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  1. 長崎市議会 2020-01-24
    2020-01-24 長崎市:令和2年交通対策特別委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時58分= ◯西田実伸委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから、交通対策特別委員会を開会いたします。 〔調査順序について協議を行った結果、「調査報 告書まとめについて」に決定した。〕 2 ◯西田実伸委員長 それでは、調査報告書まとめについて、正副委員長案を事前に配付させていただいております。案文につきましては、本委員会調査項目に沿った形で、審議経過委員皆様から出されました意見要望等まとめております。  11ページにつきましては、5.委員会からの提言ということで、正副委員長のほうで案を取りまとめております。〔「委員会からの提言だけ、委員長から説明をしていただければ」と言う者あり〕  それでは、説明させていただきます。11ページの5.委員会からの提言です。この交通対策特別委員会を開催いたしましたので、皆様からの意見を集約して、そして、行政として各所管に今後このように進めていただきたいということをまとめております。その中で、皆様方が今まで意見要望を出されたものにつきましては、大きな4つの項目の中にあるとご理解いただきたいと思います。その中で、ここに書いておりますが、抜粋して言います。まず、長崎周辺の再整備交流拠点施設や幸町スタジアム建設計画などが現在進行しておりまして、本市の都市機能などの環境が大きく変化をいたしております。大きく変化しているために、幹線道路整備事業においてはおくれないように着実に推進をしてくださいということなので、特にこの変化に対して、いろいろと関係部局あるかもしれませんが、本市としては積極的に進めていただきたいという意味で書いております。また、昨年の8月20日に長崎中心部交通結節等検討会議が設立されました。今回いい機会でありますから、路面電車の延伸もありますし、2バース化もありますし、そういう面で特に長崎駅前が二次交通で大変な中心部でありますから、そこはちゃんと本市の意見を言っていただきたいということと、また、9月27日、長崎南北幹線道路ルート選定委員会が設立されました。西側ルートの案ということで、そういう話まで出ております。その関係、特に今からは西彼杵道路も含めた長崎南北幹線道路というのが重要になってきますので、ぜひこれは交通渋滞緩和のためにも積極的に進めていただきたいという内容です。また、いろんな観光客が来られます。先ほど言いました二次交通を含めて、市民も含めて、行き先がわかるような対策もしてほしいということ。そういう二次交通のさらなる充実をしていただいて、長崎版DMO交通事業者との十分な連携を図って、皆さんが利用されるような体系づくりをしていただきたいということです。公共交通空白地域については、いろいろと厳しいところもありますけれども解消に向けた取り組みを進めていただきたいということです。今現在、乗合タクシーコミュニティバスデマンドタクシーがありますけれども、こういうところのいろんな形の見直しも出てくると思いますが、市民理解を得ながら着実に計画を進めて、これは周辺地区まちづくり対策特別委員会とも重なってくるんですけれども市民が困らないような交通対策をしてほしいということで、公共交通空白地域解消を1日も早くしていただきたいということでの内容が書いてあります。最終的に、理事者におかれましては、委員会における調査過程で各委員から出された意見要望を踏まえて、スピード感を持って本市の交通対策に関する各種施策の実現に引き続き取り組んでいただきたいという要望を含めての提言となっております。これが正副委員長の思いです。  それでは、この案文につきまして、一括してご意見をお伺いしたいと思います。何かご意見はありませんか。  ないようでしたら、理事者のほうから何かありますか。 3 ◯吉田土木部長 交通対策特別委員会におきましては、ハード・ソフトも含めまして交通対策全般、幅広くご議論いただいたと思います。そういう中で、各種事業については一定進捗はしておりますけれども、まだ数多くの課題が残っているという状況がございます。そういった中で、今の幸町スタジアムであるとか、松が枝の2バース化の話もそうですけれども、いろんな形で新たな事業というのも展開をしてこようかという状況がある中で、非常にしっかりと対応していかなければならないと思っております。そういう中、先ほどご紹介ありましたように、長崎駅を中心とした交通結節等検討会議の設立であったり、あるいは長崎南北幹線道路ルート選定委員会の発足といった動きが、特別委員会の途中の過程の中でありまして、これが少し私ども取り組みを後押ししてくれるものではないかと考えております。そういったことから、今回、特別委員会でいろんなご指摘を受けたところではございますが、こういうご指摘も踏まえまして、そこをしっかりと認識をした上で、ご提言にもありますように、引き続きスピード感を持って積極的に取り組んで参りたいと考えております。  以上でございます。 4 ◯西田実伸委員長 理事者の見解もありましたが、委員皆様から何かございませんか。よろしいですか。  次に、その他の項目に入ります。実は、1月31日に特別委員会正副委員長会議の開催が予定されておりますので、その際委員皆様から今回の特別委員会に対しまして何か意見を言ってほしいとか、報告をしてほしいとかいうことがあればお聞きしたいと思います。なお、含めまして、この特別委員会が令和2年度も特別委員会として継続するべきか、するべきでないかというところもご意見をいただければ幸いかと思います。何かご意見ございませんか。 5 ◯深堀義昭委員 正副委員長におかれましては、大変細やかに特別委員会提言を押さえておられますので、これは発表されるとしたら公文書ですので、それで済むんじゃないかと。  ただ、特別委員会設置については、継続ということにはなじまない。特別委員会そのものが、緊急事態発生を想定した形での設置だと思います。数があればいいというような特別委員会設置については、断固反対いたします。何か、この提言の中で、緊急に課題を積み残しているものがあるとすれば継続になるだろうと思いますが、これは一定の時間をかけて見ておかなければならないことであって、理事者議会が両輪となって確実に進めると書いてあるものを進めてもらえれば済むことですから、基本的には特別委員会からの提言、議論したものについての各部署におかれての実行を速やかに進めながら、本会議常任委員会等での質疑応答に関しては誠意をもってその回答に努力する方針を確認していただければ、私はそれでいいと思いますので、委員長において取り計らいをお願いいたします。 6 ◯西田実伸委員長 ほかにございませんか。  私から理事者にお聞きしたいんですが、長崎駅前が具体的な形になってきましたよね。この前、JRのホテルを含めての形になりました。今まで特別委員会でずっと長崎周辺対策をやってきたんですけれども、それまではなかなか相手相手だったし、いろんな形で答えが出なかったんですけど、今回この特別委員会でも、二次交通対策を含めて、長崎駅の形ということも皆様から資料をいただきました。そういう面で、今、深堀委員から言われました、これから先本当に特記して進めていくような内容が出てくるんですかね。長崎市として言えるところでですよ。今まで、県に押されてJR九州に押されてなかなか意見が通らなかったことが、これから出てくるという形の中で、二次交通対策にしても長崎駅前の高架の周辺に対しても、何か論議できるものがあるのか、ちょっとお聞きしたい。
    7 ◯片江まちづくり部長 今、ご指摘長崎周辺の件でございますけれども、おっしゃったとおり、民間の開発が土地利用の大きな部分を占めるというところで、なかなか私どもが勝手にああなる、こうなると言えない状況が続いてまいりました。ただ、今既にマスコミにも発表されておりますとおり、どういったものがどういった規模でできるというのが明らかになってまいりましたし、NBCであるとか長崎警察署であるとか、そのほかの土地利用の建物の完成がもう見えてきている状況にあります。それに伴いまして、私ども周辺交通施設につきましても、道路管理者それから県警と協議が詰まってきている部分もございまして、これまでよりは、ああこうなるんだなという状況をご説明しやすい材料が揃ってきている状況でございます。そういったことにつきましては、私どもも当然、議会のほうに継続的に情報提供さしあげないといけないと思っております。議会だけにとらわれずに、何か事があればご説明をこれまでどおり申し上げますし、例えば定例会の中でその都度ご説明するような機会を設けまして、今、何がどう動いているかというのがリアルタイムでご理解いただけるようなことにつきましては、今後とも私ども積極的な情報提供に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 8 ◯西田実伸委員長 わかりました。要は、常任委員会の中でも網羅できるという理解でよろしいんですか。〔「はい」と言う者あり〕  ほかにありませんか。 9 ◯中村俊介委員 交通対策にかかわると思うので、1点ご説明をいただきたい点があります。新地中華街電停を、明日からのランタンフェスティバルの期間中に、実証実験として、観光客の方とか利用者道路まではみ出して待っていらっしゃるという状況がある中で、仮設の電停を延長してやるという話があったと聞いています。それに伴って、大波止側から来る車両が、要は右折をして中華街のほうに行けなくなるということで、迂回ルート等々も皆さん考えて計画をご説明したという話を聞きました。結果としては、やらないというふうになったと聞いていますけど、その辺は委員皆さん知らない方もいらっしゃると思うので、その経緯と言うか、その辺を皆さん説明していたほうがいいんじゃないでしょうか。 10 ◯片江まちづくり部長 今、中村委員からご質問がございました新地中華街電停が、おっしゃいましたとおり、時には観光客の方があふれまして、車道のほうにまで行列をなされると。特に石橋方面に向かう電車が人気と言いますか、乗車が多くて、車道のほうにまでおりてずっと一列になる。どうしても電車の着き具合が、先のほうに石橋行きの電車が来て、後のほうに赤迫行きの電車が来たりすると、どうしても皆さん石橋行きに乗りたいものですから、電車乗降場に余裕があるにもかかわらず、手前のほうに先頭が立ってしまって、後続のほうが道路にずっと並んでしまうという状況がございました。危ないのでこれを改善しなければならないということで、あそこは長崎みなとメディカルセンターのほうから来まして、右折川沿いの一方通行の道路に入っていくような交通体系になっているんですけれども、その右折で入ることをいったんとめて、交差点をまたぐ形で電停を延長したいと、実験的にそれをやりたいという提案を長崎電気軌道がしてきております。要は、電停が長くなることで右折新地中華街に入っていく道路に行けなくなる状況ができますが、それを受け入れてくれませんかという話を提案して、一定道路管理者それから警察のほうはやむを得ないだろうということで話がまとまったんですけれども、それを地元のホテルとか商店街とかいったところにご説明した中で、やはりあそこから右折で車がダイレクトに入れなくなるのは営業上非常に支障があるということがありまして、話はわかるんだけれども、実際それをやってしまうと、特に書き入れどきのランタンフェスティバルのときにタクシーが直接お客様をご案内できないとかそういう支障があるので、今回はちょっと考え直してほしいということがいろんな方面から出まして、最終的には、地域理解もなかなか得られない中ではまだ時期尚早ではないかということを長崎電気軌道側が判断いたしまして、今回は見送りにさせていただきたいという話になったということでございます。ただ、長崎電気軌道としましては、だめだったからそれで終わりということではなくて、最近会派のほうにご説明したと思いますけれども市民会館前の電停を乗りかえの場所として新たにサービスを開始しますと。市民の方は、市民会館のほうに行って、そしてそこから石橋方面電車に乗りかえるということについても、これまでは乗り継ぎという扱いじゃありませんけれども、今後は乗り継ぎという扱いにしてお金はいただきませんということで、せめて新地中華街電停での乗り継ぎ客の負担を分散しようということで、少しでも解決につなげていこうということはされておりますので、そういったところを含めて、私どもも協力できるところは今後とも協力して、何とか交通安全の確保につきましては対応していきたいと考えております。  以上でございます。 11 ◯西田実伸委員長 ほかにございませんか。      〔西田実伸委員長挨拶〕     〔土屋美紀委員長挨拶〕 12 ◯西田実伸委員長 それでは、これをもちまして、交通対策特別委員会を散会いたします。           =散会 午前10時21分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。       交通対策特別委員長 西田 実伸 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...