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  1. 長崎市議会 2019-03-07
    2019-03-07 長崎市:平成31年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時58分= ◯中村俊介委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  議案審査に入ります。  きのうに引き続き、第9号議案「平成31年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査日程について協議した結果、まちづくり部 が教育厚生委員会に出席していることから、第8 款土木費第3項河川海岸費の審査を行った後に、 第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総 務費、第2目都市開発費、第3目街路事業費、第 5目都市下水路費、第6目公園費及び第7目県施 行事業費負担金のうち土木部所管分の審査を繰り 上げて行い、その後、第8款土木費第4項港湾費 以降を審査することに決定した。〕 2 ◯中村俊介委員長 それでは、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 3 ◯吉田土木部長 第8款土木費第3項河川海岸費のうち、土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は250ページから253ページでございます。第8款土木費第3項河川海岸費の予算総額4億6,301万3,000円のうち、土木部所管分につきましては土木部提出の委員会資料1ページをお開きいただきたいと思いますが、この予算一覧の14行目に記載しております8,704万5,000円でございます。
     内容といたしましては、まず第1目におきましては予算説明書250ページの一番下から記載の河川総務費8,701万3,000円のうち、土木部所管分は251ページ説明欄の最後の行の2.河川総務費のうち次のページをお願いしたいのですが、253ページの説明欄の上から2行目に記載の2.長崎県治水砂防・防災協会負担金でございます。予算額については前年度からの増減はございません。  次に、第2目河川改良費でございます。252ページをお願いいたします。中ほどから記載の第2目河川改良費の予算額2億8,600万円のうち、土木部所管分は253ページ、説明欄記載の1.【補助】河川等整備事業費社会資本整備総合交付金)の全部で、国庫補助を活用して、説明欄記載の1.江川川、2.大井手川の河川整備を行うものでございます。  次に、土木部提出の資料1ページ、予算一覧をごらんいただきたいと思います。8款3項2目河川改良費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号14行目、増減欄記載の7,480万円の減となっております。  引き続き、事業の主な内容は、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費のうち、土木建設課所管分についてご説明いたします。  土木部提出の委員会資料36ページをお開きください。【補助】河川等整備事業費社会資本整備総合交付金)、江川川、予算額は2,000万円でございます。1の概要でございますが、急峻で洪水の危険性がある江川川において洪水被害を防ぐため河川改修を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  37ページに位置図を添付していますので、ごらんください。平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所で河床工の工事、建物調査などの測量試験を予定しております。  次に、38ページをお開きください。【補助】河川等整備事業費社会資本整備総合交付金)、大井手川、予算額は6,700万円でございます。1の概要でございますが、滑石地区の大井手川について治水の向上を図るため、長崎県が行う都市計画道路滑石町線とあわせて河川改修を行っているものでございます。2の事業内容、3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  39ページに位置図を添付しておりますので、ごらんください。平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所で護岸工事、県への負担金などを予定しております。また、40ページに土木建設課所管の河川事業の進捗状況を記載しておりますので、ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 5 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  委員会資料の1ページをごらんください。総合事務所からの委員会資料です。第3項河川海岸費のうち、総合事務所所管分につきましては行番号18の中ほどに記載の3億1,747万円で、昨年度と比較して5,725万円の増となっております。  次に、予算説明書の251ページをごらんください。第1目河川総務費のうち、総合事務所所管分は説明欄2.河川総務費のうち、253ページの1.河川等維持管理費と3.事務費でございます。  次に、第2目河川改良費のうち、総合事務所所管分は説明欄2.【単独】河川等整備事業費と3.【単独】自然災害防止事業費でございます。  次に、255ページをお開きください。第3目海岸保全費のうち、総合事務所所管分は説明欄1.【補助】海岸保全事業費社会資本整備総合交付金)、1.東望地区でございます。次に、第4目県施行事業費負担金のうち、総合事務所所管分は説明欄1.河川海岸費負担金の1.急傾斜地崩壊対策事業費でございます。  次に、平成31年度設定の債務負担行為のうち、総合事務所所管分について、ご説明いたします。346ページ、347ページをお開きください。上から2番目の河川等整備事業につきましては、工事の施工時期の平準化を図ることを目的に、限度額1,000万円、期間、平成31年度から平成32年度までの債務負担行為を設定しようとするものでございます。その下の自然災害防止事業(河川)につきましても、工事の施工時期の平準化に加え危険箇所の迅速な対応を目的とし、限度額1,000万円、期間、平成31年度から平成32年度までの債務負担行為を設定しようとするものでございます。  主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 6 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 総合事務所提出の委員会資料の69ページをお開きください。【単独】河川等整備事業費、銅座川ほか、予算額は3,000万円でございます。1.概要でございますが、災害発生の予防や災害拡大を防止することを目的に河川の改良工事を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりでございます。中央総合事務所は2河川、東総合事務所は1河川、南総合事務所と北総合事務所はそれぞれ4河川、合計11河川において、しゅんせつや護岸改良などを予定しております。70ページの3.財源内訳は、表の記載のとおりでございます。71ページに全体の位置図、72ページから81ページには事業予定箇所の位置図を掲載しております。このうち、72ページの銅座川でございますが、国道324号の歩道整備とあわせて河川の護岸改修を進めるため、平成17年度から河川上の老朽家屋の解体を進めてまいりました。河川上に残っていた家屋1棟は昨年11月に移転補償の契約を結び、ことし3月までに移転完了の予定ですので、平成31年度は家屋解体と測量設計を予定しております。  次に、82ページをお開きください。【単独】自然災害防止事業費、河川、予算額は3,500万円でございます。1.概要でございますが、地域防災計画に位置づけられている河川において、災害発生の予防と災害拡大の防止を目的に、改良工事を実施するものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は中段の表のとおりでございます。中央、東、南総合事務所はそれぞれ1河川、北総合事務所は3河川、合計6河川において、護岸改良などを予定しております。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。83ページに全体の位置図、84ページから88ページには事業予定箇所の位置図を掲載しております。  続きまして89ページをごらんください。【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策、予算額は1億3,400万円でございます。1.概要でございますが、急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、急傾斜地崩壊対策工事を実施するものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりでございます。中央総合事務所で6カ所、東総合事務所南総合事務所でそれぞれ3カ所、合計12カ所において、防護柵工や法枠工などを予定しております。また、(2)急傾斜地崩壊対策施設点検業務委託として市が管理する急傾斜地崩壊対策施設の点検業務を8カ所で予定しております。90ページの3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。91ページに全体の位置図を、92ページと93ページには新規に事業を実施する予定地区の位置図を掲載しております。  次に、94ページをお開きください。【補助】海岸保全事業費社会資本整備総合交付金)、東望地区、予算額は5,000万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、東望海岸の越波対策を行い浸水被害の防止を図るものでございます。2.事業内容のうち、(1)全体計画につきましては記載のとおりでございます。(2)平成31年度の事業内容といたしましては護岸工30メートルの施工を予定しております。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  95ページをごらんください。東望地区の位置図でございます。赤色で着色した部分が平成31年度の事業予定箇所でございます。  次に、96ページをお開きください。河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費、予算額は4,000万円でございます。1.概要でございますが、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するものでございます。2.事業内容及び財源内訳でございますが、表に記載の18地区を予定しております。表には左から順に事業区分、箇所名、平成31年度事業費、国、県、市それぞれの負担率、内訳の欄に各負担率に応じた負担額を記載しております。表の一番下の計の欄に記載のとおり、平成31年度の県施行事業費4億4,500万円に対する市の負担額は一番右にありますとおり4,000万円となっております。97ページには全体の位置図を掲載しております。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 7 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 8 ◯野口達也委員 この河川海岸費でいろんな改良工事が行われるわけですけれども、これについては、ほぼ、やはり自治会とかいろんな地域からの要望によるものだけですかね。例えば職員でいろんなパトロールもされとると思うとですよね。そこの中で気づいた部分というのもあるわけですか。そこのところをちょっと教えてください。 9 ◯田畑地域整備2課長 河川の今回計上させていただいている箇所につきましては、もちろん地元の皆様からのご指摘、ご要望等もございますが、当然我々としてもパトロールをしたり、あるいは災害等があったときに、災害に該当しないところとか、そういった傷み具合を常時把握しながら、予算の範囲内で事業を実施しております。適正な管理に努めたいと思っております。  以上でございます。 10 ◯野口達也委員 私らも市内回るときに、周辺地区とか回るときに、ここ何や、しゅんせつとか、この辺、護岸工事せんばとやろうになって、何で自治会長要望せんとやろうかねって思うところがあるわけですたい。私らはそこの自治会長を知らんけんが何も言えんとけど、そういった部分があるけんね。そういったパトロールとかなんとかで、こうしたほうがよかよねとかもあるとかなと。もう全て自治会からとか地域からの要望だけかなというのがあったもんですけんが、それ今の回答では別にパトロールで見たところで、そういう危険箇所とかあったらやっとるっていうことで理解してもいいわけですね。はい、わかりました。 11 ◯林 広文委員 大井手川の河川等整備事業費なんですけれども、今回の予定箇所はちょうど大神宮前バス停付近の交差点のところなんですけれども、2点お尋ねしたいと思います。まず1点目は、この図面でいくと、ちょうど滑石公民館の手前、葉山のほうからの抜け道がありますね、星野管工から滑石公民館のほうに入ってくる。あそこにちょうど滑石口バス停の近くですけれども、なかなか離合ができない河川の部分がございます。ここだけ、まだ黄色で残っていますね。ここについては、以前からなかなか車の利用ができないということで、地域からもいろんな要望が上がっていると思うんですけれども、ちょっとまだめどが立っていないんですが、今後の方針ですね、あそこの滑石公民館前のところのほうです。それともう1点は、滑石の県営住宅ですね、地域センターから先のほうに県営住宅があって、あの裏にも河川がずっとなっていますけれども、ここも一応拡幅する予定だということは聞いているんですけれども、まだそのままの状態というのが長く続いております。ここについてはこちらが上流側に当たりますから、一番最後になるのかなと思うんですけれども、今後の滑石県営住宅の裏の河川についての改修のめどはどのようになっているのか、ちょっと教えてください。 12 ◯川原地域整備1課長 1点目の葉山橋のところの改良の件でのお尋ねと理解しておりますけれども、あの部分につきましては確かにずっと用地買収は済んだ以降、まだ橋の改良工事が進んでいないという状況でございます。この部分につきましては、もうずっと長崎県の振興局、それから長崎県警のほうと交通規制等のやり方につきまして話をさせていただいておりまして、予定では来年度ぐらいから着工したいということで、今は協議をさせていただいているところではございますので、そういう協議が調い次第、そういう拡幅工事に着手してまいりたいと考えているところです。  以上でございます。 13 ◯桐谷土木建設課長 2点目の質問は茶ノ木橋より上側の計画はどうなっているんでしょうかという形でしょうけれども、一応今、私たちのこの河川工事では茶ノ木橋から下までの都市計画街路というのを平成35年まで重点的にやっていき、その状況を見ながら設計等をしていきながら、また随時継続して進めていきたいと思っています。  以上です。 14 ◯林 広文委員 はい、わかりました。葉山橋については、かなり地元の皆さんも使う車両が大変多くてご苦労されているみたいですので、早くめどをつけてほしいなというのもあります。また、この県営住宅の裏の河川のほうも見ますと、かなり草が生い茂っていまして夏場にはちょっと付近の方らは非常に虫がわいたりとかいうお話も聞いていますので、ある程度めどをつけてぜひお願いしたいと思います。  以上です。 15 ◯岩永敏博委員 河川海岸のこの急傾斜地崩落対策、県施行の分で、ちょっと説明がもう少し丁寧に欲しかったんですがね。この地区別で箇所名を書いていますけれども、括弧しているのが、その地区内にこれだけの施行する箇所があるということでいいんですよね。でいくならば、大浜とか田中町の19カ所、61カ所ということ、ちょっとそこのところの区分けの考え方をもう少し説明してほしいのが1つ。あと銅座川、これも撤去については非常に長くかかりましたけれども、ようやく家屋の撤去ができるということでめどが立ってきたかなと思いますけれども、平成31年度は撤去とその他の費用、平成32年度以降についての護岸整備になるんでしょうけれども、右側のほうの、その今後の予定ですね、最終的な完成時期も含めて教えてください。 16 ◯田畑地域整備2課長 まず1点目の急傾地斜崩壊対策にかかわります地区名のご説明でございます。ちょっと説明が不足しておりまして申しわけございません。地区名の後に括弧書きで数字を書いてございます。これは地区の番号でございまして、例えば89ページでいきますと三川町(8)という地区を行うと。三川町で8地区行うのではなくて、8番目の番号をつけているといったような表示でございます。2点目の銅座川の完成でございます。県のほうと今、調整しながら道路整備と河川整備を進めているといった状況で、来年度は解体後の整備を行うということにしております。その後は道路のほうの整備を行いまして、あと残っておる部分を引き続きやっていくということで、最終年度につきましては、ちょっとまだ明らかではないんですが県のほうともできるだけ早く、特にあのあたりは狭うございますので、歩行者の安全確保を含めて景観も含めて早期に完成するように努めていきたいと考えております。  以上でございます。 17 ◯岩永敏博委員 予算が限られているのでね、この銅座地区わかるんですけれども、中心部の景観を今から非常に大事にしていく中においては、早目にやっていただきたいと思っております。先ほどの急傾斜地、この括弧の部分は地区内の番号という、6番地区、3番地区という意味ということなんですね、ということは、要は1カ所をやっていくということですよね、当然ながら。はい、わかりました。 18 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時24分=           =再開 午前10時26分= 19 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費、第2目都市開発費及び第3目街路事業費のうち、土木部所管分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 20 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費、第2目都市開発費、第3目街路事業費の土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は256ページから263ページまででございます。第8款土木費第5項都市計画費の予算総額155億5,107万4,000円のうち、土木部所管分は土木部提出の委員会資料1ページをごらんいただきたいと思います。予算一覧の15行目から記載しております第1目都市計画総務費3,677万5,000円、第2目都市開発費3,550万円、第3目街路事業費7億830万円でございます。  内容といたしましては、予算説明書256ページをお願いいたします。256ページ中ほどからの表をごらんいただきたいと思います。順にご説明をいたします。まず、第1目都市計画総務費でございます。予算額16億8,723万9,000円のうち、土木部所管分は次のページをお願いいたします。予算説明書の259ページでございます。説明欄の上から2つ目に記載の4.都市交通対策費のうち1.都市交通審議会費から3.幹線道路整備推進費までであり、少し下の8.二輪車等駐車場維持管理費、さらに中央より少し下のほうに行きまして7.事務費の1.都市計画総務費事務費のうち147万2,000円でございます。  次に、土木部提出の委員会資料1ページをごらんいただきたいと思います。一覧表でございます。第8款第5項第1目都市計画総務費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号15行目の増減欄記載の718万9,000円の減となっております。  次に、第2目都市開発費でございます。予算説明書は258ページをお願いいたします。258ページの一番下から記載の第2目都市開発費の予算総額37億4,091万円のうち、土木部所管分は次のページに行きまして予算説明書261ページでございます。説明欄の中ほどより少し下のほうに記載の10.【補助】都市再生整備計画事業費、3,550万円で、JR長崎本線高架下におきまして、二輪車等駐車場を新たに設置するため計上するものでございます。  次に、第3目街路事業費でございます。予算説明書は260ページをお願いいたします。260ページの一番下から記載の第3目街路事業費の予算額8億2,110万円のうち、土木部所管分は予算説明書の261ページの説明欄をごらんいただきたいと思います。1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.新地町稲田町線から、次のページに行きまして263ページでございます。こちらの説明欄の上から3つ目に記載の4.片淵線(新大工工区)までと、それから少し下の2.【単独】都市計画街路整備事業費のうち2.地方道路等整備事業費とその次の3.街路改良事業費でございます。  次に、土木部提出の委員会資料1ページ、予算一覧をごらんいただきたいと思います。第8款第5項第3目街路事業費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号17行目、増減欄記載の1億6,710万円の減となっております。  引き続き事業の主な内容は、土木部提出の委員会資料に基づき、それぞれ担当課長から説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。  私からは以上でございます。 21 ◯長瀬土木企画課長 まず1つ目は、さらなるバリアフリー化を推進するための取り組みでございます。41ページをお開きいただきたいと思います。第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費、バリアフリー基本構想策定費について、ご説明を申し上げたいと思います。1の概要に記載のとおり、長崎市におきましては高齢者、障害者を初め、妊産婦の皆様や乳幼児連れの皆様など、移動上の利便性、安全性の向上を図りましょうということで、現在、長崎市バリアフリー基本構想を定めてバリアフリー化を推進しております。この基本構想が平成32年度をもちまして計画満了となっておりますこと、また、周辺環境や制度の変化に合わせて次期基本構想の策定を行おうとするものでございます。なお、策定に際しましては、多様な関係者の参画のもとで合意形成を図りながら、策定する必要がございますので、附属機関といたしまして移動円滑化推進法いわゆるバリアフリー法に基づく協議会を設置し、策定作業を進めたいと考えております。この附属機関の設置に当たりましては、第42号議案「長崎市附属機関に関する条例の一部を改正する条例」といたしまして、本議会の総務委員会に提案をさせていただいているところでございます。さて、次でございます。2.現構想からの主な変更点について、2点ご説明をさせていただきたいと思います。1つ目は、周辺環境の変化でございます。県庁の移転でありましたり、市庁舎の移転、交流拠点施設、長崎駅周辺の再開発、新大工町市街地の再開発、県庁跡地の活用、幸町サッカースタジアム計画など、多数の人たちの利用が見込まれる施設、まちづくりの進展に合わせて、新たな経路の設定でありましたり、重点整備地区の設定を行う必要があるということ。2つ目は、法改正の反映でございます。平成30年11月にバリアフリー法が一部改正されまして、一部これまで事前調整が困難であった駅や電停、バスターミナルの旅客施設と生活関連経路の双方の接続部の部分、この辺の新築、改築に当たって事前届け出が必要となる、こういう制度に改正をされておりますので、この制度を活用してバリアフリー化を一層推進したいと思っております。3の事業内容でございますけれども、平成31年度には現況調査とか基本構想の今の総括、高齢者、障害者団体等へのヒアリング、まち歩きワークショップ、次期構想の素案の取りまとめ、これを行うに当たって業務の一部を支援いただくということで、素案作成支援業務としまして650万円、このうち530万2,000円が国庫補助事業の対象になってございます。また基本構想、先ほどご説明いたしましたけれども、附属機関の運営といたしまして39万5,000円、このうち38万8,000円が国庫補助の対象になってございます。そして平成32年度におきましては作成した素案にパブリックコメント、こういったものを行いながら、基本構想の進捗管理を初めとした協議会のさらなる審議、特定事業計画の策定、これを行ってまいりたいと考えてございます。財源の内訳は記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。  それでは、42ページをお開きください。参考1として、これまで長崎市におけるバリアフリー化の取り組みを掲載いたしております。平成6年のハートビル法、そして平成12年の交通バリアフリー法、こういうのに基づいて平成14年に交通バリアフリー法に基づきバリアフリー基本構想を策定したことに始まってございます。また、平成25年にバリアフリー法に基づき基本構想を定め、今回は改正バリアフリー法に基づく次期バリアフリー基本構想を策定したいと考えております。下の参考2といたしましては、次期基本構想のイメージを目次形式でお示しいたしておりますので、ご参照をいただきたいと思います。  次に、右側43ページをお開きいただきたいと思います。参考3といたしまして、改正バリアフリー法により新たに制度化された移動等円滑化促進方針、通称バリアフリーマスタープランの概要を記載しております。この方針を定めることで、先ほど申しましたように、旅客施設や生活関連経路に指定する道路の新設、改良に当たって事前届け出、これを義務化しようというものでございます。下段の参考4には、この事前届け出制度の概要を掲載いたしております。届け出義務者は交通事業者とか道路管理者となります。対象行為といたしましては、生活関連施設である旅客施設や生活関連経路を構成する道路で、他の施設との隣接のバリアフリー化に支障を及ぼすおそれがある行為、こういったものを想定いたしております。  次に、44ページをお開きいただきたいと思います。これは現在の構想に基づく都心部の特定事業を改めて再掲させていただいております。この特定事業計画とはバリアフリー化が特に必要な地区として位置づけた重点整備地区内においてバリアフリー化を達成するために、各事業者が必要な箇所を個別具体に挙げてバリアフリー化を推進していこうというものです。現在、都心地区、浦上地区の2地区で171事業を定め、現在まで122事業、約71%が完成しているというところでございます。45ページに浦上地区のものを掲載をいたしておりますので、ちょっと見にくくございますけれども、ご参照いただきたいと思います。  次に、46ページをお開きいただきたいと思います。2つ目といたしまして、幹線道路整備推進費でございます。予算額は776万7,000円でございます。1の概要といたしまして、幹線道路に関する情報収集、調査研究を進めながら国や県が施行する幹線道路、市が施行する補助幹線道路、これらの効率的かつ効果的な整備促進を図りたいとするものでございます。事業内容につきましては、まず委託料として443万2,000円、これにつきましては幹線道路の改良計画、これに伴う市道への影響調査、それに基づきまして市道の改良検討を行うための検討費でございます。2の負担金でございます。124万2,000円、市内の幹線道路の整備促進と市が行う事業の主な財源となる社会資本整備総合交付金とこの獲得を図るために、国、県、国会議員等に対して協議会を中心として要望活動を行う費用でございまして、市議会の皆様で構成する団体で行動しているところでございます。長崎市が参加しております7つの協議会については記載いたしているところでございます。また、このうち九州国道協会、一番上に掲載してございますけれども、平成29年度から長崎市が会長ということで就任して、九州の市町村長を代表いたしまして国や国会議員に対して九州管内の幹線道路の整備促進を働きかけてまいりましたが、平成31年の総会をもちまして宮崎市に会長市が引き継ぐということになってございます。(3)旅費等につきましてでございます。209万3,000円で、先ほど申し上げました市内の幹線道路の整備促進、それと市の行う財源となる社会資本整備総合交付金の予算獲得を図るために、国、県、国会議員等に要望を行うための経費でございます。平成31年度の活動予定といたしましては13回を予定しており、その財源内訳は3に記載のとおりでございます。  次に、3つ目に入りたいと思います。47ページをお開きください。第2目都市開発費のうち、【補助】都市再生整備計画事業費二輪車等駐車場について、ご説明をいたしたいと思います。1の概要に記載のとおり、長崎駅周辺整備事業に伴い、現長崎駅前の高架広場内にございます二輪駐車場、今キャパシティーとしては67台ございますけれども、これが支障になりますことから、その代替機能を確保する必要がございますので、現在、工事中でございますけれども、在来線の高架下に新たに二輪車の駐車場88台分を設けようとするものでございます。事業内容、2に記載しておりますけれども、整備箇所はJR長崎本線、新しくできます高架下の一部、敷地面積は約480平米、平面式でゲート式の入り口を設けようと考えております。設置台数は必要台数を算定した結果、先ほどご説明いたしましたとおり88台としてございます。財源内訳については、3として整備に係る設計業務委託費、それとあわせて工事費3,550万円を予定しております。このうち399万3,000円が国庫補助の対象となってございます。  48ページをお開きいただきたいと思います。参考資料といたしまして、整備の箇所の部分で、今まであった場所を掲載いたしております。  私からの説明は以上でございます。 22 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第3目街路事業費の土木建設課所管分についてご説明いたします。  49ページをお開きください。第3目街路事業費、【補助】都市計画街路整備費(社会資本整備総合交付金)でございます。新地町稲田町線ほか3路線で、予算額は5億8,400万円、全路線、継続事業でございます。1の概要でございますが、国庫補助である社会資本整備総合交付金を活用し、良好な道路のネットワークの形成とあわせ住宅市街地の生活環境の改善を図るため、都市計画道路の整備を行うものでございます。49ページから51ページに平成31年度の事業内容、全体計画、事業期間及び財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。なお、詳細につきましては、各路線の位置図で説明させていただきますので52ページをお開きください。新地町稲田町線は湊公園から稲田町を結ぶ道路として事業を進めており、平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で用地取得や工事を予定しており、予算額は1億500万円で単独事業1,530万円と合わせ1億2,030万円の事業費でございます。  53ページをお開きください。道の尾駅前線は国道206号とJR道ノ尾駅を結ぶ道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で工事及び設計を予定しており、予算額は2,000万円で単独事業300万円と合わせ2,300万円の事業でございます。  54ページをごらんください。銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。本路線は銅座川プロムナードの主要事業であり、交通環境の改善、防災機能の向上を図り、水と緑に親しむ都市空間を創出し、にぎわいのあるまちづくりとして事業を進めるものでございます。平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で用地取得、建物調査、工事を予定しており、予算額は3億1,200万円で単独事業4,044万9,000円と合わせ3億5,244万9,000円の事業費で、事業進捗を図るため、用地の取得に努めてまいります。  55ページをお開きください。片淵線(新大工工区)でございます。本路線は国道34号新大工交差点から片淵2丁目までの区間であり、国道34号出口付近については道路幅員が狭く交通混雑を招いているため、安全な歩行者空間を確保し、車両の安全で円滑な通行を確保するとともに、新大工町の再開発事業にあわせ地区の回遊性の向上を図るため、事業を進めるものでございます。平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で工事、用地取得などを予定しており、予算額は1億4,700万円で単独事業665万円と合わせて1億5,365万円の事業費でございます。  次に、提出資料の56ページをごらんください。【単独】都市計画街路整備事業費の地方道路等整備事業費でございます。予算額は1億2,230万円でございます。1の概要でございますが、交通環境及び居住環境の向上を図るため、都市の骨格となる都市計画道路の整備を行うものでございます。56ページから58ページに平成31年度の事業内容、全体計画、事業期間及び財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。なお、詳細につきましては各路線の位置図で説明させていただきます。新地町稲田町線、道の尾駅前線、銅座町松が枝町線(銅座工区)、片淵線(新大工工区)につきましては、先ほど補助事業のところで説明しましたので、ここでは省略させていただきます。  59ページをお開きください。大黒町恵美須町線は、旭大橋東口交差点から長崎中央郵便局横に通ずる道路の改良を行うものでございます。平成31年度は大規模な事業所の移転交渉に引き続き重点を置いて進めていくこととし赤色の箇所で建物再算定調査を予定しており、予算額は520万円でございます。  60ページをごらんください。常盤町大浦元町線は、川上町から大浦中学校を結ぶ道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で一部道幅の狭い箇所が残っておりますが、この部分の用地取得、建物調査、工事を予定しており、予算額は2,670万1,000円でございます。  61ページをお開きください。片淵線(経済裏工区)は片淵2丁目から長崎大学経済学部裏北門を結ぶ道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で用地取得、工作物等補償、建物調査を予定しており、予算額は1,185万円でございます。  62ページをごらんください。銅座町松が枝町線(大浦工区)は大浦町と新地町を結ぶ道路でございます。平成31年度の事業といたしましては赤色の箇所で用地取得、工作物補償、工事を予定しており、予算額は1,315万円でございます。なお、銅座町松が枝町線(大浦工区)は平成31年度に完了予定でございます。  63ページをお開きください。土木建設課所管分の街路事業の進捗状況を記載しておりますので、ご参照ください。  説明は以上でございます。 23 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 24 ◯林 広文委員 バリアフリー基本構想策定費の件でお伺いしたいと思います。今回、この改正バリアフリー法に基づいたものをまとめていくということで、図面等もこの詳しい図面ありますけれども、やはりこれからの長崎にとって観光の面でもそうですけれども、バリアフリーをぜひ一層進めていただきたいと思っております。この中で事業内容にありますけれども、次期構想の素案の取りまとめというのがございます。その中で生活関連経路の条件整理ということで、今、例えば市営住宅、こういったものもバリアフリーにずっと対応してきてもらっています。例えば1階部分に車椅子であっても、きちんとスムーズに入れるような形ですね。そして外出するときには、例えば車に乗るときには雨よけがついていて、スムーズに車椅子の人でも雨にぬれずに乗れるような住宅というのが新しい市営住宅を中心にふえてきています。そこまでこうできているんですけれども、例えば、じゃ、そこからバス停に行こうとしたときには、実はその近くのバス停が全くバリアフリーに適していない段差とか、そういったものがあって、せっかくそういう市営住宅等、県営住宅でもいいんですけれども、バリアフリーの対応のところに来たけれども、近くの交通アクセスにおいてはバリアフリーではないということで、非常にその来た方にとってはせっかく出かける機会のときには意味がないということもあります。また、道路等当然バス停あたりには屋根がついてあったらいいんですけれども、なかなかそういうのもないというのもありますので、まず、そういった形っていうのは、この生活関連経路の条件整理っていう中には十分協議してほしいなと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。 25 ◯長瀬土木企画課長 ご指摘のとおり、例えば市営アパート単体、こういうのはハートビル法、これは後にバリアフリー新法にかわって担保をされておりますけれども、ご指摘のようにそこからの動線であったり、バスに乗る部分、こういうところにやはり法のすき間というものがございました。これを埋めるために昨年11月に改正された法におきましては、特に交通事業者がかかわる部分と道路法にかかわる部分、こういうところに事前届け出制というものが設けられておりますので、私たちもこのツールを使いまして、そういった部分については、さらに強力に進めていきたいと考えているところでございます。それにおきましても、まだ抜けるところはあろうかとは思いますけれども今の精神というものはしっかり心に刻んで素案策定につなげてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 26 ◯林 広文委員 よろしくお願いします。もう1点なんですけれども、一応トイレのバリアフリーというのもこの基本構想の中には入っていくのかなと思うんですけれども、今の公衆用トイレもバリアフリー化していただいて、すごくきれいなトイレができておるんですけれども、1つ、やはりオストメイト対応のトイレというのが今ふえてきております。そういった中で全て用地が確保できれば、そういった敷地もたっぷりとってオストメイトっていう対応できるんでしょうけれども、なかなか敷地の確保ができないという場合もありますけれども、今トイレではオストメイト対応の前広トイレというのが新しくできています。既存のトイレなんですけれども、口が広くて、その場でオストメイトをつけていらっしゃる方は、横にパックをためるものがついているんですけれども、そのままふだん使うトイレが前広で、そこで処理をできるというようなトイレがあるということで、かなり金額も張るんですけれども、まだまだ普及はしていないんですが、こういった部分もぜひオストメイト対応のバリアフリーのトイレもぜひ研究していただいて、これは要望にしておきますけれども、ぜひこういったものも進めていただきたいと思います。 27 ◯長瀬土木企画課長 まちぶらプロジェクトの取り組みを介して、トイレについては私たちも注力をさせていただいているところです。また、トイレについて用地確保というところで難しい面もございますけれども、ご提案いただきましたように新しい機材でそういったところは解消できるということであれば、私たちも喜ばしいことでございますので、機材に対する研究というものもあわせて進めながら、全体のバリアフリーというものは達成してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 28 ◯岩永敏博委員 1点だけ、バイクの駐輪場ですね、当然これ必要なのでわかるんですが、いわゆる駅周辺の整備事業の中で、設計も全てパックでできとったんじゃないんですか。今回もこのバイクの駐輪場を整備する中でまた改めて設計業務委託が入っとったりしているんですけど、そのあたりの関連を教えてください。 29 ◯長瀬土木企画課長 駅周辺の整備については、パッケージでというような大きなデザイン調整会議というものがあって、そういう中でも一連ではされているんですけれども、特にこの二輪駐車場については場所のみが代替地というところで、ここで与えられておいて、つくるという感じでございますけど、図面48ページを見ていただくとわかるとおり、今回の整備箇所の左側には県営バスターミナルがあわせてつくられるということになってございますので、その辺のデザイン、こういったところもきちんと合わせながら、一般の二輪駐車場、金網フェンスだけではなくて、もう少しグレードアップを図る必要があるのかなというような配慮の観点から今回、特に業務委託をさせていただいて、ここに設けようということでございます。  以上でございます。 30 ◯岩永敏博委員 県は県の予算でバスターミナルをするんでしょうから、いやいや、まさか忘れとってから後づけできたとやろうねということじゃなかろうねと思って、そこだけちょっと心配をしたんですよ。 31 ◯長瀬土木企画課長 この移転については、当初から想定されていたものでございますので、その一連の中にございます。  以上でございます。 32 ◯佐藤正洋委員 お尋ねします。土木部資料の46ページの都市交通対策費の幹線道路の件ですけど、負担金で西彼杵道路が入っとるんですけど、その進捗状況というかな。去年9月だったかね、現地調査をさせてもらって、そのときの話では5月には貫通するよということでした。仕上げは2年ぐらいはかかるという話でしたけど、そこら辺の動きっていうのは変わっていないのか、お尋ねしたいんですけれども、わかっとればお願いします。 33 ◯長瀬土木企画課長 今のご質問でございます。ご指摘のとおり、平成32年度を目標年次として非常に一生懸命、県としても施工してくださっていたんですけれども、実は昨年の10月31日、ここの第3回公共事業評価監視委員会、こういう中でこの道路事業というのも1つ話題となりまして、その後、地盤が少し脆弱なことということから、若干の工期の延長及び工事費の増額というものが情報として入ってございます。具体的には平成32年の完成予定でありましたものが、現在については平成34年と、2年ぐらいおくれるということ、それと全体事業費についても89億円ということで着手してございましたけれども、現在のところ133億円、プラス44億円ということで今のところ状況を伺っているというところです。参考といたしまして新しい総事業費に基づく現在の進捗率というのは30.6%ということでご報告をいただいているところでございます。  以上でございます。 34 ◯佐藤正洋委員 そうしますと、完成は2年おくれるということですけど、貫通は大体予定どおりかわからないんですか。 35 ◯長瀬土木企画課長 貫通の進捗について言いますと、掘削延長が今のところ1,700メートルのうちの1,500メートル、87%ぐらい掘削してございますので、完成年度はまだ明らかにはなっていないんですけれども、貫通する時期というものはそう遠くないのではないかなと、もくろんでおります。  以上でございます。 36 ◯佐藤正洋委員 はい、わかりました。事業推進でご努力をお願いしたいと思います。それから要望ですけど、ここのトンネルの掘削した残土というのかな、それが西海の桂山というところに埋め立てをしているんですよね。それはそれで決まりですから、やりよっとはいいんですけど、メーンの業者にちゃんとうちの自治会長は確かめに行っとるんですけど、一日に大体240台ダンプカーが来よるんですよ、ここのだけで240台。相当なもんで朝8時にはもうダンプの行列なんですね、あの西海の交差点なんか。ちょうど私が出てくる8時半ぐらいはもう帰りと私一緒になっとるんですけど、かなりの危険性があるんですよ。ですから例えば朝の9時ぐらいまではゼロとは言わん、ゼロっていうのはできんとでしょうけど台数を制限するとかさ、あるいは夕方の子どもたちが帰るとかそういうときに何とか台数の制限とか、そういうもんができないものか。そして今、今度はもう新幹線もあわせて来よっとですもんね。畝刈トンネルを通って来よるの、捨てるところは1カ所なんです。上るときは県民の森に行くあの道路なんですよ。ですから、新幹線のところは畝刈のほうから来て左折する。この西彼杵道路のところは時津から来て右折する。そこでもうダンプ同士が待っとるわけですから、そういう状況になって、子どもたちが横断も怖くてできんとか、地元の人からは地元の車が出ようとしても、道路交通法からいえば直進が優先でしょうけれども、ダンプがどんどん来て、もうなかなか出もされん、出勤もおくれたりするとか、いろんなそういった交通面での支障があっておりますので、何とか県と協議してほしいと思うんですけど、どことどういうふうにすればいいのか、後でご指導いただければ自治会として動くと言いよるんですけど、市のほうからもぜひそういう状況を県のほうに伝えていただいて、業者のほうの調整ができる範囲で、事業を進めてくれと言いながら、ダンプは来させんていえば、それは事業は進まんことになっとでしょうけれども、やはりそこは調整しながらやっていただきたいと思うんですけど、何か調整の方法ってあるもんですかね。 37 ◯長瀬土木企画課長 今ご指摘の件につきましては、私どもが市としては窓口でございますので、対応をさせていただきたいと思います。また、地元の声ということでございますので、私たちも現地を早目に確認させていただいて、また新しい要素として新幹線の残土と、こういうものが入っているということであれば、なおさらでございますので、直ちに現地を確認して必要な措置を講じるように県と協議をさせていただきたいと思います。
     以上でございます。 38 ◯佐藤正洋委員 ぜひ、自治会長たちに聞けばわかりますし、ちょっと上ったところにピザ屋なんかがあるんですけど、そこにお客さんが来てもなかなか出られないとか、そこら辺にちょっとミニ団地ですけど、そこから勤めに朝から出るというときにもなかなか出られんと。ですから、よく書いてありますね、地元車優先とかいう看板が。ああいうものもつくって立ててほしいとか、何か動きをせんと、ドライバーはもうよそのもんですから、ナンバーがもう佐賀ナンバーとか佐世保ナンバーが多いですからね、ダンプが足らんわけでしょうから。ですから、そういうこともやはり表示もしてもらいたいとか、子どもに歩行者優先とかの、当たり前ですけど、そういったこともぜひしてもらいたいなと思って。ある程度はしてもらっとるんですよ。この間さっき言うた県民の森入り口の3差路は、もう横断歩道は消えてしもうとったんで、それをしてもらったんですけど、2日したらね、この間の雨でもう真っ黒になってわからんような状況なんですよ。ですから、今答弁あったように現地を見ていただいて、対策をよろしくお願いしたいと思います。 39 ◯木森俊也委員 すみません、ちょっとお尋ねをいたします。街路整備事業の50ページ(4)の片淵線の件でちょっとお伺いしたいんですが、今回、用地取得、建物補償、測量試験一式ですかね、これは事業計画で上がっていますが、用地取得というのはめどはどうなんですかね。 40 ◯桐谷土木建設課長 今回の片淵線につきましては、都市計画決定するとき事前に説明していた関係で、協力するという形はいただいておりまして、普通、大体道路をつくる場合、絶対反対者がいらっしゃるんですけど、ここは今のところ基本的には代替地、地区内の中で今ちょっと代替地がありますので、その辺の調整を今している状況で、これはちょっと協力していただいておりますので、事業を予定どおり進めていきたいと思っています。 41 ◯木森俊也委員 はい、わかりました。ぜひよろしくお願いします。ここはご承知のとおりバスが通っていますよね。バスが通っていて非常に朝晩、混雑しますし、人の往来も多いんで、できるだけ早目に事業を進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。それともう1点、これ単独で大黒町恵美須町線が測量試験一式ということで上がっていますが、これ全体計画が平成26年度から平成32年度までとなっているんですが、これ平成32年度で終わるのかなと思っているんですが、その辺の進捗はどうなんでしょうか。 42 ◯桐谷土木建設課長 おっしゃるとおりで、これは少し厳しい状況でございます。というのは、もともとこの事業説明を一番最初にするときは、郵便局と交渉して郵便局を動かした後にパチンコ店等を動かすとかいう計画で進んでいたんですけど、今、中央郵便局の本社、東京との協議もしているんですけど、なかなか今オリンピックの関係で事業費が上がっているという形で代替地をつくるときにも、そのございまして、なかなか進捗していない状況の中で、これだと事業がおくれるということで、もう一方の大型店舗のほうを協議を進めていただいて、今、積算等をしている形で、あと業者からの要望も代替地を提示してもらえませんかという話がございまして、今、長崎市の持っている代替地と協議しながら両輪でいって、片方が進めると道路もある程度広げることも可能になっていく、残った代替地も確保することできますので、そういう形で2本立てで進めておりますので、これについては多少ちょっとおくれるかもしれませんけど、ちょっと駅の開通に前後にしておくれないような形で努力していきたいと思っています。 43 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時8分=           =再開 午前11時17分= 44 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第5目都市下水路費、第6目公園費及び第7目県施行事業費負担金のうち、土木部所管分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 45 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第6目公園費、第7目県施行事業費負担金土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は264ページから267ページまででございます。第8款土木費第5項都市計画費の予算総額155億5,107万4,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出の委員会資料1ページをごらんいただきたいと思います。予算一覧の18行目から記載しておりますとおり、第6目公園費が7億4,842万5,000円、次の行の第7目県施行事業費負担金が1億9,000万円でございます。  内容といたしましては、予算説明書264ページから265ページをごらんください。まず、第6目公園費でございますが、予算説明書264ページ一番左上から記載の第6目公園費の予算総額20億7,251万4,000円のうち、土木部所管分は265ページ説明欄の中ほどから記載の4.事務費、1.公園費事務費のうち120万5,000円、その次に記載の5.【補助】公園等施設整備事業費のうち1.金比羅公園、少し下に行きまして7.【単独】公園施設整備事業費のうち1.稲佐山公園(スロープカー整備)でございます。  次に、土木部提出の資料1ページ、予算一覧を再度ごらんいただきたいと思います。第8款第5項第6目公園費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号18行目、増減欄記載の9,954万円の増となっております。これは稲佐山公園スロープカー整備におきまして、事業費が増となったことなどによるものでございます。  次に、予算説明書266ページをお願いいたします。第7目県施行事業費負担金でございます。266ページ一番左上から記載の第7目県施行事業費負担金の予算額24億8,312万3,000円のうち、土木部所管分は267ページ説明欄に記載しております1.都市計画費負担金のうち1.社会資本整備総合交付金事業費から3.旧地方特定道路整備事業費までの全部でございます。  次に、土木部提出の委員会資料1ページ、予算一覧をごらんいただきたいと思います。第8款第5項第7目県施行事業費負担金のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号19行目、増減欄記載の8,200万円の増となっております。  引き続き事業の主な内容は土木部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  私からは以上でございます。 46 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第6目公園費の土木建設課所管分についてご説明いたします。  64ページをお開きください。第6目公園費、【補助】公園等施設整備事業費、金比羅公園でございます。1の概要でございますが、国庫補助事業である社会資本整備総合交付金を活用し、園路、駐車場等の整備を行い、公園利用者の利便性確保と身近に自然を感じる公園としての機能向上を図るものでございます。64ページには、全体概要、平成31年度の事業内容及び財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。  65ページをお開きください。金比羅公園の平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所で用地取得や工事を予定しており、予算額は7,000万円でございます。  66ページをごらんください。第6目公園費、【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園(スロープカー整備)でございます。1の概要でございますが、稲佐山公園の山頂展望台への来訪者増加に適切に対応するため、中腹駐車場から山頂までのアクセス向上を図るための新たな移動施設を整備し、公園利用者の利便性と快適性の向上を図るものでございます。66ページには、全体概要、平成31年度の事業内容及び財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。  67ページをお開きください。稲佐山公園(スロープカー整備)の平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所でレール整備、山頂駅舎整備及び園路修復などの周辺環境整備工事を予定しており、予算額は6億7,722万円でございます。なお、これは今委員会で説明させてもらいましたけど、この工期につきましては今、延長させている工期を必ず守るような形の進捗管理をしながら、工事整備をやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。  私からの説明は以上です。 47 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第7目県施行事業費負担金の土木企画課所管分についてご説明をさせていただきたいと思います。  68ページをごらんいただきたいと思います。概要についてですけれども、県が施行する都市計画事業に対し、法に基づき応分の負担を行おうとするものでございます。市の負担額は、右上の予算額の欄に記載のとおり、社会資本整備総合交付金事業費といたしまして1億5,000万円、街路事業費といたしまして2,000万円、旧地方特定道路整備事業費といたしまして2,000万円、合わせて1億9,000万円を負担させていただこうとするものでございます。2といたしまして、事業の内容及び財源内訳を掲載いたしております。(1)といたしまして、社会資本整備総合交付金については滑石町線(大神宮工区)に対して1億5,000万円、(2)といたしまして、街路事業といたしましては浦上川線の調査分については2,000万円、それと(3)といたしまして、旧地方特定道路整備事業費としまして滑石町線(大神宮工区)に対しても2,000万円と、こういったものを負担しようというものでございます。  次に、69ページをお開きいただきたいと思います。ここでちょっとおわびと訂正をさせていただきたいのですけれども、この69ページの表のうち、事業費の合計欄ですね、国と県と市を合わせた額の欄につきまして今1億9,000万円と掲載をさせていただいておりますけれども、実は、これは県の合計の負担額でございまして、正しくは16億4,000万円の誤りでございました。おわびして訂正をさせていただきます。今後、このようなことがないように取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  次に、70ページをお開きいただきたいと思います。これは事業箇所の位置図を掲載しているものでございます。滑石町線と浦上川線の2カ所でございます。  次に、71ページと72ページ、これを見開きの形でごらんをいただきたいと思います。左上の1番、社会資本整備総合交付金事業、都市計画道路滑石町線の大神宮工区につきましては、交差点を挟みまして滑石中学校付近から北陽小学校付近までの約850メートルの区間で、茶ノ木橋のかけかえや、それに伴う河川のつけかえ、用地補償を予定してございます。下側の2番目、街路事業、県単独事業の浦上川線の調査につきましては、ルート選定のための資料と、こういったものの検討がなされる予定でございます。右側を見ていただきまして、3番目、旧地方特定道路整備事業、都市計画道路滑石町線の大神宮工区は、大神宮交差点付近の茶ノ木橋かけかえに伴う移転補償が予定をされているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 48 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第5目都市下水路費及び第6目公園費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず、委員会資料の1ページをごらんください。第5目都市下水路費のうち総合事務所所管分は、行番号23の中ほどに記載の351万9,000円で、昨年度と比較して4,343万7,000円の減となっております。次に、第6目公園費のうち総合事務所所管分は、行番号24の中ほどに記載の13億2,408万9,000円で、昨年度と比較して7,343万3,000円の減となっております。  次に、予算説明書の263ページをお開きください。第5目都市下水路費は全て総合事務所所管分で、都市下水路の維持管理を行うものでございます。  次に、予算説明書の265ページをごらんください。第6目公園費のうち総合事務所所管分は、説明欄の1.指定管理者候補者選定審査委員会費から3.公園等維持管理費の全部と4.事務費の一部、5.【補助】公園等施設整備事業費の2.魚の町公園と3.都市公園と6.【補助】景観まちづくり刷新事業費の全部と7.【単独】公園施設整備事業費の2.野母崎総合運動公園と3.既設公園、また8.【単独】公園便所整備事業費と9.【単独】公園灯整備事業費の全部でございます。  主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 49 ◯川原地域整備1課長 第5項都市計画費のうち総合事務所所管分についてご説明させていただきます。  総合事務所提出の委員会資料106ページをお開きください。公園施設長寿命化計画策定費、予算額は1,970万円でございます。1.概要でございますが、公園施設の計画的な補修等による安全性の確保とライフサイクルコストの縮減を図るため、平成21年度に策定した長寿命化計画の計画期間が平成31年度で満了することから、平成32年度から10年間を計画期間とする長寿命化計画を策定するものでございます。対象は、都市計画区域内の都市公園と都市計画区域外、これは野母崎や琴海、外海にある公園になりますけれども、これらの中で主に総合公園や運動公園、近隣公園といった広域的な利用を目的とした規模の大きい公園110公園を対象に、長寿命化を図るべき施設の抽出と健全性の調査を行い、補修等の年次整備計画の策定を行うものでございます。なお、長寿命化計画に基づき実施いたします施設の補修等につきましては、国庫補助の対象となってまいります。3の財源内訳は表に記載のとおりでございます。  次に、107ページをごらんください。【補助】公園等施設整備事業費、魚の町公園、予算額は500万円でございます。1.概要でございますが、新市庁舎建設に伴います周辺道路の整備に合わせまして、魚の町公園もバスベイ等による影響を受けるため再整備を行うものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画は記載のとおりです。(2)平成31年度は公園の詳細設計を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  108ページをごらんください。魚の町公園の位置図でございます。  次に、109ページをごらんください。【補助】公園等施設整備事業費、都市公園、予算額は1,900万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、長寿命化計画に基づいて老朽化しております施設の改築、更新を行い、安全、快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。2.事業内容でございますが、中央総合事務所では立山公園のナイター照明の詳細設計、南総合事務所では香焼総合公園の遊具改修1基を予定しております。なお、香焼総合公園の遊具改修は昨年度の当初予算で計上させていただきましたが、内示減により実施できなかったため、再度計上させていただいております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。110ページと111ページは、それぞれの事業予定箇所の位置図でございます。  次に、112ページをお開きください。【補助】景観まちづくり刷新事業費、平和公園地区、予算額は1億520万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、被爆75周年を前に、平和公園、天主公園において園路や便所の改修等を行い、公園利用者の利便性向上と観光都市である長崎の魅力向上を図ろうとするものでございます。2.事業内容の(1)全体計画は記載のとおりです。(2)平成31年度ですが、天主公園におきまして園路舗装、遊具設置などを予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  113ページをごらんください。赤色で着色した部分が天主公園でございます。図面中ほどに整備計画(案)を記載しておりますが、天主公園はワークショップ方式で地元の自治会や商店街、関係者の方と検討を進めてきており、子どもの遊び場としての機能の確保と広場などとのすみ分け、イベントの実施や浦上天主堂近くの公園としてデザイン性を高める園路配置などを考えた整備を予定しております。  次に、114ページをお開きください。【補助】景観まちづくり刷新事業費、稲佐山公園、予算額は3,800万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、現在進めておりますスロープカーの駅舎周辺におきまして、園路舗装や植栽などを行い、公園利用者の利便性向上と観光都市である長崎の魅力向上を図るものでございます。2.事業内容でございますが、園路整備としてアスファルト舗装箇所のインターロッキング舗装、植栽といたしまして樹木一部伐採とツツジ、もみじの植えかえを予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  115ページをごらんください。図面下段の写真の真ん中付近、青色で着色しておりますけれども、その箇所がスロープカーの駅舎位置となります。その周辺の赤色で囲んだ箇所におきまして、園路整備とツツジ、もみじの植栽を予定しております。  次に、116ページをお開きください。【単独】公園施設整備事業費、野母崎総合運動公園、予算額は1,600万円でございます。1.概要でございますが、野母崎の田の子地区に建設が予定されております恐竜博物館とあわせまして野母崎地区の地域振興につなげるため、駐車場や公園の再整備を行うものでございます。2.事業の内容の(1)全体計画ですが、平成31年度と平成32年度の2カ年、総事業費は2億6,000万円で恐竜博物館予定地周辺の野母崎総合運動公園内の整備を予定しております。(2)平成31年度は測量と実施設計を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。全額、過疎対策事業債を活用する予定といたしております。  117ページをごらんください。緑色の範囲が野母崎総合運動公園の公園区域となりますが、公園整備の予定は赤色着色の部分を予定しております。  次に、118ページをお開きください。【単独】公園施設整備事業費、既設公園、予算額は9,290万円でございます。1.概要でございますが、既設公園におきまして、利用者の安全性と利便性の向上を図るため、施設の改修等を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。中央総合事務所では平和公園、相生町公園、稲佐山公園、東総合事務所では長崎東公園、南総合事務所では野母崎総合運動公園、北総合事務所では黒崎永田湿地自然公園におきまして、事業内容の欄に記載の整備を予定しております。119ページの3.財源内訳は、表に記載のとおりです。120ページは全体の位置図、121ページから125ページまでは事業予定箇所の位置図を添付いたしております。  次に、126ページをお開きください。【単独】公園便所整備事業費、園田町公園ほか、予算額は5,700万円でございます。1.概要でございますが、公園便所の建て替えによる公園利用者の利便性の向上と現在男女兼用の便所を設置しております場所におきましては、女性専用便所の増設を行うことで安全性の確保と快適性の向上を図るものでございます。2.事業内容でございますが、(1)建て替えを園田町公園、これは現在くみ取り式トイレで男女兼用となっておりますので、建て替えにより合併浄化槽を設置し、水洗化と男女別に区分した便所の新設を予定しております。(2)女性専用便所の増設を記載の3公園で予定しております。なお、女性専用便所の増設を行う公園では、既存の男女兼用便所を男性用に変更する予定といたしております。(3)公園便所照明のLED化を19公園で予定しております。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりです。127ページは公園便所建て替えと増設の全体の位置図、128ページから131ページは公園便所予定箇所の位置図、132ページは公園便所照明LED化予定公園の全体位置図でございます。  次に、133ページをごらんください。【単独】公園灯整備事業費、LED公園灯、予算額は3,600万円でございます。1.概要でございますが、現在、公園灯の多くは水銀灯を使用している状況ですが、水銀に関する水俣条約により平成32年までに製造中止が予定されております。このため既存施設の照明におきましてもLED化が進められている中、公園灯につきましてもLED灯への転換を図り、あわせて維持管理費の削減を図ろうとするものでございます。なお、昨年度の当初予算審議におきまして、この公園灯のLED化事業につきましては平成34年度までに実施する予定としておりましたが、早期完了を図るため、平成33年度までに今回、計画の見直しを行っております。2.事業内容でございますが、(1)全体計画は平成30年度から平成33年度までの4カ年、1,653灯をLED化し、総事業費は3億7,660万円を予定しております。各年度の事業内容といたしましては、表記載のとおりです。(2)平成31年度はPCBの使用可能性がある公園灯169灯の交換整備を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 50 ◯中村俊介委員長 それでは、一旦ここで休憩といたします。午後は1時から再開いたします。           =休憩 午前11時41分=           =再開 午後0時58分= 51 ◯中村俊介委員長 それでは、委員会を再開いたします。  中断しておりました土木部所管分の質疑に入ります。 52 ◯林 広文委員 これは土木部の都市計画費の県施行事業費負担金、68ページからなんですけれども、一般質問の続きでちょっと申しわけないんですけれども、このタイミングでいいかどうかはわからんですけれども、一応ここは県施行の事業費の負担金ということで市も負担を出しています。私が問いたかったのは、やはりこうやってまとまった敷地があって、そこに移転をするわけですね、地域センター、銀行、郵便局、タクシー会社、この道路の拡幅ですので、それに伴った道路の整備の中でそれぞれの事業所が移転していくときに、多分今までどおりやれば、これをやるルールは全く問題ないと思うんですよね。今やっているルールっていうのは、これは国、県の中できちんと決められたルールの中でやっています。しかしながら、やはりこれから先も本当にこのままでいいのかなという問題提起を私はしたかったんですね。あれだけのまとまった土地が1,500坪あって、地域の中でも非常に重要な土地であるということで、これからいろんなコンパクトシティとか立地適性化とか、いろんなまちづくりの中で市の中では居住誘導とか都市機能誘導とかいうことも進めないといけないわけですね。そういったまちづくりの視点がありながら、粛々と縦割りの中で移転だけをやりますという部分は、やはり何かしら行政として視点を変えて、県とか国に対しても何か求めていく。一番、住民の視線にさらされるのはやはり市なんですよね。市の行政なんです。国、県というのは特にこのことでまちの住民から言われることは余りないと思うんですけれども、どうすれば動いていくのか、どこがこの規制緩和をかけてもらえるように投げかけをしていくのか、そういった視点がないと、これから先ももしこのような事業が市内のほかの箇所であったときに、また粛々とそれぞれ移転してもらうと、建物補償ですということだと、私はもう住民の納得が得られんと思うんですよね。そういう視点でいうと、どういうことが考えられるのか、例えばここの規制を緩めてもらったらいいとかいうことが、もし今ここの場で言えるかどうか、ちょっとわからんですけれども、ちょっとこの辺のところを少し考えを教えてもらえませんでしょうか。 53 ◯長瀬土木企画課長 今のご質問の点に関して、私どもは道路整備するに当たっては沿道の利用促進、高度利用、こういうものを図る必要があろうと思っております。また、コンパクトシティを目指すに当たっては地域の核をどのようにきちんと形成していって、ネットワークをつなぎながら、よい居住空間をつくっていこうかというところも同時に考える必要があろうかと思います。個別具体的には現在、その政策というものはここにおいては、持ってはおりませんけれども、一般論といたしましてはそういったところをすることで、このストック効果というものを十分に発揮しながら果たして、市民の理解というものも公共工事に対するものが得られていくと思いますので、個別の移転という視点だけではなくて、どういったまちづくりを、ここを核としてやっていくのかと、そういう視点は忘れずに今後とも取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 54 ◯林 広文委員 はい、わかりました。私、本壇でも言ったとおり、当初、市がやろうとした複合化して有効利用しようという考え自体は間違っていないと思います。やはり都市としてのこの価値を見きわめた上で高度利用という形で住民の利便性に沿った形でしようという方向性は間違っていなかった。やり方がちょっとうまくいかなかったわけなんですけれども、そこの部分はしっかり認識を持っていただいて、ぜひどういう形ができるのか教えていただいて、私たちもしっかり政党として国に対してはそういう視点が必要ということは、これから訴えていきたいなと思っておりますので、こうやって市も負担金を払っているわけですので、そういった視点もぜひ持っていただきたいなと思います。それともう1点ですけれども、公園施設整備事業費のことですけれども、稲佐山公園が今回、スロープカーの駅舎の部分で整備がされますけれども、これもちょっとすみません、この予算と直接ずばり関連はしないんですけれども、今回こういった形で稲佐山の公園の中腹駐車場も、今回は区画線を改修ということで一定きれいになります。また、駅舎ができて、ものすごくにぎわいも出てくるんじゃないかなと思います。今は公園の部分があって、この公園の部分もきれいになるということなんですけれども、以前これも1回提案したんですけれども、いわゆるパークPFIですね、これだけまた人が集まってくるということになってくると、一定何か例えばレストランとか来た観光客向けのそういった利便性のある施設ができれば、まさに新たな財源をつくっていくという意味で有効だと思うんですけれども、要は松山の平和公園とかいうところを提案したんですけれども、この稲佐山公園も今後そういったところも考えられるんじゃないかなと思うんですけれども、どうでしょうか。 55 ◯川原地域整備1課長 稲佐山公園の活用ということで、これですね、稲佐山の展望台も含めまして、これまで議会のほうからも非常に稲佐山公園自体が活用されていないじゃないかというご指摘がございます。今現状でいきますと平成27年から指定管理者制度を導入して管理していただいておりますけれども、なかなかその中でも我々も悪いところがあったんですけれども、活用がうまくなされていないという状況がございます。次、まずは指定管理者が平成31年度で終わります。平成32年度から更新されますけれども、やはり基本的な考え方といたしましては、指定管理の更新を行うという中では、やはり稲佐山をいかに活用していただくかといったところのご提案等も当然、視点として考えていただく必要もございますし、我々もそういったものを評価していくと、そういった中で指定管理者の選定というものを進めてまいりたい。よその都市でもそうですけれども、魅力向上の提案と申しますか、そういったものをきちんとしていただいて、それを評価として入れていく中でしていきたいんですけれども、今おっしゃられたレストランとかそういったことにつきましても、当然我々もそういう来られた方がお金を落として、それから満足していただくということは非常に大事な視点だと今考えておりますので、そういった視点で我々としては指定管理の見直し等も行っていきたいと今考えております。  以上でございます。 56 ◯林 広文委員 はい、わかりました。なかなか今後の課題と思うんですけど、当然、今回スロープカーもできて維持管理費もかかりますし、また、今まで稲佐山頂上のところにはレストランとかあったんですけれども、集客という部分では余りうまくいっていなくて、今回はこうやってスロープカーができて、また駐車場もありますので、人の流れっていうのは少し変わってくるのかなと思っていますので、ぜひ民間の力をかりて、いろんな集客を図るっていう部分、今後検討をしていただきたいなと思います。これは要望です。 57 ◯岩永敏博委員 今の林委員の稲佐山の中腹駐車場ですね、関連ですけれども、私も前回、一般質問をさせてもらいました。スロープカーができることによって、この駐車場は今後、観光バス、マイカーが来る中間の拠点になるわけですね。今も言われたように人の流れができてくる。それについての今回、整備をするという認識もやはり当然あっていいのかなと思うんですね。沿道整備、植栽だけじゃなくて、そこも踏まえて整備していかないと、本当にまた二度手間になってしまうと。今の課長の答弁によると今後の指定管理の更新に合わせてまた指定管理の提案も受けてとすると、また後手後手なってしまうじゃないですか。そこは私はやはりおそいと思います。スロープカーの完成時期はおくれているものの来年度ということで見えているんだから、それに合わせての今回の予算を立てていかないと、全然それはもう私は後手後手だと思っていますよ。どうですか、そこ、まず。 58 ◯川原地域整備1課長 今回ここで上げさせていただいておりますのは、スロープカーの駅舎が完成するということで、その周辺もきちんと整備していこうということで上げさせていただいております。今ご指摘がございました、いわゆる箱物と申しますか、そういう物販等の施設という話もあるかと思うんですけれども、もう私たちの今の基本的な考え方につきましては、民間のそういう活力といいますか、アイデアをいただいて、そういったものはやはりやっていく必要があるだろうと考えております。そういった中では許可であるとか、そういったものにつきましては、非常に柔軟に考えていく必要があると思っておりますし、商工会議所あたりも非常に何かしたいという気持ちもあるということも聞いておりますので、その辺を民間の方の協力もいただきながら、来られた方がやはり満足していただくという環境をつくり上げていただきたいとは考えております。  以上でございます。 59 ◯岩永敏博委員 民間の知恵、アイデア、当然それが必要になってくるし、それが官民一体ということになるので、いいんですよ、それで。ただ、その上物については、それ提案を受けてやっていただく。今も課長言いましたように、いわゆる許認可、行政ができる部分ですね。この許認可の部分、私も飲食店を長くしていたので、よくわかるんですけどね、保健所の許可だったりさ。あと大事なのはインフラの部分ですよ、水道、排水、電気等々はもう十分、この整備しようとするんであればね、入れていっていいんじゃないかなと思う。具体的に言うと、ここは常設は今の段階では厳しい。もう全体のグランドデザインを描いた中での常設のレストランとかなんとかだったらいいけれども、今の現状、スロープカーで少し起爆剤になるかって言いながら、もう常設はなかなか運営側としても難しいだろうと。しかし、にぎわいを創出するという中においては、仮設ですよ。稲佐山のコンサートとかも不定期ですけれどもあっている、もうそのときには一挙にどっと人が押し寄せてくるわけね。今度のスロープカーによって、スロープカーを待つ人たち、乗降する人たちがここで待機する。その中においては、時間帯を区切った中あるいは土日、祭日の中での仮設の催事だったり、屋台的なものだったりは、もう十分これは検討できると思うんですよ。だから、そういう提案は必ず来ます。だから、もうその先手先手で準備していってもらわないと、提案が来てから、じゃ、整備しましょうかじゃ遅いって。だから最低でもインフラの部分、今言った電気、排水等々はもう本当ね、今回はもうこれで上がってきているので、もうこの予算に対しての議論しますけどね、審議しますけれども、次、本当、補正でも何でもいいので、私としては次の段階でそれを上げていただきたいと。それによってスロープカーが完成した暁にはもうすぐすぐそういう提案を受け付けて許認可、そして仮設の保健所の等々のことも含めてインフラも整備していますんで、できますよということをやはり準備としてはやってもらいたいと思いますけれども、いかがですか、部長、そのあたりの見解があれば。 60 ◯吉田土木部長 稲佐山は世界新三大夜景に選ばれるなど、やはり全国的にも非常に有名な観光地でございます。こういった中でスロープカーについては、山頂から長崎の夜景をより多くの方に見ていただくということで、やはり団体バスのご利用がなかなか難しいっていう部分の中で、人を大量に山頂に送り込む手法という形が発想の原点、その中で最終的に行き着いたのがスロープカーということでございます。ここで来年の2月には完成するという中で今、仕事を進めているわけですけれども、ここで一定、人の流れは出てくるのではないかと思います。やはり今ご指摘のあったように、そこで滞留が発生しますので、やはり滞留する仕組みというのは非常に重要だと思います。そういった中で今、総合事務所のほうでも予算を上げて一定対応という形で考えているわけですけれども、視点としましては、今、公園管理者という立場で公園施設という発想の中で動いている部分もあるんですが、そもそもを言いますと、ここは観光で非常に有名な、いわゆる観光地という部分もございますので、観光部門とのタイアップといいますか、そういったところ、今までもしてきてはおりますけれども、これを機にさらに連携を深めながら、長崎市として対応していくと、このようなスタンスで進めていく必要があると思います。ご指摘の点について、一挙に確かに箱物をつくるということは先が見通せないという部分もございますので、手法として中腹駐車場周辺の広場の使い方であったり、こういったものでシミュレーションあるいはもう例えば試験的に何か許可をしてやっていただくとか、そういう試行錯誤を繰り返しながら形をつくっていくという、方向が今あるのではないかと思います。ご指摘のとおり、これはさきにそういう発想があった上で、全体として動いておくべき必要あったかと思いますが、現状としましては、今スロープカーの整備が進んでいる中では、これをいかに有効に活用するかという視点で、できるところを頑張ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 61 ◯岩永敏博委員 部長、私はまだ足りないと思う。試行錯誤じゃ遅い。イメージ描いてごらんなさいよ、スロープカーができました、そして当然、活字にもなる、ニュースにもなるんですよね。その時点で、ここの駐車場も本当民間活力によっていろいろな売店ができた、物販店ができた、飲食のこういう屋台なんかができたってなりますと全体的なニュースになるんですよ。やはり大事なのはそこなんですよね。スロープカーができたから、人がにぎわってきたから、じゃ、後づけでずっとつけていきましょうかって何か提案ないんでしょうかじゃ、遅いんですよ。やはり一遍にどんと、マスコミを活用しながら、集客を倍々ゲームしていくっていうところが大事かなと思うんですよ。今回スロープカーの整備がおくれます、もうこれは逆転の発想で、時間があるんだから、予定よりも延びたんだから、その間に、もっと周辺の整備まで、要はそのインフラの整備までして、民間のそういうやる気のあるところぼんぼん入れて、もう、はい、スロープカーがオープンしました、そのときにはもう人が来るっていう中で、そのチャンスを刈り取っていくぐらいの、まずは準備していただきたいと思いますので、これ強く要望しますので、新年度に向けて、今度6月議会も始まるでしょうから、新年度始まるでしょうから、その中でいろいろと組み立てをしていただければと思います。お願いします。 62 ◯佐藤正洋委員 今話が2人からありましたので、私も本当にそう思うんですよ。もう直接、都市計画のほうに、この予算には関係ない、滑石のほうは関係ないんですけれども、言われたとおり、支所を地域センターにするときに、市長の挨拶の中にそれがあって、議長は祝辞を言って、複合施設にしてやっていこうと、郵便局と金融機関とかそういったものはそこに、地域センターもそこに入る、タクシーもそこにおる、そして上のほうには医療機関あたりが入る、上のほうにはマンションをしていると、もう本当にいいアイデアやったと思うんですよ。やはりそれを実施できなかったというのは、本当に私は残念です。これはもう本当に林委員は特に地元におられるから、私も聞くんですよ、何やったとね、あの市長の挨拶はって。議長の祝辞は何やったとねって。みんなもうプレゼンで出しとったっていうんですから。さっき言ったように、予算と関係ないんですけどね、そういったことはないように事前に、今岩永委員からも言われたように、遅い、もっと早く手を打っていかないと、全てについてそのように私は感じますので、ぜひ、ほかのほうについても、先手先手ということでやってほしいということをお願いしておきたいと思います。それから公園費で、天主公園とかって、場所は私は知っとっとですよ、通ったことはあっとです。以前この話を聞いたときに、何か年金もらったとか、失業保険をもらったときはそこに来て酒を飲みよる人がたくさんいるとかいう話も聞いておりました、以前ですね。今はどうなっとるか知りませんけど、そこの公園だろうと思っとるんですけど、それで、そのときに地域の人から公園を整備してくださいという要望書が上がっとると聞いとります。その要望書を持っとられると思いますから、私たちは前のことはわからんもんだから、わかっておられる方もおられると思いますよ、当然地元の議員おらすわけですから。その要望書のコピーをもらえんでしょうかね、委員長どうですかね、資料として。 63 ◯中村俊介委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時21分=           =再開 午後1時22分= 64 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  お手元に理事者からの追加資料を配付しておりますのでご確認をお願いいたします。 65 ◯佐藤正洋委員 今こうして要望書をもらいましたけど、以前にこれを配付してあって、平成26年ですからもう大分前ですたいね。それからずっと協議した上で、今回の提案になっとるということで、結論はそうなっとると私は思っております。しかし、つい最近までうちの平野議員は、この計画に非常に反対しとった。けさ聞いて、大体納得しましたよということですけど、やはり地域でのここに上がっとる自治会長、平和町それから商店街の理事長、PTAの会長、山里小学校区にはどこどこ自治会があるのか知りませんけど、やはりこういった関係者にはもっと丁寧な説明をして、予算計上するとかすべきじゃないかと思うんですけど、経過はどうだったんですか。 66 ◯森尾中央総合事務所理事 この平和公園地区の天主公園の計画につきましては、先ほどもちょっとお話がありましたが、ワークショップしながら進めてきました。この要望書自体は平成26年の10月なんですが、この平成26年以降、この要望書にあります平和町の今自治会長もちょっとかわられていますけれども、その方とか平和町の商店街の理事長も一緒に入ってもらって計画策定を続けてまいりました。そういう話は、平野議員も一緒に来られたんですけれども、前回から少しお話しした中で、どうしてもこの地域というのは、平和公園地区の景観重点地区というところもあって、景観に配慮しないといけないというのはまず1つ。それと今外国人観光客が多くて、なかなか休む場所がないということで、外国人観光客の目線というのも大事と。それと平野議員が一番言われていたのが、子どもですね、この平和町周辺っていうのは唯一子どもが多いところなんです。というのは、マンションが新たにできて、そこで人間が入れかわることで、小さい子どもたちが大分遊んでいるっていう実態も、我々も承知しています。ですから、この計画の中で、子どもたちが遊ぶ場所と、ちょっと小学校の高学年が遊ぶ場所、そういうところもちゃんと切り分けながら、それで計画はつくって、説明しているつもりなんですが、ちょっと私のほうで説明が悪かったのは、その遊具といいますか、どういう遊具をつくっていくっていうところの説明がうまくいっていなかったもんで、この要望書の中の一番裏ですね、これはこういう複合遊具というイメージを持たれて要望を受けていました、私たちも認識しています。この中で、複合遊具が持っている遊ぶ機能の中で、できるだけ小さい子たち、1歳とか2歳、3歳ぐらいの子たちが遊べるようなものをつくってもらえないかというのが大きな趣旨でした。それについては、そういう機能は持たせるような遊具計画というのを私たちのほうでさせてもらって、きょうの朝からもちょっと具体的な話をさせてもらったんですが、その中では、こういう計画であるということは私も説明が悪かったんで、なかなか理解してもらえなかったんですが、きょうお話しした中では、具体的にこういうものをつくるということでお話しした中では、話は聞いていただいたんじゃないかなと思います。  以上です。 67 ◯佐藤正洋委員 だから、平野議員がそういうことを言ったというわけですから、平野議員は平野議員でいいんですけど、ほかの例えばPTAの会長とか、それから理事長とか、平和町の自治会の会長ですかね、そのほかにもそこら辺の例えば山里小学校のPTAの会長がおられるとであれば、関係する自治会が幾らあるか知りませんけど、特に隣接するところの自治会長とか、やはりそういった人たちにもしっかり話をして、私はこれ見たところ、この要望書の遊具を、これそのままじゃないですけれども、これをクリアするような遊具を設置するっていう説明を受けましたので、そんなら別に問題なかとじゃなかかって、こう言うたんですけど、やはりさっき話があった、小さい子ども、乳幼児を含めた年齢層が低い人、例えば保育園のお母さんとか、そういった人たちへの説明も足りとらんじゃなかったかなっていう、今話がありましたので、ですから、やはりこういった事業をするときには、せっかくワークショップもやっておられるわけですから、結論を出して、こういうふうにやりますということで了解をとって、それからスタートするとしたほうが、何か見せてもらいましたけど、次の回でまた協議しましょうねということで、第何回目かが終わっとるような感じですけど、やはり最後の締めをぴしゃっとしてからしたほうがいいと思うんですけど、考え方をお尋ねします。 68 ◯森尾中央総合事務所理事 もうご指摘のとおり、私たちの最後の説明のところがやはりうまくいっていなかったというのは反省しています。ただし、先月からこういう話が出てきたときに、各学童のところとか、あるいは塾に行ったり、あと幼稚園に行ったりして、子どもたちの意見を今聞くようにしていまして、私たちが考えている機能以上にまだどういうものをしてほしいっていう要望があるかというところも含めて話をするというのと、あと関係する自治会、特に平和町の自治会長と、あと商店街の理事長のほうには、事前に説明させていただいて、こういう計画でいきますということでの話をしました。ただし、どういう遊具をつくっていくかについては、私はもうちょっと話を聞かないと、私たちが考えている以上に受けている分があるかもしれませんので、もうちょっと継続して、まず計画をがっちり決めた上で、各地域のほうには再度回っていきたいということでお願いします。きょうは申しわけありません。 69 ◯佐藤正洋委員 そういうことで、いろんなところとよう連絡し合って、せっかくよか、1億円もかけてつくる公園ですから、後でどうのこうのもめることがない、金をかければ施設は立派なもんができるでしょう。しかし、後の活用のときに、ああじゃない、こうじゃないということになったらいかんので、本当に名実ともにいい公園にしてもらうためにも、いろんな各界各層の人と協議を十分していただいて、アンケートをとって実施するとか、いろんなことを考えながら、ぜひ実施していただきたい、そしていいものをつくっていただきたいと。特にこの平和公園地区ですから、先ほど話があった、もう浦上天主堂の真ん前ですから、ぜひ観光客が見てもいいような、しっかりしたものをつくって、利活用していただければ大変ありがたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 70 ◯野口達也委員 私もこの天主公園の件でちょっとお伺いですけど、あそこに塀がありますよね、長崎の鐘の。あれはどがんなっとですか。 71 ◯森尾中央総合事務所理事 この塀については、この公園を一番最初に考えるときに、あの塀から中が見えなくて、暗くて、子どもたちは遊ばせきれないという意見が多く出ました。今回は、道路側から公園内が隅々見れるように、あの塀自体はちょっと撤去させていただいて、すっきり見れるような形をしたいなと思っています。  以上です。 72 ◯野口達也委員 やはりそういったものもあわせて説明してほしかったなと思いますし、やはりあれは本当に、長崎の鐘のメロディーがあって、よか感じやけど、ただコンクリート打ちっ放しで、私もお願いしてステンドグラスをつけてもらったですけど、壊れたらもう1年半もベニヤ板を張っとったっていう経緯もありますし、やはりそういった意味では、この景観地区っていうかな、そういった中では、今言われたように、中が見える、特にあそこは自治会の会長から言わせれば、あそこでずっと地域の祭りがありよるですよね。だから早くつくってほしかって言いよっとですよ、本当に。それで、これは平成31年度中ってことですけど、何月ぐらいにこれでき上がる予定なんですか。 73 ◯森尾中央総合事務所理事 計画自体は年度内で終わる予定で、平成31年度末を予定しております。  以上です。 74 ◯野口達也委員 毎年、去年は夏祭りが秋祭りになったりしたわけですけれども、そういう祭りはできるわけですか。 75 ◯森尾中央総合事務所理事 細かく工程組んでませんからちょっとわかりませんけれども、昨年度、私も秋祭りのほうは見せてもらいましたけど、もう大盛況で人が大分集まってされていたのもわかります。できるだけ使えるような措置は考えたいと思いますけれども、どうしても工事の車両が入ってきたりする場合は入れないような形になりますので、そこをちょっと考慮しながら、自治会のほうと話しながら進めていこうと思っています。 76 ◯野口達也委員 ぜひ、そこんところ何とかね、地域が盛り上がる催しですから、何とかできるような工夫してもらってお願いしたいと思います。あともう1つ、先ほど県施行事業費負担金のところの浦上川線、これは調査費がついとるですたいね。私ら素人から見れば、いろんなルートがある中でここを調査するということは、ある程度県のほうも絞ってきとっとかなって気がするんですけれども、この調査費がついてから、おおむね大体何年ぐらいで計画といいますかね、あれができるんですかね。 77 ◯長瀬土木企画課長 ここの調査費については、過年度から複数年にわたって検討が進んできております。ご期待に沿えるように、今のところ数ルート、10ルートまではいかないですけれども、そのくらいのルート数が出てきておりまして、県の内部で一定整理がついたら、公の場に検討会か何かを設けて、具体的にまた検討を開始するというスケジュールを今伺っておるところでございますので、しっかり取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 78 ◯野口達也委員 この道路については、浦上川線の北部のほうは、やはりこれはもう本当に一般質問で何回もあるように、市の北部の交通渋滞のこれはもう決め手になると思うんですよね。ですから、当然これは県の施行ですから、市ががんがん言ったって一緒でしょうけれども、そういういろんな県の動きがあったら、ぜひ議会のほうにも早目早目に連絡をお願いしたいと思います。あともう1つ、魚の町公園はどういう形になっとですかね、ちょっと概要を教えてください。 79 ◯田畑地域整備2課長 現在、今年度魚の町公園の基本設計に取り組んでおるところでございます。道路、新庁舎ができるということで、バスベイを少し拡幅するといった形で、公園区域を少しいただく形になるということで、リニューアルを考えておるところでございます。もう基本となるのは、新庁舎と道路を挟んで一体とした活用、連携した活用、そういったものを中心に、今専門家のご意見を伺いながら、どのような公園にするのが市民の皆様にとってよろしいかということで検討を進めているといった状況でございます。  以上でございます。
    80 ◯野口達也委員 専門家の意見も大事でしょうけど、市として、例えば今、あそこ花時計のあるとかな、あれは三菱から寄贈を受けたと思うんですけど、花時計があるとばってん、全然、市民の憩いの場になっとらんって私は思うとですたいね。今度市庁舎ができます、そしたら、そこの前は昔の公会堂広場っていうかな、あの辺は、そこよりも渡ったこの魚の町公園のほうがもっと市民の人たちの憩いの場になるとじゃなかとかなと思うとですたい。そういった意味では、専門家の意見も大事かばってん、市としてこうしたいっていうとはなかとですかね。 81 ◯田畑地域整備2課長 今委員ご指摘のとおり、やはり公園として今、十分に活用をされている状況ではないというのは認識しておりまして、そういった中で、市民の皆様がそこで滞留するといいますか、憩える、そこにとどまるといった、今は通過するような形あるいは市民会館を利用するために通られるという、ちょっとイメージが強ようございます。そういった意味では、その空間で公園として憩える、そしてそこで時間を過ごせる、そういった観点での整備というのが大きな方針としてございます。今委員ご指摘のとおり、市民の皆様に活用していただいて、そこで憩えるようなスペース、そういう空間をつくりたいと考えております。  以上でございます。 82 ◯野口達也委員 私らがよく陳情なんか行ったとき、日比谷公園に行くですたいね。そしたら、やはり昼休みに弁当を持った人たちが、そこで食べるんですよ。例えばやはり市役所の前で、あれだけ大きな木もあるし、木陰もあるんやから、だから、やはりそういった部分、そこでいろんな人たちがそういうふうな休憩もする、お昼も食べられる、何かそういう場所っていうのが私は長崎市内に必要かっちゃなかとかなと。長崎市内、やはりなかなかなかですたい。ですから、そういった意味では、この魚の町公園の価値というとは、まちなかの公園としてものすごくあると思うんですよ。ですから、その辺はぜひ、そういう本当に市民の人たちが、いろんなときに憩える場所になるように、専門家、皆さんの意見も出しながらお願いしたいと思います。 83 ◯岩永敏博委員 魚の町公園ですね、これまた3カ年計画で1億2,500万円でやろうという中での詳細設計、私の記憶によると3年、4年ぐらい前に、いわゆる公会堂前公園がなくなるから、広場的なスペースがとれないからということで、花時計をとって整理したと記憶しております。そのときにもやはりその利活用を考えた改修をということで、いろいろ意見が上がっとったと思うんですけれどもね、それにもかかわらず、またやり直すということ。年次的に計画を立ててやろうとしているんですか。方針が全く見えなくって、市役所が建ちます、そして周辺の道路、バスベイ含めて整理せないかんから、また改めてやり直すとしか見えないんですね。ちょっとそのあたりの、ここの公園の計画、方針を。 84 ◯田畑地域整備2課長 もともと公会堂前公園は、特におくんちの時期に、そこで踊りが行われておったということ、メーンの会場として使われておったわけです。ほかにもやはり、植木市であるとか、物産市であるとかそういった形での利用がされておりました。おくんちの桟敷につきましては、長崎伝統芸能振興会、あるいは参加者の皆様とお話をさせていただいて、その機能を中央公園のほうに一定移すといったことで話をして、整備し直しまして、現在、結構皆様方にも利用されておるといったようなことでございます。その中で魚の町公園について、一部機能をそこに補完する形での整備というのは当時考えられたということはあったかもしれませんが、実際のところは、特にその後に整備したという形ではなくて、新市庁舎ができるといった話の中で、そのときにあわせて再整備を行おうといった形になってございます。ですから、市民会館の前の魚の町公園につきましては、現在、ちょっと花時計につきましては、もう修理ができないということで、時計としての機能はもうちょっと、稼働しているわけではございませんけれども、これまでと同じような使われ方をしているといった状況でございます。  以上でございます。 85 ◯岩永敏博委員 大事な予算なんで、計画的に使っていただきたいと、総論的な要望になるんですけれども、お願いします。あわせて名誉市民の田川務先生の銅像がありますよね、ハトのふんでまみれとっとですけど、本当ね、名誉市民、実は私の大おじに当たるんですけど、ちゃんと場所が移るかどうかわかりませんけど、整備をよろしくお願いします。要望としておきます。 86 ◯奥村修計委員 公園の関係で、長崎東公園の件でちょっとお伺いしますけど、予算を見てみますと、やはり東公園のコミュニティ体育館とプールの電気設備改善とありますけれども、この体育館ですね、非常にもう長く古いんですけれども、電灯あたりをかえるときも、非常にかえにくいということで、現在2カ所切れたままでしておりますね。こういうことも考えておられると思いますけどね、私、この予算だけでできるのかなと思って、そこまで考えておられるのかなと思って、内容がちょっとわからんもんですから、この予算を立てた内容を、プールも同じですけれども、ちょっと説明してください。 87 ◯河本東総合事務所地域整備課長 新年度の東公園の予算でございますが、コミュニティ体育館の電気設備、プールの電気設備の改修を予定しております。あわせてコミュニティ体育館の冷房設備の改修工事、そして園路がございますけれども、園路が沈下等がたわんでいたりしていますので、その分の園路の改修費用を上げさせていただいております。  以上です。 88 ◯奥村修計委員 この体育館の電灯の改修といいますけど、これは全面的に電灯を取りかえるんですか、それとも一部だけ改修なんですか、これちょっと。 89 ◯河本東総合事務所地域整備課長 現在、体育館の照明が数灯ちょっと切れております。臨時の照明がございますので、臨時の照明で今照度を確保をさせていただいております。改修に費用がかかるものですから、来年度の予算の中には入れておりません。申しわけございません。  以上でございます。 90 ◯奥村修計委員 せっかくの体育館の照明が、臨時の照明で賄うって。もう電灯の光の色が違うんですね。いろいろな競技ができないんですよ。特にあそこだと今、ラージボールの大会をずっとしていますけれども、まさに色がダイダイ色ですから、もうちょっと見にくいということで、せっかくやるなら全部電灯かえたらどうですか。あれ脚立でかえんといかん非常に古いもんですがね。今コードでおりていきますよね。そういう形にせっかくするんだったら、それしないと、何か部分的にそこんところ、ちょこちょこかえてという形の整備っていうのはあり得んと思いますよ。そういう考え方であれば、どんどんこの体育館の老朽化もひどくなってくるし、競技もできなくなってくるということになりますから、これたしか天皇陛下在位の10周年か20周年だったかな、記念でつくった体育館ですね。ですからやはりこれ、照明だけはちゃんとしていただかないと、部分的に臨時灯で賄っとるという答弁がありますか。やりかえるんだったら、予算上げるんだったら、ちゃんとした形で予算を上げてこなければいけませんよ。この辺どうなんですか、やりかえる考えあるんですか。 91 ◯河本東総合事務所地域整備課長 今電灯が切れているものですから、臨時の電気で対応させていただいております。色がオレンジ色で卓球などをやられている方が、委員のご指摘のように球の色がオレンジで臨時の照明がオレンジでちょっと見にくいんじゃないだろうかということで、利用者の方にお尋ねしたんですけれども、一応今のところは特に大丈夫だというお声はいただいております。我々のほうも臨時でよしとは思っておりません。修繕計画については、来年度以降きちんと考えていきたいと考えております。  以上でございます。 92 ◯奥村修計委員 全くいつからこれは言っていますか。臨時灯でしか明かりがとれないからやむを得ずそれ使っているだけでしょうが。それは満足しているわけじゃないんですよ。かえてくれ、かえてくれとずっと言いながら、2灯切れていますよね。その言いわけは、脚立を組んでいく金がかかるからかえられませんとか、そういうことでずっと待っているんですよ。せっかくここに予算を上げてくるなら、全部取りかえたらどうですか、臨時灯を別として。卓球っていうのは大体同じ色で、同じ球が飛んできて、緩やかな形で、スローモーションみたいに来ないんですよ。見てわかると思うんですね、瞬間で来るんですよ。それを全然考えずに、こんぐらいの予算を上げて、そこの臨時灯で賄っていますから、そこをちょっとかえますぐらいの考えじゃいけませんよ。これ何回も言っているでしょう。今年度予算で上がるかなと思ったら、上がってきたからほっとしとったら、今もなんですか、それはかえられん、臨時灯があるのでね。それで2灯をかえるんですか、そしたら。 93 ◯河本東総合事務所地域整備課長 球が2灯、今切れております。高所にある照明でございますので、その球が下におりてきて、球がえをやるという機能になっているんですけれども、今そこがちょっと不具合が出ているという中で、全体的にかえるとなると、そこに高い足場を組んで、利用の制限を加えながらちょっとやらなければなりません。ただし、その球がえについては、来年度皆さんの利用状況を見ながら、球がえはやっていきたいと思っております。  以上です。 94 ◯奥村修計委員 全く答弁になっていませんよ。コードが故障しておりてこんから、今までかえなかったって、なぜおりてくるようにそれ修理せんのですか。そういう手は全然考えずに、臨時灯で賄っていますからという格好じゃなくて、ちゃんとした形で、そのコードがおりるようにかえれば問題ないでしょうが。そういうことも考えずに、今言うように球だけ足場を組んでかえましょうというのは、ほかのところ切れたらまた何回もせんばいかんですよ。だからはっきり言ったら、その点検がなっていないんですよ。点検をちゃんとしておればそういうことないんですね。ほったらかしにしとくけん、そういうことが起きるわけですよ。だから、点検をやはりちゃんとしていただきたいということと、このプールもそうですよ。あれできたときはプールは三段式の開閉型やったでしょうが。今どうなっているんですか。全然動いていないじゃないですか。せっかく開閉型で、三段式でつくって、金をかけてつくったものが、その管理も悪いがために開閉式も何もできないという格好で、何のためにつくったんですか。管理する行政として、あんたたち恥ずかしくないんですかね。ちょっとその見解をお聞きしたいと思います。 95 ◯河本東総合事務所地域整備課長 プールの開閉式は荒天時にフレームがゆがみまして、今開閉ができない状態になっております。そういう中で、クリアのポリカーボネートの不具合などは、今年度工事を対応させていただいて完了しております。施設が大規模でございますので、改修にちょっと高額の費用がかかりますので、改修の優先順位なんかを見きわめながら対応していきたいと思っております。  以上です。 96 ◯奥村修計委員 開閉式のあれがとまってから何年になりますか。もうできて10年もせんうちにとまったでしょう。ということは、もう今ずっとほったらかしで、今考えて、フレームが曲がっていますから、やりますというなら、何で早くせんとですか、そういうことだったら。そういうことをしないで予算に上げてくるということはちょっとおかしいですよ。ちゃんとした形で、予算を入れるなら、ここをこうかえますから、これで金かかりますよって、何で予算を組み立てる内部調整のときに言わないんですか。これはきょう担当部長は来ていないのかな。〔発言する者あり〕これを行政改革の中、やられたんですけれども、全て地域にこういう重大なことを任せっ放しで、地域には金がない、5,000万円ぐらいしかないからやれないって。最初の話と全然違うじゃないですか。最初は、地域にとってより利便性がよく、地域サービスができるということで分けたんでしょう。それで、そのときは5,000万円は一定に決めますけれども、予算がかかる分は出しますよと。そうじゃなかったですか、そうでしょう。であれば、それ何でこういうこと、つくったものが悪いってわかりながら、何年も放置したままで、今になってフレームが曲がってますって、それ答弁になりますかね。そんな答弁は私はないと思いますよ。ちゃんとせんば、この問題は、悪いところは悪いってはっきりわかっておれば、その時点で修理するのが本当でしょうが。ほったらかしやけんね、恐らくそれフレームかえたって動かんと思いますよ。そういう考え方が全くないということは、4,000万円組んでますよね、これ全部で体育館も入れて、このくらいの金でできないでしょうが。この責任者は誰ですか、どこになっているの。 97 ◯河本東総合事務所地域整備課長 施設の維持管理が不十分で申しわけございません。規模が大きいものですから、やはり高額の費用がかかってきております。そういう中で改修の、施設の維持管理を可能なものから対応させていただいているという状況で、新年度はこの予算を上げさせていただきました。  以上です。 98 ◯奥村修計委員 行政サテライトって言いながら、地域の中でできるものは全部やっていこうということで、予算も十分につけますよということで、議会は納得したはずですよね。それを、今聞いていますと、全くもうこれは論外の答弁ですよ。これははっきり言って答弁になっていませんよ。 99 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどからお話があっている施設の維持管理、メンテナンスっていうのはとっても問題で、我々の切実な問題として思っています。それは、まずナイター設備も同じなんですけれども、さまざまな施設ございますが、ほとんどが30年、40年以上たってきたようなものがあって、その更新費用をできるだけ少なくするために、長寿命化の取り組みっていうのを、ちょっと予算にも上げさせてもらっていますけれども、壊れてしまう前に予防保全をやっていくっていうことが基本なんですけれども、壊れた分については、一番最初にもとに戻していかないといけないものですから、これについても、先ほど課長からお話があったとおり、やはりはした金ではできないようなものですから、計画をちゃんとつくって、その計画の中で進められるような体制を、今後もちょっと構築していきたいというところで、そこはまだ、私たちのほうで提案できていないというところで、なかなか予算措置までいけなかったというところで考えています。  以上です。 100 ◯奥村修計委員 これは今始まったもんじゃなくて、故障した段階からすぐ調整しとれば、こんなことにならないんですよ。それもずっとしない。それで今になっても、今のような答弁で。電気だってそうでしょう。修繕すればできることを1灯はしませんよって、金がかかるから、施設をちゃんとつくったら、全部が機能して初めて施設でしょうが。しかも、仮照明でやっていますからっていう格好は、それは電灯が切れたときに明るくするための仮照明でしょうが。競技するための照明じゃないんですよ。そしたら、そこは早急に言って、そのコードがおりてくるところの故障しとればさ、そこを修繕すれば済むことじゃないですか。あと、残りも全部そうなりますよ、そしたら。長くなっているわけだから。そういう点検がなされていないから、こういう結果になるわけでしょう。それを私、今指摘しているんですよ。ところが、ごまかしたような答弁で言われたってこれ納得できませんよ。だから、どうするのか方針をはっきり言ってくださいよ。電灯とこのプールの開閉をどうするのかって、原因ははっきりわかっているわけですから、原因がわかっとれば早く予算に上げて修理するのが本当じゃないですかね。ですから、その辺についても、しっかりした答弁しなさい。 101 ◯河本東総合事務所地域整備課長 委員おっしゃいますとおり、きちんと維持管理して、機能を発揮させなければ、その施設の意味はないと思っております。日々の点検ですとか、定期的な保守点検をしっかりやりながら、安定した施設の利用を可能としていかなければならないと思っています。繰り返しになりますけれども、施設が大きいものですから、きちんと優先順位を見きわめながら対応していきたいと思っております。  以上です。 102 ◯奥村修計委員 あのね、そんな答弁じゃなくて、やるのかやらないのか聞いているんですよ。やるならやるごと、今年度にはどうしても上げられんなら、来年全部上げてやりますよっていうような答弁があってしかるべきじゃないですか。それを、予算を獲得できるような形で理解を求めるのがあなたたちの仕事じゃないですか。だから、今年度はそういう形で、申しわけないけれども、2灯の電灯の取りかえはやりますよと。そしてこのプールの開閉については、フレームが曲がっていることがわかっていれば、その見積もりをとって幾らかかるかを、ちゃんとした形で、来年度なら来年度に、あるいは補正予算なら補正予算で組ませてもらえるような努力するぐらいの答弁しなさいよ。全く答弁なんかなっていないですよ。 103 ◯中村俊介委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時1分=           =再開 午後2時2分= 104 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。 105 ◯河本東総合事務所地域整備課長 体育館の球切れの2灯については、利用者の方の状況を勘案しながら来年度修理で対応したいと考えており……〔発言する者あり〕来年度の当初予算内で対応したいと考えております。平成31年度の予算です。プールの開閉につきましては、不具合の状況を確認をいたしまして、見積もりをさせていただいて、企画財政部と協議をさせていただきたいと思っております。  以上です。 106 ◯奥村修計委員 今後、古くなればいろいろ問題が出てきますので、ちゃんと点検して、その都度、不具合ができた時点でちゃんとした形を、本庁に言って予算をもらうとか、その辺はかけ合いをしないと、こういうふうにサテライト機能全く働いていないということを証明したようなものですよ、こりゃ。こういうことがあったから、我々一応、サテライトについては十分論議したいということで大分来たんですけれども、十分にこのサテライト機能についてはもう、10月1日ですかね、もう1年前ですか。ですから、もう大体予定的に言ったらもう、落ちついていかんばいかん時点ですけど、まだそれがなされていないっていうことは非常に残念ですけれども、今回の予算についてはそういうことで、ライトを取りかえるということで、あとのプールについては、ちゃんとした形で点検し、その設計、見積もりをとって、修繕をやっていくということですから、今後、この管理機能をもっと高めて、やはりちゃんとした点検をしてください。点検しないからこういうことになるわけですから、点検作業はちゃんとしていただくことをお願いしますけど、その考えでいいですかね。はっきりもう一度答えてくださいよ。 107 ◯河本東総合事務所地域整備課長 施設の維持管理、メンテナンスにつきましては、非常に大事なものと考えております。日々きちんと点検をやって、皆様の利用にご不便がないようにやっていきたいと考えております。  以上です。 108 ◯野口達也委員 すみません、関連で。今の体育館とプールですけど、本体の、これ環境部になるとですかね、本体の工場は建て替えですたいね、平成38年度に。そしたら、耐用年数からいってプールも体育館もそれに近かとじゃなかとかなと思うとですけど、その辺の考えは、庁内のあれには全然出とらんとですか。 109 ◯河本東総合事務所地域整備課長 来年の予算を上げさせていただいております電気設備ですとか、冷房の設備については、やはり一定その法定の耐用年数というのは……〔発言する者あり〕すみません。この東公園のプールですとか体育館というのは、やはり東工場の還元施設の側面というのがあるのかなと考えています。そういう中で、新東工場の建設に伴って、次のまた、いろいろな地元の方との協議になってくるのかなと考えております。  以上です。 110 ◯野口達也委員 ようわからんやったとですけどね、とにかくやはりそういう不具合がある。体育館についても、下がコンクリート張りはあの体育館だけ。だから、卓球する人とか、バドミントンする人とか、やはり結構高齢者のご婦人たちが多うかもんで、膝を痛めたりしとるわけですたいね。ですから、もう私は建て替えてもよかとじゃなかろうかと思うとるけど、そういうときは、ぜひその辺も考えてもらいたいなと思います。それから、もう1つ、ついでですから、この東公園の園路改修ってどこを言うとですかね。 111 ◯河本東総合事務所地域整備課長 124ページの位置図をごらんください。園路改修100メートルということで朱書きをさせていただいたところを予定しております。  以上です。 112 ◯野口達也委員 これは歩道のところですかね。〔「歩車道が残っております。」と言う者あり〕ここも大事かけど、この下も結構歩けんですよね。歩道は下から登れば左側は1メートル50センチ、2メートルもなかとじゃなかかな、そこにもうクスノキが太うなって、もう根の張って、もう歩かれんですたい、全然。そこも含まれているんですかね。 113 ◯河本東総合事務所地域整備課長 歩道に街路樹がございます。その根が張りまして、歩道のインターロッキングを隆起させている状況でございます。それもあわせて改修を考えております。以上です。〔発言する者あり〕やはり根を切るとなりますと、樹木への影響等も考えられますので、そこの根の状態を見ながら、また、道路の勾配が少しありますので、そこら辺でうまい具合に勾配を考えながら対応していきたいと思います。〔発言する者あり〕木の伐採は考えておりません。 114 ◯野口達也委員 わかりました。私たちが言うよりは専門家でしょうから。ただ、私たちもあそこは歩くんですよ。地域の人たちも散歩でよう歩くし、結構とにかくそのクスノキのところは歩かれんとさ。もうあそこは何かな、れんがのような感じで、ついとるですたいね。あれば切らずにどがんすっとかなと。私はわからんとですけど、そこんところはとにかく歩きやすいように、ぜひお願いしたいと思います。 115 ◯岩永敏博委員 別件で。公園便所の建て替え改修について5,700万円上がっていますけれども、当然これも年次的に優先順位を立てて改修をやられていると思うんですが、この優先順位、いわゆるくみ取り、和式からそれを変えていく、あるいは男女兼用を男女別にするという優先順位があろうかと思うんですけれども、ちょっとそのあたりの考え方を教えていただきたいのが1つと、それと昨日も公園の植栽のところで質問したんですけれども、いわゆる県が施行した公園にあるトイレ、これについてはきのうの課長答弁にもあったように、市が予算とって、トイレの掃除等々も地元に委託してしている。そんな中にあって、この改修整備については市がするのか、県がするのか、ちょっと宙ぶらりんになっとるんじゃないのかなという懸念があるんですね。今現在、県が施行したそういう道路公園とか、河川公園でトイレがあるところって市内に何カ所ぐらいあるんですか。それも含めてちょっと教えてください。 116 ◯川原地域整備1課長 まず、整備の考え方でございますけれども、男女兼用トイレにつきましては、5カ年計画ということで、平成30年から平成34年度までの中で大きな公園に設置されていて、利用頻度が高いような公園について、まずやっていこうというのが考え方でございます。それから、既存のトイレにつきましては、今回、園田町公園を上げさせていただいておりますけれども、こちらもくみ取り式トイレで、非常に環境が悪いということでありますけれども、そういうくみ取り式トイレも市内に25カ所ぐらいございます。それにつきましても、いわゆる水源上流のところからやっていくべきじゃないかという考え方を持っておりますので、それも年次計画で今後取り組んでいきたいなと考えております。ただ一方では、トイレにつきましても利用頻度が低いとか、そういった箇所につきましては、一定今後どうしていくのかということも考えなきゃいけないと思っておりますので、それとあわせながら検討していきたいなと思っております。それと県がつくって市が管理しているトイレにつきましての整備の考え方なんですけれども、これは県のほうとつくった後に我々が協定を結びます。その中では、日常的な維持管理は市のほうでという協定の内容になっておりまして、大きな改修とか建て替えにつきましては、県でという協定になっております。その協定の内容で今我々が日常的な清掃であるとか、例えば県がつくった河川公園であれば除草であるとか、そういった分につきましては、長崎市が実施させていただいているという状況でございますけれども、昨日もちょっとお答えいたしましたように、建て替えであるとか大きな改修であるとか、そういった分につきましては、長崎県のほうにやっていただくという役割分担でしているということでございます。それから、県が設置して長崎市が管理しているトイレでございますけれども、現状で9カ所ございます。  以上でございます。 117 ◯岩永敏博委員 そのくみ取り、男女兼用の計画は大体今のでわかりました。問題は、県の施行した公園の維持管理ですね、それについてトイレも当然県がしていくということで理解していいかと思うんですが、その中で市内に9カ所あるんですね。実は私の地元のところにそのうち2カ所あるんですよね。県が施行してトイレがある公園が2カ所あるんです。そのうちの1カ所は、いまだにくみ取りで、しかも仮設なんですよ。衛生管理上もよくないし、プレハブ様式の仮設なんで、もう滑るんですよね、それで一回はもう本当滑ってけがをしたご老人もいらっしゃったという中にはおいては、要望するんですけど、なかなかそれもうまく事が運んでいないと。課長にも随分相談していく中で、これは本当にボールの投げ合いになっているような状況しか見受けられない。そんな中で、日ごろ市が委託するトイレの清掃については一生懸命、地元の敬老会の人たちがしてもらっているんですけれども、その仮設のトイレを何で、いつまでここば本当、私たちは掃除ばせんばとやろうっていう思いしかないみたいなんですね。今、利用頻度ということもありましたけれども、周辺に長崎最後の団地開発の場所も、250世帯ぐらいできました、そして近くには介護施設もある、あるいは春の桜は桜100選にも選ばれていて、非常に今からまた人がふえてくるようなところで、県にバリアフリーの工事もしてもらった関係上、今高齢者がたくさん憩いの場として使っている状況にもあるんですね。そんな中において本当このトイレだけがぽんと浮いてしまっている状況なんですよ。これを見て、やはり長崎市として市民サービスの観点から、県がする市がするっていうところよりも早く、これを協定の中でも話を進めてほしいというのが強い要望なんですけれども、その現状は十分理解していただいていると思うんですけれども、そこに対する思いをもう一回、ちょっと課長お願いできますか。 118 ◯川原地域整備1課長 私も現状は十分理解しております。私のほうからも、県のほうにお願いした経緯もございますので、さらに私、この現状というのは、やはり一番わかるのは地元を所管している地域整備課のほうがわかると思っておりますので、我々からも強く県のほうに、こういう現状で困っているからということはお伝えした上で、例えば我々が協力することで何か県ができるということあれば、そういう条件もお聞きしていくなど、そういう話はやってまいりたいと思っております。それからすみません、先ほど私、答弁の中で、県の管理のトイレが幾つあるのかということで、9カ所と申し上げました、これくみ取り式トイレで県が設置したものが9カ所でございまして、これ以外にも女神大橋の入り口のところにあったりとか、それから南環状線の戸町の中学校の近くの高速の下にトイレがあったりとか、そういうのも県が設置して長崎市が管理しているところになります、その数は、すみません、ちょっと今手元にございませんので、数がわかりません。失礼しました。 119 ◯岩永敏博委員 後ほどでいいので、その9カ所のくみ取り式があるところの場所だけでも私に教えてください。それと戻るんですが、公園費の中の整備事業費での平和公園弓道場ですね、これはシャッターと観覧場の整備ということで上がってきています。これも団体のほうからの要望が長くあっていて、ようやく予算をとってもらったということで、これも本当感謝しています。シャッターについては、やはり高齢者に負担がかからないものをつくっていただきたいという要望。もう1つは、観覧場、今までなかったんですが、それを設置することによって、本当に今まで立ち見で様子を見ていた中で、非常に有効に活用できると思うんですが、下の路面がやはり雨が降った場合は、ちょっと路面が悪くなるんですけど、そのあたりの整備等々もこの予算には入っているんですか。 120 ◯川原地域整備1課長 観覧場の下のほうについては、コンクリートの舗装をしたいと考えております。今砂利になっておりますので、その分はコンクリートの舗装をやりたいと考えています。その分まで含めた金額で計上させていただいております。  以上でございます。 121 ◯岩永敏博委員 周辺の環境に配慮した、単なるコンクリート打ちっ放しっていうよりも、そこのところもちょっと現場の団体の方ともやはり協議した上で対応していただきたいと思いますので、これ要望にかえさせていただきたいと思います。 122 ◯後藤昭彦副委員長 前に戻って申しわけありません。先ほどから体育館とかプールとかの話があっておりましたが、これ今の所管はどこなんですか。というのは、私、去年ですか、野母崎の体育館の件でちょっとスポーツ振興課に電話したんですけど、所管はスポーツ振興課やけど管理運営は南総合事務所なんですよって。そんな話があるのかなと思いながらちょっと聞いたんですけど、今のプールとか体育館もそうじゃないんですか。 123 ◯河本東総合事務所地域整備課長 東公園のプール、体育館は東総合事務所が所管しております。  以上です。 124 ◯後藤昭彦副委員長 私はずっと聞きながら、この前の野母崎の件を聞いとったもんだから、もしかしてスポーツ振興課が根っこの所管じゃないのかなって思いながら、多分恐らくそういうケースが幾らかあると思うんですよ。体育館とかスポーツ施設、スポーツ振興課が所管やけど、管理運営を総合事務所にさせると。そこはちょっとやはり見直したほうがいいのかなってずっと思っていたんですよね。所管は所管で責任を持ってやるべきことであって、何でもかんでも総合事務所にやられても、この忙しかとにたまったもんじゃなかねって私は思ったんですけど、そこが東総合事務所だったら、もうそこは東総合事務所でしっかりやってもらうしかないと思います。  次に、稲佐山の件なんですけど、岩永委員もおっしゃっていました、とにかく早急に対応せろということで、私も一般質問させてもらったんですけど、課長のお話だと今指定管理者が平成31年までかな、だからその指定管理が終わってからって最初、次の指定管理のときにっていうことで言っていましたけど、今の指定管理者も無視することなく、やはり私はずっと協議すべきだと思いますよ。今からでも1年間でも何らか彼らにさせてやるっていうのは必要だと思いますので、そこは協議を持って、私も一般質問でもずっとお願いしていますけど、やはり今の指定管理者が終わって次の指定管理者からじゃなくて、もう今の指定管理者とも十分そこは話をして、もうこんがんなりよるとやけんが、何とかこうっていうことでやったほうがいいと思いますけど、いかがですか。 125 ◯川原地域整備1課長 今の指定管理者とも話をしながらと、どうなのかということでございますけれども、当然私たち、早くよくなることはいいことでございますので、今の指定管理者ともお話をしながら、指定管理者がこういうことをしたいということがあれば、当然それは一緒になってやっていきたいと思っております。今ご提案を受けているのは写真ですね、プリクラじゃないですけれども、そういったものを1階の展望ホールでやりたいというお話もあっておりますので、山頂展望台の1階ですね、来られた方がそういうのを利用するということもあるということですので、それは私も、その話の中で、ぜひやっていただきたいという話はさせていただいておりますし、それ以外にケータリングサービスであるとかそういった部分につきましてもやったらどうかということも含めまして、話は今後もさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 126 ◯後藤昭彦副委員長 とにかく稲佐山は、そういうことでお金もかなりかけとるし、今の状況じゃ、本当にもったいない施設になって、ずっと私も一般質問でも言っていますので、もう言いませんけど、とにかくそこら辺ですね、やはり民間の力をかりながら、いい施設になっていくようにお願いしたいと思います。それで、最後に、野母崎の田の子なんですけど、今度の公園については、宮崎課長、また森尾理事も地元に来ていただいて、地元の人たちと話をしていただいて、その意見をいろいろ酌みながら、実施設計に入っていくと思いますので、よりよい施設になるよう要望いたします。よろしくお願いします。 127 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時26分=           =再開 午後2時34分= 128 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 129 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第4項港湾費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は254ページ、255ページをお願いいたします。まず第1目港湾管理費でございますが、まちづくり部所管分は、255ページの説明欄の1の職員給与費とその下2の港湾施設管理費のうち2のターミナル等管理費(総合事務所)を除く全ての部分、それから1枚めくっていただきまして、次の257ページの説明欄の上段の部分全てでございまして、その金額はまちづくり部提出資料の1ページ、まちづくり部予算一覧の13行目に記載しておりますとおり、予算額1,776万2,000円でございまして、前年度当初予算額に対しまして319万6,000円の増となっております。  次に、第2目県施行事業費負担金でございます。予算説明書は256ページでございます。その中ほどにございますが、第2目県施行事業費負担金につきましては、全てまちづくり部の所管となっております。その金額は先ほども見ていただきましたまちづくり部の予算一覧の14行目に記載のとおり、予算額4億6,750万2,000円となっておりまして、前年度当初予算額に対しまして6,191万4,000円の増となっております。  主な事業の内容につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私から以上でございます。 130 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の26ページをお開きください。第1目港湾管理費のうち、都市計画課所管分につきましてご説明いたします。【単独】港湾施設整備事業費、土井ノ浦浮桟橋としまして、当初予算額250万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、琴海戸根原町に位置します長崎市が所有する土井ノ浦浮桟橋が、平成30年9月に発生した台風24号により被災したため、その補修を行うものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)施設概要は記載のとおりで、平成4年3月に旧琴海町が設置し、平成18年1月の合併によりまして長崎市が引き継いだものでございます。(2)事業費でございますが、設計のための委託料50万円と桟橋改修のための工事費200万円でございます。次に、3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  27ページをごらんください。上段は、土井ノ浦浮桟橋の位置図で、下段は全景の写真でございます。  28ページをお開きください。上段は、被災後の写真でございますが、台風による波浪の影響で浮桟橋に揺れが生じたことによりまして、浮桟橋と陸地側をつなぐ連絡橋が横に移動したことで、連絡橋を持ち上げますやぐらが傾いております。下段のほうは、応急処置後の写真でございますが、傾いたやぐらを撤去し、連絡橋のほうをもとの位置に戻しております。  29ページをごらんください。改修計画でございますが、図面や写真に表示していますように、連絡橋が落橋しないための落下防止のチェーンの設置や連絡橋の横ずれを防止するためのストッパーの設置などを予定しております。  30ページをお開きください。続きまして、第2目県施行事業費負担金につきましてご説明いたします。港湾費負担金、港湾事業費としまして、当初予算額4億6,750万2,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、港湾機能等の拡充や安全性、利便性の向上を図るために、国及び県が施行します港湾事業等に対しまして、地元負担金を支出するものでございます。次に、2.事業内容及び財源内訳でございますが、表の左側から事業種別ごとに、図面番号、地区名、平成31年度事業費、その財源内訳をそれぞれ記載しております。なお、財源内訳の国費、県費、市費のそれぞれの事業費の上の欄のほうには、あわせまして負担割合のほうを記載しております。  31ページをごらんください。先ほどの表の続きとなりますが、表の一番下の合計欄に記載のとおり、平成31年度の事業費34億993万8,000円に対します長崎市の負担額は右側から3番目となりますが、4億6,750万2,000円でございます。なお、今後国の内示変更や事業の進捗状況などによりまして、事業箇所、事業費が変更になる場合がありますので、ご了承ください。  32ページをお開きください。事業予定箇所の位置図でございます。  次の33ページから43ページにかけましては、地区ごとの予定箇所の位置図でございます。それでは、33ページのほうをごらんください。まず、上段の小ヶ倉柳地区は、岸壁改良工事や道路舗装工事などが予定されております。下段の松が枝地区は、西琴平地区における岸壁工事、航路しゅんせつの調査設計などが予定されております。  34ページをお開きください。上段の茂木地区は、道路改良工事や物揚場の改良工事などが予定されております。下段の毛井首地区は、浮桟橋の製作、据えつけ工事が予定をされております。  35ページをごらんください。上段の小江地区は、岸壁の補修工事が予定されております。下段の皇后地区は、浮桟橋の改良工事や照明灯の設置工事などが予定されております。  36ページをお開きください。上段の伊王島地区は、浮桟橋や通路橋の改良工事などが予定されております。下段の神ノ浦地区は、防波堤や道路の改良工事が予定されております。  37ページをごらんください。上段の元船、常盤・出島地区は、浮桟橋の新設や岸壁の改良工事が予定されております。下段の小ヶ倉・毛井首地区は、護岸工事に伴います家屋の事後調査や補償が予定されております。  38ページをお開きください。上段のかき道地区は、護岸改良のための測量設計が予定されております。下段の開口部対策は、市内3カ所の海岸におきまして、高潮対策としての開口部を閉鎖する工事が予定されております。  39ページをごらんください。上段の形上・大平地区は、護岸改良工事などが予定されております。下段の年崎地区は、離岸堤の工事が予定されております。  40ページをお開きください。40ページの高島地区、香焼地区、次の41ページの小口地区、古里地区、その次の42ページの牧島地区、琴海村松地区、そして次の43ページの香焼地区におきましては、それぞれ護岸改良工事などが予定されております。  私からの説明は以上でございます。 131 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第4項港湾費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料の1ページをごらんください。第4項港湾費のうち、総合事務所所管分につきましては、行番号20番の中ほどに記載の708万6,000円でございます。  次に、予算説明書の255ページをごらんください。第1目港湾管理費のうち、総合事務所所管分は、説明欄の2.港湾施設管理費のうち2.ターミナル等管理費(総合事務所)と4.事務費の一部で、伊王島港、高島港及び池島港の客船待合所などの港湾施設の維持管理を行うものでございます。
     説明は以上でございます。 132 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、まちづくり部及び総合事務所所管分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 133 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書につきましては、256ページ、257ページをお開きください。まず、第1目都市計画総務費でございますが、まちづくり部所管分は、257ページの下段の説明欄の2.交際費と3.都市計画推進費の全部、1枚めくっていただきまして、次の259ページの説明欄の4.都市交通対策費のうち、4.路線バス運行対策費からその3段下の7.コミュニティバス運行費まで、それから続きまして、その少し下の5.新幹線事業推進費と6の景観対策費の全部、そしてその下の7.事務費の一部、さらにその下の8.【単独】都市交通対策事業費、さらにその下の9.【単独】新幹線整備推進事業費の全部でございまして、その額はまちづくり部予算一覧の16行目に記載のとおり、予算額7億1,483万1,000円で、前年度当初予算額に対しまして1億2,416万円の減となっております。これは昨年の単年度事業でございました超低床式路面電車導入事業費補助金の皆減、それから九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金の減などによるものでございます。  主な事業の内容につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明させますので、よろしくお願いいたします。  私から以上でございます。 134 ◯飯田まちなか事業推進室長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料49ページをお願いいたします。第1目都市計画総務費のうち、まちなか再生推進費、予算額1,910万7,000円についてご説明いたします。1の概要でございますが、まちなかのにぎわいづくりに取り組みますまちぶらプロジェクトのうち、まちなみ整備や市民等の活動に対する支援、情報の発信など、まちなか事業推進室が直接実施するものでございます。2の事業内容といたしまして、(1)まちなみ整備助成金、予算額1,000万円でございます。中島川周辺において、長崎の和の魅力の顕在化を進めるために、町家の保全や町家と調和したまちなみ整備を行うための助成を行うもので、4件相当分計上いたしております。対象区域を50ページに記載しておりますので、ご参照ください。  次に、51ページをお願いいたします。(2)まちぶらプロジェクト推進事業、予算額300万円でございます。この事業はこれまでの魅力づくりの取り組みにより歩行者通行量や新規出店の増加などの効果が見られていることから、その流れをさらに拡大するため、アからエに記載のとおり、各エリアにおいて休憩スポットの設置や案内板の整備等を行うもので、さらなる来街者の回遊性や滞在時間の延長を促し、にぎわいを高めようとするものでございます。整備箇所につきましては、51ページから53ページにかけて記載しておりますので、ご参照ください。  次に、53ページをお願いいたします。(3)地域まちづくり活動事業、予算額100万円でございますが、季節に応じた歳時の顕在化など地域などと連携して行うもので、まちづくり活動への参加のきっかけづくりに取り組むものでございます。また(4)まちなか賑わいづくり活動支援事業、予算額200万円でございますが、市民や地域団体などのアイデアによるにぎわいづくり活動を支援するものでございます。  54ページに対象区域を記載しておりますので、ご参照ください。なお、財源内訳は54ページの下段に記載しております。ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 135 ◯谷口都市計画課長 大変申しわけございませんけれども、資料の44ページにお戻りください。引き続き、第1目都市計画総務費のうち、都市計画課所管分につきましてご説明いたします。まず、国土基本図作成費としまして、当初予算額2,300万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、長崎市全域の地形や道路、家屋などを詳しく描いた地図、いわゆる国土基本図のもととなります航空写真は、平成24年度に撮影したものでございまして、その後6年が経過していることから、その後の地形や建物配置等の変化を反映させ最新の地図情報に修正するために、平成31年度に航空写真を撮影し、翌平成32年度にそれをもとに国土基本図を更新するものでございます。2.事業内容は、記載のとおりでございますが、平成31年度は航空写真撮影のための委託料を計上いたしております。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  45ページをごらんください。4.スケジュールとしまして今後の予定を表のほうに整理しております。なお、表の3段目、長崎県が行うことになります都市計画基礎調査の根拠となる都市計画法のほうを参考資料として記載しておりますので、あわせてご参照ください。  46ページをお開きください。作業のイメージを整理しております。まず、平成31年度には上段の航空写真を撮影し、翌年度にこの航空写真をもとに下段の国土基本図を修正することになります。  47ページをごらんください。修正しました国土基本図の活用事例について整理しております。まず、上段の1)販売用図面ですが、修正した国土基本図を2,500分の1や5,000分の1などに編集し販売しておりますが、その図面のベースとなる図面として活用することになります。次に、2)都市計画情報システムですが、同システムでは用途地域や都市計画道路などの都市計画に関する情報を画面で見ることができますが、そのベースとなる図面として活用することになります。  48ページをお開きください。3)の基礎調査ですが、この調査では具体的に上段の土地利用現況図や下段の建物用途現況図などを作成することになりますけれども、そのベースとなる地図として活用することになります。このほか、この国土基本図は庁内の関係部局が行う各種事業計画などにおきましても幅広く利用されております。  資料が飛びますが、55ページのほうをお開きください。次に、路線バス運行対策費としまして、当初予算額1,754万9,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、式見地区及び香焼地区におきまして地域住民の利便性の向上などを図るために、路線バスの運行に対し支援を行うものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)運行路線につきましては、滑石式見線と香焼恵里線の2路線で、(2)予算内訳につきましては、運行に係る運行事業者への補助金でございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  56ページをお開きください。路線別の運行概要を整理しております。表の左側には運行概要、中ほどには利用状況、右側には平成30年度と平成31年度の予算額をそれぞれ記載しております。次の57ページと58ページのほうには、それぞれの路線図を記載しておりますので、後ほどご参照ください。  59ページをお開きください。次に、離島航路維持対策費としまして、当初予算額8,680万8,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、地域住民の生活を守り、離島地域の振興を図るために、運航のために必要な支援を行うものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)航路概要につきましては、支援を行います長崎-伊王島-高島航路と池島-神浦航路の概要をそれぞれ記載しております。下段の(2)予算内訳につきましては、運航に係る運航事業者への補助金と関係機関との協議等に要する旅費などのその他の経費でございます。  60ページをお開きください。(3)航路別収支でございますが、2つの航路の平成30年度と平成31年度の収支のほうを表に取りまとめております。60ページの下段のほう、3の財源内訳と4の利用状況につきましては表に記載のとおりでございます。  61ページのほうをごらんください。離島航路の航路図でございます。後ほどご参照ください。  62ページをお開きください。次に、公共交通空白地域対策費としまして、当初予算額2,170万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、バス空白地域に居住する地域住民の利便性の向上などを図るために、市内5地区において乗り合いタクシーを運行するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)運行地区につきましては記載の5地区で、(2)予算内訳につきましては運行に係る運行事業者への補助金と標柱修繕費などのその他の経費でございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  63ページのほうをごらんください。5地区の運行概要でございます。表の左側のほうには路線の概要、中ほどに利用状況、右側のほうには平成30年度と平成31年度の予算額をそれぞれ記載しております。次の64ページから68ページのほうにかけましては、各地区のルート図でございます。後ほどご参照ください。  69ページのほうをお開きください。次に、コミュニティバス運行費としまして、当初予算額7,762万8,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、長崎地域市町村建設計画などに基づき、合併した各地区のバス空白地域や交通が不便な地域において、住民の利便性の向上を図るため、コミュニティバス等を運行するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)運行路線につきましては、記載のとおりでございます。(2)予算内訳につきましては、運行に係る運行事業者への補助金と旅費、修繕費などのその他の経費でございます。次に、3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  70ページをお開きください。路線別の運行概要でございます。同じく表の左側には運行概要、中ほどには利用状況、右側には平成30年度と平成31年度の予算額をそれぞれ記載しております。次の71ページから79ページにかけましては、各路線の路線図となっております。後ほどご参照ください。  80ページのほうをお開きください。次に、【単独】都市交通対策事業費、交通系ICカード導入事業費補助金としまして、当初予算額4,970万4,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、国において全国相互利用交通系ICカード、いわゆる10カードを全国の公共交通機関で利用可能とするとした方針が決定し、また、新たな補助制度が創設されたこと、さらには、現在の長崎スマートカードのシステムの老朽化なども相まって、長崎県交通局、長崎電気軌道など6社局で10カードと相互利用できるnimocaに切りかえることが決定したことから、その導入に対し支援するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)導入事業者及び関係市町につきましては、記載のとおりでございます。下段の相関図でございますが、長崎県交通局など6社局が導入するnimocaは、10カードと相互利用ができることになりますが、一方、長崎バス、さいかい交通が導入します地域創生型ICカード、こちらのほうは10カードと片利用となり、地域創生型ICカードではSuicaやSUGOCAなど10カードが利用できる交通機関には使えないということになります。  81ページをごらんください。次に、(2)支援に対する考えでございますが、積み増し箇所が大幅にふえることにより利用者の利便性は向上するということ、それと車内での積み増しが減少することにより安全性の向上や定時性の向上にも寄与するということ、それから観光客等へのサービス向上による交流人口の拡大に寄与するということなど、一定の公共性があるものと判断し支援するものでございます。次に、(3)長崎市の補助金でございますが、補助対象範囲は国の補助対象範囲と同等で、その負担割合は国が3分の1、地方が6分の1、事業者が2分の1でございます。なお、地方の6分の1は、県が12分の1、関係市町が12分の1の負担割合となります。また、関係市町の負担割合は、負担額をまず関係市と関係町の人口比で案分し、その後関係市分を実車走行キロ比で案分し、その結果、長崎市の補助金は表の右下のほうに記載のとおり4,970万4,000円となります。次に、財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  82ページをお開きください。82ページと次の83ページのほうには、参考資料としまして、長崎スマートカードの概要、ICカードの相互利用相関図、積み増し箇所の概要、全国相互利用交通系ICカードの普及状況をそれぞれ記載しておりますので、後ほどご参照ください。なお、82ページ下段の相関図のほうで、黒い丸い印で示したものが10カードと呼ばれるカードでございます。  私からの説明は以上でございます。 136 ◯芝長崎駅周辺整備室長 資料の84ページをお開きください。引き続き私からは、第1目都市計画総務費のうち、長崎駅周辺整備室所管分についてご説明いたします。【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金について、当初予算額3億9,400万円を計上しております。1.概要に記載のとおり、この九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金は、大きく分けて2種類ございます。1つ目が(1)通常分で、全国新幹線鉄道整備法の規定に基づき、長崎県の負担金の一部を長崎市が負担するものでございます。この負担の根拠となる全国新幹線鉄道整備法の内容を中ほどに抜粋して記載しております。もう1つが(2)グレードアップ分で、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議で示された新幹線駅舎の上屋のデザインに係る基本的な方向性を、鉄道・運輸機構が施工する長崎駅部の工事に反映させるに当たり、追加費用が生じするため、その経費を県とともに負担するものでございます。次に、2.事業内容についてご説明いたします。まず、(1)通常分でございますが、ア.負担範囲につきまして、負担区間が1.361キロメートル、負担率がこの負担区間における長崎県負担額の20%となります。次に、イ.負担金でございますが、この負担区間内で平成31年度は新長崎トンネル(西)工事、長崎駅高架橋工事、長崎駅舎建築工事などが予定されております。  85ページをごらんください。長崎市負担金につきましては、記載のとおり、1億6,700万円を計上しております。次に、(2)グレードアップ分でございますが、長崎駅部の高架橋下部の補強や駅舎の上屋、通路等の整備に対し、長崎県と1対1の割合で負担するものでございます。長崎市負担金につきましては、記載のとおり2億2,700万円を計上しております。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。次に、4.長崎市負担額(見込)でございますが、現時点における負担額の合計は、表の右端に記載のとおり、通常分33.2億円、グレードアップ分6.7億円、合わせて39.9億円を見込んでおります。  86ページをお開きください。費用負担を行う区間、箇所の位置図でございます。引き出し線のとおり、通常分については、浜平2丁目付近から長崎駅部までの1.361キロメートル、グレードアップ分については、長崎駅部となっております。  87ページをごらんください。長崎駅舎のデザインについてご説明いたします。新しい長崎駅舎につきましては、平成26年度から県と共同で長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議においてデザイン検討を進めておりますが、その中で屋根の形式は大屋根形式とすること、屋根を支える柱の本数は、通常4本のところを2本とすること、屋根の材料は主たる材質に膜を用いること、駅南端部を視点場として活用するため、そこまでの通路を整備することという4つの方向性が示され、下にお示ししているイメージ図が、平成29年11月に事業者である鉄道・運輸機構より示されたところでございます。  88ページをお開きください。グレードアップ分の負担範囲でございます。上段に断面図、下段に平面図を載せております。先ほどご説明した新幹線駅舎のデザインの基本的な方向性を実現するため、赤色で示した上屋、通路、柵外コンコース、そして青色で示した高架橋下部の補強に対して負担するものでございます。89ページから93ページにかけましては、参考資料としまして、九州新幹線西九州ルートの概要、西九州ルートの概要図、長崎市内の新幹線ルートと発注工事の概要、平成31年1月現在の工事状況写真を添付しておりますので、後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 137 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料の1ページをごらんください。第1目都市計画総務費のうち、総合事務所所管分につきましては、行番号21の中ほどに記載の119万5,000円で、昨年度と比較して77万1,000円の減となっております。  次に、予算説明書の259ページをごらんください。第1目都市計画総務費のうち、総合事務所所管分は、説明欄の4.都市交通対策費の9.バス待合所維持管理費で、合併地区の既存のバス待合所及び上屋の維持管理を行うものでございます。  説明は以上でございます。 138 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 139 ◯佐藤正洋委員 そしたら、少しお尋ねしたいと思います。まちづくり部のほうのコミュニティバス関係ですけれども、70ページに一覧表があるんですけど、その中のデマンドタクシーの件でお尋ねです。具体的には78ページになるかと思うんですけど、これは長崎バスが減便になったと、これは尾戸小学校が苦渋の選択をして統合したということで、バスのダイヤが減ったわけですね。それで、それをカバーするためにデマンドタクシーの運用の規定といいましょうか、それを少し緩和してもらいたいということで要望しとるわけですけど、どのように変わったのかようわからんとですけど、今までは2時間に1本とかという規定があったんですけど、2時間に1本ですから、3人とか乗ったらもう次の人が乗ろうと思っても、2時間待たんとタクシーが利用できんという不合理性があったんですよ。ですから、そういったものは撤廃していただいて、できたら要望があれば受けていただく。ただし、条件をつけていただいていいと思うんですよ。例えば3人乗ってくださいよとか、1人ではだめですよ、ちょっと待ってくださいよという条件はつけていいと思うんですよ。タクシー会社のほうは対応できるということを言いよるわけですから、例えば、タクシー会社に言わせれば、朝の一番というのはやはり前日にしてもらっとかんと運転手の配置が難しいということをちょっと言っておられました。しかし、それが済んでもう9時半とかになれば、出てきておるので対応できるからいいんですけどねというタクシー会社の人の話はあっておりましたので、そこら辺は何か共有しているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 140 ◯谷口都市計画課長 琴海地区におきましては、琴海尾戸線というコミュニティバスとデマンド交通と2つの交通手段があります。そういった中、昨年、尾戸小学校の統廃合の関係で琴海尾戸線のダイヤを減便したという経緯がある中で、4月以降、利用状況等を踏まえまして、この琴海尾戸線それからデマンド交通、この辺をいかに地域の方に利用してもらうかということで、地域の方、特に昨年の8月と12月に意見交換会等もしながら見直しを進めてまいりました。そうした中、先ほど佐藤委員のほうから出ましたデマンド交通の運用のあり方ですけれども、これまでは前日予約しか認めていなかったんですけれども、まずことし4月1日以降から当日予約、ただ朝一番はどうしてもできませんので、2便以降に関しましては当日予約もできるように見直しを図っております。それから、これは尾戸、大平地区に限っての試験的な取り組みでございますけれども、前日の午前中の予約に限って予約調整といいまして、例えばですけれども特定の方が乗っているんじゃなかろうかということもありますものですから、まず前日の午前中までは全ての予約を一旦受け付けると、それで12時になったときに一定ルールを定めておいて、そのルールに基づいて予約調整を行うと、その結果を電話をかけてこられた方に伝えるということも、これは尾戸、大平地区に限っての試験的な取り組みなんですけれども、4月1日から取り組んでいこうということで、こちらのほうも昨年12月ですか、地域の方との意見交換会の中で、こういった方向で進めますということもご説明し、ご理解をいただいた中でスタートするということで考えております。  以上でございます。 141 ◯佐藤正洋委員 午前中のスタートに限っては前日予約と、尾戸、大平地区ですけど、バスが減便になったところは前日予約が原則だということなんですけど、途中で出ていたバス、12時ぐらいに出とったというバスがあったんですけど、それがなくなって非常に困ったということを言っておられるんですけど、そこら辺はどうなんですか、例えば11時ぐらいに出るのはオーケーですよとか、そういったことはできないんですか、もう絶対午後ですよということに決まっとるんですか。 142 ◯谷口都市計画課長 先ほど私の説明がちょっと不足があったかと思うんですけど、まずは、これまでは前日予約だけだったのが、これは尾戸、大平地区に限らず、全地区、当日予約ができるようになりましたというのがまず1点変更点でございます。ただ、朝1便はどうしてもできませんので、第2便以降に関しましては当日でも予約ができますということでまず見直しをしております。バスの関係もありまして、尾戸、大平地区に限っては、前日予約があった中で、ちょっと試験的に事前調整ということをやってみようということで、これは前日の12時までに関しましては、予約を一旦全て受け付けると。そういった中で、事業者のほうが調整を行って、なるべく多く乗ってもらえるような形に調整して、その結果を予約された方に伝えるというふうな、いわゆる事前調整、予約調整といいますか、そういったことをやっていこうということで、当日予約は全ての地区でできるということでございます。また、琴海尾戸線のコミュニティバスでございますけれども、こちらのほうも昨年の4月以降の減便した後の利用実態等も踏まえまして、特に学校がある日とない日ではまた利用の実態も違いますので、例えば学校がある日は、当然生徒の下校時間に合わせたダイヤにすると。ただ、学校がない日は、逆にちょっと早めて地域の方が乗りやすいような時間帯に見直しをすると、そういった見直しを行いまして、こちらのほうも4月のダイヤ改正から行うということにしております。  以上でございます。 143 ◯佐藤正洋委員 大体趣旨はわかりました。いろいろご苦労いただいてありがとうございます。それから、例えばさっき言ったように2時間に1本というようなとはどんなですか、まだそれは変わらんわけですか。1時間に1本とか2本とか、要望があれば対応するということにはならんわけですか。 144 ◯谷口都市計画課長 今の運用方法の中では、第1便が7時から9時、第2便が9時から11時、第3便が11時から13時、第4便が13時から19時ということで、基本的には、この時間帯に1便ということで、この分は変更なく続けていくということで、先ほど言ったように当日予約もできるようになったものですから、その利用状況、4月以降の状況をまた見ながら、この辺はまた引き続き検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 145 ◯佐藤正洋委員 予約の時間帯は、この2時間単位というのは今の時点では変わらないと。しかし、状況次第では変わるということだったと今思うんですけど、それはどういうふうな状況、例えば要望が来たら、何人来たら1時間に1本に変えましょうとか、そういうことができると理解してよろしいんですか。 146 ◯谷口都市計画課長 例えばですけれども、第2便が9時から11時ということで、基本的には当然その時間帯に予約のお電話があって、事業者のほうが調整して、例えば9時半に出発するとかということで運用がされていると思うんですけれども、やはり4月1日から当日予約もできるということで、場合によっては予約が、さらに予約件数が多くなるとか、その辺ちょっと4月以降の状況を見ないとわかりませんけれども、そういった予約状況がふえるとか、あるいは当然事業内容の見直しになりますので、国との調整も必要かと思いますので、その辺の当日予約ができることになっての予約状況の推移、この辺を見定めながら検討してまいりたいと思っております。  以上です。 147 ◯佐藤正洋委員 状況は今言われたとおりでしょうけれども、現実的には使う時間帯というのは誰も一緒なんですよ。この8時ぐらいですね、7時半から8時あるいは8時半ぐらいまで。これに行きたいんですけど、電話してももう1便決まっとるからだめですと、次はもう9時過ぎですよと言われれば、大概が病院に行く人ですよね。そして病院の予約もあるもんですから、そうすれば、もうだめたいと。であれば、もう仕方なくタクシーで行くとなって、タクシーで行く人は二千幾らも払う、これで行く人は300円で行けると、こういう不合理が出てきておるから、要望があるとは受けていただいて、さっき言うたように、2名、3名必ず乗ってくださいよとかね、そうせんと30分はおくれますよとか、こういう条件はつけていいと思うんですよ。この数字でも出ておるように、補助割合も非常に低くできとるわけですね。このデマンド交通は30%ぐらいでしょう。ほかのコミュニティバスなんかは80%、90%ですけど。だから必要ないもんは乗らんわけですから、ぜひそこら辺の時間帯の協議はまたぜひ進めていただきたいと思いますし、実情を把握してもらえれば、もうだめやけんていうて、自分の満額のタクシー代で行きよる人がかなりおられるわけですよ。だから、そこら辺も考えていただければ大変ありがたいと思いますし、ぜひ今後検討していただきたいと思いますけど、検討できる余地はあるんでしょうか。 148 ◯谷口都市計画課長 先ほどご答弁しましたように、4月1日以降のもう1つの取り組みとして、尾戸、大平地区に限っての取り組みでございますけれども、予約調整ということをちょっと取り組んでみようかと思っています。これは、前日の12時までに予約があった場合、先着順じゃなくて一手に予約を全て受け付けて、事業者のオペレーターの方がいろいろ調整して、より乗り合わせ人数が多くなるような便に設定するとか、そういったところをまずやってみようということで考えております。ですから、これもちょっと4月1日以降、この予約調整の効果といいますか、その辺も当然見定める必要があろうかと思いますので、その辺を見ながら、当然よりよい運行内容になるように頑張っていきたいと思っております。  以上です。 149 ◯佐藤正洋委員 ぜひひとつよろしくお願いしておきます。それから、もう1つ、79ページにバスの路線があるわけですけど、これが尾戸半島についてはフリーになっておるんですよね。バス停関係なく、フリーでオーケーですよと。しかし、すぐ近くの人って自分たちで大概わかっとるけん、そう近くでどんどんとまったりということはないとですけれども、これを大江橋のところまでフリーを延ばせないか、これはバス会社でしょうけれども、そんなことはできないんでしょうかね。大江橋の先からが上のほうに団地があって、団地の人たちが上り下りするとに、そこら辺にとめてもらいたいと、こういう話がかなりあるわけですよ。ですから、さっき言ったように、知った人ばかりですから、すぐそこというわけじゃないわけですから、何かそういうふうなフリーに変えるような方法といいましょうか、そういったことはできないんでしょうか。 150 ◯谷口都市計画課長 琴海尾戸線のフリー乗降区間でございます。当然ほかのコミュニティバスの路線でも設定している区間ありますけれども、このフリー乗降区間の設定に当たりましては、当然警察、交通管理者のご意向というのも出てきます。そういった関係者との協議の中で、今現在一部の区間でフリー乗降区間ということで設定しております。そういった中で、今委員からご意見ありました大江橋方面まで延ばしていただけないかというところなんですけれども、やはり交通量であったりとか、道路環境がどうなのかというところが非常に重要かと思いますので、私の今の感触ではなかなか難しいかなという気はするんですけど、可能性としては警察のほうと一度ご相談するということは可能かと思いますので、一回警察のほうとはご相談してまいりたいと思います。あとは、例えばフリー乗降ができなくても、余り短い間隔にバス停をつけるということもできないんですけど、例えば中間地点にバス停をもう1カ所新しくつけるとか、これは交通管理者、道路管理者の調整が必要になってくるんですけれども、バス停を新たにつけるということも1つの方策かなと思いますので、より利用しやすいような環境整備は取り組んでまいりたいと思っております。  以上です。 151 ◯佐藤正洋委員 今言われたバス停のことについては、林委員たちのご尽力で4月1日から琴海地区では2カ所、国道上あるいは県道上にできるようになったんで。ですから、こういったところも、それはバス停ができれば一番いいんですけど、なかなか簡単にいかんのですよ、バス停をつくるとなれば。それはダイヤの関係、時間の関係、いろいろあって。だから、ここは行き先が尾戸行きに決まっておるから、何かできんかなという気がしております。ただ、この大江橋から猪の越というところを3つ目、そこから今度は左に分かれていく、西彼町に行くバスがおるんですよ、路線バスが何便か。だから、そことの兼ね合いもあるけん、フリーにするためには。こっちの分だけフリーで、西彼のほうはフリーじゃなというわけにはいかんですから、バス停も含めて検討をよろしくお願いしたいと思います。それからもう1つ、外海です。外海は、今度4月1日から中学校が外海中学校になるわけですけど、前から要望がずっとあっておりますけど、74ページですね、図面では出津小学校となっとっとですけど、ここが外海中学校になるわけですね。ぜひここの近くまでバスの乗り入れをお願いしたいと思いますので、4月1日には間に合わんわけですけど、来年に向けてぜひご尽力をいただきたいと思いますけど、いかがでございましょうか。ここはさいかい交通で長崎バスと一緒ですけど、よろしくお願いしたいと思います。 152 ◯谷口都市計画課長 今、委員おっしゃったように、外海中学校が新しくできるということで、既存のさいかい交通の路線バスを、この74ページの図面でいきますと、出津小学校前というところまでちょっと延長できないかというご要望がありましたけれども、なかなかさいかい交通としましては、路線延長に伴う全体的なダイヤの見直しとか、その辺もあって難しいというお答えで、4月1日から実現できておりません。ただ、途中、学校の近くに新しくバス停をつくったりとか、そういった対策をとっているみたいですので、そういった中で4月1日以降、新しい中学校が開校すると。ことしに入りましても、地域の方々から要望といいますか、陳情もお受けしておりますので、この件につきましては、引き続きさいかい交通と教育委員会とも調整しながら、協議、調整を続けてまいりたいと思っております。  以上でございます。 153 ◯佐藤正洋委員 先ほど言われたように、要望書もまた改めて出してあるわけですから、はっきり言うてこの取り組みが遅かったわけですよ。中学校が統合するということは、もう決まったわけですから、その時点から動いておれば、私は間に合っておると思うんですよ。それが動いていなかったので、できなかったということだろうと思いますので、それは教育委員会かどこかは知りませんけど、いずれにしても市役所ですから、一緒になって、来年度に向けて来年度実施ができるようにご努力をよろしくお願いしたいと思います。  終わります。 154 ◯木森俊也委員 先ほど、佐藤委員の外海中学校のバス停の件、私のほうからもぜひよろしくお願いしておきたいと思います。1件、乗り合いタクシーの件でお伺いしたいんですけれども、予算はこれでもう引き続き来年度以降もぜひお願いしたいと思うんですが、1点、ジャンボタクシーが今運行しているんですけれども、やはり時間帯によっては、9人乗りなんで人が乗れないという苦情といいますか、そういった問い合わせが私のところにも来ます。何とか時間帯によってはあれなんで、何か対策を考えてもらえないかという、私が一般質問でもやったと思うんですけれども、その後何か対策を考えていただいたか、ちょっとそこを確認させてください。 155 ◯谷口都市計画課長 乗り合いタクシーにつきましては、市内5地区で運行しております。全体的には利用状況は下がってきてはいるんですけれども、ただ、委員おっしゃったように、時間帯によっては9人以上待っていて、乗れない方がいらっしゃるという便もあるということは実態として把握しております。ただ、なかなかそういった時間を想定して2便体制にするとか、そういったところはなかなか現実的には難しい部分もございまして、今のところ抜本的な、具体的な対策はなかなかないというのが実情の状況なんですけれども、例えばの方法なんですけど、乗れなかった方、例えば1人なのか2人なのか、そういった方々で逆に乗り合わせて行くとか、そういった方法も考えられると思いますので、ちょっとそこに合わせて新たに増便というのはなかなか現実的には難しいのかなと思っております。  以上です。 156 ◯木森俊也委員 今、課長が言いましたけど、乗れなかった人が乗り合わせてタクシーで行くって、それ乗らんとですよ。だけん、1便待つか別の交通機関で行くかという、それも時間を調整しながらやりよっとですよ。その辺は、ひとつもうちょっと真剣に考えていただいて、私の周りでは、大きいバスを出してくれろという人がおっとですよ、道の関係で通らんとですけれども。そこはもう一度ちょっと検討していただきたいということをお願いしておきます。それともう1点、この乗り合いタクシーの部分で、まだまだバスの空白の地域があって、そこで結構地域から乗り合いタクシーば通してくれという要望が来ていると思うんですけれども、その辺、新規で乗り合いタクシーを運行するという考えは、今のところどうなんでしょうか。 157 ◯谷口都市計画課長 路線バスが物理的に入れないところとか、そういったところをバス空白地域と呼んでおりますけれども、当然、そういった中でも住宅が連檐していて、一定規模の人口が集中しているような地区、例えば丸善団地区とか矢の平・伊良林地区とか、そういった5地区におきまして実証実験、試験運行を踏まえまして、採算性等を確認して乗り合いタクシーを運行してきているという状況でございます。そういった中で、新たな地区につきましては、やはりなかなか採算性の問題であったりとか、物理的に道路幅員が狭くて入れないとか、そういった地区も多々ありますので、現時点で新たな地区での乗り合いタクシーの運行というのは、今のところ考えていないという状況でございます。 158 ◯木森俊也委員 わかりました。バスの空白地帯の高台といいますか、そこにおられる高齢者の皆さんは、私は伊良林ですけど、そちらの高齢者の方は乗り合いタクシーが通って非常に助かったという声を多く聞くんですよ。多分ほかの今要望されている地域の方も、通ってもらえれば非常にありがたく喜ばれると思うんですけれども、その辺も加味して、今後検討していただきたいことをお願いしておきます。  以上です。 159 ◯林 広文委員 私も乗り合いタクシーの件なんですけれども、かなり補助率が上がってきております。当然人口減少、高齢化によって乗る人も少なくなってきていると。しかし一方、これまで車に乗っていた方が免許の返納で車に乗らなくなった方がふえているのも事実であります。そういった意味では、この乗り合いタクシー、今新規の路線という話もありましたけれども、やはり柔軟な対応が私も必要なんじゃないかなと思っております。そしてコミュニティバス、ほかのところでもそうですけれども、利用者の方が乗りやすいようなバス停の新設なり、そういった配慮も今後必要になってくるのかなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。1つ、これ大変細かいところで申しわけないんですけれども、乗り合いタクシーの西北地区の各バス停なんですが、もう表示がかなりぼろぼろで、全く表示板がわからないという状況がございまして、何カ所か見て回ったんですけれども、もちろんここは通常のバス停にあるようなものは置けませんので、簡易なものをフェンスに張ったりとか壁に張ったりとかしているんですけれども、ぜひ更新していただきたいなと思うんですけれども、どうでしょうか。 160 ◯谷口都市計画課長 ただいま林委員からご意見、ご指摘ございましたので、早速あしたにでも西北地区のルートを回りまして、そういった色がはげているとか、そういったところがないかどうか確認して、これは当然西北ルートに限らず、ほかの4地区も含めまして確認をさせていただいて、そういった対応を、直営でできる分もあれば、逆に委託をかけなきゃいけない分もあろうかと思いますので、その辺は時期が前後するかもしれませんけれども、早急に取り組んでまいりたいと思います。  以上です。 161 ◯林 広文委員 ぜひよろしくお願いいたします。それと80ページのICカード導入費補助金のことなんですけれども、今回は国の補助の範囲と同等ということで、約5,000万円ぐらいの予算で長崎市も負担するということでございます。今回は相互利用の交通系カードということで、nimocaを各事業者、長崎でいうと県営バスと長崎電気軌道ですね、ここが大きな形になるのかなと思うんですけれども、1つ気にかかるのは、やはりこの長崎バス。長崎市内のバスでは、もう圧倒的に長崎バスの利用者が多い。便数にしても乗降客数にしても、圧倒的にこの長崎バスが多い中で、長崎バスは1つ会社としての戦略もあるでしょうけれども、創生型のICカードという形を選択をされました。しかし、一応この10カードについては、片利用ですけれども、持っている方は使えるということで、長崎に来た観光客の方でこういう10カード系を持っている方は利用できるという状況まではなっております。しかし、確認なんですけれども、ここの当然長崎バスも片利用ではありますけれども、こういうSuicaなりICOCAなりを使えるということは、一定のそういう整備、長崎バスのバスに積む機械ですね、こういったものは幾らか要るかと思うんですけれども、そこの部分の長崎バスに対する補助というのは、この中には入っていないんですけれども、考えとしてはどのような考えなのか教えてください。 162 ◯谷口都市計画課長 委員会資料の80ページをごらんいただきたいと思います。80ページの下段のほうに相関図というのをつけているかと思います。こちらのほう、右側ですね、ピンク色で囲んだ地域創生型ICカード(片利用)ということで、長崎バス、さいかい交通はこのカードを導入するということで、いわゆる10カード、県交通局、長崎電気軌道が導入するnimocaも含めて、そのカードでは当然長崎バス、さいかい交通のバスには乗ることができます。ただし、長崎バスが導入する創生型ICカードでは、当然県営バスとか長崎電気軌道とか、あるいは東京に行って地下鉄とか、そういったところに乗れませんという状況でございます。ここの丸がついている部分、いわゆる片利用に相当する部分、この整備費につきましては補助対象となります。ですから長崎バスとさいかい交通が導入するカードにつきましても、この片利用、いわゆる丸がついている部分の整備費というのは国庫補助の対象となりますので、私たちとしましても、この国庫補助の対象となる部分に対しては支援できないだろうかということで、事業者のほうと協議を始めておりました。そういった中で、昨年の12月ぐらいに、長崎バスのほうも平成31年度に導入するということで、その平成31年度の早い段階、夏ごろには新しいカードに切りかえたいと。そのためには、ことしの3月ぐらいから料金箱の設置をしたいという申し入れがありました。そうした中、長崎市としましては、平成31年度の当初予算に補助を計上するということを考えておりましたので、この3月に着手するということは、補助金交付前でございますので、事前着手に当たるということから、4月以降に着手できないだろうかということを逆提案といいますか、スケジュールの見直しを要請したという経過がございます。そういった中、事業者としましても、一旦会社のほうに持ち帰っていただいて、再度スケジュールの見直しも検討していただいたんですけれども、最終的には3月に着手するスケジュールで進めて、国とか県あるいは関係市町からの支援は求めないというご判断がなされたものですから、長崎市としても今回長崎バス、さいかい交通への補助金というのは計上していないといった経過でございます。  以上でございます。 163 ◯林 広文委員 わかりました。長崎バスは独自の形でしたものですから、残念ながら長崎バスのICカードを持っていると、連続して電車が使えないというような、電車でnimocaを持っとけば使えるわけですので、その辺はうまく利用者の方もするんでしょうけれども、特に観光客の方が今回使えるということにおいては、よかったかなと思っております。いずれにしても、また今後、長崎バスもいろんな検討する段階では、ぜひ、もしそういった補助いうのができる場合は相談に乗っていただきたいと思います。  以上です。 164 ◯野口達也委員 すみません、ちょっとお尋ねしますが、コミュニティバスの運行についての、例えばダイヤを変えたりする場合は、やはり届け出が要るとですか、長崎運輸支局とかなんとかに。 165 ◯谷口都市計画課長 単なる路線延長とかじゃなくて、ダイヤを変えるだけであれば、届け出でよろしかったかと思います。  以上です。 166 ◯野口達也委員 別に路線ば変えんで、ダイヤならオーケーということですよね。先ほどからの話もそうですけど、例えば市内の乗り合いタクシーとやはり周辺部の合併町なんかのコミュニティバスは、やはりちょっと形態が違うと思うとですね。やはり市内は、当然距離も短いし、人間も多い。コミュニティバスになれば、利用者は少ない、距離は長いという中で、やはり許可が要らんということであれば、その辺の先ほどからあるいろんな状況が、私は年々変わってきていると思うんですよね。それに対する、例えばダイヤの話し合いとか、そういう話し合いは年に何回ぐらいするんですか。 167 ◯谷口都市計画課長 コミュニティバスで言いますと、全ての路線ではないんですけれども、平成30年度に取り組んだ事例といいますと、琴海尾戸線、こちらのダイヤを利用実態に合わせて見直しをしていくということで、そのときは地域の方、全体的な意見交換会といいますか、説明会は8月と12月の2回ほど行いましたし、池島地区のほうでも平成30年度、10月にフェリーを1往復増便するということで、それに合わせてコミュニティバスのダイヤを見直していこうということで、その辺もちょっと正確な月数まで覚えておりませんけれども、池島地区のほうに行きまして、地域の方々と2度ほど話し合いをさせていただいたというところで、やはり当然地域の方のご意向等を踏まえながら、なかなか100%満足するダイヤは組めないかと思いますけれども、なるべくご意向等を踏まえながら見直ししていっているという実情でございます。  以上です。 168 ◯野口達也委員 そのダイヤを組むときは、どっちが組むんですか、バス会社が組むんですか、それとも市が組むんですか、それとも一緒になって協議してやるんですか。 169 ◯谷口都市計画課長 コミュニティバスとか乗り合いタクシーに関しましては、長崎市のほうが、どちらかといえばイニシアチブをとって、当然事業者のほうと協議して、こういった運行ができるのかとか、そういった話をして、ある程度詰めた段階で地域のほうに落としていくといった形をとっております。  以上です。 170 ◯野口達也委員 できれば、もうそれは大変と思うとですけど、やはりその地域に入るときに、バス事業者も一緒に入ってもろうて、例えばそこの管轄の営業所があるじゃなかですか、そこの営業所のダイヤ担当の人とかさ、そういう人に入ってもろうて話をしたほうが、やはり市が話を聞いて、それを事業者と話をして、またそれを持っていくとなれば、やはりそこでいろんな弊害も出てくるでしょうし、ニュアンスの違いもあると思うとですよね。ですから、ぜひそこのところは、私は3者一緒の中での話を聞いた中で、その後、事業者と話をするとか、私はそういうところが必要じゃなかとかなと思うとですけど、どうなんですか。 171 ◯谷口都市計画課長 確かにコミュニティバス、乗り合いタクシーは長崎市が補助をしている形で、運行は当然事業者にしてもらっていますけれども、事業主体としては行政でありますけれども、運行していただくのは事業者の方なんで、当然事業者も入った中で地域の方と3者で話し合うということも大事かと思いますので、そういったことも念頭に置きながら、今後見直しのほうは進めてまいりたいと思います。  以上です。 172 ◯野口達也委員 恐らくダイヤは、会社と言いながらも組合の乗務員の人たちが担当になっとるとですよ。ただ、乗務員の人たちがやはり現場もわかるわけですたい。ですから、やはりそういう形を入れながら、地域の人たちが動きやすいように、また市も変に負担せんでいいような、そういう形の中でやはりすることが私は必要かと思いますんで、ぜひこのところはそういう形の中で、利用者の利便性の確保をぜひお願いしたいと思いますんで、よろしくお願いします。 173 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時45分=           =再開 午後3時47分= 174 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
     次に、第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費のうち、まちづくり部及び総合事務所所管分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 175 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は258ページ、259ページをお開きください。第2目都市開発費でございますが、まちづくり部所管分としましては、259ページの説明欄の下の段、1.都市開発推進費の全て、それから1枚めくっていただきまして261ページの説明欄の2.歴史的地区環境整備費、そして、その少し下にございます5.【補助】斜面市街地再生事業費及び7.【補助】歴史的地区環境整備事業費、さらにその少し下の10.【補助】都市再生整備計画事業費を除いた全てでございます。まちづくり部予算一覧の17行目をごらんいただきたいと思うんですが、そこに記載しておりますとおり、予算額は35億7,089万1,000円でございまして、前年度当初予算額に対しまして11億9,130万5,000円の増となっております。これは、長崎駅周辺地区の土地区画整理事業が本格化することなどに伴う事業費の増によるものでございます。  主な事業の内容につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明いたします。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 176 ◯大町建築指導課長 第2目都市開発費のうち、建築指導課所管分についてご説明いたします。  まちづくり部提出の委員会資料の94ページをお開きください。事業名、老朽危険空き家対策費、予算額1,020万9,000円でございます。この事業は平成18年度からの継続事業でございます。1.概要でございますが、市民の安全安心を確保するため、適正に管理されていない老朽危険空き家のうち、所有者からその建物及び土地を本市に寄附されたものを除却し、跡地を公共空間として整備することで、住環境整備等の推進を図るものでございます。次に、2.事業内容につきましては、対象区域としまして、既成市街地の330町丁目でございます。次に、(2)対象となる建物・土地の条件としましては、表に記載のとおりで、建物につきましては、老朽化し危険性がある木造または軽量鉄骨造の空き家であること。それから土地と建物に共通しての条件になりますが、物権や賃借権が設定されていないこと、所有者が市税を完納していること。それから、土地のほかの条件につきましては、急傾斜地、土砂流出危険区域等で維持管理に支障を来すおそれがないこと、寄附後に防災措置が必要でないことなどでございます。次に、(3)実績につきましては記載のとおりでございます。  委員会資料の95ページをごらんください。(4)事業費内訳としましては平成31年度は2件を予定しております。解体工事費、跡地整備費、境界確定等委託料などでございます。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  私からの説明は以上でございます。 177 ◯芝長崎駅周辺整備室長 資料の96ページをお開きください。引き続き、私からは第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管分についてご説明いたします。まず、長崎駅周辺エリアデザイン検討費としまして、当初予算額1,701万4,000円を計上しております。まず、1.概要でございますが、新しい長崎の玄関口にふさわしい魅力あるまちなみ景観と機能的な都市空間の創出を図ることを目的に、専門家などで構成する長崎駅周辺エリアデザイン調整会議などにおきまして、長崎駅周辺エリア内の施設相互間のデザイン調整や長崎駅舎、駅前広場等のデザイン検討を行うものでございます。2.事業内容についてでございます。(1)長崎駅周辺整備に係る業務委託費につきましては、市民が新たに整備される駅前広場を愛着や誇りを持って十分に使いこなすことができるよう、また、駅前広場で生み出されたにぎわいが周辺に効果的に波及するよう駅前広場の利活用や運営に係る検討を行うものでございます。(2)長崎駅舎デザイン検討費負担金につきましては、デザイン基本計画で示された駅舎のデザインをJR九州や鉄道・運輸機構が行う設計に反映させるため、設計意図を伝達するとともに、構造面、意匠面の検討を行うための業務に要する費用の2分の1を長崎県に対して負担するものでございます。(3)シンポジウム・ワークショップの開催につきましては、事業の周知や駅舎、駅前広場等の設計に当たり、市民の意見を計画や設計に反映させるためのシンポジウムやワークショップを開催する経費でございます。  97ページをごらんください。(4)事務費でございますが、これは長崎駅周辺エリアデザイン調整会議などの開催に伴う会場借上料などの事務的な経費でございます。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  98ページをお開きください。参考資料としまして、長崎駅周辺エリアデザインの検討体制図を記載しております。現在、このような体制のもと、長崎駅周辺エリア内における施設相互間のデザイン調整や長崎駅舎・駅前広場等のデザイン検討を進めているところでございます。  99ページをごらんください。長崎駅周辺エリアデザインに係るスケジュールとしまして、上段より長崎駅周辺エリアデザイン調整会議、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議のスケジュールを記載しており、下段の緑で着色した部分には、市民の意見を計画などに反映させるためのシンポジウムやワークショップのスケジュールを記載しております。  続きまして少し資料は飛びますが、103ページをお開きください。引き続き、第2目都市開発費のうち、土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区につきましてご説明いたします。【補助】と【単独】がございますが、関連しておりますので、一括してご説明します。【補助】が13億7,500万円、【単独】が8億7,180万円、合計で22億4,680万円を計上しております。まず、概要でございますが、土地区画整理事業により、鉄道施設の受け皿を整備するとともに、道路などの基盤整備と土地利用の転換を図り、長崎の玄関口にふさわしい都市拠点の形成を図ろうとするものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)【補助】につきましては、主な事業として、新駅舎西側の長崎駅中央通り線及び長崎駅西通り線の道路改良工事や西口駅前広場の整備工事、東側の建物移転補償などを予定しております。次に、(2)【単独】につきましては、主な事業として、長崎駅中央通り線の整備などにおけるグレードアップに関する費用や道路案内看板設置工事、西口駅前広場の上屋設置工事などを予定しております。  104ページをお開きください。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  105ページをごらんください。実施予定箇所の平面図でございます。図面上側が国道202号、下側が浦上川、図面中央付近が新しい長崎駅でございます。左側の表には事業内容を記載しておりますが、補助事業を赤色で、単独事業を緑色で示しており、事業箇所につきましては、左から3列目にある番号が図面中の番号と整合しております。駅西側におきましては、平成31年度末の在来線の高架切りかえに伴う新しい在来線駅舎の完成に向け、駅前広場や接続する街路などを完成させることとしております。また、駅東側におきましては、建物補償を予定しております。  106ページをお開きください。平成31年度末に完成予定の西口駅前広場の計画図でございます。図面上側のグレーで着色した在来線の駅舎とその西側に整備される交流拠点施設に挟まれた部分におきまして、左下の凡例のとおり、西口駅前広場と長崎駅西通り線を整備することとしております。また、図面左上には、西口駅前広場の機能配置や整備内容の基本的な考え方を記載しておりますが、最終的には東口の駅前広場がメーンの駅前広場となることから、西口駅前広場につきましては補助的な駅前広場として限られたスペースに交通施設を配置するとともに、駅から交流拠点施設への動線を確保するよう計画しております。  107ページをごらんください。参考資料としまして、長崎駅周辺土地区画整理事業の概要を載せておりますので、後ほどご参照ください。  108ページをお開きください。長崎駅周辺再整備事業のスケジュールでございます。上段は、国が実施しております九州新幹線西九州ルートで、平成34年度、2022年度の開業に向けて事業が進められております。中段は、県が実施しております連続立体交差事業で、平成31年度末に在来線の高架化及び新駅舎への切りかえが完了する予定となっております。下段の土地区画整理事業につきましては、新幹線や連続立体交差事業との調整を図りながら事業を進めておりますが、新しい在来線駅舎が完成する平成31年度末までに駅西側地区を概成させること、また、その後速やかに東側の鉄道施設の撤去に着手し、新幹線開業に合わせて駅東側の交通広場などを供用できるよう、事業を推進しているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 178 ◯谷口都市計画課長 資料のほう、戻りまして100ページをお願いします。引き続き、第2目都市開発費のうち、都市計画課所管分につきましてご説明いたします。【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区としまして、当初予算額7億9,250万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、本事業は新大工町地区において、玉屋百貨店やその周辺の地権者によって進められております市街地再開発事業に対し、新大工町地区の商業活性化や中心市街地全体のにぎわいの再生を図るために、国、県、市が一体となって支援するものでございます。2.事業内容でございますが、(1)の事業概要は記載のとおりでございます。  101ページをごらんください。上段の(2)平成31年度の事業内容でございますが、事業を進める上で必要となります設計監理などのための調査設計計画費、既存建物の解体のための土地整備費、そして再開発ビルの建築のための建築工事費などでございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。その下の4.これまでの主な経緯と、その下の5.今後のスケジュールにつきましては、記載のとおりでございます。  102ページをお開きください。上段には、再開発ビルの主な用途の配置イメージ図、下段のほうには、全体のイメージパースを記載しておりますので、後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 179 ◯林田東長崎土地区画整理事務所次長 資料109ページをごらんください。事業名【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区、予算額2億5,020万円及び事業名【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区、予算額6,020万円でございます。1.概要ですが、東長崎土地区画整理事業の廃止予定区域において、都市計画道路や生活道路、公園の整備を進めているものでございます。次に、2.事業内容ですが、(1)平成31年度事業費は記載のとおりです。(2)平成31年度事業内容は、ア.都市計画道路につきましては、東長崎縦貫線の用地購入や移転補償等とつつじが丘西線の測量設計等でございます。それぞれ平成24年度からと平成29年度からの継続の事業でございます。イ.生活道路につきましては、上切通地区の用地購入及び拡幅工事でございます。  資料の110ページをごらんください。ウ.公園につきましては、(仮称)中里中央公園の整備工事と(仮称)清藤公園の測量設計でございます。なお、中里中央公園は平成27年度からの継続事業でございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  資料111ページをごらんください。東長崎縦貫線及びつつじが丘西線の位置図でございます。東長崎縦貫線につきましては、左上方の赤色の太い実線部分について、建物調査、用地購入、建物等移転補償、調査・設計を行うものでございます。つつじが丘西線につきましては、右中ほどの赤色の実線部分について、測量設計等を行うものでございます。  資料の112ページをごらんください。この図面は、東長崎縦貫線の建物調査、補償及び用地取得等の施行箇所を示しております。  資料113ページをごらんください。上切通地区生活道路の位置図でございます。赤色で塗り潰した箇所が道路拡幅箇所になり、平成31年度内に完成予定でございます。  資料114ページをごらんください。(仮称)中里中央公園の位置図を添付しております。中央の赤色で塗り潰した箇所が公園整備箇所になります。  資料115ページの整備計画図をごらんください。赤色で塗り潰した箇所の植栽、遊具等の設置工事を行い、平成31年度内に完成予定でございます。  資料116ページをごらんください。(仮称)清藤公園の位置図でございます。中央下の赤色で塗り潰した箇所が公園整備箇所になります。  続きまして、資料の117ページをごらんください。事業名【単独】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区、予算額1億9,120万円でございます。1.概要ですが、東長崎平間・東地区の土地区画整理事業の進捗を図るものでございます。次に、2.事業内容でございます。(1)の全体事業内容でございますが、施行地区面積は30ヘクタール、施行期間は平成14年度から平成33年度まで、総事業費は105億円、進捗率は平成30年度見込みで98.8%です。(2)の平成31年度事業内容でございますが、地権者の換地及び精算金を確定するための換地設計等の委託料2,200万円、道路改良工事及び画地造成工事等の工事請負費1億500万円、上水道施設工事費負担金100万円、建物等移転補償費4,600万円、事務費1,720万円でございます。次に、3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  資料118ページをごらんください。東長崎平間・東地区の位置図でございますが、グレーの網かけ部分は施工済みの箇所を示し、青色部分が平成30年度の施工箇所、赤色部分が平成31年度の施工箇所でございます。  私からの説明は以上でございます。 180 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第2目都市開発費の総合事務所所管部分についてご説明いたします。  まず、総合事務所としての委員会資料の1ページをごらんください。第2目都市開発費のうち、総合事務所所管分につきましては、行番号22番の中ほどに記載の1億3,451万9,000円で、昨年度と比較して1億1,019万9,000円の減となっております。これは斜面市街地再生事業の大浦地区及び唐人屋敷顕在化の事業費が減したものによるものでございます。  次に、予算説明書の261ページをごらんください。第2目都市開発費のうち、総合事務所所管分は、説明欄の2.歴史的地区環境整備費及び4.事務費の一部、5.【補助】斜面市街地再生事業費、7.【補助】歴史的地区環境整備事業費でございます。このうち2.歴史的地区環境整備事業費につきましては、唐人屋敷地区の施設の維持管理費や都市計画道路新地町稲田町線及び唐人屋敷中通りの沿道の建物に対する修景費用の助成金でございます。  主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明させてもらいます。  私の説明は以上でございます。 181 ◯田畑地域整備2課長 主な事業の内容につきましてご説明いたします。  委員会資料98ページをお開き願います。【補助】斜面市街地再生事業費、予算額は1億610万円でございます。1の事業概要でございますが、建物の老朽度や密集度が高い斜面市街地8地区において重点区域を定め、防災性の向上や居住環境の改善を図ることを目的に、現在、生活道路の整備を中心として取り組んでいるところでございます。2の事業内容でございますが、資料98ページから99ページに記載しております(1)稲佐・朝日地区、(2)南大浦地区、(3)立山地区での事業を予定しております。全体計画は記載のとおりでございまして、平成31年度の事業といたしましては、(1)稲佐・朝日地区におきまして、用地取得190平方メートル、建物補償1棟などを予定しており、事業費は3,520万円でございます。(2)南大浦地区におきましては、建物補償5件、借家人補償1件、残地補償2件の土地取得特別会計からの買い戻しなどを予定しており、事業費は1,420万円でございます。(3)立山地区におきましては、道路改良工事40メートル、用地取得1件の土地取得特別会計からの買い戻し、また、支障物件移設補償などを予定しており、事業費は5,670万円でございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。100ページには全体の位置図を、101ページから103ページには各地区の事業予定箇所の図面を添付いたしております。  続きまして、104ページをごらんいただきたいと思います。【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化、予算額は2,540万円でございます。1の事業概要でございますが、唐人屋敷顕在化事業は、唐人屋敷跡において、観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が息づいたまちづくりを行うものでございます。2の事業内容でございますが、全体計画は記載のとおりでございまして、平成31年度の事業といたしましては、土神堂前に広場を計画しております用地取得168平方メートル、建物補償1件、営業補償2件、建物調査などを行う予定でございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  105ページをお開き願います。事業の位置図でございます。図面中ほどの赤枠の部分が広場の整備予定箇所となります。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 182 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 183 ◯岩永敏博委員 まず、老朽危険空き家対策費、年々減っていてというか、平成30年度は採択がゼロ件で、平成31年度に2件の分で上がってきているんですね。これは見込みがあるから上げてきているんでしょうか。それともこれは継続してずっとやろうとしているから予算をとっているのか。それと、ちょっと審査するために私は必要だなと思うのが、事業対象区域330町丁目とあるんですが、これはどこからどこまでか全然わからんです、説明もないし。委員長、これはちょっと資料をいただきたいと思います。 184 ◯大町建築指導課長 平成30年度につきましては、予定を2件しておりましたけれども、地元が管理するという要件がございまして、地元の自治会との話の中でちょっと管理ができないということがありましたので、ちょっと平成30年度はゼロ件ということでございます。平成31年度の見込みでございますが、もうほぼ要件等整いまして、確実に取りかかれるというものが1件ございます。そのほか案件として対象になるものも1件ございますので、2件見込みがあるということで予算化をさせていただいております。2点目の既成市街地の330町丁目の範囲につきましては、後ほど資料として提出させていただきたいと思います。  以上でございます。 185 ◯岩永敏博委員 じゃ、また資料を待って、その検討したいと思います。次に、もう1点質問は、96ページの長崎駅周辺エリアデザイン検討費の件で、これも毎年度、ずっと動いてきている継続の部分かなと理解します。会議体がいろいろとあるんですよね、県市、そして民間事業者、専門家含めた中での会議体。そんな中で、今回のこの500万円の業務委託費はどこに委託するんですか。その辺の説明がちょっとなかったように思うんです。そこをお尋ねします。 186 ◯芝長崎駅周辺整備室長 この500万円はこの駅前広場を利活用するに当たって、この広場が有効に活用されるような、そういった仕組み等を検討するもので、今後、駅周辺に多くの人がにぎわうようになると思いますけれども、そういった空間が有効に使われていることと、また、ここを拠点として市の中心部、まちなか等へにぎわいが波及していくことが重要であると思っておりますので、そういったにぎわいのある駅前広場の使われ方がされるように、そういった将来的に広場を利活用する人であったり団体、もしくはそこの広場を今後運営またはマネジメントしていくような、そういった団体を発掘したり、または人を育てたり、また、将来にわたって、この広場が持続的ににぎわいが生まれるような、そういった仕組みや体制をつくっていくということでありますので、この下に書いてありますデザイン検討会議という組織体とはまた別に、新たにそういった専門性を持った方を含めて業務委託をしようとするものでございます。  以上でございます。 187 ◯岩永敏博委員 民間の専門の事業者に委託するっていうんじゃなくって、幅広い専門の方々が集まった会議体っていうか、そこに委託するというイメージでいいんですか、もう一回ちょっと具体的にお願いします。 188 ◯芝長崎駅周辺整備室長 この広場を実際にどのような方が使って、どのように運営していくかということについては、やはりそういったノウハウ、経験を持たれている方が中心となりまして、それはチームか、個人かというのは、今後ちょっと検討していきたいんですけれども、とにかくそういった経験を持たれた方に、この広場が有効ににぎわいを持って活用されていくように、業務委託としてお願いしようとするものでございます。  以上でございます。 189 ◯岩永敏博委員 もう予算が出ているので、大体イメージあると思うんですよね。その経験をされている方とか余りにもちょっと漠然でわからないんですよ。どういう個人、団体の方なのかという具体的なところはわかるんですか。 190 ◯芝長崎駅周辺整備室長 今、私どもが描いておりますのは、他都市の駅とか、こういった人が多く集まる広場などで、実際にこういった利活用をされる方、それからマネジメントをする団体、こういったものを束ねながら、にぎわいをつくり出している実例がございますので、そういったものを見ながらプロポーザルにするのか、業務委託で人を招聘するのか、そういったことについて検討していきたいと思っておりますが、今回500万円計上させていただいているのは、そういった人件費及び経費ということで、計上させていただいているということでございます。  以上でございます。 191 ◯岩永敏博委員 この建設水道委員会は、予算に対する審議で、同時進行で昨年も特別委員会でずっと議論は議員とはしているかと思うんですよね。その都市整備・交通対策特別委員会で出た資料、これ全議員に対して出してもらっているんですかね。特に今回審査するに当たって私たち委員に、これまでの経緯、そして今の話も含めて、まだちょっと具体的にわからないんですよ。ですので、何かそういう参考資料があればと思いますけど、委員長取り計らいをお願いします。 192 ◯向井まちづくり部政策監 すみません、ちょっと答弁がわかりにくくて申しわけございません。今回の委託を予定しております内容としては、駅の新しくできる広場が、デザイン上すぐれたものにしていくということで、今、別に書いておりますようなデザイン検討会議とか、そういったものがあって、そこでいろいろ議論、ご意見をいただきながら進めてきているという流れが1つございます。一方で、ここの場所がにぎわって、そのにぎわいが市内に広がっていくような使われ方というのも大変重要だと思っていまして、整備の中には、例えば電気とか排水とか給水が要ったりとかって、そういうのを考えていかないといけないという部分があります。その使われ方をもう少し掘り下げて考えてみようということで、今回利活用に向けた検討を市も当然いろいろ考えますけれども、現在、庁内で検討会議をやっていますが、いろいろ外部の方にも意見を聞いたりとか、あと、他都市で先進的な利活用をされている団体とか自治体があります。そういったところでかかわられている方にもご参画をいただくような検討の業務委託ができないかと。その方にお願いするというわけじゃなくて、使い方の検討をしていくための業務委託を来年度500万円いただいて、みんなで考えていきたいと。その中で、使い方のルールであったりとか、逆に整備のほうにフィードバックして、こういう整備が要るよといったものを返していきたいと思っておりまして、この件につきましては、特に今からの話というか、未来の話として、使い方を議論していくということでございますので、都市整備・交通対策特別委員会の中では、特にこれに関するご議論、資料というのは出しておりません。  以上です。 193 ◯岩永敏博委員 少しずつ理解してきました。先ほど別の議案ででも、スロープカーが整備されるに当たって、中腹駐車場のインフラを整備して、ちょっと利活用を考えたほうがいいんじゃないかという議論をしたんですけど、全くそれと私は同じようなことかなと思っていて、ここが非常に大事なところなんですよね。ハード面の整備はするけれども、その本当の利活用するための、にぎわいの創出なので、やはりこれ一番大事なところで、当然市民の意見もさることながら、専門というか、いわゆる飲食業者だったり、いろんなそこにこれまでの経験を培ってきた事業者団体があるわけで、その方々にも意見をいただくための1つの、何というか、グルーピングしてもらった分での委託というイメージでいいんですね。はい、わかりました。よろしくお願いします。また資料も何かあったらお願いします。 194 ◯奥村修計委員 私は、唐人屋敷の顕在化の関係でちょっとご質問させていただきます。今回、赤の印で囲ってあるところですね、ここの中の建物1件と営業補償2件と書いてありますけれども、これは平成31年度の中で買い上げあるいは補償をされるわけですけれども、その下に青印がありますよね、これは用地の取得をされているということですけれども、ここの取得をされたところは、全部解体はしてあるんですかね。 195 ◯田畑地域整備2課長 資料105ページの中央部、赤い区域の中の青い部分でございます。この部分につきましては、建物解体が完了しております。  以上でございます。 196 ◯奥村修計委員 それと質問したいんですけれども、あとの上の2件と牟田口市場ですかね、これも大きいですけれども、解体してあるならこの土地自体は今どういう形になっているんですか。そのまま解体しただけですか。 197 ◯田畑地域整備2課長 現在、この解体をしたところは、更地になっております。  以上でございます。 198 ◯奥村修計委員 それでは、ここについて質問したいんですが、実は、これは唐人屋敷の顕在化は大体平成10年ぐらいから始まって、平成12年に意見のまとめができておりますけれども、それからずっと長くなっておりますけれども、実は唐人屋敷門が今、興福寺に置いてあります。この場所が歴史によれば、ここに幽霊堂があったんですね。ですから、ここが解体されておれば、ここの地質を調査していただいて、実際的に大体この場所だと私は思いますけれども、その幽霊堂があったその下のところをちょっと調査していただいて、ここにあるということと大体門と幽霊堂の表ぐらいしか出てこないと思いますけれども、隣がありますのでね、できればここを文化財課のほうで、前から言っているんですけれども、こういうふうに更地になっておれば、調査していただければなと思いますけれども、いかがでしょうか。 199 ◯田畑地域整備2課長 現在、用地交渉等でなかなか進捗していない状況の中で、できるところから埋蔵文化財調査等を進めたらどうかというご意見でございます。私どももできるだけやれるところからやっていきたいと考えております。しかしながら、この今更地のところが、現実に言いますと、道路側からいいますと、牟田口市場の中を通らないといけないといったような地理的な場所にあるということでございます。そういった中で、土地、建物所有者ともの理解をいただけて、あと文化財課との協議等ができれば、その部分を、今委員ご指摘のように、当時の唐人屋敷の古図といいますか、図面でも、そのあたりに幽霊堂というのがあったという史実があるようでございますので、やってみたいと思っております。もちろん、今、用地交渉を進めております館内市場、牟田口市場につきましても、埋蔵文化財調査はきちんとした上で公園整備をやろうと思っておりますので、敷地内については一定、文化財の調査をやりたいと思っておりますので、先行してご意見のあったところをできないか、関係のところと話をしてみたいと思います。  以上です。 200 ◯奥村修計委員 この牟田口市場なんかは、大体、概略的にはもう用地は交渉できているんでしょう。私が聞いた話では、ここも一応了解していると聞いておりますけれども、ただ、用地買い入れがどうなのかわかりませんけれども、あと、館内市場もほとんど了解で、出店の方があと1件の方だけだということを聞いておりますので、できればこれは早く用地取得されて、今言いましたように、一番奥になりますけれども、そこに入れるような形をつくっていただければと思いますけれども、平成31年度に牟田口市場まで用地買収はできますか。この辺についての見通しはどうですか。 201 ◯田畑地域整備2課長 ご指摘のとおり、鋭意、用地交渉等に取り組んでございますが、今、牟田口市場につきましては、営業されている方がいらっしゃいまして、そちらとの交渉がちょっと難航しております。一方で、建物所有者の方とは並行して話をさせていただいている中で、おおむね前向きなご回答をいただいているところでございます。そういった中で、引き続き用地課等とも連携しながら、できるだけ早く用地が解決するように努めていきたいと考えております。  以上でございます。 202 ◯奥村修計委員 できましたら、ここはもう長年の問題なんですね。私は何回も質問させていただいたわけですけれども、そういう意味では、やはり速やかにしていただかないと、この持ち主がもう高齢者ですから、亡くなったら、また財産相続の問題で長引くんですよ。ですから、この辺は早く了解いただいたところから用地買収していかないと、また次に延びていけば、持ち主がかわれば、子どもさんとかいろんな関係でまた相続権が出てきますので、もう了解が済んだところから早く用地買収をして、ぜひ仕事をしていただきたいということは、要望しておきますので、頑張っていただきたいと思います。 203 ◯中村俊介委員長 ここで、先ほど岩永委員から請求のありました資料が準備できましたので、書記から配付させます。        〔資料配付〕 204 ◯大町建築指導課長 資料が不足しており申しわけありませんでした。今お配りしたものが、その対策事業の対象区域図と、2枚目が該当する町丁目を記載しております。事業当初は、濃いオレンジ色の部分をしておりましたが、それ以外の区域からの相談が多かったということから、平成24年度に薄い色の部分も区域に入れて拡大しているという状況でございます。  説明は以上でございます。 205 ◯岩永敏博委員 資料ありがとうございました。この空き家対策、いろんな空き家の利活用の考え方があるんでしょうけれども、これはこれとして、私は目的はいいと思うんですよ。地域の空間の利用というか、今まで憩いの場がなかったところにちょっとしたベンチができるとか、公園というか、そういうところができるっていいと思いますし、うちの近隣ではバイク置き場にちょっと使っているところもあります。そういう意味においては、非常に利活用的にはいい。ただ、条件的に厳しいのか、件数がやはり上がってこないというのは、何かしら地域性というのか、場所的にというとか、何かいろいろあるんですかね、弊害が。例えば、階段をずっと上っていって、もう本当、通りに面していないから、これ条件じゃないんですよとか、そういうところがこの対象となる建物、土地の条件に書いてないもので、ちょっとそこがわからないので教えてください。 206 ◯大町建築指導課長 その条件としまして、先ほどご指摘がありました資料に記載している以外に、やはり公共的な空間として整備するということがございますので、ある一定、公共性のある道に接道してといいますか、そこから皆さんが利用できるといった場所的なものという条件もあります。また、それ以外に、家屋の老朽化が余り進んでないということで相談はあるんですけれども、対象にならなかったというものもございます。  以上でございます。 207 ◯岩永敏博委員 今の回答の部分でいくと、老朽化が進んでいないということは、いわゆるまだ利活用ができるという意味ですか。それはもう引き取らないということになるんですか。あのね、ちょっとそのあたりの線引きがよくわからないんですが、個別案件なんで、それはいいですけれども、もう1つの条件として、地域のどなたが了解をされれば整備していいとか、市の担当者がここだったらいいですよとか、そのあたりの現地確認して、地域の方との話し合いする中で、そのプロセスというか、その線引きっていうのが具体的にあれば教えてください。 208 ◯大町建築指導課長 まず初めに、老朽化、地元からこういった案件があるというものもありますし、本人様から、こういった対策事業で除却できないかというご相談もあります。そういったところで、まずは現地を見て対象となる建物であるか、老朽化が進んで危険な状態であるか、あるいは公共的に使える、囲繞地じゃなくて皆さんが通る道に接して恒久的に使えるか、あるいは将来的に防災工事が必要ではないと、宅地としてそういった工事が必要でないと、土地的な要件を確認しまして、それをもって自治会のほうで維持管理をしていただくと、地元のほうで管理していただくということもちょっと要件としてありますので、自治会にお願いして、それで管理していただけるという場合に、対象事業としてやっております。  以上でございます。 209 ◯林 広文委員 駅周辺再整備事業のことなんですけれども、これからもずっとこの駅周辺の分は続いていくと思うんですけれども、スケジュールも、もう期限が決まっていますので、なかなか後ろには持っていくのは難しいと思っています。この駅周辺については、議会でもずっといろんな議論してきました。そして、私は、今回の都市整備・交通対策特別委員会には入っていなかったんですけど、昨年の長崎駅周辺再整備特別委員会には入っていました。3年ぐらいですかね、大体、議会でもずっともんできて、さまざまな課題があって、いろんな議会からも要望等さまざま出て、できる部分できない部分というのがあって、特に交通アクセスの問題、そういった部分についてはかなり議会でももんできた経過がありますけれども、ちょっとすみません、予算とちょっと直接は関係しないかもしれませんけれども、気になるのは、2月1日の長崎サミットでいろんな駅周辺の交通アクセスの問題が課題になって、宮脇会頭、そして日銀の長崎支店長ですね、こういった方から長崎の国道へのアクセスが非常に不便だということで、かなり強い口調であったみたいなんですね。その中で、市長は工夫の余地があると、利用者がストレスなくアクセスできるように最大限努力したいという発言をされています。これ新聞記事なんですけれども。その注文があったときに、知事はかなり難しいという発言をされています。地下を通して高架にしても、事業と期間が相当必要になると。市長は苦し紛れで、その場をおさめるためかもしれませんけれども、電停までの移動、東口と西口の使い分けをどうするか、さまざまな工夫の余地があるという発言をされています。その真意というか、ずっと一連、議会にもずっと特別委員会も通していろんな説明した中で、議会からもかなりの要望が出たと思うんですよね。してほしいと、こういうふうなアクセスの問題、やはりこの200メートルは長いんじゃないかと、引き込みの問題とか、いろんな発言したけれども、結局理事者の皆さんからも、結局できませんでしたという形で一定方向性が示された中で、私はそれで大体落ちついているのかなと思ったんですけれども、今回この長崎サミットでまたこういう話が出てきて、ちょっと何か大丈夫なのかなと。私は特別委員会、今回3年目の最後のところは入っていないんで、ちょっとわからないんですけれども、そういう話があったかどうかはわからないんですけれども、これはちょっとどうなのかなっていうのを危惧したんですね、その辺はどうなんですか。 210 ◯片江まちづくり部長 今、林委員のご質問でございますけれども、知事それから市長がその長崎サミットのときに発言した裏にありますものといいますのが、実は国のほうが国道の主たる交通車線をアンダーなりオーバーなりすることによって、駅前と、それから国道とのアクセスをもうちょっと改善できるような余地があるのではないかという提案が、特別委員会とかそういった議論が済んだ後に私どものほうにもたらされました。ただ、それに関しては決して平成34年という、これから駅周辺を整備していこうというスパンの中でできる話じゃなくて、駅周辺の整備が一定終わった後でなければどのみち手をつけられない状況であるということ、それとやるにしても、イメージとしては描けますが、実際にそこにアンダーなりオーバーなり、相当数の車線を立体化するとなれば、相当費用もかかりましょうし、果たして本当に物にできるかなという問題をいろいろはらんでおります。そういうことを全く、いわゆる解決策がないまま提案だけが持ち込まれたということがありますもんですから、私どもも少なくとも駅周辺の整備が終わった後のことであれば、それを国がやるのであれば、それはそれとして話としてあるんじゃないでしょうか。しかしながら、私どもが手がけている事業と並行してそれをやるのは、いかにしても不可能ですよということをお話をして、それは国のほうも理解しております。そういったタイムスケジュールの中で織り込まれた話でございますので、今委員がおっしゃられましたように、本当はできることだったんだけれども、我々がそれをやらないということで整理したんじゃないかとか、そういったところは決してなくて、あくまでも新幹線が開業して数年間までの状況としましては、私どもが今関係のところとプランニングしたやり方でしか、ちょっと今の交通量が少なくならない中で織り込むことができないという結論は変わっておりませんので、そのことにつきましてはご理解いただきたいと思います。遠い将来の話として、もし本当にそういったことができるとすれば、駅前の交通量が激減して、そうであれば他都市でやられているようなサイドリザベーションであったりとかバスの乗り入れだったりというのは現実味を帯びてくるであろうという話でございまして、そこのところがちょっと新聞の中ではきちっとつまびらかになっていなかったということだろうと考えております。  以上でございます。 211 ◯林 広文委員 そうであってほしいと思うんですけれども、新聞記事でも後追いが出まして、宮脇会頭、それと日銀の支店長の鶴の一声で、少し市のほうがそういう発言をしたというニュアンスのことが書いてあったもんですから、やはりこれまで議会でずっと審議してきた内容というのは、やはり尊重されるべきであって、それは1つのやはりベースになると思うんですよね。ですから、もちろん私、長崎サミットでの議論は議論で大事だと思っています。それをどうフィードバックしていくか、そして、それをまた議会の中でしっかりもむことによって、その確度を高めていくという、そういう作業が必要だと思うんですけれども、そこはしっかりそごがないようにぜひしていただきたいと思います。  以上です。 212 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時41分=           =再開 午後4時43分= 213 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費、第7目県施行事業費負担金の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 214 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費及び第7目県施行事業費負担金のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。
     まず、第3目街路事業費についてご説明いたします。まちづくり部所管分につきましては、予算説明書261ページの説明欄の1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)のうち1枚めくっていただきまして、次の263ページの5.長崎駅中央通り線、さらにその下の6.長崎駅東通り線及びその下の2.【単独】都市計画街路整備事業費の1.長崎駅中央通り線で、その額はまちづくり部予算一覧の18行目に記載しておりますが、予算額1億1,280万円で、前年度当初予算額に対し9,620万円の減となっております。  次に、第7目県施行事業費負担金についてご説明いたします。まちづくり部所管分としましては、予算説明書は267ページをお開きください。その267ページの説明欄の一番上、1.都市計画費負担金の4.JR長崎本線連続立体交差事業費のみでございまして、その金額はまちづくり部予算一覧の19行目に記載のとおり、予算額22億9,312万3,000円でございまして、前年度当初予算額に対し7億6,162万3,000円の増となっております。これは、連続立体交差事業の高架本体工事、それから駅舎建築工事が本格化することなどに伴う県施行事業費の増によるものでございます。  主な事業の詳細につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 215 ◯芝長崎駅周辺整備室長 資料の119ページをお開きください。第3目街路事業費のうち、長崎駅周辺整備室所管分の長崎駅中央通り線についてご説明いたします。【補助】と【単独】がございますが、関連しておりますので、一括してご説明いたします。【補助】が7,330万円、【単独】が200万円、合計で7,530万円を計上しております。まず、1.概要でございますが、一般国道202号と都市計画道路浦上川線を連絡する東西軸の骨格となる道路として、長崎駅周辺地区の幹線道路網の形成を図ろうとするものでございます。なお、当該路線は延長約300メートルとなりますが、土地区画整理事業施行区域内の約240メートルは土地区画整理事業で整備を行い、区域外となる約60メートルを街路事業として整備するものでございます。次に、2.事業内容についてご説明いたします。(1)全体事業概要につきましては、記載のとおりでございます。次に、(2)平成31年度事業内容でございますが、アの【補助】につきましては、用地・補償費として土地取得特別会計からの買い戻しなどを予定しております。  120ページをお開きください。イの【単独】につきましては、国道202号との交差点の修正設計などを予定しております。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  121ページをごらんください。実施予定箇所の平面図でございます。図面左側が北の方角で、上側が国道202号となります。平成31年度の事業実施予定箇所のうち【補助】で実施する部分を赤で、【単独】で実施する部分を緑でお示ししております。  続きまして、122ページをお開きください。長崎駅東通り線についてご説明いたします。当初予算額として3,750万円を計上しております。まず、1.概要でございますが、一般国道202号を補完する南北軸の道路として、長崎駅周辺地区における幹線道路網の形成を図ろうとするものでございます。なお、当該路線は延長約1,240メートルとなりますが、土地区画整理事業施行区域内の約330メートルは土地区画整理事業で整備を行い、その北側約60メートルを街路事業として整備するものでございます。なお、さらに北側の約850メートルにつきましては、県で実施しておりますJR長崎本線連続立体交差事業により整備することとしております。次に、2.事業内容についてご説明いたします。(1)全体事業概要につきましては、記載のとおりでございます。次に、(2)平成31年度事業内容でございますが、道路詳細設計と橋梁詳細設計を予定しております。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  123ページをごらんください。実施予定箇所の平面図でございます。図面左側が北の方角、上側が国道202号となります。平成31年度の実施予定箇所を赤で着色しておりますが、道路詳細設計と馬込川にかかる橋梁の詳細設計を予定しております。  次に、資料の124ページをお開きください。第7目県施行事業費負担金についてご説明いたします。JR長崎本線連続立体交差事業について、当初予算額22億9,312万3,000円を計上しております。連続立体交差事業の県施行事業費負担金につきましては、これまで補助事業である社会資本整備総合交付金事業費、起債事業である旧地方特定道路整備事業費、単独事業であるJR長崎本線連続立体交差事業費の3つの事業として、それぞれ予算を計上しておりましたが、計画的かつ集中的に整備するために国の補助制度が見直され、平成31年度よりこれまでの社会資本整備総合交付金から個別補助制度に移行されることとなっております。これに伴い、補助事業につきましては、社会資本整備総合交付金事業費から新しい個別補助の名称に変更されることとなりますが、新しい補助事業の名称が決まっていないため、今回はこれまでの3つの事業を統合し、JR長崎本線連続立体交差事業費としております。まず、1.概要でございますが、長崎県が施行しますJR長崎本線連続立体交差事業につきまして、地方財政法第27条の規定に基づき、事業費の一部を長崎市が負担するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、先ほどご説明したとおり、事業としては1つの事業に統合しましたが、事業内容の中で、これまでのように3つに分けて整理しております。まず、(1)の補助分につきましては、駅舎建築工事や電気、軌道、機械設備、電気設備工事が予定されております。県施行負担金としましては、全体事業費から国庫補助金を除いた額の2分の1である19億7,083万3,000円を長崎市が負担することとなります。なお、国の負担割合につきましては、平成30年度まで通常の国費率に事業主体である県の財政力指数に応じた引き上げ率を乗じた割合としておりましたが、平成31年度からの個別補助制度への移行に伴い、事業主体の県としましては、この引き上げ率がなくなるものと想定し、補助率を55%としているところでございます。次に、(2)の単独分につきましては、駅舎建築工事のグレードアップが予定されており、県施行負担金としましては、全体事業費の2分の1である3億円を長崎市が負担することとなります。次に、(3)の起債事業である旧地方特定道路整備事業費につきましては、稲佐立体交差平面化施工計画の作成が予定されており、県施行負担金としましては全体事業費の2分の1である2,229万円を長崎市が負担することとなります。  125ページをごらんください。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  126ページをお開きください。平成31年度の実施予定箇所につきまして、右下の凡例のとおり事業ごとに色分けした平面図でございます。図面左側が松山町付近で、右側が長崎駅となります。平成31年度末の高架切りかえに向け、駅舎建築工事や電気、軌道等の工事を実施するとともに、稲佐立体交差平面化施工計画の作成などが予定されております。  説明は以上でございます。 216 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 217 ◯野口達也委員 すみません、ちょっと私がわからんもんで、教えてください。この長崎駅中央通り線は対面になるんですかね。それと今のNHKの前から一方通行ですよね。そこの先が東側線というとかな、ここの工事に入るとなっとるですけど、ここは今一方通行ですけれども、それがどうなるのか。それから、また、この中央通り線からこっちの川のほうに入って西口のほうに行きますよね。この辺の通りが対面になるのか一方通行になるのか、その辺を教えてください。 218 ◯芝長崎駅周辺整備室長 121ページの資料の図面でご説明したいと思いますが、ここに着色しております中央通り線は、国道202号に向かって対面通行、相互通行でございます。それから図面左上から右下に向かって延びております東通り線、これは現在一方通行でございますが、今ご説明した中央通り線との交差点部までを一方通行、そこから先を相互通行ということで、今計画しておりますが、今現在、交通管理者である警察と協議しているところでございますので、まだ決定したものではございませんが、今の計画としましては、中央通り線までが一方通行、その先が相互通行ということで考えております。以上でございます。〔発言する者あり〕ちょっと説明が間違っておりまして、申しわけありません。左上から右下に向かっての東通り線ですけれども、中央通り線までが一方通行ではなくて、その途中に少し土地利用のある部分がございますので、途中からは今は相互通行ということで警察と協議を進めているところでございます。すみません、121ページの図面で、図面を横に見ますと、右上から左下に向かってが東通り線でございますけれども、この中央通り線との交差部までではなくて、この中間部分に国道202号と、この東通りを結ぶ道路が1本入っておりまして、ここまでを一方通行で、その先は相互ということで、今協議を進めているところでございます。〔「その東通り線と中央通り線の交差点があるですたいね。それから海岸べたに西向きのほうも当然対面になるわけですか。」と言う者あり〕今おっしゃるとおり、中央通り線から北の方角ですね、図面でいいますと左下のほうになりますけれども、こちらに向かっては対面通行でございます。以上でございます。〔発言する者あり〕中央通り線につきましては浦上川に向かって、国道202号から浦上川に向かっては、全て対面通行でございます。  以上でございます。 219 ◯林 広文委員 連続立体交差事業ですけれども、県施行負担金なので、この事業自体には特に聞くところないんですけれども、1つ、これ前も1回聞いたことあるかもしれませんけれども、連続立体交差ということで、高架下が生まれると思うんですね。高架下についてはいろんな利活用ができるというお話も伺っているんですけれども、まずもって今回の連続立体交差事業で高架下の面積はどのくらい生まれるのか、そしてその生まれた高架下の利用方針というか、地域によっては高架下があって、そこにお店が出たり、またはいろんな住民の利用できるようなものができたりとかいうような、高架下を使った活用というのもできると思うんですけど、これ聞いたことあるかもしれませんけれども、何かそういう方針なりあれば、お願いいたします。 220 ◯芝長崎駅周辺整備室長 連続立体交差事業でできる高架下の面積でございますが、申しわけありません、詳細な数字が手元にございませんが、大体延長が駅部から松山町まで約2,500メートルでございまして、幅はその場所によっても違いますが、おおむね10メートル前後という面積が生まれます。その活用についてでございますけれども、行政側の活用という視点で見ますと、ここで生まれる利用が可能な面積、これはJRがまず当然土地を所有しておりますので、まず利用をされると。その余剰地につきまして、行政側が公租公課相当と申しまして、税を徴収しないということで15%までは活用できるという決まり事がございます。それに従いまして、今、JR九州と協議を進めているところでございますが、駅部につきましては、おおむねJR九州の鉄道を運行するための設備であるとか、乗務員さんの宿泊所であったり、業務のための事務所であったり、そういったものでおおむね埋まってしまいますが、長崎市として今お願いしておりますのは、コンコースの中に観光案内所を何とか確保していただきたいということ。それから駐輪場ですね。これは土木部で今、予算を計上させていただいておりますけれども、そういった公共性のあるものについて、今協議を進めているところでございます。  以上でございます。 221 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  それでは、これをもちまして本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会は、あす午前10時から当委員会室で開会いたします。           =散会 午後5時2分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 中村 俊介 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...