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  1. 長崎市議会 2016-10-27
    2016-10-27 長崎市:平成28年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時59分= 向山宗子委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  それでは議案審査に入ります。  昨日に引き続き、第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」の審査を続行いたします。  まず、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費及び第7目県施行事業費負担金の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 2 本田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち土木部所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は282ページから285ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、主な支出の内容を記載した箇所については416ページから420ページ、不用額の説明を記載した箇所については446ページでございます。  白い表紙の事項別明細書282ページ、283ページをごらんください。第5項都市計画費第1目都市計画総務費の予算現額17億1,841万6,000円、支出済額14億9,306万934円のうち土木部所管分につきましては、A3の委員会提出資料の15行目に記載しております予算現額6,654万2,711円、支出済額5,946万7,951円、不用額707万4,760円でございます。詳細につきましては、後ほど土木総務課長からご説明させていただきたいと思います。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は290ページ、291ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、主な支出の内容を記載した箇所については438ページと439ページ、不用額の説明を記載した箇所については450ページでございます。  白い表紙の事項別明細書290ページ、291ページの中ほどをごらんください。第7目県施行事業費負担金、予算現額11億3,676万4,100円、支出済額5億9,784万6,150円のうち、土木部所管分につきましては、A3の委員会資料の18行目に記載しております。予算現額1億1,774万9,800円、支出済額5,262万6,300円、翌年度繰越額2,568万7,200円、不用額は3,943万6,300円でございます。  詳細につきましては、土木総務課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 3 赤崎土木総務課長 それでは、主な支出の内容につきまして、青色の表紙の主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。  まず、第1目都市計画総務費でございます。成果説明書417ページをお開きください。中ほどの2.都市交通対策費の(1)幹線道路整備推進費につきましては、交通量調査や道路整備促進大会会場設営の委託などを行ったものでございます。次に、418ページをお開きください。一番下の(6)二輪車等駐車場維持管理費につきましては、市内21カ所の二輪車等駐車場の維持管理を行ったものでございます。  次に、419ページの下のほうの5.特殊地下壕安全対策費の(1)防空壕安全対策費につきましては、田手原町の防空ごうにおきまして、出水等があり陥没、落盤のおそれがあったため、埋め戻し等の防災工事を行ったものでございます。次に、その下、6.繰出金(1)駐車場事業特別会計繰出金につきましては、駐車場建設に係る起債の元利償還に充てるため、一般会計から駐車場特別会計へ繰り出しを行ったものでございます。  次に、420ページの中ほど、9.【単独】駐車場施設整備事業費につきましては、築町二輪車等駐車場の精算機等の改修を行ったものでございます。  次に、438ページ、439をお開きください。第7目県施行事業費負担金でございます。1.都市計画費負担金につきましては、438ページと439ページの表に掲載している(1)社会資本整備総合交付金事業費(2)街路事業費(3)旧地方特定道路整備事業費のうち長崎駅周辺連続立体交差事業以外の県の事業に対し負担金の支出を行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。
     後ろのほうでございますが、638ページをお開きください。土木費の欄でございます下から4番目の都市計画費負担金社会資本整備総合交付金事業費から、都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業までの3事業のうち土木部所管分について、県施行事業が関係者との調整に日時を要したことなどの理由により、翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額のうち主なものについてご説明いたします。  少し戻っていただきますが446ページをお開きください。まず、第5項都市計画費第1目都市計画総務費につきましては、中ほどの土木部、(1)都市交通対策費及び(2)【単独】駐車場施設整備事業費において、入札差金が生じたことなどにより不用額が生じたものでございます。  次に、450ページをお開きください。第7目県施行事業費負担金につきましては、中ほどの土木部、(1)都市計画費負担金において、県施行事業が減したことで負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。  私からの説明は以上でございます。 4 吉田まちづくり部長 第1目都市計画総務費及び第7目県施行事業費負担金のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  初めに、第1目都市計画総務費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は282ページから285ページでございます。次に、青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所については370ページから375ページまで、それと378ページでございます。そして、少し飛びまして386ページから387ページでございます。次に、主な支出の内容を記載した箇所につきましては416ページから420ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所については446ページと447ページでございます。また、黄色の表紙の審査意見書は46ページと47ページでございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書の282ページ及び283ページをごらんください。第1目都市計画総務費の予算現額17億1,841万6,000円、支出済額14億9,306万934円のうち、まちづくり部所管分につきましては283ページ備考欄に記載の2.交際費と3.都市計画推進費の全部、4.都市交通対策費のうち2.路線バス運行対策費、3.離島航路維持対策費、4.公共交通空白地域対策費、次に、285ページの同じく備考欄でございますが、5.コミュニティバス運行費、7.バス待合所維持管理費、その下の5.新幹線対策費と6.景観対策費の全部、9.事務費の一部、10.【単独】都市計画推進事業費と11.【単独】新幹線整備推進事業費の全部で、その額は、委員会提出資料、A3判でございますが、42行目に記載の予算現額5億8,539万27円、支出済額3億6,914万4,283円、翌年度繰越額1億939万2,000円、不用額1億685万3,744円でございます。  次に、第1目都市計画総務費における主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書の370ページをお開きください。個別施策A2-1「まちの回遊性を高め、歩いて楽しいまちなかをつくります」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、歩いて楽しいまちなかを創出するため、町家の修繕や町家風外観形成に対して助成を行ったほか、まちなかのにぎわい創出に寄与する市民や企業等の取り組みをまちぶらプロジェクトに認定するなど、まちなか再生に係る取り組みを実施いたしました。今後とも、まちぶらプロジェクトに基づき、地域や企業と連携しながら積極的な事業の推進に努めてまいります。関連する主な事業は371ページにまちなか再生推進費を記載しております。  次に、372ページをお開きください。個別施策A2-2「景観を守り、地域の個性を活かしたまちなみをつくります」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、ながさきデザイン会議を軸として、民間の大規模建築物や公共施設のデザイン及び色彩等に関する指導、助言等を行ったほか、深堀地区景観形成重点地区等における景観まちづくり支援などを行いました。関連する主な事業としましては373ページに景観推進費を記載しております。  次に、374ページをお開きください。個別施策A3-2「国際ゲートウェイの機能を再構築し、交流のための都市機能の充実を図ります」でございます。平成27年度の取り組み概要としましては、九州新幹線西九州ルートにつきまして、市内6工区において鋭意工事が進められました。関連する主な事業としましては、375ページに九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金を記載しております。  次に、378ページをお開きください。個別施策E5-3「自然環境と調和した良好な市街地形成を誘導します」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、今後20年間の都市づくりの方向性を明らかにする都市計画マスタープランの改訂作業を進めるとともに、立地適正化計画策定の必要性について検討を行いました。今後も策定に向けた作業を進めてまいります。関連する主な事業としましては、378ページの下段に都市計画マスタープラン改訂費を記載しております。  次に、386ページをお開きください。個別施策E7-2「公共交通の利便性や安全性の向上を図ります」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、コミュニティバス等の運行により、合併各地区や交通不便地区における住民の交通利便性の向上に取り組むとともに、離島部における航路の維持を図りました。今後も利用実態を踏まえつつ、利用者や事業者等との協議、調整を図りながら、路線、航路の維持に努めていくこととしております。関連する主な事業としましては、387ページに離島航路維持対策費などを記載しております。  続きまして、第7目県施行事業費負担金についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は290ページから291ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、主な支出の内容を記載した箇所については438ページから439ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所については450ページでございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書の290ページ及び291ページをごらんください。中ほどの第7目県施行事業費負担金の予算現額11億3,676万4,100円、支出済額5億9,784万6,150円のうち、まちづくり部所管分につきましては、291ページ備考欄の1.都市計画費負担金の、1.社会資本整備総合交付金事業費の一部、3.旧地方特定道路整備事業費の一部及び4.JR長崎本線連続立体交差事業費の全部で、その額は委員会提出資料A3版でございますが、この46行目に記載しております予算現額10億1,901万4,300円、支出済額5億4,521万9,850円、翌年度繰越額7,060万8,800円、不用額4億318万5,650円でございます。  私からの説明は以上でございますが、主な支出の内容など詳細につきましては都市計画課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 5 谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部所管分の主な支出の内容につきまして、青色の表紙の主要な施策の成果説明書よりご説明いたします。  416ページをお開きください。まず、第1目都市計画総務費でございます。1.都市計画推進費、中ほどの(4)まちなか再生推進費につきましては、歴史や文化、都市機能が集中している古くからの市街地、いわゆるまちなかにおきまして、地域特性を生かした長崎ならではのまちなか再生を推進するために、銅座エリアにおけるまちづくり支援や中島川・寺町周辺での和の魅力の顕在化等を実施いたしました。このほか、町家を中心とした和のまちなみを整備するための助成や、まちなかのにぎわいを創出する市民等の取り組みへの支援などを実施いたしました。  417ページをごらんください。中ほどの2.都市交通対策費のうち、次のページになりますが418ページの一番上、(2)路線バス運行対策費は、香焼地区、式見地区において運行しております地域バスの運行費補助金などでございます。その下の(3)離島航路維持対策費は、長崎、伊王島、高島航路及び池島、神浦航路が地域住民の生活に欠かせない移動手段となっていることから、その維持を図るための運航費補助金などでございます。その下の(4)公共交通空白地域対策費は、バス空白地域での地域住民の利便性の向上や高齢者の社会参加を促進するために運行しております乗り合いタクシーの運行費補助金などでございます。その下の(5)コミュニティバス運行費は、合併した地域における住民の生活交通の確保を図るために運行しておりますコミュニティバスの運行費補助金などでございます。  419ページをお開きください。上から2行目の3.新幹線対策費は、九州新幹線西九州ルートの早期整備や県内鉄道の利用促進の向上、市民意識の向上などを目的に、長崎県及び県内の市や町、議会、商工会議所などの団体で構成しております長崎新幹線・鉄道利用促進協議会への負担金などでございます。その下の4.景観対策費は、主に(2)景観推進費及び(4)屋外広告物対策費に係るもので、ながさきデザイン会議の開催、案内サインの整備、違反広告物の除去等に要した経費でございます。下から4行目の7.【単独】都市計画推進事業費の(1)深堀地区広場整備は、広場整備に係る設計や用地購入などに要した経費などでございます。  420ページをごらんください。一番上の8.【単独】新幹線整備推進事業費の(1)九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金は、本市の負担区間である長崎駅部から浜平2丁目付近までの約1.4キロメートルにおける事業費につきまして、長崎県負担額の20%を支出したものでございます。その下の(2)新幹線建設発生土受入は、現川町における新幹線建設発生土を活用した土地造成のための用地購入などを行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  638ページをお開きください。土木費の欄、上から4段目都市交通対策費路面電車魅力向上費補助金におきまして、平成27年度の国の一次補正に伴う事業が年度内に完了しなかったため翌年度に繰り越したものでございます。その次の段、【単独】新幹線整備推進事業費九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金におきまして、鉄道・運輸機構が施行する事業が年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越したものでございます。  続きまして、不用額についてご説明いたします。  恐れ入りますが446ページをお開きください。中ほどの第1目都市計画総務費における主な不用額を下のほうの(1)都市計画推進費から447ページの(4)【単独】新幹線整備推進事業費にかけて記載しておりますが、主なものといたしましては、(2)都市交通対策費の路線バス運行対策費など4つの事業において、燃料費などの運行費用等が減した結果、長崎市が事業者に交付する補助金が予定を下回ったこと、その下の(3)【補助】都市計画推進事業費において、国庫補助金の内示額が減したことにより、整備計画を翌年度に移行したことなどによりまして不用額が生じております。  恐れ入りますが、438ページをお開きください。次に、第7目県施行事業費負担金のうち、まちづくり部所管分の主な支出の内容についてご説明いたします。1.都市計画費負担金につきましては、県が施行します長崎駅周辺連続立体交差事業に対し、応分の負担をするものでございますが、それぞれの内訳につきましては438ページから439ページにかけまして事業ごとに表にまとめ、左側から路線名、事業費、負担割合、市の負担金及び事業の概要を記載いたしております。このうち路線名に長崎駅周辺連続立体交差事業と記載しているものが、まちづくり部で負担した事業でございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  638ページをお開きください。土木費の欄、下から4行目でございますが、都市計画費負担金社会資本整備総合交付金事業費と、その2つの下、都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費でございます。これらのうち、まちづくり部所管分につきましては、県におきまして関係機関や地権者との協議に時間を要したことなどによりまして、年度内の完了ができなかったため市の負担金を翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額についてご説明いたします。  450ページをお開きください。中ほどの第7目県施行事業費負担金におきまして、まちづくり部に係る分は、下のほうの括弧まちづくり部の(1)都市計画費負担金におきまして、長崎駅周辺連続立体交差事業に係る県施行事業が減したことにより負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じております。  説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 6 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 7 大石史生委員 まず、主要な成果説明書の416ページの、まちなかにぎわい活動の支援補助金の委託料の中の(ア)の銅座のエリアまちづくり支援委託、これちょっとざっくりしてるんで、中身を、どういう支援を行っているのか、委託しているのかというのをお聞かせください。 8 飯田まちなか事業推進室長 銅座のまちづくりの分でございますけれども、現在銅座町、銅座エリアで、銅座プロムナードという整備を進めているところでございますが、こういったプロムナードの整備を契機として、銅座エリアの全体の活性化をどういうふうにしていこうかということを地域の方々に集まっていただきまして、ワークショップ形式で今後のあり方、また地域の方々がどういう形でそういった活動に取り組んでいくのかというところのお話し合いを一緒にさせていただいた、そのときのいろいろな支援の内容ということになっております。  以上でございます。 9 大石史生委員 じゃ、そのワークショップ、簡単に言えば会議費だけで453万円ということになるんですか。 10 飯田まちなか事業推進室長 会議費ということだけでなくて、現地の例えば建物の老朽度であったりとか、そういった現況の調査を行った上で、そういったものを皆さんに提示しながら、どういった形で今後進めていくべきかというところの調査費が主な内容、プラスそのワークショップの開催費ということになります。 11 大石史生委員 わかりました。まだ、その具体的な施行費というか、そういった部分にはまだこの段階では入っていないということですね。  次、1つ負担金がいっぱい出てきてるんですけれども、これは極端に言えば必要なんですか。 12 松浦土木企画課長 417ページの2の都市交通対策費のイの負担金のところでございます。  これは、主に土木部の分になりますが、アの九州国道協会負担金から、キの西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会負担金でございます。これは、ほとんどが道路整備の早期着工、あるいは事業の促進にかかります財源、大枠の道路財源を確保してほしいということで、要望活動をやっております。それぞれの期成会、協議会等を通じて国への要望活動を行っている費用ということになります。  以上でございます。 13 大石史生委員 そういうことで必要だと長崎市としては考えていると理解してよろしいですか。でも、これはここで113万円でしょう。その上で、駅周辺の立体交差事業の促進費の中にも負担金が33万円ほどあったりとか、新幹線対策費の中でも負担金が471万円あったりとか、こういうふうになっているんで、これどういう効果を出しているのかというのは甚だ疑問がつくんですよ。  もう1つ、いつぐらいからこの負担金というのはずっと発生しているのかなというのをお聞きしてよろしいですか。 14 松浦土木企画課長 具体的な効果というお話からさせていただきますと、まず負担金のウ.外環状線ですが、これも要望活動を続けた結果、県で事業化がなされておりますし、エの一般国道34号についても、日見バイパスの事業化がなされております。  それから、全体としてここの中にはありませんけれども、九州横断自動車道、こちらも要望活動を同時に行いまして、4車線化の着工がなされたということで一定の成果が出ているものと考えております。  それから、要望活動のためのこれら協議会の負担金ですけれども、平成17年ごろから始まっているということでございます。  以上でございます。 15 芝長崎駅周辺整備室長 主要な施策の成果説明書419ページの新幹線鉄道利用促進協議会負担金についてご説明いたします。こちらにつきましては、九州新幹線西九州ルートの早期整備、それから新幹線を活用したまちづくりや鉄道の利用促進などについて要望活動、PR活動、そして調査研究などを行うものでございまして、団体といたしましては、会長が現在、長崎県知事でございまして、その他県、市町、議会、商工会等243団体で構成するものでございまして、長崎新幹線建設期成会と長崎県鉄道利用促進協議会を平成25年度に統合しております。そして、費用負担でございますが、九州新幹線西九州ルートの整備促進に当たりまして、昭和53年から現在、平成27年度まで負担をしてきているところでございます。  以上でございます。 16 大石史生委員 この負担金とか、その辺については、そろそろ見直す時期に来ているんじゃないかなと、かつての陳情政治の名残ではないかと私はずっと思っているわけですが、そこはそういう意見として捉えていただきたいと思います。  あともう1つ、離島航路の維持対策費の中で、これは、例えば伊王島の場合はもうバスが通っていますけれども、ここで航路の補助は打ち切りますよとか、そういったことは考えられないという認識でよろしいですか。 17 谷口都市計画課長 長崎、伊王島・高島航路でございますけれども、委員おっしゃったように、伊王島大橋がかかりまして、現在長崎バスが伊王島内まで運行しております。こういった状況にありましても、私どもとしましては、基本的な航路の維持はしていきたいと考えておりますけれども、ただ、維持に当たりましては、より効率的な運航といいますか、そういったのに努めながら維持していきたいと考えております。  以上でございます。 18 大石史生委員 わかりました。あと、コミュニティバスの運行費、香焼三和線のところでなんですけれども、前、梅原委員がまだこっちにいらっしゃたときに深堀6丁目までの路線の拡大をしてほしいと、私もそれを要望したんですけれども、そこについては今どうなっているか、現状をお知らせいただけますか。 19 谷口都市計画課長 香焼三和線のバス停延長と申しますか、バス路線の延長といいますかその分でございますけれども、そういったことの需要の問題でありますとか、延長することによりましてダイヤを見直したりしなければいけないということもございまして、今のところまだ具体的な検討中というところでまだはっきりと結論までには至っていないという状況でございます。 20 大石史生委員 需要の問題もありますけれども、大体高齢化が進んできていて、バス停まで歩くのが困難だという人たちがそういう要望を出しているんです。ぜひこれには応えてやっていただきたいなと、そのように申し上げておきます。  最後に、新幹線の部分です、何点かご質問させていただきます。まず、新幹線、博多で乗りかえるじゃないですか。そういったことで寄せられている市民の声、そういったのは届いていないんですか。 21 芝長崎駅周辺整備室長 九州新幹線西九州ルートの博多での乗りかえということでございますけれども、現在のところ、フリーゲージトレインということで事業の認可がなされておりまして、前提といたしましては、博多で乗りかえということだけではなくて、あくまでも関西方面への乗り入れということで事業が認可されているところでございます。そのため、そういった意見というのは私どもでは把握できておりません。  以上でございます。 22 大石史生委員 乗りかえというか、結局博多でおりて行くにしても、こっちに来るにしても、おりないといけないわけじゃないですか。その乗り入れと乗りかえってどう違うんですか。 23 芝長崎駅周辺整備室長 フリーゲージトレインで関西方面に乗り入れるということになりますと、そのまま乗りかえなしで博多を通過いたしまして、関西方面まで直通する便というものができます。当然、各駅に停車するものもございますが、博多では恐らく停車することになろうと思います。しかしながら、そのまま関西方面に行かれる方は、乗りかえなしでそのまま乗り入れるということでございます。  以上でございます。 24 大石史生委員 じゃ、関西から来る方はどうなるんですか。 25 芝長崎駅周辺整備室長 関西から九州方面にいらっしゃる方につきましても、同様でございまして、博多を通過して乗りかえなしで乗り入れることになろうと思います。  以上でございます。 26 大石史生委員 わかりました。今、フリーゲージトレインが前提だとおっしゃっていましたけれども、フル規格の声もいろいろ出てきている中で、あくまでもフリーゲージトレインが前提で今のところは進んでいるという認識でよろしいですか。 27 芝長崎駅周辺整備室長 現在、フリーゲージトレインで認可をされておりまして、昨年度末の関係者による6者の合意によりますと、平成34年の暫定開業時には武雄温泉駅で乗りかえるリレー方式ということで現在公表がなされているところでございます。  以上でございます。 28 大石史生委員 わかりました。それから、時間短縮効果がパンフレットで出てるじゃないですか。それはある一定の駅にとまりつつ出された試算だと思うんです。前回のこの件に関して、どこの駅にとまるのかというのはJRが公表するもので、それはわからないというような中身だったんですけれども、じゃ、幾つの駅にとまると想定して、この時間短縮というのは出しているんでしょうか。 29 芝長崎駅周辺整備室長 現在の時間短縮効果で公表されておりますのは、博多-長崎間で1時間20分でございますけれども、この具体的な停車駅というものは公表されておりません。  以上でございます。 30 大石史生委員 具体的な駅名を答えてほしいというんじゃなくて、幾つの駅にとまるかというのも公表されていないんですか。それでこの試算が出るんですか。 31 芝長崎駅周辺整備室長 委員ご指摘のとおり、停車駅、幾つの駅に停車するかということにつきましても具体的に公表はなされておりません。  以上でございます。 32 大石史生委員 じゃ、この数字はどうやって出るのかというのが、ちょっと全然意味がわからないですよね、実際。それをパンフレットに載せて、皆さんに公表してというのはおかしいんじゃないですか。 33 芝長崎駅周辺整備室長 参考まででございますけれども、国の小委員会に提出された資料によりますと、この1時間20分ではございませんけれども、将来想定される停車駅といたしまして、速達型というような一部の停車駅が載っております。それは、今言いました1時間20分とは若干時間が異なりますので、あくまで想定でございまして、1時間20分の根拠となる駅というの具体的に公表されておりません。  以上でございます。 34 大石史生委員 そんなずさんなというか、根拠の中で1時間20分でできますよとみんなにパンフレットうたっているというのは、それはおかしいんじゃないかなと思います。それを前提に工事を進めていくというのも、本当におかしいんじゃないかなと感じます。この新幹線に関しても、今後どんどんまた予算がつぎ込まれいくんでしょうけれども、もう傷が浅いうちに、本当、今凍結したほうがいいんじゃないかとこのように意見を申しておきます。  以上です。 35 佐藤正洋委員 少しお尋ねします。負担金のところ、今のところですけれども、一番下に西彼杵道路と南北幹線道路の負担金が載っておるんですけれども、この南北幹線道路の工事の見通しなかなか立たんとでしょうけれども、いつを大体最後の、例えば何年後、10年後とかさ、そういったものはないとですか。 36 松浦土木企画課長 南北幹線道路につきましては、今、県で事前の検討、都市計画決定に向けた資料作成等を行っているところでございます。県からは、できるだけ地元の声を出してほしいということを言われておりまして、この協議会につきましては、これまでは行政、議会等で構成していましたが、平成27年にハウステンボスとかそういった商業、観光関係の団体を追加して組織を拡充をしております。これは、要望活動の強化を図っているということでございまして、まずは、やはり着工に向けて地元の声を大きくしていくというのが最大の努力をする部分だろうと思っております。都市計画の手続に入るということは、事業化に向けて動くということだろうと思いますので、それに向けて今後努力をしていきたいと思っております。まだ事業化されておりませんので、いつごろというところまでははっきり申し上げられないところでございます。  以上でございます。 37 佐藤正洋委員 早く事業化計画、まず計画も上がらんことにはどうにもならんわけですので、まだルートも決まっとらんわけでしょう。聞けば、全く白紙ですという答えしか来ないわけです。図面を見れば、こう点々で結局茂里町から時津の野田郷とか書いてあるわけですけど、この間、市政に関する要望をしたときの資料を持って言いよっとですけど、松浦課長がつくった資料ですから、わかっとるやろうと思って聞きよるとですけど、やはり、こういったものもできるだけ具体化をしていかんと進まんと思うんですよ、お願いします、お願いしますだけでは。ぜひ、もちろんそういった外部の人を入れた期成会を強化してというのは大事ですけれども、やはり目標値を持ってやってほしいなと思うんです。これが進まんことには西彼杵道路にはつながらんとですよね。ですから、そのときも私、国会議員の先生と県議会議員の先生に言いました。これが進まんから、わからんから、西彼杵道路は300年ぐらいはかかっとでしょうねと、私言うたんですけど、皆笑いよらしたですけど。やはり、西彼杵道路にしても、それはわからないわけでしょう。ルートにしても、まだ、事業計画の構想のルートなんていうともないし、この点々点々をしても、これはあくまでも想定される路線であって、この路線についても全く白紙ですと、こういうこと。ここは、時津の町長が会長ですから、私は定期的に会う機会もあるもんですから、聞けば、時津の町長もそういうふうに言わすわけです、申しわけなか、日並までしかまだ決まっとらんとさ、早く西海までやらんばいかんとけどとは言うてくれるとですけど、それが西海に行くのか、どこを行くのか、空中を行くのか、地下を行くのか、どこを行くのか全く想定が立っとらんということですので、ぜひこれも全部で50キロメートルあると、それで今やっとるとが幾らと、残りが三十何キロメートルということが書いてあっとですけど、時津の分が3.4キロメートル、これで7年ですから。この間私、一般質問でも言うたわけですけれども、三十何キロメートル残っとるわけですから、単純に計算しただけでも3.4キロメートルで7年、35キロメートルやったら何年かというのは小学生でもわかる。70年かかると、こういうことですたいね。  その手前の南北幹線道路ができないことには、そっちには恐らくシフトしてこんだろうと。それから、高規格道路はほかにもあるわけで、なかなか予算がつかないということも時津の町長が言っておられましたけれども、ぜひそういったことも含めて、もう少し具体的に例えば琴海のどこに行くのか、西海に行くのか、琴海はいや通らんとばい、途中でやむっとばい、時津で終わっとですよということなら、そうならそのようにはっきりしてもらえれば期待もせんとですけど、言葉では早急にこれをどうのこうのって書いてあるでしょう、西彼杵道路の進捗を図るとかさ、こういうことで文章化してあるわけですから、もう少し具体的にしてほしいと思うんですけど、見通しはどんななんですか、全然見通しは立たんとですか。 38 松浦土木企画課長 まず西彼杵道路のほうですけれども、これも時津町長を中心に、ことしから西海市長が会長にかわられたんですが、要望活動を続けておりまして、今年度の補正予算でも10億円ほど、時津工区が追加でついております。そういった地道な活動をすることによって、予算もどんどんついてくるんじゃないかなと思いますので、そういった活動は引き続き続けていきたいと思っております。  それから、南北幹線道路なんですけれども、これも全体で7キロメートルぐらいございます。事業費もかなり大きな事業費になりますので、まず国の予算をどこからどう持ってくるかというところが大事でございます。今、街路事業で、私たちとしては連続立体交差事業が終わった後ぐらいに、街路事業として持っていけないかということを市としては考えているんですけれども、国の街路事業自体の全体枠が道路事業に比べますと少ないという問題もございまして、道路事業でやるのか、街路事業でやるのか、そういったところの手法も含めて、今、県が国に相談をしているような状況でございます。私たちも情報を入れながら、できるだけ早く着工できるように後押しをしていければと思っております。  以上でございます。 39 佐藤正洋委員 ぜひ一緒になって事業推進計画を進めてもらいたいと思いますけれども、私も悩ましかとさ。この西彼杵道路を言うときには、ここが衆議院の先生は加藤先生やもんね。私、2区やけん。加藤先生は島原道路ばせんばいかんとさ。もうね、私も悩ましかとよ。そこら辺も考えていただいて、ここは長崎市長が頑張ってもらわんば方法なかとですよ。長崎市の琴海地区ですから。そういうことで、松浦課長が頑張ってもらわんばいかんし、部長もぜひ頑張ってください。  強くお願いをしておきます。 40 中村照夫委員 ここに、防空壕安全対策費というのが上がっておるんですけれども、今どきまだこんなのが上がるかと思うくらいなんだけれども、これは今状況はどうなっているのか、そしてどういう場合にこういう対策を打っているのか、年次的にやっているのか、事故が起きたりなんかしたところで、崩落が起きたとか、そういったことでやっているのか、そこら辺をちょっと説明してもらえますか。 41 赤崎土木総務課長 特殊地下壕、防空ごうの件ですけれども、今、長崎市内に調査した分で453カ所ございます。そのうち、451カ所については危険がないということで、今判断をされているところがございます。実際にこの件もそうですけれども、水が出て危ないということがございましたので、今回国の補助を受けまして施工したということで、今後も危険が確認されれば、その辺のところまた取り組んでいこうと考えております。  以上でございます。 42 中村照夫委員 この453カ所というのは民地も含めてですか、公有地ですか、そこら辺の内訳とか。 43 赤崎土木総務課長 この453カ所につきましては、民有地が300カ所ございます。残りは市有地、県有地、国有地ということでございます。  以上です。 44 中村照夫委員 これは事故があって埋め戻ししたんですよね。事故がありそうでしたのか知らんけれども。例えば、防空ごうはお諏訪さんにもあるんです。これ埋め戻ししてないんです。入り口を板塀で塞いで、それで入れないようにしているだけなんです。
     そんなのでできるような、そういうことをしているのかどうなのか、そこら辺は、この崩落云々てなったら1カ所でも、こんな200万円も幾らも金がかかるということなんだけれども、現況ではどのようにしてるんですか。 45 本田土木部長 この防空ごうの分は、以前からずっと調査をしまして、そして所有形態にもよりますけれども、例えば、民間の方、個人の所有で、自分たちで使っていらっしゃるケースもあります。  今回ここでやったのは、以前そういう形で自分のところでちょっとした物を置いたりとかして利用をされていたわけです。その後に所有者がかわられまして、当然利用の仕方も変わってきて、そこをしないという中で、うちに相談がありまして、現地を見たときに水も出ているということで、そのまま放っておけば危ないんじゃないかと、上のほうに里道も走っておって、万が一、崩れてはいないんですけれども、崩れたらやはり道路にも影響があるということで、県にも相談して、一応補助事業でできるという内容でしたので今回対策をさせていただいたんですけれども、一遍調査としては全体的に終わってるんですけれども、後でまたそういうふうに相談があったりということがあります。  もともと、さっき、1つの事例を言われましたけれども、基本的には危なくなければ、人が入らないように個人で防護柵じゃないですけれども、そういうのをされたり、そういったところも確かにあると思います。それはケースバイケースでなっている場合もあるかと思いますけれども、基本的には、今まではそれがわかったところで危ないようなところには埋め戻しをしたりとか、入り口にふたと言うんですか、そういうものをして入っていかないように、危なくないように、そういう対策をやっているという状況でございます。  以上でございます。 46 中村照夫委員 ということは、これは民有地ということになるね。これは国庫補助事業でやれるということなんですね。わかりました。 47 中村俊介委員 私から1点確認をさせていただきたいのですが、個別政策A2-1の中で、中島川・寺町・丸山エリアというところありますけれども、ここの中で和のまちなみの形成を図っていくと、町家の保全に対する市民の関心が高まったなど成果があるわけですけれども、そのピンポイントで見ると非常にいい取り組みであるということは理解をしております。ただ、平成27年、去年の4月に景観形成基準の見直しがあって、この中島川の水辺のゾーン、30メートル以上の建築物が建てられるようになったという中で、単純にイメージすると、中島川を挟んで寺町のほうは25メートル以下、いわゆる川の向かい側には30メートルの建築物が建てられるということになろうかと思います。将来的にはそういった形になるんだろうかと考えるんですが、長崎市としては、そういった景観の形成で進めていくのが最良であるという考えのもとにそういった形になっているのかと、私の考えで言うと、県道である235号線のほうが好ましいんじゃないかなと。例えば中島川の眼鏡橋から、その景観として川を挟んで見たときに、片側が25メートル以下の建物が並んでいて、逆側には高層のビルが立ち並んでいくというような形が将来的にはなるんだろうと思うんですけれども、それがよい、悪いというのは別として、長崎市としてはどのようにその点お考えかお伺いしたいと思います。 48 片江まちづくり部政策監 中島川の、特に右岸側の高さ規制の解除の件につきましては、両方の2つの考えを持たないといけない。1つは中心市街地を活性化する上では、それなりの幅員のある道路に面した街区に関しては、やはり経済活動の自由度を上げるために、土地利用をより多く導き出せるような施策を打っていかないといけない。もう1つは背後にある中島川の水辺から見た風景も、それはそれで守らなければいけない、そういう視点に立ってあそこを見たときに、実際にこれまで建ち並んでいた建物を見ると、やはり30メートル程度のところに軒がそろっていた。これは建築基準法で言いますところの、防火用エレベーターとか、そういったものを実際に備えた建物をつくる義務的なものが35メートルとか、そういったものを越えると出てくる。やはり今後あの辺の地区の状況を見ると、集合住宅というものが用途の主なものになるだろうと考えたときには、規制を緩和したとして徐々にその30メートルから35メートル程度の建物が建っていくというのが、まちの姿の将来ではなかろうか、もう一方は、中島川の水辺から両サイド、メートルにつきましては私はちょっと詳しくわかりませんが、その分の高さ規制をそのまま残しておりますので、水辺から見た風景もそれはそれで今後も維持されていくということを一応きちっと判断いたしまして、使えるところはきちっと使えるようにしていきましょうという考え方の中で、高さ規制を緩和していったという状況がございますので、やはり守るべきものは守る、しかし使うところは使うという考え方で、あの部分の見直しを行ったということでございます。  以上でございます。 49 橋本 剛委員 ちょうど中島川が出たので、それについてお伺いしたいと思います。416ページの中島川・寺町地区まちなみ整備助成で、これ見てみますと、446ページで見ますと、平成27年度は1件当たりの補助対象経費が当初の予定を下回ったことなどによるものとして、残ってる部分が書いてあるんですが、これは、この分析として言えば、今の例えば整備に必要な要件とか基準というのが厳しいから、こういうふうになったということなんでしょうか。それとも、何かハプニング的にこういう形になったのか、教えていただければと思います。 50 飯田まちなか事業推進室長 当初予算のときには補助件数は同じ4件だったんですけれども、内容は、町家の既に町家自体を改善するという内容が1つ、それと、新しい建築物を町家風に修景するというものが2つ、それと、既存の建物を町家風に改修するものが1件ということで全体4件を想定して、計上させていただいております。  昨年度の実施の内容は、修景は同じように4件行われているんですけれども、町家が1件、ほかが内容的に新しい建築物を町家風に進めるということで取り組みになったものですから、結果的にそこの補助対象の差額が生じて、不用額が生じているということでございます。  以上でございます。 51 橋本 剛委員 わかりました。ありがとうございました。どちらかといえば、仕組みの問題というよりも、たまたまそういうふうになったということですね、了解いたしました。ことしは、確か補正も組んでふやしておられると思うんですが、これはこういうふうに事業を進めていって、事業目的みたいなものが浸透したというふうに理解してよろしいでしょうか。 52 飯田まちなか事業推進室長 昨年の実施箇所の中では、中通り商店街に隣接した箇所が数カ所、実施がしてありまして、そういったもので非常に皆様の目に多くとまったということも、それだけがということではございませんが、今年度少し多くなっている皆さんの興味を引いている1つの要因になったのではないかと分析をいたしております。  以上でございます。 53 橋本 剛委員 上に書いてあるまち明かりとかも含めて、結構知っている人たちがふえているんじゃないかなという実感はあるので、進めていっていただきたいと思います。  もう1つ、青いほうの439ページですけれども、県施行事業費負担金で駅周辺の連続立体交差事業の土壌汚染環境対策工事一式とありますが、これは国負担がなくて、県市で地元だからということでやらないといけないということかもしれませんけれども、この7,250万円というのは、これでこの鉄道高架のところの土地の土壌汚染処理関係は、これでもう終わりということなんでしょうか。それとも次年度においても、まだ続いているんでしょうか。多分、予算であったと思うんですが、そこについて教えてもらえればと思います。 54 芝長崎駅周辺整備室長 この長崎駅周辺の土壌汚染対策につきましては、現在先行して整備をすべき西側について調査及び対策を行っているところでございまして、今後、連続立体交差事業の進捗に伴い、在来線の高架化がなされますと、東側のほうに着手いたします。そうした後には、またさらに東側の土壌汚染に対する調査及び対策が必要となってまいります。  以上でございます。 55 橋本 剛委員 ありがとうございます。じゃ、大体これが全体の施行で言えば半分ぐらいを占めていて、残分が同じぐらいあるという理解でよろしいでしょうか。 56 芝長崎駅周辺整備室長 対策費の費用につきましては、調査をした結果、基準を超える物質が発生したということで対策を行いますので、その量によって対策費が異なってまいりますので、東側については現在のところ未定でございます。  以上でございます。 57 武次良治委員 コミュニティバスに関して、先ほども大石委員から話があっていましたけれども、関連みたいな感じになるんですが、決算的にもこうして見ていれば結構な支出がなされているわけなんですよね。そうした中で、2年か3年か前だったと思うんですが、コミュニティバスに関してのアンケート調査をやったことがあると思うんですよ。実際やっているんですけれどね。それの結果というものはどういうようなことなのか、またその結果を踏まえて、その後の運営事業にどのように反映をさせてきているのか、見直し等があったのか、その点についてお示しいただけますか。 58 谷口都市計画課長 コミュニティバスのアンケート調査でございますけれども、ちょっとお待ちください。 59 向山宗子委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時8分=           =再開 午前11時10分= 60 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。 61 谷口都市計画課長 コミュニティバスにつきまして、南部地区の大籠地区に対しまして、平成27年の9月ごろにアンケート調査を実施しております。その内容でございますけれども、コミュニティバスの延伸に関してでございまして、利用する、しない、そういった趣旨のアンケートをいたしました。その結果、利用しない、年に一、二回程度利用するという回答が多数を占めたという状況でございまして、その延伸という分については、なかなか難しいんじゃないかという判断をした結果、路線につきましては、現状のままになっているというところでございます。  以上です。 62 武次良治委員 私が聞いたのはそういうことじゃないんですよ。それ以外の全体のコミュニティバスについてのアンケートをとっているはずなんですよ。私、そのアンケート調査見ましたもん。広範囲にわたってやっとるはずですよ。だから、そういったことを踏まえて、見直し等もあるのじゃないのかなということも当然考えられるんですよね、ああいうアンケート調査をする以上は。ですから、それが、例えば1日5便のやつを4便にしましたよとか、いろんな形での見直しとか、恐らく何か検討されたはずと思うんですよ。だから、それがどういうふうな形で成果が出てきたのかということをお尋ねしたかったわけなんですよ。大籠のほうはまた後で言います。全体について、コミュニティバスについて、その辺検討するためのアンケートであったはずと思いますので、それがどんな形として成果で出てきたのか、その辺についてお答えください。 63 谷口都市計画課長 ただいまの武次委員のご質問に対するアンケートの内容というのが、今、手元にございませんので、ちょっと調べさせていただきたいと思います。  以上です。 64 武次良治委員 資料、そのアンケートの回答の内容どうのこうのまで私言っていないんですよね。結局、トータル的にどういうことが浮かび上がってきたと、今あるコミュニティバスの運行のあり方、これをどういうふうに見直しましたとか、あるいは見直そうとしていこうとしとるとか、その点が知りたいわけですよ、方向性。そうでないと、アンケートする意味ないじゃないですか。一番肝心かなめなところですから、そこを押さえておかないと、ただ漫然と事業をやりました、こんだけ変わりましたという問題じゃないと思うんですよ。まあ、きょうわかっていないならしようがないです。  ついでに、私が聞いてもなかった大籠のこと、先に答えられましたんで言いますけどね、これは全く、当時地元自治会から要望が出て、延伸の話、延伸は難しいということで結局、デマンド交通的な、乗り合いタクシー的なそういう方向でやりますということで部長からの回答もらっとったんです。それがいつの間にかやる方向でのアンケートじゃなくて、コミュニティバスの延伸のどうのこうのにまた元に戻ってしまった、結果として地元はコミュニティバスまでなくなったら大変だということでそっちを選択してしまっただけなんですよ。承知してますか、その辺まで。私、聞いてもないこと答えるから、こんなこと言っているんですよ。そういうこともあって、果たしてどういうことで基本的に考えているんだろうと、結局交通空白地対策を。そんなこともあったもんですから、全体的にどういう方向性を持っているのかなと思ってお尋ねしたわけですなんが、あんまり持ってないようですからこれでやめておきます。  ただ、先ほど大石委員から出た深堀6丁目、あそこは実は私も要望受けているんですよ、地元から。ただ、あそこも道路事情からいって無理だろうと、今のマイクロバスのあのタイプではですね。あそこで1回もうがっちゃしたら大渋滞引き起こすのは目に見えてますから、ですからそれはいたし方ないと。そのためには深堀三和線を急がんといかんということになるんですが、松浦課長、あれを早く通すことによってこういった問題も全て解決できるんですよ。そういうことで、そっちもよろしくお願いします。深堀三和線も負担金も出しとるし、あそこも予算最初ついたところから、いつの間にか場所も変わったという、いわく因縁もあります。ただ、急いでしなきゃいかんのは深堀工区であるということ、私も重々承知していますので、それはそれでいいんですが、そういうところをトータル的に考え合わせながら、交通関係、道路関係の政策を一体的に取り組みを進めていただきたいということを要望しておきますので、よろしくお願いいたします。  後で教えてくださいね、コミュニティバスのほうは。よろしくお願いします。 65 向山宗子委員長 ただいま武次委員から要望のありました、このコミュニティバスのアンケートの調査結果によります方向性に関しましては、お昼を挟みまして午後に、よいときにご報告していただけますか。よろしくお願いいたします。  ほかにありませんか。 66 山本信幸委員 まず、県施行負担金について、全般的な話なので、どちらの部が代表して答えるかわかりませんが、ともに進捗率、これはA3の一覧表を見ると、進捗率を見ると、どちらも57.2%と、もう1つが57.5%になっとるんですね。これ、多分平成27年度で、平成28年度でその分かかってきて、十分その効果は、ある程度出てきているものと理解はしているんですが、これ当初は、なんでこういう進捗率が57.2%、57.5%となっているものなのか、当初の県との打ち合わせがうまくいっていないのか、その辺をお答えください。 67 芝長崎駅周辺整備室長 県施行負担金のうち長崎駅周辺連続立体交差事業についてでございますけれども、これは連続立体交差事業につきまして、昨年度までに営業線の横に仮線を設置しまして、そちらに列車を移設しながら高架工事を行っているところでございまして、今回の繰越金につきましては、その仮線の工事に伴いまして、埋設物等、そういった支障物件等の関係者との協議に時間を要したということでお聞きしております。  以上でございます。 68 山本信幸委員 そこなんですよ、私が言いたいのは。県施行負担金で、ただ県にお願いすればいいというところではなくて、そこにしっかり入っていって、当初からもう少し詰める必要があったんではないかと。途中で支障が出ておくれるということも十分わかりますが、余りにも進捗率が悪いと、それについては市からも予算は出しとるわけですから、それじゃ困ると、相手に対しても、要望、陳情すべきだと思います。おっしゃることはわかっているんですよ、そういう理由だろうということもわかった上で、余りにも県任せでないかと、そして理由が余りにも、県の施行がおくれたからということだけで済ませるところが、余りにも県任せというところを指摘したいというだけの話ですから、その分についてしっかりと、今後とも対応をとっていただきたいと思います。  それでは、本題に入らせていただきたいと思います。まず、主要な施策の問題で、まず371ページ、まちなか再生推進費の成果指標の見方なんですが、これは成果指標の目標値が1人当たりの歩行者通行量でいってるんですけれど、これを73.2%、決算額は2,100万円からでお金が出ているわけなんですけれども、これ実際のところ、人間だけでいいのかと、実際のところは支援して、件数でも得られるのではないかと思うんですが、この辺はどういう形のお考えなんですか。 69 飯田まちなか事業推進室長 ご指摘のとおり、歩行者通行量を今、指数にして上げさせていただいているところでございますが、歩行者通行量につきましては、目標を達成しておらず、現実的にこれまでは目標に対して少し下回っているという結果が実際出てきております。ただ、現実の場所、場所ごとにやっている場所を見ますと、その場所においては、例えば中島川・寺町エリアだったりとか、力を特に入れているエリアにおいては、通行量の増加というのが、場所場所では見られてきておりまして、全体として、その他の事業がさらに進捗することで何とか実現させていきたいということが1点でございます。あとは、ほかの指数といたしまして、まちなかが元気になったと感じるかという市民調査であったり、その他の参画という意味では、まちなかの取り組みに対する認定事業の件数であったりとか、そういったほかの指数も補助的に見ながら、成果として取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 70 山本信幸委員 まさにそこなんですね。ほかの分で4件やって4件の効果もあるし、先ほどからの質問を聞いていますと、今後ともこれについては顕在化事業を、支援を受けたいという話もありました。非常に効果が上がっていると考えておりますので、そこについては、もっとほかの指標を入れて、予算どりもどんどん進めていただいて、拡大をしていただきたいと思いますが、どうですか、こういう事業を今回補正もとられたわけでしょうけれども、こういう指標の見方についても、若干考え直す必要があると思いますが、いかがでしょうか。 71 片江まちづくり部政策監 確かに委員がおっしゃいますとおり、支援の件数、地域の方々の活動がどう動いているのかということに関しましては、そういう補助を受けられて活動される件数というのも重要な指標だと思います。ただ、私ども最終的には、そういった活動を通じて、そこにいらっしゃる方々がふえることがまちのにぎわいを増していると考えていますので、やはりその辺の手段と目的といったところはきちんと分けて考えて、ただし、手段が充実することなくして、目的を達成することはできませんので、委員がおっしゃいますとおり、そういう今後ともまちなかというのは活性化を図っていくべき重要なところでありますので、質、量ともに充実させるように施策を講じてまいりたいと考えています。  以上でございます。 72 山本信幸委員 そこが、いわゆる人間、人数だけでいいのかと正直考えております。先ほど満足度の話がございました。地域の満足度が上がるというものに、住んでよしという感覚がそこに生まれて、そのイメージが出ることによって、人はふえると思っております。その意味で、手段の目標というのも、最終的にはおっしゃられる人数の目標もわかるんですよ。でも、そこへ至る手段の目標というのも、ひとつ決めるべきではないのかと。逆にそうであれば、人数だけの目標であれば、何かで誘導したりとか、測点箇所を変えたりとか、そしたら達成するじゃないかという話になってしまいますので、そういう意味で、少し考え方を補足した点での考え方も必要ではないかと思っております。  次に、373ページの景観の分なんですけれども、景観重要建造物の数について、景観推進費の目標数、これ16件について、今回実績値が17件で106.3%となっております。これ、正直言って、400万円かけてやっているものの、余り100%目標を超えたという認識がありません。これは、こういった形でいいのかなと思っております。件数が当初あって、それを超えると106.幾らとすぐ出てしまうということであるならば、何か当初の目標をもっと上げるべきじゃないのかなと思ってるんです。これ年度予算でこんだけ予算があって、こんだけの件数分を上げておりますから、それについてどうだということだけですので、進捗率みたいなもんですよ、正直言って。そんなんではなくて、本当に景観上どうなるのかという目標の考え方に改めるべきじゃないかなと思うんですけれども、その辺どうですか。 73 向井まちづくり推進室長 景観推進費については、景観を形づくっていくという中で市民の皆さんにいろいろ取り組みをしていただくこと、市民の皆さんに理解していただく、一緒にやっていただくというところが目標であると考えております。そういった意味では、指定数がふえればそれでいいのかという部分は確かにそういったご指摘の部分というのは、私ども真摯に受けとめたいと思っております。なかなかうまく取り入れられるような指標というのが、当時検討した時点ではよく思いつかなかったというか整理できなかったというところもあって、こういう物件的な数の指標になってしまったという部分は否めないのかなと思っております。  当然、私どもも、こういった成果というものの議論を進める中で、例えば、長崎のまちの風景がいいと思うかどうかといったような指標も市民の意識調査の中には入ってきておりますので、そういったものを指標として用いていくということは考えていきたいと思っております。 74 山本信幸委員 まさに今おっしゃられた通りだと思います。いわゆる、じゃ400万円投じてこれだけやったのに、感覚的にこちらがそういうふうに受けないというのは、まさに今おっしゃられたとおりだと思います。今のところでの指標をやると、それが見えてくるのかなと、そしてそのイメージ自体がそこに定着すると、景観のイメージがそこに定着すると、その景観の努力をやっているというイメージが定着するということが、一番重要ではないかと考えますので、そういう意味での指標目標をやって、それが足るのか足らないのか、その効果を上げるための努力をするというような見方にしたほうが、実際の市民に対しても定着すると思うし、訪れた方にもそういう効果があっていると感覚的にあると思いますので、ぜひそういう検討をしていただきたいと思います。  次に、378ページ、都市計画マスタープラン改訂費なんですけれども、これも目標値が90%で、981万5,000円上がっているわけなんですが、これは要は都市計画マスタープランの原案を作成したらば、達成率100%になって、目標値90%達成というような、実に短絡的な発想であって、その内容についてどうなのかとか、平成27年度やられているんですけれども、我々はそれをできたとか内容を原案がどうなったとかいう感覚が全くないのに、もう都市計画マスタープランは90%もできたのかという感じが非常に否めません。これ当初そういう原案ができても、その後に論議仕上がったものが、何%だというふうにしないと、原案をつくればそれで終わりたいと、そんな話ちゅうのは目標値としておかしいと思うのですが、その辺どうですか。 75 谷口都市計画課長 378ページの都市計画マスタープランの改訂費でございますけれども、委員ご指摘のとおり、まず目標値を設定する上で、マスタープラン改訂費ということもございまして、素案作成までを50%、原案作成で90%、公表で100%という数値設定をして、数値を記載しているところでございますが、この都市計画マスタープランというのは、最終的には当然20年後の長崎市のまちの姿を明らかにして、そこに向かって進んでいくという計画づくりということの中で、この設定の指標がしゃくし定規といいますか、短絡的というご指摘はごもっともだと認識しております。ただ、一応今現在、今年度中の策定公表を目指してやっているところでございますので、策定に向けて引き続き頑張っていきたいと思っております。  以上でございます。 76 山本信幸委員 今おっしゃられたことはわかってて、ここに書いてある原案の作成を自分たちで勝手に決めて、それをそのままこうしましたと読み上げられても、何ら今後の展開も全く何もないんですね。そりゃ、平成27年度、平成28年度、今年度終わりますばいと言われてもですね、じゃ、何らその指標の考え方というのは、修正されないと、そしたら同じような話を来年の決算のとき言うて、もう終わったですけんが何も言うても一緒ですばいと、そんな話があるのかなと思っております。やはり、これは、そういう一つ一つに応じた考え方を変えるというものを持って、原案作成が90%というのは、やはりおかしいと認識した中で、私は対応していただきたいと思いますけれども、部長どう思われます。 77 吉田まちづくり部長 確かにご指摘のとおり、今回の指標というのはあくまで事業という捉え方で進捗率という指標であったわけで、ご指摘のとおりそれが市の姿を示すものかといえば、そうではないと私どもも思っております。じゃ、どうあるべきかということを考えたときに、マスタープラン自体が20年後の長崎市の姿、方向性を示すものということであれば、最終の目標というのを一定設定をするわけですから、年度ごとにどの程度マスタープランの趣旨が達成されていったかということを例えばですけれども、毎年度報告をするとか、本来考え方としてはそうあるべきじゃないかと思います。ただ、今回の分は策定費ということですから、ご指摘の点を踏まえますと、じゃ、策定の熟度がどの程度まで達成できているのかというところをご趣旨からいけば、お示しすべきではないかと思っております。  これまで、当委員会においても、策定の過程において、基本的な考え方から始まって、ある程度素案の段階までのご説明というのは差し上げていますけれども、今後成案ともお示しをしていくということになりますけれども、そういうご意見も踏まえて、最終型ができていくわけですけれども、その時点時点の熟度といいますか、どの程度浸透していっているのかというところも補足的にお示しをしながら達成度というのは今後表現していくべきと考えております。今後はそういうふうに対応させていただきたいと思っております。  以上でございます。 78 山本信幸委員 ぜひ、熟度、今おっしゃられたと思います。その部分を入れていただいて、計画を指標にも補足的に入れていただければと思います。  417ページでございます。幹線道路整備推進費の中で、(ウ)の交通量等GISデータ作成委託ということで75万6,000円あるんですけれども、これはGISデータになってますが、これいかにして活用されようと考えてるんですかね。 79 松浦土木企画課長 この交通量調査ですけれども、GISのデータの中に今まで交通量調査を行った箇所のデータを入れ込んで、いろんな計画をするのに役立てようということで行ったものでございます。バス路線、大体77路線あるんですけれども、それと交通量調査地点、約280箇所ぐらいありますけれども、そういったところを入れ込んだというところでございます。 80 山本信幸委員 GISデータの制作への活用というのは、従前からずっと私お話をさせていただいておりました。ということで、今回バス路線入れられたのは、これ自体GISデータがどこまで広がって活用できるものと考えていらっしゃるのか、その辺についてお答え願えますか。 81 松浦土木企画課長 今、土木部で基礎的なものをGISにどんどん入れ込んでおります。先ほど申し上げましたバス路線、交通量、それから通学路とか、いろんな土木部で持っている、各所属で持っているデータをできるだけ集めて、1つのGIS上で見れるようにしようと、それからまちづくり部とも連携して、うまく活用を図っていこうとしておりまして、最終的には、これができ上がりますと、いろんな計画、例えば下水道ですとか都市計画とか、そういったとこでも使えるようになるんではないかなと思っておりまして、それに向けて今後もより充実させていこうと考えているところでございます。  以上でございます。 82 山本信幸委員 これは一般質問でもやって、GISデータの推進ということでまさにやらさせていただいて、今のようなことを全部固めて全庁的に活用するという話をさせていただいたんですが、これは、全庁的になるとシステム自体が各所属で違う部分があって、全庁的に一括活用はできないと話がございました。ぜひそういうところを、今のお話ですと非常にいいことだと思いますので、そういうことに対応していただいて、まさにおっしゃるとおり、これ各部局で活用して、政策への単に1つのツールとして使うんではなくて、政策決定の手段として活用をしていただきたいと、そのための手段のデータとして寄せていただきたいと思います。全体像から見た流れによって政策判断すると違うものが見えますので、今ツールとしてしか使ってませんので、政策活用として判断の材料として使っていただければと思います。  そしたらば次、路線バス運行対策費については先ほどから皆さんから話があっておりますので、これはそれぞれの路線で高額な費用がかかっておりますし、地域バスや運行維持補助金も1,300万円くらいかかっておりますので、この分については、ぜひ見直しを今後ともしっかりして、これやめろと今言ってるんじゃない、見直しを図っていただいて、より効果的に、予算がまだついてもいいんじゃないかと思ってる。より地域に効果的な方法でこれを進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。  419ページの4の景観対策費のウの長崎市都市景観賞表彰実行委員会負担金で40万円、これ出ているんですけれど、これはどんなふうに使ったんですか。 83 向井まちづくり推進室長 都市景観賞の実行委員会形式で長崎市商工会議所、あとほかにも参画をしていただいて実行委員会を組織して、都市景観賞の作品を2年に1回選考して表彰するという取り組みを行っております。長崎市の負担金としては40万円でございますが、全体の予算規模としては、主に140万円程度の予算で選考、表彰といったものを実施をしております。内容につきましては、会場費であったり表彰の費用であったり広報の費用であったり式典費といったようなものになっております。  以上です。 84 山本信幸委員 これですね、きのうからも言っているんですけれども、その負担金、さまざまな負担金があって、なかなか負担金は出しているものの、実際どの程度市がそこに参画していって、その内容についてチェックをし、実際でき上がったものはそれだけの効果を生んでいるのかというのは、よくわかりません。  これについても40万円ということで今言われたんですけれども、40万円なんですよ。毎年毎年40万円あって、そのことがどれだけの評価に当たるのかというのは、これしっかりやはり一度検証していくべきだと思います。その分は、ほかの負担金に含めてもそうなんですけれども、単に出すだけじゃなくて、その分の効果については、やはり全て負担金については検証を行って、その効果がどれだけのものか単にお金を出すというだけではなくて、しっかりと長崎市もそこに入っていただいて、そこの効果を見ていただきたいと思います。意見として申し上げます。  以上です。 85 中村照夫委員 今出された交通量等のGISデータ作成委託ということなんですけれども、これはどういう内容のもので、今どこまで進んでいるのか、そこら辺についてちょっと教えてください。 86 松浦土木企画課長 実際ソフトといいますか、今年度ソフトを入れるんですけれども、事前の準備としまして、いろんなデータを、先ほど言いましたバス路線とか交通量とか、そういうのを整理してまず入力をする業務でございます。その委託費ということでございます。それのデータを集めて、今年度パソコンとソフトを購入して、その中にGIS上でずっと重ねていく作業をしようとしております。最終的には、先ほどちょっと山本委員からも出ましたとおり、それらのデータをいろんな計画をする上で1つの画面上で見れるようにしていこうということでございます。ただ、個人情報とかもあるデータもございますので、そういったところで公にはできないんですが、将来的には各主要な所属で、それをネットでつなげるようなところまで持っていければなと思っているんですが、まずは土木部で1つのパソコン上で、まずそこら辺をつくっていこうといったところを考えているところでございます。  以上でございます。 87 中村照夫委員 ということはまだでき上がってないわけね。じゃ、いつそういうものが見えるようになるんですか。 88 松浦土木企画課長 一応、全体をつくってしまうのは、今年度中に土木部である程度のものはつくっていこうと思っておりますので、今年度で大体おおよその形は見えてくると考えています。  以上でございます。 89 中村照夫委員 長崎駅周辺再整備特別委員会で、駅前の交通量がどうあるか、現状どうなのかというのをやっているんですけれども、わからないというんですよ。国が去年か調査をしたと、その数値がまだ出てこないからわからないということで、現状を把握されてないということなんですよ。しかし、国は、なんかもう、そういうカメラでずっと日々の交通量というのは、数値はもう把握できてるというんですよ、幹線の。そして、その数値というのは、その日の交通量は3カ月後にはもう公表されるって言ってるんですよ。何でそういうものが市のほうでわかってないのか、そこら辺がさっぱりわからないんだけど、そういう国とか県とか、テレビにだって毎日の画面で、何番かな、チャンネルで出ますよね。あんなの見たら、幹線のその地点での交通量というのは誰でもわかるように画面で出てるんですよ。そこら辺が、行政の連携というのか、どんななっているのかと思うんだけれども、そこら辺はどうなっているんですか。何でわからないんですか。 90 芝長崎駅周辺整備室長 長崎駅周辺の国道202号でございますが、交通量について、特別委員会の中では、平成22年度の道路交通センサス、これは国が公表しているものでございますけれども、そのデータはお示ししているところでございまして、さらにその後、浦上川線の開通に伴いまして測定されたデータというのも公表いたしております。しかしながら、直近のデータであります平成27年度のその道路交通センサスがまだ公表されていないということで、ご説明しているところでございます。そして、さらに今、委員ご指摘の国による測定といいますのは、恐らくトラフィックカウンターといいまして、道路上に設置している計測器のことだろうと思いますが、今、国で公表されておりますのは直轄国道であります国道34号の日見あたりのデータ、補助的には滑石でも国道206号でもはかっているようでございますけれども、駅前の国道202号のデータというのは公表されておりません。  それから申しわけありません、別件で、先ほど冒頭に大石委員のご質問で、私の説明がちょっと不十分だったところがございますので、ちょっと補足、訂正させていただきたいと思います。  関西の新幹線の乗り入れにつきましては、国のあくまで投資効果を出すための資料の中での前提条件でございまして、まだ決定されている認可ではございません。開業時にJRで決定されるものでございます。  申しわけございません、訂正させていただきます。  以上でございます。 91 中村照夫委員 駅前はないんですか。テレビには春木線が出るんですよ。それで、九州でも一番交通量が多いていう駅前の数値が出ないで、春木線のあんなところの画面が市民にもわかるように毎日出てるというのが不思議でならんのだけど、それ本当なんですか。 92 松浦土木企画課長 先ほど、芝室長からお話があったとおり、全国的に道路交通センサスというのが大体5年ごとに行われております。それの最新のデータがまだ公表されていないというのが1つと、国道34号、直轄国道でトラフィックカウンターというのがついています。ただ、直轄以外はそれがついていないものですから、日々の交通量を数値としてあらわせないと。今、データがとれるのは国道34号だけとお聞きしております。  以上でございます。 93 中村照夫委員 国道34号て長いでしょう。国道34号のどこの数値がわかるんですか。それで、駅周辺が一番、長崎の交通量が多いといいながら、どうでもいいということはないけれども、国道34号は調べられて、国道202号の駅が空白だというのは、あなたたちは黙って国に何も言わないんですか。一番重要なところの調査というのは、一番重要なんじゃないですか。そこら辺は、国にそういうシステムがあるんだったら、国にさせるべきじゃないですか、そういうの。どうして黙って平成22年の数値しか出てないのでわかりませんと、ですから今の時点でまだ100年後の長崎市の玄関口云々と言いながら、そういう全然前に進まないような都市計画のあり方なんちゅうのはおかしいじゃないですか。何を考えているんですか。 94 芝長崎駅周辺整備室長 交通量調査の、先ほど申しましたトラフィックカウンターでございますけれども、国としましては直轄国道の34号、場所としましては本河内の日見あたりということになっておりますけれども、あくまで駅の前は3桁国道でございますので、直轄国道ではないということで設置がなされておりません。しかしながら、先ほど申しましたが、5年に1度は一斉に各地点でエリアを広げた形で道路交通センサスといった調査が行われます。平成27年度のデータももうじき出るということで、前回も1年後あたりに出ておりますので、その結果を待ちたいと思っております。  以上でございます。 95 中村照夫委員 それがおかしいと思うんですよ。日見のどこなんですか。もう50年も幾らも昔だったら、日見は長崎の幹線だったかもしれません。しかし、日見なんていうところは、バイパスも出てますよね。旧路線だとするならば、あれはほとんど交通量なくなってますよね。そんなところの調査が長崎市の中心的な道路の数値ということでしか国に把握されないわけでしょう。どうしてそれが、一番九州でも多いという長崎駅の調査じゃないということを、あなたたちはほったらかして、それに甘んじてるんですか。そんなので都市計画なんてできないでしょう。何を考えているんですか。 96 片江まちづくり部政策監 国交省がやっております、やはりみずからが管理している道路の交通量の状況を把握するために観測器を置いているということで、3桁の国道に関しましては、財産は国有ですけれども、管理は長崎県ということになっておりまして、やはり箇所数であるとか、そういった重要度に関しまして、まだそういった観測器が置かれている状況にはないということでございます。しかしながら、先ほどから申し上げておりますとおり、全体的な交通量調査は実際行われておりますので、それを早く出してほしいということは従来からずっと申し上げておりますし、私どもも、これからもとにかくもう調査から1年たって、通常であれば速報値とかそういったものが出る時期でございますので、それをとにかく早くしてほしいということで働きかけをしていきたいと考えております。  以上でございます。 97 中村照夫委員 そういう数値じゃないでしょう。5年に1回出る数値じゃないでしょう。今、日々出る数値なんだから。そんなのに頼ってて都市計画できんでしょう。  じゃ、国がそれだったら、県がそれをするんですか。どこかせんといかんでしょう。春木町は誰がやってるんですか。任務分担があるならば、どこかがせんばいかんでしょう。一番重要なところが空白になっているというところはどういうことなんですか。この65万の交通量等云々というのは、そのために市がやろうとしていることなんですか、それともこれは市内全体のものなんですか。そこら辺の関連性が全くわからんから、これは何だろうかと思うんだけど。 98 松浦土木企画課長 417ページの委託料のアで、交通量調査委託というのがございます。149万400円でございます。これは、主に市道でございます、市道で今後、今、計画をしている路線等で必要な交通量、交差点の交通量等をはかっている部分でございます。
     先ほど、GISデータ作成委託の中でお話申し上げたものは、これらのデータを一時的にその分だけ使うんじゃなくて、GIS上で今まで過去にとったデータも含めて、それに載せ込むことによって、必要なデータを計画にあわせて使っていこうということでございます。  以上でございます。 99 中村照夫委員 これ以上やってもしょうがないけれども、要するに市長は100年の長崎を決める、形をつくるんだと言いながら、駅周辺の整備が全然進まないんですよ。駅周辺を整備するということでじゃんじゃん金は使ってるけれども、青写真さえつくり得ないじゃないですか、交通量もわからないで。  そしたら自分たちで調査をすべきでしょうが。しないじゃないですか。片方では、そんな何年か前にはかった国の調査の数値を待って、その数値をもとに計画をつくっていきますなんていうことを言いよる。片方ではもう立体交差も工事も進んで、もう駅も移るような事業も進んでいる。大事な100年後を見据えた駅のまちづくりというのは全然進まない。問題と思うんですよ。調査をしてください、自分たちで具体的に。  以上です。 100 片江まちづくり部政策監 道路の交通量といいますのは、ただそこのところだけを観測するということだけではなくて、その前後の道路、そこにつながる道路の交通量全体を把握して、それなりに意味を持ってくると考えております。しかも、今回交通センサスといいますのは、休日と平日、それぞれのところでの交通動態であるとか、そういったところも観測されております。それが、既にもう観測が終わっているということで、やはり、今回駅前のところの交通量を、どういったものをもって解析していくかにつきましては、同じような測定方法によって経年ずっとなされてきたこういう全国的なデータが一番使うに当たっては適正だと考えておりますので、重ねての答弁になりますけれども、既に終わっている調査のデータを早急に提供していただくように働きかけていきたいと考えております。  以上でございます。 101 山本信幸委員 関連で、今、片江政策監がおっしゃられた部分なんですが、まさに全体計画についてはそのとおりだと思っております。使い方もそのとおりだと思います。しかしながら、今、前面の商店街との関係、まずその道路の計画については、もう何年も前からですね、どうしても今の駅前の道路については何ら計画が出てきてない。その手前までが駅周辺として計画をなされているという話が従前からずっとあってるんですね。その前の平面図は書かれているものの、本当に、例えば、今の電車の電停横の右折車線、これ県営バス側に今、バスが右折するために引かれている右折車線なんですけれども、これ自体が必要なのか必要でないのか、これについては一部交通量の確認とか、県営バスがそこになくなった場合はどうなのか、そういうとを含めて、早急にできる根拠なわけです。  建物がかわった場合については、またその状況としては、今の交通量形態とはまた変わるわけなんです。そういうとを含めて考えますと、やはり市側自体も、必要であるべきなのは補足での交通量というのは確認すべき点もあるので、一概に言っているのは、おっしゃることもわかるんです。ただ、一概にそれを全部が全部そうではないと、交通量が活用する分については、補足的なものを必要な部分については、長崎市もその分の交通量調査をやって、その車線自体が必要かどうかの確認は当然行う覚悟をもっていただきたいということを言っているわけであって、それは一概に全国版を使うということであれば、何ら交差点の計画自体が立てられないということがございますので、その辺についてはちょっと違うんじゃないかなと思いますが、どうですか。 102 片江まちづくり部政策監 委員のご指摘、ごもっともだと考えております。やはり、交通センサスは万能なものではなくて、断面の交通量を基本的にはかっているものでございます。しかし、交差点における方向別とか、そういう密接な沿線の土地に関する交通量に関しては、それはそれで即席にとっていかないとならない部分もあると思っておりますので、必要に応じて、そういったところの調査は進めていきたいと考えております。  以上でございます。 103 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時58分=           =再開 午後1時1分= 104 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  まず、午前中に引き続きまして、住民アンケートの結果の資料を今、配付させていただいております。  理事者の説明を求めます。 105 谷口都市計画課長 午前中の武次委員からのご質問の中で、十分に答えることができず申しわけございませんでした。その中でございましたアンケートの概要を今、追加資料ということで配らせていただいております。  簡単にご説明させていただきます。  1ページにアンケートの概要ということで、平成24年の10月に既存のコミュニティバスを運行している地区、コミュニティバス9路線、それと地域バスということで、滑石地区と香焼地区、デマンド交通ということで琴海地区、乗り合いタクシーの5地区、こちらに対しまして、運行後5年から10年ぐらいたっているということもございまして、現在の利用実態の把握を目的にアンケートを行っております。中ほどに回収数がございますように、合計で5,613名の方からアンケートの回答をいただいております。下段には、性別ということで、女性のほうが多いということ、やはり60歳代以上方からのアンケートの回収が3分の2を占めているといった状況です。  2ページ目をお願いします。普段の外出の行動パターンということで、目的、頻度、時間帯を平日と土日祝ごとにとった内容をまとめております。目的としましては、買い物が多いといった結果です。頻度にしましては、平日はほぼ毎日行っていると、週二、三回を含めますと3分の2以上となっているという状況です。時間帯につきましては、行きが9時台、10時台が多いということと、帰りが12時台、それと夕方の時間帯が多いといった状況となってございます。  3ページをお願いします。外出時の移動手段ということで、同じく平日、土日祝で結果を整理しております。基本的には、徒歩あるいは自動車、路線バス、自動車での移動が多いといった結果でございます。その下になりますが、(4)コミュニティバス等の認知度ということで、こちらは詳しくは知らないが、運行していることは知っているという方が最も多いといった結果でございました。  4ページをお願いします。コミュニティバスの利用状況ということで、週の利用回数であったり、利用目的、利用する理由あたりを整理しております。まず、上のほうからいきますと、利用あっておりますけれども、利用したことはないと答えた方が過半数を占めているといった状況でございます。利用目的としましては、やはり買い物の割合が最も多くなっていると、その次に通院が続いているといった状況です。その下ですけれども、コミュニティバスの利点としましては、やはり目的地のそばまで行けるということが利用する理由として挙げられる方が多いといった結果でございます。その下でございますが、コミュニティバス等の問題点といたしましては、いつ、どこ行きの便があるのかを知らないといった人が最も多いということと、次いで運行頻度が少ないとか、停留所の位置がわかりにくいとかいった理由が挙げられております。  次の5ページをお願いします。5ページの上、まず、(6)でございますけれども、運行維持が困難になったときの対応とか、今後の利用意向という部分でございますけれども、全体としましては、運行内容、例えば日数だったり便数、こういったことを減らして、経費を削減してでもやはり存続させるべきであるといった人の割合が最も多いということでございます。その中ほど、その下でございますが、コミュニティバス等の全体の利用者に対しまして、今後の利用意向という部分でございますけれども、やはり約半数以上の方が利用したいという意向を回答をいただいております。その下でございますけれども、利用しないと上で答えた方にその理由を尋ねましたところ、路線バスやタクシーといったほかの交通手段で十分とするという人の割合が最も多い。あとは徒歩で十分ということが続いております。一番下段になりますけれども、望ましい停留所までの距離という部分でございますけれども、平均しますと約200メートル、時間にしますと5分程度という回答が多かったということです。  6ページ、7ページには先ほどの概要をまとめたものでございます。こちらは割愛させていただきたいと思います。  最後に、8ページ、A3版の資料でございます。こちらに今後の対応ということで、見直し等の考え方を整理したものでございます。上段がコミュニティバス、下段が乗り合いタクシーという分で、それぞれの地区ごとに先ほどのアンケートの結果、利用状況と検証結果あたりを整理し、その右側に見直しの概要ということで記載をしております。大きく分けますと、やはり認知度が少ないということがございましたので、まずは利用促進に向けた周知を図っていこうということ、それとやはり運行内容、こちらもより効率的な内容に利用実態等を加味しまして、運行内容に見直しをしていくということ。あとは当然、今運行している路線バスのバスの車両がございますので、それは一定期間を過ぎますとやはり買いかえの時期を迎えるということもございますので、そういった時期に合わせまして車両を小型化するとか、そういったことも考えていきましょうということを見直しの概要ということで整理をしております。こういった内容を平成24年度に実施をいたしております。そういった中で、実際、今現在、利用促進に向けた周知広報活動というのは毎年行っておりますし、地域の方から上がった、例えばバス停を設置してほしいとか、そういったことに関しての対応をしていっているところでございます。  また、離島でのコミュニティバスでございますけれども、やはり航路との接続が非常に密接に関連しておりますので、航路のダイヤの見直しとか、そういったことが起きた場合には、航路に合わせてダイヤの見直しをしたりとか、そういった対応をしております。  ただ、いずれにしましても、このコミュニティバスといいますのは地域住民の生活の足として一定定着をしておりますので、私どもとしましては、より効率的な運行内容に見直しして、その維持、確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 106 向山宗子委員長 ただいま説明を受けました。よろしいでしょうか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時10分=           =再開 午後1時11分= 107 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  昨日中断しておりました第105号議案「平成27年度長崎市下水道事業会計決算」の質疑につきましては、第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」の審査終了後に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費及び第5目都市下水路費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 108 本田土木部長 それでは、まず、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は286ページから289ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、主な支出の内容を記載した箇所については428ページから431ページ、不用額の説明を記載した箇所については449ページでございます。  白い表紙の事項別明細書286ページ、287ページをごらんください。この下のほうに記載しております第3目街路事業費につきましては、予算現額4億5,521万円、支出済額4億1,892万9,841円のうち土木部所管分につきましては、A3の委員会資料の16行目に記載しております予算現額3億4,821万円、支出済額3億1,256万9,841円、翌年度繰越額1,000万円、不用額は2,564万159円でございます。  詳細につきましては、後ほど土木総務課長からご説明させていただきます。  次に、第5目都市下水路費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は288ページから289ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は431ページ、不用額の説明を記載した箇所については449ページでございます。  白い表紙の事項別明細書288ページ、289ページをごらんください。中ほどに記載しております第5目都市下水路費につきましては全て土木部所管分でございまして、予算現額4,093万9,000円、支出済額877万500円、翌年度繰越額700万円、不用額2,516万8,500円でございます。  なお、詳細につきましては土木総務課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 109 赤崎土木総務課長 それでは、主な支出の内容につきまして、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書428ページ、429ページをごらんください。まず、第3目街路事業費、1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、429ページの上のほうに記載している(1)新地町稲田町線と(2)道の尾駅前線につきましては道路改良工事、用地取得等を行ったもので、その財源としましては、国庫補助金である社会資本整備総合交付金のほか、単独事業費も活用いたしております。なお、新地町稲田町線については、広馬場商店街部分が開通し、平成28年3月地元主催で開通式が開催されたところでございます。  次に、429ページの中ほどに記載しています(3)大黒町恵美須町線と(4)銅座町松が枝町線(銅座工区)につきましては、支障となる建物の調査等を行ったものでございます。  次に、430ページの中ほどの表に記載しております【単独】都市計画街路整備事業、(1)地方道路等整備事業費の片淵線(経済裏工区)、常磐町大浦元町線、左底滑石線につきましては、単独事業として道路改良工事、用地取得、補償等を行ったものでございます。なお、左底滑石線については、市施行分が平成27年度末に完成し、時津町施行分が平成28年6月末に完成したことにより、全線開通したところでございます。次に、(2)街路改良事業費につきましては、大浦山の手線の道路計画検討のための測量設計などを行ったものでございます。  次に、431ページの中ほどの第5目都市下水路費、1.都市下水路費につきましては、都市下水路の修繕や清掃、除草の維持管理などを行ったものでございます。次に、2.【単独】都市下水路整備事業費につきましては、表に掲載している下の川都市下水路(平和町)において、改良工事や岩原都市下水路において建物等調査を行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  後ろのほうでございますが、638ページをお開きください。まず、第3目街路事業費につきましては、土木費の欄の下から8段目になります【単独】都市計画街路整備事業、地方道路等整備事業費の小ヶ倉蛍茶屋線(白木工区)において、行政代執行に係る関係機関との調整に日時を要し、道路改良工事が年度内に完了しなかったことにより、翌年度に繰り越したものでございますが、所有者が建物を取り壊したため、工事に着手し、12月中には工事が完了する予定でございます。次に、第5目都市下水路費につきましては、その下、【単独】都市下水路整備事業費、大浦都市下水路ほかにおいて、入札が不調となり工事発注に日時を要したことにより、翌年度に繰り越したものでございますが、新たに工事を発注し、現在施工中でございます。  次に、主な不用額についてご説明いたします。  戻りまして、449ページをお開きください。まず、中ほどの第3目街路事業費につきましては、(1)【単独】都市計画街路整備事業費の小ヶ倉蛍茶屋線(白木工区)において、行政代執行が地権者死亡のため行えず、道路の舗装工事の施工が翌年度になったことなどにより、不用額が生じたものでございます。次に、第5目都市下水路費につきましては、(1)【単独】都市下水路整備事業費(岩原川都市下水路)において、地権者との交渉が難航し、移転補償ができなかったことなどにより不用額が生じたものでございます。  私からの説明は以上でございます。 110 吉田まちづくり部長 第3目街路事業費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は286ページから289ページまででございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は429ページから430ページまででございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書の286ページ及び287ページをごらんください。第3目街路事業費の予算現額4億5,521万円、支出済額4億1,892万9,841円のうち、まちづくり部所管分につきましては287ページ備考欄の一番下に記載の5.長崎駅中央通り線で、その額はA3版の委員会提出資料の44行目に記載のとおり予算現額1億700万円、支出済額1億636万円、不要額64万円でございます。  次に、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の429ページをごらんください。下段に、(5)長崎駅中央通り線に係る支出の内容といたしましては、次の430ページの上段にかけて記載のとおり交差点詳細設計や用地購入などを実施いたしました。  説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 111 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 112 山本信幸委員 先ほどの土木部の説明で、河川の入札の分ですか、下水路の入札の分で、不調に終わったという件が1件ございました。その分の理由だけ、ちょっとお話していただけますか。 113 森尾土木維持課長 今回の案件は大浦都市下水路の一部改修工事でございまして、内容はあそこは感潮河川になっていまして、なかなか作業上、時間がかかるということがあって、なかなか入札していただけなかったということです。  ことしは入札していただけまして、工事に今、着工しているというところです。  以上です。 114 山本信幸委員 これ、前も聞いたんですかね。いわゆる入札時期の問題じゃなかったって、どうも何か予算のとき聞いたような気もするんですけれども、そんな話ですかね。いわゆる発注時期がそもそもおかしかったという話ですかね。 115 森尾土木維持課長 どうしても、河川工事は大雨を外してから発注するもんですから、9月、10月という形になるんですね。通常は雨がやめば施工はできるんですけれども、ここは感潮河川ということで、潮が引く時期が、どうしても10月、11月ぐらいと、あと3月ぐらいしか、2回くらいしかないということもあって、それが大きな理由だと聞いております。  以上です。 116 山本信幸委員 だから、そういうのは一定整理ができて、タイミングが、要は今年度は入札できて、何で昨年度入札ができんやったかという話を今、聞いているんで、その部分をお答え願えますか。 117 森尾土木維持課長 今回は、施工の範囲を若干減らして発注いたしました。前回に比べてですね。そうなったときに、施工時間がどうしても限られてきますので、その時間としてうまく業者もできるような時間だったんじゃないかなと思っております。  以上です。 118 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時24分=           =再開 午後1時25分= 119 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費及び第6目公園費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 120 吉田まちづくり部長 第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費及び第6目公園費についてご説明いたします。  初めに、第2目都市開発費についてでございます。白い表紙の事項別明細書は284ページから287ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所については370ページから377ページまで、次に、主な支出の内容を記載した箇所については420ページから428ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所については447ページの下段から449ページの上段まででございます。黄色の表紙の審査意見書は46ページと47ページでございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書284ページをお開き願いたいと思います。第2目都市開発費は、全てまちづくり部所管でございまして、予算現額29億3,395万5,349円、支出済額20億9,342万3,176円、翌年度繰越額6億6,154万3,292円、不用額1億7,898万8,881円でございます。なお、A3版の委員会提出資料は43行目に記載のとおりでございます。  次に、第2目都市開発費における主な取り組みの成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書の370ページをお開きください。まず、個別施策A2-1「まちの回遊性を高め、歩いて楽しいまちなかをつくります」でございます。平成27年度の取り組み概要でございますが、新大工町地区及び浜町地区における市街地再開発事業を推進するための支援を行っております。  次に、372ページをお開きください。個別施策A2-2「景観を守り、地域の個性を生かしたまちなみをつくります」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、長崎駅周辺エリアデザイン調整会議を2回、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議を3回開催し、長崎駅舎・駅前広場等デザイン基本計画を策定いたしました。関連する主な事業といたしまして、373ページの下段に長崎駅周辺エリアデザイン検討費を記載しております。  次に、374ページをお開きください。個別施策A3-2「国際ゲートウェイの機能を再構築し、交流のための都市機能の充実を図ります」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、長崎駅周辺土地区画整理事業につきましては建物撤去補償17棟、工作物移転補償等9件、工事6件、建物等調査等を実施しております。関連する主な事業といたしましては、375ページの下段に【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)を記載しております。  次に、376ページをお開きください。個別施策E5-2「住環境の改善及び再生を図ります」でございます。平成27年度の取り組み概要でございますが、斜面市街地再生事業の8地区全体において、生活道路整備などに着手しており、早期完成に取り組んでおります。また、東長崎平間・東地区の土地区画整理事業においては、都市計画道路や生活道路などの道路改良工事を行うとともに、建物移転補償などを実施しております。関連する主な事業としましては、377ページに【補助】斜面市街地再生事業費、【補助】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区(予算補助)を記載しております。  続きまして、第6目公園費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は288ページから291ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所については388ページから389ページまで、次に、主な支出の内容を記載した箇所については431ページから437ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所については449ページから450ページまででございます。黄色の表紙の審査意見書は46ページと47ページでございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書288ページをお開きください。第6目公園費は全てまちづくり部所管でございまして、予算現額16億4,918万286円、支出済額15億717万9,137円、翌年度繰越額9,118万2,064円、不用額5,081万9,085円でございます。なお、A3版の委員会提出資料は45行目に記載のとおりでございす。  次に、第6目公園費における主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果についてご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書の388ページをお開きください。個別施策E8-3「だれもが快適に利用できる公園への再整備を進めます」でございます。平成27年度の取り組み概要といたしましては、夜景観光の代表的な視点場の1つである鍋冠山公園展望台をリニューアルしたほか、快適な公園環境整備のため、湊公園ほか3公園において広場の改修などを行いました。今後の取り組み方針としましては、観光地等を有する公園については多くの観光客にも対応できるよう整備を行い、既存公園につきましても社会情勢や地域のニーズを踏まえながら、引き続き整備を進めることとしております。関連する主な事業としましては、389ページに【補助】公園等施設整備事業費、鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)などを掲載しております。  私からの説明は以上でございますが、支出の主な内容など詳細につきましては都市計画課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 121 谷口都市計画課長 青色の表紙の主要な施策の成果説明書の420ページをお開きください。まず、下段の第2目都市開発費の主な支出の内容につきましてご説明いたします。  1.都市開発推進費の(3)老朽危険空き家対策費は既成市街地におきまして、長年にわたって使用されず、また適正に管理されていない老朽危険空き家のうち、所有者から土地や建物の寄附がなされ、かつ、その土地を地域住民が適切に維持管理することなどを条件に建物を除却したもので、平成27年度は1件の解体工事を行っております。  421ページをごらんください。上から4行目の3.土地区画整理事業費の(1)長崎駅周辺エリアデザイン検討費は、長崎県と長崎市が共同して実施した調整会議、検討会議等の運営、デザイン基本計画の策定などに要した経費に対する負担金などでございます。  次に、その下の4.【補助】斜面市街地再生事業費は、(1)十善寺地区から423ページ中ほどの(8)立山地区までの計8地区におきまして、居住環境の改善と防災性の向上を図るため、生活道路の整備及び用地買収、建物移転補償などを行ったものでございます。
     次に、423ページの下から3行目、5.【補助】市街地再開発事業費は、(1)新大工町地区から次の424ページの(2)浜町地区の2地区におきまして、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を目的とした市街地再開発事業に対し、地区の利便性の向上と中心市街地全体のにぎわい再生の推進を図るために、事業者である準備組合が実施する新大工地区については測量設計等、浜町地区については推進計画策定に対し支援を行ったものでございます。  その下の6.【補助】歴史的地区環境整備事業費の(1)唐人屋敷顕在化は、我が国と中国との交流の歴史において大きな意味を持ち、また斜面市街地特有の課題も抱えております唐人屋敷跡について、その歴史の顕在化や居住環境の整備などに取り組んでいるものでございます。  次に、424ページの中ほどから428ページにかけまして、東長崎平間・東地区及び長崎駅周辺地区の土地区画整理事業について記載しております。まず、424ページの中段から425ページの中段まで及び426ページから次の427ページにかけて記載の平間・東地区におきましては、都市計画道路矢上町山手線や区画道路の改良、公園の整備及び建物移転補償などを行ったものでございます。なお、これらの事業を実施したことによりまして、平間・東地区の平成27年度末における進捗率は約84%となっております。  次に、425ページの中段以降及び427ページの下段から次の428ページ中段にかけましては、長崎駅周辺土地区画整理事業について記載しております。主なものといたしましては、建物等の移転補償や3街区造成工事などを行ったものでございます。なお、これらの事業を実施したことによりまして、平成27年度末における進捗率は約15%となっております。  428ページをごらんください。中ほどの10.【単独】都市基盤施設整備事業費の(1)東長崎地区は、土地区画整理事業の廃止予定区域におきまして、都市計画道路東長崎縦貫線の測量設計や交通量推計などを行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  638ページをお開きください。上から6段目の都市開発推進費、老朽危険空き家対策費におきましては、所有者の移転手続に日時を要したことにより翌年度に繰り越したものでございます。その下の段の【補助】斜面市街地再生事業費、南大浦地区から2つ下の【補助】斜面市街地再生事業費、立山地区までにおきましては、平成27年度の国の一次補正に伴う事業が年度内に完了しなかったことなどにより翌年度に繰り越したものでございます。その下の【補助】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区(予算補助)から3つ下の【単独】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区までにおきましては、補償交渉に日時を要したことなどにより、その下の【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎平間・東地区におきましては、都市計画変更に係る国との調整などに日時を要したことにより翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額についてご説明いたします。  恐れ入りますが、447ページをお開きください。下のほうの第2目都市開発費における主な不用額を下段の(1)都市開発推進費から449ページの上のほうの(6)【単独】都市基盤施設整備事業費にかけて記載しておりますが、国庫補助金の内示減や地権者との交渉が難航し工事施工ができなかったこと、また、入札差金が生じたことなどによりまして不用額が生じたものでございます。  続きまして、第6目公園費の主な支出の内容についてご説明いたします。  431ページをお開きください。まず、一番下の1.公園等維持管理費でございますが、次の432ページの上から2行目の(2)施設維持管理費は、既存公園の施設維持や補修のために要した経費でございます。下から2行目の(3)管理運営費につきましては、次の433ページの上のほうに記載のとおり、主に指定管理者に委託しております長崎東公園、長崎市総合運動公園、野母崎総合運動公園、稲佐山公園及び長崎公園の管理委託に要した経費でございます。  434ページをお開きください。一番上の2.【補助】公園等施設整備事業費につきましては、鍋冠山公園展望台新築工事のほか、平和公園の整備などを行いました。その下の3.【補助】公衆便所整備事業費につきましては、湊公園便所の改修を行いました。その下の4.【単独】近隣公園整備事業費の(1)中島川公園(出島対岸地区)につきましては、出島表門橋周辺整備工事及び遺構確認工事などを実施しました。  435ページをごらんください。中ほどの5.【単独】公園施設整備事業費の(1)ねずみ島公園から437ページ一番上の(9)長崎東公園ほかにかけて記載の公園におきましては、舗装、遊具設置などを行いました。  次に、437ページ中ほどの6.【単独】公園再整備事業費につきましては、湊公園ほか3カ所の公園において表に記載のとおり、公園の舗装やあずまや、防護柵、ベンチの設置などを行いました。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  638ページをお開きください。土木費の下から6段目、【単独】近隣公園整備事業費、中島川公園(出島対岸地区)におきましては、出島表門橋橋台部分に新たな遺構が確認され、実施計画の確定に日時を要したこと、次の段の【単独】公園再整備事業費、湊公園ほかにおきましては、地権者との用地境界確定に日時を要したことにより翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額につきましてご説明いたします。  恐れ入りますが、449ページをお開きください。下のほうの第6目公園費における主な不用額でございますが、主な不用額の説明欄の(1)公園等維持管理費において、電気料、公園管理に係る委託料及び指定管理委託料などが予定を下回ったことなどによりまして不用額が生じたものでございます。  次の450ページ上段の(2)【補助】公園等施設整備事業費につきましては、国庫補助金の内示額が減したことにより、また、その下の(3)【単独】公園施設整備事業費につきましては、地権者との交渉が難航し、用地の購入ができなかったことなどにより不用額が生じたものでございます。  続きまして、予備費の充用についてご説明いたします。恐れ入りますが、449ページにお戻りください。表右側の主な予備費充用の説明欄に記載のとおり、公園内での転倒事故に対する損害賠償請求事件に係る訴訟委託料などに予備費を充用し、支出いたしております。  説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 122 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 123 中村照夫委員 公園整備ですけれども、予算が全く足らんのかなと思うと、必ずしもそうじゃない。大きなところとか、目立つようなところには施設維持管理費もかなり4億1,200万円、指定管理にしているところも3億2,400万円だから、そんなところ、いわゆる目立つところにはそれなりに予算化をしてあるんで、整備しているのかなと思うんだけれども、ちょっとこう、そういうところとか、街区公園とか、自治会に管理を委託しているところであるとか、そういうところにはそれなりに金を入れ込んでいるけれども、そうじゃないところ、いわゆる山の上の視点場とか、長崎港を見通せるすばらしい視点場がたくさんあるんだけれども、私はこの前から言っているのは、どんの山とか、それから金比羅山とか、立山公園もそうですけれども、そういったところは全く手が入れられてないわけ。金比羅山にこの前行ったら、ふれあい広場か何かというのがあって、3年前に原爆被爆対策部が、原爆の状況を示した案内板をつくってます。そして、原爆のころの写真をそこに大きく張り出して、あそこが中心地ですとか、あそこが城山国民学校ですとか、三菱なんですとかって、そういう看板を出してるんです。しかし、木が茂っていて、全然見えないんです。それも多分3年前にしたときには、見えたんだと思うんだよね、見えないところにそんな看板はしてもしようがないんで、見えたんだと思うんだけど、今もう全然見えません。立山公園にしても、展望台あるけれども、全く見えません。課長には前も言ったけれども、立山公園の遊具も立派なものが、大きなのがあるんですけれど、立ち入り禁止です。さびついてどうもしようがない。それから、金比羅山の金星観測所、ここはものすごく見晴らしがいいところなんですよ、写真撮ってきたけど。見晴らしはいいんだけれども、そこの展望台には入れないんですよ。展望台の足場が崩れてて、危険ですから入らないでくださいてしてて見れないんですよね。どんの山も木が茂りすぎて、見えません。鍋冠山公園も、この整備する前は全くそういう感じだったんですよね。大分あれは金をかけたから立派なものになったけれども、そういったものに対する予算というのが、全くつけられてないんだと思うんですよ。ないから、放ったくられてると思うんだけれども、そういうのはどういう予算でやっているんですか。年次的に、少しずつ改善してるんですか。そういうのは、鍋冠山公園以外にはこの説明の中でも全然出てないけれども、それはどう考えているのか。 124 川原みどりの課長 今、委員がご指摘のとおり、私も金比羅山に行ったことがございますし、それから、今、言われた金比羅山のふれあい広場とか、4月に来たときに見に行っています。そういった中で私も感じたのは、やはり今おっしゃったように、木が邪魔して見えないというのは、私も当時、4月に来たときに感じました。鍋冠山公園や風頭公園につきましては、過去、木を伐採して、展望が見えるような状態にしたことがあるんですけれども、今おっしゃられたどんの山であるとか、それから立山公園にしてもしかり、よく見えないという状況を承知しております。木を伐採するに当たっては、かなりお金がかかります。鍋冠山での実績で言いますと、1,000万円から1,500万円ほどお金がかかっています。こういったお金につきましては、実は維持管理という面から支出は難しい項目になっています。維持管理費で、今我々やっていますのは、130万円以下の修繕、それから50万円以下の業務委託というのをやっておりますので、そうなってまいりますと、投資として事業費を確保していく必要があります。現在、我々も中期計画の中で、そういったことを考えてはいるんですが、なかなか新しい整備のほうにどうしてもお金を使う、あるいは今あるものの修繕、維持していくといったところにもお金を使っているというのがありまして、そのちょうど中間であります木の伐採につきましては、実は予算が余りついていないという状況がございます。  ただ、立山公園につきましては、修繕の範囲でことしやれるのかなと思っておりますので、展望台の樹木につきましては、この冬場に伐採といいますか、剪定をしたいと思っておりますけれども、金比羅山につきましては、金比羅山に補助事業を今後予定していますので、補助事業の中であわせてやれるように伐採できないかなと考えております。  ただ、どんの山につきましては、今のところ木を切るという予定は、今時点では予定としては持っていないという状況です。  以上でございます。 125 中村照夫委員 時間が大分押してるから深くは言いませんけれども、どちらにしても展望台とかつくったところには当然のこととして維持管理というのは発生するわけだから、それは全体で130万円とか50万円とかというそんな予算では管理もできないわけだから、それはもう少し見直してください。  それから、公園によって非常に金額が違い過ぎると思うんで、それぞれの大きな公園でもそうなんだけれども、湊公園なんていうのは、便所の維持管理でも、これ千何百万円ていうのは修繕費なのかな。公園によって、非常に支出が、大きさが違うと思うんで、その公園ごとにどういう支出をしているのかというのが、我々素人でも見えるような一覧表みたいなのをぜひつくって、見えるように委員に配付していただくように要望しておきます。 126 川原みどりの課長 今のご指摘は公園ごとにどれぐらいのお金がかかっているのかと、その修理費にしろ、トイレの整備費にしろということですね。実は、今現在、そのような整理の仕方をしていませんので、今後そういった資料をつくってまいりたいと思っておりますけれども、それでよろしいでしょうか。今回の委員会に提出が間に合うとか、そういうことではなくて。すみませんけれども、今後整理をしていきたいと思っております。よろしいでしょうか。 127 中村照夫委員 そういう表が出していないから、どれだけ必要なもの、もちろん必要じゃないものというのはないかもしれないけれども、支出状況がわからないと思うんで、ぜひその表を出してもらうようにお願いします。 128 山本信幸委員 373ページ、長崎駅周辺エリアデザイン検討費ということで上がってます。これ、よく意味がわからないのが、目標値、調整会議並びに検討会議の開催回数で目標値を6回とって、実績値が5回なんですね。で、83.3%となっているんですが、下のほうにちょろっと会議の開催は6回を目標としたが、調整が円滑に進んだことから、実績が5回であった。円滑に進んだということはそれ十分効果が出たら100%じゃないんでしょうかね。回数を単純にしているので、こんな話になってて、さっきもこの目標値の考え方を言っているんですけれども、効果が出たらそれだけ安くで予算が使わずに済んだということは非常によくて、まさに効果がわからない、どんな効果が出たのかというのが逆にわからない。ここで言うと予算として83%、80%以上の効果があったと言われても逆にわからないし、そういう指標の考え方というのも、もっと検討すべきではないか。特にこのデザインとか、こういうことの検討については、特にそういうことをさらにしていかないと、非常に予算が2,500万円もかかっているのにこれかという感じを非常に受けます。それについて、やはりもっと対応を考えていかないといけないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 129 芝長崎駅周辺整備室長 委員ご指摘のとおり、単純に会議の開催回数ということでしておりまして、ご指摘のように、やはり内容として、進捗があったものについては100%ということは、十分私も理解できております。今後、そういった指標について検討していきたいと思っております。  以上でございます。 130 山本信幸委員 それだけじゃなくて、一応効果の面も、しっかり入れていただきたいということを指摘をさせていただきます。効果がどの程度あったのかが見えない。その点を指摘をさせていただきたい。  それと、次に、377ページ、これについては斜面市街地再生事業費なんですけれども、これずっと従前から言ってて、全体総事業費というのを、これ見直しをすべきじゃないかというのを5年ぐらい前からずっと言い続けてるんですが、それについてはどうなったんでしょうか。 131 向井まちづくり推進室長 全体総事業費の見直しという点でございますけれども、それぞれの事業地区で事業の進捗いろいろありますが、現在長崎市の都市全体という目で見ますと、都市計画マスタープランの見直しと、居住誘導区域の設定であるとか、機能誘導区域の設定であるとかということに取り組んでいるという状態がございます。それと歩調を合わせながら、斜面地の市街地もどうあるべきかと、斜面地再生事業をどの範囲でどれをやっていくのかというのを見直していかなければならないという認識でおります。そういったことを、今都市計画課で進めている都市のあり方の見直しと連動しながら、歩調を合わせて見直しをしていきたいと考えております。 132 山本信幸委員 ちょっと、これは各地区ごとにアンケートをとって、可能性があったというチェックを、見直しの可能性について、チェックされたのはご存じでしょうか。その後、アンケート調査をとってから2年も3年もたつんですね。  だから、これさっきのバスの問題と一緒で、そこでとったものが私は生かされていないと、今ごろになって都市計画マスタープランと、都市計画マスタープランよりもそれを言うなら立地適正化計画の話ですよ。立地適正化計画の話と合わせて、平成28度中にどうするのかというのを決めるという話が、本来今おっしゃられる数字ではないかと思います。だから、その分を含めてこれは見直していかないと、いつまでたっても総事業進捗率の部分で45.3%とか、これ単純に当初予算に対して今年度幾らかという進捗率でいくので、達成率が96.0%と、まったくその意味がない。今、道路整備をしとったら、その予算ばつけて道路整備をしたと、まちがどんだけ満足度があって、どんだけ皆さんの住環境がかわって満足度を達成したかなんて、そんな指標にはまったくなってないて。そういうところを、立地適正化計画を含めて、今後アンケート調査も金かけてやったわけですから、その分を含めて、しっかりと行っていただきたいと思います。  次、389ページ、これは公園整備の件なんですけれども、公園整備で目標値が115カ所に対して、実施が116カ所、単純に100.9%となっているんですけれども、これ1カ所ふえたというのは予算が余って、多分その分を回して進捗を図ったということじゃないかと思うんですけれども、違うんでしょうか。 133 川原みどりの課長 これは、予算が余ったということではなくて、この目標値につきましては、過去から1年ごとに5カ所とか、そういうふうなことで平成27年度が115カ所になっているんですけれども、当初の予算を組む段階で、20年経過した公園を整備していく中で、予算が確保できていわゆる平成27年度末では116カ所まで整備できたということで、予算が余ったから回して帳尻を合わせたとか、そういうことではございません。  以上でございます。 134 山本信幸委員 帳尻を合わせたていうんじゃなくて、全体計画があって進捗を図ったと。先ほどもおっしゃられてましたですけど、中村委員からございましたが、全体のどこをすると、いわゆるどれが一番すべきなのか、私は当然これははっきり言って土砂災害特別警戒区域に当たっているところとか、防災上危険な箇所については優先的にすべきだと思っております。しかしながら、この優先順位というのがどういう理由でその優先順位が決まっているのか、不明確でよくわかりません。その全体計画の中で、その箇所について、それを順位づけて進めていっているのであれば、これも単純にそういう効果が100.9%というよりも、その効果がその予算の中で十分やったら、これこそ予算費ベースでいって100%になるのが普通かなと考えますが、いかがですか。 135 川原みどりの課長 この公園再整備事業というのが、いわゆる20年を経過した公園を対象として整備していこうという計画の中で、平成26年から進めてきているところでございますけれども、土砂法で指定されてきたのが、その後ぐらいからそれをやってきたということで、今後は、いわゆる今ご指摘があったように、土砂法で指定されて、危険な箇所というものにつきましても、優先順位の中の見直しを進めながら、危険なところについては整備をしていくという考え方で進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 136 山本信幸委員 ぜひお願いします。  421ページ、先ほど長崎駅周辺エリアデザイン検討費の分で、2,429万1,000円ですけれども、これは検討費負担ということになっています。多分、県が出した分についての負担かなと思ってるんですが、その内容について、長崎市の発言力というのはどの程度なものなんでしょうか。 137 芝長崎駅周辺整備室長 この検討費2,429万円につきましては、この調整会議、検討会議だけではなくて、昨年度補正でお願いをしたところだと思いますが、長崎駅が特徴的な駅ということで、大空間の大屋根を施工するということで、その下部の高架橋の設計の修正費、こういったものが含まれております。さらに、昨年度末にデザイン基本計画を策定しておりまして、その策定の委託料、こういったものも入っております。  それから、長崎市の発言力ということでございますけれども、これは県市共同でやっておりますので、同等であると考えております。  以上でございます。 138 山本信幸委員 今の内容について、個別で結構でございます、後日、予算の配分についての資料の提出をよろしくお願いします。 139 向山宗子委員長 長崎駅周辺エリアデザイン検討費の予算配分ということですか。よろしいですか、よろしくお願いします。 140 山本信幸委員 最後に、450ページです。これ、ちょっとわからなかったんですが、みどりの課の分で、内示減になっているんですけれども、これ補助事業について、公園等施設整備事業費については、今予算については削減、いわゆる当初予算を出したところで内示が削減されるような傾向性にあるんでしょうか、国の流れとして。 141 川原みどりの課長 国の補助につきましては、昨年が公園に関しましては補助率が約40%ぐらいでございました。ことしも、50%から60%ぐらいということで、いわゆる予算要求した分が全部内示がついているという状況ではございません。  以上でございます。 142 大石史生委員 新幹線の関係で、エリアデザイン検討費だとか、あと東長崎の土地区画整理事業だとか、そういった部分がありますけれども、るる議論をしているんで、今回少し1点だけ、江川公園と香焼の総合公園でいろいろ改修をしているんですが、香焼の総合公園のテニスコートを改修をしていると思うんですけれども、その中で今、一般質問とかでもいろいろありましたけれども、フットサルの練習場をつくってほしいというのが1つあって、私はいろいろ調べたり、自分もやってた部分もあるんですけれども、テニスコートと一定併用してできるような形で何かちょっと整備できないのかなと今考えていて、その辺ちょっとぜひ検討をしていただけないかなと思うんですけれども、少し見解を聞かせていただければと。 143 川原みどりの課長 先ほどの香焼の総合運動公園、これ人工芝化しているんですけれども、単一の用途よりも多目的に使えるほうが、より収入が上がることもあるでしょうし、また、利用者にとってもいいと思いますので、その辺はテニスコートの支柱がフットサルのとき、邪魔になるとかそういうこともあると思いますから、どういうようなやり方、脱着式ができるのかとか、あるいはそのラインを引いたときに、いわゆるラインが重なってわかりにくくならないかとか、そういったところは少し我々に検討させていただきたいと考えております。 144 大石史生委員 江川公園にもテニスコートありますし、大体こういった公園のところではテニスコートがついているのが多いなと思ったりもするんですけれども、そこを改修の際にはそういう多目的に使えるようにしていただければなと思います。  それから、南部のほうで小学校のサッカーの試合というのは、ほとんど公式戦はもう開催されないような状況になっているんです。大体、かきどまり総合運動公園に行くか、北部の小学校のグラウンドを使うのかというのが現状なんで、これは多額の予算がかかるのでどうかと思ったりもするんですが、香焼の総合公園か、例えば江川公園のところを、1つはサッカー、ラグビーに使えるような人工芝にしてほしいという要望も出ていますので、一応その辺も頭に入れておいていただけたらなと思います。  以上です。 145 橋本 剛委員 青いほうの449ページ、みどりの課の施設維持管理費において、公園管理に係る委託料等々が予定を下回ったことなどによるものという減の部分があると思うんですが、これってちょっと仕組みなんですけれども、この委託というのは何か入札みたいな形でやってて、それで下がっているということでしょうか。 146 川原みどりの課長 実は、非常にわかりにくい書き方になっているんですけれども、私どもは指定管理者に委託をする中で、純粋な委託料と、それから指定管理者が10万円以下の修繕を行った場合も、我々最後にまた精算という形でお金をお支払いしています。それに加えまして、公共施設案内予約システム、テニスコートとか、野球場とか、個人の方が予約をするときに、あのシステムが口座引き落としになっておりまして、市に一旦お金が入ってくるようなシステムになっています。それを指定管理者にお支払いしているということなんですけれども、その入ってくるお金を相手側にお支払いする金額を当初予算では2,200万円ぐらい見込んでいたわけですが、その収入がちょっと少なかったものですから、最終的にこの不用額が出たという仕組みになっております。ちょっと複雑な仕組みになっておるんですけれども、そういう理由で不用額が生じております。  以上です。 147 橋本 剛委員 ありがとうございます。何か本当に複雑ですね。いろんなものがここに入り込んでいるということだと思うんですが、実際のところ、指定管理者の委託料とか、そういったものというのは最近下がってたりするんでしょうか。これは、何を申し上げているかというと、実際事業者がかわったときに、管理が少し水準が下がっているんじゃないかという声が幾つかあるので、そこをもし下がっているんであれば、どういうふうにして水準をキープするために管理をしていくという考えかということを教えていただきたいと思います。 148 川原みどりの課長 指定管理者の委託につきましては、一部を除きますとやはり下がってきているという状況にございますけれども、例えば我々がかきどまり総合運動公園で芝生の手入れを十分にやってくださいということをお願いする場合には、委託料を上げているという状況もございます。ただ、全体的には指定管理に委託をすることで、経費の削減は図られるというのも指定管理の1つの目的でございますので、ちょっと下がる傾向にはございます。  ただ、申しております中で、サービス水準をどう維持するかということなんですが、必要なサービスにつきましては、生じてくれば、我々、また指定管理の委託料を上げていくということが必要になってくるんではないかと考えております。  以上です。 149 橋本 剛委員 1点だけ確認で。もう少し恒常的な形でのサービス水準が維持できているかどうかというのは、べったりやっているわけじゃないんでしょうけれども、定期的なチェック体制というのはとられているんでしょうか。 150 川原みどりの課長 3カ月に1度、指定管理者のところを訪れまして、どういうサービスをやっているか、どういう仕事をしているかとそういったことは担当で見させていただいています。それから、各施設に対する苦情等が来た場合には、必ず市にもそういう情報が入るようにしておりますので、その苦情の対応が悪かったら、私どもから指定管理者にもう少し改善してくださいと、そういったお願いをしている、そういう状況でございます。 151 橋本 剛委員 定期的なものというのもあると思うんですが、こちらの委員からもお声があったみたいに、もう少し本当にちゃんとやられているのかどうか、いろんな市民から声が出ているのであれば、それを直接行ってチェックをして抜き打ち検査みたいなものも含めて、チェックする体制が欲しいと思います。  以上です。 152 中里泰則副委員長 ねずみ島公園のことでちょっとお伺いしたいことが1つあります。ねずみ島公園の整備は、新西工場建設に伴って、地元の要望ということもあって、ねずみ島公園がつくられたと思っているんですけれども、当初その長崎市側と窓口になっとった自治会長のお話では、新西工場建設に伴うものだから、当然これは環境部の予算でつくられるものと思っとったということだったんです。それが、みどりの課の予算でつくられとると、何でそうなったんだろうということをちょっと言われたんですよね。ですから、何でみどりの課の予算でそうなったのかということですよね。  もう1つが、全体で1億5,000万円ぐらいの予算があったんじゃないかと、ことしの分が青の表紙の435ページのところに金額が載っておりますけれども、平成26年度の決算と合わせると、この工事費というのが大体8,600万円程度の予算がかかっているわけですよね。そうすれば、1億5,000万円の残りはどうなるんだと、残った分もまたねずみ島公園の整備に、それもちゃんと使ってくれるのかということが、当初、長崎市の窓口となってた自治会長から言われたもので、その2点、何で環境部の予算じゃなくてみどりの課の予算で公園がつくられたのかということと、当初予算からあった残りの分はちゃんとねずみ島公園に使っていただけるんですかということですけれども、その2点をちょっとお願いします。 153 川原みどりの課長 長崎市が予算を確保するときに、中期計画というのをまず立てまして、中期の中で今後5年間の予算なんかを要望していくという流れになっております。このねずみ島公園も含めまして、西工場の関連につきましては、基本的に環境部のほうは、中期の中で予算の要求をして、その枠を確保した中で、各事業課が当初予算化するというシステムになっております。これ、対外的にわかりにくい話かと思うんですが、そういうシステムになってまして、環境部で枠を確保していただいたけれども、手続的にはみどりの課が当初予算で計上して工事をしたという経緯でございます。  それから2点目の1億5,000万円というお話ですけれども、当初予算といいますか、総事業費のときは、やはり全体のどれぐらいかかるかという予算の見込みで立てるわけなんですが、ねずみ島公園を実際工事したところ、当然入札差金が出たりとか、トータルで1億1,000万円程度の総事業費になっております。我々としましては、ねずみ島公園の工事というのはこれで完了したのではないかなと思っておりますので、今後修繕とかいろいろそれはやってまいりますけれども、残った予算をまた何か新たに使うということは考えておりません。  以上でございます。 154 中里泰則副委員長 今度の11月3日の休日に、町民が集まって、そこでレクリエーションでもしようかという話になっていて下見をしたんですけれども、まだまだ夏場の間にかなり草が生えてきて、通路が結構埋まって、塞がっていると、そこは当然地元の自治会としても整備せんばいけんでしょうということも思っとるんですけれども、これで終わりやろうかという話になったんですよね。  まだまだ手ば入れんばじゃなかろうかという話になって、まだまだ自治会からいろんな要望があるみたいなんですよね。これで終わりやろうかね、まだ予算は当然残っとるはずやっけん、それば使ってまだ整備してくるっとやろうねていうことで思っているみたいですよ。  それは、あれで終わりて言うたら、まあ余り細かか話ばここでしてもどうしようもなかですけど、そういうまだまだ地元の思いがあるということで、そこの予算の使い方はわかりました。当然、環境部で枠をとって、それを事業課がするということだけはわかりましたんで、そこだけ了解しました。 155 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後2時20分=           =再開 午後2時24分= 156 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 157 吉田まちづくり部長 第8款土木費第6項住宅費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は290ページから293ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては379ページから383ページまで、次に、主な支出の内容を記載した箇所につきましては440ページから443ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所については451ページでございます。また、黄色の表紙の審査意見書は46ページでございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書の290ページ及び291ページをごらんください。第6項住宅費の予算現額14億8,652万6,440円、支出済額13億9,745万8,235円のうち、まちづくり部所管分につきましては、291ページ備考欄に記載の職員給与費を除いた全てで、その額は、委員会提出資料のA3版でございますが、50行目住宅費の集計という欄、網かけをしております欄に記載のとおり、予算現額13億2,917万9,014円、支出済額12億4,293万9,270円、翌年度繰越額1,800万円、不用額6,823万9,744円でございます。  次に、第6項住宅費における主な取り組みの成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書379ページをお開きください。個別施策E6-1「子どもから高齢者までが快適に安心して住める市営住宅等を供給します」でございます。平成27年度の取り組み概要ですが、老朽化した市営住宅の建て替えや改修等のほか、定期募集時における子育て世帯の優先枠などの設定、高島地区において集約移転事業を行いました。今後の取り組み方針でございますが、大園団地第3期工事の本体工事、本河内団地の本体工事などに着手いたします。また、防犯上、衛生上及びマネジメントの観点等から、管理戸数減に向けて集約移転等を計画的に実施してまいります。  次に、380ページから381ページにかけまして、関連する主な事業といたしまして、公営住宅建設事業費の大園団地、塩町団地及び本河内団地について記載しております。  次に、382ページをお開きください。個別施策E6-2「民間住宅ストックの有効活用を図ります」でございます。平成27年度の取り組み概要でございますが、ながさき住みよ家リフォーム補助の実施により、住宅ストックの質の向上などを推進するとともに、経済の活性化も図られました。また、合併地区における空き家、空き地情報などを活用して、リフォームした民間賃貸住宅の空き家情報を市のホームページで紹介しております。今後の取り組み方針でございますが、ながさき住みよ家リフォーム補助等、民間住宅への支援のほか、空き家バンクの登録数増加のため、空き家等の調査を実施してまいります。関連する主な事業としまして、次の383ページに住宅リフォーム緊急支援費について記載しております。  私からの説明は以上でございますが、主な支出の内容など詳細につきましては都市計画課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 158 谷口都市計画課長 青色の表紙の主要な施策の成果説明書440ページをお開きください。第6項住宅費の主な支出の内容についてご説明いたします。  まず、第1目住宅管理費でございます。2.市営住宅管理費の(1)維持補修費は、市営住宅の維持補修に係る修繕料や工事請負費などでございます。  441ページをごらんください。一番上の(2)指定管理費は、旧長崎市内の市営住宅を管理している指定管理者への委託料でございます。下のほうの(5)借上公営住宅借上料は、平成13年度から戸町団地42戸、松が枝団地47戸を公営住宅として借り上げておりまして、この借り上げに要した経費でございます。次に、4.住宅リフォーム緊急支援費につきましては、次の442ページの上段にかけて記載のとおり、イ.ながさき住みよ家リフォーム補助金1,627件と、(2)住宅性能向上リフォーム補助金40件の補助を行っております。次に、6.【補助】既設公営住宅改善事業費につきましては、表に記載のとおり市営住宅におきまして、手すり改修工事などを実施したものでございます。次に、第2目住宅建設費でございます。まず、1.【補助】公営住宅建設事業費の(1)大園団地につきましては、443ページの上段の表に記載のとおり解体工事、敷地造成工事などを実施したものでございます。下のほうにいきまして、2.【補助】公営住宅ストック総合改善事業費の(1)新戸町団地につきましては、建物を躯体のみを残し解体し、全面的な改修を行うもので、平成27年度は実施設計、土質調査を行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  638ページをお開きください。
     土木費の一番下の段、【補助】公営住宅建設事業費、大園団地におきまして、解体工事の一部の実施時期を調整したことにより、造成工事が年度内に完了しなかったため翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額につきましてご説明いたします。  恐れ入りますが451ページをお開きください。まず、上段の第1目住宅管理費につきましては、(1)市営住宅管理費及び(3)【補助】既設公営住宅改善事業費において、入札差金が生じたことなどにより、不用額が生じたものでございます。  次に、下段の第2目住宅建設費につきましては、(1)【補助】公営住宅建設事業費において、入札差金が生じたことなどにより、また、その下の(2)【補助】公営住宅ストック総合改善事業費におきまして、業務内容を変更したことにより不用額が生じたものでございます。  続きまして、予備費の充用についてご説明いたします。  同じく451ページをごらんください。表の右側の説明欄に記載のとおり、市営住宅における転落事故に対する損害賠償金に予備費を充用し支出いたしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 159 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 160 山本信幸委員 市営住宅の不用額の分なんですけれども、451ページなんですが、ちょっと単純に市営住宅の管理費、住宅課の分で、それぞれ上から、780万円、410万円ということで残っております。また、下のほうに補助の分が435万円残ってきて、さまざまな修繕工事を行っていると思っているんですが、この余った分、よくわからないのが、例えば全体枠でとっていて、箇所は不明の中で修繕工事を行っていて、すると最後のほうまでいくとその予算が余らずに最後までその修繕工事をやりきるということができるのではないかと思うんですが、どういう理由でこれだけ余っているんでしょうか。 161 神近住宅課長 住宅管理費の中でも、修繕といいますか、改修といいますか、そういったものの予算については各団地ごとに、それぞれ例えば防水だとか外壁だとか、そういったことで予算をとっております、それぞれですね。その中での予算の執行ということでしております。そういった中で、できるだけ年度内に執行できる部分は、やる部分もありますけれども、どうしてもその執行も例えば12月あたりに発注しても工事ができないとか、そういうものもあります。あくまでも予算は、その工事ごとにとっておりますので、そこでの執行ということで我々はしておりますので、こういった額の金額が残っているという状況であります。  以上です。 162 山本信幸委員 いわゆる、例えば、発注時期を早めて、その見通しを早く判断して、まさに今工種が決まっていましたので、工種が決まっているのであれば早めに発注して、残った予算をどこにどう流用するか、全体の予算は変わらないと思うので、その中で利用するかということになってくると、後ろの工期も決まってくるので、この不用額を減らすことが、何を言いよるかというと、780万円と410万円て結構な金額残ってて、10万円、20万円の修繕を要望したときになかなかできないという話があるのに、現実では780万円の410万円のて、こんな大きか金額が残っているというところが不思議だって今言っているんですね。だから、そういうところをしっかり早目に工種が決まっているのであれば出して、回せるようにすればできるんじゃないかと思うんですけれど、それはいかがですか。 163 神近住宅課長 この分は工事費で出している、工事でとっているものですから、一応130万円というのがありまして、その中での工事を発注している。どうしても予算上は使える部分もあるんですけれども、工事として予算をとっているし、その分で発注をせんばいかんという中で、どうしてもこういった高額が出てくるということが1つあるのと、それと、発注を早目にするように我々も努力をしておりますけれども、なかなかやはり工事がどれも、どの工事も早期発注ということで、住宅だけではなくてほかの工事もやっとるんですけれども、なかなかやはりそこの部分については早期発注の努力はしているんですけれども、どうしてもこういった不用額が出てくるということが現実でございます。 164 山本信幸委員 今、ちょうど出ました、130万円。130万円て、これ780万円ですよ。130万円いくと、これ何件分なんでしょうか。だから、やはりさっきおっしゃったとおり、早期発注した中で、130万円以下で発注するのであれば、十分もっと減らすことができる。ここで130万円以下の金が余っとるというのならまだわかるんですよ。工事で出して780万円も余っとる。  それとか、指定管理者の市営住宅の修繕料が予定を下回った、これ修繕料が予定を下回って、これについても、例えば、指定管理者でできる分に上乗せできないんでしょうか。410万円てありますけれども、指定管理者が行う修繕があると思って、指定管理者が行う修繕が130万円以下なのかというのがよくわからない。それも修繕工事みたいにして発注するのか。それが410万円も余っているので、それ自体も早く発注してすることはできないのか、その辺お聞きいたします。 165 神近住宅課長 指定管理者の修繕費については、もう年間で、5年間の指定管理の契約を結んで債務負担でずっとやっております。修理費については、その年度年度で出来高ということでやっております。だからできた分だけを指定管理者にお支払いするという中で、できなかった分は不用額として出てくるという形になっております。  以上です。 166 山本信幸委員 だから、当初それだけ予算をとってたわけでしょう。単年度で、修繕費としてこれだけとっとったわけなので、その分を使い切るような努力をしても、できるんじゃないかと言っているだけんですよ。 167 山北まちづくり部次長 まず、一番不用額の七百何十万円というのがありますが、これは維持修繕費のところが、もともと予算が3,500万円くらい工事費としてありました。それが3,200万円くらい出しております。残りの四百幾らというのが、高島とかで集約移転を今現在、私どもやっておりますが、その中での移転費用が予定より下回っておりますので、その分で300万円ぐらいは余っております。トータル的に760万円と。それから、住宅の指定管理に係る修繕料につきましては、後ほど説明させていただきます。それから、(3)の補助の既設公営住宅の改善事業費につきましては、これは補助の工事費でございます。予算が2億円ほどございますが、それもある一定使い切ったような状態で435万円という数字が残っております。これにつきましては、ご指摘のとおり、工事の早期発注というのがあるんですが、箇所を見ながらやっているんですが、入札残金等がありまして、430万円ほど残ったという状況でございます。指定管理者の住宅修繕については、ちょっとお待ちください。 168 後田住宅課管理係長 まず、山本委員のご指摘がありました2番目の住宅課の指定管理費の410万円の件についてでございますが、これは昨年度に指定管理者の不適正といいますか、事務処理おくれがございまして、昨年の9月補正に本来、入居者がやっておった退去修繕のお金を指定管理者、長崎市で直接施工するということで補正を組ませていただいた分の残額でございまして、この分は補正で組んだ以上、指定管理者の中でほかの修繕には回さないという取り扱いをやっておりました。その中で思っていた退去者の数が予定を下回ったものですから、410万8,000円が残ったという形になっております。  以上でございます。 169 山本信幸委員 わかりました。そしたら、410万円については、その時点で凍結だったんでしょうけれども、今言いよっとは、簡単に、要は780万円、住宅費の維持修繕費がありますと。これを早期発注して、項目別、工種別に決まっとって、その効果が十分に出ましたと。新たな工種として、余ったところで新たにそういう箇所が出てきたら、780万円それは残さずに別に使われるとじゃなかですかと。早期発注しとったらば、その分余裕持って工期がとれるわけですから、130万円以下の修繕費で、これは何カ所でも出されるとじゃないですかて、単純にこれを言っているだけなんです。だから、それが可能なのか、可能じゃないのかだけ答えてくれんですか。 170 神近住宅課長 早期発注も、やはり努力をしているんですけれども、やはりマンパワーというのもございます。そういった中で、努力して今のところやっているんですけれども、どうしてもこういった不用額が出てしまうという状況でございます。  早期発注は、できるだけ均一的に工事が出せるように建築課とか、設備課とも協議をしながらやっているんですけれども、どうしてもこういったほかの事業もありまして、こういった不用額が出てしまうということが現状です。 171 山本信幸委員 そういう話を言っているんじゃなくて、さっきから何回も言っているんですけど、780万円出ますよと。そしたらマンパワーもありましょうと。だから780万円でよかですたい、100万円でもよかですよ、200万円でもよかですよ。だけんそういうとが早期にできるんですかて言いよるとやけんが、可能性ば聞きよるだけですから、可能性としてどうなんですかて言いよるわけですよ。 172 神近住宅課長 我々もできるだけこういった不用額をなくすように努力をして早期発注に努めていきたいと思っています。  よろしくお願いします。 173 山本信幸委員 そしたらですよ、今早期発注に努めるていうことは、言っているのは当初決まっとった工種以外に、新たな工種の追加ができるのかと聞いているんです。いわゆる、10工種あるじゃないですか、それに追加であと1工種ありますと、あと1工種あったときに、その年度内で1工種追加でこれを行ってくださいということが出たときに、それはもう施工は飛び込みはだめなんですかということを今聞いてるんです。  不用額のいわゆる流用みたいなことはできないんですかということをさっきから言ってるんですよ。枠の中で、こうできるんではないですかと。工種指定をしているわけじゃないでしょうと言っているんですよ。どうですか。 174 神近住宅課長 早急に、緊急にそういう修理の部分が出てくるということもありますので、そういったものについては、可能な限り我々もやっていきたいと思っております。  以上です。 175 武次良治委員 私も1点だけ、同じところなんですが、その下に793万7,000円不用額がありますね。理由として、郵送料が予定を下回った。これどういうことなんでしょうか。こういう事務的な経費で、予算編成段階で結構厳密に見積もりをやると思うんですよね。これが793万7,000円、郵送料。そんな大きな荷物を送るわけでもないでしょうから、せいぜい通知ぐらいでしょう。82円としたときに、さっき計算してみれば9万6,800件ですよ。こんな見積もり違いということはあるんでしょうか。教えてください。 176 神近住宅課長 この管理事務費については、793万7,000円の中で、郵送料が一番占めたという中で、この郵送料については、ほかの郵送する書類がありまして、それを同じ時期に一緒に郵送することができたということで、その分で約53万6,000円がこの中で一番大きかったんですけれども、こういったことでの経費の削減といいますか、そういったものができたということで、ほかの部分も合わせて、これだけの不用額が生じたと、こういうことでございます。  以上でございます。 177 武次良治委員 そしたら、ここに書いとる郵送料というのは、これは全てじゃないということですね。事務費全般ということですね。こう書いとったら、郵送料だけとしか思わんじゃないですか。もうちょっと書き方工夫してくださいよ。これ単独なんですか、補助事業の関係の事務費なんですか。 178 神近住宅課長 これは単独の分でございます。記載については、今後そういったことでご指摘受けましたので工夫したいと思います。 179 大石史生委員 青の表紙の382ページの住宅リフォームの件で、評価のところで、リフォームの支援件数については平成26年度が2,033件、平成27年度が1,706件、327件の減になっていると。主な原因は県の住宅性能向上リフォーム支援補助の申請件数が大幅に減少したことによるってなっているんですけれども、これ県が減少すれば、市も減少するというその辺の関係性を教えてください。 180 神近住宅課長 性能向上リフォームにつきましては、県の補助をいただいてこの分はやっておりました。平成26年度、平成27年度は、県の予算が大幅に変わったことと、その補助のやり方の中身が変わったので、その分で件数が大幅に下がったという中で、こういった申請件数になったということでございます。  以上です。 181 大石史生委員 ちょっと、キツネにつままれたような感じになってはおっとですけど、後で個別に聞きたいと思います。  それで、もう1つ、さっきの451ページのところで、住宅リフォーム緊急支援費の住宅課の、ながさき住みよ家リフォーム補助金においての不用額が約300万円くらい出てるんですが、この受付終了後の取り下げとかっていうのは、ケースとして具体的にどういう形になるんですか。 182 神近住宅課長 申請を受け付けまして、その後、申請なさった方が途中で取りやめるとかということが生じたということで、そういったことでの取り下げということがございます。  以上です。 183 大石史生委員 取り下げたその理由というか、そこのところが少し、ちょっと知りたいんです。例えば、取り下げた理由というか、要するに仕事がキャンセルになったということでしょう。そこの理由というか、そういったところが一定分析できれば、この不用額、経済効果が15倍近くあると言われていますから、大体計算すれ4,500万円ぐらいの仕事が、要するに市内の業者に回るんですよね。だから、そういう意味では、やはりそこら辺もちょっと分析していただいて、最大10万円ですから、30件分のそれが件数になると、それがキャンセルになって、市内に回らんてなればすごいもったいないなと思って、キャンセルの理由というかその辺をちょっとお聞かせいただければ。 184 神近住宅課長 工事をするということで、業者の方と契約を結ばれていたと思うんですけれども、そういったところで予算、要するに予定をなさった所有者の方が、どうしても予算の都合が途中でできなかったとか、自分が思っていたその計画と比べて、もっとほかのところをやりたくなったとか、いろんな時期的に次の年にやはりやりたいなとか、いろいろなケースがあって、そういったことでの理由でございます。  以上です。 185 大石史生委員 これは、使う側は多分中小業者が多くて、大体その方たちが申請をしてくると思うんですよね。そこら辺の長崎市のこういった部分の補助金だとか、そういうのはかなり経済効果が高い部分が大きいんで、そういう人たちを集めて、申請する側の学習会をすれば、こことここの補助金がセットに使えるよとか、そういったいろんな需要が出てくるのかなと思います。なので、その辺をぜひ開催していただきたいというのを1つ、その辺の見解をお聞かせいただけますか。 186 神近住宅課長 このリフォームについては、ずっと毎年開催する前に、主に業者の方を対象に説明会を開催しております。そういった中で、申請のやり方だとかいうことも説明をさせていただいております。そういった中でのリフォームのこの普及と周知というのも図っている状況でございます。  以上でございます。 187 大石史生委員 やり方は多分、申請すれば宿題がいっぱい出てきて、すぐわかると思うんですよね。それよりも、例えばどれとどれがセットにしたらこういう工事に使えますよというのが、重要なんじゃないかなと思います。細かい事務作業は、多分しても使わなかったら1年したら忘れてしまうんですよね。ただ、大まかなところで、どれとどれが使えますよというのが業者の方にも周知していただければ、本当にもっと充実した政策になるんじゃないのかなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 188 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時55分=           =再開 午後2時56分= 189 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第9款消防費第1項消防費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 190 本田土木部長 それでは、第9款消防費第1項消防費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は296ページから299ページでございます。土木部所管分につきましては、296ページと297ページの一番下に記載しております第5目水防費、予算現額は15万円で、水防本部設置運営費として、タクシー借上料などに5万3,640円を支出しております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 191 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時57分=           =再開 午後2時58分= 192 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 193 本田土木部長 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費のうち土木部所管分の第1目道路橋りょう河川等災害復旧費と第2目都市計画施設災害復旧費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は330ページと331ページでございます。青色の主要な施策の成果説明書は572ページから574ページ、不用額の説明を記載した箇所については575ページでございます。黄色の表紙の審査意見書は51ページにそれぞれ記載いたしております。  まず、第1目道路橋りょう河川等災害復旧費のうち土木部所管分について説明させていただきます。  白い表紙の事項別明細書330ページ、331ページをごらんください。中ほどに記載しております第1目道路橋りょう河川等災害復旧費につきましては、予算現額4億4,844万9,000円、支出済額3億3,504万3,726円のうち、土木部所管分につきましては、A3の委員会資料の22行目に記載しております予算現額4億2,744万9,000円、支出済額3億1,446万6,486円、翌年度繰越額4,655万6,000円、不用額6,642万6,514円でございます。  主な支出の内容につきましては、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書572ページをごらんください。  まず、第1目道路橋りょう河川等災害復旧費のうち、1.【補助】道路災害復旧費につきましては、572ページの中ほどの表に記載しております田中町1号線地すべり災害復旧工事などを行ったものでございます。  次に、2.【補助】河川災害復旧費、573ページの下のほう、4.【単独】道路災害復旧費、574ページの5.【単独】河川災害復旧費につきましては、それぞれ表に記載しています災害復旧工事などを行ったものでございます。  次に、第2目都市計画施設災害復旧費のうち、土木部所管分についてご説明させていただきます。  白色の表紙の事項別明細書の330ページ、331ページの下のほうをごらんください。予算現額1,000万円、支出済額0円のうち土木部所管分につきましては、A3の委員会資料の23行目に記載しております。予算現額500万円、支出済額0円でございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書639ページをお開きください。上のほうの一般会計、災害復旧費、【補助】道路災害復旧費、現年度災害分において、さくらの里1号線地すべり災害復旧工事が地すべりの拡大で年度内に完了しなかったことなどの理由により翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額につきましてご説明いたします。  青色の主要な施策の成果説明書、すみませんが戻りまして、575ページをお開きください。中ほどの第2項公共土木施設災害復旧費第1目道路橋りょう河川等災害復旧費につきましては、災害の復旧に係る経費が見込みを下回ったこと、また、第2目都市計画施設災害復旧費につきましては、災害が発生しなかったことにより、それぞれ不用額が生じたものでございます。  土木部からの説明は以上でございます。 194 吉田まちづくり部長 第2目都市計画施設災害復旧費のうちまちづくり部所管分につきましてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は330ページ及び331ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書は575ページでございます。  それでは、白色の表紙の事項別明細書の330ページ及び331ページ、下のほうをごらんください。第2目都市計画施設災害復旧費の予算現額1,000万円、支出済額0円のうち、まちづくり部所管分につきましては、A3版縦の委員会資料の52行目に記載のとおり、予算現額500万円、支出済額0円でございます。  次に、不用額につきましてご説明いたします。  青色の主要な施策の成果説明書の575ページをお開きください。一番下の(1)【補助】公園災害復旧費でございますが、災害が発生しなかったことにより不用額が生じたものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 195 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後3時5分=           =再開 午後3時16分= 196 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  これより、第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。  何かご意見はありませんか。 197 大石史生委員 ただいま議題となりました第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」について、不認定の立場で討論を行います。  まず、ながさき住みよ家リフォーム補助耐震化に係る各種制度など、市民のニーズに応える部分に関しては評価できますが、1つ目に、第8款土木費第5項都市計画費における新幹線対策費、新幹線整備促進事業費、長崎駅周辺連続立体交差事業整備促進費、駅周辺エリアデザイン検討費など、九州新幹線西九州ルートを前提に行われている部分があります。九州新幹線西九州ルートは、時間短縮効果が薄い上、市民の合意は得られていないと考えます。また、フリーゲージトレインの開発が難航している中で、多額の税金が投入されることを認めるわけにはいきません。
     さらに、長崎県の道路協会負担金を初めとする各種協会負担金は、かつての陳情政治の名残が色濃く、実際の効果もよく検証されていないため、これも認めることはできません。協会負担金については、一度立ち返り見直すべきだと意見を申しておきます。  3つ目に、都市開発費のところの東長崎平間・東地区に係る土地区画整理事業費は、この間地権者との合意を得ようとさまざまな努力が行われていることは評価をしたいと思いますが、住民合意が得られないまま進められてきたという事業であるということで、認めることができません。  以上討論とします。 198 武次良治委員 第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会に付託された部分につきまして、認定の立場で明政クラブを代表して意見を申し上げます。  まず、1つが、その前に建設事業全般については、おおむね妥当に処理されているのかな、事業が進められているのかなと思いますけれども、そのうち第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費のうち、合併地区内の道路改良工事について意見を申し上げます。  着手はある程度されているものの、やはりその進捗という面で見たときに、その進捗状況が上がっているとはなかなか言いがたい部分があろうかと思っております。合併地区の道路につきましては、合併特例債であったり、過疎債、あるいは辺地債というようなさまざまないい財源があるわけでございますので、特に合併特例債、これは残り期限も3カ年と差し迫ってきております。こういうものを有効に使っていただきながら、活用していただきながら、進捗をスピードを上げて、進めていただきたいとお願いしておきたいと思います。  それと、長崎市の骨格的な道路であったり、港湾であったり、海岸であったりとかいうところについては、県営事業が数多く施行されております。長崎市としても、相当な負担金を拠出しておるわけでありますので、これらの事業については、やはり長崎の本当に基幹となる、骨格となる重要な事業でございますので、県任せにすることなく、市として積極的にかかわっていただき、県の力を引き出すそういう姿勢で取り組んでいただきたいというように思います。県と協調することによって、これまでも動かなかったものが、急に進んでいくという事例もままあるかと思いますので、その点についてはしっかりと県と連携、強調とりながら事業の推進に当たっていただきたい。  以上、要望申し上げまして、認定賛成の意見とさせていただきます。  以上です。 199 山本信幸委員 第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会に付託されたものにつきまして、公明党を代表し、認定の立場から意見を申し上げます。  全体予算につきましては、おおむね良好に使われたものと考えております。しかしながら、一部意見を申し上げますと、まず、全般的に不用額が出ております。この不用額につきまして、考え方として、工種、工事等が決まったものについての成果が出たものについては、当然不用額と考えます。しかしながら、大枠で全体予算を取ったものについて、内容が変われば十分に可能であるものにかかわらず、不用額として残されたものがございます。今回、その部分につきまして、質問し、意見を申し上げましたが、そのことについては130万円以下の修繕等で行われているものもございました。その旨については、今後とも早期発注を行って、可能性を追求し、さらにその事業が効果を出すために不用額が残らないような努力をしていただきたい。そしてその修繕工事等が特に目立ちますが、不用額を残さずに、市民の安全に寄与するような予算の使い方をしていただきたい。  また、2点目でございますが、政策評価の問題ですが、成果指標につきまして、さまざまな考え方がございました。これも、短絡的に数字を並べて、単に予算的な当初目標に対し、その単年度の予算がどうであったのかという結果が見られました。そうではなくて、本当に市民が満足するような結果となっているのか、また本当に主たる手段としても、その成果指標が見られるような効果が出ているのか、その辺を再度検討していただき、十分な成果指標となるように、また、市民が満足するような成果指標となる中で、この材料として使われるような、そのような成果評価になることを意見として申し上げます。  3点目に、負担金の例でございます。さまざまな負担金が予算として使われております。県の負担金でございます。県の負担金については、これについても不用額や予算の執行について、繰り越しも含めて、県ができなかった、また県が繰り越したと短絡的な理由でございました。ではなくて、県の分についても、これは市民が大きく関係するものでございます。職員として、この市民の分について、予算が県の事業であっても最良の効果を出すために、十分な効果を出すように、市として意見を申し上げながら事業の進捗を図るようにしていただきたい。単なる負担金としての取り扱いをしていただきたくないというところが見られました。また、負担金の中に事業をするに当たっての団体、協議会等への負担金もございました。この分については、事業等を円滑にするための要望等を行うものということでございましたが、しかしながら、単に当初予算の何%という見方で負担金が出されております。これは、非常に短絡的な負担金の出し方だと思います。その分について、どのような効果があるのか、どのような効果があったのか、市民の大事な税金を負担金に回しているわけですから、その分についてもしっかりと踏み込んだ形で、確認、効果の検証をやっていただきたい。当初の負担金予算が単年度で40万円程度とか、200万円程度とか、単位的には大きくなくても、これが何年も重なると大きな予算となります。そのことを踏まえた上で、負担金が特に十分な効果をあらわす、そのようなものをお願いしたいと思います。特に、例を出して言いますと、国土調査、地籍調査の部分でございますが、全体予算についても50万円負担に単に1万円プラスとそのような意見もございました。そのような負担の仕方で内示額が減となるような、何らその協議会への負担が意味をなさないようなものになっては、市民に対して税金の活用として、非常にこれは良好だとは言えないと思います。ぜひ、この部分は意見として申し上げて、有効な負担金活用となるように今回の検討した結果、私どもの公明党として意見を申し上げます。  るるさまざまに意見を申し上げましたが、認定の立場で公明党を代表し、意見を申し上げます。  以上で終わります。 200 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第124号議案「平成27年度長崎市一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 201 向山宗子委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時27分=           =再開 午後3時29分= 202 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、昨日中断しておりました第105号議案「平成27年度長崎市下水道事業会計決算」の質疑を続行いたします。  昨日の質疑に対する理事者の答弁を求めます。 203 武田上下水道局長 昨日、武次委員のほうから、お尋ねがございました三和行政センター敷地への市立保育所の民間移譲に伴う新しい保育所の整備に当たり、敷地内に埋設されている下水管の取り扱いにつきましてでございますけど、まず、回答までに時間を要したことにつきましておわびを申し上げたいと思います。大変申しわけございませんでした。  それでは、本件の経過等についてご説明いたします。  まず、ことしの1月15日ですが、この日に三和行政センター駐車場に新しい保育所の整備を検討するに当たりまして、支障となる埋設管の有無等につきまして、こども部と上下水道局で協議をいたしております。上下水道局からは、対象地には内径150ミリメートルの下水管が埋設されていることを説明し、付近の管路図も提供いたしたところでございます。また、後日、埋設管の位置をイメージしやすいよう、現場周辺のマンホールの位置を撮影した写真も提供いたしております。  その後、3月16日に、モデルプランとしてつくった施設案をもとに、想定している規模の施設、建物が、敷地内に問題なく収まるかどうかを関係課で協議いたしました。このときに、上下水道局からは下水管を仮に移設するとなった場合のとり回しについて、具体的に2つの案をお示しをいたしたところでございます。こうした協議を経まして、最終的にこども部では、事業者の募集を行うに当たりまして、下水管を移設しなくても、建物を現在の埋設位置を下げて配置すれば必要な機能を備えた施設は敷地内で整備可能という判断をいたしております。  7月25日からは、保育所の運営を希望する事業者の応募受付を開始し、応募者に出席を義務づけた現地説明会の場におきまして、こども部が現地への下水管の埋設につきまして、参加者の方に平面図を渡し、それをもとに現場にて直接マンホールをたどるなどして埋設位置の説明をいたしております。  その後、応募締め切りをいたしまして、審査会での審査を経て、9月29日に事業所を決定いたしております。  なお、敷地につきましては、こども部から事業者への貸し付けを予定いたしておりますが、その中で、下水管へ影響を与えないよう、今後維持管理などの面で必要な取り決めを付すことといたしております。  経過につきましては以上でございます。 204 武次良治委員 上下水道局の対応、それと考え方についてはある程度わかりました。  ただ、申し上げておきたいのは、今回私がこれを取り上げた趣旨、それは市民病院の雨水渠損傷、これに関してきのう意見あるいは指摘等が集中しておりました。これと付随するような形でほぼ関連するかなと、類似するかなというようなことで問題提起、そういった意味合いをもって、意見として述べたものであるということをまずご認識をいただきたいと思っております。  本事案の内容といいますか、主体につきましては、あくまでもこども部にありますので、この件に関してこれ以上ここでいろいろ議論するつもりもございませんけれども、ただ1点だけ申し上げておきたいと思います。  私としましては、下水管を埋設したままで、この当該地を保育所の建設用地として貸し付けることについて、その妥当性については疑問なしとはしておりません。やはり、これまで余り事例もなかったかと思います。そういうことで、1つの先例となるわけでありますので、こども部ともしっかり協議をしていただき、後々問題となることがないように、賢明な対応をお願いいたして、この件については私からは締めさせていただきたいと思っております。  以上です。 205 吉原日出雄委員 先ほどの理事者答弁は経過報告ですよね。きのうの委員会の指摘を終えた後に、こども部とはどういう協議をされたか教えてください。 206 武田上下水道局長 昨日、本委員会が終わった後、協議させていただきましたのは、先ほどの上下水道局とこども部含めまして、関係課で協議した1月15日、それから3月16日の件につきまして、うちのほうも、当然協議の中で記録等もございますので、その分は承知しているわけでございますけれども、その後、そういった協議を踏まえて、こども部でどういうふうな経過をたどって今のような事業所選定に至ったのかと、そういった部分の確認であるとか、今回事業者の方から、提供を受ける予定の敷地が非常に使いづらいというご指摘もあったということで、そこら辺の対応について、どういうことでやっているか、そういったことを確認をさせていただいたということでございます。  以上でございます。 207 吉原日出雄委員 私が言いたいのは、今までの経過は十分理解するんですけれども、要するにきのうの委員会で指摘があったことを受けて、その旨、こども部との協議はどういう内容をされたかというのを聞きたいんですよ。きのうの委員会が終わった後、今まで時間を費やしてますよね。その期間にしっかり協議をされたんでしょう。一応、委員会でこういう指摘があったということをもとにこども部と協議はされなかったんですか。 208 武田上下水道局長 今回の本委員会でのご指摘でございますけれども、それは本委員会でもいろいろご指摘ございました、昨年の市民病院の雨水渠の問題でございますけれども、その辺のそもそもの原因が雨水渠の存在について、下水道台帳から欠落していたこと、それから占用許可の情報について認識していなかったということなどから、必要な情報を提供することができなかったということで、そこら辺の連絡調整がうまくいってなかったんじゃないかと、そういうことを踏まえまして、そういったことで今後同じようなことをしないように、そういった再発防止策もとっている、そういったご説明の中で、庁内の横の連絡もどうとられているのかというご質問がございましたので、私どもとしては、今回ご指摘がございました三和の保育所の件については、埋設管の情報提供については、所管であるこども部にも情報提供し、そういった協議もさせていただいたということで、市民病院の雨水渠の問題のときに、十分な情報提供がなされなかったということは今回の件ではなかったものと考えております。  ただ、その後、こども部で、この下水管が埋設されている箇所、これをどう保全をしていくのかということで、そこら辺も含めて確認をさせていただいたということでございます。  以上でございます。 209 吉原日出雄委員 ちょっと確認ですけれども、そしたら何かあった場合は、もう上下水道局じゃなくてこども部の責任という認識でよろしいんですかね。 210 武田上下水道局長 下水管の所有者、管理者は上下水道局でございますので、ですからそういった意味では当然ながら私どもにも管理責任は当然あると。  ですから、そこら辺は、市民病院の雨水渠にありましたような、そういった損傷事故が起こらないように十分連携をとりながらやっていきたいということでございます。  以上でございます。 211 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。 212 大石史生委員 ただいま議題となりました第105号議案「平成27年度長崎市下水道事業会計決算」については、不認定の立場から意見を申し上げます。  たびたび申しておりますが、下水道受益者負担金は、税金の二重取りの性格が強いと考えておりますので、認めることはできません。  また、下水道の維持管理にかかわって、脱水ケーキの搬出処分業務委託が行われていますが、この件に関しましては、三方山における問題が根本的に解決していない中で、公共での処理について検討し、具体化を図るという提案を求めることから、認めることができません。  また、長崎みなとメディカルセンターにおける雨水渠損傷の件ですが、部署の連携が大事だということを言っておりますけれども、そこはそこで努力していただくことは当然ですけれども、そもそも市民病院が独立行政法人に移行していく中で、職員の数が減り、そういう事態を引き起こしたといっても過言ではないと私は考えています。こういう問題がたびたび起こると、職員一人ひとりの負担がふえたことが原因の1つだと考えます。適材適所に職員を配置し、足りなければ補っていく方向に、抜本的に方針転換するべきだと主張して討論をいたします。 213 佐藤正洋委員 第105号議案「平成27年度長崎市下水道事業会計決算」について、認定の立場で討論を行います。  決算状況につきましては、説明があったとおり一定の収益、純利益も上げて、これについては順調な運営がなされておるということで理解をしております。ただ、まだ下水道の普及率というのは93.4%ということで報告がなされておりますけれども、まだまだ残った部分もあるわけですので、ぜひここら辺の普及率を高めていただきたいということと、こうしたいろんな災害が発生しております。洪水であるとか、あるいは地震等もあるわけですけれども、そういったときに備えて、いわゆる施設の耐震化とか、汚水管の耐震化などをこれからも積極的に進めていただいて、衛生面にぜひ力を注いでほしいということを申し上げたいと思います。  それから、市民病院関係の雨水渠損傷の復旧について質疑がなされましたけれども、やはり平成27年度においても多額の使用料を突っ込んでおるわけでございます。この原因というものは、市の関係の連携不足、これに尽きるわけでございますので、ぜひ、こういったことがないように説明を受けましたけれども、これを実施していただいて、二度とこのような無駄なことが起きないように、十分横の連絡をとりながら、仕事に努めていただきたいと思います。  それから、この下水道が入っておる土地の管理につきましては、ぜひ管理責任は上下水道局にあるわけですので、そのことをしっかり職員にも指導をしていただいて、ほかの部署との連絡、あるいは民間のところがあれば、そういったところとの連携も十分とっていただいて、このような事故が起きないように、万全の対策をしていただくということを強く要望して、賛成討論といたします。 214 中村照夫委員 この議案は、市民病院の雨水渠の事故で、多大な損失をこうむったということからしても、非常に認定しがたい問題です。それで、先ほどからも連携不足ということを言われていますけれども、私は連携不足じゃないと、見える化ができていないということ。連携不足では今後も私は事故は、事件は起こると見ています。相手が言ってこない限り、おたくはわからないわけですから。それだけでは、やはり不十分だと思います。下水道にしても、管路にしても、雨水渠にしても、やはり行政の内部だけの問題じゃないわけですから、民間の開発もあるわけですから、そういうものの現況というのが見えるようなものにずっとしとかないと、こんな事件は、事故は、必ずまた発生すると思います。そういった意味で、きのうも私は局長に、今後の見える化について表明してくれと言ったんだけれども、そのことについては全然先ほどの説明では触れられなかったんで、非常に悩ましいところですけれども、早急にそういう下水道の事業の実態というものが、開発業者も含めて市民に見えるような形でしていただくように意見として申し上げて、やむなく認定したいと思います。  以上です。 215 山本信幸委員 第105号議案「平成27年度長崎市下水道事業会計決算」について、公明党を代表して、認定の立場で意見を申し上げます。  冒頭に、先ほどから皆さんからお話があっておりますが、市民病院の雨水渠の予算については、大変残念でなりません。このような事案が起きた、またそのことについて、一般会計予算から繰入金等含めて予算が使われていくということについては、非常に残念でなりません。しかしながら、全体を見たときに、下水道の予算については、おおむね了な部分もございますので、その部分については認定と考えているところでございます。  下水道事業につきましては、当然、防災減災上、雨水渠を含めて非常に効果が考えられます。今後、不明水、流入水含めて、全般的に下水道が面的整備が終わった中で、さらなる防災上の問題で、下水道の効果は期待されるところでございます。そして、その生活上での必要性も、これは期待されるところでございます。しかしながら、インフラとして老朽化も進んでいる中で、この部分についてはしっかりと予算どりをして、生活排水の改善、雨水の改善を図り、防災面での考慮を行って、しっかりとした生活、防災、その面での下水道の役割というものを完遂していただいて、今後、この市民病院のような単なる問題、配置上の問題、またそれを管理する図面上の人的ミスによる事故が起こって不要な予算が使われるということを指摘し、認定の立場で公明党を代表し、意見を申し上げます。  以上です。 216 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第105号議案「平成27年度長崎市下水道事業会計決算」について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 217 向山宗子委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時48分=           =再開 午後3時49分= 218 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第127号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 219 本田土木部長 第127号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」についてご説明いたします。  白い表紙で厚めの冊子になっております事項別明細書は386ページから389ページ、青い表紙の決算に係る主要な施策の成果説明書は600ページから602ページ、そして繰り越しにつきましては635ページ及び639ページ及び市債については642ページ、黄色い表紙の審査意見書は58ページ、69ページから70ページでございます。よろしいでしょうか。  それでは、白い表紙の事項別明細書386ページ、387ページをごらんください。歳入の決算総額は387ページ、右から4列目の収入済額の一番下の欄に記載の合計額11億4,096万798円で、対前年度マイナス75億5,987万9,878円、86.9%の減となっております。  次に、歳出でございますが、388ページ、389ページをお開きください。歳出の決算総額は389ページ、右から4列目の支出済額の一番下に記載の合計額10億8,377万4,591円で、対前年度マイナス76億251万4,151円、87.5%の減となっております。  歳入歳出ともに大幅な減となっておりますが、これは平成26年度に長崎駅西側の交流拠点施設用地を取得したため、平成27年度との比較で歳入歳出ともに減少したものでございます。  詳細につきましては、用地課長のほうから説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 220 佐藤用地課長 それでは、詳細につきまして土木部提出の委員会資料に沿ってご説明申し上げます。  提出資料の1ページをごらんいただきたいと思います。まず、歳入についてでございますが、第1款財産収入第1項財産運用収入第1目財産貸付収入は、収入済額4,814万9,422円で、これは本会計で取得した土地を公共用地等に利用するまでの間、民間駐車場や現場事務所、資材置き場などとして、一時的に貸し付けたもの及び基金の現金を一般会計へ繰りかえ運用している貸付金利子としての運用益でございます。次に、第2項財産売払収入第1目不動産売払収入は、収入済額5億6,941万7,939円で、これは本会計で先行取得していた用地等を事業課等の一般会計へ有償で売却したものでございます。なお、内訳につきましては3ページに平成27年度土地売払収入一覧を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。次に、第2款諸収入第1項雑入第1目雑入は、収入済額4億5,381万5,423円で、事業用地等の先行取得を行う場合に伴います土地開発基金からの借入金でございます。次に、第3款繰入金第1項土地開発基金繰入金第1目土地開発基金繰入金は、収入済額5,502万6,080円で、これは本会計保有地を地権者に代替地として払い下げる場合、時価で売却することとなりますが、その際に発生する取得価格と売却価格の差額を土地開発基金から本会計に繰り入れたことによるものでございます。次に、第4款繰越金第1項繰越金第1目繰越金は、収入済額1,455万1,934円で、これは前年度から繰り越ししたものでございます。  続きまして、主な予算現額と収入済額との比較についてご説明いたします。  表の最下段、歳入合計の右側から2番目に記載しておりますとおり予算現額と収入済額において、総額5億3,860万2,136円の差が生じておりますが、その主な理由といたしましては、第1款財産収入第2項財産売払収入第1目不動産売払収入において、土地取得特別会計保有の事業用地、代替地の売却が見込みを上回ったことによるもの及び第2款諸収入第1項雑入第1目雑入におきまして、事業用地、代替地の取得及び用地取得に伴う補償が見込みを下回ったことから土地開発基金からの借り入れが減となったものでございます。  以上が歳入でございます。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  委員会提出資料の2ページをごらんください。まず、第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費第1目公共用地取得費でございますが、支出済額4億27万8,585円でございます。これは、土地取得特別会計で取得した事業用地等及び建物移転等の補償のために支出したものでございます。次に、第2目土地開発基金積立金は、支出済額4,990万7,724円で、これは本会計から生じた運用益金を同基金に積み立てたものでございます。次に、第3目土地開発基金借入金償還金は、支出済額6億2,190万2,627円で、これは同基金からの借入金に対する償還金でございます。次に、第2款公債費第1項公債費第1目利子は、支出済額1,168万5.655円で、これは昨年購入させていただきました交流拠点施設用地に係る市債の利子でございます。なお、第1目公共用地取得費から第3目土地開発基金借入金償還金へ2億511万627円の目間流用を行っております。これは、主に1つ目として事業課が行う国庫補助事業において、補助金の有効活用を図るため、補助の配分変更を行い、その予算を先行取得用地の買い戻しに充てたこと、2つ目として事業において、関係者との立ち会い調整や用地買収の進捗状況により施工できず、その予算を有効活用するため、先行取得用地等の買い戻しに充てたことにより土地売払収入が見込みを上回り、歳出におきましても土地開発基金借入金償還金が見込みを上回ったことによるものでございます。  続きまして、歳出の内訳につきましてご説明いたします。  恐れ入りますが、青い表紙の決算に係る主要な施策の成果説明書の600ページ及び601ページをお開きいただきたいと思います。ここには、第1目公共用地取得費の支出済額4億27万8,585円の内訳を記載しております。(1)用地費、ア.用地購入費等といたしまして、平成27年度中に土地取得特別会計で取得した事業用地及び建物移転等の補償について、事業別に記載しております。
     続きまして、同じく決算に係る主要な施策の成果説明書の639ページをお開きください。下から2段目、土地取得特別会計の欄をごらんいただきたいと思います。翌年度繰越額は合計で5,718万6,207円となっております。これは、交流拠点施設事業などにおいて土地売買契約を締結したものの、移転に日時を要し、年度内に移転が完了しなかったものなど3件を繰り越したことによるものでございます。  最後に、不用額についてご説明いたします。  まことに恐れ入りますが、委員会提出資料の2ページにお戻りいただきたいと思います。表の右側に主な不用額の理由を記載しておりますが、第1目公共用地取得費におきましては、事業用地、代替地の取得及び用地取得に伴う補償が予定を下回ったことにより不用額が生じているものでございます。そして、第2款公債費第1項公債費第1目利子におきましては、交流拠点施設用地取得に伴う市債の利子の返済額が、契約時において当初の予定より下回ったことにより不用額が生じているものでございます。  また、最後に、関連して土地開発基金の運用状況についてご説明させていただきます。  まことに恐れ入りますが、再度青い表紙の決算に係る主要な施策の成果説明書の602ページをお開きください。下の表でございますが、平成27年度末の土地開発基金の現在高は88億1,168万8,171円となっており、内訳は現金が24億6,534万3,108円、債権貸付金は63億4,634万5,063円となっております。現金につきましては、常時一般会計への繰りかえ運用を行っており、債権貸付金につきましては、土地開発基金から土地取得特別会計へ貸し付けを行っておりまして、その特別会計で土地として保有しているという状況でございます。なお、括弧書きの数字は出納整理期間の収支を加味した5月末現在の数値でございます。  以上が平成27年度長崎市土地取得特別会計の決算内容でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 221 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 222 山本信幸委員 資料の2ページですが、不用額の欄で、事業用地、代替地の取得及び用地取得に伴う補償が予定を下回ったということで不用額が出ております。この部分が、不用額が出たことでの何らか利子、または何らかの影響が土地取得特別会計に出てくるということはあるんでしょうか。それとも、単なる不用額で元に戻せばいいということだけなんでしょうか。 223 佐藤用地課長 この不用額につきましては、執行の予定を各事業課から予算編成の段階でもらいまして、事業用地で一般会計で買えない部分ですとか、あるいは代替地の分を買う予定ということで先行取得の予算として上げておりまして、その分が執行されないということですので、この分は特に影響ございませんで、そのまま、また基金に戻っていくという形でございます。 224 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。 225 大石史生委員 ただいま議題となりました第127号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」については、不認定の立場から意見を申し上げます。  この中には、交流拠点施設用地に係る部分が結構あります。この土地に関しては、多額の税金を投入し、買う必要がなかったという点で認めることはできません。  以上、討論といたします。 226 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  討論を終結します。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第127号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 227 向山宗子委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後4時4分=           =再開 午後4時5分= 228 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第129号議案「平成27年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 229 本田土木部長 第129号議案「平成27年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について説明いたします。  白色の表紙の事項別明細書は402ページから405ページまで、青色の表紙の主要な施策の成果説明書は606ページから608ページまで、黄色の表紙の審査意見書は73ページ、74ページにそれぞれ記載いたしております。  青色の表紙の主要な施策の成果説明書の606ページをお開きください。収支状況は、記載のとおり歳入総額3億9,320万6,204円に対しまして、歳出総額3億6,485万37円、歳入歳出差引額は、2,835万6,167円となっております。前年度との比較では、歳入が19%の減、歳出が24.8%の減となっております。  なお、決算内容の詳細につきましては、お手元に提出しております委員会資料に基づき、土木企画課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 230 松浦土木企画課長 それでは、お手元にお配りしております委員会資料に基づき説明させていただきます。  委員会資料をごらんください。資料のまず1ページをお開きください。まず、1番の市営駐車場の目的と役割については、道路交通の円滑化と快適な都市環境の形成を図るため、主要な観光地、公共施設の周辺などに現在7カ所を設置しております。次に、(2)の収容台数と管理運営につきましては、表に記載のとおりでございますのでご参照ください。  次に、資料の2ページをお開きください。この表は、駐車場事業の収支について、平成27年度と平成26年度の決算を並べて記載しており、右側はその増減額と増減率を記載しております。まず、歳入のうち、1.使用料及び手数料は、3億7,635万7,799円となっております。このうち、駐車場使用料につきましては、対前年度比1,969万8,700円の増、率にして5.53%の増となっております。この増の主な理由としましては、クルーズ船入港等によりますバス利用の増加などが影響したものと考えております。次に、2.財産収入は182万426円で、これは松山町駐車場等に設置しております自動販売機の建物貸付収入でございます。新たに台数を追加したことによりまして、対前年度比88万2,826円の増、率にして94.16%の増となっております。次に、3.繰入金は1,456万4,898円となっておりますが、内訳としましては、赤字補填分が0円で皆減となっております。その下、ルール分と記載しておりますが、茂里町地下駐車場建設に係ります公営企業債の利子償還金の80%の額でございます。その分が、1,456万4,898円、対前年度比496万6,422円の減、率にして25.43%の減となっております。これらの理由としましては、平和公園駐車場の起債の償還が完了したこと、茂里町駐車場の起債の償還が進んだことによるものでございます。次に、4.繰越金でございますが、歳入はございません。次に、5.諸収入は46万3,081円で光熱水費等でございます。歳入の合計としましては、3億9,320万6,204円で対前年度比9,206万3,901円の減、率にして18.97%の減となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。  1.駐車場費ですが、これは指定管理者に支払う管理委託料、修繕料などの事務費及び施設整備費でございまして、1億9,967万3,383円を支出しております。対前年度比865万468円の増、率にして4.53%の増となっております。主な増減としましては、事務費のうち委託料におきまして、市営駐車場の長寿命化計画に係る調査設計費などにより、1,804万2,600円の増、同じく工事請負費におきまして、支出がございませんでしたので1,018万2,240円の皆減となっております。次に、公債費ですが、これは平和公園駐車場や茂里町地下駐車場など起債の元利償還金などでございまして、対前年度比1億3,617万6,536円の減、率にして46.28%の減となっております。この減の主な理由としましては、平和公園駐車場に係る償還元金の減などによるものでございます。次に、3.繰出金でございますが、これは市の一般会計への繰出金710万6,000円でございます。次に、4.予備費でございますが、歳出はございません。歳出の合計といたしましては、3億6,485万37円で、対前年度比1億2,042万68円の減、率にして24.82%の減となっております。なお、最下段の決算剰余金は、駐車場使用料の増などにより、当初予算の歳入歳出を超過した分2,835万6,167円で、11月議会において平成28年度予算に繰り越しをし、一般会計へ全額繰り出す補正を行う予定でございます。  次に、資料の3ページをお開きください。これは、ただいまご説明いたしました2ページの駐車場事業収支決算を、駐車場別に起債したものでございます。表の下から2段目の各駐車場の歳入と歳出の差額欄AマイナスBをごらんください。市民会館地下、松が枝町及び松が枝町第2、平和公園、松山町の5つの駐車場につきましては、公債費の負担を含めましても歳入が歳出を上回っている状況でございます。  次に、資料の4ページをお開きください。これは、過去3年間の各駐車場の利用状況の推移を記載したものでございます。表の右端に記載しております主な増減理由及び対前年度比較の欄をごらんください。駐車場ごとに記載しておりますが、主な増減理由といたしましては、桜町、市民会館地下駐車場では、駐車場周辺の公共施設等の利用状況などの影響により、利用台数や使用料収入が前年度と比べ減少しています。一方、他の駐車場においては、クルーズ船入港や世界文化遺産に登録されたことなどの影響により、利用台数や使用料収入が前年度と比べ増加しております。駐車場全体といたしましては、一番下の欄の右側に記載のとおり、利用台数が対前年比2.41%の増、使用料収入が対前年比5.53%の増となっております。  次に、資料の5ページをお開きください。これは、駐車場を建設した際の起債等の元利償還の状況でございます。平成27年度におきましては、太線で囲んだ部分でございます。元金で申し上げますと一番下から4段目、1億5,082万4,765円を償還し、平成27年度末の残高はその下、2億8,418万7,474円となります。なお、各駐車場の元利償還のピーク年度及び償還終了年度を右側の欄に記載しております。  次に、資料の6ページをお開きください。これは、駐車場建設事業債等の元利償還状況と駐車場全体の単年度の収支状況を示したグラフでございます。折れ線グラフの単年度収支で見ますと、平成27年度に黒字に転換しております。また、平成29年度以降の単年度収支のシミュレーションにつきましては、使用料収入を平成28年度の予算額と仮定し、長寿命化の工事費等を年度ごとに考慮した結果でございますが、今後も黒字が続くものと考えております。  次に、資料の7ページは、現在、本市が管理しております7つの駐車場の施設概要を記載したものでございますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 231 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 232 吉原日出雄委員 1点だけ、資料4ページの利用状況、これ茂里町がやはり稼働率悪いですよね。1を切って0.71、まあ、たまたまブリックホールの行事が多かったということで、ここはそもそも機械が不便ですもんね。ここは償還も間もなくだから、ここはやはり、私、検討する余地があるかと思いますけど、どうでしょうか。 233 松浦土木企画課長 茂里町につきましては、ちょっと特殊な機械式の駐車場になっておりまして、もう間もなくやはり耐用年数を迎えるという時期にございます。そこで私たちも、自走式にできないかと検討を今やっているところでございまして、自走式に改善することによって、維持管理費等も削減できると考えておりますので、そういった検討をやっていきたいと思っております。  以上でございます。 234 山本信幸委員 関連なんですけれども、これ前回も同じ質問をして、同じ回答で検討します。前回も早急にやるべきだと言って、同じ回答なんですよね。一体どれだけ検討されるんですか。 235 松浦土木企画課長 今現在、検討はしておりまして、自走式の絵というのも書いております。実は、ちょっと課題となっているのは、要するに改修をする時期に、代替の駐車場がどうしても必要になってまいります。代替の駐車場をどこに確保するのかという問題があります。それと、連続立体交差事業を今やってまして、連続立体交差事業の工事とも重なってくるという問題、それと、ブリックホールは稼動しながら、駐車場を改修しないといけないということですので、音の問題とかそういったところもありますので、その辺は、今ちょっと早急に詰めるような作業をしておりますので、もうしばらくしたらそういった方向性を出せればと思っております。  以上でございます。 236 山本信幸委員 だから、今おっしゃられた通り、それはもう改修するという方針を決めた上で、どうやってするかという論議じゃないですか。今、おっしゃられているのは、改修をするか、自走式に変えるかどうかの検討をしますということなので、それ前段の話なんですよね。今、おっしゃられたのは、自走式にするに当たって、いわゆる工事をするに当たってはこういう問題がありますということですから、もう基本的に、これ自走式に変えますとまず言い切ったらどうなんですか。そこから考えるべきでしょう。 237 松浦土木企画課長 この委員会でも、以前から申し上げておりますが、担当部局としては自走式でやりたいと考えています。まだ、全体的な予算も含めた調整を行っておりませんので、ある程度案ができた段階で内部で調整をしていきたいと思います。 238 山本信幸委員 だから、今、ようやく出ましたが、だから自走式にするということが決まった上で問題提起をして、その自走式の工事を行うための工事の方法について、どういう問題があるかについて検討しますと言ったら、去年と変わってるなという回答になるので、そこをちゃんとしっかり言っていただければいいと思います。今回、自走式にするという方向性を出されたので了承いたしました。 239 中村俊介委員 言うか、言うまいか迷ったんですけれども、じゃ、ちょっと私も1点確認をさせてください。数年前に一般質問の中でも質問させていただきましたけれども、平和公園駐車場について、今は時期によっては修学旅行であるとか、客船が着いたときは満車になるということではありますが、以前、結局、バスを運営する会社が料金が高いからとめないと言って、周辺の地域をずっとお客さんをおろして、回って、またちょっと無用な渋滞を招いて、近隣の住民の人たち、運転する方々が非常に危険な目に遭ったとか、そういう問題があったわけなんですけれども、その件についても、当時は償還のピークがもうすぐですから、ピークを過ぎれば料金を少し下げるということも検討していきますといった回答があったわけですけれども、そちらのほうは現在どうなっていますか。 240 松浦土木企画課長 まず、平和公園地区については、やはり私どもの認識としては、根本的にキャパといいますか、台数がちょっと足りてないなというのを感じております。したがいまして、将来的には松が枝地区でツーバース化というのも計画されておりまして、そうなりますと、今の駐車台数では根本的に足りなくなるということが懸念されています。したがいまして、やはり抜本的に、今後台数の確保というのを検討していく必要があろうかと思っておりますので、料金については、その中で扱いやすい料金という設定も、当然検討すべき部分であろうかと思いますが、まず、台数をしっかり確保していくというのが大事な部分ではないかと思いますので、今後そうした駐車場の増設というのを検討していきたいと考えております。  以上でございます。 241 中村俊介委員 当然、増設していただきたいと私も思っておりますし、地域、そのあたりでご商売されている方々は、何も近くにとめんでも、少し離れていてもそこに駐車場をつくっていただいて、観光客の方に回遊していただきたいと逆に希望もあるわけなんで、その辺の希望も酌んでいただければと思います。  ただ、どうしても、やはりバスが多くなってくると、この前もありましたけれども、平和公園に上がるあの坂道から、ずっとココウォークのもう少し先あたりまで渋滞をしておりました。こういうことも、当然今後想定をされますので、そういった点には十分注意をされるというか、対策を考えていただいて講じていただければと思います。  以上です。 242 中村照夫委員 2ページの歳出のところの委託料というの2,180万円て、去年は376万円で大きな数字の違いがあるんだけれども、中身は市の事務費ということになってるけれども、こんな数字の大きな違いは最初から説明せんとだめですよ。教えてください。 243 松浦土木企画課長 平成27年度の委託料ですが、これは、先ほどちょっと説明の中で申し上げました長寿命化に係る委託料が1,300万円ほどございますので、その分がふえているということでございます。それと、平成26年度については、茂里町の少し基本的な検討をさせていただいておりますので、その分でございます。  以上でございます。 244 中村照夫委員 長寿命化ていうのをもう少し具体的に教えてもらえますか。 245 松浦土木企画課長 長寿命化というのは茂里町を除きまして、残りの駐車場について、コンクリートの強度とか、いわゆるどのあたりが老朽化しているかというのをコンサルタントに委託しまして調査を行いました。それに基づいて、どういう形で年時的に補修をしていけばいいかという計画を立てております。それが、大体、均等に今後予算が配分できるように計画をしておるんですけれども、大体、年間2,000万円くらいずつ今の維持管理費に積んでいくと、長寿命化が均等にできるということで今考えているところでございます。  以上でございます。 246 山本信幸委員 先ほどの中村俊介委員からお話あった平和公園のところで、確かにおっしゃる通り、バスの回転率が1.04とか、平成27年度は1.46と上がってるんですね。この分を補うのに、やはり松山のバスの10台の部分で、これが1.88まで大体伸びてきていると思うんですけど、要はここでのフォロー体制をどうするかが一番先ほども言ったとおりのポイントなんですね。だから、先ほどの検討分など、これ見やすいわけです、はっきり言って。1日台数がどのくらい、クルーズ船がふえたときにどんくらいバスが来よって、その分を補う分をどれくらいこっちに持っていけばいいかと、誘導路の渋滞を、それこそ先ほどの幹線道路でのGISの中で、バス交通がどこを通るかをした中で検討していけばいいのかなと思いますので、その点を含めて整備の仕方をすべきだと思っております。  それと松山の分で定期購入者が前年度と比べて非常にふえてきているんですね。ふえてきているというのが何かといえば、パークアンドライドが少しふえてきていてですね、ここでの乗りかえというのがふえてきているというのが定着してきたというのは、非常にいいことだと思っております。そういう意味でいくと、この分については、将来的見通しが出てくるので、いわゆる定期券購入者で常時する確実な利用者というのを押さえながら、この活用検討を図っていくというのは十分検討できる話なので、利用者数をふやすというならば、この定期券購入者をふやすような施策を打つべきだと。バスの渋滞については導入方法を、入り口をどこに持ってくるかを検討すべきと、バス誘導路をどこに持ってくるかというのを検討し、渋滞緩和策を手を打つべきだと思いますがいかがでしょうか。 247 松浦土木企画課長 まず、松山の定期券の分でございますが、今年度、前年度に比べまして定期券購入者をふやしております。この辺は指定管理者と協議をしながら、余りふやしすぎると、今度は一時利用者の方がとめられなくなるというのもございますので、そこら辺は様子を見ながら、ふやせる分については今後もふやしていきたいと思います。それから、ちなみに松山では電車の1日乗車券を販売しておりまして、これも平成26年度2,100枚くらいやったのが、平成27年度4,400枚にふえています。やはり、市民の利用だけはでなくて、観光客の方もパークアンドライドをしてくれているんじゃないかなと思いますので、そういった施策をもう少し進めていきたいと思います。それから、ご指摘の誘導路等も、そういう交通量調査の結果とかを見ながら適切に検討していくべきというご指摘だと思います。その辺も含めて、あと先ほど申し上げました、やはり場所、台数の根本的な確保というのが必要じゃないかと私ども考えていますので、あわせて検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 248 山本信幸委員 実は、まだあそこの用地の中で、プールと、プールの横、城栄町商店街から橋梁を渡ったところに用地があるんです。この一方通行の用地を駐車場化して、例えばバスとか、バスが入らんなら普通車というような改良をして、入れ方もあるのではないか。一方通行ですから、交通混雑の影響をそう受けないのではないかと思っております。そういった意味での空き地の活用を全体的に見て検討する。あそこももう草ぼうぼうして、非常に管理がされてない状況でありますので、県有地とかいう話はちょっと聞いてますが、そういうとを含めてすると、橋梁もあって城栄町商店街の活性化にもつながる可能性もございますので、トータル面での検討をしていただければと思います。  以上です。 249 中村照夫委員 さっき、平和公園のバス、これが高いから入れないという話があったけれども、幾らなんですか、このバスは。よそとの関係で、よその駐車場は幾らなんですか。 250 松浦土木企画課長 料金につきましては、平和公園につきましては、パークアンドライドといいう料金設定しておりますので、1時間を超えますと2,050円という設定でございます。これは、パークアンドライドをしているのは平和公園と松山町ですが、ほかの松が枝ではそういう料金設定をしておりません。バスについては30分600円ということで、1時間で1,200円ですので、1時間を超える、それをそのままずっと頭打ちなしに料金設定しているということですので、全体で考えると安い料金設定ではないかなと思っております。  以上でございます。 251 中村照夫委員 安いのに入れない、ここは観光地でしょう。いやね、ここ危ないんですよ。あそこの入り口のところに、道路にあの大型バスをとめるんですよ。そして、観光客が道路を横断するんですよ。そうすると、我々が車で行くと、全部50人ぐらいがおりるまで待たんといかんのですよ。実態はそうなんですよ。そうすると、観光客が、修学旅行生なんかが来てあそこで横断しとるときに事故にあったらどうするんですか。それで32台の台数があるのに、1日に27台しかとまらないというのは、その料金設定のあり方をもう少し変えて、逆にみんな中に入れるようにすれば、もっと収入としても上がるじゃないですか。安全の面でもこれは問題なんだから、ちょっと考えれば解決できる問題だと思いますけれども、どうですか。 252 松浦土木企画課長 現状としては、高いから入らないというのは、私どもはそういう認識ではなくて、やはり詰まっているから、満車の場合でどうしても入れないから周りでおろしてしまうというのが結構見られます。だから、今平和公園自体は32台なんですけれども、多いときは結構50台、60台ぐらいまで運用の中で詰めて入れたりもしております。そういった中で、どうしても入らない車両については、外にガードマンを出して、ほかに行ってくださいということで誘導しているわけなんですが、ちょっと高いというのは、多分一時的に乗降して出て行っても、やはり1時間の料金が取られます。だから、乗降のみのお客さんというのが、どうしても高いと感じられる部分はあるかと思いますけれども、もう少し長くとめられる方については2,050円で頭打ちですので、そんなに高い料金ではないという認識はしておりますが、いずれにしても、今、クルーズ船とか世界遺産の関係で観光客がふえて、バス対策というのは非常に重要な問題になっていますので、しっかり交通渋滞が起こらないように対策をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 253 中村照夫委員 これ指定管理なんだから、人がいるんだから道路にとめないように、そこの前に人を立っといて、中に車を入れさせるようにしないとやはり安全上問題ですよ。  だから、これはちゃんとしないと大変な事故が起こると思うんで、ぜひ早急に人の配置でできるような感じがするけれども、これはどんな見ても満車になっているから入れないというんじゃないと思いますけれどね。1日に27台しか入っとらんわけでしょう。平成25年度か。そしたら平成27年度はもっとふえているわけ。ああ、ごめんなさい。そうなんですか。しかし、あそこは本当危ないですよ。 254 松浦土木企画課長 先ほどの表で中村委員からお話があったのは、4ページの平和公園のところのバスですね、これが1日平均台数、平成25年度が27.42台ですが、平成27年度は46.84台ということで、回転率も1.46ということでかなりふえております。  そういったことで、ふえたことによって、また新たにそういった渋滞という問題が出てきておりますので、特に大型クルーズ船が入ったときが一番混雑をしますので、その前日にきちんと指定管理者にも情報を入れて、人をきちんと配置するような対策を今とっているところでございますので、できるだけ渋滞のないように、気持ちよく観光客が帰っていただけるように対策を講じてまいりたいと考えています。  以上でございます。 255 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。 256 大石史生委員 ただいま議題となりました第129号議案「平成27年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」については、不認定の立場から意見を申し上げます。  私たちは、指定管理者制度への移行そのものに反対をしてきました。雇用の確保という観点から、この議案に対して認めることはできません。  以上です。 257 山本信幸委員 第129号議案「平成27年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について、認定の立場で公明党を代表し、意見を申し上げます。  おおむね全体の予算については執行されているものの、今後ともブリックホール、いわゆる茂里町駐車場については、ぜひ自走式に早期に変えることをして、この赤字予算が黒字予算となるような形で、またパークアンドライドを進める形の中で、バス等との混雑解消を図るために、この拠点づくりのためにぜひ予算を明確に使っていただいて、進捗を図っていただくよう望んで、認定の立場で意見を申し上げます。 258 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第129号議案「平成27年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 259 向山宗子委員長 賛成多数であります。
     よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後4時38分=           =再開 午後4時40分= 260 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第133号議案「平成27年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 261 武田上下水道局長 それでは、第133号議案「平成27年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」につきまして、その概要をご説明いたします。  議案書は白い表紙の歳入歳出決算書の72ページから76ページでございます。それから事項別明細書は同じく白い表紙の448ページから455ページ、それから青色の主要な施策の成果説明書は620ページから623ページ、黄色の審査意見書は81ページ及び82ページとなっております。  それでは、議案書の72ページ及び73ページをお開きをお願いいたします。平成27年度の本事業の歳入の決算につきましては、73ページの左から2番目の収入済額の欄に記載しておりますように5億1,146万9,341円でございます。  続きまして、議案書の74ページ及び75ページをお開きをお願いいたします。歳出決算につきましては、75ページの1番左の支出済額の欄に記載しておりますように歳入と同額の5億1,146万9,341円で、歳入歳出差し引き0円となっております。詳細につきましては、お手元に配付いたしております委員会資料に基づきまして、総務課長より説明いたしますので、よろしくお願いします。 262 笈木上下水道局総務課長 それでは、平成27年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、上下水道局から提出しております委員会資料に基づきましてご説明させていただきます。  委員会資料の1ページをお開きください。1ページには、集落排水処理施設の概要を記載しております。中段の2には施設の整備済み人口、水洗化率等の施設の現況について、地区別に記載しております。上段の農業集落排水処理施設は、琴海地区、野母崎地区、茂木地区の合計7処理区、下段の漁業集落排水処理施設は、野母崎地区、高島地区の合計4処理区となっております。表の一番右に水洗化率を記載しておりますが、農業集落排水は中段にございます83.3%、漁業集落排水は下から2つ目の84.5%で、全体としては83.7%になっております。  資料の2ページにはそれぞれの処理施設の位置図を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  3ページをごらんください。3.平成27年度長崎市生活排水事業特別会計決算資料総括表でございます。これは、歳入歳出の決算額について前年度と比較した表にしております。なお、環境部が所管しておりました特定地域生活排水事業が平成26年度で事業を終了し、平成26年度の決算枠にはこの分が含まれておりますので、表の一番右の列、増減額については、右から2列目の集落排水事業費に係る分のみとの比較を行っております。  歳入の主な内容についてご説明いたします。  上から2段目の使用料及び手数料の決算額は1億2,990万7,825円で、前年度と比較して55万7,962円の減となっております。  次に、3段目の繰入金の決算額は3億6,021万8,740円で、前年度と比較して850万588円の増となっております。繰入金につきましては、使用料等の歳入で賄えない分を一般会計予算から補填をするものですが、歳出におきまして、新たに施設情報管理システムデータ整備の委託を行ったことなどにより歳出が増加したため、繰入金に関しましても増加したものでございます。  次に、歳出の主な内容についてご説明いたします。  1段目の集落排水事業費の決算額は2億2,740万2,279円で、前年度と比較しまして1,346万6,478円の増となっております。このうち、2段目の農業集落排水事業費につきましては、前年度と比較して579万4,542円の増、3段目の漁業集落排水事業費につきましては、前年度と比較して767万1,936円の増となっており、これはいずれも新たに施設情報管理システムデータ整備委託を行ったことなどにより増加したものでございます。5段目の公債費につきましては、決算額2億8,406万7,062円で、前年度と比較して867万2,676円の減となっております。  次に、資料の4ページをごらんください。これは、歳入の決算につきまして、農業集落排水、漁業集落排水の事業ごとに予算現額、調定額、収入済額、収入未済額、予算現額と収入済額との差等について記載をしたものでございます。  続いて、5ページをごらんください。歳出につきまして、2つの事業ごとに予算現額、支出済額、不用額、執行率について記載をしております。  1の集落排水事業費の予算現額は2億6,830万9,000円、支出済額は2億2,740万2,279円で、不用額は4,090万6,721円でございます。不用額の主な理由につきましては、農業集落排水事業において汚水管移設工事請負費、維持管理に係る修繕料が見込みを下回ったこと、漁業集落排水事業においては施設修繕料、上下水道局事務処理負担金及び備品購入費が見込みを下回ったことなどによるものでございます。  続いて、6ページをお開きください。これは使用料につきまして、年度別の収入状況を事業ごとに記載をしております。使用料の収納率は、それぞれ表の一番右側の収入済額の比率欄の最下段に記載しておりまして、平成27年度は農業集落排水事業は98.7%、漁業集落排水事業は99.5%となっております。集落排水事業につきましては、農業集落や漁業集落の公衆衛生や生活環境の改善を目的とした事業であり、今後とも効率的かつ適切な維持管理とサービスの向上を図るとともに、水洗化の普及啓発に努めることで使用料収入の増を図ってまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 263 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 264 山本信幸委員 資料の4ページですが、不納欠損額と収入未済額のところなんですけれども、説明をもう少ししていただきたい。どういうことでこれが出ているのか、その辺の説明をしていただけますか。 265 笈木上下水道局総務課長 資料の4ページ、収入未済額は約200万円で、その左の不納欠損額につきまして25万円弱ですが、不納欠損額のうち、使用料手数料の不納欠損額の表の上から3つ目の14万1,917円ですが、農業集落排水については7件、漁業集落排水については2件で、金額はそれぞれ記載のとおりです。 266 前田料金サービス課長 先ほどの説明を補足させていただきます。今、使用料、不納欠損が14万1,917円という数字が出ておりますけれども、この農業集落排水事業10万2,857円、この内訳につきましては7世帯で47件。47件の内訳を言いますと、死亡で11件、1万983円、所在不明で9件、8,569円、生活困窮等で27件、金額にして8万3,305円でございます。今言ったのは、農業集落排水事業の使用料です。もう1つ、漁業集落排水事業、3万9,060円、この内訳でございますが、所在不明が2件の1,575円、生活困窮等で11件、3万7,485円でございます。  以上でございます。 267 山本信幸委員 かなりの数が出てると思いますが、今後ともずっとこれは続く予定なんでしょうか。 268 笈木上下水道局総務課長 収入未済額につきましては、昨年度も各家庭をご訪問したり、文書でお知らせをして、納付をしていただきたいということで勧奨を進めております。昨年度も、わずかではありますが納めていただいたご世帯もございますので、引き続きお宅を訪問したり、文書でお願いをして未済額の縮小に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 269 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第133号議案「平成27年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」について、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 270 向山宗子委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で本委員会の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして、建設水道委員会を散会いたします。           =散会 午後4時53分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成29年1月16日         建設水道委員長 向山 宗子 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...