長崎市議会 2017-06-28
2017-06-28 長崎市:平成29年第2回定例会(6日目) 本文
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◯議長(
野口達也君)
出席議員半数以上であります。これより議事日程第6号により本日の会議を開きます。
日程1
議席の変更について
を議題といたします。
議員の所属会派の移動に伴い、議席の一部を変更したいと思います。変更しようとする議席番号及び氏名につきましては、お手元に配付いたしております議席図のとおりであります。
お諮りいたします。
お手元に配付いたしております議席図のとおり、議席の一部を変更することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
2 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、お手元に配付いたしております議席図のとおり議席の一部を変更することに決定いたしました。
次に
日程2
議第3号議案
吉原日出雄議員に対する
辞職勧
告
決議について
を議題といたします。
本件につきましては、
地方自治法第117条の規定により除斥の必要がありますので、18番議員の退場を求めます。
〔
吉原日出雄君退場〕
3 ◯議長(
野口達也君) お諮りいたします。
本件につきましては、
委員会付託を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
4 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、議第3号議案につきましては
委員会付託を省略することに決定をいたしました。
提出者の説明を求めます。6番平野 剛議員。
〔平野 剛君登壇〕
5 ◯6番(平野 剛君) ただいま議題となりました議第3号議案「
吉原日出雄議員に対する
辞職勧告決議について」提案理由を申し上げます。
私
たち市議会議員は、市民から負託を受けた立場として職責を十分に認識し、法令、条例を遵守し、良識を持って市民の模範となるよう行動しなければなりません。
しかし、
吉原日出雄議員においては、
政務活動費から
調査研究費として支出した
ガソリン代に関して、実際に
ガソリンを給油していないにもかかわらず、他人の領収書を使い、
政務活動費として計上したものであることが判明し、このことは、公金を不正に取得したものであると言わざるを得ません。今回の行為は、「市民の代表としてその品位と名誉を害するような一切の行為を慎み、その職務に関し、不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと」と定めた、
長崎市議会議員政治倫理条例第4条に違反しており、市政をチェックすべき立場にある議員が、市民の信用を失墜させた責任は非常に重く、
市議会議員として今後も職務を継続することについては市民の理解を得られるものではありません。
よって、
吉原日出雄議員に対し、説明責任を果たすとともに、速やかに
市議会議員の職を辞することを
勧告し、
決議するものであります。
なお、案文につきましては、お手元に配付いたしておりますので、朗読を省略させていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
以上で提案理由の説明を終わります。=(降壇)=
6 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。16番
内田隆英議員。
〔
内田隆英君登壇〕
7 ◯16番(
内田隆英君)
日本共産党の
内田隆英です。
ただいま議題となりました議第3号議案「
吉原日出雄議員に対する
辞職勧告決議について」に対し、
日本共産党を代表して、賛成の立場から討論を行います。
私
たち市議会議員は、議員として市民から負託を受けた立場と職責を十分に認識し、法令、条例を遵守し、良識を持って市民の模範となるよう行動しなければならないということは言うまでもありません。しかしながら、6月13日、ながさき
市民オンブズネットにより、
長崎市議会40人のうち31人の
政務活動費約940万円が不適切に使われたとして監査請求が行われました。
政務活動費は、長崎市の補助金であり市民の税金です。その不正使用や
不適切使用はあってはならないことです。2009年度分、2010年度分の
政務調査費返還訴訟において、
長崎地方裁判所は、公私の区別のつかない費用は充当率2分の1が妥当と判断を下し、該当する元職を含む全議員は、指摘された
目的外支出を全て返還しています。
今回、不適切と監査請求された約940万円のうち640万円は、公私の区別のつかない費用の充当率を判決後に2分の1から4分の3に拡大したのは、過去の反省が全く生かされていないという論拠から返還を求められています。2017年度より、充当率を2分の1に引き下げたとはいえ、
政務調査費から
政務活動費に見直された際、充当率を4分の3に引き上げたことは間違いだったと言わなければなりません。
私
たち日本共産党市議団は、公私の区別がつかない
ガソリン代、
携帯電話代、
代行運転代は一切
政務活動費から支出していません。過去の判決を受け、議会報告のチラシは自己負担での発行、印刷に改善しています。
日本共産党は、
政務活動費の不適正支出、不正使用の根源である公私の区別がつかない使途は、
政務活動費から除外することを求めるものです。
その上で、
吉原日出雄議員は、
政務活動費から
調査研究費として支出した
ガソリン代に関して、2015年度は2回、2016年度は11回にわたり、短時間で二度給油していたことが6月13日の
住民監査請求や6月17日の新聞報道で明らかとなりました。
吉原日出雄議員による短時間での二度の給油はこの2年間で13回に上るが、例えば2016年6月19日はプリペイドカードにより約43リットルを給油し、その73分後、同じ
ガソリンスタンドで現金で約40リットルを給油し、2回計83リットルを給油しています。このように
ガソリンを短い時間に続けて二度給油することは余りにも不自然であり、市民からスタンドに残っていた他人の領収書を添付したのではないかと疑念を抱かれるのは当然であります。実際に
ガソリンを給油していないにもかかわらず、他人の領収書を使い架空の請求を行うことは、市民の税金である
政務活動費の不正取得に当たる、重大で許しがたい行為と言わなければなりません。
この疑惑に対し、23日の
各派団長会議の場で
吉原日出雄議員は、「
ガソリンスタンドに残されていた、自分の前に給油した人の領収書の写しを誤って添付した」と釈明を行いました。しかし、その頻度を考慮すれば悪質な架空請求であることは明らかです。しかも、
議会事務局が
吉原日出雄議員に確認した際には、2回とも自分の
ガソリン代だと説明しており、誤って請求したのではなく、故意に行ったと指摘せざるを得ません。故意に領収書を偽造した架空請求は、詐欺罪、私
文書偽造罪に問われる重大な行為であり、議員を続けることへの市民の理解は到底得られません。
長崎市議会議員政治倫理条例では、第4条
政治倫理基準において、「市民の代表としてその品位と名誉を害するような一切の行為を慎み、その職務に関し、不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと」と定めています。これら一連の行為は、
政治倫理基準に違反し、市民の議会に対する信頼を著しく失墜させるものです。
吉原日出雄議員は、過去にも無免許運転で逮捕され、議員
辞職した経緯もあります。その際の反省は言葉だけのものだったと言われても仕方ありません。今回の不正は有権者の信頼を裏切るものであり、
長崎市議会議員としての資格に欠けるものと判断せざるを得ません。
以上、
吉原日出雄議員に対する
辞職勧告決議についての賛成討論といたします。=(降壇)=
8 ◯議長(
野口達也君) 質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております議第3号議案「
吉原日出雄議員に対する
辞職勧告決議について」採決いたします。
本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
9 ◯議長(
野口達也君) 起立全員であります。
よって、議第3号議案は全会一致をもって可決されました。
なお、ただいま可決されました
決議につきましては、本会議終了後、議長において
吉原日出雄議員に対し
勧告をいたしますのでご了承をお願いいたします。
吉原日出雄議員の入場を求めます。
〔
吉原日出雄君入場〕
10 ◯議長(
野口達也君)
次に
日程3
第63号議案 長崎市
職員退職手当条例の一部を
改正する条例
から
日程11
所管事務調査 新
市庁舎建設事業について及び
新
市庁舎建設に係る
周辺道路の
交通対策につい
て
まで、以上9件を
一括議題といたします。
総務委員長の審査並びに
調査報告を求めます。36番
岩永敏博議員。
〔
岩永総務委員長登壇〕
11 ◯36番(
総務委員長 岩永敏博君) ただいま議題となりました第63
号議案外8件につきまして、
総務委員会における審査及び調査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
初めに、第66号議案「長崎市ふれあい
センター条例及び長崎市
公民館条例の一部を改正する条例」について申し上げます。
今回の改正は、長崎市
小ケ倉地区公民館及び長崎市
深堀地区公民館を市民がより使いやすく、集いやすい
地域コミュニティの拠点施設とするため、当該各公民館を廃止し、長崎市小ケ倉地区ふれあい
センター及び長崎市深堀地区ふれあい
センターを設置したいのと、長崎市ダイヤランド・小ケ倉ふれあい
センターの名称を変更をしようとするものであります。
委員会におきましては、今後のふれあい
センター化の方向性、地域住民からの要望に応じて
地区公民館の改修を行う考えの有無について質すなど
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
次に、第74号議案「財産の取得について」申し上げます。
本件は、消防力の維持を図るため、老朽化した
救助工作車及び
救助資機材を代替更新しようとするものであります。
委員会におきましては、
入札参加資格要件を準市内から市内業者に変更した理由、不具合等が発生した際、メーカーでの対応に要する期間について質すなど
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
次に、第63号議案「長崎市
職員退職手当条例の一部を改正する条例」、第64号議案「長崎市税条例及び長崎市
都市計画税条例の一部を改正する条例」、第68号議案、第69号議案及び第70号議案の「公の施設の
指定管理者の指定について」及び第73号議案「財産の取得について」の以上6件につきましては、
内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
最後に、「新
市庁舎建設事業について」及び「新
市庁舎建設に係る
周辺道路の
交通対策について」、
建設水道委員会と
連合審査会を開催し、
所管事務調査を行いましたのでご報告申し上げます。
委員会におきましては、交通解析などの
周辺道路の
交通対策の検討について、基本設計を進める前に実施しなかったことへの見解、事業費が当初の計画より50億円程度増加しており、今後さらに増加する可能性の有無、公用車の
駐車場整備の考え方について質すなど種々内容を調査するとともに、人口減少に伴い職員数も減少していくため経費を削減し、市民に親しまれるような新市庁舎を計画してほしい、今後、
交通シミュレーションを行うに当たっては新
市庁舎周辺だけではなく、適切な範囲の中で進めてほしいとの意見要望が出された次第であります。
以上で、
総務委員会における
審査報告及び
所管事務調査に係る
調査報告を終わります。=(降壇)=
12 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第63号議案、第64号議案、第66号議案、第68号議案から第70号議案まで、第73号議案及び第74号議案、以上8件について一括して採決いたします。
各案に対する委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
13 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第63号議案、第64号議案、第66号議案、第68号議案ないし第70号議案、第73号議案及び第74号議案は原案のとおり可決されました。
なお、
所管事務調査報告につきましては、先ほどの
総務委員長報告によってご了承をお願いいたします。
次に
日程12
第65号議案 日吉自然の家条例の一部を改正す
る条例
を議題といたします。
教育厚生委員長の
審査報告を求めます。33番
馬場尚之議員。
〔
馬場教育厚生委員長登壇〕
14 ◯33番(
教育厚生委員長 馬場尚之君) ただいま議題となりました第65号議案「日吉自然の家条例の一部を改正する条例」につきまして、
教育厚生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
今回の改正は、日吉自然の家の適切な運営に関し、必要な事項を調査審議するため、日吉自然の
家運営協議会を設置しようとするものです。
委員会におきましては、
指定管理業務の開始と、日吉自然の
家運営協議会設置の時期が異なる理由、施設を利用した子どもや保護者からの意見を反映するための方策について質すなど
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定をいたしました。
以上で、
教育厚生委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
15 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第65号議案について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
16 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第65号議案は原案のとおり可決されました。
次に
日程13
第71号議案 財産の取得について
を議題といたします。
環境経済委員長の
審査報告を求めます。4番林 広文議員。
〔
林環境経済委員長登壇〕
17 ◯4番(
環境経済委員長 林 広文君) ただいま議題となりました第71号議案「財産の取得について」、
環境経済委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
本件は、
三京クリーンランド埋立処分場で使用している
トラクターショベルの老朽化が著しく進んでいることから、新たに購入しようとするものであります。
委員会におきましては、購入後11年間で購入金額の2倍以上もの修繕費用を要していることから、更新時期を見直す考え、重機の整備状況について質すなど
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、
環境経済委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
18 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第71号議案について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
19 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第71号議案は原案のとおり可決されました。
次に
日程14
第62号議案 平成29年度長崎市
水道事業会計補
正予算(第1号)
から
日程18
第76号議案 法律上市の義務に属する
損害賠償
の額の決定及び和解について
まで、以上5件を
一括議題といたします。
建設水道委員長の
審査報告を求めます。24番堤 勝彦議員。
〔
堤建設水道委員長登壇〕
20 ◯24番(
建設水道委員長 堤 勝彦君) ただいま議題となりました第62
号議案外4件につきまして、
建設水道委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
初めに、第67号議案「長崎市
地区計画の区域内における建築物に係る制限に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。
今回の改正は、新大工町
地区計画において、
地区整備計画が定められた地区内の良好な都市空間の形成を図るため、当該区域内における建築物の用途及び敷地面積の最低限度の制限を定めようとするものであります。
委員会におきましては、条例改正に至った経緯、景観を守るという観点から、現在計画されている高層ビルの高さを制限する考えの有無について質すなど
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
次に、第72号議案「財産の取得について」申し上げます。
本件は、市営住宅に設置している
住宅用火災警報器を更新するため新たに購入しようとするものであります。
委員会におきましては、入札金額に大きな差が生じた理由、
火災警報器の維持・管理の考え方、契約方法を
最低制限価格が設定されてない物品購入とした理由について質すなど
内容検討の結果、本件は市民の安全にかかわる問題であることから、一定の品質を確保するためにも
最低制限価格を設けるなど、市民の安全を第一に考えた入札の方法を検討してほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
次に、第76号議案「法律上市の義務に属する
損害賠償の額の決定及び和解について」申し上げます。
本件は、市道川上町出雲線の管理瑕疵により他人に損害を与えた事件について、被害者に対してその損害を賠償し、和解しようとするものであります。
委員会におきましては、事故現場は4メートルの高低差があり、防護柵を設置するべきであったにもかかわらず、
カラーコーンとロープのみで安全対策を行っていた理由、
損害賠償額と過失割合の被害者への説明状況、市内に点在している同様の危険箇所の点検状況と安全対策について質すなど
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
最後に、第62号議案「平成29年度長崎市
水道事業会計補正予算(第1号)」及び第75号議案「市道路線の認定について」の以上2件につきましては、
内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、
建設水道委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
21 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第62号議案、第67号議案、第72号議案、第75号議案及び第76号議案、以上5件について、一括して採決をいたします。
各案に対する委員長の報告はいずれも
原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
22 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第62号議案、第67号議案、第72号議案、第75号議案及び第76号議案は原案のとおり可決されました。
次に
日程19
第61号議案 平成29年度長崎市
一般会計補正予
算(第1号)
及び
日程20
第78号議案 平成29年度長崎市
一般会計補正予
算(第2号)
以上2件を
一括議題といたします。
まず、
総務委員長の
審査報告を求めます。36番
岩永敏博議員。
〔
岩永総務委員長登壇〕
23 ◯36番(
総務委員長 岩永敏博君) ただいま議題となりました第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」外1件につきまして、
総務委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
初めに、第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」について、以下、特に質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。
まず、歳出についてであります。総務費において、
地区公民館のふれあい
センター化に伴う小ケ倉地区及び深堀地区ふれあい
センターの開所と、ダイヤランド・小ケ倉ふれあい
センターの名称変更に伴う必要経費を増額するためのふれあい
センター運営費及び土井首地区ふれあい
センター、木鉢地区ふれあい
センター及び晴海台地区ふれあい
センターの指定管理に係る債務負担行為が計上されております。
委員会におきましては、木鉢地区ふれあい
センターにおける使用料がほかの地区よりも少ない理由について質すなど内容を検討した次第であります。
次に、同じく総務費において、今後の公債費の償還等に備えるため、元船町の土地売り払い収入について、減債基金に積み立てることから増額するための減債基金が計上されております。
委員会におきましては、土地の売り払いに当たり、地元住民への説明の有無について質すなど内容を検討した次第であります。
次に、歳入につきましては、種々内容を検討した次第であります。
さらに、総括的な問題として、景観まちづくり刷新事業について、対象区域の選定理由、保育士の処遇改善に係る今後の国の方針について質すなど検討を加えた次第であります。
以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、ふれあい
センター化によってどれだけの変化があり、
地域コミュニティの向上につながっていくか、地元住民が理解を深めるためにもサポートを行ってほしい。元船町の市有地については、当該地が今、大きく変化している場所であり、これからのまちづくりを含めて、地元の理解を深めるような市有地の売り払いの進め方をしてほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
次に、第78号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第2号)」について申し上げます。
委員会におきましては、
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、
総務委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
24 ◯議長(
野口達也君) 次に、
教育厚生委員長の
審査報告を求めます。33番
馬場尚之議員。
〔
馬場教育厚生委員長登壇〕
25 ◯33番(
教育厚生委員長 馬場尚之君) ただいま議題となっております第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」外1件につきまして、
教育厚生委員会所管部分における審査の経過並びに結果について報告いたします。
初めに、第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」について、以下、特に質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。
まず、民生費におきまして、人工内耳体外機の更新に要する費用の一部を助成するための人工内耳体外機購入助成費が計上されております。
委員会におきましては、助成を受ける希望者数が助成対象数に満たなかった場合の次年度以降の対応、人工内耳体外機の耐用年数と再度更新を行った場合の新たな助成の有無について質すなど内容を検討いたしました。
次に、同じく民生費におきまして、保育士等に係る処遇改善等に伴い、施設型給付費等を増額するための民間保育所等施設型給付費が計上されております。
委員会におきましては、保育士等の処遇改善が適切に実施されるために、保育所等に対する監査を行う考え、民間保育所等への制度の周知のあり方について質すなど内容を検討いたしました。
次に、教育費におきまして、仁田佐古小学校の体育館の建設予定地について、自主的に土壌汚染調査を行うための小学校管理費が計上されております。
委員会におきましては、地元住民との協議会で土壌汚染を危惧する意見が出されていることに対し、今回の調査で結果が示される見通しについて質すなど内容を検討いたしました。
次に、同じく教育費におきまして、小島小学校取りつけ道路の用地買収及び建物補償について、用地測量等の結果、当初見込みを上回るものについて増額するための小学校整備事業費が計上されております。
委員会におきましては、当初予算編成時における用地測量の実施の有無、これまでの用地交渉の経過、学校建設後の取りつけ道路の管理体制について質すなど内容を検討いたしました。
以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、国の施策に基づいた民間保育所等施設型給付費については、施設の管理者に対し十分な説明を行ってほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、第78号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第2号」」について、以下、特に質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。
衛生費において、産後うつの予防や新生児への虐待予防を図るため、出産後間もない時期の産婦に対する健康診査を実施する経費を増額するための妊産婦健康診査費が計上されております。
委員会におきましては、出産直後の産婦の健康診査における個人負担の有無について質すなど内容を検討いたしました。
以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定をいたしました。
以上で、
教育厚生委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
26 ◯議長(
野口達也君) 次に、
環境経済委員長の
審査報告を求めます。4番林 広文議員。
〔
林環境経済委員長登壇〕
27 ◯4番(
環境経済委員長 林 広文君) ただいま議題となっております第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」外1件につきまして、
環境経済委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
初めに、第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」について申し上げます。
まず、総務費において、日本とベトナムの友好交流の象徴である御朱印船を、官民共同でベトナムに寄贈、展示するとともに、長崎への誘客促進活動を行うための御朱印船プロジェクト推進費が計上されております。
委員会におきましては、寄贈後の活用方法、輸送の際の送り出しなど、本事業を広く市民に周知するための取り組み、ベトナム人訪日観光客の状況と今後の誘客目標について質すなど内容を検討した次第であります。
次に、商工費において、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用し、夜景のさらなる魅力向上を図るため、夜間景観整備に向けた実施設計等を行うための、景観まちづくり刷新事業費が計上されております。
委員会におきましては、夜間景観整備の事業規模と維持、管理に係る費用の見通し、既存の街路灯を活用して整備する考えの有無について質すなど内容を検討した次第であります。
以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
次に、第78号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第2号)」について申し上げます。
委員会におきましては、種々
内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、
環境経済委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
28 ◯議長(
野口達也君) 次に、
建設水道委員長の
審査報告を求めます。24番堤 勝彦議員。
〔
堤建設水道委員長登壇〕
29 ◯24番(
建設水道委員長 堤 勝彦君) ただいま議題となっております第61号議案「平成29年度長崎市
一般会計補正予算(第1号)」のうち、
建設水道委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。
まず、土木費において、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用し、観光地周辺及び周遊ルートの魅力的な空間づくり等の面的な景観整備を行う景観まちづくり刷新事業費が計上されております。
委員会におきましては、景観に配慮した統一感のある照明を整備する考え、ユニバーサルデザインを考慮に入れた道路の整備方針、景観に配慮した道路の板石などを地元業者に発注する考えについて質すなど内容を検討した次第であります。
次に、同じく土木費において、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用し、被爆75周年を前に平和公園において、園路の舗装改修等を行う景観まちづくり刷新事業費が計上されております。
委員会におきましては、平和公園全体の今後の整備計画、ベンチや手すりなどの整備費用が通常より高額となった理由、まだ十分使用可能な手すりを交換する必要性について質すなど内容を検討した次第であります。
次に、同じく土木費において、三世代同居、近居に係る住宅改修工事等の一部助成について条件を拡充することに伴い、増額するための子育て住まいづくり支援費補助金が計上されております。
委員会におきましては、申し込み件数が少ない中での拡充の必要性、今回の拡充で新築工事も対象にすることによる効果について質すなど内容を検討した次第であります。
以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、市道川上町出雲線転落事故
損害賠償金については、一斉点検及び対応基準をマニュアル化することなど、高齢化社会に配慮した安全対策を図ってほしい。この事故は、危機管理の欠如と言わざるを得ず、斜面市街地が多い本市にとって同様の箇所は多々あるため、全市的な安全性の確保に努めてほしい。二度とこのような事故があってはならないことを肝に銘じ、十分対策をとってほしい。景観まちづくり刷新事業費については、国のモデル地区として選定されたこの好機を逃さず、観光立国の実現に向けて早期に事業化を図り、内示額の上乗せを含めて取り組んでほしい。国からの補助があるとはいえ、明らかに割高な積算となっているため、少しでも安く事業が実施できるよう十分検討するとともに、平和公園周辺地区の整備の拡充を図ってほしい。景観アドバイザーによるデザインの指導に配慮しつつも、費用対効果を十分検討して事業を決定してほしい。子育て住まいづくり支援事業補助金については、親世代と同居、近居している家庭のみが支援を受けるという形ではなく、市内全ての子育て世代を応援できるよう、子育て支援施策の充実に努めてほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、
建設水道委員会における
審査報告を終わります。=(降壇)=
30 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第61号議案及び第78号議案、以上2件について一括して採決いたします。
各案に対する各委員長の報告はいずれも
原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
31 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第61号議案及び第78号議案は原案のとおり可決されました。
この際、お諮りいたします。
日程21第58号議案から日程34第11号報告までの14件につきましては、
委員会付託を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
32 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、以上14件につきましては
委員会付託を省略することに決定いたしました。
日程21
第58号議案 公平委員会の委員の選任について
を議題といたします。
市長の説明を求めます。市長。
〔田上富久君登壇〕
33 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第58号議案「公平委員会の委員の選任について」、提案理由をご説明いたします。
公平委員会の委員、田中洋一氏の任期が本年7月10日をもって満了するため、その後任の委員を選任する必要がございますが、同氏を適任者と認め、選任いたしたいと存じますので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の皆様のご同意をお願いしようとするものでございます。
なお、同氏の略歴につきましては、お手元の議案に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。=(降壇)=
34 ◯議長(
野口達也君) お諮りいたします。
本件はこれに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
35 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第58号議案はこれに同意することに決定いたしました。
次に
日程22
第59号議案 農業委員会の委員の任命について
を議題といたします。
市長の説明を求めます。市長。
〔田上富久君登壇〕
36 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第59号議案「農業委員会の委員の任命について」、提案理由をご説明いたします。
農業委員会の委員、赤瀬孝則氏ほか34名の農業委員会の委員の任期が本年7月19日をもって満了いたしますが、農業委員会等に関する法律の一部が改正され、農業委員会の委員の定数について条例で定めることとなり、その定数は19人へと変更になっております。
つきましては、後任の委員19人を任命する必要がありますが、岩本 隆氏、後山裕義氏、岡村則満氏、小川 博氏、帯山安敏氏、上川満治氏、小里 浩氏、田平孝廣氏、鳥越悦子氏、永岡亜也子氏、野口栄孝氏、平尾政博氏、松尾隆治氏、松本正登氏、森山安男氏、柳川八百秀氏、山口邦俊氏、山口眞佐栄氏及び山脇貞雄氏を適任者と認め、任命いたしたいと存じますので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定によりまして、議会の皆様のご同意をお願いしようとするものでございます。
なお、19名の略歴につきましては、お手元の議案に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。=(降壇)=
37 ◯議長(
野口達也君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております第59号議案について、まず、岩本 隆氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
38 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、岩本 隆氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、後山裕義氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
39 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、後山裕義氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、岡村則満氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
40 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、岡村則満氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、小川 博氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
41 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、小川 博氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、帯山安敏氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
42 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、帯山安敏氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、上川満治氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
43 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、上川満治氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、小里 浩氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
44 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、小里 浩氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、田平孝廣氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
45 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、田平孝廣氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、鳥越悦子氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
46 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、鳥越悦子氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、永岡亜也子氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
47 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、永岡亜也子氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、野口栄孝氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
48 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、野口栄孝氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、平尾政博氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
49 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、平尾政博氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、松尾隆治氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
50 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、松尾隆治氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、松本正登氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
51 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、松本正登氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、森山安男氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
52 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、森山安男氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、柳川八百秀氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
53 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、柳川八百秀氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、山口邦俊氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
54 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、山口邦俊氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、山口眞佐栄氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
55 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、山口眞佐栄氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に、山脇貞雄氏を任命することについて、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
56 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、山脇貞雄氏を任命することについては同意することに決定いたしました。
次に
日程23
第60号議案 固定資産評価審査委員会の委員の
選任について
を議題といたします。
市長の説明を求めます。市長。
〔田上富久君登壇〕
57 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第60号議案「固定資産評価審査委員会の委員の選任について」、提案理由をご説明いたします。
固定資産評価審査委員会の委員、宮崎英樹氏の任期が、本年9月26日をもって満了するため、その後任の委員を選任する必要がございますが、同氏を適任者と認め、選任いたしたいと存じますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の皆様のご同意をお願いしようとするものでございます。
なお、同氏の略歴につきましては、お手元の議案に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。=(降壇)=
58 ◯議長(
野口達也君) お諮りいたします。
本件はこれに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
59 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第60号議案はこれに同意することに決定いたしました。
次に
日程24
第77号議案 あらたに生じた土地の確認並びに
町及び字の区域の変更について
を議題といたします。
市長の説明を求めます。市長。
〔田上富久君登壇〕
60 ◯市長(田上富久君) ただいま上程されました第77号議案「あらたに生じた土地の確認並びに町及び字の区域の変更について」、提案理由をご説明いたします。
これは、小ヶ倉町3丁目及び香焼町の公有水面埋立地を確認し、この確認に伴い、町及び字の区域を変更しようとするものでございます。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。=(降壇)=
61 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第77号議案について採決いたします。
本件を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
62 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第77号議案は原案のとおり可決されました。
次に
日程25
第12号報告 専決処分について
を議題といたします。
理事者の説明を求めます。市民健康部長。
63 ◯市民健康部長(大串昌之君) 第12号報告「専決処分について」、ご説明いたします。
これは、地方税法施行令の一部を改正する政令が本年3月31日に公布されたことに伴い、長崎市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたが、課税の事務処理上、特に緊急を要したため、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。
改正内容といたしましては、国民健康保険税の減額の対象となる所得の基準が引き上げられたことに伴い、関係条文の整備を行ったものでございます。
以上でございます。
64 ◯議長(
野口達也君) これより、質疑、討論を行います。
質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第12号報告について採決いたします。
本件を承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
65 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、第12号報告は承認することに決定されました。
次に
日程26
第13号報告 専決処分の報告について
及び
日程27
第14号報告 専決処分の報告について
以上2件を
一括議題といたします。
理事者の報告を求めます。まちづくり部長。
66 ◯まちづくり部長(片江伸一郎君) 第13号報告「専決処分の報告について」、ご説明いたします。
これは、法律上市の義務に属する
損害賠償の額の決定及び和解につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、
地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。
その内容は、公園の樹木の管理瑕疵に係るもの2件について、別紙記載のとおり賠償し、和解したものでございます。
以上でございます。
67 ◯理財部長(三井敏弘君) 第14号報告「専決処分の報告について」ご説明いたします。
これは、工事の請負契約の契約金額の変更につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、
地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。
その内容は、まず、塩町団地1棟新築主体工事の請負契約につきまして、地盤掘削の結果、想定より地層が硬質であったため、工法を変更する必要が生じたことにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。
次に、重要文化財旧長崎英国領事館本館ほか保存修理工事の請負契約につきまして、遺構が地中より発見され、遺構保存のため工法を変更する必要が生じたことなどにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。
次に、新西工場余熱利用施設新築主体工事の請負契約につきまして、当初の想定より多く発生した建設発生土及び転石の場外搬出に係る費用が増加したことなどにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。
以上でございます。
68 ◯議長(
野口達也君) ただいまの報告について質疑はありませんか。
質疑を終結いたします。
以上2件は、
地方自治法の規定により報告されたものでありますので、ただいまの報告によって、ご了承をお願いいたします。
次に
日程28
第5号報告 平成28年度長崎市一般会計継続費
繰越計算書
から
日程34
第11号報告 平成28年度長崎市下水道事業会計
予算繰越計算書
まで、以上7件を
一括議題といたします。
理事者の報告を求めます。企画財政部長。
69 ◯企画財政部長(野瀬弘志君) ただいま上程されました報告のうち、第5号報告から第7号報告までをご説明いたします。
第5号報告「平成28年度長崎市一般会計継続費繰越計算書」につきましては、平成28年度の予算に定めた継続費のうち、年度内に支出の終わらなかったものを翌年度に逓次繰り越しましたので、
地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものでございます。
逓次繰越額は平成28年度に計上した継続費に係る予算額6億1,904万円のうち、年度内に支出の終わらなかった金額5億9,389万3,483円を逓次繰り越したものでございます。繰り越した内容につきましては、繰越計算書内訳表に記載のとおりでございます。
次に、第6号報告「平成28年度長崎市一般会計繰越明許費繰越計算書」、第7号報告「平成28年度長崎市土地取得特別会計繰越明許費繰越計算書」につきましては、平成28年度のそれぞれの予算に定めた繰越明許費のうち、年度内に支出の終わらなかったものを翌年度に繰り越しましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。
翌年度に繰り越した金額は、一般会計80億5,072万4,842円、土地取得特別会計8,742万1,281円でございまして、繰り越した内容につきましては、繰越計算書内訳表にそれぞれ記載のとおりでございます。
説明は以上でございます。
70 ◯上下水道局長(武田敏明君) ただいま上程されました報告のうち、第8号報告から第11号報告までについてご説明いたします。
これは、平成28年度の予算に定めた継続費及び建設改良費等のうち、年度内に支払い義務が生じなかったものを翌年度へ繰り越しましたので、第8号報告「平成28年度長崎市水道事業会計継続費繰越計算書」及び第10号報告「平成28年度長崎市下水道事業会計継続費繰越計算書」につきましては、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により、第9号報告「平成28年度長崎市水道事業会計予算繰越計算書」及び第11号報告「平成28年度長崎市下水道事業会計予算繰越計算書」につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。
翌年度に繰り越した金額は、水道事業会計の継続費で9,714万1,188円、水道事業会計の建設改良費で15億8,600万円、水道事業会計の営業費用で5,534万787円で、繰り越した内容につきましては、繰越計算書内訳表にそれぞれ記載のとおりでございます。なお、営業費用の繰り越しにつきましては、神浦4号導水トンネル補修工事におきまして、工事中に発生した事故により関係機関による調査及び工事再開の判断に時間を要したことから、地方公営企業法第26条第2項ただし書きの規定により翌年度へ繰り越したものでございます。
次に、下水道事業会計の継続費で42万7,458円、下水道事業会計の建設改良費で9億4,184万円で、繰り越した内容につきましては、繰越計算書内訳表にそれぞれ記載のとおりでございます。
以上でございます。
71 ◯議長(
野口達也君) ただいまの報告について質疑はありませんか。
質疑を終結いたします。
以上7件は、
地方自治法施行令、地方公営企業法及び同法施行令の規定により報告されたものでありますので、ただいまの報告によってご了承をお願いいたします。
次に
日程35
議員派遣について
を議題といたします。
本件は、
地方自治法第100条第13項及び
長崎市議会会議規則第128条の規定に基づき、議員派遣について議決しようとするものであります。
派遣の目的、期間、場所及び派遣しようとする議員は、お手元に配付いたしております資料に記載のとおりであります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員派遣について、まず、議員派遣第10号を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
72 ◯議長(
野口達也君) 起立多数であります。
よって、議員派遣第10号は可決することに決定いたしました。
次に、議員派遣第4号から第9号まで及び第11号を可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
73 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、議員派遣第4号ないし第9号及び第11号は可決することに決定いたしました。
次に
日程36
議会運営委員の補欠選任について
を議題といたします。
議会運営委員会の委員でありました
吉原日出雄議員から6月26日付をもって、同委員を辞任したい旨の申し出があり、
長崎市議会委員会条例第12条の規定に基づき、議長において同日付でこれを許可したことに伴い、欠員を生じましたので、その補欠選任を行いたいと思います。
本件につきましては、
長崎市議会委員会条例第6条第1項の規定により議長において指名をいたします。
議会運営委員に
岩永敏博議員を指名いたします。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
74 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり、議会運営委員に
岩永敏博議員を補欠選任することに決定いたしました。
次に
日程37
特別委員の補欠選任について
を議題といたします。
長崎駅周辺再整備特別委員でありました
岩永敏博議員並びに雇用・人口減少対策特別委員でありました相川和彦議員から、6月26日付をもって同委員を辞任したい旨の申し出があり、
長崎市議会委員会条例第12条の規定に基づき、議長において同日付でこれを許可したことに伴い、欠員を生じましたので、その補欠選任を行いたいと思います。
委員の補欠選任については、
長崎市議会委員会条例第6条第1項の規定により議長において指名いたします。
まず、長崎駅周辺再整備特別委員に相川和彦議員を指名いたします。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
75 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり、長崎駅周辺再整備特別委員に相川和彦議員を補欠選任することに決定いたしました。
次に、雇用・人口減少対策特別委員に
吉原日出雄議員を指名いたします。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
76 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり、雇用・人口減少対策特別委員に
吉原日出雄議員を補欠選任することに決定いたしました。
次に
日程38
平成28年度公益財団法人長崎市体育協会経営状
況説明書(決算書)について
から
日程46
平成28年度長崎中央市場サービス株式会社経営
状況説明書(決算書)について
まで、以上9件につきましては、既に配付されております説明書のとおりであります。
以上9件は、
地方自治法の規定により提出されたものでありますので、同説明書によってご了承をお願いいたします。
次に
日程47
定期監査、行政監査及び現金出納検査(2、3、
4月分)結果報告について
は、既に配付されております報告書のとおりであります。
本件は、
地方自治法の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。
この際、お諮りいたします。
今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第41条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
77 ◯議長(
野口達也君) ご異議ないと認めます。
よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。
これをもって会議に付された事件は全て議了いたしましたので、平成29年第2回
長崎市議会定例会を閉会いたします。
=閉会 午前11時10分=
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記のとおり会議録を調製し署名する。
平成29年8月2日
議 長 野口 達也
署名議員 中里 泰則
署名議員 後藤 昭彦
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