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平成30年 9月定例会−09月21日-05号

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  1. 下諏訪町議会 2018-09-21
    平成30年 9月定例会−09月21日-05号


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    平成30年 9月定例会−09月21日-05号平成30年 9月定例会            平成30年9月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第5日) 議員の席次並びに出欠   1番 林   元 夫  出          8番 金 井 敬 子  出   2番 岩 村 清 司  出          9番 中 村 光 良  出   3番 小 池 忠 弘  出         10番 河 西   猛  出   4番 森   安 夫  出         11番 藤 森 スマエ  出   5番 青 木 利 子  出         12番 宮 坂   徹  出   6番 中 村 奎 司  出         13番  欠   員   7番 田 嶋   彰  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   河 西 正 訓      庶務人事係長   永 田 陽 一   庶務議事係長   田 中 美 幸 説明のために出席した者   町長       青 木   悟      産業振興課長   河 西 喜 広   副町長      山 田 英 明      建設水道課長   小河原 武 美
      教育長      松 崎   泉      消防課長     北 澤 浩 司   総務課長     伊 藤 俊 幸      会計管理者兼会計課長                                  高 木 秀 幸   税務課長     高 橋 なおみ      教育こども課長  本 山 祥 弘   健康福祉課長   増 澤 功 生 本日の会議日程 平成30年9月21日(金)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について   1.追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.閉会に当たっての町長挨拶 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            開  議  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午後1時30分でございます。本日は、平成30年9月下諏訪町議会定例会第5日目、最終日であります。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は12人であります。よって、本会議は成立をいたしました。  ここで御報告をいたします。増澤住民環境課長から欠席の申し出があり、これを了承しましたので、御報告いたします。  ただいまから会議を開きます。 △<会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定> ○議長 日程第1、第2 会期日程の変更及び議案の取り扱いについて御報告いたします。  本定例会の会期中におきまして、追加議案3件、意見書案2件が提出されました。この取り扱い及び日程の変更について、議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果につきまして、議会運営委員長から御報告願います。金井敬子委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 金井敬子委員長。 ◎議会運営委員長(金井) 大変御苦労さまです。議会運営委員会から御報告申し上げます。本日、午前9時から議会運営委員会を開催し、議長の手元に提出されました追加議案3件、意見書案2件の取り扱い及び会期日程について協議をいたしました。その結果について御報告いたします。  追加議案3件、意見書案2件につきましては、それぞれ取り上げることといたしました。  議事日程につきましては、議事日程表に示されているとおりでございます。  初日に提案された全議案及び陳情の取り扱いの決定に続いて、意見書案の上程を行い、提案者から提案理由の説明を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  次に、総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査の決定をお願いいたします。  続いて、追加議案の上程、説明、質疑を行い、所管と目される委員会に付託いたします。そこで本会議を一旦休憩し、直ちに常任委員会を開き、議案の審査をお願いいたします。委員会が終了した時点で本会議を再開し、委員長から審査報告を願い、それに対する質疑、討論を経て採決を行い、9月定例会の全日程を終了することにいたしました。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告申し上げましたので、よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました、日程及び議案の取り扱いについて、質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、日程及び議案の取り扱いについては、委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議ないものと認めます。よって、日程及び議案の取り扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定いたしました。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。森 安夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 森委員長。 ◎総務経済常任委員長(森) 総務経済常任委員会より報告させていただきます。  議案第54号 下諏訪町結婚新生活支援施設設置条例の制定について  議案第56号 平成30年度下諏訪町一般会計補正予算(第2号)  議案第58号 平成30年度下諏訪町駐車場事業特別会計補正予算(第1号)  議案第60号 平成30年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、平成30年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  審査の内容について報告します。  議案第54号 下諏訪町結婚新生活支援施設設置条例の制定については、星が丘労災リハビリテーションセンター跡地職員宿舎アパート4戸について、リノベーションツアーによる改装や町の施工による改修工事などの整備が完了見込みとなり、結婚生活支援施設として今年度中に供用を開始するため、結婚新生活支援施設の設置について必要な事項を定める条例を制定するものです。  質疑では、施設の外観、周辺は暗い感じがするがとの意見に、現状を基本とするものとの回答がありました。条例に伴う規則から入居期間は1年から5年だが、1年以内に退去しても特にペナルティーは考えていない。家賃は前払いで、月の途中退去の場合は日割りで返金する。礼金、敷金は資金支援住宅なので徴収しない。共益費には階段の電気費用、駐車場の管理費などが含まれる。駐車場は1戸当たり2台で、それ以上は追加料金となる。光熱費などは自己負担となる等の質疑がありました。  討論では、3万5,000円と格安で、移住定住につながると思う。事業の成功を願って賛成との賛成討論がありました。  採決は挙手全員で原案どおり可決いたしました。  次に、議案第56号 平成30年度下諏訪町一般会計補正予算(第2号)です。歳入歳出それぞれ5,941万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ80億8,383万6,000円とするものです。総務経済常任委員会にかかわる部分について、審査の概要を審査順に報告いたします。  産業振興課の質疑では、観光費の委託料需用費について、日本遺産認定により共通のロゴマーク、標章などをつくると思うがとの問いに、県の協議会が立ち上がっているので検討されており、12月末までには完成すると思われる。今予算と日本遺産認定による補助金の関係は、町の認定史跡は町が管理し、町内外に発信していく必要がある。必要部分を予算化した。工事請負は大阪府高槻市のブロック塀倒壊事故を受け点検の結果、食祭館の御柱モニュメントはシロアリの被害を受けている。駅前の御柱はコーティング処理や鉄くいが入っており、倒壊の危険はない等の質疑がありました。  税務課の質疑では、報償金400万円は年末まで2,000万円の寄附を見込み、年間の報償費を既に計上してある200万円に上乗せし、合計600万円とするものとの質疑がありました。  総務課関係の質疑はございませんでした。  討論では、星降る中部高地の縄文世界日本遺産を受け、さらなる観光の発展に期待できる。看板などは統一性を持たせてほしい。大型看板やブロック塀の改修など、住民の安心・安全のまちづくりに大切な補正予算。ふるさと納税報償費は適正な補正であり、ふるさと基金の有効活用をしてほしいなどとの賛成討論があり、挙手全員で可決されました。  議案第58号 平成30年度下諏訪町駐車場事業特別会計補正予算(第1号)の質疑では、西側のブロック塀も老朽化しているが、一緒にやるべきとの意見には、危険度が高いところから順次実施する。駐車場全体整備の中で検討していきたい。個人のブロック塀もあり、話し合いながら進める。改修内容は、H鋼と平鋼を2段で固定するとの説明に、外観上どうかという質問がありましたが、安全第一に進める。見た目については業者と相談しながら可能な範囲で進めたいとの見解が示されました。  討論はなく、挙手全員で可決されました。  次に、議案第60号 平成30年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)です。承知川の河川改修に伴い、下水道管の移設設計費を県から補助金を受け、資本的収入及び支出の予定額を補正するものです。  質疑では、町の下水道事業は課税売り上げ割合が95%、かつ課税売上高が5億円以下であり、消費税分は保障されないため、資本的収入600万円に対して支出は税込みで648万円になるとの説明がありました。  討論はなく、挙手全員で原案どおり可決いたしました。  以上、総務経済常任委員会からの報告とします。 ○議長 次に、生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。青木利子常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 青木委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは、生活文教常任委員会より報告いたします。  議案第55号 下諏訪町複合福祉施設設置条例の一部を改正する条例について  議案第56号 平成30年度下諏訪町一般会計補正予算(第2号)  議案第57号 平成30年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議案第59号 平成30年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)  本委員会は、平成30年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により御報告いたします。それでは、それぞれの議案の審査内容について御報告いたします。  議案第55号 下諏訪町複合福祉施設設置条例の一部を改正する条例について。この条例は、地域活動支援センター独居老人等住宅の複合施設として平成10年に制定し事業を実施してきましたが、土地・建物賃貸契約期間の満了となる平成30年9月30日を機に町で取得し、現状と今後の活用を考慮する中で一部改正するものです。  改正内容は、これまで独居老人等の住宅として供用していた2階部分の使用を取りやめ、1階を含め建物全体を障がい者等日常生活または社会生活を営むための支援施設として使用するとともに、下諏訪町地域活動支援センター設置条例に改めるものです。  質疑では、生活困窮者にとっては唯一の町公共住宅で、よりどころになっていることに対して、20年の賃貸契約が満了になったこのタイミングで町として土地・建物を取得したい。2階で使い勝手が悪いことや、今まで入居されていた方が体調不良やケアハウスに入所等で入所者がいないこと、また1階部分を引き続き地域支援センターとして継続運営し、2階部分も障がい者用として利用していきたい。  今後については、利用者がいなくなったものの住宅にお困りの人がいないわけではない。開設当初の独居老人のための住宅施策については、平成10年はまだ介護保険制度が確立していなかったが、現在は制度が充実し、町も含め社協やまいさぽを通して相談支援を行っている。今後の空室になった2階の利用は、災害ボランティアセンターの倉庫や災害時の避難場所等としても活用が考えられる。  討論では、この条例改正は反対。今後の独居老人の施策をどうするか、買った後どうするか、不都合なところをどう解消するかについては、今後の中で考えられる。今、条例改正することは、当初の目的や条件の変化はあってもニーズはないとは言えない。高齢者がアパートを借りられないケース、弱者にとってよい状況と言えない中、唯一の救いになっている独居老人の住宅を廃止するということは、代替案のないままでは福祉の後退であり、住民の理解を得られるものではない。弱者にどう寄り添うかといった福祉の原点から考えても、住居施策、福祉施策を後退させるべきではない。説明をいただいたが、改正の理由とはなっていないと思う。新たな使用目的があるわけではなく、災害時に使えないわけでもないとなると、条例を残しておいたほうが、より広く住民ニーズに応えることができると思う。このタイミングでの改正の必要はないと考える。  賛成として、今議案の背景には施設の共有化があると考えている。1階の部分の地域活動支援センターの恒久的継続を目指すとしていて理解できる。2階の部分の目的については切り離して考えてよいのではと思う。現状の継続にこだわるのではなく、施設設備や金銭的援助とか新たな目線で検討を始める機会としていくことを期待。今改正しなければならない必然性は乏しいところがあると思うが、取得して新たな展開のスタートとしての方向性を示していただく中で賛成。  以上の討論があり、委員長採決で原案どおり可決しました。  議案第56号 平成30年度下諏訪町一般会計補正予算(第2号)。  健康福祉課については、社会福祉総務費使用料及び賃借料282万円の減額は、現在、建物を借り上げて地域活動支援センターとして運営していますが、建物と土地を購入して運営を継続するため、建物の借上料が不用額となることからの減額。障害者福祉費、公有財産費、購入費の3,408万円は、地域活動支援センターの運営を継続する必要性を考慮し、土地・建物を取得するための購入費です。  住民環境課については、総務費委託料移動販売事業委託料805万3,000円は、イオンリテールへの委託料。主な内訳は販売車両の改造費及び諸経費を含む車両購入費として500万円、販売員2名の半年分の人件費として234万円、その他としてガソリン代と雑費で、購入車は軽トラックです。テスト販売からの改善点は、販売場所を13カ所にふやすが、車1台では週2回が限界。車の使用は2輪駆動から4輪駆動にし、冷蔵庫を取りつけ、スピーカーのオルゴールの音が聞き取りにくいことに対しては、回る箇所を細かくして案内する。また、ドライブレコーダーを搭載し、ラッピングを3面にふやし、多くの住民の皆さんに販売車が来たことを知らせる。テスト販売の売り上げは1カ所、五、六万円で、イオンさんの利益状況は伺っていないが、町民にはジャスコとして信頼感がある。  教育こども課では、基金活用事業積立金24万円は、未来寄附金1件10万円と、ふるさとまちづくり寄附金3件14万円を合わせて、こども未来基金に積み立てるものです。年度末におけるこども未来基金の残高は157万…、の見込みです。  討論では、健康福祉課については、福祉施設の購入だが、今後の施設の取り扱いについては問題もあるが、購入についてはここでけりをつけるということ。反省点として、施設購入費については十分精査していただきたい。  先ほどの未来基金の残高ですが、失礼しました、1,575万4,127円の見込みです。  続いて、住民環境課では、大きな予算計上の移動販売事業であるが、買い物弱者にとってありがたい。5月、6月の試行期間を経て、一部改善されるということではあるが、間を置かず10月末を待たずになるべく早くお願いしたい。今後も一層住民の要望に沿った運営をお願いしたい。また、イオンリテールの地域貢献と考えての対応である。  教育こども課については、未来基金はありがたい内容である。病気療養にかかわる職員の代替の賃金でもあるが、本人の病気で担当課としてはしばらく大変であるが、一日も早い復職を願い賛成。  よって、挙手全員で可決しました。  続いて、議案第57号 平成30年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてです。一般管理費委託料27万円は、国保広域化に伴うシステム改修費です。また、償還金、償還金利子及び割引料の2,844万5,000円は、平成29年度における療養給付費等交付金精算返納金及び国庫支出金精算返納金であり、療養給付費等交付金精算返納金は、社会保険診療報酬支払基金に、国庫支出金精算返納金は国にそれぞれ精算返納するものです。  補正後の前年度繰越金の残高はゼロ円。財政調整基金の残高は3,257万2,064円です。今年度について2,844万5,000円の要因として、インフルエンザの流行が過ぎた後から年度末にかけての保険給付費に差額が生じたと理解している。平成28年度医療費を参考に国から交付されているが、かなり多目に来ていたことからの差額であった。平成30年度広域化になるため、今回の補正が最後になる。  討論では、補正については賛成。挙手全員で可決しました。  続いて、議案第59号 平成30年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)。総務費寄附金施設費寄附金6万円は、3人の方からいただいた寄附金で、特別養護老人ホーム事業特別会計に繰り入れる。施設管理費積立金は、寄附を賜った6万円を特別養護老人ホーム福祉施設基金に積み立てます。同基金の残高は485万5,233円です。  質疑、討論なしで、挙手全員で可決しました。  以上、生活文教常任委員会からの報告といたします。 ○議長 次に、一般会計決算審査特別委員会の審査報告をお願いいたします。中村光良委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 中村委員長。 ◎一般会計決算審査特別委員長(中村光) それでは、一般会計決算審査特別委員会より御報告します。  議案第61号 平成29年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて
     本委員会は、平成30年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告します。  予算現額81億2,653万5,000円に対し、収入済額は79億188万6,378円、収入率は97.2%です。調定額は80億1,437万8,917円で、収入未済額9,880万769円、不納欠損額1,369万1,770円です。一方、予算現額に対し、支出済額は75億4,095万6,267円で、執行率は92.8%。6事業での繰越明許費等、翌年度繰越額は1億4,701万6,000円、不用額は4億3,856万2,733円となっています。歳入歳出差引残額は3億6,093万111円です。  審査の内容について触れさせていただきます。全10課について丁寧に審査をしていただきました。長時間の審査となりましたので、質疑に対する答弁を重点に抜粋してお知らせいたします。  まず、住民環境課。歳入で、ごみ袋が有料化されているが、要は重さである。ごみ袋の容量を有効的に活用すれば袋の使用枚数は節約できる。  国庫補助金個人番号カード交付事業費補助金は、全国市町村が委託している先での交付実務の分を人口割で交付されてくる。あくまでもこの交付実務分に使途が限定されている。広報や啓蒙活動は含まれない。町は相談サービスとして写真を撮っている。マイナンバーは有効性が上がる方向である。  和田トンネル有料道路割引券利用者負担金では、29年度は普通車2,075台、軽自動車1,122台で減少した。通勤・通学等の援助が目的で、時間が限定されている。諏訪方面へ通う人が多いようだ。  資源物売却料で、ストックヤードでの剪定木について、まきにできるものは有料だが、チップは無料としている。土壌改良剤や牛ふんで堆肥化しているが、有料化するほど良質にならない。  歳出で、補助金で、消費者の会は会員数78名で減少傾向にある。あざみ号の利用者は前年比791人増であった。ダイヤ改正後、30年度は2割増を見込む。  不法投棄監視連絡員は2名で、週2回監視を行った。不法投棄の状況は横ばいと判断されている。衛生自治会連合会では、月例の紙収集は廃止したが、地区ごみ収集場所の管理はお願いしている。資源物収集委託は町内500カ所を津村商事に委託している。金額は見積もりを出させて適正に判断している。町内では同社1社しかなく、諏訪湖のヒシの始末など、他の面でも協力いただいている。  法律相談、弁護士謝礼では、月1回、諏訪弁護士会にお願いしている。弁護士への紹介が目的であり、以降の進展は依頼者の意向による。30年度からは、なんでも相談室がスタートして利用は多い。  次に、健康福祉課では、歳入、老人保護措置徴収金は3施設4人分で、入所者から納められる分である。  高浜温泉センターゆたん歩°の利用者は増加し、4万6,716人、利用料は1,290万5,100円。高齢者が半分程度。子育て応援カードの利用者も1,500人ほどいた。同センターでの物品販売収入は8万3,400円で、タオル、バスタオル、かみそりなど。  歳出で、社会福祉協議会補助金は、約1,700万円。老福センターの人件費等であり、介護事業の補助金とか業務委託料は別にある。社会福祉協議会の29年度予算は約2億1,300万円。  福祉タクシーは申請率57.5%、利用率73.1%。79歳以上でも不要な人もいる。利用率は実態ではないか。  シルバー人材センターは、下諏訪244人、岡谷227人、計471人。7割が70歳以上である。仕事不適合等で退会者もあり、減少傾向にある。需要の拡大への努力を続けている。  家族介護用品給付金の紙おむつ、尿マットは、在宅の要介護4・5段階が対象である。段階が低い人で紙おむつを使用している人は医療費控除が受けられる可能性があるので、相談するとよい。  老人福祉センターは山王閣閉鎖の影響でグループ活動などがふえ、開館日は355日、職員の出勤日数もふえた。負担増に対しては、町から補助金で対応した。  次に、税務課です。歳入。町たばこ税は約9,882万円で、前年比8.3%の減であった。  個人町民税の税収が伸びた理由は、1人の方の大口納税によるものだった。県民税徴収取扱委託金は、県民税を町が代行徴収したものである。  ふるさとまちづくり寄附金の返礼品に関して、30%以下のガイドラインに対し、高額返礼品の外国製オルゴールが含まれていたので、これを削除した。過去に一度だけ1,000万円の寄附に使われた。  歳出では、固定資産税課税基準基礎資料整備委託料は、3年に一度の評価がえに対応するもの。県地方税滞納整理機構負担金では、5件855万円を依頼した。差し押さえ2件で、68万8,000円の収納を得た。町税滞納者については、給与や預金の有無を照会するなどして収納を図る。資料では、法人町民税について対前年比大口3社で1,400万円の減があり、最終的に全体で1,000万円の減となった。為替相場の変動や前年度からの業績推移状況で波があるようだ。  不納欠損では、倒産、破産について裁判所の審理結果が出た段階で判断されるもので、現年度の破産ではない。現年度の不納欠損では、1社で約7割を占めていた。  教育こども課に行きます。歳入で、保育料の納入未済約469万円のうち、大半は28年度以前の滞納繰越分で、29年度は4万6,750円で、収納率は99.96%となっている。  教職員住宅使用料は、単身用が月額2万800円、世帯用は月額4万800円。  学童クラブ登録者は、平成27年度より受け入れ始めた5・6年生で南北両小学校で27年度6名、28年度25名、29年度38名、累計利用者数は28年度248人、29年度258人だった。料金は所得により月額最高3,000円から減免の無料まで。  保育料の多子世帯減免は、国では同時2人の2人目が半額。3人の場合、2人目半額、3人目は無料。また県補助金では、第3子以降は3歳以上児が無料、3歳未満児が半額となっている。  教育総務寄附金48万円は、塩尻鉄工株式会社様からで、社長さんが子供が好きで、例年各地の学校に御寄附を続けられているとのこと。  歳出で、図書館の図書購入費は約600万円で、3,663冊。DVD、CDが約120万円で、183点を購入。それと、6市町村の他館からも借り入れている。図書館ネットワークシステムを更新し、6市町村間での在庫情報が即時に得られるようになった。  今井邦子文学館では、年間利用者数3,194人で、前年比268人の増。シルバーから1名を委託。  埋蔵文化財センターでは、説明員として学芸員を含め臨機応変に対応している。  児童手当は少子化で減少し、29年度は2万5,838件で、月平均2,150件だった。  教職員用コンピューターは、教室に112台、図書館に5台が設置されている。  小学校就学援助は、28年度101人、29年度89人。特別支援教育就学奨励費は、28年度15人に対し、29年度は21人となった。  中間教室の教育相談員賃金は、1名分。文化センター業務委託料は、大ホール業務を中心に常駐1名、合わせてイベント時の補助員も含む。  財産で、武藤工業様から御寄附いただいた七曜星社蔵の土地・建物を追加した。  総務課では、歳入で、社会保障・税番号制度システム整備費補助金について、26年度から29年度までの4年間で、歳入で4,058万7,000円、歳出で4,587万6,000円となっている。  コミュニティ事業助成金では、毎年、各区自主防災会から申請を募って、町が一括して全国自治総合センターに提出する。ここで採択から漏れたものが県市町村振興センターに回されて採択される。  歳出では、職員研修では、29年度は女性職員が6日間の日程でアメリカの研修に参加した。  婚活プロジェクトでは、40歳代の希望者もあるので、幅広く計画を立て展開している。  避難時看板作成設置工事費で、29年度はゆたん歩°、おんばしら館、2小学校、2中学校、計6カ所に設置。  防災行政無線は、山王閣の解体に伴い、旧第一保育園に移設した。  情報管理費で、コンピューターにかかる委託料2,700万円は、全部署、全業務で全面的な保守が必要である。  財産管理費、一般経費事務機器借上料は、役場交換室が主である。  資料で、職員提案が減ったことに触れ、小さな改善や未提出で実施されていることなども提出していただけるよう、意識改革に努める。  産業振興課では、歳出、諏訪高等職業訓練校では、29年度、配管に11人受講で、7人が終了。パソコンでは、15人が受講して、13人が終了した。  農業振興費、営農指導事業では、赤砂崎果樹園で小学生にオトメリンゴの摘果や収穫を指導した。  鳥獣被害防止電気柵等設置事業では、農業者8人で2,505メートル、個人で6人、585メートルを実施した。  仕事創生拠点施設整備で、ホシスメバの本館部分の耐震診断、設計監理委託、柱2本の補強工事を実施した。おんばしら館の入場者数は、28年度、2万4,188人に対し、29年度は1万6,197人と減少した。  町有林整備事業の作業員賃金は、林道の支障木処理、草刈り、間伐にかかるもの。  移住定住促進事業での不用額は、移住希望者への住宅支援や結婚生活を迎える人の支援の利用者が期待どおりに出てこなかったことによる。基金で、移住定住促進基金は、補助金用であったもので、取りやめた。  建設水道課では、歳入、交通安全対策特別交付金は、県の基準に現況や事故の発生状況を勘案して決められる。  公共物占用料は、16件で3年更新。町道を担っていない赤線の占用料。面積等で金額が設定される。  赤砂崎公園使用料は、29年度89件、5万9,500円。少年野球やサッカーで利用件数は前年比3倍を超えたが、減免対象が多く、使用料の増額に結びついていないが、多くの方に利用いただいている。  防災安全社会資本整備交付金は、赤砂崎公園整備で、前年比減少しているが、29年度の場合は町の要望額に対する内示額や調整率による。ちなみに30年度は要望に100%の内示を受けている。  都市計画費補助金の耐震診断は、13件で、耐震改修が10件あった。  諏訪湖人工なぎさ維持管理費は、諏訪市境から砥川河口までのジョギングロードより湖水側のなぎさと芝生管理は県負担となる。  都市計画総務寄附金は、下諏訪桜いっぱいにする会様から御寄附をいただいた。  歳出で、諏訪交通安全協会下諏訪支部活動補助金については、企業からの賛助金等もある。新規事業がふえれば補助金もふやすことになる。  交通安全施設整備工事では、町で手がけられるものが限られている。ミラー、注意看板、白線など。  土木総務費、備品購入費では、国・県からの図面等を印刷していた古いタイプのトナー式のプリンターがリース切れとなったので、新機種を購入した。  道路維持費、古川ポンプ保守委託料は、四王のアンダーパスの保守をお願いしている。  橋梁点検委託料は、86橋を順次5年に1回の点検を実施しており、29年度は44橋を委託した。4段階の評価で結果が示され、それに沿って保守、改修の計画を立てる。  いずみ湖マレットゴルフ場の29年度利用者は7,038人で、前年比224人の減。秋の休日に悪天候が多かったことが要因と考える。  消防課では、歳入、雑入、販売機設置料に関連して、その電気料については、同じく雑入、光熱水費負担分に入っている。  歳出で、消防団員出動賃金について、火災、災害等の1回当たり800円の出動が117人。警戒その他1回600円の出動が2,677人。合計2,794人だった。  団員等福祉共済金では、公務災害補償共済とは違って公務外も補償の対象となっており、年間で二、三件の活用がある。  消防団員応援事業のポイントカードでは、ポイントの個人使用は少なく、男性団員は分団の中で合算して分団行事などに使っているようだ。よい事業なので、団員の要望を聞きながら、さらに展開を図りたい。  消火栓については、地上式63基、地下式369基、計432基となっている。新たな要望も2件ほど受けており、東西赤砂地域では住宅がふえているので増設の検討を進めていきたい。  資料の救急統計で、交通事故、自損行為がふえた。交通事故は全県的に増加傾向にあり、特に高齢者の事故が多い。自損行為については、精神疾患に起因するものなどがあり、特段ふえているとは言えない。なお、この統計は下諏訪消防署の出動件数で、活動範囲は下諏訪町内に限らない。  会計課では、歳出で、会計管理費、一般経費、手数料について、窓口収納をお願いしている指定金融機関及び収納代理店に件数に応じて支払うものである。ゆうちょ銀行では、信越管内は無料。管外及びその他銀行は1件当たり30円。庁舎1階の八十二銀行窓口については、1人分で税込み216万円を支払っている。  説明資料にある一時借入金について、年度末の決済で、3月31日までの収入予測が難しく、二十四、五日にならないと不足の実情がわからないので、指定金融機関から一時借り入れしている等々、各課からの答弁がありました。  関係10課での討論では、全て賛成の立場での討論として述べられました。  住民環境課。駅東リサイクルステーションは、町民に24時間利用可能な事業であるが、収集量がふえ、ルールが守られず、費用が増大しているのは課題。全てが業者委託となった生ごみ減容リサイクル事業は、におい等の課題はなくなっており、参加者拡大を進め、町全体でのごみ減量化を推進してほしい。衛生自治会連合会には、引き続き地区収集の管理をお願いしており、感謝している。  マイナンバー制度は国の制度であるが、システム整備に多額の費用がかかっていること、個人情報保護などの点から、この制度そのものに反対の立場で注視していきたい。  あざみ号は交通弱者の皆さんへの足の確保として大変喜ばれている事業である。ワゴン車2台の導入でさらに充実し、当年度での多面的な事業内容検討の結果、30年度ではダイヤ改正、フリー乗降により利用者が2割増と聞いており、より弱者に寄り添った事業となるようお願いする。あざみ号の見直しでは、職員が乗降し、町民の声を取り入れた運用で、利便性向上に期待している。  健康福祉課では、複合福祉施設では、20年間の契約で賃借料月額50万円から47万円は高いなと思っていたが、ここで契約終了し、土地・建物購入の方向性が見えてきている。障がいを持つ皆さんの作業所としてさらなる充実を進めてほしいと思う。  ゆたん歩°事業では、健康増進が進み介護予防効果も期待できる。福祉タクシー等助成では、入浴券と選択肢が広まったことを評価したい。  シルバー人材センターでは、役員を含めて企業回りをして仕事を見つけるなど、努力されている。  税務課では、町民税で景気好調と株式譲渡所得が多かったことの納税額で、2,000万円の税収増は大きかった。また、不納欠損の前年比234%増は倒産企業の分で、この分が大きかった。収納率については前年と同じであったが、さらに収納率向上に向け、なお一層頑張っていただきたい。  歳入で、個人住民税と収納率の上昇傾向が数字に出ているが、収納については引き続き住民に寄り添った徴収対応をお願いしたい。  教育こども課では、保育園での保育料の収入未済が減ってきており、努力の跡がうかがえるが、回収に向けてさらに一層の尽力をいただきたい。  埋蔵文化財センター改装工事等が行われ、星ヶ塔ミュージアムとしてのスタートで、体験講座を拡大し、入館者の増が期待できる。  図書館情報ネットワークシステムの改修で、利用者のリクエストに素早く対応できるようになり、利用者がふえることを期待する。  総務課では、防災で多面的に事業が展開され、防災力の向上を図っていただいた。引き続き町職員の心と体の健康に心配してほしい。必要な職員数の確保と適正な職場配置、仕事の体制を見直すことも必要ではないかと考える。  民公協働推進事業に手を挙げる団体がふえるような支援をお願いし、民公協働の効果的推進を図って、PRや工夫に努めていただきたい。今回も町民講演会の企画及び講師がよかったと評価している。  産業振興課では、おんばしら館の入館料209万円減については、職員の努力はあるものの、春宮、万治の石仏へ来た観光客が立ち寄らないというもったいない状況がある。春宮前の空き地活用への話が聞こえており、大いに期待しているところである。  移住定住推進事業では、mee mee centerの利用が順調に進み、地域おこし協力隊の活動が顕著で、多彩な事業発展につながり、成果が見えている。  建設水道課では、赤砂崎防災公園整備では、国の補助金や交付税措置のある起債の活用で大半の工事が終了し、右岸側の工事に着手し、全体計画の終盤に向かっている。赤砂崎防災公園整備の中で、子供たちの要望に応え、バスケットゴール施設や周辺の路面を整備し、多くの利用者の評価の声が聞かれている。  耐震診断の結果を受け、改修工事も10件あったことは、防災意識の向上からきているものと思う。  道路整備、道路補修では、町民の要望への取り組みを推進し、よりよい道路環境づくりを願う。  消防課では、消火栓整備で地上式63基、地下式369基となっており、次年度でも新住宅地への2基の新設要望に対応予定とのこと。全町的に使いやすい状況に向かっている。  大きな災害への対策については、広域消防と消防団との関係が見えるような体制づくりをお願いする。  会計課では、3月31日、年度末での資金運用で、ぎりぎりまで金額予想が難しい中で、一時借り入れなど適切な対応が図られおり、苦労の状況が理解できた。  総括的討論として、歳入では、歳入の根幹をなす町税収入が対前年比0.3%ふえ、ふるさとまちづくり寄附金、あるいは株式等譲渡所得交付金も増額となった。繰入金については、温泉事業特別会計から予定どおりの返済繰り入れがなされた。一方、町債は大型事業債が減り、1億8,000万円強の減となった。地方交付税や県支出金は人口などで減り、国庫支出金も大幅に減った結果、自主財源比率は大幅に改善されている。  歳出では、儀象堂の整備工事や南小・町庁舎改修に伴う公債費がふえたが、一方、旧清掃センター解体工事終了、北小・社中の改修工事が終了したことにより、歳出全体としては減少した。決算剰余金については、基金への積み立てもされ、人口減少等、厳しい社会情勢の中、将来を見据えた財政運営にも好感が持てるところである。  29年度予算は基本方針として、高齢者・障がい者にやさしい町、安心して産み、育てることのできる町、安心・安全、防災意識日本一の町、活力ある産業振興と若者支援の町、健康長寿、スポーツの町、観光客にも魅力ある町であった。各課それぞれ住民に寄り添い、期待に応えていただけた29年度であったと思う。それぞれの事業が基本方針に合致したか、検証をお願いしたい。  職員の皆さんにおかれては、大変な日常業務の中、クラウドファンディングなどに代表されるような改善工夫が各所でなされている。職員の皆さんの御努力に感謝する。今後もスピード感を持って、さらに住民目線で具体的な事業を展開していただきたいと思う等々、賛成の討論がありました。  採決では、挙手全員で認定しました。  以上、一般会計決算審査特別委員会からの報告です。 ○議長 御苦労さまでした。次に、特別会計決算審査特別委員会の審査報告をお願いいたします。河西 猛委員長、登壇の上、御報告願います。
    ○議長 河西 猛委員長。 ◎特別会計決算審査特別委員長(河西) それでは、特別会計決算審査特別委員会より報告をいたします。  議案第62号 平成29年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第63号 平成29年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第64号 平成29年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第65号 平成29年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第66号 平成29年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第67号 平成29年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第68号 平成29年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第69号 平成29年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについて  議案第70号 平成29年度下諏訪町下水道事業会計決算の認定を求めることについて  本委員会は、平成30年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告をいたします。  それでは、議案第62号 平成29年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。予算現額では25億7,569万9,000円で、前年度と比較して0.5%の減となりました。歳入決算額は24億9,893万4,408円で、予算現額に対する割合は97.0%でした。歳出決算額は24億8,477万2,931円で、予算現額に対する割合は96.5%でした。  平成29年度の国保会計につきましては、平成28年度までの6年間改定しておりませんでしたが、税額は低く医療費は高い状況の中で、国保税基金残高、繰越金、保険給付費等、全てにおいて大変厳しい状況となり、平成28年度の歳入歳出の不足分、約4,800万円の解消を目指して、平均約15%の税率改定をいたしました。税収額につきましては1,344万9,050円にとどまりました。  歳出の保険給付は15億5,528万円で、前年度比に対して263万円、0.2%の増となっております。平成28年度に初めて一般会計からの法定外繰入金3,000万円を実施し、平成29年度においても継続して一般会計からの法定外繰入金3,000万円を実施いたしました。保険税全体の収納率は86.33%で、前年度を0.23ポイント上回りました。課や係を越えて日常的に連携をとり、効果的な手法を用いて滞納整理を続けてきた効果によるものです。  質疑では、15%税率改定で実質1,344万円ほどの増収にとどまった。退職分は28年度で制度が終わり、今いる方たちだけで後は減ることとなるが、社保への移行に関しては、国からの情報提供の時期と予算編成の時期とかみ合わなかったというのが実情。税率改定については、当初、町では17%で協議会へ諮問したが、結果、答申は15%となった。その2%については法定外で見るといった手だてもしている。この差については時期のずれがあるにしても、国からの情報と予算編成時期がかみ合っていなかったものと思う。  特定健診については、129人の増。まだまだであるが、頑張っている。県平均、約45%。町が41%。この2年間ぐらいで2%ずつ町は上昇している。現時点で29年度の数字は未確定であるが、昨年と比べると3%近く上がっている。健康ポイントの影響が大きいのかと思う。職員の方もレガッタでの血管年齢の計測も行ったといった質疑があり、討論では、平均15%の国保税引き上げをなされ、被保険者には高齢者、低所得者が多い中での負担増が事実。税率アップの前段から反対の声が大きい。低所得者に配慮がなされたとはいえ、通知を受け驚いたということも事実。2割・5割・7割といった軽減を受けている方が被保険者の半数以上いるという制度自体の成り立ちに不都合があるという問題がある。後期高齢者社会保険への移行の増となれば、ますます被保険者には経済的に苦しい方が残ってしまう状況に拍車がかかる。実際に1,400万円ほどの税収増にとどまったということで、単年度決算では黒字であるが、厳しい被保険者の負担の上に成り立った決算であり、値上げは避けてほしかったという思いも含め反対。  今年度は黒字で幕引きができた。税率平均15%のアップだったが、2割・5割・7割の軽減を受けている方が50%以上であり、それは逆に言えば軽減を受けなかった方の負担で賄っており、バランスはとれている形の15%値上げになったというところもあろうかと思う。30年度から広域移行され、7年かけての激変緩和も健康増進策で41.3%に特定健診も上がってきている。医療費の傾向も入院から通院に変わりつつある。方向性として医療費削減の形も見えてこようとしている。医療費削減のための健康増進への努力、推進を行っていただきながら、安定した国保運営にしていく形に持っていっていただく中で、29年度決算についてはまずまずの結果だったと理解との討論がありました。  採決では、可否同数。委員長採決により賛成多数、本案は原案どおり認定いたしました。  続きまして、議案第63号 平成29年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。駐車場特別会計の決算については、収入済額は651万2,212円になり、前年度との比較では、使用料及び手数料は47万855円の減、財産収入は8,231円の減、繰越金は118万1,471円の減、諸収入は1万2,750円の増、収入済額ベースでは164万7,801円の減となりました。  歳入の主なものとして、駐車場使用料は520万8,930円で、この中には定期利用者の駐車場代276万6,500円が含まれており、繰越金の118万3,623円は前年度からの繰越金です。  歳出の主なものとして、駐車場の管理委託料、地域開発公社へ184万8,649円、管理補助委託として、シルバー人材センターに93万7,176円を合わせて、278万5,825円となります。使用料及び賃借料の駐車場用地借上料は、御湖鶴の第2駐車場に260万7,700円となります。実質収入は84万407円となります。また、駐車場基金は、年度末基金残高は1,134万8,856円となり、駐車場使用料の状況は前年度比47万855円の減となっております。定期利用者の減が主な理由となっております。  質疑では、使用料が減で定期利用者の減との理由であるが、他の駐車場へ移ったのかとの質問に対して、御湖鶴横を借りている金額と利用料ではペイになっているのか、定期が減となると改定のバランスについてはどうかについては、定期利用者の減の理由は、以前は地元の企業の派遣社員の方の利用がなくなった。自宅近くの小規模駐車場、空き家等を壊し駐車場となり、そちらに移る方があり、影響している。周辺の駐車場料金が、かねがね約4,000円から5,000円。今年の4月に値下げをして500円近く減として5,000円に改定したので、かねがねおおむね近隣駐車場料金とは均衡がとれていると思う。今年度はどんな動きになっていくのかPRをしながら、定期利用者の増に努めていきたいと思う。  借地料の支払いの関係ですが、定期利用全体の金額は約276万円程度あり、借地料の260万円を賄っている状況です。  利用状況については、四ツ角駐車場の目的は商店と観光。全体的には利用料は落ちている。駐車場全て合わせて47万円ほど落ちている。理由として、儀象堂改修が昨年11月から今年4月13日まであり、閉館だったため減少したと思われる。観光としての位置づけでは大きな役割を果たしていると思う。ただ、上には大社の駐車場があり、動線という部分、大型バス駐車も完備しているため、友之町も含めPRが必要。  さらに、街なみ整備事業の上から全面舗装を含め予定されているが、いつ手がけるのか。トイレの改修も行うのか、基金の流れだけで厳しいのかについて、31年に整備が四ツ角駐車場の御田町入り口にかかると聞いている。歩道整備と同時期に四ツ角駐車場整備をしなければならない。31年には整備等を考えている。整備は基金を活用するが、駐車場整備は管理棟の照明、全体的な配置のレイアウトも含め、今年度も検討に入っている。130万円の基金、ブロック塀の補修もこの基金に求め、今議会で認められれば実施し、そうなると残高930万円となる見込み。財源的なものを含め、今後検討が必要と思う。今年度中には方向を定めたいと思っているなどあった。  討論では、駐車場経営は苦しい状況であるが、四ツ角駐車場の位置づけが重要であるため、観光に重きを置き、PRに努めることが必要である。町内には公共的な駐車場が余りない中で、友之町駐車場とのバランスを考え、駐車場の位置づけ、方向を見出してほしい。31年度予算の工事についても、観光客への対応と定期利用者の利便性、利用状況も考え、総合的に勘案し工事内容を検討し計画してほしい。利用減、収入減となっているが、大型観光バスがふえているのはうれしい。秋の行楽シーズンにもっと駐車利用がふえてほしい。季節感を感じさせる取り組みを公社職員が対応していることに感謝し、利用者増を願いつつ賛成との討論があり、挙手全員で本案は原案どおり認定されました。  続きまして、議案第64号 平成29年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。予算額は3億5,333万4,000円で、前年度比5.3%の増。歳入歳出差引残高は52万5,470円でした。収納率は99.42%であり、前年度より0.48ポイントの増になります。医療費給付対象人員は4,191人で、前年より136人の増です。  歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金は、前年1,911万2,577円の増となっています。後期高齢者医療広域連合給付金ですが、全て広域連合に納付する負担金であり、この会計の約96%を占めています。医療給付対象人員は、高齢化に伴い年間平均136人の増となっています。  質疑では、収入未済額が前年より減であるが、要因は何か。督促、催促の際に納付を促す文書を添付、それ以外にも文書、電話等でお知らせをして、一斉滞納整理以外にも納付依頼をしている。収納係でも分納誓約等をしている。要因は年金額が少額、家族の入院費等で支払い困難といった事例もある。  保険料の年金からの引き落としの割合は、国保のように滞納で保険証がもらえないということ、ペナルティーはあるかということ、あるとしたら人数については、平成29年度年金天引き人数の平均は894人、21.32%。口座振替等の普通徴収は3,297人で、78.68%。滞納でのペナルティーをして保険証を出さないということはない。短期証の方は7人との質疑がありました。  討論では、賛成討論で、県全体で広域連合で行っていることであり、町が担っているのは被保険者の資格に関すること、保険料徴収にかかわることであり、この決算に納得するが、県全体のお金の動き、基金の状況等、医療の運営について、できればこうした決算のときにでも、概要でもいいのでお知らせいただきたいと要望ということで賛成。高齢化が進む中で、業務は適正に行われていると理解する。未収金等にも高齢者に寄り添った事業推進を要望し賛成との討論があり、挙手全員で本案は原案どおり認定されました。  続きまして、議案第65号 平成29年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。歳入決算額は1,790万4,772円で、歳出決算は676万7,330円で、歳入歳出差引残高は1,137万7,442円でした。前年度との比較は、歳入は165万8,286円の増で、歳出は180万5,760円の増であり、歳入歳出差引残高は14万7,474円の減となりました。  加入総数は1万3,510人で、加入総口数は1万6,512口でした。前年度比で264人、577口の減になっています。ここしばらく減少が続いています。共済会費収入、加入会費は22万5,948円の減となります。事業所会費は7,600円の減で、7事業所が加入しています。見舞金給付件数では、死亡事故により給付が1件あり、12件の増で、給付金182万5,000円の増となっています。  質疑では、いつごろから始まった事業か、他市町村では行っているかについて、条例制定57年、町単独で事業を行っているのは、今現在では県下では下諏訪町のみ。その他の市町村は広域化をしている。条件として町が低いということはない。その中で下諏訪町は単独でやっているメリット、デメリットもある。基本的には広域では1口加入のみ。下諏訪町では2口。傾向からすると広域では短期間の入院、治療では、そちらがいいかと思うが、長期間であれば町のほうが見舞金は若干いいかと思う。掛金は町が1口400円。もし町が広域加入となると、南信地域交通災害共済組合となるが、そこは1口350円となる。ただ、町は基金が5,000万円以上ある会計なので、死亡事故の多発がなければ大丈夫な会計だと思う。町内で起こった事故の関係者がすぐに役場で申請できるといったメリットがあるなどの質疑があり、討論では、下諏訪町では特筆すべき制度で、何とか維持しようと努力してきていると思う。課題としては、会員が年々減少している。カード式から複式ということもあろうかと思うが、もう少しPRして安定的な運営を。いい制度として評価されるものであるので、今後も努力され継続いただきたいとして賛成との討論があり、挙手全員、本案は原案どおり認定いたしました。  続きまして、議案第66号 平成29年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。歳入合計の収入済額は4億7,095万8,679円、歳出合計の支出済額は4億2,258万6,978円で、歳入歳出の差引残高は4,837万1,701円です。  歳入の主なものは、温泉利用加入金は収入済額132万1,920円で、新規加入2口2件分の加入金です。温泉使用料は2億9,751万9,954円の収入済額で、前年度比342万3,116円の減となっております。高齢化や核家族化、経済的理由などで解約されることが主な要因です。不納欠損は7件、65期分、89万1,670円で、使用者死亡、生活困窮による支払い能力なしによるもので、時効の5年を経過したことによるものです。収入未済額は1,635万6,536円で、滞納額を少しでも減らすために、28年度に引き続き29年度においても3カ月以上の滞納者に対し、配湯停止処分を予告しながら催促を行うこととし、全額納入あるいは分納誓約により納入していただくよう努めています。また、何の連絡もいただけない方に対しては、配湯を停止することとしています。  歳出の主なものについては、光熱水費は2,775万3,501円で、ほとんどが源湯井戸、配湯センター、ポンプ場などの施設の電気料となります。修繕料は1,065万906円で、温泉本管にかかわるものが9件、170万9,640円で、温泉施設内にかかわるものが5件、755万4,600円などとなっています。工事請負費は5件の工事を実施し、2,096万9,280円の支出で、主な工事としては高木配湯センター配湯設備更新で、1,447万2,000円です。温泉管周辺緊急舗装工事は2件、21万1,680円となっています。備品購入費は1,922万4,000円で、高木3号井揚湯ポンプを購入したものです。繰出金は一般会計から貸し付けた12億7,331万4,053円を27年度から33年度にかけて7年間で返済するもので、29年度においては1億9,700万円を支出しました。  質疑では、平成29年度中に廃止は35件、死亡により6件、建てかえに伴うものが8件、高齢者や経済的理由によるものが21件、合計35件。既に配湯廃止での不納欠損となっている。廃止の際は契約に基づくもので、土地に帰属となっている。使える人は誰でも構わない。29年度中について、余剰が60口しかなく、積極的にPRもできなかった。ここで新源湯を採掘したので、188口ふえる。現在、井を調整中で、今後しっかりしたPRをしていきたい。利用についても、諏訪市では風呂だけではなく冬の暖房にも使えるといった事例もあるので、そのあたりも紹介しながらPRをしたい。余剰口数がない中で、不動産の方や現地企業の方からの問い合わせをいただいた経緯もあり、今後はPRをしていきたい。  収入未済額については、金額的には大きな数値と認識している。滞納金の上位10名が収入未済の全体の53%を占めている。23年度より3期以上の滞納者に対して、給湯停止予告をしながら停止処分を行っており、29年度は36件の滞納者に対して警告したが、給湯停止の執行まではいかなかった。納めていただいたり約束いただいたりして、停止まではいかなかった。  配湯停止件数は、29年度は27件、28年度が37件。理由は本管の漏湯、施設の計測系の故障、ポンプ系の故障、主に本管、その他では宅内に引き込むところで漏湯も始まっている。主なものは伸縮継ぎ手の経年劣化の腐食。対応策としては、継ぎ手を順次交換する。あとは配湯停止をしないように仕切り弁を取りかえ、その区間だけ配湯停止する工事の対策をとっている。温泉であるため、仕切り弁も水分のためにきかなくなってきてしまうこともあるが、なるべく利用者の方に不便をかけないよう早い復旧に心がけ対応していきたい。  33年度で全て町への返済は完了となる。その他、ゆたん歩°南源湯の布設整備で企業債を使っているが、相当余力が出てくる。その中で温泉料金を下げてしまえば維持管理費も大変になってしまうことから、今後の温泉経営といったものを事業計画を立て、分湯料についても検討していきたいと考えている。配湯だけでなく、高温の温泉を利用しての発電についても今後検討していきたいとの質疑があり、討論では、大事な事業で、下諏訪の温泉の活用をどうするかといったことはあるが、一般会計からの借り入れも順調に返済できており、ありがたいし評価できると思う。温泉の利用については、赤砂エコタウンを含め、課題もある。廃止が増のこともあり、変化している中で、今後の温泉事業にかかわる基本的な方向性を確立していただき、健全財政とともに発展につながるよう、事業としていただきたい。  もう一つは、諏訪市は加入金を下げている。個別相手であり、引湯できない地域には不平等である。その辺はゆたん歩°の新源湯で緩和していくとはいえ、まだまだ課題だと思う。その辺も含め、温泉事業の一つの転換期だと思うので、将来的な期待を込めて賛成。  不納欠損額がふえ、未済額が若干減少しているが、多額であり心配であるが、収納率向上に努力いただいてきている。引き続き収納向上に努力をいただき、給湯トラブルの減にも努力をいただき、トラブルが起きないことを期待し、全世帯の17%の引湯者、この方たちにとって引き続き良好な温泉提供ができることを期待などの討論があり、挙手全員で本案は原案どおり認定いたしました。  続きまして、議案第67号 平成29年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。収入済額及び歳出における支出済額は、ともに2億2,213万4,118円で、歳入歳出の差引残高はゼロ円です。  歳入について、歳入の関係は、歳入全体の96%を占めておりますサービス収入については、短期入所生活介護収入487万5,961円はショート分のサービス費収入で、年間の利用人数は延べ600人、前年度比で288人、92.3%の増となっています。増になった要因は、28年度に実施した多床室のプライバシー保護改修工事の期間中、受け入れ休止をしたことによるもので、29年度に受け入れ再開したことから利用者がふえ、施設介護サービス費収入1億6,258万653円ですが、こちらはロングサービス費収入で、ロングの床数は27年度8月に増床し、以降56床で運営しております。  施設費寄附金9万円ですが、遺志金3件7万円、寄附金2件2万円を賜りました。一般会計繰入金、28年度から活用分野に追加いただきましたふるさとまちづくり寄附金の収入10件156万円についても、ここに含まれております。  歳出につきまして、歳出の主なものは、小荷物専用走行昇降機設置のため、事業費は設計費管理委託料43万2,000円と、工事請負費734万4,000円です。また、給食用具購入費32万1,840円は、新しく設置した小型荷物専用昇降機の配膳車の2台を購入したものです。  積立金165万249円のうち、特別養護老人ホーム福祉施設基金積立金は、ふるさとまちづくり寄附金10件156万円と、施設利用者からの遺志金、寄附金5件9万円及び定期貯金、普通貯金の利息を積み立てたものです。これまで施設にある1台のエレベーターで洗濯物や食事など全ての運搬をしていましたが、今回の昇降機の設置により衛生面での向上や配膳の効率化を図ることができました。  質疑では、入所状況は、退所15人、入所12人。入所希望は下諏訪36名、岡谷18名、諏訪市5名。現在の入所者数は、8月1日現在、岡谷市9人、諏訪市5人、下諏訪町40人、富士見町1人、原村1人。28年度に間仕切りをしたが、多床室に比べ狭いと感じるが、利用者は寝ている状態であり、特に不都合は感じられない。エアコンについても快適になった。日常の天白の様子として、地域の方が来所していただき助かっている。30周年の式典でも4団体の方に感謝状を、理髪、眼鏡の修理、童謡唱歌の会、天白OBの方で書を教えてくれている方、太鼓、マジックショー、防災については毎年1回避難訓練を合同で行っている。職員と救助隊との訓練を行ったとの質疑がありました。  討論では、大変運営に御苦労されている。県下で唯一の公営である。待機者60名おり、低所得者に主にニーズの高い施設。必要な修繕費等を実施しながら入所者の方々によい住環境を提供し続けてほしい。介護職員の確保の点では、介護処遇改善、介護報酬の引き上げも必要なことだと思うので、町として国に対して上げていただきたい要望も含め賛成との討論があり、挙手全員で本案は原案どおり認定いたしました。  続きまして、議案第68号 平成29年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。予算現額と収入済額との比較については、22万8,290円の増。前年度に比べ49万9,466円の減です。予算現額と支出済額との比較で、不用額として22万8,290円、執行率85.7%、支出済額は前年度に比べて23万9,512円の支出増となりました。歳入歳出差引残高は36万4,849円です。  歳入については、主として7区の区民からの徴収管理費で、毎年5月に7区から納入されます。歳出については、施設管理費、山林保全管理事業は財産区所有の山林の間伐等、維持管理を行った事業です。委託料は財産区有林の広葉樹1.41ヘクタールの間伐委託料です。なお、委託先は諏訪森林組合です。  質疑では、苗木代11万円はヒノキを補植している。材価が安く、カラマツについては今のところ保育のみ。売れるときに売りたいと考えている。広葉樹もフローリングで売れるようになっているため、育成も行っている。間伐材の広葉樹は活用は考えられず、切り捨ての状態との説明があり、討論なく挙手全員で本案は原案どおり認定されました。  続きまして、議案第69号 平成29年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについて。水道事業収益は2億5,519万4,079円で、内訳では営業収益が2億4,644万7,089円、営業外収益が874万6,990円で、前年度比363万3,683円減となりました。収益的支出は、水道事業費2億5,742万3,927円で、内訳は営業費用が2億2,588万8,585円、営業外費用が3,153万5,342円となっています。29年度の総収益は2億3,698万7,479円で、総費用2億4,667万5,057円で、当年度は968万7,578円の純損失となりました。  業務量ですが、給水人口が2万4,008人で、前年より228人減です。給水件数は9,274件で、前年度に比べて28件の増です。また、年間有収水量は221万4,394立米で、前年度に比べて8万2,116立米、3.6%の減となりました。1立米当たりの供給単価は95円58銭で、前年度比27銭の増となっています。また、1立米当たりの給水原価は108円54銭で、前年度比6円7銭の増となっています。  質疑では、有収率は昨年度と今年度では大きく変わっていないが、23年度から28年度では2%ほど回復した。それは武居地区への大きな漏水が発見され修理したことで、有収率が改善されたもの。今年度は大きな漏水の発見等もなく、現状維持となった。不明水ということで、老朽化した管、本管から個人への取り出しの間での漏水が多いと考えられる。本管の布設がえにあわせて、取り出し管についても順次かえているので、それによって有収率の増を図っていきたい。  経営状況は、前回改正が平成14年、それ以降、16年値上げなく、県内で一番安価な料金である。その間、東俣浄水場の耐震改修等、大きな事業を行ってきたが、手持ちの現金を利用して行っており、値上げに直結しないよう努力をしてきた。経営努力の面では、職員数についても削減し、値上げにつながらないように努力してきた。老朽化した管は45%ほど耐用年数を超える管であり、布設がえを行う必要がある。北海道の地震を見た中でも、きちんとした安定供給をする責務から値上げを考えているところ。現時点では3億円ほどの現金を保有しているが、値上げをしない場合は10年後には底をついてしまう。水道事業の場合、地震等の際の対応のための年間収入の2分の1は現金保有をしていないと事業展開できないということがあり、そのあたりも見ながら収支計画を立て、審議会で審議いただいている。経常利益で考えると、値上げをした場合であっても31年は260万円ほど赤字になるとの計画。30年度については2,100万円ほどの赤字の計画となっている。値上げをしたとしても、この赤字は32年度まで続く見込み。計画では33年度から経常利益が黒字に転換となっている。値上げをしてもそのような状況であり、現金がある中でもそのような状況。  未収金のほとんどが水道料金であるが、大口滞納者の上位10件のうち7件は事業所。7件で未収金全体のうちの47%を占めている。毎週徴収に伺っているが、なかなか減らない。10件だけ比べると、27年度から28年度では300万円ほどふえてしまったが、28年度から29年度にかけては5万円の増にとどまった。さらに収納に力を入れていかなければと考えている。  給水人口的に2%ずつ減、給水量は1.3%減、そこにプラス節水で2%の減で計画を立てている。節水機能の普及もあり、トイレでは今の半分の水で流す機能もある。下水道普及した際は水道使用料の増も見られるが、現在では減が現実。政策的なこともあるが、岡谷市とは東山田と赤砂で災害時に連結できるようになっているため、一部でも買ってもらえるような政策転換も考えられる。  町は、自然流下のため水の勢いを使った発電、また配水池の安全を考えると、屋根の設置も必要になってくるかと思われるので、その屋根には、そこには太陽光発電をと考えている。経費削減を図り、なるべく水道料金を上げなくて済むような経営努力もしなければならないと思っている。  管路は耐用年数40年、それを経過した管が全体の45.6%。浄水場の耐震化は平成19年に改修済み。配水池等は耐震調査を行い、水月は問題ない。その他の配水池は現状問題ないとなっている。配水池の耐震化率は、平成29年度で13.3%。配水管、送水管、導水管があり、送水管は浄水場から配水池へ送る管。送水管が相当古い。しかも大口径の管、そこに相当額がかかる。あとは各家庭に送っている配水管も古いものがある。優先順位をつけ、一度には莫大な金額がかかってしまうため、事業計画の中で毎年投資できる額が限られるため、計画的な改修をしていきたいと考えている。送水管は殺菌消毒をして飲み水として完成した水を配水池まで送る区間の管。配水管は配水池以降、一般家庭に届くまでの管。水道管の古いものは昭和3年であり、地殻変動で管の接合が抜ける可能性が高い。計画的には進んでいるが、当町は類似団体と比較すると40年の耐用年数経過の率が高く、今の計画より投資してやらないとと考えている。料金が上がった場合は10年で30%にしたいと考えているとの質疑があり、討論では、29年度について968万7,568円の経常損失の中で、県下で一番安くおいしい水を経営努力をして提供していただいていることは評価。  課題としては、未検針の課題。経営損失よりも上回っていること。一部、旅館業と指摘されているが、寄り添ってといった側面を考えなければならない。健全な運営をする上で大事な問題と考えている。計画的に布設がえも行っており、努力して県下一おいしい水を確保する上で提起されている水道料の値上げについて、ライフラインの値上げであり、避けていただきたいと思うが、上げたくて上げるわけではないにしても、それを守っていくことが町の発展の基盤にもなると感じるので、生活全体にかかわる問題であり、消費税が上がり水道料金も上がると収入のない人にとってはストレートに連なる問題。そういう点では引き続き値上げをせず、その辺の認識をして頑張っていただきたいと要望との討論があり、採決では挙手全員で本案は原案どおり認定いたしました。  最後です。議案第70号 平成29年度下諏訪町下水道事業会計決算の認定を求めることについて。収益的収入の収入額は下水道事業収益で5億9,047万8,658円で、前年度比382万3,703円の減。支出額は下水道事業費用で5億7,377万83円で、前年度比139万…。ちょっと待ってください。これ後で確認します。損益計算書は、営業期間内における企業の成績を明らかにするため、29年度の営業収益は4億4,646万739円で、営業費用が5億135万2,022円、営業外収益が1億939万6,885円、営業外費用が5,116万9,793円となり、平成29年度の純利益は営業費用及び営業外費用を差し引いた333万5,809円となりました。  整備済み人口は2万407人で、前年度より228人、1.1%の減です。下水道接続人口は2万40人で、前年度に比べて186人、0.9%の減です。また、年間有収水量は276万5,691立米で、前年度比4万3,066立米、1.5%の減となりました。下水道使用料は4億2,850万5,152円で、前年度より1,584万8,667円、3.6%の減です。1立米当たりの下水道使用料単価は154円94銭で、前年度比3円26銭の減となっています。1立米当たりの汚水処理原価は140円54銭で、前年度比88円71銭の減となっています。流域下水道維持管理負担金は1億6,041万78円で、前年度比23万8,373円の減。流域下水道処理場への流入量276万5,691立米の維持管理費負担金で、1立米当たり税抜きで58円となっています。雑支出として、62万8,221円の不納欠損処分を行っていますが、内訳は不納欠損として36件、162期分で62万3,357円となっています。  質疑では、未収金は、繰り越しを含めて内容については下水道料金のほか国庫補助金、完了検査手数料も含まれているが、ほとんどが下水道料金であり、5,205万942円、内訳は現年度分が1,441万4,522円、過年度分3,763万6,420円。上位10件のうち7件が事業所、3件が個人。水道より下水は大きな金額であるが、年々ふえている傾向にあるのか。上位7件については水道とリンクしているのか。上位5件の金額は水道料金の1.7倍程度の料金となるかについて、下水と水道の関係では、一般家庭では水道の1.6倍から1.7倍。旅館、個人で温泉を引いている方は認定で温泉汚水が下水に加算される。2カ月で7,200円が加算。一般家庭であっても温泉を入れている方は大体3倍くらいになる。水道料金に対して1.7倍、ほかでは1.5倍、1.4倍となっているが、町はもともと水道料金が安いため、下水道料金そのものは6市町村の中では一番安い。  このままいけば未収金はふえることになってしまうが、約8,000万円の未収金は企業会計そのものを圧迫すると思うがどうかということに対して、未収金のうち使用料が5,200万円ほど。残りは国庫補助金等が3月に入ってこなかったため未収となっている。年々増加していく中で、旅館は量が決まり、温泉口数を減らすことで温泉分湯量も減り、下水道使用料も減るため、その分は水道・下水へ支払っていただかなければならないといった提案もしてきた。人口減であるが、口数増と水道であったが、下水道はどんな状況かと。下水道は接続していないところもあり、水道とは違う。普及率99.9%、29年度接続は98.2%、2万45人、8,758戸、全体の整備の中で2万407人、8,925戸が接続可能となっている。下水道の年間下水道使用料の減の関係は、水道とリンクする部分はある。やはり山王閣の影響は大きいと思う。970万円ほど減額となっている。1,500万円減の中では大きく影響していると思う。  流域下水道事業は良好にいっているが、下水道料金を引き上げる際は負担金がふえたときだと思うが、流域の維持管理、大きな工事等があれば負担金もふえ、それぞれの市町村では値上げをしなければならなくなるが、今のところそういうことはないという理解でいいのかに対して、負担金については3年ごとに単価見直しがあり、31年度から見直しされ、単価となる見込みとの質疑があり、討論では、純利益もある会計である。健全経営だと思うが、前年度から比較すると収益が下がり費用が上がっているということが心配。未収金の問題も水道とあわせて心配。抜本的な解決策の検討が必要。相手先の営業の問題もあり厳しい面もあるが、避けて通れない状況であり、より一層の企業努力を期待する。終末処理場も含め、健全運営に力を入れていただきたいということをお願い申し上げて賛成との討論があり、挙手全員で本案は原案どおり認定いたしました。  以上、報告です。 ○議長 さっきの数値については、後、再開したときということで。  ここでお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後3時34分です。再開は午後3時50分を予定いたします。暫時休憩といたします。            休  憩  午後 3時34分            再  開  午後 3時50分 ○議長 ただいま午後3時50分でございます。休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。  先ほどの河西 猛議員から発言がありますので、お願いします。 ○議長 河西 猛委員長。 ◎特別会計決算審査特別委員長(河西) 先ほどの件でございますけれども、前年度比の数字は139万2,586円です。失礼しました。 ○議長 そういうことでお願いいたします。 ○議長 それでは、日程第3に移ります。議案第54号 下諏訪町結婚新生活支援施設設置条例の制定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第4 議案第55号 下諏訪町複合福祉施設設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井敬子議員。 ◆金井議員 私は反対の立場で討論をさせていただきます。複合福祉施設の2階は20年間、独居老人等の居室として利用されてきました。今年度住まわれていたお二人は既に退去されたそうでありますし、近年では5部屋が満室になることはない状況が続いたようですが、低廉な価格で入居可能な町唯一の高齢者向け住宅をなくしてしまっていいのでしょうか。  高齢化が著しく独居の高齢者が少なくない、しかも貧困と格差が広がる中では、ニーズが皆無になることはないと考えます。確かに外階段を上がらねばならない居住環境は高齢者に不向きと言わざるを得ませんが、緊急避難的意義を持つ居室は確保しておくべきだと思います。また、高齢者に限らず各種災害被災者の避難場所としての利用も想定すべきと考えます。建物の取得後、2階の活用や改修の具体的構想がないのでしたら、なおのこと全館を障がい者対象の施設とする条例改正の必要性を感じません。  以上の理由から、本議案に反対いたします。 ○議長 他に討論ございませんか。
    ○議長 岩村清司議員。 ◆岩村議員 賛成の立場で討論させていただきます。土地建物の貸借期限が満了になる機に町が取得し、現状と今後を考慮する中で条例の一部を改正することは理解できます。1階部分の地域活動支援センターの恒久的継続を目指すことは必要なことであり、2階の部分の目的については、現状の状況を見ると独居老人の居住には適していないことで理解できます。  今後、新たな目線で検討を始めることを期待して賛成といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第5 議案第56号 平成30年度下諏訪町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 中村奎司議員。 ◆中村[奎]議員 賛成の立場で討論いたします。本補正予算は生活弱者に寄り添うという意識が見える、あるいは住民の安全に配慮した補正予算であります。前者に対しては、移動販売事業が該当し、地域活動支援センター事業としての土地建物購入もしかりであります。また、後者では今昔館のブロック塀改修費がそれであり、B型肝炎ワクチン接種の前倒し実施も住民に寄り添うという意味では同様であります。いずれも住民ニーズに応えるという事業であり、今後ともさらなる住民に寄り添う事業を期待し、挙手全員で可決されたという委員長報告に賛成いたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第6 議案第57号 平成30年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第7 議案第58号 平成30年度下諏訪町駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第8 議案第59号 平成30年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第9 議案第60号 平成30年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第10 議案第61号 平成29年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより一般会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 宮坂 徹議員。 ◆宮坂議員 賛成の立場で討論をさせていただきます。平成29年度決算では、実質収支額3億4,600万円余り、単年度収支額18万円余りと黒字決算になりました。町税収入は対前年度比0.3%増、調定に対する収納率も0.1%増と上向き、収入未済額の減少傾向が続き、収納率アップの努力を評価するものであります。歳出では、儀象堂整備事業費、赤砂崎公園整備事業費等、また南小改築、庁舎耐震改修工事等の元金償還による増がある一方、旧清掃センター解体工事、学校改修工事等々の終了により、全体としては前年度比5.1%減になりました。決算余剰金については、基金への積み立ても行い、将来を見据えた堅実な財政運営の姿勢も評価できるものであります。  予算の基本方針として6項目を新たに重点施策として掲げられましたが、施策の実現に向け成果が見えてきていることを評価し、今後しっかりとした事業評価、検証を行い、課題を洗い出す中で施策の実現達成に向けた行政運営に期待をし、また要望をして賛成とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第11 議案第62号 平成29年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 藤森スマエ議員。 ◆藤森議員 それでは、反対の立場で討論をさせていただきます。29年度は低所得者層への配慮をしたとはいえ、平均15%の保険税の引き上げを行いました。国保財政の加入者は年金所得者や退職者等、高齢者の加入割合が多く、年齢が高くなれば病気になる人も多くなるという国保の構造的なものから、国保財政の状況の厳しさは理解するところですが、15%の引き上げにより保険税を払えない、また分納せざるを得ない世帯がふえていくこと、これはこの決算の収入未済の額が前年比84万1,650円の増加をしていることから見てもわかります。  国保は暮らし、命、健康の命綱です。年金以外は所得がない人たちにとっての値上げは、命を削ることにもつながると悲鳴が上がっています。また、30年度から県の広域化が実施され、県への納付金の増が見込まれ、保険税の改定も予想される中ですので、予防医療、特定健診の受診率の向上などによる医療費削減や基金の計画的積み立てなどで、町民の健康維持に一層の力を入れていただくことで、保険税の引き上げはしないでくださいが切実な町民の声です。この声を受けて、15%値上げをした本決算には反対をいたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 青木利子議員。 ◆青木議員 賛成の立場で討論します。保険税を平均15%値上げ改定して、実質単年度800万円の黒字決算となりました。29年度も3,000万円の法定外繰り入れをし、高齢者、生活困難者への7割、5割、2割の軽減対応を行い、基金へ2,000万円の積み立てができています。また、健康ポイント事業の実施で、特定健診の受診率も30%台から41.3%へと上昇してきました。制度は平成30年度から県へ移行され、激変緩和策により当面は対応できますが、厳しい財政運営の中で、予防医療の強化による医療給付費削減等、健全財政に向けて、なお一層の努力をされることを要望して賛成討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第12 議案第63号 平成29年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
     これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第13 議案第64号 平成29年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第14 議案第65号 平成29年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第15 議案第66号 平成29年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第16 議案第67号 平成29年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第17 議案第68号 平成29年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第18 議案第69号 平成29年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第19 議案第70号 平成29年度下諏訪町下水道事業会計決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 △<陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 次に、陳情の審査報告に入ります。生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。青木利子常任委員長、自席で御報告を願います。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは御報告いたします。陳情第4号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情。  本委員会は平成30年9月5日に付託された上記陳情について審査した結果、第1項は採択、第2項は趣旨採択とし、国会及び関係行政庁へ意見書を提出することとしたから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  審査に当たり、教育こども課本山課長及び小口係長に同席していただき、現状の理解を深めました。今年度では、諏訪6市町村から中信地区私立学校7校に396名が進学し、そのうち下諏訪町から35名が通学しています。  質疑では、私立高校への助成については、かねてより諏訪広域で統一的に検討していただきたいと述べている。私立高校への公費助成では、6市町村どこでも行っていない。毎年出ている問題であり、足並みそろえて提案したらと話をいただくが、動きはない。内容的に他の市町村と足並みをそろえる中身だろうということで、これまで1は採択、2は趣旨採択としてきたものだが、下諏訪町だけ突出してもと思うが、要望がある限り、やはりやり方まで考えておかないといけないことだと提起。毎年出ているので、教育担当者会議の際にも提起していただきたい等、出されました。  国・県に対して就学支援金制度の拡充並びに就学助成の増額のための意見書提出を求める第1項は採択、私立高校に通う生徒の保護者負担を軽減するための保護者への直接補助を求める第2項については趣旨採択といった討論がなされ、採決の結果、挙手全員で第1項は採択、第2項については趣旨採択となりました。  以上、陳情の審査報告といたします。 ○議長 次に進みます。日程第20 陳情第4号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第4号について質疑、討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第4号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第4号に対する委員長報告は、第1項については採択、第2項については趣旨採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第4号は、第1項については採択、第2項については趣旨採択とされました。 △<意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に、日程第21 意見書案の取り扱いに入ります。  意見書案第4号 私立高校への公費助成に関する国への意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(河西正)   意見書案第4号    私立高校への公費助成に関する国への意見書の提出について  私立高校への公費助成に関する国への意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    平成30年9月21日       下諏訪町議会議長 林   元 夫 様
                        提案者 下諏訪町議会生活文教常任委員会                            委員長 青 木 利 子  以上でございます。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げています。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は、一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっています。  2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いています。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。  多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からすると断腸の思いです。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものです。                    記 1 私立高校への就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額補助を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。青木利子委員長、登壇の上、御説明を願います。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは、意見書案第4号の提案理由を御説明いたします。本意見書は生活文教常任委員会において陳情第4号第1項の採択を受け、委員会として提案させていただくものです。  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことにより、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げてまいりました。2010年度より高等学校就学支援金政策が実施され、私学に通う生徒にも就学支援金が支給されました。しかし、昨今の低迷する厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況がいまだ続いています。多くの保護者、生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。  私学助成の主体をなす国からの補助や支援は一定の前進はあるものの、特色ある教育活動を求めて子供たちが通う学校には、設備の整備、拡充を初めとする教育環境の改善が求められていますが、私立学校の経営は極めて厳しいものになっています。このように保護者負担は減らない状況が続き、公立高校との格差が生じており、補助金の増額が望まれています。  本意見書は、公教育の一翼を担う私学振興のため、国に対し就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額を求めるものであります。  議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第4号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第5号 私立高校への公費助成に関する県への意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(河西正)   意見書案第5号    私立高校への公費助成に関する県への意見書の提出について  私立高校への公費助成に関する県への意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    平成30年9月21日       下諏訪町議会議長 林   元 夫 様                     提案者 下諏訪町議会生活文教常任委員会                            委員長 青 木 利 子  以上でございます。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  長野県内の私立高校は、独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げています。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は、一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっています。  2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いています。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。  多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からすると断腸の思いです。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものです。                    記 1 私立高校への就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額補助を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 長野県知事、長野県総務部長 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。青木利子委員長、登壇の上、御説明をお願いいたします。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは、意見書案第5号の提案理由を御説明いたします。  本意見書は、生活文教常任委員会において陳情第4号第1項の採択を受け、委員会として提案させていただくものです。  意見書案第4号は国に対しての意見書ですが、この意見書案第5号は県に対しての意見書です。  長野県の私立高校は、独自の建学精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことにより、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げてまいりました。こうしたことを踏まえ、意見書案第4号と同様に、公教育の一翼を担う私学振興のため、県に対して就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額を求めるものであります。  意見書提出に当たっての背景となる教育現場での現状や保護者の思いは、先ほど説明させていただきましたとおりでございます。議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第5号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 △<総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について> ○議長 次に進みます。日程第22 総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  総務経済常任委員長生活文教常任委員長議会運営委員長、バイパス対策特別委員長、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員長及び広報特別委員長から、会議規則第71条の規定により、お手元に御配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がございました。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のあった調査については、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 △<追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託> ○議長 次に、追加日程に進みます。追加日程第1 議案第71号 下諏訪町防災行政無線設備更新工事請負契約の締結についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。本議案につきましては、町防災行政無線設備を更新するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、予定価格5,000万円以上の工事の請負契約となることから、議会の議決をお願いするものでございます。  工事の概要でございますが、現在のアナログ式の同報系及び移動系の無線設備につきまして、国が推進するデジタル化に更新する工事となります。具体的には、同報系として町庁舎にある親局設備1局、消防署の遠隔制御装置1局、屋外拡声子局40局、移動局として、町庁舎に基地局設備1局、可搬型無線装置3基、車載型無線装置10台、携帯型無線装置21台の整備を行います。  屋外拡声子局は、音達エリア調査の結果を踏まえ、老人福祉センターと、観光客の多い八島高原の2カ所に増設をいたします。また、デジタル化に伴い気象データも転送できることから、雨量計を新たに4カ所、町庁舎には風向風速・温湿度・気圧計を設置し、気象観測システムの充実を図ります。  本工事の施工に当たっては、J−ALERT等の緊急情報が停止しないよう実施をいたします。従前のアナログ波を利用した防災ラジオにつきましては、平成34年11月まで信越総合通信局より許可をいただいておりますので、デジアナ変換により電波を送信しますので、引き続き利用可能となります。  8月23日に、入札参加者2社による特定JV、共同施工方式により事後審査型一般競争入札とし、その結果、神奈川県川崎市の株式会社富士通ゼネラルと岡谷市天竜町の丸登電業株式会社による特定JVが第1順位の落札候補者として決定しました。  入札は税抜きの入札書比較価格3億2,407万円のところ、応札額は税抜き価格2億6,950万円で、低入札の調査基準価格を下回ったため、機器・資材及び労務等の調達、施工実績、配置技術者の予定や経営状況などについて、低入札価格調査を実施いたしました。  8月31日に開催された低入札価格調査委員会において、提出された資料及び聞き取り調査を行った結果に基づき、契約の相手方として適当であると認められたため、落札者と決定し、9月3日に仮契約を締結しました。  契約金額は、税込み2億9,l06万円、契約の相手方は、神奈川県川崎市高津区末長3丁目3番17号、富士通ゼネラル・丸登電業特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社富士通ゼネラル情報通信ネットワーク営業部部長 高橋茂です。  工期は議決をいただいた日から平成33年3月15日までの約2年6カ月でございます。  地方自治法の契約の保証の確保につきましては、下諏訪町財務規則で規定している金銭的保証により行います。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案につきましては、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第2 議案第72号 下諏訪町保健センター空調設備等改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(増澤功) 御説明申し上げます。本議案につきましては、昭和62年4月の開所以来、健康づくりの拠点となっている保健センターにおいて、福祉避難所としての機能強化を図るため、老朽化している空調設備や照明灯などの改修工事を施工するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものです。  工事の概要ですが、省エネ対応の空調設備、照明灯のLED化及びトイレ改修が主な工事です。
     8月23日に8社が参加して、事後審査型一般競争入札を行い、書類審査等の審査を経て、8月29日に下諏訪町6182番地1、株式会社サマデイ代表取締役 萩原廣幸と仮契約を締結いたしました。  契約金額は7,722万円。工期は議決をいただいた日から平成31年3月8日までとなります。  地方自治法の契約の保証の確保につきましては、下諏訪町財務規則で規定する金銭的保証により行います。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、生活文教常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第3 議案第73号 下諏訪町総合運動場管理施設改築工事請負契約の締結についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 教育こども課長。 ◎教育こども課長(本山) 御説明申し上げます。本議案につきましては、下諏訪町公共施設等総合管理計画に基づき、総合運動場内の老朽化した施設を解体撤去し、管理棟、倉庫、トイレなどの建築及び改修をすることで施設の集約化を図り、利用者の利便性と安全性の向上に寄与することを目的として行うものでございます。議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、予定価格5,000万円以上の工事の請負契約となることから、議会の議決をお願いするものでございます。  工事の概要でございますが、管理棟建築工事を初め、外便所棟建築工事、倉庫棟建築工事、弓道場男子便所・女子便所改修工事、外構整備工事及び附帯施設解体撤去・整備工事となっております。  主な工事といたしましては、管理棟は1階に事務室、トイレ、倉庫を、2階には三つの会議ができるようスライディングウオールをつけ、利便性を図ることとしております。また、球場1塁側スタンド下に倉庫を新設し、用具や施設整備に対応してまいります。  8月23日に、入札参加者7社による事後審査型一般競争入札を行い、下諏訪町214番地59、株式会社岡谷組下諏訪営業所が第1順位の落札候補者と決定をいたしました。  入札は、税抜きの入札書比較価格1億8,819万円のところ、応札額は税抜き価格1億5,290万円で、低入札の調査基準価格を下回ったため、材料及び労務等の調達金額、下請金額、施工実績及び配置技術者の予定や経営状況などについて、低入札価格調査を実施いたしました。  8月31日に開催されました低入札価格調査委員会において、提出された資料及び聞き取り調査を行った結果に基づき審議した結果、契約の相手方として適当であると認められたため落札者と決定し、9月5日に仮契約を締結いたしました。  契約金額は税込み1億6,513万2,000円。契約の相手方は、下諏訪町214番地59、株式会社岡谷組下諏訪営業所所長 木下修平でございます。  工事期間は、議決をいただいた日から平成31年3月20日まで、約6カ月間でございます。  地方自治法の契約の保証の確保につきましては、下諏訪町財務規則で規定する金銭的保証により行います。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、生活文教常任委員会に付託いたします。  ここでお諮りいたします。ただいま午後4時35分でございます。本日の日程ですが、本会議の議事日程が終了するまで時間延長をしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、議事日程が終了するまで時間を延長したいと思います。  続いてお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議ございませんので、暫時休憩といたします。再開は各常任委員会終了後といたしますので、よろしくお願いいたします。  なお、各常任委員の皆さんは直ちに委員会を開催しますので、総務経済常任委員会の皆さんは全員協議会室へ、生活文教常任委員会の皆さんは第4委員会室へ御参集ください。暫時休憩といたします。            休  憩  午後 4時35分            再  開  午後 5時45分 ○議長 ただいま午後5時45分でございます。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、休憩中に御審議をいただきました議案について、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。森 安夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 森 安夫委員長。 ◎総務経済常任委員長(森) 総務経済常任委員会より報告させていただきます。  議案第71号 下諏訪町防災行政無線設備更新工事請負契約の締結について。本委員会は、平成30年9月21日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  議案第71号は、町防災行政無線設備を現在のアナログ式の同報系及び移動系の無線設備について、国が推薦するデジタル化に更新など行う工事の請負契約です。  質疑では、新しく設置する雨量計4カ所は、花田公園、赤砂崎公園、高木公園、四ツ角駐車場の4カ所である。場所選定の理由は、現在、町のものが東俣、水月など4カ所、県のものが3カ所あるが、いずれも山手に多いが、昨今のゲリラ豪雨が多く、平地にも広範囲で観察できるようにする。屋外子局40カ所にはですね、全てバッテリーがついているなどの質疑がありました。  討論では、当町の安全・安心のために町の実態を瞬時に把握できることは早期対策につながり、必要な機材である。屋外拡声子局2カ所の新設も調査に基づくもので、適正と思う。デジタル化で音が鮮明になり、双方向通信ができ、安心・安全のまちづくりに寄与できる等の賛成討論がありました。  採決では、挙手全員で原案どおり可決いたしました。以上、総務経済常任委員会からの報告であります。 ○議長 次に、生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。青木利子常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは、生活文教常任委員会より御報告いたします。  議案第72号 下諏訪町保健センター空調設備等改修工事請負契約の締結について。議案第73号 下諏訪町総合運動場管理施設改築工事請負契約の締結について。本委員会は、平成30年9月21日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により御報告申し上げます。  まず、議案第72号 下諏訪町保健センター空調設備等改修工事請負契約の締結については、質疑の中で、仕事と並行しての工事かについては、工区を4工区に分け、いながら施工をする。討論では、昭和62年以降の大改修で3階が防災倉庫として活用でき、また利用されるが、利用される方が快適に過ごせ、経費の削減も図れるということから、期待し賛成。挙手全員で可決いたしました。  続いて、議案第73号 下諏訪町総合運動場管理施設改築工事請負契約の締結については、質疑の中で、低入札についてはどんな調査がなされたかについては、低入札調査規定に基づききちんと調査した。調査委員会を開き、適当と認められた。低入札調査規定は業者との直接の聞き取り調査書からも費用の内訳や調査書を提出していただくなど、細かな確認がなされた。また、テニスコートクラブ棟の解体について、現在利用されている方の着がえ、トイレはどうなるかについては、今回の改修の目的が解体後の集約であることから、テニスコートクラブ棟、山岳会館、陸上競技場のトイレ、現管理棟を解体し、施設を集約する目的である。質疑の中で、山岳会館を解体した後の山岳協会の皆さんはどうなるのかということに対しては、山岳協会の皆さんの荷物と備品は新しい倉庫に入れて新しく管理するということで皆さんには了解を得ている。  討論では、説明を伺い、将来を見越した管理計画、施設の縮小化、施設を新しくし利用者が快適に利用できると理解できる。期間が短いこと、冬場の工事のため、解体、改築では効率のいい、しっかりとした管理をしていただきたい。工事の進行の中で、品質管理をしっかりしていただきたいと要望し賛成。  挙手全員で可決いたしました。以上。 ○議長 次に進みます。議案第71号 下諏訪町防災行政無線設備更新工事請負契約の締結についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第72号 下諏訪町保健センター空調設備等改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第73号 下諏訪町総合運動場管理施設改築工事請負契約の締結についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。 △<閉会に当たっての町長挨拶> ○議長 ここで町長から御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には去る8月28日に開会されて以来、本日まで25日間の長きにわたりまして、慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  開会冒頭に御提案申し上げました18議案と本日追加上程をさせていただきました3議案につきまして、全て原案どおり御議決を賜り、まことにありがとうございました。  特に監査委員さんには決算審査や意見書の作成など大変御尽力をいただき、あわせて御礼を申し上げます。  御審議、御審査の過程でお寄せをいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、町の行政に反映するよう速やかに検討させていただく所存でございます。  また、本定例会におきまして議案の訂正をお願いする事態となりましたことを改めておわびを申し上げたいと思います。再度、全職員に対しまして、議案作成に当たっては慎重の上にも慎重を重ね、内容の精査を十分行い議会に提出するよう厳重に注意をしてまいりたいと思います。  最近、自然災害が多発をしておりますが、本定例会期間中におきましても非常に強い勢力で上陸をし猛威を振るった台風21号や、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震により、各地で甚大な被害が発生をいたしました。被災された皆様には心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く被災地が復興、復旧されることをお祈り申し上げたいと思います。  当町におきましても決して遠くの出来事と捉えるのではなく、さらなる地域防災力の強化と、自助、共助、公助の連携により、住民の皆様と手を携えながら防災意識日本一の町の実現に向けて邁進していく所存でございます。  さて、9月9日に下諏訪レガッタが94クルーという多くの皆様に御参加をいただき、盛大に開催をされました。今回は健康スポーツ都市宣言の記念の大会でもあり、この大会をきっかけに多くの方にボートに親しんでいただき、体力の向上はもとより、そこから生まれるさまざまな人との交流により、地域の活性化と明るく活気のあるまちづくりにつながっていければと期待をしているところでございます。  また、9月15日、16日には、第27回全国市町村交流レガッタが滋賀県大津市において開催され、下諏訪レガッタにおいて活躍をされたクルーの皆さんが琵琶湖漕艇場においても優秀な成績をおさめられました。議会クルーの皆さんも見事、決勝に進出をされ、6位入賞を果たされました。お祝いと御慰労を申し上げたいと思います。大変お疲れさまでございました。  9月も半ばを過ぎ、ようやく過ごしやすい時期となってまいりましたが、これから夏の疲れが出てくるころでもあります。議員の皆様におかれましては、健康に十分御留意をいただき、町政発展に向けてますます御活躍されることを心から御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 ○議長 以上をもちまして、平成30年9月下諏訪町議会定例会の会期中に定められた日程の全てが終了いたしました。  ただいま、午後5時56分でございます。これをもちまして、平成30年9月下諏訪町議会定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでした。            閉  会  午後 5時56分
     平成30年9月21日          下諏訪町議会議長   林   元 夫          下諏訪町議会副議長  宮 坂   徹          署名議員       森   安 夫          署名議員       青 木 利 子          署名議員       中 村 奎 司                下諏訪町議会役員構成            議   長   林   元 夫            副 議 長   宮 坂   徹    ○総務経済常任委員会        ○生活文教常任委員会   委 員 長  森   安 夫     委 員 長  青 木 利 子   副委員長  藤 森 スマエ     副委員長  中 村 光 良         岩 村 清 司           小 池 忠 弘         田 嶋   彰           中 村 奎 司         金 井 敬 子           宮 坂   徹         河 西   猛...