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  1. 長崎市議会 2018-03-05
    2018-03-05 長崎市:平成30年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時58分= ◯中村俊介委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  なお、奥村修計委員より本日から9日まで欠席する旨の届けが出ておりますので、ご了承を願います。 〔審査日程について協議を行った結果、審査日程 については、審査日程(案)のとおりとし、審査 の進捗状況によっては、順次繰り上げて審査を行 うことに決定した。〕 2 ◯中村俊介委員長 なお、本日の委員会終了後、委員の皆様にはご協議いただきたい事項がございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより議案審査に入ります。  まず、第40号議案「長崎市公園条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 3 ◯吉田土木部長 それでは、第40号議案「長崎市公園条例の一部を改正する条例」について、ご説明をさせていただきます。  議案書は、119ページから120ページでございます。120ページをごらんいただきたいと思います。下段の理由でございますが、野母崎総合運動公園水泳プールにつきましては、利用者数減少傾向にあることなどを踏まえまして廃止しようとするものでございますが、廃止に伴い本条例を改正するものでございます。  詳細につきましては、土木総務課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯竹内土木総務課長 それでは、お手元にお配りしております土木部提出委員会資料に基づきましてご説明いたします。  資料の1ページをお開きください。(1)改正趣旨でございますが、野母崎総合運動公園水泳プールにつきましては、利用者数減少傾向にございます。また、同プールは野母崎地区の3つの小学校の学校プールとして利用されておりましたが、平成26年4月に開校いたしました青潮学園にその機能を移しております。また、同プールは築40年経過しておりまして、老朽化が一定進んでおります。引き続き使用した場合には多額の修繕費が必要となりますことから、有料公園施設としての用途を廃止しようとするものでございます。なお、プールの跡地につきましては恐竜博物館を建設する予定であり、建設に伴う地質調査を平成30年秋から実施する予定としているため、例年どおり7月21日から8月31日までは使用するものとします。なお、この恐竜博物館建設に係る予算につきましては、平成30年度当初予算におきまして教育委員会のほうから関連予算が計上されております。(2)の廃止日につきましては、平成30年9月1日を予定いたしております。
     2.施設の概要でございますが、同施設は、昭和52年に設置され、50メートルプール、幼児用プール、更衣室、機械室がございます。利用期間につきましては、毎年度7月21日から8月31日までといたしております。次に、3.利用状況をごらんください。平成21年からの利用者数をグラフにいたしております。平成21年度は、約6,000人の利用がございましたが、平成26年の青潮学園の開設などもあり、平成29年度の利用者数は約3,000人となっております。  資料2ページをお開きください。4には、位置図・配置図を記載しておりますのでご参照ください。5平面図でございますが、野母崎総合運動公園全体の配置図になります。このうち赤い丸で囲んでいる部分が水泳プールでございます。  資料の3ページをお開きください。プールの全体写真でございますが、中央の上あたりにございます1)機械室につきましては、ろ過機を設置しております。2)が更衣室になっておりまして、シャワー、トイレ等が併設されております。4)は50メートルプール、5)が幼児用プールになっております。6)は保護者用テントになっております。  続きまして、4ページをお開きください。1)は機械室内のろ過機の写真です。これは、平成6年に設置いたしておりまして、それ以降23年経過しておりますが、交換の目安で ある15年を大きく上回っているような状況でございます。2)更衣室につきましては、外壁や支柱の一部がさびておりまして、更衣室内におきましても壁にひびが入っているような状況です。  5ページをお開きください。3)プールサイドにつきましては、塗装が剥がれている部分もございます。6)保護者用テントにつきましては、テントの支柱がさびている状況でございます。平成30年度につきましては、安全点検も行っておりますので、利用可能でございますが、このまま利用し続けた場合には大幅な改修費が必要となってまいります。  続きまして、資料の6ページをお開きください。条例改正新旧対照表でございます。左側に現行条文を、右側に改正案を記載しております。変更部分にはアンダーラインを付しておりますので、ご参照ください。  説明は、以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 5 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 6 ◯五輪清隆委員 数点質問いたします。今回、40年ということで老朽化が進んでいるということと、利用者が減少しているということで、廃止していこうという考えですけど、まず、この40年間、修繕を含めて多分していると思うんですけど、どういう形でされているのか、そういった多額の修繕費ということで言われていますけど、これを多額というのは幾らぐらいかかるのか。それと青潮学園に平成26年4月に移行されているということですけど、それ以降についても約4,000人から3,000人ぐらいの方が利用しているわけですけど、この人たちが例えば、ここがなくなったことによってどこを利用するような形になるのか。このプールについて年間の維持管理費は幾らになっているんですか。この4点質問します。 7 ◯竹内土木総務課長 まず1点目、これまでの主な修繕でございますけれども、平成6年にはプール内の全面塗装を実施いたしております。また、平成17年、18年には更衣室及びトイレの天井、壁等の改修を行っております。また、平成28年には更衣室の外壁のひさしの改修を行っている状況でございます。  次に2点目、改修費でございますけれども、専門業者と一緒に施設を確認いたしましたところ、ろ過機の交換、あるいは更衣室の建て替え、プール及びプールサイドの全面塗装、保護者用テント設備の改修をいたしました場合には、概算で約1億5,000万円程度がかかるものというふうに見込んでおります。  次に3点目、青潮学園が平成26年に開校いたしておりますけれども、その後も4,000人弱の利用者がございます。利用者、平成29年の利用者の内訳といたしましては、大人が670名、小中学生が1,700名、幼児が650名程度となっております。主な利用者につきましては、学童であるとか保育園の方々が利用されている状況でございます。 8 ◯片山南総合事務所地域整備課長 ご質問の4点目の年間の維持管理費でございますけれども、プールに関して申し上げますと、平成29年度で人件費、消耗品費、光熱水費で約440万円かかっております。  以上でございます。 9 ◯五輪清隆委員 私、この廃止をおかしいとかそういうんじゃなくして、やはり今日まで40年間使われてきたわけですから、この廃止する条例をするときについては、先ほど竹内課長からも口頭で報告がありましたけど、いわゆる町民の皆さんが、やはりこういうプールが必要だということで野母崎町時代に建ったわけですから。そうなったときにやはり当然修繕も含めて野母崎町時代にやっているわけですから、もう40年間で少なくとも言われた関係で、このプールについてはいつ修理してどれくらいかかりました、そして多額の修繕費についても、多額と言っても10億円も幾らもあればわからんわけですから、例えば修繕費用についても大体これぐらいかかりますよとか、そういった説明をしていただきたいと思っています。  ですから、そして、先ほど3,000人以上の方が、学童とかそういうこと言われましたけど、そういう人たちは、青潮学園のあるプールを利用するということで町民の方も含めてある程度理解しているんですか。それと、年間の維持管理費が約440万円と言われましたけど、これ人件費は多分入っていないと思うんですけど、そこらあたりも含めて、私この4項目については、こういう理由だということで、委員自身がやはり理解せんとなかなか私も利用したことがないからわかりませんけど、町民の皆さんが今までの使っていた施設ですから、こういう理由ということで、もしよければ、竹内課長が言われたやつを含めて資料として出していただけないでしょうか、委員長。維持管理はなんか消耗品とかいろいろ言っていたですけど、これ人件費含めたら440万円だけじゃ私なかと思うんですけど。そこを再度確認します。 10 ◯竹内土木総務課長 まず、今利用されている方々でございますけれども、児童の方につきましては青潮学園のプールのほうに利用をされておるんですけれども、野母崎地区だけではなくて、平山のほうも含めまして学童の方々や保育園の方が利用されているような状況がございます。この方々は小ヶ倉プールとか市民プールのほうに行っていただくようなことになるかと思うんですけれども、これまで例えば連合自治会を通じましてご説明させていただいているような状況と、あと野母崎地区公共施設のあり方を考える市民対話の中で、去年の10月27日でございますけれども、その中で一応、跡地に恐竜博物館をつくるよというような説明をさせてはいただいております。ただ、委員おっしゃられるとおり今まで利用されていたというような状況でございますことから、苦渋の決断をしていただいているような状況であると。今後とも丁寧に説明を続けていく必要があると考えております。 11 ◯五輪清隆委員 本会議でもいろいろあっていましたけど、例えば野母崎地区公共施設のあり方を考える市民対話とか、そういったことをされたんでしょうけどそういう関係でそこの中で町民の皆さんがこれで理解したということでしていいんですか。それともまた今後検討しようということですから、例えば検討がまだ今後ある中で、今回の条例議案審査の中で、廃止ということで決まってしまえば、まだ延ばすべきだとか、そういう意見が町民のほうから出てでも、延ばすことはできないわけですよ。そこらあたりの調整は済んでいるんですか。ですから、そういう意味で当然、費用の関係も出してもらいたいと思いますけど、町民の皆さんが今日まで利用したプールですから、町民の皆さんがある程度理解しなければ、後々いろんなことを含めて出てくるんじゃないかということで私は思っていますから。プールについて、野母崎地区公共施設のあり方を考える市民対話等でどういう意見が出ているんですか。 12 ◯松尾南総合事務所長 このプールにつきましては、田の子の中にある施設ということで、従前の田の子の再開発のときのワークショップ、再整備のときのワークショップ、それから先ほど申し上げました公共施設マネジメントに係る地区別計画ワークショップ、こういったところでご説明をさせていただきました。その中で、地域の方のお声というのは確かに両論ありまして、夏場は海辺にあって使いやすいというのもあるんですけど、片方ではやはり古いということはご存じですし、費用もかかっている、維持費もかかっていることもご存じです。それと、1年間のうちの1カ月半ほどの期間しかプールは使えないと、そのためだけに一番軍艦島が見える一等地を使うのはどうかという議論もありました。  そういった話がある中で、それぞれの意見を伺いながら今回は地域振興のために恐竜博物館のほうにという考え方も出てきたわけなんです。そういったことは説明させていただきましたし、また連合自治会長のほうには会議があるたびにこの経過の話をさせていただいております。前回も話をさせていただきまして、海側に恐竜博物館が今後建つようになりますということで、プールは今後廃止の方向で検討させていただきますというお話をさせていただいて了解をいただいているところです。  以上でございます。 13 ◯五輪清隆委員 屋外プールですから利用できるのは1カ月半というのは当たり前ですよ。室内であれば温水プールとかされるわけですから。それは屋外のプールであればどこの施設でも一緒ですよ。  連合自治会の皆さんから了解をもらったということですけど、私も連合自治会副会長ですけど、連合自治会に言ったから、了解をもらったからいいというものじゃないと思っています。例えば連合自治会単一自治会の皆さんに、特にここの地区についてとか、利用している団体とか、そこらあたりにやはり説明して決めるべきだと思っています。  ですから、連合自治会が了解したからと言って、それが本当に町民の皆さんに伝わっていると思いますか。私は伝わってないと思います。連合自治会はあくまでも単一自治会の会長さんにそういう話で、それが単一自治会の組長さんとか、町内の人には絶対伝わりませんよ。そしたら、回覧でも回したんですか。 14 ◯松尾南総合事務所長 今ご指摘の連合自治会長さんのほうから単一自治会にそういう話が伝わっているのかというお話ですけど、各連合自治会がそれぞれの地区ごとに会議を開いていますので、私たちはその中でお話はしていただけていると思いますけど、今言われたように確認をとれているのかって言われたら、私はそこまでは確認はとっておりません。  また、公共施設マネジメントのときには、会議が終わるたびに地区にその一回一回の会議の内容を印刷した物を自治会内で回していただくようにしていますので、その中で協議の経過はご理解いただけるものと思っております。  以上でございます。 15 ◯五輪清隆委員 再度確認しますけど、いろいろ小学生や中学生、学童等いろんな団体が使っているということですから、それらの団体の皆さんに一応説明して了解いただいたと理解していいんですか。 16 ◯松尾南総合事務所長 今までプールを利用していただいた幼稚園や保育園、それから学童の方々には、指定管理を受けた野母崎振興公社のほうからはまだ直接説明はしていないと思います。今後、利用する中で、この夏までは開いておりますのでその中で説明して理解いただきたいと思っております。  以上でございます。 17 ◯五輪清隆委員 だからおかしいと言うわけですよ。きょう、こうやって廃止条例を決めてしまえば、幾ら団体の皆さんがあと1年延ばしてくれないだろうかと言っても、もうできないわけですよ。それで、今までのやり方を含めて、それぞれの団体の皆さん、使用している団体の皆さんが了解した上でやはり私は出すべきだと思いますよ。そうしなければ、結局は野母崎地区公共施設のあり方を考える市民対話の中で幾ら言っても、決まったことを押しつけるっていうか、言葉は悪いですけど、その方向に行くわけですから、少なくとも、いろんな条件の中で40年使用していました、全体的な修繕費が1億5,000万円かかります、今まで団体の皆さんには、今現在はここを利用していますけど青潮学園のプールも開放しますよとか、そういうことをしなければ、それは理解できんと思いますよ。野母崎と言っても広かでしょうが。田の子から青潮学園、どこかちょっと地域的にはわかりませんけど、やはりこういうものについては、40年間使用しているわけですから、それぞれの団体の皆さんが理解してからそして条例を、私は上げるべきだということで思っています。  ほかの委員がどう思っているかわかりませんけど、私はそういう意味で再度やはりそういうものについては整理をしなければこういう条例廃止というのは簡単にいくものじゃないと思っています。  私の質疑はそれだけです。質問は。 18 ◯中村俊介委員長 先ほど、五輪委員から資料請求がございましたので、資料が出るまでの間、ほかの委員の方からのご質問を受けたいと思います。 19 ◯佐藤正洋委員 そしたら私のほうから。私は現場を一応知っておりますけど、状況がわかりませんのでお尋ねしますけど、公共施設マネジメントなんていうのがずっとあるわけですね。どこの地区でも、琴海でもあるんですけど、それについては地域の人たちはなかなか理解できていないというのが一般論ですよ。今五輪委員から話がありましたとおり、もっと地元説明をしっかりせんと、後でどうにもならんごとなってきますね。ここで議決されれば、もう次は、議会で決まったことですからとあなたたちは住民に説明するんですよ。  そうじゃなくして、事前にやはり説明をしていただいて、納得をいただく。そりゃ100%はとれんでしょうけれども、やはりこういうことで後はここを使ってくださいよ、かわりはここですよ、ここを修繕するとに幾らかかりますよというようなことを丁寧に説明して、協議を進められたほうがいいと思うんですけど、そこら辺はどうですか。  今の説明ではまだ今利用しておる学童とか保育園とかには説明はあっていないということですから、説明を聞けばそこがほとんどでしょうから、だからそういうことをすべきと思いますけど、どんなですかね。 20 ◯吉田土木部長 今回条例改正議案を上げさせていただいておりますけれども、これにつきましては野母崎の総合運動公園のプールについての廃止ということではございますが、理由としては先ほど述べましたように、利用自体が減少傾向にあるということ、その機能が青潮学園に移ったこと、そして施設の老朽化と、この3点でございます。これにつきましては、先ほどご指摘があったように40年という非常に長い歴史があって、その必要性があって設置をされた施設ということは重々私どもも承知した上で議案として上げさせていただいておりますが、これまでの間に地域のほうには一定ご説明をさせていただいて、内容としては私どもとしては一定ご理解いただいているものという中で、上げさせていただいたところです。  今後の利用等もございますけれども、やはりさまざまな状況を総合的に勘案し、今回プール廃止の条例を上げさせていただきましたので、その点につきましてはぜひご理解いただきたいと考えております。  以上でございます。 21 ◯佐藤正洋委員 ご理解いただきたいというのは、住民の方にそれこそ理解していただきたいということですけど、市のやり方というのが、もう今いろんな意見が出ておりますけど、例えば、恐竜博物館、これ教育委員会でしょうけれども、恐竜博物館をそこにつくりますよと、こういう話ですね。逆に言うたらここでなかったら恐竜博物館はもうつくりませんよと。野母崎の人たちは、恐竜博物館はつくらんでいいんですか、プールでいいんですかというようなことに話を持っていかれるんじゃないかなと私思うんですよね。だからそういったところは、十分話をされて、プールは残すなら残して、恐竜博物館恐竜博物館。土地がないわけじゃないのではないかなと、どこまで検討しておられるか、皆さん方はわからん、恐らく教育委員会だと思うんですけど。そういうふうなことも検討されてあるのかどうか、どうしてもプールの跡地でないと恐竜博物館はできないんですよという何かそういったものがあるのか。ここで先ほども言いましたように、住民の方には、いや、じゃそしたら恐竜博物館はいらんのですねと、こういうことに説明がいったら私はおかしいと思うので、そこら辺はどんなですか。教育委員会との話はできているんですか。 22 ◯松尾南総合事務所長 今、佐藤委員のほうからお話がありましたように恐竜博物館については教育委員会のほうで今検討されておりますけど、この田の子の今プールがある海側に恐竜博物館を建てるということにつきましては、もともと田の子の再整備ということで検討してきた中でここも1つの候補地と挙がっておりまして、恐竜博物館は後から出た話なんですけど、ただもともとあそこの活用につきましては目の前に軍艦島が見えるというものがあります。それから恐竜博物館、恐竜と化石と地層という絡みがあります。そういったストーリー性を持たせるとなれば、野母崎地区の中ではあそこが適地かなということで話を進めてきたことは私たちも協議の中で伺っております。  以上でございます。 23 ◯佐藤正洋委員 私も何回か行ったことはあるとけど、恐竜博物館がどれくらいのができるのかもわからんし、今道路も入っておるし、どこにどういったものがどれくらいの大きさのものができるかわからんし、だからさっきも言うたように、このプールがあれば恐竜博物館は建てられないんですよということになっておるのか、そうすればもう地元の人はいやが応なしに了解せざるを得んようになるわけですよ。恐竜博物館は必要なんですから。  野母崎ですからいろいろ周りにも土地はあるんですよね。浜町じゃなかっですから。だからそこら辺も、教育委員会も市のやり方もそういったどこかの首根っこを捕まえておいて話をしていくという傾向にあるものですから。確かに古くなっているということは私もわかりますけど、その説明会で住民の納得が得られていないのではないかということを私は聞きよっとです。どうしたもんですかね。 24 ◯松尾南総合事務所長 これまで田の子の再整備から今度恐竜博物館の建設まで、機会あるごとに説明はさせていただいて、先ほど土木部長からもありましたように、地域の方々に一定のご理解はいただいているものと考えております。  以上でございます。 25 ◯岩永敏博委員 私もこの住民合意のプロセスにおいて少し疑念を持ちましたので質問します。  まずは、このプールを廃止してその跡地に恐竜博物館をということで、野母崎町内でいろんな話をされてその動きの中での住民の皆さんはある程度理解して、この条例案が出てきているのかなと私は思っていたんですが、今の松尾所長あるいは部長の見解を聞きますと、少しニュアンスが違うような気がしました。総論として、住民合意ができているという動きではあるんでしょうが、利用者が少ないと言いながらも3,000人昨年も利用している。そしてその重きは小中学生1,700名ということですね。具体的に学童クラブとか保育園も使っているという中においてその方々の説明あるいは同意はまだもらっていないという所長の話ですけど、それでまず確認を改めてさせてください。 26 ◯松尾南総合事務所長 プールにつきましては運動公園全体を野母崎振興公社に指定管理をお願いしているわけなんですが、そちらのほうからはまだはっきり廃止のほうが決まっておりませんので指定管理者として利用されている方々に個別にいわゆる今後改修した場合幾らかかるとか、いつ廃止になりますというようなそういった説明はまだしていないというところであります。  以上でございます。 27 ◯岩永敏博委員 指定管理者はその運営を受託しているわけなんですよね。このプールを廃止しようという計画は長崎市が持っているわけでしょう。その話自体を指定管理者に任せるんですか。廃止をしたいという計画は市が持っているんであれば、それは市の責任においてきちっと話をしていくべきじゃないんでしょうか。その考え方が1点と、もう1つは先ほど担当の方から利用者が町内のみならず、平山町の学童クラブや保育園とかも利用していると聞きましたね。こちらの方は当然町内の野母崎町であったワークショップとかそういうところにはかかわってないでしょうし、連合自治会に説明しましたという話ですけれども、例えば平山の連合自治会のほうにも話をしたのか、それも含めてどんな対応をしたのかも教えてください。 28 ◯竹内土木総務課長 野母崎地区以外の方につきましては個別説明をいたしていない状況でございます。 29 ◯松尾南総合事務所長 先ほど言われました利用者の方に対する説明を指定管理者にさせるつもりなのかということですが、今委員から指摘されましたとおり確かに市の施策として実施するわけですので、私ども市のほうですべきものと考えております。  以上です。 30 ◯岩永敏博委員 そもそもこの条例案を出す以上は、各論は置いといてもある程度の町民の皆さん、そして利用者の皆さんの総論としての合意を前提に私は議案として上がってきていると認識しているんです。今までの過去のこういう案件についても、そういう認識のもとに議会は可決してきた経緯があろうかと思いますが、それ自体をそもそもできていないということになってくると、これはちょっと私自身非常に懸念を示しますし、懸念以上のものをちょっと今持っております。これは私の見解として述べておきます。  以上です。 31 ◯吉田土木部長 少し補足してご説明さしあげたいんですが、今回の水泳プールの廃止につきましては、繰り返しにはなりますが、築40年ということで過去からずっとご利用いただき、親しんでいただいた施設の廃止ということにはなります。ただ、その過程の中で利用者が減ってきていること、そして青潮学園のプールができたことで、学校プール機能自体はそちらに移るという全体の枠組みの中で、そういう方向性として、過去より整理しながら進めていた件ということでございます。  今回は公園のプールの廃止という内容ではございますが、地元のほうにはご説明をさせていただいて、連合自治会あるいは自治会レベルの中では一定そこはやむを得ないという一定、総論としてのご了解を得ているものと思っております。あと、個別の住民の方等については、もちろんお耳に伝わっている分というのは当然あるとは思いますけれども、それについてはきめ細かにきちんと廃止については今後ご説明さしあげながらご理解を得ていきたいと考えております。  以上でございます。 32 ◯中村俊介委員長 ここで、五輪委員から資料請求がありました資料がありますので、書記から配付させます。        〔資料配布〕 33 ◯中村俊介委員長 それでは、質疑はございませんか。 34 ◯五輪清隆委員 今資料請求して維持管理の関係、今後の費用についてもわかりました。  先ほど利用者の状況ということで、例えば小学生というか、いろんな団体が利用していますということですけど、そこらあたり例えば私は、平成26年度だけが2,500人に減ってから、青潮学園に移ったと言いながら、その後はまたふえているわけですね。と言うのは、例えばこれが2,500人からどんどん減少していくならば、利用者の減少ということで私は理解しますけど、少なくとも平成29年度は約3,000人ですけど、こういうのはある程度その夏の天候も含めて結構左右されるわけですね。ですから、これを考えたときに、約3,800名、4,000名近くの方が利用していると私は理解します。そうなったときに、先ほどありましたように、例えば利用している団体の皆さんがどういう団体が年間どれくらい利用しているのか、その方たちが例えば野母崎町の人であれば青潮学園のプールを利用できるのかどうかを含めて、そこらあたりは検証というのはされたのかどうかを教えてください。 35 ◯竹内土木総務課長 野母崎のプールの利用者につきましては、今約3,000人から4,000人程度いらっしゃいますが、平成21年の6,000人から比べますと減ってきている状況でございまして、平成26年の減少についてでございますが、これはプール内に藻が発生いたしまして、水が汚れるような状況になったということから清掃のために3日ほど営業休止をした状況にございまして減っているような状況でございます。全体としては、減少傾向にあると考えております。 36 ◯五輪清隆委員 今回の廃止をする理由について利用者の減少傾向とか書いているわけですね。それが減少というのは私が理解したのは、青潮学園にプールができたから小学生とか中学生は今あるプールの利用じゃなくして学校を利用することによって、今回のプールは減少したのかなと思えば、減少って言いよるけど、ほとんど変わっていないと思いますよ。それと当然、老朽化ということでもう40年がたっているということと、多額の費用ということは理解しますけど、私はこの関係を、やはりプールについては、いろんな団体の皆さんがある程度理解した上で学童とかそういう方が今までずっと利用しているわけでしょうから、そのことを例えばそういう団体の皆さんに、こうして廃止をするけど皆さんたちは青潮学園のプールを利用してくださいとか、そういうことを話せば理解してくれると思いますよ。それだけ、果たしてそれが利用できるかと言えば、私はできんと思います。今でも小学校、学校のプールはいっぱいでしょうから。  それで、実際資料として出していただきたいのは、いろんな団体の皆さんとか、小学校とか中学校を含めてこのプールを利用している状況でしょうから、そこらあたりを区分して小学校、中学校、学童とかいろんな団体があるんでしょうけど、その利用状況を出してくれんですか。それで、小学生が減っているんであれば、学校のプールを利用しているんだなということで私は理解しますけど。 37 ◯中村俊介委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時40分=           =再開 午前10時43分= 38 ◯中村俊介委員長 委員会を再開します。  ただいま、五輪委員から利用状況についての資料請求がございましたので、資料が出るまでの間、ほかの委員からの質問を受けます。  ほかにありませんか。 39 ◯林 広文委員 1つ、今の五輪委員の質問とも同じような趣旨になるかと思いますけれども、通常、プールを廃止して利用ができないということになると、一定の代替措置というか、こういうふうな部分で利用できますよとかというのをきちんと利用者に説明する手順というのは当然必要になってくるかなと思います。ということで言うと、やはり今まで利用されている方の意向調査、最終的に合意が得られるかどうかはまた別の問題と思いますけど、少なくとも意向調査をして、どのようなニーズがあるのかはきちんと把握してほしいなと思います。それと、あと青潮学園の話が出ていますけれども、学校プール開放日が恐らく教育委員会で定めてあると思いますので、そういったところとの調査というか、どのくらいのプール開放日があって、どのくらいの方が利用できるというのと、きちんと調整した上で、このプールの廃止は検討すべきじゃないかなと思うんですけれども、そういったところの調査、それと利用者の意向調査、こういったようなものはやっていないんでしょうか。 40 ◯竹内土木総務課長 まず2点目、青潮学園のプール開放でございますけれども、平成29年度につきましては20回開放いたしておりまして、450名程度の子どもたちが利用されている状況でございます。プールの利用者の意向調査につきましては、先ほどのとおり学童とか利用者別の確認は今はできていない状況でございます。 41 ◯林 広文委員 大体、利用者の方というのは先ほど保育園という話も出ましたけれども、学童にしてもおおよそこういった方々が利用しているというのはもうわかっていると思いますので、ぜひこれは利用者の団体の方には意向調査を必ずやってほしいと思います。それと、青潮学園の学校開放が20回あって450名っていうことはこれキャパ的には、平成29年に3,000人来られていますよね。3,000人来られている方が、この青潮学園学校プール開放が20回で450名ということはそんな数が余りないんですけど、キャパシティー的にはこの3,000人の方の受け入れ先として青潮学園の学校開放はできるんでしょうか。その辺の計算はされていますか。 42 ◯竹内土木総務課長 野母崎プールで利用されている方は小中学生以外に幼児の方もいらっしゃるんですけれども、こういった方につきましては現在教育委員会の学校開放の中では対応できないというような状況でございます。  以上でございます。 43 ◯後藤昭彦副委員長 竹内課長は先ほど、野母崎地区公共施設のあり方を考える市民対話についてでも説明があったということなんですけど、私この前一般質問でも言ったんですけど、そのことについてはプールの協議は確かにしました、4回あるうちに3回ですね。4回目のまとめのときに、そのときに初めて恐竜博物館をそこにつくるからプールは廃止しますと、そのときに老朽化で今後また修繕費がかかるから廃止しますと、そのとき初めて言われたんですよ。それで、みんな実際は3回、その4回のうち3回、そのプールのあり方について話をした中でいきなりそういうことを言われたので、住民の人は時間の無駄やったやっかということで怒ったわけですよ。そのとき来ましたか。そうやったでしょう。だから、そこでプールの廃止について住民にそこで納得してもらったということは間違いだと思います。野母崎の地区住民としては、そこに恐竜博物館ができるという、現実的にもう市がそういうことやったらもう仕方なかとかなという思いだと思うんですよ。  だからそのプールをそうするんだったら、皆さん言うように、やはり利用者にですね。やはり野母崎地区住民としては、プールを、私らずっと見てきた中で昔からすれば確かに人間は少なくなってきています。子どもも少なくなってきているからですね。確かにもうプールも古かけんもう仕方なかとかなというところはありますよ。ただ、これだけやはり利用者がまだ、私も初めてこの利用者を見たんですけど、人数が少なくなったという割にはそう余り変わらないという中で、実際にそこら辺の説明はするべきだと思いますよ。確かにプールがなくなるということは野母崎地区の人は知っている方も多いと思います。それはもう恐竜博物館をそこにつくるけんか仕方なかもんなという感じだと思いますよ。ただ、野母崎地区住民の方にもそういうことで実際自治会に回ってプールを廃止しますとかいう話はありませんので、プールの廃止についてのことはもっと説明をするべきだと思います。  私も20年前に野母崎町の観光商工課に配属されまして、そこでこのプールの担当もしましたよ。そのときに漏水があってFRPでプールの底を全部巻きました。それもかなり金額がかかっていますよ。これが競技用のFRPで巻いたけんか厚みが出たけんが競技用のプールにはもうなりませんということで、もうそれは仕方ないけんか、もうFRPで何千万円か幾らかかけてやりましたよ。  だからそういう思いもあって、なかなかそのプールももう老朽化して大変やなという思いもありますけど、実際そういうことで使っている方がまだ、確かに先ほど言いましたように菜の花保育園とかいうのは以前から来ていました。ここで子どもたちに水泳教室じゃないですけど遊ばせてやっていましたので、団体とかいうのはわかると思いますので、そこら辺のやはり説明をして地区住民にも納得して、せっかくつくってもらうんだったらみんな納得した上で、新しいものをつくってもらったらいかがですかと私は思いますけど。 44 ◯竹内土木総務課長 今ご指摘ございましたとおり、確かに野母崎地区公共施設のあり方の住民対話の中では、を住民と4回協議して、4回目にちょっと唐突なというようなご意見を住民の方からいただいているという状況につきましてはもう本当反省すべきことだと思っております。  今回の廃止につきましては、連合自治会を通じた説明はさせていただいたつもりでおったんですけれども、ご指摘いただいておりますとおり、個別の住民の方、あるいは個別の利用者の方に対する丁寧な説明が不足していたと認識をしております。そういった中で改めましてことしの夏はまだ利用ができるという状況も踏まえまして、丁寧に利用者の方あるいは住民の方に説明していきたいと考えております。  以上でございます。 45 ◯岩永敏博委員 ちょっと腑に落ちんので最後に言わせていただきますけど、今の説明を聞いていくと、個別の利用者、住民というような声で聞こえるんですよね。私は詰めが甘いのはそこと思うの。一般論として利用者、ファミリー層とか、近所の方々が行って利用するプールなら、それはもうそれぞれの個別の利用なので、残念だね、でも何か次はよかとがでくっごたっけんね、そいば楽しみにしようねというような感覚に変わると思うんですよ。あるいは、もう声なき声で終わってしまう可能性もあるけれども、それはもう地域の活性化のためにということで仕方ないと思うけど。あのね、私は、もうちょっと指定管理者に詳しく調べてもらいたいんだけど、というか把握していると思うんだけれども、団体が多分使っていると思うんですよ。だから学童が使っている、保育園が使っているというような回答が来ているわけですね。この団体というのは、いいですか、年度の初めに年間の活動計画を立てるんですよ。それによって、夏は野母崎のプールを使いますと、そこに保護者に説明もするんですよ。それに対する予算も組むんです。そこまで理解しているのかということなんです。これを夏に使うからそこまで使っていただこうと思っているという中においてのその説明をそのタイミングは1つずれるだけでこれは大きな問題になるんですよ。保護者も含めて皆さんが何やっているんだ市はって、今ごろ説明に来てというふうになるんですよ。それを心配だから私は何でそういう利用団体に説明をしていないのかっていうところをさっきから申し上げている。  そこのところはもっと深掘りした中で対応していかないと、本当にこれ大きな問題になりますよ。それだけは申し上げておきたいと思います。私、菜の花保育園の元保護者なので言うときます。 46 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは先ほど五輪委員から要求がありました資料が出るまで、第40号議案を一時中断いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時55分=           =再開 午前11時7分= 47 ◯中村俊介委員長 委員会を再開します。 〔第4号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予  算(第7号)」のうち、本委員会に付託された部  分を協議した結果、次のとおり決定した。 1 審査の方法については、原則各項ごとに理事   者からの説明を受け質疑を行い、説明、質疑
      が全て終結した後に、討論、採決に入ること   を決定した。 2 審査の順序については、審査日程案とともに   配付している歳出審査早見表のとおり進める   ことを決定した。 3 第8款土木費第5項都市計画費については、   所管が複数にまたがることから、所管部局ご   とに審査を行うことを決定した。〕 48 ◯中村俊介委員長 ご異議がないようですので、そのように進めさせていただきます。それでは、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 49 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費について、ご説明いたします。  予算説明書は36ページ及び37ページをお開きいただきたいと思います。まず、減額補正についてご説明いたします。  36ページ上の段でございますけれども、第2目建築指導費におきまして、隣の37ページの説明欄の1【補助】耐震化推進事業費補助金の1要緊急安全確認大規模建築物におきまして、耐震改修設計及び耐震改修工事に係る補助申請件数や1件当たりの申請額が、当初の見込みを下回ったことに伴い、減額補正するものでございます。  次に、繰越明許費の補正につきましてご説明いたします。  予算説明書の50ページ及び51ページをお開きください。50ページの表の下から2段目、第2目の建築指導費の【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物でございますが、繰越事由につきましては、その隣の51ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 50 ◯原田建築指導課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料1ページをお開きください。事業名、【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物における2億6,813万1.000円の減額でございます。  初めに、1.概要でございます。長崎市耐震改修促進計画に基づき、地震に対する安全性が明らかでない民間建築物の耐震化を図るための支援策でございます。平成29年3月31日に耐震診断結果の公表をいたしました民間の要緊急安全確認大規模建築物の耐震改修設計及び耐震改修工事に要する費用の一部を助成するものでございます。今回の補正につきましては、要緊急安全確認大規模建築物の耐震改修設計及び耐震改修工事の申請件数及び1件当たりの申請額が、当初の見込みを下回ったことにより、減額を行うものでございます。  次に、2.事業内容、(1)事業概要について、ご説明いたします。アといたしまして、耐震改修設計費に係る助成につきましては、耐震診断の結果危険と判断された建築物の耐震改修設計に対し、その費用の3分の2を助成するものであります。次に、イといたしまして、耐震改修工事費に係る助成につきましては、耐震診断の結果、危険と判断された建築物の耐震改修、建て替え、除却に対して、一般型といたしまして工事費の23%、その中で避難所等に位置づけられているものにつきましては、工事費の3分の2を助成するものであります。  続きまして、委員会資料の2ページをお開きください。(2)補正内容でございます。補正予算額は、2億6,813万1,000円の減額でございます。2ページ上段の表に、助成を行う設計費及び工事費の2項目について、当初予算内容、執行見込額、補正予算の内容に関するそれぞれの件数と金額を掲載しております。最後に、3.財源内訳は記載のとおりでございますのでご参照ください。  続きまして、委員会資料3ページをごらんください。同事業に係る繰越明許費についてご説明いたします。事業名、【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物における繰越明許額は7,479万円でございます。  財源内訳といたしまして、補正後の予算現額、支出予定額及び繰越明許額につきまして、国庫補助金、県補助金及び一般財源のそれぞれの金額を表にまとめておりますのでご参照ください。  続きまして、委員会資料の4ページをお開きください。繰越事由につきましては、補助事業者が行う耐震改修工事の発注手続に不測の日数を要したことにより事業が年度内に完了しない見込みとなったことから、繰り越しをお願いするものでございます。次に、1.該当する施設の一覧についてご説明いたします。該当する工事は、ホテルの改修、自動車車庫の改修及び物販店の除却の計3件でございます。それぞれ平成29年度、平成30年度の2カ年にまたがり実施される予定となっております。次に、2.長崎市民間建築物耐震化推進事業補助金交付要綱の改正について、ここでご説明いたします。要緊急安全確認大規模建築物の耐震化工事の補助対象につきましては、ページの中段の表に記載しておりますとおり、国や県の制度改正などを受け、平成29年度に除却工事と非構造部材の耐震改修を追加しております。  初めに、(1)除却工事の追加につきましては、改正理由といたしまして、除却工事の追加による地震時の建物倒壊の危険性の減少や放置建物の除却による防火・防犯・景観等のリスクの減少を図るため、従来の補助対象である改修工事、現地建て替え工事に除却工事を追加しております。次に、(2)改修工事における補助対象項目の追加につきましては、改正理由といたしまして、避難所等の地震後の継続使用の確保のため、従来の補助対象である構造部材の耐震補強に非構造部材である設備やつり天井の耐震改修を追加するものでございます。なお、要緊急安全確認大規模建築物において避難所等として位置づけられる建築物につきましては、ページ下段に記載しておりますとおり、長崎市の地域防災計画に避難施設などとして位置づけられ、かつ長崎県の耐震改修促進計画におきまして防災拠点などとして位置づけられておりますホテル・旅館、物品販売店、病院といった建築物がこれに該当いたします。  説明は、以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 51 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時15分=           =再開 午前11時18分= 52 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 53 ◯吉田土木部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費における補正予算のうち土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は36ページ、37ページをお開きください。中ほどから記載の第3目道路橋りょう新設改良費は、合計3億700万円の減額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては、合計で2億7,500万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  今回の補正の内訳といたしましては、減額補正、それから増額補正がございます。まず、減額補正する事業についてご説明をいたします。  事業は予算説明書37ページをごらんいただきたいと思いますが、説明欄のほうに記載をしております。1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち1中川鳴滝3号線から4の大橋町赤迫1号線まで、それから2の【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)の1相川町四杖町1号線と2虹が丘町西町1号線につきましては、国の補助の内示減などに伴い減額の補正をお願いしようとするものでございます。  以上が、第8款第2項の土木部所管の事業のうち減額補正をお願いする事業の内容で、その合計額は3億650万円でございます。  次に、増額補正する事業についてご説明をいたします。  資料の37ページをお開きください。説明欄に記載をしております1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち5の籠町稲田町1号線(電線類地中化)について3,150万円の増額補正をお願いしようとするものでございます。  これは、先般、国におきまして補正予算が成立し、防災・減災対策に必要な予算が計上されたところであり、道路事業におきましても、災害時の減災を図るために必要な予算が交付金として計上されたところでございます。そこで、国の補正予算を活用し、事業の進捗を図るため、電線類地中化整備を進めております籠町稲田町1号線(電線類地中化)の事業におきまして、増額補正をお願いするものでございます。  以上が、第8款第2項の土木部所管分の事業のうち増額補正をお願いする事業の内容でございます。  次に、繰越明許の補正についてご説明をいたします。予算説明書は50ページから53ページでございます。  それでは、予算説明書の50ページをお開きいただきたいと思います。一番下に記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)籠町稲田町1号線(電線類地中化)、それから予算説明書は52ページになります。52ページ、表の項目のうち事業名で上から4つ目の【補助】景観まちづくり刷新事業費稲佐山地区、そして下から2つ目から記載の第5目県施行事業費負担金の道路橋りょう費負担金道路事業費、その1つ下の道路橋りょう費負担金地域活性化事業費について、繰越明許の補正をお願いしようとするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、51ページから53ページの右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長よりご説明をさせていただきます。  私からの説明は、以上でございます。 54 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費のうち、土木建設課所管分につきまして、ご説明いたします。  土木部提出委員会資料1ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費、【補助】道路新設改良事業費、中川鳴滝3号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1,400万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、安全安心な生活道路の整備及び交通の円滑化を目的に、拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算の理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容については、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  2ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、建物補償1棟を減ずるものでございます。  次に、3ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費川上町出雲線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1,050万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、道路の拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容については、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  4ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、用地取得、建物補償、工事を皆減するものでございます。  次に、5ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費清水町白鳥町1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1億2,550万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でございますが、社会資本整備総合交付金を活用し、道路の新設及び拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  6ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、用地取得及び建物補償の一部を減するものでございます。  次に、7ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費、大橋町赤迫1号線でございます。JR九州との施行協定の変更により、1億1,200万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、道路の新設及び拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、当該工事の施行協定額が、大幅に増額することが見込まれることから、当該工事を、鉄道部の1期工事と鉄道周辺部の2期工事に分離することに伴い、1期工事となる現在の協定金額が変更されたことから、予算を減額するものでございます。なお、減額分につきましては、2期工事として対応する予定で、平成30年度の当初予算において説明させていただきたいと思っております。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  8ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、工事委託の一部を減するものでございます。  次に、9ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費、籠町稲田町1号線でございます。3,150万円の増額補正をお願いするものでございます。1の概要でありますが、国の1次補正予算に伴う社会資本整備総合交付金を活用し、良好な景観形成と安全安心な交通環境の確保及び災害時の減災を図るため、電線共同溝の整備を行うものでございます。2の事業内容には、当初と補正の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  10ページをお開きください。図面の赤色の箇所について、工事を増するものでございます。次に、上段の表をごらんください。繰越明許費でございます。先ほどの増額補正の工事について、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は、3,150万円で平成30年12月に完成予定でございます。  次に、11ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費地方創生道整備推進交付金相川町四杖町1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、3,200万円の減額補正をお願いするものでございます。1の概要、(1)事業目的でありますが、国庫補助である地方創生道整備推進交付金を活用し、交通の円滑化と安全性の向上などを図ることを目的に、道路の新設を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  12ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、工事を皆減するものでございます。  次に、13ページをごらんください。【補助】道路新設改良事業費地方創生道整備推進交付金、虹が丘町西町1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1,250万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、国庫補助である地方創生道整備推進交付金を活用し、道路の新設を行っているものでございます。(2)補正予算の理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  14ページの位置図をお開きください。図面の赤丸の箇所について、用地取得を減するものでございます。  次に、15ページをごらんください。【補助】景観まちづくり刷新事業費稲佐山地区で4,000万円の繰り越しをお願いするものでございます。上の表に、財源内訳を記載しております。  下の位置図をごらんください。繰り越しは、図面の赤色の箇所で、照明の専門家など関係機関との協議に不測の日数を要したことにより、街路灯の設置工事について、繰り越しをお願いするものございます。なお、繰越額は、4,000万円で、平成30年6月に完成予定でございます。  説明は以上でございます。 55 ◯牧島土木企画課長 16ページをお開きください。第8款土木費第2項道路橋りょう費第5目県施行事業費負担金の繰越明許費について、ご説明いたします。県施行事業費負担金は、県が施行する道路事業に対して地元負担金を支出するもので、地方財政法第27条及び道路法第52条に基づき求められているものです。1.道路橋りょう費負担金内訳についてですが、表の左端から事業名、金額、財源内訳を記載しております。道路橋りょう費負担金道路事業費につきましては金額の欄の太線の枠内に記載のとおり2,330万円を、道路橋りょう費負担金地域活性化事業費につきましては太線枠内の80万円、合計として一番下の太線枠内の2,410万円の繰越明許をお願いするものです。2.事業内容及び財源内訳についてですが、16ページの下段から17ページにかけての表に路線ごとの事業費と負担内訳を記載しており、表の左端から図面番号、路線名、事業費、そして県と市の負担内訳、このうち右端の太線の枠内が市の負担分で、予算現額、支出予定額、繰越明許額となっております。(1)道路事業費についてですが、事業費の15%を市が負担します。図面番号の丸をつけた5つの路線におきまして、県施行の用地取得や工事などが年度内に完了しないことにより、市の負担金を繰り越すものでございます。  17ページをお開きください。(2)地域活性化事業費につきましては、事業費の10%を市が負担することとなっております。同じく図面番号に丸をつけた1路線におきまして、県施行の工事が年度内に完了しないため、市の負担金を繰り越すものでございます。(3)は道路橋りょう費負担金の合計を記載しております。  18ページをお開きください。繰越明許の対象箇所図でございます。このうち、ラベルを太枠で囲っているのが繰り越しの路線です。  それでは、路線ごとにその概要をご説明いたします。  19ページをごらんください。上段の図面番号1番、国道324号は、一部の権利者と建物の移転先の調整に日数を要したことにより、1件の用地取得が年度内に完了しないため繰り越すものです。平成31年3月に完了予定でございます。下段の3番、野母崎宿線の千々町におきましては通行どめ区間を短くするために、近接工事との工程調整に日数を要したことで、工事着手がおくれたことにより、約150メートルの道路改良工事が年度内に完了しないため繰り越すものです。平成30年12月に完了予定でございます。  20ページをお開きください。上段の4番、野母崎宿線の為石町におきまして、一部の権利者と代替地の調整に時間を要したことにより、用地取得2件が年度内に完了しないため、繰り越すものです。平成30年12月に完了予定でございます。下段の6番、神ノ浦港長浦線の長浦町におきまして、法面詳細設計及び道路詳細設計を施行しておりましたが、土地の立ち入りに係る一部の権利者の承諾に日数を要したことにより、道路詳細設計が年度内に完了しないため、繰り越すものです。平成30年12月の完了予定でございます。  21ページをお開きください。上段の11番、深堀三和線の深堀町におきまして、用地補償と道路改良のための法面工事を施行しておりましたが、境界確定に係る権利者及び法務局との調整に時間を要したことにより、約110メートルの法面工事が年度内に完了しないため繰り越すものです。平成30年12月に完了予定でございます。下段の14番、国道499号の元船町から出島町におきまして、歩道修景と道路照明灯設置を施行しておりましたが、照明灯設置及び路面電車の架線の張りかえに伴う、各管理者との工程調整に日数を要したことにより、約60メートルの歩道修景が年度内に完了しないため繰り越すものです。平成30年10月に完了予定でございます。  私からの説明は以上です。 56 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費における総合事務所所管分の補正予算について、ご説明いたします。  予算説明書の36、37ページをお開きください。下の段の、第3目道路橋りょう新設改良費において、37ページの説明欄に記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、総合事務所所管分の6道路構造物等補強について、国庫補助事業の内示減に伴い3,200万円を減額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  予算説明書の52、53ページをお開きください。一番上の第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の上段、【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強から、6段目の【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費までの6事業のうち、3段目の【補助】景観まちづくり刷新事業費、稲佐山地区を除く、総合事務所所管の5事業の繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれの右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は、以上でございます。 57 ◯川原地域整備1課長 総合事務所提出の委員会資料1ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費【補助】道路新設改良事業費道路構造物等補強におきまして、3,200万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業の目的でございますが、道路等の災害を防止するため、道路構造物等について、法に規定された5年に1回の定期点検や緊急性を考慮した補修・補強を行うものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、3,200万円の減額補正をお願いするものでございます。2.事業内容でございますが、表に記載のとおり、中央総合事務所所管分と東総合事務所所管分におきまして、橋梁点検や詳細設計、補修工事等の事業見直しを行ったものでございます。  2ページをお開きください。3の財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  次に、繰越明許費についてご説明させていただきます。  3ページをごらんください。第3目道路橋りょう新設改良費の繰越明許費一覧表を掲載しておりまして、全部で5事業の繰り越しをお願いするものでございます。詳細につきましては、図面で事業ごとにご説明させていただきます。  4ページをお開きください。道路構造物等補強でございます。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししております市道新戸町大山町線の萩尾橋の橋梁補修工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、交通規制に関して関係機関等との調整に不測の日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は1,100万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  5ページをごらんください。まちなか地区でございます。景観まちづくり刷新事業費、まちなか地区の浜町伊良林1号線は、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用いたしまして、観光地周辺などの周遊ルートを景観に配慮した舗装へ整備するものでございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししております箇所の道路改良工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、下水道マンホールの支障物工事に日時を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は2,640万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  6ページをお開きください。平和公園地区でございます。景観まちづくり刷新事業費平和公園地区の平野町橋口町2号線及び松山町大橋町線ほか1線は、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用いたしまして、平和公園周辺の周遊ルートを景観に配慮した舗装へ整備するものでございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししております箇所の道路改良工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、信号機移設に伴います警察や地元との調整に日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は4,860万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  7ページをごらんください。鍋冠山地区でございます。景観まちづくり刷新事業費鍋冠山地区の上田町出雲1号線ほかは、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用して、グラバー園第2ゲート付近から鍋冠山公園までの遊歩道を景観に配慮した舗装へ整備するものでございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししております箇所の道路改良工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、一般競争入札における入札不調などにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は2,950万円で、平成30年9月に完了予定でございます。  8ページをごらんください。地方道路等整備事業費中央総合事務所分でございます。これは先ほど6ページでご説明させていただきました景観まちづくり刷新事業費平和公園地区の補助対象外の分でございまして、繰越箇所、繰り越しの理由、工事の完了予定時期は同様でございます。なお、繰越額は1,150万円でございます。  9ページをごらんください。  地方道路等整備事業費の北総合事務所分でございます。  市道大子岳線でございまして、市道大子岳線の大子橋が河川の通水を阻害していることから改良を行うものでございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししております箇所の道路改良工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、工事の実施に際し、仮設道路及び仮設ヤードとして借地予定であった土地所有者の方との調整に不測の日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は3,100万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  説明は、以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 58 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 59 ◯林 広文委員 土木建設課のほうから説明がありました、8ページの大橋町赤迫1号線についてなんですけれども、ここは恐らくJRのほうに工事委託して工事がされていると思うんですけれども、補正の理由が大幅に増額することが見込まれたということで、工事を鉄道部と鉄道周辺部に分離するというお話があったんですけれども、この大幅に増額することになった理由について少し詳しく説明してください。 60 ◯桐谷土木建設課長 これは9月議会と12月議会で説明をさせていただいたんですけど、これについてはもともと工事をJRに依頼をしているんですけど、この工事自体の中で地元の調整、特に警察協議の時間が長引いたことと、水道管等が周辺にあったんですけどその工事を先にしないと仮設を打つときに破損させるおそれがあるんじゃなかろうかと。いろんな事情がございまして、2年間程度延びたことに伴いこの間にさまざまな災害等がございまして、材料等が上がったということでこの予算の当初4.6億円が4.9億円になったという形で、これ50%以上に上がったという役所の契約規則でこれは2つに分離する必要があるという形でご説明させていただいて、この1工区と2工区に分けて、このときやはりJRの工事を依頼しますので、安全確保がまず第一であるという形で、鉄道に関係する路線を1工区、その周辺の部分の取りつけ道路である舗装である工事を2期工事に分けた関係で、このようになっております。この2期工事については当初予算の中でもまた経過等を含めて説明を詳しくさせていただきたいと思っています。  以上でございます。 61 ◯佐藤正洋委員 説明を受けましたので大体わかります。ところで、ちょっと質問ですけど、社会資本整備総合交付金とかいろんなものがありますけれども、これは私は前回、去年、総務委員会におって企画財政部長にも聞いたんですけど、その前の年がまた悪かったんですね。この交付金の充当率というかな。要望しているのに来なかったため充当率が非常に悪かった。そしてその翌年はようやく普通に戻ったと。こういう経過があったんですね。それから、そういうことがあったもんですから、私は去年の岩永委員長もおられたんですけどね、聞いたんですよ。そしたら、いや大体順調に見通し立っておりますというような答えだったと思っているんですけど。非常にまた下がっているような気がするんですよね。減額ばっかりでさ。そこら辺の見通しというのは、初めからある程度わかるんじゃないんですか。どんなですか。やはりもう国から言われれば、どうにもならんということなんですかね。県との協議とかいうのはどういう状況ですか。 62 ◯吉田土木部長 社会資本整備総合交付金等のいわゆる補助事業については、例えば平成28年度と平成29年度を比較しますと、内示率が平成28年度は68.1%、これが今年度、平成29年度は約70.4%ということで、平成29年度は内示率は若干上がっている状況にございます。こういった中で、やはり要望した額の、言ってみれば7割しかついていないという状況の中で、その事業をどうしていくかということがございますけれども、これにつきましては年度を通じまして国のほうからは追加の内示がある機会等々もございます。そういったものについては、当初予算で市の持ち出し分についてはご審議いただいておりますので、そういったものを充当していきながら、どうしても予算を確保できない部分については、例えばでございますが、用地取得費等がございます。これについては、土地取得特別会計を持っておりますが、そちらのほうで先行取得させていただいて、後年度買い戻しをする形を取らせていただいたり、そういった形で事業自体は、順調に進むようにいろんな工夫をさせていただいているところでございます。  ただ、いずれにしても、内示率自体は、県内では一番トップではございましたけれども、満額ついているわけじゃございませんので、やはり国に対しては県とともに、議会のほうのお力添えもいただきながら、きちんと要望して、できるだけ予算をつけていただくよう努力をしたいと考えております。
     以上でございます。 63 ◯佐藤正洋委員 今あれはわかりました。ただ、ものすごく低かったのは平成27年度だったですよ。そのときに質問もしたんですよ。そして、平成28年度はこうこうなっていると、平成29年度もさっき言うたように、順調にいっているというような答えだったと思っているんですけど。そういった中にあって、今、私次に質問しようと思ったんですけど、今部長がもう答えていただきましたからね。用地とか補償費とかというのはこれは相手があることですから話がつきそうなときにはそういう先行で取得して進めていくというような、これをお願いしようと思っていたんですけど、今もう答弁がありましたので、とにかく効率的に事業が早く進むような対策をしていただきたいと思います。  それからもう1つお尋ねですけど、相川町四杖町1号線があるですたいね、式見のほうですかね。あそこは、前は合併特例債で工事をやりよったと思っているんですけど、また今度は、違う補助メニューでやろうということなんですかね。 64 ◯桐谷土木建設課長 この相川町四杖町1号線につきましては、交付金とあわせて合併特例債を一部、要するに基本的に補助事業についての接続部が二重になる関係で単独を突っ込むような事業になってくることがございます。こういうとき一般的には地方道路整備事業を使っているんですけど、ここは合併特例債が使えるということで、合併特例債を一部使わせていただいてあわせて工事の進捗を図っているところです。  以上です。 65 ◯佐藤正洋委員 できるだけそういった補助メニューを使って推進していただくように、特に合併特例債をあそこは使うということで進んできていたと思いますので、補助メニューのほうが少しアウトしたときにはそっちでやるとか事業の進捗を図ってもらいたいと思いますし、初め私は何でかなと思ったんですけど、要するにあぐりの丘の残りの土地の買い戻し、土地取得特別会計がもう塩漬けになっとってしもうたやつ。あれを買い戻すときに特例債を使って買い戻したと。そういうこともあるもんですから、それとあわせて合併特例債を使ってこの道路をやろうという市の方向だったと思うんですよ。だからそういったことも含めて、ぜひ、早期完成に向かってご努力をいただきと思います。要望しておきます。 66 ◯岩永敏博委員 佐藤委員の最初の質問に関連してですけど、この社会資本整備総合交付金、今の部長の答弁で一定理解はするんですが、今年度の県内の13市を含めた内示率の資料を、あれば委員長、参考までに出していただければと思います。 67 ◯中村俊介委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時55分=           =再開 午前11時55分= 68 ◯中村俊介委員長 委員会を再開します。  ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結します。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時55分=           =再開 午前11時55分= 69 ◯中村俊介委員長 委員会を再開します。  午後は1時から委員会を再開いたします。  暫時休憩します。           =休憩 午前11時56分=           =再開 午後0時59分= 70 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  ここで、先ほど中断しておりました第40号議案の資料が準備できましたので、第4号議案を一旦中断し、第40号議案の審査を再開いたします。  請求されていた資料につきましてはお手元に配付させていただいております。  理事者の説明を求めます。 71 ◯竹内土木総務課長 午前中、説明がきちんとできませんで申しわけございませんでした。  ただいま追加資料のほうを提出させていただいておりますけれども、平成21年から平成29年までの野母崎総合運動公園プールの利用者、利用区分ごとの利用者数を提出させていただいております。平成21年から平成29年にかけまして全体的な傾向といたしましては、減少している状況にございます。  午前中にご指摘いただいておりましたそういった利用者の方に対する説明でございますが、地域の方々を初め、学童等の利用団体につきましても委員のご指摘も踏まえまして、活動に支障の出ないよう、早目に丁寧な説明をするようにしたいと考えております。  説明は以上でございます。 72 ◯五輪清隆委員 もともとこのプールは学校用として利用されていたんでしょうけど、皆さんは、例えば新しい学校にプールができてからそれで、減少しているかのように言われているんですけど、確かに小中学校が減ったのは当然、野母崎町の小中学校の児童生徒数が減った関係で多分こがんなっていると思うんですよね。ですから、私はこれが本当に利用者が減ったのかなということを考えたときに、人口を考えたとき横ばいだと思っています。そうなったときに、私が言っているのはこれを、プールを解体したことによって今まで使っていたいろんな団体を含めてその方たちが例えば青潮学園というか、学校のほうで利用できるのか、そして特に今年度についてはまだ使用するわけですから、このことについてやはり条例を出す前にそういう団体の皆さんに、こういう計画があるんだということを説明していなかったことが私は問題だと思っています。  ですから、ある意味皆さんたちは条例が決まってしまえば議会も理解しました、そのことが先行してから、そういう利用者に対してのいろんな要望を含めて、あってでも反映できないという状況ですから、休憩中に多分いろんな団体が幾つあってからというとはわかっているはずでしょうから、どういう状況になったのか、例えば個人で利用している方は別ですけど、そういう状況についてご報告ください。 73 ◯竹内土木総務課長 学童あるいは保育園の主だった利用ですけれども、主な学童が2施設、保育園あるいはこども園が3施設ございます。1回当たりの利用人数につきましては10名程度から多いところで60名程度でございます。回数につきましては、一夏当たり1回から多いところで6回利用されているところもございます。  説明は以上でございます。 74 ◯五輪清隆委員 もう一度確認しますけど、午前中の質疑の中で皆さん方はこのプールの廃止については、連合自治会長に報告してある程度了解いただきましたということでしたけど、そのほかにいろんな団体とか、どういう団体があるかわかりませんけど、そこらあたりに、例えばこのプールを廃止することについて報告とかされたんですか。連合自治会長だけということで理解していいんですか。 75 ◯松尾南総合事務所長 まずは地域の代表者ということで連合自治会長さんたちに説明をさせていただきました。  それから、先ほどから何度かお話しさせていただいています長崎市公共施設マネジメント地区別計画の中で、地域の主だった方に来てはいただいているんですね。そういった方が、いろんな地域の団体、それから代表者、年齢的にも上から下までいらっしゃいましたので、そういったところの中でプールのほうに恐竜博物館を建てるという話の中から、プールは一定廃止させていただくということはお話をしています。ただ、正式にそれぞれの団体をお呼びしてとか伺ってというそういう話はしていませんけど、その中で来ていただいた各団体を代表する主だった方には、一定了解とまでは言いませんけど、お話しさせていただいたところでございます。  以上でございます。 76 ◯五輪清隆委員 いろんな協議会とかそういう関係で話したということですけど、この関係は先ほど後藤副委員長からも言われておりますけれども、恐竜博物館をプールの跡につくるから廃止しますという受けとめをほとんどの方がしているんじゃないんですか。さっき聞けばいろんな協議会とかなんとかしたけど最終的につくるからプールの有効活用とかそういう話は聞くけど、最終的には恐竜博物館をつくるからとか、もう何にも意見が出なかった。そういう進め方でしているんじゃないんですか。  やはり私は切り離すべきだと思いますよ。恐竜博物館というのは、昨年出た話でしょう。この関係については、吉田部長が言われたように、私たち前聞きよったですよ。小学校、学校でプールができたから、老朽化しているから廃止の方向も含めて考えていますということで。そうするならば、恐竜博物館じゃなくして、こういう理由の中で廃止する条例を私は出すべきと思いますよ。町民の皆さんは恐竜博物館ができるから廃止になると受けとめているんじゃないですか。  一番おかしいのが、皆さんと私たちの認識が違うのは条例が決まってから説明をします、そういう筋道ですよね。私たちはやはり出す前にある程度地域の皆さんとかいろんな団体の皆さんが100%了解じゃなくて、ある程度了解した上で出すべきと思っていますよ。そうしなければ、たまたま今回質問したわけですけど、最初はもう地域の人とか利用者も含めてもう理解しているものと思って聞いたわけですけど、そこらあたりも含めてまだ十分にされていない状況の中で、議会として例えば今回の条例をわかりましたと言えば、皆さん方は、3月の議会で決まりましたで、そのまま行くわけでしょう。ですから、そういう意味での進め方が全然違うということで、認識が違うということで言わせていただいております。  ですから、今後どういう形か、ほかの委員会とかいろんな関係も何かあるよと聞いていますけど、やはり進め方について考え方を変えてもらわないと、今後のことも含めてありますからぜひともお願いします。 77 ◯吉田土木部長 説明が十分できなくて大変申しわけございません。  もう一度趣旨のほうをご説明させていただきますと、今回は公園条例の改正という議案を上げさせていただきました。私どもとしては、冒頭ご説明しましたように、やはり利用の状況であるとか、施設の状況、さらには青潮学園との関係、こういったところを総合的に勘案した中で、廃止するというところで、公園として考えているということでご提案さしあげているということでございます。これが第一でございます。  地元の説明でございますが、私どもも少し悩む分はございます。議会にきちんとご説明した上で地元に入るという手法もあるでしょうし、地元のご意向をきちんと確認した上で議会にお諮りすることも大事かと思います。そういった中で、今回の判断の中では、やはりこれまでのマネジメントの説明会であったり、あるいは連合自治会への説明であったりそういったところでの説明にとどまっておりましたけれども、その分については議案を上げる際にはそういった内容で一定地元のご理解が得られているという判断の中で上げさせていただいたということにはなりますけれども、ご指摘のようにやはり利用団体というのがございますので、少なくとも主だった団体は大体固定化されておりますので、そこにはやはりきちんとご意向を伺うべきであったと反省しております。  今後につきましては、そういう主に団体中心になると思いますけれども、次年度以降の計画もおありだと思いますので、そういったところに支障にならないよう早急にご説明し、きめ細やかな対応をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 78 ◯佐藤正洋委員 今、五輪委員がおっしゃられたとおりですよ。前にもそういうことがずっとあるわけですね。先ほどの質疑の中で私はもう言いましたので、繰り返すことはないんですけど、やはり市民の意見をよく聞いて、説明して納得していただく。前も言いましたが100%とは言わんですけど、少なくとも過半数以上の理解をいただく。そうした上で提案するというのが私はルールだと思うんですよ。  そして、今、部長の話ではやはり老朽化しているとか減少傾向にあるとかそういうふうなことを総体的に考えて廃止の方向を考えていると。恐竜が大前提じゃないという意味のことを言われたと思うんですけど、しかし受けとめ方は、やはり前も言いましたけど、恐竜博物館をするんだと、これを受けんやったら恐竜博物館はつくらんよと。何かおどしになるような説明ばしよったっちゃ、住民は納得せんですよ。市の信頼をなくしてしまいますよ。もっとちゃんと話をしながら私はやっていくべきだと思います。いろいろ関係があるとか言われますよ。そういうことはわかった上での提案ですから、それはもう自分たちの内部での調整の話ですから、ここで私たちがよそのことをいろいろ言うことはありませんけどね。私はやはりそういったことをしっかりしてやっていくべきだと思いますし、まだこれはこの夏も使うんだという説明ですからね、そういうことですから、ぜひ私は内部協議も十分進めてもらいたいと思いますが、何か考えがあったら教えてください。 79 ◯吉田土木部長 今ご指摘のとおり、私どもが説明することと、やはり地元の皆様がどのように受けとめられているのかを私どもがしっかり考えながら対応すべきであったと考えております。今後につきましては、当然内部的な打ち合わせは十分やっていくわけですけれど、やはり地域の皆様に十分ご理解をいただきながら物事を進めていく必要があると思いますので、その点はしっかり念頭に置きまして対応させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 80 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入りますが、事前にお時間は必要でしょうか。 81 ◯五輪清隆委員 質疑を含めていろいろしたわけですけど、討論、採決については時間をいただきたいと思いますからよろしくお願いします。 82 ◯中村俊介委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時14分=           =再開 午後1時14分= 83 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  それでは、15分程度休憩いたします。  休憩の後に討論に入ります。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時14分=           =再開 午後1時34分= 84 ◯中村俊介委員長 それでは、委員会を再開いたします。〔「委員長」と言う者あり〕 85 ◯五輪清隆委員 質疑についてはもう終わったんですけど、あえて再質問をさせていただきたいんですけど、委員長よろしいでしょうか。 86 ◯中村俊介委員長 ただいま、五輪委員より質疑をもう一度したい旨のお話が出ておりますが、皆さんいかがでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 87 ◯中村俊介委員長 それでは、質疑を認めます。 88 ◯五輪清隆委員 今回の公園の条例の一部改正については、老朽化とか利用者の減少ということは一部理解します。しかしながらやはり行政の進め方、連合自治会長とかそこらあたりだけ説明して、利用者の皆さんには何も説明していない。このことが私は問題だと思っています。  そういう意味で質問しますけど、個人は別にしながら、いろんな団体があるんでしょうけど、何団体あって、今回委員会初日ですけど、例えば本議会中、団体数によって変わろうかと思いますけど、そこらあたり含めて、そういう団体の皆さんに説明をしようという気持ちはありますか。 89 ◯吉田土木部長 いろいろご指摘をいただきまして深く反省しているところでございます。  団体数でございますが、今私どもが主に把握している団体というのが5団体でございます。そこは学童もございますし、認定こども園、保育園等を含めた数でございます。これにつきましては、もしお時間の猶予をいただけるのであれば、私ども早急にご説明して、ご理解をいただいてまいりたいと考えております。  以上でございます。 90 ◯五輪清隆委員 時間をいただければということですから、あとはこの関係についてはもう委員長にお任せしますけど、やはり一番の問題は、そういう意味で、事前説明が不足ということで、質疑じゃありませんけど、そういうことを言わせていただきました。 91 ◯佐藤正洋委員 先ほどの質疑でもお話をしました。それから、説明の中で学童が2カ所か、保育園関係が3カ所とか、合計5カ所を把握しているということですけど、ほかにもあるかもしれませんので、関係するところには、特に今まで使っておるところは、ことしの夏も使うという計画は進んでいると思いますよ。廃止するとなってないわけですから。この夏まではまだ使うとなっているんですから。この夏までは使うという説明ですよね。だからそこら辺のことも踏まえて、しっかり話をしていかんと理解は得られんのじゃないかということを何回も言っているわけです。  ですから、こういった条例を出すときにはやはり市民の意見というのが大事ですよ。これをないがしろにして、議案を出すとか説明をするというのは、私はあってはならないと思うんですよ。ですから、決して押さえつけにならんようにして、説明をしっかりしていただいて、そして地元の方がどう言われるのか。特にその連合自治会長さんには話をしてある、しかしほかの自治会長には連絡いってないと。こういうことでは、私はまずいと思います。それから公共施設マネジメントの説明会があったと言いよりますけど、これも地元にとっては決していい反応はないわけですから、そういうようなことも頭に置きながら、野母崎地区のことについて十分協議してほしいと思います。 92 ◯岩永敏博委員 今両委員からお話があったように私も同様の意見を持っておりまして、今部長のほうから早急に団体に説明をするということですが、その早急にというのは期日的にはどういう具体的なイメージを持っているんですか。 93 ◯吉田土木部長 できるだけ早急にお会いしたいと思っております。ただ、まだご連絡をしておりませんので、ご連絡して調整しながら、先ほど委員長のほうから今議会というようなお言葉もございましたので、当然、今議会中はもちろんでございますが、一日も早く、極端な話今週なら今週とかそういったレベルの中で、相手さんのご都合もございますけれども、対応させていただきたいと考えております。  以上でございます。 94 ◯岩永敏博委員 今、このままの質疑でいくと今後討論、採決ということになるんでしょうが、今理解を深める中で各団体のほうに説明、理解を求めないと、今この段階では、討論、採決の可否の判断をしかねるんですよ。  そこで、委員長、副委員長にご判断を仰ぎたいんですが、団体への理解、説明が今議会の間にできるのであれば、改めてこの討論、採決も含めて、日程を繰り下げていただいて、再度ご審議の場をしていただければと私は願うんですけれども、そこらあたりのご判断をお願いしたいと思います。 95 ◯中村俊介委員長 ただいま、岩永委員から本議案の審査について、予定を繰り下げてというご提案でございます。  総務委員会あるいは教育厚生委員会の両委員会にも関係してくる議案でございますので、これに関しては、今後の審査については今議会中、委員会の審査の日程の中で後日改めて審査をいたしたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時41分=           =再開 午後1時41分= 96 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  それでは、第40号議案「長崎市公園条例の一部を改正する条例」については、中断して後日改めて審査を続行するということにいたしますが、皆様のご意見いかがでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 97 ◯中村俊介委員長 では、そのように進めたいと思います。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時41分=           =再開 午後1時45分= 98 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  それでは、先ほど中断しておりました第4号議案、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 99 ◯吉田土木部長 第8款土木費第3項河川海岸費における補正予算のうち土木部所管分について、ご説明いたします。  予算説明書は38ページ、39ページでございます。38ページの一番上から記載の第2目河川改良費は、合計で6,900万円の減額補正を計上しておりますが、そのうち、土木部におきましては、5,000万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  内容といたしましては、39ページの説明欄をごらんください。一番上の欄でございますが、1.【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.大井手川で、国の補助の内示減に伴い減額の補正をお願いしようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。
     予算説明書は54ページでございます。一番上の段になりますが、第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費の【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)、大井手川について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、55ページの右端の繰越事由の欄に記載をしております。  なお、詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長からご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 100 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費について、ご説明いたします。  土木部提出委員会資料22ページをお開きください。【補助】河川等整備事業費大井手川でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、5,000万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、治水安全度の向上に加え、川に親しめる水辺空間を創出することを目的に、長崎県が施行する都市計画道路滑石町線とあわせて、河川改修を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。23ページの下段の位置図をごらんください。図面中央の赤色の箇所のうち、護岸工L=23メートルを減ずるものでございます。次に、上段の表をごらんください。繰越明許費でございます。下段位置図の護岸工L=76メートルにおいて、繰り越しをお願いするものでございます。繰越理由といたしましては、護岸工事の掘削を行ったところ、事前調査において確認されていた粘性土において、粘土分が非常に多い軟弱土が確認されたため、工法の検討等に不測の日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は9,550万円で、平成30年9月に完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 101 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所所管分の補正予算について、ご説明いたします。  予算説明書の38、39ページをお開きください。一番上の第2目河川改良費において、39ページの説明欄に記載の2【単独】自然災害防止事業費の1.急傾斜地崩壊対策について、県費補助事業の内示減に伴い1,900万円を減額しようとするものでございます。  次に、その下の第3目海岸保全費において、説明欄に記載の1.【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)の1.東望地区について、国の補助事業の内示減及び一次補正予算に伴い、2,890万円の増額をお願いするものでございます。  次に、その下の第4目県施行事業費負担金において、説明欄に記載の1.河川海岸費負担金の1.急傾斜地崩壊対策事業費で、国の一次補正予算に伴い3,910万円の増額をお願いするものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  予算説明書の54、55ページをお開きください。総合事務所所管の上から2段目、第3目海岸保全費の【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)、東望地区及びその下の段の第4目県施行事業費負担金の河川海岸費負担金急傾斜地崩壊対策事業費において、繰り越しをお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 102 ◯田畑地域整備2課長 第3項河川海岸費のうち、中央総合事務所所管分についてご説明いたします。  中央総合事務所提出の委員会資料10ページをごらんいただきたいと思います。第2目河川改良費、【単独】自然災害防止事業費急傾斜地崩壊対策で1,900万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でありますが、急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、急傾斜地崩壊対策工事を実施するものでございます。(2)補正予算理由につきましては、県補助事業の内示減に伴い、1,900万円の減額補正をお願いするものでございます。2.事業内容でございますが、表に記載のとおり、事業の見直しを行ったものでございます。  11ページをごらんください。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  15ページをお開きください。第4目県施行事業費負担金、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費で3,910万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要でありますが、本事業は、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するものでございまして、国の一次補正予算に伴い、市の負担金の増額をお願いするものでございます。2.事業内容でありますが、表の平成29年度事業費の補正額の欄に金額を記載している11カ所について、事業費の増額をお願いするもので、このうち、大園(4)地区、金堀(6)地区、西北(5)地区、滑石3丁目(5)地区の4地区は新規箇所となっております。  16ページをお開きください。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  次に、繰越明許費でございます。  16ページの下の段をごらんください。ただいまご説明いたしました増額補正3,910万円につきまして、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。また、当初予算に計上している分につきましても5カ所の繰越箇所がございまして、繰越額1,907万5,000円で、繰越明許額合計5,817万5,000円をお願いするものでございます。  補正分につきましては、17ページに繰越箇所の全体の位置図を、18ページから28ページには箇所ごとの位置図と写真を添付いたしております。当初分につきましては、29ページに繰越箇所の全体の位置図を、30ページから34ページには箇所ごとの位置図と写真を添付いたしております。  それでは、当初分の繰越箇所につきまして、箇所ごとにご説明をいたします。  30ページをお開きください。30ページの三川(3)地区は、資材搬入路について地元調整に不測の日数を要したことにより、工事が年度内完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。  次に、31ページの田中(2)地区でございますが法面工事のアンカー工において、斜面の表土の厚みが当初想定よりも厚かったということで、アンカー工の設計見直しに日数を要したことから、工事が年度内完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。  32ページをお開きください。32ページの小ヶ倉1丁目(4)地区は、資材搬入路について地元調整に不測の日数を要したことにより、工事が年度内完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。  次に、33ページの三川上ノ角地区は、斜面内に転石が多くあり、除去および処理に不測の日数を要したことにより、工事が年度内完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。  次に、34ページをお開きください。34ページのけやき台地区も、斜面内に転石が多くあり、除去および処理に不測の日数を要したことにより、工事が年度内完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。  なお、繰越額は5カ所合計で1,907万5,000円、平成30年6月に完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 103 ◯河本東総合事務所地域整備課長 申しわけございませんが、12ページにお戻りください。【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)、東望地区、補正額2,890万円でございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、本事業は平成25年度から実施している東望海岸の越波対策に係る事業ですが、今回の国の1次補正予算に伴い社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用して、東望海岸(東部下水処理場前付近)の越波対策を行うこと、また、あわせて当初予算に対する国の内示減に伴い、当初予算を減額するものでございます。(2)補正予算の理由といたしましては、当初予算に係る国の内示減に伴う1,010万円の減額、また国の1次補正に伴う3,900万円の増額、差し引き2,890万円の増額補正をお願いするものでございます。2.全体計画につきましては、記載のとおりでございます。3.事業内容につきましては、当初、護岸工事の本体工延長30メートルと消波ブロック設置工を予定しておりましたが、今回、内示減により延長を10メートル減、また1次補正により延長20メートルの増となりますので、補正後の延長は合わせまして40メートルを整備することとなります。  13ページをごらんください。4.財源内訳は、記載のとおりでございます。なお、本事業につきましては、繰越明許費として、工事が年度内に完成しないことから、今回の国の1次補正でお願いいたします補正額全額の3,900万円の繰り越しを計上いたしており、工事は平成30年11月の完了予定でございます。14ページに位置図を添付いたしております。説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 104 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 105 ◯幸 大助委員 3年前だったと思うんですが、大井手川の件を質問させていただいて、ワークショップとか福岡に見学に行ったりして、要は大井手川がいつああいう見学に行ったような川になるのかを知りたいんですけど。地元の人たちからよう聞かれるんですけど、私も答えようがないんでですね。その辺お願いします。 106 ◯桐谷土木建設課長 今おっしゃられるのは地域の皆さんとか九州大学に見学に行ったことを言われているんじゃないかと思いますけど、ワークショップを生かして、今整備を進めているんですけど、今回の分が、ある程度する予定にしていったんですけど、露出層があったということで来年度の予算をもってある程度の形が見えてくるんじゃないかと思っています。  最終的には、平成31年度でもって完成する予定でございます。 107 ◯中村俊介委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時3分=           =再開 午後2時4分= 108 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 109 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第4項港湾費について、ご説明いたします。  予算説明書の38ページ及び39ページをお開きください。その一番下の段になりますけれども、第2目県施行事業費負担金において、その隣の39ページの説明欄の1.港湾費負担金の1.港湾事業費につきまして、国の一次補正に伴い、港湾機能の充実を図る目的で県が施行する事業に対して、地元負担金を支出するため、増額補正するものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。予算説明書の54ページ及び55ページをお開きください。54ページ、表の上から4番目、第4項港湾費第2目県施行事業費負担金の港湾費負担金港湾事業費でございますが、繰越事由につきましては、隣の55ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。  詳細につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 110 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の5ページをお開きください。第4項港湾費のうち、第2目県施行事業費負担金の補正予算につきまして、ご説明いたします。港湾費負担金港湾事業費としまして、2億3,168万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要でございますが、国の1次補正に伴いまして、県が施行する社会資本整備総合交付金事業に対し、地元負担金を支出するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、表の左側のほうから、事業種別ごとに、番号、地区名、平成29年度事業費、その財源内訳を、それぞれ記載しております。なお、財源内訳の国費、県費、市費のそれぞれの事業費の上の欄のほうには、あわせまして、負担割合を記載しております。次に、3財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  6ページをお開きください。6ページから10ページにかけましては、今回補正いたします事業予定箇所の位置図を掲載しております。まず、6ページでございますが、上段の茂木地区は、物揚場の改良工事が予定されております。下段の松が枝地区は、岸壁工事が予定されております。  7ページをお願いします。上段の毛井首地区は、浮桟橋の製作が予定されております。下段の皇后地区は、浮桟橋の改良工事が予定されております。  8ページをお開きください。上段の伊王島地区は、浮桟橋の改良工事が予定されております。下段の小ヶ倉・毛井首地区は、護岸工事に伴う家屋の事後補償や事後調査が予定されております。  9ページをごらんください。上段の開口部対策は、市内5地区におきまして、締め切り工事が予定されております。下段の形上・大平地区は、護岸工事が予定されております。  10ページをお開きください。上段の年崎地区は、離岸堤の工事が予定されております。  11ページをごらんください。続きまして、4項港湾費2目県施行事業費負担金の繰越明許費につきまして、ご説明いたします。これは、国や県が施行します港湾事業等が年度内に完了しないために、本市の負担金につきまして、表の一番下の段に記載のとおり、2億9,543万8,000円の繰り越しをお願いするものでございます。その内訳でございますが、表の上から4段目、補正分繰越額2億3,168万3,000円につきましては、先ほど説明しました国の1次補正に伴う事業が年度内に完了しないため、全額を繰り越すものでございます。  その1つ上の当初分繰越額6,375万5,000円でございますが、次の12ページをお開きください。当初分の繰り越しの箇所でございますが、上段の松が枝地区は、国が施行します岸壁の延伸工事におきまして、連絡通路の設置要望を受け、その工事に日数を要したこと、また、県が施行します岸壁工事において、関係機関、港内利用者との調整に日数を要したこと、下段の茂木地区は、地権者との工事実施時期の協議により工事が年度内に完了しないことなどから、繰り越しをするものでございます。  説明は、以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 111 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時11分=           =再開 午後2時14分= 112 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、まちづくり部及び総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 113 ◯片江まちづくり部長 それでは、第5項都市計画費第1目都市計画総務費、第2目都市開発費及び第3目街路事業費及び第7目県施行事業費負担金のうち、まちづくり部所管分につきまして、ご説明いたします。  まず、予算説明書の40ページ、41ページをお開きください。まず、減額補正について、ご説明いたします。  第2目の都市開発費でございますが、41ページの上段の説明欄の2.【補助】土地区画整理事業費の1.長崎駅周辺地区(予算補助)及びその下の3【補助】都市基盤施設整備事業費の1.東長崎地区につきましては、国庫補助の内示減に伴い、減額補正するものでございます。また、その下の第3目街路事業費でございますが、41ページの下段の説明欄の1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の4.長崎駅中央通り線につきまして、同様に国庫補助の内示減に伴い、減額補正するものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  予算説明書54ページ及び55ページをお開きください。54ページの表の目の欄の上から5番目、第1目都市計画総務費の【単独】新幹線整備推進事業費九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金及びその下の第2目都市開発費のうち、都市開発推進費老朽危険空き家対策費でございますが、繰越事由につきましては、その右隣55ページの繰越事由の欄にそれぞれ記載のとおりでございます。  次に、56ページ、57ページをお開きください。同じく都市開発費のうち、56ページの事業名の欄の上から2番目【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区、そしてその下の【補助】及び【単独】の土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区でございますが、繰越事由につきましては、その隣の57ページの繰越事由の欄にそれぞれ記載のとおりでございます。続いて同じく56ページの事業名の欄の下から2段目、第7目県施行事業費負担金のうち都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費の一部、続いて、恐れ入ります58ページをお開きください。58ページの一番上の段の都市計画費負担金旧地方特定道路整備事業費の一部でございますが、繰越事由につきましては、社会資本整備総合交付金につきましては57ページ、旧地方特定道路整備事業費につきましては59ページの繰越事由の欄にそれぞれ記載のとおりでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私から以上でございます。 114 ◯芝長崎駅周辺整備室長 それでは、委員会提出資料、まちづくり部提出資料に基づきご説明いたします。  13ページをごらんください。第1目都市計画総務費のうち、長崎駅周辺整備室所管の繰越明許費についてご説明いたします。表に記載の【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金でございます。3行目に記載のとおり、4億1,500万円の繰り越しをお願いするものでございます。  14ページをお開きください。繰越予定箇所でございます。赤色で着色した長崎駅部と天神町との区間において繰り越しを予定しております。  15ページをごらんください。主な繰越箇所の状況としまして、天神町付近を拡大した図面でございますが、図面左側が天神町、右側が長崎駅方向を示しております。緑色で着色した箇所が国道202号の宝町バス停で、灰色で着色した箇所が新幹線のトンネル区間、青色で着色した箇所が高架橋の区間となります。新幹線工事により、紫色で着色した既存の市道、天神町銭座町1号線上に、青丸で示した高架橋の橋脚が建設されることから、茶色の線で囲んだ部分へ市道をつけかえる必要が生じております。また、赤色で囲んだ部分は、新幹線本線と市道つけかえにより用地買収が必要となる範囲を示しておりますが、地権者との用地及び補償交渉に不測の日数を要し、移転、建物解体が遅延したことに伴いまして、トンネル工事、高架橋工事がともにおくれ、予定していた事業が年度内に完了しないため、繰り越しが生じるものでございます。  16ページをお開きください。参考資料としまして、現在の工事状況写真を載せております。上段が、天神町の建物解体中の現場付近から長崎駅側を望んだもので、赤色の線が新幹線高架橋のおおむねの位置を示しております。なお、写真中央の県営バス本社敷地内におきましては、橋脚基礎工事が行われております。また、下段の写真は、新県庁舎から新しい駅舎方向を望んだもので、赤色の線が新幹線、青色の線が在来線を高架化する連続立体交差事業の範囲を示しております。新幹線、在来線とも高架橋の基礎工事が行われており、一部、高架橋の本体部分が建ち上がってきております。  続きまして、17ページをごらんください。第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管分であります【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)の補正予算の内容について、ご説明いたします。【補助】土地区画整理事業費長崎駅周辺地区(予算補助)としまして、補正額3,600万円の減額をお願いしようとするものでございます。  今回の補正は、1.概要の最後の行に記載のとおり、国庫補助事業の内示減に伴い、減額補正するものでございます。次に、2.事業内容でございます。(2)として平成29年度当初予算の事業内容を記載しておりますが、そのうち、(3)補正内容の2)に記載のとおり、長崎駅西通り線の道路改良工事の一部を減額するものでございます。なお、今回の減額補正により、平成29年度末の事業費ベースでの進捗率は21.0%となる見込みでございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  18ページをお開きください。今回の補正箇所の位置図でございます。図面上側が国道202号、下側が浦上川、右側が新しい県庁舎でございます。土地区画整理事業区域は黒の太枠で囲んだ部分で、水平方向の2本の帯状の部分が新幹線と在来線の駅舎でございます。現在、駅の西側、図面では下側ですが、赤色で囲んだ長崎駅西通り線を整備しておりますが、そのうち、赤で着色している部分を減額補正するものでございます。なお、今回の減額箇所につきましては次年度早期に着手し、在来線駅舎の移転スケジュールに影響が生じないよう、進捗を図ってまいりたいと考えております。  次に、資料が飛んで申しわけございませんが、26ページをお開きください。第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管の繰越明許費につきまして、ご説明いたします。  表の上から3段目、【補助】土地区画整理事業費長崎駅周辺地区(予算補助)、1億3,348万円と、その下の【単独】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区、2億2,665万円の繰り越しをお願いするものでございます。  また、資料が飛んで申しわけありませんが、30ページをお開きください。繰り越しをお願いしようとする箇所を示した位置図でございます。赤色で囲んだ補助事業につきましては、街路の測量設計業務や長崎駅西通り線の道路改良工事など、また緑色で囲んだ単独事業につきましては、駅前広場の設計業務の一部や電線共同溝工事を繰り越すものでございます。繰り越しの理由といたしましては、左上の四角囲みに記載のとおり、駅前広場などの設計業務につきましては、交通管理者や道路管理者など関係機関との協議・調整に不測の日数を要し、年度内に業務が完了しないため、また、長崎駅西通り線などの工事につきましては、在来線を高架化するJR長崎本線連続立体交差事業や埋設管工事との施工ヤードの調整により、年度内に工事が完了しないため、繰り越しをお願いするものでございます。  続きまして、資料の31ページをごらんください。第3目街路事業費の補正予算の内容につきまして、ご説明いたします。  【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、長崎駅中央通り線としまして、補正額1億2,000万円の減額をお願いしようとするものでございます。今回の補正は、1の概要の3行目に記載のとおり、国庫補助事業の内示減に伴い、減額補正するものでございます。次に、2、事業内容でございます。(2)として平成29年度当初予算の事業内容を記載しておりますが、そのうち、(3)補正内容の2)に記載のとおり、用地買収、移転補償、建物調査について減額するものでございます。なお、今回の減額補正により、平成29年度末の事業費ベースでの進捗率は、45.2%となる見込みでございます。3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  32ページをお開きください。補正箇所の位置図でございます。右下の四角囲いには、広域な位置図を載せておりますが、長崎駅中央通り線は、図面上側の国道202号と図面下側の浦上川線とを東西に結ぶ幹線道路であり、土地区画整理事業区域外の国道との接続部分、赤色で囲んだ区間について、街路事業により整備するものでございます。  今回、減額するのは、拡大した位置図に記載のとおり、赤色で着色した用地2カ所、赤色で囲んだ補償1件及び建物調査1件でございます。  続きまして、資料の33ページをごらんください。第7目県施行事業費負担金の繰越明許費につきまして、ご説明いたします。  これは、県が施行しますJR長崎本線連続立体交差事業が年度内に完了しないため、本市の負担金について繰り越すもので、表の上段に記載のとおり、都市計画費負担金社会資本整備総合交付金事業費につきましては7億4,865万円を、また、表の下段に記載のとおり、都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費につきましては、5,000万円の繰り越しをお願いするもので、合わせて、7億9,865万円の繰り越しをお願いするものでございます。  34ページをお開きください。繰り越しをお願いしようとする箇所を示した位置図でございます。図面左側が北の方向で、右側が長崎駅となりますが、松山町から長崎駅までの延長2,480メートルの区間において、在来線を高架化する事業でございます。今回の繰越箇所のうち、図面の赤色で囲んだ部分が補助事業である社会資本整備総合交付金事業の箇所で、緑色で囲んだ部分が起債事業である旧地方特定道路整備事業の箇所でございます。繰り越しの理由といたしましては、下の表に記載のとおり、図面右側の長崎駅部におきまして、新幹線工事や埋設管工事などとの施工ヤードや進入路などの調整に不測の日数を要し、高架本体工事が年度内に完了しないこと及び図面左側の竹岩橋踏切部分における高架橋修正設計等において関係機関との協議・調整に不測の日数を要し、業務が年度内に完了しないことから、繰り越しをお願いするものでございます。  私からの説明は以上でございます。 115 ◯林田東長崎土地区画整理事務所次長 恐れ入りますが、資料の19ページをごらんください。事業名、【補助】都市基盤施設整備事業費東長崎地区におきまして、補正額6,470万円の減額補正をお願いするものでございます。  1.概要ですが、東長崎地区土地区画整理事業の廃止予定区域において、都市計画道路や公園の整備を進めておりますが、国庫補助事業の内示減に伴い減額補正するものでございます。次に、2事業内容ですが、(1)の事業概要は、ア.都市計画道路東長崎縦貫線、イ.(仮称)現川公園及びウ.(仮称)中里中央公園をそれぞれ整備するものでございます。(2)の平成29年度の当初予算額及び補正予算額ですが、表に記載のとおり、表の右から2番目の太枠内の補正予算額の欄に記載の額をそれぞれ減額するものでございます。(3)の平成29年度当初予算及び補正後の事業内容でございますが、ア.都市計画道路東長崎縦貫線につきましては、表に記載のとおりですが、主に、建物等移転補償において、家屋2棟のかわりに立木等を補償することとしたもので、家屋の補償については平成30年度予算で実施予定でございます。  20ページをお開きください。イ(仮称)現川公園とウ.(仮称)中里中央公園につきましては、当初計画のとおり実施予定でございます。次に、3.財源内訳ですが、表に記載のとおりでございます。  21ページをごらんください。東長崎縦貫線の図面を添付しておりますが、総延長3.5キロメートルのうち、左上方の赤色の実線で示した0.7キロメートル区間における用地購入及び立木等の補償になります。  恐れ入ります、22ページをごらんください。(仮称)現川公園の位置図を添付しております。赤色で囲んだ箇所が公園区域になります。  23ページをごらんください。整備計画図を示しておりますので、ご参照ください。  恐れ入ります、24ページをごらんください。(仮称)中里中央公園の位置図を添付しております。赤色で塗りつぶした箇所が公園区域になります。25ページには整備計画図を示しておりますが、黄色部分が取りつけ道路、赤枠内が公園区域の造成部分で次年度への繰越予算で対応し、施設整備を平成30年度予算で行う予定でございます。
     私からの説明は以上でございます。 116 ◯中井まちづくり推進室長 委員会資料は26ページをお開きください。第8款第5項第2目都市開発費の繰越明許費のうち、まちづくり推進室所管分についてご説明させていただきます。  表の1番上、都市開発費、老朽危険空き家対策費でございます。本事業は、老朽危険空き家のうち、跡地を地域の人たちが有効に活用できるものについて、所有者から建物、土地の寄附を受け、空き家等を解体し、広場等に整備するものでございます。平成29年度は3件を予定しておりましたが、寄附に伴う所有者との調整に不測の日数を要し、事業の年度内完成が見込めないことから、1,532万5,000円の繰り越しをお願いするものでございます。続きまして、表の2番目【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区でございます。本事業は、新大工町地区において、玉屋百貨店及び周辺地権者によって取り組みが進められている市街地再開発事業に対し、新大工町地区の商業の活性化及び中心市街地の全体のにぎわい再生を図るため、国、県、市一体となって、支援を行っております。平成29年度は地質調査、建築設計、権利変換計画作成を予定しておりましたが、本組合の設立に日時を要し、本組合設立後に施行が可能となる事業の年度内完成が見込めないことから、1億8,333万2,000円の繰り越しをお願いするものでございます。なお、本組合は2月1日に設立しております。  資料の27ページと28ページには老朽危険空き家対策費、29ページには市街地再開発事業費のそれぞれの事業概要及び繰越事由を記載しておりますので、ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 117 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費、第2目都市開発費における総合事務所所管分の補正予算について、ご説明いたします。  予算説明書の40、41ページをお開きください。第2目都市開発費において、41ページの説明欄に記載している1.【補助】歴史的地区環境整備事業費の1.唐人屋敷顕在化について、国の補助事業の内示減に伴い2,900万円を減額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  予算説明書の54、55ページをお開きください。下の段の第2目都市開発費のうち、総合事務所所管の下から2番目の【補助】斜面市街地再生事業費、南大浦地区及びその下の水の浦地区、次のページ56、57ページの立山地区、この3事業について繰り越しをお願いしようというものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は、以上でございます。 118 ◯田畑地域整備2課長 第2目都市開発費のうち、中央総合事務所所管分について、ご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料35ページをごらんいただきたいと思います。1.概要の(1)事業目的でございますが、本事業は唐人屋敷跡において、観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が息づいたまちづくりを行うものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い、2,900万円の減額補正をお願いするものでございます。2.事業内容でありますが、記載のとおり、事業の見直しを行ったものでございます。  36ページをお開き願います。3の財源内訳は、記載のとおりでございまして、下に位置図を添付いたしております。対象箇所は、図面中央部の館内市場でございます。  次に、繰越明許費でございます。37ページをごらんいただきたいと思います。第2目都市開発費の繰越明許費一覧表を掲載しておりまして、全部で3事業の繰り越しをお願いするものでございます。詳細につきましては、図面で事業ごとにご説明いたします。  38ページをお開きください。【補助】斜面市街地再生事業費、南大浦地区でございます。【補助】斜面市街地再生事業費につきましては、建物の老朽化や密集度等が高い8地区を整備促進区域と定め、その区域内で特に整備が必要な地区を重点整備地区として、防災・安全交付金事業(住宅市街地総合整備事業)を用いて、道路・公園等の整備や老朽建築物の除却及び建て替えなどを総合的に行い、防災性の向上や居住環境の改善を図ることを目的として事業を進めております。  今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示しをしている箇所の道路改良工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、ガスや下水道との調整に日時を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は3,000万円で、平成30年4月に完了予定でございます。  次に、39ページをごらんください。水の浦地区でございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししている箇所の道路改良工事でございます。  繰り越しの理由といたしましては、水道管や下水道管などの移設に日時を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は1,200万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  40ページをお願いいたします。立山地区でございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示しをしている箇所の道路改良工事及び補償費でございます。繰り越しの理由といたしましては、水道管や下水道管の移設に日時を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。  繰越額は2,640万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 119 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 120 ◯岩永敏博委員 いろいろ飛んで、なかなか理解が。この委員会が初めてですからね。当初予算でとったものの、その補正なので、繰越明許がある理由とかをと、説明を受けたんですが、私は長崎駅周辺整備についてのみ質問させていただきます。  まず、国の補助の内示額が減額によりましての減額補正が出てきていて、あと繰り越しが出てきて、これは合計幾らなんですか。何カ所もありますけど。長崎駅周辺に限った部分でいくと、新幹線も含めて。減額が幾ら、繰り越しが幾ら、教えてください。  私は、やはり長崎駅周辺の担当の方はそこは、合計、今年度の減額が幾らだと、トータルで理解していると思っていましたが、残念ながらそれも見えてきません。心配、危惧するのが、いわゆるこの減額によって完成時期がおくれるんじゃないか。いろんな理由によって、今現状でもこの繰り越しがある中でもいろんなほかのところとの整合性が合わない、連携がとれないためというところがありますけど、減額によって完成時期がおくれるんじゃないかということを心配しますが、その点の見解をお聞かせください。 121 ◯芝長崎駅周辺整備室長 減額補正それから繰り越し等により完成時期がおくれるのではないかということでございます。  長崎駅周辺の事業につきましては、新幹線は国の事業でございます。そして、県の連続立体交差事業、そして長崎市の土地区画整理事業という3つの大きな事業が関連しながら行われているわけでございますけれども、まず、私どもが目標として整備を進めておりますのが、在来線の駅舎が高架化と同時に新しく西側に開業する。今、県のほうから平成31年度末と示されておりますけれども、そこに向けて今西側の整備を優先的に進めているところでございます。そういった中で、今、この連続立体交差事業や道路に埋設するインフラ工事等がふくそうしているということでございますが、個々の事業はおくれてはおりますけれども、基本的にこのまずは在来線の高架化の平成31年度末にはおくれないように今調整を図りながら工程会議等でエリアを分けながらそれから工種ごとに調整を図りながら、作業ヤードを調整しながら事業を進めているところでございますので、おくれがないものと考えております。  以上でございます。 122 ◯岩永敏博委員 最後の語尾が非常に残りました、おくれがないものと考えているということ。ただ、その前に、調整、調整という言葉が何回か出てきましたけどね。私が心配するのは、まず、これは国と県の主体事業としての鉄道の高架事業、これは既に1年おくれるという発表がありました。私はこの長崎駅周辺計画は、この区画整理を含めて市が主体の工事ということで理解していますが、当然、ここにはJRそして国、県、全てが絡み合いながら、形ができてくるんですよね。今、そのプロセスにおいてこの、工事もろもろが協議されている。やはり、ここは1つがおくれると、1つがおくれてくるということが必ず起こり得るんじゃないかなと思うんですが、改めてその辺も含めて見解をお願いします。 123 ◯芝長崎駅周辺整備室長 県の連続立体交差事業の1年おくれに伴う影響というご質問かと思います。ご指摘のとおり、西側につきましては1年おくれるということでそこに向かってやっているところでございますけれども、駅の東側につきましては現在JRの長崎本線が現在営業しながら西側の工事を進めている状況でございまして、この東側につきましては高架切りかえして新しい駅舎に移転しなければ、軌道の撤去それから東側の工事に着手できないということがございますので、やはりその影響というものは着手時点がおくれるということで避けられないと考えております。  そういった中で、区画整理事業、現在、新幹線は平成34年度の開業ということで国のほうから示されておりますけれども、区画整理事業はもともと平成35年度末までの完成で今進めているところです。一方では新幹線の開業においては、その交通機能でありますとか、歩行者動線でありますとか、そういった一定の機能は確保しなければいけないということで、着手はおくれますが、この区画整理事業の今の工期内で必要最低限の機能を確保しながら区画整理の工期内、平成35年度末までにこの東側の整備をしたいと考えております。  以上でございます。 124 ◯向井まちづくり部政策監 今、長崎駅周辺整備室長がご説明とご答弁させていただいたように、連続立体交差事業が1年おくれるというのは、正直、我々にとってはかなり痛いものがあります。ただし、同様に、国で進められている新幹線事業については平成34年度中の開業というのは間違いなく進んでいくものと思っております。そういった中で、我々が今やっているのは、とにかくその今後の工期を詰めていくというのが一番の命題でございます。そのために、できる工夫は全てやろうということで、今大体月2回ぐらいのペースで連続立体交差事業、我々の区画整理事業、新幹線の事業が集まって工程会議を重ねている状況です。その中では今長崎駅周辺整備室長のほうから話しましたように、スケジュールを見直すことなく、基本的に我々が今想定している事業内でおさまるというめどを立てて進んでいる状況でございます。  以上です。 125 ◯岩永敏博委員 今の答弁の言葉を信じて私たちも粛々と議論を交わしていきたいとは思っていますよ。ただ、市民目線、あるいは、交流人口拡大を目指す中において観光客、長崎に入って来る方々の目線でいくと、今行政のほうからずっと来ているのはやはり新幹線が開業する、一部開業ではありますが、長崎に入ってくる平成34年、これが長崎にとっては一番晴れの日なんですよね。この晴れの年のこのときに果たしてその周辺がどのように変わっているか。これがやはり長崎にとっての第一印象のイメージじゃないかなと思っています。それにおいては、新幹線は来たけれども、横ではがたがたがたがた工事があっていたじゃ、やはり半減するんですね。そこも踏まえて、いろんな行政、企業含めた形の大型の事業ですよ。よーいどんと一斉にスタートができるようにこれはもう最優先で全力で行っていただきたいと思いますし、その中でのいろいろ状況が変わった中においては、具体的にわかりやすい説明、そしてその変わった理由を含めてその変わったことによる効果、デメリット等々もそこをきちっと説明していただきたいと切に要望しておきたいと思いますけれども、部長の見解があったらどうぞ。 126 ◯片江まちづくり部長 今、岩永委員おっしゃられましたとおり、本来であれば、平成34年に新幹線ができたときに駅の周辺も全部でき上がっているのがやはりベストな状態だと私ども考えております。しかし、先ほど来答弁させていただきましたとおり、どうしても駅の東側と西側でJRの営業線路の扱いという避けがたい状況がございますもんですから、どうしても今平成34年の新幹線開業後、区画整理の平成35年、1年おくれの完成というスケジュールに立たざるを得ません。  しかしながら、新幹線が開業したときにやはりまちが変わるんだという期待を持っていただいている市民の方が多いと思います。そこは、我々もそう間を置かずにきちっとしたまちができ上がるんだということを情報提供して、期待感を裏切らない中で、なんとか少しタイムラグがあるということはご理解いただける形で情報提供に努力してまいりたいと思っております。もちろん先ほどから申し上げておりますとおりそもそも工事であるとかそういった調整が滞りなく今後も進むように我々平成34年開業が1つの大きなポイントだということは国も県も市も機構も共通認識を持っております。その中でいろんな知恵を出し合いながらなんとかそこに擦りつけていこうという努力を今しているもんですから、そこは私どもを信頼いただきまして、きちっと調整を進めさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 127 ◯岩永敏博委員 答弁はいりませんけど、一言。そのスケジュール等々しっかりやっていくということです。これは今後6月議会に出てくるであろうMICEの整備計画も当然かかわってくることでありますので、しっかりそこは別の問題ということじゃないので、1つの長崎駅周辺の大きな計画ということですので、そこもあるんだということも理解しながら進めていただきたいと思います。 128 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時50分=           =再開 午後2時57分= 129 ◯中村俊介委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木部及び総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 130 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費における補正予算のうち土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は40ページ、41ページをお開きください。第3目街路事業費において、4億6,100万円の補正のうち、土木部におきましては3億4,100万円の減額補正をお願いするものでございます。  内容といたしましては、41ページの説明欄に記載している1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.道ノ尾駅前線から3.片淵線(新大工工区)までについて、国の補助の内示減に伴い減額の補正をお願いしようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明をいたします。予算説明書は56ページでございます。第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、新地町稲田町線とその2つ下でございますが、第7目県施行事業費負担金の都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費から58ページの一番上に記載の都市計画費負担金旧地方特定道路整備事業費のうち、土木部所管分について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、57ページと59ページの右側の繰越事由の欄に記載をしております。  なお、詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 131 ◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の土木建設課所管分につきまして、ご説明いたします。  土木部提出委員会資料24ページをお開きください。【補助】都市計画街路整備事業費道の尾駅前線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、8,070万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、道ノ尾駅前周辺の交通混雑の緩和や歩行者の安全性の向上を図ることを目的に、道路改良を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容に、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  25ページをごらんください。位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、測量試験を除く工事委託及び埋設管移設補償を減額するものでございます。  次に、26ページをお開きください。【補助】都市計画街路整備事業費、銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。  国庫補助事業の内示減に伴い、1億8,640万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、交通混雑の緩和や防災性の向上に加え、地区の賑わいの再生を目的に、銅座川の沿道を歩いて楽しめるプロムナードとして整備を行っているものでございます。(2)補正予算理由につきましては、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容に、当初と補正後の事業内容について記載しております。3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  27ページをごらんください。位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、工事及び用地取得等を減するものでございます。  次に28ページをお開きください。【補助】都市計画街路整備事業費、片淵線(新大工工区)でございます。国庫補助事業の内示減に伴い7,390万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要、(1)事業目的でありますが、社会資本整備総合交付金を活用し、歩行者及び車両が安全で安心に利用できる良好なネットワークの形成を図ることを目的に、道路改良を行っているものでございます。(2)補正予算の理由については、国庫補助事業の内示減に伴い予算を減額するものでございます。2の事業内容に、当初と補正後の事業内容について記載いたしております。3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  29ページをごらんください。位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、用地取得等を減ずるものでございます。  次に、30ページをお開きください。【補助】都市計画街路整備事業費社会資本整備総合交付金新地町稲田町線で、100万円の繰り越しをお願いするものでございます。上の表に、財源内訳を記載しております。下の位置図をごらんください。繰り越しは、図面の赤色の箇所で、地権者1名、借家人2名との用地交渉に不測の日数を要したことにより、用地取得及び建物移転補償が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は100万円で、平成30年12月に完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 132 ◯牧島土木企画課長 31ページをお開きください。  第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の繰越明許費について、ご説明いたします。  県施行事業費負担金は、県が施行する都市計画事業に対して、地元負担金を支出するもので、地方財政法第27条に基づき求められるものです。1.都市計画費負担金内訳についてですが、表の左端から事業名、金額、財源内訳を記載しております。都市計画費負担金社会資本整備総合交付金事業費につきましては、金額の欄の太枠の枠内の記載のとおり4,880万円、都市計画費負担金街路事業費につきましては、太枠内の300万円、都市計画費負担金旧地方特定道路整備事業費につきましては、太枠内の1,400万円、合計として一番下の太枠内にあります6,580万円の繰越明許をお願いするものです。2.事業内容、財源内訳についてですが、31ページの中段から32ページにかけての表に、路線ごとの事業費と負担内訳を記載しております。表の左端から図面番号、路線名、事業費、そして、国、県、市の負担内訳、このうち、右端の太枠の枠内が、市の負担分で、予算現額、支出予定額、繰越明許額となっております。(1)社会資本整備総合交付金事業費についてですが、事業費の10%を市が負担することとなっております。図面番号の丸をつけた、15)滑石町線(大神宮工区)について、県施行の用地取得が年度内に完了しないことにより、市の負担金を繰り越すものでございます。(2)街路事業費につきましては、県の単独事業で事業費の50%、補助事業で3分の1を市が負担します。図面番号に○をつけた16)単独事業の浦上川線について、県施行の業務が年度内に完了しないことにより、市の負担金を繰り越すものでございます。  32ページをお開きください。(3)旧地方特定道路整備事業費につきましては、事業費の20%を市が負担します。図面番号に丸をつけた18)滑石町線(大神宮工区)について、県施行の用地取得が年度内に完了しないことにより、市の負担金を繰り越すものでございます。(4)に都市計画費負担金の合計を記載しております。  33ページをお開きください。繰越明許の対象箇所図でございます。このうち、ラベルを太枠で囲っているものが繰り越しの路線です。  34ページをごらんください。路線ごとの概要でございます。上段の15番、社会資本整備総合交付金事業都市計画道路滑石町線につきましては、今年度施行予定の河川つけかえ、建物解体、橋梁設計、用地補償のうち、移転先の配置計画の調整に日数を要したことにより、用地補償2件が年度内に完了しないため、繰り越すものです。平成31年3月に完了予定です。下段の16番、街路事業の都市計画道路浦上川線につきましては、ルート案の検討に伴う関係機関との調整に日数を要したことにより、概略ルート検討の資料作成が年度内に完了しないため繰り越すものです。平成31年3月に完了予定となっております。  35ページをお開きください。上段の18番、旧地方特定道路整備事業都市計画道路滑石町線につきましては、今年度施行予定の移設補償、用地費のうち、移転先の配置計画の調整に日数を要したことにより、用地補償が1件年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。平成31年3月に完了予定となっております。  私からの説明は以上でございます。 133 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費における総合事務所所管分の繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  予算説明書の56、57ページをお開きください。下から3段目の第6目公園費の【補助】景観まちづくり刷新事業費平和公園地区について、繰り越しをお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は、以上でございます。 134 ◯川原地域整備1課長 総合事務所提出の委員会資料41ページをお開きください。第6目公園費の【補助】景観まちづくり刷新事業費平和公園地区の繰越明許費でございます。国の景観まちづくり刷新支援事業を活用し、被爆75周年を前に平和公園において、公園利用者の利便性向上と観光都市長崎の魅力向上を図ろうとするものでございます。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示ししております箇所の総合案内板、ベンチなどの設置工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、国との協議調整に日数を要したことにより、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は1,900万円で、平成30年5月に完了予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 135 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時10分=           =再開 午後3時12分= 136 ◯中村俊介委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 137 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第6項住宅費の繰越明許費の補正につきまして、ご説明いたします。  予算説明書につきましては、58ページ及び59ページをお開きください。表の目の欄の上から2段目、第2目住宅建設費の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地でございますが、繰越事由につきましては、59ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 138 ◯神近住宅課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料に基づきまして説明させていだきます。  委員会資料は35ページでございます。35ページをお開きください。【補助】公営住宅建設事業費、大園団地で、今回、補正をお願いいたしますのが、表の下から2段目の2重線で囲った部分、繰越明許額2,930万円でございます。  次に、36ページをお開きください。上段の表に繰越事由と11月の補正及び今回の2月の補正の事業概要を示しております。今回2月の補正におきましては、駐車場整備工事と現在施工中の屋外給排水管の布設や外灯の設置工事がふくそうするため、工程の調整に日数を要し、年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許をお願いするものでございます。表の下に、位置図と左下に現況写真を載せておりますのであわせてご参照ください。  次に、37ページをお開きください。今回繰越予定をお願いしている部分は、図において、赤で着色した部分となります。概要としましては、きく棟の外周部の駐車場整備工事と舗装工事及び集会所回りの舗装工事等が対象となります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 139 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時15分=           =再開 午後3時16分=
    140 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  これより、第4号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。  何かご意見はありませんか。 141 ◯佐藤正洋委員 それでは、第4号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」の本委員会に付託された部分について、賛成の立場で討論を行います。  質疑の中でも話をしましたけれども、土木部のほうだけしました、すみません、まちづくり部にはしておりませんけど、この国の補助制度、社会資本整備総合交付金、これが大きく減額になっとる、全部、減額、減額、減額ですね。先ほど、岩永委員からも新幹線の話も出ましたけれども、そういった国の補助が非常に減額補正ばかりですので、是非市を挙げて補助の確保についてぜひ努力をしていただきたいと思います。これは土木部とかまちづくり部だけじゃなくて、市を挙げてやらんとできないことだと思います。この一覧表もいただきましたけど、やはり負けておりますからね。島原市であるとか、諫早市とか大村市とか、そういったところには大きく離されているわけですから。そうしないと、事業がおくれてしまうと思うんですよ。やはり事業完成年度に向かってやるためには、どうしてもこの補助の確保は非常に大事だと思いますので、ぜひ頑張っていただいて事業推進に努めていただくことをお願いして、賛成討論といたします。 142 ◯岩永敏博委員 第4号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」、第8款土木費について、賛成の立場から討論させていただきます。  私も質問させていただきましたが、国の内示による予算減額に伴いまして、やはり特に長崎市の玄関口であります長崎駅周辺整備、これはやはり工事のおくれがないようにやっていただきたいんですが、やはり予算がないとそれは少しずつおくれていくというのはわかりきっていることですので、しっかり計画を立てて、そのスケジューリングのもとに進めていただきたい。そして、ほかの事業者、県、国そしてJRのいろんな工事、整備計画がこれはかかわってきます。その中での各整備計画等の整合性あるいは調整もしっかりしていただいて、来るべき平成34年あるいは平成35年には立派に市民の期待に応えられるような長崎駅周辺が完成できるよう願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたしまして賛成討論といたします。 143 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第4号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 144 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時20分=           =再開 午後3時22分= 145 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第57号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」を議題といたします。  第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 146 ◯森尾中央総合事務所理事 議案をご審議いただく前に、本議案を追加議案として提出させていただきましたことにつきましては、正副委員長を初め、各委員の皆様方には大変ご迷惑をおかけしております。中央総合事務所の組織内部における情報共有の不足と事業の進捗管理に対する認識の甘さから、このような事態を招き、まことに申しわけございませんでした。  それでは、繰越明許費の補正について、ご説明させていただきます。  平成29年度長崎市一般会計補正予算(第8号)、この資料です。予算説明書の6、7ページをお開きください。第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費の【補助】歴史的地区環境整備事業費唐人屋敷顕在化について、繰り越しをお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 147 ◯田畑地域整備2課長 それでは、第2目都市開発費の繰越明許費の補正について、ご説明いたします。  委員会資料1ページをごらんいただきたいと思います。【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化で257万1,000円の繰り越しをお願いするものでございます。本事業の目的は唐人屋敷跡において、観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が息づいたまちづくりを行うものでございます。詳細につきましては、図面でご説明いたします。  2ページをごらんいただきたいと思います。今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色でお示しをしている館内市場の地権者兼営業者1名でございます。繰り越しの理由といたしましては、館内市場の地権者兼営業者1名と土地売買契約及び建物・営業補償契約を締結しておりましたが、地権者から退去整理に一定期間が必要なことなどから、年度内の引渡しができない旨の申し出があったため、繰り越しをお願いするものでございます。  説明については以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 148 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 149 ◯佐藤正洋委員 今、冒頭、理事のほうから説明がありましたのでもう深くは言いませんけど、これはいわゆる行政サテライト機能再編成をやったときの時間がない中で、総務部門というかな、総務部あるいは行政体制整備室、そういったところと事業部署との協議なんかも進んでいないというのが現実ということを私たちは説明の中でわかっておりました。いろんなこういったことが今からも出てくるんじゃないかなと思います。ただ、時間を置きながらそれぞれやっていけば、スムーズにこれはいくようにしなくちゃならないわけですので、今回は時間もなかったというようなことから、先ほど説明があったとおりですので、どうぞ今後ともこういったことが絶対ないようにということは言えないですけれども、できるだけないように、協議を進めていただきたいと要望しておきたいと思います。 150 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第57号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 151 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時26分=           =再開 午後3時29分= 152 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第6号議案「平成29年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 153 ◯吉田土木部長 それでは、第6号議案「平成29年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」についてご説明をいたします。  議案書の2ページ及び3ページをお開きください。歳入、歳出とも補正額、2億3,673万5,000円の増額補正を計上させていただいております。  次に、議案書の12ページ、13ページをお開きください。まず、歳入といたしまして、財産貸付収入の補正額が433万9,000円でございます。  次に、14ページ、15ページをお開きください。歳出でございますが、土地開発基金積立金433万9,000円でございます。これは、土地取得特別会計で先行取得していた土地の暫定活用に伴う収入増が見込まれるために、土地貸付料相当額を歳入の財産貸付収入として受け入れ、また受け入れた金額を歳出として土地開発基金に積み立てるための予算でございます。  次に、議案書の12ページ、13ページをお開きください。歳入といたしまして、不動産売払収入の補正額が2億3,239万6,000円でございます。  次に、恐れ入りますが、14ページ、15ページをお開きください。歳出でございますが、土地開発基金借入金償還金2億3,239万6,000円でございます。これは、土地取得特別会計で先行取得をしておりました事業用地を、各事業課が一般会計で追加して買い戻しを行い、その金額を歳入の不動産売払収入として受け入れ、また、受け入れた金額を歳出として土地開発基金に償還するための予算でございます。  続きまして、繰越明許費補正についてご説明をいたします。  議案書の16ページ、17ページをお願いいたします。表に記載の公共用地取得費について、道路新設改良事業、立山地区斜面市街地再生事業及び都市計画街路整備事業に係る繰越明許費の補正をお願いするものでございます。  なお、詳細につきましては、委員会資料に基づきまして、用地課長よりご説明をいたします。  私からは、以上でございます。 154 ◯平野用地課長 それでは、第6号議案「平成29年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」の詳細につきまして、土木部提出委員会資料に沿ってご説明申し上げます。  初めに、1ページをごらんください。歳入予算におきまして、第1目財産貸付収入で補正額433万9,000円、歳出におきまして、第2目土地開発基金積立金で補正額433万9,000円、歳入歳出同額の増額補正をお願いするものです。まず、1の概要でございますが、土地取得特別会計で先行取得した土地の暫定活用に伴う収入増が見込まれるため、土地貸付料相当額を財産貸付収入として増額補正し、その財産貸付収入を土地開発基金に積み立てる必要があるため、歳出予算も同額の補正をお願いするものでございます。続きまして、2.補正内容でございますが、財産貸付収入が当初予算を433万9,000円上回る見込みとなったことによるものでございますが、主な内容といたしましては、交流拠点用地の貸付料の収入の増が主な要素でございます。次に、3.財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  次に、資料2ページをごらんください。歳入予算におきまして、第1目不動産売払収入で補正額2億3,239万6,000円、歳出におきましては、第3目土地開発基金借入金償還金で補正額2億3,239万6,000円、歳入歳出同額の増額補正をお願いするものでございます。まず、1概要でございますが、土地取得特別会計で先行取得していた土地等を、平成29年度において、各事業課の一般会計で追加して買い戻しを行うため、不動産売払収入として増額補正をし、その不動産売払収入のうち取得価格分について、土地開発基金に償還する必要があるため、歳出予算も同額の増額補正をお願いするものでございます。2.補正内容については、記載のとおりでございます。  次に、3.財源内訳についても、記載のとおりでございますので、ご参照いただければと思います。  恐れ入りますが、3ページをごらんください。土地取得特別会計における補正の現金の動きをフロー図で示しております。今回の補正に該当する箇所を網かけしております。左側から歳入、右側が歳出となります。まず、フロー図上段左に示すとおり、太枠の中の財産貸付収入のうち、土地建物貸付料の増に伴い増額し、その分をフロー図上段右側の土地開発基金積立金として、土地開発基金に積み立てるものでございます。次に、事業課が、一般会計で追加して買い戻しを行うため、フロー図下段の左の中の不動産売払収入を増額し、その同額をフロー図下段右側の土地開発基金借入金償還金として土地開発基金へ償還するものでございます。  最後に、繰越明許補正についてご説明いたします。恐れ入りますが、資料の4ページの繰越明許費一覧をごらんください。まず、道路新設改良事業用地取得費で、市道星取川上町1号線の道路改良事業及び市道清水町白鳥町1号線の道路改良事業におきまして、合わせて1億1,057万4,000円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。次に、立山地区斜面市街地再生事業で、632万6,000円の繰り越しを、最後に、都市計画街路整備事業で、常盤町大浦元町線(椎の木工区)及び銅座町松が枝町線(銅座工区)におきまして、合わせて1億3,420万9,000円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。繰り越す理由でございますが、3つの事業におきまして、地権者15名、建物所有者1名、借家人3名との用地及び移転の交渉に不測の日数を要したことにより、事業が年度内に完了しない見込みであるためでございます。なお、3事業とも、建物の解体の時期については、おおむね10月に解体の予定となっているところでございます。  5ページから7ページには、各事業の位置図を添付しております。赤色の部分が繰り越しの対象箇所でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 155 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。 156 ◯林 広文委員 参考までにちょっと確認なんですけれども、この財産貸付収入が433万9,000円ふえたということで、今の説明で言うと、交流拠点用地として確保している土地の暫定活用として今駐車場になっていると思いますけれども、ここの部分がふえたのかなというふうに理解しましたけれども、そもそも予定としてはどのくらいの収入を予定していて今回の補正で上げた部分が上がったのか。この辺の理由を教えてください。 157 ◯平野用地課長 ただいまのご質問でございますが、交流拠点用地につきましては、当初年間で5,369万2,000円の貸付料を予定しておりました。今回の増額に伴いまして、3月末の見込みでございますが、5,640万円を見込んでおります。差し引き234万8,000円の増となります。増の理由の主なものでございますが、県庁の建設工事に伴う工事業者への関係車両の駐車場の貸し付けを、当初平成29年12月までということで計上いたしておりました。それが、完了した後、今度は新幹線の工事関係車両が引き続き貸してほしいという要望がございまして、平成30年1月以降新幹線の工事関係車両の駐車場をずっと活用させていただいたことなどによって、234万8,000円の増となっております。また、交流拠点用地以外の部分については、交流拠点用地以外の分の貸し付けが予定を上回ったもので、1つ大きなところで言いますと、長崎駅中央通り線というのが、用地今買収しているんですけれども、その用地を建物移転に伴って仮設事務所で使いたいという地権者のご要望がありましたものですから、そういった貸付用地として当初予定になかった貸し付けをしたりしたことで予定が430万円程度ふえたということでございます。  以上でございます。 158 ◯林 広文委員 はい、わかりました。交流拠点用地だけで年間5,600万円という金額が入ってくるというのは、結構な数字だと思います。いずれにしても暫定活用ということですので、きちんとした収入を確保できるよう努力していただきたいと思います。  以上です。 159 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第6号議案「平成29年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 160 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時41分=           =再開 午後3時42分= 161 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第53号議案「工事の請負契約の締結について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 162 ◯三井理財部長 それでは、第53号議案「工事の請負契約の締結について」をご説明いたします。  議案書は157ページでございます。これは、稲佐町及び大浜町における稲佐山公園斜面輸送施設整備工事(3)の請負契約を締結しようとするものでございます。  契約の内容等につきましては契約検査課長から説明させていただき、その後、工事の内容等につきましては、土木部から説明させていただきますので、よろしくご審議お願いいたします。 163 ◯野崎契約検査課長 契約の内容につきまして、委員会提出資料に沿ってご説明いたします。  恐れ入ります、委員会資料の1ページをごらんください。第53号議案は、工事名稲佐山公園斜面輸送施設整備工事(3)に係るもので、契約金額は、2億5,132万3,171円でございます。契約の相手方は、西海興業・本間建設特定建設工事共同企業体で、代表者は長崎市平和町5番19号、株式会社西海興業、代表取締役西山潤一郎、その他の構成員は、長崎市宿町570番地4、本間建設株式会社、代表取締役社長山本清和でございます。工期は、議会の議決を得た日から平成31年7月26日まで、契約の方法は制限付一般競争入札、入札年月日は平成30年1月11日、入札回数は1回で、電子入札により執行しております。なお、仮契約は、平成30年1月16日に締結しております。  次に、資料の5ページをお開きください。制限付一般競争入札の概要を記載しております。本件工事は、大規模な工事であることから、確実かつ円滑な施工を図ることを目的に、共同企業体方式としております。そこで、2.資格要件の(1)共同企業体としての要件に、イ.共同施工方式であること、ウ2者で構成するもの、エ.一構成員の出資比率の最小限度は30%などを付しております。次に、共同企業体の構成員の資格要件といたしまして、資料5ページの後半部分から6ページにかけての2、(2)、アからキまでの基本的要件に加え、大型工事の受注が偏らないように、クからコまでに記載のとおり、落札制限を設けております。また、これらの要件に加え、(3)代表構成員の資格要件に記載のとおり、ア.長崎市内に本店を有する者であること、イ.土木一式の工種で名簿登録があり特定建設業の許可を有すること、ウ.土木一式の工種に係る総合数値が1,050点以上であること、エ.元請として過去10カ年の間に、直接基礎工事の契約を1回以上締結し誠実に履行したものであること、オ.建設業法の規定に基づく直接的かつ恒常的な雇用関係にある監理技術者を専任で配置できることを要件といたしております。また、(4)その他構成員の資格要件についても、記載のとおり要件を定め、公告による募集を行い、入札を実施しております。  恐れ入ります、資料3ページにお戻りください。こちらに入札結果を記載しております。右上に記載のとおり、予定価格は2億5,710万6,000円で、最低制限価格は、2億3,255万2,377円でございます。入札の結果、番号5の西海興業・本間建設特定建設工事共同企業体が落札いたしております。なお、本件の落札率は、90.51%でございます。  資料4ページには、資格審査の結果を記載しておりますのでご参照ください。  引き続き、工事の内容等の詳細につきまして、土木部からご説明いたします。 164 ◯桐谷土木建設課長 それでは、稲佐山公園斜面輸送施設整備工事(3)の内容につきましてご説明いたします。  委員会資料8ページをお開きください。まず、事業目的でございますが、稲佐山公園の山頂展望台への来訪者増加に対応するため、中腹駐車場から山頂までのアクセスの向上を図ることを目的に新たな移送施設を整備し、公園利用者の利便性や快適性の向上を図るものでございます。図面は稲佐山公園の平面図になります。左側が中腹駐車場、右側がロープウェイ稲佐岳駅でございます。スロープカー整備事業としましては、左側の稲佐山公園中腹駐車場部分の中腹駅から、右側の山頂駅までの間において、スロープカーの整備約500メートルを行うもので、図面の赤色と青色で示している箇所が、本工事である稲佐山公園斜面輸送施設整備工事(3)となります。別途工事になりますが、2つの駅の整備と2カ所のレールの基礎工(1)、(2)の整備、その間になります本工事(3)におきましては基礎工事51基を設置し、その上に約500メートルの標高差約80メートルについてのレールを2本設置し、1車両当たり40名の2両編成で運行するもので、乗車時間は片道8分、速さは時速4キロメートルで歩く速さと同程度になります。  9ページをごらんください。上段が連続基礎、下段が独立基礎の標準断面図になります。本工事につきましては、連続基礎31基、独立基礎20基を設置する予定になっております。なお、基礎の配置につきましては、8ページの平面図に記載しておりますのでご参照ください。  10ページをお開きください。本事業の整備スケジュールになります。表の左側に、スロープカー整備の各工種を記載し、おのおのの工種ごとに、平成28年度から平成31年度にかけて整備スケジュールを記載しております。薄く黄色で着色している箇所が今回の斜面輸送施設整備工事(3)で、工事期間は16カ月を予定しております。なお、スロープカー整備事業全体としましては、スターハウス解体工事、山頂駅舎工事、中腹駅舎工事なども並行して実施し、平成31年7月を完成予定としております。  私からの説明は以上でございます。
    165 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第53号議案「工事の請負契約の締結について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 166 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時50分=           =再開 午後3時52分= 167 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8号議案「平成29年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 168 ◯武田上下水道局長 それでは、第8号議案「平成29年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明をいたします。  今回の議案は、国の補助内示の減に伴う建設改良事業費その他について、予算の補正をしようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。まず、第2条でございますが、これは予算に定めた業務の予定量のうち、主要な建設改良事業の一部を補正しようとするものでございます。公共下水道建設事業について、38億8,397万4,000円を28億5,016万3,000円に、それから公共下水道雨水建設事業について5億1,270万円を2億3,870万円に、それぞれ減額しようとするものでございます。  次に、議案書2ページをお開きいただきたいと思います。第3条でございますが、これは資本的収入及び支出の予定額を補正しようとするものでございます。収入におきましては、対象事業費の減により、その財源について調整を行い、第1款資本的収入第1項企業債を5億6,210万円、それから第5項補助金を6億8,353万円、それぞれ減額し、資本的収入の総額を95億4,497万6,000円にしようとするものでございます。支出におきましては、国の補助内示の減により、第1款資本的支出第1項建設改良費を13億781万1,000円減額し、資本的支出の総額を140億3,949万円にしようとするものでございます。収入及び支出の補正に伴います資本的収入の不足額に対する補填財源につきましても、第3条本文記載のとおり改めようとするものでございます。  次に、議案書3ページをお開きいただきたいと思います。第4条でございますが、下水道建設事業費に係る起債の限度額24億1,390万円を18億5,180万円に減額しようとするものでございます  なお、議案書6ページから11ページにかけましては、補正予算実施計画、それから平成29年度末の予定貸借対照表、それから予定キャッシュ・フロー計算書及び注記を掲載しておりますので、ご参照をお願いいたします。  私からの説明は以上でございますが、詳細につきましては、事業部長から説明させていただきます。 169 ◯中村事業部長 1.国庫補助内示減に伴う減額補正につきまして、上下水道局提出の委員会資料に基づき説明させていただきます。  まず、資料の1ページをお開きください。(1)概要でございますが、国庫補助事業の内示減に伴い、その対象となる事業費を減額するものでございます。(2)内容でございますが、第1款資本的支出、第1項建設改良費、第2目【単独】公共下水道雨水建設事業費及び第5目【補助】公共下水道雨水建設事業費につきまして、国庫補助の内示減に伴い、第5目の茂木第一排水区雨水渠布設工事などの事業費2億5,400万円と第2目の付帯する単独事業費2,000万円を合わせて減額するものでございます。次に、第4目【補助】公共下水道建設事業費につきましては、西部下水処理場No.2汚泥脱水機設備改築工事などの事業費10億3,381万1,000円を減額するものでございます。次に、(3)財源内訳でございますが、内示との差額については、国庫補助金の欄に記載しており、6億8,353万円の減となっております。  社会資本整備総合交付金の下水道関係予算の確保につきましては、国土交通省などに陳情活動を行っておりますが、引き続き予算確保等に向けた要望活動を行ってまいります。  次に、2ページには、補正予算の総括表を添付しておりますので、ご参照ください。  説明は以上でございます。 170 ◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第8号議案「平成29年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 171 ◯中村俊介委員長 ご異議ないと認めます。  よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時58分=           =再開 午後3時59分= 172 ◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。 〔閉会中の付託案件、行政視察及び委員会の所管 事務調査について協議した結果、次のとおり決定 した。 1 閉会中の付託案件については、「都市基盤及  び住環境の整備のさらなる充実について」に決  定した。 2 行政視察については、1班編成とし、本件に  関する理事者同行については派遣依頼を行うこ  とに決定した。 3 委員会の所管事務調査については、適宜必要  に応じて検討することに決定した。〕 173 ◯中村俊介委員長 それではこれをもちまして、本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会は、明日、午前10時から当委員会室で開会いたします。           =散会 午後4時4分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成30年5月17日         建設水道委員長 中村 俊介 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...