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  1. 長崎市議会 2017-06-20
    2017-06-20 長崎市:平成29年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時58分= ◯堤 勝彦委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。 〔審査日程について協議した結果、次のとおり決 定した。 1 「新市庁舎建設に係る周辺道路の交通対策に  ついて」の所管事務調査審査日程に追加し、  総務委員会に対して連合審査会の開催を申し入  れることに決定した。 2 そのほかの審査については審査日程(案)の  とおりとすることに決定した。〕 〔建設水道委員会担当総務部総務課及び企画財 政部財政課職員が自己紹介を行った。〕 2 ◯堤 勝彦委員長 それでは、議案審査に入ります。  まず、第76号議案「法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 3 ◯吉田土木部長 議案の説明に入ります前に、今回土木部より提出しております第75号議案「市道路線の認定について」の正誤表を提出する事態となりましたことについて、大変ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。まことに申しわけございませんでした。訂正の内容でございますが、恐れ入りますが議案書43ページでございますけれども、第75号議案「市道路線の認定について」の部分の表の一番上の段でございます。住吉台町赤迫1号線と記載しておりますが、正しくは住吉台町赤迫2号線とすべきであり、路線名の名称の表記に誤りがあったものでございます。これに伴いまして、議案書の第75号議案の該当部分につきましては正誤表を配付させていただき、また、土木部から先に提出させていただきました第75号議案に関する委員会提出資料についても関係箇所を修正しまして、資料一式を再配付させていただいたものでございます。今後、議案等、資料の作成に当たりましては、当然ながらこのようなことがないようチェック体制を強化し、細心の注意を払ってまいります。大変申しわけございませんでした。
     それでは議案の説明に入ります前に、本日出席をしております土木部の課長級以上の職員を紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 4 ◯吉田土木部長 それでは、第76号議案「法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について」ご説明いたします。  議案書は47ページから49ページでございます。まず、議案書47ページをごらんいただきたいと思います。市道川上町出雲線の管理瑕疵により他人に損害を与えた事件について、国家賠償法第2条第1項の規定によりまして損害を賠償し、和解をしようとするものでございます。損害賠償の額につきましては、616万6,054円でございます。  議案書48ページのほうをお開きください。2.事件の概要でございます。本件は平成27年1月2日に、出雲1丁目地内の市道川上町出雲線の路上において、本市が防護柵を設置していなかったことにより、歩行中の被害者が路上から4メートル下の民有地に転落し、負傷したものでございます。市道の管理につきましては、安全かつ円滑な交通を確保することが道路管理者としての責務でございますので、今後はこのようなことが起きないよう維持管理に努めてまいります。  詳細につきましては、土木総務課長よりご説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 5 ◯竹内土木総務課長 お手元の委員会資料に基づきましてご説明いたします。  委員会資料の1ページをごらんください。1の事件概要でございますが、(1)発生日時は平成27年1月2日金曜日の午後8時ごろでございます。(2)発生場所としましては長崎市出雲1丁目、市道川上町出雲線の路上で、(3)損害賠償の相手方は記載のとおり長崎市戸町2丁目に在住の男性でございます。(4)事故の概要につきましては図面等で説明いたします。  資料の4ページをお開きください。4の位置図でございます。事故の発生場所はこの図の中心付近に赤い丸印で示しております市道川上町出雲線の路上でございます。赤囲みの拡大図をごらんください。被害者の方は、赤い矢印で示しておりますとおり市道川上町出雲線に通じる階段道を登り切り、川上町出雲線に出たところで道路から4メートル下の民有地に転落されたものでございます。  資料5ページをごらんください。5の状況図でございます。上段の現場平面図でございますが、被害者の方は赤い矢印のとおり市道川上町出雲線へ通じる階段道を登り切り、オレンジ色の部分から転落されたものですが、黒の点線で示している部分は防護柵が設置されておらず、ロープとカラーコーン注意喚起を行っているような状況であったことから、そのすき間から転落されたものでございます。下段の現場断面図でございますが、緑のカラーコーンと記載してある市道敷から高さ4メートル下の住宅敷地に転落されたものでございます。  資料6ページをお開きください。現場の写真でございます。上段の写真1でございますが、事故現場を前方から写したものですが、被害者の方が赤い矢印のとおり階段道を登り切り、市道川上町出雲線の路上に出たところで、事故現場と記載されている箇所から転落されたものでございます。なお、この部分につきましては、ガードパイプが設置されておらず、ロープとカラーコーンを設置している状況でございました。この場所は、もともと市道と民間住宅の駐車場をつなぐためのコンクリートの通路となっておりましたが、市道の道路拡幅工事に係る用地買収に伴いまして、住宅の建て替えが行われたことにより、コンクリートの通路が撤去され、市道と住宅の間にすき間が生じたものでございます。この部分のガードパイプの設置につきましては、近隣の市道拡幅に伴います市発注の工事の中で対応することといたしておりましたが、事故発生時できていなかったものでございます。写真2につきましては、事故現場を被害者の方が上ってきた階段側から写したものでございます。写真3は事故後にガードパイプを設置したものでございます。  恐れ入りますが、資料の1ページにお戻りください。(5)相手方の損害程度でございますが、被害内容といたしましては、右側頭葉脳挫傷などの頭部損傷のほか、右第4肋骨骨折、第5胸椎破裂骨折でございます。(6)の損害額、事故の過失相殺及び損害賠償額でございますが、損害額は880万8,648円、過失相殺は長崎市7割、相手方3割と判断しており、この結果、損害賠償額は616万6,054円といたしております。過失相殺の考え方でございますが、本事件について、4メートルの高低差があるにもかかわらず、危険を回避するための柵を設置しておりませんでしたので、本件市道は通常有すべき安全性が欠如しており、本市の道路管理には瑕疵があったことから、国家賠償法第2条第1項の規定により損害を賠償するものでございます。なお、被害者の方の過失につきましては、事故現場は親戚宅であり、日ごろからこの市道を利用されていたことから、事件発生場所の危険性について認識されておられました。このことからこの市道を通行するに際しては十分な注意を払うべきところ、これを怠ったということで、被害者にも過失があり、その割合は3割と判断しております。したがいまして、本件につきましては、本市が過失割合7割を負担し、賠償する必要があるものと判断いたしております。なお、被害者の方の過失割合を3割と判断いたしました根拠でございますが、資料の2ページをお開きください。2裁判例との比較でございます。表の左が本件、真ん中の裁判例1が山梨の国道の事例、右の裁判例2が福岡県の県道の事例でございます。裁判例1及び2ともに、本件と同様の転落事故でございますが、裁判例1の1番上の事故内容でございますが、道路歩行中に道路の端から3メートル低い隣接地に転落して負傷したもので、右の裁判例2は道路沿いの側溝のふたの上を歩行中、ふたのない部分で側溝に転落し負傷したものでございます。表中段の事故原因につきましては、裁判例1及び2ともにバリケードやルミポールなど一定の対策はしていましたが、完全ではなかったものでございます。表の下から2行目の過失の欄でございますが、ここは、被害者の方の過失について記載されたものでございます。裁判例1は下線で示しておりますとおり、被害者は事故現場付近が工事中であることを認識していたのに対し、裁判例2では初めて通行する道路であったとの違いがございます。これにより、一番下の相手方の過失でございますが、工事中であるとわかっていた裁判例1では3割、初めて通行した裁判例2で2割となっております。本件につきましては、事故は被害者の方の親戚宅付近で発生したものであり、日ごろからこの市道を利用されていたことから、相手方の過失割合は3割が妥当であると判断いたしております。  資料の3ページをお開きください。3の損害額内訳でございます。まず、医療費につきましては、入院78日、通院321日に対しまして、実際にかかった医療費344万2,488円でございます。文書料は診断書料の実費5万720円でございます。交通費はバス、電車代の実費1万1,340円でございます。入院諸雑費につきましては、全国市有物件災害共済会の基準により算出した8万5,800円でございます。傷害慰謝料につきましては、入院78日、通院321日に対しまして、全国市有物件災害共済会の基準により算出した121万8,300円でございます。後遺障害慰謝料につきましては、主治医の診断に基づき後遺障害の等級が適用されるものでございますが、軽度の認知力低下、記憶低下が認められたことから、神経系の機能障害として第9級高次脳機能障害に認定されております。また、第5胸椎破裂骨折により、脊柱の変形が見られたことから脊椎の変形として第11級脊椎圧迫骨折に認定されております。この結果、全国市有物件災害共済会の基準により後遺障害慰謝料は400万円となっております。これらの損害額の合計は880万8,648円となり、過失割合が長崎市7割、相手方3割と判断しておりますことから、損害賠償額は616万6,054円と算出したものでございます。なお、この損害賠償額につきましては、後ほどご審議いただく補正予算に計上いたしております。また、全国市有物件災害共済会道路賠償責任保険により全額補填の見込みでございます。  恐れ入りますが、資料の1ページにお戻りください。一番下の(7)再発防止策でございますが、道路の安全管理に関する点検及び対応基準を定め、職員に周知するための研修・指導を行い、道路の管理瑕疵に起因する事故の再発防止を図っているところでございます。なお、毎年、土木部で道路の一斉点検を実施いたしておりますが、ことし6月の一斉点検に先立ちまして、道路の安全管理を徹底するための講習会を実施いたしました。講習会におきましては、今回の事例も含め、道路の管理瑕疵に起因する事故の事例集を作成し、点検の際のチェックポイントについて、指導を徹底するなど、再発防止に向けた取り組みを行っているところでございます。  最後になりましたが、今回の事故により被害者の方には多大なご迷惑とご損害をおかけいたしましたことに対しておわびを申し上げますとともに、今後、このようなことがないよう一層の安全管理に努めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 6 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 7 ◯福澤照充委員 大きなけがをされたということで、被害者の方には本当にお見舞い申し上げたいと思うんですが、この件で、まず4メートルの高さがあるにもかかわらずカラーコーンを置いてらっしゃったということで、このあたりはどういう認識でこのカラーコーンだけでいいという判断をされたかっていうのはわからないですか。 8 ◯竹内土木総務課長 この部分につきましては、ガードパイプを設置するという認識が当然ございました。ここのガードパイプの設置につきましては、この市道川上町出雲線において拡幅工事を行っておりましたことから、事故現場の近隣の工事をする際にガードパイプを設置するように考えておりました。ところが工事まで一定期間があったものですから、その間の注意喚起としてロープとカラーコーンを設置しておったという状況でございました。 9 ◯福澤照充委員 やはりこの4メートルの高さというのは転落するともう命を失うような、それだけの危険があるということなんですね。それが本当にカラーコーンでいいのかというのは、やはり私たちは非常に疑問があります。特に高齢者の方も多いですし、この市道、階段道、もう手すりがないと当然転落の危険というのは誰が見てもわかるわけなので、これはやはりしっかり気をつけていただきたいということと、先ほど一斉点検をされているというお話がありましたが、昨年は一斉点検のときにはこの件というのは、特に危険度の認識とかというのはなかったんですか。 10 ◯竹内土木総務課長 この事故につきましては平成27年1月に発生いたしております。道路の一斉点検につきましては毎年実施しておりまして、この付近につきましても点検していたところでございますが、こういった危険な箇所がある場合にはすぐすぐガードパイプを設置しなければならないというような指導なりが土木部として不足しておったことから、結果的に事故発生時までガードパイプの設置がされなかったという状況になっておりました。 11 ◯福澤照充委員 わかりました。恐らくこういう箇所は今後も出てくる可能性が十分ありますよね。今、あちこちで道路工事もされてるでしょうし。ちょっと話は違いますけど、車道の工事なんかするときも、意識的に手すりを外したりとか、当然段差が出てくるとこもありますので、特に長崎市内は高齢者の方が非常にたくさんいらっしゃいますし、斜面地が特に多いですよね。ですから、こういったとこの安全管理っていうのは、やはりしっかりしていただきたいということがあります。今回は建設水道委員会なんで道路のことなんですけど、ほかにも市有地でもこういう危険な箇所とかってありますので、これはもう私の意見だけですけど、こういう市が管理してる土地で、こういったこちらが原因で市民の方が大けがをしたりとか命を失うことがあってはなりませんので、そこはしっかり今後管理のほうをお願いしたいと思います。  以上です。 12 ◯内田隆英委員 3ページの損害額の内訳で、相当な重症だと思うんですよね。それで、この金額というのはこれだけの障害を受けて妥当なものなのかどうか。例えば、後遺障害慰謝料として400万円上げてるけれども、これが本人の瑕疵もあるということでこれから3割引くわけでしょう。これだけの重症を負って、実際は長崎市が616万円ということで、基本的にカラーコーンを置いてロープを張っとったと言うけれども、いろいろ拡幅があってもそこが空間になるということはわかってるわけだから、パイプを臨時的に設けて転落防止策をするべきだったと、その瑕疵を認めて長崎市が7割ということでやってたんですけれども、これだけの障害を、後遺障害まで出てきてて、算定というのはどういう基準があるのか、これだけの重症でわずかこれだけ。私はわずかと思うんですよね。その算定の基準ってどうなんですか。 13 ◯竹内土木総務課長 後遺障害の算定の基準につきましては、自動車損害賠償責任保険による基準であるとか、今回適用させていただいておりますのは、私どもの道路損害賠償保険で加入している全国市有物件災害共済会の基準に基づきまして算出させていただいております。 14 ◯内田隆英委員 算出基準はいろいろ基本があって出されてるということでしょうけれども、例えば、命に別状なくて後遺障害で生活できると、しかしその結果、後々こうした事故原因で命を奪われるとなった場合、それは一切補償しないと、とにかくこれで打ち切りということになるんですかね。 15 ◯竹内土木総務課長 今回、この議案を認定いただきまして予算につきましても可決された場合には、相手の方と示談のほうの締結をさせていただきまして、補償につきましては今回提示させていただいておる損害賠償額で確定をするという形で考えております。 16 ◯池田章子委員 今、これから示談というか、話ということを伺ったんですけど、ということは、これは長崎市がこうしたいということで、まだ向こうの方には伝わってないというか、納得されてるかどうかっていうのはまだわかってないんですか。 17 ◯竹内土木総務課長 相手の方には、事故発生後からお見舞いも含めて十数回程度お会いして話をさせていただいております。その中で、概算大体これくらいですというようなお話はさせていただいておりまして、被害者の方につきましても一定内諾といいますか了承は得ているという状況でございます。 18 ◯池田章子委員 その内諾についても、例えばご本人の過失割合が3割っていうこれだけのことでなってるんですが、それについてもちゃんともう納得を一定されてると認識していいんですか。これからこれがこういうふうに示しました、でも実はそれには納得してません、裁判になりますということは、余り可能性としてはないということですか。 19 ◯竹内土木総務課長 過失の割合7対3につきましても被害者の方にお話をさせていただいて、了解を得ているような状況でございます。〔発言する者あり〕 20 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時36分=           =再会 午前10時38分= 21 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。 22 ◯池田章子委員 市の責任においてこれだけのひどいけがをなされた、しかもご本人の過失責任まで問われてということなので、十分にやはり納得の上でこう進めていったっていうことの確証がいただきたいんですね。それが1つ。それとあと、こういうことが、多分こういう危険箇所って、長崎みたいな地形だと恐らく相当あるっていうんですかね、相当考えられると思いますので、点検等々十分にやっていただきたいし、思わぬ視点っていうんですか、子どもが多い場所とか高齢者が多い場所ではやはり普通の感覚とは違う事故って想定され得ると思いますので、十分な点検ともう二度とこういうことがないように注意を払っていただきたいということをお願いしておきます。 23 ◯西田実伸委員 確認だけど、今休憩中の中で、示談じゃないけれども内諾しているということだったけど、これ以上にふえないということで言い切っと。 24 ◯竹内土木総務課長 被害に遭われた方にはまことに申しわけなく思っているところでございますけれども、被害者の方とは十数回お会いしてお話をさせていただいたほか、電話等でもお話をさせていただいている中で、金額については内諾を得ている状況でございますので、今回議決をいただきました後、この額で示談書の締結をさせていただきまして、この額で確定と考えております。 25 ◯西田実伸委員 わかりました。そのことは結構ですが、私は今回の処理でそちらに指摘をしたいんだけれども、まず、この天井の上から落ちたとよね。この天井の高さよ。それなのに、幾ら事情はあったかもしれんけど、カラーコーンをぽんと置いて緩んだ紐でああいう処置をしてるということ自体私はあなたたちの作業者の常識がわからない。まずそこから、幾ら点検、点検って言ってもね、もし亡くなっていたらどうなってるんですか。教えてください。亡くなった場合の処理はどんなになるんですか。これはそれだけの事故なんですよ。答えてください。 26 ◯竹内土木総務課長 仮に亡くなられた場合でございますけれども、今回も誠意を持って対応させていただいているところでございますが、その状況に応じて誠意を持って対応させていただきたいと考えております。 27 ◯西田実伸委員 答え切らんでしょうね。現地で亡くなった場合よね。この前、上下水道局で事故があったでしょう。あれは業者の方やったけど、あれで指名停止まであっているとよね。今度は職員の仕事でしょう、瑕疵って言うんだから。そうなった場合に、単なる職員だから許されるとか許されないとかいう話があるの。これそれだけの重大事故なのよ。それに対して本当に反省をしているのかなと思うわけ。そのとき議会にも報告したんでしょうけど、どういうあれか知らないけれども。  それと、今回の工事中の事故というのは、過去にもあったとよね。東山手町日の出町線、海星学園の横のところ。あそこで平成19年に、そのときにも防護柵をしなくてただ紐だけしとって、ご婦人が歩いて入らんでもよかとこに入って骨折してから、専決処分してるとよ。そのときでもちゃんと反省すると言ったのに、全然もうそういう工事をしてる人たちは、そういうことさえ忘れてるじゃないですか。その事故覚えてる、次長。 28 ◯桐谷道路建設課長 平成19年に私たちも土木関係にいなかったので、その間の工事については認識がなく、調べたところ階段から落下したという形はその後確認させていただきました。もう1つ、今回おっしゃるとおり私たちも大変反省してるところで、民間の人たち、事業協力者の人たちが相談を受けて今回手すりを工事とあわせてやりますってしてるんですけど、そのほかにもさすがにいろいろな形の中で用地買収したときにそのような事件があって、やはりロープでとめたりとかいう処置が今までずっとありました。これは相手様に負担をかけないという形で善意の形でしてたんですけど、それで事故が起こってはどうしようもないという形の中で、もうロープじゃなくて、その工事がちょっと長引くようであれば土木維持課と連携してパイプをしてくれという話で、今、部内の中で徹底するようにして、担当者が金が少しかかるからとかいう部分で悩むことなく、出たものについては危ないと思われることは全部私に報告してくれと。それを私が責任を持って土木維持課に頼んでパイプをしてもらうと。そうしないと危ないと。みんなが金をかけないようにロープを対応するというのがもう習性になってますので、それはやめてくださいという形で徹底してますので、今回の点検の中でもそのような形で、市民が見てけがするとかいう危ないという判断は全部上げてって。金がかかるかからんの心配でなくて点検は市民の安全を守るということを第一にしてくれんかなと。そういう形でして、例年より報告がいっぱい上がっている現状でございます。これはもう明らかに私の指導力不足があって、本来は危ないものはちゃんとパイプにしとけという形で常々に言っていたけど、そこら辺が自分たち中堅の職員であってこれくらいは大丈夫じゃなかったとかなって。そしてもう1つ、今回のロープは相手様も協力して玄関口の手すりのここに結んでいい、もともと木材で設置しようとしたんですけど、その木材はさすがに新築の家ですのでと針金の跡がつくからロープだったらいいよという形があって、ロープと手すりをつなげて少し強固にできたという形でちょっと応急措置をしてたというのが、ちょっと甘い判断であったと反省しています。これは私も今後そういう形を徹底的に指導していかなくちゃいけないと思ってますので、本当ご迷惑おかけしました。 29 ◯西田実伸委員 わかりました。今後、そういうロープではなくてちゃんと危ないところは手すりをしていくという判断をされたということは、私は前進かなと思います。  それからもう1つ。点検されたと言いますが、今、斜面地の家があるじゃないですか。家壊してるでしょう。家が下に下がってるときに門柱のところは手すりがないんですよね。そこにカラーコーンとロープでしてるところが何カ所かあると思うんです。もしそういうところの事故が起こった場合は市の責任になるんですか。言ってる意味わかります。 30 ◯竹内土木総務課長 民間の方が段差のあるところで家を解体されたような場合に、結果的に段差、市道と民地との間に段差が生じたような場合の対応でございますけれども、まず市道の管理につきましては、道路法の42条におきまして道路管理者である長崎市のほうで安全施設といたしましてガードパイプ等の設置が必要になっておりますので、一義的には長崎市のほうで整備する必要がございます。  一方で、市道にそういうスロープであるとか構造物をかけられてるような場合には、長崎市のほうでは市道の占用許可をさせていただいております。この占用許可をさせていただいてる場合には、占用者の方はその占用が終了した場合には現状に回復していただくという条件をつけさせていただいておりますので、その占用の廃止によって段差が生じた場合であって、もともとガードパイプがあったところであれば、占用者の方に整備をしていただく場合もあろうかと考えております。  以上でございます。 31 ◯西田実伸委員 本題と外れるようで実は外れてないんですよね。要は先ほど課長言ったとおり占用のところもたくさんあるかもしれないけど、今私が指摘しているのは段差がある、家がある、そこの家に下りるために階段をつけてる、そこの高さには2メートルぐらいある。それにはもう市道の手すりはあるわけですよね。ところがそこだけが1メートルとかなかわけです。それで、カラーコーンとかで応急処置をしてるわけです。そういうところが結構見られるわけですよ、今から解体していくんだから。そういうところの処置は、このような事故が二度と起こらないための考え方って今あるんですか。実際あるけん。 32 ◯森尾土木維持課長 ご指摘のとおり、今、斜面地で、特に家屋を解体したときに手すりがなくなるっていうところがよくございます。それについては基本的に、竹内課長が言ったとおり、個人でする場合と市がする場合両方あると思っているんですが、私たちは通行として危ないところについてはできるだけ早く手すりをつけようと。ただ、そこを再度使って何らか建物を建てるということもございますので、所有者の方とお話をしながら進めていくんですが、基本的に危ないところは柵をすると。ただ、どうしてもすぐにはつけられないもんですから、その間ロープでするっていう一時的な対策はしておりますけれども、基本的にはもう柵をつけようということで、今は進めてるところです。  以上です。 33 ◯西田実伸委員 いろいろとやりとりがあるけん、相手があることで難しいと思うんですが、言いたいのは、落ちたときにどっちの責任なんですかということなんですよ。要するに、措置はした、でも人は通ってる、先ほどのあれじゃないが、高齢者も通ってる、そこから落ちたときのけがは、やはり市がこのような補償をしなければいけないんですか。 34 ◯竹内土木総務課長 今回、国家賠償法の第2条第1項によりまして損害の賠償をさせていただくんですけれども、この国家賠償法の第2条第1項につきましては無過失責任ということでございまして、道路管理者のほうには補償をなるべくするような法になっていると考えておりますので、ケース・バイ・ケースになってくるとは思いますけれども、それだけ道路管理者の責任は重いと私どもも、もう一回再認識をいたしまして、安全管理に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 35 ◯西田実伸委員 わかりました。またそういう場所が今ふえつつあるということがありますから、そういうところも表の道路ばかりではなくて、そういうちょっとしたところがありますんで、どうかもう一度点検をしていただきたいということだけご指摘させていただきます。 36 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第76号議案「法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 37 ◯堤 勝彦委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午前10時52分=           =再会 午前10時58分= 38 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  次に、第62号議案「平成29年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 39 ◯武田上下水道局長 第62号議案の説明に入ります前に、本日出席しております上下水道局の課長級以上の職員について紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 40 ◯武田上下水道局長 それでは引き続きまして、議案の説明に入らせていただきます。  第62号議案「平成29年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。今回の議案は、未給水地区無水源簡易水道事業について、国庫補助の内示増に伴い、予算の増額補正をしようとするものでございます。  それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。まず、第2条でございますが、これは、当初予算に定めた主要な建設改良事業の一部について、業務の予定量を補正しようとするもので、未給水地区無水源簡易水道事業7,747万8,000円を1億1,497万8,000円に増額しようとするものでございます。  次に、議案書2ページをお開きいただきたいと思います。第3条でございますが、これは資本的収入及び支出の予定額を補正しようとするものでございます。収入におきましては、対象事業費の増により、その財源について調整を行い、第1款資本的収入第2項出資金を1,250万円、それから第4項補助金を1,500万円、それぞれ増額し、資本的収入の総額を20億205万6,000円にしようとするものでございます。次に、支出におきましては、補助対象事業費である未給水地区無水源簡易水道事業費の増に伴い、第1款資本的支出第1項建設改良費を3,750万円増額し、資本的支出の総額を78億313万7,000円にしようとするものでございます。この収入及び支出の補正に伴います資本的収支の不足額に対する補填財源につきましても、第3条本文記載のとおり改めようとするものでございます。なお、議案書の4ページから8ページにかけましては補正予算実施計画、それから平成29年度末の予定貸借対照表及び予定キャッシュ・フロー計算書を掲載いたしておりますのでご参照をお願いいたします。  私の説明は以上でございますが、詳細につきましては、事業部長から説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 41 ◯中村事業部長 委員会資料に沿ってご説明させていただきます。  まず、1ページをお開きください。1.国庫補助金の内示増に伴う増額補正についてご説明いたします。(1)概要でございますが、琴海・桜谷地区における未給水地区を解消するため、平成27年度から平成30年度までの4カ年事業として未給水地区無水源簡易水道事業を実施しておりますが、国庫補助金の内示増に伴い、平成30年度に施工予定であった配水管布設工事の一部を前倒しして実施するために増額補正を行うものでございます。次に、(2)事業内容でございますが、詳細につきましては、後ほど位置図にてご説明いたします。  中央の表をごらんください。予算科目は、第1款資本的支出第1項建設改良費のうち第4目未給水地区無水源簡易水道事業費で、補正額の欄に示しておりますとおり、事業費を3,750万円増額補正しようとするものでございます。次に、(3)財源内訳でございますが、補助の欄の太枠線で囲っておりますとおり国庫補助金1,500万円のほか、出資金、自己資金などを合わせまして3,750万円増額するものでございます。このうち、出資金1,250万円につきましては、第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」での水道事業会計繰出金に係る補正額として後ほどご審議していただくこととしております。  2ページをお開きください。未給水地区無水源簡易水道事業の位置図を掲載しております。琴海地区の長浦町に位置する桜谷地区は、地元住民で組織した組合が共同給水施設を設置し、給水しておりましたが、水源の水量及び水質が安定していないことから、地元からの水道施設の整備の要望があっており、本事業は、このことを踏まえ国の補助事業を活用して実施しているものでございます。本年度当初予算におきましては、配水槽及びポンプ場の築造などを行うこととしておりましたが、今回の国庫補助金の内示増に伴いまして、平成30年度に予定しておりました施工箇所のうち、赤色の点線で囲っております配水管910メートルを前倒しして布設しようとするものでございます。また、3ページには補正予算の総括表を添付しておりますのでご参照をお願いいたします。  説明は以上でございます。 42 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ありませんか。  討論を終結します。  これより採決いたします。  第62号議案「平成29年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 43 ◯堤 勝彦委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、原則、各項ご とに理事者から説明を受け、質疑を行った後、討 論・採決を行うことに決定した。なお、審査順序 については、別添の「歳出審査早見表」のとおり 進めることに決定した。〕
    44 ◯堤 勝彦委員長 それでは、第4款衛生費第3項上水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 45 ◯川崎業務部長 それでは、議案書の予算に関する説明書26ページ及び27ページをお開き願いたいと思います。第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち第4款衛生費3項上水道費1目上水道費、説明欄の1.繰出金の1.水道事業会計繰出金について、1,250万円増額補正しようとするものでございます。本補正予算につきましては、先ほどご審議いただきました第62号議案で説明いたしました未給水地区無水源簡易水道事業費の財源となります一般会計からの繰出金につきましての補正予算でございます。  恐れ入ります、上下水道局提出の委員会資料の1ページをお開き願いたいと思います。第61号議案の上下水道局提出の資料です。1の概要及び2の事業内容につきましては、先ほど水道事業会計の補正予算で説明したとおりでございます。次に、3の財源内訳でございますが、今回の補正額1,250万円の財源は全て一般会計出資債でございます。2ページには、繰出金内訳表を記載しておりますのでご参照をお願いいたします。  説明は以上でございます。 46 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 47 ◯西田実伸委員 先ほど聞くべきものをちょっと忘れましたので、同じ内容ですから教えてください。今後、この未給水地区、今までやってきたんですが、地区的にまだあると思うんですが、今後ちょっと考え方だけ教えてください。 48 ◯魚谷事業部次長 未給水地区の解消につきましては、今まで昭和54年から牧島地区を初めとして、現在17地区を管理しております。現在施工しておりますのが、今ご説明しました桜谷地区、あと水道統合整備事業で整備するべき地区として宮摺地区、大崎地区がございます。宮摺地区、大崎地区につきましては水道施設統合整備事業に伴いまして、大崎地区は平成30年度には供用開始する予定ですが、宮摺地区につきましては道路改良等の並行工事と一緒に布設する必要がございますので、それにあわせて施工する予定でございます。  そのほかの未給水地区につきましては、1世帯を含めまして大体32地区ございます。その地区につきましては、基本的には費用対効果、あと地元からの要望、それから給水人口。基本的には補助事業で進めていくのが基本としておりますけれども、その要件として例えば給水人口が10人以上とか、給水区域内から200メートル以上離れているとか、いろいろ要件がございます。その要件を勘案しながらあとの32地区のうち、特に要望があるところとか水質的にこれから枯渇が心配されるところとか、そういうところをこれから前提としながら解消していきたいと思っております。  説明は以上でございます。 49 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時11分=           =再会 午前11時14分= 50 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 51 ◯片江まちづくり部長 説明に入ります前に、本日ここに出席しておりますまちづくり部の課長級以上の職員を紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 52 ◯吉田土木部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費についてご説明いたします。  予算説明書は30ページから31ページでございます。それでは30ページ、一番上の表をごらんください。第8款土木費第2項道路橋りょう費第1目道路橋りょう総務費において、616万7,000円の補正をお願いしようとするものでございます。内容といたしましては、31ページの一番上の表の説明欄1.道路橋りょう総務費の1.市道川上町出雲線転落事故損害賠償金616万7,000円でございます。また、30ページの同じ表のうちの第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費についてでございますが、2億7,900万円の補正をお願いしようとするものでございます。内容といたしましては、31ページの説明欄のうち、1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)の1.愛宕飯香浦町線3,300万円、2.【補助】景観まちづくり刷新事業費2億4,600万円でございます。なお、2.【補助】景観まちづくり刷新事業費の内訳は地区別に、1.まちなか地区9,900円、2.平和公園地区7,700万円、3.稲佐山地区4,000万円、4.鍋冠山地区3,000万円となっております。  主な事業の内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。なお、景観まちづくり刷新事業費につきましては、事業の概要について、まちづくり部よりご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 53 ◯竹内土木総務課長 土木部提出の委員会資料の1ページをお開きください。第8款第2項第1目道路橋りょう総務費、市道川上町出雲線転落事故損害賠償金でございます。増額補正額は616万7,000円でございます。  これは、先ほど第76号議案「法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について」ご審議いただきました、市道川上町出雲線の管理瑕疵による転落事故に係る損害賠償金でございます。1の概要ですが、平成27年1月2日に市道川上町出雲線の路上において、本市が防護柵を設置していなかったことから歩行中の被害者が道路から4メートル下の民有地に転落し負傷した事故について損額を賠償しようとするものでございます。2の事業内容でございますが、市道川上町出雲線の管理瑕疵により他人に損害を与えた事件について、国家賠償法第2条第1項の規定によりまして損害を賠償しようとするものでございます。損害賠償額は616万6,054円でございます。3の財源内訳につきましては、全国市有物件災害共済会道路賠償責任保険金を充当することといたしております。資料の2ページには位置図を、3ページには状況図を、4ページには現場写真を添付いたしておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 54 ◯森尾土木維持課長 資料の5ページをお開きください。第8款第2項第3目道路橋りょう新設改良費、【補助】道路新設改良事業費愛宕飯香浦町線でございます。補正額は3,300万円でございます。  1の概要ですが、車両通行の安全性の確保と快適性の向上を図るため、特に路面の損傷が著しく早急に整備を進める必要があることから、国庫補助の内示を踏まえ、追加補正をお願いしようとするものでございます。2の事業内容ですが、当初予算の延長600メートルに補正分660メートルを追加し、総延長1,260メートルの舗装の整備を行うものです。全体計画といたしましては、総延長3,000メートルの整備を予定しています。3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。6ページをお開きください。整備予定路線の位置図と写真を掲載しております。  説明は以上でございます。 55 ◯片江まちづくり部長 続きまして、委員会資料の7ページをお願いいたします。第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】景観まちづくり刷新事業費についてでございますが、この事業につきましては土木部のほか、まちづくり部、文化観光部でもこの事業を活用して、種々今議会に補正予算を計上させていただいております。したがいまして、まず、その全体的な概要につきまして、当事業の統括的な所管でございますまちづくり部よりご説明さしあげたいと思います。なお、詳細につきましては、まちづくり推進室よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 56 ◯中井まちづくり推進室長 それでは、私のほうから景観まちづくり刷新支援事業ついてご説明させていただきます。  委員会資料9ページをお開きください。ページの向きが変わっており見にくくて申しわけございません。まず、景観まちづくり刷新支援事業の概要でございます。目的は、国が進める観光立国実現のため、優れた景観や歴史的な建造物等を有している都市などを、目に見える形で景観の刷新を行い、観光都市のさらなる魅力向上を図るため、ことし3月31日に景観まちづくり刷新モデル地区を全国で10都市選定し、3年間集中的に支援するものです。長崎市は九州内で唯一指定を受けております。次に、事業の内容は、補助率2分の1で事業期間は3年間です。事業のメニューといたしましては、景観資源の保全活用に関する事業や景観まちづくりに必要な道路や広場などの整備などが対象となります。  10ページをお開きください。次に、本事業を活用しました長崎市の事業の概要でございます。ページ左側をごらんください。計画区域は、平和公園地区、稲佐山地区、鍋冠山地区、まちなか地区を囲むような範囲で、路面電車やバスなどにより1日で周遊できる範囲となっております。平成29年度の内示額は、事業費ベースで約5億1,000万円となっております。次に、ページの右側をごらんください。長崎市は景観刷新を3つのポイントで進めてまいります。まず、1つ目が夜間景観の刷新です。こちらは、文化観光部で策定いたしました環長崎港夜間景観向上基本計画をもとに、稲佐山や鍋冠山等の視点場からの遠景の夜景に加え、夜もまちを歩いて楽しめるような中・近景の夜景の魅力をさらに高めるため、施設のライトアップや街路灯の整備などを行うものです。2つ目は、平和公園地区の景観の刷新です。被爆75周年に向け、平和公園地区において公園の整備や周辺の被爆遺構を結ぶ回遊路の整備等を行うものです。3つ目は、まちなか地区の景観の刷新でございます。まちなかの観光施設等を歩いて楽しんだり、路地に入りたくなるような舗装の美装化による回遊路の整備、唐人屋敷の周辺のお堂の整備などを行うものでございます。  私からの説明は以上でございます。 57 ◯森尾土木維持課長 続きまして、土木維持課所管分につきましてご説明いたします。  資料の7ページにお戻りください。第3目道路橋りょう新設改良費、【補助】景観まちづくり刷新事業費、1.まちなか地区から4.鍋冠山地区の4地区における回遊路や遊歩道等の整備費として、2億4,600万円の追加補正をお願いするものでございます。1.概要につきましては、国の景観まちづくり刷新支援事業という新たな国庫補助事業の内示に伴い、補正予算を計上しようとするものです。2.事業内容につきまして、(1)まちなか地区について、地区内を回遊するルートとして浜町伊良林1号線ほか3線において舗装の美装化を行うものでございます。  資料の8ページをお開きください。(2)平和公園地区におきましては、平和公園や浦上天主堂などを回遊するルートの魅力を高めるために、表に記載の松山町大橋町線ほか2線の舗装の美装化を行うものでございます。次に、(3)稲佐山地区におきましては、国道202号から稲佐山に向かうアクセス道路をわかりやすいルートとするために、景観に配慮した街路灯の整備を行うものです。次に、(4)鍋冠山地区におきましては、クラバー園第2ゲートから鍋冠山公園展望所に至る遊歩道の再整備を行うものでございます。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  資料の10ページをお開きください。景観まちづくり刷新モデル地区の計画に位置づけられた平和公園地区、鍋冠山地区、まちなか地区、稲佐山地区において景観に配慮した整備を行おうというものでございます。それでは、地区ごとの概要についてご説明いたします。  資料の11ページをごらんください。(1)まちなか地区と(4)鍋冠山地区でございます。整備予定路線は、左上の表に記載のまちなか地区4路線と鍋冠山1路線であり、それぞれ図中の赤色で着色している区間を整備する予定です。図中の黄色と緑色で着色している路線については来年度以降に整備を予定している路線、青色の路線はこれまでにほかの事業で実施した路線を記載しております。12ページから15ページにはまちなか地区、16ページには鍋冠山地区の整備路線の位置図と現況写真、整備イメージを掲載しています。  それでは12ページをお開きください。1)浜町伊良林1号線は、中島川左岸側の常盤橋から東新橋までの延長290メートルの車道の美装化を行うものです。13ページをごらんください。2)江戸町2号線は、出島と商店街との連携強化を目的として延長105メートルの車道の美装化を行います。14ページをお開きください。3)本石灰町丸山町線は、料亭青柳下付近の丸山界隈を散策するルートとして、延長31メートルの板石舗装を行うものです。15ページをごらんください。4)大浦町下町1号線は、オランダ坂の大浦方面へ下る延長16メートルの板石舗装を行うものです。16ページをお開きください。鍋冠山地区でございます。上田町出雲1号線・2号線は、夜景の視点場である鍋冠山公園展望所からグラバー園第2ゲートまでの遊歩道において、舗装の美装化や景観に配慮した手すりの設置を行います。17ページをごらんください。(2)平和公園地区でございます。整備予定の路線は左上の表に記載の路線で、それぞれ図中の赤色で着色している区間を整備することとしています。図中の黄色と緑色で着色している路線は来年度以降に整備を予定している路線、青色の路線はこれまでに他の事業で実施した路線を記載しています。次、18ページをお開きください。1)松山町大橋町線ほか1線は国道202号松山交差点より浦上天主堂方面へ約100メートルの松山橋付近にある交差点をコンパクトに改良することにあわせ、歩道の美装化を行います。次に、19ページをごらんください。2)平野町橋口町2号線は、平和町商店街の通りで、車道の美装化を行います。続きまして、20ページをお開きください。(3)稲佐山地区でございます。国道202号から稲佐山までのアクセス道路に、40灯の景観に配慮した街路灯の整備を行うものでございます。  私からの説明は以上です。 58 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 59 ◯浦川基継委員 ちょっとお尋ねしたいんですけど、まず、この景観まちづくり刷新事業についてお尋ねしたいんですけど、今回5億1,000万円、それの2分の1で予算化されてるんですけど、一応3年間ということでする事業のようですけど、全体の3年間でどれくらいの事業量を見込んでるんでしょうか。 60 ◯中井まちづくり推進室長 全体事業費は、今後、特に夜景景観とか今後詳細設計をやっていきます。そういった中で事業費もどのくらいかというのは、今後固まってくると思います。そういった中で、まだこの3年間の全体事業費というのは、まだ今の段階では固まっていないという状況でございます。ただ、一応国のほうとしましては1都市約16億円程度を予定しているということでございますので、ただほかの都市も事業が多いところ少ないところがございます。そういったことで計画が、いい計画、悪い計画というのもあると聞いております。長崎市は比較的いい計画だと評価を受けておりますので、今後、事業のそういった計画がまとまり次第、事業費のほうを国に対して要望を行っていきたいと考えております。 61 ◯浦川基継委員 全国で10都市ということですばらしい事業じゃないかなと思いますので、全体として16億円ぐらいということですけれども、よい事業ならもっと20億円でもほかの形でしていけば一般財源の出も少ないと思いますから、しっかりこれは多目に申請するようなつもりで、しっかり頑張って、13平方キロメートルですかね、まちなかとか決まった場所なんでしょうけれども、ここで一気に整備できるものはこの3年間を充実して整備されるように頑張っていってほしいと思います。  もう1つお尋ねしたいんですけれども、資料の5ページの分の愛宕飯香浦町線の分の3,300万円ということで上がってるんですけれども、これ普通、通常の補修舗装とかの分と今回こういった形で社会資本整備交付金の中に充当する場合と、逆に言ったら全体的に舗装とか補修とか陥没とかいろいろ補修はせんばいけんところが多いと思うんですけれども、どういったときにこういったものにのせることができるんですか。 62 ◯森尾土木維持課長 まず、この交付金の要件になる事業、これが1つは舗装の場合は長寿命化の計画を立ててるってのが大きくあります。長寿命化の計画を立てるためには点検をした上で、その点検の悪いところから補修をしていくということで。今回、愛宕飯香浦町線というのはバス通りというのもございますけれども、舗装の状態が最も悪いということで、これを優先して今、整備してるところです。今後まだこれ以外にも、今の時点で8路線ぐらい抽出して、補助事業に来年以降のせていこうということで進めております。  以上です。 63 ◯浦川基継委員 通常補修の舗装とかでは、後回しになる部分もありますけど、8路線ということですので期待したいと思いますけれども。わかりました。 64 ◯内田隆英委員 細かいことお聞きしますけれども、16ページ上田町出雲1号線・2号線ですけどね、それまでの説明ではこういう町並みからこういう道路にしますというイメージが矢印で示されてたんだけど、これは2種類どちらかを選ぶかと。階段のほうにするのかそれともバリアフリーで手すりをつけてやるか、どちらかにするかという整備イメージという認識でよろしいんですか。 65 ◯森尾土木維持課長 この16ページの写真の2枚につきましては、まず1枚目は、これはグラバー園からすぐの場所で階段がないところです。階段がないところの整備については、手すりをちゃんときれいにし直して舗装を美装化するというのが1つ。もう1つが、鍋冠山公園の上のほうに上がっていくと今度は階段道になってきます。階段道については、この整備のイメージどおり、階段も今コンクリートとか石が露出してるもんですから、これを美装化していこうということで。これは場所が違うところを2カ所表示しています。  以上です。 66 ◯西田実伸委員 今の内田委員の関連で、私はいつも鍋冠山のグラバー園からの通りを指摘しよるとですけど、この前の特別委員会でも指摘したんだけれども、今回2つあるんですが、まず、手すりとかなんとかがこの写真でもちぐはぐでしょう。一般的な手すりが、白がついたり高い手すりがついたりして。そこのところをどうしていくのかというのが1つの質問です。もう1つは、途中に忠霊塔だったかな、あるじゃないですか。あそこがものすごく暗かとですよね。だから、いろいろと暗くなれば通りにくいというのがあるんだけど、大事なものでしょうけれども、そこのところをどう歩きやすいものにしていくのかということ。もう1つ、ごめんなさい3つあった。照明です。そこも含めてどう考えてるのかを教えてください。 67 ◯森尾土木維持課長 まず、手すりの件ですが、これはご指摘のとおり白い手すりがついてたり、あるいはちょっとデザイン化してるんですけどちょっと重たいものがついてたりということで、統一感がありません。それで今回の整備にあわせて、全て統一感がある手すりにしようというのがまず1つ。それと、忠霊塔というかお墓みたいなものが、確かに登ってて左側にございます。階段から左側ですね。今回の整備としたら道路の整備をするのがまず1つなんですけれども、あそこの忠霊塔の位置づけというのを私どももまだよく勉強してなくて、どういうものかってのは今後ちょっと勉強したいなと思ってるんですけれども、忠霊塔とか墓とかあるんですけれども、あれに対してどういういわれがあるとか、ちょっと私も勉強してないんで勉強させてもらおうと思いますが、あそこのところちょうど階段が木が張っててちょっと見えづらいとか、歩きづらい、あるいはコンクリートで抑えているんですけれどもそこもちょっと剥がれて、あの階段登りづらいという話が出ますから、階段をまず登りやすくするというのが今回の大きなイメージとして持っています。  それと最後に、防犯灯です。防犯灯については、これまでも足りないところにちょこちょこつけてきてます。今回は、色を統一というところは夜景の観光でも必要ですので、色はイメージをしながらやろうと思ってるのと、あと極端に暗いところとかそういうところについては現場を見ながら必要に応じて対応していきたいなと思ってます。  以上です。 68 ◯西田実伸委員 いろいろ改善していただいてありがとうございます。ここの件はずっと前からですもんね。あそこのところはいろいろ改善してから第2ゲートから上までというとは問題になってたので、期待できるかなと思うんですが。忠霊塔のところ、昔あそこ陸軍があったんですよね。陸軍があってトラックが上がりよったそうです。本当の話。途中で国の土地があると思うんですが、こっち側のほうに下から上がって、そこが昔道路になっとったらしかです。そこで向こうに物資運んで上でいろいろ、砲台があったという話やけど、そういう話を聞いてますから、そういうところでそういう忠霊塔があるんじゃないかなと私は理解してたんですね。仁田小学校の横にもそういうものがありますけれども。そういうところなんですよ。そして、これはちょっと議事録に残せんかもけど、あそこは、昔事件のあったでしょう。いまだにそれが皆さん知ってるわけですよ。そういうとこも払拭するような景観をつくっていかなければいけないと思いますから、そういう面はせっかくこういう機会ですから、ぜひ改善していただきたいなということを期待して要望だけにしときましょうかね。 69 ◯毎熊政直委員 これは我々もこの景観まちづくり刷新事業というのは、新聞報道等で寄与して出島のライトアップとかこういうことをやりますよと。後ほど平和公園の件も出てくるでしょうけど、3年間、平成29年度で5億1,000万円と、先ほど出たように3年間で16億円ぐらいになるだろうということなんだけど、平成29年度はこれでよしとして、この景観というのは長崎市はやはり夜景景観というものを保全していかなければならないということで、あと2年間のうちにやはり長崎の夜景を魅力アップのためのこれの事業費としてこれが使えるのかどうか、そして使えるとすれば夜景景観の魅力アップのため何か具体的に考えているのかどうか、まずそれをお聞かせください。 70 ◯中井まちづくり推進室長 今回、夜景景観は文化観光部のほうで予算を計上させていただいております。今年度は設計と出島のライトアップを今年度補正予算を上げてるとお聞きしております。来年度は、今年度の設計を受けまして、ほかの地区の夜景のほうの整備を進めていくということで、この夜景につきましては、この景観まちづくり刷新支援事業を活用して事業を進めていくと考えております。  以上でございます。 71 ◯毎熊政直委員 そしたら、文化観光部の平成29年度は5億1,000万円と、建設水道委員会に出されたのが5億1,000万円と今、説明があったんだけど、文化観光部のほうではその予算ておおむねどれくらいなの。 72 ◯中井まちづくり推進室長 先ほど委員のほうからおっしゃられました5億1,300万円というのは全体の、文化観光部、土木部、まちづくり部全部含めました長崎市に対する内示額ということになります。実際、文化観光部で上げてる予算ということでございますけれども、夜景景観の実施設計のほうで4,900万円、それと出島のほうの夜景の整備で5,000万円を計上しております。  以上でございます。 73 ◯毎熊政直委員 まちづくり部というのはそういうのも含めて長崎のまちの形をつくる部でしょう。一緒に説明してくれんと。文化観光部は環境経済委員会におるけん、せめてそういうことをこの事業にあわせて夜景のほうもこういう予算がついとりますと、この中に含まっておりますというような親切な説明してくれんと。全く別なような聞こえ方ができるし、事業は全部つながってるんだからさ、それで長崎の将来のまちをどういう形になるのかとか一定の想定もできるたい。そういうものを教えてもらわんとわからんからさ。だから今後は特にまちづくりに対してはそういう説明の仕方をするようにしてください。皆さんは縦割りばっかり行こうと思ってるもんだからさ、我々はなかなか理解しがたい。そこら辺は注意をしてください。  それと桐谷課長、先ほどの市道川上町出雲線の和解。あれはもう第76号議案で皆さん議論を尽くしたんだけど、まず説明が悪かったことと、そして今後、長崎は坂のまち、それで超高齢化社会があるから今から捉え方、見方を変えていきますよと。先ほどあなたがご説明をなさったけど、特にそこら辺は留意して、よそのまちよりやはり高さが高いから道路下に、高さも高い、そして高齢者がああいう坂道をどうしても歩かなければならないという機会が多いから、点検というのは今回の事故を大きな反省材料として、今後やはり点検というものは全庁的にいろんなところからも情報を集めてもらうように、そういうシステムづくりをぜひやっていただくようにお願いしときます。 74 ◯山本信幸委員 5ページの愛宕飯香浦町線なんですけど、まずこれは内示増で、内示を踏まえということで舗装が上がっています。これは当初予算はこの予算はなかったんですかね。今回上がってるんですけれども、当初予算からこれ上げんと。 75 ◯森尾土木維持課長 委員会資料の5ページの中ほどに事業内容を書いてますけれども、当初の予算では600メートル分相当のお金的には見ておりました。それに対して内示が一部高く来てるもんですから、660メートル足して1,260メートルしようというものでございます。 76 ◯山本信幸委員 そしたら、これ補助事業の内示を踏まえというよりも、内示増にともなって延長を延ばしたというようなのが考え方としては正解なんですね。 77 ◯森尾土木維持課長 愛宕飯香浦町線1線だけ捉えれば内示としては増になってますけれども、社会資本整備総合交付金自体から見たら、全体の枠からいったら増になってるわけじゃありませんので、今回の分は国庫補助の内示を踏まえという書き方にしております。 78 ◯山本信幸委員 そこの重要性を加味して全体から回したということですね。〔「はい」と言う者あり〕はい、わかりました。  そしたら7ページ以降の話なんですけど、まず各路線舗装の美装化ということであります。舗装の美装化、これ注意してほしいのが、よくあるのが板石だけとかいわゆる車道等をした場合に通りにくくなったとか、板石などは割れが目立つようになったとかありますが、その辺は例えば車道部分で中島川沿いのやつがありますけれども、こういうのは全部どのような舗装の美装化を考えてらっしゃいますか。 79 ◯森尾土木維持課長 まず、資料7ページをお開きください。まず、まちなか地区の4路線の中で3つ目の本石灰町丸山町線というのが、特に石畳っていうのは重要ですから、車道なんですが石畳舗装にしようと思ってます。それと4つ目の大浦町下町1号線、これはオランダ坂ですからこれはもう板石はかえることはできないと。この2路線については車道ですけれども板石舗装をしようと。それ以外の路線については、今のところ半たわみということで色を着けてやろうと思ってますが、今さまざまな舗装の形態が出てて、景観に配慮できるようなものが出てきてますから、もうちょっと検討しながら進めていこうと思ってます。  以上です。 80 ◯山本信幸委員 これが何を言うかというと、景観まちづくり刷新事業で美装化してよくなったというので街路事業なんかが特にあるんですけど、長崎市のまちを今までよくしようと思ってきれいにしたときに、実際、車椅子が行けなくなったとか障害者の方が通りにくくなったとか、ユニバーサルデザインがどうなのかという論議が非常に出てまいります。それで今、聞いて少し安心したんですが、その部分、ユニバーサルデザインをしっかりと考えて、この舗装部分をやっていただきたい。それと板石舗装ですから、これは従前から長崎市は板石舗装をやってきたという歴史がございます。そのときにいつも問題になってきたのが、その板石舗装をやったがために、今度はいわゆる歩きにくくなったというのはずっと従前から言われてきたことでございます。そこを今回しっかりきれいにされるんならば、先ほどもユニバーサルデザインのことを言いましたが、その仕上げの部分、板石の仕上げの部分については障害者を含めて多くの方が観光地ということで来られると。障害者の方も多くの方が来られます。車椅子の方も多くの方が視点場ということで来られます。そうなってくると、そういう方々も平等にやはりユニバーサルデザインでしっかりと板石も一工夫仕上げの部分やっていただいて、ユニバーサルデザインをしていただきたいと思いますがいかがでしょうかね。 81 ◯森尾土木維持課長 ご指摘のとおり歩道に板石舗装をつけた場合、いろんな問題が出てきてます。特に子どもさんを連れたベビーカーを引いて歩けないとかいう話がありますんで、例えば平和公園周辺については板石舗装だったんですけれども、今回、刷新にあわせて板石舗装から別の排水性の舗装に変えて歩きやすくするというふうに板石舗装に特化したところ、まちなかの地区であればやはりそれを設置しないといけないんですけど、それ以外のとこであれば若干歩きやすいような舗装っていうのを取り入れてるところです。それと板石自体も以前は表面ががつがつした、がたがたしたものが多かったんですが、今はもう表面できるだけ平らなものを使うように、歩道に対しては今、検討してやってるというところです。 82 ◯山本信幸委員 滑りやすく、滑らない仕上げ、そしてユニバーサルデザインで歩きやすい仕上げ、これを全体的に行っていただきたい。景観とあわせてこれは当然お願いいたします。  それと松山大橋町の交差点部分でございますが、これはコンパクトに交差点をするということで、先ほどから美装化の話も含めてありました。こういうところは今後されるときに、いわゆる柱、バス停とか街灯の位置とかそれと街路樹の位置とかこういうのをあわせて今後されると思いますが、確認の上でお聞きします。移動させるつもりで計画されてますか。 83 ◯森尾土木維持課長 この松山大橋町線、松山から浦上天主堂までの道路ですけれども、ここについて街路樹自体が虫にやられてしまって、何本かやはりもう状態が悪いものでした。ワークショップの中でもその意見が出て、今回、街路樹自体を全て一新しようということで、今作業は進めてるところです。それと先ほどの交差点のコンパクト化ですけれども、これは一番の目的は横断歩道を短くしようってのが大きな目的。それと横断歩道に入る車の速度を遅くしようということで、歩行者の安全性を高めようというのが大きな目的ですから、このコンパクトな交差点についてはここだけじゃなくて、ほかのところもどんどん導入しながらやっていきたいと思ってます。あと街路灯とか信号もこれにあわせて改修する予定にしております。  以上です。 84 ◯山本信幸委員 そういうふうにコンパクト化して横断歩道をつくるっていうのは重々理解をしてます。ただ、いわゆる手すり含めて、とにかく柱、先ほど言ったバス停、街路樹、それと街灯。これについてはあわせて設置されてる、重なって設置が行われてるところがございます。また、そこに車の出入り口になっているところもございます。今の形状では非常に危険な状況になっているところがございますので、コンパクト化とあわせて、安全の管理もできるようなそういうユニバーサルデザインにここもしていただければと考えます。  最後に、稲佐山登山道ですけど、稲佐山登山道、これも街路灯の設置ということであります。街路灯の設置のときに、下の稲佐橋まで今回計画が上がってますけど、ここについてもよく見ていただくと、もう標識がいっぱいあるとですよ。これ、ここの写真にもちょうど速度標識と街灯が一緒になっているところもありますけど、なかなか警察が管理してる速度標識といわゆる信号機とこれが全部ばらばら。それと稲佐山に行く標識、これも大きなやつがぼんと立っていて、横断歩道上が危険だというようなところがございます。せっかく美装化して刷新して街路灯を設置すらならば、そういうところも見直して、できるだけ共同塔にならないか、そういうところは検討をされたいと、していただければ非常に逆にそういう意味での空地的な恒常的な意味での美装化になっていくと思うんですが、その辺はいかがですか。部長、答えてください。 85 ◯吉田土木部長 ご指摘のとおり、稲佐橋周辺、道路の標識類が非常に重なっているという状況はございます。今回、街路灯の整備ということで上げさせていただいておりますが、それぞれ道路の管理者があったりしますので、そのあたりは今回確実に改善できるかどうかはわかりませんけれども、そういう視点に立ってできるだけすっきりとして、今回の街路灯が本当に誘導という役目が果たせるように協議をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 86 ◯山本信幸委員 この計画でいくと平成30年以降は反対側の城山台側になってるんですね。そういうふうになってくると、もう平成29年で稲佐山側は終わりとなってしまうので、それだけではなくて、全般的な意味でバスなんか下から登ってくるとですよ。観光客は上まで登るときに同じところを通ってきて、えらく下のほうは標識いっぱいあってきたなかと。歩く者は歩きにくかねえというような状況がございますので、そこについては今後、別の意味でしっかり見ていただきたいと思います。これ要望で言わせていただきます。 87 ◯毎熊政直委員 ちょっと危惧があるんですけど。この景観まちづくり刷新支援事業、これもうアーバンルネッサンス構想の常磐のデザイン会議、この板石なんかもそのデザイン会議から指定があってこれを使いなさいと、ものすごく高いものを使いなさいとかいう、今回そういうことの対象になる事業なんですか。まずそこを教えてください。 88 ◯片江まちづくり部長 今回の事業につきましては、そういった銘柄指定とか材料指定とかそういったことは考えておりません。どういったものをどこに使えば非常にいいものになるかという相談は、景観専門監の方がいらっしゃいますからアドバイスは聞くと思いますけれども、やはり使う材料につきましては経済性も配慮して安全性も配慮した上で適材適所になるかということになるかと思っとります。そういったことで整備のほうは進めていきたいと考えております。  以上でございます。 89 ◯毎熊政直委員 逆に地元のものをなるだけ使ってもらいたいと。聞くところによると稲佐山登山道の今回の街路灯LED、あそこも蚊焼の南蛮ボード、そういうものを装飾品に使おうかという計画も上がってるということなんだけど、基本的にそういう考え方で事業を進めていただくということで理解していいんですかね。 90 ◯片江まちづくり部長 そのように考えております、できるだけ地元産品、これを有効に活用するという視点でいろんな材料調達等心がけていきたいと考えております。  以上でございます。 91 ◯中村俊介副委員長 私から1点だけ、16ページの上田町出雲1号線・2号線に関して、鍋冠山公園は今、完全にスロープ化されてるということでその観点から、先ほど山本委員からありましたけれども、ユニバーサルデザインとかバリアフリーの観点で、この一部グラバー園と鍋冠山公園をつないでいるこの道に階段の部分があるけれども、この階段の一部をスロープにしてベビーカーであるとか車椅子の方が通れるようにはできないのかという質問を1点だけしておきます。 92 ◯森尾土木維持課長 この、今、階段が設置されてるのが鍋冠山公園に近いところです。ここはやはり地形的に急な地形になってまして、スロープが設置できるような場所ではございません。ですからここについてはもう階段を設置するように考えてます。  以上です。 93 ◯山本信幸委員 ちょっと戻るんですが、16ページの上田町出雲1号線で舗装をされる。その根元のところにまちづくり事業で道路改良があって、それとあわせてここはするようになってますが、これどうしても関連で、そのまちづくり事業のこの安全性を考慮した道づくりがここにあると思ってるんですけれども、これについてはもう見直しをされてるんですか。 94 ◯中井まちづくり推進室長 今、委員おっしゃられたのは第2ドックゲートからすぐ出たところの道路の部分だと思うんですけれども、今そこの部分につきましては用地交渉を進めている状況でございます。  以上でございます。 95 ◯堤 勝彦委員長 それでは、質疑を終結いたします。  午前中の審査はこれまでといたしますが。この後、総務委員会連合審査会の申し入れを行いますので、午後1時30分再開としたいと思いますがよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕
    96 ◯堤 勝彦委員長 じゃ、目安として午後1時半からです。ちょっとずれるかもしれませんので、その辺よろしくお願いします。  それでは、暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時1分=           =再会 午後1時32分= 97 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  総務委員長との協議の結果、23日午前10時から連合審査会を開催することになりましたのでお知らせいたします。なお、件名と会場については、他の委員会との調整が必要でございますので、後日決定次第ご連絡いたします。よろしくお願いいたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 98 ◯片江まちづくり部長 説明に入ります前に、本日出席しておりますまちづくり部の課長級以上の職員のうち、まだ紹介しておりません職員を紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 99 ◯片江まちづくり部長 それでは、第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、まちづくり部の所管分についてご説明いたします。  議案書の30ページ及び31ページをお願いいたします。よろしゅうございましょうか。そのページの中段の第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費のうち、31ページ中段にございます1.【補助】景観まちづくり刷新事業費の1.平和公園地区1億4,000万円でございます。補正予算の詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づきまして、みどりの課長よりご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 100 ◯川原みどりの課長 まちづくり部提出の委員会資料に基づきましてご説明させていただきます。  資料1ページをお開きください。事業名、【補助】景観まちづくり刷新事業費、平和公園地区、補正額は1億4,000万円でございます。1.概要でございますが、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用し、平成32年の被爆75周年までに平和公園内の園路等の改修を行い、利用者の利便性の向上と観光都市長崎の魅力向上を図ろうとするものでございます。今般、国からの補助内示がありましたので、補正を計上させていただいております。2.事業内容のうち、(1)全体計画でございますが、事業期間は平成29年度から平成31年度までの3カ年、平和公園と天主公園の改修費といたしまして総事業費は約3億円を予定しております。(2)平和公園での平成29年度の事業内容でございます。板石舗装、手すり、立ち入り防護柵、土どめ石積み、ベンチの整備を予定しており、数量や金額は記載のとおりですが、それぞれの位置や整備内容につきましては、2ページからの資料でご説明させていただきます。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。恐れ入りますが、横長にしてごらんください。赤色で着色している部分が平成29年度の補正対象箇所、青色で縁取りして着色している部分が平成30年度、平成31年度に予定している箇所となります。下の川を青色で着色しておりますが、これは川の位置を表示したものであり、これは対象ではございません。平成30年度は主に平和公園の案内板やトイレの整備、平成31年度は天主公園の遊具等の整備を予定しております。なお、平和公園に関しましては75周年に向け平和祈念像の色の塗りかえを予定しておりますが、これは厚生労働省の補助を要望していく予定ですので、全体事業費の3億円には含んでおりません。また、平和の泉につきましては、維持的補修であるため、景観まちづくり刷新支援事業の補助対象となるか確認に時間を要したため、これも全体事業費の3億円に含んでおりませんが、噴水ポンプの改修部分を除き補助対象となることが確認できましたので、今後、全体事業費に計上し補助事業として実施してまいりたいと考えております。  図面中の番号1)から10)は3ページ以降の現況写真の場所となります。平成29年度の整備内容でございますが、図面の右下、中心地地区では、1)と2)の下の川沿いのところで歩道舗装の整備を、9)のところでベンチの取りかえを予定しております。図面の左下、祈念像地区では、3)の下の川から平和の泉や浦上刑務支所跡付近の間の通路のところで、歩道舗装の整備と手すりの設置を、4)の浦上刑務支所跡、それから5)の平和公園入り口部分の防空壕跡前、6)の各国から寄贈いただいているモニュメントのところでは、立ち入り防護柵の取りかえを、8)の平和の泉周りのところで手すりの取りかえを、10)と平和の泉から浦上刑務支所跡の間の通路のところで土どめ石積みの整備を予定しております。図面の右側、原爆資料館では、7)の資料館入り口の道路下の階段部分のところで、手すりの取りかえを予定しております。  3ページをごらんください。中心地地区の下の川沿いの歩道写真です。舗装の剥がれや路面が粗くなっている状況ですので、右下イメージのように板石舗装を予定しております。4ページをお開きください。祈念像地区の下の川から平和の泉付近に続くスロープの歩道写真です。石の剥がれやくぼみ、でこぼこが生じている状況ですので、右下イメージのように板石舗装と手すりの設置を予定しております。5ページをごらんください。祈念像地区の浦上刑務支所跡などを囲んでいる立ち入り防止柵の写真です。布製のロープは色がくすみ、また高さが低いため、観光客の方が簡単に乗り越えられる状況ですので、右下イメージのように高さを90センチぐらいまで高くし、景観に配慮したいと考えています。6ページをお開きください。5)は平和公園祈念像地区のエスカレーター横の防空壕跡前、6)は祈念像地区のモニュメントの写真です。こちらも布製のロープの立ち入り防護柵となっておりますので、右下イメージのような立ち入り防護柵に変更したいと考えております。7ページをごらんください。7)は原爆資料館入り口付近、8)は祈念像地区の平和の泉付近の写真です。手すりの色やデザインが統一されておらず、また原爆資料館入り口の場所では歩道幅が広いため両側にも手すりが欲しいというご要望がございますので、右下イメージのように統一したいと考えております。8ページをお開きください。中心地地区のベンチの写真です。設置から20年以上経過し、色剥げ、腐食も見受けられますので、右下イメージのようなベンチに取りかえたいと考えております。9ページをごらんください。祈念像地区の平和の泉下側付近の写真です。土が歩道部に流れ出しており、また、木の根もむき出しになっていますので、右下イメージのように土をとめるための石積みを整備したいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 101 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 102 ◯浦川基継委員 ちょっと質問したいんですけれども、こちらは先ほども材料については質疑ありましたけれども、この景観に配慮したものとは考えるんですけれども、例えば、板石舗装1,100平米で8,500万円、これは平米にすれば7万7,000円の単価がかかるような感じで、次の手すりについてはメートル10万円、1メートルで10万円ですよ。それでベンチについては1基60万円。これは逆に言うたらちょっと普通の標準の設計の単価とこの景観に配慮したという部分での差がめちゃくちゃ大きいように感じるんですけれども、その材料、手間含めて数量や規模で変わってくると思うんですけど、そこら辺を詳しく教えてもらっていいでしょうか。 103 ◯川原みどりの課長 板石舗装につきましては、今の金額につきましては、それは設置手間とか初期費を含んだ額となっておりまして、板石舗装につきましては平米当たり4万円が材料単価、設置手間ということで考えておりまして、これに諸経費等が入りますとそれが2倍になってくるという積算の仕方をさせていただいております。ベンチにつきましても、ベンチ1基が30万円ぐらいの単価になりまして、これに設置手間とか諸経費がありまして工事費的には60万円になってくるという考え方で積算をさせていただいております。手すりにつきましても、メートル当たり2万5,000円ということで、これに諸経費が入りまして5万円の延長でという金額を算出をさせていただいております。通常の工事と比べますと若干高くはなっておりますけれども、そういう計算の仕方でこの金額を出させていただいております。 104 ◯浦川基継委員 若干高いという表現でしたけれども、実際のところ手間というのは景観に配慮しようがしまいが、工事の手間としては余り変わらないと思うんですよね。材料が例えばベンチでも30万円ですけど手間がプラス30万円、考えられませんよ。普通だったら設置工事するのに基礎ば打って、それでコンクリートを打ってとかいう中で設置すると思うんですけど、何で手間が通常の倍のごとかかってるの。先ほど言ったベンチのほうで30万円の材料で設置するのに1つ30万円手間がかかる。何人の人間をその何日の工期でするとか知らんけど、普通やったらこういったとで1日、2日というか1週間の工期であっても、人工が1万5,000円でも、30万円にはどうしてもならないと思うんですよね。詳細をきちんと何か資料を出してください。 105 ◯川原みどりの課長 すみません。説明がちょっと悪かったかと思います。通常、工事をする場合は材料の単価がございまして、これに設置の手間なんかございますが、それに加えましていわゆる仮設の工事費であるとか共通仮設費であるとか一般管理費であるとか、これ会社の経費になる材料になってまいりますけれども、そういうのが上積みされて、最終的な積算の価格になってまいります。こういった共通仮設費であったりとか、それからいわゆる会社の経費になるそういったお金、これらが通常長崎市の……〔「説明ではなく資料を出してください」と発言する者あり〕 106 ◯堤 勝彦委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時46分=           =再会 午後1時50分= 107 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  ただいま浦川委員から資料請求がございましたが、資料が出るまでの間ほかの委員から何か質疑はありませんか。 108 ◯吉原日出雄委員 手すりの、今価格のことが問題になってますけれども、実は、大村公園に最近行ったんですけど、階段の手すりがウエーブがついとるとね。意味がわかりますか。ここの手すりは真っすぐ一本棒でしょう。大村公園の階段は手すりが波打っとるとですよ。あれは事故防止と、それときつい方が登りやすいそうですね。ウエーブがついてる手すり。あれは今何か話題っていうか注目を浴びてて、ここを階段で真っすぐの一本棒だと歩くとき、上がるとき、下るとき滑るけん危ないとです。大村公園のやつは波打っとるとですよ。私はこの際価格の追及ももちろん大事ですけど、この際どうせやるんだったらそこら付近の配慮もやっていただけんかという検討というか早急に検討してもらいたいんですけどね。 109 ◯川原みどりの課長 基本的には、こういったほかの公園も含めましてストレートでやってるんですが、今おっしゃってる滑りにくいとかそういう観点は必要だと思いますので、これがそういう工夫できるのかというのは検討させていただきたいと思います。 110 ◯吉原日出雄委員 要するに真っすぐな上下の階段もウエーブがついとって、カーブだとカーブについてウエーブがついとって、あれは私も実際歩きやすくて便利ですよ。そして、あれは障害のある方も、意外とあれは真っすぐな手すりより意外と配慮をされてるんですよ。だから私は、この際だからちょっと大村公園を見に行って研究してみてくださいよ。要望しときます。 111 ◯堤 勝彦委員長 先ほどの資料がちょっと時間がかかるということです。ほかの方の質問があれば受け付けたいと思います。 112 ◯毎熊政直委員 これも先ほどの街路の美装化のときに聞いたけど、ここも新聞報道によれば、平和公園もライトアップをしますよということで、これもまた環境経済委員会でそっちはしてますよというものなのか、同じ事業予算やろ。このライトアップというのは、今ここでいろんな景観づくりの中でやってるんだから、あそこにライトアップをするということはここの委員会でもやはりあわせて説明をしてもらわんと。そして予算の分配はこうなってますよとか。平和公園だからライトアップのやり方もいろいろ知恵を絞らんといかんでしょう。一体的に明るくすればいいという問題じゃなくて、いろんな追悼も意味合いもあるでしょうから。そこら辺もやはりあわせてこの委員会でしてくれんと、舗装の分だけとか、手すり分だけ、ベンチの分だけこっちでしますって、一番肝心かなめのライトアップの話はよそでしますから黙ってあんたたちは予算だけ認めてくださいよという話にはならんと思うとさ。やはり一体的に説明をしてくれんと、平和公園がどういうイメージになるのか。夜のイメージはまた大事と思うけんさ。そこら辺はどのように考えているのかお示しください。 113 ◯向井まちづくり部政策監 ご指摘のように平和公園地区についてもライトアップをするということで、この景観まちづくり刷新モデル地区の中で全体の事業費の中で実施したいと考えております。内容といたしましては、平和公園なので、きらびやかなにぎやかなというよりも、夜に訪れていただいて厳粛な気持ちでその場の雰囲気を感じとれるようなそういったライトアップということで、今、基本計画の中でそういうイメージというものをつくらせていただいております。細かい内容に関しましては、本来の設計を行う中でかなりある意味配慮すべき場所だと考えておりますので、関係者の皆様といろいろご相談させていただきながら、そういった夜に訪れても厳粛な気持ちで祈りというようなものを感じられ、なおかつ真っ暗でなくてきちんとした明るさがあると申しましょうか、そういった場所にしていきたいというようなコンセプトを今回計画の中で考えております。  以上です。 114 ◯毎熊政直委員 だから今回、景観まちづくり刷新事業費という補正の予算審査をしてるんだから、それもそういう動きも合わせてやってますということで、それが大体、今年度中に策定ができ、工事にはいつごろからかかりますと、地域の説明会はいつごろ入りますとかさ、そういうことも我々も新聞記事でしか知らんような話じゃなくて、予算の元は同一事業でしょうが。だからそういうのもあわせて追加説明でもいいから、こういうとは環境経済委員会のほうでご審議いただくようになってますとか、そういう中身を全体像をやはり示してくれるようにしてくれんね。自分たちんところだけ説明したら後のことは知らんという姿勢ではイメージできないけん。そこら辺は今後、こういう同一事業はそうしてもらわんと。この平和公園は今後どういう形になるかということは特に、夜から稲佐山あたりから見たときあそこが平和公園ですよと他都市からお見えになった方がわかるようになるのかどうか。そこら辺も長崎市民が、例えば自分の友人、知人が遠くから尋ねてきたとき稲佐山とか夜景に連れて行く可能性が大きいんですよ。そういうときにグラバー園があそこら辺ですよとかやはり教えてあげんばいかん。そういうところにやはり関連してくるけんさ、こう少しやはり親切に議会にも説明してくださいよ。 115 ◯池田章子委員 手すりのところで説明を聞き逃したかもしれないのでお尋ねしますが、この資料館からおりてくるところの手すりは広いので両脇に追加すると。この噴水のところに上がる手すりは取りかえるっていうことですか、これも脇につけるっていうことですかね。 116 ◯川原みどりの課長 7番の資料館からおりてくるところにつきましては両側につけます。あわせて真ん中も同じデザインにしたいと考えてます。それから、8番のところは真ん中をかえるんです。いわゆるデザインを統一したいという考え方です。 117 ◯池田章子委員 7番のほうは、これ真ん中の手すりがたしか途中で切れてるんですよね。これ本当に手すりが必要な人にとってみれば真ん中で切られては困るので、ここは踊り場だから右に行ったり左に行ったりできるようにというような配慮でしてあるんでしょうけど、本当は手すりの必要な人にとっては途中で切れられると困るんですよね。だから両脇につけ直すという新たにつけるというのはいいことだと思いますからそこは途中で切れることがもちろん切らす必要はないでしょうから、切れ目のないずっと持てる手すりをつけてほしいと思います。それにあわせて真ん中もかえますというのも、それは統一感としてはわからんでもないんですが、その下の8番のほうは、すみません素人目で申しわけないんですが、きれいに見えるんですけれども、これもう使えないんですか。十分にきれいだと私からは見えるんですけど、つけかえなければならないんですかね。 118 ◯川原みどりの課長 8番はステンレスになっておりまして、確かに今現在、形が壊れているかという状況ではございません。ただデザインを合わせたいということで変えるんですけれども、これはこのまま壊れないように取り外しましてほかのところで再利用を、これは7番の手すりもそうなんですが、再利用をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 119 ◯池田章子委員 ほかのところで再利用とおっしゃるけれども、そんな簡単にいかないというか、長さとか、角度とか、どこにでも持っていって使えるものではないと。いやもったいなくないんですよと、ほかのところに持っていって使いますとおっしゃるけど、じゃ具体的にどこに使われるつもりなの。 120 ◯川原みどりの課長 具体的な場所を今想定してるわけじゃないんですけれども、公園の中では結構階段につけてほしいというご要望もございますので、これが使えるようなところを探してそういった場所に再利用していきたいなという考えで今います。  以上でございます。 121 ◯池田章子委員 被爆75周年に向けての整備、刷新ということで一定その気持もわかるし、7番のほうの手すりは必要だと思うので、それにあわせて真ん中の分も取りかえますっていうことは理解できる。ただ、再利用もできますから、次どこに使うか当てもないし、それなりに工事費もかかるだろうし、そういうことがあるにもかかわらず、この8番のほうは統一感を持たせるとおっしゃるんですけど、上との手すりとの関係でいけば結構これ距離がありますよね。こっち側は平和公園、上は爆心地公園のほうにつながるほうだから、本当に幾らでも長崎市はお金持ちだからどんどんきれいにしていきますっていうのはわかるんですけど、この8番は取りかえる必要が本当にあるんだろうかという気はしますけど。それも全て皆さん方の予算の計上を伺えばそんなお安くないですよね。 122 ◯川原みどりの課長 すみません、同じ答えになるんですが、景観をこれに合わせまして同じような景観にしていきたいということで、今ばらばらの色合いとか、形になっとりますので、その統一を図ってまいりたいということでご理解いただければなと思います。  以上でございます。 123 ◯福澤照充委員 4ページの板石舗装のところですけど、先ほどまちなかのところの道路のこともありましたけど、いわゆる車椅子であるとか、杖の方とかそういったバリアフリーについて、こういう板の部分っていうのはどうにか対応ってのはあるんでしょうか。 124 ◯川原みどりの課長 今のお話は4番の場所だったと思うんですけれども、ここは現在こういう鉄平石という石が張られている状況なんですが、くぼみが出たりとかして、実はこのベビーカーを押す方もかなりこれはがたがたして歩きにくいという状況をお聞きしておりますし、加えまして車椅子の方もなかなかそういうので通りにくいという状況もございますので、この部分はこういう板石でいわゆる歩きやすいような歩道に変えていきたい。こうすることで車椅子、勾配が12%ぐらいございますけれども、ちょっと無理するかもしれませんが車椅子の方も行けるような状況に、現状よりも改善されていくものと考えております。  以上でございます。 125 ◯山本信幸委員 ちょっと関連なんですけど、今、板石12%と言ったんですけど、通常ユニバーサルデザインで8%までじゃないでしょうかね。なので、そういうところを考慮してつくる必要があるのかなと思います。  それと市全体的な話で平和公園地区、これ手すりとか板石とか合わせるということでしたが、この景観を全体のプランの中でこのような手すりとかこのような石とかイメージ図ずっと全部出とりますが、それをどの時点でどこでどういう形でデザインのコンセプトを決められたのか教えてください。 126 ◯川原みどりの課長 基本的には、平和公園の聖域化構想というのが平成5年につくられまして、その後平成6年から平成9年にかけまして平和公園全体の整備をしていっております。その中で中心地公園はレンガを中心に、それ以外につきましては板石舗装で整備してきておりますけれども、今残りのこの場所につきましてはアスファルトで残っていたりとか鉄平石で残っていたりとかしてる状況ですので、いわゆるそういう板石舗装の中に全体を合わせていきたい。この考え方につきましては景観専門監のお話も聞きながら、我々のほうがこういった考え方でどうかという提案をさせていただきまして、それにアドバイスいただきながら、今回の提示させていただいたようなデザインに職員のほうが主体となって考えてきているという状況でございます。  以上でございます。 127 ◯山本信幸委員 そしたらそのデザインの全体プランについては、ほぼ景観専門監のほうで決めていったというような形になるということですね。それならば、その全体プランで、もうちょっと全体計画のやつをもう少し、今これ平和公園地区の見取り図に書いてある程度なんですけど、全体プランもしっかり決めたやつがあるならば、統一性のやつで手すりとか板石舗装、こういうとに明確に全体決めたということで合わせたというのがあれば、そういうとも全体プランを出してほしいと思います。そうしないと全体の中で、今、手すりとか石積みにしてもこれだけとか言われた話で出てるんですけれども、非常にそこだけの工事に見えるんですね。全体がなかなか見えてこない。標識なども今回の分は各標識なども出てないんですけど、トイレがどこにあるのか、その標識の関係もあると思うんですね。標識等はこの事業になじむのかなじまないのかとか、そういうとも含めて全体プランがもう少し詳細なやつがないのか、その辺をお聞きします。 128 ◯川原みどりの課長 全体プランはもう少し明確なやつがないのかという話なんですが、実はここをこうしていくという全体的な計画がきちんと示されているわけではないんです。ただ、9ページにございますように、9ページの例えば土どめの石積みありますけれども、これまでもこれが平成24年か平成25年に整備してるところなんですが、こういった石を使いながら平和公園のところは整備してきてるということがございまして、これを踏襲した中で今回の整備も考えてるということでございます。 129 ◯山本信幸委員 それはわかるんですよ。だから過去の分を踏襲してどういう形になるのかという全体プランをつくって、その中からまとめたやつが1つあれば、先ほどの手すりが波型手すりをということで吉原委員からありましたけれども、そういうとができるのか景観上できるのかできないのかそういう論議だってできると思うんですよ。全体プランが明確に出されてないんで、ここにあるのがもうこればらばらに考えているように見えるんですけれども、それが全てなのかという話になってしまうんじゃないですか。だから全体プランをしっかり決めたうちで、それを最近のやつで過去のやつを踏襲して全体プランを決めたやつがありますと、それから個々に刷新事業で単年度で一気に仕上げますと、そういうふうに言っていただければいいかと思うんですけど。 130 ◯川原みどりの課長 聖域化構想の中で、いわゆる祈りの空間にするとか願いの空間にするとか、それから学びの空間にするとか、そういったいわゆる位置づけをしておりまして、それに合った雰囲気のデザインにしていこうという大きな考え方がございまして、それに基づいて平成6年から平成9年に平和公園の再整備をやっております。その中で、先ほどもお話ししましたように板石であるとかレンガであるとかそういったものをベースにして整備してきてるという流れの中で、今回もそれを踏襲した形の板石舗装、ベンチについてもレンガを使わせていただいておりますけれども、そういう考え方で今回のこのデザインもつくっていってる。それは景観専門監のほうに意見も聞きながら、こういうデザインにつくり上げてきたという流れでございまして、案内板につきましては来年、誘導板であるとか総合案内板であるとかそういったものをつくりますんで、案内板の位置、デザインそういうようなものにつきましても、景観専門監と協議しながら、その形をこれから練り上げてまいりたいと考えております。  以上でございます。 131 ◯山本信幸委員 だからさ、そこを、それになってから景観専門監と練り上げていきたいと、その場で決めていきたいという話なんですけど、そうじゃなくて、これ見ると工事箇所だけが色を塗られて今されてるわけですよ。そうじゃなくて、何年度何で、何年度にここを工事しますと、ここはどういうイメージでしますと、それについてはこういう計画がありますと、でこういうイメージが手すりについてあります、石積みにはこういうイメージがありますと、バリアフリーはどういうふうに考えてますと、そういうのがこっち見たときに全体感がないんでわからないんです。そこに言われて統一をしますって、どうしてこれに統一して景観専門監が言われたのが、じゃコストのこと全く考えんで統一感あるその手すりにしたのか、そのコスト面も考えながら統一感も持たせてこれにしたのかってこっちは判断ができないんです。そういうことを含めて全体感を個々にやるんじゃなくてまずやってから個々に上げていただければ、何年度、何年度、何年度て3カ年度なら3カ年度、平成29年、平成30年、平成31年でやるなら3カ年でそういうところを考えてるとか、そういうところを出してくれろと、そういう話を言ってるんですよ。 132 ◯川原みどりの課長 これまで、平和公園の整備を平成6年から平成9年にやりまして、平成24年から平成27年にかけて整備をずっとしてきておりまして、実際これまでベンチなんかもずっとかえてきております。そんな中で残ってるところは、実は今回この平成29年度で計上させていただいたところがその残りとして存在しておりまして、その残りのところをこれまでやってきた板石舗装であるとかベンチの考え方であるとか、そういった考えに基づいて整備していこうというのが、今回の出させていただいた中身になっておりまして、これ以上に今後、平成31年までの中に予定してるかというとそれは今現在、予定しておりません。これまでやってきた中の残った分をこの平成29年、平成30年、平成31年で整備してまいりたいという考え方でございます。  以上でございます。 133 ◯西田実伸委員 まず、祈念像の件、さっき塗装をやりかえると言ったじゃないですか。きのう原援協がご承知のとおりあったんですけど、厚生労働省に対するそれも今回要望に入ってるわけ。きのう質問してもよかったけど、今の所管が違うからどうなのとは言わないけれども、そちらの所管としてはこの祈念像の塗料、塗装の費用というのは厚生労働省からもらえるという話が原爆被爆対策部からあってるんでしょうか。 134 ◯川原みどりの課長 この祈念像の補修につきましては、前回は平成11年に実施しておりましてもう20年たったということで、我々のほうから塗装をやりかえたいという考え方を持っておりました。そういった中で、補助の何か方法はないのかということをいろいろ考えてたわけなんですけれども、こちらの景観まちづくり刷新事業ではやはり色の塗りかえだけはならないというようなお話があったもんですから、別の補助がないのかという中で、厚生労働省の補助がないのかということを我々のほうから原爆被爆対策部のほうに今、投げかけをさせていただいております。そういった中で要望を今度していただくという形になってきたと。その中で要望で補助がいただけるかはまだ確定してないと思うんですけれども、できれば我々、そっちの厚生労働省のほうから補助をいただきたいという考えでいます。  以上でございます。 135 ◯西田実伸委員 何か先が見えないような要望にしか見えないんですよね。要するに原援協で行ったときにはいろいろ厚生労働省の方々もいろんな分野で考える。今回これが初めての要望ですもんね。内容は、初めて出たやつですよ。私は中まではまだ行かなきゃよくわかんないけれども、もしそれが向こうからノーが出た場合はどうするんですか。 136 ◯川原みどりの課長 実は国のこの景観まちづくり刷新事業の中で国のほうが長崎に見えられたときに現地でこちらの祈念像もご相談させていただきました。そのときはちょっとこれは難しいねと、ただ何か可能性あるかっていうのはちょっと考えさしてもらえないかというようなお話で終わっておりますので、厚生労働省のほうは難しくなった場合はこちらのほうで、まずぜひ何とかできないかというご要望をちょっとさせていただきたいなと考えております。景観まちづくり刷新事業費の中で補助ができないかということで再度出したいなと考えております。  以上でございます。 137 ◯西田実伸委員 もう被爆75周年に向けての今回いろんな取り組みだと思ってるんですね。だめだったらまた申し込む、まただめだったらという話になってくるじゃないですか。何か知らんけど、例えば議会終わって原援協のメンバーが行くでしょう。そしたらその中での厚生労働省とのやりとりがある中で、これだけはという話の中でほかにも被爆地域の拡大是正から何からいろんなとがあるとです。その中の初めて、この要するに平和祈念像の整備が入ってる中で、そちらとしてはもうとにかく強く言ってくださいという話には、私たちが行く場合の中でのことば言ってるわけですよね。言ってるんですか。 138 ◯川原みどりの課長 我々のほうから、ぜひ厚生労働省の補助で採択していただきたいというのは、原爆被爆対策部のほうに強くお願いしております。  以上でございます。 139 ◯西田実伸委員 これ以上は言うた言わんとか、約束事の話だけれども、相手が国だからどうなるかわかんないけど、祈念像の話ですから何かもう少しはっきりするような話があるのかなと思ったんですよ。そして、平成11年に祈念像を塗りかえたでしょう。あのときはばらしたはず。ばらしたんじゃないかわざわざ。要するに解体して酸洗をしなければいけないので広島かどっかに出したんじゃないかな。ま、とにかくどっかの工場に出してそして大がかりな今の色になったんですよね。今回塗るということは今の状況の中でそれだけでいいのかなという心配もあるわけですよ。その外面から足場組んで塗るだけの話の中での化粧だけでいいのかなというところは、どういう検討されたんですか。 140 ◯川原みどりの課長 前回はボルトの取りかえであるとか、像の台座の補修とか、そういうことやっております。今回もいわゆる文化財に詳しい先生であるとか、あるいは前回補修をしていただいた方にも今の塗装の状況なんか見ていただいております。そういった中では表面の要するにクリアで塗った分だけが剥げて今白くなってるということの専門家の方はそういうご見解でございましたので、それを塗りかえるだけで平成11年の状況に戻せるというお話でしたので、今回は塗りかえだけを予定しております。  以上でございます。 141 ◯西田実伸委員 わかりました。検討されてるんでしょうけど、しかし、表面のでこぼこは余りよくなかですね。言ってることわかるかな。塗るということはそこにでこぼこができるので、やはり外観というならばあれは何万、何十万と、何百万という人がその場で見て、記念写真を撮っていく。大事なものだと、シンボルですからね。市長もシンボルと言いましたからね。だから、80年に向けてまだ考えてるかわかんないけれども、それぐらいの仕事でいいのかなというのが疑問です。せっかくするならですね。あとはとにかく原援協で行かんばですよね。とってこんばいかんということですから頑張ります。それからもう1つ、平和の泉ですよ。あれも今回の補修にのってないですものね。同僚議員も平和の泉の補修ということでお願いしてるわけですよ。夜景も出てる。観光なのか、そちらなのかよくわかんないんだけど。検討状況をちょっと教えてください。 142 ◯川原みどりの課長 平和の泉につきましては被爆75周年までに改修したいという方向性に変わりはございません。そういった中で、平和の泉も実は、祈念像と大体似たような感じで現状を変えないと、見かけを変えない、いわゆるキープコンセプトで補修したいという考え方でございましたので、この景観まちづくり刷新事業費の補助の対象になるかどうかというのは、事前に電話なんかで確認する中では難しいというお話がございました。ですから今回、この全体計画の中ではのせきれてないんですけれども、国のほうが現地に参られたときに現地に一緒に行きまして、こういった改修をしたいという説明をさせていただいた中で、何とか補助にこれはのるんじゃないかというお答えをいただきまして、ただ、ポンプ、機械、噴水ですから要するにポンプの機械設備があるんですけれども、それはどうしても補助の対象にはならないということで、いわゆる半分、ポンプは対象外ですけれども、それ以外のやりかえは補助の対象になり得るという見解をいただきましたので、今後こちらの全体の中に入れさせていただきまして、この景観まちづくり刷新事業の補助をいただきながら整備をしてまいりたいと考えてます。ただ、平和の泉もライトアップ、これは文化観光部のほうが今、環境経済委員会では説明されていますけれども、ライトアップも少し見直すような形になっておりますんで、ライトアップの実施契約ができて一緒に施工しないと手戻りになるような形になるもんですから、そこと実施契約ができてライトアップも含めた中で整備を同時期にしていきたいなと考えております。  以上でございます。 143 ◯西田実伸委員 わかりました。いい感じで受け取っていいとは思うんですけれども。そしたら所管はどっちになるんですか。さっき言ったライトアップもある、あのときに周りのタイルの割れとかなんとかいろいろ指摘があったと思うんですが、それは公園の中にあると。これがまた別々になればまた調整がおかしくなって、予算がまた先の話じゃないですがいろいろと難しくなるということですか。そういうところの所管というのは1つにまとめられないんですか。 144 ◯川原みどりの課長 いわゆる夜景のライトアップは文化観光部がやってるんですけれども、我々も一緒にその話に入って話をさせていただきます。恐らくこれを平和の泉をライトアップと一緒にするときは、ライトアップの経費まで含めて私たちのほうで予算の計上をさせていただいて、ご審議していただいた上で、平和の泉の改修を実施するという形になってくると考えております。  以上でございます。 145 ◯毎熊政直委員 こうして補正予算の予算審議に臨んでその説明を今やっていただいてはいるんだけど、先ほどから浦川議員からも出たようにこの予算は今回は、ことしは1億4,000万円と、そしてこういう工事をやりますと、その工事にこれくらいかかりますからということで、それを審議してくれということでしょう。そうしたらあなたたちは、例えばメートル10万円で高いじゃないかと、そういう質疑が出るってことは当然想定しないといかんわけですよ。そして、あとこれが総事業費、平成29年度から31年度まで3億円と出してる。ことしは1億4,000万円、来年は1億6,000万円使えばもうないのかどうか。来年、2ページにあるけど平成29年度と30年度から31年度と、平成30年度と31年度は非常に数が少ないように見えるたい、ことしは多いけど。そうすると金額配分からいけばどうなるのか。そういうのもただとにかくつかみで3億円ありますからて、後は私たちに任せとってくださいと。中身のこといろいろ言うなと言わんばかりの説明の、今、乱暴な説明のやり方ですよ。大体これ写真をつけて、パソコンに入れてこれをこういう板石舗装になる、手すりはこうですと言っただけであってさ、これが我々本当に適正なのかどうかという判断できんさ、説明もできんやろ、今、黙って聞いとったら。何のための予算審議かがさ、我々は全く理解できなくなるとさな。もう少しそこら辺をきちんと説明できるように資料要求まで受けて資料もすぐできないようなことじゃやはりいかんと思うさ。これはコンサルか自分たちで設計したか何かしてきちんと出してるとやろ、これだけ予算を財政に要求すっとやったら。それとも景観まちづくり刷新事業だから国から半分とれるからもういいですよと、ざっといいですよということできてるのかどうかさ。もう少しわかりやすく、そしてもっと中身まできちんと我々素人が理解できることば説明ばしてくれんね。まずこれは、ほかの、例えば我々が考えるような公園の整備事業、道路の舗装事業と比べてほぼ一緒ですよと我々は判断すればいいわけ。 146 ◯川原みどりの課長 申しわけございません。ここにつきましては、我々も数量とそれに単価を掛けた数量で積算をさせていただいております。ちょっと最初の話になりますけど、ことし1億4,000万円、来年は予定しておりますのは7,050万円、これは案内板が3基であるとか、総合案内板が1基であるとか、トイレ改修が2カ所でこれくらいになるだろうという金額で7,050万円、それから平成31年はこれも案内板と天守公園の板石舗装であるとか、案内板であるとかベンチの設置、その数量を単価に掛けましてこれが平成31年は9,540万円ぐらいの金額で算定させていただきまして、約3億円という数字を計上させていただいたところでございます。ただ、その単価につきましては、例えば今、砂岩につきましては数量に4万円という単価を掛けて出しておりますけれども、通常でいけば3万5,000円とか、そういった金額になっておりますので、通常からいくと、すみません今、準備させておりますけれども、手すりにつきましても若干高目ということの認識は持っております。  以上でございます。 147 ◯毎熊政直委員 やはり我々は審査するほうとしては、これが妥当な価格なのかそこら辺をお聞きしたいわけさ。目的は、あの平和公園地区を最終的にどのようにしていきたいんだと。被爆75周年事業でせっかくこれだけの景観まちづくり刷新事業費がついたから、この有利な財源を利用して今回こうやりたい、そしてまた次は、ある程度年度が来てまた有利なそういう財源がついたときこうやりたいということで、とにかくこれ有利な財源がついたらこうやろうということを決断したんだろうからさ、そこら辺の趣旨と、そして決してこれは高くはないんですよということを自信持って我々に説明してくれんと、高いのか安いのかわからんとじゃ、お尋ねして、いやこれは妥当なんですよと、それで私は責任持って積算しましたよという説明せんと、我々これ予算を認めていいかどうか判断基準が明確にわからんたい。 148 ◯川原みどりの課長 砂岩の単価であるとか、手すりの単価につきましては、これまで我々の工事でしてきた中の単価をベースにして算定させていただきました。手すりにつきましても、見積もりとってこの程度になるだろうということで単価の設定をさせていただきまして、こういう景観の整備を平和公園の中でしたいということで今回のご審議をお願いしております。  以上でございます。 149 ◯片江まちづくり部長 資料のそろえ方、それから説明の行き届かないところがあったことにつきましてはおわびをしたいと思います。ただ今回ご理解いただきたいのは、やはり平和公園につきましては基本的に聖域化の検討委員会に出された方向性が決まっておりまして、我々、今回整備を行う中でも基本的に今の雰囲気は変えないということをまずきっちり守ろうと。その中でやろうと思ってもできていなかった部分があります。例えば、本来であればきちっとした板石舗装にしとけばよかったところがアスファルト舗装のままであるとか、修繕をしたかったんだけどできなかったところがあります。そういったときに、この景観まちづくり刷新事業というものを国がやるぞと言ってきた。これはということで、これは我々、普段から予算要望してもなかなかつかないんだけれども、逆に国のほうからそういった目的であればきちっと予算を配分するからということがありまして、我々もこの機を逃してはやりたいことも思うに任せないってことありますから、今回そういった基本的な方向性のもとにこの事業をやると決めたわけでございます。確かに製品の単価、ひとえに材料といいましてもピンからキリまでございます。やはり少し景観面に配慮したものはどうしても一般に普及してるものよりも若干高くなることございますけれども、やはりその辺のところにつきましては場所柄、通り一遍のものをつくるのはちょっと余りにもあっさりし過ぎではないかと、それなりに配慮があってしかるべきでないかと思って材料を選んでおります。ただ、その積算の方法について通常の工事と変わるところはございません。一般的なやり方と一緒のやり方で積算して、どうしても単価のところが若干かかってくる分に率っていう形でいろんなものがのってくるもんですから、どうしても全体見ますと通常工事よりも割高になってるところが見えると思います。その点の説明も十分でなかったことはおわびいたしますけれども、そういったことで基本的には全体の雰囲気を壊さずに、しかしやろうと思ってもやれてなかったところ、足りなかったところを今回補うということで国の予算をうまく使ってやろうということで、今回予算をお願いしてるとこでございますので、どうぞご理解よろしくお願いしたいと思います。 150 ◯山本信幸委員 今、片江部長がおっしゃられたとおり全体の雰囲気を変えないというのはもうはっきりわかるわけですね。その雰囲気のもとにこのような手すりを景観専門監が選んだ中でされてるというのは、今、若干のコストが上がってると。はっきり言って若干じゃない。ベンチ1基当たりが60万円とかそれはもう若干じゃないですよ。若干じゃないけれども、それがここに妥当かどうかというのを市民に対して我々は判断をせにゃいかん。その意味でもう少し、ものに対してこれはもうざっというのは失礼ですけれども、今のってるイメージ図だけでその金額を私たちが判断できるかというと、正直厳しいものがあると。これ自体がこんだけのコストをかけて整備するんだよ、でもそれは効果あるんだよと、その景観なものなんだよというのを我々が説明できるように、そういう資料が欲しいんだと、またそれがバリアフリーでありユニバーサルデザインにもつながってるんだという部分をしっかり我々知りたいから、意見として申し上げてるということをご判断、逆にそういう理解をした上でそちらも資料等提示をしていただきたいと思います。意見として申し上げます。 151 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは資料がまだ出てございませんので、第8款土木費第5項都市計画費の審査を一時中断します。  暫時休憩します。           =休憩 午後2時31分=           =再会 午後2時42分= 152 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  先ほど浦川議員から請求された資料がちょっとおくれておりますので、次の住宅費のほうに入りたいと思いますけどよろしいですかね。     〔「異議なし」と言う者あり〕 153 ◯堤 勝彦委員長 では、そのようにさせていただきます。  暫時休憩します。           =休憩 午後2時42分=
              =再会 午後2時44分= 154 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開します。  先に、第8款土木費第6項住宅費の審査を入れたいと思いますのでよろしくお願いします。  理事者の説明を求めます。 155 ◯中路こども部長 説明に入ります前に、今回出席しておりますこども部の課長級以上の職員をご紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 156 ◯片江まちづくり部長 説明に入ります前に、今回出席しておりますまちづくり部の課長級以上の職員のうち、まだ紹介しておりません職員を紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 157 ◯片江まちづくり部長 それでは、第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、こども部及びまちづくり部所管分についてご説明いたします。  議案書につきましては30ページから33ページまでをごらんください。そのうち30ページ下段の第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費のうち、31ページの一番下、1の住宅リフォーム緊急支援費の1.子育て住まいづくり支援費補助金400万円でございます。補正予算の詳細につきましては、こども部及びまちづくり部連名で提出しております委員会資料に基づき、住宅課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 158 ◯神近住宅課長 それでは、こども部及びまちづくり部提出の委員会資料に基づきまして説明させていただきます。  資料1ページをお開きください。第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費の番号1-1.子育て住まいづくり支援費補助金400万円でございます。1.概要でございますが、(1)事業の目的は、家族の支え合いにより子育てに係る負担軽減を図り、安心して子育てしやすい環境をつくるため、三世代同居・近居の環境整備を支援し、住まいの改修工事等の一部を助成するものでございます。(2)補正の理由としましては、長崎県3世代同居・近居促進事業に基づき、市の助成事業としまして平成28年度から実施しているものです。平成29年度から県の制度が拡充されたことに伴い、これまでの本市の利用状況や新築を対象としてほしいなど市民からの要望等を踏まえ、市の制度を拡充し、より使いやすくすることで利用者の増加を図ることができますので補正をお願いしようとするものでございます。2.対象者は、新たに三世代で同居または近居する世帯で、親世帯と子世帯、同居と近居の定義は、記載のとおりでございます。なお、今回の制度拡充の部分は、下の表の下線網かけでお示ししている部分で、子世帯の定義において夫婦の年齢の合計に関する制限が70歳以下から80歳以下に拡充するものです。  2ページをお開きください。3.内容でございますが、県の制度を活用し、新たに三世代同居または近居するための住宅の改修工事等へ補助を行うものです。(1)の対象工事は、表に記載のとおり現行の制度から、同居においては、カの新築住宅の取得、キの新築工事を追加し、近居においては、アの新築住宅の取得、イの新築工事、ウの改修工事を追加し制度の拡充を図ります。(2)補助額につきましては、工事費または取得費の5分の1、上限を40万円とし、現行から変更はございません。4.財源の内訳は、表に記載のとおりでございます。なお、この拡充による増加見込み件数を10件と考えております。  説明は以上でございます。 159 ◯堤 勝彦委員長 これより質疑に入ります。 160 ◯池田章子委員 ちょっと何点かお尋ねしますけれども、当初予算のときにながさき住みよかリフォーム補助金のほうが減額されて、子育て住まいづくり支援費補助金のほうもありますから、いろんなものがありますからという説明があって、昨年の実績がこの子育て住まいづくり支援費補助金は少なかったんですよね、50件見込みだったのが21件しかなかったっていう。そんなに実績ないのに、またこんなにたくさんあるのはどうしてですかという話をしてたわけなんですが、実際ことしの4月、5月のこの子育て住まいづくり支援費補助金の、もう既に始まってると思うんですが、大体どれぐらいの実績があるのかというのが1つです。それで、今度この40件から50件に幅広げたときに当然その50件分全部についてこの新築とか新しい基準が適用されるということになるのかどうかというのをまずお尋ねします。 161 ◯神近住宅課長 今、募集をしておりまして、今、交付をしてるのが4件です。今回拡充をしまして、新築も対象になりますけれども、これも全て50件、拡充したプラス10件を含めまして50件の中には新築も入るということになります。  以上でございます。 162 ◯池田章子委員 今4件、2カ月たって4件、どの時期に来るかわからないんですけど、単純に計算して6倍で24件、本当に50件に拡充せんばいかんのですかという問題。それだけの見込みが本当にあるんでしょうか。 163 ◯神近住宅課長 県のほうが拡充するということで報道がされて問い合わせのほうも来ております。今でも新築をやりたい、新築を購入したいということで、20件以上のご相談が来ております。そういう状況ですので、我々としては50件いくのではないかなと想定しております。  以上でございます。 164 ◯池田章子委員 そしたら、ここに条件が書いてあるんですが、ちょっと先ほどそこでも話したんですが、シングルの家庭、片親の家庭もこれは対象になるんですよね。夫婦だけじゃなくて上の規定でシングルの家庭も対象になるかどうかちょっと確認します。 165 ◯神近住宅課長 子どもさんが小学生以下ということで規定、それだけの規定ですのでシングルといいますか、片親でも大丈夫です。 166 ◯池田章子委員 それとこれは近居、同居という縛りがあるんですけれども、長崎市の補助、いろんな補助の中に、近居、同居でない子育て支援に対して子育てのこういう住まいをつくろうという人たちに対しての何か補助か何かありましたか。 167 ◯中路こども部長 近居、同居以外でのこういった住宅に関する補助はございません。  以上でございます。 168 ◯池田章子委員 これが家族の支え合いとか近居、同居っていうことを条件にして、なぜそこだけ手厚くするのかっていうのがちょっと理解できないんですよ。例えば、子育てをしている家庭に対して補助をしていきましょう、援助していきましょうということであればもうちょっと広げなきゃいけない。近居、同居に限って、親の近くに住む人に限ってこれだけやりましょうと。去年実績がなかったわけですよね。去年実績がなかったのにことしも継続してさらにまた拡大して、幅も広げてって。長崎にはもっとたくさん子育てで住宅づくりしようと思っている人たちがいるはずなのに、もちろん国のフレームというのはわかるんですよ。国のフレームがあってそれがまた拡充されたからという、その流れはわかる、理解はできる。ただ、なぜ近居、同居だけかっていうことを考えると、ちょっと著しく公平さを欠くんじゃないかっていう思いがあるんですけどね、その辺どうお考えになりますか。 169 ◯中路こども部長 これはやはり国のほうで、1億総活躍社会の実現に向けた対策ということで、子育てを家族で支える3世代同居、近居を、そういった環境づくりが掲げられておりまして、それに基づいて県のほうでも補助制度を平成28年度から創設されているということで、我々といたしましても、やはり子育てと仕事の両立ということがございまして、仕事をしながらも子育て、安心して子育てがしやすい環境をつくるということで、やはり三世代でお互い支え合いながら安心して仕事ができる環境をつくるということも1つの子育て支援の施策の1つであると考えとります。  以上でございます。 170 ◯池田章子委員 1億総活躍社会って、それは親のそばに住まない人だって働きながらやってる人、子育てしてる人たちいっぱいいるんですよね。親が子育てを助けてくれる、もしかしたらもっと思惑によれば親が高齢化したときには子どもが介護を助けてくれる、公的なものを使わないで家族だけでやってもらおうっていう、そういう思惑が国にあるというのはわかるんだけど、わかるというか、それは透けて見えて嫌らしいと思うんですよね。そういうそこだけに手厚く、それができる人たちだけに手厚くこういう支援があるというのは、やはり市民に対するサービスとか本当の目的は子育てしながらも働いていけるということなわけでしょう。親のそばにいる人だけじゃなくて、広くいろんな人たちに活躍してもらおうと、子育てもしてもらおうと、そして少子化対策として子どももたくさん働きながら持ってもらえるようにというための支援のはずなのが、何かごく一部の国の思惑に誘導されるところだけがこういうふうに手厚くされるというのは公平じゃないと、私は思うんですよ。本当に子育てのこととか住まいづくりとか考えていくならば、本当は1億総活躍社会はちゃんと誰もが、親の側にいようがいまいが、親の力をかりようがかりられまいが、病後児だって親のところに預けに行かなくてもできるために制度を整えてるわけでしょう。そしたら、やはり平等に、いろんな人たちにチャンスがあるようにしていくべきじゃないですか。 171 ◯中路こども部長 今言われた、国が1億総活躍社会ということというそういった考えもございます。しかしながら、それ以外にもファミリーサポート事業といって子育てを一時的に預かってくれるような、そういったファミリーサポート事業というのもありますし、例えば保育所にしてでも、放課後児童クラブしてでもそういったものは近くに親御さんがいらっしゃらない子育て家庭にとってはそういった支援も行っておりますので、そういった総合的な今回の同居、近居の支援、そういった総合的な事業をしている中での1つの事業ということでご理解をいただければと思います。  以上でございます。 172 ◯池田章子委員 いや、いろんなものは平等なんです。ただ、この近居、同居する人たちだけにこの住宅支援があるんですよ。だからそこが平等じゃないと言ってるんです。当初予算のときにも話をしましたけど、こういうある一部の人たちだけに恩恵がいくっていう、入り口がまずそう限られちゃってるわけですよ。そういうものではなくて住宅リフォームってことを考えれば、ながさき住みよかリフォーム補助金のほうは本当毎年全部予算消化するぐらいやってるわけですよね。今、市民がどこにニーズがあるかって、その市民のニーズもやはり公平性を保ったニーズ、公平性を保ったものに対してやはりやっていくっていうのが市の姿勢でなければいけないと思うので、こういう枠をふやしてさらに一部の人だけに使いやすくしていくっていうのは、私はやはり問題があると。この子育て住まいづくり支援費補助金については、ちょっと考えを変えていくべきではないかと私は思います。意見を申し上げときます。 173 ◯山本信幸委員 今度、拡充の部分で、新築住宅、新築工事などがふえております。確認の上でなんですが、こういうことを今、新築も対象になりましたということは、昨年度は非常に数も改修、これ中古住宅だけやったですけど、今度新築も対象になったので50件ぐらいはいくということへの成果は、見通しとして大きいかどうか確認の上で答えてください。 174 ◯神近住宅課長 今の段階でそういった問い合わせが20件を超えてるような状況ですので、50件はいくのではないかなという見通しはあります。  以上でございます。 175 ◯山北まちづくり部理事 今の制度は新築は対象となっておりませんので、そういう意味では昨年21件、今現在まで4件という経過なんですが、ただ、今6月の中旬までの相談件数なんですが32件ぐらいあって24件が新築で相談をしてると。要は新築があれば自分たちは使いたいという意思がありますので、そういう点でいえば50件というのは達成できるんではないかと考えております。  以上でございます。 176 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後3時1分=           =再会 午後3時12分= 177 ◯堤 勝彦委員長 それでは、委員会を再開いたします。  第5項都市計画費の審査に戻る予定だったんですが、資料がまだ届いてないということですので、皆様に本日ご協議していただきたい事項がありましたので、それを先にさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 〔陳情活動について協議を行った。その結果は次の とおりであった。 1 国土交通省九州地方整備局、九州旅客鉄道株式  会社、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援  機構及び西日本高速道路株式会社九州支社への陳  情 (1) 陳情項目  ア 道路事業に関する要望  (ア)道路事業の予算確保について  (イ)道路事業の整備促進について  イ 街路事業に関する要望  (ア)街路事業の予算確保について  (イ)街路事業の整備促進について  ウ 港湾整備事業に関する要望  (ア)松が枝国際観光船埠頭の整備促進について  エ 社会資本整備総合交付金に関する要望  (ア)都市再生整備計画事業の予算確保について  (イ)都市計画道路事業等の予算確保について  (ウ)長崎駅周辺土地区画整理事業の予算確保に     ついて  (エ)都市公園事業の予算確保について  (オ)市街地再開発事業の予算確保について  (カ)公営住宅建替事業の予算確保について  (キ)下水道事業の予算確保について  オ 九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する    要望  カ 九州新幹線西九州ルートの整備促進と事業実    施時の地元業者活用等に関する要望  キ 九州横断自動車道(長崎IC~長崎多良見I    C)の整備促進と事業施工時の地元業者活用    等に関する要望  ク 景観まちづくり刷新支援事業に関する要望 (2) 実施時期 平成29年7月19日 (3) 要望者 堤 勝彦委員長、中村俊介副委員長及        び関係理事者 (4) 要望書の案文については、正副委員長に一任す    る。 2 上京陳情 (1) 陳情項目  ア 道路事業に関する要望  (ア)道路事業の予算確保について  (イ)道路事業の整備促進について  イ 街路事業に関する要望  (ア)街路事業の予算確保について  (イ)街路事業の整備促進について  ウ 港湾整備事業に関する要望  (ア)松が枝国際観光船埠頭の整備促進について  エ 社会資本整備総合交付金に関する要望  (ア)都市再生整備計画事業の予算確保について  (イ)都市計画道路事業等の予算確保について  (ウ)長崎駅周辺土地区画整理事業の予算確保に     ついて  (エ)都市公園事業の予算確保について
     (オ)市街地再開発事業の予算確保について  (カ)公営住宅建替事業の予算確保について  (キ)下水道事業の予算確保について  オ 九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する    要望  カ 景観まちづくり刷新支援事業に関する要望 (2) 実施時期 平成29年7月31日及び8月1日 (3) 要望者 堤 勝彦委員長、中村俊介副委員長及        び関係理事者 (4) 要望の案文及び要望先については、正副委員長    に一任する。〕 178 ◯堤 勝彦委員長 先ほどの資料の件ですがなかなかそろいませんね。  暫時休憩します。           =休憩 午後3時31分=           =再会 午後3時41分= 179 ◯堤 勝彦委員長 それでは、委員会を再開いたします。  第8款土木費第5項都市計画費の審査に戻ります。ただいま資料が届きましたので、資料についての説明をお願いします。 180 ◯片江まちづくり部長 資料のつくり方、それから要求に対する不手際がございまして、委員会の遅延を招いたこと、大変申しわけなく思っております。ここに改めまして陳謝を申し上げます。どうも申しわけありませんでした。  改めまして、みどりの課より提出いたしました資料を説明させますのでよろしくお願いいたします。 181 ◯川原みどりの課長 このたびは申しわけございません。準備が不足しておりましたことをおわびいたします。  今、お手元のほうにお配りいたしました追加資料でご説明させていただきたいと思います。この資料のつくりといたしましては、一番上が中心地地区の板石の舗装工ということで砂岩の1万7,000円と書いてるのは材料の単価になります。これに面積を掛けて金額を算出しております。砂岩、それからその石の設置の手間、それからその下に引きますコンクリートの手間、それから路盤、それで既存のアスファルトの処理の手間、そういったものの費用が必要になってまいります。そういったものの単価に面積を掛けまして直接工事費といたしまして1,197万5,600円という数字が出てまいります。この経費に対しまして共通仮設費、それから現場管理費、一般管理費、これは共通仮設費と申しますのは現場で使います材料の仮設費用になります。それから現場管理費というのは現場での作業員さんたちの賃金等になってまいるものです。それから一般管理費につきましては会社の経費なってくるものでございまして、これは通常の積算で金額に対しましてその経費率が定められているものでございます。これに消費税を加えますと新築の板石の舗装工が2,700万円という数字が出てまいります。その2段目の表が、中心地区のベンチの費用になります。これが標準でいきますと19万4,000円ということで、写真で3枚目にベンチのカタログの写真をつけておりますけれども、一番左下のほうのベンチが大体19万4,000円という金額とかです。それから21万7,000円とかそういったベンチの単価がございます。こういう材料の標準的な単価はこの金額になってまいりますけれども、今回の中心地区で予定しておりますのは、基礎をレンガ等にするということで1.4倍ほどの金額の27万円という金額に設定しておりまして、これが20基とそれにベンチの設置手間、それから基礎ということでそれぞれの費用に対して共通仮設費、現場管理費、一般管理費、消費税というものが追加になってまいります。これで1,200万円という金額に設定させていただいております。手すりの、3段目が手すりの設置工でございますけれども、これも手すりの単価に180メートルという手すりの単価、それから設置手間ということで費用を算出しておりまして、これも基本的な諸経費を考慮いたしますとこれが1,800万円という金額になってまいります。手すりにつきましては、資料4枚目に手すりのカタログの製品をつけておりますけれども、一番下のほうの2段の手すりですと大体3万1,500円という単価の設定がございますけれども、今回はその1.3倍ほどの4万2,000円という金額で設定をさせていただいております。  それから4番目が祈念像地区の板石の舗装工ということで、これは御影石を使う予定にしとります。砂岩よりも御影石の単価が高くなってまいりますので、これが単価が2万4,000円ということでこれに面積等を掛けております。手間、コンクリート、路盤、それから側溝の設置費なんかの費用を含めまして5,700万円という金額の設定でございます。それから、祈念像地区の立ち入りの防護柵でございますけれども、これにつきましても単価に延長の203メートルと材料の単価とそれから設置の手間ということで算定しております。立ち入り防護柵につきましては、資料の一番最後のほうにこれは、ステンレスの高さもちょっと低い材料になりますけれども、カタログの金額を記載させていただいておりますけれども、2万5,000円前後の2万5,0000円から3万円ほどの単価になっております。これを今度ちょっとデザインに配慮したということで3万8,000円の設定をさせていただいておりまして、これも約1,800万円という金額の設定となっております。  2枚目をごらんください。これは祈念像地区の土どめの石積みでございますけれども、これはこれまで実績で我々が設置してる単価3万8,000円に延長を掛けてそれに手間も考慮した金額ということでこれは約700万円。トータルで1億3,973万8,594円ということで約1億4,000万円の予算計上させていただいてるという状況でございます。加えましてこのデザインにつきましては景観専門監のアドバイスを受けながら、最終的には私たちのほうで決定したものでございます。それから単価につきましては標準的なものよりも高くなってるものがございますが、この辺の共通仮設費であるとか現場管理費こういったものは長崎市の基準に定められた積算方法に基づいて積算しております。  説明は以上でございます。 182 ◯浦川基継委員 積算の根拠を示す資料ということで要求しましたけれども、標準設計単価とかそういった分で資料を請求しましたけど、1時間以上かけてこの根拠を出すとにそれだけ時間がかかること自体、先ほどそういう説明の中で謝罪されたような感じでしたけれど本当驚きました。それで、それぞれ工事ごとというか部材ごとに手間とか一般管理費とか現場共通管理費とかそういったものを足してありますけど、普通は発注の工事で工種ごとに現場管理費とか一般管理費とかそういったとは私は足さないんじゃないかなて思うんですけど、これは単純に見たら板石舗装ば発注して手すりは手すりとして別に発注して、全部個別に発注した場合だと思うんですよね。単純に言えばもっと効率よく発注すれば全然値段が違うんじゃないかなと私は思うんですよね。  これは何を言ってるかと言いますと、これから平成31年までこの工事を3億円程度するということですけれども、全体としてやはりいろんな形で費用がかかってくると思うんですよね。その中で充実させるためにも、やはり安くできる考えを持たんばいけんと思うんですよね。あなたたちがこの積算根拠に出した分に関したら、めちゃくちゃ高くなる発注の形で積算ばとってるようにしか思えないんですね。普通だったら、例えばベンチだけ発注するにしてもベンチが30万円の掛ける10基で300万円、300万円の一般管理費とか掛けていけば、私はこんなならないんじゃないかなと思うんですけど、あなたたちから積算がこうですよと言われれば、こうしてるんだとは思います。しかし、例えば先ほど言った景観に配慮したデザインを使うからと言いましたけれども、単純にこのベンチを見ただけでも普通の公園にあるベンチとしか思えないですたいね。だから、先ほど説明の中で景観に配慮したベンチを使うから何とかっていうのをあなたたちは説明をしたけど、単純に標準と変わらないんじゃないですか。だから、単純に言えば標準でも同じですよ、この工種を分けて発注するから高くなるんですよという説明なら私はわかりますけど、その点についてはどうなんですか。 183 ◯川原みどりの課長 確かに全体の工事を一括して発注することでこの共通仮設費、現場管理費、一般管理費が多少これよりも安くなることは間違いございません。ただ、今回、我々この工事の発注で予定しておりますのは、5つぐらいの工事に分けて発注しようと考えております。それは受注機会ということもございますし、それからこの平成28年度の工事の中で終わらせたいということがございまして、金額が高くなってまいりますとそれなりに工期がかかってくるということもございますので、分割して発注ということを考えておりますけれども、ご指摘にございましたように安くするという観点は重要でございますので、今後の、来年以降も工事ございますけれども、そういった中でその点は考慮させていただきたいと考えております。それから、標準的なところとそう変わらないじゃないかということでございますけれども、特徴的に今回私たちが考えておりますのが、ベンチの基礎につきましてはレンガを使ってやるということで、平和爆心地がレンガが結構中心地を含めて使われてるもんですから、それに合わせた材料的なところで合わせたと。業者さんにお聞きする中では大体これぐらいの金額になってきたもんですから、この単価を設定させていただいたという状況でございます。ほかの公園におきましては、こういう標準的なベンチを現状でも設置させていただいておりますので、その辺は若干使い分けさせていただきながらコストという点に関しましては常に念頭におきながら仕事をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 184 ◯浦川基継委員 最後にしますけど、発注にしても5つに分けて発注するとなれば現場事務所も5つも6つもできて、どういう工期の中でしていくのか知りませんけれども、本来なら、効率よくとか、要するに、ここは平和公園あたり原爆中心地のとこやったり観光客にしてもそういった祈りの人たちが来られてるんですたいね。それに現場事務所が5つも6つもあって、それぞれ工期別々て、そういうやり方は、そういう考え自体がわからんとですたいね。受注の機会を高めるとかなんとか言ってましたけど、それはそれで別のとこに出してもいいと思うんですよね、よくわかりませんけど。ここのところでするようなやり方じゃないと私は思うんですよね。そこはよく部内でもよく協議されて、やはりこういうときにはどういう発注をするかとか、普通のより高くなってるんだから、もっとちょっと安くすれば、このほかの平成31年までの3億円の事業としてすれば、もっと4億円近い事業もできる可能性だってあると思うんですよ。そこをやはり、これ税金で地方債でという形で組むんだから、やはりそこら辺は考慮して取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 185 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後3時54分=           =再会 午後3時56分= 186 ◯堤 勝彦委員長 委員会を再開いたします。  これより、第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見ありませんか。 187 ◯池田章子委員 ただいま議題となっております第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」について、市民クラブを代表して賛成の立場で討論いたします。  賛成ではあるんですけれども、まず損害賠償の件なんですけれども、このお金を認めはするんですけれども、やはりこういう事故が二度とあってはならないということを肝に銘じていただきたいと。特にここは通学路でもあるんですよね。何とか命を取りとめはされましたけれども、このような悲惨な事故が起こることのないように、重々対策をとっていただきたいという意見をまず述べたいと思います。  それから、景観まちづくり刷新事業費で、積算根拠を出すのに随分時間がかかって、先ほどちょっともう質問ももうしなかったんですけれども、この積算根拠の一つ一つを見ても、正直どうしてこんな割高なものをつけるんだろうと思います。こんなにかかるはずがないというこの積算の部分を見てですね。立ち入り防護柵にしても、この写真につけられているものよりも高いはずはなかろうとも思いますし、手すりにしても一体どうしてこんなに通常の二段になってるこういうものよりもさらに高い値段で積算していくのか、この積算のやり方についてはちょっと納得がいきません。国から補助が出る、そして長崎市の一般財源からの持ち出しは非常に少ないかもしれませんけれども、この国からくるお金も、国民の税金ですからみんな私たち市民のお金なんですよね。もうちょっと使い方を考えていただきたいし、もしも余裕があるんだったらまたもっと充実させていくということも考えて計画を立てていただきたいと思います。  それとあと、子育て住まいづくり支援費補助金についてなんですが、この子育て世代が住まいをつくっていく子育て支援施策としてこういう制度も1つはあると思うんですが、親の近くに住む、長崎市内のどこにでも住む若い子育て世代の人たちの応援ではなくて、親と近いところに住む近居か同居の人たちだけにこの支援が行くということについては公平さを欠くと思いますので、今後、長崎市の子育て支援施策という意味合いから、もうちょっとこの制度については考えていっていただきたいという意見を付して賛成の討論といたします。 188 ◯浦川基継委員 ただいま議題となっております第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」について、明成クラブを代表して賛成の立場で意見を申し上げます。  第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費において、景観まちづくり刷新事業費について、国の景観まちづくり刷新支援事業については、国の刷新モデル地区として10地区、3年間の事業となりますが、まちなか夜景景観形成等範囲も広く早期整備が重要なため、観光立国の実現に向けて早期に事業化を図り内示額の上乗せを含め取り組むこと。  第8款土木費第2項道路橋りょう費第1目道路橋りょう費の市道川上町出雲線転落事故においては、一斉点検及び対応基準をマニュアル化するなど高齢化社会に配慮した安全対策を図ること。  最後に、土木費の都市計画費第6目公園費の景観まちづくり刷新事業費平和公園地区の1億4,000万円については、その全体事業としては総事業費が3億円以上の事業として取り組むような形になっておりますので、今回は積算根拠で示されましたものでは逆に高額になっていく可能性も多いため、少しでも安く事業ができるような形での取り組みをお願いして、さらに平和公園周辺地区の整備の充実を図るようにお願いしたいと思います。  以上を持って賛成の意見とします。 189 ◯福澤照充委員 第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」について本委員会に付託の案件につきまして、公明党を代表して賛成の立場から意見を申し述べます。  まず、第8款土木費第2項道路橋りょう費第1目道路橋りょう総務費、市道川上町出雲線転落事故損害賠償金については、本件は本市が本来当然設置しておくべき防護柵を設置しなかったことによるものであり、やはり現場の危機管理の欠如と言わざるを得ません。斜面市街地が多く、高齢化が進んでる本市にとってはこのような箇所は多くありますので、今後、安全性の確保を切に望むものであります。  また、第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費、景観まちづくり刷新事業費、平和公園地区につきましては、本件は景観アドバイザーによる統一的なデザインというのはあると思いますが、やはりあくまでもこのコストを最終的に決定するのは長崎市でありますので、そこについては十分検討の上配慮をお願いしたいと思います。  以上を持ちまして賛成の討論といたします。 190 ◯堤 勝彦委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第61号議案「平成29年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 191 ◯堤 勝彦委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  それでは、本日はこの委員会はこれで散会いたしたいと思います。  次回の委員会は、あす午前10時から当委員会室で開会いたします。           =散会 午後4時4分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成29年8月7日          建設水道委員長 堤 勝彦 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...