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ヒット) 1 =開会 午後0時30分=
野口達也委員長 ただいまから
議会運営委員会を開会いたします。
まず、
動議者である
野口三
孝議員より
説明をお願いいたします。
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野口三
孝議員 動議を出させていただいて、このような形で
議運を開催いただきましたことをまずもって
お礼を申し上げます。
私が
動議を出しました
趣旨は、本
会議場で
辞職勧告決議案が29対19という票数で
議決されました。これについて、副
議長のほうから
コメントがありましたけれ
ども、私はこの
コメントを聞いて愕然といたしました。と言いますのは、
市民及び
支持者に対して
陳謝の
言葉はあっておりますけれ
ども、
議会を混乱させたことについて、私は
議会に対して
陳謝の
言葉があってしかるべきであったろうと。
そして、いま
1つは、たしか
コメントの
結び部分であったかと記憶をしておりますけれ
ども、
結びであったか、初めであったかは別として、
議決されたことに対して残念でなりませんと、まるで
議決した
議会をべっ視するがごとき
発言がなされております。これは
本人の
立場と、あるいはそれぞれのお
考えの
立場で
表現はいろいろとあるかと思いますけれ
ども、このような
発言をお聞きしたときに、私は
反省の色は全くなく、むしろ
けつをまくったと。
表現が悪いけれ
ども、
けつをまくったというようにしか受け取れませんでした。
それで、今後、
議会運営等いろいろ
考えたときにも、私は
議運の
皆様方に
議会運営の円滑な
運び等について、
議長、今後、どういうふうにこの問題について
対応するのか。そして、
先ほど私は
議長室に呼ばれました折、申し添えておったのは、こういう重い
議決がなされたにもかかわらず、
一定の
議会ルールに基づいてのことでしょうけれ
ども、副
議長が自席にお着きになった。これは、私は本来、この
議決を重く見るとするならば、本
会議の
出席は遠慮すべきではないのかということも申し上げておりました。申し添えておきます。
そういったことで
議運の
皆様方に大変なご迷惑をおかけいたしますけれ
ども、今申し上げました気持ちでおりますので、
議運として今後の
議会等の
運営について、そしてまた今回の
決議について、それをどう
議会として受けとめるか
協議をいただきたいということが私の
動議の
趣旨でありますので、ご
理解をいただきたいと思います。
3
野口達也委員長 ただいまの
説明に対して、まず何か
質問があれば受けたいと思いますが、ございませんか。
4 毎
熊政直委員 会議規則上か、それとも他
都市での
先例、まず、
長崎市議会始まって以来の初めてのことでございますので、
長崎市議会としての
会議規則等々には
定めがないとは思いますけど、他
都市の
先例なり、こういう
辞職勧告決議をされた方が、その後の
議会に
出席をされているのか。それでまた、そういう
ルール、例えば
国会あたりでも
問責決議案あたりを可決された対象の
議員はその
国会に
出席できないとか、そういう
ルールというものは他
都市でも
前例がないのかどうか、
事務局にちょっと
お尋ねをいたしたいと思います。
委員長のほうで。
5
野口達也委員長 事務局、わかりますか。
6
宮田議事課長 今、毎熊委員おっしゃったように、
長崎市議会の
会議規則では明確な規定は一切ございません。それで、実は
国会とか
全国の
市議会の状況がどうかということで、実はもう
全国市議会議長会のほうの
法制担当とよく連絡を取り合っておりますけど、
見解を尋ねましたところ、この種の
決議案、こういうものが可決された場合は、その後の
議事には実態問題として
当該議員は参与、参画、
出席していないということで、それは何ら
会議規則上の
定めもないと、
国会先例も具体的にはないということだったんですけれ
ども、実態として離席する
ケースが多いのではないかという
見解が述べられております。
きょう、たまたま
議運を開いておりますけれ
ども、
法制担当の方はそういうことにつきましては、今、
野口議員から
発言がありましたけれ
ども、
議運でいろんなご
意見がありますでしょうけれ
ども、それを集約し、そのほうが望ましいという
結論が出れば、その後、
議長なりからそういう
勧告、お勧めですね、
該当議員に対しまして、そういう
勧告をされるのが適当かというような
コメントがございました。
7
野口達也委員長 それでは、ただいまの
野口三
孝議員の
動議に対して、各
会派の
意見をお聞きしたいと思います。
8
鶴田誠二委員 まず、
先ほどの
辞職勧告決議、29対19で、こういった
決議がなされたということについては非常にやっぱり重大な問題であるという認識であります。そういう
意味では、今回、冒頭、その
取り扱いに対する
動議が私
どもの
会派のほうから出ておりました。改めて副
議長がいわゆるこの
決議に対する
コメントというものが出されましたけれ
ども、この
コメントの
内容については、今、
野口議員のほうから示されたような
内容を率直に、やはり本当に
言葉の中には重く受けとめるという
表現はありましたけれ
ども、その
言葉の節々の中には、
言葉はちょっと悪いかもわかりませんが、まさに開き直り的な、そういう
感じがしました。
それともう
1つは、いわゆるこの
決議自体は法的に
拘束力を持つと言いますか、そういうものがないということについては十分認識しているわけでありますけれ
ども、ただ、きょうの森副
議長の
発言の中にも、いわゆる
公職選挙法には全く違反しないということを、きょうの
コメントだけじゃなくて、これまでも再三述べられてきていると思います。私は、あくまでも
公職選挙法で抵触するか否かについては、これまでの議論の中でも
司法の場の中でゆだねる問題であって、それを森副
議長みずからが雇った
弁護士、あるいは
相談をした
弁護士であったにしてもね、それをも決定づけるようなことでずっと
発言をされてきている。私はやっぱりこのことについてね、みずからがそういう決めつけをして、この問題について
決着を図ろうという
姿勢そのものについても非常に疑問を持っております。
そこで、森副
議長に、この
決議に対してどのような対処をするのかということについては、
先ほども言いましたように
法的拘束もないわけですから、それは道義的、あるいはそういう
責任に基づいて
判断していただきたいなと思いますが、ただ私は
最高責任者である
議長として、この
決議に対してどのような
判断をされて、そして今後、その
該当者である森副
議長に対していろんな
指導等も含めてなされていくのかということについて、やはり私は明らかにすべきじゃないかと。やはり
議会の、いわゆる29対19という、そういう
1つの数でもって
議決された
内容でありますから、そこら辺についての
見解をぜひお示しいただきたいなというふうに思います。
私はそれとあわせて、きょうのいわゆる
コメントで、そのまま、わっといったとすると、少なくともやっぱり
不信任というものが可決されたわけですから、今後の
議会運営がこのままではスムーズにいかないんじゃないかという懸念を持っております。ですから、そういう
意味では、この
決議そのものを重く受けとめて、
先ほど申し上げましたような、やはり
1つの
議長としての
判断、あるいは
指導、そういったものについての
見解をぜひいただければというふうに思います。
9
小森あきと副
委員長 それぞれの
見解があろうと思いますが、いわゆる
辞職勧告決議がなされたという事実については重く受けとめられているという
発言もあっております。したがいまして、この
発言に沿った形で、今後努められるということでありますので、その点についてはやはり
本人の
意思を尊重すべきであるというふうに思います。
また、今後の
対応については、やはりこれは
議会として、どうだこうだということよりも法律的にどうなのか、この辺の問題を整備していただいて、そちらの方向で整理をしていくということが私は適切だというふうに
考えますので、
議会でこの問題を今後の
対応としてどうするのかということについては検討することは適切でないというふうに
考えています。
10 毎
熊政直委員 私
どもの
会派の
意見は、
先ほどこの
動議の
発議者である
野口三
孝議員のほうから
説明があったとおりで、全くの同
趣旨でございます。
それと、やっぱり
先ほども申し述べましたように、
長崎市議会史上初めてのこのような重大な
辞職勧告決議だったわけです。そういう
事態を受けて、
議長がどのように
指導されているのか。そこを今回の
事態を受けて、どのような
指導をなさっているのか、また、今後の
議会運営に関してどのようなお
考えを持っておられるのか、そこを
お尋ねいたしたいと思います。
11 麻生
隆委員 私
どもは今回の一連の流れ、これは一
市民からの
公開質問状から始まりました。そういった形で本壇でもうちの
村田代表が言ってもらいましたけど、
議運の中でも
一定、
参考人を呼んでやろうということで、これ以上
論議できないという形で
決着がつきましたけど、今回、本
壇上でああいう形でなったことに対しては大変残念な思いはしておりますけど、あわせて副
議長におかれましては
議会に対する
おわびといいますか、そういったものが逆に抜けておったということについての指摘は大きく受けとめながら、また、ご
本人の
意思を尊重しながら、私は
判断してまいりたいと思っております。
また、今後はこういうことの
論議は
議会の中で行うべきではなくて、
一定この
議会の
考えはもう終わったんじゃないかと。別の形でちゃんと
司法の場にゆだねて、そういった問題が本当かどうかということをきちっと確認するということに移っていくのじゃないかと思っておりますので、私は副
議長の
意見を尊重したいと思っております。
12
中田 剛委員 我が党としても
辞職勧告決議案には賛成をいたしました。その
態度を明らかにしながら
見解を申し上げたいと思うんですが、まず、
一定の
議会ルールに基づいて
議決がなされて、そして副
議長から
見解が述べられたと。ここまでは
議会運営上、事実として
運営されたわけですね。その上に立って、どうするかということが問題の
1つの発端になっているというように思うんですね。そういう点で、これは私も
見解が述べられるときに、少し
感じたことですが、もし、
舌足らずとして
議会に対する
おわびと言いますか、ご迷惑かけたと言いますか、いずれにしても
議会論議に相当時間をとったことは間違いないわけで、そこに
お礼を申し上げるというのは、これは一般的な常識的なことだろうと思うんですね。ただ、それがあったかなかったの問題というのは、これは
舌足らずでなかったということであれば、ここでもいいし、
舌足らずだったら
舌足らずだったということを明確に述べて、気持の上で納得できれば、それで
結論が出ることじゃないかというように思っています。
それから、いま
1つ出された
議会決議に対しては不本意だったということの
意味だろうと思うんですが、これは
見解として
本人が述べられたことで、それを私たちがそういうものかというふうに受けとめられるか、あるいはひどいと受けとめるかは、それぞれ受けとめ方があると思います。しかし、その
発言が述べられた以上、それをひるがえって訂正しなさいという権限というのはありませんしね、こういう
意見が出たということで、
あと森副
議長がどういうふうに
考えられるか、その辺に
態度をゆだねたいというように思います。
あと、3点目ですが、最終的にこの
ケースの場合、議席に出られるのか出られないのか、今、
議事課長から
先例、あるいは法的な
考え方が
1つの案として示されましたけれ
ども、これもなかなか過去、
前例がないだけに難しいことだと思います。しかし、その辺はきょう述べられた
見解をもとにして森副
議長が具体的な
行動を起こすというのはこれからなんですから、その点については
議長等とも
相談されて、処理をしていくという形にされれば、私はそれでいいんじゃないかというように思います。
いずれにしても、そういう点を
見解として述べたいと思うんですが、流れとして
決議案が
議決をされ、
本人がそれに対して
コメントを出されたという時点から、
あとどうするかということになりますとね、私は今主張したようなこと以外に方法としてはとれないんじゃないかと。
議会運営の性格上ですね、そういうふうに思っています。だから、そういう点で我が党としては
見解を申し上げたいというように思っているところです。
13
福島満徳議員 今、
中田委員さんからもありました。私も率直に言って、副
議長の
コメントには、やっぱり
言葉足らずじゃなかったかなと
感じております。ただし、いろんなご
意見はあるかもしれませんが、否は否、
反省は
反省として、そういう
コメントを述べられましたから、その
言葉を尊重して、
あとは森副
議長の
行動態度を見守るということにしか私はならないんじゃないかと、そういうふうに思います。
14
野口達也委員長 今、各
会派のご
意見をお聞きしました。その中で、今後、
議長としてのどのような
判断をされるのかというご
質問もございました。もし、それに
回答があれば、
議長のほうから一言お願いします。
15 吉原
孝議長 私もきょう行われました
議決について重く受けとめたいと思っておりますけれ
ども、それと
議会が今後スムーズに
運営していくためにはどうしたらいいのかということについても、今後、副
議長のお
考えもお聞きしながら
相談をしてまいりたいと思っております。
ただ、
選挙という大きなハードルを越えて選ばれておりますので、その点もやはり尊重すべきじゃないかなと思っております。最終的には副
議長個人の問題でもありますので、その
あたり、副
議長からご
相談があれば私も真剣にご
相談に乗って、今後
対応してまいりたいと、今のところそう思っております。
16
野口達也委員長 あと、なお副
議長に対しては
言葉足らずの面があったんじゃないかということもありましたけれ
ども、副
議長から何かございますか。
17 森 幸雄副
議長 先ほど来、
野口三
孝議員初め、何名かの方から、私が
壇上においての
あいさつの中で、
市議会を軽視したような話であったということで、私は本当に
言葉足らずで申しわけなく思っております。本当に今回のことにつきまして、
市議会議員の
皆様に対して大変ご迷惑をおかけしましたことを
おわびの
あいさつもなく、申しわけありませんでした。心より
おわび申し上げます。
また、私はこれからも粛々と仕事に専念してまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
18
野口達也委員長 ただいま皆さんの
意見の中から、
議長の今後の
判断、
指導をどうするのかというご
意見もございました。それにおきましては、
議長のほうから今後においては森副
議長といろんな
意味で
相談をしながら
議会運営に努めていくという
回答がございました。一応そういう形でこの会をおさめたいと思いますが、よろしいでしょうか。
19
福島満徳議員 午前中の本
会議で私
どもの
重橋議員が
関連質問ということで手を挙げたわけですが、途中でやむなくというような
感じになったんですが、これは
議会事務局に
お尋ねですが、
関連質問というのは100%できないということなんですかね。
20
宮田議事課長 確かに
重橋議員にご迷惑をおかけしましたんですけれ
ども、実は昨日の
議運で、きょうの第20
号議案の
取り扱いについてご
協議をいただきました。その中で、
質疑、討論、
記名投票、そういう取り決めをしたわけなんですけれ
ども、
質疑につきましては、きのうの
議運の場では通常の
質疑ということで
事前通告ということまで申し合わせていなかったものですから、きのう夕刻、正副
委員長、
議長とで
協議いたしまして、おくればせながら、その後、
質疑をされた方にお願いをしまして、ぜひ
通告をお願いしますということで
通告制に準じる扱いをさせていただいたもんですから、あのような
取り扱いになったんですけれ
ども、きょうの場合には当然、昨日、私のほうで
自民長崎人の会に確認いたしましたけれ
ども、ないということだったものですから、そのように
判断させていただきましたけれ
ども、今後はその辺、適切に十分に意向をお伺いしたいというふうに
考えておりますので、ご
理解のほど、よろしくお願いします。
21
福島満徳議員 議事課長からの答弁で、よしとしたいんですが、やっぱりこういうことは大事なことですからね。ある
意味では
文書あたりできちんとしとかんと、後でやっぱりしこりが残りますから、ひとつよろしくお願いいたします。
22
野口達也委員長 それでは、これをもちまして
議会運営委員会を閉会いたします。
=閉会 午後0時54分=
上記のとおり
委員会会議録を調製し署名する。
平成19年12月5日
議会運営委員長 野口 達也
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