説明は以上でございます。
7
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
それでは、次に、第16
款県支出金について理事者の説明を求めます。
8
◯羽佐古財政課長 第16
款県支出金についてご説明いたします。
予算説明書は24ページから25ページの一番上、あわせまして、
総括説明資料は15ページの中ほどをごらんください。第16
款県支出金1億4,048万7,000円につきましては、いずれも今回
補正予算の
特定財源でございます。第16
款県支出金第1項県負担金第2目
民生費県負担金第1節
社会福祉費負担金、説明欄1.
障害者福祉費負担金1,721万1,000円につきましては、
更生医療給付費に係るものでございます。次に、第2項県補助金第2目
民生費県補助金第1節
社会福祉費補助金、説明欄1.
障害者福祉費補助金168万4,000円につきましては、
地域生活支援費の
移動支援費に係るものでございまして、説明欄2.
高齢者福祉費補助金の7,600万円につきましては、
高齢者施設開設準備費補助金及び
高齢者福祉施設整備事業費補助金に係るものでございます。次に、第2節
児童福祉費補助金761万1,000円につきましては、
子育て支援環境整備費に係るものでございます。また、第3目
衛生費県補助金第1節
保健衛生費補助金3,718万9,000円につきましては、
病院群輪番制病院に係る
民間病院施設整備事業費補助金に係るものでございます。
総括説明資料は、16ページの一番上をお願いいたします。次に、第4目
農林水産業費県補助金第1節
農業費補助金79万2,000円につきましては、
農業用ハウス等の
農業振興施設整備事業費補助金に係るものでございます。
説明は以上でございます。
9
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
それでは、次に、第19
款繰入金についての説明を求めます。
10
◯羽佐古財政課長 第19
款繰入金についてご説明いたします。
予算説明書は、24ページから25ページの一番下をお願いいたします。第19
款繰入金2億7,906万円につきましては、今回補正の
所要一般財源でございます。第19
款繰入金第2項
基金繰入金第1目
財政調整基金繰入金第1節
財政調整基金繰入金2億7,906万円につきましては、今回補正の
所要一般財源として繰り入れるものでございます。
説明は以上でございます。
11
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
それでは、次に、第20款繰越金についての理事者の説明を求めます。
12
◯羽佐古財政課長 次に、第20款繰越金についてご説明いたします。
予算説明書は26ページから27ページの一番上をお願いいたします。第20款繰越金第1項繰越金第1目繰越金第1節前年度繰越金13億8,879万3,000円につきましては、一般会計の平成30年度の
決算剰余金23億1,749万3,000円のうち、これまでに計上していた9億2,870万円の残りの全額を今回補正の
所要一般財源として計上するものでございます。
説明は以上でございます。
13
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
それでは、次に、第21款諸収入について説明を求めます。
14
◯羽佐古財政課長 第21款諸収入についてご説明いたします。
予算説明書は26ページから27ページの2段目、あわせまして、
総括説明資料は16ページの2段目をごらんください。第21款諸収入2,786万円のうち、2,282万円につきましては、今回
補正予算の
特定財源でございまして、差額の504万円につきましては、今回補正の
所要一般財源として計上するものでございます。第21款諸収入第5項雑入第3目雑入第19節
保険金等受入金360万円につきましては、台風17号により被災した
水産センターに係る
全国市有物件災害共済会の
建物総合損害共済金でございまして、
水産業施設災害復旧費に係る
特定財源でございます。次に、第62節その他2,426万円につきましては、市が交付した補助金の返還金でございます。そのうち1,922万円につきましては、
社会福祉費及び
保健衛生費の国・
県支出金等返還金に係る
特定財源でございまして、残る504万円につきましては、歳入のみの
補正予算を計上するものでございます。
説明は以上でございます。
15
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
それでは、次に、第22款市債について説明を求めます。
16
◯羽佐古財政課長 第22款市債についてご説明いたします。
予算説明書は26ページから27ページの3段目、
総括説明資料は16ページの3段目をお願いいたします。第22款市債3億8,120万円につきましては、いずれも今回
補正予算の
特定財源であり、それぞれの事業ごとに国庫及び
県支出金並びにその他の
特定財源があるものはそれを差し引いた残りの経費に、
特定財源がないものは
当該事業費に、それぞれの
起債メニューの充当率を掛けて計上しております。第22款市債第1項市債第3目衛生債第3節上水道債2,230万円につきましては、
水道事業会計繰出金に係るものでございます。次に、第8目教育債第1節小学校債4,110万円につきましては、
小学校整備事業費に係るものでございます。次に、第2節
社会教育債1億1,980万円につきましては、
恐竜博物館整備事業費に係るものでございます。また、第5節中学校債1億8,770万円につきましては、
中学校整備事業費に係るものでございます。次に、第9目
災害復旧債第1節
農林水産施設災害復旧債230万円につきましては、
水産業施設災害復旧費に係るものでございます。
総括説明資料は17ページをお願いいたします。最後に、第2節
公共土木施設災害復旧債800万円につきましては、
公園災害復旧費に係るものでございます。
説明は以上でございます。
17
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時12分=
=再開 午前10時13分=
18
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
次に、第146号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第5号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する総括質疑を行います。
19
◯井上重久委員 総括質疑の関係ですが、今議会、公の施設の
指定管理者の指定について、それぞれ論議を重ねてまいりました。多くの5年ピッチのやつが、今回指定をそれぞれ審査したという中にあって、
指定管理者施設のあり方について、少しだけ問題提起しておきたいなと思います。
指定管理者の公募の関係ですが、1者のみというケースも最近発生してきておりますし、そして、再公募をかけた
指定管理の施設もございました。そういうことを現在、各所管、あるいは
総務部所管でございますので、この現状をどう捉えているのかというのをまず質問しておきたいと思います。
20
◯柴原総務部長 井上委員のご質問、ご指摘でもございますけれども、
指定管理者制度というもののその本質的な部分の考え方、まずこれはもうご承知のとおりでございますけれども、やはり直営より民間の事業者の方々のノウハウ、アイデアというものを活用させていただくことによって、その施設の効用を高める、ひいては利用者、市民の皆様へのサービスの向上に寄与するということが目的でございますので、そういった趣旨からいたしますと、やはり数多くの事業者の方に手を挙げていただいて、さまざまな提案をしていただくということが、ひいてはサービスの向上につながっていくものと考えております。
そういった中で、先ほどご指摘ございましたように、公募に際して、手を挙げていただく事業者の方が1者だけでありましたりとか、あるいは今回は2施設ほど手が挙がらなかったという状況がございました。この1つの要因には、私どもが反省すべき点として1つございますのは、やはり公募の募集の期間が短かったということは、非常に反省すべき点であったと考えております。これは、公募に至るまでの
スケジュール管理をしっかりやっておけば、もう少し期間をとることができたものと考えておりますので、これは次回、また来年度以降も時期が少しずれているものについては、
指定管理者の募集をさせていただくものが発生してまいりますので、そこに向けてしっかり
スケジュール管理をやっていきたいと考えております。あと、もう1つは、やはり事業者の方から、期間の問題にもあわせて、なかなかそこの企業におけるスタッフを確保することができないというようなお話もお伺いしておりますので、それを解決するためには、事業者の方のお考えというものもいろいろおありかと思いますので、そういったところも、
サウンディング調査をしていく中で、意見をいろいろお聞きして、次回、来年度以降の
指定管理の公募に向けて考えていくということもやってまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、
指定管理者制度につきましては、これまでもさまざまな見直しを行ってきておりますけれども、よりよいものになるように努力をしていく必要があろうかと考えておりますので、その努力をしていきたいと考えております。
以上でございます。
21
◯井上重久委員 非常に、
市民サービスの向上あるいは直営での労務単価を圧縮する。このようなことで
指定管理については、今日までそれぞれ応募をかけて運営をしてきたと。当然行政の提案、労務単価あるいはその
指定管理の積算根拠が定かではない部分もあろうかと思います。事業者が受けやすいその環境をつくること、あるいは最近は、公の施設の
利用料金制がどんどんふえてきていると。ただ、一生懸命、直営から民間で受けて、民間のノウハウを活用して、
市民サービス向上に向けて頑張っている事業者もいらっしゃいます。やはり腹いっぱい頑張って、成果、いわゆる利益を上げる。その
利用料金制、一部は
指定管理者がとる、一部は市のほうに返納するというんですか、返すというんですか、そういう部分も多々あろうかと思います。今言われたように、次年度からまた
指定管理の関係、公募されていくと思いますので、各担当所管あるいはこの
指定管理を総括する総務部でも、何でこういう状態になったのかというのを検証して次の
指定管理に生かしていただくことをまずお願いし、問題を指摘しておきたいと思います。
22
◯岩永敏博委員長 ほかにありませんか。
それでは、総括質疑を終結します。
理事者交代のため、暫時休憩します。
=休憩 午前10時20分=
=再開 午前10時20分=
23
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
次に、第146号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第5号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。ご意見はございませんか。
24
◯筒井正興委員 第146号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第5号)」について、本
委員会所管部分について、
明政クラブを代表しまして、賛成の立場から、幾つか意見を申し上げます。
今回のこの第146号議案に対して質疑をする部分というのは余りなかったように思います。ただ、そういった中で、高島いやしの
湯指定管理、それと
健康づくりセンター指定管理につきましては、5年間で約5億円のお金をつぎ込むという
指定管理のあり方になっております。これにつきましては、果たしてその年間1億円ずつの金を入れるのが本当にいいことなのかどうなのか。これは、合併時からのいろんないきさつがあることは承知しておりますが、これが10年以上たった今日、これだけの金をずっとつぎ込んでいくことが果たしていいのかどうかということを私は疑問に思っております。したがいまして、これは
市民クラブのほうからも話が出ておりましたけれども、この5年間の間にこれをどういうふうにしていくかということを、ぜひ検討した上で決定していただきたいなと意見を申し述べて討論といたします。
以上です。
25
◯山本信幸委員 第146号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第5号)」に賛成の立場で、
公明党会派を代表して討論をいたします。
淵町市有地(旧
成人病センター隣接地)
ブロック塀改修、
建物等維持補修費でございますが、これは
ブロック塀の倒壊に対応して、
ブロック塀を
金網フェンス等に設置し直すということでのお話でございます。しかしながら、そもそもこれに至った原点の理由で、ここの売却の仕方についての問題、これが大きな課題だと思っております。それは、1つは市道の管理としてのあり方、法面と下の石垣についても、それを市道として管理していくのか、それとも売却しているこの用地の山どめの擁壁としていくのか、そのような関係の中で、当然市道の用地のほうも話をされているのに、このような結果に至った。今後、
公共施設マネジメントを進める中で、このようなお互いの話し合いの中で済んでいる事業が、今後ともこのように後から買い戻しをやるとか、そのような中では、非常に不安が残ります。物自体は
ブロック塀改修工事でございますが、そのような原点のところが、非常に大きな疑問を感じさせられました。その意味で、今後このようなことがないように原点の注意を払っていただきたい。物自体は、
ブロック塀の
改修工事自体は、これは必要なことでございますので、この予算としては賛成という立場で、我が
公明党会派は賛成の立場をとりますが、そのことを注意していただきたいことを意見として申し上げて、私の討論とかえさせていただきます。
以上です。
26 ◯平野 剛委員 ただいま議題になっております第146号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第5号)」におきまして、本委員会に付託されている部分におきまして、令和長崎を代表して賛成の立場で意見を1点だけ申し上げます。
第146号議案の中に、第2款第1項第6目に議会棟における
喫煙専用室の設置という予算が上がっております。
委員会資料にありますように
喫煙専用室設置予定の部屋は、設置の条件を既に満たしているにもかかわらず、あえて市民の税金で分煙機を購入するということが、果たして市民の理解を得られるのかというところにつきましては、あえて慎むという選択肢もあってよかったのではと意見申し上げて討論といたします。
27
◯岩永敏博委員長 ほかにありませんか。
それでは、討論を終結いたします。
第146号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第5号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
28
◯岩永敏博委員長 ご異議ないと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時25分=
=再開 午前10時27分=
29
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
次に、第170号議案「市町村建設計画の変更について」及び第171号議案「市町村建設計画の変更について」の2件を一括議題といたします。
理事者の一括説明を求めます。
30 ◯片岡
企画財政部長 第170号議案及び第171号議案「市町村建設計画の変更について」、一括してご説明させていただきます。
議案書は147ページから160ページでございます。第170号議案につきましては、平成17年1月4日に合併した旧6町との長崎地域市町村建設計画の変更、第171号議案につきましては、平成18年1月4日に合併いたしました1市6町の旧長崎市と旧琴海町との長崎市・琴海町市町村建設計画の変更を行うものでございます。いずれも、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律が改正され、合併特例債の発行可能期間が5年間延長されたことに伴い、合併特例債を有効活用するため、市町村建設計画を変更する必要がございますが、計画変更に当たりまして、旧市町村の合併の特例に関する法律の規定により議会の議決を要することから、各議案を提案させていただいたものでございます。
内容につきましては、都市経営室の担当主幹からご説明させていただきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
31 ◯野副都市経営室主幹 それでは、
企画財政部提出の
委員会資料に基づきましてご説明させていただきます。
1ページをお開きください。1.市町村建設計画の変更の概要についてご説明いたします。まず、(1)市町村建設計画についてでございます。市町村建設計画とは、旧市町村の合併の特例に関する法律、いわゆる旧合併特例法に基づき、合併市町の建設を総合的かつ効果的に推進することを目的とし、新市の基本方針や公共施設の整備などについて定め、将来のビジョンや施策の方向性を示したものでございます。この市町村建設計画に位置づけられた施設整備などは、国の財政支援を受けることができます。長崎市では、アの長崎地域市町村建設計画と、イの長崎市・琴海町市町村建設計画を策定しております。次に、(2)の変更の理由についてでございますが、昨年4月に東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律が一部改正され、合併特例債の発行可能期間が5年延長されたところでございます。本市の現行の市町村建設計画の計画期間は令和2年度までとなっており、合併特例債を有効活用するためには、市町村建設計画を変更する必要があることから、今回、変更を行うものでございます。なお、平成24年にも法改正がなされており、平成26年に市町村建設計画を5年延長したところでございます。次に、(3)合併特例債についてでございます。市町村建設計画に基づいて行う事業に要する経費に充当することができる地方債で、充当率95%、元利償還金の70%に交付税措置がなされる大変有利な財源となっております。アの発行状況でございますが、長崎市の発行可能額は約522億円で、令和元年度までに約474億円を発行する見込みであり、令和2年度以降の発行可能額は約48億円となっております。
資料2ページをお開きください。イには、合併特例債を充当いたしました主な事業を掲載しております。これまで、道路整備事業や水道施設統合整備事業を初め、掲載しております地区別の主な事業に充当しており、それぞれの地区における発行額を表の右側に記載しておりますのでご参照ください。ウには、今後活用が想定される主な事業といたしまして、地方道路整備事業、道路リフレッシュ事業、公民館施設整備事業、高齢者福祉施設整備事業などを予定しているところでございます。エには、合併特例債により造成した地域振興基金について記載しております。
続きまして、資料3ページをごらんください。(4)変更内容についてでございます。まず、計画期間の延長でございますが、国の法改正に基づき、合併特例債を最大限に活用できるようそれぞれの計画について5年間の延長を行うものでございます。次に、将来人口でございますが、長崎市の人口については、平成27年を国勢調査の実績値に、令和2年と令和7年を長崎市まち・ひと・しごと創生長期人口ビジョンをもとに推計した数値に変更するものでございます。長崎県の人口につきましては、平成27年を国勢調査の実績値に、令和2年及び令和7年を国立社会保障・人口問題研究所予測をもとにした推計値に変更するものでございます。次に、将来世帯でございますが、長崎県人口と同様に国勢調査の実績値と国立社会保障・人口問題研究所予測をもとにした推計値に変更するものでございます。
次に、施設名等についてでございますが、市町村建設計画の中にある合併地区の地区別の整備方針に記載されている施設の名称等について現在の施設名等を追記するものでございます。こちらにつきましては、市町村建設計画変更案抜粋にて説明をさせていただきたいと存じますので、恐れ入りますが資料の15ページをお開きください。伊王島地区を例にご説明させていただきます。基本方針や施策の柱につきましては、各地区の総合計画を継承したものでありますことから、内容の変更は行っておりませんが、一部の表記について、追記いたしております。中段にあります施策の柱の架橋を踏まえたまちづくりの1行目、伊王島大橋(仮称)の上に米印をつけておりますが、こちらの説明といたしまして、このページの最下段の欄外に、米印、伊王島大橋(仮称)について、平成23年3月に供用開始と追記しております。
次に、資料の16ページをごらんください。伊王島地区の地区構想図でございます。図の中央よりやや右上にやすらぎ伊王島が記載してありますが、こちらを現在の施設名を括弧書きし、現i+Landnagasakiと追記しております。他の地区につきましても、施設名等について現在の名称等を追記しておりますのでご参照ください。
恐れ入りますが、資料3ページにお戻りください。(4)変更内容の表の最後、財政計画についてでございますが、平成25年度から平成30年度までを決算の数値に、令和元年度以降を直近の中期財政計画見通しをもとにした数値に変更を行っております。(5)スケジュールについてでございますが、今回の変更内容につきまして令和元年7月に県へ事前協議を行い、8月には地域活動団体の代表者及び学識経験者からなる審議会を開催いたしまして、その後、10月に県へ正式協議を行い、11月に異議なしとの回答をいただいた上で、今回の議案を提出させていただいております。議決をいただきましたら、年内に国への報告、公表をすることといたしております。
資料の4ページをごらんください。2.新旧対照表及び市町村建設計画変更案抜粋でございます。長崎地域市町村建設計画につきましては、資料4ページから24ページまで、長崎市・琴海町市町村建設計画につきましては、資料25ページから33ページまでに記載しておりますのでご参照ください。また、別冊といたしまして、今回A4の横長の用紙ですが、市町村建設計画事業進捗状況一覧表をおつけしております。
別冊の1ページをごらんください。1.市町村建設計画進捗状況一覧表の見方についてでございます。一覧表は、合併地区ごとに、建設計画に基づく合併地区の関連事業等を記載しており、事業概要、進捗状況などを記載しております。
別冊の3ページをごらんください。3ページ以降が各地区の進捗状況でございます。市町村建設計画に基づく事業の進捗状況を合併地区ごとに掲載しております。市町村建設計画の進捗状況につきましては、既に完了したものが91事業、事業に着手し進捗を図っているものが42事業で、残り2事業が未着手となっております。未着手事業のうち、1つは、長崎市が事業主体となる三和地区の道路新設でございます。こちらの事業は、隣接する道路の整備状況の進捗を見ながら、事業の必要性について再検討を行いたいと考えております。未着手事業のうち、もう1つは、長崎県が事業主体となる地域高規格道路西彼杵道路事業でございます。資料には記載しておりませんが、これまでの要望活動の結果、時津工区の完成後、未整備区間に速やかに着手できるように今年度から概略ルートなどの検討に着手されることとなり、先月15日に第1回西彼杵道路計画検討委員会が開催され、令和2年度中に道路計画の基本的な考え方が取りまとめられる予定となっております。
私からの説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
32
◯岩永敏博委員長 それでは、これより一括質疑に入ります。
33
◯井上重久委員 市町村建設計画の概要について、説明を受けて、ある一定理解をします。ただ、2ページに、主な事業、平成16年度から令和元年度まで、いわゆるこれだけ使いましたという実績があります。そして、別冊でそれぞれの市町村の計画の進捗状況を、91事業が完了、今42事業をやりよる、あるいは未着手が2事業あります。要は、一つ一つこれ見らんばいかんもんですけん、ではあと5年間で現状の進捗率、今事業名ではわかりますが、そのお金、予算、事業に対する進捗率、まずそこから教えてください。
34 ◯野副都市経営室主幹 委員おっしゃっている別冊の進捗状況でございますが、こちらは市町村建設計画に掲載しております事業を掲載しております。その中で、先ほど申し上げましたとおり、135事業あるんですけれども、このうちの91事業がこれまでの計画期間の中で完了した事業となっております。そして、現在事業に着手して進捗を図っているものというのが、42事業ありまして、残り2事業が未着手状態となっております。その中で、資料の2ページのこちらの主な事業との整合性でございますけれども、こちらは市町村建設計画に掲載している事業のうち、合併特例債を活用して行った事業を掲載しているところでございます。一応、そういう意味で金額等を掲載しているところでございます。
以上でございます。
35
◯井上重久委員 事業数135に対して91事業済んだと、今42事業着手をしているというような状況で、2ページにいわゆる主な事業、実績がこう載っているもんですけん、その下に今後活用が想定される主な事業、これは地方道路整備事業あるいは道路リフレッシュ事業、公民館施設整備事業、高齢者福祉施設整備事業ほかと書いてあるんですが、じゃ今後、変更する中身はこうあるばってん、単純にぽっと見てこういう事業に使うんだというわかりやすい資料ってないですか。
36 ◯野副都市経営室主幹 こちらの資料2ページのウに、今後活用が想定される主な事業が大きな事業名で書いてありますけれども、こちらは合併特例債を活用して行う主な事業ということで掲載させていただいております。市町村建設計画で進捗している事業というのは、引き続き延長をすることで、やっていかせていただけますけれども、その中に道路リフレッシュ事業、これは各地域の道路の改良等の事業が含まれております。具体的にどの事業と書いた一覧表というのはないですけれども、今財政計画の中で合併特例債を活用する事業としてこちらの事業を掲載させていただいております。
以上でございます。
37
◯井上重久委員 今の説明は十分理解しているつもりです。あと5年間延長されました。じゃ5年間の主な事業はこういうのがあるよというのがあれば、非常に易しく親切なんですよね。あれば後で結構ですから、委員の皆さんに資料を渡していただければと思いますし、そうして、この5年間で有利な財源を使って事業を完成していただきたいということを要望して私は終わります。
38
◯岩永敏博委員長 資料につきましては、そろい次第ということでよろしいですか。委員会が終わってからでもよろしいですか。では、参考資料として後ほどお願いいたします。
ほかにありませんか。
ないようでしたら、一括質疑を終結いたします。
次に討論に入りますが、討論、採決については議案ごとに行います。
まず、第170号議案「市町村建設計画の変更について」の討論に入ります。何かご意見ありませんか。
討論を終結します。
これより採決いたします。
第170号議案「市町村建設計画の変更について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
39
◯岩永敏博委員長 ご異議ないと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第171号議案「市町村建設計画の変更について」の討論に入ります。何かご意見ありませんか。
討論を終結します。
これより採決いたします。
第171号議案「市町村建設計画の変更について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
40
◯岩永敏博委員長 ご異議ないと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時46分=
=再開 午前10時49分=
41
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。
〔審査方法について協議した結果、まず、総括説
明を受け、歳出、歳入の審査を行い、その後、総
括質疑、討論・採決を行うことに決定した。また、
審査の順序については、審査早見表のとおり進め
ることに決定した。〕
42
◯岩永敏博委員長 それでは、総括説明に入ります。
理事者の説明を求めます。
43 ◯片岡
企画財政部長 それでは、第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」につきまして、
企画財政部より提出しております
補正予算総括説明資料によりご説明いたします。
資料の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、令和元年度各会計別予算額調によりまして総括的にご説明させていただきます。表の中ほどの列にございます補正額の欄に記載しておりますとおり、一般会計が8,165万円の減額、特別会計が65万円の増額、企業会計は770万6,000円の増額で、全会計の合計が7,329万4,000円の減額補正となってございます。また、表の一番上の合計の欄に記載しておりますとおり、補正後の一般会計の予算額は2,223億2,682万4,000円、全会計の予算総額は3,762億3,657万7,000円となり、表の一番右端に【参考】として記載しておりますが、前年度同期と比較いたしますと一般会計で0.2%の増、全会計では1.7%の減となってございます。なお、資料2ページのほうには一般会計歳入予算額調を、資料3ページには、一般会計性質別予算額調を掲載しておりますのでご参照いただきたいと存じます。
次に、
補正予算の内容につきましては、資料の5ページでございます。資料5ページの令和元年11月追加
補正予算(第6号)についてをお開きいただきたいと存じます。資料の中ほどをごらんいただきたいと存じます。一般会計の
補正予算の内容につきましては、1.給与費に係るものといたしまして、給与改定に伴う増額及び退職等に伴う減額等分として8,165万円の減額を計上しております。また、一般会計における債務負担行為について、老人憩の家さくら荘
指定管理など2件を計上してございます。続きまして、特別会計
補正予算につきましては、給与改定に伴う増額について、4つの特別会計において
補正予算を計上してございます。また、企業会計の
補正予算につきまして、給与改定に伴う増額について2企業会計において
補正予算を計上してございます。
資料6ページ及び7ページでございます。
補正予算の主な内容について記載してございますので、ご参照いただきたいと存じます。
次に、資料の8ページ及び9ページをお開きいただきたいと存じます。ここには、令和元年度各基金別現在高の状況といたしまして、基金の積み立て・取り崩し・現在高等について、それぞれの基金ごとに記載してございます。9ページの中ほどに小さい四角囲みで記載しておりますが、一般会計における今回補正の基金の取り崩しを記載しておりまして、財政調整基金の取り崩しを8,165万円減額するものでございます。こちらにつきましては、歳入の審査の際にご説明させていただきたいと存じます。また、資料の一番下になりますが、特別会計においても、観光施設事業の観光施設整備基金について、積立金を8万1,000円減額しようとするものでございます。
総括説明は以上でございます。
44
◯岩永敏博委員長 質疑については、総括質疑の中で行いたいと思いますのでお願いいたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時54分=
=再開 午前10時55分=
45
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
次に、歳出の審査に入ります。
各款にわたる給与費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
46
◯柴原総務部長 第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」のうち、給与費についてご説明いたします。
今回の
補正予算は、さきにご審議いただきました第231号議案「一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に基づく給与改定及び当初予算計上後の中途退職、育児休業及び休職等により生じました不用額の調整などに伴うものでございます。
それでは、議案書の最後のページ、48ページをお開きいただきたいと存じます。令和元年度一般会計性質別予算額調(11月議会第6号補正)でございますが、補正額のうち、一番上の欄の1.人件費につきましては、8,230万円の減となっております。その内訳を性質別に申し上げますと、記載のとおり、(1)特別職給与は194万8,000円の増、(2)職員給は7,414万6,000円の減、(3)地方公務員共済組合等負担金は1,485万6,000円の減、(5)その他は475万4,000円の増となっております。
以上が補正額の主な内容でございますが、その結果、補正後の人件費予算額は、一番上の右の合計欄に記載のとおり271億6,434万7,000となります。
補正予算の詳細につきましては、引き続き人事課長から説明いたしますのでよろしくお願いいたします。
47 ◯大場人事課長 それでは、第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」のうち、給与費の
補正予算の詳細につきまして、議案書の38ページから41ページでございます。ここに記載の給与費明細書に基づきご説明いたします。
議案書、まず38ページをお開きいただきたいと思います。まず、1番の特別職でございますが、表の右から2列目の合計欄の一番下に記載しておりますとおり、総額で196万8,000の増となっております。これは、給与改定に伴い市長、副市長、議員、教育長及び常勤の監査委員といった特別職の期末手当の支給割合を引き上げることに伴う期末手当の増によるものでございます。続きまして、下段の表の2番の一般職でございますが、(1)の総括の表の職員数の比較の欄に記載をしておりますとおり、職員数で11人の減となっております。これは、中途退職などによって本年10月1日現在の実人員が、当初の予算計上人員を下回ったことによるものでございます。職員数の増減の内訳につきましては、一番下に参考として職員数の増減内訳として記載をさせていただいておりますが、当初予算計上時と比較をいたしますと、中途退職による人員の減が13人、新規採用者の増が1人、フルタイムの再任用職員の減が4人、その他といたしまして、他会計との人員配置の見直しなどによる人員増が5人、合計で11人の減となっております。
給与費につきましては、(1)総括の表をごらんください。一番下の比較の欄に記載のとおり、給料で5,213万3,000円の減、職員手当で2,201万3,000円の減、共済費で1,012万2,000円の減、合計で8,426万8,000の減となっております。この主な理由でございますが、議案書の39ページをお開きいただきたいと思います。下段の表のほうになります(2)の給料及び職員手当の増減額の明細に記載しておりますように、給料につきましては、給与改定に伴う増減分といたしまして、給料月額の引き上げによる1,744万円の増、その他の増減分といたしまして、中途退職などによる6,957万3,000円の減、合計で5,213万3,000円の減となっております。職員手当につきましては、給与改定に伴う増減分といたしまして、給料月額の引き上げに伴う諸手当へのはね返りの分及び勤勉手当の支給割合の引き上げによって5,682万円の増、その他の増減分といたしまして中途退職などによる7,883万3,000円の減、合計で2,201万3,000円の減となっております。
また、38ページにお戻りいただきまして、中ほどの2.一般職の(1)総括の表に記載の一般職の共済費につきましては、給与改定に伴い、賞与の支給割合を引き上げることによる共済組合負担金等の増があるものの、中途退職などにより生じました不用額の調整などにより減となったことが理由でございます。
続きまして、39ページの上段には、職員手当の内訳として、手当ごとの補正額をお示ししております。このうち、2段目の表の一番右から3番目、勤勉手当の欄をごらんください。比較の欄に記載のとおり1,741万4,000円の増となっております。これは、中途退職などによる減があるものの、給与改定に伴う勤勉手当の支給割合の引き上げによる増となっております。
なお、議案書の40ページから41ページにかけまして(3)給料及び職員手当の状況を記載しておりますのでご参照ください。
以上が、今回の給与費補正の主な内容でございます。給与費に対する説明につきましては、以上でございます。よろしくご審議賜りますようにお願いいたします。
48
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前11時3分=
=再開 午前11時4分=
49
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
次に、歳入の審査に入ります。
第19
款繰入金について理事者の説明を求めます。
50
◯羽佐古財政課長 それでは、第19
款繰入金についてご説明いたします。
予算説明書の12ページ、13ページをお願いいたします。第19
款繰入金8,165万円の減額につきましては、今回補正の
所要一般財源でございます。第19
款繰入金第2項
基金繰入金第1目
財政調整基金繰入金第1節
財政調整基金繰入金8,165万円の減額につきましては、今回の減額補正の
所要一般財源として繰入金を減額するものでございます。
説明は以上でございます。
51
◯岩永敏博委員長 これより質疑に入ります。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前11時5分=
=再開 午前11時5分=
52
◯岩永敏博委員長 委員会を再開いたします。
次に、第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する総括質疑を行います。
それでは、総括質疑を終結します。
次に、第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。何かございませんか。
討論を終結いたします。
これより採決いたします。
第224号議案「令和元
年度長崎市
一般会計補正予算(第6号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
53
◯岩永敏博委員長 ご異議ないと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
〔岩永敏博委員長挨拶〕
〔木森俊也副委員長挨拶〕
54
◯岩永敏博委員長 以上で、本委員会の審査は全て終了いたしました。
これをもちまして、
総務委員会を散会いたします。
=散会 午前11時9分=
長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。
総務委員長 岩永 敏博
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