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2017-10-18 長崎市:平成29年建設水道委員会 本文

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  1. 長崎市議会 2017-10-18
    2017-10-18 長崎市:平成29年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯堤 勝彦委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  まず、お手元に総合事務所の追加資料を配付しておりますのでご確認をお願いします。  それでは、第2款総務費第1項総務管理費のうち、総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 2 ◯柴原中央総合事務所長 決算の説明に入ります前に、委員の皆様ご承知のとおり、10月1日の組織改正におきまして行政センター、支所を地域センターに移行するとともに総合事務所の設置を行いまして、市民の皆様へのサービスの提供をより身近にするとともに、また私ども職員も地域により密着して地域の特性にあったまちづくりに取り組んでいくという体制に変わったところでございます。今後、私ども配属された職員一同、一丸となりまして、その趣旨の目的を実現できるように努力していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  それでは、これに伴いまして人事異動があっておりますので、それぞれ事務所ごとに紹介させていただきます。  まず、中央総合事務所の課長級以上の職員を紹介いたします。         〔職員紹介〕 3 ◯島崎東総合事務所長 私のほうから東総合事務所の課長級職員の紹介をさせていただきます。         〔職員紹介〕 4 ◯松尾南総合事務所長 南総合事務所の課長級職員の紹介をさせていただきます。         〔職員紹介〕 5 ◯上野北総合事務所長 北総合事務所の課長級職員の紹介をさせていただきます。         〔職員紹介〕 6 ◯柴原中央総合事務所長 それでは、次に申しわけございませんが、4総合事務所の連名で出させていただいております追加資料の説明をさせていただきたいと思います。  資料の1ページをごらんいただきたいと思います。行政サテライト機能再編成に伴います本庁、総合事務所の業務分担の建設水道委員会に係る内容でございます。これは土木部長が昨日説明させていただきましたが、改めて説明させていただきます。  公の施設につきましては、全ての施設の設置に係ります計画の策定は本庁が行うこととしております。また、施設の新設・改良・全面改修につきましては、総合事務所におきまして補助幹線以外の道路、総合公園それから運動公園以外の公園について行い、それ以外の施設は本庁が行うこととしております。部分改修・維持管理につきましては、総合事務所におきまして市道や公園、客船待合所といった地域利用施設、それからその他市営住宅について行うこととしております。本庁におきましては、それ以外の広域で市民の方々が利用する施設についての部分改修・維持管理を行うこととしております。これにつきましては、昨日もこれでは全くわからないということでございましたので、主要な施策にピンク色のラインをつけさせていただいている資料を加えて提出させていただいております。本日はそれに沿ってまた説明をさせていただきたいと考えております。それから、説明の進め方でございますが、同じ予算科目の同じ事業におきまして、それぞれの総合事務所に決算が上がっているものが多くございますので、各総合事務所が説明いたしますと全く同じ事業内容を繰り返し説明することとなりますので、総合事務所分は合わせまして、所管分として説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。なお、質疑におきましては、必要に応じそれぞれの所管事務所からお答えさせていただきます。  次に、追加資料の平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算総合事務所決算額一覧)についてご説明いたします。
     2ページでございます。これは、今、申し上げました説明の進め方との整合をとるための資料でございます。まず、2ページ目が総合事務所全体の合計となっておりまして、3ページから4ページまでが2ページの支出済額の総合事務所ごとの内訳を記載させていただいております。それから、5ページから8ページは総合事務所ごとの予算現額、支出済額等を記載しているものとなっておりますけれども、これにつきましては、企画財政部提出の同様の部局別歳出決算額一覧の41ページから47ページまでと同じものになっておりまして、各表の下にその企画財政部提出資料と対応するページを載せております。  説明が長くなりまして申しわけございません。それでは、第2款総務費第1項総務管理費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は174ページから177ページまででございます。それから青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載しております、51ページでございます。それから主な支出の内容を記載した箇所につきましては90ページ、91ページでございます。  白い表紙の事項別明細書の174ページ、175ページをお開きください。下のほうにございます、第14目街を美しくする運動推進費のうち、総合事務所所管分につきましては、先ほどご説明いたしました追加資料のほうの2ページの総合事務所決算額一覧の行番号1に記載しております予算現額7,956万1,480円、執行済額7,699万1,019円、不用額257万461円でございます。  次に、青色の主要な施策の成果説明書の51ページをお開きください。個別施策E8-4「地域環境美化を推進します」でございます。平成28年度の取り組み概要としましては、花のあるまちづくり事業において、四季折々の花を道路花壇やフラワーポット等に植栽し、維持管理を行うとともに、自治会やボランティア団体への花苗の配布などを実施しております。関連する主な事業は、同じページの下のほうに記載しております花のあるまちづくり事業費でございます。  詳細につきましては、地域整備1課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 7 ◯川原地域整備1課長 まず、A3の本日提出させていただいております、このピンク色で着色している資料になりますけれども、第14目街を美しくする運動推進費の中で総合事務所所管分につきましてご説明させていただきます。  まず、1.緑化推進費の中の(1)花のあるまちづくり事業費、この中のイ.消耗品費、ウ.光熱水費、エ.修繕料、オ.委託料、それからカ.水道利用加入負担金、キ.その他経費、続きまして、(3)みどりのまちづくり事業費の中のア.消耗品費、イ.委託料、それからエ.その他経費、次に(4)ばらチャレンジ事業費、これが総合事務所の所管の内容となってまいります。  第14目街を美しくする運動推進費の中の1.緑化推進費の(1)花のあるまちづくり事業費でございますが、これは中心市街地の主要な幹線道路や観光ルートの植樹帯などに年間を通じて楽しめます四季折々の花を植栽するための花壇植栽等の委託や、毎年5月下旬から6月上旬にかけ中島川の眼鏡橋付近で実施しております、ながさき紫陽花まつりでのアジサイ装飾のための管理委託、自治会等へ配布しております花苗の育成管理などを実施したものでございます。  A3の91ページになりますけれども、次に、(3)みどりのまちづくり事業費でございますが、公園や校庭などの芝生化を進めるために、鶴見台第1公園などで芝生の植栽業務などを実施したものでございます。次に、(4)ばらチャレンジ事業費でございますが、東山手・南山手地区におきまして、バラのある空間を創出するため、公共空間にバラの植栽委託などを実施したものでございます。  説明は以上でございます。 8 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 9 ◯山本信幸委員 これ不用額が全体として257万円出ているんですけど、内容を聞くと花を植えるとか植栽、育てるとかいう分ございますが、この分でいくと、最終的な調整で工期をどうこうというわけでもなくて、購入とかいわゆる植えるという作業であれば十分この分はできると思うんですけれども、何でこんなに不用額が出てくるんですかね。 10 ◯川原地域整備1課長 この不用額につきましては、花壇管理の業務委託をするときにそのときの差金で生じたものでございます。  以上でございます。 11 ◯山本信幸委員 それはほかの購入とかそういうものには、要は変更で量をふやすとか、またその時期を1回ふやすとか、そういったもので変更というのはきかないんですかね。 12 ◯川原地域整備1課長 ご指摘のとおり、数をふやすとかいう変更も考えられるところではあるんですが、今回の場合、路線を決めてその分に委託をやっていってるということで、純粋にその差金が出たものですから、その分につきましては不用額の処理をさせていただいたということで。ただ委員おっしゃるように、そういう不用額が出るんであればもっと植える範囲を広げたらどうかということもあろうかと思いますので、その辺は改善させていただきたいと考えております。  以上でございます。 13 ◯山本信幸委員 というのが、よく路上の花壇で雑草が生えててそのまま放置されて、時期の花が、その時期のときは終わっているけれども、3月遅くなって植えられるとかそういうことがあるので、今度逆に早目にそういう対応をして、これだけ不用額があるのであれば、もっと皆さん待ってますので、非常にきれいになって道路が美しくなるという話があるので、ぜひこれ対応していただきたいと意見として言わせていただきます。 14 ◯毎熊政直委員 これを見せていただければ、執行率が総合事務所の場合は96.8%、土木部、本庁の場合は45.2%しか執行率がないわけたいね。ということは土木部、本庁の所管の分、これ仕事しよらんということやったとかね。この比較をしてみれば、皆さんのところは96.8%といいんだけど、本庁のほうは45.2%ということで、不用額半分残っているということになるんだけど、この現象が出たのはどういう理由があるのか。ただ本庁が仕事ばしよらんやったということかな。もう本庁で、そのころは本庁も何もなかけどさ、エリアから見ればどういう理由でこうなったのか教えてもらいたい。 15 ◯川原地域整備1課長 昨日、これは土木部の土木総務課のほうがご説明させていただいたときに、毎熊委員からのご指摘があった分でございまして、緑化補助金、屋上緑化であるとか、生垣の緑化、この分が過去3年間の実績をもとに件数を割り振りまして、予算要求したわけなんでございますけれども、実際予定で71件に対して実績は16件だったということで、この分の補助金の支出が少なかったと。昨日、毎熊委員からもその辺仕事してないんじゃないかというご指摘を受けたところでございますけれども、いわゆる緑化の補助金の支出のほうが少なかったと。その分が今の執行率に反映されているという状況でございます。  以上でございます。 16 ◯毎熊政直委員 これを聞いたのは、逆に言えば総合事務所、特に3つの地域の総合事務所のそこに住んでる市民の方が緑化運動に関する意識が高い、協力体制が整っているというふうに判断していいのか、今、言いよるように中央部のそういう屋上緑化とかなんとか、なかなか啓発が進んでないのか、それとも市民協力の分が得られてないのか、そこら辺の原因というのは分析していると。 17 ◯川原地域整備1課長 実際、総合事務所でやっておりますのが花苗の配布であったりとか委託でありますので、委託につきましては行政が主体でやっております。ただ、花苗につきましては地域の方が欲しいということで我々配布しておりますので、そういう意味では地域の方が緑に対する意識は高いという状況ではあるかと思います。ただ一方で緑化補助金、自分の家に木を植えるということは件数が少なかった。実は予算で少しとり過ぎたかなというところは当然あるんですが、今、家を建てる戸数はやはり少なくなってきてるということがございまして、その分で新たに植栽するケースが少なくなっているというのが現状で、緑に対する意識は皆さん結構高くお持ちなんじゃないかなということは考えております。  以上でございます。 18 ◯毎熊政直委員 理由は一定理解したけど、ただ、逆に今後が心配さ。本庁はじゃ予算を少なくすれば執行率は上がるわけたい。半分にすれば100%になるとやけん。そういう体制に持っていこうとしているのか。逆に言えば本庁、我々が今わからないところが、本庁と総合事務所、同じ事業をやって、片一方じゃ本庁の分は予算をちょっと多過ぎたですかねって。平成28年度は本庁も総合事務所もなかったとやっけん。分けたらこうなってしまったということで、この実績というものをきちんとやはり把握してやらんと、今度逆に言えば、前はみどりの課が主体的にやってたのが、今みどりの課はもうなくなったんだから。そこら辺をきちんと整合性を持たせてやらんと、今もう本庁にそういう全部把握できる人材がいなくなったわけだろうから。だから、そこら辺が逆に言えば心配だから、きちんと長崎市全域的に、こういう街を美しくする運動っていうことであれば、もう今言うように、予算を減らしてしまえば仕事せんでよかとやけん。そこら辺はちゃんと本庁とも協議しながら、それで逆に総合事務所管内が緑に対する市民の意識が高くて協力していただけるなら予算をふやすと。そういうことも次年度の予算編成からはそういうこともやはり考えていかなきゃならないと思うから、そういうふうにいろいろ全体的なプランをしてもらわないと、総合事務所と本庁とのやりとりというのがお互いボタンのかけ違いとかなんとかないように、そのようにお願いいたします。 19 ◯柴原中央総合事務所長 ただいまの毎熊委員のご指摘でございますけれども、まさに連携という部分がこれからは必要になってくると考えております。私ども総合事務所におきましては先ほど申し上げましたとおり、地域の皆様に密着してということでございますので、地域に足を運ばせていただきましていろいろ市民の皆様のお声を頂戴すると。それをいろんな事業展開に結びつけていくと。それも事務所間でバランスの不整合が起きないように、これは中央総合事務所が私どもの事務の役割として取りまとめというものを、調整という役割を担っておりますので、十分俯瞰しながら、調整を図りながらやっていきたいと思っております。市民の皆様のお聞きした声は十分本庁のほうに届けまして調整を行いながら、事務所間だけじゃなくて、本庁との調整も行いながら予算というものを考えていきたいと考えております。  以上でございます。 20 ◯西田実伸委員 まず、みどりの協力隊が今までみどりの課が所管だったんだけど、これがどのようになったのかというのが1つと、細々は言いませんが、例えば紫陽花まつりとかばらチャレンジとかあるんですが、この所管が地域のほうではどこの総合事務所になるのかというのを2つお聞きします。 21 ◯川原地域整備1課長 みどりの協力隊につきましては、本庁の土木総務課のほうがそういう団体の事務を扱うようになっております。それから、紫陽花まつりとそれからばらチャンレジでございますけれども、これ地域でいきますと、地域整備2課のほうの業務になってまいります。中央総合事務所の中の地域整備2課、中央の中の東側南側が地域整備2課の担当でございまして、地域整備1課はどちらかというと北西部のほうに仕事の役割がございますんで、紫陽花まつり、それからばらチャンレジにつきましては、中央の南側のほうの業務ということで地域整備2課の所管になってまいります。  以上でございます。 22 ◯西田実伸委員 みどりの協力隊が土木総務課となれば、これは所管外かもしれないけれども教えてください。この予算ではどこになってくるのかな。どこに上がって、どこが指示するのかというのが1つ。というのは、花が関係ありますよね。そういう花の事業というのが、この予算の中に入ってたかな。ちょっと疑問があって、連携してるのかなと思ったんですよ。だから、どこのところに決算が上がってるのかというのを知りたかったのが1つですね。 23 ◯川原地域整備1課長 みどりの協力隊のときに、花苗を買って植えたりとかしておりますけれども、その分につきましては、91ページの(3)みどりのまちづくり事業費がございますけれども、この中のその他の経費の中に、平成28年度でいきますと我々が持ってる修繕料であったりとか、みどりの協力隊で使った花苗のこの消耗品の購入費とか、そういったものがこのその他の経費の中に入っております。 24 ◯西田実伸委員 きのうも同じこと言ったんだけど、その他の経費というのは2つにまたがっているわけたいね。だから、今そちらが提出した資料では総合事務所のものなんだよとしか理解できないわけですよ。私は資料でものを言ってるからね。きのうの傾向も見たんだけど、その他の経費が全部2つの総合事務所とその所管にまたがっているわけですよ。そういう説明をしてもらわんと、今の課長の説明ではちょっと違う説明になってくるんですけど、もう少し丁寧に説明してください。 25 ◯川原地域整備1課長 申しわけございません。いわゆる土木総務課が所管するような形になっております、例えば公共花壇デザイン選定審査会開催費でございますけれども、この部分のデザインコンクールの費用に要する費用につきましては、91ページの一番上のほうに上段から2番目にありますキのその他の経費の中に入っておりますデザインコンクールの印刷、製本であったりとかがその他の経費に含まれております。  それから、先ほどのみどりの協力隊の花を買ったりとかそういう材料費につきましては、(3)のみどりのまちづくり事業費の中のエのその他の経費の中にその分も含まれております。その分が土木総務課に行った業務で、その他の経費ということで両課といいますか、土木総務課のほうと総合事務所のほうにまたがっている内容になってまいります。  以上でございます。 26 ◯浦川基継委員 ちょっとお尋ねしたいんですけど、ばらチャレンジ事業と先ほどの紫陽花まつりのことで、中央の総合事務所のほうにということで聞いたんですけど、これまで私は紫陽花まつりにしてもばらチャレンジにしても、観光とかそういった面も担ってると思ってたんですよ。そしたら、総合事務所で公園のような形で受け取ったのかわかりませんけれども、それなら、じゃ今後は、例えば総合事務所でそれぞれ4つあるとで、それぞれ総合事務所で新たに私たち南部は何ばするとか、北部は何ばするとかいうような形で、そういった形で取り組んでいくような事業というふうに考えていいんでしょうか。 27 ◯川原地域整備1課長 確かにばらチャンレジにいたしましても、それから紫陽花まつりにいたしましても、観光の面が強うございますので、その辺は我々総合事務所の方は文化観光部ともちゃんと連携しながら今後もその維持、それから向上を図っていくという形になってくるかと思います。ただ、いわゆるこの業務委託でやるということで、地域に密着した業務になってくるという観点から総合事務所のほうに所管がなっておりますので、今後も総合事務所、それから観光サイドとか、そういったところと話しながらその事業展開を進めていく形になってくると考えております。  以上でございます。 28 ◯浦川基継委員 そうなると、地域で観光とか交流とか何かよくわかりませんけど、そういった形で地域以外の人が入り込んでくるような事業は、全部総合事務所がそういったふうに所管していくんですか。土木企画課がするんじゃないかなと。土木企画課というより、文化観光部、私これ観光的な部分での全体としての取り組みと思っていたものですけんが、そこら辺がもう全然、考え方が変わると思うんですよね。 29 ◯川原地域整備1課長 紫陽花まつりは、主体自体が確かに観光推進課のほうがやっております。いわゆる全体的な調整をですね。私たちの紫陽花まつりの委託につきましては、いわゆるアジサイを中島川周辺であったり、あるいはシーボルトの鳴滝町のほうに植栽委託でアジサイを植えて置いてるという、いわゆるその実務作業を我々のほうがやっておりますので、今後もそういう文化観光部のほうが企画あるいはその中心となる分につきましても、その中で例えば花をこっちにふやすとか、こっちに置くとか、そういった話につきましては文化観光部と話をさせていただきながら、文化観光部のどちらかと言うと企画になるかと思うんですけれども、そちらと連携しながらやっていくような形になると考えております。  以上でございます。 30 ◯浦川基継委員 連携するのかどうかわかりませんけど、基本的には市民生活に密着したことを総合事務所ですると聞いているんですけど、そういったところに、どんどん幅広く観光のほうもしますよ、何ばしますよって、連携しますよって言っていったら、どうなっていくのかはっきりわからんとですたいね。本庁のほうの土木企画課なりが文化観光部のほうで調整しますよというのはわかるけど、それもこれも入れますよと言うたら、先ほども言ったですけど、ばらチャレンジなんてグラバー園の洋館の中で何かしてたと思うんですけど、それがやはり観光客の人たちに寄与する部分と思ってたんですよね。紫陽花まつりの場合やったら中島川の周辺でしたのを市民の方にプレゼントしたりして、広くアジサイを広げていく事業というふうに私は認識してたんですよね。だから、ここの地域だけのあれとは私は思ってなかったんですよね。でも、総合事務所に移管するということは市民生活に密着したことをするというんであるならば、ちょっと事業の目的自体が、目的はちょっとこう書いていて、読みましたけどちょっと何か違うような気が私はするんですよね。だから今度、ほかの各総合事務所でもそういったことをしたいと言い出したら、どうなっていくのか。また、観光面のところで地域でするとかしないとか言うたら、いや文化観光部に話ばするんじゃなくて、いや総合事務所に話ばしてもらわんば困るというのか、そこはどういうふうに考えてらっしゃるんですか。 31 ◯柴原中央総合事務所長 浦川委員のご指摘でございますけれども、確かにその事業目的として市民の皆さんに楽しんでいただく部分と観光客の皆さんにもあわせて楽しんでいただく部分というのが重複する分はあろうかと思います。今回こういった予算といいますか、所管分けをしておりますのは、まずその紫陽花まつりとかでございましたら都市公園の中で行っていたということでございますので、施設に付随したものに事業としてついてきていると、そういったものもそれぞれの総合事務所で受け持つという整理がされている部分はまずございます。それにあわせて、現在やってきた部分でそれぞれの施設を所管しているところに予算がついてる部分につきましては、それぞれの総合事務所が今後も行っていくもの、例えば水仙まつりにしてもそうですけれども、これは南総合事務所のほうで予算を受けておりますので、それをやっていくと。そこに新たに市民の皆さんに楽しんでいただくというものプラス観光的な要素があるものにつきましては、先ほど地域整備1課長から申し上げておりますように、そういった関係部署と連携をとって、あるいは判断をしながらどちらでやっていくのがいいのか、施設につくものとして総合事務所でやっていくほうがいいのか、あるいは観光事業としてやっていくほうがいいのか、そういったところは新たなものについては今後十分にどちらがなじむのかということを考えながら、やっていきたいと考えております。  以上でございます。 32 ◯浦川基継委員 どちらでなじむかっていうか、私が聞いたとは市民生活に密着したところでより近くでそういったサービスを提供するというふうに聞いてたものですけんが、そういった観光のところも一生懸命やっていくと言うんであるならばちょっと、ながさきグリーンキャンペーンって所管は違いますよと書いてありますけど、こういったところを土木企画課でするのかわかりませんけど、こういったものははじいてるのに、これ中央地区でしよるですたいね。北部でしよるとかちょっと場所的なことはわかりませんけど、今これで見れば、ベルナード観光通りですけん中央地区でしてると思うんですけど、こういったとは入れない。でも、ばらチャレンジとか紫陽花まつりのとは入れますよって言う。だからそこの線引きが全くわからないと思うんですよね。これ広くしよるから本庁ですよではじいたのか、ばらチャレンジは地区だからとか観光にくっついてる。だから観光にくっつけるというとばつけたら、私はおかしくなると思うんですよね。だから、そこはまたもっと整理する必要があるんじゃないんですか。 33 ◯柴原中央総合事務所長 はっきりしない部分も確かにちょっと今あるかなと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、基本的には所管している施設についているものと私どもは判断しております。公園設置施設でありましたら、都市公園はそれぞれの総合事務所で持つことになりますので、そこでやるイベントにつきましては、総合事務所が所管をするということでございまして、市有施設以外で例えばいろんな広場とか通りでやる場合には、それぞれその振興をやっているところ、観光客相手でありましたら文化観光部でありますとか、そういったところがやっていくということが大きな考え方になると考えております。  以上でございます。 34 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時37分=           =再開 午前10時48分= 35 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  理事者側と議会側のお互いに歩み寄らんばとはあるとですけど、わかりにくいところもあります。しかし今回は、決算を中心ということでお互い質疑していったらどうかなと思いますので、委員の皆様ご協力をお願いできればと思います。〔発言する者あり〕今後の件は、新たに……〔発言する者あり〕  暫時休憩します。           =休憩 午前10時48分=           =再開 午前10時52分= 36 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  今回、異例の決算審査となっておりますので、お互い理解をしようと思ってやっておりますので、どうしてものところはお聞きしますので、そこのところを踏まえて理事者のほうもお答えいただければと思っております。  ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第4款衛生費第2項清掃費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 37 ◯上野北総合事務所長 第4款衛生費第2項清掃費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は234ページの中ほど、第2目ごみ処理費でございます。237ページまでございます。主要な施策の成果説明書は、追加資料のピンクでマーカーをしておりますけれども、238ページから239ページまでとなっております。  白い表紙の事項別明細書237ページをお開きください。備考欄の一番上の三京クリーンランド埋立処分維持管理費の一部が総合事務所の支出額となっております。  ここで追加資料の総合事務所決算額一覧表、2ページの総合事務所決算額一覧表の行番号5に記載しております、この金額は全て北総合事務所の所管となっておりまして予算減額977万9,000円、支出済額948万261円、不用額29万8,739円でございます。  詳細につきましては、北総合事務所地域整備課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 38 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 主な支出の内容につきましては、主要な施策の成果説明書の写しとなりますが、総合事務所提出の追加資料によりご説明させていただきます。  追加資料の2枚目になりますけど、ページ数でいきますと238ページになります。第2目ごみ処理費のうち、北総合事務所の所管につきましては、追加資料のほうには明示されておりませんが、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の237ページにあります、3.ごみ最終処理費のうち、追加資料の左側の238ページの上のほうに記載の(2)三京クリーンランド埋立処分場維持管理費の中のさくらの里の維持管理に係る部分でございまして、さくらの里にございます大芝生広場やテニスコート、遊戯運動広場、駐車場、桜の植栽などの維持管理に要した経費でございます。主な内訳としましては、追加資料でピンクで着色しております項目になります。イ.燃料費につきましては車両及び草刈り機のガソリン代などを、ウ.光熱水費につきましては電気料などを、エ.施設等修繕料につきましてはトイレの修繕料などを支出したものでございます。次に、オ.委託料の(エ)さくらの里管理委託につきましては、全額を芝の刈り込みや植え込み、トイレの清掃、除草作業などを地元の団体でございます三京町環境整備企業組合に委託したものでございます。また、(キ)警備委託につきましては、3月から4月の桜の花見のシーズンに、花見客などが利用する駐車場の誘導警備を委託したものでございます。  次に、追加資料でいきますと右側の239ページになりますが、カ.使用料及び賃借料の(イ)その他につきましては、花見の時期にトイレの不足を解消するために設置しております仮設トイレ借上料を、ケ.その他経費につきましては、トイレし尿処理手数料などを支出したものでございます。  説明は以上でございます。 39 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 40 ◯内田隆英委員 三京クリーンランドの埋め立てのことについて基本的にお聞きしますけれども、焼却灰とかいろいろ出てくるものについて、ここの三京クリーンランドのほうに埋め立てをずっと進めていくのかどうか、ここの部分についてはここまで測量なんかしてるけれども、どうするのかそういう考えがあるのかな。 41 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 今回ご説明させていただいています三京クリーンランド埋立処分場維持管理費の一部になります、さくらの里の維持管理につきましては、10月1日の行政サテライトの機能再編成に伴いまして水産農林部のほうから底地の所管が土木部のほうになりまして、その関係でこちらのほうでご審議いただいているものでございまして、維持管理にかかわる行為というのが各総合事務所のほうで行うということでなっておりますので、さくらの里の場所が北総合事務所の所管地となりますので、維持管理に係ります経費につきましては、北総合事務所のほうでご説明させていただいたものでございます。  以上でございます。〔発言する者あり〕 42 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時59分=           =再開 午前10時59分= 43 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。 44 ◯毎熊政直委員 これ本当、皆さんに聞いてもわからんかもしれんけど、今ここで議会としてこれは聞いとかんと、これ公園管理ということで北総合事務所にされてるけど、このさくらの里はもともとそういう処分場だったということで、経緯はもう十分わかってるけど、今まで公園としてここだけ特別扱いさ。それを今度、北総合事務所が受けますと。特別扱いをずっと続けてしまったら、ほかの公園も同じように地域で、じゃ、こういう清掃とか管理委託の業務を引き受ける、その組合をつくって地域にお金をくれっていうことが出てくる可能性もあるとよ。今度比較したら。今まで水産農林部がこれをかなり議会としてもいつまでこれを続けるんだと、一定目的はもう果たしてしまってるそこの公園の部分を何でここだけに委託料を払ってまで、ほかのところは管理の仕方が違うわけよ、予算のつくり方も立て方も全然違うわけよ。そういう経緯がある中で今度ぽんと北総合事務所にやられたら、北総合事務所もほかの公園との比較が全然違ってくると思うよ。もともと予算が違うんだから、扱いが違うと。それを簡単に受けて、そこら辺ばきちんと市の行政方針を決めてもらわないと我々も今度今からここでだまってこれ聞いとったらさ、決算を認めとったらさ、今後ものを言えんごとなるけんさ。これずっと問題があって、遊具1つつくるのにもあそこはものすごい金かけてつくってきてるんだから、そこら辺のほかの公園の違いとかいうものが全然、今後どういう検討していくのかっていう方針を示されないまま受けたということやっけんね。これじゃ、やはり、そこは今後どう考えているのかということをどうしても聞かなくちゃならない。聞くとすればこれは本庁にこの分聞けっていうとね。私たちは管理だけだから知りませんというわけ。そこのすみ分けどうなっていると。 45 ◯田畑地域整備2課長 この三京クリーンランドにかかわる分につきましては、もともと地域に埋め立て処分場をつくるという形の中で地元のほうと話をさせていただく中で、桜をたくさん植えることによって、三京のイメージをアップさせようといったようなことからこの広場のさくらの里の建設維持が始まったわけでございます。そういった中で今、委員ご指摘のとおり、やはり1年はクリーンランド処分場にかかわります還元施設といいますか、そういった中で地元の皆様が団体の企業組合に委託しているという面でほかの公園等とは違うということでございます。一方では、地域の皆様が使われる際には、運動公園のシステムがございまして、そういった関係で公園的な側面もございます。こういった中で今回、これまでは水産農林部が農業系の土地利用をするということでかかわってまいりましたけれども、環境部のほうで所管したほうがいいか、それとも公園として今後やっていくのかという整理の中で、今後やはり地域の皆様の公園としての整備をしていくほうがいいだろうということで、北総合事務所のほうが区域になりますので担当をするといった形で整理を行いました。しかしながら、やはり還元施設としての位置づけもございますので、今後、企業組合、地元の皆様とお話をしながら維持管理についても費用についても、やはり調整させていただきたいと考えております。  以上でございます。 46 ◯毎熊政直委員 今の田畑課長は水産農林部にいたからその経緯のこと聞かんけど、全部流れも、ものすごい市があそこを農地に復旧してというふうなことで賃料を長年払ってきて、プラス最後やはり買いますからと。もう畑になりませんから、ガスが出ますからと。高い金で今度また、2倍、3倍で買っているとよ。それだけのこともはっきり言えば行政のミスさ。それでそれに持ってきて、さくらの里だけ委託費をこんな地域の方に全てそれがだめとは言わんけど、同じ北総合事務所が抱える公園との違いというものを今後ずっと今のままやっていく考えでいくのかということを聞きよるわけよ。あそこだけ特別ですよと。公園と名はついてますけど、あそこはもう地元対策公園ですよと。さくらの里でなくて、地元対策さくらの里というぐらいの位置づけをしていくつもりなのかということを、そういうことをきちんと話をして所管がえをしてるのかいうことを聞きたいわけよ。 47 ◯柴原中央総合事務所長 毎熊委員のご指摘はずっと長年にわたり、ここの問題は、もともとは土地改良事業から始まりましてそれがだめになったと。それから土地を買収してきたというのはまさにご指摘のとおりでございます。やはり地域との協議の中で一定最終処分場ということで長崎市全体の分を受け入れていただいているということで、地域との協議をずっとさせていただいてきたということもございます。管理委託が都市整備公社が解散しまして、そこに雇用されていた方々の雇用を守らなければいけないということもその地域のほうから要望いただいてやってきた部分がございますので、やはりこの方針というのはなかなか今、直ちに変えるというのは難しいんじゃないかと考えておるところでございます。そういった経緯を含めて移管がされたかということでございますけれども、詳細にそういったものをこういう方針というのははっきり申し上げて決めたものはございませんけれども、私ども今の考え方といたしましては、やはり当分はやはり地元の皆様からいただいた、まだ長期にわたり最終処分場は運営しなければなりませんので、そういった部分は一定またお話を、これずっと地元の企業組合とお話をさせていただいておりますので、当分はこれを続けていかざるを得ないと考えております。  以上でございます。 48 ◯毎熊政直委員 ここで、ここにおられるメンバーにこのことの結論を聞いても出ないから。ただ、こういう今、清掃費が出てきて、さくらの里が出てきたから、委員会としては過去の経緯を含めた中で今後ここをきちんとまた再検討をしながら維持管理、委託のやり方というのを検討しながら進めてくれということをきちんと課題を申し述べとったということだけは、また後々責任ある部と話してもらうように、そう要望しておきます。  以上です。 49 ◯池田章子委員 決算の質問をします。  この警備委託の説明が花見客の時期の警備というふうにおっしゃってましたが、これ何名分、何日分の実績ですか。 50 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 警備費につきましては、花見シーズンの土日、特に人が多いときに限りまして1名から2名程度を配置していたものでございます。  以上でございます。 51 ◯池田章子委員 桜の時期というと、長くて一、二週間ですよね。その土日って何回もあっても4日ですよね。1名から2名で82万7,000円ですか。 52 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 この決算に示しております金額の一部がさくらの里の管理にかかわります花見シーズンの警備費になります。決算額としましては10万2,060円になります。  以上でございます。 53 ◯池田章子委員 82万円の決算の説明が10万円分の花見の時期の警備委託ですっていうのじゃ説明にならないんですよ。それじゃ私審査できません。もともとこれを聞いたのは、もともとの花見のことでちょっと苦情が来ていたので私もお尋ねしたんですけれども、じゃ、あとの部分は何なんですかっていう。あとの警備って何の警備ですか。 54 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 このさくらの里にかかわります三京クリーンランド埋立処分場の業務につきましては、環境部と同じ業務委託の中で一部をさくらの里の業務委託費として計上しておるものでございまして、そのうち、残りの分については、三京クリーンランドのほうの予算ということになります。  以上でございます。 55 ◯池田章子委員 そういう説明をちゃんとしていただかなければ、ここはもう北総合事務所の予算ですって。もうさっきの仕分けの話にちょっとなるけど、そういうところの説明を、うち10万円ですって言ってもらわないとわからないんですよね。その約10万円にしても結構な値段だと思うんですが、ここでちょっと土日に1名から2名っていうので、これはことしの話なのでこの決算には直結はしてないんですけれども、桜の時期がずれました、桜は咲いていませんでした、観光客は来ていませんでしたと。なのに警備員が2人立ってますという、そういう使われ方もしてるみたいなので、ちゃんとこれが適正に使われてるかどうか、もう10万円って言えば、市の予算からすれば少ないかもしれませんけど、そういう苦情が入ってきてますので。桜の時期ってずれるのは当たり前ですから、契約のときからちゃんと桜が咲いてお客さんがたくさん来て必要になった時期から警備をしてくださいというふうな、そういう契約にしてもらわないと、市民から見てもこれ税金の無駄遣いという声が上がってきてますんで、そこのところだけちゃんと今後やっていただきたいと言っておきますけど、いかがですか。できますか。 56 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 委員ご指摘のとおり、花見シーズンにつきましては、その季節、季節によって時期がずれてまいりますので、その花見ができるようなシーズンに合わせて今後、警備員を配置していくように検討したいと考えております。
     以上でございます。 57 ◯西田実伸委員 所管が変わってるのでわからないので質問します。  予算現額が要求額を含めて水産農林部の三京クリーンランド埋立処分場維持管理費が当初予算では970万円ぐらいですよね。これに補正がついたか知りませんが、今回の決算では幾らか、1億9,000万円になってます。もう1つ、これは水産農林部のやつですよね、次に、このすみ分けがわからないんだけど、環境部からも三京クリーンランド埋立処分場維持管理費で、これも同じ中身で違うんだけれども1億9,000万円ぐらいの環境部から出ているとですよ。きっと違うと思うんだけれども、ごみの処分だけが環境部でやって、1億9,000万円で、このようないろいろと維持費の関係で決算で1億9,000万円出てるんだけど、ここのすみ分けがよくわからないんですよ。 58 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 追加資料のほうで提出しております、ページ数でいきますと238ページのほうに(2)三京クリーンランド埋立処分場維持管理費で1億9,040万5,919円とございますが、このうち、さくらの里の維持管理にかかわる経費につきましては先ほどご説明した予算現額は977万9,000円のうち、支出済額といたしまして、948万261円となっております。この追加資料の中で着色しております業務の一部がさくらの里の維持管理に費やした経費でございまして、このうち、オの委託料の(エ)さくらの里管理委託料につきましては全額がさくらの里の維持管理費となっています。これにつきましては、一部がさくらの里の維持管理費ということになります。 59 ◯西田実伸委員 細々した中身を言ってるわけじゃないのよ。要は、これは環境部の所管でも入っているので、でもそれの一部を北総合事務所が今回とってるわけさ。でも、ここで質問するのは、要するに、なぜ予算額とこの決算額の差があるのかというのが私の質問の趣旨で、それは所管を割っているじゃないかということを言えば、そしたら、その中の中身は何なのという、私は予算の中身の細かいところまで請求しようかなと思ってるとけれども。要するにその差は何なのというわけ。予算と1億9,000万円が決算でしょう。三京クリーンランド全体のことば言ってるとよね。これと予算の当初の査定のところの予算と違うので何なんですかって言うんだけれども、今、水産農林部の所管で話をしてるとね。その範囲を言っているとよ。だから環境部がとって、全体的に環境部がオーバーしたんですよ。いや、水産農林部は予算でそのまま現状でやったんですよって言えばそれでいいですけどね。 60 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 この三京クリーンランド埋立処分場維持管理費の一部を使わせていただきまして、さくらの里の維持管理に充てさせていただいておりますが。〔発言する者あり〕 61 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時17分=           =再開 午前11時22分= 62 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。 63 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 先ほどご説明いたしました予算現額977万9,000円、これは水産農林部の現計予算でございまして、そのままそれが北総合事務所に移管されまして、実際支出した948万261円が支出済額ということでございます。  以上でございます。 64 ◯西田実伸委員 伊東課長が言うとはそのとおりですよ。それは否定しない。それは委託料さ。あくまでも委託料なんですよ。私が疑問に思ってるのは、そちらが提出した資料の中で(2)のイ、ウ、エも塗ってるじゃないですか。それも所管なんでしょう。これだけで5,000万円あるわけですよ。そしたら、それどこなのというのを私が言ってるわけですよ。 65 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 委員がご質問の例えばイの燃料費につきましたは、決算額が419万8,672円、そのうちさくらの里のほうで使用させていただいておりますのが車両とか草刈り機のガソリン代などで16万1,406円でございます。次に、ウの光熱費でございますが、1,796万8,129円のうち、さくらの里のほうでは電気料として19万6,415円となっております。次の、エの施設等修繕料につきましては、3,230万9,151円のうち、さくらの里に係りますものでは、トイレの修繕など75万9,132円となっております。  以上でございます。 66 ◯西田実伸委員 今のようにお互い認識のずれがたくさんあるとですよ。だからわからない。そうなれば、歳出審査早見表は事務局が出すとかな。そちらも歳出審査早見表行っていると思うけど、きのうも思っていたんだけど、特に歳出審査早見表の所管部分のところというのは明確にするべきだと思うんですよ。まだ言いたいのは、今のこの追加資料の1億9,000万円というのは水産農林部と環境部の予算を足した額じゃないのかなと思うんだけど。違うと。いやいや、そうせんば合わんでしょう。そういうふうに予算と決算と、組みかえてしまってるわけさ、そっちが。そういう都合のいい話はないと私は思うわけね。だから、そういうのでは決算できないので、もう少し丁寧な書類を出してくださいよときのうから言ってるわけ。今のところは、3,000万円使うたってわかるでしょう、伊東課長。そういうふうにしか理解できないわけですよ。 67 ◯上野北総合事務所長 今のご質問、先ほどの三京グリーンランド埋立処分場維持管理費につきましては、水産農林部の予算と環境部の予算を合わせたものでございます。そのうち、さくらの里に関する維持管理につきましては水産農林部が持ってる予算ということで、そこの分を全部北総合事務所が引き継いで決算の説明をさせていただいているということでございます。  以上でございます。 68 ◯西田実伸委員 私は今、答弁いただいたので中身はわかったけれども、この後の問題で、今のようなことがあるとじゃなかですか。要するに、いろんな書類を予算で出している。こちらそういう予算を見ながらやってるわけね。今のように勝手にくっつけられたら、これ決算にならんよ、それは。はっきり言えば失礼な話ですよ。だから、もう書類になっているとやけんが、今からのあとの説明は、そういうところは意識しながら説明していただければと思いますよ。混乱させないでください。  以上です。 69 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午前11時27分=           =再開 午前11時33分= 70 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  審査に入ります前に、先ほど休憩前に言っておりました、この新しい資料も出してもらったんですけど、この中のマーカー引いたところで各部局またがってる場合は、その金額等もしっかりお伝えいただければと思っております。よろしくお願いします。  では、第8款土木費第1項土木管理費のうち総合事務所所管分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 71 ◯柴原中央総合事務所長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、総合事務所分についてご説明いたします。  事項別明細書は268ページ、269ページでございます。青色の主要な施策の成果説明書は389ページでございます。  事項別明細書268ページ、269ページをごらんください。上のほうに記載の第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費のうち、総合事務所所管分につきましては、追加資料2ページの総合事務所決算額一覧の行番号8に記載しております、予算現額151万2,000円、執行済額150万7,634円、不用額4,366円でございます。  主要な施策の成果説明書389ページをごらんください。中ほどに記載しております(2)九州自然歩道管理受託費でございますが、これは総合事務所所管になっておりますが、これは県管轄の九州自然歩道を受託する形でパトロールや維持管理を行っているもので、それに要する委託料等を支出したものでございます。  説明は以上でございます。 72 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 73 ◯浦川基継委員 この九州自然遊歩道管理受託費なんですけど、パトロールだけ、見て回るだけで、何かあった場合、県がするんですか。木場のほうも九州自然遊歩道になってるんで、看板っていうか、あれは新しくなって何か変わるのかなと思ったけど、その看板を設置するだけやったものですけんが、何か管理とかいうのはどういう管理なのかなと思って。 74 ◯柴原中央総合事務所長 浦川委員ご指摘の看板の設置がえとかというのは県のほうでやっておりますけれども、この委託の中では歩道のパトロールとかそれから除草を計画的にやるとそういったものがこの受託の中に入っておりまして、山岳連盟等に委託をしてるものでございます。  以上でございます。 75 ◯浦川基継委員 除草というと、木場のほうは地域でしてるけんが、木場のほうとかいうか、九州自然遊歩道というのは結構延長も長いんでしょうから、やってほしいと思います。 76 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 77 ◯柴原中央総合事務所長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  事項別明細書は270ページから275ページでございます。主要な施策の成果説明書のうち、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては、364ページから366ページまで、それから主な支出の内容を記載した箇所については391ページから404ページまで、それから不用額の説明を記載した箇所につきましては442ページと443ページでございます。それから最後に審査意見書は45ページ46ページでございます。  まず、第8款土木費第2項道路橋りょう費における総合事務所所管分の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきまして説明させていただきます。  364ページをお開きください。個別施策E8-1「だれもが安全・快適に利用できる道路の整備を進めます」でございます。平成28年度の取り組み概要でございますが、道路環境の改善と長寿命化の推進として、住民の安全・快適な空間を確保するため、生活道路や通学路の整備、橋梁の定期点検結果に基づく補修工事などに取り組みました。  次に、365ページをごらんください。今後の取り組み方針でございますが、多くの道路構造物が耐用年数を迎える中で、安全・快適な暮らしの実現のため、生活道路や通学路などにある橋梁を含め道路構造物の計画的かつ予防的な点検・管理・補修に努めるなど今後も各種事業を推進してまいります。  それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費の決算のうち総合事務所所管分につきましてご説明いたします。  事項別明細書270ページ、271ページをごらんください。第2項道路橋りょう費のうち、総合事務所所管分につきましては、追加資料2ページの総合事務所決算額一覧の行番号13に記載しております、予算現額29億3,554万9,664円、支出済額24億7,159万1,876円、翌年度繰越額4億1,405万7,230円、不用額4,990万558円となっております。  なお、決算の詳細につきましては、地域整備1課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 78 ◯川原地域整備1課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第1目道路橋りょう総務費でございますけれども、A3で提出させていただいております、この資料のピンクで色づけしたところで、まず、総合事務所の分の業務につきまして説明させていただきます。  391ページの第1目道路橋りょう総務費になりますけれども、道路橋りょう総務費の中の1の道路管理費のアの委託料の中でございますが、色づけをしております(ア)市道清掃委託、それから(ウ)の看板設置委託、(エ)用地測量等委託、それからその次に行きまして、イの道路事故損害賠償金等、次の(2)現場事務所維持管理費、次に2の【単独】私道整備事業費補助金、次のページにいきまして、第2目道路橋りょう維持費になりますけれども、1の道路橋りょう維持費の中の(1)道路施設維持管理情報システム構築費、それから(2)街路樹管理費、それから飛びまして(6)生活道路環境改善費になります。それから、393ページの第3目道路橋りょう新設改良費、この中の395ページになりますけれども、(7)浜町伊良林1号線、それから(9)の曙町稲佐町線、(10)のかき道32号線、396ページにまいりまして、(11)の古町麹屋町1号線、(12)の銅座界わい路地魅力向上、(13)の岩原川周辺環境整備、(14)の平和公園周辺環境整備、それから(15)道路構造物等補強、397ページにまいりまして、3の【単独】道路新設改良事業費の中の(1)地方道路等整備事業費になります。この地方道路等整備事業費の中にアの手数料とかイの委託料の中の(ア)から(ケ)までございますけれども、この辺を元道路建設課のほうとのまたがりが金額としては入っております。それからウの工事費等ですみません、着色が漏れて申しわけないんですけれども、ウの工事費の中の現在中央総合事務所の業務となっておりますのが、上から2段目の岩見町春木町1号線、1つ飛ばしまして、愛宕飯香浦町線、2つ飛ばしまして、太田尾町4号線、その下の葉山線ほか1線、それから7つ飛びまして、西小島稲田町1号線ほか1線、下から3行目の諏訪町桜町1号線、その下の出雲17号線、これが道路建設課がやっていた事業で総合事務所に来ております。それから、399ページの路線は全て総合事務所のほうで実施している……〔発言する者あり〕すみません、398ページは中央総合事務所の分です。失礼しました。今、私が申し上げましたのは、総合事務所に来てる分でございまして、今の、例えば一番上の平間町線とかそういうのは今の土木建設課のほうに残っている……〔発言する者あり〕。 79 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時47分=           =再開 午前11時47分= 80 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。 81 ◯久田中央総合事務所総務課長 398ページの路線名の部分につきまして、それぞれの所管を1個1個申し上げます。よろしくお願いいたします。〔発言する者あり〕すみません、それでは本庁分だけを申し上げますので、それ以外は総合事務所分となります。よろしくお願いいたします。  上から6行目、江平浜平線、これが本庁になります。それからそれの4つ下、川上町出雲線、神浦向町3号線、それが本庁分になります。それから、6行目の虹が丘町西町1号線、中川鳴滝3号線、滑石横尾線、その1個飛びまして、清水町白鳥町1号線、398ページにつきましては以上が本庁分になります。それから、400ページの表まで本庁分になります。399ページ及び400ページにつきましては、いずれも総合事務所分になります。  以上であります。 82 ◯川原地域整備1課長 400ページの今の表の下の負担金でございますけれども、(イ)が本庁の業務として残っております。それから、その下のその他経費の消耗品費・旅費ほかにつきましては、本庁と総合事務所のまたがりになっております。  続きまして、401ページの(3)電線類地中化整備事業費、赤色で着色しております、これは総合事務所でございます。それから、(4)合併地区道路等整備事業費の中でアの委託料でございますけれども、これが本庁と総合事務所のまたがりになっております。その下の路線名でございますけれども、相川町四杖町1号線、これは本庁の業務で残っております。江保崎線それから蚊焼町川原町1号線につきましては総合事務所の業務となっております。  それから、402ページをごらんください。(5)の道路改良事業費、これは総合事務所の事業でございます。それから、4.【単独】辺地対策事業費、これも総合事務所の業務でございます。それから、5.【単独】過疎対策事業費のうち(1)伊王島循環線、これは総合事務所の業務となっております。  403ページの6.【単独】道路リフレッシュ事業費、これは総合事務所の業務でございます。それから、8.【単独】自然災害防止事業費これも総合事務所の業務となっております。  続きまして、404ページの第4目交通安全施設費、これは総合事務所の業務となっております。  続きまして所管分の主な支出の内容につきましてご説明させていただきます。  391ページをごらんください。このA3の資料でも391ページがございますけれども、第1目の道路橋りょう総務費でございますが、これは市道の適切な維持管理のため市道の清掃委託などを行ったものでございます。  続きまして、392ページをお開きください。第2目の道路橋りょう維持費でございますが、これは安全な市民生活を維持するために、市道や里道の維持補修などを行ったものでございます。  次に、393ページの中ほどから404ページまでの第3目の道路橋りょう新設改良費でございますが、これは市民生活の安全性の維持と利便性の向上並びに環境改善を図るため生活道路の改良及び新設整備を行っているものでございます。このうち、393ページから397ページに記載しております1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、総合事務所の主な事業といたしましては、396ページの中ほどに記載の(12)銅座界わい路地魅力向上、(13)岩原川周辺環境整備、(14)平和公園周辺環境整備におきまして舗装の美装化などにより安全性の向上と環境の改善を行うとともに、(15)の道路構造物等補強におきましては、道路橋梁の耐久性の向上を図るため、橋梁の点検や補修工事などを行ったものでございます。  次に、397ページをごらんください。下のほうに記載の3.【単独】道路新設改良事業費の(1)地方道路等整備事業費につきましては、398ページから400ページにかけて表に記載しております各路線におきまして工事などを実施したものでございます。  次に、401ページをお開きください。401ページの中ほどに記載の(4)合併地区道路等整備事業費につきましては、下の表に記載の各路線のうち、江保崎線(琴海大橋)及び蚊焼町川原町1号線におきまして、工事及び用地取得などを行ったものでございます。  次に、402ページの中ほどに記載の5.【単独】過疎対策事業費につきましては、(1)伊王島循環線におきまして、過疎対策事業債を活用し、道路改良工事などを行ったものでございます。  次に、403ページの上段に記載の6.【単独】道路リフレッシュ事業費につきましては、合併地域の生活道路の改善を進めるため、表に記載の各路線におきまして道路改良工事などを行ったものでございます。  次に、403ページの一番下から404ページの中ほどにかけて記載しております、8.【単独】自然災害防止事業費につきましては、市道の危険箇所における自然災害の発生拡大を事前に防止するため、表に記載しております各路線におきまして、法面の改良工事などを行ったものでございます。  次に、404ページの中ほど、第4目交通安全施設費の1.【単独】交通安全施設整備事業費につきましては、歩行者の安全と車両交通の円滑化を図るため、表に記載の区画線や道路反射鏡、カーブミラーでございますけれども、設置工事を行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  主要な施策の成果説明書、632ページをお開きください。表の上から5行目の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち浜町伊良林1号線と、そこから下に1つ飛ばして記載の曙町稲佐町線から、5つ下まで記載の道路構造物等補強までの各事業が総合事務所所管分の事業でございまして、国の補正予算に伴い実施することとした事業が年度内に完了しなかったことなどにより、翌年度に繰り越したものでございます。また、そこから下に3つ飛ばして記載の【単独】道路新設改良事業費、合併地区道路等整備事業費につきましては、江保崎線(琴海大橋)になりますけれども、において、湧水対策に時間を要したことから、上部附帯工事及び周辺復旧工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額のうち、主なものについてご説明させていただきます。  主要な施策の成果説明書443ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費のうち上から3段目以降に記載しております総合事務所所管分の主なものにつきましては、南総合事務所の【単独】過疎対策事業費の伊王島循環線におきまして、地権者との交渉が難航し、測量等の委託ができなかったことなどにより、不用額が生じたものでございます。そのほかの分につきましては、記載のとおり、工事請負費の入札差金や地権者との交渉が難航し用地購入費や測量等の委託ができなかったことなどにより不用額が生じたものでございます。  続きまして、予備費の充用についてご説明いたします。  442ページにお戻りください。表右側の、主な予備費充用の説明欄の中ほど、中央総合事務所に記載のとおり、第1目道路橋りょう総務費におきまして、市道で発生した事故に対する損害賠償金及び見舞金などに予備費を充用し、支出しております。  説明は以上でございます。 83 ◯堤 勝彦委員長 お昼になりましたので、質疑はお昼からということでよろしいですかね。 84 ◯毎熊政直委員 午後からの審査で、総合事務所別の歳出決算一覧表をもらってるんだけど、これの中にその今の道路橋りょう新設改良費とか維持費とかこの中の中央、東、南、北総合事務所の繰り越しと不用額が幾らなのか、これの額もちょっともう昼から出して。 85 ◯堤 勝彦委員長 ただいま、毎熊委員から資料請求ありましたので、その辺をお昼には備えていただきますようお願いいたします。〔「5ページ以降にありますよ」と言う者あり〕大変失礼しました。この資料も見ながら、1時からまた審査をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  暫時休憩します。           =休憩 午後0時1分=           =再開 午後0時58分= 86 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  これより質疑に入ります。 87 ◯山本信幸委員 全体の部局別歳出決算額一覧で、道路橋りょう維持費、道路橋りょう総務費もそうなんですけれども、全体的な話として不用額が760万円と730万円弱出てるんですが、この分について見たところ、ほかの業務にこの不用額の分を流用して使うというような形はできないものか。例えば道路橋りょう維持費であれば、最終的には舗装工事とか街路樹の伐採とかそういうものに回すことができないものか、その辺について、なぜこれだけ出ているか教えてください。 88 ◯川原地域整備1課長 今ご意見にございました、要するに不用額を出さずにもっとそれを有効に利用したらというお話だと思いますけれども、今、我々の中でいきますと、各事業間の流用というのが制限っていいますか、難しい状況でございますので、その項目でとったところはその項目のところでどうしても不用額が出てきてるという状況でございます。ただ、ご意見にございますように、その事業の中で不用額が出る分につきましては、その事業の中でなるべく使ってうまく事業を回していく、有効に予算を確保していくといった考え方で事業のほうは今後も進めさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 89 ◯山本信幸委員 特に舗装工事なんですね。舗装工事なんか予算あって、これ不用額が出てるんだと思うんですけれども、これなんか当初が幾らかとよくわからないんですが、そうなってくると、この舗装工事などは先ほど言った話ですと、回されないと言うんですけど、これやったらかなり使えるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。補足で400ページの道路舗装単価契約。当初の事業費が6,293万4,727円あるんですね。これなんかだったらかなり使えるし、全体この中からどうせ金額が執行残などが出てくるんでしょうから、これで活用できないかと言ってるんです。 90 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時1分=           =再開 午後1時1分= 91 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。 92 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどの工事費の中の道路の舗装単価契約、この中で見られないかということですよね。実際、今、不用額で上がってる分は入札差金が一番最後のときに出てきてる部分で、この単価契約のお金の割り振りというところが一番最初に、債務負担行為にしてて、これ2カ年またがるようにしてるんですよ。1年目のお金とある程度合わせるようにはしてるんですけれども、どうしても先ほどの入札差金の関係とか事務が間に合わない分が一部出てくるというものです。極力お金はこちら側で工事費については調整しようということでやっています。単価契約で、時期がうまく合えばできるんですけれども、実際に単価契約自体も検査を受けたりするもんですから、ある一定ちょっと早目にお金ば決めんばいかんというのがあって、その分でどうしても調整できない部分が今回不用額で上がってるということです。 93 ◯山本信幸委員 逆にそういう出るものとして時期を最初合わせて、単価契約ですから舗装工事の面積が変わるだけですから、どこでも傷んでいるところはいっぱいあるし、それは調査でもわかってるし、今度、総合事務所になってくると特にそういうところは地域密着型なので逆にわかってくるので、そういうところを全部ストックして、高さもずっと当たってるのでストックして、そういうところをどんどんやっていくようにしたらどうですかって言ってるんですよ。
    94 ◯森尾中央総合事務所理事 委員言われるとおり、我々もこの単価契約の分でお金を合わせようということで取り組んでいます。ただし、さっき言ったちょっと時期的に合わない部分というところで、どうしても合わせきらないところがこの少しお金が出てきてるということです。それ以外に、例えば維持管理費のほうを結構お金が余っているところがあるんですけれども、それについては、街路灯の修繕費が下がったとか、球がえ料が下がったということで、その項目について例えばほかの事項に当てていくというところがなかなか難しいというのが、先ほどから川原課長がお話しした分でございます。  以上です。 95 ◯池田章子委員 442ページの道路橋りょう維持費、生活道路の環境改善費なんですが、執行率は高いし、余った部分というのも全体額からすればそんな大きくないとは思うんですけれども、この決算というのは、考え方として、やはり決算で随分執行率が高ければ次の予算に反映させていくって、やはりそこが必要とされていると、反映させていくべきものと私思うんですけれども、特に今度は総合事務所管轄になれば、より身近な道路関係について改善してほしいという意見が出てくると思うんですよね。これについて、私は予算はこれだけ執行率があればふやしていくべきもので、長崎市内の道路、近辺道路を見てても、決していい状態ではないと、まだまだ手を入れてもらわんといかんところがどんどんふえてきてるという思いがあるんですが、ことしの予算はちょっと減ってるんですね。今後ということはちょっとあれですが、この決算がこれだけ使われているということを今後の予算に反映していくというつもりがあるかどうかをお尋ねしたい。 96 ◯森尾中央総合事務所理事 需用費、特に維持管理費の年度の予算取得の件なんですが、これについてはやはり要望はとても多いんですね。多い中で必要なところをめり張りつけながら執行していくというのが我々の方針です。その中でどうしても近年足らない部分というのが出てきて、予算のほうでは要望してるんですけれども、なかなかやはり全体の金額の中では思うようにはついてないということがあります。ただし、人件費が今ずっと上がってて、例えば街路樹剪定とか除草なんかは作業員の方の単価が上がってる分がございます。そういうものについては、予算もそれ相当やはりつけていただいて、街路樹等のお金は今、上げてもらってるという状況です。  以上です。 97 ◯池田章子委員 やはり、街路樹も年1回ですよね。なかなかやはりそれぞれの住民の方々がもっとちゃんと管理してほしいというのは、いつも出ているんですよね。大体この季節になると、もうどうにかしてほしいっていう意見が出て、追いついてないというのが現状ですので、人件費等も含めて、道路に対する要望もやはりかなりありますので、ここのところはちゃんと次の予算に反映していくための決算審査でもあるわけですから、そこのところは皆さん方頑張っていただきたいと思います。  あと、ちょっと本庁のほうでも聞いたんですが、こういう生活道路の維持費というのが4つに分かれたことで、余るということはないんでしょうけど、余ったり足りなかったりというもののその流用とか調整はどういうふうにされますかと伺ったら、中央総合事務所でやりますということなんですが、それでよろしいですか。 98 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどの4総合事務所の予算の割り振りあるいは流用の件ですけれども、基本的には地区ごとにやはり道路の状況とかあるいは例えば団地の状況なんかも違います。その中で要望もその都度上がってくるんですけれども、その地区の特性というのは大事にしながら、ただしどこかで取りまとめしていかないと全体のお金というのは決まっていかないというのがあります。これは、今までの土木維持課も同じなんですが、土木維持課のほうで全部取りまとめしながらこれまでも進めてきました。ですから優先順位があるところは優先順位をつけてやるし、今後もちょっと延ばしていいやつは延ばしていくとかいうものが土木維持課でされてますので、それと同じような機能は中央総合事務所の中で持って今後も調整していきたいと思います。  以上です。 99 ◯毎熊政直委員 今、質疑の中でそれぞれ地区ごとに調整しながらという答弁をなさりましたけど、平成28年度の執行状況を見ると、これ東総合事務所の道路橋りょう維持費、よその2つ、南と北総合事務所に比べては3分の1。じゃ、東部方面はもう維持管理が全部済んでるからこれだけ極端に少なかったんですか。 100 ◯森尾中央総合事務所理事 東のほうが整備が進んでるっていうことは私たちも思っておりません。ですから、周辺部で整備していかないといけないところは多いと思いますが、ご存じのとおり要望箇所がやはり多いというのがございますので、ほかの地区とも今、整合を図ってる中での今、整備の順位を決めてるところですので、今後緻密にといいますか、地域のほうに入っていった中でやはり箇所づけというのがだんだん出てくるでしょうし、今後必要に応じてそこは割り振りというのは考えていくようになると思います。  以上です。 101 ◯毎熊政直委員 東部地区からも自治会からの要望とかなんとかたくさん上がってきてるはずですよ。極端にこういうふうに比較されたら実際3分の1ぐらいしか見とらんとかって本当頭にくるとさね。それでこれ100%執行、もう全部100%やってる、よそは不用額も出してるということで、こういうことだったら、不用額出てくるんやったら東部のほうにももう少し幾らか少ないならわかるけど、3分の1というのはバランスが本当欠けた維持行政ばしよっとじゃなかと。本当にそこはバランスのとれた維持行政、今回こういう割り振りをしてみて初めてわかったわけだけど、過去も東部のほうはずっとこれだけ、よその3分の1ぐらいの予算割り当てしかなかったわけですか。 102 ◯森尾中央総合事務所理事 今回の割り振りについては過去3年分ぐらいの平均を今、とって割り振りをしてるところです。ですから、その前の状況は東のほうは多かったこともあると思うんですけれども、この3年間の平均という額で今回決めてます。〔発言する者あり〕今後の割り振りの分ですね。使った分は、すみません、地区ごとの予算については、ある一定前年度を踏襲しながら決めてきたということでございます。  以上です。 103 ◯毎熊政直委員 今までこういう形での決算状況は出てきてないから、地区ごとのやつは出てきてなかった。トータルで出てきてた。初めてこれ判明したんだけど、前年度に合わせて予算を決めてきましたということは、今までずっとこの東部地区は3分の1で来ているわけたい。もう合併して10年。少なくとも10年間はもうこういう形で、予算配分でこの割合でずっときとったと、そう理解していいわけですか。 104 ◯森尾中央総合事務所理事 すみません、前年度、前々年度程度は検討の中で入れてますけれども、例えば10年前がそういう状況だったか今確認できません。  以上です。 105 ◯毎熊政直委員 いや前年度を踏襲して予算を決めてたんだと今まで、平成28年度は少なくともね。そしたら、やはりその前、平成27年度も平成26年度も地域別に見たら、こういう比率になっていたというふうに理解していいわけですね。 106 ◯森尾中央総合事務所理事 この予算は旧市内は一括してお金を決めておりましたので、その中で例えば東がこの金額が2年、3年ずっと同じような状況でされてたかというのは、ちょっと確認していません。ですから、今回の分は使ったお金をそのままここに記載してるということですので、昨年度と合わせたような形でお金を決めてるということではないです。  申しわけありません。 107 ◯毎熊政直委員 決算だから使ったお金はわかっているさ。だから、これだけして3分の1しか、南と北に比べて3分の1ずつ今までも過去もこういう配分の仕方でやってきたんですかと。平成28年度、平成27年度もそうだった、前年度踏襲して決めてたと言うからさ。 108 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほど、前年度踏襲してっていうのは、先ほど話した市内全域の金額とか箇所というのはある程度決めてきますけれども、この小さい地区を見たときには、やはり優先しなければいけないところと、後に回せるところというのはその都度検討してますので、この比率がそのまま前年度、前々年度同じ比率であったかというのは、そのとおりじゃないと思います。 109 ◯毎熊政直委員 道路の維持管理費、これをずっとそれぞれの地区から上がってきているわけだから、これ数字を見たら東部地区は見捨てられてるねって思わざるを得ない。そして今後もそういう形で前年度踏襲と言うならば、そういう形でやるんですか。 110 ◯森尾中央総合事務所理事 維持部門、要望については私たち大きく2つに分けてて、まず1つは緊急にしないといけない、安全性を確保しないといけないというのもすぐ対応してます。これは予算も関係なく、予算の中でやってるんですけれども、それ以外の実は生活を改善するための要望、これについてはやはり各地区をやはり一定見ながらやられてるんで、例えば優先的にやる地区もあれば、ちょっと後回しになってる地区っていうのはございます。ですから、東がたまたまこれはその年にこういう状況でしたけれども、この状況が今後も続いていくかどうかはちょっとわからないと思います。  以上です。 111 ◯毎熊政直委員 これは、やはりこういう数字が、今後、決算では必ず東、南、北総合事務所で出るわけですから。予算でもこういう形で出るんですから。そんな前年度を踏襲してずっといつも他地区の3分の1ぐらいと言われたって、これ東部地区の市民も知らないよ。今までこういう取り扱いを受けてたということは。今後もこういう割合でやるのかということを確認してるんですよ。 112 ◯柴原中央総合事務所長 これは決算額ですけれども、今後の予算の考え方になろうかと思いますけれども、やはり先ほど来ずっとご意見もいただいておりますし、説明させていただいておりますけれども、地域に入っていろんな状況を私ども今後見させていただくと。これは道路に限らず公園、道路も市道、農道ございますけれども、そういった中で状況を見させていただくと。それを予算に反映していく必要があると思っております。  物理的にどうしても道路の延長とか箇所数、例えば公園でしたら箇所数によってやはりどうしても予算時に規模が違ってくると思いますが、それはやはり現状を見たときにどういう予算を組み立てるべきかというのを十分見きわめて、当然それぞれの地域に応じた予算をそれぞれの総合事務所で考えますが、そこに極端なアンバランスがあってはならないと。これは決してあってはならないと思っておりますので、その予算編成時に十分それぞれのその緊急度とか必要度をそれぞれの事務所で意見交換を十分に行いながら、予算の要求をしていきたいと考えております。繰り返しになりますが、その地域をそれぞれ見るんですが、そのバランスを決して欠くことがないように、そこは十分に注意して考えていきたいと思っております。  以上でございます。 113 ◯毎熊政直委員 それじゃ、後でいいから、それぞれの地域の道路の延長ば教えてよ。これはやはり東長崎は3分の1しかないというふうに判断せんばいかんけんさ。そうやったらわかる。後で道路の延長をそれぞれ教えてください。そして、これもう何でかよくわからんとけど、道路橋りょう総務費だけ東部が高いんですよ、多いんですよ。よその南と北は道路橋りょう総務費は少ない。桁違いに。これで予算は少ない。何でこういうばかなことをやってるのかなと。これはどういう予算配分してるのか、事業が少なかったら道路橋りょう総務費も減るはずでしょう。何で道路橋りょう総務費だけこれは高いんですか、よそと比べて。 114 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時20分=           =再開 午後1時21分= 115 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。 116 ◯森尾中央総合事務所理事 この道路橋りょう総務費の委託費ですが、一番大きいのが市道の清掃委託っていうのが今、中央総合事務所で全て見てます。これは市内全域の清掃を車で掃除しながら進むものですが、これは一括して中央総合事務所のほうで今、管理してますのでそれが大きくなってるということです。  以上です。〔発言する者あり〕  すみません、市道清掃の委託の中の路線のところを決めているんですが、その分で東総合事務所のほうが多くなってるということです。  以上です。 117 ◯毎熊政直委員 ということは、維持補修は東長崎しないけど、掃除だけで我慢していてくださいと。清掃で我慢しとってくださいという取り扱いになっているわけですね。そういう方針で。 118 ◯森尾中央総合事務所理事 いや、そういうことではございません。要望に関する維持補修は、維持補修として必要な分をしていくということでございます。  以上です。 119 ◯毎熊政直委員 ということは、東長崎はこのほかの2地区と比べて3分の1ぐらいの必要性でしかないということね。 120 ◯森尾中央総合事務所理事 平成28年度の実績が先ほど言った3分の1ということですが、今後の予定については、それは緊急性とか実際の要望を全て出した上で決めていくようになるんだろうと思います。  以上です。 121 ◯毎熊政直委員 そしたら、決算ができるのは来年度、新年度予算を決めるときに、大体私は中央総合事務所が全部管理して、あとはこういう道路橋りょう維持費とか道路橋りょう新設改良費、その分は流用できるようなそういうシステムをつくるべきだと前から要望してるんだけど、こういうものを見たら、今後予算を各総合事務所ごとに決めたら、平成28年度決算しか今ないわけですから。平成29年の決算まではないでしょう。そうすると、平成28年度のこの決算の額に応じた今度配分というものが十分考えられるから。流用しても余りにも、最初から3分の1しかないから。今度総合事務所の所長あたりは一番困るたい。そう簡単にはこれを倍に上げてくれろって言いきらんでしょう。そして聞いてもらえないですよ。おまけに総合事務所あたりはタイルも割れて、階段も3階まで上がってカビ臭い。会議もまともにできるようなあれがない。あんなところに押し込められて、そして市民の対応を全部せろなんて言われたって、そこまで何で東総合事務所に差をつけるのか、それをちょっと教えてください。 122 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどの庁舎のお話については、本当は1カ所にまとめていい庁舎があればよかったと思うんですが、どうしても分断せざるを得なかったというのが1つございます。あと、維持管理費の3分の1については、さっきもお話ししたとおり、全体数のお話もありますけれども、そこに本当に必要なものについては、今後も各4総合事務所の中から出された中で、それは柔軟に対応していこうと思っています。ですから、予算のときにはある一定想定した予算でつけていきますけれども、実際要望書が出てきた中で、そこで判断していきたいと思います。  以上です。 123 ◯毎熊政直委員 今までも、今、森尾理事が言うように、そういう判断でつけてきたと思うんですよ。今まで過去もずっと、そう思っていた。しかし結果的に、こういうふうに地域別の決算を見ると、使ったお金が全然3分の1しか投下してないということやったら、ずっと今までこういう判断でやってきたんだろうと、そういうふうに理解したから、今後もまたこれが1つの大きな事例となって、やはり今度、予算というパイは決まってるんだから。そんな今度これを3倍に東総合事務所分を上げたら、よそを今度半分ずつに落とさんばいかんごとなってしまう。そういうことはあり得んでしょう。そうすると、ずっとこの形態で今後も続いていくということを想定されるけんさ、流用を幾らしたにしても、もともとが3分の1しかなかったら、全然その地区は仕事ができんたい。予算がなかったら仕事ができないんだから。そこら辺の考え方は本当にそういうバランスを持ったことでやってるのか、今はわからんけど、道路延長が少ないとか、何かよそと比べて3分の1しかないとか、そういう大きな理由があってこういうふうに3分の1にしているならわかるけどさ。だから後でいいから、道路延長を教えてもらいたい。だからそこら辺のところを、今まで3分の1、前はトータルでの予算でやってたから、森尾理事が土木維持課の課長時代、東長崎のことは余り聞きよらんかったと判断していいわけね。 124 ◯森尾中央総合事務所理事 そういうことはもちろんございません。いろんな地区からいろんな要望が上がってきて、それはもう総合的に判断した中で毎年、毎年の維持補修というのはさせてもらってます。あと、維持補修以外にも、維持補修以外の工事についても、維持補修が足らない分というのは工事の中で、例えば延長短くても工事の中で発注するという姿勢で私たちもやっていますので、補修費が全てとは私たちも思っていません。補修ができないところはできるだけ工事で足らない分を補足していくということも含めて、今回いろんな事業が組み合わされてきます。ですから、修繕だけじゃなくて、いろんな工事も含めながら全体的なバランスというのは考えていくということにはもうこれまで以上にできるようになるんじゃないかなと思います。  以上です。 125 ◯毎熊政直委員 これだけしつこく食い下がりよるとは、結局今から平成29年度からもこういう形で決算の全部出てくるんですよ。そうすると、たまさか今度、東総合事務所分が少なかった。来年、平成29年度出てきたときには、まあそう変わらんやろうけど、極端に言えば南総合事務所分ががんと下がって東総合事務所分が上がっていたら、また同じようなあれで出ますよ。そこの今後こういう形ではっきり地域別の予算投下の額が決算のときに出てくるんだから。そしてきちんと、これを説明だけしよるだけの根拠なりをそろえとかんと、みんなやはり何で自分たちの地区は少ないんだということを、その年その年出てくる。そこのバランスと言うけど、バランスに欠けてるから今後どういう形でそのバランスを保とうとしてるのか、行政サテライト機能再編成で形態がこういうふうになったんだから、必ずこういう捉え方みんなするさ。自分たちの地区の南の人、北の人、東の人、中央はそれこそがっぽり多いから何も言わんかもしれんけど。だからそこら辺を本当しっかりとした予算編成の考え方を持っていないと、これまた毎年同じようなこと、こういう質疑が出るよ。そこら辺は中央総合事務所長はどう考えていると。 126 ◯柴原中央総合事務所長 毎熊委員のご指摘なんですけれども、私も先ほど申し上げましたアンバランスが今回の行政サテライト機能再編成で出てはいけないと思っております。ただ、そういう中でも予算の要求をしていく中で、どうしてもやはり予算の枠というものは出てこようかと思います。そういう中で今おっしゃられましたように、例えば今年度はこの地区のこの路線をやはり重点的にやりたいと、それは4つの事務所の中で見たときに優先度というのは出てこようかと思いますので、極端にこの総合事務所分が大きくて、この総合事務所分がゼロとそういう極端なことはないと思いますが、やはり多くなる傾向のところは、年次計画でこういうふうに考えておりますのでここが多くなる。次は、次の事務所が緊急度が高いので今年度はここが多くなりましたと、そういうことが予算のとき、それから決算のときにしっかり説明ができるように、それは取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 127 ◯山本信幸委員 先ほどの確認でよろしいですか。  397ページの3.【単独】道路新設改良事業費というのがございます。先ほどから私が話をさせていただいたのが、この中の次の398ページのウの工事費等でずっと書かれた表がございます。これの最後に400ページで道路舗装単価契約ということで6,293万四千幾らという話をずっとさせていただきました。これが、要はこの表の中で工事が出たものの執行残が、この一番下の同じ表の中にある単価契約の中に流用ができるのかできないのかだけ答えてもらえませんか。 128 ◯森尾中央総合事務所理事 流用というか、箇所の中で事業費を合わせていくということはできます。可能です。 129 ◯山本信幸委員 可能という理解でよろしいですね。そしたら、今後そこで出た執行残については舗装の分に単価契約のことも見て考えていただきたいと思いますが、総合事務所長どうでしょうか。 130 ◯柴原中央総合事務所長 予算の組み方の中で事業というものがありますけれども、そういった中で事業間の流用というのは、それはそこの総合事務所内、それから総合事務所の枠を越えても、それは制度的には可能だというふうに思っております。あとは、そこの必要性とか緊急度、それからその発注ができる時期かどうかとか、そういったところによってくると思っておりますので、議決いただいて、お認めいただいた有効な予算の枠の中で、今後でいきますとそれが地域にいい状況をもたらすと、それから十分工期がとれると、そういうことであれば可能な限りそういった対応を、予算の執行度を高めていくと、そういった対応を取ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 131 ◯山本信幸委員 全部要望を聞いた上で総合事務所になったときはその地域をずっと回ると、地域により密着するということをやったわけですね。今、舗装工事なんか、道路で割れたところいっぱいあるんですよ。清掃すればわかるんですよ。下がったところもわかるんですよ。それを緊急性に応じて今やってるんですけど、全然追いつかないんですよ。それはみんな知ってるんです。だからその分で、出たら少しでも予算を回してくれって今、言ってるんですよ。単純にね。それだけの話なんですよ。やり方によってできるんですよ。だって舗装工事はすぐできるわけですから。だからその分を考えて、地域密着になったのならその分を回して中央を含めて各東南北やらんですかって話を今、言ってるわけですよ。だから、ちゃんとそういう考えの答えをしてくださいよ。 132 ◯森尾中央総合事務所理事 山本委員言われたとおり舗装が悪いところは確かに多いです。この工事を舗装に回すのか、先ほどの道路改良、側溝整備、法面整備、そっちに回すのかというところの議論だと思います。これまでは言われるとおり、まだ側溝整備とか道路整備のほうが終わってない、まだ進んでないところが多かったというのが事実でして、そちらに今、優先的に回してた状況はあります。ただ、道路ストックの長寿命化という考え方で今、整理されてきて、できるだけ舗装も同じようにやっていこうということで補助をつけやすくなったし、新たな起債も今回つくられました。ですから、舗装についても今後はやはりふやしていくという方向にいくだろうと思います。  以上です。 133 ◯福澤照充委員 提出資料の396ページの道路構造物等補強の工事費なんですけれども、5,695万5,640円出てますが、これは繰り越しというのはこの中にあったんですかね。632ページを見ると全体では3,500万円ぐらい繰り越しなんですが、この5,695万円のうち繰越額が幾らか教えてもらえますか。 134 ◯森尾中央総合事務所理事 道路構造物等補強については繰り越しはございません。単年度の補助金をいただいてやっております。  以上です。 135 ◯福澤照充委員 わかりました。この主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果で見ると、この橋梁の長寿命化の計画で150橋ぐらいある中で進めてるということなんですが、見てると今後まだふえてきてるという話もありますが、実際どれぐらいふえてるかっていうのはわかりますか。 136 ◯森尾中央総合事務所理事 まず、この150橋の根拠っていうのは、平成19年から5年間ぐらいかけて最初の点検を行いました。そのときに150橋補修が必要ということで推定していますけれども、まだ平成24年のトンネルの落下事故が起こった後に、詳細点検を義務づけられました。それは平成26年から来年いっぱいで終わらせるようにしてるんですけれども、今現在、詳細点検した中では、その150橋に比べたらほとんど同じくらいだと今思ってます。ただ、来年まで点検が残ってますから、ふえる可能性もありますけれども、今現在としたら同じような推移を保っているというものでございます。  以上です。 137 ◯福澤照充委員 わかりました。この橋の問題は、やはり生活に直結する問題なので、これから大事なものになるかと思ってます。あと、これは長寿命化計画があるんですが、今後これ総合事務所でされるということなんですけれども、こういった追加が発生した場合に、これを見ると国庫補助がないから7割ぐらいしかできなかったというようなことがあるんですけれども、その優先順位はどういった感じでつけることになりますか。 138 ◯森尾中央総合事務所理事 橋梁を点検したときに、ランクを1から4まで設定します。ランク4というのが一番悪くてもう通行どめしないと橋梁が落ちてしまうというところ、あとランク3というのが5年以内に補修しましょうということで決められてまして、先ほどお話しした150橋ぐらいが全部ほとんどランク3になります。ですから、ランク3の中でもやはり例えば本体自体に影響が大きいものから優先的に補修してるということで修繕計画を今、立てているところです。  以上です。 139 ◯福澤照充委員 わかりました。そうすると今後はこれ総合事務所の中でこのランク3の中で優先順位をつけながら進めていくという理解でよろしいですか。 140 ◯森尾中央総合事務所理事 この橋梁の長寿命化の修繕計画というのはどうしても現場と直結したところで作業していかないといけないと思ってますので、中央総合事務所のほうで箇所づけとかあるいは点検というのは計画は立てて、実際施工については各総合事務所で行うような形になるんだろうと思ってます。  以上です。 141 ◯西田実伸委員 端的に、391ページに現場事務所維持管理費というのが出てますよね。これは4つの総合事務所でやられてるんですが、この維持費の問題とか総合事務所の関係、例えば1,100万円出てるんだけど、これが4つの総合事務所で分かれて出てくるんですか。それと現場事務所の位置づけを教えてください。 142 ◯森尾中央総合事務所理事 現場事務所の経費につきましては、地域整備1課のほうでまとめて経理等は行うようにしております。  以上です。 143 ◯西田実伸委員 そしたら、苦情が出た場合に、各地域整備課がありますよね、その連携はどうなってるんですか。中央総合事務所が持っているなら。 144 ◯森尾中央総合事務所理事 全体的な連携は中央のほうでとっていきますけれども、現場事務所のほうには係長が新たに10月1日から副主幹から係長にかわって、そこで全体的な補修の取りまとめとか、そこは行うようにしてます。その結果を各総合事務所にまた返すということで連携のほうは今まで土木維持課が行っていたのと同じような形で進めようと思っております。  以上です。 145 ◯西田実伸委員 そうなった場合に、仕事は別として決算的なものから言えば、全部中央総合事務所になるんですかね。そこのシステムがよくわかんない。もう1回教えてください。 146 ◯森尾中央総合事務所理事 各総合事務所から先ほどお話しした現場事務所のほうにはもう直接いろんな要望あるいはこうしてくれっていうお話が出て、現場からそのまま対応するということはもう今までどおりです。あと、例えば材料を持ってきて、材料を購入したりするものについて、例えば地域整備1課のほうで全て取りまとめてやるということです。だから、今までとほとんど変わらない状況になると思います。  以上です。 147 ◯西田実伸委員 今の現場事務所のことはわかりました。それから、もう1つ気になるのは、これでどれを見ればいいかよくわかんないんだけど、今、現場事務所に絡んでではなくて、現場事務所ができないものを発注するじゃないですか。発注した場合に発注方法としては中央総合事務所管内であれば、まとめて10とか幾らとか予算に合わせて業者の方に発注する。ところが逆に今後、中央総合事務所から同じ項目で道路改良費で発注するときに、中央総合事務所とか南総合事務所とかなんとかて、そういうまたがる発注はあるんですか。またこれ出てないよね。 148 ◯森尾中央総合事務所理事 道路自体がつながっていますので、どうしても、例えば中央総合事務所と南総合事務所が重なるところはあると思います。そこについては、どちらかのほうで調整しながら、例えば中央総合事務所だったら中央総合事務所で発注して管理までするということになると思います。  以上です。 149 ◯西田実伸委員 そういう意味ではないんですよ。道路の項目ごとで、要するに今、業者の人たちが低価格で受注するのを嫌うじゃないですか。だからまとめて発注してよということで発注のやり方もあるでしょう。そういうときに、あっちこっち飛んでしまったら、結果的にその即効性がないということと、もう1つ先ほども質問があったんだけど、それが集中してしまって、幾ら予算があってもできないという状況が今出て、繰り越しがたくさん出てるじゃないですか。そういう面の不具合というのは、システム的だから決算に見合わないかもしれないけれども、そういうもののこういう予算決算で出てくるのはどういう形で出てくるのかなということでお聞きしましょうかね。決算委員会だから。 150 ◯森尾中央総合事務所理事 すみません、的を得てなかったら申しわけないんですけれども、実際、今でもあるんです。周辺部の地域に業者が少ないものですから、例えば指名競争入札してもとってもらえないというところもあるし、例えば河川工事であれば、工事が大変なんでとらないということもございます。そういうものについては、実際不落になったら再度発注し直す。そのときに委員が言われたとおり、ほかの地区と一緒にあわせて、ちょっと規模を大きくして発注するとか、そういうことを今までもやってますから、今後もそういう形を進めていくんじゃないかなと思っております。 151 ◯西田実伸委員 これはもう予算のときに話せばいいことですよね。ごめんなさい。そしたらこの決算一覧表で気になってるのは、各総合事務所の交通安全施設費というのが全部100%なんですよ。これは何なのか、ちょっと100%を達成した理由を教えてください。各全部の総合事務所です。 152 ◯森尾中央総合事務所理事 この交通安全施設費というのは反則金を使った補助金なんですよね。ですから満額使うような形を毎年とっています。ですから100%ということになってます。交通安全施設自体が通常の地方道路と同じような工種なんですけれども、その中でも反則金を補助金交付金みたいにしてもらって整備するもんですから、この交付金についてはもう100%毎年使っています。そのときに先ほど言われたお金の調整はどこでしているかというと、先ほどの地方道路と一緒に合わせて発注して金額を100%交通安全施設費は執行するということで今までも進めています。 153 ◯西田実伸委員 いや、あるものは使えということで気持ちはわかりますけど。そしたらこれは何に使ったのかというのはわからないですよね。例えばカーブミラーとかなんとかこれには書いてますよね。いろんな形で。そしたら、どういう道路に使ってというのが把握できないんだけど、もう少し詳しく教えてくれんですか。 154 ◯森尾中央総合事務所理事 実際、路線がこの交通安全施設っていうのはもう工種でして、例えばガードレールとかあるいは白線とかいうところですから、それは各路線を決めているわけではなくて、単価契約という形で場所が必要になったところを随時施工してる状況です。あと、道路反射鏡も地域の方から要望が上がってきたら、そこの分をずっと単価契約の中で工事をしていくということで進めています。主要な施策の成果説明書の404ページにちょうど項目を細かく書いてますが……〔発言する者あり〕。 155 ◯西田実伸委員 404ページを見てからではあったんだけど、要は土木維持課が持っている道路整備、そしたら全て土木維持課のそのときの予算と思ってたもんですからね。あら、これはカーブミラーは73基つくってるよと。なかなかカーブミラーつけてくれんですけどね。それが73基もつけているというのはどういう関係なのかなというのがちょっと疑問だったんですよ。前の森尾課長がいろいろと頑張りながら、つけたりつけんやったりしよったものだから。予算がないのかなと思ったものですからね。 156 ◯森尾中央総合事務所理事 このガードレール、白線は全て地域からの要望を受けてやられてます。ただ言われてるとおり、すぐすぐつけられるわけじゃなくて、少しおくれたり、あとつける場所がなくて申しわけないんですけどつけないというところも確かにございますが、要望があって危ないなって我々が判断したところは、基本的につけていくということで進めています。  以上です。 157 ◯毎熊政直委員 交通安全施設費のこれ100%やってますと言うならば道路橋りょう維持費、これ何で道路橋りょう維持費に不用額が出ると。それだけ市民ニーズが高いというのに、中央総合事務所で幾らか、全体で700万円ぐらいか。維持補修で不用額が出るのがおかしいじゃないですか。そしてさっき言うごと予算が少ないところは100%いってる。予算が高いと余計もらい過ぎということね。大体維持補修でこんなに不用額が出るということ自体がおかしい、ニーズはたくさんあるのに。 158 ◯森尾中央総合事務所理事 道路橋りょう維持費の中でも今、草刈りの報償費というのもこの中に含まれてますけれども、これは平米8円で地域の方にしていただくっていう制度を昨年からまたちょっとお金を上げてやってきてるんですが、なかなか地域の方からそれをしていただけないというところでの不用額が出てきてます。これはもうこの報償費ということで予算をとられてますので、もう使えなかったらそのまま不用額ということで今、取り扱いをしています。  以上です。 159 ◯毎熊政直委員 ということは、草刈りということは、まず中央地区では考えられんたい。周辺部ということだけたい。道路沿線の草刈りやろうけんね。それで地域でやってくれているところと、やってくれていないところ差はあるはずと思うよ。そして、これはじゃ、合併地区とか地元でやってもらえるところがたまたま平成28年度は草刈りをできなかったから、それでつかみでとってた予算がこれが残ってますというふうに判断して、どこどこ大体草刈りは今やってくれてると。
    160 ◯森尾中央総合事務所理事 旧市内で言えば、三重とか畝刈とか、そういうところは連合自治会単位でしていただいてくるところがあります。それ以外に、例えば琴海であればもう全面的に全てやっていただいてる。ですから、地域ごとに私たちもなかなか支援を切っていくとなったときに、経費がかかり過ぎて全部切れないと。特に昨年はもう法面全部切れなくて、ちょっと真ん中だけ残したって、これでお叱り受けたこともございました。ですから、できるだけ地域の方がしていただける分は地域の方にお願いするということで予算をちょっと上乗せさせてもらって今回ずっと上げてます。ですが、それの見込みがちょっとそこまでいかなかったということで不用額が上がってるものでございます。  以上です。 161 ◯山本信幸委員 じゃ、今の草刈りの不用額、これ幾らなんですか。 162 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時53分=           =再開 午後1時53分= 163 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。 164 ◯森尾中央総合事務所理事 大きなところが報償費の不用額が今190万円上がっています。ですから110万円分は何とか地域の方に草刈りをしていただきたいということで予算を上乗せしてきたんですけれども、それがなかなか伸びなかったということでございます。 165 ◯山本信幸委員 今のは700万円超えてる不用額のうち190万円の話やったんでしょう。今までのみんな委員が言いよるとは、そういったお金を、さっき交通安全施設費が100%というのは、単価が安いものが延長で勝負できるけん、白線なんかを引いたり、ガードレールなども設置すればこの単価当たりでメートルで稼げて、工期あたりも短縮してできるけんが、そういうことで調整ができたっていうふうになってきますよ。だから、そういうことを皆さんおっしゃられてるのはできるところをどんどん回してくれろっていうところを言いよるわけやっけん。そいけん何で400万円近く維持管理費が不用額で落ちてくるやかねって。それはじゃ何の分ですかっていう話ですたい。 166 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時55分=           =再開 午後2時5分= 167 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。 168 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどの需用費の不用額の件ですが、先ほどお話しした報償費以外に各種経費がございます。細かい経費ですが、これを積み上げて総合事務所ごとに合計したら先ほどの600万円ということでございます。その諸経費というのが例えばトラックの使用料とか原材料費とかこういうものが主なものでございます。  以上です。 169 ◯山本信幸委員 今後、なかなか目間流用が厳しいという話がさっきからずっとあっております。しかしながら、今度、総合事務所になってくるわけですから、そういう意味で、できるだけ無駄のないような形で使えるようにしていただきたいと思うんですがどうでしょうか。 170 ◯柴原中央総合事務所長 先ほどからずっと同じ質問をいただいて適切にお答えできてないことにはおわびしたいと思うんですが、今後はやはり地域を見て、なるべく市民の皆さんに感じていただくようなことをしていくのが私どもの役目と思っておりますので、そういったさまざまな整備の仕様もその工事であるのか修繕でやるのかというのがあると思いますが、そういったものを組み合わせながら執行率を高めて、可能な限りの対応をやっていきたいと考えております。  以上でございます。 171 ◯毎熊政直委員 こうして決算審査をやってるんだけど、不安を覚えるのは、あなたたちは総合事務所ができたのは、それだけ自分たち現場に出向いていって、すぐ見てやりますよということをスローガンに今度の行政サテライト機能再編成をしたんだけど、結果的に予算がなければ、見に行きました、予算がもうありませんからできませんと言ったって、それ見に行っても何も地域の人たちは成果が上がらんわけよ。それじゃやはりいかんから、やはりこういう再編したならば、特にやはりこの3年間ぐらいは、今まで以上に特に維持管理費あたりの予算は財政に頼んで上げてもらって、そしてやはり総合事務所ができて以前より、例えば行政センターのときよりよくなったねという成果が出ないと、地域住民の方は理解してもらえませんよ。かえって悪くなりましたねというようなことになったら、何のための行政サテライト機能再編成だったのか非常にそこに疑義が出てくるから、やはりこれは、そういう全体的にこういう再編をしたんだから、再編をした結果が出せるように、いい結果が出せるように予算規模を少しでも多くこの3年間ぐらいは上げてもらうということをしなければ絶対理解は得られないと思うから、そこら辺は中央総合事務所長は強くやはり財政ともかけ合って、本来ならそういうことをトータル的に考えて、土木部長がせんばいけんと。そうせんば、本庁にある土木部の意味がないじゃない。そういうことを絶対この組織の中で十分議論をして予算を今まで以上に上げんと。さっきも東総合事務所分の話をしたけど、東総合事務所分をふやせば南総合事務所分が減ったり、北総合事務所分が減れば今度は前より、去年より悪くなったという話になるから、これはやはり全体的なパイを上げるように、ぜひとも強く要請して具現化せんと今度の行政サテライト機能再編成の理解が得られないと思う。そこら辺は所長どうね。 172 ◯柴原中央総合事務所長 今ご指摘いただきました、また先ほど来ご指摘いただいてますように、私どもの今回の行政サテライト機能再編成により、総合事務所は地域の皆さんに近いところでご意見をお伺いしながらその反映をやっていくというのが私どもの使命でございますので、これは道路に限らずいろんなところを見渡すというのが私どもの使命でございますので、そういったところも含めて、予算要求、それから配属されてる人員の枠というのがやはりどうしてもございますので、そこで上限というのはどうしても出てこようかとは思いますが、やはりわかっていただけるような維持補修についてはやれるような予算というものを十分判断、見きわめをしまして要求していきたいと考えております。  以上でございます。 173 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費のうち、総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 174 ◯柴原中央総合事務所長 第8款土木費第3項河川海岸費についてご説明いたします。  事項別明細書は274ページから277ページまでございます。主要な施策の成果説明書のうち、まず主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては359ページ、360ページ、それから、主な支出内容を記載した箇所につきましては406ページから410ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所につきましては444ページでございます。  初めに、第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明させていただきます。  主要な施策の成果説明書の359ページをお開きください。個別施策E1-1「都市の防災機能向上を図ります」でございます。平成28年度の取り組み概要につきましては、河川の整備として、防災上緊急に整備を要する河川の整備を行ったところでございます。  それでは、第3項河川海岸費の決算のうち総合事務所所管分につきましてご説明いたします。  事項別明細書274ページ、275ページをごらんください。下のほうに記載しております、第3項河川海岸費のうち、総合事務所所管分につきましては、追加資料2ページの総合事務所決算額一覧の行番号18に記載しております、予算現額3億3,857万9,860円、支出済額2億9,433万8,504円、翌年度繰越額1,868万1,154円、不用額2,556万202円となっております。  なお、決算の詳細につきましては、地域整備1課長から説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 175 ◯川原地域整備1課長 まず、このA3のピンクで色づけをした資料で総合事務所の事業をご説明させていただきます。  406ページをお開きください。406ページの第1目河川総務費、1.河川総務費の(1)河川等維持管理費、これは総合事務所の事業となります。それから、第2目河川改良費の407ページにいきまして、2.【単独】河川等整備事業費の中の(2)小江川ほかの事業、これは総合事務所の業務です。それから、3.【単独】自然災害防止事業費、これは全て総合事務所の事業となります。  それから408ページをお開きください。408ページの第3目下のほうにありますけれども、海岸保全費、これは総合事務所の業務でございます。それから、409ページの一番上段になりますけれども、第4目県施行事業費負担金、これも全て総合事務所の業務となります。  続きまして、引き続き主要な施策の成果説明書によりご説明させていただきます。  先ほどの406ページにお戻りください。406ページの第1目河川総務費でございますけれども、これは河川の適切な維持管理のため、河川の修繕及び維持管理委託などを行ったものでございます。続きまして、第2目河川改良費の407ページの上段に記載しております2.【単独】河川等整備事業費の(2)小江川ほかにつきましては、緊急を要します生活関連河川の整備を図るため護岸の改良などを行ったものでございます。  次に、407ページの下のほうから408ページにかけて記載しております3.【単独】自然災害防止事業費でございますが、これは自然災害の発生や拡大を事前に防止するため408ページの(1)河川につきましては河川の改良工事を、それから(2)急傾斜地崩壊対策につきましては急傾斜地崩壊対策工事などをそれぞれの表に記載する箇所で行ったものでございます。  次に、408ページの下のほうから409ページにかけて記載しております第3目の海岸保全費でございますが、これは1.【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)の(1)東望地区につきましては、東望海岸の東部下水処理場前付近におきまして超波対策のための護岸工事などを行ったものでございます。  次に、409ページから410ページにかけて記載しております、第4目県施行事業費負担金1.河川海岸費負担金の(1)急傾斜地崩壊対策事業費につきましては、表に掲載している県の事業に対しまして負担金の支出を行ったものございます。  続きまして、翌年度繰越額についてご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書632ページをお開きください。632ページの表の下から4行目に記載しております、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費につきましては、国の補正予算に伴い実施することとした事業が年度内に完了しなかったことにより、翌年度に繰り越したものでございます。  続きまして、不用額についてご説明いたします。  444ページにお戻りください。444ページの河川改良費のうち、(1)【単独】河川等整備事業費の小江川ほかにおきまして、移転補償の交渉が難航したため、負担金が見込みを下回ったこと、また、(2)【単独】自然災害防止事業費の急傾斜地崩壊対策費におきまして、制限付一般競争入札の結果、入札差金が生じたことなどにより不用額が生じたものでございます。続いて、第4目の県施行事業費負担金のうち、(1)河川海岸費負担金(急傾斜地崩壊対策事業費)におきましては、県施行事業が減したことで、負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。  説明は以上でございます。 176 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 177 ◯内田隆英委員 急傾斜地崩壊対策事業の部分ですけれども、359ページに書かれてあるように、土地の寄附への同意が得られてないことや所有者の所在が不明なため要望を受けながらも着手できないという箇所があるんですけれども、今現在進捗率86%が、全体としてはあとどのくらい、14%で何件ぐらい残っているのか。それと県の関連する急傾斜地で進捗率がわかりますか。 178 ◯森尾中央総合事務所理事 この急傾斜地崩壊対策事業の総数というのは今、把握してるのは平成15年に調査をかけたものです。これにつきましては、全体で対象となるのは今1,017カ所。このうち整備済みの箇所が259カ所でまだ25.5%になっています。ただし、今現在ずっと土砂法のほうで区域指定されてますけれども、その中でも一部ふえてきてるところがありますので、この1,017カ所よりもちょっとふえたような形になるんじゃないかなと思っております。すみません、今のは県の事業も一緒に合わせてです。県施行分と市施行分で分けていませんので、急傾斜地崩壊対策事業ということでのお話です。 179 ◯内田隆英委員 確かに寄附の同意が得られないとなると仕事ができない部分なんかもあるかと思うんですけれども、非常にこれだけのああいった崖崩れ等ありますので、安全安心に暮らせるようにぜひ1日も早く整備できるように要望しときます。 180 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次は、第8款土木費第4項港湾費のうち総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 181 ◯松尾南総合事務所長 第8款土木費第4項港湾費のうち、総合事務所所管分として北と南の2つの総合事務所の決算を合わせたものをご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は276ページから279ページまででございます。青い表紙の主要な施策の成果説明書は411ページから412ページまででございます。  白い表紙の事項別明細書の276ページ、277ページをごらんください。一番下のほうに記載しております、第8款土木費第4項港湾費第1目港湾管理費のうち、総合事務所所管分につきましては、追加資料2ページの総合事務所決算額一覧の行番号20に記載しております予算現額554万5,305円、支出済額524万8,870円、不用額29万6,435円となっております。  主な支出内容でございますが、本日提出の着色の成果説明書411ページをお願いいたします。総合事務所所管分といたしましては、第1目港湾管理費、1.港湾施設管理費の(1)ターミナル等管理費のうち、イ.伊王島港ターミナル管理費、ウ.高島港ターミナル管理費及びエ.池島港船客待合所管理費でございまして、総合事務所が所管する決算につきましては、イの伊王島港ターミナル管理費は記載の312万7,439円のうち、本庁のほうで支払っております光熱費等を除きました142万428円、同じく高島港ターミナル管理費におきましては、250万9,539円のうち159万7,553円、エ.池島港船客待合所管理費104万6,060円のうち76万2,850円、主要な施策の成果説明書には記載しておりませんが、事務費146万8,039円を加えまして、説明が重複いたしますが、総合事務所決算額一覧の行番号20に記載しております支出済額524万8,870円となっております。  説明は以上でございます。 182 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 183 ◯西田実伸委員 確認だけです。きのうここはちょっともめたとですよね。今、言ったのは、同じものなのに、要するに何で地域に任せないのかという話の中で、それはそれでいいんですが、今ちょっと訂正するわけじゃないけど、光熱費をのけて云々かんぬんって言ったけど、下水道もではなかったんですか。それとかその他の経費も入っている。細々言いたくないんですが、やはりこれは最初だからはっきりしたいんですが、訂正してください。 184 ◯松尾南総合事務所長 説明が不足しておりました、申しわけございません。本庁のほうで支出しますのは、光熱費のほかに下水道使用料、それからその他の経費の中のNHK受信料、これが含まれております。  以上でございます。 185 ◯毎熊政直委員 不用額ちょっと教えてください。  何で北総合事務所のほうはこれだけ管理費の中で不用額が出たんかな。片一方は98%ぐらいの執行率になってるけど、こっちは76.5%と。これ高島港と伊王島港とあるからターミナルの数は違うけど。それ不用額が出るというのは何で不用額が出たとかな。 186 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後2時27分=           =再開 午後2時28分= 187 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。 188 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 池島港船客待合所管理費のうち、不用額で大きいものといたしましては、需用費の消耗品4万3,252円でございます。一般的な消耗品で予定を下回ったということでございます。  以上でございます。〔発言する者あり〕 189 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後2時29分=           =再開 午後2時31分= 190 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。 191 ◯毎熊政直委員 それじゃ、その前に基本的なことちょっと聞くけど、南総合事務所のほうで管理する伊王島港ターミナル管理費と高島港ターミナル管理費、これ2つたいね。北総合事務所のほうが池島港船客待合所管理費、これで見ると逆に2つやってるほうが管理費は少なくて、北総合事務所の池島港の管理費が多いんだけど、これは何で北総合事務所の池島港船客待合所管理費が高いのかな。 192 ◯松尾南総合事務所長 管理費の比較でございますが、伊王島ターミナル管理費のほうが先ほどの本庁分を除きまして142万428円、それから高島港のほうが159万7,553円、池島港のほうが76万2,850円ということで池島のほうが金額的には低くなっております。 193 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 194 ◯柴原中央総合事務所長 第8款土木費第5項都市計画費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は278ページから287ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては367ページ、それから368ページ、また、377ページから379ページまででございます。主な支出内容を記載した箇所につきましては、418ページから436ページまで、それから不用額の説明を記載した箇所につきましては445ページから447ページまででございます。黄色の表紙の審査意見書は45ページ、46ページでございます。  初めに、第8款土木費第5項都市計画費における総合事務所の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきまして説明させていただきます。  主要な施策の成果説明書の367ページをお開きください。個別施策E8-3「だれもが快適に利用できる公園への再整備を進めます」でございます。平成28年度の取り組み概要といたしましては、唐八景公園においてユニバーサルデザインに対応した施設の再整備を行うとともに、京泊公園、鳴海台近隣公園において、高齢者利用のための健康遊具の整備を行いました。今後の取り組みといたしましては、利用者が安全に楽しく公園を利用できるよう老朽化した施設の再整備を進めるとともに、既存公園につきましても幅広い年齢層に対応できるよう地域のニーズを把握しながら整備を行ってまいります。関連する主な事業といたしましては、368ページに【補助】公園等施設整備事業費、京泊公園ほか(健康遊具設置)などを掲載しております。  377ページをお開きください。個別施策E5-3「住環境の改善及び再生を図ります」でございます。平成28年度の取り組み概要でございますが、斜面市街地再生事業の8地区において、生活道路整備などに着手しており早期完成に取り組んでおります。関連する主な事業といたしましては、379ページに【補助】斜面市街地再生事業費を記載しております。  それでは、第8款土木費第5項都市計画費の決算のうち総合事務所所管分につきましてご説明いたします。  事項別明細書278ページ、279ページをお開きください。中ほどに記載しております、第5項都市計画費のうち、総合事務所所管分につきましては、追加資料2ページの総合事務所決算額一覧の行番号26に記載しております予算現額30億432万1,488円、支出済額25億4,696万7,838円、翌年度繰越額3億3,973万9,134円、不用額1億1,761万4,516円となっております。  なお、決算の詳細につきましては、地域整備1課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 195 ◯川原地域整備1課長 まず初めに、A3の横の資料で総合事務所の事業をご説明させていただきます。  417ページをお開きください。417ページの一番上にバス待合所維持管理費がございます。ここにつきましては、総合事務所の事務となっております。  それから、419ページをごらんください。第2目都市開発費の2.歴史的地区環境整備費でございます。この分の(1)唐人屋敷情報発信施設運営費は総合事務所の事業でございます。それから、4.【補助】斜面市街地再生事業費、これ(1)の江平地区から(6)立山地区までございますけれども、この分は総合事務所の所管となっております。それから、5.【補助】歴史的地区環境整備事業費でございます。こちらにつきましても総合事務所の事業となっております。  それから、428ページになりますけれども、428ページの下のほうに着色しておりますが、第5目都市下水路費、これは従前から変わりません。土木維持課のほうの事業でございましたが、総合事務所の事業となっております。それから、429ページ右側になりますが、第6目の公園費でございます。この公園費につきましては稲佐山公園のスロープカー整備を除きまして、全て総合事務所の事務となっております。  主要な施策の成果説明書によりご説明させていただきたいと思います。  418ページ、A3でも418ページになりますけれども、418ページをお開きください。第2目都市開発費の中の419ページの下段に記載の4.【補助】斜面市街地再生事業費といたしましては、(1)江平地区から421ページの(6)立山地区までの計6地区におきまして、斜面地における居住環境の改善と防災性の向上を図るため、生活道路の整備及び用地買収、建物の移転補償などを行ったものでございます。  次に、421ページの下のほうにございます、5.【補助】歴史的地区環境整備事業費の(1)唐人屋敷顕在化につきましては、我が国と中国との交流の歴史におきまして大きな意味を持ち、また斜面市街地特有の課題も抱えております唐人屋敷跡につきまして、その歴史の顕在化などに取り組んでいるものでございます。  続きまして翌年度繰越額についてご説明いたします。  主要な施策の成果説明書、青色の表紙になりますけれども、633ページをお開きください。633ページの表の上から3行目の【補助】斜面市街地再生事業費、稲佐・朝日地区とその下の【補助】斜面市街地再生事業費、水の浦地区におきましては補償交渉に日時を要したことなどにより、翌年度に繰り越したものでございます。  続きまして不用額についてご説明いたします。  445ページにお戻りください。445ページの第2目都市開発費のうち、総合事務所所管につきましては、一番下の(1)歴史的地区環境整備費から446ページ上段の(3)【補助】歴史的地区環境整備事業費にかけて記載しておりますが、国庫補助金の内示減や入札差金が生じたことなどにより不用額が生じたものでございます。  続きまして、主要な施策の成果説明書、428ページをお開きください。これは428ページから429ページにかけて記載の1.都市下水路費につきましては、都市下水路の修繕や清掃・除草の維持管理などを行ったものでございます。
     次に、429ページの2.【単独】都市下水路整備事業費につきましては、表に記載しております各都市下水路の改良工事などを行っております。  次に、不用額についてご説明いたします。  主要な施策の成果説明書、447ページをお開きください。447ページの一番上に記載しております第5目都市下水路費につきましては、【単独】都市下水路整備事業費大浦都市下水路ほかにおきまして、地権者との交渉が難航し、移転補償ができなかったことなどにより不用額が生じたものでございます。  続きまして、主要な施策の成果説明書、429ページをお開きください。429ページの中段から下のほうにございます第6目公園費でございます。1.公園等維持管理費でございますが、(2)施設維持管理費につきましては、既存公園の施設維持や補修のために要した経費でございます。  430ページをお開きください。430ページの下のほうに記載の(3)管理運営費につきましては、主に指定管理者に委託しております長崎東公園、長崎市総合運動公園、野母崎総合運動公園、稲佐山公園及び長崎公園の管理に要した経費でございます。  431ページをお開きください。次に、下のほうに記載の2.【補助】公園等施設整備事業費につきましては、出島表門橋周辺整備工事のほか、432ページに記載の鍋冠山公園の整備などを行っております。  432ページの下のほうに記載の3.【補助】公衆便所整備事業費につきましては、西坂公園便所の改修を行っております。次に、下段の4.【単独】近隣公園整備事業費の(1)中島川公園(出島対岸地区)につきましては、433ページ上段の表に記載の出島表門橋の周辺整備工事及び休憩施設の工事などを実施しております。  次に、433ページ下段の5.【単独】公園施設整備事業費の(1)黒崎永田湿地自然公園から434ページ中段の(3)旧琴海病院跡地及び下段の(5)神の島公園から435ページ中段までの(7)長崎市総合運動公園ほかにかけて記載の公園におきましては、園路やグラウンドの舗装、遊具の設置などを行っております。  次に、435ページ中段やや下の6.【単独】公園再整備事業費につきましては、435ページから436ページの表に記載のとおり、唐八景公園などにおきまして園路舗装や遊具の設置などを行っております。  続きまして、翌年度繰越額についてご説明いたします。  633ページをお開きください。表の下から9行目の公園等維持管理費、野母崎総合運動公園損害賠償請求事件和解金から、下から5行目の【単独】公園施設整備事業費、鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)まで及び下から3行目の【単独】公園施設整備事業費、中央公園とその下の【単独】公園施設整備事業費、長崎市総合運動公園ほかまでの7件で、いずれも事業が年度内に完了しないため翌年度に繰り越したものでございます。  続きまして、不用額についてご説明いたします。  447ページにお戻りください。477ページの上から2段目、第6目公園費につきましては、(1)公園等維持管理費におきまして、電気料、公園管理に係る委託料及び指定管理に係る委託料などが予定を下回ったことなどにより、不用額が生じたものでございます。次の(2)【単独】近隣公園整備事業費につきましては、中島川公園(出島対岸地区)で発掘調査に係る賃金が予定を下回ったことなどにより、また、(3)【単独】公園施設整備事業費につきましては、事業費が予定を下回ったことなどにより不用額が生じたものでございます。  続きまして、予備費の充用についてご説明いたします。  447ページの表の右側、主な予備費充用の説明欄の中央総合事務所に記載のとおり、公園緑地に対する損害賠償請求事件に係る訴訟委託料や公園内で発生した物損事故に対する損害賠償金などに予備費を充用し支出しております。  説明は以上でございます。 196 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 197 ◯池田章子委員 まず、445ページの不用額のところで446ページにもまたがるんですが、まず歴史的地区環境整備事業費(唐人屋敷顕在化)とか唐人屋敷まちなみ整備助成金のところにかかわってなんですが、445ページはもう皆減ですよね。助成申請が行われなかったということと、あと、次のページは国庫補助の内示減ということを書いてあるんですが、これ全然別ものですか。 198 ◯川原地域整備1課長 事業といたしましては別物でございまして、このまず445ページの歴史的地区環境整備事業費の中の唐人屋敷まちなみ整備助成金、これにつきましては、家屋等の改修などリフォームするときに、あそこの唐人屋敷の雰囲気に合った意匠形態に改善するときに、今補助金を出しているという事業でございますが、その助成がなかったということで400万円の不用額が出ております。 199 ◯池田章子委員 400万円予算をとっておいて、助成申請がなかったということなんですが、これって、さあ400万円用意しましたよ、さあどうぞじゃなくて、そういう事前のこういうふうにしていきませんかっていう事前の話し合いとかなんとかって全くなしですか。これ使ってる予算、全くゼロでしょう。皆減ですよね。そういうものに400万円予算を予定もないのにつけたということなんですか。 200 ◯川原地域整備1課長 この400万円につきましては、その年度に建て替えが出てきたその方がリフォームするときに、そういう意匠に合わせたものをしたいといったお話が出てきたときに対応できるようにという考え方でとっているものでございまして、おっしゃりますように、例えば1年ぐらい前から話してこういう予定があるからということではなくて、いわゆる建て替え、その人たちが何かするときに要望があったときに対応できるようにしておこうということから、この予算の計上の仕方をさせていただいてるというところでございます。  以上でございます。 201 ◯池田章子委員 歴史的な地区環境整備ということで別物ではあるにしろ、このあたりの景観を守っていきましょうという皆さん方の大きな計画の中で進めている事業ですよね。片や内示減でできなかったって、それはわかりますが、もう1つの唐人屋敷まちなみ整備助成金の皆減の対象建築物が全くなかったっていうのは、もう余りにもつかみで本当どんと予算をつけて、さあどうぞってできませんでしたというのは決算になってわかるわけですが、予算の立て方としてちょっと問題があるんじゃないかと思うわけですよ。やはり大きな計画の中で少しずつ進めていきましょうということなので、十分に地域の人たちと相談しながら、じゃ次はそういう要望があるみたいなのでこれだけつけましょうという予算づけっていうのがやはり望ましいんじゃないですか。 202 ◯田畑地域整備2課長 少し追加説明をさせていただきます。今、委員ご指摘のとおり唐人屋敷というのは出島と並んで江戸時代の非常に当時の長崎を象徴づける地区であったといったことから、中国風の修景を中心に地区の雰囲気がわかるようにということで今、整備を進めているものでございます。そういった中で新地町稲田町線という都市計画道路の整備が進んでおりまして、唐人屋敷あたりもできまして、そういったことでの地域の位置づけがますます明らかになってきているところでございます。  そういった中でこの唐人屋敷まちなみ整備助成金といいますのは、その中国風の町並みに修景する際に補助をするものでございまして、大きくは道路整備等の際の建て替え等に使っていただくような、建て替えにあわせて中国風のいろんな雰囲気を出していただくというものでございます。そういった中で、予定は一応基本的には、計画的に地域の方とも話をしながらここが予定だということは一応予定した中で予算をいただいているというところでございます。しかしながら、思ったように進まなかったり、あるいは個別に建て替えを予定されてた方がちょっともう少し先延ばしにといったような形の中で、この年度はちょっと使われなかったといったような状況でございます。しかしながら、やはりこの整備事業は必要でございますので、地域の皆様とも話をしながらしっかりと具体的な箇所づけをしながら、しっかり予算をいただいて実施していきたいと思っております。  以上でございます。 203 ◯池田章子委員 道路はもうことし大体ここまで、その道路だってうまくいかないこともあるわけですよね。だけどそんなにばんと何キロメートルも一遍に延びるわけじゃなくて、ここからここまでってほんの少しずつ進んで行くものじゃないですか。そしたらそこにかかわる家の建て直しっていうのはそんなに何十軒も何百軒もあるわけじゃないでしょう。ほんの何軒かですよね。そういう中で皆さん方がこういうふうな道路の計画をしていきます、今年度この辺まで進んで、それに合わせてこういうふうに唐人町の雰囲気をというようなコンセプトを持ってらっしゃるんだったら、それは一定もう本当何百件対象じゃないんだから、どういう要望があるのかっていうのがわかるはずじゃないんですか、余計に。道路にかかわってのことならね。町全体にかけてどこでも手を挙げてくださいじゃないわけでしょう。道路にかかわってということだったら、限られてくるわけだから、その辺をもう少し精査して予算を上げるべきじゃないですかっていうことです。本当400万円あれば別のことができるでしょうということだってあるわけですから、その辺はもう少し精査してもらいたいと思います。  それから、446ページのところで江平地区の工事請負費が見込みを下回ったっていうことなんですが、執行率が低いですよね。十数%。これは何でこんなに工事請負費が見込みを下回るんでしょうか。 204 ◯田畑地域整備2課長 【補助】斜面市街地再生事業の江平地区についてでございます。この事業は斜面市街地におきまして生活道路や広場、緑地などの公共施設の整備等を主に行って居住環境の改善、防災性の向上、そういったことを図っているわけでございます。この江平地区におきましては、工事請負費が見込みを下回っていうことでございますが、工事を広場といいますか、公園的なものを整備する際に、地元の方と、もともとの予定しておりました、ある程度グレードが高いといいますか、花壇を擁したようなそういった広場の整備を予定しておりました。しかしながら、地域の皆様とお話しする中でも、広場は要らないから舗装だけしてほしいといったようなことで当初の予定から大きく変更したということで不用額が584万677円発生したということでございます。  以上でございます。 205 ◯池田章子委員 今の話を聞いても、皆さん方地域の人たちとそういう話ってしないで計画だけがんがん立てて予算づけされてるのかなって思うんですね。要するに場所がピンポイントでわかってて、ごくごく限られたところで予算づけをしていくわけじゃないですか。市の思いはこうでした、でも実際ふたを開けてみたら、地域の人の思いはそうじゃなかったですって。そんなに食い違うもんですか。もう予算づけの段階でそういうことってわからないんですか。 206 ◯田畑地域整備2課長 基本的にまちづくり協議会を中心とした地域の皆様と一緒になって全体計画を一応立てさせていただいた中で、補助事業等も国の補助なんかを活用しながら整備を進めておるわけでございます。そういった中で、平成28年度はこういったことをするというのはもう事前にある程度もう予算も国への補助申請も含めて行っております。そういった中で、地域とも一定話をした中で進めて予算はとっておるわけですが、いざ入ろうとした際にこういった事業を今年度やりますといったことでご説明をさせていただきましたところ、いや、もうそこまではせんでよかっちゃなかとかといったことがあったもんですから、具体的な際にはそういったお話がありまして、今回不用額が発生したということでございます。  しかしながら、委員ご指摘のとおり、十分にやはり調整して予算計上をすべきであったと反省しておりますので、今後はそういったことで地域のまちづくりにかかわる話ですので、十分に話をさせていただいて予算も計上したいと考えております。よろしくお願いします。 207 ◯池田章子委員 どちらの件にしても、何か十分な予算を立てる段階での精査というのを、ほかのところも精査した結果工事量が減ったとか、精査した結果何とかって、請負額が減ったとかそういうことができるだけないように、有効に予算を使えるようにしていただくことを要望しておきます。 208 ◯山本信幸委員 446ページの不用額の件で、先ほどの池田委員のちょっと関連なんですが、補助で斜面市街地再生事業のこの岩瀬道・立神地区なんですが、これも同じように見込みが下回ったということでございます。これも1,000万円くらい出てますが、これは何で落ちたんでしょうか。補償ができなかったんでしょうか。 209 ◯田畑地域整備2課長 岩瀬道・立神地区につきましても、先ほどと同じように国の補助を生かしながら住宅環境、居住環境の改善、防災安全上の向上を図るということで事業を進めております。岩瀬道・立神地区につきましては、事業が最終年度ということで一応事業の中で予定しておりました工事自体があったわけなんですが、それが最終的には不用になったといったことで、先ほどと同じように地域との話が十分にないまま予算、補助を申請したために、不用額が発生したというものでございます。  以上でございます。 210 ◯山本信幸委員 最終年度で予算要望して、これ不用額が出るっていうのは、ちょっと考えられない。最終年度なんでしょう。これ不用になったのは一体何の工事なんですか。 211 ◯原地域整備2課整備4係長 岩瀬道・立神地区についての先ほどの委員のご指摘なんですが、ここについては道路改良工事を見込みがちょっと甘かったといいますか、最終年度は結構工事費を積んでおったんですけれども、それが実際はそこまで要らなかったということになります。  以上でございます。 212 ◯山本信幸委員 そしたら単なるミスですたい。要は最終年度でもう延長も目の前でわかってて工事量もわかっている中で、先ほどの周知という話ではなくて、単なる見込みのミスということになるという答えでございますけど、そういうことでよろしいんですね。 213 ◯田畑地域整備2課長 今ご指摘のとおり、見込みが甘かったということでございます。申しわけございません。  以上でございます。 214 ◯西田実伸委員 斜面市街地再生事業はそういう答弁でいいの。この斜面市街地再生事業というのは、ここ2つばかりじゃなくてまだあるじゃないですか。8つの中でも何十年かかっとんなっですか。これは決算だから何も言わんけど、今の答弁聞いとってちょっと違うんじゃないかなと思ってですよ。斜面市街地再生事業について今から方向性を決めてくんじゃないんですか。車みち整備事業が入った、何が入ったっていうことで総合的に今、転換期じゃないかなと思うんですよ。今までそういう答弁じゃなかったかな。私はこの所管は一時離れとったけれども。そしたら、今のような形でおくれたっていうのは、要するに全部完成時期があってないようなものじゃないですか。8地域ですよね。今、重点的にそこをやってるでしょう。そしたらもう少し何か今のおくれだとか係長にそういう言いわけをさせるとか、そういうところなんて本当に総合事務所がやっていけるような内容なのって言いたかとですよ。逆にもう少し勉強せんですかって私は言いたかね。この道路を今度はとってるとよ、地域的にどんどん。さっき言われなかったけど土木部のほうも。今のような答弁やったら、本当に管理しきれるとですか。この斜面地事業に関して言ったけれども、もう少しましな答弁のあるとじゃないかなと思いますが、どうでしょうか。 215 ◯田畑地域整備2課長 斜面市街地再生事業につきましては、もう着手したところにつきまして、できるだけ早期の事業完了に向けて地域の皆様と一緒に事業を進めてるところでございます。そういった中で今回、総合事務所の所管になりまして、地域の皆様とさらに密接にお話しさせていただきながら事業を進めたいと考えております。今ご指摘のとおり、まだ勉強不足のところがございます。今後しっかり頑張っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 216 ◯西田実伸委員 勉強不足って失礼なこと言いましたけど、そういうことではなくて、ずっとこれ課題じゃないね。最初始まって、どっから始まったかはちょっとまた今記憶出てこんけれども、そういうところで斜面市街地再生事業ってやってきて、最初のうちは旗振ってやったじゃないですか。それが今やいろいろ立ち退きとかなんとかあって行き詰ってしまってるでしょう。だからこそ今度は地域が別にとったら、今まで土木部もまちづくり部も、所管もし切れんやったとですから。だからそれは、皆さんが身近になってやっていくんだから。通り一遍の答弁もわかるけれども、やはり今度はこういう形で総合事務所としては今言いなったけど答弁、もう少し何か工夫のある答弁のあるとじゃないかなとちょっと期待しとったとけど、一辺倒で、おくれました、だめでしたじゃないじゃないですか。総合的な計画を見てそういう言われ方を持ってるんじゃないかなと思ったんですが、もしよかったらもう一歩、今後やりますぐらいの答弁が欲しいと思うんですが、もうないですか。 217 ◯柴原中央総合事務所長 この補助事業は確かにおっしゃいますように、大浦のほうからずっと始まってまいりまして、それぞれの路線でずっと議会のほうからも進捗について毎回ご指摘いただいてきたところであったと私も記憶しておりますが、やはり地域に入っていってそこでの話が進んでいかないというものがある中でも、やはりそこは市として着実に事業の進捗を年次計画を持ちながらやっていく必要があると考えております。そのことによってこのような不用額が先ほど来ほかの事業でもご指摘いただいておりますけれども、そういった不用額が出るというのは、予算の長崎市のその財政状況が決して潤沢でない中で、ほかにも使えるものが使えないとかいうことにもつながりますので、今後は私ども、やはり地域に入っていくというのをこれは一番大きな私の課された役割でございますので、そういった意識を持ちまして十分に入ってお話をさせていただいて、実行年度でちょっと話が変わったとか、それとか工事延長も最終年度で変わるとか整備の内容も変わると、そういったことがないように十分に話をさせていただきながら進捗管理というものを十分意識しながらやっていきたいと考えております。  以上でございます。 218 ◯西田実伸委員 10月1日になったばかりに、今集中砲火を浴びて大変でしょうけれども、やはりこれからいろんな形で頑張っていただきたいと思います。  以上です。 219 ◯山本信幸委員 今の柴原中央総合事務所長のお話なんですけれども、先ほどから斜面地市街地再生事業は、斜面地においては非常に重要な事業なんですよ。それを最終年度でもう終わろうかというときに、そんな先ほどの考え方じゃないんですよ。単純に最終年度予算を計上するときに、この予算のない中に、予算を計上するときに、工事延長を間違うたり、そういうことでの予算の金額を間違った、1,000万円ですよ。1,000万円間違ったっていう話をさっき言ったんですよ。それがおかしいって言ってるんですよ。そんな斜面市街地再生事業ってそんなもんじゃないんですよ。車みち整備事業とこれ両輪でやっていく、今後見直しをすべき大きな事業なんですよ。それでも今からこれまだまだ深めていかないといけない、見直しの中で深めていかないといけない事業であるわけですよ。それを、そんな簡単なもんじゃないということを認識してほしいんですよ。不用額が出ましたってこれそんな話じゃないんですよ。これ不用額がこれだけ出るって何でかって、当初予算をざっと見積もっとるけんですたい。その分を理解してもらって、今後見直しも含めてやってほしいと、そういうことなんですよ。それをちょっとお話ししてくださいよ。 220 ◯柴原中央総合事務所長 山本委員のご指摘ですけれども、私の先ほど話をさせていただいた趣旨としては、すみません、そういったとこを含んでおったつもりでございますけれども、そういったところが不足していたということでございます。事業の進捗、それからどこまでどういった事業を進めていくのかというのを見きわめまして、こういった、いわば誤りによるそういった予算の計上のミスというものはないように十分意識して、事業の趣旨も長崎市における非常に重要な事業であるというのも十分認識しましてこれから取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 221 ◯毎熊政直委員 今のやりとりを聞いてちょっと不安になってきたんですけど、10月1日に新体制でスタートして、この都市計画費の中にもあるように特に中央総合事務所が多いんだけど、結局各事業、平成28年度の決算だから今、翌年度繰越金がかなりあるわけね。そうするときちんと事業の内容の、平成28年度に繰り越してるから今、平成29年度に繰り越した分は仕事をやってるはずなんですよね。その中で、その事業に対する十分な引き継ぎとか人員体制のチェックとか、そういうものが十分に行き届いてるのかなと。年度途中でこういうことがあって、またこれがそのこういう組織変更の関係でそこは十分に行き届かんで、また繰り越しの繰り越しとか、不用額の増加とか、そういうことにならないだろうかという心配が出てきたんだけど、そこら辺はきちんと事業は進捗してるのかどうか。現在、繰り越した分。 222 ◯森尾中央総合事務所理事 引き継ぎについては、今もうほとんど終わって、例えば工事1つとったときに、監督員がもう発注した分とかがある場合は、例えば監督員を2人つけてやるとか、そういうような体制はとっております。その中でまだまだ今から少し発注しないといけないところがあるんですけれども、そこについても重点的に人を入れながらやっているところでございます。  それと、各総合事務所と本庁がどうしても連携してやらないといけないところがございますので、それについては連絡体制を密にしながらまたやらせていただくところでございます。  以上でございます。 223 ◯堤 勝彦委員長 ほかありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費のうち総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 224 ◯松尾南総合事務所長 第8款土木費第6項住宅費のうち、総合事務所所管分として北と南の2つの総合事務所の決算を合わせたものをご説明させていただきます。  白い表紙の事項別明細書は286ページから289ページでございます。青い表紙の主要な施策の成果説明書は438ページから439ページでございます。  白い表紙の事項別明細書286ページ、287ページをお開きください。下段に記載しております第6項住宅費のうち総合事務所所管分につきましては、追加資料2ページの総合事務所決算額一覧の行番号28に記載しております、予算現額9,754万3,770円、支出済額9,523万4,579円、不用額230万9,191円執行率97.6%となっております。  恐れ入りますが、着色しております主要な施策の成果説明書の438ページをお開きください。総合事務所所管分の決算額は市営住宅管理費の(1)維持補修費の一部でございまして、1億4,800万1,917円のうち9,328万1,511円、それからページ飛びまして、439ページ上段の(3)管理事務費の一部でございまして、4,218万3,337円のうち195万3,068円ということで、南、北の総合事務所にございます市営住宅の修繕、それから建物管理に係る委託費等でございます。  説明は以上でございます。 225 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 226 ◯毎熊政直委員 この住宅管理費で北総合事務所のほうはほぼ100%に近い支出済額だけど、南総合事務所のほうは、ニーズは多いと思うんだけど、何でこれだけ不用額が230万円も出たのか、そのわけを教えてください。 227 ◯松尾南総合事務所長 南北それぞれこの市営住宅の維持管理というものが行政センターのほうで130万円以下の分につきまして、空き家修繕それから退去修繕、緊急修繕というものを行っておりました。その中で予算をいただいた中で、それぞれの行政センターで行った不用額が積み上がったものが年230万円ということでございます。  以上でございます。 228 ◯毎熊政直委員 もうほとんどが指定管理者になって、問題は以前合併町のところに残ってる公営住宅が今まで行政センターで管理されてきて、今は総合事務所になるんだろうけど、地域センターも含めて、やはりこの市営住宅に入ってる方々のいろんなニーズがあると思うよね。それで件数も多いと思う。だから従前どおりの人員体制でそういう管理業務を、今後も変わらずついていけるんだなと理解していいわけ。 229 ◯松尾南総合事務所長 南北それぞれの総合事務所の市営住宅につきましては、これまで申し上げましたように、行政センターで行っておりました。その部分、地域センターのほうからも今後も要望がありますれば、総合事務所のほうに引き継ぎまして総合事務所のほうで行うようにしておりますので、当分、今のような管理の状況で修繕管理等はできると考えております。  以上でございます。 230 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第9款消防費第1項消防費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 231 ◯柴原中央総合事務所長 それでは第9款消防費第1項消防費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は、290ページから295ページでございます。総合事務所所管につきましては、294ページとそれから295ページの中ほどに記載しております第5目水防費でございまして、全て中央総合事務所の所管となっております。予算現額は15万円で、水防本部設置運営費といたしましてタクシー借上料などに6万8,262円の支出をしたところでございます。  私からの説明は以上でございます。 232 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時20分=           =再開 午後3時20分= 233 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。  次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 234 ◯柴原中央総合事務所長 それでは、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  事項別明細書は324ページから327ページでございます。主要な施策の成果説明書は、主な支出の内容を記載した箇所が565ページ、566ページ。それから不用額の説明を記載した部分は568ページでございます。審査意見書は50ページに記載しております。  それでは事項別明細書の324ページ、325ページをごらんください。下のほうに記載しております第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の全てが総合事務所所管分となっておりまして、予算現額4億2,655万6,000円、支出済額3億1,354万1,393円、それから翌年度繰越額が2,800万円、不用額8,501万4,607円となっております。  主な支出の内容につきまして、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。主要な施策の成果説明書の565ページをごらんください。まず、第1目道路橋りょう河川等災害復旧費のうち、565ページから566ページの上のほうにかけて記載しております、1.【補助】道路災害復旧費及び2.【補助】河川災害復旧費につきましては、それぞれの表に記載しております災害復旧工事を行ったものでございます。  次に、566ページに記載しております3.【単独】道路災害復旧費及び4.【単独】河川災害復旧費につきましては、それぞれ表に記載しております災害復旧工事などを行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  主要な施策の成果説明書634ページをお開きください。中ほどの一般会計、災害復旧費、【補助】道路災害復旧費、現年度災害分におきまして、為石町13号線が、また【補助】河川災害復旧費、現年度災害分において、大川川及び千々町川の災害復旧工事が年度内に完成しなかったことにより翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額につきましてご説明いたします。  同じく主要な施策の成果説明書の568ページをお開きください。中ほどの第2項公共土木施設災害復旧費第1目道路橋りょう河川等災害復旧費につきましては、災害の復旧に係る経費が見込みを下回ったことによりまして、不用額が生じたものでございます。  説明は以上でございます。 235 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。
     それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため暫時休憩します。           =休憩 午後3時24分=           =再開 午後3時36分= 236 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  これより、第97号議案「平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はありませんか。 237 ◯内田隆英委員 ただいま議題となりました第97号議案「平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算」について、当委員会に付託された分について不認定の立場で討論を行います。  まず、討論に入る前に、今回の決算審査では本年10月から始まった行政サテライト機能再編成によって従来の決算審査とは異なった審議となり混乱を来しました。決算審査とは予算事務に対する仕事がどのように行われ、かつ計画どおり予算執行が行われているのかを審査するものです。ところが今回の決算審査では行政サテライト機能再編成によって所管部分を行政だけが理解し、議会へ十分知らされていませんでした。その結果混乱を来し、議会との行政の信頼関係さえ壊しかねない事態となりました。今後、行政においてはこのようなことがないよう強く反省を求め討論に入ります。  まず、ながさき住みよ家リフォーム補助など、耐震化に係る各種制度など市民のニーズに応える部分に関しては評価できますが、1つ目に第8款土木費第5項都市計画費における新幹線対策費、新幹線整備促進事業費、長崎駅周辺連続立体交差事業整備促進費、長崎駅周辺エリアデザイン検討費など、九州新幹線西九州ルートと密接に関係してる部分があります。九州新幹線西九州ルートは時間短縮効果が薄い上、市民の合意が得られていないと考えます。また、フリーゲージトレインの開発が難航し、JR九州も導入を断念してる中で、これからも多額の税金が投入されることを認めるわけにはいきません。  2つ目に、長崎県の道路協会負担金を初めとする各種協会負担金はかつての陳情政治の名残が色濃く、活動の中で市長の意見をまとめ陳情するとのことですが、協会を存続させる理由としか受け取れません。協会加入の効果をよく検証されないような負担金については認めることはできません。協会負担金については、一度立ち返り見直すべきだと意見を申しておきます。  3つ目に、都市開発費のところの東長崎平間・東地区に係る土地区画整備事業は関係部局などの努力の結果、一部地権者との合議が結ばれ解決の方向で進められていますが、この決算は住民合意が得られないまま進められてきた、さきの予算事業であるということで認めることはできません。  以上、討論とします。 238 ◯池田章子委員 ただいま議題となっております第97号議案「平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算」の本委員会に付託された部分について、認定の立場から会派を代表して意見を申し上げます。  まず、先ほど内田委員もおっしゃいましたが、今回の行政サテライト機能再編成にかかわって、本委員会に提出された資料のつくり方、決算資料、委員会資料、歳出審査早見表も含めてそれから説明の仕方も非常に混迷をきわめました。予算に対する決算の数値というか、対応が全くわからないような状況で、私たちは市民の税金が適正に使われてきたかどうかを正しい数値を把握しながらチェックしなければならないのに、十分な決算審査ができたのだろうかと私たち自身も反省しますし、理事者においても反省を求めるものです。今後の予算決算審査、とりわけ来年の決算審査は従来の予算立てで実際に執行は半年分は本庁で、その後はまた総合事務所に分かれるという非常にまたわかりにくいものになる可能性もありますので、よりわかりやすい審査資料の提示と説明を求めたいと思います。各総合事務所の内容もわかるようにしていただきたい。また、本庁と総合事務所の予算の割り振りが、その分担が適切か否かについても理事者全体で再検討していただきたいというふうに意見を申し述べます。  まず、内容について第2款総務費1項第6目の用地取得費において執行率が非常に低いというのがわかりました。つかみで計上されて実際は執行できなかったという、それと同様のものがやはり散見されました。例えば、第8款土木費第5項都市計画費の中の都市開発費、唐人屋敷まちなみ整備助成金、それから斜面市街地再生事業費、予算の精査が不十分であったと思います。このように災害のように急に降って湧いたものではないわけですから、ある程度読める事業の中でもう少し予算を精査して大事に市民の税金を使っていただきたいと思います。予算立てについて精査を求めていきたいと思います。  それから、第8款土木費第2項の生活道路環境改善費、これはこのようにかなり高い執行率を示すものについて次年度予算に反映を求めたいと思います。これは、同じく第8款第6項住宅費、住宅管理費の住宅リフォーム緊急支援費についても同じであります。この住宅リフォーム緊急支援費、ながさき住みよ家リフォーム補助金については、毎年9月、10月で申請が締め切られているというもので非常にニーズの高いものでありますし、経済効果もあり、後継者の育成にも役立っているわけですけれども、取り下げによる不用額が昨年度出ているのがわかりました。この不用額が出ないような工夫、それからまた来年度の予算拡大に向けて努力していただきたいと思います。  最後に、第8款第2項道路橋りょう費についてですが、今後の本庁、各総合事務所の予算立て、それから総合事務所を越える目内流用等々について、やはり公正な予算配分、流用のルールを確立することが必要ではないかと思いますので、そこの検討も進めるよう求めたいと思います。  以上、市民クラブからの意見といたします。 239 ◯浦川基継委員 ただいま議題となっております第97号議案「平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算」について認定の立場で明政クラブを代表して意見、要望を申し上げます。  まず、第8款土木費について各項目に共通しますが、不用額と繰越額が毎年発生しております。市民生活の向上と地域活性化に寄与する事業であるため、不用額や繰越額を極力抑え、発注時期等も含め対策を講じ取り組んでいただきたい。また、新たな行政サテライト機能再編成に伴い、分割された予算配分はこれまで以上に柔軟に対応するとともに、責任のなすりつけ合いとならないよう本庁は調整を行い、市民生活の改善につなげていただきたい。総合事務所所管部分においては事務事業の移管により市民生活に密着した事業だけでなく、観光面や地域対策等の事業も混在しており、これまでの所管での事業趣旨と所管がえ方針との整理がついていないものがあるため再度協議調整を図って取り組んでいただきたい。また、予算がないと地域の要望に応えることはできないので、3年程度は十分な予算措置を行い取り組むよう要望を申し上げ、認定の意見といたします。 240 ◯福澤照充委員 第97号議案「平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算」について、公明党会派を代表して認定の立場からるる意見を申し上げます。  本議案については貴重な財源を市民に届けたいとの思いで不用額を中心に審査をさせていただきましたが、多額の不用額が見られたこと、特に安易な理由により不用額とされ、当初予算において慎重に予算計上されていれば他事業により効果を発揮したかもしれない貴重な財源が不用額となったことは残念でなりません。特にながさき住みよ家リフォーム補助金や総合事務所の道路橋りょう維持費などは無駄のない予算執行を求め、認定の討論とさせていただきます。 241 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第97号議案「平成28年度長崎市一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 242 ◯堤 勝彦委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時47分=           =再開 午後3時49分= 243 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  それでは、議案審査に入ります。  第100号議案「平成28年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 244 ◯吉田土木部長 第100号議案「平成28年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は382ページから385ページでございます。青い表紙の決算に係る主要な施策の成果説明書は593ページから595ページ、そして繰り越しにつきましては629ページ及び634ページ及び市債につきましては636ページ、次に黄色い表紙の審査意見書は55ページ、58ページ及び69ページから79ページでございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書382ページ、383ページをお開きいただきたいと思います。歳入の決算総額は383ページ、右から4列目の収入済額の最下段に記載の合計額16億3,920万7,749円で、対前年度費で4億9,824万6,951円、率にしますと43.7%の増となっております。この数字につきましては審査意見書69ページのほうに記載させていただいております。  次に、歳出でございますが、384ページ、385ページをお開きいただきたいと思います。歳出の決算総額は385ページ、右から4列目の支出済額の最下段に記載の合計額15億5,178万6,468円で、対前年度比としまして4億6,801万1,877円、率にして43.2%の増となっております。この数字につきましては審査意見書69ページのほうに記載しておりますのでご参照いただきたいと思います。  歳入歳出ともに、大幅な増となっておりますが、これは、平成28年度において事業課からの買い戻しによる財産売払収入が増し、それに伴い土地開発基金借入金償還金が増したため、歳入歳出ともに増加したものでございます。  詳細につきましては、土木総務課長に説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 245 ◯竹内土木総務課長 それでは、詳細につきまして土木部提出の委員会資料に従いまして説明をさせていただきます。  土木部提出の委員会資料の1ページをお開きください。まず、歳入についてでございます。表の左上に記載しております第1款財産収入第1項財産運用収入第1目財産貸付収入の収入済額につきましては、右から5列目の収入済額2)の列に記載しておりますとおり、収入済額5,932万98円で、これは本会計で取得した土地を公共用地などに利用するまでの間、民間駐車場や現場事務所などとして、一時的に貸し付けたもの及び基金の現金を一般会計へ繰りかえ運用している貸付金利子でございます。次に、第2項財産売払収入第1目不動産売払収入は、収入済額10億2,415万6,150円で、これは本会計で先行取得していた用地等を事業課等の一般会計へ有償で売却したものでございます。なお、内訳につきましては同じ資料の3ページの平成28年度土地売払収入一覧を添付いたしておりますのでご参照ください。  恐れ入ります、資料の1ページにお戻りください。次に、第2款諸収入第1項雑入第1目雑入は、収入済額4億9,752万8,869円で、事業用地等の先行取得に伴う土地開発基金からの借入金でございます。次に、第3款繰入金第1項土地開発基金繰入金第1目土地開発基金繰入金は、収入済額101万6,425円で、これは本会計保有地を代替地などとして払い下げる場合、時価で売却することになりますが、その際に発生する取得価格と売却価格の差額を土地開発基金から本会計に繰り入れたことによるものでございます。次に、第4款繰越金第1項繰越金第1目繰越金は、収入済額5,718万6,207円で、これは前年度から繰越ししたものでございます。  続きまして、主な予算現額と収入済額との比較についてご説明いたします。表の一番下の行ですが、歳入合計の右側から2番目に記載しておりますとおり、予算現額と収入済額において総額6億7,092万3,458円の差が生じております。その主な理由といたしましては、第1款財産収入第2項財産売払収入第1目不動産売払収入において土地取得特別会計保有の代替地の売却が見込みを下回ったことにより売払収入が減になったもの及び第2款諸収入第1項雑入第1目雑入におきまして事業用地、代替地の取得及び用地取得に伴う建物等の移転補償が見込みを下回ったことから土地開発基金からの借り入れが減となったものでございます。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  委員会提出資料の2ページをお開きください。まず、左上の第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費第1目公共用地取得費の支出済額は右から4列目の支出済額2)に記載しておりますとおり、支出済額4億5,658万548円でございます。これは、土地取得特別会計で取得した事業用地及び建物移転等の補償のために支出したものでございます。次に、第2目土地開発基金積立金は、支出済額5,898万9,346円で、これは本会計から生じた土地貸付収入などの運用益金を土地開発基金に積立てたものでございます。次に、第3目土地開発基金借入金償還金は、支出済額10億2,432万4,446円で、これは土地開発基金からの借入金に対する償還金でございます。次に、第2款公債費第1項公債費第1目利子は、支出済額1,189万2,128円で、これは平成26年度に購入した交流拠点施設用地に係る市債の利子でございます。  続きまして、歳出の内訳についてご説明いたします。恐れ入りますが、青い色の表紙の決算に係る主要な施策の成果説明書の594ページをお開きください。594ページには、第1目公共用地取得費の支出済額4億5,658万548円の内訳を記載しております。(1)用地費、ア.用地購入費等といたしまして、平成28年度中に土地取得特別会計で取得した事業用地及び建物移転等の補償について事業別に記載しております。  続きまして、翌年度繰越額について説明いたします。  同じ資料の634ページをお開きください。634ページの表の下のほうになりますが、土地取得特別会計の欄をごらんください。翌年度繰越額は合計で8,742万1,281円となっております。これは、道路新設改良事業などにおいて土地売買契約を締結したものの、建物等の移転に日時を要し、年度内に移転が完了しなかったものなど3事業に係る用地取得費を繰り越したことによるものでございます。  最後に、不用額についてご説明いたします。  恐れ入ります、委員会提出資料の2ページにお戻りください。表の右側に主な不用額の理由を記載しておりますが、第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費第1目公共用地取得費におきまして、事業用地、代替地の取得及び用地取得に伴う建物等の移転補償が予定を下回ったことにより不用額が生じているものでございます。また、最後に関連いたしまして土地開発基金の運用状況についてご説明させていただきます。  恐れいりますが、再度青色の表紙、決算に係る主要な施策の成果説明書の中の595ページをお開きください。595ページ下の表の右上になりますが、平成28年度末の土地開発基金の現在高は87億6,006万7,749円となっており、内訳は現金が32億9,071万4,888円、債権(貸付金)は54億6,935万2,861円となっております。現金につきましては、常時、一般会計への繰りかえ運用をしており、また債権(貸付金)につきましては土地取得特別会計で用地を取得する際に基金から特別会計へ貸し付けを行っているものでございます。なお、括弧書きの数字につきましては、出納整理期間の収支を加味した5月末現在の数値でございます。  説明は以上でございます。 246 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 247 ◯内田隆英委員 歳出のほうで、公有財産購入費のところで2億8,000万円余り出して購入してるんですけれども、ここの中で交流拠点施設に関連する土地購入についてどのくらいあるのか。 248 ◯道田用地課用地1係長 ここの額に関しては、交流拠点の用地の取得費は入っておりません。交流拠点の用地の取得費に関しましては、平成27年3月にJR貨物から総額67億9,779万8,000円で先行取得しております。会計処理としては平成26年度に処理されております。取得費用の内訳としましては、土地開発基金から13億8,189万8,000円、残りを市債ということで市中銀行からの借り入れで54億1,590万円になっております。  以上です。 249 ◯内田隆英委員 そうすると、平成28年度の決算については交流拠点施設関係は含まれてないという認識でよろしいですね。それと、この先行取得した中で歳入のほうで土地貸し付けで収入を得ているわけですね。これの部分が交流拠点施設用地の土地の中で駐車場等にして貸してそれが収入に入ってきているという認識でよろしいですか。 250 ◯道田用地課用地1係長 申しわけないです。先ほどの平成28年度において交流拠点事業地の取得はありませんと申し上げましたけれども、私のちょっと間違いでありまして、主要な施策の成果説明書の594ページをごらんいただきたいと思います。申しわけないです。そこに3,974万6,000円ということで約一筆ですね。〔発言する者あり〕一宅地で119平米ほど未買収地がありましたので、そちらの分になります。説明不足で申しわけないです。  先ほどの交流拠点施設用地関連の収入というお話でしたけれども、月決めの時間駐車とか県庁建築業者への駐車場の貸し付けで約5,200万円ほど収入を上げています。 251 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。 252 ◯内田隆英委員 ただいま議題となりました第100号議案「平成28年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」については、不認定の立場から意見を申し上げます。  この中には交流拠点施設用地に係る部分があります。現在の市の財政状況の中でこれだけの交流拠点施設建設が必要かとの議論があります。その施設建設のために多額の税金を投入し土地を買う必要があるとは思えず認めることはできません。  以上、討論とします。 253 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第100号議案「平成28年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 254 ◯堤 勝彦委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時8分=           =再開 午後4時10分= 255 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  次に、第102号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 256 ◯吉田土木部長 第102号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について、その概要をご説明いたします。  白色の表紙の事項別明細書は396ページから401ページでございます。次に、青色の表紙の主要な施策の成果説明書は599ページから602ページまで、黄色の表紙の審査意見書は73ページから74ページまででございます。  それでは、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の599ページをお開きください。収支状況は、記載のとおり、歳入総額の5億3,076万974円に対しまして、歳出総額5億741万675円、歳入歳出差引額は、2,335万299円となっております。前年度との比較では、歳入が35.0%の増、歳出が39.1%の減となっております。  なお、決算内容の詳細につきましては、お手元に提出しております委員会資料に基づき土木企画課長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 257 ◯牧島土木企画課長 それでは、お手元にお配りしております委員会資料に基づきご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。これは、市営駐車場の概要を記載したものでございます。まず、(1)の市営駐車場の目的と役割でございますが、本市の駐車場事業は、道路交通の円滑化と快適な都市環境の形成を図ることを目的とし、これらの阻害要因となる路上駐車車両の収容策として主要な観光地や公共施設の周辺などに現在7カ所を設置し、駐車場事業特別会計により事業運営を行っております。次に、(2)の収容台数と管理運営の表でございますが、左から駐車場名、開設年、収容台数、指定管理者名などを記載しております。バスや普通車及び二輪車を合わせまして総収容台数は、一番下の欄の中ほどに記載しておりますが、1,239台となっております。表の右から2列目には、平成27年4月1日から平成32年3月31日までの指定管理者名を記載しております。  次に、平成28年度の収支決算の状況についてご説明いたします。  資料の2ページをお開きください。この表は、駐車場事業の収支について、平成28年度と平成27年度の決算を並べて記載しております。右側は、その増減額と増減率を記載しております。まず、歳入のうち1.使用料及び手数料、3億6,989万367円となっておりますが、内訳といたしましては駐車場使用料が3億6,926万2,180円、携帯電話の無線基地局の設置等によります土地使用料等が62万8,187円となっております。このうち、駐車場使用料につきましては、対前年度比644万350円の減、率にしまして1.71%の減となっております。この減の主な理由といたしましては、熊本地震による観光客数の減少及び松が枝町駐車場のトイレやエレベーターなどの改修工事によるバス利用の減少などが影響したものと考えております。次に、2.財産収入は226万2,629円で、これは、松山駐車場等に設置しております自動販売機の建物貸付収入でございます。自動販売機の設置スペースの貸し付けにつきましては、以前は松山町駐車場7台のみで行っておりましたが、平成27年8月から新たに桜町駐車場に1台、松が枝町駐車場に1台、松が枝町第2駐車場に1台、平和公園駐車場に1台及び茂里町駐車場に1台を追加しております。建物貸付収入といたしましては、対前年比44万2,203円の増、率にしまして24.29%の増となっております。次に、3.繰入金は1,335万5,082円となっております。内訳といたしましては、収支不足を補うための一般会計から繰り入れた赤字補填分がゼロ円、その下にルール分と記載しておりますが、表の一番下の欄外に注意書きとして記載しておりますとおり、茂里町地下駐車場建設に係る公営企業債の利子償還金の80%の額、230万1,905円及び茂里町地下駐車場建設事業に係る一般会計債元利償還金の全額1,105万3,177円を一般会計から繰り入れる規定となっておりますので、その分合計しますと1,335万5,082円、前年度比120万9,816円の減、率にして8.1%の減となっております。これらの減の主な理由といたしましては、桜町駐車場の起債の償還が進み、償還額が減少したことによるものでございます。次に、4.繰越金でございますが、これは、平成27年度の決算において、歳入から歳出を差し引いた決算剰余金を平成28年度歳入として編入したものであり、2,835万6,167円の皆増となっております。次に、5.諸収入は529万6,729円で、これは駐車場内に設置しております自動販売機等の電気使用料や県営野球場駐車場と共通のプリペイドカード作成に係る県からの負担金を受け入れたことなどによる収入並びに後ほどご説明いたします松が枝町駐車場で実施した主体工事において、当初契約した業者が倒産したことによる契約解除の違約金の収入を含めて、対前年度比483万3,648円の増となっております。  次に、6.市債1億1,160万円となっており、これは後ほどご説明いたします桜町駐車場及び松が枝町駐車場の施設整備事業において借り入れた公営企業債でございます。内訳としましては、昨日の西田委員のほうからご質問がありました桜町駐車場の施設整備の入り口の変更に伴って540万円、松が枝町駐車場の施設整備において1億620万円の借り入れを行い、平成27年度は借り入れがありませんでしたので、対前年度比1億1,160万円の皆増となっております。歳入の合計といたしまして、5億3,076万974円で対前年度比1億3,755万4,770円の増、率にしまして34.98%の増となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。1.駐車場費ですが、これは、指定管理者に支払う管理委託料、修繕料などの事務費及び施設整備費でございまして2億9,203万2,147円を支出しており、対前年度比9,235万8,764円の増、率にして46.25%の増となっております。主な増減の理由といたしましては、事務費のうち、工事請負費におきまして桜町駐車場及び松が枝町駐車場の施設整備事業費などにより1億1,080万1,520円の皆増、同じく委託費におきましては平成27年度に行った市営駐車場の長寿命化計画に係る調査設計費の減により、2,077万7,052円の減、率にして95.29%の減となっております。次に、2.公債費ですが、これは、茂里町地下駐車場の建設及び所管している駐車場施設の改修などに要した起債の元利償還金でございまして、1億155万2,361円を支出しており、対前年度比5,651万8,293円の減、率にして35.76%の減となっております。内訳としまして、元金の通常償還分が9,748万3,718円で、対前年度比5,334万1,047円の減、率にして35.37%の減となっております。この減の主な理由としましては、桜町駐車場に係る償還元金の減などによるものでございます。次に、利子につきましては406万8,643円で、対前年度比317万7,246円の減、率にしまして43.85%の減となっております。この減の主な理由といたしまして、桜町駐車場に係る償還利子が減少したことなどによるものでございます。次に、繰出金でございますが、これは、市の一般会計への繰出金1億1,382万6,167円となり、前年度比1億672万167円の増となります。この増の主な理由といたしまして、歳入における前年度繰越金の増及び歳出における公債費の減などで、単年度の黒字額が増加したことにより、一般会計への繰出金が増加したものによるものでございます。次に、4.予備費でございますが、歳出はございません。歳出の合計といたしまして、5億741万675円で、対前年度比1億4,256万638円の増、率にしまして39.07%の増となっております。なお、最下段の決算剰余金は、決算額において歳入歳出を超過した分2,335万299円で、これにつきましては次の11月議会に平成29年度予算への歳入へ編入し、一般会計へ全額繰り出す補正を行う予定でございます。  次に、資料の3ページをお開きください。これは、ただ今ご説明いたしました2ページの駐車場事業特別会計収支決算書を駐車場別に記載したものでございます。表の下から2行目の各駐車場等の歳入と歳出の差額欄A-Bをごらんください。茂里町地下駐車場を除いた桜町駐車場、市民会館地下駐車場、松が枝町駐車場及び松が枝町第2駐車場、平和公園駐車場、松山町駐車場の6つの駐車場につきましては、公債費の負担を含めまして、歳入が歳出を上回っている状況でございます。次に、駐車場別の主なものとして、桜町駐車場の歳出の欄の上から9行目の工事請負費ですが、桜町駐車場の入り口の移設に伴う改修費用548万3,160円、松が枝町駐車場の歳出の欄の上から9行目の工事請負費が松が枝町駐車場のエレベーター設置、トイレの改修及び場内の歩行者用通路の増設などに係る改修費用1億531万8,360円でございます。次に、右側から2列目の市事務費の主なものにつきましてご説明いたします。まず、歳出の欄の上から5行目の需用費1,257万8,047円は、市営駐車場における経年劣化による駐車場内の施設や機器の修繕及び駐車場回数券などの印刷製本費などでございます。次に、歳出の欄の上から8行目の使用賃借料451万8,992円は松山町駐車場用地として借り上げているJR高架下の賃借料335万4,711円と、平和公園駐車場地上部及び松が枝町第2駐車場の料金精算システム賃借料を合わせた額でございます。次に、歳出の欄の12行目の公課費は、駐車場使用料に係る消費税相当額1,401万5,100円でございます。  次に、資料の4ページをお開きください。これは、過去3年間の各駐車場の利用状況の推移を記載したものでございます。表の右端から1列目、2列目に記載しております主な増減理由及び対前年度比較の欄をごらんください。駐車場ごとに記載しておりますが、主な減の理由といたしましては、表の中ほどに記載しております松が枝町駐車場において、熊本地震及び改修工事の影響により、利用台数及び使用料収入がともに減少したことによります。近接しております松が枝町第2駐車場におきましても、熊本地震の影響により、6月以降バス及び普通車ともに利用台数及び使用料収入ともに減少傾向にありましたが、松が枝町駐車場の工事期間中におきましてバス及び普通車ともに前年度より増加しており、工事の影響により松が枝町駐車場の利用を避けたと思われる方々を受け入れたことにより、最終的には前年度とほぼ同じ利用台数及び使用料収入となっております。また、平和公園駐車場におきましては、熊本地震の影響により普通車においては利用台数が減少しておりますが、クルーズ船入港の増加により大型バスの利用台数及び使用料収入が増加し、前年度と比べて使用料収入は増加しております。平成28年度の駐車場全体の利用状況といたしましては、黒枠で囲んでいる欄の一番下の段に記載しておりますとおり利用台数が66万5,488台となり、対前年度比1.3%の減、使用料収入が3億6,926万2,180円となり、対前年度比1.71%の減となっております。  次に、資料の5ページをお開きください。駐車場施設整備事業についてご説明いたします。事業名は【単独】駐車場施設整備事業費、桜町駐車場、松が枝町駐車場でございます。決算額は1億1,188万8円でございます。1.概要についてご説明いたします。駐車場利用者の利便性の向上と安全性の確保等の観点から、桜町駐車場の出入り口の改修及び松が枝町駐車場のトイレの改修、歩行者通路の整備及び昇降機などの設置を行っております。2の主な事業内容ですが桜町駐車場については、入り口のところがこれまで通常の左側通行と逆に右側通行となっておりましたので、車両通行等の安全性を確保するため、駐車場の入り口を交差点側へと移設し、出入り口を分離することで入庫から出庫まで左側通行で走行できるよう改修を行っております。ア.工事費の内訳でございますが、入り口を移設する整備工事が428万40円、入り口移設に伴う精算機等の移設整備が120万3,120円となっております。  次に、資料の6ページをお開きください。イ.改修内容についてご説明いたします。桜町駐車場の改修平面図及び改修前後の写真でございますのでご参照ください。入り口移設に伴い、桜町駐車場の駐車台数は、普通車が180台から5台減りまして175台へ、二輪車が52台から38台へと減少しておりますが、駐車場の稼働率や定期駐車の利用者増加などにより、今回の改修工事に伴う使用料収入への大きな影響はないと考えております。  次に、資料7ページをお開きください。(2)松が枝町駐車場の工事費、委託料及びその他の経費1億639万6,848円についてご説明いたします。
     松が枝町駐車場につきましては、グラバー園など明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されたこと、さらに大型クルーズ船の寄港に伴い増加する観光客に対応するため、安全な歩行者通路を整備するとともに普通車を駐車する地下駐車場からの動線のバリアフリー化を図るエレベーターを設置しております。地上部にオストメイト対応の多目的トイレや授乳室等も設置しています。さらに、精算機器につきましては設置から16年ほど経過しており、故障した際の交換部品の製造も中止されたことから更新を行っております。ア.工事費のうち(ア)につきましては、トイレ改修、授乳室の設置、歩行者用通路の整備工事費5,324万9,400円で(イ)、(ウ)につきましてはこれらに係る管工事、電気工事の部分の工事でございます。(エ)につきましてはエレベーターの設置費用で1,162万800円、(オ)は精算機の更新費用で1,371万6,000円となっております。次に、イ.委託料37万4,868円についてご説明いたします。(ア)駐車場の改修に伴うセキュリティシステム機器等の移設費が17万5,500円、(イ)の電話線やインターネット配線の移設費が80,568円、(ウ)のトイレの改修に伴う汚水槽清掃が11万8,800円となっております。次に、ウ.その他経費70万3,620円につきましてはトイレの水洗数増加に伴う水道利用加入負担金と授乳室に設置する授乳用のソファー及びおむつがえベッドなどの購入費でございます。  次に、資料の8ページをお開きください。エ.改修内容についてご説明いたします。先ほどご説明いたしましたトイレ改修等については、改修平面図と写真を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、資料の9ページをごらんください。3.事業費と財源内容についてご説明いたします。上段の表の財源内訳、下段の表の予算現額、決算額、不用額を記載しております。上段の表に記載されておりますとおり、桜町駐車場及び松が枝町駐車場の整備事業を合わせますと決算額は1億1,188万8円となり、主な財源としては公営企業債を充当しております。また、下段の表に予算現額、決算額及び不用額を示しております。桜町駐車場と松が枝町駐車場を合わせますと予算現額は1億2,430万円、決算額は1億1,188万8円、不用額は1,241万9,992円となっております。不用額の主な理由としましては、精算機器の更新に伴う施工内容の変更及び入札差金等によるものでございます。  次に、資料の10ページをお開きください。これは、駐車場を建設した際の起債等の元利償還の状況でございます。各駐車場の元利償還とその内訳及びその年度の残高を記載しております。平成28年度におきましては、太い線で囲んでおります元金で申し上げますと、一番下から4行目、9,748万3,718円を償還し、平成28年度末の残高は、その下、2億9,830万3,756円となります。なお、各駐車場の元利償還のピーク年度及び償還終了年度を右側の欄に記載しております。  次に、資料の11ページをお開きください。これは、駐車場建設事業債等の元利償還状況、駐車場全体の単年度の収支状況を示したグラフでございます。折れ線グラフの単年度収支で見ますと、平成27年度に単年度黒字に転換しており、また平成30年度以降も単年度収支のシミュレーションにつきまして、使用料収入を平成29年度の予算額を基本とし、長寿命化の工事費を年度毎に考慮した結果においても単年度の黒字は続くものと考えております。  次に、資料の12ページは、現在、本市が管理しております7つの駐車場のそれぞれの施設概要を記載しておりますので後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 258 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 259 ◯池田章子委員 この市営駐車場がそれぞれ指定管理されてるわけなんですが、当然のことだと思って確認するんですけど、この指定管理者はその駐車場内のトイレの清掃というのももちろん決められていると思うんですけれども、例えば1日に何回とかそういう仕様書の中で規定がありますか。 260 ◯牧島土木企画課長 仕様書の回数についてはちょっと調べさせていただきますけれども、我々がときどき現場にも行くような形になってますけれども、適宜トイレはやはり点検をやってます。今回、松が枝町駐車場を男女つくってバリアフリーの授乳室もつくってやってるんですけれども、基本的には施設がある間は開けています。授乳室だけは鍵を今、閉めている状況です。やはりクーラーもついてますので、不審者の方がやはり動いてるということで清掃の回数というよりは点検を常にやってますので、そういった中でやはり結構クルーズの方、中国系の方が来られるとトイレがやはりちょっと汚くなるという形で、やはりいろんな我々のほうにもお話がありますので、特に松が枝町駐車場と松が枝町第2駐車場は、トイレの会議だとかといろいろ協議しながらきれいなトイレをつくっているので、やはりきれいな状況で、回数、一応されてると思いますけれども、ちょっとその回数については仕様書を調べさせて回答いたします。 261 ◯池田章子委員 松が枝町駐車場もそうなんでしょうけど、平和公園駐車場もやはり相当なんですよね。男子トイレはそうでもないんでしょうけど、女子トイレのことは、本当それは文化観光部のほうにもお願いしてクルーズ船の中で重々使い方を注意してもらったり、それから表示についても4カ国表示でしてもらってということをやってるんですが、やはりなかなか改善してないのが現状なんですね。私も平和公園によく行くのであれなんですけど、多いともうてきめんなんです。それって一定そのそれぞれの課で努力をする、文化の違いもあることなのでどうしてもそういうふうになるのは仕方がないとなれば、いろんなところで努力してそれでも汚れるってなれば、私はもう清掃の回数をふやすしかないと思うんですよ。小まめに、ホテルでもどこでもやはり観光客受け入れるところは小まめに清掃していくっていうのが、点検と清掃というのは大事だと思うんですよね。駐車場は1つを除いて結構黒字が出てるみたいですから、その清掃の回数をふやしていく、点検の回数をふやしていくということもやっていかないと、やはり課題が大きいかなと思ってますけど、その辺どうお考えになられますか。 262 ◯牧島土木企画課長 仕様書の回数という形もあるんですけれども、やはり指定管理者というのは駐車場を円滑に管理して気持ちよく使ってもらうというのが、非常に我々もお話をしていく中でいろんな工夫をされてます。そういう汚い状況というのは、見るとやはり清掃されているのが現状になってます。我々としてもやはりそういうお話をしながら、限られた人間の中で我々の感覚でいくと仕様書で書いてる回数以上のことはやられてるということなので、今後もそういった適切に使えるような形で指定管理者とお話をしながら進めていきたいと考えてます。 263 ◯池田章子委員 松が枝町駐車場のほうはっていうふうにおっしゃってましたけど、本当は平和公園駐車場も多いんですよ。もうすごくて、一遍に来られるのでですね。平和公園駐車場のほうも十分に管理をしていただきたいと、よろしくお願いいたします。 264 ◯牧島土木企画課長 先ほどのトイレの回数ですけれども、1日1回程度以上という形で書いてますので。ただ実際はそれ以上、指定管理者のほうはそういう形で点検をされてますので、それ以上はやられてるというのが状況でございます。 265 ◯内田隆英委員 この11ページ、平成17年から平成18年に関して利用客がどっとふえているわけやけれども、それから若干下がってきてるけれども、平成24年から徐々にということで急に上がってきてる。これはクルーズ船等の関係があるのかなと思うんですけれども、その平成17年から平成18年に上がったという、何でこういう方向で上がったのか、黒字になっているのか、それと、またそれから下がってきてるんだけれども、平成24年からまた黒字にずっと転換してきてるわけですよ。その理由についてはつかんでるんですか。 266 ◯牧島土木企画課長 平成17年、平成18年の件でいくと、松が枝町第2駐車場が県から無償で譲渡されてる部分がございます。ここの収入がここはもう起債等が、借金がない状態で引き継いでますので、これで収入は増加してるというのが、平成17年、平成18年は大きな理由としては上がってきてるんじゃないかと思ってます。平成24年は確かにクルーズ船で大型バスの増加によります。逆に言うと、やはり収入も熊本地震でやはり少し減る傾向にありましたけれども、やはりクルーズ船の増加によって、収入が増加しているということで松が枝町駐車場だけが少し減ってるような感じになってるというのが状況でございます。 267 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。 268 ◯内田隆英委員 ただいま議題となりました第102号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」については、不認定の立場から意見を申し上げます。  日本共産党は指定管理者制度への移行そのものに反対してきました。市民サービスの向上、さらに雇用の確保という観点等から市が直接運営することを求めてきました。  よって、この立場から認めることはできません。 269 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第102号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 270 ◯堤 勝彦委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時42分=           =再開 午後4時46分= 271 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  次に、第106号議案「平成28年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 272 ◯武田上下水道局長 それでは第106号議案「平成28年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」について、その概要を説明いたします。  議案書は、白い表紙の歳入歳出決算書の72ページから76ページでございます。それから、事項別明細書は、同じく白い表紙の442ページから449ページでございます。それから青色の主要な施策の成果説明書は615ページから618ページでございます。それから黄色の審査意見書は81ページ及び82ページでございます。  それでは、議案書の72ページ及び73ページをごらんいただきたいと思います。平成28年度の本事業の歳入の決算につきましては、73ページの左から2番目の収入済額の欄に記載しておりますように、5億4,907万235円でございます。  次に、議案書の74ページ、75ページをお開きいただきたいと思います。歳出につきましては、75ページの1番左の支出済額の欄に記載しておりますように歳入と同額の5億4,907万235円で歳入歳出差引きゼロ円となっております。  詳細につきましては、お手元に配付しております委員会資料に基づきまして、上下水道局総務課長より説明いたしますのでよろしくお願いいたします。 273 ◯笈木上下水道局総務課長 それでは、第106号議案「平成28年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」につきまして、委員会に提出しております資料に基づいてご説明させていただきます。  委員会資料の1ページをごらんください。ここには集落排水処理施設の概要を記載しております。1には事業の目的・経過を、2の表では施設の処理人口、水洗化率等の施設の現況について、処理施設別、整備地区別に記載しております。上段の農業集落排水処理施設は、大江・形上以下、合計5施設、中段以下の漁業集落排水処理施設は、樺島以下、合計4施設となっております。表の一番右側に、水洗化率を記載しておりますが、農業集落排水処理施設は中段の84.2%、漁業集落排水処理施設は下から2番目の85.4%、集落排水全体で84.7%となっております。下段の3には、施設の整備概要を記載しております。また、2ページには、それぞれの処理施設の位置図を記載しておりますのでご参照ください。  それでは、決算の状況についてご説明いたします。  3ページの平成28年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算資料総括表をごらんください。上段の歳入についてですが、上から2番目の使用料及び手数料の平成28年度の決算額は左の1億2,940万2,405円で、前年度と比較は一番右端になりますが、50万5,420円の減、4段目の繰入金の決算額は3億8,055万1,538円で、前年度と比較して2,033万2,798円の増となっており、歳入全体では、合計欄に記載のとおり平成28年度の決算額は5億4,907万235円で、平成27年度決算額と比べ、3,760万894円の増となっております。増額の主な理由はその下に記載しておりますとおり、国庫支出金、繰入金市債についてそれぞれ記載のとおりの理由により増額したものでございます。続いて、下の欄の歳出についてご説明いたします。1段目の集落排水事業費の平成28年度の決算額は2億6,505万5,798円で、前年度と比較しまして3,765万3,519円の増となっております。このうち、2段目の農業集落排水事業費は前年度と比較しまして2,273万9,202円の増、その下の漁業集落排水事業費は前年度と比較しまして1,491万4,317円の増となっております。次に、4段目公債費につきましては、前年度と比較しますと5万2,625円の減となっており、歳出合計では合計欄に記載しておりますとおり平成28年度決算額は5億4,907万235円で、平成27年度と比べ3,760万894円の増となっております。増額の主な理由につきましては、農業集落排水事業費については、集落排水処理施設のデータ登録委託料及び小口クリーンセンタースクリーンユニットの更新工事の皆増したこと、漁業集落排水事業費では、集落排水処理施設のデータ登録委託料が皆増したことが主な理由となっております。  次に、資料の4ページをお開きください。これは歳入の決算につきまして、予算現額、調定額、収入済額、収入未済額等について記載したものでございます。表の右端、予算現額と収入済額との差の説明欄ですが、そのうち中段の繰入金については、施設維持管理に係る修繕料や委託料が予定を下回ったことなど、雑入とそれから下の市債に関しましては、長崎県施行の国道499号道路改良工事において当初予定していた工事が必要でなくなったことなどにより予算現額と収入済額の差が生じております。  続いて資料の5ページをごらんください。これは歳出について、予算現額、支出済額、不用額、執行率等について記載したものです。このうち、1の集落排水事業費の予算現額は3億130万2,000円、支出済額は2億6,505万5,798円で、不用額は3,624万6,202円となっております。不用額の主な理由につきましては、右端の欄に記載しておりますが、農業集落排水事業費において長崎県施行の国道499号道路改良工事の道路線形変更によりマンホールポンプの移設を行う必要がなくなったことなどによる工事請負費の減及び施設維持管理に係る修繕料が予定を下回ったことなどによるもの、漁業集落排水事業においては施設維持管理に係る委託料が予定を下回ったことなどによるものでございます。  次に、資料の6ページをお開きください。使用料につきまして年度別の収入状況を、上段は農業集落排水事業、下段は漁業集落排水事業について記載いたしております。平成28年度の使用料の収納率は、それぞれの表の一番右側の収入済額の比率の一番下になりますが、農業集落排水事業については99.0%、漁業集落排水事業については99.5%となっております。  集落排水事業につきましては、農業集落や漁業集落の公衆衛生や生活環境の改善を目的とした事業であり、今後とも効率的かつ適切な維持管理とサービスの向上を図るとともに水洗化の普及啓発に努めることで使用料収入の増を図ってまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 274 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ありますか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第106号議案「平成28年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」について、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 275 ◯堤 勝彦委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で本委員会の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして、建設水道委員会を散会いたします。           =散会 午後4時56分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成30年1月22日         建設水道委員長 堤 勝彦 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...