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  1. 長崎市議会 2019-03-05
    2019-03-05 長崎市:平成31年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯中村俊介委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。 〔審査日程について協議した結果、審査日程 (案)のとおり審査することとし、審査の状況に よっては、順次繰り上げて審査することに決定し た。〕 2 ◯中村俊介委員長 それでは、議案審査に入ります。  まず、第2号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。  第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 3 ◯吉田土木部長 それでは、平成30年度長崎市一般会計補正予算(第7号)、第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費の繰越明許費及び債務負担行為の補正についてご説明いたします。予算説明書につきましては、1ページから11ページでございます。  まず、10ページをお願いいたします。稲佐山公園スロープカー整備事業債務負担行為の補正でございます。平成30年度から施工しておりますスロープカー山頂駅舎などの工事につきましては、2カ年を要することから、限度額1億1,744万円、期間は平成31年度の債務負担行為を設定しておりますが、今回2,500万円の増額補正をお願いしようとするものでございます。なお、この補正予算につきましては、スロープカーの整備工事において、全国的なボルト需給の逼迫により調達が困難なため、工期の延長及びこれに伴う契約額の増額をお願いせざるを得ない状況でございます。このため、本件ではまず債務負担行為の補正をお願いするものでございますが、後日、今議会において変更契約議案のご審査もお願いしたいと考えております。全国的なボルト需給の逼迫という状況とはいえ、このような事態になってしまいましたことについて、大変申しわけなく思っている次第でございます。ご多忙の折、まことに恐縮でございますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。  次に、議案書の8ページをお願いいたします。第8款土木費第5項都市計画費、【単独】公園施設整備事業費稲佐山公園スロープカー整備)の繰越明許費でございます。  9ページのほうをごらんいただきたいと思います。平成29年度から3カ年事業で土木建設課において実施しております、スロープカーのレールの基礎工事である、稲佐山公園斜面輸送施設整備工事につきまして、受注者が本年度に支払い予定の前払金の請求を行わないことにより、前払金の支払いが年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いしようとするものでございます。主な事業の内容につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯桐谷土木建設課長 それでは、委員会資料1ページをお開きください。稲佐山公園スロープカー整備事業債務負担行為の補正でございます。平成31年度の債務負担行為の増額補正は2,500万円でございます。1の債務負担行為の目的ですが、現在、建築課において施工管理しております(仮称)稲佐山公園斜面輸送施設稲佐山岳駅舎新築主体工事において、駅舎の鉄骨部材を接合する高力ボルトの需給が逼迫した状況が全国的に進んでおり、納期が当初見込みより大幅に延びることが判明いたしました。このため、当該工事に関連する工事を含め、工程や経費及びクレーン等の損料を見直す必要が生じたことなどに伴い、債務負担行為額の補正を行うものでございます。2の関連工事一覧には、今回の工期延長の影響により、変更契約が必要となる工事を記載しております。表の1)から3)までの工事は、山頂側の駅舎新築工事に伴う建築、設備工事です。表の4)の工事は、スロープカー本体の製作及びレール設置などの設備工事で、5)の工事はレールの基礎などを設置する土木工事となっております。表の右側には、それぞれの工事の増額となる金額を記載しておりますのでご参照ください。  次に、2ページをお開きください。3の契約変更が必要となる理由についてご説明いたします。まず、(1)工期延長の理由としましては、全国的な高力ボルトの需給が逼迫している状況を受け、国土交通省により行われた緊急調査の結果が平成30年11月22日に公表され、高力ボルトの需給逼迫の主な理由としまして、東京オリンピック、大型再開発などによる鉄骨需要の増加や、自動車や機械産業が好調であるため、建設に回るボルトの需要に追いついていないことが挙げられております。また、全国的な高力ボルトの納期は、平成30年10月時点の調査において、通常は1.5カ月であるものが、6カ月程度まで長期化しているという結果が出ております。長崎市におきましては、発注時点である9月に高力ボルトの納期が3カ月であることを確認し、また、受注者におきましても、入札前に高力ボルトの納期が市と同様に3カ月であることを確認しております。長崎市としましては、3カ月の納期があれば当初工期内の完成に支障はないと考えておりましたが、受注者が決定した11月の確認では、さらに逼迫した状況が進み、最大8カ月を要することが判明したことから、工期の延長が必要となったものでございます。下段の4.関連工事工程表に記載しております工事は、いずれの工事も山頂側の駅舎新築工事の工程に連動して、1)の駅舎新築工事ボルト納入がおくれることにより、それぞれの工期を一覧に記載しているとおり、4カ月延長する必要が生じております。なお、4)のスロープカー本体製作及びレール設置などの工事は、山頂駅舎完成後に安全性確保のため試運転を実施し、スロープカー本体及びレール等の微調整を行う必要があります。したがいまして、4)の工事につきましては、山頂駅舎の延長予定工期よりも2カ月ほど後の平成32年1月31日までの工期延長が必要になっております。次に、2ページ中ほどの(2)契約金額を変更する理由としましては、工期延長が必要となった結果、下段に記載しております4.関連工事工程表の1)の駅舎新築工事における工期延長分のクレーンの損料の増加と表1)から4)までの建築・設備工事における工期延長分の諸経費として、平成31年度の債務負担行為額を2,500万円増額補正することが必要になったものでございます。
     各工事の増額の内訳につきましては、先ほどの説明のとおり1ページに記載しておりますのでご参照ください。  3ページをごらんください。上段には高力ボルトによる接合事例を掲載しております。今回の山頂側の駅舎工事では、右上の写真のように、納入困難となっている高力ボルトを約4,300組使用することになっております。自動車部品などの材料となるワイヤーロッドの写真も掲載しておりますのでご参照ください。3ページ中段には、稲佐岳駅舎スロープカーのイメージ図、下段には航空写真を掲載しております。駅舎の建設に使用しているタワークレーンもお示ししておりますのでご参照ください。  4ページをお開きください。債務負担行為限度額の財源内訳と位置図を記載しておりますのでご参照ください。  5ページをごらんください。第8款土木費5項都市計画費6目公園費のうち【単独】公園施設整備事業費稲佐山公園スロープカー整備)の繰越明許費の補正につきましてご説明いたします。平成29年度から3カ年事業で実施しております稲佐山公園斜面輸送施設整備工事(3)におきまして、契約書に基づき平成30年度内に前払金を5,315万5,000円を支出することとしておりましたが、受注者から平成31年度の精算時に一括して請求するように申し出があったことから、前払金の繰り越しをお願いするものでございます。下段に赤色で繰越明許の対象工事の位置を示しておりますのでご参照ください。  6ページをお開きください。6ページから11ページには、高力ボルトの需給逼迫を受け、国土交通省による緊急調査の結果を掲載しております。平成30年11月22日に公表され、全国的に需給が逼迫しているとの結果が出ておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 5 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 6 ◯佐藤正洋委員 説明を受けましたので内容は大体わかりました。ただ、こうした契約のときに、1つは繰り越しですけど、契約のときに前金払いをどうするという契約になっとると思っていますけど、その時点で前金払いは要らないとか、そういったことにはならんのですか。会社によって前金払いは要らんよ、いや原則は前金払いとなっとるんでしょうけれども、そこら辺のことはどういう協議になっているんですか。 7 ◯桐谷土木建設課長 契約時点に基本的に前金はみんな取られております。それで今回の中間払いの請求を最後にしたいという形で、一番最初の前金は準備金で取られておりますけど、その中間の工事の出来高によって、払うことができる金額を最後でいいですと言われている形になっております。 8 ◯佐藤正洋委員 いや、だから、要するに初めは材料を買うとかなんとかのために前金払いをやって、それから工期が長いから出来高によって払うわけでしょうけど、何回払うとかそういった協議はないわけですか。それぞれ違うんですか。 9 ◯桐谷土木建設課長 基本的に前金を払って、工期の中で中間が出てきまして、最終という形になって、当初の分ではそういう3回の部分でよろしいという話になっているんですけど、工事をしていく中で、最後の部分でお願いしたいという形が、請求があって初めて払う形になりますので、今回の分については中間は最後にしていただけないかというお話がございますので、今回はこういう形で繰越明許をさせていただいたところでございます。 10 ◯佐藤正洋委員 状況はそういうことでわかりますけど、できればそういうことがなければ、繰越明許もする必要がないし、ルールどおりにやっていけば別に問題ないわけですからと思ってお尋ねしました。それから材料が不足している、具体的にはボルトの供給が全国的に足りん、したがって納入ができん、だから工期が延びたと。それに伴って補正も必要になってくるということですけど、それは大体入札で受けたところがそういった工程表に基づいて、ちゃんと材料の発注とかなんとかは早くするべきじゃないとですか。そういう材料発注とかは市のほうがしないといけないんですか。そういうことはないと思うんですけど、受けたところが材料の発注をするわけでしょうから、そっちが手落ちじゃないんですか。違うんですか。 11 ◯山口建築課長 委員がおっしゃるとおりで、発注は業者のほうで行います。我々は発注時に、納期が多少は延びておるけれども、3カ月で届くというのを確認いたしました。それで同様に業者のほうにも落札後にヒアリングしたところ、業者も我々と同様の情報を得ておりました。それがもう本当一月もたたないうちに急変したというような、全国的な逼迫という状態に急変したというところで、我々はもともと少ないということで業者に発注をすぐにするようにと、それで業者もすぐに行いました。鉄骨業者の下請等の選定につきましても、極力通常とは考えられないぐらい早く業者を決めていただいて、すぐに発注等を行った結果、こういうことになってしまいまして、非常に遺憾でございますが、申しわけございません。  以上です。 12 ◯佐藤正洋委員 状況はわかるとです。わかるとですけど、そういうようなことならば、工期の見込みが甘かったんじゃないかという気がせんでもなかとです。そういう材料が足りんということであれば、初めから工期を十分にとっておれば、そうすればもう補正予算とかがなくて、当初予算でそれは上がるべきです。だから市の提案でやりますということで入札で落札しとって、いやできなかったですと、だから延びますと。延びることについては今説明があったとおり、重機の借料とかなんとかで補正予算が必要ですと。それはやはり全額を市のほうが持たないといかんということになるわけですか。 13 ◯山口建築課長 今回、国土交通省より納期の遅延状況等も発表されております。我々におきましては、そこら辺も委員がおっしゃるとおりのことを検討させていただきましたけれども、予期できない状況と判断させていただきました。ですので、業者のほうには瑕疵責任等はないという判断をさせていただいておりまして、業者からの負担はないと考えております。  以上でございます。 14 ◯佐藤正洋委員 今説明を受けましたので了解しますけど、やはり今からもそういった事業があって、もっと延びるという話がずっとありよるわけです。たまたま私はこの間結婚式で、大阪の人がそういう仕事をしていらっしゃったんです。足りんですよということを言われていました。だからそういったことも含めて、やはり工程表を組むとか工期を組むとかいうことは十分すべきじゃないかということを要望しておきたいと思います。 15 ◯野口達也委員 今、佐藤委員が言われたように、理解はするんですけれども、そこの中でこの高力ボルトがおくれる原因としては、東京オリンピックとか自動車、機械、建設の業界が好調であるということでした。それで建設関係は、やはり最後に回ってくることになるんですか。だから私が言うには、各地方公共団体も当然いろんなこういった建設関係があると思うんです。それが極端に言えば一律におくれるとならよかとばってん、恐らく発注した順番でさ、その高力ボルトが来ると思うとけれども、そういう順番になるんですか。例えばあるところは早く発注しとったけんが、完璧に納入できますとかさ、ちょっとおくれたけん3カ月ですと。長崎の場合は早くしたって言ったばってんさ、全体的としては遅かったけん、やはり半年おくれなんですということで理解すればよかわけですか。 16 ◯山口建築課長 全国的規模といいますのが、その資料等にもちょこちょこ書いておりますけれども、例えば東京オリンピック等で中央のほうにある程度納入が集中しているという、同じ工事現場でも多少の差はございます。それと建築が一番最後に来るというよりは、今は東京オリンピックも1つの建築ということで、ボルトがそちらに回っている。それから自動車業界の好景気というのは、やはり長期的な流れの中で、自動車業界がずっと定期的にと申しますか、増加して発注しているという中で、ぽんと地方の建設業者が、建設工事計画が上がった時点で、やはり足りないというような状況になったものですから、その全体的に少なくなっていてということもありますし、どちらかに流れているというような、偏っているというところもございます。九州各県、他都市の状況も調べさせていただきました。例えばもう工事をやめて、またがり工事にしましたというところとか、ひどいのは鉄骨部分を残して建物を竣工させましたとかいうような都道府県、市町村の例も聞いておる次第でございますので、ちょっと全体的に足りないのは間違いございませんけれども、委員がおっしゃるようなところもあると思っております。  以上でございます。 17 ◯野口達也委員 よく理解しました。おくれることはなかとよね。今回の稲佐山についても、もうスタートからずっといろんなつまずきつまずきやけんが、もうスロープカーについては本当ここが最後と思っているんです。今度はランタンの前まで半年間おくれてさ、ランタンの前までには何とか間に合わせようという工程と私は思うんですけれども、これはもうおくれることはなかとでしょうね。そこのところの確認を。 18 ◯山口建築課長 建築課におきましても、この後のボルトの動向については注視しております。正直申しまして、好転している状態ではないけれども、延びているという状態でもない。今でも6カ月から8カ月というようなことで聞いております。鉄骨業者関係にも何度も確認しておりますけれども、間違いないというようなことは言っている状態でございます。ちょっとそこまでしか。  以上でございます。 19 ◯野口達也委員 間違いないという言葉に何回もだまされとった気がするけんさ、とにかくもう幾分かは余裕を持って、この半年間と延ばしているんだろうと思いますけんが、とにかくもう1月末までには完成して、2月からは本当に名所になるようなスロープカーをつくっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 20 ◯奥村修計委員 この内容についてはわかりますけど、やはり公共事業というのは、これはもう県庁をつくるときからずっとやはり地場にはなかなか業者もいないということも、またこの機材の不足もずっと言われてきておったんです。ですからやはりこの時点では、これはやむを得ないと思いますけど、やはりこういう対策を長崎市ももっと早くしていかないと、オリンピックは来年ですからオリンピックが終われば早くなるやろうという考えじゃなくて、やはり基本的な問題をもっと早く論議して、そしてやはりこの計画については早目早目に手を打っていくということで、その確認もできると思いますので、このことは現状ですから理解するんですけれども、やはりあり方については今後、常に先手先手で手を打っていかないと、本当に技能士もいない、業者がいないという状況なんです。だからオリンピックが済んだら暇になるやろうという考えじゃなくて、そういう方って仕事はまだずっと続くわけですから、私は行政の考え方をきちんとやはり、この工事関係は特に、いろいろな部品を調達する場合は、もう常にやはり早目に計画を立てられて、そしてその遂行に当たることを考えていったほうがいいと思います。今、聞いておりましたら、この時代の流れで動いているから、しようがなかたいという格好ですので、当初からしたらずっと金額が上がるんです。計画をずっとずらしていくということがありますので、これはひとつそういう意味で、全庁的にもやはりこういう工事をする場合は、市庁舎の問題もそうですよね。恐らくまた材料が足りないとかなんとかになってくると思いますので、十分にこの辺は配慮して全ての工事について協議しながらスピーディーに行けるような形をしてください。これもあくまでも皆さんでおっしゃいましたので、私はそういうことをちょっと要望しておきますので、くれぐれもこういうことがないようにお願いしたいということを申し上げておきます。 21 ◯木森俊也委員 ちょっと1点だけ確認なんですけど、さっき課長の話だと、その高力ボルトの納入時期というのは、まだ見えていない状況なんですか。そこをちょっと確認で。 22 ◯山口建築課長 現在はもうはっきりと、業者、下請、それから納入業者のほうからは8カ月で確実に届きますというところで、今後4カ月先、5カ月先というのは、正直入れますというようなお約束しかできませんというような言い方でございます。もう我々は注視してまいりたいと思っておりますけれども、確実とは聞いております。  以上でございます。 23 ◯木森俊也委員 私は、さっき野口委員が言われたように、もうこれ以上延びないことを本当に要望して終わります。 24 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第2号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 25 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時27分=           =再開 午前10時28分= 26 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  それでは、第5号議案「平成30年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 27 ◯吉田土木部長 それでは、第5号議案「平成30年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。  議案書は3ページをごらんいただきたいと思います。それでは、繰越明許費ついてご説明いたします。第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費におきまして、中川鳴滝3号線道路新設改良事業用地取得費ほか6事業に係る繰越明許費をお願いするものでございます。なお、詳細につきましては、議案書及び土木部提出委員会資料に基づきまして、用地課長よりご説明いたします。  私からは、以上でございます。 28 ◯平野用地課長 それでは、第5号議案「平成30年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」の詳細につきまして、ご説明いたします。  議案書の6ページ、7ページをごらんください。第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費第1目公共用地取得費におきまして、中川鳴滝3号線道路新設改良事業用地取得費ほか6事業に係る事業用地の取得に係る公有財産購入費または建物移転等に係る補償費の繰り越しをお願いするものです。繰り越しをする理由でございますが、7つの事業において地権者、建物所有者、借家人との用地交渉及び移転の補償交渉に不測の日時を要したことなどにより、事業が年度内に完了しない見込みであるためでございます。7事業とも年度内の契約の予定であり、建物の解体時期については、おおむね夏ごろまでに完了する予定となっております。  次に、土木部提出委員会資料に沿ってご説明いたします。資料1ページをごらんください。繰越明許費補正についての一覧表を掲載しております。これはまず、道路新設改良事業用地取得費につきまして、表の1番目から3番目に記載しております中川鳴滝3号線、星取川上町1号線及び星取上戸町線の道路新設改良事業の3路線におきまして、合わせて9,299万2,000円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。次に、表の4番目ですが、斜面市街地再生事業用地取得費の立山地区で4,043万2,000円の繰り越しを、次に、表の5番目でございますが、都市基盤施設整備事業用地取得費の東長崎縦貫線で128万3,000円の繰り越しを、最後に表の6番目、7番目でございますが、都市計画街路整備事業用地取得費で新地町稲田町線及び銅座町松が枝町線(銅座工区)の都市計画街路整備事業の2路線におきまして、合わせて5,230万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。繰越明許費の総額は、表の一番下の合計欄に記載しておりますとおり1億8,700万7,000円でございます。  2ページから5ページには各事業の位置図を添付しております。赤色の部分が今回繰り越しをお願いする箇所でございますので、ご参照いただきますようお願いいたします。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 29 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 30 ◯野口達也委員 確認ですけど、この7用地です。これについては先ほど夏までにはみんな解体できるということやったですか。そこの確認をしたいと思います。 31 ◯平野用地課長 今、地権者の皆様とお話をしていただいておりまして、もう既に解体されている建物もございますので、一応あくまでも予定でございますが、夏ごろをめどにお願いするようにしてございます。  以上でございます。 32 ◯野口達也委員 ということは、もうこの地図で支障物件とある、全ての家屋については了解をもらっているということで理解してよかわけですか。 33 ◯平野用地課長 土木部提出資料の1ページをごらんいただけませんでしょうか。上から3番目の星取上戸町線でございますが、これが今後、今から契約予定でございます。それでほかの6つの路線については既に契約もしくは契約の見込みが立っております。立山の斜面市街地については、本議会終了後にご契約をいただくことで、地権者の方のご了解をいただいております。  以上でございます。 34 ◯奥村修計委員 今の説明では、ことしの夏までにはほとんど終わるということですけれども、この新地町稲田町線の中に支障物件がありますけれども、これは去年もそういう話を聞いとってまだそのままです。館内市場の前、館内市場の用地取得ですけれども、地主、家主から許可をもらっているけれども、1軒だけお店があって、これももう早目にと、去年の段階でもう決着がつくということでありましたけれども、本当にこれは今の話でもう決着がつくんですか。1軒の家があるんですね。 35 ◯平野用地課長 今の奥村委員のご質問は、館内市場の店舗だと思います。ご契約を表側のほうに、1軒ご契約いただいた、ただいま営業されている事業者がおられますけれども、ご契約はいただいております。今、移転先を選定していただいているということでございます。本件に関しては、この特別会計ではなくて一般会計のほうで繰り越しのお願いを11月議会でさせていただいて、ご承認いただいたものでございます。  以上でございます。 36 ◯奥村修計委員 今の件は説明では、昨年6月にはもう立ち退くという話だったんです。ところが全然立ち退かないし、どうなっているのかということで、だからそこの家主たちも、館内市場の方々は全部オーケーしていると聞いていますけど。ただ、その1軒だけの出店があるがゆえに道路工事もできないということで、残っているわけです。それが昨年の6月には、もう完全に撤去するという話を私は聞いておったんですけれども、いまだに残っているということで、これは今度は、ことしの夏までには、そこも全部、支障物件も清算できるということで理解していいんですね、そうしたら。 37 ◯平野用地課長 ただいま申し上げた土地取得特別会計でお願いしている箇所とは若干違うのでございますが、現在も地権者の方とお会いして、早期に移転先を探していただいておりますので、早期に解決するよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 38 ◯奥村修計委員 答弁はよくわかるんですけど、実際的に本当にその方が移転するような理解をしていますか。これはたしか、立ち退き料がわずかです。というのは、去年も繰り越しとったんですから、なかなかそういいながら、あそこはできないがゆえに、その工事ができずに館内市場を解体せんばいかんけれども、その後の工事ができるのかですね、その1軒だけです。そのほかはみんなのけています。だからその辺が、今おっしゃったように、なかなかはっきりは答えができないということは、まだその方の理解は、いつまでに出るということは決められないということですね。 39 ◯平野用地課長 既にご契約いただいておりまして、移転先を探していただいている状況でございます。それで適当な移転先が決まる見込みというのが、なかなか我々の立場では予測できないものですから、お願いしてございますけれども、明確にいつまでということはございません。ただし、契約期間については繰り越しをお願いして、平成32年3月までには完了していただくことは、確実にしていただかなければいけない案件でございますので、今後とも地権者の皆様に、早期に移転いただくようにお願いしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 40 ◯奥村修計委員 実際に、この館内市場の解体をしないと、土神堂の前の公園もできないんです。道路もできません。ですから今おっしゃったことを了としますけれども、極力その1軒のために1年も2年も事業がおくれているということは事実でしょう。おくれればおくれるほど、工事単価は上がるんです。そうでしょう、人件費も上がるわけですから。だからそういうことを考えるのは、やはり行政は負担しなければいけないということでありますので、来年までには完全に出ていくということが決まっておれば、とにかく一日も早く、もっと交渉されて、相手方が自分の好きなところに住めるという点ではなかなか見つからないです。はっきり言って、本人だってそれはなかなかそんな気はないのですから、そういうときはやはり年度を決めて、そこを守らなかったら強制でも出ていっていただくとしないと、この市場の所有者の方は非常に困っています。契約はしたけれども、取り壊しができないということを市場を持っている地主達が困っているんです。契約はしたけど、いつまでも市がせんけんね、このままの状態で残って自分たちの方向性も見えないということもありますので、もうこれ以上言いませんけれども、そこを早急に頑張って解決してください。これは要望としておきますので、答えは要りません。 41 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  第5号議案「平成30年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 42 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時41分=           =再開 午前10時48分= 43 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第39号議案「長崎市都市公園条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 44 ◯吉田土木部長 それでは、第39号議案「長崎市都市公園条例等の一部を改正する条例」についてご説明いたします。  議案書につきましては、59ページから67ページでございます。それではまず、議案書67ページのほうをお開きいただきたいと思います。改正の理由でございますが、国において社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うため消費税法の一部が改正されたことに伴い、全庁的な方針のもと長崎市都市公園条例のほか土木部所管の各条例改正をお願いするものでございます。詳細につきましては、土木部から提出しております委員会資料に基づき、土木総務課長よりご説明いたします。  私からは以上でございます。 45 ◯竹内土木総務課長 それでは委員会提出資料に基づきまして、ご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。消費税率の引き上げに伴う議案について、本議案が本委員会における最初の審査になりますので、消費税率の引き上げに伴う使用料及び手数料の見直しの全庁的な考え方について、まずご説明させていただきます。最初に1.消費税率の引き上げに伴う使用料及び手数料の見直しについてでございますが、急速な少子高齢化や社会経済状況が大きく変化する中、社会保障費が年々増加し、国及び地方の予算の大きな部分を占めるようになってきております。その一方で、それを支える現役世代が減っていくことが懸念されており、このような状況の中、社会保障の持続性と安心の確保及び財政の健全化は重要な課題となっております。その財源確保の方策として、消費税率が平成26年4月1日に5%から8%へ、平成31年10月1日に8%から10%へ引き上げられることが法律により決定されております。長崎市におきましても、この消費税率の引き上げを受けまして、平成31年10月1日から使用料及び手数料の見直しを行おうとするものでございます。まず(1)消費税転嫁対象でございますが、今回の条例改正に当たりましては、非課税・不課税を除く公共施設等の使用料及び各種手数料が対象であり、改正条例は全体で75条例となっております。次に、(2)消費税転嫁の方針につきましては、現在条例により外税と内税で規定しておりますが、ア.外税表記のものにつきましては、課税対象となる使用料等の額に乗ずる数値を100分の108から100分の110として、消費税の引き上げ分を転嫁することといたしております。また、イ.内税表記のものにつきましては、(ア)消費税が5%の時点の単価に105分の110を乗じた額とし、円未満の端数を切り捨てるものでございます。これは米印に記載のとおり、平成26年4月1日に消費税率が5%から8%へ改定された際、端数を切り捨てて転嫁を行っております。8%から10%への転嫁を行うと、2度切り捨てを行うことになるため、5%から10%への転嫁分を再度計算することといたしております。(イ)でございますが、施設入館料等及び機械機器により徴収する使用料につきましては、入館時の混雑や利用者の煩わしさを勘案し、また機械が円単位の徴収に対応していないことから10円単位の転嫁とし、10円未満の端数は切り捨てることとしております。米印に記載のとおり、10円単位の対象施設はプール、浴場、海水浴場等としております。(3)には種別による転嫁単位の例を示しておりますのでご参照ください。  全庁的な見直しの考え方の説明については以上でございます。  次に、資料の2ページをお開きください。2.長崎市都市公園条例等の一部を改正する条例の概要についてご説明いたします。(1)の改正理由でございますが、先ほどご説明いたしました全庁的な見直しの方針に基づき、土木部で所管しております条例の改正をお願いするものでございます。(2)の改正する条例といたしましては、1)長崎市都市公園条例から8)長崎市公園条例まで8つの条例が対象となっております。(3)は改正内容でございます。全庁的な見直しの方針に基づき改正することとしており、ア.外税表記のものにつきましては、長崎市都市公園条例ほか3つの条例がございまして、この表の右側、改正内容の欄でございますが、米印に記載のとおり土地の貸し付けに係る使用料等、これは道路の占用料や公園の占用に係る使用料に係るものでございますが、これらは非課税とされております。一方、貸付期間が一月に満たない場合は課税とされており、同じ単価で課税する場合と非課税の場合があることから、外税表記となるものでございます。イ.内税表記のものにつきましては、長崎市都市公園条例ほか4つの条例がございまして、これら内税表記のものにつきましても、全庁的な方針に基づいて改正するものでございます。  次に、資料の3ページをごらんください。(4)転嫁による影響額につきましてご説明いたします。条例ごとに平成30年度の見込み件数、平成30年度収入見込額、転嫁による通年の収入見込額及び転嫁による影響額を記載しております。ア.長崎市都市公園条例につきましては、平和公園ほか主な公園及びその他の公園として区分し、表の一番下の合計欄に記載しております。平成30年度の見込み件数は7万1,700件となっております。表の一番右下に記載しております転嫁による影響額は174万5,000円となっております。次に、イ.長崎市駐車場条例に規定する駐車場として、桜町駐車場ほか6施設ございます。表の一番下の合計欄に記載しております平成30年度の見込み台数は62万1,885台であり、表の一番右側に記載しております転嫁による影響額は154万4,000円となっております。  次に、4ページをお開きください。ウ.長崎市さくらの里条例に規定する長崎市さくらの里につきましては、施設の利用見込み件数は285件であり、転嫁による影響額は3,000円となっております。エ.長崎市二輪車等駐車場条例に規定する築町二輪車等駐車場の使用の見込み台数は3万435台であり、転嫁による影響額は3万2,000円となっております。最後に、オ.長崎市公園条例に規定する野母崎総合運動公園等の利用見込み件数は900件であり、転嫁による影響額は4万4,000円となっております。なお、長崎市道路占用料、長崎市準用河川占用料及び長崎市都市下水路占用料については、占用料の実績が全て非課税取引であり、影響額がないことから記載しておりません。(5)の施行期日につきましては、消費税の引き上げ期日と同じく、平成31年10月1日でございます。  最後に、資料の5ページをごらんください。3.新旧対照表でございます。5ページから48ページにこれまでご説明いたしました今回の条例改正に係る新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照ください。  説明は以上でございます。 46 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 47 ◯林 広文委員 今回は8%から10%ということで、2%分しかありませんので、単純にいえばこの3ページにあるとおり都市公園条例だと、今170万円ぐらいアップします。これは大体計算すると、約2%ぐらいの上昇ということですけど、ただやはり駐車場の場合は10円未満切り捨ての影響で、3億5,000万円あるんですか。このうち転嫁による影響額は150万円しかないので、0.4%分しか転嫁できていないんです。当然この都市公園も駐車場を管理する経費というのは、それぞれ例えば民間に委託する分ですね、必要経費といったら大体2%、そのまま支出が加算されますので、駐車場の場合、消費税で今回した分は0.4%しか転嫁できないけれども、支出のほうは2%分ふえる。ちょっとこれは収支のバランスが崩れる部分があると思うんですけれども。それで確かにこの29ページを見ると、長崎市駐車場条例は、時間単位でとめるのは料金は変わらないんですね、最初の30分が140円で、その後の30分が130円、この料金はもう変わらない。ただ長時間の夜間駐車の料金とかが10円とか、それで定期駐車料金が上がるという形になるので、なかなか転嫁しづらい部分はあると思うんですけれども、その辺の収支のバランスが変わるという分は、どう捉えているんでしょうか。 48 ◯長瀬土木企画課長 ただいまご指摘がありましたように、駐車場は内税方式をとっておりますことと、単価が非常に安くございますので、消費税の転嫁というのが非常に難しゅうございます。ご指摘のように、転嫁ができる部分というのは定期券であったりあるいは長時間とめる部分、あとはバス・マイクロバス、こういった部分の転嫁が全体の83%に及ぶというところでございます。一方で支出に対しては10%部分が完全に乗ってまいりますので、収支としては若干悪い方向に動くかと思っておりますけれども、その準備行為として11月議会におきまして基金をつくらせていただきながら、そのための準備というものをあわせてさせていただくことと、随時の経営の健全化、これについては注力してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 49 ◯林 広文委員 わかりました。駐車場については独立採算で、この収入をもってずっとしていくものですから、こういう収入の分には転嫁できなくても、支出の部分は転嫁されますから、全体のバランスを見ながら、今基金というお話もありましたので、そういったものも見ながら、また計画をしっかりしていただきたいと思います。
     以上です。 50 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  第39号議案「長崎市都市公園条例等の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 51 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時2分=           =再開 午前11時4分= 52 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  それでは、議案審査に入ります。  まず、第3号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、原則、各項ご とに理事者からの説明を受け、質疑を行った後、 討論・採決を行うことに決定した。なお、審査順 序については、審査日程(案)とともに配付して いる歳出審査早見表のとおり、進めることに決定 した。〕 53 ◯中村俊介委員長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 54 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費についてご説明いたします。  予算説明書は34ページと35ページをお開きください。まず減額補正についてご説明いたします。第1目土木総務費でございますが、次の36ページ、そして37ページの説明欄の一番上、1.地籍調査費、その下の第2目建築指導費の説明欄の1.耐震化推進費補助金の1.安全・安心住まいづくり支援費につきましては、国庫補助の内示減に伴い、減額補正するものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。恐れ入ります、予算説明書は58ページをお開きください。58ページの表の目の欄の上から5番目、第2目建築指導費の【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物でございますが、繰越事由につきましては59ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 55 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の1ページをお開きください。第1項土木管理費第1目土木総務費の補正予算につきましてご説明いたします。地籍調査費としまして4,920万円の減額補正を行うものでございます。1.概要でございますが、下から2行目に記載のとおり、国から長崎県に交付される国庫負担金が減したことに伴い、この国庫負担金も含めた県からの補助金の内示額が減したことにより、減額補正するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、表に記載のとおり内示減に伴いまして、調査内容の見直しを行っております。  2ページをお開きください。上段のほうは、今回の内示減に伴う具体的な見直しの内容でございますけれども、当初予定しておりました調査地区及び実施業務のうち、朱書きで横線で引いております箇所を次年度のほうへ延期することで、事業費の調整を図ったものでございます。次に、中ほどの3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。その下の4.地籍調査実施状況につきましては、平成30年度末における進捗率の見込みでございます。  それでは3ページをごらんください。地籍調査実施地区等の概略図でございます。右下のほうに凡例を記載しておりますが、白地に赤色の枠で表示した箇所が、次年度のほうへ調査を延期した地区でございます。  私からの説明は以上でございます。 56 ◯大町建築指導課長 続きまして、建築指導課所管分についてご説明いたします。  委員会資料の4ページをお開きください。事業名、安全・安心住まいづくり支援費における1,929万9,000円の減額でございます。1.概要でございますが、地震による住宅の倒壊等を防止し、安全安心な住まいづくりを推進するため、木造戸建住宅の耐震診断、耐震改修の設計・工事及び除却費に要する費用の一部を助成するものでございます。今回の補正につきましては、財源である国の社会資本整備総合交付金の内示減が見込みを下回ったということにより、減額を行うものでございます。次に、2.事業内容、(1)事業概要でございますが、ア.耐震診断に係る助成につきましては、対象としまして建築基準法の旧耐震基準により建築された木造戸建住宅に対して一定額を助成するものでございます。  委員会資料の5ページをごらんください。イ.耐震改修設計・耐震改修工事費に係る助成ですが、(ア)耐震化総合支援補助につきましては、耐震診断の結果、危険と判断された住宅の設計及び工事に対して助成するものでございます。次に、(イ)耐震改修工事費補助につきましては、対象としまして、同じく耐震診断の結果、危険と判断された住宅の工事のうち、平成29年度に補助により耐震改修設計を実施したものに限り、耐震改修工事費を助成するものでございます。次に、ウ.防火改修工事費に係る助成については、耐震改修工事と合わせて防火改修を行う場合に、一定額を助成するものでございます。次に、エ.除却工事に係る助成につきましては、工事費の一定額を助成するものでございます。  委員会資料の6ページをお願いします。次に、(2)補正内容でございますが、ただいまご説明した5つの助成について、表右端の補正予算内容の欄に記載のとおり、当初から件数を減らしての減額ということでございます。最後に財源内訳につきましては記載のとおりでございますので、ご参照ください。  委員会資料の7ページをお願いいたします。続きまして、事業名、【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物に係る繰越明許費についてご説明させていただきます。同事業における繰越明許額は1億8,136万円でございます。予算現額、支出予定額及び繰越明許額の財源内訳については表に記載のとおりでございますので、ご参照ください。  資料の8ページをお願いいたします。1.事業概要でございますが、市民の安全安心を確保するために、民間建築物の耐震化を図るための支援策ということで、耐震設計及び耐震改修工事に要する費用の一部を助成するというものでございます。次に、繰越事由でございますが、補助事業者が行います耐震改修設計及び耐震改修工事の日程調整に不測の日数を要したことにより、事業が年度内に完了しない見込みとなったことから、繰り越しをお願いするものでございます。次に、対象施設でございますが、図に記載しておりますホテル・物販等の計3件でございます。  委員会資料の9ページをお願いいたします。その3つの施設について、用途、事業種別、繰越明許額等について記載しております。(1)のホテルにつきましては耐震改修設計を、それから(2)の物販店舗及び(3)のホテルにつきましては耐震改修工事をいずれも平成30年、平成31年の2カ年にまたがり実施するということで、それぞれの繰越事由、それから繰越明許費等は記載のとおりでございますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 57 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 58 ◯岩永敏博委員 今回のこの補正、国の内示額が減ったことによる減額補正になっています。ちょっと説明が前段で欲しかったんですが、いわゆる昨年の秋ごろに、国からの内示額が出るわけです。それが大体その100%に対して何%の内示額だったのか。それに対して今回の減額がどれくらい、またそれから減ったのかというところがわからないので、そもそものところの説明をもう少ししてもらえませんか。 59 ◯谷口都市計画課長 まず、1つ目の地籍調査費でございます。まずこの地籍調査の財源内訳としましては、国が4分の2、長崎県が4分の1、長崎市が4分の1の負担割合で事業を実施しておりまして、まずその国の4分の2といいますのが、直接長崎市に入るわけではなくて、一旦県のほうに行きまして、県の4分の1と合わせて4分の3が県から長崎市のほうに、補助金という形で交付されております。この地籍調査につきましては、平成30年度の内示率が平成30年度の予算につきましては、当然、平成29年度の秋ごろに本要望しているんですけれども、その要望額に比べますと内示率は72.4%ということで、その減額した分は今回補正させていただくということでございます。  以上でございます。 60 ◯岩永敏博委員 県に入る分それから市に来る分ということでの減額、そこは大体わかるんですけれども。全体的にどれくらい国の内示から減ったのかというところが、ちょっと聞きたかったんですけれども、まあわかりました。それとそれに伴い、この8ページにもありますように、耐震化のこの事業補助金、これも繰り越しになっている。ここに説明があるのは、いわゆる日程調整に不測の日数を要するということなんですけれども、これも当然、内示額の減によって日程が延長されたということでの認識でいいんですね。 61 ◯大町建築指導課長 この民間建築物に関する、8ページに記載しておる補助金につきましては、これは補助金の国の内示額が減ったということではなくて、補助事業者の工事の調整、設計の調整に時間を要したということで繰り越しいたすものでございます。 62 ◯岩永敏博委員 わかりました。ちょっとその辺の説明がなかなかよく理解できなかったので、もう少し丁寧な説明をお願いします。わかりました、これも前段の部分とはまた理由が違うということなんですけれども、いずれにしてもこのホテル、非常にやはり観光あるいは長崎市が今交流人口という形で動いている中にあっては、やはりこの1月、2月、ランタンフェスティバルもあった中で、すごく支障があったのかと思っております。そしてまた、この3月、4月になると非常に観光客も、修学旅行も含めて入ってくるわけですけれども、それによっての売り上げ減というか、宿泊あるいは利用に対する影響が結構あるんじゃないかと思うんですけれども、それに対するこの民間事業者とのやりとり、説明等はうまくいっているんでしょうか。 63 ◯大町建築指導課長 ホテルに関しましての耐震工事と営業とのかかわりなんですが、これについては事業者等がそういった営業計画とか資金計画とか、そういったところを計画しながら、建築指導課、我々と協議しながら事業者にとって一番有意な時期に工事するというような、事業者のスケジュールを踏まえまして補助を行っているということになりますので、できるだけその営業に影響の少ない時期に工事をやっていると考えております。  以上でございます。 64 ◯岩永敏博委員 設計も含めていわゆるその日程調整がうまくできなかったということですけど、端的に言って理由は何ですか。まずそこだけをちょっと最後に教えてください。 65 ◯大町建築指導課長 まず(1)のホテルについては設計の補助ということで、その設計をするに当たりまして、既存の耐震がどれだけあるのかというところの資料採集、いわゆるコンクリートのコア抜きであったりとか、そういったものをホテルですので営業しているということから、そういった資料採集にホテルとの営業等の日程調整に時間を要したということでございます。  以上でございます。 66 ◯佐藤正洋委員 ちょっと関連してお尋ねしたいと思いますけど、いつも私は聞くんですけど、社会資本整備総合交付金の内示率、3年ぐらい前も50%ぐらいまで落ちたとか、それで要望したら80%ぐらいまで上がったとか、いろいろ毎年波があって、何とか平準化するようにお願いしますということを何回も話をしとるんですけれども、今度の分も、今この内示率が72.4%とか言われましたけど、どの分が72.4%かようわからんとですけど、できたらこういう一覧表にしてもらって、そして結果として内示率が72.4%ですとか。これは、まちづくり部ばかりじゃなかです、土木部もです。今度の補正を見れば全部社会資本整備総合交付金がだめで、全部減額ということですから、どうせそちらのほうには一覧表をつくって持っておられるはずですから、そういうところをやはり議会に出してもらえれば助かるんですけど。今すぐじゃなくてもいいですけど、お願いしたいと思いますけどいかがでしょうか。できますでしょうか。 67 ◯谷口都市計画課長 委員がおっしゃったように、まちづくり部の所管の事業もあれば、土木部の所管の事業もありますし、社会資本整備総合交付金の社交金であったり防災安全の交付金であったり、いろんな事業がありますので、そういった資料を取りまとめまして提出したいと思いますけれども、本委員会中に提出したほうがよろしいのでしょうか。〔「はい、本委員会中に」と言う者あり〕そのように準備したいと思います。 68 ◯野口達也委員 この地籍調査のところでちょっとお尋ねしますが、今回内示額の減によって3カ所削減されたわけですけれども、これについては測量とか現地調査が入っているところは、今やっているということで理解できますが、この説明会、それから現地調査、これはあるところでこの3カ所が削られたというのは、やはり緊急性とかそういう形の中からやはり削ったわけですか。 69 ◯谷口都市計画課長 2ページ上段にまとめております平成30年度の予定箇所でございますけれども、右端のほうに実施業務ということで、こちらのほうに説明会と書いてある地区、こちらのほうが新規に着手しようと考えている地区でございました。ですから、その上からの行というのは継続地区ということでございますので、当然継続地区をまず優先しようという中で、説明会と書いているところは新規に着手する地区というところの中で、庁内の他部局からの要望であったりとか必要性・緊急性であったりとか、その辺を加味して地区の選定を行っております。  以上でございます。 70 ◯野口達也委員 わかりました。このそれぞれの地区の内容というと、やはり道路とかそういう関係での地籍調査ということですか。 71 ◯谷口都市計画課長 2ページ上段の表の、例えばですけれども9)番、磯道町第1地区、これが平成30年度から新規で着手しておりますが、こちらのほうは庁内の土木建設課の道路事業の関係で、地籍調査のほうをしてほしいというご要望がありまして着手しております。それ以下の地区に関しましては、既に終わった地区の隣接部といいますか、その中心部から外に広がっていくようなイメージで整備しておりますので、そういったところを落としているというところでございます。  以上でございます。 72 ◯野口達也委員 よくわかりました。地籍調査は長崎市内が随分とおくれておるけんが、人口の集積されている地区からということはよくわかりますが、例えばこの県道野母崎宿線なんかは、今、拡幅していますけれども、ここについては県のほうは地籍調査が済めば幾らでもやりますという話を聞いているんですが、この県道野母崎宿線は沿線の地籍調査は全部終わっているんですか。 73 ◯谷口都市計画課長 申しわけございませんが、提出資料の3ページを見ていただきたいと思います。概略図を添付しております。図面を横にしていただいて、下のほうになりますが、旧三和町ということで、緑色で着色しておりますが、その右隣のほうに、ちょっと離れて緑色が塗っている地区があろうかと思います。こちらが千々地区ということで、こちらのほうは先ほど委員がおっしゃった県道野母崎宿線の道路改良に先立ちまして、振興局のほうからも要請がありまして、平成27年、平成28年、平成29年の3カ年で調査しております。それで平成31年度の当初予算のほうになってきますけれども、県のほうと協議しまして、この野母崎宿線の進捗を図るという観点から、飯香浦地区に平成31年度から着手していこうということで、その分は平成31年度当初予算の委員会資料のほうには載せていただいていますけれども、そういった形で振興局とも協議して、事業を進捗させるために必要な箇所のほうをやっていこうということで、平成31年度からは飯香浦地区のほうに着手したいと考えております。  以上です。 74 ◯野口達也委員 人口の集積がされている地区も当然必要かと思っていますけど、やはりそういった周辺地区は、道路がないとそこの地区からは人間が減っていくわけですから、ぜひこういったそれぞれのコンパクトシティ・プラス・ネットワークやからさ、やはりそれぞれの地域、地域の集積された場所とをつなぐ道路は、ぜひ早目にするためには、やはりそのいろんな地籍調査が第一だと思いますので、これはぜひとも進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。 75 ◯林 広文委員 今、地籍調査の件でありましたけれども、4番にその調査の実施状況ということで、2ページにありますけれども、まだまだこの旧長崎市でいうと4%ということで、会派としてもずっとこの地籍調査については推進をお願いしているんですけれども、先日も密集市街地のことが新聞に載っていました。長崎のほうが120ヘクタールぐらいだったですか、かなり減らしているというような報道だったんですけれども、やはり市街地の中が、非常に密集しているところが危ないということで問題になっているようですけれども、ここの2ページの表でいくと、いわゆるDIDと呼ばれる、この人口集中地区というものの進捗率が21%と一番高い。まず方針としてはここをやっていくという形でよろしいんでしょうか。 76 ◯谷口都市計画課長 先ほど委員がおっしゃったように、DID地区のほうをまずは重点的にやっていこうという考えがあるんですけれども、先ほど野口委員からもあったように、例えばほかの公共事業と円滑に進めていくために必要な部分というのも当然加味しながら、ただバランスの問題でもあろうかと思うんですけれども、そういったことを加味しながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯林 広文委員 わかりました。全国の報道の記事だったんであれだったですけれども、ぜひ地籍調査の推進をお願いしたいと思います。それと、この建築指導費のほうなんですけれども、4ページを見ると内示額が見込みを下回ったということになっております。6ページを見ると当初予算の件数からこの執行見込額というのが、例えば耐震化総合支援補助だったら30件の予定が16件、一番下の除却工事費に係る助成だったら20件の予定が8件となっていますけれども、これは内示が下回ったからこの数字になったのか、それともそもそも当初に予定しとった件数まで至らなかったということで減額したのか、どちらでしょうか。 78 ◯大町建築指導課長 全体的に内示率が下がったということで、当初予定した件数をどれぐらい減らそうかというような中で、まずは耐震化の工事を進める必要があるということと、あとはその耐震診断というのは、ある程度金額が安うございますので、そのあたりは結構ふやしてもいいのかというようなところで、その事業の内容のバランスと、その補助の額を見ながら、ある一定その内示減に伴う額に見合うようなところで件数を調整しまして、それに伴う変更、減額ということでございます。 79 ◯林 広文委員 そして、この例えば2番目の耐震化総合支援補助というのは30件予定していて16件になったと。実際にはそしたら、もし補助率の内示が下がらなければ、この予定件数30件ほどはできたはずだということで間違いないでしょうか。 80 ◯大町建築指導課長 耐震化総合支援の補助につきましては、予算の限りがありましたので、こういう件数になっておりますけれども、実際にその相談等はまだまだあっておりまして、予算があればまだ見込みはあったということでございます。  以上でございます。 81 ◯林 広文委員 わかりました。やはりニーズが高い、特に除却の工事なんかも8件しかできなかったということなんですけれども、それぞれ耐震化、こういったものについてはニーズがあると思いますので、なるべく国の内示のことなので、なかなかコントロールできない部分もあるでしょうけれども、なるべく執行できるようにお願いしたいと思います。  以上です。 82 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時31分=           =再開 午前11時33分= 83 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 84 ◯吉田土木部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費における補正予算のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は36ページ及び37ページでございます。36ページ中ほどから記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費は、増額分、減額分を合わせまして合計で8,770万円の減額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては1億8,480万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。土木部所管分の内容といたしましては、36ページ記載の第3目道路橋りょう新設改良費で、内容につきましては37ページの一番右の説明欄に記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、1.江平浜平線と2.清水町白鳥町1号線、それから2.【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)の1.相川町四杖町1号線と2.虹が丘町西町1号線につきまして、国庫補助事業の内示減などに伴い、減額の補正をお願いしようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は60ページから61ページでございます。予算説明書60ページの事業名で、上から2つ目から記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)の相川町四杖町1号線と虹が丘町西町1号線、それから3つ下に記載の第5目県施行事業費負担金の道路橋りょう費負担金、道路事業費について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、61ページの右端、繰越事由の欄に記載いたしております。詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長よりご説明させていただきます。  私からは以上でございます。 85 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費のうち、土木建設課所管分についてご説明いたします。  土木部提出委員会資料1ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費、【補助】道路新設改良事業費、江平浜平線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い1億400万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、安全安心な生活道路の整備及び交通の円滑化を図るため、道路の新設を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。2ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、工事を減額するものでございます。  次に、3ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費、清水町白鳥町1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い2,280万円の減補正をお願いするものでございます。1.概要(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、道路の新設及び道路改良を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。4ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、用地取得の皆減及び建物補償1棟を減するものでございます。  次に、5ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)、相川町四杖町1号線でございます。4,000万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要(1)事業目的でありますが、国庫補助である地方創生道整備推進交付金を活用し、道路交通の円滑化を図るため、道路の新設を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴うものでございますが、本路線の事業箇所内において、過年度に施工した法面が崩壊したことから、現在、法面の崩壊した要因を究明するために地質調査等を行っているため、皆減するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。6ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、工事を皆減するものでございます。図面の右下には被災箇所の写真を添付しておりますので、ご参照ください。  次に、7ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)、虹が丘町西町1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い1,800万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要(1)事業目的でありますが、国庫補助事業である地方創生道整備推進交付金を活用し、道路交通の円滑化を図るため、道路の新設を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  8ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、工事を減額するものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。9ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)、相川町四杖町1号線で、繰越明許費の補正をお願いするものでございます。上の表に、財源内訳と繰越事由を記載しております。下の位置図をごらんください。図面の赤丸の箇所の工事で、11月議会で繰り越しさせていただいた箇所におきまして、過年度に施工した法面が崩壊したことから、現在、法面の崩壊した要因を究明するため地質調査等を行っており、工事施工における安全性の確保ができないため、皆減するものでございます。なお、調査等は梅雨時期まで継続して水位観測や地盤の変位測定を実施する予定で、その結果により、今回の法面崩壊箇所を含めた影響箇所についても、適切に対処したいと考えております。  10ページをお開きください。【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)、虹が丘町西町1号線で、繰り越しをお願いするものでございます。上の表に、財源内訳と繰越事由を記載しております。下の位置図をごらんください。繰り越しは、図面の赤丸の箇所の工事で、11月議会で繰り越しさせていただいた箇所におきまして、岩盤がかたく、掘削作業に不測の日数を要した上に、掘削箇所の一部で大きな亀裂が入った転石の破砕が掘削作業において落石する危険があり、その対策の検討に不測の日数を要し、工事が年度内に完了しないため繰り越しをお願いするものでございます。なお、今回の繰越額は1,800万円で、11月議会で承認されました繰越額5,000万円と合わせて、繰越額は6,800万円でございます。なお、工事は平成31年12月に完成予定でございます。  説明は以上でございます。 86 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第5目県施行事業費負担金の繰越明許費についてご説明申し上げます。県施行事業費負担金は、県が施行する道路事業に対して、地元負担金を支出するもので、これは地方財政法第27条及び道路法第52条に基づいて求められているものでございます。道路橋りょう費負担金内訳についてですが、1として記載しております。表の左端から事業名、金額、財源内訳を掲載いたしております。道路橋りょう費負担金、道路事業費につきましては、金額の欄の太線の枠内に記載のとおり1,880万円の繰越明許をお願いしようとするものでございます。事業内容及び財源内訳についてでございますが、これは2といたしまして、11ページ下段の表に路線ごとの事業費と負担内訳を記載いたしております。表の左端から図面番号、路線名、事業費、そして県と市の負担内訳、このうち右端の太線の枠内が市の負担分で、予算現額、支出予定額、繰越明許額となってございます。表の一番下の行に合計を記載いたしておりますので、ご参照いただきたいと思います。道路事業費についてですが、事業費の15%を市が負担をいたすということになってございます。網掛けさせていただきました4つの路線におきまして、県施行の用地補償や工事などが年度内に完了しない見込みであることにより、市の負担金を繰り越ししようとするものでございます。  それでは12ページをごらんいただきたいと思います。繰越明許の対象箇所図でございます。このうちラベルを太枠で囲っているものが繰り越し対象となる路線でございます。それでは路線ごとにその概要をご説明させていただきたいと思います。  13ページをお開きください。上側の2番といたしまして、野母崎宿線の大崎町から宮摺町におきましては、用地補償と補償調査、道路改良工を施行しておりましたけれども、支障となります小屋であったりビニールハウス、これの解体を農作物の収穫時期を避けて行うことなどにより、用地取得一式、それと軽量盛土工約40メートルが年度内に完了しないため、繰り越ししようとするものでございます。平成32年3月に完了予定ということで伺っております。下の段6番、神ノ浦港長浦線の長浦町、琴海戸根原町におきまして、用地補償と道路改良工を施行いたしておりましたけれども、用地取得に時間を要したことで工事の発注時期がおくれたことにより、道路改良工約140メートルが年度内に完成しないため、繰り越しをお願いしようとするものでございます。これについては平成31年6月に完了予定でございます。  次に、14ページをお開きいただきたいと思います。上側の7番、神ノ浦港長浦線の神浦向町におきまして、道路拡幅に伴い漁船等の停泊地が埋まってしまうために、しゅんせつを行い機能回復を図ることといたしておりましたけれども、施工箇所が強風時に船を避難させるための港であることから、台風時期を避けて工事を行ったことにより、工事が年度内に完了しないために繰り越ししようとするものでございます。これにつきましては平成31年6月に完了予定と聞いてございます。下側の10番、長崎漁港村松線の松崎町におきまして、用地補償と用地測量を施行しておりましたけれども、一部の用地で相続人がたくさんいらっしゃるということから、用地交渉に時間を要しており、用地補償が年度内に完了しないため、繰り越ししようとするものでございます。これにつきましては平成32年3月に完成予定と聞いてございます。
     私からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 87 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  白い表紙の予算説明書、36、37ページをお開きください。下の段の第3目道路橋りょう新設改良費において、37ページの説明欄に記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、3.矢上町現川町線及び下の欄の3.【補助】景観まちづくり刷新事業費について、国庫補助事業の内示増に伴い、増額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。同じく予算説明書の58ページ、59ページをお開きください。一番下の段の第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、矢上町現川町線から次の60ページの上段、道路構造物等補強、それと4段目の【補助】景観まちづくり刷新事業費(まちなか地区)、それと5段目の【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費(総合事務所)までの4事業の繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 88 ◯河本東総合事務所地域整備課長 それでは、総合事務所提出の委員会資料に基づきご説明いたします。  資料1ページをお開きください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、矢上町現川町線、補正額2,540万円でございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国の社会資本整備総合交付金を活用し、車両通行の安全性、快適性の向上を図ることを目的に、損傷の著しい車道の整備を行うものでございます。(2)補正予算の理由といたしましては、当該交付金の追加内示に伴い、事業の進捗を図るため予算を増額するものでございます。2.全体計画につきましては記載のとおりでございます。3.事業内容につきましては、今年度、舗装工を750メートル予定しておりましたが、整備延長を370メートル追加し、合わせて1,120メートルの整備を行いたいと考えております。4.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。繰越明許費でございますが、事業が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越明許額でございますが、今回の補正額は2,540万円でございますが、国庫支出金の内示額は、端数調整の関係から予算額を上回っております。このため、国庫支出金の内示額の全てを事業費の財源に充当するため、不足する事業費20万円を事務費から流用し、予算を繰り越そうとすることから、補正額2,540万円に20万円を加えた2,560万円の繰り越しをお願いするものでございます。なお、工事の完成は平成31年11月を予定いたしております。  3ページをごらんください。補正のお願いをいたします箇所を朱書きしております。  次に、4ページをお開きください。【補助】景観まちづくり刷新事業費、まちなか地区、補正額7,170万円でございます。本事業は、観光地周辺及び周遊ルートの魅力的な空間づくりなどの面的な景観整備により、観光都市の魅力を高め、交流人口の拡大を図ろうとするもので、今年度は市道出来大工町桶屋町線ほか2線におきまして、舗装の美装化を行っているところでございます。今回、平成31年度実施予定である事業を対象に追加募集があり、平成31年度に予定している事業のうち、市道出来大工町桶屋町線について追加要望を行い、内示があったため補正をお願いするものでございます。なお、補正額といたしましては、追加内示額7,244万円、内示減額74万円を含め7,170万円となっております。また、国庫補助事業の追加内示が繰り越しの理由でございますが、工事が年度内に完了しない見込みのため、繰り越しをお願いするものでございます。繰越額は7,244万円で、平成31年12月に完成予定でございます。  6ページをお開きください。補正箇所の位置図でございます。  続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。資料7ページをごらんください。第3目道路橋りょう新設改良費の繰越明許費一覧表でございます。今回、【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強と【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費(総合事務所)の2件の繰り越しをお願いするものでございます。まず、【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強でございますが、繰り越しをお願いいたしますのは、長寿命化修繕計画策定業務において、業務に利用する長崎県の支援システムの更新に伴う、運用停止期間の調整に不測の日数を要したこと、また8ページから10ページの位置図で示しております、市道岩屋町13号線のかりさこ橋、三芳町若竹町線の若竹橋、小江原春木町線の皿焼2号橋の橋梁補修工事において入札不調となったことにより、業務及び工事が年度内に完了しない見込みであることから、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は2,000万円で、平成31年9月に完了予定でございます。  11ページをごらんください。次に、【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費(総合事務所)でございますが、繰り越しをお願いいたしますのは、市道南が丘町星取1号線の道路新設改良と、12ページの市道中里町船石町1号線の用地取得でございます。市道南が丘町星取1号線の道路工事につきましては、地元調整に不測の日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しのお願いをするものでございます。なお、繰越額は140万円で、平成31年6月に完了予定でございます。  次に、市道中里町船石町1号線の用地取得につきましては、地権者との用地交渉に不測の日数を要したことにより、用地取得が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は660万円で、平成31年6月に完了予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 89 ◯中村俊介委員長 質疑を午後1時から行いたいと思います。暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時57分=           =再開 午後0時59分= 90 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  第8款土木費第2項道路橋りょう費の質疑に入ります。 91 ◯佐藤正洋委員 まちづくり部にもお願いしたんですけど、今度いっぱい補正予算が出ておりますけど、前回というか委員会のときもお聞きしましたけど、その社会資本整備総合交付金、これが結構下がっておるんです。それでまちづくりのほうは平均で内示率が72.4%とかいうことでしたけど、もう言葉で言われてもわからんので、まちづくり部は出してやると言いましたので、土木部のほうもまちづくり部と協議していただいて同じように、一覧表をもらうとか、一番早いけんと思って、どうせ資料で持ってらっしゃるとでしょうから、それば出してもらえればと。今すぐじゃなくてよかわけですから、後でいいです。この委員会中に出してもらえればと思っておりますので、委員長よろしくお願いします。 92 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時1分=           =再開 午後1時3分= 93 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。 〔審査日程について協議した結果、次に審査を予 定している第8款土木費第3項河川海岸費につい ては、理事者が他の委員会に出席しているため、 第8款土木費第4項港湾費第6項住宅費を繰り上 げた後に審査することに決定した。〕 94 ◯中村俊介委員長 理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時3分=           =再開 午後1時5分= 95 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 96 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第4項港湾費の繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  予算説明書は62ページ及び63ページでございます。表の上から2番目、第2目県施行事業費負担金の港湾費負担金、港湾事業費でございますが、繰越事由につきましては、その右側63ページに記載のとおりでございます。詳細につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 97 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の10ページをお開きください。第4項港湾費第2目県施行事業費負担金の繰越明許費につきまして、ご説明いたします。これは、長崎県が施行します港湾事業などが年度内に完了しないため、本市の負担金につきまして、表に記載のとおり、3行目となりますが、3,157万3,000円の繰り越しをお願いするものでございます。次の11ページから13ページのほうにかけましては、繰越箇所の位置図をお示ししております。  それでは11ページをごらんください。上段の松が枝地区は、西琴平地区における岸壁工事を予定しておりましたが、海上保安部との埋立工事に係る協議に日数を要し、工事が年度内に完了しないため、繰り越しするものでございます。下段の元船地区は、浮桟橋の新設工事を予定しておりましたが、設計に係る国の機関による審査に日数を要し、工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  12ページをお開きください。上段の小ヶ倉・毛井首地区は、護岸改良工事に伴う背後地の家屋の事後調査を予定しておりましたが、並行して行っております道路事業との調整により、調査が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。下段の形上・大平地区は、護岸改良工事を予定しておりましたが、地元漁協の漁期との調整などによりまして、工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  13ページをごらんください。上段の開口部対策としまして、右側上段の写真のような開口部を高潮対策として閉鎖する工事を新たに神ノ島地区と伊王島地区で追加することとなりまして、両地区の工事が年度内に完了しないため、繰り越しするものでございます。  説明は以上でございます。 98 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時8分=           =再開 午後1時9分= 99 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 100 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第6項住宅費についてご説明いたします。  予算説明書は42ページ及び43ページをお願いいたします。まず、減額補正についてご説明いたします。第2目の住宅建設費でございますが、43ページの説明欄の一番上の1.【補助】公営住宅建設事業費の1.塩町団地につきましては、解体予定の建物の外壁にアスベスト、石綿の含有が確認され、事業スケジュールの見直しが必要となったことから、解体工事等を翌年度以降に実施することになったため、減額補正させていただくものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は62ページ及び63ページをお願いいたします。表の目の欄の一番下、第1目住宅管理費の【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上第2団地ほか、そして次の、恐れ入ります1ページめくっていただきまして、64ページ及び65ページのほうでございますが、一番上の【単独】既設公営住宅改善事業費、女の都団地ほか、そしてその下の第2目住宅建設費の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地、塩町団地、そして三原団地でございますが、繰越事由につきましては、65ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 101 ◯神近住宅課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料に基づきまして、説明させていただきます。  委員会資料の36ページをお開きください。今回、補正をお願いいたしますのが、表の上段の【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上第2団地ほかの下から2段目の二重線で囲った部分、繰越明許額1億370万円でございます。次に、下の段の【単独】既設公営住宅改善事業費、女の都団地ほかの表のこれも二重線で囲った部分、繰越明許額460万円でございます。  次に、37ページをごらんください。表に記載の2つの事業につきまして、その繰越事由、11月補正及び今回の2月補正の事業概要を示しております。今回の補正におきましては、国の交付金の追加内示がなされたことに伴い、表に記載の外壁改修工事や屋上防水工事が年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許をお願いするものでございます。なお、工事の完成は矢上第2団地が9月中旬、小ヶ倉団地が10月下旬を予定しております。  次に、38ページをお開きください。対象の団地の位置図と現況写真を載せておりますのでご参照ください。  次に、39ページをごらんください。【補助】公営住宅建設事業費、塩町団地で、補正額が4,470万円の減額補正でございます。1の概要でございますが、この事業は伊王島にあります塩町団地全7棟204戸のうち、昭和47年から昭和48年に建設されました、1号棟から3号棟の3棟90戸を1棟44戸に建て替える事業でございます。なお、今回の補正につきましては、解体予定の建物、旧1号棟の外壁に石綿の含有が確認されたものですから、事業スケジュールの見直しが必要となりまして、当該解体工事を翌年度以降に実施するため、減額補正するものでございます。2の事業内容ですが、(1)に全体の事業概要、(2)に平成30年度当初予算の事業の主な内容を記載しております。この事業のうち、(3)の補正の内容でございますけれども、旧1号棟の解体工事及び敷地確定測量に係る費用を減額補正するものでございます。なお、3号棟解体工事、駐車場整備工事、屋外附帯工事につきましては、今議会において繰越明許をお願いしようとするものでございます。3の財源内訳については記載のとおりでございます。  40ページをお開きください。下のほうに計画図がありますけれども、旧1号棟と3号棟を解体して、3号棟の跡地に駐車場を整備するという予定としております。なお、1号棟につきましては平成28年から平成29年度で建て替えを終了しておりまして、平成30年4月から供用を開始しております。  次に、41ページをごらんください。表に記載しております、大園、塩町、三原の3団地について繰越明許をお願いしようとするものでございます。【補助】公営住宅建設事業費、大園団地につきましては、二重線で囲った部分、繰越明許額8,866万5,000円でございます。同様に、【補助】公営住宅建設事業費、塩町団地につきましては、繰越明許額7,500万円、【補助】公営住宅建設事業費、三原団地につきましては、繰越明許額1,000万円でございます。  次に、42ページをお開きください。大園団地でございます。上段の表に繰越事由と11月補正及び今回の2月補正の事業概要をお示ししております。太線部分の今回の2月補正におきましては、きく2棟ときく3棟の解体工事について、国の交付金の追加内示がなされたことに伴い、工事が年度内に完成しない見込みであることから、繰越明許をお願いするものでございます。なお、解体工事につきましては、きく2棟が8月下旬、3棟が9月下旬を予定しております。下のほうに位置図と現況写真を載せておりますのでご参照ください。  次に、43ページをごらんください。大園団地の計画図でございますけれども、今回の繰り越しを予定しております部分につきましては、図の上の方にありますけれども、網掛けの建物のきく2棟ときく3棟でございます。  次に、44ページをお開きください。塩町団地でございます。表に繰越事由と事業概要をお示ししております。今回の補正におきましては、3号棟の解体工事、解体後の駐車場の整備工事、屋外附帯工事につきまして、国の交付金の追加内示がありましたことから、工事が年度内に完了しない見込みであるということで、繰越明許をお願いするものでございます。解体工事につきましては8月下旬、それに引き続き、駐車場整備、屋外附帯工事を予定しておりまして、12月下旬の完了を予定しております。  次に、45ページをごらんください。位置図と現況写真、計画図を載せておりますのでご参照ください。  次に、46ページをお開きください。三原団地でございます。表に繰越事由と補正の事業概要についてお示ししております。今回の補正におきましては、三原団地の敷地調査業務委託において、国の交付金の追加内示がなされたことに伴い、事業が年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許をお願いするものでございます。なお、予定の工期につきましては8月下旬を予定しております。下のほうに位置図と現況写真を載せておりますので、あわせてご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 102 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 103 ◯野口達也委員 この塩町団地ですが総事業でいけば旧1号棟、2号棟、3号棟を解体と、新築が2号棟の跡に1号棟ができたとですかね、これはですね。それで今回、旧1号棟と3号棟を壊すということで、旧1号棟についてはアスベストが出てきたということですけれども、この3号棟の解体については、そのままの金額で繰り越ししていますが、昭和47年、昭和48年度に同じように建設されていて、3号棟にはアスベストはなかったのですか。 104 ◯神近住宅課長 解体予定ということで、旧1号棟、3号棟の調査をしたわけですけれども、旧1号棟には含まれておったと、3号棟には含まれていなかったということで結果が出ております。  以上でございます。 105 ◯野口達也委員 ということは、ほかの棟にはもうなかったと、旧1号棟だけがアスベストを使用されとったということですね。わかりました。 106 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時20分=           =再開 午後1時32分= 107 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 108 ◯吉田土木部長 第8款土木費第3項河川海岸費における補正予算のうち、土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は38ページ、39ページでございます。それでは、38ページの中ほどから記載の第8款土木費第3項河川海岸費は、増額分、減額分合わせまして合計で4,820万円の減額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては6,770万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。土木部所管分の内容といたしましては、38ページ記載の第2目河川改良費でございますが、39ページ一番右の説明欄に記載をしております1.【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.大井手川につきまして、国庫補助事業の内示減に伴い、減額の補正をしようとするものでございます。詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長からご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 109 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費についてご説明いたします。  土木部提出委員会資料15ページをごらんください。【補助】河川等整備事業費、大井手川でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、6,770万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要(1)事業目的でありますが、治水の向上に加え、川に親しめる水辺空間を創出することを目的に、長崎県が施行する都市計画道路滑石町線とあわせて河川改修を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  16ページの位置図をお開きください。図面中央の赤色の箇所のうち、負担金の一部と護岸工L=6メートルを減額するものでございます。  私からの説明は以上でございます。 110 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。予算説明書の38、39ページをお開きください。  第2目河川改良費において、39ページの説明欄に記載の2.【単独】自然災害防止事業費について、県費補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものです。次に、第3目県施行事業費負担金において、説明欄に記載の1.河川海岸費負担金について、国の二次補正に伴い、増額をお願いするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書の60、61ページをお開きください。下段の第2目河川改良費の【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策及び次のページの62ページの第3目県施行事業費負担金の河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費について、繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 111 ◯河本東総合事務所地域整備課長 総合事務所提出の委員会資料13ページをごらんください。  第2目河川改良費【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策について、1,100万円の減額補正をお願いするものでございます。本事業は、急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、急傾斜地崩壊対策工事を実施するものでございます。2.事業内容の表に記載のとおり、中央、東、次ページになりますけれども南の各総合事務所において、事業内容の調整を行うものでございます。  14ページをお開きください。当初予算額1億3,100万円のうち、県費補助の対象は1億2,800万円でございましたが、追加内示があったものの、最終的に県費補助が550万円の減となったことから、1,100万円の減額補正をお願いするものでございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。
     次に、繰越明許費についてご説明いたします。最下段の表をごらんください。県の補助金の追加内示に伴う工事が年度内に完了しない見込みであるため、戸町3丁目屋敷迫地区及び塩町地区において、繰り越しをお願いするものでございます。  15ページには、繰越いたします箇所の位置図を添付しております。  16ページをお開きください。続きまして、第3目県施行事業費負担金、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費についてご説明いたします。本事業は、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するもので、今回、国の二次補正に伴い、県施行事業が増額されたため、市の負担金について3,050万円の増額補正をお願いするものでございます。このことに伴い、2.事業内容の表に記載のとおり、平成30年度事業費の補正額の欄に記載の事業費について増額をお願いするもので、上から7段目の金堀(1)地区、14段目の大浜(19)地区、最下段の田中(61)地区は新規箇所となっております。  17ページをごらんください。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。次に、繰越明許費についてご説明いたします。最下段の表をごらんください。今回、増額補正をお願いします3,050万円につきまして、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございますが、あわせて当初予算に計上している4カ所につきましても、同様の理由で1,375万円の繰越をお願いするものでございます。合計で4,425万円の繰越明許額となります。  18ページには補正分の繰越箇所の位置図を、19ページから21ページには新規箇所の位置図と写真を、22ページには当初分の繰越箇所の位置図を添付いたしております。  説明は、以上でございます。よろしくご審議賜りますようよろしくお願いいたします。 112 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 113 ◯幸 大助委員 滑石の大井手川ですけど、結局、完成はいつになるんですかね、全部が。 114 ◯桐谷土木建設課長 完成は平成35年を目標に今進めているところでございます。 115 ◯幸 大助委員 そうしたら、今回、林委員も質問された滑石地域センターの移転が先になるということですか。あれは何年。 116 ◯竹内土木総務課長 滑石地域センターにおきましては、今回、当初予算のほうで設計に係るものが上げられているとお伺いしております。その後、建設に入られるものと思います。詳細については、確認してみないとわからないところもございます。  以上でございます。 117 ◯中村俊介委員長 それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時42分=           =再開 午後1時45分= 118 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 119 ◯片江まちづくり部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は40ページ、41ページをお開きください。まず、補正予算についてご説明いたします。第7目県施行事業費負担金でございますが、41ページの説明欄の一番下にございます1.都市計画費負担金の1.社会資本整備総合交付金事業費につきまして、3,450万円を増額しようとするものでございます。  次に、減額補正についてご説明いたします。予算説明書は38ページ、39ページをお開きください。第2目都市開発費でございますが、39ページの説明欄の一番下の2.【補助】市街地再開発事業費の1.新大工町地区、恐れ入ります、1枚めくっていただきまして40ページ、41ページをお開きください。41ページの説明欄の一番上の2.新大工歩道橋、そしてその3つ下にございます4.【補助】土地区画整理事業費の1.長崎駅周辺地区(予算補助)、さらにその下の5.【補助】都市基盤施設整備事業費の1.東長崎地区につきましては、国庫補助の内示減に伴い、減額補正するものでございます。また、さらにその下の第3目街路事業費でございますけれども、41ページの説明欄の2段目にございます1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の4.長崎駅中央通り線につきましても、同様に国庫補助の内示減に伴い、減額補正をお願いするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は62ページ、63ページをお開きください。62ページの表の目の欄の上から3番目、第1目都市計画総務費の【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金及びその2つ下の第7目県施行事業費負担金のうち、一番上の都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費と、その2つ下の都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費でございますが、繰越事由につきましては、その右側63ページの繰越事由の欄にそれぞれ記載のとおりでございます。詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 120 ◯芝長崎駅周辺整備室長 それでは、まちづくり部提出資料の14ページをお開きください。第1目都市計画総務費のうち、長崎駅周辺整備室所管の繰越明許費について説明いたします。表に記載の【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金につきまして、3行目に記載のとおり、5億2,440万円の繰り越しをお願いするものでございます。  15ページをごらんください。負担対象区間と繰越理由でございます。赤色の点線で示した箇所ごとに繰越理由を3点記載しております。1点目としまして、新長崎トンネル(西)工事におきまして地質が当初想定より脆弱で掘削に不測の時間を要したため、2点目としまして、長崎駅高架橋工事において地質が当初想定より硬質で掘削に不測の時間を要したこと及び営業中の路線との近接工事において狭隘箇所での施工に伴う隣接工事との調整に不測の時間を要したため、3点目としまして、長崎駅新築工事の発注に不測の時間を要したためでございます。以上の理由によりまして、予定していた工事が年度内に完了しないため、繰り越しをお願いするものでございます。  21ページをお開きください。第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管分の補正予算の内容について説明いたします。【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)としまして、補正額6,040万円の減額をお願いしようとするものでございます。今回の補正は、1.概要の最後の行に記載のとおり、国庫補助事業の内示減に伴い、減額補正するものでございます。なお、土地区画整理事業の内示率は85%でございます。次に、2.事業内容でございます。(2)としまして、平成30年度当初予算の事業内容を記載しておりますが、そのうち、(3)補正内容に記載のとおり、長崎駅中央通り線の道路改良工事について、減額するものでございます。なお、今回の減額補正により、平成30年度末の事業費ベースでの進捗率は26.1%となる見込みでございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  22ページをお開きください。今回の補正箇所の位置図でございます。図面上側が国道202号、下側が浦上川、右側が新しい県庁舎でございます。土地区画整理事業区域は黒の太枠で囲んだ部分で、中央付近にある水平方向の2本の帯状の部分が新幹線と在来線の駅舎でございます。現在、駅の西側、図面では下側になりますが、道路や電線共同溝などの整備を進めているところでありますが、そのうち赤色で着色している長崎駅中央通り線を減額補正するものでございます。なお、今回の減額箇所につきましては次年度早期に着手し、在来線駅舎の移転スケジュールに影響が生じないよう、進捗を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、資料の29ページをごらんください。第3目街路事業費の補正予算の内容について説明いたします。【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、長崎駅中央通り線としまして、補正額1,000万円の減額をお願いしようとするものでございます。今回の補正は、1.概要の3行目に記載のとおり、国庫補助事業の内示減に伴い、減額補正するものでございます。なお、街路事業費、中央通り線の内示率は94.9%でございます。次に、2.事業内容でございます。(2)としまして、平成30年度当初予算の事業内容を記載しておりますが、そのうち(3)補正内容に記載のとおり、用地買収について減額するものでございます。なお、今回の減額補正により、平成30年度末の事業費ベースでの進捗率は69.6%となる見込みでございます。3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  30ページをお開きください。補正箇所の位置図でございます。右下の四角囲いには、広域な位置図を載せておりますが、長崎駅中央通り線は、図面上側の国道202号と図面下側の浦上川線とを東西に結ぶ幹線道路であり、土地区画整理事業区域外の国道との接続部分、赤色で囲んだ区間について、街路事業により整備するものでございます。今回、減額するのは、拡大した位置図に記載のとおり、赤色で着色した用地46平方メートルでございます。  続きまして、資料の31ページをお開きください。第7目県施行事業費負担金の補正予算の内容につきまして説明いたします。都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費としまして、補正額3,450万円の増額をお願いしようとするものでございます。今回の補正は、1.概要の3行目以降に記載のとおり、国の負担割合につきましては、通常の国費率に事業主体である県の財政力指数に応じた引き上げ率を乗じた割合となっておりますが、平成30年度にこの引き上げ率が1.17倍から1.16倍に変動したことに伴い、国の負担割合が減となり、国の内示額を有効に活用するためには、地方の負担割合を増とする必要が生じたことから、県が補正することにあわせて、不足する本市の負担分を増額補正するものでございます。次に、2.事業内容でございます。(2)補正予算額の表の上段、当初の欄に記載のとおり、県から国への補助要望時点におきましては、全体事業費80億円を要望し、そのうち国費につきましては、通常の国費率55%に引き上げ率1.17を乗じた64.35%に相当する51億4,800万円としておりました。その後、国費としましては、満額である51億4,800万円の内示があっておりますが、県の財政力指数に応じた国費の引き上げ率が1.17倍から1.16倍となり、それに伴い、国の負担率が64.35%から63.8%へと下がったことから、国費51億4,800万円を有効に活用するためには、補正後の欄に記載のとおり、地方負担分である県市それぞれの負担率を17.825%から18.1%に増加させる必要が生じたものであります。以上のようなことから、市の負担額につきまして、不足する3,450万円の増額をお願いするものでございます。  32ページをお開きください。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  33ページをごらんください。増額補正をお願いしようとする箇所を示した位置図でございます。図面左側が北の方向で、右側が長崎駅となりますが、松山町から長崎駅までの延長2,480メートルの区間において、在来線を高架化する事業のうち、今回の増額分は高架本体工事及び駅舎建築工事の一部になります。  資料の34ページをお開きください。引き続き、第7目県施行事業費負担金の繰越明許費につきまして説明いたします。これは、県が施行しますJR長崎本線連続立体交差事業が年度内に完了しないため、本市の負担金について繰り越すもので、表の上段に記載のとおり、都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費につきましては12億4,077万5,000円を、また表の下段に記載のとおり、都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費につきましては2,250万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。  35ページをごらんください。繰り越しをお願いしようとする箇所を示した位置図でございます。図面の赤色で囲んだ部分が、補助事業である社会資本整備総合交付金事業の繰越箇所で、緑色で囲んだ部分が、起債事業である旧地方特定道路整備事業の繰越箇所でございます。繰り越しの理由といたしましては、下の表に記載のとおり、図面右側の長崎駅部におきまして、新幹線工事や埋設管工事などとの施工ヤードや工事用車両の進入路との調整に不測の日数を要し、工事が年度内に完了しない見込みであること及び図面中央付近の稲佐立体交差の平面化検討におきまして、関係機関との調整に不測の日数を要し、業務委託が年度内に完了しない見込みであることから、繰り越しをお願いするものでございます。  私からの説明は以上でございます。 121 ◯谷口都市計画課長 同じく、まちづくり部提出の委員会資料の16ページのほうにお戻りください。引き続き、第2目都市開発費のうち、都市計画課所管分の補正予算につきましてご説明いたします。【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区としまして、1億9,010万円の減額補正を行うものでございます。1.概要でございますが、一番下の段に記載のとおり、国庫補助の内示減に伴い、減額補正するものでございます。なお、当該事業の内示率につきましては77.8%でございます。次に、2.事業内容の(1)事業概要でございますが、施行地区は約0.7ヘクタールで、下段の位置図で示しておりますけれども、旧長崎玉屋側が北街区、国道を挟んで反対側が南街区となります。総事業費は約171億円で、事業期間は平成25年度から平成34年度までです。主な用途は記載のとおりでございます。  17ページをごらんください。上段の(2)平成30年度の事業内容でございますが、記載のとおり、事業を進めるために必要となります設計監理などのための調査設計計画費、既存建物の解体や移転補償のための土地整備費、そして再開発ビルの建築のための建築工事費などを予定しておりましたが、内示減に伴いまして、その下の(3)補正内容に記載のとおり、調査設計計画費と建築工事費を減しております。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。その下の4.これまでの主な経緯でございますが、平成26年に準備組合が設立された後、都市計画決定などの手続を経まして、昨年2月に本組合が設立され、事業が本格的に動き出しております。なお、実施設計の進捗に伴いまして、昨年12月には、事業計画の変更認可が行われております。その下の5.今後のスケジュールでございますが、平成31年度中には、北街区、南街区それぞれの建物の解体工事が完了し、その後、本体工事に着手する予定でございまして、南街区が平成32年度の後半、北街区が平成34年度の前半の完成を目指しております。  18ページをお開きください。上段には、再開発ビルの主な用途の配置イメージ図を、下段のほうには、全体のイメージパースを記載しておりますので、後ほどご参照ください。  19ページをごらんください。次に、【補助】市街地再開発事業費、新大工歩道橋としまして、3,800万円の減額補正を行うものでございます。1.概要でございますが、新大工町地区市街地再開発事業と連携しまして、国道を安全に渡るための歩道橋の再整備を行うため、その設計費を当初予算に計上させていただいておりました。その後、再開発組合と設計・施工に向け、具体的な協議・調整を進めていく中で、組合側より、再開発事業を優先して進めるため、設計及び施工に関しまして、その時期を見直してほしいとの申し出がございまして、再開発事業との調整を図る必要が生じ、歩道橋の再整備に係るスケジュールを今回見直し、減額補正するものでございます。2.事業内容でございますが、記載のとおり、平成30年度に予定していた歩道橋に係る測量調査設計に要する費用を全額減するものでございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  20ページをお開きください。4.スケジュールでございますが、表に記載のとおり当初は平成30年度に測量調査設計を、平成31年度に工事を予定しておりましたが、再開発事業との調整によりまして、平成32年度に測量調査設計を、平成33年度に工事を行うように見直すこととしております。その下は、再整備する歩道橋の位置図でございます。後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 122 ◯林田東長崎土地区画整理事務所次長 恐れ入りますが、資料の23ページをごらんください。事業名【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区におきまして、補正額5,600万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要ですが、東長崎地区土地区画整理事業の廃止予定区域におきまして、都市計画道路や生活道路、公園の整備を進めておりますが、国庫補助の内示減に伴い、減額補正するものでございます。次に、2.事業内容ですが、(1)の事業概要は、都市計画道路東長崎縦貫線及び(仮称)中里中央公園をそれぞれ整備するものでございます。(2)の平成30年度の当初予算額及び補正予算額ですが、表に記載のとおり、ア.都市計画道路東長崎縦貫線及びイ.(仮称)中里中央公園につきまして、表の右から2番目の太枠内の補正予算額の欄に記載の額をそれぞれ減額するものでございます。なお、都市計画道路東長崎縦貫線の内示率は75%、(仮称)中里中央公園の内示率は89.7%でございます。(3)の平成30年度当初及び補正後の事業内容でございますが、ア.都市計画道路東長崎縦貫線につきましては、用地購入の箇所及び補償対象となる建物の箇所を一部変更して対応することとしたものでございます。イ.(仮称)中里中央公園につきましては、当初計画に従って予算の範囲内で整備工事を行い、残りの工事につきましては、平成31年度予算で実施し、年度内に完成予定でございます。  24ページをお開きください。次に、3.財源内訳ですが、表に記載のとおりでございます。  資料25ページをごらんください。東長崎縦貫線の位置図を添付しておりますが、総延長3.5キロメートルのうち左上方の赤色の実線で示した0.7キロメートルの区間が施行中の箇所になります。  26ページをごらんください。青色部分が補正により減となった施行箇所で、赤色の部分が補正後の施行箇所でございます。  資料27ページをごらんください。(仮称)中里中央公園の位置図を添付しております。赤色で塗り潰した箇所が公園整備箇所になります。  28ページをごらんください。(仮称)中里中央公園の施行箇所を示しておりますが、黄色部分が取付道路、緑枠内が公園区域の造成部分で、赤色で塗り潰した部分が平成30年度予算で整備を行う箇所でございます。  私からの説明は以上でございます。 123 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の38、39ページをお開きください。第2目都市開発費において、39ページの説明欄に記載の1.【補助】斜面市街地再生事業費及び次の41ページの3.【補助】歴史的地区環境整備事業費について、国の補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書の62、63ページをお開きください。中段の第2目都市開発費のうち、【補助】斜面市街地再生事業費、南大浦地区について繰り越しをお願いしようとするものでございます。繰り越し理由といたしましては、右端の繰越事由の欄に記載しております。なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 124 ◯田畑地域整備2課長 第2目都市開発費のうち、中央総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料、恐れ入ります、23ページをお開きいただきたいと思います。第2目都市開発費、【補助】斜面市街地再生事業費について、1億1,050万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要でございますが、本事業は、建物の老朽化や密集度が高い斜面市街地8地区において重点区域を定め、防災性の向上や居住環境の改善を図ることを目的に、現在、生活道路の整備を中心として取り組んでいるところでございます。今回、国庫補助事業の内示減に伴い、稲佐・朝日地区で3,110万円、南大浦地区で2,920万円、立山地区で5,020万円、合計で1億1,050万円の減額補正をお願いするものでございます。これに伴い、2.事業内容の表に記載のとおり、事業内容の見直しを行うものでございます。  24ページをお開きください。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  次に、繰越明許費についてご説明いたします。25ページをごらんいただきたいと思います。【補助】斜面市街地再生事業費、南大浦地区について、工事が年度内に完成しない見込みであることから、1,000万円の繰り越しをお願いするものでございます。  26ページから28ページには、減額補正を行う地区の図面を添付いたしております。  恐れ入ります、27ページをお開きいただきたいと思います。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、南大浦地区の赤色でお示ししている箇所の道路改良工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、電柱やガス管等の調整に日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、本工事は平成31年6月に完了予定でございます。  続きまして、【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化についてご説明いたします。恐れ入ります、29ページをごらんいただきたいと思います。1の概要でございますが、唐人屋敷顕在化事業は、唐人屋敷跡において、観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が息づいたまちづくりを行うものでございますが、国庫補助事業の内示減に伴い、5,260万円の減額補正をお願いするものでございます。これに伴い、2.事業内容の表に記載のとおり、事業の見直しを行うものでございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  30ページに位置図を添付しております。  説明は以上でございます。 125 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費における補正予算のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は38ページ、39ページをお開きください。38ページの下段の表に記載の第8款土木費第5項都市計画費は合計で、表の右上欄外に記載の7億120万円の減額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては、合計で2億1,810万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  土木部所管分の内容といたしましては、予算説明書40ページ、41ページをお開きください。まず、40ページ中ほどから記載の第3目街路事業費におきましては、補正額1億9,390万円の減額うち1億8,390万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。内容といたしましては、41ページの説明欄に記載しております1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.新地町稲田町線から3.片淵線(新大工工区)までについて、国庫補助事業の内示減に伴い、減額の補正をしようとするものでございます。次に、40ページ下のほうから記載の第6目公園費でございます。41ページの説明欄に記載の1.【補助】公園等施設整備事業費の1.金比羅公園につきまして、国庫補助事業の内示減に伴い3,420万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は62ページ、63ページをお開きください。予算説明書62ページの事業名で、下から4つ目から記載の第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費から都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費のうち土木部所管分について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、63ページの右端の繰越事由の欄に記載いたしております。詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 126 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費のうち、土木建設課所管分につきましてご説明いたします。  土木部提出委員会資料17ページをお開きください。【補助】都市計画街路整備事業費、新地町稲田町線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、6,200万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要(1)事業目的は記載のとおりでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容に、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  18ページをお開きください。位置図でございます。図面の赤丸箇所について、用地取得を減額するものでございます。  次に、19ページをごらんください。【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、道の尾駅前線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、7,800万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要(1)事業目的は記載のとおりでございます。(2)補正予算理由につきましては、内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容については、記載のとおりでございます。3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  20ページをお開きください。位置図でございます。図面の赤い箇所について、JRへの委託工事、補償費を減額し、舗装工事を行うものでございます。  次に、21ページをごらんください。【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、片淵線(新大工工区)でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、4,390万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要(1)事業目的は記載のとおりでございます。(2)補正予算理由につきましては、内示減に伴い、予算を減額するものでございます。2の事業内容については記載のとおりでございます。3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  22ページをお開きください。位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、用地取得と測量試験費を減するものでございます。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費のうち土木建設課所管分につきましてご説明いたします。23ページをごらんください。【補助】公園等施設整備事業費、金比羅公園でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、3,420万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要(1)事業目的は記載のとおりでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容に、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  24ページをお開きください。位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、園路整備、用地取得を減額するものでございます。  私からの説明は以上でございます。 127 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の繰越明許費でございます。この負担金は、県が施行する都市計画事業に対して、地元負担金を支出するものでございます。  25ページをお開きいただきたいと思います。負担をさせていただく事業メニューとしては、社会資本整備総合交付金事業費と街路事業費と旧地方特定道路整備事業費、3つの補助メニューがございまして、それぞれ2,400万円、1,340万円、1,700万円、合わせて5,440万円を繰り越ししようとするものでございます。  25ページの下から26ページにかけては、それぞれの補助メニューに対する道路の対象の名称あるいは繰り越しの事由というものを書いてございます。社会資本整備総合交付金事業費については滑石町線で、繰越理由としては用地補償に時間を要したこと、これにより2,400万円を、それと街路事業につきましては、浦上川線それぞれ単独と補助がございますけれども、これも関係機関の調整に時間を要しまして年度内に完成しないこと、それと旧地方特定道路整備事業費については滑石町線、これについても用地補償に時間を要したこと、これらの事由により、それぞれ繰り越しをお願いしようとするものでございます。  27ページに位置図を示しております。現場は2カ所、滑石と浦上川線でございます。補助メニューがございますので、4カ所となってございます。  28ページと29ページにそれぞれ詳細を掲載いたしましておりますので、ご参照をいただきたいと思います。  説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 128 ◯中村俊介委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時20分=           =再開 午後2時29分= 129 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  第8款土木費第5項都市計画費の質疑に入ります。 130 ◯後藤昭彦副委員長 お願いなんですけれども、また今度、当初予算の説明があると思うんですけれども、できれば所管ごとにやったほうが、最初に言ったところは、よくわからない状態になっていますので、ぜひ当初予算のときには、そこら辺をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。 131 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  そして、ここで先ほど佐藤委員から提出の要望がありました平成30年度社会資本整備総合交付金についての追加資料を配付させていただいておりますので、これについて説明を求めます。 132 ◯吉田土木部長 先ほど佐藤委員のほうから資料請求がございました平成30年度の社会資本整備総合交付金、防災安全交付金の内示の状況の資料ということでございましたので、今、追加資料としてお手元に配付をさせていただいております。少し資料の説明をさせていただきますと、まず表の一番左から、社会資本整備総合交付金と防災安全交付金の大きいくくりをしました上で、計画名というのが、これがそれぞれのパッケージの名称でございます。そして、右手に移りまして、長崎市と書いてあります下の平成30年度と平成29年度と書いておりますが、これにつきましては、例えば平成30年度であれば平成30年度の要望額、その右手にその要望に対する内示額、そしてその右手に内示率という形で、平成29年度と平成30年度をあわせて記載をさせていただいております。そして、一番右手には、それぞれのパッケージに含まれます主な事業、これを記載させていただいております。これで申し上げますと、まず中ほどの平成30年度と書いてあるところの内示率をごらんいただきたいのですが、一番下の段でございます。66.5%でございます。平成29年度との対比でございますが、平成29年度の一番右の内示率の一番下の段を見ていただきたいのですが、これが70.4%ということで、平成30年度につきましては、平成29年度より4ポイントほど内示率が低かったという状況でございます。ただし、これにつきましては、国の当初の内示額での資料となっておりまして、この表には記載しておりませんが、その後、1次補正、2次補正があっております。その額で申し上げますと、社会資本整備総合交付金と防災安全交付金、これを足し合わせますと72.3%まで回復をしているという状況でございます。  簡単でございますが、説明は以上でございます。 133 ◯中村俊介委員長 それでは、理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時33分=           =再開 午後2時35分= 134 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。
    135 ◯森尾中央総合事務所理事 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費における総合事務所所管分の繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の66、67ページをお開きください。下段の第1目道路橋りょう河川等災害復旧費の【補助】道路災害復旧費、現年度災害分について繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、右端の繰越事由の欄に記載しております。なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 136 ◯田畑地域整備2課長 【補助】道路災害復旧費、現年度災害分の繰越明許費についてご説明いたします。平成30年7月豪雨により被災した市道南が丘町星取1号線について、道路の災害復旧工事を実施するため、平成30年9月議会におきまして、災害復旧費の増額補正のご審議、ご承認をいただいたものでございます。  資料32ページの図面をごらんいただきたいと思います。被災箇所は着色しております、あたご自動車学校近くの幅員約3メートルの市道で、道路法面の石積の一部が崩れたものでございます。この南が丘町星取1号線の災害復旧工事延長11メートルについて、地元との調整に不測の日数を要し、工事が年度内に完了しない見込みであるため、170万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。工事の完成は平成31年6月を予定いたしております。なお、第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費におきまして、本復旧工事区間の両側14メートルの石積みについて、補強工事の繰り越しをお願いさせていただいております。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 137 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時37分=           =再開 午後2時38分= 138 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  これより第3号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はありませんか。 139 ◯木森俊也委員 ただいま議題となっております第3号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」について、市民クラブを代表して、賛成の立場で意見を申し上げます。  先ほど種々、国の内示率の減額、それと事業が年度内に終わらないという繰り越しが発生をしております。これも市民生活に非常に影響を及ぼすことでございますので、完成時期が遅くならないよう完成時期を明確にして事業を進めていただきたいということを要望いたしまして、よろしくお願いいたします。 140 ◯佐藤正洋委員 それでは、ただいま議題となっております第3号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」について、賛成の立場で討論させていただきます。  今もお話がありましたけれども、社会資本整備総合交付金を含めた国庫補助の減額、それと、やはり市の体制の中でのことだと思うんですけど、用地交渉がおくれる、このことがやはりこういった繰り越し事業になったりということが多々あるようでございますので、ぜひそこら辺に力を入れて、先ほどのお話があったとおり、前倒しで事業が完成できるように努力してほしいと思います。そうしないと、どんどんおくれていく。1年で少しと言いますけど、それが10年たてば相当おくれてしまうわけですから、逆に前倒しで事業が進んで早く完了できると、こういうような基本的なスタンスに立って、ご努力をいただきたいということを要望して、賛成討論といたします。 141 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第3号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 142 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時41分=           =再開 午後2時42分= 143 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第40号議案「長崎市港湾施設条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 144 ◯片江まちづくり部長 第40号議案「長崎市港湾施設条例の一部を改正する条例」についてご説明させていただきます。  議案書は69ページでございます。提案理由でございますけれども、議案書69ページの下段に記載のとおり、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うため、消費税法の一部が改正されたことに伴い、港湾施設の使用料を改定する必要があること及びその他所要の整備をする必要があることから、この条例案を提出するものでございます。改正内容の詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 145 ◯谷口都市計画課長 それでは、第40号議案「長崎市港湾施設条例の一部を改正する条例」につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づきご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。まず、消費税率の引き上げに伴う使用料及び手数料の見直しについてでございますが、こちらのほうは、先ほど第39号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」のご審査の際に、土木部より既にご説明させていただいておりますので、ここでの説明は割愛させていただきます。  2ページをお開きください。長崎市港湾施設条例の一部を改正する条例の概要でございます。1.改正の理由でございますが、消費税法の一部が改正されたことに伴い、消費税の引き上げ分を転嫁するため、長崎市が管理する4つの港湾施設の使用料を改正するとともに、その他所要の整備をしようとするものでございます。次に、2.改正の内容でございますが、1つ目が条例第15条中の「き損し」を漢字表記に改めるもの、2つ目が別表に示されております各港湾施設の用途ごとの使用料を改めるものでございます。具体的には、各港湾施設の用途ごとに、1平方メートルの一月の使用料につきまして、現行の金額と改正案の金額を表に整理しております。改正案で申しますと、5円から29円が転嫁されております。表の右側のほうには、参考までに、平成30年度の使用許可件数の見込みと転嫁によります影響見込額を記載しております。次に、3.施行期日でございますが、平成31年10月1日を予定しております。次に、4.条例改正に伴います新旧対照表につきましては、次の3ページ、4ページのほうに記載しておりますので、後ほど参照ください。  説明は以上でございます。 146 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 147 ◯岩永敏博委員 消費税が上がることに伴っての改正なので、そこの考え方としては全然問題ないんですが、先ほどの長崎市都市公園条例の一部を改正する条例では、具体的に単価が幾ら上がると出ていなくて、今回初めて出ているので、あえてちょっと意見、要望として申し上げたいんですが、これまでは消費税5%だったり、8%だったりあったわけですね。ということは、端数が出るというのは当然わかるんですね。でも今度10%なので、市民感覚からすると例えば500円だったら550円になるわけですよ。600円だったら660円、だから、そもそもの料金の考え方、端数にならないような考え方を今後整理をするのも市民サービスの1つかなとも考えるので、今すぐの問題じゃないですけれども、近い将来的にそういう検討もなされたほうが市民の利便性を考えればいいんじゃないかと思いますので、要望とさせていただきます。何かご意見あればどうぞ。 148 ◯谷口都市計画課長 委員会資料の1ページ目の中ほどになりますが、2の(2)ですね、今回の港湾施設の使用料につきましては内税ということで、長崎市全体のルールに乗っかって、円未満の端数を切り捨てて表示しておりますけれども、ただいま岩永委員から出されましたご意見につきましては、今後の参考にさせていただきたいと思います。  以上でございます。 149 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第40号議案「長崎市港湾施設条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決するとにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 150 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時48分=           =再開 午後2時50分= 151 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  それでは、第7号議案「平成30年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 152 ◯武田上下水道局長 それでは、第7号議案「平成30年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明いたします。今回の議案は、新市庁舎建設事業に係る負担金及び継続費について、予算の補正をしようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。まず、第2条でございますが、これは資本的支出の予定額を補正しようとするものでございます。下の表、支出におきまして、第1款資本的支出第1項建設改良費を192万8,000円増額し、資本的支出の総額を65億9,767万6,000円にしようとするものでございます。支出の補正に伴います資本的収入の不足額に対する補てん財源につきましても、第2条本文記載のとおり改めようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお開きいただきたいと思います。第3条でございますが、予算第5条に定めた新市庁舎建設事業費負担金に係る継続費の総額14億9,783万4,000円を15億2,993万7,000円へ3,210万3,000円増額し、年割額を表記載のとおり補正するものでございます。  なお、議案書の5ページから10ページにかけましては、補正予算実施計画、それから継続費に関する調書、それから平成30年度末の予定貸借対照表及び予定キャッシュ・フロー計算書を掲載いたしておりますので、ご参照をお願いいたします。  私の説明は以上でございますが、詳細につきましては、業務部長のほうから説明させていただきます。 153 ◯川崎業務部長 それでは、補正予算の詳細につきまして、上下水道局提出の委員会資料によりご説明いたします。  委員会資料の1ページをお開きください。1の新市庁舎建設事業費負担金(新市庁舎建設工事等)についてでございます。(1)概要でございますが、新市庁舎建設事業費につきましては、一般会計におきまして、平成30年度当初予算に実施設計・建設工事等に係る事業費の平成30年度から平成34年度までの継続費の設定及び平成30年度予算の計上を行っておりまして、同庁舎に配置されます上下水道局につきましても、水道事業会計及び下水道事業会計におきまして同様に、平成30年度当初予算に継続費の設定及び平成30年度予算の計上を行っているところでございます。今回、一般会計におきまして、国による消費税率の引き上げ及び設計業務等積算要領の改定に伴い、新市庁舎建設事業費の継続費の増額補正を行うとともに、国の社会資本整備総合交付金における平成30年度の追加内示に伴い、平成31年度に計上予定でありました建設工事等の事業費の一部を前倒しで計上し、平成30年度予算を増額補正いたしますことから、上下水道局におきましても同様に、継続費及び平成30年度予算の増額補正を行おうとするものでございます。次に、(2)負担金に係る事業内容等でございますが、まず、アの事業内容、イの期間につきましては、資料に記載のとおりでございます。ウの継続費及び平成30年度補正予算額でございますが、(ア)に一般会計継続費補正額を参考として記載いたしております。表の下、欄外に記載しておりますように、消費税率の引き上げによる増分4億5,070万円、それから積算要領の改定による工事監理委託費の増分1億4,790万円で、表のB欄に記載しているとおりの年次ごとの増額となり、合計で5億9,860万円の増額となっております。表のC欄には増額後の額を記載いたしております。また、表のD欄は平成30年度の国庫補助追加内示に伴いまして、平成31年度予算から平成30年度予算へ4,680万円前倒しすることを記載いたしております。この結果、一般会計の継続費の補正後の額は表のE欄に記載のとおり、251億640万円となり、年割額も表のE欄に記載のとおりとなっております。  資料2ページをお開きください。(イ)一般会計平成30年度補正予算額は、平成31年度から平成30年度に前倒しした4,680万円でございます。次に、(ウ)上下水道局負担金継続費補正額でございますが、先ほどご説明いたしました一般会計の継続費補正に伴うものでございます。上下水道局の負担割合につきましては、資料3ページの上段の(3)上下水道局の負担割合の考え方に記載のとおりでございますが、この負担割合に基づく予算計上額といたしまして、資料2ページの表の中段、補正額の計の欄に記載のとおり、水道事業会計におきましては、3,210万3,000円の増額となっております。この結果、継続費の補正後の額は、表下段の補正後の額の計の欄に記載のとおり水道事業会計におきましては15億2,993万7,000円となっておりまして、年割額も表に記載のとおりとなっております。  資料の3ページをごらんください。(エ)上下水道局負担金平成30年度補正予算額でございますが、これは2ページの表の中段の補正額の平成30年度の欄にも記載しておりましたとおり、水道事業会計におきましては、192万8,000円となっております。次に、(4)財源内訳のうち、ア.継続費、(ア)水道事業会計につきましては、表に記載のとおり、全て自己資金でございます。  資料4ページをお開きください。ページの中ほどに記載しておりますイ.平成30年度補正予算額、(ア)水道事業会計の財源内訳につきましても、表に記載のとおり、全て自己資金でございます。  なお、資料5ページには、水道事業会計補正予算(第3号)総括表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  説明は以上でございます。 154 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第7号議案「平成30年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 155 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  それでは、第8号議案「平成30年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 156 ◯武田上下水道局長 それでは、第8号議案「平成30年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。今回の議案は、先ほどご審議いただきました第7号議案と同様の理由により、新市庁舎建設事業に係る負担金及び継続費その他について予算の補正をしようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。まず、第2条でございますが、これは資本的収入及び支出の予定額を補正しようとするものでございます。まず、上の表の収入におきまして、第1款資本的収入第1項企業債を120万円増額し、資本的収入の総額を62億5,041万1,000円にしようとするものでございます。次に、下の表の支出におきまして、第1款資本的支出第1項建設改良費を128万5,000円増額し、資本的支出の総額を108億3,825万4,000円にしようとするものでございます。収入及び支出の補正に伴います資本的収入の不足額に対する補てん財源につきましても、第2条本文記載のとおり改めようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお開きいただきたいと思います。第3条でございますが、予算第5条に定めた新市庁舎建設事業費負担金に係る継続費の総額9億9,855万7,000円を10億1,995万8,000円へ2,140万1,000円増額し、年割額を表記載のとおり補正するものでございます。次に、第4条でございますが、これは下水道建設事業費に係る起債の限度額16億6,030万円を16億6,150万円へ120万円増額補正するものでございます。  なお、議案書の4ページから11ページにかけましては、補正予算実施計画、それから継続費に関する調書、それから平成30年度末の予定貸借対照表、予定キャッシュ・フロー計算書及び注記を掲載いたしておりますので、ご参照をお願いいたします。  私の説明は以上でございますが、詳細につきましては、業務部長から説明させていただきます。 157 ◯川崎業務部長 それでは、補正予算の詳細につきまして、先ほどご説明いたしました上下水道局提出の委員会資料によりご説明いたします。  委員会資料の1ページをお開きください。先ほどの第7号議案におきまして説明いたしました内容と同様に、一般会計におきまして、継続費と平成30年度予算の増額補正を行うことにしておりますので、上下水道局におきましても同様に、継続費と平成30年度予算の増額補正を行おうとするものでございます。  資料2ページをお開きください。継続費の増額補正につきましては、(ウ)上下水道局負担金継続費補正額の表中段の補正額の欄に記載のとおり、下水道事業会計におきましては、2,140万1,000円の増額となっております。この結果、継続費の補正後の額は表下段の補正後の額の計の欄に記載のとおり、下水道事業会計におきまして10億1,995万8,000円となっており、年割額も表に記載のとおりとなっております。  資料3ページをごらんください。(エ)上下水道局負担金平成30年度補正予算額でございますが、これは先ほどの表の補正額の平成30年度の欄にも記載しておりますとおり、下水道事業会計におきましては、128万5,000円となっております。  次に、(4)財源内訳でございますが、資料4ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。継続費のうち、(イ)下水道事業会計の財源は、企業債及び自己資金で、内訳は表に記載のとおりでございます。次に、イ.平成30年度補正予算額の(イ)下水道事業会計につきましても、財源は表に記載のとおり、企業債及び自己資金でございます。  なお、資料の6ページには、下水道事業会計補正予算(第2号)総括表を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  説明は以上でございます。 158 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第8号議案「平成30年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 159 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
     理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時4分=           =再開 午後3時5分= 160 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第41号議案「長崎市水道事業給水条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 161 ◯武田上下水道局長 それでは、第41号議案「長崎市水道事業給水条例等の一部を改正する条例」についてご説明いたします。  議案書は71ページから72ページでございます。消費税率の引き上げに伴う使用料及び手数料の見直しに係る全庁的な考え方につきましては、土木部の議案で説明がありましたように、長崎市におきましては法の趣旨に鑑み、消費税率の引き上げに伴う円滑かつ適正な転嫁を実施したいと考えております。このため、水道料金等につきましても、同様の改定を行おうとするものでございます。改正内容の詳細につきましては、上下水道局提出の委員会資料に基づき、業務部長から説明させていただきますのでよろしくお願いします。 162 ◯川崎業務部長 それでは、委員会資料の1ページをお開きください。まず、1.条例の改正概要でございます。(1)の改正理由につきましては、消費税法の一部が改正されたことに伴い、消費税の引き上げ分を転嫁するため、水道料金等を改正しようとするものでございます。(2)の改正内容でございますが、アからウに記載しておりますように、アの長崎市水道事業給水条例における(ア)水道料金及び(イ)水道利用加入金、それからイの長崎市下水道条例における下水道使用料、それからウの長崎市集落排水処理施設条例における集落排水処理施設使用料について、それぞれ現行100分の108を乗じて得た額としているものを100分の110を乗じて得た額に改正しようとするものでございます。(3)の施行期日につきましては、平成31年10月1日を予定しております。  次に、2ページをお開きください。(4)の経過措置でございます。まずアの水道料金、下水道使用料及び集落排水処理施設使用料でございますが、10月分の料金等には9月中に使用した分が含まれることから、平成31年11月分の料金等から新税率を適用し、10月分までの料金、使用料については、旧税率を適用することとしております。また、イの水道利用加入金につきましては、10月1日以降の申し込みに係る加入金から10%の税率を適用することとなりますので、10月に入ってから工事を行う場合であっても、申し込みが9月中であれば旧税率の8%を適用することとなります。次に、2.一般家庭における影響額でございます。(1)の上下水道料金の表に示しておりますのは、メーター口径20ミリ以下の一般家庭で、標準的な使用量を4段階に区分して例示しております。世帯当たりの平均使用量はおおむね15立方メートル程度でございますので、表の上から2段目の太枠の欄でご説明いたします。月15立方メートル使用した場合の月額料金は、現行の水道料金で3,029円でございますが、改正後では3,085円となり、月額で56円、年額で672円の影響額となります。同様に、下水道につきましても月額42円、年額で504円の影響額となり、上下水道合計では月額98円、年額では1,176円の影響額となります。このほか表に記載しておりますのは、7立方メートル、20立方メートル、25立方メートルの例示につきましても表に記載のとおりでございますので、ご参照いただきたいと思います。  次に、資料3ページをごらんください。(2)水道利用加入金でございますが、メーター口径20ミリを設置する場合、2,660円の影響額となります。3の大口使用者における影響額をごらんください。この表は、主に企業等での使用を想定しておりますけれども、メーター口径25ミリで使用量100立方メートルの場合からメーター口径100ミリで使用量5,000立方メートルの場合の4つを例示しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  資料の4ページから5ページには、長崎市水道事業給水条例の新旧対照表を掲載しております。恐れ入ります、5ページをごらんいただいてよろしいでしょうか。5ページの表の頭のところですけれども、そこに記載しております附則第13項でございますが、旧外海町の池島炭鉱専用水道の給水区域におきまして、給水メーターを設置していない場合につきましては、一月の料金は消費税を含めた定額と規定しておりますので、下線の部分でございますけれども、現行の869円を消費税10%で算定した金額885円に改定しようとするものでございます。  資料の6ページには、長崎市下水道条例の新旧対照表を、また資料の7ページには長崎市集落排水処理施設条例の新旧対照表を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  なお、資料8ページには、参考といたしまして消費税率の引き上げに伴う使用料及び手数料の見直しについてという長崎市の全庁的な方針を記載しておりますので、あわせてご参照いただきたいと思います。  説明は以上でございます。 163 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 164 ◯野口達也委員 3ページの大口使用者における影響額というところで、使用量の1,000立方メートルそれと5,000立方メートル、これは市内にどのぐらいあるんですか。 165 ◯前田料金サービス課長 すみません、今何件かとおっしゃられたんですけれども、今ちょっと手元にはございませんが、5,000立方メートルであれば、病院とかホテルこれが対象になっております。そして1,000立方メートルであれば、これはまた病院、ホテルあるいは大型の工場こういったものが出てくるということでございます。すみません、5,000立方メートルであれば、これが大体4社ございます。それと1,000立方メートルの業者になりますと46社です。  以上です。 166 ◯野口達也委員 消費税のアップによって、これは仕方がないと思っているんですけど、やはり企業誘致とかそんなところを考えたときには、消費税はどうしようもないけれども、もともとの部分の緩和策というか、その辺は考えていかんばいかんのじゃないかと、一般質問等でも質問されますけれども、その辺はぜひとも検討をお願いしたいと、要望にしておきますけれどもお願いします。 167 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第41号議案「長崎市水道事業給水条例等の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 168 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。なお、あすの委員会ですが、本日、結審した稲佐山スロープカー整備に係る第2号議案「平成30年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」を先に議決するための本会議があす午前10時から開かれる予定となっておりますので、あすの本委員会は本会議終了後、直ちに開会したいと思います。           =散会 午後3時16分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 中村 俊介 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...