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  1. 長崎市議会 2019-07-05
    2019-07-05 長崎市:令和元年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時1分= ◯中里泰則委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  本日は午後0時30分から議会運営委員会が開催されますので、審査途中でありましても正午には休憩に入りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 〔審査日程について協議を行った。その結果、8 日に予定している所管事項調査を本日に繰り上げ ることとし、所管事項調査のうち土木部について は現在他の委員会に出席しているため、まちづく り部、上下水道局の順に審査を行うことに決定し た。〕 2 ◯中里泰則委員長 それでは、まちづくり部所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 3 ◯片江まちづくり部長 説明に入ります前に本日出席しておりますまちづくり部の課長級以上の職員のうちまだ紹介していない職員を紹介させていただきます。        〔職員紹介〕 4 ◯片江まちづくり部長 それでは、お手元にお配りしております委員会資料の目次1.機構表及び職員数、2.分掌事務、3.所管事務の現況等、4.大規模盛土造成地マップについて、及び企画財政部より提出させていただいております基本構想・基本計画等作成調、加えまして、総務部より提出させていただいております平成30年度指定管理者制度の状況につきまして、それぞれ各担当課長よりご説明差し上げますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 5 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部委員会資料所管事項調査に関する資料、こちらのほうをご用意ください。こちらの資料に基づきましてご説明させていただきます。  それでは、1ページをお開きください。1.機構表及び職員数でございます。まちづくり部は1ページから2ページにかけて記載のとおり5課3室1事務所24係で組織されております。職員数が183人で、昨年4月と比較しますと7人増となっております。
     3ページをごらんください。2.分掌事務でございますが、所属ごとの分掌事務を3ページから6ページのほうにかけまして記載しておりますのでご参照ください。  7ページをお開きください。3.所管事務の現況等でございます。各所属が所管しております主な事務の現況等について整理しておりますので所属ごとにご説明させていただきます。まず、都市計画課でございますが、7ページのほうに記載のとおり部の総括及び部内予算の経理事務を行うとともに都市計画の決定、変更、また、都市計画等に係る調整や調査並びに都市計画等に係る制限等に関する事務などを担当しております。  8ページをお開きください。このほか、市街地整備に関することとしまして、新大工町や浜町地区の市街地再開発事業の支援、さらに斜面市街地再生事業に関すること、住居表示の実施や町界町名の変更などに関すること、港湾施設の管理に関すること、加えまして公共交通に関することとしまして、9ページのほうにまたがりますけれども、交通事業者との連絡調整やコミュニティバス等の運行支援、最後に地籍調査に関することなどを担当しております。  次の10ページのほうには、新大工町地区市街地再開発事業の位置図及びイメージ図のほうを、11ページのほうには地籍調査の実施地区等の概略図にほうを添付しております。  12ページをお開きください。次に、長崎駅周辺整備室でございます。長崎市の事業であります土地区画整理事業や街路事業の施工とともに県の事業のJR長崎本線連続立体交差事業や国の事業の九州新幹線西九州ルートとの事業相互間の調整や事業促進などを担当しております。12ページから13ページのほうには土地区画整理事業と街路事業の概要のほうを、次の14ページには計画平面図を、次の15ページには連続立体交差事業の概要を、次の16ページのほうには連続立体交差事業の位置図を、次の17ページには九州新幹線西九州ルートの概要を、次の18ページには西九州ルートの概略図のほうをそれぞれ添付しております。  19ページのほうをごらんください。次に、まちなか事業推進室でございます。まちなかのにぎわい再生を図るまちぶらプロジェクトを着実に進めるために庁内関係部局、地域、企業、団体などとの総合調整及び財政的、法的支援策の取りまとめに関することなどを担当しております。20ページの下段のほうには中心市街地活性化基本計画に基づく計画事業及び進捗状況のほうを、次の21ページには、事業及び措置の実施箇所図をそれぞれ添付しております。  22ページをお開きください。次に、景観推進室でございます。次の23ページにかけまして記載のとおり本市の景観に関する施策の総合的な推進や公共掲示板や屋外広告物に関すること。加えまして歴史的風致維持向上計画や環長崎港夜間景観向上基本計画景観まちづくり刷新支援事業に関することなどを担当しております。  24ページをお開きください。次に住宅課でございます。市営住宅の管理、建て替え、改善などに関することを担当しております。24ページのほうには市営住宅の管理戸数や管理状況及び市営住宅の建て替え事業の概要などを記載しております。次の25ページのほうには市営住宅の位置図のほうを、次の26ページには市営住宅の改善、ながさき住みよ家リフォーム補助金及び住宅性能向上リフォーム補助金の実績をそれぞれ記載しております。  26ページの下段をごらんください。次に、建築課及び設備課でございます。各所管部局からの依頼を受けまして建築、電気、機械設備などにかかわる工事の設計や施工に関することなどを担当しております。  27ページのほうをごらんください。次に建築指導課でございます。まず、建築基準法等に基づく関係業務としまして、27ページのほうから31ページにかけて記載のとおり、建築物や工作物の建築確認や検査、違反建築物、老朽危険空き家の指導、建築関連の条例に基づく事務などに関することを担当しております。  31ページの下段のほうをごらんください。このほか都市計画法に基づく開発行為の許可や、次の32ページから33ページにかけて記載のとおり宅地造成等規制法に基づく許可や耐震等の支援事業としまして、木造戸建て住宅や民間建築物の耐震化、アスベスト対策老朽危険空き家除却への助成に関することなどを担当しております。  34ページをお開きください。最後に、東長崎土地区画整理事務所でございます。平間・東地区土地区画整理事業の施工を初め、東長崎地区における土地区画整理事業の施工区域の見直しや都市計画道路の整備、さらには土地区画整理事業の廃止予定区域における道路や公園などの基盤施設の整備に関することなどを担当しております。34ページには平間・東地区土地区画整理事業の概要を、次の35ページには平間・東地区の平面図を、次の36ページのほうには土地区画整理事業施工区域の見直しの概要を、次の37ページには都市計画見直し計画図のほうを、次の38ページには都市計画道路の整備の概要を、次の39ページには都市計画道路計画図を、次の40ページには都市基盤施設整備事業の概要をそれぞれ記載しております。ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 6 ◯大町建築指導課長 それでは、委員会資料の41ページをごらんください。私からは、4.大規模盛土造成地マップについて資料に基づきご説明させていただきます。  それでは、まず(1)についてでございますが、1)としまして、平成7年の阪神・淡路大震災、平成16年の新潟県中越地震における大規模盛土造成地での被災を踏まえ、平成18年4月1日に宅地造成等規制法が改正されております。主な内容といたしましては、宅地造成工事における耐震性確保のための技術的基準の法制化、それから、地方公共団体に大規模盛土造成地マップについて作成、公表の要請、それから、大規模盛土造成地の被災防止対策を推進、支援するための補助制度の創設。それから、対策工事の補助につきましては、県知事(中核市長)による造成宅地防災区域への指定が必要になるということでございます。その区域の指定につきましては、その下に米印で記載しておりますが、マップに記載している区域のうち調査により危険と判断された区域、または崩落している一団の造成宅地が対象になるというものでございます。次に、2)としまして、平成30年12月に防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策が閣議決定されており、この中で令和元年度中の全国のマップ公表率100%達成を目標として定めております。また、マップ未作成の地方公共団体につきましては、国が代行して作成、公表するということとされております。  次に、(2)長崎市の状況及び今後の予定でございます。1)としまして、長崎市では、国庫補助を利用しまして平成28年度にマップを作成しております。その目的としましては、市民の防災意識の向上を図るとともに、災害が発生した場合に補助の活用に必要となる造成宅地防災区域への指定等の迅速な対応を可能とするため作成したものでございます。次に、2)今後の予定でございますが、今後、長崎市ホームページにおきましてマップを公表することとしております。次に、(3)他都市の状況でございますが、1)としまして、県内の公表状況につきましては長崎市、佐世保市を除き公表済みでございます。次に、2)としまして、全国の公表率につきましては、平成31年3月末時点で72.8%となっております。マップ未公表の主な都市として記載のとおりでございますが、作成、公表が進まない理由としましては、マップに記載した区域の資産価値や評価が低下するという懸念、それから、対策工事の費用等の問題がございます。次に、その下になりますが、参考としまして、今後30年以内に長崎市で震度6弱以上の地震が発生する確率は2.6%とされ、全国的にも九州におきましても低い数値となっております。このように、長崎市では大地震が発生する確率が低いということ、それから、公表後の市民への対応の検討に時間を要したことから公表には至っておりませんでしたが、先ほど説明しましたように、国のほうで令和元年度中に全国のマップ公表率を100%達成するという目標が定められたこともありまして、今回公表しようとするものでございます。  次に、大規模盛土造成地とはどういうものかということで下に図を示しております。左の図になりますが、谷埋め型といたしまして、盛土面積が3,000平方メートル以上のもの、それから、右の図になりますけれども、腹づけ型といたしまして、造成前の地盤の傾斜が20度以上でかつ盛り土の高さが5メートル以上のものということでございます。  資料の42ページをお開きください。(4)マップの全体図でございます。赤の着色が大規模盛土造成地を示しております。図面の中央付近に注釈ということで記載しておりますが、このマップの作成に当たりましては、最古は昭和29年の地形図と最新は平成26年度の地形図を重ね合わせて比較しまして、土地の標高差のデータなどから盛土造成地を抽出してマップを作成しております。なお、宅地以外の農地、運動場等は調査の対象外としております。次に、長崎市の盛土造成地の内容としまして、その箇所数につきましては記載のとおりでございます。次に、その下のほうに記載しておりますが、赤文字で注意書きで記載しております、このマップにつきましては、大規模盛土造成地のおおむねの所在を示すというものでございまして、災害危険区域とかいった危険な場所を示すものではございません。また、このマップに記載しているということから特別な制限とか手続等もございません。  次に、43ページをごらんください。マップの拡大図を抜粋したものでございます。緑色の着色が谷埋め型でオレンジ色の着色が腹づけ型を示しております。公表に当たりましては42ページの全体図と全体を7ブロックに分けた43ページの拡大図を公表いたします。なお、公表予定のマップにつきましては、別冊としまして別途配付しておりますのでご参照いただければと思います。  私からの説明は以上でございます。 7 ◯谷口都市計画課長 別途配付しておりますA4横型の基本構想・基本計画等作成調建設水道委員会)という資料のほうをご用意いただければと思います。  平成30年度に作成した、または令和元年度に策定を予定しておりますまちづくり部所管の基本構想・基本計画等につきまして、委員会提出に基づき説明させていただきます。  1ページのほうをごらんください。まず、平成30年度作成分としまして、番号1の立地適正化計画でございます。これは、長崎市都市計画マスタープランで示します将来のまちの形、ネットワーク型コンパクトシティ長崎を実現するための具体的な計画として、平成30年4月に策定しております。  3ページをお開きください。次に、令和元年度策定分でございます。まず、番号の2.公共交通総合計画でございますが、先ほどの立地適正化計画と連携し、持続可能な公共交通の確保方策などを取りまとめする計画で、令和元年度末の策定を予定しております。次に、番号の3.歴史的風致維持向上計画ですが、これは、長崎の歴史的風致の維持及び向上を図り、歴史、伝統及び歴史的建造物等を生かしたまちづくりを推進することを目的としました計画で、令和元年12月の策定を予定しております。  裏面の4ページをごらんください。次に、番号4.中心市街地活性化基本計画(2期計画)でございますが、これは、現在平成27年度から令和元年度までを第1期計画として取り組んでおりますけれども、引き続き中心市街地における都市機能の増進及び経済活力の向上を総合的かつ一体的に推進するための令和2年度から5年間の第2期計画として、令和元年度末の策定を予定しております。次に、番号5の住生活基本計画公営住宅等長寿命化計画ですが、これは、住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための計画であり、既に策定されている2つの計画を改定するもので、令和元年度末の改定を予定しております。最後に、番号6の耐震改修促進計画ですが、これは、上位計画である長崎県耐震改修促進計画の改定を受けまして、本市の計画も改定するもので、令和元年9月の改定を予定しております。  私からの説明は以上でございます。 8 ◯神近住宅課長 それでは、別冊の資料、平成30年度指定管理者制度の状況についてという資料がございます。お手元にご用意ください。  指定管理者制度につきましては、導入した施設の管理が適正に行われているか、各所管課において現地調査を含め定期的にモニタリングを行うとともに、毎年度指定管理者から提出されます事業報告書などによりまして収支の状況、人員の配置、施設の管理運営の状況等の確認を行っております。  資料の1を1枚めくっていただいて目次がございます。この資料の構成としましては、1.指定管理者の状況についてとして総括的な状況を取りまとめたものを1ページから12ページまで掲載をしております。2.モニタリングの状況としまして、各施設の状況を13ページから30ページまでに掲載させていただいております。なお、モニタリング状況は、建設水道委員会所管の分につきましては61施設について掲載しております。  それでは、資料の1ページをごらんください。(1)指定管理者の状況でございますが、この表には左から施設の名称、指定管理者名、市内・準市内・市外業者の別、選定方法の公募・非公募の別、それと所管課を記載しております。  2ページをお開きください。建設水道委員会の所管分は左端の番号ですね、網がけをしております31番から、長崎市桜町駐車場の31番から91番長崎市営日見大曲住宅及び共同施設ほか(B地区)37団地までの61施設でございます。以下、資料の4ページの147番長崎市民会館までが指定管理者制度を導入している147の施設でございます。平成29年度と比較しまして2施設増加しております。内訳としましては、戻っていただいて1ページの1番長崎市市民活動センター、22番たちばな漁港有料駐車場、3ページの110番長崎市小ヶ倉地区ふれあいセンター、131番長崎市深堀地区ふれあいセンターの4施設がふえております。一方、網場漁港有料駐車場と長崎市高島体育館の2施設を廃止しております。  次に、資料5ページからは、指定管理者の職員状況としまして、施設ごとに職員の居住の状況、雇用形態別の職員数、人件費総額及び最低賃金について記載しております。5ページ及び6ページは公募施設、7ページから9ページは非公募施設となっております。  次に、資料10ページをごらんください。(3)指定管理者の再委託状況でございますが、ここには、平成30年度における指定管理者の業務の再委託状況につきまして委託・修繕の別に市内・準市内・市外の業者別に件数、金額、その割合について記載しております。下段につきましては、参考としまして平成29年度の状況を記載しております。  次に、資料の11ページ、12ページをごらんください。(4)市外(準市内)業者への再委託の状況でございますけれども、建設水道委員会所管施設の再委託につきましては、委託と修繕に分けてその業務内容、金額等について記載しております。  資料の13ページをお開きください。この様式につきましては、指定管理者についての年次での総合的なモニタリングチェックリストでございます。施設管理、人員配置、会計の3つの面からそれぞれの所管課において確認を行っております。  次の14ページの様式はモニタリング状況報告書でございます。利用者からの意見に対する主な対応状況、現地調査等の実施状況、その他のモニタリングの状況、サービスの向上や利用者増加への取り組み状況、施設利用者の状況を記載しまして、最後に指定管理者に対する市の評価として総括コメントを記載しております。以下、同様に30ページまでが各施設のモニタリングの状況となっております。それぞれの所管部局の所管事項調査で説明をさせていただくようにしております。  それでは、引き続きまちづくり部所管の施設についてご説明いたします。まちづくり部におきましては住宅課のみが指定管理施設を所管しております。  資料2ページをお開きください。指定管理者の状況につきましては、住宅課所管分は39番の長崎市営滑石住宅及び共同施設ほかのA地区16団地と91番の長崎市営日見大曲住宅及び共同施設ほかのB地区37団地まででございます。  次に、5ページをお開きください。指定管理者の職員状況でございますが、表下段の21番から6ページの上段、最上段ですけれども73番までとなっております。  次に、資料の11ページをお開きください。市外(準市内)業者への再委託の状況でございますけれども、委託分におきましては18番から22番までが住宅課所管分となっております。  12ページをお開きください。修繕分につきましては、19番から24番までが住宅課所管分となっております。21番の女の都5棟104号ガス配管補修ほかなどのプロパンガスの処理になりますけれども、こういったものはプロパンガスの供給事業者が市外ということで専門技術が必要ということでの市外への委託ということでチトセピア、日見大曲アパートということで各市外業者に発注をしております。  続きまして27ページをお開きください。市営住宅A地区モニタリングチェックリストでございます。A地区の施設の管理運営等につきましては良好な状況であると評価をしております。  28ページをお開きください。A地区のモニタリング状況報告書でございます。2の現地調査等の実施状況でございますが、毎月開催しております指定管理者との定例会議の中で管理状況等について月別の報告を受けまして意見交換を実施しております。また、指定管理者事務所の窓口における来所者対応の状況や入居説明会の実施状況などの現地確認を行っております。3のその他のモニタリングの状況ですが、年2回の窓口利用者アンケートを実施しているところでございます。  続きまして、29ページをお開きください。市営住宅B地区モニタリングチェックリストでございます。A地区と同様良好な状況であると評価しております。  30ページをお開きください。B地区のモニタリング状況報告書でございます。こちらもA地区と同様現地調査を行い、その他のモニタリングの状況につきましても同様のアンケートを実施しており、結果としてB地区についても良好な運営状況であると判断しております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 9 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対しご質問はございませんか。 10 ◯五輪清隆委員 まちづくり部が関係するかちょっとわからないんですけど、今駐車場は指定管理していますけど平和会館にあります駐車場がありますよね。あそこは多分シルバー人材センターの方が派遣されて、駐車とかそういうことをされていると思うんですけれど、もう随分前、10年ぐらい前に、私あそこはある意味自動化したらどうかということでちょっと提言させていただいて、検討しますということだったですけど、そういう意味でまちづくり部が担当かわからんとですけど、原爆被爆対策部かわかりませんけど、そこらあたりというのは、今後はそういうところについてコインパーキングみたいな感じの中でそういう管理計画というのはないんですか。 11 ◯片江まちづくり部長 あそこの平和会館の駐車場は確かに今委員ご指摘のとおり、人によって料金徴収されている状況でありますが、申しわけございません、まちづくり部所管ではないようでございますので、申しわけありませんが、ちょっと回答につきましては控えさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 12 ◯五輪清隆委員 それでは、改めて別の委員会のときに聞きますから。 13 ◯内田隆英委員 九州新幹線西九州ルートの部分でフル規格にするということを目指しているみたいなんですけれども、実際に市民へのアピールでもフル規格になると51分で長崎から博多まで行くという宣伝をされているんですよね。ということは、長崎からフル規格を実現できたら、どことどことどこの駅にとまって51分で行くのか。今、例えば長崎からだとすると諫早、そして新大村か、そして嬉野温泉、武雄温泉、こう5つぐらいあるけれども、全てとまり、そして武雄からずっと肥前山口とかそういったのを通って、全て通って51分なのか、それともフリーゲージトレインのときに示していた速達で51分、そして全駅停車になると何分というふうなことがあなた方に情報が入ってきているのかね、51分間って非常に時間短縮効果を強調するけれども、そこら辺はいかがなんですか。 14 ◯芝長崎駅周辺整備室長 西九州ルートのフル規格化がなされた場合の時間でございます。ご指摘のとおり、今、国のほうで試算された場合に長崎・博多間が最短で51分というような数字が出ておりますけれども、これは、他の整備方式と比較した場合の時間として、あくまで試算という意味で算出されておりまして、実際に停車される駅といったものは公表がされておりません。これはやはり開業するときまでに決められることと思いますが、今現時点では、あくまで試算の数字ということで公表されておりますのでわかっておりません。  以上でございます。 15 ◯内田隆英委員 市民にはフル規格になると51分で行くよと。しかしそれがどこどこにとまるということは言えないと。あくまでも試算で51分と。しかし、宣伝の媒体としては51分間で行くというのは本当に広大に宣伝しとるわけですよ。なぜ今発表できないかというと、例えばとまる駅が明らかになると、またそこでの開発の問題だとかいろんな弊害が出てくるから、この駅にはとまります、この駅には例えばとまらないところだったら、そんなのフル規格で来てもしょっちゅうとまらないのならそんな費用対効果はないんじゃないかとかさまざまな意見が出てくると思うんですたいね。ですから、そこで出さないという判断をされているんだろうと思うんですけどね。やはり市民にフル規格ということで、お金をどんとつぎ込んでやろうとしているのであればね、ある意味そこら辺はきちんと明確に、ここはとまります、ここはとまりませんと。そして、一般質問でも前回取り上げたけれども、鹿児島から1時間に1本関西に行っているわけですよ。その間に長崎新幹線が関西まで入るのかね、そういった問題等もある中で、余りにもフル規格というのを、フリーゲージトレインがだめになったからフル規格というふうに短絡的に乗りかえるというのもね、やはり十分に検討して進めていただきたいということだけ要望しておきます。 16 ◯永尾春文委員 まず1つは、基本計画の作成調ということで、中心市街地活性化基本計画の2期計画のことについて、来年の3月を目途に進められているようですけれども、現時点でお尋ねしたいんですけれども、21ページからの大きな基本計画で、たくさんのことがありますので概要で結構なんですけど、今後その2期計画において何か大きく変わっていく点等がありましたら教えてください。 17 ◯飯田まちなか事業推進室長 中心市街地活性化基本計画の事業内容でございますけれども、1期の計画につきましては、新幹線開業に伴って長崎市の中心部の魅力を高めていこうというような趣旨で1期の計画を定めております。ただ、中心市街地活性化基本計画の認定のルール的に5カ年というのが計画認定の期間となっておりましたので、令和2年までで一旦1期については終わるということになります。ただ、考え方といたしましては、新幹線開業までにということで今までも取り組んできておりますので、若干事業として細かい部分で追加される事業、もしくはその間に事業が完了すると見込まれる事業というのは加わることになろうとは思いますけれども、1期の事業を基本としながら2期についても取り組んでまいるということで考えております。  以上でございます。 18 ◯永尾春文委員 その中で、今後長崎港松が枝国際観光船埠頭の2バース化という大きな事業が少しずつ前進しております。この絵を見る限りは、ここに関してはグラバー園も入っていないような状況の中で、全体として、後背地等を含めてそういった計画も変更といいますか、見直しがあり得るのかお聞かせください。 19 ◯飯田まちなか事業推進室長 ご指摘のように2バース化の動きであったりとか、まちの外観といいましょうか、概括といいましょうか、こういった要素というのは少し変わってくる部分もございますので、こういった部分については、基本的には国の方向として重点を絞った上で集中的に事業投資をするという考えはございますが、そういった中で区域についてそういったこと取り組めるかどうかについては、今から国のほうとそこも調整していくということになろうかと思います。  以上でございます。 20 ◯永尾春文委員 2バース化そのものが国の直轄事業ということで進めていくようになりますので、ぜひそのあたりはご検討を進めていただきたいと思います。  41ページの大規模盛土造成地マップのことについて少しお尋ねします。  今回、ホームページで公表するということになるわけですけれども、私が思うに、これが危険であるとかそういったことではないというのは了解しましたが、主な内容の中で、災害防止対策の推進、支援するための補助制度の創設等がありますが、今後の計画がもしわかるのがありましたら教えてください。 21 ◯大町建築指導課長 このマップにつきましては、その大規模な盛り土がどこにあるかという所在をあらわすマップということになりまして、今後そういった盛り土について災害防止対策等をやっていくのかというご質問かと思いますけれども、これまで災害等でこういった大規模な盛り土については災害受けておりませんので、今後そういった対策を行うとかいう考えは今のところはございません。  以上でございます。 22 ◯山崎 猛委員 都市計画課の公共交通に関することですけれども、これ、また今回議会でも特別委員会が設置されますからそこでも話が出ると思うんですけれども、この乗り合いタクシーとかデマンド交通ですね、免許返納を言われている今、やはりこの長崎、斜面地が多いので、やはり皆さん免許を返すということにちゅうちょするというのは、やはり交通機関の問題だと思うんですね。今、乗り合いタクシーもされているんですけれども、この間もちょっとご相談しましたけれども、このタクシー会社のほうにボランティアでしてくれみたいな話、多分そうは言っていないと思うんですけれども、もうタクシー会社はそういうふうに言われたというわけですよね。やはり仕事でやっているわけですから、やはりどこかでは少しそういう部分もあるのかもしれませんけれども、やはり業務をやっているわけですから、やはり余りボランティアでそういうのやれというのは無理だと思いますので、やはりその辺の兼ね合いもよく考えて、こういう大切な部分だと思いますので、ぜひしっかり取り組んでいただきたいと思います。 23 ◯谷口都市計画課長 今、山崎委員からございましたように、公共交通機関、特に乗り合いバスが入れないようなところ、そういったところでは現在乗り合いタクシーを5地区、また、周辺の過疎地域あたりを中心にコミュニティバス等を運行しております。ただ、高齢化が今後進んでいくと。そして、委員おっしゃったように免許返納もなかなか進まないといった中で、やはりいかにそういった方の足を確保していくのかというのは大事なことだと思っておりますので、その乗り合いタクシーがいいのか、あるいは別の手法、当然ボランティアの要るぐらいでありますので、ただ、1つには相乗りタクシーとか、そういった制度もございますので、そういったのが実現できるかどうかも含めていろいろ方法を考えていきたいと思っております。  以上でございます。 24 ◯山崎 猛委員 ぜひ住民の件もですけど、担当する業者ともよく話をしていいものをつくり上げてください。 25 ◯梅元建治委員 先ほどの永尾委員の話の続きですけれども、次期中心市街地活性化基本計画が2期目ということで進められようとしています。同時に、また現在進行形の歴史的風致維持向上計画も今策定中です。先ほどの話、歴史地区を数多く抱えた中心部ですので、この歴史的風致維持向上計画と次期の中心市街地活性化基本計画を連動させて計画つくるべきだと思います。国の補助率も大きく影響していきますし、また、中心部の固定資産税をきちんと評価していく1つの計画のベースになるような長期的な計画ですので、ぜひ連動させていく必要があると思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。 26 ◯飯田まちなか事業推進室長 中心市街地活性化基本計画歴史的風致維持向上計画の相互性の問題ですけれども、公共計画でございますので、やはり内容についてはきちんと連動させながらということになろうかと思いますが、中心市街地活性化基本計画につきましては、特にまちづくりと商業活性化、これの連携ということになってまいりますので、そういった部分で調整できる部分というのは、ちょっと時期的なものも出てくると思いますけれども、内容的にはそごのないようにきちんと進めていきたいと思っております。  以上でございます。 27 ◯梅元建治委員 ありがとうございます。ぜひ商業の活性化も今からは、歴史まちづくり法も改定されましたけれども、やはり歴史を生かして商業活動、観光にもつなげていくという視点がどうしても必要ですので、商業は商業じゃなくて、やはり歴史の長崎の資産を生かしていくという視点で計画を連動してほしいと思いますし、一担当に任せっ切りにならないで、全体でまちづくりを進めていただきたいと思っています。  もう1つは、さっきの都市計画課が今進めている立地適正化計画、それと住生活基本計画の整合性ですね。立地適正化計画では、斜面地はどちらかというと誘導されて、今からは少し公共投資も控えながら、平場に人を住ませていくという計画だったと思いますけれども、それとは別次元で、斜面地の機能をどうやって生かして、そこに人を住まわせていくか。特に長崎は中心部の港が見える、しかも先ほどの話でありますように歴史地区と連動していますので、この辺の整合性についていかがお考えでしょうか。 28 ◯片江まちづくり部長 立地適正化計画の中で、エリア分けを考えている中において、やはり斜面地だからといって一概に誘導するとか、しようという話は、一応公共交通機関のサービスが行き渡っている斜面地については、当然今後人口が減る中においても斜面地に相当な人口を受け持ってもらわないとやはり長崎市は維持できないと、明らかですので、そういった意味で公共交通機関を視点において居住誘導区域を設定しております。  ただし、やはり長崎としてのポテンシャルが非常に高いといいますか、港が見える、今でも土地利用の更新があっている、今後もそういったことを生かしていくべきだと思うところにつきましては、特に南山手、東山手のところですけれども、我々はとしては、本来であれば、一律にルール的に言えば、居住誘導区域から外れるようなところもございましたけれども、我々としてはここは生かすべきだという視点で居住誘導区域に入れています。そういったことで、やはりその土地の持っている特徴とか、長崎としてここは大事にすべきだというところにつきましては、それは配慮を持って、今回立地適正化計画の中にも土地利用の計画に盛り込んでいるつもりでございますので、そのつくった精神につきましては、今後土地利用を考えていく上においても踏襲して、何とかそこに新たな位置を入れていくという方向に対応していきたいと考えております。  以上でございます。 29 ◯梅元建治委員 ありがとうございます。もしかしたら今まで余りやれていなかった用途地域の変更という部分的な見直しとか、それこそ地区計画の見直しとか、大きな枠組みにも影響するような話になるかもしれませんので、ぜひこのあたり、長崎の一番大事な中心部の価値を上げる、そういう場所ですので丁寧にやっていただければなと思っています。  最後に1つだけ。23ページに今いただいています景観推進室の最後の都市サインの整備、今ずっと進めていただいて随分わかりやすくなっていると思っていますが、都市サインの整備について、これ長崎市の場合は観光部局とかほかの部局のサインをつくっていっています。道路関係もですね。そのあたりのサインについてのガバナンスというか、どうやって優先順位をつけていくのか、また、表記の仕方ですね、ピクトサインの使い方とか文字の使い方、これはユニバーサルデザインと呼ばれながらなかなか長崎は所管ごとに予算が組み立てられているので結構ばらばらだなというふうにほかの都市から言われてしまうんですけれども、この都市サインについての基本計画みたいなものが今存在しているんでしょうか。 30 ◯中井景観推進室長 今、梅元委員からお話ございましたとおり、都市サインにつきましては、まちづくり部以外にも観光部局であったり道路部局であったりそういったところが、いろんな所管がしております。基本的にはサインを、都市部のサインということでは、まちづくり部のほうは一応イニシアチブを持って整備していると私どもは考えております。そういった中で、デザインの統一性とかそういったところもございます。ただ、一定私どもがつけております4カ国語表記の誘導サインであったり、案内板であったり、そういったものを基本に他の部局につきましてもなるべく統一していただくような形で協議等をさせていただきながら、そういったユニバーサルデザイン等も踏まえながら今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 31 ◯梅元建治委員 ありがとうございます。せっかく景観専門監がいらっしゃいますし、また、景観推進室もできていますので、ぜひこれガバナンスをきかせて、長崎全体の、また、今からは駅前周辺も整備が進んで、新幹線とか来外のお客さんもふえてきますし、またMICEも計画されていますので、このあたり全体のトータルのデザインで文字とかピクトグラムとか、また設置場所についてもそれぞれの所管でやるのではなくて、ガバナンスをきかせて景観推進室でトータルで管掌していけばいいんじゃないかなと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 32 ◯幸 大助委員 ちょっと教えていただきたいんですけど、21ページの地図の中で唐人屋敷顕在化事業というのがありますけど、前、たしか館内市場というか、牟田口市場の2店舗がまだ移転が完了できないので進んでいませんというところまでは聞いておったんですけど、その後の進捗状況はどんなでしょうか。 33 ◯谷口都市計画課長 唐人屋敷顕在化事業の部分で、実際の事業のほうは地域整備課のほうで行っておりまして、大変申しわけございません、ちょっと私のほうがそこまで把握をしておりません。また後ほど確認をしてまた委員のほうにご説明させていただきたいと思います。すみません。よろしくお願いします。 34 ◯幸 大助委員 了解しました。  もう1つ、さっきのサインのところでちょっと思い出したんですけど、築町から鉄橋のほう、アーケードのほうに横断歩道を渡った右手に案内板があるんですね。地図と何かこう、そこの中にまだ長崎公会堂って矢印でしてあるのがあって、前も1回言うたんだけど、あれ全体を変えるためにまだ放っておいているのか、もしあのままやったらもう公会堂は消してしまうか何か処置をせんといかんのじゃないかと思うんですけれども。その点どんなでしょう。 35 ◯中井景観推進室長 委員ご指摘のとおり、すみません、そういったところについては随時修正のシールとかで対応していかなければならないと考えております。ただ、本来であれば板面全体をやりかえるのが一番いいんですけれども、そうなるとかなり費用がかかります。  それと、今電停が、名前が変わっております。そのあとは当然市庁舎であったり、そういったところが今度は変わってきます。そういったところを随時、今回電停の分につきましても新たにちょっと上からシールを張るような形で改善をしていきたいと考えております。  ただ、いずれにしましても、いずれかの段階で全体的な板面のやりかえをやるとか、そういったところは今後検討してまいりたいと考えております。申しわけございません。〔発言する者あり〕電停のサインにつきましても今年度速やかに、公会堂も当然張りかえるようにいたしますのでよろしくお願いいたします。 36 ◯中里泰則委員長 ほかありませんか。  それでは、まちづくり部所管事項調査を終了いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時54分=           =再開 午前11時3分= 37 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、上下水道局の所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 38 ◯武田上下水道局長 所管事項調査の説明に入ります前に、これまで紹介していない上下水道局の課長級以上の職員について紹介させていただきます。        〔職員紹介〕 39 ◯武田上下水道局長 引き続きまして、委員会資料の説明に入らせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
    40 ◯中村事業部長 それでは、上下水道局提出の所管事項調査の資料に基づきまして説明させていただきます。  資料の1ページをお開き願います。上下水道局組織表でございまして、平成31年4月1日現在の上下水道局の組織と配置人員について記載しております。上下水道局の組織は、業務部、事業部の2部9課1室で、配置人員は管理者を除き268人でございます。  次に、資料の2ページと3ページをお開き願います。各所属の事務分掌を係ごとに記載しておりますのでご参照ください。  続きまして、5ページをお願いいたします。長崎市上下水道局所管事務の現況についてご説明させていただきます。1.水道事業の現況の(1)整備状況でございます。長崎市の水道事業は、明治24年5月に我が国3番目の近代水道として創設され、これまで経験してきた大渇水・大水害のほか近年発生した大震災などの災害を教訓に、安全で強靭な供給体制を確立し、将来にわたって発展的に持続できるよう、主要事業として配水施設整備事業や耐震化事業などを実施しているところでございます。また、平成17年、平成18年に市町村合併した合併町の水道施設については、水道施設統合整備事業により長崎市水道に統合するための整備を進めており、今年度で完成する予定でございます。あわせて、未給水地区の解消を図るため、大崎地区や琴海桜谷地区の整備を行い、いずれも平成29年度に完成、昨年度から供用を開始いたしました。今後は、老朽化した施設の更新・再構築が大きな問題となることから、施設の統廃合を推進するとともに、アセットマネジメントを活用した効率的かつ効果的な事業運営を進めていくこととしております。  次に資料の6ページをお開きください。(2)水道施設位置図でございます。ここには、平成31年4月1日現在の長崎市の主な水道施設の状況を掲載いたしております。右下の凡例に示しておりますとおり、浄水場は赤色で、ダムなどの水源については水色で示しております。なお、安定的な水の供給や効率的な事業の運営を図ることを目的に、合併地区に点在している小規模な浄水場を長崎市水道事業に統合する水道施設統合整備事業を実施しており、現在、浄水場の数は34カ所ですが、今年度に整備を完了し、来年度から順次廃止していき、最終的には7カ所となる予定です。そのほか、ダムから各浄水場に導水する主な導水管は青色の点線、主要な配水管については青色の実線で示しておりますのでご参照ください。  次に、資料の7ページをごらんください。(3)主要指標でございますが、平成27年度から平成30年度までの水道事業に係る主要な指標の推移を掲載しております。表の一番右側の欄の平成30年度において、2の給水人口は40万4,158人、9の年間給水量は4,483万3,190立方メートルでございます。料金収入となります10の年間有収水量は、3,900万3,051立方メートルとなっており、前年度より63万7,985立方メートル減少しております。次に、11の有収率でございますが、有収率は、料金収入となります有収水量を年間給水量で割った数値でございまして、87.0%となっており、前年度と比べて0.9ポイントの減となっております。今後とも有収率の向上のため、漏水箇所の早期発見、早期解消に努め、適切な維持管理を行うとともに配水管の整備改良などに取り組んでまいりたいと考えております。  次に、資料の8ページをお開きください。2.下水道事業等の現況についてご説明いたします。(1)汚水処理の概要でございます。アに汚水処理区域のイメージを示しております。赤色で示しておりますのは公共下水道事業で、主に市街化区域を整備しております。また、オレンジ色で示しております特定環境保全公共下水道事業、黄色で示しております農業集落排水事業及び青色で示しております漁業集落排水事業により整備し、残りの区域につきましては浄化槽区域となっております。  次に、資料の9ページをごらんください。(2)整備状況でございます。長崎市におきましては、下水の排除方法として、汚水と雨水を別々の下水管渠に流す分流式を採用しております。汚水処理につきましては、14処理区、11処理施設で汚水を処理している一方、雨水の排除につきましては、32排水区を雨水の事業計画区域としており、浸水防除のために雨水渠などの整備を進めるとともに、2カ所の雨水排水ポンプ場を運転しております。現在、上下水道局が保有する下水道施設のうち老朽化した施設の計画的な改築が問題となっております。今後、老朽化した施設の事故や機能停止を未然に防止するためにライフサイクルコストの最小化、予算の最適化などを踏まえたストックマネジメント計画や集落排水処理施設を含めた汚水処理施設の統廃合などを推進するとともに、水道事業と同様にアセットマネジメントを活用し、効率的かつ効果的な事業運営を行っていくこととしております。  次に、資料の10ページをお開きください。(3)下水道等施設位置図でございます。ここには、右下の凡例に記載しておりますとおり、処理区ごとの公共下水道処理区域と、農業及び漁業集落排水処理区域を色分けして掲載しておりますのでご参照ください。  資料の11ページをごらんください。(4)主要指標でございますが、平成27年度から平成30年度までの推移を掲載いたしております。上段1)には、公共下水道事業単独の指標を掲載しております。表の一番右側の平成30年度において、2の処理区域内人口は39万4,114人、5の水洗化人口は38万2,363人、6の水洗化率は97.0%で、前年度より0.1ポイント増となっております。下水処理場への流入量となります11の年間汚水量は4,680万8,370立方メートル、使用料収入となります12の年間有収水量は3,790万2,772立方メートルで、前年度より40万500立方メートル減少しております。次に13の有収率でございます。有収率は、使用料収入となります年間有収水量を年間汚水量で割った数値でございまして、81.0%で前年度と比べて0.3ポイント減となっております。今後とも有収率の向上のため、適切な下水道施設の維持管理を行うとともに、長寿命化・不明水対策に取り組んでまいりたいと考えております。下段2)には、公共下水道事業、生活排水事業及び浄化槽施設を合算した汚水処理施設の指標を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、12ページからの主要事業の概要などにつきましては、事業管理課主幹から説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 41 ◯辻川事業管理課主幹 私のほうから主要事業の概要などについてご説明させていただきます。  それでは、資料の12ページをお開きください。1.水道事業の主要事業のうち、配水施設整備事業ですが、破損事故の未然防止や、管路の耐震化、漏水防止対策の強化及び出水不良の解消を目的に、5カ年の継続事業として老朽管の布設がえ及び新規の管路布設等を実施しております。その中でも老朽管の布設がえにつきましては、破損時における市民生活への影響を考慮し、口径が大きい基幹管路などの幹線管路を優先して更新することとしております。また、更新する管路の選定につきましては、ページ中段の表に記載している管の状況、老朽面等の項目について管路機能評価を行った上で、施工条件や道路改良工事など並行工事による緊急性なども含め、総合的に判断して更新計画を策定しております。ページ下段には平成30年度の取り組み状況を記載しておりますのでご参照ください。  資料の13ページをごらんください。上段には平成30年度に着手した磯道町の推進工事を掲載しております。簡易道の下に水道管を横断させるために推進工法を採用しております。白枠で囲んだ掘削機を利用し、イメージ図のとおり建物底部から掘削しながら水道管を通していく工法でございます。また、中段と下段には、茂里町及び矢の平1・2丁目で開削工事に施工している配水管の布設がえの様子の写真を掲載しておりますのでご参照ください。  資料の14ページをお開きください。次に、水道施設の耐震化についてですが、重大な地震などの災害が発生した場合におきましても被害を最小限にとどめ、早期に復旧が可能となるように施設の耐震化を推進する必要がございます。基幹管路につきましては、先ほどご説明いたしました配水施設整備事業などにおきまして耐震管への布設がえを行っております。また、配水タンクにつきましては、耐震診断の結果などにより対策が必要であると認められる施設においては順次耐震化を進めております。浄水場につきましては、管理棟などの建築物について必要な耐震補強工事を完了しており、現在、土木施設の耐震化工事を実施しております。ページ中段からは取り組み状況及び成果指標等を掲載しておりますのでご参照ください。  資料の15ページをごらんください。参考といたしまして、上段には、耐震化を行った福田減圧槽築造工事の築造前と築造後の完成写真を掲載しております。中段、下段には、三重中部第2減圧槽の耐震補強工事と神浦導水管(水管橋)耐震補強工事の補強前と補強後の写真を掲載しておりますのでご参照ください。  資料の16ページをお開きください。次に、水道施設統合整備事業ですが、合併地区の水道事業、及び千々簡易水道事業を長崎市水道事業に統合するために必要な水道施設の整備を、平成17年度から実施しており、令和元年度には施設整備を完了し、令和2年度に順次切りかえを行っていくこととしております。ページ中段からは、取り組み状況及び成果指標等を記載しておりますのでご参照ください。  資料の17ページをごらんください。市内全域の地図を掲載しておりますが、水道施設統合整備事業として、既に整備された施設を黒色で、平成30年度に工事を実施した施設を赤色で記載しておりますのでご参照ください。  資料の18ページをお開きください。2.下水道事業の主要事業のうち長寿命化・不明水対策事業ですが、長寿命化対策事業は、老朽化が著しい施設について費用対効果を踏まえながら処理区ごとや処理場ごとに5カ年の事業として実施しております。また、不明水対策事業につきましては、老朽化した汚水管の更生や穴あき鉄ふたの取りかえなどにより、汚水管への雨水の浸入を防止することを目的として実施しております。ページ中段からは、取り組み状況及び成果指標等を記載しておりますのでご参照ください。  資料の19ページをごらんください。参考といたしまして、上段には、汚水管の更生前と更生後の写真及び南部下水処理場の水処理設備の改築前と改築後の写真を掲載しております。なお、長寿命化事業につきましては、国の長寿命化支援制度に伴い、交付金を活用して実施しておりましたが、令和2年度で終了し、平成28年度に国が創設した下水道ストックマネジメント支援制度に引き継いで実施することとなっております。下段には、長寿命化計画からストックマネジメント計画への移行イメージのスケジュール表を掲載しておりますのでご参照ください。  資料の20ページをお開きください。公共下水道雨水建設事業ですが、潮位の影響を受けやすい河川、海沿いの低地地区や流下能力が不足する地区などでは、集中豪雨が発生した場合、雨水が河川や側溝などで十分排除できず、浸水による道路冠水などが発生しております。この事業は、そのような地区につきまして、浸水の防除を目的として優先的に事業計画を策定し、雨水管渠や雨水排水ポンプ場などの施設の整備を行うものでございます。ページ中段からは取り組み状況及び成果指標等を記載しておりますのでご参照ください。  資料の21ページをごらんください。参考といたしまして、長崎駅周辺地区における中部第三排水区、尾上町での雨水渠の施工状況等の写真を掲載しておりますのでご参照ください。  資料の22ページをお開きください。下水道施設統合整備事業ですが、老朽化が進んだ中部下水処理場につきましては、令和5年度末までに水処理機能を停止する予定としており、これに伴い、中部下水処理場で処理している汚水を西部下水処理場へ送水するための新ネットワーク管の布設及び西部下水処理場の水処理施設の増設を行っているところでございます。ページ中段からは、取り組み状況及び成果指標等を記載しておりますのでご参照ください。  資料の23ページには、中部下水処理場から長崎駅へかけての航空写真にネットワーク管の位置を示しておりますのでご参照ください。  資料の24ページをお開きください。3.アセットマネジメント支援情報システム構築事業ですが、本事業は、上下水道局が保有している施設の情報をシステムで管理できる統一化された台帳情報として整備するとともに、維持管理情報を補完し、新たに構築したシステムに移行することで各情報を連携し、施設の状態を可視化させることにより、さらに適切に資産管理を行うことを目的としております。また、精度が高い更新計画を策定し、実行することにより、施設の老朽化による事故の未然防止や災害時の被害を最小化するとともに、財政収支を踏まえた長期的な事業計画が策定できるようになります。ページ中段からは、取り組み状況及び成果指標等を記載しておりますのでご参照ください。  資料の25ページをごらんください。参考として上段には、ピンクの枠内にシステム構築及びデータ移行イメージ図、下段には、アセットマネジメント支援情報システム全体構築スケジュールを掲載しております。なお、システム構築につきましては、昨年度契約を締結し、令和4年度に完了、令和5年度からの運用の予定となっております。  次に、資料の26ページをお開き願います。上下水道局におきましては、将来にわたって良好な上下水道サービスを提供するため、平成27年度から令和6年度までの10年間を計画期間とした上下水道事業マスタープラン2015を平成27年12月に策定いたしました。26ページからは、上下水道事業マスタープラン2015の中間年次である令和元年度の指標値を目標とした進捗状況を、水道事業、下水道事業別に記載しており、左のページには、基本理念、基本方針及び基本施策とその概要を、右側のページには基本施策に位置づける主要な事業とその基本施策の進捗度をはかるための成果指標を記載しております。なお、指標名欄の右側に黄色の矢印を記載しておりますが、これは、成果指標の数値が目指す方向を示しており、上向きは数値を上げることを、下向きは数値を下げることを、横向きは現状維持を、それぞれ目標としていることを示すものでございます。  まず、資料の26ページをごらんください。水道事業の進捗状況でございます。水道事業におきましては、安全・強靭で持続する水道を基本理念に上げ、3つの基本方針である、1.安全で信頼される水道、2.強靭で安定した水道、3.発展的に持続する水道のもと1の1から3の3までの7つの基本施策を定めており、基本施策の概要欄に記載しております考え方に基づき事業を展開しております。  27ページをごらんください。水道事業の成果指標につきましては、1)から13)までの指標、実績値及び令和元年度の目標を記載しております。このうち1)の普及率、8)の基幹管路の耐震化率及び12)の職員給与費対営業費用収益比率の3つの指標につきましては、平成30年度実績をもちまして目標を達成しており、今後も引き続き計画的に事業を進めてまいります。なお、その他の指標につきましては、目標達成に向け事業に取り組んでいく所存でございます。  次に、資料の28ページをお開き願います。下水道事業の進捗状況でございます。下水道事業におきましては、環境と調和し、強靭で持続する下水道を基本理念に上げ、3つの基本方針である、1.良好な環境を確保する下水道、2.強靭で安定した下水道、3.発展的に持続する下水道のもと、1の1から3の2までの7つの基本施策を定めており、基本施策の概要欄に記載しております考え方に基づき事業を展開しております。  29ページをごらんください。下水道事業の成果指標につきまして、1)から14)までの指標、実績値及び令和元年度の目標値を記載しております。このうち、1)の下水道普及率、2)の下水道水洗化率、6)のコンクリート管の管更生率、9)の新ネットワーク管の整備進捗率、10)の雨水管整備率及び13)の職員給与費対営業収益比率の6つの指標につきましては、平成30年度をもちまして目標を達成しており、今後も引き続き計画的に事業を進めてまいります。なお、その他の指標につきましても水道事業同様目標達成に向け事業に取り組んでいく所存でございます。また、上下水道事業マスタープラン2015では、中間年次の令和元年度に成果指標の見直しを行う予定としており、今年度中に常任委員会においてご説明をすることとしております。  説明は以上でございます。 42 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時28分=           =再開 午後1時0分= 43 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  現在、審査を中断しております第88号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」の今後の審査につきましてご報告申し上げます。  環境経済委員会の正副委員長より、審査において、第88号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」や今後の指定管理が関連することから総務委員会及び建設水道委員会の所管にまたがる部分についても理事者の説明を求めながら審査を進めていますが、各委員会にまたがる部分についてどこまで審査を行うべきか難しいところがあるということでした。そこで、休憩中に正副議長、議会運営委員会の正副委員長、総務委員会の正副委員長、環境経済委員会の正副委員長、建設水道委員会の正副委員長で協議したところ、環境経済委員会において各委員会にまたがる部分につきましても一括して集中審議することとなりました。  つきましては、当初の説明のとおり、第88号議案につきましては、環境経済委員会の審査の状況と調整を行いながら審査を再開したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  よろしいでしょうか。 44 ◯永尾春文委員 わかりました。一括集中して審議をして、いろんな方向性とかそこで決まるわけですけど、そういったことを、じゃ、今度建設水道委員会ではそれを踏まえて審議があり得るんですか。それとも、もちろん第88号議案は一応質疑が終わったことになっていますよね。ということは、私たちはもうその一括集中したことがどうであれ、私たちは第88号議案についてただ討論、採決をするだけということになるということなんでしょうか。それとも、加えて、一旦中断した質疑をもう一度そこを踏まえた上で、例えば理事者から説明があって、そのことについて私たちも議論ができる、質疑ができるということでしょうか。 45 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時3分=           =再開 午後1時7分= 46 ◯中里泰則委員長 委員会を再開します。  当面は環境経済委員会の審議の推移を見守りながら、建設水道委員会の中でまた改めて審査をしなければならないという事態が発生した場合には、そこもまた建設水道委員会の中ででも審議をしたい。特に第88号議案につきましては、まだ審議が中断をしている状態ですから、再開したときには改めてまた質疑を再開して、その後、討論、採決という流れにしたいと思っていますのでご了解いただきたいと思います。よろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 47 ◯中里泰則委員長 それでは午前中に上下水道局より説明がありました所管事項に対しての質問に移りたいと思います。  何かご質問ございませんか。 48 ◯五輪清隆委員 午前中説明を受けた中で、中身についてというよりは指標の関係でちょっとお聞きしたいんですけど、7ページと11ページの中で7ページが水道の関係、11ページが下水道の関係という中で、長崎市の人口がどがんなっとっとかなって見れば、水道で見れば厚生労働省の統計で国勢調査であらわしていますし、下水道であれば国土交通省の住民基本台帳ということで記載しているんですけど、その人口差が、例えば平成30年度であれば6,000名ぐらい違うんですけど、長崎市が人口が幾らって言っているんですけど、逆に何でこういうふうに違うのか、水道は厚生労働省と何かそういう決まりがあるんですか。 49 ◯徳満事業管理課長 今委員がおっしゃられたように、上水道につきましては国のほうの所管が厚生労働省、下水道につきましては国土交通省となっておりまして、それぞれが統計の調査をして統計をとるときに行政人口については厚生労働省のほう、水道につきましては推計人口で、下水道については住民基本台帳の登録人口でという形での調査となっておりまして、それに基づきまして、それを基礎にしました、例えば普及率であるとかそういったものをそれをもとにはじくという形になっているものですから、それぞれもとになる人口というのは、それぞれの所管省庁が出している人口といいますか、もとになるものとしてのデータという形で記載させていただいております。 50 ◯五輪清隆委員 住民基本台帳というのは、長崎市が管理しているのが住民基本台帳ですね。そして、国勢調査というのは、それぞれ地域の方が1軒1軒回ってから、それが国勢調査でしょう。じゃ、長崎市が、例えば人口を出す場合はどこの数値を使っているんですか。長崎市の人口が、平成29年度は例えば40万人、そして平成30年であれば幾らとなって、そして1年間の中で人口が何名減りましたということでよく表現されますけど、長崎市の人口のあらわし方はどっちを使っているんですか。 51 ◯武田上下水道局長 この水道のほうで使っています推計人口は、委員おっしゃられるように国勢調査が5年ごとにございますので、その5年ごとの国勢調査後に住民基本台帳の住民の異動届等があったときにプラス、マイナスして人口を出していくということで、より実態に近いのは水道のほうで使っています推計人口のほうかなというふうに考えております。  それで、下水道のほうで使っている住民基本台帳人口でございますけど、これはまさに住民基本台帳の異動等の届けがなければ、そこら辺が実態と乖離していく可能性がございますということでございます。  長崎市がどちらのほうを使っているかということでございますけど、基本的には、ここに記載のように住民基本台帳人口で説明したり、推計人口を使ったりするケースがあろうかと思いますけど、人口の異動の実態ですね、こちらについては、先ほど言いましたように、5年ごとの国勢調査をもとにしたほうが実態に近いということで、今後の人口推計等については恐らく社会保障・人口問題研究所ですね、そういったところもこの推計人口というほうを用いながら、そういった今後の人口対策といいますか、そういったことはやっているんだろうと考えております。  以上でございます。 52 ◯五輪清隆委員 長崎市、国の関係でそういうふうにせんばいかんと決まとっとでしょうけど、6,000人も何で違うとかな。その要因というと何ですか。 53 ◯武田上下水道局長 恐らくこの住民基本台帳を動かす、動かさないというのが、例えば学生さんが高校を卒業して市外の大学とかへ行かれるというときに、住民票を長崎市に残したまま、住民票の異動届なしに行かれるケース等もあろうかと思っております。そういったケースだけではないと思いますけど、そういった、今後また長崎に戻る可能性があるというときにそういった異動届を出さないということになると、こういった実態の人口と住民基本台帳の届け出上の人口に乖離が出てくるということで、この平成30年度で言えば6,000名程度、こういうふうな大きな乖離が出ておりますけど、要因としてはそういうことかなと考えております。  以上でございます。 54 ◯五輪清隆委員 私はね全然わからん。今人口減少対策ということでいろいろ言われている中で、いろんな数値が、例えば事業をする上での水道の人口、下水道での数字、そうなったときに、例えば普及率とかそういうのはわかるんですよ。そのぐらい基本になるやつというのは、いわゆる同じにすべきと思うんですよ。この前議会でもらった人口についても昨年の5月とことしの5月では約5,000名やったか、6,000名かな減っておる。そこの数値が例えば5月1日現在とか4月現在とかよく皆さん言っていますけど、それは余りにも何か、差が何百名やったらわかるけど、例えば、平成21年度は3,000名違う、それ以降については6,000名ぐらい違う、その年度で全然変わってくるけんが、そういう、やはり絶対こういうふうにしなければいけないんですか。 55 ◯武田上下水道局長 この水道と下水道が所管省庁が厚生労働省とそれから国土交通省に分かれていると。そういった中でこの普及率であるとかその他の統計的な数字を出す基本の人口がそれぞれ水道であれば国勢調査に基づく推計人口をベースにすると、下水道であれば国土交通省の決まりに従って住民基本台帳人口をベースにいろんな統計の数値を出すということに決まっておりますので、ですからこの表に記載のいろんな水洗化率であるとか、それから普及率とか、こういったものをそれぞれの決まりに沿って出させていただいているということでご理解いただければと思います。  以上でございます。 56 ◯五輪清隆委員 またゆっくり聞かせてください。そして、普及率の関係ですけど、推計人口をそして給水人口で割っているんですけど、確かにこの数値ですればいいんでしょうけど、逆に私は人口よりも世帯でしたらどうかなと思っているんですよね。例えば長崎市に二十一万何戸あってから、そして、人数は人数で結構なんですけど、例えば長崎市が二十数万戸あってから、何戸ぐらいが逆に普及されていない、井戸水を使っているとか、そういう関係でしょうから、それは下水道も一緒だと思うんですよ。ですから、今ひとり家庭というのは結構多いと思うんですけど、逆に何戸ほど入っていないとこについては、逆にこういう理由に中で設置がされていないとかさ、人口ではわからんですたい。今1世帯1名の方が結構いらっしゃいますから、逆にそういう数値も何か今後やったらどうかなと思いますけど、どうですかね。 57 ◯武田上下水道局長 今、五輪委員おっしゃられるように、例えばこの普及率等も人口をベースにしておりますけど、確かに今1人世帯とか2人だけの世帯とか、そういったところもふえておりまして、実際はこういった、例えば水道にしても下水道にしても普及状況がどうかというのは世帯ごとに見たほうがよりわかりやすいんじゃないかというご指摘もそのとおりかなと思います。  こういうふうに国で決められた統計の数字は別にいたしましても、今水道も下水道も、長崎市が人口減少が著しく進んでおりまして、ひところは核家族化の進展によって人口は減りながらも世帯数は幾らか伸びて、その後横ばい状態になって、今は水道も下水道も世帯数がもう減少に入ってきております。そういった状況もございますので、今委員ご指摘の世帯をベースにした、そういった数字も必要じゃないかということを参考にさせていただきまして、次から資料のつくりの中でちょっと検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 58 ◯五輪清隆委員 ぜひとも検討していただきたいと思っています。特に、私自身が思ったのが、例えば、下水道であればもう横ばい状況の中で、逆に長崎市内に何戸ほどそういう下水道がひいていないのかというのはある程度そういう数値を掛ければわかるわけですから、この数値の中では全体の人口は書いていますけど、給水人口書いていますけど、何世帯というのはなかったものですから、そこらあたりはもしよければ検討していただきたいということで思っています。  以上です。 59 ◯山崎 猛委員 16ページの下のほうですけれども、ちょっとお聞きしたいんですけれども、浄水場を今から施設を減らしていこうということで、これ合併当初47カ所あったのが今もう既に13カ所減らして34カ所になってて、令和元年度、目標値ですけれども7カ所にするということですけれども、あと半年ぐらいで7カ所にするんでしょうけれども、最終的に残るところと、もちろんメリットがあるんでしょうけれども、そういうところも少し教えていただきたいと思います。 60 ◯花野水道建設課長 まず1点目のご質問の、統合後には7つの浄水場、どこが残るのかということですが、手熊浄水場、三重浄水場、道ノ尾浄水場、浦上浄水場、本河内浄水場、小ケ倉浄水場、東長崎浄水場、旧市内にあるこの7つの浄水場が残ることとなります。  統合のメリットといった2点目のご質問ですが、合併地区の浄水場、水源ですね、こちらのほうは小規模で広範囲に点在しておりまして、大雨や渇水といった天候によって水質や水量が大きく左右されやすいと。また、小規模な浄水場が広範囲に多数存在していますことから、常駐しての監視は効率が悪く、巡回での点検や遠隔監視により監視しているため、緊急時の対応がおくれるおそれがあると、こういった問題点がございました。そこで、統合後は24時間態勢で監視しております長崎市が保有しております既存の浄水場から送水することによりまして水質への不安が解消されます。また、合併地区の水源を廃止いたしましても一定容量が確保された旧長崎市のダムですね、こちらで補うことができるため安定した水量を供給できると考えております。また、合併地区の浄水場を残しまして更新していきますとそれなりの建設費と年間の維持管理費、こちらのほうの削減ができると考えております。  私からの説明は以上でございます。 61 ◯山崎 猛委員 ありがとうございました。旧市内というか中心部のほうだけ残るということで、そこから今度、そしたら管をひいていくんですよね。当然ですね、それでもやはりそのほうがメリットがあるということなんですか。 62 ◯花野水道建設課長 現在、水道施設統合整備事業といたしまして、旧三和地区、野母崎地区ですね、こちらのほうは手熊浄水場から水を送ることといたしまして、ずっと国道499号をメーンとした送水管を布設しております。外海地区、琴海地区、こちらにおきましては三重浄水場のほうから送水管をその地区に向けて布設しております。その送水管もまた耐震化を図られた新しい管になっておりますので、今までの古い管とは違いまして、新しい強靭な管が布設されていることとなっております。  ご説明は以上でございます。 63 ◯山崎 猛委員 もちろんそういう耐震化とかいろんなことを考えてされているんだと思いますけど、三重が北部のほうにあるのはわかるんですけど、手熊なんですが、小ケ倉じゃなくて手熊からなんですか。小ケ倉のほうが近かような気がするんですけど。 64 ◯三浦浄水課長 長崎市内の先ほどの7浄水場の中で三重のほうから外海、琴海地区のほうに送ることが、三重浄水場の施設能力から考えると可能であるということが1つあります。今、ご指摘があった小ケ倉浄水場から南部地区に送るということになりますと、既存の施設能力ではちょっと無理があるということから、長崎市の基幹浄水場である手熊浄水場からの送水で南部地区を賄えるということで、現在送水管の準備を今もう今年度いっぱいで完了する予定ということで事業を進めております。  説明は以上でございます。 65 ◯川崎業務部長 すみません。ちょっと補足ですけれども、県内の女神大橋をつくったときに女神大橋に水道管を添架しておりまして、あわせて、南部のほうが小ケ倉だけからだと1本しかないので、手熊からもつないで複線化して、より安全性を高めようということで、もう既に女神大橋に布設しておりますので、その分を使いたいということで考えております。 66 ◯内田隆英委員 今の問題で関連するんですけれども、合併地区の水源を小さいということでずっと廃止してきているんですけれども、落矢ダムの水源を小ケ倉浄水場のほうに持っていくという工事を進めていると思うんですけれども、今進捗率がどのくらいでそれはいつまでに完成見込みなんですか。 67 ◯花野水道建設課長 落矢ダムから鹿尾ダムのほうへの導水管になりますが、国道499号、こちらのほうの布設のほう1.9キロメートル、今これまでに完成しております。今年度から鹿尾川の上流へ向けてこれまで県との河川の工事で協議を進めておりましたが、今年度から着工できるようになりましたので、導水管のほうを今年度から鹿尾川のほうに入れていくこととしております。そして、着手することに際しまして、ポンプ場とかそういったものの設計業務委託、こちらのほうを行いまして、今後導水管の布設を行っていくこととしております。時期的なものですが、今年度から着手いたしますが、ポンプ場とかそういったものの兼ね合いがございますので、いつまでというのがちょっとわかりませんけれど、早急に布設したいとは考えております。  以上でございます。 68 ◯内田隆英委員 その落矢ダムの水については合併したときにさまざまな議論があって、それで、残すという議論はあったけれども廃止すると。そのかわり落矢ダムの水は送水管を敷いて小ケ倉のほうに布設しかえると。しかし、これまで遅々として進まなかったのは県の工事との関係があって、それで、こっちの県のほうの工事のほうが進まないとなかなか進められないというような理由があったわけですよ。今の答弁では県のほうも工事が終わって、もういよいよ送水管の建設工事は着手できるというような説明だけれども、それはいつになるかわかりません。できるだけ早く貫通させますなんて、そうじゃなくて、その以前の議論ではもう早急に、活用すべきだということで求めて、市のほうもそういう立場で頑張りますというふうな答弁をしていたんですよ。しかし、それがいつの間にかもう県の工事が進まないから仕事ができないんだということでストップしておった。工事ができるようになったんであればさ、いつまでに大体落矢ダムの水は小ケ倉のほうに送水できるように工事を進めますというような年度計画を持ってやらないと、頑張りますというだけでは納得できないよ、合併地区の住民としてはね。それはいかがですか。 69 ◯中村事業部長 説明が不十分ですみませんでした。県の事業が決まったんじゃなくて県が河川改修をする予定にしていたんですね。鹿尾川の上流のほうですね。現道に入れてもそこが河川改修で現道が振り替われば、今入れようとしている管が無駄になるんじゃないかということでなかなか進まなかったんですけれども、河川改修が現道の路線には影響なくできると、河川改修が終わったんじゃなくて、河川改修の計画が現道に影響しないということが昨年度はっきりしました。したがいまして、現道を登っていくということで計画を今、委託とか立てているところで、いつまでとは約束できませんが、おおむね5年あれば何とかやっていけると考えております。  以上です。 70 ◯内田隆英委員 わかりました。そしたら、なるだけ5年以内に年度計画を持って、落矢ダムの水を小ケ倉浄水場のほうに布設していただきますよう強く要望しておきます。 71 ◯永尾春文委員 浄水場といいますか、関係なんですけど、野母崎の以下宿で地域の方から、何か上にあるゴルフ場の関係で水道が使えなくなったか何か、そういういろいろ問題があると。何かホースを延ばしてか引いて何かやっているんだけれどもという、何かちょっと話を聞いてもよくわからない相談がありまして、ここで以下宿の浄水場もなくなる話になっていまして、関係があるのか。要するにその問題が今どのように解決になっているのかわかりましたら教えていただけますか。 72 ◯中村事業部長 以下宿地区の水源がゴルフ場開発に伴って支障になったということで、ゴルフ場を建設するときにゴルフ場みずからが井戸を掘って、以下宿地区に原水、浄水する前の水を供給し、それを以下宿地区の水道組合が浄水して配水をするということでやっておりました。しかし、近年、ちょっと水源の枯渇で水量が不安定になってきているということで、いよいよ本年入ってからですかね、2月か3月だったと思うんですけど、枯渇してしまって水がとれないということで、長崎市の上水道のほうから、水道組合みずからが分水して、自分たちのタンクまで管路を布設しました。その管路に対して長崎市が今水を供給していっているという状況で、以下宿浄水場の水じゃなくて、その他の野母崎地区の水源の浄水場の水を現在供給している状況です。水道統合事業が整備した後に、以下宿地区につきましても長崎市水道への布設の要望書が提出されておりますので、年次計画を立てて、長崎市上水道の管を布設して、長崎市のタンクをつくって水道の整備をするということで計画を進めております。 73 ◯永尾春文委員 わかりました。一応その年次計画というのは大体スケジュール感としてはどれぐらいを検討されておりますか。 74 ◯徳満事業管理課長 上水道の統合整備事業が今年度に完成いたしますので、来年度も含めまして着手をしまして4年から5年ぐらいの事業期間になろうかと考えております。 75 ◯永尾春文委員 わかりました。どうかよろしくお願いいたします。  もう1点、上下水道事業マスタープランの進捗状況の中でちょっと概要だけお尋ねします。今回の水質保持の観点から更新制が導入されて、やはり水道事業者の、要は民間の事業者の健全な育成といいますか、そういったのもやはりしっかりしていこうという国の流れがしっかりなったかと思うんですけれども、今回のマスタープランの中で、基本施策の概要の中に、近隣の水道事業者との連携を視野に入れながらさらなる経営の効率化を図りますとか、27ページの主な事業には民間との連携強化とあるんですけれども、こういった点も踏まえて、今後長崎市としてどのようにそういった水質保持に取り組む考えがあるのかお聞かせください。 76 ◯武田上下水道局長 昨年12月に水道法が改正されまして、基本的にはその趣旨が人口減少等で水道料金収入が減少していくと。一方では施設の老朽化が進んで更新事業がふえてくると、収入が減って支出がふえるということで、そういった状況の中で水道事業の基盤強化を図るという趣旨で水道法が改正されております。  その中で、今委員おっしゃられるように、その1つの項目として、先日条例でお願いしました指定事業者さんの更新制を導入して、しっかり各家庭の給水装置をきちんと施工していただくと、そういった観点で業者さんの登録も、1回登録するとずっと登録しっ放しじゃなくて、5年ごとにしっかりそういった体制がとれているかとか、講習等を受けてしっかり勉強されているかとか、そういったものを確認しながらきちんとした工事をやっていただくということが1つございました。今、先ほどご指摘の近隣自治体との連携とか、そういった広域化につきましては、水道事業の基盤強化の1つとして近隣事業体と連携することによって、例えば今私たちもちょっと検討しているのが、浄水施設、浦上浄水場が今ちょうど老朽化が進んでおりまして、それを更新するときに近隣と施設の共同化ができないかとか、そういったことを今検討いたしておりますけど、そういったことで、各事業体独自でそれぞれごとに施設をつくるよりも共同してそういったことをやっていくと効率化が図れるんじゃないかということが基盤強化につながるという観点が1つございます。  それから、民間との連携でいえば、水道法改正のときにコンセッション方式で事業の水道事業者としての位置づけは残したまま施設の運営を民間のほうに移譲するというようなことで、水道の民営化法だというような報道もございましたけど、それは、例えば1つの方策として、民間との連携で言えば、例えば今民間のほうにいろいろ管理等委託している部分ございますけど、そこら辺をもう少し包括委託とか、そういったもので管理をお願いする部分を部分的にじゃなくて総合的な管理にしていくとか、そういったもろもろのことで水道事業の基盤を強化していくということの趣旨で水道法が改正されたものでございますので、その趣旨に沿って、長崎市といたしましても今後効率的な水道事業の体制整備に向けて取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯山谷好弘委員 29ページの下水道普及率の目標値でございますけど、令和元年が93.9%で平成30年度が94.1%なんですが、ちょっと下がっていて、これ実際は何年ぐらいで100%になる予定になっているんでしょうか。 78 ◯徳満事業管理課長 今、委員おっしゃられました下水道普及率の目標値、令和元年度でございますが、これは目標値としてマスタープランを設定したときにつくった目標値でございますので、当然のことながら令和元年度の数値は出ておりませんので、これはあくまでも目標値ということでございます。ということで、平成30年度にはもう既にこの目標値としておりました93.9%を超えまして94.1%の普及率になっているというようにここのところは見ていただければと思います。 79 ◯川崎業務部長 もう1つお尋ねのいつごろ100%になるのかというお話ですけれども、どうしても農業集落排水、漁業集落排水の地区だとか浄化槽の地区、そういったものもございます。ですから100%になることはあり得ないんですけれども、96%ぐらいが最高だろうと思っています。残りの2%が農業集落排水、漁業集落排水で残りの2%が浄化槽地区になろうかと思います。
     以上です。 80 ◯山谷好弘委員 ありがとうございました。もう1点、すみません。1ページの組織表なんですが、ちょっと上から、次長兼総務課長のところが10人、経理課長のところが15人、料金サービス課長のところが20人で、ここトータルが45人になるんですね。業務部長の川崎部長を入れれば46人になるんですか、今45人と書いてあるところが。 81 ◯濱田上下水道局総務課長 総務課のところに業務部長の1名、川崎部長のほうが入っているような数字になっております。  以上でございます。〔発言する者あり〕ですから、今総務課は、私含めて9名という形になっております。〔発言する者あり〕総務課としては9名で業務部長を総務課に入れている。事業管理課に事業部長を入れているというような、所属という形で数字を見ていますので、そのような状態になっております。  以上でございます。 82 ◯山谷好弘委員 すみません。何で聞いたかといいますと、別の所属がそういうつくり方していたものですから、そしたら部長も含まれているということですね。わかりました。 83 ◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。  それでは、上下水道局の所管事項調査を終了します。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時42分=           =再開 午後1時44分= 84 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、土木部の所管事項調査を行います。  調査の進め方についてお諮りいたします。土木部の所管事項調査は項目が多岐にわたりますので、まず、赤のインデックスで土木部1及び土木部2と表記しております所管事項調査資料についての説明、質問を行った後、一度理事者の交代を行いたいと考えています。その後、青のインデックスで別冊指定管理者と表記しております資料、赤のインデックスで土木部3と表記しております資料及び青のインデックスで基本構想・基本計画と表記しております資料についての説明、質問を行いたいと考えております。  そのような進め方をさせていただいてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 85 ◯中里泰則委員長 ご異議がないようですので、そのように進めさせていただきます。  それでは、まず、土木部1及び土木部2の資料について理事者の説明を求めます。 86 ◯吉田土木部長 それでは、説明に入ります前に、本日出席をしております土木部の課長級以上の職員のうち、紹介が済んでいない職員を紹介いたします。        〔職員紹介〕 87 ◯吉田土木部長 それでは、土木部から所管事項調査としてお手元に配付をさせていただいております資料のうち、所管事項調査に関する資料に基づき、所管事務の現況と目次に記載しております事項についてご説明いたしますとともに、また、別冊で土木部から配付しております資料で、表紙に市道江平浜平線トンネル新設工事の積算誤りについてと題しました資料に基づきまして、その内容をご説明させていただきます。  特に、本日ご説明させていただきます市道江平浜平線トンネル新設工事につきましては、当初設計において、トンネル掘削機械類の機械損料及び吹きつけコンクリートに含まれる急結剤について積算の誤りがございました。このことについて、これまでにも工事にかかわる積算ミスがある都度、その事実を深く反省した上でチェック体制の強化や職員の技術力向上などミスを起こさない対策をとってきた最中にまたこのような事態が判明したことにつきまして、まことに申しわけなく、深く反省しているところでございます。今後、これまで以上に部を挙げて再発防止に取り組んでいく所存でございます。大変申しわけございませんでした。  それでは、内容の詳細につきましては、資料の順に従い、それぞれ担当課長より説明いたします。  私からの説明は以上でございます。 88 ◯竹内土木総務課長 土木部提出の所管事項に関する資料1ページをごらんください。1.機構及び職員数でございますが、土木部は4課11係体制で、正規職員数は80名となっております。  次に、2ページをお開きください。土木部各課の分掌事務を記載しておりますのでご参照ください。  次に、3ページをごらんください。3.所管事務の現況等、(1)道路事業の概要でございます。ア.道路整備の基本的な考え方を5点記載しておりますが、後ほどウ.主要事業の概要で説明させていただきます。次に、イ.市道・法定外公共物の現況でございますが、表の一番下の合計欄、左から2つ目のとおり、路線数の合計は6,349路線、その右側ですが実延長は約1,879キロメートルとなっております。  次に、4ページをごらんください。ウ.主要事業の概要についてご説明いたします。まず、(1)広域幹線道路の整備促進でございますが、高規格幹線道路、地域高規格道路などの整備促進を図るため、要望活動及び関係機関との相互調整を行っているところでございます。それぞれの路線について直近の進捗状況を記載しておりますのでご参照ください。なお、直近の主な状況といたしまして、1)に記載の道路のうち長崎自動車道長崎芒塚インターチェンジから長崎多良見インターチェンジ間の延長8.3キロメートルにおきましては、新たな2車線が完成し、供用が開始されたところでございます。次に、(2)幹線道路等の整備促進でございます。既存の国道、県道等の幹線道路の改良などを図るため、要望活動及び関係機関との相互調整を行っているところでございます。各路線の状況につきましては、資料の4ページから5ページにかけて記載させていただいておりますのでご参照ください。  次に、資料5ページ、(3)道路整備に関する協議会の事務でございますが、資料に記載した協議会等の運営・事務を行っているところでございます。これらの協議会につきましては、国道、県道の建設及び早期整備のため、関係機関に対する要望等の整備促進活動を行っております。次に、(4)都市計画道路に関する計画・調整でございますが、都市計画道路の決定・変更等の事務を行っております。次に、(5)都市計画街路事業でございますが、国庫補助事業と起債事業である地方道路等整備事業を組み合わせて、国県道の幹線道路を補完する補助幹線道路の整備を進めているものでございます。主要な整備路線は表に記載しておりますのでご参照ください。  次に、資料の6ページをお開きください。こちらには、先ほどご説明いたしました広域幹線道路及び幹線道路等の位置図、7ページでございますが、7ページには都市計画街路事業の主要な整備路線について位置を示しておりますのでご参照ください。  次に、資料の8ページをお開きください。(6)道路新設改良事業でございますが、国庫補助事業と起債事業である地方道路等整備事業を組み合わせ、補助幹線道路の整備を進めているものでございます。主要な整備路線は表に記載しておりますのでご参照ください。また、9ページには道路新設改良事業の主要な整備路線について位置を示しておりますのでご参照ください。  次に、資料の10ページをお開きください。(7)地方道路等整備事業でございますが、道路新設改良事業で整備中の主要路線である補助幹線道路において、仮舗装などの応急的な整備や斜面移送機器の維持補修を行っているものでございます。次に、(8)車みち整備事業でございます。この事業は、斜面市街地において住民の居住環境の改善と防災性の向上を図るため、地域の協力を得て、車が入ることのできない既存の市道や里道を、車が入る車みちとして整備を進めているものでございます。1)に記載のとおり、令和元年度におきましては、表に記載の路線の整備を予定いたしております。なお、平成25年度から平成30年度におきましては、2)に記載の路線において整備を行ってきたものでございます。また、11ページの3)には、2)の表に記載する路線の整備による効果など概要を記載しておりますのであわせてご参照ください。  次に、12ページをお開きください。車みち整備事業の概要として1.基本方針、2.整備条件、3.整備の優先度を記載しておりますのでご参照ください。  次に、13ページをごらんください。ただいまご説明いたしました車みちの位置図でございますが、令和元年度の整備予定路線を赤色で、平成25年度から平成30年度に整備を行った路線を黒色で示しておりますのでご参照ください。  次に、資料14ページをお開きください。(9)街路灯整備事業でございます。この事業においては街路灯のLED化を実施しているものであり、平成25年度から平成28年度までの4年間で、既存の蛍光灯の街路灯のLED化を完了させたところでございます。平成29年度以降は、自治会からの要望に応じまして、生活道路や通学路などにおきまして、引き続きLED灯の設置を進めております。次に、(10)無電柱化推進事業でございます。安全かつ円滑な道路交通の確保、景観及び都市防災の向上等を図ることを目的に、国の定める無電柱化推進計画に基づき、観光地など優先度の高い路線から順次整備を行っているものでございます。現在は表に記載の籠町稲田町1号線の整備に取り組んでいるところでございます。  次に、15ページをごらんください。過去に無電柱化が整備済みの路線について表に記載しておりますのでご参照ください。  次に、16ページをお開きください。16ページから17ページには、ただいまご説明いたしました整備済みの路線の位置図を黒色で、整備中の路線の位置図を赤色で示しておりますのでご参照ください。  次に、18ページをお開きください。(11)緊急輸送道路ネットワークでございますが、災害時における人員や物質の輸送を確保するため、長崎県の緊急輸送道路ネットワークと一体的に機能する長崎市の緊急輸送道路ネットワークの指定に向けた検討を行うものでございます。次に、(12)駐車場・駐輪場の計画・管理でございます。資料の18ページから19ページにかけて表を記載しておりますが、それぞれの表の上には駐車場、駐輪場の箇所数を記載しております。市営駐車場につきましては7カ所、市営駐輪場につきましては12カ所の有料駐輪場、そして、19ページ下段に記載の10カ所の無料駐輪場がございまして、その管理を行っているものでございます。  資料の20ページをお開きください。ここには、ただいまご説明いたしました市営駐車場7カ所の位置図を、21ページから22ページにかけましては市営駐輪場の位置図を示しておりますのでご参照ください。  次に、23ページをごらんください。(2)河川事業の概要でございます。河川整備の基本的な考え方、河川及び法定外公共物の現況につきましては、資料23ページの1及び2の欄に記載のとおりでございますのでご参照ください。次に、河川に係る3.主要事業の概要についてご説明いたします。資料は23ページの下のほうに記載しております。(1)河川等整備事業でございますが、国庫補助事業を活用し、江川川及び大井手川の整備を進めているところでございます。  次に、24ページをお開きください。24ページには、河川等整備事業で整備を進めている河川の位置図を示しておりますのでご参照ください。  次に、25ページをごらんください。(3)公園等事業の概要でございます。公園等整備の基本的な考え方、それから公園の箇所数など、現況につきましては資料の1、2にそれぞれ記載のとおりでございますのでご参照ください。  次に、26ページをごらんください。公園等に係る3.主要事業の概要についてご説明いたします。(1)公園施設整備事業でございますが、国の補助制度などを活用し、総合公園におきまして整備を進めているものでございます。現在、整備中の公園といたしましては資料の表に記載のとおりで、金比羅公園においては園路などの整備事業を進めているところでございます。あわせてスロープカーを新設する事業も進めているものでございます。  次に、27ページをごらんください。(2)街を美しくする運動推進事業でございますが、緑豊かなまちづくりの推進を図るため、緑化の周知・啓発事業を行っているものでございます。内容は、27ページに記載の1)みどりのまちづくり事業、28ページから2)花のあるまちづくり事業、3)ながさきグリーンキャンペーン事業を行っており、それぞれ事業の概要を記載しておりますのでご参照ください。  次に、資料の29ページ、国道251号の一部移管についてご説明いたします。  まず、資料の30ページをごらんください。この中央の地図は東長崎地区でございますが、左下に中央卸売市場、右下に戸石小学校がございます。地図の下側が市街地方面、上側が現川方面になります。中央の地図の真ん中あたりに移管予定区間と示しております。その左端の矢上交差点から一番右の戸石小学校前交差点までの路線が国道から市道への移管を予定している区間でございます。次に、中央、今の図面の左下でございますけれども、国道251号の全線の地図を記載しております。国道251号は、長崎市内の国道34号から島原半島経由で諫早市内の国道34号までを連絡する国道でございます。このうち、また上の地図でございますが、上の拡大図で示しております東長崎地区におきましては国道が2本重複しております。このうち、この地図の左下に長崎市中央卸売市場と記載しているところの八郎川に矢上大橋がございますが、この矢上大橋が平成24年4月に無料化されたことに伴い、それまで移管予定区間である矢上交差点から戸石小学校前交差点までの路線が国道251号の主要な道路でございました。ただいまの地図の右下にグラフを記載しておりますが、このうち上側が地図の真ん中の横線の移管予定区間の交通量でございますが、車両交通量が平成22年の調査では1日当たり1万4,157台の交通車両がございました。無料化後の平成27年の調査におきましては、1日当たり9,165台に減少しております。一方、地図の下側の矢上大橋経由の国道251号の車両交通量は、平成22年の調査では4,639台でございましたが、矢上大橋の無料化後、平成27年の調査では1万3,441台と大幅にふえ、国道としての機能が矢上大橋側に移行しております。一方で、移管予定区間の路線につきましては、国道としての機能は不要となっておりますが、当該路線は、長崎市内の矢上団地、ガーデンシティ東長崎、パークタウンたちばなの住人の皆様を初め、東公園の利用者などが利用している区間でございます。市民の生活用道路として利用されている路線でございます。このことから、今回国道から市道への移管を予定しているものでございます。この市道の周りには移管予定路線の現況写真を掲載しておりますのでご参照ください。  恐れ入りますが、資料の29ページにお戻りください。最上段につきましてはただいまご説明させていただいたとおりでございます。その次の路線の概要についてでございますが、路線の位置は矢上町から戸石町までです。延長は2,893メートルで、幅員は7.7メートルから25メートル、舗装はアスファルト舗装、勾配は12%以下、道路の接続は国道34号、国道251号、かき道東町1号線ほかに接続しております。移管の概要についてでございますが、現在の道路管理者は長崎県、道路構造について幅員、勾配、舗装などについては市道認定基準に適合しております。道路敷について国有地の無償貸与を予定しております。移管に向けた整備についてですが、側溝整備、歩道整備、舗装整備など長崎県が長崎市と協議の上で実施しております。スケジュールについてでございますが、市道の認定の時期は9月議会を考えております。その後、占用物件や、図面等の引き継ぎ図書の確認などを行いまして、区域の決定を行い、令和2年3月31日に国道区域から除外し、来年4月1日から市道として供用開始する予定となっております。  続きまして、訴訟の現況についてご説明いたします。資料の31ページをお開きください。5.訴訟の現況について。(1)平戸小屋町の所有権等確認等請求事件についてでございますが、概要につきましては図を用いて説明させていただきます。  恐れ入りますが、資料の32ページをお開きください。係争地の位置図を掲載しておりますが、中央左側の丸で囲った朝日小学校付近の市道が係争地となっております。  続きまして、資料の33ページをごらんください。裁判の概要について、上段の図を用いて説明させていただきます。上段の図は、相手方の主張と長崎市の主張を比較した図となっております。このうち、上の相手方の主張の黒の点線で囲っている部分が市道江の浦町平戸小屋町1号線を示しておりますが、この道路と、その上に肌色で示している相手方の所有地の境界について、法務局の筆界特定制度により示された境界について納得しなかった相手方が、緑色で示している部分の所有権を求めて平成27年12月に訴えを提起いたしております。筆界特定制度とは、法務局の筆界特定官が実地調査、測量等を行い、土地の筆界、つまり境界を特定する制度でございますが、あくまで法務局の筆界についての判断を示したものであるため、筆界を法的に確定させる効力はございません。  次に、33ページ、2番目の図面でございますけれども、これが長崎市の主張を示した図になりますが、赤色で示しているラインが法務局の筆界特定制度で示されたラインで、長崎市といたしましてはこのラインが境界であると考えております。この図のうち黄色い三角地がございますが、これは、市道のうち筆界特定制度により相手方が所有する土地の一部とされた部分でございまして、長崎市が時効取得を原因とする所有権を主張しているものでございます。相手方の主張のみでは、係争地の境界が確定せず、本訴訟の根本的な解決にならないため、平成28年6月に長崎市が反訴の提起に至ったものでございます。33ページ下段の写真から34ページには係争地の写真を掲載しておりますのでご参照ください。  恐れ入りますが、資料の31ページにお戻りください。続きまして、訴訟の経過について説明させていただきます。左上段の一番左に一審と記載している部分でございますが、長崎地方裁判所における本訴訟の第一審の判決が平成30年10月3日に言い渡されました。第一審判決の内容につきましては、資料の下から2番目の判決内容の欄に記載のとおり、左側の相手方から提起されております本訴につきましては、相手方の請求には理由がないものとして棄却されております。右側、長崎市が提起しております反訴につきましては、長崎市の主張が全面的に認められ、1)市の所有地と相手方が所有する土地の境界は法務局が特定した筆界で境界を確定すること、2)市道のうち、筆界特定制度により相手方の所有する土地の一部とされた土地について、時効取得を原因として長崎市に所有権を移転することとする判決が言い渡されました。さらに、第一審の判決に対しまして、表の中ほどより少し上、一番左に控訴審と書いてある欄でございますが、相手方は平成30年10月15日に福岡高等裁判所に控訴しておりますが、平成31年3月14日に控訴審におきましても判決が言い渡されました。その内容といたしましては、表の一番下に記載のとおり、相手方の主張は棄却され、第一審の判決が支持する判決となりました。なお、控訴審の判決に対しまして相手方は上告を行わなかったため本訴訟の判決は確定いたしております。  次に、資料の35ページをお開きください。続きまして、(2)平山町の所有権移転登記請求事件についてご説明させていただきます。まず、裁判の概要について図を用いて説明させていただきます。  資料の36ページをお開きください。係争地の位置図でございます。図の中央の縦線が国道499号、図の上側が長崎市街方面、下側が野母崎方面となっております。係争地は、図面左下、平山台入り口の手前にあります平山郵便局付近にございます。  資料の37ページをごらんください。こちらは、相手方の主張と長崎市の主張を比較した図になります。緑色で着色している部分が相手側が建物敷地として利用し、所有権を主張している範囲となっております。相手方は、図の黄色い線で示している位置ですが、相手方の敷地内に里道があると主張しており、緑色の建物敷地を昭和56年から利用し続けていることから、緑色の相手方の建物敷地に取り囲まれている里道について時効取得を原因とする所有権移転登記手続を求めて提訴されております。長崎市といたしましては、相手方敷地の右側、図の右下に1)と記載している部分でございますが、この位置に里道があると主張しております。右上に現地の写真を示しておりますが、長崎市が主張している里道の位置は、写真内の赤色の線で示しておりますとおり現況通路として利用されている部分が長崎市が里道と主張している部分でございます。続きまして、裁判の経過について説明させていただきます。  恐れ入りますが、資料の35ページにお戻りください。本訴訟につきましては、資料の上段の一番左にある一審の欄に記載のとおり、平成29年8月に提訴され令和元年6月12日、裁判所からの和解勧告を受け、和解をいたしております。和解条項につきましては、表の一番下に記載のとおり、長崎市の主張のとおり、原告の所有する敷地に里道が含まれていないこと、和解条項に定めるもののほかに、原告と被告の間に何ら債権債務がないこと等を確認する内容となっております。なお、本訴訟の和解につきましては、目的物の価額が300万円以下の訴訟の和解として、市長が専決処分を行うことができる事項として指定されておりますので、今回専決処分によって和解を行いましたことをあわせて報告いたします。  長くなりましたが、私からの説明は以上でございます。  引き続き土木建設課長からご説明いたします。 89 ◯川原土木建設課長 続きまして、市道江平浜平線トンネル新設工事の積算誤りにつきましてご説明させていただきます。  まずは、このたび積算の誤りがあったことにつきましておわび申し上げます。まことに申しわけございませんでした。職員への指導を改めて徹底いたしますとともに、再発防止に職員一丸となって取り組んでまいります。  それでは、別冊の土木部提出の委員会資料、所管事項調査、市道江平浜平線トンネル新設工事の積算誤りの資料に基づいて説明させていただきます。  1ページをお開きください。まず、1.工事の概要でございますが、トンネル及び周辺を含め工事延長は274メートル、平成29年12月からことし9月末まで、3カ年の債務負担行為で行っている工事でございまして、受注者及び契約金額は記載のとおりでございます。  恐れ入りますが、3ページをお開きください。3ページで位置関係の説明をさせていただきます。A4横にしてごらんください。右側が立山公園や西山方面、左側が江平方面、上側が金比羅山、下側が長崎大学病院方面となります。市道江平浜平線は、右側の市道西山目覚町線と左側の市道平和町江平線を結び、全長が2,260メートル、幅員が9.5メートルから9.75メートル、片側に2.5メートルの歩道を有する路線として平成9年から事業を着手しており、平成30年度末の進捗率は事業費ベースで67%となっております。現在、令和5年の完成を目指して整備を進めているところでございます。右側の市道との交差点からトンネルまでと、それと左側の市道との交差点から江平中学校下付近までは、完成形ではございませんけれども道路整備が一定進んでいるところでございます。図面の中央にトンネル区間と記載しておりますけれども、延長がトンネルは224メートルございます。ことし3月から本格的にトンネル掘削に着手をいたしまして、現在、約3分の2程度まで掘削が進んでいる状況でございます。  4ページをお開きください。今回の積算の誤りは2点ございます。1点目は機械損料の誤り、2点目は急結剤の数量誤りになりますけれども、まず1点目の機械損料につきましては、下段のトンネル掘削機類例に記載しておりますような機械類の損料、損料とは機械類の償却費、維持管理費などのライフサイクルコストを1日当たりの金額に換算した経費のことでございますけれども、積算時における考え方に誤りがございました。  次に、2点目の急結剤でありますが、上段のトンネル標準断面図をごらんください。トンネルは掘削した後、上部外側の黄色で着色している部分に支保工を設置いたします。これは地山のほうから石や土が落ちてくるのを防ぎ、また安定させるために鋼製の鉄骨を設置してコンクリートを吹きつける作業になります。このコンクリートを早く固めるために添加する材料が急結剤になります。この数量計上に誤りがございました。なお、トンネルは上部外側の支保工の次に、下部に紫色で着色しておりますけれどもインバート、これはトンネルがその周囲の山側から押される力に対しまして、円形の形で対抗するために必要な構造となってまいります。このインバートを施工いたしますと、1次覆工ということで、おおむね基本的には安定するということです。その後、長期的な安定及び景観への配慮もございまして、通常我々がトンネル走行の際に目にいたしますコンクリートで内側を覆ってしまう覆工コンクリート、これが図では上部内側の緑色の着色の箇所になりますけれども、この部分を最終的に施工する工程で進んでまいります。  恐れ入りますが、1ページにお戻りください。2.積算誤りの内容でございます。まず、(1)のトンネル工事に必要な機械損料の誤りでございますが、今回の工事は、市街地に近いこともあり昼間工事で施工しております。土木工事の標準積算基準書に記載しております掘削機類の損料につきましては昼と夜の2交代工事が標準となっておりますので昼間工事には適用できません。別に見積書を徴取して積算すべきだったところ、標準積算基準書を用いて積算を行ったことに誤りがございました。この補正を行った場合の増額は6,000万円となります。原因でございますけれども、標準積算基準書は昼と夜の2交代工事を標準としていることにつきましては積算の時点で認識しておりました。標準積算基準書の中に、稼働状態が標準と異なる場合における補正の記載があったことから、昼間工事の損料の補正につきましては、この稼働状態が標準と異なる場合の補正を適用し、具体的には2割以上の増減があった場合が該当いたしますけれども、その場合にできるものと考え、当初の積算を行っておりました。この考え方につきまして、ことし5月に県並びに国に確認いたしましたところ、標準積算基準書には昼と夜の2交代から昼間工事の1交代への補正につきまして具体的な記載がないということで、国では見積もりによる積算を行っていることが確認できましたので、我々の当初の積算が誤りであったことが判明いたしました。対応でございますが、既に見積もりを徴取しておりまして、見積もりに従って設計変更を実施したいと考えております。なお、仮に当初の考えのとおり、稼働状態が標準と異なる場合として現在の稼働状態で補正を行った場合は、増額約6,000万円程度となり、見積もりを徴取した場合とほぼ変わりはございません。  次に、(2)の急結剤の数量誤りでございますが、急結剤は、先ほど吹きつけコンクリート1立方メートル当たり19.8キロ必要となります。当初設計では1キロしか計上しておりませんでした。正規数量にて計上した場合の増額は750万円となります。原因でございますが、特殊単価を作成するために入力する段階で間違っておりまして、注意、配慮不足によるミスでございます。対応でございますが、正規数量を計上して設計変更を実施いたしますが、この急結剤につきましては、当初計上していた材料が平成30年7月に劇物に指定されております。劇物に指定されたことから、新たな材料を使用しなければならなくなっております。新たな材料は、吹きつけコンクリート1立方メートル当たり32.4キログラム必要となっておりますので、この数量並びに新しい材料単価と合わせて設計変更いたしたいと考えております。なお、現場の施工では急結剤は規定どおりの添加量で工事を行っているところでございます。  2ページをお開きください。今回の積算誤りを受けまして、再発防止に取り組む内容を記載しております。今回の誤りは、約20年ぶりのトンネル工事でありまして、職員の経験並びに知識が不足していたことは事実であります。こういった状況の中では、より慎重に検討を行うことが基本となりますけれども、この基本が欠如し、また設計書を審査する職員、係長、課長に至るまで認識が不十分で、気づいておりませんでした。このため、(1)から(7)までの再発防止を講じますけれども、積算の誤りにつきましては、これまで議会からも厳しいご指摘を受けております。今回の(2)と(3)は既に市役所の中で取り組んでいる事項の強化を図るものでございます。また、(1)は職員への基本の再認識と周知になります。新たな取り組みといたしましては(4)から(7)に記載しております。(4)は、今回の積算誤りの内容を原因から含めて記録を残しまして、今後、虹が丘町西町1号線でもトンネル工事が出てまいりますので、こういったほかの路線におけるトンネル工事の積算時に参照できるようにいたします。(5)は、トンネルや橋梁といった施工実績が少ない特殊工事について、過去の工事を含め、担当者名簿を作成いたしまして、設計や積算を行う際に過去の担当者を含めた経験者から疑問点、注意点を聞けるようにいたしたいと考えております。(6)は、トンネル工事など、市レベルでは少ないですけれども、国や県では実施されている事例が多うございます。工事現場での研修を一定期間、国や県から受け入れてもらうことで、現場での使用機器や施工の流れ、注意事項などの状況を理解し、その上で設計積算を行うようにいたしたいと考えております。(7)は、特殊工事の場合におきまして、ケースによりましては長崎県建設技術研究センター、通称ナークと申しておりますけれども、そちらでやっております設計積算支援業務を活用するなどミスの防止とノウハウ蓄積のため外部機関の活用も行ってまいりたいと考えております。  今回の積算誤りを我々土木技術者としましては恥じ、また反省し、同じような間違いを繰り返すことがないよう技術力を高め、市民の皆様から信頼されるよう努めてまいりたいと考えております。申しわけございませんでした。  説明は、以上でございます。 90 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対してご質問ございませんか。 91 ◯五輪清隆委員 1点だけお伺いしますけど、土木部1の関係の7ページで、市内の補助幹線道路の関係で5の4で大黒町恵美須町線の関係は、令和2年度まででしょうけど、二、三年前から何か進行しているんですかね。 92 ◯川原土木建設課長 これ、令和2年って書いておりますが、今現在事業認可をいただいている期間で書かせていただいておりますけれども、ご指摘のとおり、二、三年前から現場での実際の施工は進んでおりません。地権者の方が4名、5名程度ということで非常に大規模な所有者の方がいらっしゃるということで、今そちらの所有者の方とどういった、要するに代替地と申しますか、どういったところに移転できるかということも含めまして継続して話をさせていただいているところでございまして、それも今後も継続して説明させていただいて、なるべく早く着手できるように今頑張っているという状況でございます。  以上でございます。 93 ◯五輪清隆委員 実際的に行けば、あそこの中央郵便局でしょうけど、いろんな、市として分譲というか、交換条件の中でいろいろ交渉しているんでしょうけど、そこはある程度わかっとってですよ。その中で、なかなか妥協点が見出せないということで、あそこは、言われる関係はいろいろあるんでしょうけど、中央郵便局と北郵便局の関係もあるんですね、あそこはね。そして、あそこの交渉相手というのが熊本県のほうですよね、あそこは、九州地区から行くと、そうなったときに大村とか、そして長崎市内については1カ所とか、そういう関係でしているんでしょうけど、ある意味もうそれがもう見込めないようであれば何か別の方法も考えていいんじゃないですか。もう2年ぐらい前から聞いていても測量とか交渉というのは当然しているというのはわかりますけど、これ以上引き延ばしてでも令和2年ということで、今回は新幹線の関係であわせてやっていこうということで、平成26年に事業を決定された内容ですから、もうそれから5年たってもう前に進まないのであれば、何らかの形でやはり一度検討してもいいんじゃないのかなということで私思ってるんですけど、そこらあたりどうですかね。 94 ◯川原土木建設課長 確かに新幹線の駅の開発のときに交通渋滞を緩和するという目的で計画をしておりますので、そのスケジュールを我々の頭に入れて今作業を進めているところです。ご指摘のように、話し合いが我々もこの場所どうだろうか、この場所どうだろうかという話をさせていただいている中で、日本郵便も社内のいろんな検討があるということで進んでおりません。実は、来週末、私日本郵便に、東京のほうまで行って話をするようにしておりますけれども、我々もそれで進まないのであれば、やはり別の方法であるとか、そういうのを幾つかやはり検討しておかないと、ここが転んでずっと進まないという形になりますと困りますので、その辺はご指摘のとおり、いろんなケースを考えて、検討をちゃんと進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 95 ◯五輪清隆委員 一番ネックになっているの何ですか。それだけの広い用地というか、それが必要だということで、ある程度、例えば神ノ島とかああいうところについては少し遠いからとか、ですから、市内の中心地ということで、そういう要望がされているんでしょう。そうなったとき、長崎市が持っている土地というのは、MICE施設しかないですね、あそこしか。あそこ残っているところないんですか。多分、ずっと交渉しても絶対前に進まんと思うんですよ。そうなったときに郵便局の関係一番大きいんでしょうけど、その周辺というのは、ある程度理解していただいているんでしょうから、そこらあたり含めて、再度段階進まなければ、新幹線は来たけどあそこは結局できんやったって、渋滞対策なかなかできんやった、そうじゃなくして、新幹線が来る前に、今までの交渉経過含めて検証しながら、どういう道が本当に必要、検証できないのか、そこらあたりをぜひとも、ここもう5年たっているわけですから、ぜひともお願いします。 96 ◯武次良治委員 ちょっと2点お尋ねします。補助幹線道路で8ページになるんですが、ここに道路新設改良事業ということで上げられています。このうちの6番の土井首町磯道町線、これ以前私お尋ねしたときは国道499号にタッチするということでその促進をしたいということあったんですが、その後の動きを聞いたらなかなか地権者側の理解が得られないということで、調査そのものができなくて塩漬け状態になっておる。そんな感じだったんですが、その後、進展があっているのかどうか。やはり今までの部分は海との合併施工ということでどうにかやってきておるんですが、それからどうやって国道499号にタッチするのか、やはり近くに住んでおられる方たちとか、非常に関心が高いわけなんですね。そして、今は鶴見台団地の中を横断して、あれが産業道路になってしまっておる状況なんですよ。九州スチールやら何やら結構大きな事業所がありますので、あの毛井首と土井首の埋立地、外港部ですね。だから、この道路をつくることによって団地内通らんでもすぐ中心部に向けてのアクセスが可能になってくるわけですから、だから、市民生活だけでなくて産業道路としての性格も十分に有していると思うものですから、これはぜひとも早く進めていただきたいと思っておるんですが、肝心の測量調査そのものができないということでは、将来の展望を描きようがないわけですよね。だから、現時点における状況がどうなっているのか、見込みも含めて教えていただければと思います。  それと、2点目は、12ページの車みち整備事業。ここに基本方針とか整備条件るる挙げられておるんですが、前、建設水道委員会におるときに、この事業は非常に評判もいいし、本当長崎市にとっては画期的な道路だからどんどん進めてほしいと、対象区域の見直しも含めて、広げるような方向で検討してほしいというような趣旨のことを要望したことがあるんですよ。それで、そのころからどういうふうに取り組みがなされてきているのか。最初は、試験的に何カ所かだけやるみたいな感じがどんどん継続してやはりやってきとると思うんですよ。これはもう長崎市にとって非常にいい道をつくるのが一番いいんですが、やはり生活をしていく上では非常にこの取り組みはすばらしいことだなと私は思っておるものですから、できたら地域を拡大というか、現実的なことで期間を区切るんでなくて、やはり今後とも続けていっていただきたいということもあるんですが、それに関連してのお尋ねがこの右側の13ページの図面ですね。ここに凡例があって、黄色が斜面市街地となっておるんですが、その定義がどんなんなっているのかが、この図面見るだけではわからないんですね。香焼と深堀の間の埋立地、研究所が、三菱のあるところになるんですが、九州スチールであったり、もうフラットもフラットですよね、あの一帯さ。限りなくフラットですよ。これが何で斜面市街地なのって。さっき言った毛井首あたりの工業団地がある、ここも埋め立て造成ですからフラットですよ。その手前側もそうですね。それで、柳埠頭、ここなんてもうまさにフラットじゃないですか。こういったところが何で斜面市街地に入っているのかですね。どういった定義でこういうような整理をされておるのか。この辺についてもちょっと教えてください。 97 ◯川原土木建設課長 まず、1点目の土井首町磯道町線でございますけれども、国道499号に今の橋、橋といいますか1本しかあそこないものですから、それのちゃんとかわりが必要だということで計画をして進めているものでございます。必要性というのは十分我々も認識しております。ただ、先ほどご質問がありましたように、地権者の方とも交渉というのが十分まだ進んでいない状況でございます。ルート的には商業施設の隣のところにつなげるようなことでしているんですけれども、一旦島に渡るし、またこちらに持ってくるということで、その地権者の方がそこに大きく関与をしているところなんですけれども、現状なかなかそこはまだ進んでいないという現状はございます。ただ、一方で、もしもの場合も含めまして国道499号につながることは必要でございますので、当然、その交渉を進めるということは当然なんですけれども、私的には、じゃそれがだめだったときにまたどういう方法があるのかという、それも含めまして我々もやはり考えておかなきゃいけないのかなということを今考えております。  それから、車みち整備事業の今のお話でございますけれども、この車みちにつきましては、ことしから令和5年度までの期間をまず延長させていただいております。その区域のお話につきましては、区域をこれまでやってきた部分から拡大はしていないんですけれども、今ご質問がありました要するに斜面市街地の黄色で着色している部分なんですけれども、我々、斜面市街地の定義につきましては、標高が20メートル以上で傾斜度が、角度が5度以上ということで設定させていただいております。この毛井首がちょうど香焼の埋立地のところですね、ここは町丁目でそういう調査をして設定しているものですから、町丁目の中に入った関係で、町丁目ですね、例えば、深堀1丁目とか、2丁目とか、そういう町ごとに設定しているものですから、一部でもその町に入っていると着色になっているということで、そういう色づけをさせていただいております。  それと、昭和48年の市街化区域内のところをまずは設定、既成市街地内の斜面市街地というふうに設定させていただいておりますので、野母崎であるとかそういったところにつきましては、この対象には入っていないということで整理をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 98 ◯武次良治委員 まずそしたら、土井首町磯道町線のほうからですが、簡単に言えば進展は何らあっていないという状況なんですね。今後とも引き続き努力はしていただきたいと思うんですが、もう私これよか南部に住んでおるんですが、あの辺のことはよく、ある程度地理的にも知っておるつもりです。その中で、国道499号、鹿尾橋からやはり南側じゃ意味ないんですよね、万が一のことを考えれば、やはり鹿尾橋を通り過ぎたほうにタッチしてくると。橋も丈夫ですから、壊れることはないとは思うんですが、そういうようなこと、不慮の事故っていいますか、そういうようなことを考えたときには、やはり何年か前に市のほうがお示しした丸いぽつぽつで大まかな、こんな感じで促進やりますよという安易なルートを基本としつつ、とにかく手前側のほうに、中央部寄りのほうにどこかで接道する、そういうことで、現在の案がだめならば、ほかの方法も含めて、とにかく早くやはり検討をお願いしたいなと。もうとにかく国道499号だけしかない、その中でやはり、いざというときの迂回路にもなるし、さっき言ったように生活道路だけでなくて、産業道路としての役割も非常に大きくなると思っていますので、案外目立たないんですが、ここ結構大事な路線だと私認識しているんですよ。恐らくとなりの永尾委員もこの件一般質問か何かで取り上げたことあったなと思っておるんですが、そんなことで、やはり南部に住んでいる人たちというのは、結構これには注目して、期待しておりますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  それと、車みち整備事業、あえて中心部以外のところでするとするならば、(1)の3)その他の斜面市街地、ここにひっかけてやっていくしかないのかなと思うんですが、先ほど言いましたように、やはり現実的なことでなくて、やはり一定継続をしていく、そういう方向で考え直していただく、これはもう本当に要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いしときます。  あとはありません、いいです。 99 ◯永尾春文委員 4ページですね、私も幹線道路等の整備促進の中の国道499号ですね、岳路工区2.1キロメートルですけれども、これの完成予定はいつごろで、現在の進捗率はどれぐらいになっているのかお聞かせください。 100 ◯長瀬土木企画課長 岳路工区につきましては、今着手させていただいておる部分については、早ければ今年度中、もしくは、遅くても来年度中には完成すると伺っておりますけれども、まだその前後の部分で用地交渉とか引き続きやっておるところがございますので、そこらについてはもう少し時間がかかるのかなと思っておりますけれども、いずれにしても県と協力しながら一日も早い開通というものは努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 101 ◯永尾春文委員 全体としては大きな計画ありましたね、全体の計画の中での進捗率はどれぐらいになっているということで理解してよろしいでしょうか。 102 ◯長瀬土木企画課長 国道499号がちょっと細切れ、細切れで事業化をしながら進めておるものですから、全体として、さっきの用地交渉の分もありまして、その数字というものは明らかになっていないということでございます。  以上でございます。 103 ◯永尾春文委員 どうか地元でも早期の完成を願っておりますので、よろしくお願いいたします。  23ページの河川等の整備事業で江川川の2,530メートル、大雨が降るとここはジョイフルサンですかね、あの水域あたりが水没する場所でもありまして、これが昭和56年ということで、令和3年ですよ、38年間の事業計画、89%なんですけれども、令和3年までにこれは完成するということで考えてよろしいでしょうか。 104 ◯川原土木建設課長 今、未完の区間は上流部の平間のほう残すところわずかでございますので、令和3年には終われるものと考えております。  以上でございます。 105 ◯永尾春文委員 25ページの公園等事業の概要で、公園の長崎市の数とか面積が書いてあります。今回この所管事項で載ってなかったのであればお尋ねしたいんですけれども、人口減少に伴って、大きくこの10年、20年で4分の1ぐらい人口が減る中で、公園の数はどのように整備されていく計画になっているのか。そういった計画があればお示ししていただきたいと思います。 106 ◯長瀬土木企画課長 確かに、人口減少の中で公園をどうしていくのかというのは1つ大きな問題です。もう申しわけないですけど、収益が上がるものじゃなくて、安らぎを与えるというところの中での投資というのは非常に難しいところがあります。公共施設のマネジメントの中では、まず維持管理に、最小限にということで力点を置きながら、新しい公園の整備というのを、残念ながら積極的な取り組みというものは今のところ計画としてはないんですけれども、まずは維持管理を適正ならしめて安全安心と、こういった観点の中で既存の公園を適正に管理していくというところで考えてございます。  以上でございます。
    107 ◯永尾春文委員 おっしゃるとおり、公園というのは、やはり市民の皆様にとって重要な安らぎの場ではあるし、そう簡単にそれをどうするのかということは難しいこともあるかと思いますが、一方で、今おっしゃった維持管理費ですね、今後もうちょっと私も勉強していきたいとは思いますけれども、それはやはりどうしても避けられない、ある意味樹木の伐採にしてもそれが1年を2年にするとかわかりませんけど、どういう形で維持管理費を削減していくのかという観点で、私が個人的には、やはり公園もある一定整理をする必要があるのではないかと思っているところもありまして、ここはぜひ、今後研究を進めていただきたいと思います。  最後に、すみません、29ページの国道251号のことでお尋ねしたいんですが、幅員が7.7メートルから25メートルという、何か国道なのかなというような場所、よく書いているんですけれども、これはどういったことなんでしょうか。 108 ◯竹内土木総務課長 まず、幅員が7.7メートルのところにつきましては、今、資料の30ページの一番右の戸石小学校のあるところの2つ目のカーブといいますか、下側にカーブしている付近が、尾崎橋というところがございますけれども、そこがまず7.7メートルとなっている部分でございます。ここ国道としてずっと利用されてきたところでございますけれども、今確かに現状幅員7.7メートルということで、2車線でございますけれども、ここにつきまして、市道の例えば認定基準であればここは6メートルでございまして、認定基準としてはクリアはしているところではございます。そういった中で、過去に拡幅の計画とかもあったみたいなんですけれども、今拡幅ができていないような状況にあるというふうにお伺いしております。 109 ◯永尾春文委員 恐らく私も何回か通ったことがあるので、あの場所かなと。何か家とのところですごく細くなっているところがありまして、本当に何十年もあのままなんですけれども、今回国道から市道に移管するということで、そういったことに対して対策といいますか、そういうちゃんとした、要するに2車線の道路として整備する考えがないのかお尋ねします。 110 ◯竹内土木総務課長 移管につきましては県のほうとも移管条件といいますか、道路の舗装状況であったり側溝の整備であったり、必要な整備をしていただいているところではございます。ここの狭い部分につきましては、全体と比べてまだ狭い部分もございますので、例えば、道路、路面上に幅員減少という表示といいますか、白い表示をするであるとか、あと看板のカーブがありますけど、注意してくださいというような看板を設置したりということを、今回移管に向けて県のほうで整備をしていただくということで今話を進めておるところでございます。 111 ◯内田隆英委員 ちょっと公園の問題で、25ページの問題で、先ほどの答弁で公園の適正な整備等を答えていましたけれども、30ページの東公園のところの下にガーデンシティ東長崎って書いとるでしょう。このガーデンという、ちょうど字の下あたりがおひさま公園というわけですたいね。ここね、市民から綿毛が伸び下がってもう窓をあけられないと、そして、洗濯物が干せない、網戸にしたら網戸に綿毛がいっぱいついてどうしようもないということで、東地域の担当だったんですけれども、聞いたら7月に草を刈るというわけですよ。しかし、近辺のガーデンシティの住民の皆さんはもうこれだけ東公園きれいに整備しているのにおひさま公園全然整備してくれないと。そして、7月というともう梅雨が明けてから、梅雨前には刈らないと、梅雨に入ったらまた伸びるから、そういうあれじゃないのかということで苦情が来て、私現地行って、東総合事務所の地域整備課のほうにも話をしたんですけれども、こういった工事、公園の整備、草刈りとか、予算等は、各総合事務所に5,000万円ずつかどうかを割り振っているのか知らんけれども、どういう整備の仕方しよるのかね。確かにたくさん小さな大小の公園があるけれども片方や東公園きれいに斜面まで整備されておると。そのとなりの、ちょっと隔てたおひさま公園についてはもう綿毛がもう乱立して、きれいなの道だけですよ。ベンチもあるけれども、ベンチの周り綿毛だらけ。そういう環境整備というか、公園の整備ね、草刈りをする、何で時々見て回ってできないのかね、当然指摘して、住民から言われても7月になってからしますとかさ、そこで住む住民は、ことし梅雨に入る前がものすごく暑かったでしょう。窓があけられないという状況でさ、果たしてそういう周りの人に対する環境整備等を含めて、市の取り組む姿勢といいますかね、疑われるんじゃないかと思うんですけれども、流れとしてどうなっているんですか。どのくらいのあれで草を刈るとか。それで、公園は1回草を刈ったらもう次は草は刈らないと。そういう状況なのか、その辺よくわからないんですけど、どうですか。 112 ◯川原土木建設課長 今お話がございました東公園は指定管理者が入っている公園でございまして、また、総合公園ということで管理につきましては、ある程度一定きちんとしていただいているという状況の中で、多分今お話があったおひさま公園というのは街区公園の公園になるんじゃないかなと思っております。この東長崎に限らず、市内のそういった街区公園というものは、長崎市では、今、基本的に年に1度草刈りをさせていただいているという状況でございまして、地域の方々の協力も得ながら、例えば清掃をされましたら清掃の補助金をお出しさせていただいたりとかしておりますけれども、草刈りにつきましては、年に1回ということを基本としてさせていただいているというのが今の現状でございます。  以上でございます。 113 ◯内田隆英委員 たくさんあるから大変でしょうけれどもね、やはり年に1回でもさ、もう私は写真撮ってきてるけれども、こんな高く伸びて綿毛がもうざーってさ、ちょっと歩く道だけですよ、綿毛が生えてないの。もう両脇綿毛だらけ。そういう状況でありながら年に1回しかしないというね、それはもう東長崎のあれだから、こっちは中央地域の、市内の中心地域でしょうけれども、もっとね、やはりそこら辺は目配りして、予算がないからできないというのであればやはり住環境の整備についてさ、気持ちよくやはり暮らしていけるという点では草刈りも梅雨前にするとか、1回して、そして梅雨明けにまたするとかですよ。そういうことをやらないともう地域住民大変ですよ、あの状況を見てね。そこら辺はぜひ考慮していただきたいと要望しておきます。 114 ◯山谷好弘委員 積算の誤りですが、審査のほうは1名体制だったのかということと、ベテランがやっていたかということをちょっとお聞きしたいんですが。 115 ◯川原土木建設課長 これは平成29年に積算をしております。そのときの積算の審査は1人で実施しておりまして、多分積算につきましては、ある程度経験、積算自体の経験をしている、経験といいますか、トンネルの工事の経験はございませんけれども、比較的職歴が長い職員が設計をしておりますし、審査も比較的職歴が長い職員がさせていただいておりますけれども、残念ながらちょっとこういうミスが、確認といいますか、チェックできなかったということでございます。申しわけございません。 116 ◯山谷好弘委員 人間ですから誤ることはあると思うんですよね。私も大分ミスしたことあったですから、職員時代はですね。問題は、審査する人なんですよ。係長、課長は常時細かいとこまで見れないんで、審査する人をやはりベテランをつけて審査する。そして、金額が、ある一定の金額を超えたら2名体制でやるとか、そういったところちょっと考えて、みんなでチェックし合ってフォローしないと、やはりこういうことはなくならないと思います。よろしくお願いします。 117 ◯梅元建治委員 無電柱化推進事業についてお伺いします。今、ずっと時間をかけながら、もう1期、2期、3期と計画されていますけれども、実施も進んでいますけれども、今後も予定がありますか。 118 ◯長瀬土木企画課長 今、ご紹介いただいたとおり、昭和61年から無電柱化、長崎市頑張ってございます。もともとは防災性の向上とか安全、円滑な交通を確保しましょうということで始めたんですけれども、それに加えまして、近ごろは良好な景観形成と観光振興、こういったような着眼点にも注目いたしまして進めているところでございます。現在におきましては、唐人屋敷の地区あるいは駅周辺地区、こういうところを頑張ってございまして、その他、観光資源があふれる地区についても年次計画を立てて、さらに電線管理者、こういった方々のご協力を取りつけながら補助金も拡幅して進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 119 ◯梅元建治委員 ありがとうございます。もう主要なところというのはほぼほぼ見通しがついてきたのかなと思うんですけれども、実際はこれ時間もお金も、またキュービクルというか、地上の電設施設をどこに置くのかとても悩ましい問題で、長崎は道路が狭小なので、これ大変難しい事業かなと思うんですけれども、できたら、先ほどの、もともとの趣旨というのから考えると、道路が狭いので道路を広げてくれ、見ばえが悪いので景観的な配慮をしてくれというふうなことであれば、電柱そのものを1ブロック移設するとか、そういう事業と絡めて今後は進めていく必要があるかなと思います。実際、景観地区とか伝統的建造物群保存地区とか他都市ではそういう事例がたくさんあって、長崎はそういう事例がまだなくて、私が住んでいる地区でもオランダ坂に普通に電柱が乱立しているというのは、とてもこれを地中化してくれというのはなかなか難しいことなので、やはりそういう配慮をして、違う事業をもう1つ組み立てて推進していくというのは大事じゃないかなと思いますけど、その辺いかがでしょうか。 120 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘のとおり、今後においては電線のトランスとかこういった機器をどう小さくしていくかとあわせて、道路上で置けない場合に民間の軒先とか、裏とか、そういったところに配線をする、こういった技術開発とか民間の協力体制も大事だろうと思っています。ご指摘のとおり、伝統的建造物群保存地区とか、そういったところについても今後進めるつもりでおりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 121 ◯中里泰則委員長 ほかございませんか。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時58分=           =再開 午後3時11分= 122 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  次に、別冊、指定管理者の資料、土木部3の資料及び基本構想、基本計画の資料について理事者の説明を求めます。 123 ◯吉田土木部長 それでは、土木部から総務部と連名で作成し、配付しております平成30年度指定管理者制度の状況の資料に基づき土木部が所管しております市営駐車場における管理の状況等について、また、土木部から提出しております指定管理者の更新の方針についての資料に基づき、同じく土木部所管の市営駐車場の指定管理の更新に当たっての方針についてご説明いたします。それから、別とじで配付をしております基本構想・基本計画等作成調の資料に基づき、土木部所管の構想計画の概要についてご説明いたします。  内容の詳細につきましては、資料の順に従い、担当課長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 124 ◯長瀬土木企画課長 それでは、別冊の資料、平成30年度指定管理者制度の状況について、これをごらんいただきたいと思います。  ページは2ページでございます。まず、公募施設のほうからご説明いたします。土木部所管の施設は31番から38番、桜町駐車場から築町二輪車等駐車場、合計8施設でございます。  資料の5ページをごらんいただきたいと思います。指定管理者制度の中における職員の状況です。14番から20番までが市営の7駐車場ございます。左から施設の名前、職員の居住地の状況とか人件費の総額、最低賃金を掲載しておりますのでごらんいただきたいと思います。  次に、7ページをごらんいただけますでしょうか。今度は、非公募施設の部分でございます。18番といたしまして、長崎市築町二輪車等駐車場を掲載しております。  次に、10ページをお開きください。横表になっておりますけれども、指定管理者からの再委託状況でございます。上の表が平成30年度分で委託の78%、そして修繕の92%が市内発注となってございます。  次に、資料の11ページをごらんいただきたいと思います。これは、再委託のうち、市外もしくは準市内の業者にお願いした実績でございます。これは、1番から17番が土木部所管になるんですけれども、主に駐車場機器ですね、精算機とかメーカーにお願いせざるを得ないもの、こういったものにつきまして、市外または準市内への業者へ再委託しているということが掲載をされてございます。  次に、12ページをごらんいただきたいと思います。今度は修繕に係る再委託の状況です。12ページは修繕のうち市外もしくは準市内業者にお願いした実績でございまして、1番から18番までが土木部所管の分でございます。これもメーカーにお願いせざるを得ないものにつきまして、市外または準市内の業者に委託したものでございます。  次に、資料の13ページをごらんいただきたいと思います。これは、施設の管理のあり方であったり、人員の配置状況であったり、会計の状況、こういったものがどうであったかをチェックしたシートでございます。  それと、14ページが、実際にどのようなサービスが提供されて、どのように指定管理者が対応し、どのような利用状況が得られたかというものをチェックするためのシートでございまして、これがそれぞれ駐車場の数の分ありますので、ご参照いただきたいと思います。総括コメントでございますけれども、適正な管理運営が一定なされていたものと考えてございます。今後とも周辺の施設の動向や利用者の状況の把握に努めながら、さらなる利便性の向上や利用促進に努めてまいりたいと考えてございます。  以上が平成30年度指定管理者制度の状況についてのご説明でございました。  次に、指定管理者の更新の方針についてご説明申し上げたいと思います。資料は指定管理者の更新の方針についてというところをごらんいただきたいと思います。  これは、一昨日、きのうの第90号議案及び第91号議案でご説明いたしましたので割愛させていただきたいと思いますけれども、振り返りとして、まず6ページをごらんいただきたいと思います。ちょっと重ねての説明になって申しわけないんですけれども、次期指定管理者の選定方針についてということで改めて書いてございます。方針で、平成26年度から令和元年度まで、今のやつが5年間指定管理を行ってまいりましたけれども、令和2年度以降も指定管理による管理を行い、さらなるサービス向上を図ってまいります。それと、イとして、指定管理者選定でございますけれども、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間、これを公募により選定しますと。ご説明いたしましたとおり、利用料金制を適用するということにしております。また、駐車場のグループ構成、それぞれ1カ所ずつなんですけれども、松が枝につきましては、松が枝町駐車場と松が枝町第2駐車場をグループにして従前どおり募集をするということにしてございます。  7ページをごらんいただきたいと思います。委員会の審査の中でご質問をいただいたんですけれども、指定までのスケジュールということで改めて記載させていただいております。今議会で第90号議案、第91号議案の議決をいただいた後、募集要項等に関して、指定管理選定審査会で協議を進めまして、8月初旬より公募を開始したいと考えております。公募の期間は8月の初旬から9月末までのおおむね2カ月間を予定させていただいております。その後、10月に候補団体を選定いたしまして、11月市議会で指定管理者の指定に係る議案、これをご審議いただきたいと考えてございます。  次に、8ページをごらんいただきたいと思います。これは、非公募予定施設でございまして、これも昨日の第91号議案でご説明させていただいているところでございます。  改めまして、次期指定管理者の選定方針というところで、10ページをごらんいただきたいと思います。きのうの説明の重複になって申しわけありませんけれども、令和2年度以降も指定管理による管理を行い、さらなるサービス向上を図ってまいりたいと考えております。それと、きのうのご質問にもありましたけれども、非公募の理由でございますけれども、本施設につきましては、長崎つきまち株式会社が所有するメルカつきまち本体及び立体駐車場と構造上一体となってございまして、事務所が同ビルにございますため、運営の効率性や経費の縮減、これが期待できるということから、引き続き長崎つきまち株式会社を指定管理者としてまいりたいと考えてございます。あわせてこれも利用料金制を適用することといたしております。  11ページをごらんいただきたいと思います。これが指定までのスケジュールでございます。来年度から運用いたします利用料金制に係る条例改正案、本議会ですね、可決後、候補者に仕様書等の提示を8月初旬をめどに行いたいと考えております。その後、10月に候補者を決定いたしまして、11月議会で指定管理の指定に係る議案、これをご審議いただきたいと考えてございます。  この分につきましては、説明は以上でございます。  それと、資料の最後の3つ目ですね。基本構想・基本計画等作成調についてご説明をさせていただきたいと思います。基本構想・基本計画等作成調のうち、土木部所管分は表の2というところで、バリアフリー基本構想ということになります。表の2をごらんいただきたいと思います。目的といたしましては、現在、長崎市では、バリアフリー法に基づきまして、長崎市バリアフリー基本構想を定め、関係機関とともにハード・ソフト両面からバリアフリーを推進しているところでございますけれども、現基本構想の目標年次が来年、令和2年度となっておりますこと、また、平成30年11月にバリアフリー法が改正されまして、バリアフリーマスタープラン制度、こういったものが創設されたを受けて、周辺環境や制度の変化に合わせて次期基本構想を作成しようとするものでございます。作成の方法及びそれで生み出される効果などについてでございますけれども、次期基本構想の策定に当たりましては、1つ目に改正バリアフリー法への対応、2つ目に旧基本構想の進捗を踏まえた次期計画の策定、3つ目に県庁移転であったり市庁舎移転、交流拠点施設の建設、長崎駅周辺の再開発、新大工町市街地再開発、県庁跡地の活用、さらには幸町サッカースタジアムの計画などの新たな開発、施設の立地など、まちが非常に大きく変更してございます。この環境の変化に対応して、バリアフリーについてもさらなる前進を図るということを考えまして、検討を行いたいと考えてございます。  今回の策定に当たりましては、附属機関として新たに協議会、2月議会で設置させていただきました、バリアフリーに関する重要事項の調査・審議を附属機関を活用しながら実施しますとともに、メンバーに高齢者とか障害者団体、こういった方も加えながらヒアリングやまち歩きワークショップ、こういったものを通じて利用者側のニーズを的確に把握しながら、より効率的で実効性のある計画、こういったものに仕上げてまいりたいと考えてございます。  説明は以上でございます。 125 ◯中里泰則委員長 ただいまの説明に対し、ご質問等ございませんか。 126 ◯内田隆英委員 別冊のほうでちょっとお聞きしますけれども、私ども市営駐車場の指定管理については反対の立場なんですけれども、この市外業者への再委託、さらに修繕等についてですよ、例えば駐車機器補修及び駐車場管制システム保守点検というのは、市内にはそういう業者がいないのかな。精算機券搬送ユニットとか、そういったことを修繕する業者というのが市内にいないんですかね。もうせっかく指定管理するのであれば市内の業者を含めて指定管理にして、それが結局経済効果になるわけでしょう。市外の業者が受ければそれだけ今度は税金を払わなくちゃいけなくてさ、そういう点からこういった特殊な機械というのは市内に設置する業者がいない、修理をする業者がいないということで市外の業者に任せているのか、いかがですか。 127 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘の趣旨というのは非常に理解をするものでありまして、指定管理の再委託のうち8割から9割については市内に全部お願いをしておるわけですけれども、それ以外の機器の革新的な技術の部分であったり、そういった精緻な部分については、どうしてもメーカーに直で来ていただくというような部分がどうしてもありますものですから、その分に限って残りの1割ないし2割程度ですね、発注せざるを得ない状況があるということでございますのでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 128 ◯永尾春文委員 部長にちょっとお尋ねしたいです。今回、都市公園の条例を私たちは審議させていただきました。この後、私たちは指定管理の選定についての審議もするようになっていますけれども、今の所管事項調査の中で、土木部長としてはモニタリング調査等の指定管理の、要するに更新の方針、例えば、導入の効果の検証とか、私たちが審査をする上で重要な内容について、所管の都合で私たちの前には出てこないわけです。結果的にはそのまま指定管理者候補者選定審査会のことについて審査がなされるということについて、私はいかがなものかと個人的には思っておるんですけれども、考えがあればお聞かせください。 129 ◯吉田土木部長 ご質問の趣旨としては、今お聞きしている範囲の中で私が受けとめる部分としては、例えば募集要項というのがあって、それに沿って募集するわけですけれども、具体的にどのような内容で募集するのかということが明らかにされないままにそのまま募集という形に進んでしまうということについての懸念というか、そういったものがあるというご指摘ではないかと受けとめておるんですけれども。基本的には条例等の中で指定管理者ということで、そこを導入するということは決定、そして公募、非公募についても決定を、今条例の中で定めさせていただいているというところがありまして、それを軸にして、基本的には、例えば駐車場であればその駐車場の管理に必要な部分の審査項目というのを抽出して、お出しするという形になろうかと思います。そういう意味では、特にこれは駐車場に限った話かもしれませんけれども、どちらかといいますと定例的、定型的な部分が多いという部分で、もし方針的に大きく変わる部分があればそれは説明しなければならない事項かとは思いますが、基本、維持管理等の範疇の中で定めさせていただける部分については、本来ならば詳しくご説明すべきことかもしれませんけれども、私どもとしては条例の範囲内でやらせていただいているという認識の中で対応させていただいているというところでございます。当然、特段大きな変化がある部分については、当然ご説明すべきという認識は持ってございます。 130 ◯永尾春文委員 稲佐山公園のことについてです。第70号議案の指定管理者候補者選定審査会費を稲佐山公園のことについて、私たちはこの後審議をするようになっているんですけど、当然これは中央総合事務所地域整備1課になっているわけです。ですから、あくまでもお答えできればという範囲でお尋ねしたんですけれども、実際は、私が思うのは、なぜ指定管理だけは建設水道委員会に来ているのかなと思っているわけです。要するに土木部の所管事項調査でもあるように、モニタリングの説明を私たちは受けられませんし、また、指定管理の更新の、例えば導入効果にしても、稲佐山公園については私たちの資料にはないわけです。けれども、この後稲佐山公園についての指定管理者の今後のあり方についての審査会、すなわちどういうふうにしていくかという審査をしなければならないという状況が、なぜこのようになっているのかが、私はちょっとわからなくて、もし部長が答えれることがあれば、都市公園の条例についても所管されていたということでお尋ねした次第なんですけど、お答えできますか。 131 ◯吉田土木部長 それぞれ、例えば公園については、指定管理の所管というのが総合事務所になっているというところで、条例を私どもは持っているという部分について、やはり説明が複雑になってしまっているというのは事実かなと思っております。そういうことがございますので、私どもは、条例審査に当たりましては、延長線上に指定管理というものがございますものですから、内容についてのご説明ということも、今回少しさせていただいたとは思っております。  ご質問を受ける中で、口頭でのやりとりでしかございませんでしたが、基本的な考え方であるとか、私のほうからお示しをさせていただいたりしておりますので、今の体制というのがございますけれども、その範囲の中で極力整合性が保てるようにといいますか、別の部局が審査に入ったときも同じような視点でご議論ができやすいように、私どもとしては、今、現状としてできる限り丁寧にご説明させていただこうという姿勢で委員会のほうには臨ませていただいているというところでございます。  以上でございます。 132 ◯永尾春文委員 お言葉は確かに丁寧に言っていただいていますけれども、今回の、私たちがいただいている資料は1枚。導入効果、これまでの5年間の経過とかそういったものも全くないわけです。稲佐山公園について。モニタリング調査の結果も私たちは所管がありますので見れない。また、更新の方針についても少しありましたけど、その状況で、本当に私たちに審査を、だから、私、部長に聞いていること自体が本当にいいのかと思いながら話しているんですけど、一体誰に聞いていいかわからない、ただこれが今回大変複雑な形で審査を求められているように思うものですから、ちょっと部長にお尋ねしたんです。  委員長のほうにちょっとお諮りしたいんですけれども、私としては、例えば、稲佐山公園のモニタリング調査、そしてこの指定管理者の更新の方針にもあるように導入の効果、そういったものがあるはずなんですけれども、私たちの手元にはないんです。これをぜひご用意をしていただけないかと。その上で今回の、例えば指定管理者の候補者の選定についても重要な情報として、そのもとに審査をさせていただければと思うんですけれどもいかがでしょうか。 133 ◯中里泰則委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後3時34分=           =再開 午後3時35分= 134 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  今、永尾委員より資料請求がありましたので、理事者のほうにおかれましては、ぜひ次の審査に入る前に、事前にその資料の配付ができるように準備をお願いしたい……〔発言する者あり〕  暫時休憩します。           =休憩 午後3時36分=           =再開 午後3時38分= 135 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  ほかご質問ありませんか。 136 ◯五輪清隆委員 資料の8、9ページで築町二輪車等駐車場関係ですけど、9ページを見れば導入前、平成17年度は利用者が約5万台、そして現在は3万1,000台に減ってからずっと減っているんですけど、これ平成30年度減った要因というのは、県庁舎があそこへ移転した関係ということで私は理解しているんですけど、それとあわせて、毎年のように指定管理委託料よりも駐車場料金収入が多かったんですけど、平成30年度が逆転しているわけですけど、そうなったときの指定管理委託料の関係というのはどういう形の中で設定がされるのか、ここをお伺いします。 137 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘のとおり、平成30年度の減というのは、平成31年1月からの県庁移転に伴う部分が非常に大きかったんだろうと分析をさせていただいているところです。また、指定管理委託料が収入を上回りつつある現状において、向こう5年間の提案を私たちいただくわけになるんですけれども、そういったようなシミュレーションの中で、マイナスというのが公的に見てもその予測というのが確からしく認定される場合には指定管理委託料をお支払いするような形での指定管理者制度というのもあり得ると考えてございます。  以上でございます。 138 ◯五輪清隆委員 簡単に答弁していただいて結構なんですけど、例えば、通常駐車場料金の収入が指定管理委託料より多いということで、年間されて、指定管理委託料を年間574万円ということで設定しとっとでしょうけど、こういうときについては、今後5年間の利用料金収入の平均値よりも指定管理委託料というのは低い形の中で設定するんですか、そこを教えてください。 139 ◯長瀬土木企画課長 一定収入というものはございますけれども、そういった中で足りない維持管理費というものが出てこようと思いますけれども、その部分については一定、それに見合う部分の委託料というものをお支払いする形もあろうかと思います。  以上でございます。 140 ◯五輪清隆委員 私はね、これが公募であれば自主努力も多分すると思うんですけど、非公募ですたいね。というのは、当然毎年のように減るということは、もうお客さん任せみたいな感じになっとってから、利用する人は利用してください。そして時間駐車場とかいろいろありますけど、定期駐車券という月3,080円になっているわけですけど、やはり今現状、もうここで答えてくださいって、時間がかかりますからいいけど、そういう定期料金というのは変動なしに確実に入ってくるわけですから、そこらあたりの推移とかというのは、やはり行政側として、非公募ですから、なおさら、分析をせんばいかんと思いますよ。そこらあたりしていますか。 141 ◯長瀬土木企画課長 ご心配のとおり、非公募においては非常に競争原理が働きにくくなって、そういったところに余り傾注をしないような経営というのも私たち想定しております。だから、特に非公募の分については経営分析とかそういったところについては慎重に審査の上、選定してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 142 ◯五輪清隆委員 当然、定期駐車券も減っとると思うよ。県庁がいないんだから。そういう意味で、例えば今後非公募でするならば、今現状は右肩下がりになっておるけど、どういう形の中でそういう収益を上げるとかさ、公募であればさ、いろんなの含めてとるために考えるけど、非公募になってしまえば必然的に来るけんが、赤字になろうが何であろうがもう5年間の来るお金決まっとっとやけんが、そういう意味でやはり非公募こそ、そういう行政としての目をちゃんとせんばいかんと思いますよ。だから、次言ったのは、例えば時間駐車場というのはさ、一時とめるだけやけんが、定期というとは確実に入ってくるやつやけんが、そこらあたり含めて今後周辺にさ、どういう形の中でとめてもらう努力をするか、難しいと思いますけど、そこらあたりをよろしくお願いします。  以上です。 143 ◯山崎 猛委員 今、指定管理が出たのでもうやめようと思ったんですけど、今、本当に言われたとおりで、公募だったらみんな努力するわけですよね。非公募だったら自分とこ来る、しかも今何か補填的なことがあると言ったら努力しなくても済むようになってしまうんですよね。そうなると指定管理の意味があるのかなとも思いますし、皆さんが言ったのは、そこ一体管理していいから非公募にしたという割りには、いいというところが出てないと思いますし、それから、今回いろんなところで指定管理が出ていて、価格だけになっているという部分がものすごく多くて、前も一般質問でも私させてもらったんですけれども、本来の指定管理の3つの条件のうちの民間の活力とか地域の活性というのが全然できていなくて、価格がものすごくクローズアップされているものになっていると思うんですよね。実際これは私の知り合いが総務省にいたときにこの指定管理をつくったんですけれど、もうそのつくった人たちが、自分たちが考えた指定管理とはもう違うほうに進んでいるということを言われているんですよね。ですから、やはりこれ、いろんなところでも多分言われていると思いますけれども、もう少ししっかり指定管理というもののあり方を考えていただきたいと、これ要望しておきます。 144 ◯中里泰則委員長 ほかにありませんか。  それでは、土木部の所管事項調査を終了いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時45分=           =再開 午後3時46分= 145 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  先ほど、永尾委員のほうよりありました資料請求につきましては、担当の理事者のほうに資料請求をしたいと思います。よろしくお願いします。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時46分=           =再開 午後3時53分= 146 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  それでは、中断しておりました第70号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会に付託された部分の議案審査を再開いたします。  第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 147 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第6項住宅費の補正予算につきましてご説明いたします。  予算説明書につきましては、50ページ、51ページでございます。その上段の第1目住宅管理費の説明欄にあります1.住宅政策推進費の1.住宅政策協議会費につきまして25万3,000円を新たに計上しようとするものでございます。さらにその下、2.【補助】既設公営住宅改善事業費の1.小ケ倉団地ほか1億1,670万円及び3.【単独】既設公営住宅改善事業費の1.小ケ倉団地ほか610万円につきましても新たに計上しようとするものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明させますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 148 ◯神近住宅課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料に基づきまして説明させていだきます。
     委員会資料14ページをお開きください。第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費の、番号1の1.住宅政策協議会費25万3,000円でございます。1.目的でございますが、重点プロジェクトの1つ、住みよかプロジェクトにおきまして、特に、若者、子育て世帯の市外への流出を抑制するために、住宅供給の視点から政策を立案し、これに基づき各種施策を実施しようとするものでございます。住宅供給は民間の役割が大きい分野であり、政策の立案に当たっては民間の視点が必要不可欠であることから、実効性の高い住宅政策の策定を行い、住宅の供給と支援の施策を展開するために官民一体となった検討組織を設置するものでございます。2.事業の概要は、学識経験者などから10名以内の委員を選任しまして、政策策定に関する協議を行います。(1)の開催予定の回数は3回を予定しております。(2)のスケジュール、(3)の委員の構成は記載のとおりでございます。(4)議題とする主なテーマといたしましては、アからウの若年、子育て世帯への住宅供給や居住支援についてでございます。(5)の事業費内訳、15ページの3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  次に、16ページをお開きください。事業名、【補助】既設公営住宅改善事業費、小ケ倉団地ほか及び【単独】既設公営住宅改善事業費、小ケ倉団地ほかでございます。補正額はそれぞれ、1億1,670万円、610万円、合計で1億2,280万円でございます。1の概要でございますが、本事業は、市営住宅の計画的な維持修繕を行い、居住水準の維持及び向上を図るものです。2の補正の理由といたしましては、市営住宅の外壁改修を行うに当たり、石綿含有仕上塗材の飛散防止対策による施工方法が決定したことから改修費の予算計上をお願いしようとするものでございます。3の財源の内訳は表に記載のとおりでございます。  次に、17ページをごらんください。4の建物概要でございますが、表に示しております(1)から(4)までの合計4棟となっております。各棟ごとに、棟の名称、建設年度、戸数、構造、アスベスト含有の有無、改修金額を記載しておりますのでご参照ください。なお、小ケ倉団地5号棟及び深浦団地K1棟にアスベストが含まれております。  次の18ページから21ページまでは外壁改修を予定している各建物の位置図と写真を載せておりますのであわせてご参照ください。  22ページをお開きください。アスベスト含有仕上塗り材の除去工法の選定について記載しております。外壁改修の工法選定に当たりましては、1.外壁等吹付仕上塗材の種別ごとに試料を採取いたしまして、次の2.建材製品中のアスベスト含有率測定方法により分析を実施します。その結果、含有していない場合は通常の改修工事を行います。含有が確認された場合は、3.アスベスト含有の塗材除去後に改修工事を実施するという流れになります。なお、この塗材を剥離剤と工具で除去する剥離剤併用手工具ケレン工法というのもございますが、今回の工事は外壁改修工事であり、塗材除却部分に剥離剤を使用した場合、残存部に影響を与え、付着度を弱めるため集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法でアスベスト含有の塗材を除去するということにしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 149 ◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。  何かございませんか。 150 ◯山崎 猛委員 1ついいですか、すみません。この深浦団地については、建設年度が昭和48年となっているんですけれど、この間昭和56年以降は耐震化されているということでしたけど、これ大丈夫なんですか。 151 ◯神近住宅課長 建物の年齢は古いんですけれども耐震の確認をしておりまして、これ耐震オーケーでございます。  以上でございます。 152 ◯永尾春文委員 住宅政策協議会のことについてちょっと何点かご質問したいと思います。  若者、子育て世代の市外への流出を抑制するためにこのような協議会を設けるのは本当に重要だと考えますので、その点でちょっとお尋ねしたいんですけれども、まずは委員構成です。具体的には学識、産業、市民、公募市民とありますけれども、もし何かつけ加えることがありましたらお聞かせください。 153 ◯片江まちづくり部長 一応委員構成として、申しわけありません。割とざっくりとした書き方をしておりますけれども、特に産業関係団体を代表する者というところの中で、私どもどこにターゲットを当てるかというところは、今、実は検討しているところでございます。不動産流通に関するところにつきましては、当然ながら入っていただかなければいけないと思っておりますが、もう1つは、どこからそういう若者、子育て世帯が、例えば市外への流出をせざるを得なかったのか、その情報を使うためには、例えば、就職のあっせんといいますか、ハローワークとかそういったところに情報があるかもしれないし、もう1つは、本当に住宅を供給する直接の立場であるオーナーでありますとか、そういうところであるかもしれない、もしくは企業の雇う側ですね、雇用する側の意見も聞かないといけない、そういうことで、そういったところからご意見を聴取する必要があるのではないかと、ただ、それぞれの個々のターゲットをまだ絞り切れておりませんので、今回の委員会の資料では産業関係団体を代表する者という表現にさせていただいております。  そういったことで、今後、特に若者、子育てにターゲットを絞ったがゆえに、やはり聴取をすべきところは少し吟味をして、早急にこの協議会をやっていきたいと思っております。  以上でございます。 154 ◯永尾春文委員 私もこれ提案なんですけれども、子育て世代、若者の雇用をやはり直接意見が反映される場になるのではないかという観点で、例えばPTAとか、もしくは大学生とか、やはり部長たちが生でそういった人たちの声をぜひ聞いていただきたいなというのが1点と、学識経験者とかもぜひ年齢をちょっと制限して、なるべく若い方の、例えばすごくすばらしい方でも70歳代の方はやはりもう話が余り合わないですよね。そういう年齢制限を設けるとか、今回のテーマが、若者、子育て世代のという1つの視点がありましたので、これ提案なんですけれども、ご検討いただければと思う次第であります。  あともう1点が、(3)議題とする主なテーマのウなんですけど、市営住宅建て替え余剰地への子育て・高齢・障害世帯の支援に資する施設の誘導ということについて少し詳しく教えてください。 155 ◯片江まちづくり部長 まず、いろいろと情報を得る相手方としては、やはり各階層の人と言いつつも、やはりそこも世代を考えたほうがいいというご指摘でございます。  目的のところの下から2行目に実効性の高いという表現をしております。これが我々としてはそこを意図したところと理解していただきたいんですけれども、やはり今の問題にリアルに対面している方々の意見を聞いて、初めて役に立つ施策になるんじゃないかなということで、我々も同じような認識でおります。  それと、もう1つ、次の点の余剰地の問題でございますけれども、これにつきましては、今これから公共施設マネジメントに沿った中で、入居の状況であるとかそういったもの、あるいは老朽度を見ながら集約していくところもございます。当然、敷地はそれなりにありますので、建物を減らせば余剰地が出てくる。ただし、じゃ、余剰地が出てきたからどこでも、子育てとか何かそういった関連する施設をつくればいいというわけではなくて、やはり子育て世代、若い世代が好む立地というのがあります。やはり教育環境が整っているとか、学校が近い、病院が近いとか、そういったところに関しましては、特に若者、子育て世帯への配慮をした上での余剰地の使い方というのを特化していかないといけないんじゃないか。そうじゃないところについては、もっとその地域の状況をよく見て、場合によっては、若者、子育て世帯よりは高齢者に対しての手当というのが必要じゃないかというのもありますし、その立地、立地によってやはり使うべき道筋をきちんとわきまえて、この余剰地の活用をしていきたい、そういった意味でこの辺の項目を上げております。  以上でございます。 156 ◯永尾春文委員 わかりました。最後ですけれども、協議会そのもののことについて、これも提案ですが、私も幾つかいろんな協議会とかに出させていただいたときに、議長がいて、委員長がいてって皆さん並んで、しんとした中で発言を求められたりするんですけれども、なかなかなれていない方は発言がしにくいのではないかなっていつも感じていることがあります。今回、そういった実効性の高い、ちょっとやはりこういうのにはなかなか参加したことがない方なんかが来る場合も想定されるので、何かしら話しやすい環境づくりというんですかね、協議会が、そういったのもぜひ検討していただければと思いますが、見解がありましたらお聞かせください。 157 ◯片江まちづくり部長 今回の事業名を住宅政策協議会としているところでございます。通常審議会とかそういった名称が一般的だと思いますけど、あえて今回協議会としましたのは、我々が何か案をつくって、承認いただくとか、ご意見をお教えいただくとかいう関係性ではなくて、やはりお互い近い立場で意見を交わしながら施策を練り上げていきたいという思いがあってこの協議会という名称にしております。そういったことで、今、委員がご指摘しましたように、最初は確かにかたくなることもあるかもしれませんけど、極力私どものほうでリードしまして、本当に自由闊達な意見が出られるような雰囲気づくりに心がけていきたいと考えております。  以上でございます。 158 ◯中里泰則委員長 ほかございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時8分=           =再開 午後4時9分= 159 ◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。  これをもちまして本日の委員会を散会いたします。           =散会 午後4時9分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 中里 泰則 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...