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2019-09-20 長崎市:令和元年第4回定例会(7日目) 本文
2019-09-20 長崎市:令和元年各派代表者会 本文

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  1. 長崎市議会 2019-09-20
    2019-09-20 長崎市:令和元年第4回定例会(7日目) 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯議長(佐藤正洋君) 出席議員半数以上であります。これより議事日程第7号により本日の会議を開きます。 日程1  第112号議案 附属機関の委員の任期等に係る  規定を整備するための関係条例の整備に関する  条例 から 日程6  第124号議案 工事の請負契約の締結について まで、以上6件を一括議題といたします。  総務委員長審査報告を求めます。19番岩永敏博議員。     〔岩永(敏)総務委員長登壇〕 2 ◯19番(総務委員長 岩永敏博君) ただいま議題となりました第112号議案外5件につきまして、総務委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  まず、第121号議案「長崎市消防団員の任免等に関する条例等の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、本市の消防団員に関する成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図りたいのと、関係条文の整理をする必要があるのと、その他所要の整備をしようとするものであります。  委員会におきましては、これまでの成年被後見人等からの消防団への入団希望の有無、成年被後見人等が消防団への入団を希望した場合に係る審査のあり方、入団後に災害現場で事故が起こった際の責任の所在について質すなど、内容検討の結果、緊急を要する消防団の活動において、実際に事故が起こってしまった場合には、通常通り消防団ではなく、市が責任を持って対処してほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第122号議案「財産の取得について」申し上げます。  本件は、防災行政無線デジタル化への対応を図るため、戸別受信機を購入しようとするものであります。  委員会におきましては、今回購入する戸別受信機の配付時期、追加の募集を行うスケジュールと周知方法、発注から納品まで5カ月から6カ月という長い期間が必要であることから、戸別受信機を一定量ストックするなど、今後の購入希望者に早急に対応するための取り組みを行う考えの有無について質すなど、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第124号議案「工事の請負契約の締結について」申し上げます。
     本件は、長崎市総合消防情報システム更新工事に係る契約を締結しようとするものであります。  委員会におきましては、予定価格と入札結果に1億円の差が生じたことに対する見解や予定価格の積算方法の妥当性について質すなど、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  最後に、第112号議案「附属機関の委員の任期等に係る規定を整備するための関係条例の整備に関する条例」、第115号議案「長崎市市民センター条例の一部を改正する条例」及び第118号議案「長崎市旧居留地建造物条例等の一部を改正する条例」の以上3件につきましては、内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 3 ◯議長(佐藤正洋君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております、第112号議案、第115号議案、第118号議案、第121号議案、第122号議案及び第124号議案、以上6件について一括して採決いたします。  各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 4 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、第112号議案、第115号議案、第118号議案、第121号議案、第122号議案及び第124号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程7  第105号議案 令和元年度長崎母子父子寡婦  福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号) から 日程16  請願第6号 生活保護基準引き下げ中止を求め  る請願について まで、以上10件を一括議題といたします。  教育厚生委員長審査報告を求めます。35番久八寸志議員。      〔久教育厚生委員長登壇〕 5 ◯35番(教育厚生委員長 久 八寸志君) ただいま議題となりました第105号議案外9件につきまして、教育厚生委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  まず、第111号議案「長崎市立小学校条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、仁田佐古小学校の移転に伴い、その位置を変更しようとするものであります。  委員会におきましては、旧仁田小学校と旧佐古小学校間の通学路の安全確保策、市道稲田町6号線の拡幅の進捗状況及び完成時期について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第116号議案「長崎原爆資料館条例及び長崎市科学館条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、施設の設置目的、利用状況等を勘案し、長崎原爆資料館及び長崎市科学館の目的外の使用に係る規定を廃止したいのと、附属機関の委員の選任に係る状況等を勘案し、当該委員の任期等に係る規定を整備しようとするものであります。  委員会におきましては、目的外の使用としていた売店を目的内とすることによるメリットやこれまで売店を経営されてきた事業者への説明状況について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第130号議案「長崎市立認定こども園長崎幼稚園条例の一部を改正する条例」及び第131号議案「長崎市立高島幼稚園条例の一部を改正する条例」の以上2件につきましては、子ども・子育て支援法等の一部が改正され、認定こども園等の預かり保育に係る施設等利用費が新たに支給されることとなったことに伴い、長崎市立認定こども園長崎幼稚園等の預かり保育に係る保育料と副食費を分けて定める必要があるのと、関係条文の整理をしようとするものであり、関連があることから一括して審査を行いましたので、まとめてご報告申し上げます。  冒頭理事者から、本年10月からの幼児教育・保育の無償化に当たり、条例の改正漏れがあったため追加議案となってしまったことに対して、組織内部における報告、連絡、相談等の情報共有不足と事案に対する認識不足、また判断の誤りによるもので、今後、このようなことが二度と起こらないよう、報告、連絡、相談を徹底するとともに、相談しやすい職場環境づくりにも努めてまいりたい。また、仕事をする上で正しい理解と判断ができるよう、職員一人ひとりの能力の向上にしっかりと取り組んでいきたいとの説明がなされております。  委員会におきましては、条例改正による予算への影響、関係課への相談や連携のあり方について質すなど内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、請願第6号「生活保護基準引き下げ中止を求める請願について」申し上げます。  本請願の趣旨は、生活保護基準引き下げを直ちに中止することを求める意見書を提出してほしいというものであります。  委員会におきましては、生活保護基準引き下げを国が行ったことに対する本市の見解、国連の人権専門家基準引き下げについて勧告を行い懸念を示していることに対する本市の見解について質すなど内容検討の結果、市として引き下げを中止する意見書を出すべきではないとの反対意見が出されたのであります。一方、貧困世帯の暮らしをよくしていくことが市には求められており、国に対して地方議会から生活保護基準引き下げ中止を求めるべきであるとの賛成意見が出されましたので、採決の結果、賛成少数で本請願を不採択とすべきものと決定した次第であります。  最後に、第105号議案「令和元年度長崎母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」、第106号議案「令和元年度長崎介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」、第113号議案「長崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、第114号議案「長崎市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」及び第128号議案「長崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」の以上5件につきましては、内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、教育厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 6 ◯議長(佐藤正洋君) これより質疑、討論を行います。15番内田隆英議員。 7 ◯15番(内田隆英君) ただいま議題となりました請願第6号について、委員長報告に反対の立場から、日本共産党を代表して意見を申し上げます。  請願第6号「生活保護基準引き下げ中止を求める請願について」は、昨年から実施されている生活保護基準引き下げ中止を求める意見書の国への提出を請願しているものです。  政府は、生活保護基準引き下げを昨年10月から3年かけて段階的に行い、削減額は総額210億円、一世帯当たり最大5%、生活保護利用世帯の67%が引き下げとなる大規模なものです。生活保護基準は、2013年から2015年の3年間で最大10%、890億円が引き下げられたばかりで、今回の引き下げと合わせると最大15%削減されることになります。厚生労働省が削減の根拠としたのは、所得を基準に一般所得を10段階に分け、その中で最も低い低所得世帯の比較です。しかし、生活保護制度捕捉率は約3割に過ぎないと言われています。生活保護基準は、住民税、国民健康保険、介護保険、就学援助など、生活の中のさまざまな分野の施策に連動し、最低賃金の指標にもなっています。  生活保護基準引き下げは、市民全般の生活基準引き下げにもつながりかねないものです。現行でも生活保護利用者からは、食事やお風呂の回数を減らしています。親戚や近所づき合いができませんとの実態が寄せられており、その生活は決して楽ではありません。政府みずからも子育て支援を充実させる、貧困の連鎖を断ち切ると言っており、子育て世帯や低所得者の暮らしをよくする手だてを急ぐことこそ政府の役割であり、生活保護基準引き下げは、それに逆行するものであると意見を申し上げ、請願採択の立場での討論といたします。 8 ◯議長(佐藤正洋君) 質疑、討論を終結し、採決に入ります。  まず、請願第6号「生活保護基準引き下げ中止を求める請願について」採決いたします。  本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。委員長の報告どおり本請願を不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 9 ◯議長(佐藤正洋君) 起立多数であります。  よって、請願第6号は不採択とすることに決定いたしました。  次に、第105号議案、第106号議案、第111号議案、第113号議案、第114号議案、第116号議案、第128号議案、第130号議案及び第131号議案、以上9件について、一括して採決いたします。  各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 10 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、第105号議案、第106号議案、第111号議案、第113号議案、第114号議案、第116号議案、第128号議案、第130号議案及び第131号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程17  第109号議案 出島メッセ長崎条例 から 日程19  第129号議案 野母崎炭酸温泉 Alega軍  艦島条例を廃止する条例 まで、以上3件を一括議題といたします。  環境経済委員長審査報告を求めます。29番中村俊介議員。     〔中村環境経済委員長登壇〕 11 ◯29番(環境経済委員長 中村俊介君) ただいま議題となりました第109号議案外2件につきまして、環境経済委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  まず、第109号議案「出島メッセ長崎条例」について申し上げます。  本条例は、学会、大会、展示会等の開催の場を提供し、国内外の人々の来訪及び交流を促すことにより、交流人口の拡大を図り、もって本市経済の活性化に寄与するため、出島メッセ長崎を設置しようとするものであります。  委員会におきましては、決定した施設名称を市民に周知する取り組み状況、令和3年11月の開業に向け周辺の交通混雑を緩和するための周辺環境整備における関係者との協議状況、開業年度における催事予約の状況、市民を対象とした利用料金の割引制度を創設する考えの有無や市民が施設を利用した際の駐車場料金の考え方について質すなど、内容検討の結果、一部委員から、長崎市が年間来訪者数イベント等の開催回数から試算する雇用創出や所得向上等の効果が未知数であること、さらに全国各地でMICE誘致の計画が進められていること、過去、当施設の建設の是非をめぐる住民投票を求める声が起こったこと等を踏まえると、いまだに市民の理解を得られていないと考えられるため、施設建設よりも市民の暮らしに寄り添った予算を執行すべきであることを主な論拠とする反対意見が出されたのであります。一方、新しく決定した出島メッセ長崎という名称を市民などになれ親しんでいただくよう、広報等を通じて周知を図り、特定目的会社と一緒に、より多くの人々に訪れてもらえるような取り組みを行いつつ、関係部局と連携しながら建設地周辺の交通に支障が生じないよう協議を進めてほしいとの要望を付した賛成意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第117号議案「長崎市博物館条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、西小島1丁目地内に整備中の長崎(小島)養生所跡資料館が近く完成するのに伴い、その名称、位置等を定めようとするものであります。  委員会におきましては、資料館が併設される仁田佐古小学校新校舎の周辺道路整備進捗状況資料館来場者専用駐車場がないことに関する対応や地域への説明状況について質したのであります。  この点理事者から、資料館利用者専用の駐車場を設けることは困難であるため、当施設には駐車場がないことの事前周知を図るとともに、徒歩で来場する方に対しては、各所に経路を示す誘導サインを設置し、自家用車で来場しようとする方に対しては、駐車場がない旨看板で表示する。なお、一定期間は警備員を配置するなどして、車が誤って狭い道路へ侵入することを防ぐようにしたい。また、今後は仁田佐古小学校新校舎建設に係る道路整備の状況も含め、関係部局で十分に連携を図りながら地域に対し説明を行っていきたいとの答弁がなされております。  そのほか、委員会におきましては、学校に併設する当施設の防犯対策、資料館の入場者数増加に向けた長崎大学を初めとした医療関係機関との協議状況について質すなど、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第129号議案「野母崎炭酸温泉 Alega軍艦島条例を廃止する条例」について申し上げます。  本条例は、経営状況等を総合的に勘案して民間移譲するのに伴い、野母崎炭酸温泉Alega軍艦島を廃止しようとするものであり、後ほど報告いたします第127号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第4号)」と一括して、審査を行いました。  委員会におきましては、長崎市野母崎振興公社の経営において、Alega軍艦島の運営で発生した赤字を公社内の他事業の黒字で補填してきたことなどを長崎市は把握していたのかについて質したのであります。  この点理事者から、決算上の赤字の状況は把握しながら、さまざまな経営改善策を講じてきたが、宿泊業の専門知識を有する人材が退職した後、その穴埋めができなかったことや野母崎亜熱帯植物園の閉園といった外的要因等により経営が悪化したこと、また、公社の細かなキャッシュフローまでは把握できておらず、資金不足が見込まれる状況となったことについては反省している。今後は、地域のために施設を民間事業者へ円滑に引き継ぎ、地域の活性化につなげていけるよう頑張りたいとの答弁がなされております。  さらに、委員会におきましては、施設を民間移譲する際は単に売却価格だけでなく、野母崎地区の活性化を目指した提案となっているのかをしっかりと評価する考えの有無について質したのであります。  この点理事者から、今後は民間のノウハウや経験を活かし、より同施設が地域に根づいた場所へ生まれ変わることが大切だと考えている。今回、プロポーザル方式による提案を募集するに当たり、価格点とあわせてすぐれた設備投資等の事業計画を持ち安定的かつ発展性のある施設運営ができるか、また、地域住民の雇用や地元食材を利用するなど、地域貢献を行っていく意思があるのかを技術点としてしっかり評価していきたいとの答弁がなされております。  さらに、委員会におきましては、今後、長崎市野母崎振興公社が安定的な経営を行っていくために、現在、同公社が長崎市との随意契約により受託している一般廃棄物収集運搬業務委託契約の今後の見通しについて、環境部の見解を求めたのであります。  この点、理事者から、6月議会での請願採択は重く受けとめているが、判断に当たっては、現在、各事業者の最終的な意思確認を行う必要があるため、その確認を行っている状況であり、その結果をもって判断したいが、全事業者が5年経過後の一般競争入札への移行を受け入れるということであれば、その方向で今後協議を進めていくことになろうかと考えているとの答弁があっております。  さらに、委員会におきましては、今回の民間移譲を判断した時期の妥当性、地元住民を対象とした日帰り入浴料割引制度見直し検討状況移譲先候補者選定審査会委員構成の考え方、施設の売却に当たり必要な手続である土地の分筆登記の完了時期、施設の民間移譲先を公募するに当たり、候補者が応募する際の判断材料となる地域振興の情報を、関係者と連携して整理し、提供する考えの有無について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、環境経済委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 12 ◯議長(佐藤正洋君) これより質疑、討論を行います。16番中西敦信議員。 13 ◯16番(中西敦信君) ただいま議題となっています第109号議案「出島メッセ長崎条例」について、日本共産党を代表し委員長報告に反対の立場から意見を申し上げます。  本議案は、2022年11月開業予定MICE施設の名称を出島メッセ長崎とするなど、その施設の設置、管理及び必要な事項について定めようとするものですが、これまで指摘してまいりましたとおり、年間の来訪者数やイベント会議の開催数、経済効果、雇用創出、所得向上、これら長崎市が描く構図が未知数であること、さらに全国各地でMICE誘致計画が進められている中、計画どおりの誘致ができるのかも不明です。さらに、この施設建設の是非をめぐる住民投票を求める声が起こった点、高過ぎる利用料金等を考えますと、いまだに市民の理解は得られていないものと考えます。また、周辺地区ではサッカースタジアム構想もまだ詳細が発表されておらず、機能が重複する可能性はいまだに払拭されておりません。さらには、九州新幹線西九州ルートは、武雄から先の見通しは立っていません。  そういうさまざまな要素を踏まえれば、長期にわたり維持運営していかなければならないこの施設を認めることにつながる条例の制定に賛同することはできません。投入されようとしている多額の予算は、市民の暮らしと福祉を応援する予算として使うべきです。  以上討論といたします。       〔土屋美紀君登壇〕 14 ◯10番(土屋美紀君) ただいま議題となっております第109号議案「出島メッセ長崎条例」につきまして、原案に賛成する立場から明政クラブを代表して意見を申し上げます。  この施設は、学会、大会、展示会等の開催の場を提供し、国内外の人々の来訪及び交流を促すとともに、交流人口の拡大を図り、もって本市経済の活性化に寄与することが期待されております。また、施設の名称が出島メッセ長崎となりますが、この名称の募集においては全国から1,684点もの応募があり、そのうち約半数は県外や県内市外からの応募でありました。このことからもこの施設が大きな注目を集めていることが伺えます。出島という言葉は長崎独自の地域性が感じられるだけではなく、この土地がかつて経済、文化、学術の交流拠点として日本の近代化に大きな役割を果たした場所という意味が込められております。  出島メッセ長崎が、この出島という言葉に込められた大きな期待に応え、国内外からさまざまな来訪者を受け入れることで、長崎市に産業や文化を創出する役割を担う新しい出島となるよう、令和3年11月の開業に向け、まずは施設整備を滞りなく進めるとともに、しっかりと施設の内容を周知しながら国際的なMICE誘致に取り組むことを強く要望し、賛成討論といたします。=(降壇)= 15 ◯議長(佐藤正洋君) 質疑、討論を終結し、採決に入ります。  まず、第109号議案「出島メッセ長崎条例」について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 16 ◯議長(佐藤正洋君) 起立多数であります。  よって、第109号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第117号議案及び第129号議案、以上2件について一括して採決いたします。  各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 17 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。
     よって、第117号議案及び第129号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程20  第110号議案 長崎市手数料条例の一部を改正  する条例 から 日程25  第126号議案 工事の請負契約の一部変更につ  いて まで、以上6件を一括議題といたします。  建設水道委員長の審査報告を求めます。6番中里泰則議員。     〔中里建設水道委員長登壇〕 18 ◯6番(建設水道委員長 中里泰則君) ただいま議題となりました第110号議案外5件につきまして、建設水道委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  まず、第110号議案「長崎市手数料条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、複数の建築物の連携による建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請等の手数料の額を定めようとするものであります。  委員会におきましては、今後、認定申請が想定される計画の有無について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第119号議案「長崎市駐車場条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、長崎市茂里町地下駐車場の再整備期間中の駐車機能を確保するため、旧クリーンセンター多目的広場を仮設駐車場として供用することに伴い、その名称、位置、管理の方法、使用料の額等を変更しようとするものであります。  委員会におきましては、再整備する駐車場及び仮設駐車場の整備計画の妥当性、仮設駐車場を整備することについての関係者との調整状況について質すなど内容検討の結果、指定管理者が市営駐車場を運営することには反対の立場であるが、仮設駐車場については直営で運営すること、夜間の時間駐車が可能となり駐車料金が現行より下がること、さまざまな関係団体との協議を経ていることから、本議案に賛同したいとの賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第125号議案「工事の請負契約の一部変更について」申し上げます。  本件は、市道江平浜平線トンネル新設工事の請負契約について、トンネル掘削に係る作業ヤードを確保できなかったこと等に伴い、工期を変更しようとするものであります。  委員会におきましては、今後、市が予定している設計変更により、当初予定していたトンネル工事の一部が完了しないこととなった場合の受注業者への影響及び設計変更に対する受注業者からの意見等の状況について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第126号議案「工事の請負契約の一部変更について」申し上げます。  本件は、(仮称)稲佐山公園斜面輸送施設稲佐岳駅舎新築主体工事の請負契約について、公園利用者の安全性を確保するため、作業工程の変更を行う必要が生じたことにより工事の設計を変更したことに伴い、契約の金額を変更しようとするものであります。  委員会におきましては、設計を外部委託しているにもかかわらず、たび重なる設計変更で当初契約額から多額の増額変更が生じていることについての市の見解、観光客が利用する通路から資材搬入を行うこととした当初設計の妥当性、変更契約額の算出方法の妥当性、長崎ロープウェイの稲佐岳駅舎建設時に市が把握している地盤の状況等を踏まえた業者設計の検証の実施の有無について質すなど内容検討の結果、工事の設計の段階から、内容を十分に検討してほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  最後に、第120号議案「長崎市水道事業給水条例の一部を改正する条例」及び第123号議案「市道路線の認定について」の以上2件については、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 19 ◯議長(佐藤正洋君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第110号議案、第119号議案、第120号議案、第123号議案、第125号議案及び第126号議案、以上6件について一括して採決いたします。  各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 20 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、第110号議案、第119号議案、第120号議案、第123号議案、第125号議案及び第126号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程26  第104号議案 令和元年度長崎市一般会計補正  予算(第3号) 及び 日程27  第127号議案 令和元年度長崎市一般会計補正  予算(第4号) 以上2件を一括議題といたします。  まず、総務委員長審査報告を求めます。19番岩永敏博議員。     〔岩永(敏)総務委員長登壇〕 21 ◯19番(総務委員長 岩永敏博君) ただいま議題となりました第104号議案外1件につきまして、総務委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  委員会におきましては、第104号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第3号)」及び第127号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第4号)」の以上2件の歳入につきまして、内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 22 ◯議長(佐藤正洋君) 次に、教育厚生委員長審査報告を求めます。35番久 八寸志議員。      〔久教育厚生委員長登壇〕 23 ◯35番(教育厚生委員長 久 八寸志君) ただいま議題となっております第104号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第3号)」のうち、教育厚生委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に質疑・意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、民生費において、障害者支援施設等の建て替え等に係る施設整備に対して助成するための障害者福祉施設整備事業費補助金が計上されております。  委員会におきましては、障害者支援施設へ入所できずに待機している障害者数の状況、対象施設を運営する法人の経営状況の把握の有無、耐用年数に達していない建物の移転整備に対して補助金を交付する妥当性、グループホームの整備地における住民との合意形成の有無について質すなど、内容を検討した次第であります。  次に同じく、民生費において国の補助基準額の改正に伴い、放課後児童クラブの運営に係る補助額を増額し、また障害児受入費等の補助申請額が当初予算額を下回るため不用額相当を減額するための放課後児童健全育成費が計上されております。  委員会におきましては、障害児を受け入れたものの支援員を加配することが困難なクラブへの対応の考え方について質すなど、内容を検討した次第であります。  次に、教育費において、校舎が老朽化している西町小学校について改築に向けた調査等を実施するための小学校整備事業費が計上されております。  委員会におきましては、校舎の建て替えをPFI手法で行う考えの有無について質すなど、内容を検討した次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、教育厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 24 ◯議長(佐藤正洋君) 次に、環境経済委員長審査報告を求めます。29番中村俊介議員。     〔中村環境経済委員長登壇〕 25 ◯29番(環境経済委員長 中村俊介君) ただいま議題となっております第104号議案外1件につきまして、環境経済委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第104号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第3号)」について、以下、特に質疑・意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、商工費において、官民が連携して夜間の経済活動を推進する組織を設立し、夜間の長崎の魅力創出や消費活動に向けた取り組みを支援するためのナイトタイムエコノミー推進費が計上されております。  委員会におきましては、ナイトタイムエコノミー推進組織の設立に当たり、同組織の活動を一過性のものとせず長期的に取り組んでいく考えの有無や設立後の市のかかわり方、先進都市の事例を参考にしながら長崎市独自の夜間の魅力を創出していく手法について質すなど、内容を検討した次第であります。  次に、同じく商工費において、JR長崎駅の改札口の移転に伴い、JR在来線の高架下に仮設の総合観光案内所を設置するための仮設総合観光案内所設置費が計上されております。  委員会におきましては、総合観光案内所の人員体制、長崎駅かもめ広場に設置されている長崎市世界遺産案内所の機能を仮設総合観光案内所に集約する考えについて質すなど、内容を検討した次第であります。  次に、教育費において、国庫補助の追加内示に伴い、旧オルト住宅の耐震診断を実施するための文化財保存整備事業費が計上されております。  委員会におきましては、東日本大震災発生から一定期間が経過したにもかかわらず、国指定重要文化財の耐震診断事業の着手が今年度となった理由、今後の保存修理に係る工事費総額の見込み、一者からの見積書徴取により算定した耐震診断費用の妥当性について質すなど内容を検討した次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第127号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第4号)」についてご報告申し上げます。  商工費において、赤字経営のため民間移譲を予定している野母崎炭酸温泉Alega軍艦島について、既に宿泊等の予約が入っている令和元年12月末まで運営することにより、宿泊客等へ誠実に対応するとともに、令和2年1月の民間移譲までの間、切れ目なく営業を続けるため、当該事業の運営費等を補助するための観光施設管理運営費などが計上されております。  委員会における主な質疑の内容は、先ほど報告いたしました第129号議案「野母崎炭酸温泉 Alega軍艦島条例を廃止する条例」のとおりであり、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、環境経済委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 26 ◯議長(佐藤正洋君) 次に、建設水道委員長の審査報告を求めます。6番中里泰則議員。     〔中里建設水道委員長登壇〕 27 ◯6番(建設水道委員長 中里泰則君) ただいま議題となっております第104号議案「令和元年度長崎一般会計補正予算(第3号)」のうち、建設水道委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に、質疑・意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、土木費において、地方創生道整備推進交付金の内示配分額の見直しに伴い、虹が丘町西町1号線の道路新設改良事業の進捗を図るための事業費が計上されております。  委員会におきましては、用地取得等の進捗状況と完成見込み時期、毎年入札により施工業者がかわることによる工事への影響の有無について質すなど、内容を検討した次第であります。  次に、同じく土木費において、JR長崎本線との立体交差化により近接する中園踏切の交通量の軽減を図る大橋町赤迫1号線の道路新設改良事業に係る繰越明許費が計上されております。  委員会におきましては、擁壁の施工方法の変更による事業費の増減、九州旅客鉄道株式会社への委託工事に係る基本協定の変更時期について質すなど内容を検討した次第であります。  次に、同じく土木費において、JR九州が計画する新駅ビルとのデザイン調整のため、東口駅前広場の実施設計が年度内に完了しない見込みとなったことによる長崎駅周辺地区の土地区画整理事業に係る繰越明許費が計上されております。  委員会におきましては、予算計上前における関係事業者との事前協議の有無、今回の繰り越しが全体スケジュールに与える影響、今後さらに予算の繰り越しが生じる可能性の有無、当初予算計上時に繰越明許費をあわせて設定する考えについて質すなど内容を検討した次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 28 ◯議長(佐藤正洋君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております、第104号議案及び第127号議案、以上2件について、一括して採決いたします。  各案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 29 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、第104号議案及び第127号議案は原案のとおり可決されました。  この際、お諮りいたします。  日程28第101号議案から日程38第32号報告までの11件につきましては、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 30 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、以上11件につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。 日程28  第101号議案 教育委員会の委員の任命につい  て を議題といたします。  市長の説明を求めます。市長。
          〔田上富久君登壇〕 31 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第101号議案「教育委員会の委員の任命について」提案理由をご説明いたします。  教育委員会の委員、吉松眞理子氏の任期が本年9月30日、野本美和子氏の任期が本年10月10日をもって満了するため、その後任の委員を任命する必要がございますが、桑原亜矢子氏及び松本朋子氏を適任者と認め、任命いたしたいと存じますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の皆様のご同意をお願いしようとするものでございます。  なお、お二人の略歴につきましては、お手元の議案に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。=(降壇)= 32 ◯議長(佐藤正洋君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております第101号議案について、まず、桑原亜矢子氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 33 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、桑原亜矢子氏を任命することについては、同意することに決定いたしました。  次に、松本朋子氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 34 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、松本朋子氏を任命することについては、同意することに決定いたしました。  次に 日程29  第102号議案 固定資産評価審査委員会の委員  の選任について を議題といたします。  市長の説明を求めます。市長。       〔田上富久君登壇〕 35 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第102号議案「固定資産評価審査委員会の委員の選任について」提案理由をご説明いたします。  固定資産評価審査委員会の委員、山内邦彦氏の任期が本年10月8日をもって満了するため、その後任の委員を選任する必要がございますが、同氏を適任者と認め、再び選任いたしたいと存じますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の皆様のご同意をお願いしようとするものでございます。  なお、同氏の略歴につきましては、お手元の議案に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。=(降壇)= 36 ◯議長(佐藤正洋君) お諮りいたします。  本件は、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 37 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、第102号議案はこれに同意することに決定いたしました。  次に 日程30  第103号議案 人権擁護委員の候補者の推薦に  ついて を議題といたします。  市長の説明を求めます。市長。       〔田上富久君登壇〕 38 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第103号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」提案理由をご説明いたします。  人権擁護委員の候補者として片山シノブ氏、栗山洋子氏、田中久美子氏、永田康文氏を適任者と認め、推薦いたしたいと存じますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の皆様のご意見をお聞きしようとするものでございます。  なお、4人の略歴につきましては、お手元の議案に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。=(降壇)= 39 ◯議長(佐藤正洋君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております第103号議案について、まず、片山シノブ氏を推薦することについて、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 40 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、片山シノブ氏を推薦することについては、同意することに決定いたしました。  次に、栗山洋子氏を推薦することについて、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 41 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、栗山洋子氏を推薦することについては、同意することに決定いたしました。  次に、田中久美子氏を推薦することについて、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 42 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、田中久美子氏を推薦することについては、同意することに決定いたしました。  次に、永田康文氏を推薦することについて、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 43 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、永田康文氏を推薦することについては、同意することに決定いたしました。  次に 日程31  第27号報告 専決処分について から 日程33  第29号報告 専決処分について まで、以上3件を一括議題といたします。  理事者の説明を求めます。中央総合事務所長。 44 ◯中央総合事務所長(大串昌之君) 第27号報告「専決処分について」ご説明いたします。  これは、住民基本台帳法の一部が改正され、本年6月20日に施行されたことに伴い、長崎市手数料条例の一部を改正する必要が生じましたが、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、住民票等の除票の写しの交付に係る規定が住民基本台帳法に定められたことに伴いまして、関係条文を整理したものでございます。  以上でございます。 45 ◯市民生活部長(日向淳一郎君) 第28号報告「専決処分について」ご説明いたします。  これは、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部が改正され、本年8月1日に施行されたことに伴いまして、長崎市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する必要が生じましたが、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、災害援護資金の償還金の支払猶予に係る規定が法律に定められたこと等に伴いまして、関係条文を整理したものでございます。  以上でございます。 46 ◯商工部長(田中洋一君) 第29号報告「専決処分について」ご説明いたします。  これは、中小企業等経営強化法の一部が改正され、本年7月16日に施行されたことに伴いまして、長崎市企業立地奨励条例の一部を改正する必要が生じましたが、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、長崎市企業立地奨励条例で引用している同法の条文が変更されたことに伴いまして、関係条文を整理したものでございます。  以上でございます。 47 ◯議長(佐藤正洋君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第27号報告から第29号報告まで、以上3件について、一括して採決いたします。  以上3件を承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 48 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、第27号報告ないし第29号報告は、承認することに決定いたしました。  次に 日程34  第30号報告 専決処分の報告について 及び 日程35  第31号報告 専決処分の報告について 以上2件を一括議題といたします。  理事者の報告を求めます。環境部長。 49 ◯環境部長(宮崎忠彦君) 第30号報告「専決処分の報告について」ご説明いたします。  これは、法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。  その内容は、公用車の運転に伴う交通事故に係るもの1件、市道の管理瑕疵に係るもの1件について、別紙記載のとおり賠償し和解したものでございます。  以上でございます。 50 ◯理財部長(小田 徹君) 第31号報告「専決処分の報告について」ご説明いたします。  これは、工事の請負契約の契約金額の変更につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。  その内容は、まず、(仮称)稲佐山公園斜面輸送施設稲佐岳駅舎新築主体工事の請負契約につきまして、クレーンによる資材の吊りかえ作業において、当初想定していなかった人員の常時配置を行う必要が生じたことなどにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。  次に、重要文化財旧グラバー住宅保存修理工事の請負契約につきまして、当初の想定以上に屋根瓦等が劣化していることが判明したため、屋根瓦等の数量増加の設計変更を行ったことなどに伴い、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。
     以上でございます。 51 ◯議長(佐藤正洋君) ただいまの報告について、質疑はありませんか。22番深堀義昭議員。 52 ◯22番(深堀義昭君) 第30号報告の交通事故の件ですが、和解金額1,274万763円、非常に金額が高額並びに時間が2年以上経過している。これをこれだけの文書だけで、和解成立だから報告にかえるということについては理解をしがたいので、説明ができる範囲内で結構でございますので、内容の説明をお願いいたしたい。 53 ◯環境部長(宮崎忠彦君) 深堀議員のご質問にお答えいたします。  今回の事案でございますが、まず、被害者の方の治療期間、これが事故の発生から骨折等に伴います入院、それからその後のリハビリ等によりまして、症状固定まで1年以上の期間がかかっております。その後、賠償額に係ります認定基準等に基づきまして、相手の方と協議を行ってきたところでございますけれども、相手方の内諾を得るまでにさらに1年弱の期間を要したところでございます。  そういったことから、先ほど賠償額のお話もございましたが、その賠償額もそのほとんどが治療費ですとか、休業補償、慰謝料などの人身に係るものになっておりまして、過失割合でございます長崎市の9割、相手方1割に基づきまして算定した額が別紙記載のとおり約1,200万円の額となったものでございます。  以上でございます。 54 ◯22番(深堀義昭君) それ以上は交渉の過程であり、また個人情報等が入るんで質問はいたしませんが、これに伴い、加害者である市の職員については、やはり加害者意識をもった形で処理をして、なおかつ市の指導監督義務がある上司については、そのケア等を含めてどのような配慮をし、現在も含めて、通常勤務を強いられているのか。  また、こういう事件について今後どのような指導体制をとるのか。長い時間をかけて私も専決処分の報告のときに質問し、交通安全期間中を含めた市の対応、また教育環境に対するところの毎朝の庁内放送等の環境整備は、非常に手際よく尽くされているという認識は持った上に立って、今後の職員の指導をどのようにされるのか、ご質問をいたします。 55 ◯総務部長(柴原慎一君) 深堀議員のご質問にお答えいたします。  まず、事故を起こした職員の対応についてでございますけれども、警察署からの講師を招いての交通事故防止に対する研修の実施、あるいは自動車学校に職員を派遣しまして、適性検査、それから運転の実技研修などを行っているというところでございます。この研修におきましては、運転特性の分析がなされますので、その結果判定を事故を起こした職員、それから所属長に配付しておりますので、その結果をもちまして、職員と所属長の間で十分に事故の再発防止に向けた意識の啓発、それから運転のあり方というものを十分に研修を重ねて行っているという状況にございます。そういった中で、日常の職員とのコミュニケーションをとることにあわせまして、その協議の中におきまして、職員のストレス状況についても把握しておりますので、仮に職員がストレスを感じているような状況であれば、産業保健スタッフを配置しております、職員健康相談室に行くような指導を行っているという状況でございます。  そういった対応を図っている中で、今回のこの職員につきましては、事故後におきましては通常の勤務を行ってきているという状況でございます。  以上でございます。 56 ◯議長(佐藤正洋君) 質疑を終結いたします。  以上2件は、地方自治法の規定により報告されたものでありますので、ただいまの報告によって、ご了承をお願いいたします。  次に 日程36  第25号報告 平成30年度長崎市水道事業会計継  続費精算報告書 から 日程38  第32号報告 平成30年度長崎市一般会計継続費  精算報告書 まで、以上3件を一括議題といたします。  理事者の報告を求めます。上下水道局長。 57 ◯上下水道局長(野瀬弘志君) ただいま上程されました第25号報告及び第26号報告についてご説明いたします。  これらは、継続費に係る継続年度の終了に伴い、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により報告するものでございます。  まず、第25号報告「平成30年度長崎市水道事業会計継続費精算報告書」ですが、配水施設整備事業につきましては、老朽管の更新及び新規布設などのため、5カ年継続事業として、総事業費80億円をもって実施したもので、財源内訳につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  次に、新市庁舎建設設計等事業につきましては、3カ年継続事業として総事業費1,049万7,686円をもって実施したもので、財源内訳につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  次に、第26号報告「平成30年度長崎市下水道事業会計継続費精算報告書」ですが、新市庁舎建設設計等事業につきましては、3カ年継続事業として総事業費699万8,458円をもって実施したもので、財源内訳につきましては報告書に記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 58 ◯企画財政部長(片岡研之君) ただいま上程されました第32号報告「平成30年度長崎市一般会計継続費精算報告書」についてご説明いたします。  この報告は、新市庁舎建設設計等事業及び外海地区中学校校舎等建設事業に係る継続年度の終了に伴い、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものでございます。  まず、新市庁舎建設設計等事業につきましては、新市庁舎建設に係る基本設計及び埋蔵文化財の調査などのため、平成28年度から平成30年度までの3カ年継続事業として総事業費3億1,073万9,229円をもって実施したもので、財源内訳につきましては報告書に記載のとおりでございます。  次に、外海地区中学校校舎等建設事業につきましては、外海地区中学校の校舎等建設のため、平成29年度から平成30年度までの2カ年継続事業として総事業費12億4,315万7,868円をもって実施したもので、財源内訳につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 59 ◯議長(佐藤正洋君) ただいまの報告について質疑はありませんか。  質疑を終結いたします。  以上3件は、地方公営企業法、同法施行令及び地方自治法施行令の規定により報告されたものでありますので、ただいまの報告によってご了承をお願いいたします。  次に 日程39  教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行  の状況に係る点検及び評価に関する報告につい  て は、お手元に配付されております報告書のとおりであります。  本件は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。  次に 日程40  平成30年度地方独立行政法人長崎市立病院機構  経営状況説明書(決算書)について は、既に配付されております説明書のとおりであります。  本件は、地方自治法の規定により提出されたものでありますので、同説明書によってご了承をお願いいたします。  次に 日程41  定期監査及び現金出納検査(6、7月分)結果  報告について は、既に配付されております報告書のとおりであります。  本件は、地方自治法の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。  次に 日程42  第107号議案 平成30年度長崎市水道事業会計  決算 から 日程56  第144号議案 平成30年度長崎市立病院機構病  院事業債管理特別会計歳入歳出決算 まで、以上15件を一括議題といたします。  市長の説明を求めます。市長。       〔田上富久君登壇〕 60 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第107号議案「平成30年度長崎市水道事業会計決算」及び第108号議案「平成30年度長崎市下水道事業会計決算」の企業会計の決算に係る議案2件と第132号議案「平成30年度長崎市一般会計歳入歳出決算」から第144号議案「平成30年度長崎市立病院機構病院事業債管理特別会計歳入歳出決算」までの一般会計及び特別会計の決算に係る議案13件につきまして、提案理由をご説明いたします。  本議案は、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、それぞれ議会の認定に付するため提出するものでございます。  決算額といたしましては、一般会計が歳入総額2,102億2,910万2,061円、歳出総額2,070億8,509万7,307円、特別会計12会計の合計が歳入総額1,213億4,455万2,357円、歳出総額1,188億2,243万5,977円、企業会計2会計の合計が収入総額324億1,348万4,326円、支出総額377億5,836万2,335円となっております。  以上で提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。=(降壇)= 61 ◯議長(佐藤正洋君) これより、質疑を行います。  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております15件につきましては、お手元に配付いたしております議案審査付託表に記載のとおり、日程44第132号議案「平成30年度長崎市一般会計歳入歳出決算」は、それぞれ閉会中の所管の各常任委員会に分割付託し、残る14件は、それぞれ閉会中の所管の各常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 62 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、議案審査付託表に記載のとおり、第132号議案は、それぞれ閉会中の所管の各常任委員会に分割付託し、残る14件は、それぞれ閉会中の所管の各常任委員会に付託することに決定いたしました。  この際、お諮りいたします。  今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、会議規則第41条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 63 ◯議長(佐藤正洋君) ご異議ないと認めます。  よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。  これをもって会議に付された事件は、全て議了いたしましたので、令和元年第4回長崎市議会定例会を閉会いたします。           =閉会 午前11時21分= ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                                 議  長 佐藤 正洋                                 署名議員 山谷 好弘                                 署名議員 山崎  猛 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...