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  1. 長崎市議会 2017-08-25
    2017-08-25 長崎市:平成29年議会運営委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時59分= ◯平野 剛委員長 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。なお、創生自民岩永委員の代理として吉原 孝議員に出席いただいておりますので、ご了承をお願いします。  それでは、1.市長海外出張についてを議題といたします。  議長から説明をお願いいたします。 2 ◯野口達也議長 先ほど開催されました各派代表者会議の中で、市長並びに議長海外出張について説明がございました。本件は9月定例会会期日程に大きく関係がございますので、市長から直接、議会運営委員会委員の皆様に説明をお願いしたいと考え、市長の出席を要請したところでございます。  説明は以上でございます。 3 ◯平野 剛委員長 では引き続き、市長から説明をお願いします。 4 ◯田上市長 それでは私のほうから、市長海外出張についての項目についてご説明をさせていただきます。  資料の1ページをごらんください。この件につきましては、先ほど、各派代表者会議にて概要を説明させていただきましたが、会期日程に影響があることから、この議会運営委員会におきましても説明をさせていただきます。  ことし7月7日に国連本部において、核兵器禁止条約国連加盟国の6割を超える賛成を得て採択されました。この条約の採択は、被爆者被爆地の長年の訴えが一つの形になったものであり、被爆地長崎にとっては大変大きな一歩です。しかし、核兵器のない世界の実現に向けては、まだまだ道半ばであり、今後この条約にどのようにして実効性を持たせていくかが重要なポイントとなります。そこで、ニューヨーク国連本部において、条約署名開放となる9月20日に開催されます核兵器禁止条約署名式被爆地及び平和首長会議代表として出席し、条約誕生について感謝と歓迎の意を表し、被爆地及び平和首長会議核兵器禁止条約を支持していることを世界に発信したいと思います。また、核兵器禁止条約早期発効及び締結の促進に向け、被爆地及び平和首長会議の今後の取り組みなどについて、各国要人等意見交換を行い、関係強化を図るほか、長崎で8月7日から10日まで開催しました第9回平和首長会議総会で採択された「ナガサキ・アピール」及び「核兵器禁止条約早期発効を求める特別決議」を国連及び各国の要人に手渡し、内容を説明の上、協力を要請したいと考えております。  出張には、市と議会被爆者市民社会が一丸となって、核兵器のない世界の実現に向けて全力を尽くすという長崎市の強い決意を発信するためにも、野口議長及び被爆者代表に同行していただきたいと考えております。しかし、今回の日程は、現在予定されています市議会9月定例会会期と一部重なることから、議会運営委員会におかれましては、この署名式に出席する意義をご理解の上、会期日程について特段のご配慮をいただきますようお願いを申し上げます。なお、参考までに、今回の署名式国連との窓口となっています、世界的なNGOの核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)からの参加要請状を資料として添付させていただいております。また、旅費につきましては、予算を組む暇がないことから、予備費で対応させていただきたいと考えております。  私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 5 ◯平野 剛委員長 ただいま市長から説明がありましたが、市長の出張を了といたしますと、予定していた会期日程案変更する必要がありますが、各会派の皆様方のご意見を聞く前に、私から一言意見を申し上げたいと思います。  議会の招集は市長の権限でしょうが、議会日程については議会があくまでも決定するところであります。その決定におきましては、この議会運営委員会で決定するところでありまして、既にこの日程ホームページですとか、何カ所かポスターももう掲示されている段階であります。それにもかかわらず、議会運営委員会委員長である私でさえ、この話を聞いたのは正式には2日前という段階です。私でさえそういった状況の中でしたので、至急議運の委員皆様方に公式にちゃんと連絡をしてくださいというようなことを申しましたので、今ご出席の議運の委員のメンバーでさえ、この話をお聞きしたのはおととい、もしくはきのうであったかと思います。このような大きな決定、変更する中で、もっと情報の伝達ですとか相談等は前もってわかっている段階でしていただきたいというようなことは強く思っておるところでございますので、市長を初め関係理事者、または議会事務局におきましては、今回のこの手続の日程については非常に私は不本意と思っておりますので、あえてこの場で苦言を呈しておきたいと思いますので、胸にとどめておいていただければと思います。 6 ◯野口達也議長 今の委員長の議運への日程相談ですけれども、これは市長のほうからも私のほうに相談がございましたが、ちょうど議長会等と重なって、連絡するのが遅くなってしまいました。この件に関しては私のほうからも今後こういうことがないようにしたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 7 ◯平野 剛委員長 それでは日程変更案をお諮りする前に各会派から、ご意見、ご質問等があればお願いします。 8 ◯西田実伸委員 市民クラブですけれども、海外出張については中身的にいろいろ理解をしなければいけないかなと思いますが、いろんな形で議員のほうにもこのような報告もなかった。またお聞きすればこの前の原爆の日のときにそういう話が持ちあがったと聞いているんですけれども、やはりそういうところからの市長説明っていうのは必要じゃないんですか。なぜこうなってきたかと、そうしてこのたまたま会期の最後の週に入ってしまったと、いろいろ先ほど代表者会議説明されたんですけれども、会期決定というのは議員で決めますから。やはり説明責任をもう少し丁寧にしていただきたいと思うんですが、その経緯を教えてください。 9 ◯田上市長 先ほどちょっとお話したように、この核兵器禁止条約については長年の被爆地の願いでありました。この20年間の平和宣言をみてもこのことへの言及がかなりの回数なされています。そういった中で、20年ほど前は非常に遠い存在であった核兵器禁止条約が、2010年からの6、7年の動きの中で、ひょっとしたら可能かもしれないという流れになってきたという中で、昨年の時点でも果たして条約交渉会議は開催できるのかどうかということもよくわからなかったわけですけれども、実際にことし開催される運びとなりました。そういう意味でことしの6月に行われたこの交渉会議には、長崎市議会日程が重なっていたこともあって、私は出席せずに地球市民集会朝長会長に代理で出席をしていただきましたけれども、広島市からは議会日程変更していただいて、松井市長が出席されたという経緯があります。そういう中で、今回、7月7日に条約が採択をされて、そして8月の広島の平和記念式典に出席するために、日本人の中満軍縮担当事務次長が就任されたということで来日をされました。その中で、広島市長との面談の中で、署名式を行う予定があると、ついては出席をというお話がありました。そのときには広島市は今度の9月議会に関しては日程が非常に厳しいということで、出席できないと回答されているんですけれども、同じようなお話が長崎おいでになったときにもありまして、その際に議会日程が9月21日までということで、少し調整をさせてほしいと、する必要があるということで、議長にもご相談を申し上げたと。ただその中でいろいろな要素がありまして、やり取りをしながら実際に行く日程がどうなるのかということも含めて調整をしながら、少し時間をとったということはあります。そういった中で、この条約がこれまでは採択される、条約ができるということが非常に大きなテーマだったわけですけれども、今後はこの条約をいかに多くの人が支持をして、これを本当の意味での世界の規範にしていく、この条約をいかに生かせるかということが大きなテーマに変わってきます。そういう段階に入ってきます。そういう意味では、その署名式という記念の場に被爆地も出席をして、この条約を支持するという意向を表現すること、そしてそのことによってこの条約が世界のルールになるように、多くの国が参加をしてほしい、あるいは多くの市民社会の支持がほしいといったようなことを伝えていく、そういう契機にもできればと思いますし、また、時間をぜひ調整して、この条約の採択に大きな力を発揮していただいた、国の大使の皆さんであったり、あるいは国連関係者の方ともできれば意見交換をする中で、今後どういった取り組みが必要なのか、被爆地としてどういった取り組みをすべきか、あるいは平和首長会議としてどういう取り組みをすべきかといったようなことについての意見交換もできればと思っております。  半世紀を超えて被爆72年を迎える中で、この歴史の中でも核兵器禁止条約が採択をされるというのは非常に大きな出来事として記録されるべき瞬間になってまいりますので、そういう意味でも被爆地の役目をこれまで同様しっかりと果たしていきたいという意味で、今回ぜひ出席をさせていただきたいと思っております。
     私からは以上です。 10 ◯西田実伸委員 市長気持ちはわかります。特に6月議会のときに朝長先生が行かれていて、いろんな形で被爆者の思いと向こうの方々とも少しずれもあったような感じもしますけれども、向こう代表者の方からそういう記事もあったみたいですけれども、それはそれとして、私は思いはするんだけれども、手続上の問題が一番引っかかっています。というのはほとんど議会の中で市長はこのような形の中で出張が過去あったんじゃないかなという記憶がありまして、代行の方も副市長も行かれたんですけれども、こういうふうに会期を延長してまでも大事なものなのかというのが最初のことだったので、私は理解しながらもどうかなと思います。ただ私は手続上で議会事務局に振りたいんですけれども、会期を変えるということは、まず6月議会で一応決めていると。そのときに、これは仮ですけれども、そういう中で市民皆さんにも日程案として出しているということで、このように過去に会期中の変更はあったけれども、会期前の変更というのはないと思うんですよ。そういう会期前の変更が手続上、問題ないのかということをお聞きしたいんですけど。 11 ◯松竹議事調査課長 今回のように会期の前に次の定例会会期、予定で一応今回は6月の定例会の時点で9月議会は9月1日が招集予定であれば、会期は9月21日までということで、この議運でもご説明をさせていただいて、広報等の手続も既に入ってございます。過去にこういったことが、予定を延長するということが事前にあったかなかったかということで申し上げますと、過去10年間ぐらいをさかのぼりますと、2回ほどあったと思います。延長ではなくて、それは短縮のほうではございましたけれども、会期を変えたということで、その後広報の手続等をやり替えたというような実績が実はございます。  今回につきましては、先ほど委員長からもご案内のとおり、ホームページでの9月議会の予定でありますとか、ポスターの掲示でありますとかそういったことをもう既にいたしておりますけれども、この出張が了とされて、閉会日が21日のところを別の日にするということであれば、その広報の訂正といいますか、そういったことは事務局のほうで尽くしたいと考えております。  以上でございます。 12 ◯西田実伸委員 今課長がおっしゃっていたとおり、過去、いろいろあったのを思い出しました。会期のことを言えば、今回のことについて今のような変更は過去前例があったのだから、今回もいろいろ大変やったかもしれんけれども、例えば一般質問は4日とか、委員会は3日から5日とか、あと休会が入ったとかというのは申し合わせになっているので、そういう変更はできなかったんですかね。こういうふうに例えば気持ちよく行けるようなというかこういうことにならずに、そこはもう議会の中身だと思うんですが、短縮してそう日程がならなかったのかという話です。 13 ◯平野 剛委員長 日程変更案につきましては、この後お配りして、皆様から了承をいただくことになっていますので、まず、今変更の是非についての意見を求めていますので、まだ変更さえ決定していないというところです。今、各会派にお聞きしているのが、質問があれば質問してください。会期日程変更に対して、その是非の意見を述べていただくということでしていますので、まず会期日程変更するかどうかということを皆様にお伺いしているところです。皆さん会期変更について了とするか否とするかというご意見を今承っているという状況です。 14 ◯西田実伸委員 私が聞いたのは単なるそのする前の段階で、そういう計画ができなかったのかというだけの話であって、これ委員長おっしゃるように、延ばしてもいいのか悪いのかといえば、今市長のお気持ちを聞いたものですから、そういう面では6月に決めた日程案を延長して、8月もいろんなこちらの会議もあるから、それは頑張ってきてほしいなという思いはあります。ですからそれは私は延長してもいいんではないかなと思います。 15 ◯山口政嘉委員 本来であれば難しいと思うんですけれども、今回につきましては今の市長説明、それから野口議長が今後このようなことがないようにやるということを明言されておりますので、今回については認めていくという方向でいきたいと思います。  以上です。 16 ◯永尾春文委員 公明党としても、本当にこの日程をこのようにして変更するということは本当に重いことかと考えております。しかしながら今回の核兵器禁止条約署名式というのは今市長も申し上げたように、72年間の長崎市民皆さんの想いが実現する、本当に一つの大きな転換点のときかと思いますので、市長、また重要なことはやはり私たちの議長がそこで列席をしていただけるということを聞いておりますので、ぜひ署名式には参加をしていただきたいとそのように考えております。 17 ◯吉原 孝議員 先ほど市長からもお話がありましたが、被爆地長崎としてこれまで核廃絶というのは非常に大きなテーマであったと思います。それは今回の核兵器禁止条約の成立というか、これは大きな画期的な出来事ではないかなとそう思っております。その署名式市長長崎市の代表として、被爆地代表として出席するということは非常に意義のあることではないかとそう思っております。また、今回の条約成立にかかわった関係各国の方々とも話し合いの機会もあるでしょうし、それが今後のこの種の運動の国連の各国の代表の方々と連携するという意味で大きな意義があると思いますので、その点で頑張っていただきたいと思います。また、議会代表として議長おいでになるということですので、これは行政と議会が一体となってこの問題について取り組んでいるということを全世界に表明するという意味でも非常に意義のあることだと思っておりますので、ぜひ出席をしていただくと同時に、会期変更についても今後協議をすべきだとそう思っております。 18 ◯中西敦信議員 市長核兵器禁止条約署名式に参加をするということで、予定されていた9月議会会期変更するというのは、それに値する理由というか事柄なのかなと思いますので、会期変更するということは私たちとしても認めたいと思います。とりわけ核兵器禁止条約をつくる国連の会議には私も本会議でやはり被爆地市長として、田上市長にも参加をしてほしいという要望をしてきましたし、議会日程はあくまで9月議会も予定としての日程でしたので、それは市長のあるいは議会側も含めて変わるといういろんな理由が考えられるわけですから、そこは柔軟に対応していっていいと思いますし、特に先日も外務大臣に会われて、核兵器禁止条約への協力を日本政府に要望されていましたけれども、日本政府がこの条約をつくる中にも参加しない、そして署名も批准もしないという態度をとっている中で、被爆国のそして被爆地市民、国民はこの条約を歓迎しているということを示すという意味でも、田上市長また野口議長、また被爆者の方も行かれるようですけれども、そういうことを世界にアピールするという意味でもこの署名開放に立ち会うというのは大変意義深いことだと思いますので、そういうことを認識されてぜひ出張に行ってきていただきたいと思います。  以上です。 19 ◯奥村修計議員 ただいま議題になっておりますこの市長海外出張につきましては、各委員からも出たように、長崎の懸案でもありましたし、この署名式に参加することは私賛成でございます。  ただ会期日程につきまして、今ありましたけれども、こういう場合はやむを得ないと思いますので、会期日程につきましても私どもは結構だと思います。 20 ◯橋本 剛議員 この会期日程変更についてはいいと考えております。長崎にとって長く主張していたことでありますし、大事なことだと思っております。  その反面、先ほど委員長のほうからも話がありましたとおり、市民への会期の広報というのは既に相当程度やっておりますので、そこの変更があったということを念入りに再度広報をするということを努めていただきたいと思います。  もう一つ、これは会期そのものじゃないんですが、言う機会があるかどうかわからないので、ここで申し上げておきますけれども、せっかく議会日程を変えても現地に2日間いるということであれば、平和ワンテーマだけではなくて、よく議会でも話が出ている国際機関の誘致とか、そういった形で国連本部に行くのであれば、いろんな働きかけというのを大いにやっていただければいいんじゃないかと思います。  1点だけ質問があるんですけれども、これを見ると、市民の出席というんですかね、国連軍縮部から出席について詳細な情報を待っているところであると書いているので、現時点では議長市長が行かれて、議場での出席は確定はしていないと思うんですけれども、どれぐらいの時間帯で大丈夫だというのがわかるのかというのが、もし見通しがあれば教えていただきたいと思います。  以上です。 21 ◯中川原爆被爆対策部長 市長議長、それから被爆者代表のその署名式の出席につきましては、随行の2人も含めまして5人の座席を確実に確保していただけるという連絡を国連のほうからいただきましたので、全員署名式に出席をさせていただきます。 22 ◯平野 剛委員長 それでは皆様方のご意見を聞いたところ、全会一致にて会期変更に対しましては了ということですので、これから会期日程案変更案を配付いたしますので、しばしお待ちください。         〔資料配布〕 23 ◯平野 剛委員長 ただいまお配りしました会期日程変更案の中身につきましては、21日が最終日になっておったところを、25日に延長している案でございます。この案につきまして、ご意見質問等ございましたらよろしくお願いします。  ご意見ないようでしたら、このような案で会期日程案変更することとしてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 24 ◯平野 剛委員長 ではそのように決定いたします。なお会期日程案の詳細につきましては、後ほどご協議いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ではここで市長にはご退席お願いしたいと思います。ありがとうございました。         〔市長退席〕 25 ◯平野 剛委員長 引き続きまして2番、平成29年第3回長崎市議会定例会についてを議題といたします。(1)招集日時について説明願います。 26 ◯橋田総務部長 9月市議会定例会につきましては、告示日及び議案発送日を本日8月25日に、招集日を9月1日にいたしたいと存じます。  以上でございます。 27 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおり、ご了承お願いします。  次に、(2)付議事件について、総務部長及び企画財政部長から一括して説明願います。 28 ◯橋田総務部長 それでは4ページの資料2-1をごらんいただきたいと思います。左上に記載しておりますとおり、付議事件は、人事2件、予算3件、決算2件、条例3件、その他7件、報告4件の合計21件でございます。  それでは、資料に基づきまして、その主な内容についてご説明いたします。  第79号議案「教育委員会委員の任命について」は、教育委員会委員、坂本卓也氏の任期が平成29年10月6日をもって満了するため、その後任の委員を任命するものでございます。  第80号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、人権擁護委員、大岩道子氏、大串 明氏、川島陽介氏、田中直子氏、野々村直子氏の任期満了に伴い、その後任の委員の候補者を推薦するものでございます。なお、これらの議案につきましては、事務の都合上、発送遅延とさせていただきたいと存じますので、ご了承くださいますようお願いします。  第81号議案から第85号議案につきましては、予算及び決算に係るものでございますので、後ほど企画財政部長からご説明いたします。  第86号議案「長崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、本市の非常勤職員について、育児休業期間の延長に係る規定を整備しようとするものでございます。  第87号議案「長崎市手数料条例の一部を改正する条例」は、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の一部改正に伴い、住宅確保要配慮者円滑入居賃貸住宅の登録申請等の手数料の額を定めるものでございます。  第88号議案「長崎市立中学校条例の一部を改正する条例」は、黒崎中学校を廃止し、新たに中学校を設置するのに伴い、その名称及び位置を定めるものでございます。  資料5ページをごらんいただきたいと思います。  第89号議案「財産の取得について」は、デスクトップ型パソコン及び周辺機器を購入するものでございます。  第90号議案「公の施設の指定管理者の指定について」は、長崎市民神の島プールの管理を行わせるため、指定管理者を指定するものでございます。  第91号議案「姉妹都市の提携について」は、市民友好都市であるオランダ王国ライデン市と姉妹都市の提携をするものでございます。  第92号議案「工事の請負契約の締結について」は、仁田佐古小学校建設特殊基礎工事の請負契約を締結するものでございます。  第93号議案「工事の請負契約の一部変更について」は、「重要文化財旧長崎英国領事館本館ほか保存修理工事」において、地盤改良くい工事の影響により生じる建物のゆがみを防止するため、作業工程の延長等を行う必要が生じたことにより、契約の金額及び完成期限を変更するものでございます。  第94号議案「製造の請負契約の締結について」は、長崎市科学館展示室リニューアルに伴う展示物製造の請負契約を締結するものでございます。  第95号議案「市道路線の認定について」は、車みち整備事業に伴い、市道路線2件を認定するものでございます。  第15号報告「専決処分について」は、公営住宅法施行令及び公営住宅法施行規則の一部が改正され、長崎市営住宅条例で引用している同令及び同規則の条文が変更されたことに伴い、同条例の一部を改正する必要が生じましたが、特に緊急を要したため専決処分しましたので、報告し承認を求めようとするものでございます。  第16号報告から第18号報告までの「専決処分の報告について」は、市長の専決処分事項の指定に基づき、法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解3件、目的物の価額が300万円以下の和解1件、工事の請負契約の一部変更1件を専決処分したものでございます。  それでは、予算及び決算の議案につきまして、引き続き企画財政部長の方からご説明いたします。 29 ◯野瀬企画財政部長 引き続きまして、補正予算案について概略をご説明申し上げます。資料4ページ、資料2-1にお戻りいただきますようお願いいたします。  平成29年9月市議会定例会に係る補正予算の議案につきましては、第81号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」及び、第82号議案「平成29年度長崎市財産区特別会計補正予算(第1号)」、第83号議案「平成29年度長崎市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」の3議案でございます。  資料の7ページをお願いします。資料2-2でございます。まず、平成29年度各会計別予算額調によりまして総括的にご説明いたします。  今回の補正予算は、一般会計が5億7,597万4千円の増額、特別会計が、1億2,388万4千円の増額で、全会計の合計が6億9,985万8千円の増額補正となっております。  次に、補正予算の内容につきまして、8ページをお願いいたします。平成29年9月補正予算についてでございます。上段に、今回の補正予算をその内容ごとに1.施策の推進に係るものから3.その他の3種類に分類した表を掲載しております。資料の中程をごらんいただきますようお願いいたします。一般会計の補正予算について、その内容ごとに申し上げますと、まず、1.施策の推進に係るものといたしまして、都市間交流推進費など4億851万6千円を計上しております。次に、2.基金積立金に係るものといたしまして、土地売払収入を減債基金に積み立てるため、1億3,640万円を計上しております。次に、3.その他につきましては、国・県支出金等返還金など3,105万8千円を計上しております。  続きまして、資料の9ページをお願いいたします。一般会計における繰越明許費について、道路新設改良事業費、大橋町赤迫1号線を計上しております。また、債務負担行為につきましては、ごみ収集委託など4件を計上しております。続きまして、特別会計補正予算につきましては、財産区特別会計など2つの特別会計において補正予算を計上しております。  そのほか補正予算の内容につきましては、お手元の資料10ページから13ページに事業の主な内容等を掲載しておりますのでご参照いただきたいと思います。  9月補正予算に係る説明は以上でございますが、引き続きまして、平成28年度の企業会計の決算に係る議案についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、資料の4ページにお戻りいただきますようお願いいたします。企業会計の決算といたしまして、第84号議案「平成28年度長崎市水道事業会計決算」、第85号議案「平成28年度長崎市下水道事業会計決算」の2件を提出することといたしております。  予算議案関連の説明は以上でございます。 30 ◯橋田総務部長 引き続き、14ページの資料2-3をごらんいただきたいと思います。追加付議予定の議案についてご説明いたします。  ここに記載しておりますとおり、企業会計を除く、一般会計及び12の特別会計の決算議案並びに予算の専決に係る報告1件の合計14件を追加付議させていただきたいと存じます。  予算の専決に係る報告につきましては、企画財政部長の方からご説明いたします。 31 ◯野瀬企画財政部長 ただいま説明がありました追加付議のうち、1番下段の第19号報告「専決処分について(平成29年度長崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号))」につきましては、公債費元金等について予算を補正する必要が生じましたが、国に対する償還期限内に納入を行うため、特に緊急を要することから専決するものでございます。なお、緊急を要することとなった原因につきましては事務処理上の誤りにより生じたものでございますので、大変申しわけなく思っており、以後、このようなことがないよう努力してまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 32 ◯橋田総務部長 続きまして、15ページの資料2-4をごらんいただきたいと思います。  平成29年10月1日の組織改正について資料を添付させていただいております。その概要をご説明させていただきます。  ことしの2月議会におきまして事務分掌条例の議決をいただき、また、新設・改廃を行う所属についての説明をさせていただきました。今回の見直しは主に行政サテライト機能の再編成に伴うものでございます。資料としては15ページの左側、現行の組織、それから右側が10月1日付の組織案ということでございます。左側で網掛けをしている市民生活部で申し上げますと、市民課、それから支所、行政センターが総合事務所あるいは地域センターに移行するという形で資料を掲載させていただいておりますのでごらんいただきたいと思います。その中で、恐れ入ります17ページでございますが、新たに中央、それから東、南、北総合事務所をそれぞれ設置することといたしております。2月議会にご説明した際には、中央総合事務所につきましては、地域センターを除いた体制を地域福祉課、この今の記載の2番目の地域福祉課から地域整備課までの5課体制とする予定でご説明をさせていただいております。その後、事務の分担をさらに精査をする中で、一定地域に即した公の施設等の管理を総合事務所で行うというようなことになったことから、地域福祉課だけでは1課体制では非常に難しいということから、今回は総務課と地域福祉課の2課体制、従いまして2月議会の際には5課でご説明していましたが、新たに総務課を設置したいということで、6課体制で考えているところでございます。2月議会との変更等は以上でございます。  それともう1点、恐れ入ります15ページにお戻りいただきまして、サテライトとは別の要素でございますが、福祉部の中に現在、臨時福祉給付金室がございます。これの業務が一定終了いたしましたので、10月1日付で組織としては廃止をしたいと考えているところでございます。  詳細については、資料をごらんいただきたいと思います。  以上でございます。 33 ◯平野 剛委員長 これまでの説明に対して、何かございませんか。  ではただいまのとおり、ご了承お願いします。  次に、3.平成29年第3回長崎市議会定例会の運営についてを議題といたします。(1)議案の委員会付託分類について説明願います。 34 ◯松竹議事調査課長 それでは先ほど説明にありました、議案21件の委員会付託分類についてご説明いたします。19ページの資料の3-1をごらんください。  まず、総務委員会は、予算議案1件、条例改正案1件及びその他の議案2件の計4件を付託いたしたいと考えております。次に、教育厚生委員会は、予算議案1件、条例改正案1件及びその他の議案2件の計4件を付託いたしたいと考えております。次に、環境経済委員会は、その他の議案1件を付託いたしたいと考えております。次に、建設水道委員会は、決算議案2件、条例改正案1件及びその他の議案1件の計4件を付託いたしたいと考えております。このうち、第84号議案及び第85号議案につきましては、水道事業会計及び下水道事業会計の決算議案であり、いずれも従来どおり最終日に上程し、閉会中の審査という取り扱いといたしたいと考えております。したがいまして、今定例会における建設水道委員会の審査件数は実質2件でございます。  次に、分割付託についてご説明いたします。第81号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」につきましては、21ページに資料の3-2として補正予算の分割表を掲載しております。分割表には、審査対象となる款・項・目、これに対する所管部局と所管委員会を記載しております。歳出につきましては、このような内容で各所管の常任委員会に付託いたしたいと考えております。また、歳入につきましては、従来どおり一括して総務委員会に付託いたしたいと考えております。  以上、ご説明いたしました各議案の付託分類に基づきまして、次の22ページから24ページにかけて、資料の3-3として、各委員会の議案審査付託表を掲載しております。これは、招集日に議場配付させていただきたいと考えております。  それでは、20ページに戻っていただきまして、次に、一審議の関係でございますが、人事案件2件、その他の議案1件、専決処分1件、専決処分の報告3件の計7件を記載しております。このうち第91号議案「姉妹都市の提携について(オランダ王国ライデン市)」につきましては、平成6年12月に長崎市議会の議決すべき事件を定める条例で姉妹都市の提携を議決事項に定めて以降、本件が2回目の適用となりますが、前回は平成16年9月のヴォスロール村との姉妹都市提携の際に適用いたしております。このときと同様に、委員会付託を省略し、一審議の取り扱いとしたいと考えております。なお、ライデン市との姉妹都市提携については関連予算が今定例会の一般会計補正予算第3号に計上されておりますことから、環境経済委員会での審査となっております。そういったこともございますので、招集日の本会議においてこの提携の議案については、一審議で議決をお願いしたいと考えております。また、残りの6件につきましては、従来どおり、委員会付託を省略いたしまして、最終日に一審議の取り扱いといたしたいと考えております。  以上、総務委員会4件、教育厚生委員会4件、環境経済委員会1件、建設水道委員会4件、分割付託1件、1審議7件の合計21件という内容でございます。議案の委員会付託分類につきましてご協議いただきますようよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 35 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおり、委員会付託分類してよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 36 ◯平野 剛委員長 ではそのように決定いたします。  次に、(2)議会関係付議事件について説明願います。 37 ◯松竹議事調査課長 25ページ資料4-1をごらんください。  まず、1.公社等の経営状況説明書(決算書)につきましては、地方独立行政法人長崎市立病院機構に係る決算書について、本日、議案とともに発送しておりますが、最終日に上程し報告させていただきたいと考えております。  次に、2.議員派遣に係る報告につきましては、次の26ページ、資料4-2をお願いします。議員派遣第12号につきましては資料記載のとおりであります。本件は、長崎市議会会議規則第128条第1項ただし書きの規定によりまして、議長において議員派遣を決定し、次の定例会である今定例会におきまして報告するものであります。本件は、招集日に議場配付の上、上程し報告させていただきたいと考えております。  次に、3の議決後の議員派遣に係る変更事項等報告につきましては、次の27ページから30ページまでの資料4-3に記載のとおり、6月定例会におきまして議決しておりました議員派遣第5号、第8号、第9号及び第11号につきまして、議決事項に変更が生じた内容について報告しようとするものでございます。議決した事項の変更箇所については、下線を引いて表示をいたしております。本件につきましては、会議規則第128条の規定に基づきまして、招集日に議場配付し、議長による報告事項とさせていただきたいと思います。  資料25ページにお戻りいただきまして、次に、4.長崎市議決事件に該当しない契約についての報告に関する条例に基づく報告と、次の5.地方独立行政法人長崎市立病院機構平成28年度の業務実績に関する評価結果報告につきましては、招集日に議場配付の上、一般質問最終日に上程し報告させていただきたいと考えております。  次に、6.平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきましては、一般質問最終日に議場配付の上、上程し報告させていただきたいと考えております。  次に、7.教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況に係る点検及び評価に関する報告につきましては、最終日に議場配付の上、上程し報告させていただきたいと考えております。  次に、8.監査報告等につきましては、監査委員から議長に対し、資料記載のとおり報告があっております。この監査報告等につきましては、招集日に議場配付の上、最終日に上程し、報告をさせていただきたいと考えております。  以上のとおり取り扱ってよろしいか、ご協議をお願いいたします。 38 ◯平野 剛委員長 ただいまのご説明のとおり、取り扱うこととしてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 39 ◯平野 剛委員長 そのように決定いたします。
     次に、(3)会期及び会期日程案について説明願います。 40 ◯松竹議事調査課長 先ほどお配りいたしました会期及び会期日程案をごらんください。  9月定例会会期につきましては、6月定例会の議運で9月1日から9月21日までとお知らせいたしておりましたが、先ほどの協議の結果を踏まえまして、休会をはさみまして、25日を最終日とする案を提案させていただいております。  まず、会期でございますが、9月1日から9月25日までの25日間といたしたいと考えております。また、会期日程でございますが、まず、招集日の日程につきましては、32ページの資料5-2をごらんください。9月1日、招集日の本会議の流れを示しておりますが、既にご案内のとおり、板坂博之議員におかれましては、去る8月8日にご逝去されましたので、議会の対応についてご協議をいただきたいと思っております。先例によりますと、本会議の席で哀悼の意を表するという意味で、故人の議席にお花を供えまして、開会後、議長から逝去のご報告を行い、1分間の黙祷を捧げます。続きまして、議員代表といたしまして、同じ会派から弔意をいただくこととなっておりますが、今回もそのような取り扱いでよろしいか、後ほどご協議をお願いしたいと思います。  次に、新任紹介を行いますが、これらは後ほど協議事項の6のその他のところで説明がございます。その後、会期を決定し、先ほど説明いたしました議員派遣に係る報告、議決後の議員派遣に係る変更事項等報告、そして後ほどご協議いただきます委員会条例改正議案の上程・採決、第91号議案「姉妹都市の提携について」の上程・採決を行います。  次に、上下水道の決算議案2件と、一審議7件を除く12件の議案について上程し、委員会付託という流れでございます。恐れ入りますが、先ほどお配りした日程案にお戻りください。  次に、一般質問でございますが、記載のとおり9月6日から8日まで及び9月11日の計4日間を予定しております。ここで、資料の33ページ資料5-3をごらんください。議運の委員の皆様のご協力をいただき、事前に質問予定者数を当たりましたところ、現時点では60分が14人、30分がお一人という状況でございます。したがいまして、今回は記載のとおり、4日間という日程でいかがかと考えておりますが、後ほどご協議いただきたいと考えております。  それでは、再度、会期日程案をごらんください。次に、常任委員会日程につきましては、9月12日から15日までの計4日間、その後、19日に特別委員会、25日に委員長報告を行う最終本会議と考えております。  以上、会期25日間のうち、本会議6日間、委員会5日間、休会14日間という会期日程でいかがか、ご協議をお願いします。  説明は以上でございます。 41 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおり、決定してよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 42 ◯平野 剛委員長 そのように決定いたします。  次に、(4)市政一般質問の通告期間についてから、(6)次回議運の開催日についてまで、一括して説明を願います。 43 ◯松竹議事調査課長 資料はございませんので、表紙の協議事項、大きな項目3の(4)市政一般質問の通告期間についてをごらんください。  資料記載のとおり、通告期間は、8月28日月曜日午後1時から招集日であります9月1日金曜日の午後1時までと考えております。なお、今定例会一般質問予定者数は、現在15人となっておりますので、事前通告についてのご協力をお願いいたします。  次に、(5)請願の受け付け締切り日時につきましては、記載のとおり、市政一般質問の2日目である9月7日木曜日の正午までと考えております。  最後に、(6)次回議運の開催日時につきましては、9月8日金曜日の本会議終了後に開催をお願いしたいと考えております。  以上のとおり決定してよろしいか、ご確認をお願いいたします。 44 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおり、決定してよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 45 ◯平野 剛委員長 そのように決定いたします。  次に、4.議会の議決に付すべき特に重要な公の施設の廃止に関する条例の規定による特別多数議決について説明願います。 46 ◯松竹議事調査課長 資料はございませんので、表紙をごらんください。協議事項の4でございます。  第88号議案「長崎市立中学校条例の一部を改正する条例」につきましては、先ほど総務部長から説明がありましたとおり、黒崎中学校の廃止を含む議案となっており、地方自治法第244条の2第2項及び議会の議決に付すべき特に重要な公の施設の廃止に関する条例の規定によりまして、特別多数議決が適用されることになります。特別多数議決は、出席議員の3分の2以上の者の同意が必要ということになりまして、最終日の本会議におきましては、まず、黒崎中学校の廃止の部分について起立採決を行っていただきます。この場合、議長も表決に加わることになりますので、議長におかれましては、議長席において態度表明のほうをよろしくお願いいたします。その後、残る原案につきましては、原則どおり過半数議決による採決という運びになります。なお、本件につきましては本会議のみの適用でございますので、委員会では従来どおり過半数議決でお願いいたします。  説明は以上でございます。 47 ◯平野 剛委員長 本件は、ただいまの説明のとおり、ご了承をお願いいたします。  次に、5.長崎市議会委員会条例の一部を改正する条例について説明願います。 48 ◯松竹議事調査課長 資料35ページ、資料の6をごらんください。  改正案をおつけいたしておりますが、先ほど総務部長から説明がありましたとおり、10月1日付で、組織改正が行われることに伴い、長崎市議会委員会条例を改正する必要がございますので、ご協議をお願いするものでございます。  次に36ページ、37ページの委員会条例の新旧対照表をごらんください。変更箇所を下線書きでお示ししておりますので、改正の内容についてご説明いたします。37ページの総務委員会所管の(6)から(9)の部分でございますが、今回、行政サテライト機能再編成により、新たに、中央、東、南及び北の各総合事務所が新設されることに伴い、所管部局に追加しようとするものでございます。施行日は平成29年10月1日といたしたいと考えております。なお、各総合事務所は、総務委員会の所管となりますけれども、予算・決算につきましては、縦割りの組織で審査するのではなく、これまでどおり、目的別に審査、例えば、生活保護に係る予算・決算などは教育厚生委員会、農林水産に係る予算などは環境経済委員会、道路に係る予算などは建設水道委員会といったような内容で審査をお願いしたいと考えております。  説明は以上でございます。 49 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明についてご質問等はございませんか。  本件につきましては、決算議案の委員会分割表を9月8日開催の中日議運で協議するために、招集日の本会議で議決する必要がありますことから、本日ご決定いただきたいと思いますので、各会派のご意見をお伺いいたします。  特にご意見あれば挙手にて。  ないようでしたら、委員会条例につきましては、改正案のとおり提出することとしてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 50 ◯平野 剛委員長 ではそのように決定いたします。  それでは、手続等について説明をお願いいたします。 51 ◯松竹議事調査課長 ただいま提出することが決定されました委員会条例の改正案につきましては、提案者を議運の委員長とし、賛成者として議運の委員5名並びに2人及び3人会派の出席要請議員3名を加えた8名で議案提出の手続を行いたいと考えております。先ほど本会議招集日の流れでもご説明いたしましたとおり、9月1日本会議の招集日に議員提出議案として、委員会付託を省略した上で議運委員長から提案理由の説明の後、質疑、討論、採決をお願いしたいと考えております。  説明は以上でございます。 52 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおりご了承をお願いいたします。なお、改正点については各会派にご周知いただきますようよろしくお願いいたします。  次に、6.その他の(1)議席及び常任・特別委員の取り扱いについて説明願います。 53 ◯松竹議事調査課長 資料はございません。  板坂博之議員のご逝去に当たりまして、会派のご意向をお伺いしましたところ、議場の議席につきましては、今期中は現在の28番席を空席のままとし、環境経済委員会及び観光客受入対策特別委員会につきましては欠員としたいとのことでございました。また、8月28日開催の観光客受入対策特別委員会は当該委員でございましたけれども、この特別委員会、それから9月定例会中の全ての本会議の日及び常任、特別委員会におきまして板坂議員の議席及び委員席に供花、お花をお供えいたしたいと考えておりますので、ご了承をお願いいたしたいと思います。  説明は以上でございます。 54 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおりご了承をお願いします。  次に、(2)新任紹介について説明願います。 55 ◯橋田総務部長 定例会招集日の議事に入ります前に、7月11日付で選任いたしました公平委員会委員1名及び7月20日付で任命いたしました農業委員会委員19名を市長から紹介させていただきたいと存じます。  以上でございます。 56 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおりご了承をお願いいたします。  次に、(3)議長供覧の要望書等一覧について説明願います。 57 ◯松竹議事調査課長 38ページの資料7をごらんください。これは議長供覧の要望書等一覧でございます。平成29年6月から8月までの間に議長宛てに郵送または持参された要望書等4件を記載しております。本件につきましては、委員会送付の取り扱いではなく、議長までの供覧としたものでございます。要望等の詳細な内容について確認したいなどのご要望等がございましたら、議事調査課で対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 58 ◯平野 剛委員長 ただいまの説明のとおりご了承をお願いいたします。  次に、(4)タブレット端末導入検討会からの報告に対する対応についてご説明いたします。  39ページの資料8をごらんください。1のタブレット端末導入検討会の検討経過でございますが、同検討会は平成28年2月4日から同年の9月8日まで設置され、委員9名により、7回にわたる調査が行われたところでございます。その調査結果を、41ページから42ページにおつけしておりますが、平成28年9月8日に開催された議会運営委員会で、浦川委員長並びに中村俊介副委員長からの報告があっております。その際、当時の毎熊議長からは、「今後のたたき台として検討を重ねていきたい」との発言がなされており、議運におきましては、今後の内容については検討を行うとの取り扱いが決定されています。しかしながら、本件につきましては、これまで具体的な検討がなされていない状況であります。本市議会におきましては、新市庁舎建設に係る議会機能整備検討会が設置され、今後、議会のICT化など新市庁舎に求められる議会機能の検討がなされていくものとお聞きしておるところでございます。私といたしましては、タブレット端末の導入の検討を一歩でも前に進めていきたいと考えておりまして、今回協議のたたき台として対応案をご提案させていただいた次第であります。それでは、内容についてご説明をいたします。  資料8をご参照していただきながら、お聞きしていただきたいと思います。まず2番、端末導入検討会からの報告に対する対応(案)(1)災害発生時の情報共有・連絡体制の構築につきまして、これは災害発生時に備えてタブレット端末やスマートフォンによる情報共有や連絡ができる体制を構築することが望ましいとの提案がなされております。案としましては、タブレット端末及びスマートフォンを保有している議員を対象に、希望者に対してはEメールやLINEなどで情報共有や連絡が取れる体制を構築できればと思っております。なお、今後将来的には全議員に統一した連絡体制の構築を目指したいと思います。これにつきましては、災害発生時、携帯電話の電波が届かないとつながらないということも起こりうるかと思う中、LINEやフェイスブック等のWi-Fiを通じた連絡ができるという特性もあることから、ぜひこれは導入していきたいなと考えておるところでございます。  続きまして(2)ホームページへの議案・委員会資料の掲載についての提案でございます。  議会委員会資料をホームページ上に公開することで、市民及び議員が必要に応じて閲覧ができる環境を整備することが望ましいとの提案がなされております。今回の案といたしましては、平成29年11月定例会分から紙ベースの委員会資料を、議会事務局においてスキャンを行い、電子データ化した委員会資料を委員会開催後にホームページへ掲載する。なお、ホームページへの委員会資料の掲載に当たりましては、ホームページで情報が不特定多数の目に触れますことから、通常の委員会資料よりも個人情報の保護に留意する必要が考えられるため、掲載の範囲についてはあらかじめ執行部と協議する必要があると考えております。また議案、予算説明書、決算書を含むにつきましては、スキャン作業に係る事務量を考慮すると困難であると考え、現時点ではホームページ上への公開は行わないこととしようとするものでございます。しかしながら、今後将来的には委員会開催前の議案、委員会資料のホームページ掲載について検討していくため、紙ベースではなく電子データ化した議案、委員会資料の提供について執行部と協議していきたいと考えておるところでございます。  続きまして(3)各種会議での活用について。タブレット端末を本会議、常任委員会、特別委員会などの各種会議で使用を可能とすることが望ましいとの提案に対しまして、案としましては、使用を可能とする会議の範囲を決定する。例えば常任委員会、特別委員会のみだとか、本会議には持ち込ませないですとか。なお、タブレット端末と類似の機能をもつスマートフォンの持ち込みについても合わせて検討を行う。平成29年の10月の常任委員会の決算審査から試行的に運営を開始することとし、平成28年度予算に関する紙ベースの委員会資料を議会事務局でスキャンし、希望する議員へ電子データの提供を行う。ただし先ほど説明したとおり、ホームページ上へ掲載するためには、項目(2)に記載のとおり、個人情報の保護に留意する必要があることから、平成29年10月の決算審査の際に提供するデータにつきましては、議員個人での使用にとどめ、インターネット上へデータを公開しないよう、各議員が留意することとするという提案をしたいと思います。しかし、今後将来的には全ての会議で使用可能とすることを検討していくという案になっております。具体的には早速、できれば今度の決算委員会からタブレットの中で委員会資料を見られるようにできればなと思っておるところです。決算委員会におきましては、当初予算を審議したときと委員会が変わっているということもありますし、決算審議するに当たって、もともと予算のときにどのような予算でどのような説明がなされたかというところも見れるというのは、審議においてかなり有効なこととなるのかなと思っておりますもんですから、そのように進めていきたいなと思っておるところなんですが、ただ、昨年度の委員会資料のホームページの掲載におきましては、まだ個人情報等も多々含まれるということで、ホームページの公開はせず、議員のみ見れるということで、運用を開始してはどうかと考えておるところでございます。  続きまして(4)ペーパーレス会議の導入につきまして、これはタブレット端末を使用したペーパーレス会議の導入は、将来的に導入の具体的な検討について機運が高まった際に、改めて導入の可否を協議する必要があるとの提案がなされております。これにつきまして案としましては、ペーパーレス会議の導入には予算が必要となることから、まずはゼロ予算で運用が可能な項目(2)及び項目(3)を試行的に開始し、結果を踏まえ次の改選期以降に検討するという案にしております。今後将来的にはペーパーレス会議の本格導入も検討していきたいと考えておるところでございます。  (5)につきましては、議員と議会事務局との連絡について、議会事務の効率化の観点から、希望制により、タブレット端末等による各種文書の受け取りや提出を電子メールで行うことを可能とすることが望ましいとの提案に対しまして、案としましては、項目1と同様に、タブレット端末及びスマートフォンを保有している議員を対象に、希望者に対しては情報共有や連絡が取れる体制を構築するとの案にしております。将来的には全議員に統一した連絡体制の構築を目指したいと思います。これにつきましては、現在ファックスですとかそういった連絡でのやり取りに関しまして、希望の議員に対しましてはメール等で連絡してもいいというようなことを決定したいと思っております。  長々と以上、資料の内容につきましてご説明をさせていただきましたが、私のほうから会派に持ち帰ってご協議いただきたい事項が4点ございます。  1点目が、2の(2)ホームページへの議案・委員会資料の掲載についてでございますが、まずは、委員会資料のホームページ掲載の是非と掲載を可能とした場合、平成29年11月定例会委員会資料からでよろしいかどうか。  2点目が、(3)の各種会議への活用についてのところです。タブレット端末の各種会議への持ち込みの是非と持ち込み可能とするならば、使用可能とする会議の範囲、会議といいましてもこの議運もありますし、代表者会議等もありますし、各種会議がありますので、どの会議に持ち込むのかという範囲をご協議いただきたいと思います。  3点目が、同じく(3)のところですが、現在携帯電話の本会議、委員会への持ち込みは不可となっておりますので、タブレットと類似の機能を持つスマートフォンの持ち込みの是非をご協議していただきたいと思います。これについては例えば常任委員会等で視察等の日程調整をするときあたりに、今どきはスマートフォンに予定とかを入れておりまして、スマートフォンの持ち込みを禁止している状況では、一旦控室に戻りますだとかいうことも今考えられておるところです。委員長の許可を得ればスマートフォンも出していいだとか、そこら辺の具体的なところについて、会派に持ち帰ってご協議いただければなと思っているところです。  最後4点目が、同じく(3)のところですが、本年10月の決算審査から希望する議員に対しまして、平成28年度の予算関係の委員会資料を議会事務局がデータ化し、データの提供を行い試行することへの是非、以上説明しました4点を各会派でご協議いただきたいと思っておるところです。  その結果を9月8日の議会運営委員会で各会派からご報告をいただき、とりまとめをさせていただきたいと考えておるところでございます。  なお、各会派からこのことにつきまして質問事項がございましたら、9月1日までに事務局のほうへお伝えいただければ、9月8日の議運で回答もしくは協議をお願いしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。  以上の件で何かご質問等ございませんか。 59 ◯永尾春文委員 今の委員長のご説明の件、間違えないようにしたいので文書にしていただけないかと思うんですけど。 60 ◯平野 剛委員長 わかりました。以上4点、ご協議いただきたいということで、各会派に持ち帰っていただくに当たり、後ほど議会事務局のほうからご協議いただきたい件につきまして、書面にしてお出ししますのでよろしくお願いいたします。  それでは、その他の件で何かございませんか。 61 ◯野口達也議長 私のほうから、議員の皆様にご協議いただきたいことが2点ございます。  まず1点目でございますが、姉妹都市提携の解消については、先ほど第91号議案ライデン市の姉妹都市がありましたけれども、姉妹都市の提携につきましては、本市議会の議決事項となっております。しかしながら、解消の場合は、特に取り決めがございません。今回、ミデルブルフ市の解消が出てきますけれども、この解消については代表者会議で協議を行い、了承をするという取り扱いといたしました。今後につきましても、同様に代表者会議において協議をし、了承するという取り扱いを行いたいと思いますので、議運で申し合わせ等についてご協議いただきたいと思います。  それから2点目でございますが、政務活動費についてでございます。皆様ご承知のとおり、監査委員から、住民監査請求のあった平成27年度の政務活動費のうち、目的外や不適正と判断される支出について必要な措置を講ずるよう、市長に対し勧告がなされております。政務活動費につきましては、これまでも幾度となく使途基準の明確化を図り、適切な運用を行うため、マニュアルの見直しを行ってまいりました。しかしながら今回のように、まだまだ不十分な点があるんではないかということで、私といたしましては、領収書のホームページでの公開を含めたさらなる見直しが必要ではないかと考えております。そのようなことを含めまして、各派代表者会議を開きまして、今後の対応について協議をしてきたところですけれども、マニュアルの見直しにつきましては、本日開催した各派代表者会議において協議をさせていただき、各派の団長の皆様にご了承をいただきました。そこで議会運営委員会におきまして協議の場を設けていただくなどの検討をしていただきたいと考えております。本日の議会運営委員会でご協議をいただき、お取り計らいをお願いできればと考えております。  以上2点、私のほうから皆様にご協議をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。 62 ◯平野 剛委員長 ただいま議長からの申し出につきましては、それぞれ次回9月8日開催の議運でご協議をお願いしたいと思います。政務活動費のマニュアルの見直し、領収書のホームページでの公開等、議会運営委員会においてご協議を今後していくということに対しまして、次の中日の議運にて皆様方のご意見とご了承をいただきたいと思っておりますので、各会派に持ち帰っていただいて、ご検討のほどよろしくお願いいたしたいと思います。  何かご質問等ございませんですか。 63 ◯野口達也議長 最初の説明の申し合わせ事項については聞いていただきたいと思いますが。 64 ◯平野 剛委員長 姉妹都市の解消に係る申し合わせにつきましても、次回議運にてご協議をお願いしたいと思っておりますので、各会派に持ち帰っていただいて、ご協議のほどよろしくお願いしたいと思います。  ほかに何かご質問等ございませんですか。  なければ、これをもちまして議会運営委員会を閉会いたします。           =閉会 午後0時14分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成29年11月22日          議会運営委員長 平野 剛 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...