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  1. 長崎市議会 2008-12-04
    2008-12-04 長崎市:平成20年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時59分= 麻生 隆委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。 〔審査日程について協議を行った。その結果は 次のとおりであった。 1 審査日程については、別添の「審査日程」のとおり決定した。 2 第128号議案及び第129号議案の以上2件については、質疑までを一括議題として審査することに決定した。 3 陳情第8号については、委員会条例第27条の規定により、陳情人を参考人として出席を求めることに決定した。〕 2 麻生 隆委員長 それでは議案審査に入ります。  まず、第118号議案「長崎市道路占用料条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 3 池田道路公園部長 第118号議案「長崎市道路占用料条例等の一部を改正する条例」につきましてご説明いたします。  議案書53ページから65ページをお開きいただきたいと思います。  本議案の提案理由でございますが、議案書65ページに記載しておりますように、国道の占用料との均衡等を勘案し、市道等占用料等の額を改定するとともに、占用物件区分等見直し及びその他所要の整備を行おうとするものでございます。  詳細につきましては、所管課長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 野口道路公園総務課長 それでは、私のほうから、お手元に配付いたしております委員会資料に基づきまして、ご説明いたします。
     委員会資料の1ページをお願いいたします。  まず、(1)の改正の趣旨でございますが、国が管理する国道の占用料については、道路法施行令に規定されておりますが、平成8年4月に改正されて以来、見直しが行われないまま今日に至っております。その間、全国的に地価の大幅な下落を受けて、国においては平成8年以来となる道路占用料見直しが行われ、平成20年1月18日に道路法施行令を改正いたしております。  一方、長崎市におきましては、道路法に基づき、長崎市道路占用料条例を定め、道路法施行令に規定する電柱、看板などについて、同施行令に基づいた占用料を規定しているところでございます。  そこで、長崎市におきましても、国道の占用料との均衡等を勘案し、道路法施行令に基づき、市道の占用料の額を改定するとともに、占用物件区分等見直し及びその他所要の整備を図るものでございます。  また、あわせて道路占用料条例の改正に伴い、道路占用料条例に準じた取り扱いを行っている関係条例の改正を行おうとするものでございます。  次に、(2)の今回改正を予定している条例でございますが、1つ目に長崎市道路占用料条例2つ目に長崎市準用河川占用料徴収条例3つ目に長崎市都市下水路条例4つ目に長崎市行政財産使用料条例5つ目に長崎市漁港管理条例6つ目に長崎市海岸保全区域における占用料徴収条例7つ目に長崎市下水道条例の7つの条例改正を予定しております。  次に、(3)の改正内容でございますが、アといたしまして、道路法施行令において占用料が改正されたことに伴い、市道等占用料等道路法施行令と同額に定めるものでございます。  また、イといたしまして、道路法施行令において水管、下水道管、ガス管、その他これらに類する物件の管径区分が細分化されたことに伴い、関係条例道路法施行令に準じた区分とするものでございます。  また、ウといたしまして、道路法施行令において、国、地方公共団体、または日本赤十字社が災害救助のために建築する応急仮設建築物で、被災者の居住の用に供するために必要なものが占用物件に加えられたことに伴い、当該物件道路占用料条例占用物件に加え、道路法施行令と同額に定めるものでございます。  さらにエといたしまして、道路法施行令における号数の繰り下げ及び文言等の改正にあわせて、所要の整備を行うものでございます。  次に、(4)の施行期日でございますが、平成21年4月1日の施行を予定しております。  委員会資料の2ページをお願いいたします。  2ページから20ページまでは今回改正予定の7つの条例の新旧対照表を添付しております。  2ページから6ページまでが長崎市道路占用料条例新旧対照表でございます。  左側半分が現行、右側半分が改正案でございます。また、改正する部分につきましては、網かけ及びアンダーラインを引いております。  一例を申しますと、資料の2ページの一番上の第1種電柱で、これまで1本につき1,000円だった占用料が改正後は630円となります。  なお、6ページから7ページにかけては、参考といたしまして関係法令を記載しておりますので、ご参照ください。  8ページをお願いいたします。  8ページには長崎市準用河川占用料徴収条例新旧対照表を、9ページには長崎市都市下水路条例を、10ページから11ページには長崎市行政財産使用料条例を、12ページから14ページには長崎市漁港管理条例を、15ページから16ページには長崎市海岸保全区域における占用料徴収条例を、17ページから20ページには長崎市下水道条例のそれぞれの新旧対照表を記載しております。  次に、資料の21ページをお願いいたします。  ここに記載されている7つの条例の改正に伴います歳入の平成21年度の見込みについて記載しております。平成19年度決算額と比較いたしますと、全体で約7,295万6,000円の減額となる見込みでございます。  私からの説明は以上でございますが、長崎市下水道条例につきましては、改正内容が他の6つの条例改正と違うところがございますので、所管より補足してご説明いたします。  以上でございます。 5 山川事業管理課長 下水道条例の改正につきまして補足してご説明をさせていただきます。  委員会資料の17ページ、下水道条例新旧対照表をごらんください。  今回改正部分アンダーラインで表示しております。  占用料の改正にかかわるものにつきましては、第23条の第4項及び第5項でございます。下水道条例では、これまで占用料の表を条例の中で規定しておりました。  この表につきましては、道路占用料の表のうち、下水道で必要な部分を抽出したものでございました。  このたび下水道条例を改正するに当たり、占用料の表を削除し、長崎市行政財産使用料条例の例によるというふうな表現にいたしております。  理由につきましては、下水道として行政財産の一般的な使用料体系特段差異を設ける必要はなく、また、水道施設使用料については、上下水道局会計規程で従前から長崎市行政財産使用料条例を準用しておりますので、それとの均衡も考慮したものでございます。  なお、第12条につきましては、今回の占用料の改正とは関係なく、下水道法施行令の改正により、下水道条例で引用しております条項にずれが生じておりますので、所要の整備を行うものでございます。  私からの説明は以上でございます。 6 麻生 隆委員長 それでは、質疑に入ります。 7 源城和雄委員 さして大きな内容ではないんですが、二、三ちょっと確認をしておきたいと思いますが、今回改正される条例が、国道の占用料との見合いということなわけですけれども、その国道との関係では、内容について、項目とか、金額は同じ内容なのかどうか、そこを1つ確認をさせてください。  それと、今回、条例の改正ですが、見たところは、単なる改正だけだと思うんですけれども、見落としがないのかどうかですね。新規というのは特別にないのかどうか、お尋ねをしたいと思います。  それから、もう1点は、これは国道の見直しが1月18日付で改正をされておりますが、今回は12月の時点での市の改正ということになっていますけれども、これは通例的にこのくらいの、改正する調査もいろいろあるんでしょうから、通常、この辺の1年ぐらいのタイムラグがありながらの、追っかけながらの改正になっておるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。今回は特に下げるということですが、今後また上がるということもあるんでしょうから、そういうときに、この期間というのは通常の適切な期間なのかどうかですね、お尋ねします。 8 池田道路公園部長 今回、国の道路法施行令の改正に伴いまして、長崎市関係条例を変更しておりますが、すべて同額です。  前段でちょっとご説明させていただきたいと思いますが、国道につきましては、大都市を通っている国道もございますし、普通の市町村を通っている国道もございますし、町村を通っている、ちょっと郡部の国道もございます。それを甲、乙、丙ということで分けておりまして、大都市における占用料というのは少しちょっと高目、当然、地価が高いので高目になっていると。順次少しずつ下がっている状況にございます。そういうことも受けまして、長崎市としては、甲、乙、丙の乙に当たる分になりますが、それに準じて変更しておりまして、内容については全く一緒でございます。  それから、今回改正しました7つの条例につきましては、ちょっと待ってください。 9 野口道路公園総務課長 1つだけ新規のものがございまして、これは道路占用料条例だけ絡むものでございますけれども、資料の5ページをお開きいただきたいと思います。  その中の右側の改正の中に、道路法施行令第7条第8号に掲げる応急仮設建築物というのがございまして、これが新たに加わったものでございます。  以上でございます。       〔発言する者あり〕 10 野口道路公園総務課長 失礼いたしました。3つ目の国とのタイムラグの関係を申しますと、本来ならば、国の改正があったときに同時にしたいとは思っておりますけれども、前回が1月の十何日ということで、なかなか期間が短かったものがございまして、そのときには既に平成20年度予算の最終確定の作業が行われておるところでございまして、減額がこれだけ大きいものでございましたので、その占用料のみの歳入予算の対応がちょっと困難だったということが1つと、あと一般の方への周知の期間が短いということが1つ、それと、他都市の状況をちょっと調べたところ、長崎県を含むほとんどの市、県内の市が、2つの市が20年4月施行でやっていますけれども、残りの市は全部がもう21年4月予定ということでお聞きしておりますので、そこら辺を考慮したときに、21年4月施行がいいのかなということで今回に至っております。  以上でございます。 11 源城和雄委員 じゃ、1点だけ。今の回答にもう1点だけ確認をしておきますが、今回、この見直しをしたということで、7,000万円相当の大きな減額になるわけですね。ですから、市としての見方すれば、実施をおくらせばおくらせるほどいいわけですね。ですから、上げるときは今度急ぐとかですね。こういうことの勘ぐりもいろいろあるわけですが、そういうことして、今回の期間は全然問題ないんですねということを確認したかったということなんですが。 12 野口道路公園総務課長 占用料は各市で独自に決めていいようになっておりますので、ただ基準を国の施行令に合わせた金額にさせていただいているだけですので、特に時期というのは問題ございません。  以上でございます。 13 吉村正寿委員 各それぞれの自治体で決めていいということであれば、別にこの財政難の折、下げなくてもいいのかなというふうに感じるんですが、7,000万円の減というのは大きいと思うんですよね。主にこれを見てみると、電柱とか、あと架空線とか、そういったものが高い割合を占めていると思うんですけれども、九電とかNTTとか、結構もうかっている企業だと思うんで、そのもうかっている企業からいただく分については僕は問題ないと、逆に市のほうに占用料として納めていただいて、公共の福祉の中で使っていただくほうがいいんではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 14 野口道路公園総務課長 確かにこれだけの額が減収するということは、本市にとって厳しいものがございますけれども、これまで数回の占用料の改定を行ったこともございまして、そのとき引き上げのときもございました。このときも国の改定にあわせて行っておりまして、改定の根拠に一貫性を持たせる必要があるかと思っております。  また、参考までに、他都市の状況等も確認しておりますけれども、長崎市を除く県内12市中2市におきましては、平成20年度からの改定を行っており、長崎県及び残りの10市についても平成21年度からの改定を行う予定にしておるということでございます。  また、九州の県庁所在都市につきましても、確認をしたところ、1市だけが平成22年4月改定予定ということで、残りの都市につきましては平成21年4月改定予定ということで伺っております。  以上でございます。 15 福島満徳委員 そしたら、ちょっと勉強不足ですが、今、池田部長から甲、乙、丙という国の査定ですかね、そういうことになっていると思うんですが、そうすると、国道の占用料も減額になったということで解釈していいんですかね。まず、それ1点。 16 野口道路公園総務課長 そのとおりでございます。 17 福島満徳委員 そしたら、その国の根拠というのはどういうことなんでしょうかね。例えば、使用者側から減額してくれとかいう陳情とか、そういうのがあったとかね、例えば、土地の価格が従来より低くなったから、それだけ当然減額するのが当たり前だという国の考え方なのか、そこら辺を1点教えてください。 18 野口道路公園総務課長 前回改正があったのが平成8年でございまして、今日に至るまで全国的な地価の大幅な下落がございました。さらに市町村合併の進展がございまして、丙の区分の欄が乙に移行したとか、丙というのは町村でございまして、町村が乙の市のランクに上昇したこともございます。そういう市町村合併の進展によるものとか、あと道路占用料制度に関する調査検討会というのがございまして、その検討会の中で一定見直したほうがよいという報告がなされたことを受けて改定しております。  以上でございます。 19 麻生 隆委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。 20 津村国弘委員 第118号議案「長崎市道路占用料条例等の一部を改正する条例」について、反対の立場から意見を申し上げます。  多くが九電、あるいはNTTということで、いわばまさに独占企業であって、こういう電柱というのは利益を生み出していくものだと。しかも、両者とも黒字であって、この使用料の引き下げによって、何らこの経営に影響与えるものではないと。しかも、長崎市は今非常に財政的に厳しいわけで、7,000万円というのは、やっぱりこれは非常に大きな財源ではないのかと。むしろこれはこのまま存続をして、市民の暮らしに役立てる予算を確保するということが大事ではないかという意見を申し上げまして、反対意見といたします。 21 麻生 隆委員長 ほかにありませんか。  討論を終結します。  これより採決いたします。  それでは、ご異議がありますので、挙手によって採決をしたいと思います。  第118号議案「長崎市道路占用料条例等の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することについて賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 22 麻生 隆委員長 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時28分=           =再開 午前10時31分= 23 麻生 隆委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、第119号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 24 池田道路公園部長 第119号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」につきまして、ご説明いたします。  議案書の67ページから70ページをごらんいただきたいと思います。70ページに記載しておりますように、本議案の提案理由は2点ございます。  1点目は、平成21年4月より供用開始を予定しております稲佐山公園展望台駐車場使用料等について規定しようとするものでございます。  2点目は、先ほどご説明いたしました長崎市道路占用料条例の一部を改正する条例の改正とあわせまして、都市公園を占用する場合の使用料についても改正しようとするものでございます。  なお、施行期日につきましては、平成21年4月1日といたしております。  改正案の詳細につきましては、みどりの課長よりご説明させていただきます。  私からは以上でございます。 25 池ノ上みどりの課長 それでは、お手元にお配りしております委員会資料に基づき、改正案の内容についてご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きいただきたいと思います。  稲佐山公園展望台駐車場につきまして、ご説明をいたします。  稲佐山公園展望台駐車場は、平成20年3月の長崎スカイウェイの廃止に伴う代替措置として、その整備を計画したものでございます。この駐車場につきましては、有料駐車場としての運用を予定しており、その駐車場使用料は市内の駐車場状況等を勘案いたしまして、30分当たり100円といたしております。ただし、マイクロバスやタクシーなど送迎のみを目的とした車両や、現在、展望台にて営業を行っているレストランへの物品納入業者の車両などに対応するため、駐車時間が20分以内であれば無料とする措置を設けております。  駐車台数につきましては40台となっております。また、混雑時の対策といたしまして、約17台の待機スペースをゲート前に設けることといたしております。  なお、稲佐山山頂付近の活性化を目的とした稲佐山山頂魅力向上プランにつきましては、現在、文化観光部において策定中であり、来年度以降の実施予定となっておりますが、このたびの稲佐山公園展望台駐車場の整備につきましては、同プランに先駆けて実施しているところでございます。  2ページをごらんください。  稲佐山公園展望台駐車場計画平面図でございます。オレンジ色の部分が車路、緑色の部分が歩行者通路、赤色で囲まれた黄色の部分が駐車スペースでございます。障害者用駐車スペース展望台に一番近い箇所に2台分設けることといたしております。また、展望台前には広場を設け、展望を楽しんでいただくスペースとして活用していていくことと考えております。  続いて3ページをお開きください。  条例改正新旧対照表でございます。左側に現行の条文を、右側に改正案を記載いたしております。改正案では、稲佐山公園展望台駐車場の運用に必要な文言等を追加しております。  なお、第10条第4項では、駐車時間が20分以内であるときは使用料を徴収しない旨を、また、4ページの別表第4では、駐車場使用料等を規定いたしております。  次に、6ページをお開きください。  続きまして、都市公園の占用する場合の使用料の改正についてご説明いたします。  都市公園を占用する場合の使用料とは、公園内に電柱等の物件を設置することにより、公園を占用した場合の使用料でございます。この使用料改正内容につきましては、新旧対照表に記載いたしておりますとおり、長崎市道路占用料条例に準じて定めております。  なお、この都市公園占用料の改正による収入への影響につきましては、平成19年度決算額をベースで金額にいたしまして約44万円、率にいたしまして約8%の減収が見込まれております。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほど賜りますようにお願いいたします。 26 麻生 隆委員長 これより質疑に入ります。
    27 佐藤正洋委員 ちょっとお尋ねしたいんですけど、駐車料金が30分で100円というあれですけれども、例えば、あぐりの丘なんかは1回200円とかいうふうに決め方があるわけですけど、あそこの場合も、市内の駐車場と違って、1回行ったら、例えば、そこに置きっ放しで買い物に行くとかなんとかそういうことはないわけですから、考えられないわけですから、1回当たりにはならなかったものなのか、そこら辺をちょっとお尋ねしたいんですけど。 28 池田道路公園部長 駐車場使用料を30分当たり100円とした根拠でございますが、都心部の駐車場が大体200円から300円ぐらいです。ここの駐車場につきましては、40台という限られた駐車スペースしかとれないという状況もございますので、1回当たりの単価で使用料を取りますと、長期間置かれている場合が存在しますと、なかなか回転が悪いという状況もございますので、できればゆっくり見物していただきたいんですが、駐車スペースの回転をよくするために、30分当たり100円という設定をさせていただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 29 佐藤正洋委員 今の説明で大体わかるんですけど、さっきも言いましたように、あそこに行って、3時間も4時間もという者はまずいらっしゃらんとですよね。下はあるんですよね、あそこは無料ですから、いろんなイベントがあったりしますけど。上の展望台に行って、例えば、レストランに行っても、見物しながら食事しても1時間ぐらい。そういう中で、ここだけ30分という時間単位で徴収するのはどうかな。1回にしてもらえればいいんじゃないかなと私は思うんですけどね。それはそれで構いませんけどね。そういうことをちょっと感じたもんですから申し上げました。 30 津村国弘委員 この駐車の管理はどうするのかですね。そして、行楽時はかなり混雑も予測されるということで、待機するスペースもゲートのところにとっているということでありますけれども、そういう今、駐車場があきましたよ、こういう連絡などする必要があると思うんですけれども、どういうふうに考えておられるのか、お尋ねします。 31 池田道路公園部長 管理につきましては、警備会社のほうと業務委託をやりたいと思っております。  それから、ゲートは下のロータリー部分に設置する予定でございます。といいますのが、先でゲートにすると離合できなくなりますので、入り口部分にすると。そのときに大変混雑する時期が多分あると思います。そのときにつきましては、職員を配置しようというふうに思っていますし、既存のバスの回転場と重なりますので、それとは別に待機できるスペースをとりまして、一般の車両と駐車待ちの車が分離できるような体制を整えたいというふうに思っております。  以上でございます。 32 津村国弘委員 警備会社等に委託をすると。そうしますと、入るときに何といいますか、駐車券を発行するのか、あるいはまた100円パーキングのような形のものをするのか、そこら辺がどうなっていくのか。それによって、もちろん金額も変わってくるでしょうし、お尋ねしておきたいと思います。 33 池田道路公園部長 説明がちょっと足らずにすみません。現在、下のロータリーの部分に駐車場の料金ゲートを設けることにしておりまして、そこで発券します。発券して、どんどん入っていくわけですが、40台になると、発券できなくなりまして、車が入れないような状態になります。そのときに何台か滞留することが考えられます。したがって、かつがつ出た段階でどんどんどんどんまた送り込んでいくというような体制をとっております。  以上です。 34 田中洋一委員 今の件に関してですけれども、この問題が出たときにも何度か議論して、特に待機用の駐車スペースをどうするのかというのを何度も聞いたことがあるんですね。だから、そういう意味では、あそこのロータリー付近の駐車スペースがどの辺に、ここにあって、料金所のゲートをどこに建てるという、そういう図を少し説明してもらわんと、一番のポイントはそこなんで、そこをちょっと。 35 池田道路公園部長 まことに申しわけございません、ゲート部分のちょっと図面を用意しておりますので、前もって説明すればよかったんですが、どうもすみません。    〔プロジェクターによる説明〕 36 池田道路公園部長 この部分が今バスが回転しているところです。現在ここのところに一応ゲートがあるんですが、それを改修して、発券できるようなゲートにするという形になります。通常は、今ちょっと警察と協議しているんですが、通常はこう入っていって、こう出ていく形になりますが、滞留スペースとこの回転場とがここで重なりますので、現在ここに新たなルートを設けて入庫させるという考えをしています。したがって、ここのところでもう40台になったのでとまった場合については、随時ここのところで十六、七台とまれるようなスペースを設けまして、ここで待機していただくというような格好をとっております。  ちなみにタクシーも同じように待っていただくことに考えております。タクシーもタクシーだけ先に行けるというわけではなくて、タクシーも30分とまれば100円、30分超えると200円になりますが、ただし、20分以内に出てくる、送迎だけして、ここでお待ちいただく場合は当然ただになりますので、タクシー料金はただになります。タクシー会社はここが混雑しているかどうかはインターネットで流しますので、稲佐山にお客さんを運ぶんだけどということで本社のほうに確認していただくと、本社のほうでここで待ち行列ができているかどうかは確認できるようなシステムをとりますので、そのときはちょっと時間を変えてタクシーの観光客がタクシーで運ぶ場合については少し時間を変えていただければ入れるかなというふうに思っています。  田中委員のご質問は、こういう形で滞留場所をとるというような格好で対応していきたいと思っていますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 37 田中洋一委員 わかりました。この問題のときにいつもずっと言ってきたのは、要するに17台ぐらいはあそこに並べるということ。シーズンのときに、例えば、17台というか、さらに並んで道路に出てきたときの対応措置というのはどういうふうに考えておられるのか、別の駐車場のほうに誘導するような形になるのか、その辺の考え方をちょっとお知らせいただきたいと思います。 38 池田道路公園部長 17台以内の待機、駐車待ちの車については、こういう形で対応したいと思いますが、やっぱり特異日がございまして、非常にやっぱり混雑する時期が多分あると思います。それについてはある程度ちょっと想定はしているんですが、そのときにはやはり今までのような形で、下の駐車スペース、広い駐車場ございますが、あそこからやっぱりマイクロバスを出さなければいけないのかなというふうな考えも持っておりますので、そこの部分については今後ちょっと文化観光部と詰めていきたいと思っていますが、駐車台数が非常に重なるときについては、そのような対応をちょっと検討したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 39 源城和雄委員 ちょっとお尋ねします。2ページに平面図がありますけれども、以前説明を受けたのと、ちょっと駐車場所の状態が変わっているようなんですが、それはそれでいろいろと実情に合わせて修正されていくんでしょうから、これは特に異論はないわけですけれども、ただこういう駐車スペースのとり方にすると、この中でうろうろする車が結構出てくるんじゃないかという心配があるんですけれども。というのは、どうしても駐車スペース、近いほうにとろうという思いで、先のほうに行って詰まっとったからといって、手前のほうにずうっと戻ってきてとめるとか、そういう状態になるでしょうから、ちょっとこれは狭い中でうろうろする車が出がちだなというような心配があるんですが、そういうところはどうなのか。  それと、これは確認ですけれども、今テレビジョンのところにバツ印がありますが、ここに将来的にか何か検討された経緯も含めて、張り出しをして駐車スペースを広げるという考え方はなかったのかどうかですね。これはひとつ確認だけしておきたいと思います。  それと、先ほどからのやりとりの中でも1つ確認をしておきたいんですが、混雑時のマイクロバスのお話がありましたけれども、平常時に今運行しておるバス、これがどうなるのか確認をしておきたいと思います。 40 池田道路公園部長 確かにご指摘のとおり、一番先の部分、身障者の駐車場から一番手前の駐車スペースまでは相当距離がございますが、地形的な問題でやむを得ないと思っています。できれば入り口の部分に升を書いて、どの部分があいているという表示をすればいいんですが、規模が40台でございますので、それほどまではないのかなというふうに思っています。一番奥のところに回転場を設けておりますので、入ってくるときに確認をしていただいて、奥まで行ってもう一回戻って、駐車スペースにとまるという格好で40台ならば対応できるのかなというふうに思っております。  それから、ご指摘の中で張り出しをして駐車スペースを拡大するとか、そういう方法はなかったのかというご指摘でございますが、予算的な問題と張り出しをしてもそれほど駐車台数がふえないという問題が1つあります。それから、なるべく稲佐山の景観を保持するために、幾つか今度構造物をつくるんですが、なるべく構造物を少なくし、都心部から見たときに人工な工作物が見えないような形で、余り大きな改変をしないということで計画を進めておりましたので、駐車場はちょっと少ないんですが40台という形になって、張り出しによる駐車スペースも余り多く求めないという格好で対応しているところでございます。  それから、バスについては当然なくなります。ここまで車で行けることになりますので、バスは廃止したいと思います。ただ、先ほどご説明したとおり、特異日がございますので、特異日についてはこの駐車スペースでは足りないというおそれがございますので、そのときについては下のところからここまで臨時のバスといいましょうか、マイクロバスを運行したいという計画で今考えているところでございます。  以上です。 41 田中洋一委員 以前、説明を受けたときに、この2ページの図の道路の白い部分の道路の真ん中辺にタクシー用の何か駐車スペースを計画しとったような気がするんですけど、それはもうなくなったということですかね。そうすると、タクシーの待機のあり方、お客さんを乗せて1回出てしまうということなのか。ちょっとその辺を。 42 池田道路公園部長 タクシーにつきましては、先ほどご説明したとおり、一般車と同じ扱いをするということにしておりますので、タクシーも含めて、乗用車含めて40台までは入れると。そのときにお客様が少しでいいよということであれば、ここで待機することになります。そのときには40台しか入っていませんので、どこかに待機場所が確保できているというふうに思っています。1回おろして戻るとなれば、待機するスペースも要りませんので、1回お客様をおろして、1時間後にもう一回戻ってくれば、料金は取られませんので、そういうことで下のほうで待機していただく格好をとりますので、待機スペースは用意していないところでございます。  以上です。 43 吉村正寿委員 まず、駐車場の件からお伺いしたいんですけれども、40台設けていらっしゃって、身障者用がそのうち2台と。例えば、最初の40台が全部普通の方が占用してしまったとしますよね。その次の方が身障者だったとしたときに、この身障者用の駐車場から出られるとは限らないわけですよね。もしかしたら一番下のこの展望台から一番遠いところの方が抜けられて、その次に来られた方が身障者だったとしたときに、この身障者用の駐車場というのは使えないわけですよね。となれば、管理の方法として、38台の収容だと。この身障者用はもう常にあけておくような状況を考えないと、多分運用上、ものすごく身障者の方に不便をおかけすると思うんですよね。その辺についてはいかがでしょうか。 44 池田道路公園部長 大変重要なご指摘を受けたと思います。一般の駐車場もこういう形で身障者用を設けております。例えば、100台とか200台あるときには、満車、もう発券をしないのを少し、90%ぐらいでもう満車にしてしまって発券しないんですね。その余裕の中で身障者用が絶えずあいているという状況が生まれていると思います。今回もちょっと今からの話になると思いますが、ご指摘のとおり、38台で満車にすべきだと思います。38台で満車にすれば、2台分は必ず身障者用があいていると思いますので、身障者にご不便をかけることはないと思います。38台で満車を出すかどうか、発券をしないかどうかについては、ちょっと検討させていただきたいなと思います。  以上です。 45 久 八寸志委員 二輪のバイク等の駐車場の位置をまずどこに指定をされているかをお聞きしたいと思います。    〔プロジェクターによる説明〕 46 池田道路公園部長 バイクの位置については、ちょっと表示が漏れているんですが、この部分とかをちょっと活用していきたいと思っています。バイクにつきましても料金を取りたいと思っていますので。それから、バイクで来るお客様はそれほど多くないのかなと思いますが、状況に応じてバイクスペースをちょっと付け足していきたいと思います。バイクは車と比べまして駐車スペースのとり方にフレキシブルに対応できますので、状況を見て、位置等は決めていきたいなというふうに思っています。現在はあの位置で考えているところでございます。  以上です。 47 麻生 隆委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。第119号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 48 麻生 隆委員長 異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時54分=           =再開 午前11時4分= 49 麻生 隆委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、第128号議案及び第129号議案「公有水面埋立てに関する意見について」の以上2件を一括議題といたします。  理事者の一括説明を求めます。 50 池田道路公園部長 第128号議案、第129号議案の各「公有水面埋立てに関する意見について」ご説明いたします。  議案書は91ページから96ページでございます。  では、議案書の91ページをごらんいただきたいと思います。  第128号議案は、小ケ倉町3丁目の小ケ倉柳埠頭の岸壁地先の公有水面2,020.14平方メートルを埠頭用地として埋め立てようとするもので、国土交通省九州地方整備局の出願でございます。  次に、議案書95ページをお開きいただきたいと思います。  第129号議案は、同じく小ケ倉町3丁目の小ケ倉柳埠頭の岸壁地先の公有水面4万9,633.70平方メートルを埠頭用地として埋め立てようとするもので、県の出願でございます。  コンテナヤードや梱包ヤードといった現在の埠頭で不足している用地を確保し、あわせて老朽化した護岸を改修するための埋立事業を実施しようとするものでございます。  それぞれの埋め立てにつきましては、長崎県知事から意見を求められておりますので、支障がない旨の意見を述べようとするものでございます。  埋め立ての概要等、詳細つきましては、河川課長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 51 樋口河川課長 第128号議案及び第129号議案について、一括してご説明いたします。  説明はプロジェクターを用いて行います。また、あわせて道路公園部提出の資料もご参照ください。  本件埋め立ては、長崎県で唯一の外貿コンテナ埠頭を有する小ケ倉柳埠頭において、岸壁が老朽化し、また、コンテナヤード、梱包ヤード等が不足していることから、こうした課題を解消し、あわせて今後の海外貨物の新規獲得に備えて、埠頭の機能を強化するために実施するもので、国土交通省九州地方整備局及び長崎県より出願されたものでございます。    〔プロジェクターによる説明〕 52 樋口河川課長 こちらの図面をごらんください。埋め立ての位置は、国道499号とダイヤランドからのバイパスとの交差点からやや南側、鹿尾川の河口近くにある小ケ倉柳埠頭の岸壁地先の公有水面部分でございます。  こちらの写真は、埋立区域を上空から撮影したものでございます。岸壁及びエプロン部分に接して荷さばき地及びコンテナヤードがあり、その他の土地は港湾関連用地として、港湾関連企業の施設が建設されております。  こちらの図面は、埋立区域の平面図でございます。埋立事業は国施行事業と県施行事業が並行して実施されます。青の線で囲まれた部分が第128号議案に係る国施行の埋立区域で、面積は2,020.14平方メートル、赤の線で囲まれた部分が第129号議案に係る県施行の埋立区域で、面積は4万9,663.70平方メートル、用途は双方とも埠頭用地でございます。  埋め立ては、国施行の岸壁とその背後地の県の1工区、それから、県の2工区という大きく2つの部分に分けて同時並行で施行し、部分的にでも早く供用できるよう計画されております。国の岸壁と県の1工区は3年間、県の2工区は5年間の工事期間が予定されています。  次に、本件埋め立ての必要性についてご説明いたします。  小ケ倉柳埠頭は昭和46年建設で40年近くが経過し、著しく老朽化が進んでおります。  こちらの写真は現在の岸壁の様子ですが、ひび割れやコンクリートの剥離が多く発生しております。  また、こちらの写真は、岸壁からエプロン部分にかけてのひび割れでございます。これは埋立土砂の吸い出しが原因と考えられます。  こうした老朽化による問題のほかに、本埠頭には、現在、専用の貨物梱包ヤードがないという問題があります。  こちらの図面をごらんください。現在は香焼や立神地区の造船所などで製造された製品のうち、火力発電用の機械類は、一たんこちらの皇后地区の岸壁に陸揚げして梱包し、その後、はしけで小ケ倉柳埠頭へ運搬し、改めて船積みして海外へ向けて輸出するという非効率的な海上輸送作業が行われている状況にあります。  こちらは現在の皇后地区の梱包ヤードの状況でございます。この皇后地区というのは、昔のねずみ島のところでございます。梱包済みの製品がほぼ全域にわたり置いてあります。  こちらが過去の本埠頭におけるコンテナ取扱量の推移でございます。なお、単位のTEUは20フィートコンテナ1個の大きさを単位とするもので、1TEUは長さ6.1メートル、奥行き2.44メートル、高さ2.6メートルの大きさでございます。このコンテナの内容量は約39立方メートルでございます。  平成11年の釜山航路就航以来、コンテナ量が増加しております。  平成14年、15年はダイヤモンドプリンセス、サファイアプリンセスの建造が最盛期で、取扱量が突出し、その後、一たん落ちつきましたが、最近は増加の傾向にあります。  また、現在では、本埠頭における取扱品目の主力が、風力発電や火力発電等の重機械類となつており、これらの取扱量は増加してきております。  今後、地球温暖化への対応のため、二酸化炭素の主要排出国である中国を初め、東南アジアの各国において、クリーンエネルギーの需要がますます高まると考えられることから、こうした風力発電や発電効率にすぐれた火力発電機器類の取引も増加するものと考えております。  ちなみに、こちらの写真が現在の埠頭の状況でございます。  奥のコンテナヤードにコンテナが積載され、手前の荷さばき地には風力発電用の機械部品が並んでいることがおわかりいただけるかと思います。  第128号議案に係る委員会資料の11ページから13ページをごらんください。  長崎市、長崎商工会議所、港湾関係団体より提出された小ケ倉柳埠頭の機能の拡充に係る長崎県への要望書でございます。  長崎市の経済の活性化には、地の利を生かし、経済発展の続く東アジア地域との交易の活発化を図ることが必要でございます。要望書では、埋立工事の早期完成と荷役機械の充実が要望されておりますが、今後の東アジア地域との交易の拡大のため、本埠頭の埋め立てによる機能拡充は必要不可欠なものと考えております。  以上が今回、小ケ倉柳埠頭を埋め立てにより機能拡充しようとする主な理由でございます。  では、次に、埋め立ての規模及び埋め立て後の土地の利用つきまして、ご説明いたします。  再びプロジェクターで説明いたします。  こちらが現在の土地利用状況でございます。岸壁の背後地に荷さばき地とコンテナヤードはありますが、梱包ヤードはございません。  こちらが埋め立て後の土地利用状況でございます。埋め立てにより、荷さばき敷地及びコンテナヤードを現在より拡張し、また、梱包ヤードを確保して、皇后地区での梱包作業をなくすこととしています。埠頭と国道499号を結ぶ道路も整備を行い、荷さばきの効率化と安定した輸送体系の確立を図ることとされています。  なお、本件埋め立てによる環境への影響につきましては、第128号議案委員会資料の3ページに、第129号議案委員会資料の5ページに記載しております。  また、市の環境部の意見を第128号議案委員会資料の9ページに、第129号議案委員会資料の11ページにそれぞれ添付しております。  結論といたしましては、本件埋立事業の実施に伴う周辺環境への影響は、総合的に判断して、軽微であるとのことでございます。  以上のことから、それぞれの埋め立てにつきまして、長崎市といたしましては、支障がない旨の意見を述べようとするものでございます。  説明は以上でございます。 53 麻生 隆委員長 これより一括質疑に入ります。 54 源城和雄委員 今回、提案されておりますコンテナヤードの拡充につきましては、長崎からの荷物の運送体系の充実ということからすると、以前から要望していたものですけれども、今回、それが実現に向けて動き出すということで大変評価しておるんですが、そのことについて1点お尋ねしておきます。  要望事項の中にもありますが、小ケ倉柳地区港湾荷役機械の充実ということでもありますけれども、今回、この範囲を広げるということもですが、荷揚げ装置といいますか、こういうものについても計画が入っているんでしょうか、お尋ねします。 55 樋口河川課長 要望書の荷役機械の充実ということでございますけれども、現在、荷役機械はタイヤマウント式ジブクレーン1機、コンテナスプレッダーが2機、ストラドルキャリア1機等があります。これらは設置して、今、10年以上たっているもので、現在、故障が多くて、故障のために修理せんといけないわけなんですけれども、修理のために時間がかかったりして、出港の時間がおくれるとか、そういうことがありますので、今申しました種々の機械を新しくしてもらいたいとか、そういったことが要望の趣旨でございます。  この埋立計画の中には、荷役機械の充実については入っておりません。ただ、こういった長崎市を初めとする商工会議所等の要望書の中で荷役機械の充実をということで要望しておる次第でございます。 56 源城和雄委員 長崎が、こういう港を中心にして、特に今からはアジアに向けての物資の交流も含めて、人の交流も含めて、そういう窓口になっていこうとする中で、コンテナヤードの充実というのは、かねてから要望されていたものでして、これでも十分と言えるかどうかということもありながらの一歩の前進だろうと思っています。  そういう中で、今の荷役機械といいますか、荷物を揚げる、おろす、このクレーンについて、ある意味じゃ、簡易的な移動クレーンなわけですよね。ないから、移動クレーンになっとるわけですね。常設のそういう荷役装置も必要だという思いもあっているわけですんで、そういう思いも込めて、今後、せっかくスペースも確保していただきましたんで、それにまつわる機器の充実も要望しておきたいと思います。
     以上です。 57 池田道路公園部長 ご指摘の点で十分お答えができなかったんですが、現在ありますのが、こういうところに今そういう機械がございます。当然、老朽化して、今後、更新とかやらなければいけないんですが、今度埋め立てることによって、移設が当然必要になってきますので、そのことも県のほうに要望していきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 58 田中洋一委員 単純な疑問で申しわけないんですけれども、この県と、それから国とに分けて、特に県のほうがたくさんやっているんですけれども、これ予算のかかわりなんですかね、何か理由が。分けていることの説明を。 59 樋口河川課長 ちょっと図面を出します。ちょっとお待ちください。平面図でちょっと説明いたしたいと思いますので。    〔プロジェクターによる説明〕 60 樋口河川課長 国施行と県施行の区分けでございますけれども、国施行の部分は、一番上の青でくくっている部分でございますけれども、岸壁がマイナス12メートル以上になれば、国が施行するものというふうにルール化されております。それ以下の南側の部分、岸壁マイナス10メートルとマイナス7.5メートルの部分は、12メートル以下でございますので、県施行の部分ということで、そういうふうな整理がなされております。  以上でございます。 61 内田隆英副委員長 1点だけ、今、言われる立神と香焼から持ってくるということで、風力発電等の輸出の関係でコストを減らすという点で、こういった国、県で埋め立てるんですけれども、単純に、言うならば、三菱のそうした製品のコンテナヤード等をつくるんだけれども、一般の、三菱以外の輸出関係で、そうした柳埠頭の小ケ倉のここでコンテナにして輸出するという分については可能なのか。そして、その許可はどこに申請するのか、いかがなんですかね。 62 樋口河川課長 三菱以外の企業の利用も当然可能で、現在も利用されていると聞いております。  その利用についてでございますけれども、長崎漁港港湾事務所、そこに利用申請を出して、長崎県の港湾条例に基づいて利用料を支払っていくと、そういう寸法になっております。  以上でございます。 63 津村国弘委員 この埋め立ての工事が最大5年というふうになりますし、埋め立てが4万9,600平方メートルと。かなりの土砂が運び込まれるということで、工事期間5年ということですから、安全面、それから、交通の渋滞の問題等々、方向としてどういうことを考えておられるのか、わかっておられればお答え願いたいと思います。 64 樋口河川課長 この埋め立てに使用する埋立土でございますけれども、山土、海砂を使うようにしておりますが、海砂のほうは五島の富江港の港湾改修事業でしゅんせつした土砂を使うようになっています。だから、海上運搬ということになりまして、陸上の交通を阻害するということにはなりません。山土についても五島市のほうから海上運搬ということになっておりますので、これも同様でございます。  以上でございます。 65 麻生 隆委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結し、討論に入ります。  まず、第128号議案「公有水面埋立てに関する意見について」討論に入ります。ご意見はありませんか。  それでは、討論を終結します。  これより採決いたします。  第128号議案「公有水面埋立てに関する意見について」、原案のとおり可決することについてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 66 麻生 隆委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第129号議案の討論に入ります。  ご意見はありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第129号議案「公有水面埋立てに関する意見について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 67 麻生 隆委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時26分=           =再開 午前11時31分= 68 麻生 隆委員長 それでは、委員会を再開いたします。  それでは、第137号議案「平成20年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」のうち、本委員会に付託されております部分を議題といたします。 〔審査の方法について協議した結果、原則とし て各項ごとに理事者から説明を受け、質疑を行 った後、討論、採決を行うこととした。なお、 審査の順序については、別添の「歳出審査早見 表」のとおり進めることに決定した。〕 69 麻生 隆委員長 それでは、第2款総務費第1項総務管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 70 池田道路公園部長 予算説明書の22ページ、23ページをお開きいただきたいと思います。  第2款総務費第1項総務管理費におきまして、第14目街を美しくする運動推進費の補正額900万円のうち、道路公園部所管分といたしまして、23ページの説明欄1.緑化推進費(1)屋上緑化推進費といたしまして500万円の補正予算をお願いするものでございます。  詳細につきましては、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 71 池ノ上みどりの課長 屋上緑化推進費の補正の概要について、委員会提出資料に基づき説明させていただきます。  委員会提出資料の1ページをお開きください。  この事業の目的は、地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和並びに斜面都市における視点場からの良好な形成を図るため、新たな緑を創出する方策として、都心部の民間建物の屋上緑化を推進するもので、平成5年度より屋上緑化事業に対して補助金を交付しているものでございます。  今年度の当初予算において830万円計上いたしておりましたが、環境問題に対する関心が高まりを見せる中、屋上緑化補助の申請件数が当初見込みを上回っており、500万円の補正をお願いし、屋上緑化の早期の普及促進を図ろうとするものでございます。  説明は以上でございます。 72 麻生 隆委員長 これより質疑に入ります。 73 久 八寸志委員 これは件数が当初より伸びていると書いているんですけれども、どのくらい伸びたかですね。そこら辺を教えていただければと思います。 74 池ノ上みどりの課長 当初予算では8件の予定をしておりましたけれども、9月末現在で10件になっております。今後、予定といいますか、要望が出てきておりますのが5件ほどございますので、まだ今後少しふえるかなというふうに思っております。  以上でございます。 75 久 八寸志委員 そうしますと、これは基本的には件数がふえていく分は大体受け入れていくというふうなお考えであるということで思ってよろしいんでしょうか。 76 池ノ上みどりの課長 この事業自体、5カ年の期限を切っておりまして、当初の見込みでは今年度分8件ということにしておりましたけれども、急に今回件数がふえたということで、今回補正をお願いするということにしておりますけれども、今後、どの程度ふえていくかわかりませんが、できるだけこの5年間という中では対応していきたいというふうなことで考えてはおります。  以上でございます。 77 麻生 隆委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 78 池田道路公園部長 予算説明書58ページ、59ページをお開きいただきたいと思います。  第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費におきまして、59ページの説明欄に記載しておりますとおり、1【補助】道路新設改良事業費、出島町籠町1号線といたしまして1,000万円の補正をお願いするものでございます。  次に、予算説明書の88ページ、89ページをお開きください。  第8款土木費第2項道路橋りょう費におきまして、4件の繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  内訳といたしましては、第3目道路橋りょう新設改良費におきまして、花丘町住吉町線道路新設改良事業から、高浜本線道路新設改良事業費までの3事業及び第4目交通安全施設費におきましては、愛宕飯香浦町線地方道路交付金事業でございますが、合計4件で2億1,360万円を繰り越そうとするものでございます。  事業の概要などにつきまして、路線ごとに担当課長からご説明しますので、よろしくお願いいたします。 79 鳥巣道路維持課長 道路維持課所管分の補正予算につきまして、委員会提出資料等でご説明をいたします。  補助、道路新設改良事業として実施を予定しております市道出島町籠町1号線におきまして、今回、1,000万円の追加補正をお願いするものでございます。  委員会資料の2ページに事業概要を、また、3ページに位置図を掲載しております。ご参照いただきたいと思います。  では、今からプロジェクターを用いてご説明をしたいと思っております。    〔プロジェクターによる説明〕 80 鳥巣道路維持課長 まず、整備路線付近の位置についてご説明をいたします。  左上の薄い黄色で着色しております箇所が、出島オランダ商館跡でございます。  中央付近の紫色で着色しております箇所が、新地中華街でございます。  また、図面中央の青色で着色している箇所が、普通河川銅座川でございます。  提出資料の2ページの1の目的に記載のとおり、この銅座川の県営銅座駐車場撤去後の環境整備に当たりまして、日常的に市民や観光客など多くの歩行者と自動車がふくそうしている、下流側のおらんだ橋から上流側の銅座橋までの区間約180メートルの一方通行の市道、ちなみに浜の町側右岸の銅座町3号線と新地中華街側左岸の出島町籠町1号線につきまして、河川側に張り出しの歩道を整備し、歩道と車道の分離を行い、歩行者の交通安全と道路機能の向上を図るものでございます。  銅座川の現況写真を映しております。この写真は、県営銅座駐車場撤去後の現在の銅座川の状況写真でございます。写真下の銅座橋付近からおらんだ橋方面への下流方向を写した写真でございます。わかりにくいと思いますが、赤色の高欄の橋が浜の町側から新地中華街へ渡る新地橋でございます。  次に、全体計画イメージの平面図及び標準的な断面図を映しております。下のほうの図面が計画イメージの平面図でございます。図面の向かって右端が銅座橋で、図面の左端がおらんだ橋でございます。この銅座橋からおらんだ橋までの延長約180メートルの区間の両側の道路におきまして、河川側に幅員約2メートルの張り出しの歩道を設置しまして、歩車道分離を行い、歩行者の安全性の確保を図ることとしております。  また、新地橋の下流側に市民や観光客の歩行空間として、また、ランタンフェスティバル等のイベント開催時に市民を初め、観光客が休息でき、かつさまざまな催し等が開催できる空間としての橋梁を整備することといたしております。  上の図面は標準的な断面図でございます。赤色で今お示ししておりますとおり、河川側に約2メートルの張り出しの歩道を設置しまして、あわせて車道舗装の改修を実施することとしております。  なお、提出資料の2ページの2の事業概要に記載のとおり、事業期間は平成20年度から平成24年度までの5カ年を予定しており、平成20年度は出島・銅座地区まちづくり交付金事業の中での河川改良費におきまして、道路、河川を含む総括的な設計業務委託の発注を現在行っているところでございます。  したがいまして、当初は平成21年度より工事着手の予定でありましたが、歩行者の安全確保の観点から、工事の早期着手及び完成を図りたいため、後ほど河川課のほうから説明があろうかと思っておりますが、河川改良費における設計業務委託費の入札差金が生じたため、この入札差金を活用しまして、平成20年度から前倒しをして、新地中華街側左岸の出島町籠町1号線の歩道整備L=180メートルのうち、図面で赤色のハッチで色を塗っておりますおらんだ橋から本川口橋までの区間30メートルにつきまして、今回、張り出し歩道2メートルの整備を図ろうとするものでございまして、1,000万円の追加補正をお願いするものでございます。  次に、【補助】道路新設改良費の出島町籠町1号線の繰越明許費についてご説明をいたします。  委員会資料の7ページの2段目に記載をしております。ご参照ください。  先ほど申しましたとおり、今回1,000万円の補正をお願いしておりますが、この工事請負費のうち700万円の繰り越しをお願いするものでございます。  繰り越しの理由は、平成21年度より予定しておりました工事請負につきまして、今年度から前倒しをして工事を実施することとしております。したがいまして、今回、事業期間等を見直ししたことによりまして、年度内での工事の標準工期を確保できないということになりまして、年度内に工事が完了しないため、今回繰り越しをお願いしようとするものでございます。  説明は以上でございます。 81 谷平道路建設課長 道路建設課所管分の繰越明許費についてご説明いたします。  委員会提出資料7ページに繰越明許一覧表を記載しておりますので、ご参照ください。  なお、道路建設課所管分は、花丘町住吉町線、高浜本線及び愛宕飯香浦町線の3路線でございます。  まず、花丘町住吉町線についてご説明いたします。  位置については、プロジェクターで説明いたしますので、ごらんください。    〔プロジェクターによる説明〕 82 谷平道路建設課長 図面の左下側に黒色で示している国道206号がございます。中央部に泉町公園がございます。茶色で示しているのが都市計画道路住吉町高田郷線でございます。  本路線は、アクアヴェール泉町より住吉商店街へ至る幹線道路で、延長は106メートル、幅員9メートルの道路で、平成16年度より事業に着手しております。  事業の進捗状況といたしましては、平成20年3月末で約5%でございます。  今回の繰り越しをお願いしておりますのは、赤色で表示しております用地買収363平方メートルと建物移転補償1戸及び工事費でございます。  繰り越しの理由といたしましては、地権者2名の用地及び補償交渉に日時を要したことにより、用地買収及び建物移転補償が完了しないため、工事が着手できないことにより、繰り越しをお願いするものであります。
     繰越額は1億4,600万円でございます。  次に、高浜本線でございます。  位置については、図面の左側上に黒色で示している国道499号と高浜海水浴場がございます。  本路線は、緑色で示している主要地方道野母崎宿線と接続する茶色で示している市道木場線と国道499号を結ぶ幹線道路で、延長800メートル、幅員5.5メートルの道路で、平成17年度より事業に着手しております。  事業の進捗状況としましては、平成20年3月末で約45%でございます。  今回の繰り越しをお願いいたしますのは、赤色で表示しております用地買収200平方メートルと建物移転補償2戸でございます。  繰り越し理由といたしましては、地権者3名の用地及び補償交渉に日時を要したことにより、用地買収及び建物移転補償が完了しないため、繰り越しをお願いするものであります。  繰越額は4,280万円でございます。  次に、愛宕飯香浦町線でございます。  位置については、図面左下に愛宕小学校があります。右側上のほうが飯香浦方面でございます。  本路線は、愛宕地区と飯香浦地区とを結ぶ幹線道路であり、全体延長640メートル、幅員10メートルの計画で、平成5年度より事業に着手しております。  事業の進捗状況としましては、平成20年3月末で約90%です。  今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色で表示しております用地買収132平方メートルと建物移転補償1戸でございます。  繰越理由といたしましては、地権者1名の用地及び補償交渉に日時を要したことにより、用地買収及び建物移転補償が完了しないため、繰り越しをお願いするものでございます。  繰越額は1,780万円でございます。  道路建設課分については以上でございます。 83 麻生 隆委員長 それでは、質疑に入ります。 84 久 八寸志委員 1つお尋ねをします。銅座川の橋の件なんですけれども、これ銅座川に係る分の観光地でもあるので、ただの橋というわけではないと思うんで、何かデザイン的なものとか、そういったものがもう決まっているんでしょうか。 85 樋口河川課長 先ほど道路維持課長が説明しましたように、河川課のほうでまとめて設計委託かけていますので、そういう事情から、私のほうから説明させていただきます。  この橋の部分ですけれども、やはり中華街のそばということで、こういった中華のイメージといいますか、もうそういうのをきっちり表現できるような形で今検討中でございます。  以上でございます。 86 久 八寸志委員 ぜひともこれはランタンとかでもいろいろ使っていくということでございますので、そこら辺のイメージがすごく大事になってくるかと思いますので、観光地にふさわしい、長崎にふさわしい、個性があふれるようなものにしていただければと思います。要望としてお願いします。 87 麻生 隆委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 88 池田道路公園部長 予算説明書の60ページ、61ページをお開きいただきたいと思います。  第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費におきまして、61ページの説明欄に記載しておりますとおり、1【補助】まちづくり交付金事業、銅座川といたしまして1,000万円の減額補正をお願いするものでございます。  次に、予算説明書の88ページ、89ページをお開きいただきたいと思います。  第8款土木費第3項河川海岸費におきまして、1件の繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  内訳といたしましては、第2目河川改良費におきまして、銅座川まちづくり交付金事業でございますが、1,600万円を繰り越そうとするものでございます。  事業の概要などにつきましては、担当課長からご説明しますので、よろしくお願いいたします。 89 樋口河川課長 河川課所管分の補正予算につきましてご説明いたします。  道路公園部提出資料は4ページでございます。  まちづくり交付金事業として実施しております銅座川の新地橋付近における県営銅座駐車場撤去後の周辺整備事業についてでございます。  ここでまちづくり交付金事業についてご説明いたします。  この事業は、特定の地区のまちづくりに関する事業が一括して採択される補助事業であり、補助金は地区の総事業費に対して一定の割合で交付され、事業間での事業費の流用も自由となっております。銅座川の事業も、出島町籠町1号線の事業も、こちらの図面にある出島・銅座地区という地区において計画されておるものでございます。ちょっとプロジェクターを注目していただきたいと思います。    〔プロジェクターによる説明〕 90 樋口河川課長 こちらの図面にある出島・銅座地区という地区において、伊勢町大浦町線などの他の市道整備とあわせて一括採択されているものでございます。  それでは、補正予算の内容につきましてご説明いたします。  当補正予算は、先ほど道路維持課長より説明がありましたが、出島町籠町1号線の補正予算と関連するものでございます。  本事業は2月議会において設計委託費及び護岸修景整備事業費等として4,500万円の予算をご承認いただいたところですが、設計業務の委託におきまして約1,000万円の入札差金が生じました。  しかし、当事業は、事業地がランタンフェスティバルなどの主要イベントの会場に近く、市民、観光客の往来が非常に多い場所であり、地元からも一日も早い整備が望まれているところでございます。  そこで、道路公園部といたしましては、河川海岸費で生じたこの金額を不用額とせず、河川海岸費より減額補正し、同額を道路維持課所管の出島町籠町1号線で増額補正することにより、道路の事業費に切りかえて、一日も早い事業の完成を目指すこととしたものでございます。  次に、銅座川まちづくり交付金事業の繰越明許費についてご説明いたします。  道路公園部提出資料の8ページでございます。  繰り越しをお願いするのは、当初予算4,500万円より1,000万円を減額補正した残りの3,500万円のうち、工事費の1,600万円でございます。  本事業につきましては、現在、河川課において、河川、道路を含めた総括的な設計作業を進めておりますが、事業地が新地中華街の玄関口に当たり、また、市民、観光客が非常に多いということから、特に舗装や高欄などのデザイン決定について特段の配慮が必要と考え、庁内で設計検討協議会を設けるなど、慎重に作業を進めているために設計の完了に時間を要し、当年度の護岸修景整備工事の完成が見込めないこととなったため、繰り越しをお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 91 麻生 隆委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 92 池田道路公園部長 予算説明書の62ページ、63ページをお開きいただきたいと思います。  第8款土木費第4項港湾費第2目県施行事業費負担金におきまして、63ページの説明欄に記載しておりますとおり、1.長崎港松が枝地区新国際ターミナル建設事業費負担金といたしまして、1億2,100万円の補正をお願いするものでございます。  これは国の内示額の増に伴うもので、今回、補正を行うことによりまして、設計完了から発注に至る時間を大幅に短縮し、早期の供用開始を図ろうとするものでございます。  次に、予算説明書の88ページ、89ページをお開きいただきたいと思います。  第8款土木費第4項港湾費におきまして、1件の繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  内訳といたしましては、第2目県施行事業費負担金におきまして、長崎港松が枝地区新国際ターミナル建設県施行事業費負担でございますが、1億2,100万円を繰り越そうとするものでございます。  事業の概要につきましては、担当課長からご説明いたします。よろしくお願いいたします。 93 樋口河川課長 河川課所管分の県施行事業費負担金、長崎港松が枝地区新国際ターミナル建設費負担金につきましてご説明いたします。  道路公園部提出資料は5ページから6ページでございます。  長崎市及び長崎県は、ともに海外からの観光客誘致拡大を観光振興の重要施策と位置づけております。実際に平成18年度においては、松が枝埠頭は国際観光船の寄港数は全国一となっております。  本事業は、出入国管理法の改正及び現在の松が枝ターミナルの老朽化を受け、今後の国際観光船の寄港数拡大に向け、市と県で建て替えを行うこととしたものでございます。  2月議会におきまして、設計委託費として1,650万円をご承認いただきましたが、このたびは資料5ページの3(1)の補正の理由のとおり、国からの補助内示額が申請額を大きく上回ったことと、国より当事業の財源である地域自立・活性化交付金事業に対する全国からの申し込みが今後大幅に増加する見込みであり、次年度以降の交付金の配分が厳しくなると伝えられたことから、県、市で協議を行い、補正により工事費を前倒して確保することで、設計の完了から工事発注までの時間を節約でき、早期の供用開始ができるメリットもあると判断し、内示額を受けることとして、増額される事業費4億4,000万円に係る市の負担金額1億2,100万円を補正計上したものでございます。  それでは、事業地の状況につきまして、プロジェクターでご説明いたします。    〔プロジェクターによる説明〕 94 樋口河川課長 こちらが松が枝埠頭の現況写真でございます。岸壁近くの中ほど、青い破線で囲んだ部分が新ターミナルの建設予定地でございます。延べ面積は約1,800平方メートル、鉄筋コンクリートの平家建てで計画されております。  その向かって左側、黄色の線で囲んだのが現在のターミナルでございます。こちらがその写真でございます。当施設は平成4年の完成ですが、現在の出入国管理法に沿った設備がないことに加え、老朽化により傷みが進んでおります。  次に、長崎港松が枝地区新国際ターミナル建設県施行事業費負担金の繰越明許費につきましてご説明いたします。  道路公園部提出資料は8ページでございます。  繰り越しをお願いするのは、今回、増額補正をお願いする1億2,100万円でございます。  本年度事業につきましては、現在、県、市でターミナルの設計作業を進めているところですが、当ターミナルが長崎上陸の第一印象を与える施設であり、一般市民や観光客の関心も高い施設となることから、そのデザインや機能は特段の配慮が要るということで、県、市での協議のほか、県が主催する環長崎港アーバンデザイン会議の意見も聴取しながら作業を進めているために、設計の完了までに時間を要し、当年度内の建設工事の完成が見込めないため、繰り越しをお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 95 麻生 隆委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  午前中はここまでとし、また、午後1時から再開したいと思います。暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時1分=           =再開 午後0時59分= 96 麻生 隆委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 97 馬場都市計画部長 繰越明許費補正についてご説明をいたします。  議案書は5ページの第2表、それから、88ページから91ページまでの繰越明許費明細書に記載をいたしております。88ページから89ページでご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  都市計画部の所管といたしましては、第8款土木費第5項都市計画費でございます。  まず、第2目都市開発費でございますが、江平地区斜面市街地再生事業3,620万円から、90ページの2段目、南大浦地区拠点地域再生事業3,600万円までの6件で、合計の記載はございませんが、合わせて1億4,660万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。  次に、同じページ、90ページの第3目街路事業費でございますが、住吉町高田郷線住宅市街地総合整備事業1億2,000万円から、下から2段目の常磐町大浦元町線地方特定道路整備事業1,500万円までの8件で、記載はございませんが、合計8億1,250万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。  なお、それぞれの事業の繰越理由は、89ページから91ページの右端にそれぞれ記載をいたしておりますが、詳細につきましては、スライドを用いまして、引き続き担当課長からご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 98 松田まちづくり推進室主幹 私からは第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費の斜面市街地再生事業と拠点地域再生事業に係る繰越明許費について、スライドによりご説明をさせていただきます。先ほどの資料をあわせてご参照ください。    〔プロジェクターによる説明〕 99 松田まちづくり推進室主幹 この図面でございますが、現在、事業を実施しております市内8地区の位置図でございます。これらの地区におきましては、国土交通省住宅局所管の国庫補助事業であります住宅市街地総合整備事業(密集型)、いわゆる密集事業を活用して、住環境の改善に取り組んでいるところでございます。  このうち今回繰り越しをお願いしておりますのは、江平地区、稲佐・朝日、南大浦、水の浦及び立山の5地区における斜面市街地再生事業と、南大浦地区における拠点地域再生事業でございます。  これらの地区の予算現額4億601万9,000円のうち1億4,660万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。  これから地区ごとにご説明いたします。  まず、江平地区でございます。  事業の範囲は、江平中学校の西側に位置する斜面市街地の部分で、現在、整備を進めておりますのが、市道江平11号線、延長387メートル、幅員5メートルの新設路線でございます。  この地区の平成19年度末における事業費ベースでの進捗状況は、密集事業全体ではおよそ51%、また、整備路線といたしましては72%となっております。  この路線のうち黒く着色しております区間は、工事の完成区間で、平成19年度末までに終点側の延長250メートルを完成し、本年4月に地域の安全性や利便性に寄与するために、この区間の供用を開始いたしております。  茶色の着色箇所が、平成19年度末までに買収済みの箇所でございます。  今回の繰越対象は、未整備区間の起点側に位置します赤色で着色した箇所で、内訳は用地買収1件、建物移転補償1棟でございます。
     繰り越しの理由といたしましては、地権者1名との協議、交渉の結果、事業協力にご理解いただき、用地及び建物移転の契約を締結するものですが、移転後の居住場所の確保など、移転に一定の日時を必要とするため、やむを得ず繰り越そうとするものでございます。  次に、稲佐・朝日地区でございます。  稲佐小学校と朝日小学校に挟まれた斜面市街地が事業区域でございます。この地区では、現在、市道曙町17号線と市道曙町稲佐町4号線の2つの路線、合計延長587メートル、幅員6メートルの生活道路を新しく設置すべく整備をしております。  進捗状況は、密集事業全体でおよそ29%、整備路線は46%でございます。  黒く着色しております稲佐小学校側の約130メートルの区間については、供用を開始いたしております。  平成19年度末までに買収済みの茶色の箇所と、また、青色の箇所は、今年度に用地買収及び建物移転補償が完了したもので、平成21年度には稲佐山登山道路側からの工事に着手する予定でございます。  今回の繰越対象は、赤色の箇所でございますが、内訳は用地買収1件、建物移転補償1棟でございます。  繰り越しの理由といたしましては、地権者1名の用地及び建物移転補償契約を締結するものの、移転に日時を要するためでございます。  次は、南大浦地区でございます。  斜面市街地再生事業の範囲は、石橋電停、グラバー園第2ゲート及び出雲浄水場跡などに囲まれる斜面市街地でございます。  この地区で大浦小学校の新設開校にあわせて、来年4月の供用を目標に整備を進めておりますのが、市道南山手町上田町1号線、延長170メートル、幅員6メートルでございます。  進捗率でございますが、密集事業でおよそ24%、路線といたしましては35%でございます。  今年度の平成21年3月までに茶色に着色した区間を完成し、グラバー園第2ゲート前の既設の道路と接続をさせて、暫定供用を開始する予定で、現在、工事を進めております。  繰越対象でございますが、赤色で着色しております箇所で、内訳は用地買収1件、建物移転補償1棟でございます。  繰り越しの理由といたしましては、同様に地権者1名の用地及び建物移転補償契約を締結するものの、移転に日時を要するためでございます。  次に、水の浦地区でございます。  事業範囲は、国道202号からホテル清風前の市道入船町江の浦町線に至る水の浦町、大谷町の斜面市街地でございます。  この地区では、市道大鳥町大谷町1号線、延長459メートル、幅員6.5メートルの整備を進めるために、平成18年度から道路用地の取得を開始しております。  進捗状況でございます。密集事業全体でおよそ6%、整備路線は8%でございます。  茶色の箇所が平成19年度末までに、また、青色の箇所は今年度に用地買収等が完了しております。  この地区の繰越対象は赤色の箇所で、内訳は建物除却補償1棟でございます。  繰り越しの理由は、地権者1名との契約を締結するものの、建物内の家財等の移転及び建物の解体除却等に日数を必要とするため、やむを得ず繰り越そうとするものでございます。  次に、立山地区でございます。  事業範囲は、ホテル長崎にっしょうかんと長崎中学校付近とを結ぶ市道西山目覚町線から、南側に下がる斜面市街地でございます。  この地区では、市道立山地区24号線、延長715メートル、幅員7.5メートルの整備のために、今年度から用地買収に着手したところでございます。  進捗状況は、密集事業でおよそ4%、整備路線としては3%でございます。  青色の箇所が今年度中に用地買収及び建物移転補償を完了する予定でございます。  繰越対象は赤色の箇所で、内訳は用地買収1件、建物移転補償1棟でございます。  繰り越しの理由といたしましては、地権者1名の用地及び建物移転補償契約を締結するものの、移転に日時を要するためでございます。  最後に、南大浦地区の事業範囲の中にあって、石橋電停からグラバースカイロードに至る一帯の0.3ヘクタールの整備を図る南大浦地区拠点地域再生事業でございます。  今年度から道路詳細設計を実施し、用地買収等を進めておりますのが、市道相生町上田町2号線、延長85メートルで、既存の4メートル程度の道路幅員を6メートルに拡幅する計画でございます。  今年度は青色の箇所の用地買収及び建物移転補償を予定しており、また、赤色の箇所が繰り越しの対象箇所で、内訳は用地買収1件、建物移転補償1棟でございます。  繰り越しの理由は、同様に地権者1名の用地及び建物移転補償契約は締結するものの、移転に日時を要するためでございます。  私からの説明は以上でございます。 100 吉田交通企画課長 それでは、引き続きまして、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の繰越明許費について、都市計画部提出資料及びスライドを使いましてご説明をいたします。  まず最初に、提出資料の2ページをごらんいただきたいと思います。  繰越明許費一覧という縦の表がございます。繰越明許費としましては、左から事業名、金額、金額につきましては、予算現額、支出予定額及び繰越明許額、そして、その右手にその財源内訳等を記載しております。  対象となります事業は、全部で5路線、8事業でございまして、事業銘の欄の一番上、住吉町高田郷線住宅市街地総合整備事業から、4段目の新地町稲田町線地方道路交付金事業までが国の補助事業で、5段目から下の4路線が起債事業の地方特定道路整備事業となっております。  なお、一番下の段には、全体の合計を記載しております。  それでは、繰越内容の詳細につきまして、前方のスライドでご説明をいたします。    〔プロジェクターによる説明〕 101 吉田交通企画課長 説明に当たりましては、複数の事業にまたがる路線がございますので、路線ごとに一括してご説明をしてまいります。  スライドの中で繰越箇所のうち、工事を赤の線で、そして、用地費、補償費に関する箇所を赤丸で表示をしております。  それでは、まず、住吉町高田郷線でございます。  当路線は住吉町から泉2丁目の浦上水源地付近までを、延長820メートル、幅員13メートルで事業中でございます。  進捗率は平成19年度末で約80%でございます。  繰越額は、住宅市街地総合整備事業費で1億2,000万円、地方特定道路整備事業で2,380万円でございます。  繰り越しの事由といたしましては、支障物件の移設、これは上下水道、電気、ガス等でございますが、この移設に時間を要したことにより、工事の着手がおくれたためでございます。  これが繰越箇所の詳細でございます。左手が国道206号側の交差点、右側が浦上水源地側でございます。赤でお示ししております区間が、今回、繰り越しをお願いしようとする区間でございまして、上のほうに書いておりますけれども、道路改良工事3件ということでございます。この中で丸に住と書いておりますのが、住宅市街地総合整備事業でございます。丸に地と書いておりますのが、地方特定道路整備事業でございます。  次に、常磐町大浦元町線でございます。当路線は川上町から高丘2丁目の大浦中学校付近までを椎の木工区として、延長1,420メートル、幅員10メートルから13.5メートル、また、高丘2丁目から南町までを南町工区として、延長670メートル、幅員10メートルで事業中でございます。  2つの工区を含めた進捗率は、平成19年度末で約74%でございます。  繰越額は、まちづくり交付金事業で1億3,380万円、地方特定道路整備事業で1,500万円でございます。  繰越事由といたしましては、椎の木工区で4名の地権者、また、南町工区で2名の地権者の建物移転等に日時を要すること、並びに道路改良工事におきまして、年度内に工事が完了しない見込みとなっているためでございます。  これがその詳細の箇所でございます。この箇所が、左手が大平橋のほう、上ってきまして右手のほうが大浦中学校の方向でございます。道路の計画としましては、既存の道路をショートカットしまして、ちょうど橋梁で施工する区間となっております。この中で中ほどの大きい丸の箇所が工事に係る部分、そして、左右の小さい丸が用地買収に係る部分でございます。  次に、小ケ倉蛍茶屋線でございます。  当路線は、白木市場先から桜木町の国立長崎病院までの延長1,460メートル、幅員13メートルを愛宕工区として事業中であり、平成19年度末での進捗率は約90%でございます。  この後、また、課長がスライドでご説明をいたしますが、矢の平3丁目の彦山橋上付近から愛宕4丁目の白木市場先までの延長760メートル、幅員13メートルを白木工区として事業中であり、平成19年度末までの進捗率は約94%でございます。  繰越額は、地方道路交付金事業で3億2,320万円、地方特定道路整備事業で5,770万円でございます。  繰越事由といたしましては、愛宕工区におきましては、1名の地権者の建物移転に日時を要すること及び道路改良工事におきまして、年度内に工事が完了しないことによるものでございます。  また、白木工区におきましては、4名の地権者の建物移転及び埋設物移設に日時を要することでございます。  では、工区ごとに詳細をご説明いたします。  まず、愛宕工区でございます。これは工区の中ほどにございます、まだ道路工事として未着工の区間でございましたが、今回、一部を着工するということでございます。  次は、同じく愛宕工区、弥生町の交差点付近でございます。ここは交差点付近に係る用地の買収と建物の補償、それぞれ1件、1棟でございます。  これが白木工区の全体でございます。この中で丸に交と書いておりますのが地方道路交付金事業でございます。左手が用地、そして、中ほどが交差点改良の工事でございます。そして、右手のほうが市道の取付がございますが、それに係る部分の用地補償、そして、その先が本体工事に係る用地補償でございます。  これがその箇所の詳細でございます。先ほどの全体図の一番左手にございました箇所でございます。ここは用地、建物補償、工作物の補償、それぞれ1件ずつでございます。  これが白木の交差点付近でございまして、左手が交差点改良の工事の区間でございます。右手が白木市場の隣の市道の改良を同時に行うということで、そのための用地補償関係でございます。  これが交差点から先にかかります道路の法面等に係る部分の用地補償でございます。  次に、新地町稲田町線でございます。  当路線は、籠町から稲田町までを延長400メートル、幅員15メートルで事業中でございます。  進捗率は、平成19年度末で約39%でございます。  繰越額は、地方道路交付金事業で3,890万円でございます。  繰越事由といたしましては、地権者2名の建物移転に日時を要することでございます。  この2カ所が赤丸の2カ所でございます。  詳細の箇所でございますが、十善会病院の交差点付近でございます。用地、建物補償、そして、借家人の補償がございます。  これがさらにその先のほうでございます。これも同じく用地、建物補償等でございます。  最後に、片淵町松ケ枝町線、経済裏工区でございます。  当路線は、長崎大学経済学部の裏にございます片淵橋から片淵1丁目の済生会病院手前までの延長700メートル、幅員8メートルとして事業中であり、平成19年度末までの進捗率は約53%でございます。  繰越額は、地方特定道路整備事業で1億10万円でございます。  繰越事由といたしましては、支障物件の移設に日時を要することにより、工事の着手がおくれたためでございます。  以上、街路事業費で5路線8事業、合計8億1,250万円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。  説明は以上でございます。 102 麻生 隆委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。  それでは、質疑を終結します。  討論に入ります前に、理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時21分=           =再開 午後1時25分= 103 麻生 隆委員長 それでは、委員会を再開いたします。  これより第137号議案「平成20年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」のうち、本委員会に付託されている部分に対する討論に入ります。何かご意見はありませんか。  それでは、討論を終結します。  これより採決いたします。  第137号議案「平成20年度長崎市一般会計補正予算(第4号)」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり可決することについてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 104 麻生 隆委員長 ご異議ないと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。  次会の委員会は、明日、当委員会室で午前10時から開会いたします。           =閉会 午後1時28分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成21年2月4日  建設水道委員長    麻生  隆
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