本件は、当初
契約時、
議決をいただいており、今回の
工期延長につきましても
議決が必要な
案件でありますが、9月
議会間近になって
工期の
延長をお願いせざるを得ない
事態となってしまいました。
土木部といたしましては、本
路線がこの地区の方々の
日常生活に欠くことのできない
路線であることから、
受注者の方と
協議しながら、
工期内に
完成できるよう
工事を進めてきたところでございますが、結果的に
工期末近くになって
工期の
延長をお願いせざるを得ない
事態となっており、
皆様方に対し大変ご迷惑をおかけしたことについて深くおわび申し上げます。どうもすみませんでした。
なお、
再発防止策といたしましては、
事業執行上、必要となる
根拠法等の
法令遵守について
周知徹底を図っていくとともに、特に
議決案件など重要なものにつきましては、早い
段階で
関係各課と
協議を行い、
準備を進めていくことにいたしております。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
4
浦川基継委員長 ただいまの
説明に対して、何かご
質問等ございませんか。
5
五輪清隆委員 工期の
延長ということで
説明があったわけですけど、それぞれ4つの
項目が
記載されていますけど、この
内容については、この
琴海だけじゃなくして、いろんな
工事をするに当たって、いろんな
準備を含めたときに、こういう4
項目については十分把握していたんじゃないんですか。
それと、特に8月までという
工事日程の中で、今回、約7カ月間の
延長がされているわけですけど、ことしの新
年度予算のとき、そしてまた、6月の
補正予算のときでも、こういう
議案の
関係については、いつおくれるような
状況ということで把握したんですか。
6
本田土木部長 ただいまの
五輪委員のご
指摘でございますけれ
ども、言われたように、この
工期延長の
理由を
記載させていただいておりますけれ
ども、特に、
学校につきましては隣接をしているということと、
学校自体の
耐震工事もされていたという中で、
学校のほうともずっと
協議をいたして、どうしても
騒音がやかましいということがありましたので、もともと
防音シートなんかの
設置も予定しておりましたけれ
ども、それ以上に、コンクリートのはつりの時間を
変更したりとか、連続してやる時間を少なくしたりとか、そういった
対応もさせていただいております。
それと、これがいつごろわかったのかということにつきましては、大体5月ごろには、やっぱり
工期が8月は厳しいというのはわかっていたわけですけれ
ども、最終的にいつまでかというのは、まだその当時はわかっておりませんでした。本来であれば6月
議会に
議案として上げさせていただくというのが必要であったわけでございますけれ
ども、
事業課において失念をしていたということもありますし、
経理のほうでも
管理が不十分だということもありまして、こういったことになっておりまして、大変申しわけなかったと思っております。
以上でございます。
7
五輪清隆委員 委員会じゃありませんから
一つ一つの
指摘というのはできませんけど、
理由の中に、3番目に
撤去工事のおくれで既に3カ月おくれたと書いてあるわけですけど、
完成は今月いっぱいなんですね。5月にわかったじゃなくして、もっと2月とか3月の時期に全体
工事を見たときにわかっていると私は思うんですよ。
先ほど本田部長は5月と言いましたけど、5月というのは残り3カ月ですよ。既に
撤去工事で3カ月おくれたというのは、そしてまた、
学校の
関係でおくれたということを考えたときに、既に5カ月も6カ月もおくれた形の中で仕事が進んでいるという
状況ですから、
そこらあたりについては、5月にわかったと言いましたけど、私はそうじゃないと思っています。
そして、今回もいろんな
追加工事も含めて発生するんじゃないのかなと思っていますけど、今、私が思っているのは、例えば、
契約金額が2億8,700万円になっているわけですけど、当然、約7カ月が延びるわけですから、ああいう
工事であれば、
工事をしている
業者の
皆さんはその現場に
責任者とかをずっと配置しているわけですね。そういうことになったときに、この
契約金額の
見直しというか、どれぐらいが予想されますか。そのままでできますか。
8
本田土木部長 工事の
金額でございますけれ
ども、今後、まだ
橋台分の
工事が残っておりまして、実際、今からその分の
工事をやっていくということで、側溝の
部分についても
止水対策とか新たな
部分が出てこようかと今思っておりますので、そういった
意味では、ある程度
金額が少しふえていくということを想定しております。
金額が
確定次第、今度は
契約の
変更の
議案という形で上げていくように
議会のほうにもご相談させていただきたいと思っております。
以上でございます。
9
五輪清隆委員 こういう大きな
工事については、いろんな
施工業者の方が配置をされてから、ここの
長崎市の
職員も含めて、ずっと
連携をとっているわけですね。それの
連携不足ということが考えられると私は思うんですけど、
そこらあたりはどういうふうに思っていますか。
10
本田土木部長 ただいま
五輪委員からのご
指摘のとおりで、
先ほどもちょっと話しましたけれ
ども、
事業課と
経理の、うちは
土木総務課ですけれ
ども、そういった部内の
連携、確認も含めて、それと
関係課、
議案ですから
総務部とか、当然、
契約関係になりますから
理財部、そういった庁内の
関係の
連携も私たちの不手際で
不足をしておったと反省しております。本当に申しわけなかったなと思っております。
以上でございます。
11
武次良治委員 五輪委員の
質問と大体かぶってしまうんですけれ
ども、私としては、こういうふうな
議決をした
事案について、その
管理をどういうふうにやっておったのかなと、これが一番疑問に思うんですね。やっぱり
職員として、こういう
議決事項について、その
変更をするときは再び
議決が要るんだよというのは全く初歩的なことだと思うんですよ。それをそのまま見逃しておったということは、ただ知らなかっただけでは済まされんのじゃないかなと。結局、
組織のあり
ようそのものにもちょっと問題があったんじゃないのかなという気がいたしております。
先ほど部長のほうから
経理担当課も含めて
管理不十分というようなことがありましたけれ
ども、結局、1億5,000万円を超すような
事業については、特にきちっと
管理意識というのをしっかりと持って
対応すべきだと思うんですよ。どこかでやっぱり
チェックをしていく必要もあるだろうし、そういったことがなされていなかった。こういう
事業というのはこれが初めてのことじゃないわけですから。
契約額であったり、常に何かの
変更は伴うわけですよね。
契約額についても、これも相当いろんな
事案等もあっておるし、
皆さん研さんも積まれておるし、当然、また
議決も要るということは承知しているとは思うんですが、結局、それはあくまでも
議案として上げておるから必要なことであって、
工期についても全く
一緒ですよね。
長崎市の場合は、その
実例として出されておるのには、
契約の方法であるとか、目的であるとか、相手方であるとか、一番
最大の
契約金額であるとか、こういったことについて
議案として上げればいいんだよというような
行政実例を出されていますよね。それをずっと延々とこういうような
工期の
議案として上げておると、
事項として上げておるということ
自体に、そもそも検討すべき余地があったんじゃないのかなというような気もしておるんですが、その辺についての
見直しとかいうようなことについては考えていないんですか。
12
本田土木部長 ただいまの
武次委員のご
指摘でございますけれ
ども、まさにそのとおりだと思っております。
チェック機能がうまく働いていなかったと、横の
連携もうまくいっていなかったというようなことでございますし、
組織、体制のことは別にいたしましても、まず、法令に基づいてしっかり
理解をして、それにのっとって正確にいろんな
関係課と
協議しながら事務を進めていくということがまず一番大事だろうと思っています。
そういう
意味では、今回はやっぱり
理解が
不足していたということもあるし、注意が
不足していたと、横の
連携も不十分だったということで、まずはうちの部のほうに責任があるわけですから、そこをしっかりと
全員に
周知徹底を図って、
改善を図っていくということをやっていきたい。既にそういう指示をしておりますけれ
ども、そういうふうなことで取り組んでまいりたいと思っております。
以上でございます。
13
武次良治委員 改善をやっていきたいということなんですけれ
ども、やっぱりこれは
土木部だけに限ったことではないんですよね。ですから、
職員研修というのをどういうような形でされておるのか。こういうふうな基本的な、しかも、大事な
案件については、やっぱり
行政職として当然身につけておかないと
いかんと思いますので、その辺は
研修体制を含めたところで、今後このようなことがないような取り組みというのをしっかりお願いしたいと思います。
以上です。
14
山本信幸委員 大体話は
皆さんと
一緒なんですけど、部の内部として、やはり
議会案件にかけたものはしっかりしていただく、これは当然のこととして、今ご
回答があったとおりなんですけど、ただ、今後の
対応策で、
止水対策工法の
確定というのがまだまだあって、正直、何日間というのを
確定されて今出されていますけれ
ども、一番問題なのは、私はこの
止水対策工法の
確定だと思っているんですよね。ほかのものはある程度決まってきて今まで至っておるとでしょうけど、
最大の
原因は、こういう
湧水対策が一番の
原因だと思うんですよね。やっぱりこの自然の
対策、きょうも大雨ですごかったですけどね、こういう
湧水に対する
工法というのを今からまだ検討していくわけですから、これは将来的にどのくらいかかるかという見通しはある程度明確に出ているんですか。その分だけちょっとお答え願えますか。
15
本田土木部長 工期の話でございますけれ
ども、今回、来年3月までということで
工期延長をお願いしたいと思っておるんですけれ
ども、その中で、
止水対策も含めまして現在のところできるというふうに思っておりますので、それで頑張っていきたいと思っております。
現時点では以上でございます。
16
山本信幸委員 今までの
回答が、そういうところでの
考え方というのが非常に出てきていると思うんですよね。だから、こういう
工法というのは一番難しいところなので、安易に考えるのではなくて、きょう言ったら絶対に守らなければ
いかんというふうに、しっかり守っていただきたいということがございます。
それと、今回の分は
工期延期のみなのか、それとも、
金額の
変更が伴うものがあるのか。
17
本田土木部長 今回の
変更は、あくまでも
工期の
変更の分だけをまずお願いしたいということでございます。
以上でございます。
18
浦川基継委員長 ほかにございませんか。
それでは、
先ほども
説明がありましたが、
本件は
平成26年2月
定例会において
完成期限が
平成27年8月31日ということで
議決されておりますが
、「工事の
請負契約については、当初の
議決において
工期を
議決項目としている場合は、
工期の
変更についても
議会の
議決を経なければならない」とされております。
今後の
取り扱いといたしましては、基本的には
工期が8月末までとなっているため、8月中に
臨時会を招集して、
常任委員会へ付託し審査を行い、本会議で
議決を行うこととなります。しかしながら、特に緊急を要するため、
議会を招集する時間的な余裕がない場合は、
地方自治法第179条において
、「普通地方公共団体の長は、
議決すべき事件を処分することができる」と定められておりますので、この
取り扱いについて、ご
協議いただきたいと考えております。
皆様からのご
意見はございませんか。
19
五輪清隆委員 この件の
内容については、私自身もまだ
理解していない分もありますし、
会派の議員の
皆さんにもやはり
報告すべき
内容ですから、
会派持ち帰りということでお願いいたします。
20
武次良治委員 ちょっと
理事者の方にお尋ねしたいんですけれ
ども、今回の
事案について、
理事者として
専決処分でやろうとしておるのか、
臨時会を開こうとしておるのか、その辺についての
考え方をちょっと教えていただけますか。
21
橋田総務部長 基本的には、
先ほど委員長が言われたように、本来的には
議決を要する
案件でございますので、
臨時議会を招集させていただいた上で
議決をいただくというのが筋だろうと思っております。私
どもとしては、そういう
考え方から、このことについて
専決処分でお願いしたいというのは、立場上、なかなか言いづらい
部分があろうかと思いますので、本来的な筋からすると、
議会を開いていただいて、そこで
議決をいただくというのが本来的な筋であろうと。それ以上、今の
段階で私
どもからこうしていただきたいというのはなかなか言いづらい
部分があるということでございます。
以上でございます。
22
武次良治委員 今、あえて聞いたのは、
皆さん専門ですから、あえて言う必要もないんでしょうけれ
ども、
地方自治法第179条の規定の中のいとまがないとき、この判断というのは、
首長の裁量ということなんですよね。ですから、あえて聞いたわけなんですよ。そのいとまがあるかないかを認める、これは
議会サイドじゃなくて
首長が判断することであると私は認識していますので、あえて聞いたわけなんです。
ただ、
契約内容の
変更とか、今回の
事案を考えてみれば、全く
専決処分できない
事案でもないのかなというような気もいたしておりますけれ
ども、ただ、やはりこれは
先ほど五輪委員のほうから話がありましたように、持ち帰って
皆さんで
協議をした上で
対応を考えるべきであるというふうに思いますので、
明政クラブとしては持ち帰らせていただきたいと思います。
23
浦川基継委員長 ほかにございませんか。なければ、
先ほど市民クラブの
五輪委員と
明政クラブの
武次委員より
会派持ち帰りというご
意見がございましたので、
本件につきましては
会派持ち帰りとし、次回
開催、8月18日の
議運で各
会派のご
意見をお伺いし、再度
協議することにしてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
24
浦川基継委員長 そのように決定いたします。
次に、2
.「全員協議会の
開催について」
事務局から
説明をお願いします。
25
北嶋議事調査課長 6ページの
資料2をお願いいたします。
セントポール市の
公式訪問団が10月6日火曜日から9日金曜日まで本市を訪問することに伴いまして、
市長から
議長宛てに出されました
全員協議会開催の
依頼文書の写しを添付させていただいております。
7ページをお願いいたします。
全員協議会の
開催通知案でございます。
今回の
公式訪問団の
滞在日程を勘案しました結果、
記載のとおり、10月7日水曜日、午後3時から
議場において
全員協議会の
開催をお願いしたいと考えております。
8ページをお願いいたします。
当日の
全員協議会次第及び
運営に関する
内容でございます。
まず、次第案につきましては、
記載のとおり、
開会後、
セントポール市長一行のご紹介、
花束贈呈を経まして、
議長、
市長による歓迎の
挨拶、そして、
セントポール市長からの
挨拶があり、最後に
記念品の交換が行われまして閉会となります。その後、
セントポール市長による記帳と
記念撮影を予定しております。なお、通訳と記しております
部分は、それぞれ英訳、和訳が入るということになっております。
次に、
全員協議会の
運営に関してですが、(1)まず、
開始直前に本鈴を鳴らし、
セントポール市長一行が入場されます。
(2)、運用により
議席標は立てないこととなっておりますので、お願いいたします。
(3)、
セントポール市長一行が
議場に入場する際には、起立して
拍手でお迎えをお願いいたします。
(4)、
セントポール市長一行を一人ずつ紹介する際には、着席のまま
拍手をお願いいたします。
(5)、
全員協議会終了後、
議場中央で
公式訪問団とともに
記念撮影を行います。
(6)、
記念撮影終了後、
セントポール市長一行が退場する際には、
拍手でのお見送りをお願いいたします。
以上が
全員協議会の
運営などに関する
内容でございます。
次に、9ページをお願いいたします。
これは
公式訪問団の
滞在日程案でございますが、10月6日火曜日に
長崎入りいたしまして、
長崎くんちの観覧を初め、7日、8日には
記載のような公式行事などが予定されており、9日に
長崎を離れる予定となっております。
なお、訪問団メンバーは
セントポール市長を初めとして、現時点で約20名が来訪される予定となっております。
また、10ページから12ページには、参考までにセントポール市の概要などに関する
資料を掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
説明は以上でございます。
26
浦川基継委員長 ただいまの
説明にご
質問等はございませんか。
27 吉原日出雄
委員 10月8日の夕食会の参加の有無はどうなっているんですか。
28 柴原国際課長 現在のところ、
先ほど説明がございましたように、
市長ほか約20名ということで、細かいメンバーがまだ
報告がなされておりませんので、そこは
確定次第、どういったことで
長崎市側が
対応するかというのをこれから決めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
29
浦川基継委員長 ほかにございませんか。
それでは、ただいまの
説明のとおりご了承をお願いします。
その他の件で何かありませんか。
ないようですので、これをもって
議会運営委員会を閉会いたします。
=閉会 午後3時24分=
上記のとおり
委員会会議録を調製し署名する。
平成27年11月20日
議会運営委員長 浦川 基継
長崎市
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