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  1. 長崎市議会 2019-03-06
    2019-03-06 長崎市:平成31年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時14分= ◯中村俊介委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  議案審査に入ります。  まず、第9号議案「平成31年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議を行った。その結果は、 次のとおりであった。 1 審査は原則、各項ごとに理事者から説明を受  け、質疑を行い、説明、質疑が全て終結した後  に、討論、採決を行うことに決定した。 2 審査の順序については、審査日程(案)とと  もに配付している「歳出審査早見表」のとおり  進めることとし、一部、項の順序を入れかえて  行うとともに、第8款土木費第2項道路橋りょ  う費第5項都市計画費及び第6項住宅費につい  ては、複数の目ごとに区切って審査することに  決定した。〕 2 ◯中村俊介委員長 それでは、第2款総務費第1項総務管理費の審査に入ります。
     理事者の説明を求めます。 3 ◯吉田土木部長 土木部所管分の説明に入ります前に、予算の補足資料の説明をさせていただきたいと思います。  土木部から提出をしております委員会資料の1ページをごらんいただきたいと思います。土木部予算一覧と題しまして、表となっております。この資料は、白い表紙の予算説明書については、土木部所管の予算額についての記載がございませんので、補足として添付をさせていただいたものでございます。内容につきましてご説明をいたします。この資料1ページには、一般会計の款項目別予算額のうち土木部所管の予算額について取りまとめたものを記載をしております。表の中ほどから平成31年度として1)、平成30年度として2)と記載した欄がございますが、この欄に記載の額が各年度の当初予算額で、表のうち一番右側の列にはこれらを比較した増減額を記載しております。なお、表の外の右端に記載箇所がわかりやすいように、行に1番から通し番号を記載しております。以上が1ページの概要でございます。予算説明書の説明とあわせてご参照いただきたいと思います。  それでは第2款総務費第1項総務管理費のうち、土木部所管分についてご説明をいたします。予算説明書は116ページから131ページでございます。それでは、予算説明書116ページをごらんいただきたいと思います。第2款総務費第1項総務管理費の予算総額156億261万2,000円のうち、土木部所管分は土木部提出の資料1ページにあります土木部予算一覧の3行目に記載をしております1億996万円で、前年度に対して1億44万2,000円の減となっております。  各目における予算の内容につきまして、ご説明をいたします。  まず第6目財産管理費でございます。予算説明書116ページ、こちらに記載をしております第6目、予算総額12億9,398万7,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出の委員会資料1ページの予算一覧の1行目に記載をしております1億428万円でございます。  内容といたしましては、予算説明書118ページから119ページをごらんいただきたいと思います。まず、119ページでございます。第6目財産管理費の説明欄の下から7行目から記載をしており、3.事務費の1.財産管理費事務費4,634万9,000円のうち428万円、そして少し下の5.【単独】用地取得費の1.用地取得費1億円でございます。この用地取得費につきましては、事業用地取得に伴い、地権者から代替地の要望があったときに、緊急に対応する場合や土地取得特別会計で保有している用地を一般会計で買い戻す場合に対応するためのものでございます。  次に、土木部提出の資料1ページの土木部予算一覧をごらんいただきたいと思います。第2款第1項第6目財産管理費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号1行目、増減欄記載の1億5万7,000円の減となっております。  次に、予算説明書の128ページから129ページでございます。128ページのほうをお願いをいたします。一番下の第14目街を美しくする運動推進費でございます。128ページ下のほうから記載の第14目街を美しくする運動推進費、予算額8,818万6,000円のうち、土木部所管分は土木部提出の資料1ページの土木部予算一覧の2行目に記載をしております538万円でございます。内容といたしましては、予算説明書129ページ右下説明欄に記載の1.緑化推進費の一部で、1.花のあるまちづくり事業費72万5,000円、そして次のページに行きまして、予算説明書131ページ説明欄の一番上から記載をしております3.ながさきグリーンキャンペーン実施事業費150万円、4.みどりのまちづくり事業費315万5,000円でございます。  次に、土木部提出の委員会資料1ページ、予算一覧をごらんいただきたいと思います。第2款第1項第14目街を美しくする運動推進費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号2行目、増減欄記載の38万5,000円の減となっております。  引き続き主な事業の内容は、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯竹内土木総務課長 第2款第1項第14目街を美しくする運動推進費のうち、土木部所管分につきまして、資料に基づきまして説明いたします。  土木部提出資料の2ページをお開きください。緑化推進費でございます。1の概要でございますが、緑を取り巻く問題等に対する意識の喚起が図られるように促進することにより、植栽等、緑に関する活動に関与する人を増加させ、もって緑豊かなまちづくりの推進を図るため、緑化の周知、啓発を行うものでございます。2.事業内容の(1)花のあるまちづくり事業費でございますが、これは将来を担う子どもたち及びその関係者等の美しい花や緑への興味、関心を育てるため、小学生を対象とした公共花壇デザインコンクールを実施するものでございます。次に、(2)ながさきグリーンキャンペーン実施事業費でございます。これは若い世代を初めとしたより多くの人に美しい花や緑に触れ、その理解と知識を深めていただくため、関係団体とともに緑化に対するキャンペーンを開催するものでございます。  3ページをごらんください。3ページの上のほうには、ながさきグリーンキャンペーンの内容の例として、平成31年3月に実施予定のながさきグリーンキャンペーンの内容をイメージ図で掲載しております。ながさきグリーンキャンペーンアンケート調査では、若い方の参加率が低いことから、ことしは実行委員会の会議にも学生に入っていただき、若い人が参加したくなるような取り組みとして、ここにございます花のトンネルやハートフラワーというようなフォトスポットを設置するなど、新たな取り組みを行うこととしております。このような方向性で平成31年度も身近なところに花や緑のある喜びを実感できる、そういったきっかけづくりをしていきたいと考えております。次に、(3)みどりのまちづくり事業費でございます。1)から記載の私有地緑化に係る助成でございますが、ア.制度概要の欄に記載のとおり、日常生活に緑を取り入れてもらうことにより、私有地緑化に係る助成を行う住宅や事業所の関係者のみならず、地域内におきましても、緑化を通じた近隣者同士等のコミュニケーションを創出し、もって地域全体の現在及び将来に向けた緑に関する関心の高揚を図るため、住宅の庭等私有地における樹木の植栽等を行う場合に、その費用の一部について助成を行うものでございます。  4ページをお開きください。イ.助成実績件数でございます。助成件数につきましては、減少傾向にあり、平成30年度は資料では13件となっておりますが、委員会資料提出後から1件追加の申請がございましたので、ただいま14件となっております。それでも少ない状況でございますが、平成29年度と比較いたしますと微増というような状況になっております。次に、ウ.助成制度の利用者の声でございます。この緑化基金補助金助成制度についての検証の一環として、過去の助成制度利用者に対しまして本年度にアンケートを行ったところでございます。アンケートの結果の概要でございますが、資料の中央あたりの円グラフに記載のとおりの結果で、緑化基金補助金制度についてどう思いますかとお尋ねしたところ、よいとの意見が多数でございました。また、あわせまして助成制度の申請のときの状況もご意見をお伺いしたところです。円グラフの右側をごらんください。この助成制度を受けたことで緑をふやしたという方や、あるいは助成制度がなかったら緑化しなかったとの声も一定数ご意見があった状況でございます。一方、このアンケート調査の中でも周知が不足しているとのご意見もございました。次に、エ.周知・啓発の取り組みでございます。この助成制度の利用を広めることはもちろん、ひいては緑に関する活動に関与する人が増加するよう、周知・啓発について、例えばさきにご説明いたしましたながさきグリーンキャンペーン事業などの実施とあわせまして、工夫しながら行うことに努めながら事業を推進してまいりたいと考えております。  資料の5ページをごらんください。資料5ページには、参考といたしまして平成30年度に実施した助成制度の周知・啓発に係る主な取り組みを掲載しております。こういった取り組みにより平成30年度は5年ぶりにこども園などの事業所からの申請もございました。また、新年度も助成制度を継続するのかというような問い合わせもあっている状況でございます。この助成制度は、現在実績が少ない状況でございますが、ながさきグリーンキャンペーンなどで花や緑の魅力を発見していただき、この助成制度も活用してみずから実際に緑に関する活動を行っていただくことにより、地域の環境美化などにもつながること、また継続を希望する声もございますことから、平成31年度も継続して実施させていただきたいと考えているところでございます。次に、資料の5ページの中ほどから記載の2)出生記念樹の配付でございます。これは、お子さんが生まれた市民の方々を対象に記念樹として苗木等を贈呈するものでございます。次に、3.財源内訳でございますが、資料5ページの最後の表に記載のとおりでございます。  土木部からの説明は以上でございます。 5 ◯片江まちづくり部長 予算説明の前に、まちづくり部提出資料の1ページをごらんください。まちづくり部予算一覧という資料をつけさせていただいておりますが、内容としましては土木部のものと同じつくりとなっております。まちづくり部のみの予算額を確認いただくためのものでございますので、あわせてご参照いただきますようお願いいたします。  それでは、第2款総務費第1項総務管理費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は116ページ、117ページでございます。まず、第6目財産管理費でございますが、まちづくり部所管分は、1枚めくっていただきまして119ページの説明欄の中ほどの2.財産管理費の7.ブロック塀等調査費のみでございます。その額は委員会提出資料1ページのまちづくり部予算一覧の1行目に記載をしておりますとおり、予算額2,908万円で前年度からの皆増となっております。  次に、第7目企画費でございます。まちづくり部所管分は、予算説明書は121ページの説明欄の中ほど、4の都市連携費でございます。都市連携費の1.長崎・天草航路運営費補助金、それからその下の5.土地対策費の1.土地利用規制対策費で、その金額は委員会提出資料1ページのまちづくり部予算一覧の2行目に記載をしておりますとおり予算額289万4,000円で、前年度当初予算に対しまして24万2,000円の増となっております。  主な事業の内容につきまして、まちづくり部提出の資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 6 ◯大町建築指導課長 それでは、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  まちづくり部提出の委員会資料の2ページをごらんください。事業名、ブロック塀等調査費2,908万円でございます。1.概要でございますが、昨年6月に発生しました大阪北部地震によるブロック塀の倒壊被害を受けて、学校以外の市有施設のブロック塀について外観による安全点検を実施し、点検結果に応じて2ページの中ほどに記載しております2.安全点検と対応方針の(2)の対応方針に基づきまして、改修または構造調査等の対策を講じておりますが、外観上は健全で建築基準法に対しても不適合と判断できないブロック塀等についても、基礎や鉄筋の構造等に問題がある場合があるため、調査を行うものでございます。次に、安全点検と対応方針でございますが、(1)安全点検につきましては、昨年の6月、7月にかけまして塀の高さ、塀の厚さ、控え壁、基礎について建築基準法への適合状況及び傾き、ぐらつき、ひび割れ等の劣化状況を外観により点検をいたしました。(2)対応方針としまして、表に記載のとおり、外観による点検の結果、不適合と判断したブロック塀等は、劣化の状況に応じて改修または撤去あるいは構造調査を今年度実施しているところでございます。また、外観で不適合と判断できないブロック塀等のうち劣化が著しいものについては改修を実施しておりますが、劣化が著しくない太枠で囲っていますところにありますが、今回そのものについては構造調査を行うというものでございます。  恐れ入りますが、資料の3ページのほうをごらんください。中段に5.建築基準法の主な基準とその下にイメージ図を記載しておりますので、そこをちょっとごらんいただきたいんですが、ここで今回の構造調査の内容につきましてご説明をさせていただきます。建築基準法の基準を記載しておりますが、そのうち基礎とか鉄筋については外観から判断ができないということになりますので、今回その基礎の周辺を掘削して基礎の根入れの深さであったり、壁の配筋状況ということで鉄筋を探査する機器により配筋状況を調査するというものでございます。  申しわけございませんが、委員会資料の2ページにお戻りください。次に、3.事業内容でございますが、(1)ブロック塀等の構造調査を行う施設といたしましては90施設、295カ所でございます。(2)事業費につきましては、補強コンクリートブロック造の塀、それから組積造の塀について、それぞれ記載のとおりでございます。  委員会資料の3ページをお願いします。4.財源内訳につきましては、記載のとおりでございますので、ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 7 ◯森尾中央総合事務所理事 初めに、総合事務所提出の委員会資料1ページをお開きください。この平成31年度総合事務所歳出予算額一覧は、中央、東、南、北の各総合事務所が計上しているそれぞれの当初予算額を予算科目ごとに記載したものでございます。なお、参考といたしまして、同じ目内において本庁と総合事務所が共通の事業名を使用しているもののみを表の中央に本庁分として記載しております。また、表の右端には目の場所がわかりやすいように行番号を記載しています。  それでは第2款総務費第1項総務管理費のうち、総合事務所所管分についてまとめてご説明いたします。第14目街を美しくする運動推進費のうち総合事務所所管分につきましては、委員会資料の1ページの行番号1の中ほどの総合事務所計に記載の6,451万8,000円で昨年度と比較して954万4,000円の減となっております。これは市道等に設置している小規模花壇やフラワーポットについて、設置箇所の見直し等により維持管理費を縮減したものでございます。  次に、予算説明書の129ページをごらんください。第14目街を美しくする運動推進費のうち総合事務所所管分は、予算説明欄下段の1.緑化推進費の2.花のあるまちづくり事業費(総合事務所)でございます。主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 8 ◯川原地域整備1課長 第2款第1項第14目街を美しくする運動推進費のうち、総合事務所所管分についてご説明させていただきます。  総合事務所提出の委員会資料3ページをお開きください。街を美しくする運動推進費、花のあるまちづくり事業費(総合事務所)、予算額は6,451万8,000円でございます。1.概要でございますが、安らぎと潤いのある生活環境の創造と魅力的な観光都市づくりのため、四季折々の花を市街地の主要な観光ルートなどの道路花壇に植栽するとともに、自治会など地域の方と協働し、道路花壇などに花を植えることにより地域の環境美化を図ろうとするものでございます。なお、平成31年度は歩行者空間の確保や維持管理費の縮減を図るため、小規模な花壇や主に駐輪対策として設置しておりましたフラワーポットを撤去いたしまして、歩道整備や低木、主にツツジを考えておりますけれども、そういった低木への植えかえの見直しを行っているところでございます。2.事業内容でございますが、中央総合事務所では、市街地の主要な観光ルート沿いの道路花壇やフラワーポット、南総合事務所それから北総合事務所では国道や県道沿いの主要な箇所における道路花壇への花の植栽及び維持管理を業務委託により行い、また地域における花壇などにつきましては、市から花苗を配付し、植栽及び維持管理を自治会など地域の方々に行っていただいているところでございます。(1)花壇、フラワーポットの花苗植栽でございますが、春と秋に年間2回行っております。実施予定箇所でございますが、1)道路花壇の花苗植栽は、3ページ下段の表に記載のとおりでございます。  4ページをごらんください。4ページの2)はフラワーポットの設置箇所、3)は南総合事務所、北総合事務所内の主な花壇、(2)には例年5月中旬から6月の初旬に開催しております、ながさき紫陽花まつりにおきましてアジサイで装飾している場所を記載しております。  5ページをごらんください。(3)花苗育成でございますが、道路花壇や地域の花壇等へ植栽いたします花苗の育成を自治会や福祉団体へ委託し、自治会などに配付しているものでございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりです。  6ページをお開きください。中央総合事務所内の道路花壇とフラワーポットの位置図です。図面中、黄緑色で、ちょっと見にくいんですけれども、黄緑色で囲んだ路線が平成30年度から見直した道路花壇で路線の後ろのほうに括弧で書いておりますけれども、括弧内に低木化や歩道整備など、見直した内容を記載しております。また、図面の左側の中段にフラワーポットの撤去箇所を記載しております。7ページは南総合事務所内、8ページは北総合事務所内の花壇の位置図でございます。  説明は以上でございます。 9 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 10 ◯野口達也委員 土木部の財産管理費のところで1億円の減となっていますけれども、これは主な経費というのは用地取得費かなと思うとですけれども、この分が減になっているということですかね。その理由も教えてください。 11 ◯平野用地課長 この1億円につきましては、用地交渉の中で地権者から代替地を希望されたときに、代替地を購入して売り払うための予算でございます。2つの方法がございまして、これで買って売り払う場合とそれから土地取得特別会計で保有している代替地もございますので、その場合は一般会計から有償所管がえをした上で一般会計で売り払うという形になるものですから、そういった予算のために計上させていただいているものでございます。減少した理由といたしましては、過去の実績等を踏まえて1億円に今回減額させていただいたものでございます。  以上でございます。 12 ◯野口達也委員 じゃ、過去の実績ということで減額ということですね。わかりました。それからね、この4ページ、これ私はようわからんとが、みどりのまちづくり事業費、これが平成27年度からずっと減っとるですたいね。さっきのあの課長の説明では、来年度も継続するのかという問い合わせもあるということで、いかにも延びそうな感じですけれども、ここのウでさ、利用者の声とありますけれども、補助金制度についてどう思いますかって、これはよかと言うに決まっとるさ。こがんことするよりもね、どういった方法でこの制度を知ったかというところが大事だろうと私は思うとさね。恐らくね、長崎市民はこの制度を知らん人が多いですよ。どうやって知ったのかがわかれば、じゃ、そこで知ったところをもっと集約してそこに集中的にPRをかけるとかさ、例えば造園業者にもっと言うとかね、それとか先ほどの保育園とか幼稚園に周知するとかね、申請があったと言いよったけど、やはりそういったふうにしていかんと、ただ漠然とこうして補助金もらったらみんな絶対よかと言うに決まっとっとって。どこからそういう情報を知り得たかというのが私は必要かと思うとですけど、その辺どがんですかね。 13 ◯竹内土木総務課長 ただいまご指摘いただきましたとおり、私どもといたしましては、周知が圧倒的に不足していたものと認識をしているところでございます。今、現況のどこで知ったのかというようなことにつきましては、主に造園関係の方等からお聞きになったというような意見も聞いております。そういった中で、私たちはこの委員会資料の5ページの上段でございますが、平成30年度に実施いたしました周知・啓発の取り組みを記載させていただいております。こういった中で、ちょっとどういう方法が効果的かということを考える中で、一番上の広報ながさきはもう当然なんですけれども、2番目の建築、造園やハウスメーカーへの周知・啓発のお願いを回る中で、例えばハウスメーカーの方についても制度を知らなかったというようなご意見があったような実情もございます。そういったことから周知が不足していたと考えておりますし、その次の幼稚園、保育園、障害者施設あるいは介護施設を含めました社会福祉法人への啓発のチラシあるいは新興住宅地の自治会への周知ということで、これは新たに家を建てられた世代の方が、またその友達等に周知をしていただきたいというようなことから、新興住宅地の自治会にもチラシを配付させていただきまして周知をお願いしているというような状況でございます。そういった中で、先ほど説明させていただきましたが、一定、来年度も続けるのかとかいうような声もいただいているような状況ですので、ぜひそれぞれの市民の方にみずから緑化に取り組んでいただきたいというような思いがある中で、この制度を継続させていただきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 14 ◯野口達也委員 どうすれば効果的にこの事業が伸びるかということだろうと思うとですよね。ということであれば、この平成27年度48件あるですたいね。これ何で48件もあって次の年は16件って、この辺の検証というかな、そういうことはしているんですかね。 15 ◯竹内土木総務課長 私ども、ご指摘のとおり、この推移についてどういう原因があるのかということで、例えば住宅の着工件数でございますとか、最近太陽光発電をされるような方もございますので、太陽光発電の状況とかも調べておりますが、そういった中で新規の住宅であれば、例えば平成10年とか平成17年ごろは1,000件程度ございまして、平成29年度段階ではいわゆる一軒家の持ち家につきましては655戸の件数となっております。太陽光につきましては平成20年ごろからふえておりましたが、平成25年をピークにまた減少しているような状況でございますが、明確な法則性といいますか、そういったものは見出せなかったというような状況にございます。過去におきましては、住宅の着工がどんどんある中で、皆さん周りの家も助成を受けられていることから、その近隣の方からも情報を得られまして緑化に取り組んでいただいておったのかなと今想定をしているところで、先ほど申し上げました、これまでやっていなかったような周知を行う中で、何とか皆さんのご家庭での緑化に取り組んでいただければと考えているところでございます。  以上でございます。 16 ◯野口達也委員 ようわからんやったですけどね、とにかくこれをふやすためには、やはりどこにアタックすれば効果的になるのかというところを真剣に考えんと、ただチラシを配りましたじゃ、これどうしようもなかと思うとですよね。もう極端に言えば、この担当者が本当に緑をふやそうと思うとなら、保育園とか幼稚園に行ってこの辺どがんですかとかさ、もうその場で受け取るぐらいの気力を持って回ってもらいたかし、そして先ほど言われた、今、ながさき住みよ家リフォーム補助金とかあるじゃなかですか。やはりそういうものの中でとかね、新築のところでお願いをするとかさ、やはりそういった形の中で取り組んでいかんと、ただ回ってチラシを配るだけじゃだめと思うとですよね。ですから、ぜひね、ここんところは、私は緑はやはり大事かと思いますけんがね。今はずっと市街地は、周り全部コンクリートで塗ってしもうて、そういった緑がない部分が多いですから、ぜひともそういったところは、積極的にやってもらいたいと、これ要望にしておきたいと思います。  あと、最後に総合事務所のこの花苗育成についてお尋ねしますが、今、花の育成について、自治会とか農業センターでやっていますよね。これ今まで民間の業者に委託の分もあったと思うとですけど、その辺はどがんなっとっとですかね。 17 ◯川原地域整備1課長 この花苗育成につきましては、ここに記載のとおり、戸石、三京町、西立神町、宮崎町のほうで年間約21万5,000株つくっております。このつくったものの主な配付先につきましては、自治会のほうで道路花壇等へ植えるときに、そういった花苗として、ここでつくった花苗を配付させていただいているという状況の中で、我々が業者の方に委託して道路花壇等に植栽する場合、そういった場合につきましては、こちらでつくった花苗育成であるとか、あるいはその業者のほうから購入して花苗を花壇に植栽しているという状況でございます。こちらの花苗の中で不足する分であるとか、あるいは花の種類としてない分につきましては、民間のほうから購入して業務委託として花壇のほうに植栽しているという状況でございます。  以上でございます。 18 ◯野口達也委員 私もいろいろ聞いてね、確かにこの自治会とかなんとかでつくる花の種類が少なかったり、やはり業者とか専門家がつくる苗に比べれば弱いという話は聞いています。聞いていますが、やはり地域それぞれで農業センターとか自治会でつくる分については、やはり地域の人たちが1つの雇用対策も兼ねてやっていますし、単価的にはやはり業者のものよりも安いわけですから、ぜひともそこのところは、こういったできる部分は、やはりいつも市長も言っています。今回も委員会であったですけど、地域でできるものは地域でやるってさ。ですから、ぜひそういうふうな方向に持っていってもらって、やはり地域を活性化してもらいたいなと思いますんで、これも要望ですけれども、よろしくお願いします。 19 ◯佐藤正洋委員 ちょっとお尋ねします。土木部のほうの私有地緑化に係る補助のですよ、3ページに助成割合が2分の1で限度額が幾らということが書いてあっとですけれども、ここら辺はやはりここにも数字ば書いてもらえれば助かっとですけど、これは上限額は幾らになっとるんですか。 20 ◯竹内土木総務課長 この緑化の補助につきましては、住宅の場合ですと、まず大きく生け垣の設置のための補助とそれ以外の樹木の植栽の補助がございます。それぞれ上限額は4万円となっております。 21 ◯佐藤正洋委員 それからですよ、これはその新築とかあるいは今植えているのが病気でだめになったけん植えかえると。そういったものも対象になるのか、そこら辺も教えてください。 22 ◯竹内土木総務課長 この補助制度の条件といたしましては、1カ所につき1回というような条件をつけさせていただいておりますので、植えかえであっても初めての補助であれば可能ということでございます。 23 ◯佐藤正洋委員 それから、例えば新築とか今言うた植えかえとかいう場合に、例えばもう予算がないという場合にはどっちを優先するとか、その優先順位の決め方はどうなっておるんですか。先着順ですか。 24 ◯竹内土木総務課長 現況、先着順で受け付けをさせていただいております。 25 ◯佐藤正洋委員 やはり、そういったものを私が聞かんばわからんとやけん、一般市民は全然わかっとらんよ。だからそういったことをさ、今、野口委員からも言われたようにさ、しっかりやはりPRをせんと、目的は達成できんと思いますよ。やはりそれからね平成28年か、がたんと減っとっとですけど、ここら辺から組織がえがあったんじゃないかなと思っとるんですよね。みどりの課がなくなったとかさ、いろんなことがあってこういう結果になっとっちゃないかなと思うし、そんときの引き継ぎがうまい具合いっとらんやろうというふうなことを思う。川原課長のときは多かったよ。もっと土木総務課長頑張らんば。こがん数字ば、ようあんたが出しきるなと思ってさ。いずれにしてもね、もっとPRをしっかりして、新築については建築課と連絡とればすぐわかるとやけん。それから改築についてもね、出てくっとやから、いろんなあれでね、ただもうしましたよ、配りましたよ、何かネットで流しとりますよってね、そんくらいの話じゃだめですよ。やる気が出てこん。ぜひ力を入れてほしいと思います。お願いしときます。 26 ◯奥村修計委員 佐藤委員の関連をさせていただきます。やはりこれは全く情報が市民に行き渡っていないと思う。なぜかいいますとね、まず土木総務課が担当しているということね。それでこの住宅の植えかえの制度、私有地緑化については、やはりいろいろ問題があるでしょう。だからどういう手続をすればいいかということを書いていない。これは結果的に、する場合には行政に報告して、行政がどこにするんですかということをね、調査に行きますよね。何メートルするんですかとかね、調査に行ってここが適当ですよって、ここはだめですよということがあるわけです。この辺が、みんなわからないんですよ。ただ道路に面した部分の植栽はいいですよ、道路に面していないところはだめなんですよと。こういうことを書いてやらないとね。全くね、どうぞ来てくださいって、おたくはだめですよって言われる部分がたくさんあります。だから減るんですよ。あくまでも道路に面した植栽についてしかだめですよということに決まっておるわけでしょう。だからそういうことも書かなければいけないということと、これ限度額が最高4万円ですけれども、やはりこの辺のPRが全くなされないし、ですからもし私が申請したら、市の職員が現場を見てね、ここは道路に面しているからいいですねとかね、こういう手間がかかるんですね。ですから、はっきりこれはね、もう制度をきちんと書いた上で市民の方に周知しないと、今の情報で周知したら、何件も言ってきたら、おたくはだめですよと、生け垣の場合は道路に面していないとだめですよと、裏側はだめですよということになれば、結局どうもならんわけですね。だから、こういう活用面もね、だからその敷地内のどこでもよかというように勘違いするわけですね。ですから、これはちゃんとしたほうが、やはり周知徹底をしていかないと、せっかく申し込んだけれども意味がわからずに申請ができなかったということがたくさんありますのでね、だからこれ見てみたら簡単に読んでいる人はどこでもされるような感じですね。この辺はちょっと悔い改めてしていかなければ、私はこれ皆さんが活用できないと思いますよ。ということをちょっと申し上げます。私が言っているのが間違いかどうかちょっと。 27 ◯吉田土木部長 今、幾つかご指摘をいただいていますが、やはりまず原因分析、減ったことについて、どういった原因で減っているのか。これをしっかり行う必要があると思います。あわせて周知については原因分析の中で、市民のニーズがどういうものなのか、そういったところを十分に把握した上で今ご指摘にあったように、制度の内容も少し見直すとか、そういったきめ細かな対応が必要かと思っています。今回の予算につきましては、昨年からこういったご指摘をかなりいただいているという中で、まず周知が足りないというところで、5ページに記載しておりますとおり、いろんな形での周知の機会というのを設けながら、原因分析も並行してという形で進めていったんですけれども、原因分析の部分がやはり少し不足をしていたんではないかと思います。あわせまして、今、ながさき住みよ家リフォーム補助金等々かなり需要があっている中で、その中でも植栽の機会というのはかなりありますから、実は説明会等の中で、私どもも同席をさせていただいて周知を図らせていただいたことはあるんですが、もう少しそのあたりを行き届くような周知ということをさせていただきながら啓発を行っていけば、私としては、潜在的な需要はものすごくあると思います。それに応えるような内容に展開していくというような方向性の中で、いろいろと検討していきたいと考えております。  以上でございます。 28 ◯奥村修計委員 今、部長が非常にこれをもっと広げていきたいというような気分が出ていましたけど、やはりさっき言いましたように、これはもう今から植えようかと植えつけてしまってからではだめなんですね。植える前に調査をしますということも書いておかないとね、これがあるけんね、もう今からリフォームしました、植栽もしていいんですよと。そのままやってしまえばね、もうもらえないんですね。だから事前に調査をした上で、許可をもらってからしか植えられないと。もうこれは手間が本当にかかるんです。ですからね、今、部長はもっと広めるためにということを言われましたけど、この辺もちゃんと、植栽する前にね、市のほうの調査をいただいて、そうしてから植えてくださいよと書いておかないと。今言いましたが、確かに道路に面した場所に植えることはいいんですけれども、住宅なんかは、やはりこの近所とのつき合いがあるから、近所との境界とかいろいろありますね。こういうところもやはり緑化をするというような格好も、将来的には考えてもらわないと、道路に面した部分だけしかだめだとはっきり言われたら、中途半端になるんですよ。ここは植えられて横は植えられないんで、本当にこの植栽のバランスが非常に崩れますから、この辺もやはりちゃんと説明されたほうがいいと思いますのでね、今おっしゃったようなことを了として、今後制度をよく見直して、それともう1つは土木総務課でここを扱っているということは、非常に考えにくい。昔はみどりの課があったんでよかったけれども、今はそれがなくなって、今は土木総務課がね、これをしているということになったら、ちょっと所管的にね、土木総務課の仕事かなと思いますのでね、この辺もちょっと考えてもらえればと思います。 29 ◯岩永敏博委員 今、各委員からありました。私も街を美しくする運動推進費、そもそものこの目的をやはりしっかり考えるべき。それに対する費用対効果、特に効果ですよ。まずはその検証がね、私はなっていないと思う。この私有地緑化に関する部分は、今もう部長の答弁があったのでしつこくは言いませんけれども、これ自体はもう需要がないじゃないですか。開発団地ももうできないし、新築っていうのはね、もう今建て替えなんですよ。そこに対する個別の案件なので、両委員が言われるようにね、土木総務課がする事業というよりも、これはもう窓口である総合事務所で一括してするほうが効果は上がってくると思いますよ。地域コミュニティの動きもある。その中にしっかり落とし込んでいく。自治会だけじゃなくて、そのまちづくり協議会にやはり落とし込んでいったら、いろいろ情報は上がってきますよ。そういう部分では、もうちょっとその制度設計をやり直すべきじゃないのかなと思います。これはもう去年から私、異論を呈していたので、意見として述べさせていただきます。その目的、効果でいくと、2ページにある花のあるまちづくり事業費、これについてもいわゆるコンクールをするんですよね。コンクールをするまではいいけど、じゃ、その後の活用策はどうなるんですか。そのあたりの説明が全然ない。まずそこをお聞きします。 30 ◯竹内土木総務課長 花のあるまちづくり事業費の公共花壇のデザインでございますが、この事業につきましては市内の小学生からデザインを募集いたしまして、そのデザインにつきまして審査会で10数点入選作を選びます。入選作を選んだ後に、最優秀あるいは優秀作品について、今は松山の陸上競技場のほうに花壇がございますので、そこの花壇に植栽をさせていただいております。その際、入賞者あるいは関係者の方に一緒に来ていただいて、一緒にデザインされた内容を植栽していただくというような取り組みをしております。また、あわせましてこの応募があった学校に対しまして、応募数に応じまして肥料であるとか花の植栽等に必要な資材について配付をしているというような状況でございます。 31 ◯岩永敏博委員 今の説明によると、入賞した優秀作品を今例示されたその松山の花壇とかに植栽をするということで認識していいんですか。これは総合事務所のほうにもかかわるんですけれども、花壇とかフラワーポットの植栽の場所、これ主に中心市街地に限られているじゃないですかね。私が言いたいのは予算をとって、これはどっちも基金の繰り入れですよ。予算をとってね、基金だからということでもないんでしょうけれども、いわゆるその公共事業としてするのが果たしていいのかどうかというところ。要は、今何でも市民が当事者意識を持ってやりましょうよって。市民が地域ができることをもっとお互い一緒にやってやりましょうよって。それが地域コミュニティのそもそもの考えじゃないですか。これは花壇の植栽をこうやってやりますよっていうだけでなくて、地域が市民ができることは地域に任せるわけなんでしょう、今。そこが全然ないじゃないですか。もっとこの場所も含めてこれだけ優秀作品を投票するんであればさ、それぞれの地域にこういうモデル的にこういうデザインがありますよって。これを市民の皆さんにもっと周知してさ、市民がする。こういう植栽の材料なんかを渡してね、そういう動きにならないと、全てがとまってしまうじゃないですか、公共事業だけで終わると。私が言いたいのはそこなんですよ。私、南部なんで正直南部はいっぱいする場所あるんですよ。それがここでとまってしまえばさ、何もならないと思ってね。そこの考えもちょっと教えてください。 32 ◯吉田土木部長 ご指摘のとおり、予算自体が緑化推進費ということで、街を美しくする運動という中で展開をさせていただいております。その中で私ども土木部としては、主に周知啓発の部分ということでソフト部分、そして総合事務所については実際の花壇の管理等についてのハード部分、こういった大きな区分けになってこようかと思います。土木部が行っております周知、啓発につきましては、花壇のコンクール等の例をとりますと、やはりそういう緑に対する意識を持っていただくというのがまず第一の目的かと思います。そういう気持ちといいますか、緑に親しむ気持ちというのが子どもたちに根づいていって、それが地域として、そして長崎市全体の緑化につながっていくというような形で、なかなかそれが効果がどこまで上がっているのかというところは、数字で示せれない部分はあるんですけれども、こういう地道な努力というのは、やはり必要ではないかと思います。そして、そういう啓発の場としてながさきグリーンキャンペーンというものがあり、実践の場として緑化の助成というものがあるというところでございます。あと地域につきましては、確かに総合事務所で花壇等植栽を行っている部分もございますが、やはり地域にできることは地域でということで、地域の皆さんのお力もいただきながらやるという形が一番いい形であろうかと思いますので、単にこれが長崎市だけがやっているということではなくて、皆さんでやっていきましょうというような、そういう雰囲気といいますか、そういう土壌づくりというのをこれから私たちは一生懸命やっていかなければならないと思います。したがいまして、私ども土木部、総合事務所とよく連携をしながら緑化推進を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 33 ◯岩永敏博委員 部長が今言いましたように、やはりこの1つの予算、目を部を分けてするということはやはり難しいんですよね。本当に連携が必要。だから土木部は、今おっしゃったように、要は企画立案、周知、啓発までですよ。それをいかに市民サービスに向けて具現化していくかが、まちづくり部、総合事務所がやる仕事。そこをきっちり理解してやらんと、こっちの土木部も具体的にこれをやると。そして、総合事務所は総合事務所でやるということ自体がね、やはりおかしかもん。だから、そこはもう企画立案の部門とさ、その具体的に動く部分とはっきり分けて、それを密に連携してからやっていくということをやられてください。本当にこれはもう強い要望です。  もう1つ、具体的に総合事務所の花壇、フラワーポットの植栽の件、もっともっとね、場所を限定するんじゃなくて、これ要望があれば広げてほしいんですよ。場所いっぱいあると思うので。それはやはり市民からの声、自治会からの声、まちづくり協議会からの声がもとになると思うので、そこを吸い上げていただきたいというのと、あとね、市内には県が管理している都市公園も結構あるんですよ。河川公園、道路公園等々。ここの上物の環境美化,管理についてはね、やはり県にいくのか、市が窓口になるのかがはっきりしていないと思っていて、そこのところもちょっと説明してもらえませんか。 34 ◯川原地域整備1課長 河川公園等につきましては、確かに県のほうが整備をして管理しているという状況がございます。今私ども、県が設置した河川公園等につきましては、例えばトイレ等につきましては市のほうで管理をしていただけないかということで、小規模の改善であるとか日常的な管理は市のほうがやっておりますけれども、そのやりかえであるとかについては、いわゆる建て替えとかですね、そういったものにつきましては県のほうに実施していただくということで、そういう約束事の中で、実施していただいております。ただ、例えば草が生えてダニが出てきたとかいう場合につきましてのその維持管理等も長崎市のほうがやっておりますけれども、基本的な大きなハードあるいは再整備等につきましては、県のほうでやっていただいていると。そういう役割分担の中で今、実施させていただいているという状況でございます。以上でございます。〔「花苗の植栽はどう・・・」と言う者あり〕花苗の植栽につきましては、現状としては私どものほうで県管理のところで実施しているということはございません。例えば県道沿いの県が管理している国道三桁沿いの街路樹であるとか花壇につきましては、県のほうに実施していただいておりますし、国道、国が管理しているところにつきましては、国のほうに実施していただいているという状況でございます。  以上でございます。 35 ◯岩永敏博委員 ということは、課長の今の答弁で言われるように、県の敷地は県がするということで認識していいんですね。道路はわかるよ。公園ね、公園。いわゆるそのトイレについては、上物については、県の公園であっても市が管理していると。委託をしているという状況の中にあって、そのトイレだけじゃなくて、日ごろのその草刈りとか、掃除とかね、そこもやはり一緒にやっているんですよね。県の公園であっても自治会なんかがやっているんですよ。だからそういう状況だからこそ、その花苗の植栽とかフラワーポットについてもね、やはり市が一元化して窓口になるとか、市が窓口になって、それから県に要望するとかですよ、その辺の市民サービスの一元化というか、ワンストップというところをしてもらいたいんですよ。そのあたりの考え方はいかがですか。 36 ◯川原地域整備1課長 確かに市民の方にとりましては、県であろうと市であろうと国であろうとですね、窓口が1つになってするというのがサービスとしては一番望ましい形であると思いますので、私どもも県、国が管理する箇所について要望があることにつきましては、私どものほうが受けまして、それを国、県なりと伝え、また協議をしていくという考え方で進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 37 ◯林 広文委員 まちづくり部のブロック塀の調査費ですね。2ページなんですけれども、ブロック塀については、昨年6月の大阪北部地震で死亡事故も発生したということで、本当にすごく問題になっているところなんですけれども、学校と上下水道施設は除くということで、学校等も緊急点検等もしました。進めておるようでございますけれども、市有の施設のブロック塀、ここでは137施設436カ所ということですけど、まずこれが一応これで全て網羅していると考えていらっしゃるのか、そこをまずお聞きします。 38 ◯大町建築指導課長 安全点検のところなんですけれども、記載のとおり、学校、上下水道はちょっと予算が違うということで除いておりますけれども、点検をした対象のブロック塀は137施設、436カ所でございます。  以上でございます。 39 ◯林 広文委員 わかりました。そしてこれ対応方針を見ますと、今のところ外観上はわからないという形の劣化が著しくないものを構造調査ということなんですけれども、今回この調査をしてその後の改修ですね。当然、施設なのでそれぞれの部署が持っているものになってくると思うんですけれども、当然建築指導課で調査はしますよということなんですけど、その後のその改修の流れというか、方針というか、これがないとなかなか難しいのかなと思うんですけれども、今回調査についても一般財源を使うということで、その後の改修、今回調査をしてどのような形で改修をしていくという方針なのかをちょっと教えてください。 40 ◯大町建築指導課長 今回の調査をしまして、その後にその調査結果を見まして、どういったところが鉄筋が入っていないのかあるいは基礎が規定の寸法を満たしていないのかとか、いろんな基準に合わない事項が出てまいります。その内容を見まして全面的に撤去してやりかえる必要があるのかあるいは部分的な改修でいいのかというところを調査結果を見まして検討しまして、それぞれ施設所管のほうで改修工事の予算として、時期的には多分来年度になるかなと思うんですけれども、計上してそういった改修等の対応をしていただくというふうな流れを考えております。  以上でございます。 41 ◯林 広文委員 わかりました。まず調査をということですね。それとちょっと細かいところですけれども、この事業費でいうと283カ所で10万円、塀については6万5,000円で12カ所という形なんですけれども、これはもう形としてはそのやり方ですね、当然業者のほうにお願いしてするんでしょうけれども、やはり中がなかなか見えないでしょうから、そういう超音波か何かわからないんですけれども、そういう形でこの金額でできるという形なんでしょうか。それが1点です。それと、今よくあるのは、表示をしていますね。ブロック塀にこう下げとって、この壁はまだ調査中とかなんとかですね。そういった形のやつも今回のやつでわかるような表示というのはするんでしょうか。2つ教えてください。 42 ◯大町建築指導課長 ブロック塀のその構造調査の内容につきましては、補強コンクリートブロック造が1カ所当たり10万円ということで、これについては基礎の形状を確認するための地盤の掘削により基礎の形状を確認したり、あるいはその鉄筋の配筋状況ということで鉄筋の探査機を使ってその配筋のピッチであったり、あるいはその鉄筋のそのフックかけといいますか、鍵かけというのも確認する必要がありますので、それについてはブロック1枚を撤去してやるというようなところで10万円と。組積造の塀につきましては、基礎だけの確認ということになりますので、基礎の掘削の費用ということでこの単価になっております。2点目の既存のブロック塀の安全性について表示をしているということにつきましては、これについては外観で基準に合っていなかったというものに対して表示をしているという状況になります。そういったその基準に合っていないものが改修されれば、当然その旨表示されるんですけれども、今回の調査するものに関しては、外観で不適合かどうかわからないという状況もありますので、これについてはまだ表示はしていないという状況でございます。  以上でございます。 43 ◯林 広文委員 わかりました。一旦、かなり外観上厳しいものとかですね、一定修繕等はもうしてもらっていますので、今後は必要性応じて補修することになるんでしょうけど、万が一にでもこのブロック塀でまたけがをしたりとか、そういったことがないように進めていただきたいと思います。  以上です。 44 ◯木森俊也委員 先ほどのブロック塀の調査のところなんですけれども、2の(2)の対応方針というところで、対応の一番下ですね、これは幼稚園とか保育所のみ実施中とは書いているんですが、ここは市立の保育所、いろいろ私立もあると思うんですけど、これ私立も含めてということかちょっと確認でお願いします。 45 ◯大町建築指導課長 その幼稚園、保育所のみ実施中と米印で書いておりますが、これは長崎市所有の3つの幼稚園、保育所を実施しているということでございます。  以上でございます。 46 ◯木森俊也委員 3つですね。市立の保育所、幼稚園ですね。わかりました。 47 ◯野口達也委員 すみません、関連で。私立のところは何もせんとかな、市としては。 48 ◯大町建築指導課長 私立に関しましては、聞くところによると、こども部のほうで何か国の助成がつくということで、その改修等要望があればそういった対応をすると聞いております。 49 ◯野口達也委員 改修とかなんとかはね、私立のところやから自分のところでせんばいかん、基本的にそれはわかりますけれども、ただ、やはりそこに通っている子は長崎市民やからさ、その塀が大丈夫かどうかというのは、やはり何らかの形できちんと把握しとかんばいかんじゃなかとかなと思うとですけど、どうなんですかね。 50 ◯大町建築指導課長 委員ご指摘のとおり、子どもの安全性を守るためにはそういった塀がどういう状況にあるのかというのは重要なことになりますので、まずは子どもたちが使う幼稚園、保育所にある民間の塀について、そういった安全点検というものを実施するよう促していきたいと考えております。 51 ◯野口達也委員 やはり保育園、幼稚園もそうですけど、市内のやはり至るところに、民間の塀があるわけですよね。高さが例えば1メートル50ぐらいのさ。でも、そがんとなんかもやはり民間やから、ほうっているから斜めになっているところも多かわけですよ。そしたら、やはり今、その辺ば通るとはさ、若い人は車でしゅっと行くばってん、通るのはお年寄りだけですよ。それがやはり一番危なかと思うとですたいね。ですから、これは費用もかかると思うとけれども、いろんな横の連携をしながら、ぜひこれは、やはり調査だけはしとかんと、壊れましたからそれは民間の責任ですだけじゃ済まされんと思うんです。こんだけ大々的にやはり地震から大きく広がっていますから、ぜひそこのところは全庁的な検討をお願いをします。 52 ◯大町建築指導課長 ご指摘のとおり、民間の塀の安全性も重要になりますので、まずはその民間の方たちが点検をできるようにということで、安全点検を促すようなホームページで周知したり、あるいは広報ながさきで点検の実施を今周知をしているところでございますが、それだけでは十分ではないと思われますので、学校の通学路に関しては子どもを守るネットワークとか、そういった取り組みもなされておりますので、そういった方々と連携をとりながら、安全点検を進めたいと思っております。  以上でございます。
    53 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 54 ◯片江まちづくり部長 それでは、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は144ページ、145ページをお願いいたします。その中ほどにございます第2目住居表示費でございますが、こちらは全てまちづくり部の所管となっております。その金額はまちづくり部提出資料の1ページのまちづくり部の予算一覧の4行目に記載をしておりますが、予算額275万7,000円で前年度当初予算額に対しまして10万4,000円の増となっております。事業の主な内容といたしましては、設置後20年を経過しまして古くなった街区表示板の取りかえ業務委託等を実施するものでございます。  説明は以上でございます。 55 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第4款衛生費第2項清掃費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 56 ◯森尾中央総合事務所理事 第4款衛生費第2項清掃費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず委員会資料の1ページをごらんください。第2項清掃費のうち総合事務所所管分につきましては、行番号4の中ほどの総合事務所計に記載の1,074万4,000円で昨年度と比較して164万4,000円の増となっております。  次に、予算説明書の205ページをお開きください。第2目ごみ処理費のうち総合事務所所管分は、説明欄中段の3.ごみ最終処理費のうち3.さくらの里維持管理費でございます。さくらの里は三京クリーンランド埋立処分場の環境整備の一環として市民の憩いの場とするために整備されたもので、主に桜の植栽や大芝生広場、テニスコートなどの維持管理に要する経費を計上しております。  説明は以上でございます。 57 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時30分=           =再開 午前11時35分= 58 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第4款衛生費第3項上水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 59 ◯川崎業務部長 議案書の予算に関する説明書は206ページから209ページでございます。第4款衛生費第3項上水道費第1目上水道費、説明欄の1.繰出金の1.水道事業会計繰出金5億2,196万円についてご説明いたします。  説明は、上下水道局作成の委員会資料で説明させていただきますので、上下水道局提出資料の1ページをお開きください。まず、(1)概要でございますが、この繰出金は地方公営企業の経営の健全化を促進し、その経営基盤を強化することなどを目的といたしまして国が定めた繰出基準などにより一般会計から水道事業会計に対し繰り出しを行うものでございまして、繰出基準による繰出金については、一般会計の歳入であります地方交付税において一定考慮されることとされております。次に、(2)財源内訳についてでございますが、事業費、繰出金ですけれども、この財源は地方債が3億5,810万円、一般財源が1億6,386万円となっております。  次に、資料の2ページをお開き願います。ここには繰出金の内訳について、項目ごとに前年度当初予算と比較した表を掲載しております。まず、上段の補助金でございますが、1番目の企業債利息は内容として国庫補助の対象となった水源開発に係る事業、簡易水道再編推進事業として実施している水道施設統合整備事業、旧町地区の簡易水道事業に係る企業債の償還利息に対し繰り出すものでございます。次に、2番目の児童手当につきましては水道事業会計職員の児童手当に要する経費の一部に対し繰り出すものでございます。この結果、補助金の合計は計1)に記載しておりますとおり、3,730万6,000円となりまして前年度に比べ768万1,000円の減となっております。次に、下段の出資金でございますが、1番目の基幹水道構造物の耐震化事業につきましては耐震化事業のうち当該事業費の4分の1を繰り出すものでございます。2番目の水道管路耐震化事業につきましては水道事業会計の当初予算の歳出予算として計上し、引き続き実施する予定としておりますが、一般会計からの繰出金につきましては米印で表欄外に記載のとおり、水道管路の耐震化事業の地方財政措置が平成30年度までの期限措置であるため平成31年度予算は皆減となっております。ただし、国におきまして地方財政措置の期限延長の意向が示されておりますので詳細が判明した後、補正予算で対応させていただきたいと考えております。次に、3番目の企業債償還金は先ほど補助金の企業債利息の欄で説明いたしました事業に係る企業債償還元金に対し繰り出すものでございます。最後に市町村建設計画に伴う事業は、水道施設統合整備事業の財源となる合併特例事業債分を一般会計で借り入れ、水道事業会計に繰り出すものでございます。この結果、出資金の合計は計2)に記載のとおり4億8,465万4,000円で、前年度に比べ2億1,882万4,000円の減となっております。その主な理由といたしましては、基幹水道構造物の耐震化事業に係る出資金が4,980万円増したものの、先ほど説明いたしました水道管路の耐震化事業に係る出資金が2億6,030万円の皆減となったことなどによるものでございます。以上により、補助金及び出資金を合わせた水道事業会計への繰出金の合計は、最下段に記載しておりますとおり、5億2,196万円となっており、前年度に比べ2億2,650万5,000円の減となっております。  説明は以上でございます。 60 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時40分=           =再開 午前11時41分= 61 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第6款農林水産業費第1項農業費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 62 ◯川崎業務部長 一般会計予算のうち上下水道局が所管しております集落排水事業に係る分について、ご説明いたします。  議案書の予算に関する説明書の212ページ及び213ページをお開き願いたいと思います。第6款農林水産業費第1項農業費のうち上下水道局所管分について、ご説明いたします。第3目農業振興費のうち、213ページの説明欄の4.農業金融対策費の4.農業集落排水事業水洗化資金利子補給補助金4万7,000円でございますが、これは水洗化するための資金を金融機関から借り入れた方の利息負担分を軽減するものでございます。同じく213ページ説明欄の5.農業振興費負担金・補助金の5.農業集落排水事業水洗化促進費補助金52万円でございますが、これは経済的な理由から水洗化が困難な世帯に対しまして排水設備工事費の一部を助成することで、農業集落排水区域内の水洗化率の向上を図るものでございます。  続きまして、214ページの第4目土地改良費のうち、215ページ説明欄の3.繰出金の1.生活排水事業特別会計繰出金(農業集落排水)、2億8,858万3,000円でございます。内容につきましては、恐れ入ります、先ほど見ていただきました上下水道局作成の委員会資料で説明させていただきます。  委員会資料の3ページをお開き願います。3の生活排水事業特別会計繰出金(農業集落排水)について、ご説明いたします。これは、生活排水事業特別会計の農業集落排水事業分における維持管理経費等を賄うため、一般会計から繰り出しを行うもので、(2)の内容欄に記載のとおり、歳出3億8,141万8,000円に対しまして、使用料等の歳入9,283万5,000円で賄うことができない部分を補てんするものでございます。農業集落排水事業に係る繰出金につきましては、水洗化の促進などにより歳入の増加を図るとともに、効率的な運営により歳出を抑制するなど、極力その縮減に努めてまいりたいと考えております。  次に、債務負担行為について、ご説明いたします。恐れ入ります、予算説明書にお戻りいただきまして342ページ、343ページをお願いいたします。一番下の農業集落排水事業水洗化資金利子補給でございますが、これは平成31年度に新規借り入れを行った方に対する利子補給補助を以後5カ年にわたって行うための限度額、期間等を設定をいたしております。  説明は以上でございます。 63 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第6款農林水産業費第3項水産業費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 64 ◯川崎業務部長 第6款農林水産業費第3項水産業費第2目水産業振興費のうち、上下水道局所管分についてご説明いたします。議案書の予算に関する説明書の224ページ、225ページでございます。225ページの説明欄の下から3行目、2.漁業金融対策費のうち、ページをめくっていただきまして227ページ説明欄の上から3行目ですけれども、5.漁業集落排水事業水洗化資金利子補給補助金5万7,000円及び3の水産業振興費負担金・補助金の4.漁業集落排水事業水洗化促進費補助金52万円でございます。さきに説明いたしました農業集落排水事業と同様に水洗化率の向上を図るため補助を行うものでございます。  次に、説明欄の4.繰出金の1.生活排水事業特別会計繰出金(漁業集落排水)、1億484万円でございます。内容につきましては、先ほどの委員会資料で説明させていただきます。  委員会資料の4ページをお開きください。4の生活排水事業特別会計繰出金(漁業集落排水)についてでございます。生活排水事業特別会計の漁業集落排水事業分におきまして、(2)内容欄に記載のとおり歳出1億7,305万5,000円に対しまして、使用料等の収入6,821万5,000円で賄うことができない分を補てんするものでございます。漁業集落排水事業に係る繰出金につきましても、農業集落排水と同様、縮減に努めてまいりたいと考えております。  次に、債務負担行為について、ご説明いたします。予算説明書にお戻りいただきまして、344ページ、345ページでございます。上から6段目に記載をいたしております漁業集落排水事業水洗化資金利子補給でございますが、農業集落排水事業と同様に、それぞれ限度額、期間等を設定しているものでございます。  説明は以上でございます。 65 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第4目公共下水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 66 ◯川崎業務部長 一般会計予算のうち下水道事業会計繰出金について、ご説明いたします。  議案書の予算に関する説明書262ページ、263ページをお開きください。第8款土木費第5項都市計画費第4目公共下水道費、説明欄の1.繰出金の1.下水道事業会計繰出金、47億4,266万9,000円について、ご説明いたします。  上下水道局提出の委員会資料でご説明いたします。委員会資料の5ページをお開き願います。まず、(1)概要でございますが、これは水道事業と同じく国が定めました繰出基準などにより、地方公営企業の経営の健全化を促進し、その経営基盤を強化することなどを目的としまして一般会計から下水道事業会計へ繰り出しを行うものでございまして、繰出基準による繰出金についてはおおむね地方交付税において考慮されております。次に、(2)の財源内訳でございますが、事業費の財源につきましては、その全額が一般財源でございます。  次に、資料の6ページをお開き願いたいと思います。これは水道事業と同様に、繰出金の内訳を項目ごとに前年度当初予算と比較した表でございます。まず、表の上段、負担金でございますが、維持管理費に係る負担金であります最上段の雨水処理負担金から5番目の児童手当負担金までにつきましては、内容欄に記載している理由に基づきそれぞれ繰り出すものでございます。次に、企業債の元利償還に係る負担金であります、6番目の企業債利子負担金は雨水及び汚水に係る利子の一部を、それから7番目の汚水公費負担金は汚水分に係る元利償還金の一部を、8番目の高資本費対策負担金は特定環境保全公共下水道事業に係る元利償還金の一部をそれぞれ繰り出すものでございます。この結果、負担金の合計は、小計1)に記載しておりますとおり、24億2,727万8,000円となりまして、前年度に比べ1億1,246万1,000円の減となっております。減となった主な理由といたしましては、対象となる企業債利子償還金の減に伴う企業債利子負担金4,665万円の減、対象となる企業債元利償還金の減に伴う汚水公費負担金5,980万1,000円の減などによるものでございます。次に、表の中段、補助金でございますが、普及促進補助金は未水洗家屋解消のための補助金などや水洗化、水洗便所改築資金貸付金に係る業務に要する経費を繰り出すものでございます。2番目の雨水貯留タンク設置助成に係る補助金につきましては、水資源の有効活用を図るとともに、災害に強いまちづくりの構築を目的といたしまして、平成21年度から雨水貯留タンクの設置費用の半額を3万円を上限として助成をしておりましたが、事業開始から10年を経過いたしまして、助成件数も大幅に減少したため、雨水貯留タンクを必要とされている市民の皆様方におきましては、一定設置が完了したものと判断いたしまして、平成30年度までで事業を廃止いたしますことから、平成31年度の予算は皆減となっております。また、3番目の水洗便所改築資金貸付金償還利子補助金は、貸付金の原資であります企業債の償還が終了いたしましたことから、平成31年度予算は皆減となっておりますが、水洗便所改築資金の貸し付けにつきましては、平成31年度以降も自己資金で引き続き実施することといたしております。この結果、補助金の合計は、小計2)に記載しておりますとおり2,812万3,000円となりまして、前年度に比べ66万3,000円の増となっております。次に、表の下段、出資金でございますが、企業債元金等は雨水及び汚水に係る企業債元金の一部等に相当するもので、出資金の合計は、計4)に記載しておりますとおり22億8,726万8,000円で、前年度に比べ8,363万円の増となっております。その理由といたしましては、主に企業債元金償還額の増によるものでございます。以上によりまして、下水道事業会計の繰出金の合計は、最下段に記載のとおり47億4,266万9,000円で、前年度に比べまして2,816万8,000円の減となっております。  説明は以上でございます。 67 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 68 ◯岩永敏博委員 ちょっとわからないところがあるので教えてください。委員会資料6ページの内訳表の負担金でね、不明水処理負担金というのと、この児童手当負担金というのがよくわからないんですよ。簡潔に教えてください。 69 ◯岩永経理課長 まず、不明水処理負担金について、ご説明いたします。不明水というのは下水道管路施設の支障箇所、亀裂等から地下水や雨水が下水管のほうに浸入してくるものでして、これについての経費負担すべきものというのは、雨水とかそういったものになりますので、下水道の利用者ではなくて、公費のほうで負担すべきということで、その一定割合について公費負担をいただいているものです。それから児童手当の負担金につきましても、これも事業主負担額を除いた額という部分について、一般財源のほうから繰り出しをいただくという形でルールが決まっておりますので、これも交付税措置がございますので、負担をいただいているということでございます。  以上でございます。 70 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時56分=           =再開 午後1時0分= 71 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第7款商工費第1項商工費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 72 ◯片江まちづくり部長 それでは、第7款商工費第1項商工費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は236ページ及び237ページでございます。その中ほどにございます第4目観光費でございます。まちづくり部所管分は1枚めくっていただきまして、次の239ページの説明欄の中ほどの6.夜景観光推進費の3.観光施設等ライトアップ事業費、それから少し飛びまして243ページをお願いいたします。その右側、説明欄の13.【補助】景観まちづくり刷新事業費の1.夜間景観整備で、その額はまちづくり部から提出させていただいております委員会資料のまちづくり部予算一覧の7行目に記載しておりますが、予算額1億7,460万5,000円で、前年度当初予算額から2億6,409万5,000円の減となっております。これは平和公園エリア等の大規模な施設整備の減、それから夜間景観整備実施設計の皆減によるものでございます。  主な事業の内容につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当室長からご説明をさしあげます。よろしくお願いします。  私からは以上でございます。 73 ◯中井景観推進室長 第7款商工費第1項商工費第4目観光費のうち、景観推進室所管についてご説明いたします。  まちづくり部提出の委員会資料の4ページをお開きください。4ページでございます。一番上の表の事業名の欄に記載の【補助】景観まちづくり刷新事業費、夜間景観整備、予算額1億7,110万円でございます。1の概要でございますが、長崎の夜景のさらなる魅力向上を図るため、環長崎港夜間景観向上基本計画に基づき、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用して、施設のライトアップとそれらをつなぐ回遊路の街路灯を整備する中・近景の夜間景観づくりと斜面市街地の明かりを整備する遠景の夜景磨きを行うものです。2の事業内容でございますが、西坂・諏訪の森エリア、中島川・寺町エリア、丸山エリアの3つエリアと斜面市街地の夜間景観整備を行うものです。3年間の総事業費は6億9,533万7,000円で、平成31年度の事業費の内訳は夜間景観整備工事1億6,405万2,000円とそれに伴います監修費として中・近景の夜間景観の工事監修と遠景の演出照明の監修にそれぞれ300万円を計上しております。それでは平成31年度の事業内容でございますが、(1)中・近景の夜間景観づくりとしまして、まずア.西坂・諏訪の森エリアでございますが、ページ下段の整備位置図をごらんください。黄色は平成31年度の整備箇所を、水色は平成32年度以降の整備予定箇所を示しております。黄色の施設のライトアップとしましては、西坂公園、日本二十六聖人記念館、聖フィリッポ教会、日本銀行、諏訪神社、松森神社を回遊路の整備としまして、中町教会から駅前商店街の間の路線を予定しております。5ページ上段には、整備イメージを載せております。次に、イ.中島川・寺町エリアでございます。5ページ下段の整備位置図をごらんください。施設のライトアップとしまして、中島川公園と中島川にかかる石橋6橋、そして寺町通りと中島川沿いの7つのお寺の山門と石垣を、回遊路の整備としまして、中島川沿い及び寺町通りを予定しております。  6ページをお開きください。ページ上段には整備イメージを示しております。次に、ウ.丸山エリアでございます。6ページ下段の整備位置図をごらんください。施設のライトアップとしまして、丸山公園、花月、長崎検番、青柳を、回遊路の整備としまして丸山公園と各施設をつなぐ路線を予定しております。  7ページ上段には整備イメージを載せております。次に、(2)遠景の夜景みがきでございます。鍋冠山展望台から見た夜景のうち、長崎港西側の暗く明かりが少ない大谷町、水の浦町周辺の斜面市街地に明かりを追加するための街路灯や防犯灯の整備を予定しております。また、あわせて夜景に新たな見どころを追加するため、夜景の中に長崎をイメージできるようなものを光の形で表現する光の演出の整備を予定しております。なお、稲佐山展望台から見て暗い西坂や風頭公園の周辺の整備は平成30年度予算で行います。  8ページをお開きください。ページ上段には全体スケジュールを、下段には財源内訳を記載しております。  9ページから11ページには、平成30年度の予算の整備箇所を掲載しておりますので、後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 74 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 75 ◯野口達也委員 7ページ、遠景の夜景みがきのところですけれども、夜景の中に長崎がイメージできるような形を表現する演出照明の整備を行うということですけれども、例えば、昔、稲佐山の中腹に星のマークか何かあったですたいね。〔発言する者あり〕あれ星と思っとったら、市のマークなの。そういった形なるのか、言葉だけじゃちょっと私らもイメージができないんで、例えばということでもよかですけんが、あれば教えてください。 76 ◯中井景観推進室長 今、委員会資料の7ページの部分の例として記載させていただいておりますけれども、例えば出島を今イメージとして掲載させていただいております。そのほか今後は夜景観光コンベンションビューローの丸々もとお様に監修をいただきながら、どういったものが長崎のイメージに合うのかというところも今後検討を進めながら具体的な形を検討していきたいと考えております。皆様が見て長崎をイメージできるようなものをやっていきたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯野口達也委員 ちょっと意味がようわからんとけど。もうちょっと詳しく教えてください。 78 ◯中井景観推進室長 光の点で形をつくっていかなければならないものですから、どうしても複雑なものというのはなかなか表現することが難しいです。この写真に記載しております、例えば扇形から出島をイメージしていただくとか、そういった形で、何らかわかりやすい形を光の点で表現していきたいと考えております。  以上でございます。 79 ◯岩永敏博委員 この夜景磨きという言葉の響きはいいんですけどね、具体的にもう少しやはりイメージがつかないんですね。要するに街路灯や防犯灯をふやすということですかね。そこのところを具体的にもう少し説明をいただきたいのと、あとこれは鍋冠山からの夜景だけになっていますけれども、その稲佐山から見る夜景で以前から海岸線の顕在化ということが指摘をされとった。これ県がしますよという話を受けていたけれども、そこの進捗とか状況はどんなになっていますか。 80 ◯中井景観推進室長 1点目の遠景の夜景磨き、どのようなことをするのかということでございますけれども、先ほど言った演出照明のほかに、今、委員からのご指摘ございましたとおり、夜景の暗いところに防犯灯や街路灯の明かりを追加していくという取り組みをやっていきたいと考えております。ただ、どうしても暗いところというのは、昼間見ますと林であったりとか、墓地であったりとか、もともと住宅がないところです。そういったところで、実際、林の中に街路灯を立てたとしても光が見えません。じゃ、林をもう全部切ってしまうのかというのもなかなか難しいところございます。そういった中で、できるようなところを探して、そういったところに明かりを追加していきたいと考えております。それと、2点目の水際線の顕在化ということで、前回も委員会のほうでご質問いただきまして、県のほうに働きかけを行っていくということでお話しさせていただいております。引き続き県のほうには要望をしております。ただ、具体的にやはり県としては同じような回答で、なかなか要は施設上必要のないものについてはなかなか整備が難しいというのと、それに施設上は必要のないものについてはなかなか補助メニューがないというところで、具体的な回答をいただいていないというふうな状況がございます。そういった中で、じゃ、長崎市としてもうそのままじゃ、県ができないからそのまま整備しないのかということではなくて長崎市としてじゃ、どういった形で県と協力してできるのかというところを今後協議をしながら、もう少し前に踏み込んだ形で県と協議を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 81 ◯岩永敏博委員 今の県との話、県が非常に及び腰ということは私もよく存じ上げておりますけれどもね、やはりこれ市が先頭切ってやらないかんと思いますよ。今からMICE施設だったり県庁、駅前のいわゆる再開発で、非常にここも明かりがふえてくる。元船のところも長崎BizPORTとかいろいろふえてくる。それにあわせてやはりその海岸線というのは大事と思いますよね。全体的なあの辺のイメージを醸し出すという中においては。もっとね、ここは少し予算配分はあるんでしょうけどね、頑張ってくださいよ。ここはやはり市がやるべきところはやったほうがいいのかなと思います。許認可の問題を整理しながらね。1点目の部分は、街路灯等を整備するということであれば、当然その地域の実情に合わせた、住宅密集地も含めた、山の中ばかり街路灯つけてもそれ意味ないことであってさ。だからそこは当然バランスがあるんでしょうから。それと別にね、さっき野口委員も言いたかったのはそこじゃないのかなと思って。別にその夜景のための1つの仕掛け。以前も中腹にそうやってあったじゃないですか。ああいうのはね、本当に1つの話のネタというか、県外の観光客に対してもさ、本当に稲佐山行ったら、山から見るだけじゃなくて、まちなかから見上げる山とね、稲佐山のこの展望台、テレビ塔等含めたその一体化したその山の風景というのも非常によかったよというような、やはり口づてになれるようなね、その仕掛け。そこをやはりもう単独でやれんとかなと思うんですけれども、今回のその予算に肉づけしてということかどうかわかりませんがね、今後の方向性も含めて、ちょっと部長、考えをお示しください。 82 ◯片江まちづくり部長 夜景を磨くことに関しましては、長崎の貴重な財産ということですから、この景観まちづくり刷新事業の期間だけではなくて、やはり今後継続してやっていくべきことだと思っております。1つは、生活の中で培われている明かりというのが、今、長崎の夜景ということで言っとるんですけれども、やはり話題性というものがないと、新たなお客様を引きつけるということはできませんので、そういった意味からは、今委員からご提案がありました、例えばこれまでになかった特徴を新たな夜景の魅力につけ加えるというようなことの工夫もこれは継続して検討しながら、できる部分についてはやっていかなければ、いつまでも同じようなことの磨き上げではなかなか注目を集めることはできないと思っていますので、その点、頭に入れながら、今後夜景づくりに取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 83 ◯岩永敏博委員 よろしくお願いします。それと、あと路地の整備、イメージも出ていますけど例えばこの長崎検番の通りね。ここも周遊性を持ってこういう灯籠というか、それを設置していくんでしょうから、これ今年度に全部やるというイメージでいいんですよね。 84 ◯中井景観推進室長 委員会資料の7ページに長崎検番のイメージ図を掲載させていただいております。これにつきまして、今ご指摘のありましたこのあんどん、床に置いている部分ですね。あんどんにつきましては、これは公共がやっていくということではなくて、民間と公共が協力しながらこの夜景をつくっていくというところで、ここは民間の部分のところの役割というイメージで記載させていただいております。公共としましては、建物のライトアップであったりとか、街路灯のライトアップをしていくことによって、民間の軒先に民間の方が出していただく。それと相まってよりよい夜の町並みをつくっていきたいというふうなイメージで考えております。  以上でございます。 85 ◯岩永敏博委員 具体的には、地元の自治会だったり、商店街だったりがやるという話で、地域密着で動いているということですね。わかりました。それであるならば、当然この丸山周辺、検番の風情があるこの通り、あるいはその銅座、思案橋かいわいも、そのただのにぎわいを創出するというだけじゃなくて、やはり通り通りで非常に歴史のあるところが多いんですね。今回銅座もシバヤンジ通りだとか、いろいろ路面整備にあわせて通り名をつくりましたね。柳小路もそうですよ。だからあのあたりもね、非常にそのもう少し顕在化すれば雰囲気が出る通りにもなるんですよね。だから一体的にね、この歓楽街というか、そのやはり歴史のあるまちを、ここもやはり磨き上げて顕在化させて、一体となっての整備をお願いをしたいなと思います。プロムナードもだんだんその計画が見えてきたことでもあるしね、そこも含めたところのあのあたりの一体のグランドデザインという考え方もね、ちょっとお示しをいただければと思います。 86 ◯片江まちづくり部長 特に銅座、繁華街につきましては、とにかくそこに新しい血といいますか、要は新しいお客様を呼び込む環境づくりということを念頭に置いて、まちぶらプロジェクトもそうでございますし、銅座のプロムナード整備もやってきております。そこにやはりもう1つアクセントを加えるといいますか、やはり昼も夜もにぎわいを持たせるためには、新しく路地ができ上がった。しかし、それをもうちょっとうまく生かすためには、照明であるとかそういう夜の雰囲気づくりというのも大事だと思っております。そういう昼、夜わたって、にぎわいを今後増していけるような工夫を我々としてはこの夜景も含めて考えていきたいと思っておりますので、今後ともご協力のほうをよろしくお願いしたいと思います。
     以上でございます。 87 ◯木森俊也委員 この景観まちづくり刷新事業費の夜間景観整備ですかね、これは一定評価を私はするんですけれども、エリアが決まっているんで、今さらどうのこうの言えないんですが、私は基本的に個人的には出島が入っていないのがもう非常に残念でなりません。1つちょっと確認といいますか、先ほどの平成32年度以降に予定をしていますこの青の水色の点線ですね。一応この事業が平成29年度から平成31年度の3カ年となっているんですけれども、これ平成32年度も大丈夫なんですかね。ちょっとそこを確認させてください。 88 ◯中井景観推進室長 まず、1点目の出島につきましては平成29年度に一応完成をしております。今、出島の中の建物の中から照らし出すライトアップとかも一応平成29年度に行っております。それと、外側から白壁を照らすライトアップもリニューアルしております。それと予算につきましては、この景観まちづくり刷新支援事業が平成31年までの3カ年事業になっております。国は今後この景観まちづくり刷新支援事業にかわる新しいメニューというのが今できないかという検討もなされておりますし、もしそれができない場合も、今既存にある社会資本整備総合交付金の中の都市再生整備事業の今ある事業の予算を活用して、引き続き整備のほうをやっていきたいと考えております。  以上でございます。 89 ◯木森俊也委員 わかりました。じゃ、この水色の点線ですけど、これは回遊路の街路灯の事業になるんですかね。 90 ◯中井景観推進室長 今この水色の点線で示させていただいているのは回遊路になりますので、今の街路灯をデザイン街路灯がないものはデザイン街路灯にしたりとか、今ナトリウム灯になっているものをLED化していくとか、そういったところをしていきたいと考えております。どうしてもナトリウム灯はオレンジ色の光で、周り全体がもうべたっとオレンジ色になってしまいます。それをLEDにかえることによって、光自体はオレンジ色なんですけれども、その建物の色であったりとか、人の顔であったりとか、緑であったり、そういったものが見えるようになります。そういった意味で、町並みが夜でも見えてくる。そういった意味でナトリウム灯をLEDにかえていくような事業をしていきたいと考えております。  以上でございます。 91 ◯木森俊也委員 わかりました。この予定を見ますと寺町のほうとか若宮神社とか、その辺も含まれているんで、あの辺非常に夜暗いんですよ。防犯面からも少し明るくなればなと思って質問させていただきました。よろしくお願いします。 92 ◯後藤昭彦副委員長 ちょっとお聞きしたいんですけど、今この資料について説明は景観まちづくり刷新事業費の夜間景観整備ですよね。この観光施設等ライトアップ事業というのはどこをしているんですかね。 93 ◯中井景観推進室長 観光施設等ライトアップ事業費は夜間景観整備、ライトアップが終わった後の電気料金であったりとか、維持管理費の費用になります。この観光施設等ライトアップ事業費で新たに整備をするということではございません。その維持管理費という形になります。  以上でございます。 94 ◯後藤昭彦副委員長 夜景観光推進費の中で4つありますよね。何でここだけまちづくり部がするのかなとちょっと不思議に思ったもんで、ここを文化観光部が何でせんとかなと思ったもんで。これはそしたら今説明したのも、私が思うのは、どこに重きを置いているのかということなんですよね。例えば今言うように、安全安心ために明るくするのか、それとも観光客メーンでやるのか、それによってやはり担当する部署が違うのかなと思ったんですけど、これは文化観光部のほうとは十分協議をした上でその場所の選定とかいうのはやっているんですか。 95 ◯中井景観推進室長 もともとはこの平成29年3月に策定いたしました環長崎港夜間景観向上基本計画、これは文化観光部のほうで所管しておりまして、そちらで作成いたしました。その際もまちづくり部も一緒になってこの基本計画を策定したというところでございます。実際、平成29年度から整備を行うに当たりましては、実際文化観光部ではなくて、夜間景観というところもございまして、まちづくり部のほうで整備をしているということになります。ただ、当然基本計画をつくった段階で文化観光部とも、文化観光部が策定したものについてそれを具現化していくということになりますので、当然文化観光部と連携を図りながら、今後も整備その後の活用も含めてやっていきたいと考えております。  以上でございます。 96 ◯後藤昭彦副委員長 何かね、そこら辺がちょっと曖昧で、本当はこれ文化観光部じゃないとかなと私ら思ったりもするんですよね。ただ、今住んでいる人のね、道を明るくするとかいうんだったら、また文化観光部とは別なのかな。ただ、観光客をふやそう、そういう目的だったら文化観光部かなとも思ったもんですから、こういう質問をしましたけど、いずれにしても長崎市がするんでしょうから、いいとは思うんですけど、そこら辺、十分文化観光部のほうとも協議をしながら進めていただきたいと思います。  以上です。 97 ◯佐藤正洋委員 いろいろ説明を聞きましたので、大体イメージとしてわかりました。ただ、丸々さん、専門家の方ですからね。丸々さんにお願いするということもいいんですけど、丸々さんに丸投げするんじゃなくて、やはり自分たちのアイデアも出してほしいと思いますよ。ぜひ、それはもう地元にずっと住んどる皆さん方が一番わかるわけですから、ぜひ地元のアイデアも出してほしいと思います。それから、部長が言われたようにですよ、昼も夜もというような、そういう考え方で夜はネオンになる、昼はちゃんと見れば看板に見える。六甲かな、どこかあっちでも出とるですよね。山に市のマークとか名前が直接出とるとか、そういうふうな感じで昼もちゃんと見える。夜はネオンのほうで見えるとか、それを稲佐山のほうにもする。稲佐山から見てもわかるとかね。そういったことも含めてやっていただきたいと思いますけど、そういった考え方もあるんでしょうか。これ見ただけでよくわからんもんですから。 98 ◯片江まちづくり部長 今、佐藤委員がご指摘されましたように、例えばその大文字焼きのところであるとか、ああいった夜は夜、昼は昼で観光客があっと見上げるような仕掛けができないかということでございますが、稲佐山、基本的には緑を維持するということでの公園という位置づけもございますし、それは長らく市民の皆さんから親しまれた風景でもございます。私、先ほど言いました昼も夜もといいますのは、要はそこに営んでいる人たちがおる中に、やはり昼は殺風景、夜だけにぎわっているとか、そういったことではなかなかまちの活性化につながらんということで、人が滞留する部分については昼も夜も楽しく時間を過ごしていただけるような仕掛けをそれなりのやり方でやっていこうという思いでございまして、見上げたときに、稲佐山とか、そういったものの風景が著しく変わるということにつきましては、やはりちょっと、これまでの長崎のイメージを維持するところではどうかなというところも個人的には思っておるところございますので、その辺はちょっと今後慎重に検討させていただきたいと考えております。  以上でございます。 99 ◯佐藤正洋委員 いろんな角度から検討してもらえたらと思います。万里の長城あたりもさ、大きな看板ば出してね、もう上るときにここが万里の長城かとわかるようなことですので、いろんなアイデアを出していただきたいと思います。それから、心配をせんでよかとでしょうけど、この街路灯とか防犯灯というようなことで、その性格でやられるということですが、街路灯や防犯灯といえば、私たちのところは、周辺地区はそうですけど、足りないんですね。この観光とは別ですよ。足りないんですよ。要望をしても、なかなか予算もないので、少しずつしか整備できんわけですけど、そういった方向に今度はしわ寄せがそっちのほうにも来るんじゃなかかなという心配もするんですけど、そういう心配はせんでいいんですね。普通の私たちが住んでいるまちの、例えば琴海、野母崎の街路灯を整備してください、防犯灯を整備してくださいということで、毎年自治会長あたりから要望が出てくるんですけど、それは、こっちのほうで数はもうしているから、予算はなかとばいと。そういったことにはならんわけですかね。ちゃんと協議はしてあるんでしょうね。 100 ◯中井景観推進室長 今、委員ご指摘の周辺市街地の生活改善に必要な防犯灯、街路灯の整備につきましては、土木部の土木建設課のほうできちんと予算を確保して、引き続き整備をしていくということで、今回の夜間景観整備とは全く別の予算と考えております。  以上でございます。 101 ◯佐藤正洋委員 ぜひそこは仕分けをしとってほしいと思います。あと、電気料がふえるからとか言われて、いや、それはもうちょっと周辺地区はそのまま我慢してもらわんばしようなかばいということにならんように、すみ分けをしっかりして、ぜひお願いしたいと思います。 102 ◯奥村修計委員 もう各委員からいろいろ出ましたけど、1つだけお願いしたいんです。稲佐山から見た夜景も非常にきれいですけどね、ただ、各箇所がこれだけきれいになりながら、私はこれにつながりがないと思うんですね。夜景を見たときに、どこに何があって、その線を追うとどこに何があるっていう形が非常に見にくいんですよ。これ上って見たときも、この箇所的にはわかりますよね。箇所がね、これだけ変えていくんならば、これから先だと思いますけれども、その箇所とのつながり。これは街路灯とかを利用して、上手に利用してつながりをつくっていくと。だから、そうしないと上から見たときに全く部分的に明かりはぱっとなって見えるけれども、そのつながりがないもんだから、あれが何だというのがわかりにくいところがあるんですよ。ですから、せっかくここまでするんだったら、やはり稲佐山から見た場合の夜景の問題でも、さっき岩永委員が言われたように、海岸線が全然きれいでない。やはり海岸の明かりですね。これも必要だし、だからグラバー園がどこにあるのかよくわからないしね。こういうものをやはりわかるようなこの観光地、各施設とのつながりをね、夜景の中でも考えていけば、上手にこの街路灯を使って街路灯の色を変えるだけでつながりができると思うんですよ。ですからそういう面もひとつ考えてもらって、1カ所1カ所だけをきれいにしても、なかなかそこだけがきれいになるけれども、そこを見るためのつながりがなかったら、結局わからない人はね、あれは何だろうかという格好になりますから、長崎の夜景は行ってみたらほとんど観光施設が本当に見てつながりがあるということをお願いしたいのと、もう1つは、女神大橋から先はもう真っ暗なんですね。本当の話、もう明かりが何もないんですよ。だからこの辺もやはり考えていければ、軍艦島とかなんとかありますけど、向こうなんかも暗いしね。世界遺産になっていますけど。やはり展望台からまちのほうを見ればいいけど、裏のほうから向こうを見ても、本当残念ながら暗いということであります。でありますと、まずこうして市内のほうを見るこの施設ですから、これにつながりがあれば、仮に眼鏡橋に行っても、次はどこどこにつながるなと、電灯を見ればですね。そういうライトアップの仕方についても、やはりこの街路灯についても、つながりをつくる色の整備というか、ここはナトリウム灯の色だとか、ここは水銀灯の色だとかじゃなくてさ、それをかえていくならばそういうこともひとつ考えて活用していただければ、もっと夜景の魅力が増すんじゃないかなと思いますので、これはこれからの問題だと思いますので、十分こういうことも考えて、1カ所1カ所のライトアップとか、あるいはそのまちの整備だけじゃなくて、観光地の施設のつながりも考えていただければ、もっと楽しいですね、山からおりてもまたそれでつないで見に行くこともできると思いますので、そういう、やはりこの全体的な形の夜景がもっと見えれば、もっと観光客もふえて楽しめるんじゃないかと思いますので、ぜひこれだけの整備をしていくわけですから、こういう整備したところのつながりも大切にしていただければと思いますので、これはみんなの街路灯がありますので、やろうと思えばね、色を変えるだけでも、かなりできると思いますから、今LEDのライトもいろいろな色がつくられていますので、そういうこともひとつ考えていただければなということを、これは要望しておきますので、頭の中に置いとって、今後生かしていただければと思います。答えは要りません。 103 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時34分=           =再開 午後1時40分= 104 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 105 ◯吉田土木部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は242ページから245ページでございます。第1項土木管理費の予算総額12億1,099万7,000円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出の資料1ページ土木部予算一覧の5行目に記載をしております。こちらに記載をしております104万9,000円でございます。事業の内容といたしましては、予算説明書242ページから243ページの下の表をごらんいただきたいと思います。242ページ下の表に記載の第1目土木総務費9億6,283万2,000円のうち土木部所管分は243ページの表、説明欄の上から3行目から記載の2.交際費8万円、3.土木総務費のうち3の長崎県道路協会負担金11万5,000円、次のページに行きまして245ページでございます。表の説明欄一番上に記載の4.事務費589万8,000円のうち85万4,000円でございます。  次に、土木部から提出をしております委員会資料1ページを再度お開き願いたいと思います。予算一覧でございます。第8款第1項第1目土木総務費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号5行目、増減欄記載の3万2,000円の減となっております。これは道路網の整備促進のための要望活動等の支援を行う長崎県道路協会への負担金の減などによるものでございます。  土木部からの説明は以上でございます。 106 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は242ページ、243ページをお開きください。まず、第1目の土木総務費でございますが、まちづくり部所管分は243ページ説明欄の3.土木総務費の1.地籍調査費、それから1枚めくっていただきまして次の245ページの説明欄の一番上の4.事務費の一部でその額はまちづくり部委員会提出資料1ページのまちづくり部予算一覧の10行目に記載をしておりますが、予算額1億7,671万9,000円で前年度当初予算額に対しまして1,855万2,000円の減となっております。  次に、第2目建築指導費について、ご説明いたします。予算説明書は244ページをごらんください。244ページの中段にあります第2目建築指導費につきましては、全てまちづくり部の所管となっております。その額は、まちづくり部予算一覧の11行目に記載のとおり、予算額2億4,816万5,000円、前年度当初予算に対しまして6,171万2,000円の減となっております。これは主に【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物において、予定されている耐震改修工事の総事業費が前年度を下回り、民間建築物の耐震改修等に係る補助金が減となったことによるものでございます。  主な事業の内容につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明さしあげます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 107 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の12ページをお開きください。第1目土木総務費のうち都市計画課所管分につきましてご説明いたします。地籍調査費としまして、当初予算額1億7,167万5,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、地籍調査とは一筆ごとの土地について、その所有者、地番及び地目の調査並びに筆界及び地積に関する測量を行いまして、地籍図及び地籍簿を作成するものでございます。旧長崎市におきましては、平成22年度から調査に着手をしております。次に、2.事業内容でございますが、表に記載のとおり、一筆地調査等の委託料と嘱託員の人件費や旅費などの事務費でございます。このうち委託料につきましては、下段のほうの表に記載のとおり、17地区の調査を予定しておりまして、表の右端の欄には平成31年度の実施業務を記載をしております。なお、この表の中の12)番、飯香浦町第1地区でございますが、こちらの地区は先日の補正予算のご審議の際にご意見をいただきました主要地方道野母崎宿線の進捗を図るために平成31年度から新規に着手しようという地区でございます。  13ページをごらんください。上段の表は各業務の具体的な内容を整理したものでございます。次に、中ほどの3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。その下の4.地籍調査実施状況につきましては、平成30年度末における進捗率の見込みでございます。  14ページをお開きください。地籍調査の作業手順のフロー図でございます。  15ページをごらんください。地籍調査の実施地区等の概略図でございます。右下のほうに凡例を記載しておりますが、平成31年度の調査地区としまして、赤色が新規に着手する地区で、ピンク色が前年度に引き続き調査を実施をする地区でございます。  私からの説明は以上でございます。 108 ◯大町建築指導課長 続きまして、第2目建築指導費についてご説明いたします。委員会資料の16ページをお開きください。事業名、老朽危険空き家除却費補助金、1,000万円でございます。この事業は、平成23年度からの継続事業でございます。1.概要でございますが、安全安心な住環境づくりを促進するため、長年放置され老朽化し、周辺の住環境を悪化させている危険な空き家住宅の除却に要する経費の一部を助成するものでございます。次に、2.老朽危険空き家の状況でございますが、平成11年からことし1月までの相談及び除却等で解決した空き家の推移を表にしております。現在463件の老朽危険空き家を把握しているところでございます。次に、3.事業内容でございますが、除却工事費に係る助成といたしまして、対象については老朽化し危険な空き家住宅であり構造の腐朽または破損の程度が著しい建築物でございます。助成額につきましては、除却工事費の10分の8である補助対象経費の2分の1、実質、除却工事費の4割、上限額50万円を補助するというものでございます。平成31年度は20件を予定しております。4.事業費内訳、5の財源内訳については記載のとおりでございます。  資料の17ページをごらんください。次に、事業名、宅地のがけ災害対策費補助金、1,000万円でございます。この事業は平成27年からの事業でございます。1.概要でございますが、災害が発生した個人が所有する宅地等の崖面において、その対策工事に要する費用の一部を助成し、斜面地における市民の安全安心な生活環境を確保するものでございます。次に、事業内容でございますが、災害対策工事に係る助成としまして、対象につきましては個人が所有する宅地等の崖が崩れ、崩れた部分及びその両側において、第三者が居住している建築物や道路、公園に被害が及んでいる、もしくは被害が及ぶおそれがあるものでございます。対象区域は市内全域、補助率は災害対策工事に要する費用の3分の1、上限200万円を補助するものでございます。事業費内訳、財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  次に、18ページをごらんください。5.補助対象範囲を示しております。崩れた部分及びその両側の一定の範囲について、補助の範囲としております。  続きまして、資料の19ページをごらんください。事業名、安全・安心住まいづくり支援費4,134万9,000円でございます。この事業は平成18年度からの継続事業でございます。1.概要でございますが、先日の減額補正の審議におきましてご説明したとおり、木造戸建て住宅の耐震診断、耐震改修の設計・工事及び除却工事に要する費用の一部を助成するものでございます。参考としまして、長崎市における住宅の耐震化率について、過去5年間の推移を表にしておりますのでご参照ください。次に、2.事業内容でございますが、(1)耐震診断に係る助成につきましては、対象としまして昭和56年の建築基準法改正前の旧耐震基準により建築された木造戸建て住宅に対するものでございます。補助額は平成31年10月から消費税増税が予定されておりますので、増税前の期間は1件当たり定額で4万800万円、増税後の期間については定額4万1,500円を助成するものでございます。補助金及び所有者負担の割合につきましては、図に記載しておりますのでご参照ください。平成31年度は60件を予定しております。  次に、委員会資料の20ページをお開きください。次に、(2)耐震改修設計・耐震改修工事費に係る助成でございますが、ア.耐震化総合支援補助は平成30年度に国が新たに創設した耐震化総合支援制度を活用しまして、対象となる住宅の耐震改修設計から耐震改修工事までを総合的に支援するというものでございます。対象としまして、耐震診断の結果、危険と判断された住宅の設計及び工事に対して、補助率として耐震改修工事費の5分の4、上限額100万円までを助成するというものでございます。平成31年度は30件を予定しております。次に、イ.耐震改修工事費補助でございますが、平成29年度までに補助金を受けて耐震改修の設計を行ったものの改修工事に至ってないものにつきましては、先ほど説明しました総合支援補助については、国の制度上補助対象外とされております。しかし過去に補助金を受けて耐震改修を行ったものの工事に至っていないものが一定数あることから、その住宅の耐震化も進める必要があるために、国の従来制度を活用して平成31年度から新たに制度として設けるものでございます。(イ)補助率は耐震改修工事の23%、上限額27万6,000円までを助成するというものでございます。平成31年度は5件を予定しております。  委員会資料の21ページをごらんください。次に、(3)防火改修工事費に係る助成でございますが、対象としまして地震時に著しく危険な密集市街地または斜面市街地において国の助成を受けて実施する耐震改修工事とあわせて、(ア)から(ウ)に掲げる防火改修工事を行う場合に、補助率としまして工事費の2分の1、上限額30万円までを上乗せして補助するというものでございます。平成31年度は5件を予定しております。次に、(4)除却工事費に係る助成につきましては、対象としましては(3)と同じ地区にあります木造戸建て住宅のうち、耐震診断の結果、危険と判断された住宅の除却に対して、補助率としまして工事費の23%、上限額30万円までを補助するというものでございます。平成31年度は20件を予定しております。  委員会資料の22ページをお開きください。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございますのでご参照ください。  続きまして、資料の23ページをごらんください。次に、事業名【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物1億4,751万2,000円でございます。この事業は、平成27年度からの継続事業でございます。1.概要でございますが、先日の繰越明許費の審議においてご説明しましたとおり、耐震診断結果を公表した民間の要緊急安全確認大規模建築物の耐震改修設計及び耐震改修工事に要する費用の一部を助成するというものでございます。中ほどに参考としまして、長崎市内における対象建築物の耐震化の状況について記載をしております。表の上のほうでは、平成31年3月末の見込みとして、該当する建築物が23棟ありまして、そのうち耐震性のあるものが12棟、下の表に平成32年3月末の状況ということで記載しておりまして、耐震性があるものが14棟となる見込みでございます。  ここで恐れ入りますが、委員会資料の25ページをお開きください。対象となります建築物の平成31年3月末見込みの耐震化状況の一覧表でございます。表の上の段が耐震性があるものということで12棟、それから下の段が耐震性がないもので11棟ございます。この11棟のうち工事中が繰越明許費の審議において説明しました2件、それから工事予定があるものが3棟、工事未定のものが6棟という状況でございます。この今回の予算としましては、この工事予定の3件のうちの1件が補助をするというものでございます。  恐れ入りますが、資料の23ページにお戻りください。次に、事業内容についてご説明いたします。(1)耐震改修設計に係る助成でございますが、平成31年度につきましては、対象建築物のうちまだ設計がなされていないという方にヒアリングを行った結果、現在、再開発等の検討により、補助活用の意向は示されておりませんので、設計に係る補助の予定は平成31年度はございません。  次に、資料の24ページをごらんください。(2)耐震改修工事費に係る助成につきまして、対象としまして、耐震診断の結果、危険とされた建築物の耐震改修、建て替え、除却でございます。補助率につきましては、上の段が一般に該当する建築物として工事費の23%、下段の避難所に該当する建築物は3分の2を助成するものでございます。ページの中ほどの米印の箇所に避難所について記載しておりますのであわせてご確認ください。平成31年度は避難所に該当するホテルの1件を予定しております。3.事業費内訳及び4.財源内訳については記載のとおりでございますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 109 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第1項土木管理費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  予算説明書の243ページをごらんください。1目土木総務費のうち、総合事務所所管分は説明欄3.土木総務費のうちの2.九州自然歩道管理受託費の164万6,000円でございます。これは長崎県から管理を受託している九州自然歩道において、パトロールや草刈りなどを行うための経費を計上したものでございます。  説明は以上でございます。 110 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 111 ◯野口達也委員 17ページの建築指導費の宅地のがけ災害対策費補助金1,000万円についてですけれども、これは概要のところで、災害が発生した個人が有する宅地等の崖面においてとありますけれども、この災害が発生したというのはこの基準というかな、例えば大きい災害やったら、国とかからいろんな支援が出るじゃないですか。そういうものをどこまでが災害によってということ、それが1つ。あともう1つ、宅地等と書いていますけれども、宅地等の等はどういう部分を指すのか教えてもらいたいと思います。 112 ◯大町建築指導課長 災害が発生したという意味合いでございますが、その宅地等の崖面が崩れたという状況が発生しまして、それを復旧するという工事費に対する助成でございますので、災害が発生して崖が崩れたという状況が必要になってまいります。 113 ◯野口達也委員 それは風水害とかそういう意味ですかね。 114 ◯片江まちづくり部長 この災害が発生しているという状況の判断につきましては、決して大雨が降って市内でたくさんの被害が起きているとかいう状況に限ったわけではございませんで、とにかく個人の宅地において、もうちょっとおかしくなったと、現場を見てくれというふうなことで行きまして、これはもう通常の状態と違うと、放置しておけないということが判断できましたら、それはもう補助対象にするということで、一応もう現場を見た上で個別に判断をしているという状況でございます。ですから、例えば完全に崩落して石が落ちてしまわないとできないとかいうことではなくて、もうこれは明らかにこれを置いておけばさらに増破が進むとかいうことが見受けられれば、被害の状況が軽微な状況であっても、これはもう補助対象としまして修繕していただくというようなことで、この補助金を使っていただくようなことで指導をさせていただいております。  以上でございます。 115 ◯大町建築指導課長 先ほどの委員の質問の宅地等の説明が不足しておりました。宅地等というのは住宅地の裏にある自然の崖、そういったものも対象にするということで、そのように等と表現しております。  以上でございます。 116 ◯野口達也委員 そこで、例えば密集市街地では旧市内はそんなになかったけれども、周辺地区に行けばイノシシ被害があっとですたい。これも災害と思うとるんですけれども、あの辺で結構崩れるところはやはり周辺地域が多かわけですたいね。その辺はどがんですか。 117 ◯大町建築指導課長 その崖が壊れた状態で、なおかつ民地であるとか道路であるとか、そういったところに被害を及ぼすおそれがあるというような、一定条件を設けておりますので、そういう条件に該当するものであれば対象になるというところでございます。 118 ◯野口達也委員 ということは風水害じゃなくてもイノシシの被害でもオーケーということですね。それでよかですね。 119 ◯片江まちづくり部長 原因を問わずということで、とにかく崖地が損傷を受けて、それが第三者に被害を及ぼすおそれがあるということが見てとれれば、もう補助の対象にするということでございます。ただ、宅地に影響があっているという状況が確認できないといけないということでございます。 120 ◯野口達也委員 例えば家屋と離れとってさ、そこが崩れても一つ一つ取り除けばよか問題やけれども、例えばやはり周辺地区でも家屋のすぐ裏1メートルぐらいのところに崖があると。そういうところは、普通もうあれですたいね、普通の土でさ、そんなにしとらんところ、そういったところなんかは、今もうイノシシがとにかくひどかけんが、石積みとかなんとかもがんがん崩すわけですたいね。そういうところも対象にはなるということで理解していいわけですね。 121 ◯大町建築指導課長 その崖の高さの2倍の範囲内にそういった民有地であるとか、それも自己所有であったら出ないんですけれども、それ以外の人が持っているやつであるとか、あるいは道路、公園がそういう範囲内にある場合に助成するものでございます。 122 ◯野口達也委員 すみません、私が勘違いしておりました。例えば裏が1メートルしかないと。そこで、上は例えば赤道やったらもう当然わかるとさね。それが自分の土地やったらだめなわけ。ほかの人の土地だったらオーケー。 123 ◯大町建築指導課長 説明が不足しておりましてすみません。その崖が崩れて第三者に影響があるといいますか、自分の崖が壊れて自分の家に影響があるというものは対象にはなっておりません。  以上でございます。 124 ◯野口達也委員 すみません、もう一遍理解する上で。例えば自分の家があって、下に別の人の家があるというて、自分の家の崖が崩れたと、そういうときはオーケーなわけですたいね。ところが、上の家の崖が崩れましたと、それは出るとやろうけど、それは上の人が持たんばいかんわけですたいね。その補助金もろうてということですね。 125 ◯佐藤正洋委員 少しお尋ねします。今の件です。この対象というのはですよ、例えば年度で区切っているわけですかね。例えば去年の7月初旬の豪雨で崩れたと。しかし、今はまだ修復ができとらん、工事ができとらん、4月以降にならんばできんとかいうものは対象になるんですか、ならんのですか。 126 ◯大町建築指導課長 この崖補助につきましては、崖が壊れた時期については条件にしておりませんので、過去に1年前、2年前、3年前、過去にさかのぼってそういった災害によって崩れた崖に関しては、その予算の範囲内で、その予算の時期に補助をしております。  以上でございます。 127 ◯佐藤正洋委員 わかりました。その年度に限ったもんじゃないということで理解しました。それから、この宅地というのが例えばもう事例があるんですけれども、三人が山林の共同で持っている農舎があるわけですけれども、そこが集中豪雨でやられたと、宅地は個人の宅地だと、そういったもののときには対象になるんでしょうか、ならんのでしょうか。普通ならですよ、農舎とか堆肥舎とかということであれば、農業用災害で施設の災害か農地の災害かというのが大体大きく2つあるですたいね。畑や田んぼが崩れれば農地、あるいはそういった畜舎とか堆肥舎とかが崩れればこれは施設、あるいは農業用の駆除施設とか排水施設が破れれば、これは施設で災害復旧するのが普通なんですけれども、事例として宅地になっているから補助対象にならんと、こういうふうなことになってきているもんですから、ここで個人の宅地が対象になるわけですから、そういった事例が既に発生して、7月の4日か5日あの集中豪雨です。それで宅地が壊れているんですけれども、なかなか話が進まんわけですね。どうにもならんということで下のほうには当然崩れていきよりますから、他人の土地がある、あるいは水源があるというようなことで早くしたいと言うんですけれども、個人ではとてもできそうなもんじゃないもんですから、単独で対象にしてもらいたいという意見があるわけですけれども、そういったときには個人の住宅の宅地でさえなるわけですから、そういったものもなるんじゃないかと私たちは思っているんですけれども、どんなでしょうかね。 128 ◯大町建築指導課長 この宅地の崖災害の補助金につきましては、崖が崩れましてその影響のある高さの2倍の範囲内に居室を要する建築物があると条件づけをしております、あとはその高さの2倍の中に道路、公園とかそういったものということで、この事業についてはそういった条件づけをしているという状況でございます。 129 ◯佐藤正洋委員 今の条件づけ、何か居室とかなんとかで住んでおるとかというようなことなんですが、どこまでを対象にするんですかね。 130 ◯大町建築指導課長 人が住まわれている、そこで生活をするために住んでいる住宅とそういった居室を有する建築物と定義をしております。  以上でございます。 131 ◯佐藤正洋委員 ここでいう補助制度の趣旨が要するに住居を守るためということだろうなと思って今話を聞いておるんですけれども、やはりそういう具合に農地のところには家は建てられんわけですから、当然、下は宅地になるわけですね。農業の災害復旧では、いや宅地だからだめですよで話が来る一方で、今度はこっちで言えば、それは宅地でも住んでいないといけないということになれば、どこでも救うところがないわけですね。何かそこら辺は対策が抜けたところがあるんじゃないかなと思うんですけれども、どんな考えですかね。 132 ◯片江まちづくり部長 今伺ったお話の限りではなかなか私どもがふだん取り扱うケースとはイレギュラーな部分があるようですので、それは個別にちょっとご相談をさせていただきたいと思いますけれども、基本的には住んでいらっしゃる方がいらっしゃって、そこの宅地を構成する崖面が壊れて第三者に被害が及ぶというところを、1つの基準として補助対象にしておりますので、そこに農舎の中の使われ方がそこにかなうものなのかどうかというところが判断の勘どころになると思いますから、その点ちょっとまた個別に状況を聞かせていただきまして、我々としても検討させていただきたいと思っております。  以上でございます。 133 ◯佐藤正洋委員 わかりました。具体的なことは後で協議させてもらいたいと思いますけれども、いずれにしても琴海町時代に国の補助をもらってつくった場所なんですね。ですから、さっき言ったように宅地でないと家は当然建てられないですから、そういうようなことで国の補助をもらってした施設なんですね。ですから、そこら辺も何かカバーできる部分があれば、ぜひ検討していただきたいなと思っております。これは水産農林部のほうとの協議が要るんだろうと思いながら、話はさせてもらっているんですけれども、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 134 ◯林 広文委員 まちづくり部の16ページ、老朽危険空き家除却費補助金についてお尋ねしたいと思います。2番で言うと老朽危険空き家の状況として相談件数は一定数あるようです。解決件数については平成30年度でいうと30件という数になっています。なかなか相談件数はあるけれども、解決に至るまでがちょっとまだそんなに進んでいないという状況ですね。そして、除却については実績として3番ですけれども、平成29年度が22件、平成30年度が21件、平成31年度は20件という形なんですけれども、相談件数とかに比べるとこの除却工事の件数というのは少なくなっているんですけれども、予算の関係もあるんでしょうが、この辺のミスマッチというか、相談はあったけれども、なかなか除却の対象にならんとですよというようなところ、どういったところが原因でこのような状況なのかをちょっと教えてください。 135 ◯大町建築指導課長 資料の16ページに記載しております2の空き家の状況で、平成30年度の相談件数でいいますと119件という数字になっております。この相談に関しましては、いろんな危険な空き家があるとか、あと補助金の対象にならないかどうかというような相談、あるいは草が繁茂してちょっと迷惑しているというようなさまざまな相談を含んだ件数になっております。この除却費の補助金の対象にならないかという相談ありますけれども、一定の老朽度を満たすといいますか、ある程度危険な状態であるという条件が必要になってまいりますので、相談はあるけれども、そこまで老朽化していないというような状況もありまして、補助対象にならないというものもございます。ただ、対象になるものとしては例年20件程度ありますので、解決といいますか、除却費をもらって解決したあるいは自主的に除却される方もいらっしゃいますので、今、解決した件数は30件という状況でございます。 136 ◯林 広文委員 わかりました。この部分は一定ずっと進んできていますので、進めてほしいとは思うんですけれども、なかなか除却の対象にならない家屋がたくさんあると思うんでどのような対策があるのか研究をしてほしいなと思っています。そして、平成30年度は代執行を香焼のほうで1回しましたね。当初予算ですので代執行の予算は今回は今のところ上がっていないんですけれども、代執行の予算を上げるタイミングというか、どういう場合でどのような形で、これはもう市で代執行をせんばいかんなというふうなタイミングで上げるように考えていらっしゃるのかちょっと教えてください。 137 ◯大町建築指導課長 代執行については昨年の11月に1件執行したところでございますが、その代執行に条件といいますか、どのような状況があったらやるかということでございますが、空家等対策の推進に関する特別措置法というのができておりまして、そういった法に基づく指導、勧告、命令というものを行いますが、それでも所有者のほうで対応がなされないというような状況が続いて、なおかつ隣地以外に道路とか公園とか第三者に影響があるといいますか、道路であれば歩行者等に影響があるというような状況になって、それでも所有者に言ってもなされないということ、そういった行政がもうやらないとほかに方法がないというような状況になった場合に代執行を行うもの考えております。  以上でございます。 138 ◯林 広文委員 わかりました。まず指導をして、その後、勧告、命令、最終的に代執行という流れだと思うんですけれども、例えば今の段階、それぞれの段階があると思うんですけれども、今把握している分で指導の件数、勧告の件数、命令の件数、こういったものというのはどんな状況なのかわかるでしょうか。当然、段階を踏んで行くんでしょうけれども、命令の件数がもしあるんであれば、今後、代執行という可能性も高くなってくると思うんですが、その辺の状況をちょっと教えください。それと、やはり税制度もちょっと絡んでくると思うんですよね。固定資産税の減免が、建物が建っている限りは減免ということで、どの段階でそういった減免の優遇が解除されるのか、それもちょっとあわせて教えてください。 139 ◯大町建築指導課長 まず指導の状況でございますが、口頭指導がこれまで300件、それから文書による指導が170件、それから勧告が9件、命令が2件という状況でございます。先ほど税金の減免がというお話がありましたけれども、それについては勧告を出した場合に土地の税金が今緩和されていますけれども、勧告を行うことによって特例がなくなるということでございます。  以上でございます。 140 ◯林 広文委員 わかりました。なかなか代執行も乱発はできないと思うんですよね。予算の制約もあるし、また実際に代執行した後の回収ということもありますし、非常に厳しいものが待っているのかなと思うんですけれども、ただ今聞いたところによると勧告が9件で命令が2件ということで、この命令の2件については、今後状況によっては代執行に踏み切らざるを得ないような状況もあるのかなと思うんですけれども、この辺のところ非常に難しい問題なんですけれども、ぜひ進めてほしいなと思います。あとは21ページ、防火改修工事費に係る助成、単独でしている分とそれと除却工事費に係る助成ですね、地震時に著しく危険な密集市街地ということで、先日も少し話しましたけれども、読売新聞でありました。長崎市は今こういう危険な密集市街地が120ヘクタールまだ残っているということで、ただ、長崎市はこの密集市街地が約半分以下に減りました。九州でいうと大分市はもう一応全部なくしたということで、まだ長崎市は半分に減ったけれども、それでも120ヘクタールですね。九州でこれだけ密集市街地が残っているのは長崎市だけです。この密集市街地の解消のためにこういった補助もしくは単独でされていると思うんですけれども、この密集市街地をなくしていく方針とか目標とかいうのがどのように考えていらっしゃるのかちょっと教えてください。
    141 ◯片江まちづくり部長 この危険な密集市街地は地震時において、火災が起きたときにどれだけ被害を受ける範囲があるのかということが指標となっております。その中には今言いましたように建て詰まっていてもう防火帯がないとか避難路がないとかあるいは木造家屋率が非常に高いとかいろんな指標が相まって長崎市は危険な密集市街地が今120ヘクタール残っていますよというようなジャッジになっております。これに関しては当然ゼロにしなければいけないと思っております。ただ、現状を見ますとやはり行政の思うがままに建物の建て替えが進むわけでもないし、道路ができるわけでもないという状況の中では、やはり一つ一つ解決に結びつけていくしかないのかなと思っておりますが、1つは今回予算を上げておりますこの防火工事に対する補助、防火性を上げるということと危ない建物はなくしていくということで、建物の間の建て詰まりをなくして空隙をふやしていく。もう1つは車みちとかそういったことで、避難路として使える道を充実させていくという手があります。そういったことで、住宅に問題を委ねるのではなくて、もう1つは周辺の状況もあわせて改善していくことによって、これまで相当数面積があったところを120ヘクタールまで減らしてきたという実績がありますので、今後、これをさらに加速させて、いつまでにと、とにかく一日も早いということは当然なんでしょうけれども、できる限り遠くない時期にこの密集市街地については解消したいという意気込みで今後も業務に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 142 ◯林 広文委員 わかりました。おととしぐらいですかね、北陸のほうで大火災がありました。できたら、やはりこれは危険な大火災のおそれということなので、目標年度というかそういったものをぜひ定めていただいて、解消に努めていただきたいと思います。そういった意味で、さまざまな今あった地籍調査なんかも入ってくると思いますので、総合的な中でやはりしっかりと計画を立てて解消に努めていただきたいと思います。  以上です。 143 ◯後藤昭彦副委員長 先ほどの老朽危険空き家除却費補助金なんですけれども、これ未登記の分が補助の対象外って言ったんですかね。 144 ◯大町建築指導課長 登記簿等で確認をしておりますので、そういう所有者が確知できないという場合は対象外になるということでございます。 145 ◯後藤昭彦副委員長 所有者というか、ほとんど危険家屋というのは昭和の初めぐらいに建ったもので、例えば住居じゃなくて、その当時木造の工場だったかもしれない、それで登記をしていなかったということもあるかもしれない。今、お願いしているのは所有者の方をたどっていって、県外にいらっしゃるというのはわかったと。この前、私は補助金の対象と思ってずっと話をしていたんですけれども、いや、対象外ですよということでおっしゃったですよね。やはりその人に対しての補助は対象外かもしれないですけれども、そうすると、お金がそんだけかかるからやはりなかなか自分でできないということで延び延びになって、台風のたびに近所の人たちはもう怖い思いをしておると。そのたびにまだですか、まだですかって私にも電話があります。だから、もうちょっとそこら辺を何とかできんのかなと思うんですけれども、やはり所有者というか、相続人がわかっているわけなんですから、そこら辺はもうちょっと臨機応変にできないのかなと。そうすればやはり補助金があれば、それだけ助かるわけなんですから、そこら辺はもうちょっと門戸を広げるというか、できないんですかね。 146 ◯大町建築指導課長 委員が言われている案件についてはなかなか進捗がなくて申しわけないと思っております。ただ、危険な状態がずっと続くというのもいけないので、今言われましたようにある程度相続をたどって所有者とみなされる方がいらっしゃいますので、そういった方に対してできないかどうかちょっと検討してまいりたいと考えております。 147 ◯後藤昭彦副委員長 課長も知っていると思いますが、近所の人はもう怖いから自分が壊して請求をその人にやってもよかやろうかと言ってきたんですよ。もうそれだけあのあたりは風も強くて大変ですので、そこら辺はやはり周りに住んでいる方たちのことも考えてやってほしいなという点で要望しますのでよろしくお願いします。もう1つお願いというか、今度は崖災害の対策費補助金、これ平成29年度が8件、平成30年度が10件ということになっていますけれども、これは第三者の家になった分で対象はこれだけでしょう。周辺地域は多いのはもう自分の家の崖なんですよ。私ももうこの4年間で10件以上行きましたけれども、ほとんど自分の家の崖でそのたびに、ああ、すみません、自分の家の崖は対象にならんとですよとずっと謝ってきた経緯があるんですけれども、やはりもう高齢者になると、もうそんなにしきらんばいと。ブルーシートをかけたままだったり、中にはもうそのままにしている人たちもいますよ。だから、ここも何とか第三者だけじゃなくてできんのかなと私もずっとお願いはしてきたんですけれども、そこら辺の検討も今後したらいかがかなと思うんですけれども、部長どうですかね。 148 ◯片江まちづくり部長 今委員がご指摘の点は我々も非常に悩ましい問題でございます。やはり1つは個人の財産でございますので、個人の方が管理をするということはもう大前提としてあります。余りにも行政が手をかけ過ぎると逆にモラルハザードといいまして、ほっとけば行政がしてくれんじゃなかろうかという意識が生まれること、我々非常に恐れております。そういった中で、一方ではきちんと自分の責任において宅地の保全をなされている方もいらっしゃるという状況もありますので、なかなか個人の所有のところでご自身に被害が返ってくるというようなところまでを公金で対応すべきかどうかというのは、いつも考えるところでございますけれども、なかなか踏み切れないところでございます。ただ、住民の方が高齢化されているということは私も地域の事情よくわかっておりますので、それにつきましては何か差し伸べる手はないかはやはりいろんな面から考えていかなきゃならないと思いますけれども、この財産の管理ということにつきましては非常にちょっと厳しいところがあるなというところでございます。  以上でございます。 149 ◯後藤昭彦副委員長 いろいろそれに対しての対策、急傾斜の対象にならないかとか、いろんな相談もしてきていますけれども、なかなかそれもままならないと。本当に困って相談に来られるもんですから、自分たちとしても何とかならんとやろかといろいろ相談しながらしていっているんですけれども、なかなかそれもできないと。最後はもうすみませんと言うしかないんですけれども、やはり命を守るというか、それは当然個人の土地ですから、個人でちゃんとやるのが当たり前かもしれないですけれども、もう今から、こういう高齢化社会になってなかなか難しいという面もありますので、ぜひ今後何らか検討していただきたいなと要望いたします。  以上です。 150 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時35分=           =再開 午後2時47分= 151 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費第1目道路橋りょう総務費、第2目道路橋りょう維持費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 152 ◯吉田土木部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、第1目道路橋りょう総務費、第2目道路橋りょう維持費の土木部所管分についてご説明をいたします。予算説明書につきましては246ページから249ページにかけてでございます。  それでは、246ページからの第8款土木費第2項道路橋りょう費の予算総額49億2,088万7,000円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出資料の1ページの予算一覧、こちらの7行目から8行目に記載をしておりますが、第1目道路橋りょう総務費1,517万7,000円、第2目道路橋りょう維持費2億124万9,000円でございます。なお土木部所管分の予算額を前年度と比較いたしますと181万円の増となっております。  続きまして、各目における予算の内容についてご説明をいたします。予算説明書は246ページから247ページでございます。まず第1目道路橋りょう総務費でございます。246ページの表の一番左上から記載の第1目道路橋りょう総務費の予算額8億3,945万円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出資料1ページにあります予算一覧の7行目に記載をしております1,517万7,000円でございます。内容といたしましては予算説明書247ページ、こちらの説明欄をごらんください。説明欄上から3行目から記載の2.道路橋りょう総務費のうち1.道路管理費1,471万8,000円と3.事務費の1.道路橋りょう総務費事務費366万6,000円のうち45万9,000円でございます。1.道路管理費は市道管理のための道路台帳を更新するための測量登記業務委託などを行う事業でございます。  次に、土木部提出資料の1ページの予算一覧をごらんください。第8款第2項第1目道路橋りょう総務費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号7行目、増減欄記載の248万7,000円の増となっております。これは道路台帳を更新するための測量業務委託料の増などによるものでございます。  次に、予算説明書246ページ中ほど少し下から記載の第2目道路橋りょう維持費でございます。予算額8億1,887万4,000円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出資料の1ページ、予算一覧の8行目に記載をしております2億124万9,000円でございます。内容といたしましては、予算説明書247ページの中ほどより少し下の説明欄に記載の1.道路橋りょう維持費のうち1.街灯維持管理費から3つ下の4.生活道路環境改善費までと少し下の3.【単独】街路灯整備事業費の1.LED街路灯でございます。  次に、土木部提出の資料1ページ、予算一覧を再度ごらんください。第8款第2項第2目道路橋りょう維持費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号8行目、増減欄記載の67万7,000円の減となっております。  引き続き、主な事業の内容は、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。 153 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第2目道路橋りょう維持費の土木建設課所管分についてご説明いたします。  土木提出の委員会資料6ページをお開きください。第2目道路橋りょう維持費のうち【単独】街路灯整備事業費のLED街路灯でございます。予算額は1,500万円の継続事業でございます。1の概要でございますが、地域住民が安全安心で快適に暮らせるまちづくりの推進と省エネルギー化を図るため、自治会からの要望に対し生活道路や通学路などにLED街路灯を新設するものでございます。平成31年度の事業内容、財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。なお下段に参考資料といたしまして、平成25年度から平成28年度まで設置しました街路灯、防犯灯のLED化による電気料の縮減効果や二酸化炭素の縮減効果を記載しておりますので、ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 154 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第1目道路橋りょう総務費及び第2目道路橋りょう維持費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料の1ページをごらんください。第1目道路橋りょう総務費のうち総合事務所所管分につきましては、行番号9の中ほどに記載の7,428万5,000円で、昨年度と比較して265万5,000円の減となっております。続きまして、第2目道路橋りょう維持費のうち総合事務所所管分につきましては、行番号10番の中ほどに記載の6億1,762万5,000円で、昨年度と比較して61万4,000円の減となっております。  次に、予算説明書の247ページをごらんください。第1目道路橋りょう総務費のうち総合事務所所管分は、説明欄2.道路橋りょう総務費のうちの2.道路管理費(総合事務所)と3の現場事務所維持管理費、3.事務費の一部と4.【単独】私道整備事業費補助金の全部でございます。このうち説明欄2.道路橋りょう総務費の道路管理費(総合事務所)は市道清掃の業務委託などを行うものでございます。また、説明欄4.【単独】私道整備事業費補助金は、私道を市道に認定するために市道の基準に合った道路整備や測量登記などを行う方に対し、その費用の一部を助成するものでございます。  次に、第2目道路橋りょう維持費のうち総合事務所所管分は、説明欄1.道路橋りょう維持費の5.生活道路環境改善費(総合事務所)でございます。主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 155 ◯川原地域整備1課長 第2項道路橋りょう費のうち、総合事務所所管分についてご説明させていただきます。  委員会資料の9ページをお開きください。生活道路環境改善費(総合事務所)、予算額は6億1,521万5,000円でございます。1.概要でございますが、市道及び公共性の高い里道などにおいて、安全で快適な生活道路の維持のために、補修や改善それから剪定・除草並びに街路樹の剪定などを市内一円で実施しているものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。地域の困り事の解決に向け、平成30年度に引き続き、予算を拡充して課題解決に取り組むこととしております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  10ページをお開きください。市道及び里道等の維持補修状況でございます。平成26年度から平成30年度までの状況を記載しておりますけれども、表の左の欄には市道、中央の欄には里道など、右の欄には全体について、それぞれの要望件数と実施件数、実施割合を記載しております。平成27年度から平成29年度までは、右側の全体の欄のところになりますけれども、実施割合が90%を下回る状況となっておりますけれども、平成30年度は平成31年1月末現在で82%でございますが、3月末の時点では90%を超える実施率となる見込みでございます。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 156 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 157 ◯林 広文委員 委員会資料にないんですけれども、247ページの先ほど説明がありました総合事務所のほうですけれども、単独で私道整備事業費補助金1,000万円というのがありました。説明では、私道を市道に格上げするときの登記とか工事費の補助というお話だったんですけれども、つい最近も私いろんなところに行ったときにそういったお話を伺いました。その補助の内容というか、これでは1,000万円ですけれども、何カ所あって、私道を市道に格上げするときのどういう形での補助になっているのかちょっと教えてください。 158 ◯田畑地域整備2課長 私道整備事業費補助金についてご説明をさせていただきます。先ほど委員もご発言ありましたとおり、申請があった私道について一応土木部長を委員長とする委員会のほうで審査を行うようになるんですけれども、市のほうがやはり認定をして管理をすべきという路線に対しまして舗装とか安全施設、ガードレール、ガードパイプそれから排水施設、側溝であるとか、そういった整備、それから土地の寄附、市のほうに寄附いただくわけなんですが、その部分の敷地整理、測量、分筆等に要する費用の9割を助成をするといったような助成制度でございます。これに対しまして、現在2つの地区で協議がなされておりまして、なかなか複数の宅地がまとめていらっしゃいますので、私道ですので個人の土地が結構含まれていたり、あるいはそこに住まれていないような方もいらっしゃいますので、なかなか地域の方も代表者が汗をかきながらまとめられておるんですが、そういったことでこの制度がなかなか進まないというのも実情でございますが、整った時点でその制度を使っていただいて整備をしていただいて、市のほうが引き取って管理をその後行うといったような制度でございます。  以上でございます。 159 ◯林 広文委員 わかりました。結構昔、私道でも皆さんで共同で道路をつくって宅地にしたけれども、やはり二、三十年たつうちになかなかもう管理ができないというようなところも結構あるみたいですね。ですから、今後恐らくこういったニーズというのは出てくるんじゃないかなと思うんですけれども、9割助成ということで非常に、ただかなり市道に格上げするにはやはりハードルというか、一定の分があると思いますので、もしそういう相談があったら丁寧な説明をしていただきたいと思います。ということで、今回はこれは西北町ほかになっていますけれども、何件ぐらいあるんですかね。 160 ◯田畑地域整備2課長 あと鳴滝3丁目のほうで今2件ほかということで一応並行してお話をさせていただいているところでございます。それから今ご指摘のとおり、なかなか個人で管理ができにくいというお話ございましたが、一方では私道であっても自治会のほうからご要望があった補修、維持管理につきましては、私道であっても予算の範囲内で緊急度とか優先度を考慮しながら、維持管理のための費用というのはまた別途ございますので、そういったことを活用していただくこともできるかと思っております。  以上でございます。 161 ◯岩永敏博委員 まず道路橋りょう費のLED街路灯の件ですけれども、順次年次計画でかえていっていただいているのかなと思っています。よく聞く声は、通常の蛍光灯に比べて光る範囲がちょっと狭いんじゃないかという声も聞こえたりするんです。その辺の市民の声に対してどういう対応をされているのかなというところ。あともう1つ生活道路や通学道路にLED街路灯するんですけれども、これは当然犯罪抑止効果あるいは安全安心のためにあるんですけれども、特に通学路での事件、事故が全国的に多発していますよね。私も前回一般質問でも質問させてもらいましたけれども、通学路に防犯カメラを設置してはどうかというところに対して、今LED街路灯とセットになった防犯カメラというものあるんですよ。東京とか大阪とかもう既に設置しているところもあるんですけれども、今後、もうこれは住民合意の上じゃないとできないんでしょうけれども、特に通学路についての考え方もやはり検討する必要があるんじゃないかなと思うので、その見解もちょっとお聞きしたいというところ。もう1つまちづくり部、総合事務所の市道、里道の維持補修もこれは本当にすごい件数、自治会要望、いろんな方からのやはり要望に対して対応されている地域整備1課、2課、ご苦労さまですねと本当に言いたいです。特に90%に到達するという改善率の中においてはいろんな部署が忙しいんでしょうけれども、市民の身近なところの要望として対応していただいていることに本当に感謝申し上げたいと思います。そんな中で年次的に見ていくと件数は若干減ってきている。それは改善効果が上がっているという認識でいいのかということと、もう1つは今まちづくり協議会の動きがある中にあって、これまでは、自治会長からの要望文書がほとんどでしたけれども、今後行政と住民とのやりとりの中ではまちづくり協議会が一本化して窓口になるという体制にもなりつつある、今後のいわゆる要望の窓口、地域センターと団体との考え方を含めてちょっと幾つか質問させていただきます。 162 ◯桐谷土木建設課長 1点目の防犯灯の明るさがどうという質問でございますけれども、もともと平成24年当時にLEDが出始めたころには一般的な話として、LED街路灯は直進性があって下だけしか明るくないという形で言われておったんですが、それ以降にもうLEDの照明は改良されて結構広範囲な形で今明るくなっております。約3万5,000灯と書いておりますけれども、そこの中で検証しながら設置した部分でも今のところ変更した中で暗くて支障になっているというようなものはございません。今はもう改良されているんじゃないかと思っております。もう1つの防犯カメラについては、まだ今のところは街路灯の中では考えておりませんけれども、防犯灯の街路灯も私たちが今この予算で持っていますけれども、まず通学路、特に今は統廃合をしていて、学校を変えたときにやはり暗くなったよとか部活が遅くなるという形がありますので、私たちも地元から要望があったときはまず通学路であったりというのはやはり率先的に調査して、暗かったら明るくするという対応は今しているところでございます。ただ、今のところカメラの分については、今ここでどう答えるというのは申しわけございませんけれども、ちょっと厳しい状況です。 163 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどの生活道路の改善の件でございます。まず現在、自治会からの要望をお受けする分ともうそれ以外にも子どもを守るネットワークあるいは通学路点検、それらのいろんな団体のほうからも幅広く要望を受けながら現在でも行っているところです。今後、まちづくり協議会の位置づけというところから言うと、まずは私たちはやはり自治会が大事だと思っています。ですから自治会からの意見というのは大事にしながら、まちづくり協議会はまたちょっと違う目線でいろんな要望が出てくるんじゃないかなと考えていますから、どちらを優先というよりは、まず全体をお受けしてから、どちらが優先度があるというのは一緒に考えながらやっていくということで、今までと余り変わらないような進め方になるんじゃないかなと思っています。  以上です。 164 ◯岩永敏博委員 この街路灯については、大分改良されてきているということですね。あと防犯カメラについては、やはり教育委員会と今後いろいろと検討も含めてしていただきたいと。通学路に限っての部分でしょうけれども、お願いをしたいと思います。これは要望とさせていただきます。それと維持補修の相談、要望窓口については今自治会がやはり優先ということで、考え方はいろいろあると思うんですよね。やはり自治会に入っていただくということも大事ですから、自治会を優先するということも大事だと思う。ただ、まちづくり協議会の動きがあって、いろんな課題をずっと出してきてもらっている。これをやはり一本化して市のほうに要望を上げる、相談をするというのは本当に住民と行政とのやりとりというのはスムーズに行くんじゃないかなと思いますので、一概に自治会が優先だ、まちづくり協議会が優先だということじゃなくて、まちづくり協議会の中に自治会も入っていくように動いていますから、そこも含めてもう少しいろいろと検討というか、地域コミュニティの部署ともやりとりをしていただけたらなと。この1年ぐらいでいろいろとまた動きもあるでしょうから、そこのところをお願いします。 165 ◯森尾中央総合事務所理事 うちの地域コミュニティのほうも大分動いて、地元とお話をするようにしています。その中でも大分動きがあっているのは確かだと思っていますので、いろんな目線から要望を受け付けるというのはとても大事なことだと思っていますので、お受けしながら先ほど自治会とのかかわり合いがやはりまちづくり協議会ごとに若干違うところもあるかもしれませんので、それらの状況を見ながら、今後進めていきたいと思います。  以上です。 166 ◯佐藤正洋委員 ちょっとお尋ねをいたします。お願いをしたいと思います。これは資料のほうですけれども、9ページの生活道路環境改善というところがあるんですよね。道路の除草とか草刈りとか剪定とかいう項目だと思うんですけれども、今、琴海のほうは、もう以前から自分のところにある私道じゃなくて市の道路にしても農道にしても林道にしても国道にしても、全部自分たちのためにある道路ですから管理はできるだけ自分たちでやろうということで、除草もずっとやってきておるわけですね。本庁は金がいっぱいあるからか、旧市内は全部業者にどんどん出しているんでしょうけれども、私たちのところはやはりそれをすることによって自治会を維持しながら、自治会の活動としてやりよるわけですね。河川の管理も一緒ですけれども、全部自治会の年間計画の中に入れて活動しよるわけですよ。だから、除草をしたら自治会長名で当然平米幾らかの補助が来るわけですけれども、できたら、したらしただけの補助はしてもらいたいと思うんですよ。しとらんところをくださいと言うわけじゃないんですよ。年に5回ぐらいあるいは4回は必ずする、しかし、予算の都合で2回しか払えませんとか、それは私はもう何回も言うんですけれども、もう少し改善してほしいと思うんですよ。自治会の活動で自治会の会員をふやす、自治会次第では出てこない人は出不足金を取られるとですよね。出てこれませんと言ったら、それならあなた2,000円出してくださいよと。自治会にちゃんと出すわけですよ。そういう具合に自治会を挙げて管理をしよるわけですから、やはり年に3回4回切るわけですから、そういうことが自治会長から上がってきたらやはり全額、わずか平米8円か幾らかですから、対象にして補助してもらいたいと思うんですけれども、どんなですかね。もうそんなら旧長崎市のように全部業者でやったほうがいいじゃないかと自治会の中では言う人がおるんですよ。それをやってしまえばもう自治会の活動自体がなくなって、そんなら自治会も要らないじゃないかという大きな引き金になりそうなんですよ。そういう実情があるんですけれども、どんなですかね。 167 ◯森尾中央総合事務所理事 この地域除草ってよく言われているお話なんですが、私たちも地域除草は皆さんにしていただくように、二、三年前ですかね、単価を倍に上げたというところがあるんですが、当時1回当たり6円で2回目2円で8円というものを、1回を8円に変えて2回で16円とこれも微々たるもんだと私たちは思っているんですが、そういうようなところで琴海のほうはよく頑張っていただいて地域の方が大分出てやられているという実績もとっています。じゃ、ほかのところに対して伸びていかないかということで、例えば旧市内であっても三重もちょっと北総合事務所になりましたけれども、三重とかあと周辺部のほうでは三重のもうちょっと手前のほうとかも結構やられているところもありますから、それをふやすための何か仕掛けは今後も考えていかないといけないと思っています。ただ例えば2回を3回4回までふやして、それで皆さんがふえていくのかというのも、実際検証しながらやっていかないといけないと思っていますけれども、基本的には市内全体といいますか、中心部はなかなか難しいんですけれども、ちょっと周辺部に当たっては多くの自治会の方にやはり出ていただいて何とか草刈りを地域のコミュニティのために使ってもらえるような仕組みについては、ちょっと研究していかんばいかんなと思っています。  以上です。 168 ◯佐藤正洋委員 状況が違うわけですね、旧市内のまちの真ん中と。私たちも出ますよ、市民大清掃とか一斉清掃とかというときには出ていますけれども、あれは大したことはなかですよ。ずっとぞろぞろ歩いて回って、缶やたばこの吸い殻を拾ったり何かしますよ。そら、それも大事なことですよ。しかし一方では市道の横に草がいっぱい生えてくる、そこにマムシがおる、そこを通学の子どもが歩いていく。危険なんですよ。だからみんな通学路を中心に切りよるんです。生えてきたぞ、切ろうじゃないかということで自治会長の号令で、よし切ろうやということで切るわけですよ。だから、そういうのはさっき言われたように、確かに単価が上がったということですけれども、平米8円が16円になったか、6円が8円になって1回やったところが2回になりましたよとか、スタートがもう間違っているんですから。だから、だったら200メートルなら200メートルの業者に頼んだ分と自治会がした分とどっちが安くで済んでいるか。そういうことを考えた場合には私は自治会の人たちが頑張ってくれているんだから、それは育てる意味においても、やはりさっき言ったようにね、自分の道路、自分の河川ということで、やはりそこは補助をしてやって、まあ頼むよと、本来なら市が全部しないといけないんでしょうけれども、これだけ広ければできんとさと言えばみんなわかるとですよ。全部市にしてくれと誰も言わん。だからしたところにはやってほしいと思う。しとらんところはやらんでよかですよ。ですから旧市内は草刈り機を持ってそんなことするところはなかでしょう。浜町ら辺でそんなことをして回る者がいますか。いないでしょう。だから、そがんところはせんでもよかし、また、それなりの通行量もあって危険もあるから、本職の業者にさせる、高くなっても仕方がないとそれは私も理解するとさ。しかし、やはり地域を切り捨ててしまうということになってしまいよるけん、私は言いよっとですよ。外海もしよらんやったけれども、することになった、あの広域林道も草ぼうほうになっとって琴海がしよるけんやらんばごとなったばいと、やろうでって自治会長さんと話してようやくやるようになった。だからそういうふうなことで、悪かことならやはりやめんばけれども、私は悪くないと思っとるとよ。よかことだと思っとるとですよ。ですからそこら辺についてはどこが予算ば持ってしよらすとか、森尾理事は中央総合事務所だからそがんなことはあんまりなかでしょう。しかし、土木維持課長のときはちゃんと琴海のところも見てもらったですもんね、河川のことも、道路のときもちゃんと見てもろうたし状況はわかっておられると思うんですよ。ですから今は北総合事務所長が頑張ってくれよるですけれども、きょうは伊東課長も来てくれとっとですけれども、やはり実情を聞いてもらってぜひ増額というか、したことについては評価をしてもらいたいと思うんですけれども、部長どうですかね。 169 ◯吉田土木部長 実情としてよくわかるお話でございます。道路の維持管理という部分で地域の自治会のほうで大分ご協力をいただいていることについて感謝申し上げたいと思います。維持管理を通じてどういう効果があるのかと考えたときに、やはり自治会としては自治会内でのコミュニティの維持という部分で、そういう活動を通して住民の方が触れ合うという部分の効果もあると思いますし、一方で道路管理者としてはそれに対して一定報酬といいますか、お支払いというのはなかなか満足のいく額はできていない部分はございますが、維持管理の一助となっているということはもう間違いないと思います。ただ現状として、じゃ、単純に維持管理だけ考えれば、例えばもう草の生えないような道路整備をするとか、そういった方向になってしまうんですけれども、この枠組みというのはそういう話ではなくて、やはりトータルで地域をどうしていこうかという中での一環の取り組みという部分にもつながってくると思いますので、そういう視点に立って、今どうしますという結論は言えない部分はあるんですけれども、何か道路だけの中で解決するというよりは、トータル、まちづくりあるいはコミュニティづくりの仕組みの中も含めて考えていくような、そういう視点で考えていく必要があるのかなと考えておりますので、今後、総合事務所のほうともいろいろお話をしながら解決策を見出していきたいと考えています。  以上でございます。 170 ◯佐藤正洋委員 部長の言われることは私もわからんじゃないですよ。わかりますよ、それは総合的なということでね。ただ私たちはここで土木部の予算審議をしよるわけですから、このことについて私は言いよるんですよ。全体でするのならば、それは協議会のことであるとか自治会への補助金であるとか、そういったところでやってもらえばいいことで、私はそのことをここで言いよるわけじゃないんで、自治会のためにもなっとるということは言いよりますよ。というのがもらった補助金は自治会がもらって何に使うかと言えば、そんときに使った草刈り機の油代、軽トラックを出してくれた車の油代、あるいは軍手、草刈り機の刃を研ぐ、そういったものに使いよるわけですよ。それでもし残ったら自治会のほかの活動に使うわけですよ。だから決して個人が取りよるわけでも何でもない。そういう意味では自治会活動を補助しよることにもなるわけですね。琴海町のときはそうだったんで、1人出れば1日500円出よった、弁当も何もない、1日500円、それは出していたんで、だからそれでもって街灯を自分たちでかえる、球がえをするとかね、道のグレーチングを修理しようやとかね、それはもう自治会が決めればよかわけですから、そういうようなところに使いよって、何もそがんとで飲み食いをしよるわけでも何でもないわけで、そがん飲み食いするように金が余ることもないし。だから、ぜひここで私は維持管理のほうでお願いしよるわけですから、再度この今2回とかって聞いておりますから、少なくとも3回なり4回なり、4回やるっていうところは大体あるですよ。というのが、もうお盆になれば墓に通じる道路付近は全部切ろうやっかと、こういうふうになってくるわけですよ、帰省客もおるけんですね。それと自治会費が決めてあるけん、誰も無駄なことはしよらんですよ。しなくていいことをしているわけじゃ何でもない、絶対必要だからやりよるんですよ。だからそこら辺も含めてさっき言うたように通学路の問題とか安全の問題もありますので、ぜひ見直しをしていただいて増額をしていただきたいと思います。つい先日も伊東課長は知っておられますけど、ある西海の自治会で草じゃない、もう市道におおいかぶさった木、これを全部切った、それこそ全員出て。チェンソーとかあれを持って小さく切って、そしてまた軽トラに積んで自分の畑に持っていって処分するとか、そういうことをやりましたけれども、そういうところには助成が出たかどうかは私は聞いとらんとですけれども、草刈りの助成とはそれは違うと思うんですけれども、そういうここにある剪定なんかというのは対象になるんですか。 171 ◯森尾中央総合事務所理事 まず雑木等の伐採はこの除草の対象とは今はしておりません。道路の除草だけと。この剪定というのは木が植わっている街路樹の剪定は行っていますけれども、雑木についても一部道路にかかってくる分というのは切るようにはしていますけれども、もうほとんどが今業者に委託して切っているという状況です。  以上です。 172 ◯佐藤正洋委員 そんなこと言われますけれども、現実問題として、ここにかぶってきとるけん切ってくださいと言うても、市役所は予算がないけんって言って切らないですよ。また、そして1本あるけん切ってくれって、これはまた効率も悪かとやもん。地域の人はやはり15年20年たってかぶってきたけん、全部で切ろうと言うてからやりよるわけですから、やはりそういうところにも制度を使って助成をしてほしいなと私は思いますよ。そうしないとどうもならんし、もう周辺部になれば、今度は高齢化してそういうことをする人がいなくなる。今のところやりよりますけれどもね。そうした場合には、もう市が全部やらないといかんようになってくる、だから、今のうちにそういうことをして、全部子どもたちにもそれを見せてちゃんと継続をしていくというようなことに私はしてもらいたいと思うんですけれども、やはり雑木がかぶってきているのを、それは本来は所有者が切ればよかっさということでしょうけれども、現実問題としてそういうわけにはいかんわけで。だから、そういったものにも範囲を広げてほしいと思うんですけれども、いかがですか、再度質問します。 173 ◯森尾中央総合事務所理事 この除草とか雑木の伐採は私たちも喫緊の課題だと思っているんです。それは今、木がどんどん大きくなってしまって切るにしてもお金がかかってしまうという悪循環がずっと今は進んでいるところ。これは市のまちなかの街路樹も同じです。40年50年たってしまってなかなか管理するのもお金がかかっているということもございます。周辺部に行くと道路にやはりかぶさった木というのは多くあるのは私も承知をしています。それをじゃ、どうやって切っていくかというところに関しては、なかなか今のところは委員ご指摘のとおり、市のほうでなかなか切れていないという実情も私も把握はしています。また、これは今後どんどんまた進んでいく問題ですので、やはり何年かに一遍ずつ切らないといけないというのは、もう指摘のとおりだと思いますんで、何とか循環でできるような仕組みというのは、ちょっと今後やはり考えていかないと、急にお金がかかるとか、そういうことにもなるかなということで考えています。  以上です。 174 ◯佐藤正洋委員 この件はそういうことでもうこれ以上言いませんけれども、とにかく前向きに処理してください。ぜひお願いしたいと思います。それからこの予算額の一覧ですけれども、見せてもらって、例えば今説明があった10番なんかで、道路橋りょう維持費というのがあるわけですけれども、各総合事務所に割り振りをしてあるんですけれども、こういったものは何を基礎として割り振りをされるんですか。やはり中央総合事務所が一番土木の職員が多かけんか、そこが一番予算もふえると、周辺地区は切り捨てですよということになるんですかね、どうなんですかね。 175 ◯森尾中央総合事務所理事 維持管理費の算定の考え方というのは、例えば道路の延長であったり、人口であったりとか、いろんな算定の仕方があると思います。今回割り振りした中では各要望事項に合わせてどの程度達成できているかというのを1つの指標として考えています。ですから例えば中央総合事務所だけ90%とか、北総合事務所だけ90%というわけにいかないんで、前年度の実績見ながらある程度の達成率を上げていくと。ただしこれも年度ごとにやはり差額がありますので、それについては、ある程度毎月毎月、各総合事務所で集まって達成状況というのを確認をします。その中で、やはり達成できていないところにはお金を回すとかいうことはうちの内部ではしていこうということで進めているところです。  以上です。 176 ◯佐藤正洋委員 私も前も言うたことあるんですけれども、やはり道路の維持管理ですから、市道の延長とかは基礎になるべきだと思うんですね。もちろん地方交付税の算定もそういうふうになっとるわけですから、延長があり面積があり橋梁のどうのこうのってあるわけですから、やはりそういうことをしてほしいし、決算のときはよく出していただきますけれども、地域ごとの道路の延長とかそういったものも欲しいんですけれどもね、一覧表として。だからこういうことを基礎にしてこういう予算になりましたとかさ、何かそういったものが欲しいんですけれども、どうですか。そういうようなことはできないんですか。 177 ◯森尾中央総合事務所理事 各市道の路線とか農道の路線というのはもう整理して、各総合事務所ごとのデータを持っています。今回のお金の配分についてはそれらは1つは考慮はしていくんですが、どうしても、例えば現場事務所が対応しているところというのが、旧市内は現場のほうがやはり頑張ってもらっていると。あとそれから外についてはもう作業する方は嘱託の方が除草とかをされているところもありますけれども、そういうようなちょっと目に見えないところがどうしても出てくるもんですから、道路の延長とか人口だけでちょっと割り振りはなかなか難しいというのは実情です。ですからこれまでの実績と先ほどの達成率を見ながら、ある程度そこにちょっと合わせて割り振りはしているということでございます。  以上です。 178 ◯佐藤正洋委員 やはりそういうことになってくれば事務所があるところ、要するに市の中心部ですよ。市の中心部が有利になってきてしまって、それだけの職員を置いているわけですから、ほかのところはそうじゃないわけですから、やはりそういうところも予算をそうしてとるならば、その職員もやはりもっとほかの東総合事務所でも南総合事務所でも北総合事務所にでも、どんどん派遣してやって仕事をしてもらうと、こういうふうになるべきじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。 179 ◯森尾中央総合事務所理事 これは私もとても課題になっていると思っているのは、旧市内で作業するというのが前提で、今、労働組合のほうと話をしているというのが前提でまずございます。ただし、私たちが現場のほうと話をするときは、緊急で出てきた場合は、例えば外海にも行ってもらっているし、今琴海のほうにも行ってもらっているというのは実際の運用の中ではしていただいているところもあります。ただ、ずっと行っているわけじゃないんで、どうしても緊急に何かが出たときには行って対応するというところまでは、今行っているところです。最終的にはやはり現場の職員さんの数とかそういうこともあって、全体的に市内一円全てというところまでまだ行っていないというのは事実です。旧市内だけということになっていますけれども、今後はそこもある程度見直しができるようであれば、見直ししながらやっていければなというのは、それこそもう検討していきたいなとは思っております。  以上です。 180 ◯佐藤正洋委員 そういったことが、この機構改革のときに話し合いが煮詰まっとらんとですよ。そういうような話まで煮詰まっていないまま機構改革が進んでしもうた。だからこういう弊害が出てきとると私は思うとっとですよ。中央総合事務所が要らんのじゃないかと言っても要るんだと。屋上屋じゃないですかと言ったら、屋上屋ですよってみんな言うたんですけれども、それは皆さんに言っても皆さん方は言われたとおりにするだけですから、どうしようもなかでしょうけれども、やはりそういう弊害がいろんなところで出てきおるということは、いろんな会合の中でやはり言うべきだと思うんですよ。やはり市長、副市長に向かって言うべきですよ。これは困りますよとか、そういう開かれたやはり市の行政体制であってほしいなと私は思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。いろいろ申し上げましたけれども、何といっても道路についてはもうインフラの整備がないと地域の発展もないわけですから、ぜひ少ない予算の割り当てですから、少ない予算の中ですけれども、ぜひ頑張ってほしいと思いますし、地域センターのほうも、総合事務所のほうも、中央総合事務所からぜひ森尾理事、派遣してくださいよ。ぜひお願いしたいと思います。  以上です。 181 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時36分=           =再開 午後3時38分= 182 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費第4目交通安全施設費及び第5目県施行事業費負担金の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 183 ◯吉田土木部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第3目道路橋りょう新設改良費、第5目県施行事業費負担金の土木部所管分について説明いたします。  予算説明書は248ページから251ページでございます。248ページをごらんいただきたいと思います。一番上に記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費の予算総額49億2,088万7,000円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出の委員会資料1ページをごらんいただきたいと思いますが、こちらの予算一覧の9行目と10行目に記載をしております。その内容としましては、第3目道路橋りょう新設改良費で12億6,500万円、第5目県施行事業費負担金で7,166万3,000円でございます。  続きまして、各目における予算の内容についてご説明をいたします。予算説明書は248ページから249ページをお開きいただきたいと思います。まず表の中からほど記載の第3目道路橋りょう新設改良費でございます。予算額31億2,090万円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出の資料、予算一覧の9行目に記載をしております、12億6,500万円でございます。内容といたしましては、予算説明書の249ページの説明欄に記載をしております。説明欄中ほどから記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち1.江平浜平線から5.大橋町赤迫1号線まで、それから少し下の8.籠町稲田町1号線(電線類地中化)とその2つ下でございます、2.【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)につきまして、国庫補助を活用し、主要路線の新設及び現道の拡幅改良などを行うものでございます。次に、249ページの説明欄下から2行から記載の4.【単独】道路新設改良事業費のうち1.地方道路等整備事業費と次のページに行きまして251ページをごらんいただきたいと思います。上から3行目の4.合併地区道路等整備事業費、2つ下の6.道路改良事業費では、市道の整備のうち土木部で実施をしております主要路線の整備とあわせて道路改良工事などを行うものでございます。また、少し戻りますが、予算説明書251ページ、説明欄の上から2つ目に記載しております3.車みち整備事業費につきましては、住民の住環境の改善と防災性の向上を目的に斜面市街地の既存の道路を生かして車が通れるよう道路整備を行うものでございます。この車みち整備事業につきましては、完成後、沿線の住民の方に大変喜ばれていることや地元などからの要望も踏まえまして、事業を継続するものでございます。  次に、土木部提出の資料1ページ、予算一覧をごらんいただきたいと思います。第8款第2項第3目道路橋りょう新設改良費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号9行目、増減欄記載の8,090万円の増となっております。これは江平浜平線や大橋町赤迫1号線などにおきまして事業費が増となったことなどが主な理由でございます。  次に、予算説明書は250ページ、上の表の一番下から2行目に記載の第5目県施行事業費負担金でございます。予算額7,166万3,000円は全て土木部所管分でございます。内容といたしましては、1.道路橋りょう費負担金の1.道路事業費で長崎県が長崎市内で施行する道路事業等について応分の負担を行うものでございます。予算額を前年度と比較しますと3,110万2,000円の減となっております。  引き続き主な事業の内容は、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。 184 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第3目道路橋りょう新設改良費の土木建設課所管分についてご説明いたします。  土木部提出の委員会資料7ページをごらんください。第3目道路橋りょう新設改良費のうち【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)でございます。江平浜平線ほか5路線で予算額は9億7,250万円、全路線継続事業でございます。1の概要でございますが、国庫補助事業である社会資本整備総合交付金を活用し、道路交通の円滑化と安全性の向上を図るため道路の新設及び拡幅改良を行うものでございます。  8ページから9ページに平成31年度の事業内容、全体計画、事業期間及び財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。なお、詳細につきましては各路線の位置図で説明させていただきます。  10ページをお開きください。江平浜平線は、江平地区と浜平地区とを結ぶ補助幹線道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所でトンネル工事及び法面工事、用地取得、建物調査の測量試験を予定しており、予算額は4億6,300万円で単独事業である地方道路等整備事業費2,400万円と合わせまして4億8,700万円の事業でございます。  11ページをごらんください。中川鳴滝3号線は、国道34号から鳴滝高校の横を通り、片淵中学校までの補助幹線道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては、平成30年度に引き続き、地権者との交渉が進展している3工区に力を入れ、赤色の箇所で用地取得、建物補償及び建物調査の測量試験を予定しており、予算額は1億500万円で単独事業の400万と合わせまして1億900万円の事業でございます。  12ページをお開きください。川上町出雲線は、県道小ヶ倉田上線と大浦地区を結ぶ道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては、昨年度に続き道路幅の狭い箇所を拡幅するため赤色の箇所で工事、用地取得、建物補償及び建物調査の測量試験を予定しており、予算額は2,000万円でございます。なお、本路線は単独事業500万円と合わせまして2,500万円の事業でございます。  13ページをごらんください。清水町白鳥町1号線は、長崎拘置支所付近とJR長崎本線沿いの県営住宅大橋団地付近を結ぶ道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては、建物補償を予定しており、予算額は1億1,200万円で単独事業700万円と合わせまして1億1,900万円の事業費でございます。なお、本路線につきましては用地取得を重点的に行っていきたいと考えています。  14ページをお開きください。大橋町赤迫1号線は、JR長崎本線を下越し、国道206号と市道三芳町若竹町線を結ぶ道路として事業を進めております。平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所でJR九州への工事委託を予定しており予算額は2億4,100万円でございます。
     15ページをごらんください。籠町稲田町1号線(電線類地中化)は、都市計画道路新地町稲田線のうち館内市場付近から稲田町までの電線共同溝整備を行うものでございます。平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所で工事を予定しており、予算額は3,150万円でございます。  次に、16ページをお開きください。【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)で、虹が丘町西町1号線でございます。虹が丘町西町1号線は、虹が丘町より市道油木町西町線に接続する道路を新設することで、北部地区の慢性的な交通渋滞を緩和するとともに、交通の利便性、防災性の向上を図るため補助幹線道路として事業を進めております。1の概要でございますが、国庫補助事業である地方創生道整備推進交付金を活用し,道路交通の円滑化を図るため道路新設を行うものでございます。2の事業内容及び3の財源内訳については記載のとおりでございます。  17ページの位置図をごらんください。平成31年度の事業といたしましては、赤色の箇所において工事を予定しており、予算額は1億2,200万円で、なお本路線は単独事業800万円と合わせ1億3,000万円の事業でございます。  次に、18ページをお開きください。【単独】道路新設改良事業費の地方道路等整備事業費でございます。予算額は1億750万円でございます。1の概要は記載のとおりでございます。2の事業内容は路線や箇所ごとに一覧表に記載しているとおりでございます。なお、19ページに地方道路等整備事業費の全体位置図を示しておりますのでご参照ください。  次に、20ページをお開きください。【単独】道路新設改良事業費の車みち整備事業費でございます。予算額は5,000万円でございます。1の概要は、斜面市街地おいて住民の居住環境の改善と防災性の向上を図るため車が入ることができない既存の市道を車が入る車みちとして整備するものでございます。2の事業内容は全体計画と予定箇所の一覧表を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。21ページには、車みち整備事業の全体位置図を、22ページには整備事例として整備前、整備後の写真及び計画と平成30年度までの実績を、23ページと24ページには平成31年度に工事を行う路線の位置図を添付しております。また、これまでの整備効果を検証を行った結果、車みち整備事業は斜面市街地において有効な施策であり、市議会や地元からの継続要望も踏まえ住みなれた地域で安心して住み続けられる環境を整備するため車みち整備事業を継続していきたいと考えております。  次に、25ページをごらんください。【単独】道路新設改良事業費の合併地区道路整備事業費でございます。予算額は500万円でございます。1の概要ですが、合併特例債を活用し、相川町四杖町1号線の道路交通の円滑化と安全性の向上を図るものでございます。2の事業内容、3の財源内訳は記載のとおりでございます。  26ページの位置図をお開きください。平成31年度は赤色の箇所の工事を予定しております。なお、27ページに土木建設課所管の主要な道路事業の進捗状況を記載しておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 185 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第5目県施行事業費負担金についてご説明を申し上げたいと思います。  28ページ、29ページを見開きの形でごらんいただきたいと思います。この事業につきましては県が施行いたします地方道、一般県道の道路事業に対して地元負担を行おうとするものでございます。予算額といたしましては7,166万3,000円を計上いたしております。その下、事業の内容及び財源内訳というものを路線ごとに掲載いたしてございますので、右側の位置図とあわせてごらんいただきたいと思います。図面右下のほうから1、2、3、4と下のほうに向かって番号を振ってございますけれども、それは左側の表と一致してございますので、ごらんいただきたいと思います。  それでは個別にご説明をさせていただきたいと思います。30ページをお開きいただきたいと思います。一番上の段、1番としてございます。野母崎宿線、大崎から宮摺町、これに至る道路でございまして、道路改良工事約60メートル、これが予定されているところでございます。下の2番を見ていただきたいと思います。野母崎宿線の千々町でございます。南小中学校の南側から千々簡易郵便局までの区間において測量設計を予定してございます。次に、右側をごらんいただきたいと思います。同じく野母崎宿線の市営為石アパートから野母崎方面に向かいました約450メートルの区間におきまして用地補償、そして道路改良工事約110メートルを予定してございます。下側に4番と記載をしてございます、同じく野母崎宿線の脇岬、宮崎町と脇岬町の町境約210メートルの区間におきまして、用地補償と道路改良工事、舗装工事約120メートル、これを予定してございます。  次に、32ページをごらんいただきたいと思います。上側に5番として、神ノ浦港長浦線、これの琴海地域センター長浦事務所から県民の森方向に向かいまして、神上橋付近におきまして用地補償と道路改良工事、約75メートル、これが予定されております。下側の6番、同じく神ノ浦港長浦線の神浦向町、これは長崎市が整備いたしました路線に引き続く約370メートルの区間のうち神浦小学校付近から神浦橋付近におきまして、道路拡幅に伴い漁船等の停泊地が埋まってしまうことになりますために機能回復といたしましてしゅんせつと係留杭の施工、これが予定をされてございます。右側に参りまして上側の7番でございます。奥ノ平時津線の桂山、国道206号の西海交差点から県民の森方面に向かいまして桂山集会所付近の約600メートルの区間におきまして道路改良工事、大カーブがあるところですけれども、ここ50メートルが予定をされております。下側の8番、長崎漁港村松線、西海町樫の久保でございますけれども、樫の久保バス停付近の西海町樫の久保地区の約200メートルの区間におきまして、用地補償と道路改良工事約40メートルが予定されているところでございます。  次に、34ページをお開きいただきたいと思います。上側に9番、これも同じく長崎漁港村松線、三京クリーンランドから長崎漁港方面に向かう約480メートルの区間のうち、尾似田バス停付近におきまして、道路改良工事約130メートルが予定されております。下側に移りまして10番でございます。深堀三和線のうち大籠町付近から深堀6丁目の間の約490メートルの区間におきまして、用地補償と道路改良工事の約90メートル、そして舗装工事約60メートル、これが予定をされているところです。右側をごらんいただきたいと思います。11番でございます。東長崎長与線の三ツ山でございます。犬継バス停付近の約170メートルの区間におきまして測量設計が予定されているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 186 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第3目道路橋りょう新設改良費及び第4目交通安全施設費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  委員会資料の1ページをごらんください。第3目道路橋りょう新設改良費のうち総合事務所所管分につきましては行番号11の中ほどに記載の18億5,590万円で、昨年度と比較して2億5,240万円の増となっております。続きまして第4目交通安全施設費は全て総合事務所所管分でございます。行番号12の中ほどに7,000万円で記載されているとおり昨年度と同様でございます。  続きまして、予算説明書の249ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費のうち総合事務所所管分は説明1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち6の矢上町現川町線、7.新市庁舎周辺道路、9.道路構造物等補強、3.【補助】景観まちづくり刷新事業費の全て、4.【単独】道路新設改良事業費のうち251ページの説明欄上段の2.地方道路等整備事業費(総合事務所)と5.合併地区道路等整備事業費(総合事務所)、5.【単独】辺地対策事業費から最後の8.【単独】自然災害防止事業費まででございます。次に、第4目交通安全施設費は全て総合事務所所管分でございます。これは交通反則金を原資とする交通安全対策特別交付金を財源として、歩道の新設・改良や区画線・防護柵など、交通安全施設の整備を行うものでございます。  次に、平成31年度設定の債務負担行為のうち総合事務所分についてご説明いたします。予算説明書の344、345ページをお開きください。一番下の道路新設改良事業につきまして、工事の施工時期の平準化を図ることを目的に限度額3億円、期間平成31年度から平成32年度までの債務負担行為を設定しようとするものでございます。  次に、346ページの一番上、自然災害防止事業(道路)につきましては、工事の施工時期の平準化に加え、危険箇所への迅速な対応を目的とし、限度額3,000万円、期間平成31年度から平成32年度までの債務負担行為を設定しようとするものでございます。  次に、主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 187 ◯川原地域整備1課長 第2項道路橋りょう費のうち、総合事務所所管分につきましてご説明させていただきます。  総合事務所提出の委員会資料11ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、矢上町現川町線、予算額は1,150万円でございます。概要でございますが、国の補助を活用し、車両通行の安全性、快適性の向上を図ることを目的に損傷の著しい車道の整備を行うものでございます。2.事業内容の(1)全体計画につきましては記載のとおりです。(2)平成31年度の事業内容につきましては、舗装工事延長170メートルを予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  12ページをお開きください。矢上町現川町線の位置図です。平成31年度の事業箇所を赤書きしております。  次に、13ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、新市庁舎周辺道路、予算額は1億円でございます。1.概要でございますが、新市庁舎建設に伴い周辺道路のバスベイ整備や拡幅整備を行うことにより新市庁舎へ公共交通機関からのアクセス向上及び歩行者の安全で快適な歩行空間の確保を図るものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画といたしまして、事業期間は平成30年度から平成34年度までの5カ年、総事業費5億3,000万円、内容といたしましては道路整備510メートルと用地補償などを予定しております。(2)平成31年度の事業内容ですが、用地取得及び建物補償などを予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  14ページをお開きください。新市庁舎周辺道路の位置図です。図面中央が新庁舎建設地その周りの黄色の箇所が道路整備箇所となりますが、平成31年度は赤色で着色しております上下水道局別館の用地取得と建物補償などを予定しております。なお、上下水道局別館の外壁には調査を行ったところ、アスベストの含有が確認をされたことから、解体費用につきましては今後精査をいたしまして、今年度中の補正予算の計上を予定しているところでございます。  次に、15ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強、予算額は2億130万円でございます。1.概要でございますが、橋梁などの道路構造物などについて法に規定された5年に1回の定期点検や補修、補強を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。橋梁等の定期点検と翌年度以降に実施いたします補修工事のための詳細設計及び橋梁の補修工事を予定しております。3の財源内訳は表に記載のとおりです。16ページから21ページにつきましては橋梁補修工事予定箇所の位置図を添付いたしております。  次に、22ページをお開きください。【補助】景観まちづくり刷新事業費、まちなか地区、予算額は4,380万円でございます。1.概要でございますが、本事業は平成29年度から平成31年度まで3カ年限定の国の補助事業でございまして、観光地周辺及び周遊ルートにおきまして景観に配慮した舗装整備を行うものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画は記載のとおりです。(2)平成31年度でございますけれども、唐人屋敷の土神堂から天后堂に至る西小島館内町1号線と諏訪小学校近くの寺町通りの浜町伊勢町線、合計2路線の整備を予定しております。3の財源内訳は表に記載のとおりです。23ページと24ページはそれぞれの位置図でございます。  次に、25ページをお開きください。【補助】景観まちづくり刷新事業費、平和公園地区、予算額は1,700万円でございます。1.概要でございますが、先ほどのまちなか地区と同様、観光地周辺及び周遊ルートを景観に配慮し整備するものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画は記載のとおりです。(2)平成31年度は平和町商店街通りの松山町大橋町線において街路灯未設置の区間に街路灯と足元灯を設置する予定でございます。3の財源内訳は表に記載のとおりです。26ページは設置箇所の位置図でございます。  次に、27ページをお開きください。【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費、予算額は9億8,240万円でございます。1.概要でございますが、損傷が著しい路面や排水機能が低下した側溝などの道路改良を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。中央総合事務所は53カ所、東総合事務所は18カ所、南総合事務所と北総合事務所はそれぞれ5カ所、合計81カ所において改良工事等の実施を予定しております。3の財源内訳は表に記載のとおりです。28ページから30ページは予定路線箇所の一覧表となっております。  次に、31ページをお開きください。【単独】道路新設改良事業費、合併地区道路等整備事業費(総合事務所)、予算額は6,890万円でございます。1.概要でございますが、合併特例債を活用し、交通円滑化と安全性の向上等を図るため道路の拡幅改良などを行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。南総合事務所では3路線において道路改良工事や用地取得、補償や設計など、北総合事務所では2路線において用地取得や補償、調査などを予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  32ページをお開きください。これは各路線の全体位置図でございます。33ページから37ページにかけましては事業予定箇所の位置図を添付いたしております。  次に、38ページをお開きください。【単独】辺地対策事業費、形上岳線、予算額は500万円でございます。1.概要でございますが、辺地対策事業債を活用し、辺地地域における生活関連道路の拡幅改良を行うものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画は記載のとおりです。(2)平成31年度でございますが、本事業は平成27年度から事業に着手し平成30年度は道路工事を30メートル実施しておりますが、立ち木の補償が多く工事進捗が図れないことから、平成31年度は主に立ち木の補償や用地の取得等を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。39ページは位置図になります。  次に、40ページをお開きください。【単独】過疎対策事業費、野母町1号線、予算額は1億8,000万円でございます。1.概要でございますが、野母崎総合運動公園から水仙の丘のほうへ向かいます野母崎1号線は、国道499号のカーブ内に接続している状況ですが、恐竜博物館建設に伴って増加する交通量に対し、見通しも悪く危険な交差点の形状となっております。そのため、交差点の位置を直線部である野母崎体育館入り口に移動させるとともに国道499号に右折車線を設けることで交通の円滑化と安全性の向上を図ろうとするものでございます。また交差点の位置を変更することに伴い市道の区域変更を行うことといたしております。2.事業内容としましては平成31年度の単年度整備を予定しており、316メートルの市道整備と国道の交差点改良として142メートルを予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。  41ページをごらんください。野母町1号線の平面図でございます。赤い線は市道整備及び交差点改良の計画線でございます。上段の写真1)は野母崎体育館の出入り口付近、下段の右側写真2)は国道499号の直線部、左側の写真3)は市道位置を移動した後の現道との接続予定箇所でございます。  次に、42ページをお開きください。【単独】過疎対策事業費、高浜本線、予算額は600万円でございます。1の概要でございますが、過疎対策事業債を活用し、交通の円滑化と安全性の向上等を図ることを目的に過疎地域における生活関連道路の拡幅改良を行うものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画は記載のとおりです。(2)平成31年度でございますけれども、長崎県が行います江川河川改修工事に伴い市道の拡幅工事を合併施工で行っており、その工事負担金として600万円計上しております。3の財源内訳は表に記載のとおりです。43ページは位置図でございます。  次に、44ページをお開きください。【単独】道路リフレッシュ事業費、合併7地区、予算額は1億円でございます。1.概要でございますが、安全安心な暮らしの実現のため、安全性と緊急性を勘案しながら合併地域の市道の改良や舗装を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。南総合事務所では4地区の5路線、北総合事務所では2地区の5路線、合計10路線におきまして道路舗装や道路改良を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりです。45ページは全体の位置図でございます。46ページから54ページまでは事業予定箇所の位置図を添付いたしております。  続きまして55ページをお開きください。【単独】自然災害防止事業費、道路、予算額は1億4,000万円でございます。1.概要でございますが、市道における災害を未然に防止するため長崎市地域防災計画に位置づけられた危険予想箇所について改良を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。中央総合事務所は2路線、東総合事務所は1路線、南総合事務所は8路線、北総合事務所は2路線、合計13路線において落石防護柵や擁壁等の工事を予定しております。56ページの3.財源内訳は表に記載のとおりです。57ページは全体の位置図、58ページから68ページまでは工事予定箇所の位置図を添付いたしております。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 188 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 189 ◯後藤昭彦副委員長 市道野母町1号線、これは田の子の入り口なんですけれども、これも全く市有地を使うということでいいんですか。 190 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 41ページの地図をごらんください。黄色で塗っている箇所につきましては民地の箇所になります。〔「これ民地ですか」と言う者あり〕はい。民地の箇所になります。その黄色の部分につきましては、一応地主とお話をしてご了解をいただいている状況でございます。  以上です。 191 ◯後藤昭彦副委員長 そしたら、もう話はついとるということで、よろしいんですね。何しろ交通量がまたふえると思いますので、特に入り口なんかは十分注意して……〔発言する者あり〕黄色はここだけ買うとやろう。この通るところだけ。 192 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 黄色の部分につきましては私有地になっていまして、それ以外の部分については長崎市有地になっています。〔発言する者あり〕道路の部分につきましては、道路分に関係する部分を買収予定としております。 193 ◯森尾中央総合事務所理事 この道路整備にあわせて公園の整備も今回、設計委託だけ上げさせてもらっていますけれども、周辺の駐車場とか、そういうような関係がございますので、用地については道路に関係する部分はもちろん買っていきます。その周辺についても跡地の計画の中で考えていきたいというように思っています。 194 ◯後藤昭彦副委員長 これを使うということで、多分買うと思いますので、よろしくお願いします。とにかくここのグラウンドにしてもまだいろいろ計画があると思いますので、地域の要望を聞いた中での計画をしていると思いますので、よろしくお願いします。 195 ◯岩永敏博委員 道路新設改良事業費の8カ所ですね、これ継続の分です。この中で進捗ですよね。この中でいくと川上町出雲線だけが全体計画でいくと平成31年度で終了予定なんですよね。しかしながら、当然完成はおくれるということだと思いますけれども、それについての今後の見込み、あと住民への説明等々の状況を教えてください。  もう1つは車みち整備事業、これは継続ということで平成31年度の予定箇所が9カ所出ておりますけれども、これも今後、平成31年度から5カ年計画でやられるのかということの確認です。それとあわせてこの車みち整備事業は今後5年間でまた区切ってやられるのか、その中でまた新規の採用枠がどうあるのかという考え方を含めて、見解をお願いします。 196 ◯桐谷土木建設課長 進捗状況については、川上町出雲線は今現在88%進捗をして、用地もあと少しになってきております。今せっかく用地を買っておりますので、効果を出そうということで、一番狭いところの道路整備に今手をかけているところでございまして、あと少し残っていますので、それについては用地をちょっと頑張って買っていきたいと思っている状況で、実は平成31年度はちょっと厳しい状況ですけれども、そんなにかからないような形でこの事業を完了させたいと思っているところでございます。これの進捗状況については平成31年度の所管事項のときにまた、いつまでにするかというのを報告させていただきたいと思っています。そしてもう1つ、車みちにつきましては、これは今の工事としては平成35年度までの5年間で予定をしているところです。計画は今相談を受けている路線を上げておりますので、今後また新たな路線が出てきたときには、この車みち整備事業の特徴は早く成果を出すということになっておりますので、地元の話の中で時間をかけてやるつもりはございませんので、新たに出てきたものが早くまとまっていくようであれば、そちらのほうを予算立てしていって頑張っていくということで、事業も3年ぐらいの中間年を見て、また、ある程度検証をした中で今後どのような形で進めていくかというのは、またその時点で報告していきたいと思っています。  以上でございます。 197 ◯林 広文委員 道路新設改良事業費の虹が丘町西町1号線ですけれども、今、道ノ尾病院のところから油木町西町線につなぐ工事が進んでおりますけれども、これについてはまだしばらく時間がかかるんじゃないかなと思っているんですけれども、一つ、西町の地区はこの道路から集落のほうに1つ道路の切り下げをしてつなぐ形をしてもらったんですが、もう1つ、西北町の警察官舎アパートの先のほうの道と、ここでいうところの橋梁がかかる部分で少し隣接しているんですけれども、ここの部分は既存の道とこの部分に接続するような考えというのはあるんでしょうか。それをまずお尋ねします。 198 ◯桐谷土木建設課長 油木町西町1号線につきましては、現在本線を優先的にやっている状況で、取り付ける道路につきましても現在、既存の道路があるものについては将来的にその可能性を残しながら取付道路をしている状況でございます。それとあわせて仮設道路等で橋梁とかする場合に仮設道路が必要になりますけれども、仮設道路のときに地元の協力を得て工事用道路を活用するなどの形の手法を今とっておりますので、その辺の道路を今後どのように管理するかを含めてしていきたいと思いますが、まずは本線を優先的にやっているので、取付道路はそれ以降についての協議になっていこうと思っていますので、よろしくお願いします。 199 ◯林 広文委員 はい、わかりました。それと、これは一般質問でも向山議員から出たんですけれども、清水町白鳥町1号線についても、先ほどのお話の中では、まず用地取得を中心に進めるということで、もう少しかかりそうかなという感じは持っているんですけれども、この虹が丘町西町1号線が完成したときに、この油木町西町線に接続をされて、そしてそのままもし清水町白鳥町1号線が完成していない場合はさらに交通量がふえるというような懸念がされておりますけれども、その連動については、改めて確認なんですけれども、優先順位というのをもう一回お願いします。 200 ◯桐谷土木建設課長 今は清水町白鳥町1号線の完了時期の話だと思うんですけれども、これについては私たちも、今おっしゃるように上の道路ができたときに下の道路もあわせてできていないと効果は出ないと思っております。今現在、用地交渉を重点的に行っているということです。西町の中の踏切あたりと、今JRの近くから新しい道路ができると効果は絶大と思っておりますので、まずは用地交渉をして工事を優先するんじゃなくて用地交渉を完璧に買った上で一気に工事をして効果を発現していきたいと思っています。  以上です。 201 ◯佐藤正洋委員 これは新市庁舎周辺道路の件でお尋ねしたいと思うんですけれども、14ページに図面があるんですけれども。特別委員会のときにも私、お尋ねしたんですけれども、これは正式な名前はわかりません、集中豪雨のときのマップが来ましたね。国、県、市が発行した図面。あれで周辺は全部水が来ますということで色が塗ってある。今の高さやったらそこは来ない。だから図面で白地になっとったですたいね。そのところのことをお話ししたんですけれども。やはりそういう見込みがあるわけですから道路も上がるということは勾配が緩くなっていいことですから、何も金かけて地下まで掘ってそういうふうなことをせんでもいいんじゃないかと思うんですけれども、どうなんですか。その道路全体は周りのところがあるから、そんなことはできんと思いますけれども、この勤労福祉会館側、こっちは別にほかの住宅があるわけじゃないので、協議すればできるんじゃないかと思うんですけれども。でき上がりを想定してみればさ、集中豪雨が来て水が来たら市役所は孤立するわけですね。せっかく上から道路を入れるのにさ、孤立せんように、そこから少なくとも出入りできるようにすべきじゃないかと思うんですけれども、どんなですか。 202 ◯田畑地域整備2課長 今、新市庁舎周辺道路についての災害時の接道関係を考えれば道路を少しかさ上げをしたらどうかと、特に勤労福祉会館側の道路だけでもどうだろうかというご質問だと思います。今回この新市庁舎建設にあわせまして周辺道路、特に歩道といいますか、歩行者が通行できる部分を考慮した形で拡幅等を敷地内に求めることで、快適な空間、それから新市庁舎に合わせたようなデザイン、そういったことで地域に親しまれる道路づくりということで、建設にあわせて整備を行っているところでございます。特に国道34号からの部分につきましては、少し拡幅をしたり新規に道路を入れたりしてアクセスを向上させようというものでございます。ご意見の部分につきましては、基本的に現道の整備になりますので、委員ご指摘のとおり、今建物があるところはもう、ちょっとかさ上げするというのは非常に厳しいと。そうしますと、極端に言えば民地のほうに雨水が入っていったりするということもございますので、現在の道路の高さということを考えております。それから勤労福祉会館側も河川が入っておったりするわけですけれども、この部分についても両サイドの道路からの高さがございますので、現在の道路の高さ、ある程度調整はしながら道が事故がないようにスムーズに皆さんが利用できるような線形であるとか高さを考えたときに、もし上げるとしても中央部の限定的な部分になろうかと思いますので、基本的には現在の高さを基本として、あとは交差点部分とか皆さんが使いやすいような形で仕上げてまいりたいと考えております。  以上でございます。 203 ◯佐藤正洋委員 はい、わかりました。ただね、それを計画するときはさ、集中豪雨があっても水が来ないという条件だったんですね。水は来ませんと市は説明されたんですよ。だから市役所を建てて大丈夫ですよって。それで周辺の道路もしないといかんて、私たちもそれを前提に話をしてきたんですけれども、突如としてあの図面を出されて。いや、市が知らん話は別ですけれども、市もこのことは十分知った上であの図面出しておられる。県と協議をした上で、国と協議をした上で出した資料なんですから状況が変わったわけですから、やはり見直すべきじゃなかですか。何も今のところを広げなくても上に歩道をつければ、全然問題ないじゃないですか。何か問題があっとですかね。道路と必ずしも一緒に並行して歩道がなくてもいいんじゃないんですか。ここは全部市役所の敷地ですから。それは階段は何カ所か通るとかね、スロープを通るとかすれば道路には行けるわけですから、何もそんな下にさ、水が来て歩けないところに道路を整備してどうするのかなと私は思うとですけど、いかがですかね。 204 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどお話があったのはハザードマップのお話だと思いますが、一昨年ぐらいまでも長崎大水害規模というのを1つの基準にしてハザードマップをつくっていました。そのときは、今の中島川の中でもう水は溢水しない、外に出ないという計画でしていますので、基盤整備は基本的にはそれが大きな目的です。ですから、長崎大水害の規模が来たときに大丈夫なように整備をしていくというのは、もうどこでも同じです。今回、広島等で結構想定以上の雨が降ったということで、雨量の見直しをして、それからハザードマップをつくり直したというのがこの前からお話ししている内容です。それについては大体長崎大水害が100年規模って言われていますけれども、それを1,000年規模ぐらいにちょっと拡大して雨を降らせたときにどういう状況が考えられるかという想定のお話ですので、そこを1,000年に1回の雨が来るかどうかという議論はいろいろあると思うんですけれども、それを前提に道路をかさ上げしたりというのは今のところ全てにおいてですけれども、余り考えていないというのが実情です。それとあわせてこの道路についてはもう知っておられると思いますけれども一部どうしても低いところがあるんですよね。それが電車通りに比べたら1メートルぐらい下がったような状態でして、私たちもそこは何とか上げたいなというのを思ったんですけれども、どうしても周辺の道路の高さがあって上げきれないというのがあって、道路自体は今の形態から思いきり上げるというのは不可能というのがまず1つです。ですから道路の計画自体は当時の計画どおり整備していくという方針でやっているということでございます。 205 ◯佐藤正洋委員 私は車道を上げるとかそういうことを言うっちゃないんですよ。歩道を整備すればいいわけですから、歩道を上げればいいんじゃないんですかって言いよるんです。何も車と一緒に人間が歩かんでよかわけですから、逆に車と離してやったほうが安全なんですよ。1段上に歩道をつくってやればいいじゃないですか。何も住民に迷惑かけるわけじゃないし、そうすることによって安全だし。孤立すっとですよ、それが来たときは。避難所といいながらも避難所に行けんし、行った人は今度は出れんとですよ、今のままでは。だから、そういうことをね、道路を整備する人が言わないとできないんじゃないですか。そういうことを話はされたんですか。 206 ◯田畑地域整備2課長 今、委員ご指摘のとおり、災害時の歩道の人が通るところの確保、避難路的な通路の確保の観点で車道とは別に高さを考慮して例えばつくってはどうかというご指摘でございます。ただ、もともと道路をここはできるだけバリアフリーの観点で、空間として快適に通っていただこうということで、歩道と車道の高さを余り上げない、そういったバリアフリーの観点での整備を現在考えているところでございます。委員ご指摘の部分というのは私もわかりますが、敷地自体のほうが上がっておりますし、実は今回のハザードマップ作成に当たりまして、長崎県が中島川の管理者でございますので、例えばこういった洪水が来たとき、浸水がどの程度で水が引くかといった話もさせていただいた中で、中島川自体は結構急な河川ということで、浸水継続時間、もし氾濫を仮にしたとしても、引く時間というのは比較的短時間ではないかということで聞いております。長崎大水害以降、その程度の規模であれば氾濫をしないような整備を今行っておるということでございます。  以上でございます。 207 ◯佐藤正洋委員 いや、それは勝手な判断じゃなかですか。来るってなったとですから。省庁が出した資料で水が来ますって。だから、バリアフリーはバリアフリーでいいんです。上に歩道をつくって電車通りのところでそれを電停のところバス停のところに徐々に落としていけばよかわけで。私が言っているのはこの喫茶店、カステラ屋の通りのことを言っているんですよ。周りは全部が電車とか歩道があるけん、それは整備するだけでそのままでよかわけです。こっちのところを、わざわざ市の土地を歩道にして下げんでも、高かままでいいんじゃないんですかって言いよっとですよ。誰も下から来る人はおらんわけで、バス停のほうから来るときはスロープで上るわけですから。上ったらもう平たんですから、ほんなら市役所に行けるじゃないですか。上からのもんは、急に下るとが、緩くなっていくわけですから、いいことばかりなのに、何でそういうことをしないのかなって思ってですよ。初め聞いたら絶対変えないというその方針が私はおかしいと思って言いよるんですよ。市の側が情報を流さんならば、何も私はそんなこと言わないんですよ。市のほうが水が来ますよって、こういう情報ですから、そこで言うとかんと、議会は何も言わんやったですよって。我々はそう思わんやったですけれども、議会が何も言わんもんですからそのまんましましたよと、地下にしましたよということになるんですよ。すぐそういうようなことで言うわけですから。議事録を見てください。議会は何も言いませんでしたよ。そういう心配はありませんって言うたら、何も言いませんでしたよと。来たときにそういうことを言うわけですけれども、そういうことはもう絶対あれですか、言わないんですか。そういう指摘はあったけれども、絶対大丈夫だということで突破したということで、よろしいんですか。 208 ◯田畑地域整備2課長 改めて中島川洪水ハザードマップの作成の趣旨といいますのは、近年、想定を超えた水害といったことで、これまで河川整備において基本となる降雨を基準にしておったのを、想定し得る最大規模の降雨ということでマップを作成をして、逃げおくれゼロ、そういった形で市民の皆様にまずは逃げていただくということを目的にハザードマップ作成を現在しているところでございます。そういった意味で、委員ご指摘のとおり、市のほうが、そこには水が来るんだということでお知らせをするというのは、ある意味では事実ではございます。ただ、来たときに、そこが最大に来るということで市民にお知らせをするような目的のものということでございます。それから決して私どもは最初決めたことをそのとおりに最後までやるといったような考えは持ってございません。ただ今、市庁舎の建設のほうと調整をしている中で、日常時にさまざまな方が市のほうにお見えになる、あるいはそれを契機にそのあたりを通られる方がふえるといった形の中で皆様が快適に日常に通りやすいような道路を目指すことがいいんではないかといったような協議を今やった中で計画をしているところでございますので、今ご指摘ございました部分につきましては、大型事業推進室とも話をしてみたいと思います。  以上でございます。 209 ◯佐藤正洋委員 ということは、今私が言う話は全然していないということですね。あのハザードマップが出たときにすぐやはり道路担当者としてはすべきと思うんですけれども、なぜしなかったんですか。 210 ◯田畑地域整備2課長 申しわけございません、説明が不足しておりまして。改めてご説明をさせていただきます。洪水ハザードマップの件につきましては、浸水想定区域がどのくらいつかるかといった形で県のほうからその区域図が示された際に、まず新庁舎と話をさせていただいて、周辺道路のことであるとかアクセスの話、そういったことは行っております。しかし、避難所としての緊急時の話と通常時の話というのを、特にどちらに重きを置くかといった話の中で、避難所としての位置づけあるいは災害の拠点としての市庁舎の位置づけというのはございますけれども、浸水しないところに逃げていただくというのを目的につくるハザードマップ、そういった形の中でそのときにそこを利用される方というのを想定しないと言ったらおかしいですが、想定は考えずにそういった協議の中で現在の計画を進めてきたというところでございます。  以上でございます。 211 ◯佐藤正洋委員 同じことばっかり繰り返して言うとですけれどもね、初めの計画のときは、そういうことはなかったです。絶対来ないんですよと。だから私たちも安心して、そこがいいですねということで、交通の便もよかけん、電車も両方から来っとやからよかねって思ったとけれども、いきなりぼんって来たでしょう。水が来ます、浸水しますって。だから、そのときにすぐやはり大型事業推進室と協議をすべきじゃなかったんですかっていうことを言いよっとですけれども、その協議をしなかったことについてどういうことですか。 212 ◯森尾中央総合事務所理事 このハザードマップの大もとになる資料というのは、全部県のほうで策定されて、うちのほうに情報提供されたのは実際は去年になってからです。去年いただいて、それからうちの中でも話は、大型事業推進室のほうとは話をしました。その中でやはり今回のハザードマップの目的というところが大きくて、施設整備をこれに合わせてやる、行うというのは余り想定していないというのが実際です。それはほかの都市も同じです。ですから、逃げおくれゼロということで、ソフト対策はもう万全を期そうということでハザードマップをつくって施設ごとの避難の仕方というのはつくっていこうと。ただし、整備については当然、道路の整備については、市庁舎に来る方だけではございませんので、この周辺の道路をつくる際は通常の道路の構造の考え方というのを基本にしながら進めていくと。ただし、市庁舎のほうが地盤がやはり高いもんですから、そこにはすりつくようなものは市庁舎のほうで今、検討していただいているということでございます。  以上です。 213 ◯佐藤正洋委員 だから今の市役所のほうからこの道路があるですたいね、上下水道局って書いたさ、上から下っていく道路、これも勾配も緩くなる、一番下のところでですよ。全般的に勾配も緩くなる、安全に歩いて行ける、用事がある人は下におりればいいわけですから、おりるところを何カ所かつくっておけば全然問題ないですね、路側帯はある。反対の商店街のほうにはちゃんと路側帯が今もうあるわけですから、そこを歩けばいいわけで、悪くなるわけじゃないんですよ。より安全なところにつくったがいいじゃないですか。今あるのを上に上げるって言っているんじゃないですよ。今なくて新しくつくるから、上につくったほうがいいじゃないですか、安全じゃないですかって私は言っているんですけれども。 214 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどからお話があっています上下水道局の横を通って上からおりてくる道路が接続するちょうど新市庁舎の角のところの高さが、これまでの指摘どおりやはり1メートルは下がっているところです。これについては上げられないかという提案だと思うんですけれども、道路自体ですね。まず、道路自体のお話をすると、道路自体がもう周りに家が張りついていますので、まず道路自体を上げるということは、まず無理ということが1つ。それと道路の横についている歩道だけを上げたとしても、今度は車道側をおりてまたもう一回上がらないといけないというのが、道路だけで考えた場合はどうしてもそんなことが出てきます。ですから道路自体を1メートル上げて、さっき想定されている冠水しないような状況にするというのは、今のところは難しいということで私は考えております。  以上です。 215 ◯佐藤正洋委員 専門家の言うことやけんさ、聞くことは聞くけれどもさ、一般論としてそうじゃないですか。もっと浸水しますよということをPRをせんと、みんな知らんですよ。水は絶対来ませんということばみんなに周知されとって。だからやはりそういうことはさ、あったら。今から建設するとですよ。ですから、市民会館のほうはもう済んどるわけですから、ここをどうのこうの私は言いよるわけじゃなかっですよ。これはもう来てもしようのなかですよ。つかるときはつかっとで。だから今からする歩道なんかはいいんじゃないんですかって。やはり話し合う余地はもう全然ないということなんですか。それは危なかったってしょうがないと、孤立したってしようがないとって。そうならそうと答弁してもらえば結構ですけれども。 216 ◯森尾中央総合事務所理事 道路の一般的な話になると思うんですけれども、ハザードマップで浸水しそうなところで全く何の考慮も入れないところは、基本的に上げていくだろうと思います。ただし、ここの地区については、先ほどからお話ししているとおり、周りに建物が建ってしまって、それより上げてしまうと、そこの建物に水が流れてくるというのがございますので、車道自体を上げていくというのはまず難しいというのは思っています。そのときに、ちょうど角地、上下水道局の別館からおりてきたところ、ちょっとそこには川があるんですけれども。〔発言する者あり〕そうですね。そこのところを上げるとしたら隣接している家屋があって、それがどうしても高さが決まっているもんですから、そこをちょっと上げ切れないというのが実際だと思います。ですから道路自体は今の高さから上げるとなると、民地のほうに水が流れ込んでくる。ですからなかなか上げられないということで、道路の計画としてはこの計画でしか私はできないだろうと思っています。 217 ◯佐藤正洋委員 もう何回言っても一緒だからさ、考え方が違うということですよ。要するに初めの考え方で絶対動かさないという考え方ですたいね。ここに水路があるわけですから、上から来た水も、その水路に落としてやればいいわけですよ、全部。道路が少し上がれば、右のこっちのほうから来たやつも全部水路に落としてやれば、何もこっちに来ることはないとですよ。今までより来ないですよ。それはもう誰が考えたってわかる。幾らあなたたちがそういうこと言ったって。ここが上がっていれば、つねったような格好になって上がるですから、こっちには来ないですよ、図面から言えばこの縦の線には来ない。水路に落としてやればいいわけですよ。そういうこともやはり話すべきだということを私は言いよるんです。そういうことを話す雰囲気になっていないんですよ、長崎市役所が。道路関係者の人は、これは大丈夫ですかねということを大型事業推進室にやはり言うべきですよ。やはりそういう姿勢を私は持って対応してほしいな。後に禍根を残すことがないように1,000年っていうけれども、今から1,000年先に来るんじゃないんでしょうから、いつ来るかわからんでしょう。広島だってさっき言われたように来たわけですからね、いつ来るかわからん、来年来るかもしれんわけですよ。来年来れば、まだ建っとらんけんよかでしょうけれども。建ってすぐ来たときはどうするんですか。だからそういう話を、やはりね危機感を持って話をしてもらわんといかんとじゃないかなということを申し上げて、終わりたいと思います。 218 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  それでは、これをもちまして本日の委員会を散会いたします。  あすの委員会は、午前10時から当委員会室で開会いたします。           =散会 午後4時52分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 中村 俊介 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...