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2020-01-23 長崎市:令和2年防災対策特別委員会 本文

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  1. 長崎市議会 2020-01-23
    2020-01-23 長崎市:令和2年防災対策特別委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時57分= ◯梅元建治委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから、防災対策特別委員会を開会いたします。  本委員会調査を行うに当たりまして、これまで他の特別委員会への出席などの理由により、今回初めて出席する職員について、紹介をお願いします。         〔職員紹介〕 〔調査順序について協議を行った結果、「調査報 告書まとめについて」に決定した。〕 2 ◯梅元建治委員長 理事者から土砂災害警戒区域指定縦覧お知らせについての説明をしたいとの申し出がなされておりますので、1.調査報告書まとめについてが終わり次第、説明をいただきたいと思いますが、そのようにさせていただいてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 3 ◯梅元建治委員長 ご異議がありませんので、そのように進めたいと思います。なお、調査報告書まとめについては、正副委員長案を事前に配付させていただいておりますが、本日、改めてお手元に配付いたしております。  それでは、調査報告書まとめについて、案文につきましては、本委員会調査項目に沿った形で審議経過委員皆様から出されました意見要望等まとめております。  また、12ページに5.委員会からの提言ということで、正副委員長で案を取りまとめております。それでは、この案文につきまして、一括してご意見をお願いしたいと思います。何かご意見はありませんでしょうか。 4 ◯浅田五郎委員 これをいただいて、でき上がったものに対して、所管課の担当の意見というものをこれに加えていただいて説明していただければ大変ありがたい。 5 ◯里危機管理監 私のほうからご意見を一言申し上げたいと思います。昨年はさまざまな災害が発生しました。台風19号は特に広域にわたり15都県にわたる被害ということで、これは地球の温暖化ということで100年のスパンで1.1度という温度上昇があっている中で、今後も台風あるいは豪雨の災害の頻度、勢力自体も大きくなっていくものと考えております。幸いにも長崎の場合は、大きな災害は今のところ発生しておりませんが、他都市で発生している災害自分の事として捉えるよう、私たち防災危機管理室は、防災を預かる立場として、諸施策を推進していきたいと思いますし、現状の災害社会インフラを超えようとする規模になっておりますので、本特別委員会におきまして、さまざまなご意見、ご指摘をいただいた中で、一つ一つ再度検証をしながら防災減災について努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 6 ◯井上重久委員 防災対策特別委員会調査報告書の正副委員長まとめについては了とします。それで、現在、長崎国土強靭化地域計画策定作業が進められております。私もこの委員会の中で、財源を伴う案件については、きちんと計画に入れ込んでくださいと言いました。そして、委員会提言下段3行に書かれている意見要望を踏まえて、きちんと安全安心な地域社会を作ってほしいということで、現在策定中の長崎国土強靭化地域計画の中にこの中で出た、財源を伴うものはぜひ計画に入れてほしいということですから、正副委員長まとめの中でも財源を伴うものについては、きちんと織り込んでほしい、文言をぜひ入れてほしいんですが、いかがでしょうか。 7 ◯梅元建治委員長 私としてはそのつもりで、ここにもありますように国土強靭化地域計画を作らないと財源措置優先順位が変わってしまうおそれがありまして、今実施されようとしている案件や既にやられていても遅々として進まない事業についても、国土強靭化地域計画文言の中に織り込めたらと思っています。副委員長はいかがですか。 8 ◯向山宗子委員長 ただいま井上委員からご指摘がありました、今回の提言の中に予算の裏づけをしっかりと考えた上で計画に当たってもらいたいという部分をおっしゃっているんですね、どこかにですね。また、委員長としっかり検討させていただきまして、強く、もう一歩踏み込んだ形での表現を入れられないかどうかということを検討させていただくということでよろしいでしょうか。
    9 ◯井上重久委員 はい、結構です。財源をきちんと確保できるために。あとは委員長議会事務局にお任せします。 10 ◯向山宗子委員長 それでは、財源をしっかり裏づけしたという意味合いを込めて考えさせていただくということで、委員長皆様よろしいでしょうか。 11 ◯梅元建治委員長 ほか、何かございますか。 12 ◯中西敦信委員 正副委員長まとめられた調査報告書については、これまでの調査項目を端的にきちんとまとめられたものだと受けとめております。その上で、総括質疑の時に中島川の雨量水計のところで、6万年に1度という想定が現実離れしているのではないかという指摘をさせていただきましたが、その一方で、6万年に1度というのは、なかなか非現実的な面もあるかもしれませんが、災害というのは最悪事態想定しておくというのも本当に大事なことなんだということで、私も改めて思って、その上で自然災害のところでは土砂災害を中心に報告書を作られていますが、地震についても最悪事態想定してきちんと対応していくことが大事なのではないかなと思っていますが、本特別委員会では、地震については特に調査がなかったからまとめの中には触れられていないと思いますが、理事者においては地震についても、きちんと最悪事態想定して対応されているかと思いますが、そのあたりの見解をお尋ねします。 13 ◯里危機管理監 本特別委員会では、主としまして長崎市の地域特性という形の中で、土砂災害を主体とした検討がなされてきたものと考えております。一方で、地震災害についても決してドロップアウトしているわけではなく、地震災害も島原半島の南縁断層という地層がありますので、その辺が活断層による地震が発生すれば、やはり東長崎地区沿岸部相当数被害が生じるということは、長崎県が作成したアセスメントの中でも出されております。そうした中で、防災危機管理室一つの例を挙げますと、拠点避難所令和2年度中に整備するということで進めております。それは、まさに熊本地震を受けて長期避難者をどのように収容して対応して、生活を行っていただくかという部分の延長線上で整備をしているところでございまして、決して地震災害をなおざりにしているわけではございませんので、そのような分野も包含しながら、各種施策を進めていく必要があると考えております。  以上でございます。 14 ◯中西敦信委員 今月1月は阪神淡路大震災から25年で、特に神戸市は地震がないだろうということでまちづくりが進められてきた面があって、地震に伴う被害は人災という面もあったのではないかというところが一つの教訓となっていますので、地震があってからの対応ではなくて、民間も含めてもろもろの建物の耐震化社会インフラ耐震化長崎市でも進められていると思いますが、そのあたりをきちんと対応していただき、最悪の大地震想定も考えながらやっていただいていると理解したいと思います。 15 ◯中里泰則委員 提言につきましては、これでいいと思います。最後の12ページの提言下段のところに、自分の命は自分で守る自助の向上につながるような施策に取り組まれたいということで提言されておりますけれども、4ページの下段の(イ)の課題のところに、携帯電話などのモバイル端末は有効な手段と記載されていますが、スマートフォン、パソコンを持たない人たちもまだいて、特に、避難に支援が必要な高齢者は持っていない方がたくさんいると思います。ですから、モバイル端末頼りというのではなく、それ以外の方法もぜひ考えていただいて、SNS以外でもいろいろな情報が手に入るような施策をぜひ研究していただければと思っております。  以上です。 16 ◯梅元建治委員長 ほか、ございませんでしょうか。  なければ、先ほどの井上委員にご指摘いただいたご意見につきましては、副委員長議会事務局と検討して対応して、また皆さんにお知らせしたいと思います。誤字、脱字、てにをは等の細かな文言の修正・追加につきましては、正副委員長に一任していただきたいと思いますがよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 17 ◯梅元建治委員長 それでは、正副委員長でとりまとめさせていただきます。  次に、土砂災害警戒区域指定縦覧お知らせについて、今から書記に資料を配付させます。         〔資料配付〕 18 ◯梅元建治委員長 それでは、理事者説明を求めます。 19 ◯森尾中央総合事務所理事 それでは、土砂災害警戒区域指定縦覧お知らせについて、ご説明いたします。  提出資料の1ページをお開きください。当委員会でもご説明いたしましたが、長崎県において、長崎市全域を対象地すべりにおける、土砂災害警戒区域いわゆるイエローゾーン指定予定しております。これは、家屋や土地が指定区域に含まれる可能性がある方を対象縦覧を実施することとなりました。長崎市においては、縦覧場所日時を記載したはがき対象となる各家庭に郵送するとともに、長崎県においては、関係する自治会長にも同様の文書を郵送しております。なお、1月8日から自治会長宛てに郵送しておりますので、既にはがきが到着していると思います。なお、今回は土砂災害特別警戒区域いわゆるレッドゾーン区域指定はございません。  資料2ページをお開きください。縦覧場所日時を記載しております。長崎振興局を初め、各総合事務所地域整備課にお越しいただければ、職員土砂災害警戒区域等について説明しますので住宅等区域に含まれているか地図で確認できます。  次に、資料3ページをご覧ください。少し見にくいですが、長崎市全体の区域設定図でございます。黄色で囲まれた部分土砂災害警戒区域で市内一円に広がっているという状況でございます。  資料4ページをお開きください。これは地すべり以外の土石流と急傾斜の土砂災害防止法区域指定状況を示した図でございます。灰色がすでに区域指定を行った地区で、左下の緑色40が伊王島町と高島町で、本年度、地元説明会等を個別に行い、区域指定を行う予定でございます。また、左上の紫色の41の外海町と琴海地区の一部につきましては令和2年度に地元説明会を行い、区域指定する予定でございます。  資料5ページ、6ページには、住民の方へお配りしますパンフレットを添付しておりますので、ご参照ください。  説明は以上でございます。 20 ◯梅元建治委員長 このことについて、質疑ございますか。それでは、質疑を終結します。  次に、その他について、何かございませんでしょうか。      〔梅元建治委員長挨拶〕     〔向山宗子委員長挨拶〕 21 ◯梅元建治委員長 それでは、これをもちまして、防災対策特別委員会を散会いたします。           =散会 午前10時19分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。       防災対策特別委員長 梅元 建治 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...