軽井沢町議会 2012-03-05 03月05日-02号
パリ万博のエッフェル塔建設のように、本当に新しいものとは価値が定まっておりませんので、多くの反対を覚悟しなければなりません。ですので、税金でつくる立場としては、なかなか冒険ができず、最大公約数的な施設づくりに専念するということになります。その結果が全国同じ、金太郎あめです。 現在、軽井沢で残っている歴史的遺産はほとんど民によってつくられてきたものばかりです。
パリ万博のエッフェル塔建設のように、本当に新しいものとは価値が定まっておりませんので、多くの反対を覚悟しなければなりません。ですので、税金でつくる立場としては、なかなか冒険ができず、最大公約数的な施設づくりに専念するということになります。その結果が全国同じ、金太郎あめです。 現在、軽井沢で残っている歴史的遺産はほとんど民によってつくられてきたものばかりです。
減少の原因といたしましては、1980年代のバブル景気が1990年代初頭に崩壊し、それ以降の景気の低迷、一昨年の浅間山の噴火等自然災害、また昨年開催の愛知万博等の影響によりまして観光客が減少し、それに合わせて博物館・類似施設の入館者数も減少したものと考えております。
観光関係では、昨年1年間の観光入り込み客の状況は、9月以降12月まで良かったものの、3月25日から9月25日まで開催された愛知万博「愛・地球博」の影響を春から夏のトップシーズンに受けたことから、前年比0.35%、3万人減の774万人と推計いたしました。観光は天候に左右されると言われておりますが、天候ばかりでなく、他地域で開催される大規模なイベントが大きく影響することを痛感いたしました。
半年間にわたって開かれた2,200万人が入場した愛知万博では、このAEDが威力を発揮しました。報道によれば、期間中5人が心停止で倒れ、うち4人がこのAEDで一命を取りとめたといいます。 私も10月、大賀ホールでのコンサートに行っておりました折、2階席で突然男性が倒れました。近くにお医者様がいらして、安静にという指示でそのままの状態で救急隊を待ち、約10分ぐらいかかったのではないかなと思います。
観光関係につきましては、9月定例会において夏季状況の報告を申し上げましたとおり、今年の梅雨明けは平年並みの7月18日に明けたものの、その後、夏らしい天候とはならず、また3月25日から9月25日まで開催の愛知万博「愛・地球博」の影響も受け、観光入り込み客は前年を7.8%下回りました。
今年の愛知万博も大変な混雑で、行った人に聞きますと、もう大変込み過ぎているから行かない方がいいよなんていう声も聞きました。これと同じようなことが言われはしないかと心配するものであります。確かにレール・アンド・ライド等でお客様を輸送しておりますが、心理としては目的地まで車を持っていきたいと思うのも無理からぬことと存じます。
次に、観光面でございますが、梅雨は平年より2日早く7月18日に明けたものの、その後、夏らしい天候とはならず、また3月25日から9月25日まで開催の愛知万博「愛・地球博」の影響も受け、軽井沢にとって厳しい夏ではなかったかと推察しております。
先ごろ研修にまいりました「エキスポ`90大阪の花の万博のメーンテーマ」も地球規模の緑の大切さでありました。佐久のクリーンセンターでは、軽井沢のごみは生ごみばかりでなく、紙類も多く、よく燃えると歓迎されているとのことですが、確かに毎日のごみを見ておりますとダンボール等も多く、ただ燃やしてしまうにはもったいない気がしておりました。