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2018-09-03 長崎市:平成30年第3回定例会(1日目) 本文
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  1. 長崎市議会 2018-09-03
    2018-09-03 長崎市:平成30年第3回定例会(1日目) 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯議長五輪清隆君) 出席議員半数以上であります。これより平成30年第3回長崎市議会定例会開会いたします。  議事日程の前に、市長から新任紹介がございます。市長。 2 ◯市長田上富久君) 去る8月1日付で任命いたしました教育長1名及び7月19日付で選任いたしました公平委員会委員1名並びに8月1日付の人事異動で昇任などいたしました職員を紹介させていただきます。  橋田慶信 教育長でございます。(拍手)  公平委員会委員 戸田久嗣氏でございます。(拍手)  次に、部長級職員を紹介させていただきます。  柴原慎一 総務部長選挙管理委員会事務局長でございます。  田邊 洋 市民健康部長でございます。  鳥巣勝秀 市民健康部理事地域医療担当)でございます。  牧島昌博 文化観光部政策監でございます。  大串昌之 中央総合事務所長でございます。  以上が部長級職員でございます。(拍手)  次に、課長級職員を紹介させていただきます。  下野年博 理財部契約検査課物品契約主幹でございます。  末安奈津 文化観光部MICE推進室長でございます。(拍手)  以上で新任紹介を終わらせていただきます。 3 ◯議長五輪清隆君) 次に、教育長就任のご挨拶を受けることにいたします。教育長。       〔橋田慶信登壇〕 4 ◯教育長橋田慶信君) 本会議の貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。一言就任のご挨拶を申し上げさせていただきます。
     8月1日に教育長就任し、一月が経過いたしました。この間、その職責の重さを痛感するとともに長崎市の教育の充実、発展のため、そして何よりも子どもたちのために今何ができるのか、何をすべきかということを第一に考えて精いっぱい取り組む必要があるものと改めて強く思っております。  社会の情勢は大きく変動しています。その変動する社会を生き抜くために子どもたちがさまざまな体験を通して、また、たくさんの人とかかわることで豊かな心を育み、将来の夢や希望を描き、考え、みずからの言葉で表現できるようにすることが大切です。そのためには家庭、学校地域がお互いに連携し、一体となって取り組む必要があると考えております。また、市民皆様お一人おひとりが生き生きと学び、その中で仲間づくり地域づくりを行うことで心身ともに豊かな人生を送れるようにしていきたいと考えております。  社会の変化とともに、子どもたちが身につけるべき力も変わってきていますが、時代が変わっても変わらない価値もあります。そのどちらも大事にしながら子どもたち可能性を伸ばす機会をしっかりとつくり、長崎希望に満ちた魅力あるまち日本世界に貢献するまちであり続けるように長崎の未来をつくる人づくりに取り組んでいくことが私たち教育委員会使命だと認識しております。そのことを忘れることなく、職員と力を合わせ、子どもたち保護者地域皆様の声に耳を傾けながら、その期待にしっかりと応えられますよう全力で取り組んでまいります。  正副議長を初め、各議員におかれましては、これまでと変わらぬご指導ご助言を賜りますようお願い申し上げまして、私の就任のご挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)=(降壇)= 5 ◯議長五輪清隆君) 次に、市長からバーレーン英国出張について報告したい旨の申し出があっておりますので、この際、報告を求めることにいたします。市長。       〔田上富久登壇〕 6 ◯市長田上富久君) 本会議冒頭の貴重なお時間をいただきまして行政報告をさせていただきます。  第42回世界遺産委員会出席及びカズオ・イシグロ氏への名誉市民証書等贈呈のため、五輪議長にもご同行いただき6月27日から7月4日まで中東のバーレーン及び英国に出張してまいりました。  まず、バーレーン首都マナーマで開催されました第42回世界遺産委員会についてですが、新規登録案件審査は6月29日から始まりました。現地での外務省及び文化庁の担当者による事前説明では、イコモス勧告のとおり登録の見込みであること、また、世界遺産委員会に参加されていた海外専門家からも高く評価する言葉をいただいたことなどから、審査に入る前に世界遺産登録が確実であるとの印象を持つことができました。潜伏キリシタン関連遺産は、翌30日に審査されましたが、委員国より推薦内容を称賛する発言が相次ぎ、長崎2つ目世界遺産として登録決定の瞬間を迎えることができました。潜伏キリシタン関連遺産は、平成19年1月に「長崎教会群キリスト教関連遺産」として世界遺産暫定一覧表記載されましたが、平成24年と平成25年の推薦見送り、平成28年2月の推薦取り下げ、2つ構成資産の除外、名称変更など幾多の困難を乗り越えて、今回の登録に至りました。これもひとえに議会並びに市民皆様のご支援のたまものと心から感謝を申し上げます。登録決定後は、改めてユネスコ日本政府代表部山田滝雄大使を初めとする日本政府代表団皆さん登録に至るご尽力に対し心からお礼を申し上げるとともに、長年にわたり本件世界遺産登録をご支援いただいてきたバチカンのフランチェスコ・フォロ大使に対しましても感謝の意をお伝えしました。今後は、2つ世界遺産相乗効果を生み、登録による効果一過性のものとならないよう、歴史や文化が重層的に重なった長崎まちの魅力を引き続き発信していくことが重要であると考えています。  次に、英国ロンドンで行いましたカズオ・イシグロ氏の名誉市民顕彰式についてですが、7月3日、カズオ・イシグロ氏と奥様のローナさんをロンドン市内のホテル、メリアホワイトハウスにお迎えし、長崎名誉市民証書及び名誉市民章を贈呈しました。イシグロ氏は、顕彰式でのご挨拶の中で、2つのことをお話しされました。1つは、イシグロ氏が長崎で生まれ、さまざまなことを覚え育ったことや新中川町のご自宅での記憶、今でもイタリアやフランス、イギリスで急な坂を上るときに長崎まちを思い出すこと、カナダやスイスでケーブルカーに乗ると、家族で一緒に乗った稲佐山のケーブルカーを思い出すことなどを例に挙げられ、私は一度も長崎を離れておらず、これからも離れませんとお話しされました。もう1つは、長崎原爆に関することです。お母様が被爆を体験されたこともあり、今日の世界が非常に不確定な状況の中で、長崎には世界に警鐘を鳴らす特別な責務があるまちであるということです。ノーベル文学賞受賞という長崎出身者として初めての快挙はもちろんですが、イシグロ氏からこうした長崎市への思いや平和に対する考え方を直接お聞きする中で、名誉市民の称号をお贈りするにふさわしい方だと改めて感じました。現在は、執筆活動中でもあり、当分、来日は難しいとのことでしたが、ぜひ長崎市へお越しいただくようお願いしました。ここ長崎の地で、市民皆さんと直接触れ合っていただくとともに、平和のメッセージ世界に向けて発信していただける日を心待ちにしております。  以上をもちまして、私の報告とさせていただきます。=(降壇)= 7 ◯議長五輪清隆君) これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。 日程1  会期決定について を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会会期は、本日から9月21日までの19日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 8 ◯議長五輪清隆君) ご異議ないと認めます。  よって、今定例会会期は19日間と決定いたしました。  なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております日程案のとおりご了承をお願いいたします。  次に、 日程2  議員派遣に係る報告について を議題といたします。  本件は、地方自治法第100条第13項及び長崎市議会会議規則第128条の規定に基づき、議員を派遣したので報告しようとするものであります。その内容は、お手元に配付しております議員派遣第12号及び議員派遣第13号に記載のとおりでありますのでご了承をお願いいたします。  次に、 日程3  議決後の議員派遣に係る変更事項等報告につい  て を議題といたします。  本件は、本年6月26日の会議において議決した議員派遣について変更等がありましたので報告しようとするものであります。その内容は、お手元に配付しております報告のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。  次に 日程4  第77号議案 平成30年度長崎一般会計補正予  算(第2号) から 日程26  第101号議案 公有水面埋立てに関する意見に  ついて まで、以上23件を一括議題といたします。  市長説明を求めます。市長。       〔田上富久登壇〕 9 ◯市長田上富久君) 平成30年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員皆様にはご出席を賜り厚く御礼申し上げます。  それでは、開会に当たり提出した議案の概要をご説明いたしますとともに、前回の定例会以降の主な市政動きなどについて、ご報告いたします。  まず初めに、被爆73周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典についてですが、ことしの平和祈念式典は、安倍晋内閣総理大臣衆議院議長外務大臣厚生労働大臣など多数の政府国会関係者をお迎えするとともに、現職の国連事務総長として初めてグテーレス事務総長にご参列いただきました。事務総長は、式典挨拶の中で、「ここ長崎で、私は、全ての国に対し、核軍縮全力で取り組み、緊急の問題として目に見える進歩を遂げるよう呼びかけます。核保有国には、核軍縮をリードする特別の責任があります。」と述べられ、長年、核兵器廃絶を訴え続けてきた被爆者を初め、長崎市民は大いに勇気づけられました。また、安倍総理挨拶の中で、核軍縮の実質的な進め方を有識者が話し合う賢人会議をことしの秋に長崎で開催する予定であることが発表されました。各国代表については、被爆70周年に次いで多い71カ国の駐日大使などにご参列いただきました。  ことしの平和宣言では、原爆で亡くなられた方々に心から哀悼の意をささげるとともに、2つメッセージを特に強調しました。1つは、核保有国と核の傘の下にある国に、核兵器廃絶世界が目指すべき原点であり、核兵器のない世界実現に向けて、その責任を果たすべきだということです。もう1つは、国や政府だけに頼るのではなく、平和な世界実現に向けて、私たち一人ひとりにできることはたくさんあるとして、市民社会に対し、それぞれのやり方で平和の文化世界中に広げていきましょうと呼びかけました。この呼びかけに呼応するかのような動きが、既に市民社会の中で始まっています。長崎からアートを通して平和を世界に向けて発信しようと集まったアーティストたちが連携して長崎平和アートプロジェクト(ナヘア)が結成され、これまで開催されてきたキッズゲルニカや平和音楽祭に、おきあがりこぼし展などが加わり、新たなアートイベントとして、原爆資料館を初め市内各所で開催されました。また、8月11日には広島で、V・ファーレン長崎とサンフレッチェ広島のピースマッチが開催され、スポーツを通して平和を訴えることができたと思います。そのほかにも、市民学校、企業などにより平和を祈念するさまざまな行事が行われました。  今後とも、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて、平和都市としての使命を果たすことができるよう力を尽くしていきたいと考えています。  それでは、ただいま上程されました議案23件について、提案理由をご説明いたします。  まず、平成30年度9月補正予算に係る議案をご説明いたします。  第77号議案平成30年度長崎一般会計補正予算(第2号)」については、1点目に、新文化施設基本構想を策定するための経費、2点目に、教職員の働き方を改善するため、統合型校務支援システムを導入するための経費、3点目に、障害者福祉施設施設整備に対して助成を行う経費などを計上しております。  次に、第78号議案平成30年度長崎観光施設事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、ロープウェイ設備整備事業に係る債務負担行為を計上しております。  次に、第79号議案平成30年度長崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、事業勘定国庫支出金等過年度分返還金などを計上しております。  次に、第80号議案平成30年度長崎財産特別会計補正予算(第1号)」につきましては、訴訟委託費などを計上しております。  次に、第81号議案平成30年度長崎介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、国庫支出金等過年度分返還金などを計上しております。  以上が、平成30年度9月補正予算に係る議案でございます。  次に、条例、その他の議案のうち、まず条例議案をご説明いたします。  第84号議案長崎地域におけるまちづくり推進に関する条例」は、長崎市よかまちづくり基本条例の趣旨にのっとり、住民等地域コミュニティ連絡協議会及び長崎市の役割を明らかにするとともに、本市の支援及び地域コミュニティ連絡協議会認定等に関し必要な事項を定めることにより安定的かつ持続可能な地域におけるまちづくり推進に寄与しようとするものでございます。  次に、第85号議案長崎市議会議員及び長崎市長選挙における選挙運動用自動車使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例」は、公職選挙法の一部改正に伴い、長崎市議会議員選挙における候補者選挙運動用ビラの作成に要する経費を公費で負担するものでございます。  次に、第86号議案長崎附属機関に関する条例の一部を改正する条例」は、類型の附属機関に係る審査結果の報告後の状況を勘案し、当該附属機関設置期間を見直すものでございます。  第87号議案長崎手数料条例の一部を改正する条例」は、住宅確保配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則の一部改正に伴い、住宅確保配慮者円滑入居賃貸住宅登録申請等手数料の額を改定するものでございます。  第88号議案長崎市立中学校条例の一部を改正する条例」は、生徒数が減少していること等を勘案し、式見中学校小江原中学校に統合するのに伴い、式見中学校を廃止するものでございます。  第89号議案長崎指定障害福祉サービス事業等人員設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」は、省令の一部改正に伴い、共生型障害福祉サービスに関する基準を整備するものでございます。  第90号議案長崎養護老人ホーム設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、省令の一部改正に伴い、養護老人ホーム職員の配置に係る基準を見直すものなどでございます。  第91号議案長崎特別養護老人ホーム設備及び運営に関する基準を定める条例及び長崎軽費老人ホーム設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、介護保険法の一部改正に伴い、関係条文の整理をするものでございます。  第92号議案長崎指定居宅サービス等事業人員設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例」は、介護保険法等の一部改正に伴い、共生型居宅サービスに関する基準等を整備するものでございます。  第93号議案長崎介護医療院人員施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、省令の一部改正に伴い、介護医療院衛生管理等に係る基準を見直すものでございます。  第94号議案長崎証紙条例を廃止する条例」は、証紙により徴収する歳入の状況を勘案し、証紙による収入の方法を廃止するものでございます。  次に、その他の議案についてご説明いたします。  第95号議案及び第96号議案工事請負契約締結について」は、長崎防災行政無線デジタル化整備工事及び仁田佐古小学校建設主体工事(2)について、それぞれ請負契約締結するものでございます。  第97号議案及び第98号議案財産の取得について」は、デスクトップ型パソコン及び周辺機器並びに消防ポンプ自動車をそれぞれ購入するものでございます。  第99号議案「(仮称長崎交流拠点施設整備運営事業に係る契約締結について」は、(仮称長崎交流拠点施設整備運営事業に係る契約締結するものでございます。  第100号議案市道路線認定及び廃止について」は、道路整備事業に伴い、市道路線認定し、及び廃止するものでございます。  第101号議案公有水面埋立てに関する意見について」は、西琴平町の公有水面の埋め立てに関し、支障がない旨、意見を述べようとするものでございます。  以上で提案理由説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。=(降壇)= 10 ◯議長五輪清隆君) これより質疑を行います。  質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております23件につきましては、お手元に配付しております議案審査付託表記載のとおり、日程4第77号議案平成30年度長崎一般会計補正予算(第2号)」は、所管の各常任委員会に分割付託し、残る22件については、同付託表記載のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  次回の本会議は9月6日午前10時から開き、市政一般質問を行います。  本日は、これをもって散会いたします。           =散会 午前10時24分= ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~   上記のとおり会議録を調製し署名する。    平成30年10月31日                                 議  長 五輪 清隆                                 署名議員 福澤 照充                                 署名議員 岩永 敏博 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...