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  1. 長崎市議会 2011-09-15
    2011-09-15 長崎市:平成23年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= 宮崎高舟委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  なお、板坂委員につきましては、おくれて出席されるとの届け出があっておりますので、ご了承ください。 〔審査日程について協議した結果、審査の進捗 状況によっては、9月16日に審査予定の5件を 行い、20日審査予定の2件を16日に行うことと し、20日までの審査日程を1日繰り上げ、16日 までに審査を終了することに決定した。〕 2 宮崎高舟委員長 それでは、議案審査に入ります。  まず、第75号議案市道路線認定及び廃止について」を議題といたします。  理事者説明を求めます。 3 本田土木部長 それでは、第75号議案市道路線認定及び廃止について」ご説明いたします。  議案書は47ページから53ページまででございます。  今回は、議案書47ページ、48ページに記載しておりますように、市道路線として7路線認定し、1路線廃止しようとするものでございます。  詳細につきましては、土木総務課長よりご説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。  私からは以上でございます。 4 大串土木総務課長 本年8月1日付の機構改革により、課の名称が道路公園総務課から土木総務課へと変更されておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、配付いたしております委員会資料に基づきまして、ご説明いたします。  委員会資料の1ページをごらんください。
     今回、市道路線として認定及び廃止お願いいたします路線一覧表でございまして、路線名道路延長道路幅員等を記載しております。  今回、認定しようとする路線は4地区7路線で、総延長1,351メートルでございます。また、廃止しようとする路線は1地区1路線で、総延長69.3メートルでございます。  次に、2ページをお願いいたします。  2ページは各路線の大まかな位置を示しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  それでは、各路線について、認定廃止図及び起点・終点写真によりご説明いたします。  委員会資料は3ページから13ページでございますが、前面にプロジェクターで同じものを映しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。     〔プロジェクターによる説明〕  まず、3ページでございますが、こちらは長崎周辺土地区画整理事業における道路計画に基づき、市道路線認定及び廃止をしようとするものでございます。  この事業は平成21年10月30日付で事業計画決定を行い、事業に着手しており、近く仮換地指定に伴う建物等支障物件の移転が開始されるに当たり、今回、4路線認定と1路線廃止お願いしようとするものでございます。  このうち1)八千代尾上町1号線は、現在供用されております5)八千代町1号線と一部重複しております。八千代町1号線は、3ページの認定廃止図の中の斜線が引かれている部分でございまして、プロジェクター映像では青色で表示しております部分でございます。このため、一たん5)八千代町1号線を廃止し、この廃止部分も含め、新たに1)八千代尾上町1号線として認定お願いしようとするものでございます。  4ページから7ページは各路線の起点・終点写真でございます。  4ページは1)八千代尾上町1号線で、延長は300メートルでございます。こちらの路線と重複のため、廃止お願いしております5)八千代町1号線の写真は、資料では7ページにございますが、前面の映像では右側にあわせて表示しておりますので、ご参照ください。延長は69.3メートルでございます。  次に、5ページは2)尾上八千代町1号線で、延長は610メートルでございます。  6ページ上の写真は3)尾上町1号線で、延長は150メートルでございます。  6ページ下の写真は4)尾上町2号線で、延長は83メートルでございます。  次に、8ページをお願いいたします。  岩見町立岩町2号線でございますが、これは開発行為による帰属に伴い、認定お願いしようとするものでございます。延長は75メートルでございます。  9ページに起点と終点写真を掲載しております。  なお、まことに申しわけありませんが、この路線は平成15年度に開発行為により市に帰属したものでございますが、市道認定等手続を遺漏していたため、今回、議案として提案させていただいたものでございます。今後、このような手続の遺漏がないよう、十分気をつけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。まことに申しわけございませんでした。  次に、10ページをごらんください。  東町75号線でございますが、これは東町にございます彩が丘団地内における開発行為による帰属に伴い、認定お願いしようとするものでございます。延長は48メートルでございます。  11ページに起点と終点写真を掲載しております。  次に、12ページをお願いいたします。  為石町23号線でございますが、こちらは一般県道深堀三和線拡幅工事に伴い、県において整備された取付道路でございまして、長崎県からの移管により、認定お願いしようとするものでございます。延長は85メートルでございます。  13ページに起点と終点写真を掲載しております。  説明は以上でございます。 5 宮崎高舟委員長 これより質疑に入ります。 6 吉原 孝委員 一番最初に説明がありました尾上八千代町地区のこの認定の問題ですが、これは駅の再整備等のかかわりがあって、新たな認定をされようということだと思うんですが、今、大まかな計画図はありますよね。その中で今回のこの認定路線がどのような位置になるのか、それをちょっとお示しいただきたいと思います。 7 萩原長崎周辺整備室長 この図面と駅周辺区画整理事業計画の図面とは全く同じ、道路に関しては全く同じということでご理解をしていただきたいと思います。  例えば、ここに駅舎がありまして、ここに現在の駅がこの部分にあるということで、ちょっとわかりにくいんですけれども、区画整理事業で進めております道路位置とこの位置とは全く同じような位置になります。〔発言する者あり〕はい。新しい駅の場所はこの場所にできます。高架で南北にこういうふうに〔発言する者あり〕 8 吉原 孝委員 今の説明で大体わかる、わかると言ったらおかしいけれども、こういうあなた方、図面を我々に示しているでしょう。だから、この中で今回の認定路線の新たな認定路線をお示しくださいと言っているんですよ。それじゃわからないから。これのほうが、将来も我々がいろいろ検討する場合、この地図に沿って、例えば、この黄色の線がどれだとか、この中に新たな路線が加わるわけでしょう。それを示してくださいと言っているんですよ。もうそれはいいです。 9 萩原長崎周辺整備室長 ちょっとお時間をいただきまして、新たな図面を用意させていただいた上でご説明をしたいと思いますので、よろしゅうございますでしょうか。 10 宮崎高舟委員長 どれくらいかかりますか。そしたら、5分間、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時11分=           =再開 午前10時15分= 11 宮崎高舟委員長 委員会を再開します。  ただいま資料が配付されました。説明を求めます。 12 萩原長崎周辺整備室長 大変失礼をいたしました。資料でございますけれども、こういうふうに見ていただきまして、これが委員会提出資料ということで、こういうふうに見比べていただきたいと思います。よろしゅうございますでしょうか。  それでは、委員会資料のほうの1)八千代尾上町1号線、これがスライドでいきますと、この部分になります。この計画図でいきますと、浦上川線から電車通りのほうに曲がっている道路でございます。都市計画道路名中央通り線でございます。これが1)でございます。  それから、2)尾上八千代町1号線、これが計画図でいきますと、長崎駅西通り線でございます。  それから、3)尾上町1号線、これが区画整理計画図でいきますと、ちょうどトランジットモール線という名称でございます。おわかりですかね。交通広場の隣にある道路でございます。  それから、4)の尾上町2号線、これは歩行者専用道路でございますけれども、ちょっと見にくいですね。歩行者専用道路ということで記載をしております、計画図ではですね。長崎西口歩行者専用道路でございます。  5番は廃止ということで、その部分ですね。  以上でございます。 13 源城和雄委員 今の位置図はわかったんですが、今回廃止をされる八千代町1号線というのは、道路の機能もなくすということですか。〔発言する者あり〕通すわけですね。はいはい。 14 大串土木総務課長 この5)の八千代町1号線については、この路線としては廃止をいたしまして、拡幅の上、この1)八千代尾上町1号線に取り込まれて道路として機能していくということになります。  以上でございます。 15 井上重久委員 ちょっと勉強不足で大変申しわけないんですが、路線認定廃止の関係、これは道路法ということで参考資料で出ていますけれども、それを見ればわかるんですが、この法律がちょっと難しいもんで、簡単に教えてください。  例えば、今、言われたように、新しい道路をつくる、あるいは県の道路ができる、国道ができる、そういう意味で市のほうに移管されて認定をしていく。これは理解をしております。そういう意味では、路線の重複もこれに記載されております。ただ、昔から、例えば、生活道路で使うて、きれいに舗装ばされとって、それば市道認定をするとかですね、そういう場合の手続というのは、この関係でいけば、ほとんど基本的にこれは行政側からの認定の関係ですよね、廃止の関係ですね。そういう生活道路共有地、私有地の関係をお願いするときの手続というのは、その中身を教えてください。 16 大串土木総務課長 今回はそういった路線は入っておりませんが、通常、生活道路、私道である生活道路、これについて市道として認定お願いをしたいと。地元等、あるいは土地の所有者等から要望があった場合、この場合については寄附をしていただいた上で市道認定をしていくという形をとっております。その際に、市道路線として認定構造等の基準がございますので、幅員4メートル以上とかですね、そういった部分で一部改良が必要な場合については、私道整備助成事業というものを私ども実施しておりまして、地元1割、市のほうから9割補助という形で、市道路線としての認定基準を満たす構造にした上で、土地について寄附をしていただいた上で、その段階で市道認定議案を上げさせていただくというふうな手続をとっているのが現状でございます。  以上でございます。 17 宮崎高舟委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を一たん中断し、委員間討議に入ります。何かございませんか。  それでは、委員間討議及び質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第75号議案市道路線認定及び廃止について」、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 18 宮崎高舟委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時22分=           =再開 午前10時24分= 19 宮崎高舟委員長 委員会を再開いたします。  次に、第76号議案町道路線認定及び廃止に関する承諾について」を議題といたします。  理事者説明を求めます。 20 本田土木部長 それでは、第76号議案町道路線認定及び廃止に関する承諾について」ご説明いたします。  議案書は55ページから58ページまででございます。  今回は、議案書55ページに記載しておりますように、本市の区域内における長与町道路線の2路線認定と1路線廃止について、道路法第8条第3項及び同法第10条の規定により、長与町長から承諾を求められたものですが、この承諾につきましては、議会の議決を経る必要がありますので、この議案を提出するものでございます。  詳細につきましては、土木総務課長よりご説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。  私からは以上でございます。 21 大串土木総務課長 それでは、配付いたしております委員会資料に基づきましてご説明いたします。  委員会資料の1ページをごらんください。  今回、長与町長より認定及び廃止承諾を求められた長与町道の大まかな位置を示しておりますので、ご参照いただきたいと存じますが、ここはJR道ノ尾駅の北側に位置する道路でございます。  次に、2ページをお願いいたします。  長与道認定廃止予定路線図でございます。今回、長与町が予定している廃止路線認定路線は一部重複した部分がございます。  3ページに廃止路線認定路線、また、各路線が本市の区域内を経過しております部分を、それぞれ分けて着色いたしました図面を添付しておりますが、これにつきましては前面のプロジェクター映像をごらんください。     〔プロジェクターによる説明〕  まず、プロジェクターで青色に着色しております部分が、長与町が廃止予定しております高田越線でございます。  長与町では現在、高田南土地区画整理事業が実施されており、この事業の進捗に伴い、完成した路線認定が必要となっております。これに当たり、高田越線を一たん廃止し、プロジェクターで赤色に着色しております(仮称)高田越線と(仮称)高田越中央線の2路線として新たに認定しようとするものでございます。  また、この地区における本市と長与町の行政界は緑色で表示したラインでございますので、これらの路線の一部は本市の行政区域内を経過しているということになっております。このため長与町より本市へ、路線認定廃止についての承諾を求められたものでございます。  4ページから6ページに路線の起点・終点写真を掲載しておりますのでごらんください。行政界は緑色のラインでございます。緑色で着色しております部分が、長与町道が本市の行政区域内を経過している部分でございます。  また、7ページは道ノ尾地区路線認定周辺路線網図でございますが、議案となっております長与町道として認定予定の2路線オレンジ色と赤色で着色している部分でございます。  今後、市道路線認定お願いする路線がございますので、この際、ご説明させていただきます。  県道道ノ尾停車場線のうち、黄色で着色しております部分が、長崎県から本市へ移管される予定でございますが、路線の一部が長与町の行政区域内を経過しておりますため、現在、長与町へ市道認定に関する承諾を依頼しているところでございます。  また、濃いピンク色で着色しております部分は、都市計画道路道の尾駅前線のうち、本市の施工部分でございます。  これら2路線につきましては、今後、一定の事務手続完了後、市道路線として認定お願いする予定としておりますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 22 宮崎高舟委員長 これより質疑に入ります。 23 源城和雄委員 説明の内容はそれぞれいきさつはわかったんですが、ちょっとその辺のところがまだ具体的にイメージがつかんもんですから、もう今供用開始をした部分もあるんですけれども、まだ供用開始していない部分もあるんですかね。それちょっと今の実情、今、車が走れるとか走れないとかという部分も含めて、ちょっとお尋ねしたいんですが。 24 大串土木総務課長 今回、長与町が認定予定しております2路線、この路線は既に工事は完了して、車両の通行等は実際には行われております。ただ、手続上、まだ町道路線として認定手続が済んでおりませんので、今回、長崎市議会におきまして承諾について同意いただきますと、私ども長崎市として同意をした上で、次の、恐らく12月議会町道路線として認定議案として議決をいただいた上で供用開始するという運びになるかというふうに考えております。  以上でございます。 25 野口達也委員 要するに、今回町道として長崎市として承諾をするという分がこの赤とオレンジですたいね。逆に今、長与町のほうにこの黄色の路線市道として承諾を今求めておるわけですたいね。この手前の、この議案とは全く関係ないんですけど、手前のピンクの濃いやつのところが市が工事をする部分で、この部分市道で、その上の青い部分県道、この青い部分は町とか市に移管ということはないんですか。そのままこれは県道のまま残るわけですか。そこをお尋ねします。 26 大串土木総務課長 議員おっしゃるとおり、黄色の部分ピンク部分市道ということで最終的には認定お願いしますが、青色の部分県道ということで、そのまま県道のまま県が維持管理していくということになります。  以上でございます。 27 野口達也委員 ということは、この県道分についての、今ちょっと話が出ていましたけど、維持管理については県がするわけですたいね。何か素人目から見て、このピンク市道でそのまま市道にもらえれば、市道なりこの辺はつながっているなと思いながら、長与町の中ば走るけんですね、これはですね。あれかなと思うとですけど。わかりました。 28 本田土木部長 ただいまの野口委員のご指摘でございますけれども、ここがちょうど長与町と長崎市の行政界を含んだ区域で、もともと県道長崎市道長与町道というのがあります。そういった中で、長与町のほうで道路整備も含めて区画整理事業をされているというふうな中で、県と長崎市、長与町の調整、役割分担の中で、今言ったような県の管理する道路長崎市が管理する道路、あるいは長与町が管理する道路、そういう調整をした中で今回提案をさせていただいているということでございます。よろしくお願いいたします。 29 井原東洋一委員 長崎市の区域を通る長与の町道、あるいは長与区域を通る長崎市の市道という複雑なものですたいね。これは道路は、その道路敷は、例えば、貸し付けるとかなんとかということで一元の管理はできないんですか。あるいは、3つにまたがっとるなら県がもう管理するとか、あるいは長与が一括して管理するとかですよ、長崎市が一括して管理するとかというふうにできないもんですかね。どうしてこのこまかところ、幾つもの自治体が複数で管理しなきゃならんのですか。そういうことこそ合理的にすべきじゃないですか。なぜできないんですか、これは。どこがネック。 30 大串土木総務課長 ご指摘の点につきましては、先ほど部長がご説明したとおり、ここの事業に当たって、道路のそれぞれの管理をどうしていくかという部分で、長与町、あるいは県と協議をした上で、こういう形で決定をしてそれぞれが管理するということで協議が調ったということでご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。
    31 井原東洋一委員 わざわざ複雑な仕組みを合意しましたと。例えば、前あったじゃないですか、県道の植栽を長崎市が管理するとかね。そういうことも話し合ってできているんじゃないですか。それは管理する側も大変じゃないでしょうか、この辺は。3つに分かれて、中間地点にあるのは立ち会いを求めるという、何か民間の仕事をするとき、3つ立ち会いを求めにゃいかんごとなってくるっちゃないですか。どうしてそういうものが一元化できないんですか。だから、話し合った結果、そうなったということはわかりましたけれども、なぜ話し合いがつかないのかということが聞きたかったわけなんですよ。どうして複雑な仕組みのまま残さなきゃならないのかということが聞きたかった。そこの根本的な原因は何ですかと言っているんですよ。 32 大串土木総務課長 この路線につきましては、行政界道路のそれぞれ真ん中あたりに来ているということがございます。基本的には行政界で市と、あるいは町ということで、本来はそこできれいに管理はやっぱり分けるべきだというふうに考えておりますが、今回のケースにつきましては、道路の真ん中に境界が来ているということで、どちらかがやはり管理をしなければならないという中での整理でございますので、ご指摘の点は意味は十分理解いたしますが、今回のケースはそういう状況であるということでご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 33 井原東洋一委員 いずれにしても、自治体の境界にあるそういう施設については、どちらかが管理するわけでしょう。長崎市の区域にある長与町道だからって長崎市が管理するわけじゃない、長与町が管理するわけでしょう。そんなら、県道の規格とかなんとかあるかどうかは知りませんけれども、県なら県、この区域については総括的に管理するような仕組みのほうがより合理的じゃないのかなというふうに思うわけですね。そういうものができないというのが、長与と一緒になれば同じことでしょうから、これは。長崎市が一緒になってしまえば同じことでしょうけれども。  今の境界で区分が分かれるというのはわかる、JR道ノ尾駅の裏はつながっとっちゃないですか。県が管理する分と長崎市が管理する分は。こげんところは長崎市が管理するか、県が管理するかすればいいじゃないですか。縦に区分されている、これは横に区分されているわけでしょう、これは。道路が分断された形で管理しているわけでしょうから。ここら辺はどっちかが管理すれば、それこそ一元管理でよろしいんじゃないですか。そういうことも話がつかないんですか。 34 大串土木総務課長 今回の道路整備に当たっては、こういった形で協議が調って、それぞれが進めるということでご理解いただきたいと存じますが、ご指摘の点につきましては、今後、こういった行政界近くでの道路整備に当たって、ご指摘の点は十分踏まえた上で、今後協議に当たってみたいというふうに考えております。  以上でございます。 35 宮崎高舟委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を一たん中断し、委員間討議に入ります。ございませんか。  それでは、委員間討議及び質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第76号議案町道路線認定及び廃止に関する承諾について」、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 36 宮崎高舟委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時39分=           =再開 午前10時44分= 37 宮崎高舟委員長 委員会を再開します。  次に、第73号議案「土地の取得について」を議題といたします。  理事者説明を求めます。 38 本田土木部長 第73号議案「土地の取得について」ご説明いたします。  議案書は43ページでございます。  本議案は、こしき岩公園整備事業用地として土地を取得しようとするものでございます。  所在地は、長崎市田手原町35番1外6筆、面積1万3,950.20平方メートルであります。  なお、詳細につきましては、委員会提出資料に基づきまして、みどりの課長からご説明させていただきます。よろしくお願いをいたします。  私からは以上でございます。 39 中村みどりの課長 委員会提出資料に基づき、ご説明させていただきます。  まず、提出資料3ページをごらんください。  位置図でございます。田手原町から飯香浦町に至る途中の中央部、緑色に着色した部分がこしき岩公園でございます。  恐れ入りますが、1ページにお戻りください。  1の取得目的でございますが、長崎市土地開発公社経営健全化計画に基づき、長崎市土地開発公社が平成8年度及び平成15年度にこしき岩公園整備事業用地として先行取得していた土地を買い戻すものでございます。  2の土地の取得予定額につきましては、4,665万6,630円で、内訳につきましては、用地費、測量試験費、諸経費、支払利息、公社事務費となっております。  3の用地取得面積は、1万3,950.2平方メートル、筆数は7筆でございます。  次に、2ページをごらんください。  4の土地開発公社からの買い戻し状況でございますが、昭和46年、昭和53年、今回の買い戻しで合計33万7,495.2平方メートル、1億1,881万3,712円の用地取得はすべて完了いたします。  5のこしき岩公園整備事業の主な経緯でございますが、用地取得につきましては、昭和44年から土地開発公社による先行取得に着手し、買い戻し状況は先ほどご説明したとおりでございます。  施設整備につきましては、現在、多目的広場、展望広場、遊具広場、駐車場等を整備しております。  4ページをごらんください。  緑色で着色した部分が、既に買収済みの区域で、赤色に着色した部分が、今回買い戻す区域でございます。  5ページをごらんください。  赤色に着色した部分が、今回買い戻す区域内において、今年度当初予算において承認されている車道における離合場所及び遊歩道の整備事業でございます。また、青色に着色している部分は、当公園が県立自然公園内に位置することから、今年度、県が施工を予定しております休憩所等の設置事業でございます。  ちなみに、休憩所等の設置につきましては、長崎市も県施行負担金が必要となりますので、11月議会お願いすることとしております。  説明は以上でございます。 40 宮崎高舟委員長 これより質疑に入ります。ございませんでしょうか。  それでは、質疑を一たん中断し、委員間討議に入ります。ありませんか。  それでは、委員間討議及び質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんでしょうか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第73号議案「土地の取得について」、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 41 宮崎高舟委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時49分=           =再開 午前10時51分= 42 宮崎高舟委員長 委員会を再開します。  次に、第74号議案「土地の取得について」を議題といたします。  理事者説明を求めます。 43 本田土木部長 第74号議案「土地の取得について」ご説明いたします。  議案書は45ページでございます。  本議案は、長崎都市計画(長崎国際文化都市建設計画)事業長崎平間・東地区土地区画整理事業の用地として、土地を取得しようとするものでございます。  所在地は、長崎市平間町373番2及び376番1の2筆、面積9,493.66平方メートルであります。  なお、詳細につきましては、委員会提出資料に基づきまして、東長崎土地区画整理事務所からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 44 森尾東長崎土地区画整理事務所次長 第74号議案「土地の取得について」を委員会提出資料に基づき、ご説明をさせていただきます。  本日ご審議をいただきますのは、東長崎平間・東地区土地区画整理事業に伴い、長崎市土地開発公社が先行取得した事業用地の買い戻しについてでございます。  資料の1ページをお開きください。  1.概要(1)取得目的でございますが、平間・東地区土地区画整理事業において、長崎陸運支局跡地及びその関連用地は、減歩率の低減策への活用などに有用な土地であることから、長崎市土地開発公社におきまして、平成2年から順次、先行取得をいたしております。先行取得した面積は1万4,102.72平米で、これを平成23年度と24年度の2カ年で買い戻す予定でございます。  資料の4ページをごらんください。  平間町の長崎陸運支局跡地及びその関連用地の位置でございますが、左上の小さな図面をごらんください。下側の八郎川の上が国道34号でございますが、右側が諫早市方面、左側が市内中心部市街地方面になります。右側の緑色で横断しているのが長崎自動車道となります。今回対象となる土地につきましては、緑色で着色をしているところでございます。  同じく大きいほうの図面をごらんください。  緑色で記載している箇所が、今年度に買い戻しを予定しております長崎陸運支局跡地の9,493.66平米です。赤色の斜線で記載している箇所が、平成24年度に買い戻す予定の関連用地4,609.06平米です。  申しわけございませんけれども、資料の1ページにお戻りをいただきたいと思います。  (2)今年度の用地取得予定額及び内訳でございますが、用地取得額は3億8,601万5,900円となっております。その内訳は、用地費、防護さくの設置工事費、土地鑑定手数料等の諸経費、公社事務費、支払利息からなり、用地取得面積は、先ほど申し上げましたけれども、9,493.66平米、筆数は2筆となっております。  次に、資料の2ページをお開きください。  (3)長崎市土地開発公社からの買い戻し計画を記載しております。  今年度は、長崎市土地開発公社が平成15年12月に長崎陸運支局から先行取得した土地を、来年度はその関連用地を買い戻すこととしておりますので、ご参照いただきたいと思います。  また、長崎市土地開発公社が長崎陸運支局跡地を購入した時期は平成15年で、その関連用地を購入した時期と比較しますと、長崎陸運支局跡地購入までに時間を要しておりますが、これは長崎陸運支局跡地を売却する際、国が土地区画整理事業事業認可を条件としたことから、平成14年5月31日の事業計画決定後の購入となったものでございます。  買い戻しの財源といたしましては、一般財源を充てることにしております。  次に、資料3ページをお開きください。  2.参考として(1)長崎陸運支局跡地及びその関連用地について、長崎市土地開発公社が先行取得に至った経過を記載しております。  続きまして、(2)に土地開発事業における減歩について記載しておりますが、減歩には、道路や公園等の公共用地等に充てるための公共減歩と、売却して事業費の一部に充てる保留地減歩の2種類がありますので、ご参照をいただきたいというふうに思います。  なお、昨日ご審議いただきました第77号議案「平成23年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」においてご説明をいたしましたが、今月6日付で平間・東地区の事業区域見直しの事業計画変更の認可を得ております。  このため長崎陸運支局跡地及びその関連用地につきましては、これまでは平間・東地区全体への減歩率低減策に活用することとしておりましたが、このたびの事業計画変更認可を受けて、事業区域への減歩率低減策、また、事業除外区域に対しては地元から強く要望されております東長崎縦貫線や公園等の早期完成を図ることに活用することとしております。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 45 宮崎高舟委員長 これより質疑に入ります。 46 井原東洋一委員 この広い図面の緑に着色したところ、ここの中に平間の公民館、ここにあるんですかね。それは、今は開発公社から土地を借りて建物を、これは高速道路の見返り施設というふうに聞いておりますけれども、そうすると、それは建物が建っていますけれども、敷地は公社のものと。それを建ったまま長崎市が買い取る、そして、無償で貸し付けるということになるんですかね。どうなるんですか。 47 森尾東長崎土地区画整理事務所次長 平間町公民館についてでございますけれども、平間町公民館については、矢上町山手線沿いにもともと平間町の公民館がございました。その換地先ということで現在の位置に換地をしております。そこに平間町公民館を平成17年度に建て替えたということでございます。  以上でございます。 48 藤本東長崎土地区画整理事務所長 先ほどの補足をいたします。  この図面では、ちょうど緑の部分と赤の部分のこのちょうど交わる部分です。この角地あたりに今公民館ができております。実際公民館ができたのは、先ほどの仮換地の場所にできておるんですけれども、この土地自体は開発公社のほうが陸運支局から買っており、まだ長崎市が買い戻してはおりませんので、今のところは開発公社の土地ということでございます。 49 宮崎高舟委員長 ほかにございませんでしょうか。  それでは、質疑を一たん中断し、委員間討議に入ります。何かございませんか。  それでは、委員間討議及び質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんでしょうか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第74号議案「土地の取得について」、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
        〔「異議なし」と言う者あり〕 50 宮崎高舟委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時1分=           =再開 午前11時5分= 51 宮崎高舟委員長 委員会を再開します。  次に、第71号議案「工事の請負契約の締結について」を議題といたします。  理事者説明を求めます。 52 井川理財部長 第71号議案「工事の請負契約の締結について」ご説明いたします。  今回の請負契約の締結につきましては、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場電光掲示板改修工事の請負契約を締結しようとするものでございます。  契約の内容等につきましては、契約検査課長から説明させていただき、その後、引き続き、工事の内容の詳細につきまして、建築部から説明をさせていただきます。 53 浦郷契約検査課長 契約の内容につきましてご説明をいたします。  お手元に配付しております委員会資料の1ページをお開きください。  第71号議案は、工事名、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場電光掲示板改修工事に係るもので、契約金額は2億8,730万6,355円でございます。  契約の相手方は、原口電気・長崎電気特定建設工事共同企業体であり、代表者は長崎市柳谷町24番43号、原口電気株式会社代表取締役原口誠であり、その他の構成員は、長崎市浪の平町1番35号、長崎電気株式会社代表取締役柴田正範でございます。  完成期限は、平成24年2月29日。  契約の方法は、制限付一般競争入札。  入札年月日は、平成23年7月22日。  入札回数は1回で、入札の方法は電子入札により執行いたしております。  なお、仮契約は平成23年7月27日に締結しております。  次に、資料3ページをお開きください。  制限付一般競争入札の概要を記載しております。  本件工事は、大規模な工事であることから、市内業者の受注機会の確保を目的に、共同企業体方式としております。  そこで、本案件における2.資格要件のうち(1)の共同企業体としての資格要件といたしましては、ウに記載のとおり、構成員2社での共同施工方式とし、エに記載のとおり、1構成員の出資比率の最小限度は30%といたしております。  次に、(2)共同企業体の構成員の資格要件といたしましては、資料3ページの中ほどから4ページにかけてのアからキのような基本的要件に加え、大型工事の受注が偏らないように、ク及びケに記載のとおり、落札制限を設け、要件といたしております。  また、これらの要件に加えまして、資料4ページの(3)代表構成員の資格要件といたしまして、アからオにかけて、長崎市内に本店を有し、工種に係る総合数値が800点以上である者など、代表構成員の資格要件について記載しております。  次に、(4)のその他構成員の資格要件につきましても、アからエにかけて長崎市内に本店を有し、工種に係る総合数値が800点以上である者などの資格要件を記載しております。  これらの要件を付し、公告による募集を行い、入札参加申し込みがあった8者について、資格審査を行った結果、すべて適格でありましたので、全者入札参加を認めております。  資料のほうは戻りまして、2ページをお開きください。  こちらに入札結果を記載しております。  資料2ページの右上に記載のとおり、消費税抜きの予定価格3億440万円に対する最低制限価格は2億7,259万200円で、率にいたしますと、89.55%でございます。  入札結果でございますが、番号1番から4番までの共同企業体4者が最低制限価格を下回ったため失格となり、番号5番の原口電気・長崎電気特定建設工事共同企業体が落札しており、本件の落札率は、記載のとおり、89.89%でございます。  説明は以上でございます。  なお、前回の委員会審議の中で1億5,000万円以上の大型工事案件の入札参加条件について、開札日から1カ月前までの間に、本市、または本市上下水道局に発注した1件の落札価格が1億5,000万円以上の工事を落札していない者などの条件があることから、わかりにくいとのご指摘ございましたので、現在、見直しを行っているところでございます。まとまり次第、ご報告をしたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  引き続き、工事の内容の詳細につきまして、建築部よりご説明いたします。 54 安田設備課長 それでは、工事の概要につきまして、ご説明いたします。  お手元の委員会資料5ページから9ページに、説明用図面を添付しておりますが、プロジェクターを準備しておりますので、資料に従いましてご説明いたします。  プロジェクターの画面をごらんください。     〔プロジェクターによる説明〕  この図面は、工事場所の案内図及び配置図でございます。図面右上が案内図です。  工事場所は、長崎市柿泊町にあります長崎市総合運動公園内のかきどまり陸上競技場でございます。図面下が、その配置図です。図面右斜め上が北になります。陸上競技場は、長崎市総合運動公園のほぼ中央に位置しております。  次が、陸上競技場全体平面図でございます。  電光掲示板は、メーンスタンドから見て左側、陸上競技場の北側に位置しております。今回の工事は、陸上競技場の電光掲示板の表示部の改修を行うものです。  続きまして、改修前の電光掲示板本体の写真でございます。上が正面の、下が背面の写真です。本体の大きさは、横24メートル、縦10メートルです。今回の工事は、表示部の取りかえ、それに伴う制御機器の設置、配線工事を行います。また、電光掲示板本体内部点検用の階段を設置いたします。電光掲示板左部分の時計、45分計、ランニングタイマーは既設を流用いたします。  次に、改修前後の参考イメージでございます。陸上競技の表示画面で、左側が改修前、右側が改修後です。改修後の表示部の大きさは、横17.6メートル、縦8.2メートルで、764インチの画面になります。既設の白熱電球を使用した単色での表示に対しまして、改修後はLEDを使用し、フルカラーの表示が可能となり、スコア表示やメッセージ表示等に細かな文字やグラフィック表示で豊かな表現力を有するものとなります。  続きまして、改修後の参考イメージです。  先ほどの陸上競技のほかに、サッカー、ラグビーの競技に対応しております。左上がサッカー競技、左下がラグビー競技の表示画面です。右側が映像表示のイメージでございます。このように動画表示や写真表示が可能となります。  以上が工事の概要でございます。 55 宮崎高舟委員長 これより質疑に入ります。 56 井原東洋一委員 改修工事の契約議案なんですが、本体、つまり電光掲示板そのものですね。これはどこの製品で、そして、この中に使う各種電光部品などなどは、この工事の中に全部含まれておるのかどうなのか。業者が勝手にあちこち使うことはできないんでしょう。やっぱりどこの何を使えというふうに指示をしてあるわけでしょう。それはどこの製品なのか。そして、長崎市内の業者がそれに工事に伴うそういう機器の調達に対応できるのかどうかということですね。  それから、完成した後、これを実際に活用していくときには、操作、保守などが必要ですよね。そうしますと、今までも保守は委託してあるんじゃないかと思いますけど、そういうことについてはどのようになっているのか。操作するときは担当者がちゃんとおってするのかどうか。そこら辺も含めて、ひとつ説明してください。 57 安田設備課長 メーカーでございますが、実績のある主要なメーカーが5社、全国にあります。設計に当たりまして、その5社から見積もりを徴取して、仕様はすべて満足しておりますので、発注仕様に書いてある仕様と同等以上であれば、どのメーカーを採用してもよいとなっております。  また、この電光掲示板の表示装置は、横40センチ、縦20センチの長方形のユニット約1,800個で構成されております。このユニットは大手メーカーで製作いたしますが、その据えつけ、配線技術を有しておれば、地元業者で対応可能と判断しております。  以上でございます。 58 中村みどりの課長 操作方法につきましては、マニュアルを作成し、指定管理者に熟知させ、その後、指定管理者より使用者のほうに説明するようにしたいと思っております。  以上です。 59 井原東洋一委員 完成後の操作じゃなくて、維持管理はどこがするんですか。 60 中村みどりの課長 完成後の維持管理につきましては、施設管理者であるみどりの課のほうで管理するようにしております。  以上です。 61 林 広文委員 契約内容自体じゃないんですけれども、このLEDに今回改修をされるということで、通常の白熱電球方式からLEDに変更となるところで、消費電力ですね、ランニングコスト等の軽減というのはどのようになるのか、教えていただきたいと思います。 62 安田設備課長 消費電力に関しては、従来に対して、48%、約半分の消費電力になります。  以上でございます。 63 宮崎高舟委員長 ほかにございませんか。  それでは、質疑を一たん中断し、委員間討議に入ります。ございませんか。  それでは、委員間討議及び質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんでしょうか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第71号議案「工事の請負契約の締結について」、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 64 宮崎高舟委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時18分=           =再開 午前11時19分= 65 宮崎高舟委員長 委員会を再開いたします。  次に、建設局の所管事項調査を行います。  8月1日付の機構改革により、局長が配置されておりますので、局長の特命事項の説明を受けたいと思います。  理事者説明を求めます。 66 池田建設局長 建設局提出資料の1ページをごらんいただきたいと思います。  局長及び政策監の特命事項についてでございますが、委員の皆様ご承知のとおり、本年8月1日に機構改革を行い、重点プロジェクト、あるいは重点事業をスピーディーに、かつ着実に実施し、政策立案機能を強化するために、新たに局制へと組織を改編しております。総務局、市民局、経済局及び建設局を設置したところでございます。  また、市長の直属の組織といたしまして、都市経営室を新設し、重要な施策の推進及び総合的な管理・調整を行うこととし、局長兼務の政策監4名と専任の政策監1名を配置いたしました。  なお、局長及び政策監の特命事項といたしましては、資料記載のとおり、現在11件の特命事項が市長より与えられております。各局長及び政策監は責任を持って、スピーディーかつ着実に、この特命事項を推進していくことになります。  また、記載の特命事項につきましては、あくまでも現在の特命事項でございまして、今後、追加、変更されることもあるものでございます。  それでは、建設局長として私に与えられました特命事項につきまして、ご説明いたします。  内容は資料3ページに記載しておりますので、ごらんいただきたいと思います。  1つ目が、まちなかの魅力見える化プロジェクトでございます。  ご承知のとおり、中島川や大浦川の両岸に広がり、歴史的な文化、伝統を数多く残し、さまざまな都市機能が集中している古くからの市街地、まちなかを人優先により徹底するとともに、これまでの文化に加え、新たな魅力、活力を創造、発信するまちなか事業を現在進めておりますが、この事業についてスピーディーに実施するということでプロジェクトをいただいております。  その具体的な内容でございますが、高度成長期以来の質の悪いストリートファニチャー、ベンチとか街路灯でございますが、これを転換し、少しずつまちなかに良質なものをふやしていくというのが1つでございます。それから、トイレに代表されます、まちのハードの部分につきまして質を上げていくと。それから、エリアごとの「和・華・蘭」の個性を見える化するということ。それから、銅座川の暗渠撤去について検討を進めるということ。それから、浜町の集客施設配置などにも着手するということでございます。それから、最後でございますが、若い芸術家やユニークな商売を導入し、物だけではなく、事を起こす仕掛けづくりを行うということが、1つ目のまちなかの魅力見える化プロジェクトの内容でございます。  2つ目が、都市再生プロジェクトでございます。  長崎市の都心部におきましては、県庁移転の跡地の問題だとか、新幹線駅周辺の土地区画整理事業、さまざまな開発事業が行われておりますが、こういった事業をいかにまちの活性化につなげていくかが今後重要だと考えておりまして、まちの活性化にどのようにつなげていくかということにつきまして、都市再生総合整備事業を活用して、現在、県と一緒になって協議をやっているところでございます。これらに網羅されました事業につきまして、県と調整を図りつつ、事業の推進を図っていくということでございます。  具体的な内容といたしましては、特区制度を活用したりだとか、あるいは県と協力体制が重要となりますので、緊密な連携体制をとる、それから、民間を生かすことも重要でございますので、長崎サミットのメンバーと情報を共有し、確実に実施するということでございます。  それから、3点目でございますが、出島表門橋架橋プロジェクトということで、端的に申しますと、出島の用地問題がまだ片づいておりませんので、これにつきまして3年以内に用地を片づけて、着手できるような体制をとると。  この3つが私に与えられた使命でございます。  なお、4ページに都市経営会議及びその他の会議について、私が出席する部分につきまして内容等を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  説明は以上でございます。 67 宮崎高舟委員長 ただいまの説明に対し、ご質問等はございませんか。 68 板坂博之委員 まず、ちょっと1つずつお聞きしたいんですが、銅座川の暗渠撤去、浜町の集客施設の配置などにも着手するということなんですが、大黒市場、恵美須市場、あれは所管、よかと、局長で。あれはどうなっているんですか。  それと、もう1つ、この出島の表門橋建設、3年以内に着手するということですが、本当できるとですか。本当にできるんですか、これは。というのは、ここまで書いとるということは、話がある程度進んどるということですよ。これお約束できますか。 69 池田建設局長 現在、河川を占用許可をいただいて市場等が運営されているご指摘の部分で、岩原都市下水路に乗っております恵美須市場、それから、大黒市場等がございますが、これにつきましては鋭意整備を進めておりまして、恵美須市場については、ほぼ契約をいただいたと思います。大黒市場につきましては、あと数軒だということで、近々すべて契約できるように努力してまいりたいというふうに思っております。  それから、出島の表門橋、3年以内に着手するということで、3年以内に本当にできるのかというご質問でございますが、交渉事でございますので、詳しい内容は申し上げられませんが、極力いろんな形で交渉を重ねておりますので、努力させていただきたいというふうに思っております。
     以上でございます。 70 板坂博之委員 長崎の観光を考えたときに、やっぱり出島表門橋ですよ。あそこを一日も早く着手して、完成させるように努力をしてくださいよ。  それと、きのうも問題になりましたけど、県との協力体制、緊密な連携体制をとる、書くだけじゃだめですけんね。あれは吉原委員があの質問をされて、手紙が来とったからわかったけど、あれは私たちは知らんのですから。あれは吉原委員が言わんかったら、もうそのままですよ。ぜひお願いします。 71 井上重久委員 2)の都市の再生プロジェクトの関係ですね。これは局長特命事項の中にあります総合特区制度など国の制度を最大限活用していこうという中身の関係でちょっと質問させていただきたいんですが、これは恐らく念頭にあるのは、長崎の港を中心とした総合特区をやろうというイメージが多分あるんだろうと思います。実は、この長崎都市経営戦略推進会議のメンバーを含めて、市長、あるいは副知事が5月か6月に多分、国土交通省に陳情に行ったという中身の話だろうと思いますので、そこら辺少し教えてください。 72 池田建設局長 まだ就任いたしましてちょっと1カ月なもんですから、まだ詳しく内容を確認できない部分ございますので、大変申しわけございませんが、現時点ではご回答できませんので、よろしくお願いいたします。 73 井上重久委員 じゃ、中身は結構です。  恐らく国土交通省がそれぞれの自治体に総合特区制度を募集をしとるということで、来年3月が締め切りということで、恐らく私もよう数はわからんとですけれども、恐らく全国の中でその3地区ぐらいを選定しようということで、非常にこの総合特区を目指すならば、もう地方の都市がそれぞれもう応募をしています。そういう意味では、本当に県と市と連携をとって3月まででやっぱり出さんばですね、応募条件にならんと思いますので、そういう念頭にある部類やったら、早目にもう対応されたほうが私はいいと思いますんで、よろしくお願いします。 74 井原東洋一委員 銅座川はどこまで、銅座川は上流部分もかなり暗渠になっとると思うんですけどね。道路になっとるところもありますし。どこまでを考えておられるんですか。きのう話題になりましたハモニカ横町やったかな、あそこは昔何と言いよったですかね。そこら辺までを考えているのかですね。やっぱり区域を明らかにしておいてもらいたいなというふうに思います。上流のほうはもっと、あれは銅座川かどうかわかりませんが、東小島のあのかいわいは、あれも銅座川ですかね。そこら辺もされるのかどうかですね。  それから、若い芸術者やユニークな商売を導入しということなんですが、私は前からゼロ予算でできる事業ということで、長崎の市内に在住されたりしている人たちの芸術家たちが、中央で活躍したり、あるいは所有している自分の絵画なり、芸術品を持っている人たちがおるわけですね。その寄託を受けることによって、無料で美術館ができると、あるいは活動する場所ができると。具体的に場所のことも源城委員たちとも相談しながら、ここにどうなのかということも言ったことあるんですが、なかなかこれは実現しないんですね。そういうところについてはほとんどゼロ予算でできるわけだから、ぜひ考えてもらいたいというふうに思っています。  それから、出島表門橋の建設のイメージがどんなものなのかということをやっぱりきちんと市民に明らかにしておく必要があるんじゃないのかな。今それができるのかどうかわかりませんが、当然、川幅が広がっているわけですから、昔の表門橋を中心にして、どういうふうに延長する部分がなるのかですね。そういうことについても明らかにされて、3年間という区切りをしているわけですから、相当話が進んでいるのかなというふうに思いますが、そういう橋のイメージあたりは市民の中にも定着できるようにできないものかなというふうに思います。  都市再生プロジェクトでは、今、生きているか死んでいるかわかりませんが、アーバンルネッサンス計画というのが昔、何十年か前あった。これとの整合性というのはどのように進められているのかですね。そこら辺のことも、できれば教えてください。 75 池田建設局長 銅座川の範囲がどこまでかと言うことでございますが、銅座川につきましては、県営銅座駐車場を平成18年か19年に撤去したと、それから、今ご指摘の正覚寺から上流部については河川の中に張り出した家屋等々が老朽化して水害等の危険があったということで、あれにつきましても県とタイアップで道路の歩道を整備しながら建物を除去し、河川整備も行っているという状況でございます。  問題になりますのは、そういう状況で上流、下流はやってきたんですが、今ちょっと問題となっておりますのは、やはり銅座市場、それから、思案橋商店街の部分だというふうに考えておりますので、そこの部分を中心にこれから検討を進めていくわけでございますが、対象としたいというふうに考えております。  それから、ゼロ予算でできる若い芸術家やユニークな商売を導入してという部分につきましても、私どもだけではなくて、ほかの部署とも連携しながら、そういう形でやっていきたいというふうに思っております。  それから、表門橋につきまして、イメージができるようなものが示されないかということでございますが、現在、今、用地交渉を鋭意やっております。それから、用地交渉が済んだ段階で基礎等の遺構等の確認をしなければいけませんので、この遺構等の確認ができ次第、橋梁の形式等は決めていきたいと思いますので、その時点になりますと、イメージ的なパースが出るものと考えております。  以上でございます。 76 吉原 孝委員 局長、おめでとうございます。この中の1番にまちなかの魅力見える化プロジェクトを上げていただいて、大変ありがたいと思っております。私も本会議での質問をさせていただきましたけれども、まちなか再生の計画というのが30年をめどというか、10年間ということで計画を策定されているということで、それに沿うような形でここに種々取り上げられているんじゃないかなという気がするんですが、この中で一番わかりやすいのは、出島の表門橋建設に3年以内に着手する、これが非常に私はいいなと思うんですよね。これをほかのいろんな事業でも出して、そして、それに向けて努力していくということが私は大事じゃないかなという気がするんですよね。特にまちなかの魅力の見える化については、先ほど10年と言いましたけれども、駅地区の計画が10年後をめどに完成をされようとする。あそこは全く更地ですよ。更地だから、もう絵もかけるし、絵をかいたものが実現する可能性も十分にあるわけですよね。それができ上がった時点でまちなかは確実に衰えていく。それはもう目に見えているから、行政もそうじゃいけないと、長崎の伝統を守るということもあるし、長崎の昔からの町筋も守っていかなければいけないということで、今、ここに上げてあるようなプロジェクトが組まれてやっていると思うんですが、これを駅の再整備と合わせた形で完成させても意味がないんですね。その前に完成させないと意味がない。そして、その中で活性化を図っていって、駅がもう理想どおりできた時点で対抗できるような、そういうふうなまちづくりをしなければ、私は意味がないと思うんですね。  そういう意味では、最初に言いましたように、やはりマニフェストはいろいろ問題あっていますけれども、マニフェストと同じように、ある程度の期間を切って、それに対する予算化についての保証をして、そして、何年度までにはこういうことをやっていくというような、そういう出島表門橋と同じような形で、今後、それに向けて努力をしていくような、そういう設定もしていただいて、それで局長としての役割を果たしていただければ大変ありがたいんじゃないかなと思います。特に都市再生総合整備事業の中でいろいろと国からの予算も引き出せる、これは関係あるんでしょう。だから、依存財源に頼っている面が長崎市は多いからですね、だから、うまくその辺をかみ合わせて、大変なお仕事だと思いますけれども、やっていただければありがたいと思って、何かあればいいですけど、要望にしておきたいと思います。 77 源城和雄委員 今回新しくこういう局制といいますか、こういう制度がつくられて、非常に期待しておるんですが、局内の部間の横通しをよりスムーズにしていくということも言われていましたが、私はそれもさることながら、局同士の横通しもより複数の多くの部が横の連携をするということだけじゃなくて、今回、局ということでの横通しでしょうから、よりスムーズに行きやすくなるんだろうと思っているんですね。その辺を非常に期待をいたしております。  建設局がやられる仕事は経済局との連携がないと、うまくやれていけませんし、あるいは総務局とのですね。そういう局長同士の仕事をスムーズにやっていく中で、部間の仕事がスムーズにいくということをより期待をしたいと思っています。  観光にかかわる問題とか、経済にかかわる問題、非常に連携がそれぞれに必要になってくるわけですから、よりスムーズにいけることになるだろうということを期待していますから、ぜひそれをひとつ大きく私のほうは要望しておきたいと思います。  これはもう多くの委員からも言われていますが、その中でもほかのところでは割とうたい文句だけになりがちなタイトルが、出島橋のところは3年以内と、これ早期着工に向けて努力するとかいうことに書いておけば、まだまだ楽だったんではないかなと思うんですが、そうじゃなくて、3年という期限を決めてということですから、より思いを込めてのことだろうと思います。ぜひこういうことについては他局との連携も十分しながら、ぜひ実現をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 78 宮崎高舟委員長 ほかにございませんか。  以上で建設局の所管事項調査を終了いたします。  次に、土木部の所管事項調査を行います。  理事者説明を求めます。 79 大串土木総務課長 訴訟の現況についてご報告させていただきます。  提出いたしております所管事項に関する資料の1ページをごらんください。  平成23年8月1日付で新たに訴えが提起されましたので、ご報告するものでございます。  事件の概要でございますが、一番下の欄に記載のとおり、市道石神町11号線及び22号線の敷地内に原告2名の共有名義となっている土地が存在していることが判明したため、寄附等の交渉を行ってまいりましたが、交渉が成立せず、昨年3月15日付で損害賠償請求事件が提訴されたものでございますが、今回、それとは別に同じ案件として、損失補償等請求事件として新たな訴訟が提訴されたものでございます。  請求の趣旨といたしましては、その上の欄に記載のとおり、総額3,867万8,830円の損失補償を求めるとともに、原告所有の土地について行った市道路線認定処分が無効であることを確認するというものでございます。  なお、場所につきまして、プロジェクターの映像でご説明いたしたいと思いますので、前面のほうをごらんください。     〔プロジェクターによる説明〕  ちょっとわかりにくいですが、本原方面から文教、昭和町方面に至る道路の途中、石神町バス停というものがございます。ここから住宅地側に入ったところのこの丸で囲んだところの交差している部分、ここが係争地でございます。〔「本原1丁目はどこね」と言う者あり〕本原1丁目のバス停はもうちょっと下のほうになります。この道路をずっと行くと、双郷橋から丸善団地のほうに至る道路につながる道路でございます。 80 宮崎高舟委員長 ただいまの説明に対し、ご質問等はございませんか。 81 板坂博之委員 これは長崎市のミスなんでしょう、極端な言い方したら。端的に言えば。これは弁護士さんが入っていますからね。どうのこうの今、市の立場で言えんと思うんですが、やっぱり長崎市のミスであれば、ミスではっきり認めて、早く処理せんと。いや、長崎市の言い分があれば、話は別ですよ。当然、弁護士さんと話して、早く処理してやらんと、これは。これ見たら、絶対長崎市が悪いように書いてあるじゃないですか。勝手にやっとるということじゃないですか。だから、早く決着をつけたほうがいいと思いますよ。 82 大串土木総務課長 この路線につきましては、昭和37年に認定をして供用開始をした路線でございまして、実はこの道路はもともと私道であったものを当時市道路線として認定して供用開始しておりまして、複数の土地の所有者がございましたが、すべて寄附でいただいております。今回の原告の方は当時の所有者の相続人の方でございまして、このほかの土地の部分については、この相続前の所有者の方から一部寄附でいただいた土地も実はございます。そういったことで、ここだけが登記がそのまま長崎市に所有権移転登記されずに残っていたという状況でございますので、その辺についてどういった状況であったのか、今まで損害賠償請求事件では11回の口頭弁論が今まで開かれておりますが、その中で双方言い分を主張しているところでございますが、その分については、私どもも当然早期解決に向けて、この裁判の中で明らかにしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 83 板坂博之委員 寄附、寄附と言うけど、市道認定するときに寄附をしていただけませんかという話をしとって、市道認定したならば、話わかるさ。しかし、そうじゃなくて、そういう話もせずに、これを見たら、長崎市が勝手に市道認定しとると言うて、そして、後から寄附をお願いできませんかという話は、それは向こうも、相手も納得するもんですか。せんと思いますよ。37年というたら、あなたまだ入っとらんやった、生まれたぐらいじゃなかっですか。それは前の人がどういうふうにしたかわからんけど、ここは早くやっぱり決着をつけてやらんと。そうせんと、相手の方もこれご高齢でしょう、もう。ああ、そうか。相続されとるからね。まだ若いかもわかりませんが、やっぱりこういうのは市の落ち度は落ち度で認めて、寄附じゃないと、よその土地も全部寄附でもらっていますから、寄附じゃないとだめですよという話には私はならんと思いますよ。相手が納得しとらんのやけん。早くやっぱり弁護士さんとも相談して、決着をつけるようにしてくださいよ。 84 宮崎高舟委員長 ほかにございませんか。  以上で土木部の所管事項調査を終了いたします。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。           =閉会 午前11時45分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成23年11月2日  建設水道委員長    宮崎 高舟 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...