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  1. 長崎市議会 2019-12-06
    2019-12-06 長崎市:令和元年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯中里泰則委員長 出席委員は半数以上であります。ただいまから建設水道委員会を開会いたします。 〔長崎稲佐山スロープカーの整備状況について現 地調査を行った。〕 2 ◯中里泰則委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時15分=           =再開 午後0時59分= 3 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  次に、第146号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第5号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、原則、各項ご とに説明・質疑を行った後、討論・採決を行うこ とに決定した。ただし、第8款土木費第5項都市 計画費については、事項が多岐にわたるため、第 6目公園費とその他の目に分けて審査することに 決定した。なお、審査の順序については、別添の 「歳出審査早見表」のとおり進めることとしたが、 土木部及び中央総合事務所環境経済委員会に出
    席しているため、土木部及び中央総合事務所の出 席を要しない部分から審査を行うことに決定し た。〕 4 ◯中里泰則委員長 それでは、第4款衛生費第3項上水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 5 ◯川崎業務部長 第146号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第5号)」のうち上下水道局所管分について説明いたします。議案書の予算に関する説明書36ページ及び37ページをごらんいただきたいと思います。上から2段目の第4款衛生費第3項上水道費第1目上水道費、説明欄の1.繰出金の1.水道事業会計繰出金について2,230万円を増額補正しようとするものでございます。  それでは、恐れ入りますが、上下水道局提出委員会資料に基づいて説明をさせていただきたいと思います。委員会資料の1ページをお開きください。(1)の概要でございますが、これは昨日ご審議いただきました水道事業会計の補正予算で説明しましたとおり、水道管路耐震化事業について繰出基準が改正されたことに伴い水道事業会計への出資金に係る繰出金を増額しようとするものでございます。次に、(2)の財源内訳でございますが、今回の補正額2,230万円の財源は全て一般会計出資債でございます。なお、2ページには、繰出金内訳表を掲載しておりますので、ご参照をお願いしたいと思います。  説明は、以上でございます。 6 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時3分=           =再開 午後1時4分= 7 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第7款商工費第1項商工費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 8 ◯片江まちづくり部長 それでは、第7款商工費第1項商工費のうち第4目観光費の繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は46ページ、47ページをお開きいただきたいと思います。  それでは、46ページの表の一番下の欄の第4目観光費の【補助】景観まちづくり刷新事業費夜間景観整備でございますが、繰越事由につきましては、その隣47ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。詳細につきまして、まちづくり部提出委員会資料に基づき、担当室長よりご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 9 ◯中井景観推進室長 第7款商工費第1項商工費第4目観光費のうち景観推進室所管繰越明許費についてご説明いたします。  まちづくり部提出資料の委員会費の1ページをお開きください。まず、表の事業名の欄に記載の【補助】景観まちづくり刷新事業費夜間景観整備でございます。夜間景観整備は、平成29年5月に策定いたしました環長崎港夜間景観向上基本計画を具現化するため、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用して平成29年度から令和元年度までの3カ年で重点的に整備を進めております。事業期間、事業計画、総事業費、進捗率は記載のとおりでございます。次に、繰越明許額でございますが、表の金額の欄の上から3行目の繰越明許額の欄に記載のとおり4,600万円の繰り越しをお願いするものでございます。繰越事由でございますが、まず工事請負費につきましては、施設のライトアップや演出照明の整備において、民間の施設、敷地内の照明設備の位置調整に不測の日数を要したこと及び浜町伊勢町線(寺町通り)において、ほかの工事との工程調整が生じたことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるためでございます。委託料につきましては、工事のおくれに伴い施設のライトアップ等に係る照明器具の仕様や設置位置、照らし方等を監修する工事監修業務及び斜面市街地演出デザインを監修する演出監修業務が年度内に完了しない見込みであるためでございます。旅費につきましては、夜間景観整備を含みます景観まちづくり刷新支援事業費に関する事業のおくれに伴う国との協議が年度内に完了しない見込みであるためでございます。繰越箇所の完了は、令和2年9月を予定しております。ページ下段の(1)全体スケジュールでございますが、繰越箇所をオレンジ色の矢印でお示ししております。中・近景の中島川・寺町エリアの工事と遠景の斜面市街地の大谷町ほかの工事、そしてそれにあわせまして、それぞれの監修業務を繰り越すものでございます。  2ページをお開きください。(2)夜間景観整備位置図でございます。恐れ入りますが、横向きでごらんください。これは、平成29年度から令和元年度までの3カ年の整備位置図になります。このうちオレンジ色の繰越箇所が図面右上の中島川・寺町エリアの一部と図面下の斜面市街地の大谷町ほかになります。  恐れ入ります、3ページをごらんください。(3)繰越箇所位置図でございます。1)の中島川・寺町エリアにおきましては、中島川公園や石橋群、寺社群などのライトアップとそれらの周辺の街路灯を整備するものでございます。このうち繰越箇所は、オレンジ色で示しました清水寺、八坂神社、若宮稲荷神社と浜町伊勢町線の寺町通りでございます。次に、ページ下の2)斜面市街地演出照明につきましては、遠景の夜景の中に新たな魅力を加えるため、長崎らしい形を光で表現する演出照明を行うものです。繰越箇所は、鍋冠山の展望台から見える大谷町付近の斜面市街地でございます。  恐れ入ります、4ページをお開きください。(4)その他の整備エリアでございますが、1)の西坂・諏訪の森エリアと、5ページの2)丸山エリアにつきましては、今年度に完成予定でございます。  私からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 10 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 11 ◯永尾春文委員 今回、9月まで延びるということで、大変残念でありますが、他工事との工程調整が生じたっていうことについて、もう少しわかりやすくご説明ください。 12 ◯中井景観推進室長 工事の調整が必要になった部分につきましては、1ページのところに記載しておりますが、浜町伊勢町線(寺町通り)になります。  3ページをごらんください。3ページの上の図面の晧台寺前の赤色の線が寺町通りの中の繰越箇所になります。ここにつきましては、現在雨水渠の工事を行っております。それが2月末完成の予定でございます。その後に道路側溝と道路舗装工事を来年度にかかりまして、中央総合事務所地域整備2課のほうで行う予定になっております。その道路整備とあわせまして街路灯整備も行うということになりますので、来年度に繰り越しをするというものでございます。  以上でございます。 13 ◯永尾春文委員 先日、京都市の視察をしたときに、当然ですが和の観光ということで、大変にぎわっておりました。長崎市も今観光は、インバウンドということで取り組んでいるわけですが、この通りの照明、景観もすばらしいもので、ぜひ少しでも早く実現をして、この情報発信もしていかなければならないと思う箇所でありましたので、どうかそういう支障があるのは理解いたしますが、少しでも早く実現をしていただきたいということと、もう1点これに関連して前回、大浦天主堂前でライトアップのセレモニーを行ったわけですが、ここに関しては何かそういった計画がございますか。 14 ◯中井景観推進室長 中島川・寺町エリアにつきましては、地域の方とライトアップの試験点灯を行ったりとか、ワークショップを行ったりとか、説明会を行ったりとか、地域の方と一緒に取り組みを進めております。そういった意味では、具体的に点灯式というお話はしておりませんけれども、そういった形で地域の方と今までも取り組んできたっていう経緯もございますので、地域の方とご相談させていただきながらできればそういった点灯式も地域主体でやっていきたいと考えております。  以上でございます。 15 ◯永尾春文委員 ぜひそういった点灯式が情報発信につながっていくかと思いますので、しっかりと取り組んでいただければと思います。  以上です。 16 ◯山崎 猛委員 今のと関連しているんですけれども、私も中島川のまちづくり協議会に入っていまして、照明探偵団だとかいろいろなのに参加させていただいて、この予算についていろいろ言うことはないんですけれども、このライトアップをすることだけで終わるんじゃなくて、これをすることでやはりそれがまちのにぎわいとか、だからそのときも言ったんですけど、本当は逆なんですよね。ここにどういう人たちを集めたいからこういうライトアップにするとかって考えていったほうが本当はいいんですけど、今はライトアップが先に進んでいますので、ぜひこのライトアップを生かすようなまちづくりを今度はしていただきたいですし、今度は商工部なんかとも一緒になってそれをできるだけ商業、民間の事業につなげていただく、それから秘書広報部とかとも連携してこれをできるだけ皆さんに知らせるというそこの作業が一番大切だと思うんですね。この予算だけじゃなくて、それができて初めてこの事業が本当によかったかどうかって決まると思うんで、そこだけよろしくお願いしたいと思います。 17 ◯内田隆英委員 教えてもらいたいのは、1ページの繰越事由として、民間の施設、敷地内の照明設備の位置調整に不測の日数を要したということやけれども、3ページで見ると、清水寺、八坂神社、若宮稲荷神社の鳥居、ここの部分が民間の施設、敷地内ということで、照明設備をどう照らすか、その民間の施設の所有者と話し合いがうまいことまだいっていないという意味でとってよろしいですか。 18 ◯中井景観推進室長 民間施設でございますが、今委員からのお話がありましたとおり、清水寺、八坂神社、若宮稲荷神社に加えまして、市街地の斜面地のところにつきましても、民間の敷地に設置する可能性もございます。そういった意味で、照明も設計でこういうライトアップをしますと決まった後に、実際その照明設備をここに置きますとか、配線をこういうふうに通しますというところを、具体的に設計が終わった後、実際に工事に入る前に具体的にお話をしていくことになります。そういった中で、いやいやここはちょっと配線を通してもらっては困るとか、もう少し位置をこちらのほうにずらしてほしいとか、細かい調整がどうしても出てまいります。そういった調整に日時を要したっていう理由がございます。  以上でございます。 19 ◯内田隆英委員 わかりましたけれども、その細かい調整で繰り越しをせんばいかんぐらい、そんな調整に時間がかかるのかなと。夜間照明だからその決まったところで照らしてみてこの角度はだめだな、こうしたらどうかとかさ、その敷地内の所有者とあわせて話を進めれば、そんなに繰り越しをせんばごと日数を要するのかなと思うもんだから、そんなかかるんですか。 20 ◯中井景観推進室長 清水寺、八坂神社、若宮稲荷神社の3つは、当初予算では予定しておりませんでした。ただどうしても、先ほど言いました寺町通りとか整備の関係でできない路線が出てきました。そういったときに景観まちづくり刷新支援事業の国費を有効活用するため、新たにこの八坂神社等の3つを追加したという経緯がございます。そういった意味でどうしても設計する時間が後半のほうにずれ込んだというのと、それから実際に地元との調整を行わなければならなかったというところから、どうしても工程的に厳しかったというところはございます。  以上でございます。 21 ◯内田隆英委員 わかりましたけれども、本来計画するときに、そういったことも含めてこの照明をやるにはこうすればいいだろう、ライトアップによってこういう効果があらわれるだろうと。しかしそれをするにはこういったことも必要だろうと、最初から計画した時点でそういったことを含めて進行していって、別に繰り越しが悪いというあれじゃないけれども、予算を組み立ててこういう工事をやるということでやはり基本は予算をつけたら、そして工期を決めたらその中でやっていくということが望ましいわけで、ぜひ今後に生かしていただければと思います。  以上です。 22 ◯武次良治委員 繰越明許費に対してどうのこうのじゃなくて、要望ということでちょっと意見を言わせてください。今、資料を見とって、遠景を含めての特に中・近景の夜間景観づくりということで、事業を進められておるわけですけれども、やはり観光客からの視点で見たときに、それぞれの施設のライトアップであったりとか、それも当然大事だと思うんですけれども、きょうも午前中に稲佐山に登ってきました。そういう遠景、やはりそれが県外の人たちについてはインパクトが一番大きいと思うんですよ。平和公園に行ってよかったねとか、南山手に行ってよかったね、これもあるでしょうけれども、長崎の夜景としてのイメージは、やはり遠景、これが大事だと思うんですね。そういう視点で見たときにこの中・近景、こういった事業を行われたときに、果たしてこれが遠景にどの程度効果があるのかなというときにちょっと疑問があるんですよ。点灯式があったのは、ことしの夏だったですかね。あのときちょうど私ら、稲佐のあるホテルにいたんですよ。それで点灯式もその時間に合わせて見ておりました。それでも、どこであっているんだろうとそんな感じなんですよ。結局、稲佐方面から見たときに、私、あの辺の地形ぐらいはわかるつもりなんですが、あそこは水辺の森公園かなとか、一つ一つ確認していかんとわからない。やはりこれでは夜景観光を名乗るにはちょっと心もとないのかなと。例えば、函館に行けば、あ、レンガの倉庫群だとすぐわかるじゃないですか、どの辺だと。それで湾内にも島みたいにしてありますよね。あの辺なんかもそう行くわけでもないですよ。二、三回しか登っていないんですけれども、やはりすぐぽんぽんとわかるんですよ。それだけその景観というのが、はっきりしている、夜景がきれいなわけですよね。長崎のはそれがわからないんですよ。知っとってもなかなかわかりづらい。東山手にしてもそうですよ。わかりそうでわかりづらい。だから今度こっちの中島川沿いに行ったらなおのこと、あれどこなんかね、あの辺が風頭公園かなとか、一つ一つ追いながらでないとわからない。やはりそういうものではなくて全体にこういう中景とか近景とかこういうものが波及するような形でのライトアップをできるようなことを考えていかんと、それぞれの施設にそこに行って初めてよさがわかるということだけでなくて、やはり全体を見たときにも、あそこが大浦天主堂だとか、西坂公園なんだとかわかるような形の中での景観づくり、そういう目でも見ていただきたいなと。ちょっと今のところインパクトが弱いような気がしてなりません。大体決まったことなんでしょうけれども、景観づくりを進めていく上では、特に長崎の場合、夜景は遠景といってもほとんどが近景ですよね。六甲山に登れば遠いですよ。大村湾がはるかかなたに明かりがぼんやり見えとるとか、神戸あたりにしても下におりていってあそこの場合は初めて見える、そんな感じ。だから長崎の場合、函館と一緒で近いわけですから、その辺がはっきり目視できるような形で、そして長崎の夜景は本当にすばらしかったなと言ってもらえるような夜景づくりをやっていただきたいなと、以上、要望、意見として言わせていただきたいと思いました。よろしくお願いします。 23 ◯片江まちづくり部長 今おっしゃられましたことを、私どもも長崎の夜景の売りといいますか、反省はどこにあるか、きちっと常に頭に置きながらやっていかないといかんと思っています。ただやはり私どもとしましては、夜景の魅力の厚みといいますか、そういったものをふやすことによって宿泊客も増加につなげていきたいということについては、やはり昼間見ていいものが、夜見てもいいという場所もふやさないとそれにつながらないだろうということの中で、この中・近景の夜景もやはりそのままにしておいてはいけないという思いでございます。ただ、今、武次委員がおっしゃいましたように、稲佐山からの夜景、これが一番のセールスポイントであるということは十分わかっておりますので、我々がこの中・近景と別途に例えば駅周辺であるとか、そういう今、明かりのないところにいかに明かりのアクセントをつけていくかということにつきましては、並行して取り組んでおります。そういったものを1つのものとして夜景観光として今後も売っていけるように決して中・近景だけではなくて遠景からの夜景を常に配慮しつつ今後も取り組みを進めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。 24 ◯山谷好弘委員 1ページの全体スケジュールなんですが、進捗率が平成31年3月末で22%ということなんですが、中島川・寺町エリアに関して言えば、この平成30年度の空白の欄があるんですが、国の補正がついてから、すぐとりかかれなかったとか、これ実施設計が前もってできなかった理由が、何かおくれた理由があるんですか。 25 ◯中井景観推進室長 中島川・寺町エリアにつきましては、平成29年度に実施設計を行ったものをまず工事に結びつけていくということを最優先に考えておりました。そういった意味からでも実施設計が終わっている2、3、4番の部分の地元調整を早期に進めまして、その後工事のほうに進めていったと。そして工事にある程度めどが立った段階で、次の段階として中島川・寺町エリア、丸山エリアの実施設計に取りかかったことがございまして、どうしても実績がおくれたというところはございます。  以上でございます。 26 ◯山谷好弘委員 先ほど内田委員からもありましたが、やはりスケジュール管理なんですね。この全体スケジュールの工程表じゃ、当初がどのような動きでいっとって、実際どうなったっていうのが見えなかったもんですから、それがわかれば、当初こういうふうにいっとってことし3月は50%しとったけど、こういうふうになったとわかればもっと見やすかったんですけどね。 27 ◯梅元建治委員 ちょっと教えていただこうと思います。この繰り越しの金額の中の600万円の委託費というのは、これはどんな内容なんでしょうか。 28 ◯中井景観推進室長 内容でございますが、委託が監修費になっております。監修費も2つございまして、中・近景の監修費、それと遠景の演出の監修費というのが2つございまして、その繰越事由のところに書いておりますけれども、まず中・近景の業務内容としましては、まず照明器具の仕様であったり設置位置、照らし方の監修を受けるというのがまず1つ。それと遠景の分につきましては、斜面市街地の演出の仕方とか演出のデザインとか、そういったものの監修を受けるというその2つが委託でございます。  以上でございます。 29 ◯梅元建治委員 その監修ということで、トータルでどれぐらいの金額ですか。今回繰り越しは600万円ですけど、監修費全体でお幾らぐらいなんですか。 30 ◯中井景観推進室長 2,080万円でございます。 31 ◯梅元建治委員 今回の繰り越しの部分、赤で書いてある分、遠景と演出の監修ということで、私もデザイン会議に出ていましたので、そのときに面出さんともお会いしてお話をしていたのが、長崎の夜間景観、今はどちらかというと施設の話なんですけれども、いろんなイベントもたくさん催されていますし、また景観そのものが営みの形成から形づくられるっていう領域ですので、そのお祭りについても監修してくれっていうことを面出さんに私もお話をしたことがあったなと思いながら今言ったんですけれども、今いろんなランタンフェスティバルとか中島川のお祭りとか、そういうのも監修される予定なんでしょうか。 32 ◯中井景観推進室長 今のところ、面出さんの監修といたしましては、この環長崎港夜間景観向上基本計画に伴います監修のみと考えております。  以上でございます。 33 ◯梅元建治委員 せっかくトータルで2,080万円出されて東京からも旅費を使われてやっているので、今後業務の中ではなかなか難しいかもしれませんが、照明探偵団みたいなところもやっていただいたので、次のステップにつながるような骨子をこの有名な面出さんにお願いされている以上はぜひやっていただければ、有効にこの委託費も活用されるのかなと思います。意見を申し上げます。  以上です。 34 ◯五輪清隆委員 1ページの6番の中島川・寺町エリアということで、実施設計と工事、また下の段も実績設計、工事ということでなっているわけですけど、その下の段が繰越箇所ということで、清水寺とか八坂神社とかそういう寺町側ということで理解しているんですけれど、実際的に実施設計が終わったばっかりじゃないんですか。このスケジュールを見れば9月ぐらいから始めて11月かそれぐらいに終わって、そして工事は当然、実施設計がされた後ですから、そういう意味でのおくれということで私は理解しているんですけど、上のほうにありますように、中島川・寺町エリアを同じ時期にしておけばそういう工程の調整も含めてできたんじゃないですか。 35 ◯中井景観推進室長 当初、八坂神社、清水寺、若宮稲荷神社は当初の段階では予定しておりませんでした。そういった中で寺町通りの工事が、ほかの工事との調整によってどうしてもできない区間が出てまいりました。そういったことから、当初の部分の設計をまず行いまして、その後、新たに追加の部分を後から設計を行ったということで、設計の時期がずれたということでございます。  以上でございます。 36 ◯五輪清隆委員 そうしたら、当初計画よりもルートをふやしたとか、そのことによっておくれたんでしょう。そのことは何か工事請負費の関係で他工事との工程調整ということで永尾委員が聞いて、その中でいろんな道路の工事の関係でおくれますということですから、まさに行政として内部調整をもっと早くしておけばできたんじゃないかなと私は思ったんですよ。そして先ほど中井室長から、また新たなやつがふえたことによってとかそういう答弁がありましたけど、いつそういう新たなルートが決まったんですか。 37 ◯中井景観推進室長 もともと環長崎港夜間景観向上基本計画の中に、ランドマークとしてライトアップをする施設というのは基本計画の中に位置づけております。そういった中で年次的に予算の中で施設のライトアップを順次進めていっているという状況でございます。先ほども申し上げましたとおり、当初予算の中には、この3施設に含めておりませんでした。ただ環長崎港夜間景観向上基本計画の中に位置づけている施設ということで、ほかの工区ができないというところで先ほど申し上げた国費の有効活用を図るために前倒しという形で新たな施設を追加して整備したということでございます。  以上でございます。 38 ◯五輪清隆委員 当初予算があってその中でできない分があったから追加したっていうことですけど、その関係をいつの段階で議会に報告したんですか。 39 ◯中井景観推進室長 今の議会への報告ということでは、当初予算以降に議会に報告という形ではしてございませんでした。  以上でございます。 40 ◯五輪清隆委員 行政がつくる基本計画というとは、新年度予算の関係で説明しますよね。そういう意味での予算審査ですから、こういうことでやっていきますって。基本計画の中に入っているということですけど、その変更する際っていうのは、少なからずともやはり何らかの機会に、当初こういうことだったけど、こういう見直しをしますということは、やはり説明すべきですよ。私自身思ったのは、中島川エリアの関係で先ほど言った繰越箇所については、当初予定をされとったけど、道路の工事の関係でどうしても工事の調整ができないということで理解しとったんですけど、根本的に違うんじゃないですか。私自身は、どこがどうなっとるか全然わかりませんでしたけど、もう一度この中島川・寺町エリアっていうのはどこがふえて、どこがなくなったんですか。 41 ◯中井景観推進室長 当初、寺町通りでいきますと、3ページございますけれども、一番上の図面の、寺町通りの一番黄色の左端から当初は三宝寺の前の区間の寺町通り。それと図面一番上の光永寺の前の通りから桃渓橋までの区間の道路の街路灯の整備を当初予定しておりました。それが、実際今オレンジ色と青色で記載しております区間の部分が今回工事を行う部分という形になっております。  以上でございます。 42 ◯五輪清隆委員 そうしたら基本計画というのは私はよくわかりませんけど、もともとが基本計画では晧台寺から若宮稲荷神社までをやっていこうという計画がされとったということですよね。そうしたら例えば令和元年度の予算では、どこからどこまでしとって、そして今回、何かそういうことで見直しがされたからそういうことになったというのは、やはり議会に説明せんばですよ。基本計画でなっていますからやりますと言われても、もう全然わからんじゃないですか。勝手にこうしてそれでいいんですか。 43 ◯中井景観推進室長 当然、当初予算の中にないものを新たにする場合、議会に報告が必要であったと思っております。私どもとしましては、基本計画の中に位置づけているランドマークが、今年度予算に限らず来年度以降も順次整備をしていくと考えております。そういった意味で、先ほど申し上げたとおり、施設の前倒しをするという考えで、今回新たに追加したというところございます。ただ議会の説明が不足であったということで、大変申しわけございませんでした。 44 ◯五輪清隆委員 私、議会に対して説明というよりも、やはりいろんな意味で1年間の工事の計画の中で、当然工事が進まない理由もわかります。しかし見直しをするときについては、年に4回の議会の中で、所管事項調査とかありますよね。その中でこういう計画をしとったけど、基本計画でこういうようになっとって、そのことを含めて今こういう状況です。事前にそう説明しておけば、今回新たにそういうところも含めて聞く必要ないわけですよ。そして11月議会だからということで、繰り越しということで出さなければいけない状況になったというとは理解しますけど、やはりそういう意味で、うちの建設水道委員会としては、結構夜景の関係は詳しい人がおるようですから、そういう面で、まちづくりの関係とかでしているんですから、例えばここからここまでやっているのが、市はここまでしよるけど、どがんなっとっとて言われたときに、やはり答え切れないですよ。そういう意味では、説明というのは、やはりしてもらわないと、どこがどがんなっとるか全然わからん。そして繰り越しについても工事の関係とか民間の関係とか、説明の中で言っていましたけれど、もう少し、例えば、民間のどこどこ施設の中でこういう状況になったとか、工事の日程調整がうまくいかなかったとか、そのことを口頭で言えば皆さんは文書を持っているからわかりますけど、委員の皆さんわからんとですよ。そこらあたり含めて今後いろんな意味での議会に対しての事前説明をお願いしたいと思っています。 45 ◯片江まちづくり部長 今、五輪委員のご指摘の点、私ども本当に真剣に考えないといけないと思っております。確かに当初予算のときには、箇所をお示ししてここをやるんだということでご理解をいただいている。その中でやる場所が変わったりとかいったときには、予算の枠内ということは当然ですけれども、その内容が変わったときには、やはり一旦ご了解いただいたことからの変更ということで、やはりその都度ご説明する機会を設けなければならなかったと思っております。この件に関しましては、私の指導が悪かった点もございますので、ここでおわび申し上げます。大変申しわけありませんでした。今後につきましては、この夜景に限らず、こういったことは往々にしてあることでございますので、その辺きちんと留意いたしまして、その事業の内容が大きく変わるようなときにおきましては、その都度議会へのご説明につきまして対応させていただきたいと思っております。  以上でございます。 46 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時39分=           =再開 午後1時41分= 47 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 48 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の50ページ、51ページをお開きください。50ページの事業名の欄、中ほどに記載の【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策において、3,256万円の繰越明許費の補正をお願いするものでございます。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長より説明させていただきます。 49 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 それでは、委員会提出資料に基づきましてご説明させていただきたいと思います。  総合事務所提出の委員会資料7ページをお開きください。第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費について3,256万円の繰越明許費の補正をお願いするものでございます。下段には、事業の位置図を添付しておりますので、ご参照ください。  8ページをお開きください。【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策でございます。繰越明許額は3,256万円となります。繰り越しの理由といたしましては、入札手続において2度の不調が生じたことにより、契約事務に不測の日数を要し、工事が年度内に完了しない見込みであるためでございます。現在は、10月中旬に請負業者が決定しまして、伐採などの準備を行っておりますが、工事完成につきましては令和2年7月の予定でございます。下段には、繰越箇所の図面と写真を添付しておりますので、ご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 50 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時43分=           =再開 午後1時45分= 51 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。
     理事者の説明を求めます。 52 ◯山北建築部長 それでは、第8款土木費第6項 住宅費の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の38ページ及び39ページをごらんください。一番上の表の第1目住宅管理費の右端、39ページの説明欄の1.市営住宅管理費の1.管理事務費295万2,000円を増額補正するものでございます。  次に、債務負担行為についてご説明いたします。予算説明書の66ページ及び67ページをごらんください。表の下から3番目の市営住宅指定管理(A地区)11億2,814万6,000円及びその下の市営住宅指定管理(B地区)13億6,400万円の債務負担行為を設定するものでございます。この件につきましては、先にご審議いただきました第199号議案及び第200号議案の「公の施設の指定管理者の指定について」に関連する予算でございます。  次に、繰越明許費についてご説明いたします。  予算説明書の56ページ及び57ページをお願いいたします。第6項住宅費第1目住宅管理費の欄の【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上団地ほかから、その3つ下の【単独】既設公営住宅改善事業費、小ケ倉団地ほかまでと、その下の第2目住宅建設費の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地の5つの事業費について、繰り越しを行うもので、繰越事由につきましては、57ページの繰越事由の欄にそれぞれ記載のとおりでございます。  詳細につきましては、建築部提出の委員会資料に基づき住宅課長からご説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 53 ◯神近住宅課長 それでは、建築部提出の委員会資料に基づきまして、説明させていただきます。  委員会資料1ページをお開きください。第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費の番号1-1.管理事務費295万2,000円でございます。1の概要でございますが、市営住宅の入居者募集、使用料収納などの市営住宅の管理全般を行う業務でございます。2の補正理由は、令和2年4月から、市営住宅の指定管理の範囲を、これまでの旧市内から全市域に拡大することに伴いまして指定管理者の第2事務所を三重地域センター建物内と、南総合事務所建物内にそれぞれ設置するための改修費や住宅管理システム用ネットワーク整備等の経費を計上するものでございます。3の経緯でございますが、令和2年度からの指定管理者の更新に当たりまして、市内全域の市営住宅等に指定管理者制度を導入することについて本年6月の市議会で長崎市営住宅条例の一部を改正する条例の議決をいただきましたが、市内全域の市営住宅の入居者の利便性と均一したサービスができるよう、新たな地域であります中心的な場所にそれぞれの第2事務所を新設するものでございます。4の事業費内訳でございますが、施設及び電気・設備の修繕、並びに住宅管理システム用ネットワーク整備及び事務所の案内板の作成の業務委託などを行うものでございます。  2ページをお開きください。5.財源内訳については表に記載のとおりでございます。  3ページをごらんください。6.新たな指定管理者事務所の概要でございます。上段が、三重地域センター1階の配置図です。真ん中あたりの太枠で囲んだ着色した部分の区画が事務所になりまして、そこの場所がわかるように周辺に案内板を設置いたします。下段の写真は受付となる部分の写真でございます。  4ページをお開きください。上段の図面が、南総合事務所2階の配置図になります。中ほどの太線で着色した部分が事務所でございます。下段の写真は使用する事務所内の写真でございます。  A3のカラー刷りの分になりますけど5ページをごらんください。指定管理者管理対象市営住宅及び共同施設の位置図でございます。黄色で着色している部分の範囲の三重地域センターの場所A地区の第2事務所になりますけれども、赤のポイントで示しております分が、三重地域センターの場所でございます。南のほう、ブルーで着色している範囲の部分の赤のポイントの部分です。そこが南総合事務所の場所でございます。ここが南部方面の第2事務所となります。  管理事務費の補正予算についての説明は以上でございます。  引き続きまして、資料6ページをお開きください。債務負担行為の補正についてご説明いたします。まず、市営住宅指定管理(A地区)ですが、これも指定管理に係る補正予算でございまして、令和2年度から令和6年度までの5年間の委託に係る経費について11億2,814万6,000円の債務負担行為限度額の設定を行うものでございます。2.債務負担行為限度額の内訳ですが、(1)限度額の年度内訳については表に記載のとおりで、これは、A地区の指定管理者候補者が提案した額と同額となります。(2)限度額の積算内容につきましては、表に記載のとおりでございますが、太枠で囲んでおります諸修繕料、空き家修繕料、退去修繕料及び施設管理費については、市が積算した額で概算で支出を行いまして、各年度末に実際にかかった費用で精算を行う費用の部分でございます。太枠以外の人件費、設備管理費及び物件費が指定管理者候補者が提案した額になります。(3)財源内訳は、全て家賃収入等となっております。  資料7ページをお開きください。同じく、債務負担行為の補正でございますが、これは市営住宅指定管理(B地区)についての令和2年度から令和6年度までの5年間の委託に係る経費であります。13億6,400万円の債務負担行為限度額の設定を行うものでございます。2.債務負担行為限度額の内訳ですが、(1)限度額の年度内訳については表に記載のとおりでございます。これは、B地区の指定管理者候補者が提案した額と同額となります。(2)限度額の積算内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。太枠で囲んだ部分が先ほどのA地区で説明をしました概算の部分でございまして、年度末に精算を行う費目であります。(3)財源内訳は、全て家賃収入等となっております。  債務負担行為補正についての説明は以上でございます。  続きまして、8ページをごらんください。次に、繰越明許費についてご説明させていただきます。上の表の【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上団地ほかの繰越明許額は、二重線で囲んでいる欄の4,970万円で、その下の【単独】既設公営住宅改善事業費、川平団地ほかの繰越明許額は、同じく二重線で囲んでいる欄の933万円で、財源内訳は記載のとおりでございます。繰り越しの概要でございますが、中ほどの表のとおり、4件の工事でございまして、工事名、金額、工事概要、工事の完了予定に分けて記載しておりますのでご参照ください。また、繰越事由につきましては各工事ごとにその事由を記載しておりますので、あわせてご参照ください。次の9ページから11ページにつきましては、対象となります団地の位置図及び写真でございます。あわせてご参照ください。  次に、資料の12ページをお開きください。表の上段、【補助】既設公営住宅改善事業費、小ケ倉団地ほかの繰越明許額は、二重線で囲んだ欄の1億347万4,000円で、その下の【単独】既設公営住宅改善事業費、小ケ倉団地ほかの繰越明許額は、同じく二重線で囲んだ欄の544万6,000円で、財源内訳は記載のとおりでございます。繰り越しの概要でございますが、表の中ほどに記載の2件の工事で、工事名、金額、工事概要、工事の完了予定に分けて記載しておりますのでご参照ください。繰越事由につきましては、一番下の欄に記載のとおり、これら2つの工事において、アスベスト含有調査の実施に伴い6月議会での補正予算となったことから、国への交付金申請の時期がおくれたことにより、交付金の交付決定後に行うこれら2つの工事が年度内に完了しないためでございます。資料の13ページから14ページにつきましては、対象となります団地の位置図と外観の写真です。あわせてご参照ください。  資料の15ページをお開きください。上段の表の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地の繰越明許額は、二重線で囲んだ欄の3,800万円でございます。繰越事由ですが、関連事業であります大園公園整備工事の既存公園便所解体に係るアスベスト含有調査実施に伴いまして、この大園公園整備工事が6月議会の補正予算となり、国への交付金申請の時期がおくれたことにより交付金の交付決定後に行う今回の工事であります大園団地周辺歩道整備工事が年度内に完了しない見込みであるためでございます。表の下に大園団地の位置図と、今回歩道整備を行います施工箇所を記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 54 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。 55 ◯永尾春文委員 委員会資料の4ページです。南総合事務所の2階の案内板の設置の件なんですが、まず確認ですけど、ここに看板を張って市民の方が訪れるようになっていますけど、この階が市民の方がいろいろ手続等で訪れる場所と理解してよろしいですか。 56 ◯神近住宅課長 永尾委員がおっしゃるとおり、ここにも市民の方が受付とか相談とかに来られるということであります。  以上であります。 57 ◯永尾春文委員 それで、これ2階の図を見せていただいているんですけど、案内板が2つあるわけです。これは丁寧かと思うんです。一方で、問題は南総合事務所は1階の玄関がメーンになっていまして、要するに上に上がらんといかんわけで、今までにないものを設ける形になりますので、1階にもそれ相応の説明板を新しく設置したほうが私は市民の方にわかりやすくなるのではないかと思いますが、見解をお聞かせください。 58 ◯神近住宅課長 永尾委員がご指摘のとおり、あそこが下の駐車場と上の駐車場の部分があって、両方から事務所に入れる形になっております。説明を図面に記載するのを我々が忘れていた部分もあるんですけど、委員がおっしゃるとおりに、駐車場から入れるように建物の外部についても案内板をつけるようにしています。しかも、土曜日も事務所を開けるような形で今考えておりますので、土曜日にも入れるよというような表示もあわせて行っていきたいと思います。  以上でございます。 59 ◯永尾春文委員 どうかよろしくお願いします。あと繰越明許費のことでお尋ねします。この8ページ以降、幾つかありますが、多くがアスベストの調査があったことに伴い6月議会の補正予算になっているというのが書き出しになっているんですけど、まずお尋ねするのは、6月議会の補正予算の国の交付金申請を伴うものは、基本的に繰越明許になると理解してよろしいんでしょうか。 60 ◯神近住宅課長 県を通じて交付金の申請を行うんですけれども、やはり今回6月議会で補正をいただいて、その後の事務手続になっていくんですけれども、その分がどうしても手続的にタイミング的に年度内には合わなかったという中で、今回この繰り越しをお願いするような形になってしまったということでございます。  以上でございます。 61 ◯永尾春文委員 そうではなくて、事務手続は、流れは決まっているでしょうから、6月議会で、補正で決まったものに関しては、こういう国の交付金申請、すなわち申請をして決定をいただかないと工事が行えないものに関しては、これだけ多いもんですから、別に繰越明許になるものと理解していいのですかという質問です。 62 ◯神近住宅課長 どうしても工期が6カ月以上かかったりするものもありますので、工事への期間によると思いますけれども、年度内に完成できるものもあると思いますけれども、今回は6カ月ぐらいかかる工事もございます。4カ月とかもあります。そういった中でどうしても完了形の令和2年の6月とかまでになってしまうということでございます。  以上でございます。 63 ◯永尾春文委員 そうであれば、私がわかっていないだけかもしれませんが、こういう工事を補正予算で上げるときに、そういうふうに示しておいたほうがいいかと思うんです。特に8ページで手すりの工事とか浴室の工事って、生活に密着をしているわけです。だから、少しでも早く工事をしなければならないのではないかと思いますので、今回こういう形で完了予定ではありますが、早められるものは少しでも早めていただけないかと思いますが、見解をお聞かせください。 64 ◯神近住宅課長 永尾委員がおっしゃるとおり、手すりとか浴室、実際市営住宅で生活を送っている方々にご迷惑をかける部分もございます。協力を得ながらそういった工事をしなくてはいけません。ただ、より入居者の方に負担にならないような形で我々もこういった修理とか改修工事についてはやっていきたいと思います。  以上でございます。 65 ◯五輪清隆委員 申しわけないんですけど、市営住宅の指定管理のときに質問をしたらよかったんですけど、今回6ページの限度額の年度内訳ということで、指定業者の提案額でありますけど、例えばこの限度額っていうのはどういう形で決まっているのかなと。ちょっとわからないのが、全戸数入っておけばいいんでしょうけど、例えば7割しか入っていない、8割しか入っていない、そういうことである程度限度額っていうか、提案額が設定されているんですか。 66 ◯神近住宅課長 提案の部分の算定の部屋数については、管理戸数、今入居しているしていないではなくて、市営住宅として管理をしている部分についての積算となっております。  以上でございます。 67 ◯五輪清隆委員 わかりました。例えばA地区の関係で概略、B地区も概略で結構なんですけど、入居率はどのようになっているのかと、そしてA地区では池島第1、池島第2、池島第3、池島第4ということで317戸あるわけですけど、そこらあたりというのはかなり入居率は低いんじゃないのかなと思っていますけど、そこの状況と今後、池島地区について、どのような計画があるのか議案審査と若干外れますけど、教えてください。 68 ◯神近住宅課長 入居率に関しましては、A地区の部分が85.3%、B地区のほうが79.4%でございます。五輪委員からお尋ねありました池島地区につきましては、やはり入居者はかなり減っております。離島につきましては、今できるだけ我々も管理コストを下げようということで、1つといいますか、ある程度の住宅に集約をしていただこうというようなことで、今地域の方とかにお話をさせていただいているような状況でございます。  以上でございます。〔「317戸で何世帯入っとっるとやろうか」と言う者あり〕池島の戸数ですけれども、管理戸数が317戸でございます。入居者が82戸でございます。  以上でございます。 69 ◯五輪清隆委員 池島地区というのは、317戸のうち82戸ですから、築年数が全然わかりませんけど、一応今後については、1つの住宅に集約していこうという考えなんですね。今後、例えば築年数は50年も60年もたっているかわかりませんけど、そこについては廃止していこうという方向性ということで理解してよろしいんですか。 70 ◯神近住宅課長 集約という大きな考えは持っております。ただ集約のやり方ですね。池島といっても、委員ご存じだと思いますけれども、ターミナルから入ったところに1つ大きな住宅がございます。それと炭坑の事務所の上のほうにもございます。それで少し地域も離れております。そういった中で、今住んでいらっしゃる方にもどういった集約が望まれているのか、そういったものもお話を伺いながら集約についてはやっていきたいと思っております。  以上でございます。 71 ◯中里泰則委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。 〔審査日程について協議した結果、審査中の第 146号議案及び9日に予定している第209号議案以 降の審査に出席する理事者が、他の委員会に出席 しているため、第146号議案の審査を中断して10 日に予定している第229号議案、第230号議案の審 査を繰り上げることに決定した。〕 72 ◯中里泰則委員長 理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時12分=           =再開 午後2時24分= 73 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、第229号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 74 ◯野瀬上下水道局長 第229号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。今回の議案は、企業職員等の給与改定に伴う職員給与費について予算を増額補正しようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお願いをいたします。まず、第2条の業務の予定量でございますが、これは主要な建設改良事業のうち水道施設統合整備事業について5億8,894万円に増額しようとするものでございます。また、次の第3条でございますが、これは一番下の支出の表に記載しておりますとおり、第1款水道事業費用のうち第1項営業費用について389万5,000円増額し、総額で98億4,973万5,000円にしようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお願いいたします。第4条でございますが、これは、下の支出の表に記載しておりますとおり、第1款資本的支出のうち第1項建設改良費について118万2,000円増額し、総額で83億1,990万8,000円にしようとするものでございます。また、この支出の補正に伴いまして、資本的収支の不足額に対する補填財源につきましても、第4条本文記載のとおり改めようとするものでございます。次に、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、これは、職員給与費について15億9,069万4,000円に増額しようとするものでございます。なお、議案書の4ページから16ページにかけましては、予算に関する説明書として、補正予算実施計画、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表、予定キャッシュ・フロー計算書などを掲載いたしておりますので、ご参照いただきますようお願いいたします。  私からの説明は以上でございますが、詳細につきましては業務部長から説明申し上げます。 75 ◯川崎業務部長 それでは、補正予算の詳細につきまして、上下水道局提出委員会資料により説明させていただきます。  委員会資料の1ページをお願いいたします。まず、(1)補正の概要でございますが、本年8月に公表されました人事院勧告に基づきまして国家公務員の給与が改定されることに伴い長崎市においても給与改定を行うこととしており、一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正を予定しているところでございます。これを踏まえまして、企業職員等につきましても同様の給与改定を行うため、所要額の補正を行おうとするものでございます。次に、アの給与改定の内容でございますが、まず、(ア)給料表の改定といたしまして、平均0.1%の引き上げを行おうとするものでございます。次に、(イ)期末手当及び勤勉手当の支給割合の改定でございますが、上下水道事業管理者の期末手当及び正規職員の勤勉手当の支給割合を、それぞれ0.05月分引き上げようとするものでございます。具体的には、1番目の表の上下水道事業管理者の期末手当につきましては一番右の年間合計欄に記載のとおり、現在の4.40月分から4.45月分に、それから2番目の表の正規職員につきましては一番右の年間合計欄に記載のとおり、勤勉手当の引き上げに伴い年間合計を現在の4.45月分から4.50月分に、それぞれ0.05月分引き上げようとするものでございます。なお、引き上げにつきましては、令和元年度は、上下水道事業管理者の12月期の期末手当及び正規職員の12月期の勤勉手当をそれぞれ0.05月分引き上げることとし、令和2年度は、それぞれの表の最下段に記載のとおり、期末手当も含め6月期と12月期の支給割合が均等になるよう、それぞれに振り分けることといたしております。次に、(ウ)適用日でございますが、平成31年4月1日から適用することとしております。この結果、(2)の補正額の一番右の合計欄に記載のとおり、給与改定に伴い合計507万7,000円の増額補正を行うものでございます。(3)財源内訳でございますが、全て自己資金でございます。  最後に、3ページ及び4ページには補正予算の総括表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  説明は以上でございます。 76 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  それでは質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。第229号議案「令和元年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 77 ◯中里泰則委員長 ご異議ないと認めます。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第230号議案「令和元年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 78 ◯野瀬上下水道局長 第230号議案「令和元年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。この議案は、先ほどご審議いただいた第229号議案と同様に企業職員の給与改定に伴う職員給与費について予算を増額補正しようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお願い申し上げます。まず、第2条の業務の予定量でございますが、これは、主要な建設改良事業のうち公共下水道建設事業について19億9,568万6,000円に増額しようとするものでございます。次に、第3条でございますが、これは一番下の支出の表に記載しておりますとおり、第1款下水道事業費用のうち第1項営業費用について176万1,000円増額し、総額で118億3,266万1,000円にしようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお願い申し上げます。4条でございますが、これは下の支出の表に記載しておりますとおり、第1款資本的支出のうち第1項建設改良費について86万8,000円増額し、総額で105億3,007万9,000円にしようとするものでございます。また、この支出の補正に伴いまして、資本的収支の不足額に対する補填財源につきましても、第4条本文記載のとおり改めようとするものでございます。次に、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、これは、職員給与費について7億6,245万1,000円に増額しようとするものでございます。なお、議案書の4ページから17ページにかけましては、予算に関する説明書として、補正予算実施計画、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表、予定キャッシュ・フロー計算書などを掲載いたしておりますので、ご参照お願いします。  私からの説明は以上でございますが、詳細につきましては業務部長から説明させていただきます。 79 ◯川崎業務部長 補正予算の詳細につきまして、先ほどと同じものですけれども上下水道局提出委員会資料により、説明いたします。  委員会資料の5ページをお願いいたします。補正の概要等につきましては、先ほどご審議いただきました水道事業の補正予算の内容と同様、給料表の改定及び正規職員の勤勉手当の支給割合の改定を行うものでございます。この結果、(2)の補正額の一番右の合計欄に記載のとおり、給与改定に伴い、合計262万9,000円の増額補正を行うものでございます。(3)財源内訳でございますが、全て自己資金でございます。なお、6ページ及び7ページには補正予算の総括表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  説明は以上でございます。 80 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。第230号議案「令和元年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 81 ◯中里泰則委員長 ご異議ないと認めます。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 〔審査日程について協議した結果、この後上下水 道局の所管事項調査を繰り上げることに決定し た。〕
    82 ◯中里泰則委員長 理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時34分=           =再開 午後2時35分= 83 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  次に、上下水道局の所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 84 ◯徳満事業管理課長 委員会提出資料に基づきまして、浄水場の更新計画についてご説明させていただきます。  それでは資料の1ページをお開きください。1.長崎市の浄水場についてでございます。長崎市の浄水場は、平成17年、平成18年の平成の大合併に伴い周辺7町の浄水場が加わったことで、合併前に8カ所だった浄水場が旧町の39カ所と合わせて47カ所に増加し、現在は34カ所が稼働している状況です。安全で安定した水の供給及び管理体制の強化を図るため、平成17年度から水道施設統合整備事業を実施しており、合併により増加した小規模な浄水場の統合を進めているところであり、事業完了後には7カ所の浄水場から水道水の供給を行うことになる予定でございます。中段に、水道施設統合整備事業の概要として、事業期間、事業費、平成30年度末の事業進捗率、主な事業内容を、下段には浄水場の現況として、平成17年の合併時、平成30年度末、水道施設統合整備事業完了後の浄水場数を表にして示しておりますので、ご参照をお願いいたします。  次に、資料の2ページをお開きください。水道施設統合整備事業完了後の浄水場の位置図と、左下には各浄水場の完成年月日、令和元年時点の経過年数、施設能力、水源を上から経過年数が古い浄水場の順に表で示しております。太線の四角枠で囲んでいる部分が今回ご説明させていただく2つの浄水場となります。  それでは、資料の3ページをごらんください。  3.浦上浄水場と道ノ尾浄水場の概要でございます。現在、長崎市中心部の北部地区につきましては、浦上浄水場と道ノ尾浄水場から水道水を供給しております。このうち浦上ダムを水源とする浦上浄水場については昭和20年に完成し、供用開始から74年が経過しており、施設の法定耐用年数の60年を超えて運用を行っている状況でございます。また、浦上浄水場の近隣に位置し、大村市の萱瀬ダムを水源とする道ノ尾浄水場は昭和43年に完成し、供用開始から51年が経過しており、これら2つの浄水場の更新について検討を進めているところでございます。(1)施設概要といたしまして、浦上ダムを水源として1日当たり2万1,500立方メートルの浄水能力を持ち、約9万人に給水している浦上浄水場について、完成年月、所在地、敷地面積、施設能力、水源、平成30年度末の給水人口と給水戸数を記載しておりますのでご参照をお願いいたします。下段の位置図をごらんください。浦上ダムと県道長与大橋町線の間にある太い点線で囲まれた部分が浦上浄水場となります。左下には、浦上浄水場の写真を載せております。  次に、資料の4ページをお開きください。萱瀬ダムを水源として1日当たり1万1,160立方メートルの浄水能力を持ち、約3万2,000人に給水している道ノ尾浄水場について、完成年月、所在地、敷地面積、施設能力、水源、平成30年度末の給水人口と給水戸数を記載しておりますのでご参照お願いいたします。中段の位置図をごらんください。位置図のほぼ中心付近に記載をしておりますJR道ノ尾駅の東側、右手になりますが、太い点線で囲まれた部分が、道ノ尾浄水場となります。右下には、道ノ尾浄水場の写真を載せております。  続きまして資料の5ページをごらんください。4.水道事業に関する国の動向でございます。国におきましては、人口減少に伴い全国の水道事業において料金収入の減少が予想される中で、施設の共同設置、管理の一体化、施設の共同化など、さまざまな形態の中から地域の実情に応じて適切な形で広域化等に着手し、できることから広域化等を進めるよう働きかけがなされております。また、水道事業の広域連携を後押しするため、広域化に関する事業に係る地方財政措置の拡充が行われております。これまでは水道料金の統一を伴う経営統合等が、水道広域化整備事業の対象事業でありましたが、今回の水道事業における地方財政措置の拡充に伴いまして、実現のハードルが高い3市町村以上の経営統合だけでなく、2市町村以上の浄水場等の施設の共同設置やシステムの共同利用など、事務の広域的処理の事業にも適用できるよう拡大をされております。加えまして、従来は地方負担額の2分の1に充当する一般会計出資債に対する交付税措置率が50%から60%に拡充されております。  次に、(1)広域化に係る財政措置といたしまして、地方財政措置の拡充に伴うメリットを比較するため、施設整備を(ア)単独事業で行う場合、(イ)2市町による共同整備事業で行う場合、(ウ)3市町による共同整備事業で行う場合の費用負担割合をお示しさせていただいております。(ア)単独事業で施設整備を行う場合、全体事業のうち高度浄水施設等の整備についてのみ国庫補助の対象となりますので、全体事業費に対する国庫補助額の割合は1割程度と限定的なものとなり、施設整備費以外は全て地方の負担となります。次に、(イ)2市町による共同整備事業で施設整備を行う場合、対象となる経費の2分の1が一般会計出資債の対象となり、一般会計出資債の元利償還金の60%について普通交付税措置を受けることができます。次に、(ウ)3市町による共同整備事業で施設整備を行う場合ですが、3市町村以上の共同施設整備となるため広域化事業として国庫補助対象事業となり、3分の1の国庫補助を受けることができます。また、残りの地方負担分のうち2分の1が一般会計出資債の対象となり、一般会計出資債の元利償還金の60%について普通交付税措置を受けることができることから、財源的に非常に有利なものとなるものでございます。  続きまして資料の6ページをお開きください。  5.更新計画の検討でございます。長崎市中心部の北部地区の2つの浄水場の更新計画の策定につきましては、近年の人口減少に伴う給水量の減少傾向を踏まえ、浦上浄水場と道ノ尾浄水場を適正な規模で統廃合することで施設の効率化を図れるよう検討を行ってまいります。また、施設を整備するに当たり、必要な資金や人材確保といった課題に対する有効な手段の1つといたしまして、人材・資金・施設の効率的な活用や災害・事故等の対応力強化等の効果が期待される近隣事業体との広域化による整備について検討を行いたいと考えております。長崎市におきましては、将来の水需要を踏まえた浦上浄水場と道ノ尾浄水場の代替施設の整備が必要であり、近隣の長与町においても浄水施設が更新時期を迎え、検討を始めようとされている状況でございます。また、時津町につきましては、渇水時の安定した水供給を必要としている等、1市2町それぞれが喫緊の課題を抱えており、この課題を解決する手法の1つとして、財源的にもメリットがある施設の共同設置として共同浄水場を整備することについて、長与町、時津町と一緒に検討したいと考えております。まずは、1市2町での浄水場の共同整備について、実現性の調査を来年度に行いたいと考えておりますので、当初予算で調査費を計上できるよう、現在、長与町、時津町と協議を進めているところでございます。6ページの中段には、参考といたしまして、浄水場の検討候補地として考えております北部下水処理場跡地の概要について、廃止年月、所在地、敷地面積を記載しておりますのでご参照をお願いいたします。下段には、位置図を載せております。北部下水処理場跡地の位置ですが、JR道ノ尾駅の東側、図では右手になりますが、浦上ダムへ向かう道路沿いにあります道ノ尾温泉の前付近にあります。図では浦上ダム西側の斜線で囲まれている部分で、敷地面積1万4,200平方メートルと事業用地として十分な広さを持つ場所でございます。右上に写真を掲載しております。  私からの説明は以上でございます。 85 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対しご質問はございませんか。 86 ◯五輪清隆委員 所管事項ですけど、わかる範囲で結構ですから教えてください。道ノ尾浄水場が長与町にあって、あそこの土地っていうのは当然長与町の土地なんでしょうけど、市が長与町に土地代とか何かそういうとは払っているんですか。 87 ◯三浦浄水課長 所在地は長与町になっておりますけれども、用地としては長崎市の上下水道局用地ということになっております。  説明は以上です。 88 ◯五輪清隆委員 私は浦上水源池の近くに住んでいるんですけど、やはりよく言われたのは、築70年過ぎて、長崎大水害のときにそう被害もなかったんですけど、あのときは、まさにあそこが崩れてしまうんじゃないかなということで言われていたんですけど、当然今回については、まだ計画段階で浦上ダムの上のほうということにしていますけど、わかる範囲で結構ですけど、よくうわさで聞くのは、市の将来の考えなんでしょうけど、浦上ダムを埋めてから、あそこに住宅地を建てたらどうかとかそういうとをよく聞くわけですけど、どういう方向性を持ってするのか、浦上ダムというのは埋めてしまうんですか。 89 ◯中村事業部長 浦上ダムにつきましては、一度そういう予定といいますか、そういう計画もあった時期もございますけれども、将来的な計画としましては、県施行で多目的ダム、今は利水専用なんです。利水ということは水道専用ですね。それで治水、防災を兼ねたダムにつくりかえる計画がございます。そのときには、堤体をかさ上げするとともに、一旦水を抜きまして、今たまっている土砂のしゅんせつ、これも行います。堤体が水漏れしているんじゃないかという話もございますけれども、かさ上げとともにダムの水面側に打ち増しも行いまして補強するという計画を進めているところでございます。  以上です。 90 ◯五輪清隆委員 一応うわさはあったけど、そういうことじゃないということですね。あそこは水源池を埋めたら大きい団地ができるよねということでよく誰かうわさを流すもんですから、そういうことで確認いたしました。 91 ◯内田隆英委員 将来の話として、その6ページの北部下水処理場跡地に長崎市、時津町、長与町の浄水場を建設しようと。すると当然、長与、時津にも水が行くわけですたいね。そこで聞きますけれども、水道料金ですたい。長崎市はものすごく高い。同じ水源で同じ水、しかし一方の時津町、長与町は安いと。そういう点では長崎市の水道料金も平準化して引き下げるという方向性にならないのかどうか。 92 ◯川崎業務部長 今回の計画、検討段階ではございますけれども、施設を共同で整備しようということで、それぞれが権利を持つことになります。それぞれが必要水量をとって、その分でそれぞれ原価計算の上でそれぞれの料金体系で料金をお支払いいただくということで、これをもって引き上げになるとか引き下げになるとかそういったことには直接的にはならないと考えております。  以上でございます。 93 ◯内田隆英委員 わかりました。すると例えば1市2町でつくった場合に、維持管理費等については、その人口によって比率を出すのか、そこら辺はどうなるかな。 94 ◯川崎業務部長 それぞれ必要とする量が決まってきますので、その必要水量のアロケーションでの案分になろうかと思います。 95 ◯中里泰則委員長 ほかございませんか。  それでは、上下水道局の所管事項調査を終了いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時53分=           =再開 午後2時54分= 96 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。 〔審査日程について協議した結果、この後10日に 予定しているまちづくり部の所管事項調査以降の 審査を繰り上げることに決定した。〕 97 ◯中里泰則委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時54分=           =再開 午後2時56分= 98 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  次に、まちづくり部の所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 99 ◯片江まちづくり部長 それでは、まちづくり部の所管事項調査項目のうち、1番目、都市再生緊急整備地域の指定についてご説明いたします。  これは、平成31年3月に、国により長崎市の都心地域が都市再生緊急整備地域の候補地域として公表されておりまして、現在は、その正式な地域指定を受けるため取り組みを行っているところでございます。なお、この指定を受けますことで、民間の都市開発事業におきまして、金融支援や税の軽減等の支援を受けることが可能となります。内容の詳細につきましては、まちづくり部提出委員会資料に基づきまして担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 100 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部の所管事項調査につきまして、ご説明させていただきます。  資料の1ページをごらんください。まず、(1)都市再生緊急整備地域の概要でございますが、都市再生緊急整備地域とは、都市開発事業等により緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域として政令で定める地域のことで、この緊急整備地域内の民間による国の認可を受けた都市開発事業は、金融支援や税の軽減による支援などを受けることができるということになります。次に、(2)都市再生緊急整備地域の指定に向けた流れでございますが、都市再生緊急整備地域の指定を受けるに当たりましては、都市開発事業等の熟度に応じまして、まず、三角形のピラミッドの中ほどになりますが、国から候補地域の指定を受け、産学官金の関係者で組織する準備協議会において、指定すべき区域や地域整備の方針の素案について整理し、ピラミッドの上段になりますが都市再生緊急整備地域の指定を目指すこととなります。次に、2.長崎市における都市再生緊急整備地域の指定に向けた取り組みにつきましてご説明いたします。まず、(1)都市再生緊急整備地域指定の必要性でございますが、これまで、長崎市の都市再生の考え方としましては、国際観光文化都市・長崎の再生という方向性のもと、交流人口の拡大による地域活力の再生を目標として掲げ、さまざまな事業を実施してまいりました。しかしながら、予想を上回る人口減少が生じており、2018年には、転出超過全国市町村1位になるなど、地域活力の再生が弱まっていくことが懸念されております。そのようなことから、若者の楽しみの場の創出やより快適に生活できる場の提供などにより、人口流出の抑制や流入の促進に向けた取り組みを進める必要があります。そのためには民間活力の導入が不可欠であり、民間の再開発事業等の機運の醸成や事業しやすい環境を整えるため、都市再生緊急整備地域の指定を受けるべく取り組みを進めているところでございます。  2ページをお開きください。(2)現状と今後の予定でございますが、まず、現状としましては、平成31年3月に内閣府が長崎都心地域を都市再生緊急整備地域の候補地域として公表されております。その後、令和元年8月には、準備協議会を設置し、第1回目の準備協議会を、10月には第2回目の準備協議会を開催したところでございます。今後の予定でございますが、令和2年2月には第3回の準備協議会を開催し、これまで議論してきた都市再生緊急整備地域として政令指定すべき区域の素案と、都市再生の目標・方針となる地域整備方針の素案について取りまとめを行い、3月以降に内閣府へ地域指定の申請を行い、申請後は内閣府において議論が行われ、夏ごろには指定がなされるといった予定でございます。  3ページをごらんください。都市再生緊急整備地域の一覧でございますが、赤色の星印が都市再生緊急整備地域のある都市で55地域が指定されております。黄色の三角の印が都市再生緊急整備地域の候補地域のある都市で、図面を横にしたときの右下になりますけれども青色の線で囲んでおりますが、長崎市の長崎都心地域も含めまして、7地域ございます。このうち、2番の福井駅周辺地域と4番の広島紙屋町・八丁堀地域が既に候補地域から都市再生緊急整備地域に指定が移行されております。  4ページをお開きください。ことし8月に設置をしました準備協議会の名簿です。委員12名と専門委員10名で組織しております。  5ページをごらんください。長崎都心地域の区域図の素案で、赤色の実線で囲まれた区域となります。今後予定されている開発事業等を踏まえ、これらの事業を囲むような範囲としております。  6ページをお開きください。長崎都心地域の地域整備方針の素案になります。この様式は国の方で定められたものであり、上段に記載の4つの項目について整理することになります。かいつまんで説明しますと、左から2つ目の整備目標としましては、長崎市の地勢や歴史、現状などを整理し、長崎駅周辺や松が枝周辺の玄関口の整備とあわせて、まちなかの回遊を促し、にぎわいの再生を図ること、新たな拠点や新しいライフスタイルを構築しながら、商業再生や魅力的な都市機能の形成により、雇用や楽しむ場の充実、暮らしやすさの実現などにより、人口の流出抑制や流入促進を図ることを記載しております。次に、その右隣の都市開発事業を通じて増進すべき都市機能に関する事項としましては、多様な活動を支える交流機能や来訪者を受け入れるための機能、円滑な二次交通機能、魅力的な商業機能などについて、記載しております。その右側の公共施設その他の公益的施設の整備及び管理に関する基本的事項としましては、交流推進を図るMICE施設や、おもてなし空間を創出する駅前広場、円滑に移動させる交通機能、魅力的なスポーツ施設やアミューズメント施設などについて記載をしております。その右側の緊急かつ重点的な市街地の整備の推進に関し必要な事項としましては、交流人口の拡大による観光産業の活性化や公共交通の利便性向上による移動の円滑化、スタジアム等を生かしたスポーツの産業化の増進、用途地域の見直しによる土地利用の転換の促進、交流の産業化による雇用の創出などについて記載をしております。なお、この地域整備方針と先ほどご説明しました区域図の素案につきましては、10月に開催した第2回目の準備協議会で示した案ということで、今後、令和2年2月に開催予定の準備協議会におきまして、さらに議論を深め、その後、国と調整を行い、内閣府のほうへ申請をしていくということになっております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 101 ◯中里泰則委員長 ただいまの質問に対し、ご質問等ございませんか。 102 ◯幸 大助委員 すみません、お尋ねしますが、今の6ページの説明で、一番右側の欄の4行目の「スタジアム等を活かし、スポーツの産業化を推進」というのは、もう既に発表になっとるジャパネットホールディングスグループのスタジアムという理解でいいと思うんですが、3列目の公共施設その他の公益的施設の整備及び管理に関する基本的事項の4段目に、魅力にあふれ、地域の愛着を創出するスポーツ施設、アリーナ施設、アミューズメント施設等の整備という、これはもし具体的なイメージがあれば教えていただきたいんですけど。そのジャパネットホールディングスグループのスタジアムをいわゆるスポーツ施設という捉え方じゃなくて別のという意味でいいんでしょうかね。 103 ◯谷口都市計画課長 6ページの資料の右のほうから2つ目の段になりますけれども、公共施設その他の公益的施設の整備及び管理に関する基本的事項の上から4つ目の丸ですね。こちらのほうは、基本的には先ほども前ページでご説明した区域図の中に幸町のところも含めた形での区域の設定を考えておりますので、基本的には幸町のスタジアムシティプロジェクトあたりを念頭に置いた表現になっております。  以上でございます。 104 ◯内田隆英委員 今、この最初の説明で言われているように、やはりまちづくりという点では交流人口をふやして、そのまちづくりというのが、何かそういうようなニュアンスが資料でも強いというか。やはり今はとにかく長崎市は定住人口、若者をどう踏みとどまらせて住んでもらうか、そして子育てできる環境を、よそにない長崎市だけの子育て環境づくり、そういったものを重視していく必要があるんですけれども、これまちづくり部だから、所管が違うけれども、やはり関係する所管とも連携をとりながら、ここではこう書いているけど、子育て家庭の安心な暮らしをサポートする子育て支援機能の確保だとか、若者を定住させる施策として長崎市にはこういった制度がありますというようなことをまちづくり部、さらに建築部とか、子育て支援課も含めて、重視して取り組むという方向性を持ってやらないと、なんかこれ見たら、まちづくり部の所管事項調査で出してきとるから、結局中心に座っているのがMICEとかそういった大きいものを、交流人口で活性化をというような方向でしか見えないんですよね。やはり交流人口も大事だけれども、定住人口をどうするかということを長崎市全体として考えていく必要があると思うんですけれども、まちづくり部としてはどのように考えを持っているか。 105 ◯片江まちづくり部長 今、内田委員がおっしゃいましたとおり、私どもも、決してそのまちづくり部だからまちの中のハード整備とかそこだけを捉えて動いているわけではございません。この行き着く先は、やはり定住人口であり、雇用の拡大というところにつなげたいという思いでございます。長崎市内部の部局がいろんなアプローチでそれに向けてやっております。この都市再生緊急整備地域の指定もそのうちの1つの側面と思っていただきたいと思っております。やはり人をそこにとどまらせるためには、働く場もないといけないし、魅力ある遊び場もないといけない。そこの中で、行政ができることは限られているので、そこには民間の力を入れてもらわないといけない。我々としては1つはそこに入れやすいような状況づくりをするのも最終的にはその定住人口とかそういったものにつながると。こういったことをやりつつも、また別の側面としては容積率を見直したりとかして、住宅の供給をしやすいような環境づくりもあわせてやっていかなければいけないし、そういう器をつくったら、今度は暮らしを側面から支援するような方策も子育ての面でやっていかないといけない。今いろんな側面から1つの目的に向かって今長崎市が動いている中の1つの動きであるとご理解いただければと思っております。  以上でございます。 106 ◯内田隆英委員 理解はしますけれども、やはり定住人口をふやすにははっきり言ってお金がかかると。だからこれも計画的に財政と話し合いをする中で定住人口をふやすためにどうするかっていう。施策については金がかかるわけだから、ここを覚悟するような方向性も見とかないと大型の施設についてはどんどん湯水のようにお金をつぎ込むけれども、福祉の充実についてはお金がないということで、ずっと拒否し続ける。これじゃやはり定住人口はふえないと思うんですよ。子育て世代を定住させ、そして雇用をつくるそのことによって長崎はずっと活性化するわけだから。2人目からは子どもの保育料はもう無料にするとか、そういった長崎に住んでいただくならば、家賃を例えば幾らか補助しますとか、そういった福祉のソフト面の拡充というか、そういったことをしないと口先だけで定住人口と言っても社会状況の中でなかなかそんなならない、今の現実ですよ。そういったソフト面にもお金をかけられるように、お金をつくりだす、そういった計画的にこういうふうに充実させていきますというようなことも含めたものを考えてもらいたいということだけを申し述べておきます。 107 ◯永尾春文委員 まず教えていただきたいのが、イメージがわからなかったんで、1ページで今回の指定において、民間による都市開発事業が金融支援、税の軽減等の支援を受けることができるというのが今回のメリットと書かれていますが、他都市でもいいんですが、どのようなことに具体的になっているケースがあるのか、それとも国でちゃんと決まっているのか、中身を少しわかれば教えてください。 108 ◯谷口都市計画課長 まずは、全体として都市再生緊急整備地域の指定を受けるということになるんですけど、その中で行われる民間の開発事業等なんですけれども、資料のほうにも米印が書かれていまして、要件や基準を満たし、国の認可を受けた事業ということで、具体的にこの資料に書いておりませんけれども、面積は1ヘクタール以上であるとか、当然先ほどの6ページの地域整備方針の考え方に合致をしているとか、あるいはその公共施設の整備を含んでいるとか、そういった民間の方が民間として都市再生事業計画というのを国のほうに申請をして認められれば都市計画の特例であったりとか、税の減免とかが受けられるということになります。例えばその税の減免で申しますと、1つは不動産取得税とか固定資産税、あるいは都市計画税、この辺が対象になってくるんですけれども、市税で申しますと固定資産税と都市計画税になろうかと思いますが、基本的には課税標準から市町村の条例で定める割合を5年間控除できるということで、その割合といいますのが、一応参酌基準としましては5分の2というのがあるんですけれども、参酌基準を参考にしまして、10分の3から10分の5の間で条例のほうで定めるといった部分が控除を受けられるということになろうかと思います。  以上でございます。 109 ◯永尾春文委員 もうちょっと勉強しないと私もわからないのかなと思って。わからないということがわかりました。ご説明がじゃなくて、内容が多岐にわたっていて、しっかり勉強しないとわからないのかなということで、また勉強してまいりたいと思います。もう1点、6ページで緊急かつ重点的な市街地の整備の推進に関し必要な事項ということで幾つかあります。私もこの容積率の割り増し、施設更新時期を迎える建物の建て替えを誘導するとか、もしくは用途地域の見直しと、一定ちょっと質問してきた経緯もありますので、これまで私が質問してきたことが、こういう形で長崎市としても重点項目として推進していくということを理解していいのかお尋ねいたします。 110 ◯谷口都市計画課長 6ページの資料でございますが、先ほど示した都市機能区域図の案、その区域とそこの整備方針というのを定めるということになる中で、永尾委員から今ご意見としてありましたように、6ページの右側に書かれている市街地の整備の推進に関する必要な事項ということで、ここに書いているものというのは当然、これはあくまでも県・市で取り組んでおりますけれども、長崎市としてはこういう考え方で都市の再生を図っていきたいという基本的な考え方をこれに盛り込んでおりますので、その方向で今後も進めてまいりたいと考えております。  以上です。 111 ◯永尾春文委員 ぜひ今、都心の地域、都心の活性化に向けて積極的に取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 112 ◯五輪清隆委員 なかなか難しいんでしょうけど、この整備地域に長崎都心地域が指定されたという大きな要因は何なのか。そして4ページの委員・専門委員を見れば、それぞれ大学の教授とか名誉教授とかそういう方がいるんですけど、主体的に会議をやるのは長崎市なのか内閣府なのか。こういう構成については、国のほうからこういうメンバーで構成してくださいとか、そういうのはあったんですか。 113 ◯谷口都市計画課長 まず、答弁が前後するかもしれませんが、4ページに準備協議会の委員・専門委員の名簿をつけております。こういった候補地域になりまして、都市再生緊急整備地域の指定に向けた動きの中で準備協議会をつくって議論していくという中で、そのような中にも内閣府の方が入っておられますけれども、最終的なこの都市再生緊急整備地域の指定というのは、国のほうが指定するということになる中で、内閣府とご相談をしながらメンバー構成というのは検討してこの形になったところでございます。  それともう1つは、1ページをごらんいただきたいと思うんですけれども、中ほどは三角形のピラミッドがございますが、1番下段ですけれども、各自治体内での準備等とありますけれども、長崎市におきましては、都市再生に向けまして、これまでどちらかといいますと、公共的な取り組みが大きかったんですけれども、やはり都市の再生を図っていくという上では、公共の取り組みに加えまして、民間の取り組みがやはり大事であると。そういった中で民間の取り組みもだんだんと具体化してきている取り組みもあるという中で内閣府にもご相談したところ、内閣府も長崎市としては今後そういった都市再生緊急整備地域の指定に向けたある程度可能性がある土地であるというところを認めていただきまして、候補地域として指定を受けたといった流れでございます。  以上でございます。 114 ◯五輪清隆委員 もう既にそういう協議会も含めて始まって、いよいよ来年3月にはある程度まとめていこうという関係でしているんですけど、この整備って開発事業を見たときに、民間による都市開発の事業ですから、例えば既に決まっているようなジャパネットホールディングスグループに入ってもらうとか、そういう生の意見を聞けるような人を私は入れるべきだということを思っています。このメンバーがだめということじゃないんですけど、余りにも大学の教授とかそういう人が多くて、当然構成的なやつは十分立派な考えを持っているんでしょうけど、実際事業展開する中にあって、例えばジャパネットホールディングスグループとか、新大工の関係もやっていますけど、実際的にやっている今後取り組むようなそういう人を私は入れるべきじゃなかったとかな。役所がするならよかとですよ。民間の関係ですから、そういう意味でそこらあたりというのは、内閣府の関係でこういうことで調整をされた結果であるから、それ以上は言われんとでしょうけど、この後、実施については、内田委員が言われますように、定住人口もそうですけど、一応長崎の中心地の起爆剤としてやるんでしょうから、そこについてはこのメンバー以外の中でもこういう事業をやっているからということで話す機会とか情報収集する機会を意志として持っていただいてそのことを含めて包含していただくような形の中でお願いしたいと思っております。 115 ◯片江まちづくり部長 今ご指摘いただきました、その委員構成につきましては、やはり内閣府と協議する中ではなかなか利害の強い方々を直接入れるというのは非常に難しいところもございました。ただし、このスタジアムシティプロジェクトにつきましては、ジャパネットホールディングスグループよりも我々がこういった動きをするということを事前にきちっと調整をして、これがうまくいった暁には、その事業の中でうまくこの制度を活用してほしいということも常々意見交換しながら動いておりますので、それについてそごが生じることはないと思っておりますし、我々としましてもこのエリアを決めるときにはなかなかまだ水面には浮かんできていない事業についても今後やはりやられる可能性があるなというところにつきましては、なるべく包含する形で入れております。そういったところで今後いろんな民間の動きがあってそのときに具体的なご相談があったとしても、そこが区域に入っていないということが極力ないように配慮しながら今作業を進めておりますので、今後ともそれにつきましてはきちんと情報交換、意見交換しながら進めていきたいと思っております。  以上でございます。 116 ◯梅元建治委員 考え方をもう少しだけ聞かせてください。土地利用、より実現性が高い事業を誘導するために内閣府も恐らく範囲をなるべく絞りなさいと言われているんじゃないかなということで、常に苦労されているんだろうなと思いながら、地図の範囲を拝見していました。北のほうから南のほうまで、どうしても長崎は今開発が途中なので、こういう範囲になっていると思うんですけれども、まず今この範囲の中から漏れてしまっているまちなか軸を今回外されている。これは市議会の中の考え方なのかもしれませんけれども、あえて今回まちなか軸を外されている理由ともう1つ、浜町が今4つの街区だけ入っていますけど、その周辺が外されていること、またもう1つは新地のワシントンホテル跡地が、今後動いていく可能性がある。先ほど部長が言われたんですけれども、可能性があるところは、なるべく入れたいと。少し範囲も動いている途中かもしれませんけど、そのあたりの考え方を少し聞かせていただければありがたいです。 117 ◯谷口都市計画課長 5ページでお示ししました区域図の素案でございますけれども、記載のとおり赤ラインで囲まれた区域、約203ヘクタールございます。これはことしの10月にありました第2回目の協議会でお示しした区域図なんですけど、実は8月にございました第1回目、そのときには、ちょっと対比ができませんのでわかりませんけれども、約400ヘクタールの区域でお示しをしました。といいますのも、先ほど部長が申しましたように、長崎市の都心部でそういった民間による開発の可能性があるような、そこを広く包含しようという考え方のもとで約400ヘクタールで区域図をお示ししたところ、広いんじゃないかといった協議会のご意見等々もございまして、そういった中で、ある程度可能性があるようなところを残しつつ絞り込んで、今現在203ヘクタールになっているといったところでございます。ただ、第2回目の協議会の中でもまだ広いのではなかろうかといったご意見を言われいる委員もいらっしゃいますので、再度その辺は精査してまいりたいと思っております。そういった中で、まちなか軸の両サイドといいますか、そういったエリアであったりとか、浜町のほうも今現在動きがあるようなエリアに限定した形で区域に入れているといった状況でこのエリアとなっております。  以上でございます。 118 ◯永尾春文委員 先ほど五輪委員から協議会のメンバーのことで質問があって、私も関連なんですが、教授の方が6名おりますけれども、大体の年齢構成を教えていただければと思います。 119 ◯片江まちづくり部長 すみません、ちょっと正確には私も承知しておりませんが、筆頭の伊藤先生は、結構大御所というか、かなり高齢でございます。全体的なご意見をいただくような立場で、ただその次の片山先生とかは、まだ我々よりも年齢が下でございます。西岡先生は若干上かな、60歳を少し超えられたぐらいかなと。林先生はご存じのとおりいろんなところでご活躍がございまして名誉教授ということで現役は退かれていらっしゃいます。山口先生はまだ50代、現役で活動されている。以上のようなことで大体40代から上はちょっとかなり高齢でございますけれども、その辺ぐらいでの各方面での学識のある方に参画していただいている状況でございます。 120 ◯永尾春文委員 ありがとうございます。あと委員一覧を見たときも、長崎商工会議所青年部会長、長崎青年会議所理事長、あとコンベンション協会、DMOの豊鐃さんですかね。こういう方がどっちかっていうと若い方ではないかなと。ご質問したかったのは、この未来のまちづくりを今から考えていく上で、やはり若い方の発想とかそういったのをどんどん取り入れていくべきでないかと私は考えるわけで、例えば教授の方にもやはり大家の方からいろんな新進気鋭の方もいらっしゃると思うんですが、こういう委員構成の中でそういった年代も考慮してそういう方向性で私は進めていくべきではないかと個人的には考えるんですけれども、市の考え方をお聞かせください。 121 ◯向井まちづくり部政策監 今回の都市再生の緊急整備地区というものの、ある意味前段で都市再生というものを県・市でやっておりまして、そこの委員にラップしてくる部分もございますので、そこの委員をベースにしつつこの新しい協議会をどうつくるかというところで県市で協議しました。委員ご指摘のように、我々としても若い世代を入れたいという思いがありまして、先生方の一部には、少し若い先生に今回かわっていただいたりとか、青年会議所であるとか若い方を入れていただいたと。ただ全て過去との継続を断ち切ってがらりと変えるのはなかなか難しい面もございますので、今までの都市再生にかかわっていただいた先生も残っていただきつつ、できる限り若い世代を入れていったと。基本的にそういうスタンスで委員構成は協議させていただきました。  以上です。 122 ◯永尾春文委員 今後、令和2年2月と協議会等開催するに当たっていろんな整備方針案を決めていかれると思うんですけれども、できる範囲内でできることはぜひ、今市のほうもそういう考えがあるということがわかりましたので、進めていただきたいと思います。  以上です。 123 ◯山谷好弘委員 5ページのこの区域図なんですが、松が枝の長崎港松が枝ターミナルの上のほうに、常盤出島地区交流拠点用地活用というのがピンク色で塗られているんですけれども、ここはクルーズ船の大型バスがとまっていますけど、そこもなくなって、将来よそに移るってことになるんでしょうかね。 124 ◯片江まちづくり部長 今ご指摘の常盤出島地区交流拠点用地といいますのは、今は駐車場になっております。土地の位置づけとしてはやはり長崎港の再整備の中で分譲して民間を入れるという基本的な考え方は変わっていない。ただ、今はそれに使うよりもクルーズ船が入ってくるための受け皿として使うことが重要だということで、今はそういった使い方をされている。ここに今後の動きがあるかもしれないという意味での色づけをしておりますのは、2バース化が動いたときにはそちらのほうに相当数のバス駐車場を整備する、そのときにはここの機能は今のままじゃなくてもいい時期がくるので、そのときにうまくいろんな民間を入れる動きができるようにこの地区も区域に入れておいてほしいという県との協議があったもんですから、この区域に入れているという状況でございます。 125 ◯山谷好弘委員 今2バース化の話が出ましたけれども、2バース化が実現できたときには、ここに大型バスの駐車場なんかができてくると、それで一定ゴールクリアできるということなんですけど、タイミング的にそれができて、ここの駐車場がなくなるっていうようなタイミングになればいいんですけど、ならなかったとき、大型バスが駐車場を探してうろちょろするかもしれないので、渋滞になってくるかと思いますので、そこのところの調整をよろしくお願いいたします。 126 ◯中里泰則委員長 ほかございませんか。  それでは、まちづくり部の所管事項調査を終了いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時32分=           =再開 午後3時33分= 127 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
     次に、まちづくり部及び商工部の所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 128 ◯片江まちづくり部長 それでは、所管事項調査項目のうち、第2期長崎市中心市街地活性化基本計画の認定取得に向けた取り組みについてご説明いたします。  これは、前回の9月議会時にもご説明させていただきましたが、今、第1期を取得しておりましてその切りかえの時期、最終に当たっているということで、引き続き第2期の認定を取得しようとしているものでございます。この認定を受けることによりまして、さまざまな公共事業につきまして、国から財政的・法的な支援が受けられるということがございます。今回は、前回の説明の後、中心市街地活性化協議会などでいただいたご意見を踏まえまして計画案を作成いたしましたので、その内容をご報告させていただくものでございます。  内容の詳細につきまして、まちづくり部及び商工部連名で提出をさせていただいております委員会資料に基づき、担当よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 129 ◯濱崎まちなか事業推進室長 それでは、所管事項調査の1.第2期長崎市中心市街地活性化基本計画の認定取得に向けた取り組みについてのご説明をいたします。9月議会でご説明を差し上げておりますので、今回は前回から変更があった点や中心市街地活性化協議会からいただいた意見等を中心にご説明いたしたいと思います。  まず1ページ目をお開きください。1.中心市街地活性化基本計画についての(1)目的についてですが、この計画は、財政的、法的支援を受けながら、中心市街地の活性化を推進するものであり、現在、第1期計画に取り組んでおりますが、交流拠点施設整備事業などの進行中の事業があることや、人口の社会減の深刻化など、新たな課題にも対応するため、引き続き、第2期計画の認定に向けた取り組みを進めているところです。次に、(2)位置づけですが、国が定める法律と基本的な方針に即し、市議会、市民、中心市街地活性化協議会からの意見を踏まえ計画を作成し、内閣府の認定を取得することにより関係省庁の支援を受けることができます。(3)重点的な支援ですが、表に記載のとおり、財政面、金融面、法律面の大きく3つの支援が受けられます。支援措置の例は表に記載のとおりであり、支援の主な内容は括弧書きに記載のとおりでございます。  次に、2ページをごらんください。2.第2期中心市街地活性化基本計画の概要ですが、計画期間は令和2年4月から令和7年3月の5年間を予定しています。  次に区域ですが、4ページをごらんください。第2期計画の区域は、現在、青色で囲んだ第1期計画の区域をベースとしながら、黄色で着色している長崎スタジアムシティプロジェクトを含む幸町エリアと、洋館などを生かしたまちづくりを行う山手エリアを加えた約325ヘクタールとしています。9月議会でのご説明以降、内閣府との調整がつきましたので、松が枝国際ターミナル周辺のエリアも区域に今回含めております。  すみませんが、2ページ目にお戻りください。第2期計画の方向性といたしましては、人口の社会減が深刻化するまちから選ばれるまちへとし、引き続き交流人口の拡大に取り組むとともに、転出超過の抑制への取り組みを進めたいと考えています。その取り組みに当たりまして、市民アンケートや統計により浮き彫りになった、仕事が少ない、宿泊客数が伸び悩んでいる、暮らしやすいまちづくりへのニーズが高いという状況を踏まえまして、雇用環境の充実、交流の産業化の推進、暮らしやすさを実感できるまちづくりの推進の3つの方針を掲げております。目標や目標指標、主要事業は、記載のとおりです。下には、3つの方針につきまして、計画期間の最終年度である令和6年度時点での目標値等について記載しております。前回説明した時点から変更があった点をご説明いたします。1つ目は新規雇用者数の基準値ですが、今後5年間のスタート地点として前回はゼロ人としておりましたが、内閣府との調整により直近5年間の企業誘致による新規雇用の実績として893人としております。また、歩行者通行量については、前回は8地点で算出しておりましたが、山手エリアの地点を含めた9地点で再算出しております。これらの目標値等につきましても、今後も引き続き内閣府との調整を行ってまいります。  次に、3ページ目をごらんください。それぞれの目標値は、基本的には各事業により生み出される増加分の現段階での見込み値や過去の事例の実績から推定した値を積み上げたものとしております。9月議会におきまして、中心市街地の年間延べ宿泊者数につきましては、交流拠点施設整備事業と文化財保存整備事業による宿泊者数が一部重複するのではないかとのご指摘をいただきましたが、内閣府との調整の結果、重複しない場合の最大値を想定いたしまして目標値を設定することといたしました。  次に、5ページをごらんください。(3)掲載予定事業ですが、中心市街地活性基本計画では活性化を図るために行う事業について記載することとなっておりまして、現在、80事業を位置づける予定としております。ここでは主なものを載せております。  次に、3.長崎市中心市街地活性化協議会からの意見でございますが、今年度、策定に当たりまして協議会との意見交換等を重ねてまいりましたが、令和元年11月に協議会から意見書が提出されまして、本計画(案)については、おおむね妥当であるとの見解が示されております。主な意見につきましては記載のとおりでございます。  次に、4.パブリックコメントの実施でございますが、10月の1カ月間実施いたしましたが意見はございませんでした。  次に、5.スケジュールですが、本日お配りしている計画案により、関係省庁へ確認し、2月に内閣府へ認定申請を行い、3月下旬に認定をいただきたいと考えております。また、本日ご説明いたしました内容につきましては別冊の計画(案)に詳しく記載しておりますので、後ほど、ご参照ください。  説明は以上でございます。 130 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対しご質問等はございませんか。  それでは、まちづくり部及び商工部の所管事項調査を終了いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時40分=           =再開 午後3時43分= 131 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会は、9日の午前10時から、当委員会室で開会いたします。           =散会 午後3時44分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 中里 泰則 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...