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1. 長崎市議会 2018-02-02
   2018-02-02 長崎市：平成30年議会運営委員会 本文

   
   取得元: 長崎市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-09-09
   ↓ 最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 　　　　　　　　　　＝開会　午後０時58分＝ ◯平野　剛委員長　ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。 　本日は、創生自民の岩永委員が欠席のため、代理として吉原議員が出席されておられます。 　それでは、１.常任委員及び議会運営委員の確認についてを議題といたします。 　事務局の説明を求めます。 2 ◯松竹議事調査課長　１ページの資料１をごらんください。 　常任委員及び議会運営委員につきましては、前回の議運において、正副委員長及び委員の割り振りが決定しておりましたので、各会派からの届出に基づきまして、平成30年会派別委員会名簿を作成いたしております。ご確認をそれぞれお願いいたしたいと思います。 　説明は以上でございます。 3 ◯平野　剛委員長　ただいま議事調査課長から説明がありましたが、資料１のとおり決定することとしてよろしいでしょうか。 　　　　〔「異議なし」と言う者あり〕 4 ◯平野　剛委員長　では、そのように決定いたします。 　次に、２.会議録署名議員及び予備署名議員の確認についてを議題といたします。 　事務局の説明を求めます。 5 ◯松竹議事調査課長　２ページの資料２をごらんください。この表の一番下のところになります。 　会議録署名議員につきましては、前回の議運におきまして、公明党から福澤照充議員、創生自民から岩永敏博議員にご決定をいただいております。また、予備署名議員につきましては、市民クラブから木森俊也議員、明政クラブから山口政嘉議員とする届け出が出されておりますのでご確認をお願いいたします。 　説明は以上でございます。 6 ◯平野　剛委員長　ただいま議事調査課長から説明がありましたが、資料２のとおり決定することとしてよろしいでしょうか。 　　　　〔「異議なし」と言う者あり〕 7 ◯平野　剛委員長　では、そのように決定いたします。 　次に、３.その他の(1)次回議運の開催予定について説明願います。
   8 ◯松竹議事調査課長　資料はございませんので、表紙をごらんください。協議事項の３.その他でございます。(1)に記載のとおり、２月定例会が今月21日水曜日に招集予定でありますことから、次回は今月14日水曜日午前10時から、定例会前の議運を開催していただきたいと思っております。 　説明は以上でございます。 9 ◯平野　剛委員長　ただいまの説明のとおり、ご了承をお願いいたします。 　次に、(2)その他の件で何かございませんか。なければ、私のほうから１点させていただきます。 　その前に資料を事務局から配付させますので、しばらくお待ちください。 　　　　　　　〔資料配付〕 10 ◯平野　剛委員長　資料は３種類ございます。１つは、長崎大学、長崎県医師会、日本医師会、長崎大学医学部の意見と記載された横書きの両面の資料、２つ目は第92号議案に係る附帯決議、３つ目は、１月30日付の長崎新聞の記事でございます。資料が揃われているかご確認いただければと思います。 　それでは、内容についてご説明させていただきます。 　昨年の11月議会では、９月議会で継続審査となっておりました仁田佐古小学校建設特殊基礎工事の契約議案については可決したものの、執行に当たって、議案の重要性を鑑み、長崎大学を初め、日本医師会、長崎県医師会などの医療関係者の意見を聴取するとともに、これまで出された意見などを尊重し、進めることとの附帯決議を付したところです。さらに、本議案に関連しましては、小島養生所跡の遺構の保存を求める住民投票条例案も出され、市民が注目する中、市議会としては重い責任のもと、否決という判断をさせていただいたところです。このように重要な案件でありますので、その後の経過等につきましては、議会への報告、教育厚生委員会の委員への説明も既になされていると思いますが、１月30日付の長崎新聞では附帯決議に対する対応について大きく報道がなされております。今後の市の対応について、市民も注視していることから、この会議において理事者からの経過説明を求めたいと考えております。 　本日は、教育委員会と文化観光部に出席いただいておりますので本件に関する説明を求めます。 11 ◯股張文化観光部長　平成29年11月市議会におきましては、仁田佐古小学校建設特殊基礎工事に係ります工事の請負契約の締結についての議案に対し、附帯決議が付されましたことから、その内容を重く受けとめ、田上市長または馬場教育長が直接お会いして、医療関係者のご要望に対して回答を行うとともに、ご意見を聴取してまいってきている次第でございます。なお、意見の聴取に当たりましては、各団体に対しまして、体育館に併設する展示室での貴重な情報、これを発信し、小島養生所等の歴史と価値を伝えながら、遺跡の保存・継承を図っていくことについて、協力をお願いしたところでございます。本日は、その経過につきまして、長崎大学、長崎県医師会、日本医師会、長崎大学医学部の意見としまして、お手元のほうに資料を提出させていただいております。これに基づきましてご報告させていただきます。 　まず、１ページでございます。時系列でお示ししておりますが、まず、昨年12月18日には長崎大学を訪問し、学長とお会いして養生所等の遺構の保存に関する長崎市の考え方についてご説明させていただきました。 　大学の主な見解は右の欄になりますが、遺構の保存や学校建設の方針は、さまざまな医学関係者の要望等を踏まえ、長崎市が総合的に判断し決断したものと理解していること、また、今後は、遺構の保存と活用に関し、長崎大学として積極的に協力する意向であるため、早急に展示室の整備等についての協議に向けて大学側メンバーの人選を行いたいということでありました。このようなことから、後ほどご説明しますが、１月10日に展示室の整備等に係る第１回の協議を行っております。その他意見については記載のとおりでございます。 　続きまして、その下の欄になります、12月19日には長崎県医師会を訪問しまして、会長とお会いしてご意見を伺っております。県医師会の主な見解は、まず、近代西洋医学発祥の地として歴史上果たした役割は大きいとし、医療人は養生所等遺構を完全に保存し、適切に活用されることを希望していること、また、大浦中学校の統廃合を踏まえて仁田佐古小学校の建設場所を検討してはどうかと考えていたということを伝えられております。そして、体育館に併設する展示室等につきましては、小学校とはきちんと分離し、誰もが行けるように、観光の面でも近代西洋医学発祥の地としてＰＲしてもらいたいこと、また、ＭＩＣＥの構想によって、長崎大学医学部関係の学会等が開催されることも想定し、医学部など専門家を交えて協議の上、小島養生所など関連施設の資料の展示を実現してもらいたいとの意見が出されております。さらに、貴重な情報を発信し、その歴史と価値を伝えながら、遺跡の保存・継承を図ってもらいたいということ、あわせて、多くの人の意見を聞き、よりよい展示を行って、たくさんの人が集まる場所にしてほしいということでございました。その他意見については記載のとおりでございます。 　続きまして、２ページのほうをごらんください。まず、表の上段のほうになりますが、12月20日には、東京にある日本医師会を訪問し、会長とお会いしてご意見を伺っております。日本医師会の主な見解は、いろいろな意見を聞いて事を進めてもらいたい、また、長崎は西洋医学発祥の地であり、養生所の歴史的価値がしっかり伝えられるよう、遺構の保存・継承を図ってもらいたい、さらに、市内の他の遺跡とも結びつけて工夫をするなどにより、観光面でも関心が寄せられるようにしてほしいということでありました。その他の意見につきましては記載のとおりでございますが、日本医師会の会長からは、現在、順天堂大学のメンバーが中心となって、日本医史学の研究を進めている、このことから、今後の展開において、同大学の協力を得てはどうかといった助言もいただいております。これを踏まえまして、その実現を目指し、同大学と協議していきたいと考えております。 　最後に、表の下の段になります、12月21日には、長崎大学医学部を訪問し、医学部長とお会いしてご意見を伺っております。医学部の主な意見、見解としましては、遺跡の完全保存という強い思いが伝わらず残念であるとしながら、展示室のあり方等については、長崎大学本部を窓口として、今後、長崎市と協議していくことになるだろうということでございました。その他意見については記載のとおりでございます。 　このような意見聴取を経まして、体育館側敷地に残る小島養生所の遺構については、埋蔵文化財の最適な保存方法とされる埋め戻しによる保存を基本としつつ、一部遺構は露出展示により歴史的価値を伝えられるよう、全て現状のまま保存することとしております。また、旧佐古小学校の校舎・グラウンド側敷地に残る遺構等につきましては、既に一部を埋め戻し、新校舎建設の支障となる部分につきましては、精度の高い記録をとった上で移動し、移動した部分につきましては、今後、埋め戻した部分の複製とあわせて、もとの姿をほうふつさせるような敷地内で再現を行いまして、保存・活用することとしております。なお、展示室の整備等に関しましては、先ほどの表の下のほうにございます、欄外に記載のとおり、ことし１月10日に、長崎大学との協議の場における第１回目の会議を開催しております。長崎大学、長崎市それぞれの担当者出席のもと、展示室の外観や展示資料等につきまして意見を交わしておりますが、展示室の外観等につきましては、具体的に内容を詰め、その実現に向けて努めてまいりたいと考えております。 　長崎大学、長崎県医師会、日本医師会及び長崎大学医学部の意見についての説明は以上でございます。 12 ◯平野　剛委員長　本件につきましては、ただいまの説明のとおりご了承をお願いいたします。 　最後に議会運営委員長の立場で申し上げさせていただきますが、今回のような特に重要な案件または市民の注目が非常に高い案件につきましては、所管の常任委員会の委員のみならず、全議員に対して経過、経緯等の報告を行っていただきますよう強く要望しておきますので、今後よろしくお願いしたいと思います。 　それでは、以上をもちまして議会運営委員会を閉会いたします。 　　　　　　　　　　＝閉会　午後１時11分＝ 　上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。 　平成30年２月20日 　　　　　　　　　議会運営委員長　平野　剛 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...