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  1. 長崎市議会 2020-03-10
    2020-03-10 長崎市:令和2年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時57分= ◯筒井正興委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  本日は12時30分から議会運営委員会が開催されますので、審査の途中でありましても12時には休憩に入りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。それでは、議案審査に入ります。  資料要求により中断しておりました第5号議案「長崎市土地取得特別会計補正予算(第1号)」の質疑を再開します。お手元に追加資料を配付しておりますのでご確認をお願いします。よろしいでしょうか。  それでは、資料について理事者の説明を求めます。 2 ◯吉田土木部長 先般の第5号議案「令和元年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第1号)」の審査に当たりまして、私ども十分に説明ができず審査の中断となりましたことにつきまして深くおわびを申し上げます。つきましては、ご指摘をいただきました事項について本日追加資料を提出させていただき、改めて担当課長よりご説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 3 ◯川添用地課長 3月5日の委員会におきまして資料や説明の不足により委員会の進行に支障を来しまして、大変申しわけございませんでした。  前回の委員会におきましては、補正額の対象となる事業について所在地とあわせ資料として提出すること、また上銭座町公共用地についてご質問がありましたので、改めて追加資料に基づき説明をさせていただきます。  では、まず追加資料の1ページをごらんください。表の左から区分、ナンバー、事業名、不動産売払収入に係る当初予算、不動産売払収入に係る決算見込み、さらに決算見込みから当初予算を差し引いた金額を記載しております。そして、一番右端に繰入金の補正額を記入しております。今回補正予算として計上しております不動産売払収入は、右から2番目の列の一番下、1億173万4,000円でございます。また、同じく補正予算として計上しております土地開発基金繰入金はナンバー18の上銭座町公共用地のみ該当しておりますが、一番右端の列の一番下1億1,724万3,000円でございます。また、この2つを合算した金額が歳出の補正額である土地開発基金借入金償還金2億1,897万7,000円となっています。補正額のうち歳入に係る不動産売払収入及び土地開発基金繰入金の内訳についてご説明いたします。  資料左端の区分をごらんください。事業用地と払い下げ地の2つがございます。事業用地に1から17まで各事業を記載しております。その横に不動産売払収入、当初予算1)を記載しております。これは平成30年度以前に土地取得特別会計で取得している事業用地を、令和元年度一般会計予算において買い戻す額として計上しております。また、その右の欄が不動産売払収入決算見込み2)でございます。令和元年度は4億2,177万1,000円と見込んでおりますので、その差額の1億3,927万2,000円について増額補正をお願いするものでございます。次に、払い下げ地でございますが、これは事業用地同様、平成30年度以前に取得した市有地を払い下げるものでございます。ナンバー19をごらんください。令和元年度においては代替予定地として1億868万円を予算計上しておりましたが、162万2,000円の決算見込みとなっております。また、ナンバー18の上銭座町公共用地でございますが、今年度において公売することとなったことから、一般会計に買い戻しを行ったものでございます。よって払い下げ地の決算見込みはナンバー18と19で7,114万2,000円となり、当初予算を差し引いて3,753万8,000円の減となっております。なお、国の指導により事業用地の買い戻しは取得価格、また不用となった土地の払い下げは現在価格で行うこととしております。なお、前回補正の対象となる事業を15事業と申し上げましたが、対象となる事業は資料1ページの右から3列目、不動産売払収入決算見込み2)に金額が記載されている事例の数でございます。  事業の位置図につきましては、2ページから9ページに添付しておりますのでご参照いただきますようお願いいたします。  次に、表の右下、繰入金補正額1億1,724万3,000円でございますが、これは、追加資料1ページ下、欄外米印1に記載しておりますとおり、払い下げを行う上銭座町公共用地の取得金額と現在価格に差が生じることから、その差額を土地開発基金から繰り入れるため補正をお願いするものでございます。  次に、10ページをごらんください。一番最後のページでございます。上銭座町公共用地につきましては平成2年5月に取得し、現在油木町にあります科学館の前身である児童科学館として約6年間活用しておりました。その後、外郭団体への貸し付け等を行っておりましたが、平成24年12月以降においては未活用の土地建物の状態のまま所有しておりました。こうした中、今年度他の未利用地とあわせて利活用について検討を行い、売却することが決定したことから、現在公売の手続を進めているところでございます。  説明は以上でございます。 4 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 5 ◯浅田五郎委員 10ページの上銭座の公共用地の件についてよくわかりましたが、公共から公共の施設を貸し借りというのがどういうふうなものか。それから、民間の団体と貸し借りしているけど、使用料とか家賃だとか部屋料とかなんとか取っていると思うんだけど、それについて説明をください。 6 ◯川添用地課長 まず購入はお金を支払って購入をさせていただいております。買ったところが社会保険診療報酬支払基金というところでございますが……。〔「貸し借りは」と言う者あり〕その後いろんな団体に貸し出しておりますが、これは有償で貸し出しを行っているところでございます。  以上でございます。
    7 ◯浅田五郎委員 幾らで貸しているのかが聞きたかです。有償じゃなからんばそれは貸されんと思うからさ。1カ月幾らで貸しているとか、そういうことを聞きたいわけ。 8 ◯川添用地課長 すみません。ただいま今ここに幾らで貸しているかというのを具体的な数字は持っておりませんが、例えば土地を貸し出す場合、鑑定価格の3%ということで使用料は算出して貸し出ししているところでございます。  以上でございます。 9 ◯浅田五郎委員 課長ね、ここの資料でこう皆さん書いているわけで、児童科学館とかいろいろね。こういう中で民間に貸しているのはどれがどうだということわかるでしょうから。そうしたらそういう場合には3%で貸しているということじゃなくて、1カ月幾らで貸しておりますと、家賃をいただきましたと。それを明快に答えないと説明にならんわけですよ。それを私は言っているわけよ。 10 ◯川添用地課長 大変申しわけございません。記録を確認して、あわせて幾らで貸し付けているかの資料を出させていただきたいと思います。 11 ◯西田実伸委員 私は参考資料は請求しとらんだったけれども、ちょっと文言の確認でよかですかね。10ページの「長崎県ボーリング連盟」ってありますが、これ穴ほがすボーリング、それとも玉を転がすボウリング。 12 ◯川添用地課長 申しわけございません。ボーリングの伸ばすほうはウのほうのボウリングでございまして、競技のボウリングでございます。 13 ◯西田実伸委員 6ページでちょっと。資料が出たので参考までに。下のほうの新庁舎のところの対象物件というのは2つありますが、1つ残っとるとはもしよかったらどがんなっとると。1軒民間の家が残っていますよね。土地取得の関係でそれはどうなっているのかというのと、それと新市役所を建てるときに勤労福祉会館の横とか、ローソンに土地貸しとるでしょう。ああいうのが今どうなっているのか。あれは市の土地なのか、県の土地だっけ、そこの確認だけさせてください。 14 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時10分=           =再開 午前10時11分= 15 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。 16 ◯本庄用地課長補佐 新市庁舎周辺道路、道路改良事業の地権者との交渉ですけれども、現在においてはある程度金額を提示してまとまっているんですが、先方が代替地を要望しているため、その代替地の調整について時間を要しているところです。 17 ◯竹内土木総務課長 勤労福祉会館の土地につきましては財産活用課で所管をしております。すみません、今の段階ではっきり確認はいたしておりませんが、恐らく普通財産で貸し付けているものだと思われます。そこは確認して後ほど回答させていただきます。 18 ◯西田実伸委員 財産活用課のは後でも結構です。ちょっと委員会にそぐわないので。  ただ、もう1つの代替地、先ほどの民間地のほうは市役所を建てるときからここの問題になっていたので、いまだに何も進んでないのかなと思って。もう何年たちますかね。もう2年ぐらいたつので土地取得が全然できていないのかなと思って質問しましたが、見通しはないんですかね。再質問です。 19 ◯本庄用地課長補佐 先ほど申しましたように代替地を所望されていて、今代替地のほうはある程度、当てがある状況ではありますので、後は交渉の中で地権者の方とまだ合意を得るところまでは行っていませんので、そこをもう少しお時間をいただいて交渉しているところです。  以上でございます。 20 ◯永尾春文委員 資料ありがとうございます。私たちは皆さんの予算を、この数字が適正なのかどうかを確認していかなければならないと思っています。ですから、ぜひ今後こういう数字に対しての根拠は示していただきたいと思うわけです。そのことについてお尋ねします。 21 ◯川添用地課長 このたびこういった表をつけずに説明をしてしまいまして大変申しわけございません。今後は内容のわかる、金額の根拠のわかるものを必ず添付して、丁寧な説明をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 22 ◯柿田 正委員 こちらではないんですけど、第5号議案の4ページの繰越明許費についてちょっとお聞きしたいことがあって。繰越明許費の3番と5番と8番で支出が出ているんですけれども、これは第51号議案であったような形で前払い金として支払ったものなのかどうなのか、この内容をちょっと教えていただければと思うんですけれども。 23 ◯本庄用地課長補佐 先ほどのご質問、3番、5番、8番についての金額入っているのは委員おっしゃられたとおり前金を払っている状況です。 24 ◯柿田 正委員 第51号議案の件もありますので、とにかく今回はもう払っているという形であれば、ちゃんと買い取れるような形をやはり保証していかないといけないと思うんです。そちらのほうをよろしくお願いします。  今後ですけれども、こういう前払い金というのはどういう考えになるんでしょうか。 25 ◯川添用地課長 第51号議案にもありましたように、実際に前金をお支払いしても、例えば抵当権を外していただけないということが今回発生いたしましたので、実際に前払い金を支払うときには抵当権の抹消承諾書と引きかえにするなど、必ずこれが履行できるような形を今検討中でございます。新年度から契約するときにはそのような形で、前払い金を支払っても履行されないということがないように、そこは十分やり方を考えて行っていきたいと思います。  以上でございます。 26 ◯柿田 正委員 確実にできるようにどうぞよろしくお願いします。  以上です。 27 ◯筒井正興委員長 浅田委員の、それだけでいいんですかね。〔「資料ばもらう」と言う者あり〕それに関連する質問はないですね。  暫時休憩します。           =休憩 午前10時17分=           =再開 午前10時18分= 28 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。 29 ◯五輪清隆委員 浅田委員からボウリング連盟の貸し出しの金額とか、そこらあたりの質問があっていますけど、現在ここのエリアの関係で駐車場として貸しているんじゃないですか。そうしたら月幾らで貸しているのか、そこもあわせて報告をお願いします。 30 ◯筒井正興委員長 今出ますか、それとも後からになるとかな。 31 ◯川添用地課長 確認をして、あわせてご回答をさせていただきたいと思います。 32 ◯筒井正興委員長 どのぐらいかかりますか。 33 ◯川添用地課長 駐車場は最近のことがございますので、すぐできると思うんですが、ボウリングに関してはちょっと古うございますので、記録がどのようになっているかということで探さないといけませんので、少し時間がかかると思います。 34 ◯筒井正興委員長 その駐車場にしたって時間がどのくらいかかるんですか。すぐ出るとか、それとも10分かかるとか1時間かかるとか。  暫時休憩します。           =休憩 午前10時20分=           =再開 午前10時21分= 35 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。 36 ◯川添用地課長 申しわけございません。駐車場として貸し付けている上銭座の公共用地でございますが、平成30年度決算額で56万4,125円でございます。 37 ◯五輪清隆委員 平成30年度までありまして、ここはいつから貸しているんですか。現在も貸しとるでしょう。答弁の中で、いつから貸しとって、そして今公募になっていますからとか、そういうことで答弁をしてもらって、例えば平成29年だったら幾ら、平成30年度が幾らとか、そういう答弁をお願いします。 38 ◯川添用地課長 すみません。いつからというのはもう1回確認をさせていただきたいと思います。それでその確認等に1時間ほどいただきたいと考えております。 39 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時22分=           =再開 午前10時27分= 40 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  資料の提出まで1時間近くかかるそうですので一旦この審議を中断しまして、次の駐車場事業特別会計に入りたいと思いますのでよろしくお願いします。  次に、第14号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計予算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 41 ◯吉田土木部長 第14号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計予算」についてご説明いたします。  議案書の2ページ及び3ページをお開きください。表の最下段に記載のとおり予算総額は歳入歳出とも5億7,091万1,000円でございます。  議案書の10ページをお開きいただきたいと思います。表の最下段に記載のとおり本年度予算額と前年度予算額とを比較しますと1億2,168万5,000円の増となっております。増の主な理由といたしましては、茂里町地下駐車場の再整備に係る解体及び整備工事、市民会館地下駐車場、松が枝駐車場、松が枝町第2駐車場、平和公園駐車場の改修工事の増などによるものでございます。  議案の詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき土木企画課長からご説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。 42 ◯長瀬土木企画課長 それでは、お手元に配付をさせていただいております委員会資料に基づきご説明をさせていただきたいと思います。  1ページをお開きください。市営駐車場の概要を掲載いたしております。本市の駐車場事業は国際平和観光都市としての道路交通の円滑化と安全で快適な都市環境の形成を図ろうということで、これらの阻害要因でございます路上駐車車両の収容策といたしまして、主要な観光地、公共施設の周辺など、現在7カ所に設置いたしているものでございます。それぞれ駐車場事業特別会計により事業運営を行わさせていただいております。茂里町地下駐車場につきましては、再整備中における代替駐車場といたしまして茂里町仮設駐車場を運営いたしているところでございます。また、この間ご審議いただきましたけれども、令和2年度からは長崎駅西口自動車整理を加え合計8カ所設置するということになります。次に、駐車台数と管理運営の現在の形態でございますけれども、(2)として掲載をいたしております。駐車場ごとに開設の年、収容台数、指定管理者の名前などを掲載いたしております。バスや普通車、そして二輪車を合わせました総収容台数、表の一番下、中央に記載のとおり1,227台となってございます。また、表の右から2列目には平成27年4月1日から令和2年3月31日までの指定管理者の名前、それから令和2年4月1日から令和7年3月31日までの次の指定管理者の名前を掲載いたしておりますので、ご参照いただきたいと思います。  それから、2ページをお開きいただきたいと思います。事業収支についてご説明をさせていただきたいと思います。まず、歳入についてご説明をさせていただきたいと思います。使用料及び手数料でございます。ちょっと字が小さくて申しわけありませんけれども、駐車場使用料及び土地使用料として3,490万3,000円を計上いたしております。前年度に比べて3億3,019万9,000円の減、率にして90.4%という率になってございますけれども、これは令和2年度から指定管理者の利用料金制を導入することに伴い、駐車場使用料を指定管理者の収入とすることに伴う減になります。また、この指定管理者の利用料金制導入により歳出における指定管理委託料も支出する必要がなくなるため、前年度から皆減となってございます。次に、2といたしまして財産収入を掲載いたしております。松山町駐車場などに設置してございます自動販売機の貸付料、建物貸付料355万9,000円を計上させていただいております。次に、3.繰入金でございますけれども、駐車場施設整備基金の利子分2万円を駐車場施設整備基金繰入金として計上させていただいているところでございます。次に、5.諸収入でございますけれども、使用料及び手数料でご説明をいたしました令和2年度から指定管理者の利用料金制を導入することに伴う、指定管理者から受け取る納付金、これが駐車場利用料金受入金として1億8,293万9,000円を計上させていただいております。また、財産収入でご説明をいたしました自動販売機電気使用料など48万9,000円を合わせて計上をいたしてございます。次に、6.市債でございます。3億4,900万円を計上してございます。前年に比べて2億6,930万円の増、率にいたしまして、ちょっと大きいんですけど、337.9%の増となってございます。これは後ほど詳しくご説明をさせていただきたいと思いますけれども、茂里町地下駐車場の解体工事、市民会館地下駐車場、松が枝町、松が枝町第2駐車場、平和公園駐車場の改修などに伴う市債の借り入れでございます。歳入の合計といたしましては表の中ほど、網かけをさせていただいておりますけれども、歳入計(A)の欄に記載のとおり5億7,091万1,000円となってございます。前年度に比べて1億2,168万5,000円の増、率にいたしますと27.1%の増となってございます。次に、歳出についてご説明をさせていただきたいと思います。1番の駐車場費でございますけれども、市営駐車場の修繕などの管理費や支払い消費税等の公課費です。それと駐車場施設整備基金への積立金、そして駐車場施設整備事業費などで5億5,201万4,000円を計上してございます。これは前年に比べて1億1,650万2,000円の増、率にいたしますと26.8%の増となってございます。これは先ほどもちょっと説明をさせていただきましたけれども、茂里町地下駐車場の解体等工事、市民会館地下駐車場、松が枝町、松が枝町第2駐車場、平和公園駐車場の改修などに伴う工事費の増によるものでございます。次に、2といたしまして公債費でございます。これは駐車場の施設整備に要する起債の償還金でございまして、元金と利子を合わせて1,884万7,000円となってございます。前年度に比べて518万3,000円の増、率にいたしますと37.9%の増となってございます。これは松が枝町駐車場の平成28年度の借入の元金償還が開始されることによるものでございます。都合歳出の合計といたしましては表の一番下、網かけ部分の歳出計(B)として記載をしておりますとおり、歳入と同額の5億7,091万1,000円となってございます。前年度に比べると1億2,168万5,000円の増、率にいたしますと27.1%の増になってございます。  次に、3ページをお開きいただきたいと思います。ただいまご説明をさせていただきました事業収支の表を駐車場別に記載をしたものでございますのでご参照をいただきたいと思います。  次に、4ページをお開きいただきたいと思います。これが年度別の市営駐車場の使用料収入と指定管理者への委託料支出の推移でございます。棒グラフの青色が使用料収入、それとオレンジ色が指定管理者への委託料の支出、赤色が収入、支出の差をあらわしてございます。令和2年度の使用料収入につきましては一番右から2番目の青色の棒グラフとなります。利用料金制導入に伴う指定管理者からの利用料金受入金と、直営の茂里町仮設駐車場及び長崎駅西口自動車整理の使用料の合計となっており、2億1,725万4,000円を見込んでございます。また、一番右の赤色の棒グラフと、その隣の青色の棒グラフの間にゼロ円という表示があろうかと思いますけれども、これは令和2年度の指定管理者への委託料支出が利用料金制導入によりゼロになっていることをあらわしております。したがいまして令和2年度は収入の青色の棒グラフが収支差額の赤色の棒グラフと同一の額となってございますので、注意をお願いしたいと思います。  次に、5ページをお開きいただきたいと思います。これは駐車場の起債の元利償還の現在の状況でございまして、各駐車場別の元利償還額とその内訳及びその年度の残高を掲載いたしているところでございます。令和2年度におきましては太線で囲んでおります一番下の段、合計の欄の中段に網かけをいたしていますとおり、元金で申しますと1,817万7,000円を償還し、残額が6億4,004万2,000円となってございます。また、各駐車場の元利償還のピークの年度及び償還の終了年度を表の右側に掲載いたしてございますのでご参照をいただきたいと思います。  次に、6ページをお開きいただきたいと思います。駐車場建設事業債等の元利償還の状況と駐車場全体の単年度の収支状況を示したグラフでございます。棒グラフが償還金の推移、緑色の折れ線グラフが単年度の収支で、単年度収支で見ますと平成27年度に黒字に転換し、それ以降も黒字の見込みとなってございます。  次に、7ページをお開きいただきたいと思います。駐車場施設整備事業費についてご説明をさせていただきます。予算額は3億9,550万円でございます。事業概要でございますけれども本市が管理してございます駐車場について、それぞれの老朽化に伴い施設の整備や更新時期を迎えていることから、安全安心な駐車場機能を確保するために必要な改修工事を実施しようというものでございます。  8ページをお開きいただきたいと思います。各駐車場のそれぞれの事業内容についてご説明申し上げます。市民会館地下駐車場についてでございます。これは駐車場内の側溝が老朽化をしてございますので、改修工事を行おうとする次第でございます。事業費は760万円、施工箇所は地下2階でございます。駐車場の車路に設置してございます側溝で、平面図においては赤色で着色をさせていただいております。あわせて現況写真を掲載いたしておりますのでご参照を賜りたいと思います。財源の内訳でございますけれども、表の一番左側の事業費760万円の財源といたしましては、全額駐車場整備事業債を充てたいと考えてございます。  次に、9ページをお開きいただきたいと思います。平和公園駐車場についてトイレの洋式化工事を昨年度に引き続いて行おうというものでございます。事業費は870万円、施工箇所は地下1階の南側のトイレで、平面図で申しますと赤色で着色をさせていただいている部分でございます。現況の写真及び整備後のイメージ写真を掲載いたしておりますのでご参照いただきたいと思います。財源の内訳でございますけれども、全額駐車場整備事業債を充てたいと考えてございます。  次に、10ページをお開きいただきたいと思います。松が枝町駐車場でございます。地下1階の駐車場内の消火設備における制御盤が老朽化してございますので、これの改修を行おうというものでございます。事業費は1,260万円、施工箇所は地下1階、平面図の赤色で着色をさせていただいている部分でございます。また、現況写真を掲載いたしておりますのでご参照賜りたいと思います。これにつきましても財源の内訳については全額駐車場整備事業債を充てたいと考えてございます。  次に、11ページをお開きいただきたいと思います。松が枝町第2駐車場でございます。ここにつきましてはエレベーター2基を改修させていただくとともに、駐車場の外壁の改修、駐車場の躯体の改修を考えてございます。事業費でございますけれども、エレベーター2基の改修については5,668万6,000円、外壁改修については3,921万2,000円、躯体の改修については710万円を計上いたしてございます。エレベーターの施工箇所は平面図の赤色で着色をさせていただいております。また、その下に現況の写真を掲載いたしておりますのでご参照を賜りたいと思います。  次に、12ページをお開きいただきたいと思います。松が枝町第2駐車場の外壁及び躯体の現況写真を掲載してございます。建築基準法に基づく定期点検の結果、外壁に劣化また変状が見受けられるため、外壁の改修を実施するものでございます。また、躯体の改修につきましては、ひび割れ、鉄筋露出等の変状が生じていることから、改修をあわせて実施するものでございます。事業費、内訳についてでございますけれども、事業費合わせて1億300万円、財源としては全額駐車場整備事業債を充てたいと考えてございます。  次に、13ページをお開きいただきたいと思います。(仮称)茂里町駐車場でございます。本当初予算は茂里町地下駐車場の再整備のための各種工事に充てるものでございますけれども、当初予算のご説明をさせていただく前に茂里町地下駐車場の再整備の概要について改めてご説明をさせていただきたいと思います。  お手数ですけれども、15ページをお開きいただきたいと思います。1といたしまして施設の位置図を改めて掲載しております。茂里町地下駐車場はブリックホールに併設する市営の駐車場でございます。  次に、16ページをお開きください。まず、再整備の経緯についてご説明をさしあげたいと思います。この駐車場はもともと地下式の駐車場を機械式として平成10年に供用を開始いたしました。しかしながら、その地下機械式という特殊な構造から保守点検、それから維持管理費が極めて高額であることに加えまして、多くのお客様がブリックホールから一斉に帰られる際に出庫において大変時間がかかることなど、非常に迷惑をおかけしてございました。このような利便性の低さから利用者が減少傾向にございまして、採算が合わない運営が続いておりました。さらに機械の主要部品の老朽化に伴いまして、大規模改修の時期を迎えておりますことから、現在の運営状況等も踏まえて地下機械式駐車場を廃止し、利便性が高く、かつ維持管理費が非常に低廉な平面自走式駐車場として再整備を行うこと、そして再整備期間中の駐車機能の確保先といたしましてお隣にあります旧クリーンセンターの多目的広場を改修して仮設駐車場として暫定供用するということにいたしているものでございます。次に、再整備の流れについてステップごとにご説明をしたいと思います。ステップ1)と掲載をいたしております左上の図面をごらんいただきたいと思います。まず、現在の地下駐車場を供用している間に、その南側の旧クリーンセンター多目的広場、図面の赤い網かけ部分でございますけれども、こちらに仮設の駐車場の整備を行います。次に、右上のステップ2)の図でございますけれども、整備を終えた仮設駐車場駐車場機能を切りかえ、地下駐車場の解体に着手をいたします。そして左下のステップ3)でございますけれども、解体後の地下駐車場跡に平面自走式の青空駐車場を整備をいたします。そして最後に、右下のステップ4)になりますけれども、整備を終えた本設駐車場駐車場機能を仮設から切りかえ、仮設駐車場としておりました多目的広場の復旧工事を行うことで一連の再整備は完了となるものでございます。  17ページをごらんいただきたいと思います。先ほどご説明しておりましたステップ1)の仮設駐車場の整備につきまして現在整備を行っているところでございまして、今年度中の完成を予定してございます。それから令和2年4月1日に駐車場機能を地下駐車場から仮設駐車場に切りかえ、ステップ2)の現在の地下駐車場の解体に着手をいたします。解体が終わりましたら、ステップ3)の本設駐車場といたしましての整備を行い、整備を終え次第駐車場機能を仮設から本設駐車場に切りかえて、ステップ4)の多目的広場の復旧を令和2年度末までに行う予定といたしてございます。また、あわせてスケジュールの上段には条例の改正など議会でのご審議を予定している事項を掲載いたしております。令和2年6月には最終形となる本設駐車場の設置に関する事項や、指定管理による管理に係る条例改正議案並びに指定管理者の選定方針を、また11月議会には指定管理者の指定議案をお諮りした後、令和3年度より本設駐車場での指定管理者による管理運営に移行してまいりたいと考えてございます。なお、仮設と本設の切りかえなど管理条件が大きく変動いたします令和2年度中に限り、業務委託による直営の管理を行うということを考えてございます。  続きまして、18ページをお開きいただきたいと思います。仮設駐車場の平面図の案、下側に旧クリーンセンターの現況写真を掲載しておりますのでご参照ください。  19ページをごらんいただきたいと思います。上側に本設駐車場の平面図の案、下側に地下駐車場の現況写真を掲載してございますのでこちらもご参照いただきたいと思います。  以上が茂里町地下駐車場の再整備についての概要でございます。それでは本題でございます当初予算についてご説明をさせていただきたいと思います。13ページにお戻りいただきたいと思います。(仮称)茂里町駐車場の整備のため茂里町地下駐車場解体等工事、そして(仮称)茂里町駐車場整備工事、そして旧クリーンセンター多目的広場復旧工事を行うものでございます。事業費でございますけれども、茂里町地下駐車場解体等工事は1億2,230万円、それから(仮称)茂里町駐車場整備工事は9,480万円、それから旧クリーンセンター多目的広場復旧工事は4,650万円をそれぞれ計上させていただいております。施工箇所でございますけれども平面図をご参照いただきたいと思います。  次に、14ページをお開きください。ここには現況写真を掲載してございます。財源の内訳でございますけれども、表の一番左側の事業費2億6,360万円、財源の内訳といたしましては解体等工事と駐車場整備工事には駐車場整備事業債を、また広場復旧工事には使用料及び利用料金受入金を充てたいと考えてございます。  また、20ページには各駐車場の施設概要を掲載いたしておりますのでご参照いただきたいと思います。  私からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 43 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。何かございませんか。 44 ◯永尾春文委員 ありがとうございました。1つお尋ねしたいことがございます。委員会資料で13ページになります。今回茂里町の駐車場ということで、以前からご説明を受けとったわけですけれども、この旧クリーンセンターの多目的広場の復旧工事費として4,650万円が上がっておりますが、旧クリーンセンターと言うようにクリーンセンターが一定の役割を終えて、今も使っているところがあると思うんですけど、公共施設マネジメントとの整合性というんですか、要するに広場は復旧しなければならないということでの復旧だと思うんですが、例えば数年たってからここをいろんな別のことに活用するとか、そういった市として整合性というか考え方が整理されているのかお聞かせください。 45 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘のとおり公共施設マネジメントの考え方の中で大きな方針というものはあるんですけれども、ここのクリーンセンターの多目的広場については現在の機能を維持しようということで一応位置づけてございまして、この復旧についても拡充とかではなくて原形復旧にとどめるということで、今のご利用者の方との協議を1年間かけて現在の使用の形態になってございます。  以上でございます。 46 ◯永尾春文委員 使われていた利用者の方との協議が多分あったんだろうなと思いまして、それは一定理解をしなければならないかなと思うんですが、一方でやはり私たちの長崎市の財政は厳しいという中で公共施設マネジメントを進めていくという考え方もあるわけで、今回の協議の中でこういうことになってはおるかと思うんですが、私個人としてはそこら辺はもう少ししっかりと考えていっていただければと今思った次第ですが、今回の予算として協議があったということで今回のことはそのように考えさせていただきます。  以上です。 47 ◯浅田五郎委員 今の話の関連なんだけど、問題はテニスコートに今使っているんでしょう。そういう利用者の人たちの意見を聞くということも大事だろうけど、私やはり長崎市の財源と活性化のために今後これをどうするかという、便宜上わかるけれども利用しとる人たちは交通も便利だし、非常に使いやすいでしょうけどね、それとこれとは別というような考え方であってね。もう1つは、こういった大きな財産の使用については部内だけでなくて議会と常に連携とりながら議員の声を聞くということも大事だと思うんですよ。ひとつそのことだけ強くお願いをしておきたいと。  今聞いとったら、なんか貸した人たちの既得権みたいなことを与えることは決して今後の運営上、かえって厳しくなると思うんですよ。こういうものはやはり議会と相談しながらこのハートセンターだけでなく全体的なあの辺の、それと隣に来るスポーツ施設とかいろいろあるじゃないですか。それとの連係プレーもしていかないと、あの地域の振興というのは難しいと思うんで、もっと大所高所から考えていただきたいということを今の永尾委員の意見に対して関連して述べておきたいと思います。 48 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘のとおり長寿命化の観点、それと大きな目的としてはやはり持続可能な公共施設のあり方の中で十分に財源を生みながら、医療費とか教育費といった扶助費の部分をきちんと生み出すということが大事であろうと思いますので、単に施設整備、現況をそのままという考え方だけにとどまらず大所高所の観点の中から施設整備についても尽くしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 49 ◯向山宗子委員 今の件に関してもう少し教えていただきたいんですけれども、これは旧クリーンセンターの多目的広場ということで、これを使われておられるのはハートセンターとかとは関係なく一般の市民の方ということで理解していいんですか。 50 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘のとおり市民の方も広くご利用をいただける施設でございますけれども、ご質問にあったとおり茂里町のハートセンターの方のご利用者が多いというのが実態としてございます。  以上でございます。 51 ◯向山宗子委員 私の記憶が間違っていなければ、多分運動会とかそういうのをここでやっていたような記憶があるんですけれども。例えばそういうことでこれからもハートセンターと一体化してここを使うんだよという方向とかあるんだったら私はすごく了とするんですけれども、要するに何もまだ決まっていない。クリーンセンターが廃止になって、それでどっか一括して何か次にまた壊すということになったときにどういうスケジュール感とか、それになるにはまだ10年も先だからその間はやはり復旧して使ってもらうようにするんですよとか、そういうところまでのことがもしわかっていたら教えていただければと思います。 52 ◯長瀬土木企画課長 ご質問の趣旨よく理解するわけでございますけれども、旧クリーンセンターを今後どのようにスケジュールを綿密に計画してどのような姿になっていくかいうところは未定でございます。まだそういうところもありますので、こういったところについてはきちんと協議をしながら、また茂里町ハートセンターの中でどういう位置づけをするのかというものを今後とも協議を続けてまいりたいと思っております。  以上でございます。 53 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。ないようでしたら1つだけちょっと聞かせてください。  茂里町の駐車場を改修するわけですよね。そうすると、今現在121台の台数になっていますけど、これを改修したときに何台の駐車台数になるんですか。
    54 ◯長瀬土木企画課長 124台となってございまして。〔「ふえるわけ」と言う者あり〕ふえます。そういうところで、現在のご利用の……、ちょっと訂正させてください。19ページでございます。収容台数としては135台、このうち有料の分が124台ということでございます。  以上でございます。 55 ◯筒井正興委員長 ごめんなさいね。私はご存じのように駐車場関係をしとった公社におったときに、ここを平面式にしなさいといったことをずっと言っていたんですよ。機械式にしたらお金がかかると。人も要ると。その当時に平面式にすると七十何台しか入りませんよと。だから台数を確保するために機械式にするんですよということで、わざわざこんな無駄なお金をかけて機械式にした経緯があるんです。  だから私は当時の話ですけれども、平面式にすれば台数は減るかもしれんけどスムーズな出入りができる、経費も少なくて済むということでずっと言っていたんですけど、何でこんなふえるとかな。今ごろになってという思いがあるもんですから、おかしいなと。もうだったら最初からこういうふうにしとけよという話ですよ。3億円近くも使って改修をしたりいろいろして、今までも本来平面式にしとけばもっと収入が上がっとったかもしれん。使いづらいからみんなよそに行ってしまうとであって、だからそれをずっと指摘をされて今回改修することになったということですけど、少なくとも121台が例えば100台に減るとか90台に減るとかなるとかなと思っとったら、逆にふえるとに何でそういう知恵がなかったのか、私はそれが不思議でしようがない。それは今さら言うたってしようがなかですけど。  ふえることに関してはいいことですし、できれば出入り口というのは何カ所になるかわかりませんけど1カ所にせんと。仮に2カ所にした場合にはそれだけまた人員を配置したりいろいろせんばいかんもんですから、そういったところをよく考えながら計画を進めていただきたいと思います。  以上です。答えはいいです。  ほかにありませんか。  ないようでしたら、これで質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第14号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計予算」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 56 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時3分=           =再開 午前11時7分= 57 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第62号議案「市道路線の認定について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 58 ◯吉田土木部長 それでは、第62号議案「市道路線の認定について」ご説明をさせていただきます。議案書につきましては129ページから132ページまででございます。  それでは、議案書の129ページをごらんいただきたいと思います。市道路線として木鉢町30号線ほか3路線を認定しようとするものでございます。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料をもとに土木総務課長より説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 59 ◯竹内土木総務課長 それでは、お手元の委員会資料に基づきまして説明をさせていただきます。  委員会資料の1ページをお開きください。表の左側より図面番号、路線名、道路延長、道路幅員等を記載しております。今回認定をお願いします路線は木鉢町30号線、女の都80号線、女の都81号線、女の都82号線の計4路線、道路総延長588.6メートルでございます。いずれの路線も宅地開発により整備された道路でございますが、都市計画法第39条及び第40条の規定に基づき今回市道として帰属されるものでございます。  2ページをお開きください。今回認定をお願いいたします路線の大まかな位置図を示しておりますのでご参照ください。それでは、各路線について位置図により説明させていただきます。  3ページをごらんください。木鉢町30号線の位置図でございます。左上から右下まで水色の線で示しております道路が主要地方道長崎南環状線でございます。上側が福田本町方面、下側が女神大橋になります。女神大橋の左上の方向に赤丸でかかっております線が今回の認定予定路線でございます。  4ページをお開きください。3ページの位置図を拡大したものでございますが、赤色の部分が市道認定部分、水色の部分が今回の宅地開発区域となっております。  5ページをごらんください。5ページには木鉢町30号線の写真を載せております。一番上の写真が路線の全体、一番下が起点、真ん中が終点となっております。  引き続き、6ページをお開きください。認定予定路線、女の都80号線、女の都81号線、女の都82号線の位置図でございます。左上から左下まで水色の線で示しております道路が県道長与大橋町線でございます。図の左上に長崎商業高校とございますが上側が長与町方面、下側が昭和3丁目、浦上水源地方面になっております。位置図の右側中ほどに長崎市立女の都小学校がございますが、女の都小学校より左下の方向に赤丸で示しております部分が今回の認定予定路線でございます。  7ページをごらんください。女の都80号線、81号線、82号線の拡大図でございます。赤色の部分が市道認定部分で、水色で着色している部分が宅地開発区域となっております。  8ページをお開きください。女の都80号線の全体、起点、終点の写真を記載しております。  9ページには女の都81号線の写真、10ページには女の都82号線の写真を掲載しておりますので、ご参照ください。なお、資料10ページ、女の都82号線は階段になっております。道路構造令におきましては、蹴上げ、この蹴上げとは階段の段差のことでございますが、その蹴上げが16センチ以下、踏み面、踏み面とは階段の1段ごとの幅でございますが、その踏み面が26センチ以上とすることとなっております。この階段につきましては蹴上げ15センチ、踏み面30センチとなっており、基準を満たしており、また幅員についても4メートルであり市道認定要項の4メートルに合致していることから、今回市道として認定するものでございます。今回認定を予定しております4路線はいずれも宅地開発により整備された道路でございますが、宅地開発に当たり都市計画法に基づく開発協議を行い、幅員、勾配等について市道認定基準に合うように整備を行っていただいており、問題なく整備されていることを確認いたしております。  11ページをごらんください。11ページには参考に今回の議案に関連する道路法及び都市計画法の抜粋を記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 60 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。第62号議案「市道路線の認定について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕  ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  ここで、審査日程についてお諮りいたします。 〔審査日程について協議した結果、あす予定して いる第7号議案「令和元年度長崎市水道事業会計 補正予算(第4号)」以降の審査を本日の日程に 繰り上げることに決定した。〕 61 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時15分=           =再開 午前11時16分= 62 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第7号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第4号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 63 ◯野瀬上下水道局長 第7号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第4号)」についてご説明いたします。  今回の議案は新市庁舎建設事業において一般会計が令和2年度の事業費の一部を前倒しすることにあわせ、上下水道局の負担金及び継続費についても同様に予算の補正をしようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお願いいたします。まず、第2条でございますが、これは下の支出の表に記載しておりますとおり第1款資本的支出第1項建設改良費を232万4,000円増額し、資本的支出の総額を83億2,223万2,000円にしようとするものでございます。また、この支出の補正に伴いまして資本的収支の不足額に対する補填財源につきましても第2条本文記載のとおり改めようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお願いいたします。第3条でございますが、新市庁舎建設事業費負担に係る継続費の年割額について令和元年度を232万4,000円増額し1億5,265万1,000円に、令和2年度を232万4,000円減額し2億9,599万9,000円にそれぞれしようとするものでございます。  なお、議案書の5ページから14ページにかけまして、予算に関する説明書として補正予算実施計画、継続費に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表、予定キャッシュ・フロー計算書などを掲載しておりますのでご参照いただきますようにお願いいたします。  私の説明は以上でございますが、詳細につきまして業務部長から説明させていただきます。 64 ◯川崎業務部長 それでは、補正予算の詳細につきまして上下水道局提出の委員会資料によりご説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。今回の補正予算は水道事業会計と下水道事業会計に関する新市庁舎建設事業費負担金でございますので、集約した委員会資料を用いて説明をさせていただきます。  委員会資料の1ページをお願いいたします。1.新市庁舎建設事業費負担金(新市庁舎建設工事等)についてでございます。まず、(1)の概要でございますが、一般会計が国の社会資本整備総合交付金の追加内示に伴いまして継続費の年割額を変更し、令和2年度に計上予定であった事業費の一部を前倒しすることにあわせまして、負担金を支出しております上下水道局におきましても同様に継続費の年割額を変更し、事業費の一部を令和元年度に前倒ししようとするものでございます。次に、今回の補正予算に係る(2)事業費内訳でございますが、一般会計が新市庁舎建設工事に係る事業費を5,640万円増額することにあわせまして、上下水道局全体といたしましては表の一番右側に記載しておりますように、使用面積割りといたしまして社会資本整備総合交付金を除いた額の10.3%である387万3,0000円を、そのうち水道事業会計につきましては職員数割りとして60%の232万4,000円を負担しようとするものでございます。次に、(3)継続費補正額及び令和元年度補正予算額でありますが、中ほどの補正額の段の中央、上下水道局負担金の箇所に記載しておりますとおり、水道事業会計におきましては令和元年度分を232万4,000円増額し、令和2年度分を232万4,000円減額しようとするものでございます。  資料の2ページをお開き願いたいと思います。(4)の財源内訳でございますが、(ア)水道事業会計につきましては全て自己資金でございます。  説明は以上でございます。 65 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  次に討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第7号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第4号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 66 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時22分=           =再開 午前11時23分= 67 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第8号議案「令和元年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  お手元に追加資料を配付しておりますので、ご確認をお願いいたします。よろしいですか。  それでは、理事者の説明を求めます。 68 ◯野瀬上下水道局長 第8号議案「令和元年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明いたします。今回の議案は国の1次補正に伴う国庫補助事業費並びに先ほどご審議いただきました第7号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第4号)」と同様の理由により、新市庁舎建設事業に係る負担金及び継続費その他について予算の補正をしようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお願いいたします。まず、第2条の業務の予定量でございますが、これは主要な建設改良事業のうち公共下水道雨水建設事業について12億8,851万円に増額しようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお願いいたします。第3条でありますが、これは資本的収入及び支出の予定額を補正しようとするものでございます。まず、上の表の収入でございますが、第1款資本的収入第1項企業債を5億9,260万円、第5項補助金を5億480万円にそれぞれ増額し、資本的収入の総額を71億7,688万3,000円にしようとするものでございます。次に、下の表の支出でございますが、第1款資本的支出第1項建設改良費を10億9,754万9,000円増額し、資本的支出の総額を116億2,762万8,000円にしようとするもので、この収入及び支出の補正に伴いまして資本的収支の不足額に対する補填財源につきましても第3条本文記載のとおり改めようとするものでございます。  次に、議案書の3ページをお願いいたします。第4条でございますが、新市庁舎建設事業費負担に係る継続費の年割額について令和元年度を154万9,000円増額し1億176万7,000円に、令和2年度を154万9,000円減額し1億9,733万3,000円にそれぞれしようとするものでございます。次に、第5条でございますが、これは下水道建設事業費に係る起債の限度額を19億510万円に増額しようとするものでございます。  なお、議案書の6ページから17ページにかけまして、予算に係る説明書として補正予算実施計画、継続費に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表、予定キャッシュ・フロー計算書などを掲載いたしておりますのでご参照ください。  私の説明は以上でございますが、詳細につきましては担当部長から説明させていただきます。 69 ◯川崎業務部長 私からは1番目の新市庁舎建設事業費負担金について説明をいたします。委員会資料は先ほどと同じ資料でございます。  委員会資料の1ページでございますが、1.新市庁舎建設事業費負担金(新市庁舎建設工事等)についての(1)概要でございますが、先ほど説明いたしました第7号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第4号)」同様に、一般会計が継続費の年割額を変更し令和2年度に計上予定であった事業費の一部を前倒しすることにあわせ、下水道事業会計におきましても同様に継続費の年割額を変更し、事業費の一部を令和元年度に前倒ししようとするものでございます。次に、(2)事業費内訳でございますが、一般会計が5,640万円増額することにあわせまして、上下水道局全体といたしましては表の一番右側に記載しておりますように使用面積割りの10.3%であります387万3,000円を、そのうち下水道事業会計においては職員数割りとして40%の154万9,000円を負担しようとするものでございます。次に、(3)の継続費補正額及び令和元年度補正予算額でございますが、中ほどの補正額の段の中央、上下水道局負担金の箇所に記載しておりますとおり、下水道事業会計におきましては令和元年度分を154万9,000円増額し、令和2年度を154万9,000円減額しようとするものでございます。  資料の2ページをお開きください。(4)の財源内訳でございますが、(イ)下水道事業会計につきましては庁舎について起債の対象とすることが認められておりますので、企業債及び自己資金で内訳は表に記載のとおりでございます。  資料3ページ以降の国の1次補正に係る国庫補助事業等については事業部長から説明をさせていただきます。 70 ◯中村事業部長 委員会資料の3ページをごらんください。2.国の一次補正に伴う国庫補助事業などについてでございます。1.概要でございますが、国の1次補正に伴う社会資本整備総合交付金を活用し、令和2年度に予定していた国庫補助事業などの一部を令和元年度に前倒しして実施するものでございます。次に、2の内容のうち雨水渠の整備事業ですが、長崎駅周辺の浸水対策として貯留管などの整備を進めている中部第三排水区の雨水渠布設工事を実施する予定としており、10億8,940万円を計上いたしております。次に、雨水排水ポンプの整備事業費ですが、中部新地雨水排水ポンプの受変電自家発電設備の改築詳細設計業務委託を実施することとしており、650万円を計上し、事務費と合わせまして10億9,600万円を増額補正するものでございます。下段には財源内訳を掲載しております。  資料4ページをお開きください。中部第三排水区(尾上町ほか)雨水渠布設工事の位置図でございます。黄色で示している箇所が長崎駅周辺土地区画整理事業の区域で、当事業とあわせて赤色で示している箇所を今回の補正予算で実施する予定としております。下段には布設するボックスカルバートのイメージ図及び写真を掲載しております。  恐れ入りますが、本日お配りさせていただきました追加資料をごらんください。本資料は後日説明させていただきます下水道事業会計予算説明資料に添付しているものと同じものでございますが、補正予算の説明を先にさせていただきますので追加したものでございます。  長崎駅周辺地区におきましては、大雨と大潮の満潮が重なったときに河川からの道路側溝への逆流などにより雨水の排水ができなくなり、ページ下段に掲載しておりますように高架広場下駐車場や八千代町電停付近などで冠水が発生しております。このようなことから長崎駅周辺土地区画整理事業にあわせて、上段イメージ図にお示ししておりますとおり、雨水を一時的にためておくための貯留管と強制的に浦上川に排水するための雨水排水ポンプを併用して雨水対策事業に取り組んでいるところでございます。計画といたしましては、基本的には浦上川と長崎駅周辺に降った雨の水位差により排水するものでございますが、大潮の満潮と国庫補助事業の対象となる10年確率の雨が重なった場合、水位差により排水ができない排水困難地区の2時間分の雨水を貯留管でためるもので、横4メートル、縦2メートルの貯留管を約1.2キロメートル整備するものです。貯留容量は25メートルプールで25杯分に相当する容量となっております。また、国庫補助事業の対象以上の雨への対応として、単独事業で設置する雨水排水ポンプを併用し、この地区の浸水を防除しようとするものです。  委員会資料の5ページにお戻りください。5ページには中部新地雨水排水ポンプの受変電設備と自家発電設備の改築詳細設計業務委託の平面図などを掲載しております。  6ページには水道事業会計補正予算(第4号)の総括表、7ページには下水道事業会計補正予算(第3号)の総括表を添付しておりますので、ご参照お願いいたします。
     説明は以上でございます。 71 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第8号議案「令和元年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 72 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時33分=           =再開 午前11時34分= 73 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  それで、午後の審議は1時からということでよろしくお願いしたいと思います。  暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時34分=           =再開 午後0時57分= 74 ◯筒井正興委員長 時間前ですが、委員会を再開します。  次に、第22号議案「令和2年度長崎市水道事業会計予算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 75 ◯野瀬上下水道局長 第22号議案「令和2年度長崎市水道事業会計予算」についてご説明申し上げます。  議案書の1ページをお開きいただきますようにお願いいたします。まず、第2条、業務の予定量でございますが、(1)給水戸数は21万6,210戸、前年度に比べ587戸の減。(2)年間総給水量は4,308万1,000立方メートル、前年度に比べ102万立方メートルの減。(3)1日平均給水量は11万8,030立方メートル、前年度に比べ2,465立方メートルの減となっております。次に、(4)主要な建設改良事業でございますが、これらの事業につきましては後ほど委員会資料を用いてご説明申し上げます。  次に、2ページをお願いいたします。第3条、水道事業の経営活動に係る収益的収入及び支出でございますが、水道事業収益は118億5,260万1,000円、水道事業費用は105億2,110万4,000円となっております。次に、第4条、施設の建設改良に係る資本的収入及び支出でございますが、資本的収入は6億9,747万1,000円、資本的支出は57億4,710万1,000円となっております。  次に、3ページをお願いいたします。第5条、債務負担行為でございますが、外海地区配水管布設工事など7件につきまして期間及び限度額を定めております。  4ページをお願いいたします。第6条、企業債でございますが、配水施設整備事業の財源として1億円を借りることといたしております。次に、第7条、一時的な資金不足を補う一時借入金での限度額でございますが、20億円と定めております。次に、第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用と、5ページの第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては議案書記載のとおりでございます。次に、第10条、水道メーターなどの棚卸資産についてでありますが、購入限度額を8,000万円と定めております。水道事業におきましては人口減少社会の到来、節水型社会への移行、産業構造の変化などにより水需要が減少していることに加え、高度成長期に拡張を進めてきた施設の更新需要が増大するなど非常に厳しい状況下にございます。今後とも経常的なコストを抑制するなどして経営の健全化に努め、次の世代へ安全安心なライフラインとして引き継いでいくことを可能とするため、老朽化した施設の更新、水道未普及地域の解消、漏水防止対策などの事業を着実に実行していく所存でございます。  私の説明は以上でございますが、詳細につきまして担当部長からそれぞれ説明させていただきます。 76 ◯川崎業務部長 それでは、私からは議案書の8ページ以降の予算に関する説明書と上下水道局から提出しております委員会資料に基づきまして説明をさせていただきます。  まず、議案書につきましては、詳細は後ほど委員会資料で説明いたしますので議案書は簡潔に説明をさせていただきます。  議案書の8ページをお願いいたします。8ページと9ページにつきましては令和2年度の予算実施計画のうち収益的収入及び支出の内訳を、それからページをめくっていただきまして、10ページと11ページにつきましては資本的収入及び支出の内訳をそれぞれ記載いたしております。  次に、12ページ、13ページをお願いいたします。給与費明細書でございます。この給与費明細書の表は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律によりまして一般職の非常勤職員であります会計年度任用職員制度が導入されることに伴いまして、地方公営企業法施行規則の一部が改正され様式が改められましたので、今回から新たな様式に基づき記載をいたしております。12ページの最上段の表、職員数の欄をごらんいただきたいと思います。ます、特別職は9人を見込んでおりまして前年度からの増減はございません。次に、一般職につきましては本年度は187人を見込んでおりまして、前年度と比べ2人増となっております。これは運転監視を委託しております浄水における水道整備士2人を再任用職員に振りかえたことに伴い正規職員が2人減となるものの、先ほど申し上げました会計年度任用職員制度への移行に伴いまして職員給与費を支出する一般職の非常勤職員が4人増となることによるものでございます。なお、職員数の括弧書きにつきましては再任用の短時間勤務職員を外書きといたしておりますけれども、本年度は15人を見込んでおりまして、先ほど申し上げました水道整備士の再任用職員への振りかえに伴い前年度と比べ2人増となっております。  また、12ページ、13ページにまたがります最上段の表の中ほどから給与費、法定福利費、合計をそれぞれ記載いたしております。表の一番右側の合計欄に記載しておりますように本年度の給与費及び法定福利費の合計は17億5,305万1,000円で、前年度に比べ1億6,743万4,000円の増となっております。これは令和2年度におきまして退職手当の支給に係る事務を行う長崎県市町村総合事務組合から脱退する予定となっていることから、同組合の清算金を退職給付引当金として計上することによる退職給付費の増などによるものでございます。なお、下の表には手当の内訳につきまして種類ごとに記載しております。  また、12ページ最下段の表から15ページにかけましては、内訳といたしまして(1)会計年度任用職員以外の職員に係る内容と、(2)会計年度任用職員に係る内容をそれぞれ同じ様式で記載をいたしております。  恐れ入ります、次に16ページをお願いいたします。こちらは給料及び手当の増減額の明細でございまして、増減額及び増減事由等について記載をいたしております。17ページには職員1人当たりの給与及び初任給について記載いたしております。  次に、18ページをお開きください。こちらには給料表の級別職員数について、それから19ページには昇給の措置状況についてそれぞれ記載いたしております。  次に、20ページをお願いいたします。20ページの上の表には特殊勤務手当、下の表には期末手当、勤勉手当の支給期別支給率等について、それから21ページには退職手当とその他の手当の制度について記載をいたしております。  次に、22ページ、23ページでございますが、継続費に関する調書のうち配水施設整備事業の年割額を、それから24ページと25ページにつきましては新市庁舎建設事業費負担の年割額をそれぞれ記載いたしております。  次に、26ページから31ページにかけましては上下水道料金収納事務等委託など18件に係る債務負担行為に関する調書を記載いたしております。  次に、32ページと33ページでございますが、ここには水道事業会計の経営成績を示す令和2年度予定損益計算書を記載いたしております。令和2年度の純利益は33ページの下から4行目に記載しておりますとおり9億4,834万4,000円となる見込みでございます。  次に、34ページと35ページにつきましては水道事業会計の資産、負債及び資本の状況を総括的に表示いたしました令和2年度予定貸借対照表を記載いたしております。  次に、36ページには資金の流れを示します令和2年度予定キャッシュ・フロー計算書を記載しております。令和2年度の資金残高につきましては下から3行目以降に記載しておりますとおり前年度に比べ4,499万5,000円減の123億6,944万6,000円となる見込みでございます。  次に、37ページと38ページには重要な会計方針などを明示した注記を記載いたしております。  次に、40ページから46ページにかけましては令和元年度末の予定損益計算書などを記載しておりますのでご参照いただきますようお願いいたします。  以上が議案書の説明でございます。  続きまして、委員会資料について説明をさせていただきます。  上下水道局提出の委員会資料の1ページをごらんいただきたいと思います。よろしいでしょうか。1ページには令和2年度当初予算総括表のうち収益的収入の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款水道事業収益は118億5,260万1,000円で、前年度に比べ6,056万3,000円、0.5%の増となっております。その主な理由といたしましては、第1項営業収益第1目給水収益が人口減少などに伴い有収水量が減少することによりまして2億778万7,000円の減となりますものの、第3項特別利益第3目その他特別利益が、先ほど若干説明いたしましたけれども、長崎県市町村総合事務組合からの脱退に伴います清算金が入ってくるということによりまして、2億1,217万3,000円の増となったことなどによるものでございます。なお、令和2年度予算におきましてはこの長崎県市町村総合事務組合からの脱退に伴い戻ってくる清算金を特別利益として計上しておりますけれども、地方公営企業会計におきましては全職員が自己都合により退職すると仮定した場合に支払うべき退職手当の総額を引当金として計上しておくことが義務づけられております。これまではこの長崎県市町村事務組合への負担金を引当金の一部として計上しておりましたけれども、今後はこれがなくなりますことから後ほど説明いたします支出のほうで特別損失として2億8,945万8,000円を計上しているところでございます。  次に、2ページから4ページにかけましては収益的収入の節別内訳を記載しておりますのでご参照いただきますようお願いいたします。  次に、5ページをお願いいたします。収益的支出の対前年度当初予算目別比較を記載いたしております。第1款水道事業費用は105億2,110万4,000円で、前年度に比べ6億7,526万4,000円、6.9%の増となっております。この結果収益的収入から収益的支出を差し引いた収支差し引きは最下段に記載しておりますとおり、消費税込みで13億3,149万7,000円の黒字でございますが、前年度に比べ6億1,470万1,000円の減となる見込みでございます。  次に、6ページから15ページにかけましては収益的支出の節別内訳を記載しておりますのでご参照いただきますようお願いいたします。  次に、飛びまして16ページ、17ページをごらんいただきたいと思います。16ページ、17ページでございます。収益的支出の性質別内訳でございますが、この内訳で前年度予算額と比べた増減の主な理由について説明をさせていただきます。まず、表の上段、人件費につきましては計の欄の差し引き増減に記載しておりますとおり1億7,815万1,000円の増となっております。これはその1つ上、退職給付費におきまして先ほど説明いたしました長崎県市町村総合事務組合脱退に伴いまして、退職給付引当金への繰入額を特別損失として計上したことなどによるものでございます。  次に、表の下段、物件費等は計の欄の差し引き増減に記載しておりますとおり、4億9,711万3,000円の増となっております。これは下から4番目の固定資産除却費におきまして水道施設統合整備事業の完了に伴い旧町施設の除却が生じることなどに伴いまして、4億944万4,000円の増となったことなどによるものでございます。  次に、18ページには資本的収入の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款資本的収入は6億9,747万1,000円、前年度に比べ6億8,638万8,000円、49.6%の減となっております。その主な理由といたしましては、資本的支出の中の建設改良費が減となったことに伴いまして財源であります第2項出資金第1目他会計出資金が3億4,269万2,000円の減、それから第4項補助金第1目国庫補助金が2億7,374万円の減となったことなどによるものでございます。  次に、19ページ、20ページでございますが資本的収入の節別内訳を記載しておりますのでご参照いただきますようお願いいたします。  次に、21ページをごらんいただきたいと思います。資本的支出の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款資本的支出は57億4,710万1,000円で、前年度に比べ24億8,962万5,000円、30.2%の減となっております。その主な理由といたしましては、第1項建設改良費第1目浄水施設費が年次計画で実施しております手熊浄水の改良工事の減などに伴いまして17億7,608万円の減、それから表の中ほど、水道施設統合整備事業が事業完了に伴いまして5億8,882万2,000円の皆減となったことなどによるものでございます。この結果資本的収入から資本的支出を差し引きました資本的収支不足額は表の下段、二重下線の下に記載をしておりますとおり50億4,963万円となりますが、減価償却費など現金支出を伴わない費用を留保した損益勘定留保資金や積立金等の補填財源で補填することといたしております。  次に、22ページと23ページにつきましては資本的支出の節別内訳を記載しておりますのでご参照いただきますようお願いいたします。  それから次に、24ページ以降の水道事業の主要事業については後ほど事業部長が説明いたしますので、私のほうからちょっと資料飛んでいただきまして47ページをお開き願いたいと思います。3の企業債の状況でございますが、(1)企業債の推移の表の最下段、一番右側の欄に記載しておりますとおり令和2年度末の未償還残高は115億2,713万1,000円となり、平成27年度の決算と比較いたしますと5年間で約37億円の減となる見込みでございます。その他、(2)借入先別最高・最低利率、それから(3)償還額のピークも記載しておりますのであわせてご参照いただきますようお願いいたします。  次に、48ページをお開き願いたいと思います。48ページで水道料金の今後の見込みを、消費税率の改正前後で比較しやすいように消費税抜きの金額で記載したグラフをつけております。まず、令和元年度決算見込みにつきましては、人口減少に伴う使用水量の減に加えまして、特殊要因といたしまして工業関係の大口事業所の事業量の減少などに伴う使用水量の減、それから大口事業者の社屋改築などに伴って井戸水への切りかえなど、それから昨年におきましては夏場の天候不順により夏場に使用量が伸びなかったことなどによりまして、有収水量が約96万立方メートル減少する見込みでございますので、今年度の決算見込みにつきましては約89億3,000万円となり、平成30年度の決算と比較いたしますと約2億2,000万円の減と大きく落ち込む見込みでございます。令和2年度の予算につきましては水需要の減少が今後も続くものと考えられますが、ホテルなどの新規のオープンなどもありますので、令和2年度の予算につきましては約88億7,000万円を見込んでおりまして、令和元年度決算見込みと比べ約6,000万円の減となる見込みでございます。  次に、49ページをごらんください。令和6年度までの収支状況の今後の見通しを記載いたしております。表上段の収益的収支のうち中ほどの黄色の網かけをしている純利益は水道料金の減に伴い減少していくものの、一定の純利益が確保できる見込みでございます。次に、資本的収支のうち建設改良費につきましては老朽管の更新などを行う配水施設整備事業や手熊浄水の改良耐震化事業などにより年平均約50億円で推移する見込みでございます。  なお、表の最下段の累積資金残高につきましては令和6年度末において約82億円を見込んでおりますけれども、検討中の新浄水の共同整備や渇水などの災害の備えとして活用していきたいと考えているところでございます。  私の説明は以上でございますが、引き続き主要事業について事業部長から説明させていただきます。 77 ◯中村事業部長 委員会資料戻っていただきまして、恐れ入りますが24ページをお開きください。2.水道事業の主要事業等につきまして資料に基づき説明させていただきます。  (1)配水施設整備事業、予算額20億円でございます。ア.概要でございますが、老朽管の更新、新規布設などを行うものであり、平成30年度から令和4年度までの5カ年継続事業を総事業費100億円で実施するものでございます。次に、イ.事業内容でございますが、表の左側に平成30年度から令和4年度までの全体事業の内容及び事業費を記載しております。令和2年度に予定している施工箇所ですが、老朽管布設がえにつきましては本河内1丁目のほか、三芳町、新規布設につきましては琴海地区のほか、尾上町などを施工することとしております。下段にはウ.財源内訳を記載しております。  25ページをごらんください。エ.配水管布設におけるコスト縮減についてでございますが、長崎市の地形的特徴でございます斜面地におきましては工事用車両の進入ができず重機等による施工が困難なため、重量が重い鋳鉄管の人力による施工を余儀なくされるなど、施工性が悪い場所が多く存在します。近年の人口減少に伴う給水収益の減少が見込まれる中、コスト縮減を図りながら耐震化を図るために、軽量かつ安価であり、施工性の向上が期待できる配水用ポリエチレン管について、使用する口径をこれまでの口径50ミリから現場条件に応じて口径150ミリまで拡大することといたしております。下段にはア.管の特徴について、イ.配水管1本当たりの重量の比較表及び参考写真として配水用ポリエチレン管の使用状況として1人で運搬している状況や直管を道路形状に合わせて布設している状況を掲載しております。  次に、26ページをお開きください。本河内1丁目、本河内2丁目における配水管布設工事の位置図、布設状況写真を参考として掲載しております。  27ページをごらんください。(2)浄水施設事業、予算額10億8,577万3,000円でございます。ア.概要でございますが、老朽化した浄水施設などの改良を計画的に行うほか長崎県と共同でダム施設の改良工事などを実施するものでございます。次に、イ.事業内容でございますが、浄水施設等の改良につきましては手熊浄水浄水施設改良工事などを実施することとしており6億2,781万7,000円、ダム施設の改良につきましては県が施工するダム堰堤改良事業に関する負担金などとして4億25万2,000円などを計上しております。また、下段にはウ.財源内訳を記載しておりますが全額自己資金となっております。  次に、28ページをお開きください。エ.手熊浄水改良・耐震化事業の全体スケジュールを掲載しております。来年度から予定しております3期工事では、浄水池などの改良を実施することとしており、令和3年度に債務負担行為を設定して事業費を計上いたしております。また、オ.債務負担行為には令和2年度に設定いたします対象事業の期間、限度額、年度内訳及び限度額の財源内訳を記載しております。  29ページをごらんください。手熊浄水改良耐震化事業の平面図を掲載しております。令和2年度に施工予定の箇所につきましては赤色で示しております。  次に、30ページをお開きください。30ページから31ページにかけて式見取水ポンプポンプほか更新工事及び小ヶ倉浄水ナンバー1、2出雲配水池送水ポンプほか更新工事の位置図、ポンプ配置図、ポンプ状況写真、ポンプの状況及び今回の更新内容を掲載いたしております。  次に、32ページをお開きください。32ページから33ページにかけて長崎県が施行するダム堰堤改良事業及びダム情報基盤総合整備事業に係るダムごとの予定事業及び参考写真を掲載しております。  次に、34ページをお開きください。(3)配水施設事業、予算額10億833万6,000円でございます。ア.概要でございますが、老朽化した配水施設の改良や耐震化を計画的に行うほか、他事業の施工に伴い支障となる配水管の移設依頼工事などを実施するものでございます。次に、イ.事業内容でございますが、配水施設の改良につきましては南部配水池改良工事などを実施することとしており、3億4,240万8,000円を計上いたしております。また、配水施設の耐震化につきましてはつつじが丘配水槽築造工事などを実施することとしており、1億8,748万4,000円を計上いたしております。その他、国、県、市が施工する道路改良工事などに伴う移設依頼工事として3億4,316万2,000円などを計上いたしております。また、下段にはウ.財源内訳を記載しております。  35ページをごらんください。エ.債務負担行為には令和2年度に設定いたします対象事業の期間、限度額、年度内訳及び限度額の財源内訳を記載しております。  次に、36ページをお開きください。南部配水池改良工事の位置図、平面断面図、立面断面図、現況写真、施設の状況、今回の改良内容などを掲載しております。  37ページをごらんください。減圧槽監視装置設置工事の位置図でございます。令和2年度は赤色で示しております西部、北部地区の減圧槽5カ所を施工することとしております。  次に、38ページをお開きください。つつじが丘配水槽築造工事でございます。本工事は築造から49年が経過し、老朽化したつつじが丘配水槽を耐震構造のステンレスタンクに更新しようとするものであり、令和3年度に債務負担行為を設定して事業費を計上しております。位置図、平面図、現況写真、完成イメージ写真、施設の状況及び今回の更新内容を掲載しております。  39ページをごらんください。張岳中継ポンプ築造工事の位置図、平面図、築造予定箇所の写真、完成イメージ写真、施設の状況及び今回の更新内容等を掲載しております。  40ページをお開きください。(4)未給水地区無水源簡易水道事業、予算額3,374万4,000円でございます。ア.概要でございますが、水道未普及地域でございます宮摺地区、以下宿地区、大野・毛首地区の解消を図るため、令和2年度から令和6年度までの5カ年、総事業費7億5,966万9,000円で実施するものでございます。イ.事業内容でございますが、表の左側には令和2年度から令和6年度までの全体事業の内容及び事業費を記載しており、令和2年度は3地区の地形測量を行うこととしております。下段にはウ.財源内訳を記載しております。  41ページをごらんください。位置図及びスケジュールを掲載しております。  42ページをごらんください。(5)漏水防止対策事業、予算額2億5,998万8,000円でございます。ア.概要でございますが、本事業は管路などの漏水調査を行い、漏水箇所の早期発見、早期解消により漏水量を低減し、有効率のさらなる向上を図るため実施するものでございます。イ.事業内容でございますが、漏水箇所を発見するために実施する漏水調査業務委託につきましては1億8,440万円、漏水調査で発見された管路などの漏水箇所の修繕につきましては7,558万8,000円を計上いたしております。ウ.財源内訳を記載しておりますが全額自己資金となっております。下段には漏水調査のイメージ写真を掲載しております。  43ページをごらんください。(6)新浄水共同整備検討調査業務委託、予算額3,620万円を計上いたしております。ア.概要でございますが、浦上浄水が築後74年を経過し更新時期を迎えていることから、築後51年となる道ノ尾浄水とあわせて新たな浄水の整備をするに当たり、長与町と時津町との共同整備についての検討調査を行うものでございます。イ.事業内容でございますが、新たな浄水の整備を実施するために各市町の将来の水需要と水運用計画などの基本事項を整理し、共同浄水の配置計画、事業費と事業スケジュール、財政計画を検証するとともに共同整備に係る検討を行うこととしております。ウ.対象施設の概要といたしましては浦上浄水及び道ノ尾浄水の完成年月日、所在地、施設能力、給水人口・戸数を掲載しております。下段には長崎市と長与町及び時津町の位置関係を示すとともに、対象施設の位置及び共同浄水整備候補地の位置を掲載しております。  44ページをお開きください。エ.財源内訳でございますが、本事業に係る費用につきましては長崎市が一括して支出し、長与町及び時津町から負担金を受け入れることとしております。負担割合は基本事項に関する項目は均等割での負担とし、共同整備に係る項目は各事業体が見込む1日最大給水量による案分負担としております。下段にはオ.事業スケジュールを掲載しております。  45ページをごらんください。参考といたしまして水道事業に関する国の動向を掲載しております。広域化に関する事業に係る地方財政措置の拡充が図られたことにより多様な広域化を推進するため、経営統合だけでなく施設の共同設置や事務の広域的処理などの地方単独事業が追加され、一般会計出資債の元利償還金について交付税措置が50%から60%に拡充されています。下段には地方財政措置の拡充を受けた広域化に係る財政措置として(ア)単独事業の場合、(イ)2市町による共同整備事業の場合、及び(ウ)3市町による共同整備事業の場合を掲載しており、3市町での共同整備では53%の財源措置がございます。  次に、46ページをお開きください。新浄水共同整備検討調査業務委託における整備候補地の概要と位置図を掲載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 78 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 79 ◯浅田五郎委員 まず、24ページの中に配水施設整備事業の予算額を20億円組んでいるんですね。これいいとしても戦後75年たって老朽管がたくさん今出てきているし、この予算で老朽管の改良をどのくらい予想を立てているのか、それで大体どのくらいの予算が要るのか、それがわかったら教えてもらいたい。それが1つ。  それからもう1つ、水道料金の今後の見込みというので見ていると、人口減があるんでずっと減っていっているのだけれども、佐世保市は石木ダムを30年前からつくろうとしながらなかなか反対にあっているんだけれども、長崎市で人口が減るとかそういうの関係なく老朽管だけは直さないといけないという。それからもう1つ新たにダムをつくるということはまず不可能であるわけですから、その整備というのをきちっとやるため、私が質問したのは要するに人口減の見通しだとかあるいはその数値だとか、それから改良していくためにどのくらいの予算が要るのか、そういったものの数字が見込みとして出ていれば教えてもらいたい。  それからもう1つ資料としていただいた中で退職給付金というのが2億8,945万8,000円あるんだけれども、これ人数が何人分なのか、それもちょっと教えていただきたい。  以上です。 80 ◯花野水道建設課長 送配水管の全体の延長というのが現在約2,500キロメートルございます。導水管は除いて送配水管の延長が約2,500キロメートルございます。これを全て更新するとなりますと、試算しますと約1,880億円かかるような形になります。しかしながら法定耐用年数が40年間という形になっておりますが、40年間ですぐ壊れるというものではございませんので、その耐用年数を延命化させる手法をとっております。その中で20億円を投じながら更新を進めていくことで、一定の健全化を図りながら管路の更新を行う計画としております。管路の更新に関しまして、その選定につきましては機能評価と申しまして管路の経過年数であったり種類であったり、布設されている、埋設されている場所、例えば緊急避難の輸送道路であったり病院であったり避難所であったりにつながる管路、こういった管路を優先させながら、点数を決めて優先度を定めて更新することとしております。  説明は以上でございます。 81 ◯野瀬上下水道局長 今ご質問のあった2点目の長期的な財政運営についてのご質問でございます。これ先ほど業務部長からも説明をしましたように委員会資料の49ページに収支状況の今後の見通し、令和6年度までの分をお示しいたしております。これを見ていただけますと下から2段目のところが当年度資金の収支ということでございまして、赤黒がございますが何とか令和6年度まではマイナス12億円、この6年間でやりくりをしていきたいと。今後さらに収入が減ってまいります。これについては現在合併地区等の水道施設統合事業を10年間かけて、令和元年度に未調整の管がつながって令和2年度には各合併町にある小さな浄水を廃止すると。これが施設能力としては約1万2,000トン程度の能力を廃止いたしますので、ランニングコストとしてはかなり集約ができると考えております。こういった努力を今後とも継続する必要があるということで、先ほど事業部長のほうから説明した1点目は広域的な取り組み、有利な財政措置もございますし、そういった中で長崎市だけで賄うということではなくて、そういった広域的な取り組みができないかということ、もう1つは先ほど給水管の新しいポリエチレン管、軽くて施工性が高い、こういった部分については私どもの費用としても節約できて同じ金額の中でより長い距離の水道管の更新ができると。また、事業者の皆さんにも今非常に労働者不足という観点もございますので、労働条件としても改善ができると。こういった新しい技術の取り組みを含めてさらに経営努力をしていきたいと考えております。  以上でございます。 82 ◯濱田上下水道局総務課長 退職金の件ですけれども、退職給付費の2億8,945万8,000円と、予算書の35ページの予定貸借対照表の中の引当金のイ.退職給付引当金というのがあります。そこの15億1,622万9,000円、この2つを合わせたものが退職金に充てられるということになっております。それで、今のところの人数としては171名分を水道事業会計の分では見ているということでございます。  以上でございます。 83 ◯浅田五郎委員 それぞれありがとうございました。局長、とにかく佐世保市とか長崎市は人口が減っているけれども、ダムをつくらなきゃならない都市と違って長崎市がダムをつくるということはもうまず不可能な地形だと思うんですね。私も大変な地区に住んでいて水道の工事をしているのに出くわすときに大変ご苦労だなと思うんですね。そういう面でいろんな地形的な問題もあるだろうけれども、やはり改良しなければならないところは最近ポリエチレンの問題が出たんだけれども、そういう新しいものが出てきているんで、水道だけは蛇口をひねったら水が出るというのが日本の文化でしょうから、ぜひひとつそういうことは滞りなく行われるよう予算だけは十分に、これだけは求めるのは求めてやっていただいて、20億円で少しはという感じのようでしたけれども、余りにも計画予算と開きがあるからいかがなものかと思うんですけれども、自信ある答弁いただいたんでよろしくお願いしときます。  以上です。ありがとうございました。 84 ◯五輪清隆委員 給与費の関係でお伺いしますけれども、12ページの地域手当というのはどういう人が対象になるのか、通勤手当の関係なんかこの前不祥事もあったようですけれども、どういう形の中で把握してチェックやっているのか、これについてお伺いします。 85 ◯濱田上下水道局総務課長 まずチェック体制でございます。基本的に通常は年度当初、大体5月から6月ぐらいなんですけれども、各所属長が全職員を呼んでとか行って基本的には全ての手当についてチェックを行っているということでございます。それと私たちも特にスマートカードとかそういった部分がありますので、そういった部分の確認を今後とも行うようにして強化に努めたいと考えております。  以上でございます。 86 ◯川崎業務部長 ご質問の1点目の地域手当でございますけれども、地域手当につきましては全国の物価指数であるとかその地域の賃金のレベルであるとか、そういったものを調整して東京地区であれば12%とか、一番低いところではもうゼロというところもあります。これ以前は調整手当といっていた手当でございまして、長崎市におきましては3%の地域手当が再任用を除く正規職員についているところでございます。
     以上でございます。 87 ◯五輪清隆委員 地域手当、市町村合併を約15年ぐらい前にやったときに、本庁の職員が合併町に職場がかわったとかそういう関係で地域手当を含めて出していたと思うんですけど、出していたんですかね。私はどうもそういう感じがしとったもんですから。なかったですか。なかったらなかったで結構ですけど。  それと通勤手当の関係は何か一人ひとり呼んでどうのこうのって言いよっけど、通常であれば自宅からここまでというのは当然把握しているわけですから、一人ひとり呼ぶ必要ないんじゃないですか。この関係については今回上下水道局で初めて給与費の関係が出ましたからお聞きをしているんですけど、これはもう何回目もあるわけですよ。民間であれば例えば最寄りのバス停からここの会社までとか、そういうことをしながら公共料金であればこういうふうになりますよ、バスであれば幾らですよ、バイクであればリッター幾らですよ、2キロメートル以内であればもう手当はありませんよということで、そこについてはいわゆる一人ひとり呼ぶ必要なくして、速やかに例えば提出をさせるとか、自宅が変わったらそれをしなければ幾ら面談しても、ああ変わっていませんって言ったらそれで終わりますよ。そういう意味で上下水道局だけじゃなくして本庁としてそこらあたりはやはりしっかりせんば、すぐ新聞に載ってしまう。公務員は何しよっとかって議員もよく言われますけど、市民の皆さんはそういう意味で議員とか公務員の人に対してはそういう厳しい目がありますから、そういう再発防止をどういう形の中でやろうとしているのか、これについてお伺いします。 88 ◯野瀬上下水道局長 通勤手当の不正受給については上下水道局職員がそういった公務員として高い倫理性を持たなければならないにもかかわらず、そういった通勤手当の不正受給をしたということにつきましては、上下水道局として大変申しわけなく思っているところでございます。  これについて今議員がおっしゃったように、通勤手当というのはもう使った分を手当として支給するという非常にシンプルな制度でございますので、そこのところを職員一人ひとりがしっかり自覚をするということが第一義であろうかと思います。それとあわせて職員と管理職、特に管理職がやはり職員の状況を把握するということから、職員の状況を把握して間違いを起こすことがないような、しっかりそのことがわかっていればこういった通勤手当を今までバスで通っていた分を歩いて通っているという状況を直ちに把握することができれば、こういった不正受給という状況にはならないわけでございますので、管理職が一人ひとりの職員をしっかり把握をするということでこういったことが起きないような職場環境、職場づくりというものを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 89 ◯川崎業務部長 地域手当の関係でご質問がございましたけれども、現在は池島地区を除く地域について3%の支給をしているということで、上下水道局におきましては池島地区に職員がおりませんので、上下水道局については正規職員に3%ついているという状況でございます。 90 ◯五輪清隆委員 ちょっと簡単に教えてもらっていいですか。例えば川崎部長が野母崎町に勤務地が変わった場合、それについてはもう手当含めて何もついていないということですか。 91 ◯川崎業務部長 市内においての異動については同じ3%ですので、そのままどこに異動しても、池島以外の地区に異動になってもそのまま3%つくという状況です。  以上です。 92 ◯五輪清隆委員 昔そういうとってなかったですかね。調整手当って言ったかな。調整手当と地域手当ってよくわかんないと思って。地域手当って何か言いよったような感じしたもんやけん。わかりました。 93 ◯永尾春文委員 委員会資料の42ページの漏水防止対策事業について少しお尋ねします。まず大事な事業だと思うんですけれども、漏水件数が例えば過去5年ですけれども、どのような状況になっているのか、先ほど話があったように老朽化と連動しているかと思うんですけれども、そのことについて教えてください。 94 ◯河本給水課長 漏水調査を行って漏水箇所を発見しておりますけれども、平成30年度は498件発見しております。平成29年度は563件の漏水箇所を発見しております。  以上です。 95 ◯永尾春文委員 もう少しちょっと時系列で見たいので平成28年、平成27年、平成26年ぐらいわかりますか。 96 ◯河本給水課長 平成28年度は528件でございます。平成27年度が437件、平成26年度が469件、平成25年度が548件です。  以上です。 97 ◯永尾春文委員 ありがとうございます。大体500件前後の、これは調査件数にもよるのかなと思うんですけれども、今お話しして説明いただいたのは調査における漏水の発見件数ですね。それとあわせて調査してなくても漏水は事故として起こっているかと思うんですよね。そういう工事件数というか、対応件数というんでしょうか、そういったものはわかりますか。 98 ◯河本給水課長 委員おっしゃいますように、地下の漏水はこの漏水調査をやらさせていただいて毎年約500件ほど発見をしております。漏水をしますと道路ですとか石垣ですとか、そういうところに水が出てきますので、そういうところも場所を特定して修繕を行っております。それが大体年間2,000件程度ぐらいだということでございます。  以上です。 99 ◯永尾春文委員 ありがとうございます。大体2,000件前後ですね。やはり結構な数になっているかと思うんですけれども、ちなみにこの1億8,440万円の予算ですけれども、例えば昨年はどれぐらいだったか教えていただけますか。 100 ◯河本給水課長 昨年度は漏水調査の業務の事業費ですが1億7,380万5,000円でございます。予算額は以上の金額でございます。  以上です。 101 ◯永尾春文委員 金額でいうと、この漏水調査の増額をされているということですね。 102 ◯河本給水課長 今年度は予算を増額させていただいております。  以上です。 103 ◯永尾春文委員 わかりました。ぜひ漏水は市民の方もやはり急に起こりますと困りますし、ぜひこの調査を積極的に進めていただいて漏水を少しでも少なくするような仕組みをつくっていただきたいと思いますが見解をお聞かせください。 104 ◯中村事業部長 ただいま給水課長が説明させていただきました漏水件数のうち9割が個人の給水管、本管が1割と、統計上そのような結果が毎年出ております。本管は毎年20億円かけてずっと更新していくときには道路上の給水管、個人の管は本管から分岐で道路上の部分と個人の宅内の部分とありますけど、道路上の部分につきましては本管とあわせて更新をずっと行っていっております。現在主要な管路、大きな管路から布設がえを行っているんで、その老朽管の専用管の分、給水管の分の改築が思うように進んでいない状況ですけれども、今後20億円ずっと投資していく中で口径が小さい管の布設に重点をおいていくようなことになりますと、その給水管の更新も進んでいきます。その給水管の更新とあわせまして漏水調査も予算をしっかり確保してやっていきたいと、双方でやっていきたいと考えております。  以上です。 105 ◯永尾春文委員 ぜひ老朽化対策といいますか、漏水調査対策をよろしくお願いいたします。  以上です。 106 ◯平野 剛委員 全体的なことで質問をしたいんですが、質問する前にちょっと確認で昨今工事関係で建設費、建設資材の不足だとか人材の不足だとか大型工事の集中だとかいうことで、不調になったり不落になったりするケースというのをちょこちょこ最近聞くようになっているんですが、今年度における上下水道局からの発注に対してのその辺の不調だとか不落の件数というのはやはりそこら辺の状況に鑑みて多くなっているものなのか、それはもう通常どおりの件数ぐらいなのか、そこら辺の状況をまず教えてもらっていいですか。 107 ◯中村事業部長 上水道管におきまして資材不足というのは余り聞いていないんですけれども、規格品でずっと供給されているものでございますので。発注時期によっての不落というものは確かにございます。工事がちょうど重なっている時期にある程度小さい工事、利益率が上がらないといいますか、1本は1本なんですけれども、そんな大きくない工事になりますと入札参加者が少ないとか、また他工事と同時の日に落札がずっと続いていく中でそこで同日1落札の制限がかかって不落になるとかそういう事例はございますけれども、建設関係で高力ボルトとかああいうので大分おくれた工事とかございますけれども、そういう特殊な資材というのは余りありませんので、今言ったような内容が主な理由でございます。  以上です。 108 ◯徳満事業管理課長 令和元年度、今年度の不調の件数でございますけれども、上水道のほうで合わせまして7件ございます。昨年、平成30年度で10件、平成29年度はちょっと多うございますが、16件ございました。  以上でございます。 109 ◯平野 剛委員 ありがとうございます。今聞く限りにおいてはそんな多くなっているような傾向は特にないというような状況ですかね。じゃ、質問をかえて皆様方に公式なではないんですが、今回も剰余金、期首残高が123億円あるということで、一般の企業でなかなか年間の売り上げを超えるぐらいの剰余金というのが残っているのがもう超優良企業でこんな現金が余っているというところはなかなかないという中、こんな現金が余っているんだったらというような話をすると必ず返ってくるのが、いやいや工事のいろんな予定が入っているからとてもとても余裕がある話じゃなくて、今後次々と予定されている工事があるんですと回答されるわけなんですね。ただ、ある一方民間のほうに聞くと、なかなか工事の発注が来るのかというとこれはもう例年どおりの話で、片方で工事の発注の予定と現金はあるものの、それを民間のほうに仕事として発注しようとすると民間の受けられるキャパシティというのがありますよね。結局このキャパシティを超える範囲内というのはどんなに発注しようと思っても民間というのは受けられない話で、いつまでたっても予定と現金はあるものの消化できないということになるのかなと。ここについて民間側の見解とかを聞くと、将来何年にもわたって1割増し、2割増しの発注がずっと来るというのがあらかじめ約束されている、わかっているのであれば初めてそこで人を雇えるんですと。ただそこが見えない間はそれは人を雇うようなリスクというのはできないから、長崎市全体の業界として発注を受けるキャパシティがふえていくということはなかなか厳しいでしょうねというような声が上がってくるもんですから、それはちょっとたびたびきちんとマスタープランなりなんなり入れて、今後こういった発注をしていくんだと、老朽管だとか耐震がとかいろいろ含めてやっていくんだということをきちんと示していただくことで、初めて皆様方の計画がスムーズに行くんだろうと思うわけなんです。まずその辺について現在どのようになっているのか、一方で工事の予定がたくさんあって、一方で民間の受け入れる側もちゃんと育てていってもらわないと、ここにギャップが生まれたまんまじゃないかなと思うんですよね。そこに対してたびたび指摘をしているんですが、現在そこら辺の民間とのやりとりというのはどのようになっているのか教えてもらっていいですか。 110 ◯野瀬上下水道局長 まず長期的な資金があるという部分のことでございますが、現在110億円程度ございます。ただ、これ先ほど業務部長も申し上げたように例えば平成6年に大きな渇水ございました。その前にも大きな渇水があった。水をタンカーで島原半島から運ぶと。気候が不順になったときにはライフラインでございますのであらゆる手段を用いて我々市民の皆さんにご迷惑かけんようにせんといかんと。こういったときの資金がどの程度かかるのかというと、過去の事例からすると60億円あるいは70億円といった大きな額が1年間で収入の減あるいは手当のための費用として要ったという実績がございます。  また、一方でこれ企業会計でございますので、平野委員、民間の企業にもいらっしゃったので企業会計の現金の部分でございますが、これは今現金で持っておりますが、我々の水道事業、下水道事業というのは施設があって、それで皆さんに水あるいは下水の処理をしてそれを使用料でいただくということで、施設の更新をすることがもう大前提でございますので、今現金で持っておりますが将来的な施設の需要から考えると非常に今後さらに厳しくなっていくと。これだけの資金があるから非常にもう安泰ですよという状況ではない、今後さらに厳しくなっていく時代をどう効率化して、使用料改定の時期というのがなるべく後ろのほうにずれるように努力していく必要があると考えております。  一方で、民間にどういうふうに仕事を出していくのか、そこを民間として仕事が受けられるのかということでございますが、これについてはもう我々のほうも民間の企業て受けていただかないとライフラインというのを施設の更新ということは守っていけませんので、我々のほうでも長期的な部分でどういった事業をするのかということでは、まさに配水施設整備事業については継続費ということで5年間で毎年20億円、100億円でやっていきますよということを明示して、従前はずっと最初のほうは10億円程度あるいは15億円程度ということで老朽管の更新をやる5年間の計画というのを5年ごとに更新してお示しをするということで取り組んでおります。  また、もう1つは例えば管工業協同組合で同じライフラインでお仕事をしていく組合、事業者の皆さんにも我々の長期的なマスタープラン等の改定の中でどういったことを進めていくのかと、こういった大きな長期的な事業計画についてはしっかり共有していく必要があると。今回も当初予算について議会のご承認がいただけた後にはそういった事業者の皆さんにも我々の予算というのはしっかりご説明をして共有化をしていきたいと、そういった地道な取り組みが今後とも必要であろうと思っております。  また、先ほど不落の部分を若干説明させていただきましたが、事業者の皆さんに年度内でしっかり仕事をしていただくために我々のほうも協力する必要があるということで、事業の早期発注、これ繰り越しではなくて債務負担をすることによって早期発注をする、あるいは設計のほうを年度がかわってから設計して夏過ぎに出すということではなくて年度内に設計できるところはして、年度の早い時期に出すということで、そういった取り組みを今進めている。そういった効果もあって不落の部分は減ってきていると、こういった努力もしていきたいと考えております。  以上でございます。 111 ◯平野 剛委員 一通り詳しく回答いただきましてありがとうございました。まず大きく3点ぐらい見方があると思うんですが、ぜひ民間を育てながら不調不落をなくす円滑な発注するという意味で年度にまたがる発注の仕方をしていただきたいですし、皆様方の発注によって景気刺激策ということにもなるんで、そこら辺は自分たちの予定をスムーズにやるということに伴って民間を育てる、これはもう雇用もふえていくということになるんで、予定があるんであればそういった民間を育てるという意味合いにおいても、そういったマスタープランというのをきちんと示していただきながら、民間とともに工事がきちんとスケジュールどおりやっていけるという体制をとっていただきたいということと、これだけ剰余金がたまっているということはある意味受益と負担の法則からしても現役の世代でためていったお金ですから、早急にやはり老朽化している分については改善をしていただきたいということもありますし、また将来、先ほど使用料の引き上げ、これは今後厳しくなってくるのは明らかだと思うんですが、実際そういったことを検討なされる際にいやいや剰余金があんだけあるやんかと、やはり決算状況を見てそうしか言われなくなるときがあるかと思うんですよ。そういったことも含めるとやはり何ぼ、いやこれだけ予定があるんです、これだけ予定があるんでと言っても、いや消化し切れんやかねって。剰余金がそれだけあっとやろうっていうことにしかならないと思うんで、そういったいろんな角度においても今持っている剰余金というのを早く老朽管というのを改善していきながら、民間の仕事が回るような形だとか全体的に大局的に見て水道局長から多くの部署にちゃんと指示をしていただいて、そういった中で体制を整えていただいて事業の発注を目指していただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 112 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第22号議案「令和2年度長崎市水道事業会計予算」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 113 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時8分=           =再開 午後2時18分= 114 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に、第23号議案「令和2年度長崎市下水道事業会計予算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 115 ◯野瀬上下水道局長 第23号議案「令和2年度長崎市下水道事業会計予算」についてご説明申し上げます。  まず議案書の1ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございますが、(1)水洗化戸数は18万6,909戸、前年度に比べ353戸の減、(2)年間総処理水量は4,607万8,000立方メートル、前年度に比べ65万5,000立方メートル減、(3)1日平均処理水量は12万6,241立方メートル、前年度に比べ1,444立方メートルの減となっております。  次に、(4)主要な建設改良事業でありますが、これらの事業につきましては、後ほど委員会資料を用いて説明申し上げます。  次に、2ページをお願いいたします。第3条、下水道事業の経営活動に係る収益的収入及び支出でございますが、下水道事業収益は133億6,645万9,000円、下水道事業費用は118億8,006万3,000円となっております。次に、第4条、施設の建設改良に係る資本的収入及び支出でありますが、資本的収入は71億9,475万4,000円、資本的支出は115億576万2,000円となっております。  次に、3ページ、第5条、債務負担行為でありますが、管渠整備事業など計10件につきまして期間及び限度額を定めております。  次に、4ページをお願いいたします。第6条、企業債でございますが、下水道建設事業の財源として23億380万円、企業債元利償還金を対象とする下水道事業債として8億7,420万円、それぞれ借り入れることといたしております。次に、第7条、一時的な資金不足を補う一時借入金の限度額でございますが、40億円と定めております。次に、第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用と5ページの第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては議案書記載のとおりでございます。次に、第10条、一般会計からの補助金でございますが、水洗化普及促進に要する経費として2,566万2,000円の補助を受けることとなっております。次に、第11条、鉄ぶたなどの棚卸資産でございますが、購入限度額を4,000万円と定めております。下水道事業におきましては、収入が水道事業と同様、減少傾向にあることに加え、企業債残高は依然として720億円を超えるなど非常に厳しい状況下にございます。今後とも経常的なコストを抑制し経営の健全化に努めるとともに、環境と調和し強靱で持続する下水道という基本理念のもと、施設の老朽化対策、統廃合、浸水防除、不明水対策などの事業を着実に実行していく所存でございます。  私からの説明は以上でございますが、詳細につきましては担当部長からそれぞれ説明させていただきます。 116 ◯川崎業務部長 それでは引き続き議案書の様式については、先ほどご審議いただきました水道事業とほぼ同じ様式になっておりますのでご参照いただきたいと思いますけれども、予算計上人員だけ議案書で説明をさせていただきたいと思います。  12ページをお開きいただきたいと思います。12ページの最上段の表の職員数の欄をごらんいただきたいと思います。まず、特別職は10人を見込んでおりまして前年度からの増減はございません。次に、一般職につきましては、本年度は94人を見込んでおりまして、前年度と比べ2人増となっております。これは汚水管渠の整備工事の件数が減少する見込みであることなどに伴いまして正規職員が2人減となるものの、水道事業会計と同様、会計年度任用職員制度への移行に伴いまして会計年度任用職員が4人増となることによるものでございます。なお、職員数の括弧書きにつきましては、再任用の短時間勤務職員を外書きといたしておりますけれども、本年度は11人を見込んでおりまして、これは今後の厳しい経営状況や過去の勧奨状況を踏まえ集中的な勧奨体制への見直しを実施することに伴いまして、前年度と比べ1人減となっております。  以上が予算計上人員の説明になります。  引き続きまして、上下水道局提出の委員会資料に基づきまして説明をさせていただきます。  委員会資料の1ページをごらんいただきたいと思います。1ページには令和2年度当初予算総括表のうち収益的収入の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款下水道事業収益は133億6,645万9,000円で、前年度に比べ4,169万6,000円、0.3%の増となっております。その主な理由といたしましては、企業債残高の減少に伴いまして一般会計からの元利償還金に対する繰出金が減少したため、第1項営業収益第2目負担金が4,352万4,000円の減、第2項営業外収益第2目負担金が8,444万8,000円の減となるものの水道事業と同様に第3項特別利益第3目その他特別利益が長崎県市町村総合事務組合からの脱退に伴う精算金が生じることによりまして1億1,884万4,000円の増となったことなどによるものでございます。  次に、5ページをお開きください。収益的支出の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款下水道事業費用は118億8,006万3,000円で、前年度に比べ4,916万3,000円、0.4%の増となっております。この結果、収益的収入から収益的支出を差し引いた収支差し引きは最下段に記載しておりますとおり、消費税込みで14億8,639万6,000円の黒字となる見込みでございます。  続きまして、16ページ、17ページをごらんいただきたいと思います。収益支出の性質別内訳でございますが、この内訳で前年度予算額と比べた増減の主な理由について説明をさせていただきます。  まず、表の上段、人件費でございますが、計の欄の差し引き増減に記載しておりますとおり1億60万4,000円の増となっております。これは先ほど説明いたしました長崎県市町村総合事務組合の脱退に伴う退職給付引当金繰入金が生じたことなどによるものでございます。次に、表の下段、物件費等は計の欄の差し引き増減に記載しておりますとおり5,144万1,000円の減となっております。これは下から4番目の固定資産除却費が東部下水処理中央監視制御設備改築工事に伴う既存設備の除却が生じることに伴いまして1億7,400万円の増となるものの、下から3番目の企業債利息が企業債残高の減少に伴い1億5,665万7,000円の減となったことや、中ほどの修繕費でございますが東部下水処理の修繕費が減となったことなどに伴いまして8,878万円の減となったことなどによるものでございます。  続きまして、資料18ページをお願いいたします。資本的収入の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款資本的収入は71億9,475万4,000円、前年度に比べまして1億117万9,000円、1.4%の減となっております。  次に、21ページをお願いいたします。資本的支出の対前年度当初予算目別比較を記載しております。第1款資本的支出は115億576万2,000円で、前年度に比べ2億6,867万6,000円、2.3%の減となっております。その主な理由といたしましては、第1項建設改良費第1目単独公共下水道建設事業費が長崎駅土地区画整理事業区域内の汚水管布設工事などに伴いまして、3億7,326万5,000円の増、第4目公共下水道建設事業費が東部下水処理中央監視制御設備工事などに伴いまして3億5,127万7,000円の増となったものの、企業債償還金が借換債の借りかえ年度に当たらないことなどによりまして12億4,154万3,000円の減となったことなどによるものでございます。この結果、資本的収入から資本的支出を差し引いた資本的収支不足額は表の下段、二重下線の下に記載しておりますとおり43億1,100万8,000円となりますが、減価償却費などの損益勘定留保資金や積立金等の補填財源で補填することといたしております。  次のページの24ページから45ページにかけましては後ほど事業部長から説明させていただきますので、資料飛んでいただきまして46ページをお開き願いたいと思います。3の企業債の状況でございますが、(1)企業債の推移の表の最下段、一番右側の欄に記載しておりますように、令和2年度末の未償還残高は687億119万5,000円となりまして平成27年度決算と比較いたしますと5年間で約197億円の減となる見込みでございます。  次に、47ページをごらんください。下水道使用料の今後の見込みでございますけれども、まず令和元年度決算見込みにつきましては先ほど説明しました水道料金と違いまして大口事業所の使用水量の減というのが先ほど説明しましたけれども、これが公共下水道の区域外のためその減った量については余り影響がない、それから井戸水に切りかえられたところについても井戸水は下水道に流されますので、それらも下水道のほうには余り影響がないということはありますけれども、人口減少に伴う使用水量の減と夏場の天候不良によりまして約78億2,000円となりまして、平成30年度決算と比べまして約1億円の減となる見込みでございます。次に、令和2年度の予算につきましては、水需要の減が今後も続くものと考えられますので、約77億7,000万円を見込んでおりまして、令和元年度決算見込みと比べて約5,000万円の減となる見込みでございます。  次に、48ページをごらんいただきたいと思います。令和6年度までの収支状況の今後の見通しを記載しております。表上段の収益的収支のうち中ほどのオレンジ色の網かけをしている純利益は下水道使用料の減に伴い減少していくものの、中部下水処理の廃止に伴う固定資産除却費が生じる令和5年度以外は一定の純利益が確保できる見込みでございます。次に、資本的収支のうち建設改良費につきましては、施設の老朽化対策として5カ年計画で実施しているストックマネジメント事業や中部下水処理の廃止に伴う西部下水処理の増設などの事業が続きますことから、令和3年度以降も多額の事業費が生じる見込みでございます。なお、表の最下段の累積資金残高につきましては、令和6年度末において約106億円を確保できる見込みとなっております。  私からの説明は以上でございますが、引き続き主要事業について事業部長から説明させていただきます。 117 ◯中村事業部長 恐れ入りますが、委員会資料24ページにお戻りください。2.下水道事業の主要事業などにつきまして資料に基づき説明させていただきます。(1)下水道ストックマネジメント事業、予算額15億6,635万8,000円でございます。ア.概要でございますが、本事業は老朽化等による事故発生や機能停止を未然に防止し、長期的な施設の状態を予測しながら点検・調査及び修繕・改築を行い、計画的かつ効率的な維持・管理のための整備を実施するものでございます。イ.事業内容でございますが、汚水管渠の整備につきましては京泊2丁目などの三重地区の管更生工事や汚水管路カメラ調査などを実施することとしており、令和2年度は4億770万7,000円を計上いたしております。また、下水処理の整備につきましては令和元年度の債務負担行為を設定し、現在施工中の東部下水処理中央監視制御設備の改築工事のほか記載の工事などを実施することとしており、令和2年度は11億5,865万1,000円を計上いたしております。下段にはウとして本事業の全体スケジュールを記載しております。  25ページには、エ.財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。また、オ.債務負担行為には令和2年度に設定いたします対象事業の期間、限度額、年度内訳及び限度額の財源内訳を掲載しております。  26ページをお開きください。令和2年度に実施する汚水管更生工事の位置図を掲載しております。  27ページにはそのうち三重地区の施工箇所位置図を掲載しており、令和2年度に実施する箇所につきましては赤色の線で示しております。下段には管更生の施工前後の写真と工法の説明を掲載しております。  また、28ページと29ページには南部下水処理、東部下水処理の改築工事の平面図などを掲載しており、それぞれのページの上段の平面図には令和2年度に施工する箇所を赤色で示しております。下段には改築工事において更新する設備の状況及び写真をイメージとして掲載しております。  次に、30ページをごらんください。(2)下水道施設統合整備事業、予算額4億9,950万円でございます。ア.概要でございますが、本事業は老朽化が進んだ中部下水処理の水処理機能を停止し西部下水処理に統合するもので、中部処理区の汚水を西部下水処理に送るためネットワーク管を整備するとともに、受け入れ側である西部下水処理の水処理施設の増設を行い、令和5年度までに中部下水処理の水処理機能を停止する予定としております。イ.事業内容でございますが、汚水管渠の整備につきましてはネットワーク管の整備として尾上町内径1,200ミリ汚水管推進工事を、下水処理につきましては受け入れ側の西部下水処理水処理施設の築造工事や主ポンプ設備の詳細設計などを実施することとしております。下段にはウ.下水道施設統合全体スケジュールを掲載しております。  31ページをごらんください。上段にはエ.財源内訳を、中段のオ.債務負担行為には令和2年度に設定いたします対象事業の期間、限度額、年度内訳及び限度額の財源内訳を掲載しております。  32ページをお開きください。尾上町内径1,200ミリ汚水管推進工事の概要を掲載しております。上段の航空写真には既設の汚水幹線を黒色の線で示しておりますが、中部下水処理へ流入する右側の中部1号汚水幹線から左側の西部1号幹線まで浦上川を横断して青色と赤色の線で示しております新ネットワーク管を布設することにより、中部処理区の汚水を西部下水処理に送水するものでございます。青色で示しております区間につきましては平成27年度から平成29年度にかけて整備を行ったもので、今回は赤色の区間について令和2年度から令和3年度の2カ年で約275メートルの整備を行うこととしております。下段には横断図を掲載しております。  33ページをごらんください。西部下水処理水処理施設の土木築造工事等の概要を掲載しております。同処理の水処理施設は今年度で8系列目まで整備が完了し、令和2年度から赤色で示しております9系列目の築造に着手することとしております。また、ナンバー7.主ポンプ設備の詳細設計も行う予定としております。なお、下段には水処理のフローとイメージ写真を掲載しております。  次に、34ページをお開きください。(3)公共下水道雨水建設事業、予算額10億9,156万円でございます。ア.概要でございますが、本事業は雨水の浸水防除のため雨水管渠や雨水排水ポンプなどの雨水施設の整備を実施するもので、集中豪雨などにより浸水が発生している地区について事業計画を策定し、雨水排水施設の整備を行うものでございます。イ.事業内容でございますが、長崎駅周辺の浸水対策として貯留管などの整備を進めている中部第三排水区の雨水渠布設工事やマンホールポンプ設備工事を実施することとしているほか、築町排水区の雨水渠布設工事を行うこととしております。また、JR長崎本線連続立体交差事業に伴う稲佐立体交差の平面化により、その周辺地区の浸水対策として中部第三排水区(幸町ほか)の雨水渠布設工事を行う予定としております。また、中部シシトキ排水区につきましても雨水を中島川へ排除するため、雨水渠推進工事を引き続き実施する予定としております。下段にはウ.財源内訳を掲載しております。  また、35ページにかけてエ.債務負担行為、(ア)限度額の年度内訳及び(イ)限度額の財源内訳について掲載しております。  次に、36ページをお開きください。尾上町の中部第三排水区雨水渠布設工事の位置図を掲載しております。午前中に補正予算で計上させていただいた部分を赤色の点線で、今回当初予算計上部分を赤色の実線で示しております。下段には施工状況の写真を掲載しております。  37ページの図につきましては午前中の補正予算説明と同様のものでございます。  38ページをお開きください。築町排水区の雨水渠推進工事でございます。赤色で示した部分に雨水渠を布設し、黒色で示している既設の雨水渠から中島川に排水することとしております。下段には推進工法のイメージ図などを掲載しております。  また、39ページには上段にJR長崎本線連続立体交差事業に伴う雨水渠布設工事の位置図を掲載しております。アンダーパスの平面化にあわせて、赤色で示している部分に雨水貯留管を埋設することとしております。下段には稲佐立体交差事業完成後のイメージを掲載しております。  次に、40ページをごらんください。(4)汚水管渠・下水処理等整備事業、予算額9億6,602万円でございます。ア.概要でございますが、本事業は汚水管渠及び下水処理などの整備を実施するものでございます。イ.事業内容でございますが、汚水管渠の整備につきましては汚水管の布設工事のほか、流下不良対策として汚水管渠の再構築を行う魚の町、江戸町、元船町の汚水管推進工事などを実施することとしており、令和2年度は8億4,370万円を計上いたしております。また、下水処理の整備につきましては脇岬浄化センターの自家発電設備工事などを実施することとしており、令和2年度は1億2,232万円を計上いたしております。  41ページをごらんください。ウ.財源内訳を掲載しております。また、エ.債務負担行為には令和2年度に設定いたします、対象事業の期間、限度額、年度内訳及び限度額の財源内訳を掲載しております。  42ページをごらんください。魚の町、江戸町、元船町の汚水管推進工事の位置図でございます。令和2年度は赤色の線で示しております1)、2)、3)の箇所を実施することとしており、流下不良箇所を位置図赤色の丸で示しております。下段には流下不良による汚水の滞留状況及び溢水状況の写真を掲載しております。  43ページには脇岬浄化センターの自家発電設備工事の位置図、平面図、イメージ写真を掲載しております。  続きまして、44ページをごらんください。(5)汚水改良事業、予算額1億9,826万9,000円でございます。ア.概要でございますが、本事業は既設汚水管の移設及び下水処理の既設設備の改良などを行うものでございます。イ.事業内容でございますが、汚水管渠の整備につきましては国・県・市道の改良工事などに伴う汚水管移設工事を実施することとしており、令和2年度は8,330万円を計上いたしております。また、下水処理の整備につきましては南部下水処理沈砂池ゲート設備更新工事などを実施することとしており、令和2年度は1億1,496万9,000円を計上いたしております。ウには財源内訳を掲載しております。
     次に、45ページをお開きください。(6)不明水対策事業、予算額5,600万円でございます。ア.概要でございますが、本事業は汚水管渠への雨水の浸入を防止するため、汚水管などの布設がえ工事や汚水ますの取りかえ、穴あき鉄ぶたの取りかえなどを実施し、安定した汚水の処理を図るものでございます。イ.事業内容でございますが、汚水管布設工事のほか汚水ますや穴あき鉄ぶたの取りかえなどを実施することとしております。ウには財源内訳を掲載しております。また、下段には穴あき鉄ぶたの取りかえ前後の写真を掲載しております。  説明は以上でございます。 118 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 119 ◯浅田五郎委員 資料いただいた中で12ページの資料、職員の給与の中で会計年度任用職員と非常勤嘱託員合わせて94名となっているんだけど、その下の欄に84名が会計年度任用職員以外で予算の積算の職員の数字か84名と出ているんですね。合計、市の職員は上下水道局職員178名という受けとめ方でいいのかどうか、それが1点。それだけ先に。 120 ◯濱田上下水道局総務課長 上下水道局の職員としましては、先ほどの水道の予算資料の中でもありましたとおり、187名と下水道の職員として94名の、この2つの合わせた数字が上下水道局の職員となっております。  以上でございます。 121 ◯浅田五郎委員 要するにこの94名と下の84名も合計されているという受けとめでいいんでしょう。 122 ◯濱田上下水道局総務課長 上下水道局には水道でお金を支払っている職員と下水道のお金で支払っている職員といます。この部分で、今の下水道の分の94名については会計年度任用職員を除いた部分がこの下の84名という形になっております。だから、ことしまでで言いますと正規が84名でそれ以外の嘱託だったり臨時だったりというのを合わせると94名という形になっております。  以上でございます。 123 ◯浅田五郎委員 わかりました。ありがとう。  それからもう1つ、先ほどから水道料金の今後の見込みと下水道使用料の今後の見込みの数字をいただいた。私はこの2つを見ながら、下水道使用料は5億5,000万円、そしてもう1つは8億6,000万円減になっているんですね。これを見たとき、長崎市は交流人口の増加というのか、いわゆる観光客とかそういったものを含めて、下水道のあるところ、大体観光客とかなんか全部使っていると思うんですね、交流された方々はね。一般の水道料金というのは一般家庭、山の上であろうとどこであろうと長崎市のものと思うんだけど、この数字を見てみると長崎市が交流人口、交流人口と言う割にはここの一連の数字から見てみると、余り交流されていないんじゃないかなと思うんだけど、この両方の数字を見ながら局長どう感じますか。下水道というのはやはり交流人口の人たちがこれを使うんだけど、ずっと減になり過ぎているんだけど、その辺どう思うか聞かせて。 124 ◯野瀬上下水道局長 下水道使用料の算定基準は水道で使ったものが例えばお風呂に使ったり、あるいは洗濯をしたり、それが公共下水道に流れていくということで、水道料金を基礎といたしております。ただ、一部井戸水等で水道料金がかからない分とか、あるいは逆に下水道処理区域外の場所で下水道に接続せずに自己処理をされているような分、これは水道と下水道の違いがあるということでございますので、水道が一般で下水道が交流人口ということは違うかなと思っております。  以上でございます。 125 ◯浅田五郎委員 ちょっと理解しにくかったし、私の質問がおかしかったかと思うんだけど、そうじゃないんですよ。やはり長崎市は交流人口、観光客にたくさん来ていただいているね。そこへ少なくとも下水道を使うところの場所だと思うんだよね。下水道を使っていないところもあるわけだけれども。あなたが今言ったのは水道料金の中から水道が下水道に流れて、それを使っているんですよということだけど、ただこの数字を見たときに私は下水道とか水道料金の中からでも交流人口がどの程度増加しているかなんていう数値を追いかけることはできやしないのかなという感じて、実は尋ねてみたわけで。全く関係ありませんと、交流人口はこの水道料金とかあるいは下水道の使用料を全く数値としては見ることできないんですという意味であれば、それはそうだけど私は見られるんじゃないかなという感じがするもんだから、そういうことでちょっとお尋ねしただけです。 126 ◯野瀬上下水道局長 水道、下水道で交流人口ということはございませんが、例えば水道料金でランタンフェスティバル期間中がどうなのかとか、あるいは人が非常にふえる時期がどうなのかということは当然ございます。また、最近新しいホテルが幾つかできております。この部分はやはり水道料金としての我々としては新しいお客様ということで、非常にありがたいなと思っております。  以上でございます。 127 ◯向山宗子委員 45ページの不明水対策の件で少し教えていただきたいんですけれども、穴があいているこの鉄のふたを密閉型に今度取りかえていく。210カ所とありますが、長崎市内にどれくらい、まだ穴のあいた鉄のふたが存在していて、今回どのくらいのパーセントを取りかえられるのか、もしわかっていたら教えていただけますか。 128 ◯平野下水道建設課長 今の質問で、現在穴あき鉄ぶたがどのくらい長崎市内にあるのかということでございますが、現在において鉄ぶたが約11万5,000枚存在しております。その中に今回取りかえようとしているタイプの穴あき型鉄ぶたは約3万5,600枚が存在しております。  以上でございます。 129 ◯向山宗子委員 全体で11万5,000枚あって、その中の3万5,600枚が穴があいていると。そのうちの210枚を今回かえるという理解でいいんですよね。 130 ◯平野下水道建設課長 すみません、私の説明があれだったので申しわけございません。  この事業では今言いましたように210枚の穴あき鉄ぶたをかえます。ただ、そのほかで私どもが維持管理しております中で、例えば道路改良とか道路舗装工事等の支障物件としてうちに来ます。そのときに穴あき鉄ぶたがあれば、その事業の中でまた修繕等でかえていったりします。ですから、この不明水対策事業だけでかえているということではなく、この事業で210枚かえているということで、年間の事業枚数でいきますと全体で約1,000枚近くはかえていこうということです。ただこれは先ほど言いましたように、ほかの道路改良工事とかの数で前後はしますけれども、一応年間1,000枚はかえていきたいと考えております。  以上でございます。 131 ◯向山宗子委員 では、さまざまな事業を合わせて大体年間1,000枚はかえるということですけれども、これ3万5,000枚を年回1,000枚かえよったら35年かかるわけで。不明水対策もそうなんですけれども、何で私がこういうことを申し上げるかというと1回市民相談がありまして、この穴が要するに雨水が通るだけじゃなくてゴキブリが通ると。下水道の暖かい環境でゴキブリが発生して、この穴から出てきて家のほうに来て、それで大量発生して、ゴキブリがどこに逃げるのかと追跡された市民の方がこの穴に逃げていると。うじゃうじゃおるということでご相談あったことがあって、即刻お願いをしたらこの穴を詰めてくださるという応急処置をしてくださったということがあったので、今回はお尋ねをさせていただきました。これどっちにしても不明水対策もあるし、そういう環境の整備という点でも言ったらちょっともう少しすぐかえてしまえというわけにはいきませんけれども、ここ五、六年とか10年ぐらいでもうかえてしまうというお気持ちはありませんか。 132 ◯平野下水道建設課長 今の委員のご指摘のとおり汚水管にはゴキブリが多数存在しております。言われましたようにマンホールの穴から出てくる、例えばこの写真にあるような穴からだけではなくて、ふたをあけるための穴、そういうところからも出てきたりはしているんですけど、当然そういうのは市民からの通報がいただければ我々も駆除に行ったりしています。また、市内の繁華街、浜町とか銅座近辺におきましては当然飲食店が多うございますので、そこのあたりはやはりゴキブリが多く存在します。そこにつきましては年に1回、ゴキブリ駆除等を実施しているところでございます。  ふたの交換枚数につきましては、まず穴あきぶたが多いのはやはり設置年度の古い中部処理区というのが数多くあります。3万6,000枚のうち約1万2,000枚から5,000枚くらいは中部に集中しておりますので、まずはそこのところで集中的にやっていきたいと思います。ただ、年間1,000枚という数が少ないという捉え方は十分わかるんですけど、いろんな事業と組み合わせながら取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 133 ◯向山宗子委員 私がご相談を受けたところは余りそういう飲食店とかがない住宅街の方からだったんですけれども、これは環境面にも余り本当によろしくないと思いますので、どうせかえなければいけないのであれば前倒しで努力していただきたいと思います。要望にしておきます。 134 ◯柿田 正委員 先ほどから水道と下水道、両方合わせてお聞きしたいところを質問です。  長崎市はよく水道料金が高いと言われると思うんですね。それはご認識なさっているかなと思うんですけれども、今回初めてこの内容を見せていただいて一定の理解はするんですけれども、今後上下水道の使用量がどんどん減っていく中で、水道料金に反映してくるということはあり得ると考えていらっしゃるんでしょうか。将来的です。 135 ◯野瀬上下水道局長 水道料金、下水道使用料でございますが、長崎市の水道は高いとずっと言われていますが、県内で見ると従前は使用水量が多かった時期で、逓増制でたくさん使うと高くなるという仕組みになっております。ですから、製造業については非常に高い料金をいただいているというのが実態でございます。一方、一般家庭でございますが、最近お二人ぐらいが標準世帯でございますが、10トン程度の使用量の場合は県内のまさに中位ということで、真ん中ぐらいということでございます。人口減少等で今後使用料が非常に厳しくなってくる中で、原資は使用料でございますので、使用料の中でいかに更新あるいはライフラインとしての運営をやっていくかということでございます。それがやはり収入と支出がつり合うというのが前提でございますので、なるべく収支を整えるように我々は努力をすると。この5年間については今まで取り組んできた成果の中で収支はつり合うようになっておりますので、現下の私どもの務めはその次の5年、10年をつり合わせるようにいかに努力していくかということだと考えております。  以上でございます。 136 ◯柿田 正委員 わかりました。特に長崎市が定住人口をふやしたいという話をしている中で、やはり土地の値段が高くて住居費が高かったりとか、生活費が高かったりとかするので、なかなかふえないところもそれも1つの要因かもしれませんので、特に上下水道の金額がよく見えてしまうもので、できるだけ抑制できればという願いを時々市民の方からも言われるので、少しでも抑制できるような方向で頑張っていただければと思います。  以上です。 137 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。ないようですので1点だけ申しわけない。先ほどの向山委員からの穴あき鉄ぶたの件なんですけれども、確かに害虫の関係でいけば密閉型がいいんでしょうけど、私の感覚では例えば大雨とか降ったときなんかは穴からあふれて危険性がないからこれなのかなと思ったんですけれども。密閉したときにはそういう危険性はないんですか。 138 ◯平野下水道建設課長 今委員長の言われましたように例えば雨が降ったときに水がたまったと。いっぱい不明水が入りまして、そのとき穴から水が出る、それでふたが安定を確保できる、そういった意見だと思いますが、今の密閉型におきましてもこれは下水道協会というところが指針を出しておりますが、当然空気の圧力とか水の圧力等がかかった場合はそのふたが約1.5センチ、まずその衝撃であきます。プラス・マイナスそれに5ミリぐらいの余裕幅があるんですけど、そこで空気、水等を1回出してふたがあかないような、そういう基準になっておりますので安全性は確保されております。  以上でございます。 139 ◯筒井正興委員長 災害があったときにぽんとあいて、ふたが外れてそこに落ちたりとかそういう危険性とかないのかなと思ったから聞いただけで、ちょっとしかあかないということで、そこで水抜き、空気抜きをするということですね。わかりました。  ほかにないようでしたらこれで質疑を終了しますがよろしいでしょうか。  質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第23号議案「令和2年度長崎市下水道事業会計予算」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 140 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時3分=           =再開 午後3時5分= 141 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に、第18号議案「令和2年度長崎市生活排水事業特別会計予算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 142 ◯川崎業務部長 第18号議案「令和2年度長崎市生活排水事業特別会計予算」についてご説明いたします。この事業につきましては農業集落排水事業及び漁業集落排水事業の管理運営に係る予算を計上するものでございます。  予算説明書2ページ、3ページをごらんいただきたいと思います。2ページには歳入の予算額を、3ページには歳出の予算額を記載しております。それぞれ総額5億4,324万8,000円を計上いたしております。  それでは、予算の詳細につきましては、議案書及びお手元に配付しております委員会資料に基づき総務課長からご説明いたしますのでよろしくお願いいたします。 143 ◯濱田上下水道局総務課長 第18号議案「令和2年度長崎市生活排水事業特別会計予算」につきまして、議案書と上下水道局提出の委員会資料に基づきご説明いたします。  議案書14ページ、15ページをお開きください。歳入でございます。第1款分担金及び負担金第1項分担金第1目集落排水事業受益者分担金でございますが、15ページの説明欄に記載のとおり農業集落排水事業受益者分担金が38万9,000円、漁業集落排水事業受益者分担金が14万1,000円の合計53万円となっております。次に、第2款使用料及び手数料第1項使用料第1目集落排水使用料でございますが、15ページの説明欄に記載のとおり農業集落排水使用料が7,569万8,000円、漁業集落排水使用料が4,868万7,000円、土地使用料の1万2,000円を合わせまして1億2,439万7,000円となっております。  次に、16ページ、17ページをお開きください。第3款繰入金第1項一般会計繰入金第1目一般会計繰入金が3億8,942万3,000円となっております。繰入金につきましては使用料等の歳入で賄えない部分を一般会計から補填するものでございます。次に、第4款諸収入第1項雑入第1目雑入でございますが、後ほどご説明いたします歳出の【単独】農業集落排水施設整備事業費に対する県負担金として428万4,000円を計上いたしております。次に、第5款市債第1項市債第1目集落排水事業債でございますが、後ほどご説明いたします歳出の【単独】農業集落排水施設整備事業費及び【単独】漁業集落排水施設整備事業費に対する財源として、合計で2,450万円となっております。  続きまして、歳出予算でございますが、議案書の20ページから21ページをお開きください。第1款集落排水事業費でございますが、20ページ右上の数字になりますが2億5,513万6,000円を計上いたしております。第1項農業集落排水事業費第1目農業集落排水施設管理費は1億4,770万7,000円で、前年度と比較いたしまして251万5,000円の増となっております。これは21ページの説明欄の2.【単独】農業集落排水施設整備事業費が増したことによるものでございます。  次に、22ページ、23ページをお開きください。第2項漁業集落排水事業費第1目漁業集落排水施設管理費につきましては1億742万9,000円で、前年度と比較いたしまして1,262万8,000円の減となっております。これは23ページ説明欄の1.漁業集落排水施設管理費及び2.【単独】漁業集落排水施設整備事業費が減したことによるものでございます。次に、第2款公債費第1項公債費でございますが、元金と24ページに記載しております利子と合わせまして、2億8,791万2,000円を計上いたしております。前年度と比較いたしまして111万2,000円の減となっております。  次に、議案書の5ページをお開きください。債務負担行為でございます。農業集落排水取付管整備事業及び漁業集落排水取付管整備事業の2件について期間及び限度額を定めようとするものでございます。  続きまして、上下水道局提出の委員会資料をごらんください。委員会資料の1ページです。1.集落排水処理施設の概要でございます。(1)には集落排水事業の目的を記載し、(2)の表には施設の現況について処理別に記載をいたしております。ア.農業集落排水につきましては5処理、7整備地区、イ.漁業集落排水は4処理、4整備地区となっております。このうち高浜の処理は農業集落と漁業集落の共用でございます。表の一番右に水洗化率を記載いたしておりますが、農業集落排水全体としては農業集落小計に記載のとおり86.1%、漁業集落排水については漁業集落小計に記載のとおり87.5%で、集落排水全体といたしましては86.6%でございます。  2ページには施設の概要等を、3ページには集落排水処理施設の位置図を記載いたしております。  また、4ページから5ページには生活排水事業特別会計の歳入予算及び歳出予算の前年度との比較、続きまして6ページから7ページにつきましては歳入の主な内容を、続いて8ページから10ページについては歳出の主な内容を目ごとに記載しておりますのでご参照ください。  次に、歳出予算のうち主な事業についてご説明いたします。11ページをお開きください。ア【単独】農業集落排水施設整備事業費の(ア)野母崎地区国道499号道路改良でございますが、1,020万円を計上いたしております。これは概要に記載のとおり長崎県が管理する一般国道499号道路改良工事に伴い、汚水管及びマンホールポンプを移設するものでございます。2.事業内容でございますが、道路改良工事に伴う支障となる長さ137メートルの汚水管と1基のマンホールポンプを移設するものでございます。3.財源内訳ですが地方債及び県からの負担金を充てることといたしております。12ページには汚水管及びマンホールポンプの移設工事箇所を記載しておりますのでご参照ください。  次に、13ページをお開きください。(イ)琴海地区ポンプ購入ほかにつきましては大江・形上、琴海中部及び高浜のマンホールに設置している3台のポンプが老朽化していることから取りかえを行うものであり540万円を計上いたしております。3.財源内訳でございますが、地方債を充てることといたしております。14ページにはポンプの設置場所、ポンプの状況等を記載しておりますのでご参照ください。  次に、15ページをお開きください。イ.【単独】漁業集落排水施設整備事業費の(ア)野母崎地区ポンプ購入でございます。処理に流れてきた汚水は汚泥と上澄み水に分かれ、消毒された上澄み水を川や海に放流しておりますが、今回野母終末処理に設置している上澄排出装置と汚泥濃縮機及びポンプ等が老朽化していることから取りかえを行うものであり1,470万円を計上いたしております。3.財源内訳ですが地方債を充てることといたしております。  16ページから17ページには野母終末処理の位置図や上澄排水装置、汚泥濃縮機及びポンプ等の状況等を記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 144 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 145 ◯浅田五郎委員 農業集落排水と漁業集落排水のこれ私はもう100%賛成だけど、これ見ていてもやはり100%の地区はないわけでして、86%ぐらいが一番多いんだけど、これには予算つけないといけない。市長はよく長崎市に生まれてよかった、長崎市に住んでよかったと言われる、環境づくりはここだと思うのね。要するに若い人だったらもう水洗じゃないとトイレができないというような世代が、じゃその地域に住みなさいって言ったら住めないから街に行く。今新しく合併された7カ所、これまだ86%だけど、福田とか式見とか東長崎とか茂木とかそういった昭和31年以降に合併された長崎市全部100%でないと思うのね。私もその地域が出身なものだから気になっているんだけれども、それについての進捗状況というのかな、福田とか式見とか茂木とか東長崎の先に合併されたところはどうなっていたのか。それからきょう新しいところの話が出ているわけだけど、これについては進め方がどうも手ぬるいんじゃないかなという感じがするんだけれども、予算のかけ方、それについて予算の時期なんでちょっとお尋ねして勉強させてもらいたいと思うんだけど。 146 ◯濱田上下水道局総務課長 集落排水事業の分につきましてはたくさんの密集した住宅があるわけではございませんので、私たちも実はやはりかなり整備について苦慮しております。その中で私たちも水洗化率をなるべく上げたいということでございまして、各戸に訪問をしたりお手紙を配布したりして水洗化の勧奨には非常に取り組んでいるんですが、どうしてもやはりもう私たちが生きとる間はもうそのまましとってくれんねとか、そういったお年寄りの方たちもかなり多うございます。そういったものを考慮しながら私たちもなるべく水洗化の促進には努力していきたいと考えております。  以上でございます。 147 ◯浅田五郎委員 鶏が先か卵が先かじゃないけれども、水洗便所ができればそこに住みたいという人もおるだろうけれども、ご年配の方にとってはもう水洗でどうなのというのも中におるかもわかんない。お金がかかるからね。だから実はこういったものについてのプロジェクトチームなんかつくって具体的にやらないと。例えば国道202号あたりとか野母崎半島あたりの国道499号とか、県道あたりに大きな管を通さないといけない、それが通されていないときだったら、要するにまちごとの集落に1つの水洗のためるところがあるじゃないですか、自家用とかいろいろ制度的にね。そういったものの普及とか何か考えてやらないと、これでいいのかなということはこの予算を見ながら感じたもんだから、ぜひ前向きに検討していただきたいと。その件について上下水道局長のご意見を聞かせてもらえたらありがたい。 148 ◯野瀬上下水道局長 委員もご承知のとおり一定もう公共下水道の布設というのは終わっていると。今後、それ以外のところをいかに水洗化、既に処理区域になっているところを下水道として使っていただくかということについては、先ほど上下水道局総務課長が言ったように我々もしっかり取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 149 ◯西田実伸委員 私は2点です。1点はちょっとわからなかったんですが、委員会資料の1ページ目の水洗化率です。私も100%がよかと思うとですが、この水洗化率の出し方ですよね。何を言っているのかって言われるかもしれんけど、整備済み人口と水洗化人口と毎年変わっているはずですよ。そこの変わっているのに、そうしたら水洗化率も変わってきているわけですよ。何を信じて見ればいいのかというわけで。毎年、だから真実はどこにあるのかなんですよね。水洗化率が戸別でとっているのか人口でとっているのかというのがまずわからない、それが1つです。  次に、委員会資料の13ページとかに今回の事業があるんですが、琴海とか野母崎の関係は昨年度含めていろいろ購入とか事業をやっているわけですよ。こういうのは尺取り虫のごとしかできないのかなと。もうするならするで一遍でいろんな形で、故障ではないので、老朽化とか異常音とかじゃないかな。そういうのがあるので、それができないかということ2点目です。 150 ◯徳満事業管理課長 水洗化率でございますが、委員おっしゃられるように人口が移動等ございますので、人口による水洗化率につきましては、その人口移動等の影響を受けて変動等は出てこようかと思っております。世帯につきましてでございますけれども、農業集落排水、漁業集落排水を合わせまして世帯の水洗化率といたしましては平成31年3月末現在で86.8%と算出をいたしております。  以上でございます。 151 ◯川崎業務部長 後段の琴海とかそういったところの整備についてということなんですけれども、現在私ども公共施設マネジメント、本庁でやっています中で農業集落排水施設、漁業集落排水施設は一応公共施設ということで取り組んでおります。その中で農業集落排水、漁業集落排水については公共下水道に近いところについては公共下水道に接続を将来的にしていくと。ただ、どうしても離れているところがありますので、例えば琴海の小口とかそういったところについてはその更新時期に適正な規模に縮小して事業を続けていくと、そういった整理で今後進めていきたいと考えております。  以上でございます。 152 ◯西田実伸委員 まず水洗化率は言っていることがわかりません。私はこの水洗化率はどのように出しているのですかという質問と、それは戸別になっているのかと。こうだったら全然将来的にも100%にならんとですよ。だから、この水洗化率出すのはいいけれども、私としては結局どれぐらいの人たちが不便しているのかとか、戸別にもどれくらいの人たちが、まだ100件あれば80件つけているんだという私の頭の中での極端な計算ですよ。それができないのかという話なんです。こういうふうに年々人口が変わっているじゃないですか。いろいろと亡くなられる方もいらっしゃるし、水洗化率が何を根拠にこういうのを出しているのかというのがわからない。そうしなければ事業が先にどういう形でするかわかんないです。  2点目の公共施設マネジメントはわかります。でもするときはわかるけど、そうなったときにしかかったらこの水洗化率もずっと変わってくるじゃないですか。何を目指してやっているのかわからないと言っているわけですよ。だからするなら一遍に集中的にしますというなら、私もそれで納得しますけれども、来年同じ委員会だったらまた同じ質問しますよ。回答をお願いします。 153 ◯川崎業務部長 ご指摘のように毎年整備済み人口とか水洗化人口とか人口で計算していく上で数字が変わっていくというご指摘はもちろんでございます。こういう水洗化率の出し方をしているのは、公共下水道がそういった人口普及率であったりとか水洗化率を出すときに人口でそういう計算をしているもんですから、同じような施設ということで人口で率を出している状況でございますが、委員ご指摘のように例えば世帯数とか戸数で出していくとか、そういった方法もあろうかと思いますので、今後に向けてはちょっとそういった方法も検討、研究していきたいと考えております。  以上でございます。 154 ◯西田実伸委員 ここで出しなさいと言うても今までしていたあれがいろいろあるでしょうから。ただ、今最後に研究されるということですから研究を期待したいと思いますし、こっちも勉強しときます。  以上です。 155 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  ないようでしたら、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第18号議案「令和2年度長崎市生活排水事業特別会計予算」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 156 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  ここで、3月末をもちまして勇退される部長級の職員の方がおられますので紹介いたします。        〔退職者挨拶〕
    157 ◯筒井正興委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時29分=           =再開 午後3時32分= 158 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  資料要求により中断しておりました第5号議案「長崎市土地取得特別会計補正予算(第1号)」の質疑を再開したいと思います。  お手元に追加資料を配付しておりますのでご確認をお願いいたします。よろしいですか。  それでは、理事者の説明を求めます。 159 ◯川添用地課長 先ほど資料の請求がありました貸付料についてご説明をさせていただきます。  まず追加資料の上段、ボウリング協会に貸し出しをしてあります事務所でございますが、これは平成10年の9月から貸し付けを行っております。そして、平成24年の12月20日で貸し付けを終了しております。経過がこの平成16年度よりも前の分も探したんですが見つかりませんで、平成16年度から平成24年度の貸付金額を記載しております。  下の段、駐車場でございますが、駐車場に関しましては平成20年度の5月31日から貸し付けを行っております。それから平成31年度、令和2年の1月31日をもって公売にするために貸し付けを終了しております。なお、金額にばらつきございますのは、貸し付け面積の変更や年度ごとの期間の変更、それから土地の上昇等の結果、金額にばらつきが出ております。  説明は以上でございます。 160 ◯筒井正興委員長 それでは、質疑に入ります。 161 ◯五輪清隆委員 私、資料請求の中で駐車場の関係を聞いたもんですから、今説明、資料いただきました。その中で何か土地の評価額が上がったとか、そういうことを言われましたけど、下の段の例えば平成21年度、年間で12万五千幾らっていうやつが、例えば平成30年度は56万円ということになっているわけですけど、こういう4倍弱というか、そういうふうに上がっているんですか。 162 ◯川添用地課長 ご指摘のとおり、もちろんこれは土地の金額だけではございませんで、貸し付け面積が平成20年度は40平方メートルであったところが、その後次第にふえまして、面積についてもふえております。資料には載っておりませんが平成20年度から平成22年度までは貸し付け面積40平方メートルでございました。それから2年、3年後に大きく金額が上がっていると思うんですが、ここから2年間、平成23年度と平成24年度が97.65平方メートル、そしてまた平成25年度にはこれがまた172.85平方メートルまでふえました。それで平成26年度は長崎市が一部使用するということで、面積が一旦減りまして、これが131.05平方メートル、そして翌年の平成27年度からはまたこれが172.85平方メートルに戻りまして、最後までその面積のままということで、実際最終的に金額が高額になりましたのはこの貸し付け面積の増が大きい要因でございます。  以上でございます。 163 ◯五輪清隆委員 今質問して答えてもらって私は理解したんですけど、先ほど何か土地の価格が上がったようなことを言われていたもんですから、同じ平方メートルであって坪単価というのはそう変わっていないんでしょう。そういう意味で特にきょう、最初、午前中というか追加で出されたやつの中で、平成24年から令和元年までの関係、ボウリング協会とかそういう関係があったもんですから、それが抜けとるなということで質問しましたけど、もう売却するんでしょうからよろしいんですけど、やはり可能な限り追加で出したやつですから、素人が見れば何でこういうふうに違うのかということで、私はそういうふうに思いましたから、今後そこらあたり含めても一目でわかるような形の中で、例えば貸付金額、月額、土地の面積が幾らだと、そういうことも含めて今後もしそういう資料提供あった場合はお願いしたいということで思っています。  以上です。 164 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第5号議案「令和元年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第1号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 165 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時38分=           =再開 午後3時39分= 166 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に、第12号議案「令和2年度長崎市土地取得特別会計予算」を議題といたします。お手元に追加資料を配付しておりますのでご確認をお願いいたします。いいですか。  それでは、理事者の説明を求めます。 167 ◯吉田土木部長 第12号議案「令和2年度長崎市土地取得特別会計予算」についてご説明いたします。  議案書の2ページ及び3ページをお開きください。歳入歳出予算の総額は歳入歳出同額の24億594万8,000円で、前年度当初予算と比較しますと9億1,264万1,000円の増となっております。これは歳入において財産収入及び諸収入が増すること、歳出において土地取得事業費が増することによるものでございます。  なお、詳細につきましては用地課長からご説明をいたしますが、本日追加資料として配付させていただい資料も含めてご説明をさせていただきたいと思います。補正予算の審議の中で根拠を持ってわかりやすく説明をすべきとのご指摘もございました。そういったところを踏まえまして、今回委員会資料としておつけしている資料の予算の内訳について補足して説明すべきと判断をいたしましたので追加して説明をさせていただきたいと思います。  それでは、用地課長がご説明しますのでよろしくお願いいたします。 168 ◯川添用地課長 それでは、第12号議案「令和2年度長崎市土地取得特別会計予算」の詳細につきまして、土木部提出の委員会資料及び先ほど配付させていただきました追加資料に沿ってご説明をさせていただきます。  まず、歳入についてでございますが、委員会資料の1ページをごらんください。表の左から5列目の本年度予算額の欄の上から3番目に記載しております第1款財産収入第1項財産運用収入第1目財産貸付収入の本年度予算額75万円につきましては、主に本会計で先行取得している土地を公共用地等に利用するまでの間、民間への駐車場、工事のための現場事務所及び資材置き場などに一時的に貸し付けることによって得られる土地貸付料収入及び基金の現金を一般会計へ繰りかえ運用することによる利子でございます。前年度に比べまして127万7,000円の減となっております。  ここで追加資料の1ページをごらんください。今年度予算額の建物貸し付け収入が71万7,000円となっておりますが、その内訳でございます。これは貸し付け予定額、これは平成30年度実績をもとに、今度は上銭座の公共用地等がなくなりますので、その分を除いた予定の数量を記載しております。合計で71万7,000円の予定となっております。  では、資料にお戻りください。次に、第1款財産収入第2項財産売払収入第1目不動産売払収入の本年度予算額5億3,364万3,000円につきましては、土地取得特別会計において先行取得した用地等を一般会計へ有償所管がえすることに伴う収入でございます。前年度に比べまして1億4,246万4,000円の増となっております。これは有償所管がえの予定が増することによるものでございます。  ここで、追加資料の2ページをごらんください。内訳を記載しております。事業用地が全部で9事業、合わせて払い下げの予定ということで合計金額が5億3,364万3,000円となっております。では、資料にお戻りください。次に、第2款繰入金第1項土地開発基金繰入金第1目土地開発基金繰入金の本年度予算額155万5,000円につきましては、歳出予算の公共用地取得費に係る事務費の財源として歳入予算の財産運用収入を充てておりますが、事務費の財源に不足が生じるため、土地開発基金繰入金で補填するものでございます。次に、第3款諸収入第1項雑入第1目雑入の本年度予算額18億7,000万円につきましては、これは事業用地等の先行取得に伴う土地開発基金借入金でございます。前年度と比べまして7億7,000万円の増となっております。これは大黒町恵美須町線の用地取得に係る分が増するものでございます。  ここで、追加資料の3ページをごらんください。こちらに土地取得特別会計の事業別の先行取得要求額がついておりまして、それが通常で11億円、それに7億7,000万円の大黒町恵美須町線を合わせまして18億7,000万円となっております。  ここでまた、すみません、資料にお戻りください。続きまして、歳出についてご説明いたします。委員会資料の2ページをごらんください。表の左から5列目の本年度予算額の欄の上から3段目に記載しております第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費第1目公共用地取得費の本年度予算額18億7,247万2,000円につきましては、公共用地等の先行取得を行うための用地補償費及び事務費でございます。前年度に比べまして7億7,006万5,000円の増となっております。主な理由といたしましては歳入の雑入で説明しましたとおり、大黒町恵美須町線に係る用地補償費が増することによるものでございます。次に、第2目土地開発基金借入金償還金の本年度予算額5億3,347万6,000円につきましては、前年度と比べまして1億4,257万6,000円の増となっております。これは土地開発基金への償還金でございますが、歳入予算のところでご説明しましたとおり、不動産売払収入が前年度に比べて増するため、償還の予定が増するものでございます。  以上が「令和2年度長崎市土地取得特別会計予算」の内容でございます。  なお、3ページには旧土地開発公社保有地の所管がえ状況を、4ページには保有地の位置図を添付しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 169 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 170 ◯五輪清隆委員 先ほど大黒町恵美須町線の関係で、先行取得ということで7億7,000万円になっているんですけど、これ代替地ということは、もう代替場所というのは決まっているんですか。 171 ◯吉田土木部長 大黒町恵美須町線の状況でございますが、まだ地権者の方との交渉が続いている状況でございます。大きくは2つの大きな地権者の方がいらっしゃいまして、中央郵便局ともう1つはその先のパチンコ店でございます。こちらについては、いずれも代替地をご希望ということで私どもとしても市有地で抱えている土地等についてご紹介をしながら、今協議を進めさせていただいているところでございますけれども、まだ結論には至っている状況にはございません。ただし特に中央郵便局につきましては東京の本社のほうに今もう出向いていったりしまして直接意思決定ができる方との交渉も進めさせていただいているところでございますので、今後とも鋭意交渉を進めながら早期完成を目指したいと考えております。  以上でございます。 172 ◯五輪清隆委員 私こういう要求書の仕組みというところはわからないんですけど、例えば今回7億7,000万円の要求額ということであれば、ある程度の候補地が決まりながらこういうことをやっているということで私は理解しているんですけど、この7億7,000万円については例えば大黒町恵美須線の関係であそこのパチンコ屋のところと中央郵便局をある程度コースが決まっていますから、あそこの土地自体が7億7,000万円ぐらいの土地があるんだということで理解してよろしいですか。 173 ◯吉田土木部長 追加資料の3ページにおつけしております。ここに大黒町恵美須町線がございますが、ここは土地を先行取得するということで、ここで7億7,000万円充てておりますのはこの大黒町恵美須町線の土地の一部と。具体的には国道側のパチンコ店の土地を想定して予算を計上させていただいております。  以上でございます。 174 ◯五輪清隆委員 特にもう事業年度を含めて、本来であれば完成せんばとはことし3月まででなかったのかな。なかなか代替地が見つからないということで早急な対応をやっていこうということで理解するんですけど、代替地の一番難しい条件の中で当然市が代替するやつを先方がどうしても合わないとなれば難しいわけですから、7億7,000万円についてはわかりましたけど、可能な限り事業化できるような形の中で早急にお願いいたします。 175 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第12号議案「令和2年度長崎市土地取得特別会計予算」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 176 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時52分=           =再開 午後3時52分= 177 ◯筒井正興委員長 それでは、これをもちまして、本日の委員会を散会いたしたいと思います。  次回の委員会ですが、あすの午前10時から追加議案上程のための本会議が開催されますので、本会議終了後、当委員会室で開会いたします。           =散会 午後3時52分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 筒井 正興 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...