飯田市議会 2021-03-09 03月09日-02号
◎市立病院長(堀米直人君) 年末年始以来、飯田下伊那医療圏におきまして多数の新型コロナウイルス新規感染者が発生し、1月16日には市の警戒レベルが5に引き上げられ、それから特別警報Ⅱが出されるまでの状況になったことは皆さん御承知のとおりだと思います。
◎市立病院長(堀米直人君) 年末年始以来、飯田下伊那医療圏におきまして多数の新型コロナウイルス新規感染者が発生し、1月16日には市の警戒レベルが5に引き上げられ、それから特別警報Ⅱが出されるまでの状況になったことは皆さん御承知のとおりだと思います。
飯田下伊那医療圏は面積が広く、信州大学附属病院等とも遠距離にあるために、医療圏の中で一定水準の医療は完結させる必要があります。また、広い地域の医療を確保するために、医療機関の連携と役割分担は重要です。その中で、当院はこの医療圏における中核病院として高度で専門的な医療を提供するため、医療の質の向上に努めております。
飯田市立病院は、飯田下伊那医療圏の中核病院として、地域の医療を守るとともに、医療水準の向上と新たな医療ニーズにこたえる上で重要な役割を担っていると考えております。
また、現員医師数と不足している医師数の合計は現員医師数の1.33倍となっており、これは、県内10医療圏のうち、飯田・下伊那医療圏、木曽医療圏に次いで高い数値となっております。上小医療圏の診療科ごとの必要とされている医師数は、開設されていない血液内科医師が2人、また不足数の多い主な診療科は、麻酔科が5.5人、腎臓内科が4.5人、救急科が3人、産婦人科が2.5人必要とされております。
長野医療圏では長野市が長野市急病センターを、上田・小県医療圏では上田市ほかが上田市小児初期救急センターを、上伊那医療圏では伊那中央行政組合が伊那中央病院地域救急医療センターを、飯田下伊那医療圏では飯田市が飯田市休日夜間救急診療所を、大町北安曇医療圏では北アルプス広域が北アルプス平日夜間小児科・内科急病センターを、松本医療圏では松本市のほかに安曇野市が安曇野市夜間急病センターを、諏訪医療圏では諏訪広域連合