新市庁舎建設事業費負担金が2億4,565万円の増となったことが主な理由でございます。  説明は以上でございます。 75 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 76 ◯深堀義昭委員 今回、新型コロナウイルスで、国が無利子無担保というような感じの政策を13日に決定するような予定がありますが、過去に、長崎市で7.23長崎大水害であったり、緊急貸し付け対策というような形で、市が利息分相当を負担して、整理をして貸し付けたようなことがありました。ある意味で、貸し付け年度を終了した部分のことについてはもうさわりませんが、全体的な今から行われていく、そういう融資のことも含めて、その回収率というのは基本的に何%ぐらい、今まで、過去の実績からあって、当然長崎市がもう時効消滅を含めて取り切らんやったという額がどのぐらいあるのか、わかれば教えていただきたい。 77 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時31分=           =再開 午前11時31分= 78 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  今の質問に対しては、後ほど答弁をよろしくお願いいたします。  ほかにございませんか。  次に、第23款市債について、理事者の説明を求めます。 79 ◯羽佐古財政課長 それでは、第23款市債についてご説明いたします。  予算説明書は98ページから103ページでございます。あわせまして、総括説明資料の46ページをお願いいたします。第23款市債は293億3,760万円で、前年度比41億8,750万円の増となっております。総括的に申し上げますと予算説明書98ページの第1目総務債から102ページの第9目災害復旧債までにつきましては、総括説明資料の46ページから55ページに記載しております各事業に対し、国庫支出金や県支出金などの特定財源を差し引いた残りの事業費にそれぞれの地方債ごとに定められた充当率を掛けて計上しており、建設事業等に充当する市債といたしましては293億3,760万円のうち238億2,660万円を計上しております。  なお、予算説明書102ページの第10目臨時財政対策債につきましては普通交付税の振りかえ分となる一般財源でございます。  それでは、内容について、目ごとに説明させていただきます。
     まず、予算説明書98ページをごらんください。第1目総務債は48億9,360万円で、前年度比26億4,010万円の増でございます。  総括説明資料46ページをお願いいたします。節の1.総務管理債のうち、説明欄の1.一般管理債が野母崎田の子地区再整備に係る離島・過疎地域振興対策事業費の増などにより6億7,320万円の増となること、説明欄の3.企画債が新市庁舎建設事業費の増により17億1,350万円の増となることが主な理由でございます。次に、第2目民生債は2億8,070万円で、前年度比2億1,110万円の増でございます。  資料の47ページをお願いいたします。節の2.児童福祉債のうち、説明欄の1.児童福祉総務債が民間認定こども園施設整備事業費補助金の皆増などにより1億2,240万円の増となることが主な理由でございます。次に、第3目衛生債は5億6,030万円で、前年度比3億7,990万円の減でございます。  資料の48ページをごらんください。節の3.上水道債のうち、説明欄の1.上水道債が水道施設統合整備事業の終了等に伴う水道事業会計への繰出金の減により3億3,780万円の減となることが主な理由でございます。次に、第4目農林水産業債は5億6,790万円で、前年度比2億1,080万円の増でございます。  資料の49ページをごらんください。節の3.水産業債、説明欄の6.県施行事業費負担債が漁港事業に係る県施行事業費負担金の増により1億5,050万円の増となることが主な理由でございます。  予算説明書の100ページをお願いいたします。次に、第5目商工債は67億3,650万円で、前年度比49億8,730万円の増でございます。  資料の49ページをごらんください。節の1.商工債、説明欄の1.商工振興債が地域総合整備資金貸付金の皆増などにより12億7,970万円の増となること、説明欄の2.観光債が交流拠点施設整備事業費の増などにより37億760万円の増となることが主な理由でございます。次に、第6目土木債は69億3,760万円で、前年度比4億7,050万円の減でございます。  資料51ページをごらんください。節の4.都市計画債のうち、説明欄の1.都市計画総務債において九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金の増により4億2,490万円の増となること、説明欄の2.都市開発債において新大工町地区に係る市街地再開発事業の増などにより3億5,730万円の増となるものの、資料50ページの節の1.道路橋りょう債のうち、説明欄の2.道路橋りょう新設改良債が野母町1号線に係る過疎対策事業債の皆減などにより6億4,060万円の減となること、また、51ページの節の4.都市計画債のうち、52ページの説明欄の4.公園債が稲佐山公園スロープカー整備事業費の皆減などにより4億8,060万円の減となることが主な理由でございます。  予算説明書の102ページをお願いいたします。次に、第7目消防債は14億4,920万円で、前年度比11億2,380万円の減でございます。  資料52ページをごらんください。節の1.消防債のうち、53ページの説明欄の2.災害対策債が防災行政無線デジタル化事業の減などにより13億2,090万円の減となることが主な理由でございます。次に、第8目教育債は22億5,590万円で、前年度比5億2,750万円の減でございます。  資料の53ページをごらんください。節の4.社会教育債のうち、54ページの説明欄の4.恐竜博物館債が恐竜博物館建設事業費の増により4億7,240万円の増となるものの、資料53ページの節の1.小学校債のうち、説明欄の1.学校建設債が仁田佐古小校舎等建設事業費の減などにより11億1,070万円の減となることが主な理由でございます。また、第9目災害復旧債は1億4,490万円で、前年度比110万円の減でございます。  資料の54ページをごらんください。節の2.公共土木施設災害復旧債のうち、説明欄の1.道路橋りょう河川等災害復旧債が、海岸災害復旧費の減により590万円の減となることが主な理由でございます。次に、第10目臨時財政対策債でございますが、これは本来普通交付税として交付されるべき金額の一部について国の財源が不足することから自治体がこの地方債を発行することによって補填し、その元利償還金相当額を後年度の普通交付税額に算入するという普通交付税の振りかえ分でございます。予算額は55億1,100万円で、前年度比13億5,900万円の減でございます。  説明は以上でございます。 80 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 81 ◯深堀義昭委員 2点ほどお尋ねをいたします。火葬場債という、これ、何であなた方はその事業名に債ばつけて、内容は伏せてしまっているんですかね。お尋ねをいたしますが、火葬場の構成市町の負担の額と、起債償還に伴う負担額があれば負担額を教えてください。それが1つと、それから、この教育債の社会教育費の中で、恐竜博物館債という、これ、私は過疎債だったと。こういう位置づけ、目的債を使ってやっているのに、恐竜博物館債っていうような形で表示することが、これ内部的な問題ですから構わないんですけど、しかし何ぼ使うた、私疑問に思うのは、社会資本整備のお金も相当入ってきているんですよ。しかし、それがどれで、どう入ってきているのか、拾わなければトータル的なものは何も出てこないんですね。そしてまた、珍しい名前の起債をよく調べて使っているというのを評価します。ただ、やはりもうこの恐竜博物館債なんていうのは、開館までの予算は全額補填できないんですよね、3月に切れるわけですから。やはりそういうところのあれでは、こうして見れば、開館まで全部、来年度、再来年度まで含めた形で、こういう債があってされるのかという変な不安感を持つようなつけ方になっているのが、何でこういうふうにするのかよくわからない。その2点教えてください。 82 ◯羽佐古財政課長 ご質問の2点目のほうから先にお答えいたしますけれども、この起債の予算計上の仕方というのが、起債を活用している事業というのが、全体の市役所の一般会計の事業で申しますと1,500事業ぐらいございまして、かなり広範囲になるものですから、その分を一つ一つもし計上すると、歳出の事項別明細書がまた市債のところに来てしまうというようなところがございます。そこで、便宜上、こちらの起債のほうの節のレベルを歳出の目のレベルと合わせることで対応関係がわかるようにしようとしたものでございます。ただ、ご指摘のようにこれだけでは中身がわからないという部分がございますので、企画財政部、総務部のほうから出しております総括説明資料がございますけど、そちらの25ページからを見ていただいてよろしいでしょうか。こちらには、国・県支出金・地方債充当事業一覧表ということで記載をしておりまして、今、私がずっと国、県、地方債、ご説明申し上げましたけれど、それぞれの説明の、例えば消防施設債であれば、これはどの事業に幾ら充てているよというところをこちらの総括説明資料のほうで補足をさせていただいているということでございますので、ご理解をいただければと思います。  それから、1点目のご質問の火葬場の件につきましては、すみません、お答えが私どもではできませんので、今、確認をしているところでございます。  以上でございます。 83 ◯中里泰則委員長 では、それは後でまたというこということでお願いします。  次に、一時借入金の審査を行います。  理事者の説明を求めます。 84 ◯羽佐古財政課長 それでは、予算説明書の1ページをお願いいたします。こちらの第4条一時借入金について説明いたします。  この一時借入金につきましては、会計年度内において歳計現金が不足した場合に、その支払い資金の不足を補うための借入金でございますが、その借り入れの最高額は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、予算で定めることとされております。長崎市におきましては、指定金融機関等と当座借越契約を締結し、年度内の一時的な資金不足に対応しているところでございますが、令和2年度の一時借入金の最高額につきましては昨年度と同様の100億円で、国民健康保険事業特別会計の100億円と合わせまして200億円としております。  説明は以上でございます。 85 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 86 ◯深堀義昭委員 100億円のあれは、もう何年ぐらいになるんだ。 87 ◯羽佐古財政課長 一般会計と国民健康保険事業特別会計のほうと合わせまして200億円という枠で動かさせていただいていますけれども、この金額の設定は平成29年度からそういう形で行っておりまして、平成28年度以前は合わせて300億円、もうちょっとさかのぼれば380億円ということで行っておりましたけれども、それを日々の資金計画を細かに精査することで、今、限度額をこういう形で引き下げをしているところでございます。  以上でございます。 88 ◯深堀義昭委員 下がっているから文句を言うつもりはないんですが、一時借入金をすればこれはもう議会も何も通さずにできて、ある意味専決処分よりも議会にかからない。後から歳出、その他で出てくる問題ですから、チェックができないということではないんですが、例えば、議会にかかって補正を上げたからいいけれども、予備費の1億円ぐらいをわざわざ、これ議会が開催されとったからいいようなものの、議会が開催されていなければ、恐らく専決処分で整備をするという手もあるわけなんですが、今、単年度、借りなくても、契約をした200億円の1年間の予定利息は幾らなんですか。 89 ◯羽佐古財政課長 当座貸越契約における利率は2段階ございますけれども、一方で預託もしておりますので、その預託の範囲内でのいわゆる見合いという部分については、今、低金利ということもございまして0.02%。それからその見合いを超える分については0.3%ということで契約をしております。  以上でございます。 90 ◯深堀義昭委員 別に高くはないけれども、取り崩せと言えばまた会計帳簿上問題があるんだろうし、預託は預託でし、今のところ財源はあるんですよね。全部事業が終わってしまえばどうなるか、預託金額ががたっと下がっていくわけですから、文句を言うつもりはないけれども、あるお金を少し有効に使う方法を、ずっと過去の先輩たちが怒られながら380億円を減らして、そして、あなたたちが議会にもかけずに借金のでくっけん、好いたことをしよっとたいなって言われた歴史もあるんですが、そういうような形の中から200億円で、100億円についてはよくできていると思うんです。ただ、国民健康保険事業特別会計の100億円については、これはそう急に出てきて準備費が足らないという形は起こらないんで、それ余り借りるというせっぱ詰まった状況はなくて、参考までの予備的な資金と私は捉えるんですが、どうなんですか。 91 ◯羽佐古財政課長 ご指摘のとおり、別に国保会計の分でお金が足りる足りないとかいうことではございませんで、長崎市全部で10以上の会計を持っておりますけれども、お金に色はついていませんから、その分を便宜上、一般会計と国保のほうで一時借入金を計上させていただいているというところでございます。  それから、あと、先ほどありましたこの一時借入金の分については、当然に予算化をしておりまして、歳出の第12款の公債費のほうに予算は含まっております。  その分を予算説明書のほうではご説明することができないのですが、この総括説明資料の8ページをごらんいただいてよろしいでしょうか。こちらに公債費の推移という表をつけてございますけれども、この上段の表の中ほど、一時借入金等利子ということで、令和2年度で申しますと54万6,000円を一時借入金の支払い分として予算化をさせていただいているところでございます。  説明は以上でございます。 92 ◯深堀義昭委員 今の質問、申しわけないと思うんだけれども、説明が通過してしまった、使うか使わないかっていうというのが、ただ、委員が交代をして、新しい委員は1人しかいらっしゃらないんで、ずっと一緒の人が座っとってわかっていればいいんだけれども、ある程度、重点的に説明をされたと思うんですけれど、根本的になるところ、そして、これことしの場合には一時借入金が少ないということもあって、過去の経過も含めた形で理解をしてもらいながら、またふえる可能性があるんですよね。今の状況だったら、ドルが106円ぐらいになっているし、株が2万円を割っているというような状況が、それが全て収入減っていうのが出てきていますから、どこかで一般財源相当についてもいろいろ社会不安が出てくるだろうと思いますから、それはそれでいいんだけどね。わかりました。ありがとうございました。 93 ◯中里泰則委員長 今いろんな質問も出されて、それの答弁の準備もしていますから、再開を午後1時からということでよろしいですか。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。再開を午後1時からといたします。           =休憩 午前11時52分=           =再開 午後1時1分= 94 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  歳入の審査を再開いたします。  先ほど、後ほど答弁することになっておりました事項について、理事者の答弁を求めます。 95 ◯羽佐古財政課長 午前中の歳入の審査において私どもが答弁できなかった部分が数点ございましたので、その分で答弁をさせていただきたいと思います。  まず、1点目、第14款の分担金及び負担金のところでご質問がございましたもみじ谷葬斎場の他市町の負担金についてということでございます。こちらにつきましては、対象は、時津町、長与町の2町ということになってございまして、その負担の状況については、火葬場の運営費、それから人件費、あと施設整備をする場合は地方債を含めたところでの施設整備の決算額をもとに、長崎市、それから今申しました2町、3市町の利用者数で案分した額を各町から負担をしていただいているということで、この時津町、長与町の負担率については100%いただいているという状況でございます。  次に、2点目でございますが、第17款の県支出金のところでご質問がございました認定こども園に係る許認可についてという部分でございます。こちらは保育所と幼稚園型の認定こども園を除く認可については市の事務、それから幼稚園と幼稚園型の認定こども園に係る認可は県の事務ということで、先ほど県のほうから権限が移譲されているのではないかというご質問がございましたけれども、そういった意味ではこれは平成27年度に開始されました子ども・子育て支援新制度に基づいて、認定こども園の分については最初から市の事務ということで行っておりますので、こちらの県支出金の負担については、そういった権限移譲に係るものではないというものでございます。  それから、3点目、第22款の諸収入のところでご質問がございました商工業振興資金貸付金、また、農業振興資金貸付金についての回収率というご質問がございました。こちらの両資金については、この事業の仕組みが長崎市が金融機関に資金を預託しまして、その資金を元手に金融機関がそれぞれの貸し付け先に貸し付けをして回収をしていただくと、そういうスキームで事業を行っております。したがいまして、まず、回収率の高い低いにかかわらず市が預託した資金については全額金融機関から市のほうに返済されるという点がございます。また、直接的にご質問がありました金融機関側の回収率という部分については、民民の取引ということで、市のほうではその回収率については承知をしていないという状況でございます。  それから、もう1点、長崎大水害のときの貸付金の今の回収状況がどうなっているかというお尋ねがございました。こちらにつきましては、長崎大水害、それから昭和62年の台風12号、それから平成3年の台風19号という大きな災害を機に総額としましては11億1,920万円、件数で申しますと1,126件の貸し付けを行っておりまして、それぞれこれは償還期限が10年ということでございますから、全てもう償還期限を切れているという時期まで来ておりますが、ただいまの回収率は98.2%ということで、現在、約1,900万円、33件の分についてまだ貸し付け先の諸事情、生活の困窮とか、そういったものによって分割納付をしていただきながら返済をいただいているという状況でございます。  説明は以上でございます。 96 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。よろしいでしょうか。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時6分=           =再開 午後1時8分= 97 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」の総括質疑を行います。 98 ◯井上重久委員 令和2年度当初予算の予算要求査定状況一覧表の関係です。1ページの査定理由の分類がA、B、C、D、Eとあります。それで、2ページ目に予算要求の査定状況総括表っていうのがありまして、Aの区分が1,431件、Bの区分が22件とCの区分が1件というようなことで、今回、事業が予算化をされて提案をされとると。そこで、Cの関係1件、Bの項目22件調べてみたんですよ。そしたら、これはDとEはもうないというのはわかるんですけれども、ここら辺で査定する段階のいわゆる理事者、ここにお集まりの課長でも部長でも政策監でもよかとばってん、私は十分なチェックがこれは果たされていないんじゃないかなという気がするわけね。そこら辺を少し教えていただければと思います。 99 ◯羽佐古財政課長 ご指摘の予算要求・査定状況の総括表のところでBの事業内容及び積算内容の精査により所要額を減額したものが22件、それからCの事業実施に向けての課題等の問題から補正検討として見送ったものが1件ということで、そのチェック機能というところでございますけれども、こちらにつきましては、1つは予算編成の枠組みとしまして、私どもはやはり限りある財源で予算を編成しなければいけないということがございますが、令和2年度の分については、令和元年度のゼロベースでシーリングをかけております。その分に加えまして、事業のスクラップをすると。スクラップ・アンド・ビルドということは過去から申してきておりますけれども、そのスクラップ・アンド・ビルドを制度として徹底するという観点から、これは令和元年度から各部局のほうに義務づけをしているところなんですが、事業のスクラップをするのを任意に任せるのではなくて、ノルマと申しますか、これだけスクラップの検討をしてくださいという数を各部局のほうに課して、事業も固定化させないと、常に見直しをして流動化させていくといったことで予算編成に取り組んだ結果、自主的な取り組み、それから予算を枠内におさめるという意識が庁内の各部局のほうにもかなり浸透してきているのではないかと考えておりまして、結果的に申しますと、先ほどのBが22件、Cが1件というような、見た感じは少ないかなと感じられるとは思うんですけれども、そういった予算編成の結果になっているというところでございます。  以上でございます。 100 ◯井上重久委員 結果は結果としていいんですが、先日の市長の施政方針の中でもスクラップ・アンド・ビルド、それから優先順位をつけてやります、あるいはゼロ予算ベースでやるのもありますと。そういう意味で、ここで、令和2年度「創造」・「挑戦」事業一覧表の中にも、参考までにこういう書き方で提示がされています。  私は本当に行政でせんばいかん部分、あるいは民間でせんばいかん部分、今回違和感が1つございまして、交通安全対策費の中で65歳以上の講習をやろうかという案件があったと。その中で、自分は民間の立場で違和感を感じたというのは、交通安全の高齢者の分についてはやはり警察が中心になり、あるいは県の公安委員会が中心になり、あるいは交通安全協会が中心になって、その中で協議をして、いや長崎市も加勢をしてくださいよという流れの中での予算化やったら私は何の問題なかとばってん例えば職員の提案、あるいはチームの提案がそのまま予算査定の中で素通りしているんじゃなかかと。これがあったもんやけん、質問して聞いてみました。そこら辺の提案の仕方、あるいは継続事業、新規事業。新規事業の特に査定の関係ですよね。そこら辺はどういう視点を含めてやられているのかというのをお尋ねします。 101 ◯片岡企画財政部長 予算編成の考え方といたしましては、世の中行政需要がどんどんふえてまいりますし制度も変わります。そういった中で、過去のものを全てやっているということであれば、これはもう対応できなくなってまいりますので、スクラップしたり、あるいは別の組み方をやることによって同等の効果が生まれるもの、そういったものも含めての予算編成をしていっているというような状況でございます。そういった中で、新しく出てくる仕事、業務につきましては、その業務単体を説明してもらうのではなくて、市が目指すものが何なのかというところをまず説明してもらって、その中で、それを実現するための手段としてこういう予算が必要になるというようなやり方で予算の査定をしていっているという状況でございます。  したがいまして、全ての新規事業等につきましては、そういったところを含めて査定をしながら、あるいは市長にもちゃんと説明しながら予算をつくっていったというのが経過でございます。  以上でございます。 102 ◯井上重久委員 終わりにしますけれども、私そういう違和感を感じたと。そういう行政の中で査定をするときに、あらこれはよかっちゃろかいという疑問をやはり誰かが持っとく必要があるんじゃないかなというのを感じたもんですから、予算編成、あるいは事業を推進する中では、そういう意味での正反対の考え方の意見を取り入れるとか、何かそういうやり方がいいんじゃないかなと思ったもんですけん、ただ、施政方針でよかことばっかり言うですたいね。スクラップ・アンド・ビルド、優先順位をつけて、それでゼロベースで予算枠しなさいとか、そこばするとばってん、少し違和感を感じたもんですけん、今後またそういう査定の段階では十分協議する部分もあると思いますし、チェックする分もあると思いますんで、よろしくお願いしておきたいと思います。  以上です。 103 ◯深堀義昭委員 消防局にお尋ねをいたしますが、時津町、長与町の常備消防費負担金をずっと交渉をしてきたと思います。10年間近く進展したような報告はないだろうと。ただ、片方、今、答弁があったんですが、火葬場については利用者数に乗じたルールをつくっていただいた。それに基づいて協議をした結果としては、100%充当をするというような形で運営をして、今度の当初予算に上がっている火葬場の改修費等についてもそれなりの負担をきちんと。消防局長、退職前にきつい話ですが、経過を説明して後の人に引き継ぎたいと思いますので、今の状況を教えてください。 104 ◯平石消防局長 時津町と長与町の常備消防費負担金の協議の経過でございますけど、まず、平成17年から協議が始まっておりまして、この当時は、長崎市、長与町、時津町広域事務連絡協議会ということで、消防とごみと、それと火葬場も含めて協議を始めさせていただいております。  そういう中で、平成28年からは長崎連携中枢都市圏ビジョンに基づく、長崎広域連携推進協議会のほうに協議の場ができまして、今現在、大きなところではその協議会の場で協議をしていただくようになっておりますが、例えば規約とか協定書を改正したりとか、見直す場合にはこの協議会の中で協議をいただくんですが、毎年の負担金の金額につきましては、消防局の担当レベルで引き続き協議をさせていただいておりまして、年間、予算のときと決算のときと2回して、必要に応じて何回か集まっていただいて協議をさせていただいている状況でございます。  今後ですけど、現在負担をいただいているのが、市民1人当たりに換算すると、長崎市が8,878円に対しまして、長与町が7,408円、時津町が8,047円ということで、まだ市民に納得いただくような平等な金額になっていませんので、今後とも消防局のほうで具体的な金額実現に向けて引き続き粘り強く協議をしてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 105 ◯深堀義昭委員 ありがとうございました。話し合いの場がまた違った形で、広域的にいろいろなことやる。片一方、火葬場については先ほど報告があったんですが、実務的な形ではある程度長崎市民のほうに負担が加重になっていないと。ただ、消防についてはまだその差があるということですから、これはやはり極力、首長同士の話というよりも、底辺でのルールづくり、ある意味で消防がそのようにし、非常事態のときのごみの協定、その他についても協定が結ばれておりますので、残っている問題が、常備消防費負担金というのが残っていますんで、引き続き、後輩の皆さん方については極力努力をされるように強く要請をいたしておきます。  以上。 106 ◯野口達也委員 防災行政無線戸別受信機の配付について、早速、私たち議員のところにもきょう申請書兼確認書が届きました。ただ、やはりこういった文言見とって、避難行動要支援者の皆さんはこれでよかと思うとですよね。ただ、やはり自治会長、それから民生委員、いわゆる消防団のみんなに関しては、この間から危機管理監も言われたことをもうプッシュ的に、地域を守ってもらうためにお願いしますよっていう形で管理してもらうという意味では、こういう文言から見ても、貸与を受けたいのでとか、申請兼確認書ってなっとっけん、やはりそういったところ、確かに市の備品としての貸与やけんが、どこに誰が借りとるというのがわからんばいかんと思っとるけど、それは民生委員なんかは社協を通じて配るとかで、どこの誰々に渡したってわかると思うとですよね。ですから、そこのところはそういった形の中で、当初の補正のときにも危機管理監が言われたことをやはりそういった部分について再度、市としてのお願いという意味を込めた配付をしてもらいたいなと思います。  それが1つと、もう1つは、この中に、多分これと同じごたっとばやっとっとかなと思うとばってん、なお書きのところに、長崎市戸別受信機の無償貸与に関する要綱の規定を遵守し、利用に係る費用は同要綱第7条に基づき、私が負担しますてあっとですよね。ただ、この要綱がこん中に入っとらんとですたいね。だからほかのところにやるとに入っとっとかなと。私たちと全く同じ無償貸与についての案内文と申請兼確認書だけじゃなかとかなという、そういう、この中に、文言に入っとる要綱に基づいて私が負担しますとあるもんやけんさ、こういった部分、きちんと入っとったとかどうかもお尋ねしたいと思います。 107 ◯里危機管理監 1点目の無償貸与の配付の仕方につきましては、先ほどの委員会の中でも、ある程度もうプッシュ型でお配りさせていただくということで、内容的な表現につきましては、また再度精査する必要があるのかなと思っております。  要綱につきましては、添付していたと思うんですけれども、そこら辺は確認したいと思います。  以上です。 108 ◯野口達也委員 ぜひやはり地域のそういった災害とかなんとかのときにどうしてもやはり必要な分になってくると。一番真っ先に現場行かん人たちに貸与するわけですから、ぜひともそこのところしっかりお願いをしておきたいと思います。  以上です。 109 ◯久 八寸志委員 1点確認というか、考え方をお聞きしたいと思うのが、第五次総合計画とか重点プロジェクト等、今回説明を、まず概要というか、お聞きしたんですけれども、最近、SDGsっていう考え方が非常に入ってきております。国からもそういう指針が出てくるかと思うんですが、市としてこの計画とのリンクした考え方っていうのが詳細お聞きしたいなと思います。見解をお願いします。 110 ◯片岡企画財政部長 民間のほうでも今SDGsの取り組み非常に進んでおりますけれども、ある意味SDGsが目指す17の目標といいますのは、相当の部分で市の通常業務の中に重なってきている部分があると考えております。平和の問題であるとか、福祉、保健系の話であるとか、そういったところがかなり重なってきておりますので、今後、第五次総合計画等をつくっていく上ではそこをしっかり見定めて、ほぼほぼ方向性は重なっていくと思いますので、そういった考え方のもとで第五次総合計画はつくってまいりたいと考えております。  以上でございます。 111 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  それでは、総括質疑を終結いたします。  次に、第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はございませんか。 112 ◯内田隆英委員 ただいま議題となっています第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」について、総務委員会に付託された案件について反対の立場から日本共産党の意見を申し上げます。  歳出の多くの部分で市民要望を実現しようとの立場から予算編成をされていることについては同意できるものであります。しかし、一部では、市民の暮らしと相入れない部分があります。  第2款総務費第3項の戸籍住民基本台帳の中で個人番号カード推進事業費が計上されています。これまでこのシステムについては個人のプライバシーを侵害するものであり、制度の廃止を主張してきた立場から認めるわけにいきません。  続いて、第3款民生費第1項社会福祉総務費において同和対策補助金が計上されています。2002年に同和対策終結宣言がされた以降も毎年同和対策として補助金が支出されています。終結宣言が出されている以上、補助金の支出はやめるべきだと主張してきた立場から認めるわけにはいきません。  歳入については、新幹線西九州ルートに関連する予算や出島メッセ長崎に関連する予算が含まれています。これらの予算にはこれまで反対をしている立場から認めるわけにはいきません。  最後に、他の委員会に付託されている部分で、我が党の議員が主張し反対している部分については認めるわけにいきません。  以上、討論とします。 113 ◯井上重久委員 ただいま議題となっております第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」につきまして、本委員会に付託されている部分につきまして賛成の立場から意見を申し上げます。  第2款総務費、広報戦略推進費の関係です。この事業概要につきましては、長崎市のさまざまな政策や計画などが幅広い世代に伝わっていないことなどから広報戦略アドバイザーによる支援、職員の意識改革、人材育成、シティープロモーションの推進など、広報戦略推進費が計上をされております。広報戦略分野は専門的知識、経験を有するものであります。まずは市民との信頼関係を築くために職員の意識改革や人材育成でレベルアップを図るとともに、各担当所管におきましては、広報担当者の継続性を保ちながら、市民にわかりやすい広報周知に努めてほしい。また、シティプロモーションの推進に当たりましては、観光分野、平和分野、水産農林分野など、関係部局との連携、役割分担を行うことが重要であり、マスメディアとの信頼関係を構築し、ともに長崎の魅力を内外に発信してほしいことを要望しておきます。  次に、総務費、企画費の交流の産業化リーディング事業費の関係でございます。この補助金につきましては、平成30年度採択分6件、令和元年度採択分6件の事業評価と反省すべき点を明確にしていただき、交流の産業化につながる取り組みを要請するとともに、令和2年度、令和3年度採択分5件を含めまして、効果的事業を十分に検証していただき、民間でできる事業、行政でできる事業、長崎市版DMO等に委託する事業など、令和4年度の新しい事業に生かしていただくことを要望いたします。  そして、全般的にはさまざまな広報戦略、あるいは重点プロジェクトにおきましては、人口減少あるいは少子高齢化の進展に歯どめをかけるべき、選ばれるまち、あるいはまちの基盤づくりなど、令和元年度より種をまいて花を咲かせて実りを求める、そういう取り組みが進められておりますが、プロジェクト目標達成のためには全庁一丸となるっていうのはこれ当たり前の世界でございます。事業推進のためのいわゆる職員の周知、協力、これがなければ目標到達は非常に厳しいと思いますし、特に縦割り行政の垣根を超えた取り組み、これがまさに重要であります。論議の中で目標を1年前倒しにという要望もさせていただきましたんで、皆様のやる気を持って1年前倒しできるように事業を進めてほしいということ。そして、具体的には、ICT活用業務効率化推進のRPA対象業務拡大、あるいはAI会議録作成システムの導入、ここら辺はチェック体制ときちんとしたヒューマンエラー防止に努めていただいて、市民に後で迷惑かけんごと、これはよろしくお願いをしておきたいと思います。あと細々、消防団の格納庫とか、そういうのはぜひ予算確保に努めていただいて、早期改修することをお願いを申し上げます。  もろもろ言いたいことはいっぱいありますが、この委員会で論議をしました意見、要望、指摘を十分踏まえて賛成といたします。  以上です。 114 ◯中村俊介委員 ただいま議題となっております第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」について、本委員会に付託されている部分について、明政クラブを代表いたしまして賛成の立場でご意見を申し上げます。
     まず、第2款総務費第1項総務管理費第2目広報広聴費、広報戦略推進費についてでありますが、市民との信頼関係をつくる、職員の意識改革、人材育成、市内外に向け長崎のまちの魅力をアピールするプロモーションの推進に取り組んで市役所の広報力の向上を図るというすばらしい目的を掲げられておられます。そしてまた、既存の広報媒体を見直し有効に活用するのであれば、より効果的な情報発信を適切なタイミングで他部署と情報交換など、密に連携をとって市民に対しての情報や広告物の提供に努めていただきたい思います。  そして2点目、第2款総務費第1項総務管理費第7目企画費、交流の産業化リーディング事業費については、過去の採択事業について、今後の質の高い事業推進のためにも、成功失敗にかかわらず、しっかりと検証する必要があるものと考えます。募集テーマを観光客増加に伴う消費拡大に向けた課題解決とするのであれば、民間に補助を出して全て任せるというのではなくて、事業後の検証について、その効果あるいは反省点について市も一緒になって調査研究を行い今後のより効果の高い事業にしていただきたいと思います。  いずれにしましても、今回のこの令和2年度一般会計予算については極力執行残を残さずに、市民生活向上のために速やかな予算の執行、事業の推進に努めていただきたい。  以上を付して賛成の討論といたします。 115 ◯久 八寸志委員 第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」において、公明党を代表して賛成の立場から意見を申し述べたいと思います。  まず、第2款総務費第1項総務管理費第7目企画費、企画推進費の交流の産業化リーディング事業においては、今後のこの補助金のあり方としてスケールアップした交流の可能性を感じるようなリーディング事業を期待したいと思っております。よって、具体的には、もっと金額を増額したような内容の設定をお願いしたいと思います。こういったことの企画をしっかり上げることによって、民間のモチベーションも上がるのではないかと思います。これから長崎が100年に一度と言われるぐらい大きな変化を迎えようとしているときでございますので、ぜひともそういったスケールの大きな発想につながるような取り組みにしてもらいたいと、要望とさせていただきます。  それから、企画費の長崎開港450周年記念事業において、このことについても、今回イベント型の内容でございます。長崎港のこれからの未来を展望したことについて提案をしていきたい、そういった事業かと思いますが、それと同時に、できればこれまでの開港からの大きな大きな大事な歴史にしっかり光を当てていただいて、できればそういったところのしっかりとした資料の積み上げであったり、学芸員の充実であったり、最終的には、例えば長崎開港資料館をつくるぐらいの事業につなげていってもらえればと、これも要望とさせていただきます。  それと、移住支援。これは、ながさきウエルカム推進費においては、移住相談窓口の充実をお願いしたいと思います。できればしっかりとしたお部屋を用意していただいて、伴走型の支援をやっていただきたいと。それと同時に、長崎市が今回最も力を入れている無料職業紹介のこの制度をしっかりと運用するためにも、例えばそこから集めた資料等を情報誌にまとめるとかして移住支援のパンフレットをつくると同時に、そういった資料も一緒になってチラシ等で配布するとか、いろいろ工夫をもっとしていただいて、長崎において、この就労支援においてはどこの都市にも負けないと、熱心にやって、お願いすると必ず就職が決まるというぐらいのそういった就労支援の体制をぜひとも構築をお願いしたいと思います。  それと、最後に、避難所のあり方で、第4目災害対策費、避難所整備事業費でございますが、今回、拠点避難所の備蓄品において、発電機の備蓄っていうのもあるかと思います。実はガソリンとLPガスの併用したものが今発電機で出てきておりまして、LPガスだと実際、備蓄が5年、10年可能でございます。また、連続した72時間の対応もできる発電機も出てきていると聞いております。ぜひとも備蓄品においては、そういった部分でもしっかりと研究をしていただいて取り組みをお願いしたい。また、多目的トイレの内容の標準化、オストメイトであったり、またおむつがえシートのベンチ式シート等の標準化をぜひとも目指していただきたいと思います。オストメイトにおいてはお金がかかりますので、例えば前広便座を導入するとか、そういった改善提案を持ちながら進めてもらいたいと思います。  今回の事業においては、新型コロナウイルスの影響により事業自体にいろんな影響がもしかすると今後出てくるかもしれません。市民生活に直結した影響も十分考慮していただいて、あらゆる面において臨機応変に対応をお願いしたいと思います。  以上の意見を述べて賛成討論とさせていただきます。 116 ◯深堀義昭委員 第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」について賛成の立場で意見を申し上げます。  社会資本整備総合交付金、過疎債、それにいろいろな形でよく勉強されて立案をされた予算を計上されております。3割自治としては、そうせざるを得ない根本的な予算編成であろうと思いますが、目の前にある基金の豊かさを背景にじゃなしに、交付金も減らされる、過疎債もつかない、県の補助金も少なくなる、そういうことが想定をされる今日の経済状況下にあります。これは新型コロナウイルスの対策、きょう提案をされましたが、後で審議をいたしますけれども、1億円の予備費の資金を提案をされております。しかしながら、今まですばらしい文章での配付物の検討をしてまいりました。全く反省の上に立った、積み上げられた議論っていうのがなしに、将来に向けた試験的な段階にあるものが数多く見られます。どうか提案をされた5カ年、10カ年にわたる事業が絵に描いた餅にならないように、若い職員、中年の職員はどうでもいいんです、若い職員が理解をし、自分たちの発想で先輩がつくってくれた素案をたたき台として長崎市の発展のために努力させていただけるような職場雰囲気をつくっていただきたい。これがまず第1点目の私の要望であります。  それに、2点目につきましては、今職員の皆さん方が100年に1回の体験をする元年だというような発言が数多く聞かれます。どうか若い職員の皆さん方が退職する寸前に、私たちがかかわり合いを持った事業はこういうふうに若い次の世代につなげていける仕事をさせてもらった、本当市役所に就職してよかった、私の生きがいですと後輩に胸を張ってバトンタッチができるような職場雰囲気をつくっていただきたい。心からお願いをし、来年度執行の予算に厳しい目を向けて、決算に向けた対策を考えていきたいと思いますので、その点について十分に心にとめていただいて、予算の執行、仕事の管理体制を充実させる、そういう形に努力をしていただくことを強く期待を申し上げまして、今議案に賛成するものであります。 117 ◯中里泰則委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会への付託された部分について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 118 ◯中里泰則委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  ここで、3月末をもちまして勇退される部長級の職員の方がいらっしゃいますので、ご紹介をいたします。        〔退職者挨拶〕 〔審査日程について協議した結果、あす予定して いる第68号以降の審査を順次本日の日程に繰り上 げることに決定した。〕 119 ◯中里泰則委員長 理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時50分=           =再開 午後2時1分= 120 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題とします。 〔審査の方法について協議した結果、まず、総括 説明を受けた後、歳出、歳入の順に審査を行い、 その後、総括質疑、討論・採決を行うことに決定 した。また、審査の順序については、「審査早見 表」のとおり進めることに決定した。〕 121 ◯中里泰則委員長 それでは、総括説明に入ります。  理事者の総括説明を求めます。 122 ◯片岡企画財政部長 第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」につきまして、企画財政部より提出しております補正予算総括説明資料によりご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、令和元年度各会計別予算額調によりまして総括的にご説明させていただきます。  表の中ほどの列にございます補正額の欄に記載しておりますとおり、一般会計で11億8,748万2,000円の増額補正となってございます。また、表の一番上の合計の欄に記載しておりますとおり、補正後の一般会計の予算額は2,214億8,913万4,000円、全会計の予算総額は3,767億4,559万1,000円となり、表の一番右側に参考として記載しておりますが、前年度同期と比較いたしますと、一般会計で0.3%の減、全会計では2.3%の減となってございます。  なお、資料の2ページには一般会計歳入予算額調を、また、資料の3ページには一般会計性質別予算額調を掲載しておりますのでご参照いただきたいと存じます。  資料の4ページをお開きください。次に、補正予算の内容につきまして、令和元年度2月追加補正予算(第8号)についてによりご説明させていただきます。資料の上段には、今回の補正予算をその内容ごとに1.国の補正予算に係るもの及び2.その他の2種類に分類した表を掲載してございます。  資料の中ほどをごらんいただきたいと存じます。一般会計における補正予算の内容といたしましては、まず、1.国の補正予算に係るものといたしまして11億7,848万2,000円を計上しております。これは国の1次補正に伴う国庫補助金に係るもので新たに国から内示があった事業を計上しております。次に、2.その他といたしまして、稲佐山公園の指定管理に係る損害賠償請求事件和解金について900万円を計上しております。  続きまして、一般会計における継続費につきまして、国の補正予算に伴い新たに国から内示があった伊良林小校舎等改築に係る小学校整備事業の年割額の変更を計上しておりまして、繰越明許費につきましても農業用施設維持管理費など13件を計上しております。  資料5ページから6ページには補正予算の主な内容につきまして記載しておりますのでご参照いただきたいと存じます。  それから、資料の7ページから9ページにかけましては一般会計補正予算の歳入の項目ごとの充当事業一覧表を掲載しておりますが、こちらにつきましては歳入審査の際にご説明させていただきたいと存じます。  資料10ページ及び11ページをお開きいただきたいと存じます。ここには令和元年度各基金別現在高の状況といたしまして、基金の積み立て、取り崩し、現在高等についてそれぞれの基金ごとに記載してございます。  11ページの中ほどに小さい四角囲みで記載しておりますが、一般会計における今回補正の基金の取り崩しを記載しておりまして、財政調整基金を今回補正の所要一般財源として465万円取り崩すものでございます。こちらにつきましても歳入の審査の際にご説明させていただきたいと存じます。  総括説明は以上でございます。 123 ◯中里泰則委員長 質疑につきましては、総括質疑の中で行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時6分=           =再開 午後2時7分= 124 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、歳出の審査に入ります。  第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 125 ◯大串中央総合事務所長 第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、中央総合事務所所管分についてご説明いたします。  議案書は22ページ及び23ページをお開きください。第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費第1目戸籍住民基本台帳費の個人番号カード推進事業費において、マイナンバー制度に係る国の1次補正が成立したことに伴い1,588万2,000円を計上するものでございます。  詳細につきましては、中央総合事務所提出の委員会資料に基づき中央地域センター所長のほうから説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 126 ◯藤田中央地域センター所長 中央総合事務所提出の委員会資料に基づきましてご説明いたします。委員会資料の1ページ、個人番号カード推進事業費についてご説明いたします。  1.概要に記載のとおり、国の1号補正予算が成立したことに伴い、マイナンバーカードの発行体制等の整備強化が図られ、マイナンバーカード作成等を委任している地方公共団体情報システム機構、通称J-LISに負担する令和元年度交付金の上限見込み額が新たに示されたため、所要経費を計上するものでございます。この交付金は全国の自治体が通知カード・個人番号カード関連事務を地方公共団体情報システム機構に委任し、その事務に要する費用相当額を各自治体の人口割合に応じて支払うものでございます。2.事業内容でございますが、今回新たに示された交付金の上限見込み額は1億861万5,000円でございまして、当初予算で計上しておりました9,273万3,000円との差額であります1,588万2,000円を補正額として計上しております。3.財源内訳に記載しておりますとおり、全額国庫補助でございます。  2ページに参考といたしまして、マイナンバーカードの事務処理状況を記載しております。資料の下段3.長崎市におけるマイナンバーカード交付実績をごらんください。国家公務員及び地方公務員等について、令和元年度内にマイナンバーカードの一斉取得が推進されたことなどにより、昨年の11月以降、マイナンバーカードの交付数が伸びております。  説明は以上です。よろしくお願いします。 127 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時10分=           =再開 午後2時10分= 128 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、歳入の審査に入ります。  なお、歳入につきましては、各款ごとに審査をしたいと思います。  まず、第15款国庫支出金について、理事者の説明を求めます。 129 ◯羽佐古財政課長 それでは、第15款国庫支出金についてご説明いたします。予算説明書は16ページから17ページの一番上、あわせまして、補正予算総括説明資料の7ページをごらんください。第15款国庫支出金3億8,371万8,000円につきましては、いずれも今回補正予算の特定財源でございます。第15款国庫支出金第2項国庫補助金第1目総務費国庫補助金、第2節戸籍住民基本台帳費補助金1,588万2,000円につきましては、個人番号カード推進事業費に係るものでございます。次に、第4目農林水産業費国庫補助金、第2節農業費補助金360万円につきましては、農業用施設維持管理費に係るものでございます。また、第6目土木費国庫補助金第2節道路橋りょう費補助金2,491万5,000円のうち、説明欄1.道路橋りょう新設改良費補助金2,106万5,000円につきましては、道路新設改良事業費の道路構造物等補強に係るものでございます。次に、説明欄の2.交通安全施設費補助金385万円につきましては、交通安全施設整備事業費の園児等移動経路緊急安全対策に係るものでございます。次に、第3節河川海岸費補助金500万円につきましては、海岸保全事業費に係るものでございます。また、第4節都市計画費補助金2億3,333万3,000円につきましては、市街地再開発事業に係るものでございます。最後に、第8目教育費国庫補助金第2節小学校費補助金4,739万5,000円につきましては、小学校整備事業費に係るものでございます。また、第3節中学校費補助金5,359万3,000円につきましては、中学校整備事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 130 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第16款県支出金について、理事者の説明を求めます。 131 ◯羽佐古財政課長 第16款県支出金についてご説明いたします。  予算説明書は16ページから17ページの一番下、総括説明資料は7ページの一番下のほうをお願いいたします。第16款県支出金8,921万1,000円につきましては、いずれも今回補正予算の特定財源でございます。  第16款県支出金第2項県補助金第6目土木費県補助金第3節都市計画費補助金8,921万1,000円につきましては、市街地再開発事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 132 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第19款繰入金について、理事者の説明を求めます。 133 ◯羽佐古財政課長 次に、第19款繰入金についてご説明いたします。  予算説明書は18ページから19ページの1段目をごらんください。第19款繰入金465万円につきましては、今回補正の所要一般財源でございます。  第19款繰入金第2項基金繰入金第1目財政調整基金繰入金第1節財政調整基金繰入金465万円につきましては、今回補正の所要一般財源として繰り入れるものでございます。  説明は以上でございます。 134 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第21款諸収入について、理事者の説明を求めます。 135 ◯羽佐古財政課長 第21款諸収入についてご説明いたします。予算説明書は18ページから19ページの2段目、あわせまして、総括説明資料は8ページの1段目をお願いいたします。第21款諸収入3,000円につきましては、今回補正予算の特定財源でございます。第21款諸収入第5項雑入第3目雑入第6節保険料個人負担金3,000円につきましては、小学校整備事業費及び中学校整備事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 136 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第22款市債について、理事者の説明を求めます。 137 ◯羽佐古財政課長 それでは、第22款市債についてご説明いたします。  予算説明書は18ページから19ページの3段目、総括説明資料は8ページの2段目をお願いいたします。第22款市債7億990万円のうち7億340万円につきましては、今回補正予算の特定財源であり、それぞれの事業ごとに国庫及び県支出金並びにその他の特定財源があるものはそれを差し引いた残りの経費に、特定財源がないものは当該事業費にそれぞれの起債メニューの充当率を掛けて計上しております。また、差額の650万円につきましては今回補正の所要一般財源として計上するものでございます。
     まず、特定財源からご説明いたします。第22款市債第1項市債第4目農林水産業債第3節水産業債、説明欄の1.県施行事業費負担債1億7,250万円につきましては、水産業費負担金の漁港事業費に係るものでございます。次に、第6目土木債第1節道路橋りょう債2,100万円のうち、説明欄の1.道路橋りょう新設改良債1,720万円につきましては、道路新設改良事業費の道路構造物等補強に係るものでございます。次に、説明欄の2.交通安全施設債380万円につきましては、交通安全施設整備事業費の園児等移動経路緊急安全対策に係るものでございます。  次に、第2節河川海岸債2,900万円のうち、説明欄の1.海岸保全費500万円につきましては、海岸保全事業費に係るものでございます。次に、説明欄の2.県施行事業費負担債2,400万円につきましては、河川海岸費負担金の急傾斜地崩壊対策事業費に係るものでございます。次に、第4節都市計画債1億4,800万円のうち、説明欄の1.都市開発債1億4,230万円につきましては、市街地再開発事業費に係るものでございます。また、第8目教育債第1節小学校債1億5,920万円につきましては、小学校整備事業費に係るものでございます。  予算説明書は20ページから21ページ、総括説明資料は9ページをごらんください。次に、第5節中学校債1億7,940万円につきましては、中学校整備事業費に係るものでございます。  これまでが今回の補正予算における歳出に対して財源充当している地方債になりますが、次に、歳入のみの補正予算を計上しているものについて説明させていただきます。  予算説明書の18ページ、19ページをお願いいたします。第6目土木債第3節港湾債80万円及び第4節都市計画債、説明欄の2.県施行事業費負担債570万円につきましては、起債メニューの変更に伴いまして起債額を増額する必要があるため、歳入のみ補正予算を計上するものでございます。  説明は以上でございます。 138 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時19分=           =再開 午後2時20分= 139 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する総括質疑を行います。何かございませんか。  総括質疑を終結いたします。  次に、第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見ございませんか。 140 ◯内田隆英委員 ただいま議題となっております第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」については反対の立場から意見を申し上げます。  本予算には、園児等移動経路緊急安全対策費や急傾斜地崩壊対策事業費など、市民の安全安心にかかわる予算が提案され、同意できるものでありますが、一方、戸籍住民基本台帳費の中で、個人番号カード推進事業費が含まれております。この個人番号カード推進については、私ども反対の立場を貫いておりますので、この個人番号カード推進事業費が含まれている予算には賛成することができません。  以上です。 141 ◯中里泰則委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 142 ◯中里泰則委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時22分=           =再開 午後2時23分= 143 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査の方法について協議した結果、まず、総括 説明を受けた後、歳入の審査を行い、その後、総 括質疑、討論・採決を行うことに決定した。また、 審査の順序については、「審査早見表」のとおり 進めることに決定した。〕 144 ◯中里泰則委員長 それでは、総括説明に入ります。  理事者の総括説明を求めます。 145 ◯片岡企画財政部長 それでは、第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」につきまして、企画財政部より提出しております補正予算総括説明資料によりご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、令和2年度各会計別予算額調によりまして、総括的にご説明させていただきます。表の中ほどの列にございます補正額の欄に記載しておりますとおり、一般会計で10億8,260万円の減額補正となっております。また、表の一番上の合計の欄に記載しておりますとおり、補正後の一般会計の予算額は2,249億2,740万円、全会計の予算総額は3,773億221万3,000円となり、表の一番右側に参考として記載しておりますが、前年度同期と比較いたしますと一般会計で4.5%の増、全会計では2.8%の増となっております。  なお、資料の2ページには一般会計歳入予算額調を、資料の3ページには一般会計性質別予算額調を掲載しておりますのでご参照いただきたいと存じます。  資料の4ページをお開きいただきたいと存じます。次に、補正予算の内容につきまして、令和2年度2月追加補正予算(第1号)についてによりご説明させていただきます。資料の中ほどをごらんいただきたいと存じます。一般会計における補正予算について1.国の補正予算に係るものといたしまして10億8,260万円の減額を計上しております。これは国の1次補正に伴い、令和2年度当初予算から令和元年度一般会計補正予算(第8号)に前倒しした事業について令和2年度予算を減額するものでございます。  資料の5ページには補正予算の主な内容につきまして記載しておりますのでご参照いただきたいと存じます。  また、資料の6ページから7ページにかけましては、一般会計補正予算の歳入の項目ごとの充当事業一覧表を掲載しておりますが、こちらにつきましては歳入の審査の際にご説明させていただきたいと存じます。  総括説明は以上でございます。 146 ◯中里泰則委員長 質疑につきましては、総括質疑の中で行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  次に、歳入の審査に入ります。  なお、歳入につきましては各款ごとに審査したいと思います。  まず、第12款地方交付税について、理事者の説明を求めます。 147 ◯羽佐古財政課長 それでは、第12款地方交付税についてご説明いたします。  予算説明書は12ページ、13ページの1段目をごらんください。第12款地方交付税第1項地方交付税第1目地方交付税の第1節地方交付税、説明欄の1.普通交付税1億136万9,000円の減額につきましては、今回補正の所要一般財源として計上するものでございます。なお、普通交付税につきましては年間の交付額を332億8,000万円と見込んでおりますが、5億円を今後の補正予算の財源として留保し当初予算に327億8,000万円を計上しております。今回補正予算計上の1億136万9,000円の減額と合わせまして326億7,863万1,000円が計上済みとなりますので、今後の補正予算の財源としての留保額は6億136万9,000円となるものでございます。  説明は以上でございます。 148 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第16款国庫支出金について、理事者の説明を求めます。 149 ◯羽佐古財政課長 第16款国庫支出金についてご説明いたします。  予算説明書は12ページから13ページの2段目、総括説明資料は6ページの1段目をごらんください。第15款国庫支出金3億3,711万7,000円につきましては、いずれも今回補正予算の特定財源でございます。第16款国庫支出金第2項国庫補助金第4目農林水産業費国庫補助金第2節農業費補助金360万円の減額につきましては、農業用施設維持管理費に係るものでございます。次に、第6目土木費国庫補助金第4節都市計画費補助金2億3,333万3,000円の減額につきましては、市街地再開発事業に係るものでございます。次に、第8目教育費国庫補助金第2節小学校費補助金4,659万1,000円の減額につきましては、小学校整備事業費に係るものでございます。また、第3節中学校費補助金5,359万3,000円の減額につきましては、中学校整備事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 150 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第17款県支出金について、理事者の説明を求めます。 151 ◯羽佐古財政課長 第17款県支出金についてご説明いたします。  予算説明書は12ページから13ページの一番下、総括説明資料は6ページの2段目をごらんください。第17款県支出金8,921万1,000円の減額につきましては今回補正予算の特定財源でございます。第17款県支出金第2項県補助金第6目土木費県補助金第3節都市計画費補助金8,921万1,000円の減額につきましては、市街地再開発事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 152 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第22款諸収入について、理事者の説明を求めます。 153 ◯羽佐古財政課長 第22款諸収入についてご説明いたします。  予算説明書は14ページから15ページの一番上、総括説明資料は6ページの3段目をごらんください。第22款諸収入3,000円の減額につきましては、今回補正予算の特定財源でございます。第22款諸収入第5項雑入第3目雑入第6節保険料個人負担金3,000円の減額につきましては、小学校整備事業費及び中学校整備事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 154 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第23款市債について、理事者の説明を求めます。 155 ◯羽佐古財政課長 第23款市債についてご説明いたします。  予算説明書は14ページから15ページの2段目、総括説明資料は6ページの一番下のほうをお願いいたします。第23款市債5億5,490万円の減額につきましては、いずれも今回補正予算の特定財源でございまして、それぞれの事業ごとに国庫及び県支出金並びにその他の特定財源があるものは、それを差し引いた残りの経費に、特定財源がないものは当該事業費にそれぞれの起債メニューの充当率を掛けて計上しております。  第23款市債第1項市債第4目農林水産業債第3節水産業債、説明欄の1.県施行事業費負担債1億7,250万円の減額につきましては、水産業費負担金の漁港事業費に係るものでございます。  総括説明資料は7ページをごらんください。次に、第6目土木債第4節都市計画債1億2,800万円の減額につきましては市街地再開発事業費に係るものでございます。次に、第8目教育債第1節小学校債1億1,990万円の減額につきましては小学校整備事業費に係るものでございます。また、第2節中学校債1億3,450万円の減額につきましては中学校整備事業費に係るものでございます。  説明は以上でございます。 156 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  それでは、次に、第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する総括質疑を行います。何かございませんか。  総括質疑を終結いたします。  次に、第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 157 ◯中里泰則委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時33分=           =再開 午後2時34分= 158 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第72号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査の方法について協議した結果、まず、総括 説明を受けた後、歳出、歳入の順に審査を行い、 その後、総括質疑、討論・採決を行うことに決定 した。また、審査の順序については、「審査早見 表」のとおり進めることに決定した。〕 159 ◯中里泰則委員長 それでは、総括説明に入ります。  理事者の総括説明を求めます。 160 ◯片岡企画財政部長 第72号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」につきまして、企画財政部より提出しております補正予算総括説明資料によりご説明させていただきます。
     資料1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、令和2年度各会計別予算額調によりましてご説明させていただきます。表の中ほどの列にございます補正額の欄に記載しておりますとおり、一般会計で1億円の増額補正となっております。また、表の一番上の合計の欄に記載しておりますとおり、補正後の一般会計の予算額は2,250億2,740万円、全会計の予算総額は3,774億221万3,000円となり、表の一番右側に参考として記載しておりますが、前年度同期と比較いたしますと、一般会計で4.6%の増、全会計では2.8%の増となっております。  なお、資料の2ページには一般会計歳入予算額調を、資料の3ページには一般会計性質別予算額調を掲載しておりますのでご参照いただきたいと存じます。  資料の5ページをお開きいただきたいと思います。次に、補正予算の内容につきまして、令和2年度2月追加補正予算(第2号)についてによりご説明させていただきます。今回の追加補正につきましては、1に記載のとおり新型コロナウイルス感染症対策について、今後の国の緊急対応策も含め状況の変化に合わせた迅速な対応が求められることから、予備費を増額補正しようとするものでございます。また、2.補正予算の内容に記載のとおり、当初予算において6,000万円計上しております一般会計予算の予備費を1億円増額しようとするものでございます。  資料の6ページ及び7ページをお開きいただきたいと存じます。こちらには、令和2年度各基金別現在高の状況といたしまして、基金の積み立て、取り崩し、現在高等についてそれぞれの基金ごとに記載しております。7ページの中ほどに小さい四角囲みで記載しておりますが、一般会計における今回補正の基金の取り崩しを記載しておりまして、財政調整基金を今回補正の所要一般財源として1億円取り崩すものでございます。こちらにつきましては、歳入の審査の際にご説明させていただきたいと存じます。  総括説明は以上でございます。 161 ◯中里泰則委員長 質疑につきましては、総括質疑の中で行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  次に、歳出の審査に入ります。  第13款予備費第1項予備費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 162 ◯片岡企画財政部長 第72号議案「長崎市一般会計補正予算(第2号)」第13款予備費第1項予備費の概要をご説明させていただきます。  予算に関する説明書の12ページ、13ページをごらんいただきたいと存じます。第1目予備費の補正額は1億円を計上いたしております。  なお、詳細につきましては、企画財政部提出の委員会資料に基づきまして財政課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 163 ◯羽佐古財政課長 それでは、企画財政部提出の委員会資料の1ページをお願いいたします。第13款予備費第1項予備費第1目予備費の補正額は1億円を計上しております。1の概要でございますが、新型コロナウイルス感染症対策について、今後、国の緊急対応策を含め、状況の変化に合わせた迅速な対応が求められることから、予備費を増額補正するものでございます。次に、2の想定される新型コロナウイルス感染症対策についてでございますが、主な内容といたしまして、まず、(1)国の緊急対応策に伴う事業、(2)中小企業者への融資対象の拡大、(3)受付や窓口に設置する消耗品、これは消毒液、マスク等を想定しておりますが、こういったものの購入等でございます。なお、(1)の国の緊急対応策に伴う事業につきましては、ちょうど先日10日にその案が取りまとめられたところでございますが、現段階では国から詳細な情報が得られておりませんので、そういったものが判明次第、適切に対応してまいりたいと考えております。なお、3の財源内訳については記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 164 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 165 ◯深堀義昭委員 保健所長、知り得ている情報だけでいいんですが、現状で、もうそろそろ放課後児童クラブであったり、保育所、幼稚園等のマスク、消毒液、これ消毒液については大変使用者側の指導が悪いっていうか注意はしているんですが、相手が子どもなもんだから下まで何回も押して、使用量が多いんで、持っている量がもう底をつきつつあるんだよな。この対策でそういう国の要請に基づいて開設している事業体が購入しようとしてもなかなか売っていないんだけれども、県と国との間での物品の情報というのが、県を通じていうと国は言っているわけだし、行政のほうは行政で県のほうに進達をしているという状況だろうと思うんですが、どうしても切れたときにはここに行けばこういうふうにあるよっていうような情報等を持たない。 166 ◯本村保健所長 お尋ねいただきました件につきましては、申しわけございません、保健所のほうで詳細については把握してございませんもんですから、担当所管、幼児課等とも情報共有を進めまして、改善を努めさせていただきたいと思います。直接適切なお答えができず、申しわけございません。 167 ◯内田隆英委員 今の説明で、(1)の部分については国の緊急対応策がまだはっきりしとらんから答えられんということで、それいいですけれども、(2)の中小企業者への融資対象の拡大という分については、長崎市の独自な施策というのは出ているんですか。 168 ◯羽佐古財政課長 この中小企業者への融資というものについては、先ほど申しました、きのう政府のほうが取りまとめました第2弾の緊急対応策として、国のほうが政策金融公庫を活用して実質的な無利子貸し付けというところを打ち出しをしましたけれども、こちらの委員会資料に記載ございますのはその分ではなくて、市独自で元来やっている貸付制度の分を指しております。ただ、当初予算で申しますと商工業振興資金でいうと大体6億円程度の枠を今設定をさせていただいているんですが、これが国のそういう貸し付け制度があってもまだそこの対象にならないとか、そこからあぶれる分とかも想定されますので、そういったものが多くそういうニーズがあった場合には、予備費あるいは今後の補正に予算をまた追加で計上させていただいて、もともと市が持っている枠を拡大させていただきたいと考えております。 169 ◯内田隆英委員 わかりました。そしたら、私はこの1億円の予算では、中小企業の現状では恐らく足りんじゃないかなと。もう新型コロナウイルスで全く仕事がないとか、フリーランスなんかもう大変ですもんね。今の状況をそういった点での融資の対象枠、市独自でやはり拡大するとかして足りなければまた補正予算を組むというような今の答弁ですけれども、それを確実にやってもらいたいと。(3)ですけれども、受付、窓口に設置する消耗品、消毒液、マスク等、これはもう本当不足しているわけですよ。これを長崎市が予算立てて購入するっていう、そういうめどはあるんですか、消毒液とマスクを市が言えば購入できるというルートとかいうのは。 170 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後2時45分=           =再開 午後2時47分= 171 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。 172 ◯羽佐古財政課長 こちらの調達のめどについては、先ほど保健所長が申し上げた状況と変わらないですけれども、国の緊急対応策としても、そういった高齢者施設ですとか保育所に対してのそういう消毒液、マスクを調達する際には、それを財政的に援助しましょうという内容が含まれておりますが、ご指摘のように、まずどうやって調達するのかというのが目下の問題事項でございますので、そういったところについては今後しっかり取り組んでいきたいと。ただ、今の段階では具体的なものがあるかと言われますと、ございません。  以上でございます。 173 ◯久 八寸志委員 今、備品の関係で話が出たんですけど、通常の災害とかの場合、協定というのを結んでいるんですが、こういった、要するに感染症とか、そういったときの協定というのは何かあるんでしょうか。 174 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後2時48分=           =再開 午後2時49分= 175 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。 176 ◯田邊市民健康部長 感染症に特化して特に協定というのはございません。  ただ、市内には長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンターが感染症の指定医療機関となっておりますので、それにつきましてはもちろん日ごろからそういうふうな感染症が出た場合どうするかっていう取り決めというか、協議はさせていただいているところでございます。 177 ◯久 八寸志委員 そういったことで、今回もいろいろ形が変わって、位置づけも変わって、国の対応もどんどん変わっていっている。ですから、協定書のあり方もそういった意味では随時対応できるような内容を今後検討するべきではないかなと思います。どうしても必要な方にしっかり届くような体制というのはいつも求められると思いますので、その点もしっかり取り組んでいただければと思います。  以上です。 178 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  次に、歳入の審査に入ります。  第20款繰入金について、理事者の説明を求めます。 179 ◯羽佐古財政課長 第20款繰入金についてご説明いたします。  予算説明書は10ページから11ページをお願いいたします。第20款繰入金第2項基金繰入金第1目財政調整基金繰入金1億円につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る予備費の増額補正における所要一般財源として繰り入れようとするものでございます。  説明は以上でございます。 180 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  次に、第72号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する総括質疑を行います。何かございませんか。  総括質疑を終結いたします。  次に、第72号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第72号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 181 ◯中里泰則委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時51分=           =再開 午後2時52分= 182 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、中央総合事務所所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 183 ◯大串中央総合事務所長 それでは、長崎市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。  これは法令の改正に伴いまして手数料条例を改正する必要が生じているものでございますが、施行期日の関係から、去る3月10日に開催されました議会運営委員会におきまして、あらかじめこの総務委員会で内容を説明させていただいた上で専決処分を行うことについてご了承いただきましたのでご報告するものでございます。  詳細につきましては、お手元の資料に基づき中央地域センター所長のほうから説明させていただきます。 184 ◯藤田中央地域センター所長 本日、中央総合事務所より追加資料として提出させていただいております所管事項調査2)の資料に基づき長崎市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。  資料の1ページをお開きください。1.長崎市手数料条例の一部を改正する条例の概要、(1)改正理由でございますが、昨年5月31日に公布された情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、いわゆるデジタル手続法が一部施行されたことに伴い、個人番号を通知する通知カードが廃止されること及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定による通知カード及び個人番号カード並びに情報提供ネットワークシステムによる特定個人情報の提供等に関する省令の題名が改正されることに伴うものでございます。続きまして、(2)改正内容でございますが、2点ございます。1点目は、通知カードが廃止されることから、手数料条例別表第1第13号に規定している通知カードの再交付手数料の項目を削除するものです。2点目は、同条例別表第1第14号に規定している個人番号カードの再交付手数料で根拠法令として引用している省令の題名が改正されることに伴い所要の整備を行うものでございます。次に、(3)施行期日でございますが、総務省から当該省令を改正予定である旨の事務連絡がありましたので、改正条例の施行日につきましても、同じ令和2年5月25日を予定しております。  2ページ目に長崎市手数料条例新旧対照表を記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 185 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対してご質問等ございませんか。  以上で中央総合事務所所管事項調査を終了いたします。  理事者退席のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時56分=           =再開 午後2時57分= 186 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。 〔行政視察について協議した結果、2班編成とし、 本件に関する理事者の同行については派遣依頼を 行うことに決定した。〕 187 ◯中里泰則委員長 以上で、本委員会の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして、総務委員会を散会いたします。           =散会 午後3時3分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。           総務委員長 中里 泰則 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...