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  1. 長崎市議会 2019-07-08
    2019-07-08 長崎市:令和元年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時22分= ◯中里泰則委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  それでは、中断しておりました第88号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」の質疑を再開いたします。  まず、環境経済委員会での審査におきまして、建設水道委員会にも関連する内容についての資料要求があり、皆様のお手元に配付しております資料の内容について説明がなされております。  委員長といたしましては、本委員会においても、その内容について説明を受けたいと考えておりますが、理事者説明を求めることとしてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 2 ◯中里泰則委員長 それでは、説明を求めることといたします。  また、先日永尾委員から資料要求がありました資料についても配付させていただいております。  理事者説明を求めます。 3 ◯吉田土木部長 第88号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」につきまして、ご審議いただいているところでございますが、関連議案でございます第86号議案「長崎市索道施設条例の一部を改正する条例」の環境経済委員会における審議におきまして、令和2年4月以降、スロープカーを含む稲佐山公園長崎ロープウェイ管理を一体的に1つの指定管理者に行わせることに関し、運営に係る長崎市責任体制につきまして、追加して資料を提出し説明をさせていただいております。本委員会におきましても、追加で資料を提出させていただき、ご説明させていただきたいと考えております。  また、稲佐山公園指定管理に関するモニタリング状況次期指定管理者更新の方法について、あわせまして追加資料を提出させていただいておりますので、一括してご説明をさせていただきます。  詳細につきましては、追加で提出させていただきました委員会資料に基づき、土木総務課長及び地域整備課長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯竹内土木総務課長 それでは、委員会資料に基づき説明いたします。  資料はA4、1枚ものの下のほうに図が入っているものでございます。一体管理に係る長崎市責任体制についてでございます。  スロープカーを含みます稲佐山公園長崎ロープウェイの一体的な管理を行うことにより、民間の能力やノウハウを活用し、また、多様化するニーズに効果的・効率的に対応していくことで、市民や観光客へのサービス向上につなげ、稲佐山活性化を図りたいと考えているところでございますが、そのため、稲佐山公園維持管理を行います中央総合事務所が一元的な窓口を担い、稲佐山公園に係る設置管理の許可を所管する土木部ロープウェイ事業に関する事項や観光客の集客及び市域への経済波及の促進に関する事項を所管する文化観光部が、それぞれ役割分担をしながらも、相互に連携しあうことで、稲佐山全体の活性化を図っていくように、一体管理に係る長崎市責任体制を構築いたします。  私からの説明は以上でございますが、引き続き、地域整備課長から説明させていただきます。 5 ◯田畑地域整備課長 資料は、2部ご用意をさせていただいておりますが、まず、指定管理者更新の方針について、公園施設と書いたものがございます。そちらのほうからご説明させていただきます。  本資料は、総務委員会所管事項調査資料ということで、稲佐山公園のほかに、3公園資料が添付されておりますことをご了承いただきたいと思っております。
     資料の1ページをお開きいただきたいと思います。1.指定管理者更新施設一覧でございます。(1)全体位置図、(2)各施設状況記載いたしております。  2ページをごらんいただきたいと思います。2.公募予定施設でございますが、(1)指定までのスケジュールといたしまして、8月から公募を実施し、10月に審査会による審査を経て候補者を決定し、11月議会指定管理者指定に関する議案を提案することといたしております。次に、(2)施設の概要についてご説明いたします。ア.稲佐山公園でございますが、このうち(エ)主な施設内容としましては、有料施設として、現在、展望台多目的ホール野外ステージ展望台駐車場があり、無料施設としましては猿舎、鹿放牧場ドッグラン等があり、許可施設として、稲佐山公園売店展望台レストランがございます。  3ページをごらんいただきたいと思います。(オ)開館時間、(カ)休館日につきましては、記載のとおりでございます。(キ)平面図を添付いたしておりますのでご参照いただきたいと思います。  恐れ入ります8ページをお開きいただきたいと思います。中段以降でございます。(3)指定管理者制度による効果の検証についてご説明いたします。ア.稲佐山公園でございますが、(ア)利用者の推移、(イ)指定管理委託料、(ウ)利用料金収入記載のとおりでございます。  9ページをごらんいただきたいと思います。(エ)主なサービス向上策といたしましては、車椅子、ベビーカー等の貸し出し、ツツジや桜の開花状況をインターネットによりリアルタイムでお知らせをしました。(オ)評価といたしましては、アンケートの結果、施設清潔感やスタッフの対応への満足度が高いとの回答を得ております。  恐れ入ります12ページをお開きいただきたいと思います。下段のほうに記載しております(4)次期指定管理者選定方針についてご説明いたします。ア.稲佐山公園につきまして、公募により選定し、令和2年4月1日から5年間が新たな指定期間であり、引き続き、利用料金制を導入することを考えております。(エ)選定方法記載いたしておりますが、現在、整備を行っておりますスロープカーと、更新時期を同じく迎える長崎ロープウェイと一体的に公募することといたしております。  続きまして、もう1冊の資料をごらんいただきたいと思います。平成30年度指定管理者制度状況についてご説明いたします。1.指定管理者状況について、2.モニタリング状況についての資料でございます。稲佐山公園指定管理者状況につきましては、ちょっと資料、数多くの施設が添付しておりますので、稲佐山公園についての記載の部分をご紹介いたします。  3ページをごらんいただきたいと思います。3ページの中段、ナンバー121が指定管理状況でございます。次に、指定管理の職員の状況につきましては、6ページ、中段の82に記載のとおりでございます。  次に、平成30年度の市外業者への再委託状況でございますが、委託につきましては11ページをごらんいただきたいと思います。11ページ中段の14から19に記載のとおりでございます。それから、修繕につきましては、13ページの上段のほうになりますが、9番に記載のとおりでございます。最後のページには、稲佐山公園のモニタリングチェックリストを添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 6 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明について、何か質疑はございませんか。 7 ◯五輪清隆委員 今現在、稲佐山の関係は、大和総業指定管理ということになっとって、来年4月以降については、5年間の中で公募を行いながら、全体的な指定管理ということになるわけですけど、グループ化して公募を行うということですけど、そこのあたりもう少し詳しく教えてください。どういう形のグループ化を狙っているのか。 8 ◯竹内土木総務課長 ここの指定管理者更新の方針についての資料の12ページの(4)次期指定管理者選定方法について記載している部分でございますけれども、一体化してと申しますのは、スロープカーを含む稲佐山公園と、長崎ロープウェイを一体化するものでございますが、ただいま、ご意見がございましたように、今回、活性化に当たりまして、通常の維持管理を行う部分でありますとか、それと別に、便益施設といいますか、レストランであったり、何かのカフェであったり、お土産屋であったり、そういった設置管理事業ということで、ご提案をいただくように考えております。そういった中で、1つの単体の企業では、応募することができないというような場合には、グループを組んでいただいて、応募していただくようなことも可能とは考えております。  説明は以上でございます。 9 ◯五輪清隆委員 実際的に、ロープウェイの関係からいくと、索道という名称なんでしょうけど、今、ここは非公募という形で一般財団法人長崎ロープウェイ・水族館が管理されていますよね。そうなったときに、あそこ私が知っている範囲からいけば、索道というのは、毎日の日々点検とか、そこら辺やっていますよね。当然、始業前点検とか、そこらあたり含めて、それは、そういう免許というのが必要なんですか。索道の関係含めて。 10 ◯中島観光政策課長 ロープウェイの運行に当たりましては、安全管理統括者です。そういった資格を持っている職員が必ず1名必要になってまいります。そういった職員がいるということが前提になってまいります。  以上でございます。 11 ◯五輪清隆委員 ちなみに、今、現在、ロープウェイを行っているそこについては、そういう免許を持っている人が何人いるんですか。私自身思うのは、例えば、1人おればいいということでしょうけど、ちなみに当然、365日ほとんどしている状況の中で、点検あたりはどのような形の中で、今、現在されていますか。日々点検とか、月例点検とかいろいろあるでしょうけど。そこら辺教えてください。 12 ◯中島観光政策課長 ただいまの質問でございますが、免許を持っている者は1人ということになっております。残り、ロープウェイ索道課といういわゆる技術の部門がございますけれども、その索道課には職員が4名おりまして、いずれも勤務年数は10年を超えるようなベテラン技術職員になりますけれども、彼らが日々点検をしているという状況でございます。なお、安全統括管理者などの資格につきましては、それぞれ資格要件で何年以上その索道の業務に従事しなければならないというのがございますけれども、今現在、管理者になっている1人を除いた残りの3人につきましても、申請をすればその資格を得られるというぐらいのベテラン技術者になっております。  以上でございます。 13 ◯五輪清隆委員 資格者が1人いて、実際的な点検含めては、そういう経験がある人がずっとやっているということで、それで問題なく、例えば、十数年とかそういう経験があれば、申請者資格はとれるという条件なんです。そういう関係からいくと、例えば、長崎市内にそういう資格を持っている人とか、そういう経験がある人というのは、何名ほどいるかというのは把握していますか。 14 ◯中島観光政策課長 申しわけございません。その点については、把握しておりませんが、以前聞いたところによると、その資格を直接今お持ちになっていらっしゃる方は、市内にはほかにはいないということを確認しております。  以上でございます。 15 ◯五輪清隆委員 そうしたら、単純に考えたときに、スロープカーとかそこらあたりというのは、講習あたり含めて、資格が多分要らないと思うんですけれど、私も土曜日に行かせてもらって、海外とか、いろんなよそのスロープカー含めて掲示をしていますよね、そこについては免許要らないんでしょ。そして、そうなったときに、当然、そういう資格が要るということで、グループ化含めて考えているのかなということで、私は感じているんですけれど、そういうことを含めてのグループ化なんですか。というのが通常、今、大和総業公募されてやっていますけど、そこらあたりについては資格は要らないんじゃないのかなと思っているんですけれど、そういう目的を含めてのグループ化という理解していいんですか。 16 ◯田畑地域整備課長 今、委員ご指摘のとおり、まず、スロープカーにつきましては、特に資格は必要ございませんし、同じ公園内の移動手段ということで、ちょっとロープウェイとはまた別の観点になっておりまして、資格は特に必要ございません。  しかし、今回、稲佐山活性化ということを目的に、山頂にお客様を運ぶロープウェイスロープカーを一体化することで、展望所の活用であるとか、中腹駐車場の活用であるとか、さまざまな活性化策が民間のほうから期待できるわけでございます。しかし、今、指定管理公募でしております稲佐山公園だけでは、どちらかというと、植栽であるとか、そういった施設管理、清掃、そういったものがメーンになっておりまして、もともと5年前のご提案の中では、活性化策も出されておったんですが、先ほどご説明をさせていただきましたように、思ったほどの利用者の増につながっていないといったような状況もございます。そういったことから、今回ロープウェイにつきましては、特別にちょっと資格が必要となりますが、そういったことを含めて、稲佐山全体として、指定管理に取り組んでいきたいということでご提案をさせていただいているものでございます。  以上でございます。 17 ◯五輪清隆委員 稲佐山全体の活性化というのは理解するんです。通常、こういう公募の中に、あええてグループ化して公募を行うということで記載をしているものですから、そういう要素があるということで理解していいんですかと言っているんです。例えば今、活性化含めてやっていないから、実績がなかなか上がっていないとか、そういったのも別としながら、今回全体として取り組む中で、通常であれば、一体として公募を行いますということで記載しますよね、それで、あえてグループ化ということで書いているもんですから、ある何社かがくっついた形の中でグループ化した形の中で、公募も可能なんですよということでしょうから、そういう意味で、今回、あえて書いたというのは、ロープウェイ索道の関係で、当然資格が要るとか、そういう関係があるからそういうことで理解していいんでしょうかということ。 18 ◯竹内土木総務課長 すみません。資料説明がちょっと不足しておりまして、申しわけございませんでした。ここの資料で、グループ化と書かせていただいておりますのは、稲佐山公園ロープウェイグループ化という意味で、施設のほうのグループ化を意図して記載をさせていただいておるつもりでした。ですので、今回、指定管理公募に当たりましては、1つの企業が応募をされても構いませんし、1つではできないところは、複数で応募されることも可能ですが、いずれにしましてもここに書いているのは、施設のほうの稲佐山公園と、ロープウェイグループ化という意味でございます。  説明は以上でございます。 19 ◯五輪清隆委員 今わかりました。そうなったときに、現在、公募に当たっては、例えば、今、ロープウェイについては財団がやって、公園については大和総業がやっているけど、それを一体化した形の中で公募を行いますという中で、書いてくれんと、何か見えるのがそういうロープウェイの関係って、私自身もあそこは結構理解しているんですけれど、いろんな資格が要るし、そうなったときに、当然、ある企業が例えばなってでも、そういう人がいない状況、多分、いない状況でしょうから、そうなったときに、財団と何かそういうとこが含めてのグループじゃないのかなということで理解したもんですから、中身わかりました。 20 ◯山崎 猛委員 今の質問の中で、先ほど、索道の免許、市内には、今いる方以外はいらっしゃらないというお話でしたけれども、これグループ化したら、ロープウェイが一緒になっているということは、そこが入っていないととれないですよね。そうしたら、ある程度公募という割には、限定化されてくると思いますし、もしくは、今度県外の索道の免許を持っているところと組んだところがとるようになるんでしょうけれども、そうなると、指定管理の本来の目的である地場の活性じゃなくて、またお金を県外の業者に持っていかれるということになるんじゃないですか。これ何か指定管理にそぐいますかね。ちょっと聞かせてください。 21 ◯中島観光政策課長 先ほど、資格を持っている人が長崎市にはほかにいないという話をしましたけれども、実際、その資格をとれる可能性のある方というのは、相当数いらっしゃるということをうちのロープウェイの技術のほうからは聞いております。ただ、私どもとして、それをどれくらい把握しているかと言われると、正直申しわけないんですけれども、そこまで数的に把握しておりませんで、先ほどのような答弁になってしまいました。  あと、委員おっしゃるように、県外の会社と組むという話も、そこも否定はできないかなとは思うんですけれども、一定、ほかの市外、九州内のそういった索道の運行ができるようなところに、サウンディング調査したところ、今のところ、長崎をやろう、長崎もやってみようかというところはいなかったということがございますので、あとは、技術者をどう配置していただくかという問題になろうかと思います。  以上でございます。 22 ◯山崎 猛委員 そうしたら、それはちょっと納得できませんけれども、ある程度状況は把握した上で、今、試験を受ければ通る人がいるとおっしゃいましたけれども、その試験というのは、大体いつごろ行われる予定ですか。 23 ◯中島観光政策課長 申しわけございません。いつごろというのは、ちょっと私ども把握しておりませんが、試験といいますか、実は経験年数何年というのが要件ということで、その要件さえ満たしておれば、免許がとれるということになっております。試験というよりも、どちらかというと、審査とか、そういった形になろうかと思います。  以上でございます。 24 ◯山崎 猛委員 そうしたら、先ほどの説明であった、10年以上とか、そういうふうなものがあって、申請をすれば、必然的に資格がとれるということですね。それは、随時とれるということでいいんですか。 25 ◯中島観光政策課長 今、委員のおっしゃるとおりでございまして、資格要件としましては、先ほど申しました索道技術管理者、3年以上担当する索道と同じ種類の索道の経験が3年以上あると、そういった方が、国土交通大臣のほうに申請をするという手続になろうかと思いますが、申請をすれば認められるというところになっております。  以上でございます。 26 ◯山崎 猛委員 人数は確認していないですよね、でも複数いるということですよね。わかりました。 27 ◯山谷好弘委員 今ロープウェイスロープカーが一体的にしないとうまくいかないということなんですけど、私もやはり違う乗り物が稲佐山公園の中に2つできるということは、一緒にやっていかんとうまくいかんと思います。その上で質問しますが、一体的にやった場合のメリットとか効果的なものとかいうのをちょっとお聞かせください。 28 ◯竹内土木総務課長 今、お話しいただきましたように、ロープウェイスロープカーの一体化という部分につきましては、今回、公募をかける中で、一体的に応募していただくんですけれども、例えば、野外ステージで何かイベントをやるときのロープウェイとあるいは、スロープカーを一緒に、行きはスロープカー、帰りロープウェイみたいに、いろんなそういう連動した企画もできるんでしょうし、あと、双方利用した場合の割引販売であるとか、一緒にしたほうがより選択肢が広がるというようなメリットがあると考えているところでございます。  以上でございます。 29 ◯永尾春文委員 指定管理者選定方針についてお尋ねします。別冊でいただいた12ページもありますし、最初にいただいた第88号議案にも、逆に第88号議案のほうが条例の概要ということで詳しく載っているんですけれども、このことについて少し議論を深めたいと思います。  幾つかあるんですけれども、まずは、指定期間が5年間、なぜ5年間なのか、今回、条例の概要にもありますように、今回、一体にするということとあわせて、民間事業者が持つ企画運営に係るノウハウ、また柔軟な発想を生かすという、ある意味指定管理のときには必ず書かれているような内容なんですけれども、例えば、実際のところは多目的ホールの直近の3カ年の利用実績は平成28年が2件、平成29年が1件、平成30年が3件と、昔からある考え方なんでしょうけれども、本当に活用がなされていない事実がある中で、同じように今回も方針を出されております。この前もちょっとお話ししました大阪城公園においては、指定期間は20年にしておりまして、そのもとに民間は、さまざまなコンセッション方式のようにして、事業が行えるような仕組みづくりになっておりますが、今回は、長崎市においては、そういう同じような方針だけれども、5年間という大変短い、今までと変わらない期間になっておりまして、その点についてご説明をお願いいたします。 30 ◯竹内土木総務課長 ただいまご指摘ございましたように、私どもも、当初、稲佐山公園ロープウェイ一体管理するに当たって、期間をどうしようかという検討をさせていただく中で、例えば、10年であるとか、15年であるとか、当然検討はさせていただいております。原則的に民間に今回、投資をしていただきたいと考えていることから、一定、長期間でないと、民間のほうもなかなか手を挙げにくいというような状況はあるかと思います。そういった中で、15年というような検討もしておったわけでございますが、今回、ロープウェイのほうなんですけれども、延伸の可能性の調査を出すこととさせていただいております。延伸については、するのかしないのかを可能性調査の中で探っていくわけでございますけれども、仮に延伸をするとなった場合に、その15年の期間中に一定ロープウェイが休止しなければいけないというような期間が出てまいることになります。そういった部分について、指定管理者のほうに負担を負わせるのではなくて、今回、やむを得ずといいますか、5年間であれば、仮に延伸するとした場合にでも、延伸をすることによる休止はないと考えておりますので、今回、やむを得ず5年間ということで、指定管理の期間としては、選択をさせていただいております。  もう1点、都市公園におきましては、指定管理とは別に、前回説明させていただきました設置管理許可というものがございまして、この設置管理許可というのは、民間の投資、公園施設をつくって運営をしていただくというような制度なんですが、この期間が最長10年で更新もできるという制度でございますので、今回、その設置管理許可という中で、民間の投資を積極的にしていただきたいと考えているところでございます。  説明は以上でございます。 31 ◯永尾春文委員 わかりました。指定管理者の負担をやはり避けなければならないのではないかという視点があったということは理解いたしました。あと、設置管理許可、この前もちょっとご説明があって、お互いに不思議なやりとりをしたなと私は思っておる次第なんですけれども、ぜひ、今回の選定方針、12ページでいただいたこの資料にもそうなんですけれども、選定方針は皆様においては、管理者をどうするかとか、指定期間をどうするか、選定方法はどうするか、それとあわせて、今回、グループ化にして、新しい試みをしようと、皆さんが検討されているのであれば、それが方針としてまさしく内容の指定管理そのもののあり方を具体的に方針として示していただきたいと思うわけです。今の話もそうです。設置管理許可、まさか新しい施設をつくることを許可することを、今までにもあったんでしょうけれども、これまでになかったことを長崎市において、取り組もうとするのであれば、そういったことはぜひこの委員会資料の中に入れていただくことが、私たちも何がここで起こるのかと、何度も申し上げますが、条例の概要にある民間の企画運営のノウハウ、柔軟な発想、これずっと読んできたわけです。私は、これまでもいろんな指定管理で、それでもなかなか事実としてできていたかと言ったら、難しい、今回のモニタリング調査でもそうですけど、言っていたことすらケータリングサービスもできていないとか、チラシの作成、配付ができていないとか、まず理解が難しいようなことが起こっている。話を戻しますけれども、そういうふうにしてやはり私たちが、この決定を下すにおいて、なるべく皆さんのそういったプロセスといいますか、考えたことがわかるような、資料をいただきたい。今の話で設置許可の話ですけれども、大阪城公園の募集要項といいますか、公募のあり方には、場所の指定、さっき言った新しく施設を建てていいよという場所のエリアを最初から出しております。このうち、今回のことも、今、長崎市は、私にこのように説明がありましたけれども、じゃ、どのような場所をそういう設置許可を与える、すなわち、民間の施設を建ててもいい場所が想定されているのか、想定されていれば教えていただきたいと思います。 32 ◯竹内土木総務課長 今回、募集自体は、今議会のほうで議決をいただきましたら、募集自体は8月以降に行いたいと考えておるところでございますが、一定、ご指摘のとおり、募集要項を定める中では、そういったどこら辺にそういった施設ができるのかということをうたう必要はあると考えております。そういった中で私どもは、まず、一番は、今回、条例の改正をさせていただいております展望台の1階ホール、ここでカフェなのか、土産物屋なのか、何かそういった具体的に私たちのほうからそういう指示をするということではなくて、あくまで、応募者の方に提案をしていただきたいと考えております。  あと、予想されるのは、中腹駐車場付近で、今回、スロープカーの駅まで行きますので、そういった方に対する屋台なのか、お土産屋なのか、そういったような提案があるものと想定しているところでございます。  以上でございます。 33 ◯永尾春文委員 まさしく公募のあり方は、大変重要だと思います。特に、設置許可、皆さんは、許可する立場なので、基本的に言われたら、どうしようかなと検討すると、こちらからこういうふうにしませんかというにはなかなかならないと思うんです。だけど、やはり民間が提案をするときには、常にいろんな制限、言ってみたけれどもそこだめなんですよとか、最初からわかっているのであれば、逆にとして、この場所を提供すると、この場所をもし提供するにおいて、活用が考えられるのであれば、公募の中に折り込んでほしいというふうに、積極的にのほうから場所の指定も含めて、その内容は彼らに問うんですけれども、そういったことはぜひ、今後検討をしていただきたいなと思います。  それと、実は、この稲佐山公園は、訴訟が今あっていると思います。私もちょっと詳しく知らないので、今回、指定管理者からの訴訟ということですから、訴訟の内容と、そして、今後指定管理をまた更新するわけですけれども、その取り決めに対する影響というんでしょうか、そういったのがあるのかないのか、あるなしにそれぞれの理由を教えていただきたいと思います。 34 ◯田畑地域整備課長 現在、稲佐山指定管理をしていただいております会社のほうから、平成29年12月に提訴をされております。その内容といたしましては、損害賠償請求事件ということでございます。実は、今5年目でございますが、平成27年4月1日から今、指定管理者でございます原告になるわけなんですが、その原告が公募をする際、平成26年に公募をする際に、長崎市が高圧電源分の電気料の記載がなかったために、誤った積算を行って被害をこうむったといった形で損害賠償等の支払いを求められているものでございまして、大よそ5年分で2,670万円ほどの請求ということになってございます。これにつきましては、もともと指定管理料の中には、実は私ども計算の中で入れてあったんですが、別の応募をされる会社のほうからご質問があった中で、それに対して、回答する際に、電気代ということで、高圧電源分の電気料金を記載していなかったといったことで、ちょっと、その辺の認識が違うということで、今、係争中ということでございます。先方、原告としては、なかったからその部分が自分たちが被害をこうむった。私どもは、指定管理自体がトータルでのさまざまな業務、そういうのを含めての業務委託のお願いをしておりますので、総合的な委託になりますので、そういった観点で意見の相違といいますか、係争をしているといったことでございます。したがいまして、もちろん公園管理等は今、5年間の実績等も踏まえた中で次期指定管理のほうにはお願いをしようと思っておりますが、そういった意味では、特に次の指定管理者のほうに対しての影響というのは、私どもはないと考えております。  以上でございます。 35 ◯永尾春文委員 わかりました。見解の相違もありまして、訴訟になっていますので、中身についてはあれでしょうけれども、今回の更新については、これまでのように、それも含めた形での指定管理公募がなされるということで、としては、訴訟そのものの影響はないと考えているということでよろしいですか。わかりました。  ちょっと別の角度で、私は3期目ですが、2期8年の間に、野母崎高浜海岸交流施設という指定管理について、かなり議論が交わされることになりまして、結果的には、レストランの売り上げは、全て長崎市に入るということで、売り上げを上げれば上げるほど、材料費がかかりますから、赤字になるというちょっと残酷なというか、私も議員として、本当に何で気づいていなかったのかという自責の念があります。今回、このように新しく長崎市指定管理の方向性をまた一歩前進させて、大きく取り組む中で、やはり、共存共栄といいますか、ウイン・ウインの関係を築き上げることが、持続可能なまさしく私たちが求めている市民に対してとか、観光客に対して、適正なサービスを継続に行える仕組みづくりになると思うんですが、例えば、どうしても、特に観光なんかは、台風とか、何かの災害が起こると、一気に減少する、本当に水もののような性質なところもありまして、ロープウェイにしろ、今度、大変重要な施設スロープカーにしても、皆さんの見込みは見込みとして出されていると思うんですけれども、いろんな想定があり得ると思うんです。指定管理のあり方で、私が今回皆さんと意見を交わしたいのは、そういう想定外のことがあったときに、今までは公募をした時点で決めていたことだから、変えられませんというのが長崎市の方針、考え方だったと思うんですけれども、今回、公募をするに当たっては、そういった想定外のことについては、その変更することもあり得ることを公募に盛り込むことで、2年後、3年後に何か不測の事態が起こったときに、協議をすることで、なるべくお互いに持続可能にできる形のあり方の取り決めがなされるようにするべきではないかと考えておるんですけれども、見解をお聞かせください。 36 ◯田畑地域整備課長 指定管理に当たりましては、契約といいますか、一応受託された業者、企業と協定書を結ぶような形になってございます。その協定書の中というのは、私どもがこういったことをしていただきたいといったような内容等も当然、指定管理料としてありますので、そういった内容であるとか、あるいは、このいわゆる自主事業といいますか、事業者がこういったサービスを提供したいと、指定管理料に入っていないんだけれども、こういうこともできますよと、そういったものを取り決めるものがございます。そういった中で、お互い決めていないことについては、双方が話をしながらやることができるという項目が実はございます。しかしながら、契約は契約ということで、最初に5年間の契約、期間もございます。その中には、例えば、利用者が少ない年もあれば、多い年もあろうかと思います。その5年間の中で、なべて私どももお願いしているところでございますし、その差というのは、5年ごとのスパンであれば、大きな違いというのは、特に想定の範囲内という言い方が正しいかどうかわかりませんが、そういった中でのご提案を受けていると考えるのが基本と思っております。しかしながら、大規模な災害であるとか、天変地異といったらちょっとあれですけれども、そういった壊滅的な災害を受けた中で、それを履行という状況も当然あろうかと思います。そういった場合には、指定管理者と協議の上ということになろうかと思いますので、今のご質問につきましては、ケース・バイ・ケースではあろうかと思いますが、原則は、一応契約どおりという中で、お願いをしたいと我々思っております。  以上でございます。 37 ◯永尾春文委員 わかりました。要するに、決めていることに関しては、その契約に基づいて履行していただくと、すなわち、その決めていることについて、私のこれからの意見ですけれども、決めていることについても、さまざまな大きな不測の事態がある場合は、協議による変更もできると変えることができないのか、もう一度お聞かせください。 38 ◯田畑地域整備課長 委員のご指摘内容含めて、十分にご趣旨は理解できますが、一応、そういった契約という中で、ほかの応募されたところ、最終的には指定管理を受託していただいたところとの関係をおっしゃられていると思うんですけれども、応募をする際に、それが認められるとなると、結局どこまでの範囲かといった、曖昧な部分も残すことになりますので、今の部分については、ちょっと困難とお答えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 39 ◯永尾春文委員 考え方が違うようですので、私は応募する、すなわち公募のときだからこそ、3社なり4社なり、全てにおいて、簡単に言うと、リスクをどう分散するかという意味で、公募をする時点では、皆さんが来ているわけですから、公募のあり方の中に、そういう不測の事態に対する協議のあり方、すなわち契約したことについても、ある一定の考え方を協議できる、変更ができるということが、中に盛り込まれることは、公平性の観点からも、おかしいことではないと思いますが、意見として述べさせていただきます。  今の話で、まさしく今回の料金の話ですけれども、60万人が展望台を利用することから、移行想定人数が出ているわけです。この見込み60万人と想定されているのはマックスの数なんですか。 40 ◯田畑地域整備課長 もちろん、推計として、現在、スロープカーございませんので、山頂に訪れる方というのを実質、昨年度で50万人ちょっとだったと思いますが、そういったことから、推計をいたしておりまして、それからスロープカーのほうには、どの程度移行をするとか、新たな魅力としての事業、そういったものを想定して17万7,000人といったスロープカー利用者を算定しておりまして、それで、料金を算定させていただいております。したがいまして、あくまで過去のデータ等を使いながら推計をしたものでございますが、これより多くなるということは十分に考えられるところでございます。  以上でございます。 41 ◯永尾春文委員 まさしく今回、スロープカーは初めて行われるわけですから、あくまでも予測にしかすぎない、野母崎高浜海岸交流施設のときと全く一緒なんです。野母崎高浜海岸交流施設は、10年間の平均をとって、いろいろ出されていました。60万人と言ったのは、60万人から移行想定人数が導き出されるからです。60万人というのが1つの基準の値になるかと思うんですが、これが80万人になるのか、もしくは40万人になるのか、すなわち、これをマックスとして考えるのであれば、リスクはどこでとられているのかと、これが50万人になるとなれば、利用料金収入は大きく減少するわけです。この60万人、すなわち今回の計算の方法は、維持管理費の内訳見込み、さまざまな積み上げから出しているわけですけれども、これはすなわち、必要なお金ということで計算されているわけで、その必要なお金に対して、60万人という数字からさまざまな計算をして出したのを割った人数で、金額があって今回の料金ですから、この料金というのが果たしてリスクをどこまで見ているのかと、60万人という数字が、要するにどのような数字であって、例えば、最低であると、これだけは絶対来るに違いないという数字なのか、いや、今、大体これぐらい来ているとなれば、大きく変わるわけですよね、これは、この委託を受ける会社が、結果的には利用料金収入ですから、この収入をもとに運営するわけで、まさしくここを丁寧に精査することが私は重要だと考えておりまして、その意味で60万人というのが、果たしてどういう数字なのか、もう一度お聞かせください。 42 ◯田畑地域整備課長 先ほどもご説明をさせていただきましたとおり、あくまで現在、山頂にお見えの方からの推計ということでの60万人を推計していると、実績を参考に算定をしているということでございますが、スロープカーにつきましても、当然そこから17万7,000人という利用者を推計しまして、それを必要経費に関しまして、往復の金額を定めたということでございます。しかしながら、この17万7,000人というのは、私どもは、スカイウェイが平成2年から平成18年まで稼動しておったわけですが、その平均が19万7,000人ほどでございます。当然、上下はあったんですが、スカイウェイが19万7,000人、そして、スロープカー17万7,000人とそういった比較をした中で、決して17万7,000人が達成可能でない数字とは思っておりません。あわせまして、やはり、稲佐山活性化というのは、当然、長崎市としても積極的に取り組んでいくべきものと考えておりまして、公園管理をしております私どもだけでなく、観光サイドであるとか、庁内の関係課とも連携をしながら、活性化に向けて取り組んでいくということでございますので、最終的には、60万人目指して、そして、17万7,000人以上の利用がなされるよう努めていきたいと考えております。  以上でございます。 43 ◯内田隆英委員 お聞きしますけれども、議論を聞いていて、例えば、指定管理の委託料について、普通、大体年度平均した形の委託料なんだけれども、稲佐山公園とか、総合運動公園も、総合運動公園については、指定管理料については、大体平均、7,700万円前後のような感じなんだけれども、稲佐山公園の場合は、平成27年度が6,260万3,000円と、ずっと下がっていっているんだけれども、これは、例えば、先ほど言った高圧電源とか、さまざまな契約の中に、いろいろな料金が入っていて、それを差し引いた感じなのか、そういったもの、契約のときにいろいろなこれが入りますということで年度ずっと下がってきているのか、普通大体平準化して毎年、毎年指定管理委託料というのは払うんだけれども、稲佐山公園の場合、ずっと逓減されとるんですよ、その理由は。 44 ◯田畑地域整備課長 指定管理者更新の方針の8ページに、資料を添付させていただいております。稲佐山公園のイ.指定管理委託料といったことで、今、委員ご指摘のとおり、平成27年が非常に突出して、それぞれ年度ごとに平準化されていないといったようなご指摘でございます。実は、この平成27年度というのは、ロープウェイが一時期運行されていない状況がございまして、その際に、利用者の利便を促進するという意味で、シャトルバス、現在はシャトルバスは無料シャトルバスを中腹から山頂までピストンで運行しておるんですが、それが、この委託の中に指定管理者のほうに運行していただきまして、その委託料としてお支払いをしたといったことで、平成27年はちょっと極端に高くなってございますが、基本としましては、平準化といいますか、やっていただくことは、毎年同じことですので、金額としては、委託料としては、本来であれば、平準化されるものと考えております。  以上でございます。 45 ◯内田隆英委員 わかりました。あと1つ、我々は、指定管理者制度というのは、全てやるというのは否定している立場なんですけれども、この稲佐山公園については、否定はしていないんですけれども、この指定管理者制度は、民間のノウハウを活用して、そして、より一層長崎市の収益を上げるという立場から全てきとったと思うんです。そうすると、例えば、利用者の推移ですけれども、平成30年度見込みで60万6,811人ということなんですけれども、利用料金の収入が、何で本当なら民間のノウハウを活用して、利用者もふやしていく、ずっとふえてはいますけれども、利用料金については、ずっと今回の場合は972万4,000円と、1,300人ほど前年より利用者がふえているのに、利用料金が100万円ほど下がっているという点でのちょっと説明を。 46 ◯田畑地域整備課長 稲佐山公園の利用料金ということで、有料施設でございますが、現在、展望台、それから野外ステージ展望台駐車場といったものが有料の公園施設として条例の中で位置づけをされているところでございます。先ほど土木部のほうからもご説明をさせていただきましたように、展望台の利用者が多目的ホールの利用が少ないといったこともございます。そういった中で、野外ステージであるとか、あと駐車場の利用が少なくなると、全体としての利用者はふえたとしても、利用料金の収入としては減少するといった結果にはなります。  以上でございます。 47 ◯内田隆英委員 稲佐山行ってから展望台利用せんかったから利用料金等が少なくなるのは当然なんですけれども、本来、指定管理者制度という形で指定管理するということについては、皆さんが何でも使う言葉で、民間のノウハウを活用してということで、そうしたらその何で利用してもらえないのか、今度はスロープカーができるから、若干ふえると思うんですけれども、何で今の現状でふえないのか、そこをやはり指定管理者に任せっきりじゃなく、長崎市も収益を上げるという点では、もっとそこらは目を光らせて、言うばっかりでなく、指定管理者指定して、あとはどうぞお好きにやってくださいというだけでなく、いかに、この制度を導入したから、客もふえて、そして、利用料金もこうしてふえているんです。努力がここにあるんですよというふうに制度導入について言えるぐらいにしないと、それは、おかしいんじゃないかなと私はそう思います。  以上です。 48 ◯中里泰則委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。どなたかご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第88号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 49 ◯中里泰則委員長 ご異議ないと認めます。  よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時25分=           =再開 午前11時39分= 50 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  それでは、中断しておりました第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち本委員会に付託された部分の議案審査を再開いたします。  第8款土木費第5項都市計画費のうち、第6目公園費の審査に入ります。理事者説明を求めます。 51 ◯吉田土木部長 それでは、令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)、第8款土木費、第5項都市計画費のうち土木部所管分についてご説明いたします。予算説明書は48ページから49ページでございます。  土木部所管分でございますが、49ページをごらんいただきたいと思います。第6目公園費のうち説明欄の5.【単独】公園施設整備事業費、1.稲佐山公園スロープカー整備)で、これはトイレの設置につきまして、5,200万円の補正をお願いしようとするものでございます。主な事業の内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 52 ◯川原土木建設課長 土木部提出の委員会資料、4ページをお開きください。【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園スロープカー整備)補正額は5,200万円でございます。1.概要のうち、(1)事業目的でございますが、平成24年10月の長崎市の世界新三大夜景都市認定を受け、稲佐山公園の山頂展望台来訪者増加に適切に対応するため、中腹駐車場から山頂までのアクセス向上による利便性と快適性の向上を図るため、スロープカーの整備を行っているものでございます。(2)補正予算理由でございますが、稲佐山中腹駅舎の当初計画におきましては、駅舎周辺にある稲佐山公園内の既設トイレを利用していただくこととしておりましたが、利用者の利便性確保の上では、中腹駅舎近くにバリアフリーに対応したトイレを設置することがより重要であると考え、あわせまして駅舎からトイレまでの動線上に屋根を整備することとしたものでございます。2.事業内訳でございますが、トイレ新築工事といたしまして、建物、設備及び外構の工事を予定しております。3.財源内訳は、表記載のとおりでございます。  5ページをごらんください。平面図でございますけれども、A4横にしてごらんください。図面の左下が稲佐山中腹駐車場、右上が山頂の展望台方面になります。今回新設いたしますトイレは、図に赤色着色で示しておりますけれども、中腹駅舎のところに設置することとしております。また、図面中、赤丸で示しておりますのが、周辺にございます既設トイレの位置でございます。図面中、右下の写真に設置箇所を赤枠で記載しておりますが、現場事務所の奥側にスロープカーの駅舎が少し見えている状況でございます。
     6ページをお開きください。トイレ配置図(案)でございます。赤色で着色している部分が、トイレ設置箇所と通路の屋根でございます。灰色で着色している部分は、中腹駅舎の屋根がかかっている部分になります。右下には、トイレ計画図(案)を掲載しております。男性と女性及び多目的トイレを整備する予定で、女性用大便器3基のうち、1基はトイレ団体からの意見や若年層は洋式の利用を嫌う傾向がございますので、和式を1基予定しております。  私からの説明は、以上でございます。 53 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の48、49ページをお開きください。第6目公園費において、49ページの説明欄に記載の事業のうち、土木部所管の5.【単独】公園施設整備事業費、1.稲佐山公園スロープカー整備)を除く全ておいて、増額補正をお願いしようとするものでございます。なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料及び追加資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 54 ◯田畑地域整備課長 総合事務所提出の委員会資料13ページをお開きいただきたいと思います。指定管理者候補者選定審査会費、稲佐山公園について10万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要でございますが、現在指定管理者制度を導入しております稲佐山公園が令和2年4月に新たな指定管理者を迎えるといった更新時期ということで、稲佐山全体の活性化を図るために、現在整備を行っておりますスロープカー及び、同じく更新時期を迎える長崎ロープウェイグループ化して、公募で選定するため、指定管理者候補者選定審査会を設置するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)審査会の事務といたしまして、指定管理者募集要項における指定管理者を選定するための評価項目の策定、候補者の審査及び決定を行うものでございます。審査会の組織でございますが、外部委員といたしまして、学識経験者、経営または財務に関する専門的知識を有する者など5人以内で構成し、開催数は3回を予定いたしております。続きまして、事業費の内訳でございますが、報酬、旅費、その他としてタクシー借り上げ料などを計上しておりますが、稲佐山公園長崎ロープウェイグループ化した上で審査を行うということでございますので、予算につきましては、長崎ロープウェイの所管であります文化観光部と案分して計上させていただいております。次に、4.スケジュール案でございますが、7月から指定管理者の選定手続をいたしまして、審査会の設置、公募の手続を行った後、審査会候補者を決定し、11月議会指定議案を提案させていただきまして、指定管理者が決定いたしましたら、令和2年4月から新たな指定管理者による施設運営が行われることとなります。  14ページをお開きいただきたいと思います。5.財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  15ページをごらんいただきたいと思います。スロープカー運営費について、2,153万4,000円、【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園(サイン整備)について770万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要でございますが、稲佐山公園中腹駐車場から山頂までのアクセス向上を図るための新たな移動施設でございますスロープカー、現在整備中でございますが、これの供用開始を行う令和2年2月から指定管理者制度を導入する令和2年4月までの2カ月間、直営で管理運営を行うために計上させていただくものでございます。2.事業内容でございますが、(1)スロープカー運営費といたしまして、ア.管理運営に1,139万2,000円と、イ.開業準備に1,014万2,000円の合計2,153万4,000円を予算計上いたしております。内訳につきましては記載のとおりでございます。次に、(2)サイン整備でございますが、開業準備といたしまして、駅舎内のサイン設置に係る委託料を計上させていただいております。  16ページをお開きいただきたいと思います。3.財源内訳でございますが、スロープカー運営費につきましては、その他財源として、スロープカー使用料を充てております。サイン整備につきましては、記載のとおりでございます。  17ページをごらんいただきたいと思います。スロープカーの概要といたしまして、運行内容とスケジュール案を掲載いたしております。  18ページをお開きいただきたいと思います。オープニングイベントの概要でございます。オープニングイベントでは、スロープカーの供用開始を記念し、広くPRするため、これまでスロープカーに携わってこられました、関係者、報道機関を招待して、オープニングセレモニー(開所式)及びスロープカー試乗会を実施いたします。  19ページをごらんいただきたいと思います。サイン整備のイメージ図を掲載しております。  続きまして、20ページをお開きいただきたいと思います。【補助】公園施設整備事業費、大園公園について6,900万円、【単独】公園施設整備事業費、既設公園について500万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、市営大園団地の建て替え事業に伴い、国の社会資本整備総合交付金を活用し、現在の大園公園と近接する広場を統合し、公園利用者の利便性の向上や公園機能の拡充を図るものでございます。(2)の補正予算の理由でございますが、公園整備に支障となる既存便所の解体について、石綿含有仕上塗材、アスベストが含まれた塗材等の飛散防止対策による施工方法が決定したことから予算計上するものでございます。次に、2.事業内容についてご説明いたします。(1)全体事業は、記載のとおりでございます。(2)事業内容でございますが、表の区分の補助の分につきましては、公園整備が1,800平方メートル、敷地造成、園路広場整備、フェンス設置、ベンチ・遊具設置など公園の整備と便所の新築1カ所を予定しております。区分の単独につきましては、補助の対象とならない法面部の造成でございます。  21ページをごらんいただきたいと思います。3.財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  22ページをお開きいただきたいと思います。大園公園位置図でございます。赤色で着色した部分が大園公園でございます。  23ページをごらんいただきたいと思います。整備計画(案)でございます。横向きに見ていただきますと、西側、これ左側になりますが、バス通りの岩屋町滑石線で、公園自体の中央にグラウンドゴルフやバスケットも可能な多目的スペースを配置し、北側に幼児用遊具スペースとトイレ、東側に小学高学年の遊具スペース、東屋を配置するよう予定しております。整備内容につきましては、地元の自治会や小学生の保護者、幼稚園関係者などと意見交換を行いまして、遊具も数種類の写真等も示しながら、最終的には出席者によるアンケートをとり計画したものでございます。  なお、図面下側と右側にダイダイ色で着色しております部分は、新たな公園と既存地盤との高低差を解消するため、法面を造成するものでありまして、これが補助対象外となるため単独予算で実施するものです。  恐れ入ります24ページをお開きいただきたいと思います。【補助】景観まちづくり刷新事業費、平和公園地区について、2,200万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用し、被爆75周年を前に平和公園、天主公園において園路や便所の改修等を行い、公園利用者の利便性向上と観光都市長崎の魅力向上を図る一環として、公園便所の老朽化に伴う改修を行い、公園利用者の安全性の確保と快適性の向上を図るものでございます。(2)補正予算の理由といたしましては、便所改修につきまして、石綿含有仕上塗材の飛散防止対策による施工方法が決定したことから、予算の増額をお願いするものでございます。2.事業内容でございますが、(1)全体計画は記載のとおりでございまして、(3)6月補正(追加)と書いてございます、天主公園は便所改修を予定いたしております。  25ページをごらんいただきたいと思います。財源内訳は、記載のとおりでございます。  26ページには、天主公園位置図を示させていただいております。  27ページをごらんいただきたいと思います。天主公園の整備計画(案)と便所の現況写真でございます。便所改修につきましては、既存の建物を生かしながら、内装の改修や便器等の衛生器具の取りかえを行い、建物内部の施設配置を見直し、より利用しやすい便所になるように計画しております。  恐れ入ります、28ページをお開きください。【単独】公園便所整備事業費、山王公園について、1,100万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、公園便所の老朽化に伴い改修を行い、あわせて男女別化とすることで公園利用者の利便性と快適性の向上を図るものでございます。(2)の補正予算の理由としましては、便所改修について、石綿含有仕上塗材の飛散防止対策による施工方法が決定したことから、予算計上させていただいております。2.事業内容でございますが、山王公園の便所改修を予定しております。  3.財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  29ページをごらんいただきたいと思います。山王公園位置図と便所の現況写真でございます。便所改修につきましては、老朽化した便所の改修にあわせ、男女兼用の解消を図るよう考えております。  続きまして、恐れ入ります、追加資料ということで、お出しさせていただいております園児等移動経路緊急対策のときに、あわせて出させていただいております総合事務所からの追加資料でございます。  申しわけございません、そちらの4ページ、一番後ろのページでございます。こういった山王公園の写真と施設等が載ったものでございます。現在の山王公園の便所は、平成9年1月に建築され、22年が経過いたしております。便所の設備としては多目的便所と男女兼用便所がございますが、便器等の衛生設備が古くなっているということから、便所改修が必要となってございます。便所改修の方針としましては、誰もが快適に利用しやすい便所に改修することを目標としておりまして、1)男性・女性の便所を別々にする。2)古くなった便器等の衛生設備を更新する。3)子ども連れの方が利用しやすいようにベビーシート等を設置する。4)汚垂れ石の設置等を行い、清潔を保ちにおいを抑えるといった点に留意し、便所改修を進めてまいりたいと考えております。具体的な整備内容につきましては、今後、地元自治会等、山王公園を利用される皆様のご意見を聞きながら、策定してまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 55 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時58分=           =再開 正午= 56 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  これより質疑に入ります。  何かございませんか。 57 ◯永尾春文委員 まずは、指定管理者候補者選定のことでお尋ねします。事業内容に評価項目の策定というのがありますけれども、今回、原爆資料館で、コスト削減15%以下は満点ということで、それが本当によかったのかという議論がありました。私も今回、一体として、民間のそういった収益事業等を取り組むことで、より持続可能な指定管理のあり方を問うという観点から、ここに15%以下を満点にすると、コスト削減ばかりに事業者としてはいくことになると私は思います。要するに収益、利益を生み出す仕組みづくり、ここにもっと評価項目、すなわち評価をすべきだと考えますが、見解をお聞かせください。 58 ◯田畑地域整備課長 指定管理者の選定に当たりまして、長崎市の標準となる技術点と価格点というのがございますが、特に、今回の場合は、グループ化をして活性化を図ろうということでございますので、価格点をまず少し抑えて、技術点といいますか、技術面での提案を受けようと、少し重くした形で進められないかといったことで、現在、関係部局とも調整をしているところでございますが、まだ、募集要項等もできている状況ではございませんので、今後、そういったことで検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 59 ◯永尾春文委員 ぜひ、検討していただきたいと思います。ちょっと変わります。稲佐山公園スロープカーのトイレの新設の件で幾つかお尋ねします。  1つは、今回の工事で、県産材を使うということについての考え方、あとは、ちょっとご説明にありましたけれども、視覚障害とか、インバウンド、外国人対応について、考えがあればお聞かせください。 60 ◯川原土木建設課長 通常の工事もそうですけれども、県産材の利用が最優先で我々工事やっておりますので、これに使う材料につきましても、県産材を優先して使いたいと考えております。  それから、インバウンドなんですけれど、日本語だけじゃなくて、ピクトグラムで男性、女性とわかるようにいたしますし、あと、視覚障害者につきましては、今議会でもそういうご指摘がありますので、そういう視覚障害者の方もわかりやすい色使いということで考えていますし、そういうふうにやりたいと考えております。  以上でございます。 61 ◯永尾春文委員 視覚障害の場合は、目の見えない、盲目の方とか、そういった方についての対応もできる限りお願いしたいと思う次第であります。  最後に、トイレについて山王公園とか幾つかございますけれども、ちょっとこれ関連でお尋ねしたいんですけれども、長崎市がトイレを公園に新設する、設置基準があれば教えていただきたいということと、もう1つは、公園が避難場所になっている、長崎市指定がされていると思うんですけれども、それに対するトイレの設置の割合、全てにトイレがあるのか、公園を避難場所に指定しているところに対しての設置の割合がわかれば教えてください。 62 ◯田畑地域整備課長 まず、公園のトイレの設置基準につきましては、公園は、実は総合公園から運動公園、それから近隣公園、地区公園、それから通常ある街区公園と、昔児童公園と言っておりましたけれども、周辺の方が主に使われる公園というふうに、さまざまな用途、目的であるとか、利用される方によって、公園の種類もさまざまでございます。このうち、街区公園につきましては、これまで、面積的にもそこまで大きくないということと、近所の方が利用されるということで、積極的にトイレを設置してきたわけではないんですが、例えば、地域でお祭りがあるとか、あるいは、いろんなイベントをするのに設置してほしいといったような地元のご要望を受けた形でこれまで整備を行ってきた経緯がございます。しかしながら、今後は、維持管理の話もございますし、利用される頻度、そういったものを想定しながら、近所に幾つもあるところにつきましては、トイレについては少し整理をしながら、設置するところにつきましては、皆様が使いやすいような、トイレ、そういった整備をしていこうといったような話がございます。  それから、申しわけございません。避難所との連携でございます。避難場所ということで公園が一時的にそういった施設として位置づけられているところがございます。ただそこにつきましては、それを目的としてトイレを設置しているというわけではございませんので、申しわけございません。そのあたりのリンクがちょっとできておらず、手元に資料がございませんので、申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。 63 ◯五輪清隆委員 今回、トイレ改装といって、3つの公園に改修含めてやるようになっていますけれども、私がよくわからんのが、公園のいろんな修理とか新設含めて、令和元年度は幾らの予算があって、どういう形の中で、今後トイレ改装含めてやっていこうとしているのか、特に本会議でも質問等であっていますけれど、なかなかトイレの改修含めて要望していても、何年も改修されない、地域からも含めて要望しているけど改修されないという関係がありますけれど、多分、それぞれに自治会が管理しているところについて、例えば、今度、山王公園は男女別化というか、そういうことを目的にしていますけれど、そこらあたり、年間あたり、今現在、どれぐらいの要望の数があっているのか、その対策についてどのような考えが検討されているのか、これについてお伺いします。 64 ◯田畑地域整備課長 今、トイレの改修についてのご質問でございますが、現在、老朽化している施設の改修ということを、これまで整備をしてきたわけでございますが、古いもので男女兼用の便所というのが入り口が男性も女性も同じところといったことで、女性が非常に使いにくいといった声が寄せられております。そういった施設がございますので、まずは、そこを別にするということが、例えば利用される方、それからあるいは、犯罪とまではあれでしょうけれども、利用者の利便性と快適性ということで、少し方針を変えまして、整備を行っているということでございます。今年度につきましては、園田町の公園は水洗化されておりませんでしたので、それを計上させていただいております。それから、増設ということで、入り口が男女兼用の関係で、女性用を1つつくると入り口が別になるといったことで、そういったところを3カ所予定しております。それから、その他照明のLED等も含めまして、今年度5,700万円の予算を計上させていただいているところです。  以上でございます。 65 ◯五輪清隆委員 年間の5,700万円は予算の審議じゃありませんから、言うことできませんけれど、よく言うのが、何年も要望出しているけど、何一つ改善されないということになったときに、その要望が、積み重なってしまって、何もできないような状況になるんじゃないのかな、実際的に5,700万円の予算ですけれど、今年度、例えば、どういうところをやるのか、それここの場で質疑すれば時間がかかりますから、そういうやつ含めて出していただきたいということ思っています。ていうのが、多分、各自治会からも、今年度も出ていると思います。そうなったときに、できない理由として、予算がないとか、そういう関係も多分あろうかと思いますけど、ある意味、それが年間ふえることができないようであれば、年度で要望が出ている改善やっていこうとしても、5年も10年も前のやつからしなければいけない状況ですから、そこらあたりの現状、長崎市に対して、これだけのトイレの要望が出て、今後どのような対応していくのか、今年度、どことどこをやろうとしているのか、資料請求して説明をもらいたいと思っていますけれど、今回、あえて言いませんけれど、そういう意味で、もう大分、式見地区とかそういう関係で本会議でも言われたでしょ。異臭がひどいとかです。そこらあたりを1回資料として提出をお願いいたします。委員長よろしくお願いします。 66 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後0時11分=           =再開 午後0時12分= 67 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  五輪委員より今、資料請求がございましたので、委員会後にそれぞれ提出をお願いいたします。  ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時12分=           =再開 午後0時14分= 68 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  これより、第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見ございませんか。 69 ◯内田隆英委員 ただいま議題になっております第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」について、反対の立場から意見を申し上げます。  この補正予算には、先ほど審議しました公園のトイレ改修だとか、バス停の改修など、市民にとってよりよい改修が行われるということについては反対をするものではございません。しかし、この中に、土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区で、繰越明許費が出されておりますが、その中身については、長崎新幹線に関連する予算であり、我が党は、九州新幹線西九州ルートについては反対の立場でございますので、それに関連する予算については、認めることができません。  以上です。 70 ◯五輪清隆委員 第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」の当委員会に付託された部分について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  第8款土木費第2項道路橋りょう費第4目交通安全施設費の中で、交通安全施設整備事業費、園児等移動経路緊急安全対策に6,000万円が補正予算として計上されております。その質疑の中で、こども部より187施設に対して、アンケートをとっているが、6月末時点で回答は148施設で残り39施設からは無回答であるという答弁があっております。この対策というのは、まさに幼稚園、園児の皆さんの例えば散歩道、また通学とか、そこらあたりを考えたときに、早急に取り組まなければいけない項目だということと思っています。このことに対して、行政側として、緊急性を持ってやはり取り組むべきだというそういう意味からも、委員会の翌日には、担当課長から全部回答をいただいたということで報告がありましたけど、やはり行政として、こども部だけじゃなくして、中央総合事務所また土木部の関係も含めて、園児の皆さんが、快適というか、安全に通学できるような体制を含めてよろしくお願いしたいと思っています。なお、国に対しては、9月末ということになっておりますけれど、夏休みも含めて、安全対策をよろしくお願いします。  以上であります。 71 ◯武次良治委員 ただいま議題となっております第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会に付された部分について、明政クラブを代表し、賛成の立場で意見を申し上げます。  まず、第8款土木費第2項道路橋りょう費第2目道路橋りょう維持費のうち、道路照明灯整備事業費、道路照明灯LED化として、総事業費5億9,460万円のうち、本年度の工事費として、1億8,820万円が計上されております。このLED化につきましては、街路灯が完了したということで、引き続いて道路照明灯についても実施をされるということでございました。委員会の中でお尋ねしたところ、経費節減効果も約7,500万円ほどが見込まれるという答弁でございました。まことに時宜を得た事業であると思いますので、速やかな事業着手をお願いいたしたいと思います。  次に、同款同項の第4目交通安全施設費でございますが、先ほど五輪委員のほうからも話ありましたけれども、これらの工事につきましては、的確な現地調査を早急に進めていただきまして、一日も早い工事着手に努めていただきますようよろしくお願い申し上げます。  次に、同款の第4項港湾費第1目港湾管理費の形上海岸海洋スポーツ支援広場の整備についてでございますが、本年度事業としては、用地取得費が計上されております。この事業につきましては、少し遅きに失した感は否めないところでありますけれども、基本的に市町村建設計画に基づく事業ということでありますので、早急な取り組みを求めたいと思います。  最後に、同じく同款の第5項都市計画費第1目都市計画総務費でありますが、ここにバス待合所設置に係る補助金240万円が計上されております。これは、樺島地区のバス停について、新たにでするんでなくて、補助金等出して、バスの運営事業者のほうにしていただくというような説明がございました。委員会の中でお尋ねいたしましたけれども、ほかにも合併地区の中には、既存の市有のバス停がございます。これらについても、その維持管理のあり方ということも含め、今後の考え方、この辺をしっかりと検討していただければというふうに要望いたしたいと思います。その他の事業につきましても、おおむね適切な補正予算になっていると思っております。適切な事業執行に努めていただくようお願いいたしたいと思います。  以上、意見、要望付しまして、賛成の討論といたします。 72 ◯永尾春文委員 公明党代表しまして、第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費、稲佐山公園スロープカー整備におけるトイレの整備についてですけれども、盲目の方々の視覚障害とか、もしくはインバウンド等の対策についても、このトイレの設計にしっかりと盛り込んで、市民の利用だけではなくて、観光地としての利用のあり方もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  同じく第5項都市計画費の第1目都市計画総務費、バス待合所設置事業費補助金、今回は、海風対策としてグレードアップに要する経費を補助するということですけれども、まさしく、バス停、旧合併町においては、海風で大変困っていらっしゃる高齢者の方とかも多くいらっしゃいますので、今後の公共交通の考え方として海風対策としてのバス停のあり方も検討をしていただきたいと要望をしておきます。  最後に、同じく第5項都市計画費の第6目公園費、指定管理者公募者選定審査会費においてですけれども、今回、長崎市が新しくできるスロープカー並びにロープウェイも含め、稲佐山全体の活性化を図るという大きな方針のもとに、市民の皆様だけではなく、観光地としてもより活性化する施策を考えております。その中において、今回、指定管理者公募するわけですけれども、コスト削減というのは大変重要な視点でありますが、利益を生み出す仕組みづくり、そういったことにぜひ重点を置いて、一体何がなされるのかという評価項目に力点を置いてつくっていただきたいとそのように要望をして、賛成の立場から意見を述べさせていただきました。  以上です。 73 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 74 ◯中里泰則委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で本委員会の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして、建設水道委員会を散会いたします。           =散会 午後0時24分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 中里 泰則 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