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2015-08-12 長崎市:平成27年議会運営委員会 本文

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  1. 長崎市議会 2015-08-12
    2015-08-12 長崎市:平成27年議会運営委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午後2時58分= 浦川基継委員長 ただいまから議会運営委員会開会いたします。  皆様におかれましては、お盆前のお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。  それでは、1.「市道江保崎線琴海大橋既設下部撤去及び新橋下部工事工期延長について」を議題といたします。  まず、本日緊急に議運を招集するに至った経緯について、私のほうからご説明いたします。  8月6日に理事者から本件についての報告が正副議長にございました。その報告を受けて、議長から、本件は非常に重大な案件であり、早急に議運開催し、取り扱いについて協議してほしいとの要請がありましたことから、本日、議運開催することとなった次第でございます。  それでは、理事者説明を求めます。 2 橋田総務部長 それでは、市道江保崎線琴海大橋既設下部撤去及び新橋下部工事工期延長についてご説明いたします。  本件は、平成26年3月14日に議会議決を経て締結した本件工事について、工期延長をする必要が生じたものでございます。  委員皆様におかれましては、大変お忙しい中、急遽、議会運営委員会開催していただくことになり、このことに対しまして心からおわび申し上げます。  それでは、詳細な内容につきましては、引き続き土木部長からご説明申し上げます。 3 本田土木部長 それでは、市道江保崎線琴海大橋既設下部撤去及び新橋下部工事工期延長につきまして、土木部作成資料に基づき説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。  まず、1.工事の概要についてでありますが、本工事は国道206号と琴海ニュータウンを結ぶ琴海大橋のかけかえ工事のうち、既設橋台と橋脚の計3基を撤去し、新設するもので、平成26年2月議会議決をいただき、平成26年3月19日から平成27年8月31日までの工期工事を進めてまいりました。  しかしながら、2.工期延長についてに記載しておりますとおり、隣接する村松小学校との協議により騒音対策を施したこと、橋台設置箇所に想定以上の湧水があり、止水対策の検討に日数を要したこと、先行発注既設橋桁撤去工事のおくれにより3カ月間工事に着手できなかったこと、今後、止水対策工事日数を要することから、平成28年3月22日まで工期延長させていただきたいと考えているところであります。  次に、3.今後の対応方針についてでありますが、橋台設置箇所湧水止水対策工法確定し、対策を講じた後、橋台設置に着手したいと考えております。  なお、この後、契約金額変更する場合は改めて議会のほうにご相談させていただきたいと考えているところでございます。  次に、2ページをお開きください。  琴海大橋全体スケジュールでありますが、青線が当初の工期で、赤線変更後でございます。工種の上から2番目、太枠で囲んだ下部工設置工事が今回の工事でありまして、工期延長に伴い、上から3番目の上部工架設工事の右端に記載しております新橋供用開始につきましても、平成28年3月末から同年9月末に延びる見込みとなっております。  3ページ以降につきましては、位置図などを掲載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
     本件は、当初契約時、議決をいただいており、今回の工期延長につきましても議決が必要な案件でありますが、9月議会間近になって工期延長をお願いせざるを得ない事態となってしまいました。  土木部といたしましては、本路線がこの地区の方々の日常生活に欠くことのできない路線であることから、受注者の方と協議しながら、工期内に完成できるよう工事を進めてきたところでございますが、結果的に工期末近くになって工期延長をお願いせざるを得ない事態となっており、皆様方に対し大変ご迷惑をおかけしたことについて深くおわび申し上げます。どうもすみませんでした。  なお、再発防止策といたしましては、事業執行上、必要となる根拠法等法令遵守について周知徹底を図っていくとともに、特に議決案件など重要なものにつきましては、早い段階関係各課協議を行い、準備を進めていくことにいたしております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 4 浦川基継委員長 ただいまの説明に対して、何かご質問等ございませんか。 5 五輪清隆委員 工期延長ということで説明があったわけですけど、それぞれ4つの項目記載されていますけど、この内容については、この琴海だけじゃなくして、いろんな工事をするに当たって、いろんな準備を含めたときに、こういう4項目については十分把握していたんじゃないんですか。  それと、特に8月までという工事日程の中で、今回、約7カ月間の延長がされているわけですけど、ことしの新年度予算のとき、そしてまた、6月の補正予算のときでも、こういう議案関係については、いつおくれるような状況ということで把握したんですか。 6 本田土木部長 ただいまの五輪委員のご指摘でございますけれども、言われたように、この工期延長理由記載させていただいておりますけれども、特に、学校につきましては隣接をしているということと、学校自体耐震工事もされていたという中で、学校のほうともずっと協議をいたして、どうしても騒音がやかましいということがありましたので、もともと防音シートなんかの設置も予定しておりましたけれども、それ以上に、コンクリートのはつりの時間を変更したりとか、連続してやる時間を少なくしたりとか、そういった対応もさせていただいております。  それと、これがいつごろわかったのかということにつきましては、大体5月ごろには、やっぱり工期が8月は厳しいというのはわかっていたわけですけれども、最終的にいつまでかというのは、まだその当時はわかっておりませんでした。本来であれば6月議会議案として上げさせていただくというのが必要であったわけでございますけれども事業課において失念をしていたということもありますし、経理のほうでも管理が不十分だということもありまして、こういったことになっておりまして、大変申しわけなかったと思っております。  以上でございます。 7 五輪清隆委員 委員会じゃありませんから一つ一つ指摘というのはできませんけど、理由の中に、3番目に撤去工事のおくれで既に3カ月おくれたと書いてあるわけですけど、完成は今月いっぱいなんですね。5月にわかったじゃなくして、もっと2月とか3月の時期に全体工事を見たときにわかっていると私は思うんですよ。先ほど本田部長は5月と言いましたけど、5月というのは残り3カ月ですよ。既に撤去工事で3カ月おくれたというのは、そしてまた、学校関係でおくれたということを考えたときに、既に5カ月も6カ月もおくれた形の中で仕事が進んでいるという状況ですから、そこらあたりについては、5月にわかったと言いましたけど、私はそうじゃないと思っています。  そして、今回もいろんな追加工事も含めて発生するんじゃないのかなと思っていますけど、今、私が思っているのは、例えば、契約金額が2億8,700万円になっているわけですけど、当然、約7カ月が延びるわけですから、ああいう工事であれば、工事をしている業者皆さんはその現場に責任者とかをずっと配置しているわけですね。そういうことになったときに、この契約金額見直しというか、どれぐらいが予想されますか。そのままでできますか。 8 本田土木部長 工事金額でございますけれども、今後、まだ橋台分工事が残っておりまして、実際、今からその分の工事をやっていくということで、側溝の部分についても止水対策とか新たな部分が出てこようかと今思っておりますので、そういった意味では、ある程度金額が少しふえていくということを想定しております。  金額確定次第、今度は契約変更議案という形で上げていくように議会のほうにもご相談させていただきたいと思っております。  以上でございます。 9 五輪清隆委員 こういう大きな工事については、いろんな施工業者の方が配置をされてから、ここの長崎市の職員も含めて、ずっと連携をとっているわけですね。それの連携不足ということが考えられると私は思うんですけど、そこらあたりはどういうふうに思っていますか。 10 本田土木部長 ただいま五輪委員からのご指摘のとおりで、先ほどもちょっと話しましたけれども事業課経理の、うちは土木総務課ですけれども、そういった部内の連携、確認も含めて、それと関係課議案ですから総務部とか、当然、契約関係になりますから理財部、そういった庁内の関係連携も私たちの不手際で不足をしておったと反省しております。本当に申しわけなかったなと思っております。  以上でございます。 11 武次良治委員 五輪委員質問と大体かぶってしまうんですけれども、私としては、こういうふうな議決をした事案について、その管理をどういうふうにやっておったのかなと、これが一番疑問に思うんですね。やっぱり職員として、こういう議決事項について、その変更をするときは再び議決が要るんだよというのは全く初歩的なことだと思うんですよ。それをそのまま見逃しておったということは、ただ知らなかっただけでは済まされんのじゃないかなと。結局、組織のありようそのものにもちょっと問題があったんじゃないのかなという気がいたしております。  先ほど部長のほうから経理担当課も含めて管理不十分というようなことがありましたけれども、結局、1億5,000万円を超すような事業については、特にきちっと管理意識というのをしっかりと持って対応すべきだと思うんですよ。どこかでやっぱりチェックをしていく必要もあるだろうし、そういったことがなされていなかった。こういう事業というのはこれが初めてのことじゃないわけですから。契約額であったり、常に何かの変更は伴うわけですよね。契約額についても、これも相当いろんな事案等もあっておるし、皆さん研さんも積まれておるし、当然、また議決も要るということは承知しているとは思うんですが、結局、それはあくまでも議案として上げておるから必要なことであって、工期についても全く一緒ですよね。長崎市の場合は、その実例として出されておるのには、契約の方法であるとか、目的であるとか、相手方であるとか、一番最大契約金額であるとか、こういったことについて議案として上げればいいんだよというような行政実例を出されていますよね。それをずっと延々とこういうような工期議案として上げておると、事項として上げておるということ自体に、そもそも検討すべき余地があったんじゃないのかなというような気もしておるんですが、その辺についての見直しとかいうようなことについては考えていないんですか。 12 本田土木部長 ただいまの武次委員のご指摘でございますけれども、まさにそのとおりだと思っております。チェック機能がうまく働いていなかったと、横の連携もうまくいっていなかったというようなことでございますし、組織、体制のことは別にいたしましても、まず、法令に基づいてしっかり理解をして、それにのっとって正確にいろんな関係課協議しながら事務を進めていくということがまず一番大事だろうと思っています。  そういう意味では、今回はやっぱり理解不足していたということもあるし、注意が不足していたと、横の連携も不十分だったということで、まずはうちの部のほうに責任があるわけですから、そこをしっかりと全員周知徹底を図って、改善を図っていくということをやっていきたい。既にそういう指示をしておりますけれども、そういうふうなことで取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 13 武次良治委員 改善をやっていきたいということなんですけれども、やっぱりこれは土木部だけに限ったことではないんですよね。ですから、職員研修というのをどういうような形でされておるのか。こういうふうな基本的な、しかも、大事な案件については、やっぱり行政職として当然身につけておかないといかんと思いますので、その辺は研修体制を含めたところで、今後このようなことがないような取り組みというのをしっかりお願いしたいと思います。  以上です。 14 山本信幸委員 大体話は皆さん一緒なんですけど、部の内部として、やはり議会案件にかけたものはしっかりしていただく、これは当然のこととして、今ご回答があったとおりなんですけど、ただ、今後の対応策で、止水対策工法確定というのがまだまだあって、正直、何日間というのを確定されて今出されていますけれども、一番問題なのは、私はこの止水対策工法確定だと思っているんですよね。ほかのものはある程度決まってきて今まで至っておるとでしょうけど、最大原因は、こういう湧水対策が一番の原因だと思うんですよね。やっぱりこの自然の対策、きょうも大雨ですごかったですけどね、こういう湧水に対する工法というのを今からまだ検討していくわけですから、これは将来的にどのくらいかかるかという見通しはある程度明確に出ているんですか。その分だけちょっとお答え願えますか。 15 本田土木部長 工期の話でございますけれども、今回、来年3月までということで工期延長をお願いしたいと思っておるんですけれども、その中で、止水対策も含めまして現在のところできるというふうに思っておりますので、それで頑張っていきたいと思っております。  現時点では以上でございます。 16 山本信幸委員 今までの回答が、そういうところでの考え方というのが非常に出てきていると思うんですよね。だから、こういう工法というのは一番難しいところなので、安易に考えるのではなくて、きょう言ったら絶対に守らなければいかんというふうに、しっかり守っていただきたいということがございます。  それと、今回の分は工期延期のみなのか、それとも、金額変更が伴うものがあるのか。 17 本田土木部長 今回の変更は、あくまでも工期変更の分だけをまずお願いしたいということでございます。  以上でございます。 18 浦川基継委員長 ほかにございませんか。  それでは、先ほど説明がありましたが、本件平成26年2月定例会において完成期限平成27年8月31日ということで議決されておりますが、「工事請負契約については、当初の議決において工期議決項目としている場合は、工期変更についても議会議決を経なければならない」とされております。  今後の取り扱いといたしましては、基本的には工期が8月末までとなっているため、8月中に臨時会を招集して、常任委員会へ付託し審査を行い、本会議で議決を行うこととなります。しかしながら、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的な余裕がない場合は、地方自治法第179条において、「普通地方公共団体の長は、議決すべき事件を処分することができる」と定められておりますので、この取り扱いについて、ご協議いただきたいと考えております。皆様からのご意見はございませんか。 19 五輪清隆委員 この件の内容については、私自身もまだ理解していない分もありますし、会派の議員の皆さんにもやはり報告すべき内容ですから、会派持ち帰りということでお願いいたします。 20 武次良治委員 ちょっと理事者の方にお尋ねしたいんですけれども、今回の事案について、理事者として専決処分でやろうとしておるのか、臨時会を開こうとしておるのか、その辺についての考え方をちょっと教えていただけますか。 21 橋田総務部長 基本的には、先ほど委員長が言われたように、本来的には議決を要する案件でございますので、臨時議会を招集させていただいた上で議決をいただくというのが筋だろうと思っております。私どもとしては、そういう考え方から、このことについて専決処分でお願いしたいというのは、立場上、なかなか言いづらい部分があろうかと思いますので、本来的な筋からすると、議会を開いていただいて、そこで議決をいただくというのが本来的な筋であろうと。それ以上、今の段階で私どもからこうしていただきたいというのはなかなか言いづらい部分があるということでございます。  以上でございます。 22 武次良治委員 今、あえて聞いたのは、皆さん専門ですから、あえて言う必要もないんでしょうけれども地方自治法第179条の規定の中のいとまがないとき、この判断というのは、首長の裁量ということなんですよね。ですから、あえて聞いたわけなんですよ。そのいとまがあるかないかを認める、これは議会サイドじゃなくて首長が判断することであると私は認識していますので、あえて聞いたわけなんです。  ただ、契約内容変更とか、今回の事案を考えてみれば、全く専決処分できない事案でもないのかなというような気もいたしておりますけれども、ただ、やはりこれは先ほど五輪委員のほうから話がありましたように、持ち帰って皆さん協議をした上で対応を考えるべきであるというふうに思いますので、明政クラブとしては持ち帰らせていただきたいと思います。 23 浦川基継委員長 ほかにございませんか。なければ、先ほど市民クラブ五輪委員明政クラブ武次委員より会派持ち帰りというご意見がございましたので、本件につきましては会派持ち帰りとし、次回開催、8月18日の議運で各会派のご意見をお伺いし、再度協議することにしてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 24 浦川基継委員長 そのように決定いたします。  次に、2.「全員協議会開催について」事務局から説明をお願いします。 25 北嶋議事調査課長 6ページの資料2をお願いいたします。  セントポール市の公式訪問団が10月6日火曜日から9日金曜日まで本市を訪問することに伴いまして、市長から議長宛てに出されました全員協議会開催依頼文書の写しを添付させていただいております。  7ページをお願いいたします。  全員協議会開催通知案でございます。  今回の公式訪問団滞在日程を勘案しました結果、記載のとおり、10月7日水曜日、午後3時から議場において全員協議会開催をお願いしたいと考えております。  8ページをお願いいたします。  当日の全員協議会次第及び運営に関する内容でございます。  まず、次第案につきましては、記載のとおり、開会後、セントポール市長一行のご紹介、花束贈呈を経まして、議長市長による歓迎の挨拶、そして、セントポール市長からの挨拶があり、最後に記念品の交換が行われまして閉会となります。その後、セントポール市長による記帳と記念撮影を予定しております。なお、通訳と記しております部分は、それぞれ英訳、和訳が入るということになっております。  次に、全員協議会運営に関してですが、(1)まず、開始直前に本鈴を鳴らし、セントポール市長一行が入場されます。  (2)、運用により議席標は立てないこととなっておりますので、お願いいたします。  (3)、セントポール市長一行議場に入場する際には、起立して拍手でお迎えをお願いいたします。  (4)、セントポール市長一行を一人ずつ紹介する際には、着席のまま拍手をお願いいたします。  (5)、全員協議会終了後、議場中央で公式訪問団とともに記念撮影を行います。  (6)、記念撮影終了後、セントポール市長一行が退場する際には、拍手でのお見送りをお願いいたします。  以上が全員協議会運営などに関する内容でございます。  次に、9ページをお願いいたします。  これは公式訪問団滞在日程案でございますが、10月6日火曜日に長崎入りいたしまして、長崎くんちの観覧を初め、7日、8日には記載のような公式行事などが予定されており、9日に長崎を離れる予定となっております。  なお、訪問団メンバーはセントポール市長を初めとして、現時点で約20名が来訪される予定となっております。  また、10ページから12ページには、参考までにセントポール市の概要などに関する資料を掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  説明は以上でございます。 26 浦川基継委員長 ただいまの説明にご質問等はございませんか。 27 吉原日出雄委員 10月8日の夕食会の参加の有無はどうなっているんですか。 28 柴原国際課長 現在のところ、先ほど説明がございましたように、市長ほか約20名ということで、細かいメンバーがまだ報告がなされておりませんので、そこは確定次第、どういったことで長崎市側が対応するかというのをこれから決めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 29 浦川基継委員長 ほかにございませんか。  それでは、ただいまの説明のとおりご了承をお願いします。  その他の件で何かありませんか。  ないようですので、これをもって議会運営委員会を閉会いたします。           =閉会 午後3時24分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成27年11月20日  議会運営委員長    浦川 基継 長崎議会 ↑ ページの先頭へ...