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  1. 長崎市議会 2019-07-08
    2019-07-08 長崎市:令和元年総務委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午後1時28分= ◯岩永敏博委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから総務委員会を開会いたします。  各総合事務所所管事項調査を行います。  皆様のお手元に、南総合事務所からの追加資料も含め配付していると思います。また、総合事務所の各所管事項調査につきましては、項目が多岐にわたりますので、まず、審査日程の件名のうち、訴訟の現況についてまで行った後、一旦理事者交代を挟みたいと考えておりますがその進め方でよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 2 ◯岩永敏博委員長 ご異議ないようですので、そのように進めます。  ではまず、総合事務所所管事項調査分掌事務及び事務の現況等及び訴訟の現況について、理事者の説明を求めます。 3 ◯大串中央総合事務所長 それでは、説明に入ります前に、既に紹介いたしました職員を除き各総合事務所課長級以上の職員を紹介させていただきます。  まず、中央総合事務所の職員をご紹介いたします。        〔職員紹介〕 4 ◯山口東総合事務所長 私のほうから、東総合事務所課長級以上の職員について紹介させていただきます。        〔職員紹介〕 5 ◯馬見塚南総合事務所長 私のほうから、南総合事務所課長級以上の職員についてご紹介させていただきます。        〔職員紹介〕 6 ◯森北総合事務所長 私のほうから、北総合事務所課長級以上の職員について紹介をさせていただきます。        〔職員紹介〕 7 ◯大串中央総合事務所長 それでは、まず、総合事務所所管事務現況等についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会の1ページをお開きください。1ページには、中央総合事務所の機構図を記載しております。中央総合事務所は、総務課地域福祉課生活福祉1課、生活福祉2課、地域整備1課、地域整備2課の6課及び8つの地域センター地域支援室で構成されております。また、社会福祉法に基づき福祉事務所を設置しておりまして、総務課から生活福祉2課までの4課を設置しております。  次に、2ページ、3ページをお開きください。東、南、北の3総合事務所の機構図でございます。東、南、北の3総合事務所におきましては、地域福祉課地域整備課の2課と、各地域センターで構成され、中央総合事務所と同様に福祉事務所を設置しております。
     次に、4ページから7ページまでには、所属ごとの職名、正規職員数を記載しております。中央総合事務所は368人、東総合事務所は50人、南総合事務所は95人、北総合事務所は67人、合計580人の体制となっております。  8ページから14ページまでには、各所属の分掌事務を記載しておりますのでご参照ください。  引き続き所管事務現況等につきまして、中央総合事務所総務課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 8 ◯久田中央総合事務所総務課長 所管事務現況等について、総合事務所から提出しております資料に基づきご説明いたします。  資料の15ページをお開きください。まず、中央総合事務所総務課地域福祉課生活福祉1課・生活福祉2課及び東、南、北の3総合事務所地域福祉課の業務について説明いたします。(1)総務管理部門の業務については、総合事務所間の連絡調整中央総合事務所総務課が担っているほか、公の施設の維持管理まちづくり活動支援業務所管区域ごと中央総合事務所総務課及び3総合事務所地域福祉課総務係が担っております。維持管理等を行っている主な施設につきましては、15ページ中段から17ページにかけて記載しております。  17ページをお開きください。まちづくり活動の支援につきましては、各地域センターと連携し地域の情報を収集、共有するとともに、地域の特性に合った課題の解決、地域が行うまちづくり活動の支援、地域コミュニティのしくみづくり、支援や地域活性化事業を行っております。  次に、18ページをお開きください。A3の表となっておりまして、平成30年度の地域センター等受け付けた相談の対応状況について、各地域センターごとに、その件数を記載しております。相談内容といたしましては、道路や市営住宅などの相談が多く、所管課に確実に引き継ぎ相談の解決につなげております。  次に、19ページをお開きください。(2)母子、成人、高齢者健康支援部門の業務につきましては、中央総合事務所では地域福祉課に、また、3総合事務所では、地域福祉課健康支援係に保健師や管理栄養士等の専門職を配置し、保健事業を行うとともに、高齢者を支援するための介護予防在宅福祉推進事業等を行っております。専門職の職員が、それぞれの担当地区に出向き子どもから高齢者までの相談や保健指導を行っております。  次に、20ページをお開きください。(3)生活福祉部門におきましては、中央総合事務所生活福祉1課及び2課に、また、3総合事務所地域福祉課生活福祉係にケースワーカーを配置し、より身近なところで生活保護の受給、決定、相談、支援を行っております。ア.生活保護の概要に示しております表には、長崎市における生活保護の推移を記載しております。また、生活福祉2課におきましては、イ.主な事業に記載しておりますように生活困窮者に対する就労や、住まいの確保など生活再建に向けた相談支援生活保護世帯等の中学生を対象とした学習支援事業のほか、生活保護受給者に対して、個々の就労意欲や能力に応じた段階的な就労支援を実施しております。  次に、22ページをお開きください。中央総合事務所地域整備1課、地域整備2課及び東、南、北の3総合事務所地域整備課の業務につきましては、道路、公園、河川及び漁港などの施設をまとめて地域ごとに所管しております。地域整備1課は中央総合事務所所管区域の北西部を、2課は南東部を担当しております。主な業務といたしましては、市道及び農林道といった道路や公園の改良及び維持管理のほか、花壇の整備等の緑化に関する業務や漁港の維持管理、それから施設の災害復旧工事を担っております。  次に、23ページをごらんください。地域センターが所管しております事務について、(1)全体概要につきましては、戸籍、住民異動及び国民健康保険等届け出等受け付け各種証明書交付業務に加え、福祉医療等受け付けや税の収納など窓口業務を拡充したほか、地域に身近な相談窓口として困りごとの相談を受けたり、地域が行うまちづくり活動の支援に取り組んでおります。(2)には、平成31年4月末現在の各地域センター管内の世帯数と人口を記載しております。  次に、24ページをお開きください。(3)マイナンバーカードの交付状況につきましては、平成31年4月末現在で、人口の約13.8%に当たります5万7,987件となっております。(4)コンビニ交付サービスの概要につきましては、住民票の写しなど7種類の証明書のコンビニ交付を実施しております。  次に、25ページをごらんください。(5)には、中央地域センターで集約しております戸籍、住民基本台帳の事務の状況を記載しております。  最後に、26ページをお開きください。A3の表となっておりまして、平成30年度の各地域センターでの届け出や証明書等交付件数を記載しております。  私からの説明は以上でございます。 9 ◯田畑地域整備1課長 5.訴訟の現況についてご説明いたします。訴訟は3件でございます。  資料27ページをお開きいただきたいと思います。1件目の平成28年(ワ)第301号、損害賠償請求事件でございます。まず、事件の概要でございますが、女の都地区において、平成28年3月に所有地の一部が土砂災害特別警戒区域に指定され、区域内における開発行為土地利用、家屋の建て替え等について規制を受けることとなったことで、所有地は、崖崩れ等の危険にさらされることになり、また、不動産価値がなくなったことで、精神的苦痛をこうむったとして、土砂災害特別警戒区域内に土地を所有する12名から慰謝料を請求されたものでございます。請求の趣旨でございますが、各原告に対し110万円及び本訴状の送達の日の翌日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払うこと、訴訟費用は被告の負担とするものでございます。提訴は、平成28年10月14日で、平成28年12月から13回の口頭弁論を経て平成31年4月22日に市の管理する斜面において、急傾斜地崩壊が生じる具体的な危険を示すものがないことや、土砂災害特別警戒区域区域指定に伴い開発行為等の一定の制限を受けるものの、それは法で定められた必要やむを得ない限度の規制であり、市の管理に国家賠償法第2条にいう瑕疵があることによって生じたものとも言えないという理由で、原告の請求が棄却されております。しかしながら、原告は、令和元年5月7日、裁判所へ控訴の申し立てをしており、今後は福岡高等裁判所で審理される予定でございます。  28ページには、女の都地区土砂災害特別警戒区域の位置図を添付しており、図面中央右側、赤丸で着色した2カ所が今回訴訟の対象となった箇所でございます。  次に、29ページをごらんいただきたいと思います。2件目の平成29年(ワ)第520号、損害賠償請求事件でございます。相手方は、稲佐山公園の現在の指定管理者でございます。事件の概要でございますが、平成27年4月1日から稲佐山公園指定管理者に指定されている原告が、平成26年に実施した指定管理者を選定するための公募の際に長崎市が回答した収支決算高圧電源分電気料金を記載していなかったため、委託料を算出するに当たり、誤った積算を行い損害をこうむったとして、損害賠償等の支払いを求め提訴されたものでございます。請求の趣旨でございますが、原告に対し2,673万8,048円及び本訴状の送達の日の翌日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払うこと、訴訟費用は被告の負担とするものでございます。提訴は平成29年12月27日で、平成30年2月21日から令和元年5月30日まで10回の口頭弁論が開かれております。  次に、資料30ページをお開きいただきたいと思います。3件目の平成30年(ワ)第3号損害賠償請求事件でございます。これは、矢の平1丁目におきまして、平成28年6月29日、石や土砂が原告宅になだれ込む事故が発生し、被告宅擁壁に瑕疵があり崩落したことによるものとして、原告が損害賠償の請求を行ったものですが、これに対し被告は、敗訴した場合、本件事故において市道擁壁も崩壊しており、市にも責任の一部があるとして、市に対して求償権を有すると主張し、市に訴訟告知が行われました。長崎市といたしましては、市道に瑕疵はないと考えておりますが、本件訴訟の結果によっては、被告から市に求償請求がなされることが考えられるため、求償債務が存在しないことを確認することを請求の趣旨とし、被告を相手方として本訴訟に参加を申し立てをしたものでございます。提訴は平成31年2月12日で、平成31年2月より3回の弁論準備手続が行われております。7月4日は開催され、次回は9月5日予定をされてございます。  31ページには、位置図と事故イメージ擁壁崩壊状況の写真を添付しております。  説明は以上でございます。 10 ◯岩永敏博委員長 ただいまの説明に対して、質問はありませんか。 11 ◯山本信幸委員 今の訴訟の現況についてですけど。31ページの事故イメージ図ですが、先ほど市道の話がちょっと出ていたんですが、これは市道の擁壁も崩れてしまっているということで、これ見て、ちょっとわからなかったので、確認の上で質問しているんですが、実際、宅地に入ったのは上の住宅の分が下に落ちたもんなのか。その市道の擁壁が落ちたものなのか、ちょっと確認の上で。 12 ◯出口地域整備2課長 31ページの左側にイメージ図がございますけれども、この宅地の、高い宅地のほうの崩壊と書いてありますが、これが崩れまして一緒に市道まで、下の住宅に流れ込んだということでございます。  説明は以上です。 13 ◯山本信幸委員 これ提訴中なので、裁判中なので詳しくはお答えいただかなくて結構なんですが、市道の道路幅とかいうのは、大体どのくらいあって、擁壁自体が古そうなやつなのか、その辺、答えられる程度で結構ですのでお答えいただけますか。 14 ◯出口地域整備2課長 道路幅員は約2メートルということでございまして、左側の擁壁はかなり古い擁壁が積んであったという状況でございます。  説明は以上です。 15 ◯筒井正興委員 18ページの統計なんですけど、一番多い相談件数が2,100件に対して、完結件数が1,900件と、ほぼ90%の完結率ということで、一番多いのが道路の約700件なんですけど、これに関しては、どのくらいの完結率なんでしょうか。 16 ◯久田中央総合事務所総務課長 今、把握しているところでは、およそ8割程度は完結しているということでございます。  以上でございます。 17 ◯筒井正興委員 8割程度ということですから、550件程度になるんでしょうけど、その残った部分に関して、これは全てです。残った部分に関して、例えば地域の人たちがお願いをするときには、一応申請書を出すんでしょうけど、申請書を出してできない部分というのも多分あると思います。  それ相当数の金額が係る部分は別にして、その残った部分に関しては、例えば市役所ができませんよというときには、予算がありませんというのが定番の答えなんですけど、予算がないからできなかった部分に関しては、来年度にするということで理解してよろしいんでしょうか。 18 ◯森尾中央総合事務所理事 市民の方からの要望というのは、いろんな種類がございまして、まず一つ緊急性を要するもの、これはほとんど100%するようにしています。それ以外に、やはりちょっと時間かけながらやらないといけない部分というのもございます。その場合は、自治会要望から出されたものと、やはり比較しながらやっていくというのが大前提でして、必要に応じて、やはり自治会のほうにちゃんと話していただいて、それから対応するということで考えています。ただし、自治会の中でも、どうしても毎年毎年要望書として出していただいているんですが、この要望の優先順位というのは、どうしても変わってきます。  ですから、私たちは前年度に上がってきたから、じゃ1年ちょっと伸ばしたときに、それから順番にやるかというと、次の年にまた出た分が、優先度が高いものというのは、やはり多く出てきますので、1回、年度の初めに全部並べてみて、それから優先順位というのを再度決め直すという作業から、優先度のある分からその年はまた進めていくということで考えています。  以上です。 19 ◯筒井正興委員 今の答弁は、非常に優等生的な答弁で、そういうふうに言われたら、もう地域の人というのは何にも言えないで、ああそうですかと言うしかないんでしょうけど、だけど、私は少なくとも、簡単にできるようなものでもしていないからあえて聞いているんです。  私のところに要するに中央総合事務所は除いて、ほかの総合事務所管内のやつの要望が上がってきているから、あえて聞いているんですよ。それも見た目には簡単にできるんじゃないかなと思うんですけど、やはり予算がない、予算がないということで、ずっと先延ばしになっているからあえて聞いたんですけど、できる限りそういうことがないように、速やかに対応していただくよう、お願いをしておきます。  以上です。 20 ◯岩永敏博委員長 ほかにありませんか。  では、理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時53分=           =再開 午後1時55分= 21 ◯岩永敏博委員長 委員会を再開します。  次に、平成30年度指定管理者制度の状況及び指定管理者の更新の方針について、理事者の説明を求めます。 22 ◯大串中央総合事務所長 説明に入ります前に、紹介しておりません、課長級以上の職員をご紹介させていただきます。        〔職員紹介〕  それでは、引き続き指定管理者制度の状況と指定管理者の更新の方針につきまして、中央総合事務所総務課長から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 23 ◯久田中央総合事務所総務課長 まず、私のほうから平成30年度指定管理者制度の状況について説明させていただきます。  総務部及び各所管部局提出の資料をお開きください。総合事務所所管分につきましては、私から一括して説明をさせていただきます。  2ページをお開きください。総合事務所所管分は、2ページの92番、銭座地区コミュニティセンターから、4ページの143番、外海ふるさと交流センターまでの52施設あり、ふれあいセンターが22施設、市民センターが5施設、老人福祉施設が16施設、公園施設が5施設、その他、銭座地区コミュニティセンター、高島いやしの湯、健康づくりセンター及び外海ふるさと交流センターとなっております。  6ページをお開きください。まず、(2)指定管理者職員状況については、6ページの74番、わかな荘から88番、健康づくりセンターまで、7ページ中段の19番、銭座地区コミュニティセンターから9ページの55番、外海ふるさと交流センターに記載しております。  次に、11ページをお開きください。(4)市外(準市内)業者への再委託状況については、11ページの11番、わかな荘から12ページの41番、開陽山荘までの委託、13ページの5番、緑が丘地区ふれあいセンターから32番、開陽山荘までの修繕が総合事務所所管分になっております。これは、機械設備等の委託や修繕について準市内、市外の業者に発注したものでございます。  モニタリングの状況につきましては、26ページから129ページに記載しております。例として、小島地区ふれあいセンターについてご説明いたします。  26ページをお開きください。まず、モニタリング調査につきましては、各施設に担当職員が直接、出向くなどして実施しております。また、日ごろから毎月の利用状況報告書にて事業の確認を行うとともに、電話聴取現地調査を行っております。記載のモニタリングチェックリストにつきましては、真ん中の評価欄にありますように、施設管理人員配置及び会計の面について評価をしております。総合事務所所管施設につきましては、おおむね優秀から普通と評価しております。  次に、27ページをお開きください。モニタリング状況報告につきましては、1の利用者からの意見に対する主な対応状況について、ハード、ソフトの両面から、それぞれの施設において利用者からいただいた意見要望に対して、改善を図っているところでございます。また、4のサービスの向上や利用者増加への取り組み状況といたしましては、利用者サービス向上につながる取り組み利用者増加のための魅力ある自主事業の開催、また広報活動などを行っております。  27ページ下段に施設利用者の状況を記載しております。最後に、ご説明いたしました評価において、不十分と評価した項目についてご説明をいたします。  82ページをお開きください。1つ目は稲佐山公園につきまして、項目の3つ目、応募時に提案されたサービスの一部が実施されていなかったため不十分と評価しております。  次に94ページをお開きください。2つ目は長崎東公園につきまして、真ん中から少し下の項目で、市外業者などを市内業者と誤認し、必要な書類を提出していなかったため、不十分と評価したものでございます。両施設とも、適切に業務を行うよう指導を行っております。  以上でありますが、ふれあいセンターにおいては、地域の関係団体にご協力をいただき、世代間交流事業や教養講座の創意工夫を図るなど、利用者をふやすための取り組みを行っています。また、公園施設においては、旅行代理店やホテルなどと連携し誘致等を行うなど、利用者増のための取り組みや、利便性向上のための取り組みを積極的に行っております。このように指定管理者と連携、協力しながら施設の活性化を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、指定管理者の更新の方針について、別冊1から4の順に説明をさせていただきます。  まず、別冊1.指定管理者の更新方針について(老人福祉施設)をごらんください。初めに1から4ページに総合事務所で所管しております指定管理者制度導入施設の一覧を記載しております。そのうち次年度に更新する施設に網かけをしておりまして、2ページ下から4行目の三重地区市民センター、その2つ下のあじさい荘から3ページ下から4行目の舞の浜荘までの老人福祉施設、その2つ下の高島いやしの湯及び健康づくりセンター、最後に4ページ上から2行目の稲佐山公園から一番下の野母崎総合運動公園までの公園施設が対象となっております。更新施設が多種ありますので、4つに分けて説明をさせていただきます。まず、老人福祉施設の更新の方針についてご説明をいたします。老人福祉施設は、市内在住の60才以上の方を対象に、健康の増進、教養の向上、レクリエーションのための施設で、集会室や浴室などがあります。条例の所管課を福祉部が、施設の維持管理総合事務所が担っております。  5ページをお開きください。市内の老人福祉施設の全体位置図を掲載しておりまして、今年度末に閉所する開陽山荘を除く、15施設が今回の対象となります。  6ページをお開きください。指定までのスケジュールについて、公募と非公募のスケジュールを合わせて記載しております。今議会で更新の方針を説明させていただいた後、公募などの手続を経まして11月議会において指定管理者の指定議案、それから、債務負担行為の設定にかかる補正予算を提出する予定にしております。次に、2.公募予定施設について説明いたします。公募予定施設は9施設で、(1)施設の概要について6ページから7ページに、指定管理者制度による効果の検証について、8ページから9ページに記載しております。  9ページ上段のエ.評価といたしましては、高齢者の生きがいづくりに寄与した事業が実施されており、適正な運営、管理が実施されているものと評価しております。その下の(3)次期指定管理者の選定方針の一番下の、エ.選定方法にありますように引き続き公募することとしております。  10ページから27ページに各施設の位置図と平面図、写真を掲載しております。  28ページをお開きください。次に、3.非公募予定施設についてご説明いたします。非公募施設は5施設ありまして、施設の概要を28ページに、指定管理者制度による効果の検証を29ページに記載しております。29ページ一番下のエ.評価としましては、公募施設と同様に、高齢者の生きがいづくりに寄与した事業が実施されており、適正な運営管理が実施されているものと評価しております。  30ページをお開きください。(3)次期指定管理者の選定方針についてのうち、オ.非公募の理由に記載しておりますように、地域コミュニティの拠点施設であり、地域住民で構成される団体に管理させる施設や、施設の構造上、分割して管理すると非効率である施設であるため引き続き非公募で行うものでございます。このうち(ウ)池島荘につきましては、現在、社会福祉協議会が運営を行っておりますが、同協議会が外海地区から事業の撤退を行う意向を示しております。その後については、地元の自治会が運営を担う意向を示しておりますので、同自治会を非公募により選定することとしております。  32ページから44ページに各施設の位置図と平面図、写真を掲載しております。  42ページをお開きください。最後に4.あり方を検討している施設についてでありますが、小ヶ倉町2丁目にあります、おみず荘につきましては、(2)現状に記載しておりますように、築40年を経過しておりまして、未耐震化施設であるため、今後のあり方を検討する必要がある施設でございます。  43ページから44ページに位置図、平面図、写真を掲載しております。  私からの説明は、以上でございます。 24 ◯田畑地域整備1課長 それでは、続きまして、指定管理者の更新の方針(公園施設)について、ご説明いたします。右肩に別冊2と書いております資料、提出資料をごらんいただきたいと思います。  1ページをごらんいただきたいと思います。1.指定管理者更新施設一覧でございますが、(1)全体位置図及び(2)各施設の状況を記載いたしております。  2ページをお開きください。2.公募予定施設でございますが、(1)指定までのスケジュールといたしまして、8月から公募を実施し、10月に審査会による審査を経て候補者を決定し、11月議会に指定管理者の指定に関する議案などを提案することといたしております。次に、(2)施設の概要について、ご説明をいたします。まず、ア.稲佐山公園でございますが、このうち、(エ)主な施設内容といたしまして、有料施設として、現在、展望台多目的ホール、野外ステージ、展望台駐車場がございます。無料施設としては猿舎、鹿放牧場、ドッグラン等があり、許可施設として、稲佐山公園売店、展望台レストランがございます。  3ページをごらんください。(オ)開館時間、(カ)休館日につきましては、記載のとおりでございます。(キ)平面図として添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  続きまして、4ページをお開きいただきたいと思います。イの長崎市総合運動公園について、ご説明いたします。このうち、(エ)主な施設内容といたしましては、有料施設として、第2種公認の陸上競技場、補助競技場、投てき練習場、野球場があり、無料施設として運動広場、ちびっこ広場、多目的広場がございます。(オ)開館時間、(カ)休館日につきましては、記載のとおりでございます。  5ページに(キ)平面図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。続きまして、ウの長崎公園について、ご説明いたします。このうち、(エ)主な施設内容といたしましては、動物公園など、記載のとおりで、全て無料施設でございます。(オ)開館時間、(カ)休館日につきましては、記載のとおりでございます。  6ページには、(キ)平面図を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと思います。  続きまして、エ.長崎東公園について、ご説明いたします。このうち、(エ)主な施設内容としまして、有料施設として、コミュニティ体育館、運動場、庭球場、コミュニティプールがございます。無料施設として、多目的広場がございます。また、その他の施設として、駐車場、ちびっこ広場があり、こちらも無料となっております。  7ページをごらんいただきたいと思います。(オ)開館時間、(カ)休館日につきましては、記載のとおりでございます。  8ページをお開きください。(キ)平面図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思っております。  続きまして、(3)指定管理者制度による効果の検証についてご説明をいたします。  まず、ア.稲佐山公園でございますが、(ア)利用者の推移、(イ)指定委託管理料、(ウ)利用料金収入は、記載のとおりでございます。9ページをごらんいただきたいと思います。(エ)主なサービス向上策としては、車椅子、ベビーカー等の貸し出し、つつじや桜の開花状況をインターネットによりリアルタイムでお知らせをしました。(オ)評価としましては、アンケートの結果、施設の清潔感やスタッフの対応への満足度が高いとの回答を得ております。続きまして、イの長崎市総合運動公園でございますが、(ア)利用者の推移、(イ)指定委託管理料、(ウ)利用料金収入は記載のとおりでございます。平成29年度は陸上競技場が改修工事に入ったため、利用者数が減少しており、平成30年度も2種検定前ということで利用制限がかかったことから、利用者数が減少をいたしております。(エ)主なサービス向上策としては、野球教室や陸上競技教室の開催や、市内のホテル等と連携し、ホームページ等を活用した施設の効率的な利用案内を実施いたしております。  10ページをお開きいただきたいと思います。(オ)評価といたしまして、天然芝を良好な状態に維持していることで、スコットランドのラグビーチーム等のプロの利用につながっていること、利用者のアンケートの結果でも好評を得ております。  続きまして、ウ.長崎公園について、ご説明いたします。(ア)利用者の推移、(イ)指定管理委託料は記載のとおりでございます。  11ページをごらんください。(エ)主なサービス向上策としましては、動物広場において動物のえさの販売や、新たな動物の飼育展示などを実施いたしております。(オ)評価といたしまして、動物広場の利用促進につながる自主事業を積極的に行い、公園利用者アンケートにおいて一定の評価を得ていることから、魅力ある公園環境の整備ができているものと考えております。  続きまして、エ.長崎東公園についてご説明いたします。(ア)利用者の推移、(イ)指定委託管理料、(ウ)利用料金収入は記載のとおりでございます。  12ページをお開きください。(エ)主なサービス向上策としましては、高齢者を対象とした介護予防教室や、初級中級者向けの登山教室の開催、空きスペースを活用してボルダリングウォールを設置するなど、幅広い年齢層に対応した取り組みを実施しております。(オ)評価としましては、公園利用者アンケートにおいておおむね良好な評価を得ており、地域に根差した活動に取り組みながら、幅広い年齢層に対応した自主事業を実施して利用者の拡大を図っていることから、円滑な管理運営がなされているものと考えております。  続きまして、(4)次期指定管理者の選定方針について、ご説明いたします。  ア.稲佐山公園、13ページのイ.長崎市総合運動公園、ウ.長崎公園、エ.長崎東公園の全ての公園につきましては公募により選定を行い、令和2年4月1日から5年間が新たな指定期間となります。また、有料施設がない長崎公園を除く3公園では、引き続き利用料金制を導入することを考えております。このうち、12ページのア.稲佐山公園につきましては、(エ)選定方法に記載しておりますように、現在、整備を行っておりますスロープカーと、更新時期を迎える長崎ロープウェイと一体的に公募することといたしております。なお、同じく令和2年3月31日までの指定管理期間であります、野母崎総合運動公園につきましては、令和3年10月開館予定の(仮称)長崎恐竜博物館との一体的な管理など、指定の方針につきまして、現在検討を行っておりますので、方針決定次第ご説明させていただきます。  私からの説明は以上です。 25 ◯大塚南総合事務所地域福祉課長 別冊3の指定管理者の更新の方針についてご説明させていただきます。  別冊3の資料1ページをお開きください。1.指定管理者更新施設でございますが、南総合事務所管内にございます、健康づくりセンター、これは旧三和町にございます。公募により選定する予定でございます。長崎市高島いやしの湯は、非公募で選定する予定としております。2.指定までのスケジュールにつきましては、表の記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。公募予定施設の長崎市健康づくりセンターでございますが、(1)施設の概要としまして、2ページから3ページにかけまして位置図、平面図を掲載しております。  資料3ページの下段のキ.主な施設内容でございますが、有料の施設としましては、2階の健康増進室、浴場、多目的室、3階の調理実習室、研修室となっております。  4ページをお開きください。(2)指定管理者制度導入による効果の検証でございますが、ア.利用者の推移、イ.指定管理委託料、ウ.利用料金収入につきましては、記載のとおりでございます。  エ.主なサービス向上策といたしましては、浴場事業については、効果的なPR活動や季節に応じたイベントの開催を、健康増進室については、インストラクターによる運動教室を定期的に開催するなど、利用者から好評を得ているところでございます。次に、(3)次期指定管理者の選定方針でございますが、次期指定期間の令和2年1月1日から5年間、令和7年3月31日までを引き続き公募による選定とすることでしております。  続きまして、資料の5ページをごらんください。高島いやしの湯でございますが、施設の概要、位置図等につきましては、5ページに記載しております。
     資料の6ページをごらんください。キ.主な施設内容でございますが、有料施設といたしまして、海水温浴施設、一般公衆浴場となっております。(2)指定管理者制度導入による効果の検証でございますが、利用者の推移、指定管理委託、利用料金収入につきましては、記載のとおりでございます。  7ページの主なサービス向上策といたしましては、近隣施設の高島海水浴場、高島ふれあいキャンプ場との連携によるPRの実施や利用者アンケートによるニーズ調査に取り組むなど、適切な管理に努めていると評価しております。(3)次期指定管理者の選定方針でございますが、次期指定期間の令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間、引き続き高島振興協同組合に、非公募とする予定でございます。  説明は以上でございます。 26 ◯村上北総合事務所地域福祉課長 私の方からは、北総合事務所が所管いたします三重地区市民センター指定管理者の更新の方針についてご説明いたします。  資料別冊4の1ページをお開きください。1ページから3ページ中段に、(1)施設の概要を記載しております。次の(2)指定管理者制度による効果の検証につきましては、記載のとおりでございます。次に、(3)次期候補者の選定方針についてご説明いたします。三重地区市民センターにつきましては、現在、三重地区市民センター運営委員会が指定管理を行っておりますが、次期指定期間の令和2年4月1日から令和7年3月31日につきましても、引き続き非公募により同団体を指定したいと考えております。非公募とする理由につきましては、三重地区市民センターは、地元密着型の施設でございますため、地域の住民の代表で構成された運営委員会に委託するものでございます。なお、今回の更新に当たり、運営委員会との協議の結果、利用料金制を導入することとなっております。次の(4)指定までのスケジュールにつきましては記載のとおり、9月議会におきまして利用料金制導入に伴う条例改正議案、11月議会におきまして指定管理者の指定議案及び債務負担行為の設定に係る補正予算案を提案する予定としております。  私からの説明は以上でございます。 27 ◯岩永敏博委員長 ただいまの説明に対して、質問等ありませんか。 28 ◯山本信幸委員 まず、簡単なものなんですけど、総合事務所別冊1の資料の9ページ、ここで老人福祉センター、老人憩の家というのがございますが、これは今後の考え方だけお聞きしたいんですけれども、今後、これをふれあいセンター等と一緒になって少し意味合いを拡大するとか、そういう考え方というのはございますでしょうか。 29 ◯田中高齢者すこやか支援課長 老人憩の家とか老人福祉センターといった老人福祉施設、今、お元気な高齢者の方がご利用していただいている施設ということでございます。  その方針についてなんですけれども、既に公共施設の用途別適正化方針ということで、資産経営室を中心に長崎市の公共施設が築後30年以上経過したものが、全体の半数を占めるということで、将来、大型改修とか、そういったことも始まるようなちょうどはざまの時期に来ていると。将来に向けて、どのような各施設、どのような方針でもって、将来の子どもから高齢者まで、誰もが暮らしやすいまちとなるように、次世代に継承できるような、持続可能な公共施設を見直すのかということで方針を定めております。その中におきましては、この高齢者福祉施設につきましては、先ほども指定管理の説明のときございましたけれども、教養の向上やレクリエーション等の機能について、高齢者の皆様方に場を提供するというのが、一定の目的で設置をしておりますけれども、これにつきましては、委員もご指摘のとおり将来に向けて多世代が利用できる地域のコミュニティ活動施設に集約をして、そして、今後の高齢者人口の推移や利用状況、耐用年数なども踏まえながら、将来的には高齢者のためだけの用途というところにつきましては廃止をする方向でおります。  そして、先ほどおっしゃったように、地域の中のコミュニティ施設、地域の皆様の活動拠点となるところ、そういったところに集約をしていくといった方向性を持っております。  以上でございます。 30 ◯山本信幸委員 すみません。私の質問の趣旨と違うんですが、私は、こういう施設は拡大をと思ったんですが、今、集約をという話になってきたんですが、こういう施設は内容的には今後非常に高齢者がふえる中で、娯楽場や集会場を含めて、高齢者のニーズとして非常にあります。コミュニティ施設はコミュニティ施設で、地域のニーズが非常に高まってきております。そうすると、こういう高齢者施設自体も、今空き室があれば、それを活用した、こういう施設の活用というのは、非常に出てくるので、その意味でこれも拡大の方針があるのかないのかを全体でどのように考えているんですかというような質問の趣旨でありました。  もう一度お願いします。 31 ◯田中高齢者すこやか支援課長 大変失礼いたしました。  全体の中での、いわゆるコミュニティ施設として、老人憩の家なども将来的に、そういった活用の仕方はないかというような視点でのご質問だったのかなと理解しております。私ども所管としましては、高齢者福祉施設をどのように今後、活用するのかという部分でご回答を差し上げますと、先ほど申し上げたとおりに、特定の年齢層の方だけが使うための施設としての位置づけを今しておりますので、こういった部分での用途は、基本的には将来的にやはり廃止をしていくと。ただ、これを地域の拠点、あるいは多世代の方がご利用できる施設として地域の中にそういった施設がどれくらいのキャパシティでいるのかとか、そういったところについては、やはりそこの地区、今、用途別適正化方針の中では17地区、大体、大きく分けて、地区別計画をつくるために、市民との対話をしておりますけれども、そういった中でも、市民の皆様のご意見を十分お聞きしながら、そして、将来の人口減少あるいは高齢化、そういったところも踏まえながら、長崎市として、そこについては一定、方向性をしっかり住民の皆様と共有しながら、施設の配置を決定していくということで考えております。  以上でございます。 32 ◯山本信幸委員 まさにそのとおりだと思っております。1つの年代だけじゃなくて、多世代が利用ということになると、逆の意味で、ふれあいセンターなども1つの世代じゃなくて多世代ということになると、空き室とか、空きフロアとか、そういう活用を考える施設がまだございます。そうすると、今現在ふれあいセンターと同じ施設の中にある、使っていない施設については、そういうふうな高齢者の活用ができないかとか、そういう検討をさまざまにすべきだと思います。その拠点が、この一定、場所が決まっているので、そうではなくて、全体的に見て、この地域にも必要ではないかとか、そういう意味でトータル的に考えるべきだと思っております。  これ見ると、令和7年度までは少なくとも次期指定期間と決まっていますので、その中で、ぜひ検討をされていって、そういう活用がないのか、これは検討されるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 33 ◯田中高齢者すこやか支援課長 私がどうしても立場上、高齢者の福祉施設の観点でしか説明ができなくて大変申しわけないんですけれども、やはりコミュニティ施設、そういったものの拡充も視野に入れながら、地域の中では一定こういった特定年齢層のための施設というのは、そこに集約していく、高齢者の皆様も子どもたちも、そして、壮年期の皆様も集まっていただけるようなコミュニティ施設というものにしていくべきだと考えております。  以上です。 34 ◯山本信幸委員 ぜひよろしくお願いします。  もう1点だけ、指定管理者モニタリングの状況でございます。これ全般的な、モニタリングの全体的な報告の話でございますので、ページ数は言いません。モニタリングの状況の中に指定管理を受けたところが、利用者からの意見に対する主な対応という欄がございます。この対応の中に、実はモニタリングで、これは利用者から意見は受けたものの対応ができずに、市サイドへ上げた内容もございます。そういうものについても、これは記載をされているんでしょうか。 35 ◯久田中央総合事務所総務課長 利用者からの意見に対する対応につきましては、当然、指定管理者がする部分と、市のほうでする部分がございますので、両方記載しております。  例えば、市のほうでしたら、10万円を超えるような修繕になれば、施設修繕については市のほうが対応するようになっておりますので、市のほうで対応することになります。  以上でございます。 36 ◯山本信幸委員 それであれば、このモニタリングの記載事項の中に、そのことも踏まえて記載して、報告をすべきということになるんでしょうか。 37 ◯久田中央総合事務所総務課長 利用者からの意見に対する主な対応状況につきましては、当然、できていたものは対応したということで記載をいたしますし、今後対応する予定のものについては、対応予定ということで、記載をさせていただいているところであります。  以上であります。 38 ◯山本信幸委員 最後にします。ということは、それでは、市のほうに送ったものの回答がないとか、対応ができる方向性がよくわからないとかいう部分については、記載できないというふうに理解していいんですか。 39 ◯久田中央総合事務所総務課長 こちらに記載させていただいているのが、主な対応状況ということでございますので、全てが記載されているのかと言われると、記載されていない部分もあろうかと思います。主な対応状況として、市がする部分もありますし、指定管理者、運営委員会のほうがする部分もありますので、その対応について記載をさせていただいているところです。 40 ◯筒井正興委員 別冊1の老人福祉施設の中の5ページ、先ほど説明の中で、この開陽山荘、という名前が出てきたんですけれども、私の知識不足で大変申しわけないんですけれども、この地図を見ると琴海なんだろうなとは思うんですが〔「外海だよ」と言う者あり〕外海にあると。まず、場所がどこにあるのか。それと、あと令和2年3月31日に閉所となっておりますけれども、なぜ閉所をするのか。閉所した後の利用は決まっているのかをお尋ねいたします。 41 ◯田中高齢者すこやか支援課長 こちらの開陽山荘につきましては、外海の地域センターより少し手前の沿道沿いにある高齢者福祉センターになります。そちらにつきましては、利用者が本当に平均いたしますと一桁台と非常に減ってきておりました。非常に指定管理者のほうも頑張って、地域の方、呼びかけておりましたけれども、それとあとは非常に老朽化しておりまして、耐震化もなされていなかったという状況がございました。  そして、もう1つ申し上げますと、平成29年度に、地域の皆様方とのこちらの外海地区の公共施設のあり方を考える市民対話というのを、資産経営室と地域の皆様とのご協力の中で実施したという経過がございます。その中で、まずは外海地区全体の公共施設のあり方についてご意見を賜るということと、もう1つは、こうした開陽山荘の実情、それと市の方向性、そういったものも、その対話の中でもお示しをさせていただきまして、地域の皆様方からも、やはり維持管理費、相当の金額がかかると、それと利用者も少ないというで、やはりこういった施設の利用を今後、続けるのはなかなか厳しいんじゃないかということでご理解をいただきました。  その上で、ことしの2月議会に廃止の条例を議案を提案させていただきまして、可決をしていただいたというところでございます。閉鎖の時期につきましては、今回の指定管理の満了をもちまして廃止と。  それと、今後の活用につきましては、一定、老人福祉施設としての用途をまずは廃止をしまして、行政財産としての目途を外しまして、それから普通財産として、今後、地域の皆様にもご相談をしながら、売却であるとか、そういったことも含めて、今後できるだけ早い時期に検討をしていこうという方針でおります。  以上でございます。 42 ◯筒井正興委員 懇切丁寧に説明をいただき、ありがとうございました。  ただ、これ2月議会で可決をされたということですけど、2月以降、4月に選挙があって、新しい方がなっているので、委員会も新しいんですよ。少なくとも、ここでこういうふうに出すんであれば、2月議会でこういうふうになって、もう閉所をしますという説明、しかも場所はどこにありますよということの説明くらいは、あってもいいんじゃないかと思っております。そういうところが、本当、最近足りないなということは、私は、この委員会の始まるときにも言ったはずなんですけど、そういうところが非常に足りないということを指摘しておきます。  それと、別冊2の指定管理者の更新の方針について(公園施設)の5ページ、総合運動公園の運動広場の先が現在、新幹線の土捨て場ということで、谷を埋め立てております。ほぼ完了しているということで、当初の計画よりも土砂が少なくて、今度、高速道路の土捨ても同時にさせてくれという話を聞いているんですけど、まず、それが完成するのがいつで、その完成した後には、どういうふうな形の中で利用するようになっているのか、わかる範囲でいいですから、お知らせを願います。 43 ◯田畑地域整備1課長 実は今、委員ご指摘のとおり、新幹線の土砂を、運動公園の上のほうに埋めています。ちょっと土量が完成よりもまだ足りないといったことで、ただ新幹線の土につきましては、もう終了ということでございますので、今、完成まで、ちょっとすみません、土が足らないまま暫定的に置いてあるという状況でございます。  今後、土を入れる予定、あるいは活用については、ちょっと今後、整備の状況を含めまして、運動施設としての活用も含めまして所管のほうが今後、検討していくといった形で、所管は土木部になろうかと思いますがそういったお話を聞いております。  以上でございます。 44 ◯筒井正興委員 もう終わっているわけですけど、要するに新幹線の土捨てが足りないからということで、高速道路の土砂を一緒にということだったんだろうと思いますけど、それも地域との協議がうまくいっていないということで、じゃ現状では完成はいつになるかわからんという理解でよろしいんですかね。  そうした場合に、本来でしたら設計の中で、土捨てがこれだけであって、こういうふうになって完成しますから危険がないんですよという話になって、地域はそれでオーケーをしたと思うんですけど、それが土砂が足りないという形の中で完成がいつになるかわからないということになってくれば、その危険性という、地域に対する安全性は、聞けば大丈夫ですと言うんでしょうけど、そういったところは本当に担保されているのかどうか、お尋ねいたします。 45 ◯田畑地域整備1課長 今、ご指摘ございましたように、足りない土量につきましては、公共残土等を埋めることで、計画半ばで、ちょっと埋めることができれば、その後の活用は検討できるわけでございますが、現状の足らないまま、なかなか活用について検討するにも、その部分と何といいますか、整備の費用であるとか、使い勝手であるとか、あるいは今ご指摘ありましたように、安全性であるとか、そういったものが担保できないという部分がございますので、今後の計画につきましては未定ということでございますが、今、委員ご指摘ありましたように、地元の埋める部分につきましては、森林法の林地開発という許可で埋め戻しておりまして、森林法に基づくものですが、それの完了といいますか、一時休止ということで、安全性、埋土自体が安全かどうかの確認を受けた上で、一旦、新幹線の道路の受け入れの完了をするように、安全性を確認をするようにいたしておると聞いております。  以上でございます。 46 ◯筒井正興委員 森林法とか言われましたけど、法律のことは、私はよくわからないんですけど、とにかく谷になっておりますので、何かあったときには、そこに民家があって流れ込んでいくしかないんですよ。だから、いつになるかは、今の状況ではわからんということなんですけど、安全性だけを確実にしていただいて、地域住民が安心して暮らせるような状況の中で進めていただきたいなということだけを要望しておきますし、もう1点は、できれば、これは私の勝手な要望なんですけど、この総合運動公園を一体的に使っていくにおいて、やはり足りないのは駐車場だと思うんですよね。だから、やはりここをもっと活用していただくためには、駐車場の確保が第一じゃないかなと思っておりますので、そこのところもあわせて要望しておきます。  以上です。 47 ◯平野 剛委員 私のほうから1点。稲佐山公園の指定管理についてですが、今回、来年の4月1日、指定管理を変更するということで、今回、新しくロープウェイとスロープカーが加わってくるかと思うんですね。今まで、中央総合事務所の中で稲佐山公園というのを指定管理するというところから、そのロープウェイとスロープカーが入るということは、長崎の夜景観光の目玉の施設が入ってくる。これは、インフラ整備という観点のみならず、どれだけの観光客をここに招いていくのか、プラスアルファ、どれだけの消費を観光消費額として落としていただくのかというふうな、そういった非常に大事な観点が加わってくるんだろうなということを思うときに、その中央総合事務所総務課が、地域整備1課が所管するのか、ちょっとそこも踏まえて、もともとそういう観点で見ることがなかったような部署に、こういった施設が指定管理者として加わるところに、果たしてそういったことが、どう連携しながら、どう責任を持って、どういうふうなあり方というのを考えていくのか、非常にふなれなところが入ってくるのかなって、ちょっと不安を持つところなんです。  そこら辺の考え方だとか、どのように指定管理をしていくのかというところを、その辺の考え方をまずちょっとお考えをお示しいただければと思います。 48 ◯田畑地域整備1課長 長崎市の観光振興の観点からも、稲佐山全体の活性化というのは非常に重要ということで考えております。そのため、今回もう既に公募で出しております、稲佐山公園。それから、非公募でございますが、指定管理者に出しております長崎ロープウェイ、そして、新たに公園施設として完成するスロープカー、これは稲佐山公園の中の一部として管理することとなります。  その3つを一体的に管理するといったことで、稲佐山全体を、より観光客あるいは市民の皆様に活用していただく、そして、夜景観光を含めて宿泊観光客をふやすと、地域にお金を落としていただくといったようなことも含めまして、活性化をやろうということでございます。その中で当然、今、公園の管理関係は地域整備1課が担当しているわけでございますが、ほかにもロープウェイは文化観光部が所管をしておりまして、これからもロープウェイ事業に関する事項、それから観光集客、それから、それに伴う市域への経済波及効果、そういったものは、もちろん文化観光部と連携をしながら、そして、あと土木部のほうとも稲佐山の設置管理許可という制度も使いながら、民間の活力を使っていただいて、活性化につながっていくと。指定管理者の一元的な窓口としてございますし、スロープカーを含む稲佐山公園維持管理はうちが所管をいたしますが、いずれにしても庁内の関係課と連携をとりながら十分に連絡をとって、そして活性化に向けて取り組んでいくよう調整しているところでございます。  以上でございます。 49 ◯平野 剛委員 その何か個人的な感覚なんですけど、ロープウェイとか、今回、新しくできるスロープカーとかが入るということで、その活用に関しては、あくまでも所管は文化観光部とかが、どのようにこれを活用していくんだと、その中で整備に関しては、中央総合事務所というのはわかるんですけど、窓口的な、何かそっちのほうじゃなかろうかというようなものをあえて中央総合事務所が、そのまま稲佐山公園という形の中で所管していくんだとなった経緯というか、庁内の中で、そこら辺は、もともとロープウェイは、向こうあったわけじゃないですか、文化観光部のほうに。稲佐山公園はこっちで、今回、足して所管する上で、やはり中央総合事務所の中で所管していくんだというところは一定、その辺は協議がなされたかと思うんですが、最終的に、この中央総合事務所地域整備1課のほうで所管するんだという決定なされた背景というか、そこに至った決断というのは、私の中では何か、やはり夜景観光を重視するというようなイメージがロープウェイ、スロープカーというのはあるんですよね。  何かちょっとずれていますかね、ちょっと何か、私の質問の趣旨がわかるようであれば、酌んでご回答いただければと思います。 50 ◯大串中央総合事務所長 まず、先ほど、課長からも説明いたしました、土木部あるいは文化観光部、それと中央総合事務所、どういう役割分担かと申し上げますと、まず、ロープウェイにつきましては、当然、今まで文化観光部が所管の施設ということで、今後も、その部分については、所管としては文化観光部でございます。  土木部につきましては、稲佐山公園全体を計画と申しますか、条例も含めまして所管しているのが土木部ということで、民間による公園施設の設置許可等も土木部が担っているという状況、中央総合事務所は基本的に公園の維持管理をやっていくという中で、その一環として指定管理者の選定手続も含めて、指定管理者につきましても中央総合事務所が所管しているという状況でございます。  そういう役割分担の中で、今回、ロープウェイと公園施設稲佐山公園の施設を一体管理ということで、1指定管理者にお願いしていくという手続を今後、踏むに当たりまして、中央総合事務所のほうで一定整理をするというものの、やはり文化観光部、あるいは土木部との連携は、これは欠かせないものがございます。  いずれにいたしましても、当然ながらロープウェイと今回、整備していますスロープカー、これは同じ山頂展望台に人を運ぶという輸送施設ですので、それが、それぞれ競合するのではなくて、一体管理の中で連携して、うまく利用者をふやしていくという視点。それと、稲佐山全体、これは観光客だけではなく、市民の憩いの場でもございますので、市民の皆さんにもやはり稲佐山に行ってみようと、例えばイベントなどを含めて、いろんな仕掛けをする中で、市民の皆さんも稲佐山に行ってみようというふうな仕掛けをしっかり、行政としてできるなら当然していくことになりますが、一定して管理者のほうで、どういった事業計画の中で、そういった魅力ある取り組みをしていただけるのか、そういった部分を中心に今回、指定管理の募集に当たりまして、そういった部分を重点的に、しっかり評価をしていくということで、指定管理者の選定手続に入っていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 51 ◯平野 剛委員 あくまでも中身の部分に関しては、指定管理者がなされるでしょうから、そこらをうまく庁内の中で連携していただければいいかと思うんですが、今回、そのロープウェイと、特にスロープカーという新しい夜景観光の目玉として新しく整備したこともありますし、その多くの観光客の方に来ていただくというのみならず、投資して、そこまでつくっているんですから、観光消費額という観点で、どれだけお金を落としていただくんだというところも重要な観点だと思います。  展望レストランのあり方だとか、稲佐山公園の売店のあり方だとか、そういったところも踏まえて、今後、指定管理になるところに、そこら辺も踏まえて、どのような活用をしていくのが長崎市にとって最もお金が落ちる形でいい観光ということをつくれるのかというところを、所管する中央総合事務所の中でも重要視していただいて、今までない観点だったと思いますので、そうしたところを踏まえて、この指定管理に、募集に関して、ぜひ臨んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 52 ◯岩永敏博委員長 以上で、総合事務所所管事項調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時52分=           =再開 午後4時13分= 53 ◯岩永敏博委員長 委員会を再開します。 〔審査日程について協議した結果、第70号議案の 審査については、環境経済委員会の審査が進んで いないことから、本日は再開せず、あす午後3時 から再開することに決定した。〕 54 ◯岩永敏博委員長 それでは、本日の審査はこれまでとし、あす午後3時から再開いたします。  本日はこれをもって散会いたします。           =散会 午後4時14分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。           総務委員長 岩永 敏博 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...