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  1. 長崎市議会 2016-12-06
    2016-12-06 長崎市:平成28年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= 向山宗子委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。 〔審査日程及び陳情の取り扱いについて協議を 行った。その結果は次のとおりであった。 1 審査日程については、審査日程(案)のと  おり審査を行うことに決定した。 2 陳情第5号については、委員会条例第27条  の規定により、陳情人に参考人として出席を  求めることに決定した。〕 2 向山宗子委員長 それでは、議案審査に入ります。  まず、第137号議案「平成28年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、原則、各項 ごとに理事者から説明を受け、質疑を行った後、 討論・採決を行うことに決定した。なお、第8 款第5項については、所管部局ごとに説明・質 疑を行うこととし、審査順序については、別添
    の「歳出審査早見表」のとおり進めることに決 定した。〕 3 向山宗子委員長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 4 本田土木部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費における補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の34ページ、35ページをお開きください。第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費において、国の経済対策に伴い2億7,900万円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、35ページの説明欄に記載しています1.【補助】道路新設改良事業費社会資本整備総合交付金)の1.川上町出雲線4,000万円、2.浜町伊良林1号線6,300万円、3.銅座界わい路地魅力向上1,300万円、4.岩原川周辺環境整備2,300万円、5.平和公園周辺環境整備1億1,000万円、6.道路構造物等補強3,000万円でございます。なお、今回の国の経済対策に伴う増額補正は、平成29年度施行予定箇所の前倒しを対象としたものでございます。別途、平成28年度内示減への追加内示もございましたが、追加内示に伴う事業費につきましては歳出の補正は行わず、財源であります地方債の充当率がかさ上げされたことに伴う歳入の補正のみを計上いたしております。なお、今回の追加内示によりまして、長崎市の平成28年度の社会資本整備総合交付金の内示率は74.1%となりまして、平成27年度の54.3%より上昇いたしましたが、引き続き国の予算配分の考え方や重点方針などの情報収集に力を入れるとともに、地方の状況を踏まえた補助金の配分について強く要望活動を行い、必要な財源の確保に努めていきたいと考えています。  次に、繰越明許費につきましてご説明いたします。  予算説明書の44ページ、45ページをお開きください。44ページの中ほど第8款土木費第2項道路橋りょう費第2目道路橋りょう維持費の【単独】街路灯整備事業費、LED街路灯から46ページの第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【単独】道路新設改良事業費合併地区道路等整備事業費までにつきまして、繰越明許費の補正をお願いするものでございます。理由は45ページ、47ページの繰越事由の欄に記載いたしております。詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明させていただきますが、繰越明許費の補正のうち第2目道路橋りょう維持費の【単独】街路灯整備事業費、LED街路灯につきましては、第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】道路新設改良事業費社会資本整備総合交付金)、平和公園周辺環境整備とあわせて説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 5 桐谷道路建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、道路建設課所管分についてご説明いたします。  委員会資料の1ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費、【補助】道路新設改良事業費社会資本整備総合交付金)、川上町出雲線でございます。増額補正は4,000万円でございます。本路線は県道小ヶ倉田上線と大浦地区を結ぶ道路として事業を進めております。1の概要ですが、国の経済対策に伴い平成29年度予定の事業を前倒しし、通学路の安全確保及び交通の円滑化を図るため車道の整備を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございますのでご参照ください。  2ページをお開きください。ただいまご説明いたしました増額補正4,000万円につきましては、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。ページの中ほどに位置図を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いいたしますのは赤色の二重線で囲んでいる工事で、平成29年9月に完成予定でございます。  3ページ、4ページをごらんください。第3目道路橋りょう新設改良費繰越明許費一覧表を掲載しておりますのでご参照ください。なお、詳細につきましては図面で事業ごとにご説明いたします。  5ページをごらんください。江平浜平線でございます。本路線は江平地区と浜平地区を結ぶ補助幹線道路として事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、地権者1名との用地交渉に不測の日数を要したことにより工事着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は5,000万円で、平成29年9月に完成予定でございます。  次に、6ページをお開きください。中川鳴滝3号線でございます。本路線は国道34号から鳴滝高校を経由し、片淵中学校までの補助幹線道路として事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、地権者1名との用地交渉に不測の日数を要したことにより工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は300万円で、平成29年6月に完了予定でございます。  次に、7ページをごらんください。大橋町赤迫1号線でございます。本路線はJR長崎本線を下越しし、国道206号と市道三芳町若竹町線を結ぶ道路として事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤丸でお示ししている箇所のJR九州への工事委託費でございます。繰り越しの理由といたしましては、交通規制について地元との調整に不測の日数を要したことなどにより、鉄道事業者が施工する工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。繰越額は1億7,200万円で、繰り越しに相当する部分の工事は平成29年9月に完了予定でございます。  次に、8ページをお開きください。滑石横尾線でございます。本路線は滑石地区と横尾地区を結ぶ道路で、大神宮前の交差点改良事業として進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤丸でお示ししている箇所の工事及び補償でございます。繰り越しの理由といたしましては、先行工事である県による裁判所宿舎跡の解体工事がおくれたこと及び騒音対策について地元との調整に不測の日数を要したことなどにより工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。繰越額は1,990万円で、平成29年6月に事業が全て完了予定でございます。  次に、9ページをごらんください。神浦向町3号線でございます。本路線は国道202号より分岐する神浦地区のバス通りで、通学路の安全確保を図るものとして事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、岩盤の状態が不良でアンカー固定に不測の日数を要したことにより、その後行う舗装工事が年度内に完了しないため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は4,000万円で、平成29年8月に事業が全て完了予定でございます。  次に、10ページをお開きください。相川町四杖町1号線でございます。本路線は国道202号とあぐりの丘を結ぶ補助幹線道路として事業を進めております。今回繰り越しをお願いしますのは、赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、地方創生道整備推進交付金の交付決定がおくれたことに伴い工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は5,000万円で、平成29年9月に完了予定でございます。  次に、11ページをごらんください。虹が丘町西町1号線でございます。本路線は虹が丘町から市道油木町西町線に接続する補助幹線道路として事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、地方創生道整備推進交付金の交付決定がおくれたことに伴い工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は6,500万円で、平成29年9月に完了予定でございます。  次に、12ページをお開きください。車みち整備事業でございます。今回繰り越しをお願いいたしますのは、赤色の丸数字で示している15路線の工事費及び工事完了後の分筆・登記費でございます。繰り越しの主な理由といたしましては、枠なしの赤色で表示している8路線について地元との協議に不測の日数を要したことにより工事が年度内に完了しない見込みであるため、また残りの路線のうち赤枠で囲っている路線については今年度工事完了後、分筆・登記を行う予定であるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は2億380万円で、平成29年9月に完了予定でございます。  次に、13ページをごらんください。合併地区道路等整備事業費、江保崎線(琴海大橋)でございます。本路線は国道206号と琴海ニュータウンを結ぶ琴海大橋の橋梁架けかえ工事を行うものとして事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、湧水対策に伴う施工能率の低下により上部附帯工事及び周辺整備工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は9,930万円で、繰り越しに相当する工事は平成29年9月に、周辺整備を含めた全体の工事は平成30年3月に完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 6 森尾土木維持課長 続きまして、土木維持課所管分につきましてご説明いたします。  委員会資料の14ページをお開きください。浜町伊良林1号線でございます。増額補正額は6,300万円でございます。本路線はまちぶらプロジェクトの中島川・寺町・丸山エリアにおける取り組みの一環として整備を進めております。1の概要ですが、国の経済対策に伴い平成29年度予定の事業を前倒しし、歩車道の整備を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  15ページをごらんください。ただいまご説明いたしました増額補正6,300万円につきまして、工事が年度内に完了しないため繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いいたしますのは赤色の二重線で囲んでいる工事で、平成29年9月に完了予定でございます。  次に、16ページをお開きください。銅座界わい路地魅力向上でございます。増額補正額は1,300万円でございます。本事業はまちぶらプロジェクトの浜町・銅座エリアにおける取り組みの一環として整備を進めております。1の概要ですが、国の経済対策に伴い平成29年度予定の事業を前倒しし、道路の整備を行うものです。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  17ページをごらんください。ただいまご説明いたしました増額補正1,300万円につきまして、工事が年度内に完了しないことから繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いいたしますのは赤色の二重線で囲んでいる工事で、平成29年9月に完了予定でございます。  18ページをお開きください。岩原川周辺環境整備でございます。本事業はまちぶらプロジェクトの一環で長崎駅周辺とまちなかを結ぶエリアにおける取り組みの一環としての整備を進めております。増額補正額は2,300万円でございます。1の概要ですが、国の経済対策に伴い平成29年度予定の事業を前倒しし、道路等の整備を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  19ページをごらんください。ただいまご説明いたしました増額補正2,300万円につきまして、工事が年度内に完了しないことから繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いいたしますのは赤色の二重線で囲んでいる工事で、平成29年9月に完了予定でございます。  次に、20ページをお開きください。平和公園周辺環境整備でございます。本事業は平和公園地区のまちづくりの一環として整備を進めております。増額補正額は1億1,000万円でございます。1の概要でございますが、国の経済政策に伴い平成29年度予定の事業を前倒しし、歩車道の整備を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  21ページをごらんください。ただいまご説明いたしました増額補正1億1,000万円と、現在施工中の工事において電線類地中化を行うに当たり、電線類管理者である九州電力やNTTがケーブル入線や既存電柱の抜柱の施工に不測の日数を要したことによる5,700万円、合計1億6,700万円につきまして工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。図面中央の赤色の丸で囲った2カ所のうち左側については増額補正及び繰り越しをお願いするもので、平成29年9月に完了予定でございます。右側につきましては施工中の工事の繰り越しをお願いするもので、平成29年6月に完了予定でございます。  22ページをお開きください。第2目道路橋りょう維持費、【単独】街路灯整備事業費、LED街路灯の繰り越しでございます。これは平和公園周辺におけるLED街路灯設置の工事でございますが、20ページの周辺環境整備とあわせて実施しております。したがいまして、環境整備事業と同様、電線類管理者である九州電力やNTTがケーブル入線や既存電柱の抜柱の施工に不測の日数を要したことによる2,600万円につきまして、工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰り越した工事は平成29年6月に完了予定でございます。  次に、23ページをごらんください。道路構造物等補強でございます。増額補正額は3,000万円でございます。本事業は道路等の災害防止の観点から道路構造物などの点検や補修・補強の対策を実施しております。1の概要ですが、国の経済対策に伴い平成29年度予定の事業を前倒しし、道路構造物等について定期点検を実施するものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  24ページをお開きください。ただいまご説明いたしました増額補正3,000万円につきまして、事業が年度内に完了しないことから繰り越しをお願いするものでございます。また、繰り越した事業は平成29年9月に完了予定でございます。  次に、25ページをごらんください。曙町稲佐町線でございます。本事業は稲佐山山頂へ至る車道の整備でございます。1の概要ですが、国の経済対策に伴い車道の整備を行うものでございますが、今回の事業は内示減分、当初の内示で減された事業額の追加内示の分でございます。ですから、歳出についての補正は行いませんが、起債充当率が90%から100%にかさ上げされたことによる歳入の補正を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  次に、26ページをお開きください。ただいまご説明いたしました追加内示1,450万円につきまして、工事が年度内に完了しないことから繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。今回繰り越しをお願いいたしますのは赤色の二重線で囲んでいる工事で、平成29年9月に完了予定でございます。  私からの説明は以上です。 7 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 8 山本信幸委員 道路関係です。道路建設課の工事で全般的な話でございます。地権者との交渉でまずおくれた、また地元との協議でおくれたという部分については確認でございます。これは全部今の現時点で完了して、あと工事のみで繰り越しが必要だという部分なのか、交渉自体もまだ終わってないのがあって、年度内いっぱい3月までかかるよという意味での繰り越しなのか確認の上で。 9 桐谷道路建設課長 今の質問につきましては、もう権利者との調整は終わっております。工事を発注する場合に工期等が必要になりますから、どうしても予算を繰り越してからの交渉になるという関係がございまして、今回どうしても完了が見込めないという形で、今質問にあった用地交渉についてはある程度もう終わっているところでございます。 10 山本信幸委員 契約書を結んで、もう契約自体は終わっているという理解でよろしいですね。 11 桐谷道路建設課長 今している浜平についても了解いただいて、契約書までは至っておりませんけれども、契約書も結ぶような形に今なっているところでございます。 12 山本信幸委員 理解しました。あと9ページの神浦向町3号線なんですが、アンカー工で地盤が軟弱だということがあってちょっと心配されるのが、これはアンカー工をやった場合にその相手の岩盤のほうですね。これは他工法が必要になるのか、それとも今のままでそのままいけるものなのか、その辺はどういった状況ですか。 13 桐谷道路建設課長 この神浦向町あたりは岩盤が軟弱でございますので、岩盤の状況が悪いことは十分理解していたのですけど、亀裂等がいっぱいありまして、セメント、モルタルなどを注入するのにちょっと量が多くなっている関係がございますけど、今のところはこの岩盤をカットする形でアンカー工法でとまるような形で工事は進んでいるところでございます。  以上でございます。 14 山本信幸委員 工法的にはもう一切変えずに今の工法に注入で時間がかかると、施工に時間がかかるという理解でよろしいということですね。 15 桐谷道路建設課長 そのとおりでございます。 16 山本信幸委員 わかりました。21ページです。平和公園の周辺環境整備でございます。この部分で1億1,000万円ぐらい前倒しで今回やるということで、これは完全に完了だということで理解されるものと思ってるんですが、違いますか。 17 森尾土木維持課長 松山から浦上天主堂に向かう道路、本線については今回完了する予定なんですが、浦上天主堂の前の交差点が一部変則になってるものですから、それについては今検討していまして、何とかこの変則が解消できんかなということで、一応交差点部分は残るようなことで今考えております。  以上でございます。 18 山本信幸委員 基本的に今歩道がよく言われているのが、歩道部分のアスファルトをそのまましていて非常に歩きにくい。観光客も多い中で醜いので早くやってくれとずっと言われてます。この部分については全て来年9月完了ということできれいに仕上がってしまうという理解でよろしいですね。 19 森尾土木維持課長 この事業については昨年内示が減になりまして、1年間おくれたんです。ですから、地元の方には大分ご迷惑をかけて、いろんな要望も受けました。ことしはその松山町から浦上天主堂までの歩道は全てやりかえる予定ですが、天主堂の前の交差点付近が一部とりあえず残るところはあるかもしれませんけれども、ほとんどの本線は終わってしまうということでございます。 20 山本信幸委員 非常に安心しました。そうすると地元も大変喜ばれるなと思っております。あと交差点のところ、今お話が出て私も初めて知ったのですが、その交差点部分については来年度当初予算にその部分が出てきて工事に着手して、平成29年度中に全てが完了という理解でよろしいのですか。 21 森尾土木維持課長 今現在交通をどうさばいていくかという基本的な検討を進めておりまして、それを受けて設計に入っていくということになると思います。ですから、平成29年に工事が終わるということはまだ今のところ考えてなくて、もう一年延びるようなことになるかなと思います。それと事業の予算については通常の地方道路の整備の予算の中でやっていこうと思っています。  以上です。 22 山本信幸委員 そうすると来年度は交差点の調査解析、そして交差点設計をやって、平成30年度工事に着手し完了してしまって、平成30年度までにここは全部終わってしまうというような形になるんだと、それを目標とするということで理解していいんですね。 23 森尾土木維持課長 交差点部分をだいぶ舗装を掘り返して今仮設舗装みたいになっているところがありますので、できるだけ早く解消したいと思ってます。ただ平成30年を目標にしますけれども、これで全て終わるかというのは今のところなかなか断言できないのですけど、平成30年を目標にやっていくというところは間違いないところです。  以上です。 24 中村俊介委員 江平浜平線に関連して、1点まず確認させてください。こちら以前もちょっと質問したんですが、三原浜平線の話ございました。三原町側のニュータウンの計画がとまってしまって、それから複数の地権者の方との交渉において裁判になったというお話がありますけど、こちらのほうは将来的にはどのように市としてお考えなのか、まず1点お聞かせください。 25 桐谷道路建設課長 現在、江平浜平線については平成32年度を目標に事業を進めております。今言われた三原浜平線につきましては、それに接続する道路でございますけど、これが一定めどが見えた時点でないと、そこを2つを同時期に行うことはできませんので、この時期を見ながら次の路線については検討してまいりたいという形でございます。  以上です。 26 中村俊介委員 わかりました。それからもう一点ですが、先ほどのLEDの街路灯について、平和町の件です。こちらできればもうちょっと詳細といいますか、街路灯と街路灯の間隔であるとかそういったものがわかれば教えていただきたいと思います。 27 森尾土木維持課長 街路灯の間隔につきましては、一般的な例えば40メートル、あるいは商店街とか観光地の近くであれば25メートルというような規定を定めてます。今回のこの平和町については25メートルの間隔でつくっていこうというのがあります。それともう一つ、車どめを設置していこうと思っているのですが、そこの中でもフットライトをつくって、夜でも浦上天主堂の方向がわかりやすいとか、そういったこともあわせてやろうと思っていますので、今現在まだ商店街灯がついていたころに比べたら若干暗いイメージが残るかもしれませんけれども、夜の演出をしながら皆さん歩けるような道路を目指していこうと思っています。  以上です。 28 山本信幸委員 今の関連なんですけど、その街路灯25メートル間隔と言われたんですが、これは道路灯で設置するのか、歩道灯で設置する予定なのか、どちらをお考えなんですか。 29 森尾土木維持課長 道路につける場合は道路照明灯ということで、基本的には交差点とかいうところを現在つくっています。今回は歩道に設置する予定にしてますので、歩道のデザイン灯といいますか、通常言うところのデザイン灯の街路灯ということで設置を考えております。  以上です。 30 山本信幸委員 デザイン灯になるとよく論議になるのが、街路灯のいわゆる明かりの色だとか形状ですね。これについては地元とよく調整、協議を行ってやられたのですか。 31 森尾土木維持課長 この平和町の道路計画についてはワークショップをずっと開きながら、もう2年目ぐらいです。その中でも街路灯の配置とか、あるいは色というのは出てきております。通常は白色なんですけれども、白色がいいのかという議論があって、これは専門の先生たちに入っていただいたり、今まちなかのほうでやっている夜間景観の中の街路灯の色とか整合させながら、色はできるだけそこの町に合わせて余り白々ならないような形につくっていこうということで今作業を進めているところです。  以上です。 32 山本信幸委員 そしたら、今まだその形状、またその色合いについては最終決定ではなくて、今進めているという状況でございましたので、それについては今後まちづくりの夜間のいわゆる街路灯については景観問題で今地域設定をして決めていらっしゃって、今年度中に確定ということでございましたので、それとあわせて決めていくという理解でよろしいですか。 33 森尾土木維持課長 平和公園についてはもう先行してお話をずっと続けています。ですから、例えば色合いであったり、そういうものはもうほぼ決められてまして、先ほど言われた白々してない、オレンジ色まではいかないですけど、色をもうちょっと落としていくとか、そういうことで機種を選定しているところです。  以上です。 34 佐藤正洋委員 補正予算についても繰り越しについても具体的に説明がありましたので了解をしておりますけど、お願いと確認という意味で、どの工事もどこも一緒ですけど、早急に仕上げてほしいという願いだと思います。しかし、今からは現場の状況が非常に気候的にも悪くなってくるそういった中で、先日水道でのあの事故もあってるわけですから、ぜひ全体的なものとして、現場の担当者もいらっしゃるわけですから、会社宛てとか、現場の誰宛てとか文書でもってそういった事故防止の指導の徹底を図っていただきたいなという気持ちがありますけど、いかがでしょうか。 35 桐谷道路建設課長 今委員がおっしゃられたこと、私たちも危惧しているところでございまして、今業者との協議の場では指示書を交わすようにしております。指示書の中で、今回事故がありましたので、さらに安全管理には注意してくださいという形で各担当者を呼んでそういう形で指示しているところでございます。  以上でございます。 36 佐藤正洋委員 そのようにしてぜひ文書でこういったことは残しておく必要があると思いますので、事故があってはいけないわけですけれども、ぜひ無事故で完了できますようにご指導よろしくお願いしたいと思います。 37 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 38 本田土木部長 第8款土木費第3項河川海岸費における補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の34ページ、35ページをごらんください。下の段でございます。まず、第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費において、国の経済対策に伴い2,400万円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、35ページの説明欄に記載している1.【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)、1.江川川でございます。次に、その下でございますが、第4目県施行事業費負担金において、国の経済対策に伴い1,460万円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、35ページの説明欄に記載している1.河川海岸費負担金、1.急傾斜地崩壊対策事業費でございます。  次に、繰越明許費につきましてご説明いたします。  予算説明書の46ページ、47ページをお開きください。下のほう第8款土木費第3項河川海岸費において、今回増額補正をお願いする第2目河川改良費の江川川と、その下第4目県施行事業費負担金の急傾斜地崩壊対策事業費につきまして繰越明許費の補正をお願いするものでございます。理由は47ページの繰越事由の欄に記載いたしております。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 39 森尾土木維持課長 第8款土木費第3項河川海岸費につきましてご説明いたします。  委員会資料の27ページをお開きください。第2目河川改良費、【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)、江川川でございます。本事業は江川川の洪水被害を防ぐため実施しております。増額補正額は2,400万円でございます。1の概要ですが、国の経済対策に伴い平成29年度予定の事業を前倒し、降雨時に安全に流下できる河川断面を確保できるよう橋梁の整備を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  28ページをお開きください。ただいまご説明いたしました増額補正2,400万円につきまして、工事が年度内に完了しないことから繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いいたしますのは赤色の二重線で囲んでいる工事で、平成29年12月に完了予定でございます。  29ページをごらんください。第4目県施行事業費負担金、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費でございます。増額補正額は1,460万円でございます。本事業は県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するものでございます。1の概要ですが、国の経済対策に伴い県が追加で実施する急傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するものでございます。2の事業内容、3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  30ページをお開きください。ただいまご説明いたしました増額補正1,460万円につきまして、事業が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに位置図を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いいたしますのは、真浦(1)地区、田中(2)地区、けやき台地区の3地区と、新規箇所である若竹(4)地区、川平(1)地区の2地区、合わせて5地区でございます。31ページから35ページにかけましては、それぞれの位置図を掲載しておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 40 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。何かありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時46分=           =再開 午前10時48分=
    41 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 42 吉田まちづくり部長 第8款土木費第4項港湾費についてご説明いたします。  予算説明書の36ページ、37ページをお開きください。上の段になりますが、第2目県施行事業費負担金において、37ページの説明欄の1.港湾費負担金の1.港湾事業費につきまして、国の経済対策に伴いまして国や県が施行する事業に対する地元負担金1億7,712万5,000円を増額しようとするものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づきまして担当課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 43 谷口都市計画課長 それでは補正予算の内容につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づきご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。上段でございますが、港湾費負担金、港湾事業費といたしまして補正額1億7,712万5,000円を計上いたしております。1.概要でございますが、国の経済対策に伴い国及び県が実施する港湾事業に対して地元負担金を支出するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、表の左側から事業名、平成28年度事業費、その財源内訳を記載しております。なお、財源内訳の国費、県費、市費のそれぞれの事業費の下の欄には、あわせまして負担割合を記載しております。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。2ページから5ページにかけまして補正予算で行います事業予定箇所を示した位置図でございます。まず、2ページでございますが、国の直轄事業としまして、小ヶ倉柳地区において青色で表示をしております岸壁の改良、係船柱の新設及び取りかえが予定されております。  3ページをごらんください。同じく国直轄事業としまして、松が枝地区の松が枝国際観光船埠頭を50メートル延伸するための係留施設等の整備が予定されております。  4ページをお開きください。長崎県の事業としまして、松が枝地区の南側におきまして岸壁工事が予定されております。  5ページをごらんください。同じく長崎県の事業としまして、常盤・出島地区におきまして既存の駐車場の舗装工事などが予定されております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 44 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費及び第2目都市開発費並びに第6目公園費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 45 吉田まちづくり部長 次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費、第2目都市開発費及び第6目公園費についてご説明いたします。  予算説明書の36ページ及び37ページをお開きください。まず増額補正についてご説明いたします。  第1目都市計画総務費でございますが、37ページの説明欄の1.【補助】都市計画推進事業費の1.まちなか再生賑わい整備500万円につきましては、国の補正予算を活用し誘導サインの設置を行うものでございます。  次に、第6目公園費でございますが、37ページの説明欄の1.【補助】公園等施設整備事業費の1.中島川公園(出島対岸地区)1億2,960万円、2.鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)4,000万円、次の2.【単独】公園施設整備事業費の1.鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)1,200万円につきましては、国の補正予算を活用し園路の整備などを行うものでございます。その下の2.長崎市総合運動公園ほか1億6,500万円につきましては、長崎市総合運動公園の老朽化した野球場のスコアボードの改修などを行うものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の46ページ及び47ページをお開きください。46ページの表の下のほう、第5項都市計画費第1目都市計画総務費の【補助】都市計画推進事業費、まちなか再生賑わい整備でございますが、繰越事由につきましては47ページに記載のとおり国の2次補正予算に伴う事業が年度内に完了しない見込みであることによるものでございます。  次に、その下の第2目都市開発費の【補助】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区(予算補助)から、次の48ページの上から3段目の【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区までの5件でございます。繰越事由につきましては47ページ及び49ページに記載いたしておりますが、地権者との補償交渉に不測の日数を要したことなどにより工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しない見込みであることなどによるものでございます。  次に、48ページの表の中ほどより下のほうでございますが、第6目公園費の【補助】公園等施設整備事業費、中島川公園(出島対岸地区)から【単独】公園施設整備事業費、長崎市総合運動公園ほかまでの5件でございます。繰越事由につきましては49ページに記載いたしておりますが、県による先行工事がおくれたことや国の2次補正予算に伴う事業が年度内に完了しない見込みであることなどによるものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 46 向井まちづくり推進室長 まちづくり部提出の委員会資料の6ページをお開きください。【補助】都市計画推進事業費、まちなか再生賑わい整備として500万円の増額補正をお願いするものでございます。1の概要ですが、国の経済対策に伴う社会資本整備総合交付金を活用し、市民や観光客に対する案内機能の充実を図るため誘導サインの設置を行うものでございます。2の事業内容といたしましては、(2)の補正内容の欄に記載しておりますように誘導サインを10カ所設置する予定でございます。7ページに配置整備予定箇所の図を付しておりますが、図の黄色の部分10カ所が整備予定箇所でございます。6ページの一番下の欄に財源内訳を記載しておりますのでごらんいただければと思います。  次に、8ページをお開きください。繰越明許費につきましてご説明いたします。  【補助】都市計画推進事業費、まちなか再生賑わい整備につきまして、今回増額補正額と同額の500万円の繰り越しをお願いするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、増額補正に係る分の誘導サインの設置工事が年度内に完成できない見込みでありますことから次年度への繰り越しをお願いするものでございます。  私からの説明は以上でございます。 47 樋口東長崎土地区画整理事務所次長 委員会資料の9ページをごらんください。繰越明許費についてご説明させていただきます。  繰越明許額は上の表の各事業の段の二重線の枠内一番左の金額欄に記載しておりますが、1段目の【補助】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区(予算補助)は1億7,940万円、2段目の【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区は4,742万6,000円、3段目の【単独】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区は4億2,490万円、1つ飛びまして5段目の【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区は100万円でございます。  資料の10ページをごらんください。恐れ入ります向きを横長にしてごらんいただきたいと思います。【補助】及び【単独】の土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区の繰越予定箇所図でございます。図の右側が北で諫早市方面、左側が南で長崎市街地方面でございます。図の中で【補助】の繰越予定箇所は赤色の網かけ部分でございます。【単独】の繰越予定箇所は青色の網かけ部分でございます。繰越理由でございますが、地権者との補償交渉に日数を要したこと等により建物移転補償及び工事が年度内に完了しない見込みであるため事業費の繰り越しをお願いするものでございます。  資料の11ページをごらんください。【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区のうち東長崎縦貫線に係る繰越予定箇所図でございます。図の右側が北で諫早市方面、左側が南で長崎市街地方面でございます。図の左側、中ほどの赤色の実線約700メートルが本事業で整備する部分でございます。この東長崎縦貫線につきましては整備済みの区間より北側を4車線から2車線へ都市計画変更をするため、同意権者である国と協議を進めてまいりましたが、国との事前の調整に日数を要し年度内に予定していた建物調査、用地購入などが完了しないことから事業費の繰り越しをお願いするものでございます。  資料12ページをごらんください。【補助】及び【単独】の都市基盤施設整備事業費、東長崎地区のうち(仮称)中里中央公園に係る繰越予定箇所図でございます。図の上が北で諫早市方面でございます。整備予定地は図の真ん中あたりの赤色の網かけ部分で、国道34号と長崎自動車道に挟まれたつつじが丘団地の東側になります。この公園の整備につきまして地元と調整をいたしてきましたが、この調整に日数を要したことにより用地購入などが年度内に完了しない見込みであるため事業費の繰り越しをお願いするものでございます。なお、本公園につきましては平成30年度に完成予定となっております。  恐れ入りますが、資料9ページにお戻りいただきたいと思います。下のほうの表の米印の1.【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区の財源の変更についてご説明いたします。  この事業費につきましては、表の太枠内の内示減額の欄に記載のとおり国庫支出金でございます国交付金の当初内示額が補助ベースで480万円の減額となっておりました。この内示減額分は国の2次補正予算によりまして全額復活しましたが、これに伴い地方債の起債充当率が当初の90%から100%へかさ上げされましたことから、小計欄に記載のとおり地方債の額が40万円の増額となる一方、一般財源につきましては40万円の減額となっております。  私からの説明は以上でございます。 48 芝長崎駅周辺整備室長 引き続き資料の9ページをごらんください。第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費の繰越明許費のうち、長崎駅周辺整備室所管分につきましてご説明いたします。  表の上から4段目、【単独】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区4,992万2,000円の繰り越しをお願いするものでございます。繰り越しの理由といたしましては並行工事業者との調整に不測の日数を要したことにより上水道施設工事の着手がおくれ、工事が年度内に完了しないことによるものでございます。  13ページをお開きください。今回繰り越しをお願いしようとする箇所の位置図でございます。後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 49 川原みどりの課長 私からは第6目公園費につきましてご説明させていただきます。  委員会資料の14ページをお開きください。事業名、【補助】公園等施設整備事業費、中島川公園(出島対岸地区)、補正額は1億2,960万円でございます。1.概要でございますが、国の経済対策に伴う社会資本整備総合交付金を活用し、土地取得特別会計にて先行取得しておりました土地の買い戻しを行うものでございます。2.事業内容ですが、今回の補正で行う内容は先行取得を行いました2筆、面積375.45平方メートルの買い戻し並びに土地の鑑定評価を行うものでございます。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  15ページをお開きください。平面図中赤色で着色しております箇所が今回の補正対象としている土地の区域でございます。黄色で着色しております箇所は平成28年度当初予算で既に買い戻しを完了している区域、それから緑色で着色している箇所は平成29年度に買い戻しを予定している1筆で、中島川公園、出島対岸地区の買い戻しはこれで終了する予定ですが、今回の国の経済対策では要望額に対し満額の内示ではございませんでしたので、緑色部分まで対応できなかったことから来年度の買い戻しを予定しているところでございます。  恐れ入りますが、22ページをお開きください。繰越明許費についてご説明いたします。  中島川公園につきましては、今回の補正額ではなく当初予算の事業費繰り越しをお願いするものでございます。表の1段目と3段目に記載しております【補助】公園等施設整備事業費、中島川公園及び【単独】近隣公園整備事業費、中島川公園につきましては長崎県が実施しております護岸工事が明治期の荷揚げ場の発掘等によりおくれが生じたことに伴いまして長崎市の工事が年度内に完了しない見込みであるため、表に記載した額の繰り越しをお願いするものでございます。  23ページをお開きください。繰り越しの対象箇所を赤色で着色しておりますのでご参照いただきたいと思います。  恐れ入りますが、資料16ページにお戻りください。続きまして、事業名、【補助】公園等施設整備事業費、鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)、補正額は4,000万円、【単独】公園施設整備事業費、鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)、補正額は1,200万円でございます。1.概要でございますが、国の経済対策に伴う社会資本整備総合交付金を活用し、鍋冠山公園とグラバー園方面を結ぶ園路の整備を行い、歩行環境の改善と回遊性の向上を図ろうとするものでございます。2.事業内容でございますが、今回の補正で行う内容は既存の横断防止柵や階段を撤去したのち、手すりや板石舗装の整備及びベンチの設置などを行うものでございます。グラバー園方面から歩いて来られる方にお聞きした中では、手すりがなく、また暗い感じなので歩きたくない、階段がコンクリートで滑りやすい、道がわかりにくい、そういったご意見を受けております。私どもも実際歩く中では園路が木に覆われていることもございまして、薄暗く、また歩道部はコケが生えやすい環境ですので今回の歩道整備に合わせまして樹木の剪定も少し行うことにしております。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  17ページをお開きください。上段は位置図、下段は平面図でございます。平面図の上側がグラバー園方面となります。緑の線が公園区域、赤で着色している部分が今回補正対象としている整備箇所でございます。手すりは階段延長の約160メートル、滑りどめのスリットを入れました板石舗装面積は約320平方メートル、ベンチは展望台の1階部分と屋上部分に合計で10基、それから駐車場は空きスペースを活用し5台整備することとしております。なお、駐車場につきましては平成28年度当初予算で展望台の下隣、図面中では5台の駐車場整備を予定しております。左側になりますが、15台を整備しております。展望台につながります園路の登り口にあるこれまでの駐車場と合わせますと今回補正で整備する5台を加えまして31台となる予定でございます。  18ページをお開きください。上段写真の赤い点線で囲んだ範囲が園路の部分となります。中段から下段の写真は階段舗装や手すり、ベンチのイメージ図でございます。展望台屋上のベンチはイメージ図では転落防止柵に近い場所に描いてますが、実際には防止柵から1メートルほど離し安全を確保したいと考えています。また、屋上のベンチを18ページの一番右下にありますような平型のベンチにした場合は足をかけて柵を乗り越える、また通行の邪魔になるといった問題がありますので軽く腰をかけるような形態としてます。  恐れ入りますが、22ページをお開きください。繰越明許費についてご説明いたします。  表の2段目と4段目に記載しております【補助】公園等施設整備事業費、鍋冠山公園展望台及び【単独】公園施設整備事業費、鍋冠山公園展望台につきましては、国の2次補正に伴う事業が年度内に完了しない見込みであるため補正額全額の繰り越しをお願いするものでございます。  恐れ入りますが、19ページにお戻りください。続きまして、事業名、【単独】公園施設整備事業費、長崎市総合運動公園ほか、補正額は1億6,500万円でございます。1.概要でございますが、長崎市総合運動公園において老朽化した野球場のスコアボードの改修及び陸上競技場内のトイレの洋式化、空調設備の改修を行い、施設機能の維持と利便性向上を図ろうとするものでございます。2.事業内容のうち、まず野球場スコアボードの改修でございますが21ページ上段の写真をごらんください。現在のスコアボードは平成10年に設置したもので18年経過しておりますが、得点やチーム名が表示できないなど不具合が生じております。この写真の赤で囲んだ拡大したところなんですけど、欠けたり、つかなかったりという状況であるということでございます。部品が古くなって入手できず、修理も難しい状況になってるということでございます。このように利用者の方に迷惑をかけていること、また来年8月には軟式野球の国体予選の九州ブロック大会が開催予定でございます。大会運営に支障を来さないよう今回補正をお願いしようとするものでございます。  恐れ入りますが、19ページにお戻りください。野球場のスコアボードの改修内容としましては既存ボードの撤去、それから新しいスコアボードの製作、設置、それと設置面の下地補強を行うもので1億4,900万円を計上しております。スコアボードの表示につきましては現在電球式となっておりますけれども、この形式は既に製作されておりませんので磁気反転式を考えております。これは数センチメートルの着色された板のようなものがくるくる回転しまして、それらが集合体となってゼロとか9とか選手名を表示できるものでございます。このほかにはLED方式もございます。それぞれ長所、短所がございますけれども、簡単に申し上げますとLEDは夜間の視認性がいい、ただ電気代は高い、磁気反転式は昼間の視認性がよく、電気代は安い、こういった特徴がございます。ナイター設備があるところではLED、それからナイター設備がないところでは磁気反転式が多く採用されているといった傾向がございます。かきどまり野球場には夜間照明施設がないということでございますので、昼間の視認性及び電気代の観点から磁気反転式を採用しようとするものでございます。なお、製品価格といたしましても一般的にはLEDが磁気反転式より高価となっております。次に、陸上競技場選手用更衣室の改修でございますが、長崎市はラグビーワールドカップ2019のスコットランド代表チームの準備キャンプ地に決定しています。また今後いろいろなキャンプや大会誘致を進める中におきまして、施設の改善が必要であると考えております。特に更衣室内にあるトイレは和式が多くなっておりまして、また入り口が狭く体が大柄な国内、国外のスポーツ選手にとりましては大変使いづらい状況となっております。加えまして、まだ決定された内容ではございませんけれども来年6月に日本代表とスコットランド代表のチャリティーマッチが熊本で予定されております。その事前に長崎市でのミニキャンプも想定されます。以上のことから今回補正をお願いしたいというものでございます。改修の内容でございますが、更衣室は男性用と女性用が対になっておりまして、陸上競技場の両端に1カ所ずつございます。したがいまして男性用は2室、女性用が2室になります。更衣室内のトイレは一つ一つのブースが狭い状況でございますので、3基分のスペースで2基分を確保するということと、合わせて和式から洋式に変更したいと考えております。空調につきましても現在設置しておりませんので1室に2台、4室で合計8台設置いたします。これらの費用といたしまして1,600万円を計上させていただいております。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  20ページをお開きください。平面図の中に赤色で着色している部分が今回補正対象としている箇所でございます。横長にして見ていただきますと右側が野球場のスコアボードの位置、左側が陸上競技場内にある選手用更衣室となります。  21ページをお開きください。先ほどの現況写真でございますけれども、こちらの下段のほうは陸上競技場選手用更衣室内のトイレの写真になります。和式で入り口が非常に狭い状況になっております。  22ページをお開きください。繰越明許費についてご説明いたします。  表の5段目に記載しております【単独】公園施設整備事業費、長崎市総合運動公園ほかにつきましてはスコアボード並びに更衣室のトイレ改修工事に日数を要し、年度内に完了しない見込みでありますので補正額全額の繰り越しをお願いするものでございます。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議をお願いいたします。 50 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 51 吉原日出雄委員 2点ほど。今の説明でありましたかきどまり球場です。夜間照明があそこはないです。夜間照明を設置する考えはないのかを一つと、それとトイレは最近和式はほとんどどこにもないですよね。最近高速道路のパーキングでもトイレはほとんどウォシュレットになってます。だから特にかきどまり球場に限らず国際観光都市の観光地のトイレはやはりウォシュレットを整備する考えがないかどうか、そこも含めてお願いします。 52 川原みどりの課長 かきどまり野球場の夜間照明の件でございますけど、大橋のビッグNのほうは夜間照明がございます。そういう意味ではこのかきどまり野球場につきましては、夜間照明をつける考えは今のところ持っておりません。  それからトイレのウォシュレットでございますけれども、ご指摘のとおりトイレの環境の改善というのは特に観光客の方にとってみれば非常にプラスになってくる面だと思っております。何箇所かウォシュレットをつけているところはございますけど、特に観光客が多く来られて、それから施設管理者がいてきちんと管理ができるところにつきましては今後ウォシュレットについても考えてまいりたいと思っておりますが、管理者がいないところにつきましてはなかなか衛生的な面も含めまして管理できないところがあるものですから、そういった部分に絞りましてこのウォシュレットについては検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 53 吉原日出雄委員 まずは夜間照明ですけど、長崎は雨が多いです。天気のいい日は単純な話昼夜2回できるんですよ。やはりビックNと違って小規模、中規模、式見から滑石に行くとき園田グラウンドがありますよね。あそこも実はナイター設備の要望がかなりきているのですよ。やはり小規模のグラウンドそれと中規模というのは使い勝手がいいですよね。ビッグNなんて大々的に2チーム3チームでやるときなんかあの施設は使いにくいですよね。だから私はやはり夜間照明については、いろいろな観点で前向きにちょっと検討をしていただきたいという要望にしておきますけど。トイレにつきましても、やはり長崎の観光のイメージアップにもつながりますので、球場に限らずやはりウォシュレット化というのは、ほとんど高速道路のパーキングのトイレきれいです。だからそれも前向きに検討していただきたいと要望に付しておきます。 54 佐藤正洋委員 今の関連で質問ですけど、ナイターをつける計画はないということですけど、今はそうかもしれません。しかし、今説明があったとおり、そのスコアボードにかえたら絶対つかないということですから。さっきの説明からいえば、ナイターがないからこっちのほうのスコアボードを使うということですから、それを設置するということはもうそれがある間、例えば十何年間はナイター設備はつけないよということの根拠になってくるわけです。やはり先ほどから話があったとおり市民が使うそういうところにはやはりナイター設備をして、すぐにできないにしてもそういうことを先取りして、そしてこのスコアボードも高いか安いか知りませんけど、やはり先を見たところでやるべきだと私も思います。それと言われた九州大会をやるとかいうときはいつもビッグNとかきどまり野球場でやるじゃないですか。そのときにビッグNはよかけど、かきどまり野球場ではもうされんばいということでは長崎のイメージもダウンしますよ。トイレにしても、グラウンドとか公園を全部管理する人がおるわけですから、そういう者に仕事の分量を広げてやればできるわけですから、もっと積極的に前向きにやってもらえんですか。どうなんですか。部長、思い切ってやらんばさ。どうですか。 55 吉田まちづくり部長 先ほどLEDと磁気反転式のご説明をいたしましたが、磁気反転式が必ずしも夜間では使えないということではなくて、視認性の部分でLEDのほうがみずから発光するわけですから、より鮮明に見えるという部分はございますけれども、磁気反転式であってもその後ナイター照明を仮に設置したとしても、視認性が格段に劣るかといったらそういうことではないと思っておりますので、これをもってナイターを全く今後考慮しませんということではございません。  今後は野球場等の需要等も踏まえながら、ナイター設備の設置の可否については検討させていただきたいと考えております。  以上でございます。 56 佐藤正洋委員 さっき言うようにビッグNとかきどまり野球場ということで二枚看板で長崎はやりよるわけですから、かきどまり野球場に抽せんで当たったて言ったら、一流選手があっちには行きとうなかなと、国体予選、九州大会ていうところで、そんなイメージは私はやるべきでないと思うんですよ。県に負けんごとやると言いよるとですからやらんば。そういうことで検討してもらいたいと思います。  それから18ページ、鍋冠山公園、私も土曜日に行ってきました。立派にできております。本当に上等すぎるほどよくできとるとですけれども、あの左のほうの駐車場、あれはいつオープンするんですか。もうできとるごたっとですけど、いつごろから供用開始になるんですか。 57 川原みどりの課長 左側の駐車場につきましては確かにご指摘のように基盤のほうは完成してるのですが、今ある駐車場のところから登る園路が狭いもんですから、拡幅する工事を今予定しております。今3.5メートルありますけど、7メートルまで広げて、上の駐車場に行けるように車が相互通行できるように園路を広げることを予定しておりまして、その工事が今から実際実施するとその資材置き場等も利用するものですから、完成としては2月末か3月ぐらいになる予定です。最終的に舗装して終わるのはその時期を予定しております。  以上でございます。 58 佐藤正洋委員 わからんではないですけれども、車で実際は行けるとですね。行こうと思えば行けるとです。ただ駐車場がオープンになってないけん行けんだけの話で。やはり、そういうことは工事の工程というか、駐車場はできた、手前の道路ができとらんけん使われんとかさ、なんか工程が悪かじゃなかですか。だけん、そういうことは同時並行でやっていって、オープンのときに一遍にオープンにするとか。ぜひ考えてほしいと思います。非常に上等やけん、余り上等すぎると私は思うとっとですけど、とにかくせっかくやるんですから、道路も一遍にやってもらえれば非常にいいと思います。  それから階段のところ、さっき説明があったとおり支障木とは言わんですけど、思い切って切ってやらんとこの前行ったときもそうでしたけど落ち葉があって、やはり階段で滑るとかそういうようなこともありますから、思い切って広くカットしてほしいなと要望をしておきたいと思います。  以上です。 59 山本信幸委員 先ほどの佐藤委員の関連で野球場のスコアボードの改修の件でありますけど、ちょっと確認をしたいのですが、この磁気反転式とLEDの部分で比較設計を多分やられておると思います。これ維持管理費も含めて比較設計をされた上で今磁気反転式をやろうという形だと思いますが、まずその差額は幾らぐらいですか。 60 川原みどりの課長 このLEDと磁気反転式の比較でございますけれども、見積もりをいただいた中では、まずLEDのほうが5,000万円ほど高い値段になっております。電気代につきましても、磁気反転式と比べると10倍くらいかかるということです。ただこれらの標準の運用期間であるとか、あるいはメンテナンス、そういったものはほとんど変わらないような状況でございますけれども、要するに製品価格は5,000万円ぐらい差があるということと、その電気代が磁気反転式のほうが安いということで、そういうことも比較検討したということでございます。  以上でございます。 61 山本信幸委員 通常LEDにすると管理がいいということで長期的に見ると電気代とか管理面で修繕が不要であるというようなことがあるのでLEDを使う、いわゆる10年、20年先のことを考えてLEDを通常使う。また一般的には今LEDが多分進んでいるので、そちらのほうが出ているのではないかと思うのですが。従前も放送設備とか、いろいろものを当時あるやつで一番安いやつを使って、その後使われなかったというのがかきどまりはよくあってて、それで改修せんばいかんという話がよくあってます。そういう意味でいくと、先ほども各委員から指摘があってますが、将来的に見たところで判断していただかないと、今5,000万円がどうなのかという部分の話だけで、比較をされるというのはこれはいかがなものかと考えます。そういう意味でLEDがどうなのか、これはやはり10年20年先のことを見据えた上でしっかり比較をされて検討をしていただきたいと思います。それとトイレの話も、これは先ほどからいろいろ出てて、どうあがいても基本はやはりウォシュレットですよ。特に先ほどから外国人の方が来られて、スコットランドの方が来られて、世界的な方が来られるという上での話があったらそういう意味ではやはり特別ですよ。維持管理もわかります。おっしゃることもわかります。わかりますが、やはりここの場合はほかに松山とかあっちこっち別のところを考えているわけでなくて、かきどまりを重点に今長崎市のスポーツ施設は考えられているわけですから、そういう意味で今回手を入れるということですから、手を入れるときにしっかりしたものの手を入れるという部分については、それに対していろんなとこで反論はないと思います。だからそういう意味で、しっかりしたものを一番させたものをそこは整備するというやはり発想に立つべきだと逆に思います。それは、長崎のほかへの発信に逆につながって、そこへスポーツの方が観光でまたここで長崎で大会をしたいという部分に逆につながってくるんではないかと。そういう意味での整備の仕方、10年先を見た整備の仕方、発信がやりやすい整備の仕方というのをぜひやっていただきたいと思います。その部分は予算の執行残も考慮しながらぜひやっていただければと思います。ちょっと話は戻ります。ほかの部分については質問をさせていただきたいと思っております。  まず6ページです。まちなか再生賑わい整備ということでサインとございます。これについてはデザインは決めていらっしゃるのでしょうか。 62 向井まちづくり推進室長 ご質問の案内サインのデザインですけれども、7ページをごらんいただきたいのですが、7ページの下のほうに左側に地図式の3基並んだもの、真ん中が方向を示す茶色のものです。このデザインについては今統一したものをずっと使っております。今回整備予定のものもこのデザインと合わせたものということで取り組む予定でございます。 63 山本信幸委員 これ実はうちの近所にも同じようなものがあって、いわゆる見にくいとか設置場所、ほかの支柱と合わせてそばに設置されているがゆえに見えにくいとかいう問題もあります。ぜひ合わせるということでございますが、微妙に見せ方というのは、まず設置の仕方、またデザインの形状については全てを変えろというわけではございません。これをベースにしつつもいろんな専門家の方と相談した上でより発展をさせていただきたい。よく過去の形状をそのままするということはございますので、そういうことではなくてそれをベースにして、より見やすい方法はないかということを常に検証しながらデザイン決定をもう一度していただきたい。せっかく予算づけてやられるのでもう一度していただきたい。これ意見として申し上げます。  13ページ、土地区画整理事業ですけど、長崎駅周辺地区の土地区画整理事業ですが、これは今上下水道がいわゆる施工工事費が負担金でしょうけど、これ上下水道の工事はもう発注は終わっているのですか。全くしてない状況でしょうか。 64 芝長崎駅周辺整備室長 駅周辺の図面で言いますと下側、西側から先行的に在来線の高架開業を目標としてやっているわけでございまして、特に道路の部分に埋設されるインフラ関係、それは上下水道であったり、雨水渠であったり、そういったものについて今やっているところでございまして、委員ご質問の水道工事につきましては、もう既に発注をされているというところでございます。  以上でございます。 65 山本信幸委員 工事も発注済みで、やはり工期がおくれているということになれば埋設管の場合は、実にその負担が業者のほうにもかかってきますので、その部分は考慮しながら早目に工事着手できるような形をとっていただきたいと思います。 66 芝長崎駅周辺整備室長 図面の赤でお示しした部分が繰り越しの部分でございますが、この部分に関してはまだ発注されておりません。ほかの部分で発注された部分はございますけれども、これはまだ発注されておりません。今年度末に発注をしまして夏ごろには完了すると考えております。  以上です。 67 山本信幸委員 すみません、質問の仕方が悪かったのか、それを最初から聞いていたんですけど。  続きまして、16ページ鍋冠山公園の件です。これ2点ほどございます。その板石が先ほどちょっと話の中で歩きにくいから、コンクリートは滑りやすいからということで板石ということを聞いたのですが、板石で滑りどめの効果があるというのは聞いたことがないので、いわゆる化粧で板石をするというのはよくあるパターンなんですが、滑りどめ効果で板石をするというのは聞いたことがないので、形状的に滑らないような形状だということは当然だと思っています。板石をやると逆に物によっては滑りやすいとか、物によっては歩きにくいと、よく一般的に言われるのは歩きにくいというのがございますので、そこは板石の加工の仕方であるものの、そこは十分に注意をしていただきたいと思いますが、その辺について何か考えていることはありますか。 68 川原みどりの課長 板石につきましては滑りどめのためにスリットを入れる予定で考えております。要するに縦の方向に目地のようなスリットを入れまして、滑りにくい形にしようということです。それから板の形ではでこぼこしたものでなくて、きちんとしたフラットな板石を使ってまいりたいと。あとはデザイン性を考えてまいりたいということでございます。  以上でございます。 69 山本信幸委員 スリットを入れるというのは舗装工事でもそうなんですけど、滑らないようにということで舗装工事でスリットを入れたんです。これスリットは潰れのもとになって、欠け破損のもとになったんです。いわゆるそういう意味でいくと注意をしてください。しっかりとそういうことも検証しながら入れてください。発想的にはいいと思っておりますので注意はしてください。あとベンチの件なんですが、これベンチ見るとこういうのばかりではないということのイメージ図だということでありました。これ、腐りにくい昔、木製のやつがはやっていたりしてたんですが、これについてはしっかりと腐りにくいやつを使うべきだと。そして長期的であり安価なものを使うべきであると思っとるのですが、その辺はどのようにお考えですか。 70 川原みどりの課長 ベンチにつきましては材質としましてはステンレスです。その関連の材質を使う予定でして、耐久性を考えたものをやっていきたいと思っております。  以上でございます。 71 山本信幸委員 私が言ったのは周りの材質でなくて座るとこの材質、全部がステンレスというわけではないと考えておるのですが、いかがですか。
    72 川原みどりの課長 座面につきましては合成木材を予定しておりまして、要するに耐久性です。価格の面でも一番安い材料を今選定しております。  以上でございます。 73 大石史生委員 またかきどまりに戻りますけど、一つはかきどまりを改修をするという補正が組まれた経緯というのが、ラグビーのワールドカップのミニキャンプとか軟式野球の九州ブロック大会があるとかそういった理由でしたけれども、ここのかきどまりの総合運動公園というのは市民が幅広くいろんな種目で使っている競技場だと思うんです。そういった方たちの意見というのはどのように集約されているのかなと思って、そこまずお尋ねしたいと思います。 74 川原みどりの課長 かきどまりにつきましては利用者のアンケートとしましては、アンケート用紙を置いて利用者からのご意見を聞くという方式をとっております。実際は街灯が切れているとか、たばこの煙が臭いとか、そういったご意見は結構あるのですけれども、施設全般につきまして幅広い要望があるかというと今のところ多くない状況です。  以上でございます。 75 大石史生委員 私もここにはよく行くんですけど、そのアンケート用紙がどこにあるかというのがちょっとよくわからないんです。回収率とか、いろいろもう少ないんじゃないかなとは思うんですよ。そこがどこにあるのかとか、そういったところを少し考えていただいて利用する方は圧倒的に市民の方が多いのですから、その辺を少し改善をしていただけないかなとそういうことで要望をしておきます。  それから鍋冠山公園のところです。ここは先日の一般質問の中でも中村委員のほうからいろいろ指摘があったと思うのですけれども、世界遺産が見えますね。ここで、ちょっと県外の方を案内したときに、結局世界遺産の場所が少しわかりにくいというか、あのクレーンのほうはライトアップされてますよね。ただ端っこに行ってグラバー園はどれがどの施設かちょっとわからないと。あそこから5つか6つぐらいは見えると思うので、それを案内する方法がないのかなと思いますけど、その辺はいかがでしょうか。 76 川原みどりの課長 展望台のところに、実はこちらを見ると例えばグラバー園であるとか、なかなか見えないのですが軍艦島のほうはこちらの方向だと見えるとか写真を置いて表示しているのですが、まだなかなかわかりにくい点があるかと思います。観光施設の場所がわかるようなことも前はちょっとあったんですけど、今は撤去してそれがなくなっているものですから、その設置に向けて文化観光部のほうで検討しておりますので、そのような中で私どもも少し意見を言いながら設置できるようにやってまいりたいと考えております。  以上でございます。 77 大石史生委員 そしたら一応、夜暗くて案内が見えないとか、そういった問題点もあるので、その辺も含めて改善をしていただきたいなと要望をしておきます。  最後です。予算書の47ページの東長崎の平間・東地区の土地区画整理事業ですけど、ここでまず繰越理由として、地権者3名との補償交渉に不測の日数を要したことなどにより工事の着手がおくれ云々かんぬんとありますけど、次の48ページ、49ページの繰越明許の繰越事由には建物の移転補償というのが加わってきているんです。この違いというのは先ほど山本委員が地権者の、工事が終わるのかという旨を前の所管で質問していますけれども、ここは要するに47ページ、49ページの部分は年度内に終わる予定があるのかとその辺をお聞きしたいのですけど。 78 樋口東長崎土地区画整理事務所次長 今ご指摘いただきました47ページの補助の部分とそれから49ページの単独の部分でございますが、いずれも今地権者の皆さんとの交渉がなかなか進んでいないという状況で、年度内完了は難しい見込みであるという状況でございます。  以上でございます。 79 大石史生委員 年度内に終了しないという見込みというのはわかるんですけれども、これ終了する見込みはあるんですか。 80 樋口東長崎土地区画整理事務所次長 現在施工いたしております平間・東地区につきましては平成14年度に事業を開始いたしまして、現在15年目となっております。私どもとしては本年度平成28年度をもって概成、おおよその区域内の工事を完了いたしたいと取り組んでまいりましたが、ここに今繰り越しで上げさせていただいておりますように事業が最後の段階にきているというところで、今残っている整備が終わってないところはほとんど交渉が済んでいないところだけが残っているという状況でございます。しかしながら、この区域内の工事が全部終わりませんと地区内の区画整理が完了いたしませんので、私どもといたしましては今回繰り越しをお願いさせていただいておりますので、平成29年度をもって残りの交渉が済んでない部分につきましても地権者の皆さんと交渉させていただき協議を進めましてから完了したいと考えております。 81 大石史生委員 土地区画整理事業についてはさまざまいろいろなものがありますけど、やはり地権者の合意というのが一番前提で進めるときから進めていくというのが大切なことじゃないかなとそのように思います。ずっと進めていくということで、そこで意見が食い違うわけですから納得しない部分があってこうなっていると思いますので、土地区画整理事業だとかそういった生存権にかかわってくる問題だと思うんですよ。そういう問題はしっかりと理解を得てからやるというのが大前提だと思いますので、そこは強調しておきたいと思います。  以上です。 82 中村東長崎土地区画整理事務所長 地権者の合意という件では都市計画決定を行って地元説明会を開催し、この事業の縦覧も行ってやっております。ですから個々の地権者においていろいろなご意見もあるかと思いますけど、そういう手続を踏まえた上で我々事業を開始したという経緯もございますので、その点も踏まえて進めていきたいと考えております。  以上です。 83 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時46分=           =再開 午前11時48分= 84 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第3目街路事業費及び第7目県施行事業費負担金の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 85 本田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費における土木部所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の36ページ、37ページをお開きください。36ページの一番下、第7目県施行事業費負担金において、国の経済対策に伴い800万円の増額補正をお願いしようとするものでございます。内容といたしましては37ページの説明欄に記載している1.都市計画費負担金、1.社会資本整備総合交付金事業費でございます。  次に、繰越明許費につきましてご説明いたします。  予算説明書の48ページ、49ページをお開きください。48ページの中ほど、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、新地町稲田町線、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、銅座町松が枝町線(銅座工区)、【単独】都市計画街路整備事業費、地方道路等整備事業費、第7目県施行事業費負担金のうち都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費の土木部所管分につきまして繰越明許費の補正をお願いするものでございます。理由は49ページの繰越事由の欄に記載いたしております。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 86 桐谷道路建設課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、道路建設課所管分についてご説明いたします。  委員会資料の36ページをお開きください。第3目街路事業費の繰越明許費一覧表を掲載いたしております。詳細につきましては37ページと38ページの図面により説明させていただきますが、図面中の学校名については旧学校名で記載いたしております。まことに申しわけございません。なお、繰越明許費一覧表の一番下の【単独】都市計画街路整備事業費、地方道路等整備事業につきましては、一番上の【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、新地町稲田町線とあわせて説明させていただきます。  まず、37ページをごらんください。新地町稲田町線でございます。本路線は十善寺地区の交通と居住環境の向上を図るために事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは赤丸でお示ししている箇所の工事でございます。繰り越しの理由といたしましては埋蔵物の出現に伴い関係機関と調整した結果、発掘調査及び記録保存に不測の日数を要したことにより工事が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は補助事業の工事が1,550万円、単独事業の工事が600万円で、平成29年8月に完成予定でございます。  次に、38ページをごらんください。銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。本路線は銅座川プロムナードの主要事業であり、交通環境の改善、防災機能の向上を図り、水と緑に親しむ都市空間を創出し、にぎわいのあるまちづくり事業を進めております。今回繰り越しをお願いいたしますのは赤丸でお示ししている箇所の用地費及び補償費でございます。繰り越しの理由といたしましては、権利者1名の土地の境界確定に不測の日数を要したことにより用地買収及び建物移転補償が年度内に完了しないため繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は4,200万円で、移転につきましては年度内に契約し、平成29年12月に完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 87 松浦土木企画課長 続きまして、土木企画課所管分についてご説明いたします。  委員会資料の39ページをお開きください。第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の補正予算についてご説明いたします。増額補正額は800万円でございます。1の概要ですが、国の経済対策に伴い、県が施行する社会資本整備総合交付金事業に対して地元負担金を支出するものです。2の事業内容は記載のとおりですが、(2)の11月の増額補正は用地補償1件を追加するものです。3の財源内訳は記載のとおりです。  40ページをお開きください。次に、繰越明許費でございますが、ただいまご説明いたしました増額補正800万円につきまして用地買収、建物補償が年度内に完了しない見込みであるため繰り越しをお願いするものでございます。ページ中ほどに図面を掲載しております。今回増額補正及び繰り越しをお願いするところは赤色の二重線で囲んでいる事業で、平成29年12月に完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 88 吉田まちづくり部長 第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の48ページ及び49ページをお開きください。表の下のほう第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金のうち、まちづくり部所管分は都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費の一部及び都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費でございます。繰越事由につきましては49ページに記載いたしておりますが、県施行事業が年度内に完了しない見込みであることによるものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 89 芝長崎駅周辺整備室長 まちづくり部提出の委員会資料の24ページをごらんください。第7目県施行事業費負担金の繰越明許費につきましてご説明いたします。  これは県が施行しますJR長崎本線連続立体交差事業が年度内に完了しないため、本市の負担金について表に記載のとおり都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費で2,625万円、都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費で1,500万円、合計で4,125万円の繰り越しをお願いするものでございます。繰り越しの理由といたしましては、国の2次補正予算に伴います用地補償におきまして、相手方との交渉に時間を要し年度内に移転が完了しないことによるものでございます。  25ページをごらんください。連続立体交差事業の平面図に繰り越しの箇所を示した位置図でございますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 90 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時56分=           =再開 午前11時57分= 91 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 92 吉田まちづくり部長 第8款土木費第6項住宅費の繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の48ページ及び49ページをお開きください。表の下から2段目、第6項住宅費第2目住宅建設費の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地でございます。繰越事由につきましては49ページに記載いたしておりますが、事業間で交付金の調整を行い、事業計画を見直したことにより工事が年度内に完了しない見込みであることによるものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 93 神近住宅課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料に基づきご説明させていただきます。  委員会資料26ページをごらんください。【補助】公営住宅建設事業費、大園団地の繰越明許額6,700万円でございます。補正の理由でございますが、大園団地は長崎市北部の滑石地区にある団地でございまして、平成21年度から建て替え事業を行い、現在第3期の工事を実施しているところでございます。平成28年度におきましては、国からの補助金であります社会資本整備総合交付金の内示額の低減が示されたため、平成28年度に予定しておりました道路・歩道ほか整備工事に関しましては執行を見送っておりました。その後、同じ交付金枠内のほかの事業の進捗の事業間での調整を行い、事業計画を見直したことにより工事が可能となったものでございます。工事発注が現時点になったことに伴い、道路・歩道工事ほか整備工事が年度内に完了しない見込みであるため事業費の繰り越しを行うものです。平成28年度の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地の予算現額3億7,500万円のうち、道路・歩道ほか整備工事に係る6,700万円を繰り越そうとするものでございます。26ページ下段の図は大園団地の位置図を示しております。  27ページをごらんください。大園団地計画図でございます。図中の赤色で着色した部分の道路・歩道ほか整備工事について今回繰越明許をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 94 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時1分=           =再開 午後0時2分= 95 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時2分=           =再開 午後0時8分= 96 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  これより、第137号議案「平成28年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。  何かご意見はありませんか。 97 大石史生委員 ただいま議題となっております第137号議案「平成28年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」について、反対の立場から1点指摘しておきます。  土地区画整理事業の平間・東地区ですが、この繰り越しが出ていますが、これは繰越事由でも述べられていますが地権者の合意をもらえないまま進められたのが明白だと思います。区画整理事業は地権者の合意が大前提であると考えると、このように主張をして討論を終わります。 98 山本信幸委員 第137号議案「平成28年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」について、公明党会派を代表して意見を申し上げます。  この内容の中の長崎市総合運動公園ほか整備工事の中で、既存ボード等の撤去・製作・設置・下地補強等を含めました野球場のスコアボード改修、またトイレの洋式化等につきまして、最新式の10年後20年後を将来的な活用、また長崎市から発信し、スポーツ大会を長崎市に呼び込むという指針を持って、最新式のものを整備するべきだということ、ナイター設備も含めまして将来的な長崎市のあり方として考えた上で整備をすることを意見と申し上げて賛成の立場の討論とさせていただきます。 99 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第137号議案「平成28年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」のうち、本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 100 向山宗子委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時11分=           =再開 午後1時0分= 101 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  陳情第5号「長崎市・琴海町市町村建設計画等の推進に関する陳情について」を議題といたします。  なお、陳情人から趣旨説明を求めるため、参考人としてご出席をいただいております。  参考人入室のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時1分=           =再開 午後1時2分= 102 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。
     委員会を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。参考人の方におかれましては、ご多忙中のところ、本委員会にご出席いただきましてまことにありがとうございます。  本日の審査の進め方ですが、初めに参考人の方から趣旨説明を受け、次に参考人の方に対しまして質疑を行います。参考人の方は委員長の許可を得てマイクを使って発言をお願いいたします。また、委員に対しては質問をすることができないことになっておりますのでご了承をお願いいたします。  まず、参考人の自己紹介をお願いいたします。 103 濱田参考人 琴海地区連合自治会長の濱田壽一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 104 相川(哲)参考人 こんにちは。今形上地区、小学校校区があるのですが、そこで連合自治会長。住んでいるところが江の平地区というのですが、ちょうどボート場前になるのですが、そこで自治会長をさせていただいております。実は7月まで一般社団法人長崎県中小建設業協会の会長もさせていただいておりました。今までいろいろお世話になりました。よろしくお願いいたします。 105 相川(正)参考人 相川と申します。私は大村湾漁協の組合長と長浦支部の支部長を兼任しております。どうぞよろしくお願いいたします。 106 向山宗子委員長 よろしくお願いいたします。それでは、陳情の趣旨説明をお願いいたします。 107 濱田参考人 初めに今回の陳情趣旨について説明いたします。  ご案内のとおり平成18年1月4日に旧琴海町と長崎市が合併いたしました。既に11年目を迎えております。その間長崎市におかれましては、合併時の市町村建設計画に掲上されているように、道路、公園、海岸、上下水道など多くのハード事業、そして農業振興、漁業振興あわせてまちづくりなどに鋭意取り組まれていることにつきまして、琴海地区住民一同をかわりまして熱くお礼を申し上げます。  ご案内のとおり琴海地区は面積68平方キロメートル、南北に15キロメートル、東西に8キロメートルということで、大変広い地区であります。その中に2つの半島を擁しておりますが、そこには3つのゴルフ場がございます。また、昨今の少子・高齢化の進行とともに人口減少が続いております。ピーク時の1万3,005人から、平成28年3月末で人口1万2,345人、世帯数が5,326戸ということで減少を続けております。そのような中で、明るいまちづくり、活力あるまちづくり、そして後継者が相次ぎ琴海に住んでいてよかった、あるいは琴海に住んでみたいと言われるようなまちづくりのためには平成18年1月に策定されました市町村建設計画を着実に推進してほしいということで、地区住民一同願っているのであります。そのような中で、今回2つの事業について陳情をさせていただきます。なお、合併特例債の期限も迫っています。早期に事業計画を確実に図っていただきますよう陳情させていただきますので、実情をご賢察の上よろしくお取り計らいくださるようお願いいたします。  1つ目は琴海形上湾海浜公園の整備計画を早急に具現化をしてほしいということです。特に長崎市との合併時に策定されました市町村建設計画には、琴海地区最大の特徴である豊かな自然環境を生かした施策と施設整備を進めると記載があります。当地区の海岸は形上湾の奥にあり、本当に波静かで海洋スポーツに適し、特にボート競技の公認コースとして1,000メートルコースが設定されております。先般の長崎がんばらんば国体ではそのメーン会場となりました。  2つ目は(仮称)大村湾横断浮橋架橋の前進の事業となる尾戸大橋建設事業の計画及び調査に着手し、早期の架橋を実現してほしいということでございます。尾戸大橋建設事業については琴海町時代に具体的な計画をいたした経緯がございます。しかし国において書面の事業により、取りやめになった経緯がございます。地区住民一同が大変残念でなりません。しかしこの事業は旧琴海町時代から長年の懸案事業でありまして、地域住民一同本当に関心が高く、待ち望んでいる事業でもあります。大変な大型事業ではありますが、現実のものとしてご賢察いただきまして、地域の皆さんから長崎市と合併して本当によかったと言ってもらえるようなまちづくりの一助となりますように、この件についても切にお願いいたします。  なお、陳情書には旧琴海町建設課の演述書の抜粋、それから琴海地区の簡単な地図も添付しておりますのでご参照いただきたいと思います。  以上で私からの説明は終わりますが、本日は先ほど自己紹介いたしました形上地区自治会長、大村湾南部漁協琴海支部長も同席しておりますので、補足してお願いいたしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 108 向山宗子委員長 これより参考人に対する質疑に入ります。 109 山本信幸委員 本日は大変ご苦労さまです。今お聞きして合併時代の約束というような形で進められているところの中で、この部分がなかなかおくれているということは十分理解をしているところでございます。今、前の計画で演述書を見ますとさまざまに決まった要望書が今添付されている中に見ると、実はこんなにあったのかという部分が非常にございます。今回は2項目具現化ということでお話あります。いろんな意見があると思っとりますので、よかったらもう少しほかの含めたところでございましたら、お話があればいただければと思いますが、何か考え方等であれば、どうぞご意見のほう。 110 濱田参考人 建設課関係の演述書の中に、全体で23項目あります。その中で完了したものが9カ所、それから今工事中が7カ所、未着工がまだ7カ所あります。その中の2つがきょう陳情申し上げたものになります。ほかには町道平床畝刈線道路改良事業とか、大きな事業でいえば地域高規格道路の整備事業、それから2級河川等の県営の河川しゅんせつ事業とか、大村湾のしゅんせつ事業等々がまだ未着手で残っているようです。  以上です。 111 山本信幸委員 それ必要性が、なかなか私どもも接してお話を聞く機会が少ないものですから、よかったらそういったものも含めて、それに対するぜひこれは、こういうところで進めていただきたいというような話を、いい機会ですのでしていただければ、非常に私としてはありがたいかなと思います。できたらどなたでも結構でございますので、こういうところあって、ぜひこの部分を進めていただきたいというようなお考えを、お話をしていただければと思います。 112 相川(哲)参考人 陳情書、皆様方の手元にあるかと思います。陳情項目の1のところの琴海形上湾海浜公園の整備計画、これは上のほうにいろいろ書いてございますが、実は平成26年に長崎国体が四十五、六年ぶりだったでしょうか、開催されました。実は私も昭和44年が長崎国体があったわけでありますが、その次の年から五、六回国体には出場させていただきました。そういった経過もあって、この前平成26年の国体のときには一週間練習入ってから本番まで一応ボランティアとして参加させていただきました。県からもお金の寄附もいただいてますよということで、個人的にも一応寄附をさせていただいて、知事からも感謝状いただいたところでありますが、毎回今6月と10月に県体、高総体、10月には高校の新人戦があっております。そういった中で応援団とかは国体のときもそうでしたけど、民有地を借り上げて、そこでスタンドをつくって実施をしているというのが現状でございます。きのう私の家の前がちょうど1,000メートルがコースでありますから700メートルぐらいが私の家の前になるわけでありますが、そこら辺含めて一応観客の人が多いわけでありますが、やはり今見てみますと民有地立ち入り厳禁とかひも引っ張ってやっているような状況がございます。これをもうちょっと海岸のほうに張り出して、みんないつでもやれるように、釣りとか、ウインドサーフィンあるいは水上スキー等々も置かれております。釣りあたりも今日は琴海行政センター前ではイルカも随分はねておったようでありますが、本当にすばらしい私は海域でないかなと思っておるところであります。  そういった意味では以前からの計画でもございますし、ボートは毎年開催をされております。そういった意味で、すばらしい会場にするためにぜひ先生方のお力をいただいて、実現化されていただくようにお願いをしたいと思ってます。  以上です。 113 相川(正)参考人 うちの地区は琴海の尾戸半島にあるわけですけれども、最近特に高齢そして後継者不足で過疎がどんどん進んでおるわけでございます。そういう中で私も一生懸命頑張っておりますけど、合併のときの事業計画を早急にいろいろやってほしいという要望でおりますけれども、幸い水産関係は水産試験場の方々が、水産振興課が中心になって大分いい状況になってきつつあるわけですけど、まだまだ後継者が生まれるような状態ではありません。そういう中で私たちも大村湾を取り巻く環境もなかなか自然というのは見た目でわかりませんけど、いろいろ私も365日漁場に出て魚とるばかりでなく、海の環境を観察しながら皆さんたち組合員を動かしていこうという気持ちで、今いろいろ補助事業にも取り組んで一生懸命頑張っておりますけど、組合員がやることには限界がありますので、いろいろ自分たちでできない部分は行政にお願いをしなければならないと思います。今後ともひとつよろしくお願いしたいと思います。 114 山本信幸委員 ありがとうございました。それぞれのお考えを、また理解させていただきます。ぜひ今のお話を参考にさせていただきたいと思います。今後とも今のお話をしっかりと取り入れながらお話をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 115 橋本 剛委員 1点だけちょっとお伺いさせてください。この最初の形上湾の海浜公園の件ですけれども、ここでおっしゃっているのは海沿いにスタンドをつくることによって、ある種、防波堤じゃないですけど、そういった機能も果たせるようにというご趣旨なんじゃないかと思うのですが、これって実際にここでの高潮とか荒天時の波浪というのはかなり強いものになっていると、そっちからの要請も非常に強いんだということで理解してよろしいか教えていただければと思います。 116 濱田参考人 当然ボート会場としても今後利用していくと、先ほど相川さんからも話がありましたように、ただその背後地に住宅団地が造成されております。ただ現状においては、大風・台風時は、越波による波しぶきというのが、今ある管理道路を飛び越して宅地までいくということでございますので、今ある堤防の管理道路の前にフラットな部分をつくっていただいて、そしてそれから先は階段といいますか、親水的な護岸にしていただければ、その休憩、憩いの場ということと、越波の被害を和らげるのじゃなかろうかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 117 橋本 剛委員 わかりました。ありがとうございました。 118 大石史生委員 きょうは本当に遠いところからありがとうございます。陳情の項目の1点目についてはスポーツの振興ということで、私もいろいろスポーツ携わってきていますので、そういった面では素直にこれは実現をできればなという思いでいます。  もう1点目の2番目の尾戸大橋の建設の事業なんですけれども、尾戸大橋を建設することは先ほど濱田参考人が、いろいろ趣旨説明もしていただいて、それから相川さんもいろいろ話されていたんで、ここの橋をつなぐということは一定理解できるのですけれども、一つ気になるのが大村湾横断浮橋架橋を前提としたということになっていると思います。これは一応私は、どれくらいの費用がかかるのか調査の段階で分かっていないのですけれども、ここに関してはちょっとどうなのかなと思っています。尾戸大橋建設の事業を大村湾横断浮橋架橋の前提と位置づけていらっしゃると思うのですが、どっちが優先なのかなと。大村湾横断浮橋のための尾戸大橋なのか、それとも国道206号の長浦地区と尾戸半島をつなぐというのに重きを置いているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 119 濱田参考人 先ほど私が趣旨説明で申しましたように、尾戸大橋については昭和50年代当初から、どうしても尾戸半島の地域の振興、これにはもう半島から国道206号につなぐしかないというようなことがまず1点です。ただ、その中で浮上しております大村湾横断浮橋架橋です。あわよくばこれにつなぐならば、さらに経済効果、投資効果、ひいては観光振興、そして広くは長崎県全体ということになりますので、まずはどうしても琴海地区の尾戸半島の地域振興、これは当初からの願いでございます。ただちょうど私そのときにある担当しておりまして、農水省の予算で何回となく東京のほうに参ったことがございます。ただそういうことで、なかなか地区住民もいつできるのかということで、そのころの幼稚園の皆さんたちがもう30、40になっておられますので、やはりこれは尾戸半島振興のためには、先ほど申しましたように夢じゃなくして現実だと、そしてなおさら付け加えれば小さな町ではできなかったものが、やはり長崎市と合併することによって私は結果的によかったなと言ってもらえるようなことになれば幸いと思っておりますので、1点目そういうことで尾戸の振興、ひいてはその大村湾横断浮橋ということになるかと思います。  以上です。 120 大石史生委員 1点目はその長浦と尾戸をつなぐということが一番の目的であって、あわよくば大村湾の浮橋架橋をつけていただきたいと、そういう要望だということで一応理解はしました。わかりました。ありがとうございました。 121 向山宗子委員長 ほかにありませんか。よろしいですか。  それでは、以上をもって参考人に対する質疑を終わります。参考人の方におかれましては、大変にご苦労さまでございました。ありがとうございます。  参考人退席のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時24分=           =再開 午後1時26分= 122 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  それでは、本陳情についての理事者の見解を求めます。 123 野瀬企画財政部長 陳情第5号「長崎市・琴海町市町村建設計画等の推進に関する陳情について」、長崎市の見解を述べさせていただきます。  長崎市・琴海町市町村建設計画につきましては、旧長崎市と旧琴海町の合併前の平成17年2月に策定いたしまして、平成26年6月には計画期間を平成32年度までの5年間延長するなどの変更を行ったところでございます。また、市町村建設計画を補完するものとして地域振興計画も策定しており、今後ともこれらの計画に掲げられる施策の推進を図りながら琴海地域の振興に努めてまいりたいと考えておるところでございます。  本日の個別の陳情項目の見解につきましては所管の部局からそれぞれご説明させていただきたいと思います。 124 吉田まちづくり部長 陳情項目の(1)琴海形上湾海浜公園の整備計画を早急に具現化してほしい、について長崎市の見解を述べさせていただきます。  形上湾海浜公園整備事業でございますが、形上地区から大平地区までの約1.7キロメートルのうち、約1.3キロメートルの区間において長崎県の事業として平成24年度から護岸整備に着手されておりまして、現在大平地区から整備が進められています。この計画区域外となる大平地区の約400メートルの区間につきましては、護岸のかさ上げが一定完了しているものの、その後も越波が発生している中、地域の皆様からこれまでもボート競技時などに活用できるイベント広場を兼ね備えた緩傾斜護岸の整備についてご要望をお受けしておりました。そこで、長崎市といたしましては事業化を促すため、平成27年度に独自の検討を行いまして、その成果をもって長崎県へ要望し協議を行っているところですが、事業化には至っておりません。この緩傾斜護岸でございますが、地域の防災上、さらには地域振興を図る上で効果が期待できますので、今後につきましても長崎県と協議をするとともに、引き続き地域の皆様のご意見等も踏まえながら検討を進めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 125 本田土木部長 それでは要望事項の2点目、(仮称)大村湾横断浮橋架橋の前進の事業となる尾戸大橋建設事業の計画及び調査に着手し、早期の架橋を実現してほしいについて長崎市としての見解を述べさせていただきます。  尾戸大橋建設計画につきましては、尾戸半島の南端部と西彼杵半島を通る国道206号を結ぶ橋として、尾戸半島の住環境の改善や地域振興に効果が期待できるものと考えております。しかしながら、尾戸半島と西彼杵半島は形上湾を挟み約1キロメートル程度離れており、多額の費用がかかることから十分検討する必要があると考えております。また、(仮称)大村湾横断浮橋架橋につきましては、平成27年12月に陳情をいただいており、今年度浮橋の構造検討や概算事業費の算出、浮橋架橋に伴う地域活性化による経済波及効果について、包括連携協定を結んでいる長崎総合科学大学と現在共同研究を進めており、ご要望の尾戸大橋につきましてもこの浮橋架橋のルートに含めまして調査研究を行っています。これまでに橋梁の技術者や経済の専門家などを交えた関係者会議や大村湾の現地視察を行うとともに、浮橋架橋の先進都市でありますアメリカ合衆国ワシントン州シアトル市への調査視察を行うこととしており、ことし中には概算事業費など一定の成果が出せるように作業を進めているところでございます。  このようなことから、尾戸大橋建設事業の計画及び調査につきましては、現在進めております浮橋架橋の調査研究の状況を踏まえながら今後検討してまいりたいと考えております。  長崎市としての見解は以上でございます。 126 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 127 吉原日出雄委員 海浜公園につきまして、先ほど平成24年より護岸整備を県が着手されたという説明がありましたが、進捗状況がどれくらいか。それと先般の県議会でこれに関する浮橋架橋のほうでしょうか、何か質問がなされていた、それは把握されてないかどうか。それと、先ほど市のほうは検討をしているという状況の説明をされましたけど、もう合併特例債が平成32年でしょう。今検討しているんじゃ、これは問題ですよ。逆算してからしないと何もできんですよ。だから平成32年がゴールと決まっているんだから、それから逆算して直ちに着手するようなことを起こさんといけないと思いますけど、どうでしょうか。 128 谷口都市計画課長 まず形上湾でございますけど、大平地区から形上地区まで約1,300メートルほどございます。そのうち大平地区側約270メートルのほうから、平成24年度から着手をしております。まことに申しわけございませんが、今現在その270メートルのうちどの程度まで終わったか把握をしておりませんけれども、270メートルの区間を平成24年度に着手をしているという状況でございます。また形上地区側約460メートルほどございますけど……〔発言する者あり〕よろしいでしょうか。陳情書の一番最後のページです。全体図ということでありまして、点々の丸で囲んでおります形上湾海浜公園、ここの上のほうに琴海北部運動公園とあろうかと思いますけど、こちら大平地区側、こちらのほう先ほど申しましたように約270メートル区間について今事業を始めているという部分でございます。  それともう一点、今度ニュー琴海病院と書いてある形上地区のほうでございますが、こちらのほう約460メートルでございますけれども、こちらのほうも今、着手をしていると聞いております。ご要望があってるのは、その間のところ約400メートルほどございますけれども、こちらのほうにいわゆる海浜公園といいますか、そういったイベントができるような広場を兼ね備えた護岸整備のご要望をお受けしているといった状況でございます。 129 松浦土木企画課長 県議会で質問がなかったかというようなご質問でございます。大村湾浮橋架橋に関して県議会で質問があっております。自民党の瀬川議員からご質問があっております。内容としては、大村湾が閉鎖性が高い湾であるということで、環境対策としての汚泥対策として、汚泥をしゅんせつして人工島を建設し、それを足場といいますか土台にして架橋をしていくような方法、構想とかそういうのはどうでしょうかというご質問でございました。これに対して環境部長が費用等がかなり高額になるということと、漁場への影響が大きいということもありますので長期的なものになるだろうということで、今後関係機関と検討をしたいというご答弁をされております。  以上でございます。 130 吉原日出雄委員 海浜公園です。川だと1つ目2つ目までは県で、3つ目からは市という区域の指定がございますよね。護岸の場合はどう県と市の割り振りはなっているのでしょうか。 131 谷口都市計画課長 こちら形上湾海浜公園このエリアにつきましては、長崎県が管理をしているといったところでございます。長崎県の事業として整備を行っているといったことでございます。 132 吉原日出雄委員 要するに護岸については県、市が公園を整備するという考え方でよろしいですか。 133 谷口都市計画課長 今、県にお願いしておりますのが緩傾斜護岸ということで、10メートル程度のフラットな空間をとって、そこから緩やかに護岸整備をしていくと、これを一連の防災対策ということで港湾事業の中でできないかということで県と協議をしているといったところでございます。 134 中村照夫委員 陳情の1項目ですけど、大村湾を取り巻くそのそれぞれの自治体で、議員団で、大村湾を守る会というのをつくっているんです。ほとんど長崎の市議会議員は入っています。というのは、やはり大村湾をきれいにというのか、自然を守るとか、ここのまちおこしというのはやはり長崎の立場でいうと琴海町のまちづくりですよ。これが大きな柱としてなっているわけですよね。そういう面で考えますと、県議会のほうで、県のほうで防災、地域振興ということで護岸工事が行われているという説明なんだけれども、何かそれがここで求められているような琴海町のまちおこしの中心になるようなレジャー・レクリエーション施設の整備という視点で取り組まれてるのか、それとも単なるこの生活の地域の振興という防災、そういう面で取り組まれているのか、そこら辺がはっきりしないのだけど。これはどういう位置づけで事業が進められているのですか。 135 片江まちづくり部政策監 先ほど説明しました港湾事業と海岸事業の扱いについて、ちょっと補足で説明をまずさせていただきます。  もともと、この形上湾のところに関しましては海岸保全事業ということで、県の内部でも所管が分かれておりました。もともと長崎港の港湾事業は県の港湾課、そして海岸保全事業は県の河川課がそもそも担当してた時代がございました。しかしその後、県の内部で海に関する事業は窓口を一元化するということで、その後港湾課が一括して海岸保全事業も港湾事業も事業化をしているという状況がありまして、もともと形上の部分は海岸保全事業ということで動き出したということがございます。海岸といいますのは、要は背後地に何があるかで所管が変わっておりまして、背後地に道路があったりとかする場合は建設海岸、農地があるときには農林海岸という位置づけがありまして、この部分は住宅地もあるということで、多分確か建設海岸という位置づけでなかったかと思っておりますが、要は背後地の住宅を守るための海岸を保全するということで、基本的には越波対策といったものを主眼としてもともと事業が始まった。そこで一部緩傾斜護岸も現時点でできていますけれども、それも基本的には水たたきと越波防止という兼ね備えた機能として海岸保全施設がつくられているという現状がございます。  すみません、補足で以上でございます。 136 中村照夫委員 ということは、たまたま整備事業の場所が一緒だということであって、地域振興計画におけるその琴海町のまちづくりをどうするかという視点での事業とはまた別のものなんですね。ということになると、ここに書いてあるこの形上湾海浜公園整備事業は平成15年までに基本構想を策定をして、平成21年から平成29年までの実施予定のこの予定とは関係ないところの問題ですよね。そうすると市町村建設計画におけるこのレジャー・レクリエーションの憩いのゾーンの整備計画という基本構想は今どこにあるんですか。 137 谷口都市計画課長 形上湾海浜公園の基本構想ということで、当時というか旧町時代に場所は同じような場所なんですけど、約4ヘクタールほど海岸のほう埋め立てまして、そこに広場であったりとか駐車場であったりとか、そういった構想というのがございました。そういった中で平成18年に合併をいたしまして、その後なかなかこの計画が具現化してこなかったといった中に、平成23年度だったかと思いますけれども地域の方からご要望ございまして、そのときには過去こういった構想はあったけれども、高潮対策とか、あるいはスポーツ、ボート会場の拠点といいますか、そういった部分での緩傾斜護岸整備、そういったところをぜひ進めてほしいというご要望をお受けいたしまして、それ以降は緩傾斜護岸の整備に向けて、長崎県とも協議を進めてきたといった経緯がございます。 138 中村照夫委員 それはちょっと事業のすりかえというか、いわゆる合併町はそれぞれに野母崎にしても三和にしても伊王島にしても高島にしても、そこそこの目玉というのをつくって、遅い早いは別にしてそれなりにやっているじゃないですか。琴海の場合は生活の身近な問題について、橋を架けかえるとか、水道の問題とか、いろいろあるけれども、そういう目玉になる、それこそ本当に長崎に合併してよかったと言えるような目玉の事業がないじゃないですか。やはりそれは琴海の場合にはこれだというのを、ここにもう陳情されているようにこれが目玉だと、あの静かな大村湾の国体でもボート競技場として活躍してきたあの場所を、レジャー施設にという希望があるわけだから、それをやはり柱になる事業というのは今着手するのもおかしな話で、やはり目玉は最初からそこに視点をおいて取り組まんとだめですよ。  そういう面ではもう今までおくれたのは琴海の住民がおとなしいから、それにのっかかって今までやってこんかったということかもしれんけれども、ぜひこれを機会に連合自治会長さんも見えたわけだから、ぜひよその町村に匹敵するように事業化に着手すべきだと思います。まちづくり部長、見解を。 139 吉田まちづくり部長 経緯を少し振り返りますと、市町村建設計画の中で形上湾につきましては湾の活用というところで、その後の演述書の中で海浜公園構想というのがお示しをされているといった状況です。それを具現化していこうという中で、なかなか広大な埋め立てであったということもあって現実的には困難な部分、費用的な部分もありますし時間的な面もあったかと思います。こういう中で今大きな課題としては、そういうレクリエーション・レジャーができるスペースの確保、そして高潮対策、越波対策も地域の防災として非常に必要だと、こういうご要望も実際平成24年に連合自治会のほうからお受けしているといった状況もございますが、私どもとしては一日も早く具体化できる方策というものを探る中で、やはり緩傾斜護岸の整備と一体となって、その天端のほうに少し10メートル程度のスペースを確保して地域の防災と、あと地域の振興に資するような、例えばボート競技等の観覧席とか大会運営用のスペースとして活用していただけるような、そういったことができないか、できるだけ具体化ができる方策として今現在も枠組みを考えたというところでございます。これにつきましては、私どものほうも県に要望するに当たりまして平成27年度に独自に検討しております。これは予算を計上させていただきまして、業務委託でどのような形の緩傾斜護岸が可能なのかというところの検討もさせていただきました。次のステップとして、これをもって今県と具体的な実施に向けた検討をさせていただいているというところでございます。  まだ実現には至っておりませんけれども、今後継続して実現に向けて努力をしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 140 中村照夫委員 護岸、護岸と言われるから気になるのだけど。ご承知のとおり、今ハウステンボスが今度は大村湾の島を開発するという事業に着手しようとしているじゃないですか。もうばっちりのタイミングです。そういうものに連携したこの一大レジャー施設というのか、そういうものをレクリエーション施設というものがハウステンボスとタイアップしてできるならば、それこそ人を呼び込める素地はあるわけだから。十分そういうものを研究しながら、それと見合った事業展開と、まず基本構想をつくらんといかんけれども、そういうものをつくって連携したものでまちおこしができるということでもある、そういう時期に来ているわけだから、ぜひそういうものも勉強しながら着手してもらうように私の意見とします。 141 武次良治委員 今先ほどから話題になっている形上湾の件なんですけれども、先ほど中村委員が言われるように、私も聞いとって護岸のほうに話が集中しとって本来の要望というのは海洋スポーツ、ここに重きを置いたところが軸になっていると思うんです。そういうことで、どういうふうな生かし方があるのか、やはり私も一回あそこを通ったときにちょうど高校生だったでしょうか、カヌーとかボートとかの練習やっとって、こういうふうにして活用されているんだなというようなことで通った記憶があるのですけれども、やはり海洋スポーツのメッカとなるような、そういったゾーニングを設定していただいて、整備を進めていく、そういう観点でぜひとも取り組んでいただきたいなと。特に市町村建設計画に関して言わせてもらいますと、道路とかそういった部分については一定進捗も図られているかと思います。ところがこういう公園であったりとか、こういうことについては野母崎を除いてはほとんど手つかず状態なんです。私のところの三和でもそうなんです。ずっと岳路のほうからの海岸線、結構いいところありますので、そういうところ生かした云々というくだりはありますけど、何らこれまでも取り組みがなされていないと。川原大池公園で私が巨大ブナがおったんだよというような話をしていたら、それをきっかけにそしたらちょっと調査してみましょうと。結局生物関係の調査をしただけで、それは何も次につながる分にはなってないんです。取り組みもどこがするのか、窓口さえもわからないと。行政センターにその調査をさせてそれで終わりというような状況でそれは一つの例ですけれども。具体的にやっとったのは高浜だけ。野母崎もこの間、同僚議員が一般質問で取り上げてしたけれども、また今頓挫した状態になっているというようなことで、ちょっとゆゆしき問題かなというような気がいたしております。  そういうような状況の中にあって、こういう陳情が出てきたということは、本当は市としてこれは恥ずかしいことだと思うんです。これ何もなくての計画ならしようもないと思うのですが、市町村建設計画にも登載された事業であると、計画であるということであるならば、せめてもう少し市として主体的に取り組みをすべきじゃないかと。県事業だからというようなことでなくて。結局合併のときに、合併協議のときに、長崎市が言っとったのは、スケールメリットが生かせますということは声を高らかにいつも話とったんです。ですから、私このスケールメリットはどういう生かされ方をしたんですかということを一般質問の際にも言わせてもらったことがあるのですが、それに対して何らこれまでこういう事例がありますよというようなことも示されておりません。もうこういうような事業こそスケールメリットを生かして大きな長崎市の中での大村湾です。そこに位置するこういうゾーンがあるんだということでマリンスポーツならマリンスポーツにメーンを置くという形で一つの琴海といえば、ああ、あれがあるなとゴルフだけでなくてですよ。そういうイメージが湧くようなまちづくりに取り組んでいただきたいなというように思います。恐らくそのような方面でこの陳情書の文言はしたためられているのかなと私理解しましたので、そのことはしっかりと受けとめていただいて研究を進めていただきたいというように強く要望しておきたいなと思います。 142 山本信幸委員 まずお尋ねします。先ほど海岸保全区域だということでございました。ここは通常の建設海岸の海岸保全区域なのか、それともまた漁港区域、港湾区域の中の海岸保全区域なのかまずそれを答えてください。 143 谷口都市計画課長 通常の建設海岸ということでございます。  以上です。〔発言する者あり〕 144 向山宗子委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時53分=           =再開 午後1時54分= 145 向山宗子委員長 委員会を再開します。  先ほどの山本委員の質問に対しては答弁を待ってからということで先に進めたいと思います。 146 佐藤正洋委員 先ほど連合自治会長から話があったとおりですけど、連合自治会長はこの合併について一番詳しかとですよ。当時の企画課長ですから。それで自治会の会合のときに責められるとですよ、連合自治会長が。当時の課長が。何でこれが進まんとかと。あなたが責任者としてやっとって事業が進まんじゃないかということでやむを得ずに陳情書を出しおった。初めは請願て言いよったとですよ。しかし陳情でいかないとしようないじゃないかということでしたんですけれども、今武次委員が言われたように合併する全部に関わる問題ですよ。趣旨はわかっとらすと思うけど、項目を上げるとそこだけしか皆さん方は考えんけど、趣旨は合併地区全体にかかわる問題。この建設計画、あるいは演述書あるわけですけど、全然手つかずのところがかなりあるわけです。武次委員からも話があったとおりです。一応聞いておるんです。あちこちあるのは。ただ私たちもこの建設計画の推進だけではたくさんあるから陳情がぼけてしまう。だから2つに絞ってやろうと。趣旨は全部ということです。趣旨は琴海だけじゃないんです。そのことは十分考えてほしいと思います。  それから中村委員から貴重な意見をいただきました。これは埋め立てがあっとりまして、護岸と言いますけど、確かに管理は県やったのですけれども、ここに上下水道を入れるのには市道にならないかんとか、市の管理にならないかんということで、そこの手続はもう済んでいるんです。上下水道も入っとるんです。ですから県のせいにばかりして、あなたたちが何も手をつけておらんということですよ。10年たってもできない。計画さえできない。ただ課長から、私はこの間図面をもらったよ、見せてもらったよ。こういうふうにどうでしょうかという。だからそういうものをすぐ地元に話をすれば、話はまとまると。漁協の人とも話をしとるわけで。さっきの漁協の組合長さんも、埋め立てとか漁協に関係するから、漁協が反対するんじゃないかと一般的に思われるから、いや、自分も行くよ、ぜひ推進してほしいんだということでわざわざ来られたんですよ。そこら辺、地元との協議がないまま自分たち勝手に進まん。護岸は県がと。県に要望したら、県はちゃんと高潮対策はやってきよるんです。確実にやっていきよるんです。これ埋め立てのところも既に全部済んでおるんです。ただ先ほどの話、図面で見れば、ニュー琴海病院から下のほうはまだ全然手つかずですけれども。そういうことで進んでおるんで。私が言いたいのは、連合自治会長さんたちが言いたいのは、全然手つかずになってこのままいったら書いてあるように合併特例債の期限が切れる。そしたらもう財源がありませんと、こんなことになってくるだろうと。こういうことは連合自治会長さんたちは詳しく知っておられるんですよ。あなたたちより知っとるんです。その海岸のどこの指定かなんて、さっきの人に聞けばわかったんですけど。  そういう具合で、もっと積極的にやろうという気構えを見せてもらいたいと思うんですけど。合併地区は今度地域振興課がなくなって、どこに言えばいいのか私たちもわからんとですよ。土木部に言えばいいのか、都市経営室に言えばいいのか、福祉部に言えばいいのか全然わからん。こういうことはどこに大体言えばいいのですか。だからこういう陳情書になったのですけど。どこに大体これは言えばいいんですか。都市経営室に言えばいいんですか。 147 野瀬企画財政部長 市町村建設計画、またこれを補完する計画としての地域振興計画の進行管理は私どものほうでございます。どこに言えばいいのかということでございますが、今般のように具体的課題として既にいろんな協議をさせていただいている部分は、地域のほうでも所管がまちづくり部あるいは土木部ということでわかっている部分については、もうそれぞれの所管でお話していただくこともございましょうし、そういうことがわからないということは私どもが窓口でございますので、私どものほうが一括してお話はしっかりお聞きし、担当部局と連携をして協議に当たりたいと考えております。  以上でございます。 148 佐藤正洋委員 この形上の海浜公園です。これは本来は先ほど説明があったとおり、平成26年の国体までには終わるということで進んどったんです。そしたら2年ぐらい前になったら、いや県と協議がまだ済んでおりませんとか、工事中になったら国体が開かれんようになったら困りますからとか、変な理屈をつけて今になっとるわけですよ。だから、そういうことではなくして建設計画にあるわけですから。建設計画とは市長と町長が約束したことです。文書で交わしとるんです。協定書に基づいて建設計画があるわけ。これをせんということは約束違反ですから。ぜひそういったこと含めてやってほしいと思います。  それから尾戸大橋もです。先ほど質問があったとおり尾戸地区の振興ですよ。それで平成15年度の基本構想に策定されて、これが長崎市に引き継がれてるんですよ。これがああじゃない、こうじゃないということじゃないんです。ですから、これも具体的に調査もやはりしてもらわんと、どこにどうがいいのか、どのくらいかかるのか、全くわからん。今聞いてもわからん。こういう話で間もなく年度が終わろうとするわけですから、合併特例債もあと4年で終わるわけですから。そういうこと踏まえたら、もっと具体的にやるべきです。そういうことがやってないことを今度はぼかすために地域振興課をなくしたと、私たちはそのように捉えているわけです。市役所のやり方として、私は適切なものでないと思うのですけれども。そこら辺を含めて考えがあればお知らせください。 149 野瀬企画財政部長 合併地域の振興についての大局的なお話かと思います。現在、昨年度末をもって地域振興課は廃止し、それぞれ窓口については先ほど申し上げましたように市町村建設計画並びにこれを補完する地域振興計画については、私どもの企画財政部が所管をし、具体的な課題についてはそれぞれの所管部局のほうで担当し連携しながら取り組むということで、今後とも合併地域の振興については進めていくということでございます。  そういった中で、合併特例債の期間が平成32年度まで、これも5年間延長するということで平成32年度までになっている中で、各地域の振興については、市町村建設計画に位置づけられる計画については97.8%の率で着手はしておりますが、まだ完成したというわけではございませんし、まだ未着手の事業も残っております。また、合併時に演述書ということで各町からそれぞれの町の非常に重要な課題だということで、引き継いだ事項でなかなか具現化するに至ってない事業も多々ございます。そういった中で、長崎市としてこういった事業の一日も早い課題解決、また全般的な長崎市の中での優先順位をつけながらということがございますが、そういった中でどう具現化していくかということについて我々として努力をしてまいりたいと思います。  以上でございます。 150 佐藤正洋委員 部長はそう言われるんですけど、やはり下まで通じとらんとです。上辺だけです。実際やるのは下のほうですから。課のほう、係のほうですから。もっとそっちの意見も聞いてやらんと、全然伝わっとらんですよ。要するにさっき聞いてもわからんわけですから。  それで先ほど言いました海浜公園、これは先ほど言うたとおり、課長のほうでは一定の平面図は持っておられました。これをもとにいつ大体着工しようと思っておるんですか。 151 谷口都市計画課長 ただいま佐藤委員のおっしゃった平面図といいますのが、平成27年度には業務委託にかけまして、緩傾斜護岸の概略設計と申しますか、平面図とイメージパースといいますか、概算事業費の算定、そういったところを平成27年度業務委託で行っております。その成果をもちまして、ことし4月以降また県と協議を開始しているといったところでございまして、今現在まだ協議が調っていないといったところでございます。  山本委員の先ほどの海岸の種類でございますが、確認しまして建設海岸ということでございます。  以上です。 152 佐藤正洋委員 先ほどから県との協議と言いますけどね、県は高潮対策はもう済んでいるんです。あなたたちは県、県と言いよるけど。それを先にやってくださいよ。そうしてからの話じゃないですか。私言うたように、先ほど来から話があったとおり、現場は県がやったところがあるんです、横のほうに。そのとおりにやればよかです。いろいろ設計を仕上げようとか何とかでなくて、県に聞けば設計図も何もあるわけですから、そのまんまやればいいわけです。いろいろ考えんちゃよかて。延ばすための考えをしよるとでしょうけど、やはりこれはぜひ早急に具現化してほしいということを強く求めておきたいと思います。 153 山本信幸委員 先ほど佐藤委員の質問の中の一部回答で、建設海岸という回答が都市計画課長からございました。次に質問入らせていただきますが、建設海岸の中の海岸保全事業の中に、まず海岸環境整備事業とか環境整備に関する事業があるものかどうかは把握をされてますか。 154 谷口都市計画課長 海岸保全事業の中でございますが、今既に形上・大平地区の中で高潮対策ということで、直立式の擁壁をつくったりとか、あと形上地区のほうにつきましては今後整備をしていくのですけど、部分的に緩傾斜護岸といいますか、そういったのも部分的にですけれども、計画があるということでございますので、そういった事業はあるものと思っております。  以上です。
    155 山本信幸委員 だからその決定にいけば、我々がずっとやってきたのは、長崎市が今まで傾斜型の整備をやってきたのには、海岸保全事業の中では海岸環境整備事業をさまざまに活用して整備を行い、その背後については公園事業等を併合して整備を行ってきたという歴史がございます。だからその部分については、建設海岸であっても長崎市においてまず海岸環境整備事業でできないのか、県で行うのであれば海岸環境整備事業がなぜできないのか、その部分をしっかり詰めていく必要があると思います。先ほど佐藤委員から図面があったということでお話がございまして、その分もしっかり平成27年度でしたと回答ございました。であるならば、やはりこういう場で皆さんに配付してこういう状況であると、それと都市計画課長がほかのところの進捗状況が同じ地域で、県の事業の部分は進捗率がどのくらいかわからんとかいう回答がございましたが、関連ですから進捗率を含めてこの部分がまだ県のほうが指定がないから県の部分がどういう理由でできないとか、そういう部分を言って話を進めていかないと、我々今何もない中でこの最後の位置図だけ見て物を話しているので全くわからないのです。それどうですか、部長。 156 吉田まちづくり部長 答弁で不十分な点があったことおわびいたします。申しわけございません。私どもの姿勢としては、やはり市町村建設計画、当然ながら重く受けとめております。今までの取り組みについては、確かに県に頼っている部分というのは多々あったかと思いますけれども、私どもとしては平成27年度に本当に具体化できる方策はないかという中でみずから検討に着手したという部分もございます。これは昨年度の話でございますけれども、今年度から今のところ県も協議をしておりますけれども、県と協議するに当たっても市がより主体性を持って、逆にどういう事業メニューでできないかとか、あるいは既に越波対策等の事業、海岸保全事業については緩傾斜護岸でこの地区でやっている場所もありますので、そういう事例も踏まえながら一日も早くできる方策というのを探ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 157 山本信幸委員 ややもすると、これちょっと私も確認不足なんですが、網場のペンギン水族館は一部これ漁港区域であるという中で、漁港の環境整備事業か海岸環境整備事業で行った事例がございます。先ほど県のほうにとお話がありましたが、市のほうで建設海岸を引き取って、一部を区域指定を変えて市のほうでできないものなのか、海岸保全区域の一部を指定がえができないものなのか。その部分のお話を進めた上で、できないというならば県にお願いするしかないですが、市のほうで一部そういうことができるならば、ぜひ先ほども部長がおっしゃられたとおりさまざまな各種事業、区域指定外も含めた各種事業を行って、これは進めていただきたいと。早急に結果を出していただきたいと思います。これは意見として申し上げます。  次に、尾戸大橋ですが、まず確認なんですがこれ先ほどから、いわゆる浮橋架橋の話が出ております。それで、構造的に長崎市が考えてる1キロメートル弱の渡海橋を浮橋架橋のほうと同じような構造で考えられてるものなのか。それとも別の構造の橋梁形式で一般論として考えるものなのか。1キロメートル弱ということでございましたので。これさまざまにあると思うのですが。考えていらっしゃるのかお答えください。 158 松浦土木企画課長 この尾戸大橋については、今年度大村湾浮橋架橋全体の中でその一部として今検討を進めておるところでございます。それは浮橋形式とそれから通常の橋梁形式、大きく2つになるのですが、それらを比較した上で最終的にどちらがいいのかといったところも含めて今年度概算で事業費等出していこうと考えております。  以上でございます。 159 山本信幸委員 まさにそこなんです。これは他構造であるならば十分に先行的にやれるんですよ。分けてものは考えられると思います。そういう意味で、ここは先ほど地元の方がおっしゃっていましたが、地域振興と尾戸半島の地域振興と生活道路及び防災道路という意味で災害が起こったときにいつも問題なのは、海から一部の1本であるならば非常に問題があるというのは災害で大きく明確になっているところです。必要がないと言われていた高速道路が災害上では必要になったということで、これは進められている中で尾戸半島の防災上の観点から言って1本でなくて、こういう橋梁構造で一つ防災道路としての整備というのはあり得るのかなと思います。だから今回今年度中に構造形式が違うということであれば、これは前向きに検討していくべき一つの課題が出てくるのでないかと思いますので、これ意見として申し上げますが、部長どうでしょうか。 160 本田土木部長 この尾戸大橋については、現在進めております大村湾横断浮橋架橋の検討の作業を進めておるわけですけれども、このルート上に位置をしているということで、先ほども言いました浮橋なのか通常の橋梁形式なのかというのも含めて今検討しておりますので、そういった状況も踏まえながら今後しっかり検討をやっていきたいと思っております。  以上でございます。 161 山本信幸委員 今私が聞いたのは防災上の観点で必要だと思いますかということ聞いたんです。だからその辺については浮橋架橋の話だけでなくて、防災上の観点でのお考えをお聞かせください。 162 本田土木部長 道路の防災上のリダンダンシー、迂回路も含めて、ネットワークとしての道路というのは一般的に防災も含めて必要だと思っております。そういった中でこの尾戸大橋というのも、先ほど言いましたように尾戸半島の地域振興、琴海地区の振興、あるいは防災の観点、こういったもので必要性というのは十分認識しております。そういった中で現在検討を進めておりますので、そういったものを踏まえながら費用対効果とかいろんなものも出てまいりますので、実際事業をやろうとすれば多額の費用もかかってくるというのもございますので、現在そういったものも含めて検討を進めておりますので、そういったことで対応していきたいと思っております。  以上でございます。 163 佐藤正洋委員 最後にしますけど、多額の費用がかかるということ言われるわけですけど、だからこそ有利な合併特例債を使ってやってくださいと、その期限が切れるのが困るんですということを陳情者は言っておるんですよ。あなたたちもそこをわかってくれんとどうもならんじゃないですか。そして、準備行為としてのいろんな調査する、これにはそのメニューがまだ使えんというようなこともあの人たちはちゃんとわかっておられるんですよ。私もわかりますけど。そのために地域振興基金というのをちゃんと合併のときに琴海町も持ってきているんです。持っていくなという人がだいぶおったんですけど、振興計画だけで16億円ですよ。あと財政調整基金、減債基金、福祉基金、奨学基金とか、いろいろありますけど、そういうのはちゃんと別ですよ。振興基金だけで16億円あるんですよ。そういうものにいるということがわかっておるから、そういう財政状況、行政の経験上そういうことがないと、市に言っても一般財源でというわけにはいかんということわかっておるから、だから特定財源の基金として持ってきとるわけですから。そこら辺を活用して、もっと積極的にひとつ取り組んでほしいということを最後にお願いをしておきたいと思います。 164 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  陳情第5号の取りまとめにつきましては、本日の審査を踏まえまして正副委員長において案文を作成し、委員会にお示ししてご協議いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 165 向山宗子委員長 ご異議がございませんので、そのように取り扱わせていただきます。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後2時18分=           =再開 午後2時20分= 166 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第182号議案「工事の請負契約の締結について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 167 山口理財部長 それでは、第182号議案「工事の請負契約の締結について」をご説明いたします。  議案書は125ページでございます。これは、本河内1丁目における本河内団地公営住宅新築主体工事の請負契約を締結しようとするものでございます。  契約の内容等につきましては、契約検査課長から説明させていただき、その後工事の内容等の詳細につきましては、まちづくり部から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 168 瀬崎契約検査課長 契約の内容につきまして委員会提出資料に沿ってご説明いたします。  それでは、委員会資料の1ページをごらんください。第182号議案は工事名、本河内団地公営住宅新築主体工事に係るもので、契約金額は6億9,272万942円でございます。契約の相手方は森美・大建・秀島特定建設工事共同企業体であり、代表者は長崎市勝山町26番地9、株式会社森美工務店、代表取締役塚本信義であり、その他の構成員は長崎市出来大工町5番地1、株式会社長崎大建、代表取締役西村公毅と、長崎市滑石3丁目24番25号、有限会社秀島建設、代表取締役島田正明でございます。工期は議会の議決を得た日から平成30年10月15日までで、契約の方法は制限付一般競争入札、入札年月日は平成28年9月29日、入札回数は1回で、入札の方法は電子入札により執行いたしております。なお、仮契約は平成28年10月4日に締結いたしております。  次に、資料の5ページをお開きください。制限付一般競争入札の概要を記載いたしております。本件工事は大規模な工事であることから、市内業者の受注機会の確保を目的に共同企業体方式といたしております。そこで、2.資格要件の(1)共同企業体としての資格要件として、イ.共同施工方式であること。ウ.3者で構成するもの。エ.一構成員の出資比率の最小限度は20%などを付しております。次に、共同企業体の構成員の資格要件といたしまして、資料5ページの後半部分から6ページにかけての2、(2)、アからキの基本的要件に加え、大型工事の受注が偏らないようにク及びケに記載のとおり落札制限を設け要件といたしております。また、これらの要件に加え、(3)代表構成員の資格要件に記載のとおり、ア.長崎市内に本店を有すること。イ.建築一式の工種で名簿登録があり、特定建設業の許可を有すること。ウ.建築一式の工種に係る総合数値が1,000点以上であること。エ.元請として過去10カ年の間に国、地方公共団体等と請負金額7,000万円以上の建築一式工事の契約を締結し、誠実に履行した実績があること。オ.建設業法の規定に基づく雇用関係にある監理技術者を専任で配置できることを要件といたしております。また、(4)その他構成員の資格要件につきましても記載のとおり要件を定め、公告による募集を行い入札を実施しております。  恐れ入りますが、資料4ページをお開きください。こちらに資格審査の結果を記載いたしておりますのでご参照ください。  次に、資料の3ページをお開きください。こちらに入札結果を記載いたしております。資料3ページ右上に記載のとおり、予定価格は消費税抜きで7億1,490万円であります。また、最低制限価格は消費税抜きで6億3,947万8,050円、予定価格に対する最低制限価格率は89.45%でございます。入札結果でございますが、番号2の森美・大建・秀島特定建設工事共同企業体が落札いたしております。なお、本件の落札率は記載のとおり89.72%でございます。  引き続き工事の内容等の詳細について、まちづくり部よりご説明いたします。 169 山口建築課長 それでは、本河内団地公営住宅新築主体工事の内容につきましてご説明いたします。  委員会資料8ページをお開きください。ページを横にごらんいただきますと上側が北になります。左側の位置図をごらんください。国道34号の北側、赤く着色した部分が本河内団地となります。本河内団地は昭和39年から昭和41年に建設されたA、B、C棟で構成されています。旧長崎市内では最も古い公営住宅であり、築50年ほど経過し老朽化が著しいことから、現在の3棟90戸を1棟60戸に建て替えを行うものでございます。右側の計画図をごらんください。敷地の南側、着色している部分が今回の工事場所でございます。現在、新築棟建設計画部分に建っているC棟の解体工事を行っており、平成29年1月下旬に解体工事を完了する予定でございます。C棟の解体完了後、今回の本河内団地公営住宅新築主体工事へ着手いたします。完成後、入居者の方の移転入居が終わった後にA棟、B棟の解体及び駐車場整備等を順次行っていく予定でございます。  資料9ページをお開きください。配置図でございます。今回の工事は平成28年度から平成30年度を予定し、A棟及びB棟の解体は平成30年度後半から開始する予定としております。敷地は北側を市道本河内23号線、南側を中島川、東側を本河内低部公園に接し、敷地面積が3,295.24平方メートルでございます。その中に緑に着色したところが本河内団地公営住宅新築主体工事の建物で、西側に受水槽を整備する計画でございます。駐車場につきましてはA棟及びB棟解体後、車椅子利用者用1台分を含む駐車場22台分を整備する予定としております。また、新築棟東側に建設を予定している集会場につきましては、平成29年度後半より工事に着手するよう予定しております。  恐れ入りますが、資料1ページにお戻りください。下側の工事概要の欄をごらんください。(1)建物の構造及び種別の欄、建物は鉄筋コンクリート造8階建てで、間取りは3LDK11戸、3DK8戸、2LDK8戸、2DK24戸、1DK8戸、車椅子対応住戸1戸、合計60戸を計画しております。  2ページをごらんください。(2)建築物の面積の欄でございます。建築面積は593.16平方メートル、延べ面積は3,700.20平方メートルでございます。その他、受水槽基礎及びエレベーター1台の設置工事が主体工事に含まれております。なお、電気工事、管工事及び木建て、ふすま、畳工事については別途発注する予定でございます。  恐れ入りますが、資料10ページにお戻りください。1階平面図でございます。北側にエントランスホール、共用廊下、南側にバルコニーを配置した合計8戸の計画で、住戸のタイプ別に着色しており、この階には車椅子対応住戸1戸を計画しております。  この後の平面図でございますが、資料11ページには2階から4階平面図に8戸、12ページから13ページには5階から最上階である8階の平面図に各階7戸を計画しております。各住戸のタイプ別にわかりやすく色分けをして記載しておりますのでご参照ください。  資料14ページに屋上平面図がございますが、別途電気工事におきまして10キロワットの発電が可能な太陽光発電設備の設置を予定しております。  資料15ページが東西南北それぞれの立面図でございます。  最後に資料16ページに敷地の南側から見た完成イメージを記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でざいます。 170 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 171 山本信幸委員 この契約上での問題ではないですが、関連の意味で新しく建つ市営住宅に関しては住生活基本計画の中で地域包括ケアの拠点となるものを持ってくるというような決まりがあります。ここについてはどのような設備を、または対策をされていらっしゃるのかお答えください。 172 神近住宅課長 本河内の団地についてはほかの団地に比べて非常に狭い敷地でございます。その中で中心部であって、敷地のそういった制約の中で建て替えというのがありましたので、今回、今委員がおっしゃった地域包括ケアという、いろんな介護とかそういった施設については今回そういう制約があったものですから、検討をすることができなかったということでございます。  以上でございます。 173 山本信幸委員 住生活基本計画で決まっているので、何らかの政策をとらんといかんと思います。それとバリアフリー住戸が1戸しかないということでありました。これについては住生活基本計画で言っていることと、現実にそちらがやられていることの乖離がありすぎるんじゃないですか。部長これについての考え方。だから、ここまできてどうこうされるも、私が言うものではないんですけど、基本的に住生活基本計画を今考えて、前々から決めてやられていることですから、そもそも論がおかしいと思いますけど意見ありますか。 174 吉田まちづくり部長 住生活基本計画との整合性という部分でございますけれども、先にご質問ございました地域包括ケアとの関係の部分をまずお答えしますと、基本的には今後の高齢者人口の増加等に対応して、そういった施設が必要との観点から住生活基本計画の中にもそういう要素を盛り込んでいるわけですけど、基本的な考え方として2つあると思うのですが、一つは新たに建てた住戸の中にその一角にそういうスペースを設けるという方法、もう一つが全体の敷地も含めたところで建物、市営住宅は市営住宅、余剰スペースがそこで発生した場合には、そのスペースを活用いただいてそういった福祉関係の施設で使っていただく、こういった二通りの方法があろうかと思います。基本的には今後の市営住宅自体の活用を考えれば、住戸の中に置くのではなくて、基本的に敷地を活用しながらそこで運用するという形が一番いい形じゃないかと思っております。本河内の場合は、どうしても当初からスペースがとれなかったということで、実際できなかったという部分がございますけれども、これにつきましては今後も建て替え等各団地で発生してまいりますので、その中でかなうものについては積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  あと、バリアフリー対策でございますけれども、確かに今回車椅子対応が1戸しかないと部分もございます。ただ全体の住戸のバランス等もあって、結果的に1戸しかなかったわけですけれども、これについては当然バリアフリーというのは非常に重要な部分がございますので、今後建て替えする住宅についてはそこら辺はしっかりと検討して実施をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 175 山本信幸委員 そもそも論が、考え方の違いがあるので確認の上で申し上げますと、住生活基本計画でこれ私どもが話をさせていただいたのは、いわゆる高さの規制を、今の高さを高くすることで建物のこの専用面積といいますか、かかる面積を減らして敷地を生み出すと、そこの生み出した敷地に対して新たにそういう介護ケア施設を持ってくると、そういう基本的発想なんです。だから今おっしゃられているのは基本的にはちょっと違う。そこがそもそもの住生活基本計画の中での考え方で、そういったつくり方を今後やって敷地面積をうまく活用できるようにしましょうと、そこで生まれた余剰敷地の部分を地域包括ケアの拠点にしましょうという発想なんです。そこを明確にしてください。それがどうも今の回答だとわかってないような感じがしたので再度お伺いします。 176 山北まちづくり部次長 委員おっしゃるように高さを設けて、その余剰地を使うという考え方もございますし、第2回目の住生活基本計画の見直しの中では、当然住宅団地の中にいろんな市営住宅が今現在ございます。それを建て替えた際、当然福祉の拠点であるという部分が必要だろうということで、そういう考えのもとやっております。  今回本河内につきましては、もともと敷地が狭くて90戸あったのですが、それを1戸1戸の面積も、もともと38平方メートルくらいしかなかったのを平均で56平方メートルくらいに広げながら各パターン、要は多世代が暮らせる住宅として設計をしております。  今回またもう一つ敷地の問題点としてあったのが入り口までの、要は団地まで着くまでにものすごく狭い道がございまして、実際10トン車で通常工事を行うのですが、ここ自体ちょっと小規模な4トン車の工事になっておりますので、階数を8階までしか上げられないというような物理的な話もございますので、今回についてはできるだけ戸数を確保する上で60戸、8階建てで建てさせていただいて、福祉的なものは入ってないという現状でございますが、今後につきましては委員おっしゃるとおり、地域の核となる施設になると思いますので、福祉施設というのを念頭に置きながら配置をしていきたいと考えております。  以上でございます。 177 吉原日出雄委員 1点だけ。参考のために家賃の相場というのを教えてくれんですか。3LDKから全て。 178 神近住宅課長 新しい家賃ですけど、市営住宅の家賃は所得で変わりますので幅がありますけれども、1DKで1万8,800円から3万6,900円。2DKのタイプで2万5,600円から5万400円。2LDKのタイプで2万9,500円から5万7,900円。3DKのタイプで3万1,100円から6万8,900円。3LDKのタイプで3万5,100円から6万8,900円。  以上でございます。 179 向山宗子委員長 ほかにありませんか。よろしいですか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第182号議案「工事の請負契約の締結について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 180 向山宗子委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時40分=           =再開 午後2時42分= 181 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第140号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者の説明を求ます。 182 本田土木部長 第140号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。  予算説明書の2ページ、3ページをお開きください。今回の補正額といたしまして、ここに記載のとおり歳入歳出において2,835万7,000円の増額補正をお願いしようとするものでございます。これは、長崎市駐車場事業特別会計における平成27年度決算剰余金を平成28年度の繰越金として受け入れ、それと同額を一般会計に繰り出そうとするものでございます。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき土木企画課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 183 松浦土木企画課長 それではお手元に配付しております土木部提出の委員会資料に基づきましてご説明させていただきます。  委員会資料の1ページをごらんください。1.概要に記載しておりますように、さきの決算委員会でご説明させていただきました長崎市駐車場事業特別会計の平成27年度の決算剰余金2,835万7,000円を繰越金として平成28年度予算の一般会計へ繰り出そうとするものでございます。  次に、2ページをごらんください。事項別総括表でございます。表の左側の欄に歳入を、右側の欄に歳出を記載しております。左側の歳入の欄の中ほどの4.繰越金の補正額は2,835万7,000円、右側の歳出の欄の中ほどの3.繰出金の補正額は同じく2,835万7,000円で、繰出金の合計額はその右の欄1億1,382万7,000円となります。補正後の予算としましては表の一番右下の合計欄に記載の5億2,157万9,000円となります。  次に、3ページをごらんください。参考としまして決算でご審議いただきました平成27年度駐車場事業特別会計収支決算書を添付しております。網かけの部分が平成27年度の決算で、表の一番下が歳入と歳出の差額である決算剰余金2,835万6,167円でございます。なお、平成27年度の収支の黒字額としましては下から6行目、3.繰出金710万6,000円と合わせましてトータルで3,546万2,167円の黒字となります。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 184 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第140号議案「平成28年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 185 向山宗子委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会は、あす午前10時から当委員会室で開会いたします。           =散会 午後2時45分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。
     平成29年2月1日         建設水道委員長 向山 宗子 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...